【ミリマスSS】たすけて!ダイナマイタージュリア!

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1 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 10:56:49.51 ID:p/7/tapd0
アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
台本形式のギャグSSです。温かい目でご覧ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1575165409
2 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 10:57:50.02 ID:p/7/tapd0

prrrrrrrrrrrr


P「ん?ロコから電話が・・・」

ロコ『プロデューサー!ヘルプです〜!!』

P「どうした!?」

ロコ『地下倉庫でクリエイトしていたらアートがコラプスしてドアがブロックされてしまったんです!』

P「マジで何やってんの!?とりあえず今から行くから無理するなよ!?」
3 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 10:58:50.52 ID:p/7/tapd0

P「くそっ、全然動かん!」

ロコ『プロデューサー・・・もうダメです。ロコはこのままスターブ トゥー ダイです・・・』

P「あきらめるな!絶対助けるからな!」

ジュリア「お困りのようだね」

P「ダイナマイタージュリア!」

ロコ『ダイナマイタージュリア!』
4 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 10:59:52.38 ID:p/7/tapd0

ジュリア「離れてな、このドアを吹き飛ばしてやるぜ」

P「で、でもこのドアの奥には大量のロコアートとロコが・・・」

ジュリア「アタシが誰だか忘れたのか?子猫ちゃんを守りつつガラクタだけ吹き飛ばすなんて造作もないことさ」

ロコ『ガラクタじゃなくてロコアートです!』

ジュリア「おっと失礼。それじゃあ行くぜ・・・!」
5 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:00:29.27 ID:p/7/tapd0


ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン



P「あぁ!ドアが木っ端微塵に!ロコ!ロコは無事か!」

ロコ「きゅう」

P「気絶はしてるけど傷は無いみたいだ!さすがはダイナマイタージュリア!」

ジュリア「よせやい」
6 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:01:47.64 ID:p/7/tapd0

百合子「プロデューサーさん!私すごいものを見つけちゃいました!」

P「なんだ?お母さんに隠していた定期テストか?」

百合子「ち、違います!開かずの扉です!封印の間です!」

P「学校の怪談でも読んだの?」

百合子「もう!違いますってばぁ!劇場の地下に開かずの扉があるんです!」

百合子「美咲さんに劇場の間取り図を見せてもらったら、部屋がないハズのところに扉があるんです!」

P「えぇ、また劇場の意思さんかな」

百合子「劇場の意思?」

P「なんでもない」
7 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:02:35.78 ID:p/7/tapd0

百合子「ここです!この扉です!美咲さんにマスターキーを借りても開きませんでした!」

P「美咲ちゃんには一度安全というものについて教える必要がありそう」

百合子「とにかく、開かずの扉なんです!プロデューサーさん、開けてください!」

P「開けてくださいと言われても、鍵がかかってて開かないものは開かないし・・・」

百合子「えぇ!?山荘での殺人事件では男の人が体当たりで扉を開けるのが定番なんですよ!?」

ジュリア「アタシの出番かな」

P「ダイナマイタージュリア!」

百合子「ダイナマイタージュリアさん!」
8 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:03:15.15 ID:p/7/tapd0

ジュリア「別に周りの壁ごと破壊しても構わないんだろう?」

百合子「かっこいいです!」

P「いや、構う構う。あとで社長から怒られるの俺だから」

ジュリア「分かった。ドアを開けるだけだな。任せてくれ」

百合子「キャー!応援してます!」

ジュリア「静かにしてくれ。集中しているんだ」

百合子「黙ります!」

P「百合子ちょっと危ないから離れてようね」

ジュリア「行くぜ・・・」
9 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:04:08.37 ID:p/7/tapd0


ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


百合子「あぁ!ドアが壊れて中が・・・アレ!?無い!?」

百合子「これ、ただの壁にドアがあっただけみたいですよ!どうしてこんなものが?」

P(やっぱり劇場の意思さんの名残だなこれ)

ジュリア「扉じゃなかったからやり過ぎちまった。すまん」
10 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:04:59.37 ID:p/7/tapd0

美咲「なんの音ですか!?・・・あー!壁がえぐれてる!」

P「ゲッ!美咲ちゃん!」

美咲「また修繕手配しなきゃ・・・!あぁでも投票で決まった52人分の衣装も作らないと・・・うぅ・・・」

P「ゴメン美咲ちゃん」

百合子「突如劇場に現れた不要物(トマソン)、激変する我々の生活、活躍する謎の赤髪の美女・・・」

ジュリア「解体だったら任せてくれ」

劇場の意思「またよろしく頼むよ」

P「おいこら劇場の意思お前ちょっと黙れ」
11 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:05:33.49 ID:p/7/tapd0

静香「だからもっと全体練習の時間を増やしたほうが良いって言ってるでしょ!」

志保「個々のレベルが達してないときにやっても意味ないと思うけど」

P「おうおうどうしたどうした」

静香「今度の公演のレッスンのスケジュールを組んでるんですけど」

静香「全体でレッスンできる日があるのに、志保が個人でレッスンするって言って聞かなくて」

志保「聞かなくてじゃないでしょ。全体レッスンは後からやればいいじゃない」

静香「最初にみんなの意識を統一するのが大事でしょ」

志保「私以外でどうぞ」

P「まぁまぁ落ち着いて」

ジュリア「一体どうしたんだい」

P「ダイナマイタージュリア!」

静香「ダイナマイタージュリアさん!」

志保「ダイナマイタージュリアさん!」
12 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:06:12.15 ID:p/7/tapd0

P「いやいや、さすがにダイナマイタージュリアといえどこの状況はどうにも・・・」

ジュリア「おいおい、ダイナマイターも舐められたものだな」

静香「えーっと・・・」

志保「ジュリアさん関係ないですよね」

ジュリア「ここに新開発の風圧だけを発生させるダイナマイトがあるんだ」

ジュリア「シズ、シホ、向かい合ってくれないか」

志保「え、いやです」

P「まぁまぁそういわずに」
13 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:07:07.58 ID:p/7/tapd0

ジュリア「これを二人の背中に沢山配置して」

静香「ジュリアさん?あの、話が読めないんですが」

P「どうするつもりだ・・・?」

ジュリア「順に起爆する!!」


ドーンドーンドーン


志保「うっ!?風が!?」

静香「むぐっ!?ちょ、志保、離れなさいよ!」
14 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:08:14.04 ID:p/7/tapd0


ドーンドーン

志保「む、無理よ!静香こそ、どうにか抜け出して・・・」

静香「それが出来ないから言ってるんでしょう!」



ドーンドーン

P「なるほど、物理的に二人をくっつけてしまおうという作戦か。考えたな」

ジュリア「よせやい」



ドーンドーン

静香「何も考えてないですよね!?これ結構苦しいんですけど!?」

志保「静香、もう何も考えてはだめよ」

静香「あきらめないでよ!」
15 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:09:08.71 ID:p/7/tapd0

千鶴「うーん、今度のライブで何か派手な演出をしたいですわね・・・」

P「何か良いアイデアはないかなぁ」

ジュリア「アタシの出番かな」

P「ダイナマイタージュリア!」

千鶴「ダイナマイタージュリア!」

ジュリア「いいかい、これは新開発のダイナマイトなんだが・・・」

P「なるほどこれなら!さすがはダイナマイタージュリアだ!」

ジュリア「よせやい」
16 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:09:44.72 ID:p/7/tapd0

エレナ「えへへ〜、今日のステージすっごく楽しみだネ♪」

琴葉「だ、大丈夫でしょうか。お客さんが怪我をしたり・・・」

P「ダイナマイタージュリアを信じろ」

千鶴「大丈夫ですわ。ダイナマイタージュリアですもの」



ドーーーン!

ウオオォォォォ!?!



麗花「はーい!今日は私たちが頑張っちゃいまーす!」

ワアアァァァァァ

17 : ◆ivbWs9E0to [saga]:2019/12/01(日) 11:10:38.57 ID:p/7/tapd0

琴葉「一体何が!?」

ジュリア「ダイナマイトワープだ」

琴葉「ダイナマイトワープ!?」

P「ほら、琴葉もエレナも千鶴も、ドンドン行くぞ!」

エレナ「ワクワクしてきてヨー!」

琴葉「ま、待ってください、心の準備が」

ジュリア「遅いぜ、もう火ぃ付けちまったからな」

千鶴「行きますわよ!」

琴葉「あぁぁぁぁぁ!!」

ドーーーン!
ドーーーン!
ドーーーン!

P「アイドルの移動から照明、演出まですべてダイナマイトで・・・流石だなダイナマイタージュリア」

ジュリア「それほどでも」
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