【安価】錬金術師「俺に何を飲ませた!?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 12:52:16.39 ID:X9vIYJZz0
陰気な森の奥で錬金術をする男がいた
そして森へ迷いこんだ捨て子がいた
彼女はずるずると居候し、弟子として錬金術を学んでいた
しかし......


錬金術師「俺に何を飲ませた!?」

弟子「>>3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1572666736
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 12:53:54.73 ID:3tpIk2iGO
女の子になる薬
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 13:01:32.80 ID:R+2iNp8ZO
ミノキシジル
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 13:05:56.04 ID:XTKPd04A0
あと一年で死ぬ薬
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 13:15:52.13 ID:X9vIYJZz0
弟子「ミノキシジルですが」

錬金術師「俺はハゲじゃない」

弟子「本当ですかぁ?」

錬金術師「にやにやすんな。追い出すぞ」

弟子「パワハラはんたーい!」

錬金術師「うるさいぞ胸パッド女」

弟子「あーっ!!次はセクハラですか!?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 13:23:47.47 ID:X9vIYJZz0
錬金術師「食らえ」

弟子「むぐっ!!」

錬金術師「いちいちうるせぇ」

弟子「何するんですか!?」

錬金術師「人に変なもん飲ませといててめぇが飲まないってのは不公平だろ」

弟子「な、なるほど......?じゃないですよ!何飲ませたんですか!?」

錬金術師「>>8
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 13:25:28.82 ID:3tpIk2iGO
漢方薬
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 13:26:38.71 ID:c4+dkIfp0
素直になる薬
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 13:42:34.20 ID:X9vIYJZz0
錬金術師「素直になる薬だ」

弟子「出た!師匠のやけに抽象的な薬シリーズ!」

錬金術師「しまった、よりうるさくなる」

弟子「大したことないですね」

錬金術師「そうも言ってられないぞ」

弟子「なんですと!?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 13:47:02.23 ID:X9vIYJZz0
錬金術師「お前のその態度には悩まされてきた」

錬金術師「......しかしだ。ここで俺がお前の弱みを握ることでピリオドを打つ!」

弟子「ふーん。そ、そうですか」

錬金術師「まずはそうだな......お前の一番の秘密を教えてもらおうか?」

弟子「>>12
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 13:51:52.94 ID:XLJccop/O
実は女の子なんですよ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 13:51:56.18 ID:kf+7Xriro
実はまだおねしょする
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 13:58:24.04 ID:X9vIYJZz0
弟子「実はまだおねしょしちゃうんです」

錬金術師「ふーん。胸パッドだけじゃなく尿漏れパッドも必要なのか」

弟子「......はっ//////」

錬金術師「未熟者め。思い知ったか」

弟子「ひ、ひどいです......」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 14:01:33.02 ID:X9vIYJZz0
錬金術師「......っふふ」

弟子「笑わないでください!」

錬金術師「いや、そうかそうか。オムツ錬金してやろうか?」

弟子「うーーっ!師匠じゃなかったらぶっ殺しですよ!」

錬金術師「......え?『師匠じゃなかったら』って何?」

弟子「そ、それは......>>16
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 14:02:41.80 ID:XLJccop/O
実は好きだからとか言えるわけないじゃないですか……ゴニョゴニョ
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 14:13:20.29 ID:UtXZk5Ueo
>>15
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 14:34:37.22 ID:X9vIYJZz0
弟子「実は好きだからとか言えるわけないじゃないですか......ゴニョゴニョ」

錬金術師「?今なんて」

弟子「う、うるさぁい!!」

錬金術師「ごはっ!おま、殴んな!」

弟子「バカ師匠なんてハゲちゃえー!」

錬金術師「まずは泌尿器科だろう」

弟子「うえーん!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 14:37:57.84 ID:X9vIYJZz0
誰もが寝静まった夜
陰気な森は闇を深く構える


弟子「眠れないです......」

弟子「起きてますか師匠?」

錬金術師「......」

弟子「寝てますね。ムカつきます......ん?」


よく見ると、普段床のあるところに穴が空いている
階段で地下に繋がっているようだ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 14:43:01.40 ID:X9vIYJZz0
地下へ入っていくと、壁に掠れた文字が書いてある

『凄い.........薬保管庫 絶対に.....................』


弟子「凄い薬!?」


確かにその階段を下れば色とりどりの薬が置いてある部屋に出た


弟子「飲むしかない!」

弟子「......っぷは!......お?ラベルが付いてますね」

弟子「そうそう。師匠は絶対ラベルに効能を書くんです」

弟子「どれどれ......えっ、>>21
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/11/02(土) 14:47:22.79 ID:vrIHb8CJ0
Gウイルス
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 14:50:46.14 ID:3tpIk2iGO
回復薬G
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 15:14:23.92 ID:X9vIYJZz0
弟子「回復薬G......錬金術というより、調合?」


好奇心を満たした彼女は、階段を登り、錬金術師の研究室へ戻る


弟子「......だらしなく寝てますね」

弟子「そうだ。>>24しましょう」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 15:16:05.38 ID:kf+7Xriro
依頼された薬の調合
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/11/02(土) 15:35:00.37 ID:vrIHb8CJ0
手錠かけて監禁
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 15:41:10.11 ID:X9vIYJZz0
翌日


錬金術師「うーん......しまった、寝落ちしたか......」

錬金術師「まぁいいか......ん!?」


彼の両手には手錠がかけられ、昨日いた筈の研究室ではなく、弟子の部屋にいた


弟子「あっ、起きましたね?」

錬金術師「そんなことより、どういうことなんだこれは!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 15:43:28.65 ID:X9vIYJZz0
弟子「どういうことも何も、手錠をかけて監禁した。それだけです」

錬金術師「っっっ!!」

弟子「珍しい顔してますね」

錬金術師「そりゃあそうだ。一体何の為にこんなことを?」

弟子「そうですねぇ......>>28
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 15:46:14.49 ID:vcAP97QVO
秘密を知られたからには、既成事実を作って師匠の弱みにしようと思いまして…
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 15:46:27.37 ID:c4+dkIfp0
こうでもしないと師匠は休んでくれない
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 15:58:07.66 ID:X9vIYJZz0
弟子「こうでもしないと師匠は休んでくれないじゃないですか」

錬金術師「お前まさか俺の事を」

弟子「ちーがーいーまーすー!単純に私の気分が悪いんです」

錬金術師「そ、そうか......だが、これでは食事も作れないし、トイレにも行けない」

弟子「食事は私が二人前作ります。トイレは私が面倒見ますよ」

錬金術師「ふざけてるのか?」

弟子「それとも漏らしちゃいます?人のこと言えなくなりますけど」

錬金術師「くっ......」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 17:51:35.74 ID:X9vIYJZz0
弟子「朝食のスクランブルエッグです」

錬金術師「どうも」


不器用にフォークを使い、口に運ぶ
結構いける味だ。どこで学んだんだ?


弟子「美味しかったですか?」

錬金術師「ああ。美味かった」

弟子「そうですか?嬉しいです」

錬金術師「ところで、トイレの面倒を見るってどういうことだ?」

弟子「>>32
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 17:52:46.96 ID:0yrx96rpo
え…言わせます?
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 17:54:45.92 ID:SqVWjPduO
>>32
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 17:55:42.05 ID:SqVWjPduO
間違えた 
>>31
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 18:53:14.05 ID:X9vIYJZz0
弟子「え...言わせます?」

錬金術師「......あ、すまん」

錬金術師(やべえやべえやべえやべえやべえなんとしてでも回避せねば!!)

弟子「デリカシーのない人ですね本当に」

錬金術師「申し訳ない。それとなんだが」

弟子「どうしました?」

錬金術師「お前の気持ちは嬉しいけど、拘束は解かせてもらうよ」

弟子「......ふーん」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 19:08:45.69 ID:X9vIYJZz0
錬金術師「一応弟子ってことだし、見て学んでよ」

弟子「?」

錬金術師「大気錬金」


みるみる間に手錠は錆びつき、軽く腕を動かせば粉のようにこぼれてしまった


弟子「え、なにそれ!」

錬金術師「戦争が活発だった頃は、物資を作るだけでなく、特殊なスキルも錬金術師には求められたんだ」

弟子「ふーん。ぶーぶー」

錬金術師「気持ちは受け取ってやるからさ。気を沈めてはくれないか?」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/02(土) 19:13:39.57 ID:X9vIYJZz0
錬金術師「今日は自室でゆっくりしてるからな」


そう言ってドアノブに手をかけると、異変に気付く


錬金術師「鍵がかかってるぞ?どうやって外鍵なんて増設したんだ」

弟子「回路錬金」

錬金術師「......それは魔術でいける気がするが。まあいい、ともかく鍵を渡せ」

弟子「いやです」

錬金術師「渡さないと>>38
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 19:14:38.03 ID:kf+7Xriro
kskst
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