勇者「ステータスをカンストしすぎた」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:13:55.07 ID:Cp0kflXCO
〜100年前〜

戦士『勇者ってさ、なにに秀でてるんだろうな?』

勇者『?』

戦士『ふと不思議になってさ。例えば俺だったら力だろ。魔法使いだったら攻撃魔法。僧侶だったら回復。それぞれ長所がある』

魔法使い♀『たしかに、言われてみれば勇者って中途半端よね』

勇者『えっ』

僧侶♀『良くいえばなんでもできるオールマイティー(万能)な方では……』

魔法使い♀『プッw 良く言えば? 悪く言えば器用貧乏って言いたいわけ?w』

僧侶♀『ち、違いますよっ!!』

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1576930435
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:19:06.04 ID:rtoFZJT+0
レベル99でもドーピングアイテム使いまくればいいしな
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:23:24.41 ID:Cp0kflXCO
勇者『僧侶……そんなふうに思って……』

僧侶♀『ちがっ!? ち、違いますよ!? 魔法使いさんが勝手に言ってるだけで!』

魔法使い♀『本当にそう〜? 思ってなかったらさ、良く言えば、なんて言葉に出てこなくない??』

僧侶♀『〜〜っ!! からかうのもいい加減にしてください! 怒りますよっ!!』

魔法使い♀『えぇ〜〜? なになに? 気にしちゃってりゅの?? 勇者ってば、役立たずって自覚ありゅのぉ???』

勇者『……そんなことは、ない、はず』

戦士『まぁ、まったく役立たずってわけでもない』
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:35:54.76 ID:Cp0kflXCO
戦士『なんでもそつなくこなすからサポートできるしな」

僧侶♀『! ほら見なさい! 勇者様だけに扱える呪文や特技だってありますし!』

勇者『そ、そうだよな……?』

魔法使い♀『でも、結局、それ全部含めてさ。中途半端なんじゃない?』

僧侶♀『まだ言いますか……!』

魔法使い♀『だって、勇者でしょ? 勇者だったら全部が秀でてないとさぁ』

僧侶♀『そんなのアナタが勝手にそう思ってるだけでしょう』

魔法使い♀『僧侶は、ガッカリしたことないの? 勇者ってこんな……? って。私はガッカリしたよ』

僧侶♀『……?』

魔法使い♀『剣を振れば大地が割れ! 魔法を唱えれば海が割れる! そんな伝説級の存在だと思ってた。それが……コレ?』  

戦士『がっはっはっ! きついこと言うなぁ! コレだってよ!』
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:44:49.17 ID:Cp0kflXCO
僧侶♀『あまりにも……!! あまりにも失礼すぎます!!』

魔法使い♀『あたしから言わせりゃ、そこまでムキになって怒るの、変だよ』

僧侶♀『なっ!? な、ななっ!?』

魔法使い♀『よく言うじゃない? 本当のこと言われてると思ったらムキになるって。勇者が万能と思ってるなら、鼻で笑ってたらよくない??』

僧侶♀『なんで両極端な話になるんですか!? 私は、アナタの物言いがーー!』

勇者『ーーやめろっ!!』バンッ

僧侶♀『ーーっ!』ビクッ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/21(土) 21:54:31.26 ID:Cp0kflXCO
勇者『魔法使いが、俺を、どう見てるかはわかった。もう充分だよ』

僧侶♀『ゆ、勇者さま……』

勇者『戦士。お前は、いつも考え無しに思ってることを口走ってしまうな。それがお前の良い所でもあるが、今回は違ったようだ』

戦士『……いや、なんか、すまん』

勇者『魔法使い。不甲斐ない勇者で、伝説とは名ばかりの勇者で、すまない』

魔法使い♀『……別に謝られることじゃ』

勇者『薄々、感じてはいたんだ。俺って……ーー勇者って、魔法戦士みたいだなって』

僧侶♀『勇者さま……』

勇者『俺に効いたよ。みんなのやりとりは。まさに会心の一撃だった』

勇者『……ちょっと、ひとりで考えさせてくれ』
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 00:08:34.95 ID:WGyVSjqH0
何番煎じだよ
SSまとめてるサイトでちょっと探せば大量に出てくるネタじゃねぇか
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 00:15:58.15 ID:z4qp4F+AO
〜100年後〜

勇者「あの後、宿屋にひとりでいると
なにもない壁に光る扉が現れた」

勇者「目の前にいきなり現れた扉に、俺は、どこか懐かしさを感じ、警戒心を忘れて中に入った」

勇者「異質さが一目でわかる、鏡で囲まれた部屋だった。中央には、独りの男が立っていた」

賢者『私は賢者。ようこそ、幻想の塔へ』

勇者「男は、賢者と名乗った。そして、先ほどのやりとりをこの部屋から見ていたことを俺に告げた」

賢者『良く言えば万能。悪く言えば器用貧乏。そのどちらも良いと私は思いますが、貴方は気にくわないようだ』

勇者「澄んだ瞳に、俺の中のわだかまりを見透かされているようだった」

賢者『であるならば、方法は2つに1つ。甘受するか、抗うかです。どうしますか?』

勇者「甘受するとは、現状を受け入れることなのだろうと思った。反対の意味で抗うとはーー」

賢者『なりますか? どの分野でも突出した存在に』

勇者「なれるのならなりたい。しかし、本当になれるのか?」

賢者『なれますとも。貴方はがっかりするかもしれませんが、勇者でなくともなれます。むしろ、勇者であることを忘れねばならない』
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 00:22:03.74 ID:z4qp4F+AO
勇者「勇者であることを忘れる? どういうことだ?」

賢者『世界のことわりには、パラメーターという概念があります』

勇者「パラメーター……」

賢者『つまり、腕力や知力などを数値化した概念があるのです。その数値に職業の限界値があってーー』

勇者「ちょっと待ってくれ。さっぱり意味がわからん」

賢者『ふむ。では、インターフェースをだして、貴方のステータスを可視化しましょう』スッ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 00:27:20.24 ID:z4qp4F+AO

[勇者:男]

年齢18才 童貞

レベル15

力:25
知力:23
早さ:15
体力:23
運:20
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 00:39:12.49 ID:z4qp4F+AO
勇者「なんだ、これ……」

賢者『見えましたでしょう。これが、貴方のパラメーターです』

勇者「俺の戦力を数値化か。数値があるのはわかったが、高いのか低いのかよくわからんな」

賢者『注目してほしいのはそこではなく、バランスです。どの項目も均等な、バランスのとれた振り分けでしょう』

勇者「すこし素早さが低い気がするが」

賢者『このレベルだからですよ。勇者の最高レベルでは、どれも均等になります』

勇者「そうなのか……」

賢者『戦士のパラメーターと比較してみましょう』
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 00:43:20.77 ID:z4qp4F+AO

[戦士:男]

年齢:19才 経験人数2人

レベル16

力:62
知力:10
早さ:13
体力:47
運:9
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 00:53:05.49 ID:z4qp4F+AO
勇者「おお……! 戦士の力はやっぱ……って、ちょっと待て!? 経験人数が2人!?」

賢者『おや、知らなかったのですか?』

勇者「し、知らんかった。あの野郎、俺童貞だとばっかり……』

賢者『相手は貴方の……ゴホン、そうではなく、偏った数値だと思いませんか?』

勇者「ああ……まぁ、そうだな。偏っているからこそ、力は突出している」

賢者『その通り。そして、これが職業差です』

勇者「職業?」

賢者『持って生まれた才能や努力で伸びしろが決まるのではなく、職業で決まるのですよ』

勇者「?」

賢者『貴方は勇者の数値が、戦士は戦士の数値が。あらかじめ決められていて、その通りにしかならないという話です」

勇者「だから、勇者を忘れろ、と?」

賢者『貴方が全てに突出した存在になるのは、それしかありません』

勇者「だけど、賢者がいうように職業によって数値が決まっているなら、何かの職業に就く必要があるんじゃないのか?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 01:11:12.90 ID:z4qp4F+AO
賢者『ご明察。貴方には、全ての職業についていただきます』

勇者「…………は?」

賢者『幸い、この扉にはいった瞬間に100年の時間を前借りしている形になっていますのでーー』

勇者「ひゃ、ひゃく……? いや、待て待て。順を追って説明してくれ。すべての職業って?」

賢者『限界突破の方法は、各職業を最高まで極めて、そのパラメーターのまま上書きをするのです」

勇者「……それで、ちらっと聞こえたんだが、百年ってのは?」

賢者『この部屋と外界とで、時間の概念が違います。この部屋の1日は、外の1秒にもなりません』

勇者「前借りってのは?」

賢者『100年分の時間を消費しないと外には出られません』

勇者「はぁぁぁっ?!」

賢者『時間ならたっぷりとあります。単純に100年間の修行ができると考えていただければ』

勇者「百年もここに缶詰めなのかよ!!」

賢者『通常だとありえない方法なので、それぐらいの代償は』

勇者「やっぱりいいやってなって途中で出れたりしないのかよ!」

賢者『出れますよ。ただし、前借りの年数分、歳をとった姿になります』

勇者「え、じゃあ今すぐ出たら118才に」

賢者『そうなりますね。お気の毒ですが』
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 05:16:35.17 ID:GPu442kxo
きたい
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 08:00:08.21 ID:xYkOLcu+o
SSなのになろうっぽい
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 14:38:51.67 ID:E71SXVLA0
再編したら売れる?
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 19:48:56.84 ID:1TgIsi2co
面白い
期待
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 19:54:56.90 ID:qvpHhm8oO
〜次の日〜

魔法使い♀「おはよ」

戦士「おう、おはようさん」 

僧侶♀「魔法使いさん、お話しがあります。戦士さんの横に座ってください」ジトー

魔法使い♀「なによ、まだ怒ってんの。めんどくさ」

戦士「はは、まぁまぁ」

魔法使い♀「戦士、勇者は? ……僧侶の目元のクマから察するに、家出した? 器用貧乏くんは」

僧侶♀「まっっっったく反省していませんね!?」バンッ

魔法使い♀「事実を言って何を反省するのよ」

僧侶♀「人は誰しも抱えている悩みのひとつやふたつあるものです! アナタにはわからないのですか!?」

魔法使い♀「わかんない。だって、あたしには無いもの」

僧侶♀「なっ!?」

魔法使い♀「そんなに大袈裟にきゃんきゃん吠えること? 器用貧乏だからなに? 勇者が伝説と違っても勇者は勇者でしょ」

僧侶♀「アナタが勇者さまを使えないと……!」

魔法使い♀「使えないなんて一言でも言った? 印象で捏造するのやめてくれる?」

僧侶♀「受け取り側は同等の……! 去り際の勇者さまの悲しそうな表情が見えなかったのですか!」

魔法使い♀「……アホくさ」

僧侶♀「アホですって!?」

魔法使い♀「やりとりがバカバカしいって言ってんの。要するに、イタズラにコンプレックスを刺激したって言いたいんでしょーが。あんたは」

僧侶♀「そうですよ! わかってるじゃありませんか!?」

魔法使い♀「だからさぁ〜、笑い飛ばせばよくない? なんで深刻に捉えるのよ」

僧侶♀「……魔法使いさんの独自の価値観、考え方があるように、笑い飛ばせない人もいるのです。なぜ、押しつけるのです」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 20:10:11.62 ID:qvpHhm8oO
魔法使い♀「そういうのめんどくさいから、嫌いなんだよね。あたし」

僧侶♀「だから、そこがアナタの……!」

魔法使い♀「そ。あたしの考え方。あたしの価値観。で? だからなに? なんで嫌いなのに合わせないといけないの?」

僧侶♀「あ、あなた……」

魔法使い♀「あたしはあたしらしくいるだけ。嫌いなものは拒絶するし、理解できないことはできないとハッキリ言う。あと、直した方がいいところもあれば言うわね」

戦士「ふむ」

魔法使い♀「押しつけるって僧侶は言うけど、あたしからすれば、僧侶の考えをあたしに押しつけているのと同じことだわ」

僧侶♀「私は押しつけてなんていません!!」バンッバンッ

戦士「なぁなぁ」

僧侶♀「なんですかっ!?!?」

戦士「あそこに座ってるの、勇者じゃないのか?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 20:19:16.04 ID:qvpHhm8oO
魔法使い♀「あらま、本当だ」

僧侶♀「勇者さまっ!!」タッタッタッ

魔法使い♀「傷口が浅かったのかな? さらに塩を塗ってやろうかしら〜? ケケケ」

戦士「お前、いい性格してるなぁ」

魔法使い♀「……言ったでしょ? 嫌いなのよ。ウジウジしてるやつが」

戦士「まぁ、そういうことだろうなとは思ってた」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 20:33:27.32 ID:qvpHhm8oO
勇者「俺は、俺は……帰ってこれたのか」

僧侶♀「勇者さま!! どこに行ってらしたんですか!?」

勇者「僧侶……? 僧侶なのか?」

僧侶♀「そうです! 昨日はどんなに心配したことか!」

勇者「昨日……? そうか、昨日か。昨日なんだな。そう、だったな」

魔法使い♀「器用貧乏って言われて泣いてたんでしょ?」

勇者「魔法使い……」

僧侶♀「無視してください! 勇者さまの良さはそういうところではないのです!」

戦士「おう、勇者。元気そうで何よりだな」

勇者「みんな、少し黙っててくれ。ステータスオープン」スッ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 20:37:20.81 ID:qvpHhm8oO

[伝説を超越した勇者:男]

年齢18才? 童帝

レベル99+α

力:999(+α)
知力:999(+α)
早さ:999(+α)
体力:999(+α)
運:999(+α)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 20:50:52.59 ID:qvpHhm8oO
勇者「やべぇ、いくらなんでもカンストしすぎた」

魔法使い♀「……なんで宙を見上げてるの?」

戦士「おう! おうおう! みんなそろったんだしこまけえこたぁいいだろ! 勇者も気にしてないよな!?」

勇者「気にする……? なにをだ」

戦士「あん? 昨日のやりとりのことだよ!」

勇者「あぁ。なんだ、そのことか」

魔法使い♀「(なんか違和感あるわね。強がってるのかな)……ねぇ、勇者」

戦士「気にしてないってよ! これでこの話は終わりだ! 魔法使いもいいよな!?」

魔法使い♀「ーー……まぁ」

戦士「僧侶もいいよな!?」

僧侶♀「私は、勇者さまがよければ」

戦士「なんだよ! 簡単じゃねーか! みんな心配してたんだぜ! 勇者!」

勇者「……心配。そうか、心配してたのか。すまない」

戦士「んだよ! しんきくせーな! 謝るのが悪い癖だぜ!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/22(日) 23:11:06.63 ID:qvpHhm8oO
勇者「100年。100年かけたんだ」

戦士「?」

勇者「剣を振れば大地を割り、呪文を詠唱すれば海を割れる勇者になってやったぞ」

魔法使い♀「はぁ?」

勇者「俺が、俺こそが伝説の勇者だ(キリッ」

戦士「お、おう」

魔法使い♀「あちゃぁ〜」

勇者「……虚しい。手に入れた伝説は、こんなにも虚しいものなのか、フフ、フハハっ」

僧侶♀「あぁ……っ!! そこまで追い詰められて……! ちょっと! どうするんですか!?」

魔法使い♀「あたし、知ーらないっと」

戦士「これはこれで面白いからありだな」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 01:22:23.60 ID:t+eHLAXDO
かわいそうだけど面白い
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