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男「僕の生徒は亜人だらけ」サレム「例え5回目だとしても私は諦めない」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :人外好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/04/25(木) 21:19:36.61 ID:lTxirEHFo
このSSのキャラクターのほとんどは人外です。

人外が苦手な人はご注意ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1556194775
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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 21:21:57.07 ID:eKgRgmgI0
【メインキャラクター紹介】

【名前】 男

【種族】 人間

【性別】 男

【性格】 流されやすいお人よし。最近少し荒んできた

【特徴】 くすんだ赤毛の地味眼鏡

【設定】 大学時代の先輩に誘われ田舎の学校から学園へと赴任した。試験的に導入されたゼミナールを担当し、個性の強い生徒に困惑しながら毎日を頑張って過ごしている。ときおり女装したりさせられたり、白髪が増えたり色々悩みが多い20代やや後半
     番長連に風紀委員の情報を流して学園を混乱に陥れた張本人。自治委員会の監督や学園長の先兵となって事態の鎮圧を模索中。
     学園の守り神である本物のロウェナの魂を吸い込んでしまった。



【名前】メイド

【種族】人間

【性別】女

【性格】無表情奉仕系

【特徴】身長が低く、痩せ細っている

【設定】先の大戦で亜人と敵対していた人間の子孫で、先の大戦で亜人の味方をした人間の子孫、亜人に隷属することを定められ、アータル経由で男の手に渡った。
    形式上は男に隷属する身ではあるが男自体が緩いので他の隷属者と違いかなりのびのびと過ごしている。
    痩せ細っていたが適切な食事、運動によって少し健康的になり、勉強にも精を出せている。最近気になる人が出来た?
3 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 21:22:33.46 ID:eKgRgmgI0
【名前】ベルスタシア

【種族】メタルスライム

【性別】女

【性格】普段は明るく面倒見の良いお喋り娘キャラだが本質は人を信用しない猜疑心の塊
愛されたいより愛したい派

【特徴】液体金属水銀のスライム
    金属のため火に強い
    無敵

【設定】大昔から栄える大富豪の一族
大体何でも持っているけれど、どうしても心の隙間は埋まらない
ベールクレアという双子の妹がいる。
そしてラブベールクレア

【名前】ジェラルド

【種族】デュラハン

【性別】男

【性格】温厚で礼儀正しい

【特徴】やや女性的な顔立ちの小柄な少年

【設定】文武両道を掲げる名門の出だが、武術は不得手なことと男性らしくない顔つきをコンプレックスとしている
    趣味は動物の世話。最近魔術戦闘部に入部したり、ファンクラブができたり色々あった。
    大柄な妹がおり、次期当主は妹のほうらしい


【名前】サレム

【種族】蝶人

【性別】男

【性格】親切で誰にでも大仰な敬語

【特徴】緑長髪、長身、整った顔立ち、複眼目、細長い手(4本)足(2本)、背中に緑を基調とした翅

【設定】常に誰かの役に立ちたいと思っている、が、自身のズレた感覚を基準としているためありがた迷惑になることが多い。そのことに反省はない。
     クチナワという少女に陰ながら付き纏われている。本人は謎の存在に怯えつつもクチナワであるとは気付いていない。
昆虫同士のあつまりに顔を出したりと割と交友範囲は広い。
     あと、割と人懐っこい。
4 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 21:27:03.25 ID:eKgRgmgI0
名前】ルーティ

【種族】セイレーン

【性別】女

【性格】明るく元気

【特徴】水色の髪と瞳を持った少女  足にはウロコが生えており、また自由に尾ひれに変えられる

【設定】歌うのが好きでよく歌っている。ベルスタシアに並ぶほど明るくロウェナに並ぶほど悪戯好き。



【名前】プライヤ

【種族】グレムリン

【性別】男

【性格】陽気なお調子者だが、発明に関しては妥協を許さない職人気質

【特徴】まだら模様のある灰色がかった鱗に覆われた肌にぎょろりとした黄色い眼、ぼさぼさの黒髪
首には遮光ゴーグルをぶら下げ革の前掛けを身に着けている。 手先が器用

【設定】物を壊すことが得意なグレムリン族にあって、物を作ったり直したりすることを好む変わり者。
いずれみんなをあっと驚かせるような発明をするのが夢である。
甘いものに目がない。年上に見える年下のガルーダ少女と付き合うことになった。
変な発明をして誰かに迷惑をかけることが多い。


【名前】ロウェナ

【種族】幽霊

【性別】女

【性格】ミーハーで好奇心旺盛で高い行動力
なかなかフレンドリーでいたずら好き
どちらかというと尽くすタイプ

【特徴】凄くコテコテな幽霊衣装
長髪黒髪美人

【設定】大昔から幽霊しているエリート幽霊。
何故か学生として籍を持っているし普通に暮らしている。
何時から幽霊しているか本人も覚えていない。
夜だと三割増しでテンション高い。
時折一人で物思いに耽ているがとても絵になる。
エリートなので本人の気分次第だが見えるし触れる
維持でも成仏する気はない、というかそもそも未練を忘れてしまった。とても大事なことを忘れてしまった。
実は学園に深くかかわる存在であることが発覚した。


【名前】ミレイア・ロード

【種族】吸血鬼

【性別】女

【性格】プライド高いが餌付けされるとすぐ懐く、色々ちょろい

【特徴】常に隈を浮かべる赤目白髪のアルビノ美少女
日傘を常備している

【設定】夜行性だが学校は昼にあるので吸血鬼的な意味で昼夜逆転してる
基本寝不足なので体力ないが虚勢はいっちょ前に張る
吸血鬼の中でも高貴な一族出身。
自他ともに認めるブラコンになった。
上から目線だが「男」以外には割と優しかったりする。
5 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 21:41:55.76 ID:eKgRgmgI0
【名前】
リリ

【種族】
ショゴス

【性別】
不明(基本的に女性の姿をしており、口調等も女性的なため他者からは女性として見られている)

【性格】
とても物腰穏やかで、誰にでも敬語を使う
他者に奉仕することを無上の喜びと考えているようで、頼まれれば基本的になんでもやり、見返りはまず求めない

【特徴】
不定形。体色は基本的に黒に近い紫色(彼女自身の意志である程度自由に変更可能)
普段は(肉体の一部を変化させた)メイド服めいた「衣装」に身を包んだ女性の姿をとっている
自身の肉体の一部を変化させて椅子・コップ等の簡単な物品を生成することも可能だが、彼女の体から離れると30分ほどで溶けて消えてしまう

【設定】
「奉仕部」なる謎の部活の部長を自称している。現在部員はリリを含めて三人で、「男」が顧問をやっている。自分の事をテケと呼んでいるが、最近自分とは何かに悩む。
「男」の向かい側の家に引っ越してご近所さんとなった。未だに一般的な感情は手に入れていないが芽生え始めた欲求に戸惑っている。


【名前】ヒヅキ

【種族】鬼人

【性別】女

【性格】寡黙

【特徴】着物を着た赤毛の長髪・長身 自身の身長ほどの太刀を常に持っている

【設定】強さを求めている求道者的な側面がある 家族はおらず天外孤独の身である。食事が大好きということが発覚した。最近若干修行以外にも興味を持ち始める。
     伝説の人食い鬼、白鞘童子に育てられており、白鞘童子の刀を受け継いでいる。
     度重なる敗北から心が折れ、普通の少女になろうとしたが「男」の説得によって改めて修行に打ち込むようになった。
6 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 21:45:32.39 ID:eKgRgmgI0
【サブキャラクターたち】

【名前】アータル・オルファン

【種族】 サラマンダー

【性別】 男

【性格】 豪快で直球

【特徴】 高身長筋肉質で体の大部分が赤い鱗に覆われている。黒色の炎紋と呼ばれる痣を右顔と右胸に持つ。

【設定】 男の先輩で学園に誘った張本人。普段は男をていのいい雑用係として使用したり、生徒に無理難題をぶつけたりするが一応のサポートは行う程度の優しさは持ち合わせている。
     女好きで生徒に手を出すことこそないものの、その親族に手を出すことは時折ある。
     いつも煙草を口に咥えており、一日に何十本も吸うヘビースモーカー。ただし喫煙者(自身)の印象が悪くならないように生徒の喫煙はきつく戒めている。


【名前】 少年

【種族】 人間

【性別】 男

【性格】 真面目で勉強好き

【特徴】身長やや低めで黒と灰色と青色が混じっている髪色をしている。姉であるミレイアほどではないが夜更かしをすることが多いので目の下のクマと目つきの悪さを持つ。気にしてないが言われるとムッとくる。
    
【設定】メイドと同じく隷属種である人間。買われたメイドと違いミレイア・ロードの兄に身を拾われた。数学を中心として勉学が好きであり、ロード家での教育もあって成績自体はトップクラスである。そのため生徒会から目をつけられ半ば強制的に生徒会へ入れられた。順調に交友範囲を広げており、学園でも顔を知られている方。しかし生徒会ゆえ悪い意味で知られることも多々ある。姉であるミレイアの事は好いている。
     生徒会活動を通して交友範囲を広げていく中で美少女達と知り合いになったりしている。


【名前】少女

【種族】人間

【性別】女

【性格】暴力的で独善的で自分の世界を曲げない

【特徴】低めの身長で幼い顔つきだが目つきの悪さと大きな口から見えるギザ歯が台無しにしている

【設定】過剰なほど鍛えすぎたため成長を止めた体とスラム街で鍛えた体術でムカつくものをぶっ飛ばしている。番長連に勧誘されたり風紀委員に狙われたりするがすべてシェンメーインのせい。
     フーの背中に乗るのがマイブーム。
7 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 21:52:09.79 ID:eKgRgmgI0
【名前】 マリア?

【種族】 サキュバス?

【性別】 女?

【性格】 男好きで女嫌い

【特徴】 大きく胸元の開いた赤いドレスの上に白衣を着た保険医。

【設定】 女性に対してはかなりぞんざいな態度をとり、好みの男性には過剰なアピールを見せる。ただ、一応保険医なだけあって女性にもそれなりの治療はちゃんと施す。
     体育会系よりは細身のなさけない男を好み、気絶して運ばれてきたタイプの男性には夜這いをかけるがそのたびに助手のミーシャに阻止される。



【名前】 ミーシャ

【種族】 ワーキャット

【性別】 女

【性格】 真面目で容赦がない

【特徴】 丸眼鏡で巨乳でナース服

【設定】 マリアの暴走を抑える要であり、優秀なナース。マリアが暴走するたびに、ハリセン、ハンマー、自慢の爪を駆使して阻止しており男子生徒からは『門の守護者(ゲートガーディアン)』と呼ばれている。普段着は黒いひらひらとしたワンピースを愛用しており、小脇に分厚い本を抱えていることが多い。
     学園内の怪我人を助けるために今日も特製のゴーレム部隊を率いて出動する。



【名前】テラス・カルライン

【種族】天狗

【性格】真面目で豪傑だが、融通は利くタイプ

【特徴】顔半分を覆う面頬。行者のような服装に長い一本場下駄。

【設定】現学園長であり陸上部顧問。天狗の中でも有数の実力者で目にもとまらぬ速さで飛び回ることができる。学園の生徒ならば等しく愛を注ぐ。学園の秘密を知っており、それを守るためには非情になる覚悟をしているが、その覚悟をなお強固なものにするため
     面頬で顔を隠している。座右の銘は「青春は消耗品」であり、生徒達に青春の有効活用を説く。
    
8 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 21:55:18.71 ID:eKgRgmgI0
【名前】オルレアン

【種族】ハーピー

【性別】女

【性格】ちょっとあざとい所があるが本人に自覚はない。割と口が悪いが本人に自覚はない。実は寂しがり屋な所があるが本人に自覚はない。

【特徴】手(羽)は淡いピンクの羽毛で覆われており、足には硬い鱗と鋭い爪。頭にはあほ毛があるが本人曰くこれは冠羽らしい。
【設定】孤児院育ち。両手が羽であるにも関わらず孤児院時代に受けた英才教育(?)のお陰か料理など手先が必要な事でもそつなくこなす。誰とでも仲良くは出来るがどこか人との間に距離を置く癖があり、余程親しい人以外とはその距離がなかなか縮まらない。



【名前】バジロウ

【種族】リザードマン

【性別】男

【性格】情熱家

【特徴】身体はその熱い性格とは正反対の青い鱗に覆われており、甚平に似た独特の服を着ている。

【設定】東国にある料亭の息子。
勉学と共に異国の食文化を学ぶという名目で学園に通っている。
料理に対しては非常に研究熱心で日々研鑽を怠らないが、料理にのめり込むあまり幾度となく赤点の危機にさらされている。
先祖はファンタジー小説『黒衣の勇者』シリーズに登場するコボルトの料理人(のモデルとされる亜人)と共に店を営んでいたらしいが、真偽のほどは不明である。
実家でお世話になったヨダカというコボルトにこき使われている。



【名前】 ノヘジ

【種族】 透明人間

【性別】 男

【性格】 助平

【特徴】 身体が常に透明
服と眼鏡が宙に浮いているように見える

【設定】
根は真面目で誠実なオープン助平。男子に対しては硬い口調でしょうもない猥談を振ってくる。胸より尻派。
イエスパンチラ、ノータッチを掲げ女性には紳士的に振る舞う。が、普段の言動のせいで全く信用してもらえない。
ラッキースケベを求めて校内を散策するのが日課。それ以外は地位が低めな一族の期待に応えるべく、医者を目指して勉強に励んでいる。
猥談はガリ勉な彼なりの仲良くなるための努力である。ニースラントを助けたり、ニースラントから逆玉の輿を狙われたりしているがその好意には自分が好かれることはないという意識から気付いていない。

オルレアン・バジロウ・ノヘジの三人で三バカと呼ばれる。最近少年を入れてバカフォーと呼ばれ始めた。
9 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:02:47.68 ID:eKgRgmgI0
【名前】ヒョウカ

【種族】雪女

【性別】女

【性格】いつもクールだがたまに天然がある

【特徴】銀髪で肌が白い、身長が高い(気温と室温が高いと身長が縮む)

【設定】風紀委員長。風紀には厳しい。
普段はクールだが天然発言もある。けっこうノリにも乗ってくれる。
暑いのが苦手で暑さによって身長が縮んでしまう。
生徒会に顔を出したりする。
氷を操ることができる。

【名前】ナタリー・シルヴァ

【種族】メデューサ

【性別】女

【性格】マイペースで、おしとやかな性格。普段怒らないが怒らせると恐い。

【特徴】オレンジ色の髪で長髪。頭に20匹の蛇がついている(毒蛇ではないが噛まれると痛い)。怒る時だけ目から石化する光線を出す。

【設定】風紀委員の副会長。生徒に注意する時、お母さんみたいな仕方のことから周りから「お母さん」、「ママ」等のあだ名で呼ばれており、本人はそのあだ名に対して気にしていない。頭の蛇は一匹ずつ1号〜20号と名前がある。ヒョウカとは親友。マナを識別できる。石化する光線は、対象の人物だけを石化することができ、周りに被害を出さない。光線は壁、鏡なども簡単に通り抜けることができる。石化を解くには頭の蛇に噛んでもらうと戻る。



【名前】 クロ

【種族】 不明

【性別】 不明

【性格】
演技の天才でありその役柄にあった性格を、熱血でも根暗でも天才でもバカでも親しげでもクズでも何でも演じることができる。
本人にも、もはや演じているという自覚すらなく、その性格に完全に変性している。

【特徴】
変身能力持ちで事あるごとに様々な姿をとり、正体は誰も知らない。
むしろ本人も産まれた最初の自分の姿を覚えていない。
風紀委員としての姿は爽やか中性狐っ子
番長勢力としての姿はクールドラゴン

【設定】
風紀委員のNo.3であり、主に強者を抑える前線部隊を取り仕切る。
風紀委員として爽やかで親切なキャラを演じており、上司部下との関係は良好。
しかしてその正体は番長勢力のNo.3にして、番長勢力から風紀委員に送り込まれたスパイ。
普段は風紀委員として過ごすがその裏で番長勢力に有意な情報を集めている…ということになっているが、どうにもヒョウカ個人の情報ばかり集めさせられていて、番長リーゼはヒョウカに惚れてるだけなのではと疑念は深まるばかり。
マナを認識できる。親近感がわく。
最近は二足のわらじで過ごしても良いのではないかと思い始めている。

10 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:04:17.89 ID:eKgRgmgI0
【名前】カルラ

【種族】烏天狗

【性別】男

【性格】心が広く、兄貴肌

【特徴】身長が高く、背中に烏の羽が生えている。
天狗の格好をしてる。顔の上半分烏の仮面をつけている。

【設定】風紀委員に所属しているが、風紀にはそんなに厳しくない。(ただし周りの人に迷惑かけるようなやつは厳しく取り締まる)
彼が仮面を外したところは、誰も見たことがない。
飛ぶことが可能。聞き上手で、色んな生徒が相談にくる。



【名前】ワルフ・クライム

【種族】ワーウルフ

【性別】男

【性格】曲がったことが嫌いで友達思い。(昔は、喧嘩っ早い性格だった。)

【特徴】黒髪ツンツン頭、黒色のオオカミのしっぽと耳がついている。ロック系の服を着てる。

【設定】前は不良で喧嘩っ早く武器を持ってるいる相手でも喧嘩をしていた(イズナやヒヅキにも戦ったことがある)。喧嘩はかなり強いが今は不良から足を洗っている。今は風紀委員に入っている。後輩の面倒見がよく後輩たちから人気がある。
ヤツカとは不良更正した時、親友になりヤツカが 倒れてないか少し心配してる。
とある事件により欲情したとき性別が変わるという呪いにかかっていた。


【名前】ビクト

【種族】兜虫

【性別】男

【性格】熱血漢で努力家。筋肉大好き。

【特徴】赤髪で大きな兜虫の角がある。四本の腕がある。ゴリマッチョ。背中に羽がある。背が高い。

【設定】暇さえあればどこでも筋トレをしてる。彼が筋トレをするとそこの場所だけ1、2度は上がる。頭がよく学園内でも10位以内には入っている。サレム、エンプーサ、ヤツカ、セリカなどの昆虫系の種族は「同士」と呼んでいる。サレム、エンプーサとは知り合いである。
風紀委員兼陸上部(ハンマー投げ)に入っており前は陸上部だけだったが学園長に進められ風紀委員に 入った。(どちらともしっかりこなしている)
筋トレをしていたおかげか切ったり殴ったりしても傷一つつかない頑丈な肉体になった。もちろん角もどんなことをしても折れることはない。角だけで人や物を持ち上げることができる。
11 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:05:14.11 ID:eKgRgmgI0
【名前】ベリア・ゴエティア

【種族】悪魔

【性別】男

【性格】
自称悪のカリスマ。
頭は良いがバカ。

【特徴】太くてと大きな悪魔角がチャームポイントで無駄にでかい黒翼を持つ。
黒衣を好んで着る。
イケメン。

【設定】
圧倒的生徒会長であり自他共に認める実力者。
生徒会の気質を体言したような人物。
最上級悪魔として、よくクククと企むような笑みを溢すが大抵そんな考えていない。
トラブルメーカーで彼の通った後はペンペン草1つ生えないと言われる。
思い付きで行動する。
夢は大きく魔王!



【名前】セラフ・ロートシルト

【種族】熾天使

【性別】無性別

【性格】猪突猛進、なかなか俗っぽい
やりたいことやったもん勝ち青春ならタイプの人

【特徴】6対12枚となかなか野暮ったい量の翼を持ち、無駄に複雑で格好いいデザインの天使の輪っかを持つ

【設定】
最高位の天使で、例に漏れず性別はないが人格としては女性格
悪魔は潰す
生徒会副会長として、その能力を遺憾なく発揮するが定期的にサボる
悪魔はぶっ潰す
天使らしく淑やかで口調も丁寧に心掛けているが、元来の粗雑なところは隠しきれていない
一応天使らしく皆の幸せを願っているし救済しようともするが自分の幸せにも人一倍尽力する。べリアの天敵であり、よくべリアを愛用の槍で襲っている。



【名前】オルキヌス・オルカ

【種族】鯱人

【性別】男

【性格】仁義を尊ぶ真面目な人

【特徴】白のスーツを上手く着こなす伊達男
高身長

【設定】
海洋を牛耳る最大手のマフィアのボス後継者の一人
生徒会監査
鯱らしく速い、賢い、強い武闘派
仕事中はくそ真面目だが、プライベート、余暇では
意外にノリが良い
生徒会の良心かと思ったら割りとボケ側の人
フハハハ系偉そうボケキャラ
12 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:05:39.52 ID:eKgRgmgI0
【名前】
セルリア

【種族】
ナゾ

【性別】


【性格】
向上心がとても強く自分の実力を上げるためならどこへでも飛んでいく変態的行動力を発揮する。


【特徴】
黒フードと杖など古めかしい魔女衣装
異常に露出が少なくフードの奥の素顔すら確認できないし誰も見たことがない

【設定】
生徒会四天王の1人、会計
自称魔術王
強い
肉体的スキンシップが激しい
魔術を極めることに全力を奮っている
しかし、それ以外はからっきしのポンコツになってしまった
魔術を極めるためには何でもしてしまうことが珠に傷



【名前】クレル・アークフォード

【種族】鳳凰

【性別】女

【性格】ボケたがり

【特徴】赤と黄色のコントラストが美しい羽毛を持つ
尾っぽが長い
学園でも指折りの美女、モデル体型

【設定】
残念美人
スルメや麻雀やダジャレが好きだったりと趣味が完全にオッサンのそれ
生徒会広報部長
大食漢
声が大きい人
気に入った人には羽根を1つあげる習性がある
鳳凰の羽根は幸運の象徴



【名前】
ヤツカ

【種族】
蜘蛛

【性別】


【性格】
良く言えば常識的、悪く言えば無個性。他人に物事を頼まれると断り切れない根っからの苦労人気質。ちなみに本人曰くツッコミスキルは生徒会に入ってから磨かれた。

【特徴】
上半身は黒髪短髪眼鏡の中肉中背で普通の人間と変わらないが、下半身は蜘蛛のような茶褐色の胴と6本の脚からなっている。

【設定】
生徒会書記。色物揃いの生徒会では唯一と言っていいほどの常識人であり苦労人ポジ。元々生徒会に入るつもりはなかったが、書記向きと言われて無理矢理入会させられた。会議はヤツカ抜きでは進まず、誰かがボケると彼がツッコむのはもはや見慣れた光景になっている。他人に頼まれると断り切れない自身の性格に悩みを持っており、何度か生徒会を抜けようか考えたことがある。ジョゼットテイラーの熱心なファンで同ブランドの服を何着も持っている。
13 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:12:32.88 ID:eKgRgmgI0
【名前】エヴァ・ゴエティア

【種族】 悪魔

【性別】 女

【性格】
お転婆御嬢様
明朗闊達
めっちゃポジティブ

【特徴】
健康的美少女
魔女帽子と豪華絢爛な杖を持つ
ひんにゅう

【設定】
べリアの妹でトラブルメーカーなところも含め兄にそっくり。生徒会によく顔を出し、クレルには餌付けされている。
社交界に出席する彼女は他の上流階級の子息令嬢と交流が盛んであり、自分でもよくお茶会を開いたりする。ベルの悪友。
魔術王セルリアの一番弟子で彼女のローブの中身を知っているが、口封じの呪いをかけられた。
自称魔法使いと実力はあるが謙虚さはない。
自分も弟子が欲しいらしく随時募集している。
将来の夢は謙虚に大魔神


【名前】ティファ・ロートシルト

【種族】熾天使

【性別】女(無性別でもある)

【性格】礼儀正しくしっかり者。(姉セラフの時だけ毒舌になる)

【特徴】黄色髪でボブカット。平均的な身長。6対12枚の羽がありさらに身長と同じくらいの十手を背負っている。セラフとは違い頭には普通の天使の輪っかがある。

【設定】セラフの妹。しかし本人は姉が嫌いで、姉が話しかけると無視や赤の他人のふり、毒舌になるなどとにかく嫌いもちろん「セラフ」の名前が出るだけでも嫌だ。理由は悪魔(べリア)を殺したり、挙げ句に問題までおこすような人を姉ではないと考えている。姉が改心したら少しは考えを改めたようと考えている。
風紀委員に最近入っており、その理由がヒョウカ、ナタリーこそ理想の姉と思い、もっとお近づきなりたくて風紀委員に入った。その為、二人を呼ぶ時は「ヒョウカお姉様」、「ナタリーお姉様」と呼んでいる。悪い奴らは十手を使って全滅するただし姉と違うのは敵は全員峰打ちで終わらせること。あまりにも速く本人が十手を持つ時にはもう終わっている。エヴァとは親友である。


【名前】アビゲイル

【種族】デュラハン

【性別】女

【性格】 ハイテンションで猪突猛進

【特徴】兄であるジェラルドの2倍近い体格と、それに見合った怪力を持つ。注意力が散漫なためよく頭を落としてしまう。

【設定】ジェラルドの妹で次期当主。ジェラルドと違い武芸に長けるがジェラルドと違い思慮にかける。あまりよく考えずに行動するためトラブルを招くことも多いが本人はいたって悪気はない。兄の事は好きだが迷惑をかけることが多い。



【名前】ベールクレア

【種族】メタルスライム

【性別】女

【性格】傲慢で不器用
愛したいより愛されたい

【特徴】近づき難いオーラのある友達いない系眉間皺荒みガール

【設定】ベルスタシアの双子の妹
年齢は同じだが飛び級しているのでベルスタシアより上級生。
先代生徒会長でべリアとも面識がある。
一族始まって以来の本物の天才。
数々の分野で凄まじい実績を積み上げてきた。
天才だから大丈夫と、ある意味放任的扱いを受けてきた。誰も構ってくれない
大体何でも出来るけど、心の隙間は埋まらない。
「男」の事が好きで、嫌われるのが怖い。
14 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:26:41.10 ID:eKgRgmgI0
【名前】エグゾセ・リゲイアー

【種族】セイレーン

【性別】男(装女子)

【性格】一人称は「俺」で、口調や振る舞いも男性に似せている。周囲からは頼れる兄貴(姉御)と思われているが、ルーティのような恋に恋する女の子としての一面も持つ

【特徴】青髪の中性的な容姿の半人半魚で、黒いエナメルジャケットを着用し、下にはさらしを巻いている。大昔は半人半鳥だったセイレーンの原始的特徴を残すといわれる貴重な一族出身で、魚の胸ビレのような発達した腕はかつての翼だったと考えられている。この腕を用いて水面上をトビウオの如く滑空することができる

【設定】海洋マフィアの現ボスの一人娘だが、本人は後を継ぐつもりはないらしい。男装している理由は父親がエグゾセを後継者に据えるために男として育てようとした家庭的事情によるものだが、そもそもセイレーンは女性しかいないので周囲は男装を半ば公認している状態になっている。本人は一人の娘として扱ってくれない父親に反発しながらも、男装自体は悪くないと考えている。ルーティのような異性を魅了する歌声は持っていないが、聴覚器官にダメージを与えるほどの叫び声をあげることができる。オルキヌスやリーゼとは基本的に仲が良くないが、逆に風紀委員とは仲が良い
実はノゥティの姉で、学園の人気アイドルアイレーンだったりする。



【名前】ノゥティ

【種族】セイレーン

【性別】女

【性格】内気で気弱

【特徴】水色の髪と瞳を持った少女  足にはウロコが生えており、また自由に尾ひれに変えられる

【設定】歌うのが好きでかなりの美声の持ち主だが、彼女の歌には異性を無意識に魅了し引き寄せる効果があり、彼女の性格も相まって軽い男性恐怖症になっている
現在は1人のときにしか歌わないが、それでも年頃の少女らしく恋愛には憧れており、自分の歌の能力を抑える方法を探してる。姉であるエグゾセは好きだけど、たまに価値観のずれを感じる。



【名前】リーゼ・オルカ

【種族】リヴァイアサン

【性別】男

【性格】紳士を気取るがその実喧嘩早い

【特徴】
マフィアなスーツを着こなすインテリ風

【設定】
学園の番長にして海洋マフィアのボス候補の一人。多くの舎弟を束ね、風紀委員の問題児リスト上位にいる。そのためヒョウカとはよく喧嘩している。
オルキヌスとは親戚。昔生徒会長に敗れたことがある。
本家に生まれたというだけでとあるセイレーンがボス後継序列1位の座にいるのが不服。しかし、縦社会で生きる者として相応の礼儀をもって接する。
実はオルキヌスと同じ天然ボケ属性を有しているのは内緒



【名前】ユークリッド・オルカ
【種族】海竜
【性別】女
【性格】お淑やかな丁寧良い子
【特徴】黒髪黒セーラー切れ長美人、スカウターみたいに相手の戦闘力を測定することができる優れた目を持つ

【設定】学園の御姉様として慕われている完璧美女であり、世のため人のために生きようと活動している平和主義者。困った人がいたら拳一つで直ぐに解決。頭はそんな良くない。
お淑やかに見えるが結構ノリがよく行動力もある。他の御姉様とも仲良い
幼き日かつて不世出のいじめっ子として地元に君臨していたガキ大将であり過去討伐されたことがある。
今は大人しくなりお嬢様然として振る舞っているが、未だその戦闘力は衰えていない。結局本質は人の心分からない系マフィア。
実は孤児でありその才能を買われ孤児院からオルカファミリーに引き取られた。そのため継承序列は低く逆らえないため、番長連にも嫌々所属している。おかげで元ヤンがバレないよう変装能力は上達していく一方である。
リーゼには悪態つき、クロとは仲良い



【名前】カフカ・カルカリアス

【種族】鮫

【性別】女

【性格】命令に忠実で、冷静で冷酷

【特徴】白目がない黒色の瞳と灰色のざらざらとした肌、鋭い三角の歯など、街行く百人に聞いたら九十八人が怖いか不気味と答える外見をしている。

【設定】海洋マフィアの一員でリーゼの部下。ただし順位がリーゼより上位のエグゾセの命令を断ることはできずちょくちょくエグゾセの部下となっている。肉をお肉様と呼ぶほど肉が大好きな肉食系。
口には出さないがお肉様をくれないリーゼよりお肉様をくれるエグゾセのほうがいいなと思い始めている。
15 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:29:33.60 ID:eKgRgmgI0
【名前】 ディーピカー

【種族】 ガルダ

【性別】 女

【性格】 喧嘩っ早く、情に厚く、きっぷの良い江戸っ子っぽい姉御

【特徴】 人間のような体に猛禽の頭・翼・鉤爪を持ち、全身赤い羽毛に覆われている
金色のアクセサリーを沢山身につけている

【設定】
暑い地域の出身だが、常にホッカイロほどの熱を帯びているので寒さも平気
派手好きで祭り好き。1人でいるより大勢でワイワイしたい
蛇・竜系亜人とは種族上仲が悪い。
学園祭実行委員長でありプライヤの腕にほれ込み、学園祭実行委員会に引き込む。
念願のプライヤの彼女になることができ最近浮かれ気味。こう見えて中学生。


【名前】ソロ

【種族】風の精霊

【性別】女

【性格】知的探求者という名の変態
好奇心にとっても正直
デリカシーがないとも言う

【特徴】体を風にしてそこら辺をよく漂っている
全体的に白い服を好む
常に笑顔が張り付いていて、ある意味ポーカーフェイス

【設定】スキャンダルや特ダネが大好きな自称ジャーナリスト
新聞部部長
かなり頭は良いがその頭脳を悪用しかしない
人の秘密を暴くのに闘志を燃やすが周りから反感を買いよく粛清されている
しかし反省も後悔もしないので今も風の向くままそこら辺に漂っている
呼べばすぐ来てくれる
逆に自分について探られるのは恥ずかしがる
アマネとは友人同士で敵同士。アマネにショタコンという事実を暴露された。



【名前】モマ

【種族】?鼠(ムササビ)

【性別】女

【性格】生真面目を絵に描いたような人物。説教くさくて小言が多く、一度話が始まると長くなるタイプ

【特徴】?鼠のように前足と後足の間に飛膜を持ち、茶色の長い尻尾が生えている(本人によるとこの尻尾がチャームポイントらしい)。茶髪ボブカットで滑空時に着用する特注のゴーグルを頭にかけている

【設定】新聞部副部長。同輩のソロに対しては忌憚なく意見を言い合える立場で、ソロが長話に耐えられなくなって逃げ出すこともしばしば。風を吹かせるソロとは相性抜群で、逃げるソロを滑空しながら追いかけ回す姿は学園でもよく知られている。生徒会メンバーのクレルとは広報と新聞部という関係もあり、公私共に付き合いがある。モモンガの亜人とよく間違われるが、本人はそれを嫌っている



【名前】コタロウ

【種族】ヤモリ

【性別】男

【性格】悪戯や他人の秘密を暴くことに心血を注ぐ生粋の悪ガキ。モマをはじめ周りからはその情熱をもっと他のことに費やせばいいのにと呆れられている。お調子者故に肝心なところでやらかすタイプだが、良くも悪くもポジティブシンキングなので立ち直りは早い

【特徴】忍者風の紺色の装束に身を包み、メモ帳や悪戯道具などが入った巾着袋を腰に提げている。特殊な四肢を用いてヤモリの如く壁や天井を這いずり回ることができる。尻尾の自切も可能で初対面の人物には悪戯も兼ねて挨拶代わりに使うこともある

【設定】新聞部の部員でソロとモマの後輩。口癖は「〜ッス」。ソロと共に(自称)特ダネハンターとして活動している。ソロからは可愛がられているがモマに対するトカゲの尻尾切り要員にされるなど扱いが雑な部分もある。マナを識別できる数少ない人物で、たまに共謀して悪戯を仕掛けることもある。忍者の末裔らしいが忍術は全く使えない
16 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:32:56.49 ID:eKgRgmgI0
【名前】アマネ

【種族】天邪鬼

【性別】女

【性格】天邪鬼な性格
攻める側なので攻められるのは弱い

【特徴】何をどうしているのか不明だが、常に空中に倒立状態で浮かんでいる
基本嫌な笑顔を浮かべている

【設定】
ソロの盟友にして好敵手で、プライベートでは結構仲が良い
放送部部長
人の本心本音を知るのが趣味
唐突に放送部イベント"告白してみよう"を断行する
高精度な嘘発見器を自作したりと頭は良いが悪用しかしない



【名前】
コダマ

【種族】
山彦

【性別】


【性格】
誰にでもフランクに接する裏表のない陽気な人柄。アマネ曰く「面白味がない(いじり甲斐のないほど裏表のないポジティブな)」性格。現代の若者言葉をよく使う。

【特徴】
茶髪タンクトップでキャップを後ろに被るなど、今風の若者ファッションが特徴。犬のような耳を持ち、首にはヘッドホンをかけている。

【設定】
放送部副部長で音響機器に詳しい。山彦の亜人固有の能力である『再声』を持ち、聞き取った相手の声を完全に“再生”することができる。また、歌唱力も高い。見た目や言動からチャラチャラしていると思われがちだが、意外と生活は真面目で学業成績も中間以上を維持している。


【名前】
ロザリア

【種族】
木乃伊(ミイラ)娘

【性別】


【性格】
おっとりした性格の無自覚系誘惑キャラ。包容力のあるお姉さんタイプだがどこか抜けている部分もあり、年下からも親しまれやすいと評判は高い。

【特徴】
腰まで伸びる少しくすんだ茶髪を持ち、大きめのリボンを頭につけている。全身包帯でグルグル巻きだが、ボンキュッボンのダイナマイトバディなこともあって身体のラインがくっきりしている。所々素肌が見え隠れしており、運が良ければポロリが見れる...かもしれない。

【設定】
種族としてはミイラだが厳密には「死蝋」と呼ばれる特殊な分類に属しており、生前とほとんど変わらない容姿を保っている。そのため『世界一美しいミイラ』とも称される。ちなみに本人曰くこの容姿を維持し続けるのは大変なので、できるなら普通のミイラになりたいとのこと。オカルト研究部(通称「オカ研」)の部長を務めているが、本人の性格も相まって部活動らしい活動はほとんど行われておらず、各人が自由に活動している。



【名前】エンプーサ

【種族】蟷螂

【性別】女

【性格】サバサバ系毒舌女子。初対面の相手でも思ったことをズバズバ言うタイプだが、逆に罵倒されたり体型イジリされると涙目になる

【特徴】つり目長身の貧にゅ...スレンダー体型で、両腕は鎌状になっている。黄緑色の長い髪を持ち、お腹を露出した祈祷師の衣装を身に纏っている

【設定】オカルト研究部副部長。カマキリの亜人は
古より予言者としての素質を持つと広く信じられているが、本人はオカルトとバッサリ切り捨てている。またオカルト的事象に対しても一部を除いて否定的で、オカルトの探求よりもオカルトを否定する立場から研究を進めている
ロザリアとは友人らしいがなにか確執を持つ。
17 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:36:47.69 ID:eKgRgmgI0
【名前】
八卦院 空子(はっけいん そらこ)

【種族】


【性別】


【性格】色々と行動したがり、人に世話を焼きたがるが体がついていかず、その事を歯がゆく思っている。ただし諦めない根気強さを持っている。


【特徴】オカルト部の部員兼占い部の部長。病弱にして惰弱で、何かと息絶える事が多い。高確率で当たる占いをすることができるがその際体力を使い果たして死んでしまう
ただし死んだとしても数十分後に蘇る。

首から上は人間と同じだが首から下に牛の特徴がでており、むっちり体型。
ミルクもでる。



【名前】オー・クラッペン

【種族】???

【性別】男

【性格】やたら声がでかく、激情家。祭となると毎回ゴミでなにか派手なイベントを企画する程の祭好き。

【特徴】ゴミ溜め場にある部室(プレハブ小屋)の窓からメガホン越しに喋る。メガホンはオシャレで毎日変えている。

【設定】カルト部活と名高いゴミ回収部の部長。長らく部長を務めているがいつも窓からメガホン越しに喋るだけで、部室ことプレハブ小屋のドアがゴミ山で埋まっていて部員すら入れないので誰も姿を見た事が無い。部室から出てこないので留年記録絶賛更新中。
使っているメガホンはマジックアイテムの為しばしば放送部の回線に混線して苦情が来ている他、部員が集めたゴミは彼が処分しているが処分方法は不明。一号と呼んでいる少女と一緒にいる



【名前】R-10

【種族】機械天使

【性別】なし

【性格】ドヤ顔天然系自称クールキャラ

【特徴】変形タイプで普段は正八面体キューブの形をとっている
人型にもなれ機械の羽に天使の輪をもつ

【設定】高性能Aiを搭載しているが、何がどうバグったのかそこはかとないボケキャラになってしまった
しかし何故かその代わりクールな同種族にはありえないもの"感情"を獲得するに至った
バカだが素のスペックは高く作られているので優秀ではある
誰かに仕えることがプログラムされているので本能的にご主人様を求めるために奉仕部へ入部した。
しかしご主人様と認めた人以外に対しては毒舌である。


【名前】アリレウス

【種族】堕天使

【性別】なし

【性格】マジ天使

【特徴】6枚3対の白翼

【設定】堕ちた天使の一族出身だが本人はまったく天使気質のいい人。天使気質と堕天気質が混じったため敬語にだぜ口調がくっついた変なしゃべり方をする。
18 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:39:35.93 ID:eKgRgmgI0
【名前】イルミ
【種族】ケンタウロス
【性別】女
【性格】恥ずかしがり屋で穏やか
【特徴】黒髪ショートカット、馬の部分は茶色、馬の耳がついている、オッドアイ(青と黄色)、巨乳であり巨乳であり巨乳。更にスパッツ。
【設定】人とケンタウロスのハーフで、人前に立つとテンパることがある。主人公の男とは小さい頃によく一緒に遊んでいたなかである。ケンタウロスなので走るのが速く、陸上部の重量級のエース。
    一度男にフラれたが諦めずに再チャレンジを目指す。



【名前】
ペレグリン

【種族】


【性別】


【性格】
ナルシストでポエマー

【特徴】
青みがかった黒い一対の翼と鋭い爪を持ち、鳶色のマフラーを巻いている。
「瞬膜」と呼ばれる瞼とは別の眼球を保護する膜がついており、急降下中に眼にゴミが入ったり乾くのを防ぐ機能を持っている。

【設定】
陸上部(航空部門)のエース。『音速の貴公子』とも呼ばれ、実際に急降下中のスピードは音速を超えるとされる。たまに生徒の前で曲芸飛行を行っているが、大抵無許可のため顧問に大目玉を食らっている。内外から将来を嘱望されているが、本人の夢は
放浪しながら世界を旅することらしい。



【名前】ヒダン

【種族】両面宿儺

【性別】男

【性格】表の顔:穏健的でナアナア
    裏の顔:好戦的でヒャッハー

【特徴】 山の民のような服装と肩まで垂れる長い銀髪
右の側頭部には鬼神面を付けている
表の顔は好青年だが、裏の顔は眼光鋭い面立ち

【設定】 鬼(両面宿儺)の亜人。後頭部には髪と鬼神面で隠れた裏の顔があり、それぞれ独立した意思を持つ。鬼神面を表の顔にかざすことで、表と裏の顔を入れ替えることができる。両面宿儺は先の大戦以前より他の鬼の亜人と共に人間の支配に抗っていたという伝承があるが、本人は人間にわだかまりは持っていない。ヒヅキとは種族の関係上交流があるが、表と裏の顔で評価は真逆である。
表の顔はメイドを悪漢から救った経緯から懇意の仲になっており、男からメイドを任されることが多い。


【名前】リンネ

【種族】鬼

【性別】女性

【性格】自己主張しない流されやすい性格で誰にでも敬語を使う大和撫子

【特徴】巫女服着用 右手に包帯を巻いている

【設定】
縁結び、恋愛成就のご利益があるらしい神社の巫女。神楽を修得しており、行事がある時は舞っている。
神に生け贄として捧げられていた一族の末裔で、自己評価が低い。右手から血液を流し、それを操ることが出来る特異体質。
血液を燃やしたり武器に変えて戦うが、傷付けることを嫌う。
数百年に一度、同じ外見の鬼が一族の中で産まれている。らしい。
容姿がヒヅキの師匠に似ているらしいが…?
19 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:41:37.83 ID:eKgRgmgI0
【名前】 スザク・アークフォード

【種族】 鳳凰

【性別】 男

【性格】
The クズ
童貞
クヨクヨしない気にしないポジティブマン
滅茶図太い

【特徴】
無駄にイケメン
赤毛の髪にポカポカでフカフカな羽毛を持つ
回復と防御の魔術に長ける

【設定】
 番長勢力のNo.2で、リーゼの右腕。しかし本人に忠誠心は皆無であり、また野心溢れるニューリーダー病患者なので度々番長に下剋上を謀り制裁される。その度に不死鳥の如く復帰して何食わぬ顔でそこにいる。
 不真面目でそもそもテストすら受けず、留年しているため妹と同級生である。勉強はできないのではなく、しないだけとは本人の談。
 基本クズだが何故か妹からは慕われている。
基本クズな彼がNo.2をやれているのはただただシンプルに彼が強いからである。しかしクロら舎弟たちからは忠誠心を向けて貰えず、雑に扱われている。
 リーゼとは時折ラーメンを食べに行く仲、クロの名付け親、幼馴染みにヒョウカとゴエティア兄妹がいる。



【名前】 プライド・ルーデベルト

【種族】 グレムリン

【性別】 男

【性格】
・傲慢とちょっとツンデレ
・好奇心の申し子で、ボタンを押しちゃいけないと言われると即座に押すタイプ

【特徴】
・白衣眼鏡三白眼

【設定】
・プライヤの兄にして、自称"魔導王"にして、番長勢力の一員にして、"学園四賢人"にして、究極の天才発明家。魔導だけではなく、理系もいける。
・圧倒的天才だが、研究以外サボり過ぎて留年している。
・好奇心の余り、自らの研究でよく事件を起こし、大体リーゼか風紀委員から折檻を受ける。反省はしない。
・弟のことは何やかんやで気にかけている。絶対に表には出さないが。
・魔術王との決戦は伝説として語り継がれ、また学会でのベールクレアとの対立と生徒会に縁がある。
・子供みたいなIQの低い口喧嘩をする。



【名前】ロア・ロールド

【種族】王蟲

【性別】女

【性格】
自称クール属性
前方先輩面

【特徴】
ありとあらゆる虫の特徴を兼ね揃える虫たちの王
ムカデみたいな長いしっぽがチャームポイント

【設定】
神出鬼没のみんなの先輩。かつては生徒会や風紀委員など多くの委員会を経験してきたが、今は一応番長連の一員。
絶滅危惧種の肉食貴族。後輩を可愛がるが先輩面してくる。
なんか昔から学園にいる、学園謎お姉さんの一人で顔が広い。
お茶会好きで度々不特定多数に招待状を送り付ける。
中核となる人格は存在するが、彼女は個にして群であり群にして個な生命体。
そのため老化していく体を新しいものに取り換えることができ、実質的不死である。しかしそのテセウスの舟的不死ゆえに過去の彼女と今の彼女は同一かというパラドックスをもつ。
20 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:45:04.69 ID:eKgRgmgI0
【名前】シェンメーイン

【種族】リザードマン

【性別】女

【性格】飄々

【特徴】丸メガネのサングラスに咥え煙管。登下校では被り傘を着けて、錫杖に見立てた仕込み長刀を鳴らしている。

【設定】家柄は中々知られているとこの出で、教養を学べと通わされているが、本人はこだわってない為興味の出た事を優先気味。

頭は悪くなく判断力もあるが躊躇しないため、良くも悪くも行動が早い。荒事も好き。
「相手が本気を出す前にとことん痛い思いをさせる。根性萎えるまでぶちのめす」
がケンカのモットー。



【名前】イヅナ

【種族】鎌鼬

【性別】男

【性格】本人は不良を自称しているが、中身は小心者。老人や女子供に弱く、困っている人を見つけると何故か助けてしまう性格

【特徴】茶髪オールバックで白の特攻服を纏い、「構え太刀」という太刀を佩いている

【設定】見た目や言動はオラついているが、弁当の早食いなどやることがショボイ。目立った非行や犯罪もない(というより本人にする勇気がない)。舎弟が何人かおり、「兄貴」と呼ばれて良い意味で慕われている。太刀は威嚇のために佩いている要素が強く、そもそも本人が剣術に疎いこともある



【名前】ローエン

【種族】龍族

【性別】男

【性格】
正々堂々な武人
戦闘オタクであり、喧嘩にワクワクするタイプだが不良ではない。
ちゃんと礼儀はある。

【特徴】
龍人形態と完全龍形態を持つ。
鱗の色は黒紫色

【設定】
古くからの武門の家柄であり、素手や武芸、武術など多くの戦闘技能を修める。
学園5本の指に入る戦闘力の持ち主だが上位4名には勝てずにいるので、それら4人を勝手に四天王と呼んでいる。
単純な身体的戦闘力に限界を感じ、それだけでは学園最強には手が届かないと最近は魔術にも手を出している。
知り合いからは中二病と煽られている。
魔術戦闘部を作ったが人は集まっていない。



【名前】フー

【種族】虎族

【性別】男

【性格】自らの種族と実力に高いプライドを持ち、虎の亜人の流儀である1対1の闘いにこだわる生粋の戦士。自分にも他人にも厳しいタイプで交友は広くない

【特徴】虎人状態では黄土色の短髪で黒い道着を着ている。完全形態になると長いたてがみになり、道着が破れて上半身が露出するほど全身が発達する

【設定】格闘技を得意とし、特に一族相伝の拳法に自信を持つ。ローエンとは一度拳を交わし合った好敵手の間柄で、たまに二人で修業をしたり議論を交わしている。また、龍の亜人と虎の亜人は古くより互いに強さを競い合う関係ということもあり、その決闘を邪魔する者は誰であろうと許されないと考えている。大戦以前に虎の亜人が人間の一方的な迫害によって絶滅寸前まで追い込まれたことから、人間(特に第二種、その中でも少女)に対して憎悪に近い嫌悪を抱いている



【名前】オルタネート

【種族】リザードマン

【性別】女

【性格】粗暴かつ単純。

【特徴】スローガンが書かれたタスキ着用。風紀委員会対策でヘルメットも装備

【設定】「全種族平等」がスローガンの学生運動グループ…の過激派メンバー。父が所属していた頃のグループは大きく悪名高いグループだったものの支援団体に切られた事もあり、現在学内メンバーは彼女だけ。
スローガンが殴り書きされたトラック型魔導車『テラス学園長退陣号』の上で演説してる事が多い。正直暴れるのが楽しいのと大好きな父がやっていたからやってるだけであんまり考えてない。風紀委員にボコボコにされる常連。
21 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:46:38.29 ID:eKgRgmgI0
【名前】シノ・サトミ(信乃・里見)

【種族】犬娘

【性別】女

【性格】日常生活ではワガママでお転婆な部分が多いが、公の場では気品あふれる所作を見せる

【特徴】白い犬耳と尻尾を持ち、長い黒髪を簪で結って藍色の女袴を着用している。家宝である宝刀「村雨」と数珠を肌身離さず持っている

【設定】東の国にある旧家──サトミ(里見)家の生まれで、八人姉妹の長女。学園には留学生としてやってきた。一人称は「妾」で語尾に「〜のじゃ」をつける等、古風な言い回しが目立つ



【名前】
シバエモン

【種族】


【性別】


【性格】
穏やかで物腰柔らかだが、相手が誰であろうと平等に接する肝の座った部分も持ち合わせる。一方で茶目っ気を発揮したり、金にうるさい一面も見せる。

【特徴】
普段は甚平、茶室では羽織と袴を着用する。恰幅のよい体格で狸の耳と尻尾を持つが、変装中は隠している。

【設定】
東国出身の狸の亜人で変装を得意とする。趣味は和菓子作り。茶道部の部長も勤めており、作法にはあまり厳しくせずに初心者でも利用しやすいことをモットーとしている。そのもてなしは高い評価を得ており、噂では学園長がお忍びで利用していると言われるほどである。



【名前】タタラ オソラヤマ(恐山 多々良)

【種族】猩々

【性別】女

【性格】豪放磊落で豪快な性格

【特徴】赤がかった茶色の髪色をしており、セットできないほどかたい髪質のため山嵐のような髪型になっている。片方のみ肩がだされた革製の胸当てをいつもつけており、そこから見える腕にはかなりの筋肉がついている筋肉質

【設定】多々良は一族の頭首に伝わる当主の名前であり、本当の名前はヒサ(緋紗)。オソラヤマ一族は東の国の鍛冶師を取り仕切る一族で国一の鍛冶師である。得意とする妖刀の制作には右にでるものがおらず、里見の村雨のメンテナンスも手がける。
長身筋肉質で面倒見のよい性格のために女性にはモテて、男性に慕われているが本人は複雑に思っている

シノ・シバエモン・タタラで東方の御三家と呼ばれる。



22 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:49:20.43 ID:eKgRgmgI0
【名前】
ジャンヌ・メトレス

【種族】
雀蜂

【性別】


【性格】
典型的な高飛車お嬢様。常日頃からノブレッソブリージュを欠かさないように考えているが、時として相手にとっては有り難迷惑になることも。

【特徴】
金髪ツインテで白い手袋をはめ、黒いブーツを履いている。雀蜂の触角と翅を持つ。腰には護身兼決闘用としてレイピアを差している。

【設定】
先の大戦で人間と亜人をまとめ上げて勝利へと導いた女性を先祖に持つとされる名門・メトレス家の息女。ミレイアなどの上流階級の亜人とは社交場においても交流がある。個人的な趣味としてフェンシングを嗜んでいる。気に入らない相手に対しては手袋を投げて決闘を申し込むことがある



【名前】
マユ・ヤマイ

【種族】
マイマイガ

【性別】


【性格】
自信がなく大人しく根暗、と思われがちだが純粋に不満を溜め込むタイプでときおりひとりで発狂したように豹変すり

【特徴】
茶色く煤けた白色の大きな羽と髪をもっており頭の上に大きな二本の触覚を持つ。

【設定】
セリカの親戚だが遠い遠い親戚なのでマユ自体は平民の出。セリカに憧れてはいるが近づけないために遠くからこっそり見ている。嬉しくなったり気持ちが高ぶったりすると羽から大量の黄燐が撒き散らされ発火するため「カラミティーヤマイ」や「ヤマイじゃなくてヤバい」や「亜人火力発電所」など散々な名前で揶揄され、誰も近寄らずボッチ。



【名前】
セリカ

【種族】
蚕蛾(カイコガ)

【性別】


【性格】
お淑やかで誰にでも優しい。深窓の令嬢として育てられてきたので世間知らずで乙女チックな部分がある。

【特徴】
儚さが漂う美しい容貌、絹のような純白の長髪とカイコガに似た触角と翅を持つ。カイコガの亜人共通の宿命として飛行できない上に身体も弱いため、他の亜人と比べて平均寿命はかなり短い。服装はジョゼットテイラーによるオーダーメイドの白いシルクのワンピース。

【設定】
世界に事業を展開する大富豪の一人娘。身の回りには常に身体の弱い彼女を支える使用人やボディーガードがいる。父親(母親は既にこの世を去っている)が決めた名門出の許婚がいるが、本人は短い生涯だからこそ種族や身分に囚われない自由な恋愛がしたいと考えている。
あらゆる生涯を潜り抜けて求婚してきたルークに惚れており、逃げるルークをどんな手を使ってでも追い詰めることが趣味
23 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:51:21.26 ID:eKgRgmgI0
【名前】フラジール

【種族】ゴーレム

【性別】なし

【性格】能天気で忘れっぽい

【特徴】人型のストーンゴーレム
様々な鉱石の寄せ集めでできている

【設定】使役された経験があるのか、人の手伝いをしたがる。しかし何をしていたかすぐに忘れてしまう。悪びれる様子はなくいつもニコニコしている。
鉱石に含まれる複数の別のゴーレムの欠片から記憶を一部引き継いでおり、物忘れと相まって過去の記憶があやふや。
ずっと誰かを探しているような気がするが思い出せずにいる。



【名前】グレゴリー

【種族】フレッシュゴーレム

【性別】男

【性格】寡黙で温和

【特徴】全身に縫い跡がある強面の巨漢

【設定】
ロード家とも親交の深い魔術研究家フランクリン博士が作り出した人造人間であり、学問や人付き合いを学ばせるために博士が学園に通わせている。
その見た目と裏腹に優しく繊細な性格である。
大きな手からは想像できないほど手先が器用で、特技は編み物・裁縫。
演劇部の衣装の多くは彼が手掛けているらしい。



【名前】リバーシー

【種族】蒸気式機械天使

【性別】女

【性格】明るく社交的だが蒸気の量に応じてテンションが変化する。リアカーで物や人を運ぶのが大好きだが後ろ歩きなので衝突多発。

【特徴】基本は人型だがあちこちから蒸気を排出している。右目が蒸気の状態を表すメーター。

【設定】
大昔、人間の設計図を参考に亜人が見よう見まねで作った蒸気機関車に搭載されていた運行管理用魔法回路が解体出来なかった為に人型の機械ボディに移植された物。機関車時代、前後を間違えて作られた為に亜人にも人間にも欠陥品呼ばわりされていた。人型になった今でも後ろ歩きが基本。頭の上に汽笛と鳴らす為の紐が付いておりしょっちゅう他人にイタズラで鳴らされている。



24 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:54:34.34 ID:eKgRgmgI0
【名前】リューン

【種族】蝙蝠

【性別】女

【性格】お節介焼き

【特徴】眼鏡っ娘
目は悪いが超音波で常人よりも鮮明に世界は見えている

【設定】
恋のキューピッドを自称する変人
すぐ恋愛認定してきて勝手に一人で盛り上がるただのカプ厨
他人の恋路を眺めるのが好きだが、自分の恋路には疎いというか期待していない。
純愛ものや政略結婚ものなど幅広くイケる口



【名前】ルーク

【種族】朱鷺

【性別】男

【性格】紳士で強がりな寂しがり屋

【特徴】よく整った顔立ちに白色の羽毛を持つ

【設定】
絶滅種朱鷺の最後の生き残り。
種を絶やさぬために早く子孫を残さなければいけないという焦りがあり、気に入った人にすぐ求婚する悪癖がある。
誰の隣にいても分不相応にならないよう、男研きに余念がなく、勉学や運動、お洒落に家事、コミュニケーション能力などの向上に腐心する努力家。
紳士であることを心掛けているが、いろんな人に求婚していく姿から変態の烙印をよく捺される。
求婚してしまったセリカに束縛されており、必死で逃げている。




【名前】ライオ・キング

【種族】獅子

【性別】男

【性格】男女問わず優しく、戦うのが嫌い。

【特徴】身長が3mあって、獅子のようなたてがみがある。筋肉質な体型。しっぽがついている。「自分不器用だから」が口癖。

【設定】獅子族は男性が何もしなく、女性が全部行っている一族のためそれが嫌で一族を離れた。
不器用と言っているが運動、芸術器用にこなしている。その為、部活や委員会から助っ人に呼ばれることがある。見た目と種族から決闘を申し込まれたりして困っている。重いもの軽くと持ち上げる怪力を持っている。少年と一緒のクラスにいる。
25 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:56:47.68 ID:eKgRgmgI0
【名前】ニースラント

【種族】夢魔(夢に入り込み生命エネルギーを奪える種族)

【性別】女

【性格】怠惰が服来て寝そべってる

【特徴】毛先のカールした青のボブカットに羊のような角持ち。間延びした口調、発育悪し

【設定】両目はいつも閉じていて誰も開いているとこを見たことない。彼女の瞳を見た者は覚めることのない夢に誘われてしまうとかしまわれないとか。玉の輿を画策中



【名前】セフィム

【種族】天使

【性別】女

【性格】おっとりぽやぽや

【特徴】小さな一対の翼、白衣をまとった金髪の女性 

【設定】常に空を見ながらふらふらとあちこちをまわっている 意味深な物言いをすることもあるが実際は特になにも考えていない
    基本的にノリと勢いで過ごしている。スナ○キン



【名前】クチナワ

【種族】白蛇

【性別】幼女

【性格】臆病者だが嫉妬深い

【特徴】首を締めるように赤い紋様があり、白髪赤目 かなりの虚弱体質で杖がなければ歩けない

【設定】
一族にかけられた呪いによって声が出せなくなっており、筆談で会話を行う。それについて過去虐められたことがあり他人を恐れている。濁りきった愛情をセレムに向けている。



【名前】ハナヨ(花代)

【種族】河童

【性別】?女

【性格】とても奥ゆかしく自己主張をあまりしないが、困っている人がいると損得勘定抜きで助けずにはいられない心優しい性格

【特徴】一人称は私(素の時はおら)
黒のおかっぱ頭。薄緑色の肌を持ち、頭頂部には皿状の物体が存在している
この部分が乾いてしまうと調子が悪くなってしまうらしく、常に湿らせるための水筒や霧吹きを複数持ち歩いている
基本的に誰にでも丁寧な標準語で話すが、テンパった時や皿が乾いてしまったとき等には地元の方言(所謂田舎訛り)が出てしまう
見た目からは想像のつかない怪力の持ち主で、泳ぎも得意

【設定】山奥の村出身。地元では神童だったらしく、勉強も運動も得意な文武両道タイプ
田舎者であることにコンプレックスを感じているらしく、都会のハイカラなものに強い憧れを抱いている
26 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 22:59:18.22 ID:eKgRgmgI0
【名前】リリス・セクトニア

【種族】死神

【性別】女

【性格】クーデレ

【特徴】ドクロ黒衣大鎌と典型的な死神衣装
結構グラマラス

【設定】古くから罪人の処刑や屠殺業、悪霊成敗など忌避される職業に従事してきた日陰者の一族。
本人は自分の一族に誇りを持っているが、殺しが生業なのもあって他者から忌み嫌われてきた。その反動で、誰かに優しくされるとすぐデレる。
チョロイン。意外に家庭的。
大鎌を持ち歩いてる時点で変人の領域に足を突っ込んでいるが本人に自覚はない。




【名前】レーナ

【種族】スキュラ

【性別】女

【性格】お喋り好きで冗談をよく言う。どんなボケでもツッコミをいれる。ムードメーカー。

【特徴】緑髪でポニーテールをしてる。下半身は8本のタコの足で色はピンク色。壁、天井を自由に歩ける。

【設定】ごりごりの関西弁で話し出したらなかなか止まらない。
実家がたこ焼きを経営していて、自身もたこ焼きをつくるのが上手い。
ボケたがりのクレルとは仲が良く、いつか漫才を結成したいと考えている。
色んな変わった味の飴を多く隠し持っている。



【名前】モモ

【種族】モモンガ

【性別】女

【性格】流行に敏感なイマドキのJK。ビッチっぽい振る舞いをするが、その手の経験は全くない、いわゆる処女ビッチ

【特徴】ミニスカ金髪ショートカット褐色ギャル。モマ同様滑空のための飛膜を持っているが、種族による身体の構造上の違いからモマほど長く滑空できない

【設定】モマと同い年の従姉妹。趣味や性格が近いコダマとはよくつるんでいる。モマからは会う度に身だしなみや振る舞いを注意されているが、モモ本人はそれを疎ましく感じて反発している。ムササビの亜人とよく間違われるが、本人はそれを嫌っている



【名前】ラインメハオ

【種族】狼娘

【性別】女

【性格】クールで現実的…だったのだが絶賛厨二病中。周りからはそれさえ無ければ非の打ち所がないのにと残念がられている。

【特徴】昔話に出てくる、亜人を斬って斬って斬りまくった人間のコスプレで、身長よりも長い長剣(レプリカ)を二本背負っている。もちろん軍服。

【設定】
優秀で誰からも好印象を持たれるクールな狼娘…だったのだが中学生の時に黒衣の勇者の英雄譚を読んだところ、「今は滅びた大国」「強大な力を持つエース」といった要素に厨二心を鷲掴みにされ亜人なのに当時亜人と敵対していた現在で言う所の第二種側にすっかりハマってしまった。平たく言えば拗らせたミリオタで、特に「黒衣の勇者の後輩」のファン。黒衣の勇者の英雄譚に登場する『勇者の恋人の親友であり、勇者と交わった狼娘』と容姿が良く似ているのだが第二種側のファンなのでその事を言われるのはあまり好きでは無い。
27 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 23:01:16.73 ID:eKgRgmgI0
【名前】マナ

【種族】ドッペルゲンガー

【性格】悪戯好きで子供っぽいが、一方で孤独を恐れる一面も持つ。ようはかまってちゃん

【特徴】普段は普通の人間と変わらず、良くも悪くも普通な見た目の黒髪ロングJK。種族の性質上、見た目では家族や同族以外の他人に識別してもらえない

【設定】上記の特徴故に自分を識別してもらえる亜人と人間は皆無に等しく、自分を判別してもらいたいがために半ばウザイほどの悪戯を仕掛けてくる。そのせいで煙たがられることもあるが、本人はそれでも構わないと思っている。噂では母親が2人いるらしい。



【名前】
エリザベス(エリー)

【種族】
ハーピィ

【性別】


【性格】
見事なまでのテンプレートなツンデレ。孤高を気取っているが、一度心を許した相手にはとことん懐く
音楽への造詣が深く、特に歌は聞くことも歌うことも大好き(腕前も中々のもの)

【特徴】
腕と一体化しているタイプ(先端にカギヅメ状の手あり)の白い羽根を持つ翼人
豊かな緑色の髪をポニーテールにしている。おっぱいが大きく衣服はまるでスリングショット水着だ
腕を羽ばたかせて空を飛ぶことができるが、かなり体力を使うらしくあまりやりたがらない

【設定】
将来の夢は声楽家。でも人前ではどうしてもあがってしまって満足に歌うことができず、そこをどうにかしたいと思っているらしい
28 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 23:09:37.79 ID:eKgRgmgI0
【名前】レイン

【種族】蝙蝠

【性別】女

【性格】清く正しいMっ娘

【特徴】着痩せ眼鏡

【設定】
マゾな性癖でたまに暴走するが本人はなかなかに有能な人物
先代生徒会副会長にして、先代新聞部部長でべリアもソロも元部下
ベールクレアとも本人は友達と思っている
良くも悪くも顔が広く学園の大体の人と知り合い
学園の番長に踏まれるために挑みに行った伝説を持つ行動力お化け
妹がいて溺愛している
男女異種族人型不定形に関わらず年下は可愛がる年上も可愛がる無敵の変態力と不落の妄想力を誇る



【名前】
リリー・ガブリエラ

【種族】
大天使

【性別】
無性別(容姿や口調は大人びた女性)

【性格】
清貧で慈愛に満ち信仰心の厚い、まさに聖女を体現したといえる人柄。反面、人を疑うことを知らないほどに純真無垢なため、他者の悪意に気づかずに騙されてしまう危うさも抱えている。

【特徴】
修道服に身を包み、黄色のセミロングの髪と2枚の大きな翼を持つ。髪には白いユリ(マドンナリリー)の花を模した髪飾りをつけている。

【設定】
学園内にある教会で活動するシスター。教会の慈善事業として、孤児院や貧困家庭出身の子供の支援を行っている。その献身的な姿勢から、(某天使姉妹と比較して)「真の天使」とも呼ばれる。ちなみにマリアとは旧知の間柄だが、彼女の悪癖がいつまで経っても改善されないことに悩んでいる。



【名前】セレナ・ロスチャイルド

【種族】不死鳥

【性別】女

【性格】朗らかで明るくそれでいてとっても寂しがり屋

【特徴】笑顔が素敵なフカフカ羽毛に包まれたスレンダー美女
美人遺伝子持ち

【設定】
学園の長命謎お姉さんズの一人で、むかーしむかしから学園にいる。
かつての初代生徒会長でありクレルらは彼女の妹の子孫。
今は生徒会顧問でありながら、学生としての籍も持つ特異な存在。
長命種鳳凰の中でも突然変異により不死性に特化してしまった悲劇の人。
一族から他に不死鳥が現れないかと心配する反面それを期待してしまっている自分に嫌悪感を持つ。
しかし人生停滞が基本のお姉さんズの中でも特に、前進することも出来ず過去に囚われている。
愛は重い方
実は未亡人貴族属性持ち



【名前】ヨダカ

【種族】コボルト

【性別】女

【性格】竹を割ったような性格で、細かいことは気にしない一本筋の通った性格

【特徴】コボルトなので低身長かつ犬顔。毛皮に覆われているがしっかり手入れされており、短くてつやのある黒白の毛足をしている。

【設定】東の国から学園の食堂に勤めに来たコボルト。バジロウが小さなころから面倒を見ておりバジロウはヨダカに頭が上がらない。
かつては堅気ではない仕事をしており、そこからすくい上げてくれたバジロウの父親に感謝をしており、バジロウが一人前になるためには協力は惜しまない。しかしスパルタであるためバジロウのためにと思った行動がバジロウには嫌がらせに近いと思われたりする。
体が弱く床に臥せっているユナという妹がおり、薬代を稼ぐために日々必死に働く。ただし、だからといってお金を恵んでもらうことは絶対に受け入れない。
29 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/25(木) 23:10:06.86 ID:eKgRgmgI0
今日はここまで

これだけキャラクターがいると一覧を作るだけで時間がかかりますね
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 23:13:53.56 ID:Rn59dyiko
乙乙
ベールクレア祝ヒロイン化
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 23:14:37.90 ID:VN0tLhn5O
スレ建て乙&乙
改めて見返すとちょいちょいこんなキャラいたなって思う
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 23:20:06.98 ID:vslUWBD0O
地味に先生キャラも増えてる
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 23:33:39.34 ID:XpkwUp0XO
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/26(金) 00:08:14.53 ID:BnODkK/bO
前スレ1000www
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/26(金) 00:14:42.96 ID:haNe1uOrO
ははーんさてはベールクレア好きだな>>1
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/26(金) 06:29:19.56 ID:9UkE/iXyO
乙ー
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 00:22:28.09 ID:C7TPcXnR0
令和
38 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/05(日) 21:51:34.37 ID:Vy1OG1Jk0
いつの間にか雨が降っていた。

テラス学園長に呼ばれたときは快晴だったというのに。

当然傘なんて持ち歩いていない。

だから僕は雨に濡れながら歩いていた。

雨に濡れるのは好きじゃない。服が水を吸って重くなるし、眼鏡に水滴がついて前が見辛くなる。

でも今日はそんなことは気にならない。僕の思考領域のほとんどを占めているのは先ほどのテラス学園長たちとのこと。

生徒の命が奪われた。

それも被害者は人間で、おそらく人間を標的にした犯行だと推測される。

なぜこんなことに。

平和な学園は―――

男「全部、僕のせいじゃないか」
39 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/05(日) 22:01:47.82 ID:Vy1OG1Jk0
僕が、僕がこの学園を壊したんだ。

学園の守り神を奪い

秘密をバラし

だから僕が殺したと同じ―――

ロウェナ「雨に、濡れてるよ?」

男「っ!」

視線を思考から現実に戻すと鼻と鼻が触れ合うほどの距離にロウェナさんがいた。

とっさのことに歩みを止めることはできず僕はロウェナさんを

すり抜けた。

当然のことだ。ロウェナさんは幽霊で、ロウェナさんから触れようとしなければ触れることはできないのだから。

だからロウェナさんに傘は必要ない。なのに

ロウェナ「はい先生。傘持ってきたよ。持って出なかったでしょ?」

男「なんで、知ってるんですか?」

ロウェナ「メイドちゃんから聞いたんだよ。風邪引いちゃったら辛いよ? あっ、でも私がお世話できるからそれはそれで」ニヘラ

人懐こいロウェナさんの笑顔。

だけど僕はその笑顔に微笑み返すことはできなかった。

ロウェナ「……先生、なにかあったの?」

男「…いや、何も。………………いえ、ちょっと色々とありまして」

ロウェナ「お姉さんに相談する?」

男「…すいません。できないんです」

ロウェナ「そっか」

ロウェナさんはそれ以上追及はしなかった。

その代わりに傘を差さない僕にかわって傘を差してくれた。
40 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/05(日) 22:12:00.33 ID:Vy1OG1Jk0
このロウェナさんが偽物だということ。

幽霊ですらない、本物のロウェナさんの残滓だということ。

だからといってこのロウェナさんが否定されるわけじゃない。

それは分かっているんだ。分かっているのに。

ロウェナさんの顔をまっすぐに見ることができなかった。

ロウェナ「帰ろっか」

男「すいません、ちょっと行かないといけないところがあって」

ロウェナ「そっか、じゃあお姉さんも行くよ」

男「でも。いや、駄目です」

ロウェナ「私も行くよ。ついてきて欲しいんでしょ?」

男「………お願いします」

ロウェナ「うんっ」
41 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/05(日) 22:27:23.55 ID:Vy1OG1Jk0
コンコン

保健室の扉を叩く。扉には保健室が使えない旨の張り紙が張られてあった。

ノックをしてから十秒ほどして少しだけ扉が開き中から眉をひそめたミーシャさんが半分だけ顔をのぞかせた。

ミーシャ「はいはい。すいませんが今日は保健室は開いてませんよ。そこに張り紙してあるでしょう?」

男「テラス学園長に言われて来ました」

ミーシャ「! じゃあ、どうぞ」

ちゃんと扉が開かれる。中にはいつも通りの消毒液の香りと、いつも以上に気怠そうな顔をしたマリアさんがいた。

マリア「学園長がよこしたのはあんたなのね」

男「はい」

マリア「で、後ろのは?」

ロウェナ「ロウェナさんでーす」

マリア「………部外者は立ち入り禁止よ」

ロウェナ「そっかぁ。じゃあお姉さんはここで待ってるよ」

ロウェナさんが僕の背中を押す。よろめきながら振り返るとロウェナさんはひらひらとこっちに向かって手を振りながら扉を閉めた。

重苦しい雰囲気の部屋に僕は残される。だけどロウェナさんが背中を押してくれたんだから、進まなくちゃ。
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:32:20.53 ID:UdKbkMsz0
きたあああ
43 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/05(日) 23:09:52.91 ID:Vy1OG1Jk0
男「それで、被害者の子は」

マリア「見ない方がいいと思うわよ。話だけで十分でしょ」

男「…いえ、ちゃんと見ないと」

マリア「そう。じゃあ見なさいな。ミーシャ、袋持ってきて」

マリアさんが指をさした方向にあるベッド。白いカーテンを開けるとそこには顔に白い布を被せられ横たわっている男子生徒がいた。

男「………」

ぱっと見た感じ外傷はない。少なくとも手足はあった。

男「一体どんな子が」

申し訳ないと思いながら布を取る。

男「っ!」

男「うぇっ」

ミーシャ「こっちです」

ミーシャさんが差し出した袋の中に吐瀉物をぶちまける。

男「げほっ、げほ、げほっ」

口の中が酸っぱい。喉がイガイガと痛む。

マリア「やっぱり吐いた?」

ミーシャ「当り前ですよ。あんなもの見ちゃ」

マリア「そうね。顔の筋肉丸出しでグロテスクだもの。面の皮を剥がすだなんて、犯人は一体何を考えてるのかしら」
44 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/05(日) 23:10:20.68 ID:Vy1OG1Jk0
今日はここまで

おやすみなさい
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/05(日) 23:14:51.98 ID:6ubNZ40LO
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:15:33.82 ID:0985Lbo2O
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:17:08.46 ID:ckCUzONTo
おつ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:18:37.70 ID:/aPJQ3PhO
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 04:04:56.39 ID:4McA5In1o
少女とか一部の少数が暴れまくって生徒会や番長連その他も入り乱れて混迷しそう
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 07:50:08.11 ID:B47LjM9bO
乙ー
51 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 20:25:15.70 ID:+K6X6PX80
顔の皮がなかった。瞼を閉じさせることもできない。

濁った瞳で天井を見上げている彼は一体何を思っているのだろうか。

マリア「正気の殺し方じゃないわね。よっぽどの怨みを持ってるか、頭がおかしいやつの仕業よ」

ミーシャ「頭がおかしくなければ殺人なんてしませんよ」

マリア「そうかしら」

白い布を再び彼の顔に被せる。

こんな事件を表沙汰にできるわけがない。彼には申し訳ないが情報管制をひいて正解だ。

マリア「それで、あんたが犯人捜しをするわけ?」

男「えぇ。学園長に命じられましたから」

マリア「そう。とにかく気をつけなさい。犯人がこの子個人を狙ったのならまだし、人間を狙ったのだとしたら貴方も標的なんだから」

男「そう、ですね」

僕も狙われる可能性は充分にある。でも僕が狙われるのならまだ幸いだ。

僕以外にもこの学園に人間がいるのだから。
52 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 20:51:13.99 ID:+K6X6PX80
男「この子、どうするんですか?」

マリア「防腐処理して保管。とりあえず家族には行方不明として報告」

男「そうですか」

マリア「ちょっと、そんな目でみないでよ。こっちだって仕事でやってんだから」

男「すいません…」

マリアさんが悪いわけではない。テラス学園長が悪い………わけじゃあない。

悪いのは犯人だ。犯人が悪いんだ。

マリア「すぐに防腐処理するから出てった方が良いわよ」

マリア「ゲロを吐き散らされるのは嫌だもの」

男「わかりました」

マリアさんの忠告通り保健室から出る。

外ではロウェナさんがふわふわと漂いながら僕を待ってくれていた。
53 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 20:54:16.74 ID:+K6X6PX80
ロウェナ「私にはよくわかんないけどさ。一緒に帰ろうか」

男「そうですね」

ロウェナ「疲れてるんなら私が憑依して連れて帰ってあげるよ?」

男「結構です」

ロウェナさんに迷惑をかけるわけにはいかない。

というのは建前で、憑依はされたくなかった。

僕の中にいる本物のロウェナさんがどう影響を与えるかわからなかったから。

ロウェナ「手をつなぐのは、いい?」

男「えぇ、それくらいなら」

ロウェナ「やった」

嬉しそうに僕の手に触れるロウェナさん。

いったいなぜロウェナさんは僕にこうも構うのだろうか。

僕が先生でロウェナさんが生徒だから?

考えても答えは出なかった。

その答えを知っていながらも。
54 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 20:57:23.69 ID:+K6X6PX80
〜15週〜

体調がすぐれない。

病気になったとかそういうわけじゃない。

心の問題だ。

心の重力が体までも重くしているだけだ。

だから無理やり引きずれば動ける。

僕は普段よりもずっと重い体に鞭を打ちながら立ち上がった。

はぁ、さてと今日は

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>55
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 20:58:47.51 ID:QQWc+47T0
3事件についてもっと良く調べてみる
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 20:58:59.11 ID:JIVAsRIlO
番長連とのコネを使い犯人についての情報を探る
57 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 21:04:56.78 ID:+K6X6PX80
男(事件の情報は足で稼ぐとよく言われている)

男(まぁ、僕には地道に行動することしかできないんだけどね)

男「しかしどこから当たってみればいいものか」

男(わかっていることは被害者が第一種であり、中等部三年だということ)

男(部活には所属しておらず、所在は男子寮………か)

男「せめてどこかの部活に所属してたらよかったんだけど」

男(僕一人でやっても仕方ない。情けないけど誰かの力を借りよう)

男「例えば」

>>58
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:07:37.69 ID:vVpRF0Dp0
ロア
59 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 21:09:54.07 ID:+K6X6PX80
ロア・ロールド。

学園に昔から存在する生徒。

僕よりも年上らしいけど、見た目はそう見えない。

昆虫族の年齢が分かり辛いってのもあるかもしれないけど。

彼女は不思議と色々な事を知っている。

もしかしたら僕の事情も全て知っているのかもしれない。

そんな不思議な生徒だ。

もしかすると彼女なら被害者の事も知っているかもしれない。
60 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 21:23:51.69 ID:+K6X6PX80
誰もいない森の中。

あの木の後ろには殺人鬼が隠れているんじゃないだろうかという妄想を抱かせるほどに不気味だ。

男「さてと」

男「ロア先輩っ!!」

叫んでみる。

僕の声は森の中に吸い込まれてすぐに静寂に飲み込まれた。

僕の声が届いているといいけど。

男「わっぷっ」

変化はすぐだった。

木の葉がざわめく音が大きくなり、一枚の紙が僕の顔に張り付いた。

それを取り確認すると招待状の文字と噛み付き跡のようなキスマーク。

「こちらへ」

男「うわぁっ」

いきなり声がかけられびっくりする。

いつの間にか一人の少女……いや少年か? どっちだろうか。

指定されたデフォルトの制服を着た子がいた。

甲殻の色は緑と青が混じっており、翡翠のような煌めきを持っている。

「主に命じられて参りました。主の元へ案内します」

男「ありがとう。君はロアさんの」

「しもべです」

男「あぁ、そうなんだ」

ロアさんなら従者がいてもおかしくないな。なんかそんな雰囲気あるし。

「ついてきてください」

男「うん」

「!」ピョンッ

男「!?」

ついて行こうと一歩踏み出したら凄い勢いで飛ばれた。

十メートルほど前に着地するとくるりと振り返る。僕を待っているのだろうか。

しかしあぁも勢いよく飛びのかれると。

僕、なんかしちゃったんだろうか。
61 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 21:39:19.51 ID:+K6X6PX80
ついていくと木々がない開けた場所についた。

木々の代わりに花畑になっている。その真ん中でロアさんは白い椅子に座ってなにかを飲んでいた。

ロア「早い再会ね。その様子だと何かあったみたい」

男「えぇ、ちょっとロアさんに聞きたいことがありまして」

ロア「なにかしら。知っていることならば何でも答えてあげるわ。可愛い後輩のためにね」

男「………中学三年の男子生徒。第一種の生徒を知っていますか?」

ロア「もちろん」

男「彼について教えてほしいのですが」

ロア「どうやら 『行方不明』 になってるようね」

ロアさんが笑いながらティーカップを啜る。行方不明をわざわざ強調して言ったということは大体を知っているのだろうか。

ロア「特に目立った生徒ではなかったわ。嫌われてもいない。かといって人気者というほどではない」

ロア「成績は上位の方だけど、彼より上はもっといる」

男「交友関係は」

ロア「交友関係は………そうね、貴方の知っている中だとアビゲイル。それ以外だとリバーシーって子と知り合いみたい」

男「アビゲイル………ジェラルド君の妹か」

とりあえずアビゲイルちゃんに話を聞きに行くべきかな。

ロア「今の私が知っているのはこれくらい。お望みなら調べてみるけれど?」

男「いいんですか? それじゃあお願いしたいんですけど」

ロア「じゃあ代わりに右腕を頂くわね」

男「!?」

ロア「冗談よ。可愛い後輩にそんなことはしないわ」

カチカチと咢を打ち合わせて笑っているが、僕には笑えない冗談だ。

ロア「何かわかったらその子を行かせるわ」

「分かりました」

男「ありがとうございます。よろしく、えっと」

「シルベ、と申します」

男「よろしくシルベさん」スッ

シルベ「!」ピョン

男「………」

握手を求めて手を差し出したらまた飛びのかれた。

嫌われている?

ロア「嫌われているわけじゃないわ。人見知りで警戒心が強いの」

男「はぁ、なるほど」

嫌われていないのならいいんだけど。
62 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 21:43:47.10 ID:+K6X6PX80
男「もう一つ良いですか?」

ロア「なにかしら」

男「犯人、知ってませんよね」

ロア「………えぇ、知らないわ」

ロア「少なくとも今の私はね」

カチリと一度咢を打ち合わせる。その瞳から何を考えているのかを読み取ることはできない。

僕に腹芸は向いていないらしい。わかってはいたけれど。

ロア「これ以上被害者が増えないといいわね」バシャッ

ロアさんがティーカップを逆さにして中に入ってた液体を花畑へと撒く。

ロア「後輩がいなくなるのは、悲しいことだもの」
63 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/06(月) 21:44:19.79 ID:+K6X6PX80
今日はここまで

おやすみなさい
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:49:09.15 ID:L5xDGaEto
ロアもロアで一本シナリオできるくらい闇抱えてそう
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:49:35.57 ID:77OEGoYYo
おつ
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:52:49.46 ID:ucc5ny2HO
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:55:33.76 ID:j5xa/1ILo
シルベはなんの昆虫だろうか
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:03:19.70 ID:GwOcOnmJO
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:36:33.13 ID:ucc5ny2HO
>>67
甲殻の色と警戒心が強いってところからすると玉虫かな
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 22:48:20.79 ID:B47LjM9bO
乙ー
71 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 20:32:54.19 ID:4n8iPP5f0
〜16週〜

男「気が重い。けど行かなくちゃね」

男「はぁ」

ミレイア「なによ。冴えない顔して」

ミレイア「朝からため息ばかりつくなんて、穏やかじゃないわよ」

男「僕にも色々あるんだよ」

ミレイア「ふん、庶民の悩みなんて高々知れてるわ」

ミレイア「どうせ次の給料日までお金がないとかでしょ?」

男「違うから」

ミレイア「まぁ、私を崇めるなら少しくらいは恵んであげなくもないけど?」

男「だから違うって」

ミレイア「なによ。つまんないわね」

男「……ミレイアさん。目の下の隈がいつもより濃いね」

ミレイア「なっ。どこ見てんのよっ」

ミレイア「色々とあるのよ。庶民と違ってね」

男「お互い、大変だね」

ミレイア「ふんっ」プイッ
72 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 20:33:55.48 ID:4n8iPP5f0
男「そういえば僕は授業をさぼってもいいんだろうか」

男「さぼんないけどさ」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>73
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:37:16.09 ID:+LwfKxdDO
ルーティ 理系
74 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 20:50:41.37 ID:4n8iPP5f0
ヒヅキ【運動 429】

ベルスタシア 【魔導 358】

ジェラルド【魔術 303】

サレム【理系 467】

ルーティ【理系 319】

プライヤ【魔導 977】

ロウェナ【運動 181】

ミレイア【文系 277】

リリ【魔術 474】

75 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 20:58:34.55 ID:4n8iPP5f0
〜16週 土曜日〜

羨ましかった。

私が持っているものをなにも持ってないあいつが。

妬ましかった。

私の人生とはかけ離れた人生を送ってきたあいつが。

私が持っているものを押し付けたかった。

金も、宝石も、美味しい食事も、快適な部屋も

―――重圧も。

あいつが持ってないもの、全部あげる。

だから私を助けて。

なんて言えるわけがない。

これは私の心の中に秘めた

弱音だ。
76 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 21:03:35.33 ID:4n8iPP5f0
男「うわっ、また廊下が水浸しだ」

エグゾ「おい、シャワーの温度が温いぞ」

男「タオル一枚で出歩かないでくれる!?」

エグゾ「もっと熱くしろ熱く」

男「セイレーンなのに熱いのが好きなんだ…」

エグゾ「たりめーだろ。風呂は熱くてなんぼだ」

男「ちょっと待ってて。ボイラーの調整してくるから」

エグゾ「おう、頼んだぜ」

男(なんで僕がこんなことを)

男(>>79しなくちゃいけないのに)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:05:07.61 ID:VZJZ8rKS0
3アビゲイルとリバーシーに話を聞きに行く
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:05:40.49 ID:u9cNYakpo
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:06:15.98 ID:fuCWn/af0
>>77
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:08:27.54 ID:u9cNYakpo
ミレイアも助けたいな
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:11:49.50 ID:cU2I6YLp0
>>75の独白はエグゾかな?
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:13:31.52 ID:u9cNYakpo
ミレイアだと思った
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:16:59.81 ID:cU2I6YLp0
勘違いしてたミレイアだったか
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:17:17.06 ID:Vm6V+MdeO
ミレイアなんだろうけど対象が男なのか少年なのかがわからん
85 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 21:33:45.08 ID:4n8iPP5f0
ジェラルド君の妹、アビーちゃんをみつける事は簡単だ。

学園内を適当に周って、大きな声と大きな音がした方へ行けばいい。

高身長も相まって本当にアビーちゃんは目立つ。

男「うわ。花壇が壊れてる」

アビー「花壇を壊してしまいました! アビーは悪い子! アビーは悪い子っ!」

男「大丈夫? アビーちゃん」

アビー「あわわ、見つかってしまいましたっ! アビーを許してくださいですっ」

男「うん、まぁ、故意じゃなければ謝れば許してもらえると思うけど」

アビー「恋はいつかしてみたいです!」

男「………そっか」

アビー「? ところでなぜアビーの名前を知ってるのですか? どこかでお会いしたことがあるのでしょうか。思い出せないなんてアビーは悪い子でございますっ!!」

あ、そういえばアビーちゃんと会ったのは僕の体が女だったときか。

思い出したくない………

男「ジェラルド君のゼミ担当だから」

アビー「? にぃにの先生はおねぇ様ですよ?」

男「色々あってあの時は女の子になってたんだよ」

アビー「おねぇ様は、オネェ様だった?」

ちょっとよくわからない。

男「性転換の薬を飲まされて女の子になってたの。それにあの時実は男だって言ってたでしょ?」

アビー「うぅ、アビーにはよくわかりませぇん。すいません………」ショボン

男「まぁ受け入れがたい話だけどさ。さて花壇直すの手伝うから早く片付けちゃおう?」

アビー「! オネェ様はお優しいのでぇす!」パァァ
86 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 21:42:59.40 ID:4n8iPP5f0
アビーちゃんと協力して花壇を治す。

なんというか見た目通りパワー型の子だ。細かいことは苦手だけど力は人の何倍もあるらしい。

服が汚れるのも構わず腐葉土を抱えてなんなく運ぶ姿は種族差というものを意識せずにはいられなかった。

男「ふぅ。これで大丈夫かな」

アビー「お花様が枯れないといいのでございますが」

男「大丈夫だと思うよ。一応知り合いの園芸部の子に相談しとくけど」

アビー「ありがとうなのでぇす!」

めまぐるしい子だなぁ。

さてと

男「ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいかな」

アビー「なんでしょう!」

男「君の知り合いの人間の男の子について、なんだけど」

アビー「? どうかしたんですか? なんか病気でお休みしてるみたいですけど」

病気。そう伝えられてるのか。

じゃあうかつなことは言えないな。

男「それと、リバーシーさんを呼んできて欲しいんだ」

アビー「お安い御用でぇす!」ビシッ

アビーちゃんは敬礼をすると、ずだだだとすごい勢いで走り去った。

なにか物音がしたところをみるに、何かにぶつかって壊してしまったみたいだ。

本当、大変な子だなぁ。
87 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 21:51:46.71 ID:4n8iPP5f0
アビーちゃんはすぐに戻ってきた。

煙をあげながら抵抗する女の子を引きずりながら。

リバーシー「そっちは私にとって後ろすでのな!!」

………ん?

アビー「大丈夫大丈夫!!」

リバーシー「いやいやいや、何がいならかわかのな夫丈大がにな!?」

………んん?

途中からあの子が言っている言葉がなんなのかわからない。

どこの言葉だあれ。

アビー「とうちゃーく!」

リバーシー「うぅ、蒸気機関の敗北とはすなわち科学知識のすでのな北敗………」

訛り、じゃないよね?
88 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 22:00:35.87 ID:4n8iPP5f0
男「ごめんね。僕がアビーちゃんに頼んで連れてきて貰ったんだ」

アビー「この人はにぃにの先生で、オネェ様でぇす!」

リバーシー「え? え? どう見ても男」

男「男だよ。アビーちゃんが適当呼んでるだけだから気にしないで」

男「ゼミ教師をやってる男っていうんだ。よろしく」

リバーシー「私はリバーシーです! 蒸気式機械天使というすでムレーゴ!」ポッポー

男「………えっと、ごめん、ちょっと後半よくわからなかった」

リバーシー「あぁ! すいませんっ。 私は言葉を後ろ向きに言ってしまうのですっ」

………そういう癖ってあるのか。

リバーシー「そのリバーシーは欠陥品の出来損らかすで」

男「いやいや、それもまた個性だと思うよ。誰も持ってない特徴は素晴らしいと思う」

僕自身平凡なだけあってそう思う。

ーシーバリ「! かすでんるれくてっ言てっいなゃじ品陥欠もで私なんこ、なんそ!?」

男「えーっと、うん」

リバーシー「貴方は良い人だぁ!」

アビー「ふふーん。オネェ様は良い人なのでぇす」

適当に応えちゃったけど、喜んでくれたのなら結果オーライなのかな。

さて、打ち解けられたところで本題に入ろうか。
89 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/07(火) 22:01:24.86 ID:4n8iPP5f0
すいません今日はここまでです

いさなみすやお
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:04:14.59 ID:KU+VBQP90
すでつお
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:06:18.96 ID:u9cNYakpo
乙乙
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:13:10.17 ID:Vm6V+MdeO
つお
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:29:22.26 ID:5Q5oZByCo
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/08(水) 05:08:05.59 ID:+HyJJY0OO
乙ー
95 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 16:09:30.08 ID:r/MeoRRi0
男「ちょっと聞きたいんだけどさ。君たちのクラスメートの人間の男の子がいるでしょ」

リバーシー「なんだか病気でお休みしているみたいで、心配です」

男「変わったところとかなかった?」

アビー「? ………はっ、実は彼は変態さんだったのでぇすか?」

男「いや、変わったところってそういうところじゃなくて。最近様子が変だったりとかは」

リバーシー「うーん、体調が悪いというわけではなさそうしたしで」

おかしいところはない。ということは何かトラブルを起こした、もしくは巻き込まれたというわけではないのかな。

通り魔的犯行の線が強い。もしかしたら被害者になったのは僕だったのかもしれない。

その危険性はこれからも続くわけだけれど。

アビー「オネェ様ぁ?」

男「! そっかおかしなところはなかったかぁ」

リバーシー「なにかあったのですか? 大変な病気とか………」

男(病気だったらよかったんだけどね)

二人の顔が曇る。クラスメートが病気といえば連想されるものは死。

ただ、病気は過程だ。まだ死んではいない。

だったら

男「うん………。詳しくは話せないけれど重い病気になってしまったんだ」

アビー「! そそ、そんなぁ!!!!」ガシッ ググッ

大声に竦んだ体を軽々と持ち上げられる。なんて力。小柄だけど男の僕をこうなんでもないように抱え上げるとは。

掴む手に込められた力は強く、アビーちゃんの動揺が伝わってくる。

アビー「それは大変です今すぐお見舞いにいかないときっとベッドの上で寂しい思いをしていると思うのでぇすだからアビーは友達で友達だから友達として」グイングインッ

大きく前後に揺さぶられる。両眼には涙を湛え、大きな瞳から今にも零れ落ちそうになっている。その姿に心を痛めそうになる。

いい気分にはならないだろう。僕がやったことは彼女たちにとっては悪いことかもしれない。

男「駄目なんだ」

それでも最悪に至らないようにするためなら、進むしかない。

アビー「なぜですかぁ!?」

男「まだ良くわかってない病気なんだ。感染症とも言われている。だから会わせるわけにはいかない」

男「………もしかすると、もう帰ってこないか、も゛っ」ドサッ

アビーちゃんの手から力が抜ける。支えるものがなくなり落下した僕は受け身をとれず、地面に強かに尻を打ち付けた。

アビー「そんなの、そんなのは嘘でぇす!! アビーは信じませぇん!!」

体が大きいとはいえまだ少女。受け止めるには重すぎたのだろう。アビーは頭部を抱え込んで直した花壇を破壊しながら逃げ出した。

リバーシー「すで夫丈大、らかすましかとんなが私はービア、のあ」

リバーシー「すまし礼失も私………のそ。すまいざごうとがりあてれくてえ教」ペコッ

リバーシーちゃんが何を言ったかはわからない。だけどその表情は当然ながら笑顔ではない。

得られた情報はおそらく通り魔的犯行だということ

わかったことはその情報を手に入れるために僕は二人の少女を傷つけたということ。

………達成感は皆無だ。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 16:45:03.40 ID:pB0RykXCo
来たか!
97 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 17:14:18.90 ID:r/MeoRRi0
男「はぁ………」

晴れない気分のまま僕は帰路を歩いていた。

日は落ちかけ、場所によっては目を凝らさなければならないほど薄暗い。

目を凝らせば何かが隠れていそうに思える。だから夜の暗闇よりも怖い。

―――ッ!!

男「!!!」

叫び声が聞こえた。方向は………第二種の保護地区から。

もしかして、犯人が………

だけどもし凶悪な殺人鬼がいたとして、僕では………

1.声がしたほうに駆けだす

2.帰路を急ぐ

>>98
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 17:16:21.03 ID:KuYpCL4DO
1
99 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 17:29:45.05 ID:r/MeoRRi0
………行かなきゃ。

間に合わないかもしれない。

もしかしたら襲われるかもしれない。

それでも逃げたら、見捨ててしまったら絶対に助けれないんだ。

僕はそう自分に言い聞かせ、勇気を振り絞り路地裏を進んだ。

今にも何かが飛び出てきそうなほどに不気味だ。

だけど僕は足を止めることなく急ぐ

―――鍛えていれば、よかったんだろうか。

勉学ばかりで、体躯を鍛えることの無い僕には誰かを救うなんて言葉は現実味を帯びていない。

もしヒヅキさんだったらこの足に絡みつくような弱気なんてないのだろう。強く一歩を踏み出せるのだろう。

もし―――

男「………!!」

血の濃い匂いがする。

僕にとっては非現実的な臭いが危機感を煽る。

踵を返したい。

逃げ出してメイドちゃんの作る美味しいごはんを食べて

暖かいお風呂に入って

ふかふかのベッドで眠りにつきたい。

男「―――っ!」ムグッ

思わず飛び出そうになった悲鳴を両手で押さえる。

辺りに飛び散った血しぶき。

体の一部を欠損し、倒れ伏した誰か。

そして両手を血で濡らした少女ちゃんがいた。
100 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 17:35:34.71 ID:r/MeoRRi0
少女「誰?」バッ

素早く少女ちゃんが振り返る。

とっさに物陰に隠れることはできたけれど、見られてないだろうか。

今までの犯人は少女ちゃんだったのか?

なぜ……なんで?

彼女も人間のはずだ。

でも、第二種なら違うのか?

第二種は人間として認められないのか?

男「ふーっ、ふーっ」

抑えようと思っても荒い息が手の隙間から漏れる。

聞こえてくれるな。聞こえないでくれ。

少女「………私じゃないよ。やったのはさ」

少女「だから警戒しないで欲しいな」

………本当に?

本当にやってないのか?

そういって誘い出して、殺す気か?

………いや、彼女も学園の生徒。

教師ならば信じないといけないんじゃないのか?

男(どうする。どうする)

1.その言葉を信じて出ていく

2.隙を見て逃げ出す

>>102
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 17:37:07.46 ID:5wCIoTVE0
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 17:39:07.98 ID:Idk6+Pl5O
1
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 17:39:11.72 ID:yPyjkENS0
1
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 17:45:58.30 ID:ceEoEbFI0
>>101
全角で数字書き込んでいるということはお前糞改行だろ
わざと逆張りしてるだろ
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 17:49:30.97 ID:5wCIoTVE0
>>104
全角で書いたからって……
別に僕とは限らないけど?
106 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 18:39:14.59 ID:r/MeoRRi0
………僕だって教師だ 生徒の言葉は信じよう。

ぎゅっと手を握り締めて僕は物陰から―――

「状況証拠がばっちり揃ってるやん」

男「―――っ」

出ようとする前に誰かが現れた。

四角い箱のような頭部をしている特徴的な彼は………

オー「わいは名探偵やないけど、犯人はお前や! なんてな」

右手に持ったメガホンから聞こえてくる声はどこか無機質的。それに大声が耳に響く。うるさい。

僕より至近距離で大声を浴びた少女ちゃんは両手で耳をふさいでいた。

少女「私は人間だけど?」

オー「同族殺しなんてそう珍しいもんでもないやろ。第二種なんてあんたらから見たらおもちゃみたいなもんやろ」

少女「………は?」

オー「おぉ怖い怖い」

そういって身を竦めているが演技だ。

表情は見えないがおそらく少女ちゃんをあざ笑っている。

………彼は一体
107 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 18:51:56.05 ID:r/MeoRRi0
オー「最近起きる第二種殺人事件。犯人はお前。理由は強さを示したかったから」

オー「みんな納得やないか? 普段のあんたを知ってる人なら皆納得する」

少女「勘違いが酷いよ。私は売られた喧嘩は買うし、ムカつくやつはぶっ飛ばすけど」

少女「悪いやつじゃない」

オー「口ではなんとでも言えるわな」

少女「………ムカつく」

オー「で、ワイをぶっ飛ばす………いや殺すんか?」

少女「あと一つ、勘違いしてることがある」

オー「実は男ですとかか? その薄っぺらいっておいおいおいわざわざ脱いで証明せんでも」

少女ちゃんが着ている服に手をかけ、ボタンを引きちぎりながら脱ぎ去った。

下着はつけてなかった。僕がいる方からは見えるのが背中で良かった。

少女ちゃんの体を表すなら引き締まっているという表現じゃ適切ではない。それを通り越した動物的な体つき。薄皮の下の筋肉が今にも飛びかかりそうなほどうねっていた。

少女「私は第二種だ」
108 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 19:07:21.67 ID:r/MeoRRi0
オー「………マジで?」

少女「今証拠見せてるでしょ」

裸を見せているのに一切動じていない。

おそらく少女ちゃんが言ってる証拠とは焼印の事だろう。

オー「………本当に犯人やないんか?」

少女「どちらかというと犯人側」

オー「本当の本当に?」

少女「うん」

予想していなかったらしくオー・クラッペンくんはメガホンを顎(?)にあてて考え込み始めた。

一号「マスター。呆けてないで早く持って帰らないと」ドサッ

上から誰か落ちてきた。その誰かは四肢で着地するとクラッペン君をマスターと仰いだ。

その顔はどこかで………

男「!」

僕が最初にここに来たときに見た女の子。

死んだはずの、あの子だった。

手足が生えた? そんなわけない。良く見るとその手足は人間のものではない。

真っ白の手足とちらりと見える球体間接。まるで人形のようだ。

オー「あぁ! せやな!」

少女「持って帰るって、何する気なの?」

オー「一号。回収よろしく」

一号「マスターがやってください」

オー「うい」

少女「答えろよ」
109 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 19:20:09.15 ID:r/MeoRRi0
オー「………マジで?」

少女「今証拠見せてるでしょ」

裸を見せているのに一切動じていない。

おそらく少女ちゃんが言ってる証拠とは焼印の事だろう。

オー「………本当に犯人やないんか?」

少女「どちらかというと犯人探してる側」

オー「本当の本当に?」

少女「うん」

予想していなかったらしくオー・クラッペンくんはメガホンを顎(?)にあてて考え込み始めた。

一号「マスター。呆けてないで早く持って帰らないと」ドサッ

上から誰か落ちてきた。その誰かは四肢で着地するとクラッペン君をマスターと仰いだ。

その顔はどこかで………

男「!」

僕が最初にここに来たときに見た女の子。

死んだはずの、あの子だった。

手足が生えた? そんなわけない。良く見るとその手足は人間のものではない。

真っ白の手足とちらりと見える球体間接。まるで人形のようだ。

オー「あぁ! せやな!」

少女「持って帰るって、何する気なの?」

オー「一号。回収よろしく」

一号「マスターがやってください」

オー「うい」

少女「答えろよ」
110 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 21:03:42.69 ID:ISieQUpP0
クラッペン君は被害者を軽々と担ぎ上げると

少女「おい、答えろって」

オー「すまんな嬢ちゃん。お喋りはここまでや」

少女「おいっ!!」

オー「じゃあな」ピョンッ

一号「御機嫌よう」ピョンッ

大きく屋根まで飛び上がり、どこかへ逃げた。

人間業じゃない。クラッペン君はともかく、一緒にいた女の子まで屋根までジャンプしていた。

少女「おいっ! こらっ!!」ピョンッピョンッ

少女ちゃんも人間離れした跳躍力でジャンプをしているがそれでも3メートル程度。

クラッペン君を追うのは無理だ。こう入り組んだ路地では追いつけるはずがない。

少女「よいしょっ!」タンッ タンッ タンッ

少女「百点満点!」ビシッ

と思っていたら壁を蹴って屋根まで上っていった。

少女「おいこらー! 待てこらー!!」

オー「うおっ!」

………僕には到底できそうにない。

だけど二人は学園の生徒だ。素性は分からないけれど、学園の生徒であるなら探しようはある。

だけど、二人は殺人事件の情報を知っているのだろうか。
111 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 21:08:23.77 ID:ISieQUpP0
男「ただいまー」

エグゾセ「帰ったか。ん? お前どこか怪我してんのか?」

男「いや? 怪我はしてないけど」

エグゾ「でもこの臭いは………服からか」

エグゾ「お前、なにやってたんだ?」

男「………」

エグゾ「おい」

男「ごめん、ちょっと話せないんだ」

エグゾ「そうか。別にお前がなにしてようが俺は構わねぇんだけど」

エグゾ「お前が怪我すると心配する奴がいるんだよ。俺はしねぇけど」

男「心配かけてごめん」

エグゾ「俺はしてねぇって。てかくせぇから風呂入って着替えてこい」

男「そんなに臭うかな」

エグゾ「ぷんぷん臭ってやがる」

男(血の匂いが分かるだなんて。エグゾセさんは凄い鼻がいいんだなぁ)
112 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 21:22:12.80 ID:ISieQUpP0
〜16週 日曜日〜

アリレ「うわっ、これから、からっ、辛いですっ!」

R「ダブリューダブリュー。語尾を忘れるほど辛いですか」

アリレ「水、水くださいっ」

リリ「どうぞ」

アリレ「ひぃー」ゴクゴクゴク

アリレ「はぁ、なんてもの食べさせてくれるんですかだぜ」

R「面白そうなんで買いました」

アリレ「迷惑な」

リリ「そんなに辛いのですか?」

R「リリも食べますか」

アリレ「やめといた方がいいと思うのですだぜ」

リリ「………」ズルッ ズルルルッ

リリ「………」ゴクゴクゴクゴク

リリ「御馳走様でした」

アリレ「」アングリ

R「リリは味覚がないのですか」

リリ「味覚はあります」

アリレ「だ、だ、大丈夫なのですかぜ? 水は」

リリ「はい。平気です。大丈夫です」

R「ダブリュー。アリレウスは男気がないですね」

アリレ「あれ食べるくらいなら男気なくていいのですぜ」
113 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 21:23:13.27 ID:ISieQUpP0
男「さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>115
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 21:28:17.04 ID:KuYpCL4DO
2 ルーティ
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 21:28:19.09 ID:Inc6bK8u0
3アイレーンの歌を歌っているエグゾセを見かける
116 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 21:47:37.58 ID:ISieQUpP0
男(しまった僕としたことが財布を忘れて―――)

「アフェイジア―――っ!」

男(あれ………この声、歌は前聞いた)

「閉ざして満たしてこの想いを」

「口にできるほど甘くはないから」

「ドロドロと煮えたぎって、全部濁って台無しにして」

男(やっぱり、アイレーンの曲。だけどなぜその歌が僕の家から)

男(一体、誰が)

「恋は衝動、愛は消耗、もういらないからさ全部仕舞ってよ」

「一人ぼっちで鏡に叫ぶの」

男(こっそり、こっそり)コッソリ

エグゾ「大切なもの、全部消して」

男「!?」

男(エグゾセさん!? エグゾセさんなんで!?)

エグゾ「ふぅ。今日もばっちりだな」

エグゾ「今日はここまでで」クルッ

男「や、やぁ」

エグゾ「」
117 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 21:50:14.94 ID:ISieQUpP0
男「エグゾセさん。アイレーンの歌、凄い上手だね」

エグゾ「いつからいた。いや愚問だな」

エグゾ「………どうやって死にたい?」

男「殺さないで!?」

エグゾ「覗き野郎に人権はねぇ!」

男「僕の家なのに覗きなの!?」

エグゾ「うるさいうるさいうるさいっ。というかなんて戻ってきてんだよ!」

エグゾ「しばらくはもどんねぇんだろ!?」

男「財布忘れちゃって」

エグゾ「この抜けさく野郎!!」
118 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 21:57:28.59 ID:ISieQUpP0
エグゾ「………そうだよ。俺がアイレーンだ」

男「え、女装してたってこと?」

エグゾ「…俺は女だ」

男「えぇ!?!?」

エグゾ「まだ気づいてなかったのかよ。見ればわかるだろとは言わないけどな」

エグゾ「だからアイレーンは女装じゃねぇ。普段が男装だ」

男「なぜまた男装を?」

エグゾ「じゃあなんでお前は女装を?」

男「ぐあぁぁぁっ」

エグゾ「ちげぇわ。俺はお前と違って変態じゃなかった」

男「僕だって変態じゃないよっ」

エグゾ「女装して女子寮に侵入する男を世間一般では変態と呼ぶんじゃないか?」

男「否定が―――できない!」
119 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 22:08:31.49 ID:ISieQUpP0
エグゾ「とにかく俺がアイレーンだってことを人にしゃべってみろ」

エグゾ「お前が女装して女子寮に侵入したってことをこの街中に広め回ってやる」

男「君が秘密にしたいって言うなら言わないけど」

エグゾ「信じるぞ? その言葉を信じるぞ?」

エグゾ「もし私を裏切ってみろ。口を縫い合わせて嘘をつけなくしてやる」

男「言わないって」

エグゾ「………はぁ。油断しちまった。くそっ」

男「あのエグゾセさん」

エグゾ「あんだよ」

男「もう一曲歌ってくれないかな」

エグゾ「しねぇ!!」
120 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/19(日) 22:09:06.55 ID:ISieQUpP0
今日はここまで。

作詞、できない。
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:15:39.81 ID:KVf5qiXiO

エグゾセの風呂上がり何度も見てるのに気付かんかったんかい
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:17:52.55 ID:pB0RykXCo
乙乙クラッペンと少女は一連の犯人知らなさそうよな
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:29:42.10 ID:suc5moydO

ぺったんこやろなぁ
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:35:17.45 ID:c37FRq0KO
リリ痛覚ないのか
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:37:27.76 ID:KuYpCL4DO
乙です
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:39:33.57 ID:1OPl/pPYO
おつー
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 22:42:38.30 ID:d9MGcW0jo
エグゾセ嫌い
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/19(日) 23:34:39.19 ID:MQzWKce8o
乙ー
129 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 21:37:10.17 ID:AMT9W9Bt0
〜17週〜

男「そういえば少女ちゃんはどこのクラスなんだろうか」

男「クラッペン君はゴミ回収部らしいけど」

男「………ゴミ回収部ってなんだ?」

男「とりあえずはこの二人に話を聞けば犯人に近づける、のかな」

男「………クラッペン君。あんなことしてるけど、一体何が目的なんだろうか」

男「ちょっと、探るには怖いな」
130 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 21:37:53.22 ID:AMT9W9Bt0
男「っと、それよりも」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>132
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 21:40:39.62 ID:yYSeOdcs0
サレムに魔術
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 21:48:24.81 ID:5jTnbXxBo
133 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 21:56:09.31 ID:AMT9W9Bt0
ヒヅキ【魔術 421】

ベルスタシア 【魔術 342】

ジェラルド【運動 293】

サレム【魔術 176】

ルーティ【運動 229】

プライヤ【魔導 992】

ロウェナ【文系 353】

ミレイア【魔術 295】

リリ【魔導 455】
134 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 22:04:44.99 ID:AMT9W9Bt0
〜17週 土曜日〜

ミーシャ「この前ですね。実家から山菜が送られてきたんですよ」

マリア「あらいいじゃない。そういえばあんたの実家ってどこよ」

ミーシャ「結構な田舎ですよ。でも実家は結構大きいお屋敷なんですよ」

ミーシャ「村の外れのほうなのが辛いですけど」

マリア「ってことはあんた意外とお嬢様だったり? ちょっと男紹介しなさいよ」

ミーシャ「私の田舎を汚染させるわけにはいかないので」

マリア「汚染ってなによ。最近そういう差別に厳しい世の中なのよ?」

ミーシャ「お屋敷も結構古いみたいで。大戦のちょっと後くらいに建てたらしいんです」

マリア「ざっと数百年レベルってとこねぇ。なんか金目のものとかないの?」

ミーシャ「聞いてどうするんですか」

マリア「あんたの扱いがちょっと良くなる」

ミーシャ「話ちょっと戻しますけど、別に同性愛を否定してるわけじゃなくて、貴方を否定してるだけですから」

マリア「あんた、毒舌だとモテないわよ」

ミーシャ「素直ですにゃ」

マリア「可愛くないわねぇ」

ミーシャ「モテモテですにゃ」ツーン
135 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 22:07:50.17 ID:AMT9W9Bt0
男「ちょっと身長伸びた?」

メイド「そうでしょうか」

男「うん。伸びてる伸びてる」

男「成長期だから大きくなってるんだよ」

ロウェナ「おっぱいが?」

男「おっぱ………身長の話ですよ」

ロウェナ「そうだよねー。メイドちゃんのおっぱい育ってないもんねー」

メイド「ご主人様は大きい方が、望ましいと思われますか?」

男「あっ! そういえば僕は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>137
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:10:05.47 ID:5jTnbXxBo
3
人間種殺しそうな危ない奴知ってそうな番長連でコネを使い情報を集めてみる
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:10:24.25 ID:Bjg/OB0DO
138 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 22:13:12.63 ID:AMT9W9Bt0
男「番長連の人に犯人に心当たりがないか聞いてみようかな」

男「………犯人に聞いちゃったらどうしよう」

男「でも危ない橋を渡らないといけない時もあるよね」

男「それが今かはわからないけど」
139 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 22:18:39.91 ID:AMT9W9Bt0
〜森の中〜

ザワザワ

男「番長連はなんでこんなところに集まってるんだろうか」

男「不気味だなぁ」

ガサガサッ

男「っ!」

ドサドサドサッ

男「うわっ、誰!?」

「我らスザク様に仕える三羽鴉!」

「一羽でチュン!」バッ

「二羽でチュチュン!」ババッ

「三羽揃えば」シュババッ

「「「牙をむくっ」」」バァーンンッ

男「………雀じゃん」

「何を! スザク様は言ってたぞ!」

「牙を持った鳥と書いて東洋では」

「鴉と呼ぶのだちゅんっ」

男(ちゅんっって言ってるじゃないか)

「えぇい! これ以上先に進もうとすれば!」

「拙者達、三羽鴉が」

「牙をむくのだちゅんっ!」

男(かわいい)
140 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 22:22:57.49 ID:AMT9W9Bt0
男(しかしなんで忍び装束なんか着てるんだろうか)

男「そういえばスザク君の知り合い? だって言ってたけど」

「忠実なしもべだ!」

男「そうなんだ。えっと僕はスザク君の友達?」

「スザク様に友達なんぞできようか。いや、できない」

「ありえないッピー」

「つまりお前は嘘つきだな!」

ゴンッ

ゴンッ

ゴンッ

「「「ジュチュンッ」」」

スザク「お前ら好き勝手言いやがって」

スザク「俺様にかかれば友達なんぞ百人単位で作れるわ!!!」

男(友達がいないことに関して否定できてないよ、スザク君)
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:26:35.71 ID:sjDNcZT8O
スザクに忠実なしもべができようか
142 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 22:28:12.45 ID:AMT9W9Bt0
スザク「よぅ。こいつらがピヨピヨうるさいからなんか来たのかと思えばお前か」

スザク「お前のおかげでこっちは楽しくやれてるぜぇ」ニタニタ

男「それはなにより。で聞きたいことがあるんだけどいいかな?」

スザク「はっ。それなりの姿勢を見せてくれたら考えないこともないぜぇ?」

男「それなりの対価………」

「さすがスザク様!」

「ケツの毛まで毟り取るようなみみっちい性根だホケキョー」

「まぁスザク様はケツの穴を見られておられたがな」

「「「ケラケラケラ」」」

ゴンゴンゴンッ

「「「ジュチュンッ」」」

スザク「焼き鳥にされてぇのか?」

男「まぁまぁまぁ」

スザク「ちっ。仕方ねぇからただで協力してやるよ。みみっちくなんかないスザク様がな!」

男「本当? ありがとうスザク君」

スザク「けっ。礼なんか言われたら冬毛に生え変わっちまうぜ」ブルルッ
143 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 22:29:09.31 ID:AMT9W9Bt0
今日はここまで

おやすみなさい
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:30:49.28 ID:rjVGBN+no
おつつつ
145 :訂正 ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/22(水) 22:30:58.78 ID:AMT9W9Bt0
× 「まぁスザク様はケツの穴を見られておられたがな」



○ 「まぁスザク様はケツの穴を見られてしまったのだがな」
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:31:54.84 ID:5jTnbXxBo
乙乙やはりスザクは非処女…
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/22(水) 22:32:50.89 ID:NSVPMJCYO
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:33:21.96 ID:JhDlzurcO
やっぱり主要番長連メンバーに純粋悪はいないの
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:42:30.16 ID:Bjg/OB0DO
乙です
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:43:46.04 ID:bEhVutu/o
リーゼとスザクくらい?

あとはそんなでもない

もうキャラ多いけど純粋悪キャラ作ってもいいのかな
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/23(木) 01:55:15.08 ID:CZudVk0UO
乙ー
152 :訂正 ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 19:06:40.15 ID:l3uC6ni30
スザク「立ち話もなんだ。ついてこい」

男(ということで案内されたのは)

スザク「どうした。早く入れよ」

男(もう使われていない校舎。森の中にこんなところがあったんだなぁ)

男「いや。まだまだ僕の知らないことばかりだなと思って」

スザク「ふふんっ。これが男の秘密基地ってやつよ!」

「秘密基地って、お可愛い」

「まぁスザク様の脳みそは新品でつるつるであられるからな」

「殴られる気がするチュン」

ゴンゴンゴン

「「「ギエピー」」」

スザク「お前ら本当に俺の部下なのか?」

男「まぁまぁ」
153 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 19:14:55.69 ID:l3uC6ni30
スザク「早速だがお前の悩みとやら、この俺がすっきりさせてやってもいいぜ」

男「う、うん」

男(視線を感じる。例えるなら肉食獣の檻に入れられた小鼠の気分)

男(あまり心地が良い視線ではない)

クロ「………」グルル

リーゼ「………」フッ

ユークリッド「………」ジッ

カフカ「………」グゥ

プライド「………」フハハ

スザク「どうした? まさか俺様の存在感に気おされちまったのか?」

男「あ、あはは、実は」

スザク「お前は分かる奴だな! いいぜいいぜぇ! そういう奴が長生きするってもんよ!」

男(正確にはスザク君に気おされているわけではないけど)
154 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 19:29:17.88 ID:l3uC6ni30
リーゼ「おいスザク」

スザク「なんだよ」

リーゼ「そいつは明らかに部外者に見えるが」

スザク「おう良く聞いてくれたな! この部外者面してる一般市民的男性は何を隠そう風紀委員の内情を俺に告げ口した腹黒性悪男なんだぜ!」

リーゼ「……お前が?」

男「…はい、実は」

プライド「フヒ、フハハハ! 良いぞ良いぞ! 貴様が混沌の原初か! 見れば見るほど頼りないその面が実に良い! グッドだ!」ズズイッ

プライド「ほうほう、貴様なりは普通だが、普通ではないな? 我にはわかる。我にはお見通しなのだ! フワッハッハッハ! フーッハハンゲホゥッゲホッゲホッ!」ズズズイッ

男「………」ベチャア

リーゼ「だとしても俺の断りなく連れてくるとは面白くねぇな」

スザク「お前の許可がいると? 今はお前がナンバー1だが、すぐに俺がその座を奪い取ることになるんだぜぇ?」

リーゼ「んだと? やんのか鶏野郎」

スザク「上等だぜぇえ! 灰は灰に! 塵は塵に! 魚野郎は水の中に!」

「燃えるごみは赤いゴミ箱に!」

「燃えないゴミは青いゴミ箱に!」

「ポイ捨て駄目絶対だちゅん」

スザク「………」ゴゴゴンッ

「「「ピチュン」」」」

ユーク「お兄様。殺し合いも構いませんが目的を見失いませぬよう」

ユーク「あの鳥はいつでも殺せますわ」ニコッ

リーゼ「………それもそうだな」フゥ

ユーク「カフカさん。お客様にお茶を」

カフカ「承知」

リーゼ「お前も俺の部下を使うのか………」

ユーク「可愛い妹のお願いですわ」クスクス

リーゼ「可愛い、ねぇ」
155 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 19:42:36.64 ID:l3uC6ni30
カフカ「お茶」

男「ありがとう」

リーゼ「それで、頼みとは」

男「ちょっと聞きたいことがあるんだけれど」

スザク「おう、なんでも答えてやるぜ。太っ腹なスザク様がよぉ!」

リーゼ「教えることが可能であればだ」

男「………人間を標的にした殺人事件。その犯人についての情報を知っていたら教えて欲しい」

リーゼ「………殺人事件?」

男「去年から頻発してる保護地区での第二種殺人事件」

ユーク「第二種……そう“珍しいこと”ではないのではなくて?」

リーゼ「あぁ。そんなことじゃ警察も動きはしないだろうな。だからお前が動いているのか?」

スザク「なんだ、そんなつまらねぇことなら―――」

男「その犯人がこの学園において第一種の殺人を犯した可能性がある」

ユーク「あぁ、なんと嘆かわしい事。罪なき人の命を奪うことが是であるはずはありませんのに」

プライド「クハハッ 良いジョークだなっ」

ユーク「なにか?」

プライド「ふんっ」

男(か、帰りたい………)
156 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 20:00:18.12 ID:l3uC6ni30
リーゼ「お前の見立ては人間に絞った快楽殺人と?」

男「その可能性が高いと考えているよ。第二種から第一種に標的を変えたのだと」

ユーク「確かに快楽を求めるのであれば第一種を狙うというのも考えられますね」

男「君たちなら犯人に心当たりがあるかなと思って」

リーゼ「協力をしてもらいにきたと」

男「協力なんてもんじゃないよ。ただ心当たりを教えてくれるだけでいい」

男「それだけでいい」

スザク「人間を狙うと言ったら………」ジーッ

リーゼ「俺は人間に限らん」

男「っ!」

リーゼ「待て。俺は犯人ではない。確かに人間を喰うことは可能だが、人間だけというわけじゃない」

男「そ、そうだよね。食人なんてリスクを冒さなくてもいいんだもんね」

プライド「食人など今ではもう過去の事件。今ではリスクが高い割にはメリットがなさすぎる」

ユーリ「最近の人口肉美味しいですものねぇ」

リーゼ「だから標的はおそらく人間じゃないといけない種族だ。吸血鬼…あるいは」

クロ「鬼」

男「やっぱり、鬼か」

男「食人種族に限れば少数かもしれないけど、そこを絞るための情報がない?」

リーゼ「………あいつが怪しいな」

ユーリ「あいつとは………リョウメンスクナの?」

スザク「あぁ、怪しいな。あいつ」

男「リョウメンスクナって…ヒダン君?」

スザク「なんだ。知り合いだったのか?」

男「いや、ヒダン君はそんなことしないって!」
157 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 20:02:55.69 ID:l3uC6ni30
スザク「あいつスクナの癖に人間とやたら仲がいいだろ」

スザク「保護地区にいたなんて噂もあるみたいだし」

リーゼ「鬼は特に人間と溝が深い」

リーゼ「殺し殺されの歴史。それに食人の咎」

ユーリ「怪しすぎますわねぇ」

男「そんな……こと、ないよ」

男(といえるほど、僕はヒダン君のことを、知っているのか)

男(もしかして、本当に………)
158 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 21:45:45.12 ID:PTnApBAA0
リーゼ「確固たる証拠はないがな」

ユーク「疑わず後悔するより、疑って安心する方が良いと私は思いますけどね」

男「確かにそうかもしれない。だけど」

スザク「あぁーもう! まどろっこしいなぁ! つまりヒダンを捕まえて吐かせりゃいいんだろ!?」

リーゼ「だが、ヒダンもかなりの実力だ」

スザク「だが8人もいれば何とかなるだろ。戦いは数だぜ」

プライド「ナチュラルに吾輩たちまで数に入れているとは。さすが悪逆非道のゴミ屑だな!」

リーゼ「俺は乗らん。敵に回して徳はない」

スザク「んだよ。目障りじゃねぇか鬼なんて」

リーゼ「関わらなければ問題ではない」

男「そこまで協力してくれとは頼めないよ」

リーゼ「こいつもそう言っている」

プライヤ「吾輩は実験台が欲しかったのだが。犯罪者であれば人権はなかろう」

スザク「反対1、賛成2か。おい、クロとユークリッド。お前はどっちにつく」

クロ「………総番長に従う」

ユーク「犯人を退治したいとは思いますが、確定してないことに手は出せませんわね。かえってこっちが悪者になるやも」

スザク「反対3か。もういいぜ。俺一人で行ってきてやる!」

リーゼ「ユーリ」

ユーク「分かってますわ」ズブッ

スザク「んごァッ」

男「!?!?」

スザク「ユークリット、てめぇ……誰を刺してやがるッ!」

ユーク「人のためならざる者を」

男「スザク君!? 大丈夫!?」

ユーク「大丈夫ですわ。この人ならばクビを刎ねない限り生きておりますゆえ」

スザク「いてぇもんはいてぇんだよ!!」プンスコ

男(腹に刀を差されても怒るだけで一向に元気が衰える気配がない)

男(これが不死鳥、なのか?)
159 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 21:50:05.11 ID:PTnApBAA0
リーゼ「総番の俺から宣言する。この件に関しては番長連は触れることはない」

リーゼ「人間が犠牲者の内はこちらは傍観を決め込む。情報程度はやってもいいがな」

リーゼ「だがいくらことが荒れても俺たちはお前を助けない。たとえ死の淵にいるお前を偶然見つけたとしてもだ」

男「そこまでしてもらおうなんて思ってないよ」

男「僕だって教師なんだから」

リーゼ「ふんっ。根性というか諦めの悪さだけはある人間だ」

男「?」

リーゼ「カフカ、家まで送ってやれ」

カフカ「分かりました」

男「ありがとう。皆」

リーゼ「ふんっ。精々人の身であがくといい」

リーゼ「絶望するまでな」
160 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 21:53:34.65 ID:PTnApBAA0
男「送ってくれてありがとう」

カフカ「任務ですから」

カフカ「それでは」グゥゥ

男「えーっと、夜ご飯食べていく?」

カフカ「いえ」

男「確か今日はハンバーグだったような」

カフカ「お肉様ですか」

男「うん、お肉のハンバーグ(お肉様)」

カフカ「………」ジュルリ

男「遠慮せず」

カフカ「護衛代としていただきましょう」
161 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 21:57:27.71 ID:PTnApBAA0
ノゥティ「あ………」

エグゾ「おい、なんでお前がいやがる」

カフカ「仕事です」

メイド「お、お夕飯です」ビクビク

エグゾ「リーゼからの差し金か?」

男「いや、僕が誘ったんだけど…ちょっとお世話になったから」

エグゾ「知り合いは選べよな」

メイド「スープをお持ちします」

カフカ「申し訳ありませんが、お肉様を喰うなと言う命令は出ておりません」

エグゾ「…別に食うなと言ってるわけじゃねぇけどさ」

エグゾ「俺が言えたことじゃねぇけどなんでこんな危ないやつばっか身近に連れてくるんだ?」ボソッ
162 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 22:05:07.90 ID:PTnApBAA0
〜17週 日曜日〜

空子「道に迷ったのなぁ〜」

空子「私のところぇ〜 来てくださぁ〜い」

空子「なぁ〜んでもぉ 占ってあげま〜す」

空子「もぉ〜っと もぉ〜っと 幸せにぃ〜」

エンプ「………」

ロザリア「どうしたのぉ?」

空子「もぉ〜♪」ボンッ

ロザリア「エンプーサちゃーん?」ボインッ

エンプ「………チッ」
163 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 22:07:44.38 ID:PTnApBAA0
ルーティ「先生ってさー、モテてるよね?」

男「あの、笑えないし傷つく嘘はやめてください」

ルーティ「でも私先生のこと好きだよ?」

ルーティ「んーちゅっ」

ルーティ「だから他にも先生のこと好きな人いるかもよ?」

男「そんなルーティさんみたいな変人はいませんよ」

ルーティ「いると思うけどなー」ベターッ

男「ちょっと離れてくださいよ、僕は今から」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>165
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:08:38.38 ID:Y6uEjAcKo
まだまだ解決しなきゃいけない事案が多いな
安価下
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:09:30.49 ID:dq3bJBmDO
3そのままルーティとまったり過ごす
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:11:35.84 ID:TeTQzxwVO
事件は少女かヒダンくらいしか宛ない
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:14:28.64 ID:coPmbzvJO
全て解決する前に教師の期限が来そう
168 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 22:29:03.16 ID:PTnApBAA0
男「…まぁいいや」

男「ルーティさんはどうしたんですか?」

ルーティ「んー? んふふー。悪戯をしにきたのさ。みゃははー」

男「悪戯?」

ルーティ「んっ」

チュッ

ルーティ「こーひゅう」ニュルリ

レロリ

男「ルーフィふぁ」

ルーティ「んじゅる、んじゅるるる」

ルーティ「ぷはぁっ!」タラリ

ルーティ「えへへ、キス。しちゃったね」

男「…これが、悪戯?」

ルーティ「うん。可愛い悪戯」

ルーティ「今の私なら先生は私を見てくれる」

ルーティ「きっと、今の私なら先生は好きになってくれる」

ルーティ「ロウェナより遅れたけど」

ルーティ「私が先生の彼女第一候補に立候補するんだからにゃあ」

男「たちが悪いよ。冗談にしては」

ルーティ「先生」ズイッ

ルーティ「私は嘘はつくし冗談は言う。だけどこういうことは真面目なの。人に愛してもらえるのなら私は………きっと素直になれる」

男「前も同じようなことしたじゃない」

ルーティ「………それは」

ルーティ「強がりだよ。悲しかったから」

ルーティ「先生の……バカ」プイッ

ルーティ「えへ、でもこれで先生は私のこと意識してくれるでしょ」

ルーティ「今のが“ルーティ”のファーストキス、なんだから」

男「ルーティさん………」

ルーティ「これは本当。だから怒らないで」

ルーティ「嫌われるのは慣れてるけど、好きな人に嫌われるのは慣れてないから」

ルーティ「……ごめん先生。我が侭で」タッタッタ

男「………ルーティさん?」

ルーティの好感度【71】

ルーティへの好感度【10】
169 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/05/29(水) 22:30:19.31 ID:PTnApBAA0
今日はここまで

空子はお助けキャラです
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:33:22.71 ID:Y6uEjAcKo
お助けしてもらおう
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:33:55.47 ID:YJlUD7naO
乙男パンクしないよね
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:34:34.59 ID:kPn8PjwfO
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/30(木) 00:33:22.74 ID:06a3FMO5O
乙ー
174 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 21:31:17.16 ID:mClvOVfz0
〜18週〜

僕の人生、というか生活。

あきらかに良くない方向に動いている。

どこから間違ったんだろうか。

僕が、教師らしくないから、なのかな。

一生懸命にやってきたつもりなんだ。

なのに………

ロウェナさん。

ルーティさん。

この二人の想いに対して僕はまだ答えをだせそうにない。
175 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 21:36:18.44 ID:mClvOVfz0
男「はぁ…」

オルタ「なんだ、うかねぇ顔してんじゃねぇか」

男「オルタネートさんはウキウキだね」

オルタ「おう! 毎日が楽しくなってきてんだぜ」

男「あんまり暴れてるといつか取り返しのつかないことになるよ?」

オルタ「行くとこまで行ってやるさ。その覚悟くらいできてる」

男「覚悟…か」

オルタ「おら、授業の準備できたぞ」

男「ありがとう」

男「さて今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>176
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 21:42:11.49 ID:y/owj/Tqo
サレム魔術
177 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 21:49:26.88 ID:mClvOVfz0
ヒヅキ【魔術 440】

ベルスタシア 【文系 363】

ジェラルド【運動 306】

サレム【魔術 195】

ルーティ【理系 339】

プライヤ【魔導 1004】

ロウェナ【文系 240】

ミレイア【魔導 285】

リリ【魔術 474】
178 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 21:59:13.76 ID:mClvOVfz0
〜18週 土曜日〜

オル「あれ、ヒヅキッちどうしたの?」

ヒヅキ「…甘味を、作りたい」

オル「んー、いいよ☆ まさか人にあげるやつ?」

ヒヅキ「あぁ」

オル「まぁ。あまーい☆」

オル「ってマジで★」

ヒヅキ「喰わせたい奴がいる」

オル「それって、もしかして好きな人ー?」

ヒヅキ「………わからん」

ヒヅキ「ただ、感謝はしている」

オル「ごちそうさまですっ★」

ヒヅキ「? まだなにも作ってないが」

オル「女の子の主食は恋バナ☆」

ヒヅキ(恋バナ?)
179 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 21:59:59.76 ID:mClvOVfz0
男「さて今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>181
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:01:20.26 ID:sEIhESj9O
3
メイドと一緒にいるヒダンを見つける
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:02:22.99 ID:3YACb9aq0
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:02:47.50 ID:y/owj/Tqo
空子に事件の手がかり以外にもこれから男が解決するであろう他の事案についても欲張って聞く
183 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:05:26.02 ID:mClvOVfz0
男「メイドちゃーん」

男「………」

男「あ、そういえば今日、メイドちゃん出かけるっていってたな」

男「ヒダン君と………」

男(心情的にはヒダン君を信じたいけど…)

男「でも、言われてみれば鬼は食人種族なんだよなぁ」

男「………こっそりついて行こう」
184 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:08:47.08 ID:mClvOVfz0
ヒダン「〜〜〜」

メイド「〜〜〜」

男(仲良さそうに話してる)

男「傍から見て怪しいところはなにもないな」

男(もうちょっと近づけば会話が聞けるかな)

1.近づく

2.近づかない

>>185
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:16:13.67 ID:qhlV2qfaO
2
186 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:24:35.27 ID:mClvOVfz0
男(尾行のプロってわけじゃないただの一般人だ。うかつな行動をとるのはやめておこう)

メイド「!」

ヒダン「♪」コクコク

メイド「〜♪」ペコペコ

男(何か買ってる)

男(しかもいっぱい)

男(全部持ってあげるってヒダン君、優しいなぁ)

男(やっぱりヒダン君は悪くない、のかな)
187 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:28:02.97 ID:mClvOVfz0
男「………」コソコソ

男(人気のない方に…いったいどこへ?)

メイド「〜〜〜」スッ

男(路地裏に……特別保護区にいったい何の用で)

男(ここから先は土地勘がない。隠れる場所も少ない)

男(行くとしたら運だのみだな)

1.行く【コンマ50以下で尾行成功】

2.引き返す

>>188
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:31:49.55 ID:sEIhESj9O
1
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:32:00.53 ID:dRedYRNSO
コンマこい!
1
190 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:40:09.09 ID:mClvOVfz0
ヒダン「誰ですっ」バッ

男「わっ」

ヒダン「…先生? どうしたんですかこんなところで」

メイド「ここはご主人様が来るようなところでは」

男「ちょっと用事があるんだよ。君たちは?」

ヒダン「メイドちゃんの知り合いに食べ物とかを配ってるんですよ」

メイド「ここでは食事にありつけないことも多いですから」

男「なんだ、そういうことか…」

メイド「ご主人様はなぜここに?」

男「学園の仕事だよ。詳しくは言えないけど」

ヒダン「メイドちゃんのことはお任せください。ばっちり守って見せますよお父様!」

男「君にメイドちゃんは渡さない!」

ヒダン「そんなっ」

メイド「え、えっ」オロオロ

男「冗談はさておき、たしかにメイドちゃんだけだと心配だね」

ヒダン「はい。特にここは治安が悪いですから」

メイド「ヒダンさんのおかげで、助かってます///」

ヒダン「いやぁ。メイドちゃんのためならどんなことだってしてみせるよ」キラーンッ

ヒダン「でもいろんな子と知り合いになれて、僕は嬉しいですよ」

ヒダン「本当に」

ヒダン「あっ、一番はメイドちゃんですからっ 怒らないでっ」

メイド「べ、別に怒ってませんから」オロオロ
191 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:41:47.41 ID:mClvOVfz0
男「二人の邪魔をしちゃ悪いし、僕はもう帰ろうかな」

ヒダン「あれ? 用事はいいんですか?」

男「出直すよ。別に今日じゃないといけないってわけでもないし」

男「メイドちゃんをよろしくね」

ヒダン「えぇ。特に最近ここでは事件が多いみたいですから最大の注意を払います」

ヒダン「メイドちゃんがバラバラにされるなんてあってはならないことですから」

男「それじゃ」
192 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:42:26.03 ID:mClvOVfz0
男「ヒダン君は犯人じゃないみたいだ」

男「…困った。情報が途切れてしまったぞ」
193 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:49:59.42 ID:mClvOVfz0
〜18週 日曜日〜

ベール「できた、できたわ!」

ベール「やっとできた!!」

ベール「これさえあれば、私はきっと!」

ベール「はぁ、はぁ、ふぅ。落ち着かないと。落ち着かないと私らしくない」

ベール「………ふぅ。とりあえずマナに連絡しないと」
194 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:51:42.04 ID:mClvOVfz0
ノゥティ「先生」

男「どうしたのノゥティさん」

ノゥティ「ちょっと友達から誘われたので、出かけてきますね」

男「うん、行ってらっしゃい。夕飯は?」

ノゥティ「お願いします」ペコッ

男(エグゾセさんと違ってノゥティさんは礼儀正しいなぁ)

男「さて、僕も」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>196
195 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/01(土) 22:52:13.88 ID:mClvOVfz0
今日はここまで

ベールクレアが正ヒロインになる薬とかないですかね
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:54:20.41 ID:nf7vJJPW0
3興奮しているベールとマナに会う
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:56:30.22 ID:7rndgYQQo
ベル一族は次の世界でも書いて、どうぞ

おつ
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:56:52.46 ID:y/owj/Tqo
乙乙
しれっとヒロインレースに参入しても良いと思うの
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:58:26.92 ID:sEIhESj9O

そんな薬できたらイルミが不憫過ぎるんだよなぁ...
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 22:59:52.79 ID:6FAx8/8JO
>>1が最終決定者だ
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:01:43.93 ID:dQMR2ThPO
少年くんスレならヒロイン化いけるやろ
元生徒会長設定あるし
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:17:36.70 ID:oomIthD6O
ベル一族はシリーズが進む度に進化していくのに愛は得られないという悲哀
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/01(土) 23:21:40.47 ID:EzkF81KUO

ベールの性格で表舞台で生徒会長やってる所が想像できない
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 08:16:53.22 ID:l/mzVQbio
ベールに生徒会長設定あったっけ?

レインじゃない?
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 12:00:45.88 ID:xR1B4jSxo
>>13
ベール「男」が好きというのはloveのことなのかな
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/02(日) 13:59:09.64 ID:cxAjsj7uo
乙ー
207 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 20:48:12.84 ID:8H3lu/4E0
男「そうだ。ベールクレアさんなら何か解決してくれるかもしれない!」

男「頼るのは実に情けないことだけどさ」

男「………でもそんなこと言ってられないよね! よし、行こう!」
208 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 20:59:49.04 ID:8H3lu/4E0
「これ飲めば本当に?」

ベール「その通りよ。あんたたちの間で交渉が成立してるなら飲めばいいわ」

「………これでやっと」

男(誰かいるのかな)コンコン

「!」

ベール「だ、誰よ?」

男「僕だけど」

ベール「私の知り合いに僕って名前はいないわね」

男「あー、えっと、男だけど入っていいかな」

ベール「………」

「いいよ」

ベール「いいわよ」

男「じゃあお邪魔して」ガチャッ
209 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 21:06:32.82 ID:8H3lu/4E0
男「……あれ、ベールクレアさん。足がある」

ベール「スライムだもの。足くらい作れるわ」

男「えっと、そっちは………」

「みゃはは、初めまして」

男「初めまして。それで今いいかな?」

ベール「ちょっと待って。先にこっちが質問するわ」

男「? わかったよ」

ベール「えー。こほん」

ベール「あんた。どんな女が好きなのよ」

男「……冗談?」

ベール「冗談じゃないわよ! 冗談言う性格に見える!? そんな性格ならもっと人気者よ、えぇ!」

男「…ごめん」

ベール「…ごめんなさい。ちょっと気が高ぶってて」

ベール「それで、あんたのタイプは、どんな人なのよ」

男「えーっと>>212みたいな人だけど」

【種族】

【性格】

【特徴】
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:15:53.63 ID:CMUplGkb0
【種族】メタルスライム
【性格】傲慢で不器用
愛したいより愛されたい
【特徴】近づき難いオーラのある友達いない系眉間皺荒みガール

そもまんま言ったら逆に警戒されるかな?
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:19:22.56 ID:RVG4qYx40
【種族】エルフ

【性格】おっとりとして和やか

【特徴】家事を上手にこなせる
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:19:24.92 ID:t2RLJ3qAO
【種族】特に好みはないが、あまりにも文化や価値観が剥離してると慣れるのが大変かも?

【性格】振り回されるのは慣れてるけど、自己主張し過ぎない人の方が相性的には良さそう

【特徴】見た目は特に気にしない
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:21:42.43 ID:xR1B4jSxo
【種族】ヤタガラス

【性格】周りを気遣える優しい人だけど何処か影のある儚さを持った人

【特徴】甘えてくれたり、甘やかしたりしてくれる
214 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 21:28:15.75 ID:8H3lu/4E0
男「えーっと価値観とか好みが近い人だけど」

ベール「外見は? 外見はどうなのよ」

男「特に希望はないかな」

ベール「!」

ベール「そ、それって人型とかじゃなくてもいいのかしら」ソワソワ

男「うん。全然かまわないよ」

男「でもそんなこと聞いていったい」

ベール「不定形とかでもいいの?」

男「僕がどうこう言えるほどモテないしね」アハハ

ベール「そ、そ―――「でもあんまり自己主張しすぎない人の方がいいかな」

ベール「―――」

ベール「そう…」ショボン
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:32:42.24 ID:xR1B4jSxo
ベールかわいい
216 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 21:35:07.07 ID:8H3lu/4E0
ベール「わがままばっかり言う我が強い女はイヤなのね………」

男(ミレイアさんのことかな?)

男「別に嫌いじゃないよ?」

ベール「! でもあんたさっき」

「あのー、イチャイチャしてるところ悪いんだけど、貰ってもいいかな」

ベール「イチャイチャなんてしてない!」

ベール「そこにあるから持っていきなさいよ」

「ありがとう。ベールクレアちゃん」

「本当に」
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 21:39:56.33 ID:3Mmq2jZoO
これマナノゥティでなんか手遅れならないよな
218 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 21:44:57.42 ID:8H3lu/4E0
男「何か作ってあげたの?」

ベール「存在固定薬」

男「なにそれ」

ベール「私達みたいな不定形なんかの姿を固定させる薬よ」

ベール「変身してる時に飲めばそのまま固定されるから、人魚に足を与えたりもできるわ」

男「………すごい」

ベール「そんな言葉じゃ私を褒めるには足らないわね」

男「ごめん、語彙力がなくて」

男「学者として、素直にベールクレアさんを称賛したい」

ベール「ふ、ふふんっ///」

男「あ、ところで僕の用事もいいかな」

ベール「いいわよ。今最高に気分が良いからなんだって聞いてあげる」
219 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 21:53:15.16 ID:8H3lu/4E0
男「今、とある事件を調査してるんだけど」

ベール「事件? 今学校が荒れているあれ?」

男「じゃなくて………」

男(ベールクレアさんならいいか)

男「おそらく人間だけを狙った殺人犯がおそらく学園内にいる」

ベール「!」

男「心当たりは」

ベール「ないわ。交友関係広くないもの」

ベール「でも、もし物的証拠とか、なにかがあったら私が調べてあげる」

ベール「それと」

ベール「人間を狙ったって、あんたは危なくないの?」

男「……危ないかもしれない。だけどやらないといけないんだ」

ベール「なんであんたが? 警察でも風紀委員でも適材がいるじゃない」

男「色々と事情があってね」

ベール「………死なないでよね」

男「心配してくれてありがとう」

ベール「し、心配って言ってもあんたが心配だとかじゃなくて、便利な助手が消えるのが惜しいというか………違うわ」

ベール「あんたが心配なの。いなくなってほしくないの」

男「………大丈夫」

男「約束するよ。絶対死なないって」

ベール「死んだらゴーレムにでもしてやるから」

男「本当にしそうで怖い」

ベール「本当にするわ」

男「え」
220 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 21:59:42.18 ID:8H3lu/4E0
ベール「とにかく、何か見つけたら私を頼りなさい」

ベール「それとこないだあんたが言ってた魂がうんぬんも調査勧めてるから待ってなさい」

男「本当に何から何まで」

ベール「別にいいわよ」

ベール「私が『好き』でやってるんだから」

男「ありがとうベールクレアさん」

ベール「ベールで良いわ。長いでしょ」

男「ありがとう。ベールさん」
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:00:49.45 ID:3Mmq2jZoO
デレデレやの
222 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 22:12:45.05 ID:8H3lu/4E0
〜19週〜

ドンッ

男「うわっ」ドテッ

リバーシー「すすす、すいませんですっ!」

男「あれ、君は」

リバー「あっ! 貴方はこないだの。あの時は」

男「あの時はごめんね。あの後」

リバー「アビーちゃんは落ち着きました。まだちょっと強がってますけど」

リバー「きっと、きっと大丈夫です。アビーちゃんは強い子ですから」

男「任せてしまってゴメン。それと辛い目に会わせて」

リバー「そんな! 先生は悪くないですよ! 仕方ないことで」

リバー「…だから、誰も悪くないんです」

男「リバーシーさ「あっ! 授業の時間ですから失礼します!」ポッポー

男「………申し訳ないな」

223 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 22:13:51.52 ID:8H3lu/4E0
男「僕も授業をしなくちゃ」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>224
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:27:18.90 ID:vtF7RuNa0
ヒヅキ魔術
225 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 22:28:46.89 ID:8H3lu/4E0
ヒヅキ【魔術 462】

ベルスタシア 【魔導 371】

ジェラルド【理系 246】

サレム【文系 481】

ルーティ【運動 249】

プライヤ【魔導 1018】

ロウェナ【魔術 268】

ミレイア【理系 314】

リリ【魔導 472】
226 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 22:32:26.79 ID:8H3lu/4E0
〜19週 土曜日〜

「これが?」

「うん、これ飲めばいいんだってさ」

「…そっか」

「もしかして、駄目だったり?」

「そ、そんなことないよ。別にそれでいいんだけど、でも」

「本当にいいの?」

「いいよ。このままの私でいるくらいなら、君の人生背負う方がいいよ」

「そうすれば私はきっと人として生きれるから」

「でも、たぶん普通の人とは………」

「理解してる。それでもなりたいの。だけど私には声がないけど、いいのかな」

「……いざとなったら守ってあげるから」

「そっか」

「じゃあ一か月後………それまでに準備を済ませよう」

「うん」
227 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 22:34:35.03 ID:8H3lu/4E0
男「あれ、朝食3人分だけ?」

メイド「ノゥティ様は朝早くどこかへ出かけられました」

メイド「私はエグゾセ様を起こしてまいります」水着+シュノーケル

男「お願い」

男(さて今日は)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>229
228 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/02(日) 22:35:01.11 ID:8H3lu/4E0
今日はここまで

おやすみなさい
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:35:09.05 ID:doGzcPnDO
3
ノゥティを探してみる
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:35:11.98 ID:Jf8FEXpc0
3(最近空気な)男子ゼミ生と男子会
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:35:27.59 ID:pYOx7tabO
少女+シェンメーインに事件の事を聞きに入く
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:38:01.49 ID:XmVnQQjkO
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:39:38.49 ID:doGzcPnDO
乙です
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/02(日) 22:40:06.86 ID:rXFAKchTO

メイドちゃんその格好は…?
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/02(日) 23:11:07.81 ID:SaQMPCBko
乙ー
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:36:37.61 ID:dlYHRnf4o
ベルスタシアよりも先にベールクレアと距離を縮める
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 16:22:34.72 ID:eYeGkr95o
私が好きでやってるとかこれもう告白じゃん
238 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 17:22:30.70 ID:qYotdhyt0
『ルーティ』とは誰だ。

一体お前は誰を求めているんだ。

結局どちらを愛するつもりだ。

優柔不断は治癒することない毒だ。

侵されれば決して待ってはくれないぞ。

お前がどう動こうが、もうすぐ後戻りはできなくなるんだ。

言っておくがお前が愛せるのは『ルーティ』のみだ。

なぜなら『選ばれたもの』のみしかお前は愛することができないからだ。

そういう決まりだ。

そういう運命だ。

だから肝に銘じておけ

もうすぐ『ルーティ』は決まる。
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 20:08:10.13 ID:LQ0/X6/lo
ううん、現状変にひっくり返そうとしたらマジでマナルーティ死ぬってことなんだろうな
ノゥティの腹も探ってみたいが、男だとそういう立ち回りはよっぽど外堀埋めないと無理だろうし……
水面下で動いてるイベントが把握しきれん
240 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 20:30:15.46 ID:qYotdhyt0
男(今のはなんだ? メイドちゃんの声じゃない………)

男(幻聴? まさか神のお告げ、なんてことはないか)

男(やっぱり僕の体に何か起こってるのかな…)

男(今度ベールさんに相談しよう)
241 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 20:32:42.70 ID:qYotdhyt0
男「…あれ、これノゥティさんの財布だ」

男「忘れちゃったみたいだな。渡しに言ってあげよう」

男「といってもどこにいるかわかんないなぁ………」

男「そうだ>>242にいるのかもしれないな」

1.女子寮

2.オルレアンの屋台

3.港

4.図書館
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 20:34:19.45 ID:VI6ZpbMI0
3
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 20:34:34.49 ID:pLgQEHHDO
4
244 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 20:35:45.21 ID:qYotdhyt0
男「ノゥティさんは海洋種族だもんな。港にいるのかもしれない」

男「よし、行ってみよう」
245 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 20:44:13.55 ID:qYotdhyt0
〜港〜

男「………人間は海洋種族と違って泳げないんだった」

男「どうしようか」

レーナ「なんや浮かない顔して。飴ちゃん食うか?」

男「あ、いつぞやの」

レーナ「うちはレーナ。名前だけでも憶えていってなー」

男「メイドちゃんがお世話になったみたいで」

レーナ「メイドちゃん? あぁ、あのめんこい子かぁ!」

レーナ「礼なんていらんて。うちがムカついたからやっただけやもん」

レーナ「んで、話戻すけどどないしたん?」

男「ノゥティさんって子を探してるんだけど知らない? セイレーンなんだけど」

レーナ「ルーティやないん?」

男「いや、ノゥティさん」

レーナ「ルーティやったら家出したってのは聞いてるけど、ノゥティって子は知らんなぁ」

レーナ「これでもうち顔広いつもりやったんやけど、まだまだやな〜」

男「………え?」

レーナ「どないしたん? 前も言うたやんか家出したって」

男「え、ルーティさんは女子寮に住んでるはずじゃあ」

レーナ「そうなん? でも親御さんは探しとるで?」

男「………なんか、なんか違うような」

レーナ「そない怖い顔して、ほらスマイルスマイル〜」

男「ありがとうレーナさん」

レーナ「ノゥティって子探しとこうか? 君泳げへんやろ?」

男「大丈夫。それよりちょっと用事思い出したから」
246 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 20:45:56.77 ID:qYotdhyt0
男(ノゥティさんがどこにいるかは分からなかった)

男(だけど何かが引っかかる)

男(僕の認識ではルーティさんは女子寮に住んでいたはずだ)

男(だけどレーナさんの話ではルーティさんは家出して戻ってきていない)

男(そしてそのことを僕に話したとも言っていた)

男(その記憶は僕にはない。なんでだ)

男(一体僕の身に、何が起こっているんだ)
247 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 21:21:53.26 ID:qYotdhyt0
〜19週 日曜日〜

少年「はぁ…」

バジロウ「ぐったりしてんな」

少年「今の学園の状況見ればわかるだろう。あちこちがギスギスしててさ」

少年「風紀委員に生徒会に、仕事が山積みなんだよ」

バジロウ「たまには俺らを頼れよな」

バジロウ「………そっかノヘジも自治委員で忙しいんだったな」

バジロウ「俺だけ、俺だけなにもできてないのか」

少年「別に特別なことなんてなにもしなくていいんだよ」

少年「バジロウとくだらない話するのが俺の日常なんだから。そのままでいてくれよ」

バジロウ「……なんかお前がモテる理由がわかるな」

少年「は? モテてねぇよ」

バジロウ「ノヘジがいたら全力で叫んでるんだろうなぁ」
248 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 21:22:38.47 ID:qYotdhyt0
男「今日もノゥティさんはいない」

男「さて」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>251
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 21:27:28.87 ID:dlYHRnf4o
ルーティかノゥティか選ぶときが来たのかねぇ
安価下
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 21:29:03.06 ID:rbSsa0miO
3困ったときの空子相談
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 21:29:55.16 ID:6AyyO3Uo0
252 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 22:05:59.01 ID:BBJVO9nM0
男「八卦院 空子さん」

男「学園祭の時に占ってもらったけど噂を聞いたところでは学内屈指の占い師らしい」

男「その占いはもはや予言の域にまで達しているとか」

男「当たるも八卦当たらぬも八卦というけれど、助力を頂く価値はあるんじゃないだろうか」

男「よし、八卦院さんに会いに行こう」
253 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 22:11:09.78 ID:BBJVO9nM0
コンコン

男「すいませ「入ってモォいいですよ〜」

男「失礼します」ガラララ

空子「貴方がぁ、来る予感はぁ、してましたぁ〜」どたぷ〜ん

男「流石占い師」

空子「貴方が困ってることぉ〜 な〜んでモォ、占ってあげますよぉ〜」

空子「それがぁ、私のぉ、仕事ですからねぇ〜」

空子「特にぃ、貴方はぁ、いろんな運命がぁ、見えますしぃ」

空子「まるでぇ〜 他の人にぃ 運命を操られてるみたいですぅ〜」

男(…ロウェナさんの魂のこと、なのかな)

空子「それでぇ、占ってほしいこととはぁ、なんでしょ〜」

男「えっと」

>>255

254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:15:44.48 ID:pLgQEHHDO
消えかけている運命があるかどうか(フラグ消滅的な意味で)とかかな?
安価下
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:16:13.83 ID:7TULu7pE0
失っているらしい自分の記憶について
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:16:53.46 ID:dlYHRnf4o
殺人事件やルーティ問題やこれから先解決しなければならない事件もろもろのヒントを欲張って聞いておきたい
257 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 22:22:30.19 ID:BBJVO9nM0
男「僕、どうやら記憶が消えているみたいなんです」

男「それを占ってほしくて」

空子「消えてませんよぉ?」

男「え?」

空子「それはぁ、認識の齟齬であってぇ、記憶のぉ、消失ではありませぇん」

空子「その解決方法はぁ………そうですねぇ」

空子「おそらくぅ、貴方はもう、根本のぉ、原因は分かってるはずです〜」

空子「記憶が〜 歪んでわからないだけでぇ〜」

男「………そう、なんですか?」

空子「はいぃ〜」

空子「ん〜。サービスでぇ、もう一つだけ、占ってあげます〜」ドタプーン

男「じゃあ」

>>258
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:28:07.65 ID:pLgQEHHDO
>>256にしたいけど、一つだけということだから無理かな?

無理なら最も早く解決しなければならないことで
259 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 22:40:29.47 ID:BBJVO9nM0
男「今、色々問題を抱えてるんですが」

男「一体、一番何を真っ先に解決しなければいけないのでしょうか」

空子「う〜ん」

空子「一番近い問題はぁ、貴方の近くにいるぅ、二人なんでしょうねぇ」

空子「本当にぃ、取り返しがつきませんからぁ」

空子「別に〜、見捨ててモォ、貴方の人生にぃ影響はぁ ないですけどねぇ」

空子「それを除くと いうならぁ………今の所はぁ」

空子「殺人鬼を追うことですかねぇ」

男「そんなとこまでわかるんですか」

空子「えっへん〜」

空子「これからぁ、殺人鬼よりぃ、大変なことが起こるみたいですけどぉ」

空子「頑張ってくださいねぇ〜」

男「具体的には」

空子「占いですからぁ〜」

男「助言をください」

空子「う〜ん。とりあえずはぁ、貴方が誰を大切にしたいか、ですねぇ」

空子「もう、あんまり時間がありませんからぁ〜」

空子「はい、終わりですぅ〜」ポテプーン

男「ありがとうございました」
260 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 22:41:00.99 ID:BBJVO9nM0
男「わかったようなわからなかったような」

男「僕の運命は誰かに操られている、か」

男「一体僕に何が?」
261 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/03(月) 22:41:42.38 ID:BBJVO9nM0
今日はここまで

空子さんはヒント係

そういう風に動かせるキャラはとてもありがたいです
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:43:29.01 ID:tpteLQDyO
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 22:58:32.72 ID:pLgQEHHDO
乙です
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:05:33.25 ID:dlYHRnf4o
友を否定する緑色の少女
夢を追う水銀の少女
青き偽りの姉妹
外面だけの亡霊
今は亡き胡蝶の友
因縁の血に染まる白布
これ一番上と一番下は解決せずに終わりそう
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:11:00.32 ID:eYeGkr95o
>>264
結局どれが誰なのか
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 23:26:54.34 ID:JLKgzE/oO
乙だわ
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/03(月) 23:51:46.31 ID:r6fImgOlo
乙ー
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/04(火) 23:54:21.16 ID:LtDgvmo90
もう今期もだいぶ後半だな
早いものだ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/05(水) 00:31:13.80 ID:gGDIkZdVo
下げ
270 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 18:29:26.89 ID:2PJ3bzMa0
〜20週〜

リンネ「あぁ、困りました」

男「大丈夫? って、その包帯どうしたの? 両手両足に…怪我、なのかい」

リンネ「あ、これはご心配なく怪我ではありませんから」

男「そっか。それで、どうしたの? 困りごとがあるなら僕が力になるけど」

リンネ「えぇっとですね、でも、私なんかの」

男「いいからいいから」

リンネ「………その、お守りの鈴をなくしてしまって」

男「鈴? 心当たりは?」

リンネ「さぁ、昨日の朝にはつけていたのですが」

男「じゃあ探す範囲がわかんないね」

リンネ「困りました…」

男「どんな鈴なの?」

リンネ「赤い包帯を巻き付けた鈴なのですが」

男「赤い、包帯。うんわかったよ。見つけたら君の所へ届ける」

リンネ「本当ですか!」パァッ

男「他の人にも聞いてみるから任せて」

リンネ「ありがとうございます。こんな私のために、貴方は良い人ですね」

男「いやいや」テレテレ
271 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 18:30:28.80 ID:2PJ3bzMa0
男「落し物って困るよね。風紀委員とかに届いてればいいけど」

男「さて」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>272
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 18:47:35.24 ID:popz4Mut0
ルーティに魔術
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 18:47:51.39 ID:hs9X2zv8O
サレム
魔術
274 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 18:54:20.16 ID:2PJ3bzMa0
ヒヅキ【魔術 483】

ベルスタシア 【文系 376】

ジェラルド【運動 316】

サレム【理系 480】

ルーティ【魔術 329】

プライヤ【魔導 1029】

ロウェナ【魔術 288】

ミレイア【文系 292】

リリ【魔術 488】
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 19:37:15.35 ID:WRVbj0nbo
リンネの包帯って右手だけだよ
276 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 20:23:37.15 ID:94fCDHMJ0
〜20週 土曜日〜

ヒヅキ「………」ブンッ ブンッ

オル「おっ、今日も頑張ってるね☆」

ヒヅキ「………お前か」

オル「うんうん。オルレアンちゃんだよん☆」

オル「差し入れ持ってきたからここにおいとくよ☆」

ヒヅキ「………ありがとう」

オル「いえいえ〜♪」

オル「そういえばヒヅキちんいつも持ってた刀どうしたの?」

ヒヅキ「………」

オル「なんか、変なこと聞いちゃったり?」

ヒヅキ「…もう、持っていない」

ヒヅキ「………………」

オル「…ごめん」
277 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 20:25:07.95 ID:94fCDHMJ0
男「さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>278
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 20:28:54.16 ID:popz4Mut0
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 20:29:43.75 ID:6MsS2ILGo
3殺人事件について少女に尋ねる
280 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 20:32:22.04 ID:94fCDHMJ0
男「誰かに勉強を教えようか」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>281
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 20:37:58.85 ID:6MsS2ILGo
リリ理系
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 20:42:05.76 ID:6Px0WqJv0
>>278
本当いい加減にしろや糞改行。もっとやることあるだろ。
283 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 20:43:03.27 ID:94fCDHMJ0
男「リリさーん、リリさーん」コンコン

テケリリリリリリリ

ガチャッ

リリ「はい」

男「もうすぐ試験だから勉強しない?」

リリ「貴方様が望むこと全てテケの望み」

男「別に嫌ならいいんだけど」

リリ「……私も、勉強を教えていただきたいと思います」

男「決まりだね」

リリ 【理系 149】
284 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 20:55:34.70 ID:94fCDHMJ0
〜20週 日曜日〜

ニース「ねぇ、そんな守ってくれなくても〜」

ノヘジ「また、襲われるかもしれない」

ニース「そんな、大丈夫だからぁ」

ノヘジ「…安心して寝るといいだろう」

ニース「君に迷惑かけるなら、帰って寝るよ〜」

ノヘジ「送って帰るだろう」

ニース「女子寮だよ〜。ついてくるの? や〜ん」

ノヘジ「…駄目か?」

ニース「ん、いや。ありがと〜。でもなんでこんな僕を守ってくれるの?」

ノヘジ「………///」

ニース(なんて、意地悪だったかな〜)

ニース「お礼としてキスしてあげても〜 いいよ〜」

ノヘジ「き、キス………ぶはっ!」ブシュッ

ニース「ん〜 これさえなければな〜」
285 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 20:57:41.77 ID:94fCDHMJ0
男「なにかしらの波動を感じる」

男「よし今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>287
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 20:59:42.86 ID:6MsS2ILGo
279
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 21:00:26.00 ID:o/2uRz0p0
3殺人事件について少女に尋ねる
288 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 21:08:39.86 ID:94fCDHMJ0
男(あの時見たことを、聞きに行こう)

男「一体あの後どうなったのか」

男「だけど、少女さんは一体どこにいるんだろうか」

男「親しくないしな」

男「そうだ!」

1.ヒョウカに聞く

2.ロアに聞く

3.空子に聞く

>>289
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 21:14:30.78 ID:sWptKq5xO
2ロア
290 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 21:16:01.53 ID:94fCDHMJ0
男「裏の情報は裏の人に」

男「少女さんが裏の人かは知らないけどロアさんなら知ってそうだ」

男「よし、またお世話になりに行こう」
291 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 21:18:50.79 ID:94fCDHMJ0
〜森の入り口〜

男「ロアさ〜ん」

シルベ「…」ヒョコッ

男「やぁ、シルベさん。ロアさんの所に連れて行ってもらいたいんだけど」

シルベ「ついてきて」ピョンッ

男(あはは、やっぱ避けられてるのかな)
292 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 21:29:39.16 ID:94fCDHMJ0
シルベ「失礼します我が主」

ロア「聞こえてるわ。いらっしゃい先生」

男「またお世話になりに来たよ」

ロア「えぇ、構わないわ。甘えられるのが先輩の役目だもの」

ロア「もちろん代償は頂かない。つもりよ」

男(なんか引っかかるなぁ)

ロア「それで、何を尋ねに来たのかしら」

男「人間の女の子。少女ちゃんって言うんだけど」

男「どこにいるか知らないかな」

ロア「えぇ知ってるわよ」

男「その居場所を教えて欲しいんだけど」

ロア「呼んであげるわ」

男「え?」

ロア「あの子とはお友達なの。虫の知らせを送るわ。一時間ほど待ちなさい」

男「なんか、ありがとうございます」

ロア「ふふっ、それまで紅茶を飲むといいわ。シルベ、キッチョウを迎えに向かわせなさい」

シルベ「承知致しました。我が主」
293 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 21:38:14.91 ID:94fCDHMJ0
〜1時間後〜

少女「ロア、一体何の用だよー」

ロア「入りなさい」

少女「遣いをよこしてまで私を呼ぶってことは」ガチャッ

少女「なにか大変なことが……………」

少女「あるのかな?」キャルンッ

男「あ、あはは」

ロア「猫をかぶってももう遅いわよ。それにこの人は貴方の素を知ってる」

少女「なんで?」

男「路地裏での出来事を、僕は見た」

少女「!」

少女「あの時、いたのかよ」

男「人間殺しの犯人を捜してるんだ」

少女「協力しろって。嫌だね。私は私で犯人を捕まえて」

少女「殺すんだ」

男「………協力した方が犯人を捜しやすいとは思わないかい」

少女「分かった。協力してもいい。ただ見つけたときは必ず」

少女「私に殺させろ」

男「………」

1.約束しよう

2.約束はできない

3.それは許せない

>>294
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 21:43:06.34 ID:6MsS2ILGo
3
295 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 21:57:21.99 ID:94fCDHMJ0
男「それは許さない」

少女「なんでだよ」

男「君だって生徒だ。生徒の手を汚させるわけにはいかない」

少女「あの場にいたならお前だって知ってるだろ」

少女「私は第二種だ。復讐する権利がある」

少女「いや、復讐しなけりゃいけない!!」

男「僕に任せてくれ。捕まえて見せる」

少女「はっ。そのなりじゃあ説得力がないね」

男「分かってる。だけど僕には協力してくれる人がいる。協力してもらわなければ何もできないってのは情けない話だけどね」

男「君にも協力してほしい。どうか頼む」

少女「第一種に第二種の気持ちが分かるか。奪われる側がわかるの!?」

男「分からないよ。こっちに来るまで人間に種類があることも知らなかったような世間知らずだ」

男「だから教えて欲しい。お願いだ」

少女「………」

少女「一つ、いや二つだけ教えておいてあげる」
296 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 21:59:16.04 ID:94fCDHMJ0
少女「あそこにいた箱の男は犯人じゃない。こっち側だった」

少女「そしてもう一つ。犯人は途中で武器を手に入れた」

少女「鋭利な何かを」

男「…鋭利な……刀とか?」

少女「分かんない。あいつが言ってただけだから」

少女「これ以上は協力できない。いくらあんたが第二種差別してないってのが分かってても」

少女「のうのうと生きてきた第一種が許せないんだよ」

少女「私達になんの違いもないって言うのに」
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:00:26.35 ID:2UoXTyOJo
協力結べないと中々難しいな
他に事件追ってる学園関係者いたか?
298 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 22:02:42.46 ID:94fCDHMJ0
男(瞳に怒りを湛えて少女さんは去って行った)

男(おそらく引き留めていたら僕に危害を加えただろう)

男「メイドちゃんも、そう思ってるんだろうか」

男「僕は同じ人間だって思ってるよ。メイドちゃん、少女ちゃん」

ロア「貴方がいくら言おうと世界は変わらない」

ロア「第二種は間違いなく存在して差別され続けている」

ロア「だから貴方の言葉も態度も、少女ちゃんにとっては苛立ちでしかないわ」

男「分かり合えないんでしょうか」

ロア「無理よ。貴方がそう言っている限りは」

ロア「貴方は何をやっても第一種なのだから」

男「………」
299 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 22:04:23.83 ID:94fCDHMJ0
今日はここまで

おやすみなさい

ベールもルーティもノゥティも可愛いです。
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:06:44.08 ID:2UoXTyOJo
乙。どーなることやらねぇ
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:08:47.21 ID:WFphuMpDO
乙です
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:09:53.22 ID:hs9X2zv8O
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:10:08.79 ID:6MsS2ILGo
乙乙次どう行動すればいいんかな
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:11:34.48 ID:Y9fuczN4O
305 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/06(木) 22:19:06.94 ID:94fCDHMJ0
設定とかキャラクターの質問があったらぜひ聞いてください。

というか聞いてください。お願いします。
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 22:46:39.76 ID:BJSSFq3/O
どうでもいいような質問でも良いんかな
作中一の大富豪は誰やろなとか
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 23:03:42.16 ID:6MsS2ILGo
ベルスタシアとベールクレアはどっちが攻略難度高いんですかっと
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 23:05:48.73 ID:RobV6QcQO
>>1が好きなキャラとか動かしてて楽しいキャラとか
あとは主要キャラ以外の学年とか設定してあったら教えて欲しい
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 23:09:18.27 ID:gCyG1NgDO
セルリアの中身は何ですか
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 23:23:47.46 ID:WK2EYmJ6O
愛が重い子ランキング上位を知りたいわ
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/06(木) 23:55:21.62 ID:Y9fuczN4O
ジェラはんじゃなくて妹のアビーのほうが次期当主なのはなんでなの
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 00:01:15.71 ID:aarz9A9Po
腕っ節(状況判断含む)ランキングと、出来れば得意な戦法とか簡単なレビューを
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 00:11:02.64 ID:JY1mUu4to
この世界での希少種にあたるのは何?
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 00:32:58.78 ID:nzaV72R+O
教科ポイントは何百点越えたら優秀とか学園トップレベルとか世界級とかそういう基準を教えて欲しいな
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/07(金) 01:08:49.36 ID:5qnHIbvpo
乙ー
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 02:13:26.37 ID:I/62s3yIO
このキャラはこのキャラと仲良いとか全員分じゃなくていいから大雑把に教えて欲しいの
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 07:07:35.04 ID:vNqLMUJDO
今までのストーリーの中で大きな分岐点となった部分や作者が予想していなかった安価とかがあれば、出来れば知りたいです
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 18:23:42.23 ID:elbidUrw0
リリの第一人称
「テケ」の由来は?
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 18:53:03.24 ID:OTBKuEaXo
>>318
>>1じゃないけど
ショゴス(元はクトゥルフ神話に出てくるスライムっぽい生物)って「テケリ・リ、テケリ・リ」って鳴くんですよ
リリって名前も多分そこから取ってる
320 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/08(土) 21:15:11.52 ID:DsLvrZic0
>>作中一の大富豪は誰やろな

ベル一族とセリカ嬢一族が同じくらいです。

ベル一族は前作の大戦よりお嬢様の協力を得て戦後復興を担う財閥を築きあげました。
そのため大陸においては重鎮と呼べるべき存在のひとつですがあまり社交的ではなく隠匿主義なのであまり知られていません。

セリカ一族は全国に事業を展開しており世界的流通網を築きあげましたが種族の寿命が短く歴代当主の入れ替わりが激しいためにあくまで商業的な力を持っているのみにとどまっています、

余談ですが東洋の国では農を取り仕切る農皇の元に仕える御三家があり、それぞれ士、工、商を司っています。
士はシノ・サトミの一族、工はタタラ・オソラヤマの一族、商はシバエモンの一族が司っています。なのでこの三人もかなりの富豪です。特に商を取り仕切るシバエモンが。



>>ベルスタシアとベールクレアはどっちが攻略難度高いんですかっと

一応ベールクレアは攻略対象ではありませんがどちらがチョロイかというと圧倒的にベールクレアです。
愛されたいと思い、愛に飢えているため、自己防衛反応的ツン耐えて、愛情を注げばすぐにデレます。

ベルスタシアは過去の出来事故人を信用することがないため、好意は向けてくれますが愛させてはくれません。
一線を越えさせてくれるには誠意を見せ続けなければいけないために、ベルスタシアの方が攻略難易度は高くなっています。
321 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/08(土) 21:58:57.10 ID:DsLvrZic0
>>>>1が好きなキャラとか動かしてて楽しいキャラとか
あとは主要キャラ以外の学年とか設定してあったら教えて欲しい
好きなキャラはベールクレアとモマ、ヨダカ、三バカ、サレムです。今書いてる影響でR−10も可愛い。もちろん他のキャラも皆好きですけども。皆さんは誰が好きですか?
動かしてて楽しいのはバジロウ達三バカですね。少年周りのキャラクターは自然と動いてくれるのでありがたいです。
学年は大まかに小、中、高、大でしか分けてません。学年を考えると進級とか進学で色々と大変なことになってしまうので。



>>セルリアの中身は何ですか
■■■です。



>>愛が重い子ランキング上位を知りたいわ
クチナワ、ロウェナ、ベルグレイン、セリカです。
ディーピカーはプライヤを誘拐したりしてますが、フラれたら一人で号泣するタイプだと思います。



>>ジェラはんじゃなくて妹のアビーのほうが次期当主なのはなんでなの

ジェラルドの一族は騎士ではありますが、生業は処刑人として生きている家系です。
ですがジェラルドは小さく、身体能力も優れていないため首切り刀などの処刑器具を用いて執行することが難しく次期当主の座から外されました。
またジェラルドの性格上処刑人には向いてないのでやはり次期当主はアビゲイルがふさわしいとされています。
322 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/08(土) 22:29:10.25 ID:DsLvrZic0
>>腕っ節(状況判断含む)ランキングと、出来れば得意な戦法とか簡単なレビューを
学内で腕っぷしで有名なのは

リーゼ
小さいころから裏社会で生きているため、相手を痛みつける技術と喧嘩の仕方に熟達しています。頭の回転も速いため状況を即座に判断して最適な反撃を行うことを得意とします。

スザク
得意の魔術を駆使しながら爆発力を伴った特攻を得意とします。威力は高いのですが如何せん武術的な要素を持っていないためにリーゼにはやり伏せられています。

ユークリッド(普段は隠している)
居合術を得意としている、というのは建前で、一度キレると持っている刀を鈍器のような振り回しながら暴れ回ります。ガキ大将的容赦のなさには躊躇がなく相手が戦意喪失しても意識を失っても攻撃をやめることはありません。バーサーカーです。

オルカ
最強ではありません。ですが持前のタフさとガッツで最後のは勝利をもぎ取ることから不敗の名をほしいままにしています。

ベリア
悪魔は素の身体能力が高く、更にその中でもベリアは再生能力がバグっているので普段の様子からは想像できませんがかなりの実力者です。
本領は多人数との立ち回りで自分が一番優位な位置に陣取り続けることで多人数相手の戦いを可能にしています。実はスペック高い。

セラフ
そんなベリアを何回も殺っているので強いです。

ヒョウカ
生徒会の中でも一番の実力者です。雪女としての能力は風紀委員長特権で強化されており、凍結術式で相手を凍らせ、捕縛します。これがある限り学内ではほぼ無敵です。

ティファ
セラフの妹です。ドラコ流護衛術、捕縛術を嗜んでおり、目にもとまらぬ速度で十手を古い制圧します。

シェンメーイン
仕込み杖、癇癪玉、胡椒玉、目つぶし、仕込み針、痺れ薬などなんでもありです。

ヒダン
表では受け流しを主体とした柔的な戦いを、裏では大木を斬り倒すような剛的な戦いをします。
鬼はそもそも戦闘種族の頂点なので最強です。

リンネ
血液を武器にして戦うので傷つくたびに戦闘力が上がります。能力の応用で止血もできるため戦闘力はかなり高いです。

ローエン
拳に魔力を纏わせ相手を打ち抜くので硬い相手にも幽体にも有効な攻撃手段を持ちます。簡単な魔術も戦闘に織り交ぜるので最近はフーに勝ち越し気味です。

少女
異常に発達した柔らかい弾性に富んだ筋肉繊維を持ち、瞬間的な加速や爆発的な跳躍を行うことができます。自らを弓と例えた我流の格闘術で見た目以上の戦闘力を誇ります。
323 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/08(土) 22:52:36.97 ID:DsLvrZic0
>>この世界での希少種にあたるのは何?

鬼、龍、巨人、ベルスタシアなど突然変異種です。人間も減少傾向で将来的に希少種に所属することになります。
一般的には長寿で世代交代のスピードが遅い種族が種族数が少ない傾向にあるようです。



>>教科ポイントは何百点越えたら優秀とか学園トップレベルとか世界級とかそういう基準を教えて欲しいな
大体500を超えていれば優秀な生徒とされます。800を越えると学園トップクラス、1000を超えるともう専門家レベルです。
世界級と呼ばれるためには1500を越えなければなりませんがそのレベルは学内に今の所5人しかいません。学園四賢人であるベールクレア、セルリア、プライドはもちろん世界レベルです。



>>このキャラはこのキャラと仲良いとか全員分じゃなくていいから大雑把に教えて欲しいの
昆虫種族と植物系種族と無機物種族は同種族で集まる性質を持つため、それらは基本的に仲良しです。
学内でもオルレアンは顔が広く、女子の胃袋を握っているため、基本的に皆と仲良しです。
あとは少年は色々と問題解決に関わっているため交友範囲が広く、友人が多いです。
それ以外では

カルラ&ワルフ&ヤツカ(案外バカをするのが好きらしいです)

ヒョウカ&エグゾセ&ユークリッド&セラフ(お嬢様ズです)

ティファ&エヴァ&レーナ

アビゲイル&リバーシー

ミレイア&ジャンヌ&セリカ

クレル&モマ

ソロ&アマネ<仲が良かったり悪かったり)

コタロウ&コダマ&モモ

イルミ&リンネ

少女&シェンメーイン&フー(フーは不服ですが)

シノ&シバエモン&タタラ(御三家同士で、基本シノの保護者役です)

ベールクレア&フラジール&ニースラント

ミーシャ&ラインハメオ(実は従妹です)

リリー&アータル&オルレアン(孤児院繋がりで、アータルとオルレアンは同孤児院出身です)
324 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/08(土) 22:59:58.09 ID:DsLvrZic0
>>今までのストーリーの中で大きな分岐点となった部分や作者が予想していなかった安価とかがあれば、出来れば知りたいです

路地裏に入るかどうかが一番大きな分岐でした。今後起きる事件にかかわるかどうかがあそこで分岐しました。

予想してない安価は結構ありますね。学内騒乱のきっかけとかロウェナさんの正体とかルーティの現状とか色々とあります。
なんで当初の予定にない展開とかが安価SSの醍醐味だと思うのでとても楽しいです。



>>リリの第一人称「テケ」の由来は?

>>319さんの通りです。
325 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/08(土) 23:02:41.20 ID:DsLvrZic0
今日はここまで。

色々な質問ありがとうございました。
今後も何か聞きたいことがあればお気軽にお願いします。
質問してくれたら喜びます。

また、キャラクターに私のいろんな設定を詰め込んだりしてますが、もしこんなキャラじゃないのにと感じられたら申し訳ありません。
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:09:45.90 ID:fFbSaexIo
乙乙こう設定読んでいくの好きなのよね
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:13:34.11 ID:gtI4f6rkO

ヒヅキはこの腕っぷしリストに乗ることもできないレベルなのかな
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:15:58.20 ID:pEjNE3l8O
学園四賢人そんな頭良いんだ…一人分欠番だけど
プライヤくん兄にはまだ届かんのか
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:18:39.11 ID:/a7807y4O
おつ。設定とか裏話は参考になります
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:21:28.77 ID:7Pp412xjO

そういえば三歌人って、アイレーン(エグゾセ)以外は誰と誰なんだろ
設定的にはノゥティ、エリザベス、コダマあたりなんだろうけど
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:27:14.78 ID:2D3PvN7gO

首が着脱できる種族が首切り役人ってのもなかなか面白いな
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:31:44.67 ID:F9cx6VP9O
セルリアの正体■■■って■■種か
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:35:43.86 ID:vCqlnc6AO
これ腕っぷし更に上位四名となると
ヒョウカヒダンセラフベリアかな
番長連からは入らなさそう
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:59:13.74 ID:R+glkpTSO

お嬢様ズは
猥談のネタにされた(冤罪)ことを理由に少年を凍結した雪女
妹のために男に釘を刺す(物理)海洋マフィアのボスの娘
キレるとバーサーカー化する元ヤン
悪魔絶対[ピーーー]ウーマンの天使
とか好戦的でやべーやつばっか揃ってて草生える
だからこそ仲が良いとも言えるが
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:03:19.63 ID:KlozCG8+o
セルリア魔術1500越えの化け物なら強そうな気もするがよ
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 02:24:35.02 ID:vGEZWJv7O
資産的な意味で最上位はベルセリカ一族じゃろけど家格的な意味で上位なのもベルセリカ一族なんやろか
作中割りと貴族階級みたいな子たち多いけど
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/09(日) 04:29:02.08 ID:MdzZqXDho
乙ー
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/17(月) 21:19:06.64 ID:WpMmSNVV0
ミーシャとラインハメオが従姉妹なのは泣ける
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 21:43:13.28 ID:C8yxzvRao
>>338
多分そういうことなんだろうな
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 23:51:44.71 ID:gZEV4yjbo
作中の孤児院とユークリッドのいた孤児院って同じとこなんかな
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 02:18:27.34 ID:jhS0wsQCO
そういや好感度の基準とかよくわかってないけど何点以上だと好意あるとか設定どうなってるん?
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 12:19:48.72 ID:m0ZJ4cNoo
大体40〜50でイベントがおこりだすみたい
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 00:35:35.66 ID:qtwVpRCRo
二週間
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:10:14.59 ID:BjVno0PF0
まだかな
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 23:05:26.26 ID:GIKkaEMKo
不安
346 :人外好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/06/26(水) 21:17:40.29 ID:Hc1YRQ2o0
ロア「あなたは優しいわ。だけど無知だから人によってはそれを残酷と感じることもある」

ロア「あなたは悪くない。と慰めておいてあげる」

男「………いざとなったら無理やりでも止めてみせます」

男「僕は教師だから、生徒を間違った方向に進ませるわけにはいかないんです」

男「人殺しは絶対にいけないことだから」

ロア「………」ジッ

男「なんですか?」

ロア「番長連に情報を売った人とはまるで別人に見えるわ」

男「うっ」

ロア「お茶を飲んだら帰りなさいな」

ロア「一晩寝て、整理をしなさい。あなたには到底理解できない世界のことを」
347 :人外好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/06/26(水) 21:22:00.76 ID:Hc1YRQ2o0
〜21週〜

男「もうすぐテストか」

男「今のところみんな順調だけど」

ジェラ「はぁ、はぁ」

男「おはようジェラルド君。どうしたの、そんな土嚢袋抱えて」

ジェラ「誰かが花壇壊してたんですよ。その補修です」

男(またアビーちゃんかな)

男「手伝うよ」

ジェラ「だめですよ。汚れます」

男「大丈夫。いつも汚れ仕事ばかり投げられてるから………」グスン

ジェラ「あっ………」
348 :人外好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/06/26(水) 21:23:12.84 ID:Hc1YRQ2o0
男「さてと」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>349
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/26(水) 21:37:07.94 ID:hqnw63df0
ロウェナ魔術
あとsageになってるからage
350 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/06/26(水) 21:42:22.80 ID:Hc1YRQ2o0
ヒヅキ【理系 199】

ベルスタシア 【魔術 355】

ジェラルド【魔導 250】

サレム【文系 497】

ルーティ【魔導 308】

プライヤ【魔導 1044】

ロウェナ【魔術 313】

ミレイア【魔術 311】

リリ【魔導 487】
351 :sageててすいません ◆HQmKQahCZs :2019/06/26(水) 21:46:05.38 ID:Hc1YRQ2o0
〜21週〜

ロウェナ「むぅ………」

ミレイア「どうしたのよ。珍しく難しい顔して」

ロウェナ「えっとね、ロウェナさんは今悩んでるんだよね」

ミレイア「へぇ。脳みそなくても悩むのね」

ロウェナ「ひどいよ! 幽霊差別だ!!」

ミレイア「人が一生懸命勉強してる前でうんうんうなられたら差別もしたくなるわよ」

ミレイア「で、悩みってなんなのよ」

ロウェナ「相談に乗ってくれるミレイアちゃん、大好き!」

ミレイア「はいはい」

ロウェナ「えっとね。私は、先生のこと大好き、なんだけど」

ミレイア「のろけ?」

ロウェナ「違う違う。えっと先生のこと大好きなんだけど」

ロウェナ「愛してるのかわからないんだよ」

ミレイア「………ロマンティックな悩みね」

ミレイア「その答えは私は持っていないからほかのところにいきなさい」

ロウェナ「助けてよ〜ミレイアちゃ〜ん」クネクネ

ミレイア「あぁもうウザったいっ!」
352 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/26(水) 21:49:02.68 ID:Hc1YRQ2o0
エグゾ「じゃ、行ってくるわ」

ノゥティ「行ってらっしゃい」

男「行ってらっしゃい」

バタンッ

ノゥティ「あ、メイドちゃんも、い、いないから」

ノゥティ「二人きり、ですね」テレッ

男「あ、僕は今から」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>353
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 21:50:00.92 ID:nsAkh00I0
3ノゥティと過ごす
354 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/26(水) 21:56:10.31 ID:Hc1YRQ2o0
男「いや、君と過ごそうかな」

ノゥティ「本当ですか?」パァ

男「一人は寂しいでしょ? それとも何か用事があるのなら」

ノゥティ「な、ないですっ、暇ですっ」

男「そっか。それはよかった」

ノゥティ「なにしましょう」ソワソワ

男「やりたいことも特にないから」

男「出かける?」

ノゥティ「あっ、はい、いいと思います!」

男(よろこんでくれたようだ)

男(しかし、どこに行こうか。最近の女の子が喜んでくれそうなところって)

>>355
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:04:11.15 ID:pRwx+ou7o
お洒落な喫茶店
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:05:42.29 ID:OL3u1dFE0
歌関連は地雷かな?
安価下
357 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/26(水) 22:08:51.14 ID:Hc1YRQ2o0
男(そうだ。ルーティさんに教えてもらった喫茶店に行こう)

男「行ってみたい喫茶店があるんだけどいいかな」

ノゥティ「喫茶店。素敵ですね」

ノゥティ「こう見えて、紅茶とか好きなんです」

男「熱いの大丈夫?」

ノゥティ「水棲種族だからって熱いのだめってわけじゃないんですよ」

ノゥティ「苦手な人が多いのは確かですけど」

男「ノゥティさんが苦手じゃなくてよかったよ」

男「さぁ、行こうか」
358 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/26(水) 22:11:59.48 ID:Hc1YRQ2o0
男「確か、ここを曲がって」

男「あった」

ノゥティ「わ、わかりにくいところにありますね」

男「秘密の隠れ家をイメージしてるんだって」

男「だから落ち着ける雰囲気らしいよ」

ノゥティ「先生はどこでここを知ったんですか?」

男「ルーティさんっていう子に教えてもらったんだ」

ノゥティ「…へぇ、ルーティさんに教えてもらったんですか」

男「もしかして知り合い?」

ノゥティ「いいえ。ルーティさんって人は知らないですね」

男「そっか。まぁ海も広いからね」

男「それじゃあ入ろうか」

ノゥティ「はい」
359 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/06/26(水) 22:12:59.23 ID:Hc1YRQ2o0
今日はここまで

お久しぶりです。ここ数週間体調を崩してまして更新できませんでした。

すいません。

360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:20:08.96 ID:pRwx+ou7o
乙乙
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:22:36.95 ID:/FbfozYg0

無自覚に地雷を踏んでいくスタイル
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:22:38.33 ID:qlff3m5zo
あつおつ
おだいじに
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:24:49.76 ID:5RnsRJYLO

景気付けに質問しとこう
公式美人というか美人度ランキングってどうなってるのって
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:34:45.75 ID:eZVzBPDoO
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:36:44.48 ID:2FfXXyfDO
乙です
更新待ってました
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/26(水) 22:48:17.08 ID:dLoEd/g3O
乙ー
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 22:55:25.62 ID:hdZs3sxFO
おつおつ
368 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/01(月) 22:33:02.85 ID:HNC5ZRJV0
―ノゥティサイド―

カランコロン。

私たちが来た事を知らせる鐘の音が軽やかになりました。

お店の中はいろんな香りが混じっています。一体なんの香りだろう。

たぶん、お茶の香りなのかな。

さっきは先生に合わせてああ言ったけれど水中種族にお茶を飲む習慣はあまりありません。

でも嗅覚は発達してるからこの匂いがいくつかの匂いでできていることはわかります。

とってもいい香りで、紅茶ってすごいんだなぁとうっとりとしてしまいます。

まだ飲んでないのに、変ですね。ふふっ。

男「ノゥティさん?」

あ、いけない。立ち止まって店の中を見渡してる私を先生が不思議そうに見てます。

そうだよね。ここに、お茶を飲みに来たんだから、席に座らないと。
369 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/01(月) 22:52:31.34 ID:HNC5ZRJV0
コボルトの店員さんに案内されて席に座ります。毛足がくるくるカールしてて手触りがよさそうです。

水棲種族はたいていつるつるしてますからね。モフモフに憧れたりします。

カウンターでなにかハンドルをぐるぐる回しているのはマスターさんなのかな。

マスターさんもコボルトなんだ。毛で目が隠れててまるでお爺ちゃんみたいに見えます。

いいなぁ。コボルトさんいいなぁ。

私、ここ好きです。

男「なんか喜んでくれてるみたいで、うれしいよ」



子供みたいにキョロキョロ見回してるところを見られてしまいました。

先生が微笑ましい顔で私を見てます。

恥ずかしい………。

男「僕も久しぶりに喫茶店に来たなぁ」

ノゥティ「先生は喫茶店好きなんですか?」

男「学生時代は良く言ってたよ。落ち着いて本が読めるからさ」

先生の学生時代。どんなだったんだろう。

好きな人とか、いたのかな。

ノゥティ「先生の、学生時代って、どんな感じだったんですか?」

男「そんな面白い学生生活じゃないよ。本読んでるだけだった」

でも、もっと聞きたい。先生の事、もっと知りたい。

やっと、ノゥティになれるんだから。

今までとは、違うんだから。

1.もっと詳しく聞いてみる

2.深く聞くのはやめる

>>370
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/01(月) 22:53:36.05 ID:nhKJXBdn0
1
371 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/01(月) 23:05:03.65 ID:HNC5ZRJV0
ノゥティ「例えば、こ、恋人さんとか」

男「いなかったよ」

………ダメです。

それに喜んでる私がいて、ひどい女だって思った。

それに

男「………」

たぶん、これ先生聞かれたくなかったことだ。

男「まぁ、そんなことはなかったけど先輩………アータル先生に引きずり回されて色々騒がしい学生生活だったよ」

男「だから喫茶店は僕の逃げ場所で、唯一落ち着ける場所だった。だから好きなんだ」

私の表情が曇ったのを察した先生が、話題を変える。

本当に優しい先生。触れちゃいけないところに触れたのは私なのに。

いつも、私が先生を傷つけて。だけど先生は構わず私に接してくれる。

きっと先生なら私を傷つけない。

だから、大好き。大好きだよ、先生。
372 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/01(月) 23:10:50.73 ID:HNC5ZRJV0
男「ルーティさんに教えてもらってよかったな。本当にいい店だ」

ルーティちゃん。いいえ、マナちゃん。

マナちゃんもたぶん、先生が好きみたい。

だからマナちゃんはライバル。一歩リードされてるみたいで胸がもやもやする。

私も先生のためになにかやってあげたい。先生のためになる私になりたい。

だけど、私の唯一の長所である歌は先生に届けちゃいけない。

それにマナちゃんほどの行動力もない。

一歩じゃないなぁ。何歩もリードされてる。

それに私、面倒な女だって思われてるかもだし。

ずーん。

男「ノゥティさん?」

ノゥティ「あ、は、はいっ」

男「なに頼もうか。僕はこれにしようかなって思うんだけど」

ノゥティ「せ、先生と同じものでっ」

男「うん、わかったよ」

ダメ。気分が落ちてくのは悪い癖。

このまま沈んでなんかいられない。

せっかくの二人きりを、無駄になんかさせない。

私の努力、泡になって消えたりしないんだからっ。
373 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/01(月) 23:16:31.91 ID:HNC5ZRJV0
ルーティ「えっと、あの、その」

ダメでした。

瞬時に撃沈です。

口下手はそう簡単に治らなくて、伝えたいこと、話したいことがうまく言えません。

持前の引っ込み思案も私の足を引っ張って………

うぅ、私やっぱり

男「ノゥティさん。ゆっくりでいいから」

ノゥティ「ひゃいっ」

二度、深呼吸します。長く息を吐いて気持ちを落ち着けて。

ノゥティ「あ、この曲、いいですね」

BGMで流れている落ち着いた曲。古びた音がさらに味に深みをもたらしてる? みたいで。

男「この曲、昔通ってた喫茶店でも流れてたなぁ。コーヒー飲んで、本を読んで、小腹がすいたらサンドイッチを頼んで」

男「そういうなんでもない日が、とても好きだったよ」

先生の目が懐かしい遠くを見ています。郷愁を映すその瞳に私は映ってない。

もし、先生と私が同じ年齢で、同じ学校にいたら、その時は………
374 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/01(月) 23:22:45.42 ID:HNC5ZRJV0
なんて妄想をして、思わず

ノゥティ「先生も、制服きて私と一緒に歩いてみませんか?」

男「僕が? ダメだよ、この歳で来たら笑われちゃうよ」

ノゥティ「そんなことないですよ」

本当にそんなことないよ。先生は小柄だし、童顔だし、学生と間違われてもおかしくないんだよ。

男の人に言っちゃいけないてわかってるけど、先生は可愛い。知れば知るほど、見れば見るほどその可愛さがわかってくる。

勉強だけしかできないとこも、不器用なところも、一生懸命なところも、くるっとした赤毛と薄いそばかすも、顔に似合わない大きな眼鏡も。

全部とっても可愛い。先生はとってもかわいいんです。ふふ。

ノゥティ「制服で一緒に歩きましょう。一緒に普通の、なんでもない放課後を二人で」

男「…ちょっと憧れるけど、でも」

ノゥティ「私からのお願いって言ったら、ダメですか?」

男「……それを言われたら、仕方ないね。今度になるけどいいかな」

ノゥティ「! はいっ」

ちょっぴりズルい女ですけど、先生とデートができる。

やった。

やったよ、うれしいな、頑張ったね私。

勇気を出して、意地悪して、よかった。

あ、困ったように笑う先生が、とってもかわいい。写真に映したい。

先生のこと、いっぱい、映したいな。
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/01(月) 23:46:26.04 ID:O5xBdb3/o
やっぱりショタなんですねぇ
376 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/02(火) 00:03:30.53 ID:N2N9sEbf0
今日はここまで

学内美人ランキングですが

1位 『白雪嬢』 セリカ

2位 『向日葵嬢』 マリーニャ

3位 『紅羽嬢』 アカシケ=ヤナゲ

4位 『銀梅嬢』 メイロザカ・ウグイス

5位 『ホッピングハート』 アイホワイト

6位 『見た目だけは美人』 クレル・アークフォード

7位 『93代目歌姫』 セラス

8位 『紅目』のミレイア

9位 『蒼氷の法規執行官』 ヒョウカ

10位 『スール』 ユークリッド・オルカ 

11位 『恋愛根絶・惰弱全滅』 アイレーン

12位 『有料の妹達』 チェチャシア・A・ビエナ

13位 『マドンナ』 リリー・ガブリエラ

14位 『刃狼』 ラインハメオ

15位 『木漏れ日の笑顔』 セレナ・ロスチャイルド

です。
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 00:06:08.05 ID:K778pdgfo
乙乙セリカ一位とは
ルークは何が不服なのだ
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 00:09:47.74 ID:hpfCtlsaO
おっつー
知らない子達がいるけどいつかちゃんと本編に出るんよね
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 00:12:16.78 ID:3Ngjj3d6o
ノウティ諦めたと思ってたけど、男の事まだ普通に好きなのか
4回目以前見に行こう
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 00:18:20.59 ID:UoWc0N4xO
さてはアイホワイトとセラスとアイレーンが三歌人だな
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 00:23:04.87 ID:Qr2D63/Z0
乙乙
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 00:52:38.82 ID:7nIpQNYfO
ミレイアちゃんちんちくりんかと思ったらめっちゃ美人なのね

美人ランキングの次はイケメンランキングよね
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 01:04:44.60 ID:+jb78ZBVO
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/02(火) 10:24:55.64 ID:ceEywXKLO
乙ー
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 15:01:19.14 ID:me262d3i0
ちょっとヤンデレみたくなってるし、>>369の選択肢は2を選ぶのが正解だったのかな?それとも2を選んだら恋を諦めることになっていたか
386 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/04(木) 20:48:11.75 ID:FpIx4iGQ0
「はい、今日の紅茶セット二つー」

先生を見つめていると、私と先生の間にずずいとお皿が二つ置かれました。

お皿の上には湯気をあげる紅茶とふわふわしたシフォンケーキ。ホイップクリームが添えられててとてもおいしそう。

男「あ、変な飲み方してて、ごめんね」

見ると先生は紅茶にホイップクリームを乗せていました。へぇ、そういうのみかたもあるんだなぁ。

ノゥティ「そうやって飲んでもおいしいんですね」

男「邪道かもしれないけど、好きなんだ。これ」

ノゥティ「いいえ、とっても素敵です」

そう、とっても素敵。

こんな素敵なものを先生と二人で。

幸せだ。

とっても幸せ。

さっきから私の幸せランキングがどんどん更新されていってる。

胸がどきどきして、私のハートが甘くなっていく。

溶けて、泡になってしまいそう。

ノゥティでよかった。

ルーティだったら、きっと私は先生に近づくことはできないから。

偽物じゃ先生にふさわしくないもの。

やっと私は本物に―――
387 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/04(木) 20:49:50.63 ID:FpIx4iGQ0
本物って、なんだろう。

今まで生きてきた私?

それとも今から生まれ変わる私?

ルーティ

ノゥティ

どっちが本当の『私』なの?

私は『ルーティ』から逃げた。

お姉ちゃんに迷惑をかけて『ルーティ』から逃げた。

あの日私は、『ルーティ』から逃げた。
388 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/04(木) 20:51:48.68 ID:FpIx4iGQ0
その日はなんでもない日。

いつもと同じ日。

のはずだった。

朝起きたらお母さんが鼻歌を口ずさみながら朝ごはんを作ってて、

お父さんは難しい顔をしながら新聞を読んでいる。

なんにも変わらない日常。

のはずだったのに。

ノックの音一つで全部壊れた。

まるで脆いガラスのように簡単に

戻らなくなった。
389 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/04(木) 21:05:23.81 ID:FpIx4iGQ0
入ってきたのは怖い顔をした黒い服の人。

知ってる。何度か見たことがある。きっと海洋マフィアの人だ。

でもなんでそんな人が私のおうちに来たんだろう。

怖かった。でもそれより怖かったのが。

「今までご苦労でした」

「いえ、ボスの命令を果たしたまでです」

お母さんもお父さんも真面目な顔で、怯えもせずその人と言葉を交わしていたこと。

お知り合い? にしてはとても業務的な会話。それにボスって

ここで理解できていないのは私だけで、不安におぼれそうになる。

ビクビクと震えていると黒服の人が傅いてこちらに手を差し出し

「お迎えに上がりました。海洋マフィア次期後継者序列第1位 『ルーティ・リゲイアー』様」

ルーティ「え、え、ち、違います。ひひ、人違いです。私はる、ルーティ・アクアトレスで、リゲイアーさんじゃ」

「違うんだルーティ。お前はアクアトレスじゃない。実は海洋マフィアの娘で、ルーティ・リゲイアーなんだよ」

え? どういうこと、じゃあ私の今までの人生って全部偽物だったってこと。

ルーティ・アクアトレスなんて存在しない、作られたものだったってこと?

それに、だったら

ルーティ「お、お父さんとお母さんは、私のお父さんとお母さんだよね。ねぇ」

「違うんだ」

二人が首を横に振る。

ここに、なに一つ本物の私は存在しなかった。

今までの、私が積み重ねていったものは全部虚像で、

たったノックひとつで崩されちゃったんだ。
390 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/04(木) 21:20:43.76 ID:FpIx4iGQ0
黒服の人に連れられて、すごい立派な家の中へ。

そこでは皆が私に敬語を使って、礼儀正しい。だけどどこか怯えているような、飛び掛かってきそうな、ねめつける様なまともじゃない視線を感じる。

道中、黒服の人に説明されたのは私は元々海洋マフィアの娘だけど、マフィアとしての性質に乏しいから部下に託してマフィアとは関係ない生活を送らせてきたってこと。

そしてそんな私が再び呼び戻されたのは私の持ってる力が必要だったから。

わかんないよ。そんなこと言われても理解したくないよ。

助けて、助けて先生。

「ここでお待ちください」

大きな部屋に案内されて独りぼっち。

落ち着いたような、不安なような。

もやもやする感情を抑えきれずに私は部屋の中を落ち着きなく、ぐるぐると泳ぎ回った。

水中でよかった。流れる涙を誰にも見られないから。

不安だよ。怖いよ。悲しいよ。

誰か、ねぇ誰か―――

「お前か」

扉が開けられました。

顔を見られたくなくて私はとっさに顔を背けて両手で抑えました。

この人が、ボスなのかな。

ちらりと見ると、かっこいい一人の男の子がいました。

若いから、ボスじゃないのかな。一体誰なんだろう。

不安4割、恐怖3割、好奇心3割。

私は彼から距離を取りつつ注意深く一挙一動を観察しました。

391 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/04(木) 21:45:14.46 ID:FpIx4iGQ0
ルーティ「だ、誰、なんですか?」

「誰、か。元次期後継者序列第一位、エグゾセ・リゲイアーだ」

リゲイアー?

リゲイアーってことは、もしかして

ルーティ「私の、お兄ちゃん、ですか?」

そう聞くと彼はがっくりと肩を落としてため息をついた。

ぷくぷくと浮き上がる泡を右手で打ち払いながら彼は

エグゾ「俺は女だ。諸事情で男の恰好してるけどな」

エグゾ「そもそもだ。私たちは女以外いないだろ」

ルーティ「私たち? あっ、ということは、あ、あなたもセイレーン、なんですか?」

セイレーンには女性しかいません。遺伝子がなんだかんだということは知ってますが詳しくはわかりません。

エグゾ「だから俺はお前の兄貴じゃねぇ、姉だ」

口調も姿もすごいかっこいいのに、お姉ちゃんらしいです。

とってもびっくりしました。
392 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/04(木) 22:12:59.73 ID:FpIx4iGQ0
ルーティ「えっと、それで、一体私に、ご用ですか?」

エグゾ「なに、俺から序列を奪ったやつがどんな奴なのか見たかっただけだ」

エグゾ「こんな弱そうなやつとは思わなかったが」

弱いです。私はよわよわです。だからなんで私が序列第1位に選ばれたんでしょうか。

ルーティ「あ、あの、お姉ちゃん」

エグゾ「あぁん!?」

ルーティ「ひぃっ」

エグゾ「あ、すまねぇ。女扱いされるのが久しぶりだったもんでな」

エグゾ「で、なんだ」

ルーティ「わ、私、後継者になんて、なりたく、ないです」

怖いことも、痛いことも大嫌い。それにここは男の人がいっぱいで、怖いんです。

絶対私はマフィアになんて向いてない。

エグゾ「………マフィアのボスになったら望むことなんだってできるぞ。金も男も我儘にできる。誰しもが夢見てる地位だ」

金も男もいらない。私は………

私は何がしたいんだろう。今まで偽物だった私は何がしたいんだろう。

………あ。あれだけは嘘じゃない。

先生が今まで優しくしてくれたこと。そんな先生を好きになったこと。だから

会いたいよ。先生。

ルーティ「い、いらないです。普通に、生きれれば、それで私は十分、です」

エグゾ「へぇ。欲がないやつだな。しかしなんでこんなお前が」

「ルーティ様……とエグゾセ様もいらっしゃったのですか」

エグゾ「親父が呼んでるのか?」

「えぇ、エグゾセ様も一緒にと」

エグゾ「そうか。じゃあ行くぞルーティ」

そういってお姉ちゃんは私の手を引いてくれました。
393 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/04(木) 22:13:57.83 ID:FpIx4iGQ0
今日はここまで

おやすみなさい

イケメンランキングはまた今度
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/04(木) 22:18:34.50 ID:QCwzDHKp0
乙です
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/04(木) 22:20:12.57 ID:OGbLM0ROO

エグゾセ(アイレーン)が美人イケメン両方でランクインしそう
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/04(木) 22:23:12.73 ID:wzIB/Jono
おつ
この1から人魚でトゥルーエンドとれるのだろうか
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/04(木) 22:29:47.57 ID:CTqf7gJvo
乙乙
レーナ度々ルーティ宅訪れてたけどあれマフィアの家に行ってたんかな
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/04(木) 22:31:02.21 ID:9TGWt4vmO
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/05(金) 00:57:26.95 ID:0MXzS3rro
乙ー
400 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/08(月) 11:11:30.28 ID:XPYLD95G0
お姉ちゃんの手は水中でもはっきりと温かく、私を安心させてくれました。

そういえばずっと一人っ子だったのでお姉ちゃんが欲しかったことを思い出します。

こういう形で叶って嬉しい、のかな。

大きい屋敷の中で手を引かれてあっちに行ったりこっちに行ったり。

ぐるぐる回って自分がどこにいるかわからなくなります。

とっても広いんですね、ここは。

でも、こんな生活に憧れているかというと………

私は逆におびえる小市民なので、こじんまりとした家が一番なんです。

エグゾ「怖いのか?」

ルーティ「あ、あの、えと、その」

エグゾ「………その様子だとそりゃあ資格なしってされるわけだ」

資格なし? だったらなんで私は今更………
401 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/07/08(月) 11:16:15.77 ID:XPYLD95G0
「こちらでボスがお待ちしております」

エグゾ「俺も入っていいのか?」

「………少々お待ちください」

黒服の人が扉の向こうに消えるとお姉ちゃんはつないでた手を放して私の頭の上に移動させました。

エグゾ「大丈夫だ。お前は俺が守ってやるよ」

そういって私の髪を撫でてくれます。その手は優しくて、だからこそ不思議でした。

ルーティ「なんで、なんでおねえ……エグゾセさんは私に優しくしてくれるんですか」

エグゾ「………恥ずかしい話だけどな。ずっと妹が欲しかったんだ」

エグゾ「俺がこんなんだから女の子らしい妹がずっと欲しかった。お前みたいな」

そういってそっぽを向きました。だけどその頬は少し赤く照れてるんだなとわかりました。

本当に、この人は私のお姉ちゃんなんだ。

とくんと胸がうれしくなって跳ね上がりました。
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/08(月) 19:02:26.93 ID:xvPbhTPYO
乙ー
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/08(月) 23:14:06.96 ID:/LJuG92e0
乙です
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/08(月) 23:30:18.86 ID:Roy3hX2h0
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/11(木) 18:11:36.72 ID:YaDARkbSO
質問今現在の各キャラたちの恋愛矢印の向きはどうなってるのん
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/22(月) 08:38:54.01 ID:UBFqXEbbO
各キャラの学園内での有名人度ってどうなってるんの?
407 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/07/24(水) 21:13:53.97 ID:yPKb8t7uo
投稿できずにすいません
のっぴきならない理由で今安定して書くことができません。
楽しみにしてくださるかたには申し訳ないのですがもう少し期間が開きそうです
連絡遅れてすいません。

あとよろしければSkypeでlive:yannderekanozyo
にコンタクトいただけてお話出来れば嬉しいです
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/24(水) 21:19:31.99 ID:9ZZEj79Vo
待ってるよ
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/24(水) 21:38:44.56 ID:3AbS9L70O
うむ待つぞい
コミュ障やからSkypeは難しいけどな!
410 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2019/07/25(木) 14:51:44.97 ID:G7FGXY1po
さげてしまってた
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/25(木) 19:28:27.74 ID:z7D2uwz0o
復活してくれるならいつまでも待つよ
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/25(木) 20:15:22.44 ID:6Liypso/O
報告乙
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/25(木) 21:05:32.30 ID:v3Ws8YscO
他のssでも終わりまで書ききった実績あるからね信じて待ってるよね
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/26(金) 10:28:48.29 ID:FfXxDJ/M0
Twitterとかは使ってないんすか?
415 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2019/07/26(金) 14:14:07.16 ID:0lG0T/+bo
@katakuriko7010
ですけど書き込みはしてないです
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/30(火) 23:00:25.81 ID:+NncbvNSO
今更だけどまだ貼られてなかったので


前スレ

男「僕の生徒は亜人だらけ」?
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516854637/

男「僕の生徒は亜人だらけ」ヒヅキ「………2か」?
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521206503/

男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」?
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532602391/

男「僕の生徒は亜人だらけ」 ジェラルド「4回目だったらきっと僕はっ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549544268/


外伝

少年「俺のクラスは亜人だらけ」?
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520564330/

417 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/08(木) 20:57:06.25 ID:rf/iP4YRo
こんばんは 亜人好きです

未だにちょっと続きを書くことができません。

ですが続きではなく今後でることのないであろう番外キャラの紹介ならばギリギリできそうです。

それよりも頑張って続きを書いてほしい人もいるかと思いますので安価をとろうと思います

1.キャラ紹介や裏設定を知りたい

2.続きをみたい

安価下
1〜5
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/08(木) 20:58:26.03 ID:MwwV8v500
1
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/08(木) 20:58:51.25 ID:WK3AfFpno
1
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/08(木) 21:01:09.48 ID:GUAuyW+go
無理せんでな
1
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/08(木) 21:03:06.47 ID:K8qJD9VDO
1
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/08(木) 21:34:45.08 ID:FrrSoeGkO
続きも待ってる
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/08(木) 21:43:46.78 ID:cD9Z2bNCO
1で
424 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/08(木) 22:40:51.83 ID:SVPTwUWUo
ありがとうございます

では学園の施設の設定や、学園に関わるキャラクターの紹介をしていこうと思いますのでよろしくお願いします。

設定だけは豊富なので
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/08(木) 23:49:28.61 ID:h+1ANJXfO
期待
426 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/08/10(土) 21:39:53.06 ID:f7oSx5wM0
〜入学案内 その1〜

【学園温泉 五徳の湯】

学園が建つ前、ここがまだ古びた温泉街だったことから存在する温泉。

源泉は地下1800メートルからくみ上げられた18度の冷温泉を加温して利用している。

温泉の質はカルシウムを含む二酸化炭素泉であり、乳白色で発泡している。

効能は大きく5つあり、疲労回復、美肌、骨折等の骨異常、集中力向上、恋愛運上昇。このことから五徳の湯と呼ばれる。

低温、中温、高温の三種類に分けられ、一般的に低温は植物族や水中種族等が好み、中温は人間、獣人、昆虫族等が好み、高温は竜人や鬼等が好む。

その他にも種族に応じて水深や温泉の構造も多様化しており、さらに温泉部のエンターテイメント性に富んだ改修により、迷宮化している。そのため初めてこの温泉に入った者が無理をして奥まで入り込み逆上せてしまい倒れることがある。

一日平均35人がのぼせ、13人が溺れ、3人がマリアに襲われ、温泉部回収班に回収される。このように多少危険ではあるが、学園内での危険度としては低めのため、規制がかけられることはない。また学生と学園長に温泉好きが多いためという理由もある。

入湯料は生徒の貧富の中央値を取られているため、だいたいの生徒が入浴可能であるが、それでも入れない生徒には温泉特別給付金が支給されるため、温泉に入りたい限りは入浴が可能である。第39期生徒会長により入湯料の無償化が検討されたが牛乳などを卸している購買部と入湯料を部費にしている温泉部の猛反対により頓挫した。そうでなくとも温泉の学園運営には莫大な維持費がかかるため当初からその公約は達成できない所謂人気取り政策であった。

128年前はここまで複雑化した温泉ではなかったが128年前の部長、インキュバスのエンプヘザー・イルクラウドにより改修が始まり、徐々に過激化していった。この改修は複雑化することにより女湯を覗く仕掛けを施すのが目的とまことしやかに噂されているが事実は今のところ確認されていない。そのスクープをゲットしたとされるある新聞部員がいたとされるという噂も流れているが、その新聞部員の情報は一切ないためほら話か学園の闇に触れたため消されたとされている。

学内の中央校舎から歩いて数分のところに位置し、どの校舎からも距離はほぼ同じであり、利用者の割合もほぼ拮抗する。

学園名物の一つであり学園外から入湯に訪れるものも多い。畜産部による厳選された特濃牛乳と温泉部飲食班による温泉卵が人気である。

【関係者】

・ウノハナ兄妹
温泉部に所属するアカナメの兄妹で三助を務める兄のユヅキ、番頭を務めるウヅキはその仕事ぶりから温泉の看板ともいえる存在になっている。ユヅキは助平ではあるものの兄貴肌であり、気風の良い性格をしていることから男性を中心に人気を得ている。
伝説ののぞき穴を探しているうちの一人であり、覗きの常習犯ではあるものの人望(とそこそこのルックスにより)役職を罷免されるに至ってはいない。そんなユヅキであるが女子に引っ張りだこになる日が年に数回ある。それは身体測定の日である。身体測定前の女子は体重を少しでも軽くすることに躍起になっているため、垢すり・マッサージ技術にたけるユヅキへの依頼が殺到するのだ。
ウヅキは番頭であるため文字通り温泉の顔であり、兄と違い人好きのする性格と容姿である。ただし、マナーを守らないものには情けはなく、拷問ともいえる垢すり・マッサージ技術をもって、地獄へと導く。そのことから覗き魔には恐れられているが、彼女に構ってもらうために覗きをする者もいるとかいないとか。ウヅキからの好感度は下がる一方なのでもう少し考えが及ばなかったのだろうか。

・シービー・サラ・ホワイトウォーター
温泉の常連客で、温泉部と同じか、それ以上に温泉を知り尽くす人物。マーメイドであり、水中種族のはずなのだが彼女は熱いお湯を好み、通常なら逆上せてしまうであろう長時間でものほほんと湯につかっている。
眼鏡をかけないと何も見えないために、眼鏡をかけているがその眼鏡はなぜか曇らないし、温度で劣化していないため学園の不思議のうちのひとつとなっている。
温泉初心者は彼女に教授を仰いだほうがいいだろう。でなければ極楽に来るはずがいつの間にかベッドの上で寝ていることになる。案内料は風呂上りの牛乳一本で行きたい風呂の案内や温泉でのマナーを教えてくれる。それで安全な温泉生活を送れるならと彼女に色々と貢ぐ生徒も多い。特にダイエットに効く温泉を尋ねられることが多いようだ。
もし温泉の常連になりたければ彼女と仲良くなるのがいいだろう。基本的には水深の深い高温の温泉にいるがマッサージチェアでもよく目撃されるため男子はそのときに話しかけよう。のんびり屋な彼女は君の疑問を答えてくれるだろう。そしてなぜか男子湯のことも把握していることに気付くだろうが気にしないでおこう。

・サガ・アイスランドゥ
現温泉部部長。温泉を取り仕切っており、彼女を敵に回すと温泉に入れなくなるため敵に回さないほうが良いとされる人物のうちの一人。種族はルムリンまたはオルムルと呼ばれるナーガの一種で温泉の中で生活する珍しい種族である。特徴として背中に瘤があり、ここで呼吸ができるため温泉につかったまま泳ぐこともできるがマナー違反のため、溺れてる客を救うときか、閉めたあとの湯舟でしか使用することはない。
温泉を誰よりも愛するという自負があり、毎日温泉のお湯に話しかけている変人であるが、なぜか彼女は話しかけるだけでお湯の様子がわかり、彼女がほめたお湯は湯触りが良くなる。
温泉には愛情を注ぐ一方、他人には割と無関心であり、温泉を汚すものには容赦なく毒を吐く。
もし彼女と仲良くなろうというのならば温泉を愛し、彼女の無関心さにめげないような強い心がいるだろう。そしてそれを乗り越え親密になったところで彼女はかなりの吝嗇であり、苦労することが多いだろう。

・サルメ・バースパ・テ・ルマエ
現温泉部副部長。種族はレッドキャップであり燃える様な鮮血のような赤髪が目立つ。主に温泉の経営を取り仕切っており、期間限定の商品や、新しい薬湯の開発に努めている。
真面目な一方色々なことを試してみたい知識的欲求が抑えきれないため新しい温泉の開発などに情熱を注ぎ、温泉の迷宮化を促進させる要員となっている。
薬学医学にも強く、温泉部経営班主任かつ、医療班副主任である。
また温泉部経営班マーケティング隊のフョルネとは幼馴染の中で悪友であり、定期的に行われる変なイベントは彼らの暴走が原因である。

【キーワード】

・温泉部
文字通り温泉を取り仕切る部活であり、学内でも有数の巨大組織である。大きく分けて経営系班 実働系班 商業系班の三つからなり、そこから細かな部署に分かれる。
部活ではあるものの部費は売上を運用しており、生徒会の影響下にない珍しい部活である。ただし生徒会とは事を構える気はないため問題を起こすことは少ない。
427 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/08/10(土) 21:40:41.03 ID:f7oSx5wM0
こんな感じで学内の案内をしていこうと思います

おやすみなさい
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:53:31.72 ID:MriIMmy6o
乙乙
学園は最低でも128年前からあるんか
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 21:56:32.71 ID:FyrTBuebO
おつおつ。さすが細かい
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:14:47.87 ID:zMFZ6M9UO
おつ
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 23:18:10.83 ID:JokDnRSAo
乙ー
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 02:12:45.37 ID:y3zNNj1qo
落書き支援
https://i.imgur.com/Rh00QSh.jpg
433 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/16(金) 10:40:40.37 ID:o0/CiOExo
うわぁあああああ
ヒヅキだぁあああああ
ありがとうございますううううう
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 13:51:27.89 ID:5siA5UUnO
俺も絵心あったら何か描いてみたかった
435 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/16(金) 14:14:00.91 ID:BMtOHvwOo
>>432
ヒヅキ可愛いです
ヒヅキ可愛いです
ヒヅキ超可愛いです

ベールクレアもお願いできませんか!?
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 14:39:01.51 ID:grXSwXklO
(スライムたちって普段の見た目はモン娘みたいな人型スライムなのかそれとも転スラみたいな完全人型なのだろうか?)
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 23:39:21.07 ID:fKZm4LaLO
絵心ないから代わりにwebアプリで作ってみた
https://i.imgur.com/lkUhXuX.png
https://i.imgur.com/WlfxUnq.png
https://i.imgur.com/zbvewRa.png
https://i.imgur.com/ISlNurh.png
https://i.imgur.com/KxMe0dF.png
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 23:47:39.89 ID:Yg7+oRuTO
>>437
すごいなー。こういうのできるんか
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 00:07:32.65 ID:3rcp+sPGO
charat chocoってサイトで簡単に作れるよ!皆もつくってみよう!(ごり押し)
440 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/17(土) 17:21:31.10 ID:NrzA5T0ho
>>437
クロ
ロウェナ
セラフ
ヒョウカ
セルリア
を作ってくださりありがとうございます!
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 17:45:06.76 ID:v5GDgPmJo
スライムっぽさと水銀のメタリックさ、液体っぽさが全然表現できなかったけど一応
https://i.imgur.com/INrj5EU.png
442 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/17(土) 21:14:11.39 ID:9aUre6X8o
>>441
もう、色々なかたにここまでしていただいて感涙です
今後も書いていきますのでよろしくお願いします
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 22:07:15.95 ID:v5GDgPmJo
次いでに自分の好きなキャラ
https://i.imgur.com/DNHY7ff.png
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/17(土) 23:11:10.42 ID:k5Df2ncy0
す…すごい 今まで誰かしらやるかな〜なんて思いながら絵がなかったら急に出てきてビックリだし上手だしみんなやるな!
445 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/18(日) 00:17:18.13 ID:tx2FtjnWo
>>443

エヴァ「うむ! エヴァ様を選ぶとは見所のあるやつなのだ! 褒美としてエヴァ様の奴隷にしてやるのだ! にゃーはっは」
446 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/18(日) 00:21:16.52 ID:tx2FtjnWo
だれかランハオとミーアお願いできませんか
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 00:29:28.36 ID:v8ogBVN4o
エヴァかわいい
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 14:14:33.03 ID:v8ogBVN4o
仕方ないな〜
https://i.imgur.com/xlU8F5N.png
https://i.imgur.com/pcwD6oY.png
https://i.imgur.com/zloOQhB.png
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/18(日) 18:02:35.25 ID:t2UA6u2l0
ミーアかミーシャって瞳の色でイメージありますか?
黄色でいいですか?
450 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/18(日) 19:30:46.49 ID:HdbbkvETo
>>449
個人的には黒猫で青目だと思ってます
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 19:36:15.70 ID:v8ogBVN4o
黒猫だったか
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/18(日) 22:01:46.41 ID:t2UA6u2l0
>>450
わかりました
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:06:52.72 ID:t2UA6u2l0
https://imgur.com/ltYXU8R

MMD改造でミーアを作りました
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:08:27.32 ID:t2UA6u2l0
https://imgur.com/m6a3kUX
455 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/19(月) 06:46:20.93 ID:E080yHeuo
>>453
こんな子に迫られたらそりゃあ落ちますね
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 08:54:50.36 ID:kLksyUkmO
上にあがってたサイトで自分も作ってみました
イメージに合わなければすみません
https://i.imgur.com/UkUbKNO.png
https://i.imgur.com/lrGljQd.png
457 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/19(月) 10:22:46.62 ID:E080yHeuo
>>456
これに迫られたら……仕方ないですよね
458 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/08/31(土) 15:11:16.21 ID:2ri6lY/jo
Twitterのほうで質問箱始めました
なんでもお聞きください
459 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/09/01(日) 19:52:39.55 ID:cm0mMF/Po
設定厨なので設定が膨大にあります。
疑問や世界観、キャラクターの好物からスリーサイズまでなんでもお聞きください
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 20:12:18.94 ID:3lY4T1oRo
質問しすぎちゃったぜ
461 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/09/01(日) 20:41:59.57 ID:cm0mMF/Po
もっと質問してください
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 21:22:37.97 ID:3lY4T1oRo
質問めっちゃ来とるやん
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 22:11:01.04 ID:QDKMrLdco
Twitterやってないから質問できないよぅ……
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:22:59.61 ID:IAXRo9mTO
まだキャラ追加していい言質とったどぉお!
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/09/08(日) 19:25:58.49 ID:sGLfAw38O
>>463アカウントなくても質問はできるよ
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/09/12(木) 11:00:53.87 ID:jdiavc4uo
【名前】ザクロ・マニヨンズ

【種族】ハイローズ(バラのアルラウネの上位種族)

【性別】女

【性格】ロックンロール魂をもち独特の世界観を持つ

【特徴】青いバラを咲かせるアルラウネの少女で一般的なアルラウネの特徴を有している。
貧乳で体つきが細く手足が長い

【設定】バラのアルラウネの家系から生まれた突然上位種で、ブルーハーツと呼ばれる特殊な青いバラを咲かせる。このバラには強い幻覚作用があり、花粉を吸ったものには、ザクロの発言が全て実現して見える。それが多少現実離れしていても(1001のバイオリンを出現させるなど)疑問を抱かない。
番長連に所属しており、「チェインギャング」と呼ばれる部下を多数有する。数だけなら番長連最大だが、その多数が大人たちに誉められるようなバカにはなりたくないという理由で逆らってるだけで、特にグレてるわけではないから戦闘力は低い。

467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 19:35:34.86 ID:GTQ44Fu6O
【名前】ヴェルフェリア・ロックフェラー

【種族】バーニングスライム

【性別】女

【性格】勝ち気な性格で負けず嫌い
努力家で勉学も運動も人並み以上の結果を残すが、本物の天才たちには敵わないコンプレックスを持つ。THE 凡人
実は甘えたがり。

【特徴】普段はポカポカなスライムだが、拒絶の意思や強い怒りで煮えたぎるマグマのようになり近づくことが難しくなる。

【設定】ベル姉妹の親戚で貴族院議員の娘。
財界の雄であるベル一族ロックフェラー家は政略結婚によりその立場を盤石にしてきた。そのため、ヴェルフェリア本人も許婚がおり、財界から政界に影響力を広げる礎としての役目に陰鬱とした感情を抱える。何もかも用意され決められる現実に歯痒さを感じている。
自らの家柄に負けないように何か結果を残そうとひた向きに努力ができる娘。しかしその凡人さはどれだけ努力しても天才には追い付けない悲しみを内包する。有能の証と信じる生徒会に選ばれなかったことがトラウマ。
本家財界の跡取りとなるベル姉妹との仲はそんなに悪くない。政治家の娘らしく腹芸に長けて、本心を隠すのが得意。友達が少ない。ほしい
やっぱりチョロい。
468 :セリカのイラストが何となくできたので4スレ目>>190のシーンを再現してみた [sage]:2019/09/15(日) 02:42:08.85 ID:AkWK2RPEO
コダマ「うぃーっす、告白してみようのコーナーッス!」

セリカ「あら、これが噂のあれという奴ですわね」

アマネ「分かってるなら結構。でも日頃の不満を告白するなんてやめてくれよ?」

セリカ「ふふっ。わかっておりますわ」

コダマ「マイクスタンバイオッケーっす! 風紀委員が来る前に速く!」

セリカ「では」

セリカ「ルーク様、お慕いしております」

https://picrew.me/share?cd=OHuSNi1uXx #Picrew #www

アマネ「ヒュー、面白くもなんともねぇストレートな告白だなぁ!」

セリカ「たとえルーク様が他の人に手出しをしていたとしても最後には私の元へ帰ってきてくれると信じております」

セリカ「ですが私、あまり我慢強いほうではありませんので私、ルーク様を迎えに行ってしまうのです」

セリカ「それに嫉妬深い私ですので、愛しのルーク様が他の方と逢瀬を遂げようとしていたら私は、ルーク様を」

セリカ「――――して―――に――――二度と―――――愛し―――――」

https://picrew.me/share?cd=YenVBvDCpZ #Picrew #www

アマネ「ヒュー、こいつはロックだなぁ! あまりにロック過ぎてお蔵入りにしたが」

コダマ「これ、生放送なんすよね! さて、そろそろ時間です、アデュー!」スタコラ

アマネ「じゃあなっ!」スタコラ

セリカ「―――と言っても―――――泣き声を――――可愛らしい――あら?」

https://picrew.me/share?cd=CLa6zFuUJQ #Picrew #www

ナタリー「こらーっ! 風紀を乱すことは許しませんよーっ!」

ティファ「はぁ、また逃がしてしまいましたね。私の力が足りないばかりに。申し訳ありませんナタリーお姉さま」

ナタリー「今度は必ず捕まえます!」


469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 15:41:02.88 ID:/Yb1jcwZO
【名前】
テンコ・マサキ(政木 天狐)

【種族】
白面金毛九尾の狐

【性別】


【性格】
その美貌と妖術で男を虜にし、残虐非道なまでに翻弄する悪女。と巷では噂されているが、実際は経験豊富な知識と老婆心で世話を焼きたがるちょっとお茶目な性格の持ち主。ただし、後述の事情によって人間不信に陥ったため、一部の人間や亜人以外に本性を見せることはない。

【特徴】
金髪金毛で白い顔を持つ美しい狐娘だが、普段は無用なトラブルを避けるために人間の女性に化けている。尻尾は妖力を解放する度に増えていき、最大で9本になる。一人称は「わっち」で、廓詞(くるわことば)で会話する。

【設定】
妖艶な雰囲気を醸し出す白面金毛九尾の狐娘。シノの侍女兼護衛役を勤めているが、既に保護者的存在のシバエモンがいるため、あまり表には出てこない。シノに対しては少し甘さが目立つが、逆にシバエモンとは折り合いが悪い(シバエモンは後記する風聞からテンコを警戒していることが理由であるとしている)。
かつては東国の山奥でたまに人助けをしながら暮らしていたが、彼女に魅入られて関係を迫ってきた権力者の男をやむを得ず妖術で撃退したことから追われる立場となり、以降は東国や周辺の地域を転々とすることになった。その間、「妲己」、「玉藻前」などの偽名を用いていたが、行く先々で同様に迫ってきた権力者と騒動を起こした結果政治すら乱してしまい、いつしか『傾国の美女』として語られるようになってしまった。
このような経緯から他人を信用しなくなり、人助けも行わなくなってしまった。しかし、最終的にたどり着いた里見家では、正体が露見した後もシノからは変わらぬ信頼を寄せられたため、結局そのまま居着くこととなった。
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/21(土) 16:45:22.61 ID:2KWnRTbVo
【名前】プロテア
【種族】第一種
【性別】女

【性格】情がない
社会常識はあるので、社会に溶け込むことができるが結局それは道徳的なためではなく、この場合はこうした方がいいという知識による機械的判断
目的のためなら躊躇なく親でも切り捨てられる

【特徴】白衣の似合う、白髪美人眼鏡
スタイル良し
見た目は人だが、筋肉の質も、内臓の強靭さも、鋭い五感も、飛び抜けた頭脳などの人離れの能力は全て一族が長い間獲得してきた形質

【設定】代々様々な亜人の因子と混ざり合い進化してきた第一種の一族。本来なら人としての血は薄まっていくはずだが、見た目は未だ人の形を維持している。しかし中身は、心は、とっくに人でも亜人でもない化け物である。生まれながらの邪悪で、もはや人ではない新種。進化の末路。悪役。
先代生徒会庶務であり、先代生徒会の亀裂を生んだ張本人。やりたいことは早速やってしまう欲に正直な行動派。後悔と反省を知らない。
現在は進化に関係する学問が専門の大学部の教授。密かに生命を造り出す研究もしている。先代学園四賢人。
目的は神に至ること。それは大戦期より前から続く一族の悲願
レインやミレイアの兄とは同学年であり、同生徒会メンバーであり、親友同士であり、袂を分けた。
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/21(土) 22:31:15.78 ID:P8Bvy3HUo
ガチモンの悪役やんけ
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/30(月) 18:58:40.75 ID:UpZu6OkgO
まだー
473 :人外好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/03(木) 17:16:30.87 ID:W1R/0O2+0
〜入学案内 その2〜

【学生の食事事情】

衣食住満ち足りて初めて勉学を知るという言葉があるように、これらが欠けた状態ではろくに勉強もできない。

そのため学園では生徒に安定した食事を供給するための方法をいくつか用意している。

学園内で食事をとる方法は5つある。

1.自炊をする

2.学食を利用する

3.料理部を利用する

4.屋台を利用する

5.裏市を利用する。

この中でもっとも安価かつ安全確実に食事がとれる方法は自炊をすることであるが、大多数の男子諸君と一部の女子諸君には料理スキルがない。それどころか鍋をかき混ぜていたら偶然魔法陣を描いてしまい魔人を召喚してしまったという方も多いだろう。

そんな方は学食を利用することをお勧めする。学食は学園中央にある施設であり、学園が用意した食事施設である。この学園は世界で最も人種が入り乱れる場所と言われており、それぞれの人種に適した食事というものがあるだろう。もちろん学食ではその種族に適した料理を提供することができ、味はそこそこだが値段が安価なため利用する生徒は多い。

収容人数としては1万人を同時に食事させることができるが、生徒は1万人を超えているため席がないことも珍しくない。それどころか学食初心者はその注文の複雑さと混雑によって気が付いたら食事をとれずに昼休憩が終わっていたということもあるだろう。攻略法としてはフィジカルに身を任せ特攻する。学食代理屋に頼んで学食を購入してきてもらう。学食に賄賂を渡しパイプを作っておくなどがあるが購買で販売されている誰でもわかる学食利用マニュアルを購入し、イメージトレーニングと実技を重ね、学食マスターを目指すことをお勧めする。

もし学食マスターの称号を手に入れたら周りから一目置かれ、代理屋として一攫千金を得ることも不可能ではないだろう。

そのような争いを好まない方は料理部を利用することをお勧めする。料理部は値段は高いが味はとても美味であり、混雑することも少ないため上流階級の生徒が利用することが多い。といっても背伸びをすれば手が届く値段であり、もしかしたら上流階級の生徒とお近づきになれる可能性もある。

ただしマナーにそぐわないものは容赦なく放り出されるため、おとなしくしておくほうが良いだろう。

料理部もその長い歴史から他種族に対応する料理を提供することができ、歴代部長が記した料理手帳には必ずあなたの舌をうならせる逸品があることだろう。

学園史に造詣が深いものは統一歴694年に起きた『シリュウ・チョウ暗黒料理事件』を知っているだろう。この事件は部長シリュウ・チョウが料理の道を求めるばかりに通常使用してはならない、非合法な食材を利用し、料理部を盛り上げようとした事件である。しかし今では料理部の食材は風紀委員が監察しているため、クリーンな料理を提供することを約束できる。

このどちらも利用したくない自由が好みの貴方には屋台を利用することをお勧めしたい。

屋台は学園から認可を受けた生徒が個人でやっている店であり、値段はピンからキリだが、味も食事の珍しさも幅広い。

ただし認可されるために必要な要件は衛生面だけであり、料理の質に関しては管理されていない。極論混沌を煮詰めたような料理でさえ、きちんと衛生的であれば提供しても許されるのだ。

ぜひ胃袋の強度に自信がある者は成功と失敗と大失敗を繰り返しつつ、自分のおすすめの店を探求することをお勧めしたい。

もし桃色の羽とアホ毛を持った女子生徒が賄う屋台があれば利用してほしい。料理は毎日変わるがその味は新聞部が保証する。

最後に紹介しておかなければならないのが裏市の存在である。

裏市とは学園の認可を受けていない非合法料理集団のことである。

認可を受けれないような非合法な食材を扱っているため、興味から裏市へと行く生徒が後を絶たないが、死亡者も出ているため利用はしないでもらいたい。

噂では提供される料理には依存性があり多幸感をもたらす麻婆豆腐や、肉体をバンプアップさせるドーピング効果を持ったコンソメスープなどがあるらしい。

このように危険な料理が提供されるため風紀委員が取り締まっているものの、捕まるのは末端の氷山の一角であり、その全体は計り知れない。

ここでの食事で健康を害する、もしくは死亡することがあったとしても学園としては一切の責任をもたない。裏市は非合法組織でありその利用はしないでもらいたい。

重ねてお願いするが、新聞部として、裏市をお勧めすることはなく、その存在は根絶を望むものであり、諸君らが手を染めてほしくない。

ぜひとも生徒諸君には健全で健やかなる学生生活を謳歌してもらいたい。
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/03(木) 18:55:45.89 ID:W1R/0O2+0
【関係者】

・ヨダカ
今年から入ってきたコボルトの女性であり、豪快な性格と繊細な料理の腕からこの人に当たれば料理は間違いなしと言われている。
とてもフレンドリーなので仲良くなれば融通も利かせてくれるし、暇なときには話し相手にもなってくれる。その代わり手伝わされることもあるようだが。
このことから生徒からもすでに人気が高く、、容姿も良いので隠れファンが多い。
学園に身内がいるらしく、ヨダカファンからはその生徒は羨望と嫉妬のまなざしで見られているようだ。
年齢不詳。

・シャッテン・エノキヅ
現学食マスターであり、気が付けば注文が終わって席について食べている。目にもとまらぬ速さで学食を制すことから『不可視の食王』の名を持つオーガの女子生徒。
その巨躯からは想像できないほどの速度かつ人込みを縫って進む水のような動きはまるで姿が学食に溶けてしまったようにも思える。
本名はシャッテンであるが、本人はその名前は女性らしくないため、シャルロッテと呼ぶことを望んでいるらしい。
性格は冷静かつ人見知り。仲良くなれば今後の学食での生活は平穏に過ごせるだろうが、話しかけると溶けるように消えてしまうためなにかきっかけが必要と思われる。
代理屋もやっており、学食入り口横にある大皿の中にお金と食べたいものを書き記したメモを置いておくと買ってきてくれる。値段は一律3割増しだがそれでも彼女に代理を頼むものは後を絶たない。
その体格からしても考え難いほどの大喰らいであり、明らかに物理法則を無視しているが本人の体系はいたってスリムである。これは現大七七不思議のひとつとして数えられる。

・シラスナ様
過去美しさに固執するあまり、今が絶頂期と考え、きれいなまま死のうとした女子生徒の亡霊。現七大七不思議のひとつ。
学食の冷凍庫で凍死しようとしたものの、死ぬ直前で発見され、手術ののち自慢だった手足を失い、顔には酷い凍傷の跡が残った。
絶望の中自殺した彼女は学食に居着く亡霊となり冷凍庫で綺麗に[ピーーー]なかったことを恨んでいます。そのためシラスナ様に対してリアクションをとった生徒を捕まえ冷凍庫の中に引き釣りこみ、シラスナ様と同じ醜い姿に変えてしまおうとする。
そのため生徒諸君には視界にシラスナ様が映ったとしても話しかけたり、大声で驚いたりしないよう。そうすればシラスナ様は無害である。

・オルレアン・オルファン
学園の中で存在する屋台の中でも有名な屋台のひとつを経営しているハーピィの女子生徒。
桃色の見事な羽とこれまた見事なアホ毛で有名。声は明るく良く通るため見つけるのは難しくない。
時折男子生徒3人が悲しみを帯びた目で働かされているところを見る限り、性格はあまりよくないもよう。
しかし外見はそれなりであざといところがあるので男子生徒がオルレアン目当てで訪れることもあるようだ。
専門はスイーツだが、軽食もそれなりに作っており、放課後には女子生徒が長蛇の列を成すこともある。
このように料理も店主も有名のため一度訪れてみるのもいいだろう。

・ティト・アズーリ
オルレアンと並んで有名な屋台を経営しているパヴァーロ(人狼の一種)の男子生徒。
とても長い腕をしており、巨大な屋台を一人で操る。作る料理はパスタやピッツァなどであり、長い腕を使った超巨大ピッツァは学園祭での名物となっている。
性格はとても明るく、しゃべり上手だが、女性に目がなく、いいように使われることも多い。
気に入った女子生徒に特別料理をふるまったりしているので、女子生徒諸君は彼に取り入ってもいいだろう。
また料理で使う小麦はすべて自分で作っているほどの職人気質で農業部に所属している。
オルレアンと並んで学内二大屋台と呼ばれているが、本人たちはとくにライバル意識などもなくうまくやっているようだ。
しかしなぜか彼はオルレアンにだけは手を出さない。料理人としての敬意からだろうか。それとも何か裏であったのだろうか。

・ウーシャン・チョウ
学内要注意人物の一人で裏市を取り仕切っている竜人の男子生徒。
素性は外見以外なにも分からず、どのように動いているかも不明。
そのため彼の動向について風紀委員に知らしてくれるものには報奨金が出される。
被害にあった生徒によると人懐こい笑みで近づいてきて、食事に対する甘い誘惑をささやき裏市へ誘うようだ。
このことから催眠能力を有しているものと思われる。
料理部から裏市での素質がありそうな生徒を引き抜くこともあり、現料理部部長「フレドリク・デュカス」からは恨みを買っている。
番長連とも関わりがあるとされ、新たな調理器具の開発や非合法食材の密輸のビジネスパートナーとしているとされる。
総じて危険度が高く、見つけたら全力で逃げることをお勧めする。

フレドリク・デュカス
フレック、フレデリックなどの愛称で呼ばれる現料理部の部長。種族は人間であり、独創的で美しい料理を手掛けることについては学内で彼の右に出るものはいない。
料理の道に対して真摯で厳しいが故に、ほかの部員に対して遠慮のない叱責を飛ばすが、それは統べて部員の料理スキル向上のためであり、それを理解している部員からは深く慕われている。
しかし厳しいフレドリクのことを良く思わないものもおり、それらが他へ移ることを内心では悲しんでいるようだ。
裏市のことを敵対視しており、部員、客共に裏市にかかわるものを許さない。場合によっては裏市と衝突することもありその時は料理の技術を応用した戦闘術で戦う。
特にウーシャン・チョウと闘いは幾度となく繰り広げられ、日夜ウーシャンの魔の手から部員を守っている。
本人には内緒にしておいてくれと言われているが、実は女性に免疫がなく、素の状態だと赤面してしまうらしい。


475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/05(土) 12:34:42.00 ID:R5B6avovO
【名前】アダム・ド・ローエングラム・アークフォード・フォン・ロスチャイルド
【種族】鳳凰
【性別】男

【性格】
全体的に雑
楽しければ全て良し
エンターテイナー
しぶとい

【特徴】
虹色の羽毛
美形遺伝子

【設定】
父親が学園理事会の一人にして貴族院議長を務め、彼も後継者として将来を嘱望されている。政治の名門のためオルタネートの標的の一人。
五大貴族の一角ロスチャイルド家の次期当主。父親共々セレナには幼少から世話されてきたので今でも頭は上がらなく、会う度に子ども扱いされる。
各分家の面々からは雑に扱われる。
家的にオルカファミリーやベル一族などの各界の上流たちとのパイプがあるが、もろ癒着なので表だった交流は控えている。
溢れる財力で私的な大会を不定期に気が向くままに開催する。料理大会やバトルロワイアルや頭脳王決定戦、我慢大会、私闘決闘、ライブ、逃走中、ギャンブルなどなど。また、放送部や新聞部などの協賛もしており、祭や大会の影にはこの人ありと言われる。
大概頼めばどんなイベントでも開いてくれるが、仕切りたがりで司会をしたがる。
おもしろそうなことがあるところにはひょっこり現れ勝手に盛り上がる。
かつて先代生徒会広報を務め、現在は大学院博士課程在学
実はイベントにかまけて留年している。
476 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/10/15(火) 21:59:04.40 ID:+EczAFuwo
このSSの二次創作が作られてました

とても嬉しいです。シェアワールドとして好き勝手やっていただいて構いませんのでどうかベールのイチャイチャSSをどなたかお願いします
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/15(火) 22:24:26.76 ID:AFWU8e4H0
本編の方も待ってる
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/16(水) 14:46:20.78 ID:9S+I/GOwo
>>476
どこいきゃ見られるんだろう
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/16(水) 14:58:15.26 ID:60cPO3SJO
>>478
亜人で検索すると分かるよん
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/16(水) 18:26:48.42 ID:9S+I/GOwo
ありがと
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/16(水) 19:13:09.10 ID:p0hLU8QIo
【名前】デュオ

【種族】雷の精霊

【性別】男

【性格】
突っ張ってるが騙されやすいお人好し

【特徴】
誰も近寄れないようにバリバリと電流が周囲を常にほとばしっている。
かわいい顔立ちをしているが、顔上から下にかけて大きな傷をもつ。可愛い扱いされるのを嫌うがそこを姉にいじられまくっている

【設定】
ソロの双子の弟
かつて姉と風神雷神コンビでヤンキーチームのヘッドとして有名だったが姉が脱ヤンしてしまったため姉のことを嫌っている。姉からはむしろそれ込みで可愛がられているが、姉は元ヤンであることを情報規制しているのでそこに踏み込もうとしたら制裁される。
チームのヘッドとして快進撃を進めていたがユークリッドとの決闘に敗れ番長連にチームごと吸収された。負け知らずだった自分を降したユークリッドに惚れ、姐さんと慕うようになる。しかし、番長連外で御姉様モードのユークリッド相手にも姐さんとヤンキーバレしかねない言動をするのでその度制裁される。
イズナとワルフとは友人
雷刀を愛用し装備したデュオはユークリッド級の強さだが、最近落っことし風紀委員に回収された。
482 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/10/18(金) 20:04:44.35 ID:wtbglZdQo
近日中には復帰できそうです

キャラクターいっぱい増えて嬉しいです
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/18(金) 20:28:31.08 ID:TrSbzdmaO
きたか!
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/18(金) 20:48:16.24 ID:DT+T/bp/o
待ってた
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/18(金) 21:19:06.20 ID:46CD+Vx1O
来たか...!
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/18(金) 23:02:55.55 ID:tdFesuC5o
【名前】ユエ・フォン・メーイン

【種族】リザードマン

【性別】女

【性格】思慮深く真面目だが、それ故に苦労人。一度心に決めたらまず曲がらない

【特徴】
赤く綺麗な鱗と鬣をしており、後ろに向かって二本円錐型の角が生えている
表情は乏しく見えるが、家訓の「弱さを悟られるな」を守ろうとしているだけで心の動きは豊か。
体格は細く引き締まっている。
ベルトに見立てた蛇腹剣をいつも身につけているが、学園ではまず滅多に使わない

【設定】
メーイン家のかなり遠い分家で、直系に仕える近衛戦士の筋。家格は直系と比べ数段落ちるところの長女。
「(シェンが)何やるか分からんからお目付役やれ」との勅命により入学するが、当初は直ぐに煙に巻かれていた。
手を変え品を変え変わらぬ熱意で追ってくるユエにある種の尊敬の念とウンザリを感じたシェンメーインに言いくるめられ、以降はホドホドに動向を追い、適当にヤンチャを諫め、悪くない感じでメーイン当家に報告している。
戦闘能力はかなり高いが、相手に怪我をさせたくないのでまず本気にならず手心を加える。
ので「本気の経験とセンスとを磨かないと、シェンさんは何時までも抑えられないねぇ。あと汚い手段はいい加減覚えな」と言われるのが悩み。

生徒会に勧誘された事もあるが、一番の仕事(お目付役)を疎かに出来ないと言って辞退。しかし、実質生徒会の手となり色々協力している。
一見取っ付きづらいが優しく、困っている者がいたらさり気なく手助けするため、意外と有効範囲は広い。
又、サレムやハナヨ等立派な心掛けをしている者達に対して尊敬の念があり、良い行いを見かけた日は自室の手帳に出来事を書き記している。
予想の付かない事が数多く起こる学園での生活を心から楽しんでおり、学園生活で得られる体験全ては将来仕える筈のシェンメーインと本家一族の助けになると考えている。
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/19(土) 13:10:40.66 ID:Qf9nVi/io
【名前】アリア・ヘルナリアス
【種族】堕天使
【性別】女

【性格】
儲け最優先の守銭奴
他人は信用しない
強欲
どこか消しきれない情もある

【特徴】
1対の黒い翼と黒いリングをもつ
泣き黒子がチャームポイント

【設定】
番長連の不穏分子
表向きは総番の言うことをよく聞くが、裏では番長連の肩書きと影響力を使い非合法な商売や取引を行っている。
第二種を除けば最底辺の貧民出身、その体験からどれだけ他人を踏み台にしても何がなんでも成り上がってやると超上昇思考の持ち主。
貴族富豪の多い学園は彼女にとってコンプレックスを刺激しまくる場所。
天使の翼の数は階級の高さを表し、翼の色は本人の堕天さを表す。昔の彼女の翼は白く輝いていたものだが、そんな現在の自分の姿が嫌いで仕方がない。
魔術の才があり、昔は真っ当に成り上がろうとしたが、本物の天才魔術王に敗れたときから階段を踏み外してしまった。
まったく真逆の幼馴染みがいるが真逆過ぎて眩し過ぎてあまり関わらない。
他人を利用して生きると息巻いてるが、結局もっと悪いやつに彼女も利用されてるだけなのかもしれない。
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/19(土) 23:24:09.71 ID:nP0/ZV9CO
復活おめでとう&キャラ投下

【名前】Z-27
【種族】機械天使
【性別】なし
【性格】従順、食いしん坊

【特徴】好きな形に変化できる 
普段はキメラのような色々な生物の特徴を複合したおどろおどろしい見た目をしている

【設定】
記憶喪失で徘徊の折に学園に居着いた謎の人物。
餌を恵んでくれた人にはご主人として何でもお願いを聞いてくれる。ご主人の命令第一というその善悪のついてなさは一つの危うさを内包している。これから世の中を学び巨悪になるか勇者となるかそれは周りの人たち次第。
頬に27と刺青が入れられており、最初に発見したスザクによってニーナの名を与えられた。
好物は屋台のラーメン。
実はその正体は機械天使最高傑作Zシリーズの一体。
Zシリーズのコンセプトは0から完璧な新種の生命を作り出すことであり、表向きは試作Z-0の開発中にプロジェクトを凍結させられ終わったものとなっていたが裏で非合法に研究が進められていた。ホムンクルスとキメラの技術でできた肉塊をコアに、魔導技術でその身体を強化、補助してできた有機無機混合生命体。細胞レベルまで魔導技術と融合しており、あらゆる環境に置かれてもそれに適応すべく自己進化することができる。
家事から戦争まで一通り何でもこなせる万能屋
記憶は思い出さない方が良いのかもしれない。
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 00:00:47.86 ID:pTIK2MlKO
【名前】ベルナルド

【種族】グリーンスライム

【性別】男

【性格】演劇バカ、奥手

【特徴】名前の通り緑色のスライム、見た目と声色を自在に変えることができる

【設定】演劇部部長。
ルーツを辿るとベル一族とは遠い親戚筋に当たるがそれを互いに知らず、彼自身は庶民の出である。
その変幻自在なスライムの特性を活かして演劇部であらゆる役を演じられる万能役者として活動しており、衣装担当のグレゴリーには厚い信頼を寄せている。
秘かにマリアに想いを寄せているが、スライム族の体質故そうそう怪我を負うことがなく、かといって高い演技力を邪な目的で発揮するのを良しとしないため
保健室へ出入りすることは滅多にない。
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 21:23:46.82 ID:QHNhoJ7To
新キャラ投下が加速しているな

【名前】ルミエール
【種族】蝙蝠
【性別】女
【性格】健康的変態、おしゃべり、社交的、意外に照れ屋

【特徴】眼鏡、秘書スーツ
何かズレてるのか番長連の集まりの時はサングラスをかける

【設定】筋肉フェチ
リューンの姉でレインの妹
漢のほとばしる筋肉と漢同士の殴り合いが三度の飯より好きなただの変態。
良い筋肉には恍惚な表情で静かに興奮しだす。
筋肉を身近に見るためだけに番長連に所属している。しかし、彼女が集会にいると空気がユルユルになるのでリーゼは良い顔をしてないが、彼女は話が通じる相手ではないのでもはや諦めている。学園三奇人の一人。
総番秘書を勝手に名乗っている。
実はリーゼに惚れてるだけなのは内緒。
こんなんでも頭はいい。
491 :人外好き ◆HQmKQahCZs :2019/10/21(月) 17:59:19.18 ID:IAVkK/QRo
明日の19時から再開します
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 19:29:15.74 ID:ndNtDKDlO
全裸で待機
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 19:34:21.06 ID:tHq2por0O
ありがてぇありがてぇ…
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 20:05:05.01 ID:3pDKEaGTO
まってた
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 14:16:56.77 ID:1gih2sJw0
【名前】ミロス

【種族】ミノタウロス

【性別】女

【性格】男勝り、男嫌い

【特徴】美人。赤目。青髪でボブカット。頭に牛の角がある。黒色の特効服を着ている。巨乳で胸にはサラシを巻いている。

【設定】
女性メンバーで構成されているヤンキーグループの女番長。番長連に所属している。いつもヒヅキやヒョウカなど強い人達がいたらグループに勧誘している(見た目が強そうな人も勧誘している)。目的は、この学園を女学園にするという野望がある(番長連の人達には秘密にしてる)。集会では男性が嫌で本当は行きたくないがグループ代表の為、しょうがなく行っている。戦闘では、かなりの実力を持っていて、ミノタウロスならではの怪力やパワーがある。女性には優しいが男性には厳しく、男性に触られそうになったら投げ飛ばしたり、ぶっとばしたりする。女子力が高く、女友達が多い。なぜ男嫌いになったかはグループに入っている人達さえも不明。
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 18:53:59.92 ID:X5teRraUO
【名前】サヴァンナ

【種族】ヘビクイワシ

【性別】女

【性格】某綾辻さんの如く、校内では容姿・性格・能力共に完璧な模範的優等生で通っているが、人目のつかないところでは日頃溜め込んだ鬱憤を晴らすかのようにドSな一面を覗かせる

【特徴】切れ長の目と長い睫毛を際立たせる橙色の伊達眼鏡と、黒いレギンスが映える極上の美脚がトレードマーク。スタイルはかなり良いが異性よりも同性からの支持が多い、良く言えばスレンダー、悪く言えば肉付きの足りないタイプ。
黒い風切羽が生え揃った一対の翼を備えているが飛行能力は優れておらず、むしろ彼女の脚線美からは想像もつかない強烈なキックを放つ時に真価を発揮する

【設定】学園の生徒にして現役JKモデル。常日頃からモデル歩きを忘れない、理想的な体型を維持できるように食事にも気を配るなど高いプロ意識を持っている。仕事で学園を休むことも多いが、勉学を滞らせることはなく、むしろ優秀な成績を修めている。
このように完全無欠に思える彼女だが、本人はただただ周囲から称賛されるような人物を演じているだけなのが本音。ストレスが限界に達したりブチ切れると眼鏡を叩きつけて踏み潰す、ドMが羨むような言葉責めや脚責めを披露するなど本性はドSだが、周りにはバレないように「裏表のない素敵な人」を演じている。
種族の関係かその性格故か定かではないが、クチナワなどの蛇系亜人とは仲が悪い
497 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 19:15:04.38 ID:YPG1g4Ku0
エグゾ「なぁ、やっぱり任侠ってのは嫌か」

任侠、ヤクザ。いわゆる反社会的勢力には関わらない人生。そんな平穏な人生でした。

イメージ的には悪い人達。だけどお姉ちゃんも任侠だっていうのなら………

ルーティ「………うん」

だけど、いきなり壊れた日常―――仮初の日常はこの人たちのせい。

だから、私は任侠が怖い。

なにより―――好きな人に嫌われてしまうのが怖い。

エグゾセ「だよな。分かってる。だから―――」

お姉ちゃんが何かを言いかけた時、扉が開きました。

エグゾセ「やっと来たか。親父」

扉をくぐるようにして入ってきた大きな男性。その全身いたるところに傷があって、鱗も剥げているところが多い。

怖い。

純粋にこの人は私が今までいた世界の人ではないんだなってことがわかりました。

「こっちもいろいろと忙しいんだ。で、なぜおまえがここにいる?」

エグゾセ「私は姉だ。同席したっていいだろ」

「………まぁいい」

その人は長い下半身をとぐろを巻くようにして座り、懐から水たばこを取り出し、一口吸うと。灰色の泡を吐き出しました。

父親。見ても実感はわきません。今でもなにかの間違えじゃないかと思っています。

そうであればいいと私はこの期に及んで期待していたのです。
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 19:40:27.06 ID:YPG1g4Ku0
エグゾ「親父。まだこいつを序列一位に上げる理由を聞いてないぜ。序列一位は俺だったはずだ」

「あぁ。そうだったな。今まではお前が序列一位だった」

お姉ちゃんの鋭い眼光にピクリとも動じず、男の人は泡を吐き出します。

エグゾ「俺が見た感じこいつは、選考落ちってところだ。ろくに役に立ちもしねぇよ」

「役に立つから序列一位に上げた。エグゾセ。こいつは魔物だよ」

にやりと笑う嫌らし気な笑みに背筋がぞっとします。私が魔物?

そんなことない。私はただ平凡な―――

ルーティ「あっ………はっ、はっ、はっ、はっ」

―――フラッシュバック。

なんで、なんで今起きるの?

この男の人が怖いから?

イヤ、ヤメテッ

エグゾセ「どうした? 大丈夫か?」

過去の私が怯えてる。

男の人が信じられなくて大嫌いだったあの時。

男性に襲われたあの日―――
499 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 20:06:02.18 ID:YPG1g4Ku0
ルーティ「はっはっはっはっ」

駄目。過呼吸が止まらない。

エグゾセ「ルーティ!? おいルーティ!!」

お姉ちゃんが背中を擦ってくれてる。ほんのり暖かい手。

落ち着いて、どうか落ち着いて私の体。

男の人は悪い人ばかりじゃないから。

ジェラルド君も、サレムさんも、プライヤ君も

そして先生も

みんな優しくしてくれる―――けど

もし、私の歌を聞いたらみんなはどうなるんだろう。

思い描いてしまった光景に吐き気を催す。

先生だって抑えきれてなくてつらそうにしていた。あそこを大きくして、目を見開いて。

拘束してなかったらどうなってたんだろう。

―――やっぱり、男の人は

エグゾセ「ルーティ!!」

ルーティ「はっ、はっ、はぁっ」

お姉ちゃんが抱きしめてくれた。私の顔を胸に抱え込んで大事そうに守ってくれている。

この人が

この人だけが私の家族なんだ。
500 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 20:19:53.20 ID:YPG1g4Ku0
ルーティ「はぁ、はぁ、はぁ」

やっと落ち着いてきました。全てお姉ちゃんのおかげです。

お姉ちゃんはそのまま私を守るように抱えながら男の人に問いました。

エグゾセ「これでも、素質があると?」

「素質は十分だ。性格なんて関係ないほどの素質がそいつにはある?」

エグゾセ「は?」

素質? いったいなんの話を―――

「そいつは世界の半分を虜にすることができる。祀り上げれば良い神輿になってくれるだろうよ」

―――私の声?

世界の半分

つまり男と女?

もしかしてこの人は私を道具にしようとしているのかな。この歌声を利用して

この呪われた声を利用して
501 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 20:42:30.17 ID:YPG1g4Ku0
ルーティ「いやっ、いやっ」

そんなことしたくない。私の歌は聞かれちゃいけないもの。

愛すらかき消してしまうこの大嫌いな歌声。

エグゾ「だとよ。嫌がってるやつを利用するのが親父のやり方だったか?」

「好みのやり方ではないが。能力を見ればこだわりなんぞ捨てるさ」

「それに拒否権はない。俺ぁ、父親だぞ?」

エグゾ「私は姉だ」

お姉ちゃんが私を抱きしめる力を強くする。これだけが私の支え。

離さないで。

離してしまったらたぶん私は溶けてしまうから。

「反論は一切聞かねぇ。これも組のためだ。分かるだろう?」

エグゾ「こいつは世界の半分をとれるって言うなら、俺は世界の全部を壊してやる」

エグゾ「俺にはこの声があるからな」

「はっ。一度俺の前から逃げたやつがいまさら何を」

エグゾ「俺には守るもんができた。そいつのためならいくらでも突っ張ってやるさ。世界に変えても俺はこいつを守って見せる」

「会ったばかりの妹に情がほだされたのか?」

エグゾ「会ったばかりなんて関係ねぇ。俺は姉だ。妹を守らねぇ姉なんていねぇんだよ。こいつのためならなんだってやってやる」

「無駄な会話は嫌いだぜ俺は。守るだのどうだの口で言うには誰だってできるだろ。なぁ。この世界に必要なのは覚悟よ」

「てめぇ、吐いた言葉飲みこむんじゃねぇぞ、バカ息子!!」

ズキンッ

男の人の眼光に息が止まります。

ドンッ

お姉ちゃんが私を押して、やだ離さないで。

溶けちゃ、う
502 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 20:52:21.02 ID:YPG1g4Ku0
ザザザ

ザザザザ

ザザン

聞きなれた音。

たぶん波の音。

落ち着くなぁ。

このまま私はゆっくり。

エグゾ「おい。起きろ。おい」

誰かが私を揺さぶってる。

ママ? じゃない。誰だろう。

目を開けると

エグゾ「大丈夫か? 痛いところはないか?」

ルーティ「!!」

体中傷だらけになったお姉ちゃんがいた。
503 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 21:05:58.26 ID:YPG1g4Ku0
ルーティ「だ、大丈夫!? お姉ちゃん!」

エグゾ「げほっ。見ての通りだが、別に大したことはねぇ」

お姉ちゃんが塊になった血を吐き出す。大したことないなんて言えないよ!

どうにか体を起こして、尾びれを足の形に変える。

今度は私が守る番だ。きっとお姉ちゃんは私を守ってこうなったんだ。

だから

ルーティ「よいしょっ、よいしょっ」

エグゾ「いだっ、いだだだだだ」

お姉ちゃんを持ち上げようとしたけど、濡れたからだはずっしりと重くて持ち上げられなかった。

どうしよう。どうしよう。

と困っている私に上から声がかかりました。

「ちょっと遅かったかしら」

エグゾ「いや、時間ぴったりだ」

防波堤の上に人影。太陽を手で隠しながら見上げた先には

「こんにちは。あなたが妹さんね」

風紀委員のナタリー・シルヴァさんがいた。
504 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 21:41:09.33 ID:YPG1g4Ku0
ピカリ

砂浜に降りてきたナタリーさんが目から光を出すとお姉ちゃんの傷口はかさぶたのように石化していた

ナタリー「これで、手当は終わり」

エグゾ「すまん、助かった」

ナタリー「それで、結果は?」

エグゾ「俺の根性勝ちだ。へっ、俺の声で鼓膜ぶち抜いてやったぜ」

ナタリー「でもあなたもボロボロね。完治まで何か月かかるかしら」

ナタリー「お嬢ちゃん」

へっ? 私ですか?

ルーティ「え、あ、はい」

ナタリー「私についてきて。よいしょ、よっこらせ」

ナタリーさんは私は私が持ち上げることの出来なかったお姉ちゃんを軽々と背負いあげると、防波堤にある階段を上っていった。

わけがわからずナタリーさんについていく。

ついていくこと数十分

「やぁ! ようこそ!!」

私は女子寮にいた。
505 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 21:50:26.70 ID:YPG1g4Ku0
「みゃはは、どうもどうも。汚いところだけど」

目の前にいる女の子。えっとこれといって表現することができないロングヘア―の黒髪の女学生。

どうやらここはその子の部屋らしいのです。

なんでここに来たのでしょうか。

エグゾ「ルーティ、これは全部俺の計画だから安心しろ」

ナタリー「あら、私の計画でもあるのよ」

エグゾ「まぁ、利害の一致ってやつだ」

「ねぇねぇ、パンケーキは好き? シフォンケーキは? 落雁は? ねぇねぇ」

ルーティ「えと、あの、その、い、いったいどういう」

エグゾ「ルーティ。もう一度聞く。俺たちみたいなマフィアになりたくないんだよな」

ルーティ「それは………」

もちろんその通り。だけどたぶんそのわがままのせいでお姉ちゃんは傷ついたような気がして。

ナタリー「あなたの人生よ。あなたのことだけ考えなさいな」

私の人生。

あはは、そんなものもう奪われてるのに。

人の人生を簡単に壊すような人たちに、私は

ルーティ「なりたくない」

エグゾ「わかった」

「やったー!!」

なぜか黒髪の女生徒が喜びの声をあげて万歳をしている。

お姉ちゃんはしっかりと頷いて

エグゾ「じゃあ今日からお前がルーティだ」

ルーティ「わかりました!!」

「え?」

なぜか私が目の前にいた。
506 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 22:02:11.82 ID:YPG1g4Ku0
「なに、これ」

ナタリー「彼女はいわゆるドッペルゲンガー。個を持たなくて誰かの姿を借りなければ人に認識してもらえない悲劇の種族」

ルーティ「うんうん。だからね君の存在。私がもらっちゃうよ。みゃはは」

「え?」

どういうことだろう。私はルーティで彼女はルーティじゃない。

目の前にいるルーティの顔をした彼女は嬉しそうににんまりと笑うと私の頭を撫でた。

ルーティ「今日から私がルーティなの。おめでとうハッピーバースデー。そして君も」

ルーティ「新しい人生の始まりなのだよ。みゃはは」

エグゾ「すまん。このままお前がルーティで生きていくことは無理だ。その歌声がある限り色んな奴から狙い続けられるだろう。たぶん親父もあきらめちゃいねぇだろうしな」

ルーティ「あなたが背負ってるもの全部私が背負ってあげる。歌声を失ったルーティ・リゲイアーとして全部持って行ってあげる」

ルーティ「だからあなたは今日から名前のないモブになって。私の人生を貴方が背負うのよ」

ルーティ「名前を呼ばれることのない私の人生を」

「えっと、だったら私は」

エグゾ「サポートは私が全部してやる。今後の人生も任せろ。だけどもうルーティとしてはいられない」

エグゾ「新しい一人として生きることになるんだ。全部リセットしてな。何言ってるかわからないだろうから今はゆっくり「わかったよ」え?」

「いいよ。私の全部あげる。ルーティを貴方にあげる」

「やたっ」

私の過去。汚い過去。嫌な本性。いいよ。

お姉ちゃんがいてくれるなら全部あげる。私が持っているもの全部あげる。私にはこれ以上負い切れないから。

さよなら、ルーティ・アクアトレス

さよなら、ルーティ・リゲイアー

さよなら………先生。
507 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 22:07:56.56 ID:YPG1g4Ku0
そうやって私はルーティから逃げてノゥティになった。

でもまた先生を手に入れることができた。

ノゥティとして、先生を。

ノゥティの人生はなかなか幸せ。

捨てたものと比較してもたぶんプラスかな。

ルーティの時も幸せだったけれど、ルーティは偽物の汚れた女の子だから。

ノゥティが本物。

そう、ノゥティが『本物の私』なんだ。

ルーティから逃げた私はもうルーティにはなれない。

だから私はルーティにさよならをした。

そっと小さく唇を動かして。
508 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 22:15:06.73 ID:YPG1g4Ku0
これでいいの。

私は今の人生が最高に幸せなんだから。

先生と暮らせる人生が。

幸せ。

男「美味しいね」

ノゥティ「はい。とっても美味しいです」

男「ね」

先生ったらほっぺたにクリームつけてる。

可愛いなぁ。

えへへ。一歩リードだよ。

負けないんだから。

1. マナちゃん

2. ルーティちゃん

>>以下5まで多数決

重要な選択肢です。
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:15:45.36 ID:2kRlsvPeo
2
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:17:42.53 ID:wcCP03jDO
1
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:17:51.20 ID:JGlwdjH30
1
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:17:54.94 ID:IC/v2MppO
1
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:18:36.34 ID:fMALstboO
2
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:18:55.12 ID:+licBJsM0
1
515 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 22:24:14.37 ID:YPG1g4Ku0
マナちゃん。

あ、あれ。

おかしいな。

彼女はルーティちゃんで。

私はノゥティちゃんで。

………なんで、

私は

男「どうしたのノゥティさん。顔色が悪いよ」

悪い子?

今先生悪い子って私のこと呼んだ?

そっか、私悪い子だもんね。

あの子から、ルーティを奪おうとしてる。

「ごめんね先生。バイバイ」

悪い子は先生の前にいられない。
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:45:01.83 ID:YPG1g4Ku0
〜21週 日曜日〜

エヴァ「呼ばれた気がしたのだ!!」

ティファ「誰も呼んでませんわ」

エヴァ「いや、異世界からエヴァ様をあがめる声がびびびーんと来たぞ」

ティファ「修行で頭イカれましたの?」

エヴァ「今日のセラフはいつも以上に辛辣なのだ」

レーナ「まぁ、エヴァやんがおかしいのはいつものことやから」

エヴァ「なにぃ!? そんなことないのだそんなことないのだ!!」プンスコ プンスコ

ティファ「深淵を覗くものはまた深淵に覗き込まれているのですわ」

エヴァ「なんだそれ、かっこいいのだ!」

レーナ「バカって言ったやつがバカみたいなもん?」

エヴァ「エヴァはバカじゃないのだ! バーカバーカ!!」

ティファ「今日も平和ですわねぇ」




517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:48:48.68 ID:BnkEyIVa0
今更新に気づいて読んでみたが、重要多数決失敗したみたいでショックだ…
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:52:52.75 ID:YPG1g4Ku0
「おい」

「なに?」

「一応伝えとくことがあるんや」

「つまらないことだったら殴るよ?」

「おお怖っ。でもたぶん大事なことや」

「現場を改めて調べてみたらおかしいことが一つあったんや」

「おかしいこと?」

「現場にある血の量が人間の致死量をあきらかに超えてるんや」

「でも生きてるんでしょ」

「だから不思議なんや」

「大量の出血、でも生きている………ね」

「まぁ、面白い話は聞けたかな」
519 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 22:55:06.19 ID:YPG1g4Ku0
男「今日も平和、なのかな」

男「なんだか久しぶりに起きた気がする。意味わかんないけど」

男「みんなの顔も久しぶりな気がする。なんでだろう」

男「それより」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>521
520 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 22:55:48.05 ID:YPG1g4Ku0
今日はここまで

皆さんお久しぶりです。

ひとつお聞きしたいのですがオネショタが似合うキャラクターは誰でしょうか
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:56:56.69 ID:0RNfJh3To
3殺人鬼を追わねば
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:57:55.46 ID:U4zI0FX4O
ショタがいねぇ
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 23:00:53.49 ID:0RNfJh3To
お姉さんタイプの中のお姉さんタイプがオネショタが似合う
つまりナタリー
524 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/22(火) 23:01:07.29 ID:YPG1g4Ku0
あ、オネのほうです

オネショタで一本書きたいので
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 23:02:04.71 ID:IC/v2MppO

お姉さん側ならロザリアとかもいいと思う
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 23:03:32.00 ID:/C5TyC8kO

ロザリアかなぁ
ソロはガチ勢過ぎてショタが逃げ出しそう
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 23:05:24.09 ID:U4zI0FX4O
ショタ可愛がってそうな意味でクレルも
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 23:15:35.80 ID:BnkEyIVa0
乙です
似合うキャラといえばロザリアとかリリーかな

(個人的な好みでショタの絡みが見たいとなるとヒヅキとかセフィムだったりします)
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 00:44:08.15 ID:CyMuk1gQo
なんでしばらく休んでたんですか?
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 00:55:47.59 ID:w+tkJK0DO

ノウティ関係はどうなっていくのか…
531 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/23(水) 01:39:13.75 ID:3s65U47Uo
>>529
鬱です
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 11:07:51.20 ID:XWOEx0k8O
ロア先輩やセレナ子育てしたことありそうだしおねしょたいけるいける
別ジャンルになりそうだけど
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:30:26.65 ID:q/gI78FGo
乙ー
534 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 14:53:12.05 ID:0tuZqyLXo
polcaで企画を立てました! https://polca.jp/projects/vM2KIGf1029 #polca @polca_jp より

お見苦しいとは思いますが何卒ご協力頂ければ。
535 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2019/10/24(木) 16:03:37.46 ID:0tuZqyLXo
polcaで企画を立てました! https://polca.jp/projects/EIZl0jywOMC #polca @polca_jp より

すいません。お見苦しい限りですがどうかよろしくお願いします。
536 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 19:24:45.68 ID:0tuZqyLX0
男(殺人鬼の情報を集めないとな。新しく被害者が出ちゃいけない)

男「でも情報が全然ないんだよな。仕方ない足で稼ごう」

男「どこに行こうかな」

1.学校

2.保護地区

>>537
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 19:26:14.57 ID:/ULKHg7s0
538 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 19:58:46.14 ID:0tuZqyLX0
男(保護地区に行くべきかな。すべての始まりはあそこだし。学園で襲うなんてことが頻繁にできるわけがない)

男「よし、行くか」
539 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 20:08:35.07 ID:0tuZqyLX0
〜保護地区〜

男(相変わらず雰囲気が悪い。スラム街だから当然なんだけど)

男(襲われたり、しないよなぁ)

ガサッ

男「ひっ」

少女「あ?」

男「って、びっくりした。少女さんか。なんでこんなところに?」

少女「なんでこんなところって、それはお前じゃないか」

男「そうだけど………」

少女「そういやあんたも人斬りを追ってるんだったっけな」

男「少女ちゃんは何か情報を掴んだ?」

少女「まぁね。だけど教えない」

男「僕が第一種だから」

少女「そうさ。それにここは第一種がいていい場所じゃない。さっさと帰りな」

男「………それでも僕は事件を追わなきゃいけないんだ。これ以上被害者を出さないために」

少女「ご立派なことだね。じゃあどうする?」

男(少女さんが体をぐっと縮めた。それと同時に殺気を感じる。おそらく少女さんは僕に攻撃をしようとしている。どうする。どうすればいい)

少女「ここにはこわぁいやつがいっぱいいるぜ?」

1.あきらめて帰る

2.立ち向かう

>>540
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 20:09:24.82 ID:J1+cFXp7o
2
541 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 20:34:23.72 ID:0tuZqyLX0
男「覚悟を見せろってことかな」

男「僕も男だ。この事件に首を突っ込んだ時点で痛い目を見るくら―――」

バタン

少女「痛い目? 考えが甘ちゃんだな」

少女「ここでは生きるか死ぬかだ。運が良かったよ先生さん。初めに出会えたのが私で」

少女「命拾いしたな」

ズルズル







男「はっ」

男(気が付いたら僕は表通りで倒れていた)

男(少女さんはなにか知ってるみたいだけど、やっぱり協力が得られないものかなぁ)
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 20:38:46.52 ID:0OaNfwASO
少女との協力路線にシフトした方がいいかな
543 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 20:53:43.24 ID:0tuZqyLX0
〜22週〜

男「今日は何とも言えない日和だなぁ」

「そこの君!」

男「ぽかぽかで」

「そこのさえない顔をしている人間の君だ!!」

男「……え、僕?」

「そうだ」

男(なんだろう)

「道を開けたまえ」

男「道を開けろって。こんなに通路は広いんだから」

「言を弄ずるな平民!」

男「平民って」

「ほら、どいたどいた!」グイッ

男「わわわ」

「アダム・ド・ローエングラム・アークフォード・フォン・ロスチャイルド様のお通り!」

パーパラッパラッパラー

バサ ゴロゴロゴロゴロ

男(真っ赤な絨毯が通路を転がってくる!?)

アダム「ご苦労! 皆の者。今日も良い朝であるな!」キラーン

男「うわ、まぶしぃ」

アダム「そうっ! そこの平民良いことを言う! 高貴なものとは眩しいものなのだよ!」ピカー

男(っていうか本当に七色の光が出てるよ)

アダム「おはよう! おはよう諸君! はーッはッは!!」

男「………なんだったんだ」
544 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 20:55:06.68 ID:0tuZqyLX0
男「まだ目がちかちかする」

男「さて授業の準備準備っと」

男「今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>545
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 20:57:34.46 ID:/ULKHg7s0
サレムに魔術
546 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 21:15:11.28 ID:0tuZqyLX0
ヒヅキ【運動 454】

ベルスタシア 【文系 390】

ジェラルド【魔術 319】

サレム【魔術 213】

ルーティ【文系 306】

プライヤ【魔導 1055】

ロウェナ【魔導 260】

ミレイア【魔導 301】

リリ【魔術 502】
547 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 21:29:42.16 ID:0tuZqyLX0
〜22週 土曜日〜

「準備はどうかな」

「うわっ、びっくりしたぁ。いきなり現れんなや」

「いきなりではないよ。ちゃんと歩いてきた」

「あんさん足音せぇへんのや。ビビるでほんま」

「ふふ、なぜだろうね。私の中の遺伝子がそうさせるのかな」

「準備は万端。もう10人は作った」

「計画は?」

「まだ一人や。これだけじゃ足りんって思うんやけどいいやつが見つからんでな」

「あの人はどうかな。外部から来た講師でちょうど人間がいるじゃないか」

「あー、あれはちょっと都合が悪いんや」

「いいじゃないか。これは子供の遊びではないんだから」

「………計画は慎重に進めんとあかんのや。きっちり選ばな」

「時間はもうあまりないよ。学園長が動き出している」

「知っとるわ。でも焦ってことを仕損じるわけにはいかへん。あくまで慎重に、慎重にや」

「ふふふ、ずいぶんとまぁ、人間らしいことを言うんだね」

「うるさいわい」
548 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 21:33:10.03 ID:0tuZqyLX0
オルタ「くわぁ。やることねぇと暇だなぁ」

オルタ「最近風紀委員も相手してくれねぇし」

男「こっちはいろいろと忙しいんだけどね」

オルタ「忙しいことはいいことじゃねぇか。若いうちに働け青年よ、ってな」

男「君のほうが若いじゃないか」

オルタ「若人は青春を過ごすのに忙しいんだよ♪」

男「………」

男「さて、準備できたし」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>560
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 21:34:26.52 ID:UJsi/A+DO
3今度は学校で殺人鬼の情報収集
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 21:34:30.77 ID:5iUrzWa20
2ルーティ
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 21:35:10.38 ID:/ULKHg7s0
2 ジェラルド
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 21:35:34.97 ID:j9jhy0DGO
>>550かな?
安価下
553 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 21:38:19.15 ID:0tuZqyLX0
男「ルーティさん、ずいぶんと機嫌良いね」

ルーティ「そう? そう!?」

男「鼻歌なんてして、楽しそう」

ルーティ「うんっ、すっごくワクワクしてるんだ!」

男「なにかあるの?」

ルーティ「来週ね! ずーっと待ってたことがあるの」

ルーティ「それが叶うんだ」

男「願いが叶うっていいことだね」

ルーティ「先生の願いは?」

男「正式採用かな」

ルーティ「つまんなーい。もっと欲望的なさぁ」

男「それが僕の欲望なんだけど」

男「えっと、それじゃあ」

>>554
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 21:41:22.39 ID:UJsi/A+DO
皆が卒業した後も皆と交流が続いていけたらいいな
555 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 21:55:45.96 ID:0tuZqyLX0
男「みんなが卒業しても、関係が続いていけばいいなぁって」

男(一名卒業しない人がいるけど)

ルーティ「えへへ、それは大丈夫だよ」

男「なんで?」

ルーティ「だって私は先生のそばにずっといるからね!」

男「いや、卒業はしてよ」

ルーティ「そういうことじゃないー」ブンブン

男「?」

ルーティ「ふんっ。みゃはは」

ルーティ「来週には先生のこと、照れさせてやるぜぇ」ズビシッ

ルーティの好感度【74】

ルーティへの好感度【15】
556 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 22:06:24.63 ID:0tuZqyLX0
〜22週 日曜日〜

バリバリッ

「ひゃあーデュオ君今日もバリバリっすねぇ!」

デュオ「あたりめーだろ。俺はいつもバリバリよぉ!」

デュオ「誰も俺に触れられねぇ。なんせ俺は雷神様だからよぉ」

「ひゅー、まじ神様っすわ。デュオ君ぱねー!!」

デュオ「へっ、孤高の男は」

ソロ「デューオちゃん♪」

デュオ「!?」

ソロ「お姉ちゃんですよー」

「デュオ君のおねーさんっすか。激マブじゃねぇっすか」

デュオ「ち、近寄るんじゃねぇぞ! いくら姉でも俺様の雷を喰らえば」

ソロ「お姉ちゃんに雷は効きませんよ〜 もう可愛い(笑)」

デュオ「雷帝激震破ぁっ(今名付けた)!!」ドォンッ

「あばばばばばば」

ソロ「反抗期かな?(恍惚)」

デュオ「くっそ、こうなったらお前が元」

ソロ「…」スッ

パチンッ

ガシッ

デュオ「ぐえっ」

ソロ「つーかまーえたー」

デュオ「だ、誰だ俺様にしがみついてるのは!」

フラジ「こんにちは!」

ソロ「石に雷は通じない。さてとそれじゃあおとなしく」

ソロ「その口、ふさがせてもらおうかな(ペロリ)」

デュオ「く、くるなぁあああああ」
557 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 22:08:36.38 ID:0tuZqyLX0
男「あ、花びらが落ちた」

メイド「新しい花を買ってこないといけませんね」

「私が行ってきましょうか?」

男「いや、僕が行ってくるよ。用事があるし」

メイド「御用なら私が」

男「いや、>>559だから」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:09:50.54 ID:J1+cFXp7o
549
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:10:29.22 ID:mermsaJW0
>>549
560 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 22:23:36.52 ID:0tuZqyLX0
男「学校で調査をしよう」

男「情報がもらえそうなところといえば」

1.風紀委員

2.生徒会

3.番長連

4.少女

>>563
561 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/10/24(木) 22:24:41.28 ID:0tuZqyLX0
今日はここまで


https://profile.coconala.com/users/1558263

こんなこと始めました。
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:24:46.63 ID:j9jhy0DGO
kskst
563 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2019/10/24(木) 22:25:15.53 ID:0tuZqyLX0
polcaで企画を立てました! https://polca.jp/projects/EIZl0jywOMC #polca @polca_jp より

すいません。お見苦しい限りですがどうかよろしくお願いします。
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:27:58.27 ID:UJsi/A+DO
1
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:28:33.24 ID:J1+cFXp7o
4
少女くらいしか糸口ないよね?
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:34:41.07 ID:kN8YU2s6O
クラッペンどちらかというと悪役寄り?
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:36:00.21 ID:cGn8Qw4YO

こういう時しがらみとは無縁そうな新聞部辺りが動いてくれると助かるんだけどなぁ
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:37:17.73 ID:cAQo4Sx8O

ソロはブラコン拗らせ過ぎた末にショタコンになった説あるあるよ
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/24(木) 22:38:56.18 ID:mBZya6wFO
乙ー
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 22:41:44.18 ID:mermsaJW0
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 23:19:43.85 ID:j9jhy0DGO
乙ー
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 01:33:45.92 ID:cph4xrvNO
>>544
少女ってシェンメーインとローエン以外に誰かと繋がりの深さが見えてないから、この辺の協力得られればなんとかなるんじゃない?
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 01:34:26.04 ID:cph4xrvNO
>>572>>565宛て
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 15:25:24.26 ID:nEW/choBO
一応フーも少女と交流?はあるし選択肢としてはアリだと思うけどね
まあ、人間嫌いだから話を聞いてくれるかどうかは分かんないけど
575 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 17:56:59.86 ID:oO9Y5sz10
男「風紀委員に話を聞きに行こう」

男「学内のことなら風紀委員なら把握してるだろうし。もちろん殺人事件についても」

男「とにかく動き出さなきゃ始まらない。可能性の高いところにかけてみよう」
576 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 18:11:27.28 ID:oO9Y5sz10
コンコン

「はーい」ガララ

ワルフ「風紀委員になにか御用でーって、あんたどっかで見た顔だな」

男「あ、男の子に戻ったんだ」

ワルフ「!!」グイッ

ワルフ「それは忘れろ。忘れてくれ」

男「わかった、わかったから離して」

ワルフ「くぅ…。最悪の想い出だぜ。で、いったいなんの用だ?」

男「ヒョウカさんいる?」

ワルフ「委員長なら今見回り中だけど」

ワルフ「副委員長ならいるぜ」

男「副委員長っていうと、ナタリーさんか」

男「じゃあナタリーさんに聞きたいことがあるんだけど」

ワルフ「そこに座って待ってろ。副委員長呼んでくっから」

男「ありがとう」

ワルフ「だからあのことは誰にもしゃべるんじゃねぇぞ」

男「しゃべらないって」
577 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 18:15:23.98 ID:oO9Y5sz10
ワルフ「姉さん。こいつです」

ナタリー「あら、どうされたのですか。落とし物かしら?」

男「ちょっとナタリーさんに聞きたいことがあってさ」

男「ごめん。ワルフ君。席を外してもらえないかな」

ワルフ「おう。なんか大事な話みたいだな」

ナタリー「そんな大事な話、私でいいのかしら」

男「はい。風紀委員の人に聞きたいことが」

ワルフ「俺は外で人払いしておくから。終わったら声かけてくれ」

男「ありがとうワルフくん」

ワルフ「おう」

ナタリー「あの子の喋り方が気に食わなかったらごめんなさいね」

男「いえ、大丈夫です」

男「聞きたいこととは」

男「>>578
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 18:32:24.51 ID:RMj7rl7uo
最近のヒト種に対する事件の情報
579 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 18:49:05.48 ID:oO9Y5sz10
男「最近、人間に対しての事件が相次いでますが、なにかご存じありませんか?」

ナタリー「………校内の事件をご存じで?」

男「えぇ。学園長から任されている身ですから」

ナタリー「でも、相次いではいませんわ。一人ですもの」

男「隔離区域で第二種が」

ナタリー「それは風紀委員では預かり知らぬことですわ。言っては何ですけども」

ナタリー「第二種が死んでしまうことなんてそう珍しいことでもありませんもの」

男「僕はこの事件の犯人を同一のものと考えています」

ナタリー「なぜ?」

男「第二種を殺害することに飽きて、第一種に手を出したとしてもおかしくはないでしょう」

男「隔離区域でわが校の生徒が二人目撃されています。両者とも、隔離区域の連続殺人殺傷事件にかかわっていることは把握しています」

ナタリー「うちの生徒がですか? それはいったい」

男「………少女さんと、一人はわかりませんが箱型の頭をした生徒です。独特の言葉でしゃべっていました」

ナタリー「箱型………オー・クラッペンさんかしら」

男「わかりませんが、この二人は事件に関与しています」」

ナタリー「ではこのどちらかが校内の事件にかかわっていると?」

男「………」

1.はい

2.いいえ

>>581
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 18:51:12.76 ID:gGchexUv0
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 18:56:51.33 ID:3vGpn8+80
これは2かな
582 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 19:03:21.68 ID:oO9Y5sz10
男「いえ、まだ決めつけることはできません」

ナタリー「そうですか。でしたら風紀委員として動くことはできませんわね」

男「すいません。そのオー・クラッペン君に話を伺いたいのですが、彼のことを教えていただいても?」

ナタリー「えぇ、構いませんわ。少々お待ちになって」
583 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 19:05:26.89 ID:oO9Y5sz10
男(ナタリーさんからもらった資料によるとオー・クラッペン君。種族はゴーレム? ゴミ回収部の部長らしい)

男「いつも部室に引きこもっているため、情報は少ない。か」

男「でも居場所が知れただけでも一歩前進だよね」

男「………クラッペン君。一体君は何者なんだ」
584 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 19:14:20.72 ID:oO9Y5sz10
〜23週〜

男「ん? あれは」

Z-27「ご主人様。今日もご機嫌麗しゅうございますね。カバンをお持ちします」

R-10「ちょっと、貴方近づきすぎですがYO。ねぇ、少年さん」

少年「いいって、俺のカバンは俺が持つから」

Z-27「ニーナは貴方のカバンを持ちたいと希望します」

R-10「抜け駆けはだめです。それに少年さんとの付き合いはIのほうが長いのだから優先されるべき」

Z-27「No.私はご主人様の忠実なしもべ。労を得るべきはニーナです」

R-10「少年くんのご主人様はIなNOですよ!!」

少年「ご主人様になった覚えないから!」

ギャーギャヤンヤヤンヤ

男「………モテる男は大変だなぁ」
585 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 19:16:38.39 ID:oO9Y5sz10
男「授業の準備はこれで大丈夫だけど」

男「なんか最近違和感があるんだよなぁ」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>586
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:21:30.45 ID:RMj7rl7uo
サレム魔術
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:23:06.47 ID:gGchexUv0
なんぼサブキャラが増えたって、
弟子は一人も増えやしないのね(T_T)
588 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 19:31:01.66 ID:oO9Y5sz10
ヒヅキ【運動 478】

ベルスタシア 【魔術 405】

ジェラルド【理系 263】

サレム【魔術 232】

ルーティ【運動 269】

プライヤ【魔導 1068】

ロウェナ【理系 315】

ミレイア【理系 331】

リリ【魔導 501】
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:34:09.21 ID:9iqimxezO
プライヤ魔導に偏り過ぎだけど大丈夫かな…
590 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 19:35:36.66 ID:oO9Y5sz10
〜23週 土曜日〜

ルーティ「ふんふーん。みゃはは。ついにこの日が来たね」

「そうだね」

ルーティ「よし、それじゃあ一緒にこの存在固定薬を」

「!」パシッ

パリンッ

ルーティ「え?」

「返して。私の存在」

「ルーティじゃないと。先生に愛してもらえないの!!」

ルーティ「いやっ。なんでいまさらになって言うの!? 先生は私のものだもん!!」

「ルーティじゃないとヒロインじゃないの! そう決まってるんだもん!」

ルーティ「だから私がヒロインなの! あんたが私の偽物になったんでしょ!」

ルーティ「私があんたの嫌なこと全部引き受けるかわりに!!」

「いやだいやだいやだ! 私が、私がルーティになるの!!」

ルーティ「………こうなったら戦うしかないね。どっちが本当のルーティか」

ルーティ「負けたほうは記憶のかなたに消えてもらうんだから!!」
591 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 19:36:52.35 ID:oO9Y5sz10
男「オー・クラッペン君か」

男「ゴミ拾い部なんてあったんだなぁ。まだまだ学園って知らないことばかりだ」

男「さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>594
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:38:24.25 ID:wFl+49EsO
殺人事件の方にかかりたいのに裏では凄惨なことが
どうすれば安価下
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:39:28.31 ID:tvXcSlcDO
3オー・クラッペンに会ってみる
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:39:29.88 ID:bEcKWztx0
2
ルーティとノゥティ
でいいのかな
595 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 19:55:06.02 ID:oO9Y5sz10
男「あれ、どうしたのエグゾセさん。こんなところで」

エグゾ「こんなところって、お前ことどうしたんだよ」

男「適当に散歩してるだけだけど」

エグゾ「そうか。なら失せな」

男「失せなって。機嫌悪いね」

エグゾ「あぁ、てめぇの面を見たら機嫌が悪くなっちまった」

男「相変わらずだなぁ」

エグゾ「………なぁ」

男「なに?」

エグゾ「お前、神様って信じるか?」

男「らしくない話をするね。あまり信じてるってほうじゃないけど、いるとは思ってる」

エグゾ「そうか。もし人には運命の相手が決められてて、そいつしか恋人になれないとしたら、どうする」

男「どうするもなにも。あきらめるしかないんじゃない?」

エグゾ「そう簡単に決められる話じゃねぇんだよ」

エグゾ「なぁ、お前の中でルーティってどんな奴だ?」

男「ルーティさんは」

1.元気で明るい女の子

2.内気で優しい女の子

>>600
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:55:52.18 ID:gGchexUv0
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:56:38.62 ID:/Jlf9nf30
2
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:56:40.66 ID:wFl+49EsO
2?
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:57:42.59 ID:Emn6qHKY0
2
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 19:57:43.69 ID:tvXcSlcDO
2
601 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 20:13:22.33 ID:oO9Y5sz10
男「ルーティさんは内気で優しい女の子だよ」

男(あれ、おかしいな。何か違和感が)

エグゾ「じゃあノゥティは」

男「ノゥティさんは」

1.元気で明るい女の子

2.内気で優しい女の子

>>602
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:15:11.82 ID:Emn6qHKY0
2
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:15:19.18 ID:3r/cTtTuo
1
604 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 20:22:43.42 ID:oO9Y5sz10
男「ノゥティさんは内気で優しい女の子」

男「あ、あれ、おかしいな」

男「ルーティさんとノゥティさんって別人のはずだよな」

男「なのに………」

エグゾ「おい、お前! しっかりしろ!! お前が思うやつはいったい誰だ! どんな奴だ!!」

男「僕が、思う、のは」

男「>>605
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:31:31.73 ID:UF9ygSw+O
内気で優しくて.........そして、歌が上手で僕の好きな.........
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:34:07.71 ID:tvXcSlcDO
内気で優しい女の子だったけど元気で明るい女の子に変わったルーティさんと…、内気で優しい女の子のノゥテイさん…
607 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 20:36:56.66 ID:oO9Y5sz10
男「内気で優しくて……そして、歌が上手で僕の好きな………」

パンッ

男「なんの、音?」

エグゾ「………気にするな。いや、お前のせいか」

エグゾ「お前のせいで一人の少女の未来が途絶えた」

エグゾ「分岐する二つの線路にお前は脱輪という三つ目の結果をもたらしてしまったんだ」

エグゾ「ちくしょう」

男「よくわからないけど、僕が悪いのなら謝るよ」

エグゾ「いや、違う。お前はよくやった。悪いのは、悪いのは俺だ」

エグゾ「くそっ、すまねぇ。すまねぇなぁ」

男「大丈夫? ハンカチ貸すよ」

エグゾ「いやいい。それよりお前。お前は誰と住んでる?」

男「えっと、メイドちゃんと、君と」

男「ルーティさん」

男→ルーティの好感度【40】
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:38:52.18 ID:U67ftFOOo
倍増した
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:40:23.89 ID:JUopp0SxO
オルタネート
610 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 20:41:14.70 ID:oO9Y5sz10
〜23週 日曜日〜

ルーティ「先生。行ってきます」

エグゾ「出かけてくる」

男「二人そろっておでかけ?」

エグゾ「あぁ。つけなきゃいけない話がある」

エグゾ「なぁ、お前は………好きな人がマフィアだったらどうする?」

ルーティ「………」

男「マフィアだったとしたらか………」

男「その人が今まで何してきたかだと思う。もし悪いことをしてるのなら」

男「嫌いになってしまうかもしれない」

ルーティ「!」

エグゾ「そうか。そうだよな」

エグゾ「大丈夫だルーティ。泥は全部俺がかぶってやる」ボソッ
611 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 20:43:39.57 ID:oO9Y5sz10
男「さてと」

見えないみてもらえない

男「メイドちゃんが買い物にいったことだし」

ねぇ、なんでなんで

男「僕もでかけようかな」

なんで私をみてくれないの

男「どこに行こうか」

助けて、先生

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>613
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:46:17.58 ID:U67ftFOOo
マナ救いたいけどルーティ選んだんだからけどそれはエゴだろうか
殺人鬼もどうにかしなきゃいけないし
安価下
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:46:29.55 ID:UF9ygSw+O
Kskst
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:48:49.26 ID:gGchexUv0
2 ジェラルド
615 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 20:53:56.02 ID:oO9Y5sz10
男「ジェラルド君に会いに行くか」

男「たぶん園芸部か魔術戦闘部のどっちかだと思うけど」

男「どっちにいるかな」

1.園芸部

2.魔術戦闘部

>>616
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:54:50.34 ID:7gETjHblO
2
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:55:54.07 ID:UF9ygSw+O
2
618 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 21:06:02.44 ID:oO9Y5sz10
〜魔術戦闘部〜

ローエン「はぁああああ」ゴゴゴゴゴ

ローエン「これが全身に魔力をまとった状態だ」

ローエン「このオーラを」シュゥウウウウウ

ローエン「腕にまとった状態」

ローエン「足にまとった状態」

ローエン「この移動をスムーズに行えれば攻と守を最善の形で行うことができる」

ローエン「失敗すればまとってないところに直撃を受けるけどな」

ジェラルド「なるほど。でもこの移動、なかなか難しいですね」

ローエン「イメージだ。イメージしろ。魔術は想像の力。想像の中で世界最強の自分を思い描くのだ」

男「やぁ、二人とも。せいが出るね」

ジェラルド「あ、先生」

ローエン「久しぶりだな」

男「わぁ、なにその青いオーラみたいなの」

ローエン「魔力を集中させたものだ」

ジェラルド「防御にも攻撃にも応用できるんですよ。単純ですけど難しいんです」

ローエン「よし、全身に魔力を発露させたままランニングだ!」

ジェラルド「はい!」

男「がんばれー。終わったらデザートあるからねー」

男(ジェラルド君もすっかりたくましくなったなぁ)

男「そういえばなんでジェラルド君。強くなろうとしたんだっけ。女の子に間違えられるのが嫌だから?」

ジェラルドの好感度【40】

ジェラルド 魔術【339】

ジェラルド 運動【336】

619 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/28(月) 21:07:19.15 ID:oO9Y5sz10
今日はここまで

ドッペルゲンガーは子孫で恵まれますけど今回は………
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 21:09:14.68 ID:3r/cTtTuo

みんな自分のエゴを通そうとして男に説明しなかったツケが来ただけとも思える
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 21:15:54.13 ID:7gETjHblO

言い方は悪いがヒロイン候補ではないマナに取れるターンはもうないのでは
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 21:17:08.75 ID:Emn6qHKY0
乙です
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 21:30:45.03 ID:UF9ygSw+O

前々作って今作の未来なのか
その子孫が超絶仲の悪かった人魚とのヒロインレースを制した後に「愛は強引」って発言してるが、今となっては皮肉に聞こえてしまうな
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 21:44:42.46 ID:9iqimxezO
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 21:48:59.49 ID:rXUmVtR9o
人魚の難易度は伝統的に高い
先生はよくやったと思う

おつ
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/29(火) 00:16:36.30 ID:myQe7Shuo
乙ー
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 18:31:14.53 ID:oa9yeYudo
犯人ってクラッペンで確定?
628 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 20:47:59.84 ID:JWrgQofP0
〜24週〜

少女「はい、あーん」

少女「どう? うまい?」

少女「そっかそっか。うまいか」

少女「ん? いや私はいいんだって」

少女「私はもう食べてきたからさ」

少女「え? 一緒に食べたいって?」

少女「仕方ないなぁ。じゃあちょっとだけもらうね」

少女「ふふ、うん。美味しい」

少女「それじゃ、はい、あーん」
629 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 20:49:18.59 ID:JWrgQofP0
男「トラブルが絶えないな。胃も………」

男「あー、後でベールさんに薬もらいに行こう」

男「とにかく今は仕事仕事」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>630
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 20:50:10.04 ID:LFtFjj0Qo
ミレイア魔導
631 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 21:03:03.58 ID:JWrgQofP0
ヒヅキ【理系 214】

ベルスタシア 【文系 419】

ジェラルド【魔術 356】

サレム【魔術 248】

ルーティ【文系 326】

プライヤ【魔導 1083】

ロウェナ【理系 338】

ミレイア【魔導 322】

リリ【魔術 517】

632 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 21:15:22.68 ID:JWrgQofP0
〜24週 土曜日〜

「あんた………っ」

少女「あ? なんだ、久しぶりにみた顔だな。いやちょっと変わったか。どうしたのよその包帯は。ファッション?」

「あんた返しなさいよっ」

少女「返せなんて言われる覚えはねぇよ。私ははまっとうな手段でお前らから奪い取っただけだもの」

「よく言うわね。あれがまっとうな手段? 私たちを全員踏み倒して?」

少女「暴力が悪いなんてことはこの場所じゃいわせねぇよ。とくにお前らはな」

少女「ここでの通貨は金か力だ。私はお前らに暴力を支払ってやったろ」

「あの子がいないと、あの子がいないとこんどは私がやられるのよ!」

「みんな私をいじめるの! 蹴るのよ! ぶつのよ! 全部あの子が受けるべきなのに!!」

少女「………知らねぇな。金は天下のまわりもの。だったらこの場では暴力が巡ってくるのさ」

少女「弱者にね」

「ねぇ、返してよ! あの子を返してよ!! もう嫌なの! 痛い思いは嫌なの!!」

少女「痛い思いはもう、嫌ね。お前たちがあの子にしてきたことを思えば………まぁ、私も鬼や悪魔じゃない。だから」

少女「死んじゃおっか」ググッ

「ぐっ、けふっ、かふっ、ごぼっ、が、がぁ、ぎゃっ」バタバタ

少女「なんだ。嫌なの? ちょっと我慢したらいたいのいたいのとんでいくわよ?」バッ

「げほっ、げほっ、はぁ、はぁ、い、いつか、いつかあんたを殺してやる。殺してやるから」

少女「あはは。それまでに動けてればいいね。じゃあねバイバイ」

少女「二代目さん」

633 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 21:16:40.41 ID:JWrgQofP0
〜24週 土曜日〜

男「なんか今日は起こる気がする」

メイド「なにか感じたのですか?」

ルーティ「いいこと、ですかね」

男「わかんないけど」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>635
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 21:17:50.07 ID:LFtFjj0Qo
3クラッペンにあいにゆく
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 21:17:57.92 ID:qEkH8Nlw0
>>593
636 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 21:34:24.87 ID:JWrgQofP0
男「ここがゴミ拾い部の部室かぁ」

男「ゴミ拾い部………いや、これゴミ部屋じゃあ?」

男「どこから入れば………うわ、匂いも………いや酷くないな」

男「悪いのは見た目だけ?」

男「とにかく」

ごそごそ

男「よいしょよいしょ」

もぞもぞ

男「うわ、狭い………きつい」

もにょもにょ

男「………?」

「………」ジーッ

男「うわっ、ごめんなさいっ!」

人間?「何か御用でしょうか」

男「え、えっとオー・クラッペン君に用事が」

人間?「………少々お待ちを」

男「あの、本当ごめんなさい」

人間?「なにか?」

男「その、胸を揉んでしまって」

人間?「大丈夫です」

人間?「私は道具ですから」
637 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 21:39:22.39 ID:JWrgQofP0
男(いつまでこのゴミの山で待てばいいんだろう)

にょき

男「わっ」

人間?「ご主人様が会われるそうです。ついてきてください」ニョロニョロ

男(器用に進んでいくなぁ)

男「わっ」

男(中には開けた空間があった。壁とかはゴミでできてるけど)

男(その部屋の中央、そこに僕が隔離区域で見たのとおなじ箱型の顔があった)
638 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 21:48:58.67 ID:JWrgQofP0
オー「わいはオー・クラッペンや。なんて自己紹介はいらんか」

男「えっと、僕は「ええ。知ってるわい」

オー「隔離区域でわいと会ってるやろ。でなんや」

オー「ワイを殺人犯として捕まえにきたんか?」

人間?「………」スッ

オー「やめい一号。ただの冗談や」

男「いや、ちょっと話を聞きに来ただけなんだけどさ」

男「えっと」

1.その子、はじめ会ったときの子だよね

2.君、犯人だよね

3.平和のために協力してくれないかい

>>640
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 21:51:06.91 ID:LFtFjj0Qo
分からぬ
3
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 21:51:10.74 ID:52qa3ZeA0
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 21:51:11.33 ID:zYGdbuiwO
1
642 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 22:36:28.42 ID:JWrgQofP0
男「君、犯人だよね」

一号「ご主人」

オー「やめい一号。聞くが先生よぅ。ワイが犯人って証拠はあるんか?」

オー「ワイはいつも善人や。人間の味方や。だから悲しいで、そう疑われるのは」

オー「たしかにワイは怪しい。怪しい男や。でも心はとっても優しいんやで?」

オー「そんなワイを犯人呼ばわり。なんでそんなことできるんや?」

オー「根拠はあるんか?」

男「根拠は」

1.ある

2.ない

3.ごめん、冗談です。すいません。

>>615
643 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/10/30(水) 22:37:16.21 ID:JWrgQofP0
今日はここまで

皆さん熟考してください。

オー・クラッペンは犯人でしょうか。
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:47:17.29 ID:fQcJeXIGO

安価なら3
ないって答えても容疑者扱いすることには変わんないしね
ただ、事件で発生した遺体を利用してるっぽいのは確かなんだが
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:49:05.49 ID:LFtFjj0Qo
何らかの関係者ではあるけど犯人ではないという感じか?
安価下
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 23:00:58.15 ID:OqlHytqV0
3
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 23:06:37.24 ID:shb35HxAo
これ、犯人二人いるくね?
殺され方が違うし
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/30(水) 23:13:35.58 ID:npHYe/HJO
乙ー
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/31(木) 00:51:12.33 ID:TygzWH9BO
おつ
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/31(木) 00:52:33.58 ID:UhvUnBTDO
651 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 21:35:18.95 ID:7NGEWtaj0
男「ない、というかごめんなさい。冗談です。すいません」

男(僕は即座に土下座した。カマかけなんてなれないことすべきではなかったなと反省する)

オー「はぁ………先生よ。あんたはもう少し賢い人やったと思ったんやけどなぁ」

オー「でもまぁ、しゃあないところもあるか。この機会やから言っとくけど、おい一号」

一号「はい、マスター」

オー「先生よ。こいつの顔、知っとるやろ」

男「…僕と君が最初に出会ったときの被害者だよね」

オー「せや。なのにこいつは生きてる。ワイが手術したんや」

オー「なのにワイが犯人ってのは、おかしいと思わんか」

男「…君は、もしかして」

オー「逆や。ワイは被害者を助けてたんや。なくなった四肢の代わりに義肢を作ってな」

一号「感謝しております。マスター」

男「だったらちゃんと言ってくれれば。僕だって協力するよ」

オー「これは第二種の問題や」

オー「第一種が口出すなや。気持ちはありがたいけどな」

男「………第一種とか、第二種とか…、よくわかんないんだよ。僕たち人間じゃないか」

オー「人間………ね。なぁ、一号、お前は人間か」

一号「人間として扱われたことはありません」

オー「そうだよなぁ。なぁ先生、あんさんの意識のズレはな。第二種を人間と思ってることや。人間として扱われなかったこいつらとあんさんはわかりあえん」

男「………」

オー「第二種のこと知りたかったら人間やめてみい。視線を同じくして初めて分かり合えるんや。家もちゃんとあって、三食食べて、安全な人生を歩んでるあんたの言葉は第二種の神経を逆なでるだけや」

男「ごめん。僕がうかつだった」

オー「ええんや。わかるわけないやろうからな。だからうかつに踏み込んでくんなや、なぁ先生」

男「………ごめん」

オー「………もう、帰れ。ワイは忙しいんや」

男「ごめん、でも僕は」

オー「帰れゆうとるやろが!!」

男「………」

男(もう口をはさむことはできなかった。僕は一号さんに促されて部室から脱出した)

男(本当に僕は第二種の人たちと分かり合うことはできないんだろうか)
652 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 21:38:08.12 ID:7NGEWtaj0
〜24週 日曜日〜

少女「あれ………鍵がない」

少女「仕方ないか、今日は鍵を閉めずに行こう。あのおばさんに言えば鍵もらえるだろうし」

少女「だから今日はちょっと気を付けておいてね」

少女「うん、良い子」

少女「それじゃあ私は出かけてくるから」
653 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 21:43:08.15 ID:7NGEWtaj0
男「メイドちゃん。メイドちゃんは第一種と分かり合えないと思う?」

メイド「………わかりません。私はご主人様が好きですが、おそらく、私の人生を貴方様はご存じないでしょうし、貴方様のような人生を羨んだこともあります」

メイド「………失礼しました。何なりと罰を」

男「いや、もっと僕は君達のことを知ろうと努力すべきだったんだ」

男「君を家族に迎えて、それだけで助けれた気がした。そんな僕がうかつだったんだ」

メイド「いえ、ご主人様は頑張ってらっしゃいます。こんな私に優しくしてくれて」

男「よし、これからはもっとまじめにならないと、とりあえず今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>654
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/01(金) 21:45:59.59 ID:HrWNd3XC0
3少女と接触できないものか
655 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 21:47:42.44 ID:7NGEWtaj0
男「そうだ。少女ちゃんに会いに行こう」

男「でも少女ちゃんの家知らないなぁ」

男「学園長に聞いてみよう」
656 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 21:58:47.37 ID:7NGEWtaj0
コンコン

テラス「誰だ」

男「僕です。男です」

テラス「君か。入りたまえ」

男「一つお聞きしたいことがあるのですが」

テラス「なんだ」

男「あの、人間の少女ちゃんって生徒いるじゃないですか」

テラス「第二種のか」

男「はい、第二種の、ってご存じでしたか」

テラス「君も第二種ということを知っていたか」

男「はい。そういえばなぜ第二種の彼女が学校に」

テラス「私が招いたからだ」

男「え!?」

テラス「肥溜めで力強く咲く花を見たら私のものにしたくなったのだよ」

テラス「彼女は私のお気に入りだが、どうしたのかね」

男「彼女の家を知りたくて」

テラス「それは事件にかかわることか」

男「おそらく」

テラス「彼女の家は女子寮だ。私が融通した」

男「女子寮………」

テラス「彼女には私から言っておこうか」

男「大丈夫です。女子寮にはつてがあるので」

テラス「つてが………まさか君は」

男「い、いえ。変なことではないです。知り合いがいるだけですから」

テラス「そ、そうか」

男「ありがとうございました」

テラス「引き続き、調査を頼んだ」

男「はい」
657 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 22:12:33.99 ID:7NGEWtaj0
男(つてと言っても………)

男(女装)「僕のことだけどね!!」

男「はは、慣れてきたなぁ」

男「よし、侵入しよう」

コソコソ

男「えっと、あったこの部屋だ」

コンコン

男「………あれ、いないのかな」

コンコン

ゴトッ

男(物音がした………いるのかな)

ガチャッ

男「開いてる………」

男(入っても、いいかな)

1.入る

2.入らない

>>658
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/01(金) 22:18:05.78 ID:IQPhnpTFo
1
659 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 22:28:20.84 ID:7NGEWtaj0
男「失礼しま〜す」

男「………何もないなぁ」

男「クローゼット、机、ベッド………あ、ぬいぐるみもある」

男「少女ちゃんも女の子なんだなぁ。でもこのぬいぐるみつぎはぎだな」

男「少女ちゃんいないのか。でも、物音したしなぁ」

ビクッ

男「…今何か動いたような

1.クローゼットを調べる

2.ベッドを調べる

3.ぬいぐるみを調べる

>>660
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/01(金) 22:33:02.82 ID:5EL8eu1OO
3
661 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 22:59:28.88 ID:7NGEWtaj0
男「どう考えても一番怪しいのぬいぐるみだよね。やけに大きいし」

ビクッ

男「うん、今動いたし」

男「ごめん、ちょっと失礼」

サワサワ

ビクビクッ

男(うん。ぬいぐるみに見えたけど、中に誰か入ってる)

男「君は………」

「………」

男「僕は怪しいものじゃない、っていっても不法侵入してるから怪しいよね」

男「少女ちゃんに用事があってきたんだけど」

「………」

男「………もしかして、しゃべれないのかい?」

「………シャ、ベレ、ル」ザザッ

男(それはまるで雑音のようなかすれた声だった)

「ケホッ………ケホッ」

男「喋るのが難しい?」

「………」コクリ

男「…君はなぜこんな格好を」

「ッ」ビクッ

男(さっきから怯えてるみたいだ。どうにか警戒を解かないと)

男「本当に怪しくないから。僕はこの学校の先生でね」

グイッ ギュッ

少女「先生がやることじゃねぇだろ」

662 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 22:59:55.61 ID:7NGEWtaj0
男「け、けほっ」

少女「乙女の部屋に不法侵入かよ。見下げたもんだよね先生。しかもこんな格好して。キャハは」

ヒュンッ バンッ

男「げぼっ」

少女「今なら見逃すなんて言わないわ。この子を見たからには………」

男「待って、待ってくれ」

少女「命乞いは聞かない。もう聞き飽きたわ」

男(君は、聞き飽きるほどに)

少女「………って思ったけど、この子がいる前で殺しはしたくないわ」

少女「この子のことを言外したら必ず見つけて貴方を殺す。いいわね?」

男「………その前にこの子のことを教えてくれないか」

少女「あ?」

男「ぬいぐるみの中にいる子はおそらく酷い怪我をしているだろう。なぜ君はこんなことを」

ゲシッ

男「ぐふっ」

少女「私はしてねぇよ。私はっ、この子をっ」ゲシッゲシッ

男「ぐっ、や、やめてくれ」

少女「はぁ、はぁ。いや、駄目だ。この子にもう暴力は見せない………見せちゃいけない」

少女「………ねぇ先生。あなたっていい人?」

男「え、その、僕は」

1.いい人だよ

2.いい人とは言えない

>>663
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/01(金) 23:01:40.82 ID:6PRYc8iNO
2
664 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 23:24:46.44 ID:7NGEWtaj0
男「いい人とは言えない………こんなことしてる時点でいい人なんて言えないしね。それに君も知ってるだろう」

男「僕は第一種だ。君達から見たらいい人には到底見えないはずだ。それに今まで何度も人を傷つけてきた。無知だったから」

男「僕は良い人じゃないよ」

少女「………へぇ。センチメンタルなのは気に入らないけど、素直なのは良いことね。そう、貴方は第一種。私たちは貴方たちを憎んでるわ」

少女「だからその素直さを認めてあげる。だから約束して」

少女「今から言うことは誰にも言わないって」

男「わかった。もし誰かにバラしたら、僕をどうしてもらってもかまわない」

少女「………この子はね『被虐の女王』。私たちの世界で一番最下層にいた子」

少女「すべての暴力の行きつく先。あなたが考えうる、いや考えることもできないほどの苦痛を彼女は味わってきたわ」

少女「一目見るのもはばかれるほどの怪我。喉は焼けて声を出すこともままならない」

男「なぜ、そんな子が、君のところに?」

少女「ムカついたの。自分より弱いものに行われる煮詰められた暴力衝動が。この子に何をやっても誰も責めない。そんな事実が嫌だったの」

少女「だから私はこの子に暴力をふるうすべての人間を殺した。そしてこの子を奪い取った」

少女「この子を守るために何人も殺した」

少女「誰しもがこの子を求めたわ。何をしても文句を言わない、言われない存在だから。欲望のぶつけ先として欲しがった」

少女「ムカついたの。そんな存在を作り出した世界に。私は世界に反逆した。もう隔離地区のほとんどの人間が私の敵よ。でもそれでいい」

少女「この子を守るためには誰だって殺してやる。そう思ってたわ。そんなときよ。学園長に出会ったのは」

少女「あのもの好きは私とこの子を保護してくれた。それが今までの経緯」

少女「わかる? 人間ってのはどこまでも醜くなれるの。でもね、私たちの醜さはみんな第一種とほかの亜人達からもたらされたもの。だから私はあなたが嫌い」

少女「だから私は貴方を殺すことになんの抵抗もない」

男「だったら………それよりもさ」

少女「なに?」

男「僕を利用しろよ。そっちのほうがずっと賢い考えだろ。それが君達のやり方だろ? 暴力で弱者を脅すのがさ」

少女「知ったような口を―――」

男「この子のためにも僕を利用し尽くせよ!!」グイッ

少女「………なんで、なんであんたはそんなこと言うの?」

男「君と一緒さ。ムカついてるからだよ。人を人として扱わないすべての人にさぁ!!」

男「第一種も第二種も僕の中では同じだ! それが僕の想いだ! だから僕の想いを通すためになんだって協力してやる」

男「ねぇ少女ちゃん! 僕と」

男「僕と手を組め」
665 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/01(金) 23:25:53.53 ID:7NGEWtaj0
今日はここまで

おやすみなさい。

『嗜虐の女王』ちゃんはずっと出したかった女の子です。

見た目はつぎはぎのぬいぐるみ。中身はズタボロの女の子。

これが一目でわかる第二種の扱いです。
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/01(金) 23:31:44.40 ID:IQPhnpTFo
乙乙一歩前進
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/01(金) 23:39:48.71 ID:cN+fNpkiO

クラッペンも実は二種だったりするのかなぁ
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 00:04:40.36 ID:4l5eScy/O
被虐ちゃんは虐めていい女の子ちぃ覚えた
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 00:08:55.65 ID:qMCp+TzDo
>>668
そのあと殺されるのが確定してるけどな
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/02(土) 01:28:28.59 ID:gtWKCaYqo
乙ー
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 20:39:48.46 ID:q53FM+YT0
少女「……手を組んだらなにをしてくれるの」

男「その子の治療、それとあと、いろいろ」

少女「………本気なんだな」

男「あぁ、本気さ。本気も本気さ」

男「だから、君も協力してくれ」

少女「裏切ったら[ピーーー]。私の気を損ねたら[ピーーー]、あと、なんかあったら[ピーーー]」

男「はは、何回[ピーーー]ばいいのかな僕は」

少女「………この子、治せるのか」

男「約束する」

少女「約束じゃない。そんなもの意味がないって知ってるか?」

男「伝手がある」

少女「わかった。信じてやるよ」

男「とりあえずこの子を連れていくよ。僕の家へ」

少女「ダメ」

男「でも、治療するには」

少女「そうするんなら私も連れてけ」

男「………わかった」
672 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/03(日) 21:26:42.54 ID:q53FM+YT0
男「ってことで今日からこの家で暮らすことになった少女ちゃんです」

少女「少女です。皆さんよろしくお願いします」

メイド「ッ」ビクッ

エグゾ「お前は女の子を連れ込むのが趣味なのか?」

男「そういうわけじゃないけど、ちょっといろいろあって」

ルーティ「今日からよろしくお願いしますね」

ルーティ「と、ところでお二人の関係は?」

少女「えっと、私貧乏で困ってて、住むところにも困ってたら先生が」

ルーティ「恋人、関係ってわけじゃないんですよね」

少女「はぁ? えっと、違いますよぉ」

エグゼ「………なんかてめぇ、きなくせぇな。そんな大きなぬいぐるみもってかわい子ぶりやがって」

少女「………そんなことないですよぉ」

エグゾ「まぁ、俺たちに負担をかけなきゃどうでもいいけどよ」

エグゾ「ようこそクソッタレ」

少女「えぇ、歓迎ありがとう」
673 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/03(日) 21:40:03.01 ID:q53FM+YT0
被虐「………ココハ」

男「安全な場所……僕の部屋だけど」

少女「お前が消えたら安全だな」

男「そんなこと言わないでよ」

少女「この子の服脱がすから出てって」

少女「一日に一回軟膏塗らないとこの子の肌が割れるのよ」

男「そ、それは。今すぐでてくからごゆっくり!!」
674 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/03(日) 21:52:48.64 ID:q53FM+YT0
少女「終わったわ」

男「そのぬいぐるみは着ておかないといけないのかい? なんなら服を用意するけど」

少女「私以外にこの子の姿を見せたくはないわ。この子も見られたくないだろうし」

男「…そっか」

少女「今日から世話になるわ。私はこの部屋からあんまりでない。そしてこの部屋に人を入れる気はない」

少女「この子を不用意に人に見せたくない」

男「うん。分かってる」

少女「一言言っておくけど」

少女「ありがとう。これからよろしく」

男「こちらこそよろしく」
675 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/03(日) 21:53:15.69 ID:q53FM+YT0
すいません。

今日はここまで。
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 21:54:32.21 ID:/gMWa7xQo
乙乙
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 21:55:29.78 ID:aUgCDpiRO
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 22:08:32.58 ID:N2TIhxdiO
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/04(月) 03:15:15.19 ID:iyFJlGs/o
乙ー
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 23:14:11.90 ID:2z24LKQNo
相変わらずのリョナ好きだな。
ベルグレインといい
681 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2019/11/05(火) 23:55:03.10 ID:PipTFhvWo
誰かこの学園の設定使って好きにSS書いてくれないかな
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 01:19:48.88 ID:F3CAfSNHo
次スレ立てたらその辺テンプレに入れたり、まとめブログとかに転載されてるなら二次オーケーって書き込みしてみるとか?
時系列順のキャラ間の交流とか色々把握したいけど、中々難しい
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 18:56:15.89 ID:LToRHSM10
一応プロットみたいなのはあるけど、このスレが完結してない内にどこまで設定に突っ込んでいいのかが分からないから躊躇しちゃうんだよね...
ちなみに今考えてるのは、このスレでは出番が少なくて本筋にも絡んでこなかったサブキャラクターを主な対象にしたギャルゲー風SSと、東国を舞台にした御三家メインのスピンオフの二つかな
684 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/06(水) 21:50:57.22 ID:qGuJFIWz0
設定ですが使いにくかったらご自由に変えてもらっていいですよ。

全部二―スラントってやつの仕業ってことで

御三家ですが東国の豊作を司る農皇の元に、商を司るシバエモン、技術などの工を司るタタラ、武力を司るシノ。これを稔下士工商と言い、立場的には農>士>工>商となっています。
685 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/06(水) 21:59:31.23 ID:qGuJFIWz0
〜25週〜

男「今週はテストか。いろいろ忙しかったけどみんな大丈夫かな」

レイン「それじゃあテストを始めますわよぉ」

レイン「難易度は【250】 ちゃんと勉強していれば余裕ですわよねってくらいですわねぇ」

ヒヅキ【理系】【文系】【魔術】【魔導】

ベルスタシア【理系】【文系】【魔術】【魔導】

ジェラルド【理系】【文系】【魔術】【魔導】

>>686

サレム【理系】【文系】【魔術】【魔導】

ルーティ【理系】【文系】【魔術】【魔導】

プライヤ【理系】【文系】【魔術】【魔導】

>>687

ロウェナ 【理系】【文系】【魔術】【魔導】

ミレイア【理系】【文系】【魔術】【魔導】

リリ【理系】【文系】【魔術】【魔導】

>>688
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 22:21:03.21 ID:UISsNN5Lo
もう誰が何ポイントなのかも覚えてない

ヒヅキ 理系 文系
ベルスタシア 理系 魔術
ジェラルド 理系 魔導
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 22:27:37.32 ID:LToRHSM10
サレム 理系・文系
ルーティ 文系・魔術
プライヤ 理系・魔導
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/06(水) 22:31:59.95 ID:LToRHSM10
ロウェナ 理系・文系
ミレイア 理系・魔術
リリ 魔術・魔導

あと一応age
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 23:50:29.23 ID:xtQ6DOxFO
寝落ち?
安価だったら

ロウェナ 理系 文系
ミレイア 理系 魔術
リリ 魔術 魔導

690 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 21:03:56.32 ID:vbpvFoE00
〜25週 土曜日〜

チカラガ、チカラガホシイ?

ダレカラモバカニサレナイ

ダレニデモウチカテル

アナタノノゾミヲカナエル

ソンナチカラガ

ホシクナイカシラ

ワタシナラ

アナタノノゾミ

カナエテ

アゲル

「あなたの願いが、もし、叶うなら?」

「あなたの願いが、もし、叶うなら?」

「あなたの願いが、もし、叶うなら?」

「あ な た の ね が い が も し か な う な ら」

「わ た し は あ な た の       が ほ し い」

「ねぇ、ちょうだい」
691 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 21:05:45.26 ID:vbpvFoE00
男「!!!」

メイド「ご主人様? どうかされましたか?」

男「メイドちゃん、、今なにか言った?」

メイド「いえ、私は何も言ってませんが」

男(幻聴? それにしては………)

ゾクッ

男「………」

男(僕の願い、か)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>692
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 21:07:08.51 ID:5feu9tZlO
2ロウェナ
693 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 21:24:33.08 ID:vbpvFoE00
男「テストも良い点だったしロウェナさんをねぎらいに行こうか」

男「なにしたら喜んでくれるんだろう、ロウェナさん」

男「まぁ、いつも元気そうだし大丈夫かな」
694 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 21:32:11.85 ID:vbpvFoE00
ロウェナ「ふんふふんふふ〜♪」

男「おーい、ロウェナさん」

ロウェナ「あれ、どうしたの僕」

男「ロウェナさんに会いに来たんだけど」

ロウェナ「きゃっ私に会いに来たなんてロマンティック」

男「テストの点数良かったからねぎらいに来たんだけど」

ロウェナ「ねぎらい? だったらほしいものがあるな〜」

男「ほしいもの? 僕が買える物だったら」

ロウェナ「のんのん。それはね」

ロウェナ「君の唇」ツンッ

男「!?」

男「冗談はやめてくださいよ」

ロウェナ「冗談じゃないよ。年越しのときにしたでしょ?」

男「あれはふいうちだし、したくてしたわけじゃ」

ロウェナ「それとも私じゃ………嫌?」

男「いやいや嫌というかなんというか」

ロウェナ「うるうる」

男「うっ」

1.キスする

2.キスしない

3.逃走

>>695
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 21:32:44.17 ID:r29G8tb7o
1
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 21:33:00.90 ID:0SYn7y990
2
697 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 21:38:26.40 ID:vbpvFoE00
男「わかりましたよ」

ロウェナ「ほんと! 本当!?」

男「一回だけですよ。まったくこんな男のどこがいいんだか」

ロウェナ「えへへぇ、それを語ると長くなるよぉ」

ロウェナ「それじゃあ失礼して」ガシッ

ロウェナ「ちゅ〜」

チュッ

男「っ!」

男「あ、あれ」クラッ

ロウェナ「あれ、なんだか眠く」

バタンッ
698 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 21:50:06.46 ID:vbpvFoE00
男「!」

男「ロウェナさ、ん」

ロウェナ「………」スゥスゥ

男「なんだ、寝てるだけか」

男「………ロウェナさんが寝てる?」

男「おかしいな。ロウェナさんは幽霊なのに」

ロウェナ「あるぇ、先生。おはよぉ」

男「………ロウェナさん?」

ロウェナ「あれ、どうしたの先生。髪が真っ白だよ?」

男「え?」

男「いや、それよりロウェナさん」

ロウェナ「なぁに?」

ニギッ

男「………触れる」

ロウェナ「………え?」

男「一体、一体何が起きたんだ」
699 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 21:54:05.65 ID:vbpvFoE00
男「僕にもロウェナさんにも一体なにが起きたのか」

ロウェナ「わかんない。でもなんだか体が重いってのが不思議」

男「なんか、僕はすごい気分が悪い………」

ロウェナ「まぁ、悩んでも仕方ないし。せっかく体ができたんだからおやつ食べにいこ!」

男「相変わらずだなぁ」

ロウェナ「美味しいもの食べれば考えも出てくるって! あ、先生お金ちょうだい」

男「はい」チャリン

ロウェナ「行ってくるね」タッタッタ

男「生き帰ったのは、良いことなの、かな」
700 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 21:55:56.29 ID:vbpvFoE00
ロウェナ「もぐもぐ、おいひいよぉ。うれひぃよぉ」

男「アイスクリームか。僕の分は?」

ロウェナ「ちゃんと買ってるって〜 はい、どうぞ」つ

男「ありがと」ニギッ

スカッ

ベチャッ

男「………え?」

ロウェナ「先生、今、すり抜けた?」

男「は、はは気のせいだよ。………ごめん、今日はもう帰る」

男「また学校で」

ロウェナ「う、うん」
701 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 22:03:13.16 ID:vbpvFoE00
〜25週 日曜日〜

ロウェナ「体があるって不思議」

ロウェナ「私ってばナチュラルボーンゴーストだからなぁ」

ロウェナ「あっ」

ロウェナ「ドーンッ」

ミレイア「いつぁっ」

ミレイア「いたた、一体誰よ」

ロウェナ「私だ」

ミレイア「ロウェナ………?」

ミレイア「あんた、なんか今日変じゃない?」

ロウェナ「触ってみてー」

ミレイア「触ってって、あんたゆうれ」

ニギッ

ミレイア「きゃあああっ!?」

ロウェナ「生き返ったんだ!」

ミレイア「ゆゆゆ、幽霊!?!?」

ロウェナ「いやいや、生き返ったんだって〜」

ミレイア「お化けぇええええええ」ダダダダダッ

ロウェナ「むしろ逆なんだけどなぁ」ポカーン
702 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 22:05:29.96 ID:vbpvFoE00
ルーティ「銀髪の先生もかっこいいです」

エグゾ「不良デビューか?」

少女「先生、それよりも私と一緒に………」

ルーティ「で、デート!?」

男「違うから」

男「この髪はいろいろあったんだ。別にぐれたわけじゃないよ」

ルーティ「ぐれた先生も………ぽっ」

男「ぐれてないって」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>703
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:06:27.47 ID:HkzrHhZl0
2ルーティ
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:06:45.43 ID:mkpnfBbDO
2ヒヅキ
705 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 22:13:32.21 ID:vbpvFoE00
男「そこまで言うんだったらルーティさん。デート行く?」

ルーティ「えええ、ええっ」

エグゾ「おい」

少女「………」ジーッ

男(なんか雰囲気が悪い………?)

男「これでいいのか?」

1.よくない

2.これでいいのだ

>>706
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:15:05.93 ID:L4nBf0120
2
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:15:33.93 ID:mkpnfBbDO
1の方がいいのかな?
708 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 22:18:18.70 ID:vbpvFoE00
男「ま、いっか」

少女「………」ギロッ

ルーティ「えへ、えへへ。デート、デェト」ポワポワ

エグゾ「……ちっ」

男「それじゃあ行こうか」

ルーティ「はいっ」
709 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/07(木) 22:19:01.19 ID:vbpvFoE00
すいません。今日はここまで

710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:23:14.25 ID:r29G8tb7o
殺人事件!!!
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:29:44.25 ID:Oxz84QwGO

男…生きて帰れよ…
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:30:07.47 ID:L4nBf0120
乙でした
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:41:07.28 ID:mkpnfBbDO
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 22:44:14.16 ID:y/aYMfSr0
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/08(金) 00:51:53.51 ID:rqcnnoACo
乙ー
716 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/08(金) 20:22:39.42 ID:T/bqdOna0
ルーティ「先生、なんで髪を白くしたんですか」

男「それが、僕にも、よくわかんないんだ」

ルーティ「?」

男「わかったら説明するよ」

ルーティ「で、でも。白い先生も、素敵です、よ」

男「そうかな。年よりっぽくない?」

ルーティ「そんなことないです、かっこいいです」

男「お世辞でも嬉しいよ」

ルーティ(本当なのに、な)

ルーティ「それで、今日はどこに行かれるんですか?」

男「遠出はできないし、学園のホールはどう?」

男「実はチケットが2枚手に入ったんだ」

ルーティ「あ、これってアイホワイトさん……の」

男「有名なんでしょ?」

ルーティ「有名どころか手に入れるのすら、難しいんですよ? だって『ホッピングハート』アイホワイトさん、『歌姫』セラスさん、『漢の中の音呼』ヨームさんの三人は、学園の三歌人と呼ばれてて、大人気なんですから」

男「運が良かったのかな」

ルーティ「本当、嬉しい」

男(喜んでくれたみたいでよかった)
717 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/08(金) 20:31:31.23 ID:T/bqdOna0
〜学園ホール〜

アイ「今日はアイホワイトの舞台に来てくれてありがとー。とっても心臓ドキドキしてるよっ、みんなも私でドキドキしてるかな?」

シテルー

男(すごい熱狂だ。はぐれないようにしないと)

ギュッ

ルーティ「あっ………」

ギュッ

男「大丈夫、ルーティさん」

ルーティ「だ、駄目です。胸がどきどきして」

男(さすがホッピングハートっていうだけあるなぁ)

アイ「それじゃあ私でもっとドキドキしてってね! 一曲目は私の代表曲『ホッピングハート』!!」
718 :人外好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/11/08(金) 20:46:17.44 ID:T/bqdOna0
男「すごかったね。みんな大騒ぎで」

ルーティ「とにかく、楽しくが、アイホワイトさんの流儀ですから」

男「うん、楽しかったよ。特になんかカラフルな泡が客席にまき散らされたときなんかすごかった」

男「ルーティさんは、どうだった?」

ルーティ「私は……その、覚えてないんです」

ルーティ「ドキドキしすぎて」

男「はは。それじゃあ楽しめたんだね」

ルーティ「………はい」ポッ

ルーティ「先生は、歌、好きですか?」

男「うん。好きだよ」

ルーティ「そう、ですか」

男(? どうかしたのかな)

ルーティの好感度【73】

ルーティへの好感度【20】
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 21:00:55.53 ID:T/bqdOna0
〜26週〜

プライド「で、俺らを集めて話ってなんだよ」

セルリア「私もそんな暇じゃないヨ」

ヤビョウレン・ドクグサ「………」ボソボソッ

ベール「協力してほしいことがあるの」

セルリア「四賢人を集めてカヨ」

ベール「死者が生き返った」

ドク「それはぁああああっ、反魂ということですヵあああああっ!!」

セルリア「ドク、うるさい」

ドク「………」ボソボソ

ベール「研究対象としては、興味深くないかしら」

プライド「ふ、ふふふ。ついに我が神をも超える時がきたか!!」

セルリア「んー、新しい魔法の可能性があるヨ」

ベール「それじゃあ始めましょう。1年ぶりの、四賢人会議を」

720 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/08(金) 21:02:45.96 ID:T/bqdOna0
男「よし、今週の授業は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>722
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 21:04:00.93 ID:ZzX6/X87O
kskst
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 21:16:02.88 ID:BBMHnpJR0
リリ 魔導
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 21:16:20.89 ID:UnDNmVZZO
ミレイア文系
724 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/08(金) 21:43:14.91 ID:T/bqdOna0
ヒヅキ【運動 501】

ベルスタシア 【魔術 370】

ジェラルド【魔術 373】

サレム【魔術 496】

ルーティ【文系 348】

プライヤ【魔導 1095】

ロウェナ【理系 283】

ミレイア【理系 349】

リリ【魔導 522】

725 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/08(金) 21:49:25.86 ID:T/bqdOna0
〜26週 土曜日〜

少女「約束守んねぇつもりなのかな。ねぇ、どう思う?」

被虐「………ワカラ、ナイ」

少女「私はこんな育ちだから気があんまり長くないんだ」

少女「それに、ずっとその姿にしておけない」

被虐「アリガ………トウ」

少女「当たり前だよ。ずっと一緒にいるって決めたろ」

少女「大人は皆汚いんだ。やっぱり信用できない」

被虐「ワカラ、ナイ、ヨ゛」

少女「あの男を信じるのか?」

被虐「ウン……サイゴニ、イチド、シンジタイ゛」

少女「そういうなら………」
726 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/08(金) 21:54:30.35 ID:T/bqdOna0
男「おはよ、メイドちゃん」

メイド「おはようございます。ご主人様」

メイド「朝食にメイプルティーはいかがですか?」

男「いただくよ」

メイド「どうぞ」

男「美味しい。これどこで買ったの?」

メイド「知り合いから購入しました」

男「そっか。あ、そうだ今月のお小遣いあげてなかったね」

メイド「いつも、申し訳ありません」

男「いいんだって、家族だから」

男「さて、それじゃあ僕は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>728
727 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/08(金) 21:54:55.96 ID:T/bqdOna0
すみません。

今日はここまで

四賢人最後の一人。満を持して登場
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 21:56:22.33 ID:b8m3+d8oo
3少女と殺人事件調査
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 21:57:47.35 ID:ZzX6/X87O
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 21:58:43.18 ID:BnXgU2rj0
3被虐の怪我を治すためにマリア・ミーシャの保険医組に会う
731 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/08(金) 22:05:04.54 ID:T/bqdOna0
男「少女さん」コンコン

少女「はぁい、なんの御用ですか」

男「一緒に殺人事件の捜査を」

ガシッ

グイッ

ドンッ

少女「てめぇ、なんか勘違いしてないか。私がお前のために協力してるって」

少女「いいか。私は私のために協力してるんだ。そうなんども私の癇に障るな。いいか、私はまだお前を認めてない」

少女「ギブアンドテイクなら、ギブを先にくれよ。なぁ。私はご褒美目当ての賢いワンコじゃねぇんだ」

男「く、くるしいよ」

少女「くるしい? この子の前でよくそんなことがいえるわね」

少女「この子はもっと苦しいわ」

男「………」

少女「もう一度忠告しておくわ」

少女「次、私の気を損ねたらもう二度と協力しないわ」

少女「いい?」

男「>>734
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 22:13:00.27 ID:k3w4G/Wy0
分かった
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 22:14:51.58 ID:ZzX6/X87O
kskst
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 22:41:41.52 ID:b8m3+d8oo
732
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 22:45:08.95 ID:zyg0wKlxO
分かったよ。肝に命じておく
736 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/09(土) 00:17:56.35 ID:w/aYEqWfo
ミスをしました………ムビョウレン・ドクソウは四賢人じゃなかったです………
天才設定のマッドサイエンティストでした。

クリトル・リトル・リドルが四賢人の一人でした…………
737 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/09(土) 00:26:12.19 ID:w/aYEqWfo
ヤビョウレン・ドクグサでした。

ヤビョウレン・ドクグサは六瓢連春告の子孫、ヤビョウレン・カケイの娘で、マッドな薬剤師です。本来はとても大きな声ですが、ウルサいと言われるのでボソボソと喋ります

738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 05:53:00.89 ID:C7OXvE44o
分かった。だから>>730しよう。そこで手に負えないなら別の方法を考えさせてくれ
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/09(土) 06:07:24.22 ID:ce8yWYxho
乙ー
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 19:11:26.50 ID:6V3FHQ+10
男「わかった」

少女「そう。それで今日は結局どうするのよ」

男「そうだな」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>742
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 19:15:21.26 ID:kqcVGTls0
>>730
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 19:16:38.08 ID:ZY4wNugDO
743 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 19:23:23.02 ID:6V3FHQ+10
男「その子を医者のところに連れて行こう」

少女「理解したようね。それで、あては本当にあるのかしら」

男「学校の保健室に知り合いがいてね」

少女「保健室? そんなところで大丈夫なのかしら」

男「あの保健室は特別だから。よく重傷者運ばれるらしいし」

少女「………私がいうのもなんだけど、あの学校よくそれでやっていけてるわね」

男「はは、数年いたら気にならなくなったよ」
744 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 19:32:27.43 ID:6V3FHQ+10
男「いくら軽いと言ってもよく軽々と持てるね」

少女「こっちの連中がひ弱なだけよ」

男「はたから見たら大きなぬいぐるみを抱えてるだけだから可愛らしいけど」

少女「可愛くはないけどな」

男「そういえば少女ちゃんは学生服以外持ってないの?」

少女「持ってないしいらない。なぜ服を集める必要があるのかわからないわ。最低限でいいでしょ」

男「被虐ちゃんが治ったら一緒に服を買いに行こうか」

少女「そ。好きにしたら」
745 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 19:45:10.34 ID:6V3FHQ+10
コンコン

ミーシャ「はい。どなたでしょうか………またあなたですか。厄介ごとでも?」

男「は、はは。歯に衣着せないね」

ミーシャ「ここに何年も務めてたらスレますよ」

少女「ちょっと、ここにいる医者をだしてもらいたいなぁって」

ミーシャ「あなたは…」

男「知ってるの?」

ミーシャ「えぇ、何人も保健室送りにした女傑だと」」」

少女「そんなことないですよぉ。人違いですー」

ミーシャ「まぁ、どうでもいいですけど。保健室はどなたでも受け入れます」

ミーシャ「どうぞ」

男「失礼します」

少女「しつれいしまーす」

マリア「あら、いつぞやの眼鏡君じゃなぁい。それに学校の要注意人物まで」

少女「誤解ですよっ」

マリア「ごかいでも青虫でもどうでもいいわ。怪我でもしたの? それとも下半身の悩み? だったらお姉さんがし〜っかりお話と触診をしてあげるけど?」

男「えっと、今日は僕じゃなくて」

少女「私でーす」

マリア「あなた? けがをするようなたまには見えないけど。あらごめんなさい、たまついてなかったわね」

少女「え、えっと」ヒックヒック

少女「この子を治してほしいなって」

マリア「ぬいぐるみ? 悪いけれどそういうのは手芸部に」

男「中に人が入ってます」

マリア「………眼鏡君にかかわると厄介ごとばかりね。今度お返ししてもらないと」

男「うっ。お手柔らかに」
746 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 19:55:17.12 ID:6V3FHQ+10
マリア「………これは、酷いわね」

少女「どうですか? 治るよね?」

マリア「治せないでしょうね」

少女「えっ」

マリア「ほかの盆暗ならね。私を誰だと思っているの?」

マリア「この学園の怪我人全て治してきてるのよ。そんじょそこらの医者とは経験値が違うわ」

少女「だったら治せるんだねっ」

マリア「当たり前よ。簡単ではないけれど。それに足りないものが一つあるの」

少女「足りないものなら私が探してくるよっ」

マリア「そこらへんにはないのよ」

男「それっていったいなんですか?」

マリア「私のやる気」

少女「っ! おいてめぇ、やる気がねぇなら無理やり出さしてやろうか?」

マリア「大手術になるわ。それに平行して怪我人が運ばれてきたらそれもみないといけない。そんな神業を披露するとなるとね」

少女「命と引き換えなら湧くでしょう?」

マリア「ふふっ。言っとくけれど私、強いわよ? ってそう怒らないで。やる気を出す方法なら簡単だから」

少女「なにすればいいの?」

マリア「その眼鏡君。一晩貸して?」

少女「いいわよ」

男「即答!?」

少女「協力するっていったじゃないですかぁ」

男「言ったけど」

マリア「じゅるり」

男(危険レーダーがビンビンしてる。絶対ろくな目に合わないんだろうなぁ)

1.協力する

2.協力できない

>>747
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 19:56:52.62 ID:WbIHaaUiO
1
748 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 20:17:26.84 ID:6V3FHQ+10
男「わかった。協力するよ」

マリア「ふふ、はは、あっはっは。やる気がわいてきたわ。ミーシャ! 手術の用意よ!!」

ミーシャ「アラマンチュ」

少女「大丈夫なんでしょうね。本当に」

男「大丈夫のはずだよ」

マリア「ふふ、あーはっは!!」
749 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 20:43:53.37 ID:6V3FHQ+10
〜数時間後〜

マリア「まずは第一回が終わったわ」

少女「第一回?」

マリア「何回かに分けないとこの子の体力が持たないのよ。だから何回か手術を受けてもらわないといけないわ」

マリア「それにしても酷い怪我ね。内臓も骨もボロボロだし、私のところに連れてこなきゃもって1年だったわ」

少女「!?」

マリア「致命的なところは優先して治したからもう大丈夫。だけど見た目はまだ治せてないわ」

マリア「特に顔の傷は………女の子なのに可哀そうね」

ミーシャ「女性に同情をするとは珍しいですね」

マリア「私だって女よ。顔の傷の痛みくらい分かってるわ」

男「とりあえずこれで一応は助かったんですよね」

マリア「あと3回は手術を受けないといけないけどね。しばらくは大丈夫よ」

マリア「ミーシャ、薬を用意して。痛み止めと抗生物質と体力回復薬を」

ミーシャ「イエス。分かりました」

少女「よかった………よかった………」
750 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 20:47:12.73 ID:6V3FHQ+10
ミーシャ「これは毎食後、これは夕食後に」

ミーシャ「何か変わったことがあればまた来てください。それと容態の経過観察をするので数週間に一回ここを訪れてください」

少女「わかりましたっ。ありがとうございますっ」

ミーシャ「お大事に」

男「それじゃあ帰ろうか」

マリア「スト〜ップ」ガシッ

男「え?」

マリア「あなたは今日、私と楽しむのよ?」

男「きょ、今日ですか?」

マリア「んーん。手術の度にね」

男「………その、初めてなんでお手柔らかに」

マリア「あら初物。じゅるり」

少女「先に帰ってるからねっ」

被虐「アリガと、ウ」
751 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 20:55:00.06 ID:6V3FHQ+10
男「お、お手柔らかに」

男「えっ、僕がこっち!?」

男「!!!! えっ、それって」

男「む、無理無理無理無理入らな」

男「いっ!!」
752 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 20:57:21.86 ID:6V3FHQ+10
〜26 日曜日〜

男「痛いよう痛いよう」シクシク

少女「昨晩はお楽しみでしたねっ」

男「とりあえず、これで協力はしてくれるんだよね」

少女「まぁ、ある程度はね」

少女「完全に協力してあげるのはあの子が完全に治ったら」

少女「いい?」

男「うん…」シクシク

少女「それで、今日は何をするのかしら」

男「今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>754
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 21:03:53.80 ID:F1hrFk3vO
3他に殺人事件の調査に協力してくれそうなひとを探す
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 21:06:30.69 ID:kqcVGTls0
>>753
755 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 21:16:34.74 ID:6V3FHQ+10
男「ほかに殺人事件に協力してくれそうな人を探そう」

男「心当たりと言えば」

1.風紀委員

2.番長連

3.自治会

4.安価

>>756
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 21:19:57.28 ID:4iIiJSJJ0
2
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 21:20:08.70 ID:ZY4wNugDO
3
758 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 21:26:42.33 ID:6V3FHQ+10
男「やっぱり裏事情に詳しいと言ったら番長連か」

男「番長連に組み入ってるけど、いいのかなぁ」

少女「番長連? あぁ、昔私が荒らしたところね」

男「えっ!?」

少女「喧嘩売ってきたから」

男「………少女ちゃん、どんだけ強いの?」

少女「荒らしただけよ。勝ってはいないわ」

少女「私はついていかないほうがいいみたいね。それじゃあお留守番、しておいてあげるわ」

男「頼んだよ」
759 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 21:36:31.81 ID:6V3FHQ+10
男「誰かいるかな〜」

ミロス「誰だあんた。ここは私たちの縄張りだぜ? 男が入ってきちゃ困るな」

男「え、あ、ごめん」

ミロス「痛い目見ないうちに立ち去りな」

「そーだーそーだー。姉御の言う通りだー」

男(………そうだ!)

男「ごめんなさい」テトテト

ガサガサ

男(女装)「持ち歩いててよかった」

ガサッ

男「あのぉ」

ミロス「ん。どうしたんだい、嬢ちゃん」

男「番長連の人を探してて」

ミロス「それならあたいがそうだよ。しかしあんたみたいな可愛い女の子が番長連を探してるなんて、どうかしたのかい?」

ミロス「まさか男に弄ばれてその復讐を頼みにとか、かい?」ギロッ

「姉御、カタギにはその目は怖いっす」

男「ひゃうっ」

ミロス「おっと、驚かして悪かったね。ちょうどいい、今日は番長連の集会だ。連れてってあげるよ」

男「あ、ありがとうございます」

ミロス「あそこにいる男たちが怖いなら心配しなくていいさ。あたいがあんたを守ってあげるからね」

男「あの、優しいんですね」

ミロス「ここは男に失望した女たちの集まりだからね。だから女だけで自立できるようにあたいたちは結束してるんだ」

ミロス「本当は番長連に行きたくはないけど筋は通さないといけないからねぇ。おっとあんたにはどうでもいい話だったか」

ミロス「それで、あんたも男に失望した口かい?」

男「えっと、その………無理やり襲われて」

ミロス「! そのくずは今どこにいるんだい? ミンチにしてやるさ」

「くず男は亡き者にしろー」

男「ほけ………えっと、暗くてよくわからなかったんです」

ミロス「それは辛い思いをしたね。大丈夫、今後はあたいが守ってやるさ」ナデナデ

男「ありがとうございます」
760 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 21:54:31.21 ID:6V3FHQ+10
ミロス「よぅ、ザクロなにやってるんだ?」

ザクロ「ただナイフを持って立ってた」

男「え?」

ミロス「相変わらず変な奴だな」

ザクロ「何かあったら内ポケットにナイフを秘めて、ハヤブサのように飛んでいくのさ。ところでその子は?」

男「えっと、男子って言います。その、番長連に用事があって」

ザクロ「怖がらないで。番長連は生まれたところや皮膚や目の色で差別なんてしないから」

男「優しいところなんですね」

ザクロ「いつか どこか わからないけど 何かを好きになるかもしれない。そんな場所さ、ここは」

ミロス「変な奴だろ、ザクロ・マニヨンズって言うんだ」

ザクロ「変な奴じゃない。ロックンロールってやつさ」

ザクロ「君にこの言葉を送ろう」

ザクロ「ガンバレ」

男「えっと、ありがとうございます」ペコリ
761 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 22:24:16.43 ID:6V3FHQ+10
スザク「なんだミロス。芋っぽい女連れてんな」

ミロス「叩き潰すよ?」

スザク「ひゃあ、怖いねぇ」

ルミエール「あぁ、ミロス様。今日も女性にしておくのが惜しいほどの素晴らしい筋肉ですね。どうですか私特性のプロテインを一杯」

ミロス「ありがとうよ」ゴクゴク

スザク「おぉ、俺にもくれよ」

ルミエ「筋肉つけてから言え、この軟弱ふにゃふにゃもやしが」

スザク「お、おぉう」

ルミエ「あら、そちらの方はお目にかかったことないですね。うーん、、筋肉の才能はありあるようには思えませんが、ミロス様のご友人なら歓迎いたしますよ」ニコッ

ルミエ「番長連には一体なんの御用で?」

男「えっと、その………」

ミロス「いいよ。ゆっくりで。落ち着いて、怖いやつはいないから」

男「私の、大切な人が殺されて」

ミロス「!!」

ザクロ「きっとその悲しみは叫ばなければやり切れないんだろう」

男「何か、知ってないかなと」

男「あ、番長連の皆さんを疑ってるわけじゃなくて、その、なにか知らないかなと」

スザク「ははっ、彼氏でもやられちまったのか? だったら俺が忘れさせて」」

ブンッ ザンッ

スザク「ゲプッ」

ミロス「ちょっと死んでな。大丈夫。大丈夫だから」ギュッ

ルミエ「それは穏やかではないですね。でも大丈夫。この番長連はリーゼ様を筆頭に頼りになる方ばかりですから」

ミロス「それはこの学校の生徒かい?」

ルミエ「そういえば中等部の男子生徒が一人殺されてましたね」

男「………」コクリ

ミロス「犯人を捜してやるよ」

ザクロ「生きているっていうことはカッコ悪いかもしれない。死んでしまうということはとってもみじめなものだろう」

ザクロ「でも君よ。執念に囚われることはとってもいけないことです」

男「でも、私」

ザクロ「そんな風に世界が歪んでいるのは私のせいかもしれない。だから私たち『チェインギャング』は歌いだそう」

ザクロ「守れないなら、救えないなら、それでも進んでやるさ」

男「えっと」

ミロス「協力してくれるってさ。もちろんあたいたちも協力するさ」

ミロス「………殺人なら詳しそうな奴がいるな」

男「それは、リーゼさんとかですか?」

ルミエ「リーゼ様はマフィアであって殺人鬼ではありませんわ。無意味な殺生はしません。ミロスさんが言っているのはアリアさんのことですね」

ミロス「あいつには頼りたくないけど、会いに行ってみるか。会合のあとになるけど」

男「待ちます。私、待ってます」

ミロス「強い子だね」ナデナデ
762 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 22:25:03.24 ID:6V3FHQ+10
今日はここまで

番長連も結構な勢力になりましたね。

男君はこのまま番長連に染まっていくのでしょうか。
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 22:27:23.16 ID:JN67AM3Wo
乙乙
賑やかな勢力は好きよ
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 22:31:49.23 ID:0YeDDrxK0
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 22:44:24.05 ID:ZU1sRbq1O
番長連女子部で短編を所望するわ!!
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 22:56:19.75 ID:WbIHaaUiO

マリアの性別欄が女?だったのはそういう…
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 23:13:14.88 ID:R+NIT8rvO
女装に一切の躊躇がなくなっている
768 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/13(水) 23:17:03.12 ID:6V3FHQ+1o
>>765
書いても、いいんですよ(ニヤリ)
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/14(木) 03:23:12.79 ID:4c+SFORjo
乙ー
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/14(木) 07:41:38.57 ID:hxOcE2QN0
先生童貞より先に処女を失っていいてワロタ
771 :食事 [sage]:2019/11/20(水) 19:59:25.16 ID:pYryVffh0
ミロス「待ったせたね」

アリア「あなたが?」

男「はい。アリアさんなら、犯人をわかるかもしれないって」

アリア「学内で起きた事件なら詳しいけれど、それで殺されたのは誰かしら」

男「…中等部にいる人間の」

アリア「あぁ、その事件なら耳に入ってるわ」

アリア「犯人不明で、隠蔽されてるってね」

男「………どうか、どうか犯人について教えてください。お願いしますっ」

アリア「情報料は?」

男「情報料?」

アリア「私が善人に見えた? 汚れてしまったこの翼を見て」

アリア「私は『本物』の堕天使なのよ?」

男「………えっと、あまりお金もってないですけど」

ミロス「どうにかならないのかいアリア」

アリア「どうにもならないわね。この情報は『危険』すぎるの」

男「えっ、危険?」

アリア「えぇ、恋人をなくして可哀そうなのはわかるけど、それでもタダにはしてあげられない」

ミロス「だったらあたい達でカンパしてなんとかするよ」

男「そんなことしてもらうわけには」

ミロス「いいって。ここは女同士助け合いさ」

男「ミロスさん………」

アリア「裏市の情報よ。ウーシャンに伝手があるけど、それでも超秘匿機密よこれは」

アリア「百万円は用意してもらうわ」

ミロス「ひゃくまっ………どうにかならないのかい。恋人をなくした子が犯人捜しをしてるんだよ?」

アリア「こっちも顧客の情報を流すのよ」

男「顧客?」

アリア「あっ………」

アリア「………今のはサービス。とにかく表の人間じゃないわ。だからあなたは関わらないほうがいい。見てはいけないものがこの世にはあるの」

男「………アリアさんは、良い人ですね」

アリア「いい人なんかじゃ……ないわよ」

アリア「いい人なんかじゃ………」
772 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/20(水) 20:02:12.51 ID:pYryVffh0
ミロス「すまないね、力になれなくて」

男「いえ、いいんです。十分ミロスさんのおかげで助かりました」

ミロス「……もし、荒事になりそうだったらあたいに声をかけな」

ミロス「いつでも参上してやるさ」

男「ミロスさんもとってもいい人ですね」

ミロス「よしなよ。ただあたい達は助け合ってるだけだ」

ミロス「でもあんたみたいな表の人間じゃあないからね、あたいは」

ミロス「あたいを頼るときは、本当最後の手段だよ。風紀委員に目を付けられちゃいけないからね」

男「ありがとうございます」ペコッ

ミロス「犯人、見つかるといいね」ナデナデ

男「…はいっ」
773 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/20(水) 20:04:02.22 ID:pYryVffh0
「いやぁああっ」

男「! また路地裏から悲鳴が………」

男「また、犯人か?」

男「でも僕じゃ………」

『見てはいけないものがこの世にはあるの』

男「………」

1.それでも見ないといけないんだ
2.僕が見ても意味はないよ

>>776
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 20:14:00.32 ID:WCOw62GE0
1
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 20:22:07.39 ID:y78HBPsDO
1
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 20:27:15.74 ID:zB/IjKTno
1
777 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/20(水) 21:21:34.12 ID:pYryVffh0
………いや、ボクはもう行くって決めたんだ

この事件を解決するために、危ない目に合う覚悟はできてるんだ。

今までだって色んな危ないことを乗り越えてきた。

だから。

「っ、君は―――」

「あなたは―――」

四肢のない人型。

壁に飛び散った血。

薄明りを反射する刃。

そして血に塗れたその顔は

そうか君だったのか

「まさか、き―――」

ザンッ

「う、うぁァああああっ」

いきなり目が熱くなった。

同時に痛み、痛み!

眼球が燃えるようだっ

それに赤い! 視界が真っ赤でなにも見えないっ。

男「あぁあああああっ!!!!!!」

ドンッ

誰かに押された。

背中にあるのは壁か地面か。もうわからない。

世界が、

世界が、

真っ赤で
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 21:25:46.96 ID:zB/IjKTno
知り合いの誰かか
779 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/20(水) 21:25:47.04 ID:pYryVffh0
シン………

視界が消えた。

いや、五感が消えた。

なにも感じない。なにも感じれない。

だけど、母親の胎内にいるかのような

あなたの願いが、もし、叶うなら?



誰かの声が聞こえた。いや頭の中に直接現れた。

その姿は黒い姿……肌色と黒色のツギハギ。

その真っ黒な目玉が僕を見る

「わ た し は あ な た の ひ と み が ほ し い」

「ねぇ、ちょうだい」

>>780

780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 21:28:43.68 ID:glR6rOzFO
自分の願いは自分で叶える
ひとみは上げられない
781 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/20(水) 21:46:41.25 ID:pYryVffh0
ぼくの願いは僕が叶える。

だから瞳はあげられない。

そう。それがあなたの こ た え なのね。
782 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/20(水) 21:49:45.32 ID:pYryVffh0
エグゾ「おいっ、おいっ」

男「その声は、エグゾセ、さん?」

少女「びっくりしたわ。あなたが倒れてるの見つけたからあわてて連れて帰ってきたけど。

男「え、え?」

ルーティ「あの、先生、大丈夫ですか?」

メイド「…やはり、あの場所には、鬼が出るのでしょうか」

エグゾ「さぁな。でもこいつを傷つけたやつはいる」

男「えっと、みんな」

男「――――――どこにいるの?」
783 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/20(水) 21:50:16.12 ID:pYryVffh0
今日はここまで

おやすみなさい
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 21:51:12.95 ID:glR6rOzFO
これでよかったのだろうか
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 21:57:22.03 ID:zB/IjKTno
乙乙
犯人の姿見れたのが救い
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 22:12:52.34 ID:Tj6q/ZyfO
リンネ?
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 22:17:07.05 ID:WCOw62GE0
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 22:23:51.33 ID:cn+DPq3IO
犯人裏の人間のようだけど、男の反応だと知り合いっぽい謎
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/20(水) 22:27:12.02 ID:OxueH7CfO

少なくとも今まで男と絡みがあったキャラか…
790 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 18:35:13.01 ID:TSSqt87L0
エグゾ「………いいか。落ち着いて聞けよ」

男「その前にみんなどこにいるの? 真っ暗なんだけど」

エグゾ「…お前の目は、もう見えない」

男「え?」

エグゾ「治療はしたが眼球が切り裂かれてて、中身が零れてた。もう使い物にならん」

男「は、はは」

ズキッ

男「ぐあぁっ」

エグゾ「あまり無理をするな。それに、受け入れづらいだろう」

ルーティ「だ、大丈夫です先生。私がいますから」

メイド「私もいます。ご主人様」

男「は、はは。ありがとう二人とも」

男「ごめん。でも、今は一人になりたい」
791 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 18:39:34.81 ID:TSSqt87L0
〜27週〜

男「ありがとうルーティさん」

ルーティ「いいえ。どんどん掴まってください」

男「ルーティさんがいなかったら学校に、いけないね。はは」

ルーティ「そんなことな「うわっ」先生っ」

男「いたた。なにかにつまづいてしまったみたいだ」

ルーティ「ご、ごめんなさい。気づかなくて」

男「いいんだよ。でもこれで授業できるかな」

ルーティ「わ、私が先生の眼になりますから」

ルーティ「これからも一生」モニョモニョ

男「ありがとう。ルーティさん」
792 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 18:43:11.96 ID:TSSqt87L0
男「あいたっ」ドテッ

男「あぁ、授業道具が」

「大丈夫ですか?」

男「す、すいません。目が見えなくて」

「そ、それは大変ですね。私でよければ拾いますよ」

男「お願いできますか?」

「よいしょ、よいしょっ、これで全部でしょうか。あっ、もし壊れてたらすいません」

男「たぶんそれなら落ちた時に壊れたと思うから君が謝ることでもないよ」

ルーティ「先生っ、お待たせしましたっ。あっ、こんにちは」

「これ、この方が落とされたもので」

ルーティ「あ、ありがとう、ございます」

男「ありがとう」

「いえいえ、私なんかがお役に立てて、嬉しいです」

ルーティ「もっと、もっと先生のそばにいなきゃ、取られちゃう」モニョモニョ
793 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 18:45:55.29 ID:TSSqt87L0
男「あー、いろいろ聞きたいことあると思うけど」

男「見た通りです」

男「はい、静かに。大丈夫だから、授業を始めるよ」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>794
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 18:49:41.85 ID:gBYIxqu4O
リリ文系
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 18:52:08.66 ID:I74IPfdxO
マリアですら手に負えんかったのか…
796 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 19:09:28.05 ID:TSSqt87L0
ヒヅキ【運動 526】

ベルスタシア 【文系 434】

ジェラルド【理系 496】

サレム【魔術 263】

ルーティ【魔導 331】

プライヤ【魔導 1108】

ロウェナ【運動 204】

ミレイア【文系 309】

リリ【文系 166】
797 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 19:13:53.58 ID:TSSqt87L0
〜27週 土曜日〜

テラス「犯人らしき人物に襲われたらしいな」

男「えぇ、この通り」

テラス「両目を直線状に綺麗に一閃か。これは手練れだな」

テラス「それで、相手は見たか」

男「見ました。見たのですが」

テラス「だが?」

男「思い出せないんです。上手く。思い出そうとすると視界が真っ赤に染まって」

テラス「まぁ、無理もない。それでだ」

テラス「この事件から手を引くか? 君をそんな目に合わせてしまったのは申し訳ない」

テラス「手を引いても、学校で粗末な扱いにはしないと約束する。むしろそれなりの礼と今後の対応はさせてもらうつもりだ」

テラス「君はどうしたい?」

男「僕は」

1.ここであきらめるわけにはいかない
2.もう、あきらめてもいいですよね

>>798
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 19:15:39.40 ID:9ATgAL21O
1
799 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 19:23:22.28 ID:TSSqt87L0
男「ここで諦めるわけにはいきません」

テラス「なぜだ。辛いだろう」

男「えぇ。ですが戦うと誓った相手がいるので」

男「僕だけくじけちゃいけないんです」

男「それに、僕は教師ですから。生徒を守らないと」

テラス「ふむ。実は君はあきらめると思っていた。が、まさか諦めないとは」

テラス「何か君を成長させるものがあったのか」

男「第一種と第二種を繋ぐ、そんなことがしたいのです」

テラス「ほう。なるほど。それが君の欲か」

テラス「ではその欲に私も協力してやろう。男教諭」

男「はい」

テラス「来週から我が交友校であるライホウ学園から一人助っ人を頼む」

テラス「協力して、事件の解決にあたってくれたまえ」

男「はい!」
800 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 19:24:58.26 ID:TSSqt87L0
男「協力者か。一体どんな人がくるんだろうか」

男「……目が見えないと不便だな。早くルーティさんが迎えにきてくれないかな」

男「でもルーティさんだよりも申し訳ないし、どうにかならないかな」

男「さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>802
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 19:28:25.98 ID:3Rp6OQ1DO
2ブライヤ
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 19:28:29.37 ID:Ve/lx8/J0
2ヒヅキ
803 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 20:31:32.43 ID:TSSqt87L0
ルーティ「ヒヅキさんのところに行くんですか?」

男「うん。ちょっと聞きたいことがあって」

ルーティ「わかりました。いきましょうか」
804 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 20:44:55.60 ID:TSSqt87L0
ルーティ「あ、あそこで瞑想してますね」

男「ヒヅキさーん」

ヒヅキ「!」ピクリ

男「ヒヅキさん。いるのかい?」

ヒヅキ「なんだ?」

男「聞きたいことがあるんだ」

男「僕を斬った相手について、覚えてることがあるんだ」

男「そいつは、赤い刀を持っていた。知らないかな」

ヒヅキ「赤い………刀?」

男「知らないかな」

ヒヅキ「……すまない。だが」

ヒヅキ「お前が、もう、襲われないように、私がそばに、いよう」

ルーティ「えぇ!?」

男「そっか」

1.お願いできるかい?
2.それは悪いよ

>>805
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 20:53:10.66 ID:Lu7NZx0kO
1
806 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 20:59:01.74 ID:TSSqt87L0
男「お願いできるかな」

ヒヅキ「…あぁ。もう………お前を傷つけさせは、しない」キリッ

男「ヒヅキさん…」トゥンク

ルーティ(もう…私がいるのに、先生)

ルーティ(………私じゃ、だめなの?」

ルーティの好感度 【70】

ヒヅキの好感度【73】
807 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:07:32.71 ID:TSSqt87L0
〜27週 日曜日〜

ヒヅキ「………」モグモグ

ルーティ「なんでいるんですか」ジトッ

ヒヅキ「守ると、誓ったからだ」

ルーティ「ま、守るって、もしかしてヒヅキさん、せ、先生のことが、好き、なんですか?」ドキドキ

ヒヅキ「好きだ」

ルーティ「ぶふっ。けほっ、けほっ」

ルーティ「そ、それって愛のほうの」

ヒヅキ「愛してる」

ルーティ「そ、そんな素振り見せなかったのに。え、えぇいっ、こうなれば」

ルーティ「私と勝負です! ヒ、ヒヅキさんっ」

ヒヅキ「勝負か?」カマエ

ルーティ「そ、そういう勝負じゃなくて」

ルーティ「こ、恋の勝負です。勝ったほうが先生の恋人になるんです」

ヒヅキ「…決定権は………あいつにあるんじゃあ、ないか」

ルーティ(正論っ)
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 21:07:32.76 ID:I74IPfdxO
学園内でのお世話をルーティにやってもらって用心棒はヒヅキに任せる
無敵の布陣だ
809 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:09:20.61 ID:TSSqt87L0
男「おはよう」

ヒヅキ「おはよう」

男「わっ。ヒヅキさんいたんだ」

ヒヅキ「食事を、いただいている」

男「別にいいけど。メイドちゃんに苦労はあんまりかけないでね」

メイド「大丈夫ですご主人様。これが私の仕事ですから」

ルーティ「そ、それより先生は今日はどうするんですか?」

男「今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>810
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 21:09:46.84 ID:R5nvMposo
2ロウェナ
811 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:15:13.63 ID:TSSqt87L0
男「ロウェナさんに会いに行こうと思うんだ」

ルーティ「ロウェナさん、ですか?」

男「うん。僕のこと心配してくれてたからね」

ルーティ「………」プクー

ルーティ「わかりました。行きましょうか」

ヒヅキ「危ないことに、なりそうか」

男「ならないから大丈夫だよ」

ヒヅキ「そうか」
812 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:23:08.07 ID:TSSqt87L0
男「ロウェナさん?」

ルーティ「ろうぇ、あれ、先生見えるんですか?」

男「いや、感じる」

ロウェナ「やっほーぅ。ルーティちゃんと先生!」

男「やっぱり」

ロウェナ「なにがやっぱりなの?」

男「なんかロウェナさんを感じることができるようになった」

ロウェナ「やっぱりそれって愛かな?」

ルーティ「違いますっ」

男「なんだろう。目が見えなくなったからなにかが強くなったのかな」

ロウェナ「もしかしたらそうなのかもね。んー、先生と私との特別な絆?」

ルーティ(私だって、絆、あるもん)

男「心配してくれてたからさ。心配ないよって」

ロウェナ「心配ないって、でも不便でしょ?」

男「助けてくれる人がいっぱいいるからさ」

ルーティ「! !」ハイッ ハイッ

ロウェナ「そっかぁ。じゃあお姉さん安心だよぉ」

ロウェナ「今なら私も先生の力になれるんだから。頼ってね」

男「ありがとうございます。ロウェナさん」」

男「………? あれ、ロウェナさん?」

ロウェナ「え? どうしたの?」

男「い、いえ。今ロウェナさんの反応が遠くにあったように感じて」

ロウェナ「お姉さんはここにいるよ」ギュッ

ルーティ「!!」

ロウェナ「感じるでしょ?」

男「はい。確かに」

ルーティ「むぅ」
813 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:25:33.95 ID:TSSqt87L0
男「そういえば生き返ってから調子悪かったりしない?」

ロウェナ「ううん。健康優良児だよ」

男「そっか。けほっ、けほっ」

ロウェナ「大丈夫、先生。風邪?」

ルーティ「悪化したらいけませんから、帰って温かくしましょう」

男「そうだね。そうするよ」

ロウェナ「それじゃあお大事に」

男「じゃあね。ロウェナさん」

ロウェナの好感度【84】
814 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:42:40.31 ID:TSSqt87L0
〜28週〜

テラス「呼び出してすまないね。彼女………彼女でいいのか?」

「トリフィドに性別はないからな。でもどちらかってと俺は男だ。女っぽいかもしれないけどな」

テラス「そうか。では彼が君のパートナーだ」

「お前さんかい。やられたのは。俺は大麻 麻大(おおぬさ まひろ)東の果てからここへ来た」

マヒロ「渾名は『ドラッグ』。向こうでは警察官だ。よろしく」

男「よろしくお願いします」

マヒロ「種族はトリフィドだ。だからってぶっ飛んでお前さんを食っちまうわけじゃないから安心しな」

男「ひっ」

マヒロ「まぁ、俺がいたライホウ島は特別でな。ドンパチなら慣れてるから任しておきな」

テラス「性格は難ありだが確かな実力者だ。安心して彼を頼るといい」

マヒロ「はは、この俺に任せなって」ポンッ

男「よろしくお願いします」
815 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:45:20.29 ID:TSSqt87L0
マヒロ「まさか俺が授業の手伝いとはな」

男「すいません。これも僕の仕事なので」

マヒロ「まぁ、いいけどよ」

オルタ「おい、おっさん。なんでギターなんか持ってんだ?」

マヒロ「ん? まぁ、いい男にはいろいろ秘密があんだよ」

オルタ「弾かせてくれよ」

マヒロ「だめだ。こいつは俺以外には懐かないからな」

オルタ「なんだそれ」

マヒロ「そういうもんなんだ」

男「あの、準備手伝ってもらえませんか?」
816 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:46:08.56 ID:TSSqt87L0
男「さてと、今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>817
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 21:46:58.62 ID:I74IPfdxO
プライヤ文系
818 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/21(木) 21:49:14.47 ID:TSSqt87L0
今日はここまで

マヒロの姿は↓こんな感じです
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E4%BA%BA-%E7%AD%8B%E8%82%89%E5%B0%91%E5%A5%B3%E5%B8%AF/dp/B000TCU766
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 21:50:18.94 ID:R5nvMposo
女だな(確信)
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 21:51:19.34 ID:Lu7NZx0kO
目まで見えなくなって次どう動けば良いのかわからぬ
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 22:05:26.65 ID:I74IPfdxO

少女赤い刀に心当たりあったりせんかな
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 22:20:14.75 ID:/efXGdtLo
男はなんか色んなものを人にあげてる感じ
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/21(木) 22:51:58.60 ID:GtzGRdW40
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/22(金) 23:15:36.21 ID:ibzSSeIMO
乙ー
825 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 20:38:21.15 ID:F6taJgwm0
ヒヅキ【理系 229】

ベルスタシア 【魔術 386】

ジェラルド【魔導 265】

サレム【理系 509】

ルーティ【文系 369】

プライヤ【文系 119】

ロウェナ【理系 361】

ミレイア【魔術 326】

リリ【文系 185】
826 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 20:45:00.57 ID:F6taJgwm0
〜28週 土曜日〜

マヒロ「目の調子はどうだ」

男「まったく見えないよ」

マヒロ「相当な手練れだな。でも頭が真っ二つになってないだけ感謝しな」

男「死んでないからまだ頑張れるよ」

マヒロ「お前の考えもちょっとぶっ飛んでると思うぜ」

マヒロ「それで犯人の心当たりはあるのか?」

男「わからない………でも、たぶん」

男「僕の知っている中に犯人がいる」

マヒロ「そうか。じゃあまず考えるべきなのは」

マヒロ「なんで犯人は人を狙ってるのかだな」

男「それは………やっぱ快楽犯とかかな」

マヒロ「いや、俺の考えは食うためだ」

男「食べるため?」

マヒロ「調べてみたら犯人は両手両足を切り取っているが、現場に四肢は残ってない。

マヒロ「持ち帰って食ってるってのが一番道理が通るだろ。まぁ、俺が食人種族ってのもあるけどな」

男「食べるため…でもなんで殺さないんだろう」

マヒロ「さぁな」
827 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 20:46:01.88 ID:F6taJgwm0
男「さて、僕は行くよ」

マヒロ「どこにだ?」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>828
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 20:46:35.98 ID:BTur/wwY0
2ルーティ
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 20:46:43.24 ID:zBZ05Qzuo
食人種族をあたる
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 20:47:22.84 ID:khbzB69DO
3自分が襲われた現場をマヒロと一緒に調べてみる
831 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 20:50:47.60 ID:F6taJgwm0
男「………あれ、なにか見える」

男「あれは………『本物』のルーティ、さん?」

男「………僕を呼んでる?」

マヒロ「お、おい」

マヒロ「大丈夫か?」

男「僕、行かなきゃ」

マヒロ「行くったって、眼もないのに」

男「わかるんだ」

マヒロ「ちょっと待て。いきなりそんなのきっとなにかあるぜ」

男「危ない、のか? でも」

1.行く
2.行かない
832 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 20:53:08.13 ID:F6taJgwm0
安価↓
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 20:55:06.85 ID:wuIytM9U0
1
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 20:55:10.70 ID:khbzB69DO
2
835 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 20:59:32.95 ID:F6taJgwm0
男「いや、行かなきゃいけないんだ。きっと」

男「僕は、あの子の手を離さないと誓ったんだ」

マヒロ「そこまで言うなら止めないが」

マヒロ「無事に帰って来いよ。ただでさえお前は危険に巻き込まれやすいんだからな」

男「大丈夫です」

男「たぶん、大丈夫なんです」
836 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 21:01:49.20 ID:F6taJgwm0
「ぐすっ、ぐすっ」

男「………君は」

「えっ」

男「君は………」

「先生、私が見えるの?」

男「もう僕の眼は見えないけど」

男「君のことが感じれる。ずっと、泣いてたのかい。>>836さん」
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 21:07:18.09 ID:MB5q89+NO
マナ
838 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 21:15:13.10 ID:F6taJgwm0
男「マナさん」

マナ「………先生、知ってたの?」

男「わからない。だけど君が『本物』だったってことは知ってる」

男「見えなくなったから、君のことを感じられるようになった」

マナ「……私、また先生といていいの?」

男「うん、いいよ」

男「君は『本物』だ」
839 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 21:20:07.82 ID:F6taJgwm0
マナ「…先生、わがままいっていい?」

男「いいよ」

マナ「一晩だけでいいから、一緒にいて」

マナ「先生は、私の恩人だから、それに」

マナ「先生のことが好きだから」

男「……わかった」

マナ「ありがとう、大好き、先生」

マナ「本当に、ありがとう、先生」ギュッ
840 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 21:20:52.48 ID:F6taJgwm0
ルーティ「………先生が浮気してる気がする」

ルーティの好感度【65】
841 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 21:25:53.68 ID:F6taJgwm0
〜28週 日曜日〜

ナタリー「マナ………マナちゃん!?」

マナ「ただいま」

男「思い出せたんだね。ナタリーさん」

ナタリー「なんで、なんで私、マナちゃんのこと忘れてたのかしら」

マナ「私が私を失ってたから」

マナ「そういう存在だからね。みゃはは」

マナ「今まで、『ルーティ』だったけど『ルーティ』を『ノゥティ』に取られちゃったから」

マナ「………でも先生が見つけ出してくれたからもう、恨んでないよ。それに慰めてもらったしね」

マナ「みゃはは、だから、もう、負けないんだから」

ナタリー「あらあら。今日はお赤飯かしら」

男「そんな意味深なことしてないから。一緒に寝ただけです」

ナタリー「………先生、責任を取る覚悟は」

マナ「ぽっ」

男「本当に一緒に寝ただけですよ!?」
842 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 21:29:22.44 ID:F6taJgwm0
男「よかったよかった」

男「よし、それじゃあ」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>843
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 21:30:29.88 ID:khbzB69DO
>>829
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 21:34:58.49 ID:MB5q89+NO
ルーティの好感度の下がり幅がなかなかえぐいな
845 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 21:52:02.03 ID:F6taJgwm0
男「マヒロさん、食人種族を当たるよ」

マヒロ「よし来た」

マヒロ「俺が目をつけてるのはオルキヌス、リーゼ、ユークリッド、ロア、リンネ、ヒダン、オー」

男「リンネさん?」

マヒロ「凶器は鋭い刃物。リンネも刀を持っているみたいだからな」

男「リンネさんは、そんなことしないと思うけどな」

マヒロ「人の第一印象やイメージは必ずしも真実じゃない。まぁ、番長連とやらのメンバーも怪しいとは思うが」

男「それにロアさんもヒダン君も」

マヒロ「だから忘れろ」

マヒロ「調べるのは時間がかかるから一人が限界だが、誰から調べる」

男「そうだね」

>>848
846 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/24(日) 21:52:27.71 ID:F6taJgwm0
今日はここまで

おやすみなさい
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 21:52:38.47 ID:zBZ05Qzuo
リンネ
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 21:56:49.87 ID:mA/cEs3cO
リンネ
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 21:59:59.73 ID:MB5q89+NO
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:34:58.19 ID:PdaqR5P80
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:38:41.80 ID:khbzB69DO
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 23:26:46.37 ID:8ER5M4+so
>>844
でも、マナが孤独死するよりマシだろう
ルーティの好感度は回復する余地はある
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/25(月) 08:50:12.05 ID:BTA7/iV4o
乙ー
854 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/29(金) 20:21:17.11 ID:wuPKPudm0
マヒロ「さっそく見つけたぞ」

男「彼女は何をしてる?」

マヒロ「腰に刀を差してるな」

男「彼女は帯刀してたかな」

マヒロ「きな臭いな」

マヒロ「移動するみたいだぞ。手を握るからついてこい」

男「ありがとう」
855 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/29(金) 20:32:23.54 ID:wuPKPudm0
マヒロ「………」

男「どうしたの?」

マヒロ「保護区に入っていくぞ」

男「なんでだろう」

マヒロ「そりゃあ………」

マヒロ「食いに行くんだろ」

男「………信じたくないけど」

マヒロ「現実なんてそんなもんだ。人の頭にあるのはその人の理想だけだからな」

マヒロ「裏切られるもんさ」

マヒロ「よし、俺たちも行くぞ」

男「はい」
856 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/29(金) 20:38:42.89 ID:wuPKPudm0
マヒロ「止まれ」

男「………」

リンネ「あのぉ、もしもし」

「…! 亜人の方がいったいなんの御用で」

リンネ「ちょっと探し物がありまして、すいません、すいません」

「案内ならできます、けど」

リンネ「あ、案内はいらないんですよ。探し物は」

リンネ「目の前にあるんだよねぇ」

ザン ザザンッ

男「な、何が起きてるの」

マヒロ「残念だったな………黒だ」

男「……え?」
857 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/29(金) 20:43:00.33 ID:wuPKPudm0
リンネ「あぁっ、ごめんなさい、ごめんなさい。私とんでもないことを」

リンネ「まぁ、でも、耐えられないしねぇ」ゴクッ ゴクッ

リンネ「はぁ〜ん」

「い、いぃっ」

リンネ「ごめんなさい、ごめんなさい。四肢だけしかとってませんから、でもごめんなさい」

リンネ「ごめんなさい。美味しくいただきますので」

リンネ「っと、早く逃げないと、奴らがくるねぇ。戦うと厄介だねぇ」

マヒロ「……逃げるみたいだぞ、どうする」

男「………」

1.応戦する
2.静観する
3.被害者を救助する

>>859
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 20:44:36.47 ID:DGUWqaaz0
3
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 20:45:59.47 ID:4JCf08ADO
3
860 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/29(金) 20:53:12.76 ID:wuPKPudm0
男「そんなことより被害者を助けないと」

マヒロ「そうだな」

マヒロ「応急処置してくる」

男「頼むよ」

マヒロ「おい、大丈夫か」

「ひっ」

マヒロ「大丈夫だ。俺はお前を助けるんだからな」

プニョッ プニョッ プニョッ プニョッ

男「なんの音?」

マヒロ「俺の種を植え付けてる。傷口をふさいで血液を循環させれる」

「い、、いぃぃぃっ」

マヒロ「我慢しろ」

男「………僕の目を斬ったのも、リンネさん、だったのか」

マヒロ「……処置終了だ」
861 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/29(金) 21:02:26.55 ID:wuPKPudm0
「あ、ありがとうございます。亜人様、第一種様」

男「いや、君を助けれなかったのは僕の責任だ」

ギュルルルルルルッ

男「なんの音だろう」

マヒロ「なんか女が壁を滑りながらこっち来てる。撃ち落とすか?」

一号「! あなたたち」

男「えっと、一号さん」

マヒロ「なんだ、知り合いなのか」

男「応急処置はした。あとは頼めるかな」

一号「処置、感謝します」

一号「ここからは私達が対応するので」

「あ、あれ、あなたは」

一号「もう大丈夫です」

男「そうだ。一号さん。犯人が分かったよ」

一号「犯人は、一体誰なのでしょうか」

男「リンネさんだった。鬼の」

一号「そう、ですか。そのことはマスターに報告します」

一号「それでは」

ギュルルルルルルッ

マヒロ「…なんだあいつの脚」
862 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/29(金) 21:05:36.02 ID:wuPKPudm0
短くてすいませんが今日はここまでで

ヒヅキ:対鬼ルート
ベルグレイン:ベル家ルート
ジェラルド:学内覇者ルート
ルーティ:マフィアルート・アイドルルート
プライヤ:グレムリンの悩みルート
ロウェナ:学内の白少女ルート
ミレイア:ロード家ルート
リリ:黒い女ルート

です
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 21:11:30.31 ID:lUWd1m81O
別にifとして全ルート書いてくれても構わんのよ
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 21:14:47.33 ID:8b6GdIfTO

ヒヅキの刀を手に入れたのがトリガーになって白鞘童子が憑依したって感じか
第二回武闘会で優勝できたのもそれが原因かな?
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 21:52:12.87 ID:G20u8nAYO

サレムは個別ルート無しなん?
866 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/29(金) 21:54:28.02 ID:wuPKPudmo
サレム忘れてました
質問箱の方にサレムルートのってます
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/30(土) 02:10:28.22 ID:t44IM4cdo
乙ー
868 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 20:43:41.39 ID:nEt+11ee0
マヒロ「人間なのか?」

男「彼女は第二種。事件で四肢を切り落とされたんだ」

マヒロ「じゃああれは義肢ってわけか」

男「らしいね。壁を走るなんて知らなかったけど」

マヒロ「とにかく学園長に報告しに行くか」

男「うん」
869 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 20:56:51.84 ID:nEt+11ee0
テラス「ふむ。彼女が」

男「はい。この目………彼の目でしっかり見ました」

テラス「ではこちらで対応しよう」

テラス「しかし妙だな」

男「妙とは何がですか?」

テラス「いや、実は昨日新しい被害者がでたのだが。大学等でまた第一種が殺された」

テラス「ハラワタ煮えくりかえる思いだが、冷静に観察して気づいたことがある」

男「気づいたこととは?」

テラス「二人目は腹部に衝撃を受けたらしく破裂して死んでいた。まるで腹に爆弾を押し付けられたかのように、さすがの私でも見るに堪えないありさまだった」

男「それって」

1.リンネさんに刀以外の技があるってことですか?
2.犯人はリンネさんではないってことですか?
3.犯人はほかにいるってことですか?
4.共犯者がいるってことですか?

>>870
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:01:19.22 ID:3Kf7ohHbO
3
871 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 21:10:13.77 ID:nEt+11ee0
男「犯人はほかにいるってことですか?」

テラス「その可能性が高い」

マヒロ「おい、どういうことだ?」

男「僕が追っていた事件の犯人は別にいる」

テラス「正しく言うと、事件は二つあった、だな」

テラス「学内の事件の犯人は別にいる」

テラス「引き続き捜索を頼んだ」

男「リンネさんは、どうしましょう」

テラス「学園としてリンネを通報させてもらうが、罪に問えるかは不明だな」

テラス「悲しいことだが、器物損害とそれほど罪は重くないだろう」

男「…そう、ですか」

マヒロ「こっちではそうなんだな」
872 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 21:17:53.66 ID:nEt+11ee0
〜29週〜

ルーティ「こっちですよ〜」

男「ありがとう」

ルーティ「いいんですよ」

ルーティ「先生と手がつなげるんですから」ボソッ

少女「蓼食う虫、もなんだったかな」

エグゾ「同感。我が妹ながら趣味がわりぃぜ」
873 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 21:22:16.62 ID:nEt+11ee0
マヒロ「よぉ。タバコすっていいか?」

男「どうやって入ったの?」

マヒロ「鍵ぐらい簡単に開けれるさ」

マヒロ「第一種が狙われてるってことが分かったのに一人でいるつもりだったのか?」

男「今の僕なら簡単に殺されるだろうね」

マヒロ「そうだな」

男「ところで授業の手伝いお願いしていいかな」

マヒロ「俺の仕事は警察官……まぁいいけどさ」
874 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 21:23:37.05 ID:nEt+11ee0
亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>875
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:26:19.91 ID:3Kf7ohHbO
リリ理系
876 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 21:35:26.50 ID:nEt+11ee0
ヒヅキ【魔術 502】

ベルスタシア 【理系 88】

ジェラルド【運動 354】

サレム【文系 512】

ルーティ【魔術 351】

プライヤ【文系 1119】

ロウェナ【理系 384】

ミレイア【魔導 338】

リリ【理系  169】
877 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 21:47:24.42 ID:nEt+11ee0
〜29週 土曜日〜

クチナワ「…」ヒョコッ

サレム「………」ウツラウツラ

クチナワ「…」サササッ

ファサッ

クチナワ「………」チュッ

クチナワ「………」シュッ

サレム「……ふわぁ、どうやら寝てしまったようですね」

サレム「おや、誰かが毛布を………」

サレム「え?」
878 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 21:50:14.39 ID:nEt+11ee0
少女「それじゃ私はあの子を保健室に連れて行くから」

男「二回目か。キレイになるといいね」

少女「感謝してるけど、なんであの医者は第二種を文句なく見てくれるのかしら」

男「さぁ。たぶん僕と一緒で区別してないんだと思うよ」

少女「あなたを売ったからかしら」

男「」ガクガクブルブル

少女「あら」

男「ぼぼぼ、僕は今日は>>880だから」」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:51:05.80 ID:sYvU0ZDDO
3新しく起きた事件について調べてみる
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:51:12.51 ID:cTfWMtyW0
3過去に起きた事件を洗いなおしてリンネが起こしたものと思われる事件ともう一人の犯人が起こしたものとみられる事件を分別して、もう一人の犯人が起こしたものとみられる事件についてより詳しく分析する
881 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 21:56:33.98 ID:nEt+11ee0
マヒロ「リンネともう一人の犯人について調べるか」

男「保護区で起きた事件は全てリンネさんが起こしたと思う」

マヒロ「その理由は?」

1.リンネさんは保護区の人間しか狙わないから
2.現場の血液量が多かったから
3.凶器が同じ刀だから

>>882
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:00:26.39 ID:D//2AQgSO
1
883 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 22:11:25.72 ID:nEt+11ee0
男「リンネさんは保護区の人間しか狙わないから」

マヒロ「……見たのは保護区だが、他でやってないと決まったわけではないぜ?」

男「あ、そうだね」

マヒロ「じゃあ学園の事件の犯人はどんな奴なんだろうな」

男「そうだね」

1.裏市場の人間
2.複数犯
3.番長連
4.第二種

>>884
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:17:28.64 ID:cXdTaahUO
アリアの言葉的に
1よね?
885 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 22:26:20.02 ID:nEt+11ee0
男「裏市場の人間かな」

マヒロ「学園の裏組織か。根拠はなんだ?」

男「アリアさんって人がそんな感じのことを言ってた」

マヒロ「そうか。調べてみる価値はありそうだな」

男「犯人は裏に関係がある人………誰なんだろうか」

マヒロ「さぁな」

男「マヒロさんに、調べてもらいたいんだけど」

マヒロ「それが俺の仕事だからな。なに、荒事は慣れてるさ」
886 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 22:29:57.10 ID:nEt+11ee0
マヒロ「しかし学園の事件はまさに見せしめみたいなもんだな」

男「殺し方的に相当な恨みがあるか、誰かに見せるためにやったようにしか思えない」

マヒロ「犯人はなんでこんなえげつない殺し方をしたんだ?」

男「それは」

1.誰かに警告を送っている
2.第一種に恨みを持っている
3.いろいろな殺し方を楽しんでいる
4.被害者は裏に触れてしまった

>>887
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:31:57.56 ID:AUi+rTBwO
1
888 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 22:38:35.56 ID:nEt+11ee0
男「誰かに警告を送っているとか?」

マヒロ「誰かって、誰だよ」

男「………学園長とか?」

マヒロ「第一種にこだわる理由は?」

男「もしかしたら第一種ってのは偶然で」

マヒロ「そう考えるのはまだ早い気がするな」

男「そっかぁ」

マヒロ「とにかく俺は裏に探りを入れてくるからお前はもう帰れ」

マヒロ「ルーティちゃんに迎えにきてもらってるんだろ?」

男「うん。待ち合わせ場所は」

1.森の泉
2.正門
3.ゼミ室

>>889
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:39:12.20 ID:i+WgeFQGo
890 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 22:40:56.52 ID:nEt+11ee0
男「森の泉だったかな」

男「………いけるかな」

男「まぁ、がんばっていってみよう」
891 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 22:51:47.70 ID:nEt+11ee0
ザザッ

ザザザッ

男「人気がないから怖いなぁ」

男「いたっ」

男「うぅ、眼が見えないから歩きづらいよ」

男「道、会ってるのかな。人に聞きながら歩いてきたけど」

男「本当に森の泉だったかなぁ」

ザザザッ

「みーっけた」

男「…、ルーティさん、じゃない」

男「誰だい」

「んふふー、ねぇねぇ、君って第一種?」

男「………もしかして君が」

「んふ〜 みたいだね。っていうかどっかであったことある?」

「まっ、いいや」

「んふふっ」

ザンッ

男「うぁあっ!」

「もういっちょっ」

ザンッ

男「あぁああああっ!!」

男(両腕、、両腕が熱いっ)

「んー、切れ味は上々。さすが、でも毒のほうはどうかな」

「んふっ。のたうち回ってるのがどっちが原因かわかんないや。ねぇねぇ、今どんな気持ち?」

「ねぇねぇ〜」

男「あぁあああっ、熱い、腕が熱いぃいっ」

「んふっ。どっちが原因だよ〜」

「まっ、そろそろ、やっちゃおっか、えーっとどうすればいいんだっけ」

「適当でいっかー、それじゃ」

ルーティ「先生っ!?」

エグゾセ「おいっ、てめぇなにやってんだ!!」

「あ、やばばい。んふふ〜。死なないといいねぇ〜」タタタタッ

エグゾセ「おいてめぇっ」

ルーティ「お姉ちゃんっ、それより先生がっ」

エグゾセ「急いで保健室に連れてくぞっ」
892 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 22:53:40.12 ID:nEt+11ee0
マリア「手術が終わったのにまた大ごと」

少女「わぁ、あれ、でも出血量が少ないね」

マリア「………毒で爛れてるわ。そのせいでしょうね」

マリア「ミーシャ! すぐに手術の用意を! 絶対私の目の前で死人は出させないわ!!」

ミーシャ「了解ですっ」
893 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 22:59:24.22 ID:nEt+11ee0
男「あ、熱い、熱いよぉ」

ルーティ「先生………」ギュッ

男「熱い、熱いぃ」

ルーティ「大丈夫、大丈夫ですから」

男「はぁ、はぁ、はぁ」

エグゾセ「医者の話では死にはしないそうだが」

エグゾセ「腕はくっつかねぇらしい」

ルーティ「………私がもっと早く先生を見つけてたら」

エグゾセ「お前の責任じゃねぇ」

ルーティ「これから私が先生の眼と腕になる」

エグゾセ「ルーティ…」

男「あ、あぁ、だ、誰、誰?」

ルーティ「先生っ、私、ルーティですっ」

男「き。君は………」

ルーティ「あなたの………あなたの生徒のルーティですっ」

男「黒い……また、僕から」

男「何を奪いに…」

エグゾセ「………悪い夢でも見てるのか?」
894 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 23:02:20.31 ID:nEt+11ee0
クスクス

また、また会ったわね。

その様子じゃ貴方の願いはかなえられない。

だから、だから私と交換して。

貴方の願いをかなえられるようにしてあげるから

あなたの



































1.嫌だ。僕の体は僕のものだ

2.欲しいものをあげるから力をくれ

>>897
895 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/11/30(土) 23:02:46.18 ID:nEt+11ee0
今日はここまで

おやすみなさい
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:10:47.01 ID:YrynxCMq0

安価は1
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:12:09.09 ID:AUi+rTBwO

どんどん男がボロボロになっていく…
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:12:46.14 ID:AUi+rTBwO
ごめん踏んでたわ
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/01(日) 00:58:47.82 ID:55lcusYgo
乙ー
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 03:02:43.82 ID:5qJy8qfDO
この選択肢はケガを治せという>>1からの恩情なのかそれとも罠なのか
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 07:55:36.31 ID:Air9DlfZo
前作みたいに喪うけど変わりの黒い変なの着けられるって感じじゃないの?
902 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 18:01:29.09 ID:xIVOEnkF0
男「嫌だ。僕の体は僕のものだ」

男「お前みたいになってたまるか」

男「僕は人間だ。人間で十分なんだ」

男「第一種とか第二種とか、じゃない。僕は人間だ!!」

そう、残念ね

男「僕は人間じゃないといけない」

男「じゃないと少女ちゃんに顔向けできないんだ」

男「だからっ」

パッ

ルーティ「先生? 先生っ」ギュッ

男「わっ。る、ルーティさん!?」

ルーティ「………心配、しました」

男「ごめん。ごめんねルーティさん」

男「! あ、そっか。僕、腕が」

ルーティ「私が、私が先生の腕になります。目になります」

男「………大丈夫。僕は一人で立てるよ」

男「不思議なんだ。目がなくなって、腕がなくなって」

男「やっと見えたかもしれない」
903 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 18:04:12.05 ID:xIVOEnkF0
マヒロ「よぅ相棒。災難だったな」

男「大丈夫。おかげで見えたものがある」

マヒロ「おう、悟りでも開いたか」

男「うん」

マヒロ「おぉおぉ、それはたいそうなことで」

マヒロ「………守れなくてすまなかったな」

男「いや、大丈夫」

男「初めて苦しみが分かった。力に支配され、なすすべもない痛みが」

男「それでわかったんだ。やっぱり」

男「僕たちは人間だってことに」
904 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 18:14:07.50 ID:xIVOEnkF0
〜29週 日曜日〜

プライド「ったく、一体俺様になんのようだぁ?」

プライヤ「それにおいらまで」

ベール「前会長として………」

ベール「いえ」

ベール「ベールクレア・レディライトの名で頼みたいことがあるの」

ベール「男の義眼、義手を作ってほしい」

ベール「あなたたちならできるでしょう」

プライド「………」

プライヤ「………」

「「当たり前だけど」」

プライド「でもなんでレディライト様たるものがそこまで入れ込むのかね」

ベール「それは………」

ベール「惚れてる、からよ」

プライド「!」

プライヤ「わぁお」

プライド「まぁ、あのベールクレアの意外な一面が見れたから協力してやるぜ。まぁ、お前の協力はいらねぇけどな」

プライド「はぁ!? おいらなしで作れるものかぁ!」

ベール(…男。待ってなさい)

ベール(もう一度貴方に光をみせてあげるわ)
905 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 18:22:57.72 ID:xIVOEnkF0
男「うごごごご、起きれない」

メイド「ご主人様、今」

ルーティ「私が起こしてあげますね」

メイド「きゃっ」

男「ありがとう」

男「やれやれ、腕がないとバランスがとりづらいね」

ルーティ(でも先生に密着できる♪)

ルーティ「先生、今日は用事があるんですか? どこにでも連れていきますよ」

男「今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>907
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 18:42:51.95 ID:bJxFjKPf0
3悪夢の声の主について調べてみる(本で調べるとか、誰かに聞くとか?)
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 18:44:32.98 ID:gfUSTRtDO
908 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 18:46:33.38 ID:xIVOEnkF0
男「ところであの黒い女は誰なんだろうか」

男「伝承、にでも乗ってるのかな」

男「僕はそういうの詳しくないけど、伝説とかに詳しそうな人いたかな」

>>909
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 19:23:29.17 ID:UbccdQQO0
ミーシャ
910 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 19:35:31.74 ID:xIVOEnkF0
男「そういえばミーシャさんの家が古いんだっけ」

男「被虐ちゃんの状態聞くがてらに行ってみようかな」

ルーティ「はい。お供します」

男「いや、マヒロさんが来るから」

ルーティ「そうですか」ショボン
911 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 19:40:28.57 ID:xIVOEnkF0
マヒロ「で、その黒い女ってのがなんか関係あるのか」

男「わからない。だけどあれがただの幻覚とは思えないんだ」

マヒロ「そうか」

マヒロ「もしかしてタマサカの一種、いや違うか」

男「調べてみようと思う」

マヒロ「よし、行くか」

ルーティ「………」ギリリ
912 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 19:49:49.56 ID:xIVOEnkF0
ミーシャ「いらっしゃい。マリアなら向こうで昼寝してますけど」

男「いや、今日は君に用があったんだ。ミーシャ」

ミーシャ「………私に?」

男「黒い女。知らないかい」

ミーシャ「黒い人ならいっぱいいますけど」

男「肌も、何もかも黒い、そんな女性だ。なにかと引き換えに望みを叶えると言ってくる」

ミーシャ「そんな………いえ、そんな、まさか」

男「知っているのかい」

ミーシャ「でも、あれはおとぎ話で」

男「おとぎ話でもいい」

ミーシャ「……私の家にある、K衣の勇者の初版本に、そんな人がいたような」

ミーシャ「人を願いを呪いで汚す、最悪の魔女」

ミーシャ「……原初の…混沌。淀みの泥の魔女」

ミーシャ「でも、それは」

「事実だ」

ミーシャ「!」
913 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 19:56:07.65 ID:xIVOEnkF0
男「この声、どこかで」

ヒフミ「今はヒフミと名乗っているが、私……いや私たちは」

ヒフミ「黒衣の勇者。そう揶揄されし者だ」

ミーシャ「!! え、黒衣の、勇者って」

ヒフミ「夢を壊すようで悪いが」バッ

ヒフミ「呪いを受け、体を魔女に奪われた者。それを黒衣と呼んだんだ。あの女は」

マヒロ「なんだその体。まるで……」

ヒフミ「影のようだろう。これは全て高純度の呪いだ。形を成すほどのな」

男「話を聞いても、いいですか」

ヒフミ「貴様があの魔女にあったなら語ろう………」

ヒフミ「…私……たちと……あの、………出会いを」
914 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 20:02:20.87 ID:xIVOEnkF0
一人の少女は焼かれた肌で願った。死にたくないと。

そして魔女は与えた。黒い肌を。

少女は二度と焼けることのない肌の代わり彼女は人のぬくもりを失った。

一人の少女は空腹の中願った。おなか一杯食べたいと。

そして魔女は与えた。黒い舌を。

少女は何でも食べれるようになった代わりに味覚を失った。

一人の青年は絶望の中願った。大切な人たちを守りたいと。

そして魔女は与えた。黒い脚を。

青年は大切な人を守った代わりに、大切な人に裏切られた。

一人の少年は願った。もう一度あの歌が聞きたいと。

そして魔女は与えた。黒い耳を。

少年は耳が聞こえるようになった代わりに、人の心の怨嗟を聞いた。

魔女に毒されたものはさらに永遠の命を手に入れた。

雨風にさらされようと風化しない永遠の体を。

いつしか呪いを受けたものは願った。安寧を得たいと。

そして呪いを受けたものは集まり、一つに溶けあった。

そして今も死を求めて旅をしている。

そして今も魔女を[ピーーー]ために旅をしている。
915 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/05(木) 20:14:31.79 ID:xIVOEnkF0
ヒフミ「これが、私たちです」

ヒフミ「あなたが契約しなくてよかった」

男「あの貴方、いや貴方たちは」

ヒフミ「……舌禍の…魔女、ヨロズ喰らいの……悪食」

ヒフミ「最初の被害者。永遠の旅人さ」

ヒフミ「歴史の影に消えた者。少しの安息と長年の絶望に苛まれるもの」

ヒフミ「天使の歌声を求め、煉獄の呻き声を聞いた者だよ」

ヒフミ「それが私たち」

男「………僕も、もしかしたら、貴方たちの中に」

ヒフミ「あの魔女と契約すれば待っているのは後悔だけだ」

ヒフミ「でもあなたは良いよね。この学園に二人も子孫がいる」

ヒフミ「いや、そうだが」

ヒフミ「……エッチ」

ヒフミ「違うっ」

マヒロ「ひゃあ、こりゃおもしれぇ」
916 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/05(木) 20:18:10.79 ID:xIVOEnkF0
マヒロ「なにがなんだかわかんねぇが、とにかく契約しなくてよかったんだな」

男「みたいだね」

ミーシャ「………話についていけません」

ヒフミ「一人は君だよ」

ヒフミ「おいっ」

ミーシャ「みゃあっ!?」

ミーシャ「わわわ、私が黒衣の勇者の子孫!?」

男「とにかく魔女の誘いには乗らないほうがいいんだね」

ヒフミ「あぁ。それとだ」

ヒフミ「………お前のところの…生徒」

ヒフミ「名前は知らないが、魔女と似たようなのがいる」

男「!?」

ヒフミ「あれは、生物じゃない」
917 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/05(木) 20:28:24.96 ID:xIVOEnkF0
ヒフミ「よく、分からないが気をつけろ」

男「……いや、僕は生徒を信じる」

ヒフミ「そうか。ならそう生きるといい」

ヒフミ「それとひとつ言っておく」

ヒフミ「あれこそ俺たちが求めた安息かもしれない」

男「………というと」

ヒフミ「……喋りすぎたな」

ヒフミ「とにかく、あの魔女には関わるな」

男「うん。僕は人間をあきらめない」

ヒフミ「ふっ。それでいい」

マヒロ「さて、一つ聞きたいんだが」

ヒフミ「もうしゃべるようなことはないぞ」

マヒロ「てめぇは味方か? それとも」

ヒフミ「俺たちは………シに至らぬゆえにシを求めるもの。それ以外のなにものでもない」

ミーシャ「あ、あのっ。えっとそのおばあちゃん…はどんな」

ヒフミ「大体、あの本の通りだ。ただ」

ミーシャ「ただ?」

ヒフミ「実物のミーアはもっと可愛い」

ミーシャ「そうですか。ありがとう、おじいちゃん」

ヒフミ「…おそらくもう会うことはないだろう。お前は、幸せにな」

ミーシャ「はいっ、はいっ。幸せ、ですっ」
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 20:44:46.94 ID:aQfWX+Tio
不意打ちでホロッとくる
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 21:19:59.02 ID:5p5vrDsZO
前作の男か…
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/05(木) 22:51:07.85 ID:J7FQrYwAo
乙ー
921 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/08(日) 20:06:49.66 ID:hS32hpb30
ヒフミ「っと、そうだ。そこのお前」

男「僕、ですか?」

ヒフミ「絆は大切にしろ。絆があったから俺は戻ってこれた」

ヒフミ「お前だけの絆を作れ。強いやつをな」

ヒフミ「きっと必要になる」

男「はい。分かりました」
922 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/08(日) 20:15:35.99 ID:hS32hpb30
〜30週〜

男「本格的に教えるのができなくなってきた」

アータル「ったく、しかたねぇな。俺様の出番か?」

男「その声は、先輩?」

アータル「かっけぇ姿になったじゃねぇか。拍が付いたんじゃねぇか?」

男「不便ですけどね」

アータル「だから俺様が手伝ってやるっていってんだ」

男「いいんですか? 怠け者の先輩が」

アータル「おい、手伝わねぇぞ」

男「嘘です。お願いします」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>923
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 20:17:47.16 ID:x+u+GrNL0
ヒヅキ 魔術
924 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/08(日) 20:28:54.88 ID:hS32hpb30
ヒヅキ【魔術 526】

ベルスタシア 【魔導 385】

ジェラルド【魔術 389】

サレム【理系 523】

ルーティ【文系 391】

プライヤ【魔導 1131】

ロウェナ【魔術 336】

ミレイア【理系 361】

リリ【魔術 532】
925 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/08(日) 20:47:12.07 ID:hS32hpb30
〜30週 土曜日〜

ユーク「疑問なのですがお兄様」

リーゼ「なんだ」

ユーク「あのスザクとやら。なぜ処分しませんの?」

リーゼ「面白いじゃねぇか」

リーゼ「この俺に歯向かうのなんて、あいつとお前くらいだ」

ユーク「カフカもエグゾセー様も」

リーゼ「言うな」

リーゼ「まぁ、総番の座にそれほど執着はしてねぇし、取り戻す手段はいくらでもある」

リーゼ「それに」

ユーク「それに?」

リーゼ「たぶんあいつがトップになったら番長連解散するだろ」

リーゼ「人望ないし」

ユーク「確かに」
926 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/08(日) 20:49:39.94 ID:hS32hpb30
ヒヅキ「………おい、起きろ、起きろ」

男「っ! ひ、ヒヅキ!?」

ヒヅキ「今日、お前の世話をしてやろうと思ってな」

男「な、なんで?」

ヒヅキ「お前のことが好きだからだが」

男「………え?」

ヒヅキ「……これは…告白…なのか?」

男「え、えっと、どうなんだろう」

ヒヅキ「まぁ、とにかく起きろ。朝飯が…できてる」

男「う、うん」
927 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/08(日) 20:51:30.67 ID:hS32hpb30
男「………えっと、どういうことだったんだろう」

男「まさか、本当に?」

男「いやいや」

男「………それより、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>928
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 20:51:36.29 ID:GcQ9YC/5o
2ベル
929 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/12/08(日) 20:55:14.54 ID:hS32hpb30
すいません。今日はここまで

ベル家に光あれ。
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 21:00:05.75 ID:GcQ9YC/5o

ベルに救いを
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 21:01:13.22 ID:qp4t8V4X0
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 22:30:14.67 ID:JLlnTw86O
おつ
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/09(月) 02:34:31.39 ID:C8NJzEoao
乙ー
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/09(月) 21:35:56.96 ID:8AnuLX5ho
【名前】ヴェールソフィア・レディライト
【種族】ポイズンスライム
【性別】女
【性格】博愛主義のラーメンきちがい
寂しがり屋であるが、毒持ちのため決して他人と触れあったりはせず、一定の距離を守る。

【特徴】あらゆる種類の毒の複合体であり、毒が漏れでないように常に装甲を身に付けている。

【設定】ベル姉妹やヴェルフェリアの親戚にして先代風紀委員長。
ベル一族の異端であり、卒業後高位の役職に就かず学園内でラーメン屋台を営みだした。ラーメンの味にとりつかれた変人。そのため、レディライト家本家から後ろ指を指されている。
親戚の他のベルたちの中では年長者であり、小さい頃から世話をしていたため、今でも相談にのったり心配をかけたりしている。屋台をたまにベル会議の場所につかったりもする。
ラーメン屋台は一般には、ポイズンスライムが作るラーメンは怖いと忌避されているため、知る人ぞ知る味の屋台となっている。
それでも来てくれるお客はだれでもウェルカムの精神を持ち、番長連だろうが裏市だろうが全てを受け入れる。様々な勢力に属する者たちが食べにくるので、対立する者同士が同席してしまうことも多々あるが、この店は暗黙の了解で中立地帯となっているため、勝手に争うものなら彼女の毒を注がれ戦闘不能にされる。
好物はテトロドトキシン。
935 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2019/12/10(火) 21:42:50.83 ID:i7gEDOCyo
こんばんは。

引越で一週間ほどインターネットが使えなくなります。

なのでみなさんが考えたキャラクターや、このキャラクターはこんな設定もあるんじゃないか。この学園はこういう風にできているなどの、皆さんの自由な発想を書き込んで頂ければうれしいです
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/10(火) 23:56:22.10 ID:+yq72LIpo
勝手に先代生徒会の設定を広げてしまったけど特に具体的なことは考えていないので全部1に丸投げよ
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 10:08:07.15 ID:aG85UAPAO
まだ先代生徒会出切ってないな…
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 17:09:07.22 ID:CWa/NU0wO
自由な発想ね

前々々作の蟲王は実はロアだったりね
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 21:47:33.43 ID:p0/VNNBtO
幼き日のプライヤ兄弟がモノ作りに興味を持ったきっかけがある女発明家の著書だったとか…
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 22:05:45.90 ID:tPUv6FQto
ルーティは吹っ切れてマフィアのボスになったら様になりそう
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 22:23:16.92 ID:sfS2YNHZ0
過去におーぷんでやっていた亜人のアイドルグループ育成スレの世界ってこの作品のさらに未来の世界になるのかな?エグゾセ(アイレーン)とか伝説のアイドルとして語り継がれる存在になってたらいいな
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/12(木) 23:37:21.88 ID:zoOncwMx0
いい機会なので自分が投下したキャラの裏設定とか披露してみる
もちろん>>1が拾ってくれなくても全然問題ないけど、>>1のモチベアップになってくれればそれでいいかな


・モマはむっつりスケベで、一度味を覚えるとやめられないタイプ。逆にモモは手を繋ぐのも恥じらうくらい純情乙女で、性知識にも乏しい

・モマは笑いの沸点が低いので、誰も笑わないような低レベルなオヤジギャグでも笑ってしまう。モマがクレルと仲が良いという設定もこれが関連していたりする

・ヤツカは種族上は蜘蛛の亜人だが、ギリシア神話のアラクネーではなく日本の土蜘蛛がモチーフ。そのため、ヤツカのルーツは東国の『ツチグモ族』で、先祖は両面宿儺と共に人間の支配に抗っていたという裏設定がある
余談だが、東国には同様の存在として熊の亜人の一派である『クマソ族』や、隼の亜人の中でも人間に反抗的で屈強な勢力を意味する『ハヤト族』がいるとか考えてたけど、本編に関わりそうにないのでぶん投げた

・コタロウの先祖は正真正銘の忍者で、コタロウという名前も先祖が所属していた忍者集団の頭領が代々襲名していた通称にあやかってつけられたもの

・ロザリアは身体の腐食や劣化の進行を防ぐために定期的にエンバーミングを行っている。ただし、死蝋という特殊な分類に属す都合上、普通のミイラの亜人とは方法が違う上に頻度が多い。普通のミイラになりたいという設定はこの裏設定が下敷きになっている
また、エンバーミングの一環として胸を生前のサイズと変わらないように調整しているので、エンプーサはいろんな意味で苦々しく思っているらしい

・ジャンヌの先祖は前作のあるキャラという設定だが、裏設定では自称を含めて同様に末裔を名乗っている貴族は多く、メトレス家も真偽は不明ということになっている

943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 01:34:23.64 ID:ZBEDqxLIo
【名前】ベルンカステル・レディライト
【種族】アイススライム
【性別】女
【性格】ベル一族の中でも最も始祖ベルグレインに似ており人間嫌い。
愛深き故に愛に苦しむタイプ

【特徴】どこまでも凍ったその有り様は身体だけではなく心も閉じている証。

【設定】ベル一族の一人。大富豪レディライト家の分家出身であるが最も初代ベルグレインに似た見た目と冷酷さと商才を備えた才女と謳われ、一時はベールクレアと並び次期後継者の有力候補と目されていたが敗北、しかし特に恨んではいない、むしろ一族全てを愛している。一族の中では年も近いベルスタシアと特に仲が良い。
実はその正体はベルグレインそのもの。レディライト家には本家分家問わず時折生まれ変わりとしてベルグレインが現れるよう一つの呪いがかかっている。全てはレディライト家の繁栄と人種が許される社会にならないよう暗躍するためベルグレインが仕組んだこと。歴史の裏で現在の世界を築いた元凶とも言えるし、まさに人種にとっての悪役である。そんな人種への憎悪の塊である彼女だが、身内にだけは存外甘い。
人種にも良い奴がいることなんてとっくに分かっているが、それでももはや彼女は止まらない。止まれない。それが代償であり契約だから。繰り返す人生も恨み続ける生き方もとっくに疲れて仕方がないのに。
彼女の政治力を人種差別をなくす方向に使えば長い年月はかかるがゆっくりと解決することも可能だろう。
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 20:12:40.72 ID:fgO0YBcv0
ベル「最近ベールちゃんが遊んでくれないから寂しいよぉ」

ベル「こうなったら先生を………迷惑かなぁ」

男「なにが迷惑?」

ベル「うひゃあっ」

男「わっ、びっくりした」

ベル「それはこっちの台詞だよっ。心臓止まるかとおもったよ。心臓ないけど」

ベル「それで、どうやって先生はここに?」

男「ルーティさんに連れてきてもらったんだ」

ベル「なるほどっ。それでルーティさんは?」

男「? そこらへんにいない?」

ベル「いや、いな―――」

ベル(樹の後ろからこっち見てるー!!」

男「どうしたの?」

ベル「あ、あはは。若干心霊体験しちゃった気分」

男「お、お、お化け!?」
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 20:16:07.73 ID:fgO0YBcv0
ベル「で、このベルちゃんに何か用かな? あっ、もしかしてベールちゃんに御用かな?」

男「いや、君に会いに来たんだけど」

ベル「へっ? なんで?」

男「なんでだろう。きみに会いたくなったんだ」

ベル「どきぃっ。きゅんきゅんっ」

ベル「なんて騙される軽い女じゃないぞーっ」

男「いや、そんなこと思ってないけど」

ベル「思ってなかったら思ってなかったで問題じゃないかなぁ」

ベル「ただでさえ先生色んな人に好かれてるのに」

男「へ?」

ベル(こりゃあ、大変な爆弾ですぜぇ)
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 20:20:26.83 ID:fgO0YBcv0
ベル「まま、こんなところで立ち話もなんですし、そろそろお昼だから先生のお金でご飯食べにいこ?」

男「えぇっ。まぁいいけど」

男「そういえばおうちが貧乏なんだっけ」

ベル「およよ。食えない日々が続くぐらい貧しいよぉ」

男「そっか。だったら遠慮なく言ってくれていいから」

男「空腹だと勉強にも身が入らないしね」

ベル「あざまるっ」

男「それで、どこ食べに行くの?」

ベル「それはね」

ベル「ラーメン屋!」
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 20:29:23.79 ID:fgO0YBcv0
ヴェールソフィア・レディライト「へいらっしゃいっ」

ベル「へい、きました!」

ヴェール「おや、お嬢じゃないかい。今日はデートかい?」

ベル「ででで、デートだなんて、そんな恐れ多い」

ヴェール「はは、いいねぇ青春ってのは。で、なに食べてくんだい?」

ベル「特製ラーメンふたつっ」

ベル「先生もそれでよかった?」

男「いいよ?」

ヴェール「あいよ、特製ラーメン4つ」

ベル「待って違う」
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 20:32:33.99 ID:fgO0YBcv0
ルーティ「私もおなかすきました」

ベル「あ、やほールーティちゃん」

ヴェール「お待たせ様っ」

男「はやいっ」

ヴェール「まぁ、あたしはポイズ「美味しいですね、このスープ」ンって」

ヴェール「あんた躊躇なくいったね」

男「えっ、おなかすいてたので」

ヴェール「ふーん、ほぉー、はぁーん」

ヴェール「いい男だねあんた。気に入った。食べずらそうだし、あたしが食べさせてやろうか、なんて」

ロウェナ「私が先生にあーんしますから」キッパリッ

男「いや、ロウェナさんは温かいうちに食べて」

男「ごめんなさい。お願いできますか?」

ヴェール「! あいよっ」
949 :ロウェナじゃないルーティだ。なぜこの二人の名前を良く間違えるんだろう」 ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/18(水) 20:41:19.10 ID:fgO0YBcv0
ヴェール「いやぁ、初めてでこんな喜んで食べてくれたのは初めてだよ」

ベル「お姉ちゃんのラーメン色が紫色だもんね」

ヴェール「毒ってのは旨味であるものもあるんだ。まぁ、あたしにかかればちょちょいのちょいで毒だって旨味さ」

ロウェナ「た、食べちゃいましたけど、大丈夫なんですか?」

ベル「さすがに私でも食べられないところには連れてかないよ」

男「あの、ありがとうございました」

ヴェール「なぁに、美味しく食べてもらうためには手間は嫌がらないのが職人さ」

リーゼ「特製ラーメンひとつ」

ヴェール「あいよっ」

リーゼ「!」

ルーティ「ずるずる」

リーゼ「いや、すまん用を思い出した。また来る」

ヴェール「残念だね。待ってるよ」

ベル「先生、ヴェールお姉ちゃんに気に入られたみたいだね」

男「お姉ちゃん?」

ヴェール「この子の親戚でね。年増だからいろいろ世話を焼いてるのさ」

ルーティ「あの、海鮮ラーメンひとつ」

ヴェール「あいよ」

ベル「先生どう? 年齢も近いし二人仲良くなったら」

ヴェール「こーらがきんちょが生意気言うんじゃないよ。そりゃああたしだって、嫌ではないけど」

ルーティ「っ!」ウルウル

ヴェール「…恋路の邪魔はできないからねぇ」



950 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/18(水) 20:44:29.33 ID:fgO0YBcv0
ベル(先生は目が見えないからなぁ。お姉ちゃんのことも気づかないだろうし。割といいカップルだと思ったんだけど)

ベル「ねぇ、先生」

男「なに?」

ベル「恋人ほしくないの?」

男「えぇーっと。興味ないといったら嘘になるけど」

男「今は教師になって経験が浅いし、そういうこと考えてる暇ないなって」

ルーティ「!」ガーン

ベル「そういうの除いて考えたら?」

男「うーん」

1.欲しいかな

2.今はいいかな

3.君が好きなんだ

>>952
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 20:46:01.42 ID:wroRkScDO
1
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 20:46:07.16 ID:bM8Srf+d0
1
953 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/18(水) 20:58:28.16 ID:fgO0YBcv0
男「そりゃあ僕だって男さ。ほしいよ」

ルーティ「!」パァァ

ベル「先生も男だねぇ」

男「でも出会いなんてないよ」

ベル「あー、ルーティちゃんとかは?」

男「生徒は駄目だよ」

男(って言ってるけど、ロウェナさんとキスしたりしてるんだよなぁ)

ルーティ「!!っ」ガガーン

ベル「ふーん、そっか」

ベル「でも、どうせ」

ベル「迫られれば手をだしちゃうんでしょ?」

男「えっ」

ベル「あっ。なんでもないなんでもない」

ベル「先生にそんな勇気ないもんねー」

男「ゆゆゆ、勇気以前に手は出さないよ」

ベル(ふーん)

ベル「ほほう。じゃあ先生がどうなるか」

ベル「ベルちゃんのこの目でじっくり見ていてあげましょー」

ベル(ベールちゃん。希望はまだあるよ)

ベルスタシアの好感度【35】
954 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/18(水) 21:09:50.55 ID:fgO0YBcv0
ソロ「それで偶然とれたロザリアのポロリ画像が」

コタロウ「ほほう。それはビッグニュースっすね」

モマ「まーたー、悪事ですか」

ソロ「やべっ(汗)」

コタロウ「忍法順逆自在の術っ」

モマ「きゃっ」

ソロ「隙あり」ビュォオォォウ

モマ「きゃあああっ」

ソロ「パンツゲット(笑)」カシャッ

モマ「こ、こらぁあああっ」

ヒラッ

モマ「わぷっ」

モマ「これは、ロザリアさんの………大きい」

モマ「…」モニュモニュ

モマ「いいなぁ」

モマ「はっ。じゃない。まてぇええええっ!!」

955 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/18(水) 21:11:55.67 ID:fgO0YBcv0
男「この生活にも慣れてきたなぁ」」

男「でも迷惑かけてごめんね」

メイド「いえ、これが私の使命ですから」

男「でも、こんなんじゃメイドちゃんがお嫁にいけないから、自立しないとなぁ」

メイド「お、お嫁さん///」

男「だからって僕が結婚するわけにもいかないし」

男「あ」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>958
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 21:15:43.41 ID:3pbE7I/i0
ksk
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 21:19:16.22 ID:wroRkScDO
2サレム
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 21:19:20.65 ID:iQIeLbOv0
2ルーティ
959 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/18(水) 21:44:18.87 ID:fgO0YBcv0
ルーティ「うぐぐぐ」

ヒヅキ「ふん」

ロウェナ「どうしたのどうしたの二人とも」

ルーティ「ヒヅキさんが先生を一番好きなのは自分だって言うんです」

ヒヅキ「当然のことだ。鬼は色恋においても最強でなければいけない」

ルーティ「でも負けませんっ」

ロウェナ「やだなぁ、二人とも、そんなことで喧嘩して」

ロウェナ「先生を一番好きなのは私だよ? 相思相愛だし」

ルーヒヅ「」カチン

ルーティ「じゃあ勝負をつけましょうか」

ヒヅキ「勝負、良い響きだ」

ロウェナ「おっ、お姉さんのラブは絶対負けないよ?」

そして、ここに熱い火蓋が切って落とされた!
960 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/18(水) 22:36:47.24 ID:fgO0YBcv0
今日はここまで

みなさまお久しぶりです
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 22:44:54.43 ID:vnBJS/XD0
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 22:49:56.04 ID:iQIeLbOv0
乙でした
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 22:50:19.77 ID:BIgXk8L9O
おつつ
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/18(水) 23:47:21.73 ID:9m7/UjLoO
おつ
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/19(木) 03:24:10.04 ID:Urj1EhlYo
乙ー
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 16:45:25.44 ID:ksxHJ11x0
【名前】パトリシア・アンワル

【種族】スフィンクス

【性別】女

【性格】自由奔放で不思議ちゃん。見つけても気付いたらいなくなっていたりして、新聞部でも彼女のスクープがないくらい。

【特徴】白髪褐色肌でツタンカーメンのような頭巾を被っている(コブラはついていない)。頭に猫の耳がある。細長い尻尾がある。

【設定】風紀委員の3課に所属。クイズやなぞなぞが大好きで色んな人に出している。自分の事を「パトちゃん」と言っていて、みんなからも「パトちゃん」と呼ばれている。(普通の名前や「パトちゃん」以外の名前だと反応しない)。自由奔放な性格だが風紀委員の仕事はしっかりこなしていて風紀委員ではNo.5にあたる。砂を操ることができ、相手を捕らえたり、攻撃できたり色々できる。不思議ちゃんな性格な故に行動が読めず、新聞部も彼女のスクープがない(友達もいるが友達も彼女に関するスクープはないらしい)。
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 21:20:44.28 ID:x8px8p4ro
【名前】ベルデ・レディライト
【種族】はぐれメタル
【性別】男
【性格】基本真面目だがバカ。空気は読めない。自分の感情に正直。
【特徴】全身が銀でできたスライム。伊達男、割りとモテるが金目当てな娘も多数混じっている。
【設定】風紀委員の二課所属でクロの右腕。意外に武闘派であり、番長連との抗争で前線を張ることもある。番長連のデュオとはライバルであり強敵と書いて友とよむ仲。ワルフカルラとよくつるんでいる。クロを先輩として慕っており、時折ラーメンを奢ってもらう。クロの正体について度々怪しい所を見かけているが察しが悪いので気づいていない。ベルスタシアがレディライトを隠していることにも察していない。
ベル一族の一人であり、金の力で二課の備品や装備を高級に取り揃えている。許嫁にセリカ嬢がいるが、セリカはルークに夢中のため婚姻に関しては有耶無耶となっている。最初はベルデからしても勝手に決められた縁談だったため興味もなかったが、自分に見向きもしないセリカに徐々に惹かれていった。そのためルークセリカベルデの数珠繋ぎで追いかけ回す光景がよく見かけられる。それが原因で風紀委員なのに風紀を乱したとして捕縛された前科がある。
自称恋愛上級者。(ベルの中では)上級者かもしれない。
968 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/23(月) 21:11:19.82 ID:kEfFqQUno
増えてくベル一族
969 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/25(水) 20:31:25.08 ID:NPioToDC0
一晩限りの番外編始まりました

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1577273040/
970 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/12/25(水) 20:53:06.54 ID:NPioToDC0
ソロ「どうも、みんな大好き新聞部のお姉さん。ソロだよ(笑)」

アマネ「けっ。何がみんな大好きだ。ショタコンの癖に」

ソロ「ななな、なにを言ってるのかな。事実無根だ(滝汗)」

アマネ「っていうかどこから侵入した」

ソロ「空気が入る場所ならどこにでも侵入できる」

アマネ「さすが第三種危険種族」

ソロ「照れるね」

コダマ「お久しぶりです。ソロさん」

ソロ「実際お久しぶりな感じはあるよね。みんな私に会いたかったかな?」

アマネ「お前に会いたい奴いないと思うわ。俺がいうのもなんだけど」

ソロ「でもパンチラ画像とか売ってるから顔は広いんだよね」

アマネ「なんでお前が風紀委員に掴まってないか謎だよ」

コダマ(実は買ったとかいえねぇなぁー)

アマネ「新聞部と言えば学内でも顔が広いほうだけど、実際どんなことやってるんだ?」

ソロ「そうだね。個人個人で思い思いの新聞を作るのが基本だけど、学園紙を月一で発行してるよ」

ソロ「最近起きた大きな事件とか、話題の人物とか学食とかの情報いろいろまとめてね。あ、もちろんこっちはゴシップは入ってない」

ソロ「さすがに私でも真面目なときはあるんだよ(微笑)」

ソロ「で、それが活動費になるわけだけだよ」

コダマ「あ、俺も買ってるっす。色々情報乗ってて便利なんですよね」

ソロ「学内のことを知りたければまずは新聞部にと言われるくらいだからね」

ソロ「今ならモマ副部長のパンチラ画像付き」

アマネ「おい、まともに売れよ」
971 :亜人好き7010 [sage]:2019/12/25(水) 21:02:10.78 ID:NPioToDC0
ミスです
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 23:27:41.34 ID:NPioToDC0
アマネ「結構付き合ってきたけどあんなんだったんだな」

コダマ「惨劇が起きないといいっすね」

アマネ「優秀な風紀委員がなんとかするでしょ」

アマネ「あー、このレディオはどんな質問でも随時拾っていくんでよろしく」

コダマ「じゃあ次のゲストを呼ぶ前に」

アマネ「ヨームで『Rapping Air』」
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/26(木) 01:47:33.33 ID:eUUKvWoWo
乙ー
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 19:53:22.14 ID:9rBAE0EY0
コダマ「お姉さまズは見た感じ麗しいのに学園でも最高位の戦闘力集団なのは恐ろしいですよね。ほかのお姉さまズのことどう思ってますか?」

セラフ「まぁ、麗しいだなんて、うふふ」

アマネ「いや、後半もちゃんと聞けよ。戦闘力集団って言われてんぞ」

コダマ「セラフさんとヒョウカさんが強いのは知ってますけど、実際ほかの方々はどうなんですか?」

セラフ「エグゾセさんはとてもお強くて、ユークリッドさんは女子力が高いですわ」

コダマ「じょ、女子力?」

セラフ「ふふ。私たちは優雅に過ごすことを目的としているのです」

アマネ「いや、メンバー的には優雅な日常とはかけ離れてる気がするんだが」

セラフ「そうでもないですわよ? 麗らかな午後には皆さんでお茶をたしなむこともありますもの」

アマネ「絵にかいたようなお嬢様だな。けっ」

アマネ「それで仲はいいのか?」

セラフ「もちろんですわ。ヒョウカさんには何度か凍結封印かけられたりしてますけど」

コダマ「そりゃあ生徒会っていえば学園屈指の問題集団っすからね」

アマネ「前の生徒会よりは愉快だと思うけどな」

セラフ「特にユークリッドさんとは一緒に買い物行ったりと仲良くさせてもらってますの」

アマネ「まぁ、あいつは学園内でも淑女として有名だもんな」

セラフ「あ、ちなみにエグゾセさんは、あら、これは言っちゃいけませんでしたわ」

アマネ「そういわれると気になるんだが」

セラフ「うふふ、私が怒られてしまいます」

コダマ「ヒントだけでも」

セラフ「そうですわね。実はああ見えてエグゾセさん、歌がとても上手なのです」

アマネ「へぇ、それは意外」

コダマ「セイレーンでも破滅の歌声とか言われてますもんね」

アマネ「もっと根掘り葉掘り聞きたいことはあるが時間が押してるんでな」

セラフ「名残惜しいですわ。とても楽しい時間でした」

コダマ「ぜひ、また来てくださいよ」

セラフ「その時は、ふふ」
975 :あけましておめでとうございます。今年も一読者として応援していくのでよろしくお願いします [sage]:2020/01/01(水) 02:26:31.77 ID:nmznsr2u0
キャラが更に増えた上に次スレも近いので久しぶりにまとめ

【メインキャラクター】
男(>>2
メイド(>>2
ベルスタシア(>>3)◎
ジェラルド(>>3
サレム(>>3
ルーティ(>>4)→マナ(>>27)が変身した姿。現在は消滅
プライヤ(>>4
ロウェナ(>>4
ミレイア・ロード(>>4
リリ(>>5
ヒヅキ(>>5
【サブキャラクター】
アータル・オルファン(>>6
少年(>>6)○&●
少女(>>6
マリア?(>>7
ミーシャ(>>7
テラス・カルライン(>>7
オルレアン(>>8
バジロウ(>>8
ノヘジ(>>8
ヒョウカ(>>9)○
ナタリー・シルヴァ(>>9)○
クロ(>>9)○&☆
カルラ(>>10)○
ワルフ・クライム(>>10)○
ビクト(>>10)○
ベリア・ゴエティア(>>11)●
セラフ・ロートシルト(>>11)●
オルキヌス・オルカ(>>11)●&★
セルリア(>>12)●
クレル・アークフォード(>>12)●
ヤツカ(>>12)●
エヴァ・ゴエティア(>>13
ティファ・ロートシルト(>>13
アビゲイル(>>13
ベールクレア(>>13)◎
エグゾセ・リゲイアー(>>14)★
ノゥティ(>>14)★→本物のルーティ。現在は元に戻る
リーゼ・オルカ(>>14)☆&★
ユークリッド・オルカ(>>14)☆&★
カフカ・カルカリアス(>>14)★
ディーピカー(>>15
ソロ(>>15
モマ(>>15
コタロウ(>>15
アマネ(>>16
コダマ(>>16
ロザリア(>>16
エンプーサ(>>16
八卦院 空子(はっけいん そらこ)(>>17
オー・クラッペン(>>17
R-10(>>17
アリレウス(>>17
イルミ(>>18
ペレグリン(>>18
ヒダン(>>18
リンネ(>>18
スザク・アークフォード(>>19)☆
プライド・ルーデベルト(>>19)☆
ロア・ロールド(>>19)○&●&☆
シェンメーイン(>>20
イヅナ(>>20
ローエン(>>20
フー(>>20
オルタネート(>>20
シノ・サトミ(信乃・里見)(>>21
シバエモン(>>21
タタラ オソラヤマ(恐山 多々良)(>>21
ジャンヌ・メトレス(>>22
マユ・ヤマイ(>>22)●
セリカ(>>22
フラジール(>>23
グレゴリー(>>23
リバーシー(>>23
リューン(>>24
ルーク(>>24
ライオ・キング(>>24
ニースラント(>>25
セフィム(>>25
クチナワ(>>25
ハナヨ(花代)(>>25
976 :>>975の続き。数えるのは面倒だから諦めた [sage]:2020/01/01(水) 02:36:19.46 ID:nmznsr2u0

リリス・セクトニア(>>26
レーナ(>>26
モモ(>>26
ラインメハオ(>>26
マナ(>>27)→一時期はルーティに変身。現在は元に戻る
エリザベス(エリー)(>>27
レイン(>>28)●
リリー・ガブリエラ(>>28
セレナ・ロスチャイルド(>>28)●
ヨダカ(>>28
ザクロ・マニヨンズ(>>466)☆
ヴェルフェリア・ロックフェラー(>>467)◎&※
テンコ・マサキ(政木 天狐)(>>469)※
プロテア(>>470)※
アダム・ド・ローエングラム・アークフォード・フォン・ロスチャイルド(>>475)●
デュオ(>>481)☆
ユエ・フォン・メーイン(>>486)※
アリア・ヘルナリアス(>>487)☆
Z-27(>>488
ベルナルド(>>489)◎&※
ルミエール(>>490)☆
ミロス(>>495)☆
サヴァンナ(>>496)※
ヴェールソフィア・レディライト(>>934)○&◎
ベルンカステル・レディライト(>>943)◎&※
パトリシア・アンワル(>>966)○&※
ベルデ・レディライト(>>967)○&◎&※


○は風紀委員 or 元風紀委員メンバー
●は生徒会 or 元生徒会メンバー
☆は番長連メンバー
★は海洋マフィア関係者
◎はベル一族関係者
※は未登場キャラ


977 :スレまとめ [sage]:2020/01/01(水) 02:54:09.50 ID:nmznsr2u0

過去スレ

男「僕の生徒は亜人だらけ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516854637/

男「僕の生徒は亜人だらけ」ヒヅキ「………2か」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521206503/

男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532602391/

男「僕の生徒は亜人だらけ」 ジェラルド「4回目だったらきっと僕はっ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549544268/


外伝

少年「俺のクラスは亜人だらけ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520564330/


番外編

【亜人だらけ】アマネ「亜人だらけの」コダマ「クリスマレディオ〜」【番外編】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1577273040/


二次創作

鈍色の涙【亜人だらけ】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571124811/

978 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2020/01/01(水) 16:55:47.81 ID:zKrU8Zxno
>>975
毎度ありがとうございます。
今年は更新ペース増やしていきたいと思いますので皆様お付き合い頂けると幸いです
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:22:00.28 ID:kM/9olr80
メイド「えっと、審査員のメイドです。………私でよかったのでしょうか」

ルーティ「メイドちゃんは公平ですから」

ヒヅキ「………ふん」

ロウェナ「それでなんで勝負するの?」

ルーティ「お嫁さんといえばもちろん」

ルーティ「手料理対決でしょう」

ロウェナ「お料理か〜。実はお姉さん苦手だったり」

ルーティ(この勝負、もらいましたね。女子力なさそうなヒヅキさんに負けるわけがありません)

メイド「…えっと、時間は1時間、食材、調味料は、家の中にあるもののみです」

メイド「それでは、はじめてください」
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:24:54.94 ID:kM/9olr80
ルーティ「おさかな尽くしにしましょう。お魚は栄養豊富でとてもおいしいですから」

ヒヅキ「肉、肉だな」

ロウェナ「ふふーん、素敵なものい〜っぱいいれればおいしくなるよね」

ルーティ「おさかなおさかなおさかな〜♪」

ヒヅキ「火加減は強いほうがいいな」

ロウェナ「これいい匂いだからいれちゃおー」

ルーティ「調味料は、これとこれ。混ぜたら、おいしい〜」

ヒヅキ「味付けは………塩だ」

ロウェナ「火加減? 湯加減? わっかんないや〜」
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:27:00.67 ID:kM/9olr80
ルーティ「完成っ」

ヒヅキ「完成…だ」

ロウェナ「やった〜出来上がった〜」

メイド「審査は、帰ってきたご主人様がするそうです」

男「え? 聞いてないんだけど」

ロウェナ「え〜お姉さんの手料理を食べてくれないの?」

男「食べます、食べますって」

男「………っ」パクッ

【勝者】>>982
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:28:12.05 ID:mzlXcs890
ヒヅキ
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/15(水) 20:30:55.72 ID:Ho8NTO3y0
なんでageてないのにすぐ安価に反応できるんだ?
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/15(水) 20:33:19.64 ID:t70xwpHio
専用ブラウザ使ってるのかもよ
更新が来たらすぐ未読分が見えるのよね
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/16(木) 00:00:55.60 ID:PKxLqBLf0
寝落ちかな?
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/17(金) 20:52:00.22 ID:y+02BjmgO
いつのまにか自分が出したリンネが化け物になっていた…まさか、多少参考にしたキャラと同じ殺人鬼になるとはこのリハクの目をもってしても(ry
やはり、シリアス展開からは逃れられないということですかね?

…救いは無いんですか!?こんなことになるとか思ってなかったんじゃい!!!
987 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2020/01/20(月) 21:35:42.58 ID:S83MqO2D0
メイド「ルーティ様のお料理です」アーン

男「………塩味が、薄い?」モグモグ

ルーティ「人間の好みの塩度がわかりません」クスン

メイド「ロウェナ様のお料理です」アーン

ロウェナ「最近普通に食べれるようになれました!」

男「だからっておいしい料理が作れるわけじゃないみたいだね………」ウップ

メイド「ヒヅキ様のお料理です」

男「………」

ヒヅキ「…どう………どうだ?」

男「美味しい………」

ルーティ「そんなっ」

ロウェナ「バカなぁ!」

男「いや、本当に。そういえば料理習ってたんだっけ」

ヒヅキ「……ふっ」

メイド「ヒヅキ様のお料理が一番お気に召されたようです」
988 :saga [saga]:2020/01/20(月) 21:40:33.15 ID:S83MqO2D0
ルーティの好感度【68】

ヒヅキの好感度【76】

男→ルーティの好感度【10】
989 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/20(月) 21:56:51.79 ID:S83MqO2D0
ヒヅキ「ふふ、あいつが………あいつが私の料理を褒めてくれるとはな」

ヒヅキ「勝利の喜びもあるが……それ以上に」

ヒダン「ずいぶん、上機嫌、だな」

ヒヅキ「! っ」

ヒダン「身構えるな、別に敵意はない」

ヒダン「ぐっ。あの刀を持ってないお前に……用は」ズルッ

ヒヅキ「!? ヒダ―――」

ヒダン「今日は月が、綺麗だな」

ヒヅキ「…どうした、腕が……ないぞ」

ヒダン「男を、見せるには、良い月だ」

ヒダン「惚れた、女を守るにはな」

ヒヅキ「…おい……一体」

スッ

リンネ「鬼が背中を見せるとは、末代までの恥よ?」

ヒヅキ「……リンネ」

リンネ「ふふ、紛い物。これを守ってくれて礼を言うわ。この刀」

ヒヅキ「鳥歌波風八丁仏………」

リンネ「いいえ、もう、この刀は」ツツゥー

リンネ「この紅ない事、亡者の如し。だから私はこれを」

リンネ「第八紅蓮と名付ける」

ヒダン「逃げろヒヅキッ!」
990 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/20(月) 22:14:12.02 ID:S83MqO2D0
ザンッ

ヒダン「ぐぅっ」

ヒヅキ「この―――」

ヒダン「逃げろ! 逃げて―――」

リンネ「しぶとさだけは一人前。でも腕がない。まぁ本当に腕はなくなってしまったのだけれど」

ヒダン「人間と共に白鞘童子を―――」

リンネ「残火―――火多蝕」

パンッ

ヒダン「さが―――ぱっ」

ヒヅキ「ひ、だん………」

ヒヅキ「ヒダンッッッッッ」ダダダッ

リンネ「………あなたは立ち向かえない。弱すぎるもの」

リンネ「でもお礼はしておかなければ、鬼の恥」

リンネ「緋衣」シュルルルルッ

ヒヅキ「んぷっ、んーっ! んウーっ!!」グルグル ジタバタ

リンネ「寄生木の織」ガチンッ

リンネ「その包帯は貴方の血を吸ってさらに硬くなる。暴れれば失血死が早まるだけよ」

ヒヅキ「ッ!!!! ッ!!!」ガブガブ

リンネ「………聞いてないのかしら」

ヒヅキ「んぐぁっ!! リンネェェッ!!」

リンネ「んふっ。あなたも鬼の欠片ではあるのね」

リンネ「あと私はリンネじゃない」

リンネ「私は」
991 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/20(月) 22:14:46.36 ID:S83MqO2D0









「緋衣童子」








992 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/20(月) 22:16:57.61 ID:S83MqO2D0
今日はここまで

次のスレに続く

個人的に出したいキャラクターがいっぱいです

パトリシアの姉とか

クチナワの幼馴染とか

色々と
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 22:19:21.69 ID:/hL8wP3no
乙乙次スレの季節
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 22:24:51.53 ID:8NnrDOFiO
緋衣童子の対処とさてはて時間が足りるやら

次スレ立てるまで書き込みにくいな
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/20(月) 23:09:31.68 ID:UR+bgmC60
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/21(火) 02:12:01.78 ID:DB3aBWqro
乙ー
997 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2020/01/21(火) 18:38:13.87 ID:Snwb2wvuo
次スレ立てました

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579593991/
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 19:00:10.01 ID:Vc2WcY3GO
埋め乙
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 19:02:05.70 ID:/qEDvsiDO
埋め
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 19:28:07.60 ID:6Q/Ty1RHO
1000なら
御姉様ズ小咄がみたいわ
1001 :1001 :Over 1000 Thread
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | アパム!アパム!次スレ建てて来い!アパーーム!
       \_____  ________________
                ∨
                      / ̄ ̄ \
      /\     _. /  ̄ ̄\  |_____.|     / ̄\
     /| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(・∀・;||┘  | ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|  (´д`; ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚   ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
  / ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\  ||  / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|   SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
 / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|     http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/


1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」 @ 2020/01/21(火) 17:06:31.58 ID:kZNIQc3r0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579593991/

【安価】で異世界なろう転生 @ 2020/01/21(火) 16:11:10.86 ID:0kqM2NC8O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/

斧乃木余接「実はいま、僕はパンツを穿いてない」 @ 2020/01/21(火) 00:36:15.09 ID:igAIR0zkO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579534575/

モバP「スターリットシーズン?新作か?」 @ 2020/01/20(月) 23:15:48.38 ID:f/lw86DOO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579529748/

【デレマス】違法ロリだけど、お金さえ渡せばバレないから大丈夫だよ @ 2020/01/20(月) 20:42:44.11 ID:uwgNXZtDO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579520564/

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお @ 2020/01/20(月) 20:41:14.98 ID:c+BmZZGfo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1579520474/

全レスする(´;ω;`)part18 @ 2020/01/20(月) 19:48:44.10 ID:oPWsHN5Qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1579517323/

全レスする(´;ω;`)part18 @ 2020/01/20(月) 19:48:07.36 ID:eV9X/VcJo
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