【エスコン7】シュローデル「貴方がミハイ・ア・シラージですか?」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/21(火) 18:12:18.48 ID:Ua/x0R4c0
イオネラ「ベルカのため?エルジアのため?」

イオネラ「祖父の望みはただ一つ、空で生き続けるためだった。」

イオネラ「その為なら貴方にいやらしい目に遭っても受け入れた…」

タイラー島からやってきたみなさん「ええ…」

シュローデル「待って」

イオネラ「私には空どころか、帰る国すらない。」

シュローデル「ちょっと」

イオネラ「なんだかんだで、私達はもっと大人にならなければならないの!」

シュローデル(いろいろ省いた…)


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/21(火) 23:05:08.26 ID:k7QuTGou0
シュローデル(そう、わたしはベルカの民)

シュローデル(自国内で、7つの核を起爆させ、自らの領土を破壊してしまったベルカ)

シュローデル(それからは世界の裏側に存在し、ありとあらゆる厄災を引き起こし、ことごとく失敗した。)

シュローデル(私かミハイから絞り取ったデータも、孫娘に約束した戦争の終結には結びつかず)

シュローデル(ただ絶望的な混乱を作り出しただけだった。)

シュローデル「わたし達は混乱の源として恨まれ、捕らえられ、迫害の対象になっていた。)

シュローデル(味方してきたはずのエルジア人たちから)

シュローデル(私に至っては、研究という名目でいかがわしいことをする変態のゲイというイメージがついてしまった。)

シュローデル(ミハイの孫娘からそういった変なまなざしをむけるその前から)

シュローデル(わたしにはもう仕事を続ける理由などなくなっていた。)

シュローデル(イメージの払拭は、今となっては遠い)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/22(水) 06:34:32.06 ID:s6h1SxuVO
ローザ王女「…」

シュローデル「?」

ローザ王女「あなたは…」

ローザ王女「どっち(受けと攻め)なのかしら?」

シュローデル「もう勘弁してくれ!!!!」



エイブリル(そんなこんなで、戦争は終わった。)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/22(水) 06:59:43.50 ID:s6h1SxuVO
〜戦後〜

シュローデル(あれからミハイとは会っていない。)

シュローデル(私は彼に対して負い目を感じ、会うことに対して抵抗を感じていた。

シュローデル(だが、どうしても、私は彼には謝罪しなければならないと思い、こうして彼の家を訪れた。)

シュローデル(ドアノブをいつもより重い手で掴み、ドアを開ける)

ガチャ

窓から脱出しようとしているミハイ「あ」

シュローデル「あ」

ミハイ「…」

シュローデル「み、ミハイ…一体何を…」

「あーーーーーー!!!!」

シュローデル「!?」

ミハイ「!」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/22(水) 07:45:37.19 ID:s6h1SxuVO
奇跡的に生きてたヴィト「またですかミハイ!!!!」

シュローデル「!?」

ミハイ「ちっ、来たか…」

外にいるトリガー「ミハイ!急いで!」

ミハイ「了解した!」

シュローデル「ええ…」

ヴィト「待ってください!!!!」

ミハイ「今日はどうする?」

トリガー「アイドルのライブがあるので、飛んでいきましょう。準備もしてますし。」

ミハイ「よし、捕まらないようにダッシュだ。」

トリガー「御意」

ヴィト「トリガーと結託して家を抜け出すのはやめてください!!!!アルマお嬢様も笑って見てないで!!!!」

イオネラ「お爺様ったら、今はあんな感じなんですよ。」

シュローデル(…あと10年は余裕で生きそうだな…)






24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/22(水) 08:22:34.95 ID:s6h1SxuVO
〜おまけ〜

エイブリル「あ、バンドッグじゃないか、久しぶりだな。」

バンドッグ「お、お前は…」

エイブリル「退役したと聞いたが、今何をやってるんだ?」

バンドッグ「そ、それはだな…」

「プロデューサーさん!」

エイブリル「?」

バンドッグ「!」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/22(水) 17:51:21.25 ID:s6h1SxuVO
アイドル1「着替え終わったでごぜーます。」

アイドル2「お待たせしました。」

バンドッグ「よし、終わったな。これから帰ろう。」

エイブリル「えっ、何だお前、未亡人と結婚したのか?」

バンドッグ「違う!アイドルのプロデューサーになった。」

エイブリル「プロデューサーだと!?」

バンドッグ「そうだ、軍が嫌になって辞めた時に、偶然スカウトされてな。」

バンドッグ「俺はAWACSで命令するより、こっちのほうが合ってるんだよ。」

エイブリル「そ、そうか…(笑いそうだ)」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/22(水) 18:12:04.93 ID:s6h1SxuVO
アイドル1「でもプロデューサーはすげぇですよ」

アイドル2「この間テレビ局の人からセクハラのようなことを言われたんですが、ものすごい勢い剣幕で」

アイドル2「オーシア軍仕込みの鉄拳制裁をうけて独房にぶち込まれるか、謝るか選べって…」

アイドル1「相手の人、土下座してやがったです。」

エイブリル「ど、独房…グッ!」

バンドッグ「と、当然ですよ恥ずかしい…///」

エイブリル「そ、そうか…じゃあ私は用事があるから…」

エイブリル(奴らの姿が見えなくなってから、めちゃくちゃ笑った。こんどあの大馬鹿野郎達に聞かせてやろう。」




終わり
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/23(木) 12:00:27.01 ID:TRmaHTQUO
終わりです。

ADF-11で遊んでします。
15.13 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)