【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―

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292 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2022/09/30(金) 19:12:21.59 ID:GzISjoTG0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 バサバサッ

新生暗夜軍ドラゴンマスターA「敵部隊、砲台前に展開していきます」

カミラ「こっちの動きはさすがに読んでいるわね。だけど、こちらも退くわけにはいかないわ。ベルカ、ニュクスと一緒に敵をかき乱しなさい。敵に隙が生まれたら一気に畳みかけるわよ」

ベルカ「わかったわ。ニュクス、かなり動きが激しくなるわ、しっかりつかまっていて」

ニュクス「ええ」

アシュラ「俺とツバキも相手の攪乱に徹する。突破は任せるぜ」

カミラ「ええ、お願いするわ」

新生暗夜軍レヴナントナイトA「カミラ様、私が先行します」

カミラ「任せたわ」

新生暗夜軍レヴナントナイトA「はっ! 行くぞ、何としてでも中央部への道を切り開くのだ!」

新生暗夜軍レヴナントナイト部隊『おーーーっ!』

 バサバサササッ!
293 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2022/10/29(土) 10:42:35.68 ID:WTiTtWIv0
旧暗夜軍兵士「来たか、通れるもんなら通ってみやがれ!」チャキッ パシュッ

ベルカ「ニュクス……」

ニュクス「ええ!」ギュッ

 バサバサバサッ

旧暗夜軍兵士「くそ、ちょこまか動きやがって!」チャキッ パシュ!

ベルカ「ニュクス、今よ」

ニュクス「ええ、攪乱程度ならこれで十分よ。ファイアー!」シュオンッ!

 ゴオオッ! バチンッ!

旧暗夜軍兵士「うぐっ、だがこの程度の攻撃なら!」ギリリッ パシュンッ

ベルカ「……この程度」ブンッ ガキンッ!

ニュクス「はっ」シュオンッ!

 ドゴンッ

旧暗夜軍兵士「ぐっ……この!」チャキッ

ニュクス「敵の意識がこっちに集中し始めたみたい」

ベルカ「……ここからは回避に専念する。さらに動きまわすことになるから気を付けて」

ニュクス「ええ、私は打てる隙があったら打ち込むから、ベルカは好きに動いて」

ベルカ「わかったわ」

ベルカ(ここの敵の意識はこっちに向いてる。これならアシュラたちも距離を詰められるはず。あとは、それが突破の糸口になるまで避け続けるだけ)

 バサバサッ

ベルカ(必ず、カミラ様を中央部に向かわせてみせる!)
294 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2022/11/28(月) 18:24:10.14 ID:Yj1x6DFi0
新生暗夜軍ドラゴンマスターA「敵の攻撃がベルカ様たちに集中し始めています。今なら距離を詰めるのも可能かと」

アシュラ「よし、この機を逃さず行くぞ。ツバキ行けるな?」

ツバキ「うん、問題ないよ。援護は任せて」

アシュラ「ああ、任せるぜ。よし、一気に距離を詰めるぞ。相手に選択の余地を与えるな」

新生暗夜軍兵士「はっ!」

 タタタタタッ
295 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2022/12/27(火) 20:11:28.53 ID:lv7iacnO0
旧暗夜軍兵士「敵、地上部隊が動きます」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「きやがったか。弓砲台に標的を変更させろ」

旧暗夜軍兵士「はっ!」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(竜騎兵での牽制からの地上部隊での強襲、手慣れた手順だ。だが、こちらもそれくらいは織り込み済みだ)

旧暗夜軍アドベンチャラ―「こっちもわずかなチャンスに賭けてんだ。そう簡単に突破できるなんて思うんじゃねえぞ」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「弓部隊構え、次の次の攻撃を接近する敵地上部隊に切り替えろ。奴らの距離が迫った瞬間に一気に畳みかけるぞ」

旧暗夜軍兵士「はっ!」
296 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/01/24(火) 21:05:10.83 ID:vJvbWigm0
新生暗夜軍兵士「敵、弓部隊展開!」

アシュラ「展開してきやがったか。みたところ狙いは竜騎兵、一気にこのまま距離を詰めるぞ」

ツバキ「なるほどねー。だけど、少し注意した方がいいかな」

アシュラ「注意?」

ツバキ「うん、先までよく動いてた弓砲台、静かになったみたいだからね……。こっちの動きに合わせてるようにしか見えないからねー」

アシュラ「……なるほどな、ならそれも織り込んで進むまでだ。ツバキ、お前に頼みがある」

ツバキ「ん、なにかなー?」

アシュラ「何、簡単なことさ。ちょっとだけ間をあけてくれ」

ツバキ「……結構危ないと思うけど、本当にやるのかい?」

アシュラ「このくらい渡れないでどうする。相手の策は少し読めてんだ、あとはその裏を掛ければめっけもんさ」

ツバキ「はは、ぶっきらぼうな考えだねー。あんまりそういうのは好きじゃないんだけど」

ツバキ「ここは乗る以外に手はなさそうだねー」チャキッ
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/02/23(木) 18:19:17.10 ID:pTdfYuNh0
異界の神竜軍で戦場でのエロハンドが横行しております
298 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/02/26(日) 19:34:31.09 ID:LNQAM5xK0
旧暗夜軍兵士「弓砲台、敵地上部隊へ先頭への攻撃準備完了」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「よし、砲台部隊は指示まで待機。弓兵隊は引き続き竜騎兵隊に仕掛けろ」

旧暗夜軍兵士「はっ! 一番隊放て!」

 シュパパパッ!
  ヒュンッ!

旧暗夜軍アドベンチャラ―「敵の隊列は?」

旧暗夜軍兵士「はい、敵地上部隊、以前距離を詰めてきています。あと少しですべて射程に入ります」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「よし、弓砲台の攻撃が合図だ、各自敵の地上部隊を各個撃破しろ。接近してこない限りは白兵戦を仕掛けるなよ」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(敵の隊列がしっかりしてるとことを見るに、おそらく機を見て一気に飛び込んでくるつもりだろうが、そうはさせねえぞ)

旧暗夜軍兵士「二番隊に隊列入れ替え。構え!」

 チャキッ

旧暗夜軍兵士「放て!」

 シュパパパパッ!

旧暗夜軍アドベンチャラ―「ちっ、竜騎兵どもは落とせずじまいか。だが、ここからは――」

 ドドドドドドドッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「なんだ?」

旧暗夜軍兵士「敵部隊、急速に接近してきます!」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「そうかい、予想よりちょっと早いが迎え撃つまでだ。砲台で、奴らの先頭を抑えな。それに合わせて、飽和攻撃。奴らを一人として通すな!」

旧暗夜軍兵士「はっ、砲台部隊へ。攻撃を開始せよ。目標は接近中の敵地上部隊!」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(これで奴らの足が止まればそれで終いだ!)

旧暗夜軍アドベンチャラ―「射て!!!!」

 バシュシュシュンッ!!!
299 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/03/25(土) 14:20:40.65 ID:nGTxijtr0
新生暗夜軍兵士「弓砲台からの攻撃、来ます!」

ツバキ「進軍を一度停止! 向かってくる砲台の矢に気を配っておくように」

新生暗夜軍兵士「はっ」

ツバキ「それじゃ、先人は任せるよ」

アシュラ「ああ、そのつもりだ。行くぞ、弓砲台の再装填と、敵戦線がこっちに狙いをつける前に距離を詰めろ。弓砲台のでかい矢にやられるじゃねえぞ」

新生暗夜軍兵士「了解!!!」

 ダダダダッ
 バシュシュシュッ!

アシュラ(来たな、あの角度から察するに奴らの狙いはこっちの足止め。こっちが全員足を止めたら、そのまま奴らの攻撃態勢が整っちまう。かといって、このまま全員で突撃しても面攻撃で頭を押さえられる。となれば――)

アシュラ「こういうのに賭けるしかねえってことだ」

 ドドドドドッ!
  ドスンッ!
   ドゴンッ

新生暗夜軍兵士「うお、あぶねえ!」

新生暗夜軍兵士「っ、あと少しで貫かれるところだったが、これで!」

アシュラ「全員、正面の攻撃に備えろ。ここで決めるぞ!」

新生暗夜軍兵士「おおーーーーっ!!!」チャキッ

300 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/04/22(土) 06:06:08.84 ID:dm0v2CBF0
旧暗夜軍アドベンチャラ―「へっ、そう簡単に前進させるか。このまま、抑えて弓砲台で一網打尽にしてやる」

旧暗夜軍兵士「敵、動きが鈍り始めています。これなら!」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「ああ、このまま抑え込め!」チャキッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―(これで決まりだな。さすがに後続は間に合わねえはず、ここは抑え込んだ!)

旧暗夜軍アドベンチャラ―「……ん?」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(敵の陣形は変わってない、変わっていないはずだ。だが、何か違和感がある)

旧暗夜軍アドベンチャラ―「……頭数が足りてねえ?」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(敵の先頭列は変わってねえ、だが、あの人数、想定より全然少ねえ。もっといるはずだ。少なくともまだこっちは大打撃は与えられてない。だとすれば――)

 ドドドドドッ

旧暗夜軍兵士「先陣後方より敵多数、左右に展開、急襲してきます! ど、どちらを狙いましょう」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「ちっ! これが狙いか」

新生暗夜軍兵士「ツバキ様、アシュラ様の部隊への攻撃が弱まっています」

ツバキ「アシュラたちが引っ張ってくれた分、的が増えて混乱してるみたいだね。なら、ここを突かないわけにはいかない」

「敵の陣はここで崩す」
301 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/05/22(月) 20:52:40.50 ID:xzBLq+tp0
旧暗夜軍兵士「て、敵軍来ます!」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「俺を中心にして左右それぞれに対処しろ。前列は白兵戦準備、後列は可能な限りでいい、敵を狙え!」

旧暗夜軍兵士「は、はい!」

 ザザザッ チャキンッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―(最初の奴らはまだここまで届かねえ。弓砲台の攻撃を今止めたらそれで終わりなら、これ以外に手はないだろうが)

新生暗夜軍兵士「はあああああっ!」ダダダダッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「さぁ、やるぞお前ら!」チャキッ

旧暗夜軍兵士「おおおおーーーー!!!!」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「全員返り討ちだ。行くぞ!!!!」ダッ

旧暗夜軍兵士「くらえっ!」パシュンッ!!!

 ヒュンヒュンッ

ツバキ「はっ!」ブンッ

 ガキィンッ カランッ

ツバキ(不意を衝けたと思ったけど、まだ完全に崩れてるってわけじゃないみたいだね)

ツバキ「でも、ここまで来たらあとは勝負するだけだね」チャキッ

旧暗夜軍兵士「ちっ、くらえっ!」チャキッ ブンッ

ツバキ「よっと」サッ

旧暗夜軍兵士「っ! この――」

ツバキ「はい!」ブンッ

 ザシュンッ ビチャアアッ!

旧暗夜軍兵士「かっ、ぐおっああああ……」ドサリッ
302 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/06/20(火) 20:31:22.63 ID:8QSXfwDB0
ツバキ(よし、切込みは成功した、あとはアシュラの部隊が到達するまで攪乱して――)

 チャキッ パシュンッ!

ツバキ「!」サッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「ちっ、感がいいやつだな」チャキッ パシュッ

ツバキ「ははっ、そうかもね。で、見逃してくれはしないよね」サッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「ああ」チャキッ パシュッン!

 ヒュンッ

ツバキ「!」サッ チャキッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―(敵の獲物は暗器か!)

ツバキ「それっ!」ブンッ

 ヒュンッ!

旧暗夜軍アドベンチャラ―「っ、くらえ!」チャキッ

旧暗夜軍アドベンチャラー(距離を詰めると奴に距離を詰められるが、このままじゃ奴らの後続が間に合っちまう。なら――)

 ガサゴソガサゴソ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「こっちから間合いに引き入れてやるさ」チャキッ
303 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/07/23(日) 10:15:55.69 ID:KA6bjIcx0
 タタタタッ

旧暗夜軍アドベンチャラー「おら、おらあああ!」パシュッ パシュンッ!

ツバキ「はっ、ふんっ!」キィンキィンッ

 カランカラン……

旧暗夜軍アドベンチャラー「そこだ、ドロー!」シュオンッ!

ツバキ「!」サッ

 グオンッ……

旧暗夜軍アドベンチャラー「ちっ、避けやがったか。だが、次は同じようにいかねえぞ」

ツバキ「……」

ツバキ(今のは危なかった。アシュラが来る前に俺のことをどうにか仕留めるつもりでいるみたいだし、次も避けられるかはわからないか)

ツバキ「そうだね、でもそれは俺も同じ、次は同じようにはいかせないよ」チャキッ

旧暗夜軍アドベンチャラー「そうかい、ならみせてもらおうじゃねえか!」チャキッ パシュンッ!

ツバキ「はっ」ブンッ

 カキンッ カランッ

旧暗夜軍アドベンチャラー(矢に充ててきやがったか。やりやがる。できればすぐにでもやつを引き寄せてえところだが、今はまだだ。やつが獲物を入れ替えたとき、そのタイミングで仕掛ければ)

旧暗夜軍アドベンチャラー「おらっ、食らいやがれ!」シュパッ

ツバキ「はっ、それ!」ヒュンッ シュパッ!

 カキィンッ ザシュッ!

旧暗夜軍アドベンチャラー「ぐっ!!!」ポタタタッ

旧暗夜軍アドベンチャラー(一発もらった、だがこれで奴の手はがら空き、ならこのタイミングで奴は獲物を入れ替えるはず、そこを狙えば――)

ツバキ「……」スッ 

旧暗夜軍アドベンチャラー「もらったぞ、ドロー!」チャキッ シュオンッ

ツバキ「!」

旧暗夜軍アドベンチャラー(もらった!!!!)チャキッ

 ザシュンッ!!!!
304 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/08/22(火) 20:54:33.34 ID:pcqCVfnY0
 ポタッ ポタタタタッ

旧暗夜軍アドベンチャラー「……」

ツバキ「……」

 ポタタタタッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「て、てめえ……」

ツバキ「ははっ、予想はしてたけど結構痛いね。もっとも――」ポタタッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「ぐっ、うううううっ……」ポタタタッ

ツバキ「そっちはこっちの比じゃなさそうだけどさ」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「っ」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(くそ、こいつ、ドローでの引き寄せに合わせて暗器を……。くそ、こっちの攻撃も完全に読んでやがった。くそ、深く刺さって抜ける気がしねえ……)

旧暗夜軍アドベンチャラ―「はぁはぁ……、くそが……こんな動きされるなんて想定してねえんだよ、こっちはよ」チャキッ

ツバキ「そこが唯一の隙になると思ったんだ。特に命がけで戦ってくる奴の相手をするんだからさ、こっちも命を掛けないと、割に合わないからね」チャキッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「……」

ツバキ「……」
305 : ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga]:2023/09/24(日) 20:22:02.19 ID:9CMpKZum0
旧暗夜軍アドベンチャラ―(ちっ、退くのは無理だな。下手に動けば、それで終わりだ)

ツバキ「……」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(……割に合わねえか。ああ、そうだな、ここで逃げ切れる確率に賭けるってのは割に合わねえ)チャキッ

 ジジッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―(だからこっちも賭けるしかねえよな)

 チャキッ

旧暗夜軍アドベンチャラー「はぁはぁ……」

ツバキ「………」

旧暗夜軍アドベンチャラ―「はぁ……はぁ……」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(…………)

 ギュッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「っ!!!!」パシュンッ

 ヒュンッ
  キィン!

ツバキ「っ!」ダッ

 タタタッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―(投擲じゃねえ、一気に詰めてきたか!)

ツバキ「はああああっ!!!!」ググッ

 ブンッ!

旧暗夜軍アドベンチャラ―「ぬぅ!!!! 当たれるかよ!」ササッ

 チャキツ!
  グググッ
   シュパパンッ

ツバキ「はっ!」ブンブンッ

 キキィンッ!
  カランカラン……

旧暗夜軍アドベンチャラ―(ちっ、ここまで反応してくるのか……だが――)

 ズキンッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「ぐっ……」
 
 ポタッ ポタタッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―(動き続けてもこっちが不利になるだけ、ならこちらから!!!)ダッ!!!
306 : ◆ZRkeN8OMUxSi [sage saga]:2023/10/27(金) 23:35:10.05 ID:dlnoB9YX0
ツバキ「……」チャキッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「……」グッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―(こっちの傷の広がりようじゃ、何度もチャンスがあるわけじゃねえ……)ポタタタッ

旧暗夜軍アドベンチャラ―「まったく、本当にどうしてこんな得にもならねえ戦いに残っちまったんだろうな」

旧暗夜軍アドベンチャラ―(……まぁ、わかってはいるさ。結局のところ、俺もここに残ってる奴らと同じ。暗夜王国のためじゃない理由で戦いたくなったからだよな)

旧暗夜軍アドベンチャラ―(本当、救いようがないくらいに馬鹿野郎さ。前の自分が見たら頭でもおかしくなったのかって思うこと間違いなしだぜ)

旧暗夜軍アドベンチャラ―(たとえ、マークス王子を殺しても、新生暗夜の勢いは止まらねえ。旧暗夜が復活することはない。それはマクベス様もここにいる奴ら全員が分かってる。勝っても負けても大局に影響しない、そんな戦いだ)

旧暗夜軍アドベンチャラ―(だからこそ、だな)

旧暗夜軍アドベンチャラ―「最後くらい、おこぼれの勝利をくれたって罰は当たらないぜ、神様よぉ」チャキッ
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