【かぐや様は告らせたい】かぐや「会長が拉致監禁されたですって!?」

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227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 09:01:47.50 ID:6+VVp5SDO
ーーーーーー
四階

藤原「ドーンだYO♪」

メガ子「ドーンだYO♪」



TG兵「え、なにあの光景…」

TG兵「知らん、見て見ぬふりしておけ…邪魔するなって言われてるし」



メガ子「はい、ハリセン攻撃ぃっ」バシュッ

藤原「うひゃあっ、ギリギリセーフッ!」シャッ

メガ子「んー、もう少し」


藤原(ハリセンと私の攻撃ではやはりリーチが違う……これは苦戦しちゃいそうですね…!)フーッ

メガ子「もう私は残りライフ2だよ…さあ、私を倒してみなよ不治ワラちゃん」

藤原「!」


メガ子「次のTG部3年は不治ワラちゃんだよ…私を越えて、3年に誇れるTG部にならなきゃだめだよ!」

メガ子「そして私に…ゲームの楽しい思い出と……後輩の成長を見せて欲しいの」

藤原「先…輩……っ!!」ブワッ


藤原「わかりました!私は…あなたを越えます!」グスッ ズビッ


メガ子「その意気だよ、私の自慢の後輩…不治ワラちゃん!」





TG兵「なんか繰り広げられてるけどあれ感動シーンなんですか?」

TG兵「知らん、俺に聞くな」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 09:35:53.09 ID:xlpFAxrnO
屋上

パシンッ!パシンッ!

TG兵「うあっ!」ドサッ


眞妃「はあ、はあっ!」ザッ

TG兵「タッチです!」ペチッ

眞妃「う…!」
眞妃「ええいっ!」ペシンッ!

TG兵「きゃあ、やられましたぁ!」

眞妃(まずい、もう2回タッチされた……あとライフ1しか……けど…)


石上「く…助けに行きたい、けど…」
伊井野「…」ギュッ

石上「頑張れ先輩!あと3人っす!!」

伊井野「あともう少しです!」


眞妃「可愛い後輩達の為にも負けられないわね…!」


龍珠「もう5人やられたか…!」

眞妃(一人は私達を出さないよう扉の前で待機している。実質あと二人!)

眞妃「ええい!」パシンッ!

TG兵「うっ!」ドサッ

ザッザッザッ!

龍珠「ここまでやるとは思わなかったよ!」ダッ

眞妃「やっ!」ビュッ

龍珠「めんどくさいけど……やるって約束しちゃったしな。私も本気で行くぞ」シャッ

龍珠「ふっ!」ブンッ

眞妃「あうっ!」サッ


石上「行けっ!!」
伊井野「負けないでっ!」


眞妃「隙ありい!」

パシンッ!

龍珠「…!!」ピタッ


伊井野「やった!」

石上「ツンデレ先輩っっ!!」


龍珠「ち…参ったよ」ガクッ

眞妃「はあ、はあ……やった…」フラッ

ペチンッ

眞妃「…えっ」

TG兵「…」ザッ

眞妃(扉の見張りに居たやつ…しまった…!)

眞妃【残りライフ0】


四条眞妃
脱落
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 09:36:22.61 ID:xlpFAxrnO
石上「…っ!」

伊井野「そんな…!」


龍珠「…おいテメェ、それは卑怯じゃねえか?後ろからとかよ」

TG兵「え、し、しかし…」


眞妃「…いいのよ、卑怯もくそもないって…油断した私が悪い」ガクッ

眞妃「あんたがTG兵の人達に後ろからの攻撃を禁止にしてくれてなかったら私、勝てなかったよ…」

龍珠「ふん」


石上「先輩!ハリセンを僕にっ!」ザッ

眞妃「…ええ、後は任せたわよ、優。伊井野」

伊井野「…はい」


TG兵「…!」ピクッ

龍珠「待ってろ、渡す間くらい待ってやれ」


眞妃「こいつで…子安つばめを助けてきなよ」スッ
石上「わかりました………必ず!」

パシッ!!

ザッ!

石上「…さあ来てくださいよ。いつでもやれます」


TG兵「うおお!」ダダダッ

石上「おらああっ!」
パシーンッ!

TG兵「うわああ!」ドサッ


眞妃「ふっ…優、今のあんたかっこ良かったわよ」

伊井野「石上…」

石上「…行くぞ、伊井野」ザッ


ちなみにこの時、石上は残りのTG兵の人がめちゃくちゃガタイの良い体育会系だったのでチビりそうなくらい怖かったが、叫びながら攻撃することで誤魔化していた。
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 10:06:43.42 ID:xlpFAxrnO
ーーーーーー
三階


槇原「魔王ハリセン連打!」
ビュンッビュンッビュンッ!

早坂「当たりません!」ザッ!

ダダダッ!

槇原「…!」ピクッ

早坂(ハリセンで腕を伸ばした隙に懐へっ!)バッ


槇原「うひゃっ、あぶなっ!」ササッ!

早坂「ち…」ダッ
早坂「ふっ!」ブンッ

ポコンッ!

槇原「うわ、返してきたし!しまった!」

早坂【残りライフ2】
(ライフボール当たり)
槇原【残りライフ4】


槇原「ハリセン攻撃で腕を伸ばした隙に懐に飛び込むか、惜しかったね〜」ハアッハアッ

早坂(相手も疲れてきている……大丈夫、行ける…!)フーッ


早坂「ふっ」
ダッダッダッダッダッ!


槇原(直進…また私がハリセン伸ばした隙に懐に来るか、違う手があるのか……まあいいや)

槇原(乗ってあげよう!)

槇原こずえは好奇心を選んだ


槇原「はい、ハリセンドーン!」ブオッ

早坂「…!」シュッ


槇原(やっぱ下に避けた)

槇原「お見通しだよ、そーれ軌道修正、下向き攻撃!」

横に振ったハリセンを軌道修正させ下向きに、しゃがんだ早坂を狙う槇原…

しかし

早坂「やはりそう来ましたね」

槇原「!?」ピクッ

トンッ!!


早坂「これで魔王様にも1ダメージ入りました」

槇原「ライフボールを持った手で、右腕ごと止めた!?」

早坂「今っ!!」シュタッ

槇原「さすがだよ、早坂。けどね!」

パシンッ!!

チャリンッ!
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 10:07:14.94 ID:xlpFAxrnO
早坂「はあ……はあ……っ」フラッ

早坂(最後に一発もらってしまった…)ザッ

早坂【残りライフ0】


槇原「…」ハアッハアッ



早坂(…ですが)チャリッ

早坂「最後の一発を食らう前に…鍵は貰いました」

槇原「……ふっ」

槇原「よくやった。仲間でも呼んで鍵取りに来て貰いなよ」

早坂「ええ、そうさせてもらいます」ガクッ

槇原「んじゃ、私は失礼……楽しかったよー」ピース


早坂「…ふー…すみませんかぐや様…後は任せましたよ」

早坂「さて、誰に来て貰いましょうか……書記ちゃんはたぶんまだ戦っている」スッ

ピロンッ

早坂「ん、御行くん……会長さんからの連絡ライン?」



早坂愛
脱落
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 10:20:15.23 ID:xlpFAxrnO
ーーーーーー
時間は数分前に戻り
化学室

パシンッ!

校長「惜しいデスヨ、さあコノ校長を越エテみせナサイ!」ザッ

圭「いけ、もう少しだから!早く!早くやれ!」

白銀「どんどん言い方キツくなってるのやめてくれない!?」

圭「千花姉やみんな、そしてかぐやさんを助けたいでしょーー!!」

白銀「…!」ハッ

白銀(そうだこんな場所で…校長の頭叩くことを躊躇している場合じゃない。俺は圭ちゃんを…皆を、愛するかぐやを、助けに行かなければならないんだ!!)

校長「サア!来なサーイ!!」ザッ

白銀「ええ、行きますよ!もう本気です!!」ダダダッ

校長「ヘッドガード!」バッ!

白銀「ふうっ!」ブンッ

校長「オーウ!腕をハリセンで弾いタ!!」

白銀「トドメぇ!!」パシンッ!

校長「アウトッ!!」



圭「やっと終わった…変な光景だった」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 10:31:09.56 ID:xlpFAxrnO
校長「…それでは鍵をオープンしまショウ。ドウゾ先へ」

校長「頑張ってクダサイ、ファイトです白銀会長」

白銀「はい、ありがとうございました校長…頭叩いてすみませんでした」

校長「気にする必要はアリマセン、楽しかったデスヨ」ホッホッホッ

圭「…さて、まずは皆に連絡だよお兄、出てきたこと伝えなきゃ」

白銀「ああ、わかってるよ」スッ


圭「…わ、ライン結構来てた……かぐやさんも捕まって……四条さんと早坂さんからアウトになったって連絡が」

白銀「ああ。自体は一刻を争うぞ…む、脱出の連絡したら早坂さんから返事が…」

圭「え?」


『早坂です。かぐやさんを助けるための鍵は魔王から奪いました。場所を教えますので取りに来てください』

白銀「…!早坂が鍵を手にいれたらしい!」

圭「良かった、じゃああとは…!」

234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 10:42:18.41 ID:xlpFAxrnO
ザッザッザッ!


圭「…あそこに見張り3人居た…行ける?」タッタッ

白銀「ああ」ザッ!


ダダダッ!

TG兵「居た!」バッ

白銀「ふんっ!」ビシイッ

白銀「もう一人っ!」バシッ!

TG兵「ぐあ!」ドサッ


TG兵(女子)「隙ありですよ会長さん!」ペチンッ

白銀(くっ、タッチされた……!あ、この子ちょっと可愛い)

白銀(じゃねえよ俺!)ペシッ

TG兵(女子)「きゃっ」


白銀(ふう……俺は四宮一筋、早く助けに行かなければな)

圭「お兄、向こうに早坂さん居た。見張りはもう居なかったよ」

白銀「おう、ありがとう圭ちゃん」ザッ


タッタッタッタッタッ…


白銀「早坂さん!」

早坂「みゆ……会長さん。これが鍵だよ、どうぞ」

白銀「ああ。ありがとう…大事に貰っていく」

早坂「…かぐやさんは任せたよ」

白銀「もちろんだ、俺が必ず助ける!」

ザッ!!

白銀(今行くぞ…四宮!!)
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 11:01:41.65 ID:xlpFAxrnO
ーーーーーーー
四階 廊下

ダッダッダッダッダッダッ!!

TG兵「追って早く!階段に行かれちゃう!」

TG兵「待てえっ!」



石上「はあっ、はあっ、もう少しで階段だ!頑張れよ伊井野!」

伊井野「うん!」


ザザッ!


石上「よし……階段着いた…」ハアッハアッ

伊井野「つ、疲れた…」



TG兵「あー、行かれちゃった…」

TG兵「あとで俺達も降りるぞ、一気に追い詰める!」
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 11:02:14.30 ID:xlpFAxrnO

石上「ゆっくり降りよう、お前がいる間はあいつらは階段に近付けないんだ…あまり無理はするな、ほら手ぇ出せ」

伊井野「…ん」

カツッ…カツッ…


石上「ツンデレ先輩だけでなく早坂先輩までアウト…だけど会長はトラップルームから出てこられたらしい。そして早坂先輩が奪った鍵を貰い四宮先輩のとこに行くみたいだ」

石上「もうすぐでクリアも見えてきそうだな」

伊井野「うん…そだね」


石上「たぶんつばめ先輩と槇原は三階…四宮先輩と会長もすぐそこへ行くだろうな……俺も早く行きたいけど伊井野もほっとけないからな」

伊井野「…」

伊井野「…石上」

石上「ん?」

伊井野「早く行きなよ…私が階段降りてる間に」

石上「お前…一人じゃ危ないだろ!」

伊井野「ゆっくりなら一人でも大丈夫………それに」

伊井野「その間は四階に居るTG兵の足止めもできる」

石上「…!お前……足止め終わったあと伊井野が一気に後ろから来た集団にやられるぞ!」

伊井野「上に居るTG兵と槇原さんに挟み撃ちにされたらそれこそ危ない…ちょっとでも時間稼いだ方がいいよ」

伊井野「いいから早く行って………」

石上「お前…」

石上「…」グッ


石上「…わかった。槇原倒したらまずはお前を助けに来る。つばめ先輩はそのあとだ」

伊井野「えっ…」

石上「ありがとうな、伊井野。すぐに終わらせてくる!」

伊井野「…うん…」

ダッダッダッダッダッダッ………


伊井野「…」


伊井野「………」


伊井野「ほんと……石上はさ………」

237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 11:19:05.18 ID:xlpFAxrnO
ーーーーーーー
四階 教室内

ビュンッ!
ビシュッ!

パシインッ!

藤原「きゃっ!」

メガ子「うふふ、いいよ不治ワラちゃん…ハラハラする」ザッ

藤原「はあっ、はあ……ふふ、私も面白いです!」

藤原【残りライフ2】

メガ子【残りライフ1】


メガ子「そろそろ終わらせよう…マッキー先ハイも一人じゃ心配だし」ザッ

藤原「私も仲間の元へ行かねばなりません……次で終わらせますよメガ子先輩」ザッ



ヒュオオオォォォ………
(※風の音はイメージです。実際に聞こえているものではありません)



メガ子「…」シャキーンッ


藤原「…」スッ



いざ勝負っ!!


タンッ!!!



メガ子「ハリセン斬りっ!!」バッ

藤原「ドーンだYO♪!!」ビュッ


ザザッ!!

ザザザッ!!!



藤原「…」フラッ

ハリセン直撃
藤原【残りライフ1】

メガ子「…」ガクッ

メガ子「がはあっ」ドサッ

ドーンだYO♪直撃
メガ子【残りライフ0】



藤原「先輩……私、やりました!」ボロッ


メガ子「ふふ、貴女は誇るべき………三年代表のTG部になれるよ!」フフ


ガシイッ!!(握手)


魔王軍幹部
メガ子
脱落
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 11:32:11.85 ID:xlpFAxrnO
ーーーーーー
ダッダッダッダッ!!

圭「ここだよ!」ザッ

白銀「ああ!」スッ

ドンッドンッ

白銀「聞こえるか、四宮!鍵を持ってきた!今開けるぞ!」

ー扉の向こうー

かぐや「…!」ハッ

かぐや「会長!会長ですか!?私はここに居ます!」バッ


白銀「あれ、この鍵…どうやって開けるんだ!?まさか偽物!?」

圭「あーもう、何やってんの!回す方向逆っ!!」


かぐや「会長!?しっかりしてください!」

かぐや(けどそんなドジっ子なところも可愛いですよ//)

かぐやはこんな時でも惚気ていた

ガララッ!!

白銀「四宮、助けに来たぞ」ザッ

かぐや「会長!お待ちしておりました!」

かぐや「はっ、圭も!ありがとうございます!」

圭「いえそんな…」テレッ

白銀「鍵は早坂が手にいれてくれていたんだ…」

かぐや「…!そうですか、後でお礼を言っておかないとね…」

かぐや「そうだわ、石上くんは…」ハッ

白銀「たぶんまだ大丈夫だ。あと残っているのは俺達と…藤原、石上、伊井野」

白銀「行こう、終わらせるぞ」

かぐや「ええ!」ザッ
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 12:29:30.45 ID:4AEIHolrO
石上「ここじゃないだって!?」バッ

槇原「階段近くのパソコン室だったんだなこれがあ」

石上「…っ!わざわざ教えるなんて罠としか思えないぞ!」

槇原「本当だよ。今更嘘つく必要ないし…助けたきゃ、私を倒して行けって事だよ!」シャキーンッ

石上「そうかよ、なら行くぞ…!」ダッ

ブオンッ!!

パシンッ!
パシインッ!!

槇原「はは、さすが運動神経は悪くないね!♪」ザザッ

石上(くそ、強い!どう攻める…)ザッ

槇原「ハリセン突き魔王連打!!」
シュシュシュシュシュ!!

石上「なんだその技っ!」ササッ

ダッ!

石上「このっ!」ブオンッ

槇原「ガード!」パシンッ

槇原「からのカウンター!」パアンッ!

石上「う…っ!!」ザッ

石上【残りライフ1】

石上「く…そ…っ」グッ

槇原「石上は頑張ったよ。そろそろトドメと行こっか」ザッ

石上(くそっ、どうする!どうする!?)ガクッ

槇原「…ちょっと。下向いてないで前向きなよ、ちゃんと正面からやり合いたいんだけど?」

石上(くそっ、僕は、もう……)

石上(勝てない………つばめ先輩のところへも、行けない………のか……)








「まだ諦めては行けませんよ、石上くん」


「ふ…世話の焼ける後輩だな。下向いてないでちゃんと前を向け」


石上「…」


石上「…え?」バッ





かぐや「あなたはよく頑張りました…子安つばめのところへ行ってきなさい」ザッ


白銀「あとは俺達に任せろ、石上」ザッ



石上「四宮先輩!会長!」


240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 12:37:23.04 ID:4AEIHolrO
槇原「ついに来たね…二人とも……いいよ、石上は行かせてあげる」


石上「…!」


白銀「さあ行けっ!」

かぐや「走って!」

石上「はい!!」ダダダッ





槇原「…さて、決着を付けよっか。お二人さん」ザッ


白銀「ここでゲームを終わらせる」

かぐや「行きますよ、槇原さん」



槇原「燃えてきたぁっ!!」バーンッ


白銀・かぐや(ほんと変な子だなこの人…)


白銀【残りライフ4】
かぐや【残りライフ3】

槇原【残りライフ3】
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 12:50:28.00 ID:4AEIHolrO
三階 階段近く廊下

伊井野「はあ、はあっ!」
ザッザッザッ

TG兵「よし、追い付いた、伊井野さんを先にやるぞ!」

TG兵「ラジャー!」


伊井野(やっぱり私一人じゃすぐに追い付かれる!だめ…!)フラッ

ガクンッ

伊井野(もう無理…逃げ切れない……TG兵がすぐ近くまで来てる)

ダッダッダッダッダッ!!


伊井野(…ごめん、私はここまで…)


パシインッ!!

TG兵「うあっ!」ドサッ

伊井野「…!」ハッ


石上「よし、大丈夫だな、伊井野」ザッ

伊井野「石上!?なんで…」

石上「最初はお前を助けるって言っただろ」

伊井野「…!」

石上「この!」パアンッ

TG兵「ひゃあ!」ドサッ


石上(くそ…残りライフ1でこの数はキツイ…けど)

石上「まだ負けるかよ!」パシインッ

TG兵「ああ!」ドサッ


TG兵「今だ、タッチ!」バッ

石上(くうっ!避けきれな…!)

ペチンッ!

伊井野「う…!」
石上「伊井野!?お前、また俺を庇って…」

伊井野「いいから早く!」

石上「くっ!」パシイッ!

TG兵「ぎゃっ」ドサッ


伊井野「私はハチマキがあったから大丈夫…まだライフ1残ってる…」

石上「ああ。けど…」

ゾロゾロゾロ…

石上「まだ数が居る、さすがに…」


「私も助太刀しましょう!」

石上「はっ!そのリボンは…っ!!」



藤原「私がっ!」バーンっ

石上・伊井野「藤原先輩!」

藤原「三人揃ってライフ1の大ピンチですが…力を合わせて頑張りましょう!」
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 12:59:58.18 ID:4AEIHolrO
放送室前


パシインッ!!
パシインッ!!!

槇原「魔王激烈オールレンジ連打!!!」
ブオンッ!ブオンッ!ブオンッ!ブオンッ!ブオンッ!

かぐや「きゃっ!?」ザザッ

白銀「くそ、めちゃくちゃな技を使う…!怖いな!」ザザザッ

白銀「だが背中が空いている!」ダンッ

ペシッ!


槇原「…カウンター」

白銀「っ!」ハッ



槇原「ドーンだYO♪!」ビシュッ!


白銀「しまった!」ダンッ

かぐや「会長っ!!」


槇原「人の心配してる暇ぁありますか!?」ビュンッ

かぐや「うっ!」

パシイッ!

かぐや(かすってしまった!くそ…っ)


白銀【残りライフ1】
かぐや【残りライフ2】

槇原【残りライフ2】


白銀「はあ、はあ…」

かぐや「ふう…っ」


槇原「いいね。二人とも強いよ…こりゃ満足出来そうだ」ザッ


タンッ!!


パシインッ!!!

243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 13:18:38.19 ID:4AEIHolrO
階段近く廊下

石上「うおお!」パシインッ

藤原「ドーンだYO♪!」ビシュッ

伊井野「髪染めすぎです、退場!」ビシッ


TG兵「くそ…あと少しなのに!」
TG兵「強い……これが!」

藤原「ふふ、そう…絆の力ですよ!」

藤原「そして可愛い後輩達への愛で私は強くなるのですっ!!」

伊井野「藤原先輩っ!」キュンッ

石上(この人はまた調子いいこと言ってんな…)
と言おうとしたが助太刀してもらい助かってるのは事実なので言えなかった。

藤原「残り3人!行けますよ!」

石上「はい!」タンッ

藤原「はい、ドーン!」ビシュッ

ペシッ

藤原「は…っ!」ビクッ

TG兵「やった!」

伊井野「藤原先輩っ!」

藤原【残りライフ0】

藤原「すみません、あとは…っ」ガクッ


石上「わかってます、あとは任せてください!」ザッ

石上「藤原先輩の仇だっ!」パシンッ!

TG兵「ぐあっ!」ドサッ
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 13:19:04.19 ID:4AEIHolrO
石上(あと一人…)

伊井野「石上、後ろ!」ザッ

石上「!!」クルッ

TG兵「遅い!」パシンッ

石上(ハリセンが弾かれた、まずい…落とした!)

TG兵「ふん!」ブンッ

石上「うおっ!」サッ


パシッ!


伊井野「やーっ!」ペシンッ!

TG兵「うっ!?」ドサッ


石上「伊井野!?」

藤原「ナイスですよ、ミコちゃん!」

伊井野「はあ、はあ…私がハリセン拾って倒してあげたわよ…感謝しなさい。ほら返す」スッ

石上「…あぁ、助かったよ」パシッ

伊井野「…ん」


伊井野「…つばめ先輩のとこ…行くんでしょ?早く行きなよ」

石上「おう、行ってくる。ありがとうな」

伊井野「うん」

石上「藤原先輩もありがとうございました!」

藤原「いえいえ、さあ行ってください!」


タッタッタッタッタッ………



伊井野「………」

245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 13:29:41.79 ID:4AEIHolrO
ダッダッダッダッダッ!!


石上(ここだ!)


ガチャ!!

石上「つばめ先輩!」


つばめ「ん?わっ、優くん!」ハッ


石上「助けに来ました…!」ハアッハアッ


つばめ「そ、そんな…本気で私が捕らえられてるみたいな雰囲気で…これゲームだよ?」アハハ

石上「は…はは、まあそうなんすけどね」ハハ

つばめ「待って、出されたコーヒー飲み干してから行くよ」

石上「あ、はい」
(お菓子まで用意されてる…)

つばめ「…さて、それで私をどこに連れていってくれるのかな?」

石上「…」

一瞬石上は何かを勘違いしたがすぐ「ゲームの事」だと思い至った

石上「つばめ先輩を連れていかなきゃならない場所…生徒会室ですね?」

つばめ「正解!それじゃ行こっか?」



つばめ「それとね、実は私前半戦の頃から封鎖区域の出入り許可されてて逃げ回ってたんだよ」

石上「え、そうだったんすか!?」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 13:49:12.92 ID:4AEIHolrO
ザッザッ…

圭「あ、石上さんですね…兄とかぐやさんから頼まれて来ました」


つばめ「え、誰?可愛い」

石上「会長の妹さんです」

つばめ「へー」

圭「TG兵が残っていないか私が確認します。二人はついてきてください」

石上「うん、了解」

つばめ「OK、ありがとね!」


ーーーーーーー
放送室前

パアンッ!パシンッ!

パシインッ!!

パシインッ!!

槇原「わた!食らった!」ザザッ

かぐや「く…っ!残り1…」

白銀「大丈夫か、四宮」ハアッハアッ

かぐや「はい」フーッ


白銀、かぐや、槇原…全員のライフが残り1に
果して勝者は……

槇原「誰なのかっ!!」


白銀「ナレーションする余裕あるんだな」

かぐや「ツッコミいいですから会長」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 13:50:23.04 ID:4AEIHolrO
槇原「一気にトドメを刺す!」タンッ

槇原「魔王ハリセン連打」
シュシュシュシュシュ!!

白銀「うっ!」サッ

かぐや「もうその動きは慣れました…当たりませ」

槇原「と見せかけてこっち狙い!」ダンッ

かぐや「うっ!」

パシンッ!!

かぐや「ギリギリガードは間に合いましたが…」プルプル

槇原「もう一発いくよっ!」ビュンッ

白銀「四宮っ!!」ダダダッ

槇原「はい来た、会長狙いに変更!」ビュンッ

パシインッ!!

白銀「ぐあ!」ガクッ

白銀【残りライフ0】

白銀「…ふっ」

槇原「ん?」

かぐや「やはり会長に変えましたね」ヒュンッ

槇原「…!」ハッ


パシイイィンッ!!!


槇原「………」


槇原【残りライフ0】


かぐや「何度も戦えばあなたの思考や行動は何となく読めます…こちらの予想外の動きを取ろうとする」

かぐや「なら自分にとって予想外の行動が何なのか、あらかじめ数パターン考えておけばいい」

白銀「お前の負けだ…槇原」

かぐや「危なかったですが、私達の勝ちです」


槇原「…ふふふ、負け、たよ………」


槇原「ガハアッ!!」ドサッ


かぐや「え、ガハアッ!?ちょっと大丈夫ですか!?」

白銀「落ち着け四宮、やられた用の芝居だろそれ…いちいち面白いことしなきゃ気がすまないのかこいつらは」
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 14:42:48.27 ID:4AEIHolrO
ーーーーーーー
タッタッタッタッタッ!

圭「こっちです!」

石上「もう少しですよ、つばめ先輩!」

つばめ「うん!」

ダッダッダッ!


石上「よし、ここまで来れば!」

つばめ「そこ曲がればいいんだね!」

石上「はい!」


ザッザッザッ!


早坂「あ、来たよー」

眞妃「お、優」

石上「早坂先輩とツンデレ先輩!?」

早坂「つい数秒前、魔王も撃破成功だって」


眞妃「ほら行きな、皆待ってるよ」ポンッ

石上「え…?」

つばめ「とにかく生徒会室入ってみよう!」

石上「そうですね」


ザッザッザッ………

ガチャッ

石上「…!」

パチパチパチパチ!


メガ子「はいっ、到着で〜すっ!ゲームクリアッ、おめでとうございます♪」パチパチ

石上「えっ、え!?」

カレン「お待ちしていましたわ!」
エリカ「おめでとう!」

柏木「石上くん、お疲れ様です」

小野寺「よっ、石上。お疲れ」

風野「頑張ったな!」

大仏「他の人達もたぶんもうすぐ来ると思うよ」

石上「…な、なんか嬉しいっすね、こうやって迎えられるの」

つばめ「先に脱落した人達が来てたんだね…」
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 15:08:09.14 ID:4AEIHolrO
ザッザッザッ!

石上「!」

つばめ「あ、来たよ」



白銀「お、なんだこれ!人いっぱい居る!なんか嬉しい!」

かぐや「わ、みなさん…私達を待っててくれたんですか?」

石上「はい、そうみたいっす」

カレン「ぐふっ…お二人の華麗な姿…」プルプル
エリカ「カレン落ち着いてえ!」

柏木「お疲れ様でした!」
翼「皆さんマジ凄いっすよ!」アハハ


槇原「これ提案したのは不治ワラちゃんなんだよ」フフフ

石上「しれっと魔王も居る…」

藤原「そうです!提案した私に感謝するべきですよ!」ピョコッ

石上「あ、藤原先輩…そういう最後の余計な一言がいけないんすよ」


伊井野「わ!こんないっぱい…」タッ

大仏「やー、おかえりミコちゃん。最後まで残ったってね」

小野寺「やるじゃん。おっつー」

伊井野「こばちゃん、麗ちゃん!」

眞妃「これで皆揃ったね」


かぐや「…早坂、私のために頑張ってくれたんですって?ありがとね」

早坂「えっ、はい…どうも」(恥ずかしがってる)


藤原「ではでは、全員揃ったところでーっ!」ザッ

藤原「まずは最後まで残ったかぐやさん、石上くん、ミコちゃんの3人に特別賞品!」

かぐや「特別賞品…!?」

伊井野「なんだろ…」ドキドキ


藤原「手作りTG部メダルをプレゼントしまーすっ!!♪」


石上「あー…やっぱそういうのなんすね」

かぐや(そんなとこだろうとは思っていました…)

伊井野「わー、凄い!」


藤原「どうぞ、受け取ってください。裏側には私達TG部三人の顔が描かれています」スッ

石上「無駄にクオリティーは高い仕上がりだ!!」


白銀「…だが、楽しかったな」

かぐや「…ふふ、そうですね」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 15:16:59.56 ID:4AEIHolrO
藤原「では他の参加者全員にも最後に参加賞が配られますが…その前に」

石上「まだなんかあるんすか?」



藤原「はい!体育館貸しきってるので、TG兵役をしてくれた方々も集めて全員で打ち上げをしましょう!!」

伊井野「打ち上げ!」

かぐや「まあ、それはいいですねっ」

槇原「これは私の提案だよっ☆」ビッ

白銀「お、おう、そうなのか」


藤原「では皆さん、体育館に集まってくださーい!!」





タッタッタッタッタッタッ………








251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 15:31:14.17 ID:4AEIHolrO
ーーーーーー

ーーー

そして、体育館で打ち上げをする全参加者達……

皆で食べ、喋り、楽しんだ後、笑顔で解散した………






放課後の生徒会室


白銀「ふー…今日は走り回ったから疲れたな」

かぐや「そうですね、もう足が痛いですよ私。頭もいつもより使いましたし」

藤原「でも面白かったでしょ〜?」

かぐや「まあ、たまにはああいうのも…いいかもしれませんね」

白銀「だな」

石上「確かに、TG部に腹立つときもありましたが………まあ楽しかったですよ」

伊井野「怖いときもありましたが…私も面白かったです」

藤原「皆さんに楽しんで貰えて私は幸せですよ!」バッ

藤原「では私はお先に!お疲れ様でしたーっ」タタッ

石上・伊井野「お疲れ様です」
白銀・かぐや「お疲れ」

伊井野「あ、私もそろそろ帰らなきゃ…お疲れ様でした」ペコッ

石上「僕も仕事はだいぶ終わったんで、失礼しますね。お疲れ様です」


白銀「ああ、お疲れ」

かぐや「お疲れ様でした」


バタンッ………


白銀「…」

かぐや「…」


ペタッ…

かぐや「二人きりになりましたね、こうしててもいいですか?」

白銀「ああ…もちろんだ。仕事の邪魔にならない程度にな」

かぐや「ふふ…」ギュッ


このままイチャイチャを続けようとしたその時、白銀はある光景を思い出していた

それは………



本棚をやけに気にしていた藤原千花

252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 15:46:18.98 ID:4AEIHolrO
白銀「………」



白銀「四宮、ちょっと小声で話せ」


かぐや「?なんです?」

白銀「…TG部は、監視カメラや盗聴器を学校中に仕掛けていた…それはゲームが終わったあと全て回収した」

かぐや「ええ…そうですね。それがどうかしましたか?」

白銀「四宮…1つ聞きたいことがある」

白銀「今日何か気になることはあったか?」

かぐや「気になること…ですか?えーと、特には……あっ」

その時、かぐやは早坂の一言を思い出した

かぐや「…友達が……何か挙動不審な子が居たと言っていました」

白銀「…こういうことは考えられないか?」

白銀「俺と四宮の雰囲気が前と変わった事を察知し…」

白銀「それを確かめるためゲームに乗じて生徒会室にこっそり1つ盗聴器を仕掛け……その真実を暴こうとしている者が居たとしたら!!」

かぐや「……え…」

白銀「…」



白銀「藤原千花とかな…!」



かぐや「………っ!!?」


ーーーーーーー
TG部部室

藤原(…お二人の雰囲気が何か変わってる様な感じが少し前からしていました)

藤原(二人はそういう仲なのかどうか、私はどうしても知りたい!だから盗聴器を1つだけ仕掛けさせて貰いました!)

藤原(安心してください、もしそうだったとしてもこの藤原千花…絶対他人には漏らさないしばらしません!盗聴器も処分します!二人の関係は秘密にします!ですから!!)

藤原(教えてください!二人は付き合っているのかどうかを………この私にっ!!)ハアッハアッ


隠しボス戦

白銀・かぐやVSラブ探偵チカ
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 16:09:41.84 ID:aXGtO35PO
ラブ探偵チカが勝つことなど有り得ないから安心だな
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 16:16:56.56 ID:4AEIHolrO
かぐや「…藤原さんが…!?」

白銀「まあ、あいつはバカだが人の秘密をベラベラ喋るようなやつではない…俺達の関係が他人に漏れるという事は無いだろうが」

白銀「俺と四宮、藤原の三人で居るときとかに絶対弄られる…!」

かぐや「…ですね、それはそれで面倒ですよ…」

白銀「…最初の会話は恐らく聞かれた。反撃だな」

かぐや「ええ、悪い子にはお仕置きが必要です」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 16:17:22.96 ID:4AEIHolrO

時間はちょっと戻りTG部部室


藤原(さあ、聞かせてください…お二人の関係はいかに!?)ハアッハアッ


『二人きりになりましたね、こうしててもいいですか?』

『ああ…もちろんだ。仕事の邪魔にならない程度にな』

『ふふ…』

藤原「え!?今のは会話はまさか!そうなんですか!?お二人ともそうなんですかあっ!?//」ヒャーッ


『…』


藤原「…あれ?急に静かになりましたね…何かボソボソ喋っているような…?」

『あ、ダメです会長…それを取っちゃ』

『いいんだ、悪い子にはお仕置きだろ?』

『もう…』

藤原「!?」

藤原「え、取るってナニを!?お仕置き!?もしかしてヤバイ奴ですか!?聞いちゃったらヤバイ奴ですかあっ!?///」

藤原「き、切る準備を…」


『お仕置きはお前にだぞ、藤原』

藤原「…」


藤原「………」



藤原「え?」


『あーあ、会長が本棚にあった盗聴器取っちゃいましたよ』

藤原「…え!?」


『お前、本棚をやけに気にしていたよな?盗聴器仕掛けてたことくらい最初から分かってたんだよ』
(本当はさっき気付いた)

藤原「え!?」ビクッ

『どうせあなたの事ですから私達が付き合っているのかどうかとか…そういうくだらないことでも気になったのでしょう?』ハアッ

藤原「え?…えっ?」カタカタ

『最初の会話はお前を騙すための演技だよ』
(嘘である)

『全く…柏木さんとの戦いのときも言いましたよね?人の演技にすぐ引っ掛かるなと……恋愛話になるとあなたは本当にいけませんね』

『神聖な生徒会室に盗聴器なんてものを仕掛けるだなんて…お仕置きが必要ですね?』

藤原「ひっ…ひぐっ…」グスッ

藤原「だってぇ…気になったからぁ…」プルプル

『今からそっち行くからな、どうせTG部部室だろ』

『ちゃんと待っていてくださいね?逃げてたら罰が増えますので』

藤原「ひええぇっ!?」
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 16:17:51.65 ID:4AEIHolrO
藤原「ごめんなさいいいい!すみませんでしたあああぁぁっ!!」ウワーンッ


この後、藤原は白銀、かぐやからみっちりと叱られ
3日間お遊び禁止の罰を下された。

白銀とかぐやの関係はなんとかバレずにすんだ。





本日の敗者

藤原千花

257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 16:19:05.44 ID:4AEIHolrO
おしまい
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 17:19:21.02 ID:HAv/EbEWO
乙!
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 18:54:10.35 ID:AEmsj7Sqo
おつ
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 19:43:26.28 ID:2OEL4UeBO
おつー
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