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【イナイレ】FFIに参戦しよう!【安価】

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403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 08:32:38.06 ID:G0HBcfUU0
今天馬は剣城に話しかけているのでこれは申し訳ないですが無効にします
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 08:33:22.25 ID:G0HBcfUU0
【ミーティングルーム】

趙金雲「皆さんはじめまして。日本代表イナズマジャパンの監督、趙金雲でーす。歴史あるFFIの監督が出来るなんて、指導者冥利に尽きますよ。ということで、私なりに全力を尽くすので皆さんも出来る限り私に着いてきてくださいね〜。うぉーっほっほ!」

趙金雲「…早速ですが、皆さんにはコミュニケーションを取って貰おうと思います。選手同士思い思いに話し合ってくださいね。では私は他にやることがあるので一旦この部屋を出ます」

ガチャリ…バタン

円堂「いや、コミュニケーションを取れって言われたって…」

半田「…なんでお前がここに居るんだよ」ギッ

壁山「そうッス!あんなことしておいて、よくも公式大会に戻って来られたッスね!」

アフロディ「…」

天馬「…久しぶり、だね」

剣城「…」

円堂(初っ端から雰囲気悪過ぎだろ…俺、誰に話しかければいいんだ?)

天馬「>>405
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 08:38:00.62 ID:vCAeVwm60
剣城が戻ってきてくれて嬉しいよ、サッカーもきっと喜んでる
剣城がまたサッカーやるんならランスロットも返した方が良いかな?
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 09:02:19.70 ID:G0HBcfUU0
天馬「剣城が戻ってきてくれて嬉しいよ、サッカーもきっと喜んでる。剣城がまたサッカーやるんならランスロットも返した方が良いかな?」

剣城「その必要はない。ランスロットの力はもう、お前の力だ」

天馬「…そっか。剣城がそう言うなら、これからもランスロットの力を使わせて貰うね」

剣城「…遅くなったが、優勝おめでとう」

天馬「ありがとう。俺があそこまで戦えたのは剣城のおかげだよ」

剣城「…」

円堂(天馬は剣城と話してるし、半田達はとても話しかけられる雰囲気じゃないな。その上…)

綱海「どっかで見たことあると思ったんだよな!新体操部のエースだったのかなるほどな!」

さくら「綱海先輩も大海原中だったんですね!なかーま!」

綱海「おう!なかーま!」

ひかり「私、家が貧乏だから部活なんてやる余裕がなくて…でも、参加するだけで家が貰えるって聞いたから、家族に楽な生活をさせてあげたくて…」

アリーチェ「ゲーム機欲しいって思って適当に参加しただけなのがちょっと恥ずかしくなってきたや…あ、そうだ!報酬でゲーム機増やして貰お!そしたら1機ひかりにあげる!家族で遊べるようにって」

ひかり「いいの?ありがとう…」

円堂(他のメンバーも盛り上がってるし、話す相手が居ねえ…)

※雷門勢は剣城以外雇われて代表入りしていることを知りません

冴華「あの…」

円堂「ん?」

冴華「円堂守さん、ですよね?」

円堂「そうだけど、貴女は?」

円堂(背、高いな…先輩かな?)

冴華「私、帝国学園1年の御城冴華です」

円堂「えっ!?1年!?君1年なの?」

冴華「>>407
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 09:16:26.26 ID:FudVCTfM0
はい、よく言われます…
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 09:24:58.12 ID:G0HBcfUU0
冴華「はい、よく言われます…」

円堂「…なんかごめん」

冴華「いえ。それより帝国学園が敗れてから、毎試合雷門の活躍を見てました」

円堂「えっ!?そうなの?いやー、なんか照れるな…///」

冴華「円堂さんのような熱い人と一緒にプレーが出来るなんて光栄です」

円堂「ありがとうな!せっかく同じチームになれたんだ。世界一を目指して頑張ろうぜ!」

冴華「はい!」

ピンポーーーン

趙金雲『選手の皆さーん、コミュニケーションはとれましたか?そろそろ代表ユニフォームに着替えてスタジアムに来てください。代表メンバーのお披露目といきますよー』

監督のアナウンスと共に代表メンバーは更衣室へ向かった

そして、着替えた後スタジアムに足を運び、そこで監督による選手の紹介が行われた
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 09:36:12.18 ID:G0HBcfUU0
〜グラウンド〜

背番号1・円堂 守
背番号3・壁山 塀吾郎
背番号4・綱海 条介
背番号5・アリーチェ ベラルディ
背番号6・半田 真一
背番号7・野咲 さくら
背番号8・松風 天馬
背番号9・亜風炉 照美
背番号10・剣城 京介
背番号11・御城 冴華
背番号20・東 ひかり

円堂「あれ?なんでか背番号2番が空いてるな」

壁山「11人しか居ないのに、変ッスね」

綱海「まあそんな細かいこたいいじゃねえか」

円堂「え?あ、まあ……それもそっか」

壁山「そッスね」

趙金雲「では、今年のイナズマジャパンの名誉あるキャプテンを紹介しようと思います!」

半田「ほら、行ってこいよ」ポン

円堂「…俺でいいのか?」

半田「お前以外誰が居るんだよ?日本一のチームを率いたキャプテンなんだ。胸張って日本代表のキャプテンをやってくれよ」

円堂「半田……ありがとな。俺、日本中の期待に応えられるキャプテンを目指すから!」

半田「おう!その意気だぜ!」

趙金雲「栄えある日本代表のキャプテンは〜〜〜〜!」

ポチッ















背番号6・半田 真一

半田「…………は?」

趙金雲「雷門中2年、半田真一君にやって頂きまーす!」

わあああああああああああ!!
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 09:37:40.45 ID:G0HBcfUU0
今回はここまで
察しのいい人なら気付くかもしれませんが、何故背番号2番が空いてるのでしょうか?
その答えは先の物語で……
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 09:42:07.38 ID:lzE2Z6TUO

このスレのFFIは歴史が深めなのですね
それはともかくイナズマジャパン編も期待してます
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 17:25:45.25 ID:G0HBcfUU0
【お台場サッカーガーデン】

円堂「ははっ!すげえ!見ろよ天馬!色んな建物が見えるぞ!」

天馬「本当ですね!」

円堂「こんな広い場所で合宿か〜〜。くーーー!イナズマジャパンの一員になれて良かった!」

半田「この中央広場には東西南北4本の道があって、今来た道、南が駅、右に行くとシーサイドスタジアムというドーム状の練習場があって、北へ真っ直ぐ行けば水族館や観覧車、アクアモールといったレジャー施設がたくさんある娯楽施設に行ける…ってガイドに書いてあるな」

壁山「左に行けば何があるッスか!?」

半田「左には、俺らの宿舎やグラウンドが備えられたホームエリアがある。まずは宿舎に行って荷物置きに行こうぜ」

壁山「はいッス!」

円堂「>>413

今日は2本立てです
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 17:34:59.89 ID:OM3cMOmf0
よし!荷物を置いたら早速練習だな!
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 17:39:24.47 ID:G0HBcfUU0
円堂「よし!荷物を置いたら早速練習だな!」

半田「そうと決まったし、早速ホームエリアまで行こうぜ」

天馬「剣城はもう来てるのかな?」

壁山「どうッスかね?」

中央エリアで駄弁った後、雷門メンバーはホームエリアに向かった
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 17:46:41.34 ID:G0HBcfUU0
【ホームグラウンド】

半田「よっ、ほっ!それっ!」ポンッ!ポンッ!ポ---ン

壁山「ほっ!ほっ!はいッス!」ポンッ!ポンッ!ポ---ン

円堂「よっしゃ!」ポ----ン

円堂達は部屋に着いてすぐユニフォームに着替えグラウンドでリフティングをしていた

天馬「他の人達はまだ来てませんでした。宿舎の中回ったけど、誰にも会わなかったし、多分俺達が1番乗りだと思います!」

半田「そうか。まあ、その内来るだろ。よっ!」ポ---ン

壁山「部屋は専用の広い個室があって、宿舎を出てすぐのところにはグラウンドがあって、この一角だけでも贅沢ッスね!」

円堂「そうだな……うん」

ピロン

天馬「あ、ライン来た。監督からだ」

半田「何て来たんだ?」

天馬「>>416
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 18:46:16.16 ID:Plq8cbuh0
『荷物を置いたら全員ユニフォームに着替えてシーサイドスタジアムに集合してください』ですって
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 18:52:01.62 ID:G0HBcfUU0
天馬「『荷物を置いたら全員ユニフォームに着替えてシーサイドスタジアムに集合してください』ですって」

半田「シーサイドスタジアムに集合?なんでシーサイド?ホームグラウンドはここにあるんだしホームエリアで集合でも良かったろ」

円堂「監督にも何か意図はあるんだと思う。とりあえずシーサイドスタジアムまで行ってみようぜ」

半田「……そうするか」
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 19:15:29.47 ID:G0HBcfUU0
【シーサイドスタジアム】

趙金雲「うぉーほほほ!これで全員揃いましたね。ではこれより、イナズマジャパンの強化合宿を始めます。まずは自己PRをして頂きましょう」

半田「…この度、イナズマジャパンのキャプテンに就任しました、半田真一です。キャプテンの経験はこれが初めてで、至らないところも多々出てくるでしょうが全力を尽くすので、皆さん俺に着いて来てください。よろしくお願いします!」

パチパチパチ

天馬「松風天馬です!ポジションは基本MFですが、FWも出来ます!ドリブルには自信があるので、世界に向けてアピールしていきたいと思います!皆さん、一緒に世界の頂点を目指しましょう!」

パチパチパチ

壁山「」ドキドキ

ひかり「…」

趙金雲「……次はどなたが自己紹介をしてくれますか?」

アリーチェ「あ、じゃあ私が!」

アリーチェ「アリーチェ・ベラルディです!サッカーは体育の授業以外ではやったことない初心者です!」

天馬「えええええっ!?さ、サッカー経験がない!?」

半田「なんだって!?」

アリーチェ「あれ?私、そんなおかしなこと言った?」

半田「おかしなこと言った?って…お前今自分が何言ってるのかわかってんのか!?」

アリーチェ「わかるよ自分の言ってることくらい。サッカーは体育以外でやったことないって」

半田「」

アリーチェ「えっと、とりあえずポジションはDFってところらしいけど、よくわかんないや。とにかくよろしくね!」ニコッ

綱海「綱海条介!俺もサッカー経験はなしだ!よろしくな!」ニコッ

半田「…なんで未経験者が2人も居るンスか?」

趙金雲「2人ではありませんよ。後2人初心者を選びました」

半田「」

さくら「野咲さくら、新体操やってます!サッカーはよくわからないけど、スポーツ経験はあるからすぐにルールを覚えて皆の役に立てるように頑張ります!よろしくおねがいしまーす!」ペコリ

ひかり「…東、ひかりです。サッカー、初心者………です」

半田「…おい、女子全員初心者かよ!」

冴華「わ、私は違います!私は、帝国学園のサッカー部です」

半田「初心者4人にドーピングが1人、過去最悪のイナズマジャパンじゃねえか」

アフロディ「>>419
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 19:41:54.81 ID:OM3cMOmf0
…僕が言うのもなんだと思うけれど、監督は一体なにを思ってこのメンバーを集めたんですか?
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 20:02:52.91 ID:G0HBcfUU0
アフロディ「…僕が言うのもなんだと思うけれど、監督は一体なにを思ってこのメンバーを集めたんですか?」

趙金雲「んー、まあ、情報戦を制するのが目的の1つ、ですかね」

天馬「情報、戦?」

趙金雲「ここに居る皆さんの共通点それは『去年のFFIに参加していない』ということ。豪炎寺君や鬼道君といったメンバーを選ばなかったのは去年FFIに参加したメンバーだからですよ」

半田「…去年のデータがなんだよ。あいつらだって去年とは比べ物になんないくらい強くなってる、と思うんだけど?」

趙金雲「甘いですよ半田君。世界の情報網の広さを甘く見てはいけません。去年試合に出た選手は大抵プレーのスタイル、ピンチやチャンスの行動パターン、未来の成長予想まであらゆるデータを解析して丸裸にするということはザラなんです。FFIは歴史ある大会。アマチュアサッカーの公式大会では最も価値のある大会と言われています」

趙金雲「そんな価値ある大会を勝ち抜く為に情報戦だって大切なのですよ」

半田「…だとしても初心者を4人も集める意味がわかんねえよ」

アフロディ(大会の大きさは理解しているつもりだからこそ、一度は断ったんだけど…あんなことを言われたらね……)

趙金雲「まあそれについては、自分で答えを探して下さい」

半田「……」

円堂「…えっと、じゃあ次俺な。俺、円堂守!ポジションは元々キーパーだったんだけど、怪我の後遺症でキーパーは出来なくなったからDFに転向したんだ。キャリア的には俺も実質初心者だから、皆と同じスタートラインに立つつもりで頑張ろと思う!よろしくな!」

こうして代表選手達の自己紹介が終わった

その後のことだった

趙金雲「はい、では次はイナズマジャパンの新しいメンバーを皆さんに紹介します」

天馬「新しいメンバー?」

趙金雲「はい。2人居ますが、2人とも選手ではありませんよ?」

半田「選手じゃない?ってことはコーチか?」

壁山「俺は美少女マネージャーがいいッス!」

趙金雲「ではお2人とも、こちらに来てくださーい」

「「はーい!」」タッタッタッ

天馬「葵!それに、秋ねえ!」パァァァ

葵「>>421
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 20:04:36.33 ID:TzloTgHeo
壁山君のお望み通り美少女マネージャーが来ました♪
なんちゃって♪
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 20:25:16.62 ID:G0HBcfUU0
葵「壁山君のお望み通り美少女マネージャーが来ました♪なんちゃって♪」

壁山「うおおおおおっ!!オアシス!オアシスがああああああ!!!」

葵「じょ、冗談のつもりだったんだけど…喜んでくれたならマネージャー冥利かな♪」

天馬「いつマネージャーになったの?」

葵「今朝突然電話掛かって来たの!代表のマネージャーやらないか?って」

秋「嬉しいお誘いだったから2つ返事で了承しちゃった」

趙金雲「とまあイナズマジャパンはスタッフ含めこの14人で戦います」

円堂「わかりました!」

趙金雲「それでは早速練習に取り掛かって貰います。キャプテン、後のことは頼みましたよ」スタスタ

半田「ちょ…」











半田「…マジか。選手放って行っちゃったぜあの監督」

半田「……仕方ない。そんじゃまずは簡単な基礎トレーニングからやろう。柔軟とか走り込み…ボールにも出来るだけ触れさせたいな。やることが多すぎるが相手は初心者、ある程度の加減も必要で……んー……」

秋「半田君、すごい考えてるね…」

円堂「無理ねえよ。監督は初日から放任主義、選手は初心者が4人、こんなの悩んで当然だ…」

半田「…よし、今日の特訓決めたぜ。まずは」
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 20:46:15.90 ID:G0HBcfUU0
〜準備運動〜

アリーチェ「せーの…」グイ---

ひかり「い、痛い、です…」

アリーチェ「ひかり、結構体硬いね…」

ひかり「運動は、あんまりやってこなかったから…」

さくら「…」ペタ---

冴華「私が押すまでもなく…流石新体操……」

〜走り込み〜

円堂・天馬・剣城「「「……」」」タッタッタッ

ひかり「ハァ…ハァ…」

半田(おいおい、まだ3周しか走ってないぞ。大丈夫かこいつ?)

綱海「いいやっほー!」ダダダダ

壁山「そ、そんなペースで走ったら疲れるッスよ!」

綱海「イんだよ!何事もノリに乗った方が楽しいってもんだぜ!」

壁山「は、はぁ…」

〜パス練習〜

さくら「えいっ!」バシュ

冴華「ふっ!」ポスッ

ひかり「えいっ!」バシュ

ヒュルルルル

ひかり「あっ!?」

綱海「任せろ!よっ!」ポスッ

ひかり「ご、ごめんなさい…」

綱海「いいって!気にすんな!」ニッコリ

ポ----ン

アリーチェ「あっ、ごめーん!」

半田(これを1から育てんのかよ。今から1週間にはアジア予選初戦が始まる…そこまでに世界相手に戦えるレベルとか絶対無理だろ…)

円堂「はあっ!」

バシュ

天馬「ナイスパスです!」ポスッ

その後も初心者用の軽めの練習は続いた…
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 20:47:13.36 ID:G0HBcfUU0
葵「〜〜ッ!」ピ----

秋「皆ー!お疲れ様!今日の練習はおしまいよ!」

ひかり「や、やっと終わった…」グテ---

さくら「汗かいたー。シャワー浴びたい…」

半田「…この後は各自の判断に任せる。解散」

「「「「お疲れ様でしたー…」」」」

半田「…円堂!壁山!」

円堂「おう、なんだ?」

壁山「どうしたッスか半田さん?」

半田「まだまだ練習し足りないだろ?一緒に特訓しようぜ」

円堂「おう!賛成だ!」

壁山「キャプテンが残るなら、俺も!」

円堂「おいおい、ここじゃ俺はキャプテンじゃないんだぜ?」

壁山「あ、そうだった。すみませんきゃ…円堂さん」

円堂「>>425
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 20:49:02.52 ID:OM3cMOmf0
ははっ、なんか変な感じするな。まあ、お互い少しづつなれてこうぜ。
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 20:57:54.74 ID:G0HBcfUU0
円堂「ははっ、なんか変な感じするな。まあ、お互い少しづつなれてこうぜ」

壁山「はいッス!」

半田「そんじゃ早速特訓に入るか」

円堂「それで、何の特訓をするんだ?」

半田「聞いて驚けよ。俺、円堂、壁山の3人で必殺技を編み出すんだ!」

円堂「3人での必殺技か!それいいな!」

壁山「俺、連携技やったことないから楽しみッス!」

半田「ははっ、そうだろそうだろ!」

壁山「で!?どんな必殺技なんスか!?」

半田「この技はな…」ニヤリ

全体練習を終えた後、半田達は世界と戦う為に神必殺技の特訓に励みました
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:00:00.88 ID:eJU0DLK1o
神必殺技とは半田の癖に大きく出たな
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/09(月) 21:00:46.21 ID:G0HBcfUU0
今回はここまでにします
半田、円堂、壁山の新必殺技はこちらで決めていますが、半田の単独での必殺技はまだ決めていません
そこで、アンケートを取ろうと思います
半田が世界に向けて会得する新必殺技は何がいいですか?
守備技で意見を頂けるとありがたいです
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:06:25.91 ID:eJU0DLK1o
クイックドロウ
半田だから派手過ぎないような必殺技
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:10:32.71 ID:kl0Ygnp50
オーディンソードはどうだろう?
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:12:19.36 ID:eJU0DLK1o
いっそのこと単独技無しでもいい
鬼道さんですら単独技イリュージョンボールだけだし
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:28:54.70 ID:OM3cMOmf0

風属性だしスピニングカットとか覚えさせたいよね(ゲーム感
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 09:56:24.51 ID:XXayVGxA0
〜合宿4日目〜

秋「〜〜ッ!」ピ----

葵「今日の練習は終了でーす!」

綱海「そんじゃ俺はサーフィンでもするか」

※綱海は監督からサーフボードをレンタルしています

ひかり「お疲れ様でした…」

さくら「お疲れ様でしたー!」

円堂「半田!今日も必殺技の特訓しようぜ!」

半田「……特訓の前にちょっといいか?」

円堂「ん?」













円堂「ええええっ!?ディフェンスは俺達3人だけでやるだって!?」

壁山「キャプテン!それ本気ッスか?」

半田「冗談でこんなこと言う訳ないだろ」

円堂「3人だけで守るなんて無茶だぜ!半田や壁山はともかく、俺なんてコンバートしたのはつい最近だし…それに、あいつらだって頑張ってるし、根気よく付き合えば少しずつだけど上達してくれる筈。3人で守るなんて決めるのは早すぎじゃないか?」 

半田「初心者の成長なんて待ってても当てになる保証はないだろ。そもそも現状で世界に遠く及ばないレベルなのに3日後にはその世界と戦うんだぞ。わかってるのか?」

円堂「そ、それは…」

半田「>>434
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 10:18:36.76 ID:gfkK0hTV0
悪いけど、俺には鬼道みたいな天才的な戦術なんか浮かばないし、円堂ほどに諦めがわるいって訳でもないんだ。
ましてや、俺は今『キャプテン』なんだ。チームの勝利の為に、割り切れるところは割り切らせてもらうぜ。
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 10:37:03.43 ID:XXayVGxA0
半田「悪いけど、俺には鬼道みたいな天才的な戦術なんか浮かばないし、円堂ほどに諦めがわるいって訳でもないましてや、俺は今『キャプテン』なんだ。チームの勝利の為に、割り切れるところは割り切らせてもらうぜ」

壁山「キャプテンがそうするって言うなら、俺は従うッス」

円堂「…半田なりに一生懸命考えた結果、なんだよな。なら、俺も従う。でももし、あいつらも上達したらその時は」

半田「……その時が来たら、ちゃんと作戦を立て直すさ」

円堂「…ありがとう」

半田「そんじゃ、特訓始めようぜ」

円堂「おう!」

壁山「はいッス!」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 10:43:16.75 ID:XXayVGxA0
【秋の部屋】

円堂達がシーサイドスタジアムで必殺技の特訓をしている頃

ピロロロポロン…

秋「あ、西垣君からライン通話だ」

木戸川戦の後、秋は西垣と連絡先を交換していました

西垣は秋ちゃんのアメリカ時代の友人の1人だったのです

秋「はいもしもし?」

『俺だよ☆俺俺』

秋「………嘘、一之瀬君?」

一之瀬『あれ?もうバレた…新手の俺俺詐欺ですか?って突っ込むかと思ったのにな』

秋「>>437
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 10:46:56.13 ID:E+3CiI4WO
騙す気0だったでしょ…
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 10:47:06.49 ID:y8sulVqGO
今までなにしてたの!?連絡もよこさないで!
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 10:53:02.71 ID:XXayVGxA0
秋「騙す気0だったでしょ…」

一之瀬『まあね☆』

秋「……私、一之瀬君は死んだって聞いたんだけど」

一之瀬『ああ、あれ嘘。両親に頼んで死んだってことにして貰ってたの。事故に遭った当時はもう二度とサッカーが出来ないって言われて、頭が真っ白になって、何もする気が起きなくて、って感じでどんどん腐っていったからさ、そんな姿を見て欲しくなかったから嘘ついた』

一之瀬『……でもさ、やっぱりサッカーを諦められなくてさ、必死でリハビリをこなして、またサッカーが出来る様になったから連絡入れた』

秋「……そっか」

一之瀬『でも今までは肝心の連絡入れる手段が見つからなくてどうしようかと思ってたけど、たまたまアメリカ代表に選ばれた守が秋の連絡先持ってるって聞いて』

秋「なるほど、それで西垣君からのライン通話だったんだね」

一之瀬『>>440
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 11:02:36.52 ID:lSoVNa5YO
そういや秋は今何してるの?
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 11:10:15.50 ID:XXayVGxA0
一之瀬『そういや秋は今何してるの?』

秋「私ね、今イナズマジャパンのマネージャーをやってる!」

一之瀬『イナズマジャパンのマネージャーか。そういうことなら、試合の招待は必要ないか』

秋「え?」

一之瀬『本戦で会おう。アメリカは必ず予選を勝ち上がるからさ』

秋「………わかった」

一之瀬『また会える日を楽しみにしてるよ』

ポロン…

そう言って一之瀬は通話を切った

秋「……早く会いたいな♪」
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 11:11:17.14 ID:XXayVGxA0
朝はここまでにします
今日も2本立てです
後今更ですがイナズマジャパンのユニフォームは無印のものと思ってください
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 12:03:49.21 ID:rAdopANzO
今更だが木戸川戦の時の貴志部って文句無くNo. 1だったか?
ちょっと違和感ある
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 13:39:17.36 ID:bK4tlfyQ0
【ミーティングルーム】

趙金雲「初戦の相手は韓国代表ファイアードラゴン、メンバーは半分以上去年のFFIを経験しているという手強い相手です。特に警戒すべきは韓国の風と呼ばれる、ファイアードラゴンのキャプテン、リ・チュンユン選手」

趙金雲「彼はアジアでも1.2を争う俊足を持っており、加えて去年の経験、これらを兼ね備えてる中々にうるさい選手です。彼をどう黙らせるか、勝利の鍵はリ・チュンユン次第といったところでしょう」

円堂「韓国の風…」

壁山「お、俺…足遅いからちょっと不安ッス…」

半田(スピード自慢か。現時点で一番厄介なタイプといきなり当たるのか。こりゃキツいぜ…)

アフロディ「>>445
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 14:29:52.10 ID:+pbUU7ku0
…彼の相手は、僕に任せてくれないかな?
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 14:35:53.21 ID:bK4tlfyQ0
アフロディ「…彼の相手は、僕に任せてくれないかな?」

半田「信用できるとでも思ってるのか?」

アフロディ「心配いらないよ。彼のことはよく知っている。母国で有名だからね」

円堂「母国って、アフロディ韓国人だったのか!?」

半田「…だったら尚のこと信用出来ないな」

天馬「えっ!?どうして!?」

半田「>>447
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 15:02:13.29 ID:YcVXOqGTo
これから対戦する韓国のスパイかもしれないからな
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 15:30:06.63 ID:bK4tlfyQ0
半田「これから対戦する韓国のスパイかもしれないからな」

天馬「なっ!?そんな…」

壁山「な、なるほど…」

天馬「なるほどって、壁山まで何言ってるの!?」

半田「おい天馬、まさかこいつがやったことを忘れたとは言わないよな?神のアクアなんてもん使ってドーピングして、円堂の肩を破壊したような卑劣な奴だぞ!」

壁山「俺、アフロディ…さん、のこと、信用出来ないッス…」

天馬「そんな…」

半田「そういう訳だ。お前なんて居なくても俺達でも十分戦える」

アフロディ「……」

天馬「監督!監督からも何か言ってくださいよ!」

趙金雲「私は次の試合、口を挟むつもりはありません。1回戦は貴方達でどうにかして下さい」

天馬「>>449
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 16:41:28.70 ID:2VC5cguPO
監督まで!?
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 17:02:41.22 ID:bK4tlfyQ0
天馬「監督まで!?」

冴華「監督が1試合丸々責任を放棄するなんて、職務怠慢もいいとこじゃないですか!」

趙金雲「うおーっほっほ!まずは皆さんのお手並み拝見、といったところですよ」

半田「…そういうことなら、好きにやらせて貰います。守備は俺と円堂、壁山。攻撃は天馬と剣城、この5人で戦います!」

秋「は、半田君!?何言ってr剣城「断る」

半田「え?」

天馬「剣城!やっぱりお前なら、チームがバラバラで戦うのを反対してくれるって思ってたよ!」

剣城「…俺は試合に出るだけだ。プレーまでするつもりはない」

雷門勢「「「「!?」」」」

天馬「つ、剣城…?何言ってるんだよ?プレーするつもりがないって……」

アリーチェ「あれ?聞いてない?私達、別にサッカーがやりたくて日本代表になった訳じゃないんだよ?」

天馬「!?」

さくら「私達は、監督に雇われて代表入りしたんだよ」

半田「雇われただと!?」

趙金雲「はい。剣城君、野咲さん、御城さん、東さん、アリーチェさん、綱海君は私から何でも1つ欲しい物を与えるから代表入りしてくれと頼んで代表に入って貰ったんですよ」

円堂「>>451
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 17:34:56.16 ID:M32qeFBBO
…(唖然として声も出ない)
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 17:43:17.12 ID:bK4tlfyQ0
円堂「」

天馬「…俺、また剣城と一緒に、サッカーが出来るって……楽しみにしてたんだよ?嘘だよね。嘘だって言ってよ!!!」

剣城「すまない」

天馬「ッ!」タッタッタッ

ウィーーーーン

葵「あっ!?天馬!!」

半田「……最悪だ。なんなんだよこのチームはっ!!くそおおおおっ!!」ガンッ!!

衝撃の事実!イナズマジャパンの半分は雇われて代表入りしていた!

元より勝つ気がないメンバーを抱えながら、遂に世界大会の日を迎えてしまう…
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 17:55:53.90 ID:bK4tlfyQ0
【FFスタジアム】

わあああああああああ!!!

角間王将『さあいよいよこの日がやって参りましたFFIアジア予選!趙金雲監督率いる日本代表、初陣の時!果たして日本代表は2年連続で本戦出場なるか!?』

半田「最悪の運、最悪のコンディション、最悪のメンバー、あらゆる面で最悪という言葉がこれほどに似合うイナズマジャパンになってしまったが、いつまでもウジウジしてたって仕方ない…とにかくこうなったら、やる気がある奴らだけで戦おう!」

円堂「……おう!」

壁山「は、はいッス!」

天馬「………」

半田(天馬はまだショック大きいか…攻めはどうする?)

冴華「あ、あの…キャプテン……」

半田「……なんだ?」

冴華「…確かに私は、監督に雇われて代表入りしました。でも私は、他の雇われた人達と違って…勝ちたいんです!」

冴華「……私が、監督に約束して貰ったのはFFI全試合フル出場の確約。私は女子だからこの大会が終わったら、次はいつ公式戦に出られるかわからない。またFFIに選ばれる保証もない、だから今しかないんです。私には、今しかないんです」

半田「>>454
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 17:58:05.31 ID:M32qeFBBO
…わかった。
今出せる全力でやるぞ。最悪の出だしだけど、負けるつもりはないからな。
…お前も、ここで終わるなんて嫌だもんな。
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 18:05:44.41 ID:bK4tlfyQ0
半田「…わかった。今出せる全力でやるぞ。最悪の出だしだけど、負けるつもりはないからな」

冴華「はい!」

円堂「おっ!冴華も俺達と一緒に戦ってくれるんだな!歓迎するぜ!」

壁山「この逆境を乗り越えるッス!」

冴華「はい!」

半田「…お前も、ここで終わるなんて嫌だと思ってくれたんだな。ありがとう」

半田「……おい!」

アフロディ「…もしかして、僕を呼んだのかな?」

半田「そうだよ。あー、えっとだな……」

アフロディ「散々要らないと言っておいて、まさか今更手を貸してとは言わないよね?」

半田「くっ……それは……」

アフロディ「なんてね、冗談だよ」

半田「………まだ信じたって訳じゃないからな?」

アフロディ「>>456
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 18:16:36.83 ID:YcVXOqGTo
わかってる
信用はプレーで得るさ
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 18:26:11.05 ID:bK4tlfyQ0
アフロディ「わかってる。信用はプレーで得るさ」

半田「…よし、じゃあ作戦を伝える。っても作戦って呼べるほどの策ではないが……」

半田「円堂は左サイドを、壁山は右サイドを重点的に守ってくれ。出来るだけ中に切り込まれないようにはして欲しい」

壁山「はいッス!」

半田「俺は基本正面を守るが、もし両サイド突破されたすぐフォローに入る」

円堂「コンバートしたばっかで足引っ張るかもしんねえけど、全力で喰らいつくよ」

半田「それで攻撃だが…各自の判断に任せる」

半田「……本当に今なんもないってくらい酷い作戦だが、ついて来てくれるな?」

冴華「はい」

円堂「勿論だ!」

半田「…新生イナズマジャパン!初陣を勝利で飾るぞ!!」

「「「「おおおおおっ!!!」」」」
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 18:26:57.15 ID:bK4tlfyQ0
〜〜〜ファイアードラゴン〜〜〜

GK・・・・・・ドヒョン

DF・ウジン、ヨンジン、ジョンホ、シンジェ

MF・・・ミンソ、ジフン、ゴンウ

FW・ジュノ、【チュンユン】、ソヨン



〜〜〜イナズマジャパン〜〜〜

FW・・・・・・剣城、冴華

MF・・・・さくら、天馬、アフロディ

DF・・綱海、円堂、半田、壁山、アリーチェ

GK・・・・・・・・ひかり
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/10(火) 18:32:10.87 ID:bK4tlfyQ0
今回はここまで
果たして過去最悪のイナズマジャパンは逆境を乗り越えられるか!?
次回から試合が始まります
そして恒例のアンケート
試合前の練習、日常回ですがもう少し長くした方がいいですか?今くらいがちょうどいいですか?あるいは短くすべき?
意見を頂けるとありがたいです
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 18:36:01.98 ID:2VC5cguPO

特訓回はもう少し長くてもいいかな
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 18:59:56.01 ID:YcVXOqGTo

もう少し長くて良いかな
特訓日常パートも試合パートと同じくらい大事よ
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 09:01:00.86 ID:sF13Sw2Y0
【前半戦】

角間王将『FFIアジア予選、日本のボールからキックオフです!』

ピ-----

冴華「…松風!」バシュ

天馬「っと」ポスッ

半田「天馬、行けるか!?」

天馬「>>463
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 09:03:50.76 ID:qrh8pU/Go
やってみせます!
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 09:21:21.02 ID:sF13Sw2Y0
天馬「やってみせます!」

半田「よし、頼んだ!」

天馬「…うおおおおおっ!!」

角間王将『イナズマジャパン、まずは松風のドリブルから攻め上がる!』

チュンユン「イナズマジャパンの力、見せて貰おう!」

天馬「っ!」

ギュオン!ギュオン!ギュオン!

ピーーーーーー

天馬「アグレッシブビート!!」

チュンユン「!」

角間王将『松風、アグレッシブビートで韓国の風、リ・チュンユンを抜き去った!』

天馬「っ!」クルッ

ジフン「あっ!?」

ゴンウ「ほう、日本にも俊足は居たか」

天馬「御城さん!」バシュ

冴華「任せて!」ポスッ

角間王将『ボールは松風から御城へと繋がった!イナズマジャパン、幸先の良いスタートを切れるか!?』

冴華「貰ったっ!」

ギュウウウン!

ジョンホ「…」

角間王将『御城!ペ・ジョンホを抜いた!キーパーと完全に1対1だ!!」

半田(…おかしい。やけにあっさりし過ぎじゃないか?)

冴華「行けええええっ!!」

半田「>>465
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 10:37:58.86 ID:OS+YeIrRO
(!いいシュートだ。けど正面過ぎる!)
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 10:54:28.66 ID:sF13Sw2Y0
半田(いいシュートだ。けど正面過ぎる!)

ボオオオ

ドヒョン「だいばくはつはりて!」

パシーン!

ドヒョン「はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!はいいいいっ!!」

ポーーーン

角間王将『あっと惜しい!韓国の守護神、ナム・ドヒョンに防がれた!イナズマジャパン、得点ならず!』

ジョンホ「ジフン!」バシュ

半田(お、おいちょっと待て!点を取れなかったばかりか、これって!)

ジフン「チュンユン!」バシュ

チュンユン「ふっ、今度はこちらの番だな」ニヤリ

角間王将『韓国代表ファイアードラゴン、巧みなパスワークで前線にボールを繋ぎます!』

チュンユン「はあああああっ!!」

ギュウウウウンン!!

半田「しまっ…!?」

冴華「は、速い!?」

角間王将『韓国の風、リ・チュンユンが快速を飛ばして半田を抜き去った!!』

チュンユン「>>467
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 11:44:49.26 ID:WbW188zWO
遅い遅い!止まって見えるぜイナズマジャパン!
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 11:52:50.49 ID:sF13Sw2Y0
チュンユン「遅い遅い!止まって見えるぜイナズマジャパン!」

角間王将『韓国の風、リ・チュンユン。楽々イナズマジャパンのゴール前まで到達!先制点は韓国となるか!?』

ひかり(き、来た!)

チュンユン「ラピッド…ファイアー!」

ボオオオオ

角間王将『出たああああああっ!リ・チュンユンの必殺シュートだ!イナズマジャパンの守護神東、これを防ぐことが出来るか!?』

ひかり(む、無理…)

ズバーン!

角間王将『ゴール!先制したのは韓国代表ファイアードラゴン!キーパー東、リ・チュンユンの凄まじい必殺技に反応すら出来なかった!』

チュンユン「温いな。去年の方がまだマシだったぜ」

円堂「>>469
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 12:05:54.90 ID:5MQvFa4h0
ひかり!大丈夫か!?
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 12:06:00.66 ID:qrh8pU/Go
・・・東、今止めようとしてくれたのか?
みんなみたいにプレーする気が無いってわけじゃないのか?
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 12:14:47.64 ID:sF13Sw2Y0
円堂「ひかり!大丈夫か!?」

ひかり「…」コクッ

半田(韓国のカウンター戦法…頭になかった訳じゃないが、こんなに恐ろしい攻撃だったのか。正直、今の今まで世界のことを知らな過ぎたぜ。反省しないとな…)

冴華「すみません。私が考えなしにシュートを打ったせいで…」

半田「…御城は何も悪くねえよ。あそこでシュート打つのは普通のことだ。ただ、奴らは普通を遥かに凌いできた。それだけだ」

冴華「>>472
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 12:17:11.86 ID:qrh8pU/Go
…やっぱり私達だけで勝つなんて無理なんでしょうか…
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 12:26:15.41 ID:sF13Sw2Y0
冴華「…やっぱり私達だけで勝つなんて無理なんでしょうか…」

半田「おい、何弱気になってんだ!一回シュート止められたくらいで不貞腐れんなよ」

冴華「ふ、不貞腐れてなんか…」

半田「不貞腐れてんだろ。まさか、自分のシュートは絶対に止められる筈がないなんて傲慢なこと考えてたりしたのか?」

冴華「そ、そんなことはありません!」

半田「だろ?なら一回失敗したくらいでテンション下げるな。特にお前はフォワードなんだから、落ち込む素振りは絶対見せんな。FWは勝利への鍵なんだ。そのFWが落ち込めば皆も不安になる。そうなったら、勝てるものも勝てなくなる。わかるか?」

冴華「あ…」

半田「わかったらさっさとポジション付け。同点にする為に何が出来るか、考えろ」

冴華「…はいっ!」

タッタッタッ

半田「…慣れねーことって本当疲れるな」ハァ

壁山「>>474
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 12:30:44.22 ID:fNhwHDBe0
何か円堂さんに似てきたッスね
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 13:05:23.89 ID:1EwLrCOe0
壁山「何か円堂さんに似てきたッスね」

半田「似てる……か?俺としてはただ説教しただけって感じだけど…」

半田「……って、お前も無駄口叩かずポジション付け!」

壁山「は、はいッスー!」ピュ---ン
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 13:05:58.11 ID:1EwLrCOe0
角間王将『1点を取られたイナズマジャパン、ここからどう反撃するのでしょうか!?』

天馬「アグレッシブビート」

ギュオン!ギュオン!ギュオン!

ピーーーーーー

天馬「よっし!このまま一気に…!?」

ヨンジン「じばしりかえん」

ボオオオオ

天馬「あっ!?」ズルッ

角間王将『松風、ソン・ジフンを抜き去るもソ・ヨンジンにボールを奪われた!』

ヨンジン「チュンユン!」

バシュ

角間王将『ソ・ヨンジンからリ・チュンユンへのロングパス!韓国またしてもカウンターを…』

半田「うおおおっ!!」ポスッ

角間王将『おっとここで半田が空中でインターセプト!』

半田「同じ手が通じるかよ!アフロディ!」

バシュ

アフロディ「ッ!」ポスッ

ゴンウ「うおおおおおっ!」

アフロディ「……」スッ

ゴンウ「なんだ?」

アフロディ「ヘブンズ………!?」

アフロディはヘブンズタイムを使おうと右手を掲げた。しかし、指パッチンする直前に浮かんでしまった

…かつて神のアクアに溺れてしまった、愚かな自分の姿を

ゴンウ「…なんだかしらんが、貰った!」

アフロディ「あっ!?」

ゴンウ「ソヨン!」

ソヨン「っ!」ポスッ

壁山「通さないッス!だああああああっ!!」

ドーーーーーーン!!

壁山「ザ・マウンテン!!」ゴゴゴゴゴ

ソヨン「うわっ!」コケッ

審判「ッ!」ピッ!

円堂「いいディフェンスだったぞ!壁山!」

壁山「えっへへ…///」

アフロディ「>>477
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 13:26:17.36 ID:rrv+YU5Z0
…すまない。(なにをやっているんだ僕は!)
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 13:48:08.37 ID:1EwLrCOe0
アフロディ「…すまない」

半田「…」

円堂「気にすんなって!誰にでも失敗はあるんだ!次やり返せばいいんだよ」

アフロディ「…ありがとう」

壁山「…本当に、信用していいんスか?」

半田「わっかんねぇよ正直言って…」

アフロディ(なにをやっているんだ僕は!)















アフロディ「っ!」ポ--ン

角間王将『アフロディ、ボールを浮かせてヤン・ゴンウを抜き去った!』

円堂「いいぞアフロディ!」

アフロディ(よし!このままゴールまで持ち込む!)

シンジェ「じばしりかえん!」

ボオオオオ

アフロディ「うわっ!」ズルッ

角間王将『イナズマジャパン、シュートが打てない!果敢に攻めるも後一歩及ばない!!』

アフロディ(くそ!くそ!一体どうしたっていうんだ!)
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 14:03:12.83 ID:1EwLrCOe0
ゴンウ「チュンユン!」バシュ

チュンユン「おう!」ポスッ

角間王将『ボールは再びリ・チュンユンに渡った!』

半田「行かせない!」

チュンユン「チッ、くそ…!」

角間王将『イナズマジャパンのキャプテン、半田!リ・チュンユンと必死で競り合っています!』

半田「スピードじゃ敵わねえけど、走る前に競り合いに持ち込めば俺だって!」

チュンユン「くそ、ふざけるな…」トン…トン…

リ・チュンユンはボールを取られまいと足元で必死にボールコントロールをしていた

半田「ここだ!」

ポーーーーン

チュンユン「なっ!?」

審判「ッ!」ピッ

角間王将『キャプテン対決は半田が制し、なんとかボールをクリアしました!』

半田「ハァ…そう何度もやられて堪るかよ」

序盤から試合が動いたことでシーソーゲームが期待されたが、両チームとも守備陣が活躍しゲームは膠着してしまった
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 14:18:46.11 ID:1EwLrCOe0
ジュノ「うおおおおっ!」

バシューーーーーン

円堂「メガトンヘッドおおおおっ!」

ギュウウウウン!!

円堂「ちぇえええいっ!!」

ガキイイイイン!!

ジュノ「なにっ!?」

角間王将『円堂!ファン・ジュノのシュートをメガトンヘッドで打ち返しました!』

シュウウウウウウンン!!

ボオオオ

ドヒョン「だいばくはつはりて!」

パシーン!

ドヒョン「はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!はいいいいっ!!」

ポーーーン

審判「ッ!」ピッ

円堂「やっぱ決まんねぇか…」

半田「シュート防いでくれただけ十分だ。サンキュー円堂」

円堂「おう!」

壁山「で、でも…いつまでもこんなこと続けてたら勝てないッスよ…」

半田「……もうすぐ前半が終わる。そしたら一度流れが切れる筈だ。そこまで持ち堪えてくれ」

壁山「………はいッス」

半田(やべえな。協力してくれない奴らの分動いてるせいで、壁山がいつも以上に消耗してる……)

円堂「ハァ………」

半田(円堂も、初めてのフィールドプレイヤーってことで相当体力奪われてんな。ヤバイ展開になる前に、早く前半終わってくれ…)












ミンソ「っ!」クルッ

円堂「あっ!?」

半田の祈りを嘲笑うかのように、イナズマジャパンにまたもピンチが降りかかった

角間王将『ピョン・ミンソ!円堂を抜き去り一気にゴール前へ!』

チュンユン「キーパーはザルだ!打ってしまえ!」

ミンソ「貰った!」

バシューーーーーン

ひかり「!?」

角間王将『ピョン・ミンソのシュートだ!!イナズマジャパン追加点を許してしまうのか!?』

円堂(嘘だろ!俺のせいで…ちくしょう…)
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 14:38:40.62 ID:1EwLrCOe0
誰もがゴールに入ると思った、その時だった!

綱海「おおおおおおおおっ!!」

「「「「!?」」」」

ドオオオオオンン!!!

綱海「がっ!」ドサッ!!

審判「ッ!」ピッ!

角間王将『なんと綱海!身体を張ってシュートに喰らい付いた!!!』

円堂「綱海!大丈夫か!?」

綱海「へへっ、まあな…」

壁山「なんて無茶なプレーをするんスか…心配したッスよ…」

綱海「わりぃわりぃ…けど俺はこの通りピンピンしてるし、気にすんなよ!」

壁山「き、気にするなって…」

半田「…ピンチを救ってくれてありがとうな。けどなんで、急に協力してくれたんだ?」

綱海「なんでって言われると……そうだな、お前らが必死で戦ってるのを見てたらよ、なんかじっとしてられなくなったんだ」

円堂「そっか!じゃあつまり綱海はサッカーを好きになってくれたってことなんだな!」

綱海「え?そうなのか?」

円堂「そうだよ!サッカーが好きって気持ちが芽生えたからじっとしてられなかったんだよ!」

綱海「……そっか。俺、サッカーを好きになったんだな」

円堂「ああ!だからよ、俺達と一緒にサッカーやろうぜ!」

綱海「>>482
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 14:48:55.47 ID:rrv+YU5Z0
おう!海の男綱海条介、こっからサッカー始めさせてもらうぜ!
俺にもボール回してくれよ!
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 15:00:34.66 ID:1EwLrCOe0
綱海「おう!海の男綱海条介、こっからサッカー始めさせてもらうぜ!俺にもボール回してくれよ!」

円堂「勿論だ!」

ピ----

角間王将『ここで前半終了のホイッスル!0-1、イナズマジャパン対ファイアードラゴンの一戦は前半終えて韓国リード!』






















趙金雲「うおーっほっほっほ!皆さんご苦労様でーす。水分をしっかりとって、後半も頑張ってくださいねー」

秋「はい」

円堂「ありがとな」

秋「どうぞ」

半田「サンキュー」

秋「>>484
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 15:07:36.10 ID:fNhwHDBeo
みんなお疲れ様、円堂君もDF初心者とは思えないほど良いプレーしてたし半田君も鬼道君に負けないゲームメイクだったよ!
後半はきっと逆転できるよ!
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 15:17:59.30 ID:1EwLrCOe0
秋「みんなお疲れ様、円堂君もDF初心者とは思えないほど良いプレーしてたし半田君も鬼道君に負けないゲームメイクだったよ!後半はきっと逆転できるよ!」

円堂「ありがとう、秋!」

半田「きっと出来る、じゃない。絶対逆転する。チームは少しだけど良くなり始めたんだ。こんなところで終わらせて堪るかよ」

秋「!」

円堂「…半田の言う通りだな。絶対に逆転しないと」

趙金雲(今のところは、予定通りに成長してくれてますね。関心関心)

アフロディ「…」

趙金雲(しかし、大変なのはここからですよ…)ニヤリ
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/11(水) 15:21:24.05 ID:1EwLrCOe0
今回はここまで
特に主人公は決めてないけど、今のところ誰が1番主人公っぽく見えてるのかな?
ちょっと気になるところ…
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 18:10:56.15 ID:pWiI3PdpO
FF編は鬼道が主人公っぽかった
だから鬼道代表入りを期待したい
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 18:23:03.14 ID:DaDy1f5B0
半田がキャプテンとして頑張ってるのがヒシヒシと伝わる。イナイレっていうのはこういうのでいいんだよ
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 19:20:36.72 ID:vQCiXKk8o
半田は言うほど鬼道と司令塔コンビだったか?感がある
かといって鬼道レベルの司令塔やフィディオ並みに派手で華のあるプレーヤーになるのは半田らしくなくて違うと思うけど
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 19:29:16.77 ID:pWiI3PdpO
司令塔コンビにしなかったのは結果的にむしろ正解じゃないかな?
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/14(土) 13:44:40.36 ID:239RTS2j0
ピ----

角間王将『さあ、後半戦は韓国からのキックオフで試合が始まります!』

ソヨン「…」チョン

チュンユン「っ!」

ギュウウウウンン!!

冴華「全然スピードが落ちてない!?」

チュンユン「当然だ!貴様らとは鍛え方が違うからな!」

天馬「行かせない!」

チュンユン「ふっ!」

ジジジジジ

天馬「!?」

チュンユン「導火線」

ドカーーーーーン!!!!

天馬「うわああああっ!!」

角間王将『リ・チュンユン!後半に入って自慢のスピードがキレを増したように感じさせるプレーを披露しています!』

チュンユン「ふん、他愛もない…!?」

アフロディ「っ!」ザッ

角間王将『あっとアフロディがリ・チュンユンの前に立ち塞がります!』

チュンユン「この俺に追いつくとは大したスピードだな。それもドーピングのおかげか?」

アフロディ「!?」

チュンユン「図星か?」

アフロディ「ち、違う!僕は、神のアクアはもう…」

ジジジジジ

チュンユン「導火線」

アフロディ「しまっ…!?」

ドカーーーーーン!!!!

角間王将『韓国の風は止むことなく今尚吹き続けています!イナズマジャパン、これを止めることが出来るか!?』

チュンユン「愛国心溢れるプレーありがとう、アフロディ君」ニヤリ

半田「>>492
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 13:47:44.44 ID:E7ZuAnqt0
!?!?
アフロディやっぱてめえ!!
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/14(土) 15:03:48.92 ID:239RTS2j0
半田「!?!? 」

半田「アフロディやっぱてめえ!!」

リ・チュンユンのお礼の言葉で半田は一瞬アフロディへと意識を向けてしまう

そしてその一瞬の隙を見逃すほど、リ・チュンユンは甘くはなかった

チュンユン「あばよ」

ギュウウウウンン!!

半田「なっ!?」

角間王将『リ・チュンユン半田も抜いた!リ・チュンユン!完全にフリーだ!!』

綱海「おいおいやべえって!」タッタッタッ

天馬「くそっ!!」ダダダダダ

壁山「やっぱりあいつ、スパイだったッスね!」ギロリ

天馬「何してるの壁山!早く戻らないと!」

壁山「>>494
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 15:05:15.96 ID:kRqU8Mqf0
分かってるッス!
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/14(土) 15:13:38.48 ID:239RTS2j0
壁山「分かってるッス!」

チュンユン「もう慌てても無駄だ!これでとどめをさしてやる!」

チュンユン「ラピッド…ファイアー!」

ボオオオオ

角間王将『出たああああああっ!リ・チュンユンの必殺シュート!!ファイアードラゴン、追加点なるか!?』

円堂「させるか!」

天馬「円堂さんっ!」

円堂「メガトンヘッドおおおおっ!」

ギュウウウウン!!

円堂「ちぇえええいっ!!」

ガキイイイイン!!

円堂「ぐっ、くうううっ…!!」ジリッ…

ジュノ「押し込め!」

ミンソ「押し込んで!」

天馬「堪えて円堂さんっ!」

綱海「踏ん張れ円堂っ!」

円堂「>>496
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 15:15:37.60 ID:nyhhgWnWO
お前なんかに、絶対に負けない!俺は仲間を信じてる!
走れ、アフロディ!
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/14(土) 15:31:39.30 ID:239RTS2j0
円堂「お前なんかに、絶対に負けない!俺は仲間を信じてる!走れ、アフロディ!」

アフロディ「!」

円堂「っ、らああああっ!!」

ポーーーーーン

角間王将『激しい必殺技のぶつかり合いの末ボールが空高く打ち上がった!!!円堂の勝利です!!』

チュンユン「なんだと!?」

天馬「っ!」

ヒュウウウウン!

天馬「アフロディさんっ!」

バシューーーーーン

アフロディ「っ!」ポスッ

角間王将『ルーズボールをすぐさま拾った松風、アフロディにパスを繋ぎました!』

天馬「お願いします!」

円堂「行けえええええっ!」

綱海「決めちまえっ!」

アフロディ(ああ、そういうことか。今やっとわかった。なんであの試合僕が負けたのか。そして……)スッ

シンジェ「じばしり…」

アフロディ「ヘブンズタイム」パチン

シンジェ「」

アフロディ「…今やっと、本当の意味で悪夢から目覚めた。仲間との絆……これがサッカーの本当の姿なんだね」パチン

ビュオオオオオオ

シンジェ「な、なんだ!?ぐおおおおおっ!!」

「「「「!?」」」」

バサァァァァ

アフロディ「神は死んだ。だが、進化して蘇った!!」

角間王将『アフロディ!一瞬の内にゴール前まで到達していました!そして我々が気付いた時には既に必殺技の体勢だ!!!』

アフロディ「これが進化した神の姿だ!ゴッドノウズ!!改!」

ギューーーーーーン

ドヒョン「!?」

ズバーン!

審判「っ!」ピ----

角間王将『ゴール!イナズマジャパン、後半開始早々鮮やかなカウンターで同点に追いついた!』

アフロディ「>>498
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 15:33:56.89 ID:kRqU8Mqf0
(あぁ…今まで何度もゴールは決めたけど、こんなに気持ちの良いゴールは初めてだ)
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/14(土) 15:50:48.91 ID:239RTS2j0
アフロディ(あぁ…今まで何度もゴールは決めたけど、こんなに気持ちの良いゴールは初めてだ)

円堂「やったなアフロディ!いいシュートだったぞ!」

天馬「見せて貰いました!ゴッドノウズ改!」

綱海「やるじゃねえかお前!」パシパシ

アフロディ「ふふっ、まあね…」

半田・壁山「「・・・」」

円堂「ほら、お前達も」

壁山「……信用出来ないなんて言って、すみませんでした…」

半田「…疑って、悪かったよ」

アフロディ「いいさ。プレーで信用して貰うなんて大口叩いて、直前までだらしないプレーをしていた僕が悪いんだ。君達は間違ってない」

半田「…」













趙金雲(うーん、出来たらあそこは半田君自身の力で乗り越えて欲しかったのですが…まあ、これもいい経験になるでしょう)

半田(あんな安い挑発にまんまと乗せられて、チームをピンチにしちまった……本当なら俺が一番冷静に対処しなくちゃいけない場面だったのに……)

趙金雲(とまあ、そんなことを考えてる顔でしょう。私としても半田君があそこを対処できる確率は0に等しいと予想していた訳ですから、これは想定内です。そしてこの苦い経験は、必ず彼にとって大きな財産となる筈)

葵「同点!同点ですよ秋さん!」

秋「ええ!皆よく頑張ってるし、ここに来てアフロディ君もチームの一員になれた!このまま行ければ絶対に勝てるわ!」

趙金雲「うおーっほっほ!確かに、このまま行ければ勝ちは見えてきますね」

葵「>>500
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 16:12:59.68 ID:kfkj/5oP0
『このまま行けば』って…不穏な事言わないでくださいよ。
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/14(土) 16:38:30.35 ID:239RTS2j0
葵「『このまま行けば』って…不穏な事言わないでくださいよ」

趙金雲「勝負の世界は何が起こるかわかりませんからね。決して楽観視してばかりはいられないんですよ」

葵「そ、そうですよね。監督だから、そういうこと予想するのは当然ですよね…………」

葵(今日何もしてないけど…)




















角間王将『さあ、後半は残り半分を切りました!試合は1-1の同点!次の1点を取るのはイナズマジャパンか!?それともファイアードラゴンか!?』

ミンソ「ジュノ!」

バシューーーーーン

綱海「貰った!」ポスッ

ジュノ「なにっ!?」

角間王将『ミンソからジュノへのパスでしたが綱海、ここはいい反応で阻止しました!』

綱海「さくら!」バシュ

さくら「ええっ!?わ、私!?」ポスッ

角間王将『ボールは綱海から野咲へと繋がりました!』

さくら(えええっ!?ど、どうしよう!私、サッカーとかどうでもいいんだけど!?)アセアセ

さくら(ってか私はあくまでも新体操の留学が目的だし、試合が終われば条件は果たさせるから負けたって別に……)

構わない、そう思う直前、さくらはあることを思い出していた…

『さくら、お前は1番になれる存在なんだ』

『これを飾ってしまえば、上が居るということを認めてしまうことになるの。だからこれは飾りません。貴女はこれからも、1番を目指しなさい』

さくら(……留学だけ貰っても、勝たなきゃ何の意味もない!)キッ

ミンソ「貰った!」

さくら(新体操のボールだと思えば、これくらい!)

さくら「ええええいっ!!」

ヒュウウウウウウンン!

「「「「!?」」」」
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/14(土) 16:46:05.01 ID:239RTS2j0
角間王将『野咲、ボールを右足に乗せたまま空高く飛び上がった!』

冴華「凄い!必殺技も使わずになんて跳躍力!」

さくら(えっと確か、この後はパスかドリブルっていうのをやらなきゃいけないみたいだけど……ドリブルなんてやったことないしここは!)

さくら「剣城君!」バシュ

剣城「!」

さくらは剣城へのパスを選択した

自分の正面へ飛んでくるボールを見て剣城の取った行動は………

剣城「っ!」バシュ

トラップすることもなく直接蹴り返した

そして剣城がボールを蹴った先には……















天馬「っ!」ポスッ

角間王将『剣城、野咲からのパスをノールック、ダイレクトで松風へと渡しました!!』

天馬「>>503
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