【劇場版安価】帆風「Astral*Buddy」【超電磁砲】 *2*

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

492 :1 [saga]:2019/11/30(土) 07:58:12.80 ID:X5LiHBoa0
 みつあり[誰のために?どうしてか、覚えてる?]


 ほかぜ[・・・みんなのために・・・誰も、喪いたくないからです]


 みつあり[・・・それでいいわあ☆]ニコリ


 ほかぜ[・・・あ、あの。これ・・・なんだかわかりますか?]


 みつあり[・・・ええ、もちろん知ってるわよお]


 ほかぜ[さっきまで握っていたのですが・・・人形、ですよね?私の物ではないので・・・]


 ほかぜ[本当の持ち主の方にお渡ししていただけますか?]


 みつあり[・・・わかったわあ。任せて☆] 


 ほかぜ[ありがとうございます]ニコリ


 みつあり[それじゃあ、バイバイ。・・・帆風さん]ボソ


 [窓を閉めますよ。お嬢様]


 みつあり[・・・あの、すみません。・・・これを預かっていただけませんか?]


 湊[?。これを?・・・なんのカードかしら?]


 みつあり[・・・秘密です☆]


 みつあり[ただ、帆風さんに・・・絶対に見せても、私から貰った事を教えてもいけませんからね]


 みつあり[・・・もし、帆風さんが大きくなって・・・]


 みつあり[いつか、この人形・・・昔、放送されていたギンガマンっていう番組に出てきた黒騎士って
      名前の戦士なんですけど・・・]


 みつあり[この人みたいなかっこいい騎士と帆風さんが出会っていたら・・・その人に渡してください]


 湊[・・・]


 みつあり[・・・お願いしますっ!]ペコリ


 湊[・・・>>493] 
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 08:01:36.15 ID:pPP7uJzUO
私の目はなかなか厳しいですよ?
それでも良ければその殿方にこの命かけても渡しましょう、約束です
494 :1 [saga]:2019/11/30(土) 08:12:41.08 ID:X5LiHBoa0
 湊[私の目はなかなか厳しいですよ?]


 湊[・・・それでも良ければその殿方に、この命をかけても渡しましょう]


 みつあり[・・・ありがとうございます]


 ―スッ・・・・


 湊[確かに。約束しましたからね]ニコリ


 みつあり[はいっ]


 湊[では・・・お元気で]

 
 
 ―ブロロロ・・・

 
 みつあり[・・・さよなら。帆風さん]


 みつあり[・・・みんな・・・]

495 :1 [saga]:2019/11/30(土) 08:18:20.85 ID:X5LiHBoa0
 11月22日 終了



 11月23日



 トール「・・・!」ムクッ


 トール「・・・丸1日寝ちまってたのか・・・」


 トール「・・・行かねえとっ」スタンッ、タタッ


 ―ピンポーン

 トール「おわっと・・・は、はいはい」


 ―ガチャッ

 トール「どちらさ・・・あっ」


 蜜蟻「・・・あらあ。どうもお」ニコリ


 トール「愛愉ちゃん・・・」


 蜜蟻「・・・。・・・ああ、そっか・・・あのカードの中身を、見たのねえ」


 トール「・・・ああ、見たよ」


 トール「千夜ちゃんも一緒に見てた。みさきち・・・食蜂が持ってた同じカードでな」


 蜜蟻「え・・・?」


 トール「・・・いや、それよりも愛愉ちゃん。もうやべえことになってんだ!」


 蜜蟻「ど、どういうこと・・・?」



496 :1 [saga]:2019/11/30(土) 08:21:36.20 ID:X5LiHBoa0



 -第七学区 第七病院-

 ―ガバ

 入鹿「・・・」


 入鹿「あれ・・・私」


 食蜂「ようやくお目覚めねぇ」


 入鹿「!。貴女は・・・(・・・何があったの・・・?)」


 猟虎「もう大丈夫?どこか痛くない?」


 入鹿「猟虎ちゃん?」


 北条「まったく・・・お前のおかげで退学決定だよ」


 入鹿「北条?・・・え?あの・・・」


 食蜂「>>497
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 08:30:54.42 ID:pPP7uJzUO
あなたが起きるのを待ってたんだゾ
ねぼすけさん☆
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 08:32:04.25 ID:bhFvfwePO
まさか弓箭姉妹にあなたまで揃うなんてねぇ…
ここに蜜蟻さんとあの子がいれば完璧だったんだろうけどぉ
499 :1 [saga]:2019/11/30(土) 08:43:15.61 ID:X5LiHBoa0
 食蜂「貴女が起きるのを待ってたんだゾ☆ねぼすけさん♪」


 北条「お前、自分が何やってたのか覚えてないのか?」


 入鹿「・・・。・・・あ」


 猟虎「思い出した?」


 入鹿「・・・私は、なんて馬鹿なことを・・・っ!」


 小牧「まぁ、仕方ないですよ。今回の騒動・・・誰かが貴女を操っていたんですから」


 食蜂「お猿さんを操っていた飼い主も同様にねぇ」


 猟虎「・・・入鹿ちゃんが望んでいたことを、させたみたいな感じだと私は思ってるの」


 猟虎「北条さんが、帆風さんと私に勝ちたいって望んでたからって言ってたのもあるし」


 北条「ああ。・・・で、どうだったんだ?入鹿」


 入鹿「・・・。・・・わからない・・・」


 入鹿「・・・でも、帆風さんは見つめていると胸がギュッてなって、誰よりも綺麗で」


 入鹿「強くて格好良くて、私の憧れで・・・でも、2番手と思われて・・・」


 入鹿「そんなの絶対に違うから、あの人の本当の強さを知って・・・それで・・・」


 入鹿「―――・・・何やってんだろ、私・・・」


 北条「・・・ばーか」ポカッ


 入鹿「いっ・・・!?」


 北条「>>500
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 08:47:32.40 ID:bhFvfwePO
優しすぎて我慢し過ぎなんだよお前は
好きなら好きって言っちゃえばいい、私はお前の連れなんだから撃沈したら慰めてやっから
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 08:47:46.42 ID:NfQnpnuSO
もっと素直になろう
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 08:50:29.53 ID:NfQnpnuSO
お姉ちゃんや周りをもっと見ろってやりたいことありゃ手伝うのによ
503 :1 [saga]:2019/11/30(土) 09:09:08.58 ID:X5LiHBoa0
 北条「真面目すぎて我慢し過ぎなんだよ、お前は」


 北条「好きなら好きって言っちゃえばいい。私はお前の連れなんだから」


 北条「撃沈したら慰めてやっからさ」


 入鹿「北条・・・」




 入鹿[・・・]


 北条[ビビってるのか?]


 入鹿[まさか。最後の一矢をどう放つか考えてるの!心配ご無用です]


 北条[はー・・・そういうとこだぞ]

 ―わしゃしゃしゃ

 入鹿[ちょっ!?もう!髪が乱れては人前に立てないじゃありませんか!私の美学ですのにっ]


 北条[お前はさ、真面目すぎるんだよ。何もかも背負い込むなんてさ]


 北条[そんな生き方、息苦しいだろ?]




 入鹿「・・・ありがとう、北条」クスッ


 猟虎「北条さん。・・・わたくしの妹がご迷惑おかけしてしまい、本当にごめんなさい」ペコリ


 北条「謝んなくてもいいって。・・・私もこいつの願いを叶えたかっただけだからさ」クスッ

 
 小牧「・・・何だかんだ言って、北条さんも甘いじゃないですか」クスッ


 北条「うるせえよ」フンス


 入鹿「・・・帆風さんは?」


 食蜂「んー?トーゼン」パチン


 口囃子「失礼します」

 ―シャーー


 食蜂「ここにいるわよぉ」


 帆風「・・・///」


 悠里「あはは・・・//」


 入鹿「きゃああ!?」


 入鹿「・・・うそ、ずっと、聞いて・・・!?///」


 帆風「・・・その、カーテンが薄くて・・・///」


 悠里「>>504
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:11:13.42 ID:it09vXIlO
二人とも顔真っ赤だねぇ、入鹿ちゃん言っちゃいなよ!
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:12:08.34 ID:CmLXus21O
あれ悠里ちゃん復活!?
安価した
506 :1 [saga]:2019/11/30(土) 09:19:46.14 ID:X5LiHBoa0
 悠里[あはは、2人とも顔真っ赤だね。・・・入鹿ちゃん、言っちゃいなよ!]


 入鹿「な、何を・・・って!?悠里さん!?え?ど、どうして」


 悠里[私のことは後にして、潤子ちゃん好きなんでしょ!?]


 入鹿「そ、そんなことを堂々と言わないでください!///」


 悠里[だって本当なんでしょ?]

 
 悠里「皆にもう聞かれてるんだし、誤魔化せないよ?」ニマニマ


 入鹿「や・・・やだ・・・はぅ・・・///」カアアア


 北条「お、おい、誰と何話してるんだよ、お前は」


 食蜂「帆風さんのお隣にいるお友達とお話ししてるわぁ」


 食蜂「今のところ、帆風さん以外に私と入鹿さんだけしか見えてないのだけどぉ」


 小牧「つまり・・・幽霊ですか?」


 食蜂「みたいな感じねぇ」


 帆風「・・・わ、私、少し外の空気を・・・//」


 入鹿「あ、ほ、帆風さん・・・//」


 帆風「>>507
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:21:08.23 ID:CmLXus21O
良ければついてきてくれませんか?
ちょっと一緒にいたいですから…
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:21:22.19 ID:M41MtqkhO
なにか飲み物買ってきますね
509 :1 [saga]:2019/11/30(土) 09:28:48.47 ID:X5LiHBoa0
 帆風「な、何かお飲み物も買ってきますので・・・//」


 帆風「・・・悠里さん、ちょっとご一緒に・・・//」


 悠里「あ、はーい」


 ―ガララ ・・・パタン


 入鹿「・・・」ゴロン


 入鹿「・・・うああぁああああああああああああああ!!///」ゴロゴロ


 猟虎「い、入鹿ちゃん落ち着いて!」アセアセ


 小牧「とんでもない地雷原を全力疾走してしまいましたね」


 食蜂「ふふっ☆私は少ーし清々したわぁ」プークスクス




 -第七病院 屋上-

 悠里[あたま痛くない?]


 帆風「ええ。・・・あの、悠里さん」


 帆風「丁度、6年前のこの日にちから・・・貴女は私を見ていたんですか?」


 悠里[うん。気付いた時には潤子ちゃんを見てたの]


 悠里[だけど何もできなくて、弱い存在だった]


 帆風「・・・」


 悠里[でもでも、あ〜んなとこやこ〜んなとこもぜ〜んぶ見てたのよ〜]


 悠里[出るとこ出ちゃって、んも〜〜〜〜〜♡//]キャッ


 悠里[>>510]
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:30:32.17 ID:q+E8qZMWO
まだ持ってるあの人形?
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:31:18.57 ID:JbUIM4l8O
素敵な殿方と戦ったり愛したりすごいことするのも見てたけどとても嬉しかったなあ
512 :1 [saga]:2019/11/30(土) 09:40:33.66 ID:X5LiHBoa0
 悠里[でへへ〜潤子〜わしはあんたを全部知っとるで〜ね〜潤子・・・]


 帆風「・・・」ポロポロ


 悠里[え・・・?]


 帆風「・・・」

 ―すう・・・ ガクン


 悠里[・・・。・・・そっか・・・やっぱり隠せないか]


 悠里[・・・うん、そうだよ。私もいたんだ]


 悠里[あの時、あの場所に。・・・気付いてもらうことはできなかったけど]


 帆風「・・・ごめん・・・なさい・・・」


 悠里[なんで謝るのさ]


 ―ギュッ

 帆風「・・・?」
 

 悠里[操祈ちゃん。あれ?みんなのところに居たんじゃ]


 食蜂「追ってきたのよぉ。・・・帆風さん」


 食蜂「貴女も入鹿さんと同じように、1人でなんでも抱え込んじゃダメだゾ・・・って」


 帆風「・・・許せないんです。私にもっと力があれば・・・」


 帆風「誰も傷つくことはなかったんじゃないか・・・って」


 帆風「傷つけまいと破壊衝動を必死に抑えて・・・」グッ


 帆風「それが、私を、皆を守る力から遠ざけてた・・・!」ポロポロ


 悠里[ッッ・・・]


 帆風「・・・食蜂さん。私は・・・派閥から抜けます・・・」


 食蜂「・・・本気ぃ?」


 帆風「守る力を持ってなお、またこうして・・・自分で自分を許せません」


 帆風「幸い、口囃子さんや小牧さん、他にも大勢代わりは・・・」


 ―スッ

 食蜂「こんの・・・根性無しがぁああっ!!」


 ―バチンッ!!

 帆風「っつ・・・!?」ビリビリ


 食蜂「ったぁ〜〜〜〜!」


 悠里[なんで操祈ちゃんの方がすごく痛がってるの・・・]
513 :1 [saga]:2019/11/30(土) 09:48:27.74 ID:X5LiHBoa0
 帆風「しょ、食蜂さん、大丈夫で」
 

 食蜂「潤子ッ!!」グイッ


 帆風「・・・!?」


 食蜂「さっきの言葉取り消しなさいよ!貴女は・・・」


 食蜂「貴女は貴女であって、代わりなんていないのよっ!!」


 帆風「で、ですが・・・これが、私の決め手で・・・」


 食蜂「そんなのが決め手って、誰が言った!?」
 http://s.kota2.net/1575074655.png


 帆風「・・・」


 食蜂「・・・二度は言わないわぁ。潤子さん」


 帆風「操祈さん・・・」


 悠里[そうだよ・・・潤子ちゃんは潤子ちゃんでいいの!]


 悠里[力は関係ない!]


 悠里[あの日から師匠に教えてもらいながらずーっとずーーーっと!頑張ってきたんでしょ?]


 悠里[師匠に届かなくて、どれだけ苦しんでも・・・]


 悠里[絶対弱音は吐かなかったんだよね]ニコリ


 悠里[偉いよ。ほんと、ぎゅーーーってしてあげたい]


 悠里[>>514]
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 09:55:58.07 ID:TxlXQbcpo
だから違ってていいんだよね、みんなそれぞれ個性があるんだから
普通じゃないところはたくさんある
515 :1 [saga]:2019/11/30(土) 10:16:45.74 ID:X5LiHBoa0
 悠里[だから、違ってていいんだよね。みんなそれぞれ個性があるんだから]ニコリ


 悠里[普通じゃないところは誰でもたくさんあるよ]


 悠里[操祈ちゃんだって、そうだもんね]


 食蜂「おだまり」


 食蜂「・・・力があれば、なんてのはただの幻想。・・・けど、みんな縋ってしまう」


 食蜂「「もしも」に。みんなそう・・・みんな弱いの」


 帆風「・・・そうですか・・・」


 食蜂「ええ・・・」ス・・・


 帆風「・・・はーー・・・よしっ」


 帆風「私ばかり泣いてしまって情けないですね・・・悠里さんにとっても辛い記憶の
    はずなのに・・・」


 帆風「・・・見習わなくてはいけませんね。あなたを」


 悠里[・・・うん。さいごに、先生と約束したからさ]ニコリ


 食蜂「・・・さぁーて、お邪魔虫はこれで失礼するわぁ」


 悠里[あ、そうだね]


 帆風「え?あの・・・あ」



 トール「・・・」



 帆風「・・・トール様・・・」



 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 かっきーとランシス出たぜやったぜ
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 10:31:52.17 ID:JbUIM4l8O
心理定規が出たよん

トール、潤子ちゃんに近づくとハグ
頭をなでつつ過去の情報を見たと静かに語る
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 10:32:37.96 ID:uHm4AugWO
厨二病のマネをしつつ↑
518 :1 [saga]:2019/11/30(土) 10:42:35.09 ID:X5LiHBoa0
 食蜂「それじゃぁ、あとはごゆっくり〜」


 悠里[ごゆっくり〜] 
 

 ―スタスタ

 ―フヨヨ〜・・・



 トール「・・・」スタスタ


 トール「・・・潤子ちゃん」ギュッ


 帆風「・・・トール様・・・」ギュウッ


 トール「・・・何も言わなくていい。俺さ・・・」


 トール「6年前、潤子ちゃん達に何があったか・・・知ったからな」


 帆風「え・・・?」


 トール「・・・汝の内なる破壊衝動は、今なお其方を苦しめているか?」


 帆風「・・・あ・・・あっ・・・ト、トール様、な、なんで・・・!?///」カァァア


 トール「>>519



 >>516 おめっとさんでせう。この調子で新たなる光コンプします
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 10:57:29.38 ID:JUklfGvWO
こっちはベイロープとランシスがいないのよね…
レベル5の☆☆☆欲しい…


いやーなかなか可愛かったぜ、たまに見たいくらいには
俺も似たようなもんだったし気にしなくていいよ♪
520 :1 [saga]:2019/11/30(土) 11:13:13.78 ID:zFU1p055O
 トール「いやー、なかなか可愛かったぜ?たまに見るくらいには」


 帆風「〜〜〜っ!!///」


 トール「ま、俺も似たようなもんだし、気にすんなよ♪」


 帆風「ぜ、絶対に誰にも口外しないでください!///」


 トール「と言っても、多分入鹿ちゃんと猟虎ちゃんは思い出してると思うけどな」


 帆風「うわぁぁあぁあ〜〜〜!///」


 トール「あはははっ・・・」クスッ


 帆風「>>520



 >>519 とにかくサンタみこっちゃんとお姫様インさんを狙っているとこです
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 11:26:59.48 ID:79FtIzipO
も、もうっ!
あれは若気の至りなんですから!
522 :1 [saga]:2019/11/30(土) 11:43:16.37 ID:zFU1p055O
 帆風「も、もうっ!//あれは若気の至りてあって!///」


 トール「はいはい。そういうことにしておくよ」クスッ


 帆風「トール様ぁ〜!///」


 トール「まぁ、それよりさ・・・一度みんなのとこに戻ろうぜ」


 トール「大事な話があるからな」


 帆風「え?」




 ー第七病院 513号室ー

 蜜蟻「・・・」 


 ―・・・ガララ 

 トール「戻ったぜ」


 帆風「・・・あっ。愛、愉さん・・・」


 蜜蟻「・・・みんな、思い出しちゃったのねえ」クス


 蜜蟻「私、必死になってみんなの嫌な思いをさせたくなかったから・・・」


 蜜蟻「ああしたのに・・・」


 帆風「やはり、貴女が・・・」


 蜜蟻「・・・そうよ。私が、すべての・・・記憶を書き換えたの」


 入鹿「・・・あの、どうしてその書き換えられた記憶が戻ったのでしょうか」


 猟虎「>>523
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 11:47:26.56 ID:79FtIzipO
な、何かの設定をされたからとか?
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 11:47:51.73 ID:9QHCg5uEO
皆さんの気持ちが重なったからとかですか?
525 :1 [saga]:2019/11/30(土) 12:48:15.34 ID:zFU1p055O
 猟虎「な、何かの設定をされていたからとか?」


 食蜂「それは当時の愛愉さんじゃぁ、難しいと思うわぁ」


 食蜂「私はできてたけどぉ、愛愉さんはぁ・・・」


 蜜蟻「ええ、その通り。・・・動揺してたのが原因かもしれないわねえ」


 トール「つまり集中力が切れちまってたってことか」


 蜜蟻「・・・そうよお」コクリ


 小牧「でも、6年後の丁度この日に記憶が戻るって何かありそうじゃないですか?」


 北条「おい、変な予感させるようなこと言うなよ」


 冥亞「>>526
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 12:56:09.34 ID:9QHCg5uEO
その読みは鋭いんじゃない?
ネガティブに考えればあの施設の全員で何かに立ち向かうとかはあると思うわよ
527 :1 [saga]:2019/11/30(土) 13:28:43.74 ID:zFU1p055O
 冥亞「読みが鋭いのはいいことなんじゃない?」


 冥亞「ネガティブに考えれば、フラグを立ててることになるけど」


 北条「はははー、牧上。お前、そういう能力持ちか?」


 小牧「ないですよ。知り合いの男の子にならいますけど」


 食蜂「まぁ、何はともあれ一件落着・・・でいいかしらぁ?」


 トール「ああ。・・・どうだ?潤子ちゃん」


 帆風「・・・はい。・・・入鹿さん」


 入鹿「な、なに?」


 帆風「・・・ありがとうございます。貴女のおかげで・・・」


 帆風「改めて色んなことを思い出せましたから」ニコリ


 入鹿「・・・ええ、私もです。>>528
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 13:31:27.08 ID:9QHCg5uEO
道を踏み外しかけたところを助けてもらっちゃいました、私だけじゃなくて北条共々…
529 :1 [saga]:2019/11/30(土) 14:13:59.49 ID:zFU1p055O
 入鹿「道を踏み外しかけたところを助けてもらっちゃいました」


 入鹿「私だけじゃなく、北条も・・・」


 北条「・・・ま、感謝するよ。牧上」ポンッ


 小牧「どういたしまして」ニコリ


 トール「・・・で、愛愉ちゃん?あれ、返してやったらどうだ?」


 蜜蟻「ん?・・・あ!そうだった。・・・はい、帆風さん。本当の持ち主の貴女に」


 帆風「あ・・・黒騎士、様・・・!・・・そうでしたね、愛愉さんに預けていたんでしたっけ」


 蜜蟻「ええ。記憶を変えてしまっていたから・・・ごめんなさいね、千夜ちゃん」


 悠里[ううん。無事に潤子ちゃんに戻ってきてくれたから]ニコリ


 小牧「なんですかそれ?人形?」


 北条「小さいタイプのソフビだろ。・・・何のかは私も知らないけど」


 トール「あれは、潤子ちゃんの浮気相手」


 帆風「」ブファッ!


 口囃子・小牧・金髪ロング食蜂派閥・ツインテール食蜂派閥「「「「えっ!?!」」」」」


 入鹿「う、浮気相手、って・・・」


 猟虎「ま、まぁ、帆風さん、あの頃はヒュウガさんに熱中してたような・・・」


 食蜂「あらぁ・・・ふーん、へー・・・」ニマニマ


 悠里[もう〜〜〜またそう言うんだから〜〜]


 トール「>>530


 帆風「>>531
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 14:55:40.44 ID:7prnYWC7o
だってよ事あるごとにヒュウガ様いうから…バロンだってかっこいいのによー
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 16:16:04.86 ID:GoopmbvXO
む、むかし憧れていただけですから…今はトール様一筋です…////
532 :1 [saga]:2019/11/30(土) 16:31:37.09 ID:X5LiHBoa0
 トール「だってよ〜事あるごとにヒュウガ様言ってるしさー」

 
 トール「俺のこと素敵って今は言ってるけどよー、昔はヒュウガさんが素敵だったみたいだしー」


 帆風「そ、それは憧れていただけですから!//」


 帆風「今は・・・トール様一筋です・・・///」


 トール「ホント〜?心の底では俺への信頼がないんじゃないのー?」グス


 帆風「そ・・・そんなことは決して!」


 トール「ん〜?・・・どう思うよ?」


 食蜂「案外、そうかもしれないかしらねえ」コソ


 猟虎「わたくし、一度だけあの人形に口付けしようとしていたところを目撃した気が」コソ


 入鹿「え!?そうだったのですか?」


 帆風「だ、だから!//み、皆さんも余計なことを言わないでくださいッッ!//」


 トール「やっぱりそうか〜」ヒソヒソ


 蜜蟻「まぁ、女の子ってそんなものでしょぉ?」


 トール「確かになー。愛愉ちゃんもその頃はハヤテさんに夢中ぽかったし」


 蜜蟻「」ギクッ!


 食蜂「あらぁ・・・へぇー?」ニヤ


 悠里[笑ってるけど操祈ちゃんだってリョウマさん素敵♡って感じだったじゃん]


 食蜂「・・・ソンナコトナイワヨー」


 北条「>>533
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 16:32:31.00 ID:9QHCg5uEO
んー?アイドルとかの話か?
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 16:32:50.75 ID:ZCcrBYocO
ハヤテとかリョウマとかってギンガマンか?
535 :1 [saga]:2019/11/30(土) 17:04:20.62 ID:X5LiHBoa0
 北条「ヒュウガとかハヤテとか・・・なんだ?アイドルの話か?」


 冥亞「いいえ、違うわ」


 冥亞「今、話してるのはスーパー戦隊の内の22番目にあたる星獣戦隊 ギンガマンの事ね」


 北条「ふーん・・・」



 悠里[でも、潤子ちゃんとトール君はお互い大好きだもんね。じゃないと・・・]


 入鹿「なんですか?」


 悠里[ベッドの上で布団に包まりながら何かやってたりしないもんね//]


 トール・帆風「「見てたのかよ!?/見てたんですか!?//」」

 
 悠里[だって気になったんだもん//]


 食蜂「・・・まぁ、2人も若いからそういうことはするものよねぇ」クスッ
 
 
 入鹿「・・・あの、なんの事なのかさっぱり」


 帆風「聞かなくて結構ですから!//」


  
 小牧「で・・・結局のところ、入鹿さんは操られていてその人物からゼクターを託されたと」


 入鹿「そのようなのですけど・・・その辺りの記憶がなくて・・・」


 北条「私は知ってるよ。そいつの正体を」


 帆風「え?誰なんですか?」


 北条「今はどっかのショボい社長やってる」


 ―コンコンッ

 冥亞「誰か来たわよ?」


 口囃子「お開けますか?」


 食蜂「構わないわよぉ。開けてあげて」


 ―ガララッ

 写影「・・・」ペコリ


 小牧「あれ?写影君!久しぶりだね」


 写影「あ、小牧。うん・・・久しぶり」


 口囃子「牧上さんのお知り合いの子、でして?(可愛い・・・//)」


 小牧「はい!前に色々あって・・・でも、どうかしたの?」


 小牧「>>536
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 17:16:05.42 ID:ZCcrBYocO
ここの人に手伝って欲しいと頼まれたから来た感じ
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 17:16:24.20 ID:v+atjRs5O
怪しい何かがあるとか聞いたけど何かあったの?
538 :1 [saga]:2019/11/30(土) 17:30:19.41 ID:X5LiHBoa0
 写影「うん。ちょっとね・・・」


 小牧「何か怪しい事でもあったの?それで来た感じ?」


 写影「・・・弓箭入鹿さんって、誰?」


 猟虎「え?入鹿ちゃん?」


 北条「こいつだぞ、チビ助」


 入鹿「は、はい・・・」コクリ


 写影「あぁ・・・」トコトコ


 入鹿「あ、あの・・・?」


 写影「ちょっと失礼するよ。別に痛くもないから」スッ


 食蜂「(カード?いや、チケット貸しらぁ・・・?)」


 ―シュイィーン

 写影「・・・うん。ありがとう」


 入鹿「あ、いえ・・・」


 トール「おーい、坊主。いきなり来て何の説明もなしに何やってるんだ?」


 蜜蟻「そのカードは一体・・・」


 冥亞(?)「まぁまぁ、ゆっくり説明してあげるから慌てないで」


 小牧「え?・・・冥亞さん?」


 U冥亞「ごめんね、今は彼女の身体を借りてるから話すことはできないよ。お嬢さん」ニコリ


 トール「(そのムカつく話し方・・・)あ!お前!?ウラタロスか!?」


 U冥亞「正解♪よくわかったね、トール。それと久しぶり♪」


 食蜂「・・・突然性格が変わった、というより何かが憑依したように見えるんだけどぉ」


 北条「何がどうなってんだ?」


 写影「ウラタロス、1人でいいって言ったのに・・・」


 U冥亞「>>539
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 17:33:20.20 ID:v+atjRs5O
こういうのは一人にするなって君のフィアンセから言いつけられてるからね
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 17:35:09.50 ID:7prnYWC7o
説明係は多い方がいいんだよ?写影
541 :1 [saga]:2019/11/30(土) 17:46:56.59 ID:X5LiHBoa0
 U冥亞「そうは言ってもねぇ。こういうのは1人にするなって君のフィアンセから言いつけ
     られてるし」


 写影「はぁー・・・」

 
 帆風「あ、あの・・・ウラタロスさんと写影、君でしたね?は何かご関係が?」


 トール「どうせ可愛い系の男の子だからって理由で女誑かすためについてんだろ」


 蜜蟻「うわあ・・・」


 小牧「えぇ・・・」


 北条「・・・(ならコイツはやばいな。そういうのには極端に騙されやすそうだから)」ススッ


 入鹿「北条?」


 悠里[誑かすってどう言う意味?]


 帆風「え、えっと、誑かすとは・・・」
 

 食蜂「最低ぇ〜・・・」


 U冥亞「ひどい誤解を言うなぁ、トールは。そんなことしないよ」


 U冥亞「写影は僕のパートナーであって、もしそんなことしたらこの子の彼女に締められるから」


 写影「とか言いながら何度もナンパしてたじゃないか・・・」ボソ


 写影「・・・えっと、説明するけど・・・蠢動俊三って人と関わり持ってる人だけここに
    居て欲しいかな」


 トール・帆風・食蜂・蜜蟻・猟虎・入鹿「「「「「「!?」」」」」」


 北条「・・・おいチビ助。なんでお前、アイツの事を」


 写影「だから説明するから・・・知らない人は出てもらえる?」


 食蜂「・・・貴女達は病室の前に待機してなさぁい」


 口囃子・金髪ロング食蜂派閥・ツインテール食蜂派閥・小牧「「「「はい/は、はい」」」」


 ―ガララ ・・・パタン

 写影「・・・これで全員?・・・じゃあ、まず・・・」バサッ


 トール「新聞?・・・年月日が6年前の今日じゃねえか」


 写影「そう。それで・・・ここ。ここの記事を見て」


 帆風「・・・『才人工房』第三研究室『内部進化』で大事故発生・・・」


 蜜蟻「関係者各、被験者は全員・・・死亡・・・!?」


 入鹿「・・・6年前に亡くなった子達の名前以外に・・・私や猟虎ちゃん、それに帆風さんと
    蜜蟻さんの名前が・・・」


 猟虎「な・・・なんで・・・?」
542 :1 [saga]:2019/11/30(土) 18:06:26.33 ID:X5LiHBoa0
 U冥亞「これは今頃、過去を誰かが変えている証拠なんだよ」


 トール「・・・!。蠢動の野郎が、過去に行ったってのか!?」


 蜜蟻「そんな・・・!?」


 入鹿「か、過去に行くって・・・そんな非常識な!いくら学園都市の技術力でも時間旅行は
    70年後でないと開発は不可能なはずで」


 写影「その70年後、確かにその時間旅行はできるようになったんだよ」


 U冥亞「ただし代償として厄介なものも生んでしまったけどね」


 猟虎「厄介なもの、って?」


 U冥亞「僕達、イマジンが生まれたんだ」

 ―ヒュン


 冥亞「・・・あら?」


 ―サァァァァ

 ウラ/タロス「これが本来の僕の姿だよ。驚かないでほしいけど」


 入鹿・猟虎「「キャ〜〜〜〜ッ!」」


 北条「」ゲシッ!


 ―ザァアア!

 ウラ/タロス「無理みたいだね・・・あと、いきなり蹴ったらビックリするからやめてよ?」


 北条「なんなんだよお前・・・」


 写影「あまり乱暴はしないであげて。ウラタロスは困ったやつだけど、頼りになる仲間だから」


 ウラ/タロス「ふふっ♪そういってもらえると嬉しいよ、写影」


 蜜蟻「そ、それで・・・過去には、本当に行けるのお?」


 写影「うん。このチケットとパスを使って、時の列車に乗れば」


 帆風「も、申し訳ないのですが・・・もう少しわかりやすく説明をしていただけると・・・」


 食蜂「順番に質問を言うわねぇ。それは何かしらぁ?」


 写影「これはライダーチケット。さっき入鹿さんの頭に翳したよね?」


 写影「そうするとチケットに契約したイマジンの画像と年月日が表示される。ほら」スッ


 入鹿「・・・20XX年の今日・・・こ、この日は・・・」


 猟虎「あの事故が起きた年で、その日だよ・・・」


 写影「そう。イマジンは契約した人が1番思い出深い過去の時間へ飛ぶんだ」


 写影「>>543
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 18:08:37.28 ID:9MSz96mMO
そしてそこで未来を変えようと過去を改変するためにめちゃくちゃに暴れたりするんだ
544 :1 [saga]:2019/11/30(土) 18:25:14.42 ID:X5LiHBoa0
 写影「そして、そこで未来を変えようと過去を改変するために、めちゃくちゃに暴れするんだ」


 北条「ならお前もさっさと灰になって消さないとな」ゲシッ


 ウラ/タロス「やだな〜。僕はそんな野蛮な奴らとは違うってば」バサァァ


 冥亞「・・・あの、私何かあったのかしら?」


 蜜蟻「まあ・・・とりあえず話しを聞くだけ聞いてほしいわあ」


 入鹿「お、お待ちください!契約した人って、私のことになるのですか?」


 入鹿「あり得ません!私はこんな怪物と契約を交わした覚えはないのですから」


 食蜂「そうでないとこのチケットは起動しないのでしょぉ?」


 写影「うん。さっき仲間の1人がここでイマジンの臭いを入鹿さんから感知したし・・・」


 猟虎「入鹿ちゃん・・・なんて契約したの?」


 入鹿「だからしていないって!・・・お2人とも、私の記憶を覗いてみてくださいませんか?」


 食蜂「少し前に覗いたわよぉ。でもぉ、確かに貴女が契約したような場面は・・・」


 トール「間違えたんじゃないか?坊主」


 北条「・・・いや・・・あの時だ。入鹿・・・」

 
 入鹿「え?」


 北条「ついこの間、蠢動に呼ばれただろ?・・・覚えてないなら仕方ないが、私は確証できるぞ」


 入鹿「私が・・・蠢動さんと・・・?」


 猟虎「お、教えてください!北条さん・・・!」


 蜜蟻「あの男が何をしたのか、知ってるの?」


 北条「実際に見た訳じゃないが・・・こいつと蠢動が話してる最中、私トイレ行ってさ」


 北条「その間にこのイマジンってのと契約させられたんじゃないかって思うんだ」


 北条「・・・ゼクターも蠢動から貰ったもんだしな」


 猟虎「そ、そんな・・・!?あれはテレスティーナさんだけしか開発できないはずじゃ・・・」


 写影「・・・入鹿さん。ちょっといい?」


 入鹿「は、はい?・・・って、え!?//」


 ―ピト・・・

 入鹿「しゃ、しゃ、しゃしゃしゃ、写影、君・・・?!///」


 入鹿「(お、お顔が近・・・!?///しかも眼がピッタリ合って・・・!?///)」


 ウラ/タロス「>>545
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 18:31:42.90 ID:v+atjRs5O
やるねえ…あの年でここまで距離を詰めるなんて僕でないとなかなか難しいのにフフン
546 :1 [saga]:2019/11/30(土) 18:55:25.31 ID:X5LiHBoa0
 ウラ/タロス「やるねぇ〜。写影、そこまで距離を詰めようとするなんて僕でも中々難しいのに」クスッ 

 
 写影「ちょっと黙ってて。・・・そのまま」


 写影「・・・っ!」

 ―カシャ ヴィーーーン・・・ パサ・・・


 写影「・・・。・・・やっぱり」


 トール「何か写ってるのか?・・・写ってるな、怪人が」


 帆風「え!?」


 猟虎「い、入鹿ちゃんの目の前に、口がドリルみたいになってる怪人が立ってる・・」


 北条「やっぱあの時だな・・・つか、こんな写真どうやって」


 写影「僕の予知能力だよ。今までは未来に起きる事象を念写するだけだったんだけど・・・」


 写影「最近は人の眼を通じて脳に電磁波みたいなのを伝達させると、その人の過去を
    写せるようにもなってきたんだ」


 入鹿「そ、そんな能力をお持ちでしたの・・・すごい・・・」


 ウラ/タロス「けど、妙だね・・・なんで未契約のイマジンが蠢動と手を組んでるように
       見えるんだろ」


 北条「それの何が妙なんだ?悪徳共なら手を組んでも不思議じゃないだろ」


 ウラ/タロス「それが、そうでもないかもしれないんだよね。イマジンっていうのは基本的に
       人間を見下してる」


 ウラ/タロス「言いなりになるにしても・・・精々、契約者の望みを叶えるためだけってまでの
       事だろうからね」


 写影「・・・二重契約って可能性はないかな。ウラタロス」


 猟虎「二重契約?」


 ウラ/タロス「・・・なるほどね。それならこの男と君の望みを叶える事ができるよ」


 蜜蟻「・・・蠢動俊三が何らかの方法で洗脳。それで入鹿さんの心の内に秘めていた事を言わせて
    このイマジンっていう怪人に契約させた訳ねえ」


 食蜂「なんて悪知恵だけは達者な嫌な男なのかしらぁ」


 入鹿「で、ですが、どうやって過去へ行くんですか?蠢動俊三も、イマジンも・・・」


 写影「こうパカッと入鹿さんを開いてワープゲートを潜り抜けると行けるんだよ」


 冥亞「なんてお手頃な・・・」


 ウラ/タロス「そうでもないよ?契約者の望みを絶対に叶えないといけなくて結構、面倒なんだから」


 帆風「>>547
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 19:00:45.00 ID:nEeEs7RjO
それなら過去へ行ってからその人を倒さないとですわね
548 :1 [saga]:2019/11/30(土) 19:16:21.30 ID:X5LiHBoa0
 帆風「それなら・・・過去へ行ってしまった蠢動を止めないといけませんわ」


 写影「うん。入鹿さんがイマジンと強引に契約させたって事はわかったことだし。じゃあ・・・」


 北条「どうするんだ?・・・まさか、お前も過去に行くって言うのか?」


 ウラ/タロス「そのまさかだよ♪僕らは時間を守るために戦ってるんだからね」


 写影「今すぐに行かないと、もうじき時間が狂ってこの街・・・日本が消滅しかねない」


 写影「そう言う訳で・・・僕は」 トール「待てよ」


 トール「・・・ここまで話しといて俺ら連れて行かねえって事はないよな?」


 帆風「・・・」


 入鹿「・・・そうですわ。この件は私達の問題でもあります」


 猟虎「そ、そうだねっ」


 北条「同感だ。・・・私とこいつを騙しやがった落とし前はつけてもらわねえとなっ」


 蜜蟻「ええ。みんなを・・・みんなの仇を討つわ」


 食蜂「もし拒否力があるっていうならぁ・・・私も実力行使しちゃうんだゾ☆」


 写影「・・・」


 ウラ/タロス「・・・参ったね、写影?どうする?」


 写影「・・・行くのはこの人数でいいの?」


 食蜂「あ、もう1人呼ぶわぁ。待っててぇ」


 ―ガララ ・・・パタン

 冥亞「・・・私も行くとするわ。あ、私は自前で過去へ行けるから」


 北条「マジかよ。アンタ、未来人なのか?」


 冥亞「いいえ?・・・巷で噂の海賊の船員ってとこかしら」クスッ


 北条「・・・あっそ」


 写影「とりあえず、あの椎茸みたいな目の人が来るまで待とうか」


 帆風「な・・・そ、それは少し失礼な気が・・・」


 
 ―ガララッ

 食蜂「お待たせぇ。さぁ、行きましょぉ」


 写影「・・・小牧が来るの?」


 小牧「うん。私も・・・十分この件には足を踏み入れちゃってるし・・・」


 小牧「>>549
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 19:22:40.04 ID:sYzAq3K9O
ここまで来ましたしみなさんと一蓮托生したいです!
550 :1 [saga]:2019/11/30(土) 19:39:00.99 ID:X5LiHBoa0
 小牧「ここまで来たんだから、皆と一緒に戦いたいの!」


 写影「・・・わかった。いいよ」


 トール「決まりだな。・・・んで、過去にはどうやって行くんだ?」


 写影「・・・ついて来て」トコトコ


 ―ガララ


 ―ヒュオォォオ〜〜〜・・・


 トール・帆風・食蜂・蜜蟻・猟虎・入鹿・小牧・北条「「「「「「「「」」」」」」」」


 冥亞「へぇ・・・時の砂漠って感じかしら」
 

 写影「まぁね。・・・ほら、皆行くよ」


 ウラタロス「(置いて行きはしないけど、遅れないようにね)」


 ―スタスタ

 食蜂「・・・あの子、何者なのかしらぁ」


 小牧「い、一応黒子さんから聞いてるけど、仮面ライダーだって・・・」


 猟虎「あ、あんな小さい子が・・・!?」


 北条「・・・とりあえず行かないと始らないだろ」


 入鹿「そ、そうね。行きましょっ」


 蜜蟻「ええっ・・・」コクリ


 帆風「・・・トール様。絶対に蠢動を止めましょうっ」


 トール「ああっ。久々に俺も・・・腸煮えくり返ってるからな」メキッ




 ―プワァァアーーーンッ!

 

 
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 19:50:07.79 ID:7prnYWC7o
ははははは、トール君達おれらも激怒さ
馬場以来の屑必ず始末してやる
552 :1 [saga]:2019/11/30(土) 19:50:35.94 ID:X5LiHBoa0
 〜6年前 学園都市 第七学区〜

 モールイマジン「着いたぜ!ここが6年前の街だ!」
 

 蠢動「おぉ・・・戻ってこれた・・・!あの日に・・・!」


 蠢動「感謝するぞ!これで私の望みが叶う・・・!」


 モールイマジン「へっへっへっ!俺の願いが叶って嬉しいなぁ・・・さーて、ひと暴れしてやるかっ!」


 蠢動「私も行こう・・・あぁ、できるだけあっちの方だけにしてくれ。こっちはダメだからな」


 モールイマジン「あぁ?そんな面倒くさいこと誰が聞くかよ!」


 蠢動「頼む!終わり次第、後でいくらでも壊しても構わないから!」


 モールイマジン「ちぇーっ、面倒くせぇ・・・じゃあ早く終わらしてこいよ」


 蠢動「ああっ!待ってろ!」


 

 -『才人工房』第三研究室『内部進化』 - 

 ほかぜ「きっと成功します。終わったら、みんなで遊びましょうね」


 悠里「うん♪」


 遠峰『それでは始めるから、みんな入って』


 ほかぜ「あ・・・では、また後で」

  
 悠里「うん。後でね」ニコリ



 ―プシューーッ ガチャン

 悠里「(・・・がんばろうね、ゴウキさん)」



 
 遠峰「それでは、実験を開始し―――」


 蠢動「ま、待ってくれ!」


 遠峰「!?。しゅ、蠢動さん?なんで、ここに」


 蠢動「いや、ははは。少し計画変更することになった」


 遠峰「へ、変更って・・・そんな、無理ですよ!今更、変更だなんて


 蠢動「心配するな!問題ない、私がキチンと計画を立て直すようにしてある」


 遠峰「ま、待ってください!貴方だけしか変更の内容を認識していないのに実行するのは」


 蠢動「いいからやれっ!いいなっ!?」


 遠峰「ッ・・・。・・・わ、わかりました・・・」


 蠢動「あぁ、それでいい。ははは・・・」
553 :1 [saga]:2019/11/30(土) 19:59:22.10 ID:X5LiHBoa0

 蠢動「では、蜜蟻君。君もあっちに行こう」


 みつあり「え?私も、ですか・・・?」

 
 遠峰「何故ですか?1人分の予算が足りないから、愛愉ちゃんを」


 蠢動「その金を工面してきた。だから君も一緒ならなんとか、いや!成功するんだ!」


 みつあり「・・・わかりました。私の力がみんなの役に立てるなら・・・」


 遠峰「(愛愉ちゃん・・・)」


 蠢動「ありがとう・・・あぁ、それと実験室に居る研究員を全員退室させてくれ」


 蠢動「私1人でやるから」


 遠峰「・・・ご冗談ですよね?そんな無茶なことを」


 蠢動「私が提案した計画ダッ!私の指示通りにやれッ!!」 


 みつあり「っ・・・」ビクッ


 「と、遠峰。・・・ここは従っておいた方が・・・」


 遠峰「・・・実験室に居る、研究員は直ちに退室を。みんなはそのままでね」


 蠢動「(よし・・・!)さぁ、行こう、蜜蟻君」クイッ


 みつあり「わっ・・・」トタタッ


 遠峰「・・・」




 「睡眠薬、投与完了。全員の心拍数は安定しています」


 遠峰「・・・あとは、容態を確認しながら見守るだけ・・・」


 「AIM拡散力場が上昇し始めた。始まるわよ、遠峰」

 
 遠峰「・・・」コクリ



 
 みつあり「・・・あの、蠢動さん?私はこのカプセルに入らずに居て、いいんですか?」


 蠢動「ああ。寧ろ出ていないと・・・いけないんだよ」ニタリ


 みつあり「・・・そう、ですか・・・」


 
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 20:02:20.47 ID:7prnYWC7o
………##
555 :1 [saga]:2019/11/30(土) 20:09:12.54 ID:X5LiHBoa0

 「・・・ん?・・・な、なんだ?」


 遠峰「どうしたの?」


 「画面が乱れてるんだ。さっきまで・・・」


 ―ズ ズ ズ・・・



 蠢動「・・・き、来たか・・・!」


 みつあり「・・・!?」



 遠峰「・・・ッッ!!」


 遠峰『安全装置起動!子供たちを!!』


 蠢動「待てッ!安全装置を起動させるなッ!!」


 遠峰『いい加減にしなさいっ!今すぐに安全装置を!』


 蠢動「待てと言ってるだろうがァッ!!」


 『パペティア―』

 『アップグレード』


 ―ギュオォォォォンン

 パペティアーUPGドーパント「アァァアアアッ!」



 みつあり「き・・・キャァアアアアアッ!!」

 
 遠峰『!?。愛愉ちゃん!逃げてっ!』


 パペティア―UPGドーパント「蜜蟻!私の指示に従えッ!」


 ―ヒュロロロッ ピシィッ

 みつあり「ぁ・・・。・・・」ピタ


 遠峰『愛愉ちゃん!?愛愉ちゃん!どうしたの!?愛愉ちゃん!』


 ―ズ ズ ズ・・・

 パペティア―UPGドーパント「さぁ、私の理想を・・・!この手に入れてやる!」


 パペティア―UPGドーパント「あれが私を飲み込んだ瞬間に蜜蟻、君の能力で制御しろ!」


 みつあり「」フラ・・・



 
 遠峰「このっ!なんて頑丈なのよ!開きなさいよっ!開けってばぁ〜〜〜っ!」グギギ


 「待って遠峰!今ロックを解除してるから!」カタカタ


 遠峰「早くしてっ!早くしないとっ・・・!」
556 :1 [saga]:2019/11/30(土) 20:18:42.76 ID:X5LiHBoa0
 ―ズズズ ズ ズ・・・

 ―バリバリバリバリバリバリッ!!


 パペティア―UPGドーパント「が、あァああアァあア!ぁああァァ!


 パペティア―UPGドーパント「ぎ、ぃまだァ・・・!やれェぇええッ!」


 みつあり「」


 ―パシャ
 ―ズズズ・・・ズズ・・・


 パペティア―UPGドーパント「ああァァァァああ・・・!」


 ―ギュルルルル・・・ ズズ・・・


 ―プツン!


 みつあり「・・・あ・・・?」ヘタリ

 
 ―バアアンッ!

 遠峰「愛愉ちゃんっ!」


 みつあり「・・・え?あ、あれ・・・?私・・・」


 遠峰「大丈夫?怪我は・・・はっ・・・!?」


 みつあり「・・・ひっ!?」


 パペティア―UPGドーパント(?)「あvnああewiああjnあvあeあああqああpあinvああiあea!!」


 ―バリバリバリバリバリバリッ!!

 パペティア―UPGドーパント(?)「―――ギアァアアアアアアアアァアアアアッ!!!」



 邪眼究極体「―――――――ッ!!!」
 


 遠峰「何よ、あれ・・・!?」


 みつあり「せ、先生、みんなが・・・」


 遠峰「っ!安全、装置っ・・・(ダメ!今ここで安全装置を起動させたら皆が危ない・・・!)」


 邪眼究極体「――――ッ!!」


 ―ブワッ! ズバババババッ!!

 遠峰「っ!!危ないっ!」サッ


 みつあり「キャッ!」


 ―ザクッ!ザグッ!グサッ!

 ―ザシュッ! 

 遠峰「くああっ!あぐっ・・・!」


 みつあり「せ、先生!」
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 20:23:05.37 ID:7prnYWC7o
糞世紀王かみやんのベルト壊しただけじゃ飽きたらずまだいきてたか
558 :1 [saga]:2019/11/30(土) 20:27:30.09 ID:X5LiHBoa0
 遠峰「くっ、痛ぅ・・・!」


 「遠峰ッ!」


 遠峰「っ!早く司令室に退避してっ!今すぐに!」


 「な・・・!?置いて行けないわよっ!」


 遠峰「行ってっ!お願いだからっ!」


 「・・・ぜ、絶対死ぬんじゃないわよっ!」


 「全員退避!退避するんだっ!早くしろ!子供たちを守るチャンスをつくるんだっ!」


 遠峰「っ・・・」


 ―ジワァ・・・

 みつあり「先生、あ、足が・・・」


 遠峰「・・・大丈夫よ。見た目は派手だけど」


 みつあり「で、でもっ・・・」


 遠峰「大人はね、子供の前なら誰だって無敵のヒーローになれるんだから」


 遠峰「こんなのへいきへっちゃらよ・・・!」



 ―ギチギチギチ!

 邪眼究極体「――――ッ!!」



 ―ビリビリビリッ・・・! バチッ!バチンッ!!


 ―ウィーーンッ


 いるか「・・・あれ?」ムクリ


 「え?・・・もう終わったの?」グシグシ


 
 遠峰「!?。なんで安全装置を起動させたのよっ!?」


 『違うって!勝手に起動したのっ!電気系統が全部イカれ―――』ザザザ・・・


 遠峰「・・・!。みんな!起きないで!隠れてっ!」


 
 らっこ「ふあぁ・・・?」ムク



 邪眼究極体「―――ッ!!」ギョロ



 らっこ「」パタン

 ―しょわわわ・・・・


 いるか「ひっ・・・!」
559 :1 [saga]:2019/11/30(土) 20:45:26.87 ID:X5LiHBoa0
 ほかぜ「な・・・なんですか、あれは・・・!?」


 悠里「・・・?」



 ―キャァアアアアアッ!
 ―な、何あれ!?
 ―こ、怖いよぉ・・・!


 遠峰「(みんな起きちゃダメだってば!・・・もうっ!)」
 

 遠峰「愛愉ちゃん!今すぐ出口から逃げてっ!私が引きつけるから!」


 蜜蟻「そ、そんな」


 遠峰「早くしなさいっ!マシュマロ頭っ!」


 蜜蟻「っ!・・・は、はいっ!」


 ―タタッ・・・!
 

 邪眼究極体「――――ッ!!」ギョロ


 ―ブン! ドカッ!

 遠峰「ほらこっちよ!こっちに来なさいっ!」


 
 邪眼究極体「―――ッ!!」

 ―ドスン! ドスン! ドスン!


 遠峰「え?・・・そ、そっちじゃ、そっちじゃないっ・・・!」



 悠里「・・・」


 
 邪眼究極体「―――ッ!!」ギョロ



 悠里「あ、あぁ・・・ひっ・・・!」


 ほかぜ「千夜さんっ!」バッ!


 ほかぜ「(これが何かわかりませんが、悠里さんを狙っている・・・!)」


 いるか「こ、来ないでっ!」


 ―カッ!

 いるか「(ただの目つぶしだけどないよりマシでしょ!)」


 邪眼究極体「――――ッ!!」チキチキ


 いるか「・・・効いて、ない・・・」
 

 らっこ「入鹿ちゃぁん、置いていかないでぇ!」


 いるか「猟虎ちゃん!?来ちゃダメだよっ!逃げて―――」
560 :1 [saga]:2019/11/30(土) 20:53:21.85 ID:X5LiHBoa0
 ―ブワッ! ゾ ゾ ゾ ゾ ゾ・・・!
 
 らっこ「ひぃぃっ・・・!」 


 ほかぜ「っ!」

 
 遠峰「みんなっ!」


 ほかぜ・いるか・らっこ「「「先生っ!」」」


 千夜「せん、せぇ・・・?」


 遠峰「(・・・ヒーローになりれるって言ったのに)」
 

 遠峰「(かつて守りたかった子、今まさに怖がってる子―――)」


 遠峰「(助けないといけないのに・・・なんで、こんな無力なの・・・!)]」


 遠峰[(・・・ヒーローになんて、なれなくて当然じゃない。馬鹿だなあ・・・)」


 遠峰「(だけど、皆は・・・皆だけは守らないとっ!)」


 
 邪眼究極体「――――っ!!」

 ―シャラララ・・・ ジャキッ



 遠峰「(死ぬのは構わない―――でも、最期に一目だけでも・・・)」


 遠峰「(―――泣きすぎちゃだめよ、お肌かぶれちゃうから)」


 遠峰「(でも無理かな。泣き虫だもんね)」


 遠峰「(―――お薬もちゃんと飲むのよ。すぐ飲んだふりしようとするんだから)」


 遠峰「(本当に手間のかかる子なんだから・・・)」


  
 ―ヒュンッ!



 遠峰「・・・大好きよ、千夜ちゃん・・・みんな・・・」



 ほかぜ「先生っ!」



 いるか「先生っ・・・!」



 らっこ「せんせぇ・・・!」 




 千夜「せんせええええええっ!!」




 ――――ドガァアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!


561 :1 [saga]:2019/11/30(土) 21:02:01.78 ID:X5LiHBoa0

 ―・・・ガギンッ!


 遠峰「・・・?」



 トール「おいおい・・・先生よ」



 帆風「まだ・・・諦めるには早いんじゃないですか?」



 遠峰「・・・え・・・?」



 ほかぜ「・・・?」



 『アドベント』

 食蜂「吹っ飛ぶんだゾ☆」



 入鹿「吹っ飛びなさいッ!」
 


 ブランウイング「フエェエエーーーッ!!」

 ―パチンッ!


 ―ブワァァアアアアアアアアアアアアッ!!

 ―グオォォオオオオオオオオオオオオッ!!


 邪眼究極体「―――――ッ!!」


 ―ギュオォォオオオオオオオオオオッ!! 



 小牧「おぉ〜〜〜。見事に吹っ飛ばしましたね」


 猟虎「すごいです・・・」


 北条「感心してる場合じゃないぞ、今は」


 蜜蟻「ええ。早くみんなを避難させないとお」




 視点

 VS邪眼究極体
 救助隊

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:03:21.64 ID:sYzAq3K9O
救助
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:03:36.17 ID:lVBnES6oO
どっちもやるんだよね?
救助隊かな
564 :1 [saga]:2019/11/30(土) 21:16:30.33 ID:X5LiHBoa0

 トール「アイツは俺らに任せろ。みさきち、北条、小牧、猟虎ちゃん!お前らは先生と皆を頼む!」



 食蜂「わかったわぁ」


 北条「はいよ」


 小牧「任せてください!」


 猟虎「は、はい!」 



 帆風「お願いしますっ!入鹿さんっ」


 入鹿「お、お恥ずかしい、ですが、またお願いします・・・/」


 ―ダンッ!




 蜜蟻「さあて・・・勝負よお」



 
 ―ザワザワ ザワザワ 

 遠峰「みんな、大丈夫?」


 ほかぜ「は、はい・・・」


 いるか「猟虎ちゃん、怪我してない?」


 らっこ「・・・お、お漏らししちゃったぁ・・・」


 遠峰「それくらいなら大丈夫よ・・・」クスッ


 小牧「風紀委員です!みんなよく聞いて!これからこの建物から避難するよ!」


 小牧「絶対に離れないように!怖かったらお友達と手を繋いで歩いていいから!」


 食蜂「(あらあらぁ・・・すっかり風紀委員ねぇ)」クスッ


 遠峰「あの・・・貴女達は・・・」


 北条「説明したいのは山々だが・・・今はそんなのどうだっていいだろ」


 猟虎「>>563
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:18:36.46 ID:xiZqktLCO
先生、困った顔を見せるとみんな不安になっちゃいますからっ
えがお、笑顔!ニヘラ
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:19:46.73 ID:YQaQwhUmO
全部解決したら漫画読んでもらいたいんです先生
567 :1 [saga]:2019/11/30(土) 21:29:52.63 ID:X5LiHBoa0
 猟虎「せ、先生。困った顔を見せると、みんな不安になっちゃいますからっ」


 猟虎「え、えがお、笑顔ですよ!」ニヘラ


 遠峰「は、はい・・・」


 らっこ「・・・」ジーッ


 いるか「・・・(似てる・・・猟虎ちゃんに・・・)」ジーッ


 ほかぜ「せ、先生、足、怪我して・・・!」


 遠峰「あ・・・そうだった。あたたた・・・!と、とりあえず止血しよっか」


 小牧「ちょっとお待ちを・・・(止血用薬剤を塗りたくって・・・)」グニュ〜


 ―ヌリヌリ

 遠峰「いたたたたっ!い、痛いんですけどぉっ!?」


 小牧「我慢してください!・・・はい、これで止血はバッチリです」


 遠峰「え?・・・あ、ホントだ。もう傷口が・・・」


 猟虎「(風紀委員に支給される薬剤ジェルですね。これなら出血多量の問題はなくなります)」ホッ


 みつあり「先生っ!みんなっ!」


 遠峰「愛愉ちゃん・・・!なんで戻ってきたの!?」


 みつあり「だって、だってみんなが、心配で・・・っ」ポロポロ


 食蜂「・・・偉いわねぇ。危険を顧みず戻ってくるなんてぇ」ナデナデ


 北条「ああ。・・・けどな、間違ってもいるんだ気をつけろ」


 みつあり「っ・・・はい・・・」シュン・・・


 小牧「さぁっ!みんな行くよ!慌てず騒がずゆっくりね!大丈夫だから!」


 食蜂「あそこに居る人達は別ルートから避難させるよう指示するわぁ」ピッ


 遠峰「・・・!(その能力って・・・)」


 

 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:33:49.45 ID:7prnYWC7o
かまん!
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:41:34.80 ID:YQaQwhUmO
高め狙い
570 :1 [saga]:2019/11/30(土) 21:52:01.65 ID:X5LiHBoa0
 -『内部進化』 通路-

 猟虎「・・・クリア。前へ」


 小牧「了解っ」



 らっこ「・・・かっこい・・・//」ポー


 悠里「うん。なんていうか・・・カッコイイね・・・!//」キラキラ


 遠峰「・・・あの、猟虎ちゃんに似てる子も風紀委員なの?」


 食蜂「いいえ?ちょーっと特殊な訓練を受けてる漫画家さんよぉ」


 遠峰「・・・え?ま、漫画家?」


 北条「四コマ漫画描いてるな。・・・」チラッ


 いるか「」ハッ、フイッ


 北条「・・・心配すんなよ、お嬢ちゃん。無事に外へ避難させてやるから」


 いるか「は、はい・・・」コクリ


 

 小牧「・・・うわ、緊急事態発生」


 遠峰「どうしたんですか?」


 猟虎「機械が全てダウンしていて、この扉が開かないんです」


 北条「くそっ・・・ゼクターが来れるまでもう10分は掛かるぞ」


 みつあり「ゼクター?」


 小牧「(サソードヤイバーでもこじ開けるにしても、厳しいな・・・)」


 「ひっく、うえぇぇ・・・!」


 「泣かないで。大丈夫だよっ」


 悠里「そうだよ!大丈夫だから・・・」


 遠峰「・・・どうしましょう」


 食蜂「・・・あぁ、そうだった。はい、猟虎さんこーれ☆」


 猟虎「!。懐中電灯!ありがとうございますっ」


 猟虎「少し下がっててください。危ないですから」


 小牧「はい!みんな!後ろへ下がって!押さないように!」
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:56:21.98 ID:YQaQwhUmO
これ奇数だったら積んでたのかな
572 :1 [saga]:2019/11/30(土) 21:59:33.61 ID:X5LiHBoa0
 遠峰「懐中電灯で何をするの・・・?」


 北条「まぁ、見てな・・・」クスッ



 猟虎「・・・っ」


 ― ヴォ ンッ

 ―ヂュイィィンッ!!


 猟虎「くっ・・・!」


 ―ジジジジジジジジジジジ・・・!

 ―・・・ドガ! ガゴォォーーンッ!


 猟虎「これでいいですねっ」


 「「「「「おぉ〜〜〜〜!」」」」」


 悠里「すごーい!カッコイイ!」


 いるか「懐中電灯の光が・・・剣になってるの?」


 らっこ「・・・」ポカーン


 みつあり「(系統で言えば入鹿さんと猟虎さんが使えるものだけど・・・)」


 ほかぜ「(あれほど高度な技術を使い熟せるなんて・・・)」


 小牧「さぁ、1人ずつ通るよ。先に背が低い子からね」


 遠峰「・・・」


 食蜂「>>572
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:05:02.41 ID:NXamUACcO
先生ぇ、そんなに思いつめた顔したらダメなんだゾ☆
ギンガマンだって続きまだ見てないんだからぁ…
574 :1 [saga]:2019/11/30(土) 22:13:55.10 ID:X5LiHBoa0
 食蜂「先生?何をそんな思い詰めた顔をしてるのかしらぁ?」


 遠峰「あ・・・いえ、なんでも」


 食蜂「『内部進化』では、あんな能力をこの子達に使わせてあげることができない」


 遠峰「っ・・・」


 食蜂「確かに『内部進化』は蠢動の身勝手な理想のためだけに研究をしているから、難しいかも
    しれないわぁ」


 食蜂「だけどぉ・・・彼女だって最初は無能力者だったのよぉ?」


 遠峰「え・・・?」


 食蜂「日々の努力が彼女に宿って、あの強度まで上り詰めたんだからぁ」


 食蜂「落ち込むことなんてないわよぉ」


 北条「ああ。先生は・・・立派にみんなのためをもって育ててるんだろ」


 北条「だったら・・・胸を張れって。な?」ポン


 遠峰「・・・>>575
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:17:35.07 ID:G4vfx23YO
私でも胸張っていいのね、みんなを信じてよかった…
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:18:24.01 ID:NeXEC+fhO
ええ、みんなを育ててるのは私なんだから下ばかり向いてられないわね
577 :1 [saga]:2019/11/30(土) 22:24:47.50 ID:X5LiHBoa0
 遠峰「そっか・・・私でも胸張ってもいいのね・・・」


 遠峰「みんなを信じて・・・それなら大丈夫ね」


 食蜂「えぇ。大丈夫よぉ」ニコリ


 北条「ああ。・・・ん?小牧!どうした!」




 小牧「出口を見つけましたよぉーっ!」


 猟虎「梯子があるので、これを登って行けば外へ出られます!」



 遠峰「よかった・・・!」


 悠里「先生、助かるんだね・・・!」


 遠峰「うんっ。・・・さぁ、みんな行きましょっ」


 ほかぜ・いるか・みつあり「「「はいっ!」」」


 らっこ「は、はぃっ」



 ―ピピピピッ・・・

 食蜂「あらぁ、10分経ったわよぉ」


 北条「おっ・・・なら先に行かせてもらうよ」ダッ


 遠峰「え?」


 

 北条「小牧!猟虎!ゼクターが来るリミットだ!」


 小牧「よしきたーっ!」


 猟虎「や、やっとですか・・・」ホッ


 北条「とっとと上に上がって、あの野郎を打っ飛ばしてやろうかっ」ニカッ


 小牧・猟虎「「はい!」」



578 :1 [saga]:2019/11/30(土) 22:30:28.50 ID:X5LiHBoa0



 ―ドガァアアアアアアッ!!
 
 トール「ッハハァ・・・!」 


 
 帆風「タァァアッ!」


 入鹿「ハァァアッ!」

 

 ―ドガァァッ! バジィイイッ!

 邪眼究極体「――――ッ!!」



 ―パシャ

 蜜蟻「早く避難して!ここの一帯は立ち入り禁止になったわよお!」


 ―ゾロゾロ・・・

 蜜蟻「(野次馬の撤去完了・・・あとは)」


 
 トール「おらおら、その程度かよっ!」


 

 ―ガコン!

 小牧「っと・・・あ!丁度戦闘の真っ最中ですよっ」


 猟虎「慎重に避難させないと・・・」


 北条「・・・先に下から来る子達を出すかっ」



 ― 偶数
 〜 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:31:44.17 ID:NeXEC+fhO
偶数
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:32:14.68 ID:rIjcuJk6O
高く高く
581 :1 [saga]:2019/11/30(土) 22:58:39.07 ID:X5LiHBoa0
 トール「テメェには恨みしかねえんだっ。とっとと死ねェッ!!」


 ―ビュシュウウッゥウウウウッ!!

 トールはヤールングレイブルから雷光の溶断ブレードの噴出し邪眼の身体を切断しようとする。
 だが凄まじい強度の硬質を持った皮膚は焼き痕だけしか付かず、真っ二つにはならなかった。
 
 帆風「デァアアアッ!!」


 入鹿「ハァアッ!!」

 空かさず帆風が邪眼の懐に潜り込むと、左と右の交互のストレートパンチを繰り出し攻撃させる
 隙を与えない。
 入鹿は同様に攻め込んで小烏丸を振るい邪眼の背中から伸びて切断や刺殺の攻撃をしてくる触手を
 斬り落としていった。

 
 邪眼究極体「――――ッ!!」


 
 蜜蟻「あらあらあ、随分とお怒りのようねえ」クスッ


 猟虎「蜜蟻さん!」


 蜜蟻「猟虎さん。避難の方はあ?」


 猟虎「今、非常用の出口からみんなを出して避難させていますっ」


 猟虎「あとゼクターが時間流の特定をしたので今すぐ呼べますよ」


 蜜蟻「わかったわあ」





 邪眼究極体「――――ッ!!」
 

 帆風「ハァアアッ!」


 ―ガゴォォォオオン!!

 邪眼は数倍も肥大化させた両腕を振り上げる。帆風は踏み込んだ勢いに乗せてショルダータックルを
 ぶちかます。 
 振り下ろされた両腕が肩にぶつかって鉄と鉄がぶつかり合ったような音が鳴り響く。
 威力の差は互角であったが、帆風は着地した瞬間、肩に違和感を感じた。


 帆風「っ・・・あ」


 悠里[潤子ちゃん?どうしたの?]


 帆風「・・・肩を、少し痛めて・・・っ」


 悠里[無茶しちゃダメだよ!なんで変身しないの!?]


 帆風「・・・っ」


 

 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:03:22.06 ID:hiYJIs3/O
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:03:55.14 ID:2dfp0eZkO
ほい
584 :1 [saga]:2019/11/30(土) 23:15:46.76 ID:X5LiHBoa0
 トール「っと・・・!潤子ちゃん、どうした?」


 入鹿「どこか負傷を?」


 悠里[肩が痛いって・・・]


 入鹿「え!?まさか・・・さっきの攻撃で・・・?」


 帆風「だ、大丈夫です。この程度な・・・っ」ズキッ


 
 邪眼究極体「――――ッ!!」



 トール「・・・潤子ちゃん、一旦休憩しときなって」


 入鹿「今は私達で何とか食い止めますからっ」


 潤子「・・・」


 悠里[・・・潤子ちゃん。大丈夫だよ]


 悠里[今は、私がいる]


 ―ズ ズ ズズ・・・

 悠里[今度こそ力になってあげるね]

 
 帆風「・・・!(これは・・・!?)」


 トール「なんだ・・・?」


 入鹿「(悠里さんが、帆風さんと1つに・・・)」


 悠里[(私の能力は、水分を媒体とするアバターを創り出し、肉体と精神制御をサポートする能力)]



 
 ア ス ト ラ ル ・ バ ディ

 幽   体   連   理



 帆風「・・・!(肩の痛みが・・・)」



 悠里[行こう、潤子ちゃん!]


 悠里[>>585]
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:17:08.28 ID:2dfp0eZkO
二人とみんなでこの怪物を倒そうっ!
586 :1 [saga]:2019/11/30(土) 23:29:47.06 ID:X5LiHBoa0
 悠里[私と潤子ちゃんと、みんなで・・・あの怪物を倒そうっ!]


 帆風「・・・はいっ」


 トール「・・・大丈夫みたいだな。よしっ」ニカッ


 入鹿「それなら思う存分・・・戦いましょうっ」


 帆風「・・・」コクリ 




 北条「よっと、あっちで皆が待ってるぞ。行けっ」


 「うんっ・・・」


 ―たたっ・・・



 遠峰「後は私達で登らせてあげます!」



 小牧「わかりました!」


 北条「ああっ!」


 猟虎「行きましょうっ。お2人ともっ」




 遠峰「さぁ、猟虎ちゃん。登って?」


 らっこ「・・・い、入鹿ちゃんを先に。私はその後ろで・・・」


 遠峰「わかった。じゃあ、入鹿ちゃん」


 いるか「はいっ」


 ほかぜ「私が後ろから支えてあげます。猟虎さん」


 らっこ「は、はい・・・」


 遠峰「先生は最後に登るから、帆風さんの次は愛愉ちゃん、貴女よ」

 
 みつあり「はいっ」コクリ




 小牧「お待たせしましたーっ!」


 北条「あとの避難は遠峰先生だけで大丈夫だ」


 猟虎「これで戦えますっ・・・!」
587 :1 [saga]:2019/11/30(土) 23:30:27.89 ID:X5LiHBoa0
 今日はここまで。
 おやすみなさいませー
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:34:43.05 ID:2dfp0eZkO
乙ー
全員避難できたコンマ運の良さよ
589 :1 [saga]:2019/12/01(日) 08:05:34.90 ID:JvH0chKu0
 邪眼究極体「――――ッ!!」


 トール「・・・?(何か聞こえるぞ?)」


 蜜蟻「(これは、誰かの声・・・?)


 
 邪眼究極体「――誰も俺の理想を―創り出す邪魔はさせない!」


 邪眼究極体「俺の理想は――誰もが賛美する―最高傑作になる!」


 邪眼究極体「たかがモルモットが何匹犠牲になろうと―俺の理想は終わらせない!」



 食蜂「・・・あれが本性ねぇ」


 小牧「あの子達の命を・・・そんな軽々しく思うなんてっ・・・!」


 トール「何かを犠牲にしないといけない、くそったれな希望なんざ・・・」

 
 トール「そんなもんぶち壊してやるッ!」


 トール「いくぞッ!」


 『バナナ』

 『ピーチエナジー』


 ―ブーーンッ!
 ―ギュオン ギュオン ギュオン


 ザビーゼクター「」ブーンッ

 ドレイクゼクター「」ブーン

 サソードゼクター「」チキチキ

 Kホッパーゼクター「」キュロロロッ

 Pホッパーゼクター「」キュロロロッ



 [STANDBY]


 『ロック・オン!』

 『ロック・オン』

 
 ―♪〜♪♪〜♪♪♪〜 ♪〜♪♪〜♪♪♪〜




 トール・帆風「「変身ッ!」」




 食蜂「変身!」




 蜜蟻・猟虎・小牧「「「変身!」」」


 

 入鹿・北条「「変身!」」
590 :1 [saga]:2019/12/01(日) 08:12:24.13 ID:JvH0chKu0



 いるか「猟虎ちゃん掴まって!」


 らっこ「うんっ・・・!」ニギッ!、ヨジヨジ

 
 いるか「はぁっ・・・よく頑張ったね。偉いよ」ニコリ


 らっこ「うん・・・//」


 ほかぜ「悠里さん、大丈夫ですか?」


 悠里「うん、大丈夫・・・あ、愛愉ちゃん!掴まって!」


 みつあり「ありがとっ・・・」ニギッ、ヨジ


 悠里「先生っ!」


 ほかぜ「しっかり握ってくださいっ」


 遠峰「ありが、とっ・・・」ヨジッ


 遠峰「はぁ・・・これでみんな脱出出来たわね。さ、あっちに避難して」


 悠里「っ、けほっ!けほっ!」


 遠峰「!。大丈夫?やっぱり無茶させちゃったわね・・・」


 悠里「けほっ・・・だ、大丈夫、少し休めば・・・」


 ほかぜ「・・・!。せ、先生・・・あれ・・・」


 遠峰「え?」


 ほかぜ「・・・桃とバナナが浮いてる・・・」


 いるか「ホ、ホントだ・・・」


 らっこ「なにあれ・・・?」


 みつあり「さあ・・・」


 悠里「・・・」

591 :1 [saga]:2019/12/01(日) 08:12:54.87 ID:JvH0chKu0
 [[[[[HENSHIN]]]]]


 ザビーMF(蜜蟻)・ドレイクMF(猟虎)・サソードMF(小牧)「「「キャストオフ!」」」


 [[[CAST OFF]]]

 [[[[[CHANGE]]]]]



 [WASP]

 [DRAGONFLY]

 [SCORPION]

 [KICK HOPPER]
 
 [PUNCH HOPPER]


 『カモン!』

 『バナナアームズ!』

 『ナイト・オブ・スピアー!』


 
 『ソーダ』
 
 『ピーチエナジーアームズ』

 ―♪〜♪♪♪〜♪〜



 バロン(トール)『ここからは、俺達のステージだぁッ!』

 E-X-A(http://www.youtube.com/watch?v=EG3cqX78sDo)



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
395.50 KB Speed:0.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)