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【安価】アライさん「みんなにイタズラするのだ!」フェネック「付き合うよ〜」

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227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 22:51:00.12 ID:uSnM2EO00
ならず者B「ジャパリまんハバネロ味大食い対決ー!」

ならず者C「」

ヘラジカ「面白そうだな!」

カメレオン「ハバネロってなんでござるか?」

ハシビロコウ「たしか、めちゃくちゃ辛いやつ」

ならず者B「ジャパリまんはこちらになりまーす」ドッサリ

オーロックス「うわ!真っ赤だ!」

アラビアオリックス「邪悪なくらい赤いな」

ヤマアラシ「ヘラジカ様は辛いの平気ですか?」

ヘラジカ「辛い物はあまり食べたことがないからわからん!」

ヘラジカ「だが負けんぞ!」

ならず者A「大した自信だな」

ならず者B「さぁお二人とも席について!」

ならず者C「よーし!頑張るぞいっ!!」

ヘラジカ「気合の入った良い掛け声だ!」

ならず者B(あの子やけくそになってますね)

ならず者A(気の毒なヤツ)
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 22:51:38.99 ID:uSnM2EO00
ならず者B「よーい、はじめ!」

ヘラジカ「うおおおおお!!」ガツガツ 

シロサイ「ヘラジカ様が先手を!」

ならず者C「そ、そんなにがっついたら」

ヘラジカ「ふむ、なかなかに美味……い……?」ピタッ

オオアルマジロ「ヘ、ヘラジカ様?」

ヘラジカ「ぐっ…ぐっ…」プルプル

ヘラジカ「ぐおあああああああ!?」

ヘラジカ「なんだこれはあああああ口の中があああああああ!!」ゴロンゴロン

ライオン「激辛って言ったじゃん?」

ならず者A「辛さを舐めてたんだろうな」

ヤマアラシ「舐めてなんてないですよ!いつだって猪突猛進!」

カメレオン「それがヘラジカ様の魅力でござるからな」

オーロックス「早く水を飲め水を!」

ヘラジカ「〜〜〜っ」ガブガブ

ならず者C「こ、これなら勝てるかも!」

ならず者C「えいっ」パクッ

ならず者C「うぅ…かりゃい…」ピリピリ 
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 22:53:06.30 ID:uSnM2EO00
ヘラジカ「はー、はー」ゼエゼエ 

ならず者C「ふんっ」パクッ

ならず者C「ひぃ…舌がぁ…」

ならず者C「みずぅ」ゴクゴク

ヘラジカ「よし!復活!」

ならず者C「うえぇ!?」

ならず者A「回復はやいな」

ライオン「丈夫なヤツだからねぇ」

ヘラジカ「行くぞおおおおお!!」ガツガツ

ヘラジカ「ぎゃああああああまた口の中があああああああ!?」ゴロンゴロン

ヘラジカ「〜〜っ」ガブガブ

ならず者A「アホなのか?」

ライオン「まぁ否定はできないよね」

ならず者C「負けないぞぉ」パクパク  

ならず者C「ぐえーからいぃ」

ヘラジカ「ふーっ、ふーっ」

ヘラジカ「よし、次だぁ…!」

ならず者B「抜きつ抜かれつのデッドヒート!勝者は果たしてどちらかー!?」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/08(金) 22:53:50.46 ID:uSnM2EO00
ならず者B「勝者!ヘラジカ!」

ヘラジカ「勝ったぞおおおお!!」

オオアルマジロ「やったぁ!」

シロサイ「やりましたわね!」

アラビアオリックス「まさか最後のひと口が勝敗を分けることになるとは」

ライオン「思わぬ激戦だったねぇ」

ならず者C「はひ…からかったぁ…ほんとオーダーキツいですってぇ」

ならず者B「お疲れ様」

ならず者A「よく戦ったな。お前はゆっくり休んでろ」

ならず者B「次は私がやります。可愛い後輩の仇を取らないと!」

ならず者A「よし行ってこい!」

ヘラジカ「はっはっは!何人でもかかってこぉい!」

ライオン「キミさっき危なかったからね?」

ならず者B「次の勝負は>>231です!」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/08(金) 23:10:09.24 ID:64fJkkpd0
かりごっこ
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 02:43:56.38 ID:H3PDyqdEO
狩りごっこ?
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 09:18:44.60 ID:rJDf/Y8j0
ならず者B「かりごっこ!」

ヘラジカ「ほう」

ならず者A「ここにきてオーソドックスなのが来たな」

ライオン「ヘラジカ相手に狩りごっことはね」

オーロックス「こりゃヘラジカの圧勝か?」

アラビアオリックス「油断大敵だぞオーロックス」

ならず者B「では、あなたが私を狩ってください」

ヘラジカ「本来私は狩りをする動物ではないが、勝負とあらば関係ないな。そうさせてもらおう」

ならず者A「では位置について」

ならず者A「よーい、はじめ!」

ヘラジカ「うおおおおお!」ダダダ

ならず者C「はっや!?」

ライオン「あいつ図体の割にめちゃくちゃ速いんだよねぇ」

ならず者C「せ、先輩!早く逃げないと潰されちゃいますよぉ!」
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 09:20:51.07 ID:rJDf/Y8j0
ならず者B「あのスピード、私じゃ逃げきれませんね」

ならず者B「ならば迎え撃つまで!」

ヘラジカ「!」ピクッ

ならず者B「『如意棒大乱舞』!!」ヒュンヒュン

ヘラジカ「ははは!素晴らしい棒術だな!私も負けてられん!」

ヘラジカ「はあぁぁっ!!」ブンブン

ズガガガガガガッ

ならず者B「くっ…!全て弾かれた!?」

ならず者B(技術もなにもなく、ただ振り回してるだけなのに…なんてパワーなの!)

ヘラジカ「ふんっ!」ブンッ

ならず者B(大振りの一撃…回避!)スクッ

ならず者B(次に狙うは得物!)

ならず者B「隙が出来てますよ!」ヒュンッ

パシン!!

ヘラジカ「っ!」

オオアルマジロ「あぁ!ヘラジカ様の武器がはたき落とされた!」

ライオン「良い狙いだ」

ならず者A「さぁどうするヘラジカ」

ならず者C「あの、狩りごっこはどこへ…?」
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 09:21:56.46 ID:rJDf/Y8j0
ならず者B(このままトドメを!)

ならず者B「せいやぁ!」ヒュンッ

シロサイ「ヘラジカ様っ!!」

オオアルマジロ「あぶない!」

ズバンッ!!

ならず者B「!?」

ならず者B「なっ…!」

ならず者B「まさか、そんな!」

オーロックス「掌底で…」

アラビアオリックス「如意棒をへし折ったぁ!?」

ライオン「ほんと馬鹿力だよねぇ」

ヘラジカ「勝負あったな!そりゃっ!」ガシッ

ならず者B「きゃっ!」

ヘラジカ「ふっふっふ、どうやって食べようかなぁ」

ならず者B「た、食べないでくださぁい」

ヘラジカ「冗談だ。私は草食だと言ったろう?」

ヘラジカ「それにしてもキミ、素晴らしい動きだったな!うちに入らないか!?」キラキラ

ならず者B「えぇっ?」

カメレオン「まーたナンパしてるでござる」

ヤマアラシ「いつもの悪い癖ですぅ」
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 09:23:52.77 ID:rJDf/Y8j0
ならず者A「待て」ザッ

ヘラジカ「むっ?」

ならず者A「次は私だ」

ヘラジカ「いよいよ真打登場か!」

ならず者C「では、勝負の内容を…」ガサゴソ

ならず者A「必要ない」

ならず者C「えっ?」

ならず者A「…」ゴゴゴ

ならず者C(こ、この気迫、まさか…)

ならず者B(私を倒してみろとか言い出すんじゃ?)

ヘラジカ「さっきの子も強かったが、お前はさらに強そうだな!激闘の予感がするぞ!」

ならず者A「ライオンを返して欲しければ…」


ならず者A「愛を叫べ!」

ヘラジカ「ん?」

ライオン「はにゃ?」

ならず者C「ほえ?」

ハシビロコウ「どういうこと?」 
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 09:24:34.50 ID:rJDf/Y8j0
ならず者A「ヘラジカ、あんたがライオンに抱いている想いをここで洗いざらいぶちまけろ」

ならず者A「たったこれだけのことでライオンが帰ってくるんだ。簡単だろ?」

ヘラジカ「想い、とはなんのことだ?」

ならず者A「それはあんた自身がよく知っているはず」

ならず者A「自分の胸に聞いてみるんだな」

ヘラジカ「ふむ…」


ライオン「ちょ、ちょっと!聞いてないんだけど!?」

ならず者B「私たちもですよ」

ならず者C「ヒグマさん、いったいなんのつもりなんでしょうか」

ならず者B「名前言っちゃダメですよリカオン」

ならず者C「キンシコウさんだって!」

オーロックス「グダグダじゃねえか」

アラビアオリックス「まぁ隠すまでもなくバレバレだったけどな」

オオアルマジロ「気付いてないのはヘラジカ様だけだね」

ハシビロコウ「そういうところも可愛い」
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 09:25:44.52 ID:rJDf/Y8j0
ヘラジカ「なるほど」

ヘラジカ「そういうことか!」

ヒグマ「わかったか?」

ヘラジカ「うむ!」

ヘラジカ「聞いてくれぇライオン!!」

ライオン「お、おう?」

ヘラジカ「私は!!お前のことが!!」

ヘラジカ「だい!!だい!!大好きだあああああ!!」

ライオン「!?」

ヘラジカ「ひたすらお前と勝負していたい!!ただそれだけが望みだ!!」

ヘラジカ「もうそれ以外なにも考えられない!!お前のことで頭がいっぱいなんだ!!」

ライオン「お、大声でなに言ってんだよぉ!?」

ヘラジカ「うおおおおおお!!ライオン!!ライオン!!ライオン!!」

ヘラジカ「へいげんで見かけたときからずっと!!お前が好きだあああああ!!」

ヘラジカ「これからも私と末長く!!どつき合いしてくれえええ!!」

ライオン「わかった!わかったからちょっとだまれ!恥ずかしいからぁ!」

ヘラジカ「む?これは違うのか?」

ヒグマ「いや、合格だ」

ヘラジカ「ならば良し!」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 09:27:08.65 ID:rJDf/Y8j0
カメレオン「わぁ…//」

オオアルマジロ「すっごい情熱的…」

ヤマアラシ「一世一代のプロポーズですぅ!」 

オーロックス「た、大将!お返事は!?」

ライオン「ふぇっ!?」

ライオン「わ、私もアレ言わなきゃダメなのか!?」

シロサイ「当然ですわ」

ヒグマ「さぁライオンも」

ライオン「うぅ……わかったよぉ…」

ライオン「…一回しか言わないかんな?」

ヘラジカ「あぁ!聞かせてくれ!」

ライオン「わ………」

ライオン「私も!!大好きだあああああ!!」


ヒグマ「いやーめでたしめでたし!良かった良かった!」

リカオン「ヒグマさんってあんなにお節介焼きでしたっけ」

ヒグマ「ああいうヤツらは見てて焦れったいんだよ」

ヒグマ「さっさと素直になればいいんだ、まったく」

キンシコウ「それ、ヒグマさんも他人のこと言えませんよ」クスクス

ヒグマ「うるせぇ」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 09:30:03.25 ID:rJDf/Y8j0
ヒグマ「ん?」

キンシコウ「あれは…」


ヘラジカ「なぁキミ!強そうな腕してるな!勝負しないか!?」ガシィ

ジャガー「えぇ!?」

ヘラジカ「いいじゃないか!ちょっとだけ!なっ?」キラキラ

ジャガー「こ、困るんだけどぉ!」

ヘラジカ「こんなに素質があるヤツはなかなかいない!本当だ!鍛えればネコ科のなかでもきっと最強に…」

ライオン「ヘ ラ ジ カ ?」

ヘラジカ「うっ!?」ゾクッ

ライオン「な に を し て る ?」

ヘラジカ「ち、違うぞライオン!これはだな?」

ライオン「ち ょ っ と こ っ ち こ い」ズルズル

ヘラジカ「ら、ライオン!?ははは!相変わらず凄い力だな、素晴らしい!だがちょっと話を」

ライオン「だ ま れ」

ヘラジカ「ら、ライオンん!待ってくれぇ!!」ズルズル

ジャガー「な、なんだったんだ今のは」


ヒグマ「………」

キンシコウ「………」

リカオン「ダメだこりゃ」

>>241にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>242に内容
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/09(土) 10:13:33.35 ID:rJDf/Y8j0
長くなってきたので
アライさんフェネックが引っ掛けたフレンズ一覧

アミメキリン
ハシビロコウ
博士と助手
ヒグマ
かばん
トキ
ツチノコ
キタキツネとギンギツネ
ジャガー
カバ
サバンナシマウマ
フルル
プリンセス
コウテイ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
ボス
アルパカ
アリツカゲラ

安価は1つズレます
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 10:14:47.02 ID:o1jATzSro
イワビー
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/09(土) 11:13:44.82 ID:N1UKRaQ30
マーゲイもドン引きするレベルの熱狂的追っかけになる
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:26:43.84 ID:25pO0udq0
フルル「おやすみおやすみうれしいなー♪」

イワビー「フルル、今日はどこ行くよ?」

フルル「んー、じゃんぐるちほーでもお散歩しようかなー?」

イワビー「じゃんぐるか、そういや行ったことなかったな」

フルル「うん、だから探検してみたいんだー」

イワビー「オーケー!付き合うぜ!」

フルル「やったー!」

フルル「ありがとイワビー!」ギュッ

イワビー「おうよ!」


じゃんぐるちほー
フルル「じゃんぐる探検隊♪じゃんぐる探検隊♪」

イワビー「やっぱじゃんぐるは暑いぜ。フルル平気か?」

フルル「お水持ってきたから大丈夫!」

イワビー「そりゃ良かった。あとで分けてくれないか?」

フルル「おふこーす!」

イワビー「おう、サンキュー…ん?」

フルル「どしたのイワビー?」

イワビー「なんか近づいてくる」

フルル「?」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:27:31.09 ID:25pO0udq0
アライさん「うおおおおおおお!!イワビーさん!イワビーさんなのだぁ!!」ドドド

フェネック「この声は間違いないっ!!イワビーさん尊いよイワビーさん!!」ドドド

イワビー「!?」

アライさん「ふわぁあああ!イワビーさんホンモノなのだ!リアルイワビーなのだ!!妄想のイワビーさんよりずっと可愛いのだ!」

フェネック「すうううぅ…はあぁぁぁ…私たち、今イワビーさんと同じ空気吸ってるんだね…!幸せすぎるよ…!!」

イワビー「ひっ!」ゾワッ

イワビー「な、なんなんだこいつら!?」

フルル「わー変態さんだー!」

アライさん「イワビーさん!もっと近くでお顔を見せて欲しいのだ!ついでに匂いも嗅ぎたいのだ!」ズイッ

イワビー「うわっ!?」ビクッ

フェネック「ダメだよアライさーん!イワビーさんは遠くからねっとりじっくり舐め回すような視線で見守るのが一番良いんだよー!」

アライさん「むむ!解釈違いなのだ!アライさんは全身でイワビーさんを味わいたいのだ!」

フェネック「なんだとーこのー!」ポカッ

アライさん「いてっ!やったのだ!?」ポカッ

フェネック「ゆるさないぞー!」ポカポカ

アライさん「にわかのくせに生意気なのだ!」ポカポカ

フルル「おーい、ケンカしちゃだめだよー」

イワビー「フルル!この隙に逃げるぞ!」グイッ

フルル「あ、うん」ダッ
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:28:14.56 ID:25pO0udq0
イワビー「なんだったんだ今のは…」

フルル「でもちょっと楽しそうだったねー」

イワビー「どこがだよ!マーゲイもドン引きの熱狂っぷりだったぜ!」

イワビー「つーか、夢中で走ってたから変なとこまで来ちまったな。どこだここ」

ジャガー「おーい!そこのお2人さん」

フルル「フルルたちのことー?」

ジャガー「あぁやっぱり。キミら、PPPだよね?」

イワビー「そうだぜ!オレはイワトビペンギンのイワビーだ!」

フルル「フルルー、フンボルトペンギーン」

ジャガー「ご丁寧にどうも。私はジャガーっていうんだ」

ジャガー「ここいらで見かけない顔だったから声をかけたんだけど、なにかお困りかい?」

イワビー「そうそう!オレら道に迷っちゃったんだ。アンイン橋の方まで行きたいんだけど、どうすればいいかな?」

ジャガー「なんだそんなことか。それなら私がこのイカダで送ってあげるよ」

イワビー「ありがたいぜ!」

フルル「ジャガーやさしー!」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:29:27.59 ID:25pO0udq0
フルル「じゃんぐるの景色が楽しいねー」

イワビー「見たことないフレンズばっかりだぜ!」

ジャガー「みんな気の良い奴らさ」

ジャガー「そういえば、カワウソはどこに行ったんだろ。いつもはここらへんで遊んでるんだけど…」

ワ-イ タ-ノシ-

ジャガー「おっ、いたいた」

ジャガー「おーいカワウ…ソ…?」


カワウソ「ジャガー!見てみてー!私もジャガーのマネしてみたのー!」ジャブジャブ

カワウソ「フレンズを乗せて泳ぐのたーのしー!」ジャブジャブ

アライさん「あれはイワビーさん!?」

フェネック「イワビーさんじゃないかー!!」

アライさん「んほぉ!なんという幸運!!」

フェネック「運転手さん!あのイカダ追ってください!!」

カワウソ「なんだかよくわからないけど、追いかけっこするんだね?たーのしそー!」

カワウソ「全力で泳ぐよー!」ザバザバ


ジャガー「なんだ、カワウソも川渡ししてたのかぁ。後ろにはアライグマとフェネックが乗ってるね」
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:30:23.23 ID:25pO0udq0
イワビー「…げろ」

ジャガー「え?」

イワビー「逃げろぉ!!」

ジャガー「え!?」

イワビー「早く!!」

ジャガー「お、おう!」ザバザバ

フルル「わーはやーい!」

カワウソ「待て待てージャガー♪」ザバザバ

アライさん「はぁ…はぁ…イワビーさん…」

フェネック「どんどん…近づいていくよぉ…」

イワビー「ひぃ!!」

イワビー「ジャガー、全速力だ!!」

カワウソ「ジャガーと泳ぐのたーのしー♪」ザバザバ

イワビー「あああああ!どんどん近づいてきてるぅ!!」

フルル「近づいてきてるー♪」

ジャガー「な、なんだこの状況!」ザバザバ

ジャガー「全然わからん!」ザバザバ
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:31:18.36 ID:25pO0udq0
アンイン橋
ジャガー「はぁ…はぁ…」グッタリ

カワウソ「つかれたー」グッタリ

アライさん「待つのだー!」

フェネック「逃げても無駄だよー!」

イワビー「く、来るなぁ!」

フルル「お水飲む?」

ジャガー「あ、ありがと」

カワウソ「フルル、なんでイワビーは追いかけられてるのー?」

フルル「えーと、アライグマとフェネックがイワビーのこと大好きなんだってー」

カワウソ「そうなんだー!イワビーの大ファンなんだねー♪」

ジャガー「いや、あれはファンというより…」

イワビー「はぁ…はぁ…ち、ちくしょう…」ゼエゼエ

アライさん「ぐへへへ、追い詰めたのだ」

フェネック「観念しなよーイワビーさーん」

イワビー「くっ!ここまでか!?」

ジャガー「ストーカーってやつでは…?」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:32:19.20 ID:25pO0udq0
アライさん「イワビーさんは健康的でとってもおいしそうなのだ!早く全身ぺろぺろしたいのだ!」ジリジリ

フェネック「開いた胸元がセクシーだよねー…私たちのこと誘ってるのかなー?」ニヤニヤ

イワビー「うぅ…気持ち悪いぃ!」ゾワゾワ

ジャガー「こ、このままだと…」

カワウソ「食べられちゃうの?イワビー食べられちゃうの!?」

ジャガー「…違う意味でな」

ジャガー「助けなくていいのか?」

フルル「んーたぶん大丈夫」

フルル「きっとあの子が来てくれるからー」

カワウソ「あの子?」

イワビー(くっ、まさかオレにこんな変態ストーカーがいるなんて!)

イワビー(イチかバチか、あいつを呼ぶしかない!)

アライさん「それでは!満を持して!」

フェネック「いっただっきまーす♪」

イワビー「たっ……」


イワビー「たすけてえぇ!!マーゲェーーーイ!!」
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:33:12.97 ID:25pO0udq0
ド 

ドド

ドドド

ドドドドドド

アライさん「のだ?」

フェネック「なにかが凄い勢いでこっちに…」

マーゲイ「うおおおおおおおお!!」ドドド

アライさん「のだ!?」

フェネック「や、奴は!」

マーゲイ「イワビーさんにぃ!!」

マーゲイ「なにさらしとんじゃーい!?」

アライさん「マーゲイ!」

フェネック「やばいのが来ちゃったねーアライさーん」

マーゲイ「オラァ!」ズバッ

アライさん「ぐへぇ!?」

マーゲイ「ぬぅん!」ドスン

フェネック「あべし!」

フルル「マーゲイかっこいー!」

カワウソ「すっごーい!ヒーローみたーい!」

ジャガー「いったいどこから来たんだ…」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:34:22.31 ID:25pO0udq0
マーゲイ「不届き者は倒しましたよ!イワビーさん!」

イワビー「マーゲイ!助かったぁ!」ギュッ

マーゲイ「ひゃ!?い、イワビーさん近いですぅ!」

イワビー「マジで怖かったんだからな!」

マーゲイ「え、えへへ…お役に立てて光栄ですぅ」

フルル「フルルもぎゅってするー!」ギュッ

マーゲイ「うへあぁ!?」ビクッ

フルル「わーあったかーい♪」

マーゲイ「あわわわ…い、イワビーさんとフルルさんの色んなところが…当たって…あたってぇ…!」

マーゲイ「もうダメ…辛抱たまらん…」ダラダラ

イワビー「お、おい、鼻血めちゃくちゃ出てるぞ!?」

フルル「たいへんだーたいへんだー」

カワウソ「マーゲイ血だらけ!すごーい!」

ジャガー「言ってる場合か!止血しないと!」
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:35:54.30 ID:25pO0udq0
ジャガー「よし、鼻に薬草詰めといたから大丈夫だろう」

マーゲイ「たすかりました」

カワウソ「ねぇマーゲイ、どうしてここがわかったの?」

マーゲイ「ふっふっふ」

マーゲイ「PPPのみなさんがどこで何をしてるのか、私は全て把握してあるのよ!」

カワウソ「おぉー!かーっこいー!」キラキラ

マーゲイ「マネージャーだからね!」ドヤッ

フルル「マーゲイ、呼んだらいつでもすぐ来てくれるもんねー。気付いたら後ろにいたりするんだよー」

イワビー「いつのまにか撮られた覚えのない写真が増えてたりするしな!」

ジャガー「えっ」

イワビー「今回もたまたま近くにいたんだろ?ほんとツイてたぜ!」

マーゲイ「はい!『たまたま』お近くを通ったので、助太刀いたしました!」

マーゲイ「これからもお任せください!」

ジャガー「…なぁ、カワウソ?」

カワウソ「どしたのジャガー?」

ジャガー「もしかして、こいつもさっきの2人と同じストーカーってやつなんじゃ…?」

カワウソ「うーん、そうなのかなー?」

カワウソ「でもでもー、そうだとしても、普通のストーカーじゃないよね!すっごーく頼りになるストーカーだよね!」

ジャガー「そ、そうかな…」

カワウソ「うん!とってもかっこいい変態だよ !」

カワウソ「変態という名の紳士だよ!」
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/12(火) 23:37:13.07 ID:25pO0udq0
アライさんフェネックが引っ掛けたフレンズ一覧 ?

かばん
サバンナシマウマ
カバ
ボス
ジャガー
トキ
アルパカ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
プリンセス
コウテイ
フルル
イワビー
キタキツネとギンギツネ
アリツカゲラ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ

>>255にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>256に内容
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 23:39:21.67 ID:FMVVIv8+o
ジェーン
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 23:45:37.30 ID:sZYTRIXIo
このままじゃPPPの中で埋もれてしまいますよ…と言って不良キャラを提案
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 23:47:13.22 ID:imGhimTO0
PPPコンプは草
流石にもう要注意人物としてマークされてそうな気がする
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:08:26.76 ID:a0InKZyB0
アライさん「またまたやってきたのだ!みずべちほー!」

フェネック「PPPのライブステージがあるねーアライさーん」

アライさん「もうすっかり見慣れたのだ!」

フェネック「ターゲットはどうするー?」

アライさん「今回はあの清楚系アイドルをハメちゃうのだ!」

フェネック「言い方がやらしいよー」

アライさん「それじゃ、はりきって行くのだー!」

PPPらいぶすてーじ

イワビー「握手会ぃ?」

マーゲイ「はい!」

プリンセス「ライブ以外でもファンのみんなと触れ合わないとね」

コウテイ「先代のPPPもたまにやっていたらしい」

ジェーン「なんだかワクワクしますね!」

フルル「たのしそー!」

イワビー「変態が来たりしないのか?」

マーゲイ「大丈夫です!しっかり警備しますから!」

イワビー「それなら良いけどよー」

プリンセス「じゃあ決まりね!」

マーゲイ「私、博士たちに宣伝お願いしてきます!」

フルル「いっぱい集まるといいねー」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:08:57.33 ID:a0InKZyB0
ジェーン「ふぅ、今日も疲れたなー」

ジェーン「握手会かぁ。ちょっと緊張するけど、頑張らないと!」

アライさん「あまーい!!」

ジェーン「!?」

フェネック「甘いよジェーン。かばんさんの作ったパンケーキにかかってるメープルシロップより甘いよ」

アライさん「そんなんじゃ芸能界の荒波を乗り越えられないのだ!夢の舞台へ駆け上がれないのだ!」

ジェーン「あ、あなたたちは!?」

アライさん「アライさんです」

フェネック「フェネックでーす」

ジェーン「それは知ってます!」

ジェーン「もしかして、またイタズラに来たんですか?今度こそプリンセスさんに大目玉食らいますよ!」

アライさん「ノンノン」

フェネック「ジェーンにアドバイスしたいだけだよー」

ジェーン「アドバイス?」

フェネック「そーそー」

アライさん「ズバリ!ジェーンの今後についてなのだ!」
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:09:42.70 ID:a0InKZyB0
ジェーン「私の今後、ですか?」

アライさん「その通り」

フェネック「まずしつもんでーす」

アライさん「ジェーンは自分のこと、どんなキャラだと思うのだ?」

ジェーン「え?キャラ?」

フェネック「なんとなくでいいよー」

アライさん「率直に答えてみるのだ」

ジェーン「えーと」

ジェーン「ま、真面目で頑張り屋なのが取り柄のつもりですっ」

ジェーン(自分で言うとちょっと恥ずかしいかも…)

アライさん「むむむ」

フェネック「うーん」

ジェーン「これがどうかしたんですか?」

フェネック「アライさーん、ここは正直に言ってあげようかー?」

アライさん「それがいいのだ。ここで甘やかしては本人のためにならないのだ」

ジェーン「??」

アライさん「このままじゃ…」

アライさん「ジェーンはPPPで埋もれてしまうのだ!!」ビシッ

ジェーン「っ!?」
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:10:17.20 ID:a0InKZyB0
ジェーン「う、埋もれるってどういうことですか」

フェネック「だってさー考えてもみなよー」

フェネック「明るいみんなのまとめ役、凛々しくてスタイル抜群のリーダー、ハイテンションなロックンローラー、天然ムードメーカー」

フェネック「こんな個性派集団の中じゃ、お固い真面目キャラなんて目立たないよー」

ジェーン「えぇ!」

アライさん「もったいない!実にもったいないのだ!アライさん、ジェーンほどの素質を持ったフレンズは未だかつて見たことがない!」

アライさん「それなのに!キャラ付けが弱いというただそれだけで、アイドル界の頂点に立てないのだ!それどころか、グループの中ですら埋もれてしまうのだ!」

アライさん「これを悲劇と言わずして何と言うのだ!」ドドン

ジェーン「そ、そんなこと言われても!私、これでも一生懸命やってるんですよ!?」

アライさん「それはもちろん知ってるのだ。ジェーンが努力家なのは周知の事実なのだ」

フェネック「だからこそ見ていてもどかしいのさー。今のジェーンは明らかに素質を生かし切れてないからねー」

ジェーン「…じゃあどうすればいいんですか?」

フェネック「慌てなくても大丈夫。解決法はとってもシンプルだよー」

アライさん「キャラが弱いなら!」

フェネック「強くすればいい」

ジェーン「強く…する…?」
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:11:15.37 ID:a0InKZyB0
プリンセス「ジェーン遅いわね」

コウテイ「あいつが遅刻するなんて滅多にないことだな」

イワビー「槍でも降るんじゃねーか!?」

フルル「どうせならジャパリまん降らないかなー?」

マーゲイ「どうしちゃったんでしょうねぇ」

プリンセス「寝坊とかじゃないの?」

コウテイ「イワビーならともかくジェーンだからな、それは考えづらい」

イワビー「うるせーやい!」

フルル「どこかで石を拾ってるのかもねー」

イワビー「あー、それはありえるかも。あいつ石ころ集めが趣味だからなぁ」

プリンセス「だとしたらよっぽどお気に入りの石を見つけたのね」

フルル「あっ、来たみたい」

プリンセス「ほんとだ」

イワビー「おーい!遅いぜジェーン!」

コウテイ「なにかあったのか?」

マーゲイ「心配したんですよぉ!」


ジェーン「おう悪かったなァ」

ジェーン「セットに手間取っちまってよォ」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:11:47.09 ID:a0InKZyB0
プリンセス「えっ」

コウテイ「??」

イワビー「おい、ジェーン?」

マーゲイ「どうしたんですか?喋り方が…」

フルル「なんかいつもと違うねー」

ジェーン「あ?んだよ?」ギロッ

ジェーン「あたしのキャラになんか文句でもあんのかァ!?あぁん!?」

コウテイ「ヒェッ!」

マーゲイ「あわわわわわ!」

フルル「わー!すごい迫力ー!」

ジェーン「チッ、うるせーな」

ジェーン「ちょっとカマしたくらいでビビッてんじゃねえよ」ペッ

イワビー「ジ、ジェーンがグレちまったぁ!」

プリンセス「いったいどうしちゃったのよ!?」

ジェーン「どうもこうもねえよ!あたしは生まれ変わったんだ!」

ジェーン「つまんねえ真面目キャラはもう卒業!これからはバリバリやってくからお前ら覚悟しとけやぁ!!」

イワビー「かっけー!ロックだぜぇ!」

プリンセス「こ、コウテイ!ここはリーダーとしてなんとか」

コウテイ「」

プリンセス「気絶してるぅ!?」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:12:30.75 ID:a0InKZyB0
フェネック「ジェーンすっかりイメチェンしちゃったねー」コソコソ

アライさん「アライさんたちのアドバイスが効いたのだ!ジェーンはここからアイドル坂を駆け上がっていくのだ!」

フェネック「アライさん声大きいよー」

アライさん「こりゃ失敬なのだ」

フェネック「こんどPPPに見つかったらきっとタダじゃすまないから、慎重に行かないとねー」

アライさん「想像するだに恐ろしいのだ」


フルル「フルル知ってる。こういうの、反抗期っていうんだよねー」

イワビー「そうなのか?」

マーゲイ「な、なんでいきなり…昨日まで普通でしたよね?」

イワビー「あぁ!確かにいつもどおりのジェーンだったぜ」

コウテイ「ハッ」

プリンセス「あ、目覚めた」

コウテイ「あの様子、もしかしたら」

プリンセス「コウテイ?なにか心当たりがあるの?」

コウテイ「あぁ」

コウテイ「きっと、ジェーンは…」


アライさん「コウテイがなにか気づいたみたいなのだ」ヒソヒソ

フェネック「あーヤバイかも」

アライさん「のだ?」

フェネック「コウテイはこの前ターゲットにしたからねー、今回も私たちの仕業だと気づくんじゃないかなー?」
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:13:37.41 ID:a0InKZyB0
コウテイ「…私たちに嫌気がさしたのかもしれない」

プリンセス「なんですって!?」

イワビー「どういうことだよ?」

コウテイ「考えてもみてくれ」

コウテイ「神経質で抱え込みがちなプリンセス、緊張して頻繁に固まる私、やんちゃで好き勝手なイワビー、マイペース過ぎるフルル」

コウテイ「この中にあって唯一の常識人がジェーンだった。そうだろう?」

イワビー「た、たしかに」

プリンセス「そのとおりね」

マーゲイ「私はどうですか?」

コウテイ「お前はまぁ、うん」

プリンセス「あえて触れないでおくわ」

イワビー「やめとこうぜ」

マーゲイ「そんなぁ!?」

コウテイ「それはともかく!やりたい放題の私たちに対するツッコミやケアが、ジェーンのストレスになっていた可能性は否定できない」

コウテイ「それらが積もり積もればとんでもないことになってしまう」

プリンセス「なるほど、それで…」

イワビー「ついに爆発しちまったってわけだな」

マーゲイ「うぅ、ジェーンさん…グレるまでため込む前に言ってくれればよかったのに…」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:14:54.18 ID:a0InKZyB0
ジェーン「おいそこ!なーにコソコソ話してんだァ!?」

コウテイ「ひぃ!」ビクッ

プリンセス「ど、どうするの?」

イワビー「そりゃあお前…」

マーゲイ「みんなで謝る、しかありませんよね?」

プリンセス「…そうよね」

コウテイ「今までジェーンに負担を強いていたわけだからな。今さら許してくれるかはわからないが…」

プリンセス「あの子が変わってしまった原因は私たちだもんね。許してくれるまで、頭を下げ続けるしかないわ」

イワビー「正直怖ぇけど、やるしかねえよな。」

コウテイ「あぁ」

ジェーン「チンタラしてねぇでさっさとレッスン始めろやァ!!」

フルル「はじめろやー♪」

マーゲイ「ふ、フルルさんが影響されてる!」

イワビー「つーか性格は真面目のままなんだな」

プリンセス「そこがかえって悲しいわ」

コウテイ「ジェーン!」

ジェーン「あ"ぁ?」

コウテイ「話があるんだ」


ジャイアント「おーいみんなー!久しぶりだなー!」
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:16:21.56 ID:a0InKZyB0
プリンセス「じ、ジャイアント先輩!?」

ジャイアント「おープリンセス。この前倒れたって聞いたけど、大丈夫だったのかー?」

プリンセス「え、えぇ。すっかり良くなったわ」

ジャイアント「うんうん、それはよかった。アイドルは身体が資本だから気をつけないとねぇ」

ジャイアント「他のみんなも変わりないようでなによりだ」

イワビー(な、なんつータイミングで来てんだよ!)

コウテイ(言い出しづらくなったな)

マーゲイ(ジャイアントさん!いつ見ても素敵ですぅ!)キラキラ

ジェーン「パイセン、ちょっと悪いけどよ」

ジャイアント「ん?」

ジェーン「あたしらこれからレッスンなんで、邪魔しないでもらえないっすかね?」

ジャイアント「おぉ、どうしたんだジェーン?イメチェンかい!?」

ジェーン「ハッ、イメチェンなんてなまっちょろいもんじゃねーよ」

ジェーン「あたしは生まれ変わったんだ!前のつまんねーキャラとはおさらばしたんだよ!」

ジャイアント「ふむふむ」

ジェーン「なんだぁ?なんか文句あるってのか?それならいくらでも相手に」

ジャイアント「ふふふ」

ジェーン「!」

ジェーン「な、なに笑って」

ジャイアント「無理しなくていいんだよ、ジェーン」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:18:13.91 ID:a0InKZyB0
ジャイアント「アタシもこいつらもファンのみんなも、みーんなお前の頑張りを知ってるんだ。虚勢を張る必要はないのさ」

ジェーン「虚勢だぁ!?そんなわけ」

ジャイアント「大丈夫大丈夫」ギュッ

ジェーン「うっ!?」

ジャイアント「みんなお前を必要としてる。ありのままでいいんだよ〜」ヨシヨシ

ジェーン「や、やめろよ!」

ジャイアント「不安になることはないんだよ〜」ナデナデ

ジェーン「うぅ…」

ジャイアント「ちょっと頑張り過ぎちゃったんだなぁ。今日はアタシにいっぱい甘えちゃえ〜」スリスリ

ジェーン「ま、負けないからなぁ!」

ジャイアント「それはどうかな」ポムポム



ジャイアント「はーいジェーン、気分はどうだい?」

ジェーン「ふえぇ」トロ-ン 

ジャイアント「おいおい大丈夫か?」

ジャイアント「トロけてるとこ悪いけど、これからも真面目でステキなジェーンでいてくれるかな?」

ジェーン「ふぁ、ふぁい。がんばりましゅ」

ジャイアント「うんうん!それでこそジェーンだ!愛してるぜ!」

ジェーン「わらひもですぅ、ジャイアントしぇんぱい…」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:19:13.51 ID:a0InKZyB0
コウテイ「す、すごい」

プリンセス「ジェーンを元に戻しちゃった…」

イワビー「戻ってるか?あれ」

マーゲイ「さすがジャイアントペンギンさんですね!」

コウテイ「あの包容力、やはり歴史の重みか」

プリンセス「勝てる気しないわねぇ」

ジャイアント「お前らにはお前らの持ち味があるんだ、アタシに勝つ必要なんてないさ」

ジャイアント「次のライブ楽しみにしてるぜ、後輩諸君!」

プリンセス「!」

「「「「はい!!」」」」



アライさん「くっ!なんなのだあいつはぁ!」

フェネック「ジャイアントペンギンかー、噂どおりの大物みたいだねー」

アライさん「せっかくジェーンが不良街道を突っ走ろうとしていたのに!よくも邪魔してくれたのだ!」

フェネック「まぁまぁ落ち着きなよアライさーん」

アライさん「アライさん怒りのヤケ食いなのだ!」ムシャムシャ

フェネック「…この借りはいずれ返すとしようかねぇ、ジャイアントさん?」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/15(金) 10:21:15.65 ID:a0InKZyB0
アライさんフェネックが引っ掛けたフレンズ一覧 ?

かばん
サバンナシマウマ
カバ
ボス
ジャガー
トキ
アルパカ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
プリンセス
コウテイ
ジェーン
イワビー
フルル
キタキツネとギンギツネ
アリツカゲラ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ

>>271にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>272に内容
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 10:25:23.46 ID:Y74TuxCNO
ジャイアントペンギン
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 10:57:20.20 ID:jseIwO5rO
ヘッドフォンの耳あて部分をしいたけにして反応をみる
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:10:55.31 ID:6r3dAFF40
フェネック「というわけでー」

アライさん「ジャイアントにリベンジなのだ!」

フェネック「後をこっそり尾行して、スキをうかがっちゃうよー」

アライさん「アライさんたち本格的にストーカーなのだ」

フェネック「マイペースちぇいさーとはこのことだねー」



ジャイアント「〜〜♪」トコトコ

カタカケ「オイ、ジャイアント」

カンザシ「ヒサしいな」

ジャイアント「おっ、カタカケにカンザシじゃないか。森の外にいるなんて珍しいな?」

カンザシ「サイキンはそうでもないぞ」

カタカケ「カフェやとしょかんへカヨうようになったからな。ほかのフレンズのトモダチもフえた」

ジャイアント「交友関係に乏しかったお前らが?どういう風の吹き回しなのかな?」

カタカケ「あいかわらずシツレイなヤツ」

カンザシ「ココウであるといえ」

ジャイアント「しっしっし!すまんすまん」

ジャイアント「せっかくだから経緯を聞かせておくれよ」
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:11:47.33 ID:6r3dAFF40
ジャイアント「なるほどねぇ」

カンザシ「そこのコウチャがとてもきにいってな」

カタカケ「パンケーキというのもあるんだが、これがまたアマくて」

ジャイアント「あー、ストップ。お前らといるとついつい長話しちゃうんだよなあ。今回はこの辺で失礼するよ」

カタカケ「そういえばもうヨルだな」

カンザシ「ワレワレにとってはここからがホンバンなのだが」

ジャイアント「アタシは夜行性じゃないんでね。また会おうぜフウチョウコンビ」

カタカケ「うむ」

カンザシ「ではな、ジャイアントペンギン」

ジャイアント「…今日はこの辺で寝るかぁ」ゴロン



ジャイアント「ふぁあ…」

ジャイアント「さーてと、今日も…ん?」

ジャイアント「なんじゃこりゃ」

ジャイアント「ヘッドフォンが…」

ジャイアント「変なキノコになってる!?」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:12:46.48 ID:6r3dAFF40
ジャイアント「おいおい、アタシのヘッドフォンはどこいったんだ?」キョロキョロ

ジャイアント「アレ結構お気に入りなんだけど」

ジャイアント「つーか、なんでキノコ?」



アライさん「ふははは!ヘッドフォンの耳当てとしいたけを取り替えておいたのだ!」

アライさん「あんなダサいのを付けてたら、さすがのジャイアントもメンツ丸潰れなのだ!これでアライさんの勝利なのだ!」

フェネック「あらいさぁん、もうちょっと静かにぃ」ムニャムニャ

アライさん「相変わらずフェネックは朝弱いのだ」

アライさん「フェネック、目標を追跡するからそろそろ起きるのだ」

フェネック「うぅん」

アライさん「フェネック」カプッ

フェネック「ふひゃあ!」ビクッ

アライさん「目は覚めたのだ?」

フェネック「う、うん…」ドキドキ

アライさん「じゃあ出発なのだ!」
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:14:48.01 ID:6r3dAFF40
ジャイアント「うーん、どこ探しても見つかんないな」トコトコ 

ジャイアント「こりゃどうしたもんかねぇ」

ジャイアント「…」

ジャイアント「…」スチャ

ジャイアント「思ったより馴染む」

ジャパリとしょかん

ジャイアント「おーい博士と助手ぅー」

博士「これはこれは」

助手「ジャイアントペンギン、何用ですか?」

ジャイアント「ちょっと探し物を手伝って欲しいんだけど」

博士「じ、ジャイアント!その耳に付けているものは!」

ジャイアント「ん?あぁ、このキノコか」

助手「本で見たので間違いありません、博士。これはしいたけなのです。食べられるキノコなのです」

ジャイアント「そーなのか?キノコに詳しくないからわかんなかったぜ」

博士「ジャイアント、そのキノコ…じゅるり」

ジャイアント「はいはいわかったよ、この食いしん坊どもめ」

助手「なら話が早いのです」

博士「かばんを呼んで料理させるのです」

ジャイアント「食べたらこっちの探し物も手伝えよな」
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:15:54.30 ID:6r3dAFF40
かばん「焼いて食べると美味しいみたいですね」ペラッ

博士「ではさっそく」

助手「料理をしてほしいのです」

かばん「はい!」

メラメラ パチパチ

博士「この匂い…じゅるり」

助手「たまりませんね博士…じゅるり」

かばん「バターっていうのといっしょに焼いてるので、その匂いもありますね」

ジャイアント「ほー、火を恐れないのか。凄いねぇキミ!えぇと」

かばん「はじめまして、かばんって言います!」

ジャイアント「そうだそうだ!かばん!アタシはジャイアントペンギンってんだ」

ジャイアント「キミの活躍はPPPからも聞いてるよ〜!あいつらベタ褒めしてたぞ!」

かばん「そんな。僕なんて全然大したことないですよ」

ジャイアント「しっしっし!やっぱりスゴいヤツは謙虚なもんだねぇ……ありゃ?」

かばん「どうかしたんですか?」

ジャイアント「あれもキミの知り合い?」

かばん「え?」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:17:58.44 ID:6r3dAFF40
アライさん「もうダメなのだ」フラフラ

フェネック「アライさーん、出てっちゃダメだってばー」

アライさん「でもフェネックぅ、空腹にこの匂いはもう…」

フェネック「ジャパリまんのストック切らしちゃったのー?」

アライさん「怒りのヤケ食いでなくなっちゃったのだ」

フェネック「またやってしまったねーアライさーん」

かばん「あ、アライグマさん!フェネックさん!」

博士「お前たちもお腹を空かせているのですか」

アライさん「朝から何も食べてないのだ」

ジャイアント「なぁアライグマ、その手に持ってる耳当てはアタシのじゃないか?」

アライさん「!」ギクッ

アライさん「な、なんのことなのだ」サッ

ジャイアント「間違いない。アタシのだこれ」

ジャイアント「もしかして、お前ら」ギロッ

アライさん(まずいのだ!)

フェネック(早々にバレちゃったねー)

ジャイアント「見つけてくれたんだな!ありがとー!」ギュッ

アライさん「へ?」

フェネック「おやおや」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:19:15.16 ID:6r3dAFF40
ジャイアント「かばん!その焼いてるしいたけ、アライグマに食わせてやってくれ!」

博士「!?」

かばん「えっ、でも、博士さんと助手さんが食べられなくなってしまいますよ?」

ジャイアント「ジャパリまん食べさせとけばいいんじゃないか?こいつら大量に貯蔵してるはずだぜ」

助手「そ、それは」

ジャイアント「こいつはもともと探し物を手伝う前払いのつもりだったからな」

ジャイアント「アライグマが見つけたんならこいつに食わせてやらないと」

博士「」シュッ

助手「博士がショックのあまりスリムに!」

アライさん「いいのか?ジャイアント」

ジャイアント「遠慮すんなって!」ニッ

アライさん(このしいたけ、もともとアライさんたちのものなのだ。耳当てはいたずらで盗んだものなのだ)

フェネック(なんて言い出せる空気じゃないねーこれは)


アライさん「んまぁ〜〜〜い!!」モグモグ

フェネック「良かったねぇアライさーん」

かばん「このおしょうゆ?っていうのをかけると良い感じなのだ!」

かばん「ふふ、よかったです」ニコニコ

博士「えぇ良かったですね」モグモグ

助手「本当に良かったですね」モグモグ

ジャイアント「ジャパリまん頬張りながら睨むなよ、可愛い顔が台無しだぞー?」
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:20:52.79 ID:6r3dAFF40
ジャイアント「ところでアライグマとフェネック」

アライさん「のだ?」

フェネック「なにかなー」

ジャイアント「カタカケとカンザシを森の外に連れ出してくれて、ありがとな」

アライさん「?」

フェネック「なんでジャイアントがお礼を言うのかなー?」

ジャイアント「あいつら、今まで他のフレンズと全然交流がなかったんだよ」

ジャイアント「我々は孤高だーって言って、自分たちの世界に篭りがちでさ。見てて心配だったよ」

ジャイアント「そんな奴らがカフェや温泉なんかに通い始めたのは、お前らが連れ出してくれたからだろ?数少ない友人のひとりとして感謝するぜ」

アライさん「なんだか照れくさいのだ」

フェネック「(イタズラ)やってみるもんだねーアライさーん」

ジャイアント「しっしっし!照れんな照れんな!」

かばん「アライグマさんとフェネックさん、凄いですね!」

アライさん「か、かばんさんに褒められるなんて!あまりに恐れ多いのだ!」

アライさん「でもめちゃくちゃ嬉しいのだ!ふははは!」

博士「相変わらずやかましい奴なのです」モグモグ

助手「しいたけの件は忘れませんよ」モグモグ

かばん「こ、今度また作ってあげますから!」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/17(日) 12:21:58.65 ID:6r3dAFF40
アライさんフェネックが引っ掛けたフレンズ一覧

かばん
サバンナシマウマ
カバ
ボス
ジャガー
トキ
アルパカ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
プリンセス
コウテイ
ジェーン
イワビー
フルル
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
アリツカゲラ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ

>>282にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>283に内容
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 12:58:38.29 ID:JJJjV3ZBo
ショウジョウトキなんですけど!
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 12:59:15.86 ID:MmgjD/gJO
トキとコラボリサイタル開催させる
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/20(水) 23:59:22.61 ID:dwOdN29v0
ジャパリカフェ

アルパカ「ショウジョウトキ、どお?新作のお茶!」

ショウジョウトキ「いい感じね。砂糖とはまた違った甘みがあるけど、何を入れたの?」

アルパカ「ヒグマから貰ったハチミツ入れてみたんだぁ!喉にも良いらしいよぉ」

ショウジョウトキ「へえ、これが」

アライさん「なかなか美味なのだ」ゴクゴク

フェネック「いい香りだねー」

ショウジョウトキ「いきなり現れないで欲しいんですけど」

アルパカ「アライグマとフェネック、こないだはお店のお手伝いありがとねぇ」

アライさん「なんのなんの!」

フェネック「言ってくれればいつでも手伝うよー」

アルパカ「優しいねぇ優しいねぇ」ニコニコ

アライさん「ところでショウジョウトキ、ちょいと来てもらいたいところがあるのだ」

ショウジョウトキ「え?」

フェネック「はやくはやく」グイグイ 

ショウジョウトキ「ちょ、ちょっと!」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:01:25.72 ID:N2/2ZLwP0
トキ「出てきたわね」

ショウジョウトキ「トキ!」

トキ「会場までは私が運ぶわ」

ショウジョウトキ「会場?」

フェネック「ちょっとしつれーい」シュル

ショウジョウトキ「きゃっ!」

ショウジョウトキ「な、なにも見えないんですけど!」

フェネック「目隠ししたからねー」グルグル

アライさん「どこへ行くかはお楽しみなのだ」グルグル

ショウジョウトキ「なんで縛ってんの!?」 

フェネック「暴れられると面倒だからだよー」グルグル

アライさん「大人しくお縄につくのだ」

フェネック「トキ、ロープ準備できたよー?」

トキ「わかった。じゃあ出発」バサバサ 

ショウジョウトキ「ちょっと!どこ行くの!?自分で飛べるってばぁ!」

トキ「さぷらーいず」バサバサ

ショウジョウトキ「下ろしなさーい!」

アルパカ「行ってらっしゃぁい!」

アライさん「それじゃアライさんたちも!」

フェネック「のんびり会場へ向かおうかねー」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:02:25.44 ID:N2/2ZLwP0
トキ「到着」

トキ「とりあえず縄を解くわね」スルッ

ショウジョウトキ「うぅ、どこよここ」

ショウジョウトキ「なんかざわめきみたいなの聴こえるんですけど」

トキ「ふふふ、会場も温まってきてるわね」

トキ「そろそろ見てもらおうかしら」シュルッ

ショウジョウトキ「うわっまぶしっ」

トキ「特訓の成果を試すわよ、ショウジョウトキ」


ジェーン「さぁ始まりました!トキ&ショウジョウトキのコラボリサイタル!inへいげん!」

ジェーン「司会は私、ジェンツーペンギンのジェーンと!」

コウテイ「コウテイペンギンのコウテイが担当させてもらう」

コウテイ「みんな、集まってくれてありがとう」

ワアアアアア キャアアアア ジェ-ンカワイ-!! コウテイコッチムイテ-!!


ショウジョウトキ「え?」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:03:38.47 ID:N2/2ZLwP0
ショウジョウトキ「え、なにこれ?えっ?」

トキ「行くわよ!」グイッ 

ショウジョウトキ「わ、わけわかんないんですけどぉ!?」


ジェーン「それでは登場していただきましょう!トキさんとショウジョウトキさんです!どうぞ!!」

ババン!!

トキ「こんにちは、トキよ」

ショウジョウトキ「あわわわ」

ショウジョウトキ(めちゃくちゃ観客いるんですけど!?)

ショウジョウトキ(な、なんでこんなことに)

トキ「ショウジョウトキも」

ショウジョウトキ「え!?」

ショウジョウトキ「し、ショウジョウトキです」

ワ-ワ- カワイ- カフェデミタコトアル- アカイハネガキレ- 

ジェーン「今回は初のリサイタルということですが、どういった心境ですか?」

トキ「ショウジョウトキといっしょに歌えるのが楽しみで、ワクワクしてるわ」

トキ「私たちの歌声でみんな魅了してあげる」

ジェーン「おぉ!素晴らしい自信ですね!」

コウテイ「我々も見習いたいものだな」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:04:49.83 ID:N2/2ZLwP0
コウテイ「それでは聴いていただこう」

コウテイ「トキとショウジョウトキで『仲間の歌』!」

〜〜〜♪

ショウジョウトキ「!」

ショウジョウトキ(この歌、トキと何度も練習してた)

ショウジョウトキ「………」

ショウジョウトキ「あー、もう!」

ショウジョウ「わかったわよ!こうなったらとことん歌ってやるんだから!」

トキ「がんばろうね、ショウジョウトキ」ニコッ


ビーバー「トキさんとショウジョウトキさんのお歌、楽しみっすねぇ」

プレーリー「いったいどんな歌声でありましょうなぁ!」

マーゲイ「ふへあぁ!ジェーンさんとコウテイさん!司会やってても素敵ですぅ!」 

スナネコ「実は僕にも持ち歌があるんですよ」

ツチノコ「ほんとかぁ?」

かばん「サーバルちゃん、お腹空いてない?ジャパリまんいる?」

サーバル「大丈夫だよ!ありがとかばんちゃん!」

ヘラジカ「今度は歌で勝負するのも悪くないな!」

ライオン「それどうやって決着つけるのさ」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:05:55.97 ID:N2/2ZLwP0
わたぁ〜しはぁ〜トぉ〜キぃ〜♪
なかまぁ〜をさがしてるぅ〜〜♪
どこにいるのぉ〜〜なかまたちぃ〜〜♪
わたぁしのぉなかまぁ〜〜〜♪
さがしぃてくださぁい〜〜♪
あぁ、なかぁまぁ〜〜♪

ビーバー「わぁ!素敵な歌声っす!」

プレーリー「心が穏やかな気分になるであります!」

ツチノコ「ま、悪くないんじゃねえの?」

かばん「羽がふさふさしててかわいいですね!」

ヘラジカ「気分が高翌揚してきたぞ!これが歌の力か!」

わたぁ〜しはぁ〜トぉ〜キぃ〜♪
なかまぁ〜がまたふえたぁ〜♪
ありがとおぉう〜〜♪
あぁ、ありがとおぉう〜〜♪

サーバル「うみゃあぁああああああ!!」

マーゲイ「な、なんなのよこれぇ!?」

スナネコ「」

ライオン「ああああああああああこの音むりぃいいいいいい!!」
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:07:31.06 ID:N2/2ZLwP0
トキ「ふぅ」

ショウジョウトキ「トキ、上達したじゃない」

トキ「ありがとう。そういうショウジョウトキも、前にでゅえっとしたときよりずっと上手くなってるわ」

トキ「この歌をたくさん練習したのね」

ショウジョウトキ「まぁね」

ショウジョウトキ「仲間と出会えて嬉しい気持ちはよくわかるから、私もこの歌が好きなの」

ショウジョウトキ「カフェであなたを見つけるまではずっと独りだった」

トキ「ショウジョウトキ」

ショウジョウトキ「…普段は照れ臭くて言えないけど、今なら言えるわ」

ショウジョウトキ「これからもいっしょに歌おうね、トキ」

トキ「もちろんよ、ショウジョウトキ」


ジェーン「ど、どうしたことでしょう!」

ジェーン「歌が流れた途端、ネコ科のフレンズたちがバタバタと気絶していってます!みんな苦悶の表情です!」

コウテイ「他のフレンズは大丈夫そうだな。なぜネコ科なんだ?」

博士「その疑問には我々が」

助手「お答えしましょう」

ジェーン「あ、博士と助手!」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:08:46.67 ID:N2/2ZLwP0
博士「奴らはフレンズの中でも優秀な聴覚を持っているのです」

助手「他のフレンズには聴こえないような、きわめて高い周波数すらも聞き取ってしまうのです」

博士「狩りで獲物を捕らえるとき役に立つようですが、今回はそれが仇となりました」

助手「トキとショウジョウトキが同時に怪音波を放つことによってなんやかんやが起こってとんでもない周波数になり、それが奴らの耳に大音量で直撃したのでしょう」

ジェーン「なるほど、そんなことが」

コウテイ「耳が良すぎるのも考えものだな」

博士「どちらか単体ならこんなことにはならなかったのです。誰ですか、コラボリサイタルなんて恐ろしいものを企画したフレンズは。とんだ悪党なのです」

助手「あんなモンスターたちを共演させてはいけないのです。ある意味セルリアンより厄介なのです」

ジェーン「めちゃくちゃ失礼ですねこの子たち」

コウテイ「今に始まったことじゃないからな」


スナネコ「」ピクピク

ツチノコ「お、おい!しっかりしろぉ!」

かばん「サーバルちゃん!大丈夫!?」

サーバル「わージャパリまんがしゃべってるーおいしそー」フラフラ

かばん「ひっ!た、食べないでくださーい!」

ライオン「あうぅ、頭がクラクラするぅ」

ヘラジカ「ライオンがここまでダメージを受けるとは…トキとショウジョウトキ、素晴らしい強さだ!」ワクワク

ライオン「ま た 浮 気 か?」

ヘラジカ「なんでもないです」 
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:10:20.47 ID:N2/2ZLwP0
フェネック「あらあら、とんでもないことになってるねー」

アライさん「阿鼻叫喚の地獄絵図なのだ!」

フェネック「まぁ、でも」


ショウジョウトキ「キャッキャッ」

トキ「うふふ」


フェネック「本人たちが楽しそうだからセーフだねー」

フェネック「あんなにはしゃいでるトキとショウジョウトキは見たことないよー」

アライさん「アライさん、またまたお役に立ってしまったのだ!自分のポテンシャルが恐ろしいのだ!」

フェネック「帰りはあの子たちとカフェでお茶していこっかー」

アライさん「明案なのだ!ついでにパンケーキも食べるのだ!」

フェネック「あーいよー」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 00:12:08.10 ID:N2/2ZLwP0
アライさんフェネックが引っ掛けたフレンズ一覧

かばん
サバンナシマウマ
カバ
ボス
ジャガー
トキ
ショウジョウトキ
アルパカ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
プリンセス
コウテイ
ジェーン
イワビー
フルル
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
アリツカゲラ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ

>>294にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>295に内容
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 12:06:57.91 ID:8sq/e06/O
アードウルフ
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 16:56:22.39 ID:faJ9maqS0
目玉をくり抜く
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/21(木) 18:48:46.68 ID:N2/2ZLwP0
一応全年齢なので、グロ系は無しです!
注意書きしておくべきでしたね、すみません
内容安価下で
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 18:51:37.94 ID:cqH1q3Rpo
セルリアンの被り物で後ろからバアッ!
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 01:27:09.80 ID:UdGhK6tJ0
さばんなちほー

トムソンガゼル「待て待てー!」

アードウルフ「いーやーですー!」

トムソンガゼル「そりゃっ!」

アードウルフ「きゃっ!」

トムソンガゼル「へへへ、捕まえたぁ」

アードウルフ「たすけてー!」

カバ「相変わらず仲がよろしいですのね」

アードウルフ「あ、カバさん!」

トムソンガゼル「カバも狩りごっこしよー!」

カバ「ふふ、遠慮しておきますわ。私もうお子様じゃありませんの」

トムソンガゼル「とか言って、こないだアライグマたちと狩りごっこしたってサーバルが言ってたよー?」

カバ「うっ」ギクッ

カバ(あの子の口の軽さには困りましたわ)

アードウルフ「私も聞きました。なんでも、カバさんが実はアライグマさんたちのママだったとか…?」

カバ「!?」

トムソンガゼル「え?そうなの!?カバ、子持ちだったの!?」

カバ「ご、誤解ですわ!」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 01:28:37.80 ID:UdGhK6tJ0
トムソンガゼル「でもカバの貫禄ならありえるよな」

アードウルフ「わかりますぅ。他のみんなより大人びてるっていうか、頼り甲斐あるっていうか」

トムソンガゼル「さばんなちほーのママって感じ!あはは!」

カバ「あんまり嬉しくありませんわね」

トムソンガゼル「そう言うなって。みんな頼りにしてんだぜー?」

アードウルフ「私もカバさんがよく水浴びしてる水辺の近くをお家にしたくらいですから」

トムソンガゼル「セキュリティとしてはカンペキだな!」

カバ「あなた達ねぇ、いつまでも私頼りじゃダメよ?」

カバ「最近セルリアンも増えてるみたいだから、自分の身は自分で守れるようにならないと」

トムソンガゼル「はいはーい!」

アードウルフ「が、がんばりますぅ」

カバ「ホントに大丈夫かしら」

トムソンガゼル「ねぇアードウルフ、今度はさばんな横断かけっこしよう!」

アードウルフ「えー、あれ足の速いトムソンガゼルちゃんが有利じゃないですか」

トムソンガゼル「ハンデあげるから大丈夫だって!アードウルフが勝ったらジャパリまんあげるからさ!」

アードウルフ「うーん、それならまぁ」

トムソンガゼル「よし!じゃあやろうぜ!」ダッ 

アードウルフ「あ、待ってくださいよぉ!」ダッ

カバ「騒がしい子たちですわね」
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 01:30:41.29 ID:UdGhK6tJ0
アードウルフ「ふへー走った走ったぁ」

アードウルフ「手加減無しだもんなぁトムソンガゼルちゃん」

アードウルフ「でもジャパリまん貰っちゃった、えへへ」

アードウルフ「ジャッパリまん〜♪ジャッパリまん〜♪」

ガサガサ

アードウルフ「?」クルッ

シ-ン

アードウルフ「気のせいかな」

アードウルフ「早くお家に帰ろっと」

ガサガサ ガサガサ

アードウルフ「えっ?」

アードウルフ(やっぱり後ろに誰かいる?)

アードウルフ(もしかして)

アードウルフ(トムソンガゼルちゃんが驚かそうとしてる?)

ガサガサ ガサガサ ガサガサ

アードウルフ(きっとそうだ)クスクス

アードウルフ「もー、トムソンガゼルちゃん!バレバレですよ!」クルッ  


セライさん「バァ!!!」


アードウルフ「ひゃあああああ!?」ペタン
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 01:31:30.74 ID:UdGhK6tJ0
セライさん「ぐへへ」

アードウルフ「せ、セルリアン!?」

アードウルフ「ど、どうしよう…」

アードウルフ「腰が抜けて動けない…!」   

セライさん「のだのだ」ジリジリ

アードウルフ「あわわわ!」

アードウルフ(は、這ってでも逃げなきゃ…!)ズリズリ

セェネック「ふふふ」

アードウルフ「ひょええぇ!?」ビクッ

アードウルフ「こっちにもいるぅ!?」

セライさん「うほほほ」ジリジリ

セェネック「あはあは」ジリジリ

アードウルフ「ひっ……!」

アードウルフ「いや、いやぁ!来ないでぇ!」

アードウルフ「誰か助けてぇ!!」


カバ「ふんっ!」ドゴォ

セライさん「ぐはっ!?」

カバ「せいっ!」ズドン

セェネック「ぺろんぬ!!」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 01:32:43.26 ID:UdGhK6tJ0
アードウルフ「か、」

アードウルフ「カバさん!!」

カバ「悲鳴を聞きつけてきてみれば…パトロールして正解でしたわ」

カバ「怪我はありませんの?アードウルフ」

アードウルフ「怖かったですよぉ!」グスッ

カバ「大丈夫そうですわね。ならさっさと逃げる!」

アードウルフ「え?」

カバ「弱点を突いたわけじゃないから、きっとすぐ起き上がるわ。私が戦ってる間に早く逃げなさい!」

アードウルフ「あの、カバさんあれ」

カバ「え?」

セライさん「」ピクピク

セェネック「」

アードウルフ「あれ、たぶんもう動けないんじゃ…」

カバ「気絶してるのかしら?セルリアンに石以外の弱点があるなんて聞いたことないけど、とにかくチャンスね」

カバ「逃げるわよ、アードウルフ」ダッ

アードウルフ「は、はい!」ダッ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 01:34:10.52 ID:UdGhK6tJ0
カバ「ここまでくれば安心ね」

アードウルフ「助かりました。あのまま襲われていたら、今頃どうなっていたか」

アードウルフ「カバさん、どうしてすぐに助けに来てくれたんですか?

カバ「なんだか妙な胸騒ぎがしましたの」

アードウルフ「胸騒ぎ、ですか?」

カバ「あなたがセルリアンに食べられて、元の動物に戻ってしまう。そんなイメージが頭の中をよぎった気がしますわ。だからあなたの巣の近くを優先的にパトロールしてましたの」

カバ「これもサンドスターの影響なのかしらね。フレンズにはまだまだよくわからないチカラがあるようですわ」

アードウルフ「不思議なことがあるんですねぇ」

カバ「今日はもう遅いから、私の寝床に泊まって行きなさい。あのセルリアンたちも夜のうちに移動してると思うわ」

アードウルフ「ありがとうございます。やっぱり優しいですね、カバさん」

カバ「心配性なだけですわ。あなたみたいな頼りないフレンズを見てると、危なっかしくてたまりませんの」

アードウルフ「うふふ」

カバ「なにを笑ってますの?」

アードウルフ「“ママ”は素直じゃないなーって思っただけです」

カバ「なっ!?」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 01:35:41.26 ID:UdGhK6tJ0
アライさん「完全に誤算だったのだ。大誤算なのだ」

アライさん「まさかカバが現れるとは…」

フェネック「さすがパーク最強候補だよねー、ぶたれたところがまだ痛むよー」

アライさん「とんでもない攻撃翌力だったのだ。おかげでダメージ回復にサンドスターを大量消費したのだ」

フェネック「こりゃしばらく動けないねー」

アライさん「仕方ないのだ。次のイタズラを成し遂げるためにも、今はしっかり休むのだ!」

サーバル「あー!アライグマとフェネックが倒れてるー!」

かばん「ほ、ほんとだ!大丈夫ですか!?」

フェネック「やぁやぁご両人」

アライさん「情けないところを見られちゃったのだ」

サーバル「なにがあったのー?」

フェネック「ちょいと猛獣に殴られてね」

アライさん「このザマなのだ」

かばん「猛獣?よくわかりませんが、ジャパリまん食べますか?」

サーバル「お水も飲んだほうがいいよね!はいこれ!」

フェネック「どもどもありがとー」

アライさん「あたたかいのだ…優しさが傷に染みるのだ…」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 01:37:36.57 ID:UdGhK6tJ0
ばんがいへん

へいげん

ツキノワグマ「おーいカメレオーン!」

カメレオン「どうしたでござるか?」

ツキノワグマ「わっ!ビックリした!また背景に溶け込んでたんだね」

カメレオン「少しでもこの術を持続できるように修行していたのでござる」

ツキノワグマ「へぇー、すっごいマジメ。さすが忍者だねー!」

カメレオン「えへへ、照れるでござるよ」

ツキノワグマ(かわいい)

カメレオン「ところで、拙者に何用でござるか?」

ツキノワグマ「あぁそうそう」

ツキノワグマ「暇だからいっしょに遊ぼうかと思ってさー、どうかな?」

カメレオン「いいでござるよ。遊びとは何をするでござるか?」

ツキノワグマ「ずばり、イタズラだよ!」

カメレオン「む?」

ツキノワグマ「こないだライオン様がヘラジカに仕掛けたでしょ?あんな感じ」

カメレオン「おぉ!なるほど」

ツキノワグマ「私のアイデアとカメレオンの術があればきっと無敵だよ!」

カメレオン「ふふふ、そう言われると嬉しいでござるなぁ」

ツキノワグマ(かわいい)

>>306キャラ指名(1〜2名、アライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズでもOK)、>>307に内容
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 01:38:15.98 ID:4Rzdn/11o
ライオンさん
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 15:26:38.75 ID:7XMBCpyfO
ヘラジカとの勝負前日、寝てる間に毛皮をえっちなコスチュームに着替えさせる
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:07:12.91 ID:XcLm6trI0
ツキノワグマ「これを大将に着せてビックリさせるんだよ!」

カメレオン「ん?」

アイテム『ドスケベぼんてーじ』ド-ン

カメレオン「ふぇええ!?」

カメレオン「こ、こんなのを!?すんごい露出度でござるよ!?」

ツキノワグマ「博士たちに借りたんだー!なんでも、『ライオンのダイナマイトボディにはこれがピッタリなのです』とかなんとか!」

カメレオン「あの子たちの入れ知恵でござるかぁ…」

カメレオン「もしかして、これをライオン殿に着せてくるのって…」

ツキノワグマ「うん!ちょうど大将は今お昼寝中だから、カメレオンが着せてきて!」

カメレオン「やっぱり!」

ツキノワグマ「私はお城の門番だから離れられないんだー」

ツキノワグマ「カメレオンの術ならオーロックスとアラビアオリックスに見つからないから大丈夫!」

カメレオン「ふむむ…正直ライオン殿にイタズラするのはこわい…こわいでござるが…」

カメレオン「これも修行でござる!乗り越えて立派なシノビになるでござるよ!」キリッ

ツキノワグマ「かっこいー!きっとヘラジカも褒めてくれるよ!」

カメレオン「ヘラジカ様が?えへへぇ…」フニャ

ツキノワグマ(チョロい)
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:07:59.84 ID:XcLm6trI0
ライオン「zzz…」スヤスヤ

カメレオン「寝てるでござる…」

カメレオン「さて、それでは…」ヌガシヌガシ

ライオン「うーん…」ゴロン

カメレオン「よいしょ、よいしょ」キガエキガエ

ライオン「ん……」

カメレオン「よし、完成でござる」

ライオン「うみゃみゃ」スヤスヤ

カメレオン「うぅ、やっぱりとんでもない毛皮でござるな…ライオン殿の大きな胸がこぼれそうでござる…」

カメレオン(そういえばヘラジカ様も同じくらい大きかったでござるか…)ボ-

カメレオン「はっ!いかんいかん!」

カメレオン「これにて任務完了…失礼!」シュバッ


ツキノワグマ「おっ、出てきた出てきた。作戦はうまくいったー?」

カメレオン「なんとか…」

ツキノワグマ「OK!それじゃ目が覚めてのお楽しみだね!」

カメレオン「おかしなことにならないといいでござるが…」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:09:04.13 ID:XcLm6trI0
ライオン「ん……」パチッ

ライオン「うーん!よく寝たぁー!」

ライオン「………なんかスースーする」チラッ


ライオン「うぇええええ!?なんだこの毛皮ぁ!?」

オーロックス「大将!」ガラッ

アラビアオリックス「どうかしましたか!」ガラッ

ツキノワグマ「大丈夫ですかー?」ヒョコッ

ライオン「ちょ!か、勝手に入ってくんなぁ!」

オーロックス「!?」

アラビアオリックス「た、大将…そのお姿は…?」

ツキノワグマ(わー!やっぱりかわいー!)キラキラ

ライオン「わからん…起きたらこうなってた…」

オーロックス「えぇ!?」

アラビアオリックス「なぜそんなことが…」

ツキノワグマ「不思議ですねぇ」ニヤニヤ

ライオン(えーと、かばんが言うには毛皮じゃなくて“服”っていうんだっけ?でも…)
ライオン(これほとんど裸じゃん!)ボイ-ン

ライオン(今まで考えたこともなかったけど…見られると無性に恥ずかしいなぁ)

ツキノワグマ「とっても似合ってるので大丈夫ですよ大将!」

ライオン「そういう問題かぁ?」
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:10:40.08 ID:XcLm6trI0
ヘラジカ「今日はライオンたちとのボウリング対決だ!」

ヘラジカ「必ず勝つぞぉ!」

オオアルマジロ「おぉー!!」

シロサイ「ヘラジカ様!ライオンたちが来ましたわ!」

ヘラジカ「おぉライオン!やっと来たか……」

ヘラジカ「ん?」


ライオン「お、おうヘラジカ!今回も負けないぞ!」ボイ-ン

オーロックス「………」

アラビアオリックス「………」

ツキノワグマ「やっちゃうぞー!」


オオアルマジロ「なんかライオンの毛皮、変じゃない…?」

ヤマアラシ「いつもと違う感じですぅ」

シロサイ「なぜかやらしい感じがしますわ」

ハシビロコウ(すっごい大きい………)ジ-ッ

カメレオン「おぅふ……いざ着られると目のやり場に困るでござる…」

オオアルマジロ「ヘラジカ様、なにかの罠でしょうか?」

ヘラジカ「ふむ……」

ヘラジカ「なんだろう、この心のモヤモヤは!」

カメレオン「え?」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:11:38.39 ID:XcLm6trI0
ヘラジカ「いつもはライオンを見ても『戦いたい』という欲求しか湧いてこないというのに…今回はなんだか違うな」

ヘラジカ「これはまるで……」

ヘラジカ「発情期だ!」

ライオン「ん?」

ライオン「………」

ライオン「えええぇ!?」

ヘラジカ「うむ!はっきりしたぞ!私はライオンに発情しているというわけか!」

ライオン「お、おい!ちょっと待て!」

ヘラジカ「今のお前を見ると心の底からムラムラする!」ハァハア

ヘラジカ「その豊満な身体を惜しげもなく見せつけてくるということは、誘っているんだな!?」ハァハァ

ライオン「さっきからなに言ってんのこいつ!?」

オオアルマジロ「あわわわ」

シロサイ「ま、まずいですわ」

カメレオン「発情期のヘラジカ様は凶暴でござる!このままではライオン殿の貞操が!」

ヤマアラシ「ヘラジカ様!性欲に負けないでぇ!」

オーロックス「やべぇよぉ…ヘラジカやべぇよぉ…」ガタガタ
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:12:28.55 ID:XcLm6trI0
ヘラジカ「ふんっ!!」ガバッ

ライオン「ひゃあ!」ドテッ

ヘラジカ「ふふふ…捕まえたぞ…」ガシッ

ライオン(くっ、なんて力だ!)

ヘラジカ「おぉ!いざ触ってみるとライオンの身体は柔らかいな!心なしか良い匂いもするぞ!」フンフン

ライオン「へ、ヘラジカ!落ち着けってば!こんなのお前らしくないぞ!?」

ヘラジカ「そうか?後先考えない猪突猛進さが実に私らしいと思うが」

ライオン「うっ、確かに…」

ヘラジカ「それにお前はこの前、私の申し出に答えてくれたではないか。あれは偽りだったのか?」

ライオン「あれは、その…こ、こういうのじゃないっていうか。もっとちゃんとした形でだな?」

ヘラジカ「…悪いがもう辛抱たまらん。この場でずっこんばっこん大騒ぎといこう!」

ライオン「そ、それだけはダメだって!みんな見てるんだぞ!?考え直せ!」

ヘラジカ「うおおおおおおライオンんんん愛してるぞぉおおおおお!!」グイッ

ライオン「や、やめろーー!!」

パシーン!!

ヘラジカ「ぐはっ」

ライオン「んぇ?」

ハシビロコウ「………」ジ-ッ

ヘラジカ「は、ハシビロコウ?」
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:13:55.50 ID:XcLm6trI0
ハシビロコウ「ダメだよヘラジカちゃん」

ハシビロコウ「そういうのは合意の上じゃないと、本当に結ばれたとは言わないんだよ?」

ハシビロコウ「無理矢理やってもライオンちゃんがかわいそうなだけだよ。そんなの本当の愛じゃないよ」

ヘラジカ「ハシビロコウ」

ヘラジカ「あ、あぁ…そうだ…」

ヘラジカ「私はなんてことを!」

ハシビロコウ「…いつもの優しいヘラジカちゃんに戻ったみたいだね。ちゃんとライオンちゃんに謝れる?」

ヘラジカ「そうだな」

ヘラジカ「すまなかった、ライオン」ペコリ

ライオン「あ、うん。大丈夫」

アラビアオリックス「とりあえず安心だな」

オーロックス「ハシビロコウのおかげで大将が無事に済んだぜ!ありがとな!」

ハシビロコウ「うぅ〜」

オーロックス「ん?顔真っ赤だぞ?」

オオアルマジロ「ハシビロちゃん、自分で言ったことがだんだん恥ずかしくなってきたんだね」 

アラビアオリックス「えーと、『そんなの本当の愛じゃない』だっけか?良いこと言うじゃん!」

ハシビロコウ「それは忘れてぇ……」
シロサイ「あらあら、この子ったら」

ヤマアラシ「かわいいですぅ」
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:15:02.36 ID:XcLm6trI0
カメレオン「まさかこんなことになるとは」

ツキノワグマ「やっちゃったねぇ」

カメレオン「なんだか申し訳なさが凄いでござる……あんなイタズラしなければライオン殿が危険に晒されなかったのに……」ドヨ-ン

ツキノワグマ「気にしてもしょうがないって!そんなこともあるよ!」

カメレオン「ツキノワ殿、かたじけない…」

カメレオン「っていうか!考えたのはツキノワ殿でござるよ!」

ツキノワグマ「えへへ、バレた」

カメレオン「まったくもう」

ツキノワグマ「でも、そう悪いことばっかりでもなさそうだよ?」

カメレオン「え?」


ヘラジカ「ライオン!怪我はなかったか?もっと良く見せてくれ!」

ライオン「大丈夫だって!押し倒された以外はなにもされてないじゃん?」

ヘラジカ「うぅ、そうだ…私はライオンになんてことを…」

ライオン「って、まだ凹んでるし」

ヘラジカ「ライオンのライバルはおろか、森のリーダーとしても失格だ……」ドヨ-ン

ライオン「あーもう!済んだことをしつこいぞヘラジカ!」

ヘラジカ「キライになっただろう?こんな私を………」ドヨヨ-ン

ライオン「ふんっ!」グイッ

ヘラジカ「うぉっ」

ライオン「そいっ!」ギュ-ッ

ヘラジカ「むぐっ!?」
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:16:10.95 ID:XcLm6trI0
ヘラジカ「ぷはっ」

ライオン「そりゃー、ああいう強引なのは困るけどさ?」

ライオン「ヘラジカとするのは、その…」

ライオン「嫌じゃないよ…?」

ヘラジカ「ら、」

ヘラジカ「ライオンんん!!」ドバババ

ライオン「泣いてる!?」

ヘラジカ「うおおおおお!!」ドバババ

ライオン「感動してるのはわかったから!涙拭けって!脱水で倒れるぞ!?」

ヘラジカ「なんて優しいんだお前は!!」

ライオン「声デカッ」

ライオン「…うん、まぁ、私だってキライなヤツとこんなに勝負したりしないよ」

ライオン「こないだのプロポーズ?も恥ずかしかったけど、それ以上に嬉しかったからさ」

ヘラジカ「だい!!だい!!大好きだあああああ!!」

ライオン「再現しなくていいから!ていうかそろそろうるさい!」


ツキノワグマ「これは結果オーライってやつだよね!私たちのイタズラのおかげだよ!」

カメレオン「めっちゃポジティブでござるなぁ」

ツキノワグマ「カメレオンの術のおかげで大将とヘラジカの仲が進展したんだよ?もっと喜びなよ!」

カメレオン「拙者の術のおかげ……ふふ、それは嬉しいでござる」

ツキノワグマ「でしょでしょ!」

カメレオン「イタズラも悪くないでござるね」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/25(月) 01:19:11.36 ID:XcLm6trI0
アライさんフェネックが引っ掛けたフレンズ一覧 ??
かばん ?
サバンナシマウマ ?
カバ
アードウルフ?
ボス ?
ジャガー ?
トキ
?ショウジョウトキ ?
アルパカ ?
ツチノコ ?
ハシビロコウ ?
博士と助手 ?
プリンセス
?コウテイ ?
ジェーン ?
イワビー
?フルル ?
ジャイアントペンギン ?
キタキツネとギンギツネ
アリツカゲラ ?
アミメキリン ?
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
>>318にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>319に内容
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 01:50:09.80 ID:gxayiQTuo
タイリクオオカミ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 06:29:40.04 ID:Fbo/tIZi0
オオカミの書いた原稿の怪異を再現
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/27(水) 23:58:11.29 ID:94oy1yLe0
ロッジアリツカ

フェネック「アミメキリン、この前借りてたマンガ返すよー」

アライさん「面白かったのだ!」

アミメキリン「ふふーん!そうでしょそうでしょ!ギロギロは最高なんだから!」 

フェネック「ホラーとミステリーのバランスがちょうどよくて飽きずに読めるねー」

アライさん「主人公が謎のマンションで怪異に襲われる展開にはドキドキしたのだ!続きが気になるのだ!」

アミメキリン「続きはあっちの部屋でオオカミ先生が執筆中よ。でも今は集中してるから後で」

アライさん「さっそく見てくるのだ!」ダッ

フェネック「安定のアライさんだねー」スタスタ 

アミメキリン「あ、ちょっと!」


アライさん「オオカミー!」バタ-ン

フェネック「お元気かなー?」ヒョコッ

オオカミ「はぁ…はぁ…」カリカリ

オオカミ「もうちょっとだ…もうちょっとでぇ…!」カリカリ

ガリッ

オオカミ「あぁああああーっ!?またミスったぁーっ!!」

オオカミ「ちっくしょぉおおおおお!!」

アライさん「」

フェネック「」

オオカミ「……もうダメだ」フラッ

バタ-ン
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/27(水) 23:59:25.90 ID:94oy1yLe0
オオカミ「ハッ!」

オオカミ「こ、ここは」

アライさん「目が覚めたのだ!」

フェネック「大丈夫〜?」

アミメキリン「追い込みすぎです先生!」

オオカミ「…そうか、私は倒れたのか」

オオカミ「君たちには迷惑をかけたね」

アライさん「大したことはしてないのだ」

アミメキリン「これアリツさんからの差し入れです」

オオカミ「おぉ、特製ジャパリまんじゃないか!」

フェネック「今日はもうゆっくり休みなよ。散らかった原稿は私とアライさんが片付けておくからさー」

オオカミ「すまない」

アライさん「礼には及ばないのだ」

アミメキリン「早く元気になってくださいね?」


オオカミ「zzz」

フェネック「寝てるねアライさん」

アライさん「寝てるのだフェネック」

フェネック「どーする?」

アライさん「決まってるのだ!」

フェネック「だよね〜」ニヤニヤ
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/28(木) 00:05:09.69 ID:3jHn1EbN0
オオカミ「zzz」

コンコン

オオカミ「zzz」

コンコン コンコン

オオカミ「うーん…」

オオカミ「こんな時間に誰だろう」

ドンドンドン!!

オオカミ「きゃっ」ビクッ

オオカミ「な、なんだ!?」

ドンドンドン!! ドンドンドン!!

オオカミ「くっ…」

オオカミ「おい!そこにいるのは誰だ!」

シ-ン

オオカミ「………」

オオカミ「誰もいないのか?」


オオカミ「おーい」ガチャ

オオカミ「……やっぱり誰もいない」

オオカミ(しかしこの展開、どこかで…?)

ズルズル ズルズル

オオカミ「ん?」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/28(木) 00:06:16.10 ID:3jHn1EbN0
???「タスケテ……タスケテ……」

ズルズル ズルズル

オオカミ「ひっ!?」

???「アシガナイノ……タベラレチャッタノ……」

ズルズル ズルズル

???「ダカラ……アナタノアシ……」

ガシッ

「ちょうだい」

オオカミ「きゃあああああああ!!?」


アミメキリン「先生!どうしましたか!」

アリツカゲラ「なにかあったんですか!?」

オオカミ「あわあわあわあわ」ブクブク

アリツカゲラ「オ、オオカミさん!お気を確かに!」

アライさん「引っかかったのだ!」

フェネック「渾身の演技だったねー」

アミメキリン「あなた達!またやったのね!?」

アライさん「隙を見せるのが悪いのだ」

フェネック「探偵なら私たちの企みくらい見破らないとダメだよー?」ニヤニヤ

アミメキリン「な、なんですってぇ!」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/28(木) 00:06:57.73 ID:3jHn1EbN0
アミメキリン「もう許せないわ!」

アミメキリン「このアミメキリンの天誅キックを喰らいなさい!」ダッ

アライさん「のだっ!?」

フェネック「暴力はんたーい」

アミメキリン「問答無用!はぁあああ!!」

オオカミ「待ってくれアミメキリン!」

アミメキリン「ふぇ?」

スカッ

アミメキリン「ぐえっ!?」ドンガラガッシャ-ン

アライさん「あ、危なかったのだ」

フェネック「また行動不能になるところだったねー」

アリツカゲラ「オオカミさん大丈夫なんですか?」

オオカミ「あぁ、私は大丈夫さ。それより君たち!」

アライさん「?」

オオカミ「素晴らしい出来だったよ!さっきのあれ、私の原稿に出てきた怪異だろう?」

アミメキリン「そ、そうなんですか?」

オオカミ「セルリアンに足を食べられてしまったフレンズの亡霊が、夜な夜な現れては生きているフレンズの足を奪い去るという設定さ」

アミメキリン「ひぃ!?」

オオカミ「足のない部分は黒いマントを被せていたようだね?暗闇だったから見事に騙されたよ!」

オオカミ「自分の描いた怪異に襲われるなんて夢みたいだ!」キラキラ
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/28(木) 00:07:56.71 ID:3jHn1EbN0
フェネック「そこまで喜んでもらえるとは」

アライさん「がんばった甲斐があったのだ!」

オオカミ「うん、新鮮な体験だったよ」

オオカミ「最近スランプだったけどまたインスピレーションが湧いてきそうだ」

アミメキリン「ぐぬぬ…先生がそうおっしゃるなら…」

アリツカゲラ「もうロッジでのイタズラは控えてくださいね?他のお客さんが怖がってしまいますから」

アライさん「合点承知なのだ!」

フェネック「今度来るときは普通にお泊まりするときだねー」

アリツカゲラ「それならいつでもどうぞ」ニコッ

アミメキリン「アリツさんも甘いんだから」

アミメキリン「私は探偵として、ロッジの平和を乱した悪を許すわけにはいかないわ」キリッ

オオカミ「そうだアミメキリン、今度は君のアイデアも取り入れてみようと思うんだが、協力してくれるかな?」

アミメキリン「えぇ!?いいんですか!?」

オオカミ「君の話を聞くことでまたインスピレーションを得られるかもしれないからね」

アミメキリン「えへへ、ギロギロに協力できるなんて夢みたいですぅ…」フニャ
アリツカゲラ「良かったですねぇアミメキリンさん」

アライさん「今のうちに帰るのだ」

フェネック「ロッジ組コンプリートだねー」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/28(木) 00:08:59.64 ID:3jHn1EbN0
オオカミ「さてと、眠気が覚めてしまったことだし、少し外を散歩しようかな」


オオカミ(しかしアライグマとフェネックのイタズラはなかなか興味深かったな)

オオカミ(噂によると各ちほーで色んなフレンズを引っ掛けているらしいが)

オオカミ(今度は彼女らを題材にしてみるのも悪くないかもしれない)

ズルズル 

オオカミ「ん?」

ズルズル ズルズル

オオカミ「……え?」

ズルズル ズルズル

オオカミ「こ、この音は…!」

オオカミ(って、なに慌ててるんだ私は)クスッ

ズルズル ズルズル

オオカミ「ふふ、また来たのかい?」

ズルズル ズルズル

オオカミ「まったく困ったイタズラっ子たちだね… 確かに素晴らしい出来だったが」

ズルズル ズルズル

オオカミ「同じ手に引っかかる私じゃないぞ?」クルッ


「ぢょ"う"だい"」
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