【イナズマイレブン】剣城「22歳のフリーターだ。ニートではない」【安価】

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17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 14:03:04.50 ID:Ucgp1SusO
兄が家に訪れる
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 14:23:10.74 ID:Ihc07tT90
剣城「…眠い」

深夜バイトを乗り越え、家に帰宅した

剣城(明後日か…一体、なんのゲームをやるというんだ?)

優一「おっ、京介!久しぶり」

剣城「……兄さん?」

















剣城「こんな朝から何の用だよ?」

優一「いやー、お前がちゃんと生活出来てるか気になって様子を見に来たんだ」

剣城「…心配するなよ。俺はちゃんと生活してる」

優一「>>19
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 16:59:11.34 ID:6I9yF4IT0
そうか。ならいいんだ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 17:18:34.24 ID:Ihc07tT90
優一「そうか。ならいいんだ」

剣城「…用はそれだけか?」

優一「ああ」

剣城「じゃあ俺寝るよ…」

優一「……京介!」

剣城「なんだよ?」

優一「キツくなったらいつでも頼ってくれ。俺はお前の味方だからな」

剣城「……ありがとう」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 17:27:02.46 ID:Ihc07tT90
そして2日後、遂に運命の日がやってきた…

剣城「ここか…」

ウィーン

受付のお姉さん「マエストロ本社へようこそ。本日はどのようなご用件でこちらへ?」

剣城(マエストロ…今日本でもトップクラスを誇る会社だって聞いたことはあるが…どんなビジネスをしているかまでは、わからないんだよな…)

受付のお姉さん「招待状…ゲームの参加者ですね。あちらのエレベーターにお乗り下さい」

剣城「どうも」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 17:33:54.14 ID:Ihc07tT90
チーン

剣城「……これは!?」

エレベーターに乗って地下へ降りた剣城

マエストロ本社の地下、そこには広大なサッカーフィールドが広がっていた

「サッカー場?なんで、こんなものが地下に?」

「すげえ!ビルの地下にスタジアムとか、どんだけ金あるんだよ!」

剣城(…見た感じだと、俺以外に十…五、六人か?)

チーン

「うおおおおっ!?な、なんだこれ!?」

「」

「…これで全部か?」

黒服「はい」

「よし。参加者をセンターサークルへ集めろ」

黒服「はっ」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 17:41:43.88 ID:Ihc07tT90
黒服「あー、ゲームの参加者は全員センターサークルの中へお集まりください」

「…」スタスタ

ゾロゾロゾロゾロ

黒服「…全員揃ったな。ではこれより、神童拓人副社長から、この場所で行われるゲームについて説明を行なって頂きます」

神童「…」スタスタ

「おいおい、あれが副社長?」

「若っ…」

「俺より年下なんじゃねーの?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 18:05:04.62 ID:Ihc07tT90
神童「…副社長の神童です。これから、皆さんにやって頂くゲームについてご説明します」

神童「今回行うゲームはサッカー。ここにいる総勢22人の皆さんには、2チームに分かれて対戦して頂きます。ルールは簡単、相手より多く点を取った方の勝ち、それだけです」

「お、おいそれだけって…」

「もっと詳しい話をしろよ!何の為に俺らにサッカーなんてやらせるんだよ!」

神童「まあ皆さん慌てずに。勿論、ただサッカーをやって貰うだけではありません。ここに集まっている皆さんは自分でご存知の通り、我が社からお金を借り、そして期限までに借金を返せなかった債務者の皆さんです」

剣城(あいつ、この会社から金を借りていたのか…)

神童「ですが、ゲームに勝ったチームに所属していた選手には、借金を全額チャラにしましょう」

「「「「!?」」」」

神童「勝てば晴れて自由の身、ということです」

「おおお!か、勝てば借金がチャラ!」

「サッカーするだけで!?」

「うおおおおお!やる気出てきた!」

剣城「ちょっと待て!負けたらどうなるんだ?」

神童「おっとそうでしたね。負けた場合は、借金返済のため我が社で働いて貰います」

「マジか…負けても仕事は貰えるのか」

「仕事クビになった俺にとっちゃむしろありがてえ!」

神童「勝っても負けても、最後までフィールドに立ち続けることが出来た方々には、我々が責任をもって面倒を見ると保証しましょう」

「本当か!」

「副社長太っ腹!」

神童「フッ…試合は30分、赤チーム、青チームに分かれて行う。さらに、得点を決めることが出来たプレイヤーは試合勝利後に借金チャラに加え、1得点毎に100万を報酬として渡そう」

「「「「!」」」」

神童「勿論、シュートを外したり止められても、マイナス100万円などにはしないから遠慮なく打ってくれ」

神童「勿論キーパーにもボーナスは用意してある。シュートを1本止める毎に100万円プラスだが失点すればマイナス100万円、試合に勝てても活躍できなかったら敗者と同じ道、いやあるいは敗北以上のスタートになるかもしれんリスクはあるがな」

剣城(>>25
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 18:35:10.39 ID:Xn9XK44bO
「…引き分けはあるのか?」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 18:49:51.72 ID:Ihc07tT90
剣城「…引き分けはあるのか?」

神童「……私は白黒はっきりしないのが嫌いでね、しかし時間には限りがある。試合終了のホイッスルが鳴っても決着が付かなかった場合、所謂引き分けの場合は借金の負担も仕事もどちらもなしだ。そんな奴はもう知らん」

「引き分けは許されない……」ゴクッ

「勝てば借金が……」

神童「他に聞きたいことはあるか?」

「「「「…」」」」

神童「…私からは以上だ」

黒服「ではこれよりくじ引きを行います。皆さんこちらへお集まりください」














剣城(青チームか)

黒服「ユニフォーム、スパイク、ソックス、レガース等道具一式更衣室にて用意してあります。くじを引き終えた選手はすぐに更衣室に向かってください」

青チームのキャプテンは誰か?
(天馬・神童・優一は選択禁止です)

安価下

名前:
性別:
年齢:
身長:
容姿:
髪型:
借金:
設定:
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 18:54:24.33 ID:6I9yF4IT0
キャプテンは剣城で
無理なら安価下
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 19:05:04.59 ID:Ihc07tT90
剣城「…このチームのキャプテンになるにあたって、まず確認を取りたい。全員、サッカー経験はどれくらいだ?」

チームメイトの男性「部活でやったことなら」

チームメイトの女性「やったことない」

剣城「それじゃあ、ポジションは」

チームメイトの男性「んなのフォワードに決まってるだろ!」

チームメイトのおっさん「点取らなきゃ勝てねえんだぞ!」

チームメイトの青年「攻めあるのみ!」

チームメイト達「「「「そうだ!そうだ!」」」」

ワイワイワイワイ

剣城(ほぼ全員がフォワード志望か。まあ、当然といえば当然か…)

「あの…」

剣城「なんだ?」

「俺(私)…キーパーやります…」

剣城「それはありがたい。あんた、名前は?」

青チームのキーパーは誰か?
(剣城・天馬・神童・優一は選択禁止です)

安価下

名前:
性別:
年齢:
身長:
容姿:
髪型:
借金:
設定:
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 07:07:48.24 ID:UR4brMdnO
名前: 立向居 勇気
性別: 男
年齢: 32歳
身長: 180cm
容姿: GOの時と同じ
髪型: GOの時と同じ
借金: 4000万円
設定:元プロサッカー選手。両親が多額の借金を抱えたまま失踪、プロで稼いだ全ての金を奪われても尚借金が残ってしまい、このゲームに参加することとなった
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 07:25:52.79 ID:0qOYCMij0
立向居「立向居勇気です」

剣城「立向居だな。よろしく頼む」

剣城「……それじゃあ改めてポジションだが」


























チームメイトのおっさん「点取ってやるぜ」

チームメイトの男性「このゲームに勝って、借金とはおさらばだ!」

立向居「FW5人、MF4人、DFとGKが1人ずつ…異様なフォーメーションになっちゃってますね…」

剣城「仕方がない。誰だって点を取ってここを出たいと思っている筈だからな」

黒服「ではコイントスを行います。両チームのキャプテンはこちらへ」

剣城「…」スタスタ

「…」スタスタ

赤チームのキャプテンは誰か?
(剣城・天馬・神童・優一・立向居は選択禁止です)

安価下

名前:
性別:
年齢:
身長:
容姿:
髪型:
借金:
設定:
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 07:31:28.65 ID:lN5AnW8fO
名前: 円堂 守
性別: 男
年齢: 33歳
身長: 175cmくらい
容姿: GOの顔に髭が生えた感じ
髪型: GOの時と同じ
借金: 5億円
設定:かつてはFF.FFIで大活躍し、10年前まではプロでも活躍していたが、怪我をしてから人生は一転、夫婦揃って多額の借金を抱えてしまう
妻の夏未(借金3億円)と共に、もう一度這い上がることを目指す
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 07:43:15.48 ID:0qOYCMij0
角間圭太「さあ今回もここマエストロ本社の地下スタジアムから、借金返済を賭けた命懸けの戦争が始まろうとしております」

剣城「…」

立向居「…あの、剣城君」

剣城「なんだ?」

立向居「いいの?君だけDFに入って。他の皆は攻める気満々という感じだけど…」

剣城「……正攻法で行ってもまともに点を取れる相手ではなさそうだからな」

立向居「>>33
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 11:38:16.26 ID:Krif3R8B0
そうですね…(円堂さんに、その奥さんも……これも、時代なのかな…)
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 13:00:35.12 ID:0qOYCMij0
立向居「そうですね…(円堂さんに、その奥さんも……これも、時代なのかな…)」

円堂「よし皆!この試合に勝って、明るい未来を取り戻すぞ!」

赤チーム「「「「おーっ!」」」」

赤チームのメインキャラの設定を(円堂守以外)決めて貰います

安価下1〜3で設定を練って貰います

何人採用するかは作者の匙加減です

名前:
性別:
年齢:
身長:
容姿:
髪型:
職業:
設定:
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 13:18:08.27 ID:WXrlQibb0
名前: 半田真一
性別: 男
年齢: 33歳
身長: 175cmくらい
容姿: GOの時より少し顔が更けた感じ
髪型: GOの時と同じ
借金: 500万
設定:中学生以降円堂とはそこそこの付き合いがある
普通のサラリーマンしていたが友達に騙されて連帯保証人にされてしまう
妻と娘がいて、娘がまだ小学生でお金の余裕がなく、借金も払えそうにないためにこのゲームに参加した
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 13:33:48.30 ID:KLoRHdb1O
名前: 円堂 夏未
性別: 女
年齢: 33歳
身長: 150cmくらい
容姿: GOの頃と同じ
髪型: 白髪混じりの傷んだ長髪
借金: 3億
設定:雷門中で理事長をしていたが、事業に失敗し多額の借金を背負う
その額は、父総一郎氏の遺産を全部注ぎ込んでも未だに3億の借金が残る程
夫は別の理由で借金したが、お互い這い上がる為にこのゲームに全力を尽くす
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 13:41:20.36 ID:WgnVb68UO
名前: 小僧丸 サスケ
性別: 男
年齢:32歳
身長: 140cmくらい
容姿: [ピザ]、顔も老けてフサフサの髭を生やしている
髪型: アレスの時と同じ
借金: 100万円
設定:中卒ニート、ある日親が死んでしまったので生活するための金が無くなってしまいマエストロからお金を借りる
しかし返せる金が無いのでゲームに参加させられた
学生時代はフェアプレー精神があったが、今は勝つことが全てと思っており、目的のためには手段は選ばない冷徹な性格になっている
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 14:01:04.67 ID:0qOYCMij0
審判「では、赤チームの先攻で試合を開始します!」

ピ-

角間圭太「債務者達の運命が掛かった大事な一戦、今キックオフです!」

小僧丸「オラオラオラ!俺の通る道だ!」

角間圭太「おおっと、赤背番号11(小僧丸)が物凄い勢いで上がっていく!」

青2「うわっ!」

青4「なんだあいつ速え!!」

赤8「こっちだ!」

小僧丸「へっ、やなこった!1番最初に点を取るのは、俺様だ!」

角間圭太「赤背番号11番がスピードを上げた!見た目の割に動きはいいぞ!」

小僧丸「へっ、何年[ピザ]やってきたと思ってんだ!そこらの[ピザ]とは、年季が違うんだよ!」

青3「おいマジか!」

青9「誰かあの[ピザ]止めろ!」

立向居(来る!)

小僧丸「楽勝じゃねえか!もらっーーー」

剣城「でえいっ!」ズザ-

小僧丸「何っ!?」

ポーン…

角間圭太「青背番号10番(剣城)がスライディングで赤背番号11番の侵攻を阻止しました!」

剣城「7番!」

バシューーーーン

青7「おわっ!」ポロッ

半田「貰った!」

角間圭太「青背番号7番痛恨のトラップミス!隙をついて赤背番号6番(半田)がボールを奪った!」

青7「おい何やってんだよ!ちょっとカッコつけたくらいで調子乗りやがって!取れるパスしろよ!」

剣城「ッ!」ザッ

角間圭太「青背番号10番、すぐさま赤背番号6番のマークに付く!」

半田「>>39
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 14:02:29.52 ID:0qOYCMij0
審判「では、赤チームの先攻で試合を開始します!」

ピ-

角間圭太「債務者達の運命が掛かった大事な一戦、今キックオフです!」

小僧丸「オラオラオラ!俺の通る道だ!」

角間圭太「おおっと、赤背番号11(小僧丸)が物凄い勢いで上がっていく!」

青2「うわっ!」

青4「なんだあいつ速え!!」

赤8「こっちだ!」

小僧丸「へっ、やなこった!1番最初に点を取るのは、俺様だ!」

角間圭太「赤背番号11番がスピードを上げた!見た目の割に動きはいいぞ!」

小僧丸「へっ、何年デブやってきたと思ってんだ!そこらのデブとは、年季が違うんだよ!」

青3「おいマジか!」

青9「誰かあのデブ止めろ!」

立向居(来る!)

小僧丸「楽勝じゃねえか!もらっーーー」

剣城「でえいっ!」ズザ-

小僧丸「何っ!?」

ポーン…

角間圭太「青背番号10番(剣城)がスライディングで赤背番号11番の侵攻を阻止しました!」

剣城「7番!」

バシューーーーン

青7「おわっ!」ポロッ

半田「貰った!」

角間圭太「青背番号7番痛恨のトラップミス!隙をついて赤背番号6番(半田)がボールを奪った!」

青7「おい何やってんだよ!ちょっとカッコつけたくらいで調子乗りやがって!取れるパスしろよ!」

剣城「ッ!」ザッ

角間圭太「青背番号10番、すぐさま赤背番号6番のマークに付く!」

半田「>>40
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 14:12:37.83 ID:Krif3R8B0
夏未!(パスを出す)
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 14:20:26.93 ID:0qOYCMij0
半田「夏未!」

バシューーーーン

角間圭太「赤背番号6番が赤背番号10番(夏未)にパスを出した!」

夏未(来た!決めてみせるわ!)

立向居「!?」

剣城(くっ!やはり1人でディフェンスは厳し過ぎる!)

夏未「たあっ!」スカッ

ポーン!ポーン!

審判「ッ!」ピッ!

赤9「え?」

夏未「…」カァァァ////

角間圭太「あっと惜しい!赤背番号10番がボレーシュートを空振ってしまい赤チーム得点ならず!!」

立向居「た、助かった……」

剣城(そうか。こっちに初心者が居るのであれば、向こうにも初心者が混じっていても不思議では無いということか)
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 14:28:45.25 ID:0qOYCMij0
ピッ

青5「ほら」

ヒュルルル

剣城「2番ッ!」

バシューーーーン

青2「ナイスパス!」ポス

青4「こっちだ!」

青2「おう!」

バシューーーーン

角間圭太「青チームのスローイングから試合が再開しており、現在青チームはパスを繋いでいます!」

赤8「うおおおおおっ!」

青4「9番」

コロコロ〜

青9「ほいっ」

青4「……動き単調すぎw」

赤8「んだと!?」

青9「ほいほほーい♪」

赤の選手たち「「「あっ!?」」」

角間圭太「青背番号9番、赤チームの選手を一気に抜き去りゴール前だ!」

青2「来た!」

立向居「行けえええええっ!」

青9「うおおおおおっ!」

バシューーーーン

角間圭太「青背番号9番がシュートを打ちました!果たしてこれが先制点となるか!?」

円堂「>>43
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 14:57:40.37 ID:EUdY/g8dO
ちゃあああああああ!!メガトン…ヘッド!
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 15:07:03.18 ID:0qOYCMij0
円堂「ちゃあああああああ!!メガトン…ヘッド!」

ギュウウウン!

角間圭太「赤背番号1番(円堂)が必殺技を繰り出した!」

円堂「ちええええっ!!」

ギュウウウウンン!!

角間圭太「円堂!シュートをシュートで打ち返しました!」

青9「なっ…!?」

ドーン!

青9「ぐわあああああああ!!」

青8「きゃあああああっ!」タッタッタッ

青6「ひいっ!」ドサッ

角間圭太「物凄い威力の必殺技に青チームの選手達は巻き込まれないよう懸命に回避しています!」

剣城(不味い!もうこんなシュートが!どうする!?どうすれば……)

立向居「剣城君!」

剣城「!」サッ

立向居「スー…ハー…よし!」

ギュウウウウン!

魔王「ウオオオオオッ!」

立向居「魔王!ザ・ハンド!!!」

ガシッ!

立向居「……」シュウウウウ

角間圭太「止めた!青背番号1番(立向居)が必殺技で止めました!」

青9「ぐっ、ううう……」

剣城「立向居!」ハッ!

立向居「は、はいっ!」

ピッ

角間圭太「青背番号9番、フィールドで足を押さえたまま蹲っています!それを見てボールを外へと出しました!」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 15:14:26.71 ID:0qOYCMij0
青9「痛えよ…痛えよぉぉぉ……」

剣城「…立てるか?」

青9「無理に決まってるだろう!休ませろよ!」

剣城「…わかった。肩を貸そう」

神童「その必要はない」

立向居「副社長…?」

神童「今すぐこいつを追い出せ」

黒服「御意」

神童「言い忘れていたが、怪我をして試合が出来ない選手はここから去って貰う。そして最初に言ったように、最後までフィールドに立ち続けることが出来た方々にはチャンスを与えるが、それ以外はどうなろうと俺の知ったことではない」

円堂「ちょ、ちょっと待て。それはあんまりじゃないか?」

神童「あんまりだと?フッ、笑わせるな。俺はお前達のような人生の負け犬のために時間もお金も割いてここまで来てやってるんだ。感謝はされど、文句を言われる筋合いは何一つない」

円堂「>>46
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 15:15:49.53 ID:WXrlQibb0
ちくしょう…言い方はひどいが反論できねぇ……
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 15:26:28.28 ID:0qOYCMij0
円堂「ちくしょう…言い方はひどいが反論できねぇ……」

神童「さっさと試合を再開しろ」

立向居「待ってください!こっちに選手を補充してくれないんですか!?」

神童「する訳ないだろう。10人でどうにかしろ」

立向居「>>48
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 15:34:42.10 ID:Krif3R8B0
そ、そんな…10人でプレーしろだなんて、厳し過ぎる…
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 16:27:20.18 ID:Gd9M2x1sO
立向居「そ、そんな…10人でプレーしろだなんて、厳し過ぎる…」

剣城(ただ1人が減っただけでも苦しいが、離脱したのはよりにもよってサッカー経験者だ。今のプレーを見る限りは調子も良さそうだった。それだけにこのロスは大きい…しかも相手は元プロサッカー選手の円堂守だ。1人欠いた中で元プロから点を取らなくてはいけない…この状況、こっちが圧倒的に不利だ)

立向居「ど、どうするんですか、剣城君…このままじゃ俺達……」

剣城「負けか引き分けの確率が圧倒的に高いな。だが、勝つ確率は0ではない」

立向居「>>50
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 16:30:53.88 ID:WXrlQibb0
こうなったら相手のメンバーにばれないようにけがをさせるしか…←混乱してとんでもないことを考えている
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 16:53:39.62 ID:Gd9M2x1sO
立向居「こうなったら相手のメンバーにばれないようにけがをさせるしか…」

剣城「駄目だ!そんなこと許すわけにはいかない!」

立向居「!?」

立向居「ご、ごめん…仮にも、プロの世界に居た俺が、こんなこと言ってしまうなんて……」

剣城「こんな限界ギリギリの勝負をやっているんだ。混乱するのは仕方がない」

剣城「……それより、俺にはこの状況を覆す作戦が1つだけある」ボソ

立向居「え!?それ本当!?」

剣城「静かに」

立向居「!?」

剣城「作戦はあるといったが、この作戦の成功率はあまりに低い」

立向居「……それでも、あの人からゴールを決められるなら俺はそれに賭けてもいい」

剣城「!」

立向居「俺は何をすればいい?」

剣城「…あんたはただ、この試合で失点しなければいい」

立向居「了解」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 16:55:56.70 ID:Gd9M2x1sO
その後、両チームとも果敢に攻めた

青2「でえい!」

円堂「メガトン…ヘッド!」

ギュウウウウンン!!

青2「くそ!またかよ!」

ピッ

角間圭太「ボールはラインを割って外へ。赤背番号1番、またも必殺技でシュートを防いだ!」

剣城(さっきのが頭に残ってるからか、こっちに直接カウンターシュートをかましてくる様子はないな…)

夏未「>>53
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 17:18:09.64 ID:Krif3R8B0
…円堂君、もう残り時間は10分もないわ。ここは思いっきり仕掛けましょう。大丈夫、相手のキーパーは立向居君だからそうさっきの人みたいに怪我したりはしない筈
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 17:54:05.60 ID:Gd9M2x1sO
夏未「…円堂君、もう残り時間は10分もないわ。ここは思いっきり仕掛けましょう。大丈夫、相手のキーパーは立向居君だからさっきの人みたいに怪我したりはしない筈」

円堂「夏未…」

ピ-

角間圭太「さあ、青チームのスローイングで試合再開です!」

青5「ッ!」

ヒュルルルル

半田「貰った!」

青8「きゃっ!」

角間圭太「赤背番号6番がインターセプト!」

小僧丸「>>55
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 19:05:08.85 ID:5h+WQftM0
し、しまった!オウンゴールだ!
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 19:19:16.34 ID:Gd9M2x1sO
オウンゴールは突拍子が無さすぎるので却下します
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 19:19:48.63 ID:Gd9M2x1sO
夏未「…円堂君、もう残り時間は10分もないわ。ここは思いっきり仕掛けましょう。大丈夫、相手のキーパーは立向居君だからさっきの人みたいに怪我したりはしない筈」

円堂「夏未…」

ピ-

角間圭太「さあ、青チームのスローイングで試合再開です!」

青5「ッ!」

ヒュルルルル

半田「貰った!」

青8「きゃっ!」

角間圭太「赤背番号6番がインターセプト!」

小僧丸「>>58
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 21:21:43.79 ID:Krif3R8B0
寄越せ!
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 21:41:36.72 ID:0qOYCMij0
小僧丸「寄越せ!」

半田「…頼んだ!」

バシューーーーン

角間圭太「赤背番号11番にパスが繋がった!赤チーム先制なるか!?」

小僧丸「くたばり、やがれ!」

バシューーーーン

立向居「決めさせるか!」

ポーーーン!!

角間圭太「小僧丸のロングシュート!しかしこれはキーパーにパンチングで弾かれてしまう!」

赤9「まだだ!」

バシューーーーン

立向居「くっ!」ヒュン!

ポーーーン!!

剣城(よし!)

赤7「どけ!」

剣城「ぐわあっ…!」

角間圭太「赤背番号7番がまともに突き飛ばした!しかしホイッスルは鳴りません当然です!このゲームにはファウルという概念は存在しません!故に今のもルールの範囲内!」

赤7「くらえっ!」

バシューーーーン

立向居「くっ!」

ポーーーン!!

角間圭太「青背番号1番、シュートの嵐にも懸命に粘ります!」

半田「うううおおおおおおっ!!」

バシューーーーン

立向居「たあああああっ!!」

ポーーーン!!

立向居「うわっ…」ドサッ

コロコロコロ〜

青5「ボールは貰っーーー」

円堂「ちゃあああああああっ!!」

青チームの選手達「「「「!?」」」」

円堂「らあっ!」

角間圭太「なんと円堂です!円堂がここまでオーバーラップしていました!やはりこの男がゴール前で黙ってはいなかった!円堂、現役時代のようにこのまま得点を決めてくれるのか!?」

角間は仕事のことを忘れ、かつて雷門に伝説を作った英雄を応援してしまう
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 21:48:16.60 ID:0qOYCMij0
円堂「はああああっ!!」

ギュウウウン!

円堂「メガトンヘッドおおおおおお!!!」

ギュウウウウンン!!

立向居(し、しまった…!)

半田「立向居はまだ起きてない!」

夏未「やった!これで決まり……!?」

ズバッ!!!!

剣城「……菊一文字」

キュイイイイーーン!

夏未「めっ!?メガトンヘッドが…」

シュルルルルル…

角間圭太「ゴーーーール!先制したのは青チームです!」

小僧丸「な、なにが、起きたんだよ?」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/01(土) 22:08:00.08 ID:0qOYCMij0
半田「な、なんでだよ?キーパーが攻撃に参加してくるなんて、普通読めねえだろ?なのに…なんで……?」

剣城「……キーパーながら型に捉われない現役時代のプレースタイル、この均衡した試合展開、さらにはゲームそのものの自由さ…これだけの条件が揃っていたんだ。必ず攻撃に参加すると思っていた。だから、その一瞬の隙を討ったんだ」

円堂「!?」

立向居「そうか。正攻法で点を取ろうとしても、衰えたとはいえ円堂さんから普通のやり方でシュートを決めるのはまず困難。なら円堂さんが攻撃に参加して、ゴールがガラ空きになった一瞬の隙を突けば!」

剣城「ああ。だが…相手は、鍛え方次第では今も現役でプレーしててもおかしくはない元プロだ。そんな人の必殺技を、小学生の頃軽くサッカーをかじった程度の俺が打ち返せる可能性はかなり低かったけどな」

夏未「そんな……そんなの、そんなの、作戦と呼ぶにはあまりにお粗末な……平たく言えばただのギャンブルでしかないじゃない!どうして!?どうして!?」

円堂「>>62
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 05:04:12.12 ID:IMZfswPwO
・・・潰せ
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 08:17:36.22 ID:EC9YhwAt0
円堂「・・・潰せ」

夏未「え?」

円堂「残ってる奴ら、みんな潰してしまえ!」

剣城「なにっ…!」

立向居「え、円堂さん…?」

半田「円堂…お前、なんてことを!?」

円堂「どうせもう残り時間は少ないしこの時間内で逆転は不可能だ。なら、1人でも多く不幸にするのが得策じゃないか。勝ち逃げなんて、許さねえ!」

小僧丸「…なるほどな。いいなそれ」

赤4「審判!」

審判「はっ!このゲームにはファウルという概念は存在しません!インプレー中であれば相手を殴ったり蹴ったり、骨を折っても構いません」

青2「おい、ふざけんな!なんだよそれ!」

青4「冗談じゃねえ!そんなことが許されるのか!?」

赤7「いいこと聞いちゃった」ニヤリ

小僧丸「へっへっへ…残り3分、お前ら全員潰してやるよ!」

剣城「ッ!」ゾッ…
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 08:25:03.41 ID:EC9YhwAt0
ピ-

剣城(キックオフのホイッスルが鳴った……そこからは、地獄のような光景が続いた)

小僧丸「おらよ!」

バシューーーーン

青2「がはっ!」

角間圭太「赤背番号11番、青背番号2番にボールをぶつけます!」

小僧丸「今だ!」

赤8「…」

青2「!?お、おい……や、やめ…」

ボキッ!

青2「あ"あ"あ"あ"あ"っ!!」

赤9「でらあ!」

青4「ぐふっ…」

角間圭太「赤背番号9番の強烈な右ストレートが青背番号4番にクリーンヒット!」

剣城(ボールをぶつけて怯んだ隙にプロレス技で関節を砕いたり、ボールを持っていない者同士での暴力……最早、サッカーというゲームの面影は何一つ残っていなかった…)
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 08:30:19.53 ID:EC9YhwAt0
赤7「死ねぇ!」

剣城「しまっ!がっ……」ドサッ

剣城は顔を殴られ倒れてしまった

小僧丸「とどめだ!」

剣城「ッ!?〜〜〜〜ッ!」ゴロゴロゴロ

小僧丸ののしかかり攻撃、しかし剣城は咄嗟に転がりながら回避した

バキッ!!!

小僧丸「〜〜ッ!ぐわあああああああ!!」

小僧丸は膝を強く打ってしまった

剣城「ハァ…ハァ……ハッ!ぼ、ボールは何処だ!?」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 08:41:31.70 ID:EC9YhwAt0
角間圭太「赤背番号2番、このゴタゴタの隙を突いて一気にゴール前だ!」

赤7「なんだと!?」

青5「〜〜ッ!ちくしょうが!!」

赤7「ぐふっ!」

赤2「決めてやる…ゴールを決めて皆で不幸になっちまえ!」

円堂「馬鹿!やめろ!点は取るなああああああああっ!!」

赤2「うおおおおおっ!!」

立向居(させないっ!)タッタッタッ

角間圭太「青背番号1番が赤背番号2番に向かって走り込んでいく!」

赤2「……なんてな!」ニヤリ

立向居「え?」

バキッ!!!

立向居「」ドサッ

剣城「!?」

角間圭太「赤背番号2番、シュートを打つと見せかけて青背番号1番の頭に強烈な回し蹴りを浴びせました!これは考えた!」

赤2「おら」

ポーーーン

ピッ

角間圭太「赤背番号2番、ボールを外へ出しました」

赤2「これでこのキーパーと、その他数人は離脱。借金はチャラにならず、だな」ニヤリ

赤2「ここで負けを認めれば借金は消えなくても仕事が貰えるんだ。普通そんなリクス背負う訳ないってことに気付くべきだったな。このキーパーが、馬鹿で助かったよ」

剣城「……貴様」ギロリ

円堂「>>67
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 09:05:51.48 ID:Y3fTMCk80
よくやった!いやー、俺も一瞬騙されたぜw
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 09:13:06.70 ID:EC9YhwAt0
円堂「よくやった!いやー、俺も一瞬騙されたぜw」

赤2「だろ?これでも俺、昔俳優志望だったからな。演技は多少自信あったんだぜ」

円堂「お見事www」

剣城(い、イカれてる!どいつもこいつも狂ってる!)

審判「青チーム、さっさとボールを投げなさい」

剣城「くっ…」ギリッ

剣城(そこからのことはよく覚えていない。確かなのは……ボールが投げられた瞬間、誰もがボールに目もくれず潰し合っていた)

ピッ!ピッ!ピ----

剣城(そして試合終了のホイッスルが鳴った時、フィールドに立っていたのは俺と……)

試合終了後に生き残ったのは誰か?
(複数人選択可能)
(立向居と小僧丸は選択不可能)

安価下
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 09:17:05.08 ID:L9MvYtNdO
剣城と半田のみ
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 09:22:11.60 ID:EC9YhwAt0
神童「今年は勝者が1人と敗者が1人か。脱落が20名とは、派手に潰しあったな」

剣城「…」

神童「…以上でゲームを終了する。2人とも、エレベーターに乗るといい。後のことは頼んだぞ」

黒服「はっ!」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 09:25:46.96 ID:EC9YhwAt0
チーン

円堂「ふ、副社長っ!」

神童「なっ!?貴様、まだ帰っていなかったのか!?」

円堂「さ、さっきのは何かの間違いなんだ!お願いだ、俺を見捨てないで!」ギュ-

神童「…汚い手で触るなッ!」

ゲシッ!

円堂「ガハッ!」ドサッ

神童「汚らわしいぞ、愚民が」

円堂「か、肩が……肩が痛ぇよぉぉぉ……」

神童「>>72
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 10:37:41.33 ID:+B/8T9QWO
だが愚民が私に触れる度胸は認めてやろう
お前たち夫婦の借金は特別に帳消しにしてやる
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 11:00:14.18 ID:VRpExllSO
借金総額8億円を、一度触れただけで帳消しにするのは流石におかしいので却下します
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 11:00:47.46 ID:VRpExllSO
チーン

円堂「ふ、副社長っ!」

神童「なっ!?貴様、まだ帰っていなかったのか!?」

円堂「さ、さっきのは何かの間違いなんだ!お願いだ、俺を見捨てないで!」ギュ-

神童「…汚い手で触るなッ!」

ゲシッ!

円堂「ガハッ!」ドサッ

神童「汚らわしいぞ、愚民が」

円堂「か、肩が……肩が痛ぇよぉぉぉ……」

神童「>>75
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 11:37:03.96 ID:Y3fTMCk80
フン、愚民の分際でこの俺に触れるとは…おい誰か、こいつを【例の場所】へ連れて行け
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 12:03:34.65 ID:VRpExllSO
神童「フン、愚民の分際でこの俺に触れるとは…おい誰か、こいつを【例の場所】へ連れて行け」

黒服「御意」

円堂「た、助けて…肩の、古傷が……」

黒服「こっちに来い!」

円堂「痛いっ!も、もっと優しく起こしてくれよ…」

黒服「黙れ!」

円堂「痛い!痛い!引っ張らないでくれよ!」

黒服の男は円堂を連れてエレベーターに乗った
















黒服「こちらのケースに100万円が入っています」

剣城「おい、現金を直接渡すのか…口座に振り込んだりはしてくれないのか?」

黒服「ええ。少々危険かもしれませんが、貴方様にはこのケースごとお持ち帰り頂きます」

黒服「こちらの契約書にサインして頂き、明日から我が社の一員として働いて頂きます」

半田「…あのさ、これ…この契約書にサインすれば、俺の妻や娘にも最低限の生活を与えてくれたり…出来るの?」

黒服「>>77
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 13:33:50.29 ID:Y3fTMCk80
生活が保証されるのは、貴方だけです
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 13:53:22.25 ID:VRpExllSO
黒服「生活が保証されるのは、貴方だけです」

半田「……離婚確定じゃないか!くそっ!!」

黒服「ですがそれはゲームで勝てなかった貴方の責任です。それとも、ここで契約を破棄して離脱者達と同じ立場に成り下りますか?」

半田「………ああああっ!くそっ!契約してやるよっ!!」

サラサラサラ-

黒服「では明日、もう一度本社に来てください。仕事について詳しく話し合いましょう」

半田「はい…」

黒服「貴方も、我が社に入社いたしますか?」

剣城「断る」

黒服「そうですか」

こうして剣城はゲームを勝ち抜き、100万円を手に入れた

次に彼に待ち受けるのは、どんな人生か?

続く!
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 13:57:53.57 ID:VRpExllSO
第一章はここまでにします

次の章、またはそれ以降に登場させたいキャラを安価下から募集しますので、設定を練って貰います

何人採用するかは作者の匙加減です

一般人の場合はこの項目を

名前:
性別:
年齢:
身長:
容姿:
髪型:
職業:
設定:

債務者の場合はこの項目を

名前:
性別:
年齢:
身長:
容姿:
髪型:
借金:
設定:

1人で何人設定しても構いません、連取りもありです!
まだ出ていないキャラをどしどし応募ください!
因みに既に出てきたキャラを設定するのはなしです、そこのところはご了承ください
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 14:11:44.21 ID:Y3fTMCk80
職業: の部分剣城の時みたいに細かく書いた方がいい?

職業: ネットカフェ、基本時給1000円深夜時給1250円、週3日
みたいな感じで、正社員系なら職業と年収、みたいな
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 14:17:22.83 ID:VRpExllSO
なんでも構いませんよ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 16:42:11.57 ID:Y3fTMCk80
名前: 松風 天馬
性別: 男
年齢: 22歳
身長:177.9cm
容姿:小麦色に焼けた肌、筋肉質な体型、顔つきは逞しくなっているが、かつての面影は残っている
髪型: GOの時と同じ
職業:日雇いバイトを転々
設定: 突如行方をくらました剣城の友人
借金している間日本中をで逃走していた
剣城がゲームに勝ったという知らせを受けてから再び東京へ戻ってくる
そして剣城と共同で暮らすことになった
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 17:33:33.72 ID:uOW+x7FdO
名前:栗松 鉄平
性別: 男
年齢: 32歳
身長: 150cmくらい
容姿: 顎髭が物凄く濃い以外は無印と同じ
髪型: 無印と同じ
借金: 300万円
設定: 5年前にゲームに敗北し、奴隷のように働かされている
1日の時給は800円程度
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/02(日) 21:08:23.89 ID:EC9YhwAt0
剣城(100万円という大金を手に入れてから…俺の人生は急激に………変わることはなかった)

剣城(100万は確かに大金だ。だが100万円なんて無駄遣いすればすぐに消えるような金だ。だから俺は、100万を貯金することにした)

ガチャリ

剣城「…ただいま」

天馬「あっ、剣城!おかえり!」

剣城「……お前、バイトは?」

天馬「今日は見つからなかったから家に居た!」

剣城「そうか…」

天馬「いやー、ほんと助かったよ!剣城のおかげで日本中逃げ回る生活から脱却出来たんだから感謝感激、雨あられだよ!」

剣城「俺としては散々だったんだがな…」

天馬「>>85
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 13:14:32.72 ID:vtaIIK850
まあそう言うなって!それよりほら見てよこれ!美味しそうな炒飯だろ?
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 14:05:46.98 ID:UGb3ProBO
天馬「まあそう言うなって!それよりほら見てよこれ!美味しそうな炒飯だろ?」

剣城「…」

ぐううう〜

天馬「お昼まだなんだろ?一緒に食べよう!」

剣城「………そうだな」

お昼前まで働いていた剣城の為に天馬は手料理を振る舞った

この後何が起こる?

安価下
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 15:49:01.92 ID:8cv8dX/o0
お昼を食べた後河川敷でサッカーをする
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 16:33:30.70 ID:UGb3ProBO
天馬「いい歳して平日の午後にボールを蹴ってるね俺達」

バシューーーーーン

剣城「そうだな」ポスッ

剣城「…よっ!」

バシューーーーーン

天馬「うわっ……!」

ポロッ…

剣城「相変わらずドリブル以外は下手だなお前」

天馬「>>89
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 18:05:17.76 ID:MP517ALJ0
うっ…つ、剣城が上手過ぎるんだよ!
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 18:45:01.88 ID:ElKcOxEEO
天馬「うっ…つ、剣城が上手過ぎるんだよ!」

剣城「そんなことはないと思うがな…」

天馬「あるよ!俺一応雷門サッカー部に居たのに全然上手くならなかったし…」

剣城「>>91
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 19:41:03.76 ID:vtaIIK850
そういえばサッカー部だったな
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 21:05:43.33 ID:ElKcOxEEO
剣城「そういえばサッカー部だったな」

天馬「そうだよ!体育の時間いっつも剣城にこてんぱんにされたけど、サッカー部だったんだからね!」

剣城「…あまり覚えてないな」

天馬「俺は負けまくったから覚えてるの!」

剣城「そうだったか?」

河川敷でサッカーボールを蹴りました

この後なにが起こる?

安価下
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 14:02:17.55 ID:xwhf93pJ0
謎のおっさん(栗松)が剣城達のもとへやってくる
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/04(火) 14:44:30.82 ID:M4aYQv53O
「剣城京介でヤンスね?」

剣城「!」

天馬「知り合い?」

剣城「いや…」

栗松「俺の名は栗松、マエストロの契約社員でヤンス」

剣城「…俺に何の用だ?報復か?」

栗松「>>95
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 15:30:58.56 ID:H4tbWCPo0
恥を承知でお願いがあるでやんす。俺と半田さんを助けてくれでやんす!(土下座)
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/04(火) 16:29:29.16 ID:M4aYQv53O
栗松「恥を承知でお願いがあるでやんす。俺と半田さんを助けてくれでやんす!」orz

天馬「え?ど、どういうこと?」

栗松「実は俺…マエストロが開催したサッカーゲームに最後まで生き残った元選手でヤンス」

栗松「でも俺は…生き残ることは出来ても試合には負けたから……マエストロの奴隷になってしまったでヤンス!」

剣城「奴隷?契約社員と言ってなかったか?」

栗松「契約社員なんて名ばかりでヤンス!俺が保証されてるのは衣食住だけでヤンス!」

栗松「毎日寮代が給料から引かれ、ご飯も白米以外は自腹……1日の給料が生活費を上回って、借金が嵩むなんてことも……1日12時間勤務を5年粘って、やっと借金を300万までに減らせたけど………他の仲間が……」

天馬「ほ、他の人はどうなったの?」

栗松「そ、それは……俺の口からはとても言えない酷い最期を………」

剣城「!?」ゾワッ

栗松「お願いでヤンス!俺と半田さんを、助けてでヤンス!こんなこと、マエストロのゲームを勝ち抜いてまだ生きているあんたにしか頼めないでヤンス!」

剣城「>>97
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 19:13:12.05 ID:0inZyN3f0
断る
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/04(火) 19:25:25.12 ID:M4aYQv53O
剣城「断る」

栗松「そ、そんな…」

剣城「見ず知らずの相手にいきなりそんなことを言われていいと言う訳ないだろう」

天馬「そもそもそんな話本当のことかどうかわっかんないよね。仮に本当だとしても、知らない人のために危ないことに首突っ込みたくないし…」

剣城「そういうことだ。お引き取り願おう」

栗松「>>99
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 19:27:33.44 ID:XsUnWoJT0
命の危機を逃れたでヤンスよ?
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 07:32:50.27 ID:b+xdIURMO
何が命の危機を乗り越えたなのかわからないので却下します
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 07:33:20.42 ID:b+xdIURMO
剣城「断る」

栗松「そ、そんな…」

剣城「見ず知らずの相手にいきなりそんなことを言われていいと言う訳ないだろう」

天馬「そもそもそんな話本当のことかどうかわっかんないよね。仮に本当だとしても、知らない人のために危ないことに首突っ込みたくないし…」

剣城「そういうことだ。お引き取り願おう」

栗松「>>102
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 08:27:03.02 ID:OPcKAbg00
・・・(落ち込みながら立ち去る)
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 09:04:46.05 ID:b+xdIURMO
栗松「…」

剣城「…行ったか」

天馬「俺達も帰ろう。また変な人に絡まれたら堪ったものじゃないよ」

剣城「そうだな」

河川敷を去った2人

この後何が起こる?

安価下
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 10:02:44.36 ID:dPltsI4e0
テレビを見ると、円堂夫婦が亡くなったというニュースが報道されていた
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 11:05:04.82 ID:b+xdIURMO
キャスター『臨時ニュースです。かつて、少年サッカー界に伝説を生み出した円堂守氏と、その妻夏未夫人が、遺体で発見されました』

キャスター『調べによりますと、夫婦揃って多額の借金を抱えており、警察は精神的に追い詰められて自殺した可能性を線に調査を続けています』

天馬「……お金ってさ、怖いよね。伝説のキャプテンの人生さえ狂わせて…命まで奪っちゃうもん」

剣城「ああ…」

天馬「>>106
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 14:17:38.59 ID:OPcKAbg00
……今更だけどさ、借金押し付けて本当にごめん
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 15:08:17.36 ID:b+xdIURMO
天馬「……今更だけどさ、借金押し付けて本当にごめん」

剣城「…過ぎたことだ。気にしなくていい」

天馬「で、でも…」

剣城「それに、今はお前が居てくれてよかったと思ってる」

天馬「え?」

剣城「家に帰って、ただいまと言える人が居てくれるのは、その……悪くはないと思っている」

天馬「剣城…」

剣城「……喋り過ぎた」

天馬「>>108
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 16:30:04.20 ID:dPltsI4e0
・・・ずるいよ。お前にそんなこと言われたら、俺、欲張りたくなっちゃったよ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 17:01:25.04 ID:b+xdIURMO
天馬「・・・ずるいよ。お前にそんなこと言われたら、俺、欲張りたくなっちゃったよ」

剣城「何だ?何か欲しいものでもあるのか?あまり高いものは無理だが…」

天馬「えっとね、俺が欲しいのはものじゃないの」

天馬「……俺が欲しいのはね」

天馬が欲しいものとは何か?

安価下
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 18:24:03.20 ID:dPltsI4e0
剣城とずっと暮らしたい
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 18:37:33.66 ID:b+xdIURMO
天馬「……剣城と、暮らしたい」

天馬「今だけじゃない。これからも、ずっと…一緒に……」

剣城「ずっと、か…フッ、まるでプロポーズみたいだな」

天馬「>>112
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 20:33:19.58 ID:pVPIXNxjO
なんちゃって!エープリールフールでした!
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 20:45:31.87 ID:b+xdIURMO
4月ではないので却下します
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 20:46:02.73 ID:b+xdIURMO
天馬「……剣城と、暮らしたい」

天馬「今だけじゃない。これからも、ずっと…一緒に……」

剣城「ずっと、か…フッ、まるでプロポーズみたいだな」

天馬「>>115
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/05(水) 20:49:20.30 ID:g5vMnc620
でも葵も好きだし、剣城も捨てがたい
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/05(水) 20:52:52.82 ID:b+xdIURMO
天馬「でも葵も好きだし、剣城も捨てがたい」

剣城「お、おい…今のは冗談だぞ。そこまで真剣に考えなくても…」

天馬「どちらか片方しか選べないのか?くっ、重婚が出来ないことがこんなに重くのしかかるとは……!」

剣城「…>>117
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