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【イナイレ】FFIに参戦しよう!【安価】

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157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 12:03:58.40 ID:8JEv/NdA0
壁山「向こうも疲れてきてるみたいっスね」

鬼道「…当然だ。こちらは攻めに攻め続けたんだからな」

円堂(皆…ここまでかなり疲労が溜まってる……ここまでずっと走り続けてたもんな)

円堂「>>158
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 12:46:25.67 ID:kA0bgrWcO
…みんな!もう少しだけ踏ん張ってくれ!雷門魂の見せ所だぞ!
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 12:51:44.04 ID:8JEv/NdA0
円堂「…みんな!もう少しだけ踏ん張ってくれ!雷門魂の見せ所だぞ!」

風丸「円堂…」

壁山「キャプテン……」

鬼道「……仕掛けるぞ、円堂」

円堂「!」

鬼道「皆よく聞いてくれ。敵も確かに疲労の色が見えてきた。だがこちらは、既に限界が近い。持久戦には負けたと、そう考えていい」

鬼道「……だが!体力では負けても、試合の勝ちは譲らない!その為に、ここで円堂を攻撃に加える!」

「「「!」」」

鬼道「>>160
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 13:34:40.22 ID:WokIbw7i0
天馬へのマークの誘導、敵へのブラフ、そして今までの全力攻撃。
これは全てこの為の布石、相手は天馬に意識が集中している。そこに『本来あり得ないGKからのシュート』という不意打ちを仕掛ける。
…1回きりの大勝負だ。必ず成功させるぞ!雷門魂を見せてやれ!
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 13:58:56.90 ID:8JEv/NdA0
鬼道「天馬へのマークの誘導、敵へのブラフ、そして今までの全力攻撃。これは全てこの為の布石、相手は天馬に意識が集中している」

半田「…」コクッ

鬼道「そこに『本来あり得ないGKからのシュート』という不意打ちを仕掛ける…1回きりの大勝負だ。必ず成功させるぞ!雷門魂を見せてやれ!」

「「「「おおおおっ!」」」」

原野(何だ?今、何の作戦会議をしていた?)

天馬(>>162
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 14:01:40.06 ID:q3Yd2xaBo
こんな大胆な作戦を考えるなんて…やっぱり鬼道さんは凄いや!
円堂さんが決めるって悟られないためにも俺が決めるつもりで全力プレーだ!
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 14:50:39.58 ID:8JEv/NdA0
天馬(こんな大胆な作戦を考えるなんて…やっぱり鬼道さんは凄いや!円堂さんが決めるって悟られないためにも俺が決めるつもりで全力プレーだ!)

少林「スローインは俺がやります!」

鬼道「頼むぞ」

塩谷「…」

牧谷「…」

天馬(やっぱり来た!)

審判「ッ!」ピ-

角間王将『さあ、雷門のスローイングから試合再開です!』

少林「染岡さん!」

染岡「よっし…鬼道!」

バシュ

根上「それは読んでたずら!」

鬼道「くっ!」

角間王将『根上、鬼道へのパスをインターセプト!』

風丸「うおおおおっ!」

根上「あっ!?」

角間王将『おおっとここで風丸がボールを奪った!』

天馬「風丸さん!」

塩谷「っ!」

綾野「お前には打たさんずら!」

天馬「くっ…」

風丸「>>164
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 14:55:31.04 ID:9OsAydplO
ッ!円堂おおおおおっ!!
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 14:56:05.75 ID:hd7XNrHEo
(円堂に攻撃させるか?いやまだ早い!)
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 15:06:58.87 ID:8JEv/NdA0
風丸「ッ!円堂おおおおおっ!!」

ポ-ン

角間王将『風丸がヒールでバックパスを送った!そしてそこに走り込んでいるのは……!』

綾野「何っ!?」

原野「馬鹿な!」

角間王将『円堂です!なんと円堂がゴールからオーバーラップしていた!』

半田「ッ!」ザッ
 
半田「決めろ!円堂!!」

染岡・風丸・マックス「「「円堂!」」」

秋・夏未「「円堂君!」」

1年達「「「「キャプテン!」」」」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 15:31:07.60 ID:8JEv/NdA0
円堂「っ!ちゃあああああ!!」

ギュウウウウン!!

円堂「メガトンヘッド!!ちぇえええいっ!!」

ドオオオオオンン!!!

角間王将『なんとキーパー円堂の必殺シュートが炸裂しました!』

綾野「くっ…!ただキーパーが意表を突いて来たというだけずら!やることは、変わらない!」

「「「無限の壁!」」」

ドゴォォン!!

「「「ぐっ、ぐううう…」」」

ギュウウン!ギュウウン!

原野「なっ!?む、無限の壁でボールが弾かれていない!?」

鬼道「これまで走り回ったことによる疲労、予想外のアクション、そして俺達でさえ初めて見るメガトンヘッドの威力…その全てが噛み合うことで、今まさに無限の壁を破ろうとしている!」

原野「な、なんだと!?」

「「「ぐううううっ!!」」」

ピキ……パキパキパキパキ

雷門勢「「「「行けえええええっ!!」」」」

パリ-ン

「「「ぐわっ…」」」

栗松「無限の壁が!!」

壁山「破れたッス!」

皆の想いが込められた必殺シュートは無限の壁を破り、ゴールへ……

ガコーン!

「「「「!?」」」」

無限の壁を破ったボールは、土壇場でポストに嫌われてしまった
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 15:54:39.22 ID:8JEv/NdA0
角間王将『ああっと惜しい!雷門、無限の壁を破るも得点ならず!』

ヒュルルルルル…

染岡「嘘、だろ…?」

半田「これが、入んないのかよ…」

雷門イレブンのテンションが落ち込み始める

円堂「そんな…」

雷門の柱、円堂でさえ、一瞬酷く動揺していた……

原野(勝った!)

千羽山の選手達は、自分達の勝ちを確信し油断した……

誰もが目の前の出来事を前に、膠着していた…その時!ある1人の選手が叫んだ!

鬼道「駆け抜けろ!天馬!」

「「「「!?」」」」

鬼道が叫んだ、そして天馬は…








天馬「っ!」

タッタッタッ…

鬼道が叫んだ時には既に体が動いていた
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 16:31:53.09 ID:8JEv/NdA0
天馬「たあっ!」ポスッ

角間王将『跳ね返ったボールを拾ったのは松風だ!!』

天馬「らあっ!」

ジジジジ…

天馬「デスドロップ!」

ギュオオオオオン!!

綾野「!?」

ズバーン!!

審判「ッ!」ピ-

角間王将『ゴーーール!先制点は雷門だ!ここまで徹底マークを受けていた松風ですが、ここに来てようやく本領発揮!!』

原野「な、何が……何が、起こった?」

円堂「え?き、鬼道…?」

栗松「ど、どうなってるでヤンスか?」

影野「円堂のメガトンヘッドで決める作戦じゃなかったのか?」

鬼道「俺は初めから、天馬で点を取るつもりだった」

「「「!」」」

染岡「ど、どういうことだよ?」

鬼道「そもそもこの試合の後半戦の戦術の全ては、この瞬間の為の壮大なブラフだ。天馬を誘導マークさせて、開いたスペースからの必殺技の連発による体力の消耗を狙った、だがそれは俺が天馬をフォワードに置いた本命の理由ではない」

天馬「じゃあ、俺がフォワードに置かれた本当の理由って?」

鬼道「距離だ」

天馬「距離?」

鬼道「無限の壁でボールを弾いた時、ルーズボールに向かって走り込む距離を少しでも縮まれば、ボールを拾える確率が上がると思ったからだ」

半田「えっ?そ、それが本当の理由?」

鬼道「ああ。連中もまさか、天才ゲームメイカーのイメージに引っ張られてこんなふざけた理屈を本命プランにしているとは思わなかった筈だからな」

「「「」」」ポカ-ン

鬼道「…すまないな円堂、せっかくの必殺技を出汁に使ってしまう形になって」

円堂「>>170
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 16:35:54.79 ID:aljeiLjeo
謝ることなんて何もないよ!むしろ感謝してる!
やっぱお前は天才ゲームメイカーだよ!
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 16:46:34.48 ID:8JEv/NdA0
円堂「謝ることなんて何もないよ!むしろ感謝してる!やっぱお前は天才ゲームメイカーだよ!」

鬼道「…ありがとう」

染岡「なにしんみりしてんだよ鬼道」

半田「そうだぜ。まだ試合は終わってないんだから集中な」

鬼道「染岡、半田…ああ。そうだな」

円堂「よーし!このリードは絶対に守り切ってやる!そんで、皆揃って準決勝に乗り込むぞ!」

「「「「おおおおお!」」」」
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 17:00:08.93 ID:8JEv/NdA0
〜観客席〜

その後雷門は、天馬の先制点のリードを守り切り準決勝進出を決めた

剣城(作戦の意図には気付いた様子ではなかったようだが……勝っただけよしとしようか)フッ…

「へえ、君でもそういう表情が出来るんだね」

剣城「!」

アフロディ「やあ、剣城君」

剣城「アフロディ…」

アフロディ「フィフスセクターを裏切ったというのに、随分と生き生きしているようだね」

剣城「…」

アフロディ「何、責めている訳ではないさ」

剣城「>>173
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 17:22:48.57 ID:WokIbw7i0
…敵情視察にでもしに来たのか?
『神』を自称する割には、随分と慎重だな。
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 18:02:46.09 ID:8JEv/NdA0
剣城「…敵情視察にでもしに来たのか?『神』を自称する割には、随分と慎重だな」

アフロディ「そういうのじゃないさ。僕はただ興味が出たんだよ」

アフロディ「…君程の一匹狼が変わるきっかけとなった、雷門にね」

剣城「…」

アフロディ「決勝まで勝ち進めるといいね、雷門」

剣城「勝つ。あいつらは絶対に、お前達の前に挑戦者として現れる」

アフロディ「>>175
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/19(日) 18:26:16.43 ID:X8rXxTZCO
君がそこまで言うのなら、楽しみに待たせて貰うよ
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 18:36:38.40 ID:8JEv/NdA0
アフロディ「君がそこまで言うのなら、楽しみに待たせて貰うよ」

剣城「・・・」

スタスタ…































アフロディ「まあ、雷門が神(僕)に勝つなんて、万に一つも有り得ないけどね」

剣城が去った後、アフロディは不敵に笑った

それは、神たる故の絶対の自信か?

あるいは……
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/19(日) 19:09:34.44 ID:8JEv/NdA0
今日はここまでにします
そして、次回木戸川清修と……戦ったりしません、スローペースでごめんなさい
しかし、準決勝の相手は木戸川というのは変わりませんそこは変えないつもりです
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 09:28:11.91 ID:D/8ij4/m0
〜部室〜

秋「皆!準決勝の相手は木戸川清修に決まったわ」

半田「木戸川って確か、去年のFF準優勝校だよな?」

春奈「お兄ちゃん、木戸川ってどんなチームだった?」

鬼道「一言で言えば…」

円堂「一言で言えば?」

鬼道「フィフスセクターに属していない学校だ」

「「「「!」」」」

風丸「それは、本当なのか?」

鬼道「ああ。元シードの俺が言うんだ。保証しよう」

円堂「>>179
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 09:31:58.91 ID:kEPNekSL0
おおっ!久しぶりにフィフスセクターとは関係のないサッカーができるんだな!
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 10:05:50.97 ID:D/8ij4/m0
円堂「おおっ!久しぶりにフィフスセクターとは関係のないサッカーができるんだな!」

風丸「ここのところずっと、シードとばかり戦っていたからな。ある意味で、リラックスして戦えそうだ」

葵「それで、木戸川清修ってどんなチームなんですか?」

鬼道「超攻撃型のチームだ。得点力という面ではまず間違いなく雷門を上回ると見てもいいだろう」

鬼道「特に警戒すべきは昨年、1年ながらレギュラー入りを果たしたFWの豪炎寺修也、MFの貴志部大河だ。今年はそこに武方3兄弟という俺達と同世代のFWが3人も加わっている」

染岡「FW多過ぎだろ…バランス悪りぃ…」

鬼道「>>181
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 10:10:52.71 ID:PiaD3oy/o
あの攻撃翌力をどう封じるかが攻略の鍵になるだろつ
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/26(日) 10:19:25.79 ID:D/8ij4/m0
鬼道「あの攻撃力をどう封じるかが攻略の鍵になるだろう」

風丸「つまり、勝利の鍵は俺達ということか」

壁山「…」ゴクッ

風丸「そう考えると、やりがいを感じるよな?」

円堂「風丸の言う通りだぜ!」ニッ

栗松「か、風丸さんもキャプテンも……全然緊張してないでやんすか?」

風丸「そんなことはないさ。とても緊張してる」

壁山「そ、そうは見えないッス…」

風丸「>>183
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 10:20:56.92 ID:nto7JzG+0
そういうのも全部込みでサッカーは楽しい、だろ?円堂
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 10:44:33.30 ID:D/8ij4/m0
風丸「そういうのも全部込みでサッカーは楽しい、だろ?円堂」

円堂「おう!」

夏未「なんというか、伝染しているわね。誰かさんのサッカー馬鹿っぷりがね」

響木「だがそれは、勝ち進む上で最も重要なピースかもしれんぞ」

夏未「……そうですね」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 11:03:57.95 ID:D/8ij4/m0
〜グラウンド〜

天馬「らあっ!」

ジジジジ…

天馬「デスドロップ!」

ギュオオオオオン!!

円堂「ゴッドハンドおおお!」

ギュン!

円堂「ぐっ!」

パリ-ン!!!

円堂「ぐわあっ!」

ズバーン!

壁山「あ、足が…いつものように動かないッス……」

栗松「ど、どうなってるでヤンスか?」

影野「ハァ…ハァ……」

鬼道「……天馬以外、思ったよりも、千羽山との試合の疲労が残っているようだな」

風丸「どうして天馬だけ……」

鬼道「恐らくだが、前回は徹底マークのせいでまともにプレー出来たのが後半終了間際だけだった。それが体力温存に繋がっていた、と考えるべきか…」

鬼道(だがそれも、天馬のサッカーセンスがあってこそなのかもしれないが…)

半田「…」

少林「半田さん?」

半田「いや…俺らって、いっつも肝心なところは全部天馬に託してるよなって思って」

「「「「!」」」」

半田「>>186
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 11:34:47.27 ID:jDB9957R0
…攻撃の手札の数が違いすぎる。
これじゃあいくら守備を鍛えてもジリ貧だ。
守備練習はやるとしても、あたらしく攻撃のパターンを考えなきゃ負けちまうんじゃないか?
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 11:53:00.81 ID:D/8ij4/m0
半田「…攻撃の手札の数が違いすぎる。これじゃあいくら守備を鍛えてもジリ貧だ。守備練習はやるとしても、新しく攻撃のパターンを考えなきゃ負けちまうんじゃないか?」

鬼道「俺も今それを懸念していたところだ。このままでは世宇子に挑む前に、確実に負ける」

栗松「じゃ、じゃあ…イナビカリ修練場で新しい必殺技を……」

鬼道「いや、今の俺達の身体で修練場は怪我のリスクが大きい。闇雲な無茶は練習とは言わん」

栗松「…」

染岡「じゃあ、どうすんだよ?お前に限って何の考えもないってことはないんだろ?」

鬼道「>>188
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 12:24:03.16 ID:qlQE6F0h0
勿論だ。
雷門の守備陣のレベルはかなり高い。
基礎基本の戦術・練習がしっかり行われている証拠だ。
故に、今回はこの守備力を生かしたカウンターサッカーを基本戦術とする。
相手を前のめりにさせ、シュートを可能な限り妨害し、不完全な状態で打たせて取る。
攻撃は天馬・染岡・俺の3人を主軸として行う。
半田、守備人の統率は任せたぞ。
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 12:28:34.92 ID:WZK+PT8c0
まず今回も天馬はマークされるだろう、せめてもう一人強力な選手がいればな…
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 12:42:11.19 ID:D/8ij4/m0
鬼道「勿論だ。雷門の守備陣のレベルはかなり高い。基礎基本の戦術・練習がしっかり行われている証拠だ」

栗松「き、鬼道さんに褒められたでヤンス…///」

鬼道「故に、今回はこの守備力を生かしたカウンターサッカーを基本戦術とする。相手を前のめりにさせ、シュートを可能な限り妨害し、不完全な状態で打たせて取る」

鬼道「攻撃は天馬・染岡・俺の3人を主軸として行う」

天馬「鬼道さんの戦術に応えられるように、全力を尽くしましょう染岡さん!」

染岡「…おう」

鬼道「半田、守備陣の統率は任せたぞ」

半田「!」

半田「……おいおい、ちょっと責任押し付け過ぎじゃないか?」

マックス「とかいいながら、口元ニヤけてるよ」

半田「なっ!?に、ニヤけてねーよ!」カァァァ///

「「「「あはははは」」」」

半田「……ったく」

円堂「よし、方針も決まった訳だから早速特訓を再開させよう!」

天馬「はいっ!」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 12:59:50.38 ID:D/8ij4/m0
【FFスタジアム】

角間王将『やはりこのチームの勢いは止まらない!世宇子中学、FF初参戦で決勝進出を決めました!』

貴志部「狩火庵中から20点か…本戦全部2桁得点、凄まじいね」

勝「ま、それでも所詮は勢い任せに取っただけの点数でしかない、みたいな」

友「時代の主役は俺達、あいつらは前座、みたいな!」

努「最後に勝つのは俺達、だよな豪炎寺」

豪炎寺「ああ。勿論だ」

雷門が木戸川清修戦に向けて特訓してから数日、ここFFスタジアムでは一足先に世宇子対狩火庵の準決勝が行われていた

豪炎寺「>>192
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 13:04:42.24 ID:kEPNekSL0
(世宇子もだが次に俺達が戦う雷門・・・彼らの成長スピードは侮れない)
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 13:10:45.44 ID:D/8ij4/m0
豪炎寺(世宇子もだが次に俺達が戦う雷門・・・彼らの成長スピードは侮れない)

貴志部「浮かない顔をしているね」

豪炎寺「!」

貴志部「心配しないで。次に戦う相手まで履き違えてはいないから」

勝「そうそう。次の雷門は、むしろある意味では本命みたいな」

豪炎寺「…ならいいんだ」

貴志部「それじゃあ帰ろうか、木戸川へ」

武方3兄弟「「「おう!」」」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 13:36:01.44 ID:D/8ij4/m0
〜グラウンド〜

鬼道「そうか。わかりきってはいたが、やはり決勝で待ち構えるのは世宇子か」

春奈「準決勝もとうとう必殺技を使わずに勝ち上がったわ…」

夏未「本戦は3試合とも2桁得点、しかも1回戦は10点、2回戦は15点、準決勝は20点と来たわ」

鬼道「…帝国は完全にコケにされたということか」ギリッ

春奈「>>195
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 13:46:03.74 ID:C69sKKWko
お兄ちゃんの気持ちは分かるよ、でもお兄ちゃんには憎しみじゃなくて純粋な気持ちでサッカーをしてほしい
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 13:58:44.05 ID:D/8ij4/m0
春奈「お兄ちゃんの気持ちは分かるよ、でもお兄ちゃんには憎しみじゃなくて純粋な気持ちでサッカーをしてほしい」

鬼道「春奈……」

鬼道「……ああ。そうだな。ここは、サッカーを楽しむ場所だったな」

春奈「うんっ!」

染岡「ドラゴン…クラーッシュ!!」

ドラゴン「ギイイイッ!!」

円堂「ゴッドハンドおおお!」

ギュン!

円堂「らあっ!」

パシッ!

染岡「クソ!全然決まんねえ!」

円堂「いや、いいシュートだったぞ!もう少し持ち込まれてたら俺の方が押し込まれてた!」

染岡「…気休めとかじゃねえよな?」

円堂「勿論!もっと自信持てよ!」

染岡「………おうっ!」

風丸「前の試合と違って、練習から打たせすぎてるな…俺達こそ気合入れるぞ!」

壁山「は、はいッス!」

栗松「はいでヤンス!」

影野「おう……」

天馬「>>197
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 14:04:30.55 ID:C69sKKWko
みんな気合い入ってて良い感じだ!
これなら!
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 14:25:07.43 ID:D/8ij4/m0
天馬「みんな気合い入ってて良い感じだ!これなら!」

染岡「……」

天馬(ってあれ?染岡さん?どうしたんだろ?難しい顔して…)

染岡(後少し、もうちょっとのところまで来てんだ!何が、何が足りねえんだ!?)

天馬「そm円堂「染岡!」

染岡「あっ、悪い、少しボーッとしちまった…」

円堂「何かあるんだろ?俺で良かったら、相談に乗るぜ」

染岡「……敵わねえな、お前には」

天馬(…この場はキャプテンに任せよう。俺は俺に出来ることをやるだけだ)
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 14:58:48.12 ID:D/8ij4/m0
〜部室〜

壁山「〜〜っ、はあぁぁぁ…」

栗松「つ、疲れたでヤンス……」

風丸「円堂、今日は俺も鉄塔広場まで寄ってくよ。走り込みしたいし」

円堂「あ、悪りぃ風丸。俺今日は帰ってのんびりするよ」

風丸「珍しいな。まあ、ここまでずっと特訓ばかりしてたもんな。たまには休みも必要か」

円堂「そういうこと」

風丸「……それじゃあ、俺は先に帰らせてもらうぜ」

円堂「おう!」

「「「「お疲れ様でした!」」」」

円堂「……後で河川敷で落ち合おうぜ」ボソ

染岡「へへっ、恩に切るぜ」ボソ
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 15:28:55.25 ID:D/8ij4/m0
【FFスタジアム】

わあああああああ!!

角間王将『ここ、FFスタジアムは超満員!雷門中対木戸川清修の試合の始まりを、今か今かと観客が待ちわびている様子!特に木戸川清修の応援にやってきている豪炎寺修也のファンクラブの存在感は、凄まじいものとなっております!』

ファンの女の子A「きゃー!豪炎寺さまああああああ!!」

ファンの女の子B「今日も華麗なシュートを決めちゃってええええっ!!」

ファンの女の子C「ファイアトルネードで私の心もメラメラ、メロメロですわ!!!」

響木「こりゃまた…凄い応援だな」

秋「まるで地鳴りですね……」

響木「はっはっは!確かにな」

秋「>>201
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 15:33:09.21 ID:eeyEt99wo
向こうには負けるけどこっちも結構ファンいるみたいですね
少し前まで考えられなかったなぁ
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 16:07:07.93 ID:D/8ij4/m0
秋「向こうには負けるけどこっちも結構ファンいるみたいですね。少し前まで考えられなかったなぁ」

響木「40年前の俺達への声援にも全然負けてないな」

秋「本当ですか!?」

響木「ああ。伝説を築き上げたイナズマイレブンのメンバーである俺が言うんだ。間違いはない」

天馬「…それだけの人が応援してくれるなら、俺達はその声援に誇れるプレーをしなくちゃ…ですよね!」

葵「天馬…何か最近大人な発言ばっかりだね…もしかして、人格が剣城君に乗っ取られた?」

天馬「なっ!?なんて失礼な…」ガ-ン

葵「冗談だよ冗談」

秋(…いつの間にか、お姉ちゃんより大きくなったね。人として。それはきっと剣城君の力のおかげでもあるんだろうけど……何より他でもない天馬が頑張った証、なんだよね)

天馬「>>203
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 16:46:28.47 ID:kEPNekSL0
(見ててくれ剣城、俺達は絶対に勝つ)
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 16:52:52.27 ID:D/8ij4/m0
天馬(見ててくれ剣城、俺達は絶対に勝つ)

葵「…剣城君、きっと見てくれてるよ」

天馬「……ああ」

円堂「そんじゃ俺、木戸川の選手達と挨拶してくるよ。せっかくフィフスセクターじゃない学校と試合するんだ。これからもっと仲良くって意味も込めて」

風丸「いってらっしゃい」
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 16:58:27.40 ID:D/8ij4/m0
貴志部「…驚いた。まさか試合前にこっちに来てくれるなんて」

円堂「キャプテンの円堂守だ。よろしくな!」

貴志部「貴志部です。そしてこちらは…」

豪炎寺「豪炎寺修也だ。今日はお互い、全力を尽くそう」スッ

円堂「!」

豪炎寺「握手は、嫌いだったか?」

円堂「まさか!すっごい嬉しいよ!」

ガシッ!!

円堂「今日の試合、よろしくな!豪炎寺!!」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/26(日) 17:01:03.90 ID:D/8ij4/m0
今回はここまで
そして、プロローグ()の最終章ですが、剣城は出しますか?それとも出さないか…アンケートをとります
木戸川編はまだしばらく終わりませんが、先に聞いておきます
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 17:18:44.53 ID:q5bHQ6AFO
登場させる
ところで剣城は今回お休み?
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 18:18:25.54 ID:pqMjiblF0

剣城再登場はFFIまでとっておく
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 00:24:41.38 ID:mXslYQtdo
出す
世宇子戦で怪我した誰かの代わりに剣城出場っていうやぶてん版鬼道みたいな感じになるかな
鬼道や風丸達がFFI選ばれない理由も怪我とかなら分かる
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 09:58:19.71 ID:Q5rR5b+m0
出さない
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 15:46:02.43 ID:h/2ZdeS+O
試合に出すとは書いてないし、念のため出さないってことで
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 11:57:43.60 ID:8cv8dX/o0
ピ---

角間王将『FF準決勝、木戸川清修からのボールでキックオフです!』

豪炎寺「勝!」

バシュ

勝「よっ、貴志部!」

バシュ

貴志部「よっ!」ポスッ

FW達「「「「っ!」」」」タッタッタッ

鬼道「早速来たか!木戸川の常套戦術!」

角間王将『木戸川清修FW陣、貴志部にボールを預けて雷門陣内へ走り込む!』

染岡「通すかよ!」

貴志部「ふっ!」

ポ-ン

染岡「なっ!?」

少林「染岡さんがあんなあっさり抜かれた!?」

天馬「はああああっ!!」タッタッタッ

角間王将『松風、すぐさま染岡のフォローに入る!』

貴志部「君の活躍はよく聞いていたよ!同じ化身使いとして、是非戦ってみたいと思っていた!」

天馬「えっ!?」

貴志部「はああああああっ!!!」

ギユウウウン!ギュウウウン!

貴志部「獣王!レオン!!」

鬼道「なにっ!?化身だと!?」

半田「嘘だろ!?」

貴志部「大会中どんな厳しい状況になっても、この時のためにとっておいた俺の切り札だ!さあ、君も化身を使ってこい!」

天馬「ッ!はああああああ!!」

ギュウウウン!ギュウウウン!

ペガサス「うおおおおっ!」

天馬「魔神、ペガサス!」

鬼道「>>213
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 12:07:48.33 ID:sW2wDMgGo
待て!奴の挑発に乗るな!化身を使うのはまだ早い!!
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 12:35:48.95 ID:8cv8dX/o0
鬼道「待て!奴の挑発に乗るな!化身を使うのはまだ早い!!」

天馬「えっ!?」

ジジジジジジ!!!

貴志部「スクラッチレイド!!」

天馬「しまっ…!?」

ザシュ!!!

天馬「ぐわあああああああっ!!」

ペガサス「」シュウウウ

角間王将『松風と貴志部の化身対決は貴志部が制しました!』

壁山「そ、そんな!?」

マックス「天馬の化身が……負けた?」

鬼道(いかん!流れを持っていかれた!)

貴志部「貰った!」

半田「あっ!?」

角間王将『貴志部、染岡松風半田の3人を抜き去った!』

風丸(誰だ!?誰にパスを出すんだ!?)

貴志部「勝!」

バシュ

勝「任された!みたいな!」

ヒュウウウン!

栗松「あああっ…」

角間王将『武方勝が栗松の上を飛び越えた!』

勝「>>215
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 12:39:50.53 ID:wlURC05Oo
バック!・・・!?!?
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 13:02:03.41 ID:8cv8dX/o0
勝「バック!・・・!?!?」

風丸「させるか!」

ポ-ン

角間王将『風丸がギリギリ起動をずらしました!』

ポーン…ポーン…

角間王将『ボールはまだ生きています!これを拾うのは果たして誰か!?』

風丸「>>217
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 13:23:32.74 ID:xfPIPBOI0
影野!
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 13:58:46.76 ID:8cv8dX/o0
風丸「影野!」

影野「っ!」

角間王将『影野です!ボールを拾ったのは雷門の影野です!』

影野「マックス!」

バシュ

マックス「おう!」

鬼道「こっちだ!」

マックス「鬼道!」

バシュ

鬼道「ふっ!」

角間王将『雷門のカウンター攻撃です!流れを掴んだのは木戸川清修かと思いましたがそうではなさそうです!』

西垣「お前には打たせないぞ!」

天馬「くっ…」

鬼道(やはり天馬のマークは厳しいか…)

染岡「鬼道!」

鬼道「!」

バシュ-ン

角間王将『鬼道、染岡にパスを繋いだ!』

染岡「>>219
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 14:16:57.07 ID:wTDQPG8IO
雷門は天馬だけじゃねぇ!
これが俺の、新必殺技だ!
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 14:31:42.46 ID:8cv8dX/o0
染岡「雷門は天馬だけじゃねぇ!これが俺の、新必殺技だ!」

バシュ-ン

ワイバーン「ギュウウウ!イイイッ!!!」

染岡「ワイバーン…クラッシュ!!!」

ギュウウウウンン!!

西垣「なんだと!?」

角間王将『染岡の新たな必殺技ワイバーンクラッシュが炸裂!』

勝「軟山!」

軟山「タフネスブロックううう!!!!」

ボヨ----ン

軟山「う、うううう…うわああああっ!!」

ズバーン!

角間王将『ゴール!雷門、鮮やかなカウンターを決めての先制点を獲得したああああああっ!!!決めたのは本戦に入ってから無得点だった、染岡です!』

染岡「うおおおおおおおっ!!」

円堂「やったな染岡!」

半田「お前本当最高だぜ!」

円堂「>>221
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 14:58:29.53 ID:wlURC05Oo
特訓の成果が出たな!!
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 15:45:14.68 ID:8cv8dX/o0
円堂「特訓の成果が出たな!!」

染岡「おう!この1点は、俺達の1点だぜ!」

天馬(そっか。染岡さんはずっと、新必殺技を作ろうとして、それでも難航していたから悩んでたんだ。それを円堂さんは見抜いて……)

半田「よっしゃ!この勢いに乗って攻めるぞ!」

「「「「おおおおっ!!」」」」














しかし、先制点を取ったからといって木戸川の攻撃が沈むことはなかった

努「ノロいぜ!」

影野「あっ…!?」

角間王将『武方努、影野を抜き去った!』

勝「いくぞ兄弟達!」

努「おうよ!」

バシュ-ン

勝「はっ!」

バシュ-ン

友「トライアングルっ!!」

ギュウウウウンン!!

武方三兄弟「「「Zっ!」」」

角間王将『出たああああああ!武方三兄弟得意の必殺技、トライアングルZが雷門ゴールに襲い掛かる!』

円堂「>>223
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 15:45:48.09 ID:UGb3ProBO
ゴッドハンドおおおおおっ!…!?!?ぐ、ぐわあっ、
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 15:57:48.79 ID:8cv8dX/o0
円堂「ゴッドハンドおおおおおっ!」

パリ-ン!!!

円堂「…!?!?ぐ、ぐわあっ、」

ズバーン!

角間王将『ゴール!木戸川、すぐさま同点に追い付きました!』

勝「見たか?見たっしょ?俺らの連携」

円堂「な、なんてシュートだ……天馬のデスドロップにも、負けてねぇ………」

栗松「キャプテン!」

壁山「だ、大丈夫ッスか!?」

円堂「あ、ああ…」

半田「>>225
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 16:04:45.50 ID:xfPIPBOI0
気にするなよ。
相手は超攻撃型チーム。例え円堂でも、1点2点の失点は覚悟の上だ。
むしろゴールを決めた事で相手はより前のめりになる、特にあの三兄弟は調子に乗りやすいタイプだ。
…プラン通りカウンター狙っていくぞ。
染岡が決めた事で、天馬のマークも若干緩くなったしな。
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 17:08:45.79 ID:MP517ALJ0
半田「気にするなよ。相手は超攻撃型チーム。例え円堂でも、1点2点の失点は覚悟の上だ。むしろゴールを決めた事で相手はより前のめりになる、特にあの三兄弟は調子に乗りやすいタイプだ」

半田「…プラン通りカウンター狙っていくぞ。染岡が決めた事で、天馬のマークも若干緩くなったしな」

栗松「は、はいでヤンス!」

風丸(この得点…果たして本当に想定通りの失点なのか?確かに2点は取られる計算はしていたが……それにしては妙な胸騒ぎがする…)

この時風丸は予感していた

この同点劇は決して想定の同点ではないと…

そしてその懸念は……確実となった











天馬「たあっ!」

武方三兄弟「「「あっ!?」」」

角間王将『松風、武方三兄弟の囲い込みも難なく突破!木戸川のドリブラーが貴志部であるように、雷門にも松風というドリブラーがいます!』

貴志部「やっぱり凄いね、また化身同士対戦したくなったよ!」

天馬「>>227
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 17:26:35.57 ID:wTDQPG8IO
望むところです!って言いたいんですけど…鬼道さん!
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 18:04:41.89 ID:MP517ALJ0
天馬「望むところです!って言いたいんですけど…鬼道さん!」

バシュ

鬼道「落ち着いているみたいだな、天馬」

天馬「はい!」

貴志部「おっと、流石に同じ手は食わないか…」

鬼道「染岡!」

バシュ-ン

染岡「よし、来た!もう1点決めてやるぜ!」

バシュ-ン

ワイバーン「ギュウウウ!イイイッ!!!」

染岡「ワイバーン…クラッシュ!!!」

ギュウウウウンン!!

染岡「これで2点目だ!!」

西垣「そうはいくか!ふっ!」

ボオオオオ

西垣「スピニングカット!」

カキーーーーン

染岡「なっ!?」

角間王将『止めた!西垣、ピンチを救いました!』

西垣「ワイバーンの翼は完全に折れた!」

染岡「>>229
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 18:30:25.01 ID:xfPIPBOI0
はっ!俺のワイバーンは折れようが何度だって飛ぶさ!
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 18:53:20.64 ID:IhNqAybS0
染岡「はっ!俺のワイバーンは折れようが何度だって飛ぶさ!」

西垣「…だといいけどな」

染岡「何?」

豪炎寺「今のプレー」

貴志部「ああ。松風は最初の失策を引きずって俺との直接の競り合いを避けたよ」

豪炎寺「そうだな。あれがあるなら、付け入る隙はいくらでもある」

貴志部「勝ち越し点は頼むよ、エースストライカー」

豪炎寺「勿論だ」

豪炎寺(ファイアトルネードを超える新たな俺の力、君達の目に焼き付けて貰うぞ!)ギロリ

円堂「!」

円堂(あの目…絶対何かある!面白くなってきたぜ!)
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 18:57:36.09 ID:IhNqAybS0
今回はここまで
プロローグ最終章の剣城の出番ですが、あくまでも試合には出しません
それでも出演はさせますか?引き続きアンケートをとります
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 19:38:24.52 ID:vtaIIK850
試合出さないなら出番なしで
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/24(月) 09:36:34.00 ID:H/2k9UDc0
ピ---

角間王将『さあ、雷門のスローイングから試合再開です!』

少林「半田さんっ!」

ヒュルルル

貴志部「させないよ!」

半田「あっ!?」

角間王将『少林のスローイング、しかしこれは貴志部にカットされた!』

貴志部「はああああああっ!!!」

ギユウウウン!ギュウウウン!

貴志部「獣王!レオン!!」

角間王将『貴志部!再び化身を出しました!』

鬼道「くっ!またか!」

貴志部「うおおおおおおっ!!」

レオン「ガオ-」

鬼道「ぐわああっ!」

壁山「き、鬼道さんっ!」

鬼道「俺に構うな!」

壁山「はっ、はいっ!」

ジジジジジジ!!!

壁山「スクラッチレイド!?さ、させないッス!うおおおおおっ!!」

ドーーーーーン

壁山「ザ・ウォール!」

貴志部「悪いけど、砕かせて貰うよ!」

壁山「!?」

ドゴオオオオオオン!!

壁山「うううわあああああああっ!!」

貴志部「豪炎寺!」

バシュ

豪炎寺「ああ。見せてやる、これが俺の…爆熱だ!」

ギユウウウン!ギュウウウン!

豪炎寺「炎魔!ガザード!」

角間王将『なんと豪炎寺も化身使いだった!!』

豪炎寺「>>234
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 12:12:27.22 ID:8TJtOTHOO
爆熱…ストームッ!
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/24(月) 12:36:35.09 ID:H/2k9UDc0
豪炎寺「爆熱…ストームッ!」

ガザード「ヴオオオオオオ」

ボオオオオオオオオオ

鬼道「な、なんてシュートだ!」

風丸「円堂っ!?」

円堂(はっきりとわかる!この技はゴッドハンドじゃ止められない!だったらこいつに賭ける!)

円堂「ちゃああああああっ!」

ギュウウウウン!!

円堂「メガトンヘッド!!ちぇえええいっ!!」

ガキイイイイン!!

角間王将『物凄いシュートとシュートがぶつかり合った!円堂が防ぎ切るか!?それとも豪炎寺が勝ち越し点を呼び込むか!?』

円堂「ぐっ…ぐううううっ!!」

ギュウウウウン!! ギュウウウウン!!

豪炎寺「…」クルッ

半田(え?まだ競り合ってる途中だろ?なんで、なんでそんな確信めいた顔で後ろ向いてんだよ…)

鬼道(まさか!)

パリ---ン

円堂「ぐわああああああああ!!!!」ドサッ

ズバーン!!

審判「ッ!」ピ-

角間王将『ゴーーール!木戸川清修驚異の攻撃力!ここまで硬い守りを誇ってきた雷門から、前半だけで2点を奪った!!」

貴志部「流石はエースストライカー」

豪炎寺「フッ…」

パァン

勝「豪炎寺、貴志部の勝利の方程式に俺達3兄弟、この最強布陣で全国をもぎ取る。悪いが、お前達に邪魔はさせない、みたいな!」

半田「くっ…!」ギリッ

鬼道「>>236
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 12:40:34.44 ID:o03jeA5nO
…やられたな。
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 12:41:21.20 ID:D7foBFpd0
…やられたな。
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/24(月) 12:52:50.51 ID:H/2k9UDc0
鬼道「…やられたな」

円堂「ああ…」

風丸「爆熱ストーム…トライアングルZ…どちらも強力な技だ。武方3兄弟にマークを強めれば豪炎寺、逆に豪炎寺にマークを強めれば武方3兄弟だ。この圧倒的攻撃力に、どう対抗すればいい?」

半田「…今このチームで化身が使えるのは天馬だけだ。天馬の化身がドリブル型、シュート型…でもこれ以上の追加点は防ぎたい。だったらもう不慣れなのは承知で、天馬を守りに入れた方が」

鬼道「いやそれでは攻撃力が落ちる上に天馬をいたずらに消耗させるだけだ。そうなれば、勝てる確率は0だ」

半田「じゃあどうすんだよ!!」

ピッ!ピ----

角間王将『ここで前半終了のホイッスル!1-2、木戸川清修1点リードで折り返します!』

鬼道「ハーフタイム中に考えをまとめる」

半田「……わかった」











【雷門ベンチ】

鬼道(どうする?どうすればいい…?)

春奈「お兄ちゃん、これ」

鬼道「ああ。すまない…」

春奈「>>239
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 12:56:45.38 ID:PbnDgcdJ0
とりあえず相手のデータを洗い直してみたんだけど何か参考になるかな?
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/24(月) 14:29:27.40 ID:H/2k9UDc0
春奈「とりあえず相手のデータを洗い直してみたんだけど何か参考になるかな?」

鬼道「……」

春奈「ど、どう?」

鬼道「いや特には……豪炎寺、得点率9割超えと武方3兄弟も8割以上で貴志部は10割、だが貴志部は確実に点が取れる時以外にシュートは打たない。これは木戸川と当たると決まった時には既に頭に入っていたデータだから、これといった………いや待て」

鬼道(……ある。確実に決められるであろうチャンスなら、一番最初にあった。あの時俺達は、武方3兄弟と豪炎寺を徹底マークしていた。貴志部が化身を発動していたにも関わらず、だ)

鬼道(ましてや雷門は前の試合で千羽山にシュートを打たせなかった鉄壁、とくにパスカットは要警戒すべきポイントだ。あの貴志部がそのデータに気付いていない筈がない。加えて円堂は、セーブ率という数字上では大した成績を収めていない。はっきりといえば本戦のセーブ率から円堂はザルだと見るべき、意識をFW4枚に持っていかれていた隙を突いた方が数字上の確率は高かった筈だ。にも関わらず、貴志部はあの時パスを選択した……何故……)

春奈「お兄ちゃん?」

鬼道「……よくデータを洗い直してくれたな」ナデナデ

春奈「へっ!?ど、どうしたの突然!?」

鬼道「…見つかったんだよ、絶対的攻撃力の、その僅かなほころびを」

「「「「!」」」」

鬼道「春奈、お前のおかげだ。ありがとう」

半田「>>241
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 14:30:54.91 ID:6eI1codXo
ど、どういうことだよ?
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/24(月) 15:11:42.66 ID:H/2k9UDc0
半田「ど、どういうことだよ?」

鬼道「…時間がない。円堂、質問がある。作戦を立てる上で、最も重要な質問だ」

円堂「!」

鬼道「メガトンヘッドだが、どんな体勢からでも発動することは可能か?」

円堂「どういうことだ?もう少しわかりやすく…」

鬼道「そうだな、飛び込みながら打つことは出来るか?」

円堂「んーー、それはやったことないからやってみないとわかんねぇ…けど、どうしてもやって欲しいんだな?」

鬼道「ああ」

円堂「>>243
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 15:16:14.93 ID:Go/yclSk0
分かった。理由はわからないが俺は鬼道を信じる。
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/24(月) 15:26:19.85 ID:H/2k9UDc0
円堂「分かった。理由はわからないが俺は鬼道を信じる」

鬼道「…作戦を伝える。フォーメーションは前半と同じ、マークは引き続き豪炎寺と武方3兄弟を徹底的に…そして………」

























角間王将『さあ後半は雷門ボールでキックオフとなります!果たして、この激戦を制するのはどちらのチームか!?』

円堂「皆!ここが踏ん張りどころだ!気を引き締めて行くぞおおおおお!」

「「「「おおおおおおっ!!」」」」

貴志部「まだまだ1点差だ、攻撃の手を緩めず攻めるぞ!」

「「「「おおおおおおっ!!」」」」

ピ----

染岡「…」チョンッ

天馬「行くぞおおおおおっ!」

角間王将『松風のドリブルで後半戦の幕開けです!』

鬼道(砕いてみせる。必ず!!)

豪炎寺(俺達は、絶対に負けない!)
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/24(月) 15:27:37.38 ID:H/2k9UDc0
今回はここまで
次回は出来たら、後半戦を終わらせたいかな?
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 15:49:37.94 ID:8TJtOTHOO

この豪炎寺と貴志部は代表クラス間違いなしだろうけど、何故選ばれなかったのか気になるところ
募集に間に合わなかったとかメタ的な理由抜きで
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 19:30:37.99 ID:7ZkK7pYk0
今のところ無印とGO要素しかないけど、監督が趙金雲で選手にアリーチェが居る
ここからどうアレオリが関わってくるのかも気になるところ
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/26(水) 09:57:23.92 ID:FrzUjOjx0
ギュウウウウンン!!

勝「はやっ!?」

努「やばすぎっしょ!」

角間王将『松風、プレッシャーを掛けにきた武方勝と武方努を軽くかわして切り込んでいく!しかし貴志部がすぐにフォローに入った!』

貴志部「〜〜〜っ!!」

ブ〜〜オオオオオ〜〜〜

天馬「!?」

貴志部「オケハザマ・ウォール!」

天馬「>>249
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 10:19:55.53 ID:Tm7CQp2U0
(まだボールを奪われるわけにはいかない!少し早いけど…)魔神ペガサス!
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/26(水) 10:30:54.06 ID:FrzUjOjx0
天馬(まだボールを奪われるわけにはいかない!少し早いけど…)

ギュウウウン!ギュウウウン!

ペガサス「うおおおおっ!」

天馬「魔神ペガサス!」

角間王将『貴志部の必殺技に対抗すべく、松風!ここで再び化身を発動させました!』

貴志部(やっぱり来た!)

ペガサス「・・・」ビリビリビリビリ

天馬「ペガサス……ブレイク!」

ペガサス「オオオオッ!!」

ドーン!!

貴志部「うわあっ!」

角間王将『松風、貴志部を吹き飛ばしました!』

天馬「よっし!このまま一気に!」

染岡「>>251
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 10:41:33.59 ID:KGGM7uYHO
天馬!こっちだ!
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/26(水) 11:27:01.23 ID:FrzUjOjx0
染岡「天馬!こっちだ!」

天馬「はいっ!」

バシュ

染岡「轟け!」

バシュ-ン

ワイバーン「ギュウウウ!イイイッ!!!」

染岡「ワイバーン…クラッシュ!!!」

角間王将『染岡の必殺シュートが炸裂した!』

ボオオオオ

西垣「スピニングカット!」

カキーーーーン

角間王将『あっと惜しい!染岡のワイバーンクラッシュはまたしても西垣に塞がれてしまいました!』

西垣「>>253
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 11:40:02.36 ID:vs+W0HszO
何度やったって同じこと!みんな上がれ!
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/26(水) 11:55:21.75 ID:FrzUjOjx0
西垣「何度やったって同じこと!みんな上がれ!」

「「「「おうっ!」」」」

鬼道(ここだ、木戸川の定石通りならここからパスを繋ぐのは高確率で貴志部…)

西垣「貴志部っ!」バシュ

貴志部「っ!」ポスッ

鬼道(やはり来た!)

鬼道「全員、そのまま貴志部ではなくFW4枚を重点的にマークしろ!」

豪炎寺「なにっ!?」

風丸「…」

勝「お、おい…」

鬼道(来い…攻めて来い……)

貴志部「…くっ!」

角間王将『完全フリーになった貴志部、ドリブルで雷門陣内へ上がっていく!』

壁山「ま、マークは外さないッス!」

努「あ、ありえねえっしょ普通!」

友「なんで貴志部が放置されてんだ、みたいな!?」

鬼道(…やはりな。こいつら、貴志部がフリーになった途端に慌て出した)

豪炎寺(3人とも表情に出過ぎだ!)

貴志部「>>255
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 12:01:54.78 ID:30z9BZVcO
(くそ、顔に出すな。悟られてはならない!)
俺をフリーにしていいのかい?じゃあ、このまま決めさせてもらうよ!
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/26(水) 14:03:39.48 ID:FrzUjOjx0
貴志部(くそ、顔に出すな。悟られてはならない!)

貴志部「俺をフリーにしていいのかい?じゃあ、このまま決めさせてもらうよ!」

円堂「来い!」

ギユウウウン!ギュウウウン!

貴志部「獣王!レオン!!」

西垣「決めろ貴志部!」

軟山「頼む決めてくれ!」

貴志部「うううおおおおおおっ!」

バシューーーーーン

角間王将『貴志部シュートを打った!』

円堂「ちゃああああああっ!」

ギュウウウウン!!

円堂「メガトンヘッド!!ちぇえええいっ!!」

ガキイイイイン!!

角間王将『円堂のメガトンヘッドが貴志部のシュートを弾き返しました!カウンターシュート炸裂!』

貴志部(やはりこうなったか…!)

西垣「だがこの威力なら問題なく防げる!スピニングカット!」

ボオオオオ

天馬「今だ!らあっ!」

ジジジジ…

西垣「なにっ!?」

角間王将『おっと松風がスピニングカットに直撃する直前に左足でボールを蹴り上げました!』

西垣「しまっ……!」

天馬「デスドロップ!」

ギュオオオオオン!!

軟山「うっ!?うわあああ」

ズバーン

角間王将『ゴール!松風のシュートチェインで雷門同点に追いついた!』

貴志部「…どこで気付いた?」

鬼道「ハーフタイム中だ。少なくとも前半の間は気付けなかった」

鬼道「…戦術、テクニック、駆け引き、観察眼…総合力で言えばアンタはここに居る選手の中で文句なくNo.1だ。そんなアンタが最初の攻めでマークのキツかった武方3兄弟にパスを出すなんて凡ミスをした。最初はラッキーだと大して気にはしなかったが、あれは凡ミスではなかった」

貴志部「…」

鬼道「あんたは気付いていたんだ。円堂の実力に。数字ではなく等身大の円堂の力をすぐに見抜いた。見抜いたからこそ打てなかった。だからあの時パスを選んだ」

貴志部「……ご名答だよ。流石は天才ゲームメイカーだ」

鬼道「>>257
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