穂乃果「ほのかトリップ」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/12(水) 21:06:14.50 ID:eld0J8JS0
穂乃果「花見・・・行きたいね。みんなで」

絵里「そうね・・・。行けると良いわね」

穂乃果「良いわねじゃなくてその気にならないと」

いつでも一緒って訳じゃなくなるんだから。

絵里「うん。そうね」

ガタンゴトン ガタンゴトン

穂乃果「そう言えば、聞いた?」

絵里「なあに?」

穂乃果「花陽ちゃんに引き継ぐって」

絵里「部長の話?」

穂乃果「うん。適任だよね。本人には当日まで黙っておくんだって。まっ、にこちゃんが卒業出来ればの話だけどね」

絵里「じゃあ・・・怪しいかも」

穂乃果「あはは。そうだね。私も人の事笑えないけど」

絵里「それじゃあ困っちゃうんだけどね」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/14(金) 23:14:27.01 ID:7wubXg010
穂乃果「まあ、確かに。凛ちゃんの後輩は嫌だなぁ」

絵里「何回留年するつもりなの?」

穂乃果「高校生活に飽きるまで?」

絵里「そのうち雪穂ちゃんの方が先輩になっちゃうじゃない」

穂乃果「それは問題だ。姉としての威厳が・・・」

絵里「その前に生徒会長が留年するのもやめて欲しいな。前任者として」

穂乃果「だよね〜」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/14(金) 23:21:54.61 ID:7wubXg010
なんて冗談を交わしているけど三年生は卒業する訳で本当は寂しいのにそんな素振りを見せない様にして更に湿っぽい雰囲気を醸し出してしまう。

いっそ素直に寂しいと言った方が幾分かマシな気もする。

穂乃果「ねえ。今日、こうして私を誘ってくれたのってさ・・・」

絵里「ん〜?」

穂乃果「いや・・・なんで私なのかなぁって」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:25:57.66 ID:c65SVTvUO
良さげな雰囲気
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/16(日) 23:28:30.52 ID:OtTY2VdSO
絵里「何が言いたいの?」

穂乃果「だから・・・今日、こうして絵里ちゃんとここにこうして電車に乗っている相手が私じゃなきゃいけない理由が何かあるのかって。例えば・・・元気がない様に見えたから・・・とか」

絵里「ん〜そうねぇ」

勿体ぶるなぁ。

絵里「別に誰でも良かったのよ。穂乃果じゃなくても誰でも」

穂乃果「えっ!?」


10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/17(月) 00:41:21.04 ID:UE/cSbKjO
絵里ちゃんがそう言った時少し胸がズキンとした。私は絵里ちゃん達が卒業してしまう事を寂しく思っている事。私は絵里ちゃんが私の気持ちを察して今日誘ってくれたんだと思っていた。

そもそも、本来なら送り出す側の私が絵里ちゃんを気遣わなきゃいけないくらいなんだ。

穂乃果「そっか。そうだよね。えへへ」

絵里「ウソよ」

穂乃果「へ?」

絵里「穂乃果が良かったの。今日こうして私の前に居るのは穂乃果が良かったの」

穂乃果「あっ・・・ほ、本当?」

絵里「うん。でもね、別にセンチメンタルになってる穂乃果を励まそうなんて理由で誘った訳じゃないの」

穂乃果「そ、そうなの?じゃあ、どうして?」

絵里「自分の為よ。二人の思い出が欲しいって私の気持ち」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/26(水) 00:14:39.78 ID:/2lB1Ov50
穂乃果「ふ〜ん。そっか」

絵里「なあに?それだけじゃ不満?」

穂乃果「いや、嬉しいよ」

素っ気なく返してしまったのは何となく想像していた理由と違ったから。

絵里「卒業だからねぇ、私も。慕ってくれる可愛い後輩と小旅行ってポイント高いと思うのよね」

穂乃果「明日も休みなんだしどうせなら泊まりでも良かったのに」

絵里「ん〜穂乃果寝相悪いからなぁ」

なんて話をしながら段々と目の前が真っ暗になっていった。

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/26(水) 00:22:05.12 ID:/2lB1Ov50
ほのか!ほのか〜!

ん?

絵里「そろそろ到着するわよ」

穂乃果「あれ・・・私、寝てた?」

絵里「イビキかいてたわよ」

え?嘘?

絵里「嘘よ。顔真っ赤にしちゃって。かーわい」

穂乃果「なっ!?なんだ、嘘なのね」

絵里「随分と幸せそうな顔して寝てたけど何か良い夢でも見た?」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/26(水) 23:27:50.98 ID:nykVAoC2O
穂乃果「どうだったかな」

絵里「割と忘れちゃうものよね、夢なんて。さあ、次の駅で降りるから荷物降ろして」

穂乃果「うん」

私達は電車を降りた。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/26(水) 23:35:22.28 ID:nykVAoC2O
穂乃果「ん、ん〜」

私達が降りた駅は人気のない駅だった。無人駅ではないけどだいぶ殺風景な駅。冷たい風と潮の匂いがした。

穂乃果「随分と長い時間電車に乗ったと思ったら。本当にこんな所で何するの?」

絵里「ん〜どうしようか?」

穂乃果「え?決めてないの?」

絵里「だいぶ早く着いちゃったからね。夜までだいぶあるし」

穂乃果「夜?だいぶどころじゃないよ。まだお昼前だよ」

絵里「そうなのよねぇ。取り敢えずお昼を何処かで食べましょう」
7.79 KB Speed:0.9   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)