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【艦これ】提督「艦娘とケーキ屋したりお風呂入ったりセクハラしたりする」【寝落ち】

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562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/29(金) 04:29:25.08 ID:rbi9mvn60
客「はぁ……よく考えたらコーヒーしか頼んでなかったし……もう一度並び直すか」

曙「はい」

客「あれ?曙ちゃん?これ、コーヒー……」

曙「あんだけ派手にぶちまけたんだから全然飲めて無いんでしょ」

客「そうだけど……2度目の注文は並び直すのがルールだから」

曙「私の出したコーヒーが飲めないってわけ!?」

客「滅相もありません!」

曙「ルールだがなんだか知らないけど、これは私が勝手にやったことなの!文句ある人いる!?」

客たち「異論ありません!」

曙「みたいよ」

客「ありがとうございます。ありがとうございます」

曙「仕事の疲れを癒しに来たんでしょ。まぁ……ごゆっくり」

客「くぅ……天使か……!曙ちゃんマジ天使!」

ガシャン!

客「あっ」

曙「はい死刑ね」
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 04:37:36.25 ID:rbi9mvn60
暁「はぁ…………」

婆「おやおや、ため息なんてついてどうしたんだい?」

暁「なんだか最近悩みがあって……プリズンブレイクってやつみたいなの」

婆「マリッジブルーの事かね?それも違う気がするけど」

客達(むしろプリズンブレイクからマリッジブルーを導き出した婆さんが凄いな。さすが暁検定1級だけある)

暁「最近寝ている間の激しい尿漏れがなくなっちゃって……」

暁「司令官にも「もうムーニーマンは卒業だなー」って言われちゃったの」

暁「ムーニーマンはレディーの嗜みなのに」

婆「暁ちゃん、大人のレディーはムーニーマンじゃなくてアテンドだよ」
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/29(金) 04:44:55.13 ID:rbi9mvn60
暁「おばあちゃんもアテンターなの?」

婆「そんなアムラーみたいな言われ方は初めてだねぇ」

暁「やっぱり暁はまだまだお子様なのかしら」

婆「何言ってるんだい。ムーニーマンを卒業したなら大人に近づいたって事だよ」

暁「暁もおばあちゃんみたいに立派なアテンターになれる?」

婆「ええ。もちろんなれるわよ。後70年もすれば」

暁「はぁ。大人のレディーになるまでの道のりは長いのね」

婆「私たちからすれば暁ちゃんにはいつまでも可愛い孫でいてもらいたいけどねぇ。ほれ、かりんとうお食べ」

暁「わーい♪おばあちゃんのかりんとう大好き!」

婆「そうかいそうかい。そりゃあ良かったよお」
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 04:49:48.13 ID:rbi9mvn60
アテントは「思いやりがある。丁寧な」という意味があり
アテンドには「付き添う。世話をする」という意味があるらしいです。
よくできた商品名ですね。
何が言いたいかと言うと「アテンド」と誤字がありました。
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 06:25:42.07 ID:abBLa36CO
喫茶店での客とのやりとり好き
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 06:42:00.66 ID:Tu+8yZNYo
500レス近く経ってからオムツ無駄知識返しが来るとは!ww
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 08:09:47.73 ID:TGt5kyI9O

>>556
>なんでお前の好みに合わせて>>1が話をこねくり回さなあかんねん
特大のブーメランを考えなしに投げるから老害って呼ばれるんやなって
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 09:13:57.76 ID:nTcoH2fP0
みんないい子だなあ(調教済)
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 09:22:16.19 ID:BEE+NTRqO
最初から最後まで通して曙が良い子に思えたらあなたも立派な調教済だ!
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 09:26:16.08 ID:hMmfoihGo
え、思いやりしかなかったと思うんだけど()
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/05(木) 01:57:30.41 ID:6p6YInUL0
龍驤「みんな忙しそうにしとるなぁ」

霞「私は話聞いてるだけだし今は暇だけどね」

龍驤「厨房はもう戦争やで。そういえば秋雲はなにしとるんや?」

霞「秋雲は基本的に外で警備員みたいな事してるわよ」

龍驤「警備員?」

客「霞さん!私今日気になる人を花火大会に誘おうか迷ってるんですけどどうしたらいいと思いますか!?」

霞「そんなの誘いたいなら誘えばいいんじゃないの?」

客「ありがとうございます!おかげでなんか行けそうな気がしてきました!」

チャリーン

霞「はいはい頑張りなさい」

龍驤「ボロい商売やなぁ……」
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/05(木) 02:01:32.23 ID:6p6YInUL0
秋雲「はいはい最後尾はこちらでーす」

秋雲「あー、こりゃ30分待ちは確実かぁ」

秋雲「とりあえず列の先頭に戻って……」


秋雲「いやー、お待たせしちゃってごめんねー」

客1「い、いい、いえ、全然大丈夫でふぇ!」

秋雲「この季節に長時間並ぶとかきついっしょー?ほれ、手かしてみ。あっためたげるから」

客1「ぶひぃ!!」

ニギニギ

秋雲「よーし、これであと少しがんばれ!んじゃねー」
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/05(木) 06:54:10.60 ID:6p6YInUL0
秋雲「おひさー」

客2「秋雲ちゃん!」

秋雲「寒い中ごくろーちゃーん」

客2「これくらいなんのなんの」

秋雲「んでも早く中入って艦娘とキャッキャしたいんじゃないのー?」

客2「むしろ並んでる最中に秋雲ちゃんとおしゃべりするのが楽しみなんだけど!」

秋雲「ほんとにー?嬉しい事言ってくれんじゃん♪」

秋雲「それじゃあキミにはー……はい、秋雲さんのお尻ポッケから出てきたホカホカのカイロをプレゼントするねー♪」

客2「か……家宝にすっぺよー!」
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 06:55:54.98 ID:gP83re1po
再起動おはよー
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 07:05:50.46 ID:6p6YInUL0
客3「へっくし!!」

客3「寒い……」ガタガタ

秋雲「あららぁ、キミは本当に体調悪そうだけど大丈夫ー?」

客3「はい、もうすぐ受験でしばらくこれないので……」

秋雲「いやいや、受験生なら尚更早く帰らなきゃでしょ」

客3「でもこの列に並んで秋雲ちゃんと接触するのが楽しみだったから……」

秋雲「接触って、なんか地下アイドルにでもなった気分だわ」

秋雲「ってかいくら受験前って言っても30分くらいお茶するのはセーフでしょ?また今度にしな?」

客3「いえ、飛行機やら電車やら乗り継いで片道5時間なんで……」

秋雲「えっ?もう東京から佐世保鎮守府行く勢いで喫茶店来てんの?」
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/05(木) 07:12:10.05 ID:6p6YInUL0
秋雲「あー……んー…………だからって割り込みさせるのは他のお客さんにも悪いし……」

客3「だ、大丈夫ですよ、ちゃんと並んでられっくしゅ!」

秋雲「あーあー、せめてさっきのカイロを……」

客2「家宝にすっぺよー……家宝にすっぺよー……!」

秋雲「返せとは言えないよね。ありゃ」

客3「お店に入ったら秋雲ちゃん指名するのでよろしくお願いします」

秋雲「んー、じゃあさ、並んでたとこ悪いけどこっち来てよ。裏口あるから」

秋雲「あっ、ちょい待ちね。提督ー!秋雲さん30分休憩入りまーす」

提督「あいあいあーい!」

578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/05(木) 07:24:47.37 ID:6p6YInUL0
秋雲「ほい、こっちこっち」

客3「えっ、あの」

秋雲「店の中はいっぱいで入れないからさ、ロッカールームでね。すぐストーブつけるわ」

客3「は、はい……」キョロキョロ

秋雲「なになに?女子更衣室に入って落ち着かない系ー?」

客3(この空間の空気ヤバい。え?なに?天然のアロマ?脳がとろける……)

秋雲「他のお客さんには内緒だかんねー?提督ー!ケーキ2個ちょーだーい!あと紅茶も貰ってくねー!」

提督「あいあいあーい!」

秋雲「これでよしっと。それじゃあお茶会始めますか」

客3「あの……」

秋雲「いらっしゃいませお客様♪本日は秋雲をご指名ありがとうございまーす♪」

客3「僕、受験なんで……応援してもらって良いですか!?」

秋雲「よーし、じゃあスマホに録画してあげよう。ほれ、貸して貸して♪」

客3「は、はい!」

秋雲「ここを押して…………(音量を)おっきくするね。がーんばれ♪がーんばれ♪」

客3(なんかいかがわしい気分になる応援……!)
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/05(木) 07:27:50.47 ID:6p6YInUL0
30分後

秋雲「そいじゃまたねー♪受験頑張りなよー」

客3「めちゃくちゃ頑張ります!終わったら絶対また来ますから!」

秋雲「うん。次は店内でねー」

秋雲「さてと、また並んでる人の様子を見に行くか」


秋雲「ん?これって……団体さん?」
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 07:34:15.05 ID:6p6YInUL0
さらに30分後

秋雲「いやー、寒い寒い」

霞「お疲れ」

秋雲「ねーねー提督いる?なんか団体さんが来てるんだけど」

霞「団体?なんでお客が来てクズ司令官を呼ぶのよ?また野良足柄さん?」

秋雲「それがねー」

電「司令官さーん!いっぱいならんで会いに来たのです!」

霞「ん?電?」

秋雲「だけじゃなくて」

黒潮「いやー、ほんまめっちゃ流行っとるなぁ」

雷「電!勝手に入っちゃダメでしょ!」

司令「みなさん慌てないでくださーい」

客達「駆逐艦の団体!?あの子は誰だ?見たことない駆逐艦だぞ!?」

ざわざわ……
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/05(木) 07:45:55.61 ID:6p6YInUL0
提督「なんだー?」

電「司令官さん!」ダキッ

霞「なっ……!!」

提督「あれ?電じゃないか。どうしたんだ?」

司令「すみません、どうしても提督さんに会いたいときかなくて」

龍驤「なんや、明石に脳みそいじ……改装された司令ちゃんやん。久しぶりーって言うか昨日ぶり?」

司令「今日は大勢を連れてお店に来ちゃったんですが……ご迷惑だったでしょうか」

提督「迷惑なことなんてありませんよ。それにほら」

客達「おい!詰めろ詰めろ!いらっしゃいませお嬢様方!こちらのお席にどうぞ!こちらにも!」

提督「うちのお客は艦娘に寛容ですから。むしろ同じ空間に入れる事に感謝するほど調教されています」

司令「それではお言葉に甘えて空いた席に座らせていただきましょうか」

卯月「こっち3人くらい座れるぴょーん」

陽炎「こっちもいけそうよー」

漣「すみませんご主人様達、7駆はこちら失礼しますねー♪」


曙「なんか凄いわね。一気に店員が増えた気分だわ」

龍驤「なんちゅうか……合コン……いや、もはやキャバクラみたいやな」
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 07:46:23.15 ID:6p6YInUL0
>>575
おはよー!!

おやすみー!!
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 09:01:41.81 ID:hyU9PU5B0
優しい世界だな(調教済)
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 12:55:04.51 ID:yVyOD5y4O
ケーキよりも甘いにおい充満してそう。
客と提督はヘンなにおいしてそうだけど。
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/12(木) 06:49:03.97 ID:D/RiUQiZO
まだかなまだかなー
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/12(木) 18:48:22.70 ID:z1ZyNRv20
今日の夜中に一段落するから力尽きていなければ今夜夜中
力尽きても明日は休みだから続き書きます\\\\٩( 'ω' )و ////
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/12(木) 19:34:18.94 ID:QTRbCVeuO
カラダニキヲツケテネ!!
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/12(木) 20:22:52.09 ID:01l3NZbMo
楽しみ〜
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/12(木) 21:57:28.49 ID:m6mnx4exo
やりました
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 01:17:22.82 ID:LgPQ9jxv0
霞「まずいわね。非常事態だわ」

龍驤「なんかあったんかー?」

霞「お客が帰らないのよ」

龍驤「そう言えばさっきからレジが暇やなぁ」

霞「普段なら店員の艦娘と食事する権利一回使うごとに並び直しって暗黙のルールがあったんだけど」

霞「今はお客の艦娘と食事してるだけだから、どうやらこのルールを無視して居座ってるみたいなのよね」


卯月「うーちゃんあの白くてふわふわなのもう一回食べたいっぴょん!」

文月「文月も、文月もー」

客「ふひひ、じゃあ今からご馳走しちゃうからまたお膝の上で食べようねー。ぶひひ」


霞「あんな感じでね」
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 01:23:53.56 ID:LgPQ9jxv0
龍驤「でも注文が多いんやったら店的にはOKちゃうん?」

秋雲「いやー、そうでもないんだよねぇ」

霞「秋雲。外の様子はどうだった?」

秋雲「んー、結構みんなイライラしてたり帰りそうなお客さんもいたかなー」

霞「はぁ……」

龍驤「そうか。中におる客が出て行かへんから並んどる客は待ちぼうけしとるっちゅう訳か」

霞「なんとかお客を入れ替える良い案が無いかしら」

秋雲「今から30分以内に退店した方には霞ちんのフリーハグ!とかは?」

霞「死んでも嫌」

秋雲「じゃあ霞ちんのパンツ見る権利?」

霞「あんたのその無駄に育った胸でも揉ませてあげれば?」

592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 01:29:03.64 ID:LgPQ9jxv0
秋雲「じゃあ間とってハイタッチで」

龍驤「何処と何処の間をとったんやそれ?」

秋雲「はいはーい!皆さん今から退店した方にはもれなく店員全員とのハイタッチサービスがありまーす」

ざわざわ……

龍驤「そんなもんで吊られるんかいな。今まさに憧れの艦娘と食事しとるのに……」

客「お、おれは……お会計をする!」

龍驤「なんで!?」

客「お触りできる千載一遇のチャンスだから!!」

秋雲「基本うちは食事と会話だけでお触り禁止だからねぇ」
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 01:35:06.12 ID:LgPQ9jxv0
客「ご馳走さま」

龍驤「お会計26800円……って、明らかにちょっとティータイムって会計とちゃうやろこれ……」

客「楽しい時間を過ごしたんだから安いものです。では……」

龍驤「え?あ、ウチともするん?別にええけど……ほい」

ペチンっ

客「ひょわあぁぁぁぁ!!」

霞「うっさいわね!さっさと出て行きなさいよ!はい」

ぺちんっ

曙「あんたの手、綺麗なんでしょうねぇ」

ぺちん

ぺちんペチン……

客2「お、俺もそろそろ帰ろうかな」

客3「おれも!」

秋雲「はいはい。このサービスは30分限定でーす♪」
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 01:43:36.68 ID:LgPQ9jxv0
客「俺は……ハイタッチより膝の上の睦月型を選ぶ……!」

文月「おいしいねー♪」

客「はぁ……天使……」

朝潮「じぃ〜…………っ」

客「!!」

朝潮「いつもは朝潮と食事していたのに今日からはそちらのお2人と食事するのですね」

客「あっ……いや、あの」

朝潮「今までありがとうございました」

客「ああっ」

卯月「お腹いっぱいになったからうーちゃんあっちで遊んでくるぴょん」スタスタ

文月「文月もー」スタスタ

客「あああっ!あ、朝潮ちゃん!!やっぱり一緒に食事しよう!」

朝潮「ではまた並び直していただけますか?」

客「うん!!」

595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 02:18:35.02 ID:c5fRUiU8o
おやすみー!
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 06:05:41.60 ID:fzkf4GoDO
おやすみなさい
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 08:39:11.60 ID:LgPQ9jxv0
30分後

龍驤「ようやっと客が入れ替わったなぁ」

霞「だいぶ落ち着いたし休憩行ってきて良いわよ」

龍驤「ほなちーとばかしレジ頼むわ」


龍驤「休憩休憩♪休憩がまともに貰えるなんてええ職場やでほんま♪」

陽炎「絶対可愛いブラを買いに行くんだから!」

黒潮「わかったわかった。付きおーたるさかい」

龍驤「ブラ?」ヌイッ

黒潮「はわっ!びっくりしたなぁもう!」

不知火「陽炎姉さんが新しい下着を欲しがって駄々をこねているんです」

陽炎「仕方ないでしょうが!あんた達も胸を子供扱いされて悔しくないわけ!?」

黒潮「ウチは別に」

不知火「不知火は提督に子供扱いされて満更でもありませんでしたが」

龍驤「分かる!ウチには分かるで!胸に対するコンプレックスっちゅうやつやな!」
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 08:49:03.10 ID:LgPQ9jxv0
龍驤「で?なにがあったんや?」ズイズイ

黒潮「めっちゃグイグイくるなぁ」

陽炎「この前そっちの司令がうちに来た時、白露型の子達は大人用のブラが多かったのに陽炎型は浜風たちだけで私たち3人はスポブラだったのよ!」

不知火「不知火はスポブラでも構いませんが」

陽炎「構いなさい!!不知火は女っ気が無さすぎるのよ!そんなに可愛いんだからもっとオシャレしなさい!オシャレ!!」

黒潮「相変わらず陽炎は不知火大好きやなぁ」

陽炎「はあ!?あんたの事も大好きに決まってんでしょ!ってか妹は全員大好きよ!文句ある!?」

黒潮「ちょっ、照れるからやめーや」

龍驤「せやかて現状ウチらはスポブラで十分やろ?変にブラで締め付けたら育たん言うし」

黒潮(えっ?ウチら?明らかに龍驤はんはウチらより……いや言うのはやめとこ)
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 08:55:19.87 ID:LgPQ9jxv0
陽炎「何言ってんのよ。胸はねぇ、大きさもだけど形が大切なの!」

龍驤「……なるほど。一理あるな」

不知火「しかし龍驤さんの場合は私たちと違い形自体が無」

黒潮「おわああああ!!」

不知火「もごもご」

陽炎「ちょっと!何2人でイチャついてんのよ!私も混ぜなさい!むしろ私を挟みなさい!!」

黒潮「あー、いや、それにブラしたら育たへん言うのも迷信ちゃうか?ほら、浜風とか磯風はしょっちゅうブラがきつぅなってきた言うとるし」

龍驤「そうなん?」

陽炎「うーん、確かにそんな事言ってたわね」

龍驤「ほんならブラしても胸は育つ言う事なんやな!」

陽炎「しかも小ぶりな方が可愛いブラがいっぱいあるらしいわ!」

陽炎「って事だから可愛いブラ買いに行くわよ!脱スポブラ!!」
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 09:05:01.71 ID:LgPQ9jxv0
龍驤「あー……それって3人で行くん?」

陽炎「白露型には負けてられないんだから!」

黒潮「この後すぐ引っ張られて行くことになりそうやなぁ」

龍驤「せやったら今日は店早よう閉めるみたいやしウチも行ってええかな!?」

不知火「龍驤さんの場合は不要かと思っ」

黒潮「わあああああ!!あ、ああ、あー、もちろんかまへんよ!な?陽炎!」

陽炎「ええ、構わないわよ」

龍驤「ほな店が終わったら連絡するから……あっ、連絡手段が無いか……」

陽炎「閉店までココで待っててあげるわよ」

龍驤「ほんまに?おおきに!ほな仕事に戻るわ!」


黒潮「やれやれ……ほんま疲れるわ」

不知火「お疲れ様です」

陽炎「さあ!みんなで可愛いブラ買って美巨乳目指すわよー!!」

客(周りで下着の話されまくって興奮してきた)
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 09:16:21.63 ID:LgPQ9jxv0
龍驤「…………あー」

提督「ん?どうかしたか?」

龍驤「今日って店はよう閉める言うとったよな?何時くらいまでやっけ?」

提督「そうだなぁ。花火は7時からだし一応5時くらいまでかな」

龍驤「5時か」

提督「それがどうかしたのか?」

龍驤「いやな、ちーとばかし仕事の後に買い物行く約束したから待ってもらっとるんよ」

提督「待って貰ってる?……ああ、あっちの鎮守府の艦娘たちとか?」

龍驤「せやねん。だからちょっち気になって聞いただけや。ほな後2時間ほど気合入れて頑張ろかー!」

提督「いや、待たせるのも悪いし今日は先にあがっていいよ。友達は大切にしないとな」

龍驤「せやかてレジもせんと」

霞「もともと龍驤さん無しでも回ってたんだから気にしないで。こっちはなんとかするから。クズ司令官が」

曙「そうそう。気にせず行きなさいよね」

龍驤「みんな……」

提督「買い物するならお金がいるな。はい、これで足りるか?」


龍驤がおっぱいトークにグイグイ参加する様子を見ていてなんだか優しくなる3人でした。
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/13(金) 09:22:15.81 ID:LgPQ9jxv0
龍驤「ちゅうわけで準備万端!早速行こか!」

陽炎「よーし、司令。ちょっと私たちは買い物に行ってくるわね!」

司令「お買い物ですか?では私たちはもう少しここにいますのでお気をつけて」

龍驤「なんやったら一緒に花火大会いかへん?7時からあるらしいで?」

司令「それは楽しそうですね!是非みんなでご一緒させていただきます♪」

陽炎「じゃあサクッと可愛くなって帰ってくるわ!」

龍驤「レッツゴー♪」


皐月「花火大会か……暗闇、司令官と……男女2人きりで何も起こらない筈もなく……」ピコ-ン
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 09:22:50.75 ID:LgPQ9jxv0
龍驤ちゃんのブラデビューが悲劇を生むことをまだ誰も知らない
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 10:11:51.82 ID:t9aQD3zm0
一体何がおきるんだってばよ……
皐月は何をするつもりなんだ……電ちゃんと雷ちゃんは鎮守府に引き抜きたい暁の為にも。
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 00:18:31.12 ID:KLrmLhBv0
RJ面倒見いいなあ
お店でもそのいい子を続けてられるかな(陽炎型のブラを見ながら)
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 06:04:04.72 ID:iHYmQ9L1O
チラ…(´ ・ω|マダカナ
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 01:35:22.60 ID:XhtYWZo20
\\٩( 'ω' )و ////
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/21(土) 01:45:48.97 ID:XhtYWZo20
下着専門店

陽炎「き、緊張してきたわね……」

黒潮「ほなやめときぃや」

陽炎「何言ってんの!脱スポブラするんだから!い、いくわよ!」


陽炎「へ、へぇー……け、結構いろいろあるのねー」キあョロキョロ

黒潮「もう完全に怪しい人やな」

陽炎「し、不知火にはこのピンク色のが合うんじゃない!?」

陽炎「サイズもだいたいこんなもんで──」

店員「いらっしゃいませー」

陽炎「ぴゃいん!」

黒潮「ぴゃいん?」
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/21(土) 01:50:23.54 ID:XhtYWZo20
店員「本日はどのようなものを──」

陽炎「あ、ああ、あの、私たち、ブラ……ブラジ…………」

不知火「ブラジャーを買いに来たのですが、いまいちどれを選べば良いのかわからないんです」

陽炎「あ、はい、そんな感じで……」

黒潮「どんだけテンパっとるねんな」

龍驤「せやせや、こんなもんはドーンと構えとけばええねん!」


店員「もしかして……ブラジャー選びは初めてですか?」

陽炎「あっ……と、お恥ずかしながら……今まではスポブラで……」

店員「まぁ!なんて勿体無い!」

陽炎「ひっ!」
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/21(土) 01:56:31.76 ID:XhtYWZo20
店員「パッと見たところご姉妹とは思いますが、みなさん胸を潰しているような感じですね」

店員「ちょっと失礼」

モミモミモミモミ

不知火「…………」

陽炎「ちょっ、ちょっと!なに無表情でおっぱいを揉みしだかれてるのよ!」

店員「B……いえ、もしかしたらCまで……」

店員「とりあえず皆さん一度サイズを測りましょう!」

陽炎「あっ、それなら鎮守府で適当に測っ」

店員「ダメですダメです!しっかりトップとアンダーからカップ数を出して皆さんにピッタリの下着を選ばないと」

陽炎「はい……」

店員「下着のサイズを間違えると胸だけじゃなく背中もだらしなく見えますからね。とにかく先ずはサイズを測るので3人ともこちらへどうぞ」
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 02:01:34.57 ID:XhtYWZo20
陽炎「じゃあ……」

黒潮「ウチはスポブラでかまへんのやけどなぁ」

不知火「不知火はどちらでも」

店員「あら、みなさん美乳なんですから勿体無いですよ?フフッ」

龍驤「ほな早いとこサイズ測ってもらおか!」

店員2「お客さま?」

龍驤「ん?」

店員2「お客さまはあちらのコーナーからお選びください」

龍驤「えっ?サイズ測ってからとちゃうん?」

店員2「はい、ですがお客さまの場合は大丈夫ですので♪こちらへどうぞ」

龍驤「……いやいや、一応測っとくわ!」

店員2「お客さま、それは無意味ですので」

龍驤「えっ?」

店員2「あっ」
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/21(土) 02:10:20.40 ID:XhtYWZo20
店員2「あの……ブラジャーは小さい方がデザインも可愛くてお得なんですよ!」

龍驤「それはまぁ聞いたことあるけど」

陽炎「はぁ!?なんで不知火がCで私がBなのよ!」

不知火「なぜかと聞かれても困ります」

黒潮「まぁまぁ、陽炎かてかなりC寄りのBなんやろ?」

陽炎「うるさいわねぇ!B寄りのCは黙ってなさいよ!怒るわよ!」

店員「お客さま!せめて服を着てからケンカしてください!」


龍驤「賑やかなやっちゃなぁ」

店員2「お客さまー。こちらの下着はいかがでしょうかー?」

龍驤「おー、ええやんええやん!花柄で可愛くて」

店員2「よろしければご試着してみますか?」

龍驤「せやな!この紙を剥がして乳首にペタリと……あほ!!いつから絆創膏はブラジャーになったんや!」
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 03:12:49.26 ID:vair9VEUo
絆創膏は勝負下着だし
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 10:35:47.87 ID:thnmMcxno
絆創膏は下に使うと勝利下着でもあるな
              (但し無毛に限る)
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 10:40:17.84 ID:yBfWFjaiO
磯波辺りが「あの……はがして……みますか?」とか
恥ずかしそうに誘ってきたら即ハボだわ
RJさんみたいに明るくこられたらむしろ耐えて上手く流せそう

しかし黒潮>陽炎>不知火ってイメージが割と強いが
本作ではそう来たか
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 15:36:50.95 ID:XhtYWZo20
珍しく寝落ちしててすみません
E6甲のギミックvマスS勝利出来なくて艦これやめそう
みなさんもうクリアしましたか
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 15:44:12.56 ID:FOVfZ/BN0
珍しく……?
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 16:16:57.69 ID:thnmMcxno
珍しく……
再起動が無しだったと云う意味では確かに[珍しく]ですねぇ
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 17:55:00.21 ID:AmOAClJOO
ちく絆は無乳から巨乳まで様々な映えかたをみせてくれる万能下着だと思うんだ
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 01:03:39.95 ID:Ru07+imnO
ゲームの艦これなんかもう卒業して構わないからこのssだけ書き続けるんだ
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 23:30:14.75 ID:KlrmBmF30
E6頑張れ
もう少し頑張れば龍驤をアトランタに会わせてあげられるぞ
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 02:45:42.40 ID:UquSnHkl0
海外艦きたら面白そうだな仏艦とかなら即戦力だろうし
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 23:49:14.55 ID:NgyNd+0c0
ちょっと話はすっ飛ぶけどクリスマスネタは必要だよね
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 23:49:45.83 ID:jPUc153Ao
今日は性夜か…
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/24(火) 23:56:58.81 ID:NgyNd+0c0
クリスマス鎮守府

曙「……なにこれ?昨日までこんな箱無かったわよね?」

霞「選挙でもするのかしら?」

提督「おっ!さっそくそのサンタボックスに目をつけたか!」

暁「サンタボックス?」

提督「もうすぐクリスマスだろ?みんな欲しい物を書いた紙をこの中に入れてごらん。きっとサンタさんに届くから」

朝潮「くすります?その三田さんと言う方にお手紙を書けば良いのですか?」

提督「三田さんじゃなくてサンタさんね。サンタさんは子供達の欲しい物を配ってくれるおじいさんなんだ」

朝潮「なるほど!ネズミ小僧さんみたいな方なんですね!」

提督「とにかく24日の朝までに欲しい物を1つ書いて箱に入れる事。よく考えて選ぶんだよ」

曙「なんでも好きな物ねぇ」

626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 00:05:24.08 ID:x3qa+/LM0
24日サンタボックス開封

提督「さてさて、まずは暁の手紙から見てみるか」

『くまのぬいぐるみ』

提督「まあ、なんて可愛らしい!」

龍驤「いっつもレディーレディー言うとるけどやっぱお子様やなぁ」

大和「可愛くていいじゃないですか♪」

提督「あのなんとか社長とか言う人が持ってるクソでかい熊を買ってやろう!」

龍驤「ん?その下の方になんか書いてへん?」

『くまがむりならやまとさんみたいなえぐいティーバックでもいいです』

提督「えぐいのか……」

大和「ちょっと熊、狩って来ますね」

龍驤「ぬいぐるみを買ってくるんやで」
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 00:13:55.40 ID:x3qa+/LM0
提督「次は秋雲か。あいつはサンタとか信じてなさそうだけど」

『画材「コピック」冬コミの日の休日。冬コミに使う弾(大量の500円玉)」

提督「……これはサンタさんに頼むような物じゃないよな」

龍驤「こりゃ完全にキミへの頼みやな」

大和「どうしましょう?画材だけ買ってきますか?」

提督「そうだな。画材は頼むよ。俺は銀行に行ってくるから」

628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 00:20:03.51 ID:x3qa+/LM0
提督「次は……曙か」

提督「曙には毎日掃除ばかり頼んでるからなるべく無理してでも欲しい物を買ってやりたい」

龍驤「せやなぁ。レジから見とっても他の子がワイワイ楽しそうに飲み食いしとる中1人だけ掃除しとるしちょっと気の毒やし」

大和「自主的にやってくれてるとはいえ負担ばかりかけてしまっていますから……」

提督「庭付き一戸建てくらいまでならなんとかしてやりたい!」

『ダイソン』

提督「ダイソン……」

龍驤「サンタさんに掃除道具たのむ子供って……」

提督「大和、1番いいダイソンを頼む」
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 00:25:08.59 ID:x3qa+/LM0
提督「次は霞か」

提督「霞もクールな子だしサンタさんとか信じてないタイプかもな」

『司令官の私物(匂い付き)』

提督「これは……どう言う事なんだろう?」

龍驤「ああー……これは、なあ?」

大和「提督のいらなくなった服とかをあげれば良いと思いますよ」

提督「でも俺の服なんて霞には大きすぎるだろ?男物だし」

龍驤「いやいや、女の子にはいろんな使い道があるんよ」

大和「なんならパンツでもいいんじゃないですか?」

630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 00:29:25.70 ID:x3qa+/LM0
提督「さて、最後は朝潮なわけだけど」

提督「もう手紙を開ける前から大体どんな事が書いてるか想像できるな」

龍驤「ハンバーグちゃうか?」

大和「最近はエビフライがお気に入りみたいですよ?」

提督「俺はあえて普段食べてるケーキとみた!」

『』

提督「ん?白紙?」

龍驤「間違えて白紙を入れてしもたんかな?」

朝潮「司令官!失礼します!本日のパトロール無事終了致しました!」
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 00:35:36.21 ID:x3qa+/LM0
提督「ちょうどよかった。朝潮、サンタさんの手紙が白紙になってたって……さっきサンタさんから連絡があったんだけど」

朝潮「はい!朝潮は現状に満足していますので特に欲しいものはありません!」

龍驤「ハンバーグとかエビフライでもええんやで?」

朝潮「それならきっと大和さんが作ってくれた方がおいしいですから」

大和「まあ♪」

提督「でも何かひとつくらい無いのか?せっかくだし」

朝潮「そうですね……では鎮守府のみんなが無病息災で元気に過ごせる様にお願いしたいです」

提督「なんでできた子……!」
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 00:43:53.35 ID:QSwuVHHcO
健気…!
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 13:11:37.28 ID:WzTqHapdO
時々ゲストが居るのもいいけど、やっぱこのメインメンバーがいいな
実家のような安心感
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 13:23:55.76 ID:+uuAnK4Ao
大和が欲しいプレゼントは子宝とかかな?
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 15:03:51.20 ID:TnW2S7xbo
朝潮…!(;ω;)ブワッ
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 09:15:05.53 ID:xIqFhxGv0
提督「では大和は買い出し係、龍驤はサンタ係てまよろしく頼む」

龍驤「……なぁ、うちらにはクリスマスプレゼント無しなん?」

提督「2人は大人だからサンタ側だろ?」

龍驤「なんぼ大人や言うたかて欲しいもんの1つや2つあるで」

大和「そうですね……♪」

提督「もはやサンタの存在すら信じていないのにプレゼントを要求するとは……!大人のプレゼント要求ほど恐ろしいものはないが……ちなみに欲しいものは?」

龍驤「ウチが欲しいのはさらなる信頼感や!もっと頼って頼って頼りまくって欲しいねん!あとは乳!キミがウチの身体も大人にしたってぇや♪」

大和「大和は朝潮ちゃんと同じく現状に満足していますので提督の愛と子種さえいただければ♪」

龍驤「よっしゃ!ほんなら今夜は3人で大人のホワイトクリスマスっちゅうわけやな!」

提督「あっ」
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/26(木) 09:21:51.23 ID:xIqFhxGv0
クリスマス当日

暁「みてみて!朝起きたらサンタさんからプレゼントが届いてたの!いつもいい子にしている暁のちゃんへって!」

朝潮「それは良かったですね♪」

暁「こんなにおっきなくまさん……んしょ、ほら!暁よりぜんぜんおっきいんだから!」

朝潮「これは…………サンタさんとは力持ちなんですね」

秋雲「あたしも貰ったよー♪じゃじゃーん画材と10万円貯まる貯金箱♪」

曙「サンタさんに貯金箱を頼むなんて変わってるわね」

秋雲「いやいや、これもうすでに500円がびっちり入ってる状態で貰ったから♪あー、冬コミが楽しみだわー♪来年はこの画材で出店してやるんだから!」

朝潮「頑張ってくださいね」
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 09:30:51.84 ID:xIqFhxGv0
秋雲「ぼのちんは提……サンタさんに何お願いしたの?」

曙「私?私はねー……ふっふーん♪これよこれ!」

秋雲「おおー…………え?掃除機?」

曙「そんじょそこらの掃除機とは違うんだから!ダイソンよ!ダイソン!しかもハンドクリーナーまで!はぁ……テレビで見てずっと憧れてたのよ♪」

曙「明日からこの相棒としっかりやっていくんだから。よろしくね。ワトソン、トムソーヤ」

霞「掃除機に名前付けるとかきみ悪いわね……」

曙「そう言うあんたはサンタさんに何を貰ったのよ?」

霞「私!?わ、私は別になんでもいいでしょ」

曙「なんで隠すのよ?」

霞「う、うるさいわね!秘密よ!秘密!」

曙「なんなのよまったく……ん?霞、あんたなんかよく分かんないけど……いい匂いするわね」

霞「は、はあ?お腹でも空いてんの?」

曙「うーん……美味しそうとかそう言うんじゃなくて……なんか落ち着くというか昂るというか……」クンカクンカ

霞「ばっ、ばっかみたい!!」
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/26(木) 09:41:50.80 ID:xIqFhxGv0
霞「そ、そんなことよりお姉ちゃんは何にしたの?まぁ大体食べ物なのは予想付くけど」

朝潮「私は現状で十分満足しているのでサンタさんにお願いはしませんでした」

暁「えっ……?」

霞「いやいや、お姉ちゃん。それは勿体ないんじゃ……」

朝潮「朝潮は今でも幸せですから」

曙「そういう事じゃなくて、そりゃもちろん私たちだって現状に満足してるけどさ。せっかくサンタさんがくれるって言ってるんだから貰わなきゃ損じゃない?」

朝潮「へ?」

霞「例えばお姉ちゃんはハンバーグが出てきたら幸せ最高ハッピーな顔するじゃない?」

朝潮「はい。夕飯がハンバーグの日は幸せ最高ハッピーですね!100点満点大満足です!」

霞「でもサンタさんに頼めばそのハンバーグにチーズがのったりカレーがかかったりする事も可能なのよ?」

朝潮「はっ……」

霞「もっと言えば今日の夕食をハンバーグにする事だって──」

朝潮「わ……わぁー!」ダッ

霞「おねーちゃーん!!」
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 09:43:02.29 ID:2gv+r/2Io
朝潮が俗世にまみれてゆく……
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 09:56:00.28 ID:1i0Cl/BTo
霞のお姉ちゃん呼び尊い
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/26(木) 10:01:28.88 ID:xIqFhxGv0
朝潮「……」

霞「お姉ちゃん、こんなとこにいたの?風邪引くよ?元気だしなよ」

朝潮「良いんです。今は海を見ていたい気持ちなので」

霞「本当は何か欲しい物があったの?それならサンタさんじゃなくてクズ司令官に言えば買ってくれるわよ」

朝潮「いえ、それでは司令官にご迷惑をかけてしまいます。それに現状に満足していると言った言葉に嘘はありません。……ただ」

霞「ただ?」

朝潮「みんながプレゼント貰っているのを見ていたら羨ましくなって、そんな卑しい自分が嫌になったんです。あとチーズやカレーのトッピングも」

霞「でもほら、サンタさんって良い子にしてれば必ず来てくれるらしいし次はお願いすれば良いじゃない」

朝潮「そうですね。サンタさんが来てくれる様に朝潮は良い子にしています。それで次にサンタさんが来るのはいつ頃なのでしょうか?」

霞「サンタさんは年に一度。クリスマスの日に良い子の所にだけ来てくれるんだって」

朝潮「一年後じゃないですかー!!」


朝潮は海に向かって叫んだという
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 10:07:52.03 ID:xIqFhxGv0
鎮守府

曙「お帰りなさい。遅かったわね」

霞「ちょっとお姉ちゃんが、ね……」

朝潮「はぁ……自分で自分が嫌になります……」

暁「元気出しなさいよ。暁のくまさん貸してあげるから」

朝潮「確かに普段は食卓に上がらないジビエというお願いも良かったですね……」

暁「お人形は食べれないから!」

朝潮「考えれば考えるほど欲が出てきてしまって……こんな卑しい朝潮の元には来年もサンタさんは来てくれないに決まっています!」

秋雲「わお……自暴自棄ってやつ?」

霞「大丈夫よ、お姉ちゃんは良い子だから。ほら、とりあえずお布団で休みましょ」

朝潮「はぁ……」

曙「ん?これなにかしら?朝潮の枕元に手紙みたいなのがあるけど」
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 10:14:16.69 ID:xIqFhxGv0
手紙「メリークリスマス。サンタより」

曙「これサンタさんからの手紙じゃないの!?えっ?サンタさん日本語書けるの!?しかも筆跡がクソ提督に似てる!」

提督「ぎくっ!」

曙「あっ、そんなとこで何してんのよクソ提督」

提督「い、いやー、みんなお願いしたプレゼントは貰えたかなーって」

霞「ちょっ!今はその話禁止!やっと落ち着いたのに……」

朝潮「サンタさんが朝潮に何を……」


手紙「いつも良い子の朝潮ちゃんへ。今日子供たちみんなにプレゼントを配りましたが朝潮ちゃんだけはお手紙にお願いが書かれていませんでした」

朝潮「……」

手紙「きっと急な事でお願い事が決まらなかったのですね。なのでこのチケットを入れておくので好きな時に使ってください。サンタさんより」

朝潮「チケット?」

645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/26(木) 10:22:53.59 ID:xIqFhxGv0
『提督がなんでも一つ言うことを聞いてくれる券(サンタ代行)』

提督「あ、あー、そうかそうか。サンタさんからの頼みじゃ断る訳にはいかないな!朝潮、お願いが決まったらいつでも言っておいで」

朝潮「司令官がサンタさんの代わりにお願いを叶えてくれるんですか?」

提督「できる範囲でだけどね」

朝潮「司令官がなんでも…………了解です!ではこのチケットは大切にして使うべき時に!司令官と一緒にお祭り……うーん、司令官と一緒に遊園地も捨てがたい……」

提督「ああ、でも来年はちゃんとサンタさんに頼むんだぞ?」

朝潮「そうですね……では来年も同じチケットをサンタさんにお願いします!」

提督「はい娘にしたい」

霞・曙「なんでも……チケット……」


この後霞と曙は海に向かって「失敗した!」と叫んだ。
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 10:23:49.91 ID:xIqFhxGv0
クリスマス終わったんで次は>>612の続きに戻ります
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 13:21:10.27 ID:aOckUurYO
提督も性夜で童貞を捨てたか…メリークルシメマス
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 14:35:31.74 ID:Q25hTg4PO
メリークリトリス
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 22:47:12.00 ID:oldCPVOeo
まだ本番に至ってない可能性もあるし、クリスマス前に既に誰かに頂かれてる可能性もある…
シュレディンガーの童貞
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 11:45:55.96 ID:ePL1b79iO
朝潮チャンみたいな娘をください!
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/31(火) 07:57:46.05 ID:SBXIhMkn0
陽炎「おっぱいは作れる!」

陽炎「はぁ……今年1番の名言だったわ。あの店員さん。おっぱいは作れる!

黒潮「あんま人前でおっぱいおっぱい言わんときぃや」

不知火「そもそもおっぱいはもともとありますが」

陽炎「バカねぇ!おっぱいはこの部分だけじゃ無いの!この脇腹も、なんなら背中も!全部おっぱいにできるのよ!」

ロリコン(なんか少女たちがおっぱいを連呼してる。この年末にありがたやありがたや)

陽炎「おかげで私もCカップの仲間入りよ!」

龍驤「せや!おっぱいは作れるんや!」

陽炎「龍驤さんはどの絆創膏にしたの?」

龍驤「なんで絆創膏ありきの話やねん!ウチかで可愛いブラジャーこうたわ!」
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 08:03:23.12 ID:HGyWfgSOo
#おはようおっぱい
 
(こんな # が実在したとはww)
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 08:04:30.80 ID:SBXIhMkn0
黒潮「えっ……」

龍驤「なんやそのリアクション」

不知火「AAカップ用の下着でもサイズが合わないのでは?」

龍驤「アホぬかせ!ウチかてキミらよりちーとばかし小ぶりやけどBカップの下着こうたんや!」

陽炎「いやいやそんなめちゃくちゃなサイズの売っちゃったら店員さんくびになっちゃうでしょ」

龍驤「ま、まぁ?ちーとばかしサイズは大きめやけどウチ育ち盛りやん?近い将来ピッタリになるから」

陽炎「そんなこと言って合わないブラ付けて乳首擦り切れてもしらないわよ」

龍驤「誰が擦り切れるかい!」

不知火「まず乳首が触れることすら無いのでは?」

黒潮「まぁまぁ、乳首の話は置いといて早よ戻るで。花火始まってまうわ」

ロリコン(なんか少女たちが乳首乳首連呼してる。なんて良い一年だったんだ)
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 08:13:00.86 ID:SBXIhMkn0
季節外れの年末花火大会

朝潮「司令官見てください!あのボールがタコ焼きらしいです!」

提督「朝潮はタコ焼き見るの初めてか?」

朝潮「はい!……なんて事でしょう!司令官、あっちにはイカ焼きと言うものが!」

朝潮「でもイカ焼きは丸く無いですね?平べったくてイカにも見えません」

提督「朝潮はどっちを食べたいんだ?」

朝潮「うーん………………………………」

提督「予想以上の長考。大丈夫大丈夫。両方買ってあげるから」

朝潮「鯛焼き!?司令官、あれは鯛が入っているんですか!?」

提督「あれは鯛の形をした甘い餡子やクリームが入ったやつだよ」

朝潮「ではあのとんぺい焼きと言うのはお笑い芸人が入っているのですか!?」

提督「三瓶じゃなくてとんぺいだよ」
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/31(火) 08:19:14.44 ID:SBXIhMkn0
提督「あっ、あそこに良いのがあるじゃないか」

『夕雲一家』

曙「あそこだけ随分おっきい店ね」

提督「簡易食堂って感じで色んなものが売ってて中で座って食べる事も出来るんだ」

霞「お姉ちゃんを連れて回ってたら両手に持ちきれないほど買っちゃいそうだし机があるのは有り難いわね」

電「司令官さん、電たちも一緒にお食事したいのです」

司令「そうですね。あそこなら大勢でも大丈夫そうですし私達も行きましょうか」

卯月「うーちゃん綿菓子って言うの食べたいっぴょん♪」

文月「お祭りお祭り〜♪」
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 08:30:21.01 ID:SBXIhMkn0
朝霜「へいらっしゃい!夕雲一家へようこそ!さぁなんでも注文してくれよな!」

夕雲2「あら、いらっしゃいませ♪」

夕雲「お世話になりますね♪」

長波2「おう!いらっしゃいあたし!焼きそば焼き立てだよ〜!」

長波「さすがあたし!イキがいいねぇ!」

提督「なんだこの状況は。ここが夕雲型マニア最後の天国か」

秋雲「そっちの夕雲たちは露店で商売してんの?」

夕雲2「はい♪うちの提督は戦闘よりも商売がお好きでして♪お店をやりつつ海上護衛を少しする感じですね♪」

秋雲「へー。うちがケーキ屋中心でやってるようなもんかー」

清霜「おきゃくさーん!こっちのテーブルにどーぞー」

龍驤「椅子はビール瓶の箱、机もビール瓶の箱にベニヤ板を乗せただけの簡単な作り。いやー、この適当さがまさに祭りっぽくてええなぁ♪」

朝潮「とりあえず全種類お願いします!」
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 08:40:17.24 ID:SBXIhMkn0
朝潮「はむはむはむはむ……」

暁「おいひぃ〜!このジャンボチンポって食べ物すごく美味しいわね!」

提督「秋雲こらぁ!!」

秋雲「ひー、ノータイムで疑うなんて秋雲さんが可哀想じゃん!」

提督「フランクフルトからそんなもん連想する変態はお前くらいだろうが!妙なことを教えるんじゃない!」

曙「……」

霞「……」

秋雲「ひぇー、ちょっと茶目っ気出しただけじゃん。ねぇ、2人とも」

曙「……え?な、なに?」

秋雲「ん?もしかして2人ともジャンボフランクフルト見て提督のジャンボフランクチンチンを思い出してたの?」

霞「は、はあ!?誰がそんなもん!バッカじゃないの!!」ガブッ

秋雲「ああ!ダメダメ!そんな歯を立てちゃ!」

文月「ねぇねぇジャンボフランクちんちんってなーに?」

提督「秋雲ー!!」
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/31(火) 08:53:43.09 ID:SBXIhMkn0
龍驤「しっかし朝潮はほんま美味しそうに食べるなぁ」

朝潮「はい!美味しいものを美味しそうに食べるのは当然です!」

夕雲2「あら、そんな嬉しい事を言ってくれる朝潮ちゃんには……はい、秋刀魚の塩焼きをサービスしちゃう♪」

朝潮「これは……いつもとなんだか違う感じがします」

夕雲2「七輪で焼いたから香りが違うでしょ?味だって一味違うんだから♪」

提督「鎮守府だとどうしても魚焼きグリル使っちゃうからなぁ」

朝潮「はふっはふっ……信じられません!こんなにもフカフカで油がじゅわっと……」

提督「……ね?うちの子可愛いでしょ?」

夕雲2「何でも最高幸せな顔で食べてくれるからいい宣伝にもなりますね♪お客さんがどんどん来てくれます♪」

朝潮「はい、朝潮は幸せです!」

金剛「ヘイ!提督ぅ!なんだかココが流行ってるみたいデース!」

男「もう良いから早く帰るぞ」

比叡「もう、司令!まだ花火は始まっていませんよ!あ、もしアレでしたら司令だけお帰りになって花火は私とお姉様だけで♪」

男「このクソレズが。戦艦じゃなかったら解体してやるのに」

朝潮「…………っ」

霞「ん?お姉ちゃんどうしたの?そんなに震えて……寒いの?」

朝潮「ハァッ……ハァッ…………」ガタガタ

霞「ちょ……お姉ちゃん!?ちょっと!クズ司令官来て!お姉ちゃんがおかしいの!」
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/31(火) 09:04:21.20 ID:SBXIhMkn0
提督「朝潮!?どうした?」

朝潮「はぁっ……はぁっ……」

霞「お姉ちゃん深呼吸して!ゆっくり、ゆっくり」

提督「喉に何か詰まらせたのか!?朝潮!?」

龍驤「あかん、何も耳に入っとらん感じや。それになんや瞳孔も開いてしもうとるんちゃうか!?」

秋雲「ちょっ、とにかくみんな落ち着いて!いきなりの緊張感に暁ちんが漏らしちゃってるから!」

暁「だ、だいじょぶ、朝潮、だいじょぶだから」

朝潮「すみま、せん……大丈夫です……」

霞「全然大丈夫な顔色じゃないでしょ!?ほら、これで口元拭いて」

金剛「なんだか騒がしいデスネ。何かあったデスカ?」

男「あ?」チラッ

朝潮「ひっ……」ギユッ

提督「朝潮?大丈夫大丈夫。何か怖い事があったんだな。よしよし」
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/31(火) 09:18:27.16 ID:SBXIhMkn0
朝潮(どうしてあの人が……)

朝潮(でもこれ以上みんなに心配はかけられない……)

朝潮(この事は黙って……お願い、早く何処かへ行って……っ)

金剛「どうしますカ?他の店でも構いませんガ……」

比叡「そうですね。なんだか騒がしいですし」

男「別に何でも良い」

朝潮(良かった。気付かれずにどこかへ……)


曙「ちょっと待ちなさいよ!」

金剛「ん?なんデスカ?」

曙「そっちの男!あんたよあんた!!」

男「あ?」

曙「あんたさては朝潮の元提督で朝潮に酷いことをした挙句奴隷市場に売り飛ばした極悪提督でしょ!顔見りゃわかんのよ!朝潮に謝れこのクソ!!」

朝潮(あ……曙ちゃーん……)

男「なんだこのガキ。朝潮だ?」

朝潮「ひっ……」
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 09:21:44.02 ID:SBXIhMkn0
勘のいいガキは嫌いだよ……!
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