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【安価】オルランドゥ大武術会6【コンマ】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:12:19.71 ID:TPORXaMsO
・安価とコンマで進行します。「崩壊した世界を旅する」「崩壊する世界を旅する」のシリーズ作品ですが、未読でも問題なく読めます。
(前作、前々作のパラレルワールドです)

・中断していた前作のキャラも登場します。
前々作において主人公たちが「ある選択」をした場合に分岐した世界の話です。
このため、いくつかの土地の名称が前々作や前作と共通しています。

・基本は主人公視点のみの進行です。

・戦闘シーンで幾ばくかの残虐シーンがあるかもしれません。ご注意ください。

・不評だったデスペナルティはない方向としますが、死亡時に主人公チェンジなどはあるかもしれません。

・現状ハーレム状態のため、ストーリーに必要な濡れ場を書かねばならないことが発生します。
その場合は以下のスレに適宜移動しますので、よろしくお願いいたします。

オルランドゥ大武術会・R
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/

前スレ
【安価】オルランドゥ大武術会5【コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1563547783/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1565359939
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:17:33.32 ID:TPORXaMsO
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 170
筋力 17
技術 15
知力 10
精神 15

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 408
ヴィオラ 138
ミーシャ 221
アナスタシア 86
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 176

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1

経験点161p
奥義習得ポイント12p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知2…気配察知判定に+20
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
カウンター…回避時クリティカル以外でも90以上でカウンター発生
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2
3 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:18:54.45 ID:TPORXaMsO
キャラクター解説

・クラン・オーディナル(主人公)
15歳の少年。2年前にアングヴィルからイーリスに修行にやって来た。
イマーラの元で修行するようになったのは偶然と思っていたが、実は意図的なものである。
先祖代々から伝わる宝石を受け継いでいる。ある機会をきっかけに宝石の力が開放、その中にある不可思議な存在とそれを巡る策謀に巻き込まれる。
武芸は元々天賦の才があったが、最近急成長している。前々作の登場人物「ミドル・オーディナル」の子孫。

身長は164cmぐらい。少し長め(おかっぱに近い)の茶色の髪に茶色の瞳。普通にしていても女の子に見えるが、女装するとほぼ女の子にしか見えなくなる。
女装趣味はないので本当に困っていたが、周囲がそういう趣味の女性ばかりなので誰も助けてはくれなかった。
結局なんやかんやで女装姿に慣れてしまっている。

・ラーナ・リエーネ(ヒロイン枠1)
28歳のエルフの少女。エルフは人間の2倍の寿命を持つが、外見年齢はその半分のため見た目は14歳の少女にしか見えない。
道場があるセレズ村に独り暮らししている。大魔導師、ヤーヤ・バータラの弟子であり、それなりに目をかけられている。
活発で明るいが、羽目をよく外す(特に性的な方面)。クランのことは弟のように思っていたが、一線を越えてからはベタベタしたがるように。当のクランは少々困り気味。
「番」(非公式なエルフ独特の婚姻形態、男性による通い婚)についてはそれなりに鷹揚だが、相手によるもよう。
同性愛者ではないが、女装したクランはかなり好きらしくことあるごとに女装させたがる。攻めるのが好き。

身長は153cmぐらいで小柄。長い銀髪をポニテに束ねている。目も銀がかっている。貧乳で、そこは少し気にしている。
両親はトリス南部にいるもよう。ヤーヤへの弟子入りを機に独り暮らしになったと思われる。

・イマーラ・ランドルス(師匠枠、ヒロイン枠2)
63歳のエルフ女性。外見年齢は20代後半で若い。左腕はかつての大武術会の準決勝で斬り落とされている。
斬ったのはテルモンのヒースコート伯爵だが、「事故」であったもよう。
おっとりとした女性であり、普段はとても温和。ただ、武術のことについてはひたすら厳しい。
トリスを代表する武芸者であり、「スナイダ流拳闘術」という独自の拳法を使う。隠遁の身であったが、クランがかつて先祖と繋がりがあった家の出身ではと思い弟子にとる。

実はトリス出身ではなく、アングヴィル出身。前々作のエルヴィン(シデがいた村の村長)が先祖であり、失われた歴史を先祖代々守っていた。
しかし50年前にアングヴィルの過激派が村を急襲。父親とトリスに亡命している。どことなく影があるのはそのため。
クランのことは男性としてではなく、普通に弟子として可愛がっている。が、クランの女装を機に大分怪しくなってきた。
実は女装子趣味。過去の番が男娼であった影響。なお、夫はモリブスの闇ギルドに殺害されており、故人である。
過去のトラウマから来る強い自制心からクランには手を出さなかったが、遂に(両方の意味で)結ばれた。
枢機院との攻防戦で致命傷を負う。現在サイファーの世界にて治療中。60日目前後に戻ってくる予定。

身長172cm、Gカップぐらい。長い金髪で青い目。コンバーテッドサウスポー。
魔法も多少使えるが、ほぼ肉弾戦で戦う。相当強く、その気になれば現状でも国別予選で優勝争いはできる。
4 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:21:04.14 ID:TPORXaMsO
・ヴィオラ・バータラ(ヒロイン枠3、ライバル枠1)
42歳。外見は20前半でボクっ娘。凛々しい顔立ちで、実は女性人気が高い。
ヤーヤ・バータラの孫でアーチャー。魔法の心得もあり、ハーデン襲撃の際にクランやラーナと共闘した。
元々クランに好意を抱いていたが、共闘の際に命を救われたことから本格的に惚れかける。が、とりあえず振られた。

161cm。緑髪のショートで、目の色は黒。胸はラーナより少し大きい程度。

・オクタシア・ヘイワード(ヒロイン枠4、ライバル枠2)
55歳。外見は20代半ば。長い黒髪に漆黒、切れ長の目の女性。武人じみた言葉遣いをしている。
トリスの近衛騎士団団長を歴代最年少で務める。小剣2刀流の使い手であり凄腕。前回国内予選では決勝まで行った程。
普段は要人警護と周辺情報収集を行っている。警察の警備課と公安を合わせた立場のイメージ。
基本的にはお堅いが、真面目一辺倒というほどではない。実はイマーラと同じ女装子趣味。
(トリスには番相手を女装させる趣味が一定層存在しているが、あまりおおっぴらに言わないのがマナーらしい)

168cm、胸はCぐらい。特定の番がいるかは不明。
(なお、一夫多妻制ではあるが女性は複数の夫を掛け持ちすることも珍しくはない)

・ミーシャ・ヴィルエール(ヒロイン枠5、ラスボス枠?)
16歳、人間。イーリス聖王国の第一王女にして第一王位継承権者。
凄腕の突剣使いであり、恐らくはイーリス1の使い手。

金髪碧眼で、少し垂れ目気味。見た目は穏やかで上品な王女に見えるが、内面はかなり色々複雑。
実は両性具有者であり孤独を感じていた上に、乱れる国を思いながら何もできない鬱憤と義憤もあり、興味がない人間にはとことん無関心かつ冷酷な人間になってしまった。
その捌け口が騎士団に対する苛烈なまでの稽古に表れた面は否定できない。
近侍であり愛人のアナスタシアからの愛情がなければ、もっと酷い形になっていただろう。
王政復古に伴い立場が大きく変化。狙われていることもあり、修行がてらクランたちと同行している。髪を切って男装中だったが、寺では女性に戻っている。

実は「一角獣」の力を秘めた宝石を持っており、その力を狙ったハーデンから狙われている。
宝石の封印が解かれると人格も冒され、莫大な力を持つ怪物に成り果てる……とランダムは言っている。
まさにそれがハーデンの狙いなのだが、世界を破滅させた先に何をしようとしているかは不明。
なお、宝石の中身は自我を「一角獣」に乗っ取られたジュリア・ヴィルエール(前々作登場人物、クランの先祖の恋人)らしい。

167cm、胸はDぐらい。同性愛者のように思われるが、実は両性愛者。というより、自分の孤独を埋めてくれるならそれでいいと考えている節はある。
アナスタシアとは共依存気味だが、多分アナスタシアの方がよりその傾向が強い。
男装すると美形の男性に見える。宝塚っぽい感じ。攻めるのが好き。
5 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:21:53.50 ID:TPORXaMsO
・エド・ハーデン(宿敵枠、ラスボス枠?)
年齢不詳の大男。2mを超える巨体にモジャモジャ髭が特徴の怪人。
怪力を生かした槍術の達人であり、巨体に見合わず動きも俊敏。
粗暴な口調だが、実は凄腕の魔法使いでもある。クランたちとの戦いでは、まだその片鱗しか見せていない。
瞬間転移ができるなど常軌を逸した力を持つが、誰かしら協力者がいるもよう。
クランに右腕を開放骨折させられたが、リリー主催の会食に突如登場。ヒースコートを拐って逃走した。

推定ではあるが、「一族」ケインの末裔。

・アナスタシア
27歳の翼人。イーリスの司教にしてミーシャの近侍。かなり幼い頃から仕えていたらしい。プリーストとしては凄腕で、国の代表になれるほど。
ただ戦い自体は好まないため、予選に出たことはない。
ミーシャと肉体関係に至るまでの経緯は不明だが、彼女が身体のことについて孤独感を抱えていたミーシャに同情したのは間違いない。
ミーシャがしたいことは何でもしてあげたいと考えている節がある。ミーシャの宝石の封印を破ろうとしていたが看破され、説得に応じる形で二重スパイになった。

163cm、E〜F。ぽっちゃりとまではいかないが、少しふっくらした女性。青みがかった長い髪。

・ランダム
181cm、短い黒髪で髑髏のTシャツを着ている。どこからか忽然と現れ、酒瓶を取り出しては始終飲んでいる謎の男。
神のような存在であり、とうにこの世から消え失せた「一族」の一員。基本的にフレンドリー。
前々作、前作の同名人物と同一人物。前作の「崩壊後の世界」のランダムがハーデン側についており対立関係にある。
また、この世界オリジナルの「3人目」が「拳神」ウィル・アピースと行動を共にしているらしいが、詳細不明。
そもそも当のウィル自身が行方不明。
6 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:22:29.17 ID:TPORXaMsO
・エルライザ(ヒロイン枠6、ライバル枠)
ズマの魔族で、特殊部隊「アサシン」見習い。魔洪石鉱脈を巡る一連の事件を捜査していた。
現在オルランドゥに潜伏捜査中。

・パーシャ・ルルイエ
前作の同名人物と魂は同じ(出会うと対消滅する)。エルフと魔族のハーフでイマーラの旧友。
高級娼婦であり、心理カウンセラーのようなこともやっている「癒し手」。回復魔法と簡単な精神感応魔法が使える。
ミーシャの父ミカエル7世とヒースコートとは過去に恋愛関係にあった。

・リリー・フェルガナ
イーリス聖王国テルモン大使館の一等書記官。ミーシャ強奪計画の首謀者の一人。名門貴族の出で相当な使い手。
クランとの戦いで生命力をマナに変換した一撃を放つが敗北。急速に老いてしまった。
一応生存中であり、近衛騎士団の監視下に置かれている。テルモン皇弟フリードニヒの愛人らしく、彼に絶対の忠誠を誓っている。記憶がやや混乱している。

・アヴェル・ヒースコート
イマーラが出場した大武術会の優勝者で、イマーラの左腕を斬り落とした本人。
クラン殺害とリリー護衛の任を受けてイーリスに来たが、本人は乗り気ではなく叛意すらある。
長年隠居していた所を引っ張り出された。長女アリシアが洗脳を受けている可能性大。
サマートと自身のかつての弟子アヴェルに重傷を負わされて拐われた。怪我は現在はほぼ完治しており、イーリスに実質亡命中。

・アドン・サマート
イーリス聖王国近衛騎士団団長。根っからの武人であり、枢機院にも民衆院にも属していない。
王家に強い忠誠を誓っており、王家と国を想う心情から枢機院打倒計画をミーシャに明かす。ミーシャとの稽古で負傷し、隻眼。現在入院中。
7 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:30:10.67 ID:3aODe0BGO
・カーティス・ロブソン(ヒーロー?枠?)
近衛騎士団団員。18歳、181cm程度の長身の青年。肌はやや黒く、魔族の血も混じっているらしい。
ロワールの武術集団、ダーレン寺の総師範、レイ・ロブソンの孫。相当に強い。
女装したクランに一目惚れした。多分童貞。

・サイファー・コット
前作主人公。34歳。向こうの世界では対「崩壊した世界」の責任者的立場であるらしい。
異常にタフであり、本人曰く人外になりかけているとのこと。所帯持ちで妻は2人。

・ライル・トンプソン
黒い翼の翼人。ユングヴィ教団世俗派司教。アナスタシアの師匠の一人でもある。
常に冷静沈着で穏やかな男。闇ギルド打倒に執着しているようだが……?

推定ではあるが、一族「ケイン」の末裔。ただ、ハーデンやアヴェルとは一線を画している。

・アヴェル
痩せ気味の長身の男で剣呑な雰囲気を纏わせている。ハーデンと並ぶライプツィヒの片腕と見られる凄腕の剣士。
性格は冷酷にして残虐。ヒースコートの養子であり唯一の弟子だったが、ヒースコートの次女を殺害した上でレイプし逃走。ハーデンとの繋がりは不明。

推定ではあるが、一族「ケイン」の末裔。

・ダグラス
リリーの腹違いの弟。25歳前後で短めの髪に鋭い目の男。
戦闘狂であり自分にも他人にも厳しい。付き合いにくいタイプだが、フリードニヒには絶対の忠誠を誓っている。恐らく若干シスコン。
実はテルモン皇帝、ゲオルグ3世の語落胤。

・ミラ
スライム娘。外見は11〜12歳→15歳。実際は33歳。偉そうな物言いだが分別はある。
人間形態に化けることができる。以前は片言な上肌が青いので不自然さは否めなかったが、成長と共にほぼ人間と見分けがつかなくなった。退屈しのぎにクランたちに同行中。
本人の行動原理は「楽しければそれでいい」というシンプルなものである。

実は「穴」最深部にいた究極液状生物「j」の末裔。ダーレン寺開祖、マイク・ダーレンの子孫でもある。
魔力と特定人物の生命力(体液)で成長するらしく、身体の各部位をかなり任意に変えることができる。
物理攻撃には強いが魔法攻撃には弱い。特に炎は天敵。妹がいるらしい。

身長154cm、体重任意。基本は長めの青い髪に青い目で、ワンピースを好んで着ている。クラン(とラーナ)とはセフレに近い関係。
8 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:42:39.67 ID:Zim35hQSO
・フェイラ
ダーレン寺師範代の鬼人。24歳。身長182cmの長身で筋肉質。肌は赤く巨乳。
武人気質で生真面目な性格。ロワールでは特務捜査官を勤める。
ズマのアサシン、ソロコフとは恋愛関係にある。相当に強いらしい。

・マキシム・ソロコフ
ズマのアサシン。内部ではエース格らしく、暗殺術に長ける。
その実力は15人の裏社会の人間をまとめて屠れるほど。冷静沈着で頭の切れる男。
身長185cmの偉丈夫。フェイラとは恋愛関係にある。

・レイ・ロブソン
ダーレン寺総師範。75を超える老齢ながらその実力は健在。身長180cmの筋肉爺。
好好爺のように見え実際飄々とした性格だが、武では妥協を許さない。見かけと違い、かなり厳しい人物。そこにはある信念がある。
イマーラの初恋の相手だったらしい。

・マルコ・ジャーヴィス
22歳。童顔で年下に見られることも多い。前作登場人物で、クランにかなり「近い存在」。
若いがアングヴィルの復興担当となあるなど優秀な官僚としても成長中。婚約者がいる。クランたちの世界に来る予定。
9 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/09(金) 23:43:14.14 ID:Zim35hQSO
テンプレはここまでです。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 23:51:39.62 ID:EDKiFNcL0
乙です
イマーラ様復帰早そうだし、義手ももらえそうで良かった
11 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 08:52:18.90 ID:hqR/+NBtO
「ええ。出来上がるまでは、『過去の世界』に行った上で、10日ほどかかりますが」

サイファーさんの秘書──この人がヘカテルさんだろうか──が言った。10日だと、多分戻ってくる時までには間に合うな。

「『過去の世界』?少し話には聞いてましたが、私も行けるのですか?」

「そのチョーカーを着けている限りは。ここより魔素は薄いですから、なくても行けるかもしれませんけど。
1泊ほどしてもらう形になります。同行はノワールさんかユリリエさんになりますかね」

「ん、私行ってもいいよ。あれのお蔭で大分楽になったし」

リンゴを食べながらノワールさんが答えた。

「じゃあ決まりだな。向こうの準備ができたら行こう」

「すみません、『過去の世界』って……」

「説明し出すと長くなるが……まあ君たちの過去の世界でもある。その可能性が分岐したものだな。
文明的にはかなり進んでいる。ただ、ここも『崩壊後の世界』から狙われてはいるが」

「……大丈夫なんですか?」

「まあ、『蛇』が健在な上にこちらに協力的だからな。『一角獣』も抑えられているから、そう簡単には手が出ないはずだ。
こっちの人間も、何人か向こうに常駐している。その逆も然りだ」

逆って、あのカレンって人のことかな。確かに、異邦人っぽい感じではあったけど。

「し……イマーラさん」

「大丈夫ですよ、クラン。私も興味はありましたし。サイファーさん、ノワールさん、よろしくお願いしますね」

「こちらこそ。ついでと言っては何ですが、さっきの動画の男にも会うといいです。義手の話だけでなく、武術の話もできるでしょうから」

※80以上でランダムから提案
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 08:57:32.24 ID:7wf5u/VDO
はい
13 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 09:22:29.85 ID:hqR/+NBtO
※通常ルート

「確かに凄腕ですね……。彼は?」

「こっちのイーリスの、元第一王子です。国に反旗を翻した結果、今は向こうにいますが。
ああ、心配は無用です。洗脳されていただけで、もう正気ですので」

こっちの世界にも色々あったらしい。そもそも、復興とかそういう言葉が使われてる辺り、相当大変だったんだろうな……


「あ、サイファーさんたちも来てたんですか?」


その時、僕のものによく似た声が響いた。

「……!?クランが2人?」

「あー、会ったのは初めてよね。彼がマルコ。先祖は同じらしいけど」

ノワールさんの言葉に、ペコリとカレンさんが会釈する。

「あなたがイマーラさんですね。初めまして、マルコ・ジャーヴィスです。
……そろそろ稽古でもどうかなと思ったんだけど、どうかな。何か取り込み中みたいだし、後日に回してもいいのだけど」

「いや、用件は大体済んだ。ランダムさん、時間の方は?」

※30以上でOK
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 09:25:19.22 ID:2xWRfFWL0
えい
15 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 09:28:07.83 ID:hqR/+NBtO
※ファンブル、再判定

01〜10 襲来
11〜50 急に限界が来て倒れる、この日の行動一切不可(翌日再判定)
51〜94 急に限界が来て倒れる、この日の行動一切不可
95〜00 急に限界が来て倒れる、この日の行動一切不可(ただし……)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 09:32:11.58 ID:NjZK6rkP0
そういえば券なかったか
17 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 12:13:57.37 ID:7prTOsrmO
「あ、まだ時間はあるは……」


「グッ!?」


急に息が苦しくなる。吸い込む空気が……「重い」!!?
一息吸い込むのに、物凄く体力を使うようになっている。……そんなっ……。


「クランっ!!!?」

「イ、イマーラ、さんっ……」

目が霞んできた。意識が急に遠くなる。

「酸欠だっ!!ランダムさんっ、至急『ゲート』をっ!!!」

「分かった!!…………」


#


僕の意識は、そこで途切れた。


#

「ん……」

「クランっ……!」

目覚めると、心配そうなラーナの顔がまず飛び込んできた。どうやら、布団に寝かされているようだ。

「ここは……」

息苦しさはなくなっている。ランダムが「やれやれ」と笑った。

「やっぱ改良余地はあったな。イマーラに着けてるプロトタイプはコストが重くて簡易化したんだが、こういうことになるとはなぁ。
改良型ができるまでは、こっちには呼べそうもねぇか」

「……すみません、迷惑かけちゃって」

「いや、いい。俺らの落ち度だ。イマーラには無事だとよく言って聞かせたから、安心しな」

身体は少し気だるいが、動くことは動く。僕は大きく息をついた。

「……明日以降は」

「少しアルツールが診たが、大丈夫そうじゃの。それにしても、それほど負担がかかる場所なんじゃな」

ロブソン総師範が溜め息を付く。まあ、動けるようならまだいいか。

「ま、そんなわけでだ。2週間後ぐらいにはイマーラを連れてくる。ズマの鉱山についちゃ、またその時だな」

「……はい」

「とりあえず今日はよく寝な。じゃ、また会おうぜ」

※10以下で異変、11以上なら46日目へ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 12:20:06.62 ID:1SW1D8R70
u
19 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 14:54:26.69 ID:NddG/2BaO
【46日目】

目覚めるともう日が昇りかけていた。身体は……とりあえずは動くみたいだ。
それにしても、急に呼吸ができなくなるというのは怖かった。「魔素」というのが濃すぎるってランダムは言ってたけど、ああいうことなのか。

僕はベッドの上で軽く息を吐く。やはり、何だかんだ言ってもここと向こうの世界は違うらしい。

目覚めてすぐに起床の合図があった。広場についた僕を、皆が心配そうに見ている。

「クラン、大丈夫なのか?」

「ええ、この程度なら」

ゲンナジー師範代が「ならいいが」と呟く。

「出るからにはしっかりやってもらう。では、夜明けまで走るぞっ!!」

※早朝稽古の成果

01〜75 この分なら(経験点10p)
76〜94 身体がよく動く(経験点20p)
95〜00 再判定
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 14:55:28.58 ID:J7ZtW66kO
はい
21 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 15:03:53.13 ID:NddG/2BaO
※経験点171p

#

「……ふう」

朝稽古は無事乗り切れた。稽古に行く前にパラパラと師匠からもらった本を読んだのだけど、自分の動きに無駄が多いことがよく理解できた。
ほんの少し身体の軸を意識するだけで、これだけ疲れ方に差が出るとは思わなかったな。

「昨日倒れたと聞いたが、存外問題なさそうだな」

ニィ、とゲンナジー師範代が笑う。

「師範代こそ。骨の具合は」

「多少軋む程度だ。この程度で休んでなどいられんからな。これなら手心を加えずに済みそうだ」

ハハハと笑いながら去っていく。自分にも他人にも厳しい人なんだなぁ……。

#

※午前中のイベント
01〜15 ?????(再判定)
16〜85 通常稽古
86〜94 立ち合い形式(再判定)
95〜00 ???????
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 15:08:45.00 ID:L2dgG80P0
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 15:16:19.35 ID:J7ZtW66kO
回避があるとはいえ2日連続で00奇数は勘弁してほしいがさて
24 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 15:17:57.06 ID:NddG/2BaO
偶奇判定です。

奇数……ファンブル回避権全消費
偶数……?????(再判定)

コンマ下3
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 15:19:24.44 ID:L2dgG80P0
00ごめん
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 15:21:13.19 ID:7wf5u/VDO
ksk
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 15:21:15.32 ID:wvEYK5cv0
さて
28 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 15:35:47.85 ID:NddG/2BaO
※再判定、寺に来客

01〜60 中年の男
61〜94 若い男
95〜00 中年の男と若い男
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 15:35:59.88 ID:7wf5u/VDO
はい
30 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 15:37:19.86 ID:NddG/2BaO
※再判定

01〜94 昇格
95〜00 ???????
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 15:37:33.21 ID:J7ZtW66kO
えい
32 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 15:53:10.77 ID:NddG/2BaO
#

午前の稽古は朝食をとって3時間ほどの休みの後に行われる。その過ごし方は様々だ。二度寝する人、朝風呂に入る人。
僕はというと、軽く風呂で汗を流した後、師匠から貰った本を読んでいた。

結論から言えば、非常にためになる。力は筋力よりむしろ体幹に依存するものが大きいことなんて、ちっとも知らなかった。
それと共に、師匠やここの稽古がそれなりに理にかなっていることも理解した。結局、身体の軸を作るにはまず下半身、ということらしい。

多少筋肉についての拘り──というか賛美が入っているのはアレだけど、それでも十分面白い。
ブランドという人とマエザキという人の共著らしいけど、何者なのだろう。

ぼんやりとそんなことを思っていると。


「おーい!!!大変だっ!!!!皆広場へ集合っ!!!」


門人の一人が、慌てた様子で叫びながら廊下を走っていった。まさか……また「ノーサ」が???

「どうしたんですか??」

「いや、どうしたもこうしたもない。あいつが帰ってきた!!」

「あいつ??」

廊下の窓の外には、ロブソン総師範と若い男性、そして長身の中年男がいる。


……え??


その男には見覚えがあった。いや……というより……昨日会っている。
指輪はランダムに渡してしまった。だけど、これは……間違いない。


あの髑髏のシャツの男は……


「『3人目』、だ……」


33 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 16:02:30.22 ID:NddG/2BaO
僕は急いでロブソン総師範の元に走った。危害を加える様子はない。むしろ、若い男性と談笑しているように見える。
ということは……彼が。

「おお、良いところに来たの」

僕に気付いた総師範が手を振っている。若い男性は「3人目のランダム」に何か囁いたようだ。

「総師範っ!!まさかっ……!!?」

「うむ。……儂も仰天したわい。よもや急に来るとはのぉ」

「はは……こちらも急ぎでしたから。久しく連絡も取らず、申し訳ありません」

「全くじゃ。どこに行っておった」

「まあ、それはおいおい説明しますよ。……君が『蛇』の宝石を持つ少年だね。話は彼から聞いているよ」

若い男性が「3人目」を見た。見た目はランダムに近いけど、遥かに纏う空気が重く、暗い。

「色々介入があるようだが……それは後で話そう」

「そうだな。とりあえず、自己紹介行こうか」

若い男性が右手を差し出した。


「僕の名はウィル・アピース。名前くらいは聞いているだろ?」


34 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 16:12:02.07 ID:NddG/2BaO
「…………!!やはり、あなたが……僕はクラン・オーディナルです」

差し出された手を握る。ウィルさんは背丈は僕より少し大きいくらいなのに、随分大きく感じられた。

「クラン君か、よろしく。……その分だと、既に色々聞いているみたいだね」

「え、ええ……そちらこそ、何故ここに」

「君に会いに来た」

「……えっ……」

ニッとウィルさんが笑う。いつの間にか、僕らの周りには人だかりができていた。

「ああー、ちょっと騒ぎになりそうだな。総師範、ちょっと僕と彼、それと『ランダム』の3人で話させてくれませんか」

人だかりの中からラーナが出てきた。

「あのっ……私たちも聞いていいですか?」

01〜35 いや、それは勘弁してほしい
36〜60 君はダメだ。……そこの王女様ならいい
61〜94 いいだろう
95〜00 いいだろう(場所が変わります)
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 16:12:17.45 ID:NjZK6rkP0
はい
36 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 16:55:44.45 ID:NddG/2BaO
「君はダメだ。……そこの王女様ならいい」

「……えっ?」

急に名指しされたミーシャは驚いている。どういうことだろう?

「ここに2人がいたのは好都合だ。河岸を変えようか」

僕らはウィルさんの後をついて歩く。「3人目」も一緒だ。門を出ると「この辺りでいいか」とウィルさんが呟いた。

すると……


……パチッ


「3人目」が指を鳴らす。するとそこには、僕らが知るランダムが作るような空間の歪みがあった。

「入れ」

その圧力に僕は思わず頷く。そして歩みを進めたその先には……

「……どこですかここ」

そこは洞窟の中だった。少し肌寒い。そして、洞窟の壁には幾つもの棚と瓶──多分酒瓶が並んでいた。

「……俺の『部屋』だ。ついてこい」

コツコツと靴の音だけが響く。そして「3人目」がドアを開くと、そこには古いテーブルと幾つかの椅子があった。

「飲めるか?」

「い、いえっ……稽古中ですし」

「……だろうな。冗談だ。茶くらいは用意してやる」

またパチッと指が鳴らされると、目の前にティーカップと紅茶が現れた。

「……どうなってるんですか」

「お前の知る『ランダム』も同じことはできる。それより、ウィル」

「そうだな」

彼が向かいに座って、交互に僕らを見た。

「僕が行方不明になったのは聞いていると思う。ロブソン総師範には、『新大陸』に密航していたとでも嘘をつくつもりだ。
別に信頼してないからじゃない。彼はここのことを詳しく知らないからだ。
僕らがここにいたことは、色々外部に漏らしたくないんでね」

「ここ?というか、何故知られちゃいけないんですか?」

「最初の質問から答えようか。ここは『穴』第48階層。ランダムの私室だ」

「……え??ここが、ですか」

「穴」の中はただの洞窟だと思っていた。こんな場所があるなんて。
……ただ、師匠は「穴」の中の街を訪れたって言ってたから、そこまで不自然でもないのか。

ミーシャは唖然としている。ウィルさんは僕を見て、面白そうに笑った。

「君はそんなに驚かないんだね。あるいは、隙間が空いていたことも知ってたかな」

「……可能性としては聞いてました」

「そうか。……かなり色々知っている、ということか。『ランダム』、どう思う」

「3人目」が小さく頷いた。

「説明の手間は省けるな。『俺』のことだ、『一族』についても一通り話しただろう」

「だろうね。じゃあ、本題に入る前に一つ質問だ。『審判の石』はどこにあるか、知ってるかな」

「いえ……ヒースコート伯爵も知らないと。大武術会の実行委員会が、実際に運用しているって聞きました」

ウィルの顔から笑みが消えた。

「そうだ。僕も最初の優勝の時は知らなかった。2回目の時に、『ランダム』が教えてくれたよ。あれはこの『穴』の中にある」

「……え?」

「正確には第45階層だ。そこに実行委員会──というか2人しかいないんだが──が赴いて、『答え』を出している。
だが、彼女たちは頑固だ。僕が自由に使うことをよしとしない。そもそも、『穴』の存在なんて知られちゃいけない。
……だから、自分で行くことを決めた」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 18:24:43.53 ID:kbc/ZYOIO
サンダムと会った時用の宝石を預けた翌日に遭遇してしまうとは
38 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 18:35:35.47 ID:NddG/2BaO
「……ちょっと待って下さい!!実行委員会って何者なんですか??それに、何故ウィルさんが自分でその……第45階層に行くってことになったんですか!!?」

ウィルさんが苦笑した。

「質問が多くなるのは分かるけど、落ち着いてくれ。何事にも順番ってものがある。
異変を感じたのは、1年ぐらい前だ。『ランダム』が、『何者かが別の世界から来ている』と言い始めた」

「3人目」が頷いた。

「直感──というか薄く感じる魔力でそれが『俺と同じ存在』だと気付いた。詳しくは分からなかったが、可能性としてないわけじゃないのは理解した。
そして、そいつが来てから闇ギルドやテルモンの動きがおかしくなった」

「そうだ。審判の石を使って対応策を出せと言ったが、実行委員会は『今回は無理だ』というばかりだった。
『成り行きに任せるしかない』『我々では対応できない』と」

ウィルさんが唇を噛んでいる。「3人目」が、どこからか取り出した酒をあおった。

「俺と彼女たちが、この世界の安全弁だ。だが、彼女たちは動かなかった。あるいは、最初に手を付けられていたのかも知れん。『ブレイズ』まで来ていたらしいからな。
正直に言って埒が明かない。だから、『穴』の隙間から第45階層を目指すことにした、というわけだ」

「……まあ随分かかったよ。一度完全に封鎖された場所を辿り、『ウィルコニア』の『鍵』を解かなくちゃいけなかった。あれは人間にしかできないらしいからね。
そして、『ランダム』を連れてもう一度潜り、審判の石を『再起動』させるまで半年。さすがに2度とゴメンだ」

「……答えは得られたんですか?」

ウィルさんが僕とミーシャを交互に見た。

「……ああ。世界を救う、一番簡単なやり方だ」

一拍置いて、彼が切り出す。


「君たちの持つ、『蛇』と『一角獣』の宝石を、僕にくれ。
2度と触れぬよう、ランダムが封印する」


39 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 18:44:40.55 ID:NddG/2BaO
「……えっ……!?」

「君たちも知っているだろう。何故君たちが狙われているのか。
それはその宝石のせいだ。『蛇』と『一角獣』の力を解放し、そのお姫様に憑依させる。それが連中の真の狙いだ。
なら答えは容易い。それを封印すれば、奴らの目的は達成されない」

バンッ、とミーシャが机を叩いた。

「でもっ!!そうしたら、ハーデンたちは誰が止めるんですっ!?」

「僕が止める」

力強く、ウィルさんは言い切った。

「えっ」

「伊達に『拳神』なんてくすぐったい名で呼ばれてるわけじゃない。ハーデンが『ケインの落とし子』というのも、もちろん知ってるさ。
そして、奴に勝てるのは僕だけだ。僕が終わらせればいい。
君たち若い子が、無駄に危険に身を晒す必要はない」

「でもっ!」

「3人目」が静かに首を振った。

「正義感があるのはいい。だが、それは時に蛮勇になる。ウィルに全てを任せることだ」

01〜60 通常ルート
61〜94 クランが発言
95〜00 クランの宝石が光る
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 18:47:24.28 ID:pjEjXdJg0
はい
41 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 18:49:51.02 ID:NddG/2BaO
……確かにその通りなのかもしれない。しかし、本当にそれでいいんだろうか??

1 宝石を渡す
2 渡さない

※3票先取、重大選択肢です
※宝石を渡す場合は95以上のクリティカルなどが消えます。
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 18:54:29.57 ID:J7ZtW66kO
クランの宝石は前作世界に預けてる事とその経緯をまず言った方がよくない?
向こうも動いてるしこの場で決めていい話じゃないような
43 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 18:56:27.86 ID:NddG/2BaO
>>42
混同されているようですが、ランダムに渡したのは「別のランダム発見用」のものです。
肝心の宝石はネックレスよろしく首から下げています。(あちらは指輪です)
44 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 18:57:26.46 ID:NddG/2BaO
なお、2を選んでもそこですんなりと、とは行かない可能性はあります。
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/10(土) 18:57:52.60 ID:ESIW6Qu0O
一度この話を持ち帰るということは出来ないのかな
一度サイファーや向こうのランダムと相談したり、サイファーの世界のウィルコニアの審判の石でも同じ答えが出るのか試してみたい
46 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 19:00:16.91 ID:NddG/2BaO
>>45
それはできなくはないですね。ただ、この場で決断しろと言われる可能性の方が高いです。
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 19:00:48.08 ID:J7ZtW66kO
>>43
そうだったか失敬
前作世界側も動いてる話をした方がいいとは思うしひとまず2といきたい
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 19:00:59.94 ID:SaWfyodzO
1
49 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 19:05:48.16 ID:NddG/2BaO
一応選択肢に「3 保留」を加えます(成功率は高くはないです)。
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 19:09:45.80 ID:NjZK6rkP0
2
もう一人のランダムもいることだし
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/10(土) 19:19:52.84 ID:ESIW6Qu0O
3
52 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 19:43:56.21 ID:NddG/2BaO
上げます。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 19:51:57.45 ID:7wf5u/VDO
2
54 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 20:03:14.12 ID:NddG/2BaO
僕は考えた。彼らの言っていることは正しい。僕の想いは、ただの子供の意気がりなのかもしれない。

……それでも。

「……断ります」

「それが君の出した答えか」

「……はい。これはもう、僕たちだけの問題じゃない。
あなたの言う通り、そうした方がいいんでしょう。それでも……譲れないものがあります」

※ウィルの反応
01〜15 そうか……仕方ないな。ならば……(1回だけファンブル扱い)
16〜65 納得できないな。理由を聞かせて貰おうか?
66〜94 そう言うだろうと思っていたよ
95〜00 ?????
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:10:09.39 ID:xlwAuWOL0
56 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 20:26:27.10 ID:LsA8r18oO
「……納得できないな。理由を聞かせてもらおうか?」

ウィルさんの視線が、鋭く僕に突き刺さる。僕は……

※3票先取、重大選択肢です

1 ランダムさん、向こうの状況はご存知ですか
2 この宝石の中にいる人物……コーウィンはどう思うでしょうか
3 jのことは知ってますか
4 その他自由安価

※基本この後判定がありますが、選択肢によって成功率が違います
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:28:23.15 ID:NjZK6rkP0
1
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:29:37.86 ID:J7ZtW66kO
1
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 20:36:48.22 ID:xlwAuWOL0
1
60 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 22:03:54.28 ID:FyrTBuebO
「……ランダムさん、向こうの状況はご存知ですか」

「向こう……お前の所に来た『俺』の話か」

「ええ。僕は昨日、そこに行っています。少しだけですが。話も聞いてきました。
……この話は、さっきも言ったように僕たちだけの問題じゃないんです。彼らも相当巻き込んでいます。僕の一存で、これを渡すわけにはいきません」

「3人目」は少しの間目を閉じ……

※35以上で会話続行、未満は1回だけファンブル扱い
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:04:51.39 ID:7wf5u/VDO
はい
62 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 22:26:37.93 ID:FyrTBuebO
「……それが答えか」

「ええ」

「……『もう一人の俺』の世界など、本来どうでもいい。俺は、コーウィン兄やシデたちが命と存在を賭して守ったこの世界を守りたいだけだ。
そのためには、『審判の石』が出した答えが多分正しいのだろう。……ただ」

「ランダム」が僕を見据えた。

「お前の意思などどうでもいい、とは言えない。お前にはお前なりの覚悟がある。それに賭けてみるのも悪くはない」

「……それじゃ!?」

「……ウィル、彼らに協力してやれ。『アンサートーカー』が必ずしも正しいとも限らん。
あれは合理性だけで最短の答えを弾いている。人の心は、あれの考慮する所ではない」

ウィルさんは肩をすくめた。

「……そう言ってくれると助かりますよ。僕にも正直心苦しさはあった。それに、彼の言うことももっともです。
……というわけだ。ただ、君たちにも危険が及ぶことになる。覚悟はいいね?」

「……はい」

「勿論です」

ウィルさんは満足そうに頷く。

「……そうか、了解したよ。ただ、ハーデンを倒すには君らでは足りない。もっと強くならなきゃな。
勿論、僕も手助けするし、倒せるようなら倒すけど」

「……これからどうするんですか?」

「……決めかねてる。君らが僕に宝石を渡してくれれば、封印して地下に潜って機を窺うつもりだった。
まあそうしてもいいんだが……」

※クランの提案
1 ダーレン寺で稽古をつけてくれませんか(当面ロワールに残る)
2 テルモンについてですが……(テルモン関連でウィルが協力)
3 闇ギルドについてですが……(闇ギルド関連でウィルが協力)
4 「穴」についてですが……(後日「穴」をクランが探索)
5 jについてですが……(「グリーチ」関連でウィルが協力)
6 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎します
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:28:17.29 ID:NjZK6rkP0
5
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/10(土) 22:30:54.86 ID:2CGh69up0
5
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:39:49.24 ID:J7ZtW66kO
5
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/10(土) 22:42:07.86 ID:l5rznN4vO
6
トンプソンやアヴェルやハーデン等ケインの落とし子や、jとグリーチについてとか、情報共有という形は取れないかな
どれに対処するかはウィルさんに決めてもらうとか
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/10(土) 22:42:34.84 ID:l5rznN4vO
書いてる間に埋まったか…
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:43:36.62 ID:OsarhooB0
正直グリーチはソロコフさんに任せちゃいたい
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/10(土) 22:48:20.28 ID:2CGh69up0
すみません、5をやめて、>>66の6が可能であれば6に訂正出来ませんかね
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:50:58.81 ID:J7ZtW66kO
3人目とも合流できたしエルライザと同行中の(のはずの)アリスと連絡取ったり協力者と情報擦り合わせる方が先だったかな、投票早まった感がある
71 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 22:52:09.53 ID:FyrTBuebO
5とします。

>>66
できなくはないですね。ただ、どれに対処するかはランダムになります。

>>69
決定前なら変更可ですが、決定してしまったので今回は不可です。申し訳ありません。
72 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 22:55:55.97 ID:FyrTBuebO
>>70
アリスは「3人目」も知っていたはずですので、有力な案でしたね。

とはいえ、j対策は喫緊の課題ですので悪い案ではないです。
(jがいることをウィルたちが知らなかった可能性は小さくありません)
73 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 23:01:30.26 ID:FyrTBuebO
ちなみにウィルと「3人目」が出てくるのはかなり薄かったとだけ言っておきます。
本来はどちらか、あるいは両方が……という展開でした。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/10(土) 23:12:45.22 ID:2CGh69up0
なおさら情報共有しときたかったなぁ
またの機会があればいいな
早まってしまって申し訳ない
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:19:38.84 ID:l5rznN4vO
ええんやで
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:21:27.62 ID:J7ZtW66kO
アリスに対しては稽古の休憩時間にでも電話すればいいし、ウィルたちもどう協力するかはともかく連絡取れるようにはしてくれるだろうから情報共有はすぐできると信じる
申し訳ないは3票目取って確定させてしまった自分こそ言わなきゃならんセリフよ
77 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/10(土) 23:26:30.14 ID:FyrTBuebO
情報共有については向こうが電話持ちか次第です。ウィル→クランは容易いですが、逆はコンマ次第ですね。後で判定は入れます。
(3人目は電話を持ってないかもしれません)

なおランダムのキャラが違うのは意図的です。
500年前のことや、その後力を失い生き延びてしまったことへの傷は少なからずあります。
78 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/11(日) 21:56:22.45 ID:MxXxfgiPO
※前スレ1000は振り直し権利獲得です。使用のタイミングはこちらから指示し多数決を取ります。
79 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/11(日) 22:01:43.95 ID:MxXxfgiPO
「……1つ、お願いが。『j』について、知ってますか?」

01〜50 「3人目」は存在を知っているが、「グリーチ」は知らない
51〜80 「3人目」はグリーチの存在を知っているが、ミラは知らない
81〜94 「3人目」はグリーチもミラも知っている
95〜00 ウィルも含め対策を練りつつある
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 22:02:34.90 ID:uAN/S3t40
はい
81 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 07:12:32.65 ID:74S7S05kO
「『j』?知らないな。『ランダム』さんは」

「3人目」の口の端が、微かに上がった。

「……そこまで知っているか。まあ、身内にいるようだからな。ダーレン寺にいた、青い髪の少女。グリーヴァ大沼にいた『j』の末裔だな?」

「……知っていたのですか」

「『j』については、最大の監視対象であり続けていたからな。『モナ』と名乗る個体がマイク・ダーレンと所帯を持ったときから、ずっとあの一族は『見て』きた。
この世界を混沌に陥れるなら、あれしかないとすら思っていた」

「……じゃあ、『グリーチ』についても」

「闇ギルドに、モナの3代下がいるらしいな。だが、明らかに妙だ」

「妙?」

「ああ」と言うと、「3人目」が酒瓶を一気に空にした。

「お前たちから見た、『j』の少女はどうだ?」

「何って……意外と普通の人ですわ。それなら、クランの方が詳しいでしょうけど」

「……好奇心旺盛な子だと思います。人間のことを知ろうとしているし、頭も全然悪くない。……それがどうしました」

「だろうと思ったよ。そう、『j』は基本自分に危害が加えられない限りは人を襲わない。人間にも相手次第だが基本的に友好的だ。
それが、闇ギルドにいるということ自体が相当に変だ」

ウィルさんがランダムを訝しげに見た。

「もしかして、『穴』に行くのを急いたのも?」

「それが一因だ。お前と潜る直前ぐらいから、同時多発的に色々なことが起き過ぎていた。
ズマの鉱山の異変しかり、テルモンにおけるライプツィヒ派の伸長しかり、闇ギルドの勢力拡大しかりだ。あるいは実行委員会の変調もか。
……全てが繋がっている。別の世界から来たという『俺』が関与しているのは疑いがない。対抗できるのは、確かにお前以外にないと思っていた」

「……なるほど。とにかく『j』ってのを何とかする必要があるわけですね」

「お前との相性は悪いが、勝てない相手ではない。詳しくは後で教える」

「了解です」

※40以上で質問タイムへ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 07:28:59.29 ID:BWAAWRrDO
はい
83 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 14:15:44.28 ID:r3N//eJ2O
「じゃあ、そろそろ行くとするか」

「……随分と早いですね。彼らともう少し話してもいいのでは?」

「3人目」が首を振った。

「急ぎで会いたい人物がもう一人いる。そっちの状況を見ないといかん」

「誰ですか、その人は」

「俺の同類だ。『封印』の前に死んだが、何か仕掛けている可能性もある。
イーリスにそいつはいるはずだ。『目覚めて』いるなら、力を貸してくれるかもしれんが」

「……随分とぼかすのですね」

ミーシャからの質問に、「3人目」は……

※80以上で?
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 14:17:11.23 ID:F91ZbVaIO
はい
85 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 14:17:14.78 ID:r3N//eJ2O
挙動が変なのでテストです
86 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 14:24:35.57 ID:r3N//eJ2O
「確証が持てんからだ。本当に死んだままかもしれんし、あるいは誰かに『憑依』しているかもしれん。
ただ、イーリスにそいつの関係者がいる、というのは審判の石も示している。急ぎで飛んで、確認するだけする必要がある」

どうにも要領を得ない感じだ。別に「一族」がいるとでもいうのだろうか。
ミーシャも納得してない様子だが、「……そうですか」と渋々頷いた。

「3人目」が空間に歪みを作った。

「何かあればこちらから接触しよう。ダーレン寺で己を磨いておけ」

「こっちから連絡は取れないんですか?」

※70以上で取れる
(未満の場合、ウィルは携帯持ちではありません)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 14:24:58.10 ID:N+uXds9N0
88 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 14:43:14.85 ID:r3N//eJ2O
ウィルさんが苦笑した。

「移動式は持ってないんだ。君は?」

「あ、一応」

「そうか。ちょっと控えさせてくれ。……よし。武者修行中は、外部からの接触を断ちたいんでね。
何か分かったら、こちらから連絡する。細かい話は、またその時だな」

歪みが開ききった。

「じゃあ、また会おう。くれぐれも気を付けてくれ」

#

「もうウィルは帰ったのか、相変わらずせっかちな奴じゃ」

ロブソン総師範が溜め息をついた。

「何か、急ぎで行かなければいけない所があるらしくて……」

「まあよい。元気そうな顔を見れただけでも良し、じゃ」

戻った僕らは、総師範に簡単な報告をした。午前の稽古は終わったらしく、もう休憩時間に入っている。
総師範は深く詮索してこなかった。「老い耄れが口出しすべきことじゃあるまい」だそうだ。


そして僕は一人部屋にいる。手には電話がある。何かをすべきな気はするけど。

1 もう一度ロブソン総師範に会う(色々相談)
2 フェイラに連絡を取る
3 エルライザに連絡を取る
4 こっそりイーリスに行ってみる
5 その他自由安価

※3票先取
※4の場合はその後の行動が重要です
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 14:46:53.51 ID:wyTAOVSn0
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 14:48:28.99 ID:SBA9rTNn0
1
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 14:55:22.58 ID:F91ZbVaIO
3
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 14:59:02.13 ID:BWAAWRrDO
1
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 14:59:22.65 ID:N+uXds9N0
1
94 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 15:03:24.52 ID:r3N//eJ2O
#

「何じゃ急に。言いそびれたことでもあるのかの」

ロブソン総師範のもとを訪れると、少し不思議そうな顔をされた。

「ええ。そんなところです」

※クランの相談事
1 ウィルについて
2 もっと強くなるには
3 イマーラについて
4 自由安価

※2票先取
※自由安価歓迎します
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 15:10:05.82 ID:F91ZbVaIO
4
開祖マイクについて文献とか残ってないかね、モナに関わる事か武術書のどっちかあれば儲け物
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 15:11:47.88 ID:wyTAOVSn0
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 15:13:46.11 ID:LPRXEnht0
3
98 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 15:21:22.91 ID:r3N//eJ2O
「師匠についてですが……」

僕は口ごもった。これを言っていいのかどうか、正直自信がなかったからだ。

だけど、もう彼女を失いたくはない。万全かどうかも分からない。彼女を守るには……多分これが最善の手だ。


イマーラ・ランドルスを、しばらくダーレン寺に置く。これが僕の一つの結論だった。


しかし、それが正しいかは分からない。離れたくないという気持ちも、率直に言ってある。
このまま切り出すべきなんだろうか。

1 切り出す
2 撤回する
3 イマーラについての別の相談事をする(自由安価)

※3票先取
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 15:54:10.60 ID:wyTAOVSn0
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:01:09.63 ID:SBA9rTNn0
2
本人も怒りそうである
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:03:47.25 ID:gt52c6QA0
2
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:05:41.36 ID:F91ZbVaIO
3
近々こっちに戻ってくる事でも話してお茶を濁す、あとイマーラに合いそうな技ありませんかって聞いてみるとか
103 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 16:08:10.96 ID:r3N//eJ2O
……やめとこう。師匠もきっと、喜ばない。僕の気持ちだけでこんなことを決めちゃいけない。

……ならどうしようか。

1 ウィルについて(信頼がどれほどおけるのか)
2 もっと強くなりたい(「零勁」特訓依頼)
3 古文書を読ませてほしい(>>95、意味があるかは60%程度)
4 撤収する(>>88の選択へ)
5 その他自由安価

※3票先取
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:23:53.41 ID:1d8JsTtK0
4
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:24:21.02 ID:wyTAOVSn0
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:37:19.68 ID:ZEgdKOod0
4
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:38:38.92 ID:BWAAWRrDO
4
108 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 17:30:52.89 ID:D39p+G8NO
※撤収(描写は後程)

1 フェイラに連絡を取る
2 エルライザに連絡を取る
3 こっそりイーリスに行ってみる
4 その他自由安価

※3票先取
※3の場合はその後の行動が重要です(リスクあり)
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 18:33:15.62 ID:1d8JsTtK0
1
正直今の安価ってどれ選んでも大差なさそうで投票してない奴が多そう
どれがどうメリットあるかわからないから他の意見に乗っかっておくみたいな
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 18:52:14.95 ID:F91ZbVaIO
訪ねておいて何もしないで撤収ってロブソンからの心証悪化したんじゃないか…?それでもなおしたかった事があるならともかく
とりあえずアリスに3人目と合流した話をしたいから2
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 19:02:35.00 ID:KcSLE4/60
3
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 19:10:13.92 ID:BWAAWRrDO
2
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 19:12:55.26 ID:7nmCQdRj0
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 19:13:52.25 ID://XGJ93f0
3
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 19:15:31.39 ID:gXxQfM1G0
相変わらず読者同士で煽りあいで民度最悪だな
116 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 21:40:08.41 ID:WZEQLH38O
>>109
これについてはこちらのミスもありますね。イマーラに関連する相談事の内容を明記しておくべきでした。

本編再開します。
117 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 21:47:03.16 ID:WZEQLH38O
師匠についての相談事をしないなら、ここに来た意味もあまりない、か。総師範には申し訳ないのだけど。

「……あ、すみません。やはり部屋に戻ります」

「……?変な奴じゃのお」

部屋に戻り、再びどう動くか考えた。……ウィルさんたちは、イーリスに行くという。
ひょっとしたら、今行けばまた会えるかもしれない。

僕は電話を手に取った。稽古再開まで、残り2時間か……

※イーリスでの行き先
1 王宮
2 繁華街
3 スラム街
4 やはりやめる(ノーリスク、ただし行動は不可(休養に充てます))

※3票先取

※目撃されると面倒なことになる可能性が若干あります
※ウィルとの鉢合わせもグッドイベントとは限りません
※時間制限があります。時間オーバーのペナルティは相応です(ロブソン総師範の所に行ったのが逆効果になります)
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 21:49:00.24 ID:ZQ3DYvFT0
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 21:50:20.67 ID:6ViStNY10
3
120 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 21:51:20.55 ID:WZEQLH38O
5に自由安価を加えます。
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 21:54:08.68 ID:SBA9rTNn0
4
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 21:55:16.71 ID:KcSLE4/60
3
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 21:56:50.46 ID:W+h2LDmG0
4
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 21:57:05.30 ID:Ao9BpaX3O
3
125 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 22:01:21.28 ID:WZEQLH38O
#

僕はスラム街にやってきた。王宮とは違い、ここなら知り合いはそういない。……一人を除いては。

僕はパーシャさんの店に足を運んだ。彼女に相談事がある。

※パーシャの状況

01〜20 ……!?
21〜40 来客中だよ
41〜80 ……小僧一人とは珍しいねぇ
81〜94 あら、君だけか
95〜00 ??????
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:03:23.27 ID:BWAAWRrDO
はい
127 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 22:06:51.38 ID:WZEQLH38O
受付の老婆は、僕を見るなり首を振った。

「来客中だよ。出直してきな」

そういえば彼女は娼婦でもある。しかしそれなら仕事中と言うはずだ。
少し引っ掛かるものを感じる。

「どなたか聞いてもいいですか?」

※50以上で判明、再判定
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:07:24.00 ID:UygC0o+O0
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:07:32.49 ID:F91ZbVaIO
はい
130 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 22:09:46.51 ID:WZEQLH38O
偶奇判定です。

奇数…ファンブル回避権全消費
偶数…判明、グッドイベント確定(中身は再判定)

コンマ下3
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:10:11.10 ID:W+h2LDmG0
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:10:55.29 ID:F91ZbVaIO
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:10:55.40 ID:KcSLE4/60
はい
134 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 22:22:50.82 ID:WZEQLH38O
※再判定(誰でも相応の流れになります)

奇数 ウィルと3人目
偶数 ミカエル
8の倍数かゾロ目、95〜00 ランダム
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:24:29.44 ID:F91ZbVaIO
136 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 22:33:55.86 ID:WZEQLH38O
「髑髏のシャツの男だよ。客かと思ったら野暮用とか抜かしやがって。
金を数回分払ったから上にあげたがね」

「3人目」?いや、それならウィルさんも一緒のはずだ。じゃあ「別の世界のランダム」ということは……ないか。

となると、上にいるのは……ランダム本人?

「上がっていいですか、知り合いです」

「ちょっと待ちな!!」

老婆の制止を振り切り、僕は階段を駆け上がる。ランダムがパーシャさんに何の用なんだ??

部屋のドアを開けると……

※パーシャの状況
01〜70 普段通り
71〜00 ??????

※ファンブルなしです。普段通りでも相応の進展があります
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:35:16.95 ID:UygC0o+O0
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:38:54.50 ID:1d8JsTtK0
クリった
139 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/12(月) 22:38:56.73 ID:WZEQLH38O
※????参戦決定

少し休憩。伏線らしきものは張ってましたが、再び想像より相当早い登場になります。
140 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 08:31:29.94 ID:RA4xxcjkO
「ん」

「おいっ!?」

部屋のドアを開けると、そこには驚いた様子のランダムと……赤い髪の女性がいた。

「……パーシャさん?」

疑問形で呼んでしまったのは、その身に纏う空気が全く違っていたからだ。
髪の色も違うけど、この威圧感は……どう考えてもパーシャさんじゃない。

「……例の小僧か。どうしてここに」

「ちょっ……!!クラン、えらいタイミングで来やがったなぁ……。いいのか?」

「構わん。いずれは分かることだ」

「パーシャさん」は不敵に笑った。こんな笑い方をする人だっただろうか?

ランダムがポリポリと頭を掻いた。

「まあそうだけどよ。しかしなんであんたがこうしているのかは解せねえな。理由は説明してもらうぜ」

「いいだろう。じきに『この世界のお前』もこっちに来る。会ったら対消滅するのだろう?ちょっと都合のいい場所に移動するとするか」

「……あなたの名は」

僕は思わずそう聞いた。この人がパーシャさんだとは、どうしても思えなかったからだ。


「パーシャさん」はニヤリと笑った。


「余の名はエリックだ」


141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 08:49:29.15 ID:ygcGZB5b0
エリックさんは正直ブランドより弱いしアイテムとかくれるタイプじゃないしであんまり会えた旨味がないなあ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 08:58:12.48 ID:L0PJyVCz0
結果が良くても悪くても文句が出るスレ
143 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 09:00:13.58 ID:RA4xxcjkO
そう言うとその「エリック」と名乗る女性は空間に歪みを開いた。
……この人も「一族」なんだろうか?

「入れ、対消滅はしたくないだろう?」

「違いねえな。ちとお邪魔するぜ」

下から誰かの声が聞こえてきた。……ウィルさん?

「急げ、見られると厄介なことになる」

僕は慌てて歪みの中に入る。

#

…………


……ここは?


森の中にベンチがいくつかある。公園みたいだ。真ん中には、大きな石碑と噴水がある。
「愚かしき歴史を忘れぬよう刻む」と石碑には刻まれていた。


「余の依り代が子供の頃過ごした場所だ。貴様の師匠とやらもここで生を受けている」

「エリック」が呟く。……ここが、師匠の生まれ故郷、というわけか。確か、アングヴィラにあったはずだ。

「なるほどなぁ。で、疑問は山盛りなんだが?」

「それはこちらの台詞だ。何故本来の『ランダム』ではなく、お前が先に来た」

ランダムがニヤリと笑った。

「その分だと、俺のことは知ってたな?大方、パーシャと意識共有してるって辺りか。うちのと同じだな」

「『うちのと』?……まさか、余と同じ存在が」

「ご名答。で、俺が来たのもまさにそれだ。うちのと同じなら、恐らく宿る人格も2つ。パーシャ・ルルイエとエリック兄、あんたってことだ。
それを確認するために来たら、パーシャじゃなくエリック兄が出てきたのにゃ驚いたがな」

「……なるほどな」

トスッと「エリック」がベンチに座った。

「依り代の小娘め、『自分の中』に誰かいると感付いていたようだ。
500年間、一度もそんなことはなかったのだが」

「そもそも何がどうなってあんたがそこにいるのか、説明してもらいてぇな。
『一族』は監視のため残された『3人目』の俺以外、存在ごと消えたはずだ」

「そうらしいな。だが余が知ったことではない。あれは余の『死後』起きたことだ」
144 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 09:33:22.45 ID:RA4xxcjkO
まるで言ってる意味が分からない。500年前に死んで、なんでここにいるのだろう?

「よく分からないんですけど……僕とコーウィンみたいなものですか?」

ほう、と「エリック」が言った。

「そう言えば、貴様コーウィンの依り代らしいな。似ているが違う。
貴様の場合は宝石にコーウィン本人が封印されている。余の場合は、存在を『憑依』させるのだ」

「『憑依』?」

「あー……なんつーかだ。前『一族』には固有の能力があるっつったろ?
エリック兄のそれは、短距離の精密瞬間転移だ。んで、死にかけてから発動したのが幽霊よろしく特定の人物に取り憑くってもんだな。
ケインの野郎は自らの子供を媒介に転生するってあれなんだが、この世界のあり方が変わった結果か知らねえが本人が出てくるまでには至ってねえ」

「……じゃあなんでこの人は」

フフン、と自慢気に「エリック」が鼻を鳴らす。

「余はケインに騙し討ちされる形で殺された。それは、シデたちが結界を作る前のこと。……力は温存されていた、というわけだ。
とはいえ、500年間目覚める必要性も感じていなかったからな。まさか依り代自ら余を目覚めさせることがあるとは思わなんだ」

説明されても半分も理解できない気がする。一つ言えるのは、敵ではなさそうということか。

※65以上で
145 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 09:33:51.95 ID:RA4xxcjkO
※65以上で???
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 09:34:30.45 ID:x50stQ760
はい
147 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 09:53:38.82 ID:RA4xxcjkO
※パーシャ本人は出てこない

「で、異世界のランダムよ。余に何か頼みごとでもあるのではないか?」

「話が早えぇな。その分なら、今何が起きてるのかは分かるだろ?こいつの力になってほしい」

クックックと「エリック」が笑った。

「この世界は余の物だ。誰にも邪魔はさせぬ。ケインやら何やらが荒そうとしているが、そうはいかんぞ。
小娘はその意味でいい仕事をした。目覚めるべき時だったのだからな」

「……ならっ!?」

「余が好きなようにやらせてもらう。とはいえ、この小僧と共闘するのは拒まん。依り代の小娘も、そういう意思だ」

「ありがてぇな。心底感謝するぜ。……この世界の『俺』はどうする?」

「事情は後で説明する。会う時があれば、だがな」

※パーシャからの贈り物
3の倍数 増強薬(15以下のステータスどれかを+1、判定次第で複数上昇)
3の倍数+1 経験薬(経験点50p以上増加)
3の倍数+2 強力媚薬(好感度大幅アップ)
ゾロ目95〜00で2個選択可能、99と00で3つ全て
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 09:54:33.88 ID:3j9aeDNI0
149 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 09:55:14.18 ID:RA4xxcjkO
※2個選択可能

3票先取です。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 09:59:56.05 ID:2JFk64MDO
増強薬と経験薬
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 10:08:37.89 ID:3j9aeDNI0
増強薬 強力媚薬
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 10:38:02.59 ID:x50stQ760
増強 経験
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 11:29:37.72 ID:ygcGZB5b0
この世界のエリックってことがわかってなかった
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 11:30:20.71 ID:9JBJwo760
経験 媚薬
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 11:39:13.66 ID:GNFsHfjGO
増強と経験
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 11:39:39.44 ID:ygcGZB5b0
増強 経験
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 13:59:41.99 ID:gtffKpzpo
過去作読まないとわっかんねえな
何て言うスレ?
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 15:15:52.97 ID:Vefm7ymYO
>>1見ろ
159 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 21:57:38.17 ID:3kxKA1HgO
>>157
こちらが参考になるかと思います。

前々作wiki
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%97%E3%81%9F%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91

前作wiki
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91

とりあえず一度前作と前々作の要約を後日まとめてテンプレに追加する方針です。

一応今作だけ読んでる人向けに言うと、「世界最強の男の移動先にもしやと思って先回りしたら、何か神みたいなのがいた」ぐらいの感じです。
クランの意志と無関係に色々ヤバい連中が味方に加わっている状態ですが、結局最終的にはクラン自身が強くならないといけません。
160 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 22:16:18.96 ID:3kxKA1HgO
「そう言えば、女が何か用意していたようだな。恐らく小僧にだ」

懐から「エリック」が薬の瓶を2本取り出した。

「これは?」

「肉体の限界を引き上げる薬2種だな。肉体そのものと、精神に作用するもののようだ。
なかなか面倒見のいい女のようだな、これを余の覚醒作業と同時並行で作っていた」

「パーシャさんが……」

胸が熱くなった。そこまでしてくれるとは……。

「ともあれ、余は余で勝手に動く。小娘にもそう伝えるつもりだ」

「まあ、敵に回らねえだけありがてえわ。くれぐれも突っ走り過ぎねぇように頼むぜ」

「500年前と同じ轍は踏まんよ」

ククッと「エリック」が笑った。500年前に何があったんだろうか。
色々聞いてはみたいけど……時間は大丈夫かな。

1 ここで帰る
2 質問する

※2の場合確率で後々の行動にペナルティがかかります(少なくとも47日目の休日はなしになります)。
※3票先取
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 22:18:39.70 ID:ygcGZB5b0
1
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 22:22:34.52 ID:GNFsHfjGO
2
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 22:26:47.51 ID:1m5XsmFo0
2
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 22:35:23.63 ID:2JFk64MDO
1
165 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 22:39:46.86 ID:3kxKA1HgO
上げます。
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 22:50:02.15 ID:dRMoltQP0
2
167 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 23:01:07.32 ID:3kxKA1HgO
※質問内容

1 500年前の出来事について
2 エリックの能力について
3 これからどうするつもりか
4 その他自由安価

※3票先取

※自由安価歓迎ですが、込み入った内容だとタイムオーバーの可能性が高まります。(タイムオーバーのペナルティはそれなりに重めです)
軽い質問なら低確率にとどまります。「エリック」との再会機会は今後もありますので、ここで無理をする必要はありません。
168 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 23:02:52.96 ID:3kxKA1HgO
※なお、1〜3でもペナルティの可能性は違います。
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:07:55.20 ID:dRMoltQP0
3
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:09:30.25 ID:x50stQ760
3
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:14:46.42 ID:GNFsHfjGO
4
どういった条件、状況でパーシャ⇔エリックが入れ替わるのか聞く
ズマの鉱脈封鎖の件とか話したい事あるし稽古の自由時間にでもすんなり話せるようにしときたい
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:18:05.77 ID:2JFk64MDO
>>171
173 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 23:26:29.80 ID:3kxKA1HgO
上げます。
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:31:55.45 ID:ygcGZB5b0
3
175 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 23:35:41.18 ID:3kxKA1HgO
「勝手に動くということですけど、どうするつもりですか?」

「エリック」は一瞬黙った。

01〜20 それを貴様に言ってどうなる
21〜60 小娘との相談になるが、しばらくはイーリスに残る
61〜94 差し当たりは……
95〜00 小娘の……
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:36:38.10 ID:dRMoltQP0
177 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 23:43:42.74 ID:3kxKA1HgO
「それを貴様に言ってどうなる?」

「エリック」が顔をしかめた。ランダムが慌てて間に入る。

「あ、悪ぃな。こういう奴なんだよ……。ったく、そのぐらい教えてもよくねえか?」

「余は余のやりたいようにやると言ったはずだが?」

ランダムが溜め息をついた。

「……まあ、助けになるってんならいいんだけどよ。俺の世界のもそうだが、どうにも扱いにくいな……」

……何か、面倒くさそうな人なんだな。パーシャさんとは随分違うけど、大丈夫なんだろうか。

※質問を
1 続ける
2 続けない

※3票先取
※質問続行の場合、タイムオーバーの可能性がやや上がっています
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:49:06.65 ID:ygcGZB5b0
じゃあ2
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:50:17.21 ID:GNFsHfjGO
2
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:53:29.58 ID:2JFk64MDO
2
181 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/13(火) 23:57:04.71 ID:3kxKA1HgO
「……そうですか。そろそろ行かないと」

ランダムが一瞬驚いた表情になった。

「ん?随分バタついてんな。……まあ、修行抜け出して来たのがバレたらまずいからな」

「……そういうことです。ありがとうございました。お会いできて光栄でした」

「……ふん」

ベンチに腰掛けたまま、「エリック」が鼻を鳴らした。

#

※20以下でタイムオーバー
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 23:57:35.84 ID:GNFsHfjGO
はい
183 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 00:01:50.78 ID:UEXJA/DqO
※能力値アップ判定から入ります。

01〜60 任意の1能力を+1(15以下のみ)
61〜94 任意の2能力を+1(15以下のみ)
95〜00 3能力+1
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 00:07:03.62 ID:+4qxYDRa0
185 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 00:11:21.94 ID:UEXJA/DqO
※どの能力を上げますか?
※3票先取(筋力は上げられません)
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 00:12:20.99 ID:Kkdf50YqO
技術と精神
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 00:21:48.76 ID:+4qxYDRa0
技術 精神
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 00:29:25.94 ID:MocuI4RDO
技術精神
189 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 09:06:24.19 ID:UEXJA/DqO
※経験点
01〜70 50p
71〜94 75p
95〜00 100p+奥義習得ポイント1p
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 09:14:19.52 ID:FJaVg+uB0
191 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 09:18:16.15 ID:UEXJA/DqO
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 170
筋力 17
技術 16
知力 10
精神 16

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 408
ヴィオラ 138
ミーシャ 221
アナスタシア 86
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 176

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1

経験点221p
奥義習得ポイント12p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知2…気配察知判定に+20
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
カウンター…回避時クリティカル以外でも90以上でカウンター発生
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2
192 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 09:27:24.21 ID:UEXJA/DqO
能力上昇・スキル習得をしますか?

1 能力上昇からフルでやる
2 スキル習得だけ行う(除く奥義)
3 奥義習得だけ行う
4 見送る

※習得可能奥義は現状「縮地」(距離5、2倍ダメージ)のみ無条件で可能です。
「零剄」は経験点を消費した上であるスキルを習得、その上でコンマ判定が要ります。
(つまり、消費してもここですぐに習得はできません)

※3票先取
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 09:36:06.40 ID:IUaA7SX50
4
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 09:38:36.92 ID:FJaVg+uB0
4
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 10:22:01.93 ID:MocuI4RDO
4
196 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 20:46:42.68 ID:ivJAfmQMO
#

「……何かあったか?」

「い、いえっ、何でもありませんっ」

夕方の稽古が始まる前、ゲンナジー師範代が僕を訝し気に見た。
実の所、集合時間はギリギリだった。不自然に息を切らしていたのが、妙に思われたんだろう。

「……まあいい。夕方の稽古を始めるぞっ」

01〜05 ?????(1回だけファンブル扱い)
06〜60 通常進行(経験点10p)
61〜94 おいクラン。ちょっと来い
95〜00 上+α
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2019/08/14(水) 20:47:53.67 ID:r47bPe6BO
ほいさ
198 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 21:08:35.68 ID:ivJAfmQMO
「おいクラン。ちょっと来い」

その時、ロブソン総師範が僕を手招きした。

「総師範?」

「よいよい、お前らはそのまま稽古を続けておれ。
こいつに少し教えておくべきことがある」

総師範の後についていくと、小さなお堂に着いた。

「……ここは」

「ある技を教えるためのものじゃ。今のお主なら、あるいはできると見た。
ここに来てわずか数日じゃが、凄まじい成長をお主は果たしておる。
あのランダムという男に呼び出されたことが影響しとるのかもしれんし、元からその力があったのかもしれん。
少なくとも、お主の力はゲンナジーと同格はある。なら、この技を教えてもよいじゃろ」

堂には、天井から何かが詰められた袋がぶら下がっている。

「これは?」

「水の入った袋じゃ。まず、儂が実例を見せてやろう」

総師範はそれに右拳を当てると、腰を落とす。
そして太腿に力を入れると腰を回転させ……


「むんっ」
わz

気合と共に袋は後ろへと跳ね上がった。

「『零剄』、ですか?」

「『零剄』ではないぞ。これはそれに必要な技『剄打』じゃ。
零距離から有効打を打つには、僅かな隙間さえあればよい。腰の回転と下半身の捻じりを以って強打を放つわけじゃな」

ポンポン、と水袋を総師範は叩いた。

「『零剄』はそこに体内で練った気を上乗せして叩き込む。『零剄』ならば、水袋は破れてしまうじゃろの。
前に指南したのを思い出しながら、ちとやってみよ。基本的な膂力は十分ある、やればできるはずじゃ」

01〜60 もう一歩、じゃの(経験点15p)
61〜94 おお……やるのお(経験点30p、「剄打」習得可能)
95〜00 ……!!(経験点45p、「剄打」習得&「零剄」習得チャレンジ)




199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 21:08:56.58 ID:O4i+174t0
はい
200 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 21:27:44.80 ID:ivJAfmQMO
経験点 236p

#

「うむう、もう一歩、じゃの」

何回か指導を受けて真似てみたが、袋は少し後方に動くだけだ。というか、この水袋……相当に重い。

「はあっ、はあっ、難しい、ですね……」

「そりゃそうじゃ。『零剄』に繋がる重要な技じゃ、お主の技術は確かじゃが、まだ修練が足りんの」

僕は肩を落とす。なかなか簡単じゃないのは知っていても、厳しいな……。

「膂力だけならゲンナジーにもそう劣らんからの。それに頼り過ぎとるというのは前言った通りじゃ。
それと、左鉤突き。それがお主の得意というのは分かるが、その癖が抜けきっとらんな。
重要なのは、下半身と腰の連動じゃ。その先に『剄打』、そして『零剄』があると知れ」

「……はいっ!」

まだまだ修行が必要なようだ。ここを出る頃には習得できればいいのだけど。

#

※80以上で追加イベント
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 21:28:17.44 ID:m9YmlnhL0
はあっ
202 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 21:37:52.76 ID:ivJAfmQMO
※クリティカル、追加イベント

01〜70 アルツールと風呂場で遭遇
71〜94 ウィルから電話
95〜00 ?????(再判定、ソロコフかエルライザからが有力)
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 21:39:19.03 ID:IUaA7SX50
はい
204 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 21:47:08.38 ID:ivJAfmQMO
#

「……ふう」

浴場で一日の汗を流す。肉体的にはそこまで疲れたわけじゃないけど、色々なことがあり過ぎて頭の整理ができていない。
明日は休養日か……本当はゆっくりしたいけれど、ラーナたちが許さないのだろうなあ……。

「……む」

振り向くとアルツール師範がいた。無言で湯をかけ、僕と少し離れた所に浸かった。
悪い人じゃないのは知っているけど、無口だからか妙な圧迫感がある。どうにも苦手だな……。

「おい」

「ひゃ、ひゃいっ」

思わず声が裏返ってしまった。師範が苦笑する。

「……そこまで驚かずともいいだろう。……」

※アルツールの話題

3の倍数 総師範からの指導はどうだった
3の倍数以外 ウィルとは何を話した
クリティカルか95〜00 「零剄」、難しいだろう
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 21:48:31.87 ID:fN/5bZ2EO
えいや
206 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 22:28:22.14 ID:ivJAfmQMO
「総師範からの指導はどうだった」

僕は少し驚いた。ウィルさんについて訊かれるかと思ったからだ。

「あ、いえ……難しいですね。『剄』というのは」

「ダーレン寺の神髄だからな。『剄打』に『零剄』、そして『空剄』。一朝一夕に手に入るものではないよ。
イマーラ・ランドルスの弟子だけあって資質は素晴らしいが、お前をもってしても容易ではない」

「……どうしても力に頼ってしまいますね。下半身と腰の連動が重要なのは分かるんですが」

「コツがある。ちょっと上がってみろ」

……何だろう。言われた通りにすると、「ここで『剄打』の素振りをしろ」と言う。
腰を落とし、右拳を少し前に出す。そして腰を回転させると……。


……ビタッ


「違うな。汚い言い方になるが、一物が大きく揺れている」

「……へ?」

「ふざけているわけではない。何故一物が揺れるか?」

「そりゃ、腰を回しているから……」

師範が首を振る。

「違う。身体の幹が微妙にぶれているからだ。俺のを見てみろ」

師範が同じように腰を落とす。


……ブオッ


拳圧がこちらにも聞こえてきた。師範のそれは……微動だにしていない。

「……あ」

「そうだ。剄の肝は身体の軸だ。ここがぶれずにいることで、全ての力が効率よく伝わる。
総師範にも言われなかったか」

「確かに……」

最初に「零剄」の話をされた時にも、同じようなことを言われた気がする。身体の幹、か。

「基礎体力はある程度付いている。膂力も十分、瞬発力もその年を考えれば申し分ない。同じ年の時のウィルと比較しても、そう遜色はない。
ただ、身体の幹の強さは、大分違うな。奴のそれは、初めから相当なものだった」

「どうすれば鍛えられるんですか」

師範が微笑した。

「それは日々の修練だ。まあ焦ることはない。それに『剄打』ならすぐに習得できるだろう。
ウィルには及ばずとも、お前もある程度身体の幹の力はしっかりあるからな」

身体の幹、か。今度はそこを意識してみるか……。

※次のロブソンの始動時の「剄打」習得判定が大幅に緩和されます。
207 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 22:47:32.39 ID:ivJAfmQMO
【47日目】

まだ薄暗いうちに目が覚めた。起床を知らせる鳴り物の音は聞こえない。
数日しかいないのに、身体がいつ早朝の修練かを覚えてしまったみたいだ。

大きく伸びをする。……どうにも落ち着かないな。随分「して」いないのもあるか。
ラーナやミラとも、ちゃんと会話ができていない。正直、待ち遠しくないと言えば嘘になる、かな。

ただ、この時間から彼女たちを誘うのはいくら何でも非常識だよね。
アルツール師範からは身体の幹を鍛えるように言われた。結局、走り込みがそれには一番大事らしい。
稽古は休みだけど……走ってみるかな。

4の倍数 皆走っている
4の倍数+1 クランだけ
4の倍数+2 ミーシャとシーサ、レイナ
4の倍数+3 ゲンナジーとアルツール

ゾロ目か95〜00 皆走っている+イベント
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 22:48:28.82 ID:w07ziEzW0
209 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 23:04:33.95 ID:ivJAfmQMO
「……あら、クランさん」

広場に出るとミーシャがいた。既に稽古着に着替えている。

「ミーシャ早いね。僕が言えた口じゃないけど」

「ウフフ。……ウィルさんにお会いして、もっと強くならないといけないと改めて。
彼に頼らないなら、私自身が強くならないといけませんから。……アナを守るためにも。
貴方も似たようなものでは?」

「……そうだね。それはある。あと、後で皆にも話すけど、昨日実はパーシャさんに会った」

「……えっ?寺を抜け出すのはご法度では……」

「まあね。ここだけの話にして。んで、パーシャさんの中に『もう一人のパーシャさん』がいることが分かった」

「どういうことですか??」

僕はかいつまんで彼女に「エリック」のことを話した。

「そんな人がいるのですね……。ひょっとして、ウィルさんたちが会いに行ったのは?」

「彼女で間違いないと思う。『エリック』もそう言ってたから。多分、『エリック』が目覚めているかの確認と、協力要請なんじゃないかな。
『好きなように動く』と言っていたけど、そこまで変なことにはならないと思うよ」

「そうですか。とても心強いですわ。それにしても、どんな方なんでしょうね」

「うーん、何か偉そうというか、偏屈そうというか……ランダムさんも扱いにくそうな感じだったよ。
パーシャさんとは正反対な人だった」

「そうなのですか。……とりあえず、走りながら話しましょうか」

その時、シーサさんとレイナさんの姿が見えた。

4の倍数 イチャついている
4の倍数以外 稽古着を着て走ろうとしている
ゾロ目、95〜00 ?????
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/14(水) 23:08:50.56 ID:MocuI4RDO
はい
211 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/14(水) 23:10:47.53 ID:ivJAfmQMO
一旦中断します。
212 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 09:14:21.23 ID:rUXGhaoAO
「……へ?」

思わず間抜けな声を出してしまった。何故ならシーサさんとレイラさんは……

「……むっ……あむっ……」

「ひゃうっ!こ、こらっ、こんなとこで人が来たら……あうっん!!」

広場の木陰で睦みあっていたからだ。シーサさんはレイラさんに口付けし、右手はズボンの中に入っている。

「あら、あのお二人お付き合いされてたのですね。……気持ち良さそう……」

「いやそういう話じゃなくって。ここ一応境内だし、バレたらかなりまずいよね?」

2人はこのまま致してしまいそうな勢いだ。……僕も相当我慢してるんだけどなあ……。

※70以下でシーサたちが気付く
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 09:27:27.75 ID:hYPSiDmR0
214 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 09:38:15.76 ID:rUXGhaoAO
「……ね、もう挿れてよぉ……昼間で待てないってぇ」

「ったく、しょうがねぇな……誰かに見られたらボコられた上に追放だぞ?」

「だってぇ……1週間我慢したんだもん……ね?」

2人とも夢中で僕らに気付いてない。声がちゃんと聞こえる程度には近いんだけどなぁ……。

1 声をかける
2 黙っている

※2票先取
※1だと経験点取得、2だと確率で好感度上昇になります
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 09:42:38.67 ID:CPKVf7td0
1
他の人にバレるのも事だし
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 09:42:48.28 ID:Eo7QfSXDO
1
217 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 10:09:30.49 ID:rUXGhaoAO
……これは見過ごしたらまずいな。特にゲンナジー師範代辺りに見付かったらどうなるか分かったもんじゃない。

「あのぉ……」

「え゛」

挿れようとしていたシーサさんが飛び退いた。レイラさんも顔が凍りついている。

「あ、そのっ、何だ……」

「ひっ……きゃぁああっ……むぐっ」

「こらっ、大声出すなよ!!これ以上人が来たら破滅だぞっ!?
たっ、頼むっ!!ここでのことは言わないでくれっ!!」

下半身裸で言われてもなぁ……そう思いながら、僕は苦笑した。

「いや、言いませんよ」

「本当かっ!!本当に本当かっ!?」

「大丈夫ですってば」

シーサさんは大きく息をつくと、慌ててズボンを引き上げた。

「わ、悪いな……今まで大丈夫だったんで油断してたわ……。まさかお前らもか?」

「ちっ、違いますよ!ねぇ?」

「……そっ、そうですわね?」

ミーシャの返事に微妙な間があったけど、そこは気付かないふりをした。

「そうか、普通に走り込みか……休息日なのに偉いもんだな……」

「そういうとこなんじゃないの?あなたが殻を破れない理由って」

「……ったく……そうだ、もし黙ってたら何かしてやるぜ?なあ、レイラ」

「何かってこの子たちにできることなんてあるの?クラン君は鬼のゲンナジー師範代を倒しちゃうぐらいだし、ミーシャももう私より強いのよ?」

「ぐっ……それを言われると辛いな……」

「ちょっといいですか?『剄打』ってできますか」

僕の言葉に2人が顔を見合わせた。

「ん、ああ。一応な。『零剄』は全然だが、そっちならできる」

「一応シーサも下山手前ぐらいまでの力はあるからね。こんな奴だけど、そこそこは強いの」

「そこそこ、か……まあしゃあねえか。ちと見てな」

そう言うとシーサさんはさっきまで隠れていた木の幹に右拳を当てた。

「大事なのは力そのものじゃなくて、むしろ捻りと連動だな。軸がぶれないように……」


ドンッ!!


「とまあこんな感じだ。昨日総師範に呼び出されてたのは?」

「ええ、これを身に付けろと。アルツール師範にもコツは教わりましたが」

「ほー。ちょっとやってみな」

01〜30 上手く行かない
31〜60 おっ、いい感じじゃね?(経験点10p、次回習得チャンスで成功確率80%)
61〜94 ……ほぼできてるじゃねえか(経験点20p、「剄打」習得可能)
95〜00 ……これできてね?(経験点30p、経験点消費なしで「剄打」習得)
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2019/08/15(木) 10:09:41.01 ID:Jub9LstYo
ほいさ
219 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 10:45:07.80 ID:rUXGhaoAO
試しに真似てみたけど上手く行かない。さすがに少し凹んできた。

「力に頼ってんな。もう少し身体の軸を意識した方がいいな」

「やはりそうですか……簡単じゃないですね」

「ま、お前がイマーラ・ランドルスの弟子でもそうすぐには、な。また機会があったら教えてやるよ。例えば早朝の稽古の後とか、な」

※「剄打」習得機会が夕方以外に早朝にも増えました
※95以上で?
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 10:47:52.32 ID:CPKVf7td0
はい
221 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 14:11:28.01 ID:6Z9KIbnHO
※通常ルート

#

「ではこれより休養日に入るっ。寺の外での行動については節度ある行動を取るようにっ!以上、解散っ!!」

ゲンナジー師範代の言葉と共に、広場にいる門人たちが皆散り散りになった。僕の周りにも、ラーナやミラがやってくる。

「やっとだねえ。ね、外にそういう場所あるんでしょ?」

「あー、そうだねぇ……」

シーサさんが手を振っている。そっちに行ってみると「例の所だよな」と切り出された。

「お前らも行くんだろ?レイラから聞いてる、案内するぜ。15分後、行きたい奴は門の外に集合でよろしくな」

「どんな所なのですか?」

ミーシャが訊くと……

4の倍数 何でも始祖ダーレンの別荘らしくてな
4の倍数+1、3 湖が近くにある。誰が作ったか知らねえが、「そういう小屋」もあるな
4の倍数+2 滝が近くにある。洞穴で一休みできるぜ
222 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 14:14:18.15 ID:6Z9KIbnHO
ゾロ目、95〜00 重要情報入手確定
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:16:26.18 ID:Y7cQDcGU0
えい
224 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 14:23:45.95 ID:6Z9KIbnHO
「滝が近くにある。洞穴で一休みできるぜ」

「洞穴、ですか。でも、その……その時に、人の声が響くんじゃ」

「一応何本か横穴はあるからな。俺らは俺らで楽しむから気にしなくていい。
……てか、お前ら5人ですんのか?」

呆れた様子でシーサさんが僕を見た。

「い、いえっ!?そ、そんなことは……」

※85以上で?
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:26:23.04 ID:Guwj3KovO
はいさ
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:26:26.22 ID:Eo7QfSXDO
はい
227 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 14:54:06.43 ID:6Z9KIbnHO
※通常ルート(ひとまず)

「ハハッ、冗談だよ。にしても、何で5人で行くんだ?」

「あー、まあいいじゃないですか」

ミーシャが両性具有であることは伝わってないようだ。まあ、そこは彼女は徹底的に隠しているんだろう。

「とにかく、15分後な。んじゃ、待ってるぜ」

#

「……結構険しいですね……」

浮かれた気分で出てきた僕らを出迎えたのは、激しい坂と獣道だった。これ、移動だけでもなかなかキツいものがあるな……。

「そりゃ簡単に辿り着かれたら意味ねえからな。お、そこ足場崩れやすいから気を付けな」

シーサさんとレイラさんはイチャイチャしながらもすいすいと先を進んでいく。何やかんやで、あの2人もかなり鍛えてるんだな。

「ってどうやってここを知ったんですか?」

「ん?そりゃあなたたちと同じよ。恋愛中の先輩から、こっそり教えてもらったってわけ。多分、その先輩も同じだったんじゃない?」

レイラさんが沢を飛び越えて言う。ひょっとしたら、元々は修練の一環だったのかもしれないな。

※20以下で異変
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:56:12.59 ID:CPKVf7td0
はい
229 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 15:21:11.79 ID:6Z9KIbnHO
#

「着いたぞ」

開けた場所に出ると、ザアアァ……という滝の音と涼しい風が僕らを出迎えた。
周囲は崖で囲まれ、そこにはいくつかの穴がある。綺麗だけれど、どこか不思議な雰囲気を感じた。

「素晴らしいですね……でも、この横穴は誰かが開けたのでしょうか?」

「どうだろうねえ。深く考えたことはないけど、してる最中痛くならないように苔とかが敷き詰められてるから、人の手が加わってるのは確かだと思うな」

アナスタシアの言葉にレイラさんが返す。穴の大きさはまちまちで、一番大きなものは高さが5メドほどもあった。

「……魔獣の巣ではないのか?」

「さあねえ。そんな話は聞いたことがないけど、奥の奥に何があるかは誰も知らないんだ。少なくとも、あたしは行ったことがない」

「まあ、ここに来る目的なんて1つしかねえしな。じゃ、レイラ。行こうか」

「うんっ!朝しそびれて、まだ熱が残ったままだし……」

※3の倍数でミラが何かに気付く
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 15:23:12.92 ID:Eo7QfSXDO
はい
231 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 15:32:15.22 ID:6Z9KIbnHO
※ミラ気付かない

腕を組みながら2人は去っていく。

「むう、ヒトとはそこまで生殖行為を好むのか」

「あら、ミラも好きじゃないの?」

「私のは『食事』も兼ねているからな……それはともかく、私たちも行かないか?」

フフン、とミラが口の端を上げた。

01〜90 通常ルート(多数決へ)
91〜94 あら、せっかくですし……
95〜00 上+α
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 15:35:36.94 ID:ewflGG/w0
はい
233 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 15:43:12.32 ID:6Z9KIbnHO
パン、とミーシャが手を叩いた。

「あら、せっかくですし5人でしません?」

「……え??」

「ちょっとミーシャ様っ!?」

戸惑う僕とアナスタシアをよそに、ラーナとミラはというと……

「あ、いいわねそれ。実はパーシャさんから貰ったお香と薬も持ってきたのよね」

「む、それは面白いな。確かミーシャは男でも女でもあるらしいから、一度してみたかったのだ」

2人とも鼻息が荒い。本当に彼女たちは淫乱というか何というか……

1 ダメ。3人で
2 しょうがないなぁ……

※2票先取
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 15:45:16.03 ID:QlDKYo1CO
2
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 15:45:46.16 ID:Guwj3KovO
2
236 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 15:59:12.21 ID:6Z9KIbnHO
「しょうがないなぁ……」

「うん、それでこそクラン様ですわ!じゃあ行きましょ?」

ミーシャが僕の手を取ると、ラーナが「あっ、ズルい!」ともう片方の腕に絡んだ。……これ、僕の身体はもつのかな……。

01〜20 異変発生
21〜80 通常ルート(多数決へ)
81〜94 異変発生
95〜00 あるものを発見
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 15:59:39.74 ID:Y7cQDcGU0
238 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 16:03:56.07 ID:6Z9KIbnHO
※進行についての多数決

1 行為などは基本省略、判定2回で終了
2 R板に移動、5Pへ

※どちらを選んでも大差はないです。どちらでも重要イベントに発展する可能性はあります。
※3票先取
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 16:04:46.61 ID:Q6/pYHrS0
2
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 16:06:14.47 ID:+t/666oSO
改めて考えるまさか最年少主人公であるクランくんが一番爛れた性生活をおくるとは
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 16:06:33.20 ID:5C1HgUSL0
2
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 16:10:10.45 ID:Eo7QfSXDO
2
243 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 16:15:27.28 ID:6Z9KIbnHO
中断します。投下が始まったらこちらに告知します。
244 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/15(木) 21:55:20.81 ID:8Rbhq/aVO
投下始めました。

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1562855534/
245 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 21:10:53.91 ID:+pXnN0+8O
投下一旦中断し本スレに戻ります。
246 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 21:21:52.01 ID:+pXnN0+8O
#

「だから何だってのさ」

服を羽織ったラーナが頬を膨らませた。僕が戻った時、4人は互いのものを舐めあおうとしていた。
これからというのに邪魔されたんだから、そりゃ不機嫌にもなるよね。

ただ、これは……ちょっと普通じゃない。

「ほら、この奥。風が通り抜けてる」

「それだけぇ?もう、早く戻って続きを……」

「……待ってください!これっ……!!」

ミーシャの宝石も青く光っている。僕も自分のを皆に見せた。

「ね。2人の宝石が光ってるって、ちょっと変だと思わない?」

「……確かに。それに、この穴……他の穴よりずっと大きい」

そうだ。この穴が一番大きい。他の穴は違うのかもしれないけど、この穴だけは人間が開けたものではあり得ない。

「……奥に行ってみるか?」

「とりあえず、様子だけ見とこう。何もなかったら、また戻ればいい」

僕らは乱れた衣服を整え、ゆっくりと歩を進めた。洞穴は暗く、ラーナの魔法の灯りだけが頼りだ。

「足元気を付けて下さい。滑りますよ」

01〜15 ……あれはっ!!?
16〜80 ……これは……何だ??
81〜94 ……何でこんな所に……
95〜00 上+α
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 21:22:48.81 ID:AnZ8GAZ2O
はい
248 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 21:41:54.01 ID:+pXnN0+8O
しばらく進むと……

「……何でこんな所に?」

穴はさらに下へと続いている。その先は……妙に明るい。
それだけでも奇妙なのだけど、さらに不可思議なのは、ここに石造りの机と本棚、それに寝床らしきものがあったことだ。

「……誰かがここに住んでいた?」

「ですね。ちょっと調べてみましょうか」

本棚には、風化しかかったノートがある。相当前のものみたいだ。その1つを手に取る。


「……え」


「どうしたのクララ……じゃなかったクラン」

ラーナが覗き込んできた。

「これは、日記だ。星歴198年……今から300年近く前のだよ」

「そんな古いもの、よく残ってましたね……どんな内容なんでしょう」

ミーシャとアナスタシアもやって来た。僕はページをめくる。
字はかすれていてほとんど読めないのだけど、辛うじて読めるページがいくつかあった。

#

「星歴198年、桜月26の日


俺は再びこの奥に立ち入った。傷はかなり癒えている。
ここの魔獣は見たことがない奴ばかりだ。知能のある奴もいる。このままでは話にもなりそうもない。
ただ、武を極めるにはこれ以上格好の場所もない。洞穴を少し住めるように整えた。しばらくはここが拠点だ」

#

「……冒険者、ですかね」

「魔獣、とあるね。……ここ、魔物の巣だったのかな」

※70以上で?
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 21:43:25.53 ID:8gWqfHtH0
おりゃ
250 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 22:09:13.50 ID:+pXnN0+8O
※通常ルート

ミラはというと、物珍しげに辺りをキョロキョロ見渡している。僕は再びノートに目を落とした。

#

「星歴198年 菖蒲の月10の日


今日はさらに深くに立ち入った。中はやけに明るく、廃墟のようなものもある。
不思議なのは、ここの入口だ。何かしら魔力の結界のようなものが、かつてはここに張られていたらしい。しかし『破れて』いる。
ともあれ、ここ近辺の魔獣は歯応えのある奴ばかりだ。今日は鹿か猪の怪物に出くわした。あれは勝てない。とっとと退散し、ここに逃げ込んだ」

#

「鹿か猪の怪物……グレートホーンのことかな」

「そうみたいですね。まさかここが、『穴』の隙間?」

僕は奥を見た。……考えてみれば、ウィルさんと「3人目」が「穴」を出て真っ直ぐこっちに来たのは少し変だ。
「3人目」がプレーンウォークできたとしても、彼がダーレン寺に来たかどうかは不明だからだ。

とすると、ウィルさんたちはここを出てきたことになる。ここが「隙間」なのか。

※60以上で続きが読める
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:10:43.04 ID:6s5JNxLx0
i
252 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 22:17:31.58 ID:+pXnN0+8O
あとのページをめくってみたけど、それ以外は全く読める状態になかった。

「……これ、書いたのマイク・ダーレンなのかもね」

「だね。多分」

僕は改めて洞穴の先を見た。……この先に行くべきか、引き返すべきか。

1 行ってみる
2 引き返す
3 その他自由安価

※3票先取
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:21:48.34 ID:8gWqfHtH0
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:21:57.81 ID:AnZ8GAZ2O
1
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:24:19.10 ID:1dueS+WY0
1
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:24:37.32 ID:A79nKRzy0
1
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:24:38.60 ID:0Gr8XG2DO
1
258 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 22:38:22.47 ID:+pXnN0+8O
「……行ってみようか」

「行くってこの先?大丈夫なの?」

「いざとなればこれでダーレン寺に戻れるし、そこまで危険じゃないと思う。
ウィルさんは半年がかりで相当深く潜ったみたいだけど」

ミラが神妙な感じで奥を眺めている。

「……この奥が、大婆様の故郷……?」

「分からないけど。行くだけ行ってみようよ」

コクン、とミラが頷いた。

先に進むと、光はさらに強くなる。ラーナの表情が険しくなった。

「……確かに、元々結界があったみたいね。それにしても、『穴』ってオルランドゥにあったんでしょ?こことオルランドゥじゃ、かなり遠いよね」

「確かに……誰かが『穴』への道を開けて、それを別の誰かが閉じようとして失敗したのかな」

「どうだろ。……『3人目』なら知ってるんだろうけど」

宝石の光が少し強くなった。

01〜80 通常ルート(判定が続きます)
81〜94 ……頭の中に声が?(判定が続きます)
95〜00 上+α
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:38:54.13 ID:1dueS+WY0
260 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 22:44:21.57 ID:+pXnN0+8O
※光の先にあるものは……(第1階層判定)

01〜15 腐臭漂う沼
16〜30 灼熱の砂漠
31〜50 鬱蒼とした森
51〜70 荒野
71〜85 静かな湖
86〜94 廃墟
95〜00 再判定
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:45:39.42 ID:0Gr8XG2DO
はい
262 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 22:54:44.63 ID:+pXnN0+8O
※コンマ修正-5

今日はここまで。
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 22:56:55.47 ID:kyj8sJAQ0
乙です
階層判定やコンマ修正とか懐かしい感じ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/16(金) 23:28:09.48 ID:BhzQvHp/O
このままだとセックスの続きはお流れかな
265 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/16(金) 23:34:52.81 ID:Yg7+oRuTO
一応これで大武術会を優勝しなくても済むようにはなりました。
ただ、優勝した方がいいことには変わりありませんが。

>>264
探索が早めに済んだとしても細かい描写は省略ですね。
ただ、その場合でも1回だけ判定があります。
266 :りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs :2019/08/16(金) 23:35:02.86 ID:vwnpfLKj0
ワセダ「お前、今の自分の立場を自覚しているのか?」 ヤマイ「愚問ですね」フッ
ヤマイ「数々の試験を潜り抜けた選りすぐりの荒くれ者たち……」
ヤマイ「その『闇の選民』共を集めて行なった灼熱の中のサドンデス……」
ヤマイ「血で血を争う闘い……いや、もはや闘いと呼ぶにはあまりにも残酷な生存競争」
ヤマイ「その中を生き抜いた、たった1人の女」
ヤマイ「いや、女なのかどうか定かではない……あるいは、すでに人間ですらないのかもしれない」
ヤマイ「さいじょ『最凶の世代』と名高い第36期生の──そのトップに君臨する存在」
ヤマイ「序列『No.1』:コードネーム【ヤマイ】」
ヤマイ「出自はアルターニャ王国とドラゴニア王国のハーフ、ドラゴニア王国のアーチャーとしてかつて名を馳せたが下界への転生後あえてその能力を封印し──」

ワセダ「山本」
ワセダ「先生の投げたボールで勝手に玉乗りを始めるな」
33 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]:2019/08/16(金) 22:07:49.00 ID:3Eo7N3On0
女子無駄ssもっと増えろ

34 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[]:2019/08/16(金) 23:02:10.88 ID:qRAVGhiU0
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

   っ

  ち
                  い
        !
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

   っ

  ち
                  い
        !ぶ
   っ

  ち
                  い
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
2
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0
2
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0
4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
支援 アイク
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

   っ

  ち
                  い
        !
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

   っ

  ち
                  い
        !ぶ
   っ

  ち
                  い
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
2
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0 2
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0 4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
支援 アイク
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267 :りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs :2019/08/16(金) 23:52:58.04 ID:G3WJsHRf0
ワセダ「お前、今の自分の立場を自覚しているのか?」 ヤマイ「愚問ですね」フッ
ヤマイ「数々の試験を潜り抜けた選りすぐりの荒くれ者たち……」
ヤマイ「その『闇の選民』共を集めて行なった灼熱の中のサドンデス……」
ヤマイ「血で血を争う闘い……いや、もはや闘いと呼ぶにはあまりにも残酷な生存競争」
ヤマイ「その中を生き抜いた、たった1人の女」
ヤマイ「いや、女なのかどうか定かではない……あるいは、すでに人間ですらないのかもしれない」
ヤマイ「さいじょ『最凶の世代』と名高い第36期生の──そのトップに君臨する存在」
ヤマイ「序列『No.1』:コードネーム【ヤマイ】」
ヤマイ「出自はアルターニャ王国とドラゴニア王国のハーフ、ドラゴニア王国のアーチャーとしてかつて名を馳せたが下界への転生後あえてその能力を封印し──」

ワセダ「山本」
ワセダ「先生の投げたボールで勝手に玉乗りを始めるな」
33 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]:2019/08/16(金) 22:07:49.00 ID:3Eo7N3On0
女子無駄ssもっと増えろ

34 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[]:2019/08/16(金) 23:02:10.88 ID:qRAVGhiU0
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

   っ

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

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608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
2
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0
2
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0
4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
支援 アイク
VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:36:33.04 ID:RjxVtfqg0

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 02:38:26.91 ID:RjxVtfqg0
https://youtu.be/9wCtuPy1v3A
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/14(水) 02:01:52.92 ID:3kKgh9i20

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608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 07:58:23.30 ID:Q6EP/5ilo
2
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:10:22.51 ID:PsFc2yRA0 2
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 08:11:41.11 ID:PsFc2yRA0
すみません、4に変えていいでしょうか
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 11:19:21.43 ID:BBoeIOZj0
>>610 大丈夫ですよこれで2と4が1票ずつですね
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/15(木) 14:07:57.55 ID:UiGaDfEe0 4
613 : ◆jsS2VhSFvXss :2019/08/15(木) 17:21:20.58 ID:BBoeIOZj0
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268 :りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs [りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs]:2019/08/17(土) 00:08:05.93 ID:1pdRcxiy0
◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん 
◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs
269 :りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs [りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs]:2019/08/17(土) 00:11:09.16 ID:fBF8/kVz0
◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん 
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270 :りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs [りゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs]:2019/08/17(土) 00:12:21.19 ID:fBF8/kVz0
◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSs◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん  ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん 
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271 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 10:10:06.17 ID:9VFMAwrdO
洞穴の光もさらに強くなる。僕らがそこに足を踏み出すと……


…………


……


ザアァァァ……


「……えっ!??」

「何、ここ……」

木々の葉が風で擦れ合っている。辺りは薄暗く、鬱蒼とした感じだ。
森はどこまでも深く、どこかしら不安を感じさせる。……というか、洞穴の先に何でこんな森が??

「……意味が分かりませんね。どこか、別の場所に繋がってるんでしょうか」

「いや、微かに魔力を感じる。マナの流れからして、まだまだ先があるみたい」

ラーナがゆっくりと辺りを見渡した。

「どこに続いてるか分かる?」

※現段階のラーナ知力は16
100-16×5+5=25以上で成功
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 10:11:19.54 ID:0zUoP/6/0
でやっ
273 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 10:15:47.06 ID:9VFMAwrdO
※ここから下への距離

01〜30 ……相当遠いね。半日は覚悟した方がいいかも(判定3回)
31〜70 結構遠いね。歩いて4時間は見た方がいいかも(判定2回)
71〜94 割りと近いね。小一時間はかかるかな(判定1回)
95〜00 すぐだね(判定1回)
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 10:16:43.63 ID:F+hlxKxp0
275 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 10:22:47.81 ID:9VFMAwrdO
「結構遠いね。歩いて4時間は見た方がいいかも」

「……4時間!!?何でそんなかかるの??」

「私だって分からないわよ……でも、ここものすっごく広いよ。これじゃ、薬の効き目は切れちゃうな……」

1 ここで一旦撤収する
2 先に進んでみる

※3票先取
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 10:46:31.71 ID:hmNtKzVN0
1
ちゃんと準備して出直すべきでは
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 10:47:48.68 ID:hYKoPuhy0
1
何時間も居なくなってたらシーサさんとレイナさんが気づいて心配するかもしれないし、ここらが引き際なんじゃね
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 10:50:50.83 ID:F+hlxKxp0
1
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 10:51:46.69 ID:FZFk1fx50
1 発散が先だな
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 12:13:25.50 ID:T4TC3n9m0
前作とかだと一階層あたり二時間が基本って感じだったけど隙間だと違うのかね
281 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 15:47:13.91 ID:m0fS/ee6O
>>280
「理」がねじ曲げられているので前作比ではシビアになってます。
(ウィルが攻略に半年かかったのもこのためです)
282 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 16:24:02.42 ID:m0fS/ee6O
このまま先に進んでもいい。でも、無理してでも行かなきゃいけないわけじゃない、か。

「引き返そう。どうせ来たいと思えばまたすぐに来れるし」

「だねぇ。『隙間』がここだったことが分かったことだけでも収穫だよ」

僕らは来た道を引き返す。それにしても、何とも言えない不安な感覚だった。……生半可な覚悟で来ない方がいいかもしれないな。

#

※その後……

01〜20 どうにもテンションが上がらず(ミーシャとアナスタシアの好感度上昇はなし)
21〜35 めちゃくちゃにされた……(翌日コンマ判定-10)
36〜80 普通にした(好感度上昇下一桁×2、ミラだけ×3)
81〜94 盛り上がった(好感度上昇にボーナス(コンマ下一桁×3、ミラだけ×4))
95〜00 特殊イベント(再判定の後でR板に戻ります)
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 16:26:04.25 ID:yw5cCoz20
284 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 16:39:45.11 ID:m0fS/ee6O
※翌日コンマ判定-10

#

「あたた……」

寺に戻った僕は腰をさすった。まだ愛欲の残り火がじんと背骨の辺りに残っている。
お尻の中は皆のでいっぱいだ。一応軽く掻き出してはいるけど、まだタプタプと揺れてる感じがする。


横穴に戻った僕は、「いいとこを邪魔した罰」としてまずはラーナに、次にミラにと犯された。
その後はミーシャ、そしてアナスタシアにも手加減なく抱かれた。……前の方はどのくらい出したんだろう?2桁は確実だろうな……

物凄く悦かったし、嫌だったわけでもないんだけど……皆、容赦無さすぎだよ……。おかげで腰を少し痛めてしまった。
穴を出る時に鉢合わせたシーサさんからは変な目で見られるし……。まあ、皆の絆が深まった、ということでいいのかな……

※48日目へ
※次の休養日は54日目です

※好感度上昇判定
コンマ下一桁×2(ラーナ)
コンマ下2一桁×3(ミラ)
コンマ下3一桁×2(ミーシャ)
コンマ下4一桁×2(アナスタシア)
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2019/08/17(土) 16:40:35.28 ID:5ods+vqnO
ほいさ
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 16:42:44.15 ID:iGPF11mGO
それ
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 16:52:37.33 ID:u3pGoutR0
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 16:52:57.57 ID:g4YoetyDO
はい
289 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 17:02:01.90 ID:m0fS/ee6O
好感度
ラーナ 424
ミラ 191
アナスタシア 101

ミーシャのみゾロ目のため、再判定とします。(6+αの上昇)

※+α分
コンマ下一桁×3+10

※ここもゾロ目か95〜00で後日特殊イベント
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 17:05:17.41 ID:iGPF11mGO
踏み
291 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 17:09:31.39 ID:m0fS/ee6O
ミーシャ 240

※ミーシャのみ300超でイベントがあります
292 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 17:16:41.82 ID:m0fS/ee6O
【48日目】

「きしょーっ!!」

鳴り物の音で目が覚める。……腰が痛むなぁ。広場に着くのは僕が一番遅かったようだ。

「クランっ!!たるんどるぞっ、ギリギリに来るんじゃないっ!!」

「は、はいっ」

ラーナがばつの悪そうな顔をしている。僕は溜め息をついた。

※早朝稽古

01〜10 稽古にならず
11〜85 通常通り(経験点10p)
86〜94 よーし、剄打の練習といくかな(経験点10p+α)
95〜00 上+α
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 17:17:41.12 ID:IEeF3FZM0
o
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 17:17:42.61 ID:8nRUc4gh0
はあっ
295 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 22:37:39.27 ID:tIuFJk/ZO
経験点 231p

#

「……ふぅ」

何とか早朝の稽古が終わった。腰が痛むけど、何とか誤魔化せたかな……

「クラン、大丈夫ですか?」

ミーシャが小声で言ってきた。僕は「まあなんとか」と返す。

「……ならいいんですけど。昨日はし過ぎちゃいましたし……」

「いや、いいよ。それより、長話してると叱られちゃう」

「……ですね。それじゃ、また」

駆け足で去っていった。……そう言えば「隙間」のことって、総師範は知ってたりするのかな。

#

※午前のイベント

01〜10 ?????(1回だけファンブル扱い)
11〜20 ????(1回だけファンブル扱い)
21〜94 通常の稽古
95〜00 稽古前に電話あり
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 22:42:27.84 ID:lIvNiu2w0
297 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 22:45:02.91 ID:tIuFJk/ZO
※午前の稽古

01〜10 稽古にならず
11〜85 通常通り(経験点10p)
86〜94 まずまず調子がよかった(経験点20p)
95〜00 上+α
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 22:47:17.28 ID:g4YoetyDO
はい
299 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/17(土) 22:57:54.82 ID:tIuFJk/ZO
経験点241p

#

午前の稽古も終わり、休憩時間に入った。腰の具合は相変わらずだ。
ちゃんと休みをとっておきたいけど……

1 休養に徹する(高確率で全快か緩和)
2 ロブソン総師範のところに行く
3 フェイラに電話
4 エルライザに電話
5 パーシャに電話

※3票先取
※基本ここでの選択イベントは1回だけです
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 23:01:37.59 ID:T4TC3n9m0
1
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 23:02:20.91 ID:iGPF11mGO
1
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/17(土) 23:04:59.14 ID:lIvNiu2w0
1
303 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 08:57:37.10 ID:jXCQb5kcO
ここはちゃんと休んでおこう。夕方の稽古もあることだし。
僕はベッドに身体を横たえる。午前の疲れもあってあっという間に意識を手放した。

01〜25 まだ戻らない……(ペナルティそのまま)
26〜70 少し良くなった(ペナルティ-5)
71〜94 うん、もう大丈夫(ペナルティ解除)
95〜00 ?????(再判定)
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 09:02:30.56 ID:CXc8spAJ0
305 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 09:08:59.69 ID:jXCQb5kcO
※コンマペナルティ-5に

#

……少しは良くなったかな。これなら多少は動けそうだ。
さて、夕方の稽古も頑張ろう。

※夕方の稽古

01〜05 稽古にならず
06〜80 通常通り(経験点10p)
81〜94 クラン、ちょっと来い(経験点10p+α)
95〜00 上+α
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 09:09:59.96 ID:aCwFAN2E0
307 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 09:33:20.62 ID:jXCQb5kcO
※「剄打」習得に大幅ボーナス

「クラン、ちょっと来い」

ロブソン総師範が僕を手招きした。また「剄打」の稽古かな。

お堂に連れられ、再び水袋を前にする。

「……よし、じゃあ今日も試してみるかの。鍵は下半身との連動、それに身体の軸じゃ。努々忘れぬようにの」

総師範を前に、僕は腰を落として構える。右拳を前に出し……

01〜05 腰が……
06〜20 大分良くなって来たの(経験点20p、次回習得確率90%)
21〜80 む、それでよい(経験点30p、「剄打」習得)
81〜94 む……これならば……(経験点30p、奥義習得ポイント1p、「剄打」習得から「零剄」習得判定)
95〜00 おお……!!?(上+α)
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 09:38:10.42 ID:sRVO26GDO
はい
309 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 09:44:07.69 ID:jXCQb5kcO
※間違いがありましたので訂正します。剄打習得可の間違いです。

剄打は以下のような内容です。

・剄打(80p)
距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧

リバーブローの連打か剄打か、あるいはガゼルパンチかを状況により選択することになります。
奥義習得の足掛かり的意味が大きいですが、単独でも使い途はあります。
310 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 10:17:20.09 ID:jXCQb5kcO
#

右拳を水袋に当て、左足の親指に力を込める。そして体を回転させながらその力を腰から肩、そして右腕へ……

そして右拳が袋に当たった刹那、それを爆発させるっ!!


ドォンッッ!!


「む、それでよい」

総師範が満足そうに頷いた。

「あっ、ありがとうございますっ!!」

「言われたことをしっかりできておるな。まずは第一段階終了、ということじゃな。次は『零剄』じゃ」

「……これからどうするんですか?」

「体内で気を練り、それを『剄打』に乗せるのじゃ。2つの作業を同時にやらねばならぬ故、難度は跳ね上がるぞ。
……とはいえ、気を叩き込む技は既に会得しとるようじゃがの」

「え?」

フフ、と総師範が笑う。

「お主がゲンナジーにやってみせた『煉獄』とかいう技じゃ。あれも気を叩き込むことで相手の気を乱し、身の自由を奪うものと見た。
『煉獄』の感覚を意識しながら『剄打』を打つ。今度はそれをやってみよ」

「……はいっ!」

※「剄打」を習得します。経験点191pに
311 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 10:17:57.29 ID:jXCQb5kcO
※夜イベント

05以下か80以上で発生
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 10:20:38.23 ID:CXc8spAJ0
313 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 10:25:56.37 ID:jXCQb5kcO
【49日目】

※20以上でコンマペナルティ解消
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 10:27:19.33 ID:aCwFAN2E0
315 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 10:39:06.49 ID:jXCQb5kcO
※特殊イベント発生

01〜30 ソロコフから電話
31〜60 ウィルから電話
61〜94 エルライザから電話
95〜00 再判定
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 10:40:50.77 ID:sRVO26GDO
はい
317 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 11:17:11.53 ID:jXCQb5kcO
※95〜00扱い、再判定

01〜40 フリードニヒから電話(早朝稽古後にイベント確定、ライプツィヒやアリシア関連)
41〜70 トンプソンから電話(早朝稽古後にイベント確定、闇ギルド関連)
71〜94 クランの夢に……(コーウィン関連、能力増強)
95〜00 上+α(重要フラグ)
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 11:18:54.94 ID:W8WCm+GD0
はあっ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 11:21:03.87 ID:ERmvt/om0
おしい!
けど>>314>>316>>318グッジョブ
320 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 17:21:23.80 ID:h4nHz2DKO
#

……

…………


僕は薄明かりの中、独り立っていた。先は果てしなく、何も見えない。家も人も、何もない。
どこだろう、ここ。前にも似たようなことが……。

「気が付いたようだな」

少し離れた所に、背の高い黒い服の男が立っている。

「……あなたは?」

「こうして会うのは初めてか。今の俺には名などないが、かつては『コーウィン』と呼ばれていた者だ」

「……!!!あなたが………」

男は小さく頷いた。

「ここはお前の夢の中だ。そこに干渉したという次第だ」

「しかし何故今?何か御用ですか」

「『穴』に立ち入っただろう。それに関してだ」

「確か、あなたも封印に深く関わっていたと……」

「コーウィン」が苦笑した。

「俺は『蛇』の依り代となったまでだ。まあ、その事情は知っている。
『一角獣』がジュリアを乗っ取り、俺は相討ちとなる形で彼女を封印した。
だが、『一角獣』が引き起こし『穴』からの魔素の噴出は致命的レベルに達していた。
地上を浄化し、世界を救うには、シデやジェラードら『一族』、そしてその血を引くものが自らの命と存在を犠牲にして、『穴』を塞ぐしかなかった」

「……魔素って?」

「毒、のようなものだ。この世界には少ししかない。向こうのランダムの世界は、逆に相当濃いようだが」

ああ、僕がサイファーさんの世界に行った時に気を失ったのは、そういうことなのか。
「コーウィン」の言うことはあまり理解できなかったけど、500年前にとても大変なことがあったのは理解した。

コーウィンの鋭い目が僕を射抜く。

「ただ、『穴』の封印は完全なものではなかった。それがあの『隙間』だ。
こっちの世界のランダムが一度再封印しようとしたが、上手くいかなかったようだな。
幸いにして、魔素の薄いここでは、深層の魔物でも十全なる力は発揮し得ない。危険度は薄いとみて、放置することにしたのだろう。
……が、『穴』に潜るなら話は別だ。理が歪められ、浅い層ですら危険度は跳ね上がっている」

僕は、「隙間」に入る直前に宝石が光ったのを思い出した。

「まさか……あれは警告??」

「それもある。何より、魔素の濃度が下に行くほど濃くなるからな」

「じゃあウィルさんはどうやって45階層、でしたっけ……そこまで行けたんですか?」

「ランダム──この世界のランダムが何かしたんだろう。ジュリアンやフィオナほどではないが、奴も魔道具作成には長けているからな」

……なるほど、そういうことか。あそこで引き返したのは正しかったかもしれない。
となると、向こうの世界のランダムに協力を頼むのがいいかもしれないな。「維持装置」というのが複数できれば、探索は十分できそうだ。

※コーウィンへの質問

1 「エリック」について
2 「実行委員会」について
3 ウィルについて
4 jについて
5 ミーシャについて
6 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎します
※質問回数はコンマ次第です
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 17:23:08.05 ID:Cqmc39bP0
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 17:25:04.85 ID:wPguI96a0
1
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 17:33:33.40 ID:sqfqQ7GFO
1
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 17:37:56.73 ID:sRVO26GDO
1
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 17:38:47.26 ID:aCwFAN2E0
この世界のケインの転生って今まで触れられたっけ?まあ今はクラン視点だから聞けないけど
安価は5
326 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 17:42:49.57 ID:h4nHz2DKO
>>325
その素体になり得る「落とし子」については触れられてますね。
ただ誰がその筆頭候補なのか、そもそもケイン転生の可能性はあるのかは不明です。
327 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 17:52:09.90 ID:h4nHz2DKO
「……ところで、『エリック』についてですが。どんな人で、これからどうすると思いますか?」

「……俺にも奴はよく分からん。500年前はケインと組んだ挙げ句、裏切られる形で殺された。
まあ、保険をかけていたのは奴らしいが……ランダムが一番人間に近い『一族』と思っていたが、案外今はあいつが一番それらしいのかもしれんな。
奴が一番欲するのは『自由』だ。500年前はそれを求め、世界を我が物としようとした。
しかしこの500年間動かなかったのは、世が平穏になったことで奴なりに心境の変化があったやもしれん」

確かに、「余に手出しするな」とか言っていた気がする。しかしそうなると……

「彼女を捕まえるのは難しいのでは?」

01〜50 その通りだ
51〜94 そうだ、しかし当たりは付く
95〜00 上+α(そこにいることが確定)
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 17:52:47.80 ID:sqfqQ7GFO
はい
329 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 18:03:06.12 ID:h4nHz2DKO
「その通りだ、しかし当たりは付く」

「どこですか?」

3の倍数 オルランドゥ
3の倍数+1 テルモン
3の倍数+2 モリブス
ゾロ目、95〜00 ここだ
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 18:04:59.32 ID:BualB75u0
i
331 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 21:27:20.32 ID:h4nHz2DKO
「モリブスだ」

「……え?」

意外だった。何故モリブスへ?
「コーウィン」がふっと笑った。

「不可解だ、と顔に書いてあるな。しかし、『エリック』がかつて拠点としていたのはあの近辺だ。
さらに言うなら……あの男と接触しようとしているのだろう」

「あの男?」

「ライル・トンプソンだ。あれの依り代は、その男と会っている、はずだ」

「えっ?パーシャさんは会ってないって言っていたような……」

「これは俺の推測だが、消されたのだ。記憶をな」

僕は絶句した。……トンプソン司教が??

「……何のために」

「『エリック』の存在に気付いたからだろう。あの男が何を考えているかは不明だが、『エリック』を警戒していたのは疑いない。
だから、記憶を消すことで自分から遠ざけたのだ。まあ、『エリック』が目覚めた今ではそれは無意味だが」

「仮に会ったとして、何を……」

「トンプソンという男は『落とし子』かもしれないが、しかしハーデンやアヴェルとは一線を画している。
真意を問いただす、というのが妥当なところだろうな。
依り代の女も、闇ギルドには個人的な感情があるようだ。その点で、何かしら動くやもしれん」

モリブス、か……僕は行ったことがない。師匠のこともある、いつかは行かなきゃいけないんだろうけど……。

※20以上で次の質問へ
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 21:29:42.23 ID:Jhxlb86H0
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 21:29:59.84 ID:GRhnKfJn0
やあっ
334 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 21:32:06.28 ID:h4nHz2DKO
※コーウィンへの質問2回目

1 「エリック」の現在の能力について
2 「実行委員会」について
3 ウィルについて
4 jについて
5 ミーシャについて
6 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎します
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 21:33:08.02 ID:GRhnKfJn0
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 21:37:34.00 ID:sRVO26GDO
5
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 21:38:21.94 ID:DntH7ktv0
2
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 21:39:11.31 ID:Jhxlb86H0
5
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 21:40:06.99 ID:sqfqQ7GFO
6
穴の隙間の魔翌力に少しでも触れた事で変化があったか、憑依とかで表に出るチャンスが増えたらいいんだけど
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 21:40:07.65 ID:DnoXANQP0
5
341 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 22:50:48.35 ID:h4nHz2DKO
まだ彼に聞きたいことは山ほどある。……このことも聞いておきたかった。

「ミーシャについて……というか、彼女の宝石の中身についてですが」

「向こうのランダムに言われたこと、だな」

僕は頷いた。

「彼女の精神は、今は安定しています。ただ、それが一度不安定になると……どうなるかは分からないと。
彼女の宝石の中にいる、ジュリアって人の自我が戻れば別みたいですけど……何か妙案はあるんですか?」

01〜20 ……さあな
21〜80 心当たり、なしとはしない
81〜94 ……2つ方法がある
95〜00 ?????
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2019/08/18(日) 22:51:55.42 ID:Yy7HYy1eo
ほいさ
343 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 23:33:04.31 ID:h4nHz2DKO
「心当たり、なしとはしない」

「……どういうことですか?」

「貴様と『一角獣』の依り代の少女との関係だ。既に肉体関係は結んでいるが、互いにとって不可欠、というほどでもない。
貴様も少女も性的には奔放な部類だからな。友人としては大事に思っているだろうが、それはあのエルフの少女、そして何より隻腕のエルフには及ばない」

……何が言いたいんだろう?いまいち判然としない。

「コーウィン」がニヤリと笑った。

「つまり、だ。彼女を娶ればいい。あるいは、それに準ずる関係になればよい」

「……はあ?ちょっと待ってください、それは無理ですよ。だってミーシャにはアナスタシアが……」

「そうだ。あの翼人は、少女にとって不可欠な存在だ。だが不足だ。
あの翼人は強くはない。無論、一般人よりは遥かに強いが、これからのことを考えると不安要素だ。
貴様も認識しているように、あの翼人が死ぬと恐らく事態は急激に悪化するだろう」

「……だから、僕も支えになるべきと?」

「それが1つの理由だ。もう一つの理由は、貴様の先祖、マルコとジュリアとは恋人同士だったという点だ。
貴様が少女と真に結ばれることで、何かしらの変化が向こうに起こる可能性はある」

僕は思わず黙ってしまった。確かにミーシャのことは嫌いじゃない。むしろ好きだ。そうじゃなかったら、抱かれたりなんてしない。
ただ、それがラーナや師匠に対するそれと同じかは、心許ない。何より、アナスタシアに悪い気がした。

一度、ミーシャと話してみる必要があるかもな。1週間後まで待たないといけないっぽいけど。

※50以上で3回目の質問
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:33:17.36 ID:3s7oo3B+0
はい
345 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 23:44:58.86 ID:h4nHz2DKO
「……さて、俺が干渉できるのは、現状ここまでか」

もっと質問したいことはあったのに。……仕方ないのかな。

「残念そうな顔をしているが、ここの魔素の薄さだとこれが限界だな。
それと、詫びと言っては何だが、お前の能力を引き上げてやる。こっちに来い」

近付くと、いつぞやのランダムのように「コーウィン」は頭に手を乗せた。

「では行くぞ……」

01〜51 任意のパラメーター+1(筋力除く)
51〜80 任意のパラメーター+1、奥義習得ポイント1p
81〜94 任意のパラメーター+2、奥義習得ポイント1p
95〜00 再判定
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/18(日) 23:45:39.60 ID:sqfqQ7GFO
はい
347 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/18(日) 23:56:18.72 ID:h4nHz2DKO
※上昇するパラメーターを決めます。
0000より3票先取
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 00:00:21.95 ID:lYdEaXAy0
筋力って上げられない感じ?
349 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 00:03:45.89 ID:Nyy4Npv6O
>>348
書き忘れていましたが上げられません。(95以上で可能でした)
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 00:05:54.66 ID:lYdEaXAy0
じゃあ技術に1票
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 00:07:38.70 ID:P6ULPn54O
技術
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 00:08:51.89 ID:z862zjJC0
技術
353 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 00:12:10.63 ID:Nyy4Npv6O
今日はここまで。
354 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 09:56:23.66 ID:xJxYxkwuO
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 170
筋力 17
技術 17
知力 10
精神 16

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 424
ヴィオラ 138
ミーシャ 240
アナスタシア 101
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 191

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1

経験点191p
奥義習得ポイント13p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知2…気配察知判定に+20
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
カウンター…回避時クリティカル以外でも90以上でカウンター発生
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2
355 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 10:09:56.89 ID:xJxYxkwuO
ポゥ……

何か温かいものを頭上に感じた。それと共に、凄まじい力が漲るのを感じる。

「……これでいいだろう。ここから先は、貴様が己を鍛えることでしかなし得ん」

「ありがとうございます」

「直に事態は大きく動く。差し当たっては貴様らを追うものにどう対応すべきか、だ。いつまでここにいるかも含め、よく考えろ」

すぅ……と「コーウィン」が消えていく。そして……

#

目に映ったのは、古い木の天井だった。

#

どこか狐につままれた気分のまま、僕は早朝の稽古を始めた。この寺をいつ下りるべきなのか。あるいは下りないままがいいのか。
「コーウィン」の問いを反芻しながら、僕はまだ少し肌寒い広場を走った。

※早朝稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クランよ、こっちへ来い(経験点10p+α)
95〜00 上+α
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 10:11:46.74 ID:Ip33NcbDO
はい
357 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 11:31:48.82 ID:xJxYxkwuO
※経験点201p

「クラン、何かあったの?」

「あ、うん。何でもない」

稽古が終わり、ラーナの言葉を僕は軽く流した。あくまで夢は夢だ。まだ言うべきじゃない。
それにしても、ミーシャと本当の意味で結ばれろ、か……できるのかな、それ。

※午前のイベント

01〜20 ?????(1回だけファンブル扱い)
21〜94 通常の稽古
95〜00 稽古前に電話ありor来客
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 11:35:34.42 ID:tMDbbYAWO
359 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 11:46:33.56 ID:xJxYxkwuO
※午前の稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜85 クランよ、こっちへ来い(経験点10p+α)
86〜94 ……俺と立ち合ってみるか?
95〜00 上+α
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2019/08/19(月) 11:48:20.52 ID:zrrh1X85o
ほいさ
361 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 11:51:41.11 ID:xJxYxkwuO
※経験点211p

午前の稽古も無事終わった。さて、休憩時間何をしようか。

1 休息(「零剄」練習確率が35%に上昇)
2 ロブソン総師範に会いに行く(中確率)
3 女子寮に行く(低確率、※ハイリスク※)
4 エルライザに電話
5 フェイラに電話
6 その他自由安価

※3票先取
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 12:01:09.79 ID:Ip33NcbDO
1
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 12:16:11.12 ID:znd65fwB0
4
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 12:28:45.91 ID:zhlv7VB4o
1
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 12:34:36.08 ID:hVSmPU+8o
1
366 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 13:04:10.82 ID:xJxYxkwuO
ここはしっかり休もう。そうした方がいい稽古ができる。

#

気力も体力も十分だ。さあ、夕方の稽古に臨もう。

※夕方稽古

01〜65 通常通り(経験点10p)
66〜94 クランよ、こっちへ来い(経験点10p+α)
95〜00 上+α
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 13:06:19.63 ID:f2E5grYC0
えい
368 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 13:10:18.10 ID:xJxYxkwuO
※経験点221p

※10以下か80以上で夜イベント
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 13:13:50.75 ID:Ip33NcbDO
はい
370 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 19:27:33.15 ID:ijcTFQ58O
【50日目】

今日でこっちに来てから一週間か。長かったような、あっという間だったような……。
ただ、師匠が戻ってくるのはあと10日ぐらいだ。そして、その時にはズマに行かなきゃいけない。
一応、トリスの地区大会もその辺りだ。そろそろ何かしらの成果を得ておきたいけど……

※早朝稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クランよ、こっちへ来い(経験点10p+α)
95〜00 上+α
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 19:27:51.10 ID:0ezggjel0
p
372 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 19:31:23.92 ID:ijcTFQ58O
※経験点231p

※午前のイベント

01〜30 ?????(1回だけファンブル扱い)
21〜80 通常の稽古
81〜94 頃合い、かの
95〜00 稽古前に電話ありor来客
373 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 19:32:03.67 ID:ijcTFQ58O
訂正版です。

※経験点231p

※午前のイベント

01〜30 ?????(1回だけファンブル扱い)
31〜80 通常の稽古
81〜94 頃合い、かの
95〜00 稽古前に電話ありor来客
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 19:35:23.15 ID:UsOhqsuB0
はい
375 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 19:37:12.51 ID:ijcTFQ58O
※再判定
376 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 19:37:47.62 ID:ijcTFQ58O
※ファンブル回避権利は残り4回です
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 19:39:22.10 ID:d8fHGrut0
378 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 19:42:18.67 ID:ijcTFQ58O
※イベント内容

01〜15 来訪者
16〜45 フェイラからの電話
46〜70 カーティスからの電話
71〜94 外から唸り声
95〜00 ?????(再判定)
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 19:43:06.83 ID:0ezggjel0
o
380 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 19:50:03.92 ID:ijcTFQ58O
午前の稽古を始めようとしたその時だ。


グルル……グルル……


広場がざわめいた。


「グレートホーンかっ??あのランダムという男が殺したはずじゃっ!?」

「とにかく、皆室内に退避じゃっ!……こんな短期間で来るとは……」

さしもの総師範も、冷や汗を流している。

「……前にランダムさんが殺した奴の、家族とか?」

ポソリ、とラーナが言った。……あり得なくはない。「ノーサ」の知能は高いという。復讐に来たのだろうか。

僕らはひとまず宿舎に戻る。

01〜30 グロロロロッッ!!!
31〜60 門の外をうろついてるようだ……
61〜94 ……去っていったみたいだ
95〜00 ?????
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 19:51:38.04 ID:Fig3LU76O
やっ
382 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 19:56:20.65 ID:ijcTFQ58O

……その時だ。


「グロロロロッッ!!!」


バァンッ!!!


何かが砕ける音と同時に、何かが広場へと入ってきた。……あれはっ!!


※ノーサの頭数
01〜20 3頭(1回だけファンブル扱い)
21〜40 2頭(1回だけファンブル扱い)
41〜60 前より大きいのが1頭
61〜80 前回並みのが1頭
81〜94 より小柄なのが1頭
95〜00 ?????
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 19:59:24.49 ID:d8fHGrut0
384 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 20:03:16.39 ID:ijcTFQ58O
体長は6メド、高さは4メドほどもあるだろうか。前に来たヤツより、1回りは大きい。
僕の背骨を冷たいものが走り抜けた。……こんなヤツに、どうやって立ち向かえと??

01〜50 何もなし(多数決へ)
51〜80 やむを得んのぉ……
81〜94 あれはっ!?
95〜00 上+α(誰かに異変)
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:06:38.77 ID:0ezggjel0
y
386 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 20:09:56.73 ID:ijcTFQ58O
※再判定

01〜70 昇格
71〜94 2段階昇格
95〜00 ?????
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:10:37.38 ID:Fig3LU76O
388 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 20:16:17.32 ID:ijcTFQ58O
その時だ。

「おいっ、あれはっ!?」

猛るノーサに歩み寄る人物が一人。……えっ??

「ミラっ!!!」

ミラはいつもの様子でゆっくりと歩く。そしてノーサは警戒姿勢を取ったまま、低く唸っている。

一体何をっ!?

01〜20 ノーサがミラを吹き飛ばす(ファンブル扱い)
21〜35 ノーサがミラに突進し、それをミラが交わす
36〜60 ミラがゆっくり首を振った
61〜80 ……ノーサの様子が??
81〜94 ……ノーサが、帰っていく?
95〜00 上+α
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:18:49.28 ID:FPx0RbhW0
うりゃ
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:18:56.18 ID:3rnAI8Uk0
はい
391 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 20:21:48.42 ID:ijcTFQ58O
「グォオオオオオッッ!!!」

激しい咆哮と共に、ノーサが突如ミラに襲い掛かった。ミラはそれを紙一重で交わす。

「あの馬鹿っ!!」

いくらなんでも無謀だ。そもそも、ラーナたちは止めなかったのか?

僕は……

1 様子を見る
2 外に出る
3 その他自由安価

※3票先取
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:27:05.25 ID:Fig3LU76O
2
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:37:12.68 ID:Ip33NcbDO
2
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:38:12.10 ID:3rnAI8Uk0
2
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:39:04.59 ID:i+XGPmja0
2
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:40:01.81 ID:sdLLRw9MO
2
397 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 20:42:41.31 ID:ijcTFQ58O
「総師範っ、出ますっ!」

「あっ、こら待たんかっ!!」

僕は思わず外に出た。ミラを助けねばっ!!

01〜30 ノーサが僕に気付いた……
31〜70 状況変わらず(戦闘へ?)
71〜94 来るなっ!!
95〜00 上+α
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:43:18.97 ID:sdLLRw9MO
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 20:43:44.77 ID:sdLLRw9MO
よしよし
400 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 20:58:49.12 ID:ijcTFQ58O
※ノーサ小康状態までは確定

「来るなっ!!」

「えっ……」

ミラの叫びに、僕は足を止めた。駆け付けようとしたラーナやミーシャ、アナスタシアも動きをやめている。

「私はこいつと話をするっ!!知能がある相手なら、ある程度は意志疎通ができるはずだっ!!」

ミラが目を閉じた。


「グロロロロッッ……!!……グルッ!?」


ノーサの様子がおかしい。ミラが呟いた。

「やっぱり仇討ちだな。道に迷った息子がいなくなって、それでここに来たらしい」

「話せるの?」

「しっ!!交渉してみる」

01〜20 ダメだ、絶対に許さない、と言ってる
21〜50 今日はここで引き下がってやる、らしい。でも償いはしろ、と
51〜70 今日はここで引き下がってやる、らしい。ただ、次会ったら殺す、だそうだ
71〜94 ここで引き下がってやる、らしい
95〜00 ミラに異変
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 21:01:13.70 ID:i+XGPmja0
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 21:01:28.07 ID:d8fHGrut0
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 21:01:39.93 ID:i+XGPmja0
妖怪いちたりない
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 21:03:34.55 ID:lYdEaXAy0
ミラの交渉術すげぇ
405 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 21:13:14.18 ID:ijcTFQ58O
ふう、とミラが息をついた。ノーサが怒りのこもった目で僕らを睨む。


「グロッ、グロロ…………!!!」


そして、急に踵を返した。……帰っていく??

「今日はここで引き下がってやる、らしい。ただ、次会ったら殺す、だそうだ」

去っていくノーサの姿を僕は見つめた。

「……どうしてミラの言うことを?」

「大婆様の言うことを覚えていたそうだ。『人には危害を加えるな』と。
あと、ダーレン寺の人間が息子を殺したわけではない、とも伝えておいた。……まあ肉は食べたんだが」

「それ悟られなくてよかったね……」

宿舎からわらわらと門人たちがやって来た。皆一様に安堵している。

「どうやって撃退した?」

「師範代、私が説得した。ただ、次会ったら殺す、だそうだが」

「……!!?会話できるのか」

「ほう……」と総師範が呟いた。

「そうか、確か開祖の妻、モナは魔獣とも心を通わすとあったが……その子孫であるお主ができぬ道理はないのお。失念しておったわ」

「『j』というのがどれほどのものかは知らないが、魔獣の王であったのかもな。思えば、私もスライムは統べられる。それと似たようなもの、か」

「なるほどの。しかし、グレートホーンがまた来ぬ道理はないぞ?どうしたものかの……」

1 討伐隊を作りましょう
2 助っ人を呼びましょう
3 このままそっとしておきましょう
4 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎です
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 21:15:59.87 ID:3rnAI8Uk0
3
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 21:19:29.15 ID:Fig3LU76O
3
生半可な戦力じゃ恐らく倒せない上、下手に手出ししたら結果がどうあれ被害甚大だろうし無干渉でいられるならそれでいいか
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 21:41:34.89 ID:cXtB/vGz0
3
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 21:41:39.75 ID:i+XGPmja0
なんかこう説得できないかな
頭が悪いわけでもないしノーサがいる方が悪いやつとか来ないだろうし
そもそも息子の仇討ちっていったら人間でもするわけで、話が通じる以上説得したい
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 22:00:02.51 ID:Fig3LU76O
どこかで高コンマ出せればミラ加入時みたいな展開もあったかもしれないけどこうなったら今は無理じゃないかなあ
話聞いてもらおうにも子を殺された恨みの方が強いだろうし時間おかないと現状じゃ即殺しに来ると思う
411 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/19(月) 22:11:10.14 ID:ijcTFQ58O
3で決定します。今日はここまで。
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/19(月) 22:46:55.03 ID:lYdEaXAy0
413 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 09:45:03.39 ID:cotUGBPeO
「……このままそっとしておきましょう。こちらから刺激しても、いいことは一つもなさそうですし」

「む、それもそうじゃ。さしあたり、壊れた門を何とかせねばのぉ……」

ボロボロになった門を見て、総師範がやれやれと首を振った。

#

午前の稽古は中止になり、門人総出で門の再建に取り掛かる。
とはいっても、宮大工がいるわけもない。とりあえずの応急措置、といった感じらしい。

「そう言えばミラ。ノーサの居場所って分かるの?」

僕は斧を振るいながら呼び掛ける。

01〜40 さすがに分からん
41〜70 ああ、ちょっと厄介なのだが
71〜94 ああ、それがな……
95〜00 上+α
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 09:49:43.99 ID:vVwEFBbDO
はい
415 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 10:05:49.01 ID:cotUGBPeO
※実は色々言い含めている

「ここに来る途中で休んだ平野があっただろう。あそこの近所らしい」

「……って結構危なくない?ここを訪れる人を襲ったら……」

「うむ、だから鹿を使って様子を見させているのだそうだ。害意がありそうなら襲う、そんな暮らしらしい。だから、この寺の関係者ならば大丈夫だ」

ミラが小枝を鉈で落としながら答える。へえ、とラーナが感心したように漏らした。

「なるほどねえ。縄張りは結構きちっと守ってたのか」

「そうだ。息子の件も、事故みたいなものだとは理解していたらしい。寺の方面には余程のことがない限り行くなと言い聞かせていたらしいからな。
それでも怒りに身を任せ、ここに来たらしい。親の愛が勝ったということなんだろう」

「へえ。というか、あれってひょっとして私たち並みに知能あるの?」

「言葉が通じんだけだ。私もさっき知ったが、魔獣にはそういうのが少なくないらしい。
エルダードラゴンとやらもそうらしいな。大婆様なら、その辺りの事情にも詳しかっただろうが」

ミラが再び作業に戻る。……意志疎通ができるってことは……

「何か頼み事とかもできるのかな?」

「いや、無理だろう。何やかんやでお前らは子の仇だからな。ただ、あることだけは言い含めておいた」

「あること?」

「うむ。……私の同種が来たら、全力で殺せと。相対すれば、あれならすぐに分かるはずだ」

※「グリーチ」来襲確率が極めて大きく減少しました。当面、外敵に対してはダーレン寺は安全地帯です。
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 10:53:34.02 ID:AsPpUCRYO
実際説得成功してたってところか、ミラ有能
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 11:20:54.27 ID:etxFqzJT0
ズマの鉱山攻略までは修行出来そうかな
よかった
418 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 12:58:14.73 ID:MRFBZzh4O
#

午前の稽古は結局中止になった。まあ、ああいうことがあったから仕方ないか。
門の再建作業は粗々終わったみたいだ。昼の休息時間もあるけれど……。

1 休息(「零剄」練習確率が35%に上昇)
2 ロブソン総師範に会いに行く(中〜高確率)
3 エルライザに電話
4 フェイラに電話
5 その他自由安価

※3票先取
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 13:00:15.87 ID:AsPpUCRYO
そろそろ3
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 13:05:33.85 ID:vVwEFBbDO
3
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 13:06:41.40 ID:SwhB1fLuO
3
422 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 20:11:30.92 ID:RDSNGECrO
とりあえずエルライザに現況報告をしておこう。向こうにも何か動きがあったかもしれない。

01〜20 電話に出ない
21〜40 厄介なことになってる
41〜94 クラン!久し振りだなぁ
95〜00 ?????
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 20:13:18.87 ID:dFfJq89W0
はい
424 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 20:35:40.53 ID:RDSNGECrO
『クラン!久し振りだなぁ!!』

心底嬉しそうな声が聞こえてきた。これならあまり心配はいらないかな。

「ああ、うん。そっちの様子はどうかなって」

『ああ、一応魔術学院の監視は継続中だぜ。なあ、いつこっち来るんだよぉ……』

ハハハ、と僕は笑うしかない。こりゃ、再会したら大変だなあ……。

「とりあえず、色々情報を共有しときたいんだ。少し長くなるけど、いい?」

『ああ、ソロコフさんから一応それなりには聞いてるぜ。今ダーレン寺なんだろ?
んで、『グリーチ』……ていうか、奴に化けた怪物がお前を追ってるって話も聞いてる』

「ああ、そこまでは知ってるんだ。じゃあ、ここからは追加情報になるね……」

僕はウィルさんやパーシャさんのことを伝えた。
ウィルさんの件についてエルライザは、「マジか!?」と驚きを隠さなかった。そういえば、彼が見付かったことはソロコフさんには伝えてなかったな……。

『まあウィル・アピースが無事だったってのが分かったのは大収穫だぜ。彼は今どこに?』

「どうだろ……テルモンに向かってるか、パーシャさんと一緒にモリブスに行ってると思う。『グリーチ』は、闇ギルド所属らしいから」

『モリブスに行くなら、魔都オルランドゥを通るかもな。こっちでも見とく』

「3人目」がプレーンウォークを使っている可能性の方が高いけど、エルライザと合流できるならそれが理想的かな。
そう言えば、あの人はどうしたんだろう。

「ありがとう。ところで、アリスさんは?」

01〜35 別行動中だ
36〜94 今いるぜ
95〜00 実はだな……
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 20:37:58.46 ID:weqrLaCQO
それ
426 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 20:42:05.41 ID:RDSNGECrO
『今いるぜ。代わるか?』

良かった。聞きたいことは色々あるけど……

1 実行委員会について
2 ローマンの居場所について
3 「穴」の隙間について
4 「j」について
5 その他自由安価

※3票先取
※質問回数はコンマ次第です
※自由安価歓迎です
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 20:49:01.15 ID:rGOoMHz10
1
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 20:50:49.48 ID:cQBBg7AH0
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 20:51:53.42 ID:weqrLaCQO
3人目がアリスに合流するなり連絡してたりとかはまだないかねって思ったけど3人目視点じゃアリスが目覚めてる事をそもそも知らないか、伝えられなかったし
安価は4で
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 20:57:10.34 ID:dFfJq89W0
4
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 21:04:39.42 ID:vVwEFBbDO
4
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 21:35:49.29 ID:ON6bkHem0
マーリンみたいな準一族は封印に参加したのかとか穴の中にあった村はどうなったのかとか聞きたかった
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 21:38:27.00 ID:ON6bkHem0
マリーンな
434 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 21:38:46.15 ID:RDSNGECrO
「うん、お願い」

受話器の向こうで何やらやり取りがあった後、アリスさんが出た。

『あー、久し振り。元気そうね』

「はい。今は修行の身です」

『そ。にしても色々あったもんねえ……エリックが生きてたり、ランダムが弟子取ってたり……。にしても、なんであいつこっちに来ないのかしら?』

「それはちょっと分からないですが……一つ、お聞きしたいことが。『j』についてです」

『……その話ね』

アリスさんの声のトーンが下がった。

『エルライザと上司のやり取りから、『j』がそっちにいるとは聞いてるわ。随分と出鱈目なのを連れてるものね。大丈夫なの、その娘』

「あっ、はい。今のところは」

『進化してるって聞いてるけど』

「……良く分からないんですが、今もしてるかもです。午前には、ノーサって怪物を説得して追い返してましたし」

『はぁ……本当に出鱈目な存在ねぇ……というか、あんた何かした?』

ギクッとした。……まずいのかな。

「い、いえっ、何もっ??」

※偶数なら気付く
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 21:40:39.84 ID:ON6bkHem0
436 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 21:52:21.18 ID:RDSNGECrO
『あんたねぇ、嘘つくのド下手ね。『j』の血が薄いのにそんな短時間で急激に進化するわけないじゃない……。ヤったわね。その分だと』

「うぐっ……」

受話器の向こうでエルライザが何か叫んでいる。……うん、仕方ない。

『……あー、人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ぬわよ!?ちょっと黙りなさいなっ。
……まあ、あんたもまだ若いみたいだし止めはしないけど。普通手を出さないわよ?どういう教育してんのよ、あんたの師匠は……』

「すみません……」

『まあ、いいわ。で、こっちが言いたいのは、よ。『j』は生命と魔力を吸収することにより進化するってこと。
オルディニウムの魔素を吸収したスライムが突然変異起こしたのが『j』なわけだけど、その進化もまた著しいわけ。
ヤるのは結構だけど、比類なき怪物を育ててるって自覚も忘れないように。いいわね?』

「……はい」

とはいっても、僕もそういう欲求には弱いんだよなあ……。うーん。

※70以上で重大事実へ
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 21:52:57.46 ID:MAgHtCPY0
438 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 21:55:57.94 ID:RDSNGECrO
『まあとにかく、よ。もう一体の『j』の進化具合では世界が破滅しかねないわ。『蛇』や『一角獣』に匹敵しうる怪物がいる、ってことは忘れないで頂戴』

※20以上で次の質問へ
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 21:57:11.29 ID:cQBBg7AH0
いよっ
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 21:57:14.26 ID:rGOoMHz10
はい
441 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 21:58:29.41 ID:RDSNGECrO
※質問2回目

1 実行委員会について
2 ローマンの居場所について
3 「穴」の隙間について
4 「グリーチ」の現状をどう推測するか(中確率)
5 その他自由安価

※3票先取
※質問回数はコンマ次第です
※自由安価歓迎です
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 22:02:05.64 ID:weqrLaCQO
3
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 22:03:43.77 ID:cQBBg7AH0
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 22:05:27.00 ID:MAgHtCPY0
3
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 22:05:54.85 ID:vVwEFBbDO
3
446 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/20(火) 22:28:27.24 ID:RDSNGECrO
今日はここまで。

金曜夜まで多分更新はありません。
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 22:37:47.69 ID:MRCFIZksO
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/20(火) 22:46:37.27 ID:vVwEFBbDO
449 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/22(木) 22:43:15.28 ID:RxkQxPQ8O
少し時間ができたので更新します。
450 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/22(木) 23:08:24.98 ID:RxkQxPQ8O
「……そう言えば、『穴』の隙間について知ってることってありますか?」

「うーん」という声が聞こえた。

『……難しいわね。私がコールドスリープに入ったのは、『大封印』の直前だったから。
だから、今から言うことは推論でしかない。それでもいいなら話すわよ』

「お願いします」

『分かった。まず、『大封印』は元から100%の成功にはならないと分かってたのよ』

「……え?」

『おかしいと思わなかった?何であたしや、この世界のランダムがいるかって。『保険』というのは、封印が完全でないからなの。
必ず綻びがある。それが深刻になった時、あたしやランダムが動くことになってたわけ』

ちょっと理解を越えている。僕の困惑に気付いたのか、アリスさんがフフッと笑った。

『まあ理解できないのも無理ないわ。そもそも、何で失敗すると知ってる『大封印』に出たのか?それはそれ以外手がなかったからよ。
本来、あれを完全な形で成功させるにはコーウィンかブランドのどちらかが必要だった。でも、2人はもういなかった。
コーウィンは宝石の中だったし、ブランドは死んでしまった。だから、残りの『一族』とシデ、ダナで『大封印』をするしかなかった。
力が足りないから、どうしても『隙間』はできる。そこをなけなしの魔力でランダムが塞いでいく。そういうのを想定してたのね』

「でも、上手くは……」

『そうね。『j』が早々に逃げていた。他にも深層の魔獣が地表に出てたでしょうね。
正直、被害がこの程度というのは逆に驚いてるのよ。想定より遥かに少ないくらい』

「そ、そうなんですか?」

『ええ。『j』が最初に逃げたのが良かったのかもね。アレが他の魔獣に影響を与えた可能性は高いと思う』

※奇数で?
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/22(木) 23:09:39.19 ID:fHt81o4Y0
452 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/22(木) 23:27:55.08 ID:RxkQxPQ8O
『……ただ、『隙間』に残ってる連中が大人しいとは思えない』

「えっ?どういうことですか?」

一拍の間を置いてアリスさんの声がさらに重くなった。

『地上にいるのは大体皆『j』を恐れてると思う。あんたにも心当たりあるでしょ?』

「あっ……」

ノーサの事例はまさにそれだったことを思い出した。大婆様への敬意と畏怖がないと、ああアッサリミラの言うことは聞かないはずだ。

『やっぱね。でも『隙間』の中は別。『j』を知らないのすらいるかもしれない。
だから、極力警戒しなさいよ、ってこと。浅い階層でも、ね』

※75以上で?
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/22(木) 23:28:31.69 ID:UmMPnX3V0
454 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/22(木) 23:29:44.91 ID:RxkQxPQ8O
※この質問はここまで

※55以上で次の質問
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/22(木) 23:32:08.89 ID:cPosOHoV0
t
456 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/22(木) 23:36:11.54 ID:RxkQxPQ8O
※質問3回目

1 実行委員会について
2 ローマンの居場所について
3 「審判の石」について
4 「グリーチ」の現状をどう推測するか(中確率)
5 その他自由安価

※3票先取
※質問回数はコンマ次第です
※自由安価歓迎です
457 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/22(木) 23:36:54.99 ID:RxkQxPQ8O
0000までに決まらない場合は再投票です。
458 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/22(木) 23:52:21.59 ID:RxkQxPQ8O
少し早いですが、0000からのカウントとします。
459 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/23(金) 00:01:42.14 ID:6xFNCzYQO
投票開始します。再開は明日夜です。
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 00:15:37.30 ID:m/8bVCGho
1
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 00:15:51.04 ID:ErPOrWw8o
2
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 00:23:29.82 ID:9l/HJu+G0
1
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 00:25:52.91 ID:OAhnTIlDO
1
464 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/23(金) 22:25:17.00 ID:xHssGKH9O
僕は「隙間」に入った瞬間の嫌な予感を思い出した。あのまま行ったらどうなっていただろう。
そもそも、「次の階層」まで4時間もかかるってこと自体尋常じゃない。
ウィルさんほどの達人が半年かけないと攻略できないのも道理だったわけだ。

それとともに、疑問が湧いてきた。その奥深くにある、「審判の石」が眠る「ウィルコニア」。
そこに行けるという「実行委員会」とは何者なのだろう?

疑問をアリスさんにぶつけると……

01〜50 心当たりはある
51〜80 実はまさに真相を探っている最中
81〜94 アリスとエルライザで接触を試みている
95〜00 ?????????

※そもそものきっかけが00偶数のため、相当コンマが優遇されています
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 22:25:36.12 ID:LlPNElMn0
q
466 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/23(金) 22:46:25.80 ID:xHssGKH9O
「そうか」と何かに気付いたようにアリスさんが呟いた。

『……誰かに、心当たりはあるわね。ランダムの奴、『実行委員会』は2人しかいないとか言ってたんでしょ?
該当する人物は、確かにいるわ』

「誰なんです?」

『『一族』の母親のクローンの双子、フローラとデアドラね。……クローンと言っても、精神体は別の人物だけど』

「え?」

また意味深な人物が出てきた。ということは……

「ランダムさんの母親、ってことですか?」

『精神体は別って言ったでしょ。ただ、力は相応にある。
そして、確か2人とも『大封印』には参加してなかったはず。
特にデアドラは、オルランドゥ魔術学院の創設者、ジャック・オルランドゥの妻だったからね。
あたしはすぐにコールドスリープに入ったけど、彼女がランダムと何かしら打ち合わせただろうことは想像がつくわ。
フローラはブレイズの妻よ。こっちは『大封印』の時に彼からこの世界を託されてたんでしょうね。
だから、彼女たちが世界秩序の維持を目的とした大武術会を支えている、と言われたら納得はできるわね』

「そんな2人が、何故ウィルさんや『3人目』に非協力的だったんでしょう?」

『分からない。そうそうやられる人たちじゃないと思うけど、『向こうの世界のブレイズ』にやられたのかもね……。
とすると……話は相当に厄介かもしれない』

僕はごくりと唾を飲み込んだ。

「……大武術会自体が、『向こうの世界』に牛耳られかねない??」

『そういうことね。次の大会日程も、前倒しになるって噂があるらしいけど……。そう考えると納得は行くわ。
確かにオルランドゥの情勢がおかしなことになっていたのは感じてた。
エルライザが監視しているのにも協力してたけど、状況はずっと深刻かもしれない。
後で色々説明しておく。できればあんたたちにも協力してもらいたいけどねぇ』

身体がいくつか欲しい気分だ。ズマの魔洸石鉱脈の件、テルモンにいるハーデン一派、モリブスの闇ギルド。そして、オルランドゥの異変。
全てを同時に何とかするなんてできない。優先順位を、しっかりつけなきゃ。

※70以上で4問目の質問
※ここをクリアするとイベントへ
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 22:52:52.43 ID:y1uR9U140
はい
468 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/23(金) 23:06:07.54 ID:xHssGKH9O
『……っと、何やらエルライザが騒がしいわね……しょうがないから代わるわ』

確かにさっきからギャアギャアとうるさい気がする。
そして受話器を奪い取ったらしいエルライザが叫んだ。

01〜70 ちょっと待てよ!何女増やしてんだよ!?
71〜94 今の話、マジか?
95〜00 上+α
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/23(金) 23:06:42.27 ID:BOxt4nLr0
470 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 08:06:19.15 ID:PUif11Y1O
『ちょっと待てよ!何女増やしてんだよ!』

声が涙声だ。……エルライザが僕に惚れてるらしいことは知ってたけど、そこまでミラの件がショックだったのか……。

「いや、そりゃ成り行き上しょうがないというか……」

『成り行き上、だとぉ?オレはな、お前にち、誓いのイヤリングまで渡したんだぞっ!?
そ、そりゃお前にあのチビエルフとか巨乳エルフだとか別の女がいるってことは知ってけどよ……。
オレの気持ち知ってて、そりゃねえよぉ……うぐっ……』

何か泣き出してしまった。うーん、思い込みが強いというか……。

1 あはは、まあ……また今度会った時ちゃんと話そう、ね?(適当にあしらう、中確率で成功)
2 ゴメン……エルライザのことはそういう対象じゃないというか……(バッサリと振る、好感度ダウン)
3 分かったよ……じゃあ今度ね?(次会った時抱く約束をする、エルライザ好感度アップ、修羅場可能性大)
4 僕はダメだけど、別の人を……(???を紹介する、成功確率小〜中)

※3票先取
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 08:27:09.36 ID:OWYdRDAU0
1
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 08:27:14.21 ID:6jrEbtLDO
3
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 08:53:26.08 ID:0e0gspSm0
3
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 08:58:38.27 ID:Cr3NCgaf0
3
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 08:58:43.20 ID:tmKPCztn0
カーティスだろうか
修羅場でラーナたちの好感度ダウンはなぁ
4
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 12:59:35.96 ID:M7Mxce14O
他にもカーティスとかヴィオラとかがまだクランを狙ってるしセフレという面ではミーシャもアナスタシアもいるわけでむしろ今までよく修羅場にならなかったなあという感じ
あとエルライザは確かイマーラには敬意払ってなかったっけ
477 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 17:31:39.85 ID:LzDvSWKpO
ここでバッサリ振るのが正しいんだろう。……でも、それだとエルライザがかわいそうだし……。
しばらく悩んだ結果、僕が出した答えは……

覚悟を決めることだった。何とかなる、多分。

「分かったよ……じゃあ今度ね?」

『本当かっ??本当に本当か?』

一転して物凄く嬉しそうな声が飛び込んできた。僕は苦笑する。

「いや、今度っていつになるか分からないし、何をするかも決めて……」

『うんっ、そうだな!どういうのがいいんだろ……オレ、初めてだから優しくしてくれるといいなぁ……』

完全に抱かれる前提で話しているなあ……。ラーナたちをどうするかは……その時考えるか。師匠も戻ってると思うし。

「……とにかく、詳しくはまた今度ね?」

『うんっ、分かった!じゃあなっ!!』

エルライザは電話を切ってしまった。アリスさんには、まだ訊きたいことが色々あったのに。
僕は溜め息をつく。「女難の相」があるとか言われたけど、本当にそうなのかもな……。僕が女の子に甘いだけかもしれないけど。

※エルライザの好感度
コンマ下一桁×5(最低保証10)
※好感度200を超えた場合、再開時にイベント
※ゾロ目、95〜00の場合再判定
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 17:33:14.57 ID:h8RUJ+T+O
はい
479 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 17:38:35.09 ID:LzDvSWKpO
エルライザ好感度 221

#

何か精神的に疲れたな……ラーナは異変に気付いたのかこっち見てるし。エルライザとの話したらキレそうだなあ……。僕はまた小さく溜め息をついた。

※夕方の稽古

※早朝稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クランよ、こっちへ来い(経験点10p+α)
95〜00 上+α
480 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 17:41:10.03 ID:LzDvSWKpO
コピペミスです。早朝稽古の記述は無視して下さい。
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 17:44:56.08 ID:1ZVDVnoA0
はい
482 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 17:46:51.42 ID:LzDvSWKpO
※経験点241p

※80以上でイベント発生
(ノーサイベントにより襲撃可能性は当面激減しています)
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 17:48:43.76 ID:2yezrCBCO
484 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 17:50:43.76 ID:LzDvSWKpO
【51日目】

※早朝稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クランよ、こっちへ来い(経験点10p+α)
95〜00 上+α
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 17:51:58.12 ID:5hWq1RWL0
486 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 17:54:09.12 ID:LzDvSWKpO
※経験点251p
※300p突破時点で強制イベントです

※50以下でイベント
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 17:55:08.97 ID:h8RUJ+T+O
488 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 18:04:37.31 ID:LzDvSWKpO
※特殊イベント、再判定

01〜70 ラーナが昨日の態度を問い詰めるが……
71〜94 午前中に猛特訓
95〜00 再判定
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 18:06:27.69 ID:6jrEbtLDO
はい
490 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 18:41:37.38 ID:LzDvSWKpO
#

早朝の稽古を終え、汗を拭ってると……ラーナが怪訝そうな顔で近付いてきた。

「ねえ、昨日の夕方様子が変だったけど……何かあったの?」

「い、いやっ?な、何もないよ」

声が裏返ってしまった。彼女の額の皺が深くなる。

「……怪しいなぁ。何か隠してない?」

これは誤魔化すのが難しいヤツだ。素直に言ってしまうしか……

その時。

「隠してないぞ」

「「……ミラ?」」

「この前のノーサとの邂逅で、意識を多少探れるようになってな。大丈夫、問題ない。な?クラン」

「う、うん。そうだよ」

ミラがニヤニヤしている。……あ、これは全部分かってるって顔だ。

「……ミラがそう言うなら……変なクラン」

首を傾げてラーナが去っていった。ミラはというと、僕の耳を貸せと合図をしている。

(全く、隅に置けん奴だ。私も混ぜろ)

(へ?何に?)

(誤魔化しても無駄だ。エルライザとかいう魔族の女のことだ。押されてつい約束したのだろう?
私に嫉妬しているようだし、私も対応しよう)

ミラはやけに上機嫌だ。……何考えてるか予想は付いたけど、あえて考えないことにした。

何で僕の周りは、こんな子ばっかりなんだろうな……。夢で一度会ったご先祖様が苦笑するのが見えた気がした。

※エルライザと再開時、ミラが立ち回ってくれる予定です。上手く行くかはその時次第です。
491 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 18:46:56.72 ID:LzDvSWKpO
※午前のイベント

01〜70 通常の稽古
71〜94 頃合い、かの
95〜00 稽古前に電話ありor来客
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 18:47:28.00 ID:4LpK7UBX0
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 18:47:51.10 ID:2yezrCBCO
こい
494 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 18:55:19.32 ID:LzDvSWKpO
偶奇判定です。

奇数……ファンブル回避権全消費
偶数……再判定

コンマ下3
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 18:58:43.04 ID:h8RUJ+T+O
踏み台
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 18:59:09.62 ID:mMOpDkVz0
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 18:59:09.79 ID:6jrEbtLDO
ksk
498 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 19:01:23.88 ID:LzDvSWKpO
※ファンブル回避権全消費

再判定です。
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 19:03:11.80 ID:mMOpDkVz0
500 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 19:39:00.81 ID:LzDvSWKpO
#

午前の稽古を始めようとすると、総師範から呼び止められた。

「ちょっとクラン。こっちに来い」

「何ですか?」

「頃合いかと思ってな。一度試してみてもよいじゃろ」

総師範に連れられて行った先は、例のお堂だ。

「『零剄』をそろそろ教えようかと思っての。やはりイマーラの弟子じゃ、基本的な素養はほぼ揃っとる。
まず、『剄打』を打つ前に呼吸を練ってみよ。そして自らの内なる剄を、拳に乗せるのじゃ」

「はっ、はいっ」

口で言うのは簡単だけど、そんなのどうやったらできるんだろう。とりあえず、ものは試しでやってみようかな……

01〜60 まだまだじゃの
61〜80 お、なかなかじゃの(次回判定優遇)
81〜94 む……?(再判定、次回判定優遇)
95〜00 再判定(一発突破はなお低めです)
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 19:39:56.83 ID:AlvJm6LT0
ていっ
502 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 19:51:57.39 ID:LzDvSWKpO


すぅ……はぁっ……すぅ……はぁっ……


師匠に習った呼吸法を試してみる。身体の芯に、力が漲るのが分かった。
そして、それが頂点に達した時。


ギュッ


左足の親指に溜めた力を下半身、腰へと連動させる。そして右拳へ……


ズパァンッ!!!


「ほっ」


水袋が後方へと弾け飛んだ。……これって……

「驚いたぞ。かなり剄は練れておる。後はそれを放つ場所じゃな。微妙にずれとるが……初めてにしては上出来じゃ。もう一度やってみよ」

「はいっ!!」

あれで良かったのか。ならもう一度……

01〜60 むう、もう一息じゃの(次回クリティカルで習得)
61〜94 うむ、もう一歩じゃ(次回50%で習得)
95〜00 おおっ!!(習得)
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 19:54:15.54 ID:6jrEbtLDO
はい
504 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 22:33:31.70 ID:PUif11Y1O
※経験点261p

#

「むう、もう一歩じゃのお」

あれから何回も試してみたけど、最初の一撃を越えるものはなかった。

「何が良くないんでしょうか……」

「やはり意識しすぎじゃの。練った剄を手放す瞬間は、考えてできるものではない。心を無にせよ、と言いたいが一度邪念が入るとそれは難しいの。
ま、仕切り直しじゃ。まだ時間は充分ある。焦らずやればじきに身に付く」

「はいっ」

ダーレン寺を出るには、少なくとも「零剄」ぐらい習得しなければ。今は安全で何かに急かされてるわけでもない。
総師範の言う通り、焦らなくてもいいんだ。僕は自分に言い聞かせた。
505 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/24(土) 22:35:41.92 ID:PUif11Y1O
#

稽古が終わり、昼の休息時間になった。……さて、どうしよう。

#

1 休息(「零剄」練習確率が40%に上昇)
2 ロブソン総師範に会いに行く(中〜高確率)
3 エルライザに電話(アリスに電話、中確率でエルライザが勘違いします)
4 フェイラに電話
5 その他自由安価

※3票先取
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 22:43:51.20 ID:52Z9VGbw0
4
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 22:53:57.46 ID:tmKPCztn0
4
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/24(土) 23:05:42.15 ID:h8RUJ+T+O
4
509 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 00:16:49.55 ID:nWtAk/NGO
久々にフェイラさんに電話してみよう。ドルオー組の状況や「グリーチ」捜索の件はどうなっただろう?

(※ドルオー組の状況、コンマ下)
01〜10 フェイラが電話に出ない
10〜25 天使樹焼失でソロコフが疑われつつある
26〜50 ドルオー組内乱は闇ギルドが優勢
51〜80 ドルオー組内乱は穏健派が優勢
81〜94 ドルオー組内乱は穏健派が闇ギルドを一掃
95〜00 上+α(「グリーチ」関連で進展あり)
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 00:18:26.78 ID:s5xBscmJ0
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 00:23:27.52 ID:QoeRz8sl0
コンマ表見て思ったが、この日ファンブル権消えてるんだった
大人しくしとくべきだったやもしれんな
512 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 00:30:05.06 ID:nWtAk/NGO
『おう、クランか。そっちはどうだ?』

快活そうなフェイラさんの声が聞こえ、僕は少し安心した。

「ええ。今は『零剄』を習得しようとしてます。しかし、難しいですね……」

『この短時間でか?さすがイマーラ・ランドルスの弟子というべきか……。私でも習得に4年はかかったぞ』

「フェイラさんも使えるんですか?」

『まあな。とはいえ、『使える』だけだ。あれを実戦で使うには、少々隙が大きすぎるんだよ。
……それはさておき、電話してきたのはドルオー組とグリーチの件だな?』

「ええ。どうなりました?」

『やはり多勢に無勢、だな。闇ギルド派はシャーウッドに押し込められてる状況だ。穏健派が大分優勢だ、安心していい』

僕は安堵の息をついた。これなら、シュラークに戻ってもひとまずはよさそうだ。

「そうですか、安心しました。ところで、『グリーチ』の行方は」

01〜70 そっちは相変わらず分からん
71〜94 一応、手掛かりはある
95〜00 恐らくは……(再判定)
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 00:31:30.36 ID:lm7jErUAO
はい
514 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 00:38:55.97 ID:nWtAk/NGO
今日はここまで。
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 00:40:16.36 ID:QoeRz8sl0
516 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 14:35:36.74 ID:nWtAk/NGO
『そっちは相変わらず分からん。というか、誰が『グリーチ』なのかすら判断できん。
自在に姿を変えられるとすれば、相当危険だな。ダーレン寺すら、安全ではない』

やはり捕捉できてない、か。まるで砂漠で宝石を見つけるようなものだ。
何かしら誰が「グリーチ」か判断する方法が欲しいとこだけど……。

「一応、ノーサ――グレートホーンをミラが説得して守りに当たらせてます。
ここはしばらくは大丈夫かと」

『……あの子は本当に何でもありだな。究極生命体というのも、あながち冗談でもないのか。
とにかく、注意するだけしておいた方がいい』

※質問タイム(高確率で1問のみです)
1 そう言えば、ソロコフさんは?
2 そう言えば、ハンナは?
3 グリーチを判断する方法は?(相当低確率)
4 ウィルについて(注:ウィル生存の情報はエルライザ→ソロコフでフェイラにも伝わっています)
5 シャーウッドについて
6 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎です

517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 14:45:40.34 ID:+q5m2J7cO
1
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 14:56:27.85 ID:A3vcJRCDO
1
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 15:04:48.18 ID:xSf+l0Gs0
1
520 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 15:20:59.62 ID:nWtAk/NGO
「そう言えば、ソロコフさんは?」

『ああ、あいつなら……』

01〜40 ドルオー組の偵察のためシャーウッドに行っている
41〜70 穏健派との調整のためニャルラに行っている
71〜94 今ここにいるぞ
95〜00 昨日の連絡を受けて単身オルランドゥに向かったぞ
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 15:23:51.58 ID:+q5m2J7cO
ほい
522 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 15:36:28.94 ID:nWtAk/NGO
『ソロコフなら穏健派との調整のためニャルラに行っているな。
ズマとしては裏社会を押さえたいということらしい。歓楽都市ベルバザスも国境にあることだしな。
ニャルラの『ベイサングループ』は闇ギルド側だったが、それを強請って影響力を広げたい、という考えのようだ』

「ロワールとしてはそれでいいんですか?」

『裏社会の全てを規制などできんよ。ましてや貧しい亜人が生きる場としては必要悪だ。
私のように武に生きられる亜人は幸福なんだよ。政府も容認済み、ということだ』

何やら大人の事情があるらしい。とにかく、闇ギルドやテルモンの勢力にどう対抗するか、ということになるみたいだ。

※70以上で次の質問
(フェイラも職務中のため、長話できないようです)
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 15:48:01.99 ID:SEEqDtVT0
524 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 16:42:21.07 ID:nWtAk/NGO
※クリティカル、3問目まで質問確定
※3問目終了時点でイベント発生(99クリティカルのため)

「ところで、お時間大丈夫ですか?お仕事中では」

『ああ、今は余裕があるぞ。他に何か聞きたいことはあるか?』

※質問2問目
1 そう言えば、ハンナは?
2 グリーチを判断する方法は?(相当低確率)
3 ウィルについて(注:ウィル生存の情報はエルライザ→ソロコフでフェイラにも伝わっています)
4 シャーウッドについて
5 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎です
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 16:44:25.31 ID:+q5m2J7cO
1
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 16:57:12.52 ID:N4zum76O0
1
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 17:05:36.11 ID:viVjVbMXO
1
528 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 19:00:39.73 ID:nWtAk/NGO
「ハンナは今どうしてるんです?」

『ああ、あいつか』

※ハンナの居場所
01〜50 シャーウッド
51〜60 帰国した
61〜94 今ここにいるぞ
95〜00 上+α
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 19:02:39.89 ID:mXMyUGUC0
r
530 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 19:17:35.81 ID:nWtAk/NGO
『今ここにいるぞ。代わるか?』

1 代わる
2 代わらない

※2票先取
※代わった場合、質問とは別に多数決を取ります。
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 20:20:17.98 ID:+q5m2J7cO
1
担当してるはずのテルモンからこっちに来てる理由は良いにしろ悪いにしろ聞いておくべきか…?
532 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 20:53:07.57 ID:nWtAk/NGO
>>531
これについてはフリードニヒの亡命と共に担当を外れています。
ズマ本国へ帰国しようとしたところで追加命令が出て、ソロコフのサポートに入っています。
また、テルモンのゲオルグによる独裁体制が本格化したことで、危険を冒せないとしてハンナが担当を外れている面もあります。
(別の誰かがいる可能性は無きにしも非ずですが、エースのソロコフがこっちにいる関係上かなり可能性は低いです)
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 20:58:02.93 ID:+q5m2J7cO
なるほど、そういう事情だったのか
それならハンナしか知らない情報を聞き出すとかは期待薄そうだし2でいいかな
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 21:06:25.38 ID:OFtHeGZL0
2
535 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 21:15:29.73 ID:nWtAk/NGO
「ん、いいです。彼女が無事なら」

『そうか。……だそうだ』

フェイラさんが何やらやり取りをしている。まあ、ハンナに敢えて聞くことも少ないしな。

※質問3問目(最後の質問、この後イベント)
1 グリーチを判断する方法は?(相当低確率)
2 ウィルについて(注:ウィル生存の情報はエルライザ→ソロコフでフェイラにも伝わっています)
3 シャーウッドについて
4 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎します
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 21:27:18.52 ID:mCenoRbL0
3
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 21:27:46.64 ID:+q5m2J7cO
3
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 21:32:38.90 ID:EbAnAxEG0
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 21:35:27.94 ID:N4zum76O0
3
540 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 22:24:17.38 ID:nWtAk/NGO
「話は変わるんですけど、シャーウッドって今ドルオー組の闇ギルド派が立てこもってるんですよね。どんな街なんですか」

『シャーウッドか……あまりいい思い出がないな』

僕ははっとした。そう言えば、フェイラさんは新大陸からの移民だ。確かここに最初に来たということだけど。

『新大陸との窓口、というのは知ってるだろう。それは裏を返せば、移住者――特に亜人を安く仕入れられる、ということでもある。
ドルオー組は人身売買でのした組織だ。『亜人狩り』は、その一番極端な形だったわけだ』

「……フェイラさんも、被害に」

『鬼人は珍しいからな。まあ、命からがら逃げて、シャーウッドのダーレン寺分寺に逃げ込み、後はまあ知っての通りだ。
あそこは行政もドルオー組に食い込まれてる。ウィルが大武術会で優勝して政府の直轄行政区になり、大分マシにはなったが』

「じゃあ、今シャーウッドに行ったら……」

『抗争に巻き込まれる可能性は否定できんな。まして『グリーチ』はお前らを追っているから、面が割れてる可能性は高い。
下手に行ったら狙われるだろうな』

なるほど。このまま放っておいて穏健派が勝てば問題ないけど、仮に巻き返されると……僕らが行かなきゃいけないなんてこともあるのかな。

『ん……来客だ。じゃあすまん、私はここで……え??』

「どうしました?」

『いや……ウィル・アピースだ。なぜ彼が?』

ウィルさんには「グリーチ」の捜索で協力してもらっている。何か動きがあったのかもしれない。

1 プレーンウォークで飛ぶ(中確率でその後の行動にペナルティ(夕方の稽古に間に合わない))
2 そのまま電話を切る(翌日以降会話内容は聞けます)

※3票先取
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 22:30:24.58 ID:OFtHeGZL0
2
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 22:34:56.18 ID:+q5m2J7cO
ロブソンに一言断りを入れてから飛ぶっていうのはあり?
グリーチ絡みだけでなく3人目とも話したい事はあるし無断で稽古をサボるなんて事にならないよう根回しをしておきたい
543 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/25(日) 22:43:35.69 ID:nWtAk/NGO
>>542
不可能ではないです。ただ、総師範と会えるか否かはコンマ判定になりますが。
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 22:45:20.47 ID:mCenoRbL0
2
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/25(日) 22:52:22.86 ID:+q5m2J7cO
ファンブル回避ないし無用なリスク負ってもあれだしやめとこう、2に変更します
546 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 11:09:39.99 ID:VvOvqLkkO
「分かりました。じゃあ、今度ウィルさんとの話を聞かせてください」

『了解した。じゃあな』

ウィルさんが何をフェイラさんに持ちかけるのだろう。「グリーチ」について、何か進展があればいいのだけど。

#

※夕方の稽古

01〜70 通常の稽古
71〜94 クラン、もう一度来い
95〜00 再判定
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 11:32:11.64 ID:1WEZhZjDO
はい
548 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 11:37:58.23 ID:+icV3Ae8O
※経験点271p

※80以上で夜イベント(再判定)
※なお、このまま行くと翌日夕方にイベントがあります(立ち合い稽古)
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 11:44:33.82 ID:wPRnQpv/0
えい
550 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 11:47:36.07 ID:+icV3Ae8O
※再判定

01〜70 クラン、時間はあるかの?(「零剄」取得チャンス)
71〜94 クラン君か(ウィルから電話、「グリーチ」関連など)
95〜00 上2つ
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 11:50:21.09 ID:FCRO9T0v0
はい
552 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 13:46:40.81 ID:VvOvqLkkO
「クラン、時間はあるかの?」

宿舎に引き上げようとすると、総師範に呼び止められた。

「『零剄』の練習ですね」

「うむ。行くぞ」

「結構頻繁にやるのですね」

「まあ、コツを覚えているうちにというのが一つじゃ。もう一つ、急がねばならん事情もある」

「え?」

振り向いたロブソン総師範の顔は、かすかに険しさを帯びていた。

「聞いたかもしれんが、大武術会の日程が前倒しになるという話がある。
儂も運営委員会の一員じゃ。薄々は情報も入ってきておる」

「確かにそんな話があるって聞いてましたけど……そもそも誰が日程を決めるんですか?」

「実行委員会じゃ。儂も会ったことはないがの。オルランドゥの運営委は魔術学院の院長が代々務めとるが、そこが実行委との接点じゃ。
その周辺からそんな話が洩れ伝え聞いとる。本来は1年4カ月後に開かれるはずじゃが、1年前倒ししようという話になっておるらしい」

「何でそんなことに?」

「4年に1度より3年に1度の方が、各国に機会が生まれる……というのが表向きの理由じゃ。しかし、どう考えても意味が分からん。
この100年以上の歴史を覆す理由にはならんのだ」

「総師範はどうお考えですか?」

総師範は少しの間黙り、さらに険しい顔になった。

「……考えたくはないが、実行委そのものが変調を来しとるという可能性は否定できんな。
オルランドゥの状況もおかしくなっている。お主も知っておろう」

僕は頷いた。オルランドゥの魔術学院院長、ネロはハーデンらの手に落ちている可能性が高い。
そして、実行委についても……。とすれば、前倒しはハーデンらの勢力の意向によるものだろう。

「だから、奴らに対抗できるようお主を早く育てる必要があるわけじゃ。
ウィルは戻ってきたが、それで足りるかどうかも分からんからの」

そう言っているうちに、お堂に着いた。

「さて、やるとするかの」

※訓練の成果は……
01〜50 うーむ、まだ考えておるの
51〜80 む、かなり良くなったの(次回30%で習得)
81〜94 む??もう一度やってみよ(再判定)
95〜00 おお……(習得)
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 13:48:36.07 ID:1WEZhZjDO
はい
554 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 13:52:54.55 ID:VvOvqLkkO
#

「うーむ、まだ考えておるの」

なかなか上手くいかない。どうすればいいのだろう……。

「まあ、ゲンナジーの件といい、お主は実戦の方が輝くのかもしれんな。
明日夕方、アルツールと組手をやらせる。そこで何かしら見えてくるものもあるじゃろ」

「……はい」

アルツール師範か。……どんな武術を使うのだろうか。

【51日目】


※早朝稽古

01〜70 通常通り(経験点10p)
71〜94 クランよ、こっちへ来い(経験点10p+α)
95〜00 上+α
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 13:56:08.30 ID:YG0ExhkfO
ほい
556 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 14:57:34.11 ID:VvOvqLkkO
※経験点281p

※75以上でゲンナジーから助言
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 14:58:48.00 ID:zeLj1TUg0
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 14:59:15.63 ID:zeLj1TUg0
マジか…
559 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 15:00:39.94 ID:VvOvqLkkO
偶奇判定です。

奇数…ファンブル回避権全消費
偶数…???

コンマ下3
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 15:01:07.91 ID:zeLj1TUg0
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 15:02:37.69 ID:1WEZhZjDO
ksk
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 15:02:41.32 ID:F3lQdMcJO
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 15:02:43.61 ID:U4dB7c7b0
偶数
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 15:02:47.93 ID:YG0ExhkfO
565 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 15:58:28.14 ID:VvOvqLkkO
「クラン、ちと来い」

早朝の稽古が終わると、ゲンナジー師範代が僕を呼び止めた。

「何ですか?」

「アルツール師範と仕合う、という話を聞いてな。俺に審判役が回ってきた」

「ええ、総師範から今日の夕方にやると……」

「貴様は強い。が、そのままじゃ師範には勝てん。師範の武は、その迅さにある。
当たる前に当てられ、何もできずに負けるのが落ちだ。俺も一度も勝ったことがない。
だが、勝つ方法はないわけではない」

ポンポン、と師範代が脇腹を叩いた。

「腹だ。ここを打って脚を止めろ。あるいは下段蹴りというのもあるが、お前の戦い方だと難しかろう」

「しかし、そう簡単には……」

「その通りだ。まず懐に入ることが至難だからな。速射砲を掻い潜るには鋭い踏み込みが要る。
お前の踏み込みも相当に速いが、まだ足りんだろう。……そこでだ」

ゲンナジー師範代が僕の肘を指差した。

「それを使って守るのがいい。拳をその尖った肘で受ければ、あるいは拳が痛められるやもしれん。
俺も試したことがあるが、俺の技量では読まれてしまった。しかし、お前ならできる」

「えっ……簡単に言いますけど、できるんですか?」

「大丈夫だ。俺が軽く打ち込んでみるから、試してみろ」

師範代が軽く構えた。いきなりそんなことを言われても……


あ。


思い出した。師匠から教えてもらった技の一つ、「鷲爪」。返し技の一つで、肘打ちで相手の打撃を殺すというものだ。
実際に使ったことはないけど、これなら……


「行くぞっ」


師範代の左が伸びる。僕はそれに合わせて右肘を軽く突き出した。
そして、師範代の拳が当たるかという瞬間に腰を落とし、下半身をひねる。


「にぃっ??」


刹那、師範代の顔色が変わった。左拳は寸前で止まる。

「……今、何をやろうとした」

「えっ……教えられた通りにしようとしただけですが……」

「それは分かった。というか、ほぼ完璧だ。問題はその先だ」

「……どういうことですか」

「まさかこういう使い方ができるとはな。相手の反撃に合わせて打ち込む『剄打』……いや、『零剄』だよ。
お前、いつの間に『零剄』を会得していた」

「いや、してないですけど……」

ふう、と師範代が息を付いた。

「溜めなしの『零剄』は『空剄』とも言われる。はっきり言って、俺にもできない秘奥義が一つだ。
さらに、肘で心の臓に打ち込む『零剄』を『金剛』というが……お前がやろうとしていたことは、それに近い。
恐らく、現状では守り限定の技だろうが……」

師範代が苦笑した。

「総師範にはこのことを伝えておく。午前の稽古で、一応の総仕上げとなるはずだ」

※午前の稽古で「零剄」習得になります。
※その先の技が会得できるかはコンマ次第です。迎撃型「零剄」の習得までは確定しています。
566 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 16:44:27.82 ID:VvOvqLkkO
#

「話はゲンナジーから聞いたぞい。……驚いたぞ、どこでその技を」

午前の稽古前に、僕は総師範に呼び止められた。

「師匠からです。それに、ここで学んだことを加えてみました」

「……なるほどの。やはりお主の武にはイマーラの技が根底に流れているようじゃ。
それを出そうとする時が、一番自然と剄が練られるということか。
その分なら『零剄』はすぐにできるじゃろ。問題は、その先じゃ」

「その先……『空剄』や『金剛』のことですか」

「然りじゃ。『零剄』は強力じゃが、打つのに溜めが要る。その隙を突かれると弱いのじゃ。
故に、溜めの要らぬ『空剄』、そして一撃必殺の『金剛』が重要となる」

お堂に着くと、総師範はポンポンと水袋を叩いた。

「さて、やってみるかの。水袋の予備は2つある。極力溜めず、この水袋を破ってみせよ」

※チャンスは3回です。クリティカルか95以上で「空剄」会得可能
※「空剄」会得機会はまだあります。
※99か00偶数で「金剛」も会得可能

コンマ下1〜3で判定です。
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 16:46:55.56 ID:YG0ExhkfO
えいっ
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 16:46:59.83 ID:O6Brzzc70
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 16:47:31.68 ID:1WEZhZjDO
はい
570 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 17:05:55.06 ID:VvOvqLkkO
※経験点291p→91p
※奥義習得ポイント13p→3p

#

「……まあ、さすがに難しかったかの」

「はあっ、はあっ……すみません」

溜めれば水袋は破れる。しかし、普通の拳打と同じように打っては、「剄打」と同じになってしまう。
これは確かに会得は簡単じゃないみたいだ。

「謝らずともよい。『零剄』だけでも十分な成果じゃ。
後はそれを磨くことじゃな。時が来たと思ったら、儂に言うがよい」

「……はいっ」

一応、最低限の結果は出せた。ただ、もう少し技を磨かないと……。
いつ山を下りるかも含め、考えなきゃな。

※奥義「零剄」を習得しました。
1戦闘に付き1回のみ、1ターンの溜めが必要、距離0、相手防御無視4倍ダメージです(コンマにも依りますが、一般的な相手ならほぼ即戦闘不能です)。
半面、溜め中は被弾するとキャンセルされるため、使いどころが非常に難しい技です。
朦朧中に溜めるのが主な使い道ですが、煉獄を使った方が良いシーンが多いかと思います。

※迎撃型「零剄」の習得が80pでできます。
1戦闘に付き1回のみ、カウンター時に発動可能、距離2、相手防御無視3倍ダメージ(ただしこれで戦闘不能にはなりません、最大HPの3分の1は残ります)
入ったタイミングで武器落下ないしは拳破壊判定を行います。落下ないし破壊で圧倒的優位に立ちます。

※迎撃型の習得を行いますか?

1 行う
2 今回は見送り

※3票先取
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 17:07:51.71 ID:JYl/Oqlp0
1
踏み込みとかも欲しいけど迎撃型ないと使い物にならなそう
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 17:13:19.97 ID:ZUlP1VWz0
1
発動条件厳しいけど、基礎パラメータ上昇は今までのクリティカルイベントである程度賄えてるし、ポイントの使い所かな
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 17:16:56.89 ID:YG0ExhkfO
1
対アルツール戦に備えて覚えておいた方がいいか、稽古でのコンマ次第じゃ空剄や金剛習得への足がかりにできる可能性もなくはなさそうだし
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 17:17:35.78 ID:1WEZhZjDO
1
575 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 17:18:15.36 ID:VvOvqLkkO
※経験点11p

少し中断します。
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 22:20:23.25 ID:dR1iemn+O
零剄も煉獄も密着しないと打てないからな
遠距離奥義とかないの
577 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 22:28:40.69 ID:VvOvqLkkO
>>576
既に出ています。「縮地」がそれで、距離5→0の2倍ダメージ攻撃です。
高速踏み込みからのオーバーハンドというイメージですが、踏み込みなので命中判定前にペナルティ付きとはいえ相手の迎撃判定を挟みます。
攻撃力が弱いのも難ですので、改良は必至です。
578 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/26(月) 23:04:59.20 ID:VvOvqLkkO
#

昼の休息時間になった。夕方の稽古ではアルツール師範相手に立ち合いしなければいけないけど。
昨日ウィルさんがフェイラさんと話した内容も気になる。さて……

#

1 休息(vsアルツール戦でコンマ+5)
2 ロブソン総師範に会いに行く(中確率)
3 エルライザに電話(実質アリスに電話)
4 フェイラに電話(ウィルの話)
5 その他自由安価

※3票先取
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 23:06:10.26 ID:YG0ExhkfO
1
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 23:11:29.73 ID:ytZMhKBfO
1
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/26(月) 23:12:05.24 ID:2oda5fO50
1
582 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 09:25:04.78 ID:P4X5WChOO
ここはしっかり寝ておこう。万全を期さないと、師範には多分勝てない。

#

「皆、集まっておるな」

夕方の稽古が始まる前、総師範が僕らの前に出てきた。

「いつもの稽古を始める前に、アルツール師範とクラン・オーディナル門下生との模範稽古を行う。
審判はゲンナジー師範代じゃ。皆、技なり何なりを参考にせよ」

門人たちがざわついた。ラーナも心配そうな顔で見ている。

そして、前に出た僕の目の前にはアルツール師範がいる。その目線は下を向いているけど、「コォォ……」という呼吸から気を練っているのは明らかだった。

「2人とも、準備はよいか?」

「ええ」

「……問題ありません」

彼の視線が僕を捉える。……その鋭さに、僕は気圧されそうになった。
間違いない。この人は、本気だ。

所定の位置に付く。


「はじめぇっ!!」


※洞察判定
100-知力×3(アルツールのスキル「無挙動」により知力関連スキルの乗数-2)-20-5=45以上で成功
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 09:32:45.01 ID:evKTYSb20
はい
584 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 09:44:11.02 ID:P4X5WChOO
【ターン1、距離10→4】

師範は左手を棒のように前に伸ばし、縦に身体を揺らしている。……隙がない。
僕の戦う距離は至近距離だ。やるべきことは決まってる。ここからさらに突っ込むことだ。
でも、師範の攻め手が……読めない。どう来る?

※先読み判定
100-知力×3-30-5+30(アルツールスキル「ポーカーフェイス」)=65以上で成功
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 09:52:58.39 ID:BID7FILDO
はい
586 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 11:14:41.82 ID:LNCswvGLO
……表情からは何も読めない。これは厳しいな……

※アルツールの行動
3の倍数 ???
3の倍数以外 待機(何を次するかは未定)
クリティカル ???だが……
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 11:24:26.94 ID:evKTYSb20
キツイ
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 11:47:19.64 ID:RshmUSmGO
そろそろ知力の上げ時かもしれんね
589 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 12:11:25.93 ID:LNCswvGLO
【ターン2、距離4→?】

師範は動かない。……しかし、 何か狙っている気はする。
それでも僕にできることは距離を潰すことだけだ。僕は左足を蹴り、大きく踏み込む。

※アルツールの行動
3の倍数 その場でのリードブロー連打(4連打、距離を詰めれない可能性)
3の倍数+1 距離を詰めての上下コンビネーション(2連打、交わせば距離0に)
3の倍数+2 その場でのカウンターハイキック(単発、命中で大ダメージ)

※クリティカルの場合コンビネーションで回避確率が高めになります
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 12:14:41.67 ID:rHrG0l9eO
591 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 12:21:37.50 ID:LNCswvGLO


「シッ」


師範も踏み込んできた。左の突き上げ?さすがに鋭いっ!!しかし、これなら……次は僕の距離になるっ!

僕は僅かに身体をずらした。これなら、多分……

※回避判定(コンマ下1)
100-技術×4(先読み失敗)+10(技術差)-5=37以上で回避

(コンマ下2)
100-技術×4(先読み失敗、「ホワイトファング」2発目によるペナルティ)+10(技術差)=54以上で回避
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 12:27:49.98 ID:BID7FILDO
はい
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 12:27:59.75 ID:I0GyD7EY0
594 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 12:39:59.80 ID:LNCswvGLO
※迎撃型「零剄」発動、命中判定へ

その刹那、僕は師範の右腕が動いているのが見えた。これは……同時に打ったのか?

ゲンナジー師範代の言葉を僕は思い出した。この分なら、下からの左は、肘で受けることは十分可能だ。
それも単に受けるものではなく、「肘で拳を攻撃する」……「零剄」で。

僕は腰を落とし、下半身を捻る。そして拳が当たるであろう顎の下に、右肘を持ってきた。

※カウンター判定
100-技術×6(クリティカルのため乗数4→6)-5+10=03以上で命中
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 12:42:15.90 ID:I0GyD7EY0
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 12:46:15.48 ID:RshmUSmGO
取ってて良かった反撃翌零剄
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 12:47:28.95 ID:RshmUSmGO
予測変換で変なの入った
翌ってなんだ
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2019/08/27(火) 16:21:06.79 ID:bUxTrM5JO
>>597
なんかVIPの仕様か何かで、特定の漢字の並びの間に翌が入ってしまうらしい
「高雄」とか「魔力」なんかが有名
メル欄に「saga」を入れることで防げるよ
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/27(火) 16:32:48.71 ID:RshmUSmGO
>>598
へぇ、なるほどサンキュー
たしかに魔翌力ってのは時々見かけるけど、そういうことだったのね
600 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 20:18:02.42 ID:Gz8Ql3TnO
多分、先に左を受けさせる。その受けに気を取られているうちに右の強打を叩き込む。これは、そういう技だ。


しかし、受けが受けでなかったとしたら?


下から突き上げられる左拳に合わせ、僕は右肘を突き刺す。


ゴキィィッッ


嫌な音と共に、何かが砕ける音がした。


※ダメージ
(17×コンマ下÷8)×3
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:20:35.69 ID:TvIUWTK90
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:20:36.09 ID:V/5vfJkL0
えいっ
603 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 20:24:10.71 ID:Gz8Ql3TnO
※ダメージ 459
※但し上限に掛かりますので先にアルツールのHPの判定を行います。(コンマ下)

アルツールHP
01〜60 300
61〜94 250
95〜00 200

拳破壊判定
65以上で破壊(左拳の攻撃が不能になります)
なお、未満の場合でも左拳によるダメージは半減します。
604 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 20:24:37.25 ID:Gz8Ql3TnO
拳破壊判定はコンマ下2です。
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:26:30.50 ID:sfCH8FOvO
はい
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:27:47.90 ID:BID7FILDO
はい
607 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 20:28:38.43 ID:Gz8Ql3TnO
なお、これによる気絶判定は省略します。(拳破壊での気絶はあり得ないためです)
608 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 20:34:17.74 ID:Gz8Ql3TnO


「っっ…………!!!」


右を空振りした師範は、脂汗を浮かべた。この手応えは、確実に「壊した」。


「やりやがった……」

ゲンナジー師範代が呟いたのが分かった。アルツール師範は飛び退こうとしたが、明らかに動きが鈍い。痛みにただ耐えるのが精一杯みたいだ。

僕はその隙を逃さない。すかさず距離を詰め、密着する。

【ターン3、距離0】

「……い、今の技は……」

僕は師範の問いに答えない。そんな暇があるなら、拳を叩き込むだけだ。

※25以上でクラン先制(アルツール負傷のため)
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:38:06.75 ID:dkk41ZFx0
z
610 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 20:42:51.95 ID:Gz8Ql3TnO
師範の動きは明らかに鈍い。一気に勝負を付けたい所だけど。

1 リバーブロー(2回攻撃)
2 ガゼルパンチ(単発、3倍ダメージ)
3 剄打(単発、2倍ダメージ、必中)
4 零剄(1ターンスキップ(アルツールの攻撃判定が入ります)、命中時点で終了、事故可能性あり)

※3票先取
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:44:38.42 ID:sfCH8FOvO
2
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:46:19.22 ID:V/5vfJkL0
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:46:55.56 ID:RshmUSmGO
3
残りHP100なら削り切れるかも
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:51:19.75 ID:fNPmdddH0
2
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:51:19.81 ID:BID7FILDO
2
616 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 20:58:09.88 ID:Gz8Ql3TnO
僕は腰を深く落とした。右拳を突き上げる体勢に入る。
「零剄」を除けば、これが僕の最大の攻撃だ。一発で終わらせるっ!

※100-17×6(アルツールスキル「近距離回避」で乗数-6、怪我で+2)+5-10=03以上で命中
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 20:58:57.53 ID:sfCH8FOvO
えいさ
618 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 21:02:25.12 ID:Gz8Ql3TnO
※ダメージ

(17×コンマ下÷8-17(アルツールの筋力と技術の平均)×コンマ下2÷6(負傷によるペナルティ))×3
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 21:03:04.30 ID:TvIUWTK90
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 21:03:17.10 ID:BID7FILDO
はい
621 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 21:25:13.24 ID:Gz8Ql3TnO
※ダメージ 102、戦闘終了


ゴッッッ!!!


……ズサッ


鈍い音と感触が右拳に響いた。振り抜くと、師範はそのまま吹っ飛び仰向けに倒れる。


「しょっ……勝負ありっ!!!」


師範代はそう叫ぶと、師範の元へと急ぐ。

「大丈夫ですかっ、師範っ!!」

「う……ぐっ……」

総師範も師範の元へ近寄った。

「ちと待て。……意識は戻せるが、拳は治るまで掛かりそうじゃ。応急措置だけしとくぞ」

治癒魔法と思われる魔法を、総師範がかけている。

「あっ……すっ、すみませんっ」

「詫びなど要らぬ。敗者が惨めになるだけじゃ。胸を張っておれ。
……それにしても、あの技は見事じゃった。あれがゲンナジーの言っていた『零剄』の応用じゃな」

「はっ、はいっ」

師範が目を覚ました。脂汗を流し、まだ苦悶の表情を浮かべている。

「ぐっ……強い、な。俺の方が、まだ一日の長があると、思っていたが」

「……あの連撃を受けられたのは偶然です。食らっていたら、今寝ているのは、恐らく……」

フッ、と師範が笑った。

「勝負にたらればは、ない。それに、俺の左拳を砕いた、肘。……『零剄』にあんな使い方があった、とはな」

「師匠の技の応用です。師匠が勝たせてくれたようなものです」

「……なるほど。イマーラ・ランドルスと、拳を交えることはなかったが、あれが……。確かにウィルの拳闘術に、良く似ている」

ゆっくりと師範が起き上がった。

「完敗だ、クラン君。立派に免許皆伝、と言えるだろう」

総師範も頷く。

「……うむ。お主については、下山の資格十二分と言って良いな。
ただ、望むならまだ残ることに異論もない。そこはお主の意思次第じゃ」

僕は……

1 当面残る
2 ヨーグ鉱脈攻略戦時に下山
3 54日目(次の休養日)で下山
4 すぐ下山

※3票先取
※5人全員で下山するか、誰かを残すかは後で決めます。
※成長判定は後程行います。
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 21:26:54.95 ID:V/5vfJkL0
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 21:27:51.12 ID:evKTYSb20
2
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 21:37:59.44 ID:fNPmdddH0
3
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 21:42:09.43 ID:sfCH8FOvO
2
626 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 21:52:12.26 ID:Gz8Ql3TnO
今日はここまで。
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 22:04:57.33 ID:RshmUSmGO
乙です
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/27(火) 22:12:54.39 ID:sfCH8FOvO

イマーラとロブソンの再会が見たかったけどそれはまたの機会かな、転移装置を使えばいつでも寺に来る事はできるだろうし
629 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 23:14:05.44 ID:roCf1RMIO
>>628
イマーラとロブソンの再会ですが、コンマ次第ではあり得ます。
60日目にイベント発生ですが、イマーラ復帰判定は58日目からあるためです。
58or59日目に復帰すればイベントは発生します。
(なお、イマーラは基本60日目に復帰です。±2日の誤差があります)
630 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/27(火) 23:15:36.45 ID:roCf1RMIO
余談ですが、アルツール師範戦はもっと苦戦させる予定でした。4連打かハイキックなら簡単ではなかったと思います。
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 07:24:21.13 ID:lYx1w7yl0
師範相手に読み合いで負けてゴリ押しとコンマで勝つ男クラン
632 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 09:19:46.83 ID:K81x3hJSO
「お聞きになっているかもしれませんが、1週間と少し後にズマに行かねばなりません。その時に、お暇すると思います」

下山するなら、そこが頃合いだろう。「グリーチ」や「実行委員会」、そして「闇ギルド」のことなど気になることはまだまだ多い。
ここにいつまでもいるわけにはいかないのだ。

総師範は納得したように頷いた。

「ズマか。なら今から行かねば間に合わんのでは……」

「その点は大丈夫です。迎えが来ますので」

「ああ」と彼が呟いた。「ランダムという男か」

「はい。それまでは、ここで武を磨きたく思います」

「そうか。『空剄』まで習得するのは難しいじゃろうが、心行くまで己を磨くが良い。イマーラの妙技、しかと見せてもらった。眼福じゃ」

※60日目で誰を連れていくか多数決します。全員連れていっても現状問題はありませんが、死亡リスクを抑えたいならダーレン寺に残すのは一手です。

※ヨーグ鉱脈の守りがどれほどかはコンマ次第です。ただ……

※65日目にトリスの地区大会があります。参加する場合、64日目には一度トリスに戻らねばいけません。
大会に参加しなくても良いですが、ウィンドグレイスやオクタシアといった強豪と予選で早々にぶつかる可能性は高くなります。
633 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 09:22:23.65 ID:K81x3hJSO
※勝利ボーナス

01〜50 HP+20、経験点100p、奥義習得ポイント3p
51〜75 HP+25、経験点125p、奥義習得ポイント3p
76〜94 HP+30、経験点150p、奥義習得ポイント5p
95〜00 上+α(夜にイベント)
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 09:26:05.90 ID:Xq4KSW2A0
えい
635 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 09:41:06.93 ID:oQ34nJi+o
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 200
筋力 17
技術 17
知力 10
精神 16

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 424
ヴィオラ 138
ミーシャ 240
アナスタシア 101
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 191

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1

経験点161p
奥義習得ポイント6p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知2…気配察知判定に+20
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
カウンター…回避時クリティカル以外でも90以上でカウンター発生
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下
636 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 09:41:34.03 ID:oQ34nJi+o
間違えました。

クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 200
筋力 17
技術 17
知力 10
精神 16

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 424
ヴィオラ 138
ミーシャ 240
アナスタシア 101
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 191

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1

経験点161p
奥義習得ポイント8p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知2…気配察知判定に+20
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
カウンター…回避時クリティカル以外でも90以上でカウンター発生
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下
637 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 12:28:09.97 ID:kG5V7453O
※夜イベント
95以上で発生(覚醒イベント)
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 12:28:33.35 ID:eqjKSd0c0
639 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 12:39:41.92 ID:kG5V7453O
【53日目】

※早朝稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クラン、やってみるかの?(経験点10p+α)
95〜00 上+α
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 12:40:53.63 ID:zxESQHnwO
はい
641 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 12:57:20.42 ID:kG5V7453O
※経験点 171p

「クラン!」

早朝稽古が終わると、ラーナが僕を呼び止めた。この時間帯は、門人同士が少しの間なら交流できる。
最近知ったのだが、休養日前になるとここで門人同士が翌日の行動を決めたりするらしい。

「どうしたの?……ああ、明日は」

「うん、休養日。……ね、どうする?」

彼女の目は濡れている。後ろにいるミラたちも似たようなものだ。
まあ、正直溜まってないわけがない。ただ、「穴」の探索をするなら明日しかない。

……どうしようか。

1 ずっとイチャイチャしてようよ(コンマ次第でR板へ、5人の好感度は上昇)
2 ガッツリ探索をしよう(2〜3階層踏破可能、なお……)
3 まず少し探索してからにしようか(1階層踏破後コンマ判定へ、場合によってR板へ)
4 その他自由安価(シュラークに行くなりイーリスに戻るなり)

※3票先取
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 13:06:07.13 ID:zxESQHnwO
3
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 13:08:28.52 ID:zoqTgt0b0
1
ミラの好感度を確実に200に上げときたいし、穴の探索は鉱山攻略後とか時間が空いた時にゲートでいつでも来れる
2〜3層へは維持機器が無いとまずいだろうし
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 13:32:15.13 ID:n+xHxOZa0
1
これから忙しくなりそうだし今のうち
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 13:32:16.56 ID:JGNvzxjDO
1
646 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 15:20:52.22 ID:eiXRjPbCO
別にダーレン寺を出ても、あの場所にはすぐに戻れる。「穴」の探索を急ぐ必要はない。

なら、せっかくだし……

「……ずっと、その……する?」

むふー、とラーナの顔が明るくなった。

「だよね!じゃあ、また皆でしよ?この前は中途半端なとこで間があったし」

「あっ、うん……てことは」

※9の倍数以外なら「クララ」で
※クリティカル、95〜00で多数決の上特殊イベント確定(54日目はR板へ)
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 15:22:28.10 ID:JGNvzxjDO
はい
648 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 15:32:09.64 ID:eiXRjPbCO
にまぁ、とラーナの口の端が上がる。

「もちろん『クララ』でねっ。とろっとろにしてあげるから」

「は、ははは……」

周りの門人が訝しげに僕を見ている。……さすがに「クララ」の姿は、彼らに見せられないよなあ……。

#

※午前のイベント

01〜15 ?????(1回だけファンブル扱い)
16〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クラン、やってみるかの?(経験点10p+α)
95〜00 上+α
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 15:39:07.75 ID:zxESQHnwO
はい
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 15:41:03.23 ID:jzXJBhTzO
妖怪イチタリナイ
651 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 15:47:15.31 ID:eiXRjPbCO
※経験点181p

#

※昼の休息時間

1 休息(夕方の経験点など2倍)
2 ロブソン総師範に会いに行く(中確率)
3 エルライザに電話(実質アリスに電話)
4 フェイラに電話(ウィルの話)
5 その他自由安価

※3票先取
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 15:58:48.30 ID:n+xHxOZa0
1
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 15:58:49.38 ID:zxESQHnwO
4
99クリティカルで出た話だから何かが好転してるのは間違いないし、ウィルたちが次どこへ行ってどう動くつもりなのかも聞けるかもしれない
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 16:00:33.63 ID:RJ/+tPMdO
4
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 16:03:33.22 ID:jzXJBhTzO
4
656 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 20:49:59.27 ID:sMuGkm3CO
#

そう言えば、ウィルさんの件はどうなったのだろう。僕は電話を取った。

『クランか。てっきり昨日連絡が来ると思っていたが』

フェイラさんが意外そうに言う。

「すみません、昨日はアルツール師範と立ち合うことになってたので、体力温存のため休んでました」

『アルツール師範と?また無茶な。……しかし元気そうだな』

「あはは……まあそれはともかく。ウィルさん、一昨日来たんですよね。用件は」

『ああ。……』

※70以上で『グリーチ』の居場所の情報あり
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 20:50:26.53 ID:8Mv94mpj0
いよっ
658 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 20:55:25.66 ID:sMuGkm3CO
『『グリーチ』について知らないか、ということだった。ただ、知っての通りそれについて私は知らない。
それを聞いて、ウィルは『調べてみる』と立ち去ったよ』

「今、彼は?」

01〜20 居場所は分からない
21〜60 シャーウッドだ
61〜94 今ここにいるぞ
95〜00 上+α
659 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 20:55:52.77 ID:sMuGkm3CO
※99クリティカルのため居場所がかなり分かりやすくなっています
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 20:56:41.93 ID:PQL3rn+do
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 20:57:04.52 ID:jzXJBhTzO
662 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 21:12:34.56 ID:sMuGkm3CO
『今ここにいるぞ。代わるか』

「お願いします」

少しの間があって、ウィルさんの少し高い声が聞こえた。

『クラン君か。アルツール師範とやったんだって?』

「ええ、まあ」

『……その分だと、勝ったようだね。あの防御を突破するとは、大したもんだ』

「ははは……」

実際はたまたま迎撃型の「零剄」が当たっただけなんだけど。

『まあいいや。『グリーチ』についてだね。居場所は分からないが、探り方は分かった』

「本当ですかっ!?」

これは助かる。「グリーチ」が誰に、何に化けているかは僕らではほぼ分からない。これなら、安全性は格段に増す。

『ああ。『ランダム』に頼んで『審判の石』を使ってみた。『j』の魔力を探知する機械があるらしい』

「そんなのが……?」

『僕には機械のことはサッパリだけどね。とりあえず、『ランダム』が作った。君の分もあるから、欲しいならフェイラの所に来るといい』

「ありがとうございますっ!!どう使うんですか」

※『j』探査機の索敵範囲
01〜40 半径300メド(近くにいれば分かる)
41〜75 半径1キメド(街にいれば分かるかどうかという程度)
76〜94 半径3キメド(街にいればほぼ分かる)
95〜00 半径10キメド(相当広範囲に探せる)
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 21:15:58.80 ID:zxESQHnwO
よっ
664 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 21:23:30.12 ID:sMuGkm3CO
『単純だよ。『j』が半径3キメドにいれば、機械が振動する。
そのままだと君の所の『j』にも反応してしまうから、最初に体液か何かを機械に与えるとそれは避けられるらしい。
まあ、街に入って『グリーチ』がいれば、すぐに分かるだろうね』

「なるほど……ウィルさんはこれから?」

4の倍数 しばらくシュラークに残る
4の倍数+2 ニャルラにいるソロコフに会いに行く
4の倍数+1、3 シャーウッドに行く
ゾロ目、95〜00 オルランドゥに行く
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 21:24:17.79 ID:8Mv94mpj0
でやっ
666 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 22:01:19.92 ID:sMuGkm3CO
『シャーウッドに行くつもりだよ。闇ギルドと『グリーチ』が組んでいるなら、そこにいる可能性が一番高い。
ドルオー組の親闇ギルド派にとっては、最後の切り札だろうからね。
まあ、もう闇ギルドはとっくにドルオー組を見切ってるかもしれないが』

「あるいは、僕らを狙っている?」

『かもね。ただ、フェイラからの話を聞く限り今のところダーレン寺に行った可能性は低いと思う。
もし君らの抹殺を優先しているなら、とっくの昔にそうしていただろうからね。
ダーレン寺にいることに気付いてないか、あるいは──こっちの方がより可能性が高いと思うけど──もっと別の任務を帯びてるかだな』

「別の任務……」

何だろう?少し考えたけど、見当がつかない。ウィルさんの溜め息が聞こえた。

『それが何かは僕にも分からない。奴はロワールにいないかもしれない。
ただ、いるとすればシャーウッドだ。少なくともここシュラークじゃない』

「……分かりました。お気を付けて」

『君もな。ダーレン寺にはいつまで』

「1週間後です。ズマに行く用事が」

※70以上で?
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 22:01:49.08 ID:IMz8gvD40
668 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 22:07:07.29 ID:sMuGkm3CO
『ズマ……?まあいいか、とにかく近いうちに会うこともあるだろう。またな』

ウィルさんがそう言うと、電話は切れた。……シャーウッドか、危なそうな街だけど……。

#

※夕方の稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クラン、やってみるかの?(経験点10p+α)
95〜00 上+α
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 22:10:06.64 ID:JGNvzxjDO
はい
670 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 22:12:01.82 ID:sMuGkm3CO
※経験点191p

※95以上で夜のイベント(覚醒絡み)
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 22:12:37.65 ID:V+r6plc00
672 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/28(水) 22:13:40.25 ID:sMuGkm3CO
今日はここまで。
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/28(水) 22:17:12.25 ID:jzXJBhTzO
乙です
674 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 09:37:43.16 ID:8L3J9FCCO
【54日目】

「ね、早く行こうよっ」

朝礼が終わると、ピョンピョン跳ねながらラーナが僕の右腕にしがみついた。「む……」と頬を膨らませて、ミラも左腕にぶら下がる。

「ラーナだけずるいぞ。クランは皆のだ」

いや、そもそも僕は共有物じゃないんだけどな……。苦笑する僕をよそに、ラーナが続ける。

「あー、ごめんごめん。あと1週後にはもう一人増えるけど……」

「『師匠』とやらか?どんな女なのだ」

ラーナが「む……」と指を唇に当てた。

「一口で言えば、尊敬できる大人の女性かな?優しくて、時に厳しくて。包容力もある感じ。
でも、エッチでは誰より積極的だったりするんだよねぇ」

「……ラーナよりもか?」

「あはは、私じゃ相手にならないよ。とにかくいい人だから、ミラもきっと好きになると思うよ」

「ほう……是非お会いしてみたいものだ」

ミラが目を妙にキラキラさせている。何か変なこと考えてそうだなあ……。

「私もイマーラ様と再会できるのが楽しみですわ。それはともかく、そろそろ行きません?」

ニコニコしながらミーシャが言う。僕は電話を取り出した。

#

※洞穴にて……

01〜35 普通にイチャイチャした(描写省略、全員の好感度小上昇)
36〜60 かなりイチャイチャした(描写省略、全員の好感度やや上昇)
61〜80 ?????(R板移行は多数決、ミラ関連)
81〜94 ???????(R板移行は多数決、ミーシャ関連)
95〜98 上の両方(R板移行は多数決)
99、00偶数 覚醒イベントへ(R板でやります)
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:42:03.43 ID:FtSf+ZOp0
はい
676 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 09:45:11.89 ID:8L3J9FCCO
好感度
コンマ下一桁×3+5上昇

ラーナ コンマ下1
ミラ コンマ下2
ミーシャ コンマ下3
アナスタシア コンマ下4

※ゾロ目と95〜00は特殊処理を行います
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:45:59.12 ID:vHlfNo2DO
はい
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:46:04.89 ID:MZdU1LDr0
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:46:48.09 ID:KFgWw3jqO
ゾロ恋
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:48:58.11 ID:RmPYaKMM0
681 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 09:51:56.13 ID:8L3J9FCCO
好感度
ラーナ 435
ミラ 223
ミーシャ 272

アナスタシアのみ再判定します。

01〜75 好感度大幅上昇(コンマ下一桁×5+15で再判定)
76〜94 上+イベント(R板へ移行は多数決)
95〜00 上+ミーシャに……(R板移行)
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:54:33.72 ID:KFgWw3jqO
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:54:37.40 ID:vHlfNo2DO
はい
684 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 09:56:52.33 ID:8L3J9FCCO
※好感度再判定

コンマ下一桁×5+15

※ゾロ目、クリティカルの場合イベント発生
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 09:57:16.82 ID:vHlfNo2DO
はい
686 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 10:04:20.81 ID:8L3J9FCCO
アナスタシア好感度 126

※ミラの好感度が200を超えたため、イマーラ再会後にイベントがあります。

※ミラの好感度ボーナスを決めます。

01〜50 ミラ同席時、戦闘中1回だけコンマ反転可能(コンマ反転する際は多数決)
51〜75 ミラ同席時、戦闘中1回だけ77以上ゾロ目が00偶数扱い(00は偶数扱い)
76〜94 ミラ同席時、戦闘中1回だけクリティカル範囲が90以上に
95〜00 再判定
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 10:04:31.24 ID:RmPYaKMM0
688 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 10:07:28.26 ID:8L3J9FCCO
間違えました。

クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 200
筋力 17
技術 17
知力 10
精神 16

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 435
ヴィオラ 138
ミーシャ 272
アナスタシア 126
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 223

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可

経験点161p
奥義習得ポイント8p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知2…気配察知判定に+20
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
カウンター…回避時クリティカル以外でも90以上でカウンター発生
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下
689 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 10:07:56.41 ID:8L3J9FCCO
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 200
筋力 17
技術 17
知力 10
精神 16

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 435
ヴィオラ 138
ミーシャ 272
アナスタシア 126
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 223

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可

経験点161p
奥義習得ポイント8p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知2…気配察知判定に+20
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
カウンター…回避時クリティカル以外でも90以上でカウンター発生
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下
690 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 10:08:24.26 ID:8L3J9FCCO
本編は昼頃です。
691 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 12:44:22.97 ID:pcwPa5h1O
#

「じゃあねー。今日も『クララ』、かわいかったよ」

ラーナが背伸びし、チュッと頬に唇を当てた。ミーシャは微笑みながら手を振り、アナスタシアは恥ずかしそうに小さくなっている。
アナスタシアとはどうにも微妙に噛み合わないことが多かったけど、今日はやっと少し心が通じた気がした。
要は、「女の子に責められる」のが好きなみたいだ。なるほど、ミーシャとの相性がいいわけだ。

「うむ。今度は師匠とやらも一緒にな」

ミラに僕は苦笑する。

「はは……さすがに6人は、無理があるんじゃないかな……」

「そうとは限らんぞ。そのうち私が分裂できたりするかもしれない」

「……ぶ、分裂?」

「冗談だ、冗談。じゃあ、またな」

ミラが言うと冗談に聞こえないんだよなあ……。

今日はたくさん射精したし、射精されたし、身体が気だるい。今日はとっとと寝よう……

※90以上で夢イベント
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 12:47:01.25 ID:HUiTAJnD0
えい
693 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 12:51:07.83 ID:pcwPa5h1O
【55日目】

※早朝稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クラン、やってみるかの?(経験点10p+α)
95〜00 上+α
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 12:51:49.93 ID:vHlfNo2DO
はい
695 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 13:31:53.98 ID:pcwPa5h1O
#

眠い目を擦りながら広場へと向かう。疲れは抜けてるけど、まだお尻に何か入ってる気がするな……

「おい、クラン」

振り向くと、ロブソン総師範がいた。

「あ、おはようございます」

「うむ。何じゃその歩き方は……」

「あ、いえっ、そのっ……」

僕は慌てた。さすがに本当のことは言えない。
総師範はそれに気付いたのか気付かなかったのか、呆れたように息をつく。

「……まあよい。少し儂が指導してやろう。ゲンナジーにはもう伝えとる」

「指導って?」

「『零剄』じゃ。そのままでは使いにくいのは感じとろう。
『空剄』身に付くか、試すのも悪くなかろう」

※指導の成果
01〜75 うーむ(経験点10p)
76〜94 ほう(上+次回指導時にボーナス
95〜00 再判定
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 13:34:59.97 ID:z6jp+kIYO
ほれ
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 13:37:01.99 ID:KFgWw3jqO
グッジョブ
698 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 21:13:02.39 ID:Y02Fn1ovO
僕は再び水袋の前にやって来た。

「溜めを作らず……でしたね」

「そうじゃ。体重移動と内剄を離す時期。それを極力素早くじゃ」

僕は構え、腰を落とす。

…………

……


「はあっ!!!」


01〜50 おお……思いの外できとるの……(経験点30p、奥義習得ポイント1p、次回指導時60以上なら習得)
51〜75 ……!!もう一歩じゃ!(経験点45p、奥義習得ポイント2p、次回指導時30以上なら習得)
76〜94 美事っ!!(経験点60p、奥義習得ポイント3p、奥義「空剄」習得)
95〜00 なぬっ??(再判定)
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:13:58.17 ID:ds5WmwS/0
とあっ
700 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 21:19:27.78 ID:Y02Fn1ovO
経験点221p、奥義習得ポイント9p

#

「……おお、思いの外できとるの。悪くはないぞ」

満足そうに総師範が言う。

「あっ、ありがとうございますっ!」

「うむ、ただまだ速さに固執しすぎじゃ。滑らかに、水が流れるが如く打つ。それこそが極意と知れ。よいな?」

「はいっ!」

ここを離れるまであと5日。それまでに会得できるのかな。

#

※午前のイベント

01〜15 ?????(一度だけファンブル扱い)
16〜75 通常通り
76〜94 猛特訓じゃ!(奥義習得チャンス)
95〜00 再判定
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:20:12.65 ID:hhEEKgvP0
702 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 21:24:52.08 ID:Y02Fn1ovO
※経験点231p

#

午前の稽古を終えて部屋に戻ってきた。さて、やるべきことは……

1 休息(奥義習得チャンスが35%に)
2 エルライザに電話
3 フェイラに電話
4 総師範の所に行く(相談or特訓、中確率)
5 自由安価

※3票先取
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:27:07.23 ID:z6jp+kIYO
4
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:27:27.39 ID:ds5WmwS/0
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:34:19.46 ID:FtSf+ZOp0
1
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:35:37.98 ID:hhEEKgvP0
1
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:37:25.55 ID:vHlfNo2DO
1
708 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 21:45:44.62 ID:Y02Fn1ovO
とりあえずここはしっかりと休んでおこう。昨日ので腰を少し痛めたみたいだし。

#

※夕方の稽古

01〜65 通常通り(経験点10p)
66〜94 クラン、やってみるかの?(経験点10p+α)
95〜00 上+α
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:46:19.67 ID:FtSf+ZOp0
はい
710 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 21:55:36.22 ID:Y02Fn1ovO
#

「クラン、もう一度やってみるかの?」

夕方の稽古前に、僕はまた総師範に呼び止められた。そして再び水袋の前に立つ。

「よいか、流水の如く打つのじゃ。さすれば『空剄』はお主のものとなろう」

「はいっ」

…………

……

01〜30 むう……見失っとるな
31〜60 ……何かが足らんの(次回50以上で習得)
61〜94 よしっ!!(「空剄」習得可能)
95〜00 むうっ……!!(再判定)
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 21:56:57.46 ID:hhEEKgvP0
712 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 22:02:23.18 ID:Y02Fn1ovO
経験点241p

#

「……何かが足らんの」

水袋は大きく揺れはするけど、割れない。総師範の言う通りなんだろうけど……

「何が足りないのでしょう」

「速さにまだ拘っておるあまり、力に無駄ができておるな。脱力せねば流水の動きはできぬ」

「脱力……」

剄打は力を入れ、全力で打つ。零剄も同様だ。しかし、力を抜きつつ零剄のように打つ……どういうことなんだろう?

「まあ頭で考えるより実践することじゃな。今日はここまでとしとこうかの」

#

※95以上で夢イベント
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 22:03:16.80 ID:z6jp+kIYO
そりゃ
714 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 22:04:55.80 ID:Y02Fn1ovO
【56日目】

※早朝稽古

01〜75 通常通り(経験点10p)
76〜94 クラン、やってみるかの?(経験点10p+α)
95〜00 上+α
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 22:06:29.20 ID:KFgWw3jqO
716 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 22:08:37.46 ID:Y02Fn1ovO
経験点251p

#

※午前のイベント

01〜20 ?????(一度だけファンブル扱い)
16〜75 通常通り
76〜94 特訓じゃ!(奥義習得チャンス)
95〜00 再判定
717 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 22:09:04.51 ID:Y02Fn1ovO
間違いです。

経験点251p

#

※午前のイベント

01〜20 ?????(一度だけファンブル扱い)
21〜75 通常通り
76〜94 特訓じゃ!(奥義習得チャンス)
95〜00 再判定
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 22:09:12.78 ID:vHlfNo2DO
はい
719 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 22:16:48.22 ID:Y02Fn1ovO
#

「クランよ、特訓じゃ」

午前の稽古をしようとした矢先、総師範が僕を呼んだ。「空剄」の稽古だ。
師範たちは慣れたもので、黙って僕を送り出す。

「脱力しながら『零剄』って……どうするんです?」

「当たる瞬間、極々一瞬だけ力を入れるのじゃ。……ウィルはこの達人でな、『空剄』を連打できる」

「えっ??」

総師範が頷いた。

「全ての攻撃が迅く、一撃必殺なのはこの為じゃ。無論、さらなる剛打も持ち合わせておる。
伊達にダーレン寺の300年の歴史上最強の一角と呼ばれているわけではない、ということじゃ」

……あの人は、そこまでの人なのか。サイファーさんと、どっちが強いんだろう。

…………

……


01〜30 むう……見失っとるな
31〜50 ……何かが足らんの(次回40以上で習得)
51〜94 よしっ!!(「空剄」習得可能)
95〜00 むうっ……!!(再判定)
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 22:17:06.61 ID:hhEEKgvP0
721 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 22:43:49.36 ID:Y02Fn1ovO
※経験点261p、奥義習得ポイント10p
→空剄取得のため経験点61p、奥義習得ポイント0pへ

#


ズパァァァンッッ!!


水袋がその場で破裂する。パン、と総師範が手を叩いた。

「よしっ!!見事じゃ」

「あ、ありがとうございますっ」

うんうん、と総師範が満足そうに微笑む。

「これほど短期間に『空剄』を会得したのは2人目じゃな。誠に見事じゃ」

「きょ、恐縮です。……1人目は、もしかして」

「うむ、ウィルじゃ。あれは山を下りた時点で既に儂を超えておったからの。……『金剛』も身に付けておったわ」

「まだこの上に、奥義が」

「……2つある。一つは『金剛』。相手の動きを止め、場合によっては即絶命せしめる。
……ただ、これは水袋では会得できん。生身の人間の犠牲なくしてはな」

ゴクリ、と僕は唾を飲んだ。

「……犠牲」

「然り。心の臓に、完全な威力の『零剄』を叩き込むのじゃ。どこが心の臓か分からねば打てぬ禁忌の業じゃ。
無論、受ければ相手はただでは済まぬ。……多くの場合、命と引き換えに教えることになるの」

「……総師範は」

ロブソン総師範が苦笑した。

「……前の総師範からじゃ。総師範になるに当たっての、最後の儀式とな。教え終わり、彼は逝ったわい」

やはり。……とすると。

「まさか、ウィルさんも」

「……あやつは独学じゃよ。あやつの天賦の才を妬む男は多かった。アルツールの前の師範もそうじゃった。
ある時、そいつが子飼いの門人を使ってウィルの想い人を年始の休暇に襲ったのじゃ」

「……ひょっとして」

総師範の目が曇った。

「儂の人生で最悪の失態じゃよ。左様な邪な心があると知っておれば、破門にしておったものを……。
ウィルは想い人をすんでの所で救った。そして、前の師範と門人併せて5人が死んだ」

「その時に」

「想像の通りじゃ。そして奴は山を下りた。もはやダーレン寺にいる資格はない、とな」

だからあの時、ウィルさんはここにいい思い出がないと言っていたのか。それなら納得が行く。

「儂も総師範になりたてだった、と言えば言い訳になるがの。そこからダーレン寺の改革を進めた、というわけじゃ。
羽目を外したい盛りのお主らには窮屈だったかもしれぬがの」

悪戯っぽく総師範が笑う。さすがにお見通しだったみたいだ。

「す、すみません……」

「よいよい。故に、お主にここで教えることは最早ないに等しいのじゃ」

・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ
※改良で連打できます。条件は相当厳しいです
722 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 22:44:28.45 ID:Y02Fn1ovO
「……ところで、もう一つの奥義って」

※80以上で?
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/29(木) 22:45:25.45 ID:FtSf+ZOp0
はい
724 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/29(木) 22:46:53.60 ID:Y02Fn1ovO
今日はここまで。
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 08:59:13.42 ID:L9v4FZOeO
前作含めてイマイチクランがどのくらいの強さの位置にいるかわかんないんだけど強さランキングみたいなのくれる?
726 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/30(金) 10:05:34.75 ID:ygm1AEmzO
>>725
大雑把にはこんな感じです。装備の強さは除いた素の強さです。上ほど強いとお考え下さい。
同ランクなら左ほど強いです。()は現在登場予定がないか未定のキャラです。
(「グリーチ」は覚醒レベルが未定なので入れてませんが、上限でもハーデン級です。「現状は」)

#

(「エメリア」)、(「j」完全体)(「ラスボス」)
(一角獣同化後ジュリア)、(蛇同化後コーウィン)、(蛇同化後アミール)
(サイファー世界のオルド)
ベネディクト、ブランド(一族)、(シデ)、(ダリオ)、(ナガト)
滝、ウィル、一族上位勢(コーウィン、ジェラード)
(ダナ)、一族中位勢(エリック、ケイン、ブレイズ)、サイファー、ハーデン(?)、アヴェル(?)
ノワール、(フレール)、一族下位勢(その他)、(ジュリア)、ヘカテル
準一族、(トニー)、(ミドル)、(ライラ)、火蓮、マルコ、ロブソン
イマーラ(両腕)、ヒースコート、ウィンドグレイス、ユリリエ、ソロコフ
クラン、フェイラ、オクタシア、ミーシャ、ミラ
ラーナ、エルライザ……

クランも大分強くなってますが、まだまだ上には上がいます。
727 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/30(金) 10:07:06.39 ID:ygm1AEmzO
再開は昼です。

一族でないブランド君はサイファーぐらいには強いはずです。滝とウィルは多分ほぼ互角でしょう。
728 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/30(金) 10:11:18.47 ID:ygm1AEmzO
なお、シデがベネディクトを一蹴したりしてますが、運が良かったのと装備によるものです。肉弾戦だと相当厳しかったはずでした。

越後も抜けてますが、大体滝と同じかそれより強いぐらいです。
にもかかわらずあっさり退場したのは、リナに不意を突かれてやられたからですね。リナはノワールぐらいの力量があります(ヘルラ込みで)。
729 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/30(金) 12:42:02.76 ID:AVLcvzIQO
しまった、という顔を総師範がした。

「……それはお主には関係のないことじゃ」

「なぜ口をつぐむのです?」

「知らん方がいい。お主には縁のない業じゃ」

険しい表情で総師範が言う。……「もう一つの奥義」って、一体……。

#

もやもやした気持ちを抱えながら、僕は部屋に戻った。なぜ総師範は、教えなかったのだろう?

※昼休みの行動

1 休息(次の経験点は基本20pに)
2 エルライザに電話
3 フェイラに電話
4 総師範の部屋に行く(中確率、もう一つの奥義については超低確率)
5 その他自由安価

※3票先取
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 12:53:14.49 ID:b+UaJL/KO
1
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 12:54:09.52 ID:Ein6qLuGO
1
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 13:22:05.40 ID:+J3527buO
2
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/30(金) 13:35:57.12 ID:604ZW92P0
1
734 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 09:52:01.19 ID:ne08M20YO
#

昼は結局休息に充てた。ここにいるのもあと僅か。やるだけのことはやろう。

※夕方の稽古

01〜50 通常通り(経験点20p)
51〜85 いつもよりは調子が良かったかな?(経験点30p)
86〜94 何かコツが分かったかもしれない(経験点30p+奥義習得ポイント1p)
95〜00 上+α
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 09:53:16.24 ID:VKEW1STb0
736 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 09:57:38.99 ID:ne08M20YO
経験点81p

※夜のイベント
01〜20 ???(1回だけファンブル扱い)
21〜90 何もなし
91〜94 アルツールと会話
95〜00 夢イベント
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 09:58:07.14 ID:R1dkSxgb0
はい
738 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 09:59:04.43 ID:ne08M20YO
※ファンブル回避権残り4回、再判定
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 10:08:13.96 ID:VKEW1STb0
740 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 10:09:48.00 ID:ne08M20YO
※再判定

4の倍数 ミドル
4の倍数以外 コーウィン
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 10:10:49.55 ID:BiowulkDO
はい
742 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 10:11:18.03 ID:ne08M20YO
※ゾロ目と95〜00はコーウィンです(覚醒レベル上昇確定)
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 10:39:25.72 ID:wGKz6sYy0
やるじゃん
744 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 16:54:58.80 ID:Z+qTs3nBO
#

僕はまた、薄明かりの中に立っていた。ここは……。

「気が付いたか」

また黒い服の男だ。

「『コーウィン』……?」

「好きなように呼ぶといい。もはや名など意味をなさぬが。
今日は忠告に来た。近いうちに、ズマに行くそうだな」

「え、ええ。それが」

「コーウィン」は少し間を置いた。

「幾つか伝えておくべき点がある。まず、ズマのオルディニウム鉱山だ。『魔洸石』、と貴様らは言っているようだが。
向こうの『ランダム』は伝えていないようだが、深部に行くことは不可能だ。行けば、まず死ぬ」

「えっ……!?」

「貴様も一度『向こう』に言って知ったはずだ。この世界の魔素は薄い。少し濃くなっただけで呼吸困難に陥った。
まして魔素を垂れ流す鉱脈内部だ。常人ではほぼ即死だろう」

「……そんな所に、『ランダム』さんは」

「コーウィン」が首を振った。

「さすがに貴様を謀ろうとしているわけではない。恐らく、貴様に依頼されるのはズマのヨーグ鉱脈周辺の拠点潰しだ。
ズマについては、まだ本格的採掘がなされていないはずだ。だから、採掘が出来ぬよう拠点を潰し、鉱山口を封鎖する。
その役目を、あのマルコという小僧と『ランダム』が担うのだろう」

「なるほど……でも、ちょっとおかしくはないですか?そんな常人が死ぬところで、誰が鉱石を……」

「……そうだ。可能性は2つ。まず、向こうの世界のように進んだ技術──魔素を封じるような技術を、連中が持っていること。
この場合、一般人でも採掘ができるようになっているだろう。採掘速度は相当早まっていると見るべきだ。
もう一つは……『一族』か『ケインの落とし子』が採掘に当たっている可能性だ。こちらの方があり得る。
『一族』は、ある程度の魔素なら耐えられる。低純度のヨーグ鉱脈なら、そこに誰かいても驚かない」

「えっ……とすると、そこにハーデンがっ……」

「あるいは。ただ、普通に考えれば覚醒したての格下だろう。
そいつが低純度の鉱石を持ち出し、何らかの処置を施し、流通させようとしている……そんな辺りか」

誰だろう?アヴェル……?は多分違う。トンプソン司教もあり得なさそうだ。とすると……僕の知らない誰か、ということになる。

「コーウィン」が険しい表情になった。

「向こうの戦力は未知だ。戦い慣れている向こうの『ランダム』たちでも、足元を掬われる可能性はある。……そこでだ」

彼が僕に近づいてきた。

「貴様に俺の力をくれてやる。『魔素』に、これで耐えられるようになるはずだ」

「コーウィン」は頭に手を乗せると……


ボウッ……!!


745 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 16:57:23.56 ID:Z+qTs3nBO
頭の中に、何かが入り込んできた。……これは……「コーウィン」の記憶??それとも……

01〜94 通常ルート
95〜00 特殊ルート
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 16:58:32.91 ID:PZWQNe7O0
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 16:59:01.82 ID:KNVoCcRio
今のところ全体の何%くらい進んでるんだろう
748 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 17:20:32.59 ID:Z+qTs3nBO
頭の中がぐちゃぐちゃになるんじゃないかと思い始めた時、「コーウィン」が手を離した。

「……ここまでにしておくか」

「今のは、何を……」

「さっき言った通りだ。貴様に俺の力を与えた。魔素にもある程度耐えられるようになったはずだ。
それと、命が危うくなった時、俺の力を使えるようにした。ただ、確実ではないが」

僕は自分の手を見た。……そんな力が?

「あなたが『乗っとる』というわけではないんですか」

「俺の力を貴様が使いこなさねば、オルドには勝てん。あくまで貴様の意思で使えるようになって初めて意味がある。
とは言え、貴様はまだ未熟だ。力を使える可能性は、まあ……4割ぐらいか」

※覚醒レベル1

※死亡判定時、40%の確率で以下の条件で復活します。
HP半分まで回復、全能力+3、コンマ修正+10
なお、戦闘終了時に反動判定が出ます。

※10%の確率でコーウィン本人が乗っ取ります。この際の処理は変化ありません。

※50%の確率でそのまま死亡となります。
749 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 17:21:51.95 ID:Z+qTs3nBO
※覚醒レベルはかなり上がりにくいですが、上がれば戦闘能力が跳ね上がります。

※50以上で質問タイムへ
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 17:22:30.68 ID:MhaH5wyfO
はい
751 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 20:03:08.95 ID:qExAeqOcO
※質問内容、3票先取

1 あなたの力をより使いこなすには
2 魔洸石鉱脈は他にあるのか
3 「穴」に潜る際の注意事項
4 実行委員会の2人とは
5 自由安価

※自由安価歓迎です
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 20:08:54.90 ID:KpNSoeBP0
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 20:14:16.34 ID:R1dkSxgb0
1
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 20:15:01.57 ID:MhaH5wyfO
1
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 20:27:49.79 ID:qFTPU8Gf0
1
756 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 23:41:00.17 ID:qExAeqOcO
「どうすれば、あなたの力をより使いこなせるようになるんでしょうか」

「コーウィン」が目を閉じた。

「……幾つか方法がある。まず、俺の力を使うのに慣れることだ。
だが、本来俺の力を使うのはいいことではない。貴様が本来死んでいるのを、無理矢理『起こしている』だけだからだ。
次の方法は単純だ。貴様が強くなれば『器』も大きくなる。今ではこの程度だが、より使いこなせるようになる日も来るかもしれない。
最後の手段は……あまり薦められないが……」

「薦められない?」

「そうだ。2つの意味で、だ。高純度のオルディニウム──魔洸石に触れ、オルディニウムに汚染されれば、俺の力はさらに引き出される。
だが、オルディニウムは『猛毒』だ。肉体的にも、精神的にも」

魔素、というのが猛毒なのは分かっている。でも、精神的にって?
その考えを読んだかのように、「コーウィン」が言葉を返した。

「思考を歪め、己の邪な心を増大させるのだ。聖人君子でも希代の暴君へと変えてしまう程度には、な。
肉体的に『一族』同様の人外へと変わるなら、精神は己のままでいられるが。サイファーやあの……ノワールという女はその口だろう」

「……そういうことなんですね……」

「その通りだ。だから実質的に2番目の手段しかない。一番歩みは遅いが、『急がば回れ』ということだな」

※60以上で2問目
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2019/08/31(土) 23:42:05.16 ID:2xJq4sCHo
ほいさ
758 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 23:46:35.12 ID:qExAeqOcO
「……やはり力を与えた結果だな、思いの外接触が短い。
また機会があれば話すこともあるだろう。さらばだ」

「コーウィン」はすう……と消えてしまった。色々聞きたいことはあったけど、それは次の機会、ってことなのかな。

【56日目】

※早朝稽古

01〜80 通常通り(経験点10p)
81〜94 いつもよりは調子が良かったかな?(経験点20p)
95〜00 上+α(再判定)
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 23:48:36.85 ID:qFTPU8Gf0
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 23:48:59.19 ID:idGfPGJYO
761 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/08/31(土) 23:53:39.18 ID:qExAeqOcO
※57日目の間違いでした。

経験点101p

#

※午前のイベント

01〜20 ?????(一度だけファンブル扱い)
16〜80 通常通り
81〜94 イベント発生(再判定)
95〜00 重要イベントの発生(再判定)
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 23:55:29.45 ID:BiowulkDO
はい
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/31(土) 23:55:54.97 ID:idGfPGJYO
764 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 00:00:57.67 ID:6LlZ/u5dO
※午前の稽古

#

01〜80 通常通り(経験点10p)
81〜94 何かコツが分かったかもしれない(経験点20p+奥義習得ポイント1p)
95〜00 上+α
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 00:01:17.56 ID:1oHuK6X90
はい
766 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 09:49:50.70 ID:JJDS7XQjO
※経験点111p

#

※昼休みの行動

1 休息(次の経験点は基本20pに)
2 エルライザに電話
3 フェイラに電話
4 総師範の部屋に行く(中確率、もう一つの奥義については超低確率)
5 その他自由安価

※3票先取
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 10:02:04.89 ID:rRXhLq2t0
1
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 10:10:34.20 ID:k+8x1G810
1
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 10:18:11.17 ID:0OytWVR/O
1
770 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 13:27:35.36 ID:5SxrwXaTO
#

※夕方の稽古

01〜50 通常通り(経験点20p)
51〜85 いつもよりは調子が良かったかな?(経験点30p)
86〜94 何かコツが分かったかもしれない(経験点30p+奥義習得ポイント1p)
95〜00 上+α
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 13:44:10.50 ID:czNfOYfDO
はい
772 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 13:53:44.14 ID:5SxrwXaTO
※経験点131p

※夜のイベント
01〜20 ???(1回だけファンブル扱い)
21〜90 何もなし
91〜94 アルツールと会話
95〜00 夢イベント
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 13:55:23.47 ID:VbOQp4YjO
774 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 13:57:27.55 ID:5SxrwXaTO
【58日目】

※80以上で自由行動日に
※95以上で?
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 14:02:19.66 ID:ycDg/JW70
776 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 14:04:52.66 ID:5SxrwXaTO
※再判定

01〜80 昇格
81〜94 ?????
95〜00 上+α
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 14:06:13.69 ID:i5Prf6a90
いよっ
778 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 20:42:37.90 ID:Diw6F7RrO
#

「きしょーっ!!!」

バンバンバン、と鳴り物が鳴らされる。この音を聞くのも今日を含めてあと3日か……。
急いで着替え、広場に向かおうとした僕をゲンナジー師範代が呼び止めた。

「クランか。お前は稽古せんでいいぞ」

「え?何でですか」

「ここで教えることは大体教えたからな。総師範は『これ以上やれなくもないが、それをやるには時間が足らん』、だそうだ」

「そ、そうですか……」

師範代が苦笑した。

「まあ、教えきれてないことも幾つかあるんだがな。俺の『鋼体術』や師範の『鞭打』とかな。
だが、貴様がどれほど天賦の才に恵まれていても、時間の制限はある。身に付かん可能性の方がずっと高いが、それでもいいなら請け負ってやる。どうだ」

1 「鋼体術」を教えてください(低確率)
2 「鞭打」を教えてください(低確率)
3 お気持ちはありがたいんですが……(「穴」の探索)
4 お気持ちはありがたいんですが……(4人とイチャイチャする、全員連れ出せるかは低確率)
5 行きたい所が(多数決へ、日帰り行動)
6 自由安価

※3票先取
779 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 20:43:42.65 ID:Diw6F7RrO
※「鋼体術」と「鞭打」の習得には、クリティカルを6回中2回出す必要があります。
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 20:47:06.38 ID:rRXhLq2t0
1
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 20:49:32.28 ID:i5Prf6a90
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 20:51:31.97 ID:KmZzn9WoO
5
フェイラの所へ行ってj探知機貰ってこよう、行く前に電話でアポも取る
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 20:56:37.30 ID:KmZzn9WoO
行き先は別途安価なの見落とした失礼
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 21:08:00.14 ID:czNfOYfDO
5
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 21:12:33.91 ID:d8WpD69K0
5
786 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 21:17:40.20 ID:Diw6F7RrO
※どこに行きますか?

1 シュラーク(フェイラ)
2 イーリス
3 ニャルラ
4 トリス

3票先取
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 21:18:34.11 ID:KmZzn9WoO
1
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 21:19:41.69 ID:czNfOYfDO
1
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 21:21:26.86 ID:i5Prf6a90
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 21:34:12.50 ID:xc87wuIBO
1
791 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 21:59:49.28 ID:1Mab2YdYO
「いえ、ちょっと今日は行きたい所が」

「行きたい所?ここを出るのか、止めはせんが……戻りは明日か」

ああ、そうか。師範代は転移装置の存在を知らなかったっけ。

「いえ、今日中には戻ります。ラーナたちも一緒に行っていいですか」

※30以上ならOK
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 22:00:33.90 ID:KmZzn9WoO
ほい
793 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 22:54:43.54 ID:deMgCOnFO
「構わん。客人である以上、扱いは貴様と同じだ」

「助かります」

僕はラーナたちを呼びに行く。「j探知機」を受け取るためと言うと、皆あっさり納得した。
あれからまだ数日も経ってないけど、ウィルさんは大丈夫だろうか。

#

行く前に一報を入れる。いきなり来たら驚くだろうし。

01〜10 出ない(1回だけファンブル扱い)
11〜20 厄介なことになってる
21〜94 通常進行
95〜00 上+α
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 22:58:46.14 ID:vh6OCPgg0
795 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 23:08:13.07 ID:deMgCOnFO
『クランか?ちょうど良かった、厄介なことになっててな』

電話に出たフェイラさんの声は、緊張感で満ちていた。

「どうしたんです?」

『闇ギルド派が巻き返してきた。穏健派じゃ太刀打ちできない感じだ、シュラークにもじき戒厳令が出る』

「えっ……?」

『私もそれに振り回されてる。ソロコフやニャルラの連中、それに警察も動員しているが何分相手の武力が急に強化された』

僕は皆と顔を見合わせた。

「今からそっちに行こうと思っていたのですが」

『正直助かる、が危険だ。……』

※「グリーチ」の有無(コンマ下)
40以下でシュラークにいる

※ウィルの所在(コンマ下2)
01〜50 所在不明
51〜80 シャーウッド
81〜00 シュラーク
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:11:01.70 ID:czNfOYfDO
はい
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:11:02.70 ID:vh6OCPgg0
798 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 23:21:04.63 ID:deMgCOnFO
『『グリーチ』はここにはいない。だが、闇ギルド派の連中の一部が見たことのない武器を持っている。極めて危険だ』

「武器、ですか」

『ああ。銃は知っているだろう?』

傍らにいるミーシャが頷いた。

「貴重品、ですわ。火薬はとても高価ですし、王族が護身に使うぐらいで……」

『そうだ。しかし、奴らはそれを持っている。しかも、連射可能なヤツだ。巻き込まれた一般人の死者もかなり出ている』

「馬鹿なっ!?そんなもの、聞いたことがありませんわ」

『しかし現実にそれは実在する。あんなものの前では、武は無力だ……歯痒くて仕方がない』

フェイラさんは明らかに落ち込んでいる。……そうなると。

「ウィルさんは無事なんですか」

『一応、昨日連絡があった。シャーウッドに潜伏しているらしい。随時、連絡するそうだ』

僕は……

1 今すぐ行きますっ
2 ……やめた方がいいですかね

※3票先取
799 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 23:37:12.91 ID:deMgCOnFO
0000までに決まらなければリセットです。
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:42:10.23 ID:KmZzn9WoO
2
クランたちの戦い方を考えると銃は恐らく相性最悪、他の協力者に連絡取るなり何なりして突破口を探るのが先か
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:42:29.28 ID:vh6OCPgg0
2
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:44:46.00 ID:xc87wuIBO
質問
これで負傷した場合、やっぱり鉱山攻略に影響が出ますかね
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:53:08.02 ID:czNfOYfDO
2
804 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/01(日) 23:59:16.96 ID:deMgCOnFO
今日はここまで。一応伏線は張ってあります。

>>802
当然出ます。
805 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 00:12:00.50 ID:0PgXE0jCO
>>747
感覚的には中盤入口ぐらいですね。
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 00:28:12.87 ID:AhjWwSexO
アナスタシアの回復魔法があっても大きな怪我すると治せないか
乙です
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 01:14:02.92 ID:5eHdB78cO
このスレの戦闘システム上回復魔法してる間に銃撃たれて終わりだと思う、しかも連射可能だから最悪瞬く間に全員蜂の巣にされるかも
攻略法見つけるか運でクリティカル連打して強引に突破できないときつそう
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 13:07:55.95 ID:GnDmAFEQ0
別世界の技術持ってこられるとキツいよなぁ
習得した技もファンタジー過ぎる技じゃないから限界があるしこっちも格闘技の出来るロボットでも連れてこないとキツい
809 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 15:26:54.49 ID:VHYlRwyPO
「……そっちに行くのは、やめた方がいいですかね」

『そうだな。正直、今のところ打つ手がない。
不意を突いて向こうの武器を奪うか何かしないと、犠牲が増えるだけだ』

……僕はこの前、夢の中で「コーウィン」が言っていたことを思い出した。
「向こうの世界の技術」を、闇ギルドが持ち込んでいる?……誰か通じている人物がいるのだろうか。
そして、だとすれば……ズマにも同じような武器を持っているのがいるかもしれない。背筋に冷たいものが走った。

電話を切って僕は深い溜め息をついた。

「……どうするの?これから」

「それを今考えてる。連射できる銃なんて、どうやって対処すれば……」

01〜80 通常ルート(行き先変更の多数決へ)
80〜90 ウィルから連絡
91〜94 ?????
95〜00 ランダムから連絡
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 15:34:06.86 ID:DvM6r6Ad0
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 15:34:14.68 ID:hO3JDvSfO
こい
812 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 15:55:45.35 ID:VHYlRwyPO
その時、僕の電話が鳴った。

「もしもし」

『ウィルだ。フェイラから話は』

「さっき聞きました。シャーウッドにいると」

『ああ。『ランダム』の力を借りて行動している。正直、想定外だ』

ウィルさんの声は緊張からか低くなっている。声を出せない場所にいるのかもしれない。

「相手は銃を持っているとか」

『そうだ。ある日いきなり反転攻勢が始まった。穏健派の包囲網は瞬時に蹴散らされ、ほぼ全滅した。急に武器の調達があったらしい』

「ウィルさんは何でここに」

『……闇ギルドの幹部……というか、僕も見知った顔が来てる。海路か、あるいは転移装置を使ったかだ』

「見知った顔?」

『『魔術師』アンドリュー・デイビスだ。僕も2回ほどやりあったことがある。多分、彼がドルオー組との接点だ。
彼を捕縛すれば、状況は好転するかもしれない』

「できるんですか?」

しばし、沈黙が流れた。

『……彼は僕に個人的な恨みを持っている。僕がここにいると知れば、喜んでやってくるだろう。そこを叩く。
勿論、現状では多勢に無勢だ。君らの協力がいる』

「でも、銃は……」

『そこが問題だ。『ランダム』の力を借りないと、太刀打ちなどまず無理だろうね。
一応、準備はしてもらっている。銃を動かせなくするための方法がある、らしい』

「そんな方法が?」

『連中の持っている銃は、僕らの知るそれとはまるで違う。全く理解不能な原理で作動しているらしい。
だけど、『ウィルス』というのを飛ばせば動かなくなると言っていた。そうすれば、後は地力勝負だ』

「準備って、もうできてるんですか」

01〜40 いや、まだだ
41〜94 一応、今から行ける
95〜00 上+α
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 15:56:44.97 ID:ymzHHofaO
814 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 20:36:44.45 ID:IfQcXvUrO
『それは……えっ、もうですか?……代われってことですね』

受話器の向こう側で何かやり取りがあった。そして、「3人目」が出てきた。

『簡単に説明させてもらう。既に『ウィルス』は俺が撒いた。もうこの一帯の銃は使えないはずだ』

「『ウィルス』って、何のことですか?」

『病原体、と言えばいい……いや、この時代では通じないか。平たく言えば、『銃に病気をかからせた』』

言っている意味が分からない。何なんだそれは。

「どういうことなんですか?」

『向こうの銃は、この時代にはないものだ。ここより遥かに文明の進んだ時代か世界のものだ。
もう一人の俺がいる世界かもしれないし、そうでないかもしれない。とにかく、この世界に本来あってはならない物だ』

「そんなものがどうして」

『……俺には分からん。ただ、こいつは『銃』自体がモノを考えて、自動的に標的を射抜く代物だ。故に殺傷能力は極めて高い。
俺も見たことはないタイプの物だったが、ウィルが鹵獲してくれたのを分析して機能不全に陥らせる『ウィルス』を作った。
鹵獲した銃を通し、ネットワークにバラ撒いている。少なくとも、この一帯の銃はもう使えないはずだ』

……言っていることの半分も分からなかったけど、重要なことは分かった。向こうの銃は使えない。

ただ……

「分かりました。でも、ここからシャーウッドへなんて……」

『それはウィルが話す』

少し待つとウィルさんが出てきた。

『君らならすぐにコーロンまでは来れるはずだ。そこで僕『ランダム』が待つ。『ランダム』の力は知っているだろう?』

「そうか、『プレーンウォーク』……!!」

『そうだ。そこでシャーウッドまでは一気に行ける。そこで改めて作戦を練る。そんな感じだ』

※65以上で?
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 20:37:30.17 ID:vWq8byEI0
t
816 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 20:42:05.91 ID:IfQcXvUrO
※多数決へ

なるほど、勝機は少なからずありそうだ。ここは……

1 行きます
2 少し、考えさせてください
3 その他自由安価

※3票先取
※自由安価歓迎します

817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 20:59:10.92 ID:ymzHHofaO
3
行くのはいいとしてもその前にソロコフに連絡取りたい
穏健派との調整が上手くいく+強い人がいれば3人目のプレーンウォークで来てもらって共闘できるかも
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 21:05:36.55 ID:PzDzX3us0
1
819 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 21:08:23.65 ID:IfQcXvUrO
>>817
それは問題ありません。選択肢として採用します。
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 21:08:55.38 ID:doXlZAhk0
>>817に1票
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 21:10:30.91 ID:e7rc1lpn0
>>817
822 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 21:30:08.64 ID:IfQcXvUrO
……行くのはいい。ただ、手数がもっと要る。

「行く前に、連絡を取りたい人が」

『フェイラか?』

「……もそうですけど。もう一人、頼れる人が」

少しの沈黙の後、ウィルさんが「ああ」と声を発した。

『……ああ、ズマの『アサシン』か。ソロコフさん、だったね』

「はい。できれば、彼らも」

『なるほど。僕は構わないけど……うん、大丈夫だそうだ』

「ありがとうございます。じゃあシュラークの分寺に行っています。ウィルさんも、そこで」

『了解だ。30分後メドに行く』

#

01〜10 ?????(1回だけファンブル扱い)
11〜35 ソロコフはまだニャルラ
36〜94 ソロコフはシュラークにいる
95〜00 上+α(再判定)
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 21:32:37.04 ID:hO3JDvSfO
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 21:32:51.12 ID:usRFDCbe0
うりゃ
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 21:34:06.79 ID:doXlZAhk0
戦いの前に経験点消費しておきたいな
事故を減らしたい
826 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 21:35:20.28 ID:IfQcXvUrO
※再判定
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 21:35:40.27 ID:e7rc1lpn0
828 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 21:37:19.72 ID:IfQcXvUrO
※ファンブル回避権利は残り4回です
829 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/02(月) 23:25:01.84 ID:E7YYrNVMO
#

「すまんな、ソロコフはまだニャルラだ」

険しい顔でフェイラさんが言った。こっちにやはり行くと伝えた時に妙に口ごもっていたけど、こういうことか。

「穏健派との調整ですか」

「それもある。だが、それ以上に迂闊にシュラークに入れんのだ。戒厳令を出す手前になるほど、ドルオー組の内乱が広がってるからな。
ソロコフは面が割れてる。変装したとしても、狙われる可能性は高い、ということだ」

「……そうですか。いよいよ、早めにシャーウッドを抑えないと」

「ああ。私も協力する。ウィルの力を借りれば、何とかなる気もするが……こちらは7人か」

「いえ、8人です。『ランダム』──あなたが前に会ったのとは違う人物ですが……彼もいます」

フェイラさんは不思議そうな顔をした。まあ、理解しろと言われても難しいよね。

「……?そ、そうか。何にしろ、向こうは数がいる。銃を無力化できたのが本当だとしても……やれるのか?
しかも向こうには、アンドリュー・デイビスがいる。ウィルが彼を受け持つ、ということでいいんだろうか?」

「多分。そこはこれから説明があるはずです」

門人が客人の到着を知らせに来た。その後ろからは、ウィルさんの姿がある。
無精髭が生え、かなり疲れている感じだ。

「やあ。フェイラも無事でよかった。ソロコフというアサシンは」

フェイラさんが首を振った。

「シュラークに戻れない。誰に見つかるか分からない以上、無理はできないと」

「……そうか」

※80以上で状況好転
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 23:27:06.83 ID:ymzHHofaO
はい
831 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 08:50:08.20 ID:wkJU79CxO
そう言うと、ウィルさんは背負っていたバッグから黒い板を取り出した。表面が何やら光っている。

「僕もよく分からないが……ここを触るんだったな」

幾つか光る場所を触ると、「完了」という文字が板に浮かんだ。

「……何をした?」

「『ランダム』がやったことだよ。僕も原理はよく分からないけど、『銃のOSを機能不全にするウイルス』とやらを送ったそうだ。
これでこの一帯の銃も、基本使えなくなったらしい。多少はシュラークも安全になるだろう」

「……本当なのか?」

「多分。そこは『ランダム』を信用するしかないね。
……問題は、シャーウッドに着いてからだ。勢いを取り戻した闇ギルド派を抑えるには、頭を獲る必要がある。
頭は2つだ。ドルオー組組長、ファン・コストラ。そして闇ギルドの幹部が一人、アンドリュー・デイビス」

「『魔術師』、か」

「ああ。もう80近い老人のコストラはあまり問題じゃない。デイビスを何とかしないとね。それに、多分彼も転移装置持ちだ」

「……逃がさないようにする工夫も必要、そういうことですわね」

ミーシャの言葉に、ウィルさんは頷いた。

「理想的なのは、彼を誘い込んでおいて一気に確保する。彼も相当な使い手だから簡単じゃないけどね。
そしてまた取り巻きは間違いなく何人かいる。そいつらの鎮圧に、君らの力が必要だ」

僕らは頷いた。ラーナが手を挙げる。

「問題は、どこに、どうやって誘い込むかですね」

「そうだ。シャーウッドの郊外に家を借りてる。表向きは空き家だが、今僕はそこを拠点にしている。そこに呼び出す。
僕が一人家の中にいて、アンドリューが中に入る。そとで待機している君らが、それを確認して突入して挟撃……というのが理想だ」

「でも、外にいるのがバレる危険性もありますよね」

※70以上で追加情報
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 09:13:06.99 ID:yJibAI1EO
833 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 09:41:48.22 ID:wkJU79CxO
※クリティカル(通常より有利)

ウィルさんがニヤッと笑った。

「そこは抜かりないさ」

バッグから何かの服を取り出した。黒と緑に銀色が混ざった、酷く気持ちの悪い意匠だ。

「……なんですか、これは」

「『ランダム』が持っている、潜伏用の衣服だ。右手首の辺りにボタンがあるだろう?そこを押すと『消える』」

「……え?」

「僕もこの下に着ているから、まあ見てもらうのが早いな」

そう言うとウィルさんは上着を脱いだ。平服の下には、あの気味悪い服がある。そして、右手首に手をやると……


「こんな具合だ」


「「「えっ!!!?」」」


彼の胴体は消え、首から上と手首だけが宙に浮いていた。ズボンは履いているからそのままだけど……何だこれは??

「ま、魔法の類い、なのか??」

「いや、違うらしい。この世界より遥かに進んだ文明が、大昔にあった。その遺産の一つ、なんだそうだ。『光学迷彩』というらしいけどね」

よく見ると、ウィルさんの身体であるべき空間は、僅かに歪んでいる。消えたわけじゃないらしい。

「『ランダム』が持っていたので、潜伏中はありがたく使わせてもらってるよ。ごわごわして動きにくく、戦闘向けではないけどね。
あと見ての通り、完全に同化するわけじゃない。近付けばアンドリューには看破されると思う。
ただ、外にいる分には十分だ。まずバレることはない。物音だけは気を付けてほしいけどね」

目の前にある服は……

01〜50 3着
51〜75 4着
76〜94 人数分
95〜00 上+α
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 10:01:38.00 ID:lAr4BhADO
はい
835 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 10:56:16.97 ID:n0UgLe27O
偶奇判定です。

奇数…ファンブル回避権全消失
偶数…クランに電話

コンマ下3です。
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 10:58:21.09 ID:5pNRh0cb0
u
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 11:06:04.92 ID:lAr4BhADO
ksk
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 11:32:23.78 ID:EPQebBnkO
うあ
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 12:00:47.53 ID:OMP+IuTz0
セーフか、良かった
大規模戦闘前に回避権全消失とかシャレにならん
840 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 12:09:11.98 ID:n0UgLe27O
服は人数分あった。

「先の大戦……といっても僕にはさっぱり分からないんだけどね。そこで使われなかったものらしい。
運動性が悪いのと、透明になったからといってそれほどの効果が見込めなかったかららしいけど。実際、少し動きにくいね」


プルルルル……


僕の電話が鳴った。


「もしもし?」


『ああ、俺だ。今少しいいか?』


ウィルさんの表情が驚きで固まった。これはランダム──僕がよく知る方のランダムだ。
841 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 12:18:50.65 ID:n0UgLe27O
「え、ええ。どうしたんですか、急に」

『下見兼ねて、ちと話がな。……シュラークにいるのか、今』

「は、はい。少し、厄介なことに……」


一通り話すと、ランダムが唸った。

『……こっちに裏切り者がいるとは考えにくいな。多分、ブランカたちがいた世界の人間が、技術供与したってとこか。
にしても、こっちの世界の『俺』はいい仕事してんなあ。OS解析にウィルス作成、我ながらやってくれるぜ』

よく分からない自画自賛だ。違う人物なんだけど。
ランダムは声の調子を落とした。

『……ただ、そうなるとズマの鉱山内部は存外人がいるかもな。防護服ぐらいは準備できているだろう。
少人数と見て俺とマルコで突っ込むつもりだったが、こりゃプランを見直さなきゃいけねえ。
……今からそっちに行っていいか?座標は特定できてる』

※30以下で?(「3人目」が近くで待機中)
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 12:19:57.20 ID:lAr4BhADO
はい
843 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 12:38:51.74 ID:n0UgLe27O
「あ、分かりました。じゃあ……」

「いや、やめておいた方がいい。『もう一人』の方だろう?『ランダム』が近くで待機してる。
もし万一『もう一人』が来るなら、それを阻止しろと言われててね」

受話器の向こうでは何かを察したのか、「ああ……」という言葉が漏れていた。

『そっちに、『3人目』がいるんだな?ならしゃあない、話は後回しにするか。さすがに消えたくはねえからな。
そっちの、シャーウッド、だったか。抗争については……』

01〜50 お前らに任せるわ
51〜80 助っ人がいる
81〜94 ?????
95〜00 上2人
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 12:40:00.29 ID:HhMfRdePO
よっ
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 12:44:11.94 ID:J8tZq0GxO
00偶数でも今回は旨味無し?
846 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 12:46:19.29 ID:n0UgLe27O
『抗争については、お前らに任せるわ。話聞いた感じじゃ、こっちが出張っても邪魔になりそうだしな。
一応、終わったらダーレン寺に戻ってくれ。話があるんでな』

そう言うと電話は切れた。

「同じ『ランダム』でも随分違うんだな……僕も話してみたかったが仕方ない。
外で僕らの世界の『ランダム』が待ってる。シャーウッドに向かおう」

※05以上で通常進行
847 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 12:48:23.14 ID:n0UgLe27O
>>845
後段の判定で旨味が薄れました。
相手の手の内が少し分かったのと、イベント終了後にランダム(あるいはマルコ)に会えるのが確定した程度です。

とはいえ、圧倒的優位からのイベント開始ではあります。
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 12:51:54.60 ID:lAr4BhADO
はい
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 12:54:08.72 ID:HhMfRdePO
ランダム対消滅の可能性が出てしまったけどこれって厳密にはどこまでがセーフでどこからがアウトになるんだろう
或いは電話を介して話すとかがセーフになるならそれで役割分担とかできないものか
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 13:08:32.61 ID:J8tZq0GxO
うまあじは薄味か、仕方ない
作戦前に、経験点消費で後の先だけでも取っておきたいな
せっかく取った迎撃型零剄の発動範囲を広くしたいし、パリィも取れるようにしたい
851 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 20:13:36.89 ID:6dWDyKwlO
#

「ここがアジトだ」

少し埃っぽい臭いが鼻を突いた。家具も何もなく、ただ空間だけがある部屋。こんな所にウィルさんは?

疑問を察したのか、ウィルさんが苦笑した。

「さすがにここじゃ暮らせないよ。せいぜいさっきの服を着て偵察するぐらいさ。
飯とかは、『ランダム』の間で済ませてる。あそこ以上に安全な場所はないしね」

「3人目」が腰を下ろした。

「『向こうの』俺から連絡があったらしいな」

「ええ、別件で」

「……そうか。ウィルからも聞いただろうが、俺には絶対に会わせるな。対消滅する」

「その話は少し聞いたことが……電話もダメなんですか」

※70以下でNG
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:15:47.01 ID:wZ8i+/R10
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:24:03.70 ID:HhMfRdePO
だめかー…抗争への介入もないしこうなると寺に戻ってからのイベントがよほど大きくないと00偶数の恩恵無くなってしまう
854 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 20:25:46.06 ID:6dWDyKwlO
「ダメだな。『互いが互い、あるいは一方の存在を何らかの形で直接認識した場合』、俺も向こうも消える。偶然見かけるのもダメだ。声もそこに含まれる。
こっちに向こうが来ないのは賢明だったな。まあ、同じ俺だから思考はある程度読めるが」

ランダムが今回に限って僕らに協力しない理由が分かった。そこまでの危険は冒せないのだ。

「とにかく、手駒は揃っている。俺含め8人。俺は監視に回るから、実質7人だ」

「どうしてあなたは参加しないんですか?」

訝しげにラーナが訊く。

「幾つか理由がある。『一族』の端くれとして、俺はあくまで直接人間のやり取りに手を下すべきじゃない。
お前が知る『向こうの』はどうか知らない。闇ギルドの背後にいる『2人目』は、明らかに違うが。
これは逝った連中への誓いだ。人間の世界は人間によって統治させる。俺のような怪物が統べる時代じゃない。
もう一つ……万一に備えてだ。『2人目』がシャーウッドにいない保証はない。俺は、まだ消える時じゃない」

「そう言えば、『グリーチ』は」

探知機には動きがない。シャーウッドにいないのは確実だろうけど……

01〜15 ?????(1回だけファンブル扱い)
16〜35 今はいない
36〜94 いない
95〜00 上+α
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:26:36.13 ID:cbt5rK1X0
たあっ
856 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 20:27:29.87 ID:6dWDyKwlO
※ファンブル回避権残り3回、再判定
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:28:15.94 ID:lAr4BhADO
はい
858 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 20:45:04.22 ID:6dWDyKwlO
「探知機には引っ掛かってないね。シャーウッドにもいないみたいだ。本国に戻ったか、あるいは……」

「ダーレン寺に向かっている?」

ウィルさんは頷いた。

「可能性はあるね。じき、寺を下りるなら警告はした方がいいだろう」

「……ですね」

「ノーサ」が道を守っているから、突破は容易じゃない。今来たなら、ランダムに返り討ちにされるだろう。
それでも、一抹の不安はある。

「まあとにかく、アンドリューをどう呼び出すかだな。ドルオー組の拠点にいることは分かっている。
一応、僕の名を出せば食いついては来るだろうけど」

「『ランダム』さんが行くのではダメですか?」

ミーシャの言葉に、彼は首を振った。

「万一がある、とさっき言った通りだ。俺以外の誰かが文を届けないといけない」

1 光学迷彩を使ってそっと文を置く
2 町の人に託す
3 「クララ」が行く
4 その他自由安価

※3票先取
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:56:20.49 ID:cbt5rK1X0
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:58:17.54 ID:HhMfRdePO
3
クランと仲間の誰かの電話を通話状態にして何かあったらすぐ駆けつけられるようにと思ったんだけどクランの手持ち以外に電話ってないんだっけ?
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:58:40.33 ID:pIqpCcVs0
3
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:00:40.78 ID:wZ8i+/R10
3
863 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 21:32:10.29 ID:FaA75SvsO
「そうですか、そうなると……」

ミーシャが僕を見る。それに気付いたのか、ミラが「ふふん」とにやついた。

「ここは『クララ』の出番だな」

「え、ええっ??」

「まあそれ以外にないよね。『クララ』、まず男の子に見えないし。ドルオー組じゃ顔も分からないだろうし。
警戒のされにくさからしても、それしかないんじゃない?」

ラーナもうんうんと頷いた。え、ええ……。

「確かにそうですね。クランさんなら、万一があっても大丈夫ですし」

「ちょ、ちょっと!アナスタシアまで……」

ウィルさんとフェイラさん、そして「3人目」は訝しげな顔をしている。

「誰だその『クララ』って」

「ああ、男の娘としてのクララのことで……むぐむぐっ」

嬉々として喋ろうとするラーナの口を押さえて、僕は苦笑した。

「あ、あはは……何でもないですっ……と、とにかく僕に任せてくれませんか?」

「……まあいいだろう。しかし、何か気味が悪いな」

変な勘違いをされちゃ困る。僕は急いで下の階に降りて支度を始めた。

#

「……隠す必要なんてないのに」

「……仕方ないだろ、変な趣味があると思われたくないし」

口を尖らせながら言うと、ラーナがやれやれと首を振った。

「いや、『クララ』はもう手遅れだから。はい、手紙」

「これを、ドルオー組の誰かに渡せばいいんだっけ」

「みたいね。ドルオー組が運営する酒場にこれを託せばいいみたいよ。
疑われたら、ウィルさんに渡されたと誤魔化す。一応、万一の時はウィルさん……というか『3人目』の電話を鳴らせばいいって」

「……大丈夫かなあ」

「大丈夫だって。どこから見ても、か弱い女の子にしか見えないから」

それもどうかと思うけど……まあいいや。

#

シャーウッドの街は潮の香りがする。……ただ、それ以上にすえた臭いがした。
街は人間と亜人が半々。でも、皆どこか荒んだ表情をしている。

シャーウッドは町の半分が政府の直轄地区で、もう半分がそれ以外とされている。
政府直轄地区は治安がそれほど悪くないって話だけど、ドルオー組の伸長でそれも怪しくなっている、らしい。
まして非直轄地区は酷いものだ。イーリスのスラム以上に、危険な香りがする。

「よう姉ちゃん、ちょっと遊んでいかねえか?」

「あらお嬢ちゃん、迷いこんでしまったのかしら?そこの家まで行きましょう?いい働き手があるわよ」

ゴロツキや娼婦の誘いを無視し、「私」は繁華街に向かう。中央には、豪華な邸宅があった。あれがコストラ邸らしい。

その手前に目的の酒場はある。まだ昼だけど、ゴロツキたちがたむろしていた。

「……おいお嬢ちゃん。ここはあんたのような子が来るとこじゃねえぜ?
まあ、遊びたいってならたっぷり相手してやるけどなぁ」

舐めるような視線で、入り口にいた黒服が言う。僕は無言で懐から手紙を出した。

「……これをっ」

「何だ、恋文か?そんなことしなくても、気持ちよくしてやんのによぉ」

「じゃ、じゃあこれでっ」

01〜10 ちいと待ちな
11〜40 これはっ??
41〜60 こらっ、待てっ!
61〜94 おっ、おいっ!?
95〜00 上+α
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:32:49.57 ID:cbt5rK1X0
せいや
865 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 21:38:07.59 ID:FaA75SvsO
「こらっ、待てっ!!」

脱兎のごとく僕は逃げ出した。黒服が慌てて追ってくる。
スカートはスースーして走りにくいけど、だてに鍛えちゃいない。まず追い付かないはずだ。

「誰かそこのガキを捕まえろっ!!」

黒服が叫ぶ。

01〜20 捕まった
21〜94 振り切った
95〜00 上+α
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:39:25.84 ID:pIqpCcVs0
がんばれ
867 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 23:30:55.52 ID:dz5b4gCcO
※上の一人称間違えていました。

目の前に獣人2人が立ち塞がる。「私」は彼らの手をすり抜け、間を通り抜けた。

「な゛っ!!?」

路地に入り、すっと飛び上がる。壁と壁の間に足をつっかえ棒のようにして立つと、その下を彼らが通りすぎていった。

「っと」

後は急いで廃屋に戻るだけだ。まずは第一段階は上手くいった。

#

「君にそんな趣味があるとはねぇ」

ウィルさんが苦笑した。下の階で着替えたのだけど、上から見られていたらしい。

「えっ、そういうわけじゃ……」

※フェイラの反応
ゾロ目で??
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:33:34.15 ID:YLFkRA9d0
869 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/03(火) 23:49:45.96 ID:dz5b4gCcO
やれやれとフェイラさんが首を振る。

「まあ尻に敷かれるのは結構だが……。ほどほどにな」

呆れているようだ。まあ、これが普通の反応だよね。どこか僕はホッとした。
ラーナを筆頭に、うちの女性陣がそもそもおかしいのだけど。

コホン、とウィルさんが咳払いをする。

「一応、ここには20時に来るよう伝えておいた。ただ、本当にそうするかは分からない。
アンドリューは馬鹿じゃあない。不意討ちの可能性は、当然考えているはずだ。
まあ、僕のことだから戦いだけは1対1にすると思ってるかもしれないが」

「違うんですか?」

「武人相手には相応の礼を尽くす。ただ、相手が闇に落ちているなら……その限りじゃない。
アンドリューが万一一人で来たなら、邪魔はしないでくれ。武人として、彼に対応する。
ただ、そうでないなら……君たちと協力して、彼を滅する」

彼の目は、暗く光っていた。そこに漆黒の意思を感じ、僕は身震いする。

「3人目」がそれに続けた。

「……後は相手がどのくらいで来るかだ。この家に入るには、一度にせいぜい5人。それ以上で来るとなると、外で待機することになるだろう。
内部殲滅に当たる組と、外部の取り巻きを倒す組とで分かれる必要がある」

「そうですね。内部殲滅にはクラン君は決まりとして……あともう1、2人かな」

※クランと同行する人物を決めます。
3票先取、0000から投票です。最大2人までです。
870 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 00:01:20.37 ID:5MtiZfAWO
投票を開始します。

難易度はコンマ次第です。現状非常に有利ですが、相手次第では簡単には行きません。
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 00:02:55.69 ID:l9K/e/8Q0
家の中って広さはどのくらいですかね
後衛が魔法を使うのに十分な広さはあるのでしょうか
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 00:24:02.01 ID:JpnWbf3uO
ラーナだけクランに同行させる
ミラのコンマ反転は欲しくはあるけど、アナスタシアに何かあったら詰みかねないから、そっちのサポートに回したい
873 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 00:27:52.71 ID:5MtiZfAWO
>>871
一般的な一戸建てのイメージです。
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 00:43:43.31 ID:l9K/e/8Q0
ミラだけクランに同行
ラーナは他人に付与できる鋼体術があるし、十分に距離が取れそうなミーシャとアナスタシアの方に回してもいいと思う
875 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 00:53:52.47 ID:5MtiZfAWO
上げます。
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 06:58:40.64 ID:qYWa6gfg0
>>872
877 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 09:01:43.62 ID:Vss52U+2O
もう一度上げます。
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 09:15:45.56 ID:zqXECADg0
>>872
879 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 09:45:19.79 ID:Vss52U+2O
僕はウィルさんを見た。

「ラーナでお願いします。僕と一番付き合いが長いですし」

ラーナが嬉しそうに頷く。

「分かった!」

「後方支援をお願い。前衛は僕がやるから」

「じゃあ、お姫様たちは外で待機だな。あぶれてる連中を狩ってほしい。
あまり大事にならないよう、一応殺さないでくれ。クラン君もだ」

「了解です」

ウィルさんが電話を取り出した。

「まだ時間があるね。……時間を守らずやってくる可能性もあるから、一応警戒だけはしてくれ」

#

※自由行動
1 アンドリューについて質問(一定程度までは判定なし)
2 「金剛」について(場合によって簡単な稽古)
3 ダーレン寺に電話(一度屋外に出ます)
4 一度ダーレン寺に行く(戻るまでに襲撃されると厳しいです)
5 早めに待機しておく(自由行動スキップ、襲撃があってもノーリスクで即座に対応可能)
6 自由安価

※3票先取
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 10:00:40.97 ID:hlpy8pZT0
5
リスク回避したい
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 10:23:34.35 ID:l9K/e/8Q0
1
注意すべき技くらいは聞いておきたいかな
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 10:41:40.32 ID:yk7mvWiAO
5
アンドリューはウィルがなんとかしてくれると期待
883 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 11:26:59.26 ID:Vss52U+2O
上げます。
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 11:40:11.36 ID:FSPOp9LUO
じゃあ2
にしても前衛ばっかりだな
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 12:17:37.29 ID:b9kOZCo60
2
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 12:24:04.90 ID:RGRVWHvbO
2
887 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 21:08:17.45 ID:dfmEhiRiO
#

時間を待つまでの間は自由行動ということになった。とはいっても、いつ奇襲されるか分かったもんじゃない。
見張りを交代で立て、残った面子は屋内で待機。もちろん、やることはない。

最初のうちこそ世間話でお茶を濁していたけど、ネタがそう色々あるわけでもない。
まして、これから勝負に出るのだ。軽い話題も迂闊に話せず、すぐに皆黙ってしまった。
ラーナは仮眠を取り、ミラはどこかぼーっとしている。ミーシャとアナスタシアは瞑想に入っている。見張りはフェイラさんだ。

僕はというと……

「ウィルさん、一つ質問が」

「なんだい」

「『金剛』についてですが」

その瞬間、サッと彼の顔色が変わった。

「……ダーレン寺で聞いたのか」

「ええ。習得は相手の命を以て、と。そんなことをしなくても、会得できる方法はないんですか」

01〜50 君には縁のない技だ
51〜70 君に命を殺める覚悟はあるか
71〜94 ない。……が、近付くことは不可能じゃない
95〜00 ある
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 21:11:00.65 ID:zVE1Mqb3O
そりゃ
889 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 21:13:25.58 ID:dfmEhiRiO
ウィルさんは暫し黙って、僕の目を見た。

「……君に命を殺める覚悟はあるか」

目は鋭く、真剣そのものだ。僕は……

1 あります。既に手は汚した身です
2 ……ありません。人殺しは、もうしたくありません

※3票先取
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 21:25:07.30 ID:hlpy8pZT0
2
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 21:42:24.85 ID:zVE1Mqb3O
衝動的にヤって直後放心したのを考えると2かなあとは思うけど人を殺めた事と向き合うタイミングなかったはずだから答え出しづらい気もする
安価下
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 21:45:18.54 ID:NCEEfhkD0
2
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 21:47:31.03 ID:bGfcTvGDO
2
894 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 21:47:59.65 ID:dfmEhiRiO
>>891はカウントしないでよろしいでしょうか?
895 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/04(水) 21:48:27.80 ID:dfmEhiRiO
と、2で決定します。
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 21:49:39.02 ID:zVE1Mqb3O
ノーカウントでいいです、紛らわしくて申し訳ない
既に3票いったからどのみち変わらないけど
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 22:51:28.73 ID:Pt5kXY5A0
これ2にしたら聞いた理由がピンとこないな
殺さずに習得してみせます、って展開か
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 23:19:51.07 ID:AXF6f5Hh0
技自体は習得の為に相手を心室細動とか心停止を引き起こすリスクを負わせないといけないけど蘇生手段さえありゃ殺める必要ないしな
899 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 00:03:01.74 ID:xDEsiqVmO
「……ありません。人殺しは、もうしたくありません」

「……そうか」

ウィルさんが苦笑した。

「既に人を殺めてるとは思わなかったけど、それが普通の感性だよ。僕みたいに、修羅になる必要はない。
僕は武芸者だけど、もう一つの顔もある。……何か分かるかい」

僕は首を振った。

「いえ……ロワールの英雄、としか」

「そういうことにしているのさ。ほとんど国に寄り付かないのは、武者修行ということになっている。
でも、それは半分正しく、半分間違っている。いや、嘘をついている」

「……?」

「ズマに『アサシン』がいて、モリブスには『闇ギルド』がいる。そして、この国にはドルオー組がいる。
光ある場所は闇がある。どこも大なり小なりそうだ」

ウィルさんが瞑想中のミーシャたちを見た。

「イーリスも枢機院が闇の稼業をしていた。アングヴィルやオルランドゥにだって、小規模だけどそういうのはある。
多分、君のいるトリスくらいなものだろう。裏の世界がないのは。
……僕の本職は、政府直属の『掃除屋』だ。ロワールは、これでも相当浄化されたんだよ」

「いいことじゃないですか」と言おうとして、僕は思い止まった。今にも泣きそうな、ウィルさんの笑みを見たからだった。

「……人を殺していると、自分の心も汚れていく。やがては何も感じなくなる。
それが苦にならない奴もいる。善人、悪人に関わらずね。でも、大体はそうじゃない。
……僕は家庭を持っている。妻も娘も愛しているが……自分が人として恥ずかしい存在なんじゃないかという気持ちは、捨てきれない。
だから、『修行』を理由に会わないでいるのさ。たまに戻った時だけ、理想の夫と父を演じている。そんな人間なんだよ」

自虐的に言うウィルさんを見て、僕は何を言ったらいいか分からなかった。慰めなんて、何の意味もなさない。それが分かってしまったから。

「……軽蔑したかい?」

「……い、いえ。……でも」

「いいんだ。僕はもう『降りれない』。だけど、君はまだ引き返せる。一人の人間として、胸を張れる場所にいることができる。
君の武は、綺麗なものであるべきだ。『金剛』は、それには必要ない」

「……そう、なんでしょうか……」

「武の強さだけが全てじゃない。別の形の『強さ』を、君は見付けつつあるんじゃないか?」

……どういうことだろう?奥義以上に大切なものがあると、ウィルさんは伝えたいんだろうか?
でも、それって……

※95以上でイベント
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 00:05:04.63 ID:NPAgCTVy0
901 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 00:36:34.95 ID:xDEsiqVmO
……よく分からない。でも、人を殺めないことで得られるものがあるというなら……それを今は信じよう。

「……それが何かは、これからということですね」

「そうだ。それは僕が言うことでもない。君には君の道がある。そういうことだよ」

※10以下で襲撃
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 00:38:12.93 ID:kJCi3JAX0
e
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 00:38:22.58 ID:+yxXqZ5fO
はい
904 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 00:41:37.15 ID:xDEsiqVmO
※この後の行動

1 総師範の言っていた「もう一つの奥義」とは?
2 稽古をつけてください
3 ところで、アンドリューとは
4 一度ダーレン寺に行く
5 ダーレン寺に電話する(ランダムと会話)
6 そろそろ、所定の位置に
7 自由安価

※3票先取
※6以外は襲撃判定があります
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 00:50:47.40 ID:sCuzEX370
6
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 00:51:46.99 ID:+yxXqZ5fO
6
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 03:09:14.92 ID:tiCptZFXo
6
908 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 09:05:08.39 ID:51Zob+7cO
「……じゃあ、そろそろ所定の位置に」

「そうだね。皆にも伝えておいてくれ。急襲がないとも限らないから」

ウィルさんは、何か思うところがあるのか、じっと窓の外を見ていた。

#

※成長安価を取ります。現在経験点は131pです。

1 能力成長する
2 能力成長せずにスキルを取る
3 経験点を使わない

※3票先取
909 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 09:10:11.07 ID:51Zob+7cO
現在のステータスは下です。
910 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 09:12:32.20 ID:51Zob+7cO
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 200
筋力 17
技術 17
知力 10
精神 16

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 435
ヴィオラ 138
ミーシャ 272
アナスタシア 126
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 223

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可

経験点131p
奥義習得ポイント0p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知2…気配察知判定に+20
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
カウンター…回避時クリティカル以外でも90以上でカウンター発生
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下

・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 09:16:35.14 ID:sCuzEX370
2
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 09:28:35.53 ID:MrHM8G4Q0
1
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 09:54:13.36 ID:RdjARZhCO
2
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 09:58:34.72 ID:cHgbgEdj0
2
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 10:33:54.82 ID:ydyi/jABO
2
916 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 12:34:08.69 ID:88vq9noSO
※スキルを習得します。131pを使って以下から選んでください。3票先取です。

精神13→15

残り126pをスキルに振り分けられます。
以下から適宜選んでください。2票先取です。

・気配察知2(20p)
気配察知判定に20のボーナス

・隠密2(20p)
隠密行動に20のボーナス

・洞察3(40p)
洞察判定に20のボーナス

・強襲(20p)
不意討ち時にダメージが4倍

・鋼体術(50p)
被ダメージ一回だけ半分、ファンブルは貫通
※ゲンナジーのものはこの上位版です

・ソーラープレキサスブロー(70p)
相手の防御乗数半減、その他はリバーブローに準ずる

・食いしばり(100p)
致死ダメージを精神判定成功でHP1で生存

・先の先(80p)
踏み込み時確定先制、命中率大幅アップ

・フェイント3(80p)
技量判定成功で必中攻撃

・後の先(80p)
回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
917 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 12:34:38.96 ID:88vq9noSO
ミスです。

※スキルを習得します。131pを使って以下から選んでください。3票先取です。

・気配察知2(20p)
気配察知判定に20のボーナス

・隠密2(20p)
隠密行動に20のボーナス

・洞察3(40p)
洞察判定に20のボーナス

・強襲(20p)
不意討ち時にダメージが4倍

・鋼体術(50p)
被ダメージ一回だけ半分、ファンブルは貫通
※ゲンナジーのものはこの上位版です

・ソーラープレキサスブロー(70p)
相手の防御乗数半減、その他はリバーブローに準ずる

・食いしばり(100p)
致死ダメージを精神判定成功でHP1で生存

・先の先(80p)
踏み込み時確定先制、命中率大幅アップ

・フェイント3(80p)
技量判定成功で必中攻撃

・後の先(80p)
回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 12:39:12.56 ID:5cGU4F2jO
強襲と後の先
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 12:52:15.13 ID:MrHM8G4Q0
気配察知2、後の先
920 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 13:51:58.55 ID:FlmGwMTUO
上げます。
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 13:55:18.19 ID:W9pszdbm0
後の先 気配察知2
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 14:20:43.21 ID:ydyi/jABO
洞察3、後の先
923 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 14:24:25.02 ID:FlmGwMTUO
※後の先は3票入ったため確定とします。
後をどうするかを決めます。既に入った票は有効です。
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 14:50:05.27 ID:s5Dbznu20
気配察知
925 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 21:24:23.54 ID:CZtkcH6nO
重大なミスが一ヶ所。気配察知は2ではなく3でした。今回はこのまま行きます。
926 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 21:27:08.63 ID:CZtkcH6nO
クラン(15歳、人間、格闘家)

HP 200
筋力 17
技術 17
知力 10
精神 16

所属 トリス森王国
名声値 36

好感度
※イマーラ 208
※ラーナ 435
ヴィオラ 138
ミーシャ 272
アナスタシア 126
オクタシア 87
エルライザ 186
カーティス 136
ミラ 223

※は番済み
※1日5回ファンブル無効
※ラーナ同席時クリティカル倍率+1
※ミラ同席時戦闘中1回だけコンマ反転可

経験点11p
奥義習得ポイント0p

スキル
踏み込み1…移動距離3
気配察知3…気配察知判定に+30
隠密1…隠密行動判定に+10
先読み3…先読み判定に+30
洞察2…洞察判定に+20
リバーブロー…2回攻撃
フェイント2…技量判定+20に成功で命中ボーナス
ストレート…距離1、1回攻撃、2倍ダメージ
スネークバイト…距離2、通常ダメージ、2回攻撃
焔霊…詠唱3ターン必要、知力追加ダメージ
ガゼルパンチ…距離0で発動、3倍ダメージ、単発
剄打…距離0で発動可、単発、2倍ダメージ、命中判定の乗数が12、75以上で朦朧
後の先…回避時クリティカル以外でも70以上でカウンター発動

所持品
蛇の宝石

・1日1回ファンブル無効
・95以上クリティカル扱い
・瀕死時に50%でコーウィン憑依あり(経験点は基本なし)
・85以上で朦朧打撃

・奥義「煉獄」
朦朧成功から発動、戦闘中1回のみ
継続率50%の朦朧打撃×2

・奥義「零剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、1ターンの溜め必要
防御無視4倍ダメージ

・奥義「零剄・迎撃型」
カウンター時発動、戦闘中1回のみ
防御無視3倍ダメージ、但しダメージ上限は最大HPの3分の1、35%の確率で拳or脚破壊か武器落下

・奥義「空剄」
距離0のみ発動、戦闘中1回のみ、防御無視3倍ダメージ
927 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 21:32:36.99 ID:CZtkcH6nO
※今回の戦闘では筋力と技術が-1、かつコンマ判定が-5されます

#

日は沈みかけ、廃屋は朱に照らされていた。木陰に隠れて1時間。まだ動きはない。
ラーナと何か話をしたいけど、声を出した時にやってこられたら意味がない。暇だけど、じっと待つしかないのだ。

※襲撃判定1回目
01〜10 ……え?(1回のみファンブル扱い)
11〜85 来ない
86〜94 来たっ!
95〜00 上+α(人物判定が有利)
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:33:57.83 ID:UJIOYkNX0
はあっ
929 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 21:37:29.47 ID:CZtkcH6nO
#

辺りはかなり暗くなった。時間は分からないけど、多分7時ぐらいだろう。
来るとすれば、そろそろだ。ただ、ここから廃屋まではそこそこ距離がある。
気付かなかったらお笑いだ。

※襲撃判定2回目

01〜15 ?????(1回のみファンブル扱い)
16〜75 来ない
76〜85 判定へ
86〜94 来たっ!
95〜00 上+α
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:37:46.81 ID:Dm8wkzDDO
はい
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:37:57.03 ID:tgRF7bwIO
ほっ
932 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 21:40:11.07 ID:CZtkcH6nO
※気配察知判定へ
100-16×4(夜間のためペナルティ)-30+5=11以上で成功
(失敗時はラーナの判定へ移行)
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:40:34.27 ID:MrHM8G4Q0
はい
934 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 21:43:46.07 ID:CZtkcH6nO
まだ誰も来ない。……いや、これは。

闇に紛れ、静かに気配を殺して移動している人物がいる。これは間違いない。


……「魔術師」アンドリューか、それに類する誰かだ。


問題は、人数。僕は気配を再び捉えようと、全神経を集中した。

※11以上で成功
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:45:11.15 ID:tgRF7bwIO
936 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 21:49:58.40 ID:CZtkcH6nO
※成功

※向こうの人数は……
※一部除き再判定あり

01〜05 ……え(1回のみファンブル扱い、非常に危険)
06〜15 20人ほど……!?
16〜35 10人ほど、か……
36〜65 5人……
66〜85 3人か。随分余裕だな
86〜94 ……1人??
95〜00 上+α(アンドリュー撃破濃厚)
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:51:11.13 ID:gHVHR6rq0
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:52:34.74 ID:RdjARZhCO
キツイか
939 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 22:01:07.58 ID:CZtkcH6nO
「……えっ……」

足音はかなり多い。10人……いや20人??
相手がウィルさんとはいえ、これは……かなりまずい。

僕は電話を鳴らした。もちろん、相手はウィルさんだ。

『……来たか』

「……はい。20人ほど」

『多いね。しかし、想定はしていた。最初のが入ったら、極力接触せずに背後につけてくれ。僕がいる2階に来たら、合図と共に挟撃だ。いいね』

「……了解です」

僕らは静かに立ち上がった。先頭は、廃屋まで10メドほどの所まで来ている。

※ここから判定が続きます

※先頭の人物の行動
01〜15 ポゥ……(1回のみファンブル扱い)
16〜25 後ろの人物の指示を仰いでいる
26〜94 5人ほど引き連れて廃屋に入ろうとする
95〜00 上+α(2階までは気付かれない)
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:02:21.47 ID:Dm8wkzDDO
はい
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:02:42.97 ID:RdjARZhCO
942 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 22:07:25.63 ID:CZtkcH6nO
先頭の人物──長髪の男性、30ぐらいだろうか──が無言で5人の男性を呼び寄せた。
少し長い、コートのような服を着ている。

※5人の中身
01〜05 短い金髪の男性(1回のみファンブル扱い、超危険)
06〜25 長身の黒人男性がいる
26〜40 銃は持っていない
41〜94 銃を持っている
95〜00 上+α
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:08:31.32 ID:RdjARZhCO
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:08:32.27 ID:MrHM8G4Q0
はい
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:08:36.70 ID:gHVHR6rq0
946 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 22:15:22.32 ID:CZtkcH6nO
……全員、銃は持っていない。ということは……多分、銃が使えなくなったことに気付いているのだ。だからこれほどの大人数で来ているわけか。

男は小声で「散開しろ」と命じた。残りが一斉に廃屋を取り囲む。

ミーシャたちは、屋内で戦闘があるまでは動かない。そういう決まりになっている。
でも……ここで下手を売ったら、それも無意味だ。

アンドリューと思われる男が、廃屋に入った。部下らしき男たちが、鋭い目で辺りを見渡す。

※隠密判定1回目
100-16×5-10+5=15以上で成功
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:17:04.68 ID:gHVHR6rq0
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:17:14.54 ID:MrHM8G4Q0
はい
949 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 23:19:33.57 ID:XjMPvLhWO
「……いませんね」

「罠かと思ったが……質の悪い悪戯か。しかし、あの筆跡は……」

長髪の男が階段を昇る。今なら確実にやれそうだけど……

※100-精神(16)×2=68以上で?
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 23:20:06.48 ID:qMCAlJPX0
951 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 23:30:15.11 ID:XjMPvLhWO
※何もなし

とりあえず、ウィルさんの指示通りに動こう。上に上がったら挟撃、合図があるまでは動かない。
僕は音を立てないよう、静かに階段を上がる。ラーナが幻影魔法を事前にかけてくれたお陰で、気配は絶てているはずだ。

※隠密判定2回目
15以上で成功
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 23:31:15.36 ID:tgRF7bwIO
それ
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 23:31:17.65 ID:Dm8wkzDDO
はい
954 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 23:42:44.91 ID:XjMPvLhWO
階段を上がった先には……ウィルさんの待つ、広間がある。
男はウィルさんの姿を見ると、口の端を歪めた。

「時間前に来たのに、もう準備ができていたか」

「君の性格は読めているよ。もう、10年以上の付き合いだ」

ククっと男──アンドリューが嗤う。

「……違いないな。最初は大武術会の1回戦だったか」

「ああ。……あの頃から、闇ギルドと付き合いがあったのは割と最近知ったけどね」

「モリブスに生まれた者は、どちらかしか選べない。闇ギルドの下につくか、闇ギルドと戦うか。
少し賢い人間なら、前者を選ぶ。武術家なら、当然前者だ」

「……そうか。君の技は、好きだったんだけどね」

すっ……とウィルさんが左手を水平に挙げ、右拳をこめかみの辺りに持ってきた。

「じゃあ……死合おうか」

アンドリューが小振りの双剣を抜いた。

「……そうだな」

※50以上で??80以上なら……
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2019/09/05(木) 23:43:18.59 ID:hH+TM2p6o
ほいさ
956 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 23:46:00.81 ID:XjMPvLhWO
……おかしい。ウィルさんから合図が出ない。
ウィルさんが「行くぞ」と言った瞬間に、背後から襲うつもりだった。なのに、何故言わないんだろう?

01〜50 行くぞっ
51〜94 ……違うな
95〜00 ???????
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 23:46:46.07 ID:qMCAlJPX0
958 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 23:49:57.18 ID:XjMPvLhWO
※精神判定
68以上で??84以上なら……
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 23:50:59.76 ID:Dm8wkzDDO
はい
960 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 23:52:58.53 ID:XjMPvLhWO
「……行くぞっ」

ウィルさんから合図が出た。……しかし、なんだこの間は。
まるで、ウィルさんが迷っているかのような……

僕は……

1 予定通り攻撃
2 待ってみる
3 別の男を攻撃

※2票先取
961 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/05(木) 23:58:34.09 ID:XjMPvLhWO
0000からに切り替えます。

※情報は少ないですが、判定の意味を考えれば……
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:05:20.67 ID:YpvY/Hun0
とりあえず1ではなさそう
なんか洗脳の気がするし3かな?
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:07:20.71 ID:Q5rUjJkZ0
3
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:07:36.47 ID:oHfwgHhGO
3
アンドリュー自身闇ギルドの下に付いてはいるけど内部で密かに戦ってるとかそういう事なのかな
精神判定は師匠の仇(と思われる)相手でも目を曇らせず何かに気付けるかとかそんな辺りか…?
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:10:05.88 ID:RnrOSwUUO
1ではないし、合図が出たということは2でもない
消去法でも3か
966 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 00:11:39.16 ID:KKRhbQT7O
……多分、アンドリューを攻撃するのに、戸惑いを感じているからだ。理由は分からない。でも、だとしたら……

僕は、アンドリューの右隣の男の背中──腎の臓目掛け、「剄打」を放った。

※5の倍数かクリティカルで?
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:12:51.29 ID:oHfwgHhGO
はい
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:12:56.09 ID:Q5rUjJkZ0
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:13:56.67 ID:7XkHSU8C0
おしい
970 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 00:16:01.77 ID:KKRhbQT7O


……ドスッ


「グッ…………!!?」


男はバタリと倒れた。


「えっ」


全員が、倒れた男を見る。ウィルさんは……


※4の倍数かクリティカルで?
4の倍数以外ならイベント開始
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:17:24.94 ID:YpvY/Hun0
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:17:50.01 ID:7XkHSU8C0
973 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 00:28:04.19 ID:KKRhbQT7O


「シッ」


ウィルさんは消えたかと思うと、僕が倒した男の隣にいた男を殴り倒していた。


「見破ったかっ!!?」


アンドリューが双剣を円舞するように振るう。ウィルさんは一瞬のうちに後退し、その連撃──4回ほど振るわれたか──を交わしてみせた。


「『傀儡』か」


左端にいた男が、ペリリと顔から何かを剥がした。……そこにいたのは。


「「えっ」」


僕とラーナは、思わず声を漏らしてしまった。そこにいたのは……真ん中の長髪の男と、同じ顔だったからだ。


「……御名答。だが、どれが俺かまでは分からなかったようだな」

「気配は完全に絶たれていた。……腕を上げた、と誉めればいいのか?」

「ククっ……卑怯なのはお前も変わりあるまい?伏兵……どこかにいるな?」

気付かれたっ!!僕は……

1 動かない
2 本物のアンドリューを殴る
3 偽物のアンドリューを殴る

※3票先取
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:33:52.71 ID:7XkHSU8C0
アンドリューについて聞いていたらこの辺の情報が出てきてたかもしれないのかな
取り巻きをなんとかするのが役割だったと思うし、
3
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:40:22.29 ID:oHfwgHhGO
3
とりあえず偽物を一掃せん事には何かを聞こうにも真意は聞けそうにない
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 00:59:47.83 ID:RnrOSwUUO
3
傀儡は幾らでも復活できるとかの反則じみたものでなければ、これでなんとかなるかな
977 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 01:07:11.87 ID:KKRhbQT7O
今日はここまで。

>>974
その通りでした。
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 01:24:02.21 ID:7XkHSU8C0
乙です
作戦会議が不十分だった感あるけど、クランくんの武に一つの道が示されたことだし、金剛について尋ねたことにも意味はあったはず
979 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 12:00:25.94 ID:3EH5TGt9O
僕は「偽物」のアンドリューに拳を向けた。こいつが何者かは分からない。ただ、僕の姿までは見えないはずだっ!

※命中判定 05以上で命中(最低保証)
※使う技は後程多数決
980 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 12:19:12.02 ID:3EH5TGt9O
テストです。
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 12:22:28.74 ID:oHfwgHhGO
踏み
982 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 12:26:32.84 ID:3EH5TGt9O
※どの技を使いますか?

1 「零剄」(確実に倒せます、ただし……)
2 ガゼルパンチ(単発高火力)
3 リバーブロー(連撃)
4 剄打(単発、朦朧狙い)

※2票先取

※アンドリューが偽装した意味を考えると良いでしょう
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 13:04:10.68 ID:Tre3vFwJ0
分からない…
とりあえず4
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 13:19:51.35 ID:6xDsLiZVO
なんか自爆とか確定カウンターとかそういう感じか?
一発で片付けるべきだと思うから2
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 14:44:48.28 ID:oHfwgHhGO
2
>>970>>973の一撃で意識を落としたっぽい描写を見ると>>984の推察がしっくり来るように思う
986 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 16:13:13.98 ID:EFv9vrmvO
僕は拳を放つ態勢に入る。深く腰を沈め、軸足に力を乗せた。


……その時、なぜアンドリューが「傀儡」を使ったのかが頭をよぎった。
自分で戦っても、きっと強いはずだ。武術会で準優勝するほどなのだから。
なのに、敢えて「傀儡」に戦わせている……。理由はなんだ?自分を守るため?


その時、僕は過ちに気付いた。


……アンドリューは「傀儡」を自分の代わりに戦わせていたんじゃない。
ウィルさんに、「『傀儡』を攻撃させるため」に、そうしていた……。


とすると、こいつを攻撃するのはまずいっ!爆弾か何かが詰まっている可能性があるっ!!
でも、もう拳は放たれようとしている。今から止めるのは無理だっ!

「零剄」を打つつもりだった僕は、拳の向きを変えた。胴ではなく、頭なら……!?


01〜20 カチッ(1回のみファンブル扱い)
21〜35 ギュルッ(まだ動く、戦闘へ)
36〜94 グシャッ(イベント続行)
95〜00 上+α
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 16:26:56.76 ID:X8R/2b3DO
はい
988 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 21:07:19.83 ID:QS74oIBzO


グシャッ


何かが砕ける音がした。「アンドリュー」の頭蓋は砕け、中から歯車のような物がコトリと床に落ちる。


「……ほう」


本物のアンドリューが、すっと距離を取った。彼の後ろには窓しかない。

「ライプツィヒの女のような魔法を使うか。しかも2人も」

ラーナは残りの男を倒していた。……3対1。状況はこちらが圧倒的に有利なのに、アンドリューにはまだ余裕がある。

「その『傀儡』、何か仕掛けてたね」

「答える必要はないな。一撃で頭を割るのは最適解だ、かなり『使う』か」

外では戦闘が始まっているようで、男たちの怒号があちこちから聞こえていた。

「君は終わりだ。……が、逝く前に色々吐いてもらう」

ニィ……とアンドリューの口の端が上がった。

01〜30 ……ガリッ
31〜70 ゆらぁ……と彼の姿が歪む
71〜94 シッ(窓を割って脱出)
95〜00 させるかっ!!
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:08:36.08 ID:nopHBjRw0
おりゃ
990 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 21:14:37.56 ID:QS74oIBzO


……ガリッ


何かを噛み砕く音が聞こえた。


「くっ!!?」


ウィルさんが一瞬でアンドリューに詰め寄る。しかし、それ以上の迅さで彼は部屋の隅に移動した。

「大武術会では薬物は禁止だ。……だが、ここはそうではない。
そちらも策を弄していたようだが、俺もそれは同じだ」

目が赤く光る。これは……まずい予感がするっ!?


「クラン君、ラーナさんっ、逃げろっ!!!」


ウィルさんが叫んだ。


※3票先取

1 戦う
2 逃げる
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:21:46.98 ID:S4D8Y6rPO
1
素直に逃げられるとは思えないし
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:22:20.28 ID:7XkHSU8C0
2
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:22:28.47 ID:Tre3vFwJ0
1
994 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 21:32:50.24 ID:QS74oIBzO
上げます。
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:34:38.14 ID:+GAavRsm0
1
996 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 21:38:31.82 ID:QS74oIBzO
以下は次スレです。移動お願いします。

【安価】オルランドゥ大武術会6【コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1565359939/

※70以上で振り直し権(残り1回)
90以上で巻き戻り権
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:38:57.05 ID:Q5rUjJkZ0
998 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2019/09/06(金) 21:38:57.68 ID:QS74oIBzO
上のコンマは1000のものです。よろしくお願いします。
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:41:12.47 ID:X8R/2b3DO
埋め
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:41:13.54 ID:+GAavRsm0
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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