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【安価】オルランドゥ大武術会11【コンマ】

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94 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 13:56:39.81 ID:l5KILIJ3O
※振り直します。コンマ下
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 13:57:19.89 ID:lmXwjmRuO
はい
96 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 18:48:38.43 ID:iqWdogI8O
手渡されたのは、首輪が3個。1個多い。不思議に思っていると、ジュリアンさんが苦笑する。

「まだ『ランダム』もいるしね。備えあれば憂いなし、ってとこだな。
こちらの方でも急ぎ増産に入る。まあ、問題ないとは思うけどね」

「あ、ありがとうございます!!」

「いや、礼を言うのはこちらの方さ。一番厄介な『ブレイズ』が消えれば、後は『壊れた世界』で怖いのはベネディクトと『終末兵士』と化したダナとエチゴぐらいだ。
どうせオルドはこっちには来れないし、『j』の利用も大体封じられた。
『ランダム』が何をやらかすか次第だけど、君たちのおかげで一先ず緊急の事態は避けられた、かな。……と、最期に彼らに話を訊きに行くとするか」

「話、ですか」

「そう。まあ口を割るとは思えないけど」

#

「……貴方ですか、ジュリアン」

縛られながら「ブレイズ」が静かに笑う。ジュリアンさんがハッキリと不快そうな顔をした。

「弟の顔で僕の名を言わないでくれるかな。僕にとって君はただの敵だ」

「これは失敬。処刑の時ですか。私を黄泉に送るのは」

「僕がやろう」

彼らを見張っていたらしいクロスさんが口を開いた。

「いえ、ここは僕が」

「君が手を汚すことはない。何、斬るのには慣れてる」

パチリと首輪が2人に嵌められた。サウルは息はあるけどぐったりしている。

「さて……一応最後に訊こうかな。ダナとエチゴはどこにいる」

※90以上で情報あり
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 18:50:43.80 ID:awFtmEg+0
いよっ
98 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 20:44:27.80 ID:0BQfiv7/O
「そんなことを貴方に言うわけがないでしょう」

「そりゃそうだ。一欠片の良心が残っているかとは思ったけど、『壊れた世界』でオルディニウムに汚染された君に言うのは無駄だったな。
じゃあクロス君、だっけ?頼む」

クロスさんが剣を振り上げた。

※10以上で「ブレイズ」死亡
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 20:46:30.48 ID:zgIX3Jmy0
f
100 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 20:53:54.63 ID:0BQfiv7/O


ザンッ


一刀の元に首は切り離され、鮮血が天井へと噴き出す。「ブレイズ」は何故か穏やかな顔のまま、苦痛の色も見せずに逝った。

「……人は大勢斬ったけど、こんなのは初めてだな」

クロスさんの言葉に、ジュリアンさんが複雑そうな表情になった。

「彼、実は一度『死んでる』んだよ。それをオルドが復活させたわけでね。
やっと死ねたことへの安堵みたいなのが、どっかにあったんじゃないかな」

ああ、だからそんなに抵抗もしなかったのか。やっと少し腑に落ちた。

「後は、こいつか」

クロスさんがサウルに首輪を着けようとした。

※20以下でイベント
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 20:55:11.92 ID:lmXwjmRuO
102 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 21:03:10.37 ID:0BQfiv7/O
※クリティカル(以下範囲が95〜に)

※クリティカル内容を以下から選べます。

1 サウルが会話を求める(情報入手?、低確率でアイテム入手)
2 ジュリアンから追加アイテム(後程再判定)

※アイテムの質はサウルの方が上ですが低確率です
※ジュリアンからのアイテムは6割の確率で幸運のボタン(1回のみ77、88、99が00偶数扱い)、残り4割が強制成功権など

※3票先取
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 21:12:00.00 ID:so877iHe0
2
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 21:12:00.97 ID:lmXwjmRuO
1
ボタンすぐ割れてしまうからな…どうせならいい物貰えるチャンスが欲しい
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 21:13:23.44 ID:k/wvhekY0
1
ボタンはどうでもいい所ですぐ逝くイメージというか…有力な情報の方が欲しいかな
強制成功権も捨て難くはあるが
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 21:13:54.83 ID:/2xbiXoc0
1
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 21:16:24.02 ID:HCP+PuZUO
1

そういえばイマーラの好感度400ボーナスの件ってどうなったのでしょうか?
108 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 22:35:23.02 ID:sD+1GWUEO
>>107
85以上クリティカルだと甘いため思案中です。
イマーラ同席時、攻撃係数8→7ぐらいが妥当かもしれません。
109 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 22:55:00.70 ID:sD+1GWUEO
「ぐっ……処刑、か……」

ずっとぐったりしていたサウルが口を開いた。

「ああ。お前には恨みはないけど、死んでもらうよ」

「そうか……少しだけ、話をしたい。何……逃げる余力はない。放っておいても、今日で終わりの命だ」

サウルの息は荒く、見るからに辛そうだ。その言葉に嘘はなさそうだった。

「話か。どんな話だい?僕としては、君を許すつもりは微塵もないけど。
何せ、君のせいで何億人もの人が死に、君の世界は破滅してしまったのだからね」

「そのことを……謝ろうとは思わない。悔いは、ない。あんなつまらん世界など、滅びるべきだった」

「なら素直に逝ってくれないかな?君の死は、ブランカ君たちが望んでやまないものだったからね」

苛立ちを隠そうともせずジュリアンさんが言う。サウルは、「ブレイズ」がいた部屋の方を見た。

「『ブレイズ』は、もう処刑されたか」

「そうだ。だから次は君だ」

「……そうか。穏やかだったか」

「……騒ぎはしなかったね」

「そうか」とサウルが微笑んだ。

「何が可笑しい」

「……俺は奴のことが、嫌いだった。鼻持ちならぬ、皮肉屋で……俺を見下して、いた。だが……どこかいつも苛立っていた。
捕まって、奴の精神感応を受けた時……その理由が少し分かったよ。あいつは、俺と同じ……ただの駒だった」

「……!気付いていたのか」

「ああ。ベネディクトに言われるがまま、俺は俺たちのいた世界を、ぶっ壊した。気分は良かったさ。
だが、『壊れた世界』に行って……俺は理解した。俺はただ使われるだけの存在だ、と」

ゲホゲホッとサウルが咳き込んだ。赤いものが口から流れる。

「……あいつ……ベネディクトの世界から裏切った奴が、いたな。俺と同じ『根』を持つ……『ケイン』か。今ならその気持ちは、分かる」

「……彼も似たようなことを言っていたね。そこから解放されたかった、と」

「そう、だ。だから、死ぬことでやっと自由に、なれる。少しだけ、感謝している」

「君に感謝されても嬉しくはないけどね。その代わりに一つ答えてくれ。ダナとエチゴ、来ているんだろう?どこだ」

01〜25 2人ともロックモール
26〜50 エチゴがいる
51〜80 分からない(どちらかはロックモールにいる)
81〜94 ダナがロックモールにいる
95〜00 どちらもいない
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 22:56:02.97 ID:ZV/UVfYDO
はい
111 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 23:08:18.12 ID:sD+1GWUEO
「……ダナ、エチゴ?」

「『終末兵士』のことだ。どうなんだ」

サウルは暫し黙って答えた。

「どちらも、いない」

「馬鹿なっ!?これほどの劣勢だ。『ブレイズ』らが連れてきていないわけがない」

「信じるかはお前の勝手だ。だが、いない。ここは魔素が、あまりに薄すぎる。俺の手でも、調整が、間に合わなかった」

「……本当なのか?」

サウルがごく小さく、首を縦に振った。

「俺に嘘をつく理由は、ない」

「じゃあ2体は何を」

「……そこまでは知らない。だがベネディクトは、身辺を固めている。
調整が済んだら、ここに来るかも、しれないが」

またサウルが咳き込んだ。もう長くないというのは、本当のようだ。

師匠が一歩前に出た。

「じゃあ、クリスもそのベネディクトの駒なの?」

「……違う。あれは、俺たちも駒だと思っていた。利用し合っていた、だけだ。
あれと、ドワーキン……あの2人は、ベネディクトでも、簡単では、ない……。『ランダム』も、恐怖から、言いなりだ」

「……そう」

師匠の顔が険しくなった。やはり、クリスは強大な存在なのだ。

※80以上でアイテム入手
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 23:10:09.97 ID:lmXwjmRuO
はい
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 23:10:16.48 ID:/2xbiXoc0
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 23:13:12.62 ID:k/wvhekY0
いいね
かなり時間に猶予もあるか
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 23:22:43.03 ID:/j1viOCi0
一族殺害バフはなし?一度死んでるからとかそういう理由?
116 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/28(火) 23:45:53.92 ID:dT37vLKdO
※クリティカル(????確定入手)

今日はここまで。

>>115
マナキャンセラーにより「血の呪い」は封じられています。
(描写はないですが引き換えにマナキャンセラーが壊れています)
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 00:03:00.62 ID:UgPBKBU10
そうじゃなくて前々作だとケインとかベネディクト殺した時に能力上がったじゃんか
118 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 00:07:51.59 ID:pl/iNZOpO
>>117
それは今作ではなしです。ただ、代わりに経験点がどっさり入ります。
(経験点+200p、奥義習得ポイント+3p)
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 00:42:07.33 ID:ukr1ck3NO
この経験点はライプツィヒ戦、サウルとブレイズ戦勝利の報酬込み?それともサウルの話が終わったら別途で報酬の判定ある?
120 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 01:28:44.52 ID:pl/iNZOpO
>>119
経験点は戦闘分のみです。(クラン自身はほとんど活躍してないためやや控えめです)
サウルの報酬は判定なしです。ある強力な固定アイテムが手に入ります。
(ただ、その特性上一手間要ります)
121 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 10:10:16.03 ID:hnUpDR6+O
「……お前らに、渡したいものがある……。俺を『殺してくれる』礼だ」

「処刑されるのにお礼?」

「……俺はもう、あと数時間もしないうちに逝く。傷から来る敗血症で苦しみながら逝くくらいなら……ここでバッサリやってくれた方が、いい。
鎖を、解いてくれ。見せたい、ものがある」

僕らは顔を見合わせた。もう彼が抵抗することもないだろうけど。
戸惑いながら鎖をほどくと、サウルはその場に横向きに倒れこんだ。座る体力もないらしい。

「たす、かる……俺の後頭部を、見てくれ」

「後頭部?」

「はやく、しろ……もう、しゃべるのも、つらい」

覗き込むと、サウルの後頭部には小さな金色の板が埋め込まれていた。何だろう?

「これは?」

「加速、装置……アクセラレーター、だ。首を落としたら、勝手に外れる。
それを後頭部に触れさせれば、それは新たな『宿主』に勝手に、寄生する」

「『寄生』?穏やかじゃないな」

「心配、するな。生きている間は外れない、だけだ。害は、ない」

渋い表情のジュリアンさんに、サウルが笑った。

「……まあ少し調べさせてもらうけどね。君の動きが瞬間的に速くなったのは、このせいか」

「そういう、ことだ。つかいこなすには、じかんが、いるが……」

ゲホッゲホッという激しい咳と共に、サウルが激しく吐血した。もう、頃合いかもしれない。

「おれからの、せんべつだ……。これをつかって、ベネディクトを……」

ジュリアンさんは無言で頷くと、クロスさんに合図をした。剣が大きく掲げられる。

「たす、かる。やっと、じゆうに……」


ザンッ


※「加速装置」
1ターンに複数回行動を可能とするアイテムです。詳細はジュリアンによる調査後(自由行動を1回挟んだ後)開示しますが、極めて強力です。
ただ、使用回数は初期では少なく、自在に使えるようにするには多量の経験点が要ります。
122 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 10:22:41.94 ID:hnUpDR6+O
#

「じゃあ、ちょっと一度僕らの世界に戻るよ。姉さんにも相談して、こいつの処遇を決めたいと思う」

サウルの後頭部から落ちた金属片──先端には針のようなものがある──を片手に、ジュリアンさんはゲートの中に消えていった。

「……結局、あの2人もある意味で被害者だったのかな」

「どうかしら。ただ、処刑が彼らの救いになったのは皮肉かもしれないわ」

師匠は小さく溜め息をついた。

「で、これからどうするの?『ランダム』はロックモールにいるらしいけど」

さすがにここまで戦力を失った「闇ギルド」が、すぐに動くとは思えない。焦る必要はないと思うけど……

(自由行動1回目)
1 テルモンでクロスと会話(稽古可能、幻影術など)
2 イーリスに戻りウィルと会話(「3人目」関連、基本は「穴」探索へ)
3 イーリスに戻りミラと会話(「j」関連)
4 イーリスに戻りヘカーテ、リーナ、エリザと会話(「穴」とオルランドゥ関連)
5 ズマに行きエルライザと会う(オルランドゥ関連、エルライザとイベント?)
6 モリブスの様子を見る(襲撃対策、「ランダム」襲来リスクはまだあります)
7 その他自由安価

※選択肢が多いため2票先取
123 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 10:28:27.29 ID:hnUpDR6+O
8 ダーレン寺で奥義修行
9 イーリスに戻りミーシャと会う

を追加します。
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 10:35:24.75 ID:PX2uJxKxo
3
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 10:36:14.04 ID:YtMKo5sGo
4
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 12:04:25.92 ID:6USLjXqDO
4
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 12:49:16.06 ID:Lsf+O8BYO
4
128 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 12:55:53.51 ID:hnUpDR6+O
#

「この辺りにいるの?」

僕らはイーリスの町外れを訪れていた。いくつか大きめの家が点々とある。貴族階級の別邸が多いらしい。

「と聞いたわ。ラーナは、ちゃんと再会するのは久し振りよね」

「うん。あの後はバタバタしてたし……お姉ちゃんも傷の治療とか、色々あったから」

ラーナは少し緊張した様子だ。これから向かう先に、リーナさんとエリザさん、そして僕らがモリブスで保護した少女……ヘカーテがいる。

彼女たちに会うのは、「穴」の情報を得るためだ。クリスたちがどこに向かっているのかの情報があるかもしれない。
あと、ヘカーテ──オルランドゥのネロ魔術学院院長の娘らしい──から、オルランドゥの情報が入ればという期待もあった。

目の前に少し大きい家が見えた。入口には、老いた衛士が一人居眠りをしている。

「すみません、この家に用事があるんですけど」

「……んあ?何じゃね……また別嬪さんばかりじゃのお。ここの客人に用事かね」

「ええ」

腰を曲げて老人は家へと入る。

※家の主人は……
3の倍数 カーティス
3の倍数以外 エドヴァルド

ゾロ目、95〜00 カーティス、クランへの好感度高
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2020/01/29(水) 13:13:01.97 ID:UbAMO2EIO
ほいさ
130 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 15:42:27.48 ID:QQd+hS8/O
※カーティス好感度 236
(好感度ボーナスは1日1回回避判定+10、カーティス同席時のみ)

しばらくすると、玄関の扉がバンっと開かれた。そして、褐色の肌の青年が僕に向かって駆け出してくる。

「クララ!!会いたかった!!」

「え゛」

一瞬反応が遅れた僕の頭は、カーティスによって抱きかかえられていた。

「ずっと会えなかったから、心配してたんだ。無事で良かった……!」

「いや、ちょっと……痛いんだけど」

押し退けると「あ、ごめん」とカーティスが離れた。どういうことなんだ。

「あ、今日は男の格好なんだね。それも素敵だよ」

「いや、そもそも男だし……というか、君が匿ってたの?」

「ああ、ヘカーテ嬢とかの話?うん、サマート団長から頼まれてね。3人ともここにいる。それにしても、会いに来てくれて嬉しいよ」

しばらく会わないうちに、何か色々おかしなことになってるなあ……。

※イマーラとラーナの反応

9の倍数以外で不機嫌(イマーラ、コンマ下)
9の倍数以外で不機嫌(ラーナ、コンマ下)

ゾロ目、95〜00だと……?
131 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 15:42:54.36 ID:QQd+hS8/O
ラーナはコンマ下2でした。
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 15:46:55.14 ID:BPpWd37m0
a
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 15:56:18.67 ID:6USLjXqDO
はい
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 16:04:12.00 ID:fA4MCDUS0
こんなに拗らせちゃってこれロブソンの爺さんにどんな顔して修行しに行けばいいんだ…?
135 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 17:23:45.83 ID:QQd+hS8/O
ラーナと師匠を見ると、あからさまに不機嫌そうだ。

「……ちょっと離れなさいよ」

「その通りです。クランから離れて下さい」

「え」

「クランは男の娘です。女の子ではありません!」

「そうそう。私たちの旦那さまだもんね」

2人が僕らの間に割って入った。カーティスは気圧されて下がる。

「わ、分かりましたよ……というか、こういうのはクララの気持ちが」

「いや、クララじゃなくてクランだから。とにかく、3人に会わせて」

カーティスは渋々僕らを案内する。ラーナが僕に耳打ちした。

(どうしてあんなのになってるの)

(知らないよ、元々免疫なさそうだったけど)

「女の子」として致されるのはすっかり慣れちゃったけど、さすがに男にされるのは無理だ。ロブソン総師範が聞いたら泣くだろうな、これ。

カーティスが奥の部屋をノックした。

「カーティスです、入りますよ」

※20の倍数以外なら通常進行
ゾロ目、95〜00は別ルート
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2020/01/29(水) 17:28:32.31 ID:mComblNho
ほいさ
137 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 21:00:11.97 ID:xJRwFOk/O
「どうぞ」

入ると、長い銀髪の女性と短い髪の妙齢の女性がお茶を飲んでいる。ラーナが銀髪の女性に向けて叫んだ。

「お姉ちゃん!!」

「……ラーナ。大きくなったわね……」

目に涙を溢れさせながら、ラーナがリーナさんの胸に飛び込んだ。

「お姉ちゃん!!ずっと、ずっと心配してたんだからっ……!!」

「……ごめんなさい。理由があって、長い間いなくなってしまって……」

「うん、いいの。会えただけでも……もう傷は大丈夫なの?」

「ええ。やっと治ったわ。本当はもう少し前に面会できるはずだったのだけど」

リーナさんの視線がエリザさんに向いた。

「私の傷が思いの外深くてね。……内臓をやられていて、やっと不自由がなくなったところだ。
闇ギルドの件は、そこのカーティス君から聞いているよ。あと、ソロコフからも話は聞いた」

「ソロコフさんから、ですか」

「彼は早耳だからな。宰相にでもなればいいと思うのだが、現場にいたがる性分らしいな。私は彼が若い頃しか知らないが。
……君が、クラン君か。エルライザとも知り合いらしいが」

「彼女には連絡は」

「もうしているよ。すぐにでも駆けつけたいらしいが、そうも言ってられないらしいな」

※エルライザはクランについて……
4の倍数で好きな男と伝えている
ゾロ目、95〜00だと……?
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 21:07:49.93 ID:6USLjXqDO
はい
139 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 21:35:37.93 ID:xJRwFOk/O
※通常進行

「……さて、先に礼を言わねばな。あの時は慌ただしくて、ろくに会話もできなかった。
ハーデンを討ったらしいな。その点、心から感謝したい。
懐に潜り込むがためとはいえ……奴らに抱かれねばならなかったからな。正直、ここでは言えないようなこともされた」

リーナさんも頷く。どうやら色々あったらしいが、そこには敢えて触れないことにした。

「確か、マルガリータ女王の命で『穴』の調査をされていたあなたたちが呼び戻されたのですよね」

「そうだ。幾つか理由があるが、最大のものは『穴』の調査を奴らが行っていたことを察知したからだ。
先行者として、偽の情報を提供し誤誘導させる必要があった」

「それは『大封印』とも、何か関係が」

「……!!そこまで知っていたのか」

「ええ。マルガリータ女王も、それを認識されていた……」

エリザさんがリーナさんを見た。

「あなたたちなら言っても大丈夫でしょう。女王陛下は、予知能力もお持ちです。明瞭なものではありませんが。
そして、遠い未来に『穴』から危機が生じると察知されていました。
それ故に、20年前に私たちを『穴』に送り込んだのです。そして、逐次フローリアに戻り報告していました」

「そうだ。ズマにも内密に行っていたことだ。お蔭でエルライザには済まないことをしたが……
その仮定で、大いなる『邪』を封じるものがあると知った。そして、それが不十分なものであることも」

「『大封印』ですね」

「恐らくはそれだ。私たちはウィルコニアとやらには辿り着けなかったが、代わりに大図書館に行くことができた。そこには、封じられた歴史があった。
そして、封印の乱れが大いなる災いを呼ぶ、とも」

「なるほど。それで、その封印はどこに」

01〜75 そこまでは分からない
76〜94 ?????(場所だけ判明)
95〜00 それは……(到達済み)
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 21:36:09.04 ID:ryXklUiMO
はい
141 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 22:15:23.98 ID:xJRwFOk/O
「そこまでは分からない。だが、私たちが連中を謀っていたのがバレた以上……」

「ええ。クリスは自ら『穴』へと」

「……やはりな」

エリザさんがお茶を一杯飲んだ。

「『穴』にはありとあらゆるものがある。大封印に辿り着かずとも、それを以て何かするかもしれない」

「例えば?」

※5の倍数で情報解禁
ゾロ目、95〜00の場合、???は完全に死亡済み
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 22:16:39.96 ID:PeNvi8YJ0
はい
143 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 22:36:26.88 ID:xJRwFOk/O
※この世界における越後は死亡済み

リーナさんが口を開いた。

「大図書館では、過去にいた様々な魔物を知ることができました。そのうちの幾つかは、私たちも目にしましたが」

「ガチャ……何とかか。あれは奇妙な見た目の割に手強かったな。
昔の英雄を模した奴もいたらしい。『エチゴ』とかいったか。これは調停者によって倒されたとあったが」

エチゴ……終末兵士の一体だ。もうこの世界には存在しないようだ。

「お姉ちゃん、誰がその本を書いたの?」

「分からないわ。ただ、『穴』全体がまるで生き物のようだったから、あるいはそれが書いたのかも」

師匠が呆れたように口を開く。

「……ダンジョンが本を書く、ですって?」

「ええ、イマーラ様。あそこは何でもあり得る場所なのです。あるいは、時空の流れすらおかしくなっていたかもしれない」

そういえば、エリザさんは随分と若い。魔族はエルフほどではないにせよ長寿の種族だけど、それにしても30程度にしか見えない。

「とにかく、『マスターC』があそこから何かやってくる可能性は考えた方がいい。それと、一刻も早くその大封印とやらを……」

「それは多分大丈夫です。実は……」

僕が「3人目」の行動を告げると、2人が目を丸くした。

「そんなことが……!!ひょっとして、ウィル・アピースを『穴』に連れていったのは……そういうことなのか」

「そういうこと?」

師匠は理解したのか、首を縦に振った。

「なるほど。ウィルコニアにウィルを連れていき、『大封印』の場所を把握。そして単身そこに先回り……ということですね?」

「ウィルコニアというのがどういう者かは知らないが、大武術会優勝者が全てを知る権利を与えられるのは知っている。
それを利用したのだというのにはピンと来た。とすると、奴らは簡単には戻れないということか」

「ええ。後は、向こうから何ができるのか次第ですが、脅威は一時的には遠退いたと」

「……そうか。リーナ、お前はどう思う」

「イマーラ様の言うことに嘘はないでしょう。一度、マルガリータ陛下に謁見してもよいでしょうね」

「そうだな。……っと、あの娘はどうする。オルランドゥの」

「そうでした!今奥で寝てますが」

「今、ヘカーテは寝てるんですか」

01〜40 心が退行している
41〜70 自分が何者か理解できているが、トラウマで苦しんでいる
71〜94 ただ寝ているだけ
95〜00 上+α(天才少女確定)
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 22:37:04.62 ID:6USLjXqDO
はい
145 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 22:46:28.33 ID:xJRwFOk/O
「ええ。自分がオルランドゥのネロ学院長の娘とは分かってるみたいですけど……
父親が闇ギルドに自分を売ったという事実、そしてハーデンに犯された挙げ句、自分が怪物にされたという事実で心を閉ざしてます。
私の魔法で睡眠を多く取らせていますが、限界が」

「……そうですか。これは」

僕は師匠に頷いた。

「トンプソン司教か、パーシャさんに会わせるべきだろうね。理想はブレイズさんか、向こうの世界にいるノワールさんだけど」

「そうね。彼女、こちらで預かっても?」

「ええ。私たちよりは、イマーラ様の方がいいでしょう」

※0000までリーナ&エリザへの質問を募集します。
ない場合はそのままジュリアンから「加速装置」についての説明を受けることになります。
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 23:12:22.82 ID:ryXklUiMO
・大図書館とやらの本には他にどんな事が記されていたのか
・穴の魔物の強さや探索の難易度

穴関連中心の話だからウィルも電話で呼べれば実際に潜った話聞けたり運がよければ3人目から連絡ありそうだけども
147 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/29(水) 23:35:30.54 ID:8BQyPuGJO
>>146
両方とも問題ありません。
なお、2人は『ガチャピン』には会って倒しているようです。
148 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/30(木) 16:01:05.57 ID:ntbc2LOEO
「ところで、大図書館、ですか。そこの本には、他に何が」

「失われた歴史と、幾ばくかの禁術ですか」

師匠が唸った。

「歴史……もしかして、私の一族が守っていたのはその写本?」

「他にも同じような本が」

「ええ。後世に残すようにと。ただ、封じられたものとして門外不出の扱いでしたが。
私の拳法も、そこから来たものです。ところで、禁術とは?」

01〜70 リーナたちでは理解不能、そこだけ文字が違う
71〜85 リーナたちでは実行不能、内容の一部は明らかに
86〜94 リーナたちで実行しようと思えばできなくはない
95〜00 リーナエリザ2人がかりなら実演可能
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 16:05:55.88 ID:OdL0/Q2CO
はい
150 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/30(木) 16:23:05.72 ID:ntbc2LOEO
※クリティカル、昇格

「私とエリザ2人がかりなら実演できますよ」

「本当ですか!?」

「はい。エリザ、やる?」

「少しの間ならできる、かな」

リーナさんとエリザさんが手を繋ぐ。そして、聞いたこともない呪文を詠唱し始めた。

「何だろう、これ」

「分からない。お姉ちゃんの魔力は、私なんかよりずっと上だったけど……」


ビキィッ


部屋が一瞬、歪んだように見えた。


次の瞬間、目にしたものは。


「え」

「あっ!?」

「これは……!!?」


僕らの手に、紅茶の入ったカップがあったのだった。いつの間に!!?


「……何をしたのですか」

2人は荒く息を吐いている。相当消耗したようだ。

「はあっ、はあっ……時間を、数十秒、止めました……」

「!!?馬鹿な!?」

「でも……はあっ、はあっ……これは、現実です。
時間を、止めるだけじゃなく……」

「特定の空間の時間を操作することも、できる。酷く、疲れるけど」

エリザさんが耐えかねたようにソファーに座った。こんな魔法、聞いたことがない。

「確かに……禁術と呼ばれるに相応しい効果ですが……どうしてこれが後世に伝わらなかったのでしょう?」

※60以上で物語のある真相が明らかに
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 16:25:31.70 ID:myh41l9Z0
152 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 00:05:27.59 ID:BGuKygd+O
「……これが、世界の歪みに繋がったから……でいいんだよな、リーナ」

「ええ。『穴』の中は時空が捻じ曲がっていますが、あるいはこのせいかもしれません。
御存知でしょうけど、『大封印』は完全ではなかった。『穴』を封じきることができず、隙間が空いてしまった。
それが故に深層から多数の魔物が地上へと出てきたのです」

「j」のことだ。師匠は険しい表情を見せる。事情を知らないカーティスだけが、呆気に取られていた。

「それとこの禁術に、どういう関係が?」

「大有りだ。私たちでは、2人がかりでこの程度しか時間を止められない。この部屋の時の流れを遅くすることもできるが、それでも10分がせいぜいだ。
だが、『一族』と呼ばれた存在は違った。特に、時空魔法に長けた、ジェラードという人物は」

「……!!彼ですか」

「知っているのか、さすがはイマーラ・ランドルスだな。そう、『大封印』の直前、彼は他の『一族』と共にある空間を作った。
そこは1日が1年に相当する、小さな空間だ。だが、それを作ったがために『大封印』に必要な魔力は僅かに不足した」

「何のためにそんなことを?」

リーナさんとエリザさんが、目を閉じた。そして、エリザさんがふーっと長い息を吐く。


「『大封印』に必要だった人物、ダナエ・スナイダの出産のためだ」


153 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 00:27:00.62 ID:40hBL+zCO
「出産のため?」

「そうだ。『大封印』を施すと決まった直後に、それは発覚した。
ダナはお腹の子ごと、封印に臨むつもりであったらしい。だが、夫のシデ・スナイダはそれを良しとしなかった。
さらに言えば、その状態で『大封印』を結構したならば、失敗は確定的だった。
1人当たりの魔力が一定以上でないと、『大封印』は成功しない。だが……」

「……そうか」とラーナが呟いた。

「魔力なんて持ち合わせてない胎児まで頭数とされたなら……」

リーナさんが静かに頷く。

「そう、世界を救うための『大封印』は確実に失敗するの。それを避けるため、ジェラードは一計を案じた。
自分たちの魔力を多少使ってでも、禁術により時間の流れが遅い空間を作り、そこで出産させるという考えなの。
ジェラードの魔力も相当減るけど、ダナの子のことを考えたのと、それでもなお『大封印』は成ると思ったみたい」

「でも実際は……」

「そう、『隙間』ができた。実はジェラード自身も、途中で『失敗は避けがたい』と悟ってしまったらしいわ。
だから、儀式後の監視役として『ランダム』と『フローラ』 、『デアドラ』をこの世界に残したの。
『穴』を監視し、万一の時は、彼らが封印を強化するためにね」
154 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 00:27:52.52 ID:40hBL+zCO
中途半端ですが、寝落ちしそうなのでここまで。
155 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 09:22:08.58 ID:Eo0bGBnCO
何か引っ掛かる。「3人目」は、単身で封印の強化に向かったらしい。
しかし、肉体的に人間同様の彼が、それを実行できるのだろうか。

リーナさんの話は続く。

「とにかく、あなたたちの話を聞いて色々腑に落ちることも多かったわ。
『マスターC』が大封印に辿り着くのは相当先でしょうけど、『ランダム』が一人でできることにも多分限界はある」

「そうすると……」

「『実行委員会』の2人──フローラとデアドラに会う必要があるわ。
私たちが知る限り、洗脳されていたみたいだけど」

エリザさんが同意した。

「誰にやられてたかは分からない。ただ、少なくとも『マスターC』の行動を阻害しない程度には精神の自由を失っているという話だ。
もし全面協力ということなら大変だが……」

「恐らくそれはないでしょうね。もしそうなら、もうとっくに異変は起きている」

「イマーラさん、私も同感だ。ただ、彼女たちが自由に動ける状況にないのは確かだ」

「……自由に動ける状況にない、ですか。『実行委員会』の情報はどこから」

「……言いたくはないが、ハーデンとの寝物語だ。あの男は好色だったからな、抱かれるのは嫌だったが、助けられることもあったよ」

リーナさんの顔も暗くなった。あまりいい記憶でないのは明白だ。

「とにかく、2人がどこでどうしているか、ですね」

「そういうことだな」

※「穴」の探索状況
01〜25 最高到達深度はB20F、黄金竜を前に撤退
26〜60 最高到達深度はB25F、赤い髭もじゃの老人を前に撤退
61〜85 最高到達深度はB30F、ダークエルフの男を前に撤退
86〜94 最高到達深度はB35F、青白い魔族らしい相手を前に撤退
95〜00 最高到達深度はB40F、緑の目玉を前に撤退、重要情報
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 09:39:30.67 ID:etbAs7HF0
はい
157 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 09:50:12.76 ID:Eo0bGBnCO
空気が重い。少し話題を変えよう。

「ところで、お二人はどこまで『穴』を探索されたんですか?」

「確か……第30階層ぐらいだ。極力戦闘は避けてきたが、ダークエルフの男に見付かってな。それで撤収した」

「ええ。……彼は強かったですね。私たちの後に来たであろうウィル・アピースが、どうやってあそこを越えたのかはお聞きしたいところですけど」

「ダークエルフ?」

「ええ。厳密には、ダークエルフを模した魔物ですが。知能があるらしく、自分のことを『ハブ』と名乗っていました」

知能のある魔物……ノーサのようなものだろうか。

「そいつとは会話したんですか」

※95以上で?
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 09:57:05.99 ID:VuVghh1DO
はい
159 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 10:23:00.97 ID:Eo0bGBnCO
※クリティカル

「ああ。奴は自分のことを『番人』と言った。……待てよ、まさか」

「『大封印』があの先に?逃げるのに必死でしたが、言われてみると……」

「どういう経緯でそいつと出会ったのですか?」

師匠の言葉にエリザさんが頷く。

「大図書館の内部で出会った。奥に進もうとしたところ、そいつがいてな。
『これ以上の禁忌に触れること能わず』と言われた。あの奥の書庫を守っていると勘違いしていたが……」

「そうか、ウィルさんは『3人目』と一緒だから通してもらえたのか!」

「ハブ」という魔物は、「3人目」とも通じているに違いない。とすると、ウィルさんがウィルコニアに辿り着けたのはその魔物の助けもあったわけだ。

「とすれば、後は……」

「どうやってクリスたちより先に、そこに辿り着くか、だね」

その時、電話が鳴った。ジュリアンさんだ。

『やあ。例の加速装置の分析が終わったよ。王宮にいるから来てほしい。説明しないとね』

「分かりました」

#

※加速装置の性能
01〜85 1戦闘につき1回、ノーリスクで2回行動、1ターン溜めで3回行動、3ターン溜めで5回行動(いずれも1戦闘1回)
86〜94 1戦闘につき2回、ノーリスクで2回行動、後は上に同じ
95〜00 1戦闘につき3回ノーリスクで2回行動か、1戦闘につき1回3回行動、1ターン溜めで5回行動

※多量の経験点消費で性能は上昇します
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 10:40:44.26 ID:TS+lpdgSO
161 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 13:11:09.17 ID:U7HhJKlxO
#

「で、解析が済んだよ。さすがに凄い代物だね、これは」

ジュリアンさんが金属片をテーブルに置いた。

「どんな効果が」

「文字通りさ。人の動きを一瞬だけ加速させる。『クロックアップ』という現象を人為的に起こすのさ。
ただ、使い込まないと能力は発揮できないみたいだけど」

「副作用は?」

「ない。けど最初は何度も使えないみたいだね。それでも効果は高いけど」

※使用回数2回にするのに経験点300p必要です
162 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 13:13:28.45 ID:U7HhJKlxO
「で、どうやってこれを」

「簡単だよ。これを後頭部に押し当てれば、自然と埋め込まれる。
生体エネルギーを少しずつ吸って、それを加速時に吐き出す感じらしい」

「なるほど。これ、もう一つ作れたりは」

01〜75 難しいね
76〜94 できるかな……
95〜00 お安い御用だ
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 13:13:54.70 ID:VuVghh1DO
はい
164 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 13:40:02.24 ID:U7HhJKlxO
「難しいね。技術レベルは僕すら未知だ。『過去の世界』に持ち込んでも難しいと思うから、ここで使っちゃってくれ」

師匠とラーナが僕を見た。僕が使うことになるのか。

「じゃあ、着けます」

金属片を後頭部に当てると、ドグンと強烈な痛みを感じた。

「イッッツゥゥ……!!」

「ああ、ごめん。針が深く刺すからという警告を忘れてたよ。でも命に別状はないから安心してくれ」

「ッタタ……それ先に言って下さいよ……」

苦笑するジュリアンさんを尻目に、僕は金属片の辺りを触った。痛みは早くも引いている。

「起動する時には『アクセラレーション』と叫ばないといけないみたいだ。まあ、問題はなさそうだけどね」

いちいち叫ばないとダメなのか。なかなか恥ずかしいな……

(自由行動2回目)
1 ミラの所に行く(ミーシャと同席中)
2 ダーレン寺に行く(修行?)
3 モリブスに行く(オリヴィアとララ、ヘカーテの治療関連)
4 テルモンに行く(クロスと会話など)
5 アングヴィルに行く(クラン両親とイベント?)
6 トリスに行く(リーナとエリザイベントの続き)
7 ズマに行く(エルライザとイベント)
8 第二世界に行く(強化イベント?)
9 オルランドゥに行く(調査開始)
10 その他自由安価

※3票先取
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 13:48:54.93 ID:qpaI5Z5VO
2
ブレイズってまだこっちにいたっけ?まだシデ人形を見せてなかったと思うし寺に連れていきたい
ついでに加速装置の試運転とかもできれば
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 14:01:16.25 ID:ZcfooinbO
2
>>165に加えてジュリアンも居るし、見てもらおう

そういえばラーナの魔法の加速ってかなり有用そうなのに全然使ってないですが、加速装置との重複はどうなりますか?
167 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 14:16:12.77 ID:U7HhJKlxO
>>165
ブレイズはジュリアンと入れ替わりで帰ってます。ジュリアンをダーレン寺に連れていくのは可能です。
168 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 14:17:18.66 ID:U7HhJKlxO
>>166
効果は重複しません。「加速」は触れてからの発動のため、実は使い勝手が悪いのです。
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 14:38:19.40 ID:VuVghh1DO
2
170 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 21:16:30.36 ID:1i97lPZTO
「ところで、見ていただきたいものがあるんですけど」

「ん?」

#

僕はダーレン寺の傀儡人形の話をした。ジュリアンさんは「へぇ……」と興味深そうに聞いている。

「さっきの話も興味深かったけど、それと関連するかもしれないね」

「というと?」

「つまり、それも保険である可能性が高いということさ。『大封印』が解かれて何が起こるのかは分からないけど、確実に破滅的なことになる。
あるいは、『大封印』を解こうとする人間が現れるかもしれない。それに備え、シデが準備したものかもね。
そして、それは『3人目』が協力したものである可能性も高い。マイク・ダーレンが彼と接触していた可能性は高そうだし」

「それで持ち帰らせた、と」

「そういうこと。最大の脅威になり得た『j』も一応穏やかな形で地上に留め置けたし、ある程度十分と判断していたんだろう。
ただ、『大封印』がかなり解けかけているのも認識していた。そこで、ウィル君を育て、ウィルコニアへのアクセスも作ったってとこだろうね」

ラーナが怪訝な顔をした。

「でも、やりすぎじゃないですか?保険をかけすぎというか」

「そこなんだよね。最早『大封印』の崩壊まで織り込んでるように見える。
だったら今更クリスたちがその崩壊に動いても、あまり意味はなさそうだけど……」

※60以上でジュリアンが何かを悟る
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:18:18.13 ID:VuVghh1DO
はい
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:18:27.77 ID:qpaI5Z5VO
173 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 21:20:17.93 ID:1i97lPZTO
※ジュリアン、「3人目」の狙いに気付かず

「……何か引っ掛かるけど、まあいいか。とりあえず、ダーレン寺に行ってみようか」

※30以下で?(1回のみファンブル扱い)
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:21:43.73 ID:Z+EmkIPl0
s
175 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 21:25:44.61 ID:1i97lPZTO
※もう一つ判定入れるのを忘れていました。

3の倍数でカーティスもついてくる
ゾロ目、95〜00でミラとミーシャが付いてくる
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:28:59.63 ID:VuVghh1DO
はい
177 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 21:39:19.81 ID:1i97lPZTO
ダーレン寺に向かう支度をしていると、ドアが勢いよく開けられた。

「クララ!イーリスをまた離れるんだって!?」

「いや、クララじゃなくってクランだし……そもそも君には関係ないから」

「そんなっ!!せめて、どこに行くかだけでも教えてくれっ」

必死なカーティスに、僕は深い溜め息をついた。

「……ダーレン寺。じゃ、また」

「お祖父様の所か!!ならなおさら連れていってくれ!会って直接伝えたいことがあるんだ」

僕は師匠とラーナに「どうする?」と訊いた。

「……まあ、邪魔しなければいいんじゃない?」

「その代わり、クランに手を出したら……分かってますね?」

「はっ、はいっ!じゃ、じゃあ行こうか」

「準備はいいの?」

「確か、不思議な力で戻れるんだろ?問題ないさ」

なぜか人数が増えた。……まあ、仕方ないか。

#

「おお、来なさったな」

出迎えるロブソン総師範に、カーティスが駆け出した。

「お祖父様!」

「……おお、カーティスか。どうした、修行なら受け入れるぞ」

01〜40 俺、決めたんです!
41〜80 ちょっと、見てもらいたい技が
81〜94 遂に習得したんですよ
95〜00 上+α
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:41:10.77 ID:qpaI5Z5VO
179 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 21:44:06.39 ID:1i97lPZTO
※クリティカル、再判定

01〜50 昇格
51〜94 2段階昇格
95〜00 上+α
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:46:01.27 ID:Z+EmkIPl0
a
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:46:17.28 ID:sPd/bIVp0
182 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 22:00:00.35 ID:1i97lPZTO
「遂に習得したんですよ!『空勁乱舞』を!!」

「ほう……その若さでとは感心じゃな。どれ、奥の堂で見せてみぃ」

「『空勁乱舞』?」

カーティスが得意気に笑う。

「ダーレン寺奥義『空勁』を連打する技さ。かのウィル・アピースも得意としているらしいけど。
俺もただボーッとしていたわけじゃないんだ」

あれを連打?それは確かに凄い技だ。というか、ウィルさんも使える技なのか。

「というか、傀儡人形の存在って」

「ああ、イーリスに出る際に一度だけね。全然敵わなかったけど」

さらっと言われた。実はカーティスって、相当強いのかな。

奥の御堂に着くと、傀儡人形がいつもの様子で佇んでいた。

「これがシデの?」

「ええ。技だけを教え込んだものとか」

人形は何も答えない。誰にでも喋るものでもないみたいだ。

「ふむ。じゃあやってみぃ」

「はいっ!」

カーティスが構える。……そして。

01〜70 かわされる(不完全型「空勁乱舞」習得可能に)
71〜94 かする(完全型「空勁乱舞」習得可能に)
95〜00 上+イベント
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 22:03:05.81 ID:QV96bjrno
184 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/01/31(金) 23:36:47.54 ID:I5VXJqAgO


ダンッ


「あ」

「おおっ」

迅いっ!一気に距離を詰める。そして腰を沈めて極端に大きく捻った。


「ハッ!!!」


バスッ


カーティスが横殴りすると、乾いた音が響いた。傀儡人形の態勢が崩れる。そして、時計の振り子のように反動を付けた拳が、逆方向から襲って来た。


「ウオオオッッ!!!」


……スウッ、トスッ


その一撃は交わされ、代わりに軽い手刀がカーティスに下ろされた。

「ッッッ!!?」

「ほう」

「あれは……」

ジュリアンさんが目を見開いている。傀儡人形のこの動きは、確か前にも見たような……

「どうしたのですか?」

「やはりあれはシデの技だ。『無想転生』……そして、もう一つ確信したことがある。
あれを作ったのは、この世界の僕だ」
185 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/02/01(土) 00:00:08.82 ID:WXBgAFZaO
「……やはり」

「厳密には僕と姉さんだろうけどね。大体見当は付く。
精神体を別の物に封じる、というのはそれなりにできるんだ。
君のやミーシャ姫の指輪に封じられている『コーウィン』兄さんや『ジュリア』についても、恐らくは僕の手によるものだろう。
同じ要領で、シデの技の部分だけを抽出して封じた、という所だろうけど」

ジュリアンさんが腕を組んで黙ってしまった。

向こうではカーティスが親指を立てて僕に笑いかけている。

「どうだい!俺の技は」

「確かに見事じゃ。やや振りが甘いが間違いなくできておる。良い功夫を積んだようじゃの」

「もちろんです!修行せねば、並び立てませんから」

カーティスが熱い視線を僕に送っている。いや、確かに凄いんだけど……そう言われてもなあ……

※ジュリアンの反応
01〜40 うーん、何か引っ掛かる
41〜75 クラン、こいつと立ち合ってくれ。粉々にするつもりで
76〜94 これは……こういうことか
95〜00 『そこから先は、俺が話そう』
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 00:01:14.29 ID:4TRTBFF9o
187 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/02/01(土) 00:08:28.44 ID:WXBgAFZaO
「うーん……何か引っ掛かるな。姉さんなら分かるかもしれないが」

「何か?」

「ああ。精神体を封じることはやったことがあるし、僕らもかつて自分で自分を封じたことがある。
ただ、技量だけ抽出なんてできたかどうか……やったことがないしな」

ジュリアンさんは首を捻っている。

※ロブソンの反応
01〜60 孫の成長にニコニコしている
61〜80 ……お主、まさか
81〜94 ……衆道か……
95〜00 ……クラン君、相談に乗ってもらえんかの
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 00:08:59.75 ID:F+o7KxwnO
189 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/02/01(土) 00:13:26.88 ID:WXBgAFZaO
総師範はというと、渋い顔でカーティスを見ている。

「……お主、まさか」

01〜70 えっ、愛には性別なんて……
71〜94 あっ、いや、なんでもありません
95〜00 えっ、愛には性別なんて。それに……
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2020/02/01(土) 00:19:12.74 ID:pQ3YoZMHo
ほいさ
191 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/02/01(土) 00:28:34.14 ID:WXBgAFZaO
「あっ、いや、なんでもありません」

「……ならいいのじゃが」

カーティスは慌てて誤魔化した。さすがに敬虔なユングヴィ教徒であるはずの自分が、同性愛に走りかけてると知られるのはまずいということなのだろう。
いかにユングヴィ教団の原理主義派が力を落としているとはいえ、実は厳しいロブソン総師範がそのことを知ったら雷では済まなかったはずだ。

ミーシャの件もあるし僕もそういうのには抵抗がないのだけど、さすがにカーティスをそういう対象には見れない。こればかりはどうしようもないのだ。

※「空勁乱舞」が習得できるようになりました。
経験点250p、奥義習得ポイント15p必要です。距離0で無条件2回「空勁」が撃てます。1戦闘につき1回のみです。
また、習得すると「空勁」の使用可能回数が2回に増えます。
なお、空勁を使っても空勁乱舞は使えます。

※クランの稽古
01〜50 経験点20p
51〜80 経験点40p
81〜94 経験点60p、奥義習得ポイント1p
95〜00 イベント(経験点100p、奥義習得ポイント3p)
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 00:35:00.75 ID:F+o7KxwnO
はい
193 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/02/01(土) 00:37:50.36 ID:WXBgAFZaO
経験点316p、奥義習得ポイント18p

今日はここまで。
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