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【安価】オルランドゥ大武術会12【コンマ】
	- 320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 02:09:49.07 ID:XgJwhOhBO
 -  忍者と???のフラグ立てて詳細見てから上級職取りたいな…この2つ異質そうで興味惹かれる 
 対遠距離は魔拳弾覚えたし高速詠唱伸ばせばひとまず実用は問題ないと思いたい  
	- 321 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 07:29:36.71 ID:tHd9+ToBO
 -  上げます。 
  
 >>320 
 ???はこの中では一番なりにくいと思います。 
 超強力な技を相当なデメリットを抱えながら撃つ感じの職です。  
	- 322 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 08:39:05.20 ID:JX+z8zsgo
 -  また、忍者のフラグは立ちかかって一度折れてます。 
 エリスの試験にパスし、そこからケイとの交流も深めつつ……という展開でしたが、今のところ「才能なし」とペケマークを付けられている状況です。  
	- 323 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 08:45:15.06 ID:JX+z8zsgo
 -  習得条件ですが…… 
  
 ・ストライカー 
 →満たしています。滝が復調すれば可能です。 
  
 ・重装騎士 
 →満たしています。 
  
 ・忍者 
 →上にある通りイベントもスキルも満たしていません。 
  
 ・魔法拳士 
 →満たしています。 
  
 ・大魔術師 
 →スキル面で色々足りていません。なるならラーナが先です。 
  
 ・トリックスター 
 →スキルが足りていません。 
  
 ・剣術家 
 →イベントを少しこなした上でスキルが必要です。クランは剣は不得手ではあります。 
  
 ・??? 
 →覚醒レベル6に達した上でイベントをこなす必要があります。現状ではメイン上級職とするのは困難です。(サブ向け?)  
	- 324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 09:10:11.04 ID:pAlMahEJ0
 -  ナガトはロマン型かぁ 
 せっかく嫁さんが沢山いるから、遠距離や距離離された時の対処はラーナとイマーラに任せて役割分担もありだとは思う 
 とするとフラグ一度折れた忍者は立て直しが手間そうだし、ストライカーかトリックスターかナガトのか… 
 真っ直ぐな拳でフェイント苦手民なクランにトリックスターか、とはいえストライカーは手数は少ないかもだがシデに近づくのが一長一短、ナガトも今の戦闘スタイルと掛け離れるかもしれない 
 過去スレざっと見た感じ、急場をしのぐならソーラープレキサスブローを覚えるのも手かもだが 
  
 ちなみに焔霊って単発ダメージですか?それとも持続型のバフですか?  
	- 325 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 09:17:44.00 ID:Zmh9jDlfO
 -  >>324 
 1対1を強いられる機会がある点には注意ですね。武術会に出るなら特に。 
  
 焔霊は単発です。  
	- 326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 12:20:33.86 ID:A2CURFe30
 -  正直どれ選んでも強さ自体は全然変わらないと思うけど仲間とかぶるのは嫌だなあ 
 
	- 327 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 13:45:30.00 ID:yK9wqf0QO
 -  再開は多分夜です。 
  
 >>326 
 これまでのスキルとの相性はありますね。強みを伸ばすか、弱味を潰すかになります。  
	- 328 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 19:37:34.92 ID:yK9wqf0QO
 -  上げます。 
 
	- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:02:33.98 ID:pAlMahEJ0
 -  2 
 クランらしいのはストライカーか魔法拳士だと思うけど、魔法拳士も悪くないが今更知力にステ振るよりストライカーかなと 
 ウィルやイマーラと戦法が被る上に遠距離に弱いという特大のデメリットは有るが…魔拳弾は牽制として踏み込みやアクセラレーション強化でなんとか 
 ナガトのをサブ職として取るかは不明だけど、拳士として純化して最終局面で本物のシデにシデ神拳の真髄を伝授してもらえたら…素敵やん?  
	- 330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:25:21.94 ID:OA7OL3QYO
 -  2 
 時間があればヤーヤの所いってクランの魔法適性を調べて伸びしろがありそうなら魔法拳士も考えたらいいんじゃないかなあ、ローマンの口ぶりだと魔法によるデバフを与えるのが魔法拳士としてのメインに聞こえるし魔法の才がないとこの職の魅力が半減しそう 
 あとダメージを負った時の回復手段が乏しいのも難か、ラーナかナディアが回復術も含めた後方支援役として伸びれば或いはという所  
	- 331 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 20:45:53.63 ID:R6OP4iEeO
 -  もう一度上げます。 
 
	- 332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 20:50:03.16 ID:rDuUJmmt0
 -  2 
 
	- 333 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 21:46:43.04 ID:R6OP4iEeO
 -  魅力的な提案だけど……僕の魔法の才は、さほどあるわけじゃない。今はまだ、その時じゃない気がする。 
  
 「……いえ、今日のところは」 
  
 「そうか。稀に見る逸材だけに、育てて見たかったのだが」 
  
 ローマンさんがちらりと師匠を見た。 
  
 「私なら気にしませんよ。ただ、クランの意思に任せていますから」 
  
 「なるほどな。まあ、気が向いたら来てくれ」 
  
 パチリ、と模擬刀を納めてローマンさんが笑う。 
  
 「さて、もうそろそろ準備すべきだな。もう日も沈む」 
  
 空は茜色に染まっている。夜の帳が降りるのはすぐだ。 
  
 ※潜入作戦は、クランパート→ラーナ・イマーラ・ミラパートで進行します  
	- 334 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 21:57:48.89 ID:R6OP4iEeO
 -  # 
  
 暗い道を一人歩く。といっても、15メドほど後ろにはウィルさんやローマンさん、そしてナディアがついてきているのだけど。 
 魔術学院の大きな搭が、少しずつ大きくなってきた。それにしても、まるでお城みたいだな。 
 周囲を壁に囲まれている点も含め、人を寄せ付けない空気を感じる。 
  
 門にはフードを被った人が長い杖を持って立っていた。 
  
 「何者だ」 
  
 「クラ……ブラン・ジャーヴィスです」 
  
 「……トリスのテイル・ウィンドグレイス卿からの紹介か。少し待っていろ」 
  
 声は女性のようだ。魔術師に女性が多いとは聞いていたけど、門番もなんだな。 
  
 しばらくして、門番が誰かを連れてきた。 
  
 ※3の倍数で男性(ゾロ目、95〜00でも男性、陽動成功率大幅アップ)  
	- 335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:13:46.20 ID:rDuUJmmt0
 -  あ 
 
	- 336 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 22:24:14.73 ID:R6OP4iEeO
 -  「あら、これはかわいらしいお客さんねぇ」 
  
 とんがり帽子に扇情的な服の女性が現れた。髪は茶髪で、胸元が大きく空いている。 
  
 「はっ、はじめましてっ。僕は……」 
  
 「うふふ、緊張しなくていいのよぉ。……確かに凄いマナね」 
  
 最初こそ緩い表情だった彼女が、瞬時に顔を引き締めた。 
  
 「はっ、はい。これ、です」 
  
 僕は宝石を取り出して見せた。うん、と彼女が頷く。 
  
 「間違いない、魔洸石……それも凄い純度、なのに『邪気』がない…… 
 ウィンドグレイス卿の言う通り、凄い発見みたいね」 
  
 01〜30  これは私の研究室でじっくり見ないと 
 31〜94  これは教授連を開かないと 
 95〜00  上+α  
	- 337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:25:02.24 ID:/gTD9DyDO
 -  はい 
 
	- 338 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/06(金) 22:29:00.24 ID:R6OP4iEeO
 -  「これは私の研究室でじっくり見ないと」 
  
 ……これはちょっとまずい。陽動に全然ならないじゃないか。 
 でも、僕からもっと大々的に調べてほしいというのも違う。どうしたものだろう。 
  
 1  一旦素直に従う 
 2  一応もっと大々的に調べてほしいという 
 3  素直に従い、すぐに正体を明かす 
 4  その他自由安価 
  
 ※2票先取  
	- 339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:46:57.75 ID:pAlMahEJ0
 -  4 
 大々的に調べるべきものだとウィンドグレイス卿が言っていたというのはどうだろう 
 そのためにフローリア魔術学院のウィンドグレイス卿が研究を独占するのではなくこちらにも依頼したんだという感じで  
	- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:50:12.24 ID:cl0BqNIm0
 -  >>339 
 
	- 341 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 09:10:29.97 ID:T6dtxjHMO
 -  「ウィンドグレイス卿は、これはしっかりと調べてもらうものだと…… 
 だからこそ、フローリア魔術学院で独占するのではなく、こちらに僕を送ったと聞いてます」 
  
 直接言うのではなく、ウィンドグレイス卿の名を出してみた。これなら、動いてくれるんじゃなかろうか。 
  
 奇数…分かった。教授連の招集をかける 
 偶数…そういうこと。なら尚更私が見る  
	- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 09:17:26.42 ID:kJe9uEiG0
 -  えい 
 
	- 343 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 09:42:32.01 ID:T6dtxjHMO
 -  しかし、出てきたのは意外な言葉だった。 
  
 「……そういうこと。ならなおさら私が見る」 
  
 「……え?」 
  
 「これ以上の立ち話はまずいわ。私の研究室で後は話す」 
  
 彼女の後に僕はついていく。夜の魔術学院の廊下は静まり返り、どこか不気味な雰囲気だ。 
  
 「そういえば、お名前は」 
  
 「ガーネット。ガーネット・ガーランド。GGって皆呼ぶわ」 
  
 2階の奥に彼女の研究室はあるようだった。入ると本が山積みになっている。私室も兼ねているみたいだけど、ベッドにも本が散乱していた。 
  
 ガーネットさんは机に腰掛けた。 
  
 「さて……ちょっと見せてちょうだい」 
  
 「その前に、何でここに?」 
  
 「今の魔術学院の状況、知らないの?」 
  
 ゴクリと、僕は唾を飲んだ。ネーロ院長のことか。 
  
 1  知っている 
 2  知らない 
  
 ※コンマ下(多数決ではありません)  
	- 344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 09:45:10.81 ID:79pUHLPDO
 -  これは味方パターンかな 
 1  
	- 345 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 09:48:21.13 ID:T6dtxjHMO
 -  「……はい。何かおかしいと」 
  
 「やはりね。あのひねくれ者が私に頼み事するなんておかしいと思ってたわ。 
 大方あなたを使って様子を探らせに来たんでしょ?」 
  
 1  そんな所です 
 2  実は…… 
  
 ※コンマ下(多数決ではありません)  
	- 346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 09:58:13.02 ID:at/VXmC90
 -  2 
 
	- 347 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 10:14:59.99 ID:T6dtxjHMO
 -  「実は……」 
  
 # 
  
 僕はここに来た狙いをかいつまんで話した。みるみるうちに、ガーネットさんの顔が強張っていく。 
  
 「……そんな大それたことを?」 
  
 「ええ。ネーロ院長が闇ギルドに洗脳されたままであること、そして彼を正気に戻すことが本当の狙いです。 
 この宝石が特別なものであるのは本当ですが……」 
  
 「そう……ハッキリ言うけど、ここは狂ってる。ネーロ院長を中心に、禁術の研究に手を染めてるわ」 
  
 「禁術?」 
  
 「私も詳しくは知らない。教授連でも主流派の専権事項だから。 
 私にできるのは、怪しまれないように道化を演じるだけ。 
 そんな連中が、あなたの宝石を見たらどうなると思って?取り返しのつかない何かが起きる予感しかしない」 
  
 禁術、か……嫌な予感はするけど、奇襲を成功させればいいだけ、か。 
  
 「本当は、僕は囮なんです。僕に目を向けさせて、本命が上から来る手筈になってます」 
  
 「囮?あなたが?死ぬより辛い目に……」 
  
 ※名声度判定 
 100-66÷2=67以上で?  
	- 348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 10:16:42.61 ID:kJe9uEiG0
 -  え 
 
	- 349 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 10:26:21.82 ID:T6dtxjHMO
 -  ※気付かず 
  
 「そこまで酷いんですか」 
  
 「ええ。教授連にかけたが最後、人体実験は覚悟すべきね。 
 過去、何人かはそれで消えてる。ネーロ院長の娘さん……何て言ったかしら、彼女もそれで行方不明になった」 
  
 ヘカーテがああなったのは、ここでの実験の結果だったわけか。恐らく、仕上げがモリブスで行われたってとこだろう。 
  
 とすると、ここにも彼女みたいなのがいる可能性がある。相当に上手くやらないと、これはまずいな……。 
  
 1  分かりました、一度引き揚げます 
 2  いえ、それでも教授連にかけて下さい 
 3  その他自由安価 
  
 ※3票先取 
  
 ※1は作戦中断、仕切り直しです。ただ、事態が好転することは(まず)ありません。良くて横ばい、最悪は察知される可能性があります 
 2は展開次第ですが、戦闘が発生する可能性が相応にあります。  
	- 350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 10:34:45.18 ID:BXm6NtgYo
 -  そういえばテルモン王宮の崩壊を防ぐと名声値が上がるみたいな話って結局考慮されたんでしたっけ? 
 
	- 351 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 10:44:26.23 ID:T6dtxjHMO
 -  >>350 
 これは失念していました。 
 ただ、手柄は大体イマーラに持っていかれていますが…… 
  
 次の判定を緩和しますのでご容赦を。 
 (名声度が低い分気付かれにくくします)  
	- 352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 10:53:44.94 ID:04RLSK4bO
 -  2+α 
 非主流派が何人いるかわからないが根回しとかできないかな、教授連に出ないで各自の研究室に籠ってもらうとかだけでも敵に回す人数減って楽になりそう 
 もちろんしっかり協力してもらえるとかなら助力をもらってもいい  
	- 353 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 11:32:02.49 ID:T6dtxjHMO
 -  >>352 
 それは可能ですね。あまり多くはないでしょうが。  
	- 354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 11:36:14.05 ID:at/VXmC90
 -  ウィル達は今なにやってんだ 
 
	- 355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 11:51:08.68 ID:jKZelDxh0
 -  >>352の案の流れなら一度ウィルに電話すべきだろうか 
 遅いと心配しそうだし 
 上空突入班と一緒に居るのかな  
	- 356 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 11:55:22.23 ID:T6dtxjHMO
 -  >>354-355 
 上空突入班と一緒に少し離れた場所にいます。 
 不測の事態発生時(例えば警察を呼ばれるなど)の対応ですね。 
 また、クランが内部で暴れる展開になった場合は後で加勢します。 
  
 クランはある方法で合図をウィルに送り、それを以て作戦決行になります。  
	- 357 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 14:35:03.65 ID:MKPsks5xO
 -  上げます。 
 
	- 358 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 17:06:37.62 ID:6lFZMWsWO
 -  もう一度上げます。2000ぐらいから再開します。 
 
	- 359 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 19:55:08.90 ID:yTWHEaNRO
 -  2100までに何もない場合>>352に決定します。 
 
	- 360 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 20:50:48.88 ID:yTWHEaNRO
 -  352で進行します。 
 
	- 361 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 20:54:52.88 ID:yTWHEaNRO
 -  「……教授連にかけて下さい。ただ、ガーネットさんみたいな今の体制に不満を持っている人、他にもいるんじゃないですか? 
 その人たちに根回しとかできませんか」 
  
 01〜25  生憎、そういうのはいないわ 
 25〜70  3人ほどいるわ 
 71〜94  5人いるわ、教授連の4分の1ぐらい 
 95〜00  ……時が来たのかもね  
	- 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 20:57:02.69 ID:79pUHLPDO
 -  はい 
 
	- 363 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 21:04:24.76 ID:yTWHEaNRO
 -  「3人ほどいるわ。計20人の教授連では少数派だけど、皆息を潜めてその時が来るのを待ってる」 
  
 「彼らに今の状況を伝えることは。教授連に出ないでほしいんです」 
  
 「分かった」 
  
 そう言うと、ガーネットさんが何か詠唱した。小さな鳥みたいなものが掌に現れている。ちょうど3羽だ。 
 彼女は何か走り書きするとそれに咥えさせ、窓からそれらを放した。 
  
 「これでよし。繰り返すけど、危険よ。大丈夫なのね?」 
  
 「ええ」 
  
 「……分かったわ」 
  
 ガーネットさんが誰かに電話した。そして、しばらくしてそれを切る。 
  
 「臨時の教授連が開かれることになったわ。ついてきて」 
  
 # 
  
 ※30以下で……?  
	- 364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 21:05:19.92 ID:RrF+zZbaO
 -  はい 
 
	- 365 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 21:24:10.71 ID:yTWHEaNRO
 -  # 
  
 「ガーネット・ガーランド、入ります」 
  
 大会議室に入ると既に法服を着た人たちが円卓についていた。20人って言ってたから、欠席者を含めると大体こんなものかな。 
  
 「……ニャンヤとゲイリー、エマはまだなの」 
  
 一段高いところに座っている老婆が口を開く。 
  
 「申し訳ございませんサンタクルス副院長、彼らは研究が佳境とのことで……」 
  
 「……相変わらずやる気のない子達ね。降格動議の発令、検討しておいて」 
  
 「はっ」 
  
 老婆は僕の方を見た。 
  
 「あなたがGGが連れてきた子ね。フローリアのウィンドグレイス卿の紹介ということだけど?」 
  
 「は、はいっ。……この宝石、なんですけど……」 
  
 僕が宝石を上げると、瞬時に部屋がどよめいた。 
  
 「それは、まさかっ」 
  
 「魔洸石……それも途轍もなく高純度……」 
  
 「しかも、平気な顔をしているぞ!!?いかなる処理が施されているのか……」 
  
 「粛に」 
  
 サンタクルス副院長が言うと、会議室は静まり返った。 
  
 01〜35  GGはお帰りなさい 
 36〜80  極めて、極めて興味深い……!! 
 81〜94  ……GGはお帰りなさい 
 95〜00  これはネーロ院長にも見せねば…… 
  
 ※>>351で緩和されています  
	- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 21:28:26.44 ID:obj5HbyW0
 -  あ 
 
	- 367 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 21:31:49.15 ID:yTWHEaNRO
 -  ※クリティカル、再判定 
 01〜80  昇格 
 81〜94  2段階昇格 
 95〜00  何の騒ぎだ  
	- 368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 21:33:29.53 ID:79pUHLPDO
 -  はい 
 
	- 369 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 21:50:31.58 ID:yTWHEaNRO
 -  「……GGはお帰りなさい」 
  
 「えっ」 
  
 「お帰りなさい」 
  
 ガーネットさんが僕を見る。小声で「心配しないで」と呟いた。 
  
 「……信じるわよ」 
  
 「……何をブツブツ仰ってるの。出なさい」 
  
 「わっ、分かりました。失礼します」 
  
 ガーネットさんが部屋を出ると、サンタクルス副院長がニィ……と薄く笑った。 
  
 「……素晴らしい逸材ですね。そうは思いませんか?」 
  
 「はっ!魔洸石もさることながら、この少年自身が素晴らしい『素材』であるかと」 
  
 「ええ。マナ自体はさほどでもないですが、この有り余る生命力……ヘカーテ以上、いえそれすら比較にならない! 
 これを基にすればどのような生物が生まれるのでしょう……!!」 
  
 「……何のことですか」 
  
 「ふふ……あなたには預かり知らぬこと……偉大なる魔術の糧になる、とだけいいましょうか」 
  
 ゆらり、とサンタクルス副院長が近付いてくる。 
  
 僕は恐怖を感じた。目が明らかに正気のそれじゃない。 
 恐らく、僕を眠らせるか何かした上で実験に使うつもりなんだろう。 
  
 だけど、今魔術学院の指導部は全員ここにいる。注目も僕に集まっている。 
  
  
 ……頃合いだな。 
  
  
 僕はポケットの中にある電話を探った。……これでいい。 
  
  
 電話はウィルさんに繋がっている。少ししたら、上空からラーナたちが急襲してくるはずだ。 
  
  
 さて、後は無事にここを逃げるだけだけど…… 
  
 1  普通に逃げる(加速装置を使うため部屋の外には出れます) 
 2  サンタクルスを殴る 
 3  話して時間を稼ぐ 
 4  その他自由安価 
  
 ※3票先取  
	- 370 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 21:52:38.29 ID:yTWHEaNRO
 -  ここを→ここから 
  
 失礼しました。  
	- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 21:57:42.67 ID:RrF+zZbaO
 -  3 
 攻撃するにしても逃げるにしても襲撃が始まって混乱してる中動く方が判定緩くなりそう  
	- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 22:00:35.05 ID:obj5HbyW0
 -  3 
 
	- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 22:05:15.51 ID:jKZelDxh0
 -  3 
 
	- 374 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 23:14:40.60 ID:j7fSCERcO
 -  少し話して時間を稼ごう。ラーナたちが来たら、どさくさに紛れて逃げればいい。 
  
 「だから何だっていうんですか?偉大なる魔術の糧とかなんとか、僕を実験台でもするつもりですか?」 
  
 「ふふ……」 
  
 01〜25  あなたには拒否権などないのです 
 26〜60  偉大なる神の御業に達するのです 
 61〜80  世界を平和にするにはどうすればいいと思いますか? 
 81〜94  これも全て神の御意志なのです 
 95〜00  上+α(????登場?)  
	- 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 23:15:56.30 ID:mUPjRHqD0
 -  ん 
 
	- 376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 23:16:13.10 ID:RrF+zZbaO
 -  はい 
 
	- 377 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 23:21:46.13 ID:j7fSCERcO
 -  「偉大なる神の御業に達するのです」 
  
 「……神の御業?」 
  
 「その通りです。生命を新たな領域に到達させ、進化させる。その果てに我らの救いがある。 
 ユングヴィの紛い物の救いではない、本物の救い。そのためには、犠牲など些細なこと」 
  
  
 ……ザッ 
  
  
 周囲を囲まれた。……まずいかな。 
  
  
 ※70以上で上空から異変  
	- 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 23:22:09.84 ID:RrF+zZbaO
 -  あ 
 
	- 379 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/07(土) 23:28:26.32 ID:j7fSCERcO
 -   
  
 その時だ。 
  
  
 ガシャン 
  
  
 何かが割れる音がした。ラーナたちだ! 
  
  
 「何でしょう?上から聞こえたような……」 
  
  
 1  加速装置で逃げる 
 2  とりあえずサンタクルスを殴って拐う 
 3  その他自由安価 
  
 ※2票先取  
	- 380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 23:41:42.03 ID:RrF+zZbaO
 -  2 
 
	- 381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 23:42:38.61 ID:79pUHLPDO
 -  2 
 
	- 382 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 00:46:33.67 ID:EWUkgJMBO
 -  ……せっかくだ。副院長を拐ってしまおう。 
  
 僕は踏み込むと、左で彼女の腹部に当て身をかました。 
  
 「……うぐっ!!?」 
  
 そのまま倒れ込む彼女を抱える。うん、この軽さなら行けそうだ。 
  
  
 「アクセラレーション!!」 
  
  
 呆気に取られている教授たちを尻目に、会議室の出口を目指す。 
  
 01〜15  ……逃がすものですかっ…… 
 16〜25  ゾクリと悪寒が走った 
 26〜94  逃走成功? 
 95〜00  逃走成功  
	- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 00:47:45.78 ID:cl+xXrpxO
 -  はい 
 
	- 384 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 00:50:19.65 ID:EWUkgJMBO
 -  副院長はしっかりと気を失っている。僕の速度にも誰もついてはこれない。 
 このまま離脱してウィルさんと合流すれば、僕の役割は終わりだ。 
 副院長からは、後で色々聞き出すとしよう。 
  
 ※25以上ならラーナたちに視点変更  
	- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 00:51:29.17 ID:HLr8nJbDO
 -  はい 
 
	- 386 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 01:00:39.97 ID:EWUkgJMBO
 -   
  
 門が迫ってきたその時だ。 
  
  
 ……ゾクリ 
  
  
 何か嫌な物を感じる。いや、何かが迫ってきている。これは…… 
 そっと振り向いてみる。そこで僕が見たものは。 
  
  
 01〜30  人形を持つ幼女 
 31〜80  死骸の塊 
 81〜94  キマイラ 
 95〜00  上+???  
	- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:01:51.72 ID:cl+xXrpxO
 -  はい 
 
	- 388 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 01:08:03.07 ID:EWUkgJMBO
 -   
  
 「……キキ。キキキキ……」 
  
  
 奇っ怪な声……のようなものが漏れている。人体の手や足、そして顔が無秩序に組み合わさった団子のような何かが……そこにいた。 
  
 ……しかも、笑っているかのようだ。何だこれは!? 
  
 「いたぞっ!!『スマイル』、補食しろっ!!!」 
  
 さっきの教授の一人が叫ぶ。僕は…… 
  
 1  サンタクルスを置いて逃げる(逃走は確定、サンタクルスは死亡濃厚) 
 2  サンタクルスを置いて戦う(背後を突かれる可能性あり) 
 3  サンタクルスを小脇に抱えて戦う(技術ペナルティ大) 
 4  その他自由安価 
  
 ※2票先取  
	- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:18:46.11 ID:cl+xXrpxO
 -  2 
 ヘカトンケイルやライプツィヒの先例があるしまた操り主を攻撃しだすんじゃないかと期待  
	- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:21:21.15 ID:NvUu11VT0
 -  4 
 門まで近いらしいけど、逃げようと思っても追いつかれるくらい相手早いんですかね 
 戦闘用のアクセラレーション消費しても良いので、ウィルたちと合理することを優先するべきかな  
	- 391 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 01:32:20.08 ID:EWUkgJMBO
 -  >>390 
 逃げようと思えば逃げられる程度の速さです。その代わり「スマイル」は代わりに気絶しているサンタクルス副院長を補食しますが。 
 それによって何が起きてしまうかはコンマ次第です。 
  
 なお、コンマからも分かるように「人形を持つ幼女」だとそこまでの余裕はなかったでしょう。  
	- 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:40:52.65 ID:NvUu11VT0
 -  あ、>>390は副院長を置いていくわけじゃなくて、そのまま担いでのつもりです 
 
	- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:43:12.27 ID:ewWEgn+K0
 -  4でそのまま担いで逃げる 
 
	- 394 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 01:51:31.22 ID:EWUkgJMBO
 -  これはまずい……一人なら多分逃げられるけど。 
 戦うべきか?今の僕なら多分なんとかなる。ただ、副院長が目覚めたら厄介だ。 
  
 そうなると、選択すべきは…… 
  
  
 ダッ 
  
  
 このまま抱えて逃げることだっ!! 
  
  
 ※35以上で逃げ切り  
	- 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 02:02:30.44 ID:NvUu11VT0
 -  逃げるんだよォォォーーーーーッ 
 
	- 396 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 02:03:06.16 ID:EWUkgJMBO
 -  ※クリティカル 
  
 今日はここまで。  
	- 397 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 09:22:07.26 ID:sESJ9+XYO
 -   
  
 「キ、キキッッッ」 
  
  
 僕の横を黒い何かが横切る。人の腕? 
  
  
 ギュギュギュッ 
  
  
 僕は急停止し、進行方向を変える。黒い腕が、空を切るのが見えた。そして、それを確認して再び門へっ! 
  
  
 「おいっ、何で『スマイル』をかいほ……ギャボッ!!?」 
  
  
 誰かの悲鳴が聞こえたけど、僕はそれを無視する。門を潜り抜け、森の中にいるウィルさんを見付けた。 
  
 「クラン君!!もうイマーラさんたちは」 
  
 「ええ、上から行ったんですよね」 
  
 「そうだ。……この女性は」 
  
 ローマンさんが渋い顔になった。 
  
 「拐ったか」 
  
 「はい。まずかったですか」 
  
 「いや、むしろよくやった。中に異変は」 
  
 「『スマイル』とかいう怪物がいました。補食とかなんとか……」 
  
 ※80以上で知っている 
 (解任後に開発?されたためローマンは基本知りません)  
	- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 09:26:26.53 ID:KTu0rdDA0
 -  あ 
 
	- 399 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 09:41:23.70 ID:sESJ9+XYO
 -  「……『スマイル』?何だそれは……禁術関連か」 
  
 「でしょうね。まあ、それはサンタクルス副院長からゆっくり聞きましょうか」 
  
 アミールさんが魔術学院の塔を見た。 
  
 「後は彼女たちに任せますかね」 
  
 # 
  
 ※視点を決めます。2票先取 
  
 1  ラーナ 
 2  イマーラ 
 3  ミラ 
  
 ※なお、クリティカルに伴い陽動は完全に成功しています。 
 (「スマイル」の処理で混乱が発生しています)  
	- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 09:57:43.17 ID:KTu0rdDA0
 -  2 
 
	- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 10:01:45.38 ID:NvUu11VT0
 -  2 
 
	- 402 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 22:14:39.11 ID:FSPnG/HmO
 -  # 
  
 「ここかな」 
  
 ラーナが魔術学院の塔の最上部を指差した。そこは時計台になっているのだが、ちょうど「12」の横に扉がある。 
 そこから入って下に降りてしばらくすると、魔術学院の最上階に行き着くらしい。 
 その奥がネーロ魔術学院院長の居室だと、ローマン氏は言った。 
  
 「クランは上手くやったかしら」 
  
 「まあ、クランは割と慎重だし。自信があるから指示を出したんだと思うよ」 
  
 「……そうね」 
  
 魔術学院には様々な罠が仕掛けられているという。そのいくつかがクランによって無力化されていれば、かなりやりやすくはなるのだけど。 
  
 「っと。扉が開いたぞ」 
  
 私を抱えるミラが、片手で鉄の扉を開いた。その先には階段がある。 
  
 「暗いから明かりは必須だよね」 
  
 私たちに続いて降り立ったラーナが、炎の球を掌に出した。下を見ると…… 
  
 ※20以上で通常進行  
	- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 22:17:37.59 ID:D1ej9RQ2o
 -  ほいさ 
 
	- 404 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 22:34:09.04 ID:FSPnG/HmO
 -  ※通常進行 
  
 「随分と深いな」 
  
 ミラの言うこともさることながら、階段には手すりもない。さすがに冷や汗が流れる。 
 ラーナを先頭に歩く。長い長い階段の下、また鉄の扉があった。 
  
  
 キィ…… 
  
  
 錆び付いた扉特有の甲高い音が響く。その先には、薄明かりの廊下があった。 
  
 「この奥ね」 
  
 廊下には人の気配がない。クランが上手くやってくれたみたいだ。 
 ローマン氏の言っていた部屋に辿り着く。明らかに重厚な扉は、中にいる人物の位の高さを示していた。 
  
 ※ネーロの状況 
 01〜20 ……これは……「まずいな、逃げるべきだ」 
 21〜50 ……これは……「生きているの??」 
 51〜70 ネーロ・オルランドゥ院長……ですか?「……」 
 71〜94 ネーロ・オルランドゥ院長ですか?「そうだ」 
 95〜00 ネーロ・オルランドゥ院長ですか?「……君は、イマーラ・ランドルスだね」  
	- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 22:35:00.88 ID:XWeB6hsXO
 -  ん 
 
	- 406 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 22:41:23.21 ID:FSPnG/HmO
 -  ※クリティカル、再判定 
  
 01〜94 昇格 
 95〜00 ?????(即座の救出確定)  
	- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 22:41:49.07 ID:tfUO6J59o
 -  あ 
 
	- 408 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 22:59:10.63 ID:FSPnG/HmO
 -  扉のノブに手をかけようとして、私は手を引いた。……これは。 
  
 「相当強烈な魔力結界が張られてるわね」 
  
 「だね。ネーロ院長を外に出さないため?」 
  
 「でしょうね。ラーナ、破れる?」 
  
 「このぐらいなら問題ないかな」 
  
 ボウ……とロッドの先が光る。そしてそこから光の矢が扉に突き刺さった。 
  
  
 ドゴォォォンッッ!!! 
  
  
 扉は粉々に吹き飛ばされた。煙が辺りに立ち込める。ミラが眉をひそめた。 
  
 「派手にやったな……これ、下の奴らが気付かないか?」 
  
 「そこは問題なし。感知魔法を使ったけど、1階にほとんどの人がいるみたいだから。 
 というか、結構ヤバいね。クランはもうウィルさんと合流してるけど、下は大混乱みたい」 
  
 私は思わず溜め息をついた。 
  
 「何やったのよあの子……」 
  
 「分かんない。でも、この感じ……向こうの持っている何かが暴発した感じね」 
  
 煙が晴れていく。その向こうには……ベッドに横たわる白髪の男性がいた。 
  
 「あなたが、ネーロ・オルランドゥ院長ですか」 
  
 「……君は、イマーラ・ランドルスだね」 
  
 僅かに身体を起こして、男性は言った。ネーロ院長は老人ではないはずなのだけど、随分老けて見える。 
  
 そして、もう一つ気付いたこと。それは…… 
  
  
 「これは酷いな」 
  
  
 ミラの言う通りだった。彼が横たわるベッドは鉄格子で覆われ、しかもまたも強力な魔力結界で覆われていたのだ。  
	- 409 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 23:16:33.70 ID:FSPnG/HmO
 -  「……これは一体」 
  
 「……君たちが来るのを待っていたよ。ここから救い出してくれる誰かが来るのは、薄々分かっていた」 
  
 「!!まさか、貴方は……」 
  
 小さくネーロ院長は頷いた。 
  
 「……数日前から、私は正気に戻った。そして同時に、私が何をやっていたのかも理解した。 
 あまりに、あまりに危うく狂った試みを私たちは行おうとしていたのだ」 
  
 「狂った試み?」 
  
 「そう、神に迫る生物……『新人類』を作ることだ。 
 強い魔力を持った人物を、魔洸石を以て変異させる。そのために、私は娘まで売っていた」 
  
 「ヘカーテのことですね。そして、その首謀者はマスターC……クリス・トンプソン」 
  
 「そう。やはりそこまで君たちは知っていたのか」 
  
 私は首を縦に振った。……全てが繋がった。 
  
  
 クリス・トンプソンは、モリブスの「社」に眠っているものを知っていた。 
 ただ、それを目覚めさせることは困難だと、何らかの理由で悟ったのかもしれない。 
 あるいは、やろうと思えばできたのかもしれないけど……こっちの方が手っ取り早いと考えたか。 
  
 だから、その役割をここに担わせた。ネーロ・オルランドゥを使って。 
  
 「クリス・トンプソンは『穴』という所に逃げ込んでいます。 
 もう、そんなことをあなた方がする必要はない。 
 モリブスの『社』も、私の仲間が封鎖しました。もう大丈夫です」 
  
 ネーロ院長は、静かに否定した。 
  
 「いや、まだだ。私にかけられた洗脳は、どういうわけか解除された。 
 しかし……研究者という存在は盲目的なものだ。 
 洗脳などされなくても、自分の研究が『神の領域に届く』というなら……悪魔にも魂を売る。 
 レナ・サンタクルスは、特にそういう女だった」 
  
 「それで、こんな風に」 
  
 「そういうことだ。ただ、『予知』で君たちが来るのは知っていた。だから耐えることにした」 
  
 ラーナに視線を向ける。 
  
 「彼を解放できる?」 
  
 ※30以上で可能  
	- 410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:18:16.32 ID:kArN0Dfj0
 -  ん 
 
	- 411 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 23:20:35.58 ID:FSPnG/HmO
 -  「何とか」 
  
 ラーナが手を鉄格子にかざした。ミラも手を刃に変える。 
  
 「魔力結界はお前がやれ。私は物理的障壁を取り除く」 
  
 「了解」 
  
 2人が作業を始めた。 
  
 ※50以上で救出確定、未満で????か????(ないしはその両方)が登場  
	- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:21:24.87 ID:XWeB6hsXO
 -  はい 
 
	- 413 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 23:23:16.40 ID:FSPnG/HmO
 -  今日はここまで。 
 
	- 414 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 23:23:52.40 ID:FSPnG/HmO
 -  と思いましたが多数決まで進めます。 
 
	- 415 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 23:28:57.48 ID:FSPnG/HmO
 -  # 
  
 「……これでよし、と」 
  
 10分ほどの時間をかけて、鉄格子は解体された。私は痩せ細ったネーロ院長の身体を抱き上げる。……あまりに軽い。 
 恐らく、ほとんど飲み食いしていないに違いなかった。 
  
 「じゃあ、ラーナが彼を抱えて。それで戻りましょう」 
  
 「そうだね……」 
  
 01〜30  いや、ちょっと急いだ方がいいかも 
 31〜65  ……まだ下の混乱、続いてるよ。結構人死にも出てる 
 66〜94   何もなし(多数決もなし) 
 95〜00  ネーロからのお礼の品  
	- 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:29:14.77 ID:kArN0Dfj0
 -  ん 
 
	- 417 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 23:38:59.80 ID:FSPnG/HmO
 -  ※クリティカル、昇格 
  
 「……下の混乱も収まってるし。とっとと戻ろうか」 
  
 「……待ってくれ」 
  
 「え?」 
  
 ネーロ院長が部屋を見た。 
  
 「君たちに渡したいものがある。ささやかな礼だ。隠し部屋の金庫の中にある」 
  
 「隠し部屋?」 
  
 「ああ。私しか知らない……いや、知ることが許されないものだ。本棚の3段目、『大魔術要綱56巻』を取ってくれ。 
 すると部屋自体の位相が変わる。そこに金庫がある」 
  
 言われた通りにすると…… 
  
  
 ヴォン 
  
  
 部屋は一転、本棚と金庫だけの殺風景なものに変わった。 
  
  
 「金庫の中に、君たちが求めるものがある。暗証番号は……」 
  
 言われた通りに入力すると、そこには…… 
  
 01〜80  ……護符? 
 81〜00  上+α(再判定) 
 (95〜00だと2つ)  
	- 418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:39:36.69 ID:zgAC0v7tO
 -  いいもんよこせ 
 
	- 419 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/03/08(日) 23:44:04.02 ID:FSPnG/HmO
 -  ※「アヴァロン」へのポータル獲得 
  
 今日はここまで。 
  
 魔術学院にいる有象無象をどうするかという話を別にすれば、かなり楽な展開と言えます。  
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