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【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 2巡目
	- 318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 01:46:28.57 ID:CREp2M72O
 -  おつ 
 
	- 319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 01:48:17.31 ID:RMIZovYko
 -  乙乙 
 魔国でも旅の仲間ができるんかな  
	- 320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 07:41:44.13 ID:5n/lTlyDO
 -  乙 
 
	- 321 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 20:44:26.34 ID:bAkyILAu0
 -  こんばんは、今日は21時半程からやっていきたいと思います。 
  
 魔国でもきっと仲間が出来るよ。どうするか全く決めてませんけど。 
  
 取り合えず、好感度上げとけば何とかなるよ! ギャルゲギャルゲ!  
	- 322 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 21:29:32.61 ID:bAkyILAu0
 -  マジですみません、時間ですがお風呂に入ってきます。取り合えずこれだけ投下します。 
  
 何か適当に雑談しててください。食べたご飯の内容とか、取りたい授業とか。好感度上げたいキャラとか。 
  
 ※ 
  
  
 ワイズ「あ、僕は昨日入学してきたワイズって言うんだけど――あの?」 
  
 ファイティングポーズを取りながら、彼女はじりじりと僕から距離を取ってくる。 
  
 ワイズ「どうしてファイティングポーズを……」 
  
 「貴様の質問に答える義理などない!」 
  
 と、元気よく言われてしまった。 
  
 ……嫌われてしまったようだ。 
  
 ワイズ「……ご飯冷めちゃうけど、良いの?」 
  
 「むっ! き、貴様ぁ! 兵糧攻めとは卑怯な!」 
  
 ワイズ「兵糧……?」 
  
 知らない単語に首を傾げていると、彼女はファイティングポーズのままこちらに近づいてそのまま椅子に座った。 
  
 そして、むしゃむしゃとご飯を食べ始めた。 
  
 ワイズ「……あの、隣良いかな?」 
  
 「勝手にしろ」 
  
 ワイズ「じゃあ、名前は――」 
  
 クスノキ「貴様に名乗る名前などない! 拙者のクスノキと言う名前は、貴様に名乗るために付けられた名前ではないからだ!」 
  
 ワイズ「あ、クスノキさんって言うんだ」 
  
 クスノキ「んんんんんっ!?」 
  
 まさか、読心術を!? と、彼女は驚いているが……。 
  
 …………何も言うまい。 
  
  
 何話す? 
  
 安価直下  
	- 323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:34:04.21 ID:L/bR6uZDo
 -  なんで警戒されてるの僕 
 
	- 324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:37:48.64 ID:RMIZovYko
 -  取りたい授業は戦闘スキルの上がりそうな魔法戦闘学 
 好感度あげたい娘はクスノキよ  
	- 325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:42:06.30 ID:n5kSgnZn0
 -  まず基礎は何にも通じるだろうし【魔法基礎学】、次いで【魔法戦闘学】あるいは【非魔法戦闘学】で戦闘能力を上げるのがこの先のためにも必要だと思う 
 個人的には【古代異種文字学】も色々妄想が捻るし取りたいと思う  
	- 326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:43:01.64 ID:oni4i5h0O
 -  未遭遇キャラ全員と会いたい 
 王国編みたいに会えないまま終わりたくない  
	- 327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:49:25.51 ID:Xl6CCkQY0
 -  取りたい授業は魔法薬学とか古代異種文字学かな 
 今登場しているキャラで好感度上げたいキャラはサニャ  
	- 328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:49:43.26 ID:W5puvw5R0
 -  満遍なく関係深めたいし、満遍なく授業受けたい 
 
	- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:51:20.11 ID:nLFYM0l/O
 -  戦闘力の向上なら武器も欲しい。魔法の武器とか素敵やん? 
 
	- 330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:54:22.21 ID:c99j5iIOO
 -  ベルフェとのステータス差を見ると戦闘系の授業受けて上がる数値次第では焼け石に水そう 
 
	- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 21:59:58.67 ID:hVz3mATbO
 -  授業がどれだけの期間受けられるかによるけど 
 王国では戦闘しなくても何とかなったから知識は詰め込んでおきたい 
 そういう主人公も面白いと思うし  
	- 332 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 22:31:20.92 ID:bAkyILAu0
 -  鼻血がドバドバ出て遅れました。再開していきます。 
  
 ステータスとかはそんな一気に上がったりしないです。 
  
 授業を受けられる期間とかはあまり考えていませんが、今すぐに神の身体手に入れたらもう授業受けなくていいよ! 
  
 ※ 
  
   
	- 333 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 22:34:04.94 ID:bAkyILAu0
 -  なんで警戒されてるの僕 
  
 ワイズ「あの、なんでこんなに警戒されてるの僕?」 
  
 クスノキ「突然話しかけてきた者に警戒するなど、当然の事だろう?」 
  
 ワイズ「……いや、どや顔で言われても」 
  
 クスノキ「なっ!? 口元はこの布で隠しているというのに表情を読み取るとは! 貴様、読心術の他に――」 
  
 ワイズ「どうだ、凄いだろう? っていうオーラを隠しきれてないよ。そんな布で隠せないほど自慢げだったよ」 
  
 クスノキ「む、むむむむ……しかし! 我が主君の情報を貴様に漏らしてたまるか!」 
  
 ワイズ「…………主君?」 
  
 クスノキ「そうだ! 主君はきっと素晴らしく、おそらく壮大で! 多分とてつもなく偉大なお方なのだ!」 
  
 ワイズ「ず、随分と曖昧な」 
  
 クスノキ「まぁ、今はその主君が存在しないので。今のは拙者の願望なのだが」 
  
 ワイズ「えぇ……」 
  
 クスノキ「……はっ! 不覚! まさか主君についての情報を漏らしてしまうだなんて……貴様、言霊の使い手!?」 
  
 ワイズ「もう何でもいいよぉー」 
  
  
 クスノキの好感度が5上がりました(19)  
	- 334 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 22:37:36.72 ID:bAkyILAu0
 -  クスノキ「もぐもぐもぐもぐ」 
  
 もう貴様と話すことなどない、と言わんばかりにそっぽを向きながら。彼女は食事を再開した。 
  
 …………それにしても。よく食べるなぁ。 
  
 クスノキ「……」 
  
 あ、おかわりしに行った。 
  
 ……僕も早く食べてしまおう。  
	- 335 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 22:45:04.97 ID:bAkyILAu0
 -  ―――― 
  
 ―― 
  
 ― 
  
 ワイズ「ふぅ」 
  
 朝食を食べ終えたので、そろそろ何の授業を受けようか考える。 
  
 ワイズ「何を受けようかなぁ」 
  
 アイテムを作ったり、体を動かしたり、魔法を詠唱したり。 
  
 全部満足にできればそりゃあもう楽しいだろうが、こっちは四年間みっちりいるつもりはない。が。 
  
 ……今日くらいは楽しもう。 
  
  
 何の授業を受ける? 
  
 一人二つ選択し、その中から一番コンマ二けたが大きいものを採用します。 
  
 【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】 
  
 下5まで。  
	- 336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:46:07.87 ID:gjPykwo40
 -  【魔法戦闘学】【魔法基礎学】 
 
	- 337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:46:19.10 ID:Xl6CCkQY0
 -  魔法薬学 古代異種文字学 
 
	- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:46:56.49 ID:5n/lTlyDO
 -  魔法薬学 薬草学 
 
	- 339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:47:10.79 ID:oni4i5h0O
 -  魔法基礎 
 古代異種文学  
	- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:47:26.35 ID:RMIZovYko
 -  【魔道具作成学】【魔法戦闘学】 
 
	- 341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:49:16.49 ID:0UaPFJtD0
 -  魔法基礎学・魔法戦闘学 
 
	- 342 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 22:53:55.82 ID:bAkyILAu0
 -  コンマ87 【魔法戦闘学】【魔法基礎学】 
  
 次からはどっちを最初にやるかも決めます。 
  
 どっちの授業を先にやる? 
  
 1 魔法戦闘学 
 2 魔法基礎学 
  
 コンマ下3  
	- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:54:35.52 ID:oni4i5h0O
 -  2 
 
	- 344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:54:57.66 ID:5n/lTlyDO
 -  2 
 
	- 345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:54:58.20 ID:Xl6CCkQY0
 -  2 
 
	- 346 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 23:05:59.38 ID:bAkyILAu0
 -  ―――― 
  
 ―― 
  
 ― 
  
 〜第一魔法教室〜 
  
 「おっ、皆さん揃いましたね!」 
  
 普通の教室よりもかなり広めにスペースがとられた魔法教室、そこの椅子に腰を掛けて待っていると。奥の扉から女性が入ってきた。 
  
 長い金髪で、右目だけが隠れている。首にはチョーカーがあり、その眼にはメガネがかけてあって―― 
  
 「ええ、では! 初めてこの授業を受ける人もいると思うので自分。覚えてもらうために自己紹介をしたいと思います!」 
  
 ラディア「自分、ヴェルヴァディオ魔法学校、魔法基礎学を中心に教えていますラディアと言います! 得意な魔法は水を操ったり出したりする水魔法! そして――」 
  
 ワイズ「……っ!?」 
  
 首のチョーカーを外すと、そこには一本の線が引いてあって。 
  
 ――そこを境目に。首が、ちょん切れた。 
  
 ラディア「種族はデュラハンです! あはは、自己紹介の時はインパクト重視に毎回これをやってるんだけど――どうかな?」 
  
 あはは、と笑いながら。ラディアはその首を戻した。 
  
 【好感度】 
 01   親の仇が如く 
 02〜10 大っ嫌い 
 11〜30 良い印象は無し 
 31〜50 知り合い 
 51〜70 かなり好印象 
 71〜99 友人 
 100  親友 
  
 コンマ直下 
  
 生徒+10  
	- 347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:07:21.61 ID:RMIZovYko
 -  こんま 
 
	- 348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:07:21.65 ID:n5kSgnZn0
 -  a 
 
	- 349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:07:22.22 ID:5n/lTlyDO
 -  はい 
 
	- 350 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 23:14:06.47 ID:bAkyILAu0
 -  ラディア71「一から頑張ろうね!」 
  
 ラディア「よーし。じゃあ自己紹介も済んだことだし。さっそく授業を始めていくんだけど……まず、質問なんだけど」 
  
 この中に魔法を使ったことがない、と言うか一つも魔法を覚えていない。っていう生徒さんはいますか? 
  
 先生はそう言って、対象の生徒に手を挙げるように求めた。 
  
 当然のように僕は手を挙げたが――。 
  
 ラディア「ん、分かった分かった! じゃあそこのハーピー君には簡単な説明の後一対一で色々教えるから、ちょっと待っててね?」 
  
 ……魔法が使えないのは、僕一人だけだった。 
  
 ……恥ずかしい。  
	- 351 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 23:34:11.13 ID:bAkyILAu0
 -  ラディア「えっと、じゃあまずは全ての魔法を構成するマナと魔力について教えます」 
  
 先生が背後にある黒板を指でトントン。と叩くと、浮かび上がるように文字が浮き出してきた。 
  
 ラディア「魔力、と言う言葉は皆さん聞いたことがあると思いますが。マナは魔法に付与されている属性であると同時に力を抑える膜のようなものです」 
  
 ラディア「大昔、魔力と呼ばれる自分たちの身体にある力をそのまま魔法として現出した結果、町一つが焼け野原になったという事故がありました」 
  
 ラディア「そのため、昔の魔法使いたちは自然の力等に存在する小さな小さな粒子――マナで魔力を包み込んで放出することによって威力を抑えることに成功しました」 
  
 魔力を火のマナで包み込んで放出したら火の魔法、水のマナで包み込んで放出したら水の魔法。そんな感じで、魔法は出来ています。 
  
 ラディア「では、どうやってマナで自分の魔力を包み込むのか? まずマナはどうやって入手するのか」 
  
 まずマナは――もう皆さんの体の中に存在しています。 
  
 ラディア「普段料理をして火を使っている人の身体には火のマナが蓄積されていますし、空を飛んだりしている人は風のマナが身体に蓄積されています」  
	- 352 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 23:46:20.63 ID:bAkyILAu0
 -  ラディア「じゃあその蓄積されたマナをどうやって魔力に纏わせるのか――これはもう簡単です」 
  
 ラディア「念じるんです」 
  
 ラディア「水の魔法でろでろーって! 思えば、ほらこの通り。自分の人差し指から水鉄砲が」 
  
 ラディア「……ようは想像力です! 偶に火に触れたことすらないのに火の魔法を使う人が居たりするので。そのあたりは、もうふんわりと! 自分は雷の魔法が使えるんだ! そう言って本当に学校に雷を落とした生徒もいました。怒られていましたが」 
  
 ラディア「こほん」 
  
 では、次によくある質問なのですが。 
  
 ラディア「いろんなマナを持っている、だからいろんな魔法を使ってやるぞ! そう意気込む人もいるんですが――自分としてはそれは止めたほうが良いと思います」 
  
 ラディア「魔力には限りがありますから。十個の魔法を持っていても全部平均以下だったら、それはあまり使い物になりませんから」 
  
 ラディア「……これも、まぁ。個人差がありますが。たまにいるんですよ、いろんな呪文を覚えているのに全部プロレベルっていう人が」 
  
 ラディア「誰とは言いませんけど、はい」 
  
 ラディア「…………以上、簡単なマナと魔力の説明でしたが。初めての人は理解できましたか?」 
  
 ラディア「ええっと。魔力は粘土で、マナがビーズとかの装飾品。それで魔法は粘土とビーズで作る芸術作品」 
  
 ラディア「自分が使える粘土には限りがあるので、粘土を千切りまくっていろんな芸術作品を作ろうとしても。それは小さい粘土で作られた微妙な作品になりますよ、って話です」  
	- 353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:50:33.96 ID:gjPykwo40
 -  <理解できましたー 
 
	- 354 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/12(日) 23:54:51.87 ID:bAkyILAu0
 -  ラディア「では、今から皆さんにはそれぞれ魔法を使って。熟練度を上げてもらいます」 
  
 自分の魔力にも余裕があって、魔法もあるというのなら沢山使って練度を上げたほうが良いですからね。 
  
 ラディア「けど怪我には気を付けてくださいよ? 火の魔法で友達の髪の毛を燃やす――いや本当に、これ実際にあったんですから」 
  
 攻撃魔法を使うときは他の人と間隔を開けて! 他人に使用しないと意味がない魔法だったらちゃんと許可を取ってから! 
  
 ラディア「では皆さん始めてください! ――じゃあ、さっきのハーピー君は……っと」 
  
 先生が手をパンパンと叩くと、他の生徒は各々魔法を使い始めた。 
  
 そして、先生がこちら向かって来る――。 
  
 ラディア「今そちらに行きますね――きゃあ!?」 
  
 ワイズ「あ」 
  
 こけた。 
  
 机の脚に足を引っかけて豪華に転んだ。 
  
 そして、先生の首がコロコロと転がっていった。  
	- 355 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 00:05:02.73 ID:bRt/4O0m0
 -  ラディア「あ、あははははは……説明ではきちんとした先生をアピールできたのに、最後の最後に……はぁ」 
  
 恥ずかしそうに笑いながら、ラディア先生は僕の近くの隣の席に座った。 
  
 首を戻しながら。 
  
 ラディア「え、、えーっと。まず君の名前は?」 
  
 ワイズ「あ、ワイズって言います」 
  
 ラディア「そっか、じゃあワイズ君! 早速魔法を使っていこうか!」 
  
 ワイズ「は、はい!」 
  
 ラディア「さっきの説明の通り、マナはワイズ君の身体にもあるわけだから。取り合えずどんな魔法を使ってみたいかを考えよっか」 
  
 ワイズ「……どんな魔法を?」 
  
 ラディア「そう、攻撃魔法を使いたい、回復魔法を使いたい。催眠術に空中浮遊に――まぁ、何でもいいから大雑把に! あ、自分が苦手なものを克服したいから、苦手な魔法を覚えるなんて方法もあるかもね!」 
  
 ワイズ「は、はぁ」 
  
 ……どんな魔法を使いたいか。。 
  
 …………すっごい、超ワクワクする!  
	- 356 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 00:08:03.04 ID:bRt/4O0m0
 -  どんな魔法を使ってみたい? 
  
 どんなもの魔法でも取り合えず募集します。大雑把でも書いてみてください。 
  
 20分くらいまで募集します。そっから多数決です。  
	- 357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:10:09.67 ID:qezArqWX0
 -  風を刃にする魔法 
 
	- 358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:12:46.47 ID:UC2LoIH/O
 -  存在感を消したり誤魔化したりするような気づかれにくくする魔法。 
 戦闘回避やら逃走の手段が欲しい。  
	- 359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:15:11.93 ID:0M+AwLFE0
 -  風魔法:翼で強風を発生させ、前に翼を振るうときはその風をぶつける。後ろに翼を振るうときは飛行速度を上昇させる 
 
	- 360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:15:16.30 ID:xgsWv1SL0
 -  解毒魔法 
 
	- 361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:15:26.41 ID:F+MH/HcJo
 -  催眠術 
 
	- 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:15:52.56 ID:39NmpeiGo
 -  瞬間移動 
 
	- 363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:16:07.51 ID:znqWyg8w0
 -  回復魔法 
 
	- 364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:16:45.63 ID:q00DJFg7O
 -  身体強化 
 
	- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:19:34.03 ID:iEuhTdDuO
 -  羽強化 
 
	- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:19:42.36 ID:kxU1ea3g0
 -  どんな攻撃でも防ぐことができる防御魔法 
 
	- 367 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 00:32:03.17 ID:bRt/4O0m0
 -  ラディア「えー、取り合えず」 
  
 なんとなく思いつく限りの魔法を挙げて、それを先生に審査してもらう。 
  
 今の自分の状況で使える魔法と、使えない魔法とを。 
  
 ラディア「瞬間移動は厳しいかなぁ。瞬間移動って移動先の土地について百パーセント知ってなおかつその土地のマナを沢山取り込んでいないと使えないって言うし」 
  
 ワイズ「へー……」 
  
 ユウナが瞬間移動を使ってみたい! と言っていたが、何か無理そうだ。 
  
 ラディア「もし今のワイズ君が瞬間移動の魔法を使ったとしても――二センチ?」 
  
 ワイズ「へ?」 
  
 ラディア「今自分がいる場所から半径二センチの場所にしか瞬間移動できないかな? しかもその移動の度に魔力を全部使用して」 
  
 意味がないなんて代物じゃなかった。  
	- 368 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 00:36:20.43 ID:bRt/4O0m0
 -  ラディア「あとどんな攻撃でも防ぐことが出来る防御魔法。っていうのも無理かな。そりゃあ防御系統の魔法を極めに究めたらそういうこともできるだろうけど――精々、ちょっと受けるダメージを減らすくらいかな?」 
  
 ワイズ「具体的には?」 
  
 ラディア「……んー。自分はそういう系統の魔法持ってないから分からないけど。戦闘とかやったことがない男の人に殴られても平気なくらい? 」 
  
 ワイズ「お、おお」 
  
 何か、妙に実感が沸いた。 
  
  
 ラディア「じゃあ、さっそく決めちゃおっか! 最初だから覚える呪文は一つだけ!」 
  
 風呂敷は広げすぎない広げすぎない。 
  
 ラディア「じゃあ、どれか一つ選んでね?」  
	- 369 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 00:38:35.52 ID:bRt/4O0m0
 -  何の呪文を覚える? 
  
 1 風を刃にする魔法 
 2 存在感を消す魔法 
 3 飛行速度を上昇させる魔法 
 4 解毒魔法 
 5 催眠魔法 
 6 回復魔法 
 7 身体強化魔法 
 8 羽強化魔法 
  
 先に三つとったものを採用します。 
  
 人いなかったら、ちょっと考えます。  
	- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:39:10.24 ID:F+MH/HcJo
 -  8 
 
	- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:39:19.99 ID:0M+AwLFE0
 -  1 
 
	- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:40:16.36 ID:Na4JUI7DO
 -  2 
 
	- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:41:45.55 ID:39NmpeiGo
 -  1 
 
	- 374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:43:29.08 ID:uhttGb2/O
 -  1 
 
	- 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:47:42.91 ID:qezArqWX0
 -  1 
 
	- 376 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 00:54:10.97 ID:bRt/4O0m0
 -  ラディア「風を刃にする魔法……うん、良い魔法だと思うよ!」 
  
 グッとサムズアップをして、ラディア先生はそう言った。 
  
 ラディア「確かにハーピーの君だったら風なんてイメージしやすいだろうし。風って色々と工夫が出来るからね!」 
  
 例えば追い風にして加速したり、敵に対して向かい風を起こして行動できなくしたり。 
  
 ラディア「じゃあ、さっそくやってみよう! 風を自分で作るのをイメージしてイメージして……放つ!」 
  
 あ、人に当たらないように。壁のほうを向いてやってね? 
  
 ワイズ「……」 
  
 先生に言われたとおりに壁に向いて、イメージをしてみる。 
  
 ……風。風。風。 
  
  
 結果は? 
 1〜7 成功! 
 8〜9 才能あるじゃん! 
 0 可能性ってすごいよね、中まで風たっぷりだもん。 
  
 コンマ一桁 直下  
	- 377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:54:29.60 ID:0M+AwLFE0
 -  あ 
 
	- 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:55:02.44 ID:xgsWv1SL0
 -  これは主人公 
 
	- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:57:01.57 ID:qezArqWX0
 -  風主人公大好き 
 
	- 380 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 00:57:07.55 ID:bRt/4O0m0
 -  えぇ……? これじゃあまるでワイズ君が主人公じゃないか 
 
	- 381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 00:59:05.02 ID:0M+AwLFE0
 -  壁<たすけて! 
 
	- 382 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 01:05:03.01 ID:bRt/4O0m0
 -  コンマ0 可能性ってすっげー 
  
 ワイズ「…………」 
  
 自分の翼と同化した腕を振るい。風を巻き起こす。それだけでいいのだが。 
  
 …………んー。 
  
 ワイズ「何か、物足りないよなぁ」 
  
 いや、最初なんだからおとなしくそよ風でも巻き起こしていればいいのだが、やっぱり派手な魔法を使ってみたい。 
  
 だって、男の子だもん。 
  
 ワイズ「えー…………」 
  
 攻撃に使える風、と聞いて。ぼんやりと妄想をする。 
  
 ――全てを巻き込み、中に入るモノを切り刻む。竜巻。 
  
 ――一点集中。一瞬で相手を一刀両断する。真空の刃。 
  
 ワイズ「…………」 
  
 さて。 
  
  
 どっちにしようかなー 
  
 1 サイクローン 
 2 しんくうはー 
  
 安価下3  
	- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:06:23.01 ID:39NmpeiGo
 -  2 
 
	- 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:06:35.99 ID:xgsWv1SL0
 -  しんくうは 
 
	- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:06:38.65 ID:0M+AwLFE0
 -  2 
 
	- 386 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 01:21:29.86 ID:bRt/4O0m0
 -  イメージする。 
  
 今、僕の右腕に風が溜まっているのを。 
  
 周りの空気をかき集め、圧縮。さらにかき集めて、凝縮。 
  
 ――溜める。溜める。溜める。 
  
 そして、その空気を一つの大きな刃にして――――。 
  
 ワイズ「…………っ!」 
  
 それを、振り下ろす! 
  
 ラディア「……おおっ」 
  
 これは驚いたと、隣にいた先生が声を漏らす。 
  
 ――壁に、何かに切り裂かれたような穴が、出来た。 
  
 風が、髪を揺らした。 
  
  
 戦闘スキルを覚えました。 
  
 風魔法・真空の刃[LV1]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。  
	- 387 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 01:22:36.53 ID:bRt/4O0m0
 -  間違えました! 消費を書くの忘れてました。 
  
 風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。  
	- 388 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 01:27:40.41 ID:bRt/4O0m0
 -  それじゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。お疲れさまでした! 
  
 一日で授業一つしかできないって嘘だろ? けど多分最初だからだと思うから許して、許して……。  
	- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:28:40.42 ID:qezArqWX0
 -  おつ 
 
	- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:29:13.78 ID:39NmpeiGo
 -  乙乙 
 
	- 391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:30:25.62 ID:0M+AwLFE0
 -  乙 
 初めての魔法説明回だから仕方ない  
	- 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:34:05.80 ID:F+MH/HcJo
 -  おつ 
 
	- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 01:54:43.03 ID:xgsWv1SL0
 -  乙 
 
	- 394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 06:35:24.44 ID:/5OMtzz20
 -  あのさあ…I昨日のID:gjPykwo40といいまたID:0M+AwLFE0連取りしてるじゃん… 
 深夜とはいえ自重しろよ  
	- 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 06:50:53.85 ID:Na4JUI7DO
 -  乙 
 
	- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 08:37:27.21 ID:qwUJiXZtO
 -  内容ある安価なら連取りダメだけどコンマは別にいいんじゃね? 
 
	- 397 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 21:39:32.85 ID:bRt/4O0m0
 -  こんばんは、今日は22時半くらいからやっていきたいと思います。 
  
 連投ですが、コンマの連投は別に大丈夫かもしれませんね。安価の連投は駄目ですけど。  
	- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 22:03:25.13 ID:xgsWv1SL0
 -  了解 
 
	- 399 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 22:42:57.92 ID:bRt/4O0m0
 -  すっごく遅れてしまいましたが。やっていきます。 
  
 ※ 
  
  
 ラディア「ワイズ君凄いね! 初めての魔法でここまで形に出来る人ってあんまりいないんだよ!」 
  
 ワイズ「そ、そうなんですか?」 
  
 ……顔が緩んでしまう。 
  
 やっぱり。こう褒められるのは嬉しいし。ね? 
  
 ラディア「正直、最初はちょっと強めの風を出すくらいだと思ってたけど……もしかして、ワイズ君ってかなり魔法の才能があるのかもね!」 
  
 ワイズ「え、えへへへへ」 
  
 …………えへへ。  
	- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 22:45:03.55 ID:qVNHBXfs0
 -  可愛い 
 
	- 401 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 22:58:02.48 ID:bRt/4O0m0
 -  ―――― 
  
 ―― 
  
 ― 
  
 〜グラウンド〜 
  
 では、今回の授業はここまでにします! 
  
 また一から魔法を学びたくなったり、新しい魔法を覚えてみたり、基礎魔力を上げたくなったらまた受けに来てくださいね! 
  
 ……ラディア先生の授業を終えて、僕は次の授業のためにグラウンドに向かった。 
  
 魔法を思う存分使えるように、余計なものが何もない。それだけのグラウンドだ。 
  
 ワイズ「……」 
  
 「ええ、ではこれより魔法戦闘学の授業を行いたいと思います」 
  
 ラディア先生とは違って、首が取れたりしなさそうな。普通の人間の男性が先生だった。 
  
 ……身長が高くて、誰にでも優しそうな。そんなイケメンな男性だった。 
  
 うーん、胡散臭い。腹黒そうだ。 
  
 ジョンソン「最初の授業と言うことで改めまして……私の名前はジョンソン。この魔法学校の副校長をしています」 
  
 宜しくお願いしますね。 
  
 ニコっと笑った。 
  
 ……うーん。 
  
  
 【好感度】 
 01   親の仇が如く 
 02〜10 大っ嫌い 
 11〜30 良い印象は無し 
 31〜50 知り合い 
 51〜70 かなり好印象 
 71〜99 友人 
 100  親友 
  
 コンマ直下 
  
 男嫌い-5  
	- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 22:58:13.63 ID:39NmpeiGo
 -  こんま 
 
	- 403 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:20:12.75 ID:bRt/4O0m0
 -  ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」 
  
  
 ジョンソン「ではまず、この魔法戦闘学について簡単な説明を――」 
  
 そう言って、ジョンソン先生が説明をしようとした瞬間。 
  
 「ジョンジョン先生! どうして自分の名前をフルに言わないんですかー!」 
  
 と、誰かが手を挙げて大きな声で言った。二年生だろうか。 
  
 それにしても……ジョンジョン? 
  
 ジョンソン「は、はは、はははははは! いやぁ、君は随分と面白いジョークを言うんですねぇ! ははは! 後で職員室に来るように」 
  
 その呼び名に対し、ジョンソン先生はわざとらしく笑った後、真顔でそう言い放った。 
  
 ……なんか歯ぎしりの音が聞こえてきた気がする。 
  
 ジョンソン「…………あー、こほん。私の魔法戦闘学では魔法を使っての戦闘方法について学習します」 
  
 対人戦、ダンジョン攻略等。 
  
 ジョンソン「どういった場面で魔法を使うと効率が良いのか、どう意識すると魔力の消費を抑えて魔法を使うことが出来るのか。そういったこともこの授業では学習します」 
  
 ジョンソン「……では早速、二人組を作って模擬戦をしてもらいますが――最初の授業だけあって人が多いので、全員が全員授業は出来なさそうですね」 
  
 ジョンソン「なので、今回ばかりは申し訳ありませんが。何人かの生徒には自分の魔法の威力向上などに努めてもらいたいと思います――要するに。戦闘する相手がいない人は自由に頑張ってください。と言うことです」 
  
 戦いを見学するもよし、友達同士で教えあうもよし、私に教えを乞うもよし。 
  
 ジョンソン「では、模擬戦を行う方は隣にある戦闘用グラウンドを使い――ああ、先ほど面白いジョークを発表してくれた生徒は私と一緒に模擬戦をしましょうか」 
  
 ははははは! と、先生は大人げなく笑っている。 
  
 …………えーっと。 
  
 ワイズ「どうしよ」 
  
 戦闘はしたいが、知ってる人はいないし……んー。 
  
 どうする? 
 1 戦闘戦闘戦闘! モブとやるかもしれないけど! 
 2 魔法の自己研鑽に励もう! 
 3 先生に突撃しよう! 
 4 その他(自由安価) 
  
 安価下3 
   
	- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:21:57.78 ID:xgsWv1SL0
 -  2 
 
	- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:22:03.19 ID:Na4JUI7DO
 -  2 
 
	- 406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:22:04.75 ID:qVNHBXfs0
 -  1 
 
	- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:22:05.98 ID:iEuhTdDuO
 -  1 
 
	- 408 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:31:41.69 ID:bRt/4O0m0
 -  折角の戦闘授業なのだから、一回くらい戦いたい。 
  
 そう思って僕は隣にある戦闘用グラウンドに向かった。 
  
 ……グラウンドの隣に、戦闘用グラウンドがあるのか。 
  
 何か、二度手間な気がする。 
  
 ワイズ「えーっと」 
  
 誰か、戦ってくれそうな人は――。 
  
 結果は? 
 1〜7 モブだよモブ! 
 8〜0 モブじゃないよ! 
  
 コンマ直下  
	- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:31:56.40 ID:39NmpeiGo
 -  もぶじゃない 
 
	- 410 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:36:44.44 ID:bRt/4O0m0
 -  コンマ0 モブじゃないよ! 
  
 じゃあ誰だった? 
 1 495 
 2 2943 
 3 222 
 4 10641 
  
 安価下3  
	- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:37:38.74 ID:F+MH/HcJo
 -  2 
 
	- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:37:42.06 ID:0M+AwLFE0
 -  4 
 
	- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:37:42.79 ID:iEuhTdDuO
 -  4 
 
	- 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:42:51.65 ID:xgsWv1SL0
 -  今回はキャラ当て難易度高いな 
 
	- 415 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:45:40.76 ID:bRt/4O0m0
 -  「ちょっと宜しいですか?」 
  
 ワイズ「へ?」 
  
 戦ってくれそうな人がいないかあたりを見ていると、背後から声を掛けられる。 
  
 「もしかして、戦う相手を探している――そうですよね?」 
  
 ワイズ「ま、まぁそうですけど……?」 
  
 魔法使いのような帽子を被っている、前髪姫カットの黒髪ロング。 
  
 ……凄く真っ当な魔法使いっぽい。 
  
 【好感度】 
 01   親の仇が如く 
 02〜10 大っ嫌い 
 11〜30 良い印象は無し 
 31〜50 知り合い 
 51〜70 かなり好印象 
 71〜99 友人 
 100  親友 
  
 コンマ直下 
  
 ぎりぎり普通-5  
	- 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:45:56.12 ID:0M+AwLFE0
 -  あ 
 
	- 417 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2020/04/13(月) 23:53:17.96 ID:bRt/4O0m0
 -  ドロシー7「……ふん」 
  
 ドロシー「申し遅れました、わたくしはドロシー。貴方は?」 
  
 ワイズ「僕はワイズ。最近入学してきたばっかりの一年生! 宜しくね?」 
  
 取り合えず何時もの感じで自己紹介をするが。 
  
 ドロシー「…………あら、貴方も一年生なの」 
  
 ……なんか、馬鹿にされている気がする。 
  
 見下されている気がする。 
  
 ドロシー「ふぅん。貴方みたいな人でもこの学校に――いえ、それがこの学校の方針何ですから、わたくしが何か言うことはありませんけど」 
  
 ワイズ「え、えーっと……?」 
  
 ドロシー「……ふん」 
  
 そっぽ向かれてしまった。 
  
 ……あれ。なんかめちゃくちゃ嫌われる?  
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