フィル「……」キョロキョロウロウロ

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:23:31.89 ID:WwhYDvT8o
さっきスレ立て失敗したから不安。
大丈夫そうだったら続けて投稿します。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1552818211
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:25:35.16 ID:WwhYDvT8o
大丈夫そうで安心した。

FE封印の剣でほんのりノア×フィルです。
第9章のフィル加入〜バアトル加入未満あたり。
ちなみに初SSなので温かい目でなにとぞ…なにとぞ…
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:26:22.37 ID:WwhYDvT8o
リリーナ「あの……」

フィル「え?……あっはい!なんでしょう?」

フィル(いつもロイ様の側にいる人だ……リリーナ様、だっけ)

リリーナ「あっ……驚かせてごめんなさい。あなたにお礼を言いたくて探していたの」

フィル「お礼?」

リリーナ「ええ。一人旅の途中なのに軍に入って手伝ってくれて」

リリーナ「あなたのように剣一筋な人ってなかなかいないから、心強くて助かってるの。本当にありがとう」

フィル「そんな、私なんて……」

フィル「こちらこそ成り行きなのに入れていただいてありがとうございます。私も助かってます」

リリーナ「フフ良かった。困ったことがあったらなんでも言って」

フィル「はい」

フィル「……」

フィル「ふう……立派なお人だな……」

フィル「……」キョロキョロウロウロ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:27:42.58 ID:WwhYDvT8o
シャニー「ね、ね、ゼロットさん!お姉ちゃんとの馴れ初めの続き聞かせてー!」

フィル(ん?あっ、イリアの方……!)

フィル(ノアどのがどこに行ったか、折を見て聞いてみよう)

ゼロット「やれやれ君も懲りないな……」

ティト「もうシャニー。将軍が困っているでしょう?」

シャニー「えー!ティトお姉ちゃんは気にならないの?!」

ティト「き、気にならないわけじゃないけど……でも姉さんと将軍が幸せならそれでいいじゃない。周りが囃し立てるものじゃないわ」

シャニー「え〜相変わらずお姉ちゃんは固いなぁ」

ティト「シャニー?」

シャニー「分かったよぉ。もう聞かないから……あ、でもゼロットさんが話したくなったらいつでも言ってね!私ちゃんと聞くから!」

ゼロット「おいおい」

ティト「シャニー!」

シャニー「えへへ。じゃね〜!」

ティト「……もう」

フィル(……仲の良い姉妹だな)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:28:45.37 ID:WwhYDvT8o
ゼロット「ふう。やれやれ、あの元気さに捕まると大変だ」

ティト「本当に申し訳ありません将軍。あとで注意しておきますので……」

ゼロット「いや、気にしなくていいさ」

ゼロット「本来ならああやって恋の話に夢中になる年頃なのに、こんな戦乱に駆り出されて……さぞかしユーノも心配してる事だろう」

ティト「しかし将軍、妹は自ら進んで天馬騎士団を目指し、傭兵として旅を……」

ゼロット「君もだぞティト」

ティト「え?」

ゼロット「君は立派なイリアの天馬騎士だ。心から誇りに思う。しかしだからと言って自分を犠牲にするものではないぞ」

ティト「そんな、犠牲にしたことなんて……」

フィル(ゼロット将軍……あの二人とは血も繋がってないのに、まるでの父親のようなお方だ)

フィル(しかしなんだか声をかけづらくなってきた……もう少し自分で探そうかな)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:29:36.01 ID:WwhYDvT8o
ゼロット「……すまない。軍の中で若者の姿が目立つからか、彼らが戦闘せずにすまないものかと思ってしまってな……」

ゼロット「君が天馬騎士になるため努力していたのを知っているのに……今のは忘れてくれ。ティトはティトの望む道を進めばいい」

ティト「ゼロット将軍……」

ティト「将軍、謝らないでください。天馬騎士以外のことを、あまり考えていなかったのは事実ですから」

ティト「将軍のお言葉、胸にとどめておきます」

ゼロット「ありがとうティト」


ゼロット「ん?彼女は……」

ティト「お知り合いですか?」

ゼロット「いや、最近ノアと一緒にいるのをよく見かけてな」

ゼロット「あんなにウロウロして……何か探し物でもしているんだろうか?」


フィル「……」キョロキョロウロウロ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:30:57.70 ID:WwhYDvT8o
トレック「ふあぁ……」

フィル(あっ!ノアどのと同じ傭兵騎士の……!)

フィル「す、すみません!えっと……ト…ト…トレックさん!ちょっとお聞きしたい事が……」

トレック「…………」

フィル「……トレックさん?」

トレック「…………」

フィル「……の、ノアどのがどこにいるか知りませんか?」

トレック「…………」

フィル(こ、これが噂に聞いた、目を開けたまま寝る……)

トレック「う〜んどこだろう?」

フィル「きゃっ!?」

トレック「朝は一緒にいたんだけどなぁ」

フィル「お、同じ部隊でしたよね」

トレック「そうそう……あれ、もう夜なのか。時が経つのは早いなぁ」

フィル「そ、そうですね……」

フィル「すみません、寝ているところに。もう少し探して……」

トレック「そんなに必死にならなくても、ノアの方から会いに来るんじゃないかなあ」

フィル「えっ……」

トレック「ん?でもそれなら今君が探してるわけないか」

フィル「うう……」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:32:27.99 ID:WwhYDvT8o
フィル(ノアどの……どこに行ったんだろうか)

フィル(昨日から別々の部隊で一言も話せてないせいか、なんだかとてもソワソワする……)

フィル(せめて顔だけでも……)


シン「……」

フィル「きゃっ!?シ、シンさん?!」

シン「……何をそんなにウロウロしている」

フィル「えっ、そ、そんなにウロウロしてるように見えましたか……?」

シン「……探しものか?」

フィル「あ……えっと、人を探していて」

シン「……」

フィル「ノアどの……えーと、イリア傭兵騎士の方です。あそこで寝ている方とは別の……」

シン「……彼なら馬の世話をしていた」

フィル「え!」

シン「おれが世話をし終わった頃に来たから、まだいるだろう」

フィル「あ、ありがとうございます!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:33:17.89 ID:WwhYDvT8o
フィル「あっノアどの!」ホッ

ノア「ん?やあフィルさん」

ノア「どうしたんだい?こんな所に」

フィル「ノアどのを探してまして」

ノア「おれを?何か用でも?」

フィル「いえ、そういうわけでは」

ノア「?」

フィル「昨日からずっと会えてませんでしたから……」

フィル「ちょっと……顔を見たくなりまして……」

ノア「フィルさん……」

ノア「……ここは冷えるし場所を移そうか。たしか広場で焚き火をしていたはずだ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:33:46.35 ID:WwhYDvT8o
フィル「……この軍は人が多いですよね」

ノア「? そりゃあリキア同盟軍だからね」

ノア「ベルンやエトルリアと比べたら小規模にも感じるが、それでも一国を守る軍だ。人も多い」

フィル「……」

ノア「フィルさん?」


フィル「私……馴染めてませんよね……」
ノア「え?」


フィル「馴染めてないというか……浮いているというか……」

フィル「他の方々は国のために血汗を流しているのに、私は武者修行の途中で、しかも成り行きで入ってしまって……」

フィル「ロイ様もリリーナ様も感謝してくれていますが、正直このままここにいても良いのかと……」

ノア「……」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:34:47.99 ID:WwhYDvT8o
ノア「……一人旅の方が向いてると思うなら、いつでも抜けて構わないと思うよ」

フィル「えっ。そ、そうでしょうか」

ノア「どこかに所属しているわけでもないし、融通きかせてくれるんじゃないかな」

ノア「なんならおれが仲介に入ってもいい。誘ったのはおれだしね」

フィル「そう、ですか……」

フィル「いえ、その、軍を抜けたいわけではないんです。前よりも修行する機会が増えましたし、むしろいたいくらいなんです」

フィル「ただ他の方々に囲まれていると、どうすればいいのか分からなくなるというか……」

ノア「修行と割り切れない……ってことかい?」

フィル「いえ、そういうわけでは。うーん、なんと言えばいいか……」

ノア「……」


ノア「……もしかして集団で生活するのが苦手とか?」

フィル「!!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:35:26.52 ID:WwhYDvT8o
フィル「あっ……そうかもしれません!」

フィル「こんなに多くの人と生活を共にするのは生まれて初めてですから」

ノア「へえ、そうなのか」

ノア(世間知らずなのはそれ故かもな)

ノア「だったら慣れてないだけさ。馴染めていないだとか気にしなくていい」

フィル「そうですね……!なんだか安心しました」ホッ


フィル「そっか、だからノアどのがいなくて不安だったんだ……」フゥ-

ノア「えっ?」

フィル「……え?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:36:19.64 ID:WwhYDvT8o
フィル「あっ?!い、いえ、その、集団生活が慣れてない上に知り合いがいない、というのは思ってた以上につらかったんだなと思いまして……!」

フィル「ノアどのがいてくれて良かっ……っ……」

ノア「フィルさん……」

フィル「……良かったです。ノアどのがいてくれて……」

ノア「……おれもフィルさんがいてくれて良かったよ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:36:52.91 ID:WwhYDvT8o
ノア「元気になって良かった。さて、明日に備えてもう休もうか」

フィル「あっ!待ってください!」

ノア「ん?まだ悩みが?」

フィル「いえ、一回だけ手合わせ願えないでしょうか」

ノア「え……今からかい?」

フィル「はい!今まで緊張してたせいか、いつものように剣を振るえていなかったので……お願いします!」

ノア「そうか……それなら仕方ないか。一回だけだよ」

フィル「ありがとうございます……行きます!」


おわり
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 19:38:06.71 ID:WwhYDvT8o
ありがとうございました。
初SSでスレ立てバグを知らず、別所に立てられて死ぬかと思いました。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 19:44:27.04 ID:WwhYDvT8o
ついでにノア以外に「どの」って付けないで書いてみましたが、
トレックとか普通にトレックどのって呼んでそう
10.28 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)