【安価・コンマ】傭兵として生きる part2

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339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 01:15:05.98 ID:wGh8YPot0
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 19:29:39.21 ID:KVuiPDZl0
1取引する

飯田「いいだろう」

オウルレギオン兵「おいおい、本当に大丈夫か?」

飯田「ああ。こいつは根っからのビジネスマンだ。取引は必ず守る男だ。何かあったときの責任は俺が取る」

オウルレギオン兵「分かったよ...」

アリス「それで、貴方が提供してくれる情報は?」

ブラウン「このまま進むと貴方達はみんな仲良く爆死するでしょうね。奥ではエルリックと下品な部下達が罠を張って待ち構えてます。ですが私達が通ってきた通路を使えば罠にかかることなく奴らの背後に出ます」

シモーヌ「そんなできた話がある?何でそんな重要な通路に罠を張ってないのよ」

ブラウン「メンテナンス用の通路ですから、普段使うことのない彼はその存在を知らないでしょう。仮に知っていたとしても、彼はそこに罠は仕掛けませんよ」

アリス「どうして?」

ブラウン「彼が言うことには、相手が罠に引っかかって爆死するところを直接見れなければ意味が無いんだとか。それに我々は既に通りましたが、罠がないことは確認済みです」

飯田「そうか...。ほら、早く行け」

ブラウン「貴方達が話の分かる人物で助かりました。ではこれで失礼します、行くぞ」

カリギュラセキュリティ兵「ハッ!」

ブラウンは部下達を連れてその場から立ち去った。

ブラウン 好感度上昇 7→8 腕を認められている
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 19:30:51.96 ID:KVuiPDZl0
イーグル隊はブラウンに教えられた通路を進んだ。

オウルレギオン兵「うっ、かなり狭いな...」

シモーヌ「もしこんなとこにトラップなんかあったら一網打尽よ」

アリス「でも、今のとこは無事でしょ?」

シモーヌ「まあね...」

飯田「静かに、奴らの後ろに出たみたいだ」

そこからは背を向けているカリギュラセキュリティの兵士達が見えた。

部屋は机や棚が乱雑に倒されておりどこに何があるかよく分からず、その暗さと相まって正面から進んでいたら苦戦していたことが伺える。

カリギュラセキュリティ兵「増援が来ると思ったんだが、なかなか来ねえなぁ」

カリギュラセキュリティ兵「他の部隊が片付けちまったんじゃねえか?」

カリギュラセキュリティ兵「マジかよ...。俺の分も残しておいて欲しいんだが」

エルリック「お前ら黙ってろ。敵は必ずやって来る。早く敵をぶっ殺したいのは分かるが、我慢すればその分派手な花火が見られるぜ?」

カリギュラセキュリティ兵「ハハハハ、それもそうだな」

エルリック「ああ...全く、楽しみだぜ。部屋に入ってきて、その表情が絶望に変わり...そして、爆発...!」

エルリックは下卑た笑みを顔に浮かべた。

オウルレギオン兵「完全に油断してるな」

オウルレギオン兵「ああ。奴らの数は...6人か」

飯田「後ろからの奇襲で一気にかたをつけるぞ」


残り6人
エルリック 5/5
↓1
00〜20 1人倒した
21〜60 2人倒した
61〜90 3人倒した
91〜99 4人倒した
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 19:32:15.60 ID:W+2XHDye0
h
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 19:52:39.10 ID:KVuiPDZl0
コンマ60 2人倒した

飯田のハンドサインで部隊が銃を構える。

サッ

ズガガガガン!

カリギュラセキュリティ兵「ウゴッ...!」ドサッ

カリギュラセキュリティ兵「ガハッ!」バタリ

エルリック「クソッ、後ろだ!」

カリギュラセキュリティの兵士達が後ろを振り返った時には、イーグル隊は既に分散しており包囲されていた。

エルリック「チクショウ、一体どこからやってきやがった!?」

カリギュラセキュリティ兵「エルリック、アダムズとロバートが殺された!」

エルリック「ハッ、運が悪かったか!奴らを片付けるぞ!」

「「了解!」」

救急キット4個
残り4人
エルリック 5/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 19:55:32.85 ID:daVJ84Pdo
j
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 20:14:46.20 ID:Frwk4Ek0O
とう
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 20:25:51.35 ID:lAf1e1160
a
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 21:14:45.41 ID:KVuiPDZl0
飯田 コンマ85倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ20外した
シモーヌ コンマ35 倒した

ダダダン!

カリギュラセキュリティ兵「グワアッ!」ドサッ

飯田「良し...!このまま畳み掛けろ!」

イーグル隊はジリジリと包囲を狭めてゆく。

エルリック「ああ、クソが!こんな使い方はしたくねえが、背に腹は変えられねえな」

カチッ

ドカ-ン!

オウルレギオン兵「爆発したぞー!」

アリス「爆風で何も見えないわ!」タタタタタン!

シモーヌ「ふぅー...」カチャ

シモーヌは煙を注意深く見つめ、その切間に敵の姿を捉えた。

シモーヌ「そこっ!」ダァン!

ドサッ

エルリック「チッ...!おい、煙が晴れる前に位置を変えろ!」

カリギュラセキュリティ兵「了解」

救急キット4個
残り2人
エルリック 5/5
↓1飯田 マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン5.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 13発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 21:24:20.24 ID:lAf1e1160
a
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 21:25:58.25 ID:daVJ84Pdo
K
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 21:56:07.21 ID:Frwk4Ek0O
えい
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/28(金) 22:15:26.90 ID:KVuiPDZl0
飯田 コンマ24外した
アリス コンマ25外した
シモーヌ コンマ21外した

アリス「煙で奴らの動きが捉えられないわ、どうする?

飯田「とにかく撃ち続けろ、奴らに何もさせるな!」

ズガガガン!

エルリック「鬱陶しい奴等め...!だが...」

カリギュラセキュリティ兵「準備できたぞ」

エルリック「分かった。さあ、そろそろ煙が晴れるぞ」

救急キット4個
残り2人
エルリック 5/5
↓1飯田 マガジン3.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 22:28:24.44 ID:Frwk4Ek0O
そい
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 22:29:21.78 ID:daVJ84Pdo
B
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 22:35:42.65 ID:VCR4vAyMO
ほい
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 19:27:02.76 ID:3ISwNCn10
飯田 コンマ44 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
アリス コンマ78 倒した(マガジン半分消費)
シモーヌ コンマ65 倒した

煙が晴れるとそこにエルリック達の姿はなかった。

飯田「まだどこかにいる筈だ...散開して捜索する」

「「了解」」

飯田の指示で部隊は2人1組に分かれて、周囲の捜索を開始した。そしてその様子をエルリック達は陰から見ていた。

エルリック(よしよし...予想通りに動いたな)

エルリックはオウルレギオンの兵士を視認すると、部下にハンドサインを送った。

カリギュラセキュリティ兵「了解っと...」カチッ

ドッ-カン!

アリス「まだ爆弾が?!」

しかしその爆発は少し離れたところで起こり、負傷者は誰もいなかった。

オウルレギオン兵「一体何だったんだ...?」

ゴゴゴゴ...!

オウルレギオン兵「な、なんだこの音?」

飯田「まずいっ!お前達、逃げろ!」

オウルレギオン兵「は?」

爆発が起きた箇所のヒビが壁から天井へと広がると天井が落下し、2人の兵士の姿が見えなくなった。

カリギュラセキュリティ兵「今だっ!」ダダダダン!

オウルレギオン兵「身動きできない!」

飯田「ちっ!アリス、シモーヌ!」

「「了解」」ダダダダダ!

ダァン!

カリギュラセキュリティ兵「グワアッ!」ドサッ

部下を倒し銃撃は止んだものの、肝心のエルリックの姿が見当たらない。

飯田「どこに行った...」

オウルレギオン兵「何処にもいないな...。ん、何だこの音?」

ブゥ-ン

シモーヌ「2人とも、下よ!」

足元を見てみるとC4を括り付けた小型のドローンが数台ほど居た。

オウルレギオン兵「クソッ!」ドンッ

ドカ-ン!

飯田「っ...!」

咄嗟に味方の兵士が押し飛ばしたおかげで飯田は助かったが、当の彼は既に跡形もなく消えていた。

エルリック「はぁ?!後3人も残ってるじゃねえか!」

飯田「そこか...!」

タタタン!

エルリック「ウグッ...」

アリスがふとシモーヌを見ると、彼女のいつもの冷静な雰囲気と違うことに気づいた。

アリス「どうしたの?」

シモーヌ「いえ...少しアイツには思い当たることがあってね...!」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 19:27:56.89 ID:3ISwNCn10
救急キット4個
残り1人
エルリック 3/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 11発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 19:35:14.83 ID:zLcrCwLz0
a
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 21:28:10.71 ID:zLcrCwLz0
a
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 21:32:55.60 ID:s2bXyhyj0
おし
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 23:27:51.65 ID:3ISwNCn10
飯田 コンマ83 倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ71 倒した(マガジン半分消費)
シモーヌ コンマ60 倒した

エルリック「ああ、クソッタレどもが!こいつならどうだ!」

エルリックは先程と同様、爆弾を括り付けたドローンを十数台展開した。ドローンは素早く回避機動を取りながらイーグル隊目掛けて飛んで行く。

飯田「間合いに注意しろ!近くに来る前に撃ち落とすんだ!」

アリス「了解!」

タタタタタン!

ドカ-ン!

エルリック「まだまだ行くぞ、ハハッ!」

エルリックは更にドローンを追加した。今度は小型の機銃を付けたものまで用意されている。

アリス「このままじゃジリ貧だよ!」

飯田「ああ...!」

シモーヌ「私が行くわ...。私が側面から進んで直接奴を叩く」

飯田「だがこの数だと援護はできないぞ!」

シモーヌ「それでもいいわ」

飯田「...分かった。出来る限りドローンを引き付ける」

シモーヌ「ありがとう、それじゃ行ってくるわ!」

彼女はハンドガンに持ち替え、エルリックの側面へと向かった。

アリス「大丈夫かしら...」

飯田「とにかく奴に悟られないよう、注意を引きつけよう」

タタタタタン!

ズド-ン!

エルリック「中々、しぶとい奴等じゃねえかよ。...そう言えば昔こんな場面があったな。確かあの時は...」

エルリックは突然何かを思い出したかのように、横方向に視線を移した。

シモーヌ「目があった!?どうしてバレたの...!」

エルリック「そうそう、あの時もこうやって1人だけ回り込んできてたっけなぁ!あの時と同じ様に葬ってやるよ、バカが!」

先程爆弾で煙を起こした際に、側面からの攻撃を警戒して設置していた爆弾のスイッチに手をかける。

シモーヌ「させない!」

ダン!ダン!ダン!

エルリック「グッ...!」

1発はエルリックの手に、残り2発は両足にヒットしエルリックは仰向けに倒れた。
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 23:29:53.90 ID:3ISwNCn10
シモーヌ「...!」

シモーヌは鬼気迫る表情で倒れたエルリックに歩みを進める。そして彼の頭にハンドガンの狙いを定めた。

シモーヌ「ロシアとフィンランドの紛争の際、1人の女性軍人を殺したわよね?」

シモーヌの顔を近くで見てエルリックは何かに気づいたような表情になった。

エルリック「ハハハハ...。お前、あの時のクソ女の娘か。一眼見て分かったぜ、そっくりだからなぁ」

シモーヌ「っ!」

エルリック「ゲホッ...!まさかその復讐のためにやってきたのか?ハハハハ、そりゃあ傑作だぜぇ!良い事を教えてやるよ!」

シモーヌ「...」

エルリック「俺が爆弾で吹き飛ばした後アイツは体の半身が焼け焦げて酷い状態だった。そんな状態の中、譫言のようにこう呟いてたぜ。シモーヌ...シモーヌ...ってなぁ!俺は優しいからヨォ、とどめを刺す前に遺言を聞いてやったのさ」

シモーヌ「な、何ていってたのよ!」

エルリック「私の死体を吹き飛ばしてくれ、だとさ!」

シモーヌ「な...!?」

エルリック「こんな私の姿を見たら娘はきっと復讐を誓う、そんなことだけはして欲しくないってなぁ!クククク、アーハッハッハッハッ!お前は見事母親の願いを無視したんだよ!お前のやってる事は、お前の、ただの自己満足なんだよ!」

シモーヌ「っ、ウワアァァァァァ!」チャキ

エルリック「ハハハハ!そうだ、俺を殺せ!そうして一生己を呪えぇ!さもないと俺はお前を必ず殺す!必ずだぁ!」

エルリックは上着を脱ぎ捨て、爆弾を括り付けたベストを露わにした。

↓3まで多数決
1シモーヌを止める
2シモーヌを止めない
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:38:44.48 ID:zLcrCwLz0
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:41:12.58 ID:cc5CMwSvo
1
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:43:01.41 ID:s2bXyhyj0
1
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/02(月) 23:50:21.19 ID:3ISwNCn10
1シモーヌを止める

↓1
00〜30 死亡
31〜70 負傷
71〜99 無事
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:16:07.35 ID:9rKck16kO
とりゃ
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/03(火) 00:52:32.19 ID:v7YCiTPR0
コンマ35 負傷

飯田「待てっ、シモーヌ!」

エルリック「させるかよっ!」カチャ

ダン!ダン!

銃撃をものともせず飯田は、シモーヌに駆け寄りそのまま押し倒した。

ドッカ-ン!

アリス「きゃあっ!...2人とも、無事?!」

飯田「あ、ああ」

シモーヌ「な、何とかね...」

シモーヌの声を聞いて飯田は胸を撫で下ろしたが、彼女をよく見てみると腹部に爆発の際に飛んできた破片が刺さっていた。

シモーヌ「隊長...ありがとね」ガクッ

飯田「おい、シモーヌ!?」

アリス「とにかく手当てしないと、後方に運びましょう!」

2人はシモーヌを抱えながら建物の外に出た。外は既に完全に制圧されていた。後方に負傷者を集めたテントがあるとの事で、2人はそこまで運んだ。

飯田「それでドク、容態は?」

ドクター「一命は取り留めたよ。けど...意識が戻るまでは少し時間がかかると思う」

飯田「そうか...」

ドクター「彼女の事は我々がちゃんと見ておく。さあ、君たちは任務に戻るんだ」

アリス「分かったわ、どうもね。さあ、行きましょう」
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/03(火) 00:53:39.70 ID:v7YCiTPR0
2人がテントを出ると、何やら外が騒がしかった。

飯田「一体何の騒ぎだ?」

オウルレギオン兵「おお、イーグル隊か。どうやら陸上部隊が何者かに襲われたみたいでな。そちらを指揮していたサウジアラビア軍の将軍が死亡したらしい。こちらには向かってくる様子はないそうだが、念のため守備を固めているんだ」

アリス「ふーん。どんな部隊だったの?」

オウルレギオン兵「俺も詳しくは知らないがかなり練度の高い部隊だったそうだ。後は速い上に頑丈なバイクに乗ってたらしい」

飯田「そうか、ありがとう」

2人は制圧された海岸へと向かった。

海岸には多くの死体や戦車の残骸が残っており、兵士たちがその後片付けに追われていた。

アリス「さっき言ってたのって奴らかな?」

飯田「かもな...恐らくバイクはイーグルダガーというバイクの事だろう」

アリス「そっか。...後悔してるの?」

飯田「後悔はしてない。だがもっとうまくやれたのかも、と思ってな」

アリス「どうかな。...ま、その...私は何があっても晃司の前から居なくなったりしないからさ。...勿論シモーヌもね!」

飯田は少し、気持ちが晴れたような気がした。

飯田「...そうだな。さ、仕事をしよう」

アリス「そうだね。片付けの手伝いしないと」

今日はここまで。
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 17:39:16.68 ID:Gzzgx7Ed0
乙でした
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 19:53:43.76 ID:qsurLk250
シャングリラ基地 医務室

飯田「それじゃあ、大丈夫なんだな?」

シモーヌ「ええ。けれどしばらく安静にしてろってさ」

アリス「それじゃあ次の任務には出られないの?」

シモーヌ「そういう事。本当にごめんなさい」

飯田「いや、いいんだ。生きてるだけで。それじゃあ大事にな」

シモーヌ「ちょっと待って」

飯田「?」

シモーヌ「あの時、私を止めてくれてありがとう」

飯田「...気にするな」

シモーヌ「いえ、気にするわ。...アイツの言ったことが嘘じゃないとは限らない。けど...思い出したの。昔よく母は言っていたわ、人を憎む事はないように、とね」

飯田「...」

シモーヌ「あの時撃っていたら、私はきっと一生後悔していたわ。だから...ありがとう」

飯田「家族がらみの出来事ってのは...いつまでも付き纏うものだからな...」

シモーヌ「それって...」

飯田「それじゃあな。行こう、アリス」

アリス「うん、じゃあねシモーヌ」

ガチャ

飯田「それじゃあブリーフィングに行こう」

アリス「そうね。...あっ、忘れてた。晃司は先に行ってて」

飯田「あ、ああ」

そう言い残すとアリスはシモーヌの元へと戻って行った。

シモーヌ「あれっ、アリス?」

アリス「コレあげる」

シモーヌはアリスが鞄から取り出し投げたものを受け取った。

シモーヌ「こ、これ...!」

それは可愛らしいリボンを耳につけたテディベアだった。

アリス「シモーヌは隠してるつもりかもしれないけど、私にはバレバレだよ。可愛い物が好きなんでしょ。前部屋に遊びに行った時ベッドの下に隠してたみたいだけど見えてたよ、沢山のぬいぐるみ」

シモーヌ「っ〜!」///

アリス「じゃあね」ヒラヒラ
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 19:56:28.39 ID:qsurLk250
作戦司令室

ミラー「ではブリーフィングを行います。今回の戦地はエルネキア民国、依頼主は王室派です」

飯田「エルネキア...懐かしいな」

アリス「そうなの?」

飯田「ああ、イーグル隊初任務の場だった」

ミラー「では詳細を説明します。本日未明にブルーリベリニオスと金子製作所がエルネキア民国を対象に部隊を動かしたとの報告が入りました。我々はエルネキア国軍と共に彼らを追い返します」

オウルレギオン兵「確かエルネキアは3つの勢力に分かれて内乱状態でしたよね?」

ミラー「ええ。以前の内戦で王室派の影響力は強まりましたが依然内乱は続いてます。その為王室派と政府軍は国連に、正統王国軍は評議会についています。つまり同じエルネキアでも正統王国軍に関しては我々の敵です」

アリス「なんだか複雑ね...」

ミラー「大まかな作戦ですが、我々はエアボーンを実行します。王室派と政府軍が徐々に後退し、標的の戦線が伸びきったところを我々が背後から強襲する予定です」

オウルレギオン兵「ですが、我々第7大隊には空挺用の輸送機がありません」

ミラー「ええ。ですから我々は中東方面に展開している第9空挺師団に組み込まれます。いつもと勝手は違うでしょうが我慢して下さい。質問は?...では、以上」
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 19:57:27.77 ID:qsurLk250
ブリーフィングから数時間後、飯田達は輸送機でエルネキア上空を飛行していた。

ジャンプマスター「よし、お前ら!間も無く降下だ!」

オウルレギオン兵「って事はいつものヤツですか!」

ジャンマスターは待ってましたと言わんばかりに笑みを浮かべながら答えた。

ジャンプマスター「そうだ!では行くぞ!この世で1番強いのは!」

「「「エアボーン!!」」」

ジャンプマスター「女に1番モテるのは!」

「「「エアボーン!!」」」

ジャンプマスター「敵が最も恐れるのは!」

「「「エアボーン!!」」」

「イエー!!」

「いいぞー!!」

士気を高める兵士たちをよそに、アリスは見慣れない光景に困惑していた。

アリス「何よこれ...」

飯田「これが彼らなりのやり方なんだろ」

ガダンッ!

突然機体が大きく揺れた。

アリス「な、何?!」

ジャンプマスター「対空砲火だー!!」

ボスン!

オウルレギオン兵「エンジンがやられたぞ!」

ジャンプマスター「ちっ!待て、まだだ!もう少し...もう少し...!」

機体が大きく揺れる中ジャンプマスターは降下合図を知らせるランプに視線を向けた。

そしてランプの色が赤から緑へと変わった。

ジャンプマスター「行け行け行け!早く降下するんだ!」

ジャンプマスターの号令に従い次々と兵士達が降下していく。

アリス「それじゃあ下でね!」

飯田「ああ!」

↓1
00〜10 装備一式を落とした
11〜60 部隊とはぐれた
61〜99 何事もなく降下できた
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:14:41.02 ID:cjRzCWzjO
とりゃ
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:24:43.13 ID:g0gvGkvg0
本当に懐かしいな、あのときはヘクターもいた…
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 20:50:43.68 ID:qsurLk250
コンマ02 装備一式を落とした

飛行機から飛び降りるとそこに広がっていたのは、夥しい数の対空砲火と落下傘。

飯田「降下地点はあそこだな...!」

だが運の悪い事に対空砲火がパラシュートに被弾し、穴が空いてしまった。

飯田「チッ、この速度はまずい!」

少しでも落下の速度を緩める為、飯田はやむなく装備品を捨てた。

飯田「ぐっ...!」

ドスンッ!

飯田「ハァ、ハァ...。なんとか...行けそうだ。だが武器はナイフとグロック19だけか...。早いとこ味方と合流しないとな」

辺りには小川と茂みが広がっており、今のところ敵の姿は見えない。

飯田「合流地点までそう遠くないはずだ、進もう」

ガサガサ

ブルーリベリオニス兵「多分この辺りだ」

ブルーリベリオニス兵「本当にパラシュートを見たんだろうな?」

ブルーリベリオニス兵「ああ、間違いない」

↓1
00〜30見つかった
31〜99見つからなかった

376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:59:09.33 ID:g0gvGkvg0
a
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 21:31:29.83 ID:qsurLk250
コンマ33 ゾロ目ボーナスで救急キット1つ増加

飯田はじっと草陰で息を潜める。

ブルーリベリオニス兵「パラシュートは近くにあったんだが...見つからないな」

ブルーリベリオニス兵「ああ」

タタタタン!

ブルーリベリオニス兵「銃声だ、行くぞ!」

ブルーリベリオニス兵「了解!」

タッタッタッ

飯田「ふう。銃声か...もしかしたら味方かもしれないな。俺も行こう」

銃声のした方向へと歩みを進めていると、小さな村に辿り着いた。入り口には死体が1つ。

飯田「ブルーリベリオニスの兵士だな。武器は無い、か。だが救急キットはあるな、もらっていこう」

ズガガガン!

ちょうど入り口と反対の方向から再び銃声が聞こえた。

ブルーリベリオニス兵「こっちだ、行くぞ!」

↓1
00〜30見つかった
31〜99見つからなかった
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 21:36:20.64 ID:e49phvhxo
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 22:04:57.70 ID:qsurLk250
コンマ64 見つからなかった

タッタッタ

飯田「行ったか。これなら背後から奇襲できそうだな」

そのまま銃声の方へと向かうとはずれにある家屋に味方が立てこもっているようで、敵はそれを包囲しようとしていた。

ブルーリベリオニス兵「進め!逃すな!」

飯田「後ろから片付けるチャンスだ...」

残り5人
↓1飯田
00〜10 負傷した
11〜20 バレた
21〜90 倒した
91〜99 2人倒した

↓2味方の攻撃
00〜40外した
41〜80 1人倒した
81〜99 2人倒した
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:28:24.75 ID:g0gvGkvg0
a
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:36:00.04 ID:biaLMGAQO
すまぬ
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 22:54:30.82 ID:qsurLk250
飯田 コンマ75 倒した
味方の攻撃 コンマ04 外した

ブルーリベリオニス兵「ボイジャー、左に展開!」

ブルーリベリオニス兵「了解!」

タタタタタン!

分隊長の指揮のもと着実に包囲が狭められていく。

ヒュン!

ブルーリベリオニス兵「カハッ...!」バタッ

飯田「まずは1人...」

残り4人
↓1飯田
00〜10 負傷した
11〜20 バレた
21〜90 倒した
91〜99 2人倒した

↓2味方の攻撃
00〜40外した
41〜80 1人倒した
81〜99 2人倒した
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:20:54.73 ID:j3KFg/xr0
確実に決めるぞ!俺は異能生存体だっ!
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:57:30.03 ID:biaLMGAQO
とりゃ
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/07(土) 00:04:48.65 ID:uMvcpCYm0
飯田 コンマ73 倒した
味方 コンマ03 外した

ズガガガン!

ブルーリベリオニス兵「攻撃が激しくて進めない!」

ブルーリベリオニス兵「クソっ!何を手間取ってるんだ!」

ブルーリベリオニス兵「パウエル、援護を!...パウエル?」

返事がない事を不審に思い後ろを振り向くと、1人の男が立っていた。

ブルーリベリオニス「敵っ...」

ザシュ!

兵士は溢れ出る血を止めようと首元を押さえながら地面に倒れた。

飯田「あと3人...」

残り3人
↓1飯田
00〜10 負傷した
11〜20 バレた
21〜90 倒した
91〜99 2人倒した

↓2味方の攻撃
00〜40外した
41〜80 1人倒した
81〜99 2人倒した

今日はここまで。
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:15:57.75 ID:1m2FMXK70
乙でした
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 01:06:39.95 ID:k1/aZAe3o
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/08(日) 16:04:52.05 ID:uDFqXO9T0
飯田 コンマ75 倒した
味方 コンマ95 2人倒した

ズガガガン!

ブルーリベリオニス兵「ウグッ!」ドサッ

ブルーリベリオニス兵「ガハッ!」バタリ

ブルーリベリオニス兵「クソっ、パウエル、ボイジャー...おい?」

兵士は周りを見渡したが味方の姿はどこにも見えなかった。

ブルーリベリオニス兵「一体どうなってんだよ!仕方ない、撤退するか!」

その場から立ち去ろうと兵士は走り出そうとしたが、ふと胸に痛みを感じた。

ブルーリベリオニス兵「な、何だ...?」

視線を落とすとナイフが深く突き刺さっていた。

ドサッ

飯田「増援を呼ばれるわけにはいかないからな」

死体から装備を剥ぎ取ると、包囲されていた家屋へと足を進めた。

↓1
00〜30 オウルレギオン兵
31〜75 アリス
76〜99 アリス+?
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 17:44:40.37 ID:o8IuEVNv0
はい
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/08(日) 19:01:56.64 ID:uDFqXO9T0
コンマ37 アリス

ガチャ

警戒しながら中に入ると、リビングの窓際に人影が見えた。

飯田「チャーリー!」

アリス「エコー!」

飯田「良かった、アリスか」

アリス「晃司...!どうやら2人とも合流地点には降りられなかったみたいね。...装備は?」

飯田「落とした。合流地点はそう遠くない、行こう」

アリス「了解」

2人は装備を整え、村から出た。村からしばらく歩くと大きな峡谷に差し掛かった。

飯田「この谷を抜ければもう合流地点だ」

アリス「それじゃあ行きましょうか」

飯田「ああ」

警戒しながら進んでいると頭上から声が聞こえてきた。

飯田「隠れろ...!」

2人は慌てて岩陰に隠れた。

ブルーリベリオニス兵「敵は?」

ブルーリベリオニス兵「確認できない」

アリス「あそこ、崖の上...」

飯田「ああ...」

ブルーリベリオニス兵「そろそろ移動するぞ」

ブルーリベリオニス兵「了解。...おい、待て!」

飯田「...!」

ブルーリベリオニス兵「お前達何者だ!」

?「おい、落ち着け」

頭上の崖でブルーリベリオニスの兵士が誰かと揉めているようだ。

ブルーリベリオニス兵「その装備は八咫烏か...?こんなところで何をしている!今回の作戦にお前らが参加するとは聞いてないぞ!」

八咫烏兵「...どうしますか、ツー隊長?」

飯田「ツー...?!」

ツー「殺れ」

ブルーリベリオニス兵「おい、お前ら何をっ...」

ダダダダダン!

ブルーリベリオニス兵「グギャアッ!」ドサッ

突如銃声が鳴り響くと同時にブルーリベリオニス兵の死体が上から降ってきた。

八咫烏兵「どうだ?死んだか?」

八咫烏兵「...暗くてよく見えないな」

↓1
00〜30見つかった
31〜99見つからなかった
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 19:03:20.28 ID:BUAHveq30
a
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/08(日) 19:15:52.09 ID:uDFqXO9T0
コンマ28 見つかった

八咫烏兵「いや、待てよ...」

八咫烏兵「どうした?」

アリス「バレた...?」

飯田「静かに...」

八咫烏兵「...。っ、標的発見!繰り返す、標的発見!」

八咫烏兵「何っ?!」

八咫烏兵「下だ、谷の間にいるぞ!」

ツー「仕留めるぞ!」

アリス「ど、どうする?!合流地点まではすぐそこだけど!」

飯田「くっ...」

↓3まで多数決
1戦う
2逃げる
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 22:26:07.68 ID:BUAHveq30
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 06:59:38.74 ID:ZMECP7Z50
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 11:35:54.69 ID:bOkcCtj3O
1押し倒す
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/10(火) 20:16:56.84 ID:thwdXyMI0
2 逃げる

飯田「この崖ならすぐには追って来れないはずだ!味方と合流するぞ、走れ!」

アリス「了解!」

八咫烏兵「逃すな!」ズガガガン!

タタタタタン!

2人は銃弾の雨が降る中、谷を駆け抜け出口まで近づいた。

ダァン!

飯田「グハッ!」ドサッ

銃弾が太ももに当たり飯田はバランスを崩してしまった。

アリス「晃司!ほら、掴まって!」

アリスが飯田の体を支えようとしているのを、上から八咫烏の兵士達が眺めている。

八咫烏兵「今なら仕留められます!」

ツー「駄目だ、殺さずに捕まえろ、とのことだ。今は行かせてやればいい」

八咫烏兵「ですが...」

ツー「少なくともここに奴がいる事は分かった。頭領に報告して増援を送ってもらう。奴は...手強い相手だからな」

谷に視線を移すと2人は既にいなくなっていた。

飯田「何とか...逃げ切れたか」

アリス「ええ」

2人は谷から離れた岩陰に身を潜めていた。

アリス「ほら、これで治療したら?」

飯田はアリスから差し出された救急キットを受け取った。

飯田「ああ...。さっきのは八咫烏だったな」

アリス「ええ。でもブリーフィングの時には聞いてなかったわ」

飯田「恐らく...目当ては俺だろう。理由は分からないが」

アリス「そうね...」

すると突然声が聞こえてきた。

?「チャーリー!」

飯田「味方か...。エコー!」

オウルレギオン兵「おお、イーグル隊か、良かった。銃声が聞こえてきたから偵察に来たんだが、何があったんだ?」

飯田「八咫烏に襲われた」

オウルレギオン兵「八咫烏がここに?ま、今はいい。この先で味方が集まってる、ついて来い」

アリス「分かったわ。行ける、晃司?」

飯田「ああ、行こう」
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/10(火) 20:18:19.71 ID:thwdXyMI0
2人は味方の先導に従って合流地点まで移動した。

オウルレギオン兵「小隊長、ただいま戻りました」

小隊長「うむ、報告を」

飯田「私が話します。実は...」

ブルーリベリオニスが八咫烏に撃ち殺された事、そして襲撃されたことを伝えた。

小隊長「成る程...。その件も含めて今から司令部に報告する。追って命令があるまでここで待機だ」

飯田「了解」

オウルレギオン兵「さ、こっちで休めよ」

味方達は小川の近くで休憩を取っているようだ。中には見知った顔もある。

ウォルター「おっ、イーグル隊じゃん。久しぶり〜、飯田」

飯田「ウォルター、久しぶりだな」

オウルレギオン兵「久しぶりだな、2人とも!」

アリス「えーと、確かアンタはクロウ隊の隊長...」

オウルレギオン兵「いや、俺にだってちゃんと名前が...」

ウォルター「面倒くさいからクロウでいいんじゃね〜?」

クロウ「ちょ、まっ」

アリス「そうね、今回もよろしくねクロウ」

クロウ「...ああ」

飯田は腰を下ろし、ポケットから両親が作った本を取り出した。

ウォルター「呑気に読書か、余裕だね〜」

飯田「別にそうゆう訳じゃない。お守りみたいなもんだよ。いつも持ち歩いてる」

ウォルター「ふーん」

2人の会話を少し離れたところからアリスが眺めていた。

クロウ「それで、どうなんだ?」

アリス「どうって、何が?」

クロウ「皆まで言わせるなよ」ニヤニヤ

アリス「話す事は何も無いわ」

クロウ「本当か?アドバイスしてやっても良いぜ?」

アリス「結構です」

小隊長「よし、お前ら休憩は終わりだ。司令部から次の任務の命令が来た。ここから少し進んだところでエルネキアの部隊が孤立しているらしい。俺たちはその援護に行く」

オウルレギオン兵「八咫烏について何かありませんでしたか?」

小隊長「司令部も把握していなかったそうだ。だが任務に変わりはない、続行だ。さあ、装備を確認しろ。3分後に出発だ」

「「「了解」」」
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/10(火) 20:19:14.74 ID:thwdXyMI0
小隊が出発してから数十分後、道中敵の部隊と遭遇しながらも目標地点の山岳地帯まで辿り着いた。

クロウ「見ろ、あそこだ!」

クロウが指を指した方向を見ると、エルネキアの部隊が岩棚に隠れながら敵と戦闘していた。

小隊長「よし、行け行け!合流するぞ!」

ゴツゴツした地面に足を取られながらも小隊は岩棚まで辿り着いた。

飯田「現在の状況は!?」

状況を把握しようと1人の兵士に声をかけたが、彼はイーグル隊の初任務を思い出させる懐かしい人物だった。

アミール「飯田!?...いや、懐かしむのは後だ!我々は撤退するエルネキア軍の殿を務めていたんだが、敵の数が予想より多く孤立してしまった!後数分で航空支援がくるんだがそれまで耐えないといけない!」

飯田「了解!準備はいいな、アリス!」

アリス「ええ!」

救急キット3個
残り10人
残り5ターン
↓1飯田 マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 21:19:53.96 ID:JlvgqUxpo
K
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:12:38.44 ID:8Xpwxje90
はい
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/10(火) 22:49:07.73 ID:thwdXyMI0
飯田 コンマ96 2人倒した
アリス コンマ44 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費

タタタタタン!

金子製作所兵「グハッ!」ドサッ

ブルーリベリオニス兵「怯むな、進め!」

ズガガガン!

アリス「終わりが見えないわね!」ダダダン!

ウォルター「いつもなら突撃してさっさと終わらせるんだけど、流石にこの数じゃきついかな〜」ダン!ダン!

飯田「見ろ、敵の増援だ!左の稜線!」

凪原「うひゃー、こりゃ凄い。正直おじさん、こんな危険な任務は嫌なんだけど...仕方ないか。じゃ今回もよろしく、ウォードッグの諸君」

ウォードッグ「...」

凪原「ああ、ちゃんと命令しないと駄目なんだった。ホラ、左右に展開して包囲」

ウォードッグ「了解」

救急キット3個
残り12人
凪原 5/5
残り4ターン
↓1飯田 マガジン9個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン9.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:24:28.35 ID:8Xpwxje90
はい
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 00:49:19.99 ID:n8AqFfKQo
いは
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 19:29:08.63 ID:kNfUJRdA0
飯田 コンマ35 倒した
アリス コンマ99 ゾロ目ボーナスで3人倒した

エルネキア兵「グハァッ!」ドサッ

オウルレギオン兵「回り込まれてる!」

クロウ「クソッ、あいつら怯まないぞ!」

金子製作所の兵士達はウォードッグを盾にして着実に前進している。

アリス「アレはアンドロイドよ!正確にCPUを撃ち抜かないと停止しないわ、見てて!」

タタタタン!

ウォードッグ「...!」ガクッ

クロウ「おお、すげえ!」

アリスがウォードッグを正確に撃ち抜いていく様子を、凪原もまた見ていた。

凪原「アレが例の不良品ってやつか...。不良品ねぇ...機械には詳しくないけど、うーん...。ま、いいや。任務の障害は排除しないとな」

アリスに照準を合わせたその瞬間彼女がこちらを見たように思えた。気のせいかと思ったが長年傭兵をやってきた中で培った勘が彼に囁いた、避けろ、と。

タタタタン!

凪原「ウグッ...!っと、危なかった...。後もう少しで頭を撃ち抜かれるところだった...」

金子製作所兵「大丈夫ですか?」

凪原「おう。さてさてこのままじゃまずいかなぁ」

金子製作所兵「どうしますか?」

凪原「そろそろ来るはずだよ、援軍がね」

先程凪原達が現れた稜線から再び金子製作所の部隊がやって来た。

曹「凪原のじいさん...なにを苦戦してる?...ケツを拭いてやるとするか」

曹のハンドサインで部隊が準備を始める。

救急キット3個
残り14人
凪原 4/5
曹 5/5
残り3ターン
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン8.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:04:07.58 ID:eF47ZyDBO
とりゃ
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:07:44.43 ID:wW7TeWXg0
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 20:29:31.98 ID:kNfUJRdA0
飯田 コンマ58 倒した
アリス コンマ43 倒した

金子製作所兵「準備できました」

曹「よし、行くぞ」

曹と彼の部隊員はサーフボードのような板に乗りだした。

小隊長「な、何だアレは?!」

飯田「どうしました!?」

小隊長の見ている方向に視線を移すと、そこにはフライングボードに乗りながらこちらへ急襲を仕掛けようとする曹たちが居た。

小隊長「フライングボードの実用化はまだだと聞いているぞ!だってのにどうして!」

ウォルター「スッゲー、人が浮いてる!乗ってみたい!」

クロウ「そんな事言ってる場合か!さっさと撃ち落とせ!」

ズガガガン!

オウルレギオン兵「ちょこまかと!」

曹たち目掛けて射撃するが、彼らは見えない風の波に乗っているかのように自由自在に空中を動き回っており、命中させるのが難しい。

曹「...容易いな」ズガガガン!

オウルレギオン兵「ガハッ!」ドサッ

アミール「奴らを何とかしないと一方的にやられるぞ!」

飯田「...手榴弾だ。爆風で吹き飛ばすんだ!」

クロウ「了解!」ポイッ

ドカ-ン!

金子製作所兵「う、うわぁー!」グラッ

ドスン!

クロウ「おお、いけるぞ!」

救急キット3個
残り12人
凪原 4/5
曹 5/5
残り2ターン
↓1飯田 マガジン7個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン7.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 20:43:21.38 ID:wW7TeWXg0
手榴弾
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 21:28:12.19 ID:PhG83AlOo
S
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 22:02:12.34 ID:kNfUJRdA0
飯田 コンマ38 2人倒した
アリス コンマ19 外した

ポイッ

ドカ-ン!

アリス「この調子なら何とかなりそう!」タタタン!

エルネキア兵「ああ。すぐに航空支援が来るはずだ。それまでもう少しの━━━」

タァ-ン!

エルネキア兵「うっ...!」ドサッ

アミール「スナイパーがいるぞ!」

飯田「どこからだ?!」

クロウ「こんな状況で確認してられるかよ!」

スナイパーの攻撃に混乱しているのは彼らだけではなく、金子製作所とブルーリベリオニスもだった。

凪原「...スナイパーなんか配置したっけか?曹も狙撃手は連れてきてないはずだし」

金子製作所兵「いえ...。ですがブルーリベリオニスが用意したのかも」

凪原「ふむ...」

だがブルーリベリオニスも狙撃手は用意しておらず、金子製作所が配置したのだと思い込んでいた。

ツー「どうだ?」

八咫烏兵「我々だとは気づかれてないようです」

ツー「よし。事がうまく運べば目的も達成できるだろう。続けろ」

八咫烏兵「はっ」

そして狙撃手に苦しんでいる飯田達に更なる厄介事が舞い込んで来た。

ウォルター「ちょちょちょ、あれっ!戦車じゃない?!しかも三五式電磁...なんとかってやつ!」

クロウ「投射砲搭載型戦車、な。やべっ、砲塔がこっち向いてるぞ!」

ドカ-ン!

アミール「ゲホッ...。みんな耐えてくれ、後少しだ!」

救急キット3個
残り11人
凪原 4/5
曹 4/5
戦車 5/5
残り1ターン
↓1飯田 マガジン6個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:07:37.23 ID:bnOhwD520
はい
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:08:03.11 ID:wW7TeWXg0
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 22:55:31.07 ID:kNfUJRdA0
飯田 コンマ23 外した
アリス コンマ11 ゾロ目ボーナスで倒した

エルネキア兵「これが最後のマガジンだ!」

アミール「俺のを使え、まだ予備がある!」

エルネキア兵「助かる!」

タァ-ン!

オウルレギオン兵「グガッ!」ドサッ

ドカ-ン!

エルネキア兵「ウギャアァ!」バタリ

飯田「まずい...!アミール、まだか!」

アミール「もうすぐだ!」

アミールが言葉を言い終えると同時に、大地を震わせるような轟音が空から聞こえてきた。

アリス「あれ見て!F22よ!」

クロウ「騎兵隊の登場だ!」

F22が飯田達の上空を一瞬で通り過ぎたかと思うと、敵がいた場所で爆発が起きた。

↓1凪原
00〜50 死亡
51〜99 生存

↓2曹
00〜50 死亡
51〜99 生存
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:57:46.08 ID:wW7TeWXg0
乱戦乱戦
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:58:31.45 ID:PhG83AlOo
勝ち取りたい
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 22:59:03.29 ID:wW7TeWXg0
無常だ、終盤だなぁ…
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/13(金) 23:23:14.33 ID:kNfUJRdA0
凪原 コンマ08 死亡
曹 コンマ45 死亡

F22が過ぎ去った後の地表は地獄さながらだった。

クロウ「こりゃ酷いな」

ウォルター「悲しいねぇ〜」

アリス「あなた、そんな事微塵も思ってないでしょ...」

アリス達が周囲の偵察を行う一方、飯田はアミールと旧交を温めていた。

アミール「壮健そうで何よりだ」

飯田「そっちもな」

アミール「あの時の2人はどうした?」

飯田「それが...」

アミールにヘクターとシモーヌの事を説明した。

アミール「なるほど...。ま、死んでないだけマシだな」

飯田「ああ。その通りだ」

そんな2人の様子をツーは遠くから双眼鏡で眺めていた。

八咫烏兵「どうしますか?」

ツー「撤退だ。スナイパーだけでどうこうできる状況じゃない」

八咫烏兵「了解です」

ツー「...」

ツーはあれほどの大軍に耐えて見せた飯田の能力に改めて感心しながらその場を去った。

小隊長「飯田、こい!」

飯田「はっ。じゃあな」

アミール「ああ」

飯田は岩棚の陰で司令部に報告を行なっていた小隊長のもとへ移動した。

小隊長「UAVがこの先の山小屋に八咫烏の部隊がいるのを発見した。八咫烏の参戦は想定外の事態であり、任務に支障をきたすと司令部は判断した。そこで我々に彼らの掃討の命が下った」

飯田「成る程」

小隊長「確か道中でツーとかいう奴に襲われたんだったな?」

飯田「はい」

小隊長「おそらくそのツーもそこにいるだろう。だから奴のことを知っている君に行ってもらいたい」

飯田「はっ。とはいえそこまでよく知っているわけではありませんが」

小隊長「構わん。ただでさえイレギュラーな状況なんだ。少しでも奴を知っている者に行ってほしい。大丈夫か?」

飯田「はい。それでは失礼します」

今日はここまで。明日20時ごろ続きやります。
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 23:30:16.16 ID:wW7TeWXg0
乙でした
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/14(土) 20:03:25.25 ID:Gs71johM0
イーグル隊は小隊とは別行動を取り目的の山荘に居た。

飯田「ここに八咫烏がいるらしい」

アリス「少なくとも外には居ないわね。中にいるのかしら」

ウォルター「どっちでもいいけど、さっさと終わらせて小隊と合流しようよ〜」

オウルレギオン兵「だな。どこに敵がいるか分からないし、早いとの終わらせよう」

飯田「ああ、突入するぞ」

救急キット3個
残り6人
ツー 5/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン5.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:16:36.82 ID:Z6Yp7+zi0
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:36:08.51 ID:yy25fdivo
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/14(土) 21:00:54.86 ID:Gs71johM0
飯田 コンマ82 倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ51 倒した

飯田「ブリーチングチャージセット!」

ド-ン!

扉が爆発で吹き飛ぶとともに山荘の中から八咫烏の兵士達が射撃してきた。

アリス「スタングレネード行くわよ!」

ピカッ!

激しい閃光によって銃撃が止んだ僅かな間に部隊は中へと突入する。

オウルレギオン兵「行け行け!」ズガガン!

アリス「どう、ツーは居る?!」タタタン!

飯田「いや、いないな」ダダダダン!

制圧射撃をしながら部屋の中を見回す飯田の頭上で黒い何かが動いた。

ウォルター「上っ!」

飯田「なっ!?」

天井から突然ツーが陽炎を手に、飯田目掛け切り掛かってきた。

ツー「ハァッ!」ブオン!

飯田「っ!」

すんでのところで刃をかわし、蹴りを入れてから胴体に数発撃ち込んだ。

ツー「ぐっ...!」サッ

だが防弾チョッキに阻まれ致命傷とはならなかった。彼はそのまま後退し仲間の八咫烏と合流した。

救急キット3個
残り5人
ツー 4/5
↓1飯田 マガジン4.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:31:08.25 ID:yy25fdivo
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 01:21:30.70 ID:P+PWShLjo
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 14:57:37.42 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ25 外した
アリス コンマ70 倒した

ズガガン!

八咫烏兵「グハッ!」ドサッ

アリス「よし!」

八咫烏兵「クソッタレが!」ダダダン!

飯田「二階にも居るぞ!」

ウォルター「...あいつらは任せて!」

そう言い残しウォルターはフラッシュバンを投擲し、閃光が走った瞬間に飛び出していった。

オウルレギオン兵「あのバカ野郎、またやりやがったな!」

いつもウォルターに振り回され慣れているのか、1人のオウルレギオン兵が彼の後に続いた。

飯田「二階は任せよう、俺たちは一階だ!」

救急キット3個
残り4人
ツー 4/5
↓1飯田 マガジン3.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン3.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:03:34.76 ID:9ouqr2iE0
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:04:08.89 ID:xoBcBMmto
よし
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 15:34:57.24 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ76 倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ89 倒した(マガジン半分消費)

飯田「そこかっ!」タタタタン!

ドサッ

飯田「よし!」

アリス「晃司、左!」

素早く視線を移すと、何か棒切れのようなものが飛んできた。

よく見てみるとそれは陽炎の柄で、顔の数センチ手前程の距離の所で突然レーザーの頭身が現れた。

飯田「時間差で刃をっ...!」サッ

ツー「ちっ!」

ツーは再び陽炎を投げようとしたが、アリスが素早く手元に銃撃を加えた。

ズガガガン!

ツー「うっ...!」

救急キット3個
残り3人
ツー 3/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン3個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:37:53.09 ID:9ouqr2iE0
a
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 15:47:08.64 ID:WynqF1Zd0
はい
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 16:07:06.22 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ09 負傷した
アリス コンマ64 倒した

ツー「ハァッ!」

再び飯田に陽炎が襲い掛かる。

飯田「ちっ!」サッ

飯田は先程と同様冷静に陽炎を躱した。しかし陽炎の刀身が避けた方向に曲がり、飯田の肩に突き刺さった。

飯田「ぐっ...」

アリス「大丈夫!?...このっ!」ダダダダン!

ツー「っ...!」

救急キット3個
残り3人
ツー 2/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン2個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 16:08:42.57 ID:9ouqr2iE0
救急キット
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 16:41:32.27 ID:W6QA13040
c
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 16:59:09.16 ID:GxvW8Nmh0
飯田 治療
アリス コンマ27 外した

飯田「援護を頼む!」

アリス「了解!」

ズガガン!

八咫烏兵「横から回り込む!」

ツー「行け、援護する」

救急キット2個
残り3人
ツー 2/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン1個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 17:03:02.74 ID:xoBcBMmto
b
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 18:58:26.76 ID:WynqF1Zd0
はい
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 19:20:28.27 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ74 マガジン半分消費
アリス コンマ76 マガジン半分消費

八咫烏兵「よし、ここからなら!」

飯田が治療をしている間に八咫烏の兵士が2人回り込んでいた。

飯田「アリス!」

ハンドサインで合図を示すと、アリスは向かい合うようにしゃがむと同時に飯田の背後にいた八咫烏兵を撃ち抜いた。

それと同時に飯田はアリスの肩を支えにしながらもう1人の八咫烏兵に銃弾を正確に叩き込んだ。

ツー「任務は失敗か...!」

救急キット2個
残り1人
ツー 2/5
↓1飯田 マガジン2.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 19:26:19.16 ID:9ouqr2iE0
a
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 21:09:18.62 ID:OvZ84yEXO
とりゃ
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/20(金) 22:29:27.13 ID:GxvW8Nmh0
飯田 コンマ16 外した
アリス コンマ62 倒した

ツー「例え1人になろうとも...令は命なり」

ズガガガン!

アリス「ったく、諦めの悪い!」ダダダダン!

ツー「グガッ...」フラッ

銃弾を喰らい意識が一瞬飛びそうになったツーを見て、飯田は彼のもとへ飛び込んだ。

救急キット2個
残り1人
ツー 1/5
↓1飯田 マガジン1.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:30:36.30 ID:9ouqr2iE0
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:45:47.66 ID:WynqF1Zd0
はい
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:46:01.28 ID:OvZ84yEXO
とう
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/21(土) 00:05:42.64 ID:wGWR4oxZ0
飯田 コンマ30 外した
アリス コンマ66 倒した

飯田は素早くツーの懐に潜り込むと、鳩尾に1発拳を放った。

ツーはそれを受け止めたが、続いて飯田が素早く繰り出した足払いには対応できず転倒した。

飯田「ここまでだ」チャキ

ツー「ふんっ!」

しかしツーは倒れた状態のまま素早く飯田の手から銃を蹴り飛ばした。

飯田「くっ!」

だがツーが動きを見せる前に、アリスが手足に銃撃を放った。

ツー「ウグゥゥ!」

飯田「ようやくだな。さあ、何故俺を狙うのか話してもらおう」

飯田はホルスターから拳銃を抜いて、ツーの頭に照準を合わせた。

ツー「っ...」

だがツーが口を開く前に背後の方から声が聞こえた。

?「そこまでだ」

振り返ってみるとカラスの面をつけた男がアリスの後頭部に銃を突きつけて立っていた。

ツー「と、頭領...」

飯田「くそっ...アリスから離れろ」

?「それは無理な相談だ」

飯田「くっ...。一体何者だ!」

?「まあ、いいだろう」

ため息混じりにそう言うと男は面を外した。

飯田「なっ、あんたは...!」

その素顔には見覚えがあった。だが幼い頃、その顔にたたえていた優しげな雰囲気は消え去っている。

?「久しぶりだな、弟よ」

飯田「元信...兄さん」

元信「感動の再会といきたいところだが、それはまたの機会だ。晃司、お前の持っている本を寄越せ。そしたらこいつは解放してやる」

飯田「...」

↓3まで多数決
1渡す
2渡さない

今日はここまで。
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 00:17:04.10 ID:KJFcr5a80
1渡す

乙でした
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 06:05:38.12 ID:MgoBjQJY0
2 お疲れ様です
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 13:38:55.04 ID:xVIjaG6gO
1で
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 21:27:34.15 ID:lXSzx9Zr0
戦闘じゃなくてよかったなこのコンマ・・・
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/25(水) 20:20:49.04 ID:7spt/LSV0
1 渡す

飯田「ほら」

元信は投げられた本を受け取った。

元信「...。よし、いいだろう。来い、ツー」

ツー「はっ」

ツーは立ち上がると脚を引きずりながら元信の所へ行った。

飯田「さあ、彼女を解放しろ」

元信「勿論だ」

銃口をアリスの後頭部から離すと、元信は彼女を蹴飛ばした。

元信「そうだ、お礼と言っては何だがいいことを教えてやろう。お前が付け狙ってる組織の幹部がオードナにいる」

飯田「オードナに...?いや、それよりも何故奴らの事を知っているんだ」

元信「そんな事はどうでもいいだろ。それよりもオードナだ。そもそも何故あんなチンケな宗教団体がいつまでも海上プラントを占拠できていると思う?」

飯田「さあな。特に対処する必要が無いからでは?」

元信「まあ、それもそうだが。だがそれだけじゃ無い。オードナの遥か下、海底には都市が存在する。その都市は海底にあるという特殊性、機密性、閉鎖性からあらゆる条約、法律の制約を受けない」

飯田「そんな馬鹿な話...」

元信「そう、海底に都市があるなんて事を信じるのは馬鹿みたいな事だ、誰も信じやしない。だからこそ世界中の国がそこにブラックサイトを作った。人体実験、核実験、政治犯の収容、何でもござれだ。そんな都市の一画に例の組織の幹部がいる」

飯田「そしてオードナはその海底都市の玄関口、ということか」

元信「そうだ。海底都市の正確な位置と入り口が記された海図を持っているのはオードナだけだ。だからこそオードナは秘密裏に各国から支援を受け、今日まで存続しているわけだ。という事で、そろそろオサラバだ、海底都市で待ってるぞ」

飯田「ちょっと待っ──」

言葉を遮るようにして元信は催涙ガスグレネードを投げると、忽然とツーとともに姿を消した。

飯田「くそっ...」

アリス「全く嵐みたいな奴だったわね。...本当にお兄さん?」

飯田「ああ、間違いない。だが何故...?」

アリス「まあ、少なくとも八咫烏の人間であるのは確かね」

飯田「だな。...とにかくウォルターと合流してここから出よう」

アリス「そうね」

イーグル隊はその後ウォルターと合流し小隊に復帰、そのまま任務を終えた。
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/25(水) 20:21:48.67 ID:7spt/LSV0
シャングリラ基地に戻った夜、飯田はベッドに倒れ込み、家族について考えていた。

飯田(何故兄さんが八咫烏に...?いや、分かってる。きっと父さんと母さんの仕事に関係してるはずだ。2人は会社員と言っていたが、そんな筈はない。でなければ、あんな事は起き無かった筈だ...)

忘れていたはずの記憶、忘れたかった記憶が蘇る。

父「晃司、ほら飼いたがっていた犬だ。1ヶ月間全ての世話を自分でするんだ。ちゃんとできればその後も飼うことを許してあげるよ」

飯田「本当!?やった、頑張るよ!」

父の言いつけ通り俺は犬の世話を全て1人でこなした。最初はトイレの躾にすら苦労したが、しばらく経つとそれも直ぐに解決した。

気づけば彼は俺にとって1番の友達とも言える存在になっていた。そして遂に1ヶ月が過ぎた日だった。

父「どうやら約束通りきちんと世話ができたみたいだね」

晃司「うん!だからこれからも飼い続けてもいいでしょ?」

父「...」

不気味な沈黙の後、父は犬のリードを木の幹に括り付け、俺に銃を渡した。

飯田「え?」

父「殺せ」

何を言っているのか理解できなかった。だが、父の冷徹な眼を目の当たりにして、銃口を犬に向けた。

飯田「っ...」

引き金に指をかける。手は震え、歯はガチガチと音を立てる。

ダァン!

父「...駄目か」

結局、彼を撃つ事はできず空に向けて弾を放っただけだった。それで精一杯だった。

父「もういい、中に戻りなさい」

飯田「でも...」

父「いいから」

さっきまでと違い、父の眼にはいつもの温厚な雰囲気が戻っていた。そうして俺は家に戻った。
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/25(水) 20:23:12.32 ID:7spt/LSV0
そしてその日の夜運の良いことに、あるいは悪かったのか、トイレに行こうと目が覚めた。

一階に降り、廊下を通ってトイレに向かおうとしていた時、リビングから声が聞こえてきた。

母「どうします、このままじゃ不味いことに...。明日には監査員が来てしまいます」

父「分かってる。...とにかくあの子をどこか遠くにやるしかないだろ」

母「そんな...。でも彼は、あの子はどうするんです?」

父「...。始末するしかない。俺がこの手でやる」

母「そうですか...。それが息子の為だと言うのなら...」

話を聞いて思った、このままじゃ殺される。知らず知らずのうちに俺はキッチンへと向かい包丁を手にしていた。そして気づいた時には...

母「あい...してま...す」

父「強く...生きろ」

血塗れになった両親が目の前で倒れていた。

飯田「はっ...!い、一体何を!そ、そんな!」

そして俺は逃げるように家を出た。その日以来兄には一度も会っていなかった。

飯田「それが今になってどうして...。それにあの本を欲しがった理由は何だ?先駆者の事を何故知っている?」

考えれば考えるほど疑問は頭に浮かんでくる。ふと別れ際の言葉が頭をよぎった。

『海底都市で待ってるぞ』

飯田「そこに行く...そして疑問に答えてもらうとしよう。それに、両親の事も...謝らないとな。謝ってどうこうなる話ではないが...」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/25(水) 20:24:15.44 ID:7spt/LSV0
翌日 局長室

ミラー「オードナ、海底都市、ブラックサイト、ねえ。それが真実だとして何故そこに行く必要が?」

飯田「我が社のためです」

ミラー「というと?」

飯田「まず一つ、国連が今回の戦争に勝利したとしましょう。最初の間は我が社は勝利の立役者として歓迎される事でしょう。ですが時が経つにつれPMCである我が社を排除しようとするはずです」

ミラー「どうかな...。何とも言えないね」

飯田「ですが海底都市のブラックサイト、そこに眠る数々の機密情報をもし我々が握っていれば奴らは我々においそれと手は出せなくなります」

ミラー「まあ、一理あるかな」

飯田「逆に評議会が勝利したとしましょう。勿論我々を排除しようとするでしょう。ですが国家が戦争に敗北したとしても、すぐにその力が弱まるわけではありません。だからこそ、評議会は国家の弱みとなる機密情報を喉から手が出るほど欲しがるはずです」

ミラー「それを取引材料にして戦後の地位を確立する、と。成る程、確かに筋は通ってる。仮に予想通りにならなかったとしても保険にはなるね」

飯田「それではオードナ、及び海底都市への派兵を?」

↓1
00〜30 納得してもらえなかった
31〜99 納得してくれた
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 20:36:12.35 ID:iyA+iglh0
はい
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/25(水) 21:11:18.67 ID:7spt/LSV0
コンマ35 納得してくれた

ミラー「いいでしょう、上にも話を通して任務実行の許可を得ます。では以上で用件は終わりですか?」

飯田「はい、ありがとうございます」

好感度上昇
ミラー 7→7 2/3


2週間後 太平洋

海上を数十ものヘリが隊列を組んで飛行している。オードナを目指すオウルレギオンの部隊である。そしてその中にはイーグル隊の姿もあった。

シモーヌ「復帰して最初の任務がヘリボーンとはね...。もっと楽なのが良かったわ」

アリス「文句言わないの。それより艦隊の連中はちゃんと仕事してくれたかしら?」

飯田「でないと困る。艦砲射撃でプラント上を制圧できてなきゃ墜とされるのは俺たちだ」

シモーヌ「確かにね。でもオードナを私達が勝手に攻撃して国家の連中に怒られないかしら?」

飯田「大丈夫のはずだ。オードナは評議会についたからな。敵の戦力を減らしてやるんだ、感謝こそすれ、非難はされないだろう」

アリス「それにしても海底都市なんて本当にあるのかしら」

飯田「あるはずだ。仮に無かったとしてもオードナは物資を各地のPMCに輸送する際の中継地点になってる、無駄足にはならないだろ。その分守りは固いが」

パイロット「展開地点まで30秒!」

飯田「分かった!」

ヘリコプターのドアを開けてみると、すぐそこにオードナが見えた。

艦隊はきちんと仕事をしたようで、プラント上にある多くの施設から煙が出ていた。

パイロット「よし、行け行け!」

飯田「2人とも、行くぞ!」

イーグル隊を含め、オウルレギオンの部隊がラペリングで降下していく。

飯田「最初の任務は海図の捜索、発見だ」

「「了解」」

↓1
00〜20 敵の大軍と遭遇
21〜80 敵と遭遇
81〜99 海図発見
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 21:16:00.34 ID:vmZiF/f40
a
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/25(水) 21:42:05.23 ID:7spt/LSV0
コンマ34 敵と遭遇

信徒「居たぞ、地獄の使徒だ!我らの楽園を破壊しにやってきたのだ!」

飯田「ちっ、片付けるぞ!」

「「了解!」」

救急キット4個
残り3人
↓1飯田 マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 21:47:57.81 ID:C1rYAhaKo
L
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 21:52:27.72 ID:qaakzECXO
おりゃ
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 22:16:00.24 ID:vmZiF/f40
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/25(水) 23:03:02.64 ID:7spt/LSV0
飯田 コンマ81 マガジン半分消費
アリス コンマ72 マガジン半分消費
シモーヌ コンマ24 外した

ダダダダン!

信徒「グハァ!」ドサッ

信徒「これもまた我らが主の与えし試練なのか...!」

アリス「神に祈ってる暇は無いわよ!」ガガガン!

ドサッ

救急キット4個
残り1人
↓1飯田 マガジン9.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン9.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 23:03:54.10 ID:vmZiF/f40
a
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 23:07:20.92 ID:C1rYAhaKo
o
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/25(水) 23:17:26.18 ID:7spt/LSV0
飯田 コンマ10 負傷した
アリス コンマ92 2人倒した

タタタタタン!

信徒「ウグッ...!」ヨロッ

飯田「良し」

弾は確かに命中した。にも関わらず撃たれた信徒は絶命せずに立ち上がり、飯田の方へと向かった。

信徒「見える、主が見えるぞ!」ズガガガン!

飯田「っ!」

アリス「このっ!」タタタタン!

ドサッ

シモーヌ「隊長、大丈夫?」

飯田「あ、ああ。だが奴はなぜ...?確かに当たったはずだ...」

アリス「...薬物ね。ハイになって痛覚を飛ばしていたんだわ。この先も気をつけたほうがよさそう」

飯田「...だな」

↓1
00〜20 敵の大軍と遭遇
21〜70 敵と遭遇
71〜99 海図発見
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 23:23:20.85 ID:vmZiF/f40
a
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/30(月) 19:55:54.74 ID:OJT4cWo30
コンマ85 海図発見

飯田「なかなか見つからないな...」

アリス「そうね。でも思ったより敵の数が少ないのは嬉しいわ」

シモーヌ「待って、声が聞こえた」

耳を澄ましてみると、廊下の先の部屋から複数の声が聞こえてきた。

信徒「海図がありました!」

教祖「おお、素晴らしい!ささ、早くこの地獄から脱するのだ!」

どうやらここを仕切る教祖と信徒達のようだ。

飯田「見つけたな、行くぞ」

「「了解」」

救急キット4個
残り3人
教祖 3/3
↓1飯田 マガジン9.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療

↓2アリス マガジン9個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 20:01:20.84 ID:HIjSAX7+0
a
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 20:15:52.88 ID:HLlhhHoS0
はい
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 20:25:55.89 ID:7GMxs8AJO
とう
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/30(月) 20:56:15.79 ID:OJT4cWo30
飯田 コンマ84 マガジン半分消費
アリス コンマ88 ゾロ目ボーナスで2人倒した
シモーヌ コンマ89 2人倒した

飯田「突入」

合図とともに3人は部屋の中に滑り込んだ。

信徒「だ、だれ──」

銃撃させる暇も与えず入り口付近にいた信徒を撃ち殺す。

それに続きシモーヌが教祖の横にいた信徒を排除。

教祖「地獄からの使者か!我が主の──」

御託は要らないと言わんばかりにアリスがワンマガジンを教祖に叩き込んだ。

飯田「クリア」

教祖が握りしめていた海図を確認する。

飯田「あったぞ。もうここに用はない、撤退だ。艦隊に戻るぞ」

「「了解」」

↓1
00〜20 敵の大軍と遭遇
21〜70 敵と遭遇
71〜99 撤退成功
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 20:58:24.44 ID:HIjSAX7+0
治療忘れてた、危ない
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/30(月) 21:30:12.70 ID:OJT4cWo30
コンマ44 ゾロ目ボーナスで撤退成功

予想以上に艦隊が仕事をしていたようで、イーグル隊は難無く撤退用のヘリに搭乗することができた。

シモーヌ「あっけなかったわね」

飯田「ああ。だがここからが本番だ。海底都市に乗り込むはずだ」

その後イーグル隊は艦隊までヘリで帰還し、海図を指揮官に渡した。

解析が済むとオウルレギオンの部隊は、付近に待機させてあった潜水艇に搭乗、海底都市へと向かった。

イーグル隊の乗り込んだ潜水艦は後続部隊という役回りだったため、都市の入り口はすでにオウルレギオンが確保、今は機密情報の奪取に動いていた。

アリス「す、凄いわ...。ガラスの外を魚が泳いでる」

シモーヌ「これはなかなか...壮観ね」

飯田「観光に来たんじゃないぞ」

シモーヌ「それは勿論承知よ。私達も機密情報を捜索する...のじゃなくて」

飯田「ああ、先駆者を始末しに行く。まあ、元信兄さんの話が本当なら、だが」

アリス「兎にも角にも進みましょう」

飯田「だな」

救急キット4個
残り4人
↓1飯田 マガジン9個 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する

↓2アリス マガジン8個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 13発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 21:48:56.92 ID:HIjSAX7+0
治療
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 22:03:56.70 ID:RCS9+71wo
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 22:04:15.26 ID:HLlhhHoS0
はい
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/30(月) 22:17:30.89 ID:OJT4cWo30
飯田 治療
アリス コンマ70 倒した
シモーヌ コンマ26 外した

アリス「とは言ったものの、奴らがどこに居るのか全然分からないわ」

飯田「だな。...っ」

シモーヌ「痛むの?だから手当てしたらって潜水艦で言ったのに。ほら、これ使って」

飯田「ああ」

シモーヌから救急キットを受け取り治療を始めた時、路地裏から声が聞こえてきた。

先駆者「脱出の準備は?」

先駆者「進んでる。すぐにでもゲオル隊長はここから出られるだろう」

シモーヌ「早速発見ね。隊長はそこで手当てしてて」

アリスとシモーヌはアイコンタクトを取ると路地裏に居た2人の兵士を撃ち殺そうとした。しかし

先駆者「ん?...敵だ!」

先に向こうの兵士がこちらに気づいた。そのせいかシモーヌは狙いを外してしまった。

シモーヌ「ちっ!」

救急キット3個
残り3人
↓1飯田 マガジン9個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン7個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 22:29:46.25 ID:HIjSAX7+0
a
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 23:05:16.55 ID:eqiuKa6rO
おりゃ
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 12:31:32.45 ID:LkDjaOtyo
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/03(金) 20:06:47.12 ID:zrb/NYr90
飯田 コンマ25 外した
アリス コンマ55 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
シモーヌ コンマ45 倒した

先駆者「どうした!?」

銃声を聞きつけて路地裏に面していたビルから兵士が2人出てきた。

飯田「増援か!」タタタタタン!

先駆者「グハッ!」ドサッ

先駆者「クソッ、さっさと始末するぞ!」

先駆者「ああ!」

そう言うと2人はゴミ収集箱を盾にしつつ、それを押しながらジリジリと前進しようとした。

飯田「ちっ、これじゃ狙えないぞ。幅が狭いから回り込むことも無理だ」

シモーヌ「任せて」

彼女は息を吸って集中すると、僅かにはみ出していた兵士の足を撃った。

ドサッ

先駆者「大丈夫か!」

救急キット3個
残り1人
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 11発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 20:09:13.59 ID:Wx254oHSo
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 20:40:34.94 ID:fb7QA45P0
a
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 20:47:10.42 ID:kv0fVGcGo
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/03(金) 20:59:18.30 ID:zrb/NYr90
飯田 コンマ59 倒した

隙を逃さず飯田は素早く前進、ゴミ箱を飛び越えながら兵士を始末した。

飯田「クリア。確か奴らはこの建物から出てきたな...。中に入るぞ」

「「了解」」

救急キット3個
残り5人
↓1飯田 マガジン7個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 11発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 21:00:16.74 ID:fb7QA45P0
a
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 21:12:49.74 ID:kv0fVGcGo
b
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 21:18:14.64 ID:6LclZ6SdO
おりゃ
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/03(金) 21:42:23.10 ID:zrb/NYr90
飯田 コンマ74 マガジン半分消費
アリス コンマ74 マガジン半分消費
シモーヌ コンマ64 倒した

建物内を捜索していると会議室の様なところに辿り着いた。

長机の上には大量の資料、そして壁には顔写真が貼ってあった。

飯田「これはいったい...」

アリス「見て、この写真の人物。紅海沿岸の任務の際に死亡したサウジアラビアの将軍よ」

飯田「みたいだな。こっちはアメリカの国防長官だな。そういえば先日死亡したとニュースを聞いたが...死因は病だったはずだ」

それ以外にも各国の重要人物の写真が数多く貼ってあったが、すべて顔にチェックが付けられていた。

飯田「まさか、これら全員を既に始末したのか?...そっちの資料はどうだ?」

シモーヌ「各人物の詳細な情報がリストアップされてるみたいね」

飯田「なるほど...」

突然、部屋の中にグレネードが投げ込まれた。

飯田「伏せろっ!」

ドカ-ン!

先駆者「ゴーゴーゴー!」

ズガガガン!

アリス「奴らよっ!」ガガガン!

シモーヌ「待ち伏せされてたみたいね...!」ダァン!

ドサッ

飯田「片付けるぞ!」

救急キット3個
残り2人
↓1飯田 マガジン6.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 10発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 21:46:47.95 ID:fb7QA45P0
a
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/03(金) 23:07:38.10 ID:fb7QA45P0
a
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 01:42:58.14 ID:bAXPXe7h0
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 16:06:03.05 ID:p6JUmO/d0
飯田 コンマ95 2人倒した

先駆者「...」サッ

兵士はハンドサインで合図を送ると、イーグル隊に向けて制圧射撃を始めた。

飯田「っ、顔を出せない...!」

シモーヌ「でも何とかしないとね...」

アリス「そうね──」

ズガガガン!

アリス「ぐっ!」

音もなく忍び寄っていたもう1人の兵士が、側面からイーグル隊に銃火を浴びせる。

飯田「っ!」カチャ ダダダン!

先駆者「ガハッ...!」

息のつく間も無く、前方にいた兵士がもう目の前まで来ていた。

先駆者「死ねぇ!」カチャ

だが相手よりも早く飯田がハンドガンをホルスターから抜き、引き金を引いた。

ドサッ

アリス「た、助かった...」

シモーヌ「流石ね隊長」

飯田「...。この先も気をつけたほうがいい。どうやらここにいる部隊は先駆者の中でもかなりの手練れのようだ」

シモーヌ「そうね。さあ、進みましょう」

イーグル隊はその後度々迫り来る先駆者の部隊を退けながら奥へと進み、やがて潜水艇の発着場にたどり着いた。

先駆者「隊長、間も無く準備が整います」

ゲオル「分かった」

隊長と呼ばれた男は目を見張るほどの巨躯であった。彼なら成人男性でも軽々持ち上げられるだろう。

ゲオル「侵入者は?」

先駆者「先程フェニックスとの連絡が途絶えました。おそらくすぐそこまで迫っているかと」

ゲオル「分かった。各自戦闘態勢にいつでも入れるようにしておけ」

先駆者「はっ」

イーグル隊はその様子を物陰から見ていた。

飯田「隊長...きっと奴が幹部だな。始末するぞ」

「「了解」」

救急キット3個
潜水艇の準備完了まで残り6ターン
残り4人
ゲオル 5/5
↓1飯田 マガジン5.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 10発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 16:09:12.24 ID:IrCtE83R0
c
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 16:12:48.82 ID:Uy0ljoVyo
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 16:13:13.30 ID:+ePCSWf80
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 16:25:11.27 ID:p6JUmO/d0
飯田 コンマ24 外した
アリス コンマ82 マガジン半分消費
シモーヌ コンマ30 外した

飯田「よし、アリスは右から、シモーヌは左からだ」

「「了解」」

作戦通り2人が左右に展開しようとした時、背後に気配を感じた。

先駆者「動くな」

飯田「っ!」

先駆者「隊長、侵入者を発見しました!」

ゲオル「連れて来い!」

兵士に後ろから銃で押された。進めということだろう。

飯田「くそっ」

だが次の瞬間、アリスが素早く背後の兵士から銃を奪い始末した。

それと同時に飯田とシモーヌは弾をばらまき、牽制しながら何とか遮蔽物に身を隠した。

ゲオル「ええい!奴らはここで始末する!」

「「了解」」

救急キット3個
潜水艇の準備完了まで残り5ターン
残り3人
ゲオル 5/5
↓1飯田 マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン5.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 9発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 16:25:42.64 ID:+ePCSWf80
a
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 16:27:48.29 ID:i2Mcz8/9O
とう
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 16:28:09.98 ID:Uy0ljoVyo
F
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 16:38:23.91 ID:p6JUmO/d0
飯田 コンマ64 倒した
アリス コンマ29 外した
シモーヌ コンマ98 1発で2人倒した

ゲオル「回り込め!」

先駆者「了解!」

ゲオルは左手でバリスティックシールドを、右手にショットガンを持ちながら距離を詰めてくる。

そしてターゲットが彼に集中している隙に他の兵士は側面へと回り込んでいた。

先駆者「もらった!」カチャ

飯田「甘いっ!」ズガガン!

ドサッ

ゲオル「お前の相手は俺だ!」ズガァン!

飯田「ちっ!」

アリス「片手でショットガンをぶっ放すとか、どんな筋肉してんのよ!」

アリスの戸惑いをよそにシモーヌは神経を研ぎ澄まし、盾からわずかにはみ出していたゲオルの横腹を撃ち抜いた。

ゲオル「ぐっ...!ウォォォ!」ズガァン!

救急キット3個
潜水艇の準備完了まで残り4ターン
残り2人
ゲオル 3/5
↓1飯田 マガジン3.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 8発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 16:43:09.89 ID:+ePCSWf80
手榴弾
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 19:51:27.42 ID:qN31uuoaO
とう
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 20:03:07.87 ID:XPwnDfdxo
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 20:57:29.26 ID:p6JUmO/d0
飯田 コンマ89 3人倒した
アリス コンマ42 倒した

ダダダン!

先駆者「ぐっ!隊長...すいま...せん」ドサッ

ゲオル「ええい!」ズガァン!

アリス「これじゃ近づけない!」

シモーヌ「その上、あいつの着てるボディアーマー、かなり頑丈みたいね」

飯田「...シモーヌ、奴の目を潰せるか?」

彼女は少し思案した後、頷いた。

飯田「よし、合図で頼む」

ゲオル「いつまでも隠れてはいられないぞ!」ズガァン!

飯田「今だ!」

合図と同時に、シモーヌはバリスティックシールドの覗き窓になっている防弾ガラスの部分に連続で弾を叩き込んだ。

ゲオル「ちっ!」

飯田は素早くゲオルの元に駆け寄るとスライディングをして通り過ぎると同時に、腰のベルト部分に手榴弾を挟み込んだ。

ゲオル「っ!ウガァァァァァァ!」

その事に気づいたゲオルは盾を投げ捨て飯田の元へと駆け寄ろうとした。

アリス「させないっ!」

しかし背後からアリスに銃撃され足が止まった。

ドカ-ン!

飯田「ゲホッ、ゲホッ!」

煙が晴れると、そこには両脚を失ったゲオルがうつ伏せに倒れていた。

ゲオル「ガ....グ」

アリス「こいつ、まだ生きてる」

飯田「おい、司令部はどこにあるんだ」

ゲオル「誰が...話す...か」

飯田「...」

ゲオル「邪魔者は...ほとんど消した。これ...からは、我々が...世界を導く」

譫言のように呟くゲオルをよそに、シモーヌは彼の左腕を探っていた。

シモーヌ「あった。タトゥーに、鳩のマークのドッグタグ」

ゲオル「ふふ...世界は...へい...わ...に」ガクッ

飯田「...手がかりも何もなし、か」

アリス「でも、少なくも奴らの戦闘部隊は潰したわけね」

飯田「ああ。よし、あたりに何かないか捜索だ」
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 20:58:48.73 ID:p6JUmO/d0
3人が行動を開始しようとした時だった。

元信「一息ついているところ悪いが、俺を忘れてるんじゃないか?」

飯田「...兄さん」

元信「それじゃあ死ね」

飯田「待て!...兄さんが俺を恨んでるのは分かる。でも何故八咫烏に?」

元信「まあ...いいだろう。それは両親の仕事に関係がある。お前も流石に気づいてただろ、2人は会社員なんかじゃない」

飯田「ああ...」

元信「2人は八咫烏の裏組織の一員だった」

飯田「裏組織?」

元信「ああ。天皇陛下のみが指揮権を持つ極秘の組織、もちろん政府もその存在を知らない」

飯田「天皇の私兵が存在する、だと!?」

元信「そうだ。そして両親、いや、我が一族は代々その組織の頭領を務めてきた。だから俺がその跡を継いだ。そういう訳だ。じゃあお喋りはここまでだ」

飯田「待っ──」

ダァン!

弾丸は頬をかすめた。

元信「さあ、死ね」

飯田「ちっ、応戦だ!」

「「了解」」

救急キット3個
元信 7/7
↓1飯田 マガジン3.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン3.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 8発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 20:59:41.85 ID:Uy0ljoVyo
v
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 21:01:23.29 ID:ktKo8QSlO
とう
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 21:02:09.21 ID:+ePCSWf80
a
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 21:20:12.13 ID:p6JUmO/d0
飯田 コンマ85 マガジン半分消費
アリス コンマ29 外した
シモーヌ コンマ21 外した

元信「全員殺してやる!お前から全てを奪う!」

そう叫ぶと元信はマシンピストルをそれぞれ両手に持ち、弾をばら撒き始めた。

飯田「隠れろっ!」

アリス「このっ!」ダダダダン!

弾は確かに元信の元へと飛んでいったが、当たると思った寸前弾の軌道が曲がった。

アリス「な、何あれ!?」

よく見てみると、元信の横に小さなドローンが飛んでいた。

シモーヌ「あれは...電磁シールドを搭載したドローンね」

飯田「厄介だな...」

シモーヌ「とは言えバッテリーには限界があるはず。それに背後は守れない」

飯田「後は...」

ダダダダン!

飯田は元信の頭上にあった照明を狙い撃ち、ガラスが元信の頭上に降り注いだ。

元信「ぐっ...!」

救急キット3個
元信 6/7
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン2.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 7発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 21:28:32.68 ID:+ePCSWf80
a
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 21:29:41.17 ID:Uy0ljoVyo
N
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 21:33:53.60 ID:ktKo8QSlO
とう
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 21:51:24.62 ID:p6JUmO/d0
飯田 コンマ68 倒した
アリス コンマ17 負傷した
シモーヌ コンマ60 倒した

ズガガン!

元信「グガッ...!やるな、晃司!」

ダダダダン!

飯田「誰か回り込んでくれ!」

アリス「私が行く」

シモーヌ「なら、援護するわ」

飯田とシモーヌが元信を釘付けにしている間に、アリスが横へと回り込んだ。

アリス「ここからなら...」

すると突然ドローンが電磁シールドを停止しアリスに近付いたと思うと、折り畳まれていた小さな機銃が出てきた。

ダダダダン!

アリス「ウグッ!」

元信「俺が気づかないとでも思ったのか!?」

救急キット3個
元信 4/7
↓1飯田 マガジン2個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン2.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 6発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:02:38.50 ID:+ePCSWf80
a
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:10:06.89 ID:ktKo8QSlO
治療
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:11:04.14 ID:Uy0ljoVyo
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 22:27:59.41 ID:p6JUmO/d0
飯田 コンマ50 倒した
アリス 治療
シモーヌ コンマ14 負傷した

飯田「アリス!」ズガガガン!

元信「っ!」

アリスは元信が被弾した隙に、素早く後退しそのまま治療を始めた。

ダダダダン!

カチッ

元信「ちっ!弾切れか!」

元信は両手のマシンピストルを投げ捨て、近くに立てかけておいたスナイパーライフルに手を伸ばした。

シモーヌ「取らせないっ!」カチャ

ダァン!

だが元信はそれをローリングで避け、スナイパーライフルを手に取ると素早くシモーヌに狙いを合わせた。

ダァン!

シモーヌ「きゃっ!」

救急キット2個
元信 3/7
↓1飯田 マガジン1個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン2.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 6発 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
又は治療
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:28:48.16 ID:Uy0ljoVyo
7
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:53:09.59 ID:TZlCsHn/o
きびしいな
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:30:04.16 ID:ktKo8QSlO
おりゃ
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:31:49.73 ID:ktKo8QSlO
すまぬ…
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:34:31.48 ID:Uy0ljoVyo
いや俺も三連続で負傷引いてるから…
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:45:44.78 ID:+ePCSWf80
20%は何回かやってれば当たるよ、仕方ない
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/05(日) 23:51:25.07 ID:p6JUmO/d0
飯田 コンマ16 負傷した
アリス コンマ59 倒した
シモーヌ コンマ16 死亡判定

飯田「シモーヌ!」

元信「仲良くあの世にいけぇ!」ポイッ

飯田は急いでシモーヌを庇おうとしたが、あと僅かのところで間に合わずグレネードが爆発した。

飯田「ぐっ...くそっ!シモーヌ!?」

額から血が出ているのも無視してシモーヌに声をかける。

シモーヌ「...」

アリス「なっ、よくも!」ダダダン!

元信「グフッ!」

↓1
00〜10死亡
11〜30一命は取り留めたものの戦闘には参加できず
31以上軽傷だった

今日はここまで。
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 23:56:43.17 ID:+ePCSWf80
乙でした
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/07(火) 20:11:27.61 ID:2edha75g0
コンマ17 一命は取り留めたものの戦闘不可

飯田「大丈夫か!?」

シモーヌ「うう...なん、とか。でも...ごめんなさい、動けないわ」

血液が腹部から溢れ出す中彼女は振り絞った声で返事した。

飯田「良かった。ほら、これで傷口を抑えてろ。片付いたらすぐに治療してやるからな」

そう言いながら傷口を確かめていると、弾が顔の横を掠めた。

元信「まだ戦いは終わってない、お前を殺すまでは終わらない!」

救急キット2個
元信 2/7
↓1飯田 マガジン1個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する

↓2アリス マガジン1.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 20:12:05.70 ID:nIaRnJA8o
治療
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 20:17:14.40 ID:chKWACse0
良かった、このミッション後に復帰かな?
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/07(火) 20:30:09.60 ID:2edha75g0
>>527 そうです。

飯田 治療
アリス コンマ40 外した

飯田「兄さん...!」カチャ

アリス「待って、血が出てる。治療した方がいい、援護するわ」

飯田「...分かった」

返事を聞いたアリスは元信目掛けて射撃を開始した。

元信「ちっ!」サッ

救急キット1個
元信 2/7
↓1飯田 マガジン1個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜20負傷した
11〜60外した
61〜90倒した
91〜992人倒した
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 20:32:07.55 ID:hLDHn8s4O
とう
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 20:35:41.96 ID:chKWACse0
a
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/07(火) 21:17:39.15 ID:2edha75g0
飯田 コンマ55 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
アリス コンマ96 2人倒した

ズガガガン!

ボスン!

元信「ちっ!」

アリス「やった、あいつのドローンを破壊したわ!」

飯田「よくやった!」

カチッ

元信「くそったれ!」

どうやらスナイパーライフルの弾も尽きたようだ。

飯田「もうやめてくれ!」

元信「黙れ黙れ黙れぇ!」ポイッ

スモークグレネードによって視界がかき消されていく。

アリス「奴はどこ!?」

飯田「分からない...」

数秒の間、静けさがその場を支配していた。

ガタン!

飯田「そこだ!」ガガガン!

元信「っ...!」

彼は血を滴らせながら、煙の中から滑り出し飯田の元へと接近し、そのまま地面に押し倒して首元にナイフを当てた。

元信「これで終わりだ...」

ひんやりと冷たい感触がする。元信があと少し力を入れるだけで飯田の首は掻き切られる、そんな時誰かの声が聞こえた。

ツー「そこまでです、頭領」

元信の側頭部に銃口を合わせ、ツーが警告する。

元信「ツー...?邪魔をするな!」

ツー「いい加減にしてください!...これはもう任務の範疇を超えています!陛下の家系の手がかりはもう手に入れたはずです!」

元信「うるさい!俺はこいつを殺さないとまた全てを失う!」

飯田「い、一体...何のことだ?」

お前は喋るなとばかりに、元信はナイフにより力を込める。

元信「お前を殺さないと俺は頭領を辞めさせられる、そうに違いない!」

飯田「な、何故?」

元信「元々はお前が頭領になるはずだったからだ!昔からお前は俺より優秀だった...。陛下はお前が生きていることを知ってしまった!きっと俺は...」
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/07(火) 21:18:57.32 ID:2edha75g0
ツー「そんな筈はありません!今の貴方は冷静さを失っている!」

元信「冷静...?」

彼は少し笑みを浮かべながら、部屋中に響き渡る高笑いをした。

元信「こいつを前にして冷静でいられる訳がない!」

飯田「兄さん...父さんと母さんの事は──」

元信「それだけじゃない!お前のせいで俺がどんな目にあったか分かるか!?」

飯田は兄の瞳に燃え盛る憎悪の炎が宿っているように見えた。

元信「確かに我が一族は代々頭領を務めてきた。だがそれはあくまで実力に裏打ちされたものだ。だが、当時の頭領候補のお前は消え、両親の後ろ盾をも俺は失った。...どうなったと思う?」

飯田は何も答えることができなかった。

元信「俺を襲ってきた。頭領になりたい他の家がな。その中には...」

彼は何かを思い出し、苦虫を噛み潰したような顔になった。

元信「その中には俺の親友もいた、恋人も。だが...俺は全員この手で殺した。...生き残る為に。そして頭領の座を勝ち取った」

飯田「兄さん...」

元信「だから!...俺は唯一勝ち取ったものを失わない為に、お前を殺す!そうじゃなきゃ...俺は...一体何の為に...」

飯田「...」

↓3まで多数決
1「本当にすまない...」
2「やめろ...これ以上は本当に全てを失うぞ」
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 21:24:42.32 ID:chKWACse0
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 21:51:53.57 ID:hLDHn8s4O
2
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/07(火) 22:02:41.17 ID:2edha75g0
2

飯田「やめろ...これ以上は本当に全てを失うぞ」

ツー「その通りです、頭領には我々が居るじゃないですか!部下は皆貴方を慕っています!分かっている筈でしょう...?」

元信「クソッ...」

↓1
61以上で説得成功
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 22:21:40.70 ID:chKWACse0
a
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/07(火) 23:04:55.25 ID:2edha75g0
コンマ70 説得成功

元信「...ちっ。分かった」

飯田の首筋から冷たい感触が消える。

元信「お前を許す訳じゃない。だが俺から何も奪わないのなら、俺も何もしない」

飯田「ああ...勿論だ」

ツー「さあ頭領、戻りましょう。陛下が待っています。勿論皆も」

元信「そうだな...。そうだ、一応お前に言っておこう。救いどころか、より自らを恨む事になるかもしれないが知らないよりはマシだろう」

彼はシモーヌの手当てをしている飯田に言った。

元信「あの日の夜、両親が殺すと言っていたのはお前じゃない」

飯田「な...に?」

頭が真っ白になる。

元信「俺も後で監視カメラの記録を見たんだが、まあ、あの言い方じゃ無理もないかもしれないな」

飯田「一体...どういう事だ?」

元信「あれは犬の事だ。あの時、ちょうど俺は両親に言われてその犬を連れてこようとしてたんだ」

『そんな...。でも彼は、あの子はどうするんです?』

『...。始末するしかない。俺がこの手でやる』

『そうですか...。それが息子の為だと言うのなら...』

理解が追いつかない。それなら自分は誤解で親を...。

元信「...じゃあな。できればお前とは2度と会いたくない」

そう言い残し彼はツーと共に姿を消した。

飯田「俺は...俺は...」

家族で過ごした楽しい記憶がフラッシュバックする。そんな日々を壊したのは自分の勝手な勘違い?

アリス「晃司!」

真っ暗になっていた視界が、彼女の一声で光を取り戻す。

アリス「確かにショックだと思うわ。でも今はシモーヌを早く運ばないと」

飯田「あ、ああ」

そうして2人は負傷したシモーヌを運んで海底都市から退去した。

今日はここまで。
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 23:06:05.59 ID:chKWACse0
乙でした
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/12(日) 20:23:43.80 ID:4O0yjLpM0
ちょっと忙しくて更新できませんでした。
明日の夜やります、多分20時くらい。
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 20:40:26.77 ID:n5kSgnZn0
了解ー
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/13(月) 20:07:22.36 ID:YgHqxWMT0
undefined
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/13(月) 20:07:59.91 ID:YgHqxWMT0
タミア共和国 バー「ウルフパック」にて

飯田「2人ともわざわざ俺のために済まない」

アリス「別にいいのよ」

シモーヌ「ずっとあんな状態だとこっちも困るしね」

飯田「本当にすまない。何とか...割り切ろうとはしているんだが」

アリス「幸い時間はたっぷりあるわ。ゆっくり解決しましょう」

飯田「そうだな...」

2日前 シャングリラ基地 

アリス「晃司、そろそろ食事の時間だけど?」

扉越しにアリスが話しかける。

飯田「...悪い、今日も遠慮しておくよ」

アリス「そう...」

海底基地での作戦が終わってからというもの、飯田はずっと自室に篭りっぱなしだった。

シモーヌ「よほど家族のことが堪えてるみたいね」

アリス「そうね...。そうだ、私にいい考えがあるわ」

シモーヌ「本当?...戦場じゃ頼りになるけど、こういう時に貴方が言ういい考えって大体当てにならないのよね」

アリス「ちょっと!と、とにかく局長室に行くわよ」
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/13(月) 20:08:41.59 ID:YgHqxWMT0
局長室

ミラー「なるほど...確かにそれは深刻ですね」

アリス「はい。なので我々イーグル隊に休暇をいただけないかと」

ミラー「そうですね...。ま、いいでしょう。今回の戦争も休戦になり、余裕ができましたからね」

アリス「有難うございます!」

シモーヌ「関係ないことですが、少し質問しても?」

ミラー「どうぞ」

シモーヌ「今回の休戦...おかしいですよね?」

ミラー「そうだね。今回どちらの勢力も戦略的に優位に立った訳でもなく、また戦闘が継続できないほど疲弊した訳でもない。何があったかは分からないけど、裏があるのは間違い無いと思うよ」

シモーヌ「そうですか...ありがとうございます」

ミラー「いえいえ。それじゃあ休暇を楽しんで」

「「はっ」」

敬礼をした後2人は部屋から出て、飯田の元まで向かった。その道すがらシモーヌが口を開いた。

シモーヌ「やっぱり今回の休戦には先駆者が一枚噛んでるでしょうね」

アリス「ええ。でも何故?」

シモーヌ「ゲオルが言ってたことを信じるなら彼らにとっての邪魔者を消し終えたから、かしら」

アリス「じゃあその為だけにこの戦争を起こしたの?」

シモーヌ「普通なら有り得ない。けど私達は今までに何度も有り得ないものを見てきたはずよ。奴らならやりかねない」

アリス「...そうね。ま、今は晃司を何とかしないと」

シモーヌ「賛成よ」
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/13(月) 20:09:43.46 ID:YgHqxWMT0
現在

アリス「じゃあそろそろカジノでも行かない?貯めに貯めた給料をパーっと使うのよ」

シモーヌ「破産しない程度にね」

アリス「それは勿論!」

飯田「ふっ、じゃあ行くか」

席を立とうとした時、殺気を感じた。

飯田「2人共、気づいたか?」

アリス「ええ、私の後ろのテーブルで飲んでる2人」

シモーヌ「後、入り口で喋ってる3人ね」

飯田「ああ。とにかく店を出よう」

救急キット5個
残り5人
↓1飯田 マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 20:17:35.64 ID:xgsWv1SL0
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 20:31:45.13 ID:02N+iCYfo
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 20:41:50.52 ID:Tj7L8EuqO
とう
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/13(月) 21:08:42.92 ID:YgHqxWMT0
飯田 コンマ64 倒した
アリス コンマ13 外した
シモーヌ コンマ52 倒した

飯田「じゃあ行くぞ」

そうして席を立った時、入口の3人が懐から拳銃を取り出そうとしているのが見えた。

イーグル隊の3人も素早く銃をホルスターから抜いた。

ダン!

カリギュラセキュリティ兵「グワッ!」ドサッ

カリギュラセキュリティ兵「クソッ、殺せ!」ダン!ダン!

アリス「2人共、こっち!」

気づけばアリスはカウンターの後ろに身を隠していた。飯田とシモーヌも牽制しながら移動する。

マスター「全く、ウチじゃ喧嘩は禁止なんだが...」

飯田「す、すまない」

トリプランドカンパニー兵「ちっ!カリギュラ共より先に始末するぞ!」

トリプランドカンパニー兵「ああ!俺がすぐに──」

兵士は様子を伺おうと、倒したテーブルから頭を覗かせたがシモーヌに撃ち抜かれた。

トリプランドカンパニー兵「クソッ!」

救急キット5個
残り3人
↓1飯田 マガジン9個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン9個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 21:09:30.93 ID:xgsWv1SL0
a
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 21:10:53.25 ID:Tj7L8EuqO
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 21:11:37.06 ID:bGZUR4oEo
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/13(月) 21:27:08.72 ID:YgHqxWMT0
飯田 コンマ93 2人倒した
アリス コンマ25 外した
シモーヌ コンマ06 負傷した

飯田「っ、この!」ダン!ダン!

飯田の的確な射撃であっという間にカリギュラセキュリティの2人は息絶えた。

シモーヌ「後は1人だけね...早く頭を出しなさい」

トリプランドカンパニー兵「このままじゃ俺も死んじまう...!何とか数を減らさないと」

すると兵士はそばにあったガラスの破片を手にとり、反射で様子を伺った。

トリプランドカンパニー兵「よし...この辺りか」ダン!

シモーヌ「ウグッ...!」

救急キット5個
残り1人
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 21:27:58.10 ID:xgsWv1SL0
a
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 21:29:40.47 ID:bGZUR4oEo
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/13(月) 21:42:20.43 ID:YgHqxWMT0
飯田 コンマ10 負傷した
アリス コンマ47 倒した

飯田「シモーヌ!」

トリプランドカンパニー兵「よそ見してる暇はないぜ!」ダン!

飯田「クソッ...」

アリス「そっちもね」

気づけば兵士の側頭部に銃口が当たっていた。

トリプランドカンパニー兵「い、いつのま──」

ダン!

トリプランドカンパニー兵「グワァァ!」

だがアリスは頭から狙いを外し、足を撃ち抜いた。

トリプランドカンパニー兵「クソッタレがぁ!」

アリス「大丈夫、2人共?」

飯田「ああ」

シモーヌ「かすり傷よ」

アリス「良かった。さあ、教えて。何故私達を?」

トリプランドカンパニー兵「クソッ!言ったら見逃してくれるのか?」

アリス「さあ?どうする、晃司?」

↓3まで多数決
1見逃す
2見逃さない
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 21:51:19.48 ID:xgsWv1SL0
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:48:31.91 ID:QeCcEroK0
1
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/16(木) 19:43:21.41 ID:7O/8IUVe0
1 見逃す

飯田「いいだろう、これは契約だ。依頼は情報提供、報酬はお前の自由。どうだ?」

トリプランドカンパニー兵「...分かった。評議会がお前達に懸賞金をかけた、一生遊んで暮らせるくらいのな」

アリス「評議会が?理由は?」

トリプランドカンパニー兵「詳しくは述べられてなかったが、評議会に対する重大な反逆だとさ」

飯田「懸賞金...」

シモーヌ「それは私達だけ?それともオウルレギオン全体に?」

トリプランドカンパニー兵「お前達だけだ。きな臭いとは思ったが、金が貰えるなら文句はねぇ」

飯田「成る程な。十中八九奴らの仕業だな」

アリス「そうね。とにかく今は基地に戻った方がいいかも」

シモーヌ「いえ...それもよした方がいいと思う。懸賞金目当てに襲ってくる奴がいても不思議じゃない」

飯田「ならどうする?」

シモーヌ「私の友人のとこに身を隠しましょう」

アリス「ブラックマーケットの元締めをしてる?」

シモーヌ「ええ。彼女のとこなら安全よ」

飯田「なら、そこに向かうとしよう」

シモーヌ「じゃあ連絡するからちょっと待ってて」

シモーヌはトリプランドカンパニーの兵士から携帯を借りた。

アリス「何で自分のを使わないの?」

シモーヌ「本当、貴方って少し抜けてるわよね。決まってるでしょ、追跡防止よ。ほら2人も携帯は捨てといてね」

2人はシモーヌのアドバイスに従って携帯を投げ捨てた。数分後、ようやく電話が終わったようでシモーヌがこちらを見た。

シモーヌ「決まりよ。ここトルベルクタウンの郊外に飛行機を送るって」

飯田「なら、そこまで行こう」

アリス「ちょっと2人共、治療はしなくていいの?」

↓3まで多数決
1治療する
2治療しない
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 19:54:27.38 ID:fwhsPR3n0
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/16(木) 20:20:05.90 ID:7O/8IUVe0
来ないのでやります。
1治療する

飯田とシモーヌが治療を終え、3人が装備を確認し店から出て行こうとした時、マスターが声をかけてきた。

マスター「おい」

飯田「なんだ?」

もしものことを考えてホルスターに手を伸ばす。

マスター「代金、貰ってないぞ」

飯田「え?あ、すまない、ほら」

マスター「どうも。またのご来店を」

飯田「あ、ああ」

3人はきちんと代金を払い店から出て、郊外に向かう為大通りに出た。

元々この国はゴーストタウンと化しており普段であっても傭兵以外の人通りはほとんど少ない。だが今はその傭兵達の姿すら見当たらず、激しい風の音だけが聞こえていた。

アリス「やけに静かね」

シモーヌ「ええ...ヤな感じ」

その時一発の銃声が聞こえたと同時に、飯田の足元に弾が飛んできた。

飯田「スナイパーだ、伏せろ!」

アリス「どこから!?」

シモーヌ「あの廃ビルよ!」

彼女は大通りの奥にある広場に面した廃墟となっている複合商業施設を指した。

トリプランドカンパニー兵「行け行け、こっちに展開しろ!」

トリプランドカンパニー兵「賞金は山分けだからな!」

スナイパーだけでなく、周りの廃墟からトリプランドカンパニーの傭兵達が出てきた。

飯田「ちっ!とにかく奴らを片付けるぞ!」

救急キット3個
残り3人
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン7個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 20:30:20.81 ID:fwhsPR3n0
a
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 20:36:01.36 ID:/eIjJrj6O
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 20:46:41.37 ID:p7RQdg55o
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/16(木) 21:44:18.40 ID:7O/8IUVe0
飯田 コンマ81 マガジン半分消費
アリス コンマ36 倒した
シモーヌ コンマ37 倒した

ダダダン!

トリプランドカンパニー兵「グハァッ!」ドサッ

トリプランドカンパニー兵「クソッ、どうなって──」

ダァン!

バタリ

トリプランドカンパニー兵「ハッ、ここが運の尽きか...」

ズガガガン!

飯田「よし、早く飛行機まで向かうぞ!」

アリス「ええ」

シモーヌ「ちょっと待って!スナイパーを片付けないと飛行機までは無理よ、郊外に向かう前に狙い撃ちにされるわ」

飯田「...分かった。行くぞ」

救急キット3個
残り5人
↓1飯田 マガジン7.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン6個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 13発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 21:45:58.44 ID:fwhsPR3n0
a
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 21:47:16.57 ID:p7RQdg55o
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 21:48:36.48 ID:/eIjJrj6O
おりゃ
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/16(木) 22:03:04.84 ID:7O/8IUVe0
飯田 コンマ44 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
アリス コンマ57 倒した
シモーヌ コンマ48 倒した

建物の中に入り二階へと上がると、潜んでいた兵士達が現れた。

八咫烏兵「賞金首発見!」

八咫烏兵「奴らを殺して引退だ!」

ダダダダダン!

3人は慌てて柱に身を隠した。

飯田「今度は八咫烏か!」

アリス「立ちはだかる者は誰であろうと打ち倒すのみよ!」ガガガガン!

バタッ

シモーヌ「そうね。っと、6時方向に敵!」ダァン!

どうやら何人かが回り込んできたようだ。

飯田「囲まれる前に片付ける!」ズガガガン!

八咫烏兵「グフッ...」ドサッ

救急キット3個
残り2人
↓1飯田 マガジン7個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:04:17.42 ID:fwhsPR3n0
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:04:26.83 ID:p7RQdg55o
p
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/16(木) 22:28:35.08 ID:7O/8IUVe0
飯田 コンマ42 倒した
アリス コンマ83 マガジン半分消費

アリス「そこっ!」ズガガガン!

ドサッ

八咫烏兵「ちっ、ふざけ──」

ダダダダン!

ドサッ

飯田「ふう...。スナイパーは...」

シモーヌ「まだ上よ。間違いないわ」

飯田「分かった」

アリス「ちょっと静かに...」

耳を澄ますと一階、入口の方から声が聞こえてきた。

カリギュラセキュリティ兵「こっちで銃声がした」

カリギュラセキュリティ兵「よし、一階から捜索するぞ」

「「了解」」

飯田「早いとこスナイパーを片付けないとな」

アリス「ええ」

イーグル隊は多数の傭兵達からの追撃をかわしながら、スナイパーがいるであろう最上階の7階までやってきた。

飯田「敵影なし」

シモーヌ「角度から考えてこの辺りのはずだけど」

ダダダダダン!

突然、背後からの銃撃を受けた。幸い誰にも当たることはなかった。

原田「よう、お前ら!久しぶりだな!」

遮蔽物にしている案内板越しに声をかけてくる。

原田「今回のギャンブル...勝てば俺は大金持ち!本当なら近づかれる前に片付けたかったが...仕方ない!」

ガガガガン!

シモーヌ「原田...!」

飯田「奴を始末するぞ!」

救急キット3個
残り4人
原田 5/5
↓1飯田 マガジン6個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:30:01.52 ID:fwhsPR3n0
手榴弾
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:09:13.89 ID:XPIhSuMv0
x
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:27:44.03 ID:fwhsPR3n0
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 20:36:18.29 ID:5ptSOJtd0
飯田 手榴弾 コンマ52 2人倒した
アリス コンマ89 マガジン半分消費
シモーヌ コンマ03 負傷した

原田「作戦通りに展開!」

トリプランドカンパニー兵「了解!」

原田の指示で周囲にいた傭兵達がイーグル隊を取り囲むように広がる。

飯田「喰らえっ!」ポイッ

ドカ-ン!

原田「チッ」ズガガガン!

アリス「狙いがぶれてるわよ!」ダダダダン!

原田は左肩に被弾したが、体制を崩しながらもシモーヌに照準を合わせて発砲した。

シモーヌ「グッ...!」

銃声に誘われて傭兵がやってきたのか下の階から声が聞こえてきた。

八咫烏兵「上だ!早く行け!」

救急キット3個
残り2人
原田 4/5
↓1飯田 マガジン6個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
又は治療する
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 20:59:01.67 ID:zxgYLfr50
a
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 21:45:31.29 ID:3UpaunQVO
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 21:52:47.69 ID:zxgYLfr50
治療
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/18(土) 22:54:32.82 ID:5ptSOJtd0
飯田 コンマ67 倒した
アリス コンマ29 外した
シモーヌ 治療

ダダダダン!

原田「クソッ...!」ズキッ

トリプランドカンパニー兵「なんとか回り込まないと。だが...」

ズガガガン!

トリプランドカンパニー兵「これじゃ動けない!」

トリプランドカンパニーとイーグル隊の戦況は拮抗していた。とは言え人数でいえば僅かだがイーグル隊に分がある。

飯田「今のうちに治療を」

シモーヌ「ええ...」

アリス「でもこの調子なら何とかなりそうね」

マガジンを装填しながらアリスがそう呟いた。

救急キット2個
残り2人
原田 3/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン3個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

全然進められなかったけど今日はここまで。
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 22:56:35.07 ID:jbpyoaPj0
ほい
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 22:57:22.59 ID:76nOsMmFo
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/18(土) 23:45:27.66 ID:54ecaZ8NO
おつ
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/19(日) 01:28:03.98 ID:3rxkl7yU0
乙でした
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 21:05:18.07 ID:fRtF6+Tl0
飯田 コンマ07 負傷した
アリス コンマ59 倒した
シモーヌ コンマ66 ゾロ目ボーナスで2人倒した

アリス「そこっ!」ズガガガ!

原田「うっ...!」

原田は被弾した箇所を手で押さえながら、慌てて物陰に隠れた。

トリプランドカンパニー兵「今のうちに...」

いつの間にか兵士がイーグル隊の背後に回り込んでいた。

トリプランドカンパニー兵「よし...」

飯田の頭に照準を合わせる。

シモーヌ「っ!隊長!」ドンッ

慌ててシモーヌが飯田を突き飛ばしたおかげで、弾丸は頭ではなく肩に当たった。

トリプランドカンパニー兵「くそっ!」カチャ

兵士は急いでシモーヌに狙いを定める。

シモーヌ「遅い!」ダァン!

コンマ数秒の差でシモーヌが先に兵士の頭を撃ち抜き、彼は膝から崩れ落ちた。

原田「ちっ!サムもやられたか...。こりゃ不味い...逃げるか」

原田は銃弾をばら撒きながら非常口へと向かおうとしたが、シモーヌがそれを許さなかった。

ダァン!

原田「ウグッ!クソ...」

彼は溢れ出る血を手で押さえながら、近くの柱にもたれかかった。

救急キット2個
残り1人
原田 1/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾0個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療

↓2アリス マガジン2個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 10発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 21:11:38.37 ID:+fuj6z0U0
治療
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 21:14:29.01 ID:0NoHZkzYo
はい
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 21:17:06.81 ID:maxk7tuO0
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 21:55:52.77 ID:fRtF6+Tl0
飯田 治療
アリス コンマ01 負傷した
シモーヌ コンマ81 2人倒した

何とか応急手当てを終えた原田は、どうやってこの場から逃げ出すかの算段を立てていた。

原田「はぁ...はぁ...。何とか...しないと」

原田は力を振り絞って立ち上がり、腰につけてあった破片手榴弾を手に取った。

原田「これで...」

ポイッ

原田は手榴弾を投げると同時に出口目掛けて走った。

シモーヌ「このっ!」

何とか原田を逃すまいと、シモーヌは横に飛び退けながら確実に彼の胸に弾をお見舞いした。

原田「ゴホッ...!」

胸に開いた穴を確かめ、手についた血を見ながら原田はうつ伏せに倒れた。

シモーヌ「...ヘクター、仇は...」

アリス「うぅ...」

飯田「大丈夫か?」

アリス「ええ...。それよりもここから出ましょう」

飯田「そうだな」

3人が施設から出ようと移動し始めた時、どこからか音が聞こえてきた。

飯田「この音...まさか」

カルロス「ギャハハハハハ!死ねぇ!おっと、どうか顔は潰されてくれるなよ、金がもらえないからな!」

窓の外を見てみると、アパッチに乗り込んだカルロスが下品な笑みを浮かべていた。

飯田「クソッ、走れ!」

3人が走り出すや否やアパッチからロケットが発射され、建物が大きな音を立て始めた。

シモーヌ「不味い、崩れるわ!」

飯田「急げ!」

落下してくる瓦礫を裂けながらイーグル隊は着実に下へと向かう。しかし崩壊する建物を駆け抜ける3人の前に、見知った顔が現れた。

リノア「あっ、こんなとこに!」

その能天気な声とは裏腹に彼女は瓦礫に挟まれ動けなくなっていた。

アリス「リノア...!」

アリスは彼女を見てすぐ、瓦礫をどかそうとした。

↓3まで多数決
1手伝う
2止める
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 21:58:23.53 ID:MHhez7s70
1
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 21:58:47.55 ID:GqGv6+Noo
1
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 21:59:31.92 ID:maxk7tuO0
1
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 22:57:20.61 ID:fRtF6+Tl0
1手伝う

飯田「やるなら手早くだ!」

シモーヌ「ちょっ...はぁ。分かった、私も手伝う」

リノア「本当にいいの〜?だって3人、いや、アリスを殺しにやってきたのに」

アリス「別にいいわ」

リノア「...ふーん」

3人が必死に瓦礫をどかしていると、大きな振動が起きた。

飯田「まずいな...急げ!」

シモーヌ「もう少し...!」

ゴトン

アリス「よしっ!ほら!」

瓦礫をどかし終え、アリスはリノアに手を伸ばす。

リノア「...。どうもね〜」ガシッ

飯田「さあ行くぞ!」

そしてその場から離れようとした時、天井から大きな瓦礫が落ちてきた。

飯田「クソッ!大丈夫か!?」

その瓦礫によって飯田とシモーヌ、アリスとリノアの2グループに分断されてしまった。それだけでなく、さらに大きな振動が建物を揺らしている。

飯田「くっ...。出口で合流だ!」

飯田には不思議とリノアが今すぐアリスを殺すようには思えなかった。

アリス「オーケー!」

リノア「...本当にいいの?今、アリスを殺すかもよ?」

アリス「そう言ってる時点で殺す気ないでしょ」

リノア「まあね。今やっても相打ちになっちゃう。殺るなら味方と合流してからだね〜」

アリス「はいはい、勝手に言ってて。行くわよ」

駆け出したアリスの背中をリノアが追いかける。

リノア「それで、裏切ってまで得た"人間"生活は楽しい?」

アリス「勿論。生きてるって感じられるから。私はあの2人を...イーグル隊を"信用"してるの」

リノア「生きてる...信用...ハハ、さっぱりわかんないや〜」

アリス「そうかしら?意外とアナタも分かってるんじゃない?」

リノア「いんや、分からないよ」

アリス「...そう」
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 22:58:46.15 ID:fRtF6+Tl0
その頃、飯田とシモーヌは絶体絶命の状況に陥っていた。

飯田「道がない...!」

シモーヌ「どうする!?」

飯田「くっ...」

その時瓦礫が突然吹き飛ばされた。

飯田「ゲホッ...なんだ?」

アリーラ「お久しぶりですね」

シモーヌ「あなたは...アリーラ、だったかしら?」

アリーラ「はい。さあ、早く。ここから出ないとミンチになりますよ」

飯田「...分かった」

他に手があるわけでもなく、2人は大人しくアリーラについていくことにした。

シモーヌ「それで、アナタも賞金を?」

アリーラの後を追いながらシモーヌが口を開いた。

アリーラ「いいえ...。そういえば国連もアナタ達を国際手配することに決めたみたいですよ」

飯田「国連が...?クソッ...」

シモーヌ「これも奴らの仕業...。いよいよ本格的に私たちを消しにきたみたいね」

アリーラ「その通りです。先駆者は残る邪魔者はアナタ達だけだと考えているようですよ」

飯田「なっ、なぜ先駆者を!?」

アリーラ「...。話せば長いですから。そうそう、本当はこれを渡すために来たんです。...彼女がこれを望んだかは分かりませんが、私はそうすべきだと思った」

彼女は走りながら飯田に救急キットとフラッシュドライブを渡した。

飯田「このドライブは...?」

アリーラ「中を見れば分かります」

飯田「そうか...。で、彼女とは?」

アリーラ「...アナタが愛した人ですよ」

飯田「っ...!」

突然アリーラは立ち止まった。

アリーラ「さあ、ここが出口です」

シモーヌ「あなたは行かないの?」

アリーラ「ええ。私は少し時間を置いてから出ます。アナタ達と一緒に居るのを見られるのは色々と厄介なんですよ」

飯田「待てっ!彼女の何を知ってる!」

アリーラ「...親友ですよ、彼女の。さあ、早く」

飯田「...クソッ。行くぞ」

シモーヌ「...ええ」
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 23:00:06.70 ID:fRtF6+Tl0
2人が扉を開けると、複合商業施設のすぐ外に出た。

飯田「よし...アリスはどこだ?」

辺りを見渡していると1人の人物が目に入った。

デッドフィンガー「...」チャキ

飯田「チッ、奴を片付けるぞ!」

シモーヌ「了解!」

2人が交戦を開始するのと同時に、アリスとリノアが正面出入り口から出てきた。

リノア「ありゃりゃ、もう始まってるじゃん〜」

状況を一瞬で把握するとリノアはアリスの頭に銃口を向けた。だが銃口を向けたのは彼女だけではない、アリスもだ。

アリス「この戦いは...避けられない?」

リノア「うん。任務だから」

アリス「...そう」

救急キット3個
残り2人
デッドフィンガー 5/5
リノア 5/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン2個 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する

↓3シモーヌ 9発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:00:35.01 ID:+fuj6z0U0
はい
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:03:30.34 ID:maxk7tuO0
a
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:07:39.71 ID:MHhez7s70
次は治療しないと…
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:09:19.32 ID:maxk7tuO0
おっとすまんうっかりしてた
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/20(月) 23:36:53.68 ID:fRtF6+Tl0
飯田 コンマ01 負傷した
アリス コンマ34 外した
シモーヌ コンマ71 2人倒した

リノアが引き金を引く前にアリスは素早く反応し、銃を払い除けた。

続けて常人では捉えられないほどのスピードで肉弾戦を行い、ある程度のところで2人はそっくりそのままそれぞれ仲間のところへと下がった。

その姿は息ぴったりの双子の様に見えた。

飯田「大丈夫だったか、アリス!?」

アリス「ええ」

シモーヌ「再開できたことだし、早くあの2人を片付けましょう!またアパッチが来るかもしれないわ!」

飯田「ああ!だが...」ダダダダン!

デッドフィンガーは放たれた弾の弾道を予測し最小限の動きで避けているが、それはまるで弾が彼を避けているかのように見える。

飯田「当たらないぞ!」

デッドフィンガー「...」ガガガン!

飯田「ぐっ...!」ビスッ

アリス「大丈夫!?」

飯田「...ああ」

アリス「あれはきっとウォーウルフよ。弾道を予測するけど...それを上回る量を撃てば何とか...」

シモーヌ「それか、こんなのはどう?」ダァン!

シモーヌが放った弾丸をデッドフィンガーは変わらず避けた、はずだった。

デッドフィンガー「っ...!?」ズキッ

放たれた弾丸はデッドフィンガーが避けた後、背後にあった電柱にあたりそのまま跳弾して再び彼の元へと向かい、背中に命中した。

デッドフィンガー「やるな...」

リノア「大丈夫〜、フィンガー?」

デッドフィンガー「無駄口を叩くな」

リノア「ハイハイ」

救急キット3個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 5/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾0個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する

↓2アリス マガジン1個 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する

↓3シモーヌ 7発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

今日はここまで。


600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:38:54.23 ID:NKNMwwONO
おつ
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:46:00.39 ID:MHhez7s70
治療!おつ
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 23:46:42.98 ID:maxk7tuO0
乙でした
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/23(木) 20:09:00.62 ID:ZaXeoRg+0
飯田 コンマ23 外した
アリス 治療
シモーヌ コンマ98 1発で2人倒した

デッドフィンガー「さてさて...」

アサルトライフルの弾倉を入れ替えると、デッドフィンガーは近くにあったベンチを掴みイーグル隊の方へ投げた。

飯田「なっ!」ガガガガン!

それだけでなく、リノアは大きく跳躍すると放り投げられたベンチを空中で足場にし、イーグル隊の背後に回り込もうとした。

シモーヌ「そこっ...」ダァン!

そのまま背後を取られてしまったものの、シモーヌは空中に居たリノアに確実に1発をお見舞いしていた。

リノア「ま、まじ〜?」

本来ならそのままイーグル隊を掃討するはずだったが、彼女は被弾したことで慌てて廃車の裏に隠れた。

救急キット2個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 3/5
↓1飯田 マガジン4個 手榴弾0個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する

↓2アリス マガジン1個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 6発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 20:16:12.90 ID:vIqzv1bz0
救急キット
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 20:18:50.19 ID:bZYDzFdBO
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 20:45:20.56 ID:bwsO5ZJbo
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/23(木) 21:28:15.77 ID:ZaXeoRg+0
飯田 治療
アリス コンマ19 外した
シモーヌ コンマ56 倒した

飯田「カバー!」

アリス「了解!」

合図と同時にアリスはデッドフィンガーが隠れている塀に銃弾の雨を浴びせる。

シモーヌ「そこっ!」ダァン!

リノア「痛っ!こんの〜!」

救急キット1個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 2/5
↓1飯田 マガジン4個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 5発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 21:43:47.25 ID:Ptk+oI520
a
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 21:44:09.24 ID:bwsO5ZJbo
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 21:55:26.09 ID:y7uF7SSjO
てい
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/23(木) 22:14:54.72 ID:ZaXeoRg+0
飯田 コンマ25 外した
アリス コンマ24 外した
シモーヌ コンマ09 負傷した

飯田「アリス、合わせろ!」

アリス「了解!」

2人は一斉にデッドフィンガーに対し制圧射撃を行った。

デッドフィンガー「チッ...」

いくら弾道を予測できるとはいえ数が多すぎる為、デッドフィンガーはその場に止まらざるを得なかった。

シモーヌ「さあ...来なさい...」

一方シモーヌは廃車からリノアが身を出すのを待っていた。

リノア「うーん...これならどうかな?」

突然金属がひしゃげた音が聞こえたかと思うと、廃車がイーグル隊目掛けて滑っていた。

シモーヌ「なっ!」

リノア「フッフッーン」

どうやらリノアが内蔵されたパワーアームで車を吹き飛ばした様だ。

シモーヌ「っ...!」

アリス「大丈夫!?」

飯田とアリスは何とか横に飛び退けて避けることができたが、シモーヌは廃車に吹き飛ばされてしまった。

救急キット1個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 2/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 5発 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:16:56.82 ID:bwsO5ZJbo
マ°ッ!
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:29:03.00 ID:vIqzv1bz0
強いな今回
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 22:48:13.17 ID:/QZ/yBX9o
治療
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/23(木) 23:23:36.48 ID:ZaXeoRg+0
飯田 コンマ82 マガジン半分消費
アリス コンマ00 ゾロ目ボーナスで負傷回避
シモーヌ 治療

すかさずリノアはイーグル隊との距離を詰めた。

アリス「させない!」

それに呼応する様にアリスはリノアに肉薄し再び近接戦を始めた。

飯田「は、速すぎる!」

相変わらず2人の姿はとても目で追うことのできるスピードではなかった。

リノア「ずいぶん本気だね...!」ブオンッ

アリス「...!」サッ

リノア「お喋りを楽しむ余裕もないの?」ガシッ

事実、アリスはリノアの攻撃だけでなくデッドフィンガーからの銃撃をも避けるため、オーバーヒートを覚悟の上でCPUを稼働させていた。

アリス「はぁっ!」ブンッ

ガゴン!

リノア「っ...!」

飯田「今なら!」ズガガガン!

銃撃を受けたリノアは跳躍し、素早くデッドフィンガーのもとへ戻った。

デッドフィンガー「何を遊んでる?」

リノア「そっちこそ、援護しっかりしてよ」

デッドフィンガー「ふん...」

救急キット0個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 1/5
↓1飯田 マガジン2.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 5発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

今日はここまで。
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:25:49.30 ID:y7uF7SSjO
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:34:29.16 ID:vIqzv1bz0
乙でした
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/23(木) 23:35:27.56 ID:bwsO5ZJbo
乙や
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/26(日) 19:25:57.24 ID:dXT6thxS0
飯田 コンマ30 外した
アリス コンマ16 外した
シモーヌ コンマ56 倒した

デッドフィンガー「それで、損傷は?」

リノア「だいぶヤバイかも。機能の低下が止まらない」

デッドフィンガー「そうか。なら...分かるな?」

リノア「うん。じゃあ後はよろしく」

デッドフィンガー「ああ」

すると突然2人は物陰から飛び出し、イーグル隊に接近し始めた。

飯田「来るぞ、撃て!」

アリス「了解!」

ガガガガン!

しかしリノアと、彼女の後ろに隠れたデッドフィンガーは歩みを止めない。

シモーヌ「いったいどういうつもり!?」ズガァン!

リノア「くっ...!」ヨロッ

デッドフィンガー「まだだ」ガシッ

地面に崩れ落ちようとしたリノアをデッドフィンガーは片手で支え、盾にしながら歩みを進める。

アリス「リノア...」

救急キット0個
残り1人
デッドフィンガー 3/5
↓1飯田 マガジン1.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 4発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 19:34:53.64 ID:w50of4kw0
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 19:54:31.70 ID:I71GeahFO
てい
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 20:25:25.29 ID:w50of4kw0
a
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/26(日) 20:55:53.16 ID:dXT6thxS0
飯田 コンマ64 倒した
アリス コンマ70 倒した
シモーヌ コンマ29 外した

飯田「クソッ!」ズガガガン!

シモーヌ「アイツ、止まらないわよ!」ダァン!

銃撃など意に介していないかのようにデッドフィンガーは進み続ける。

やがて、十分距離を詰めるとデッドフィンガーはリノアを放り投げアリスに掴みかかった。

アリス「このっ...!」

だが彼女はそれを躱し、脇腹の部分にハンドガンで鉛玉をワンマガジン叩き込んだ。

デッドフィンガー「ふん...」

しかし致命傷とはならずデッドフィンガーはアリスの首元を掴むとそのまま地面に叩きつけた。

デッドフィンガー「さあ、お終いだ」

救急キット0個
残り1人
デッドフィンガー 1/5
↓1飯田 ハンドガン 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 3発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 20:56:14.46 ID:F6puGi4uo
えい
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 20:56:52.79 ID:glYJbzfho
a
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 21:36:43.84 ID:ouz3AeuYo
b
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/26(日) 21:37:09.08 ID:dXT6thxS0
飯田 コンマ46 倒した

アリス「がっ...!」

シモーヌ「このっ!」ダァン!

慌てて飯田とシモーヌがデッドフィンガーを銃撃するが、彼は微動だにしない。

デッドフィンガー「ハハ...これでいい」

そう呟くと彼は機能を停止しその場から動かなくなった。

飯田「大丈夫か?」

アリス「え、ええ...。でも...動けないわ」

シモーヌ「なんとかコイツをどかしましょう」

2人はアリスを助ける為にデッドフィンガーを動かそうとしたがぴくりともしない。

飯田「クソッ...何とかしないとな」

どうにかしてデッドフィンガーを退かす方法を考えていると、頭上から大きな音が聞こえた。

飯田「これは...不味いぞ!」

ヘリから放たれたミサイルによって不安定な状態となっていた複合商業施設の壁面が崩れかけていた。

アリス「2人とも...離れて」

シモーヌ「でも!」

アリス「いいから...」

飯田「っ...!」

2人がアリスのそばから離れた時、遂に瓦礫が落下し始めた。

そして瓦礫が落ちてくるのと同時に、視界の端で黒い影が動いた。

ガッシャ-ン!

飯田「ゲホッ...!」

大きな衝撃とともに砂埃が舞い上がり思わずむせ返る。

シモーヌ「アリス...」

だが煙が晴れた時、瓦礫の下にいたのはリノアだった。

飯田「なっ...!?」

思わず辺りを見回すと瓦礫から僅かに逸れたところにアリスが倒れていた。

飯田「大丈夫か!?」

アリス「ええ...それよりも」

彼女は立ち上がり、瓦礫に挟まれたリノアの横に座った。

リノア「ははは...私も、バグっちゃったみたい...」

アリス「リノア...」

リノア「何でかな...アリスが死ぬって考えたら...勝手にさ」

彼女は消え入るような声で笑いながら言った。

アリス「喋らなくていいから...。傷は?」

↓1
00〜70 致命傷
71〜99 かろうじて助かりそう


628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 21:41:30.93 ID:2TNicswBO
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/26(日) 22:01:07.17 ID:ouz3AeuYo
いいぞ
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/26(日) 23:10:55.01 ID:dXT6thxS0
コンマ93 かろうじて助かりそう

リノア「深い...けど大丈夫」

アリス「良かった」

リノア「これが"生きてる"って事かどうかは分からないけど...アリスが無事なら...それでいいや」

アリス「...そっか」

リノア「うん。...さ、早く行った方が良いんじゃない?私は、まあ、何とかするよ」

アリス「...分かった」

飯田「いいのか?」

アリス「ええ。早くここから逃げましょう」

シモーヌ「じゃあ行きましょう」

イーグル隊がその場から去るのを確認すると、リノアは深いため息をついた。

リノア「フィンガー...こんなペシャンコになっちゃって。でも...ある意味幸せかもね。最後まで自分が何者なのか疑いを抱かずに逝けたんだから」

身体中の部品が軋んだ音を立てているのを感じながら彼女は空を仰いだ。

リノア「私達は間違いなくアンドロイドなのに"人間"だなんて...そっちの方が歪だよね?...ハハ、まあいっか、そんなこと」

一方イーグル隊は既に郊外の飛行場まで辿り着いていた。飛行場には既にシモーヌの友人が送った飛行機が到着している。

飯田「これ...C-17か。こんな大型の輸送機まで持ってるなんて流石ブラックマーケットの元締めだな」

シモーヌ「まあね。さあ乗りましょう」

3人が搭乗すると飛行機はすぐに離陸を始めた。

飯田「それで、どこまで行くんだ?」

シモーヌ「さあ?ベラルーシのどこか、としか聞いてないわ」

アリス「ま、詳しいことは教えられなくても仕方ないわ」

飯田「だな...」
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/26(日) 23:13:51.76 ID:dXT6thxS0
数時間後

アリス「で、このドライブの中身は?」

飯田「それを今から確認する」

アリーラに渡されたフラッシュドライブをラップトップに差し込む。

シモーヌ「これ...」

飯田「間違いない...先駆者の情報だ」

アリス「これ、私達が相手にしてきた幹部の情報よ」

飯田「何故こんなものを彼女が...?」

シモーヌ「見て、これ!もしかして先駆者の司令部の位置情報じゃない?」

彼女に言われたファイルをクリックして開いてみると確かにその通りだった。場所はカエサリオン、欧州の軍事国家、その中枢だ。

飯田「ん?これは...」

数多くのファイルの中に1つ、気になるものがあった。そのタイトルは『私の愛した人へ』。

そのファイルは飯田の愛した人が残した文章だった。

飯田「...」

その内容はこういうものだ。彼女は幼い頃孤児院で過ごしていた。その中にはアリーラもいた。だがある日謎の武装集団に孤児院を襲撃された。

その武装集団こそ先駆者であり、彼女は復讐を誓ったこと。だがある日飯田に出会い、すべてを忘れようとしたこと。

そして──

『晃司...もしこれを読んでるのなら貴方は先駆者と戦っているのでしょうね。それが復讐なのか、正義なのか分からないけど。でも、私はきっと正義のためだって信じているよ』

飯田「っ...」

彼女との日々を思い出し目頭が熱くなる。

『他にも言いたい事は沢山あります。どれだけ貴方に救われたか、どれだけ愛しているか。けれど、1番分かって欲しいのはね?私の望みはただ貴方が健やかに日々を過ごす事です。ただそれだけなのです。言っても言い足りないけど...愛してます』

飯田「ぐっ...うっ...!」

涙が溢れ出す。
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/26(日) 23:16:06.72 ID:dXT6thxS0
そんな飯田を2人は少し離れたところから見ていた。

シモーヌ「あんなに泣いちゃって」

アリス「まあ、当然でしょう」

シモーヌ「ふーん。...慰めてきたら?」

アリス「えっ!?イヤ、やめとく」

シモーヌ「いいの?その優しさにコロっと落ちるかも知れないのに」

アリス「ばっ...はぁ。いいの。私が晃司に抱いてるのはそんな...恋だとか愛だとか、一言で表せるものじゃない。ただ彼が幸せならそれで...」

シモーヌ「そっかそっか」

彼女はひどくニヤけた顔でアリスを見た。

アリス「何よ?」

シモーヌ「別に?ただ改めて、貴方は人なんだって思っただけ」

アリス「そりゃそう...よ...。え?...もしかして私がアンドロイドってこと...」

シモーヌ「とっくの昔から気付いてたけど?いつ言い出してくれるか楽しみにしてたんだけど、まあもういいわ」

アリス「っ〜!...ほんとシモーヌって意地悪」

シモーヌ「はいはい」

そうして3人は一通り落ち着いた所で再び話を始めた。

飯田「これまで手がかりもなくどうしようもないかと思ったが...ついに奴らの司令部の場所が判明した」

アリス「カエサリオンね」

シモーヌ「正直かなり厄介な場所よね...」

飯田「ああ。おそらく...次が先駆者との最後の戦いになる。だが...一国家に対しこちらはたった3人。勝ち目はかなり、低い。だから──」

シモーヌ「ちょっと。まさかこの期に及んで私達が抜けるとでも?」

アリス「そうよ。ここまでやってきた、仲間を信じてよ」

飯田「...だな。シモーヌ、侵入は?」

シモーヌ「友達がなんとかしてくれるって。勿論装備品もね」

飯田「よし。決行は1週間後だ」

「「了解!!」」

今日はここまで。遂に終わりが近づいてきた!
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/27(月) 00:37:52.05 ID:Tj2eK4di0
乙!キャラ安価出してからここまでしっかりついて来てるぞ
頑張ってください!

リノア・アリス両名も良い役頂けてるんで…ありがとうございます
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/01(金) 19:26:40.78 ID:ZEWmAgOk0
カエサリオン 首都コロッセウスB区画 午前1時

深夜にも関わらず通りには12.7mm重機関銃を搭載したAPCが2台、随伴歩兵が十数名いる。

カエサリオン兵「こちらストライカー1、異常なし」

『了解。エコー2-2は3分後に到着』

カエサリオン兵「了解。到着次第報告する、オーバー」

このような状況になっているのはこの国の抑圧的な支配に反対しているレジスタンス組織の存在が理由である。

とはいえそのレジスタンス達もこれといった成果は挙げられず、ただ死者を出しているだけにとどまっている。

飯田「何とかやり過ごせたな...」

シモーヌ「これは早いとこ国連事務所に行った方が良いわね」

アリス「情報が正しく、かつ今も移動していなければ先駆者の司令部はそこにあるはずだからね」

飯田「とはいえ焦りは禁物だ。奴らの装備を見ただろ、全員がパスファインダーを持っていた」

シモーヌ「ええ、慎重に行きましょう」

↓1
00〜30 見つかった
31〜50 怪しまれた
51〜99 気づかれなかった
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 19:29:48.88 ID:jiainRXs0
なんだかんだで募集された国もキャラも全部使ってくれていて嬉しい、最初期から見続けてきたよ
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/01(金) 19:50:00.88 ID:ZEWmAgOk0
>>635 お付き合いいただきありがとうございます。最後まで頑張ります。

コンマ88ゾロ目ボーナスで救急キット+1

シモーヌ「事務所まであとどれくらい?」

飯田「あと5ブロック先だが...距離は短くても、警備が多い。時間はかかるだろうな」

アリス「ちょっと伏せて!」

言われるがままそばにあったゴミ箱に身を隠す。

↓1
00〜30 見つかった
31〜50 怪しまれた
51〜99 気づかれなかった
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 19:53:48.00 ID:GcxYv0E00
a
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/01(金) 20:01:33.39 ID:ZEWmAgOk0
コンマ00 ゾロ目ボーナスで即時発見回避

カエサリオン兵「...」

1人の兵士がフラッシュライトでこちらを照らす。

カエサリオン兵「どうした?」

カエサリオン兵「そこで何か動いた」

カエサリオン兵「了解。全員散開しろ、周囲を探せ。不穏分子がいるかもしれない」

通りを歩いていた兵士達が周囲を捜索し始めた。

飯田「ちっ...片付けるぞ」

「「了解」」

残り4人
↓1飯田
00〜20 負傷した
21〜30 警報を鳴らされた
31〜40 ハンドガンで倒した
41〜90 ナイフで倒した
91〜99 2人倒した

↓2アリス
00〜20 負傷した
21〜30 警報を鳴らされた
31〜40 ハンドガンで倒した
41〜90 ナイフで倒した
91〜99 2人倒した

↓3シモーヌ
00〜20 負傷した
21〜30 警報を鳴らされた
31〜40 ハンドガンで倒した
41〜90 ナイフで倒した
91〜99 2人倒した
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 20:10:36.80 ID:jiainRXs0
a
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 20:23:01.91 ID:FJ5qXVA1O
えい
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 20:41:06.41 ID:jiainRXs0
a
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/01(金) 21:13:54.39 ID:ZEWmAgOk0
飯田 コンマ80 ナイフで倒した
アリス コンマ91 2人倒した
シモーヌ コンマ41 ナイフで倒した

カエサリオン兵「ふむ...誰もいないな。おい、そっちは?」

振り返ってもバーの看板のネオンが点滅しているだけで、仲間の姿はない。

カエサリオン兵「おい!?」

そして首元に何か冷たい感触がしたところで彼の意識は途絶えた。

シモーヌ「片付いたわね」

飯田「ああ、進もう」

事務所に向かう途中でアリスが口を開いた。

アリス「にしても結局先駆者は何がしたいのかしら。世界平和だとか言ってたけど、やった事といえば戦争ぐらいじゃない」

シモーヌ「けれど今までに会った先駆者の多くはそれを信じてたようだし、それの為に命を捨てる覚悟もできていた。...案外夢物語ではないのかも」

飯田「かもな。だがそのやり方は間違いだ。少なくとも俺にとってはな」

アリス「そうね...」

その時頭上をヘリが通過していった。

カエサリオン兵「レギオン3、異常なし」

『わかった。区画Cのエリア2-1で市民を確認した。向かってくれ』

カエサリオン兵「了解。よし、行くぞ!」

兵士達は駆け足でどこかへと消えていった。

飯田「ふぅ...さあ、あと1ブロックだ」

↓1
00〜30 見つかった
31〜50 怪しまれた
51〜99 気づかれなかった
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 21:20:32.57 ID:wkTzMKUnO
てい
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/01(金) 21:44:35.56 ID:ZEWmAgOk0
コンマ57 気づかれなかった

カエサリオン兵「裏通りに気を付けろ。前は不穏分子の攻撃で3人も死んだ」

カエサリオン兵「分かった」

隙間から兵士達の足が見える。

アリス「窮屈ね...」

シモーヌ「静かに...!」

イーグル隊は歩哨を躱す為、トラックの下に隠れていた。

飯田「...よし、行ったぞ。出よう」

3人は這い出ると再び事務所へと足を進めた。

そして遂に目の前に国連事務所が見える距離まで来た。

飯田「ふむ、警備が多いな」

アリス「つまりビンゴって事でしょ」

シモーヌ「そうね。この数を相手にはできないわ、静かに行きましょう」

飯田「ああ」

そして3人が行動を開始しようとした時、突然サーチライトで照らされた。

カエサリオン兵「そこまでだ、大人しく降伏しろ!」

監視塔から隊長らしき兵士が叫ぶ。

カエサリオン兵「ここに来る事は想定済みだ!諦めろ!」

辺りを見渡すと完全に銃口に囲まれている。

アリス「ははは...どうする?」

シモーヌ「そんなの決まってるでしょ?」

飯田「ああ..」

残り20人
救急キット5
↓1飯田 マガジン15個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン15個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 21:46:35.46 ID:jiainRXs0
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 21:49:18.13 ID:cX9LuyEAo
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 22:17:07.13 ID:wkTzMKUnO
はい
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/01(金) 22:58:57.75 ID:ZEWmAgOk0
飯田 コンマ46 倒した
アリス コンマ13 負傷した
シモーヌ コンマ13 負傷した

カエサリオン兵「いいだろう...殺せ!」

合図と同時に四方八方から銃弾が飛んでくる。

アリス「っ!」フラッ

飯田「大丈夫か!」ダダダダン!

射撃をしながらアリスの様子を見る。幸い致命症ではなさそうだ。

カエサリオン兵「前進!」

シモーヌ「このっ!」ダァン!

カエサリオン兵「そこだ!」

ズガガガン!

シモーヌ「グハァッ!」ヨロッ

飯田「クソッ!」

兵士が迫ってくるのが視界に入る。

絶望的にも思われたその時、銃声と共に兵士が倒れた。

飯田「何!?」

クロウ「あんまりじゃないかイーグル隊?パーティーにはちゃんと招待してくれよ」

オウルレギオン兵「全くだ!」

オウルレギオン兵「まだ借りを返してないからな!」

飯田「クロウ隊、それにスワン隊!?何故ここに!」

クロウ「それは後だ!」

残り19人
救急キット5
↓1飯田 マガジン14個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン15個 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療

↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
又は治療

↓4オウルレギオン兵8人
コンマ一桁の値の数倒した
00〜10 3人死亡
11〜20 2人死亡
21〜60 1人死亡
61〜99 死亡なし

649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 23:02:10.49 ID:cX9LuyEAo
手榴弾
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 00:00:49.24 ID:q9JI92W8O
治療
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 00:05:40.51 ID:oIS2pY+70
治療
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 00:11:20.43 ID:axLbkwYxo
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/03(日) 18:17:42.30 ID:0wiUluDv0
飯田 コンマ49 手榴弾 2人倒した
アリス 治療
シモーヌ 治療
オウルレギオン兵 コンマ43 3人倒した 1人死亡

クロウ「左右に展開、ここを一掃するぞ!」

オウルレギオン兵「了解!」

飯田「助かる...!」

オウルレギオン兵「いいんだよ。さぁ、奴らをぶっ殺すぞ!」

飯田「ああ!」

思わぬ増援にカエサリオンの兵士達は動揺していたがすぐに冷静になり、激しい銃撃戦が始まった。

カエサリオン兵「こちらも増援が来るまで持ち堪えるぞ!」

カエサリオン兵「了解!」

残り14人
救急キット3
↓1飯田 マガジン14個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン15個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

↓4オウルレギオン兵7人
コンマ一桁の値の数倒した
00〜10 3人死亡
11〜20 2人死亡
21〜60 1人死亡
61〜99 死亡なし
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 18:22:22.48 ID:ayfxDgFW0
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 19:13:07.03 ID:bnqai6OWo
おかのした
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 19:20:07.48 ID:lNIcH9fJO
強いぞ…!?こいつら
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 19:26:14.71 ID:ayfxDgFW0
a
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/03(日) 19:57:36.55 ID:0wiUluDv0
飯田 コンマ48 倒した
アリス コンマ03 負傷した
シモーヌ コンマ48 倒した
オウルレギオン兵 コンマ71 1人倒した 死亡なし

カエサリオン兵「前進する、カバー!」

カエサリオン兵「了解!」

ガガガガン!

オウルレギオン兵「敵が前進中!」

クロウ「制圧射撃だ、抑えろ!」

タタタタン!

飯田「くっ...やはり精鋭揃いか!」

ダァン!

アリス「きゃっ!」フラッ

飯田「アリス、伏せてろ!」

シモーヌ「スナイパーがいるわね...。なら、私と勝負といきましょう」

大きく深呼吸をし、スコープを覗き込む。

カエサリオン兵「見え──」

シモーヌを発見した瞬間、兵士は頭から血飛沫を飛ばしながら倒れた。

残り11人
救急キット3
↓1飯田 マガジン13個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン15個 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

↓4オウルレギオン兵7人
コンマ一桁の値の数倒した
00〜10 3人死亡
11〜20 2人死亡
21〜60 1人死亡
61〜99 死亡なし
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 20:00:47.07 ID:ayfxDgFW0
はい
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 21:29:31.50 ID:Vv+17LkT0
s
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 21:38:02.18 ID:ayfxDgFW0
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 21:50:26.34 ID:ebWvfFUto
厳しいな
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/03(日) 22:39:15.36 ID:0wiUluDv0
飯田 コンマ07 負傷した
アリス コンマ50 外した
シモーヌ コンマ18 負傷した
オウルレギオン兵 コンマ34 4人倒した 1人死亡

カエサリオン兵「ファイアインザホール!」

ドッカ-ン!

手榴弾の爆風によって飛んできた破片が飯田達を襲う。

カエサリオン兵「ゴーゴー!」

オウルレギオン兵「もうすぐそこまで来てるぞ!」

オウルレギオン兵「横から狙い撃ちにされてる!何とかしないと──」

ガガガン!

ドサッ

クロウ「クソッ!」

飯田「耐えろ、何とか乗り切るんだ!」

残り7人
救急キット3
↓1飯田 マガジン13個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン14個 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

↓4オウルレギオン兵6人
コンマ一桁の値の数倒した
00〜10 3人死亡
11〜20 2人死亡
21〜60 1人死亡
61〜99 死亡なし
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:44:52.83 ID:bnqai6OWo
治療
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:48:02.42 ID:qMmsra0SO
治療
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:48:17.85 ID:ayfxDgFW0
治療
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 23:22:17.14 ID:ayfxDgFW0
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/04(月) 13:45:04.46 ID:TA+bkEW60
飯田 治療
アリス 治療
シモーヌ 治療
オウルレギオン兵 コンマ14 4人倒した 2人死亡

ズキッ

飯田「っ...傷が痛む...!」

クロウ「とりあえず応急手当てだ、メディック!」

オウルレギオン兵「了解!ほら、見せてみろ...。よし、とりあえずここで手当てできるのはこれだけだ!」

メディックはイーグル隊の3人を一通り手当てすると、他の負傷した兵士の所へと走っていった。

カエサリオン兵「増援はまだか!?」

隊長が無線機を持った兵士に問いかける。

カエサリオン兵「それが...通信が繋がらないんです!」

カエサリオン兵「何だと...!?引き続き通信を試みろ!」

カエサリオン兵「はっ!」

残り3人
救急キット0
↓1飯田 マガジン13個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン14個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

↓4オウルレギオン兵4人
コンマ一桁の値の数倒した
00〜10 3人死亡
11〜20 2人死亡
21〜60 1人死亡
61〜99 死亡なし
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 14:43:48.75 ID:xmQSlJgmO
えい
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 15:07:01.62 ID:O21ju9mDO
はい
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 15:07:18.32 ID:LdQxO6IS0
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 16:51:10.65 ID:hFH8H6HZ0
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/04(月) 19:24:16.33 ID:TA+bkEW60
飯田 コンマ75 マガジン半分消費
アリス コンマ62 倒した
シモーヌ コンマ32 外した
オウルレギオン兵 コンマ65 5人倒した 死亡なし

ズガガガン!

カエサリオン兵「ゴホッ...」ドサッ

カエサリオン兵「包囲されてます!」

カエサリオン兵「ちっ、いつの間に...」

タタタタタン!

ドサッ

アリス「ワンダウン!」

飯田「進め、援護する!」

クロウ「オーケー!」

ガガガガン!

カエサリオン兵「クソッ、これじゃ──」

クロウ「よう」

ズガァン!

クロウ「クリア!よし、この地点を確保するぞ!」

オウルレギオン兵「了解」

指示を受けて兵士達は負傷者の確認や、バリケードの構築を始めた。

飯田「どうしてここに?」

クロウ「実は──」

突然轟音がしたかと思うと、国連事務所の駐車場から雷神が出てきた。

息つく間もなく砲塔から光が溢れ始めた。

飯田「伏せろぉー!!」

ズドォン!

再び轟音がしたが不思議な事に爆発したのは雷神だった。

飯田「どういう事だ...?」

アミール「こういう事だよ」

そこには無反動砲を手にしたアミールとエルネキア民国の兵士が何人かいた。

アミール「お前の上司、ミラーだったか、に言われてな。イーグル隊が危機に陥っていると」

飯田「だが...いいのか?これではエルネキアとカエサリオンが戦争に...」

アミール「安心しろ。俺たちはもうエルネキアの軍属じゃない、という事になってる。ユスフ将軍も非公式にだが今回の件を許可してくださった」

飯田「そうか...」

シモーヌ「で、クロウは何故ここに?」

クロウ「話せば長い...」

彼の話によると、オウルレギオン本社はシャングリラ基地及びそこに属している全社員を、社に対する重大な裏切りを行なったとして懲罰部隊を送る事に決めたらしい。
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/04(月) 19:25:57.71 ID:TA+bkEW60
クロウ「まあ、要は処刑だよ。それでこの状況を打破する鍵はイーグル隊が握っている、って局長が言ってな。それでここに来たんだ」

飯田「そうか...だが何故ここだと?」

クロウ「さあな。局長は誰かから情報を貰ったそうだが」

すると散発的にあちこちから銃撃や爆発音が聞こえ始めた。

クロウ「始まったな」

アリス「これは?」

クロウ「流石にシャングリラ基地の人員だけでどうこうできるとは思ってないさ。レジスタンスの連中に接触して装備を与え、協力してもらってる。しばらくは増援は来ないはずだ。それに協力者は他にもいる」

そう言うと彼はPDAを取り出した。そこには見覚えのある人物が映っていた。

『久しぶりだな、イーグル隊』

飯田「ガイル?」

『ああ。お前達が危機的状況にあると聞いてな。娘と俺の命の恩人だ、少しぐらい手伝わせてくれ。コロッセウス全域にジャミングを仕掛けてる。しばらくは奴らも統制が取れないだろう』

飯田「助かる」

クロウ「さあ、お前らは早く進め。入り口は俺たちが確保して増援が来れないようにしておく」

飯田「わかった。...ありがとう」

クロウ「いいんだ。さあ行け」

入り口一帯を彼らに任せイーグル隊は事務所の中へと入っていった。

不気味な事に中には誰もおらず、嫌に静かだった。

シモーヌ「確か地下に降りるのよね?」

アリス「そのはずよ。きっとそこで待ち構えてるんでしょうね」

飯田「あったぞ、隠しエレベーターだ。さあ行こう」

エレベーターに乗り、移動している間シモーヌが口を開いた。

シモーヌ「まさかクロウやアミールが来るなんてね」

飯田「ミラー局長は情報を貰ったと言っていたが...アリーラか?」

アリス「分からない。...でも一番可能性は高いわね。何にせよ仲間がいるのは心強いわ」

飯田「...そうだな」

エレベーターから降りると倉庫のように広い空間に出た。実際、倉庫なのか多くの荷物が置いてある。

飯田「進むぞ」

「「了解」」
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/04(月) 19:27:06.98 ID:TA+bkEW60
しばらく進み、大体部屋の中央あたりまで辿り着いた。

何か嫌な予感がして飯田は思わず叫んだ。

飯田「隠れろ!」

その声で3人が物陰に隠れるのと同時に、前後から銃弾が雨嵐の如く飛んできた。

アリス「敵確認!前と後ろ、挟まれてるわ!」

シモーヌ「了解!何名かはシールドを持ってる!」

飯田「何とかしないと...!」

とはいえ挟撃されている為迂闊に動くことができず、状況は絶望的である。

カエサリオン兵「進め!」

カエサリオン兵「奴らを──」

ガガガガン!

カエサリオン兵「な...なん...で」ドサッ

カエサリオン兵「背後から敵襲!」

シモーヌ「ちょっと、様子が変よ!」

騒ぎのあった方に目を向けるとカエサリオンの兵士達が誰かと交戦しているようだ。

飯田「クロウ達か?...いや、とにかく後ろは彼らに任せて前の敵をやるぞ!」

「「了解!」」

残り5人
シールド持ち 2/2
シールド持ち 2/2
救急キット0
↓1飯田 マガジン12.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン13個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 13発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 19:32:21.46 ID:bGvK9SWwo
回復なくなったのが厳しいな
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 20:32:11.23 ID:IvNebyoaO
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 20:55:14.69 ID:hFH8H6HZ0
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 19:29:33.43 ID:xzuQVG3A0
飯田 コンマ46 倒した
アリス コンマ23 外した
シモーヌ コンマ69 倒した

カエサリオン兵「反対側の部隊は何をしてる!」

カエサリオン兵「わかりません、ただ何者かの襲撃を受けているようで...」

カエサリオン兵「クソッ...!まあいい、さっさと敵を片付けるぞ」

ガガガガン!

アリス「シールドを何とかしないと!」

飯田「いけるか、シモーヌ?」

シモーヌ「任せて...」

ダァン!

カエサリオン兵「ぐっ...!」

足を撃たれた盾持ちの兵士が思わずよろめく。

飯田「そこだっ!」ガガガガン!

カエサリオン兵「ごほっ...」ドサッ

残り4人
シールド持ち 2/2
救急キット0
↓1飯田 マガジン11.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン12個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 19:49:55.74 ID:uhaxfdOzo
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 19:51:02.43 ID:O6r7i2rRo
ヌッ
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 20:32:52.06 ID:CI7qp2QM0
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 20:58:46.94 ID:xzuQVG3A0
飯田 コンマ74 マガジン半分消費
アリス コンマ43 倒した
シモーヌ コンマ06 負傷した

ズガガガン!

ドサッ

カエサリオン兵「1人死亡!」

カエサリオン兵「クソッ!キルゾーンから奴らを逃すな!ここで押しとどめろ!」

タタタタタタン!

兵士が撃った弾丸がシモーヌの肩に命中した。

飯田「無事か?」

シモーヌ「ええ...まだいけるわ」

残り3人
シールド持ち 1/2
救急キット0
↓1飯田 マガジン11個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン11個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:03:03.39 ID:CI7qp2QM0
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:05:09.32 ID:g0b3GxWDO
はい
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:05:58.49 ID:yYLjTqAM0
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 21:28:26.32 ID:xzuQVG3A0
飯田 コンマ39 外した
アリス コンマ32 外した
シモーヌ コンマ49 外した

カエサリオン兵「進め、援護する!」

隊長が盾を持った兵士に命令する。

カエサリオン兵「了解!」

飯田「進ませるな、撃て!」

3人が一斉にシールドめがけ射撃する。

カエサリオン兵「っ...!」

衝撃を受け止めるのが精一杯で、とても前には進めないようだ。

残り3人
シールド持ち 1/2
救急キット0
↓1飯田 マガジン10個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 11発 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:31:30.11 ID:x7dxOn+V0
c
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:32:14.18 ID:yYLjTqAM0
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:32:38.19 ID:g0b3GxWDO
はい
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:47:25.37 ID:CI7qp2QM0
ああああ
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 21:51:45.11 ID:xzuQVG3A0
飯田 コンマ11 ゾロ目ボーナスで負傷回避
アリス コンマ18 負傷した
シモーヌ コンマ19 死亡判定

ガガガガン!

弾丸が飯田の頭上を掠める。

飯田「盾に集中すれば狙い撃ち、放置すれば距離を詰められる...クソッ!」

アリス「っ!」

アリスが被弾し、痛みで顔を歪める。

飯田「大丈夫か?!」

制圧射撃をしながらアリスの様子を見る。

カエサリオン兵「今だ、前進!」

好機を逃さず盾持ちの兵士が先頭に立ち近づいてくる。

シモーヌ「このっ!」カチャ

カエサリオン兵「そこだっ!」

ガガガガン!

シモーヌ「グハァッ!」ドサッ

↓1
00〜10死亡
11〜30一命は取り留めたものの戦闘には参加できず
31以上軽傷だった
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 21:59:30.15 ID:CI7qp2QM0
頼む…
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 22:04:46.75 ID:xzuQVG3A0
コンマ15 一命は取り留めたが戦闘参加不可

シモーヌ「はぁ...はぁ...」

彼女の顔色はみるみるうちに青白くなっていく。

飯田「大丈夫、致命傷じゃないぞ!」

シモーヌ「はぁ...ごめんなさい...また、足を引っ張って...」

アリス「いいからそこで傷を押さえてて!」

残り3人
シールド持ち 1/2
救急キット0
↓1飯田 マガジン10個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:08:57.50 ID:/agzjwQuO
おりゃ
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:10:09.01 ID:yYLjTqAM0
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:10:30.37 ID:g0b3GxWDO
はい
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 22:22:21.38 ID:xzuQVG3A0
飯田 コンマ50 倒した
アリス コンマ01 死亡判定

タァン!タァン!

飯田「ちっ...!」

遮蔽物越しとはいえ、盾を持った兵士はすぐそこまで来ていた。

アリス「こうなったら...!」

彼女は遮蔽物から飛び出すと、アンドロイドだからこそできる素早い動きで敵を翻弄した。

カエサリオン兵「くそっ!」

盾持ちの兵士がアリスに気を取られ身体を見せた瞬間を逃さず、飯田は正確に銃弾を叩き込んだ。

アリス「このまま!」

彼女はそのまま奥にいる兵士のところまで移動しようとした。

カエサリオン兵「フフフ...」

だが、倒したはずの兵士がモゾモゾと動いているのが飯田には見えた。

飯田「アリス、伏せろ!」

アリス「なっ!」

ドカ-ン!

飯田「ゲホッ...アリス、アリス!?」

↓1
00〜10死亡
11〜30一命は取り留めたものの戦闘には参加できず
31以上軽傷だった
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:26:22.54 ID:g0b3GxWDO
はい
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 22:48:40.36 ID:xzuQVG3A0
コンマ54 軽傷

爆煙の中で輝かしい金色が揺らめくのが見えた。

アリス「ゲホッ...ゲホッ...!大丈夫よ、何とか!」

飯田「ふぅ...」

どうやら彼女は間一髪で盾を拾い、破片から身を守ったようだ。

カエサリオン兵「ちっ...!」

ズガガガン!

アリス「っと!」

飯田「気を抜くな、あと2人だ!」

残り2人
救急キット0
↓1飯田 マガジン9個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:49:38.68 ID:yYLjTqAM0
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:51:33.79 ID:g0b3GxWDO
はい
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 22:51:46.26 ID:CI7qp2QM0
a
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 23:18:12.93 ID:xzuQVG3A0
飯田 コンマ68 倒した
アリス コンマ79 倒した

タタタタタン!

カエサリオン兵「ゴ、ゴホッ...!」バタリ

アリス「クリア!」

飯田「よし...。シモーヌ?」

シモーヌ「大丈夫よ...。それより後ろにいた奴らは...?」

飯田「見てくる。アリス、シモーヌを見ててくれ」

アリス「任せて」

気づけば後ろで起きていた戦闘も終わっているようだった。そしてそこには見知った顔があった。

ブラウン「ああ、イーグル隊!久しぶりですね」

まだ微かに息のあるカエサリオン兵の頭をハンドガンで撃ち抜きながら笑顔で挨拶する。

レイ「よう」

ウィロー「はやく帰りたい...」

そこには冷静に銃の調子を見ているレイと、恐怖で震えているウィローも居た。

飯田「お前達も俺たちを助けに...?」

ブラウン「ハハハハ、勘違いしないでくださいよ。私はあくまでビジネスでここに居ます。ベーツ・オルバーグに雇われてね」

飯田「ベーツ氏が?」

レイ「ああ。お前のとこの局長から連絡を貰ったらしい。借りを返す為、だとさ」

飯田「...そうか」

ブラウンの部下「一帯を確保しました」

ブラウン「よろしい。では、進むとしましょう」

飯田「いや、待ってくれ。彼女を頼む。上に連れて行って治療してくれ」

座りながら木箱にもたれているシモーヌに目線を移す。

レイ「だが、いいのか?流石に2人は...」

飯田「...そうだな。レイとウィローは来てくれないか?」

ウィローが一瞬引きつった顔になったのが見えた。

レイ「いいだろう。それじゃあ──」

ガガガガン!

カエサリオン兵「居たぞ!」

カエサリオン兵「奥に進ませるな!」

一体何処にいたのか、突然カエサリオンの兵士達が湧いて出てきた。

レイ「ちっ!すまない、無理そうだ!ここは俺たちが抑えるから2人は先へ進め!」

ウィロー「その...シモーヌさんは必ず守ります」

飯田「っ...。分かった!」

ブラウン「また、生きて会えることを楽しみにしてますよ」

飯田「...ああ」

705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/05(火) 23:48:21.25 ID:xzuQVG3A0
飯田はシモーヌを彼らに預け、アリスと共に奥へ進んだ。

アリス「シモーヌ、大丈夫かしら」

飯田「ああ、きっとな」

アリス「...そうね」

突然、照明が消えた。

飯田「何だ...?」

すると暗闇の中から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

キーガン「久しぶりだなぁ!よくあの戦争を生き抜き、ここまで来たな!褒めてやるよ!」

アリス「マルバス隊の隊長...!」

キーガン「だがここで終わりだ。安心しろ、じっくり殺してやるからよ!ハハハハッ!」

暗闇の中で何かが動くのが見えたかと思うと、左腕に鋭い痛みが走る。

キーガン「どうだ、ナイフの味は?美味いかぁ?」

再び影が動く。

アリス「どうする...このままじゃ」

飯田「くっ...」

ズガガガン!

キーガン「っ!クソがぁっ!誰だ!」

ミラー「そう吠えないでくださいよ」

リノア「それな〜」

飯田「局長、リノア!」

そこにはナイトビジョンゴーグルを装着したミラーとリノアがいた。

ミラー「詳しい話はもうクロウ隊から聞いてますね?」

飯田「はい。でも情報は誰が?」

ミラー「さあ、匿名でしたから。...まあ、予想はつきますがね」

リノア「元気、アリス?」

アリス「リノア...。ええ、元気よ」

リノア「そりゃよかった」

キーガン「俺が居ることを忘れてんじゃねえのかぁ!?」

激しい雄叫びと共に銃弾が飛んできた。

ミラー「さあ、こいつは任せて2人は先に行きなさい」

飯田「ですが...」

リノア「いいから〜」

飯田「...分かった」

ミラー「ああ、これを」

彼が手渡してきたのは救急キットだった。

飯田「助かります」

ミラー「ええ。では、また後ほど」

飯田「...はい」

ミラーとリノアは奥へと進む2人を見送ると、互いに背中を合わせた。

ミラー「アンドロイド、準備は?」

リノア「できてるよ〜。てかリノアって名前があんの」

ミラー「はいはい」

キーガン「俺を舐めやがって!殺す殺す殺す殺す殺す!殺してやるっ!!」
今日はここまで。
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/05(火) 23:57:52.46 ID:CI7qp2QM0
乙でした、終わりが近い
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/09(土) 19:51:57.39 ID:/np0PoHr0
飯田は通路の奥へと進みながらアリスに救急キットを投げ渡した。

飯田「ほら、治療しておけ」

アリス「ありがとう。...局長達、大丈夫かな?」

飯田「局長の実力がどの程度かは分からないが、遅れを取ることはないはずだ、それにリノアがいる。目の前のことに集中しよう」

アリス「そうね」

突き当たりの扉を開けると、2人は司令室のようなところに出た。

中央は吹き抜けになっており、ホログラムの地球が映し出されていた。

?「まさかここまで辿り着くとは、予想外だよ」

拍手と共に男の声が聞こえてくる。

飯田「お前は?」

ジョン「名乗る程の者でもない、ジョン・ドゥとでも呼んでくれ。先駆者、そのリーダーだよ」

そこに居たのは何の特徴もない、数分後には顔を忘れてしまいそうな普通の男だった。

アリス「貴方が...!」

飯田「お前の企みもここまでだ、観念しろ」

ジョン「それは君達の方だよ」

彼が指を鳴らすと同時に、飯田達の背後に兵士達が現れた。

ジョン「今やこの地球上に存在する全ての指揮系統は先駆者の支配下にある。外のお友達もすぐに終わるさ。君達を始末すれば世界に平和が訪れる」

アリス「平和?どこが?貴方達のしたことといえば無辜の人々を拐い実験台にして、戦争を引き起こしたくらいじゃない」

ジョン「それは平和に辿り着くまでに必要だった犠牲だよ。平和を求めるにはそれ相応の代償がいる」

飯田「だが...どうやって世界を平和にする?いくら指揮系統を全て支配したとはいえ人々の不満や戦争が無くなるわけがない!」

そう言うとジョンは顔を押さえ、静かに笑った。

アリス「何がおかしいのよ」

ジョン「いやいや、君たちの抱く世界平和は随分と幼いと思ってね」

飯田「何?」

ジョン「人が、人の欲望が存在する限り大なり小なり争いは無くならない。そんなのは当然さ。ならそれを制御すればいい。定期的に戦争を起こしそれを完全にコントロールすることで、最小の犠牲で最大限人々の欲や不満を満たす」
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/09(土) 19:56:49.34 ID:/np0PoHr0
飯田「それの、どこが世界平和なんだ!」

鬼気迫る飯田の表情と違い、ジョンはポカンとした顔をしている。

ジョン「これを平和と呼ばず何と呼ぶ?今後、戦争での死者は過去に類を見ないほど少なくなる。そうだな...ざっと一回の戦争につきたった数百人程度か」

アリス「そんな...人は数字じゃない!」

ジョン「その通り!普通の人はそこで踏みとどまる。だが、僕は違う。数百人の命を犠牲にして、残り何十億もの命を救う!それが正義だと...人々が望んでやまない平和だと信じているから!」

アリス「っ...!それなら貴方はどうなの!もしその数百人の中に貴方が含まれることになったら!」

ジョン「そんなの勿論受け入れるさ。逆に聞くよ、もし自分に世界を平和にできる才能が、素質が、環境があったとして君達はそれを諦めるのか?」

アリス「...」

ジョン「僕には諦められない、世界の人々のためにも。平和の為なら僕は世界中の人間から恨まれようと、大罪人と罵られようとやり抜く覚悟がある。君達はそれほどの覚悟を持ってここにきたか?」

飯田「...分からない。だが、平和のためだと言っても他人の生き死にをお前が、個人が決めていいはずがない。命は自分自身のものだ」

ジョン「理想論だね。人はいつでも他人に左右される、否応なしに。それは命であっても変わらない。さて、これ以上はもう無駄かな」

ジョンが手を挙げるのを見て、兵士達が引き金に指をかける。

しかし銃声を合図に倒れたのは兵士たちのほうだった。

ジョン「何?」

飯田「お、お前は...」

↓1
00〜30 ロボット
31〜80 サイボーグ
81〜99 懐かしい人物
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 20:03:00.51 ID:pujVzVfQO
あい
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/09(土) 20:19:17.75 ID:/np0PoHr0
コンマ51 サイボーグ

飯田「お前は!」

ヘクター「元気そうだな、隊長」

そこには右半身を機械化したヘクターが笑みを浮かべて立っていた。

ジョン「ほお、ヘクター・トンプソンか...。てっきり田舎で余生を過ごしているかと思ったが」

飯田「その身体は...?」

ヘクター「見りゃわかるだろ。俺は半身不随になっただけで諦めるような男じゃないのさ」

アリス「けれどサイボーグ化するのだって簡単じゃないはずよ...。恐ろしいほどの激痛と何年ものトレーニングを用するはず」

ヘクター「ま、そこは気合でな。さて、ジョンとやら、降伏しろ」

圧倒的に不利な状況になったにもかかわらず、彼は顔色一つ変えない。

ジョン「話を聞いてなかったのかい?僕の覚悟はそんな簡単に打ち破られるものじゃない」

彼はホルスターのリボルバーに手を伸ばした。

飯田「...ここで片をつける!」

「「了解!」」

ジョン 10/10
救急キット0
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン9個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3ヘクター マガジン10個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 20:31:53.17 ID:vTrEpqX/o
お帰りヘクター
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 20:48:20.66 ID:xM39GEt/o
おかえり
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 20:55:11.52 ID:kTobCyYRo
手榴弾
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/09(土) 21:17:15.51 ID:/np0PoHr0
飯田 コンマ17 負傷した
アリス コンマ66 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
ヘクター コンマ52 2人倒した

ダァン!ダァン!

アリス「そこっ!」ダダダダン!

ジョン「っと...」

彼はレベルWのボディアーマーを着ているのか、少しよろめいただけでピンピンしている。

ヘクター「ならこれはどうだ!」ポイッ

ドカ-ン!

爆煙が晴れた時ジョンの姿はそこには無かった。

ヘクター「どこ行きやがった...」

しばらく静寂が続いた後、1発の銃声と共に飯田は左腕に激しい痛みを感じた。

アリス「後ろっ!」

ヘクター「いつの間にっ!」

振り返るとジョンが背景と同化し消えていく姿が視界に入った。

アリス「光学迷彩っ!?」

ヘクター「大丈夫か、隊長?」

飯田「なんとかな...」

ジョン 7/10
救急キット0
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン8.5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3ヘクター マガジン10個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 21:38:37.48 ID:tKZIdvyo0
a
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 21:40:00.37 ID:kTobCyYRo
手榴弾
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 22:11:43.45 ID:tKZIdvyo0
あれ!?ヘクター、ヘクターじゃないか!
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/09(土) 23:19:13.85 ID:/np0PoHr0
飯田 コンマ48 外した
アリス コンマ37 2人倒した
ヘクター コンマ45 倒した

飯田「このっ!」

ガガガガガン!

飯田は確かにジョンの頭を撃ち抜いたはずだが、弾丸は彼をすり抜けていった。

アリス「ホログラム!?」

それと同時に部屋の至る所にジョンのホログラムが現れた。

それはC.O.Tが使っていたものよりも高性能で、AIによりコントロールされており本物の人間のように動くため見分けがつかない。

アリス「ならこれで!」ポイ

ドカ-ン!

爆風がホログラムを掻き消し、本物のジョンだけが残った。

ヘクター「そこ!」ガガガガン!

ジョン「ふっ...」

だが弾丸はまたもジョンには当たらなかった。

飯田「あれは、兄さんが使ってた電磁シールド搭載ドローンか...」





一方その頃...

タタタタタン!

キーガン「ウグゥゥ...!クソッがぁ!」

ミラー「意外と張り合いのない...」

リノア「イヤ、普通に強敵だよね?あ、そう言えばキーガン、あなたはどうして先駆者に?」

弾丸を撃ち合いながら会話を交わす。

キーガン「何故そんな事を聞く、ふざけてるのかぁ!?」

リノア「ただの興味だよ」

キーガン「...まあいい、話してやる。俺は物心ついた時から某国のスパイとして育てられた。任務の為、誰にも気取られない為、顔を消し、名前を変え、友人や家族も持てない...」

ミラー「へぇ。だから世界が平和になればそんな思いをする必要もなくなると?」
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/09(土) 23:23:00.69 ID:/np0PoHr0
突然キーガンは大きく高笑いした。

キーガン「ハァ?ンなわけねぇだろが!むしろ俺は今の境遇が気に入ってんだよ!」

リノア「ん〜、どゆこと?」

キーガン「顔も名前も消せるって事はよ...どれだけ人を殺そうが罪に問われねぇんだよ!捕まることもねぇ!殺し放題なんだよぉ!」

ミラー「なら何故先駆者に協力を?」

キーガン「世界平和に協力したら、以後どれだけ殺人しても見逃すって約束してもらったからなぁ!あり得ないことだとは思うが、これで万が一ヘマをしても安全だろ?」

リノア「成る程ね」

キーガン「さあ、時間稼ぎはここまでだ」

2人は素早く辺りを見渡す。どうやら会話をしている間にキーガンは至る所にトラップを仕掛けたようだ。

ミラー「ああ、そうだ。一つ聞いても?」

キーガン「ハハハハ、遺言かぁ?イイぜ!」

ミラー「貴方は国籍がないって事でいいですよね?」

キーガン「ああ...」

彼は先程からミラーの戦い方にどこが既視感があった。だがその質問でついにその正体が分かった。

キーガン「テメェ...キリングトラベラーか」

リノア「それって...」

彼女は頭の中で素早く情報をまとめる。

キリングトラベラーといえば数年前まで世界を騒がせていたシリアルキラーだ。

その特徴は2つ。1つ目は必ず一国につき1人だけ殺すというもの。そして2つ目は殺した人物の国籍と同じ国旗を現場に残す事だ。

ミラー「いやいや、無国籍の人間も是非殺したいとは思ってたんですが...ここで叶いそうですね」

キーガン「クククク...俺と同類だったか。思わず昇天しそうなほどの血の匂いがテメェから漂うのもそういう訳か」

リノア「ここにいるの、私以外サイコパスじゃん...」
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/09(土) 23:23:28.75 ID:/np0PoHr0
ジョン 4/10
救急キット0
↓1飯田 マガジン7個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン8.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3ヘクター マガジン9個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 23:42:47.15 ID:33N0SZ1/O
はい
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 23:47:04.42 ID:uiaaCheGo
ガンバ
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 00:14:05.06 ID:l+paTkVG0
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 14:41:36.93 ID:5ngRbELa0
飯田 コンマ15 死亡判定
アリス コンマ42 倒した
ヘクター コンマ06 負傷した

ヘクター「痛っ...何だこれ?」

ヘクターは自分の左腕から小さな針状の物体を引き抜いた。

飯田「それは...!」

ヘクターにホーミング弾の事を伝えようとしたが既に遅く、弾丸は遮蔽物を避けるように動き彼に直撃した。

アリス「このっ!」ズガガガン!

ボスン!

ジョン「ドローンがやられてしまいましたか...。まあいいでしょう」ポイッ

ジョンの投げた手榴弾がイーグル隊の目の前に落ちる。

ヘクターは負傷してすぐ動けない、アリスはジョンに釘付けにされている。飯田は自分が動くしかないと思い、急いで手榴弾を蹴飛ばす。

飯田「ちっ!」

だが、十分距離を取る前に爆発してしまった。

↓1
00〜10死亡
11〜30一命は取り留めたものの戦闘には参加できず
31以上軽傷だった
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 15:06:33.25 ID:B+GGjHwOO
えい
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 15:33:02.85 ID:5ngRbELa0
コンマ25 戦闘には参加不可

アリス「大丈夫!?」

飯田「ああ...」

その言葉とは裏腹に、爆発によって吹き飛んできた多くの破片が両足に突き刺さっていた。

ヘクター「仕方ない、アリス、2人で何とかするぞ」

アリス「分かった!」

ジョン 3/10
救急キット0
↓1アリス マガジン7.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2ヘクター マガジン9個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 15:35:29.13 ID:l+paTkVG0
救急キットがほしい!
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 15:46:57.70 ID:hUZPIwLVo
泣けるぜ
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 16:35:56.86 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ13 負傷した
ヘクター コンマ70 倒した

ジョンはまたも光学迷彩で姿を消したかと思うと、2人を囲むようにホログラムを展開した。

ガガガガン!

ヘクター「クソッ!これじゃどれが本物か見分けてる暇もないぞ!」

アリス「任せて、援護は頼んだわよ!」

そういうとアリスは素早くホログラムの観察を始めた。

ジョン「いい的ですね...」

ガガガガン!

アリス「っ!」

ヘクター「大丈夫か!?」

アリス「いいから!」

彼女は弾丸を喰らいながらもCPUをフル回転させる。

確かにホログラムはAIによって人と同じ動きをするようコントロールされているが、それは個人の動きを真似しているというわけではない。

アリスはその点を利用して数多のジョンの中から癖を持った1人を探し出した。

アリス「そこよ!」

ヘクター「おう!」タタタタタン!

ジョン「ぐっ...!」

ジョン 2/10
救急キット0
↓1アリス マガジン7.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2ヘクター マガジン8個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 16:37:27.69 ID:hUZPIwLVo
羽毛
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 16:42:56.49 ID:f3kOIaL30
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 17:04:00.14 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ69 倒した
ヘクター コンマ49 外した

アリス「もうホログラムは無駄よ!」

アリスは惑わされる事なく本物を撃ち抜いた。

ジョン「ちっ...!」

腰のグレネードに手を伸ばす。

ヘクター「させるかよ!」タタタタタン!

ジョン「ええい!」

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス マガジン6.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2ヘクター マガジン7個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 17:44:55.49 ID:w8SL/Q3so
頑張れ
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 17:45:52.17 ID:0L/OOJ4DO
はい
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 18:14:42.98 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ49 外した
ヘクター コンマ17 死亡判定

アリス「ドローンは壊れ、ホログラムも無駄。もうオモチャはないわよ!」

ジョン「ふん、あまり見縊らない事だ!」

するとジョンは1人であるにもかかわらず、アリスとヘクター両方を制圧できるほど正確な射撃をしてきた。

アリス「このっ...」

ヘクター「おい、アリス。俺が奴を引き付ける、その間に何とかしろよ」

アリス「え?」

ヘクターはアリスの返事を聞かずに飛び出していった。

ヘクター「こっちだジョン!やれるもんならやってみろ!」

ジョン「馬鹿め...!」ダァン!ダァン!

ヘクターはサイボーグ化した事によって得た常人離れしたスピードでジョンを翻弄していたが、次第にジョンの狙いが正確になっていく。

ジョン「これで終わりだ」

ダァン!

↓1
00〜10死亡
11〜30一命は取り留めたものの戦闘には参加できず
31以上軽傷だった
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 18:25:10.05 ID:l+paTkVG0
あああああ
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 18:30:26.56 ID:5ngRbELa0
コンマ05 死亡

ヘクター「ゴホッ...!」

アリスには倒れていくヘクターの表情がどこか笑顔のように見えた。

それはおそらく、再びイーグル隊として飯田達と共に戦えた嬉しさだろう。

アリス(ヘクター...!その犠牲は無駄にしない!)カチャ

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス マガジン5.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 18:32:19.48 ID:hUZPIwLVo
動くと当たらないだろ!
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 18:37:29.47 ID:l+paTkVG0
すまない…
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 18:46:18.08 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ48 外した

アリス(今なら銃口はこっちを向いていない!)

アリス「そこだっ!」カチャ

ジョン「甘い!」

彼はホルスターからさらにもう一丁リボルバーを取り出しアリスに射撃した。

リボルバーの弾幕にアリスは隠れざるを得なかった。

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス マガジン4.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 18:54:13.51 ID:OWcKXguLo
イキロ
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 18:58:40.02 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ51 外した

アリスとジョン、2人の銃弾の応酬が続く。

ジョン「なかなかどうして、しぶとい奴め...」ダァン!ダァン!

アリス「そっちこそね!」ガガガガン!

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス マガジン3.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 19:12:18.42 ID:w8SL/Q3so
えい
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 19:21:36.13 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ42 外した

アリス「埒があかない...!ダダダダン.

状況は拮抗しているとはいえあまり時間はかけられない。いつ先駆者の援軍が来るかも分からないとなれば尚更だ。

ジョン「そろそろ諦めたらどうですか!」タァン!

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス マガジン2.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 19:29:14.42 ID:IazlrvrP0
はい
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 19:34:27.56 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ42 外した

タタタタン!

ガチャコ

アリス「弾ももう僅か...。早く仕留めないと!」

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス マガジン1.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 19:45:06.12 ID:f3kOIaL30
b
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 19:51:04.60 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ12 死亡判定

ジョン「そろそろ終わりにしよう!」

そう言うとジョンは移動し始めた。

アリス「あの方向は...まずい、晃司!」

飯田を狙われた事によって生じたアリスの焦りをジョンは見逃さなかった。

ジョン「もらった」ダァン!

↓1
00〜10死亡
11〜30一命は取り留めたものの戦闘には参加できず
31以上軽傷だった
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 20:50:03.83 ID:w8SL/Q3so
えい
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 21:24:44.14 ID:5ngRbELa0
コンマ83 軽傷

アリスはかろうじて前転し、直撃を避けることができた。

ジョン「ちっ...」

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス マガジン1.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 21:26:10.08 ID:0L/OOJ4DO
はい
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 21:35:16.84 ID:5ngRbELa0
アリス コンマ08 死亡判定

ダァン!

アリス「避けられないっ...!」

↓1
00〜10死亡
11〜30一命は取り留めたものの戦闘には参加できず
31以上軽傷だった
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 21:36:56.54 ID:w8SL/Q3so
よっしゃ
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 21:40:17.17 ID:5ngRbELa0
コンマ54 軽傷

ジョン「また外した...!予想以上に体力を消耗しているようですね...」

アリス「ふぅ...!今度こそ!」

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス マガジン1.5個 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 21:42:19.37 ID:w8SL/Q3so
どすこい
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 21:46:03.41 ID:l+paTkVG0
もう取るのが怖い!
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 21:48:24.64 ID:5ngRbELa0
コンマ37 外した

ズガガガン!

カチッ

アリス「弾が!仕方ない...!」

彼女は素早くサイドアームのハンドガンをホルスターから引き抜く。

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス ハンドガン 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜70外した
71以上 倒した
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 21:51:44.12 ID:P9rchvF1o
嘘だろ
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 21:57:39.48 ID:5ngRbELa0
コンマ12 死亡判定

ジョン「これで...」

ダァン!

↓1
00〜10死亡
11〜30一命は取り留めたものの戦闘には参加できず
31以上軽傷だった
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 22:06:27.64 ID:w8SL/Q3so
すいません
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 22:13:29.38 ID:5ngRbELa0
終わんないなぁ...。このままやり続けてもダレそうだけど何とかしたほうがいいですかね?
コンマ64 軽傷

アリス「あぶなかった...」

ジョン 1/10
救急キット0
↓1アリス ハンドガン 手榴弾0個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜70外した
71以上 倒した
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 22:16:21.98 ID:MyPDoGOpO
倒した判定をげきゆるにしてほしいかな
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 22:20:19.00 ID:P9rchvF1o
そんなこと言ってたら終わった
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 22:32:48.14 ID:l+paTkVG0
割とこのスレ死亡率はかなりぬるかったんだが最後の最後で死闘だったな・・・
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 22:46:52.00 ID:5ngRbELa0
コンマ98 倒した

アリス「そこだ!」タァン!タァン!

ジョン「ゴホッ...!まだ...まだだ!」

血を吐きながら彼は懐に忍ばせてあったリボルバーに手を伸ばした。

アリス「3つ目!?間に合わないっ!」

リボルバーの銃口がアリスに向き、遂に終わりを覚悟した。

ジョン「っ...!」

だがジョンは撃たなかった。

グレイ「そこまでだ」

ジョン「グレイ...!やはり生きていましたか。銃を向ける相手を間違えてますよ」

グレイ「いいや、合っている。ほらアリス君、これで飯田君を手当てしてやれ」

アリスは救急キットを受け取ると飯田のもとへ駆け寄った。

ジョン「何故ですか?貴方は我々の考えに賛同していたはず」

グレイ「だが考えが変わった」

ジョン「どういうことです?」

グレイ「確かにお前のやり方なら世界は平和になるかもしれない。だが...心が、優しさがない」

ジョン「優しさ?笑わせてくれますね!そんなものじゃ何も解決しない!」

グレイ「かもな。だが誰か1人でも優しさをあのジャンキーに与えていたら彼は凶行に走らなかったかもしれない。私の妻と子供も...」

ジョン「ならあなたは私の正しさを理解しているのにも関わらず、自分が受け入れられないから平和を潰すと?」

グレイ「そうだ。少なくともお前の目指す世界は妻子に誇れる世界じゃない」

ジョンはリボルバーを手放すと、膝をつき項垂れながら笑みを浮かべた。

ジョン「いいでしょう。なら最後に一つ、貴方とイーグル隊に」

飯田「聞こう...」

応急手当てを終えた飯田とアリスが、ジョンの側による。

ジョン「これから先の世界で起こる戦争、その犠牲者は数十万、数千万、あるいは数億もの数です。その人々は皆、君たちが殺したも同然だという事を忘れずに...。では、どうぞ」

グレイ「分かった」

そう言うとグレイは何の躊躇いもなく頭を撃ち抜いた。
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 22:47:29.70 ID:5ngRbELa0
グレイ「さて、これで終わりじゃない」

飯田「何?」

グレイ「この部屋を見ろ。ここにはまだ先駆者のネットワークが残ってる」

飯田「ならこれを破壊して──」

グレイ「まあ待て」

アリス「え?」

グレイ「よく考えてみろ。これだけのネットワーク利用しない手はないだろ?」

飯田「どういう...事だ」

グレイ「確かに奴のやり方は私たちにとっては正しくないものだった。なら...我々がその代わりをすればいい」

アリス「そ、そんな...」

飯田「...」

↓3まで多数決
1提案に乗る
2提案を断る
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 22:49:30.23 ID:IazlrvrP0
2
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 22:51:06.35 ID:OWcKXguLo
2
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 22:58:26.98 ID:5ngRbELa0
2断る

飯田「いや、それじゃジョンと何も変わらない」

グレイ「...ふっ。そう言うと思ったよ」

アリス「試したのね?」

グレイ「まあな」

アリス「もし提案に乗ってたら?」

グレイ「殺していた。さて、ここを爆破するとしよう」

グレイが用意してあった爆薬を設置し始めた。

飯田「ヘクター...。お前は最後まで...」

グレイ「さあ、行くぞ」

アリス「分かったわ。グレイは晃司をお願い。私はヘクターを運ぶわ」

そうして3人は司令室を後にした。

↓1 ミラーとリノアの状況
00〜30 死傷者あり
31〜99 死傷者なし
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 23:02:26.48 ID:MyPDoGOpO
ほい
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 23:45:32.94 ID:5ngRbELa0
コンマ48 死傷者なし

アリス「リノア、無事だった?」

リノア「まあね〜」

ミラー「2人とも無事でしたか。それに...グレイさん」

グレイ「久しぶりだな。さあ、早く行くぞ」

グレイは飯田を抱えながら足早に先へ進んだ。そしてアリスもそれに続いた。

リノア「そういえば最近被害者出てなかったけど、飽きたの?」

ミラー「まさか!ただ...ある日1人の男にボコられましてね。それで決めたんですよ、その男を殺すまではキリングトラベラーには戻らないって」

リノア「それって〜」

ミラー「ええ、グレイさんですよ。さあ私たちも行きましょう」

そのままイーグル隊達は道中で他の仲間と合流し、事務所を脱出した。

飯田「これからどうするんですか...?」

グレイ「やるべき事をやる。先駆者はトップを失ったとはいえまだ各地に末端が存在する。そいつらを片付ける」

飯田「そう...ですか。なら俺も」

グレイ「いや、これは私1人で片をつける」

飯田「...また、会えますか?」

グレイ「ふっ、さあ。じゃあな」

そう言うとグレイはその場から去った。

アリス「さあ、行きましょう晃司」

飯田「ああ...」
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 23:46:50.54 ID:5ngRbELa0
数年後

オウルレギオン本社のカフェスペースで2人の女性が話をしている。

アリス「久しぶりね、シモーヌ」

シモーヌ「元気そうで何よりよ」

アリス「それで、狙撃手の育成はどう?」

シモーヌはその腕前を認められ、オウルレギオンの特殊狙撃部隊を養成する教官となっていた。

シモーヌ「駄目ね。私に並ぶ人材はなかなかいないわ」

アリス「ま、当然よね」

シモーヌ「そういうアリスは最近どうなの?」

アリス「えーとね...」

アリスはリノアと共に世界各地を旅している。人としての見識を深める為、そしてアンドロイドに対する偏見や差別を打ち払う為らしい。

アリス「そういえばグレイはどうしてるのかしら」

シモーヌ「さあ...。時折彼の様な人を見たっていう噂を聞くけど...分からないわ」

2人の元へ1人の男性が近づいてくる。

飯田「2人共、久しぶりだな」

シモーヌ「隊長、久しぶり」

アリス「ハロ〜、晃司」

飯田「ああ。アリス、リノアの口調に似てきたんじゃないか?」

アリス「えっ、そんなことは...」

シモーヌ「それで新兵の教育は楽しい?」

飯田「まあ、やりがいはある。ところでミラー社長は?今日は彼に呼ばれて集まったんだよな」

アリス「ええ。あら、噂をすれば何とやら」

ミラー「お久しぶりですね。さて、旧交を温めたいところですが本題に入りましょう。3人しか任せられない任務があるのですが...」

アリス「どうする、2人共?」

シモーヌ「隊長に従うわ」

飯田「...なら、イーグル隊の出番だな」

ミラー「そう言ってくれると思ってました!さあ説明ですが──」

飯田(君が考える様な生活じゃないかもしれないが...それでも、俺は十分健やかに生きてるよ。だから...安心してくれ)

──完──
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/10(日) 23:47:43.48 ID:5ngRbELa0
色々反省点はありますがこれで終わりです。
稚拙な文章に最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 23:57:20.08 ID:l+paTkVG0
完結お疲れ様でした、初期から追ってきました
募集されたキャラと設定を全部使われたのが凄かったと思います、ありがとうございました
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/10(日) 23:57:23.96 ID:ZVri46ui0
完結お疲れ様でした!
安価の捌き方やストーリーにおける様々なキャラの書き分けなど、とても素晴らしいスレでした!
今後も期待!
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 01:26:51.39 ID:P8QAD+UeO
お疲れ様でした
次回作は今の所予定はありますか
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/11(月) 12:28:37.61 ID:x23s/fNT0
やりたいなーとは思ってますが、特に題材も決まってないので時間かかるかもです
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/11(月) 21:18:33.12 ID:P2wv9PfJo
とても楽しませてもらいました!次回作があるなら分かるようにして欲しいです!!
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/12(火) 22:02:48.15 ID:GUqGta2k0
新作建てました。時間と興味があればぜひ読んでやってください。

【安価・コンマ】ループ世界の主人公として生きる
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