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レッド(無口とか幽霊とか言われるけど南国巡ってます) - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :◇nIESo90.aYの代理 [saga]:2019/04/28(日) 00:41:33.34 ID:RMnAJ4qaO
1スレ目
[SS速報VIP]レッド(幽霊とか無口とか言われるけど)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375803989
2スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどもう関係ない)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376403924
3スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われてたけどヤンデレから逃げてます)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377171321/
4スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど最近はそうでもない)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377677830/
5スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカントーに帰ってきたよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1378554831/
6スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど旅の目的が変わった)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380203396/
7スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどホウエン攻略中)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1381737645/
8スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどカロスに観光にきました)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383311031/
9スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどナナシマ行ってみよう)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386744582/
10スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色々やるよ!http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388323088/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388323088/
11スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどポケモンになりました)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390480797/
12スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだポケモンのままです)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1392379757/
13スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど犯人はお前だ!)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396673951/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1556379693
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 : ◆nIESo90.aY [sage]:2019/04/28(日) 00:53:42.68 ID:Ul9ZKyo70
14スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙来ちゃったよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402906771/

15スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙って忘れそう)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406078564/

16スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で悪の組織倒すよ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407627222/

17スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど宇宙で色々やってます)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409409572/

18スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど天空の花嫁)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411712530/

19スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど闘ったりします)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414760933/

20スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど地方を回ります)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417698382/

21スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど色んな地方を旅します)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421936344/

22スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど新ホウエンを旅します)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439473705/

23スレ目
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど……)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478261668/l50

前スレ
[SS速報VIP]レッド(無口とか幽霊とか言われるけど南国が濃すぎる)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526651467/

この板に初めて来た方へ
http://ss.vip2ch.com/ss/ヘルプ:SS速報VIPに初めて来た方へ
3 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 00:54:10.62 ID:Ul9ZKyo70
レッド ピカチュウ・カビゴン・ラプラス・エーフィ・ カメックス・リザードン・フシギバナ・ゾロアーク・ ブラッキー・グレイシア・ブースター・ニンフィア・ミュウツー・チラチーノ・シャワーズ・サンダース・リーフィア・ロトム・メガアブソル ・カイリュー・エンテイ・ライコウ・スイクン・ダークライ・プテラ・ラティアス・ラティオス・バシャーモ・金コイキング・サンダー・プリン・キングドラ・イーブイ・ボスゴドラ・シェイミ・フリーザー・レディアン・モココ・ポワルン・サーナイト・ボーマンダ・メタグロス・レックウザ・ファイアロー・ホルード・ルカリオ・アリアドス・ゴーゴート・パッチール・クレベース・ガブリアス・ジガルデ・ヌメルゴン・オノノクス・フライゴン・ファイヤー・ニョロボン・ミュウ・アルセウス・カクレオン・ガチゴラス・セレビィ・チルタリス・デオキシス・ユクシー・アグノム・エムリット・トルネロス・ボルトロス・ランドロス・ジラーチ・ギラティナ・クリムガン・ビクティニ・ディアンシー・マラカッチ・フライゴン・ジュプトル・ムクホーク・テラキオン・ビリジオン・コバルオン・ケルディオ・ギアル・クレセリア・ダークライ(ナイトメシア)・ネオラント・マナフィ・ロコン・フーパ・マルチスケイルルギア・ロコン・キマワリ・ カプ・コケコ ・アローラコラッタ ・メテノ


トウヤ ドレディア・ゴチルゼル・ジャローダ・カイオーガ・シンボラー・ゼクロム・メタモン・ケララッパ

キョウヘイ ジュゴン・エンブオー・エレキブル・ハガネール・メロエッタ・キュレム・ギャラドス(色違い) ・ルカリオ・ランクルス・バニリッチ・ヨノワール・キリキザン

トウコ ローブシン・ミロカロス・マルノーム・エンペルト・キノガッサ・レシラム

コウキ ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・コジョンド・ニョロボン・ディアルガ

ヒカリ サーナイト・ゴルーグ・ライボルト・マルスケカイリュー・パルキア ・ドダイトス

メイ モココ・ヨノワール・ライコウ・ピッピ・バルキー・シェイミ

ヒビキ オドシシ・ワタッコ・ムチュール・オーダイル・サーナイト・ホウオウ ・ピッピ

シルバー マニューラ・ジバコイル・ゲンガー・フーディン・クロバット・メガニウム・アンノーン

グリーン ナッシー・ウインディ・サイドン・ギャラドス・カイリキー・ピジョット・コラッタ

コトネ キュウコン・アブソル・ロリーパー・トゲキッス・マリルリ・ルギア

ブルー ニョロトノ・ギャラドス・ジュカイン・奇跡イーブイ・トゲキッス・奇跡ラッキー

ユウキ カイオーガ・ラグラージ・バンギラス・グラエナ・ネイティオ・ボーマンダ

ハルカ グラードン・サーナイト・オオタチ・マイナン・ジュカイン・ライボルト

カルム ゼルネアス・マフォクシー・ヤーブイ・ミツハニー♂・ドーブル・色レックウザ

セレナ イベルタル・ゲッコウガ・メタモン(ブイズ父)・マッギョ・ハスボー・ダグトリオ

ファイア エルレイド・ジグザグマ・ピカチュウ♀・ヒトカゲ・色リザードン・イーブイ

リーフ ロズレイド・色イーブイ・色カメックス・色フシギバナ・イシツブテ・オオスバメ

オメガ メガハッサム・ゲッコウガ・ゲノセクト・ソーナノ・ガルーラ・テッカニン

アルファ メガチルタリス・エルレイド・マフォクシー・色エーフィ・ペロッパフ・タブンネ
4 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 00:54:43.88 ID:Ul9ZKyo70
レッド(13) 無表情無口やんちゃ男の娘。マサラ人。特訓に信頼を置きすぎている。

トウヤ(16) ロリコン。目覚めなければいいお兄さん。体力が落ちた。

キョウヘイ(14) 腹黒イケメンリア充俳優(金持ち)。爽やかになりたい。

グリーン(13) 不憫な緑のマサラ人。メイドはミニスカ派。ナッシーお前…どうして…

ユウキ(12) ただの元気っ子。たまに妄想の世界へ。影が薄い。コウキとは友達

コウキ(10) ほけー。すぐ脱ぎます。影が薄いをキャラにしてやる。ユウキとはコント仲間。

シルバー(10) 紳士的フィー。そこそこ苦労人(胃が痛い)。常識人。最近は倒れない。

カルム(15) 唯一リア充なフィー。純粋にツンデレ。おじさんの前だとデレデレ。

ヒビキ(10) ただの純粋系わんこのようだ。キス魔とは一体。コトネとはとても仲良し。

ファイア(10) 無表情煽り系男子。ダウジング命。あっ反応が

ヒカリ(10) 冷静系ケモナー。ミュウツー様命。ヒカろう。面食い(ポケモンに対して)

メイ(14) 媚びてる女装させ魔。好きな人はt……おや誰か来たようだ。兄がアクロマ。

トウコ(16) 影とキャラが薄い。起死回生を狙っているが安価が事故りそうで怖い。

ブルー(16) レッドの姉。姐さん。マサラ人。ブラコン。最近は旅に出てる。

セレナ(15) 方向音痴系元気お嬢。KY。ですわ!ブラってくれ(ブラッキー心の声)

コトネ(10) キョウヘイの熱狂的ファン。ヒビキとは仲良し。マリルリがくさい

ハルカ(12) 放浪癖のある元気クールさん。かも。かもかも。かもかもかもかも。

ひな子(??) 幽霊。ピカチュウを探していた。無事成仏。今は冥界の門番やってます。

リーフ(10) ファイアと双子。ブラコン。ファイアにも発動。最近修業をしている。

ライ(10) 緑の弟。グレ気味。影が薄い。最近は寺に居る。日蓮宗。

イーブイ ゲームでのパートナー。ツンデレ。もう百合でいいや。

ソラ アチャモ。元人間。男前な女の子。

ゴールド(11) ヒビキの兄。結構大人びているが出番が欲しい。特徴:なし

クリスタル(11) コトネの姉。姉御肌という特徴が付いた事を未だに自慢してくる。

オメガ(12) 本物の忍者。ユウキの双子の弟。兄よりは冷静だと自覚している。鈍感との噂。

アルファ(12) モフラー。ハルカの双子の妹。もふもふ戦士巫女レッドのファンらしい。かわいい。

ミヅキ(11) 腐女子。推しカプを前にすると語彙力が1になる。尊い…てぇてぇ…ヨウとはふたご。

ヨウ(11) 年上好き。年上なら男女を問わないらしい。バブみを感じてオギャりたい。ミヅキとはふたご。

ハウ(11) ただのいい人。っていうか常識人。ツッコミ役。まともすぎて少し冷静になってしまった。

女レッド(13) 別世界のレッド。割と色んな世界に行ってる。とうとうテンプレにも進出。
5 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 00:55:22.16 ID:Ul9ZKyo70
サンダース  毛並みフェチ、比較的まとも

ブースター  ドS、でもブイズには優しい

シャワーズ  ホモ、レッドを襲ったことがある

エーフィ  腐男子、超腐男子 やっぱりグリレだよ……ディアちゃん……!

ブラッキー  百合好き男子。最近女装男子でもいいかなと思っている

グレイシア  厨二病、でも可愛いよprpr

リーフィア  百合、グレイシア可愛いよグレイシア

ニンフィア  元ニート、でもおにゃのこ、きょぬー

イーブイ  従兄弟の子、イケメン

イーブイ  純粋な子。出番がない

ヤーブイ 論者。んんwwwww進化させないのはありえませんぞwwwww

イーブイ ノマカプ厨 レッド×グレイシア最高! エーフィとは相容れない

色イーブイ ドM 早く叩いて下さいご主人さま!
6 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 00:55:48.90 ID:Ul9ZKyo70
出世したモブ表

テルミ ロケット団。元ウェイターのイケメン。でもフィーっちゃった可哀想なイケメン。

マドカ ロケット団。元ウェイトレス。キョウヘイファンクラブに入っているヤンデレ。

ソウイチ アクア団。馬鹿。ラノベによくいる鈍感系。馬鹿。

ユミ アクア団。敬語冷静系メガネ。ソウイチの幼馴染ポジ。

ロラン マグマ団。お坊ちゃま。敬語系ショタ。元ライモンジムトレーナー。

コレット アクア団。ロランのお姉さん。ブラる人なのかは不明。お嬢様。

クロード フレア団。ベテラントレーナー。大人。博識っぽい。

ガチムチ フレア団。見た目は男、心は女。結構女子力は高い。

キラン ギンガ団。レズ系勘違いバック転ガール。レッド大好き。
7 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 00:56:16.09 ID:Ul9ZKyo70
代理立てありがとうございます!
8 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 22:38:13.31 ID:Sxf1dKyR0
はじめます。
9 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 22:44:35.74 ID:Sxf1dKyR0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・水Z、ゲットだぜっす!」

レッド(思いっきりもらうの忘れてたので……さっきもらってきました)

トウヤ「おめでとう、どうだった?」

レッド「らくしょー……」

アクロマ「今回は私も協力しましたからね!」

ミヅキ「っていうか なんでせせらぎの丘にいたんですか!?」

アクロマ「それはかくかくしかじかで」

ヨウ「まるまるうまうま……なるほど!!」

ハウ「今ので通じたのー、ヨウくらいだと思うなー」

女レッド「神出鬼没だね……!! 私も負けてらんないなあ」

シルバー(果たして張り合うところなんだろうか……)
10 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 22:50:21.13 ID:Sxf1dKyR0
キョウヘイ「……めちゃくちゃ近くないっすか?」

アクロマ「そんなことはありませんとも!」

女レッド「背後を取られてるね……でも、これだけ近いと逆に投げやすいかも?」

グリーン「まぁマサラ人相手だったらとっくに投げられてるだろうな」

トウヤ「うっかり登場の手伝いをしちゃったんだねぇ」

レッド「まさか水の中にいる、とは……」

アクロマ「キョウヘイくんと会うためなら、たとえ火の中水の中ですとも!」

ミヅキ「その調子で必ずゲットだぜするんですねわかります」

ヨウ「あれ、ハウなにしてるの?」

ハウ「いま、あっちで水ポケモンがはねたから見てたんだー。せっかくだから釣りしたいー」

シルバー「釣竿は……みなさん持ってるんですね」

レッド「主人公の必需品……」
11 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 22:54:24.68 ID:Sxf1dKyR0
グリーン「せっかくだしな、釣りの成果で競争でもするか?」

レッド「!」

女レッド「勝負ってことだね!」

ヨウ「おねーさんが元気になってくれたのでぼくはもう実質勝利」

トウヤ「楽しそうだねぇ……人数も多いし、ペアでも組んで競争する?」

アクロマ「キョウヘイくん!!!!」ガシッ

キョウヘイ「さわんな!!!」

ミヅキ「……」テェテェ

シルバー「……な、なんですかそのボタン」

ミヅキ「これはてぇてぇボタン……昔やってたトリビア番組をヒントに作ったボタンだよ……」

レッド「……ペア」

レッド(誰と組もう……)

下1
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 23:02:09.01 ID:iod8RVTp0
ハウくんはどうだろう
13 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 23:09:58.50 ID:Sxf1dKyR0
レッド「……ハウ」

ハウ「おれと組むー? いいよー、頑張ろーねー!」

ミヅキ「むむむ、ハウ取られちゃった」

ヨウ「ハウ釣り上手いのにー……よーしミヅキ、組んで見返そう!」

ミヅキ「おーー!!」

アクロマ「さてキョウヘイくん、どこに釣りに行きましょうか」

キョウヘイ「……一緒にいてやるのは釣りの間だけっすよ」

アクロマ「許可おりましたイェーーーイ!!!!」

トウヤ「それじゃあ……シルバー、手伝ってもらえないかな?」

シルバー「はい、任せてください」

トウヤ「頑張って、レッドにいいところ見せようね」

シルバー「……は、はい」

グリーン「……つーことは」

女レッド「グリーンとだね! よろしく!」

グリーン「おう、よろしく。なんだかんだレッドだもんなぁ、いける気がしてきたぜ」
14 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 23:14:14.60 ID:Sxf1dKyR0
ハウ「よーし、釣りだー! レッドー、釣り得意ー?」

レッド「そこそこ……でも、アローラでの釣りは、はじめて……」

ハウ「それじゃー、ここでならおれのほうが先輩だー!」

レッド「ほんとだ……先輩、どこがいいのかな……」

ハウ「えーとねー、いっぱい釣るなら手前のほうがいいけどー、強いポケモンにするなら奥かなー」

ハウ「せっかくだからー、ぬしポケモンくらい強いポケモン釣りたいなー!」

レッド「うん……それじゃ、奥、いこう……」


ハウ「あ、この辺りとかいいかもー」

レッド「わかった……えい」

ハウ「釣れるかなー」

レッド「かな……あ、引いてる」

ハウ「おー、一瞬だー! よーし、一緒にもちあげよー!」

釣れたポケモン 下1
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 23:21:55.95 ID:zxMWC+r40
コイキング(金)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 23:21:58.90 ID:PHw6etxp0
オニシズクモ
17 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 23:26:11.82 ID:Sxf1dKyR0
金コイキング「」ビチビチ

ハウ「わーー、このコイキング光ってるーー!!」

レッド「!?!?」バッ

金コイキング(手持ち)「俺はボールに入ってるぜ相棒!!」

レッド「……」ホッ

ハウ「あれ、レッドどうしたのー?」

レッド「なんでも……ちょっと、手持ちと似てたから……」

金コイキング「」ビチビチ

ハウ「それにしてもー、色違いゲットって中々だー! おれたち、勝てるかもー?」

レッド「結構、いい感じ……だと、思う」グッ

ハウ「いぇーい」グッ
18 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 23:33:19.30 ID:Sxf1dKyR0
レッド「……ハウ、この子連れて行ってあげて……」

ハウ「いいのー? やったー! コイキング、よろしくー」

金コイキング「」シュウン

ハウ「よーし、ミヅキたちに自慢しにいこー!」

レッド「おー……」


トウヤ「レッド、ハウ、おかえりー」

レッド「ただいま……」

ハウ「ただいまー!」

ヨウ「むむむ! ミヅキ氏、ハウが自信たっぷりですぞ」

ミヅキ「これは手ごわいかもしれませんな……」

キョウヘイ「はいはーい、とりあえずジャッジの人連れてきたっすよ」

ジャッジ「はい、ジャッジさんです! みなさんの釣りをジャッジしますよー。まずレッドさんたちからどうぞ!」

レッド「……ハウ」

ハウ「おー! 出てこーい、コイキング!」ポーン

金コイキング「」ビチビチ

キョウヘイ「色違いっすか!? いきなりレアなの引き当ててくるっすねえ」

ジャッジ「ふーむ……素晴らしい! 95点です!」

キョウヘイ(っていうか、点数もコンマの値システムだったんすね……めちゃくちゃ高得点じゃないっすか)

ジャッジ「釣りといえばコイキング! その中でもレア度が高く、釣りの成果としては最高ランクです!」

レッド「やったね……」

ハウ「やったーー!」

ジャッジ「次はアローラ双子チーム、どうぞ!」

ヨウ「はーい! よーし、でってこーい!」

釣りの成果 下1 点数はコンマ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 23:34:30.84 ID:OP2zJgFY0
ぬっ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 23:35:25.14 ID:OP2zJgFY0
あっすまないコイキング
21 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 23:39:37.81 ID:Sxf1dKyR0
ミヅキ「じゃっじゃーーん! ヨワシ(群れ)でっす!」

ヨワシ「ぎゃおおん」

キョウヘイ「若干マイルドな鳴き声っすね?」

ヨウ「良い奴なんですよー! わっしょい! って引き上げたら釣らせてくれたんです!」

ミヅキ「さあさあジャッジさん、どーですか!?」

ジャッジ「おー! 群れの姿で釣り上げるとはなかなかワイルドですね!」

ジャッジ「しかし大きさが少し小さめですね。小規模の群れでしょうか?」

ジャッジ「でもそうですね、凄いことには変わりないので84点さしあげます!」

ミヅキ「おー、結構高得点!」

ヨウ「レッドさんとハウには勝てなかったけど……二位はいけるっ!!」

キョウヘイ「果たしてそうっすかねぇ〜〜!? オラアクロマ、もってこいっす!」

アクロマ「あいあいさー!」

トウヤ「昔のアニメの悪役みたいだねぇ」

釣りの成果 直下コンマが点数 内容は点数によってアレします
22 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 23:40:12.06 ID:Sxf1dKyR0
はい申し訳ないです更新ミスです 安価下で・・・
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 23:48:31.81 ID:iod8RVTp0
やむ!
24 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/28(日) 23:54:14.19 ID:Sxf1dKyR0
キョウヘイ「俺は炎上しないっすからね!!!!!」

アクロマ「というわけで釣り上げたのはこちら、ギャラドスです!」

ギャラドス「ぎゃおーーん!」

キョウヘイ「破壊光線でこの丘くらいなら炎上させられると思うっすよ」

ジャッジ「ギャラドスはかっこいいですがその発言が炎上ものですね!」

ジャッジ「というわけで〜〜……惜しくも81点です! 高得点なんですけどね」

ヨウ「あっぶなーーーー!! セーフ!」

ミヅキ「三点差! うわギリッギリだーー!!」

キョウヘイ「ぐわーーーーっ!! ま、まさか……この俺が負けるなんてっ!!」

アクロマ「……」ニコニコ

キョウヘイ「……黙ってられると逆に恥ずかしいんでやめてほしいんすけど」

アクロマ「三下ムーヴが最高ですキョウヘイくん!!!!!」

シルバー「……この流れ、少し出しにくいですね」

トウヤ「高レベルな戦いだもんねぇ……とりあえず出してみよっか」

釣りの成果 直下コンマ
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 00:01:56.62 ID:qxtP/uKPO
    ___
   / __ \
  ●/ ‥ \●
  ||   ||
  彡|   |ミ
  |∧   / |
  /  \_/ /
`/     /
/      /
26 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 00:07:57.41 ID:owkE3OZh0
シルバー「……」ポーン

コアルヒー「ぐわわ」

レッド「……鳥ポケモン?」

トウヤ「釣れないなぁって話しながら釣竿をほっといてたらね、引っかかっちゃったんだよねぇ」

シルバー「実質釣れたようなもの、ということになったので、連れてきたんです」

ジャッジ「うーーーむ……レアですが、そうですね、鳥なので62点で!」

トウヤ「あちゃー、やっぱり駄目だったねぇ」

シルバー「意外性はついたと思ったんですが……」

レッド(ボールの中のはしびろこうがずっと見てる……)

グリーン「おいおい、どいつもこいつも中途半端だな。俺たちが本当の釣りってやつを見せてやるよ」

キョウヘイ「さっすがグリーンさん。ナチュラルな三下ムーブ……負けたっす!」

グリーン「うるせえ!!! してねえわ!!!!」

女レッド「グリーン、すっごい頑張ってたもんね! "私"に負けるわけにはいかないって」

レッド「……」

グリーン「俺の成果は……これだ!!」

釣りの成果 直下コンマ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/29(月) 00:26:41.50 ID:2mHCmwwm0
ほい
28 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 00:33:51.96 ID:owkE3OZh0
グリーン「出てこいッ!」ポーン

ウパー「うぱ」

ミヅキ「わ〜〜〜、かわいい〜〜〜!!」

シルバー「ウパー……アローラにも生息していたんですね」

女レッド「大変だったんだよ! 釣れそうになっても逃げられるし、釣れたと思ったら鳥ポケモンに取られちゃうし」

女レッド「でもこの子が来てくれたから良かったよ! ね、グリーン!」

グリーン「……お、おう」

レッド「なに、そのかんじ……」

グリーン「同じレッドでもあっちは素直すぎてな……微妙にビビるんだよな」

レッド(なんか腹立つ……)イラッ

ジャッジ「う〜〜〜む ウパーですか……そうですね、50点!」

女レッド「可愛いのに……でも、まだちっちゃいしなあ」

ミヅキ「かわよ……ちょっとぽけっとしてますね!」ツン

ウパー「うぱ?」

ミヅキ「かわよい……」
29 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 00:37:36.44 ID:owkE3OZh0
ジャッジ「と いうわけで! 本日の釣り大会の優勝はレッド&ハウペアとなりまーす!」

ハウ「やったー!」

レッド「……」v

ハウ「あ、おれもピースしちゃおー」v

トウヤ「なんだか孫を見ている気分になってきたなぁ」

キョウヘイ「気持ちがわからなくもない……って感じになってきたの 若手俳優としてはちょっとヤバっすね」

ハウ「ねーねー、これ景品とかあるのー?」

ジャッジ「ありますよ! こちらです!」

ハウ「なんだろー?」

レッド「……」ワクワク

景品 下1
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 00:39:11.57 ID:EooxCHw/O
フレンドリーショップで使える金券5万円分
31 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 00:45:04.71 ID:owkE3OZh0
ジャッジ「こちら、全国のフレンドリーショップで使える金券になります!」

ハウ「わー!? 思いのほかちゃんとした景品だー!」

レッド「こ、これ……えっ いいの……?」

ジャッジ「ええ! どうぞどうぞ」

ハウ「やったー! 何に使おうかなー、ボールもきずぐすりも買い放題だー!」

レッド「……普通に、嬉しい……」

シルバー(……景品の出所はどこなんだろうか)

ジャッジ「それではジャッジさんはここで退場です! 良い旅を〜」

レッド「ありがとうございます……」

グリーン「良かったな……ま、景品はどうでもいいけどよ、次は勝つぜ」

レッド「……残念だけど、次も僕が勝つから……」

ハウ「きずぐすりとー、あと何買おうかなー」

女レッド「この辺り、確かわざマシンも売ってたよね!」

ハウ「たしかにー! わざマシン買ってポケモン強くするぞー」
32 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 00:45:54.14 ID:owkE3OZh0
今日はここまで。
明日も夜あたりに更新します。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 11:22:50.06 ID:VmxJuw2v0
乙です!!!寝落ちた!!!!!
ハウくん可愛いね……
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 15:29:29.54 ID:1xIfK9ESO
乙です。

なにとぞシャワーズを……シャワエーを!
35 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:03:25.07 ID:owkE3OZh0
はじめます。
36 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:07:52.67 ID:owkE3OZh0
キョウヘイ「前回のあらすじ! 釣り大会優勝はレッドさんとハウっす!」

レッド「いえい……」

ハウ「わーい!」

ミヅキ「そんな絶好調のレッドさんですが、次の試練は火山で行われること知ってました??」

レッド「……か、火山」

ヨウ「あそこ、なんか微妙に暑いんですよねー」

シルバー「地熱ですかね……」

女レッド「火山かー、楽しそうだね! ……あれ、"私"?」

レッド「…………」

グリーン「まぁ雪山とは真反対の場所だしな」

トウヤ「だ、大丈夫だよレッド! ホウエンとかでも火山にいったし、今回もいけるよ!」

アクロマ「気休めにしかならないでしょうが、こちらのミニ扇風機を差し上げましょう」

レッド「ありがとう……」

キョウヘイ「お前まだいたんすか!?!?」

アクロマ「もう少しだけ同行しますよ!!」
37 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:12:46.10 ID:owkE3OZh0
レッド「えっと……どうやって行くの?」

ミヅキ「一旦ロイヤルアベニューまで戻るんですよ!」

ハウ「こっち側からはいけないんだよー」

キョウヘイ「中々不便なつくりっすねぇ、山自体はここからでも見えるんすけど」

シルバー「高低差の激しい道ですしね……」

グリーン(レッドならここから登っていけそうだけどな……)

レッド(頑張ればここから登れるけどたぶんダメなんだろうな……)

トウヤ「それじゃあ、スーパーでご飯買ってからいこっか」

女レッド「山登り、久しぶりだから楽しみだなー!」
38 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:20:00.60 ID:owkE3OZh0
〜ヴェラ火山公園〜

キョウヘイ「なんだかんだで 山頂まではついていくことにしたっすよー」

トウヤ「火山公園っていうから、もうちょっと緩やかだと、思ってたんだけど……」ゼエハア

ハウ「おじいちゃんー、だいじょうぶー?」

トウヤ「だ、大丈夫だよ……ハウはいい子だね……」

キョウヘイ「死にかけじゃないっすか」

ミヅキ「うーーーん、疲れた! でも徹夜で原稿に追われてる時と比べれば……キョウヘイさん何してるんですか!?!?!?!??」

キョウヘイ「あっバレた」

アクロマ「キョウヘイくんが背負わせてくれたんです!!! いえーーーい!!!!」

キョウヘイ「おわーーー走るな怖いから!!!」

ミヅキ「」オガミ

ヨウ「あ、死んだ!!!」

女レッド「みんなお疲れ! ……あれ、"私"とグリーンは?」

キョウヘイ「あー、あの人らなら……」
39 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:25:06.45 ID:owkE3OZh0
レッド「……」ガサガサ

グリーン「……」ゴソゴソ

レッド「これくらい、かな……」

グリーン「そうだな、こんくらいにしとくか」

レッド「イシツブテいっぱい……」

グリーン「これで急にイシツブテ合戦することになっても安心だな」

レッド「うん……あれ、なんか、いる……」

グリーン「お前怖いアレじゃねえだろうなおい」

レッド「わかんない、物音が聞こえるだけ……」

何がいたか 下1
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 22:29:26.90 ID:l1sB48F20
ファイア
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 22:30:56.26 ID:PhIEpcLz0
やまおとこのダイチ
42 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:32:57.44 ID:owkE3OZh0
レッド「……多分、このあたり……」バッ

ファイア「おわっ……って、兄さん?」

レッド「ファイア……?」

グリーン「あ? ファイアいんのか?」

ファイア「うわお、グリーンさんまで。こりゃびっくりですな」

レッド「……ここでも、ダウジング……?」

ファイア「そりゃもちろん……と、言いたいところなんだけど」

グリーン「ちげえのか?」

ファイア「それがね……とりあえず回想で伝えるよ。ほわんほわんほわんふぁいふぁい〜」

レッド(久々に聞いた……)
43 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:37:38.60 ID:owkE3OZh0
〜1時間前〜

ファイア「ここがヴェラ火山公園……掘り出し物もいっぱいありそうですな」

カルム「山ってくらいだもんね、色々落ちてそう……炎の石とか多いのかな」

ファイア「お、カルムもダウジングについてわかってきたんじゃない?」

カルム「別に、ファイアと一緒にいたらわかるようになっちゃっただけ!」

ファイア「ほ〜〜……っ、誰だ!」

カルム「え、何!?」

やまおとこのダイチ「」ガサッ

ファイア「……え、やまおとこ?」

カルム(ダッサ)

やまおとこのダイチ「そこの都会的なキミ! キミはきっとダンスの才能がある! ぜひ踊ろうじゃないか!!」

ガラガラ「がらー!」バッ

エンニュート「にゅおー!」バッ
44 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:42:05.31 ID:owkE3OZh0
カルム「うわ、えっ、なに!?!? ボク社交ダンスしかやったことないんだけど!!!」

やまおとこのダイチ「大丈夫だ!!!!! キミなら火山ダンスの天才になれる!!!」ガシッ

ガラガラ「がらーー!!」ガシッ

エンニュート「にゅにゅい!!」ダッ

カルム「うわーー!?!? ちょ、無理に決まってるでしょ馬鹿じゃないのーーーー!!!」

ファイア「…………うっそぉ」



ファイア「……というわけでね、カルムが人さらいにあっちゃって」

レッド「お、踊る山男に……?」

グリーン「なんっだそれ!? この山なんなんだよ!!」

ファイア「さぁ……とりあえずこっそり奪還しようとこそこそ動いてたってわけ」

レッド「……この山、試練のキャプテンの人がいるらしいから……その人に、聞いてみる」

ファイア「お願いー。いやぁ、ほんとアローラは予測できないことだらけだよ」
45 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:49:19.26 ID:owkE3OZh0

〜頂上〜

レッド(とりあえず、ファイアには物陰に隠れながらついてきてもらってます)

レッド(……カルム、大丈夫かなぁ)

カキ「む……挑戦者の方ですか。俺はキャプテンのカキです」

レッド「……レッドです」

カキ「ここでは、アローラに古くから伝わる踊りを試練に組み込んでいるのです」

レッド「……それ、なんですけど。僕の友達が、山男に誘拐されたって……」

カキ「山男……といいますと、ダイチさんのことですかな」

レッド「多分……」

カキ「そういえば、踊りの天才を見つけたといって向こうで特訓をしていましたが……」

レッド「……あっち、ですか」

カキ「ええ。そちらにダイチさんの特訓場があるのです」

レッド「……なるほど」チラッ

ファイア(ありがとー兄さん)ピース
46 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:53:53.29 ID:owkE3OZh0
カキ「俺の課す試練は、少々特殊なものです。今までは注意力を試すものでしたが」

カキ「つい最近、試練を変更しました。俺からの試練は」

カキ「いかに美しくダンスしながら! 戦うことができるかッ!!」ビシッ

レッド「……!」

カキ「この俺の踊りについてこられるか……いけっ、ガラガラ!」ポーン

ガラガラ「がらーっ!」

レッド「……ゾロアーク!」ポーン

ゾロアーク「きししっ♪」

レッド「……マサラ式舞踊なら、いけるっ」
47 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 22:57:28.78 ID:owkE3OZh0


カキ「……参りました。このカキ、敗北を認めます……!」

レッド「……やったね」

ゾロアーク「きしししっ」ブイ

レッド「……ところで、奥、見てもいいですか」

レッド(バトルしていた間、ファイアからの合図はなかった……大丈夫かな)

カキ「はぁ、かまいませんが……ダイチさんも遅いな。俺もいきましょう」

レッド「……」コク


ファイア「……」

レッド「ファイア……!」

ファイア「あ、兄さん……あれ、どうしよう」

レッド「?」
48 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:02:36.00 ID:owkE3OZh0
カルム「また遅れてるッ!!!」ピシィッ

やまおとこのダイチ「」ビクッ

カルム「あのさぁ、何度言ったらわかるの……? ここ間違えるの何回目?」

ガラガラ「が、がらら……」

カルム「そう、四回目。物覚えがいいんだね……なのに、なんでここの振りつけは覚えられないわけ?」

カルム「やる気がないんなら帰って。やる気があるなら、できるってところ見せて」

やまおとこのダイチ「は、はい!!!」

エンニュート「にゅ〜〜!!!」ビシッ


レッド「?」

ファイア「わかる。この状況がわからないことがわかる」

カキ「スパルタ教育だな……」

ファイア「多分、急展開でパニックになって……ああなっちゃったのかなぁとは思うんだけどさ」

ファイア「……兄さん、これ、どうすればいいかな」

レッド(あのカルムを落ち着ける方法……)

下1
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 23:04:41.47 ID:DVqtCdTFO
ファイアくんがぎゅーってする
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 23:04:42.79 ID:1xIfK9ESO
エーフィの ほんきをだす せんのう
51 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:08:30.26 ID:owkE3OZh0
レッド(落ち着ける……落ち着く……といえば)

レッド(目覚めてないときのトウヤとか、キョウヘイにぎゅーってしてもらえると落ち着くな……はっ これだ!)

レッド「ファイア」

ファイア「ん」

レッド「ハグ作戦……!」

ファイア「ん、え、マジで? いやマジなんでしょうけどもね、ちょっとびっくりした」

カキ「友情が奇跡を起こす……ということですか」

ファイア「カキさん理解力つよーい……まー、うん、兄さんが言うなら案外いけるのかもだしね」

ファイア「うん、よし、あの状態じゃ山男さんもかわいそうだしね、やりますか」スッ

レッド「がんばれ……」
52 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:13:59.41 ID:owkE3OZh0
カルム「はぁ……ボクだって優しく指導したいのは山々なんだけど」

カルム「それも出来のいい生徒を持ってれば、っていう前提あってこそなんだよね……」

やまおとこのダイチ「ふええ……」

ファイア「……かーるーむーくん!」

カルム「? ……な、にっ!?」

ファイア「……」ギュウウ

カルム「え、えっと」

ファイア「……お迎えのファイアくんがきましたよー。疲れたんじゃない、かえろーよ、一回さ」ギュウ

カルム「あ、う、うん……」

カルム「……って、ちょっとファイア、何してるわけ!? びっくりするからやめてよね、照れてるわけじゃないけど!!」

ファイア「お、戻った」パッ

カルム「何が!?」

ファイア「なーんでも」
53 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:17:43.86 ID:owkE3OZh0
ファイア「と、いうわけで。奪還作戦成功でーす、いえーい」

レッド「よかったね……」

ファイア「何を言い出すんだとは思ったけど、実際何とかなったからやっぱ兄さんってすごい、改めてそう思った」

ファイア「……とりあえず、気疲れしちゃったからホテルに戻ることにしました」

カルム「ボクも……よくわかんないけど、疲れちゃった。いつの間にか山頂にいたし……」

レッド「……お疲れ」

レッド「……」チラッ

カキ「大丈夫でしたか、ダイチさん」

やまおとこのダイチ「だ、大丈夫だよ……この経験をいかして、世界一のダンシングやまおとこのなるからね!!」

カキ「なんてポジティブさ。俺も頑張ります」

レッド(……大丈夫そう)
54 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:23:10.51 ID:owkE3OZh0


〜山頂入り口〜

レッド(ホノオZ、ゲットだぜ……)

キョウヘイ「お疲れさまっす〜、無事ゲットできたっぽいっすね?」

トウヤ「暑いのに頑張ったねぇ、お疲れ様」

ミヅキ「い、今通ってったのファイカル……じゃなくてファイアくんとカルムさんですよね!?!?!? 何かあったんですか!?!?!?!?」

レッド「……えー、っと……」

エーフィ「ミヅキ!!! 大丈夫、僕が本にするから安心して!!!!!」

ミヅキ「いやっほーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!」

グリーン「ま、大丈夫そうだったからよかったな」

レッド「うん……」

アクロマ「ところでキョウヘイくん、私はいつまで椅子になっていていいのですか?」

キョウヘイ「あっぶね忘れてた もういいっすよ」
55 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:30:14.43 ID:owkE3OZh0

〜下り道〜

ハウ「レッドもー、もう結構試練こなしたんだねー」

レッド「……そうかも」

ハウ「あとアーカラ島の試練もー、一つだけじゃないかなー」

ヨウ「そうですね! マオちゃんのところいって、あとはしまクイーンに勝てば攻略完了! です!」

レッド「しまクイーン……」

ヨウ「ちなみにしまクイーンはぼくのド好みです!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「今ので大体想像ついたっすね」

トウヤ「そうだね……」

女レッド「ちょっと残念そうだね……えっと、次はどこだっけ?」

ミヅキ「ワカツダケトンネルを通って8番道路に向かいます!」

レッド「トンネル……」
56 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:35:20.61 ID:owkE3OZh0
〜ワカツダケトンネル〜

レッド「……おっきいトンネル……!」

グリーン「ちゃんと整備されてるタイプのトンネルなんだな……」

女レッド「馴染みあるトンネルは真っ暗だもんね、私たち」

シルバー「ワカツダケ……それが、この山の名前ですか」

ハウ「うんうん、名前の通り、島を二つに分けてるからなんだってー」

シルバー「なるほど、しかしトンネルも作られて……アローラは思っていたより、交通関係が整備されてますね」

トウヤ「あとは……山を登るのにロープウェイとかあったら完璧なんだけどな」

ハウ「うーむ、いろんな観光客を呼び込むためにはー、それも検討なのかもねー」

ミヅキ「え〜〜、ハウすっごい考えてるね……」

ヨウ「どうしよう、このままだとアローラトリオインテリの座を奪われちゃう!」

グリーン「多分誰もヨウがインテリだとは思ってねえぞ」

アクロマ「キョウヘイくん、このトンネルの先はデートスポットだそうですよ!」

キョウヘイ「へー、今度ルリちゃんと来てみるっすかねぇ」
57 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:40:58.07 ID:owkE3OZh0
〜8番道路〜

レッド「……! いい景色……」

シルバー「海が一望できますね……」

トウヤ「風も気持ちいいし、いいところだねぇ」

ハウ「でしょでしょー、散歩にはぴったりの道なんだー」

ミヅキ「わたしもよくここで推しカプを散歩させます!」

ヨウ「ぼくもよくお姉さんをここに誘います!」

レッド「……トレーナーもいっぱいいて、楽しそう」

グリーン「頼むから荒地にはしないでくれよ……」

キョウヘイ「あれ、なんか看板があるっすね……化石復元所?」

ミヅキ「そうそう、そんな人もいるんですよ、ここ!」
58 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:45:49.72 ID:owkE3OZh0

〜化石復元所〜

おじさん「ここはドリーーーーーーム牧場!!!!!!!!!!!!!」

グリーン「うるせえ!!!!!!!」

レッド「……み、緑よりもうるさい人がいる……」

ハウ「耳がきーんってするー」

ヨウ「ぼくも負けてられない……!」

ミヅキ「肺活量といえばわたしたちふたご……二人でいけばあるいは……!」

キョウヘイ「いやそこのバトルは求めてないっすからね!?」

アクロマ「私も少々自信があったのですがねえ」

キョウヘイ「……確かにたいていうるせーっすもんね、お前」

シルバー「ええと……何をしているんですか」

おじさん「ここを太古のポケモンでいっぱいにするんだ! そのために化石の復元をしておるよ!」

レッド「化石……」

女レッド「あ、私化石持ってるよ! どこで拾ったかは覚えてないけど……ずっとカバンに入ってたんだ」

おじさん「どれどれ? 復元してみましょう!」

何の化石だったか 下1
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 23:46:43.37 ID:1xIfK9ESO
百合が大好きなユレイドル♂
60 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:51:05.20 ID:owkE3OZh0
おじさん「復元できましたぞ!」

ユレイドル「」ユラユラ

レッド「……かっこいい……」

女レッド「へえ、ユレイドルだったんだ! リリーラの進化系なんだよね」

ミヅキ「わ、復元されてるー! わたしにも見せてくださーい!」

女レッド「もちろん! おいでおいで」

ユレイドル「」ブンブン

キョウヘイ「うわっヘドバンし始めたっすよ!?」

アクロマ「ふむ? ……そういえば、進化前のリリーラはうみゆりポケモンだそうですよ」

シルバー「……まさか」

ブラッキー「同志ーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」

レッド「……」キーン

グリーン「こっちもうるせえな! つかそういうことかよ!!」
61 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:55:51.85 ID:owkE3OZh0
ユレイドル(翻訳済)「素晴らしい……ここにも咲いていた……美しい百合が……」

ユレイドル「古代に滅び去ったわけでは……なかったのだ……」ユラユラ

キョウヘイ「化石になって世を見守ってたんすね……」

レッド「そういうとかっこいい……」

グリーン「内容はやべえけどな」

ユレイドル「同志よ……世界は……百合で満ちているか……?」ユラユラ

ブラッキー「へ!? う、ウン! ミチテルヨ! スゴイ!」

トウヤ「声の裏返り方がすごいねぇ」

ミヅキ「し、真相を伝えるのがつらいです……!」

ユレイドル「……よいのだ、待つのは得意だからな……」

ユレイドル「またこの世が百合に満ちるまで……漂い続けるまでよ……」ユラユラ

レッド「……」

女レッド「うーん、詩人だね!」
62 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/29(月) 23:59:19.45 ID:owkE3OZh0
女レッド「そうだ、このユレイドル、レッドに預けてもいいかな?」

レッド「え……でも」

女レッド「私は、もうカバンがいっぱいでさ! 新しい子は連れていけないから」

女レッド「……それに、多分、もうすぐ……」

レッド「……?」

女レッド「……ううん、なんでもない! この子のこと、よろしくね!」

レッド「……わかった」

ユレイドル「主が男になるか……悔しいが、それもまたポケ生」

ブラッキー「大丈夫、おじいちゃんが女装男子を女子だと思えるようになったらいける」

ユレイドル「なんと高度なことよ……!!!!!」ブンブン

グリーン「ヘドバンやめさせろ!! 謎の汁が飛んでるっつーの!!」
63 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 00:00:29.53 ID:kaS5JoML0
今日はここまでです。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 00:13:58.88 ID:jS0A9rHSO
乙です。

今の勢力ってだいたいフィー(BL)7ブラ(百合)1ブイ(ノマカプ)2って感じだろうか。

……ブラッキードンマイ。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 00:21:55.84 ID:GH70oLCX0
乙めう!
にょレッドさん……お前、消えるのか……?
66 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 22:02:04.14 ID:kaS5JoML0
はじめます。
67 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 22:09:57.11 ID:kaS5JoML0
キョウヘイ「前回のあらすじ・・・ホノオZゲット、そしてユレイドルゲットっす!!」

レッド「この先に……次の試練の場所があるんだっけ」

ミヅキ「そうですよ! シェードジャングルって場所です!」

トウヤ「ジャングルかぁ……すごそうだねぇ」

シルバー「鬱蒼としてますね……」

女レッド「草ポケモンがたくさんいそう!」

レッド「……」

グリーン「……おい、こっちみんな。俺は草ポケモンじゃねえからな」

ハウ「ここの試練はー……確か、内容が変わったんだってー」

レッド(ここもなんだ……)
68 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 22:17:01.20 ID:kaS5JoML0


〜シェードジャングル〜

レッド「……ついた」

レッド(ちょっと夕暮れになりかけて、薄暗いけど……進めそう)

レッド(えっと、キャプテンの人どこかな……)

マオ「えーとぉ……あ、こんにちは! 挑戦者の人ですよね! 私はマオでっす!」

マオ「試練にきてくれたの、本当にうれしいな! ちょうど人手が……ごほんごほん」

レッド(ひ、人手が……何かさせられるのかな)

マオ「えー、マオの試練! これから、私と一緒に、森の栄養たっぷりな料理を作ってもらいまーす!」

レッド「……料理?」

マオ「そうそう! 材料集めから、料理まで! そこまでで一つの試練になってるんだ」

マオ「まずは材料集め! どれくらい集められるかな? 私も一緒にいくから、がんばろー!」

レッド「おー……」
69 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 22:23:33.04 ID:kaS5JoML0
レッド「……えっと、何を集めればいいの……?」トコトコ

マオ「んー、そうだなぁ……普段は、メニューを決めてから集めてるんだけど」トコトコ

レッド「めにゅー……」

マオ「今日はせっかく試練だからね! 拾った材料を使って、そこから素敵なメニューを考えてみて!」

レッド「……創作料理……」

レッド(結構難しそうだけど、できるかな……)

マオ「材料の量も重要になってくるからね! たくさん集めて、おいしい料理を作ってみよう!」

レッド「おー……」

レッド(……材料は、三種類くらい集めておけばいいかな……)

材料 下1 下2 下3 コンマが取れた量
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 22:29:30.89 ID:jS0A9rHSO
モモンのみ(可能ならエーフィが見つけたやつ)
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 22:32:24.94 ID:tq2CteVf0
オボンのみ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 22:39:40.80 ID:zAePOEQ80
大きなキノコ
73 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 22:45:29.95 ID:kaS5JoML0
レッド「……これくらい、かな」

マオ「うーん、すごいいっぱい集まったね!」

レッド「らっきー……」ブイ

レッド(えっと、まずモモンのみ……たくさん見つけてきたね、エーフィ)

エーフィ「でっしょ! 甘党男子の名は伊達じゃないかな〜〜」

レッド(甘いから……デザートとかがいいのかな)

レッド(次にオボンのみ……すごい硬いけど、おいしいんだよね)

レッド(それにしても、すっごいとれた……少しとっといて、バトルに使ってもいいかも)

レッド(あと、きのこ……いっぱい)

シャワーズ「すごく……大きいです……」

レッド(立派なきのこだね)

マオ「さぁさぁ! ここからが本番だよ!」

マオ「主ポケモンが現れるくらい、すっごい料理見せてみて! マオの試練、開始ー!」

レッド「……とりあえず、焼けば、食べれる……!」バッ

料理のクオリティ 直下コンマ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 22:47:06.47 ID:zAePOEQ80
そい
75 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 22:53:29.39 ID:kaS5JoML0
レッド「……できた」

マオ「どれどれ? ……なるほど、大きなきのこをワイルドに焼いて、そこにきのみで作ったジャムをのせたんだね!」

マオ「かなりワイルドだけど……主ポケモンは気に入ってくれたみたい!」

レッド「? ……、この音」

マオ「来たよ、主ポケモン!」

ラフレシア「らふ〜〜〜……?」

レッド「!?」

レッド(でっっっっっか……!? 僕より大きい……2mはあるかも)

ラフレシア「らふ〜〜!」モグモグ

エーフィ(あっちゃあ……ちょっとフィーを求める気分で拾ったからかなぁ、別の意味で腐ったのきちゃった!)

レッド「……でも、面白いね」

レッド「エーフィ、責任とって……倒そう」

エーフィ「へ、へへへ……まぁ、まっかせてよ!! 久々の本気バトル、がんばるぞーー!!」
76 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:02:07.09 ID:kaS5JoML0
ラフレシア「らふ〜〜〜っ」スタコラー

レッド「僕たちの……勝ち、だね」

エーフィ「いえ〜い!」

マオ「お〜〜〜っ! すごい、そのバトルスタイル……素材活かしまくり!」

マオ「それじゃあ、ここにクサZを渡したいと思います!」

レッド「やった……」

レッド(……そういえば、なんだかんだZワザ使ったことないし、今度使ってみたいな)

マオ「それじゃあレッド、次は大試練だね!」

レッド「うん……あれ、名乗ったっけ……?」

マオ「あー、スイレンから聞いてたんだ! 面白そうな人が島めぐりしてるーって!」

レッド(……面白そうな人)

マオ「そろそろこの島からは出るかもしれないけど、アローラをぜひぜひ楽しんでいって!」

マオ「私も他の島に行ったりするし。次会ったら……私とバトルしよう!」ビシッ

レッド「……楽しみにしてる」
77 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:05:16.95 ID:kaS5JoML0


〜5番道路〜

レッド「……ただいま」

キョウヘイ「おかえりなさいっす」

トウヤ「おかえりー。今回もばっちり、かな?」

レッド「……」ブイ

シルバー「さすがレッドさん……!」

ハウ「……ところでー、あのメガネの人、ナチュラルにキョウヘイの椅子になってたけど、触れなくていいのー?」

グリーン「世渡り上手になるコツはな、変態を無視することだぜ……俺はつっこみ入れちまうんだけどな」

ミヅキ「ナチュラルにキョウヘイさんがそれを受け入れてるのが興奮ポイントなんですよ」

女レッド「腕とかは鍛えられそうだけど、ちょっとねー……」

ヨウ「あっぼくはいつでも椅子になる準備できてるので!」

レッド「……にぎやか」
78 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:09:07.14 ID:kaS5JoML0
レッド「そういえば……」ゴソゴソ

キョウヘイ「うお、なんすかその……きのこ?」

トウヤ「焼いてあるから料理、だよねぇ」

ミヅキ「あ! このジャム、甘くていい匂いしますね!」

レッド「……さっきの試練で作った、料理。たくさん、材料取れたから、あまっちゃって」

レッド「誰か……食べてみる? ラフレシアには、好評だった……」

キョウヘイ(! これは難しいところっすね……喜んで食べるにはあまりにワイルドっす)

トウヤ(でも完成度は47だから、決して悪くはないんだよねぇ……)

ヨウ(え〜〜〜〜っ年上のお兄さんの手料理? いただきたさマックスハート)

シルバー「……」

ミヅキ「……よし、ここはあみだくじでいきましょう!!! どうぞ!!!!!」

ハウ「ミヅキ、びっくりするくらい用意がいいねー」

当たった人 下1
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 23:10:24.60 ID:tnpHl/jRO
ミヅキ
80 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:14:47.93 ID:kaS5JoML0
ミヅキ「あっ あれっ当たった!!!!!!!」

キョウヘイ「おー、おめでとうっす」

グリーン「驚きすぎじゃねえか?」

ミヅキ(おっかしいな〜〜〜??? 少なくとも男性陣にいくかなって思ったんだけど 確率的に)

ミヅキ「……でも、まぁ、わたしがラッキーだったってことかなぁ! よーし、いただきます!」

レッド「どうぞ……」

ミヅキ「もぐ もぐむぐもぐむぐぐ……もぐっぐぐもぐもぐむぐ」

キョウヘイ「なんて?」

トウヤ「飲み込んでからしゃべろっか」

ミヅキ「ごくん……きのこのうまみとジャムの甘さがそーまっちです!!」b

レッド「やった……」

ミヅキ「でもジャムは単体で食べたいかもですねー……余ってたりします?」

レッド「いっぱいあるよ……」

ミヅキ「やったーー!! 甘いジャムゲットです!!」
81 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:21:07.82 ID:kaS5JoML0
レッド(僕的にも、喜んでくれる人にあたってよかった……)

レッド(……もしかしたらこの料理は、腐ってるやつ特攻なのかも……?)

キョウヘイ「おい、アクロマ。もう椅子終わりでいいっすよ」

アクロマ「もう終わりですか……ん? すっかり忘れていたのですが、ここはシェードジャングルですか?」

キョウヘイ「そうっすけど……どうかしたんすか?」

アクロマ「いえ! 次の実験場所がここでして! うっかり忘れていました」

アクロマ「このジャングルで夜だけで現れるという、幻の巨大ラフレシアを探しに行くのです」

レッド(……幻だったんだ、あれ)

アクロマ「なんでも甘いものが好き、という話を聞きましてね……」

キョウヘイ「ふーん……レッドさん、そのジャムまだ余ってるっすか?」

レッド「あるよ……どうぞ」

アクロマ「おお! キョウヘイくん、レッドさん、ありがとうございます!」

キョウヘイ「例はレッドさんだけにでいーっすよ」

アクロマ「いえ、まさかキョウヘイくんが少しでも私の研究を気にかけてくれるとは思いませんで……」

アクロマ「必ず最高の研究データを持ってまいります!!!! 待っててくださいね!!!!」ダッ

キョウヘイ「はいはーい……よし、これでアクロマ離脱っすよ。さっさといきましょー」

トウヤ「あ、それが狙いだったんだねぇ」
82 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:23:49.67 ID:kaS5JoML0

〜8番道路〜

ハウ「大試練は明日にしてー、今日はここのモーテルで休もうよー」

女レッド「そうだね! ここは眺めもいいし、楽しみだなー」

ヨウ「もうすぐ夕焼けですもんね!」

トウヤ「それじゃあ、早めに部屋割りを決めちゃおうか」

キョウヘイ「そっすね、アクロマがいないことに注意するんすよー」

グリーン「どこに向けて言ってんだお前」

キョウヘイ「なんでもないっす☆」

シルバー(ごまかしている……)

部屋割り 下1
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 23:24:26.66 ID:jS0A9rHSO
キョウヘイと目覚めトウヤ
シルバーとメイドレッド
ヨウとハウ
ミヅキと女レッド
シャワーズとエーフィ
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 23:26:20.58 ID:tnpHl/jRO
忘 れ 去 ら れ し 緑
85 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:29:19.74 ID:kaS5JoML0
キョウヘイ「おい!!!!!」

エーフィ「おーーーーい!!!!!!」

グリーン「これ一番の被害者忘れ去られてる俺だと思うんだけどよ」

ハウ「ふー、近くに年上がいないヨウはまともだからセーフだー」

ヨウ「ぐうう、年上をみごとにかっさらっていかれたーー!! ハウが嫌なわけじゃないけどぐぬぬー!」

シルバー「あ、あの、えっと、これは、どうすれば」

レッド(ここ最近女装してなかった気がしてたんだけどな……)

エーフィ「おいおいお〜〜〜い僕はモンスターボールで十分ですからお気になさらずぅ」
86 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:32:41.51 ID:kaS5JoML0
トウヤ「とりあえず部屋とってきたよー」

ミヅキ「さっすが行動力の化身!!!! トウヤさんいえーーーい!!!」

キョウヘイ「トウヤさーーーーん!! えっこれで進めるつもりっすかぁ!? 俺いやっすよぉ!!」

トウヤ「大丈夫大丈夫、最近目覚めた記憶ないからねぇ」

キョウヘイ「……まあ、そうっすけど」

キョウヘイ(あの機械、まだ大丈夫っすかねぇ……)

レッド「……スカートの丈、どっちが好きなんだっけ……」

シルバー「えっ えっと、ふ、普通ので……」

レッド「わかった……うん、普通のが一番だよね……」

グリーン「おいこっちみんなっつの!!!!!」

女レッド「男性陣大変そうだなー」

ミヅキ「えへへ、わたしたちはいっつも同じ部屋ですもんねっ!」

ユレイドル「」ブンブン
87 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:37:34.22 ID:kaS5JoML0
トウヤ「とりあえず、荷物おいてこよっか。グリーンは……どうする? もう一部屋とってこようか?」

グリーン「あー……つってもな、どの部屋も三、四人寝れんだろ?」

グリーン「てきとーな部屋に寝にいくからよ、覚悟しとけ」

キョウヘイ「なんすかその暗殺予告みたいな……」

ヨウ「なんかよくわかんないけどかっけーー!!」

ミヅキ「で、出た〜〜! 男子のとりあえずかっこいい理論〜〜!!」

レッド「それじゃ、一回解散……またね」

キョウヘイ「は〜い、おつっす〜」

ミヅキ「おやすみなさ〜〜い!」ブンブン

ヨウ「また明日〜〜!!」ブンブン

レッド「うん……」フリフリ

シルバー「……それじゃ、ええと、行きますか」

レッド「そうだね……」
88 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:41:50.91 ID:kaS5JoML0


〜部屋〜

レッド「……二段ベッド。上と下、どっちがいい……?」

シルバー「お、俺はどちらでも……いや、上でお願いします」

レッド「わかった……」

レッド「……そういえば、シルバー、サカキの知り合いに届け物するんだっけ……?」

シルバー「はい。ウラウラ島にいるという知り合いに会いに行く予定です」

レッド「……じゃあ、まだ一緒にいられるね」

シルバー「っ、は、はい……ん?」ピピピ

シルバー「すいません、親父から電話が……少し外に出てますね」

レッド「わかった……」

レッド(……いっちゃった。寝るまではまだ時間があるし……何しようかな)

夜までのひまつぶし 下1
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 23:43:40.98 ID:tnpHl/jRO
お散歩
90 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:48:16.55 ID:kaS5JoML0
レッド「……少し、散歩しよう」


レッド(……夕方になると涼しくなるから、散歩にぴったり……)

レッド(この辺りは景色もいいし、この時間になってもそこそこ人がいるみたい)

レッド(草むらも多いし、散歩ついでにポケモンを探しても楽しいかも……)

レッド「……どのあたりに、行こうかな」

1、夕焼けがよく見える場所 2、草むら 3、モーテルの近くうろうろ 4、道路沿いに歩く

下1
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 23:49:36.28 ID:zAePOEQ80
3
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/30(火) 23:50:11.30 ID:jS0A9rHSO
緑と2
93 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:53:19.27 ID:kaS5JoML0
レッド(……あんまり遠くにいってもアレだし)

レッド(この辺りうろついてようかな……)


レッド(とりあえず駐車場にきました。車は止まってないけど)

レッド「……あれ」

トウヤ「あれ、レッド」

キョウヘイ「およ、レッドさん! ちょうどいいっす、レッドさんに審判してもらうっすよ!」

レッド「? なにが……?」

トウヤ「それがねぇ、今から僕とキョウヘイでバトルをしようってことになってたんだ」

キョウヘイ「し、か、も! ただのバトルじゃないっすよ〜? じゃじゃんっ!」

キョウヘイ「どこでもさかさバトル〜〜! これさえあれば、どこでもさかさバトルができる優れものっす!」

レッド「さかさ……バトル。そういえば、前やったような……」

トウヤ「うんうん。タイプの相性がさかさまになるバトル形式なんだよねぇ」
94 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/04/30(火) 23:58:47.13 ID:kaS5JoML0
レッド「確かに……人のいない駐車場は、バトルにもってこい……」

キョウヘイ「やっぱりレッドさんもそう思うっすよね! つーわけで」

キョウヘイ「トウヤさん! 今日こそ勝ってみせるっすよ〜〜!」

トウヤ「あはは……うーん、気合たっぷりだねぇ。これは本当に勝たれちゃうかな」

レッド(……なんか、ほんとに気合たっぷりって感じ)ガリガリ

キョウヘイ「これを手に入れてから、さかさバトルについてたーっぷり研究してきたんすから」

キョウヘイ「……この準備量の差なら、トウヤさんに勝ってもおかしくないっすよ、俺が」

トウヤ「参ったな……でも、僕も頑張るよ。とりあえず、タイプ相性に気を付ければいいんだもんねぇ」

レッド「……バトルフィールド、できた」

キョウヘイ「あ、白線引いてくれてたんすね! あざっす」

トウヤ「準備もばっちりだねぇ……それじゃあ、はじめようか」ポーン

ジャローダ「しゃおーう!」

キョウヘイ「やったるっすよお〜! いけっ!」ポーン

ルカリオ「きゅおーう!」

レッド「……バトル開始ッ!」

コンマが大きいほうの勝ち  トウヤ 下1  キョウヘイ 下2
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/01(水) 00:01:51.50 ID:xDzBiIIC0
地獄送りの曲芸
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 00:03:11.54 ID:rUhSnfRd0
そーい!
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 00:05:41.57 ID:0/4bO4ASO
接戦か……指輪壊れた?
98 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:10:54.05 ID:8MHNg7V+0
トウヤ「ドレディア、破壊光線!」

ドレディア「でぃあーーっ!!」ギュオオオ

キョウヘイ「ジュゴン、ハイドロポンプ!」

ジュゴン「ぐおー!」バババ

トウヤ「……」

キョウヘイ「……」

ドレディア「でぃ……あ〜」バタッ

ジュゴン「……ぐおう!」

レッド「……ドレディア、戦闘不能。よって勝者、キョウヘイ!」

トウヤ「……ありがとう、ドレディア。頑張ったね」シュウン

キョウヘイ「……」ポカーン
99 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:18:13.97 ID:8MHNg7V+0
レッド「……キョウヘイ?」

キョウヘイ「は、あーっと、とりあえずジュゴン! よくやったっす!」

ジュゴン「ぐう〜」

キョウヘイ「ゆっくり休ませてやるっすからね」シュウン

トウヤ「キョウヘイ」

キョウヘイ「! と、トウヤさん」

トウヤ「……あはは、なんて顔してるの? バトルの前は、あんなに勝つぞーって意気込んでたのに」

キョウヘイ「へへ……いや、いざ実際に勝っちゃうと、何が何だか」

トウヤ「簡単なことだよ? キョウヘイは強くなったんだね。あれから」

トウヤ「イッシュから出て、色々なものを見てきたからかな。戦略も育て方も、きみは僕より上回っていたんだ」

トウヤ「だから、もう……」

キョウヘイ「そんなこと言わないでください」

トウヤ「……まだ、止められるようなことは言ってないんだけどな」

キョウヘイ「後輩・テレパシーですぅ〜〜〜!! ま、今回は俺が勝ったっすけど」

キョウヘイ「……正直、ぎりぎりだったっす。最後の破壊光線、あれが外れてなければ、俺たちの負けだった」
100 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:23:24.43 ID:8MHNg7V+0
キョウヘイ「だから、俺はトウヤさんを上回ったわけじゃなくて……やっと並んだんだと、思ってるっす」

キョウヘイ「これからもっとバトルして、切磋琢磨して、お互いもっともっと強くなれるような……そんな関係に、なれたかな、と」

キョウヘイ「……ま、そんな訳っすから! これからもよろしくお願いするっすよ? 先輩!」

トウヤ「……うん、ありがとう。よろしくね」

キョウヘイ「へへ……今更マサラで恥ずかしくなってきたっすねぇ」

トウヤ「あはは、いいんじゃない? 素敵な言葉だと思うよ……あぁ、そうだ、キョウヘイ」

キョウヘイ「はい?」

トウヤ「次は、勝つからね」ニコッ

キョウヘイ「……〜〜っ、へへ、俺だって負けないっすよ〜〜!」
101 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:27:29.87 ID:8MHNg7V+0


レッド「……」コソッ

レッド(なんか、すっごくいい感じー……)

レッド(二人とも、ちゃんと先輩後輩って感じだったな)

レッド(それに、あのバトル……すごい、楽しそうだった)

レッド「……いいな」

シルバー「レッドさん!」

レッド「……シルバー。電話、終わったの?」

シルバー「はい。まだ届けてないのかと聞かれたんですが、レッドさんたちといるからと伝えたら……」

サカキ『あいつらもアローラにいるのか……なら、お父さんは許してやろう』

シルバー「……などと言い出して」

レッド(ちゃんとお父さんしようと頑張ってるのかな……)
102 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:32:05.17 ID:8MHNg7V+0
レッド「……シルバー」

シルバー「はい?」

レッド「……シルバーは、バトル、好き?」

シルバー「……はい」

レッド「どうして?」

シルバー「昔は、強くなる……ただ、そう認められる為の手段にすぎない。そう思っていました」

シルバー「でも……気付いたんです。いつの間にか、俺とポケモンで息を合わせてバトルをしていると」

シルバー「それからは、少し、楽しくなりました。ポケモンが俺を信じて技を放って、一緒に勝利を掴むことが」

シルバー「……まぁ、気付かせたのは、ヒビキとコトネなんですけど」

レッド「……仲良しなんだね」

シルバー「……まぁ、はい」

レッド(ヒビキたちがいたら、きっと飛びついてたんだろうなぁ)
103 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:35:14.27 ID:8MHNg7V+0
レッド「……あ、そうだ。ちょっと、待ってて」タッ

シルバー「は、はい」


レッド「……おまたせ」

シルバー「おかえりなさっ……!?」

レッド「……メイドさん、なったよ」

シルバー「す、すごい、お似合いです……」

レッド「ありがと……」

レッド(……お礼を言っていいことなのだろうか まあいっか……)

レッド「……せっかく、メイドだし……なにか、それっぽいことする……?」

シルバー「それじゃあ、ええと……」

すること 下1
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 00:36:50.35 ID:0/4bO4ASO
メイドグリーン乱入でオムライス作りで勝負
105 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:41:52.42 ID:8MHNg7V+0
グリーン「オラァ!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「!?」

シルバー「えっ」

グリーン「おいおいおい楽しそうなことしてんじゃねえかああん?」

レッド「ただのヤンキーみたいな人きた……」

シルバー「そ、その割にはメイド服ですけど……」

グリーン「なんかどこかしこでいい感じのことしてるのが腹立ってよお」

グリーン「お前らはいい感じにしてやんねえからな……っていう感じでな、覚悟を決めた」

シルバー「そんな特攻服みたいなノリで!?」

レッド「……スカート、普通の長さなんだ」

グリーン「馬鹿野郎、ミニなんて履けるわけねえだろ」

レッド「僕はいつも履いてるんだけど……???」

シルバー「レッドさん落ち着いてください!!」
106 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:46:07.06 ID:8MHNg7V+0
レッド「……」モフモフ

シルバー(レッドさんにぬいぐるみを渡すことで落ち着けることができた……レッドさんかわいい)

グリーン「ついでだからな、企画も持ってきたんだわ」

レッド「……企画?」

シルバー「こ、これ……そういうあれなんですか」

グリーン「そういうあれにしてやろうっつーんだよ俺は。はいじゃじゃん」

グリーン「真のメイドさんは誰だ! オムライス作り対決〜」

シルバー「ふ、フリップを用意してまでやるつもりだったんですか……!」

グリーン「うるせえ!! 今はいい話とシリアスに胃もたれしてんだよ!!!!」

シルバー「そんな……れ、レッドさん、どうしましょう」

レッド「大丈夫だよ、シルバー……オムライス、がんばって作るね……」

シルバー「レッドさん……」

シルバー(かわいい……)
107 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:50:17.25 ID:8MHNg7V+0

グリーン「つーわけで、簡易キッチンを設置した」

レッド「ありがとう、フーパ……」

フーパ「おまかせおまかせー!」

シルバー「ええと……審査員は俺でいいんでしょうか」

グリーン「ばっかやろうお前絶対レッドに点入れんだろ」

シルバー「……確かに、そうですね……」

グリーン「認めるのかよ……ま、他に当てもねえしな」

レッド「シルバー……大丈夫、ちゃんと、公平に審査しても、僕が勝つから……」

シルバー「レッドさんがそう言うのでしたら」

グリーン「ちょろいなこいつ……」

レッド「それじゃあ、オムライス作りで……」

グリーン「いざ勝負、だ!」


レッド「……できたっ」

グリーン「俺もだ。よし、採点してくれ」

シルバー「は、はい……」

レッドのオムライス 下1コンマ点  グリーンのオムライス 下2コンマ点
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 00:51:29.05 ID:rUhSnfRd0
がんばれ!!!!!!!!!!
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 00:52:24.49 ID:nEv2lmTA0
いけるぞ
110 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:55:43.31 ID:8MHNg7V+0
シルバー「……レッドさん、本当に申し訳ないんですが……5点です」

レッド「」ガーン

シルバー「すみませんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

グリーン「いや当然だよな? レッドお前これ何作った?」

レッド「だて巻き……」

グリーン「オムライスじゃねえだろうが!!!!!!!!!!!」

レッド「だて巻きおいしいから……」

グリーン「美味いけどよ、オムライス対決だつってんだろ!!!」

シルバー「だ、だて巻きとしてはおいしかったです……!」

レッド「よかった……」

グリーン「いやよくねえよな? で、シルバー。俺のオムライスはどうだよ」

シルバー「……49点、ですかね。よくもなく悪くもなく……」

グリーン「微妙じゃねえか!!!!!!!!!!!」
111 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:59:00.55 ID:8MHNg7V+0
グリーン「……まぁ、俺の勝ちだな」

レッド「……」

グリーン「いや今回はお前がだて巻き作ったからだろうが……」

レッド「……もう緑にはメイドやらない」

グリーン「お前そういう拗ね方すんなよ! いや別にやってもらいたい訳じゃねーけど」

レッド「……シルバーんちの子になる」

シルバー「えっ、ぜ、ぜひ! 喜んで!!!」

レッド「……」ドヤ

グリーン「いやそこでどや顔すんなよ……とりあえず、今回は俺の勝ちだ」

グリーン「次は何をするか決めてねえけど、また勝負しかけてやっからな」

レッド「……うるさい、次は勝つ……」
112 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 00:59:45.71 ID:8MHNg7V+0
今日はここまで。明日も更新予定です。
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 01:13:43.87 ID:0/4bO4ASO
乙です。
伊達巻ww ご飯とかケチャップどこいったんですかww

ちなみに部屋割りで緑を省いたのはアクロマがいなくなって奇数人になったからです。
キョウヘイ、目覚めトウヤとアクロマ、どっちがマシ?
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 01:27:46.44 ID:nEv2lmTA0
おつ!緑の自我は犠牲となったのだ…
115 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 21:54:12.38 ID:8MHNg7V+0
はじめます。
116 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 22:01:03.21 ID:8MHNg7V+0
女レッド「綺麗な夕焼け! 天気が良かったからかな」

女レッド「色々な場所の、色々な景色を見られる。やっぱり、旅って楽しいよね!」

ヨウ「……そうですね!」

女レッド「……どうしたの? ヨウ。ちょっと距離があるけど……」

ヨウ「あーっと、動かないでください! 今、いいアングルを探してるんです!」

女レッド「アングル? ああ、写真かあ! 私のこと、撮ってくれるの?」

ヨウ「綺麗な夕焼けと綺麗なおねーさん! 撮らないわけがないシャッターチャンスですから!」

女レッド「あはは……大丈夫かな? 私、この夕焼けに並べるほどじゃないよ」

ヨウ「大丈夫ですっ、ぼくの目に狂いはありません! 笑ってください、はい、チーズ!」カシャ

女レッド「……どう、撮れた?」

ヨウ「撮れました、けど……うーん……あ、レッドさーん!」

レッド「……?」

ヨウ「写真、撮ってもらえませんか? ぼくとおねーさんの!」

レッド「……いいよ」
117 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 22:05:13.66 ID:8MHNg7V+0
女レッド「えっと、ヨウ?」

ヨウ「そういえば、ぼくって写真撮ってばっかりで、自分の写真って滅多にないんですよ!」

ヨウ「お願いしますっ、おねーさん! 一緒に写真撮ってください!」バッ

女レッド「……あはは、いいよそんな、頭下げなくったって。もちろん、断るわけないよ!」

ヨウ「やったーーーーー!!!!!!!!」

レッド「それじゃあ……えっと、もうちょっと寄って……それじゃ、撮るよ……」

女レッド「……ヨウ」

ヨウ「はい?」

女レッド「ありがとね」ニコ

ヨウ「あわ、ど、どういたしまして!」

レッド「……はい、チーズ」カシャ
118 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 22:12:53.98 ID:8MHNg7V+0


レッド(撮った写真には、綺麗な夕焼けと、笑顔の"僕"と、顔を真っ赤にしてるけど嬉しそうなヨウが写ってた)

レッド(我ながら、いい写真だったと思う。二人も喜んでくれてた)

レッド(ヨウは『現像してきます』って言って街に走っていったな……)

レッド「……戻った」ガチャ

シルバー「レッドさん、どこ行ってたんですか」

レッド「ちょっと……良いことを、してきた」

グリーン「なんだかんだお前もお人よしだよなぁ」

レッド「……なんで、緑が部屋に……当然みたいに、いるの」

グリーン「しかたねえだろ。誰の部屋に泊まるにしろ、それまでの居場所が必要だ」

グリーン「お人好しなレッドはよ、俺のことを外に放り出したりはしねえよな?」

レッド「緑なら放り出すけど……」

グリーン「お前!!!!!!!!!!!!!!!!」

シルバー「ま、まあまあ……ところで、最終的にはどうするつもりですか?」

グリーン「そうだな、ここかトウヤたちんとこかヨウたちんとこ、だよな……さいころで決めるか」

1〜30でここ 31〜60でトウヤキョウヘイ 61〜90でハウヨウ 91〜0で外
直下コンマ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 22:13:19.72 ID:PIvYd0sGO
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 22:13:53.56 ID:e93a6u3q0
わー
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 22:16:53.30 ID:SwVj+UXT0
やったねヨウ! 年上だよ!
122 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 22:18:43.61 ID:8MHNg7V+0
グリーン「……うし、決まりだ。あいつらに掛け合ってくるわ」

シルバー「いってらっしゃい、です」

レッド「じゃーね……ハウは、部屋にいると思うよ……」

グリーン「おう」バタン

レッド「……やっと、いなくなった……」

シルバー「今回のグリーンさんは、普段より賑やかでしたね……」

レッド「緑は、急に馬鹿になるから……」

レッド「……ところで、この後、どうする?」

シルバー「この後、ですか」

レッド「うん……ご飯は、さっき(だて巻きとオムライスを)食べたし。寝るまで、暇だなって……」

レッド「散歩も、飽きちゃったし……」

シルバー「そうですね、では……」

暇つぶし パート2  下1
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 22:23:28.08 ID:0/4bO4ASO
緑にマサラ式「寝る前どっきり」
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 22:25:52.04 ID:SwVj+UXT0
エーフィに地球投げ
125 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 22:30:35.41 ID:8MHNg7V+0
シルバー「……レッドさんって、よく寝起きドッキリをしかけてますよね」

レッド「うん……」

シルバー「寝る前ドッキリ、はないんですか?」

レッド「……ある、けど」

シルバー「……けど?」

レッド「少し……準備が必要。シルバー、手伝って……」キリッ

シルバー「は、はいっ!」

シルバー(メイド服でキリっとしているレッドさん……)グッ

レッド「……何を、詰めようかな……」

シルバー「……、詰める?」
126 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 22:34:10.42 ID:8MHNg7V+0
レッド「マサラ式ドッキリは……これを、使うんだよ」ドン

シルバー「わっ……これは、バズーカ、ですか」

レッド「……しかも、普通のじゃない……この、専用の弾には、大きさ関係なく、なんでも詰められる」

レッド「ポケモンでも、人でも、なんでも……」

シルバー「……すごい技術力ですね」

レッド「博士が、政策に携わってるから……」

シルバー(何という技術の無駄遣い)

レッド「よし……探しにいこうっ、シルバー」

シルバー「はいっ!」


バズーカに詰めるもの 下1 下2 下3
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 22:35:46.52 ID:e93a6u3q0
メタモン
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 22:37:55.89 ID:SwVj+UXT0
アクロマさん
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/01(水) 22:38:38.68 ID:NXRqQ2Mn0
エーフィ
130 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 22:44:19.66 ID:8MHNg7V+0
レッド「……まず、さっき捕まえた、メタモン」

メタモン「めたー」グニャ

レッド「かわいいね……」

シルバー「鮮やかなゲットでした……」

レッド「次に、偶然見つけた、アクロマさん……」

アクロマ「よくわかりませんが、キョウヘイくんに接近するチャンスです!」

シルバー「……偶然見つけてよかったんでしょうか」

レッド「わかんない……」

レッド「最後に」ポーン

エーフィ「……え? 僕?」

レッド「そうだよ……」

エーフィ「マジで!?!?!?!?!?」
131 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 22:52:44.05 ID:8MHNg7V+0
レッド「……ほら、シルバー、見て」

シルバー「……すごい、よくこのスペースに人間とポケモン二匹が入りましたね」

レッド「……マサラの、最新技術、です」キリッ

シルバー(かわいい)

アクロマ『なんということでしょう! 後で解析したいです!!』

レッド「きぎょうひみつ……それじゃあ、これを持って……隣の部屋、行くよ……」

シルバー「はいっ!」


〜隣の部屋〜

レッド「……お邪魔しますっ」バーン

グリーン「うおっ!? ……レッド!?」

ハウ「わー、なんかメイドさんきちゃったー」

ヨウ「わーー!? えっメイドさん!? うーんアリだけどこれどういうこと!?」

グリーン「! お前まさか、そのバズーカは……!」

レッド「その通り……シルバー、見てて。バズーカの爆発具合で、点数が決まるから……!」

シルバー「はいっ!!!」

シルバー(……点数?)

レッド「……発射っ!」ドーーン

うまく爆発した度 直下コンマ(高いほどよい)
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 22:54:37.74 ID:e93a6u3q0
わーわーわー
133 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:00:30.06 ID:8MHNg7V+0
メタモン「めたーーー!!!」グニョ

ハウ「ぶへ かおにはりついちゃったみたいー」グニ

メタモン「めた〜〜」

アクロマ「お邪魔しまーーーーす!!!」ドカーン

ヨウ「うわーーーー!! 普通に重い!!!!!」

エーフィ「やったらぁよーーーーーーー!!!!!」ドーーン

グリーン「いってぇ!!!!!!!!! 踏むな踏むな!!!!!」

エーフィ「これ突進みたいなものだからさあ!? 僕もダメージうけてまーーす!!!」

レッド「……シルバー、どうだった……?」

シルバー「……鮮やかな爆発、メタモンのダイナミックな動き、飛び出る変態……」

シルバー「素晴らしいです! さすがレッドさん……! 74点です」

レッド「やった……」ブイ

グリーン「お前!!! 無暗にバズーカ使うなっつーの!!」
134 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:03:44.88 ID:8MHNg7V+0
レッド「……荷物にあったから」

グリーン「じいさんか? まったくよぉ……」

ハウ「わはー、このメタモン変な顔だー」グニグニ

メタモン「めたも〜〜〜」

アクロマ「いやはや、お騒がせしました。ところでキョウヘイくんはどちらでしょう?」

ヨウ「これ言っていいのかな〜〜〜」

グリーン「まあ言わないほうがいいんじゃねえか?」

レッド「……シルバー、ミッションコンプリート……だよ。戻ろう……」

シルバー「はいっ!!」

グリーン(……シルバー、めちゃくちゃ元気に返事するよな……レッドと話してる時だけ)
135 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:07:13.28 ID:8MHNg7V+0
レッド「エーフィ……あれ、エーフィ?」キョロ

シルバー「さっきまではいたと思うんですが」

レッド「……なにかあったら、テレパシーを送ってくるだろうし」

レッド「また、いたずらでもする気かな……」

シルバー「エーフィの、ですか……大丈夫でしょうか、みなさん」

レッド「うーん……次は地球投げからのインファイト、って言ってあるし……大丈夫かもだけど」

シルバー「レッドさんの地球投げとインファイト……それ、大丈夫なんですか」

レッド「耐えられなかったら、ポケセンに連れてった後、特訓……」

シルバー(あれ以上強くなるかもしれないのか……)

レッド「……バズーカで、疲れたし……そろそろ、ねよっか」

シルバー「はい! ……あの、朝には、着替えていただいて大丈夫なので」

レッド「わかった……おやすみ」

シルバー「おやすみなさい」
136 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:11:05.67 ID:8MHNg7V+0


〜深夜〜

エーフィ「……」コソ

アクロマ「おや、レッドさんのエーフィじゃないですか!」

エーフィ「うわーお!? アクロマじゃん、こんな夜中になにやってんの!?」

アクロマ「それはですね、遠くからキョウヘイくんを見守っているのですよ」

エーフィ「え、突撃しないの〜〜〜???」

アクロマ「ええ、今は保護者の方がご一緒みたいですからね。指輪の効果で、彼が目覚めることもないでしょうし」

エーフィ「……指輪? なにそれ?」

アクロマ「おっと、そういえば相手はポケモンでした。なんでもありませんよ」

エーフィ「絶対なんでもなくないよね〜。でも、今日はいたずらするか悩んでる日だからなあ」

アクロマ「おや、珍しいですね」

エーフィ「僕だって命は惜しいもーん。だから……この棒を倒してみて、どっちに倒れるかで決める!」

いたずらをするとしたらどの部屋に行くか コンマ1〜50で決行、51〜99でやめとく 下1
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 23:13:21.36 ID:0/4bO4ASO
アクロマ同行でキョウヘイ君のところへ
138 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:20:07.34 ID:8MHNg7V+0
エーフィ「ん〜〜〜〜〜、よしきーめた! キョウヘイたちんとこいーっちゃお!」ポイッ

エーフィ「あっちに向いた! よし行くぞーー!!」

アクロマ「おやおや、命は大丈夫なんですか?」

エーフィ「僕はね、命を懸けてフィ男子やってるんですわ!! レッドの地球投げインファイトが怖くてやってられっかい!!」

エーフィ「そうそう、アクロマもおいでよーー!! 面白いものを見せてあげる!!」

アクロマ「……そのセリフは私のような、悪の科学者が使うべきセリフでは??」

アクロマ「ふむ、仕方がありません。キョウヘイくんに何かあってはいけませんし、同行することにしましょう」


〜部屋〜

エーフィ「トウヤ〜〜〜〜キョウヘイ〜〜〜〜!! あーそびーましょ!!!」バーン

キョウヘイ「おわっ!? ……エーフィ、何やってんすか!」

アクロマ「それが私にもよくわかりませんで」

キョウヘイ「アクロマまでいるんすか……」

アクロマ「勘違いなさらず! 今回はエーフィのお目付け役のようなものです」チラッ

エーフィ「よーっし、今からサイコキネシスでトウヤについてるその機械ぶっ壊すね!!」

アクロマ「やはりですか……させませんとも! このPSY阻害装置を使えばワンチャンあります!」

キョウヘイ「ワンチャンとかいうんすねお前!? まあなんでもいいっす、目覚めトウヤさんは事務所NGっすよーー!!」

直下コンマが1〜70で目覚める ぞろ目だと何かおきる
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 23:20:55.04 ID:umlytioxO
がんばえー
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 23:21:17.20 ID:SwVj+UXT0
むしろキョウヘイから襲え
141 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:26:25.85 ID:8MHNg7V+0
エーフィ「僕はテレパシーでしゃべれるし、すっごいフレンドリ〜だから忘れてるかもだけど」

エーフィ「一応ね、僕だってレッドとずーっと一緒に旅してきたんだよ!」

アクロマ「なっ……阻害装置が!? まさかこの一瞬で壊されるとは……!」バキ

エーフィ「とーぜんっ! そんなちっちゃい機械で僕の本気を止められると思わないでよね!!!」

エーフィ「これでレッドと一緒に戦ってきたんだ! 食らえ〜っ、本気のサイコキネシス〜〜〜〜〜!!!!」ミョンミョン

指輪「」バキッ

キョウヘイ「なんつー威力っ……っていうか、かっこいいのはいいっすけど、別のタイミングで本気見たかったっすねえ!?」

アクロマ「……これは」

トウヤ「……うーん……久しぶりだね、二人とも? それにエーフィも」ナデ

エーフィ「えっ撫でられちゃった〜〜〜! 僕えらい? えらい?」

トウヤ「うん、偉いよ。とーってもね」

エーフィ「いやっほーう!! ほめられた!!!」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 23:27:55.54 ID:0/4bO4ASO
そうか、エーフィも♂だから……エーフィってショタ?
143 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:32:24.38 ID:8MHNg7V+0
キョウヘイ「やばやばやばやばやバンギラスっすよ〜〜〜???」

アクロマ「エーフィのサイコキネシスを受けたことにより、目覚めた彼の存在もより確立されているように見えますねぇ」

アクロマ「強いポケモンの能力には、人を活性化させる能力があるということでしょうか? 非常に興味深いテーマですが」

キョウヘイ「そんなこと言ってる場合っすかねぇ!?!?!?」

アクロマ「問題点はそこなんですよね!」

トウヤ「ひどいなぁ、僕を何だと思っているのかな」

トウヤ「僕はただ、キョウヘイともっと仲良くなりたいだけなんだよ?」

キョウヘイ「へ!?」

トウヤ「本当だよ。今までは、少し遠慮があったから、ああいう方法しかとれなかったけど」

トウヤ「今なら、僕でも、ちゃんと向き合えるような気がするんだ」

トウヤ「だから、ね。こっちに来てくれないかな?」

アクロマ「ふーむ、やはりこちらの彼は油断なりませんねぇ。よく口が回るものです。むしろ見習いたいほどです」

アクロマ「わかってはいるでしょうが、キョウヘイくん、あまり聞く耳を持ってはいけませ……」

キョウヘイ「…………」

アクロマ「……キョウヘイくん?」
144 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:37:10.45 ID:8MHNg7V+0
キョウヘイ「! わ、わかってるっすよ。わかってるっす」

トウヤ「……キョウヘイ、少しは僕の言葉も聞いてくれるんだね。うれしいな」

アクロマ「いけませんよ、今までどれほどの被害に遭ったのか覚えているでしょう」

トウヤ「あの時の僕とは違うよ」

キョウヘイ「……えー、と」

エーフィ「はぁ〜〜〜この葛藤する表情が見たかった! 死ぬ甲斐があったよ〜〜」

アクロマ「……いつだったか、似たような状況がありましたね。あの時彼は私を選びました」

トウヤ「ああ、宇宙でだっけ? 懐かしいねぇ。あの時はごめんね、キョウヘイ」

アクロマ「……わかっていますよね、キョウヘイくん」

トウヤ「僕にも……こっちの僕にも、歩み寄るチャンスが欲しいんだ」

キョウヘイ「え、え〜〜、え〜〜〜〜〜っ……」

エーフィ「さあどうする? どうしちゃう?? どっちに行くの? 見せて、見せて見せて!」

どうするか 下1
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 23:38:27.20 ID:SwVj+UXT0
アクロマ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 23:40:27.29 ID:e93a6u3q0
トウヤさんのところへ
147 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:43:13.76 ID:8MHNg7V+0
キョウヘイ「……、」

トウヤ「……」ニコ

キョウヘイ「……」

アクロマ「……」グッ

キョウヘイ「……なんすか、その顔。シリアスな顔してるんじゃねーっすよ、アクロマのくせに」

アクロマ「! 私、そんな顔をしていましたか?」

キョウヘイ「してたっすよ。そんなザ・真剣! みたいな顔、フリゲートでのバトルでしか見たことないっすけど」

アクロマ「……そうでしたか、いやはやお恥ずかしい」

キョウヘイ「その変な顔を見てたら落ち着いたっす。落ち着いて……考えることができた」

キョウヘイ「トウヤさん。あんたは今、トウヤさんじゃない」

トウヤ「……そうだね、普段の僕と違うって意味では、そうかも……」

キョウヘイ「そういう意味じゃないっすよ」
148 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:51:10.42 ID:8MHNg7V+0
トウヤ「それは……どういう意味かな」

キョウヘイ「そのまんまの意味っす。わかんないっすかね? 何を言いたいか」

トウヤ「うん、僕にはわからない。君は……何が言いたいのかな」

アクロマ「き、キョウヘイくん……私からも説明を求めます。どういうことですか?」

キョウヘイ「簡単なことっす。トウヤさんは……俺に執着したりしない」

キョウヘイ「あの状態のトウヤさんは、言わば『性癖』と『良識』が裏返っただけの存在っす」

キョウヘイ「普段のトウヤさんが幼女ならだれでもいいように、目覚めトウヤさんはショタならだれでもよかった」

キョウヘイ「だから、この警戒されている状況で、俺にこだわる理由はないはずっす」

キョウヘイ「宇宙の時は、周りにゆーきこーきひびきやらもいたっすし、戯れに、なんでしょうけど」

トウヤ「……」

キョウヘイ「否定しないんすね!?」

トウヤ「はは、まあね」

キョウヘイ「今日、俺はトウヤさんと……和解、じゃないですけど。少し、仲良く」

149 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/01(水) 23:56:24.46 ID:8MHNg7V+0
キョウヘイ「……いや、仲良く、も違うっすね。少なくとも、理解しあえた、と思ってるっす」

キョウヘイ「だから、俺にこだわる理由は尚更ない。もういつだって手に入る状態でもある、ってことっすし」

キョウヘイ「な、に、よ、り! これは文字上ではわからないずっこい理由っすけど」

トウヤ「キョウヘイ、ちょっとメタいよ」

キョウヘイ「メタが怖くてボケキャラやってられんっすよ! トウヤさん、その顔っす」

キョウヘイ「俺の知ってる、あのやばい目覚めトウヤさんは、もうちょっと楽しそうだったっすよ」

アクロマ「……なんと。そんな理由ですか?」

キョウヘイ「たかが表情、されど表情、っす……ところで、さっきから静かなのがいるっすねえ?」

エーフィ「ふぃっ!?」ギクッ

キョウヘイ「大方、機械を壊すだけじゃ飽き足らず……無理やり極限状態まで目覚めさせたってところっすよねぇ〜〜???」

エーフィ「ふぃ? ふぃ〜〜??」

キョウヘイ「こんな時だけポケモンぶるんじゃありません!!!!! ……はぁ、これがわかったのはお前のおかげっすよ、アクロマ」

アクロマ「はい?」

キョウヘイ「言ったっすよね、存在がより確立されてるって……となると、原因は当然こいつっすからね」

エーフィ「ふぃ? ふぃ〜〜〜」
150 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 00:02:52.37 ID:mn0aPH3o0
トウヤ「……あーあ、バレちゃった。もう少し遊べるかと思ってたんだけど」

キョウヘイ「残念っすけど。俺はトウヤさんの一番の後輩っすからね! これくらいお見通しだ! っすよ」

トウヤ「あはは……うん、まぁ、大体君の言ったとおりだよ」

トウヤ「だけどね、間違っているところは一つある」

キョウヘイ「……なんすか?」

トウヤ「それはね……」

トウヤ「僕がショタ扱いする14歳はキョウヘイだけ! そういう点では君に執着してるってところだよ!」

キョウヘイ「あ"!?!?!?!?」

トウヤ「不思議だよねぇ、14歳はそこそこ大人だと思ってるんだけど。だって、14歳はロリじゃないって、普段の僕も言うでしょ?」

キョウヘイ「……確かに、そうっすけど」

トウヤ「だからね。もし次に僕が出てきても、目の前に君がいたら、僕は君のところに行くよ」

トウヤ「あ、でもレッドがいたらどうしようかな……うん、二人まとめて、かな」ニコニコ

キョウヘイ「トウヤさんの顔でそういうこと言いながらニッコニコしないでほしいんすけど!?」

アクロマ「……調子が戻ってきたようですが?」

トウヤ「そんなに警戒しないでもらえるかな。今日はもう手を出さないよ……少なくとも、キョウヘイが貴方の後ろに隠れてる間はね」

キョウヘイ「…………」

トウヤ「あはは。じゃあね、キョウヘイ。言いたかったことが、ないでもないけれど」

トウヤ「うん、いいや。今は……またね、ってだけ言っておこうかな」
151 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 00:09:21.18 ID:mn0aPH3o0

トウヤ「ぐう……」

キョウヘイ「……は〜〜〜〜〜〜、なるようになるもんっすねぇ、人生!!!」

アクロマ「おや、そんなに大きい声を出すと彼が起きてしまいますよ」

キョウヘイ「おっと……いやでも、疲れたっすよ、今の。気付いたっすか?」

アクロマ「何が、でしょうか?」

キョウヘイ「今の、ぜーんぶハッタリっすよ」

アクロマ「…………なんと」

キョウヘイ「それっぽい事を言って並べて、状況に合うデタラメをさも真実かのように話す。それで十分だったからっすけどね」

キョウヘイ「……ま、俺も専門家じゃないんでアレっすけど。それはそれとして、エーフィは確保してあるっすね?」

アクロマ「ええ、とりあえずはがっちりと掴んでおります!」

キョウヘイ「よくやったっす。それじゃあレッドさんとこに連行っすよ〜〜〜〜」

エーフィ「すいませんでした!!!!! 命だけは!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「あっはっは……ああそうだ、アクロマ!」

アクロマ「はい、なんでしょう?」

キョウヘイ「お前のことは、そこそこ信頼してるっすから。だから……わかってるっすね?」

アクロマ「……変なことをして信用を落とすな、でしょう?」

キョウヘイ「わかればよろしい!」
152 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 00:13:00.64 ID:mn0aPH3o0


レッド「…………」

エーフィ「……」

レッド「……キョウヘイ、アクロマさん」

キョウヘイ「はいっ!!」ビシッ

アクロマ「なんでしょう!!」ビシッ

レッド「エーフィのこと……連れてきてくれてありがとう」

レッド「明日の朝には戻るから……」ガシッ

エーフィ「遺書を書く時間だけほしい」ズルズル

キョウヘイ「あ、吹雪いてきた……レッドさんガチギレっすねぇ」

アクロマ「彼はすごいですね……つい背筋を伸ばしてしまいました」

キョウヘイ「それは俺もっすよ……っていうか、これで緊張しない人はそうそういないっす」

グリーン「おい、レッドの殺気がしたけど何があったんだ?」

キョウヘイ「マサラ人センサーにも反応するレベル、なんすねぇ……」
153 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 00:17:23.77 ID:mn0aPH3o0



〜翌朝〜

レッド「……シルバー、おきて」

シルバー「うーん……、レッドさん?」

レッド「朝だよ……朝ごはん、作ったから」

シルバー「ありがとうございます……って、随分早いですね」

レッド「うん、ちょっと、ね……」

レッド「……とりあえず、朝ごはん、食べて」

レッド(あの後、気分を鎮めるためにシェードジャングルでポケモンたちにふるまった料理……そのついでだけど)

シルバー「は、はい」

料理 下1(出来はコンマ)
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 00:20:28.97 ID:OrPguculO
目玉焼き
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 00:20:53.13 ID:hfwvgeeSO
ハート型のパンケーキ
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 00:21:44.40 ID:hfwvgeeSO
高っ!?
157 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 00:24:38.23 ID:mn0aPH3o0
レッド「……じゃん、目玉焼き、です」

シルバー「わ……すごい、綺麗な目玉焼きですね。こんなに綺麗に焼けることがあるんですね」

レッド「ふふん……」ドヤ

シルバー「かわ……じゃなくて、いただきます」

レッド「召し上がれ……」

シルバー「……」パク

シルバー(な、何だこれは……半熟気味の黄身が、口の中でとろける)

シルバー(今までにこんなにおいしい目玉焼きが存在しただろうか……???)

シルバー(この、この気持ちを表現できる言葉は……!)

シルバー「レッドさん、好きです!!!!」

レッド「……!?」

シルバー「あ、えっと、レッドさんの作った目玉焼きが! 好きです!」

レッド「なんだ……ありがとう、また、作るね……」

シルバー「ありがとうございます!」
158 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 00:32:36.15 ID:mn0aPH3o0


レッド「……ん、みんな、おはよ」

グリーン「おっす」

ハウ「おはよ〜〜」

メタモン「めた!」

ヨウ「そのメタモン、ずっとハウの頭にいるよねー、いいな! あ、おはよざまーす!」

キョウヘイ「おはよ……ござまあす。ふあぁ」

トウヤ「キョウヘイ、眠そうだねぇ。あんまり眠れなかったかな?」

キョウヘイ「あー、色々あったんすよ……ははは」

女レッド「みんな、おはよ!」

ミヅキ「おはようございます! 今日はこれから、大試練に向かうんですよね?」

レッド「そのつもり……えっと、どっちに行くんだっけ」

ヨウ「えっと、ずーーっと南……カンタイシティまで戻って、そのさらに南に進みます!」

ハウ「コニコシティってとこにー、しまクイーンがいるよー」

レッド「コニコシティ……楽しみ」
159 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 00:39:49.89 ID:mn0aPH3o0
〜カンタイシティ〜

ミヅキ「大幅にカットしてカンタイシティで〜す!」

グリーン「言うな言うなメタいから」

レッド「……久々に、来た気がする……」

ヨウ「この道の先にある、ディグダトンネルを進んだ先がコニコシティです!」

レッド「わかった……あれ」

レッド「……この建物、来たっけ」

キョウヘイ「へ? えーと、空間研究所、っすか」

トウヤ「他のところは見た覚えがあるけど……ここはない気がするなぁ」

ヨウ「バーネットさんは人妻だからなぁ……」

シルバー「バーネット……バーネット博士、ですか」

レッド「知ってるの……?」

シルバー「はい。空間に関する研究をなさっているとか」

女レッド「へぇ……気になるし、少し寄っていこうよ!」
160 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 00:41:03.60 ID:mn0aPH3o0
今日はここまでです。明日も10時くらいに更新予定
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 00:42:15.96 ID:hfwvgeeSO
乙です。
シルバー、そこでヘタレるなよ……
162 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 21:57:46.37 ID:kIZR8+GV0
はじめます。
163 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:03:26.25 ID:kIZR8+GV0
〜空間研究所〜

ミヅキ「こんにちはー!」

ハウ「遊びにきたよー」

バーネット「きみたち! 今日は賑やかだね」

ヨウ「アローラを案内してるんです!」

レッド「……こんにちは」

女レッド「こんにちはー!」

バーネット「うん、こんにちは! ここ空間研究所では、その名の通り、空間について研究しています」

バーネット「アローラは、昔から異世界と繋がる穴が開くって言われていてね。その異世界からポケモンが来たりしたのよ」

バーネット「私はその穴……ウルトラホールの謎と、異世界について調べているのよ」

シルバー「なるほど……」

レッド「……?」

グリーン「おい、今のはめちゃくちゃわかりやすい説明だったろうが」
164 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:09:05.72 ID:kIZR8+GV0
バーネット「異世界や空間に関連するポケモンも多くいるのよ。例えば、シンオウの伝説であるギラティナ」

レッド「……そういえば」

レッド(なんかよくわかんない場所があったような気がする……)

バーネット「フーパってポケモンもそうね。わっかを作り出して空間を超えるんだとか」

シルバー(昨日その力をオムライス作りのために使ったばかりなんだよな……)

バーネット「どう? ちょっと難しいかしら。もう少し語れるんだけど」

トウヤ「ああ、これは長くなる顔だねぇ……長話する時のアララギ博士と同じ表情だ」

ヨウ「バーネットさんとお話するのは楽しいけど頭がこんがらがっちゃうんだよな〜〜!!」

女レッド「あの、私興味あります! お話聞かせてくださいっ」

ヨウ「じゃ、じゃあぼくも聴きまーーーす!!!」

バーネット「本当? 嬉しいわ! それで、空間っていうのがね……」

レッド「……」

トウヤ「……あの子が話を聞いてる間、僕らはここを見学して回ってよっか」

キョウヘイ「そうっすねぇ」
165 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:13:04.45 ID:kIZR8+GV0
レッド「……」キョロキョロ

レッド「?」

研究員「これが気になるかい?」

レッド「……この、画面に映ってるの……地図?」

研究員「そうだよ。異世界と繋がるゲートが生まれる時、そこにエネルギーが発生するんだ」

研究員「そのエネルギーを測定して、どこにゲートが発生しているか調べるんだよ」

レッド「へー……」

研究員「ただ最近、とても小さな反応が頻発しているようでね……昨日も8番道路付近で反応があったんだ」

レッド(……まさか、フーパ? これからは便利フーパやめといたほうがいいかな……)

フーパ「おまかせしない?」

レッド「うん、しばらくいいかな……」
166 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:17:26.57 ID:kIZR8+GV0
女レッド「……そのウルトラゲートを通ってきた人とかいないんですか?」

バーネット「ポケモンが出てきた例はたくさんあるんだけどね、人のデータはほぼないのよ」

バーネット「その例があれば、かなり研究も飛躍すると思うんだけど……」

女レッド「そうですか……お手伝いできないのが残念だなぁ」

ヨウ「……おねーさん、バーネットさんのお話、すごいちゃんと聞きますね」コソ

女レッド「うん、まあ、ね……ヨウには言ったよね。私が別の世界から来たって事」

女レッド「私も仕組みがわからなくて……何か手掛かりがないかなって思ったんだけど」

女レッド「残念! 私のこれはウルトラゲート? っていうのと関係なさそうかな」

ヨウ「……そうなんですか?」

女レッド「うん、ここに来るときも、ゲートとか穴を通った感覚じゃなかったからね」
167 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:26:53.24 ID:kIZR8+GV0
女レッド「今まで色んなところを旅したけど、基本的に世界に入るのも出るのも突然だった」

女レッド「たまにはポケモンの力を借りたりもしたんだけどね! 前にここに来た時もそうだった気がするな」

ヨウ「……じゃあ、突然いなくなっちゃうんですか? 朝起きたらいなかったり、振り返ったらもういなかったり?」

女レッド「うーん、そうかもしれない。今までも欠伸をしたら違うところにいたり、ご飯を食べようとしたら移動してたから」

ヨウ「……やだ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!! おねーさんいかないでぐだざい!!!!!!」

女レッド「わあ!? ごめんごめん、泣かないで! ……ごめんね、多分もうそろそろだから」

ヨウ「うぇ」

女レッド「今回は長くいたからね! 半年……いや、それ以上はこっちにいたもん」

女レッド「後は運かなぁ……私たちの、とはちょっと違うけど。運がよければ、長くいられるよ。悪ければ駄目だけど」

ヨウ「運……それ、何%くらいの確率ですか?」

女レッド「うーんとね。そうだなぁ。今の感覚だと、10%を踏んだら、消えるかなってくらい」

ヨウ「……」

女レッド「うーん、凄い顔。大丈夫大丈夫! もうちょっと楽しんでから出たいと思ってるよ、私は」

ヨウ「……ガンガン案内します!!! みなさーーん次いきましょーーー!!!」

レッド「……わ、わかった」
168 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:30:32.11 ID:kIZR8+GV0
〜ハウオリシティ〜

ヨウ「次いきますよー! えーと、ここからディグダトンネルを通って、コニコシティに向かいます!」

ミヅキ「……ヨウ、すっごい気合入ってるね」

ヨウ「ちょっとね!!!」

レッド「ディグダトンネル……」

シルバー「やはり、ディグダがたくさんいるんでしょうか」

女レッド「ディグダが作ったトンネルかもよ?」

トウヤ「そういえば、アローラのディグダは変わった見た目だって聞いたなぁ」

レッド「……気になる」


〜ディグダトンネル〜

レッド「……結構、暗い」

グリーン「人の手も入ってるみてえだな」

レッド「……ディグダ、いないかな」

???「」バッ

出てきたもの 下1
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 22:34:03.46 ID:Rs5aEMk10
大量のアローライシツブテ
170 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:39:05.22 ID:kIZR8+GV0
イシツブテ「「「「でぇーんででん!!」」」」

レッド「!!」

グリーン「イシツブテだ!!」

女レッド「捕獲しておかないと!!」

キョウヘイ「うおお!? お三方の動きはっや!!」

シルバー「なるほど、イシツブテ合戦用のポケモンですか……」

トウヤ「そういえば、最近やってるのみなかったなぁ」

レッド「……イシツブテの準備、大変だから……」

グリーン「投げた勢いで逃げてくやつもいるしなぁ」

女レッド「数十匹用意しないといけないからねー」

キョウヘイ「ボールがじゃらっじゃら……」

レッド「緑、あとでやろ」

グリーン「おう、受けて立つぜ」
171 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:43:20.71 ID:kIZR8+GV0

〜9番道路〜

レッド「……外」

キョウヘイ「結構短かったっすねぇ?」

トウヤ「しっかり整備されてたからねぇ、ちゃんとしてるなぁ」

シルバー「そうですね……あれ、交番ですか」

ミヅキ「うん、アローラは治安がいいから、落とし物関係とかでしか利用されないみたいだけどね!」

ハウ「おじさんたち、いーっつも昼寝してるねー」

レッド「……安全なのは、いいこと……」

ヨウ「でも、たまにはお訪ね者も張り出されてあるんだよ」

レッド「……お尋ね者」

キョウヘイ「グワーッ懐かしい記憶が!! はどうだんっ!」

トウヤ「ほんとに懐かしいねぇ……」

レッド「……誰か、いるかな」

お尋ね者の特徴 下1 (何使いのトレーナーとか 何をしたトレーナーとか)
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 22:45:34.41 ID:hfwvgeeSO
8番道路のモーテルの駐車場に落書きをしたトレーナー
173 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:51:21.81 ID:kIZR8+GV0
キョウヘイ「どれどれー? 8番道路のロードサイドモーテルの駐車場に落書きをしたトレーナー……」

ミヅキ「落書きはよくないですね!」

グリーン「そらそうだな……つっても、お尋ね者のレベル低いな! 犯罪これしか起こらねえのかよ!」

キョウヘイ「……トウヤさん、あれ、落書きっすかねぇ」

トウヤ「うーん、微妙なところだよねぇ……バトルフィールドをかいただけ、ではあるし……別の人じゃない?」

キョウヘイ「犯行時刻は昨夜だそうっすよ」

トウヤ「うーーーーん……」

レッド「……」

キョウヘイ「……あれ、当の本人は結構余裕そうっすね」

レッド「うん……もし、誰かが僕の所に来ても、倒せば問題ないかなって……」

グリーン「脳筋やめろお前」

レッド「……緑、聞いてたの」

グリーン「まあな……つっても、今更戻って消すわけにもいかねえし。ほっといていいんじゃねえか? ばれねえだろ」

キョウヘイ「仮にもジムリーダーとしてこのセリフは大丈夫なんすかねえ?」
174 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 22:55:27.91 ID:kIZR8+GV0
レッド「大丈夫、誰か来ても倒す……あれ、ここ、分かれ道」

キョウヘイ「あっちが町みたいっすけど。反対の道はどこに繋がるんすか?」

ミヅキ「あっちはメモリアルヒルです! 遺跡もあるんですけど、とりあえず町いきましょう!」

女レッド「はーい」


〜コニコシティ〜

キョウヘイ「……ド派手な門っすねえ!」

シルバー「異国の文化を取り入れた町……のようですね」

グリーン「見るからにアローラって感じではねえもんな」

ヨウ「そうなんですよ! 漢方薬とかも売ってるしブティックもあるし……すごいんですよ!」

レッド「ふむ……」

何処に行くか 1、漢方薬店 2、お香やさん 3、ブティック 4、フォトクラブ 5、ライチさんの店

下1 (ゾロ目でイベント)
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 22:56:44.23 ID:9CoP0YQ90
3
176 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:00:06.44 ID:kIZR8+GV0
女レッド「ブティック気になるなぁ、寄ってみてもいい?」

レッド「……」コク

ミヅキ「このお店、ちょっと民族風だったり、コアな感じの服がいっぱいなんですよ!」

女レッド「へぇ〜、楽しみ!」

シルバー(親父への土産に何か買っていこうか……)

グリーン「そうだ、姉ちゃんに土産買わねえとなあ」

レッド「……! お店、入ろう」

ハウ「? うん、はいろはいろー」


〜ブティック〜

キョウヘイ「どうしたんすか? レッドさん」

レッド「……視線を感じた気がして……気のせいかも、だけど」

トウヤ「とりあえず、怪しい人はいないっぽいけどねぇ……」
177 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:02:50.58 ID:kIZR8+GV0
店員さん「いらっしゃいませ〜! ただいま、特別コンテストを開催しております!」

レッド「……コンテスト?」

店員さん「はい! 二人一組になっていただきまして、一人がコーディネート、一人がモデルを担当していただきます」

店員さん「一番モデルの魅力を引き立てるコーディネートをした方に、豪華景品があるんです!」

レッド「……どうする?」

女レッド「楽しそうだね!」

ミヅキ「良いと思います! 出ましょう出ましょう!」

トウヤ「と、なると……一人余ることになるから、その人は応援係だね」

キョウヘイ「とりあえずくじびきで決めるっすか〜」

どう分けるか 下1
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:05:58.36 ID:Rs5aEMk10
レッドとシルバー
緑と女レッド
ヨウとミヅキ
ハウとトウヤ

可能ならアクロマ来てキョウヘイも参加
179 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:11:58.64 ID:kIZR8+GV0
キョウヘイ「応援係なりまーーーーーーーす!!!!!!!!」

女レッド「わぁ、素早くうちわを装着して観客席についたね」

キョウヘイ「あいつが来るまでもないっすよ、俺はもう……応援のプロっすからね」パチッ

トウヤ「ウインクまでしちゃって……よほど応援がしたいんだねぇ」

キョウヘイ「そうなんです〜(棒) それじゃ、左っかわの人がコーディネート役、右がモデルでいくっすよ」

レッド「……シルバー、僕に任せて……」

シルバー「逆の方がいいとは思いますが……レッドさんにお任せします」

グリーン「お前とか……コーディネートなぁ、まあ任せとけよ」

女レッド「任せていいのかな……とりあえず、"私"に負けないよう頑張ってね!」

ヨウ「ミヅキ、せっかくなら優勝を狙おう!!!!」

ミヅキ「わ、わかった! 頑張ってヨウ〜〜、コーディネートに全てがかかってるから!!」

ハウ「あはー、服は動きやすいのが一番だよねー」

トウヤ「あはは、お手柔らかにね……」

キョウヘイ「さて……この後大量に安価が出されるであろうって感じっす。ドキドキっすねぇ」
180 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:15:45.27 ID:kIZR8+GV0


店員「お待たせいたしました! これより、第三回コニコブティックファッションコンテストが行われます!」

店員「優勝者の方には豪華景品が出ていますので、みなさん頑張ってください!」

キョウヘイ「おー、始まったっすねぇ……他の参加者もそこそこいるみたいっす」

キョウヘイ「どの人も普通にオシャレって感じっすけど……さて、どうなるっすかね」

キョウヘイ「えーと、どうやら隠し要素として、特定のテーマだったりアイテムを使えばポイント加算、とかあるらしいっす」

キョウヘイ「運ゲーっすね……ま、逆に運ならなんとかなりそうな人もいるっすし」

店員「……続きまして、レッド・シルバーペアです! モデルのシルバーさん、どうぞ!」

キョウヘイ「おっと、出番が来たっぽいっすね! シルバー!」ブンブン

シルバーの衣装 下1(コンマが点数)
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:19:22.25 ID:jUqUHeqU0
黒いスーツ
182 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:23:40.48 ID:kIZR8+GV0
シルバー「……」

キョウヘイ「ほー、フォーマルなスーツっすねぇ」

キョウヘイ「……普通っすね! レッドさんっすからもっとアレなのが来るかと思ってたっすけど」

キョウヘイ「そして普通に似合っちゃってるっすね!!」

シルバー「キョウヘイさん、褒められているんでしょうか、それ」

キョウヘイ「一応褒めてるっす!!」

審査員「お似合いですが……ウーンまとも! 25点!」

キョウヘイ「きっびし! ……まぁ、民族風らしいっすしね、フォーマルは対象外なんすかねえ」

シルバー「すみませんレッドさん……!」

店員「続いて、グリーン・レッドさんペアでーす!」

キョウヘイ「レッドさんとレッドさん ややこしいっすねえ!」

女レッドの衣装 下1
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:25:37.40 ID:9CoP0YQ90
仮面舞踏会風ドレス
184 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:29:48.60 ID:kIZR8+GV0
女レッド「じゃじゃーん! 私は誰でしょう〜?」

キョウヘイ「レッドちゃんさーーん! あれっなんかコールしちゃったっす」

<オネーーサーーーン!!!!

キョウヘイ「舞台袖からもヨウのコールが聞こえてくるっすね……」

キョウヘイ「そして! 肝心の服は仮面舞踏会風のドレス、と」

キョウヘイ「これまたフォーマルっすね! しかし派手過ぎず地味すぎずのいい線いってるっすよ」

キョウヘイ「全体的に基本の色が赤っぽいのもちゃんと考えられてて良きポイントっす……」

審査員「うーん……おしゃれだけど40点!」

キョウヘイ「フォーマルには厳しいっすね!?」

女レッド「んー、残念! でもグリーン、"私"には勝ったっぽいよー」

キョウヘイ「グリーンさんの勝利のどや顔が目に浮かぶようっすね……」

店員「続いて、ヨウ・ミヅキペアでーす!」

キョウヘイ「注目のふたごはどう出るっすかね!?」

下1
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:30:13.08 ID:Rs5aEMk10
エーフィみたいな色の巫女服
186 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:33:23.46 ID:kIZR8+GV0
ミヅキ「フィーーーーーー!!!!」バッサァ

キョウヘイ「な、なんだってーーーー!!!」

キョウヘイ「いや巫女は良いと思うっすよ巫女は! しかしすげー色っすね!?」

キョウヘイ「いやまあ鳴き声(?)からしてエーフィイメージなんでしょうけども!」

ミヅキ「わたしは巫女! この祈りで全員をフィー脳にしてみせます!!」

キョウヘイ「こわいこわいこわい!」

審査員「ブラ派です!!!!!!!!! 8点!!!!!!!!!!!」

ブラッキー「いええええええええええええい!!!!!」

キョウヘイ「うっそやろ 性癖戦争の弊害が……」

ミヅキ「がーん! ヨウ〜、駄目だったよ〜〜!」

店員「えー、次の方で最後となります! ハウ・トウヤペアです!」

キョウヘイ「……ここまで軒並み点数低いっすねぇ。流石に50点超えないと優勝はできなさそうっすけど……」

トウヤの衣装 下1
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:35:47.80 ID:hfwvgeeSO
白衣+青い触角+メガネ
188 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:40:07.89 ID:kIZR8+GV0
トウヤ「あ、あはは〜〜……」

キョウヘイ「」ドテッ

キョウヘイ「……びっくりしすぎて昭和みたいなこけ方しちゃったっすよぉ!?」

キョウヘイ「いやその三セットはどーーしてもアクロマじゃないっすか!!」

トウヤ「僕に言わないでほしいなぁ……」

キョウヘイ「……いや百歩譲って白衣と眼鏡はいいっすよ。その触角いらないっすよねえ!?!?!?!?」

審査員「素晴らしい!!! なんという前衛的なファッション!!! 80点!!!」

キョウヘイ「ええええええええええええ!?!?!?」

店員「では、優勝はハウ・トウヤペアでーす!」

トウヤ「や、やったー……」

ハウ「わーい」ヒョコ
189 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:45:03.58 ID:kIZR8+GV0
キョウヘイ「……凄い複雑っすけど、おめでとうっす」

トウヤ「ありがとねぇ」

ハウ「やっぱり高得点だー、あの触角、やばいやばいと思ってたんだよねー」

キョウヘイ「確かにどこの民族だ感があるっすけども……」

ハウ「でしょー! おれ、けっこうおしゃれの才能あるのかもー」

トウヤ「うんうん、優勝できたしねぇ」

キョウヘイ「……ためしに触角取ってもらっていいっすか」

トウヤ「いいよ。はい」ポイ

キョウヘイ「……普通にイケメンっすね」

ハウ「そうそう、これだけだと普通のイケメンなんだよー」

トウヤ「あはは……」

店員「それでは、景品の授与になりまーす!」


景品 下1
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/02(木) 23:46:22.16 ID:Rs5aEMk10
レア物の百合同人誌セット
191 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:49:50.17 ID:kIZR8+GV0
審査員「私が長年集めてきた中でも……一番レアな薄い本たちです」

トウヤ「ええ……」

審査員「オンリー百合です!!! 負けてはいけませんフィーの流れに!!!」

ハウ「いらなもごもごもご」

トウヤ「あ、あはは、ありがとうございます……」

キョウヘイ「……なんすかそれ」

トウヤ「わからない……とりあえずロリ物だけ貰っておこうかな」

ハウ「いらないって言っちゃ駄目なのかなー」

トウヤ「どんなにいらないものでもね、一度はありがとうございますって言うんだよ」

ハウ「へー、おれすこしおとなになったよー」
192 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:54:44.91 ID:kIZR8+GV0

レッド「……シルバー、ごめんね……」

シルバー「いえ!! これを活かしきれなかった俺が悪かったんです!!!」

レッド「あ、頭上げて……」

グリーン「よーぉ25点のレッドくん!」

レッド「殺す」バッ

シルバー「レッドさん抑えて!!!!」

ミヅキ「ま、まさかフィーの者じゃないなんて〜!」

エーフィ「ごめん……今僕の力が弱まってるから……」

ミヅキ「ユレイドルもありますし、ブラの者が強くなってきているのかも……」

ミヅキ「ヨウ、色が駄目だったのかも……ヨウ?」キョロ

ミヅキ「あれ、どこいっちゃったの?」
193 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/02(木) 23:59:33.79 ID:kIZR8+GV0
〜岬の灯台〜

ヨウ「おねーさーーんっっ!!」

女レッド「! あれ、ヨウ? びっくりしたな、気配は消してたつもりなんだけど」

ヨウ「ぼくの年上レーダーを侮らないでくださいっ!!」ビビビ

ヨウ「……なんで、急に出て行っちゃったんですか。着替えもせずに」

ヨウ「ぼくてきにはその恰好ものすごくすこすこスコルピです!!!」

女レッド「あはは、ありがとう! 普段はしないような格好だから、違和感がすごいけど」

ヨウ「……まだ色んな恰好を見せてほしいですし、いっぱいお話したいです」

女レッド「……ありがとう、ヨウ。だけどね、わかるんだ。そろそろ、次の場所に行かなきゃって」

女レッド「同じ場所にこんなに長くいたのはじめてだよ! 楽しかったからかな、今までありがとね」

ヨウ「おねーさん……」
194 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:05:40.59 ID:PtmEQfbB0
ヨウ「……あ、そうだ! これ、受け取ってください!」

女レッド「ん? これは……あぁ、昨日の写真だ。すごい、綺麗に撮れたんだね」

ヨウ「それ、おねーさんに持っててほしくて! ……ここでした旅の事、覚えててほしいんです」

女レッド「忘れないよ、絶対! こんなに賑やかで楽しくて、色々な経験をしたのは初めてだったもん」

女レッド「あはは、忘れないっていうか、忘れられないな」

ヨウ「……ぼくは、いや、ぼくもぜーーーーーったいにおねーさんのこと忘れません!」

ヨウ「ぼくはおねーさんのこと、これからもずっと好きですからね!!」

女レッド「……うん、ありがとう。嬉しいよ!」ニコ

ヨウ「……お"ね"ーさ"ん"」

女レッド「わあ、泣かないで! もう二度と会えないってわけじゃない……かもしれないし」

ヨウ「……そうなんですか?」

女レッド「運が良ければ、ね。"私"と会ったのも、二回目だったんだよ」
195 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:08:17.03 ID:PtmEQfbB0
女レッド「だから……いつになるかは、わからないけど。また会えるよ!」

ヨウ「……ほんとですか?」

女レッド「本当本当!」

ヨウ「ほんとのほんとにですか!?」

女レッド「大丈夫、お姉さんは嘘をつかないよ!」

ヨウ「……約束ですからね! 絶対ですよ!!」

女レッド「うん、約束! そうだ、次に会ったら、その時は」

女レッド「また写真を撮ってくれると嬉しいな!」タッ

ヨウ「……はい!!!」
196 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:11:12.61 ID:PtmEQfbB0


〜コニコシティ〜

ヨウ「すいませーーん!! 戻りました!!!」

ミヅキ「あ、ヨウいたー! もう、探したんだから!!」

ハウ「灯台のほうに行ってたんだー」

ヨウ「うん! ご心配をおかけしました!」

グリーン「……おい、レッド」

レッド「……」コク

レッド("僕"の気配が消えてる……)

キョウヘイ「……トウヤさん」コソッ

トウヤ「そうだね……そっとしておこう」

トウヤ(目元が赤いけど、笑顔でいようと頑張ってる……お兄さんとして、その頑張りを無駄にしちゃいけないからね)
197 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:14:59.91 ID:PtmEQfbB0
ミヅキ「……あれ」

ハウ「そうだー、大試練についてー、ライチさんに聞きにいこー」

ハウ「おれがつれてくからー、その間にヨウとミヅキはー、ポケモンセンターで部屋とっといてー」

ヨウ「おっけー! いこうミヅキ!」

ミヅキ「えー!? ちょ、ちょっと待ってよーーー!!」

ハウ「それじゃいくよー。えーとね、ここがライチさんのお店ー」

レッド「……ハンマーの、看板」

キョウヘイ「すごいシックな感じのお店っすねぇ」

シルバー「……トレーナーに人気の店だと聞きました」
198 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:19:53.45 ID:PtmEQfbB0

〜ジュエリーショップ〜

レッド「……結構、賑わってる」

グリーン「宝石店、っつーか……アクセサリーショップか?」

トウヤ「ネックレスとか色々売ってるみたいだねぇ」

キョウヘイ「指輪も売ってるんすねぇ……ルリちゃんへのお土産にいいかもっす」

シルバー「炎の石や水の石も売っているそうです。便利ですね……」

レッド「カントーだと、デパートにいかないとないのに……」

おばちゃん「化石売ってるよー、化石いらんかえー」

レッド「……化石?」

おばちゃん「おばちゃんがさっきそこで掘り返して来た化石だよ。買うかえ」

レッド(……何の化石かわからないと、買うか悩むな)

シルバー「少し良いですか? これは……」

何の化石か 下1
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:21:15.79 ID:mm5ZXhySO
厨二病のアマルルガ
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:21:45.94 ID:zrwwu5Wl0
あーけん
201 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:24:07.03 ID:PtmEQfbB0
シルバー「これは、恐らく……アマルルガ、というポケモンでしょう。ただ……」

レッド「……ただ……?」

シルバー「……不思議なポーズをとっていますね」

グレイシア「しあ!」ポーン

レッド「わ、グレイシア……!?」

グレイシア「しあ……! しあ、しあしあ〜……」

レッド「……すり寄ってる」

シルバー「アマルルガは氷タイプのポケモンですし、シンパシー……でしょうか?」

レッド「あとで、化石おじさんのところ行くからね……」

グレイシア「しあ〜〜!」
202 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:28:25.87 ID:PtmEQfbB0


キョウヘイ「う〜〜〜ん……」

グリーン「珍しく真剣に悩んでんじゃねえか。どうした?」

キョウヘイ「珍しくは余計っすよ! ルリちゃんのお土産を選んでるんすよ」

グリーン「あー、それなら今がチャンスだな」チラッ

トウヤ「レッドは化石に気をとられてるからねぇ」

キョウヘイ「そうなんすよ〜〜……もうグリーンさんとトウヤさんでもいいっす! アドバイスをください!!」

グリーン「でもいいってなんだよ!! まぁアドバイスくらいいいけどよ」

トウヤ「うんうん、見たところいくつかには絞れたみたいだけど……」

キョウヘイ「そうっす。一応、他によさげなのがあれば見せてほしいっすけど」

ルリちゃんへのお土産 1、アーカラでとれた宝石のペアリング 2、ピンクのパワーストーンつきネックレス 3、その他
下1
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:29:02.76 ID:zrwwu5Wl0
やっぱりペアリングでは?
204 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:32:07.74 ID:PtmEQfbB0
グリーン「ほうほう……ここはやっぱペアリングじゃねーかあ?」

トウヤ「うんうん。お揃いのものを貰えるのは嬉しいんじゃないかな?」

キョウヘイ「そっすよね? そっすよね!? 俺もそーだなーと思ってたんすよ〜〜!」

トウヤ「うんうん。あの子ならきっと喜ぶよ」

グリーン「良かったな……うお、すげー値段」

キョウヘイ「あ、値段見てなかったっす……ほー、この値段ってことはちゃんとしたやつなんすねぇ」

キョウヘイ「猶更気に入ったっす! ちょっくらお会計してきまー!」

トウヤ「いってらっしゃーい」

グリーン「やっぱ金持ちだな……あれ土産で買うレベルのやつじゃねーだろ……」

トウヤ「あははー」
205 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:37:58.88 ID:PtmEQfbB0
ハウ「レッドー、ライチさん連れてきたよー。ライチさんはやくー」

ライチ「そんなに急かさなくたってすぐ行くさ。はじめまして、あんたが挑戦者かい?」

レッド「! ……はい、レッド、です……」

ライチ「よく来たね、あたしはライチ。アーカラ島のしまクイーンさ……って」

ライチ「これがそんなに気になるかい? ヌイコグマのぬいぐるみ」

レッド「……もふもふで、かわいいですね……」

ライチ「そうだろうそうだろう! あたしのお気に入りさ。そこのお土産屋さんで売ってるから、ぜひ買っていきな」

レッド「はい……!」

ライチ「うんうん、良い趣味の良い子じゃないか。大試練もはかどりそうだ……っと」

カプ・テテフ「かぷっふ!」コンコン

ライチ「ああ、わかったよ。すぐに行くから待っていてくれるかい」

レッド「……あれ」

ライチ「この島の守り神、カプ・テテフさ。遺跡の掃除をたまにああして頼みに来るのさ」
206 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:41:44.61 ID:PtmEQfbB0
ライチ「カプ・テテフは怒ると手が付けられないからねぇ……悪いけど、掃除の後でいいかい?」

レッド「……せっかくですし、お掃除、手伝います……」

ライチ「本当かい? それは助かるよ。そうだね、せっかくだし大試練も遺跡でしようか」

ライチ「カプ・コケコほどじゃあないけど、カプ・テテフもポケモンバトルを見るのが好きなんだ」

レッド「……なるほど」

レッド(カプ・テテフ……さっき見た感じだと、ピンクで可愛い感じだった)

レッド(結構フレンドリーに遊びに来るんだ、守り神……)

ライチ「遺跡は9番道路を少し進んだ先さ。早速行こうか」

レッド「はい……」
207 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/03(金) 00:42:17.54 ID:PtmEQfbB0
今日はここまでです。明日はおやすみ。
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:44:00.46 ID:Z0alxex80
感動が感動を読んだ 乙!
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:44:07.09 ID:MJm6Kbcm0
乙。
テテフってある意味見た目ロリっぽいけど、トウヤはどう思うだろうか。
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/03(金) 00:46:20.41 ID:zrwwu5Wl0
乙乙です!
もうヨウくん関連で私の感情はボロボロ
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:46:54.69 ID:PTbNB+9D0
乙で〜〜す!
毎日神回ありがとうございます!
キョウヘイくんかわいいね
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/03(金) 00:48:34.15 ID:Twu5+Q/jO
おつおつのおつ!
ようにょれで私は生き絶えたのだ…
213 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:02:04.26 ID:EAmW1Mhg0
番外編はじめます。今日は何の日?
214 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:07:13.37 ID:EAmW1Mhg0
グリーン「緑の日だぜ!!!!!!!!」

レッド「うるさ……」

グリーン「うるせえ……年に一度の俺の日だぞ??」

キョウヘイ「いうて去年もやってたっすよね」

トウヤ「去年も再開したのがこの時期だったもんねぇ」

グリーン「そういやそうだったな……つっても、特にやりたいことは思いつかねえんだよな」

レッド「……緑と、何して遊ぶか……?」

グリーン「言っとくけどな、俺"で"遊ぶんじゃねえんだぞ」

下1
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 22:10:47.74 ID:8rBKNWrpO
おままごと
216 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:13:51.01 ID:EAmW1Mhg0
レッド「……おままごと?」

トウヤ「へぇ、いいんじゃないかな? 僕もよくやるよ」

キョウヘイ「幼稚園児とっすか?」

トウヤ「……」ニコ
217 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:16:00.76 ID:EAmW1Mhg0
レッド(笑顔で誤魔化した……)

キョウヘイ「ま、言うたら演技も大袈裟なおままごとみたいなもんっすからね……監督に言ったら怒られるっすけど」

グリーン「こう考えたらおままごとに本場の俳優を起用すんのやべーな?」

キョウヘイ「レアっすよレアレア」

レッド「……四人でやるの……?」

トウヤ「誰か呼んでみてもいいかもねぇ」

グリーン「テーマとか決めてみてもいいかもな」

ゲスト 下1  テーマ 下3
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 22:17:55.20 ID:sxI/DdwA0
みんな大好きファイアくん
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 22:25:31.31 ID:sxI/DdwA0
ksk
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 22:26:15.53 ID:QfC6MLhX0
加速
安価なら下
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 22:26:57.64 ID:JFIpr5cSO
目覚めたトウヤお兄ちゃんとショタの弟達による男だらけのフィー家族ごっこ
可能ならアクロマパパ追加で
222 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:32:25.22 ID:EAmW1Mhg0
キョウヘイ「……」ペタペタ

グリーン「おい何してんだお前」

キョウヘイ「アクロマが入って来ないようにドアをテープで塞いでるんすよ」

トウヤ「それだとファイアも入って来れなくなるんじゃないかなぁ」

レッド「……」ポーン

フーパ「おまかせおまかせ〜!」

ファイア「こんにちはーファイア宅急便でーす。俺を届けに来ましたー」

レッド「……」

キョウヘイ「もうアレっすもんね……レッドさんの複雑そうな表情ったらないっすよ」

ファイア「ところで俺はショタ判定に見事インできるんですかね。兄さんよりかは大人な自信あるよ」

トウヤ「どうだろう……少なくともヒカリはロリじゃないと思ってるよ」

ファイア「うーむ。じゃあ危ういかもなぁ」
223 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:38:21.46 ID:EAmW1Mhg0
エーフィ「おまかせおまかせ〜〜〜〜!!!」ミョンミョン

トウヤ「うわーーーーー!!!! ちょっとまってよく考えなくてもグリーンはショタじゃないよ」

グリーン「冷静な顔で言われたって俺も困るんだけどよ」

トウヤ「どうしよう、せっかくグリーンの日なのになぁ」

キョウヘイ「……それなら俺にいい案があるっすよ」

グリーン「なんだ?」

ファイア「キョウヘイさんのいい案ってちょっと怪しいよね」コソコソ

レッド(ちょっとわかる……)

キョウヘイ「聞こえてるっすよ〜〜〜〜」
224 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:52:53.41 ID:EAmW1Mhg0
〜茶番〜

トウヤ「今日もいい子だね〜〜〜」

レッド「……」

キョウヘイ「良い子っすよー。良い子っすからお小遣いください!!」

トウヤ「いいよ。いくらほしい?」

キョウヘイ「えっいやいらないっす」

レッド「お菓子買って……」

トウヤ「いいよー」

グリーン「……おうおうおうここかぁ? うちの坊っちゃんに怪我させたっつーガキがいるのはよぉ!!」

トウヤ「何ですかあなたは……うちの子はそんなことをする子じゃありません!!」

グリーン「うちのぼっちゃんが怪我したつってんだ! ですよね坊っちゃん!」

ファイア「ああ、俺が怪我したのはそこの彼のせいだよ」

レッド「……」ギクー

グリーン「そこのガキがなあ、坊っちゃんに下1したってんで怪我しちまったんだ!!」
225 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:55:47.64 ID:EAmW1Mhg0
〜茶番〜

トウヤ「今日もいい子だね〜〜〜」

レッド「……」

キョウヘイ「良い子っすよー。良い子っすからお小遣いください!!」

トウヤ「いいよ。いくらほしい?」

キョウヘイ「えっいやいらないっす」

レッド「お菓子買って……」

トウヤ「いいよー」

グリーン「……おうおうおうここかぁ? うちの坊っちゃんに怪我させたっつーガキがいるのはよぉ!!」

トウヤ「何ですかあなたは……うちの子はそんなことをする子じゃありません!!」

グリーン「うちのぼっちゃんが怪我したつってんだ! ですよね坊っちゃん!」

ファイア「ああ、俺が怪我したのはそこの彼のせいだよ」

レッド「……」ギクー

グリーン「そこのガキがなあ、坊っちゃんに下1したってんで怪我しちまったんだ!!」
226 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 22:56:24.64 ID:EAmW1Mhg0
ウーム誤爆安価下
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 22:59:09.88 ID:8rBKNWrpO
デコピン
228 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 23:03:44.43 ID:EAmW1Mhg0
グリーン「デコピンしたらしいじゃねえか!!」

トウヤ「レッド、本当?」

レッド「……確かに、したかもしれないけど」

レッド「それが勝負の世界だから……」

トウヤ「そっか……勝負なら仕方ないよね。レッドはすごいね」ナデナデ

レッド「……」

グリーン「いや甘すぎんだろ!!! なぁ坊っちゃん!!」

ファイア「確かに勝負っちゃ勝負だった……なんていわないんだからね!」

キョウヘイ「ファイアのお坊ちゃんイメージ偏りすぎじゃないっすか?」

グリーン「この落とし前どうつけてやりましょうか!!」

ファイア「そうだな……下1してくれたら許してあげないこともないんだからね」

キョウヘイ「いやだから偏りすぎじゃないっすか!?!?」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:04:43.61 ID:QfC6MLhX0
緑とイシツブテ合戦
230 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 23:10:35.48 ID:EAmW1Mhg0
ファイア「俺の部下と本気でイシツブテ合戦やってよ」

グリーン「マジか」

レッド「……いいよ」

トウヤ「えっちょっと待って僕らはそういうのはちょっと」

エーフィ「いかん!!! 危機的状況に目覚め分が減ってきてる!!!」ミョンミョン

トウヤ「……僕のレッドなら勝てるよね? 期待してるよ。頑張っておいで」

レッド「まかせて……」

キョウヘイ「あーそういう方向性っすか!! 目覚めトウヤさんずりぃ!!!」

トウヤ「それじゃあ、キョウヘイは僕と観戦してる? 膝の上とかで」

キョウヘイ「こういう日が来るんじゃないかと思って防具を用意してたんすよ☆」

グリーン「ファイアもやんのか?」

ファイア「相手にマサラ人二人はずるいでしょー。俺は観戦してるんだからね」

キョウヘイ「だんだん雑になってきてるっすねぇ」
231 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 23:19:35.03 ID:EAmW1Mhg0
グリーン「おし、本気出すぜ?」

レッド「……キョウヘイ、無理はしないで」

キョウヘイ「大丈夫っす! 若手俳優たるもの、体を張るバラエティだってやる所存っすよ!」

レッド「すごい……大丈夫、勝たせて見せる」

キョウヘイ「かっけえ……」

グリーン「おいおい随分余裕だなぁ? ま、お前はその調子でいてくれよ」

グリーン「その方が倒しやすいからなぁ!!!!!」

ファイア「うーん、清々しいほどの三下ムーブ」

トウヤ「どっちが勝つかなぁ」

コンマが高い方の勝ち 下1レッド・キョウヘイ 下2グリーン
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:21:28.76 ID:sxI/DdwA0
かつのじゃ
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:22:37.85 ID:QKaHnTwrO
おっおっ
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:23:22.29 ID:WtgoaxfE0
がんばえ〜〜〜〜
235 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 23:37:32.42 ID:EAmW1Mhg0
グリーン「おいおい防御ががら空きだぜレッドさんよぉ!!!」

レッド「……」

キョウヘイ「うわーーーーー怖え!!!! 普通に怖え!!!!!」

ファイア「おー……」

トウヤ「楽しそうだね? ファイア」

ファイア「うん。兄さんが仲間守ろうとしてるの、滅多にないからさ」

ファイア「面白いなーって思うよ」

トウヤ「……そっかぁ」

キョウヘイ「イシツブテ重いっすね!!! どりゃあ!!!」

レッド「筋は良い……っ!」

グリーン「投げた後に隙が残ってるのは課題だけどなっ!!」ブンッ

レッド「待っ……!」ダッ ガンッ

キョウヘイ「レッドさん!」

グリーン「……マジかよ」

ファイア「ひゅーう、庇うところまできましたか」
236 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 23:46:43.18 ID:EAmW1Mhg0
レッド「……当たった、僕の負け」

キョウヘイ「レッドさん〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」バッ

レッド「わ……大丈夫、だよ」

グリーン「……ま、俺の勝ちなのは変わらねえし喜ぶとするか」

グリーン「見たかレッド!! これがみどりの日の力だっつーの!!!! はーっはっはっは!!!!」

レッド「……ばーか……」

トウヤ「あっどうしよう和んじゃった……今一応目覚めてるはずなんだけどな」

ファイア「まあいいんじゃないですか? そういう日もあるある」

ファイア「……あ。あるかもしれないんだからね」

キョウヘイ「思い出すの随分遅かったっすね!!」
237 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 23:51:17.05 ID:EAmW1Mhg0
グリーン「……で、何してたんだっけか俺ら」

キョウヘイ「おままごとっすよ、一応」

ファイア「そうそう。それで俺はお坊ちゃまやってるんだからね」

グリーン「忘れてたな……じゃあそうだな、今日はこれくらいで勘弁しといてやらぁ!!」

グリーン「帰りやしょう坊っちゃん!!」

ファイア「はーい」

レッド「……トウヤ、ごめん、負けちゃった」

キョウヘイ「俺のせいっす!!!! すんません!!!!」

トウヤ「大丈夫だよ。二人ともとても頑張ってたってわかってるから」

レッド「……」

キョウヘイ「トウヤさん……」

トウヤ「でも、うん、そうだね。せっかくだから特訓でもしておこうか……」
238 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/04(土) 23:58:14.04 ID:EAmW1Mhg0
ファイア「はいおはようございまーーす」ペシッ

トウヤ「はっ……あれ、僕は何を?」

レッド「……ファイア」

グリーン「まあ流石にな、俺の日に変なことされたらたまったもんじゃねえしな」

キョウヘイ「他の日でもアレっすけどね??」

トウヤ「そういえば、安価で目覚めるよう指定されてたんだっけ……」

ファイア「ま、いいんじゃない? おままごと、結構楽しかったし」

キョウヘイ「おままごとだったんすかねぇ、あれ」

グリーン「俺もただのチンピラだったしな?」

レッド「緑っぽかったよ……」

グリーン「んだとお前」
239 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 00:02:36.17 ID:IzDpVxnw0
グリーン「……そういえば、レッドとファイアは俺とバトルしたことあるよな」

レッド(そりゃあね……)コク

ファイア「まあ俺はジム巡りの時のアレだけどねー」

グリーン「なんだかんだキョウヘイも一応あるんだよな」

キョウヘイ「あるっすねー、中々勝てなかったっすけど」

グリーン「と、なると……」

トウヤ「あれ……僕?」

グリーン「一度も戦った事無いなと思ってよ。せっかくだしバトルしよーぜ、シングルダブルマルチ、なんでもいいからよ」

トウヤ「うーん……じゃあ、誰かと一緒に挑ませてもらおうかな」

グリーン「おう、いいぜ」

トウヤ(誰と組もうかな。ここにいる三人の中の誰かにお願いしよう)

下1
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:03:53.23 ID:JQ1j1QXq0
きょへくん…
241 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 00:09:51.87 ID:IzDpVxnw0
キョウヘイ「……はいはいはい! トウヤさん、俺とかどうっすか? 今なら強いポケモンに加えてイケメンな後輩もついてくるっす!」キラキラ

トウヤ「わあ、キラキラしてるねぇ。それじゃあ、うん、せっかくだからお願いしようかな」

グリーン「よし、じゃあお前らは決定だな。お前らが三匹ずつ出して、俺は六匹でもいいぜ」

ファイア「……ま、それがいいんじゃないかなあ。もし組むとしたら俺ね」

レッド「…………」

ファイア「いやさ、兄さんとグリーンさんが組むのはもうちょっと、こう……シリアスな時までとっとこうよ」

レッド「……わかった」

ファイア(ふう、兄さんが弟に対してちょろいタイプで助かったぞ)ブイ

グリーン「ピースじゃねえぞお前……」

ファイア「んで、グリーンさんどうします? 俺と組むか、おひとりで頑張るか」

グリーン「そうだな、一人っつーのも大変だけどよ……お前、息合わせる気あるか?」

ファイア「……何をおっしゃいます、グリーンさん。そりゃあ、ねえ?」

グリーン(ぜってえねえな)

レッド(ない時の顔だ……)

グリーン「……」

どうするか 下1
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:11:24.25 ID:JQ1j1QXq0
組む
243 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 00:17:53.94 ID:IzDpVxnw0
グリーン「……ま、せっかくだしな。組もうぜ、ファイア」

ファイア「お目が高ーい。それじゃ、まあまあ頑張っちゃいますかねー」

レッド「……それじゃ、審判、する」

トウヤ「うーん、緊張するなぁ。頑張ろうね、キョウヘイ」

キョウヘイ「緊張してるんすか?? マジで?? ……とりあえず頑張るっすよー!」

トウヤ「うん、頑張ろう頑張ろう」

レッド「……それじゃあ、両者ポケモンを出して」

グリーン「行くぜ、ウインディ!」ポーン

ウインディ「がう!」

ファイア「やっちゃお、リザードン」ポーン

色リザードン「ぐおう!」

キョウヘイ「頑張るっすよー、エンブオー!」ポーン

エンブオー「ぶおう!」

トウヤ「シンボラー、よろしくね」ポーン

シンボラー「しゅうう」

レッド「……バトルはじめっ!」

コンマが高い方の勝利
下1 グリーンファイア  下2 トウヤキョウヘイ
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:19:27.70 ID:mpaXJmr4O
よっこらせ
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:23:21.40 ID:qsJCzKnP0
246 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 00:32:51.56 ID:IzDpVxnw0
ファイア「いー調子じゃないですか。エルレイド、左から回り込んじゃえ」

エルレイド「!」バッ

グリーン「ピジョット、あいつのことは気にすんな! ブレイブバードで突っ込め!」

キョウヘイ「バイバニラ、左を守れ! ……って、右から来てるじゃないっすか!?」

トウヤ「キョウヘイ、ファイアの命令は3の倍数回の時だけ逆に出されてるみたいだよ」

キョウヘイ「そんなのありっすかぁ!?」

ファイア「おやま、こんなに早くバレるとは」

トウヤ(……うーん、チームワークがまるでないね。でもだからこそ、予想できないから戦いにくい)

キョウヘイ「あーーー混乱してきた! 普通に二人とも強いっすしね!?」

トウヤ「うん、そこなんだよねぇ。ちょっと油断してたな」

グリーン「お前、ギリギリ俺の邪魔しないで戦うの上手いな……」

ファイア「まあねー。アウトなラインには行かないのがファイアくん流です……なんちゃって」

ファイア「というわけで。エルレイド、きあいだま! 前方は気にせずぶちかましちゃってー」

グリーン「ピジョット上に飛べ上に!!!」

トウヤ「しまった、撃たないと思ってたんだけどなぁ……!」

キョウヘイ「まずいっすよこれーー!!」
247 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 00:37:44.72 ID:IzDpVxnw0

レッド「……バイバニラ、ドレディア、戦闘不能。勝者、グリーンとファイア!」

ファイア「いえーい、勝利ゲットだぜー」

グリーン「はあ……いや勝ったのはいいけどよ、疲れたな」

グリーン(……しかも、そこそこギリギリだったしよ。それこそ、搦め手使って辛うじて、って感じだったな)

キョウヘイ「ぐぬぬぬ、惜しかったっすよぉトウヤさん!!!」

トウヤ「そうだねぇ、もうちょっとだったんだけどな……」

キョウヘイ「そうっすよねぇ!? 結構頑張ったんすけど……」

トウヤ「うんうん、キョウヘイはすごい頑張ってたよ」ナデナデ

キョウヘイ「……あの、慰めてくれるのは嬉しいんすけど、ちょっと恥ずかしいっすね!!」

グリーン「次はやべえかもなあ……」ボソッ

ファイア「ところでグリーンさん。これは純粋な疑問なんだけど、俺と組むのと兄さんと組むの。どっちが戦いやすい?」

グリーン「どっちもどっちだな」

ファイア「だってさ、兄さん」

レッド「……」
248 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 00:43:08.18 ID:IzDpVxnw0
レッド「……緑」

グリーン「んだよ」

レッド「……」スッ

キョウヘイ「時計、っすか? ……あ、日付超えてるっすね」

トウヤ「本当だ。みどりの日も終わっちゃったねぇ」

グリーン「マジだな……しかたねえ、今日はこれくらいにしといてやるか」

レッド「……来年も、やるの?」

グリーン「あったりまえだろ。今回はバトル尽くしだったしな、次はなんか違うのやりてえな」

ファイア「ま、それまでここが続いてればの話ですけどもね」

キョウヘイ「しーーっファイアくんしーーーっ! 言っちゃ駄目っすよそれは!!」

ファイア「おっとうっかり」

レッド「……来年までに……」

グリーン「あ?」

レッド「来年までに……赤の日作ってやる……」

グリーン「……く、ははははは! いいじゃねえか、作れや赤の日。それっぽい日があったらよ、何かしてやるよ」

キョウヘイ(フラグだ……)

グリーン「とりあえず今日はお開きにしてやるぜ。来年まで腕を磨いて待ってるんだな! バイビー!」

トウヤ「……清々しいライバルムーブだったねぇ」

レッド「……次は、負けない……」
249 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 00:44:41.73 ID:IzDpVxnw0
今日はここまで。
明日は本編か子供の日番外編(10歳以下祭り)か悩んでます。どっちがいいですかね???
余談ですが名探偵ピカチュウ面白かったんでお勧めです。
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:48:14.03 ID:qsJCzKnP0
乙!個人的には番外編がいいが、主がやりたいことをやってくれ!
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:49:50.80 ID:nPaMnrS40
乙てす。番外編に一票入れます。

こどもの日……トウヤ大歓喜かな?
まぁ目覚めトウヤが好きなレッド(13)とキョウヘイ(14)は参加できないけど。
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:53:19.29 ID:Ut96vwUk0
乙乙正直子供の日祭りみたいぞーー!!
シルバーとヒカリの10歳感の無さよ
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:55:13.68 ID:BGrwHEwp0
乙です
番外編に入れます
てか10歳以下だからファイア入るなー
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 01:37:17.94 ID:r5AhRWaSO
乙。自分も番外で。

ちなみに「赤の日」でググったら「『赤口(しゃっこう)』に同じ」ってでてきた。
年に一回どころかほぼ毎週あるじゃないですかー! やったね、レッド!
255 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 22:01:26.99 ID:IzDpVxnw0
レッド「……赤口」

キョウヘイ「それってどーゆーやつっすか?」

レッド「……ちょっと縁起悪い奴……」

トウヤ「でもほら、赤い日あってよかったね」

レッド「うん……」


今日は子供の日!
256 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 22:09:03.78 ID:IzDpVxnw0
ヒカリ「えー、本日は子供の日よ。子供の健やかな成長を願う日ね」

ファイア「そういう俺らも子供なんですがね」

ヒカリ「あら、本当に? 貴方はそう見えないわね」

ファイア「お嬢さんこそ」

ヒビキ「……どっちもどっちだよーーーーー!!!!!!」

シルバー「うるさいぞヒビキ」

ヒビキ「だ、だってぇ! 今日のツッコミ多分僕かシルバーだよ!」

シルバー「……」フイッ

ヒビキ「目を背けないで現実を見て……頑張ってシルバー!!」

コトネ「レッドさんがいないからやる気がでないんじゃない??」

コウキ「よくわかんないけどがんばれー」バッ

リーフ「あれ、何の話をしてるのかしら?」

ライ「少なくともリーフ、おめーには関係ねーよ」
257 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 22:14:06.08 ID:IzDpVxnw0
ヒビキ「えーと、僕達はレギュラーメンバーでの最年少組ということで集まりました!」

ヒビキ「昨日もなんか遊んでたみたいだし、今日もなんかしてあそぼー!」

コトネ「まとめやく頑張ってー!」

ヒビキ「やだーーーーー!!」

ファイア「言うてもね、遊ぶっつったって何するよ」

リーフ「イシツブテ合戦とかかしらっ!?」

ファイア「それは昨日やっちゃったんだよね」

ライ「昨日やってなくても駄目だろ!? ガキしかいねーんだからよ」

ヒカリ「あら、同い年に向かって随分なお言葉ね」

コウキ「イシツブテ合戦ってレッドたちがやってるやつかー、うん、裸だと怪我しそう!」

ファイア「こういう時は安価くんですよ。おーい」

何をするか (トークお題とかでも) 下1
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:14:56.14 ID:r5AhRWaSO
ご本人監修でルカリオキッド(ガール)ごっこ
259 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 22:35:36.34 ID:IzDpVxnw0
キョウヘイ「はいこんにちはー!! ルカリオキッドっすよ〜〜〜〜」

コトネ「きゃーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒビキ「あわーーーーー」キーーーン

ファイア「なんとご本人、ノーギャラで出てくださいました」

キョウヘイ「まあ子供から金とるわけにはいかないっすもんね」

ヒカリ「……と言いつつ、短パン小僧からはしっかり賞金を取るキョウヘイなのであった」

キョウヘイ「ナレーションやめてもらえるっすか!?」

コトネ「き、きょうへいさんに、し、し、指導してもらえる……」バタッ

ヒビキ「コトネーーーーーーーっ!!!!!」

コウキ「あはは、ジョウトの人ってすぐ倒れるんだねー」

シルバー「…………」

ファイア「はいはい、あんまり言わないであげて。さて、最初は誰がやる?」

最初のヒーロー  下1
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:42:48.16 ID:nPaMnrS40
シルバー
261 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 22:47:42.62 ID:IzDpVxnw0
キョウヘイ「あ、シルバーやってみないっすか?」

シルバー「え、お、俺ですか!?」

ヒカリ「あら、いいじゃない。どちらかというとこちら側だけど……楽しんでらっしゃい」

シルバー「……むしろ、俺は悪役じゃないですか、色々と」

キョウヘイ「んなことないっすよ、ほれほれこっちに来なさい!」

コウキ「いってらっしゃーい」

ファイア「こうして改造され、ヒーローは増えていくのだった……」

リーフ「改造されちゃうの!? そうしたらもっと強くなれるかしら?」

ライ「お前……そういうとこだぞ!?」

リーフ「何がよ!?」
262 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:01:25.09 ID:IzDpVxnw0



キョウヘイ「できたっすよーー!!」

シルバー「……へ、変じゃないか、これ」

ヒビキ「……」

コトネ「……」

ヒビキ・コトネ「「かーーーっこいーーーーーーーーーー!!!!!!!」」

ヒビキ「いいなーシルバー! 似合うじゃーん! かっこいーよ!」

コトネ「キョウヘイさんには遠く及ばないけど似合ってるよ!」

シルバー「……そうか」

ファイア「写真撮って兄さんに送っちゃお」

リーフ「あら、それはいいわね! きっと喜ぶわ!」

シルバー「よ、喜びますか……?」

リーフ「ええ!!」

ライ「……断言するなっつーの。わかんねーだろ」

リーフ「そうかしら?」
263 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:07:21.31 ID:IzDpVxnw0
キョウヘイ「台本としては、ダークヒーロークロバットキッドが戦うことになるっすね」

クロバット「くろば!」

シルバー「……楽しそうだな、クロバット」

ヒカリ「あら、随分可愛い子ね」

コウキ「ヒカリ、どうどうー。やめといたほうがいいよー」

ヒカリ「あら、そう?」

ファイア「そーだ、大人っぽいけどまともじゃないんだったな、こちらのかた」

キョウヘイ「ついでっすし、それこそ悪役も決めちゃうっすか。やりたい子いるっすか?」

下1
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:07:49.88 ID:mpaXJmr4O
ライ
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:08:24.01 ID:r5AhRWaSO
レッドを取り合うのか
266 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:10:36.78 ID:IzDpVxnw0
ライ「俺がやる」

キョウヘイ「お、ライくん! やる気たっぷりっすねぇ」

シルバー「……」

ライ「……ふん。衣装はどこだ?」

キョウヘイ「こっちっすよー」

コトネ「なんか……仲悪いの?」

ファイア「うーん、俺的には非常に複雑な理由でね」

リーフ「あら、なんだったかしら?」

ファイア「覚えてなくていいと思うなー俺的には」

ヒカリ「……なんとなく察してしまう自分が憎いわ。いえ、その状況はとても面白いのだけれどね」

ファイア「まあわかるよ、他人事だったら俺も絶対楽しんでた……」
267 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:14:20.37 ID:IzDpVxnw0
ライ「どーだ、俺が悪役のギャラドスマンだ!」

コウキ「うわ、語呂悪いねー。あとその衣装暑そう〜、よく脱がないね!」

ライ「いや脱がねえだろ普通」

ヒカリ「あらあらコウキ、見事にマジレスされちゃったわね」

コウキ「僕のもマジで言ってるのに〜〜」

ファイア「……で、これはどうなるんですかね、監督」

キョウヘイ「台本に沿って適当に動いてもらうつもりだったんすけど……予定変更っす」ニヤッ

ファイア(あーーーらら)

キョウヘイ「せっかくっすからね! ガチのバトルでもしてもらおうじゃないっすか!」

ヒビキ「たのしそーーー! シルバー、頑張れーー!」

リーフ「いいじゃないっ! ライ、やっちゃいなさーーーい!!」
268 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:17:39.76 ID:IzDpVxnw0
キョウヘイ「それじゃあいくっすよー、よーいアクション!」



〜ビルの屋上〜

クロバットキッド「……任務は完了だ」

ルカリオキッド『助かったよクロバットキッド! お礼をさせてくれないか? 僕たちのアジトに……』

クロバットキッド「悪いが、断らせてもらう。慣れ合うつもりはないんだ」ピッ

クロバットキッド「俺は、ただ……あの人がいるこの世界を守るだけだ」

ギャラドスマン「はっ、お前ごときにできるか? そんな大逸れたことがよぉ」

クロバットキッド「! お前は……」

ギャラドスマン「ここで終わりだ、クロバットキッド!! くたばりやがれっ!!」ポーン

ギャラドス「ぎゃおおおう!!」

クロバットキッド「……行け!」ポーン

クロバッド「くろばっ!」

コンマが高い方の勝ち 下1シルバー 下2ライ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:19:58.83 ID:BGrwHEwp0
頑張れ
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:20:26.19 ID:r5AhRWaSO
ゾロ目だったらフィー的なアクシデントが……いやなんでもない
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:20:28.87 ID:qsJCzKnP0
よし
272 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:31:59.55 ID:IzDpVxnw0
クロバッドキッド「クロバッド、クロスポイズンだ!」

クロバッド「くろばっ!」ザシュ

ギャラドス「ぎゃおお……」

ギャラドスマン「くそっ、ギャラドス! アクアテールでぶっ飛ばせ!」

ギャラドス「……ぎゃおお!!」ブンッ

クロバッドキッド「甘いな! 潜り抜けてアクロバット!」

クロバット「くろばーー!」バババッ

ギャラドスマン「なんだとっ!?」

ギャラドス「ぐおお……」バタッ

ギャラドスマン「……お、覚えてろよーーーーっ!!!」ダッ

クロバットキッド「……よくやったな、クロバット」

クロバット「くろば!」
273 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:40:34.13 ID:IzDpVxnw0


キョウヘイ「……や、やるじゃないっすか! ナイス演技だったっすよ!!」

ヒビキ「し、シルバーかっけーーーーーー!!!!!」

コトネ「やるじゃんシルバーーーーーーー!!!!!」

ファイア「ライー、戻ってこーい……駄目だありゃ、完全に傷心しちゃったね」

リーフ「男なら一度の敗北でくじけちゃ駄目よ!!! 再戦するのよライ!!!!」ダッ

ヒカリ「……大丈夫なの? 彼」

ファイア「リーフが無理やり根性叩き直してくれるってさ」

コウキ「あ 暑い……空気があつい……」バッ

ヒカリ「やめなさいコウキ、下着は脱がないで」

コウキ「えーーーーー」
274 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:44:40.88 ID:IzDpVxnw0
キョウヘイ「シルバー、これは結構マジの誘いなんすけど……今度ポケウッド来ないっすか?」

シルバー「え、いや、俺は……」

ヒビキ「……レッドさんが一緒ならいいって思ってますよ!! シルバーは!!」

コトネ「絶対そうですシルバーは!!! キョウヘイさん、あとはお願いします!!!」

シルバー「お、おいっ!」

キョウヘイ「お兄さんにまっかせなさーい!」

ヒカリ「……はしゃいでるわね、キョウヘイも」

ファイア「年下に囲まれることがそんな無いんでしょうなあ」

キョウヘイ「こらーっやめなさいっすそこの二人! 図星っすから!」

ヒカリ「あらあら」

ファイア「おっと失礼。んじゃ次は誰がヒーローしちゃいます?」

下1
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:45:54.60 ID:r5AhRWaSO
ファイア(女装)
276 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/05(日) 23:53:00.32 ID:IzDpVxnw0
ヒカリ「あら」

キョウヘイ「おっとーー???」

ファイア「……マジかよ……」

リーフ「あら、今のファイアちょっと兄さんに似てるわね!」

ファイア「うん、テンション的にもね……」

ライ「……ざまあねえな」

ファイア「あのさ、今日のカントー何……? 雨のちあられ?」

コウキ「頑張れ〜、いざとなったら脱げばいいよ〜」

ファイア「それも検討しておきますわ……」
277 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:06:09.33 ID:8DEJRAnv0


キョウヘイ「……せっかくなので予定を変更してお送りいたしまーす」

ファイア「ダウジング戦士!!! 巫女ファイア!!!!!!」ドカーーン

リーフ「あら! 兄さんとお揃いね!」

ヒカリ「な、なんてやけくそパワー……名前に恥じないわね……」

キョウヘイ「そしてやっぱ兄弟っすねー、こうしてみると似ててびっくりっす」

ファイア「有難いような有難くないような、複雑の境地ですな」

キョウヘイ「……つまりは似合ってるってことなんすよねぇ」

ファイア「複雑さシロガネ山レベルになりましたね」

リーフ「大丈夫よファイア!!! とっても可愛いわ!!!!」

ファイア「やめて!!!!」

キョウヘイ「はーい、ここで敵やりたい人ー」

下1
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:07:21.60 ID:/e+QS/uXO
リーフ(男装)
279 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:10:31.09 ID:8DEJRAnv0
リーフ「はいはいはーいっ! 私、私やりたいわ!」

キョウヘイ「お、元気いっぱいっすねー」

リーフ「ねえ、ファイアは女の子の服を着ているでしょう? だったら私、男の子の服を着たいわ!」

リーフ「そうしたらなんか……いい感じになると思わない?」

ヒカリ「あら、素敵な考えね。私は賛成よ」

コトネ「うんうん、楽しそう! キョウヘイさん、リーフちゃんのお着替えは私たちにお任せください!」

キョウヘイ「そっすね、お任せするっす! かっこいい服にしたげてくださいっすよ〜」

ヒカリ「任せなさい、完璧な仕事をするわ」

コトネ「どんなのがいーかなー? ヒーローが巫女さんだもんねー」

リーフ「楽しみだわ! 二人とも、よろしくね!」

ヒビキ「……お、女の子ーって感じだね」

ファイア「ちょっと男子ぃ〜! とか言ってくるよあの子らそのうち」
280 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:15:27.69 ID:8DEJRAnv0


ヒカリ「待たせたわね」

コトネ「衣装合わせ、完璧ですっ!」

リーフ「ええ、完璧よ! どうかしらこれ、和装で合わせたのだけれど!」

キョウヘイ「……じゃ、ジャパニーズHAKAMAってやつっすよね、これ」

ファイア「ただの袴じゃないですよ、あれ。紋付き袴って言いましてね、男性の第一礼装ってやつ」

ファイア「つまりは……マジのやつ、ってことだ」

ヒカリ「色は定番の黒ね。全体的に黒っぽくしたから悪役らしいでしょう?」

コトネ「さらにさらに! じゃじゃん、番傘も用意しましたー! 髪の毛も侍さんっぽく結ったし完璧!」

リーフ「どう? 似合ってるかしら?」

キョウヘイ「……似合ってるっすね!? なんつーか イケメンか……?」

ファイア「あーあ、双子の片割れがこんなかっこいい恰好してるのに俺は巫女ですよ」

シルバー(かける言葉が見当たらない……)
281 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:20:37.87 ID:8DEJRAnv0
キョウヘイ「それじゃあ行くっすよ〜! よーいアクション!」



巫女ファイア「おっこんなところにかわらずの石が……」

怪人リーフ「待ちたまえ巫女ファイア!」

巫女ファイア「むむっ、この声は……怪人リーフ!」

怪人リーフ「駄目でしょう! 落し物はちゃんと届けないと!」

巫女ファイア「落とした時点で……いや、俺に見つけられた時点でこれは俺のものだよ」

怪人リーフ「落とした人が困っているかもしれないだろう!」

巫女ファイア「困るものだったら落としてないって」

怪人リーフ「でも!」

巫女ファイア「あーあーうるさいなぁ……そんなに言うんだったらさ、実力勝負といこうじゃん」ポーン

ジグザグマ「がう!」

怪人リーフ「むむむ、受けて立つ! いきなさいっロズレイド!」ポーン

ロズレイド「しゃらーん」


キョウヘイ(ファイア、台本無視しまくりっすねえ!? リーフはリーフでそもそも覚えてなさそうっすし……!)

キョウヘイ(まあいいっすよ、バトルでどう決着がついてどう展開させるか……見せてもらおーじゃないっすか!!)

コンマ大きい方の勝ち 下1ファイア 下2リーフ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:22:13.56 ID:8IhkJ8ZO0
がんばれ〜〜!!!!
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:22:48.54 ID:/e+QS/uXO
そいや
284 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:28:16.71 ID:8DEJRAnv0
怪人リーフ「ロズレイド、木の実食べて食べて!」

ロズレイド「しゃら〜〜」モグモグ ポイ

巫女ファイア「……その時を待っていた! ジグザグマ!」

ジグザグマ「がう!」キャッチ

怪人リーフ「なんですっ……なんだってー!?」

巫女ファイア「ジグザグマの特性はものひろい。こっちも回復しちゃいますなぁ〜〜!!」

ジグザグマ「が〜〜う!」モグモグ

怪人リーフ「ぐ、ぐぬぬ〜〜!」

巫女ファイア「止めだよ。ジグザグマ、とっしん!」

ジグザグマ「がうーーっ!」ドーン

ロズレイド「しゃら〜〜……」フラフラ バタン

怪人リーフ「ロズレイド〜〜〜っ!! えーんっ、覚えてなさーい!」

巫女ファイア「はっはっは、これでこの街の落し物はぜーんぶ俺のものだー!」

ジグザグマ「がうーっ!」

ナレーション(ヒカリ)「こうして、町の落し物は全て巫女ファイアによって拾われ、使われてしまった」

ナレーション「一度落としたものはもう返ってこないのである」

ナレーション「この映画を見ているみんなも、落とし物をしないように気を付けよう」
285 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:32:32.09 ID:8DEJRAnv0


キョウヘイ「……こ、これ……」

キョウヘイ「カルトエンドだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ファイア「ふ〜疲れた。演技ってけっこー楽しいね、服装を考えなければ」

リーフ「ファイア、ほとんど演技してなかったじゃない!」

ファイア「リーフだって途中素に戻ってたじゃん」

リーフ「わ、私は途中まで頑張ってたもの!」

キョウヘイ「くそお……これそこそこ人気出ちゃうタイプの映画っすよぉ……」

ヒカリ「良い事じゃないの。キョウヘイだって、そのタイプの映画を撮って名が売れたこともあるでしょう?」

キョウヘイ「あるっすけども!!!!!! カルトエンドっつーかカオスエンドっすよこれ」

ファイア「でも楽しかったから……、ライ何してんの」

ライ「バレたか。せっかくだしな、写真でも撮っといてやろうと思ってよ」

ライ「……レッドにはもう送っといたぜ」

ファイア「ピカチュウ、GO」

ピカチュウ「ぴかーーー!!」ビリビリ

ライ「俺の携帯!!!!!!!!!!!!」
286 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:36:31.88 ID:8DEJRAnv0
シルバー「素晴らしい……その、バトルでした」

ファイア「そこに触れてくれるのは普通に嬉しいですな。強いでしょ、ジグザグマ」

シルバー「はい、よく特訓をされてるんだなとわかります」

リーフ「普段ならロズレイドだって強いのよ?」

シルバー「惜しかったですね……しかし、強いポケモンであるというのは伝わりました」

リーフ「わかってるじゃない!」

コウキ「あれ、素だと思うー?」

ヒカリ「微妙なところね。いっそ、身内から取り込んでやろうというあくどい人間だったら面白いのだけれど」

コウキ「聞いといてなんだけどもう興味なくなってきたー」

ヒカリ「あなた、そういうところあるわよね」

ヒビキ「見て、コトネ……シルバーが頑張ってるよ」

コトネ「成長したって……ことね……!」

キョウヘイ「泣くところっすかねここ……」
287 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:40:56.13 ID:8DEJRAnv0
ヒカリ「さて、そろそろいい時間だし、お開きにしましょうか。今日は楽しかったわ」

コウキ「僕もけっこー楽しかったよー」バッ

コウキ「ユウキー見てるー? 次は一緒に出番もぎとろーねー!」

ヒビキ「今日はありがとうございましたっ! とっても楽しかったです!」

コトネ「キョウヘイさんとも会えたし! みんなと遊べたし!」

シルバー「……まぁ、いい経験にはなった」

ファイア「今回はほぼ被害を受けたカントー組ですがね、また呼んでいただきたいものですな」

リーフ「私はとっても楽しかったわ! この遊びもまたやりたいわね!」

ライ「けっ、俺はぜってーやんねーからな」

リーフ「こらっ、そんなこと言わないの!」

キョウヘイ「……えー、そして、今日は保護者のキョウヘイでお送りしました!」

キョウヘイ「年下の面倒見るのって大変なんすねぇ……トウヤさんってすごい、改めてそう思った……」
288 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/06(月) 00:43:45.84 ID:8DEJRAnv0
今日はここまで。いつの日か、ダブル巫女映画が生まれるかもしれませんね(?)
次の更新は8日の11時頃からになります。
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:45:41.58 ID:AF3l3Kju0
ありえんかわいかった今日も乙!!!
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:46:35.14 ID:8IhkJ8ZO0
乙です!!!!素晴らしいかわいさでした
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:47:42.38 ID:l/iZXCjhO
おつです。カントーはいいぞ〜これ
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:49:08.35 ID:/e+QS/uXO
おつ!今度はコウキも活躍させたいね
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 01:50:30.76 ID:o1zijlMSO
遅くなったけど乙。
レッドが学生だったら学ランとブレザーのどっちが似合うか考えてたらセーラー服で落ち着いた。
294 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 22:29:59.71 ID:mvJYIWfc0
はじめマッスグマ
295 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 22:34:15.31 ID:mvJYIWfc0
レッド「……今から、試練行ってくる……」

グリーン「おう、行ってこい行ってこい」

トウヤ「頑張ってね、レッド」

キョウヘイ「ゆっくり待ってるっすよ〜」

シルバー「……頑張ってください。ライチさんは岩タイプの使い手だそうです」

ハウ「それじゃー、待ってる間マラサダ食べてよーっと」

レッド(岩タイプかぁ……フシギバナかな)


〜9番道路〜

レッド「えっと……この先、メモリアルヒル……」

レッド(めもりあるひる……どういう意味だろう?)
296 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 22:41:21.38 ID:mvJYIWfc0

〜メモリアルヒル〜

レッド「……お墓」

レッド(それにしては、古いし、誰もいない?)

レッド「……蔦生えてる」

マダム「あら、観光客さんかしら?」

レッド「……はい」

マダム「ここはね、アローラにいた大昔のえらーい人たちが眠っているお墓なのよ」

レッド「偉い人……」

マダム「そうそう。カプ・テテフに見守ってもらおうと思ったのね」

レッド「……見守ってくれるんだ……」
297 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 22:44:19.48 ID:mvJYIWfc0
レッド(見守ってくれるってことは、こう……優しいタイプの神様かな)

レッド(名前もちょっとふわふわしてて可愛いし……)

レッド(カプ・テテフかぁ……)


〜命の遺跡〜

レッド「……到着」

レッド(と、思ったら。なんか、岩が、こう、立ちふさがってる?)

レッド(あ、でも結構簡単に押せるっぽい)グイグイ

レッド(いいトレーニングになりそう)ズシーン

レッド(……あれ、詰まっちゃった。まぁいいや、乗り越えていこう)ピョン

レッド(……これが一番早いと思います)
298 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 22:49:38.07 ID:mvJYIWfc0


ライチ「おや、早かったね!」

レッド「……急いできたので……」

ライチ「それはありがたいよ、ここの掃除も大変でねぇ」

ライチ「カプ・テテフは鱗粉を振りまいて怪我を治すことができるポケモンなんだけれどね、どうにも……」

ライチ「遊びで鱗粉を撒くことも多いみたいでねぇ」チラッ

レッド(わぁ、粉だらけ)

ライチ「なのに、粉で散らかったら嫌になって、こうして掃除をさせるのさ。可愛らしいからいいけどねぇ」

レッド(……可愛いポケモンなんだ)

ライチ「このほうきとちりとりで粉を袋に入れてくれるかい? うっかり吸わないように気を付けるんだよ」

レッド「……?」

ライチ「この鱗粉は怪我を治すけれど、健康な人間やポケモンが吸うと、元気が有り余って暴れまわってしまうんだよ」

レッド(気をつけなきゃ……僕が暴れまわったら割と大変かも)

レッド(……頑張って掃除するぞー)

掃除できた度 高い方がよい 直下コンマ
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 22:52:57.20 ID:pm5chKdn0
お掃除お掃除
300 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:00:26.60 ID:mvJYIWfc0
レッド「……あっ」ビリッ

ライチ「おや、破けてしまったのかい? 大丈夫さ、また入れ直せばいい」

レッド(わりとダメダメな掃除になってしまっている……これではメイド失格)

レッド(いや別にメイドではないけど……)サッサッ

ライチ「そこが終わったらこっちもお願いするよ!」

レッド「はい……」


ライチ「……ふぅ、すっかり綺麗になったねぇ。少し時間がかかったけど」

ライチ「アタシ一人で掃除するよりはずうっと早いさ。助かったよ」

レッド「どういたしまして……」

ライチ「さて、掃除も終わったところで……ん?」

カプ・テテフ「かぷぅーふふ!」バッ

レッド「!?」

ライチ「カプ・テテフ! ……もしや、バトルを見に来たんだね」

ライチ「バトルを見に来るのが大好きなんだ。特に、アタシと島巡りの挑戦者とのね」

カプ・テテフ「かぷぅふ!」クルクル

レッド「……楽しそう」

ライチ「それほどまでに期待しているんだろうさ、アンタのバトルに」ポーン

ルガルガン「がるるぅ!!」

レッド(それなら、期待に応えなきゃ。頑張ろう、フシギバナ)ポーン

フシギバナ「……ばなぁ」
301 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:07:01.84 ID:mvJYIWfc0


ライチ「ダイノーズ、パワージェム!」

ダイノーズ「のーずっ!」バッ

レッド「……」

フシギバナ「……ばぁな」

レッド「……フシギバナ、リーフストーム」

フシギバナ「ばなぁ!」ゴオッ

ダイノーズ「のー……ず」バタッ

ライチ「なんて威力だい……! 負けたよ、アンタは強いね!」

レッド「……ありがとうございます。やったね、フシギバナ……」

フシギバナ「ばなぁ」

レッド(喜んでる……よかった)

カプ・テテフ「……」

レッド「……カプ・テテフ……?」

カプ・テテフ「かぷぅ……ふ!!」バッ

レッド「!?」

ライチ「カプ・テテフ!?」

カプ・テテフのふいうち! 直下コンマ60以下で回避
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:09:12.50 ID:urTkUMZ30
どう
303 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:14:15.30 ID:mvJYIWfc0
レッド「……ッ!」バッ

カプ・テテフ「……? かぷぅーふふ!」プンスカ

レッド「!?」

ライチ「大丈夫かい!? カプ・テテフ……どうやら、アンタを強者と認めたらしい。戦いたがってるのさ」

カプ・テテフ「かぷーぅふ!」

レッド(明らかにリアルファイトを挑もうとしてきてない???)

レッド(いや、無理、だって見た感じ……エスパータイプっぽいし、フェアリータイプっぽいし)

レッド(格闘タイプの僕じゃ勝てないって……!!!)

カプ・テテフ「かぷふ!」バッ

レッド「わっ……!」バッ

カプ・テテフ「かぷーぅふふ!」ケラケラ

レッド「……楽しそう」

ライチ「アンタが逃げてる姿が面白いみたいだねぇ……」

レッド「むむ……」

どうするか
1、戦う(コンマ30以下で勝利)  2、ポケモンバトル(80以下で勝利) 3、逃げる
下1
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:18:10.69 ID:eVyx2qASO
マサラ式シャドーパンチならいける
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:18:11.68 ID:u4B3jgIaO
306 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:23:06.02 ID:mvJYIWfc0
レッド「……受けて立つ、カプ・テテフ……!」バッ

カプ・テテフ「! かぷぅーふふ!」クルクル

ライチ「アンタ、大丈夫かい? カプ・テテフは強いポケモンだよ、いくら強いトレーナーったって……」

レッド「マサラ式シャドーパンチ!!」バッ

ライチ「は!? 生身で!? 無茶するんじゃないよアンタ!!」

レッド「……大丈夫です、マサラ人なので……!!」

カプ・テテフ「かぷぅーーふふっ!!」ミョミョミョ

レッド(ぐわーーーっサイコキネシスされた)バタッ

ライチ「言わんこっちゃない……! カプ・テテフ、やりすぎだよ! どうか治療してくれないかい」

カプ・テテフ「かぷっふ……」クルクル

直下コンマが3の倍数なら治療してくれる
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:25:03.88 ID:urTkUMZ30
レッド(可愛い)×テテフ(可愛い)か……
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:26:24.14 ID:eVyx2qASO
ゾロ目だけどアウトやん
309 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:29:50.21 ID:mvJYIWfc0
カプ・テテフ「……かぷぅーふふ!」バッ

ライチ「カプ・テテフ! ……やっぱり駄目かい、治してくれる時もあるのにねぇ」

レッド「……うぅ」

ライチ「! 驚いたね、アンタ意識があるのかい?」

レッド「……いざという時の為に……気合のタスキを巻いてたので……」

ライチ「人間にも効果があるんだねぇ、アレ……とりあえず、コニコシティまで送っていくよ。捕まりな」

レッド「ありがとうございます……」

ライチ「すまないね、カプ・テテフも悪気があるわけじゃないんだよ」

レッド「……大丈夫です、それは、わかりました……」

レッド(カプ・テテフ……すごい楽しそうだった。でも、僕が弱かったから、興ざめしたってところかな)

レッド(この傷が治ったら、再戦する……絶対にだ!!!)
310 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:34:38.33 ID:mvJYIWfc0

〜コニコシティ〜

ライチ「しばらく安静にしときな、後で医者を呼んでおくから」

レッド「……大丈夫、です。多分、明日には、治ってるので……」

ライチ「まさか……と言いたいところだけど、カプ・テテフと生身で戦おうとするくらいだしねぇ」

ライチ「わかったよ、でも何かあったらすぐアタシに言いな。しまクイーンとして、年上のお姉さんとして、出来る限り世話を焼こうじゃないか」ナデ

レッド「……ありがとう、ございます」

レッド(本当にお姉さんって感じ……姉さんを思い出しちゃった)

レッド(ヨウがなんやかんや言ってたのも納得……)

レッド「……そうだ、ヨウとミヅキが、部屋取ってくれてるんだっけ……」
311 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:38:27.04 ID:mvJYIWfc0


〜ポケモンセンター〜

レッド「……いる?」

ミヅキ「レッドさん! はい、います……って、わーーーー!?!? ボロボロじゃないですかーーー!!!」

ヨウ「! おかえりなさいレッドさ……わーーーー!?!? すっごい怪我してる!!!!!」

レッド「……ちょっとね……」

ミヅキ「ちょっとでこんな怪我します!? 言うなればHP1では!?」

ヨウ「あ、あわわわわあわわあっわ、ジョーイさーーーーーん!!!!!」ダッ

レッド「だ、大丈夫……!!」

ミヅキ「いや! ぜーーったい大丈夫じゃないです!! 寝ててください!!」

ヨウ「こっちです、ド好みのジョーイさん! あとで連絡先を聞かせてください!!!」

ジョーイ「あら、すごい怪我! 任せてください、人の治療も一流ですから!」

レッド「あわ…………」
312 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:44:06.70 ID:mvJYIWfc0


トウヤ「レッドーーーーーーー!!!!!!!!!」

シルバー「レッドさん!!!!!!!!!」

グリーン「よう、こりゃまた手酷くやられたな」

キョウヘイ「ちょっとちょっと、怪我したって聞いたんすけど! 試練受けに行ったんじゃないんすか!?」

レッド「……そうだった」

レッド(そういえばバタバタしてて、試練達成の証貰い忘れてたな……あとでもらいに行こう)

レッド「試練は、達成したんだけど……その後、守り神がきて、戦って……負けた」

ミヅキ「えっ……守り神って、カプ・テテフですか? その怪我も、カプ・テテフが?」

レッド「……」コク

ミヅキ「そんな……前、アーカラ島で結構酷い怪我したとき、助けてくれたのがカプ・テテフだったんです」

レッド(……ライチさんの言ってた通り、助けてくれるときもあるんだ)

グリーン「つーか……その怪我からしてよ、カプ・テテフっつーのはエスパータイプだろ」

レッド「……」コク

グリーン「ばっかだな、そりゃあお前が真っ向勝負して勝てるわけねーだろが」

キョウヘイ「確かに弱点っすよねぇ」
313 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:48:44.93 ID:mvJYIWfc0
トウヤ「どうしてポケモンバトルじゃなくて……レッドが戦うことになったのかな」

シルバー「そうです、ポケモンバトルなら勝てたはずです、レッドさんなら」

レッド「……なんで、って言われても……」

レッド「……カプ・テテフが、そうしたがってたから……です」

カプ・コケコ「かぷーこっこ!」ポーン

レッド「わ、カプ・コケコ……?」

エーフィ「えっとねー、我々は娯楽としてのバトルを楽しんでいるのだーだって」

カプ・コケコ「かぷーこっ!」

エーフィ「自分に勝ったレッドならテテフにも勝てる! って言ってるよ」

レッド「……カプ・コケコ」

ハウ「まー、それも怪我が治ってからだよねー。はい、マラサダ! レッドのぶんも買ってきたよー」

レッド「ハウ……ありがとう」

ハウ「はやく元気になってねー。はい、おれのもあげるー」

ミヅキ「……半分こじゃなくて全部だ」

ヨウ「やさしさマックスの時じゃーん……」
314 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/08(水) 23:52:50.21 ID:mvJYIWfc0
レッド「……ありがとう、ハウ」モグ

レッド(……カプ・コケコに勝った時も、作戦を立てて特訓をしたからだった)モグモグ

レッド(今回も、何か作戦を考えればいけるかも)ゴクン

レッド「……はい、カプ・テテフに勝つための作戦を募集します」

グリーン「お前、特訓やら勝負やらは得意なのに作戦立てるのだけは苦手だよな」

レッド「うるさい……」

ミヅキ「カプ・テテフに勝つための作戦、かー」

ヨウ「テテフ、ちらっと見たことあるけど……お姉さんっていうより幼女だったからなー」

トウヤ「えっ?????? そうなのレッド???????」

レッド「……まぁ、女の子、みたいな……感じだった……かも」

トウヤ「そうなんだ……」

キョウヘイ「はーいストップストップっすよ! 作戦っすよね、何個か出しとくっすかー」

シルバー「その中で、レッドさんが有効だと思ったものを使ってください」

作戦 下1〜3
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:54:31.59 ID:eVyx2qASO
同じエスパータイプのエーフィとリアルファイトで特訓
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:57:18.35 ID:visxrhdaO
レッドさんは素早さが高いはずなのでサイキネされる前に手数で勝負する
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:58:24.23 ID:urTkUMZ30
緑野郎という名のサンドバッグを使って一撃で倒せるよう攻撃翌力を上げる特訓
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 23:58:35.10 ID:3tMOpfFLO
同じく幼女で対抗
319 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:04:31.16 ID:AqLfbFhw0
トウヤ「四個目のも使わない????」

キョウヘイ「はい三つ目までで〜す」

レッド「……なるほど……」ジッ

グリーン「おいこっちを見るなこっちを! 誰だこの案出した奴!!!」

ハウ「おれしってるよー、たしかキョもごもごもご」

キョウヘイ「ハウ、俺の分のマラサダ食べてもいいっすよー」

ハウ「やったー」モグモグ

レッド(……総合して考えると……)

レッド(相手が動く前に叩くことを想定しつつ、エーフィと緑をボコる……)ポーン

エーフィ「えっまた僕特訓するのぉ!?!?!? 僕最近特訓多くない!?!?!?!?」

レッド「……今日は、僕の特訓だから……」

シルバー「……案を出したのは俺たちですが、まさか、今から始める気ですか」

レッド「? うん……駄目?」キラキラ

トウヤ(あっ久々に見た! 大丈夫かなシルバー)

キョウヘイ(シルバーここで譲っちゃ駄目っすよ!! 頑張れ!!!)

シルバー「っ…………だ、駄目です!」バタッ

キョウヘイ「あ〜〜〜〜〜惜しかったっす」

トウヤ「でも頑張ったね……」
320 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:09:00.79 ID:AqLfbFhw0
ミヅキ「とにかーく! 今日は絶対安静ですよレッドさん!」

ハウ「きあいのタスキも没収ー」

ヨウ「元気になってからまた特訓しましょー! むん!」

レッド「……」

トウヤ「レッド、みんなはレッドのことを心配してるんだよ。もちろん、僕もね」

キョウヘイ「ちょっと慣れつつあった自分にこら!って感じっすね。普通、トレーナーが大怪我ってそうそうないんすけどねぇ」

グリーン「おい、こいつどうする? 隣の部屋に持ってっちまっていいか?」

シルバー「」

トウヤ「そうだねぇ、シルバーも倒れちゃったし……レッド、今日はゆっくりしてるんだよ」

レッド「……」

レッド(まさか、一人部屋になるとは……それに、特訓禁止令を出されてしまった)

レッド(でも、本当に大丈夫なのにな……むしろ、特訓しないと体が鈍る気がする……)

レッド(戦った時の感覚を覚えてるうちに、やらないと……)
321 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:13:39.48 ID:AqLfbFhw0


〜夜〜

レッド「……」

レッド(もう、普通に動けるな)

レッド(忍び足……)コソコソ


〜コニコシティ〜

レッド(辺りは真っ暗だな……確か、岬の方は人がいなかったはずだから、そっちに……)

レッド「……、って」

グリーン「よぉ、思ったより早かったな」

レッド「……緑、なんで」

グリーン「お前のことだ、ああ言われても特訓に出掛けると思ってな」

グリーン「せっかくだ、この俺が付き合ってやる。感謝しろよ?」

レッド「…………」

グリーン「……んだよ、何とか言えっつーの」

レッド「……うん、ありがとう……」

グリーン「……お前、怪我した時に頭でも打ったか?」

レッド「……」ゲシ

グリーン「いてえ!!!」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:16:03.77 ID:kYP6e3vh0
グリレ!
323 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:18:18.63 ID:AqLfbFhw0


〜岬〜

レッド「……カプ・テテフ。多分、エスパーとフェアリー……」

グリーン「相性最悪じゃねえか……勝てるのか?」

レッド「わからない……から、特訓する」ポーン

エーフィ「おわあ! やっぱり特訓すんの!? レッド怪我は!?」

レッド「大丈夫……エーフィは、わかってるでしょ」

エーフィ「いや大丈夫そうだけどさ! まぁいーや、強くなるのって楽しいもんね! 僕も協力するよー!」

グリーン「……改めて、このエーフィ普通に話してくんのやべーな」

エーフィ「そりゃあレッドのエーフィだからね〜〜〜! つよつよエーフィってこと!!」ドヤア

レッド「……念のため、リフレクターとかしといて……」

エーフィ「任せたまえよーーー!」パキーン

グリーン「……うし、やるか」

レッド「……うん」

特訓の成果 直下コンマ (出た数字を勝率にプラス)
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:19:21.03 ID:rM5Ocam5O
神ィ〜
325 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:25:38.54 ID:AqLfbFhw0
レッド「……」

グリーン「……レッド、お前、大丈夫か?」

エーフィ「レッド打ち取ったりィ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」フミフミ

レッド「にくきゅう……」

グリーン「いや少し嬉しそうな顔するなっつーの……」

レッド「……特訓、失敗」

グリーン「お前、やっぱ極端にエスパー技に弱いな……なんつーか、よ」

グリーン「エーフィがサイコキネシスの構えをとった時、動き止まってたぞ」

レッド「……」

グリーン「……お前まさか、ナツメのこと思い出してんのか!?」

レッド「…………」

グリーン「は〜〜……納得っちゃあ納得だけどよぉ、お前いいのか? この先エスパータイプに全敗しちまうぞ」

グリーン(……ま、そもそもトレーナーは生身でポケモンと戦うもんじゃねえけどな)

レッド「……も、もう一回……」

グリーン「お前がそうしたいっつーんならいいけどよ……ぶっ倒れんなよ? 俺も一緒に怒られっからな」

レッド「努力する……」

リベンジof特訓 直下コンマに20−した値が特訓の成果 マイナスになったらぶっ倒れる
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:29:52.30 ID:7KDbUBGSO
大丈夫だよ! 倒れても緑がフィーしてくれるから!
327 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:35:50.05 ID:AqLfbFhw0
レッド「……まだ、遅い」

レッド(ナツメのことだけじゃない……どうしても、エスパータイプが、苦手に思える)

レッド(仲間でいる時は大丈夫なのにな……)ジッ

エーフィ「……おらおらーどしたどしたー!」

レッド(あと一歩、早ければ……)

グリーン「おい、レッド」

レッド「……何?」

グリーン「今日はもう仕舞いだ。戻って寝るぞ」

レッド「ま、まだ、なにも掴んでない……!」

グリーン「お前な……無理やって倒れられっと俺が困るんだっつの」

レッド「……でも」

グリーン「でもじゃねえ。これ以上やっても、多分無駄に終わるだけだ。だったら、少しでも体を回復させとくべきだろ」

レッド「…………」

グリーン「わかったなら戻るぞ。エーフィもだぜ」

エーフィ「ふぃ〜……んー、わかった! レッドいこー!」

レッド「……うん」
328 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:40:27.55 ID:AqLfbFhw0


〜ポケモンセンター〜

グリーン「じゃあな、さっさと寝ろよ。どうせお前、起きるの早いんだしよ」

レッド「……わかってる」

エーフィ「おやすみ、レッド!」シュウン

グリーン「ま、次負けたってんなら、また特訓付き合ってやるよ」ガチャ

レッド(……静かになった)

レッド(無理は、してないつもりだった……けど)

レッド(少し、疲れたな……もう寝て、明日再戦、して……)

レッド「ぜったい、勝つ……ぐう」

カプ・テテフ「……」チラッ

カプ・テテフ「かぷぅーふふ♪」パラパラ

ピカチュウ「ぴーか?」ポーン

カプ・テテフ「!」ダッ

ピカチュウ「ぴか? ぴかちゅ〜……」シュウン
329 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:47:04.73 ID:AqLfbFhw0
アローラ生活 八日目

レッド「……」パチ

レッド「……?」グーパー

レッド「……復活」ブイ

レッド(何でかわからないけど、怪我が治ってる……普段なら、もう少しかかるのに)

レッド(……根性でなんとかなったのかな……?)

トウヤ「レッド、起きてる?」コンコン

レッド「……うん」

トウヤ「そっか、おはよう……って、なんだか、すごい元気そうだね?」

レッド「うん……もう、すごい元気」

トウヤ「レッドはすごいねぇ。元気になってよかったよ」

トウヤ「今日はね、キョウヘイとシルバーが朝ごはんを作ってくれてるんだよ。レッド、いつもより良く寝てたみたいだから」

レッド「? ……ほんとだ、もうこんな時間」

トウヤ「なんだかんだ、これが普通の時間なんだけどねぇ……多分、そろそろご飯も出来る頃かな。見に行こうか」

レッド「うん……」


朝ごはんのメニュー:コンマが高い程完成度が高い  下1
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:48:18.49 ID:SgbNfMXI0
フレンチトースト
331 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:53:24.20 ID:AqLfbFhw0
キョウヘイ「うんうんうん、けっこーいい感じに出来たんじゃないっすか??」

シルバー「そ、そうですね……俺たち、頑張りました」

キョウヘイ「始めて作るメニューにしては上出来っすよぉ! 頑張った頑張った!」

ミヅキ「わーー、良い匂いしますね!」

ヨウ「年上のお兄さんが作ってくれたフレンチトースト……あれっシルバーって年下だっけ」

ハウ「精神年齢はー、ヨウのが年下だと思うけどねー」

ヨウ「じゃあ実質年上みたいなとこあるかも!?」

グリーン「いやねーだろ」

トウヤ「レッド連れてきたよー、良い匂いするねぇ」

レッド「……おはよう」

ミヅキ「おはようございます! レッドさん元気そうですね、やっぱり休みって大事なんですよ!」

ハウ「マラサダのおかげかもー?」

グリーン(……何があった? 昨日の特訓が終わった時点でボロボロだったし、起きて早々なんか言われるかと思ってたのによ)

グリーン(ま、ただ怪我が治ったってだけならいいんだけどよ……)
332 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 00:56:38.14 ID:AqLfbFhw0
キョウヘイ「ふっふっふー、見てくださいっすレッドさん! 今日のブレックファーストっすよ!」パチッ

シルバー「フレンチトーストです、キョウヘイさんが上手く作ってくださって……」

キョウヘイ「シルバーも頑張ってたんすよ! 褒めたげてくださいっす」

レッド「……シルバー、ありがとう……頑張ったね」

シルバー「、いや、俺は……とにかく、食べてみていただけますか」

レッド「うん、いただきます……」モグ

レッド「……おいしい……」モグモグモグ

キョウヘイ「おー、いい食べっぷりっすね! 俺たちの勝利っすよ、いえーい!」

シルバー「い、いえーい……良かったです」

レッド「おいしい……」モグモグ
333 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 01:01:42.56 ID:AqLfbFhw0


レッド「……ごちそうさまでした」

トウヤ「ごちそうさまでしたー、美味しかったよ」

ハウ「まあまあかなー、でもおいしかったー!」

ミヅキ「美味しかったです! 推しの作ったフレンチトーストは最高だぜ……」

ヨウ「毎朝美人のお姉さんに呆れながら起こしてもらって食べたい味でした!」

グリーン「具体的すぎるだろ!?」

キョウヘイ「はーい、お粗末さまでした!」

シルバー「後片付けはしておきますね」

トウヤ「偉いねぇ、僕も手伝うよ」

シルバー「ありがとうございます」

レッド「……」ガタッ

キョウヘイ「あれ、どこ行くんすか?」

レッド「……再戦」
334 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 01:02:41.68 ID:AqLfbFhw0
今日はここまで。明日は21時頃から更新予定ですが、ゆっくりやってく予定です。
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 01:05:27.83 ID:7KDbUBGSO
乙です。
グリレを前にして自重してたエーフィ……今夜に期待してます
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 01:05:29.60 ID:kGdB2lIKO
乙です。フレンチトースト食いてえなあ
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 01:06:58.00 ID:XjUq0k/X0
乙です!無理せん程度に待ってるんだぜ〜
338 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:00:40.14 ID:AqLfbFhw0
はじめマスキッパ
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:01:50.05 ID:7KDbUBGSO
待ってましタッツー
340 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:05:08.29 ID:AqLfbFhw0


〜命の遺跡〜

レッド「……今度こそ、勝つ」

カプ・テテフ「かぷぅーふ!」

レッド「……」ザッ

レッド(えっと、サイコキネシスを使ってくる前に手数で倒す)

レッド(エーフィとも緑とも特訓した……若干負けたけど)

レッド(やる、しかない)

カプ・テテフ「かぷぅーふふっ!」バッ

レッド「……!」バッ

直下コンマ43以下で勝利
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:05:45.15 ID:aVrJN9D2O
がんばえ〜
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:07:34.78 ID:kYP6e3vh0
おめでとうレッド!
343 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:13:05.65 ID:AqLfbFhw0
レッド(今だ!)

カプ・テテフ「かぷぅ、ふ!?」

レッド(ここで、掴んでっ)

カプ・テテフ「かぷ、ふふっ」アワアワ

レッド「……地球投げッ!!!!!!」ドンッッッ

カプ・テテフ「かぷぅーーーーー!?!?!?」


レッド「……勝った」

カプ・テテフ「てふ〜〜〜……」キュウ

レッド(……やりすぎたかな。回復しよう)

カプ・テテフ「……かぷぅーふっ!」バッ

レッド「わ……元気になるの、早いね」

カプ・テテフ「かぷぅーふふ♪」クルクル

レッド「……一緒に、来てくれる?」

カプ・テテフ「かぷぅーふふ!」コクコク

レッド「……ありがとう」

レッド(カプ・テテフ……ゲットだぜ)
344 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:16:32.90 ID:AqLfbFhw0


〜ポケモンセンター〜

キョウヘイ「おかえりなさいっすー! その様子だと……勝ったんすね!」

レッド「……」ブイ

カプ・テテフ「かぷぅーふ!」

グリーン「へぇ、こいつがカプ・テテフか。面白い見た目してんな」

トウヤ「レッド、おかえりー……あっ、なるほど幼女」

ヨウ「やっぱ幼女ですよね!!」

ハウ「やっぱではないかなー。でもレッドすごいよー、おめでとー!」

ミヅキ「カプ・テテフ! ひさしぶり〜〜〜!」

カプ・テテフ「かぷっふ!」

シルバー「……人と意思疎通を……土地神なだけあって、人間に慣れているんですね」

レッド(ライチさんにも報告しないと……)
345 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:20:44.64 ID:AqLfbFhw0

〜お店〜

ライチ「おや、もう怪我は……って、カプ・テテフ!」

レッド「……ゲット、しました」

カプ・テテフ「かぷぅーふふ!」ピョン

ライチ「すごいねえ、あのカプ・テテフが……アタシが見込んだ以上の実力だったんだね」

レッド「……」ブイ

ライチ「ありがとう、レッド。カプ・テテフに広い世界を見せてあげておくれ」

レッド「……」コク

カプ・テテフ「かぷぅーふっふ!」

ライチ「わかってる、遺跡の掃除はアタシに任せておきな!」

ライチ「そうそう、大試練達成の証であるスタンプを押しておくよ」ポン

ライチ「それから、これがいわZ! アンタなら使いこなせるさ」

レッド「……ありがとう、ございます」
346 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:28:10.55 ID:AqLfbFhw0
ライチ「次はウラウラ島? だったら、カンタイシティから出てる船に乗るといいよ」

ライチ「あの島も面白いところさ! 楽しんでおいで」ニッ

レッド「……はい!」


レッド「……と、言う訳で……次は、ウラウラ島」

ミヅキ「はーい!」

ヨウ「ウラウラ島かー! トウヤさん、楽しみですね!」

トウヤ「うん!」ニッコニコ

キョウヘイ「なんすか、随分ご機嫌で……あーーー、察しっす」

シルバー「…………」

レッド「……シルバー?」

シルバー「! いえ、なんでもありません」

グリーン「そういえばレッド、お前化石ゲットしたんじゃなかったか?」

レッド「……そうだ、島を出る前に、復元してもらってくる……」ポーン

リザードン「ぐおおう!」
347 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:32:04.40 ID:AqLfbFhw0
キョウヘイ「レッドさん、思いっきり飛んでったっすけど。法律がアレなんじゃないっしたっけ」

ミヅキ「本当はそうなんですけどねー……多分、あの速度だと捕まらないと思います! 逆に!」

ヨウ「なかなか追いつけ無さそうですもんねー」

トウヤ「でも、ルールはちゃんと守らないとねぇ。後で言っておかないとね」

グリーン「あいつのことだ、三歩歩いたら忘れるぜ」

ハウ「コダックみたいだー」

キョウヘイ「グリーンさんいけないんだー、あとでレッドさんにチクっちゃうっすもんねー」

グリーン「言え言え、イシツブテ合戦で決着つけることになるぜ」

キョウヘイ「ヒエッイシツブテ合戦」

トウヤ「すっかりトラウマになっちゃったねぇ」

レッド「……戻ったよ」スタッ

アマルルガ「きゅおう……」キリッ

シルバー「……やけに格好つけていますね」

レッド「ね……可愛い」
348 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:36:07.56 ID:AqLfbFhw0


〜船〜

キョウヘイ「なんだかんだの移動は省略っすよ! そして現在ウラウラ島へ移動中っす」

トウヤ「大きい船だね! 定期船かな?」

ミヅキ「その中でも、たまに出てる一番大きい船なんですよ!」

ヨウ「はーー、船は色んなお姉さんがサングラスをしていてとても良き……」

ハウ「風が気持ちいいしー、デッキに出ると楽しいんだよねー」

グリーン「……ん、レッドどこ行った?」

シルバー「酔ってしまったからと、休憩スペースに行かれました」

グリーン「あいつ、酔い止め飲んでたよな……? どんだけ乗り物によえーんだ」


〜休憩スペース〜

レッド「…………」

レッド(……きもちわるい。バトルとかしたら元気になれそうなのに)

レッド(だれか……強そうなひといないかな)キョロ

いた人 下1
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:37:11.82 ID:7KDbUBGSO
ザオボーにフィーを迫られているグラジオ
350 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:47:24.66 ID:AqLfbFhw0
レッド(……あ、誰かいる)

ザオボー「かまやしないじゃありませんか! こんな船の休憩室、誰も見てはおりません!」

グラジオ「フッ……そういう問題じゃない。それに、俺はアンタに興味がない」

ザオボー「なんですとー!?」

レッド「……」トンッ

ザオボー「グエッ」バタッ

レッド「……」

グラジオ「なん、だと……!? お前……」

グラジオ(嘘だろ、こいつ……あの『首をトンッとして気絶させるやつ』をやりやがった……!)

グラジオ(並大抵の人間では出来ないはずだ……俺も練習したができなかった)

グラジオ「……フッ、お前、只者じゃないな」

レッド「…………」ポーン

ピカチュウ「ぴっか!」

グラジオ「フッ、挨拶も無しにバトルか……いいだろう、俺たちが受けて立つ」ポーン

シルヴァディ「……」キリッ

レッド(……グレイシアみたいな人だな……)
351 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:52:48.34 ID:AqLfbFhw0
レッド「……」

ピカチュウ「ぴーかっぴ!」ドヤァ

グラジオ「くっ、まさか、俺たちが敗れるだと……!?」

グラジオ「なんて"力"だ……お前、何故そこまで強くいられる……?」

レッド「……修行」

グラジオ「……フッ、シンプルイズベスト……ということか」

レッド「……あ」ポーン

グレイシア「……しあ、しあっ!」

グラジオ「!? そのグレイシア……何故だ? 何かが共鳴している……!」

グレイシア「しあ……しあ、しあっ!」(真紅の契約者に敗れし少年よ、強くなりたいか?)

グラジオ「俺は……フッ、もちろん、強くなる。その為に、そうだな……修行でも、してみるか」

グレイシア「しあ!!!!」(レッド聞いた!?!?)

レッド「……わかった。一緒に、修行、する?」

グラジオ「……フッ、いいだろう。その"力"の源、見せてもらおうか」
352 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 21:58:57.79 ID:AqLfbFhw0


レッド「船内マラソン……あと十周」

グラジオ「き、聞いて良いか……! 俺は、バトルの修行、だと思っていたんだが……!」ゼー

レッド「ポケモンを強くするなら……まず己から……」

グラジオ「フッ……そう、いう、ことか……」ハー

キョウヘイ「あ、レッドさんー……と、そちらの人は?」

ミヅキ「あれ、グラジオ!?」

ヨウ「ほんとだ!? えっ何してんの????」

ハウ「なんかぜーはーしてるなー」

グラジオ「修業、をな……いや、お前たち……揃いも揃って、何を、しているんだ……?」ゼーハー

ミヅキ「レッドさんたちにアローラ案内してるんだけど……」

ヨウ「まさかグラジオがいるなんてさ、びっくりー! いや走ってんのでさらにびっくりなんだけど」
353 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 22:04:57.44 ID:AqLfbFhw0
グラジオ「レッド……そうか、お前が……道理で、強い訳だ……」

レッド「……僕の事、知ってるの……?」

マサキ「めっちゃくちゃ話したったからなぁ! あんなときのことからこんな時のことまで……」

レッド「え、変なこと話して……えっ」

マサキ「久しぶりやなーレッド! いつぶりかは覚えとらんけど!」

レッド「マサキ……?」

ミヅキ「えっ、その人がマサキさん!? ってことは……!」

リーリエ「マサキさん、待ってください! 兄様もどこかに行ってしまって……って、み、ミヅキさん!」

ミヅキ「リーリエーーーーーっ!!!」バッ

リーリエ「ミヅキさんっ!」バッ

ブラッキー「ぶらーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
354 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 22:15:05.51 ID:AqLfbFhw0
レッド「……戻ってね」

キョウヘイ「いやぁ、感動の再会って感じっすねぇ」

トウヤ「あの子が、ミヅキのよく話してたリーリエちゃんなんだね」

ハウ「そうそうー、見ての通りー、すっごい仲良しなんだよねー」

ヨウ「ミヅキー! ぼくたちもいるんだけどなー!?」

リーリエ「はっ、す、すみません……お久しぶりです、ハウさん、ヨウさん!」

グリーン「ん? ……あぁ、見た事あると思ったら。カントーで見たことあるな」

マサキ「しばらくうちで預かっとったんや。色々あってなぁ、二人まとめて面倒見とったんやで」

レッド「……」

マサキ「なんやその信用のない目! 流石に相手がパトロンの子やから、なんもせーへんってー」

シルバー「パトロン……?」

マサキ「そうそう、ごーっついほど金持ってるお人でなぁ……ま、この辺は別にええか」
355 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 22:20:48.39 ID:AqLfbFhw0
リーリエ「はじめまして、みなさん。リーリエです! ミヅキさんたちのお友達です」ペコ

グラジオ「改めて……俺はグラジオだ。リーリエの兄……フッ、そしてポケモントレーナーだ」

キョウヘイ「こんちはー、キョウヘイっす! イッシュ一の俳優っすよ☆」

グリーン「俺はグリーン。カントーでジムリーダーやってるぜ」

トウヤ「トウヤです、えっとー……この子達の保護者です」

レッド「……レッド、です……普通のトレーナーです」

シルバー「シルバーです。トレーナー、です」ペコ

グリーン「いやレッド、お前が普通のトレーナーはムリあるだろ」

レッド「???」

リーリエ「みなさん、トレーナーさんなんですね……!」

マサキ「せや、リーリエ! あれ見せたったらええんやない? こないだ捕まえとった……」

リーリエ「! そうですね! あの、私、最近ポケモンさんを捕まえたんです」

リーリエ「この子にも、ミヅキさんのポケモンさんのように楽しく戦ってほしくて……」

リーリエ「この子を強くしてあげるには、どうしたらいいか、教えてください!」ポーン

リーリエが捕まえたポケモン 下1
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:25:04.22 ID:kYP6e3vh0
百合ブラッキー♀
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:26:02.77 ID:kYP6e3vh0
あ、百合じゃなくて百合好きだった
358 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 22:31:26.70 ID:AqLfbFhw0
ブラッキー♀「ぶらっきーーーーー!!!!!」

レッド「!? ……」チラッ

ブラッキー(inボール)「同士の気配!!!!!!!!!!!」ガタガタガタ

レッド「……」ホッ

リーリエ「ど、どうかしましたか?」

レッド「ううん……ちょっと、僕のポケモンと、似てたから……」

リーリエ「そうなんですか! あの、よろしければ……その子を見せていただけますか?」

レッド「……う、うん」ポーン

ブラッキー「ぶらーー! ぶらっき、らき!」

ブラッキー♀「ぶら? ぶらっきー!」

レッド「……何か、話してるみたい」

リーリエ「同じブラッキーさん同士、仲良くなれそうなのでしょうか」
359 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 22:37:26.69 ID:AqLfbFhw0
レッド「……リーリエ、さん」

リーリエ「リーリエでかまいませんよ! なんでしょうか?」

レッド「……それじゃ、リーリエ……あのブラッキー、どこで……?」

リーリエ「あの子は、この間……アローラに戻ってきたばかりの時に、どこからかやってきたんです」

リーリエ「あの時は、ちょうど……ミヅキさんと撮った写真を、眺めている時でした」

レッド(察した)

リーリエ「そうしたら、とても楽しそうにこちらに近付いてきて。私についてきてくれたんです」

レッド(やっぱりだった)

ブラッキー♀「ぶら…………」オガミ

ブラッキー「ぶら〜〜〜〜〜!!!!!!」

レッド「……ブラッキーは、リーリエと……一緒にいたいって、思ったんだね」

リーリエ「そうなんでしょうか? それなら嬉しいです!」

キョウヘイ(さすがレッドさん、いい感じに持ってったっすね)
360 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 22:40:40.16 ID:AqLfbFhw0
ミヅキ「……リーリエ、あのさ、わたしもバトル得意だし、わたしが一緒に考えよっか?」

リーリエ「良いんですか? 嬉しいです、ミヅキさん! ありがとうございます!」

ミヅキ「えへへ、いーんだよ! リーリエのためだもん」

ブラッキー♀「ぶら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

ブラッキー「っきーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

キョウヘイ「テンションやべえっすね」

トウヤ「この気合があればけっこう戦えそうだねぇ」

レッド「ブラッキー、邪魔はしないでね……先輩として、教えるくらいで……」

ブラッキー「ぶらっき!!」

キョウヘイ「良かったっすねぇ、ブラッキー……」

グリーン「いいのか? アレ」

シルバー「……洗脳技を持っているわけでもないですし、大丈夫ではないでしょうか」
361 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 22:50:59.53 ID:AqLfbFhw0
キョウヘイ「二人とも、行っちゃったっすねぇ」

ヨウ「女子ってすーぐ組んでどっかいっちゃうんですよね!」

ハウ「あはー、たのしそうだよねー」

ヨウ「ぼくたちも仲間に混ぜてほしーのに!」

トウヤ「あはは……確かに、女の子は秘密が多いよねぇ」

キョウヘイ「メイも言ってたっすねぇ。『秘密が女の子を可愛くするんだよ!』とかなんとか」

レッド「……不思議な仕組み」

グリーン「仕組みとか言うんじゃねえお前」

シルバー(確かに、レッドさんも秘密というか、謎なところが多いからな……)

マサキ「ま、ええことやないの! 百合は貴重やからなぁ……」
362 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 22:58:08.20 ID:AqLfbFhw0
グラジオ「……聞いていたが、フッ、なるほど」

グラジオ「実力者揃い、と言う訳か」バッ

レッド(! グレイシアがよくやる感じのポーズ)

グラジオ「カントーの伝説となっている、レッド」ビシッ

レッド「……」

グラジオ「イッシュの英雄で元チャンピオン、トウヤ」ビシッ

トウヤ「あはは、英雄にも元をつけていいんだよ?」

グラジオ「同じくイッシュの元チャンピオン、キョウヘイ」ビシッ

キョウヘイ「歴代で最もイケメン、とかつけていいんすよ!」ドヤ

グラジオ「カントー最強のジムリーダーと名高い、グリーン」ビシッ

グリーン「へえ、わかってんじゃねえか。俺が世界で一番」

レッド「つよいってことなんだよ……」

グリーン「セリフ取るなっつの!」

グラジオ「……しかし、お前の名は聞いた事無いな。シルバー、だったか」

シルバー「俺は……本当に、ただのトレーナーですから」
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:00:53.97 ID:7KDbUBGSO
……ロリコンの息子(ボソッ)
364 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 23:03:30.23 ID:AqLfbFhw0
グラジオ「……お前、本当にただのトレーナーか?」

シルバー「……何故、そんな事を聞くんですか」

グラジオ「お前は……フッ、俺と同じ"眼"をしている」

シルバー「…………」

シルバー(彼は何を……? いや、そういえば。マサキさんによると、彼の父親は只者ではないらしい。まさか……)

グラジオ(フッ……『日常で使うことは無いが使ってみたかった言葉ランキング』3位を使えたな)

グラジオ「いや、答えたくなければいい……」

グラジオ「話すよりも、もっと効率的な方法があるだろう」ポーン

シルヴァティ「ぐる……」キリッ

シルバー「! ……わかりました」ポーン

クロバット「……くろばっ!」


直下コンマ 偶数でグラジオ、奇数でシルバーの勝ち
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/09(木) 23:05:00.51 ID:+Bev8Uzq0
どうなる
366 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/09(木) 23:16:36.53 ID:AqLfbFhw0
シルバー「……やったな、ゲンガー」

ゲンガー「ばぁー!」

グラジオ「フッ……強いな。良いバトルだった」

シルバー「こちらこそ……楽しかったです。ありがとうございました」

グラジオ「礼を言われるようなことじゃない」

グリーン「へぇ、中々やるな、あいつら」

トウヤ「初めて見るポケモンだったねぇ」

キョウヘイ「かっけーっすね……!」

レッド「……」パチパチ

グラジオ「フッ……できれば、もう少し戦いたかった、が」

アナウンス『まもなく、ウラウラ島ー。ウラウラ島ー』

グラジオ「時間切れ……だな」
367 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 00:02:14.38 ID:cjXWq89I0
ヨウ「あ、もうすぐ到着だ! ミヅキたち呼んできますね!」

グラジオ「フッ、俺たちはもう行く……が、そうだな」

グラジオ「また、会うことになるだろう……俺の"眼"が、真実を見ているなら、な」

レッド「……?」

キョウヘイ「グレイシアの相手してる時と同じ顔してるっすねぇ」

ハウ「あはー、本人なんもわかってないから、特に気にしないでいいよー」

グラジオ「フッ……誰も己の事なんて、完全には理解していないんだ。そうだろう」

ハウ「それっぽいこと言ってるだけだからー」

トウヤ「うん、わかったよハウ、わかったからやめてあげて……」

グリーン「それ以上はやめてさしあげろ……」
368 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 00:09:41.74 ID:cjXWq89I0
マサキ「わいらもな、一応目的地あって動いとるんや」

マサキ「言うてもなー、二人も気になるいうてついてきてくれてるんやけど、ほぼ護衛やね」

マサキ「いやー、ほんま助かりますわぁ! ポケモンバトルは苦手やねん」

レッド「……マサキとの、バトル」

レッド(……宇宙で一度したくらい、かな)

マサキ「ちゅーわけで、わいらはこの辺で。またどっかで会ったら遊ぼな〜」

リーリエ「お待たせしました、マサキさん! ……ミヅキさん、名残惜しいですが、また……」

ミヅキ「……リーリエ、しばらくウラウラにいるんでしょ? だったら、またすぐ会えるよ!」

リーリエ「! はいっ!」パアッ

ブラッキー「」

レッド「……ミイラになって帰ってきた」

キョウヘイ「供給過多っすね……」

グラジオ「フッ……また会おう。その時のバトルを楽しみにしている」バッ
369 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 00:15:27.57 ID:cjXWq89I0

〜ウラウラ島 乗船所〜

ミヅキ「到着っ、ですね! ここはマリエシティです!」

ヨウ「レッドさんにグリーンさん、シルバーはびっくりすると思いますよー!」

ハウ「そーいえばー、ミヅキとヨウも、初めて来たときびっくりしてたなー」

レッド「……楽しみ」


〜マリエシティ〜

レッド「……!?」

グリーン「んだここ、マジでアローラか!?」

シルバー「オリエンタルなデザイン、とは聞いていましたが……まるでジョウトですね」

キョウヘイ「ひょーーーーー!?!?!? めっちゃJAPANじゃないっすかぁ!!!!」

トウヤ「えっっっいいねここ!? 写真撮ろう写真!!!!」

ヨウ「えっあのお兄さんたちが……日本に観光にきた外人のテンションに……すこだ……」
370 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 00:22:12.02 ID:cjXWq89I0
レッド「……ここは、どんな町……?」

ミヅキ「ここ、すっごいんですよ! 色々な観光地があって……ウラウラ島一番の都会です!」

ヨウ「っていうか、ウラウラ島に、他にちゃんとした町がないってのもありますけど……」

シルバー「? このガイドブックには、ポータウンという町があるとありますが……」

ハウ「あー……まぁ、行けばわかるよー」

ミヅキ「そうだね! 先にマリエシティ観光しましょ〜〜!」

シルバー「……どこに行きますか?」

レッド「えっと……」

キョウヘイ「……」キラキラ

トウヤ「……」キラキラ

レッド(……期待の目線が刺さる)

何処に行くか
1、ブティック 2、マラサダショップ 3、マリエ庭園 4、ローリングドリーマー
下1
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:28:40.63 ID:FyyF6dkT0
3
372 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 00:39:22.13 ID:cjXWq89I0
レッド「……庭園、いこっか……」

キョウヘイ「いぇーい!!」

トウヤ「やったぁ!」

レッド(……僕も、結構楽しみだったりする)

ミヅキ「マリエ庭園はこっちですよ!」

ヨウ「あそこ、景色も良いしアイスも美味しいしで最高なんですよね〜〜」

グリーン「へぇ、楽しみだな」

シルバー(ヒビキとコトネに、写真撮って送るか……)


〜マリエ庭園〜

キョウヘイ「FOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!」

トウヤ「JAPAAAAAAAAAAAAN!!!!!!!!」カシャカシャカシャ

レッド「わ……すごい」

シルバー「……本当に、ジョウトみたいですね」

ミヅキ「ジョウトから来た人たちが作った庭園なんだよ!」

シルバー「なるほど……」
373 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 00:56:20.23 ID:cjXWq89I0
トウヤ「あーー、すごいなぁ、とっても綺麗なお庭だねぇ」

キョウヘイ「川あるっすよ川!!! 橋もあるっす!!!」

ハウ「うん、川があれば橋もあるよねー」

グリーン「めちゃくちゃはしゃいでんな……」

レッド「……トレーナー、いる」

ミヅキ「あ、ここの橋では五人抜きバトルやってるんですよ!」

レッド「ほう……」ポーン

ブースター「ぶーすたっ!」ボオッ

シルバー「す、すごいやる気ですね……! 頑張ってください」

レッド「……タイムアタック」

ブースター「すたーっ!」



レッド「……十分、弱」

シルバー「正確には九分四十八秒です」

ヨウ「わっ細か」

ベテラントレーナー「五人抜きおめでとう! 賞品をプレゼントだ!」

下1
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:57:03.48 ID:5gWUNf81O
でかいきんのたま
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:57:55.17 ID:22ieOm0SO
イーブイZとどこでもアクロマ君
376 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 01:05:37.77 ID:cjXWq89I0
キョウヘイ「……危なかった気がするっす」

トウヤ「キョウヘイ、どうしたの?」

キョウヘイ「なんでもないっすよ!」

ベテラントレーナー「でかいきんのたまだよ」

レッド「……」

ベテラントレーナー「おじさんの」

レッド「貰ってきます……」

ミヅキ「なんて大胆なセリフカット!」

ヨウ「聞きなれてるからもういいです感が半端じゃない……!」

ハウ「あんまり聞きたくないセリフだけどねー」

シルバー「流石です、レッドさん……」

グリーン「お前もう……レッドが何してても流石って言うよな……」
377 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 01:07:49.11 ID:cjXWq89I0
今日はここまで。明日は21時からがっつりと更新予定です。
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 01:15:21.65 ID:XWCofOCC0
乙。
レッドがイーブイZを使ったらフィー×ブラ×ホモ×ドS×毛並みフェチ×厨二×百合×ニートですごいことになりそう。
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 01:16:26.63 ID:FyyF6dkT0
乙〜〜!!マリエ庭園いいよね、、
380 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:01:29.66 ID:cjXWq89I0
がっつりとか言ってましたが番外編です。
今日は何の日?
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:02:05.64 ID:FyyF6dkT0
メイドの日!!!!祭りだわっしょい!!!!!
382 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:04:45.71 ID:cjXWq89I0
レッド「ごがつとおか……」

キョウヘイ「メイドの日ィ〜〜〜……」

アクロマ「いぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!」

グリーン「テンションの高低差やべえな……いやまあ当たり前っちゃ当たり前だけどよ」

レッド「…………」

キョウヘイ「そりゃそうっすよ!!! 今年もやるんすかこれ!?!?」

レッド「…………」

キョウヘイ「レッドさん早々に心閉ざしちゃってるじゃないっすか!!」

アクロマ「はぁーーーキョウヘイくん今日も素晴らしく可愛い……しかし今年の企画は一味違いますよ」

キョウヘイ「進行するならするで私情を持ち込むなァーーーーーーー!!!!!!」

グリーン「お前結構テンパってんな!? 切れながら正論言うんじゃねえ!!!」

アクロマ「今回はですね、実際にメイドさんっぽいことをしてみようという企画なのです」

グリーン「いやそこは動じずに進めるのかよ!!」
383 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:08:50.92 ID:cjXWq89I0
レッド「……ここ……」

キョウヘイ「そうっす、ここアレっすよね、明らかにカロス地方っすよね? しかもお屋敷前っすよ」

グリーン「レッド、お前必要最低限しか喋らなくなるのやめろ!! 気をしっかり持て!」

レッド(気が狂ったみたいな言い方をされてしまった……)

アクロマ「そうなのです、本日の舞台はカロス地方、カルムさんのお屋敷です」

カルム「あのさぁ、なんでボクがこんな気が狂った企画に協力しなきゃいけないの?」

アクロマ「それは「協力していただけないならメイド服を着ていただきます」と私が脅したからですね」

キョウヘイ「恐喝をするなーーーーーー!!!!!!!」

グリーン「いやお前がそれ言っていいのかよ!!!!!!」

キョウヘイ「あっ……いや俺恐喝はしてないっすからね!? 多分!!!」
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:09:56.33 ID:22ieOm0SO
おじさんのメイドなら喜んでやりそう
385 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:13:57.20 ID:cjXWq89I0
カルム「まぁ、使ってない屋敷だったからいいけど。あんまり汚したり壊したりしないでよね」

カルム「結構大きい彫刻とかあるし、うっかり倒したら怪我とか……いや、別に心配してるわけじゃないけど!」

キョウヘイ「今日もナイスツンデレっすね〜」

グリーン「あれツンデレなのか?」

レッド(ツンデツンデ……なんか聞いた事あるような)

キョウヘイ「レッドさん、まだ本編で出てきてないポケモンに触れちゃ駄目っす!」

グリーン「いやナチュラルにテレパシーを使うな! あとメタいことも言うな!!」

アクロマ「さらにはですね、各ステージには先輩メイドさんがいらっしゃいます!」

アクロマ「その方々にメイドの仕事を教えてもらいつつ、どれだけメイドっぽいことができるかやっていきましょう」

キョウヘイ「急〜〜にバラエティ感を出してきたっすね」

レッド「……」

グリーン「おい、その破壊に自信を持ったみたいな顔やめろレッド……多分大抵のものがクソ高いからよ……」
386 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:17:00.64 ID:cjXWq89I0
カルム「……怖いから、ボクも案内役としてついていくからね」

アクロマ「はい、お願いいたします!」

キョウヘイ「大丈夫っすよ、そんなまさか破壊なんてそんな」

レッド「そんなそんな……」

カルム「……その辺りの信用ないからね、二人とも。やる時はやると思ってるから」

キョウヘイ「その言葉をマイナス方面で使われるとは思わなかったっすね!?」

カルム「それじゃ、入るよ」

キョウヘイ「ぐわーーーーっスルーもされてしまったっす!!!」

アクロマ(絶好調ですねキョウヘイくん……自分がメイド服なのを忘れているかのようですね)ニコニコ

レッド「……丈……」

グリーン「いいだろ別によぉ」

アクロマ「最初の先輩は、お屋敷の庭掃除を教えてくれますよ!」

先輩メイド 下1
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:17:58.17 ID:XWCofOCC0
トウコ
388 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:21:54.60 ID:cjXWq89I0
トウコ「ハーイ! 私よ!」

キョウヘイ「ト、トウコさん!? 控えめな陽キャになったトウコさんじゃないっすか!」

トウコ「ええ、そうよ! 今も仕事の様子をポケファインダーに投稿しているわ!」

カルム「真面目に働いてくれない?」

レッド(ド正論マシーンだ……)

トウコ「ただ掃除をするだけなんてつまらないじゃない? 少しはエンターテインメントを取り入れるべきよ」

トウコ「そう! 私が教えるのは、映える庭掃除の仕方ッ!!!」

レッド「……映える……」

キョウヘイ「なーるほど、確かに面白そうではあるっすねぇ」

グリーン「まぁ、そう、だな? いやそうなのか?」

アクロマ「とりあえず先輩の指示に従いお掃除をしていきましょう! 我々も手伝いますのでね!」

グリーン「我々……俺も含まれてんのか。まあ手伝ってやってもいいけどよ」

カルム「ボクは見てるからね……写真撮るのもいいけど、ちゃんと掃除してよね」
389 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:26:41.11 ID:cjXWq89I0
レッド「……映える、お掃除……どうやるの……?」

トウコ「そうね、私はさっき、集めた落葉をレシラムのクロスフレイムで燃やしたわ!」

キョウヘイ「いや専用技ァ!!! なんて使い方をしてるんすか!!!」

トウコ「いいじゃない、クロスフレイムの炎はとっても綺麗なのよ! だからいいねもいっぱいつくはずだわ!」

レッド「……確かに、炎はきれい……」

キョウヘイ「やめてくださいっす、レッドさんのポケモンの技も洒落になんないっすから……」

キョウヘイ「とりあえず、たくさん反応貰えればいいんすよね? それなら得意っすよ!」

アクロマ「メイド服姿ですしね!」

キョウヘイ「そうだったっすね」スンッ

レッド「……」スンッ

グリーン「急にテンション落とすなよ! あとレッドも真似すんな! お前はあんま変わってねえから!!」

キョウヘイ「……とりあえず、掃除もちゃんとしなきゃいけないんすもんね!」

レッド「……頑張ろ」

レッドの映える掃除案 下1(コンマが掃除できた度)  キョウヘイの映える掃除案 下3(コンマが以下略)
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:31:45.48 ID:22ieOm0SO
緑の頭ってツンツンしてるから逆さに持って箒の代わりに使う
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:34:07.16 ID:22ieOm0SO
ついでに加速
安価だったら下
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:42:21.66 ID:22ieOm0SO
キラキラ+メロエッタの歌に合わせて踊りながらやる
393 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:46:04.54 ID:cjXWq89I0
レッド「なるほど……」

グリーン「なるほどじゃねえ!!!!!!!!」

キョウヘイ「俺なんすかこれ ディズニープリンセスっすか??」

レッド「……」ガシッ

グリーン「この頭は時間かけてセットしてんだ!!! そう簡単に乱されてたまるかっつーの!!!」サッ

アクロマ「なんと、逆さに持たれるまでの一瞬で塵取りを手にして……頭の前にセットしましたね!」

カルム「いや逆さまに持たれるのには抵抗しないの?」

レッド「……えいっっっ!」ダッ

グリーン「うおおおおおおおッ!!!!!」

キョウヘイ「おー、走るレッドさん! キャッチされる落葉! どっちかってと掃除機っすね?」

グリーン「おいレッド、塵取りいっぱいになったから一旦捨てさせろ!」

レッド「わかった……」

キョウヘイ「わかるんすね……掃除機み増したっすねーー」

カルム「なにこれ? ボクの庭で何が行われてるの?」

アクロマ「キョウヘイくん、こちらも負けていられませんよ!!」
394 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:49:53.97 ID:cjXWq89I0
キョウヘイ「……出てこいっす、メロエッタ!」ポーン

メロエッタ「なんや、随分久しぶりの出番やないか! 何年ぶりやと思うとるんやコラァ!!」

メロエッタ「普段出番くれへんのにこーゆーときだけアタシを使うんか? 随分と勝手やなぁ!」

キョウヘイ「出番外では普通に遊んでるじゃないっすか!!」

メロエッタ「それと出番は別やゆーとんねん!!」

アクロマ「それではミュージックスタート!」ポチ

メロエッタ「アカーーーーン!!!!!!! 身体が勝手に歌ってまう!! ラララ〜♪」

キョウヘイ「芸人張りのアカーンから急に美声くるとビビるっすね!? まあいいっす!」

キョウヘイ「見よ! 俺のディズニープリンセス掃除〜〜!」クルクル

アクロマ「……」ニコニコニコ

レッド(……録画してる……)ダッ

グリーン「おいレッド、いっぱいになったぞ」

レッド「わかった」
395 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 21:53:26.64 ID:cjXWq89I0
レッド「……この袋も、いっぱいになった」

グリーン「そこそこやるじゃねえか」

レッド「緑もね……」

キョウヘイ「メロエッタ、もう綺麗になったからいいっすよー」

メロエッタ「ララ〜……なんや、もうええんか? 楽しかったわ、また呼んでな―」シュウン

キョウヘイ「うーん、やっぱちょろい奴っすねぇ」

トウコ「ハーイ! 二人ともとっても素敵な掃除だったわ、流石ね!」

トウコ「それじゃあ、この写真もアップしてみましょ! アカウントは普段のと別のでね」

キョウヘイ「普段のアカウントはアレっすもんねえ、何やってもめちゃくちゃ反応くるっすもん」

カルム「終わった? ……えっ、なんでちゃんと綺麗になってるの……気持ち悪っ……」

グリーン「まともな反応やめてくれよ」

トウコ「それじゃ投稿するわよー!」

どれくらい反応がきたか コンマが高い程くる
下1 トウコ  下2 レッド  下3 キョウヘイ
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:54:34.02 ID:XWCofOCC0
どう
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:54:34.37 ID:FyyF6dkT0
がんばえ〜
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 21:58:39.80 ID:22ieOm0SO
人いなかったからさっき連取りしちゃったけど人来てくれたようで良かった
399 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:03:11.82 ID:cjXWq89I0
トウコ「何故ッ!!!!!!!!!」

カルム「燃えてるだけだからじゃない? っていうか燃え過ぎて何が起きてるのかよくわからないし」

レッド「……ちょっと、少な目」

カルム「思いっきりブレてるからじゃないの、これ……」

グリーン「だから言ったろ、少しスピード落とせって」

レッド「そっか……」

キョウヘイ「いや〜〜〜〜〜、さっすが俺っすねぇ! 当然のように大人気っすよ!」

カルム「あれ、動画も投稿できたんだね……」

キョウヘイ「……えっ、動画にしてたんすか!? 聞いてないんすけど!!!」

アクロマ「動画が一番キョウヘイくんの可愛さをアピールできるじゃないですか!!!」

キョウヘイ「ち、力強いぶんめちゃくちゃ気持ち悪いっす!!!!」

トウコ「うう……あなた達は私を超えたわ! 素晴らしいメイドよ……先に進みなさい!」

キョウヘイ「……とりあえず、第一関門クリアっすね!」
400 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:06:00.75 ID:cjXWq89I0
カルム(なんでボクの屋敷がダンジョンみたいな扱いになってるんだろう)

アクロマ「えー、次は洗濯係の方ですね」

キョウヘイ「なんか、昔のメイドさんの洗濯はめちゃくちゃ大変だったって聞いたっすよ」

レッド「……そうなの……?」

カルム「昔はそうだったらしいね。この屋敷の洗濯スペースやけに広いし」

カルム「でも、今は全自動洗濯機とか置いてるし、不便はさせてないと思うけど」

グリーン「流石だな……」

レッド「ぜんじどう……なら、いける……!」

キョウヘイ「レッドさんが洗濯機を壊すに100ペリカっす」

レッド「……」

カルム「否定してくれない??」

アクロマ「はい、到着ですよ! それでは次のメイドの方、どうぞー!」

先輩メイド 下1
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 22:07:10.92 ID:XWCofOCC0
グリーンが大好きなナナミお姉ちゃん
402 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:14:53.06 ID:cjXWq89I0
ナナミ「はーい、私が先輩メイドのナナミです!」

レッド「!?」

グリーン「なっ……ね、姉ちゃん、何してんだよ!?!?」

キョウヘイ「すごい慌てっぷりっすね……いや実の姉がメイドさんしてたらそうっすよね!?」

アクロマ「お願いしたところ快く引き受けてくださいました」

ナナミ「うふふ、だってメイド服なんてそうそう着る機会ないもの!」

レッド(……本来そうあるべきなんだよな)

グリーン「だ、だからってよお……」

カルム「……え、すごいコメントし辛いのどうしよう……」

ナナミ「あら、あなたがご主人様? しっかりお洗濯しますから、安心してくださいね!」

カルム「お、お願いします……」
403 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:18:48.99 ID:cjXWq89I0
ナナミ「ところでみなさん、お洗濯はしたことあるかしら?」

キョウヘイ「やー……やったことないっすねぇ」

アクロマ「私も部下に任せっきりでした!」

グリーン「……姉ちゃんにやってもらってるからな、いつも」

レッド(ポケモンセンターでお願いしたらやってもらえるから……)

ナナミ「あらあら。でも大丈夫よ、お姉さんがしっかり教えてあげるわ」

他メイド「ナナミさーん! 洗濯機が動かなくなっちゃいました!」

ナナミ「あら……でも大丈夫よ、えいっ!」ガンッ

ナナミ「うふふ、これで動くようになるわ」

キョウヘイ「……優しそうなお姉さんっすけど……マサラ人……!!」

グリーン「ブルーと組んだら悪夢だぜ」

レッド(緑と組んで姉さんたちとイシツブテ合戦挑んで、まだ一回も勝ててないなあ……)

ナナミ「それじゃあ頑張るわよ、えいえいおー!」

レッド「おー……」

キョウヘイ「おー! っす!」

レッド・グリーンの洗濯できた度 直下コンマ  キョウヘイ・アクロマの洗濯できた度 下2コンマ
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 22:20:17.51 ID:U/OtN8RO0
グリーンさんかわいいね…
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 22:20:26.97 ID:22ieOm0SO
洗濯を選択……
406 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:27:19.11 ID:cjXWq89I0
レッド「…………」ソーーーッ ポタ

グリーン「洗剤ちょっとずつ入れすぎだろ!? もうちょいドバっと入れちまえ」ドバッ

レッド「…………」ソーーーッ ポチ

グリーン「おい、洗濯機そんな弱くねえから。少なくとも姉ちゃんの拳には耐えられるから大丈夫だっつの」ポチ

レッド「……ナナミさんに教えてもらってると思うと、緊張して……」プルプル

グリーン「……気持ちはわかるけどよ、手ェ震えすぎだろ」

グリーン「ま、大丈夫だろ。姉ちゃんはレッドに甘いからな、昔っから」

ナナミ「あら? 私はグリーンにも甘くしているつもりよ?」

グリーン「ね、姉ちゃん! いつ来たんだよ! ……っつーか、あっちの二人のとこは行かなくていいのかよ!?」

ナナミ「ええ、大丈夫そうだったもの。だから、こっちを手伝うわ!」

レッド「ありがとう、ございます……」

ナナミ「うふふ、いいのよ。可愛い弟二人のためだもの、なんて」
407 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:30:26.58 ID:cjXWq89I0
アクロマ「ふっふっふ、どうですか! 私の計算は完璧でしょう!」

キョウヘイ「……今回ばかりは認めてやるっす、よくもまあ……」

洗濯物「「「「「「「「「「」」」」」」」」」」」」

キョウヘイ「この短時間で洗濯機を開発したっすねえ!?」

アクロマ「キョウヘイくんの手が冷たい水にさらされてはいけませんからね!」

キョウヘイ「いや普段から旅してるっすし大丈夫っすけどね??」

キョウヘイ「……にしてもホント、よくやるっすよねぇ……洗濯してすすいで干して……」

アクロマ「ちなみに、キョウヘイくんが応援してくだされば早く終わりますよ!」

キョウヘイ「まさかまさか。頑張れっす洗濯機ー!」

洗濯機「」ババババババババババ

キョウヘイ「はやっっっ どういう仕組みっすかコレ!?」

アクロマ「それは秘密です」
408 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:34:22.89 ID:cjXWq89I0


ナナミ「あらあら、すっかり洗濯物がなくなっちゃったわ!」

キョウヘイ「さっき掃除したばっかりの庭に洗濯物が良い感じに干されてるっすねー」

レッド「……すごい、やり遂げた感……」

グリーン「だな。案外やればできるもんだな」

レッド「……これから、一人でも洗濯できそう……」

ナナミ「うふふ、えらいわ!」

キョウヘイ「つか、さっき作った洗濯機、フリゲートにも置けばいいじゃないっすか」

アクロマ「ですが、洗濯機のエネルギーはキョウヘイくんの応援ですからねぇ」

キョウヘイ「マジ何なんすかそのシステム……!!」

カルム「……えっ、この機械ここに置いてくの?」

アクロマ「ええ。持ち帰る訳にもいきませんから! エネルギー源を電気に変えておきましたので、使えると思いますよ!」

カルム「……ふーん、別に助かってなんかいないけど。ま、礼くらいは言ってあげる」

キョウヘイ「おいおいおい電気にできるじゃないっすかおいこら」
409 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:38:03.29 ID:cjXWq89I0
ナナミ「あ、そうだわ!」カサ

ナナミ「えっと、こほん! よく私の課した試練をクリアしたわね」

グリーン「……姉ちゃん、めちゃくちゃ棒読みだぜ」

ナナミ「あらあら……えっと、次の試練は大変よ! 頑張ってね!」

キョウヘイ「おお、感情がこもったっす!」

レッド「……」パチパチ

ナナミ「うふふ、ありがとう! それじゃあ、いってらっしゃい!」

レッド「いってきます……」

キョウヘイ「いってきまーす!」

グリーン(……姉ちゃん、最後までレッドのメイド姿にツッコミ入れなかったな)


アクロマ「えー、次は屋敷内の掃除だそうです!」

レッド「……そういえば、メイドさん、ちゃんと女の人だね……」

キョウヘイ「レッドさん、普通そういうもんなんすよ!!」

次の先輩メイド 下1
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 22:39:36.98 ID:XWCofOCC0
擬人化したエーフィ
ダメならミヅキ
411 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:43:45.83 ID:cjXWq89I0
エーフィ(人)「ねーーーーーーーーーーこれどういうこと!?!?!?!?!?!?」

キョウヘイ「うおっっっ……誰っすか!?!?」

グリーン「ずいぶんうるせえな……知り合いか? レッド」

レッド「…………エーフィ……?」

エーフィ「流石レッド!!!! 僕だってわかってくれる!!!! 好き!!!!」バッ

ミヅキ「エッ嘘男の娘と男の娘……???? うわ〜〜〜〜〜絵面が可愛いを極めている……」オガミ

キョウヘイ「ミヅキもいるんすか??」

ミヅキ「あっばれた はい! 推しカプ観察ついでにメイドさんになってみたくって!」

エーフィ「僕薄い本があるって聞いてきたんだけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

アクロマ「そこを私がさっと擬人化ライトを浴びせまして……」

キョウヘイ「いや何サラッと意味わからん道具作ってるんすか!?」

アクロマ「ご安心ください、使い捨てなので壊れてしまいました!」

エーフィ「ちっともご安心できないよ〜〜〜〜レッド〜〜〜!!!!」

レッド「……エーフィ、重い……」

エーフィ「うそだあ!!!!!!!!!!」
412 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:47:18.33 ID:cjXWq89I0
エーフィ「あのさあ、僕が可愛いから忘れてるかもしれないけど」

キョウヘイ「わーお唐突な自己愛」

エーフィ「僕普通にオスなんだけどーーー!?!? 見てつよさのところ! 名前の後ろ♂ってついてるよね!?」

グリーン「その割にはアレだよな、見た目……」

キョウヘイ「……女の子に見えるっすね」

レッド「……メイド服だし、ね……」

エーフィ「飼い主に似ちゃったんだよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」

ミヅキ「擬人化かぁ、手は出してなかったけどちょっと気になってきたかも」

エーフィ「やめて!!!!!!!!」

カルム「……」フラッ

モブメイド「坊ちゃま大丈夫ですか!?」

カルム「ごめん、展開が意味わからなすぎて少し目眩が……」
413 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 22:52:38.33 ID:cjXWq89I0
アクロマ「ところで、お二人には掃除を教えていただきたいんですが」

キョウヘイ「なかなか無理矢理に流れ戻したっすね〜〜!?」

ミヅキ「はいっ! わたし、自分の部屋はちゃんと自分で掃除しているので! 掃除は得意です!」

レッド「偉い……」

ミヅキ「えへへ、ありがとうございまーす!」

ミヅキ(……自分で掃除しないと、薄い本があるってバレるから……とは言えない……)

エーフィ「まあ、僕はサイコキネシスで家具とか浮かせられるしいいけどさ〜〜」ミョンミョン

レッド「……その姿でも、技使えるんだ……」

エーフィ「ま、僕はエスパータイプだし? 角とか必要な技ないしね〜」

グリーン「サイホーンあたりは色々不便そうだな」

キョウヘイ「んで、この部屋掃除すりゃいいんしたっけ?」

レッド「……雑巾、あった」

エーフィ「んじゃ、僕はレッドたち手伝お〜っと」

ミヅキ「それじゃあキョウヘイさん、お手伝いは任せてください! 途中尊さで倒れるかもしれませんけど……」

レッド「……よろしくね、エーフィ」

グリーン「嫌な予感しかしねぇなぁ」

キョウヘイ「倒れないようにしてくださいっす」

アクロマ「それは私たち次第でしょう!」

掃除できた度 レッドグリーンエーフィ 下1コンマ   キョウヘイアクロマミヅキ 下2コンマ
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 22:54:04.43 ID:U/OtN8RO0
がんばれ〜〜!!!!
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 22:54:55.16 ID:22ieOm0SO
そういえばエーフィはグリレ派だったね。
ラッキースケベならぬラッキーフィー発生しないかな
416 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:00:32.94 ID:cjXWq89I0
レッド「……エーフィ、そのベッド持ち上げて……」

エーフィ「はいはーい! ……って、よく考えたらさぁ、レッドって普通にベッド持ち上げられるよねぇ?」ミョンミョン

レッド「……できるけど……」

エーフィ「僕のいる意味〜〜〜!!!」

グリーン「おい、口じゃなくて手を動かせっつーの」

エーフィ「はぁ〜い……あ! どうせだからついでにサイキネでくっつけさせ」

レッド「人の姿だと、投げやすいね……」ガシッ

エーフィ「……なんでもないでっす」

レッド「よろしい……」

グリーン「……いや、よく聞く会話ではあるけどよ、絵面が違和感しかねえな」

エーフィ「え、人間の僕が可愛すぎて??」

グリーン「ちげえよお前のその自信なんなんだよびっくりするわ」
417 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:03:55.78 ID:cjXWq89I0
キョウヘイ「はたきぱったぱた〜……む」

アクロマ「どうしましたか?」

キョウヘイ「いや、流石に棚の上には手が届かないんすよねぇ……」

アクロマ「ほう、では肩車でもしましょうか!」

キョウヘイ「えー、嫌っすよ。背中貸せっす」

アクロマ「おんぶですね!!!! わかりました!!!!!」

キョウヘイ「アクロマ号しゅっぱーつ!」

アクロマ「仰せのままに!!!!!!!!!!!!」

ミヅキ「エッ………………ヴッ………………」

ミヅキ「て、てえ、てえ………………」バタッ ドサドサ

キョウヘイ「あっ ミヅキーーーー!!!」

アクロマ「倒れた拍子に色々散らばってしまいましたね!」
418 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:07:50.23 ID:cjXWq89I0


エーフィ「ふぃー、結構掃除したんじゃないかなぁ!」

レッド「エーフィ、頑張ったね……」ナデナデ

エーフィ「えへへ〜……はっ、なんか撫でられる感覚がいつもと違う……!」

レッド(もふもふじゃない……)

グリーン「エスパータイプってすげえな、普通に便利だわ」

エーフィ「でしょでしょー! 讃えて讃えて!」パチ

グリーン「ウインクしながら言う事ではねえよな??」

キョウヘイ「おーい、ミヅキ〜〜、大丈夫っすか?」

ミヅキ「だ、大丈夫、です……どうか……続きを……」

キョウヘイ「いや、このまま続けたら絶対ミヅキ死ぬじゃないっすか!!」

アクロマ「ミヅキさんが死んでしまうような展開にしてくれるということですか!?!?」

ミヅキ「ヴッ」

キョウヘイ「あーーー想像しただけでミヅキが死んだ!! ミヅキなら何しても死ぬと思っただけっすよ驕るな!!!!!」
419 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:12:04.07 ID:cjXWq89I0
カルム「……ねぇ、あんまり片付いてないように見えるんだけど……?」

レッド「ベッドの下とかは綺麗にした……!」

グリーン「あー、そうだな、見えねえところばっかやってたな」

エーフィ「棚の下とかね〜、僕の力が万能すぎるが故かな〜〜」

レッド「……すごいね、エーフィ」

エーフィ「えへへ〜〜」

グリーン「……エーフィの自己愛の原因、多分レッドだぞ。褒めすぎじゃねえのか?」

レッド「……悪い事したら、ちゃんと叱ってる……」ブンッ

グリーン「あー……それもそうだな」

カルム「……こっちは、余計散らかってるように見えるんだけど」

キョウヘイ「え、えへへ〜〜……ミヅキの介抱してたんすよ」

ミヅキ「」

カルム「え、何? なんでボクの屋敷で死人出てるの? おじさん呼ぶ?」

アクロマ「大丈夫です、彼女は尊死しているだけですからね!」

カルム「死んでるじゃん……」
420 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:16:15.65 ID:cjXWq89I0
エーフィ「あ」ボンッ

レッド「! 戻った……!」

アクロマ「おや、ちょうど効果が切れたみたいですね!」

レッド「……やっぱり、こっちのほうがいいね……」モフモフ

エーフィ「ふぃ! ふぃ〜〜!」スリスリ

グリーン「……こう見ると普通のポケモンなんだよな」

ミヅキ「ガハッ……そ、そろそろ時間ですか……! ミヅキ、復活……!」

キョウヘイ「そ、そんなバトル漫画みたいな起き上がり方するんすか!?」

アクロマ「あしたの○ョーのようですね!」

キョウヘイ「あ、俺思い浮かべたのリ〇ーンだったんすけどね。ジェネレーションギャップっす」

アクロマ「ふむ……少し年齢を感じてしまいましたね……」

ミヅキ「ぐわーーーーーーっ!!!!!!!!」バタッ

キョウヘイ「えっ死ぬの早くないっすか!?!?!?」

エーフィ「今のはキョウヘイたちがわるーい! エーフィは見た」

キョウヘイ「そんな家政婦みたいな……ハッ、メイドさんは見た……!」
421 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:19:08.24 ID:cjXWq89I0
カルム「……」

レッド「……カルム、どうしたの……?」

カルム「どうしたもこうしたも……いや、いっそボクもおかしくなれたら楽なのかなって……」

レッド「……???」

カルム「……なんでもない、聞かなかったことにしてくれる?」

レッド「わかった……」

カルム「素直……ファイアもレッドに似ればよかったのにね」

レッド「?」

アクロマ「さて、ミヅキさんのことはエーフィさんにお任せしたことですし」

キョウヘイ「任せて大丈夫なんすか?」

レッド「多分……」

アクロマ「次のメイドさんいきましょう!」

次の先輩メイド 下1
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:19:35.03 ID:oqT3i8rVO
シルバー
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:20:26.69 ID:XWCofOCC0
メイドレッドが見たいからって……
424 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:23:26.01 ID:cjXWq89I0
シルバー「れ、レッドさん……見ないでください……!!」

レッド「し、シルバー……!?」

グリーン「マジか……とうとう来たか、男が……」

キョウヘイ「いや、エーフィも一応♂だったっすけど……って、なんでシルバーなんすか?」

アクロマ「レッドさんのメイド服写真をお譲りする約束で出てもらったのです」コソコソ

キョウヘイ(こいつ、シルバーのプライドのためにこっそりと……こんな気を使えたんすか……)

レッド「……大丈夫、似合ってるよ……」

シルバー「くっ……れ、レッドさんもとてもお似合いです!!!!!!」

グリーン「やけくそすぎんだろ……」

カルム「……彼はまともだと思ってたのにな」

キョウヘイ「やめたげてくださいっす……レッドさん関連でちょっとおかしくなるだけで比較的まともっすよ!!」
425 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:28:43.92 ID:cjXWq89I0
レッド「……シルバーは、何を教えてくれるの……?」

シルバー「はい、掃除と洗濯は既にやったと聞いたので……」

シルバー「本の虫干しをしていただこうと思いまして」ガチャ

グリーン「……なんっだこの部屋!? 本だらけじゃねえか!!」

キョウヘイ「書斎、ってレベルじゃないっすよ!? 図書館っすか!?」

レッド「ほ、本……難しそうな本が……いっぱい……」グルグル

カルム「父さま……元の持ち主が置いていった本だよ。かなりの蒐集家だったらしいけど」

カルム「あんまり多くて、管理しきれてなかったんだよね」

シルバー「そうだろうと思いまして……今から出来る限りの本を虫干ししたいと考えています」

キョウヘイ「うーん、流石シルバーっす……メイド服とはいえ従者レベルはつよいっすね」

グリーン「ああ、メイド服でちゃんと指示出してるのが逆にシュールだな」

シルバー「……服装のことは、あまり……」

キョウヘイ(あとなるべくレッドさんのことを視界に入れようとしてるの、めちゃめちゃバレバレっすよ……)
426 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:35:45.22 ID:cjXWq89I0
レッド「……むし、ぼし……って、何……?」

シルバー「本の紙魚……虫やシミを防止するための方法です。既に準備はしてあります」

シルバー「屋敷の裏に、ずっと日陰になっている場所を見つけておきました。そこに既に本を置く台を設置してありますので、」

シルバー「そちらの方に本を運んでいただけないかと。本は開かず、置いていただければ結構です」

シルバー「それから干している間に本棚の掃除もしてしまおうと考えています」

レッド「……」

グリーン「……」

シルバー「ど、どうしましたか?」

キョウヘイ「いや、シルバーのまともさにびっくりしてるんすよ。今までがアレだったっすから……」

アクロマ「彼に任せて正解でしたね!」

カルム「め、めちゃくちゃ助かるんだけど……助かるから余計混乱する……」

シルバー(褒められているのだろうか……)

レッド「……えっと、本、運べばいいんだよね……任せて」

グリーン「運ぶのは俺たちが担当するか。掃除は任せたぜ、お前ら」

キョウヘイ「はーい、お任せするっす!」

レッド「……がんばる」

シルバー「…………」

キョウヘイ(よかったっすね……メイド服を着た甲斐があったっすね……!)

本を運べた量  レッド 下1コンマ  グリーン 下2コンマ
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:37:10.71 ID:5gWUNf81O
ソイヤッ
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:38:07.30 ID:XWCofOCC0
ここで緑が勝ったら自慢うざそう
429 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:43:20.34 ID:cjXWq89I0
レッド「よい、しょっと……」ガシッ

グリーン「おいレッド、気を付けろよ? 崩したり落としたりするなよ」

レッド「大丈夫……気を付け、てるっ」グラッ

グリーン「だーーっ、気ぃつけろっつってんだろ! お前アレだぞ、この本多分クソたけえぞ」

レッド「……本が……?」

グリーン「馬鹿だなレッド、本だから、だ」

レッド「…………」

グリーン「わけわからんみたいな顔するなっつーの。ま、俺はインテリだからな、本の重要さはわかってるぜ」

レッド「はらたつ……」

グリーン「はっ、本で手がふさがってて残念だったなぁ?」

レッド「足は空いてる……」

グリーン「やめろお前! どっちの本も崩れるだろうが!!」


シルバー「……」

キョウヘイ「……いいんすか? 見てるだけで」

シルバー「はい、見ているだけでいいんです……邪魔をするわけにもいきません」

キョウヘイ「うーん、健気っすねぇ……俺たちも頑張るっすかあ」

アクロマ「そうですね! ……キョウヘイくん?」

キョウヘイ「今回はお前の手を借りないっすからね!」

掃除できた度 キョウヘイ 下1コンマ  アクロマ 下2コンマ
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:43:52.17 ID:5gWUNf81O
がんばえがんばえ
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:45:54.82 ID:22ieOm0SO
アクロマおにーちゃんが最高すぎる……てぇてぇ
432 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:49:59.25 ID:cjXWq89I0
アクロマ「……よし、完成しました!」

シルバー「あの、それは何ですか?」

アクロマ「よく聞いてくださいました。こちらはVS紙魚ルンバくんです!」

シルバー「……VS紙魚ルンバ」

アクロマ「ええ! 湿気を吸収しつつ、辺りを掃除してくれるロボになります。しかも、エネルギー源は吸収した水分なのです!」

シルバー「つまり……永久機関ということですか!?」

アクロマ「理解が早いですね、とてもよろしい! これさえあれば、この書斎が紙魚に脅かされることはなくなるでしょう」

シルバー「素晴らしい発明です……と、いうか。多いですね?」

アクロマ「ええ、この書斎も広いですからね、10体ほど放しました」

シルバー「……ところで、キョウヘイさんは?」

アクロマ「それなんですが……」チラッ

キョウヘイ「よっ、ほっ! ……む〜〜〜〜ん」

アクロマ「かなり苦戦しているようなんですよね……」
433 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:51:26.04 ID:cjXWq89I0
キョウヘイ「む、アレは埃っすね〜〜? えーーと、はたきで!」

キョウヘイ「おらーーー!!」パタパタ
434 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/10(金) 23:54:57.84 ID:cjXWq89I0
キョウヘイ「……うーん、全然届かないショックで一回誤送信しちゃったっすね」

キョウヘイ「読者の皆様にはそこそこ謝っておくっす。めーんご!」

キョウヘイ「なんて、メタネタを一人でかましている場合ではないっすよね……」

キョウヘイ「いやいや、まさか、今までの掃除やらなんやらの結果が全てアクロマのお陰なわけないっす」

キョウヘイ「俺は出来る子! 頑張るっすよ! おらーーー! ……あ」グラッ

キョウヘイ「わーーーーーーーー!?!?」ドンガラガッシャン

アクロマ「キョウヘイくん!?」

キョウヘイ「来るなっすーーー!!! いてて……ちょっと脚立から落ちただけっすから!」

シルバー(……ルンバたちがクッションになっている……)

アクロマ「……うーむ、どうしましょう。私は悪い人間なのかもしれません」

シルバー「……何故ですか?」

アクロマ「苦労しているキョウヘイくんを助けたいのはやまやまなんですが……どうしても……」

アクロマ「可愛くてッ……!!!! 眺めていたいという気持ちも生まれてしまうのですッ!!!!」

シルバー「……わかります……」
435 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:00:56.04 ID:lPlsznXW0
レッド「……シルバー、運び終わったよ……」

シルバー「レッドさん! ……ごほん、ありがとうございます」

グリーン「くっ……お前、今、めっちゃくちゃ笑顔だったな……」

シルバー「……笑わないでいただけますか、その、自分でもわかったので……」

グリーン「いやいや、いーじゃねーの、面白いしよ」ニヤニヤ

レッド「緑、シルバーいじめないで……」ゲシ

グリーン「いってぇ!?」

シルバー「い、いじめられてるわけでは……!」

カルム「調子どう? ……よく運んだね、あの数。大変じゃなかった?」

レッド「……余裕」ブイ

グリーン「ま、二人がかりだったしな」

カルム「ところで、あっちは何してるの? いや目は向けられないんだけど。多分見たら気がおかしくなる」

キョウヘイ「だーーー!! もう! 大丈夫だって言ってるじゃないっすかあ!!」

アクロマ「いえ!! もう限界ですキョウヘイくん!! 手伝わせてください!!」

シルバー「……アクロマさんと、アクロマさんの作ったルンバが、ことごとく脚立から落ちるメイドのキョウヘイさんを心配していますね」

カルム「へぇ、意味わかんない」
436 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:04:35.88 ID:lPlsznXW0
シルバー「……それでは、虫干しのお手伝いありがとうございました。どうぞ先にお進みください」

シルバー「本の片付けはこちらでしておきますので、ご心配なさらず」

グリーン「ああ、干した奴を戻さねえといけねえんだもんな」

レッド「……あとで、手伝いに来るね」

シルバー「あ、ありがとうございます!」

キョウヘイ「おいアクロマ、もういいっすから、マジで」

アクロマ「わかりませんよ、他にも怪我してるところがあるかもしれません」

キョウヘイ「一か所擦り傷があっただけじゃないっすか、大袈裟なんすよー……」

アクロマ「大袈裟ではありませんとも! ……おや、失礼。次行きましょうか!」

グリーン「進行としての意識がそこそこ高いの逆に意味わかんねえな……」

アクロマ「次のメイドさんが最後ですからね! しっかり学んでいきましょう!」

最後の先輩メイド 下1
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:05:33.14 ID:OpQJR4uX0
家事といえばトウヤだよってばっちゃが言ってた
ただしドレディアのせいで目覚めている
438 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:11:00.91 ID:lPlsznXW0
トウヤ「みんな、遅かったね。大丈夫?」

レッド「!」

グリーン「お前ら、なんだかんだメイド服に抵抗ねえのちょっと面白いな」

レッド(お前が言うか……?)

トウヤ「あはは、ちょっと面白そうだったからね。本当に着ることになるとは思ってなかったけど……」

アクロマ「彼は家事が得意そうなイメージがありますからね!」

キョウヘイ「おとんポジションっすもんねぇ……」

トウヤ「そうかな……とりあえず、レッドにキョウヘイ、こっちおいで」

キョウヘイ「はーい?」

レッド「……待って」

キョウヘイ「わ、レッドさん?」

レッド「……よく見たら、気配が、違う……」

キョウヘイ「えっ」

トウヤ「……」ニコ

目覚めトウヤ「すごいね、レッド。僕だってわかってくれたんだ? 嬉しいな、余計遊びたくなっちゃった」スッ

キョウヘイ「わーーー!!! 流石に俺もわかったっす!!!」

アクロマ「!? おかしいですね、台本にはこんなこと……」

ドレディア「'ワ'」

グリーン「……お前、めちゃくちゃとぼけた顔してんなあ。原因お前だな? ん?」

ドレディア「 'ワ'」

グリーン「目ェ逸らしたぞこいつ」
439 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:17:33.51 ID:lPlsznXW0
目覚めトウヤ「……あはは、でも、今日は本当に怖がらなくていいよ。一応、家事を教える為に呼ばれたんだし」

キョウヘイ「え〜〜〜、本当っすか〜〜〜???」

レッド「…………」

目覚めトウヤ「そんなに警戒しないでよ、寂しいな……ね、レッド。僕が何にもしなかったこと、あったよね?」

目覚めトウヤ「いつだったかな……うん、宇宙で、だったかな? 大人しく、言われたままにしてた記憶があるんだけど」

レッド「……そういえば、あった、けど」

目覚めトウヤ「でしょ。今は別に朝じゃないし、ちょっといつもの僕と違うだけで、教えることは教えるよ」

グリーン「何を教えるんだ?」

目覚めトウヤ「そうだね、料理はまだやってないんじゃない? 二人とも慣れてるだろうけど。どう?」

キョウヘイ「……そうっすねぇ、ま、いいっすよ! 実力見せてやるっす」

レッド「……わかった」

グリーン「……この格好のレッドの料理、あんまりいい思い出ねーんだよな」

レッド「む……」

キョウヘイ「まーまーま……レッドさん、料理しつつ、こっそりトウヤさんを元に戻すっすよ」コソコソ

レッド「……どう、やって……?」コソコソ

キョウヘイ「なんか……いい感じに……!」コソコソ

レッド「……わかった……!」コソコソ

アクロマ「……」

グリーン「……アンタ、面白い顔してんな?」

アクロマ「完全に計算外でしたので……ここは少し見守っておこうかと」

グリーン「アンタのそれは見張るの間違いじゃねえのかねえ……」

料理の出来 レッド 下1コンマ  キョウヘイ 下2コンマ  コンマがゾロ目なら目覚め解除
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:19:51.13 ID:5OGgR3WW0
そい
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:19:52.99 ID:nMJGgXEIO
ゾロ目出るな!
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:20:00.08 ID:uRQM+cNx0
ふぁい!と!
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:21:53.89 ID:pNaquVlSO
出たよ……しかも99……
やっぱりキョウヘイにはアクロマだねっ☆
444 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:26:11.60 ID:lPlsznXW0
目覚めトウヤ「……レッド、ごめん、これは普通にお願いなんだけど。火力落とさない?」

レッド「え……でも、炎はつよい方が……」

目覚めトウヤ「うん、それバトルとかの話じゃない?」

レッド「……料理も、実質バトル……」

目覚めトウヤ「あはは、ごめんちょっと本当に意味わからないかな」

キョウヘイ(さすがっすレッドさん! 隙が出来たっすね!!)

キョウヘイ「おーーーっと卵を割らねば!! トウヤさん頭失礼します!!」ベシッ

トウヤ「痛っ!? ……もう、キョウヘイ、痛いよ〜……あれ、僕は何を……あれっなんで僕メイド服着てるのかな!?」

キョウヘイ「あっ、もう着る前から記憶無かったんすね。かくかくしかじかで治したんすよ!」

レッド「……よかった……」

トウヤ「あはは、また迷惑かけちゃってごめんねぇ……って、レッド! 火、凄いことになってるよ!」

レッド「あっ」

キョウヘイ「……あれ、もしかしてさっきの、わざとじゃなくて素でやってたんすかねぇ……?」

トウヤ「ごめんキョウヘイ、ちょっとレッド見てるから一人で料理してもらえるかな!?」

キョウヘイ「了解っす〜〜」
445 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:32:07.95 ID:lPlsznXW0
レッド「……できた」

トウヤ「あはは、うん、頑張ったねぇ……」ボロッ

グリーン「……おい、なんでアシスタントがボロボロになってんだ?」

カルム「ねぇ、これ本当にボクが食べないといけないわけ??」

アクロマ「ええ、一応、主人ポジションですので」

カルム「……あのさ、一つ聞きたいんだけど。これ、何? 炭?」

レッド「……すくらんぶるえっぐ……」

カルム「何がスクランブルなの? スクランブル発進したの? 頭が?」

グリーン「いや今日めちゃめちゃキレるな!?」

カルム「これ食べるんだからそれくら文句言ったって良くない……?」パク

レッド(あ、でも食べてくれるんだ……)

カルム「ゲホッ……ああ、うん、次は火加減に気を付けたほうがいいんじゃない……」

アクロマ「そっとフォークを置きましたが、案外優しい言葉が返ってきましたね!」

レッド「……気を付ける……」

カルム「素直……なのになんでこうなったのか本当意味わかんない……」
446 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:38:24.40 ID:lPlsznXW0
キョウヘイ「はいはいはーい、天才キョウヘイ様のお通りっすよー!」

グリーン「やけに自信たっぷりなのが来たな?」

トウヤ「良い匂いするねぇ、オムライスかな?」

キョウヘイ「正解っす! メイドさんといえばオムライスっすからね〜〜」

アクロマ「ケチャップでハート書いてくださいキョウヘイくん!!!」

キョウヘイ「残念っすけど、カルムの分しか作ってないっすから。はいどうぞー!」

カルム「……へぇ、まぁ、見た目は中々いいんじゃない?」

キョウヘイ「さらにケチャップで〜……ちょいちょいちょいの……はい、フォッコっす!」

カルム「! へ、へぇ……結構上手なんじゃない? その、写真撮ってもいい?」

キョウヘイ「いいっすよ〜〜」ドヤァ

カルム「それじゃ、いただきます……」パク

カルム「……ッ!!」

キョウヘイ「どうすかどうすか、感想をどうぞ!!」

カルム「……す、すっごく美味しい。今まで食べたオムライスの中でも、いちばん……っ」

キョウヘイ「よっしゃーツン無しいただきましたーーーーーッ!!!!」グッッッ
447 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:42:31.54 ID:lPlsznXW0
レッド「…………」ウズウズ

トウヤ「うん、すっごく美味しそうだねぇ」

キョウヘイ「へへへー、チキンライスだけならあるんで、お二人とも食べるっすか〜?」

レッド「!」コクコク

トウヤ「いいの? 嬉しいなぁ」

キョウヘイ「お任せっすよー!」

グリーン「俺らのぶんはねーんだなあ」

アクロマ「仕方がありません、恐らくアレですよ、メイドさんたちのまかないです」

グリーン「あー、そういう……確かにあいつら全員メイド服だしな。いや全員メイドってのも結構やべえけどな?」

アクロマ「今私は……キョウヘイくんの楽しそうな姿を見ただけでお腹いっぱいです……!!!!」

グリーン「やべえなこいつ……あーあ、あそこのメイドが全員ちゃんと女子だったらな……」

アクロマ「これはこれで最高の図だと思うのですがねぇ」
448 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:48:09.33 ID:lPlsznXW0


アクロマ「おや、もうこんな時間になってしまいました。本当に、ほんッとうに名残惜しいですが、そろそろお別れのお時間です」

キョウヘイ「急な〆っすねぇ」

グリーン「ほんとにな」

レッド「……」モグモグ

アクロマ「それではゲストの方々、お一人ずつどうぞ」

トウコ「あら、もう終わり? メイド服楽しかったわー、だいぶ写真も撮れたし満足よ!」

ナナミ「うふふ、沢山お洗濯できて楽しかったわ。また呼んでくださいね」

エーフィ「ふぃ〜〜〜」ミョンミョン

ミヅキ「こんにちは、エーフィさんのサイコキネシスで運搬されているミヅキです!」

ミヅキ「わたしが倒れたあとの映像を見るのが怖いです! 吐血して死ぬんじゃなかろうか!」

シルバー「ええと……貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました」

シルバー(……メイド服姿で頑張るレッドさんが見れて良かった……)

トウヤ「あっそうだ、今日は僕もゲストの枠なんだっけ。えーと、レッドもキョウヘイも良く頑張ったねぇ」

トウヤ「レッドは、今度一緒に料理作ろうね……」
449 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:52:47.26 ID:lPlsznXW0
アクロマ「ありがとうございました! ではこの館のご主人。彼らの働きはいかがでしたか?」

カルム「え、ボクにも聞くの……?」

グリーン「まあ、なんだかんだ見てたしな」

キョウヘイ「どうだったっすか? 結構頑張ったっすよ」

レッド「……最後以外は、頑張れた、とおもう……」

カルム「うん……まあ、なんだかんだ、普通に仕事してくれたし」

カルム「途中何回か気が狂いそうになったけど、ご飯も美味しかったし、まぁ、悪くなかったんじゃない?」

レッド「……やったー」

キョウヘイ「テンプレのツンデレで落ち着いたっすね!」

グリーン「まぁなんだかんだ普通にやったしなぁ」

アクロマ「個人的にはもうちょっとメイド服姿でぱたぱた走るキョウヘイくんを眺めたかったですが 仕方がないですね」

アクロマ「本日はここでお開きとさせていただきます!」

レッド「……お疲れ様でした、次回はやりたくないです……」

キョウヘイ「もう二度とメイドしないっすからね!!!」

グリーン「もうちょい女子増えねえかなあ」

アクロマ「それでは皆様、また明日〜〜!」
450 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 00:54:23.07 ID:lPlsznXW0
今日はここまで。明日は21時頃から本編更新予定です。
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:55:49.50 ID:nMJGgXEIO
乙っす!いやあ今日もいいフィーをありがとう
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:56:17.59 ID:OpQJR4uX0
乙です
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:56:20.79 ID:pNaquVlSO
乙。
アクキョウ最高!
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:58:31.18 ID:5OGgR3WW0
おつおつ!!!!
みんな最高に可愛かったです!!!!!!!!!
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 01:03:59.67 ID:uRQM+cNx0
まじ尊みのすこみ、乙です
456 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 21:02:28.74 ID:lPlsznXW0
はじめます。本編デスマス
457 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 21:07:29.54 ID:lPlsznXW0
キョウヘイ「前回のあらすじ! マリエシティの庭園に来たっすーーー!!!」

トウヤ「すごいねぇ、綺麗なところだよねぇ……!」

レッド「…………」

シルバー「……後でフレンドリーショップで売りましょう」

レッド「そうする……」

ミヅキ「さらに! ここの! いちっばんのおすすめは!!」

ヨウ「限定! バイバニラの抹茶アイスで〜〜す!!」

グリーン「へえ、抹茶! いいじゃねえか」

レッド「緑、好きだよね……緑色、だから?」

グリーン「いーだろうがよ、好きなもんは好きなんだっつうの……いや、少しはそれもあるけどよ」

キョウヘイ「まっちゃあいす〜〜〜!!! 食べたいっす!!!!」

トウヤ「あそこにお店っぽいところがあるね、あそこかな?」
458 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 21:10:42.23 ID:lPlsznXW0


店員さん「すみません、残り二つしか残ってないんです……」

レッド「……ふ、二つ」

キョウヘイ「い、今ここに何人いるっすか!? 点呼!」

レッド「……いち……」

トウヤ「に〜」

キョウヘイ「さんっ!」

シルバー「……四、です」

グリーン「五」

ミヅキ「ろくーっ!」

ヨウ「ななーっ!」

ハウ「はちー」

キョウヘイ「八人っすかぁ……あれ、さらに人増えてないっすか!?」

アイスを買いに来た人 下1
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:11:50.27 ID:pNaquVlSO
カチャカチャの人
460 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 21:18:46.00 ID:lPlsznXW0
キョウヘイ「……ハッ、れ、レッドさんっなんかでかいポケモン出してくださいっす!」

レッド「!? わ、わかった……ギラティナ!」ポーン

ギラティナ「……」ドスン

トウヤ「わぁ、流石伝説……大きいねぇ」

キョウヘイ「しかも地に足がついてる! 最高っす!」サッ

アクロマ「こんにちは!!!!!!!!!!」

グリーン「なるほどな……」

レッド「……こんにちは」

アクロマ「おや、キョウヘイくんはどちらに? 皆さんといるのではと思ったのですが」

トウヤ「えっと……あはは……」

レッド「……その……」

キョウヘイ(くそ〜〜〜〜っ嘘をつくのが下手〜〜〜〜〜!!!!! そこがいいところっすよね二人の!!!!!!)
461 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 21:24:20.23 ID:lPlsznXW0
アクロマ「こんなこともあろうかと! こんな機械を作っておいたのです!」

アクロマ「キョウヘイくんセンサー! 効果はシンプルイズベストです、キョウヘイくんの居場所がわかる! 以上です」

キョウヘイ「ストーカーかよ!!!!!!!!!!」バッ

アクロマ「キョウヘイくん! やっと会え……おや?」

レッド「…………」

キョウヘイ「れ、レッドさん?」

レッド「……すとーかー、だめ、ぜったい……!!!」

キョウヘイ「れ、レッドさ〜〜〜〜ん!!!!」

グリーン(あー、昔は似たような効果のやつで苦労したもんなあ……)

アクロマ「うーむ、あまりにも手強い護衛がついてしまいました」

アクロマ「しかしここで種明かしです! 実は今のはキョウヘイくんを呼び出すためのはったりだったのですよ」

キョウヘイ「……は??? め、めちゃくちゃ腹立つっす〜〜〜!!!!」

レッド「……」

シルバー「嘘だった、ということです」コソッ

レッド「なんだ……」 
462 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 21:28:50.15 ID:lPlsznXW0
アクロマ「キョウヘイくん、今回はあまり私を無下にしないほうがいいかと」コソッ

キョウヘイ「あ?」

アクロマ「限定のアイス……私が手にしたらキョウヘイくんに差し上げます!!」コソコソ

キョウヘイ「……!!!」

アクロマ「どうです? アイスを手にする確率は二倍ですよ二倍!」

キョウヘイ「くっ、あ、アイス……!」

ミヅキ「」死

ヨウ「どうしてーーーー!! どうして救急車がまだこないのーーー!! はやくーーー!!」

ハウ「しかしだれもー、救急車を呼んでいないのだー」

レッド「……アイス、どうやって決めよう」

トウヤ「二つ残ってるみたいだしねぇ、二人組を作って取り合うにも奇数だし……」

グリーン「だったらよ、そこらへん歩いてるやつ適当に呼べばいいだろ。おい」

そこらへん歩いてた人 下1(一人)
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:30:49.92 ID:OpQJR4uX0
464 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 21:40:21.59 ID:lPlsznXW0
N「うん、ボクに何か……って、トウヤ!?」

トウヤ「わ、Nだ。珍しいね? まさかアローラにいるとは思わなかったなぁ」

N「ここはポケモンと人間がうまく共存していると聞いたんだ。少し、見てみたくて……」

レッド「……久しぶり」

N「! レッド、久しぶりだ、本当に……いつぶりかな」

レッド「……本編では、1スレ目……? あ、でも、宇宙で出てたね……」

キョウヘイ「レッドさん、そろそろやばいメタさっす!」

N「キョウヘイも……あのまま旅してたんだね、三人は」

トウヤ「まぁねぇ……とりあえず、Nも参加しようよ。アイスゲットレース」

N「アイス? そういえば、近くのコアルヒーがよくおこぼれをもらうって言っていたような」

トウヤ「はーい、もう一人決まったよ。Nも参加ねー」

レッド「……じゃあ、二人組で、アイスゲット競争……チーム分けは、こちら」

チーム分け 下1
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:47:29.31 ID:pNaquVlSO
アクキョウ
グリレ
Nトウ
ヨウハウ
ミヅシル

でいいですか、エーフィ?
466 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 21:53:30.58 ID:lPlsznXW0
エーフィ「んー、まあそれもありっちゃありかな」

レッド「戻ってね……」シュウン

キョウヘイ「俺とお前が一緒のチームだと意味ないじゃないっすかあ!!!」

アクロマ「そうですね! しかし私全力を出します!!」

レッド「……勝つよ」

グリーン「おう、お前も気合入れろよ」

N「……よくわからないけど、任せて」

トウヤ「うんうん、頑張ろうねぇ」

ヨウ「ハウ!!!!!!! 頑張ろ!!!!!!!!!!!!!!!」

ハウ「アイス食べたーい」

ミヅキ「シルバー、ここでアイスをゲットして……レッドさんに……」

シルバー「はっ……た、確かに……! 頑張ります!!!!!!」

店員「うちの店の前でめちゃくちゃ騒いでるなこの人たち」

グリーン「悪いけどよ、なんの勝負すればいいか考えてみてくれねえか」

店員「ええ……じゃ、じゃあ……」

なにで決めるか 下1
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:55:14.04 ID:ioN/K7Es0
変顔対決
468 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:01:49.23 ID:lPlsznXW0
店員「変顔対決とか……」

キョウヘイ「よし、任せたっすよアクロマ」

アクロマ「はい!!!!!!!!!」

キョウヘイ「ペアでよかったっす……俺はイメージダウンする仕事しないんで?」

レッド「……イシツブテ合戦とかはいいの……?」

キョウヘイ「あれは頑張ってる……!みたいな好印象が植え付けられるからいんすよ……」

グリーン「植え付けるて つーかよぉ、レッドお前できるのか? 変顔」

レッド「変顔かは、わからないけど……最近、一個、できるのある……」ドヤ

グリーン「お、自信あるな。どーせ一番手だろうしな、やるか?」

レッド「まかせて……一番、レッド、いきます……いっぱつげい」

グリーン(いや一発芸かよ)

レッド「しわくちゃのピカチュウ……」シワクチャ

トウヤ「に……似てる……!!!!!」

キョウヘイ「えっ? レッドさんってピカチュウだったんすか?」

トウヤ「確かになってたこともあったよね……!」
469 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:10:35.39 ID:lPlsznXW0
グリーン「採点は最後で良いな。よし次!」

キョウヘイ「グリーンさんめちゃくちゃナチュラルに逃れたっすね」

グリーン「俺だって人気を求めてんだよ」

キョウヘイ「まあ気持ちはわからんでもないっすからね……おいアクロマ、行け!」

アクロマ「お任せください!! 私、皆さんが持っていないものを持っていますからね……」ピコ

アクロマ「はい!!!」

レッド「……?」

キョウヘイ「……何が違うんすか?」

アクロマ「ほら、よく見てください。触覚を……」

トウヤ「自分で触角って言っちゃうんだねぇ……って、しょ、触角の先に顔が浮き出てる!!」

キョウヘイ「こ、こわっ!!!!!!!!! ホラーじゃないっすか!!!!!!!!」
470 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:16:34.46 ID:lPlsznXW0
アクロマ「しかし中々いい線まで行ったと思うんですがね」

キョウヘイ「怖いっす」

アクロマ(これ普通に怖がられてしまっていますね!)

トウヤ「次は……N、なんかできる?」

N「やったことないな……」

トウヤ「まぁそうだよね……僕もないなぁ」

キョウヘイ「はいはいはい!!! トウヤさんは微妙な変顔やってこれだからイケメンは……って言われる役だと思います!!!」

トウヤ「えっ!? そ、そんなことないよ! えっとえっと……えい!」キュッ

キョウヘイ「……これだから」

グリーン「イケメンは……」ハッ

トウヤ「ええ〜〜〜……」
471 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:21:01.52 ID:lPlsznXW0
トウヤ「……」グスッ

レッド「面白かったよ……」

トウヤ「ありがとうレッド……」

ヨウ「つぎはぼくかハウだって! どーする?」

ハウ「どっちでもいいけどー、ヨウやりたいんでしょー」

ヨウ「え〜〜〜〜〜????? いいの?????? 変顔の魔術師ことヨウくんですけど???????」

ハウ「うんいいからさっさとやってほしいなー」

ヨウ「えっへっへ、それじゃあいきまーす! 変顔のテーマは『目の前で電車の扉が閉まったマッギョ』です!」

ヨウ「」

レッド「……っ」

シルバー「な、なるほど……!」

グリーン「ポケモンに寄せるの流行ってんのか???」

ヨウ「」スゥ

キョウヘイ「まってその顔で近付いてくるのはめっちゃ面白いのでやめてほしいっす」
472 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:26:38.32 ID:lPlsznXW0
シルバー「な、中々レベルの高い戦い……ど、どうしましょう」

ミヅキ「ふっふっふ、シルバー……ここはわたしに任せてもいいんだよ?」

シルバー「し、しかし女性に……そんな……」

ミヅキ「えーっ紳士……でも大丈夫! なぜならわたしは……変顔のトリックスターだから!!!!」

シルバー(トリックスターが……似合わない……!!!)

グリーン「お、ミヅキがやんのか?」

ヨウ「み、ミヅキがッ……!? しまった、気の抜けない戦いになってきたっ」

ハウ「あはー、そこまで大した勝負でもないよねー」

ミヅキ「ラストミヅキ、いきます! テーマは……『新刊を落とした時のエーフィさん』」

ミヅキ「:。」

レッド「……!! エーフィたまにその顔してる……!!」

キョウヘイ「と、トレーナーのお墨付ききちゃったっす」

エーフィ「やば 鏡?」

グリーン「お前のエーフィやべえ顔してんな」
473 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:29:27.82 ID:lPlsznXW0
レッド「……どう思います?」

店員「ええ……迷惑だから帰ってほしい……」

キョウヘイ「そういう本音じゃなく!! なんかこう、ネッ、優勝決めてもらわないと」

店員「いや普通に……迷惑なんで……」

キョウヘイ「そこをなんとか、ね」スッ

店員「……そうですね、専門家から見たところですが」

グリーン「いや変わり身早すぎるだろ!!」

N「キミの仲間は随分と賑やかだね、トウヤ」

トウヤ「うん……色々あるけど楽しいよー」

店員「優勝は……!!! あなただ!!!!」

優勝者 下1(点数はコンマ)
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:30:48.52 ID:OpQJR4uX0
同点でミヅキとアクロマ
ダメならミヅキチーム
475 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:37:40.43 ID:lPlsznXW0
店員「あんたとあんた!!!!」

ミヅキ「あ!!! やったーーーー!!!!!」

アクロマ「ほう! 見ましたかキョウヘイくん!!!」

シルバー「おめでとうございますミヅキさん……!」

キョウヘイ「え、あれめちゃめちゃ怖くないっすか???」

店員「ホラー好きなんですよ……それじゃ、各チームに一つずつお渡しします」

ミヅキ「え、いいんですかー! やったー!」

アクロマ「アイスゲットですよキョウヘイくん!!!!」

レッド(アイスゲットできなかった……)シワクチャ

グリーン「お前それだいぶ気に入ってんな……」

N「駄目、だったようだね」

トウヤ「ぼろくそに言われちゃったからね……」

ミヅキ「……シルバー、これレッドさんに渡してきな!」

シルバー「し、しかしミヅキさん……これはあなたが手にしたものです」

ミヅキ「いいんだよ! わたしは……わたしはふたりが仲良くしてるのを見られれば満足だから……!!」ハアハア

シルバー「あ、ありがとうございます……!」

ヨウ(良い先輩っぽいこと言ってるけど本気なんだろうな〜〜〜〜)
476 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:42:54.87 ID:lPlsznXW0
アクロマ「見ましたか、キョウヘイくん! 私と組んでよかったでしょう!」

キョウヘイ「……ま、最終的にはそうだったっすね。よくやったっす」

アクロマ「ありがたきお言葉ァ〜〜〜〜〜〜!!!!! それではこれをどうぞ!」

キョウヘイ「やったー抹茶アイス〜〜! いただきま〜〜す!!」パク

キョウヘイ「!! めっっっっちゃくちゃ美味しいじゃないっすか〜〜〜!! 再入荷したら買い占めるっす!」

アクロマ「ハッ……可愛い……実質勝利ですね!!!!!!!」


シルバー「れ、レッドさん……これ、どうぞ」

レッド「え、アイス……でも、これ……いいの……?」

シルバー「はい、ミヅキさんに託されたのですが、レッドさんに食べてほしくて……」

ミヅキ(柱の陰)「頑張れシルバー……!!!!」

レッド「……ありがとう、シルバー……うれしい」

シルバー「い、いえ! 俺は、その、レッドさんの喜ぶ顔を見られれば、それで……」

ミヅキ(柱略)「えっ健気が過ぎんか……? あまりにも尊いんだけども」

レッド「……あ、そうだ、シルバー……」

シルバー「はい?」

レッド「一口、あげる……はい、あーん」

シルバー「え、あ、そ、そのっ」

ミヅキ(実質柱)「ヴォア!!!!!! がんばれ!!!!!!!!!」

直下コンマ70以下で成功
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:43:58.70 ID:pNaquVlSO
宇宙編で悪夢を理由にアクロマに抱きつくキョウヘイ君が可愛いかったです。まる。
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:45:14.60 ID:OpQJR4uX0
ギリギリ成功
479 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:53:05.96 ID:lPlsznXW0
シルバー「」フラッ

レッド「し、シルバー……!?」

シルバー「ッ……だ、大丈夫です! えっと、あー……ん」

レッド「……おいしい?」

シルバー「……今まで食べた、アイスの中で、一番おいしいですッ……!!!」

レッド「そんなに美味しいんだ……たのしみ……」パク
480 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 22:59:29.05 ID:lPlsznXW0
レッド「……おいしい」

レッド「おいしいね、シルバー……」

シルバー「はいっ!!!」

グリーン「おいレッド、俺も同チームだろーがよ。ちょっとよこせや」

レッド「えー……」

シルバー「…………」

グリーン「……あー、悪かったよ、わかったっつの。俺はいいから食え食え」

レッド「……?」

シルバー(……ありがとうございます)
481 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:03:46.20 ID:lPlsznXW0
キョウヘイ「えっへっへ〜〜、アイスめっちゃ美味しかったっす!」

レッド「うんうん……」

シルバー「良かったです……!」

アクロマ「やはり喜ぶ顔を見るのが一番ですねぇ」

シルバー「ですね……」

ハウ「シルバー、その人とわかりあうのー、やめたほうがいいとおもうなー」

アクロマ「正論を言ってしまいましたね!!! では、私はここで一旦お暇しましょう」

キョウヘイ「お、なんか珍しく潔いっすね」

アクロマ「昨日もいましたからね! それに、また安価で会うことになるでしょう」

グリーン「登場率が半端じゃないもんな」

ミヅキ「わたしはいいと思います、そういうの」b
482 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:06:55.02 ID:lPlsznXW0
レッド「……庭園、たのしかった」

トウヤ「だね〜、面白いところだったなぁ」

キョウヘイ「今度は人数分アイスがある時に来たいっすねぇ」

レッド「だね……」

ミヅキ「なんと、マリエシティにはまだまだ見どころがいっぱいいっぱい!!!」

ヨウ「ヒャアオーーーーーー!!!!!!」

ハウ「小学館じゃないからなー」

キョウヘイ「今ってそのネタ通じるんすかねぇ……」

シルバー「ええと、ガイドブックは……あった。レッドさん、どうぞ」

レッド「ありがと……」

どこにいくか
1、マラサダショップ 2、図書館 3、ローリングドリーマー 4、ジムオブカントー
下1
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:09:41.13 ID:OpQJR4uX0
緑にイタズラしてから4
484 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:12:54.08 ID:lPlsznXW0
レッド(いたずら……)

レッド「……緑」トントン

グリーン「あ?」クル

レッド「えい」パンッッッ

グリーン「うおっ!?!?!? ……お前猫騙しすんなよ!!!」

レッド「ジムオブカントー、楽しそうだから、いこ」

グリーン「お、おお……いいけどよ……」

キョウヘイ「あ、やっぱ気になるっすよね」

トウヤ「カントーのジム、ってことだよねぇ。どういうところかなぁ」

ハウ「あれがー、カントーのジム、ってやつなんだろうねー」

ミヅキ「うーん……」

ヨウ「まあ、あれはあれで楽しいからな〜〜〜〜」
485 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:16:01.75 ID:lPlsznXW0


〜ジムオブカントー〜

カントーの人(?)「ようこそー、カントーのジム出張サービスやってまーす」

レッド「……そんなの、あるの?」

グリーン「いやねえよ」

カントーの人「みなさん、観光客の方ー? 今ならダブルバトルサービスやってまーす」

カントーの人「普段は一人千円だけどー、今日は二人で千五百円よー」

レッド「ジムなのにお金とるの……」

キョウヘイ「うーん、そもそものジムのシステムとしてアレっすよねぇ」

カントーの人「しかたない、ここ観光施設だものー」

グリーン「やっぱ公式のジムじゃねえんだな。でも、見た目は……」

レッド「……クチバジム……」

シルバー「で、ですね」

レッド(でも、せっかくだし行きたいな……誰誘って行こう)

下1
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:19:03.54 ID:pNaquVlSO
女装して、ジムの仕事をサボってる緑を誘う
487 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:23:08.92 ID:lPlsznXW0
レッド(緑普通にそこにいるよ)

レッド(いやまぁジムの仕事をさぼってるのはそうだと思う)

レッド(……女装かぁ)

レッド「……緑」

グリーン「おう。ま、行くんなら俺たちだよな」

レッド「ん……ちょっと待ってて」

グリーン「? おう」


レッド「……準備、できた」

グリーン「おいなんで巫女なんだよ????」

レッド「女装……一番着慣れてる……」

グリーン「……丈がなあ……」

レッド「……短い巫女服ってあるの……?」

グリーン「知らね」
488 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:25:38.91 ID:lPlsznXW0
カントーの人「お二人で千五百円になりまーす」

レッド「……」ジッ

グリーン「へえへえ払いますよっと。ほらよ、釣りはよこせ」

カントーの人「五百円のお返しになりまーす。ではこちらドリンクになりまーす」

レッド「……サイコソーダ」

グリーン「ワンドリンク制なのすっげえウケるな……ジムなのによ」

レッド「……そういえば、クチバってことは」

グリーン「俺も気になってたんだよな。なんかあんのかね」

レッド「……なんにもない」ゴソゴソ

グリーン「普通にゴミ箱だなここ……」
489 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:29:45.13 ID:lPlsznXW0
レッド「……バトル、したくなってきた……」ウズウズ

グリーン「建物壊すなよ……多分ここ、正規のジムと違って脆いぜ」

レッド「……そうなの?」

グリーン「おう。壁がちげえよ」コンコン

レッド「へー……さすが、じむりーだー……」

グリーン「急に棒読みの極みみたいになるなっつーの……あ、ジムトレーナーいるぜ」

ジムトレ「!」タッタッタッ

レッド「あ、見慣れたやつ……」

グリーン「アローラ違うからビビったな」

ジムトレ「わたしたちはジムトレーナーでーす!」
ジムトレ2「お相手させていただきまーす!」

レッド「……? ジムトレーナーさん、にしては」

グリーン「ノリがキャバクラだな……おいレッド、どのポケモン使うんだ?」

グリーン「俺たちが負けることはないだろーけどよ、一応お前に合わせるぜ」

レッド「わかった……じゃあ」

使うポケモン 下1
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:31:29.29 ID:nMJGgXEIO
しわしわぴかてう
491 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:35:30.48 ID:lPlsznXW0
レッド「……」ポーン

ピカチュウ「ぴーっかぴ!」ムキ

グリーン「うお、お前マジか……って、何してるんだ?」

レッド「最近、新しい技覚えた……はい」ポン

ピカチュウ(探偵帽子)「ぴかちゅ……」シワクチャ

グリーン「お前マジか……!!! お前……それめちゃめちゃいいな……!!!!」

レッド「でしょ……」ドヤ

ピカチュウ「ぴか」ドヤ

グリーン「ピカチュウなあ……うっかり被弾してもいいように、お前だ!」ポーン

ナッシー「なしゃ」ワサワサ

グリーン「お前は首伸びたりすんなよ……」
492 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:42:14.10 ID:lPlsznXW0
レッド「……あの」

ジムトレーナー「はい?」

レッド「あと、トレーナーの人って、何人いるんですか……」

ジムトレーナー「全員で八人になります! 全員に勝ったら、ジムリーダーに挑むことができますよ!」

レッド「……なら、その人たち」

グリーン「全員ここに呼んでこい。まとめて相手してやるよ……だろ?」

レッド「……むう」

グリーン「お前の考えなんてな、単純すぎてお見通しだっつの」

ジムトレーナー「なんと、自信たっぷりですね……わかりました!」

ジムトレーナー「全員で!! お相手します!!!」

レッド「……ピカチュウ、頑張ろうね」

ピカチュウ「ぴっか、ぴーかぴ!」

レッド「……うん」

グリーン「ナッシー、お前ならいけるぜ」

ナッシー「な」「っ」「し」ワサワサ
493 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:45:14.96 ID:lPlsznXW0


レッド「ピカチュウ、アイアンテール!」

ピカチュウ「ぴかーーっ!!」ドンッ

ジムトレーナー「くっ、私のチラチーノが……!」

ジムトレーナー4「今のうちにっ、ルージュラ! サイコキネシス!」

ルージュラ「るじゅ〜〜」ミョン

レッド「!」

ピカチュウ「ぴかっ……ぴ、ぴか?」

ナッシー「なっし」「なしゃ」「なしー」

グリーン「ひかりのかべ使ったは使ったけどよ……それでほぼノーダメになるもんなんだな」

レッド「……緑!」

グリーン「んだよ?」

レッド「…………ないす」

グリーン「! は、こんくらい余裕だっつーの!」
494 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:51:20.68 ID:lPlsznXW0
レッド「あと数匹……ピカチュウ、そろそろ決めるよ」

ピカチュウ「ぴっかちゅ!」

グリーン「よし、ぶちかますぞナッシー!」

ナッシー「なしー!」「なっしゃしゃ」「なしょーん」

レッド「十万ボルトっ!」

グリーン「ソーラービームだ!」

ピカチュウ「ぴか、ちゅーーーーーっ!!」バチバチバチ

ナッシー「よっ」「こら」「しょーー!!」ババババ

グリーン(俺のナッシー喋るのかよ……)

ピジョット「ぴ〜〜!!」バタッ

サイドン「がおー……」バタッ

ジムトレーナー「や、やられた〜〜〜!!」

ジムトレーナー7「まいりました!!! どうぞお通りください!!!!」

グリーン「おう。ま、余裕だったなあ?」

レッド「ん……」

グリーン「よかったな、まあお前は巫女なんだけどよ」

レッド「言わないで……」
495 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/11(土) 23:55:11.36 ID:lPlsznXW0
ジムトレーナー「うう、随分強いお客さんだったね〜」

ジムトレーナー2「ね! ちょーやばかった〜〜」

ジムトレーナー3「あと結構イケメンと可愛い子じゃなかった?」

ジムトレーナー4「いやあれ絶対男の娘だよあたしにはわかるんだよあれ絶対ショタ」

ジムトレーナー5「ジムリーダー、負けちゃうかなあ」

ジムトレーナー6「ううん、大丈夫じゃない? だってほら、今日店長じゃないじゃん」

ジムトレーナー7「そういえば、他の地方から本物呼んでるんだっけ!」

ジムトレーナー8「カントーじゃないかもしれないけどとりあえず呼んだ、って店長言ってたねー」



レッド「……クチバと同じなら、この先に、ジムリーダーがいる……」

グリーン「ま、あのレベルなら余裕で勝てるだろうなあ」

レッド「だね……たのもー」

呼ばれたジムリーダー(どこの地方でも) 下1 と 下2
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:57:43.83 ID:nMJGgXEIO
サカキおとうさん
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:01:11.04 ID:gKqmGT59O
チェレン
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:01:26.16 ID:gZPa3FchO
チェレンたゃ
499 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:08:19.07 ID:bpt28rAo0
サカキ「……来たな、お前た、ち……おいレッド、どうしてお前は巫女服を着ている?」

チェレン「驚いたな、カントーの同志とロリの話をしていたら男の娘が来るとはね」

グリーン「うわっやべえな」

レッド「……やばい」

サカキ「やばいとはなんだやばいとは! 質問に答えろ! なんで巫女なんだ!!」

レッド「なんでもいいでしょ……」

チェレン「同志、ここにもふもふ戦士巫女レッドのDVDが」

レッド「!?」

グリーン「いやあれDVD出てんのかよ!!!」

サカキ「そうか……」スッ

グリーン「懐にしまうな!!! 悪の親玉そんなんでいいのかよ!!!」

レッド「腹立つ……ボコす……」

グリーン「……お前、なんだかんだサカキに容赦ねえよな」

レッド「流石に、ね……」

サカキ「お前たちには聞きたい事があるのでな……ここで勝たせてもらうぞ」

チェレン「僕のことも忘れられたら困るね。これでも、トウヤとトウコのライバルなんだ」

レッド「……油断、できないよ」

グリーン「なんだかんだ強いからな……おいレッド、何を出す?」

レッド(ピカチュウはそろそろ休ませないと……次は……)

グリーン「ちなみにチェレンはノーマルタイプの使い手、サカキは地面タイプだぜ」

レッド(あどばいざーだ……)

使うポケモン 下1
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:10:21.92 ID:fthlIl/x0
ラプラス
501 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:16:50.13 ID:bpt28rAo0
レッド「……ラプラス、お願い」ポーン

ラプラス「……きゅーう!」

サカキ「ぐうッ、そ、そのポケモンは……」

レッド「……覚えてる、よね。散々戦ったもん……」

グリーン「ひでえなお前……んじゃ、そうだな。ギャラドス!」ポーン

ギャラドス「ぐおおおう!!」

レッド「……作戦、とか、いる?」

グリーン「お前、今まで俺と一緒に戦ってて、作戦なんて考えた事あったか?」

レッド「無い」

グリーン「だろうな! それでもなんとかなるだろ」

レッド「……だね」

チェレン「ふむ……これはなかなか、手ごわそうだ」エアークイッ

サカキ「既に若干帰りたくなってきたな」

チェレン「渋い顔と声でとても情けないことを言うね」エアークイッ
502 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:24:20.77 ID:bpt28rAo0
グリーン「ギャラドス、滝登りだ!」

ギャラドス「ぐおおうっ!」バババ

ゴローニャ「ごにゃあっ……!」ズサッ

サカキ「まだだ! ゴローニャの特性は頑丈。まだ倒れんぞ」

チェレン「ふむ……少しやっかいだな。ムーランド、先にギャラドスを……」

レッド「ラプラス、波乗り」

ラプラス「きゅーっ!」ザパーン

ゴローニャ「ごろっ」バタッ

ムーランド「ばうっ!?」バタッ

グリーン「うっしゃ!」

レッド「やった……」

チェレン「ふむ、流石だね……息が合っている」エアークイッ

サカキ「もう帰りたい」
503 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:28:38.26 ID:bpt28rAo0


レッド「……勝ちました」ブイ

グリーン「俺たちが! 世界で一番! 強いって事なんだよ!」

サカキ「ぐわーーーーーっ!!!」バタッ

チェレン「流石同志、元祖悪役なだけある……見事なやられっぷりだね」エアークイッ

チェレン「ここは僕も見習っておくかうわぁーーーーーっ!!!」バタッ

レッド「うるさ……」

グリーン「言ってやるな」

サカキ「うぐぐ……ところで、シルバーは元気にしているか」

レッド「……うん、元気だよ。今日は、一緒にアイス食べた……」

サカキ「……そうか。それならいい。それが聞けただけでも、来たかいがあったというものだ」

チェレン「同志……」

グリーン「ほー、マジで父親みたいな面すんだなあ」

レッド「びっくりだよね……」

サカキ「おいどういう意味だお前たち」
504 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:32:21.65 ID:bpt28rAo0
レッド「……景品とか、ないの」

サカキ「図々しいなお前……まあ、無いわけではない。バッジだ」

グリーン「ここでも配ってんのか? って……段ボールじゃねえか!」

チェレン「本物は配るなってリーグに言われてしまってね」エアークイッ

レッド「……………………」

サカキ「お、怒るなレッド! そうだ、いいものをやろう」

グリーン「見ろよ、あれが元悪の組織ボスだぜ」

チェレン「ふむ、どうもそれにしては……面白おじさんに見えるね」

レッド(おもしろおじさん)

サカキ「最近の若いのは本当に失敬だな……これなんて土産にどうだ」

サカキに渡されたもの 下1
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:33:52.24 ID:nRIu4N1SO
イーブイZ
506 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:40:47.71 ID:bpt28rAo0
レッド「……これは?」

サカキ「イーブイZ、というものらしい。Zワザについてはお前も知っているだろう?」

レッド「うん……でも、使った事、ないかも」

サカキ「これは偶然知人に貰ったんだがな、イーブイに持たせてみるといい」

レッド「……わかった」

グリーン「へえ、よかったじゃねえか。試しにやってみるか?」

レッド「うん……イーブイ!」ポーン

イーブイ「ぶい!」

レッド「……いくよ、イーブイ……!」サッ

グリーン「おお、やっぱZ技動きだせえな」

レッド「うるさい……えいっ!」

イーブイ「ぶい……!」
507 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:44:54.43 ID:bpt28rAo0
エーフィ「僕を呼んだね!!!!!! さあフィーをすこれ!!!!!!!」

ブラッキー「いや絶対ブラの方が良いから!!!! 百合をすこれ!!!!!!」

サンダース「お前ら喧嘩すんな! 最近の推しはアチャモだ!!!!」

ブースター「ええ、僕の力を借りたいって? 仕方ないなぁ、鞭なら貸してあげるけど」

シャワーズ「おっ力を借りたいと? もちろん構いません!!!! スパダリ攻めになりましょう!!」

グレイシア「ふ、力を借りたい? 構わない、この絶対零度の女王の力に耐えきれるか?」

リーフィア「やっぱりシア姉が一番好みのタイプ〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

ニンフィア「クソすぎんだろ詰みだわポケ生……スレでも立てるか……」

イーブイ「ぶ、ぶい!!!!!!」(いらない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

レッド「い、イーブイ、もどって……!」シュウン

グリーン「やべえ性癖デパートが生まれちまうところだったな……」
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:47:13.21 ID:5XJGKn6d0
サンダース……お前だけはまともだって信じてたのに……
しかも進化前のアチャモって……実はロリ(ショタ)コン?
509 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:49:44.58 ID:bpt28rAo0
レッド「使えないんだけど…………?????」

サカキ「い、今はバトル中じゃなかったからだろう!! バトル中なら……多分使えるはずだ」

レッド「……なら、いいけど」

グリーン「とりあえずは、攻略完了だな」

レッド「うん……戻ろ」

サカキ「おい、お前たち」

レッド「?」

グリーン「何だ?」

サカキ「……また、バトルをしよう。待っているぞ」

チェレン「僕のことも忘れないでほしいね。いつでもジムに来ていいから」エアークイッ

レッド「……わかった。覚悟と賞金は、準備しといて」

グリーン「今度から小遣い稼ぎは俺んとこじゃなくてあっちいけよ」

レッド「考えとく……」
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:53:25.43 ID:nRIu4N1SO
とか言ってレッドが来なかったら寂しがるくせに
511 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:55:27.33 ID:bpt28rAo0


レッド「……」

グリーン「どうした?」

レッド「んー……バトル、楽しかった、けど」

グリーン「んだよ」

レッド「…………何でもない」

グリーン(……物足りなかった、か。強さは申し分なかったと思うけどな、ジムリーダーに限ればだけどよ)

グリーン(何をどうすれば満足すんだろうなあ、こいつは……)

レッド「あ、サイコソーダ、飲むの忘れてた……ピカチュウ、あげる」

ピカチュウ「ぴか〜! ちゅ……びがぢゅ」パチパチ

レッド「……ふふ、そんなにぱちぱちする……? う"っ ほんとだ……」パチパチ

グリーン「何やってんだお前ら……ったく、気楽でいいよなあ」

レッド「……飲んでみて」

グリーン「あ? ……うおっ、強炭酸すぎんだろこれ!?」パチパチ
512 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 00:56:38.40 ID:bpt28rAo0
今日はここまで。明日も同じくらいの時間に更新します。
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 01:00:22.70 ID:jfdSnbHu0
乙です!本当に素直に最高。
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 01:00:47.24 ID:J/t5oiw70
乙でーす!!!!
グリーンさんがとても可愛かったです
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 01:02:08.74 ID:gKqmGT59O
乙ピッピ!グリレをありがとう
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 21:41:23.54 ID:5XJGKn6d0
そろそろかな
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:03:17.20 ID:nRIu4N1SO
>>512を書いたのが今日だから明日=月曜日という可能性
518 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 22:39:22.86 ID:bpt28rAo0
今日で〜〜〜す!!! 遅れて申し訳ない、今から更新します
519 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 22:42:58.30 ID:bpt28rAo0


〜マリエシティ〜

レッド「……戻りました」

キョウヘイ「お、お帰りなさいっす〜」

トウヤ「ジム、どうだった? 二人には簡単だったかな」

グリーン「まあな、超余裕だったぜ」

レッド「バッジも、貰った……段ボール」

シルバー「本物ではないんですね……あれ、これはグリーンバッジですよね」

グリーン「そうだぜ。いや、俺は関わってねえけどな。どっちかってと、あー……」

シルバー「……親父……」

トウヤ「こっちは……ベーシックバッジ!? え、チェレンいたの!?」

レッド「うん……バトル、した……」

キョウヘイ「へえ〜〜……イッシュの人結構来てるんすね、アローラに」
520 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 22:46:43.24 ID:bpt28rAo0
レッド「結構、楽しかった……」

グリーン「そういや、こっちのガキどもはどこいった?」

キョウヘイ「アローラ三人組なら……お、来たっすよ!」

ミヅキ「あ、お二人ともお疲れ様で〜〜〜す!!!」

ヨウ「マラサダ! 買ってきましたよ〜〜〜!!」

ハウ「もぐもぐ……いっぱい買ったからー、みんなで食べよー」

トウヤ「ありがとう……うん、本当にいっぱい買ってきたねぇ」

ハウ「だってー、キョウヘイがいっぱいお金くれたからー」

キョウヘイ「そういや適当にひっつかんでマラサダ代としてあげたっすね」

ミヅキ「ぶっちゃけすごい金額でした!! だから全部は使わないつもりだったんですけど……」

ハウ「えー、でも大所帯だしー、いっぱい買っていっぱい食べたらおいしいよー」

ヨウ「ハウのこの主張が通りました! ばんざーい!」
521 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 22:51:32.49 ID:bpt28rAo0
レッド「……甘いのがいい……」

グリーン「色々あるよなあ、俺は苦いのにすっかな」

キョウヘイ「ここで辛いのに挑戦っす!」

トウヤ「……ハウ、大きいの食べてるねぇ」

ハウ「うん、大きいマラサダー。美味しいよー」

ミヅキ「あ、これもおみくじシステムらしいですよ!」

ヨウ「前はハウが当たったやつだ〜!」

シルバー「中にくじが入っている、でしたか。気を付けた方がいいですね」

誰におみくじが入ってたか 直下コンマ 10ずつ上からセリフ順 90台はレスに書いてある人にあたる

下3 おみくじの内容
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 22:54:10.11 ID:5XJGKn6d0
カロスに留学してたバイビーが口癖のジムリーダー
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:00:05.60 ID:5XJGKn6d0
ついでに加速
安価なら下
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:01:51.43 ID:nRIu4N1SO
早朝に災い有り。同性の人と共に就寝することで運気が上がる。
525 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:10:37.75 ID:bpt28rAo0
グリーン「……お、なんかあるな」

グリーン「これがおみくじか? ま、流石俺ってところだな」

キョウヘイ「おみくじ、何が書いてあったっすか??」

グリーン「えーと……『早朝に災い有り。同性の人と共に就寝することで運気が上がる』……」

グリーン「朝は確かに災いばっかだな? どっかの誰かさんのせいでよ」

レッド「……?」

グリーン「首を傾げるなっての」

キョウヘイ「これ書いたのエーフィじゃないっすよね〜〜?」

エーフィ「ちがうよ!!!!!!!!!!」

トウヤ「まあ、うん、そういう事もあるのかな……?」
526 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:16:04.61 ID:bpt28rAo0
グリーン「同性と就寝なあ。まあ別にいいけどよ」

キョウヘイ「寝る時までちゃんと覚えとかないとっすね!」

グリーン「そうだな……いや別に運が足りないとは思ってねえけどな!?」

レッド(結構足りないと思うけど……黙っておこう)

ハウ「もももっももも〜〜〜」モグモグ

ヨウ「このあとどこ行くー? って言ってます!」

ミヅキ「もうちょっと観光してもいいですし、バスでホクラニ天文台にいってもいいかもですね!」

レッド「天文台……」

ミヅキ「はい! 天文台にキャプテンがいるんです、そこで試練を受けるんですよ!」

キョウヘイ「バスとか出てるんすねぇ」

シルバー「確かに、あの山の上まで上るのは大変そうですね……」

レッド「うーん……」

どこいくか
1、マリエ図書館 2、はずれの岬 3、ホクラニ天文台へ
下1
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:18:37.16 ID:5XJGKn6d0
図書館行こうか
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:18:43.85 ID:jfdSnbHu0
3!!
529 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:21:57.32 ID:bpt28rAo0
シルバー「……この街には図書館があるんですね」

レッド「図書館……行ってみる?」

シルバー「い、いいんですか? できれば、行ってみたいです」

レッド「それじゃあ……決定」

キョウヘイ「りょかっす! 図書館があるって中々良い街っすねぇ」

トウヤ「そうだねぇ、アローラの事も色々わかるかもしれないね」

レッド(……本は、よくわからないけど……とりあえず、行ってみよう)

ミヅキ「レッドさん、マリエ図書館のスローガンは『本に本気』なんですよ!」

レッド「! ……いい、施設……!!」

グリーン「お前なあ……」

トウヤ「まぁまぁ。どんな形でも、興味を持つのはいいことだよ」
530 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:28:15.91 ID:bpt28rAo0

〜マリエ図書館〜

シルバー「! 大きい図書館ですね」

トウヤ「すごいねぇ……ここにはどんな本があるのかな」

ミヅキ「なんと二階建てです! あっちが一般書で、こっちがアローラの伝説とかについてですよー」

レッド「…………」ムン

ハウ「あはー、わかるわかる、おれも本いっぱいだーってことしかわかんないよー」

ヨウ「漫画コーナーとかないんだもんな〜〜」

ミヅキ「結構読んでみたら面白いと思うんだけどな〜〜?」

グリーン「そうだな、ポケモンに書いてある本とかは、知ってると思ってたことでも新たな発見があるんだぜ」

グリーン「学術書だけじゃなく、個人が出版してる本に知らなかったことが載っている……とか、よくあるしな」

キョウヘイ「うへ〜インテリっすねぇ……ちゃんと勉強するぞ! って時じゃないと読む気になれんっす」

レッド「それじゃあ、一旦、解散……各々、見てまわろ」

シルバー「はいっ!」

トウヤ「……シルバー、凄いねぇ。楽しそうでなによりだね」

レッド(……うーん、どこ、いこうかな)

1、絵本コーナー 2、アローラ伝説コーナー 3、ポケモン専門書コーナー
下1
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 23:30:22.95 ID:nRIu4N1SO
2でアセロラに遭遇
532 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:37:59.61 ID:bpt28rAo0
レッド「……」ムン

レッド(せっかくだし、アローラの伝説について知りたいな)

レッド(……はっ! これが学習意欲……)

レッド(アローラの伝説コーナーは、二階だ)トントン


レッド「…………本、多い」

レッド(そうだ、何から読めばいいのかわからないんだ)

アセロラ「本、探してるの?」

レッド「うん……あ」

レッド(前、写真集をもらった……アセロラ、って子だ)

アセロラ「いっぱいあるよね、本。だから、あたしの好きな本勝手におすすめするね!」

アセロラ「えっとね……あった! これ、おとうさんが書いた本なんだ」

アセロラ「あたしがわかるように、って書いてたから、多分わかりやすいと思う!」

レッド「……ありがとう」
533 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:43:02.18 ID:bpt28rAo0
レッド「……あ、カプ達について、書いてある」

アセロラ「そーだよ、あたしのおとうさんね、色々調べてるの」

レッド「……すごい」

アセロラ「そーでしょ! おとうさんは凄いんだよー。だからその娘のアセロラちゃんも凄いんだ!」

レッド「なるほど……」

アセロラ「納得してくれた人はじめて! ちょっと自信を持ったアセロラちゃん!」

トウヤ「ええと、あの本は確かこっちに……あれ、レッドもこっちに、来てた、の……」

レッド「……あ」

アセロラ「へー、おにいちゃんレッドって言うんだ! あたしアセロラ!」

レッド「……えっと、名前、聞いた事ある……」

アセロラ「ほんと? 意外と人気者だったんだ、うれしい!」

トウヤ「……」

アセロラ「それで、そっちの固まってるおにいちゃんは? レッドのおともだち?」

レッド「うーん……まあ、うん……えっと……」
534 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:48:44.25 ID:bpt28rAo0
レッド「……」スッ

トウヤ「! あ、ええとね、僕はトウヤだよ。大丈夫だからレッド、その首をトンッってするやつの構えをやめて……」

レッド「……そこに関しては、信用ないから……」

トウヤ「ひどい!」

アセロラ「……なんか、おにいちゃんたち面白いね! トレーナーでしょ?」

レッド「……うん」

トウヤ「そうだね、トレーナーだよ」

アセロラ「やっぱり! あたしもつよーいトレーナーだからわかっちゃった。あのね……」

アセロラ「あ! そうだ、あたしお使いに来てたんだった。おにいちゃんたちって、島巡りの人?」

レッド「……僕は、そう、だよ」

アセロラ「そっか! じゃあまたね、レッドおにいちゃん!」タタッ

レッド「? また、ね……」

トウヤ「お兄ちゃん呼び……いいなぁ……」

レッド(何もしなかったみたいだし、構えを解いておこう……と思ったらいつの間にかカメラを構えてる)

レッド「……撮ったの……?」

トウヤ「……」ニコ
535 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:52:57.87 ID:bpt28rAo0
レッド「…………」スッ

ピカチュウ「ぴか? ぴ〜かぴ?」パチパチ

トウヤ「やめて!!!! カメラに静電気近づけないでーー!!!!!!」

キョウヘイ「……何やってんすか?」

レッド「……カメラ」

トウヤ「き、気付いてたっぽいけど気にしてなかったからいいかなって……!」

キョウヘイ「あ! さっきすれ違った幼女っすね! トウヤさんあんたまさか」

トウヤ「ちょっと撮っただけだよぅ!!」

グリーン「おいお前ら、図書館で騒ぐな……って、なんだこれ」

ハウ「あはー、トウヤ、いつもと違って情けない顔だー」

トウヤ「僕の幼女コレクションが破壊されるところだったんだもんー……」

レッド(……コレクション……)

キョウヘイ「次からは子供とすれ違う時気を付けた方がいいっすね……」
536 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/12(日) 23:56:35.13 ID:bpt28rAo0


レッド「……シルバー、そろそろ、行こう……」

シルバー「…………」

レッド「……シルバー?」ツン

シルバー「ッ! れ、レッドさん……! すみません、すぐ支度しますっ!」

レッド「そんなに、面白い本……?」

シルバー「は、はい……アローラで過去起こった戦争についての本でした」

シルバー「島々の争いの際、それぞれの守り神たちが先頭に立って戦ったのだとありました」

レッド「へえ……」

レッド(……今度から、カプ・コケコたちと特訓するのもいいかも)

シルバー「お待たせしました、いつでも出発できます」

レッド「……それじゃ、行こう」

シルバー「はい!」
537 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:02:16.46 ID:GaRYtUUC0


グリーン「そういやお前、珍しく本読んでたな?」

レッド「……まあ」

グリーン「こりゃ明日は吹雪かもなあ」

レッド「……今、ここで起こしてもいいけど……」

グリーン「お、やるか? 俺はいいぜ」

キョウヘイ「はい喧嘩しないでくださーい。二人が良くても俺たちはよくないっすからね」

ミヅキ「みなさーんこっちですよー!」

ハウ「こっちのほうはー、町の外れだよー」

ヨウ「あっちに行けば岬、こっちに行けば天文台ですね!」

レッド「……岬、って。何があるの……?」

ミヅキ「ゴミのリサイクル施設がありますね! あと景色が綺麗なんですよ〜〜」

トウヤ「今からだと……先に岬にいくなら、天文台で試練が終わる頃には夜になってるかな?」

ヨウ「山の上にもポケセンはありますし、そっちで泊まるのもいいかもですね!」

ハウ「先に天文台にいくならー、戻ってきたらちょうどかなー」

レッド「んー……」

どっちに行くか 
1、岬 2、天文台  下1
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:03:07.49 ID:hKR79KSaO
2
539 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:09:46.81 ID:GaRYtUUC0
レッド「……試練、いきたい」

ミヅキ「それじゃあこっちですね! いきましょー!」


〜11番道路〜

レッド「……広い道」

ヨウ「車で通る人もたまにいますからねー」

トウヤ「この辺りにも竹が自生してるんだねぇ」

キョウヘイ「……ポケモンの鳴き声が結構するっすね?」

ハウ「この辺りは、色んなポケモンのおうちがあるんだよー」

ミヅキ「そうそう、木からポケモンとかが急に飛びかかってくることもあるんですよ!」

レッド「へぇ…… !」

???「」バッ

ミヅキ「ちょーどこんな感じに……ってわーーーー!?」

飛びかかってきたもの 下1
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:15:20.73 ID:ku0epdtR0
船の中でレッドにトンッってされたザオボー
541 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:21:21.38 ID:GaRYtUUC0
ザオボー「首の恨みィーーーーーッ!!!!!」バッ

レッド「!」ガシッ

ザオボー「えっ」

レッド「甘いッ!」ブンッ

ザオボー「ぐはあッ!!!!」ズサーーーッ

キョウヘイ「えっなんすかこの人!? なんか首の恨みとか言ってるっすけど」

レッド「……なんか、変な人」

ミヅキ「……あれ、ザオボーさんかなぁ」コソ

ヨウ「えー、だったらあんま関わりたくないな〜」

ハウ「ボコすー?」

ザオボー「そこのお子さまたちッ! 聞こえておりますよッ! 全く、お子さまというのはどいつも野蛮ですね」

トウヤ「えーと……どちら様でしょうか」

ザオボー「わたしはエーテル財団の……いえ、今はそれは置いておいてあげましょう!」

ザオボー「大事なのは、そこの赤いお子さまに首をやられたということです!!」
542 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:27:10.77 ID:GaRYtUUC0
グリーン「お前、まさかアレを……首をトンッってするやつをやったのか?」

レッド「やった……」

ミヅキ「あわ、多分レッドさんは悪くないです!」

ヨウ「そうですよー! 登場の仕方が怪しいおじさんなんですもん、毎回!」

ザオボー「なんですと! いくらお子さまだろうと怒りますよッ!!」

ザオボー「そもそも、このザオボーの囲い者になれるというんですから、光栄に思うべきなのですよ!」

ミヅキ「はい難しい言葉ですけど薄い本で聞いた事あるので知ってま〜〜す! べーっだ!」

レッド「……?」

エーフィ「愛人ってことだよ、レッド!」

レッド「……」スッ

キョウヘイ(同じ白衣眼鏡(?)変態でも、アクロマとはこうも違うんすねえ……アレのがまだ数倍マシっす……)
543 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:31:34.45 ID:GaRYtUUC0
ザオボー「聞き分けの悪いお子さまたちですね、かくなる上は……」

レッド「……」トンッ

ザオボー「ぐえっ」バタッ

レッド「……行こ」

グリーン「マジかよお前……ここまで尺取らせておいてこれかよ……」

キョウヘイ「そこそこ喋って、やっと目立てるかと思ったところで……レッドさん、中々鬼畜っすね!」

レッド「?」

トウヤ「あはは……まぁ、変な人は放っておいたほうがいいよねぇ」

ハウ「ボコさないのかー」

ミヅキ「意味ないと思いますけど、とりあえず通報しときますね」

ヨウ「ごめんねザオボーさん、ぼくも年上なら誰でもいいってわけじゃないから!」

シルバー「……」

ミヅキ(はっ! これはもしかしてレッドさんが強いことに憧れを持ちつつも守れないことに悲しさを覚えているアレ!?)

ミヅキ「……てえてえ……」

ハウ「はーい拝んでないで行こー」
544 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:35:54.61 ID:GaRYtUUC0

〜ナッシーバス〜

レッド「…………」

トウヤ「あー、バスは揺れるよねぇ……」

ミヅキ「そーいえばそうでした! 特に山道ですもんね、あわわ」

ヨウ「えーとえーと……あ、飴あったのでどうぞ!」

レッド「ありがとう……」

グリーン「ポケモンに乗ってるときは大丈夫なのに、乗り物はてんで駄目だよなあ」

レッド「ポケモンは、また、別……」

シルバー「あと十分ほどで到着だそうです……あ、外にウォーグルがいますよ!」

レッド「! ……ほんとだ……」

キョウヘイ「おー、かっこいいっすねぇ。こういう岩山にぴったりっす」

トウヤ「あ、見えてきたねぇ。あれが天文台かな? 大きなアンテナがあるよ」

レッド「……天文台……」
545 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:40:37.59 ID:GaRYtUUC0


〜ホクラニ岳〜

運転手さん「はーい、到着だよ!」

レッド「……」フラ

シルバー「レッドさん、大丈夫ですか」

レッド「大丈夫……」

キョウヘイ「はいお疲れ様っしたー! あ、これはチップっす」ポイ

ハウ「紙の束に見えたけどー、見えなかったことにしよー」

グリーン「改めて見ると……普通に高えな、ここ。ちょっと涼しいしよ」

ミヅキ「そうなんですよ! ここから見る夜空はすごいんですよー!」

トウヤ「そういえば、ガイドブックに書いてあったねぇ。アローラで二番目に宇宙に近い場所、って」

レッド「……宇宙」

キョウヘイ「なんか懐かしい記憶が思い浮かぶっすね……あの星もここから見えるんすかねえ」
546 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:47:05.27 ID:GaRYtUUC0
トウヤ「ちょっと休憩してから行こうか。景色も良いしね、少し見て回らない?」

キョウヘイ「そうっすねー、高い所にいるポケモンってどんなっすかねぇ?」

レッド「うん……気になる」

グリーン「明らかにシロガネ山とは分布違いそうだしな、いいんじゃねえか?」

ヨウ「そうだ! この辺りにすっごい良い場所があるんですよー!」

ヨウ「すっごい綺麗な写真が撮れるところなんです! 行きませんか?」

キョウヘイ「おー! いいっすねー、レッドさんのポケファインダーもあんまり活用してないっすし、また撮らないっすか?」

レッド「……わかった」

シルバー「……楽しみですね」

ミヅキ「めちゃくちゃ楽しみです…………色々…………」

グリーン「すげえ溜めるな……」


ヨウ「ここでーっす! ここここー!」

キョウヘイ「わ、すごいっすね!? マリエシティが一望できるんすねぇ」

ヨウ「せっかくですし、レッドさんの写真ぼくが撮ります! どんなのがいいですかね〜?」

写真のテーマとか 下1
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:48:18.27 ID:tcgNDVTv0
青春
548 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 00:54:27.48 ID:GaRYtUUC0
ヨウ「なるほど、青春……この景色で青春……」

ハウ「あ、ヨウが珍しく静かになったー」

ヨウ「どうすれば表現できるかな、景色にばかり目が行かないように……状況を考えるなら……はっ」

ヨウ「ひらめいた!」ピコーン

キョウヘイ「おわ、こんな綺麗に電球出してひらめく人初めて見たっす!」

ミヅキ「ふふ、これがヨウの『ひらめきの稲妻』という異名の由来です!」

ハウ「そんな呼ばれ方してるのー、見た事ないけどねー」

ヨウ「レッドさん! まずこれに着替えてください!」

レッド「……せ、セーラー服……」

ヨウ「テーマは青春ということで、同級生と修学旅行で絶景を眺める、ってシチュエーションにしたいんです」

ヨウ「……あ、ナチュラルに女の子の服出してしまった! ブレザーとか学ランもアリだと思います!」

キョウヘイ「ぶっちゃけレッドさんならどれでも着れちゃうっていうアレですよね」

グリーン「選択肢にセーラー服あるの意味わかんねえな。着たら違和感ねえのがもっと意味わかんねえ」

どれにするか
1、学ラン 2、ブレザー(男子用) 3、セーラー服 4、ブレザー(女子用)
下1
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 00:56:32.73 ID:1mUUSt1SO
全員で3
550 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 01:03:39.49 ID:GaRYtUUC0
キョウヘイ「それミヅキ以外死なんすけど??」

トウヤ「レッドは似合うから大丈夫だけど、ねぇ……」

ミヅキ「まあそれはそうですけど!! もちろん皆さんも似合いますから!!! 着ろください!!」

ヨウ「うわ〜こわ……ぼく撮影係でよかった……」

レッド「……皆で撮るなら、ヨウも、一緒に写れないかな」

ヨウ「え。そーですね、タイマーにすればいけると思います!」

レッド「それなら、せっかくだし……ね」

ヨウ「えっお兄さんに誘われてしまった うつりま〜〜〜〜す!!!!」

ハウ(女装の被害者を増やそうとしているだけなんだろうなー)

レッド「衣装は、多分……メイ印の衣装箱に……」ゴソゴソ

キョウヘイ「出た、俺の幼馴染の謎グッズっすね……なんでも入ってるっすよねぇそれ」
551 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 01:07:40.73 ID:GaRYtUUC0


レッド「みんな、着た……?」

ミヅキ「はーいっ! わ、レッドさんすごい……女学校の先輩感すごいです!!」

レッド(よくわかんないけど、先輩ならいっか)

ハウ「あはー、なんでおれも着てるんだろー」

ヨウ「ぼくも着ましたー! あ、ミヅキなんか普通にいそう〜〜」

ミヅキ「そりゃ着る歳だもーん!! 二人はあれだね、はしゃいでて楽しそう」

ヨウ「楽しいよ〜〜〜!!!」

グリーン「おうおうお前ら、楽しそうだな」

キョウヘイ「なんかグリーンさんのだけ丈おかしくないっすか? スケ番が着るやつっすよねそれ」

グリーン「お前よくスケ番なんて知ってんな……いや、自分で言うのもあれだけどよ、こっちのがそれっぽくねえか?」

キョウヘイ「うーんそれはあるっす。納得!」

グリーン「……つーか、お前も普通だな。流石レッドに次いで女装しなれてることはある」

キョウヘイ「俺はそんな女装してないんすけど???? 片手で数えられるっすけど??? たぶん」
552 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 01:11:24.77 ID:GaRYtUUC0
トウヤ「シルバー、大丈夫だよ、出ておいで―」

シルバー「いや、俺は、これはちょっと……」

トウヤ「大丈夫だよ、僕だって着てるんだから。シルバーはまだ似合うと思うよ……」

レッド「……二人とも、どうしたの……?」

トウヤ「あ、レッド」

シルバー「ッ! ……レッドさん、その、すごくお似合いです……」

レッド「……ありがとう、で、いいのかな……」

トウヤ「あはは……ね、大丈夫だよ。写真に残るけど大丈夫」

ヨウ「はい! 1番ヨウ! トウヤさんのセーラーは文化祭とかでクラスメイトに着せられた感あって興奮します!」

ミヅキ「はい! 2番ミヅキ! そこからクラスの男子からの目線が変わるとなお興奮します!」

トウヤ「うーん、チェレン辺りありそうで笑えないなぁ……」 
553 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 01:18:01.42 ID:GaRYtUUC0
ヨウ「よーし、それじゃあ撮りますよ! あ、でも、特にポーズとかしない感じでいきましょー!」

レッド「……そうなの?」

キョウヘイ「中々珍しい注文っすねぇ」

ヨウ「テーマは青春、ですよ! みんなで変な格好してわちゃわちゃしてるの、すっごい青春だと思うんです!」

グリーン「確かになあ。悪ふざけではあるけどよ、言いたい事はわかるぜ」

ヨウ「それじゃータイマースタート! あと10秒くらいです!」

シルバー「……」

ハウ「あはー、シルバー緊張してるー」

ミヅキ「わかるわかる、撮られるのって緊張するよね〜〜」

キョウヘイ「そういう時はアレっすよ、カメラマンを野菜だと思うんすよ」

レッド「野菜……ピーマン……」

グリーン「なんで苦手なの考えちまうんだよ! そういう意味じゃねえからな」

トウヤ「あはは……それなら、好きな食べ物だと思うのもいいかもね?」

ヨウ「それならハンバーグがいいです!」

シルバー「……ええと、伊達巻、で」

レッド「シルバー、伊達巻、好きなの……?」

シルバー(前にレッドさんが作ってくれたから……とは、流石に、言えないッ)

ヨウ「あ、ちょうど撮れたみたいです! お疲れ様でしたー!」
554 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 01:19:17.77 ID:GaRYtUUC0
今日はここまで。明日はちょっと遅めの時間から更新です。
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 01:20:15.69 ID:ku0epdtR0
乙です
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 01:22:44.30 ID:I64MfdpP0
乙でーす!!!!!!!!
推しのセーラーまじでやばいヨウくんの可愛さガチ限界
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 01:25:30.97 ID:tcgNDVTv0
乙です、今日も最高すぎだな?
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 01:39:51.09 ID:hKR79KSaO
乙!みんなでわちゃわちゃしてるの楽しそう
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:15:53.22 ID:1mUUSt1SO
そろそろかな。
レッドのセーラー服だけ(緑の要望で)ミニスカだったと予想。
560 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 22:24:02.53 ID:GaRYtUUC0
はじめます。
561 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 22:29:29.38 ID:GaRYtUUC0
レッド「……それじゃあ、いってきます……」

グリーン「おう、行ってこい」

キョウヘイ(なお服は着替えたっすよ!)

トウヤ「頑張ってねぇ」

ミヅキ「ここ、結構苦戦するかもです……! 頑張ってください!」

レッド「……わかった」


〜ホクラニ天文台〜

レッド「……」キョロ

レッド(色んな機械がある……)
562 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 22:37:22.80 ID:GaRYtUUC0
研究者「島巡りの子かい? キャプテンはあっちの部屋にいるよ」

レッド「ありがとう、ございます……」


レッド「……段ボール、いっぱいある」

レッド(通りにくい通路……あ、この部屋かな)

〜試練の部屋〜

マーマネ「! 島巡りの人、ですか」

レッド「……」コク

マーマネ「そっか……よし、大丈夫、機械は壊れてない……ようこそ、僕がキャプテンのマーマネです」

マーマネ「これから主ポケモンを呼び出して、戦ってもらうんだけど。それだけじゃ、試練にならない、と僕は思う」

マーマネ「他のキャプテンは、結構色々、体を動かす試練をするって聞きました。だから」

マーマネ「僕の試練は!! クイズとパズル、です!!!」

レッド「……!!!!!!」

レッド(よ、蘇るヨスガシティの記憶……)

レッド(で、でも、僕も成長したし……! 多分、いける……!!!)
563 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 22:42:49.01 ID:GaRYtUUC0
マーマネ「隣の部屋に、パズルとクイズが置いてあるから……それを解いたら、主ポケモンが来るよ」

マーマネ「僕も見てるから、頑張ってください」

レッド「……がんばり、ます……」


〜パズル部屋〜

レッド「……」キョロキョロ

マーマネ「今日のクイズは、通りすがりの人に手伝ってもらうよ……」

マーマネ「出題者さん、どうぞ!」

レッド「……」ゴクリ

マサキ「ワイやで〜〜〜〜!!!!」バッ

レッド「……???」

マーマネ「カントーから来た、マーさんの友達……それでは出題、お願いします」

マサキ「任せとき! ワイからのクイズは〜〜……じゃじゃんっ! 次の三つの内、ワイの一番好きな服はなんでしょ〜〜!」

マサキ「これや! って思ったもんを着てボタンを押すんやで!」ウインク

レッド「…………」

選択肢
1、メイド服 2、セーラー服 3、チアリーダー 4、巫女

レッド(二つくらい最近着た記憶がある……)

下1
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:45:52.40 ID:1mUUSt1SO
三つって言ってるから4の巫女はないかな。
でもあえて4の巫女で。
565 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 22:46:39.33 ID:GaRYtUUC0
正直なところ次の三つの内って書いた記憶がなかったので普通に間違えていました。四つということで……
566 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 22:50:41.86 ID:GaRYtUUC0
レッド「……えい」ポチ

マサキ「ほ〜〜〜巫女さんかいな! その理由は?」

レッド「……もふもふ戦士」

マサキ「巫女レッド〜〜〜〜!!! ……はっ、つい癖でコールしてもうた!」

レッド「……映画、好きって聞いた」

マサキ「くっ、やられてしもた〜〜! これは正解やな……!」

マーマネ「こ、こんなクイズがあるなんて……それに正解するなんて……!」

レッド「……多分、例外中の例外、だから……」

マーマネ「そうなんだ……でも、なんで巫女さんなの?」

レッド「……僕にも、わからない……」

マーマネ「なのに着てるの?」

レッド「……なんでだろうね……」
567 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 22:56:13.73 ID:GaRYtUUC0
マーマネ「それじゃ、せっかくだしこのまま……パズル、してみて」

レッド(巫女のまま……)

マーマネ「次のパズルは……」ポチ

マサキ「……ん? なんやこれ!?!?」ガシャンガシャン

レッド「……!?」

レッド(マサキの周りに……知恵の輪みたいなのが……)

マーマネ「ここに、あっちにあるパズルのミニチュアがあるんだ」

マーマネ「二つは連動しているから、上手く動かしてマサキさんを脱出させてください!」

マサキ「レッド〜〜〜〜〜〜!!!!! 頼んだで〜〜〜〜!!!!!」

レッド「あ、あわわ……」

レッド(知恵の輪、いっつもちぎってたから苦手……でも、これはちぎったらだめだよね)

レッド(……が、がんばろう)

直下コンマが10以下で成功
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:57:16.50 ID:hKR79KSaO
いけるさ
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 22:58:18.97 ID:1mUUSt1SO
これはちぎれたな……
助けて、フィーえもん!
570 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:00:39.01 ID:GaRYtUUC0
レッド「……えっと、これが、こっち、かな」カチャ

マサキ「おわーー!! これ結構危ないやんけ!!」

レッド「違う……こっち?」カチャ

マサキ「はさまる!!!!!!」バッ

レッド「……マサキ、大丈夫……?」

マサキ「そろそろあかんかもしれへんな〜〜〜!?!?」

レッド「ご、ごめんね……」

マサキ「あ〜〜〜〜巫女レッドに謝られたら許してまうわ! でもそろそろ頼むで!!」

レッド「ちょ、ちょっと慣れてきた気もするし……いける……!」

マーマネ(こ、こんなに苦戦した人初めて見た……大丈夫かな)

直下コンマが15以下で成功
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:03:41.86 ID:tcgNDVTv0
が、がんばて、、
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:03:50.79 ID:pTzm4mrN0
ちぎれ!
573 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:08:31.24 ID:GaRYtUUC0
レッド「えいっ」カチャ

マサキ「おわーーーーーー!!!」ブンッ

レッド「……」カチャ

マサキ「ちょいちょいちょい!!! 雑になってへんか!?!?」バッ

レッド「………」ガチャ

マサキ「落ち着くんやレッドーーー!!! イライラしたらあかん!!! 死ぬで!!!(ワイが)」

マーマネ「れ、レッドさん……ちょっといい?」

レッド「?」

マーマネ「このパズル、実はちょっと仕掛けがあって。ポケモンに手伝ってもらうこともできるんだ」

マーマネ「頭のいいポケモンを出して一緒に解いてもいいし、強い威力の技を使えばショートすることもある」

マーマネ「直すのは大変だけど……僕も頑張るから、大丈夫」

レッド「なるほど……」

マサキ(ああ……見かねて暗に壊してもいいって言ってくれてるんやな……)

マサキ「頼むでレッドーー! 色んなポケモン持ってるやろ!?!?」

レッド(頭が良いポケモンか、強いポケモン……)

何を出すか 下1
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:11:48.74 ID:pTzm4mrN0
頭が良くて強いミュウツーさん
575 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:14:34.70 ID:GaRYtUUC0
レッド「……! そうだ、お願い、ミュウツー!」ポーン

ミュウツー「……」

レッド「このパズル、解かなきゃいけなくて……」

ミュウツー「……」ジッ

レッド「……壊しても、いいらしいけど……どうしよう、ミュウツー……」

レッド「マサキを出してあげないと、試練達成にならない……」

マサキ「試練だけちゃうよな!? ワイのことも心配してくれてるんよな!?!?」

レッド「そこそこ……」

マサキ「そこそこかーい! あかんこの狭い隙間じゃズコーみたいなリアクションもできんわ!!」

ミュウツー「……」スッ

レッド「!」

直下コンマ80以下で成功 偶数ならパズルを解く 奇数なら破壊
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/13(月) 23:17:24.82 ID:ku0epdtR0
正直マサキには今まで色々されてきたからな……
577 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:19:55.89 ID:GaRYtUUC0
ミュウツー「……」

レッド「……」

ミュウツー「……」

レッド「……?」

マサキ「し……静かやな!?!? ってかどーなっとるんやレッドーーー!!! いけるんか!?!?」

レッド「ちょっと待って……」

ミュウツー「……」

レッド「……」

ミュウツー「……」

マサキ「……いやわからんわ!! なんでどっちも黙っとるん!? 寡黙かぁい!!」

レッド「ミュウツー、うるさい人嫌いなんだって……」

マサキ「なにゃてーーー!?!?!?」
578 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:24:41.46 ID:GaRYtUUC0
マーマネ「あ、あわ……ど、どうしよう」

マーマネ(ポケモンを見た感じ、絶対に主ポケモンには勝てる人なのに……!)

マーマネ(苦手な事はみんなあるよね……それだけで、島巡りの道を閉ざさせたくないよ……)

レッド「……あの、これ、強い力を加えればいいんだよね」

マーマネ「わ、う、うん! 今までは……アシレーヌのハイドロポンプとか、ガオガエンの瓦割で壊した人もいたよ」

レッド「……それなら、いける……」スッ

マサキ「うぐぐう、ワイはここで死んでしまうんか……まだパソコンのデータ消しとらんのに……」

レッド「大丈夫……瓦割でいけるなら、僕にも……」

マサキ「れ、レッド……? まさか……」

レッド「そおいッ!!!」バキッッッ

マサキ「ぎゃああああああああああ!?!?!?!? …………あれ?」

マサキ「ち、知恵の輪が……真っ二つに割れとる……!」

マーマネ「そんな!? 加えられた力が大きすぎて、大きい方まで壊れちゃうなんて!」
579 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:28:51.03 ID:GaRYtUUC0
知恵//の輪「」バチバチ

マーマネ「破壊されたことで機械がショートする……リミッターを超えて電撃が走る……!」

マーマネ「レッドさん! すっごい主ポケモンが来る!」

レッド「……ミュウツー」

ミュウツー「……」スッ

マサキ「ワイここにいたらあかんのやないか!?!? またポケモンと合体してまう!!!」ダッ

レッド「マサキ、下がってて……」

ミュウツー「……!」

ぬしライチュウ「ら"ぁ"ぁ"ぁ"い"!!!」ドシーン

マーマネ「ら、ライチュウ!? ライチュウがくるのは初めてだよ!」

レッド「……で、でかっ……」

ミュウツー「……」チラッ

レッド「! うん、大丈夫……いこう」

レッド「ミュウツー、シャドーボール……!」

ミュウツー「……!」ギュンッ
580 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:33:35.52 ID:GaRYtUUC0


ぬしライチュウ「ら"ぁ"ぁ"い"……」バタッ ドシーン

レッド「……やったね、ミュウツー……」

ミュウツー「……」コク

マサキ「さ、流石やなぁ……ミュウツーの実力も大したもんやで……」

マーマネ「す、すごい……」

レッド「……どう、だった……?」

マーマネ「! も、もちろん試練達成だよ! すごいバトル見せてくれて、ありがとうございます!」

レッド「……ど、どういたしまして……」テレ

マーマネ「これはデンキZ、きっとレッドさんなら使いこなせるはず!」

レッド(電気……やった)

マーマネ「ま、また遊びに来てね……! その時には、ポケモンバトルしてください!」

レッド「もちろん……また、ね」

マーマネ「またねー!」

マサキ「ワイのこと忘れてへん?? なあなあレッド〜ワイのこと忘れてへん???」
581 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:37:47.52 ID:GaRYtUUC0


〜ホクラニ岳〜

レッド「……終わったよ……」

マサキ「なあなあレッド〜〜〜ワイのこと無視しとるん?? 傷付いてまうわ〜〜〜……なんて嘘やけどな!」

キョウヘイ「え〜〜〜……なんかヤバいのくっついてないっすか??」

トウヤ「あれ、いつの間に?」

レッド「天文台で……」

マサキ「なんや、やっぱり皆さんお揃いやったんやなあ! ワイやで〜〜」

グリーン「なんでいんだ? つかなんでちょっと疲れてんだ?」

マサキ「試練やで試練! あれはワイにとっても試練やったわ……あれ、アローラの子ぉ達はおらんの?」

シルバー「三人でしたら……あっちにいます」
582 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:43:28.15 ID:GaRYtUUC0
リーリエ「それで、マサキさんったらおかしいんですよ」

ミヅキ「うんうん!」

ヨウ「グラジオ見て見て! ぼくが考えたかっこいいポーズ!!!」シャキン

グラジオ「なんだとッ!? その構えは……お前もしや、第三の眼を……!?」

ハウ「あはー、どっからどう見ても目は二つしかないよー」


マサキ「お、なんや楽しそうやないのー」

キョウヘイ「さっきばったり会ったんすよねぇ。何でいるのかと思ったっすけど、納得っす」

マサキ「そらよかったわ! でも肝心のマーさんには会えてへんのよな……ん?」ピコン

マサキ「そのマーさんからメール? ……ほんほん、なるほどなるほどなー……」

マサキ「……してやられたわ!!!!!!!!」ブンッ

キョウヘイ「わー!? 携帯投げないでくださいっす、びっくりするじゃないっすかぁ!」

マサキ「あーすまんやで〜。ただなぁ、ワイがここに呼びだされた理由がな、レッドの試練に協力するためだけだったっぽいんや」

レッド「通りすがり、じゃないの……?」

マサキ「ちゃうちゃう、レッドの話知っとったらしくってな、ポケモンのパワーがどれだけか見たかったらしいんや」

レッド(あれ、結局壊したのポケモンじゃなくて僕だけど……いいのかな……)

マサキ「マーさんええ人なんやけどこういうところあるんよなー」
583 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:46:45.47 ID:GaRYtUUC0
ミヅキ「あ、レッドさん! 試練、大丈夫でしたか?」

ヨウ「おかえりなさーーい!! パズル解けました???」

レッド「……無理だった……から、割った」

ミヅキ「割った」

ヨウ「割れるんだあ……」

ミヅキ「でもガオガエンも割ってたしなぁ」

ヨウ「水ぶっかけても壊れたし! 結構優しい仕組みなのかもですね〜〜」

レッド「確かに……」

キョウヘイ「今パズル割ったとか聞こえたんすけど気のせいっすかね」

グリーン「俺、あいつがパズル解こうとしてパズルが無事なの見た事ないぜ」

シルバー「解けないではなく無事ではない……?」
584 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:51:37.58 ID:GaRYtUUC0
レッド「……とりあえず、下、戻る……?」

キョウヘイ「そっすね、無事試練も達成したことっすし! またバスっすね!」

トウヤ「酔い止め買っておいたから、今のうちに飲んでおくんだよ」

レッド「わかった……」

マサキ「せや、ワイらもこれからマリエシティに戻るんやけどな」

マサキ「せっかく合流したんやから、今日はワイらも一緒にお泊りパ〜ティ〜といこうや!」

ミヅキ「お、お泊りパーティ!?」

リーリエ「って、ことは……私、ミヅキさんと一晩中お喋りできるんですか!?」

ミヅキ「やった〜〜! 話したい事いっぱいあったんだ〜〜!」

グラジオ「フッ……俺は構わない。リーリエも嬉しそうだし、な」

ヨウ「わ、見たハウ? グラジオがおにいちゃんしてる〜〜!」

ハウ「ウケるねー」

レッド「…………」

マサキ「何やレッド、その『二人はいいけどマサキがいるのが不安だな……』みたいな顔は! なんもせえへんって!」

シルバー「……あまり信用はないですね」

マサキ「嘘や〜〜ん! ワイ結構ちゃんとした大人やで????」
585 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/13(月) 23:55:43.66 ID:GaRYtUUC0


〜ナッシーバス〜

レッド「……景色、綺麗」

シルバー「ちょうど夕焼けですね」

キョウヘイ「あ、バルジーナが飛んでるっすよ! あっちあっち!」

トウヤ「本当だ、かっこいいねぇ」

グリーン「鳥ポケモンが多いみてえだな……巣でもあんのかね」

ミヅキ「聞いてリーリエ、わたしさっきセーラー服着たんだよ!」

リーリエ「! いいですね、セーラー服! 写真とかありますか?」

ヨウ「あるよ〜〜〜! ほら!」

ハウ「男子は隠しちゃおー」スッ

グラジオ「フッ、一瞬全員セーラー服に見えたが……幻覚のようだな。左目が疼くッ」
586 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:00:11.34 ID:5efaEm+C0


〜マリエシティ〜

マサキ「……」

キョウヘイ「どうしたんすか? 急に静かっすけど」

マサキ「いやぁ、なんか修学旅行の引率みたいな気分になってもうてな」

マサキ「自分以外、全員びっくりするほど年下ってのは辛いもんやなぁ……」

レッド「……今更……?」

トウヤ「あはは……まぁ、気持ちはちょっとわかるけどねぇ」

マサキ「流石やなぁ大人やなぁ! 飴ちゃん食うか?」

トウヤ「結構です」

マサキ「大人すぎんか!?」

ミヅキ「みなさ〜〜ん! 速く行きましょうよぉ!」

リーリエ「私、お泊りパーティーが待ちきれませんっ!」

マサキ「ほいほい、じゃあ部屋割も決めてまうかぁ。えーと女の子二人は一緒でええやろ? 後は」

マサキ「男子がいちにいさんしいごおろくしちはちきゅうじゅう……」

キョウヘイ「さらっと自分も男子に入れたっすね」

マサキ「ワイはまだまだぴっちぴちの男の子ですぅ〜〜〜!! 十人やから、三・三・四でよさげやな」

部屋割りどう分けるか  下1
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:01:04.34 ID:VjZwnOCSO
しかし三人部屋しか無かったので、
銀赤緑
トウヨウ
ハウグラマサキ
キョウヘイはたまたま泊まっていたアクロマの部屋へ
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:03:44.98 ID:7R3RshYH0
>>587
おい、十人だから一人忘れとるよ。
でも個人的にはアクキョウ見たいからそのままでいいかな
589 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:09:12.76 ID:5efaEm+C0
キョウヘイ「……っ!」ダッ

アクロマ「どこに行くのですキョウヘイくん!!!!!!!」バッ

キョウヘイ「あーーーーー遅かったっすか!!!」

マサキ「およ、おったんか? 知らんかったわ」

アクロマ「ふっふっふ、キョウヘイくんがいるところに私あり、です!」

アクロマ「という訳で……キョウヘイくん! 是非私の部屋に!!!」

キョウヘイ「行くわけないっすよね〜〜???」

アクロマ「そんな……このようなものも用意したんですが」スッ

キョウヘイ「……!! し、仕方ないっすねー、まあ今日は行ってやってもいいっすかね〜〜!」

アクロマ「いぇーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!」

ミヅキ「」ガタッ

リーリエ「ミヅキさん、いきましょう!」

ミヅキ「……うんっ!」パァ

ヨウ「み、ミヅキがフィー展開よりリーリエを……! 友情パワ〜〜!!」
590 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:11:24.42 ID:5efaEm+C0
レッド「…………」

シルバー「……レッドさん? どうしましたか?」

レッド「……なんでも、ない」

グリーン「おい、何やってんだ? さっさと行くぞ」

マサキ「ほー、なるほどな。それじゃあ仲良くしようや〜〜!」

ハウ「あはー、ご遠慮しますー」

グラジオ「フッ、UNOならあるぞ……」

ハウ「あ、そういう感じー?」

トウヤ「それじゃあ僕たちも行こうか」

ヨウ「はいっ! えっへっへ楽しみ〜〜〜〜!!!」
591 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:16:20.71 ID:5efaEm+C0

〜ポケモンセンター〜

レッド「…………」

シルバー「……グリーンさん、レッドさんはどうしたんでしょう」

グリーン「さあな、ただ一つわかるのは……」

シルバー「……」

グリーン「あいつがああやって静かな時は、大抵ロクなことが起きねえってことだ」

グリーン「だからさっさと寝ちまったほうがいいぜ」

シルバー「そ、そういうものなんですか……」

レッド「……二人とも、大丈夫、かな……」ボソッ


ヨウ「ベッドーーーーーーーー!!!!!」ボフッ

トウヤ「あはは、怪我しないようにねぇ」

ヨウ「はあいっ! ……あれ?」

トウヤ「どうしたの?」

ヨウ「今、気付いたんですけど……ここ、二人部屋、ですね!」

トウヤ「うん? ……本当だ。ベッドが二つしかないね? 全て三人部屋です、ってあったのに」

ヨウ「おかしいなー?」
592 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:21:32.06 ID:5efaEm+C0
ミヅキ「リーリエ、何してるの?」

リーリエ「えっと、おまじないです……前に、マサキさんについていって、ナナシマに行った時に聞いたんです」

リーリエ「一つ空いているベッドがあると、そこにお化けさんが入り込むから、先にぬいぐるみを置いておくらしいです!」

ミヅキ「え!!! 怖い話じゃん!?!?」

リーリエ「ふふ、ごめんなさい! でも、お化けさんはもう来れません。大丈夫ですよ!」

ミヅキ「よ、よかったぁ〜〜……あ、このぬいぐるみ、アチャモ? かわいいね!」

リーリエ「でしょう! 旅先でもらったんです。ふふ、ちょっとお顔がミヅキさんに似てませんか?」

ミヅキ「わ、わたしに!? え〜〜っこんなカオしてるかなあ?」

リーリエ「たまーにしてますよ! うふふっ」

ミヅキ「えへへ、しちゃってるか〜〜!」
593 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:26:10.16 ID:5efaEm+C0
グリーン「……あ、すっかり忘れるところだったぜ」

シルバー「どうしましたか?」

レッド「……?」

グリーン「いやな、こんなのあっただろ」ガサ

レッド「……おみくじ」

グリーン「同性の友人と寝ると運気がアップだかなんだか……おいお前ら、俺の運気アップに手ぇ貸せや」

レッド「…………」

グリーン「んだその顔は。俺が運良くなったら困るか?」

レッド「バズーカが避けられたらやだ……」 

グリーン「俺的には避けてえんだよ!! 毎回当たってたまるか!!!」

レッド「……シルバー、どうする……?」

シルバー「ど、どうしましょうか……」

グリーン「ま、お前らどっちかでもいいし、それでなんかアレなんならどっちもでもいいぜ。ベッドくっつけりゃなんとかなんだろ」

どうするか 下1
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:27:33.96 ID:7R3RshYH0
ベッドくっつけて銀赤緑の順で寝る

後はエーフィの指示にしたがう
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:27:56.07 ID:tLC0u49I0
レッド挟んで川の字
596 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:32:22.15 ID:5efaEm+C0
レッド「……別に、いいよ」

シルバー「れ、レッドさんがそうするんでしたら、俺も……!」

グリーン「おし、いい心がけじゃねえか。二つくっつけりゃどうにかなるよな」

レッド「……えい」グイ

シルバー「か、軽々と……流石です、レッドさん……!」

エーフィ「じゃじゃーん! ベッドメイクならお任せだよー!」ミョンミョン

グリーン「うお!? ……って、マジでシーツやらなんやら整えんだな」

エーフィ「あとはこう!」ミョミョン

レッド「……!?」ポスッ

グリーン「うお!?」ドサ

シルバー「わっ!?」ポイ

エーフィ「あとはごゆっくり!!!」シュウン

グリーン「おい今俺の投げ方だけ雑じゃなかったか!? おいエーフィこら!!」
597 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:35:20.54 ID:5efaEm+C0
レッド「……エーフィからの指示は、ごゆっくり、だった……」

シルバー「そ、そうですね」

グリーン「相変わらずやべえな、お前のエーフィ」

レッド(それは否定できない……)

レッド「……ゆっくり、寝ちゃえば、大丈夫……疲れたし、もう寝ちゃお……」

シルバー「……そうですね、わかりました」

グリーン「どうせ明日も早いんだろうしな……うし、寝るか」

レッド「おやすみ……」

シルバー「おやすみなさい」

グリーン「おう、おやすみ」
598 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:38:42.88 ID:5efaEm+C0


〜深夜〜

レッド「……」ゴソ

レッド(二人とも、寝たかな)

シルバー「……ぐう」

グリーン「うーん……おい、やめろレッド……ベトベトンはやめとけ……」

レッド(夢の中で僕はベトベトンをどうしようとしてるんだろう)

レッド(いや、今はそんな場合じゃない……今、何か、いる)

レッド(何がいるかはわからないけど……一人、いる。悪いのじゃなければいいんだけど)

レッド(ちょっと、様子を見に行ってから寝ようかな……起こさないように抜け出さないと)

レッド(……ぐぬぬ、真ん中だから起こしそうで怖い……そっと……)ゴソゴソ

直下コンマが奇数ならグリーン、偶数ならシルバーが起きる。 ゾロ目ならどっちも起きる
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/14(火) 00:40:08.28 ID:YpXPyeBw0
ほい
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:41:00.52 ID:OJS086N40
グリーンさんかわいいね〜〜!!!!
601 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:44:01.94 ID:5efaEm+C0
レッド(一応着替えてから行こう……帽子も)

シルバー「……、れっど、さん……?」

レッド「!」

シルバー「……どこへ、行くんですか。まだ、夜中ですが……」

レッド「……えっと……」

シルバー「……お供します」

レッド「……寝てても、いいよ……?」

シルバー「いえ。レッドさんなら大丈夫でしょうけど、念のため……です」

レッド「……わかった。行こう……その前に」

グリーン「ベトベトンと……マタドガスは……やべえって……」

レッド「……あとダストダスも……」コソ

グリーン「だ、ダストダス……!? おまえ……やめとけ……やべえぞそれは……」

シルバー「……」
602 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 00:45:09.69 ID:5efaEm+C0
今日はここまで。明日は21時付近に更新予定です。
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:47:06.22 ID:44wdnl8nO
乙かも
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:48:13.58 ID:tLC0u49I0
今日も乙
なんかちょっと懐かしい人いるかも
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:48:18.89 ID:OJS086N40
乙です!!!!!!!!!!
あっちあっちキョウヘイくん、国宝でした。
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 00:50:07.05 ID:7R3RshYH0
乙です。
シルバー→レッド←グリーンか……
607 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 21:24:36.06 ID:5efaEm+C0
はじめます
608 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 21:30:15.02 ID:5efaEm+C0
レッド「……準備、いい?」

シルバー「はい、大丈夫です……でも、何をしに行くんですか」

レッド「……何か、いるから……様子を見に行く」

シルバー「……何か、ですか」

レッド「うん……なんでもなければいいんだけど」


〜廊下〜

ミヅキ「ウヒョアーーーーーーーーーーー!?!?」

レッド「!?」

シルバー「い、今の独特な叫び声は……ミヅキさん!?」

レッド「み、見に行こう……!」

シルバー「はいっ!」
609 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 21:39:13.94 ID:5efaEm+C0
〜ミヅリエの部屋〜

レッド「お邪魔します……! どうしたの?」

ミヅキ「あば!?!? ……レッドしゃーーーーん!!!!!!!!」バッ

レッド「ぐえ」

シルバー「叫び声が聞こえましたが、何があったんですか?」

リーリエ「その……ぬ、ぬいぐるみが、無くなっちゃったんです」

シルバー「ぬいぐるみ、ですか」

ミヅキ「だずげでぐだざい〜〜〜〜〜!!!!!」

レッド「わ、わかった、から……どいて……」


リーリエ「……と、いうことで、ぬいぐるみを置いていたんですけど。お手洗いに行こうと起きたら……」

ミヅキ「なぐなっでだんでず!!!!!!!!!!!!」

レッド「……なるほど……」

シルバー「どうしましょう、レッドさん」

レッド「探しに行こう……でも、少し心配、だから」

レッド「僕のポケモン……一匹、護衛においてくね……」

どのポケモンをおいておくか 下1
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 21:40:08.38 ID:VjZwnOCSO
リーフィア
611 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 21:45:56.96 ID:5efaEm+C0
リーフィア「ふぃあ!!!!!!!」ポーン

レッド「わ……!? り、リーフィア……?」

リーフィア「ふぃあ〜〜! りふぃ!」

レッド「……よくわからない、けど……やるき、いっぱい……」

レッド「……頑張って、ね」

リーフィア「りっふぃ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シルバー「……だ、大丈夫でしょうか」

レッド「特訓はしたから……」

ミヅキ「こ、このこかわいいです……」オーイオイオイ

リーリエ「り、リーフィアさんとゆっくり待ってましょう、ね!」

ミヅキ「うん…………」

レッド「……行こう、シルバー」

シルバー「はい!」

ミヅキ(……あれっ怖さで忘れてたけどエッ今この夜中に二人でエッ????????)

リーリエ「み、ミヅキさん?」

ミヅキ「ナンデモナイヨ」
612 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 21:53:48.24 ID:5efaEm+C0
レッド「……ぬいぐるみ、探そう」

シルバー「しかし、勝手にぬいぐるみが動くなどありえるのでしょうか」

シルバー「それがジュペッタだった、というならわかるんですが」

レッド「……勝手に、ではない、と思う」

レッド「動かしてるのが……いる、んじゃないかな……」

シルバー「……動かしている、ですか」

レッド「……んー……あっち」

シルバー「れ、レッドさん待ってください!」


レッド「……あ、分かれ道」

シルバー「どちらに行きますか?」

レッド「……」

1、右(アクロマ・キョウヘイの部屋がある方) 2、左(トウヤ・ヨウの部屋がある方) 3、真っ直ぐ(マサキ・ヨウ・グラジオの部屋がある方)
下1
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 21:56:05.51 ID:7R3RshYH0
危険だからシルバーと手を繋いで3
マサキが何か知ってそう
614 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 22:03:56.77 ID:5efaEm+C0
レッド(……確かに、危ない気がする)ハッ

シルバー「……レッドさん?」

レッド「……シルバー、手、出して……」

シルバー「? はい、どうぞ」

レッド「……」ギュ

シルバー「!?!?!?!? れ、レッドさん!?」

レッド「危ないから……ね」

シルバー「え、は、はい……」

レッド「それじゃ、あっち……」

シルバー「はい……」


レッド「……たのもう」ガチャ

マサキ「ドロ4重ねたらあかんっていうたやん!!」

グラジオ「フッ、いくらセカイが決めた事だろうと……俺の魂を抑えることはできないッ!」

マサキ「なんて?」
615 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 22:14:05.39 ID:5efaEm+C0
レッド「……まだ、起きてるの……?」

マサキ「お? お二人さんどうしたんや? こんな時間に」

グラジオ「お前たちも混ざりたいのか? UNO……色彩と数字の崇高な遊戯に」

レッド「すいくん……?」

シルバー「ええと、すごいってことです」

レッド「確かに……UNOはすごい遊び……じゃなくて」

レッド「……ぬいぐるみ、見なかった……?」

マサキ「ぬいぐるみ? って、ハウ坊が抱っこしてるこいつとはちゃうんか?」

ハウ「ぐ〜〜〜……すや〜〜〜……」

シルバー「……何か抱えていますね」

レッド「……これは、違う……僕が貸したやつ……ミニカビゴンぐるみ」

レッド「これじゃなくて……勝手に、動きそうなやつ……」

マサキ「ん〜? どういうこっちゃ?」
616 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 22:23:18.82 ID:5efaEm+C0


マサキ「ほー、なるほどやな。それならちょ〜どええもん作っとったんや!」

レッド「……?」

シルバー「それは、どんなものでしょうか」

グラジオ「そういえば、時折『ひらめいた!』とか言って何かやっていたな……フッ、武器か?」

マサキ「ちゃうわ! そんなシンプルに目ぇキラキラさせて聞かんといて!!」

マサキ「その内肝試しでもするんちゃうかなーと思ってやな……レッドは知っとるやつの改造版やで」

レッド「?」

マサキ「てってれー! シルフスコープ、マイクとスピーカー付き〜〜!」

シルバー「シルフスコープ? レッドさん、それはなんですか?」

レッド「……幽霊が、見えるようになる道具……でも、マイクって……?」

マサキ「これがあればな〜〜……なんと! 幽霊と会話ができるんやで!」

シルバー「なんですか、その胡散臭い道具は……」

レッド(なくても話せるからなー……)
617 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 22:28:59.25 ID:5efaEm+C0
マサキ「もし幽霊なんてもんがおったらめちゃめちゃおもろいやんか!」

マサキ「頑張ってなーレッドにシルバー坊っちゃん! ワイらはUNOしとるからな〜」

グラジオ「再開か? フッ、いいだろう……俺のドロー4が火を噴くぜ」

マサキ「重ねんなや〜〜〜〜!!!!! ワイの手札!!!」


シルバー「……レッドさん、どうしますか、これ」

レッド「シルバー。つけてみて……?」

シルバー「はい……つけましたが、特に何も見えませんね」

シルバー「……ちょっと苦しいですね。外してもいいでしょうか」

レッド「うん……僕にも、何も見えない……、!?」

シルバー「!? ぬ、ぬいぐるみが浮いている……!?」

レッド「シルバー、シルフスコープ、つけて……」

シルバー「はい! ……あれは、人?」

レッド「持っていってたんだ……追いかけよう」

シルバー「わ、わかりました!」

直下コンマが大きいほどやばめのお化け
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:32:27.95 ID:C2dwfbwXO
頑張れシルバー
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:33:50.73 ID:zKIw5jCGO
60以上なら目覚めトウヤ登場
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:36:27.77 ID:VjZwnOCSO
テラヤバい!

そして>>619おいww そんなこと有りなのか。
621 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 22:39:46.24 ID:5efaEm+C0
レッド「……」ピタッ

シルバー「……レッドさん?」

レッド「……なんか、すごく……嫌な、感じがする……」

シルバー(レッドさん、手の力が強く……若干痛い)

レッド「……何かあったら、逃げてね」

シルバー「そ、そんなにですか!?」

レッド「うん……ええと、シルバーにわかりやすく、言うと……レベル95の、ゲンガーって感じ」

シルバー「!? つ、強いですね!?」

レッド「……話し合いで、なんとかなればいいんだけど」
622 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 22:45:18.87 ID:5efaEm+C0


レッド「……いた」

シルバー「……本当に映っている……人、ですか、アレ」

レッド「……あの」

幽霊「……」

レッド「……それ、返して、もらえないですか……」

シルバー「……」

幽霊「……立ち去れ」

シルバー(っ、声が聞こえる……まさか、本当に……?)

レッド「やだ……返して」

幽霊「……ならば、私の悲願を、代わりに果たしてみろ。できたのなら、返してやろう」

下1
623 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 22:47:26.75 ID:5efaEm+C0
あっ悲願の内容です安価下
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/14(火) 22:48:11.62 ID:cb59szVXO
原作寄りのシルバーを見せろ
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/14(火) 22:49:42.27 ID:zKIw5jCGO
ロリパラダイスを作る
626 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 22:56:11.79 ID:5efaEm+C0
幽霊「お前!」ビシッ

シルバー「!?」

幽霊「最近……穏やかになりすぎじゃないか?」

シルバー「えっ」

レッド「?」

幽霊「昔のお前はもっとこう……尖ってたじゃないか!」

シルバー「あ、あの時は……俺は……世間知らずだったというか……」

レッド「……尖ってる、シルバー……?」

シルバー「違うんですレッドさん! お、俺は、その」

幽霊「OPに出てきたようなあくどい顔しろよーーー!!! なあ!!!!!」

シルバー「こ、こいつ……!」

幽霊「あっそうだ あくどい顔で隣の手ぇ繋いでるお友達に悪い事言ってみて」

シルバー「は!?」

レッド「わるいこと……? わからないけど……何でも言っていいよ……」

シルバー「れ、レッドさん……お、俺は、俺は……!!」

幽霊「めっちゃ悩んでる……ウケる……幽霊のし甲斐があるってもんよ」
627 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 23:11:49.57 ID:5efaEm+C0
シルバー「…………っ」バッ

レッド「っ!」

幽霊「おっ手なんて繋いでられるかってか〜? あっごめんね黙るよ」

レッド(……心の準備しとこう……)キュッ

シルバー「……俺は、あんたのやり方に賛同したわけじゃない」

シルバー「あんたの姿を見てから、俺はずっと、あんたのやり方を見てきた」

シルバー「甘すぎて反吐が出そうだ。あんたみたいなのに負けるなんて……はっ、親父も大したことなかったんだな」

シルバー「あんたが最強のトレーナーだなんて、俺は絶対に認めない」

レッド「……」

シルバー「……」

幽霊「……」

レッド「…………ぐすっ」

シルバー「すみませんでしたッ!!!!!!!!!!!!!!!」ズサーーーッ

幽霊「ウワーーーーッスライディング土下座だ!!!!!」
628 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 23:22:00.16 ID:5efaEm+C0
シルバー「違うんですレッドさん、今のは……その」

シルバー「どうしても、レッドさんに酷いことを言う、というのが、何も思いつかなくて」

シルバー「……普段思っていることの、反対のことを……言ったんです」

レッド「……は、反対……?」

シルバー「はい! ……な、なので……俺は、レッドさんのことを、本当に尊敬しています」

シルバー「昔の俺は……本当に、先程のような感じで。強くなるためには、強いポケモンを揃えればいいんだと」

シルバー「しかし、それではヒビキに勝てなくて……どうすればいいか、悩んでいたんです。その時、レッドさんに会って」ギュ

レッド(! 手……)

シルバー「ポケモンとの絆を、大切にしていて。信頼関係のある貴方たちは本当に強くて、素敵でした」

シルバー「俺が知っている中で……いや、他にどんなトレーナーがいたって」

シルバー「レッドさん、あなたが最強で最高のトレーナーですっ!!」

レッド「……し、しるばー……」

シルバー「!? れ、レッドさん!? 俺また、何か酷いことを言っていたでしょうか!?」

レッド「……違うよ。ありがとう、シルバー……」

シルバー「……い、いえ……」

幽霊「……」
629 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 23:26:12.55 ID:5efaEm+C0
幽霊「………………」スゥ

レッド「……、消えそう」

シルバー「!? い、いつの間に……ええと」カチャ

幽霊「これで成仏できる……てえてえ…………」

レッド(……エーフィの仲間の幽霊だったんだ)

シルバー「……もう、変な事をするなよ」

シルバー(泣かせてしまった時はどうしようかと思った……)

幽霊「もう満足です。流石にもう満足。ここまでのフィーを見ることができるとは……」

幽霊「外のやつらが移住してきたときはどうしてやろうかと思ったけど。恨みを溜めて死んでよかったよ……」

幽霊「それじゃあな……お幸せに…………」

レッド「……ばいばい」

シルバー「成仏してくれ……」
630 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 23:34:36.47 ID:5efaEm+C0


レッド「……ぬいぐるみ、無事回収……」

シルバー「やりましたね……レッドさん、その」

レッド「……大丈夫だよ」

シルバー「しかし……」

レッド「……シルバー、戻ろ。明日も早起き……」

レッド「……明日は、朝、一緒に特訓しよう」

シルバー「……え、い、いいんですか?」

レッド「うん……それで、強くなって……」

レッド(……僕を倒すくらい、強いトレーナーになってみせて)

シルバー「……レッドさん?」

レッド「なんでもない……」

レッド(……これは、言わないでおこう。僕も、負ける気はないし……)
631 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 23:41:30.42 ID:5efaEm+C0


ミヅキ「ヤッターーーーーーーーーーーアチャモちゃーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!」

リーリエ「お二人とも、ありがとうございます! おかげでミヅキさんが人間に戻りました!」

レッド「……人間じゃなかったの……?」

リーリエ「はい、リーフィアさんをひたすら揉みながら『アカンかもしれない。わたしはアカンかもしれない』って」

リーリエ「ずうっと言ってたんですよ」クスクス

リーフィア「ふぃ、ふぃあ〜〜……」シュウン

シルバー(果たして笑いごとなのだろうか)

ミヅキ「アチャモちゃかわいいね……へへ……もひょひょ……あれ?」

ミヅキ(このアチャモ、メモリーカードなんて持ってたっけ……? あとで見てみよう)

レッド「ふあぁ……戻ろ……」

シルバー「はいっ」

リーリエ「……それにしても、お二人ともすごい仲良しさんなんですね! ずっと手を繋いでおられました」

ミヅキ「そうなんだよ〜シルレはほんt エッ手つないでたの!?!?!?!?!?! ア〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

リーリエ「み、ミヅキさんがまた人間じゃなくなってしまいました!」
632 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 23:45:02.39 ID:5efaEm+C0


レッド「……」ゴソゴソ

シルバー(……寝られるだろうか)

レッド「……それじゃあ、おやすみ……」

シルバー「は、はいっ。おやすみなさい」コソコソ

レッド(……なんだかんだやばかったけど、なんとかなってよかった)

レッド(明日はなにをして特訓しようかな……たのしみ)
633 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/14(火) 23:51:33.15 ID:5efaEm+C0


〜一方その頃 時は >>608 あたりまでさかのぼる〜

キョウヘイ「おらおら来てやったっすよ!!!」

アクロマ「いらっしゃいませキョウヘイくん!!!!!!!!!」

キョウヘイ「うるせ〜! ……で? 例の物はどこにあるんすか」

アクロマ「こちらに!」スッ

キョウヘイ「やった〜〜〜!!! 昨日発売のルリちゃんライブDVD……!! 買ったはいいものの見てなかったんすよ〜〜!」

アクロマ「突発でDVDプレイヤーの方を組み立てましたので、こちらで鑑賞会をすることもできますよ!」

キョウヘイ「えっ、めちゃくちゃ準備良いじゃないっすか……逆に怖いんすけど」

アクロマ「あっはっは! これもキョウヘイくんに泊まってもらうためです!」

キョウヘイ「ほーん……」
634 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 00:00:53.31 ID:NXWrSJ/p0
キョウヘイ「とりあえず鑑賞会するならちょっと待ってもらってもいいっすか?」

アクロマ「? はい、どうぞ!」

キョウヘイ「……」スッ

アクロマ「……団扇とハチマキ……プロですね!」

キョウヘイ「あたりめーっすよ!!! よっしゃー鑑賞会だーー!!」

アクロマ「ヒュ〜〜〜!!」


キョウヘイ「あわ〜〜〜〜〜〜ルリちゃん……ルリちゃんかわいい……」ボロボロ

アクロマ(感極まっているキョウヘイくんは可愛いですね〜)

キョウヘイ「嘘〜〜〜……生きてる……かわいい……歌上手い……アイドルだ……」ボロボロ

アクロマ(感極まりすぎて限界オタクをインストールしているキョウヘイくんは可愛いですね)

アクロマ「キョウヘイくん、ハンカチどうぞ! 可愛い顔がびしょびしょですよ」

キョウヘイ「あざます……ぐすっ……」
635 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 00:05:09.97 ID:NXWrSJ/p0


キョウヘイ「最高のライブだったっす……まあ参加してたんすけど……」

アクロマ「なんと! よくバレませんでしたね?」

キョウヘイ「ポケウッド御用達の特殊メイクでド他人にメイクアップっすよ☆」

アクロマ「そういえば以前も船でしておりましたね、特殊メイク」

キョウヘイ「船? ……あー、お前の恰好した時っすねー」

アクロマ「大変興奮しました!」

キョウヘイ「うるせ〜〜〜……ふあ〜あ、もー寝るっす……」

アクロマ「わかりました! では……」

アクロマ(さて! ここが勝負の分かれ目です! 引くべきか押すべきか!)

1、一緒のベッド 2、別のベッド 3、その他
下1
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:07:44.58 ID:cDFykg0SO
冗談で幽霊の話をしたらキョウヘイ君がガチで怖がって泣き出したので優しく抱きしめながら一緒に寝る
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:08:00.52 ID:K0CLytWLO
DVDのお礼にと1
638 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 00:20:39.41 ID:NXWrSJ/p0
数字で出してる安価はなるべく数字で取っていただきたく… >>637くらいなら大丈夫です。今後は4649


アクロマ「……そういえば、このポケモンセンターでは幽霊が出るという噂はご存知ですか?」

キョウヘイ「……は?」

アクロマ「いえ、マリエシティはジョウトから来た移民が作ったらしいではないですか」

アクロマ「ですので、原住民との争いもあったらしく……ちょうどこの辺りで、原住民の女性が一人亡くなったそうですよ」

アクロマ「それから、稀にふらふらと彷徨う女性の幽霊がいるとかいないとか……」

キョウヘイ「…………」

アクロマ「……キョウヘイくん?」

キョウヘイ「……寝るっつってんだろーがよ〜〜〜!!!」

アクロマ「わーーーー!! す、すみませんキョウヘイくん!! 冗談です!!!」

アクロマ(まあジョーイさんに聞いた本当の話ではあるんですが!!!)

キョウヘイ「ばーーーーか!!!!! あほ!!!!!! はげろ!!!!!!」

アクロマ「あわわわ、ふさふさですみません!!」
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:21:44.55 ID:cDFykg0SO
すまん3て入れるの忘れてた!
640 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 00:28:33.16 ID:NXWrSJ/p0
キョウヘイ「くそーーーー……おい」

アクロマ「はい!」

キョウヘイ「お前に罪状を言い渡すっす」

アクロマ「なんと、裁判官のキョウヘイくん……すばらしい……」

キョウヘイ「お前は……今日の抱き枕の刑っす!!!」

アクロマ「……え?」

キョウヘイ「俺が一人で寝られると思うんじゃないっすよ!!! あばら折ってやる勢いっすからね今の俺は」

アクロマ「は、はい!! ありがとうございます精一杯務めさせていただきます!!」

アクロマ(……やりすぎてしまったかと思いましたが、まさか、こうなるとは)

アクロマ(うーむ、可愛いですが……大丈夫でしょうか、キョウヘイくん。ちょろくないですかね……)

アクロマ(私以外の怪しいお兄さんに狙われないようあとで注意しないとですね)

キョウヘイ「オラ寝るっすよ!!」ボフボフ

アクロマ「はい!!!!!!!!!」
641 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 00:30:46.62 ID:NXWrSJ/p0
今日はここまでです。
ちょっと内容考えることになるので、方法を安価してるときは結果を書かないでいただけるとありがたいですね!4649
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:35:09.23 ID:K0CLytWLO
おつですー!シルバー頑張ったねぇ。
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:36:33.87 ID:oTdudaDA0
乙です。
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:36:36.92 ID:SVrxT7DyO
おつおつのおつ
こういうシルバーもいいね
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 00:38:06.33 ID:20EoeRxHO
乙です。今日もありがとうございますほんとうにてえてえんだわあ、、、
生きる活力、人生の活力。
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 09:09:37.84 ID:cDFykg0SO
遅くなったけど乙。
次から気を付けます。
647 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 21:09:59.04 ID:NXWrSJ/p0
はじめマスキッパ
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 21:14:47.19 ID:d47oIuDzO
まってたやで
649 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 21:16:33.56 ID:NXWrSJ/p0
アローラ生活 9日目


レッド「……」パチ

レッド「……シルバー……」

シルバー「は、はいっ……あ、おはようございます」

レッド「ん……準備して。特訓、しよう」

シルバー「はい!」


レッド(町の外まで来ました。中だと危ないもんね)

シルバー「レッドさん、修行、とは……何をするんですか?」

レッド「んー……どれがいいかな……」

1、ホクラニ岳までマラソン 2、イシツブテ合戦 3、釣りで集中力を鍛える

下1
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 21:17:02.56 ID:d47oIuDzO
2
651 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 21:24:44.45 ID:NXWrSJ/p0
レッド「……ポケモンを交えて」ポーン

イシツブテ「「「「「「「デェーンデデン」」」」」」」

レッド「……イシツブテ、合戦」

シルバー「! あ、あのイシツブテ合戦ですか」

レッド「うん……でも、今回は、ポケモンと一緒」

レッド「それなら、怪我しない……はず」

シルバー「わ、わかりました……頑張ります」

レッド「……それじゃあ、ポケモン出して」

シルバー「はい! ……お前たち、気合入れていくぞ」

クロバット(岩タイプ嫌いだからやだなぁ)

マニューラ「まにゅ!」

メガニウム「にう〜」

ゲンガー(イシツブテおっきいなあ)

フーディン(サイコキネシス使うのはセーフだろうか)

レッド(今回はお試しだし……こっちのポケモンは二匹くらいにしておこうかな)

何を出すか 下1 と 下2
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 21:26:26.28 ID:MRoVH+jxO
ブースターさん
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 21:28:17.08 ID:0Yb7Zu3iO
チラチーノたん
654 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 21:32:13.92 ID:NXWrSJ/p0
レッド(……朝だし、もふもふの気分)ポーン

ブースター「ぶぅすたっ!」

チラチーノ「ちら〜〜♪」

レッド「……もふもふ……」モフモフ

シルバー(かわいい…………)

レッド「……今日の相手は、僕と、この子達……」

レッド「可愛い子だけど、強い子達だよ……気を付けて」

ブースタ「ぶーぅ!」ニヤッ

チラチーノ「ちら〜……!」ニヤッ

シルバー(……何故だろう、冷や汗が)

レッド「人でも、ポケモンでも……膝を着いたら、その時点で終了……」

レッド「手加減は、する……頑張って、シルバー」

シルバー「は、はいっ!!」

直下コンマ20以下でシルバーの勝利
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 21:37:26.80 ID:d47oIuDzO
きついだろうなぁ?
656 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 21:42:53.06 ID:NXWrSJ/p0
ブースター「ぶぅ……すたっ!」ボオッ

マニューラ「まにゅ〜〜〜!」ダッ

シルバー「マニューラ! まさか、イシツブテを燃やしながら投げてくるなんて……」

イシツブテ(熱いなぁ)

ブースター「あれ、こんなので逃げちゃうの〜? こんな可愛い僕に負けちゃって大丈夫?」(ポケ語)

シルバー「くっ……こちらもだ! フーディン、念動力でイシツブテを投げろ!」

フーディン「!」ミョンッ

チラチーノ「ちら〜!」バシッ

シルバー「今度は弾き落とした!? 硬い……!」

チラチーノ「やだーっ! 五世代でもっとも女子に人気がある(チラチーノ調べ)ポケモンに攻撃しちゃだめでしょ!」(ポケモン)

シルバー「こうなったら……っ!?」

ゲンガー「!」ビュンッ

レッド「……そのゲンガー、筋がいいね……」

レッド「よく避けました……まる」

シルバー(かわいい……じゃなくて、今の、レッドさんが投げたのか……!?)
657 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 21:47:26.63 ID:NXWrSJ/p0
マニューラ「まにゅ! ……りゃっ」コケッ

シルバー「マニューラ!」

ブースター「ぶーすたっ!」ドヤ

チラチーノ「ちら〜〜!」ドヤヤ

レッド「……僕たちの、勝ち……でも、シルバーのポケモンも、頑張ったね……」

シルバー「……参りました。よくやった、お前たち」

マニューラ「まにゅ……」

ゲンガー「げーんが!」

レッド「……これで、瞬発力と……攻撃をどういなすかが、鍛えられる……」

シルバー「なるほど……だからレッドさんのポケモンは、攻撃でほぼダメージを受けないんですね」

レッド「受け流し方、大事……」
658 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 21:53:22.09 ID:NXWrSJ/p0
レッド「……運動したら、お腹空いたね……」

シルバー「朝食もまだでしたね、そういえば……何か作りましょうか」

レッド「僕も、一緒に作る……」

シルバー「ありがとうございます、とても心強いです」

レッド(……最近の料理安価は出目がアレだけど 今日は行ける気がする)

シルバー「何を作りましょうか?」

レッド「んー……今日は……辺りが和風だし、和食……」

レッド「お味噌汁と、ご飯と、焼き鮭……」

シルバー「いいですね、そうしましょう」


トウヤ「あれ、レッドとシルバー? 二人とも早いねぇ」

レッド「トウヤ……どうしたの?」

トウヤ「朝ごはんを作ろうと思ったんだけど、もしかして二人もかな」

レッド「……うん、和食、作ろうと思って……」

トウヤ「わ、いいねぇ。僕も手伝うから、作り方を教えてもらえないかな?」

レッド「任せて……」

シルバー「では、もう一品増やして分担しましょうか」

料理のできばえ
お味噌汁(トウヤ担当)下1コンマ 焼き鮭(レッド担当)下2コンマ 卵焼き(シルバー担当)下3コンマ
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 21:56:42.70 ID:MRoVH+jxO
かわいいね〜〜〜!がんばれー!!
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 22:02:57.94 ID:d47oIuDzO
がんばレッド〜
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 22:04:21.50 ID:VL8tIAfI0
ダークマター
662 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:08:46.85 ID:NXWrSJ/p0
レッド「お味噌汁は……あ、お母さんにもらった、レシピがあった」

トウヤ「ありがとう、やってみるよ」

レッド(……僕の相手は、鮭……)

レッド(バトルしている気分で、料理すれば、いける気がする……!)

レッド(いざ、鮭……!!!)

シルバー「……」ジッ

トウヤ「……レッド、すごい集中してるねぇ」

シルバー「! そ、そうですね……俺も見習わないと」

トウヤ「うんうん、頑張ろっか」

トウヤ(僕も、二人にいいところ見せないとねぇ……ミソスープ、あんまり作ったことないからなぁ)
663 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:12:13.22 ID:NXWrSJ/p0


キョウヘイ「ふあぁ……まあまあ寝たっすね〜」

アクロマ「幸せ過ぎて一睡もできませんでした!」

キョウヘイ「いやそれはヤバないすか? 寝不足は良くないっすよ〜」

アクロマ「キョウヘイくんが私の心配を……! ありがとうございます、キョウヘイくん!!」

キョウヘイ「お前は俺をなんだと思ってるんすか??」

トウヤ「あ、おはよう二人とも、ご飯できてるよ〜」

マサキ「ふあ〜……普通に寝不足やわ〜」

グラジオ「フッ……闇夜は消え……朝陽が……」

ハウ「寝不足で何にも思いついてないよねー」

ヨウ「お兄さんが作ってくれたご飯の気配!!!!!!!!!!」

レッド「……朝から元気」
664 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:16:07.19 ID:NXWrSJ/p0
リーリエ「みなさん、おはようございます!」

ミヅキ「おはようございま〜〜〜す………………」

レッド「? ……ミヅキ、元気ない……」

リーリエ「それがですね、昨日何か映像を見ていたと思ったら、そのまま倒れてしまって……」

リーリエ「朝からこの調子なんです。ちょっと心配ですけど、大丈夫だって言うので……」

ミヅキ「大丈夫だよリーリエ〜〜! 元気です、元気なんですけど、一周回って死みたいな……」

シルバー「い、一周回って……? とりあえず、ご飯の用意はできましたよ」

ミヅキ「は〜〜い!」

グリーン「ふあぁ……おお、朝から大所帯じゃねえか」

レッド「緑……これから、ご飯」

グリーン「おう、わかった」
665 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:18:43.88 ID:NXWrSJ/p0
キョウヘイ「えっ……なんか光り輝いてる鮭あるんすけど!?!?」

アクロマ「これは一体どういう構造でしょうか!?」

マサキ「研究者心をくすぐるやんけ〜〜! 誰が作ったん??」

レッド「……僕、です……」

シルバー「流石レッドさんです!」

マサキ「よぉやったやんけ〜〜〜!! なんや、不器用なイメージあったんやけどなぁ!」

レッド「出来る時は、出来る……」ドヤ

トウヤ「すごいねぇ、頑張ったからだね」

グリーン「おい、あんまりやると調子乗るから寄ってたかって甘やかすんじゃねえっつうの」

レッド「あ、甘やかされてない……!」

ハウ「いやー、おれからみても甘やかされてたと思うよー」

レッド「」ガーン
666 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:22:31.39 ID:NXWrSJ/p0
リーリエ「! このお味噌汁も美味しいです!」

トウヤ「本当? よかった、少し不安だったんだよねぇ」

ヨウ「トウヤさん結婚してください!!!!!!!!!」

トウヤ「ごめんね、求婚はロリからしか受け付けてないんだ」

キョウヘイ「爽やかな顔で言うセリフじゃないっすよね……」

レッド「……シルバーが作った、卵焼き……おいしいよ」

シルバー「! あ、ありがとうございます……!」

シルバー(精進しよう……次はもっといいものをレッドさんにお出しするんだ)

グリーン「シルバーも執事根性が見についてきてるよなぁ」
667 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:28:10.20 ID:NXWrSJ/p0
ミヅキ「今日はどうしましょーか!」

ヨウ「そろそろ次の町に進みます?」

レッド「次、って……?」

ハウ「次はー……あー、そうだ、次の町はすっごい遠いよー」

レッド「そうなの……?」

シルバー「地図によると……次はポータウン、ですね」

キョウヘイ「あー、なんかアレだって言ってたとこっすね!」

トウヤ「本当だ……そういえば、この島って山が多いんだね?」

ミヅキ「そうですね! ホテリ山にラナキラマウンテン……ラナキラにはポケモンリーグもあるんですよ!」

レッド「! リーグ……」

グリーン「あー、そういや建設されたってじいちゃんが言ってたな」

レッド「……島巡り、終わったら……行ってみる」

ミヅキ「それが良いと思います!」
668 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:32:58.78 ID:NXWrSJ/p0
〜マリエシティ〜

マサキ「それじゃあ、ここでまたお別れやな」

グラジオ「フッ……また邂逅する時を、待っているぞ」

リーリエ「ミヅキさん! また会いましょうね!」ブンブン

ミヅキ「うん! またね、またねっ!」ブンブン

ブラッキー「ぶら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜^!!!!!!!!!!!」

レッド「戻ってね……」シュウン


〜11番道路〜

ヨウ「ここら辺は緑が多いんですけど、この先は険しい道になるんですよ!」

ハウ「ごつごつ、って感じの山道だよねー」

レッド「山道は、慣れてる……」

トウヤ「山道かぁ……うん、疲れるだろうけど、頑張ろうね……」

キョウヘイ「ホウエンの山で死にかけだったっすよねぇ、トウヤさん」

ヨウ「ふっふっふ、それだトウヤさんでもだーいじょーうぶな方法があるんですよ!」

トウヤ「そ、そうなの?」
669 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:36:24.27 ID:NXWrSJ/p0

〜12番道路〜

レッド(……岩山っぽい道だ)

グリーン「つーか、あっちの方足場悪すぎねえか? 通れねえぞあんなの」

ミヅキ「ここで! ライドポケモンを使うんです!」ピカーン

バンバドロ「ひひーん……」パカパカ

キョウヘイ「おわ! なるほど、バンバドロに乗るんすね! ……いつ見ても、ちょっとテンション低めっすよねぇ」

ヨウ「だからかはわからないですけど、安定して乗れるので便利ですよー!」

レッド「バンバドロ……かっこいい」

シルバー「なるほど、交通でもポケモンの協力を……」

ハウ「あはー、おもしろいでしょー……あ、そうだー」

ハウ「せっかくだしー、レースでもしてみるー?」

レッド「!」

グリーン「へーえ?」

キョウヘイ「いいじゃないっすかー!」
670 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:40:53.97 ID:NXWrSJ/p0
シルバー「それではやってまいりました、バンバドロレースのお時間です」

シルバー「本日も司会を任されましたシルバーです」

ミヅキ「いぇーい! 解説のミヅキです!」

シルバー「今回のバンバドロレース、ルールは至極簡単です」

シルバー「12番道路の入り口から、ウラウラビーチの入り口までの道をバンバドロに乗って走り抜ける、というものです」

ミヅキ「ポイントとしては、近道もあるけど、そっちには草むらがあったりすることかなぁ」

シルバー「テクニックで一位を目指すか、ポケモンを蹴散らしながら進むか。判断が問われることになります」

ジャッジ「審判は私、神出鬼没のジャッジさんです!」

シルバー「今回も景品を用意していただいています」

ミヅキ「さーらーに! 今回は二人組で挑戦してもらいます!」

シルバー「三組で争っていただくことになりますね……組み分けはこちらです」

下1
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 22:44:59.58 ID:d47oIuDzO
レッハウ、キョウヨウ、トウグリ
672 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 22:51:53.80 ID:NXWrSJ/p0
レッド「……ハウ、頑張ろ……」

ハウ「がんばるぞー、えいえいおー!」

レッド「おー……」

キョウヘイ「俺たちも負けないっすよ〜〜!」

ヨウ「いぇ〜〜〜〜い!!! お兄さんと二人乗りだ〜〜〜!!」

キョウヘイ「あんま暴れないでくださいっすよ!?」

トウヤ「あはは、みんな楽しそうだねぇ」

グリーン「視点が保護者なんだよな……一応俺たちも選手だからな?」

トウヤ「大丈夫、出来る限り頑張るよ」

ミヅキ「今回はポケモンだけじゃなく、パートナーとの連携も必要になりま〜す!」

シルバー「それでは各自、用意をお願いします」

レッド「……負けない」

ハウ「あはー、おれも同じきもちだよー」

キョウヘイ「ちなみに俺、過去のレースでは惨敗してるんすよね」

ヨウ「それを今言います〜〜〜!? こわくなってきた!!」

トウヤ「頑張ろうね、バンバドロ」

グリーン「勝ち狙ってくぞ!」

シルバー「それでは……位置について、用意、スタート!」パン

コンマが高い程早い
レッド・ハウ 下1コンマ キョウヘイ・ヨウ 下2コンマ トウヤ・グリーン下3コンマ
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 22:53:35.06 ID:JvGyEKfwO
がんばれ
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 22:56:33.61 ID:d47oIuDzO
いける!
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 22:57:11.53 ID:l/k4jFWW0
ゆけゆけ
676 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:04:30.66 ID:NXWrSJ/p0
シルバー「各馬一斉にスタート、どの馬も良い走り出しです」

ミヅキ「えっ競馬? みんながんばれ〜!」

ハウ「ショートカットしちゃうー?」

レッド「しちゃお……」

シルバー「レッドさんとハウさんはショートカットの為草むらに入りました」

ハウ「こっちのが足場いいしー……あ!」

ラッキー「ら、らき!」

ピンプク「ぷく〜〜!」

レッド(野生のラッキーとピンプク! まだちっちゃい、避けないと……!)グイッ

バンバドロ「ひひぃん!」ブンッ

ハウ「わ、おちるー!」

レッド「ハウ!」ガシッ グイ

ハウ「たすかったー……って、レッドー!」

レッド(……あ、これは落ちる。人を助けたあとのりかばりーが苦手だなあ……)シミジミ
677 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:08:38.95 ID:NXWrSJ/p0
シルバー「レッドさん!!!!!!!!!」ダッ

ミヅキ「あわわっ、司会変わりましたミヅキです! なんとここでレッドさんが落馬ァーー!!」

ミヅキ「優勝候補が脱落したのとわき目も振らず走っていったシルバーにミヅキ感涙……………………」

トウヤ「え、レッド!?」

グリーン「何やってんだあいつ!」

ヨウ「!」

キョウヘイ「!」

ヨウ「勝負になさけは不要〜〜〜〜〜〜!!!」

キョウヘイ「レッドさんには悪いっすけど〜〜〜!!!」

ヨウ・キョウヘイ「「今だ〜〜〜〜〜〜〜!!」」

バンバドロ「ひひ〜〜〜〜〜ん!!!!!!」ダッ

トウヤ「わっ……二人とも、速いなぁ」

グリーン「いや速いなあじゃなくってな!? 俺たちも選手だ、すぐ追いかけるぞ!」

トウヤ「え、でも……」

グリーン「レッドならあれぐらい大丈夫だ、イシツブテ当たってもぴんぴんしてる奴だぞ!」

トウヤ「うーん……グリーンが言うなら大丈夫だね、行こっかー」

バンバドロ「ひん!」
678 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:11:06.98 ID:NXWrSJ/p0
レッド「……落ちた」

ハウ「わー、レッド、大丈夫ー?」

レッド「うん……ごめんね、ハウ……」

ハウ「あはー、おれも落ちそうになっちゃったしー」

シルバー「レッドさん! 大丈夫ですか!」

レッド「シルバー……大丈夫」ブイ

ハウ「思いの外ぴんぴんしてるよねー、おれもびっくりー」

レッド「伊達にマサラ人やってない、から……」

シルバー「無事ならよかったです……安心しました」

ハウ「んー、もう勝てないしー、のんびりバンバドロに乗っていこー」

レッド「……そう、だね」

ハウ「あっちはどっちが勝つのかなー」
679 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:16:40.26 ID:NXWrSJ/p0


キョウヘイ「おっしゃあ! 今一位っすよヨウ! これで万年最下位ではないが上位でもない微妙な位置脱却っす〜〜〜!!!」

ヨウ「わりと切実ですねキョウヘイさん!!!! でもいけますよこれ〜〜〜!!!」

キョウヘイ「あーっはっはっは! これで景品は俺らのもんっすよー!」

ヨウ「いぇーい! 山分けですね〜〜〜〜〜〜!!!」

グリーン「いや何めちゃくちゃフラグ立ててんだよ!!」

トウヤ「あはは、最終的に負ける小悪党みたいなこと言ってるけど、普通に速いねぇ……」

グリーン「くそっ、あんな台詞言ってるやつに負けるの微妙に悔しいな!!」

キョウヘイ「! ウラウラビーチっすよ、ヨウ!」

ヨウ「わ〜〜〜! ゴールですねゴール!!」

バンバドロ「ひひん!!」

キョウヘイ「俺が一位だ〜〜〜!!!!!」

ヨウ「いぇ〜〜〜〜〜〜〜い!!!!」

ジャッジ「はーいおめでとうございまーす、お二人とも一位でーす」
680 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:20:58.85 ID:NXWrSJ/p0
キョウヘイ「やったっすね、ヨウ! 俺たちの天下っす!」

ヨウ「ばんざ〜〜い! 楽しかったです!」

バンバドロ「ひひーん!」

トウヤ「二人とも、おめでとう。頑張ったねぇ」

グリーン「もうちょいだったんだけどな……悔しいぜ」

キョウヘイ「えっへっへ〜〜、もっと讃えてもいいんすよ〜?」

ヨウ「なんてったって、ぼくたち一位ですから〜〜!!」

グリーン「めちゃくちゃ調子乗ってるじゃねえか……おうおうおめでとさん」

レッド「……どっちが勝った……?」

ハウ「あはー、きたよー」

バンバドロ「ひん」トッコトッコ
681 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:23:25.61 ID:NXWrSJ/p0
キョウヘイ「レッドさん! 俺の勝ちっすよ〜〜〜!!」

ヨウ「ハウ、きいてきいて! ぼくたち一位〜〜!!」

レッド「おめでとう……」

ハウ「おめでとー、結構息合ってるんだー」

キョウヘイ「なんすかね、この……伸ばし棒になみなみを使っているフレンズだからっすかね」

ヨウ「これ使うと元気出ますもんね〜〜〜!!」

ジャッジ「はいこんにちは、みんなのジャッジさんです」

シルバー「ごほん……司会のシルバーです」

ミヅキ「ミヅキちゃんもいまーす!」

シルバー「それでは、ジャッジさん。景品の贈呈をお願いします」

ジャッジ「はーい。それでは、こちらが景品になります!」

景品 下1
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:27:52.48 ID:JvGyEKfwO
アクロマの道具が入ったポケット
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:28:13.14 ID:d47oIuDzO
アイスクリーム(味はお任せします)
684 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:32:53.64 ID:NXWrSJ/p0
ジャッジ「アクロマさんの道具が出てくるポケットでーす」

キョウヘイ「いやド〇えもんか!!!」

ヨウ「すご〜〜〜!! 何が入ってるんだろ! 早速出してもいいですか!?」

キョウヘイ「うーん、アクロマの発明は便利だったり全然使えなかったりするんすよねえ……」

ヨウ「でも! なにか面白そうな……じゃなくて! 便利な物もあるかもです!」

キョウヘイ「ごくまれ〜にあるっすけども」

ヨウ「それじゃー早速取り出してみましょう!! えいっ」

キョウヘイ「あ、ちょっと!」

出てきたもの 直下コンマ
1〜30で性格反対マシン 31〜60で性格入れ替えマシン 61〜90で色違い呼び出し機(使い切り) 91〜00で外れ
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:35:56.90 ID:JvGyEKfwO
外れでアクロマ出てきてほしい
686 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:41:19.26 ID:NXWrSJ/p0
ヨウ「ほい!」

キョウヘイ「? ……見たことないやつっすねぇ」

ヨウ「あ、なんか貼ってありますよ! ……色違い呼び出し機!?」

キョウヘイ「め、めちゃくちゃ便利な発明してるっすねあいつ!?」

レッド「……どう?」

グリーン「何かいいもん出たか?」

ヨウ「い、色違い呼び出し機だそうです!」

シルバー「そんな、色違いの珍しいポケモンを……意図的に呼び出すことなど可能なんでしょうか……?」

キョウヘイ「わかんないっすね……ただ、どのポケモンかはランダムらしいっす」

ヨウ「どうします? 使っちゃいます??」

キョウヘイ「……そうっすね、使っちゃうっす! 多分ポケモンも空気読んで二匹で出てきてくれるっすよ」

ヨウ「わーい! お揃いのポケモンですね! 何が出るかな〜〜〜!」ポチ

出てきた色違いポケモン 下1
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:45:22.08 ID:d47oIuDzO
ミミッキュ
688 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:52:38.24 ID:NXWrSJ/p0
色ミミッキュ「きゅ?」

色ミミッキュ2「みみっきゅ!」

キョウヘイ「わ! ぴか、ちゅう……じゃないっすね、しかもモノクロっすし」

ヨウ「この子はミミッキュですよ! ピカチュウのまねっこをしてるポケモンなんです!」

レッド「……!」ジッ

ピカチュウ「ぴか!」ジッ

色ミミッキュ「きゅ!」

色ミミッキュ「きゅ、きゅ〜〜!」

ヨウ「わ、こっちきた!」

キョウヘイ「なんか俺を盾にしてないっすか!? ……っていうか、ピカチュウから逃げてるっすね」

ピカチュウ「ぴーか……」

レッド「残念……」

色ミミッキュ「みっきゅ……」
689 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:56:23.92 ID:NXWrSJ/p0
色ミミッキュ「みっきゅきゅ」

キョウヘイ「……でも、なんか……見た目ちょっと怖いっすね、この子」

色ミミッキュ「みきゅ!?」

キョウヘイ「わーごめんっす!! 俺ゴーストタイプ苦手で……でも、うん、お前はまだ可愛いほうっすから大丈夫っす!」

色ミミッキュ「みきゅ〜〜!」

キョウヘイ「いいんすよ、もっと怖いゴーストタイプが俺の手持ちにいるのを思い出したっすから……」

ヨノワール「呼びました?」

キョウヘイ「勝手にボールから出んな!!!」

色ミミッキュ2「みっきゅ!」

ヨウ「いえい! ぼくたちは仲良しになれました〜〜!」

キョウヘイ「速いっすね!? それじゃ、えーと、俺たちも……これからよろしくっす、ミミッキュ!」

色ミミッキュ「みーきゅ!」
690 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/15(水) 23:57:25.13 ID:NXWrSJ/p0
ちょっと早めですが今日はここまで。明日も同じくらいに更新です。
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:59:16.47 ID:d47oIuDzO
乙です!
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/15(水) 23:59:37.75 ID:l/k4jFWW0
けふも乙でござる。競走楽しいです
693 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 22:08:30.42 ID:SsJbEnNt0
はじめます。
694 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 22:21:09.49 ID:SsJbEnNt0
ミヅキ「なんだかんだでウラウラビーチまであっと言う間でしたね!」

レッド「……そういえば、レースしてたら、結構進んでた……」

ヨウ「この先は13番道路で……ちょっとしたオアシスですよ!」

トウヤ「オアシスかぁ、そこは涼しいといいなぁ」

ハウ「水場があるからー、結構涼しいと思うよー」


〜13番道路〜

グリーン「ほー、モーテルやらなんやらあるな」

シルバー「……荒野の中に水場があると目立ちますね」

レッド「……あっちは……?」

キョウヘイ「うお、なんか……リゾートデザートを思い出すっすね。つまり砂漠なんすけど」

ミヅキ「はい。あっちはハイナ砂漠です!」

レッド「砂漠……」
695 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 22:27:24.50 ID:SsJbEnNt0
レッド「気になる……何か、あるの……?」

ヨウ「一番奥には実りの遺跡があるらしいですよ! でも……」

ミヅキ「すっごい砂嵐ですし、迷路みたいで、奥まで行けた事ないんです!」

ハウ「風が凄いからー、足跡も消えちゃってー。自分がどこに立ってるか、わからなくなるくらいだよー」

キョウヘイ「うーむ……なかなかハードそうっすね?」

シルバー「過酷な環境であることは間違いなさそうです……」

レッド「遺跡……ってことは、カプが、いる……?」

ミヅキ「はい! カプ・ブルルがいるらしいですよ!」

レッド「……行きたい」

グリーン「お前はそう言うと思ったぜ。まあ、いいんじゃねえか?」

シルバー「砂漠に住むポケモンの生態も気になります……」

キョウヘイ「それじゃー砂漠にレッツゴー、っすね!」

レッド「うん……」
696 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 22:31:20.88 ID:SsJbEnNt0

〜ハイナ砂漠〜

キョウヘイ「おわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜思いの外砂嵐っすね〜〜〜〜〜!!! ぺっぺっ」

シルバー「こ、これは……口元を覆わないと、砂が入りそうですね……」

ミヅキ「あれーー!? 普段はこんなに砂嵐強くないのになあ……目が開けられません〜〜〜!!」

ヨウ「毎ターンダメージを受けちゃう〜〜! ぼくはノーマルタイプ……」

ハウ「アブノーマルなのにねー、いたーい」

レッド「……」グッ

レッド(帽子を深くかぶれば、なんとか……でも、周りも見えにくいし、地面も砂で歩きにくいし……)

レッド(……他の地方の砂漠は、ここまで大変じゃなかった、気がしたんだけど……)

レッド(……あれ? 風の音で何も聞こえないのかと思ったら……誰も、いない……)キョロキョロ

レッド(……ちょうど見えなかったし、はぐれちゃった……? 誰か、一人でもいいから、合流できないかな……)ザッザッ

レッド(……あ、誰か、いる……)

合流した人 下1
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 22:40:07.04 ID:6XIxwmzGO
キョウヘイ
698 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 22:49:37.93 ID:SsJbEnNt0
レッド「……キョウヘイ」

キョウヘイ「うぐぐ……レッドさん! よかったっす、うっかりはぐれたかと〜〜……あれ」

レッド「大丈夫……はぐれてる」

キョウヘイ「うーん、どっちにしろだったっすね! でも一人じゃなかったのは安心っす」

レッド「だね……こういう時、どうしたらいいのかな……」

キョウヘイ「多分レッドさん的にはバンバン進みたいところだろうっすけど、一旦落ち着いてトウヤさんの言葉を思い出すっす」

レッド「……トウヤのことば……」ホワンホワン

トウヤ『いい? レッド。迷子になったなーと思ったら、その場を動かないこと』

トウヤ『それが出来ない場所だったら、下手に人を探さないで、元の場所に戻るといいよ』

レッド「……」

キョウヘイ「どうっすか、思い出せたっすか?」

レッド「……ばっちり……」

キョウヘイ「流石っす! まぁ、一つ問題点をあげるとすれば」

キョウヘイ「風が強いし先は見えないしで、どっちが戻る方向かわからないってことっすかねー……」
699 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 22:53:23.11 ID:SsJbEnNt0
レッド「……同じ場所にいても、きっと見つからないよね……」

キョウヘイ「呼んで探すにしても、声が届かないだろうっすもんね。この距離でやっとっす」

レッド「僕の声が、小さいのもあるけど……それでも、だね……」

キョウヘイ「そうなんすよねぇ……ま、ここはレッドさんの運に任せるのもアリかもっすね」

レッド「……わかった、じゃあ……」

レッド「この木の枝を、倒して……先が向いた方に、行こう」

キョウヘイ「いぇ〜い! 了解っす!」

レッド(なんとなく、こっちに行ったらやばそう、みたいな気配はあるけど……)

レッド(気のせいかもしれないし……えいっ)ポイ

直下コンマ (高い程ヤバそうなところ)
1〜25 あっち  26〜50 こっち  51〜75 そっち  76〜00 そのまたそっち
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 22:56:07.39 ID:6XIxwmzGO
そっち
701 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 23:02:17.11 ID:SsJbEnNt0
レッド「……こっち」

キョウヘイ「りょーかいっす! あわ〜〜砂が」

レッド「……鋼タイプだったら、痛くなくて、済んだのに……」

キョウヘイ「砂パ相手はキツイっすね〜」

レッド「前も、上手く見えないし……バトルするのは、大変そう……」

キョウヘイ「そっすねぇ、だからトレーナーの姿もないんすね……リゾートデザートはやばかったっすからね」

レッド「……確かに、あの辺りは、沢山人いた……」

キョウヘイ「ちなみに、リゾートデザート探検用グッズは近くのジョインアベニューでお買い求めできるっすよ!」

レッド「べんり……」

キョウヘイ「へへ……CMに乗ってくれてありがたい限りっす」

レッド「砂漠探検グッズ……、何か、いる」

キョウヘイ「へ!?」

???「……」ゴソゴソ
702 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 23:05:55.78 ID:SsJbEnNt0
ダグトリオ「……ぢょ!」「ぢゃ!」「でゅ〜」

キョウヘイ「わっ、ダグトリオっすか!? ……にしては」

レッド「は、派手……!」

キョウヘイ「派手、確かに派手っすけども! 金髪っすよねぇ!?」

レッド「……こ、これもアローラのすがた……なのかな」

キョウヘイ「全体的にどのポケモンもはっちゃけすぎじゃないっすか??」

レッド「……でも、楽しそう、だよ……」スッ

キョウヘイ「お、それはスーパーボール! ゲットしちゃうんすか?!」

レッド「したい……けど、砂嵐に負けず、ボールを投げられるかどうか……」

キョウヘイ「あ〜、確かに狙いは定めにくいっすね……いや、レッドさんならいけるっす!」

レッド「……がんばる」

ダグトリオ「でゃ〜〜」「でゃぐ」「でゅあん」

レッド「……えいっ!」ポーン

直下コンマ 70以下でダグトリオにボールが当たる
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:12:10.70 ID:7+TQwyFy0
704 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 23:17:46.14 ID:SsJbEnNt0
レッド(あっめちゃくちゃ手が滑った)ペイ

ダグトリオ「でゅあ!」「でぃご」「でゅ〜〜」グイグイ

キョウヘイ「あっ、三匹ともめちゃめちゃ別方向に逃げようとしてるっすね!?」

ダグトリオ「でゅ〜〜!」「だっ」「ぐ」ポーン ヴッ ヴッ ヴッ カチッ

キョウヘイ「真ん中のやつが体を伸ばしてたぶんボールに激突して……無事ゲット、っすね」

レッド「うん……」ザッザッ

レッド「ボール、あった……ダグトリオ、ゲット……」ヒョイ

カプ・ブルル「……」

レッド「だ、ぜ……」

キョウヘイ「? レッドさ〜〜ん、どうしたんすか?」

レッド「……後ろ、下がって」

キョウヘイ「へ?」

レッド「後退り。多分、いきなり動いたら、やられる……」

カプ・ブルル「……ぶるぅ」

キョウヘイ「え、な、なんかいるんすか……?」ズサッ

レッド「……牛、みたいな……いや、この模様……カプ・ブルル……」
705 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 23:22:28.38 ID:SsJbEnNt0
キョウヘイ「……いやいやいやっ、登場が唐突すぎないっすか??」

レッド「……多分、こっち、見てたんだと思う……砂嵐で、見えないだけで……」

カプ・ブルル「……」

レッド「まだ、様子見っぽいけど……このポケモン……強い」

キョウヘイ「そっすよねえ!? 土地神さまっすもんね!? この辺り入ったらやばかったんすか??」

レッド「そんな感じは、しなかったけど……」

カプ・ブルル「……ぶるるぅ!!」

キョウヘイ「うわっ!?!? す、すいませんでしたーーーッ!!」ダッ

レッド「っ、キョウヘイ! 急に走ったりしたら……!」バッ

カプ・ブルル「……」フン

レッド(あれ、追いかける、かと思ったけど……ケンタロスに似てるし、同じ動きをすると思ったのに)

レッド(どうしよう……キョウヘイを追いかけるか……カプ・ブルルと戦うか……)

レッド(ここは戦いにくいけど、逆に、周りに迷惑をかけることはない……)

レッド(……逃げることは、簡単にできそうだけど……)

1、キョウヘイを追って戻る 2、戦う
下1
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:35:32.83 ID:xbT4U7pzO
2
707 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 23:40:43.78 ID:SsJbEnNt0
レッド「……いや」

レッド「……背中を向けることは、できない……」

カプ・ブルル「……ぶるるぅ」

レッド「……」スッ

カプ・ブルル「? ……!?」

レッド「えっ」

カプ・ブルル「ぶるるぅ!」

カプ・コケコ「かぷぅーこっこ!」ポンッ

カプ・テテフ「かぷーふ?」ポンッ

レッド「わっ……カプ・コケコ……カプ・テテフ……?」

カプ・ブルル「かぷぶるるっ!」

カプ・コケコ「か、かぷぅーこ!」

カプ・テテフ「てふ〜……」

レッド(……お、怒られてる……??)
708 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 23:45:09.97 ID:SsJbEnNt0
カプ・ブルル「……かぷぅぶる」

レッド「……?」

カプ・ブルル「かぷぅぶるるっ!」

レッド「っ!?」

レッド(よ、よくわからないけど、怒られてる気がする……)

レッド(! そうだ……エーフィ、翻訳!)ポーン

エーフィ「オアーーー砂嵐が!! でもいいよ!! えっとねー……」

エーフィ「てっきりポケモンバトルで戦うと思ってたから、びっくりしてるって」

カプ・ブルル「ぶるぅ……」

エーフィ「で、他のカプたちに話を聞いたらリアルファイトだって聞いたから〜」

エーフィ「弱い生き物に力をぶつけすぎるなって怒ってたんだって!」

レッド(や、優しい……のかな……?)

カプ・ブルル「かぷぅぶるる……!」

エーフィ「お陰で自分も全力で相手しなきゃいけないから面倒だってさ!」

レッド「……なんだ、戦ってくれるんだ……よかった」

レッド(多分、カプ・ブルルは僕と同じくパワータイプ……当てればいける!)

直下コンマ 60以下で勝利
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/16(木) 23:47:48.18 ID:Cy8SW+cv0
がんばえ〜〜〜〜
710 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 23:54:35.58 ID:SsJbEnNt0
カプ・コケコ「かぷーーこっこ!!」バチバチ

カプ・テテフ「かぷぅ〜ふっふ〜」フワフワ

レッド(……あれは、応援してくれてる、のかな)

レッド(修行を二回も積んできたんだから……今回は、いけるはず)

レッド(……見たところ、草タイプっぽい、から……)ダッ

カプ・ブルル「!」

レッド(やっぱり、動きが遅い! この隙に……!)

レッド(ギガインパクト的な一撃をぶつければ……!)ドンッ

カプ・ブルル「ぶるるぅ……!」フラッ

レッド「……」

カプ・ブルル「ぶる、る……」バタッ

レッド「……やった……!」

カプ・コケコ「かぷっこ!!」

カプ・テテフ「かぷぅーふ!」ヒラヒラ

レッド(喜んでくれてる……のかな)
711 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/16(木) 23:58:17.59 ID:SsJbEnNt0
カプ・ブルル「ぶるぅ……」

レッド「……よければ、僕と、来てくれませんか……」

レッド「カプ・ブルルの強さ……僕に、引き出させて」スッ

カプ・ブルル「……」

カプ・コケコ「かぷぅーこっこ!」

カプ・テテフ「かぷっふ〜?」

カプ・ブルル「かぷぅぶるるっ!」

レッド(……何かお話してる……かわいい……)

カプ・ブルル「……かぷぅ、ぶるるっ」シュウン カチッ

レッド「……! やった」

レッド(カプ・ブルル……げっとだぜ)

カプ・コケコ「かぷっこ!」

カプ・テテフ「てっふふ〜〜!」
712 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/17(金) 00:03:31.22 ID:yISc2Y0v0
レッド「あとは……みんなの所に、戻らないと……」

レッド「……どうやって、行けばいいかな……」

カプ・ブルル「……ぶるるっ」スッ

レッド「カプ・ブルル……?」

レッド(……ついていってみよう)



〜13番道路〜

カプ・ブルル「ぶるるっ」

レッド「ここ……ありがとう、カプ・ブルル」

カプ・ブルル「……」シュウン

レッド(……クールなポケモンだなあ)

キョウヘイ「レッドさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バッ

レッド「ぐえ」

キョウヘイ「よ"か"っ"た"っ"す"!!!!!!!!! 怖くて走ってたらここに来てたんすけど置いてっちゃってて〜〜〜……」

レッド「……大丈夫、だった……ありがとう……」

レッド「むしろ……キョウヘイ、よく、ここまで来れたね……」

キョウヘイ「こういう時の運はいいんすよね〜……」
713 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/17(金) 00:06:53.73 ID:yISc2Y0v0
トウヤ「レッド!! よかったぁ……迷子になっちゃったから心配したよ〜〜……」ギュウウ

レッド「……ごめんなさい……くるしい……」

トウヤ「わ、ごめんねぇ、つい……でも、怪我も無いようでよかったよ」

シルバー「本当に心配しました……しかし、レッドさん、少し嬉しそうですね」

レッド「……うん、仲間が、増えたから……」

ミヅキ「あれっ、ほんとだ! そのモンスターボールは?」

ヨウ「しかも二個……」

レッド「……片方は、この子」ポーン

ダグトリオ「だ」「ぐ」「とりお!」

ハウ「わー、ダグトリオだー。今日も決まってるね〜」

グリーン「んだこいつら?? めちゃくちゃはじけてんな……」
714 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/17(金) 00:12:44.61 ID:yISc2Y0v0
レッド「こっちは……わっ」ポーン

カプ・ブルル「……ぶるるぅ」

ミヅキ「えっ……この模様、姿、カプ・ブルルですか!?」

ヨウ「わ!! ……か、かっこい〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

ハウ「つよそーー!」

グリーン「お前なぁ。ま、こうなるだろうとは思ってたけどよ……にしても、お前……」

レッド「……、緑、何……?」

グリーン「いーや? 何でもないぜ。よかったなレッド」ワシャ

レッド「っ……ぐしゃってしないで……」

グリーン「は、そんなこえー顔すんなっつーの」

ミヅキ(あれ怖い顔なの??? 確かに見えにくいけど、若干眉間寄ってる……?)

ヨウ(ぶっちゃけ普段との違いがあんまりわかんな……あっ背後のオーラかな!?)

ハウ(オーラって、ぬしポケモンじゃあるまいしー……)

シルバー(怒っているレッドさんも可愛い……)
715 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/17(金) 00:16:35.06 ID:yISc2Y0v0
キョウヘイ「そんで、ぶっちゃけ今まで突っ込まずにいたっすけど〜……」

カプ・コケコ「?」

カプ・テテフ「てふ〜!」

キョウヘイ「この方たちはなんで普通に出てるんすかね!?」

レッド「……さっきまで、応援してくれてて……」

トウヤ「まぁ、レッドはどっちにも苦戦してたもんねぇ」

レッド「今回は……倒れたら、ちょっとやばかったし……背水の陣……」

トウヤ「……レッド、これからリアルファイトするときは、倒れても大丈夫なところでやってね?」

レッド「……気を付けます……」

キョウヘイ「神様って言っても、結構フレンドリーなもんなんすね〜……」

カプ・コケコ「かぷぅこっこ!」

カプ・テテフ「てふ〜〜……」ZZZ

キョウヘイ「急に寝たっすね!? この自由さ、確かに神様っす……!!」
716 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/17(金) 00:18:03.81 ID:yISc2Y0v0
今日はここまで。明日は飛ばして、明後日にまた更新します。
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:21:36.95 ID:D5PY5f/T0
乙です!!!神様とリアルファイトしてるって考えるとやばいっすね
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:23:11.10 ID:uvMdZCwD0
おつおつです!みんなかわいいかわいい
719 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 21:35:10.57 ID:dYH0+oDz0
はじめます。
720 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 21:42:42.12 ID:dYH0+oDz0
レッド「……この後、どうしよう……」

ミヅキ「あとはですね、カプの村を抜けて、ちょっと進んだ先に……」

ヨウ「エーテルハウス、ってところがあるんです! そこにキャプテンがいるはずです!!」

ハウ「あそこかー……いや、エーテルハウスじゃなくてー、試練の場所なんだけどー……」

ミヅキ「……と、とりあえずいきましょ〜〜!!」

レッド「……?」


〜カプの村〜

レッド「……ここは?」

キョウヘイ「なんか……遺跡? っすかね?」

ミヅキ「えっと、ここはカプの村です! この上には……ラナキラマウンテン!」

ヨウ「ポケモンリーグがある山ですよ〜〜〜!!!」

グリーン「へえ……山の上か。良い場所にあるじゃねえか」

ハウ「でしょー。そこで、カプたちに最高の戦いを捧げるんだー」
721 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 21:46:43.45 ID:dYH0+oDz0
ミヅキ「……でも、今日は一旦ここは通り過ぎます!」

ヨウ「あっちですよ、あっちあっち!」

シルバー「……? あの方向にある看板は……」

ミヅキ「そ、そっちはいいから〜〜〜〜!!!」

レッド「……?」

トウヤ「なんだろうねぇ……でも、とりあえず、案内される方に行ってみない?」

トウヤ「……なんだか、良い事がある気がするんだよねぇ」

キョウヘイ「へー? じゃあ行ってみるっすか!」

レッド「…………」

グリーン「おい、レッド?」

レッド「……なんでもない」
722 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 21:54:44.86 ID:dYH0+oDz0
〜エーテルハウス〜

ミヅキ「アセロラ〜!」

アセロラ「ふんふふーん……ん? あ、ミヅキ、ヨウ、ハウ! それに……」

アセロラ「レッドおにいちゃんにトウヤおにいちゃんでしょ! あたしちゃーんと覚えてるの!」

レッド「……アセロラ」

トウヤ「アセロラちゃん〜〜〜〜!!!!」

キョウヘイ「あっ楽しみにしちゃいけないタイプのやつだったっすね」

レッド「……ええと、ここは……」

アセロラ「アセロラちゃん、よくここに遊びに来るんだー。何故なら〜……」

アセロラ「試練の場所が近いから! ふっふっふー、キャプテンアセロラちゃんでーっす!」

トウヤ「かわいいーーーーーーーーーっ!!!!!」パシャパシャパシャ

キョウヘイ「やべ〜〜〜〜〜先輩がやべ〜〜〜〜よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
723 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 22:00:57.81 ID:dYH0+oDz0
レッド「……試練って、どんな……?」

アセロラ「近くに、スーパーメガやすの跡地があるのは知ってる?」

レッド「……もしかして、来る途中に……」

アセロラ「うんうん、カプの村の辺りにあるところだよ!」

アセロラ「あそこ、実は……幽霊が出るって噂があるんだ〜」ヌッ

キョウヘイ「へ!? なんすかなんすか急に」

アセロラ「あはは! 面白いでしょ」

キョウヘイ「なんにも面白くないっすけど!?!?」

アセロラ「それでそれで、その遺跡の奥に……つよーいポケモンがいるんだって」

レッド「!」

アセロラ「アセロラちゃんの試練はとっても簡単! そのポケモンと、ツーショット写真を撮ってきて!」

レッド「……えっ」
724 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 22:06:06.67 ID:dYH0+oDz0
レッド「しゃ、写真……?」

アセロラ「うん! カメラは持ってるよね?」

レッド「一応……」

アセロラ「なら、いけるいける! あ、でもね」

アセロラ「ツーショットって、誰かに撮ってもらわないといけないでしょ?」

アセロラ「だから、試練だけど特別に、誰か一人連れてってもいいよ!」

レッド「……」

トウヤ「はあ〜〜〜〜〜〜可愛い…………」パシャパシャパシャ

レッド「……どうしよう」

キョウヘイ「ゆ、ゆゆゆ幽霊とかいるわけないじゃないっすかあ!? ねえヨウにミヅキ……」

ヨウ「'ワ'」

ミヅキ「;ワ;」

キョウヘイ「なんの顔っすか!?」

レッド「……誰を、連れて行こう……」

下1
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:17:49.46 ID:YzNVJEFwO
ここはキョウヘイ連れてきましょ
726 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 22:23:22.98 ID:dYH0+oDz0
レッド「……」ジッ

キョウヘイ「え? なんすか、なんでこっち見てるんすかレッドさん?」

レッド「…………」ジッ

キョウヘイ「嘘っすよね?? 嘘っすよねレッドさん?? 俺じゃないっすよねえ??」

レッド「………………」ジッ

キョウヘイ「あば〜〜〜〜っ……いや、いや逆に考えるっす、俺……レッドさんといれば逆に安全……!」

レッド「……そうだよ」

キョウヘイ「あーーーレッドさんからのお墨付きがきちゃったっす!! 行きま〜〜〜す!!!」

レッド(……キョウヘイ、ゲットだぜ)

キョウヘイ「お願いするっすよレッドさん!! 俺を守ってくださいっす!!!!」

レッド「まかせて……」
727 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 22:29:21.16 ID:dYH0+oDz0



〜スーパーメガやす 跡地〜

キョウヘイ「ひえっ……や、やっぱやばそうっすね〜〜……」

レッド「……」キョロキョロ

キョウヘイ「えっレッドさんなに見てるんすか?? え??」

レッド「……ううん、大丈夫、何もいなかった……」

キョウヘイ「マジっすか?? 信じてるっすからね??」

レッド「うん……」

レッド(大したのは、いなさそう……)

キョウヘイ「なんすかその間?? ねえレッドさん?? レッドさ〜〜〜〜〜ん!!!!!」
728 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 22:35:10.49 ID:dYH0+oDz0
レッド「……?」

レッド「……カプ・ブルル……?」

キョウヘイ「ど、どーしたんすか……?」

レッド「カプ・ブルルの入ったボールが……震えてる……」

キョウヘイ「……カプ・ブルルも怖がってるんすかね? そういうポケモンには見えなかったっすけど」

レッド(怖がってる、のかな……いや、違う……怒ってる……?)

キョウヘイ「カプ・ブルルのためにも! さっさと終わらせちゃうが吉、っすよ!!」

レッド「……うん……」


キョウヘイ「そうと決まれば、一番奥のつよーいポケモンを探すっす」

レッド「でも……散らかってて、迷路みたい……」

キョウヘイ「ぐ〜〜〜〜っ、せっかくなら一本道にしてほしいっすね!?」

レッド(それは多分むり……あ、分かれ道)

キョウヘイ「……怖くないのがいる道にしてくださいっす」

レッド(なんて無茶ぶりを)

1、お肉コーナーへ 2、お総菜コーナーへ 3、海鮮コーナーへ 4、レジへ
下1
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:38:38.74 ID:cby19kXi0
1
730 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 22:47:52.71 ID:dYH0+oDz0
レッド「んー……あっち」

キョウヘイ「お肉コーナー……大丈夫っすか?」

レッド「どうだろう……」

キョウヘイ「ふわっと返さないでくださいっす!!!!!!!!!!」


レッド「……お肉コーナー……」

キョウヘイ「まあ、普通になんもおいてないっすよね〜」

レッド「うん……、何か、聞こえる」

キョウヘイ「へ?」

???『キル……切る……』ジャキン

キョウヘイ「……やばいやばいやばいやばいやっばいやつっすよぉ!?!?!?!?!?」

レッド「……下がって」

キョウヘイ「はい!!!!!!!!!!!!!」

???『キルルッ!!!』バッ

レッド「っ!!」ガシッ

キリキザン「キルッ!?」

レッド「そおいッ!!!」ブンッ

キリキザン「きりりっ……」バタッ

キョウヘイ「……え〜〜〜〜〜!?!??!! キリキザンだったんすか!?!?!」
731 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 22:55:47.18 ID:dYH0+oDz0
レッド「……倒した……」

キョウヘイ「それは見たっす……一本背負いでキリキザンが倒れたのは見たっす……!!」

レッド「……でも、このポケモンじゃ、ないよ」

キョウヘイ「そうなんすか!? けっこう強そうっすけど」

レッド「一発で倒れるくらいじゃ……」

キョウヘイ「そうなると強いポケモンのハードルやばくなるっすね〜」

レッド「……もっと、奥、行こう」

キョウヘイ「それマジで言ってるっすか? マジっすよね。レッドさんはいつもマジの人っすもんね」

レッド「……ちょっと、何言ってるのか……」

キョウヘイ「俺もわかんねえっす」

レッド「……じゃあ、キョウヘイ、選んで……」

キョウヘイ「えっいいんすか!? へっへっへーそれじゃあ……」

1、人影が見えた方向 2、生暖かい風が吹いてくる方 3、足音がする方 4、笑い声がする方

キョウヘイ「帰りません?」

レッド「その他はないです……」

下1
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:06:32.01 ID:YzNVJEFwO
4
733 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 23:13:37.01 ID:dYH0+oDz0
キョウヘイ「う〜〜〜〜っ……じゃ、じゃあ、あっちっす! 笑い声だけならポケモンワンチャン!!!」

レッド「さっきも、キリキザンだったし……大丈夫……」

レッド「もしゴースト系でも、僕、辻斬りできるから……!」

キョウヘイ「そ、そんなキラキラした目で言われましても!? おばけじゃないのが一番なんすよね……」

レッド「とりあえず、行こう……」


???『ふふふ……ふふふ……』

キョウヘイ「あ〜〜〜っやっぱなんか聞こえるっすよぉ……」

???「ふふふ……ははは……」

レッド「……これ、人の、声……?」

キョウヘイ「え、人?」

男「はっはっは!! はーーーっはっはっはっは!!!」

キョウヘイ「ぎゃあ!? なんかめちゃめちゃ笑ってる人おるっす!!」

レッド「……なんで、こんなところに、人が……」

キョウヘイ「なんで俺もこんなところにいるのかわかんないっす!!!」

レッド「……様子もおかしい……」

男「はっはっはっは!! ……ぐ、ぐうっ!」ズサッ

キョウヘイ「ひえっ!? ……う、蹲っただけっすか、なんだ……」

レッド「……近付かないほうがいい、かも……」

キョウヘイ「へ?」

男の正体 1〜30:ミミッキュの中身をみた 31〜60:取りつかれた 61〜90:単にヤバい人
下1コンマ
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:16:20.10 ID:3JWBMEok0
はい
735 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 23:24:51.63 ID:dYH0+oDz0
キョウヘイ「わっ!?!?!?」ポーン

色ミミッキュ「みっきゅ!」

キョウヘイ「なんで、ミミッキュっすか……びっくりしたじゃないっすか。どーしたんすか?」

色ミミッキュ「みーっきゅ……」ススス

男「くそっ、ぐう、何故……はっ、み、ミミッキュ……!?」

色ミミッキュ「みきゅ……」

男「く、来るな、来るな!! 俺は何も見てない!! 見てないから!!」

男「ぐ、ぐああっ、痛い、頭が痛い……!!」

レッド「…………」

キョウヘイ「な、なんすかアレ……??」

レッド(何を見たんだろう……あの人……)

男「お、俺は、俺は……ぐわあああああッ!!!」バタッ

レッド「!」

キョウヘイ「ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜?!?!?!?!?」

レッド「……」スッ

キョウヘイ「な、なんすか、どーなったんすかその人ぉ!?」

レッド「……し、死んでる……」

キョウヘイ「えええ!?!??!?!?!?!?!」
736 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 23:28:35.16 ID:dYH0+oDz0
キョウヘイ「な、なんっ……なんで!!?!?!? 死なんで!?!??!」

色ミミッキュ「みっきゅ?」

キョウヘイ「と、とりあえず戻るっすミミッキュ!」シュウン

レッド「わ、わかんない……」

キョウヘイ「ふ、ふざけてられなくなってきたっすよ……奥まで行って、写真撮って」

キョウヘイ「ここから出て救急車呼ばないとっす! ……ここ、圏外なんすもんね〜〜」ゴソゴソ

レッド(シロガネ山と同じだ……)

レッド「……ところで、キョウヘイ、何してるの……?」

キョウヘイ「いや、この男結構身なりは良さそうだったっすからね」ゴソゴソ

キョウヘイ「何か持ってないかな〜〜と……いや、こう、遺品を使ってあげることで死者に敬意を表すみたいなアレっすよ!」

レッド「なる……ほど……?」

キョウヘイ「流石にレッドさんでも納得してくれなかったっすか〜……お、なんか持ってる」

男が持っていたもの 下1
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:32:02.50 ID:3JWBMEok0
国際警察の手帳
738 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 23:37:48.35 ID:dYH0+oDz0
キョウヘイ「……手帳?」ペラ

キョウヘイ「ってうおお!? これアレっすよ、国際警察の手帳っす!!」

レッド「こ、こくさいけいさつ……!? それって、ハンサムさんのいる……」

キョウヘイ「それそれそれっす! 流石にこの人は……知らん人みたいっすけど」

レッド(よかった……いやよくないけど……せめて知り合いじゃなくてよかった……)

キョウヘイ「なんで国際警察なんかがこんなところに来たんすかねえ?」

レッド「……何か、事件でもあったのかな……」

キョウヘイ「いやー、それだったら流石に試練はしないと思うっすけども……」ジッ

レッド「……すごい、じっと見てる……」

キョウヘイ「これ、特徴さえ掴んでコピーすりゃ売れるかなと……いや、売るより使う方がいいっすかね〜」

レッド「わるいひとだ……」

キョウヘイ「何をいまさら!」

レッド(そういえばそうだった……)

レッド「……あ」

レッド「一番奥……ついた」

キョウヘイ「やっとっすね!!」
739 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/18(土) 23:45:14.90 ID:dYH0+oDz0
レッド「……入る、前に……」

レッド「それ、何か、書いてない……?」

キョウヘイ「この手帳っすか? そーいやフリースペースは覗いてないっすね。どれどれ〜」

キョウヘイ「えっと……とうとう潜伏先を発見した。廃墟とは、あからさますぎて見逃していた」

レッド「……ここの事、かな」

キョウヘイ「奴はとてつもなく強い」

レッド「へー……」ワクワク

キョウヘイ「あからさまっすねえ。で、続きは……やつは廃墟の奥に潜んでいるに違いない」

レッド「……」チラッ

キョウヘイ「奴は危険だ。化け物だ。既にここのポケモンは従えたのだろう」

レッド(……だから、変になってたのかな)

キョウヘイ「どうにかして奴を鎮静しなければ。あの化け物。あいつは──」

レッド「……ッ、来る!」

キョウヘイ「へっ!?」

直下コンマ シークレット判定
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:58:59.87 ID:49CHJPNp0
そい
741 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/19(日) 00:11:01.70 ID:rH6qM7zS0
???「」コロコロ

キョウヘイ「っ……なんすかこれ、ボール……?」

レッド「……そこで、待ってて……」ソーッ

キョウヘイ「は、はい……」

???「……」パチッ ドッカーーーーーーーン

レッド「ッ!?!?」

キョウヘイ「わあ!? ……レッドさん!」

レッド「……大丈夫……びっくりした、けど……」

レッド(爆風だけだった? なにこれ……)

キョウヘイ「っと、手帳落とすとこだったっす……ん?」

キョウヘイ「あいつは、UB:BURST……?」

BURST「でぎゅい!」パッ

レッド「!」

キョウヘイ「おわーーー!?!?」

BURST「! でぎゅぎゅい!」ズイ

レッド「キョウヘイ、下がってて……っ、て、あれ」スカッ

キョウヘイ「通り抜けてっ……こ、こいつもお化けっすかあ!?!?」
742 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/19(日) 00:17:41.26 ID:rH6qM7zS0
レッド「ゴーストタイプならっ……ゾロアーク!」ポーン

ゾロアーク「きしししっ!」

レッド「辻斬り!」

ゾロアーク「あーくっ!」ザシュッ

BURST「! でぎゅぎぎゅ……」コロコロ

レッド(……効いてる、みたいだけど……)

レッド(しまった、かも……警戒された。油断されてるうちに、倒したかったのに)

キョウヘイ「つか、なんすかあれ、ポケモンっすか!? ……にしては、変な見た目っすね」

キョウヘイ「……あ!! っていうか、多分強いポケモンってこいつっすよね……レッドさんのポケモンでも、一撃じゃなかったし」

キョウヘイ「上手い具合に、注意は向こうに向いてるっすし……ええいっ、とりあえずぱしゃっとな!」パシャ

キョウヘイ「よーーし俺の仕事終わりっす!! レッドさんあとは頼んだっすよ!!」

レッド「任せて……もし駄目だったら、先に逃げて……」

キョウヘイ「流石にマジでヤバそうなときはしないっすよ!? ……って、そんな警戒するレベルっすか!」

レッド(口には出したくないし、出さないけど)

レッド(……正直、ゾロアークだけだと辛いかも……いや、そんなことない)

レッド(僕が、僕のポケモンを信じてあげないと……)

レッド「……来るよ、ゾロアーク……!」

ゾロアーク「きしししっ!」

直下コンマ80以下で勝利
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:23:56.58 ID:Neoh8bgj0
レッドさんたちがんばえ〜〜〜〜
744 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/19(日) 00:30:04.44 ID:rH6qM7zS0
BURST「でぎゅぎゅい!」コロコロ

レッド「! ゾロアーク、撃ち返して!」

ゾロアーク「きしししっ! あーっく!」ベシッ

キョウヘイ「おわ!? その頭的なサムシング打ち返せるんすか!?」

レッド「僕も今知った……!」

キョウヘイ「行き当たりばったりってやつっすね!!!」

BURST「でぎゅ!?」 ドッカーーーーン

レッド「っ……こっちは、当たったら、やばそう……」

ゾロアーク「あーく……」

キョウヘイ「……マジで、さっきのは実害なくて良かったっすね〜……ゾッとするっす」

BURST「でぎゅぎゅ ぎゅぎゅい……」バッ

キョウヘイ「おわーーーーこっち見たっす!!!! なんで!!! 来るなっつの!!」

BURST「でぎゅっ」スッ

キョウヘイ「だ〜〜〜〜〜〜〜〜っやめんかこらーーーーーー!!!! 投げんなばか!!!!!!!!」

レッド「ゾロアーク!」

ゾロアーク「あーく!」ガシッ

キョウヘイ「おわ!?」

ゾロアーク「……きししっ!」バッ

キョウヘイ「ひょえ〜〜!! あ、あざまーーす……すごい運ばれてる子猫の気分っす、この持ち方」
745 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/19(日) 00:35:58.86 ID:rH6qM7zS0
レッド「……なんで、こっちじゃなくて、キョウヘイを……?」

キョウヘイ「俺も気になるっす!!!! 戦ってるの思いっきりレッドさんっすよね??」

レッド「……うーん、わかんない……ゾロアーク」

ゾロアーク「?」

レッド「……バークアウトを、頭じゃなくて……胴狙って打って」

ゾロアーク「きししっ! あーーくっ!」バッ

BURST「!!」フラフラ

レッド「……キョウヘイ、写真、撮れてるんだよね……」

キョウヘイ「それに関してはかーんぺきっすよ!」

レッド「それなら……ゾロアーク、キョウヘイのこと、よろしく……」

ゾロアーク「きししっ」ガシッ

キョウヘイ「おっ、俺はまた子猫っすか? 懐かしいっす、ボロンゴと名付けられそうだったあの日……なんで現実逃避してる場合じゃないっすね」

レッド「……舌、噛まないようにね……いくよ、ゾロアーク。逃げるが勝ち!」ダッ

ゾロアーク「きしし!」ダッ

キョウヘイ「そういう勝利なんすね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! あだっ噛んだ」
746 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/19(日) 00:41:58.80 ID:rH6qM7zS0


〜スーパーメガやす 外〜

レッド「……追いかけては、こない、みたい」

キョウヘイ「は〜〜〜〜〜〜〜〜…………めっちゃ怖かったっす」

レッド「……びっくりしたね……なんだろう、あれ……」

キョウヘイ「BURST、って手帳にはあるっすけど……うお、良く見たらすげえ内容書いてあるっすね!?」

キョウヘイ「これ、読んだらわかるかもっすよ……アレについて!」

レッド「……」

レッド(字が細かいしいっぱいある……中身も難しそう……)

キョウヘイ「……アレっすね、俺も読めなくはないレベルっすけど、レッドさんにはアレっすよね」

キョウヘイ「これは頭いい人とか長い文ヨ見慣れてる人に読ませて、説明してもらうのがいいかもっすねぇ」

レッド「……うん……」

レッド(なんだったんだろう、あれ。強かった……また会いたいような、もう二度と会いたくないような)

レッド(強いだけだったら、また、会って戦いたいって……なるはずなのに)

キョウヘイ「……ま、写真は撮れたっすからね! 戻りましょーレッドさん!」

キョウヘイ「あ〜〜〜、俺、なんか軽く疲れたっすよぉ……いや騒いだからっすけど。レッドさんも疲れたんじゃないっすか?」

レッド「……そうかも……」
747 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/19(日) 00:43:09.05 ID:rH6qM7zS0
今日はここまで。次は明日を飛ばして明後日に更新予定です。
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:45:20.91 ID:z4GlCdrI0
乙!です!!
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:48:36.07 ID:hGROWMNo0
おっつでーす!!!!!!!!
キョウヘイくんかわいいね〜〜〜〜!!!!
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 01:56:20.57 ID:zOyR5sds0
ウルトラビースト出てきてワクワクしております
乙です!!
751 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 21:58:37.45 ID:iJtPzS9k0
はじめます
752 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 22:04:24.85 ID:iJtPzS9k0
キョウヘイ「前回のあらすじ〜〜、廃墟で試練してきたっすよ」

レッド「アセロラに、写真みせたら、終わる……はず」

キョウヘイ「じゃあ、エーテルハウスに戻った方がいいんすかね?」

アセロラ「大丈夫だよ! ここにいるからね」

キョウヘイ「おわあ!?!? ……びっくりしてしまったっす」

アセロラ「そんなに驚かなくてもいいのに! もしかして、幽霊いたの?」

キョウヘイ「……ん、よーく考えたら、幽霊は見てない、っすかね……?」

キョウヘイ「最後のアレにびっくりして色々記憶吹っ飛んだっすけど」

レッド(キリキザンとか変な人くらいで……幽霊はしっかり見てないな)

アセロラ「そうそう、噂のポケモン! 写真みせてみせてー」

キョウヘイ「撮ったっすけど……めちゃくちゃ慌ててたんで、構図とかなんっも考えてないっすよ」

キョウヘイ「確実にレッドさんとBURSTは写ってるはずっすけどね……どれどれ」

レッド「見せて……」

写真のクオリティ 直下コンマ(高い程よい)
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 22:09:30.48 ID:ZnY3bKCHo
はい
754 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 22:17:14.62 ID:iJtPzS9k0
アセロラ「うんうん、しっかり写ってるね! これが問題のポケモンかー」

キョウヘイ「……微妙っすね! もっと余裕があれば、カッコいい写真にしたんすけど」

レッド「……いい写真だよ、ありがと……」

キョウヘイ「レッドさ〜〜〜ん……また撮らせてくださいっす!! リベンジで!!」

レッド「こちらこそ、お願いします……」

アセロラ「……ねえレッドおにいちゃん、このポケモンと戦ってみてどうだった?」

レッド「……強かった……し、なんていうか……」

レッド「何を考えてるか……わからなくて、戦いにくかった……」

アセロラ「ふむふむ、なるほどね! ありがとありがと」

キョウヘイ「ところで、これで試練達成になるんすか?」

アセロラ「もちろん! こわーい場所とこわーいポケモンに立ち向かう勇気、見せてもらったよ!」

アセロラ「アセロラの試練、達成としまーす! それで、これはお土産のゴーストZ!」

レッド「……ゴースト、Z……」

アセロラ「ばあ! ってして使うからね! いっぱい使ってくれると嬉しいな!」
755 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 22:24:32.70 ID:iJtPzS9k0
アセロラ「それじゃ、エーテルハウスに戻ろ!」

レッド「うん……」

キョウヘイ「そっすねー……そういや、てっきりトウヤさんがついてくるかと思ってたっすけど」

レッド「……気配は、しない」

キョウヘイ「へー……あんなに気に入ってた幼女を追いかけないとは。不思議なこともあるもんすねぇ」

アセロラ「トウヤおにいちゃんなら、エーテルハウスに居る子たちのお世話をしてくれてるよ!」

レッド「……そういえば、幼稚園児くらいの子が、二人いたね……」

キョウヘイ「そ、そっちか……!」



〜エーテルハウス〜

レッド「……戻った」

ハウ「! おかえりー、よかったー待ってたよー」

レッド「? ハウ、どうしたの……?」

キョウヘイ「こんな隅っこで何してんすか? てか他の人らはどこいったんすかね」

ハウ「ここの子がー、おままごとやりたいって言いだしてー。だいぶカオスになったから、逃げてきたー」

レッド「……おままごと……?」

ハウ「そー。なんだっけ、テーマがねー……」

おままごとの設定(参加者は居残り組+園児の男女) 下1
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 22:30:55.87 ID:suyLkvOi0
フィー
757 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 22:35:03.27 ID:iJtPzS9k0
ハウ「…………」

レッド「えっ」

キョウヘイ「なんでそんな目ぇ逸らすんすか!? 中で何が起こってるんすか!?」

ハウ「……最近の子ってー、すごいすすんでるなー……」

レッド(は、ハウが凄い遠い目に……!!)

キョウヘイ「レッドさん、今俺は廃墟と同じほどの恐怖を感じているっす」

レッド「……僕も……」

アセロラ「何してるんだろー? ね、はいってみよ!」ガチャ

レッド「ま、待って……!」


園児ロリ「うーん、なんかちがうなー」

ミヅキ「アッやっぱ幼女先輩もそう思います〜〜!?!? わたしもここは解釈違いなんですよ!!!!」

グリーン「お前ら人に散々指示しといてよお!!」

シルバー「落ち着いてくださいグリーンさん、相手は子供です!」

トウヤ「よ、幼女……けど……いや幼女……」

キョウヘイ「帰りません?」

レッド「僕も帰りたい……」
758 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 22:41:06.78 ID:iJtPzS9k0
ミヅキ「あっ!!! 幼女先輩!!! 推してる受けが来ました!!!」

キョウヘイ「なんて?」

レッド「……に、逃げ……」

ハウ「逃げないでよー、生贄にするため待ってたんだよー」^^

レッド「!?」

キョウヘイ「ヒエッッッ!!!」

トウヤ「……レッド、キョウヘイ、助けて……あの子、幼女だけどエーフィの手下だよ……」

トウヤ「ロリは好きだけど! あの子に近付こうとしたら巻き込まれる!」

キョウヘイ「まず幼女に近付かないで欲しいんすけど!?!?!」

レッド「……な、なにが起きてるの……」

シルバー「れ、レッドさん……!? ち、違うんです、俺は……!」

レッド「!? な、なにが、どうしたの……?」

ヨウ「はいはいはい幼女先輩!!! ぼくを年上と組ませてください!!!」

園児ロリ「イーブイの気配がするからだめー」

ヨウ「ぐあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」バタッ
759 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 22:45:25.74 ID:iJtPzS9k0
園児ロリ「おにいちゃんたち、こんにちは!」

レッド「こ、こんにちは……」

キョウヘイ「こんちはっす〜……えーと」

園児ロリ「ミヅキお姉ちゃん、ここはどうなってるの?」

ミヅキ「そうですね〜、王道のグリレと現実に生きてるシルレ、それから尊さマックスアクキョウとか」

キョウヘイ「あいつの名は出すなっす!!!!!!」

園児ロリ「へえ〜……いいじゃん」

レッド(よ、幼稚園児の落ち着きではない……!)

園児ロリ「なんかやって見せてよ」

レッド「な、なんか……」

キョウヘイ「この威圧感とセリフッ……映画監督の気があるっすね、この子……!!」

アセロラ「ふむふむ、面白そ〜! そうだ、この子を満足させられたら、おまけ試練達成!」

アセロラ「いーものあげるから、頑張って! レッドおにいちゃんたちー!」

レッド「な……なんだって……」

キョウヘイ「わ〜〜〜いやばいことになってきたっすねぇ!!」

誰と誰で挑戦するか 下1 と 下2
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 22:47:13.39 ID:zivCFl2SO
アクロマ呼べないなら目覚めトウヤ
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 22:51:51.23 ID:CObsPW+cO
キョウヘイ
762 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 22:58:12.56 ID:iJtPzS9k0
レッド「……」グッ

キョウヘイ「あーーーもう嫌な気配はしてたんすよねえ!!! アクロマの名前が見えてる時点で!!!!」

レッド「……それじゃあ、あとは、ごゆっくり……行こう、みんな」

シルバー「わ、わかりました」

キョウヘイ「逃げる気っすね!? くそ〜〜〜〜っこうなったら好きなだけ逃げるがいいっすよ!!!!!」

グリーン「おっしゃあ!! 言われなくてもそうするっつーの!! って、うおっ」

アクロマ「よ、呼びましたかキョウヘイくん!!!!」ゼエハア

キョウヘイ「うおっ!? マジで来るとは思わなかったっす……いや呼んではないっすけどね」

アクロマ「セーフですか、よかった……全く、油断できませんね! 安価レーダーを手放せませんよ!」

トウヤ「あはは……ご迷惑をおかけしたみたいで」

キョウヘイ「えっ トウヤさん行っちゃうんすか!?」

トウヤ「うん、うっかり目覚めさせられても困るし……幼女の写真だけならだいぶ撮ったから」

キョウヘイ「ちゃっかり撮ってんじゃねえっすよ!!!!!!!」
763 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:04:16.15 ID:iJtPzS9k0
園児ロリ「それで? 二人はどういう関係なの?」

ミヅキ「で、出た……幼女先輩の取り調べスタイル……!」

キョウヘイ「なんすかそれは……関係ったって、なんすかね? 正義の味方と悪役?」

アクロマ「間違ってはいませんね! しかし、現在は違うでしょう。私、もう悪いことはしておりません!」

キョウヘイ「あー、まあ、そうっすね……知人っすよ知人」

アクロマ「せめて友人と言ってほしかったところですね!」

キョウヘイ「友人って言うとなんか違くないっすか? まあ上手い言葉出てこないからいいっすけども」

アクロマ「では友達以上恋人未満ということで!」

キョウヘイ「いや何がではなんすか! 何もまとまってないんすけど!?」

園児ロリ「今のでだいたいわかったよ、ありがとう」ウン

園児ロリ「ここで一度演技してみてもらっていいかな? 二人のしやすいようにでいいから」

キョウヘイ「か、監督無茶ぶりっすね……!? 俺はともかく、こいつは……」

アクロマ「全くの素人ですし見る専門ですが! それでもよろしいのでしたら構いませんよ!」

園児ロリ「いいよ、よろしく」
764 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:09:58.63 ID:iJtPzS9k0
キョウヘイ『ついに追い詰めたぞアクロマン! いい加減悪事を働くのをやめたらどうだ!?』

アクロマ『ふ、やはり現れましたかルカリオキッド! ……いえ』

アクロマ『キョウヘイくん』

キョウヘイ『! ……お前、何故俺の名を?』

アクロマ『まだ思い出しませんか! やはり忌々しい子供です。この傷を見ても同じことが言えますか!?』バッ

キョウヘイ『っ……あ、アクロマ、お前生きてたのか!?』



キョウヘイ「……はい、以上がルカリオキッドVSアクロマン、因縁の過去編っす」

アクロマ「やはり、慣れない演技というのは疲れますね!」

キョウヘイ「俺的には思いの外上手くてびっくり、のレベルなんすけどね〜……」

ミヅキ「あ〜〜〜〜……てえてえ……やっぱアクキョウなんだよなあ……」オガミ

ミヅキ「拝むしかねえ……先輩、これは何点でしょう!?」

園児ロリ「ふーーーむ……」

直下コンマが点数(ミヅキの推しカプボーナス+20)  60以上で合格
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 23:12:15.41 ID:suyLkvOi0
なんかバ○ロマンみたいな名前だな
766 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:18:35.60 ID:iJtPzS9k0
園児ロリ「……61点、かなあ……まあ合格でいいんじゃない」

キョウヘイ「な、なんですと……!?」

園児ロリ「いや、演技は悪くないよ? ただねえ……」

園児ロリ「ホモじゃないじゃん!!!!!!!!!」

ミヅキ「せ、せんぱ〜〜〜〜〜い!!!! 言ってはいけないことを!!!」

園児ロリ「こちらからすれば考察の余地あり。だから楽しめるっちゃ楽しめるんだけど」

園児ロリ「ただテーマとして『フィー』をちゃんと提示してるよね? そこ守ってほしかったな」

キョウヘイ「……!!」

アクロマ「な、なかなか厳しいお子さんですね! ……キョウヘイくん?」

キョウヘイ「た、単に、めちゃくちゃ悔しいっす……俳優として……!!」

アクロマ「キョウヘイくん……」

キョウヘイ「ただその通りにしたらお前とガッツリ絡むことになりそうで嫌なんすよね!!!!!」

アクロマ「キョウヘイくん…………」
767 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:23:38.88 ID:iJtPzS9k0
ミヅキ「流石先輩、めちゃくちゃ厳しい……わたしはめちゃくちゃ良かったと思います!」

キョウヘイ「あざっす……脚本、今後はもう少し練るっすかね〜」

アクロマ「とは言いましても……今後、こういう要求をされることはないでしょう! 大丈夫だと思いますよ!」

キョウヘイ「そうだったらいいっすけど……最近こういうのもよくあるらしいっすからねぇ」

アクロマ「……ふむ。こういうのと言いますと、男性との恋愛物でしょうか。今後そういう仕事が来たら、受けるつもりなのですか?」

キョウヘイ「ん〜〜〜……よっぽど仕事がなくなったときじゃなきゃ、他の仕事を優先させちゃうっすかね〜」

アクロマ「そうですか! それならよいのです! したい仕事をなさるのが一番よろしい!」

アクロマ「それでは、私はそろそろ失礼させていただきますね! また何かありましたら呼んでください、キョウヘイくん!」

キョウヘイ「呼ばねーっすよ!! ……って、何をあんな機嫌よくなってるんすかねえ?」

ミヅキ「てっ てえてえ……」

園児ロリ「なんだ……やればできんじゃん」

キョウヘイ「へ??」

アセロラ「あ、終わった? おめでとー! なんか合格してたっぽいし、景品あげまーす」

景品 下1
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 23:25:47.17 ID:zivCFl2SO
エスパーZ
769 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:31:53.48 ID:iJtPzS9k0
アセロラ「じゃんっ、エスパーZ! ある意味試練だったし、これくらいあげちゃってもいいよね!」

キョウヘイ「ほわっ……結構ガチの景品に驚いたっすね!!」

アセロラ「頑張って使いこなしてね! ……って、言いたいところだけど」

キョウヘイ「そうなんすよ、俺、Zパワーリングっしたっけ? アレ持ってないんすよねぇ」

アセロラ「そっか……でも、いつか貰えるかもよ? あれは、カプたちによって渡される輝く石から作られるんだ!」

アセロラ「カプたちにいいとこ見せたら、きっと輝く石も貰えるよ!」

キョウヘイ「そっすかねぇ……」

キョウヘイ(……まぁ、運良く、土地神様をガンガンゲットしてるレッドさんもいることっすし)

キョウヘイ(何かしらの方法でも考えてみるっすかね〜……)

レッド「……キョウヘイ、終わったっぽいけど……」

トウヤ「大丈夫だった?」

キョウヘイ「おっかえんなさーい。大丈夫だったっすよ、俺の俳優としてのプライド以外は……」

トウヤ「予想外のところがやられてるね!?」
770 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:38:55.80 ID:iJtPzS9k0

〜15番水道〜

レッド「……ということで、エーテルハウスを出ました……」

ハウ「やー、なんとかなってよかったー」

グリーン「散々だったな……で、試練はどうだったんだ?」

レッド「達成したよ……」

グリーン「へえ、よかったじゃねえか。にしては、あんま嬉しそうじゃねえけどな」

レッド「……うーん……」

グリーン「……ま、言いたかねえならいいけどよ」

レッド「うん……」

トウヤ「ええと、この後はどうするんだっけ?」

ミヅキ「しまキングのクチナシさんが、多分ポータウンあたりにいるんですよね〜」

ヨウ「だからそっちの方に行こうと思うんですけど……途中にウラウラの花園があるので! そっちも行きましょう!」

レッド「……楽しみ」

シルバー「ここの花園にも、独特のポケモンがいるんでしょうか……」
771 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:42:30.66 ID:iJtPzS9k0
ヨウ「そうだ、その前に……ここの水道を通っていこうと思うんですよね!」

レッド「……入り組んだ、海辺……」

キョウヘイ「小っちゃい島がぽつぽつ浮かんでるっすね?」

ミヅキ「それで、アローラでは、海の上を通る時にはポケモンをレンタルしてですね」

ミヅキ「海だから〜〜……サメハダー!」キィン

サメハダー「ぐおお!」

レッド「! サメハダーの上に、座席……」

ヨウ「そうなんです〜! 上に乗れるようになってて! でもめちゃめちゃスピード出るので気を付けてください!」

ハウ「ちなみになんだけどー、これ二人乗りできるんだよねー」

レッド「……」

キョウヘイ「ほー?」

グリーン「つまり……」
772 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:47:45.58 ID:iJtPzS9k0
トウヤ「みなさーん、こんにちはー。サメハダー海上レースの時間だよ」

トウヤ「今日の実況は僕、トウヤがお送りします。解説にはミヅキを呼んでるよ」

ミヅキ「ミヅキで〜〜す! って、今日の実況はシルバーじゃないんですね?」

トウヤ「うん、サメハダーレースは……僕にはちょっときつそうだったから……」

トウヤ「シルバーに頼んで交代して貰ったんだよねぇ。お陰で腰を痛めずに済みそうだよ」

ミヅキ「レースの度、トウヤさんはわりとギリギリだったんですね……!」

トウヤ「あはは……ちなみに今回は、ルール無用のレースで行こうと思ってるよ。ポケモンによる妨害もオッケー」

トウヤ「でも、着ている救命胴衣だけは破かないようにねぇ」

ミヅキ「島の間にあるチェックポイントを通り、最終的にゴールへ辿りついたペアの勝利です!」

ミヅキ「今回の勝負、どちらが操縦でどちらが妨害に回るかがキモになりそうです!!」

トウヤ「それじゃあ選手紹介していこっか。みんな、おいでー」

ペア分け(操縦者・妨害の順で) 下1
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 23:52:54.82 ID:suyLkvOi0
シルバーと女装レッド
ボンジュール(笑)とヨウ
ハウとキョウ子
774 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/20(月) 23:58:09.73 ID:iJtPzS9k0
トウヤ「一組目、シルバーとレッドでーす」

シルバー「が……頑張り、ます……」

レッド「……勝つ」

トウヤ「女装の指定が無かったから女児服を着てもらったよ!! ランドセルも背負ってくれて……レッドは良い子だねぇ」

ミヅキ「し、司会の立場を乱用している!!! レッドさんも拒否しないんですね!?」

レッド「……どうせ女装なら、何着ても変わらないから……」

ミヅキ「そ、そんな……」

トウヤ「続いて、グリーンとヨウでーす」

グリーン「ボンジュール!!!!!!!!」

ヨウ「やけくそお兄さんだ!!!!!! ぼくもがんばりま〜〜〜〜す!!!!!!」

トウヤ「元気いっぱいだねぇ」

グリーン「まあな……つか、俺たち以外のチーム女装してんのやべえな」

トウヤ「あはは、言わないであげて……続いて、ハウとキョウヘイでーす」

ハウ「あはー、がんばるよー。ほどほどにねー」

キョウヘイ「なぁーーーーーーーーーーーーーんで俺も女装なんすかぁ!?!?」

トウヤ「キョウヘイにはウェイトレスさん着てもらったよー。ロリじゃなくてごめんね」

キョウヘイ「いやそれどういう謝罪っすかね!?!?!?!」
775 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 00:03:21.71 ID:48rNcLwy0
トウヤ「それじゃあ、各自位置についてー」


シルバー「……最短ルートで回ります。妨害は任せました」

レッド「任せて……頑張ろう、シルバー」

シルバー「はいっ!」

シルバー(一番の問題は……レッドさんが可愛らしい恰好をなさっているので集中できるかどうかだ……)

グリーン「よし、周りのやつらがふざけた格好してるのは気になるけどよ、俺たちも本気出すぜ」

ヨウ「いぇいいぇい〜〜〜!! 作戦はどうしますか?!!?」

グリーン「そうだな、あいつらの妨害えげつなさそうだし……漁夫の利狙ってくぞ」

ヨウ「あいあいさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

ハウ「あはー、普段はのんびり行ってるしー、レースってはじめてだー」

キョウヘイ「バンバドロレースでもレッドさんの後ろだったっすもんねえ……いけるっすか?」

ハウ「だいじょーぶー、まかせてまかせてー。おれだってがんばるよー」

キョウヘイ「……オッケー信じるっす! 俺も妨害しまくってやるっすよ……!」

ハウ「あはー、えげつなさそー」


ミヅキ「みなさんやる気満々ですね! このレース、どうなるんでしょう……!」

トウヤ「楽しみだねぇ。それじゃあ……お願いしまーす」

ジャッジ「はい! それでは位置について、用意、ドン!」パーン
776 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 00:04:19.10 ID:48rNcLwy0
今日はここまで。明日はレースから再開です。
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 00:07:25.44 ID:6QeuACqSO
乙です
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 00:08:27.28 ID:j/KfGgnV0
おつです!素直にみんな楽しそうで本当に好きなんじゃ〜〜
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/21(火) 15:05:15.52 ID:BYA2CIJX0
おークッソ懐かしいやん
久しぶりに見にきたらまだ活動してくれてたんすね
昔レッドとサカキが話してる時にパパって安価でとった記憶あるわ
780 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 22:18:07.64 ID:48rNcLwy0
いったい何年前の話を……懐かしい事を言う人がいてびっくりですね……
ちょっと遅れましたがはじめます。
781 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 22:29:16.28 ID:48rNcLwy0
キョウヘイ「前回のあらすじ! これからサメハダーレースっす!」

トウヤ「各サメハダー一斉にスタートだねぇ。これからどうなるかな」

ミヅキ「トウヤさん的に注目株は誰でしょうか?」

トウヤ「それを言うのは解説の仕事じゃないかな? そうだねぇ、レッドかなぁ……ロリだし……」

ミヅキ「ひえっ……でも推しを応援する気持ちはわかります!!!!!!!!!!」


シルバー「やはり、序盤は横並びになりますか……」

レッド「……大丈夫、引き離そう……」

シルバー「レッドさん、お願いします!」

レッド「まかせて……」ブイ


ヨウ「ひゃっほ〜〜〜〜〜〜〜!!! た〜〜のし〜〜〜〜!!!!」

グリーン「はっ、中々良いサメハダーじゃねえか! おいヨウ、楽しむのはいいけどよ、しっかり妨害しろよ!」

ヨウ「まっかせてくださいよ!! なにしよっかな〜〜」

グリーン「緊張感ねえな……逆にすげえぞ、お前」


ハウ「やっほーーーい!」

キョウヘイ「おわ〜〜〜〜〜〜!!! す、スリル満点っすねぇ!」

ハウ「そりゃねー、サメハダーだもんー。ところでー、作戦はあるのー?」

キョウヘイ「もっちろん! ま、俺に任せてくださいっすよ!」


レッドによる妨害 下1
ヨウによる妨害 下3
キョウヘイによる妨害 下5
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 22:30:56.29 ID:6QeuACqSO
緑にエーフィを全力で投げつける
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 22:32:31.82 ID:6QeuACqSO
ついでに加速
安価なら下
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 22:45:08.60 ID:5kEl8TTzO
手持ちと協力してうまい風を起こしてスカートの人達を妨害
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 22:52:47.34 ID:6QeuACqSO
人いなそうだからもっかい加速
安価だったら↓
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 22:54:22.06 ID:0VPJXKCg0
レッドの演技をして緑と銀を誘惑する
名俳優キョウヘイなら余裕だって!
787 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:03:30.86 ID:48rNcLwy0
レッド「シルバー、一瞬安定させて……」

シルバー「わかりました!」グイッ

レッド「……えいっ!!」ブンッ

エーフィ「投げつけるは悪タイプのわざーーーーっ!!!!」

グリーン「うおっ!?!? な、なんだこいつ!?」

エーフィ「こんにちは! 突然だけど推しカプ語りしていい? グリレなんだけど」

グリーン「なんだこいつ!!!!!!!!!!!!!!!」

ヨウ「わ〜〜〜グリーンさん落ち着いて!!! でも大丈夫、ルージュラ!」ポンッ

ルージュラ「じゅら〜」

ヨウ「サイコキネシスでスカートめくり!!!!!!」

ルージュラ「じゅらら〜〜」ミョンミョン

レッド「っ!?」

キョウヘイ「おわ〜〜〜やめんか〜〜〜〜!!!! オードリーヘップバーンじゃないんすよこちとら!!!」

キョウヘイ「くっ、こんなじゃ演技の調整をする隙も無いっす……声帯模写はやったことないんすよ〜〜!!」

キョウヘイ「いやなんとかなるかもしれない!! 降ろせ神を!!!! 来い演技の神!!!!!!!」

コンマが高い程妨害が上手くいく  内容によって補正あり
レッド下1(+20) ヨウ下2(+15) キョウヘイ下3(+10)
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 23:04:51.58 ID:eb2mwtWTO
がんばえ〜〜〜〜〜〜
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 23:05:19.91 ID:ScJPWxxX0
オードリーヘップバーンで草
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 23:06:36.45 ID:C3SC9oS9O
がんばれ
791 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:12:05.46 ID:48rNcLwy0
キョウヘイ「待ってあれマリリンモンローじゃないっすか?」

ハウ「そこ気にしてる場合ー???」

キョウヘイ「じゃないっすね!! えーっと声帯模写声帯模写……あーあー」

キョウヘイ『……止まって!』

シルバー「えっ」

レッド「っ、違う、今のは……」

ヨウ「今じゃいルージュラ!!!!!」

ルージュラ「じゅら〜〜!!!」

レッド「あっ」

シルバー「」バタッ

レッド「し、シルバーーーーー!!!!」


トウヤ「おおっと、ここでシルバー選手気絶しちゃったみたいだねぇ」

ミヅキ「す、水上で気絶ってやばくないですか!?」

トウヤ「ちょっと危ないね……でも、レッドなら大丈夫な気がするんだ」

ミヅキ「なるほど……ところでトウヤさん、そのカメラは……?」

トウヤ「……きみは何も見なかった。いいね?」

ミヅキ「アッハイ」
792 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:18:08.63 ID:48rNcLwy0
レッド「し、シルバー、起きて……!」

レッド「いや、その前に、サメハダー止まって、危ないから……!」

ヨウ「あれ、やりすぎちゃったかな〜〜……」

ヨウ「あの二人大丈夫ですかね、グリーンさん」

グリーン「だーーーーー!!!!!! うるせえええええ!!!!!」

エーフィ「いやほんとマジで聞いてほしいのはね? 僕がイーブイの頃から思ってたことなんだけどさあ」

グリーン「うるせえうるせえ!! わかった風に言うんじゃねえお前!!!!」

ヨウ「うわーこっちもめちゃくちゃ妨害受けてる〜〜、置き土産かなあ」

ヨウ「じゃあキョウヘイさんのスカートもめくっとこ!」

ルージュラ「じゅら〜〜」ミョンミョン

ヨウ「女装はあんまり興味なかったけど、異性装したあげく恥ずかしがってる年上はありだって気付きました!」

キョウヘイ「だ〜〜〜〜〜っなにがぷぷっぴどぅじゃ〜〜〜〜〜い!!!!!」

ハウ「うるさいよー」

キョウヘイ「ウイッス……ん、なんか変な音がするっすね……?」

アクロマ「キョウヘイくんのスカートがめくれると聞いて!!!!!」ザバアアアン

ハウ「わーー! 出てくるのはいいけどー、変な機械で変な波たてないでよー!」

キョウヘイ「出てくるのもよくねえっすよ!!!!!!!」

ヨウ「あれ、どっちの組もいなくなっちゃった……もしかしてぼく、ちょーファインプレーなのでは〜〜〜〜????」
793 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:23:03.52 ID:48rNcLwy0
エーフィ「だからさあ……ほんと僕は思うわけ、お互い素直になりゃいいのになあってさ……」

エーフィ「見てるこっちの気にもなってよ〜〜、じれったくてしかたがないっていうかさ」

グリーン「妄想をさも現実かのように話すんじゃねえ!!!!!」


ミヅキ「ヴッ」

トウヤ「わ、どうしたのミヅキ?」

ミヅキ「グリーンさんの今のお言葉、正論過ぎて腐女子の身に刺さりました……」

トウヤ「あー……」

ミヅキ「けど一言いいたい、わたしたちの眼と脳にはそうやって映ってるんですよ」

トウヤ「それはそれで心配だけどねぇ」


ヨウ「グリーンさんグリーンさん、周り見てください!!」

グリーン「あぁ!? ……って、あいつらどこいった?」

ヨウ「シルバーはぶっ倒れてハウたちはアクロマさんに追いかけられてどっかいきました!」

グリーン「ま、マジかよ……俺がこいつにキレてる間にお前……何やったんだ?」

ヨウ「スカートをめくりました!!!!!!!!!!」

グリーン「お、おお……中々やるなお前……」
794 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:27:13.02 ID:48rNcLwy0
エーフィ「いつくっつくの!? ってずっと思ってる訳こちとら」

エーフィ「こちとら三年前から思ってるわけ……だから三年間薄い本描きまくってきたんだけどさ」

グリーン「気にするな……気にするな俺……聞こえねえなにも聞こえねえ!!!!!!」

ヨウ「めっちゃ気にしてる〜〜〜!!!!! あっでもグリーンさん、もうすぐゴールですよ!」

トウヤ「おーい、こっちこっちー」

ミヅキ「あっエーフィさんものすごいバランス感覚!!」

ジャッジ「砂浜に乗り上げたらゴールになりまーす」

グリーン「よし、突っ込むぞ!」バッ

ヨウ「お〜〜〜〜〜!!!」バッ


ジャッジ「グリーンさん、ヨウさん、一位でゴール! おめでとうございまーす」

トウヤ「おめでとー、すごかったねぇ」

ミヅキ「もしかしてヨウ、二回連続で一位取ってる!?」

ヨウ「えっへっへ〜〜〜、レースの天才かも???」
795 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:32:36.49 ID:48rNcLwy0
レッド「……サメハダー、こっち!」

サメハダー「ぐおう!」バッ

ジャッジ「レッドさん、シルバーさん、二位でゴール! おめでとうございまーす」

グリーン「おうおう遅かったじゃねえか! 二番手はここで譲ってやったほうがいいかもなあ?」

ミヅキ「で、出たーッ! これが初代的ライバルムーブ!」

レッド「………ふん」

グリーン「はっ! まあ、お前も……いや、なんでもねえ。つうかよ、シルバー大丈夫か?」

レッド「いつもの……溺れないように、担いできた……」

ヨウ「ある意味ラッキーだと思うんだけどな〜〜〜」

キョウヘイ「な〜〜〜〜にもラッキーじゃないっすよぉ!!!!」

ハウ「あはー、散々な目にあったー」

キョウヘイ「ハウには悪かったと思ってるっす」

ジャッジ「ハウさん、キョウヘイさん、三位でゴール! おめでとうございまーす」

トウヤ「途中アクロマさんが来てたみたいだったけど……」

キョウヘイ「ハウのサメハダーさばきのお陰で撒けたっすよ……」

ハウ「おれも変な人に巻き込まれたくなかったからねー」
796 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:37:21.71 ID:48rNcLwy0
レッド「……エーフィ、ありがと」

エーフィ「え、もう終わり? まだ語りつくせてないんだけど……あ、レッド代わりに聞」シュウン

レッド(しまっておこう)

シルバー「……はっ、お、俺は……」

レッド「あ……おはよう、シルバー……」

シルバー「お、おはようございます……そうだ、俺はレースに……」

レッド「……負けちゃった……次、頑張ろう、ね」

シルバー「……はい、すみません。足を引っ張ってしまい……」

レッド「気にしないで……」

グリーン「おい、お前ら沈黙が多い組。こそこそ喋ってる場合じゃねえぞ」

グリーン「これから俺たちへの景品授与が行われるんだからな!」

ヨウ「わ〜いわ〜い! 何が貰えるのかな〜〜……美味しいものだといいな〜〜!!」

ジャッジ「えー、今回はですね」

下1
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 23:39:15.29 ID:6QeuACqSO
ローリングドリーマーのお食事券

ちなみにビリに罰ゲームはあります?
798 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:48:22.31 ID:48rNcLwy0
ジャッジ「こちら、マリエシティにありますローリングドリーマーのお食事券となりまーす」

ヨウ「えっっっ、あのローリングドリーマーの……!!! やった〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

グリーン「へえ、噂には聞いてたぜ。楽しんでやろうじゃねえか!」

レッド「…………」

グリーン「おうレッド、写真くらいなら土産に持ってってやってもいいぜ?」

レッド「…………」グッ

キョウヘイ「レッドさん落ち着いて!!! その拳はしまってくださいっす!!」

ジャッジ「ところで敗者への罰ゲームですが」

ハウ「えー、そんなの聞いてないよー」

キョウヘイ「そ、そうっすよぉ!! 前のバンバドロレースでは無かったじゃないっすか!!」

ハウ「うんうん、公平にするためにー、レッドにも罰ゲームを受けてもらったほうがいいよー」

レッド「……えっ」

ハウ「おれはー、どっちにしろー、最下位だったけどねー」

レッド「…………」

キョウヘイ「ねっレッドさん、俺たちは仲間っすよね……ねっ」パチッ

ハウ「わー、アイドルレベルのウインクー」

レッド「…………」

グリーン「今コイツ諦めの表情したからやってもいいぜ」

キョウヘイ「おっしゃ!!! 罰ゲーム、みんなでやれば こわくない!! ではドーン!!」

罰ゲーム 下1
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 23:50:11.32 ID:0VPJXKCg0
ミヅキが指定する相手とフィー
800 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:53:12.38 ID:48rNcLwy0
ミヅキ「……えっっっっ、そんな大役仰せつかっちゃっていいの!?!?」

ハウ「うわー、えっおれ抜けちゃだめー?」

ミヅキ「駄目だよ!!!!!!!!!!!」

ハウ「わーい力強ーい聞かなきゃよかったー」

キョウヘイ「はーあ! またこれっすよ……知ってる知ってるアクロマアクロマ」

レッド「……あの、着替えちゃ」

ミヅキ「駄目です!!!!!!!!!!!」

レッド「…………」

キョウヘイ「知ってるんすよどーせアクロマなんすよ……俺知ってるんすよ……」

ハウ「逆にー、おれの相手が誰なのか気になってきたよねー。やけくそだー」

レッド「……」
801 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/21(火) 23:57:04.07 ID:48rNcLwy0
ミヅキ「それじゃあ発表させていただきます。ごほん」

ミヅキ「まずキョウヘイさん! 相手はトウヤさんで!」

トウヤ「えっ僕!? もうしばらく出番無いと思ってのんびりしちゃってたなぁ」

キョウヘイ「うげっ……ま、また目覚めさせるんすか〜〜?」

ミヅキ「いえ、そのままで! そのままのも……またアリなので……」

トウヤ「そうなの? びっくりだなぁ……ゴチルゼルに催眠術かけてもらうところだったよ」

ミヅキ「続いてハウ!」

ハウ「なーにー?」

ミヅキ「……ヨウで!!!!」

ヨウ「え〜……ハウは年上じゃないじゃん……」

ミヅキ「だまらっしゃらっぷ!!! 今はわたしのターンなりけり!!!」

レッド(何語?)

ミヅキ「ラストにレッドさん!!!!」

レッド「」ビクッ

ミヅキ「……レッドさんは〜〜〜、う〜〜〜ん……悩む……」

ミヅキ「それじゃあ……下1で!!」

キョウヘイ「ここでまさかの安価っすか!!!」
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/21(火) 23:57:28.41 ID:iZ4urfjQO
グリーングリーン!!!
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:00:09.81 ID:Gi+73nfSO
グリレは王道だよねってエーフィが言ってた
804 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:04:53.91 ID:1ySDvQ3+0
ミヅキ「グリーンさんで!!!」

グリーン「げっ、マジかよ……」

レッド「…………」

グリーン「なんだお前その顔!! 俺だって嫌だっつーの!!!」

シルバー「……」

ミヅキ(ごめんねシルバー……わたしはその止めたいけど止める権利なんてないみたいに思ってる顔も推してるよ……)

ミヅキ「……それじゃあ! 順繰りにお願いします! 安心してほしいのは、わたしのハードルがめちゃ低いってことです」

キョウヘイ「まあ、さっきの幼女先輩よりはマシ感あるっすね……」

ミヅキ「それじゃあわたしが興奮で「てえてえ……」って言うまで続けてもらうってことで」

トウヤ「え、大丈夫?一瞬で終わらない?」

ミヅキ「まーかせてください! コンマを取るみなさんの運によってはいっぱいフィーしてもらいますので!」

キョウヘイ「メタいメタい!! さっきからメッタメタっすよミヅキ!!」
805 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:10:28.80 ID:1ySDvQ3+0
ミヅキ「それでは、どぞっ」

キョウヘイ「どぞって言われても……みたいなところあるっすよねえ」

トウヤ「そうだねぇ……あ、その服似合ってるね?」

キョウヘイ「疑問形で言うっすかそれ!? もう一回チャンスをあげるっすよ……俺にこの服は似合っている?」

トウヤ「そんなアキネイターみたいに聞かなくても……うん、似合ってるよ」

キョウヘイ「ファイナルアンサー?」

トウヤ「ふぁ、ファイナルアンサー!」

キョウヘイ「……………………せいか〜〜〜い!! 俺はスーパーイケメン俳優なので何でも似合っちゃうんすよね〜〜!!」

トウヤ「うんうん、よかったねぇ」ナデナデ

キョウヘイ「……と、トウヤさ〜〜ん、違うんすよぉ、そういうアレじゃないんすよ〜〜!」

ミヅキ「……」

直下コンマが10以下ならてえてらない
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:11:20.78 ID:3Qm7S+FwO
てえてえしろ
807 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:15:51.19 ID:1ySDvQ3+0
ミヅキ「てえてえっ!!!!!!!!!!」オガミッッッ

キョウヘイ「うおっ思いの外力強いのきたっすね!?」

ミヅキ「は〜〜〜〜〜、先輩後輩最高では……? ちょっと一回死にます……生き返りました」

トウヤ「わあ、復活が速いねぇ」

ミヅキ「キョウヘイさんめっっっっっっちゃ似合ってます……」

キョウヘイ「え、あざ〜〜っす! まあどうせならウェイターとかのが着たいっすけどね……」

ミヅキ「それもそれで……」オガミ

トウヤ「すごいねぇキョウヘイ、いつの間に神様になったの?」

キョウヘイ「ははは、俺が神様なら拝まれる状況をまず作ってないっすよ」

ミヅキ「きゅ、急なイッシュジョーク〜〜〜〜!!!」
808 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:20:04.16 ID:1ySDvQ3+0
ミヅキ「続いてグリーンさんレッドさん……お願いしまっ」

レッド「……」

グリーン「はあ……おいレッド、なんかやんねえと終わらねえぞ」

レッド「……」

グリーン「ったくよお……ところでお前、その服だけどよ……」

グリーン「……丈はいいと思うぜ、俺」

レッド「…………」

グリーン「お前やめろその顔!! 見た目小学生にやられると……ジムリーダーとして心苦しくなるっつうの!!」

レッド「ばーか……」

グリーン「あとお前それしか語彙無いのなんとかしろよ!!」

レッド「緑にしか言わないから……いいもん」

グリーン「はあ……よくねえっつうの、馬鹿」

ミヅキ「…………」

直下コンマ10以下でてえてらない 高い程めちゃくちゃてえてえする
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:21:26.33 ID:q9sMR5Ln0
うひょ〜〜〜〜〜〜
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:24:02.71 ID:b80EkLVH0
ゾロ目ってことはめっちゃすごいんじゃ……
811 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:24:06.18 ID:1ySDvQ3+0
ミヅキ「てっ……てえてえ……」

レッド「……言った」

グリーン「びっくりするくらい噛み締めてんな」

ミヅキ「いやもう……こちらから言う事は何もないです……」

ミヅキ「ただ単に……ありがとう……感謝……っ!」

レッド(急に債務者みたいになっちゃった……)

グリーン「つってもよ、特になんかしたか?」

レッド「んー……わりと、いつも通り……」

グリーン「だよなあ。何が良かったんだか」

ミヅキ「はーーーーーーーーっ(クソデカため息)(膝を着く)(頭を抱える)(起き上がる)」
812 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:28:41.70 ID:1ySDvQ3+0
ヨウ「……ハウ、ハウやばいよ〜〜」

ハウ「なにがー?」

ヨウ「今までの二人、プロだよ!? ぼくたちで満足してもらえるかな〜〜」

ハウ「ヨウ、謎にエンターテイナー気質だよねー。っていうかプロってなにー?」

ヨウ「……あれプロの所業じゃない?」

ハウ「鬼の所業みたいに言わないでー。でもー、慣れてるってのはわかるかなー」

ヨウ「何か作戦を立てよう! なにか……すごいの……」

ハウ「いいけどー、おれにもしたくないことはあるからねー」

ヨウ「だーいじょーうぶ! ミヅキちょろいから!」

フィーっぽく見せる作戦 下1
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:32:49.06 ID:3Qm7S+FwO
ラッキースケベ
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:33:39.54 ID:b80EkLVH0
お姫様だっこ
815 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:37:13.82 ID:1ySDvQ3+0
ヨウ「ここでぼくは急に名探偵になります」

ハウ「どうぞー」

ヨウ「一番最初のトウヤさんとキョウヘイさん! 二人は先輩後輩のさりげない会話を演出し、てえてらせた」

ヨウ「そして次にグリーンさんとレッドさん! 二人もまた……さりげないフィーでてえてらせた」

ヨウ「つまり、ぼくらに必要なのはさりげなさ……つまりラッキースケベなんじゃないかな!?」

ハウ「迷探偵の間違いだったみたいだねー、お疲れ様でしたー」

ヨウ「終わってな〜〜〜い!! ハウまだ終わってないよ〜〜!!」

ヨウ「大丈夫、ミヅキめっちゃチョロいからぎゅーってすればいけるって!」

ハウ「うーん、それくらいならいいかなー」

ヨウ「よし、作戦開始!!」


ミヅキ「それじゃ、二人ともやってみて!」

ヨウ「うん!」ダッ

ハウ「あ、ここに曲がり角があるって設定ねー」

ミヅキ「? わかった!」
816 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:41:23.48 ID:1ySDvQ3+0
ハウ「……あーひまだなーまらさだたべたいなー」トコトコ

ヨウ「あ〜〜〜っ急がないとシロナさんのサイン会に間に合わない〜〜!」ダッ

ハウ「わー」ドン

ヨウ「わ〜〜〜!!! あれっ!?」ドンッ コロコロ

ハウ「あわわわ……ヨウー、今のは勢いつけ過ぎだよー」

ヨウ「えっへへ、スピード出しすぎちゃった! 作戦失敗だね〜」

ハウ「そーだねー、でもちょっと面白かったからいーんじゃないー?」

ヨウ「確かに確かに! これ、坂になってる野原とかでやったら楽しいんじゃない!?」

ハウ「いいかもー、今度はそれであそぼー」

ヨウ「いえーいっ、決まり! ころころ大会楽しみだな〜〜!」

ミヅキ「…………」

15以下でてえてえする ゾロ目だと仲間に入りたくなる

817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 00:45:05.64 ID:q9sMR5Ln0
アローラ
818 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:45:44.66 ID:1ySDvQ3+0
あっまて急にハードル上がりすぎでは?普通に以上の間違いでした
819 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:49:37.67 ID:1ySDvQ3+0
ミヅキ「……てえてえよお……」オガミ

ヨウ「あれ? 見てハウ、てえてってる!」

ハウ「てえてってるってのはわからないけどー、合格したんならよかったー」

ヨウ「やっぱり作戦勝ちかな〜〜」

ハウ「作戦は失敗してたけどねー」

ミヅキ「アリだなぁ……なんていうか……ガッツリ他のカプ見た後に見て心をリセットしたい……」

ハウ「よくわかんないけどー、料理みたいに言われるとなんかやだなー」

ヨウ「……おなかすいてきたなー」

ミヅキ「まさか、こんな身近にてえてえ存在がいたとは 不覚ッ!!!!!」

ヨウ「ねえねえご飯にしない〜〜? ぼくおなかすいた!」

ハウ「おれもー」
820 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 00:50:24.11 ID:1ySDvQ3+0
今日はここまで。明日はちょっと遅めの時間から更新です。
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 01:00:16.68 ID:FvD4a+SX0
かわいいかわいいかんわいい、乙です
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 07:43:33.50 ID:ukKAt5rkO
荒んだ心にてえてえ
てえてえ
823 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 22:38:55.77 ID:1ySDvQ3+0
はじめます。
824 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 22:44:11.25 ID:1ySDvQ3+0
キョウヘイ「前回のあらすじ、サメハダーレースっす!」

ヨウ「ぼくとグリーンさんが勝ちました〜!」

グリーン「余裕だったな!」

キョウヘイ「……罰ゲームのせいでミヅキ死んでるっすけど」

ミヅキ「わが生涯に一片の悔いなし」

レッド「……ミヅキ、起きてー……」

ミヅキ「ハイ」

シルバー「……ええと、次はどこへ行くんでしたっけ」

トウヤ「確か、この先に花園があるんだったよね?」

ハウ「そうだよー、ウラウラの花園はねー、結構気に入るとおもうなー」

レッド「……楽しみ」
825 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 22:49:31.88 ID:1ySDvQ3+0
〜ウラウラの花園〜

レッド「……!」

キョウヘイ「おわ〜、見事な花畑っすねぇ! 真っ赤っすよ真っ赤」

トウヤ「霧がかってるのもあって、なんだかミステリアスな雰囲気だねぇ」

レッド「……綺麗」

シルバー「……そうですね」

ミヅキ「オアッ!!!! 死、そして復活」

ハウ「ミヅキもー、生き返るの早くなってきたねー。最初はあんなにうるさかったのにー」

ミヅキ「本当は毎回カーニバルしたいくらいだよ!?!?」

グリーン「つーか、本当に赤い花しかねえな……ちょっと居心地わりいぜ」

キョウヘイ「謎の感覚っすねぇ……タイプ相性的なあれっすかね?」

ヨウ「あ! っていうか写真撮りましょうよ、花園ですよ!?!?」

ヨウ「赤い花畑なのでレッドさん! あと誰かもう一人くらいモデルほしいな〜」

もう一人 下1
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:50:23.13 ID:72QmCfJPO
赤い帽子かぶってるミヅキ
827 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 22:55:25.64 ID:1ySDvQ3+0
ヨウ「あ、ミヅキにしよ!」

ミヅキ「えっ、わたし!? なんかもうちょっとさ……ね……?」

ヨウ「だって、ミヅキの帽子も赤いしさ〜! それに、あんまりミヅキの写真って撮ってないなって!」

レッド「……ミヅキ、僕とじゃ、嫌……?」

ミヅキ「全然嫌じゃないです!!!! よろしくお願いします!!!」

ヨウ「よーし! これでモデルは確保〜!」

レッド「……それじゃあ、カメラ、お願いします……」

ヨウ「は〜〜い、受け取りました!」

ミヅキ「わ〜〜〜、自分が対象になるのってあんまりないから緊張する〜〜!」

レッド「りらっくす……ええと、どんな感じにすればいい……?」

ヨウ「そうだな〜〜、せっかくの霧と花畑だし……う〜ん……」

どんな感じで撮るか 下1
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 22:58:00.72 ID:Gi+73nfSO
レッドが女装して百合風がいいってブラッキーが言ってた
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 23:01:10.59 ID:TJiInpChO
久しぶりのブラ
830 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 23:07:31.16 ID:1ySDvQ3+0
ブラッキー「レッドが女装して百合風がいい!!!!!!!!!!!」

ヨウ「ほんとだ〜〜〜、ブラッキーが言ってる!」

レッド「……ミヅキ、それでいい……?」

ミヅキ「だいじょ〜〜ぶです! ……何の服着るんですか?」

レッド「どうしよう……」

ミヅキ「決まってないならわたしに選ばせてくださ〜い! これとかどうでしょ!?」

レッド「……これ、どこかで見たことある……」

ミヅキ「ウルトラ版でのわたしの服です! 麦わら帽子可愛いですよね〜〜」

レッド(まぁそれを着るのは僕なんですけど……)

ミヅキ「ぜっっっっったい似合いますから……」

レッド「……わかった、ありがとう……」
831 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 23:16:25.72 ID:1ySDvQ3+0
レッド「……着ました」

ミヅキ「あ〜〜〜〜元気っ子感のある服なのにレッドさんが着ると落ち着いて見えるぅ〜〜〜!!」

キョウヘイ「お、今日も女装が冴えてるっすね〜〜……すごい南国っすね」

グリーン「へえ、いいんじゃねえの。なんかもう違和感なくなっちまったな」

トウヤ「衣装指定されるとき、レッドは大抵女装だしねぇ」

シルバー「と、とてもお似合いですっ!!」

レッド「ありがと……」

ヨウ「え〜〜と百合風だから……とりあえず向かい合って手を合わせて……耽美に生きて!!」

キョウヘイ「どういう指示っすか???」

ミヅキ「わたしは耽美なフィー本も読むのでいける!! レッドさん、こうです!!」

レッド「こ、こう……?」

ヨウ「あ〜〜〜いいよいいよ百合咲いてるよ〜〜〜!!」パシャパシャ

ハウ「ヨウってー、人の写真撮る時ー、ちょっとオッサンっぽくなるんだよねー」

トウヤ「ベテラン感あっていいんじゃないかなぁ」
832 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 23:25:08.03 ID:1ySDvQ3+0
ヨウ「……ふ〜〜〜、いい仕事したぁ! アップロードしま〜す」

トウヤ「あっいいね……」ポチ

キョウヘイ「早いっすね相変わらず!」

シルバー「はぁ…………」ポチ

ハウ「シルバーやばいよー、ミヅキがうつってきてるー」

ヨウ「人はそれを限界オタクムーブといいます」

グリーン「……これレッドか???」

ミヅキ「見せてください見せてください!! えっ百合じゃん……」

レッド「…………」

ブラッキー「ありがてえ……ありがてえだよ…………」

レッド(ヨウ、写真すごい上手いなあ……)
833 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 23:36:37.33 ID:1ySDvQ3+0
レッド「……せっかくだから、ポケモンゲットしたい……」

ミヅキ「いいですね! あっもう少しその恰好でいてもらっていいですか……」

レッド「……わかった」

グリーン「いいのかよ」

レッド「慣れた……」

シルバー「……」

キョウヘイ「最近のシルバーアレっすよね、静かに噛み締めるっすよね」

シルバー「倒れていたらその間レッドさんを見られないと気付いたので……」

キョウヘイ(こ、こいつ……ガチの眼だ……ッ!)

ハウ「ここー、色んなポケモンがいるんだよー」

ミヅキ「オドリドリがいたらいいですね〜〜、真っ赤でフラメンコ! してるんですよ!」ビシッ

レッド(ミヅキの謎ポーズはなんだろう……あっフラメンコか)

下1コンマ1〜50でオドリドリ 51〜60でロゼリア 61〜70でアブリボン 71〜80でダブラン 81〜99で書いてあるポケモン
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/22(水) 23:37:17.14 ID:rURtPRZWO
えい
835 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 23:45:41.47 ID:1ySDvQ3+0
オドリドリ「ぴいっ!」ビシッ

レッド「! この子……!」

ミヅキ「あ、オドリドリです!」

レッド「……ピカチュウ、倒さない程度の電撃……!」ポーン

ピカチュウ「ぴっ!」ビリッ

オドリドリ「ぴいいっ!?」フラ

レッド(フラフラのフラメンコ……)シュッ

オドリドリ「ぴい〜……」ヴッ ヴッ ヴッ カチッ

レッド「……オドリドリ、ゲットだぜ……!」

グリーン「どれどれ? ほー、吸う蜜によってタイプが変わるんだな……面白いポケモンだな」

レッド「……勝手に図鑑登録しないで……」

グリーン「いいだろ、どうせお前図鑑使ってねえんだろ? ジジイが寂しがってたぜ」

レッド「…………」
836 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 23:49:44.11 ID:1ySDvQ3+0
レッド「……とりあえず、えい」ポーン

オドリドリ「ぴいっ!」ビシッ

レッド「……よろしくね、オドリドリ……」

オドリドリ「ぴい〜っ!」ビシッ

レッド(……羽、すごい真っ赤……ちょっと親近感)

オドリドリ「ぴい?」ビシッ

レッド「……」ビシッ

オドリドリ「ぴ〜〜〜!」

シルバー「…………」グッ

キョウヘイ「し、シルバー……!」

シルバー「はあ……」

ミヅキ「わかるよ…………」
837 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/22(水) 23:57:05.75 ID:1ySDvQ3+0
レッド「……この後、どうするの……?」

オドリドリ「ぴぴっ」

レッド「……あとで、特訓しようね……」シュウン

キョウヘイ「こうしてまたつよつよポケモンが生まれるのであった……」

ミヅキ「えっと、17番道路を通ってポータウンに行くんですけど〜……」

ヨウ「……びっくりしないでくださいね!」

キョウヘイ「えっどういうフリっすか!?」

トウヤ「びっくりしそうな町ってなんだろうねぇ……」

グリーン「ま、大丈夫だろ。シオンタウンみてえな町じゃなけりゃな……」

レッド(そういう感じはしないけど……)
838 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:04:10.94 ID:GY2vODkj0

〜17番道路〜

ミヅキ「あ、そういえばここにも交番があるんですよ!」

シルバー「交番ですか……何か騒がしいですね」

レッド「? ……こんにちは……」

警官「おや、君たちはトレーナーかい? 少し手伝ってほしいことがあるんだ」

キョウヘイ「ほー、子供に助けを求めるほどの緊急事態っすか?」

トウヤ「こらこら……何があったんですか?」

警官「それがですね……凶悪メタモンが逃げ出しまして」

レッド「……メタモン?」

グリーン「字面だとあんま凶悪じゃねえけどな」

警官「それがですね、人に変身して悪戯をするメタモンなのですよ……」

キョウヘイ「なるほどっすね……もしそれがレッドさんに変身したりしたら……」

シルバー「天国では……?」

ミヅキ「わかる」

トウヤ「わぁ素直」
839 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:10:53.74 ID:GY2vODkj0
警官「この辺りにいるらしいから……どうにか捕まえてくれないか?」

レッド「……わかりました」

キョウヘイ「即答っすか! いやまあいいっすけど」

トウヤ「そうだねぇ、野放しにしておくには危ないからね」

シルバー「……どうやって捕まえましょうか」

グリーン「とにかくその辺りうろついてみるしかねえだろ」

ミヅキ「同じ人が二人いたらどっちかがメタモンってことですね!」

ヨウ「は〜〜〜〜ちょっと楽しくなってきちゃった」

ハウ「危ないのにねー、でもちょっとわかっちゃうなー」

直下コンマ
0〜10でレッド 11〜20でキョウヘイ で上からセリフ順 81〜99はレスに書いてある人
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 00:11:37.19 ID:u8eUBuNbO
アクロマ
841 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:15:52.48 ID:GY2vODkj0
レッド「……うろついてみたけど……」

グリーン「元々の人数が多いからわかんねえな」

トウヤ「そうだねぇ……点呼でも取ろうか。レッド―」

レッド「はい……」

トウヤ「キョウヘイー」

キョウヘイ「はい!」

キョウヘイ「いるっすよー!」

キョウヘイ「「……ん!?」」

トウヤ「わぁ」

シルバー「……本当に、瓜二つで……どっちがどっちでしょう」

ミヅキ「つまりトウキョウのキョウヘイさんとアクキョウのキョウヘイさんということで」

キョウヘイ1「いや違うっすからね!?」

キョウヘイ2「てか名前!! 数字で分けないでほしいんすけど!? なんで俺が2なんすかー!!」

レッド「……あわ」

グリーン「おい、そろそろどうにかしねえとこいつが脳筋みてえなこと言い出すぞ!」

ハウ「どーやったら見分けられるかなー」

下1
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 00:19:49.79 ID:ZTpRve/bO
アクロマのことどう思ってるか聞く
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 00:20:32.44 ID:hZl1T9Sb0
キョウヘイとのフィーを謝礼にアクロマに助けてもらう
844 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:25:46.13 ID:GY2vODkj0
ミヅキ「では僭越ながらわたしが……アクロマさんのことどう思ってますか?」

トウヤ「あ、公平にするためにフリップで回答してもらおうかな」

キョウヘイ1「いや何でそんなに準備いいんすか??」

キョウヘイ2「俺をクイズ番組みたいにしないでほしいんすけど〜〜〜!!」

ヨウ「じゃあぼく間で衝立係しま〜〜〜す!! 踊っちゃお」

レッド「あわ……」ポーン

オドリドリ「ぴぴ!」ビシッ

キョウヘイ1「いや間でフラメンコされたら普通に気が散るんすけども」

キョウヘイ2「メタモンって思考もコピーされるんすかね? 俺全く同じこと考えてるっす」

グリーン「まあ当たり前のことだからな……で、書けたのか?」

ミヅキ「それではお互い同時にオープンしてみましょう!!」
845 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:31:21.50 ID:GY2vODkj0
ミヅキ「それではご自分の答えを読んでください!」

キョウヘイ1「……変なやつっすよ。好きでも嫌いでもないっすけど」

キョウヘイ2「馬鹿っすね! でも悪い奴じゃない……んすかね〜」

ミヅキ「ぶっちゃけどっちの解釈をしてもアクキョウは最高なんだよな〜〜〜!!!!!!」

レッド「……」グッ

グリーン「おい早くどっちか決めろ!! こいつが拳を固め始めたぞ!!」

キョウヘイ1「へっ!? ちょ、流石に殴られたくはないっすよ!!」

キョウヘイ2「レッドさん、みねうちならいいってわけじゃないっすからね!?」

レッド「…………」

シルバー「れ、レッドさんが混乱してしまう……こ、ここは……」

シルバー「……トウヤさん、どちらが本物だと思いますか?」

トウヤ「うん、そうだねぇ……」ジッ
846 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:37:26.44 ID:GY2vODkj0
トウヤ「多分……こっちがメタモン、かな?」ポン

キョウヘイ1「! ……まさか、こう簡単にバレるとは思わなかったっすよ」

キョウヘイ2「さっすがトウヤさんっす〜〜〜〜!!! ってか、本物ってわかったんならこの2どうにかしてほしいんすけど!!」

キョウヘイ(メ)「これでいいっすか? あーあ、情報が全く無い割には良い答えを出したと思うんすけどねぇ」

シルバー「……確かに、印象を聞かれるということは多少変わり者である確率は高いですし」

グリーン「こいつがいいそうなどっちつかずの言葉を選んだってことか」

キョウヘイ(メ)「その通りっす! 記憶はないっすけど、思考能力は変身先に依存っすからね」

キョウヘイ「くっそ〜〜〜、俺の頭が良いばっかりに……! 流石俺っすね!!」

キョウヘイ(メ)「ほんとっすよ〜〜〜!! ……そんな人間をこっそり乗っ取れたら最高だったんすけどねぇ?」ニッ

ミヅキ「う、ウワーーーーーーー!!!!! 悪い笑み!!!!!!!! 最高です!!!!!!!!」

キョウヘイ「や、やめてくださいっすよその顔!! 俺最近爽やか俳優で売り出してるんすから!!」

グリーン「さわやか?」

トウヤ「キョウヘイが?」

キョウヘイ「トウヤさんまで!? えっ酷くないっすか流石に!?!?」
847 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:44:32.42 ID:GY2vODkj0
キョウヘイ(メ)「ま、ばれてしまったものは仕方がないっす! ここは一旦逃げ出させてもらうっすよ」

キョウヘイ(メ)「逃げ足の速さなら自信があるっすからね! 逃げるが勝ちっす〜〜!!」ダッ

キョウヘイ「させるか〜〜〜〜〜!!! いけっレッドさん! あの逃げる俺をぶん殴っちゃってくださいっす!」

レッド「あっちが偽物……! 殴る!!」

キョウヘイ(メ)「わ〜〜〜!? なんかこの人間めっちゃ早いんすけどぐえっ」バタッ

メタモン「……めた〜〜〜」キュウ

レッド「……よかった、本当に偽物で……」

グリーン「お前今本気で殴ったな?」

キョウヘイ「ひえ〜〜〜〜っ偽物でよかったっす……HPガッて減るの見えたっすよ……」

シルバー「……よかったです。流石ですね」

トウヤ「あはは、伊達に先輩やってないからねぇ」

ミヅキ「ヴォアッ!! そして復活。おはよう世界」
848 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:47:22.22 ID:GY2vODkj0
レッド「……メタモン、逮捕……」ガシッ

メタモン「めた〜〜〜……」

キョウヘイ「にしても、今回は普通に見抜けたっすけども。人間乗っ取る気ってのは普通に怖いっすね?」

トウヤ「そうだねぇ。もしキョウヘイが乗っ取られてたら……」

キョウヘイ「少なくとも、経済界は大混乱っすね」

レッド「……影響力……」

グリーン「ま、俺かレッドでもだいぶ危なかったけどな……物理的によ」

ヨウ「レッドさんとレッドさんの戦い、怪獣大決戦って感じでかっこい〜〜〜〜!!」

ハウ「あはー、ヨウが失礼なこと言ってごめんねー」

レッド(怪獣大決戦!?)

グリーン「まあ間違ってないからいいんじゃねえか?」

シルバー「とりあえず、このメタモンは交番に突き出してしまいましょう」
849 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:53:07.36 ID:GY2vODkj0
ミヅキ「は〜〜〜危なかった……えっちょっとまって、キョウキョウ……?」

ヨウ「待ってミヅキ! こないだ「同キャラカプは流石に理解できない」とか言ってたばっかじゃん!!」

ミヅキ「ハッ!!! 危ない、一瞬の供給で生き方を歪めてしまうところだった……」

レッド(何語を話してるんだろう)

グリーン「つーか、最近はこんなポケモンもいるんだな」

トウヤ「人間になり替わろうって時点でたいぶ知能犯だよねぇ」

シルバー「……治安が悪いといいますか、なんというか」

ミヅキ「うーん、でもポータウン近くだからな〜」

ヨウ「ありえるっちゃ〜ありえるんですよね〜」

ハウ「ちなみにー、あれがポータウンだよー」

レッド「……あの、壁……町を囲ってたんだ……」

キョウヘイ「流行りのあれっすか? 巨人のアレっすか?」
850 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/23(木) 00:53:38.86 ID:GY2vODkj0
今日はここまで。明日はお休みです。
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 00:54:29.49 ID:mHnB6riUO
乙です
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 00:55:29.68 ID:53cCvHUB0
乙です!!!!!!!!!!!!!!!!!
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 00:59:06.19 ID:f2bHbdRSO
乙です。
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 01:03:56.29 ID:BXhzrk4Z0
おつです~~~~~
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 23:59:03.77 ID:98gtvcoZ0
明日って今日だったか
856 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:01:43.59 ID:NUDEueT90
はじめます
857 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:09:38.68 ID:NUDEueT90
〜交番〜

レッド「……捕まえました」

メタモン「めた〜〜」ムスッ

警官「おお、ありがとう! 助かった!」

警官「これで先輩に押し付けられた仕事が終わったよ……」

ミヅキ「先輩? あ、そういえばここの交番って……」

シルバー「……その方は、いまどこに?」

警官「ポータウンの方を見回ってくるって言っていたよ」

キョウヘイ「ほーん……ま、どのみちそっちの方行くんなら会えるんすかね?」

レッド「……とりあえず、行ってみる……」

ハウ「はーい、それじゃあごあんなーい」
858 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:15:05.02 ID:NUDEueT90

〜ポータウン〜

レッド「…………わあ」

キョウヘイ「雨やっっっばいんすけど!? しかも治安なんすかこれ!!」

トウヤ「落書きだらけだねぇ……ドーブルでもいるのかな?」

グリーン「いやどう見ても違うだろ……よくいるチンピラが描いたいたずら書きじゃねえのか?」

シルバー「……特に意味のあるものには見えませんしね」

グリーン「ったくよ、こういうのは消すのめんどくせえんだよな」

ミヅキ「へ〜〜、そうなんですね! って、なんで知ってるんですか??」

グリーン「俺だってジムリーダーだからな。町の清掃には参加してんだよ」

ヨウ「え〜〜〜! でも確かに、向こうの新聞(地域コラム)とかで良く見ますね! ジムリーダーの掃除!!」

レッド(そうなんだ……)

ハウ「まー、ここの落書きはー、確かにチンピラが描いたようなもんだよねー」
859 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:19:29.76 ID:NUDEueT90
レッド(……なんか聞こえる)

元スカル団員「」ズンチャズンチャ

キョウヘイ「うわーーー!!!! チンピラだ!!!!!!!」

トウヤ「すごい、今でもラジカセ担いだチンピラって存在するんだねぇ……!」

シルバー「どうして少し興奮しているんですか……」

グリーン「いやまあレアっちゃレアだよな、テンプレすぎてよ」

ミヅキ「あ! 元スカル団の人!」

元スカル団「何しに来たんだお子様! あぶねぇぞここはこのザマ! 足踏み入れりゃ消える音沙汰!」ズンチャズンチャ

レッド(えっ早口 なに?)

キョウヘイ「しかもラップバトルしかけてきたっすよ!?」

トウヤ「いや、別にバトルはしかけてないんじゃないかなぁ」

グリーン「とりあえず誰か受けてたってやったらどうだ?」

ミヅキ「ラップバトルをですか!? うお〜〜〜〜語彙が試される……」

ラップバトルする人 下1(強さはコンマ)
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 22:21:32.97 ID:Pf6NLjRSO
チャラ男で(アクロマと)リア充の俳優・キョウヘイ
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 22:24:10.94 ID:NIWJGFkr0
コンマ97……さすがキョウヘイ
862 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:28:53.84 ID:NUDEueT90
トウヤ「よーし、キョウヘイ頑張って」

キョウヘイ「ええ!? 俺っすか!?」

レッド「……確かに、キョウヘイならいけそう……」

シルバー「レッドさんの言いたい事もわからなくはないです」

グリーン「単にチャラいしな」

キョウヘイ「さ、散々なことを〜〜〜〜!!!! いいっすよ、俺に任せなさいっす!!」

キョウヘイ「……97レベルのラップ見せてやるっすよ! という訳で一旦中略入ります☆」パチッ

〜中略〜

元スカル団「こりゃもう退散! 即座に降参! 俺たち泣きつくおとうさ〜〜〜ん!!!」ダッ

キョウヘイ「どーだ! これが天才俳優の力っすよ!!!」ドヤァ

レッド「す、すごかった……」

レッド(すごくて何を言っているのか全く理解できなかった)

ミヅキ「え〜〜〜〜〜???? 推しのラップがヤバい」

ヨウ「これはポケモシスマイク……」

ハウ「すごいなー、さすがキョウヘイー。見た目にそぐわぬ実力、ってやつだー」

キョウヘイ「それ軽くディスってません???」
863 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:35:24.43 ID:NUDEueT90
レッド「……ところで、今の人、なに……?」

シルバー「元スカル団、と言ってましたが」

ミヅキ「はい! まあ……アローラで悪い事してた連中です。見た目通り、チンピラの集まりなんですけど……」

ヨウ「悪いことしてるけど、根は悪い奴らじゃなさそ〜なんですよね〜〜〜。若さ故の過ち、かな……」

グリーン「ガキがなに言ってんだ……」

トウヤ(って言ってるグリーンもまだ13歳なんだよね……)シミジミ

レッド「でも、元……なの?」

ミヅキ「解散したんですよね〜〜、ボスの人がそう宣言して……」

シルバー「……そうなんですか。それで、まだその残党がたむろしていると?」

ヨウ「そうっちゃそうかな〜〜。行く当てがないからって、ずっとここにいるんですよね〜〜」

シルバー「……」
864 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:41:35.03 ID:NUDEueT90
レッド「……それを見張るために、警察の人が、きてるの……?」

ミヅキ「そうだと思います! クチナシさん、なんだかんだいってちゃんとしてるし……」

レッド「……クチナシ、さん……?」

ミヅキ「さっき言ってた警察の人です! それで……この島のしまキングでもある人なんですよ!」

レッド「!」

ヨウ「それで気だるげ系おじさんなので最高なんですよ〜〜!! でも人情のある感じ……最高で……」

ハウ「ヨウはー、この話題になるとー、最高しか言わなくなるんだよー」

レッド「そうなんだ……」

キョウヘイ「ていうか、警察の人が来てるっていうのにこのありさまなんすね……」

トウヤ「だいぶ荒れ放題だよねぇ」

ミヅキ「まぁわりと大きな組織でしたし……こうやって見張りながら、更生の道を探してるみたいですよ」

グリーン「……すげえな。よくやるぜ、その人も……」
865 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:50:29.33 ID:NUDEueT90
ミヅキ「多分、こうやって話してたらその内……」

クチナシ「おじさんが現れる、ってか。期待されたもんだな、おれも……って、だいぶ賑やかになっちゃってまぁ」

クチナシ「しかも子供ばっかりときた。一応、ここは治安悪いから閉じてたのになあ……」

ミヅキ「あ、やっぱりクチナシさん! ここにいると思ってきちゃいました〜」

ヨウ「あ……推し……すこだ……」

ハウ「あーあー、限界オタクになっちゃったー」

クチナシ「で、そっちの兄ちゃんたちは何しに来た? わざわざ観光に来る場所じゃないでしょ」

レッド「……島巡り、です……」

クチナシ「ああ、そういう……おじさん、今日は見回りで疲れてるんだけどなあ」

レッド「……」

クチナシ「……冗談、だからその目やめてくれや。おじさんにはちょっとハードすぎるっての」

グリーン(……このおっさん、よくレッドが無理矢理にでもバトルにもってこうとしてるってわかったな)
866 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 22:57:25.05 ID:NUDEueT90
シルバー「……あの」

クチナシ「ん? なんだよ、赤髪の兄ちゃん……って、お前」

シルバー「……父に、これをクチナシという人に渡してほしいと」

クチナシ「あいつ……子供使わず直接渡しに来ればいいのにさぁ、おれが断れないと思ってこういうことすんだよなあ」

キョウヘイ(い、良い人がにじみ出てる系の人っすね……)

クチナシ「はい、受け取りましたよっと……あー、父ちゃん元気?」

シルバー「元気です。腹が立つほど」

クチナシ「あ、そう……ちょっと前、またなんか企んでたって聞いたからさぁ、気になってたのよ」

クチナシ「ハンサムの奴が手ぇ回してたって聞いたから、首は突っ込まなかったけど」

シルバー「……」

クチナシ「……ま、あいつの話はよそうや。ともかく、受け取ったっつときな。中身については聞いてる?」

シルバー「いえ、何も」

クチナシ「やだねぇ、何が入ってるんだか……おじさん怖いからさぁ、ここで開けさせてもらうよ」ガサゴソ

レッド「……何だろ……」

キョウヘイ「じ、事後承諾ゥ〜〜〜!!! っていうかレッドさんは普通に覗き込むんじゃありません! っす!」

トウヤ「もしかしたら危ない物かもしれないしねぇ……」

クチナシ「はは、そんときゃおじさんがどーにかするから。さーて、中身は……」

クチナシへの届け物の中身 下1
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 22:59:52.73 ID:NIWJGFkr0
ロリレッド写真集(トウヤすら持ってないレア物)
868 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:05:13.25 ID:NUDEueT90
クチナシ「何だこれ、本? ……って、いや、何これ?」

レッド「……………………」

キョウヘイ「……レッドさんからなんかやべーオーラ出てるんすけど」

トウヤ「え、何が入ってたの……? って、あ、そ、それ……!!!!!」

クチナシ「なんだ大きめの兄ちゃん、なんか知ってんのかね」

トウヤ「RK団によって(盗み)撮られたロリレッド写真集限定版ッ……!!! 僕でも持ってない超レアものだよ!!!!」

シルバー「えっ」

グリーン「あ?」

ミヅキ「」ガタッ

ヨウ「」ガタッ

ハウ「世も末だー」

レッド(全くだ……)
869 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:11:39.62 ID:NUDEueT90
クチナシ「ん? ああ、これ誰かと思ったら赤い帽子の兄ちゃんか。帽子で顔が見えにくいからわからなかったな」

レッド「…………」

クチナシ「おじさん、最近の子の流行とかわかんないんだけど。好きでやってんの?」

レッド「違います」キッパリ

キョウヘイ「れ、レッドさんらしからぬ通った声……よっぽど主張したかったんすね……」

トウヤ「大抵僕のお願いとかで着てもらってるからねぇ」

クチナシ「ほー、兄ちゃんも大変だなぁ。しかも、こんな本送ってくんのがロケット団のボスときた……ん?」

クチナシ「もしかして……ああ、レッドって。そーか、どっかで聞いたことある名前だと思ったら……」

レッド「……?」

クチナシ「いやね、ちょっとおじさんもびっくりしただけ。んで、島巡りしてんだっけ?」

レッド「……」コク

クチナシ「なるほどね。これをあいつからのメッセージと取るべきか、単に趣味の押し付けをされたと取るべきか。どうするかなあ」

キョウヘイ「十中八九後者だと思うっすけどね……」

クチナシ「サカキがロリコンっての、下っ端が流した単なるうわさだと思ってたんだけどなぁ」

レッド(とりあえず帰ったらサカキは殴ろう……)
870 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:18:51.46 ID:NUDEueT90
クチナシ「大試練ね、ここでやるのは面倒だし、一旦この町から出るかね」

キョウヘイ「オーディエンスヤバくなりそうっすよね」

ミヅキ「スカル団の人達、そういうイベントごと好きそうですからね〜〜〜」

クチナシ「……」チラッ

シルバー「あ、あの、レッドさん……すみません、親父が変な物を……」

レッド「……大丈夫、シルバーのせいじゃない……謝らないで……」

シルバー「は、はいっ」

クチナシ(……こりゃまあ、こっちもこっちで……)

レッド「……?」

クチナシ「いーや、なんでも。試練受ける子以外は、町の外の交番……わかる? あそこで待っててよ」

クチナシ「ま、かるーく終わらせちゃうでしょ。赤い帽子の兄ちゃんはこっち」スタスタ

レッド「……じゃ、また……」

キョウヘイ「はーい、頑張ってくださいっす!」

トウヤ「ゆっくり待ってるねぇ」
871 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:27:31.07 ID:NUDEueT90

〜17番道路〜

クチナシ「念のため聞いとくよ。兄ちゃんが、三年前にロケット団を壊滅したレッドなのかね?」

レッド「……そう、です……」

クチナシ「なるほどねぇ。いやね、そんくらいの辺りに、ちょーどおじさんは国際警察やめたのよね」

レッド「……こ、国際警察……」

クチナシ「そ。ロケット団、結構デカい組織だったでしょ。だから、おれも結構追ってたんだけど……」

クチナシ「サカキが行方不明になったっていうから、こりゃもう潮時かって思ってね。俺も大人しく隠居することに決めたわけ」

レッド「……」

クチナシ「お前さん、結構噂になってたんだよ。子供が組織を潰しただの、それは単なる噂でサカキが逃げる為に解散しただの」

クチナシ「気になってはいたけど、今はもうこっちでゆっくりするのが性に合ってるって思って、関わらずにいたんだが」

レッド「……?」

クチナシ「……ま、今更聞いたって何も変わらないわな。今は、単に挑戦者としまキングだしね」

クチナシ「何が言いたかったとかはないけどさ、とりあえず、本気出しなよ」ポーン

ヤミラミ「やらららっ!」

レッド「……」ポーン

チルタリス「ちるるっ!」
872 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:35:15.62 ID:NUDEueT90


クチナシ「戻りな、ペルシアン……いや、参っちゃうねえ。流石の強さだ」

レッド「……やったね、チルタリス……」

チルタリス「ちる〜〜!」

クチナシ「こんだけ強けりゃ、ロケット団も滅ぼせるわけだ……それに」

カプ・コケコ「かぷぅーこっこ!!」

カプ・テテフ「てふ〜〜……ふ?」

カプ・ブルル「かぷぅぶる……」

クチナシ「いつの間にか、守り神さんがいるってのも驚いたよ。なに、仲いいのかね?」

レッド「……一応、手持ち……」

クチナシ「……守り神さんと? しかも三体?」

レッド「……」コク

クチナシ「そりゃあ……規格外なことで……おじさんびっくりしちゃったね」

レッド「バトルすると、たまに……出てきて、応援してくれる……」

レッド(特に今回、カプ・ブルルはじっと見ていたみたい)

クチナシ「差異はあっても、大抵の守り神さんは戦いが好きだからねえ……しかし、カプ・ブルルまでいるのは驚いたよ」

レッド「……そう、なの……?」

クチナシ「そうそう……兄ちゃん、何言ったんだ? おれと同じくらいのめんどくさがりだってのによ」

カプ・ブルル「……かぷぅぶるる!」
873 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:43:18.78 ID:NUDEueT90
クチナシ「ああ、忘れるとこだった。大試練達成おめでとさん、えーとハンコと……そうそう、悪Z。これ貰っときな」

レッド「……ありがとう、ございます……」

クチナシ「悪Zのポーズはね、こう……びしっとね、やればいいから」ビシッ

レッド「……」コク

クチナシ「それで、こっからは試練関係なく、おじさんからの頼みなんだけどね……」

クチナシ「……この島にいるウルトラビーストを、捕獲または駆除してほしい」

レッド「……うるとら、びーすと……」

クチナシ「そ。他世界から来たポケモン、っていうのかね。国際警察の奴らは、化け物だって言って聞かなかったがね」

レッド「国際警察……、あ」

クチナシ「ん、なんだ思い出したかのように……なんか知ってる?」

レッド「……多分、見た……うるとらびーすと……一度、戦った」

クチナシ「へえ、アレと。どうだったよ、もう倒したの?」

レッド「……強い、ポケモンだった、から……深追いはせず、逃げたけど……」

クチナシ「なるほどねぇ……ま、特に今回出たのは強い個体だって話だし、そりゃそうか」

クチナシ「んじゃ、アレのいる場所はわかってる? スーパーの跡地ね」

レッド「……」コク
874 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:48:30.45 ID:NUDEueT90
クチナシ「あのウルトラビーストたちも、うっかりこの世界に迷い込んできた被害者、っていう学者さんもいるがね」

クチナシ「被害者だろうと、この島に被害が出るんじゃあ、しまキングとしては放っておけないってね」

レッド「……」

クチナシ「そうそう、これウルトラボール。学者さんが作ったっていう、ウルトラビースト用のボール」ゴロゴロ

レッド「!」パシッ

クチナシ「おじさんも渡されたけど、これ以上ポケモンを世話する金はないんだよね。警官って薄給だから」

レッド(そうなんだ……)

クチナシ「ま、倒すか捕まえるかは、ウルトラビーストと向き合って決めればいい」

クチナシ「化け物と取るかも、ポケモンと取るかも。もっかい落ち着いてちゃんと見て、そんと決めなよ」

レッド「……」コク

クチナシ「んじゃ、頑張りなよ……おじさんはおじさんで、やること多いんだよ。しまキングはこれだから……」ブツクサ

レッド(いっちゃった……)

レッド(……僕も行かなきゃ)
875 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:51:12.14 ID:NUDEueT90

〜交番〜

キョウヘイ「一方その頃〜〜、俺たちは交番でお茶会をしているのでした!」

トウヤ「お茶会って言っても、単にお菓子食べてるだけだけどねぇ」

ミヅキ「お茶会、何かの隠語っぽくてとてもよき……」

シルバー「……」

グリーン「おいシルバー、どうしたんだ? さっきからだんまりじゃねえか」

シルバー「……いえ、親父のあの趣味はどうにかならないものかと……」

トウヤ「仕方ないんじゃないかなぁ、趣味っていうのは人それぞれだからね……」

ハウ「そうだけどー、盗撮した写真で写真集作るのはよくないんじゃないかなー」

キョウヘイ「おーっとここで正論パンチ!!」

トウヤ「ぐふっっっ」

ヨウ「トウヤさんに70のダメージ!!!」
876 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:54:41.50 ID:NUDEueT90
トウヤ「っていうか、あのクチナシさんって人……お仲間じゃなさそうだったね」

キョウヘイ「まあ、明らかにトウヤさんとは反応違ったっすもんね」

トウヤ「あのレア写真集を持ってるっていうのに、勿体ない……」

グリーン「つーかよ、あの関連の写真集はどうやって流通してんだ?」

グリーン「俺だってエリカに直接訪問販売されたくらいだぜ」

キョウヘイ「訪問販売て こわ……でも、流石に本屋さんには売ってないっすよね」

シルバー「そうですね、流石に一般人にまで流通させるのはよくないと、販売しても団内のみだそうで……」

シルバー「……待てよ、ということは、親父も……」

キョウヘイ「ちょっとまって〜〜〜やばないすかここの親子」

ハウ「親子がやばいのかー、レッドがやばいのかー、おれにはわからないなー」

グリーン「俺もわかんねえよ……」
877 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/25(土) 23:57:40.62 ID:NUDEueT90
トウヤ「……うん、よし、決めた!」

キョウヘイ「お! ろくでもないことの気配がするっすね!」

トウヤ「酷いなぁ……僕はただ、クチナシさんに賄賂でも送って写真集を譲ってもらえないかなって」

グリーン「すげえなキョウヘイ、大当たりじゃねえか」

キョウヘイ「いぇーい! 伊達に後輩やってないっすからね!」

ヨウ「でもクチナシさんはなんやかんや賄賂を受け取るだけ受け取ってくれるって解釈してるんでアリだと思います!!」

ミヅキ「今回は単にフィーにつなげられないですけどアリだと思います!!」

ハウ「賄賂っていってもー、何を渡すのー? ものによっては―、受け取らないと思うなー」

トウヤ「そうなんだよねえ。写真集を譲ってもらえそうで、なおかつ、大げさではないもの……」

何を渡すか 下1
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 23:59:39.54 ID:Pf6NLjRSO
美味しいご飯を作ってあげよう
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 00:00:47.23 ID:M3Pqhv+a0
アセロラ写真集
880 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 00:03:09.11 ID:7oFMu7L+0
トウヤ「……見た感じ、あまりちゃんとしたご飯を作ってるようには見えないよね」

ミヅキ「確かに、クチナシさんそこらへんてきとーですね〜〜。結構カップ麺が多い気が……」

トウヤ「なるほどねぇ。ならばその隙をついて、美味しいごはんを作って懐柔作戦だね!」

ヨウ「おお! トウヤさんらしくて良い作戦だと思います〜〜〜!!!」

グリーン「まあなあ、美味い飯食ったら確かに大抵のことはどうでもよくなるよな」

トウヤ「そうと決まれば、さっそく作らないとね……ロリ写真集のために!!!」

キョウヘイ「あ〜〜〜そこ叫ばなければまだなんとか誤魔化せたっすのに!」

ハウ「いやー、わりともうー、だいぶ誤魔化せないと思うなー」

トウヤ「誤魔化すつもりはなかったんだけどねぇ……」

キョウヘイ「少しは誤魔化してほしい定期!」
881 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 00:03:58.68 ID:7oFMu7L+0
今日はここまで。次回はロリコンの料理かウルトラビースト捕獲からです。
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 00:07:13.02 ID:u4xWuWtSO
乙です。
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 00:10:58.77 ID:NTRJBZdAO
おつです〜
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 00:12:09.94 ID:9jlgz3dO0
おつでぇす!
885 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 22:20:37.06 ID:7oFMu7L+0
はじめます。
886 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 22:24:24.12 ID:7oFMu7L+0
トウヤ「前回のあらすじ、ロリレッドのレア写真集のために料理するよー」

キョウヘイ「あー!! 俺の出番!!!」

トウヤ「今日は僕から開始だからいいかなぁって思って……」

ハウ「結局ー、ロリコンの料理からなんだねー」

トウヤ「あはは、おじさんの胃を掴むのはあまり気が進まないけど……ロリのためだからね」

グリーン「ロリ扱いしてるのが13歳の男だってそろそろ気付いた方がいいぞ」

トウヤ「そんな数字にとらわれていては駄目だよ。理想を追い続けることが大事なんだ」

キョウヘイ「そんな風に理想を語ったらゼクロムも可哀想っすよぉ!」

シルバー「……ところで、何を作るんですか?」

ミヅキ「そこも結構重要ですよね〜〜〜!!」

トウヤ「うーん、どうしようかなぁ……アシスタントも一人ほしいところだしねぇ」

作る料理 下1  アシスタント(この場にいる人から) 下3
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:26:36.68 ID:M3Pqhv+a0
お袋の味(和食)
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:38:15.46 ID:D4RxYQOLO
ksk安価なら下
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:38:24.60 ID:M3Pqhv+a0
人少なさそうだから加速
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:39:19.00 ID:u4xWuWtSO
実はロリレッド写真集に興味がありそうな緑
891 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 22:42:14.87 ID:7oFMu7L+0
トウヤ「……グリーン、手伝ってくれたらデータ送るよ?」

グリーン「はあ!? なんで俺なんだっつーの! 俺は別にロリにゃ興味ねえからな!?」

トウヤ「まあまあまあ、とりあえず僕が持ってる写真集試し読みしていいから」

キョウヘイ「えっ、持ち歩いてんすか? こわ……」

トウヤ「紳士の嗜みだよ。どう、グリーン。協力してくれる気になったかな?」

グリーン「……」パラパラ
892 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 22:46:08.60 ID:7oFMu7L+0
グリーン「……仕方ねえな……」パタン

キョウヘイ「マジっすか!?!?!?!」

グリーン「うっせえ!!! 言っとくけど俺はロリコンじゃねえからな!!!!」

トウヤ「あはは、そうかもねぇ……この写真集の服、全体的に丈が短めだったんだよね」コソッ

キョウヘイ「あー、なるほど……(?)」

グリーン「とにかく、料理を手伝ってやりゃいいんだろ? 何作るんだよ」

トウヤ「そうだねぇ、相手はおじさんだし、おふくろの味で攻めようと思うよ」

ヨウ「え? トウヤお兄さんママ……??????????????」

トウヤ「あはは、それっぽいご飯を作るってだけだけどねぇ……単に得意分野だしね」

グリーン「へえ、まあわかんねえけどやりゃあできんだろ」

ハウ「爆発とかはー、させないでよー」

グリーン「しねえよ!」

コンマが高い程上出来
トウヤ 下1(得意分野ボーナス+50) グリーン 下2
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:48:59.91 ID:9jlgz3dO0
がんば!
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 22:52:15.76 ID:D4RxYQOLO
いけ緑
895 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 22:56:58.70 ID:7oFMu7L+0
ヨウ「……やばい、幻覚が見えるよ!!!」

ハウ「何いってんのー?」

ヨウ「いやいやいや見てよあのトウヤさんを!!!」


トウヤ「どう、作り方はわかったかな?」

グリーン「余裕だな。こうすりゃいいんだろ?」

トウヤ「うんうん、すごいねぇ。その調子で頑張ろうか」

グリーン「……おい、俺をキョウヘイやらレッドやらと同じ扱いするんじゃねえっての」

トウヤ「あはは、ごめんね……つい、小さい子にはこうしなきゃってなっちゃって」


ヨウ「ママじゃん!?!?!?!?!?!?!?!?!? ママみが強い:141点のボーナスです」

ハウ「勝手に採点しないでー」

ミヅキ「見た感じグリーンさんも普通に料理できてるのすごいな〜〜……スパダリじゃん(?)」

キョウヘイ「ねえ今グリーンさん俺の事年下みたいな扱いしてなかったっすか!?!? 俺14歳!! じゅーよんさい!!!!」
896 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 23:01:51.62 ID:7oFMu7L+0
トウヤ「〜〜〜♪」テキパキ

グリーン「……つかよ、めちゃくちゃ手際良いな? ぶっちゃけ、姉ちゃんより手馴れてるぜ」

トウヤ「あはは、慣れてるからねぇ……ただ、今は、新しい写真集へのわくわくが原動力になってるんだ……!」キラキラ

グリーン「すっげえ純粋な目だな……幼女の写真集を欲している目には見えねえぜ……」

トウヤ「最後に落し蓋をしておいて……これを煮込んだら終わり! よし、盛り付けの準備をしよっか!」

グリーン「すっげえイキイキしてんな」


キョウヘイ「うわ〜〜、見たっすかトウヤさんのあの顔。滅多にない爽やかイケメンのムーブっすよ今」

シルバー「確かに、トウヤさんが能動的に何かを行っているのは珍しいように思えますね」

キョウヘイ「普段が色々サポートしてくれるタイプのお人っすからね〜」

ヨウ「ママ……ママげんきそう……」

ミヅキ「あ!!! 幼児退行はヤバいよヨウ!!!! 成長して!!!!!!!」

ハウ「わはー、そろそろおれも引いちゃうからー」

ヨウ「えっむしろ今まで引いてなかったの!?」

ハウ「ぜんぜん引いてるよー」
897 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 23:05:57.23 ID:7oFMu7L+0


トウヤ「よし、できた! ちょっと作りすぎちゃった気もするけど……」

キョウヘイ「ちょっとどころじゃないっすね?」

シルバー「一汁三菜どころか……八菜ほどありますね」

トウヤ「グリーンが手伝ってくれたおかげだよ。ありがとうねぇ」

グリーン「別にいいっての……それよりよ」

トウヤ「大丈夫、報酬は確実に送っておくよ」

グリーン「おう」

キョウヘイ「闇取引みたいな会話をすな!!!!!!」

ヨウ「実はマフィアの情報屋であるママ!?!??!?!?!!?!?!?!?!?」

ミヅキ「え? アリ……その設定だと受け……いや相手によるか〜〜〜〜!?!?」

ハウ「うるさー。でもこれー、すっごいおいしそうー! おなかすいてきたー」

トウヤ「みんなの分もとってあるから、みんなで食べよっか」

ハウ「やったー!」
898 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 23:14:06.08 ID:7oFMu7L+0


クチナシ「ふあーあ、戻りましたよ、って……なんだ、良い匂いしてるなぁ」

トウヤ「あ、台所お借りしてました! お腹空いてませんか?」

クチナシ「さっきの爽やかな兄ちゃん、こりゃあ一体……って、おわ、なんだこりゃ」

クチナシ「美味そうなもん作ってんじゃないの……で、何が狙いだ?」

トウヤ「あはは……まぁ、狙いはありますけど。とりあえず食べてみてもらえますか?」

クチナシ「否定はしないのね、まあおじさんそういうのもアリだわな……んじゃ、いただきまっす」

トウヤ「……」ニコニコ

直下コンマが98以下だったら懐柔される
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:15:16.51 ID:u4xWuWtSO
ミニスカ大好き……グリーンが太ももフェチである可能性について
もしくはレッドにフィー?
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:15:24.04 ID:/YnzHGyeO
オラッッッ!懐柔されろ!!!
901 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 23:24:56.41 ID:7oFMu7L+0
クチナシ「……う、うまいじゃねえの、これ」

トウヤ「よかった……頑張ったかいがありましたよ」

クチナシ「……兄ちゃん、すげえね。俺のおふくろが作った料理にそっくりだ」

クチナシ「懐かしくなったよ。これが欲しいんだろ」パサ

トウヤ「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ズサーーーッ

キョウヘイ「急に情けなくなる〜〜〜!!!」

トウヤ「えっへへへへへ〜〜〜……これが、これが欲しかったんだ僕は〜〜〜〜〜〜!!!!」

キョウヘイ「きもっちわり!」

ハウ「おれもそうおもうー」

ヨウ「珍しく元気ですねママ!!!」

ミヅキ「あ、あの姿を見てもママと呼ぶとは……強者!!!」
902 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 23:34:51.76 ID:7oFMu7L+0
シルバー「……」キョロキョロ

グリーン「おいおっさん、レッドは戻ってねえのかよ」

キョウヘイ「んえ、そういやいないっすね?」

クチナシ「……まあ、すぐ戻ってくるって。心配しなくてもよ」

シルバー「そう、ですか」

グリーン「ならいいけどよ。おいトウヤ、ちょっと見せてくれそれ」

トウヤ「いいよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」ニッコニコ

キョウヘイ「うーむ、トウヤさんのこんなデレッデレした顔久しぶりに見たっすね!」

ミヅキ「はい質問です! 以前はどんなときに見たんですか!?」

キョウヘイ「園児数人に『お兄ちゃんはわたしと遊ぶの!』って取り合いされてた時っす」
903 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 23:44:05.47 ID:7oFMu7L+0


〜スーパーメガやす跡地〜

レッド「……」ブルッ

レッド(なんだろう、謎の悪寒が……)

レッド(多分、気のせいなはず……これから戦いに行くんだから、変な事考えないでおこう)

レッド(ばーすと、だっけ……多分、僕が離れた後、回復に専念しているはず……)

レッド(さっき与えたダメージはなかったものと考えてもいいはず)

レッド(それにしても、どうやって戦えばいいんだろう……)

レッド(あれがポケモンなら、ポケモンバトルで戦ったほうがいいと思う)

レッド(そうじゃないなら……直接、この手で……)

レッド(……どうしようかな)

どうするか 1、リアルファイト  2、ポケモンバトル(どのポケモンで戦うかも)

下1
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:49:31.48 ID:/YnzHGyeO
2でカビゴン。確か地震使えるよね?
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:49:31.71 ID:M3Pqhv+a0
フィーを報酬にすればエーフィが頑張ってくれるよ
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:50:38.66 ID:u4xWuWtSO
グレイシアがレッドのために頑張りたいって言ってたってイーブイが
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/26(日) 23:52:41.10 ID:u4xWuWtSO
あ、取れなかったからどのみち無意味だけど2って書くの忘れてた
908 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/26(日) 23:56:52.85 ID:7oFMu7L+0
レッド(……決めつけるのは、よくないよね。ボールももらったし、ちゃんとバトルしよう)

レッド(あの爆発、多分炎タイプ……だから)ポーン

カビゴン「かびい……」

レッド「……よろしくね、カビゴン……」

カビゴン「かび〜」ポン

レッド「うん、頼りにしてる……また、あとでね」シュウン


〜スーパーメガやす跡 奥地〜

レッド「……確か、この辺りに……」

BURST「でぎゅぎゅい!」バッ

レッド「っ、カビゴン!」ポーン

カビゴン「かびい!」ドシン

BURST「! でぎゅっ、ぢゅぎゅ……」

レッド(警戒してる……強いって、わかるんだ)

レッド「一気に……わっ!?」ポーン

カプ・ブルル「……かぷぅぶるるっ」
909 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:02:17.39 ID:DtGFYiIs0
レッド「……カプ・ブルル……? どうして……」

カプ・ブルル「……ぶるぅ!」ジッ

BURST「……でぎゅっ」

レッド(……もしかして、ばーすとに怒ってる……?)

レッド(島の守り神だから、かな……でも、動かない)

カプ・ブルル「かぷぅぶる!」

レッド(任せてくれてるんだ。ばーすとと戦うのも、その後どうするのかも……)

レッド「……カビゴン、やるよ……」

カビゴン「かびいっ!」

BURST「でぎゅっぎゅぎゅい!!」ポンッ コロロ

レッド「爆発する、備えて!」

カビゴン「!」グッ ドカーーーーン

カビゴン「……かび〜」フアァ

BURST「!?」

レッド「……今。カビゴン、地震」
910 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:07:02.27 ID:DtGFYiIs0
カビゴン「かびい!」ズシンッ ゴゴゴ

BURST「でぎゅ、ぎゅい、ぎゅぎゅっ」

レッド(一発じゃ駄目かな……でも、もう一発叩かれても、カビゴンなら耐えられる)

カビゴン「かびい?」

BURST「でぎゅぎゅ……」フラ

レッド(あれ、思いのほか効いてる……? でも、そんなに……)

BURST「ぢゅぎゅ!」ポンッ グッ

カプ・ブルル「……」ジッ

レッド(また爆発させる気かな。あの頭、一体どうなって……あ、そっか、あれは頭だ)

レッド(頭を爆発させたら痛いに決まってる……あの調子だと、もう一回爆発させたら……)

レッド「……っ、えいっ!」ブンッ

BURST「でぎゅ!?」シュウン ヴッ ヴッ

直下コンマ70以下で捕獲成功
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 00:09:07.83 ID:hFrpJoNmO
がんばえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
912 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:15:41.39 ID:DtGFYiIs0
BURST「でぎゅっ!」バキッ

レッド「!」

BURST「でぎゅ……ぢゅぎゅ!」ブンッ コロコロ・・・

レッド「……っ!」グッ

カビゴン「かびい!」バッ ドカーーーーン


レッド「……なんとも、ない」

カビゴン「かび〜〜」

レッド「カビゴン……そっか、まもるで……」

レッド「……ありがとう」ナデ

カビゴン「かびーい」

BURST「でぎゅしゅぎゅ しsygfdh」バタッ

レッド「……ばーすと」

レッド(……もう、瀕死になってる。ボールにも入れられないし……)

???「無力化に成功した、という訳か」

レッド「!」
913 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:22:09.13 ID:DtGFYiIs0
レッド「……その声、カルムの……」

???「面白い覚え方をしているな! その通り、カルムクンの恋人であり……」

ハンサム「国際警察のハンサムだ」

レッド「……何か、用ですか……」

ハンサム「キミに、というよりは……BURSTに、だったんだがね」

ハンサム「どうやら、もう私の出番は無いようだ。流石、あのレッドクンだけある。あのウルトラビーストを無力化するとは!」

レッド「……」フイ

ハンサム「……確かに、捕獲も一つの手だっただろう。キミならば、ウルトラビーストをコントロールできたかもしれない」

ハンサム「しかし、BURSTによって、地域の人々やポケモンに被害がもたらされるかもしれないという不安は消え去った!」

ハンサム「キミのおかげだ! ……だから、そう気に病むことはない」

レッド「…………」

ハンサム「私は仲間を回収したらここを去るとしよう! もし、またウルトラビーストが現れたら……キミに協力を頼むかもしれない」

ハンサム「引き受けてくれるね?」

レッド「……」コク
914 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:28:49.14 ID:DtGFYiIs0
ハンサム「ではさらば! カルムクンに会ったらよろしく言っておいてくれ!」

レッド「はい……」

レッド(……遺体を担ぎ上げて去っていった。警察関連案件だったんだなあ……)

レッド(あれ、そういえば。あの人の手帳、キョウヘイが持ってったままだけど大丈夫かな)

レッド(……まあ、ばれてなさそうだし、いっか)


〜交番〜

レッド「……」ガチャ

クチナシ「ん、早かったな。どうだったよ、ウルトラビーストは」

レッド「……倒した」

クチナシ「そうかい、お疲れさん。ちょっと外で話聞くから、あっち行こうや」

レッド「?」

クチナシ「おじさんの気遣いってやつだわな。ま、いいからおいでってこと」

レッド「わかった……」


トウヤ「あわ〜〜〜〜〜〜だめだ……幼女だあまりにも……」

トウヤ「だってほら見てよこれ!? これは……幼女じゃん!?」

キョウヘイ「も〜〜〜〜共感求めてくるタイプのオタクきらいっす!!」

ミヅキ「ヴッすいません!!!」
915 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:35:55.90 ID:DtGFYiIs0

〜17番道路〜

クチナシ「よいせっと……赤い兄ちゃん、副流煙気にする系の若者?」

レッド「ふくりゅーえん……? 新種の……」

クチナシ「ポケモンじゃあなくてね。煙草、吸っていいかってこと」

レッド「いいよ……」

クチナシ「あんがとね。最近どこも厳しくて、おじさん参ってたとこでさあ」カチッ フーッ

クチナシ「んで、改めて。ウルトラビーストと戦ってみて、どうだった?」

レッド「……あのポケモンは、強かった……でも」

クチナシ「(ポケモン、ね……)でも?」

レッド「……あの子だけかは、わからないけど……パニックになっているんだと、思う」

レッド「話は、しないんじゃなくて、できないだけ、だと思う……」

クチナシ「なるほどねえ、そう来るか。なら、ウルトラビーストと人間の共存はできると考えるのかね」

レッド「コントロールできる人が……トレーナーが、いれば」

クチナシ「今んとこ、そこが一番の難題なんだわなぁ……」フーッ
916 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:37:11.88 ID:DtGFYiIs0

〜17番道路〜

クチナシ「よいせっと……赤い兄ちゃん、副流煙気にする系の若者?」

レッド「ふくりゅーえん……? 新種の……」

クチナシ「ポケモンじゃあなくてね。煙草、吸っていいかってこと」

レッド「いいよ……」

クチナシ「あんがとね。最近どこも厳しくて、おじさん参ってたとこでさあ」カチッ フーッ

クチナシ「んで、改めて。ウルトラビーストと戦ってみて、どうだった?」

レッド「……あのポケモンは、強かった……でも」

クチナシ「(ポケモン、ね……)でも?」

レッド「……あの子だけかは、わからないけど……パニックになっているんだと、思う」

レッド「話は、しないんじゃなくて、できないだけ、だと思う……」

クチナシ「なるほどねえ、そう来るか。なら、ウルトラビーストと人間の共存はできると考えるのかね」

レッド「コントロールできる人が……トレーナーが、いれば」

クチナシ「今んとこ、そこが一番の難題なんだわなぁ……」フーッ
917 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:42:09.90 ID:DtGFYiIs0
クチナシ「……ま、この島のしまキングとしては礼を言うからさ。あんがとさん」

レッド「…………」

クチナシ「悔しいのはわかるけどさ、素直に受け取っときな」

クチナシ「この島の脅威を失くして、これ以上の被害が出ないようになったってのは良い事だからね」

レッド「……それ、ハンサムさんにも、言われた……」

クチナシ「……ハンサム? あいつが来てんのか。そーかい……あいつがねえ……」

レッド「……? でも、国際警察の人を、助けにきただけかも……」

クチナシ「そうだと良いんだけどなあ……」フーッ

クチナシ「そうそう、これ、とっときな」

レッド「?」

クチナシ「しまキングとして、謝礼くらい形に残るもので出さないとって言われんだよね。つまりそーゆーこと」

クチナシからの礼 下1
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 00:45:32.51 ID:7m7w/i4R0
ピカチュウZ
919 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:57:50.93 ID:DtGFYiIs0
レッド「……これは……」

クチナシ「ピカチュウ、連れてるっつってたから。おじさんは使わないからさ、そのピカチュウZ」

レッド「……ピカチュウ、Z」

クチナシ「そ。大抵のZクリスタルはタイプ別だけどね、中には、ポケモン専用のZクリスタルってのもあるんだと」

クチナシ「こういうの、使える人が持ってた方がいいからね。活用してよ」

レッド「……ありがとう、ございます……」

クチナシ「動きとかはさ、多分戦ってるうちにできるようになるんじゃないのかね。ま、頑張ってみてよ」

レッド「……」コク

ピカチュウ「ぴか!? ぴっか〜〜!! ぴかぴか、っぴか!」

レッド「うん、次のバトル、楽しみだね……」

クチナシ「……」ニッ

クチナシ「んじゃ、そろそろこんな寂しい街からは出た方がいいんじゃないかね。ポニ島にはまだ行ってないんじゃないの」

レッド「……行ってない……」

クチナシ「んじゃ、次はそこだ、ポニ島。んでそこの大試練も達成したら……」スッ

クチナシ「またここに戻ってきて、ラナキラマウンテンのリーグに挑戦だわな」

レッド「……リーグ」
920 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 00:58:53.41 ID:DtGFYiIs0
今日はここまでです。明日も同じくらいの時間に更新です
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 01:00:30.76 ID:sDYHxIdvO
乙です
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 01:00:52.20 ID:hFrpJoNmO
おつだじぇ〜
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 01:02:04.48 ID:/30sNVOK0
おつで〜〜〜〜す
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 01:06:25.61 ID:4WkujACQ0
おつでござっっ!!
925 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 22:31:55.49 ID:DtGFYiIs0
はじめます〜
926 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 22:39:01.68 ID:DtGFYiIs0
クチナシ「んじゃあ、お友達んところに戻るかね」

レッド「……」コク

レッド「……あの」

クチナシ「ん?」

レッド「色々……ありがとう、ございました……」

レッド「また、戻ってきたら……リーグ挑戦の前に、遊びにきていい……?」

クチナシ「……」ガシガシ

クチナシ「好きにすりゃあいいけどね、おじさんあんまもてなしとかできないよ」

クチナシ「でもま、ニャースたちは喜ぶだろうし……ま、期待せず待ってるよ」

レッド「……やった」

クチナシ(……俺まで絆されるつもりはなかったんだけどねえ)
927 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 22:48:17.18 ID:DtGFYiIs0
クチナシ「ほれ、戻ろうかね。戻るまでこれまでのこと聞かせてよ」

レッド「これまで……」

クチナシ「三年前の事件から、今まで。何がどーなってアローラに来たのかとかね」



クチナシ「へえ、兄ちゃん、思いのほか大暴れしてきたってことだ」

レッド「あ、暴れてはない……」

クチナシ「アローラも蹂躙されてるみたいだしね。他のしまキングやクイーンから話は聞いてたんだよ」

レッド「……はなし」

クチナシ「とんでもなく強いトレーナーが島巡りしてる、とさ」

レッド「…………」

クチナシ「ほー、あんまり嬉しそうじゃないね。噂されるの嫌い?」

レッド「……ちょっと」

クチナシ「おじさんも静かな暮らしが好きだから、わからんでもないね、っと……ついた」

クチナシ「落ち着いてるかねえ……」ガチャ

ロリコンの落ち着き 直下コンマが低い程落ち着いてる
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 22:51:30.34 ID:7m7w/i4R0
ゾロ目なら目覚めてるかもしれない
929 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 22:57:40.33 ID:DtGFYiIs0
レッド「……」ヒョコ

トウヤ「あ、レッド。おかえりー」

キョウヘイ「あ!! レッドさんおかえりなさいっす〜〜、ちょうどよかったっすよぉ」

レッド「……?」

キョウヘイ「さっきまで大変だったんす、はい……」

ハウ「わはー、ものすごい大変だったー」

ヨウ「いいな〜、ぼくもあれくらいテンション上がるお姉さんの写真集欲しいな〜〜〜」

シルバー(結局見せてもらうなんて……俺は、俺はッ……!!)

グリーン「おう、戻ったみてえだな。この後どうすんだ?」

レッド「えっと……ポニ、島?」

ミヅキ「は〜い、ポニ島ですね! 案内しますよ〜〜」

クチナシ「張り切るのもいいけどね、もう夕方だ。出る前にマリエシティで休んどきな」

レッド「……」コク
930 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 23:04:29.83 ID:DtGFYiIs0
レッド「……それじゃあ、マリエシティに向かって、出発……」

キョウヘイ「了解っす!」

クチナシ「ま、ほどほどに頑張りな」スッ

レッド「……」フリフリ


〜外〜

ミヅキ「……レッドさん、クチナシさんと仲良くなってましたね!」

レッド「……少し、お話した、から……」

グリーン「こいつはな、昔から年上と仲良くなんのがうめえんだよな……じいさんもだいぶレッドを気に入ってるしよ」

レッド(ぶっちゃけオーキド博士にはあんまり会えてないけど……)

キョウヘイ「ま、年上としてはわからんでもないっすけどね〜〜」

トウヤ「うんうん、こう……よしよしよし〜〜、ってなっちゃうんだよね……」ナデナデ

レッド(撫でられた……)
931 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 23:09:45.54 ID:DtGFYiIs0
レッド「マリエシティ、へは……飛んでいける」

グリーン「一度行った場所ならポケモンも覚えてるからな」

ミヅキ「本来なら法律で禁止されてるんですけど……まあいっか!」

キョウヘイ「そうっすよ、誰かに迷惑かけてるわけじゃないっすし。バレなきゃいいんすよバレなきゃ……」

シルバー「……空を飛ぶの話、ですよね」

キョウヘイ「そうっすよ! やだなぁ、俺が何の話してると思ったんすか?」

ハウ「なんかー、一人二人殺してそうでー、怖いなー」

キョウヘイ「酷くないっすか!?!?」

レッド(あれ、キョウヘイって……いや、気のせいかな)

トウヤ「あはは……とりあえず、マリエシティのポケモンセンターにいこっか?」

レッド「うん……少し、疲れた」

キョウヘイ「あのレッドさんが……! ま、試練二つこなしたんすもんね〜」
932 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 23:13:48.29 ID:DtGFYiIs0


〜マリエシティ〜

キョウヘイ「はーい到着っす!」

キュレム「きゅらら!」

トウヤ「あっというまだったねぇ」

ゼクロム「ばりっしゅ!」

レッド「……改めて見ると、派手……」

リザードン「ぐおおう」

グリーン「ドラゴンタイプだしな……」

ピジョット「ぴょーう」

ヨウ「わ〜〜〜〜、すっごい強そうなポケモン!! すご〜〜〜〜い!!!」

ミヅキ「推しが物理的に強い……」

シルバー「それじゃあ、部屋を取ってきます……部屋分けはどうしましょうか」

レッド「んー……」

へやわけ 下1
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 23:17:44.04 ID:QE/0ezzSO
銀緑赤
ヨウハウ
めざトウキョウヘイ+アクロマ呼んで、エーフィ
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 23:19:24.33 ID:7m7w/i4R0
ミヅキと女装レッド
後は日本とイッシュとアローラで別れる
935 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 23:27:23.04 ID:DtGFYiIs0
キョウヘイ「へいへいへい一個見逃せないのあるっすね〜〜〜???」

エーフィ「お任せあれなんだけども〜〜〜〜!!!!」

レッド「…………」

グリーン「おい、レッド? ……駄目だ、こいつほぼ寝てるぞ」

キョウヘイ「やっべ止める係がいねぇ」

ミヅキ「ぐうーっ! え、エーフィさん、後は頼みました……!!」

エーフィ「まかせて〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

シルバー「部屋、とってきました……レッドさん?」

レッド「…………」

グリーン「押してくぞ。押せば辛うじて歩くからな、こいつ」

トウヤ(……頑張って目覚めないようにしなきゃなあ)
936 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/27(月) 23:28:17.17 ID:DtGFYiIs0
自分も眠くなってまいりましたのでここまで……
次スレを立てましたが、ここをギリギリまで使ってから移動する良いです。リンクは↓
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1558965099/
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/27(月) 23:46:23.96 ID:QE/0ezzSO
乙です。
938 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 22:20:06.14 ID:PnOhX7KK0
936がなんか中国人みたいな文になっていることに今気が付きました。
更新します。
939 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 22:30:00.64 ID:PnOhX7KK0
エーフィ「おら〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」ミョンミョン

アクロマ「お呼びですか!!!!!!!!!!!」バッ

キョウヘイ「呼んでねえっす!!!!!!!」

エーフィ「キョウヘイと今日は寝ていいからね!!!! トウヤも一緒だけど」

アクロマ「ふ〜〜〜む……嬉しいですが複雑なところですね」

トウヤ「あはは……僕もそう思うよ」

レッド「…………」

シルバー「レッドさん、もう少しで部屋ですからね」

レッド「…………」

グリーン「介護か?」
940 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 22:39:25.23 ID:PnOhX7KK0


キョウヘイ「さーーーーてきたっすよ部屋ァ!!!!」

アクロマ「今日もキレッキレですね!!」

トウヤ「あはは……」

キョウヘイ「……トウヤさん、元気ないっすね?」

トウヤ「まぁねぇ……ちょっと頑張って対抗したいけど、大抵目覚めちゃうからね」

アクロマ「私の機械ももう少し強く作れれば良かったんですがね!」

キョウヘイ「それっすよ〜〜、レッドさんのポケモンにも耐えられるやつ作ってくださいっす」

アクロマ「努力します!」

エーフィ「あ〜〜〜〜〜はっはっは!!!!! そう簡単に行くと思うなよ〜〜〜!!!」ミョンミョン

トウヤ「わ〜〜〜〜〜!?!?」

直下コンマが20以上で目覚める
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:43:21.42 ID:a2g15Dz40
o
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:50:40.77 ID:kiQVe8SSO
ダメだったか……でもアクロマはショタじゃないからセーフか
943 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 22:54:32.72 ID:PnOhX7KK0
キョウヘイ「と、トウヤさ〜〜ん! 大丈夫っすか!?」

トウヤ「うーん……」

アクロマ「確率的に恐らく駄目でしょう! あまり近付かない方がよろしいかと!」

目覚めトウヤ「……なんで言っちゃうかな。まぁ、その通りなんだけどね?」

目覚めトウヤ「あれ、今日はキョウヘイしかいないんだ? レッドはまた別の部屋?」キョロキョロ

キョウヘイ「そっすよ、レッドさんはグリーンさんとシルバーんとこっす」

目覚めトウヤ「そうなんだ、じゃあ手を出しに行っても面倒なことになりそうだなあ」

アクロマ「ナチュラルに私を無視していきましたね!? 私もお邪魔虫ですからね!!」

目覚めトウヤ「あはは、今ショタしか見えてないんだよね。どこからか声がするなぁ」

アクロマ「なんですとー!?」

キョウヘイ「なんでちょっと藤子不二雄の作画みたいになってんすか」

目覚めトウヤ「んー……ねえキョウヘイ、今日は運試しで決めてみない?」

キョウヘイ「へ?」

目覚めトウヤ「このサイコロの出目によっては、今日一人で寝ていいよ」

アクロマ「何勝手なことを!! 私、キョウヘイくんと寝られると聞いてきたんですが!!!!」

キョウヘイ「やるっす!!!!!!!」

直下コンマ
1〜30 一人で 31〜60 目覚めトウヤと 61〜90 アクロマと  91〜99 二人と
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 22:57:59.99 ID:kiQVe8SSO
00はマサラ式野宿か
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:00:04.45 ID:VHtrp6TP0
アクロマパパ&トウヤママと川の字か……
946 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 23:07:08.18 ID:PnOhX7KK0
キョウヘイ「?」

目覚めトウヤ「わ、すごいねキョウヘイ! 大当たりだよ♡」

キョウヘイ「だよ♡じゃないっすよ!!!! こんなの入ってるって聞いてないんすけど!!!」

アクロマ「う〜〜〜ん、妥協点ですかね!」

キョウヘイ「俺は妥協できないっすよお!!!!!」

目覚めトウヤ「まあまあ、せっかく99出たんだから。ね?」

アクロマ「仕方がありませんね……」

キョウヘイ「なんにも仕方なくないっすよ〜〜!!!」

目覚めトウヤ「いいじゃん、せっかくなんだから。ほら、真ん中おいで?」

キョウヘイ「……普段のトウヤさんっぽく言わないでもらえるっすか!? 騙されかけたっすよ!!!」
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:09:20.03 ID:noaeiO6H0
99だなんて恐ろしい…
948 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 23:12:45.69 ID:PnOhX7KK0
キョウヘイ「……」

アクロマ「とても不服そうな顔をしていますね!」

目覚めトウヤ「なに? 寝る前に退屈しちゃった?」

キョウヘイ「いや……そうじゃないっすよね、どう見てもね」

目覚めトウヤ「そうなの?」ゴソゴソ

キョウヘイ「いや触んないでくださいっす!!!!!」ベシ

目覚めトウヤ「あだっ……あ、殴られても戻らない。やっぱりエーフィってすごいなぁ」

アクロマ「何たる……私だってギリギリ触らず我慢しているというのに!!!!!」プルプル

キョウヘイ「……」ジッ

アクロマ「さ、触りません! 触りませんよ!!」
949 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 23:19:29.33 ID:PnOhX7KK0
キョウヘイ「まったく……でかいのに挟まれて窮屈っすよ」

アクロマ「いやあすみません……生まれつき背が高いほうでして」

目覚めトウヤ「あはは、キョウヘイが小っちゃいだけじゃない?」

キョウヘイ「こ、こいつ〜〜〜!! 普段のトウヤさんが絶対言わない事を〜〜〜!!!」

目覚めトウヤ「ごめんねぇ、普段隣に並んでる僕の背が高くて……キョウヘイが小さく見えちゃうね」

キョウヘイ「こいつ!!!!!!!!」ブンッ

アクロマ「暴れないでくださいキョウヘイくん!!!! ぐふっご褒美ですありがとうございます!」

目覚めトウヤ「可愛いからいいと思うけどね、僕は」

キョウヘイ「なんっもよかねえすよ!!!」

アクロマ「うーむ、これは埒があきませんね!! ここで催眠術マシンを起動するしかないですね!!」ポチ

コンマが70以下で寝る
下1 キョウヘイ  下2 目覚めトウヤ  下3 アクロマ
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:20:29.55 ID:kiQVe8SSO
どう
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:20:53.13 ID:VHtrp6TP0
せい
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:27:00.33 ID:afFA7bFHO
やあ
953 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 23:34:43.39 ID:PnOhX7KK0
キョウヘイ「んえ、なんすか、急にねむく……ぐぅ」

目覚めトウヤ「ぎ、ぎりぎりまで起きて、悪戯するつもりだったのに……」バタッ

アクロマ「ぶっちゃけ私も同じことを考えていましたが……残念!」バタッ

エーフィ「うそぉ、そして誰もいなくなったじゃん!」

エーフィ「まあ仕方ないかなぁ、三コンボもどうせいあいじゃなかったし……」

エーフィ「うっかりアレがアレしないかな〜と思ったけどまだ23だしね! ちょっと早かったかな」パチッ

エーフィ「ま、おもちゃはもう一個あるしね〜〜! そっちいこーっと」



エーフィ「ちらっ!」チラッ

レッド「…………」

シルバー「レッドさん、着きましたよ」

グリーン「介護だな」

レッド「……むにゃんむ……」

シルバー「えっ なんですか今の」

グリーン「限界まで眠い時に何か言おうとして言語になんなかったやつだなこりゃ」

レッド「なむ……」

シルバー(南無……?)
954 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 23:39:09.02 ID:PnOhX7KK0
シルバー「レッドさん、寝る前にシャワーを浴びませんか」

レッド「……ん」パッ

グリーン「おいお前、流石に寝ぼけすぎじゃねえか? ばんざいじゃねえんだぞおま、え……」

シルバー(床に転がっている)「」

グリーン「うおっ!? ど、どうしたんだシルバー!?」

シルバー「俺は……俺にはできませんっ……!!!」ダンッ

シルバー「絶対あの二の舞は起こさないと決めたんです!!!!!!!」

グリーン「やべえ、何言ってんのか全然わかんねえけどやべえのはわかるぜ」

グリーン(シルバー、たまにめちゃくちゃデカい声出すよな……)

シルバー「俺はッ……!!!!! レッドさんの良き後輩であろうと……でも……」

グリーン(それに割と情緒不安定だよな……大丈夫かこいつ……)
955 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 23:44:09.65 ID:PnOhX7KK0
グリーン「あー、お前がアレなら俺がこいつ風呂に連れてくけどよ」

グリーン「……懐かしいぜ、何年前だったかな、こいつが小さい時も遊びながら寝てたんだぜ」

グリーン「それで姉ちゃんと俺とブルーと、四人で風呂に入ったもんだ」

グリーン(まあそんときゃ俺も同じくらい小さかったんだけどよ)

シルバー「……」

グリーン「? なんだその顔はよ」

シルバー「いえ……何でもありません」

グリーン「ならいいけどよ……で、どうすんだ?」

シルバー「大丈夫です、今しがた解決策を思いついたので」スッ

グリーン「……ラムの実か。確かにそれを食わせりゃ目が覚める……かもな」

シルバー「覚まさない可能性もありますか?」

グリーン「そもそも食わねえ可能性がある。まあ、やってみっか」

直下コンマ70以下で食べる
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:46:21.51 ID:VHtrp6TP0
ゾロ目で緑も食べる
957 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/29(水) 23:52:27.98 ID:PnOhX7KK0
グリーン「俺がなんか状態異常起こしてるように見えんのか!?」

シルバー「お、落ち着いてください!」

グリーン「……おう」

シルバー(落ち着いた……)

シルバー「……レッドさん、口を開けてもらえますか」

レッド「あー……むぐ……」モグモグ

レッド「……?」パチ キョロキョロ

シルバー「! レッドさん、寝る前にシャワーを浴びた方がいいかと」

レッド「……わかった」

グリーン「……行ったか」

シルバー「よかったです、これで何事もなく解決できました」

グリーン(……こいつ、なんだかんだ結構謎だよな。レッドもいないことだし、ちょっと質問してみるか)

1、なんで一緒に風呂にいかなかった? 2、俺がレッドと風呂に入ったら何か不都合か? 3、そういやお前ってもう手ぇ出してんだっけ 4、自由
下1
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/29(水) 23:54:35.17 ID:za260E2lO
2も捨てがたいが3で
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:00:02.90 ID:ro3ddpxSO
誰がけしかけたか忘れたのか犯人さんよぉ!
960 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 00:04:28.14 ID:EBiw2XuB0
グリーン「なぁ、シルバー」

シルバー「はい?」

グリーン「お前ってもうレッドに手ぇ出してんだっけ」

シルバー「」ピタッ

グリーン「ん? どうした?」

シルバー「……辛うじて……まだです……」

グリーン「辛うじて」

シルバー「俺は……最低な人間です……」

グリーン「おいおいおい急に落ち込むなっつの! なんでそうなった!?」

シルバー「昔の俺は、レッドさんからの信頼を良い事に手を出そうとしたんです……」

シルバー「しかし今は! レッドさんの快適と安全を第一としています!!!!!!!」

グリーン「企業方針みたいなこと言い出したな……極端なんだな、お前はよ」

シルバー「……そう、でしょうか?」

グリーン「あいつとこれからも付き合いを続けるってんなら、もっとテキトーにやんないと身が持たないぜ」

シルバー「……それは、経験談ですか?」

グリーン「そうだな。ま、お前もあいつが急に失踪したらわかるさ」
961 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 00:12:02.38 ID:EBiw2XuB0
シルバー「それは……」

レッド「……次の人、どーぞ……」ガチャ

シルバー「! レッドさん、まだ髪が濡れたままです。乾かしますよ」サッ

レッド「ありがと……」

グリーン「甲斐甲斐しいこった。んじゃ、俺は先に行くぜ」

シルバー「はい!」ブオー

レッド(ドライヤーって久々に使った……今は使ってもらってるだけど……)

シルバー「熱かったら言ってくださいね」

レッド「ん……」

レッド(執事というより、お手伝いさんって感じになってきたなあ……流石にお世話になりすぎかな)チラッ

シルバー(レッドさんの髪、綺麗だな。こうして触れられる俺はなんて幸せ者なんだろうか)

レッド(……よくわかんないけど、楽しそうだからいっか)
962 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 00:20:57.33 ID:EBiw2XuB0

エーフィ「……へ〜〜〜〜〜〜〜」

エーフィ「楽しそ〜〜〜なことになってんじゃん!!!」

エーフィ「まあ、レッドもいるし、あんまり変な事はしないつもりだけど。どーしよっかなぁ」

エーフィ「……ん?」


シルバー「レッドさん、一つ聞きたいんですが」

レッド「……?」

シルバー「……レッドさんにとって、グリーンさんってどんな人ですか」

レッド「……うーん……緑は……」

レッド「……やっぱり、ライバルかな……ちょっとウザいけど、唯一の、僕のライバル……」

レッド「並んでバトルするなら……緑が一番、やりやすい……」

シルバー「……なるほど」


エーフィ「……ほ〜〜〜〜〜〜〜〜ん、面白そ〜〜〜〜〜〜!!!!」

エーフィ「せっかくだから、久しぶりの自由な洗脳でもしてこーかな」

エーフィ「自由度が高いぶん、効果は短いけどね〜〜〜。どんなフィーにしてやろっかな〜〜〜!!」

誰に 下1  どんな洗脳をするか 下3
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:23:44.42 ID:TJ2rBf96O
グリーン
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:29:05.27 ID:TJ2rBf96O
ksk
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:31:06.52 ID:qsMyiO8m0
レッドのことが嫌いになる
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 00:32:35.74 ID:RnF8hU0b0
ヒビキみたいなキス魔になる
967 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 00:37:00.85 ID:EBiw2XuB0
エーフィ「僕ね〜〜〜、賢いポケモンだからコトワザしってるよ」

エーフィ「押して駄目なら引いてみろ! ってね!」ミョンミョン


グリーン「うおっ!?」

グリーン「なんだ、今なんか……なんかあったな!? くそっシャンプー目に入りそうになったじゃねえか!!」

グリーン「……なんだったんだ?」


エーフィ「どれどれ〜……なるほど、レッド関係以外では変わらない感じかなぁ」

エーフィ「要観察、かな?」

エーフィ「あ、多分効果は5レスくらいで切れるかなーって感じ! 長いような短いような〜〜」

エーフィ「あっやばもう大事な1レス使い終わっちゃう!! はやく場面戻さないと!」

エーフィ「え〜〜〜い!!」ミョンミョン
968 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 00:44:19.35 ID:EBiw2XuB0
グリーン「出たぞ……ん」

レッド「……」ピクッ

シルバー「おかえりなさい……レッドさん? どうしましたか?」

レッド「……なんでもない。もう、乾いたから。シルバーも、行っていいよ……」

シルバー「わ、わかりました」

レッド「……何、緑。痛い」

グリーン「あ? 何がだよ」

レッド「敵意……これがわからないほど、鈍くはない」

グリーン「は、そうかよ。雪山の寒さで鈍ったと思ってたけど、南国に来て溶けたってか?」

レッド(……エーフィ、かな。でも、具体的に何をしたのかわからない。何かはされてるみたいだけど)

グリーン「……何見てんだ?」

レッド「……別に」
969 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 00:51:41.56 ID:EBiw2XuB0
グリーン「……お前はいつだってそうだよな。何も言いやしねえ」

グリーン「3年前の、いつからだったかは忘れちまったけど……お前は急に、何も言わなくなった」

レッド「……」

グリーン「俺に、何も。バトルの後だって、何かを探るようにじっと見てきやがって」

グリーン「あの時もだ! お前が俺をチャンピオンの座から引きずり下ろしたっつーのに、お前は何も言わなかった!」

レッド「ぐ、グリーン……?」

グリーン「その上黙って消えるときた。俺からチャンピオンの椅子を奪っておいて! 俺に何にも言わずな!」

グリーン「俺はそんなに信用ねえのかよ! おいレッド、答えろ!!」

レッド「……っ」

レッド(いつの話を、とか、とにかく何かしら、言わなきゃいけないんだろうけど)

レッド(何も言葉が、出てこない)

グリーン「……チッ、まただんまりか」
970 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 01:00:19.04 ID:EBiw2XuB0
グリーン「お前は考えたことねえんだろうな」

レッド「……何、を」

グリーン「追うものの立場、ってやつだよ。お前はずっと俺の先をいってる」

グリーン「何度バトルを挑んでも、段々お前との差を感じるだけになってたんだ。だから俺は必死で特訓した」

レッド「……」

グリーン「その時の俺は、強さだけを求めていた。強くなれば、お前と同じ景色を見られると思ってたんだ、昔の俺は……馬鹿だよな」

グリーン「お前と俺は、最初から見えてるもんが違ったんだ。お前は……普通じゃなかったから」

レッド「……僕は……」

グリーン「この三年間で、その差が開いた事を嫌でも実感させられた俺の気持ちがわかるか?」

グリーン「……はっ、わかるはずねえか。おいレッド、お前と俺はな」

グリーン「もう隣に並ぶことはねえんだよ」

レッド「……!」
971 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 01:10:24.85 ID:EBiw2XuB0
レッド「……ぼ、僕は、ただ……」

グリーン「『強くなりたかった』、だろ。お前の考えていることくらいお見通しだっつうの」

レッド「……」

グリーン「お前が強いのは俺だって知ってる。お前が常に今以上を目指してるのも知ってる」

グリーン「……けどな、レッド。お前の強さは何のためにある? その独りよがりな強さに意味はあるのか?」

グリーン「俺は今、ジムリーダーとしてすべきことがある。町の為に、挑んでくるトレーナーの為にもな」

レッド「……」

グリーン「……俺とお前は、見えてるもんが違ったんだ。だけどな、今は見ている方向も違う」

グリーン「これは事実なんだよ。わかるか? ……おい、いい加減何か言えよ」

レッド「…………」

グリーン「……はっ、お前、そんな顔も出来たんだな」
972 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 01:18:20.26 ID:EBiw2XuB0
エーフィ(やっべ)

エーフィ(やりすぎた)

エーフィ(こんにちは……珍しくおのずから反省しているエーフィだよ……)

エーフィ(えっ 今どうなってるかって?)

エーフィ(……ぴゅっぴゅぴゅ〜〜〜……)

エーフィ(レッドがどっか行きました………………)


グリーン「……ってぇ、んだこれ、偏頭痛ってやつか? めっちゃくちゃ頭いてえ……」

シルバー「出まし……えっ、ど、どうしたんですか!? それに……レッドさんは?」

グリーン「レッド……? ……そうか、俺は……」

シルバー「グリーンさん?」

グリーン「……わりい、俺のせいだ。多分あいつ、戻ってこねえ」

シルバー「……えっ」
973 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 01:19:44.27 ID:EBiw2XuB0
今日はここまでです。なんか なんか展開が動いてますね。なんでだ?
書いてる人も理解できてませんが明日は21時〜更新予定です。早めに終わる予定。
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 01:20:50.52 ID:qsMyiO8m0
乙です。
こんなことになるとは思ってなかったなどと供述しており(すみませんでした)
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 01:21:27.94 ID:XXxsqeO9O
乙です。エーフィさんやりすぎましたね…。
レッドくん頑張って立ち直ってくれ。
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 01:25:59.70 ID:+QZQQ3Kf0
乙です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぴえっ〜〜
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 04:26:27.08 ID:RnF8hU0b0
乙でした。
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 04:27:36.44 ID:ro3ddpxSO
乙。
これはインファ+地球投げ不可避だな、エーフィ。
979 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 20:58:11.53 ID:EBiw2XuB0
はじめます。
980 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:09:26.76 ID:EBiw2XuB0
シルバー「……どういうことですか?」

グリーン「なんつーか……」

エーフィ「はい!!!!!!!! 僕が説明します!!!!!!!!!!!!!」

グリーン「うおっ!? エーフィ!?」

シルバー「れ、レッドさんのエーフィですよね……」

エーフィ「はい……そうです……それがね、かくかくしかじかで……」

グリーン「……だからか、お前……」

エーフィ「ごめんなさあい!!!! レッドを傷つけるつもりはなかったんだよお!!!」

グリーン「そうだろうけどよ……ったく、あんなこと言うつもりはなかったんだけどな……」

シルバー「……行かないんですか、グリーンさん」

グリーン「……どこにだよ」

シルバー「レッドさんを探しに、です」
981 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:19:50.50 ID:EBiw2XuB0
グリーン「んなこと言ったってよ! 俺がひでえこと言ったから……あいつは行っちまったんだ」

グリーン「今思えば、あれは……あいつに絶対言っちゃなんねえ言葉だったんだ」

グリーン「合わせる顔なんてねえよ」

シルバー「だったら、ずっと誤解をさせたままいるんですか。もう会わないおつもりですか」

グリーン「……そう、なっちまうかもな」

シルバー「それで良い訳がないだろッ!!」

グリーン「!」

シルバー「あの人は傷付いてる。出来ることなら、俺がどうにかした! でも……」

シルバー「……すみません、言葉を荒げてしまって。今のレッドさんを連れ戻せるのは、グリーンさんだけです」

シルバー「先ほども言いましたが、俺はレッドさんに幸せでいてほしいだけなんです……お願いします、グリーンさん」

シルバー「レッドさんと、もう一度話をしてください!」バッ

グリーン「あーーー、頭下げんじゃねえ! わかった、わかったよ」

グリーン「……そうだよな。謝りもせず逃げ出すってのは卑怯だよなあ……おら、行くぞエーフィ」

エーフィ「あい!!!!!!!」


シルバー「……」

シルバー「お二人が戻ってきたときすぐ寝られるよう、寝具の用意でもしておくか……」
982 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:22:42.31 ID:EBiw2XuB0


エーフィ「レッド〜〜〜〜、どこにいるの〜〜〜〜〜!!」

グリーン「エスパーパワーで探せねえのか?」

エーフィ「無理だよお! 昔の名残で、レッドはエスパー探知避けスキル持ってるんだもん!!」

グリーン「ああ……なるほどな……じゃあ、俺についてこい」

エーフィ「えっ、どこにいるかわかるの!?」

グリーン「おう。あいつが、俺の知ってるレッドのままならな……」

グリーン「あそこにいるはずだぜ。ちょっと時間はかかるが、着いて来いよ」

エーフィ「あ、あそこまでいくの!? わかった、えすぱーぱわー全開ーーー!!!」
983 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:26:52.17 ID:EBiw2XuB0


〜ホクラニ岳〜

レッド(……雲がない。空が近い)

レッド(シロガネ山みたいな場所だなあ)

レッド(……シロガネ山は、カントーの他の場所よりも野生のポケモンが強くて)

レッド(それに、静かで誰にも邪魔されなかったから。修行するのに一番都合がよかった)

レッド(三年間、ずっとポケモンたちと修行して……僕たちは、強くなった、けど……)

レッド(……何のために強くなるかなんて、考えたことなかった)

レッド(ただ、ポケモンたちと強くなりたくて……一緒に強くなれたら、嬉しくて……)

レッド(みんなも、喜んでくれてた。だから、これでいいんだって思ってたけど)

レッド(……違うのかな。僕は今のままじゃ、駄目なのかな……)
984 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:29:47.79 ID:EBiw2XuB0
グリーン「やっぱりここか、レッド。お前は昔っから、何かある度に高い所に行ったよなあ」

レッド「っ!」

グリーン「……んな怯えんなよ。さっきは悪かった。言うつもりはなかったんだよ、あんなこと」

レッド「……」

グリーン「ほら、お前もなんか言え」

エーフィ「れ、レッド……ごめんなさい!!!!!!!!!!!!!!!!」

レッド「……エーフィ」

エーフィ「それが、その、かくかくしかじかで……つまりは洗脳してたってことなんですけど……」

レッド「……でも……」

グリーン「……そうだな。俺が言ったことは、全部が全部嘘ってわけじゃねえ」

レッド「……」

グリーン「どっちかっつうと……ちょっと前まで考えてたこと、だな」
985 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:35:08.17 ID:EBiw2XuB0
レッド「……ちょっと、前……?」

グリーン「おう。それこそ、お前が音信不通だったころだな」

グリーン「最近のお前を見て、俺も色々考えが変わったっつーか……ま、そんなとこだ」

レッド「……」

グリーン(疑ってくるか。ま、そうだよな)

グリーン(……あいつが俺に怯えてるのなんて、初めて見たな……)

グリーン「なんだかんだ、お前の口からちゃんと聞いたことはなかったから、一つ聞かせてもらうぜ」

グリーン「レッド、お前は今でも……俺と並んで、戦いたいと思うか?」

レッド「思うっ! ……思ってるよ……」

レッド「……僕は、難しい事、わからないけど……グリーンと一緒にバトルしてるときは、すごい楽しい……」

レッド「だから……無理かもしれなくても、僕は……グリーンと一緒に戦いたい」

レッド「グリーンと並んでいたい……!」

986 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:40:36.44 ID:EBiw2XuB0
グリーン「……そう、かよ」

グリーン「んだよ、だったらめちゃくちゃ簡単な話だっつーの!」

レッド「……え」パチ

グリーン「いいか、お前は俺と並んでいたい。で、俺もお前と並んでいたい」

グリーン「だったらよ、違う場所に立っていたとしても……違う道を歩んだとしても」

グリーン「お互いに歩み寄って、中間地点で合流しちまえばいいだろうが」ニッ

レッド「……歩み寄って……」

グリーン「おう! ……見えているものが違ったら、隣には並べない。そう思ってた時期があったのも確かだぜ」

グリーン「それこそ、あの時は……でもよ、今はそうじゃねえって、やっとわかった」

グリーン「一番大切なのは、俺たちがどうしたいかってことだ。そうだろ、レッド!」

レッド「!」

レッド「……うんっ!」ニコッ

グリーン「……お前、そんな顔、出来たんだな」

レッド「……どういう意味……」

グリーン「急に表情筋を殺すなよ……いや、な。ただ、昔のお前みたいな表情だと思ってよ」

レッド(……そんな顔してたかな)
987 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:44:29.31 ID:EBiw2XuB0
エーフィ「うわ〜〜〜〜〜〜んレッドごめんなさ〜〜〜〜〜〜い!!!!!」

レッド「……もうしないでね……」

エーフィ「今回はマジでもうしません!!!! まっこと反省いたしました……」

レッド「……次、やったら………………」

エーフィ「もうしません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

グリーン(やっと普段の調子に戻ってきたな……けど、まだ、だな)

グリーン「なあ、レッド。俺と、バトルしようぜ」

レッド「……唐突……」

グリーン「最近、真正面からお前とバトルしてなかったからよ……なんだ、怖気づいたか?」ニヤッ

レッド「……まさか」

グリーン「それでこそレッドだぜ。本気出せよ?」

レッド「言われなくても」スッ
988 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:48:12.08 ID:EBiw2XuB0

グリーン「いけっ、カイリキー!」ポーン

カイリキー「キアイリキッ!」スタッ

レッド「……リザードン!」ポーン

リザードン「ぐあうう!」バサッ

グリーン「へえ、リザードンか……って、お前、それ」

レッド「本気出せって言ったの、グリーンでしょ……リザードン、いくよ……!」キラッ

メガリザードンX「ぐおおおうっ!!」ピカーーッ

グリーン「はっ、面白いことするじゃねえか……! 俺たちも負けねえぞ、カイリキー!」

カイリキー「リキッ!」ムキッ

レッド「……勝つよ」

メガリザードンX「ぐおおうっ!」ボオッ
989 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:53:32.66 ID:EBiw2XuB0



ギャラドス「ぐ、おお、う……」バタッ

グリーン「……よくやったな、ギャラドス。戻れ!」シュウン

ピカチュウ「ぴっか! ちゅ〜〜〜っ!」タタッ スリスリ

レッド「頑張ったね、ピカチュウ……」

ピカチュウ「ぴかっぴ!」

レッド「うん、そうだね、僕も……」

レッド「……ねえ、グリーン」

グリーン「ん?」

レッド「……楽しかった。また、バトルしようね……」

グリーン「……おう。いや、それは勿論良いんだけどよ。お前がそういう事普通に言うの、珍しいな」

レッド「……なんか、ちゃんと、言ったほうがいいのかなって……」

グリーン「まあ、好きにすりゃあいいけどよ……あー、俺も楽しかったぜ。次は負けねえぞ」

レッド「……僕だって、負けない……」
990 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 21:58:47.88 ID:EBiw2XuB0
グリーン「ポケモンも回復させねえとな……おい、ポケセン戻るぞ」

レッド「……わかった」

グリーン「はあ……シルバーには、礼を言わねえとな」

レッド「……?」

グリーン「あいつが行けってな、言ってくれたんだよ……良い後輩を持ったな、お前」

レッド「うん……」

レッド(心配かけちゃったよね。謝らないと……)

グリーン(あっちはあっちで、どうするかだなあ……)


〜マリエシティ ポケモンセンター〜

レッド「……シルバー……?」ガチャ

レッド「あ……寝ちゃってる」

グリーン「まあ、時間もだいぶ遅いしな……って、こいつ」
991 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:05:20.01 ID:EBiw2XuB0
シルバー「すう……」

レッド「……どうしよう、これ……」

グリーン「つかこの部屋もこの部屋だぜ。三人だってのに、なんでベッドが一個しかねえんだっつうの。無駄にでけえしよ」

レッド「……キョウヘイたちも、同じ作りの部屋、らしいけど……」

グリーン「あいつらは大丈夫だろ……しかしなあ」

グリーン「こいつ本当に十歳か? ベッドの用意だけしといて自分はソファで寝るって……気遣いっつーレベルじゃねえぞ」

レッド「……とりあえず、シルバーは移動させるとして……」ヒョイ

シルバー「ぐう……」

グリーン「お前は一緒に寝ちまっていいんじゃねえか? シルバーもその方が喜ぶぜ」

レッド「……グリーンは?」

グリーン「俺か? 俺はぶっちゃけソファでも寝られるしな」

レッド「……」

グリーン「……んだよ、その目」

レッド「……ベッド、大きい……」

グリーン「はあ? お前、だからってなあ……いや、でも、まあそうだけどよ……」

レッド「…………」

グリーン「あー……そうだな……」

グリーンはどうするか 1、ベッドに三人で寝る  2、ソファで寝る
下1
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:08:43.67 ID:ro3ddpxSO
1でレッドが真ん中の川の字
993 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:17:30.04 ID:EBiw2XuB0
グリーン「……わかったっつの! ベッドで寝ればいーんだろ!」

レッド「……わかればよろしい……」

グリーン「ったくよ……ほら、シルバー寝かせるぞ」

レッド「うん……」ソーッ ポフ

シルバー「……れっど、さん……」

レッド「!」

グリーン「やべ、起こしたか……?」コソッ

シルバー「れっどさん……どこに……」

グリーン「……寝言、か?」

レッド「……僕は、ここにいるよ……シルバー」ギュッ

シルバー「れっど、さ……すう……」

グリーン「落ち着いたか。にしても……」

グリーン「……ま、これは俺が口出す事じゃあないわな。俺たちも寝るぞ」

レッド「うん……」

レッド(……シルバー、手を握ったまま寝ちゃった……このまま寝ようかな)

グリーン「んじゃ、おやすみ」

レッド「……おやすみ」
994 : ◆nIESo90.aY [saga]:2019/05/30(木) 22:18:23.19 ID:EBiw2XuB0
微妙にキリが良い……こっから先は新スレで書くので、このスレは適当なこと書いて落としちゃってください
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:32:13.42 ID:HZL9wfyTO
フィーーーーーー!
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:36:44.79 ID:AkOlk20b0
ニキニキな展開ですね!
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 22:45:06.74 ID:wTzWXbDAO
うめうめ
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:00:31.93 ID:DLxpK0z6O
てえてえ…てえてえ…
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:04:42.71 ID:+QZQQ3Kf0
何回てえてさで叫んだかしれないっすね……
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/30(木) 23:09:29.14 ID:ro3ddpxSO
1000ならシャワーズ×エーフィが流行る
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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ヽ.                    /               .  ,. --、   /
  \                /                  /   ト. /
   ヽ、_             /                  /`ヽ、_/ l /、
       ̄ ̄``ヽ、      /                /'     // i
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             ``ヽ./          ___./     //    l      SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
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【コンマ・安価】リキシマン「超人界の頂点にたつ」旧:キン肉マンSS PART14 @ 2019/05/30(木) 22:52:04.32 ID:x8ZgFwBXO
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提督とりあえず視界に入った艦娘を抱きしめるリターン」 @ 2019/05/30(木) 20:06:10.42 ID:V45gCru/o
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