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【アイマス 】春香「亜美真美が敬語で話しかけてくる…」
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28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:20:28.51 ID:/kRk4IRg0
亜美「ま、まぁまぁ、たまたま一つくらいやっちゃったかもだけど…他にはどんなのがあるの?」
真美「えーっとね…『コピー用紙の芯でお尻が腫れ上がるまで叩く』」
亜美「何それ!?ぼーこー事件じゃん!」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:21:08.11 ID:/kRk4IRg0
真美「そーだね、これは流石に…あっ…」
亜美「ん?どったの?」
真美「せ、先月さ…いおりんに…」
亜美「あっ…そうだ…カンチョーしちゃった…」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:21:43.23 ID:/kRk4IRg0
真美「あれって、ぼーこー事件に…」
亜美「け、怪我してないっしょ!?他には!?」
真美「えーっと…『相手が嫌がるにも関わらず、卑猥な言動をすることをセクシャルハラスメント、セクハラと言います』だって」
亜美「カンチョーってセクハラかなぁ…」
真美「はるるんのおっぱい揉んでるのもダメかも…」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:22:27.46 ID:/kRk4IRg0
亜美「そ、そんな!?それじゃああずさお姉ちゃんに膝枕してもらってるのは!?セーフっしょ!?」
真美「亜美が相手だからセーフに見えるけどさ…兄ちゃんがやってたら…」
亜美「うわぁ…」
真美「でしょ?多分これ、セクハラなんだよ…」
亜美「そんな…」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:23:19.86 ID:/kRk4IRg0
真美「他にも『本人の了承を取らずに勝手なあだ名をつける』…」
亜美「…」
はるるん
ミキミキ
いおりん
やよいっち
まこちん
ゆきぴょん
お姫ちん
ひびきん
りっちゃん
真美「うあうあー!?や、やばいYO!真美たちハラスメントしまくりじゃん!?」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:24:10.62 ID:/kRk4IRg0
亜美「は、ハラスメントってやってたらどうなるの?」
真美「えっと…『ハラスメントは行う方の意識の有無に関係がないため、たとえ本人にそのつもりがない場合でも相手を傷つける行為です。』…だって」
亜美「亜美たち、知らず知らずのうちにみんなを傷つけて…う、う、うわぁぁぁん!」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:24:49.97 ID:/kRk4IRg0
真美「あ、亜美!大丈夫だよ!みんな何も言ってないっしょ!?」
亜美「でもここに書いてるもん!『ハラスメントは嫌だと思っていても立場や関係性から伝えることが難しい場合もあります。「何も言われてないから大丈夫」は間違った認識です』…って」
真美「う、う、う、うわぁぁぁん!」
亜美「うわぁぁぁん!」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:25:33.45 ID:/kRk4IRg0
一時間後
亜美「ひっく…えっぐ…」
真美「うぅぅ…」
亜美「どうしよう…亜美たち、みんなに嫌われちゃってるのかな…」
真美「…もうしょーがないよ、真美たちがやっちゃったことはなかったことにはならないんだから…」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:26:31.20 ID:/kRk4IRg0
亜美「…うん…そだね…」
真美「…それより、これから気をつけよ?」
亜美「…うん…もうみんなは亜美たちのこと嫌いかもしんないけど」
真美「これ以上、みんなに嫌な思いをさせちゃダメだ!」
亜美「そうだね!せめて…みんなが亜美たちのこと嫌いでも…それだけは…」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:27:27.23 ID:/kRk4IRg0
律子「そんなことを考えてたのね…」
春香「それで様付けしたりしてたんだ…」
亜美「今まで、嫌な思いさせてごめんなさい…」シュン
律子「そりゃ伊織も怒るわけね…」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:28:20.31 ID:/kRk4IRg0
真美「な、なんで?真美たち、一生懸命…」
伊織「いい加減にしなさいよ、あんたたち!」
亜美「い、いおりん…」
真美「な、なんで?真美たちはみんなに嫌な思いさせないように…」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:29:25.27 ID:/kRk4IRg0
伊織「それが、間違ってるって言ってんのよ!何!?私があんたたちのこと嫌いだなんて一言でも言った!?」
亜美「でも、ハラスメントは相手が嫌だとしても言えないって…」
伊織「…私とあんたたちってその程度の関係だったの?言いたいことも言えない関係?」
真美「で、でも、アンケートの紙にはそうやって書いてあって…」
伊織「は?私よりもアンケートの紙を信じるって言うの!?」
亜美「いや、そうは言ってないけど…」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:30:10.69 ID:/kRk4IRg0
伊織「そう言ってるのよ、あんたたちは!いい?どこのどいつがそのアンケートの紙書いたか知らないわ、でも私とあんたたちは違うでしょう!?」
亜美真美「「!?」」
伊織「私だけじゃないわよ、みんなだってそうよ!私たちが一度でもあんたたちのここ嫌いだって言った!?迷惑だって言った!?」
真美「それは…」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:30:44.43 ID:/kRk4IRg0
伊織「私はあんたたちとそれだけの信頼を築いてきたつもりだったわ!それって私の勘違いだったの!?」
亜美「それって…」
真美「つまりいおりんはカンチョーされて喜んでいたと…」
伊織「なんでそうなるのよ!?バッカじゃないの!?」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:31:17.38 ID:/kRk4IRg0
真「でも、伊織の言う通りだよ」
春香「そうだよ、私わりと気に入ってるんだよ?はるるんって呼ばれるの」
亜美「まこちん…はるるん…」
響「自分、バラエティのお約束だから嫌がってるだけだぞ!本当に嫌なら断るさー!」
あずさ「亜美ちゃんたちに膝枕できないと私が寂しいわ…」
真美「ひびきん…あずさお姉ちゃん…」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:32:18.37 ID:/kRk4IRg0
千早「亜美、真美、あなたたちは人が本当に嫌がることはやらないわ」
やよい「そうだよ、私と遊ぶ時はかすみたちも誘ってくれるし…亜美と真美が優しいのはみんな知ってるよ?」
亜美「千早お姉ちゃん…やよいっち…」
美希「そんなこと、みーんなわかってるの」
雪歩「みんな、普段の亜美ちゃんと真美ちゃんが大好きなんだけどなぁ…」
真美「ミキミキ…ゆきぴょん…」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:33:09.08 ID:/kRk4IRg0
律子「はぁ…まさか、あんたたちがそんなことを気にしてたなんてね…」
亜美「りっちゃん…」
真美「ごめんなさい…」
貴音「普通の会社であれば、確かに上下関係が存在し、言えぬこともありましょう…」
真美「お姫ちん…」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:34:26.43 ID:/kRk4IRg0
貴音「確かに、はらすめんととは、『自分たちは何でも言い合える関係である』と過信が生むことでもあります。しかし、我々の関係は過信だったのでしょうか?」
亜美真美「「…」」
響「みんな、今までの亜美真美が大好きさー!」
千早「明るくて優しいあなたたちが大好きよ」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:35:56.70 ID:/kRk4IRg0
律子「ダメなことはダメって言ってあげるから…」
春香「元に戻そ?ね?」
亜美真美「「う、うわぁぁぁあん!?」」ダキッ
亜美「あずさお姉ちゃぁぁぁあん!」
真美「ゆきぴょぉぉぉおん!」
あずさ「よしよし♪」
雪歩「ふふふ、甘えんぼさんだね♪」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:36:35.43 ID:/kRk4IRg0
亜美「うっぐ…えっぐ…あ、あのね…亜美たち、不安だったの…」
真美「み、みんなに…嫌われちゃったかと思って…それで…」
伊織「バカねぇ…そんなわけないじゃない…」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:37:10.23 ID:/kRk4IRg0
美希「デコちゃんも素直じゃないの…」
響「本当は一番心配してたんだろ?」
伊織「うるさいわよ!あと、美希!デコちゃんは許した覚えないわよ!?」
美希「うわぁ!?デコちゃんが怒ったの!」
伊織「こらぁ!」
全員 アハハハハハハ
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:38:05.30 ID:/kRk4IRg0
伊織「ふぅ、全く…しかし、喋りすぎて喉が渇くわね…」
亜美「はい!いおりん!」
真美「オレンジジュースだよ!」
伊織「あら、気が利くじゃない?ありがと…」ゴクゴク
亜美「うん!」
真美「これにて一件落着だね!」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:38:43.01 ID:/kRk4IRg0
伊織 ゴクゴクゴクゴク
亜美「でもなんか忘れてるような…」
伊織 ゴクンッ
真美「何だったっけ?」
伊織「からぁぁぁぁぁぁぁぁあい!?」
亜美「あっ!?」
真美「いおりんのオレンジジュースにハバネロ入れてたの忘れてた!?」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/19(土) 18:39:39.65 ID:/kRk4IRg0
伊織「あんたたち!やっぱり反省しなさい!」
亜美「うあうあー!?」ダッ
真美「ごめんなさーい!」ダッ
伊織「こら!逃げるな!待ちなさい!」
終わり
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