【安価・コンマ】謎の少女と送る日常(仮)

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319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 15:13:43.43 ID:LkVmaDI8O
安価なら話す
320 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 22:52:55.05 ID:CXJmkH2G0
こんばんは、再開していきます

>>318
特別重要なものではな・・・んん?(二度目)
ここでゾロ目出しますか・・・
321 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 22:54:52.10 ID:CXJmkH2G0
サオリ(・・・いえ、話しましょう)

サオリ(一緒に話し合うって決めたもの)

サオリ「ユカさん、ちょっといいかしら」

ユカ「?」
322 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 22:58:27.35 ID:CXJmkH2G0
〜説明中〜

ユカ「そう、だったんですか・・・ご迷惑をおかけしてすみません」

サオリ「謝らないで、悪いのはあなたを追いかけまわしてるほうなんだから」

ユカ「・・・じゃあ、さっきの電話はこの件の話し合いですよね?」

サオリ「ええ」

ユカ「・・・あの」

ユカ「――私も、参加してよろしいでしょうか」
323 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 23:02:12.73 ID:CXJmkH2G0
〜喫茶店〜

ユキヒコ「・・・で、ユカちゃんが参加することになったと」

ユカ「突然申し訳ありません・・・」

ユキヒコ「いや、いずれは協力してもらわなくちゃならなかったろうしな」

ユキヒコ「それに、本人が自分の意志で参加してくれるんなら大歓迎だ」

ユカ「ありがとうございます」

サオリ「・・・話し合いを始める前に一つ聞きたいんだけど」

サオリ「作屋建設の調査、進展はあったかしら?」


特殊判定 ↓1
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 23:04:23.92 ID:0ZE9lxgJ0
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 23:04:25.15 ID:7zudcPqGO
326 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 23:22:02.58 ID:CXJmkH2G0
作屋建設の調査の進展度(以前の判定より補正あり)
92>40−20=20 第一基準クリア
92>70−10=60 第二基準クリア
92>90 第三基準クリア

すべての基準クリアのため、全情報開示!

――

ユキヒコ「そりゃもうばっちりさ。それも併せて話しておきたくて呼んだんだ」

ユキヒコ「まず、作屋建設の社長に娘はいない。ユカちゃんが親族だという話はほぼでたらめだな」

ユカ「・・・私、娘どころかそもそも会社の名前に聞き覚えがないのですが」

サオリ「じゃあ、作屋建設はどうしてユカさんを・・・」

ユキヒコ「それはまた後日・・・と言いたいところだが、実はすでにわかっていることがある」

ユキヒコ「まず一つ、社長であるコウゾウはユカちゃんの捜索に乗り気じゃない可能性がある」

サオリ「え?」

ユキヒコ「部下の話を盗み聞きしたんだが、この指示は上・・・つまり暴力団の本部から来ているものらしい」

ユキヒコ「事情も不明瞭、わかっているのは捜索対象と報酬のみ。この不透明な状況に不満があるようだ」

サオリ「じゃあ、『私たちの対応によっては取引ができるかもしれない』ってこと?」

ユキヒコ「あくまで可能性の話だからな、あてにはしすぎるなよ」
327 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 23:26:54.36 ID:CXJmkH2G0
ユキヒコ「というか、問題はもう一方の情報のほうなんだがな」

サオリ「もう一方?」

ユキヒコ「ああ。暴力団へ依頼した存在・・・乱暴に言うと黒幕だな」

ユキヒコ「それが探れないか、会社に警備に行った際にあちこち回ってみたんだ」

サオリ「・・・まさかぬす」

ユキヒコ「犯罪はしてないからな!?ほんとに見て回っただけだ!」

ユキヒコ「・・・とにかく、そのときだ」
328 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 23:31:34.84 ID:CXJmkH2G0
〜一週間前〜

ユキヒコ(この階はほとんど倉庫だな。めぼしいものはなさそうだ)

ユキヒコ(部下の話を信用すればユカちゃんやその家族の資料なんてほとんどおいてなさそうだし)

ユキヒコ(かといって、直接本部に踏み込むのは危険すぎる・・・)

「―――?―――――か!」

「そ――て、―――は―――だよ!」

ユキヒコ(?誰かがもめてる?)

ユキヒコ(・・・この部屋から、か)


技能判定 ↓1
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 23:32:42.82 ID:7zudcPqGO
330 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 23:49:23.25 ID:CXJmkH2G0
ユキヒコの隠密技能
82(不審者は気が付かれる前に捕獲)>75

※想定以上に隠密才能が高いため、ユキヒコにスキル追加

『無音奇襲』
戦闘時判定を行い、成功で防御不能の先制攻撃を行う。

さらに基準値を超えたため、部屋に侵入成功
情報追加公開です(白目)

――

ユキヒコ(サオリほどじゃないが、俺だって気配を消すのは得意なんだぜっと)

ユキヒコ(おっし、入れたな)スルッ

ユキヒコ(倉庫代わりにされてるだけあって、遮蔽物も多い)

ユキヒコ(これを利用しながら行けば、かなり近くまで近づけるぞ)スッスッ

??「だから、警察に頼めないからあなたがたにお願いしてるんじゃないですか!」

??「なのに、こんなところに委託して・・・!」

??2「何度も言うが、ここは『うち』の系列の会社だ」

??2「大したことは教えてねえ、あんたらの情報が洩れる心配もねえよ」

??「そんなことは関係ないのですよ!」ドンッ!

ユキヒコ(うちの系列・・・ってことは!)

ユキヒコ(話しているうちの片方は暴力団の構成員か!しかも、より本部に近しい人間!)
331 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/12(木) 23:58:21.81 ID:CXJmkH2G0
暴力団員「はあ、研究者ってのはどいつもこいつもこんなにキレやすいのか?」

??「話をそらさないでください!」

暴力団員「おお怖い怖い」

暴力団員「・・・あのな、こっちはあんたらが多額の謝礼金を払うっていうから引き受けたわけだが」

暴力団員「そんなもんがなくともやっていけるだけの資金はあるんだ」

暴力団員「あんたらの・・・あー、『生物防衛研究所』だったか?」

??「ここでその名を口にしないでいただきたい!誰が聞いているかわからないんですよ!?」

暴力団員「ははっ、入ってくればさすがに気が付くだろ」

ユキヒコ(気が付けてねえんだよなあ・・・)

ユキヒコ(・・・って、生物防衛研究所!?国立の研究所だろ!?)

ユキヒコ(なんでそんな機関がユカちゃんを・・・!?)
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/13(金) 00:02:54.57 ID:zxcIAABK0
NARUT○より忍者してる
333 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/13(金) 00:13:29.25 ID:aP5furvp0
暴力団員「ともかく、お国の税金使って俺たちに不法な誘拐を依頼したって世間に公表するのは簡単なんだ」

暴力団員「うちの仕事にあんまり口を出さないでもらいたいねえ・・・」

研究員「くっ・・・!」

暴力団員「しっかし、あんなガキにどうしてそこまで執着するんだか」

暴力団員「なんだ?秘密でも握られてんのか?」

研究員「・・・ふふふ」

暴力団員「あ?」

ユキヒコ(?様子が変わった?)

研究員「そうですね・・・本気になっていただくために、少しだけお教えしましょうか」

研究員「私共の研究所が、戦前から存在していたことはご存じですね?」

研究員「いまメディアは私たちが生物兵器を開発してると騒ぎ立てているが・・・当時は実際にそういった研究を行っていました」

研究員「その過程で、一人の少女からある細菌が発見された」

研究員「――細胞を若返らせる作用をもつ、ね」

暴力団員「!」

ユキヒコ(!?)
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/13(金) 00:26:57.53 ID:+Wj4YYSg0
普通ならここで死亡フラグが立ちそうなのにけろっと帰ってきてるの草
335 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/13(金) 00:27:12.52 ID:aP5furvp0
研究員「ねえ・・・わかりますか、この意味が」

研究員「この細菌を宿した彼女の身体は、異常を示した細胞を高速で若返らせ一から作り直した」

研究員「不治の病の治療?再生医療の飛躍?ふふふふふ・・・甘い!!そんなもんじゃないんですよこの価値は!!!」

研究員「不老不死・・・!人類の悲願のカギを彼女が握ってるんです!!」

暴力団員「・・・イカれてるな。何年前の話だと思ってやがる」

暴力団員「その少女とやらもばばあになってとっくに死んでるだろ」

研究員「いいえ、違いますよ。彼女は生きている」

研究員「これを見てください、研究所内の古いデータからサルベージしたものです」

暴力団員「・・・!」

ユキヒコ(なんだ?・・・この角度からなら覗いてもバレないな)チラッ

ユキヒコ「・・・!?」

暴力団員「・・・ははっ、こいつは驚いた」

ユキヒコ(あ、あれは・・・!)

ユキヒコ(・・・ユカちゃんの、白黒写真!?)

研究員「これでおわかりでしょう?彼女こそが悲願の体現者」

研究員「ゆえに、私たちは彼女を手中に収めなけらばならない」

研究員「どんな手を使ってでも、ねえ・・・!」
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/13(金) 00:29:29.63 ID:zxcIAABK0
つまりユカちゃんは合法…?ガタッ
337 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/13(金) 00:33:35.11 ID:aP5furvp0
まだ話し合いすら始まってませんが本日はここまでとします

いやあ高めにしといた第三基準なんであっさり超えるのか・・・
しかもまだ明かすのは先だろうと想定した情報すら入手というね(白目)

さて、生物防衛研究所の関与が確定しましたので、所長と研究員を何人か募集しておきます
作屋建設の社員の募集も続けておりますので、下記のテンプレをご参照ください

【名前】
【年齢】
【性別】
【職業】
【容姿】
【性格】
【備考】

その他のキャラの募集も常時受け付けておりますので、お気軽にご投稿ください

本日もありがとうございました
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/13(金) 01:02:32.12 ID:zxcIAABK0
おつ
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/13(金) 01:46:25.00 ID:8CGsVocOO
【名前】大村 丈治(おおむら じょうじ)
【年齢】33
【性別】男
【職業】生物防衛研究所の研究員
【容姿】
身長180cm程度。短く刈り上げた茶髪(地毛)。筋肉質な体つき。日に焼けた肌。鋭い目付き。
【性格】普段はおおらかで気さく。しかし、敵とみなした相手には容赦が無い。
【備考】
実は公安調査官で本名は不明。不審な研究が無いか監視している。
監視は「調査している」というアリバイ作り的な側面が強いらしく、何事も無ければ良いなと思っている。
たまたまその手の学問に通じていたため研究員として潜入中。
荒事にもある程度は対応できる。

投下した研究所が採用されて嬉しい。
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/13(金) 09:18:36.03 ID:+Wj4YYSg0


【名前】 加戸圭明香(かどけい あすか)
【年齢】 不詳
【性別】 女(?)
【職業】 生物防衛研究所 第1研究室室長
【容姿】 保護メガネやマスクを普段から着用しているためどのような顔立ちをしているか不明
長い黒髪も素顔を隠すためのカツラ
【性格】 必要以上のことは一切話さない
【備考】 彼女(?)の来歴を知る者は所長以外の誰もいない
ただ一つ、「全人類の不老不死を成就させること」を目標に掲げている
341 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 22:19:24.30 ID:s2dQW2m/0
こんばんは、再開していきます
342 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 22:24:35.40 ID:s2dQW2m/0
ユキヒコ「――とまあ、こういうことがあったんだ」

サオリ「・・・まず初めに言いたいのだけど」

サオリ「公園で私に『危険を冒すな』なんて言っておいてあなたのほうが危険なことしてるわよね?」

ユキヒコ「い、いやそれは・・・バレなかったからいい、だろ?」ヒヤアセ

サオリ「いいわけないでしょ・・・」ハア

ユカ「・・・」

ユキヒコ「・・・えっと、とにかくそういう話を聞いたんだ。だから、ユカちゃん。きみには辛いだろうが確認させてもらいたい」

ユキヒコ「彼らの話は・・・事実、なのか?」

ユカ「・・・っ」


特殊判定 ↓1
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 22:28:03.33 ID:WT77yMf9O
おりゃ
344 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 22:36:33.32 ID:s2dQW2m/0
ユカの覚悟
33(ゾロ目)
・・・自身の「体」に関する情報はほとんど話します(白目)

――

ユカ「・・・はあ」

ユカ「本当は、隠し通せればよかったんですけど」

ユキヒコ「じゃあ、細菌がどうのっていうのは・・・」

ユカ「私の中に未知の細菌がいるというのは本当です」

ユカ「ただ、その性質の解釈は少々外れていますが」

サオリ「どういうこと?」

ユカ「細胞を作り直す、なんて平和的な作用じゃないんですよ」

ユカ「適当な表現を見つけるのは少し難しいのですが・・・」

ユカ「――喰って産みなおす、というのが一番わかりやすいですかね」
345 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 22:44:56.15 ID:s2dQW2m/0
サオリ「?喰って・・・」

ユキヒコ「産み、なおす?」

ユカ「はい。彼らの言う細菌と、私の身体は共生関係にあります」

ユカ「私の細胞一つ一つに細菌が生息していて、異常が生じた細胞はその中にいる細菌によって速やかに捕食される。そして新しい正常な細胞を作る」

ユカ「私の身体、すなわち住処を守り、快適な環境を保つために」

ユカ「怪我や老化も同様、あくまで『細胞の異常』として扱われる。だから怪我はすぐに治るし、身体の老化も起こりません」

サオリ「・・・それってまるで」

ユカ「ええ。平たく言うと不老不死ですね」

ユキヒコ「・・・まじかよ」
346 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 22:55:56.73 ID:s2dQW2m/0
ユカ「でも、これは私限定の話です」

ユキヒコ「ユカちゃん限定?」

サオリ「・・・その細菌を摂取した人間が、誰でも不老不死になれるわけではないということ?」

ユカ「そうです。まあ、ある意味では半不老不死といえる状態かもしれませんが」

ユカ「私がこの状態を保っていられるのは、この細菌がたまたま私の身体に適応したから」

ユカ「私以外の人間は、細菌に細胞を破壊されあらゆる器官が正常な機能を保てなくなる」

ユカ「細菌に満たされ、身体を徹底的に破壊され、支配された個体の思考は一色に染まる」

ユカ「新たな獲物を。もっと優秀な遺伝子を。言ってしまえば、細菌の操るロボットに成り下がるわけです」

ユカ「そうやって感染者を増やしていくんです」

ユキヒコ「・・・なんか、現実感ないな」

ユキヒコ「ゾンビ映画の設定聞いてるみたいだ」

ユカ「あ、まさにそれです」

ユキヒコ「え?」

サオリ「・・・それって、まさか」

ユカ「はい。私の身体に巣食うこの細菌は――」








ユカ「――ゾンビを生み出すものです」
347 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 23:05:26.56 ID:s2dQW2m/0
サオリ「・・・」

ユキヒコ「・・・」

ユカ「・・・まあ、いきなりこんな話しても信じていただけませんよね」

ユカ「冗談t」

サオリ・ユキヒコ「「いやいやいやいやいや!?」」

ユカ「?」

ユキヒコ「ちょ、いまの話聞いて冗談で済ませられないぞ!?」

サオリ「研究所がこれを把握してないなら、もし細菌が身体の外に出たら大変なことに・・・!」

ユカ「そうですね。いまは幸い私がある程度制御できてるので回復以外の機能はほぼ封じていますが」

ユカ「細菌が私から取り出された後もその状態を保持できるわけありませんし」

ユカ「それでも、しっかり管理されてるうちはいいんでしょうが」

ユカ「それが漏れた日にはまあ地獄絵図ですね」

ユキヒコ「ちょっと冷静すぎやしない!?」


特殊判定 ↓1〜2
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 23:06:15.91 ID:WGzYrvs7O
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 23:06:52.71 ID:5Bvh7T0qo
はい
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 23:07:12.35 ID:qkYVz/2F0
まさかこんな流れになるとは
351 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 23:21:14.70 ID:s2dQW2m/0
サオリとユキヒコの思考
サオリ:91>60
ユキヒコ:71>60

二人とも基準値を超えたため、違和感に気が付きます

――

サオリ(・・・って、ちょっと待って?)

サオリ「ユカさん、あなたは戦前に一度生物防衛研究所に捕らえられているのよね?」

サオリ「そして、そのときにはすでに細菌を宿していた」

ユカ「そうです。世界恐慌が来る、ちょっと前かな」

サオリ「いつから?」

ユカ「いつ、と言いますと?」

サオリ「ユキヒコの話を聞く限り、かつての研究所はあなたを調べて初めて細菌の存在を知った」

サオリ「となると、実験の過程で研究所によってその細菌が植え付けられたとは考えづらい」

サオリ「ねえ・・・ユカさん」

サオリ「あなたはいつ細菌を宿して・・・いったい、何年生きてるの?」

ユカ「・・・」
352 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 23:29:06.31 ID:s2dQW2m/0
ユキヒコ「・・・俺もひとつ気になったことがある」

ユキヒコ「ユカちゃん。自分への効果はともかく、ほかの作用はどうやって知ったんだ」

ユカ「それは・・・研究所の人が実験で」

ユキヒコ「違うな。もし実験をしていれば、ユカちゃんの言うような光景を当時の研究員は目の当たりにしたはずだ」

ユキヒコ「それを記録に残さないわけがない」

ユキヒコ「だが俺が盗み聞きした話から察するに、あの研究員は細菌の運用のリスクなんてまったく知らないようだった」

サオリ「それに、仮に実験をしたとしてもその結果をわざわざ研究対象に教える必要はない」

サオリ「・・・ユカさん。私たちに、まだ言ってないことがあるのよね?」

ユカ「・・・はい」

サオリ「・・・嫌でなければ、教えてもらえないかしら」

ユカ「・・・」ウツムキ


特殊判定 ↓1
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 23:30:40.66 ID:qkYVz/2F0
はい
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 23:30:53.05 ID:/Yb1jcwZO
流石にもうコンマ神はこないやろ
355 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 23:40:00.37 ID:s2dQW2m/0
ユカの覚悟その2
66(ゾロ目)
「世界の真実」が明かされます

・・・今日どうなってんですかね(白目)

――

ユカ「・・・本当にいいんですか?」

ユカ「お二人とも、発狂するかもしれませんよ?」

ユキヒコ「大げさだなあ、発狂なんて」

サオリ「あの話聞いたあとじゃ、なに聞いても驚く気がしないわ」

ユカ「これは、冗談抜きで言ってるんです」

ユカ「私がこれからお話しすることは、あなた方の常識を、世界観を根本から崩壊させるものです」

ユキヒコ「いやいやそんなわけ・・・」

ユカ「・・・」キッ

ユキヒコ「・・・ほんとに?」

ユカ「本当です」
356 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 23:43:17.86 ID:s2dQW2m/0
サオリ「・・・それでも、私は知りたい」

ユカ「!」

サオリ「あなたがなにを見てきたのか。あなたが知ってる真実はなにか」

サオリ「それを知らないままなんて、なんだかもやもやするもの」

ユキヒコ「・・・まあ、肝心の保護者がこう言ってるんだ」

ユキヒコ「俺だけ耳をふさいでるんじゃ、かっこつかないしな」

ユカ「・・・わかりました」

ユカ「お話します――世界の真実を」
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 23:45:01.61 ID:G1nPALHa0
コンマ神が荒ぶるせいで世界がやばい
358 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/15(日) 23:48:27.47 ID:s2dQW2m/0
少々早いですが今日はここまでです

どうも最近のコンマ神はプロットを徹底的に破壊しに来てますねえ!?(吐血)
サオリは戦闘力判定で守られる系主人公が確定したと思ったら運動と隠密とってくるし!?
敵の戦闘力調整してバランス考えたほうがいいですかね・・・
いったいいつになったら対策会議を始められるのか・・・

とにかく、本日もありがとうございました
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 23:53:26.30 ID:nC8BgynrO
乙です。
コンマ神は本当に気まぐれ(諦め)
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/16(月) 16:43:50.80 ID:4EJtbgEzO
まだ所長が投下されてなかったので

【名前】石井 正義(いしい まさよし)
【年齢】55
【性別】男
【職業】生物防衛研究所所長
【容姿】年齢よりも若い見た目を持つ。丸眼鏡をかけており、常に無表情を保っている
【性格】研究者としての探求心よりも上から降りる予算を確保するために成果を優先させるリアリスト
【備考】父も生物防衛研究所の元研究員だったが、ユカの身体の秘密を知る過程で細菌に身体を侵されてしまい、自[ピーーー]るという末路を辿っている。その事実は世間では表沙汰にならなかったが、息子への遺書代わりとして研究レポートが遺されていたため、そこから真実を知ることができた。そのため、自らの命に替えてでも細菌ごとユカを抹[ピーーー]るつもりでいる
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/09/16(月) 16:47:05.30 ID:4EJtbgEzO
フィルターに引っかかったので再投下

【名前】石井 正義(いしい まさよし)
【年齢】55
【性別】男
【職業】生物防衛研究所所長
【容姿】年齢よりも若い見た目を持つ。丸眼鏡をかけており、常に無表情を保っている
【性格】研究者としての探求心よりも上から降りる予算を確保するために成果を優先させるリアリスト
【備考】父も生物防衛研究所の元研究員だったが、ユカの身体の秘密を知る過程で細菌に身体を侵されてしまい、自殺するという末路を辿っている。その事実は世間では表沙汰にならなかったが、息子への遺書代わりとして研究レポートが遺されていたため、そこから真実を知ることができた。そのため、自らの命に替えてでも細菌ごとユカを抹殺するつもりでいる
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/18(水) 13:08:57.76 ID:fwdd+YaEO
【名前】柊 薫(ひいらぎ かおる)
【年齢】29
【性別】女
【職業】人類防衛研究所 所員
【容姿】黒色が強めのセミロングな赤髪(染め髪)、赤の縁なしメガネ着用
そこそこのナイスボデー
【性格】 自分の感情を大きく表に出さない。気になった事は突き詰める性分
【備考】 ユカの細胞について気になってはいるものの「何かとんでもない物なのでは?」と直感しており細胞の研究の取りやめも頭の隅に置いている。ユカ個人に対する感情はほぼない
363 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 21:56:14.12 ID:TmGLlWIB0
こんばんは、少々時間が空いてしまいましたが再開します
364 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 22:01:40.01 ID:TmGLlWIB0
サオリ「・・・」ゴクッ

ユキヒコ「・・・」ゴクッ

ユカ「二度目」

ユキヒコ「・・・ん?」

サオリ「えっと・・・なにが?」

ユカ「この世界が、です」

サオリ・ユキヒコ「・・・??」

ユカ「あー・・・正確には文明が、かな」







ユカ「世界、一回滅びてるんです」
365 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 22:05:24.83 ID:TmGLlWIB0
サオリ「・・・え」

ユキヒコ「ちょ、ちょっとまて」

ユキヒコ「世界が滅びたって、じゃあ、この世界はなんだっていうんだ?」

ユカ「だから、二度目ですよ。世界が一度滅びて、それから途方もない時間をかけて文明が再発展したんです」

サオリ「再興じゃなくて、再発展?」

ユカ「はい。どうしてかといいますと・・・って、順にご説明したほうがよさそうですね」
366 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 22:16:39.93 ID:TmGLlWIB0
ユカ「説明の都合上、滅亡前の文明を前文明、現在の文明を現文明と呼称します」

ユカ「前文明は、現文明よりも少しだけ科学の発展が遅れていて、でも現文明よりずっと緊迫した国際情勢だったんです」

ユカ「私は、その前文明の日本に住んでいました」

ユカ「そして、過程は省きますが前文明は滅びました。薄々感づいていらっしゃるかもしれませんが、私の身体の細菌がばらまかれたからです」

ユカ「そうして人類は滅亡しました」

サオリ「・・・めつ、ぼう」

ユカ「絶滅、と言ってもいいかもしれませんね。私は人間ではありませんし」

ユカ「もっとも細菌自体も生物ですし、宿主の身体も死体ですから腐敗します」

ユカ「自然浄化の作用で、細菌も減っていきました」

ユカ「私はその間に細菌の脅威を目にし、研究し、性質を明らかにしたわけです」

ユカ「それが終わるころには、地球は人類誕生以前の原始の世界になっていました」
367 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 22:23:15.60 ID:TmGLlWIB0
ユカ「それからまた長い時間が過ぎて、生物の再進化が始まりました」

ユキヒコ「バクテリアから始まったていうあれか?」

ユカ「さすがにそこまでは遡りませんでしたが・・・でも、私が最初にそれに気が付いたときはすでに両生類が出現していました」

ユカ「それまでは一人だったものですから、暇で暇で・・・何度か発狂して自殺を図るほどには暇だったわけですが」

サオリ「自殺!?」

ユカ「あ、お気になさらず。死にませんでしたから」

ユキヒコ「いや気にしないのは無理だから!?」

ユカ「そうですか。・・・とにかく、まもなくして恐竜が出現しましたから、今度はそれを研究し始めたんです」
368 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 22:31:18.35 ID:TmGLlWIB0
ユカ「それからも新しい生物を見かけるたびに研究し、観察し・・・」

ユカ「人間への進化が始まったときなんて、本気で感動しましたよ」

ユカ「世界中に散らばって、文明を構築していく姿もつぶさに観察しました」

ユカ「そうやって・・・気が緩んでたんでしょうね」

ユカ「旅人のふりをして暮らせば、私も人間社会の中で暮らしていけるかもしれない・・・そう思ったんです」

サオリ「・・・」

ユキヒコ「・・・」

ユカ「でも、だめだった」

ユカ「親しくなった人たちに先立たれて、私が耐えられなかったんです」

ユカ「それからは、社会とはなるべく関わらないようにして暮らしてきました」

ユカ「どうしても必要な時だけ、身分を偽って仕事をしました」

ユカ「ときには、非合法なものにも手を染めて」
369 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 22:35:41.93 ID:TmGLlWIB0
サオリ「・・・」

ユキヒコ「・・・」

ユカ「で、先ほどの質問への答えですが」

ユカ「何年生きたかは、私も覚えていない。細菌の詳細を知った経緯は、ご説明した通りです」

ユキヒコ「・・・うぅ、頭がパンクしそうだ」

ユカ「?そんなに複雑な話だったでしょうか」

サオリ「そういうことじゃなくて・・・」

サオリ「・・・ユカさん」


世界の真実を明かしたユカになんと声をかけますか?
かける言葉、質問など自由安価 ↓1〜3
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/18(水) 22:42:58.26 ID:CRWs0vci0
私がユカさんのためにできることある?
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/18(水) 22:46:02.11 ID:5kp+KzhjO
正直どこまでが本当かどうかも見当がつかないわ
でも、私はあなたを信じたい
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/18(水) 23:02:28.74 ID:eU089VJyO
ユカさんが何者であろうとも、私は味方よ
だから、ユカさんも私を信じて
373 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 23:16:08.80 ID:TmGLlWIB0
サオリ「・・・正直、あなたが言っていることがどこまで真実なのか、うまく判断できない」

ユカ「・・・」

サオリ「でも、あなたが変な嘘や冗談を言わないってことは知ってる」

ユカ「!」

サオリ「私は、あなたを信じたい。人間じゃなくたって、私はユカさんの味方」

サオリ「自分でそう決めたもの」

サオリ「だから、改めて言うわ。ユカさんも私を、私たちを信じてほしいの」

ユキヒコ「・・・俺も、ちょっとまだ混乱してるんだけどな。物語聞かされてるみたいで」

ユキヒコ「だけど、あんなに真剣に話してくれたことを頭ごなしに否定できるわけないしな」

ユカ「・・・信じていただけるんですか?」

サオリ「ええ」

ユキヒコ「むしろ、信じないとつじつまが合わないというか・・・」

ユカ「・・・ありがとうございます」
374 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 23:19:29.16 ID:TmGLlWIB0
サオリ「・・・あの、私たちがユカさんのためにできることってあるかしら?」

ユカ「私の、ために?」

ユキヒコ「・・・いままでずっと独りぼっちだったんだろ?限界はあるが、なるべく叶えたい」

サオリ「あなたがこれから生きていくためにも、ね」

ユカ「・・・」


特殊判定 ↓1
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/18(水) 23:20:22.56 ID:z4cRoj4wO
静まれ、静まりたまえ!さぞかし名のあるコンマ神と見受けたが、なぜそのように荒ぶるのか!?
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/18(水) 23:24:12.68 ID:3qrjwvBv0
妖怪イチタリナイ
377 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 23:26:37.80 ID:TmGLlWIB0
ユカの願い
56<80
基準値を下回ったため、すぐには思いつきません

――

ユカ「・・・すみません、すぐには」

ユカ「とにかく、いまはサオリさんとの生活が幸せで仕方がないんです」

ユカ「だから、それを守ることが願い・・・でしょうか」

サオリ「・・・そう」

ユキヒコ「んじゃ、そうと決まれば作戦会議だな!」

ユカ「え」

ユキヒコ「なに驚いてんだ、もともとそのための話し合いだろ?」

ユキヒコ「それがユカちゃんの願いに通じるなら、なおさらやらない理由はない」

サオリ「・・・そうね!」

サオリ「じゃあ、始めましょうか。ね、ユカさん」

ユカ「・・・はい!」
378 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 23:32:27.89 ID:TmGLlWIB0
ユキヒコ「・・・で、どの情報が出たんだっけ?」

サオリ「そこから!?」ガクッ

ユカ「これからの方針に繋がりそうな情報は・・・」

ユカ「『作屋建設の社長が私の捜索に積極的でない』ことと、」

ユカ「『国立生物研究所の関与』、でしょうか」

ユカ「そして、話し合うことは『捜索員に遭遇した時の対処法』と、」

ユカ「『今後の調査について』、ですね」

ユキヒコ「そ、そうそう」

サオリ「ちょっと、しっかりしてよ・・・」
379 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/18(水) 23:52:55.02 ID:TmGLlWIB0
ユカ「私は、遭遇した場合には『なるべく知らないふりをする』べきだと思います」

ユカ「こちらから尻尾を出す必要はないし、逆にどんな情報から私の存在が露見するかわかりません」

ユカ「同じ理由で、『これ以上の調査は控える』べきかと」

サオリ「でも、それじゃあユカさんは外出が・・・」

ユカ「サオリさんやその周りの人のためなら、些細なことです」

ユキヒコ「あー・・・俺は、逆に『調査をもっと進め』たほうがいいと思う」

ユキヒコ「ほとぼりが冷めるのを待ってちゃ、ユカちゃんはずっと追われ続けることになる」

ユキヒコ「問題を根本から解決するなら、内情視察が必須だ」

ユキヒコ「それに、言葉にさえ気を付ければ『積極的に質問して情報収集』しても問題ないと思う」

ユキヒコ「国の機関なんだ、まさか『一般市民を勝手に拘束して拷問するなんてことはない』だろう」

ユカ「そうとは限りませんよ。ユキヒコさんの話の研究員の様子から見るに、私にずいぶん執着しているようですから」

ユカ「『暴走した組織は、なにを仕出かすかわかりません』」

ユキヒコ「なるほどな・・・」

ユキヒコ「サオリはどう思う?」

サオリ「・・・私は」


今後の方針をどうしますか?

『捜索員に遭遇した時の対処法』
a:なるべく知らないふりをする
b:積極的に質問して情報収集
c:自由安価

『今後の調査について』
A:これ以上の調査は控える
B:調査をもっと進める
C:自由安価

aとB、bとCのような形でお願いします

↓1〜7まで多数決
票が割れた場合コンマ最大
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/18(水) 23:57:29.32 ID:CRWs0vci0
んあーaとB
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/18(水) 23:59:43.62 ID:5kp+KzhjO
aとB
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 00:04:06.31 ID:Chv1l0AwO
aとC
調査は進めるけど、先に自衛の手段(護身用の武器や協力者など)を用意する。
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 00:04:13.07 ID:rHp68OVcO
やっぱaとBが無難よね
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 00:11:29.10 ID:M5r4GMmkO
aとB
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 00:55:04.06 ID:rHp68OVcO
aとBが過半数越えたからいいんでない?
386 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/19(木) 22:41:22.47 ID:Mg0Cyfib0
こんばんは、再開していきます

後半にそれなりに大切な判定をとる予定です
387 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/19(木) 22:47:44.79 ID:Mg0Cyfib0
サオリ「私は、二人の案を折衷するのがいいと思う」

サオリ「ユカさんの言う通り、追手には慎重になるべき。一方で相手方の情報も欲しい」

サオリ「だから、追手には知らないふりをしつつも調査がいいと思うわ」

ユキヒコ「調査は引き続き俺が担当だな」

サオリ「ええ。あなたなら万が一のときも対応できるでしょうし」

ユカ「・・・わかりました。お二人がそうおっしゃるなら」

ユキヒコ「決まりだな。で、調査対象だが」

ユキヒコ「『引き続き作屋建設を調査』か、『研究所を調査』するか」

サオリ「そうね・・・」


どちらを今後調査しますか?

1 作屋建設
2 生物防衛研究所

↓1〜3で多数決
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 22:50:29.82 ID:N8VLteyV0
1
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 22:52:12.93 ID:76c0MmcPO
2
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 22:52:30.72 ID:ERSnJ+Kio
2
391 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/19(木) 23:07:59.30 ID:Mg0Cyfib0
サオリ「・・・危険だけど、研究所をお願いしていいかしら」

サオリ「ユカさんを狙っていることがわかった以上、どう動く気なのか確認しておきたいから」

ユキヒコ「了解だ」

ユキヒコ「ほかに話し合うのは・・・自衛手段か?サオリは俺が指導するからいいとして、ユカちゃんは・・・」

ユカ「問題ありません。細菌が獲得してきた遺伝子の形質を限定的に発現させて組み合わせれば、人間の頸程度はねじ切れます」

サオリ・ユキヒコ「」

――

ユカの戦闘能力
身体の秘密を明かしたため公開
120+11×2(ゾロ目)=142(人外の強さ。人間が単独で制圧するのは不可能)

さらにゾロ目のためスキル追加

『高ぶりの猛攻』
戦闘時のコンマが60以上のとき判定を行い、コンマ一桁が1、3、5で追撃する。

――

ユカ「有事の際は、サオリさんの護衛も請け負えるかと」

ユキヒコ「ソ、ソウデスカ・・・」ガタガタ

サオリ「な、なるべく穏便にね・・・?」ガタガタ
392 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/19(木) 23:17:57.49 ID:Mg0Cyfib0
サオリ「・・・とりあえず、話し合うことはこのくらいかしら」

ユキヒコ「そうだな。ユカちゃんが出歩けないことは唯一の心残りだが・・・」

ユカ「その気になれば、髪色から性別まで全部組み替えて変装したりはできるんですけどね」

ユキヒコ「そんなことまでできるのか!?」

ユカ「まあ形質転換には少々時間を要しますし、痛みも伴いますから滅多にやりませんが」

サオリ「・・・大丈夫よ。そんなことしなくてもいいように、私たちが動くんだから」

ユカ「・・・ありがとうございます」

――

ユカ好感度
73+10+15(秘密の告白)=98(この人たちとなら・・・)

ユキヒコ好感度
78+10=88(人肌脱いでやるとするか!)
393 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/19(木) 23:22:09.80 ID:Mg0Cyfib0
〜同日・生物防衛研究所〜

コンコン

??「入りなさい」

ガチャ

アスカ「第一研室長アスカ、書類の提出に参った」

マサヨシ「ご苦労」

アスカ「対象の捜索の目途は」

マサヨシ「いまだ立っていない。よほどうまく潜伏しているらしい」

アスカ「・・・」


特殊判定 ↓1〜5
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 23:23:03.88 ID:N8VLteyV0
やだこわい…
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 23:24:06.88 ID:G46yxmD5O
ふわ
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 23:24:21.92 ID:ERSnJ+Kio
なんだろう
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 23:25:44.15 ID:tg/bajT2O
荒ぶれコンマ神
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 23:26:14.63 ID:KFBpapqLo
うん
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 23:27:33.23 ID:N8VLteyV0
ゾロ目に高コンマ続きで草も生えませんよ…これ絶対戦闘力判定やん…
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 23:27:58.70 ID:tg/bajT2O
あらやだ自分以外高コンマ。
401 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/19(木) 23:29:22.88 ID:Mg0Cyfib0
・・・戦力過多かもしれないなんて言った次の日にこれだよ(吐血)

少々お待ちください・・・
402 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/19(木) 23:50:14.61 ID:Mg0Cyfib0
特殊判定五連続

1.マサヨシとアスカの対立
88>70
基準値を超えたため発生・・・ですが、ゾロ目のため協力体制
二番と三番の判定が変化します

2.マサヨシの派閥規模
88(ゾロ目)
ゾロ目のため、「奥の手」の保有確定

3.アスカの派閥規模
92>88
マサヨシの派閥規模をわずかに上回ったため、彼女の派閥が若干有利なようです

4.???
15<70
基準値を下回ったため、事態に気づいていません

5.第三派閥
63>60
基準値を上回ったため存在しています

――

アスカ「承知した。では失礼する」

ガチャ

マサヨシ「・・・ふん」

抹殺派研究員「所長、書類をお持ちしました。・・・先ほどのは」

マサヨシ「ただの書類提出だ、なにもされてはいない」

抹殺派研究員「ほっ・・・」

マサヨシ「・・・承知した、か。裏では私の寝首をかこうとしているというのにすましたものだ」

抹殺派研究員「やつの所長への態度は目にあまりますからね。もちろんその思想も」

抹殺派研究員「全人類の不老不死など・・・それが実現されれば、人口過多による問題の多発は目に見えているというのに」

マサヨシ「・・・ああ、まったくだな」

マサヨシ(その野望を打ち砕くためにも、やつより早くあの子供を手に入れなくてはならない)

マサヨシ(ようやく、あの娘を殺せる可能性のある手段を用意できたのだ)

マサヨシ(こんなところで・・・失敗や遅れをとることは許されない)
403 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/19(木) 23:56:01.24 ID:Mg0Cyfib0
アスカ「・・・」

利用派研究員「アスカ室長、お疲れ様です!」

アスカ「首尾は」

利用派研究員「申し訳ありません、まだ調整が・・・」

アスカ「続けろ」

利用派研究員「はっ!」

アスカ(あの娘こそが人類の悲願。危険だと遠ざけ、挙句の果てに抹殺を企てるなどあってはならない)

アスカ(いまはまだ協力してやる、だが対象を手に入れたときが貴様の最期だ)

アスカ「・・・」


特殊判定 ↓1
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/19(木) 23:58:11.45 ID:76c0MmcPO
どうかな
405 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/20(金) 00:08:48.29 ID:vMtpsIPx0
因縁
45<80
基準値を下回ったため、特になし

――

アスカ(・・・しかし、噂ではやつも奥の手を手に入れたと聞く)

アスカ(こちらの準備も、進めておかなくてはな)
406 : ◆WSmNDH7Y/s [saga]:2019/09/20(金) 00:15:18.19 ID:vMtpsIPx0
まだ判定結果公開の途中ですが、今日はここまで

研究所内がカオスですね・・・(白目)
最初のコンマの落ち着きぶりが嘘のようだ・・・

本日もありがとうございました
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/20(金) 00:22:06.31 ID:2H+cWk1a0
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/20(金) 00:23:03.74 ID:pjhyMKD2O
乙。
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