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【安価・コンマ】鬼滅の飛天御剣流 弐の型【鬼滅の刃】
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◆iTIU2u1OKI
[saga]:2019/12/04(水) 21:31:55.23 ID:FYHxfZcR0
コンマ 2 ストックを使用し、ゾロ目へ 窩座の頸が飛んだ瞬間、その時不思議なことが起こった。気づくと、過去にいて、まっさらな体。過ちを犯す前にいた。なぜかはわからない。だが、彼は歩き出す。今度は、道に迷わないように……
ストック残り3P
貴方「飛天御剣流奥義──!」
──天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)!!
断!
猗窩座の頸が、胴から離れた……!
猗窩座「見事……!」
猗窩座(俺は、鬼として人を殺しすぎた。ならば、人知れず死ぬのではなく、きちんと人に討伐され、消えるのが筋というものだろう)
猗窩座「これで……いい。恋雪……いま……」
猗窩座の視界が、光に染まった。
??「はっ!」
気づくと少年は、道場に立っていた。
??「なぜ、俺は? ここは……?」
??「おおい、家に入らんのかー?」
??「おや、じ?」
そこにいたのは、自分のしでかしによって自ら命をたった、父の姿だった。
??「起きて大丈夫なのか!?」
??「ああ。白い外套を着たお侍様から、呼吸の仕方を教わったら、なにやら体が楽になってな。今なら毒さえ効かぬ気がする! こりゃしばらくしたら、仕事にも出れるようになるぞ!」
??「なんだよ、それ……」
思わず、涙があふれた。
??「どうした? おお、そうだ。お前にもこれ教えてやる。健康は、いいもんだなぁ!」
??「ああ。ああ……教えてくれよ。ずっと、ずっとだ。一緒にいよう……」
なぜこうなったのかはわからない。だが、そんなことどうでもいい。
俺は、やり直せる。
やり直そう!
今度は、道に迷わないように……
貴方「……」
貴方の足元に倒れた猗窩座の体が、すう。と消えた。
まるで、存在がなかったかのように……
ほんとうに、不思議なことがあるものだ。
貴方は刀をおさめ、皆の待つところへ帰るため、歩き出した。
鬼との戦いは、もうじき終わる。
鬼に怯えて人が暮らす時代は、もうなくなるのだ……
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