【ペルソナ5】蓮「屋根裏会議を始めます」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 00:58:12.34 ID:RBh9DAMK0
ールブラン 屋根裏ー


蓮「というわけで今回は真面目に怪盗団会議やっていきます」

竜司「はい」

祐介「わかりました」

モルガナ「えっ?何だお前らいきなりその感じは?」

蓮「ではまず怪チャンに投稿されたリクエストの中からイラつ……目に付いたやつ読んでいきたいと思います」

竜司「はい」

祐介「どうぞ」

モルガナ「もう嫌な予感してんのは気のせいだよな?な?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1562774292
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 00:59:59.05 ID:RBh9DAMK0
怪チャンネーム:Mr,金持ちマネーBOYさん

怪盗団の皆さん。初めまして。
私は会社員の男性です。
怪盗団の皆さんにお願いがあります。
私にはかれこれ5年付き合っている彼女がいます。
その天使のような彼女とこの度結婚する事になりました。
プロポーズはまだですが、彼女が断るなどありえません。
しかし念には念をという事で、しょっぱい保険程度の意味で怪盗団に頼む事にします。
どうか彼女の心を盗む100%成功間違いなしのプロポーズを考えて欲しいんです。
そしてもし彼女が私のプロポーズを断るようならその場でOKするように改心して下さい。
彼女が驚くようなプロポーズ、そしてついうっかりOKしてしまうプロポーズ。
そんなとびっきりのびっくりプロポーズを考えて下さい。

追伸
おいくら払えばやって頂けますか?
金額と払い方を教えて下さい。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:00:43.17 ID:RBh9DAMK0
蓮「とても素敵なリクエストですね」

竜司「そうですね」

祐介「真心を感じます」

モルガナ「いやいや、欲まみれのクソリクエストじゃねえか。クソエストだクソエスト」

蓮「ただちょっともったいないですよね」

竜司「そうですね」

祐介「歯がゆい思いです」

モルガナ「何だ?もったいないって?」

蓮「追伸の部分。いくらまで払えるか金額書いてません」

モルガナ「そこかよ!?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:01:33.46 ID:RBh9DAMK0
竜司「とても残念です」

祐介「遺憾に思います」

モルガナ「いかんのはお前らだろ!?怪盗団を何だと思ってんだよ!?」

蓮「ですが依頼は依頼。このリクエスト、お受けしますか?しませんか?」

竜司「しましょう」

祐介「すべきでしょう」

モルガナ「何だ…やるのかよ。ワガハイ知ってるぞ?そういうのツンデレって言うんだよな?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:02:35.70 ID:RBh9DAMK0
蓮「怪盗団の力を合わせて」

竜司「この依頼を」

祐介「いとも容易く」

モルガナ「叶えてやるんだな?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:03:04.68 ID:RBh9DAMK0
蓮「ぶっ壊すぞお前らぁ!ペルソナーーーァ!!!!」ブチッ!

竜司「だっせーやつ!!!」ブチッ!

祐介「推して参る!!!」ブチッ!





モルガナ「何だろう?安心したぁ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:05:07.01 ID:RBh9DAMK0
蓮「というわけで緊急ミッション、”怪盗団の☆プロポーズを絶望で塗り潰せ大作戦”を開始する!!!」

竜司「ぶっ潰す!!ぶっ潰す!!!」ブンッブンッ

祐介「推して参る!!推して参る!!!!」シュッシュッ

モルガナ「リュージ危ねえからバットしまえって。ユースケ箸を振るなよ汚えな。刀じゃねえんだぞ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:06:25.02 ID:RBh9DAMK0
蓮「では楽しい楽しいミッション・ブリーフィングに入ります。席にお着きなさい」

竜司「おうよ」

祐介「うむ」

モルガナ「何かもう疲れちまった」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:06:54.65 ID:RBh9DAMK0
蓮「さて、プロポーズだなどという大事な瞬間を怪盗団に丸投げしようという腐りきったこの軟弱かつひ弱な腐れ外道の頭と心をどう粉砕すると気持ちいいか述べなさい」

モルガナ「粉砕の手前まではワガハイも同感だったんだけどなぁ………」

竜司「はい!はいはいはい!」

蓮「はい坂本くん」

竜司「NTRがいいと思います!」

祐介「なんだそれは?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:07:37.65 ID:RBh9DAMK0
蓮「”寝取る・寝取られる”の略称がNTRだ……が、うーん…」

祐介「つまり女を奪ってしまおうと、そういう事か。だがそれを誰にやらせるんだ?」

竜司「そりゃやっぱ蓮っきゃいねーだろ!?」

蓮「そういうと思ったので後で見せるつもりだった彼女の写真を今見せます」

竜司「んだよ写真あんなら出しとけっつの!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:08:23.64 ID:RBh9DAMK0
竜司・祐介・モルガナ「………」

祐介「馬糞の方が可愛い気がある」

竜司「ワリぃ…ほんとすまねぇ……」

蓮「わかればよろしい」

モルガナ「はっ!?しまったワガハイとした事がフォロー担当なのにフォローし損ねた!」

蓮「彼女のツラよりカエルのケツの方がマシだって感じなのでNTRは却下。どうしてもというならお前がやれ竜司」

竜司「ごめんなさい」

祐介「よい謝罪だ」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:09:07.42 ID:RBh9DAMK0
宗次郎「おーい、友達来てるぞー?」

竜司「あれ?マスターの声が下から。つか誰?」

祐介「さあな」

モルガナ「レンの友達つったら他にはもういないよな?」

蓮「ああ。男友達は竜司と祐介だけだ」

モルガナ「一応聞くけど……何でワガハイそこに入ってねえんだ?」

蓮「猫ではお前が友達かもしれない」

モルガナ「だから猫じゃねーってんだろ!?ワガハイは人間だ!つーか友達”かもしれない”って何だよ!…何だよ………」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:10:09.55 ID:RBh9DAMK0
明智「あ、いたいた。やあ、お揃いで何を話してたんだい?」

竜司「んだよお前かよ」

祐介「何しに来た?」

明智「酷いなぁ。僕だって怪盗団の一員だろ?」

モルガナ「答えになってねーよアケチ」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:11:02.02 ID:RBh9DAMK0
蓮「…………いや。いやいやいや、そうそうそうそう。明智は俺たち怪盗団の一員だ。な?」

竜司「…………あぁ〜……おう、そうだよな。ついほら…文化祭ん時のアレがアレでよ。すまねぇ」

祐介「………ああ。なるほど、そうだな」

明智「嬉しいよ!やっと認めてくれたんだね!?」

モルガナ「アケチ……アケチぃ…今すぐ帰れ…」

明智「やれやれ。モルガナだけは認めてくれないんだね」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:12:10.89 ID:RBh9DAMK0
蓮「さっき”何してたんだ?”そう言ったな?」

明智「ん?まあそうだね。そんなような事言ったよ。それで何してたんだい?」

竜司「怪盗団のミッション会議ってやつだ」

祐介「完全極秘事項だ」

明智「………僕も混ざっていいのかな?」

蓮「もちろんだよ明智」ニコッ

竜司「あったりめーだろ」ニコッ

祐介「座ったらどうだ?」ニコッ

モルガナ「鬼共が笑ってやがる……」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:13:31.03 ID:RBh9DAMK0
蓮「早速だが今回のはかなり重要なミッションだ。これをお前に任せたい」

明智「僕がかい!?いいのかい?僕が受け持っても?」

竜司「お前もよ、怪盗団入りしたからにはミッションの1つぐれぇこなさねえとな」

祐介「そうだな」

明智「なるほど…言ってみれば、テストってとこかい?」

蓮「違うけどまあ何かそんなような感じでいいや」

明智「えっ」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/11(木) 01:14:32.95 ID:RBh9DAMK0
竜司「どうする?とりあえずもっかいミッション確認しとくか?」

蓮「その必要はない。明智は名探偵だからな。最低限の情報があればそれで十分こなせるだろう」

祐介「あえて詳細を語らず己で判断させてみようという事だな?」

明智「そこまで僕を買ってくれてるなんて嬉しいね」

モルガナ「逆だぞ…売られてんだぞ……」
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