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【安価】アライさん「みんなにイタズラするのだ!」フェネック「付き合うよ〜」

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406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 00:55:56.03 ID:vjY363xz0
マーゲイ「え……?」

プリンセス「みんな元気ぃ〜??」

プリンセス「私超元気!!あはは!!」

コウテイ「」

ジェーン「えーと」

イワビー「どうなってんだ…?」

フルル「わープリンセスたのしそー」

プリンセス「ノリが良いわねフルル!アイドル合格よ!」

プリンセス「イェーイ!」ハイタッチ

フルル「いぇーい」パンッ

イワビー「なんか既視感あるぞこれ…」

コウテイ「あぁ…」

マーゲイ「ジェーンさんがグレちゃったときみたいな空気ですね」

ジェーン「お、思い出させないでください//」

コウテイ(気にしてたのか)

イワビー「プリンセスのやつ、ジェーンみたいになんか吹き込まれたのかぁ?」

マーゲイ「でもそれにしてはちょっと変というか…」

ジェーン「顔もやたら赤いですね」

コウテイ「ふむ…」

コウテイ「ここはリーダーとして事情を聞いてみよう」
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 00:57:02.69 ID:vjY363xz0
コウテイ「おいプリンセス、どうしたんだ?さっきからテンションが変だぞ?」

プリンセス「あ!コウテイじゃん!」

プリンセス「魅惑のやわらかボディ〜♪」ギュ-ッ

コウテイ「!?」

プリンセス「抱き心地バツグン〜♪」パフパフ

コウテイ「ちょっ!プリンセス!?」

プリンセス「すっごいわねこれ…なに食べたらこうなるのよ…」モミモミ

コウテイ「み、みんな!助け…」

ジェーン「あらぁ〜」ニコニコ

フルル「気持ちよさそう!フルルもやりたーい!」

イワビー「邪魔しちゃダメだぞフルル」ニヤニヤ

マーゲイ「ふへ…ふへへ…ここが楽園……Paradise……!」ボタボタ

コウテイ「ダメだこいつら!」

コウテイ(自力でなんとかするしかないのか!?)

コウテイ「正気に戻ってくれ、プリンセス…!」

プリンセス「いやで〜〜す♪」ギュッ

コウテイ「あぅっ」

コウテイ「くっ…!かくなる上は!」

コウテイ は どうする!?>>408
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 01:04:05.02 ID:O4evyMlj0
コウテイの ずつき!
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 23:51:32.48 ID:vjY363xz0
コウテイ「ドラァ!!」ゴン!!

プリンセス「ぎゃおす!!」

イワビー「決まったぁーー!!コウテイの頭突きだぁーー!!プリンセス選手これはひとたまりもない!!」

プリンセス「ぐはっ……」ドサッ

イワビー「KOォー!!」

コウテイ「顔は避けたから大丈夫だ」

ジェーン「そ、そういう問題なんでしょうか」

フルル「プリンセス寝ちゃったのー?」

マーゲイ「ベッドに運んでおきますね!」ズルズル


プリンセス「んにゃ……?」パチッ

イワビー「おっ、目が覚めたぞ」

コウテイ「大丈夫か?プリンセス」

プリンセス「いたたた…頭ズキズキする…」

ジェーン「すごい音しましたからね」

フルル「痛そう…ジャパンまんあげる」

プリンセス「い、今はいいわ」

コウテイ「手荒なことをしてすまなかった…」

プリンセス「コウテイがやったの?正直、記憶がないんだけど」

イワビー「思い出さないほうがいいぜ」

ジェーン「テンション高すぎて怖かったですよ」

プリンセス「えぇ……?」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 23:52:21.22 ID:vjY363xz0
プリンセス「でも変なものに触ったのは覚えてるのよね…」

コウテイ「!」

イワビー「ほうほう」

ジェーン「それどんな感じでしたか?」

プリンセス「やたらと柔らかくていい匂いがしたわね。顔を大きいジャパンまんみたいなのに挟まれてた気がする」

プリンセス「抱きしめてて安心するような、それでいて胸がドキドキするような…不思議な気持ちだったわ」

ジェーン「ふ〜ん?」チラッ

イワビー「そうなのかーへぇー」チラッ

コウテイ「うぅ…//」

プリンセス「?」

フルル「プリンセス、気に入ったんだねー」

プリンセス「えぇ、また触れるものなら触ってみたいわ」

プリンセス「そしたらクセになっちゃうかも…アイドルそっちのけでずーっと抱きしめたりしてね」クスッ

ジェーン「あらあらぁ」 

イワビー「ですってよぉコウテイさん?」

コウテイ「し、知らんっ」プイッ

フルル「コウテイお顔まっか〜」

プリンセス「…?どうしてコウテイが赤くなるのよ」

イワビー「さぁねぇ」

ジェーン「どうしてでしょうねぇ」

フルル「わかんないねー」
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/22(月) 23:54:59.49 ID:/OKDFzHno
プリコウいいゾ〜
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/22(月) 23:55:31.80 ID:vjY363xz0
博士「マーゲイ、この前ライブの設営を手伝った報酬がまだなのです」

助手「ジャパリまん10個と約束していたはずなのです。早く支払うのです」

マーゲイ「あー、ごめん忘れてたわ…」

博士「忘れていた?」ギロッ

助手「我々を舐めているのですか?」ギロッ

マーゲイ「ご、ごめんってば!今払うから睨まないでよ!」

博士「まったく」

助手「早くするのです」

マーゲイ「この子たち食べ物が絡むと怖いのよね…えぇとジャパンまんジャパンまんっと」ガサゴソ

マーゲイ「ん?こんなのあったかしら」

マーゲイ「袋の中に、ひーふー…あら、ちょうど10個あるじゃない!」

マーゲイ「誰がこんなところに置いたのか知らないけど、グッドタイミングね!」


マーゲイ「はい、どうぞ!」

助手「…確かにジャパリまん10個入ってるのです」

博士「次からはちゃんと忘れずに払うのですよ」

マーゲイ「はーい」

博士「それにしてもお腹が空きました。これを食べながら帰りましょう助手」

助手「そうしましょう博士」

マーゲイ(どんだけ食い意地はってんのよ…)
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/23(火) 00:02:28.19 ID:V1KK2ncF0
このあと酔っぱらった博士と助手がどったんばったん大騒ぎの末パークの危機を救うことになるが、それはまた別のお話…。

アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サーバル
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
PPP
マーゲイ
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
ミーアキャット
>>414にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>415に内容
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 00:07:31.17 ID:6g8D3Qqjo
キンシコウ
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/23(火) 00:15:25.76 ID:lpA86i3u0
あのヒグマはセルリアンが化けた偽者、名付けてセグマだ!と雑な嘘をつく
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:15:12.27 ID:3JYCw21z0
としょかん

博士「ヒグマ、カレーの様子はどうですか?」

助手「ちゃんと火加減を調節しましたか?」

ヒグマ「大丈夫だって!お前らに何度も作らされたんだから、もうバッチリ覚えてるよ」

博士「ならば良いのです」

助手「早く食べたいのです」

ヒグマ「ほんとカレー好きだよなぁ…食ってばかりじゃそのうち太るぞ?」

博士「失敬な!我々はそのへんバッチリなのです!」

助手「頭を使ってカロリーを消費しているのです。そこいらのフレンズとは違うのです」

ヒグマ「へいへいわかりましたよ…」

リカオン「追加分の野菜切り終わりましたよ〜」

ヒグマ「休日に手伝わせてすまないな」

リカオン「どうせ暇してましたから」

ヒグマ「そうか…キンシコウは?」

リカオン「今日はパトロールも兼ねて湖畔のあたりまで散歩するそうです」

ヒグマ「へぇ、気晴らしにはちょうど良さそうだな」

リカオン「帰ってきたらキンシコウさんにもカレーご馳走しましょうか」

ヒグマ「そうだな」

博士「ヒグマ〜!もう待ち切れないのです〜!」

ヒグマ「あぁもう!わかったわかった!」
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:16:07.63 ID:3JYCw21z0
こはん

キンシコウ「せいやっ!」ヒュッ

パッカァーーン!!

キンシコウ「ふぅ…お怪我はありませんか?」

ビーバー「た、助かったっす!」

プレーリー「なんとお礼を言ってよいやら…!」

キンシコウ「いいえ!ハンターとして当然のことをしただけです」ニコッ

ビーバー「はぅ…かっこいいっす…」

プレーリー「親愛の印にご挨拶を〜!」ガバッ

キンシコウ「きゃっ!」

ビーバー「こら!プレーリーさん!」ガシッ

プレーリー「ぐぇっ!」

ビーバー「オレっち以外とご挨拶しちゃダメって約束しましたよね!?」

プレーリー「わ、忘れてたであります…キンシコウ殿が魅力的でつい…」

ビーバー「もー!」プンプン

プレーリー「めんぼくないであります!」

ビーバー「…もう浮気しちゃイヤっすよ?」

プレーリー「もちろんであります!ツガイはビーバー殿以外ありえないのであります!」

ビーバー「えへへ、よかったぁ…//」

キンシコウ(なんかイチャつき始めた…帰ろう…)
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:17:31.20 ID:3JYCw21z0
キンシコウ(それにしても、散歩途中にセルリアンが出てくるとは…犠牲が出る前に倒せてよかった)

キンシコウ(あとでまたここらへんを見回っておこうかな)

ガサガサ ガサガサ

キンシコウ「ん?」

アライさん「ぷはっ!」ドサッ

フェネック「やっと見つけたー」ボロッ

キンシコウ「アライグマさんとフェネックさん?」

キンシコウ「ずいぶんボロボロですけど…なにかあったんですか?」

アライさん「なにかあったどころじゃないのだ!大事件なのだ!」

フェネック「解決のためにキンシコウを探していたんだよー」

キンシコウ「だ、大事件ですか」

アライさん「むっ!さては本気にしてないな!?」

キンシコウ「まぁ、詳細を聞かないことにはなんとも…」

フェネック「しょーがないよアライさーん。私たちはみんなを守るハンターにすら信用されてないのさー」

アライさん「うぐぐぐ…悔しいのだ…ひもじいのだ…」

フェネック「このまま誰からも相手にされずに、ふたりだけで生きていくしかないのかもねー…」

アライさん「ぐすっ…えぐっ…」

キンシコウ「わ、わかりましたから!お話聞かせてください!」

アライさん「本当か!?」パアッ

フェネック「とりあえず現場まで案内するよー」

キンシコウ(この子たち大丈夫かな…)
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:18:33.08 ID:3JYCw21z0
博士「美味しいのです」ガツガツ 

助手「やはりカレーこそ至高なのです」ムシャムシャ

ヒグマ「急いで食うと喉に詰まるぞー」

リカオン「おいし〜」パクッ

ヒグマ「お前は早く食べないと冷めちゃうぞ」

博士「ヒグマは面倒見がいいのです」

助手「まるで母グマなのです」

ヒグマ「は、はぁ!?」

リカオン「ヒグママですね」

ヒグマ「っ…早く食え!」


アライさん「あいつなのだ!」ビシッ

キンシコウ「ヒグマさんがどうかしたんですか?」

アライさん「声が大きいのだ!見つかっちゃうのだ!」

キンシコウ「アライグマさんのほうが大きいですよ…」

フェネック「結論から言うと、あのヒグマはセルリアンなのさー」

キンシコウ「……え?」

アライさん「あのヒグマはセルリアンが化けた偽者…」

アライさん「名付けてセグマなのだ!」

キンシコウ「ッ!?」
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:20:42.03 ID:3JYCw21z0
キンシコウ「いきなりなにを言い出すんですか!?」

アライさん「アライさんたち、セルリアンがヒグマの姿になっていくところをしかと見たのだ!そしてボロボロになりながらも逃げてきたのだ!」

アライさん「博士たちはカレーを夢中で食べているが、このままでは自分たちが食べられてしまうのだ!」

キンシコウ「ば、バカバカしい…きっとなにかの勘違いですよ」

キンシコウ「私は戻ります」クルッ

フェネック「ほんとにいいのかなー?」

キンシコウ「!」

フェネック「フレンズに擬態するセルリアン…ありえないって言い切れるのかなー?」

フェネック「私たちフレンズは動物にサンドスターが当たって生まれたんだよー?」

フェネック「同じサンドスターから生み出されるセルリアンならー、姿を真似することができても不思議じゃないと思うけどなー」

キンシコウ「そ、それは」

フェネック「バカバカしいって切り捨てていいのかなー?もし本当だったらパークの危機だと思うけどなー?」

キンシコウ「うぅ…」

アライさん(フェネックはハッタリの達人なのだ!敵に回すと怖いのだ!)

キンシコウ「……わかりました。たしかに見間違いだと断ずるには早計でしたね」

キンシコウ「私が確認してきます。あなた達はここで待機を」

フェネック「あーいよーっと」

アライさん「くれぐれも気をつけるのだ!」
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:21:36.73 ID:3JYCw21z0
博士「ぐふぅ……お腹パンパンなのです……」

助手「食べ過ぎてぎもぢわるいのです……」

ヒグマ「こいつら追加分まで平らげやがった…….」

リカオン「お鍋の中からっぽですねぇ」

博士「うぷっ」

助手「き、気分が」

ヒグマ「おいおい大丈夫かよ…リカオン、こいつらの介抱頼んだ。私は後片付けやっとくからさ」

リカオン「オーダー了解です!」

リカオン「とりあえず寝床まで運びますね」ズルズル 

ヒグマ「ったく…ほんとに世話の焼ける連中だな…」

キンシコウ「ヒグマさん」ザッ

ヒグマ「おっ!キンシコウ、帰ったのか」

キンシコウ「………」キッ

ヒグマ「おいおい、そんな怖い顔してどうしたんだ?」

キンシコウ「………」ジ-ッ

ヒグマ「お、おい?どうした?」

キンシコウ(見たところいつものヒグマさんと変わりない…これでは判別がつかない)

キンシコウ(どうすれば……)ジ-ッ

ヒグマ(き、キンシコウのやつずいぶん睨んでくるな…)

ヒグマ(私がなにかしちまったのか…?思い出せないな…)

ヒグマ(……!もしかして)

ヒグマ(そんなにカレーが食いたいのか!?)
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:23:13.22 ID:3JYCw21z0
ヒグマ(まいったな…あの食いしん坊どもが全部食べちまったぞ…)

ヒグマ(楽しみにしていたカレーが無いなんて言いにくいよな…)

キンシコウ(!……挙動不審な目つき)

キンシコウ「ヒグマさん、お話があるんですが」

ヒグマ「お、おう」

キンシコウ「なにか隠してません?」

ヒグマ「え?な、なんのことだ?あはは」

キンシコウ(これは怪しい!ヒグマさんならもっと堂々としているはず!)

キンシコウ「…どうやら本当のようですね」

キンシコウ「ヒグマさんをどこへやったんですか!」

ヒグマ「…?」

ヒグマ(『ヒグマさんどこへやったんですか?』…?カレーの所在を聞いてるのか?)

ヒグマ(そんなに楽しみだったのか…)

ヒグマ「たいへん言いにくいが」

ヒグマ「それならもう(博士たちの)胃袋の中だ…完全に食われちまったよ」

キンシコウ「……!!!」

キンシコウ「……そだ」

ヒグマ「?」

キンシコウ「うそだッッ!!」

ヒグマ「うぉっ!?」ビクッ
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/29(月) 00:25:04.72 ID:3JYCw21z0
キンシコウ「ヒグマさんがやられるわけない…」

キンシコウ「負けるわけない……!」ギリッ

ヒグマ「お、おい落ち着け!カレーならまた作ってやるから…」

キンシコウ「お前は私が倒す!」ダッ

キンシコウ「はぁあああっ!!」ヒュンッ

ヒグマ「ちょ!マジか!?」

ヒグマ(そんなに!?そんなにカレー好きだったの!?)

キンシコウ「如意棒大乱舞!!」ヒュンヒュン

ヒグマ「あぶねっ!」サッ


アライさん「あ、危ないのだー!」

フェネック「ありゃりゃー戦いになっちゃったかー」

アライさん「今のヒグマは丸腰なのだ!このままじゃキンシコウにドタマかち割られてしまうのだ!」

フェネック「キンシコウが思ったより騙されやすい子だったねー」

アライさん「言ってる場合じゃないのだ!早く止めないと!」

フェネック「大丈夫だよアライさーん」

フェネック「こんなこともあろうかと助っ人を呼んでおいたのさー」

アライさん「助っ人!?」

>>424にアライさん、フェネック、キンシコウ、ヒグマ、博士、助手、ビーバー、プレーリー以外のフレンズ1〜2名
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/29(月) 00:35:11.13 ID:4rRQCH3UO
ライオンとヘラジカ
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:09:50.12 ID:DVEXPoz60
キンシコウ「ふんっ!」ヒュッ

ヒグマ「あぶねぇって!」ヒョイ

キンシコウ「はぁっ!」ヒュンヒュン

ヒグマ「落ち着け!」スッ

キンシコウ「ちぇりお!」ビュン

ヒグマ「ぐっ?!」

キンシコウ「ふふ、やっとかすりましたね」

キンシコウ「…次は当てます」ギロッ

ヒグマ(や、野生解放してやがる…)ゾクッ

キンシコウ「ヒグマさんの仇!!」ダッ

ヒグマ(くっ!応戦するのは避けたかったが…)

ヒグマ(やるしかなさそうだな!)グッ

ヒグマ「うぉおおお!!」

ライオン「はいそこまで〜」ギュッ

キンシコウ「っ!?」

ヘラジカ「ヒグマもやめておけ」ガシッ

ヒグマ「ヘラジカ!ライオンまで!」
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:10:33.88 ID:DVEXPoz60
キンシコウ「は、離してください!」

ライオン「だ〜め」

ヘラジカ「アライグマとフェネックに呼ばれて来たが…これは何事だ?」

キンシコウ「そこにいるヒグマさんはセルリアンなんです!偽物なんです!」

ヒグマ「へ?」

ヘラジカ「なにっ!?」

キンシコウ「私が仇を取るんです!!」

ライオン「…そーなの?」

ヒグマ「そんなわけないだろ!」

ヘラジカ「だそうだが…」

キンシコウ「……本当にヒグマさんなんですか?」

ヒグマ「どっからどう見てもヒグマだろ…」

キンシコウ「……」ジ-ッ

ヒグマ「まだ疑ってるのか」

ライオン「うーん、どうしたもんかねぇ」

ヘラジカ「…そうだ!」
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:11:37.44 ID:DVEXPoz60
ヘラジカ「ヒグマ!かつて私とお前たちでライオンを賭けて勝負したことがあっただろう?」

ヒグマ「え?あぁ…そんなこともあったな」

ヘラジカ「リカオンと大食い対決、キンシコウと狩りごっこ…お前は何だったかな?」

ヒグマ「……!」

ヒグマ「『愛を叫べ』」

ヘラジカ「うむ、お前は本物のヒグマだな」

ライオン「だってさ〜キンシコウ〜」

キンシコウ「そ、そんな…本物だったなんて…」

キンシコウ「私……なんてことを!」

ヒグマ「やっとわかってくれたか」

キンシコウ「うぅ…ごめんなさい…」

ヒグマ「はは…お前に襲われてかすり傷で済んだのは幸いだな」

ヒグマ「でもなんだってそんな勘違いしたんだ?」

キンシコウ「えぇと、アライグマさんとフェネックさんが…」

ヒグマ「……ほーう?」


アライさん「ヤバくなってきたのだ」

フェネック「逃げよっかアライさーん」
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:12:42.73 ID:DVEXPoz60
アライさん「フェネック、背中に乗るのだ!」

フェネック「はーいよっと」ピョンッ

アライさん「しっかり捕まってるのだ!」

アライさん「アライさんダーッシュ!!」ダッ

フェネック「おー、はやーい」


キンシコウ「あっ!あそこです!逃げました!」

ヒグマ「追いかけっこか、上等だ…」

ヒグマ「捕まえてカレーの具にしてやる!」

キンシコウ「ちょっとお灸を据えてあげましょうか」

ヒグマ「追跡するぞキンシコウ!」

キンシコウ「はい!」

ライオン「うひゃ〜アライグマたち大変だね〜」

ヘラジカ「楽しそうだな!私たちも競走するか!」

ライオン「え〜?しょうがないなぁ」

ヘラジカ「先にアライグマたちに追いついたほうが勝ちだ!」

ライオン「おっけ〜!足の速さなら負けないもんね!」

リカオン「ヒグマさーん、博士たち寝かしつけましたよー」

リカオン「あれ?いない…」

ヘラジカ「おぉ!キミは大食い対決の!」

リカオン「あ、ヘラジカさん」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:14:43.95 ID:DVEXPoz60
ヘラジカ「あのときは大食いに夢中で気がつかなかったが…なかなか見込みのある身体だな!」

リカオン「?」

ヘラジカ「しなやかな足、適度に付いた筋肉、鋭い爪…!」サワサワ

リカオン「ひゃっ!?」

ヘラジカ「また私と勝負しないか!?今度は戦いごっこだ!」

リカオン「えぇ…?オーダーキツイですよぅ…」

ヘラジカ「そう言うな!ちょっとだけ……はぅっ!?」ドサッ

リカオン「へ、ヘラジカさん!?」

ライオン「ったく…」

ライオン「ウチ以外に手ェ出すなってあんだけ言ったのによぉ…」ギロッ

ヘラジカ「」

ライオン「帰ったらオシオキだなぁオイ…」

リカオン「ひぇっ……」

ライオン「リカオンごめんね〜?ビックリしたでしょ〜?」

リカオン「あ、大丈夫っす…」

ライオン「とりあえずこいつ連れて帰るわ〜」ズルズル

ヘラジカ「」

ライオン「じゃ〜ね〜」ズルズル

ヘラジカ「」

リカオン「あのふたり、なんだったんだろう…」

リカオン「まぁいっか」

リカオン「キンシコウさん遅いなぁ」
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/06/30(火) 23:17:00.59 ID:DVEXPoz60
アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サーバル
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
PPP
マーゲイ
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
キンシコウ
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
ミーアキャット
>>431にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>432に内容
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 23:20:27.29 ID:DQVli+lio
ドール
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/30(火) 23:30:57.17 ID:JBmGt8DSo
耳に手突っ込む
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 01:57:59.49 ID:q8iJ8PI30
アライさん「はぁ…はぁ…に、逃げ切ったのだ…!」ドサッ

フェネック「アライさんお疲れ様ー」

フェネック「はいお水」

アライさん「助かるのだ…」

アライさん「んく…んく…」

アライさん「ぷはぁ!生き返ったのだ〜!」

フェネック「いやーそれにしてもしつこかったねー」

アライさん「ハンターの執念深さを思い知ったのだ…」

アライさん「ところで…ここはどこなのだ?木がたくさん生えてるのだ」

フェネック「じゃんぐるちほーだよー。夢中で逃げてるうちに、すごく奥のほうまで来ちゃったのさー」

アライさん「なんだか薄暗くて不気味なのだ…」

フェネック「もうちょっと開けたところまで移動しよっかー?」

アライさん「そうしたいが、今は疲れて動けないのだ…今夜はここで休むことにするのだ」

フェネック「それがいいかもねー」

フェネック「…!」ピョコン

アライさん「どうしたのだ?」

フェネック「誰か近づいてくるみたい」

アライさん「ひ、ヒグマたちか?」

フェネック「…この足音は違うと思う」
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 01:58:57.90 ID:q8iJ8PI30
ドール「えーと、確かここらへんから声が…」ガサッ 

ドール「あ!いた!」

アライさん「お前は…ドール!」

フェネック「こんなところで何してるのさー?」

ドール「あなた達を救助するために来たんですよ!」

ドール「私、“探検隊”ですから!」ドヤッ

アライさん「たんけんたい…?」


フェネック「つまりーパークの安全を守るための調査隊ってことだねー」

ドール「今はまだ3人しかいませんけど、これからどんどん活躍しちゃいますよ!」

アライさん「ほぇ〜!なんだかハンターみたいなのだ」

フェネック「なんで私たちの場所がわかったのかなー?」

ドール「すんごい勢いで走っていくアライさんをリーダーのハクトウワシさんが目撃したんです!」

アライさん「見られていたのか…」

ドール「おふたりが何か危険な目に遭ってるんじゃないかと思って、私とミーア先生で捜索してたんですけど…」

フェネック「ですけどー?」

ドール「私が先生とはぐれちゃいました….//」

フェネック「あららー」

アライさん「ポンコツなのだ」

ドール「ぽ、ポンコツ!?」ガビ-ン
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 01:59:31.02 ID:q8iJ8PI30
フェネック「まぁいいやー。とにかく助けに来てくれたんだねー」

ドール「はい!ここらへんは入り組んでて迷いやすいので、早く脱出しましょう!」グイッ

アライさん「ちょっ、ちょっと待つのだ!アライさんは今疲れていて動けないのだ!」

ドール「あれ?そうなんですか?」

フェネック「今晩はここで休むことにしたのさー」

ドール「…わかりました。私もお付き合いしますっ!」

アライさん「いいのか?」

ドール「はいっ!フレンズさんの安全を確保するのも探検隊のお仕事ですから!」

フェネック「頑張り屋さんだねー」

ドール「えへへ…そう言ってもらえると嬉しいです」

ドール「お腹が空いたら言ってください!非常用のジャパンまんがありますから!」

フェネック「どもどもありがとー」

アライさん「助かるのだ!」

フェネック「…ねぇアライさーん」コソッ

アライさん「うむ、言わずともわかるのだ」

フェネック「やっちゃおっかー」ニヤッ

アライさん「やっちゃうのだ」

ドール「どうかしたんですか?」

フェネック「なんでもないよー」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:00:35.76 ID:q8iJ8PI30
ドール「……」ウトウト

アライさん「数分もしないうちに居眠りなのだ…」

フェネック「はりきり過ぎて疲れちゃったのかもねー」

アライさん「おかげでチャンスなのだ」

アライさん「フェネック、やっちゃうのだ!」

フェネック「あいよー」ズボッ

ドール「ひゃう!?」ビクッ

フェネック「おーモフモフしててきもちいー」ワシワシ 

ドール「フェ、フェネックしゃん!?やめてくらさい!」

フェネック「寝ぼけて呂律が回ってないねー?かーわいー♪」ナデナデ

ドール「きゃあ!お、お耳は敏感なんですぅっ!」

フェネック「えーどうしよっかなー」スリスリ

ドール「優しくスリスリしないでぇっ!」

フェネック「んふふーこれはクセになりそうな感触だねー」

アライさん「ぐぬぬ…な、なんだか気に入らないのだ…」

アライさん「アライさんだって負けないのだ!」

フェネック「それそれー♪」モミモミ

ドール「わふっ!わふっ!」フリフリ

アライさん「フェネックぅ!」

フェネック「んー?」

アライさん「アライさんのお耳にも触ってみるのだ!」

フェネック「えー!?」
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:05:21.00 ID:q8iJ8PI30
フェネック「い、いいの?」

アライさん「構わないのだ!ドールには負けないのだ!」

フェネック(アライさん…嫉妬してるの…?)

アライさん「ほら早く!」

フェネック「えーと……えいっ」サワッ

アライさん「んっ」ピクッ

フェネック「…」ピョン

アライさん「んぅ」ブルッ

フェネック「……」モニュ

アライさん「はうぅ…」プルプル

フェネック「………」コショコショ

アライさん「ふへへ…くしゅぐったいのだ…」フニャ

フェネック(やば…)ゾクゾク

アライさん「…フェネック、もっと触ってみるのだ」

フェネック「えーと、これ以上はもう……ね?」

アライさん「なんでなのだ!」

フェネック「も、もう耐えられないよー」

アライさん「それじゃ勝敗がわからないのだ!」グイッ

フェネック「私の負けでいいからぁ…」

ドール「はわわ…え、えらいことになっちゃいました…!」
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:06:32.73 ID:q8iJ8PI30
ミーア「ドール!こんなところにいましたのね!」

ハクトウワシ「心配したわよ?」

ドール「先生!ハクトウワシさんも!」

ミーア「…あら?あちらのおふたりは…」

ドール「今お取り込み中なので、お邪魔しちゃダメですよ!」

ミーア「…?」

ハクトウワシ「お取り込み中?」

アライさん「わかったのだ!今度はアライさんがフェネックのお耳を触るのだ!」

フェネック「!?」

アライさん「いくぞ〜」ワキワキ

フェネック「ま、待ってよアライさーん」

アライさん「そーれ!」ガバッ

フェネック「ひゃー!」

ハクトウワシ「ワーオ!こんなところにも風紀の乱れが!」

ミーア「な、なんて破廉恥な…」

ハクトウワシ「かばんとサーバルもそうだけど、みんな恥ずかしくないのかしら」

ドール「え?サーバルさんもあんな感じなんですか?」

ハクトウワシ「スキンシップだけならもっと激しいわよ?かばんに甘えまくりなんだから!」

ドール「ふえぇ!?知らなかった…」

ミーア(あの子ドールの前ではお姉さんぶってますからね…)
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:07:40.21 ID:q8iJ8PI30
アライさん「フェネックのお耳は大きくて気持ちいいのだ〜♪」モフモフ

フェネック(あぶなかった…触角を責められたら気絶するところだった)

アライさん「きもちよくって…なんだかねむくなってきたのだ…」ウトウト

フェネック「!」

アライさん「むにゃ….おやすみ…フェネックぅ…」

フェネック「…そうだよね、疲れたよね」

フェネック「おやすみアライさん」ナデナデ

アライさん「zzz…」スヤスヤ

フェネック「私も、そろそろ……」

フェネック「………」スヤァ…

ドール「ふたりとも寝ちゃったみたいですね」

ハクトウワシ「ちょうどいいわ、寝てる間に運んでおきましょう」

ドール「はーい!」

ドール「探検隊〜♪探検隊〜♪じゃっぱりぱ〜くの探検隊〜♪」

ミーア「ドール静かに、起きちゃいますわ」

ハクトウワシ「探検隊としての発任務、完了…!これからも正義を遂行していくわよ!」

ハクトウワシ「レッツ、ジャスティス!」ビシッ

ドール「ジャスティス!」ビシッ

ミーア「だあぁ!!うるせーって言ってんだろが!?」

440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 02:12:57.56 ID:q8iJ8PI30
>>412のその後…

博士「うぃ〜っ!ひっく」

博士「おらおらぁ〜!群れの長のお通りだぞぉ〜?」

助手「ダメですよぉ〜博士ぇ〜」

助手「群れのポンコツどもにはもっと優しくしないとぉ〜」

博士「いやなのですっ」

助手「えぇ〜?」

博士「私が優しくするのはミミちゃんだけなので〜っす!」ギュッ

助手「ふわぁ〜!コノハちゃんさいこぉ〜♪」

カタカケ「お、おい」

カンザシ「あいつらダイジョウブか…?」

ジャガー「なんでああなるのか、全然わからん…」

コツメカワウソ「博士と助手たーのしそーっ!」

コツメカワウソ「遊んでこよーっと!」

ジャガー「や、やめとけ!」ガシッ

コツメカワウソ「えーなんでー?」

ジャガー「今の博士たちはまともじゃない…近寄らないほうが良さそうだ」

コツメカワウソ「うーん、そうかなー?」

カンザシ「あぁ、ウカツにかかわるとロクなことにならんぞ」

カタカケ「ここはホウチしておくのがケンメイだ」

ジャガー「……ん?」

ジャガー「おい、あいつら…」

酔っ払いどもの前に現れたフレンズは!?(1〜2名)>>441
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 02:51:25.11 ID:9BwjXYsxo
ヒメアリクイ、ミナミコアリクイ
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 22:55:13.42 ID:q8iJ8PI30
ヒメアリクイ「博士たちの様子が変ですぅ…」

ミナミコアリクイ「おーい大丈夫ー?お顔真っ赤だよー?」

博士「あぁ〜ん?」ギロッ

助手「なんですかぁこいつら?」ジ-ッ

ヒメアリクイ「ひぇ!?」ビクッ

ミナミコアリクイ「な、なんだよー!睨むなよー!」

博士「ふむ…けっこう可愛い顔してますねぇ」

助手「もちろん我々には負けますが…」

ヒメアリクイ「むっ!」

ミナミコアリクイ「なんだとー!」

ジャガー「まぁまぁ落ち着いて…」

ヒメアリクイ「ヒメは可愛くなんてないです!ワイルドでかっこいいんです!」

ミナミコアリクイ「そうだそうだ!強そうって言えー!」

ジャガー「あ、そっち?」

博士「ぷっ!お前らなんて全然強そうじゃないのです!」

助手「可愛すぎてお話にならないのです。おうちに帰ってママのミルクでも吸ってるのです」

博士&助手「HAHAHAHAHA!」

ミナミコアリクイ「なんだとー!!」

ヒメアリクイ「もう怒りました…!ミナミコアリクイさん、アレをやっちゃいましょう!」

ミナミコアリクイ「うん!」

ジャガー「お、おい、あまり手荒な真似は…」
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 22:56:09.31 ID:q8iJ8PI30
ヒメアリクイ「わいるどぽーず!」ビシッ

ミナミコアリクイ「威嚇のポーズぅ!」ビシッ

ヒメアリクイ「お、おしょっちゃうじょ!」

ミナミコアリクイ「ヒメちゃん!噛んでるよ!」

ヒメアリクイ「あわわ!えーと!」

ヒメアリクイ「襲っちゃうぞぉ!」ビシッ

ミナミコアリクイ「そうそれ!」

ミナミコアリクイ「がおー!食べちゃうぞー!」ビシッ

カタカケ「かわいい…」

カンザシ「いやされる…」

ジャガー「守ってあげたい…」

コツメカワウソ「わーい!面白そー!」

コツメカワウソ「ジャガーも威嚇やってみてよー!」

ジャガー「えぇ〜?」

コツメカワウソ「絶対かわいいよー!」

ジャガー「きゅ、急に言われても…」

コツメカワウソ「はやくはやくー!」

ジャガー「うぅ…わかったよ」


ジャガー「ぐぅるるるる…」

ジャガー「ガァオオオオオオオオ!!!」
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/04(土) 22:57:34.58 ID:q8iJ8PI30
ジャガー「…どうかな?」チラッ

カンザシ「ひえっ…」

カタカケ「よ、よろしいとおもいますです…」

ジャガー「怯えてる!?」

ヒメアリクイ「」

ミナミコアリクイ「」

ジャガー「気絶してるぅ!?」

ジャガー「はぁ…自分が猛獣だってことすっかり忘れてたよ…」ショボン

コツメカワウソ「じ、ジャガー…」

ジャガー「カワウソも怖がらせてごめんな…」

コツメカワウソ「かーっこいーー!!」キラキラ  

ジャガー「え?」

コツメカワウソ「ねぇねぇ!いまのどうやったのー!?」

コツメカワウソ「ぐるるる!がおーっ!って!私もやりたーい!」

ジャガー「か、かっこいいかな…?」

コツメカワウソ「うん!いつものジャガーは可愛いけど、今のはすっごくかっこよかったよ!」

ジャガー「えへへ…//」

ジャガー「……ハッ!」

ジャガー「博士たちはどこへ!?」

コツメカワウソ「あそこにいるよ!」ビシッ 

ジャガー「あ、あいつら!あんなことを!」

博士たちの行動>>445
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/04(土) 23:02:55.12 ID:6/iGCs98O
マレーバクに絡み半泣きにさせてる
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/07(火) 00:32:48.10 ID:VmN0CfEO0
博士「おいお前ぇ〜!な〜に写真撮ってるんですかぁ!」

マレーバク「え?私はミナちゃんとヒメちゃんのかわいいポーズを…」

助手「きっと愛らしい我々を盗撮していたのです」

博士「なんと!ストーカーですか!?」

マレーバク「ち、違うよぉ!」

助手「嘘なのです。いやらしい目つきで我々を見ていたのです」

博士「この変態!ドスケベ!性欲お化け!」

マレーバク「ふえぇ…」グスッ

ジャガー「おい、泣いてるだろ!もうそのへんに…」

「どいてろジャガー」

ジャガー「え?」

シュバッ

博士「ぐぁっ!?」

助手「ギャッ!!」

マレーバク「……?」

ブラックジャガー「無事か?マレーバク」

マレーバク「ブラックジャガーさん!」

ジャガー「姉さん!」
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/07(火) 00:33:58.10 ID:VmN0CfEO0
マレーバク「また助けてくれたんだねぇ…」

ブラックジャガー「何度だって助けてやるさ」

ブラックジャガー「…友だちだからな」

博士「ぐうぅ〜!!痛いのですぅ〜!!」ゴロンゴロン

助手「わ、我々の賢い頭にゲンコツするなんて…!!」ブルブル

ブラックジャガー「ふん、当然の報いだな」チラッ

ミナミコアリクイ「」

ヒメアリクイ「」

ブラックジャガー「…!!」

ブラックジャガー「お前ら…ミナミコアリクイにも手を出したのか…?」

博士「…は?」

助手「な、なんの話」

ブラックジャガー「もう許さん…」

ブラックジャガー「細切れにしてやるぞ…!」チャキ

博士「」シュッ

助手「博士がスリムに!」

ジャガー「ストォーップ!!」バッ

ブラックジャガー「ジャガー!どいていろと言ったはずだぞ!」

ジャガー「お、落ち着いて姉さん!誤解だから!」
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/07(火) 00:35:33.04 ID:VmN0CfEO0
ブラックジャガー「なるほど、そうだったのか」

ジャガー「やっとわかってくれたね」

ブラックジャガー「また早とちりしてしまった…」ショボン

マレーバク「元気出して?ブラックジャガーさん」

ジャガー「それだけ姉さんが友達思いってことだよ」

コツメカワウソ「わーい!ジャガーのおねえさんかっこいー!」

ジャガー「だろ?…自慢のお姉ちゃんさ」

ブラックジャガー「お前ら…」ジ-ン

博士「ふえぇ〜ん!こわかったよ〜ミミちゃ〜ん!」

助手「よしよし、もう大丈夫ですよコノハちゃん」ナデナデ

助手「…よくもコノハちゃんを泣かせてくれましたね?」

ブラックジャガー「す、すまなかった」

助手「ごめんで済んだらハンターは要らないのです!」

ブラックジャガー「うぅ」

ジャガー「急に強気だな」

コツメカワウソ「きっと助手もブラックジャガーと遊びたいんだよー!」

マレーバク「ブラックジャガーさんと遊ぶの楽しいよぉ」ニコニコ

助手「お前らは黙っているのです!」

ブラックジャガー「どうすれば許してくれるんだ?」

助手「…では」

助手「我々と勝負をしてもらうのです!」ド-ン
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/07(火) 00:37:23.93 ID:VmN0CfEO0
ブラックジャガー「勝負?」

助手「その勝負に我々が勝ったら、お前にお願いを聞いてもらうのです」

ブラックジャガー「勝負するのは構わないが…オレが勝ったらどうするんだ?」

助手「PPPのライブチケットをくれてやるのです」

ブラックジャガー「…!」

助手「握手券付き最前列なのです」

ブラックジャガー「…!!」

助手「さらに!私のコネでメンバーの尻尾をハムハムする権利もくれてやるのです」

ブラックジャガー「!!?」

助手「さぁ、やるですか?やらないですか?」

ジャガー「おいおい、姉さんがそんなわけわからん勝負を受けるわけ…」

ブラックジャガー「やります」

ジャガー「!?」

マレーバク「ブラックジャガーさん、PPPの大ファンなんだねぇ」

コツメカワウソ「チョロくてかわーいー!」

助手(ふん、やはり乗ってきたのです)

助手(群れの長が泣かされたままでは示しがつきませんからね…ここで勝利して威厳を取り戻すのです)

助手(そして…こいつをかばんとヒグマに続く我々の料理係にしてやるのです!)

助手「くふふふふ…」ニヤァ

ジャガー「なんて邪悪な笑みなんだ…」

ブラックジャガー「それで、勝負の内容は?」

助手「>>450なのです」
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/07(火) 00:43:27.92 ID:BHgvj1HYo
どっちがかわいいかで勝負だ!
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/08(水) 23:44:46.70 ID:9KRFFa310
助手「可愛さで勝負なのです」

ブラックジャガー「かわいさ…だと…」

ジャガー「どういうこと?」

助手「まずは審査員を決めます」

コツメカワウソ「はいはーい!私やりたーい!」

助手「お前では公平な勝負にならないのです。ここは第三者に任せるのです」

マレーバク「第三者ってだぁれ?」

助手「すでに見繕ってあるのです」

助手「おいそこのキツネども」

ギンギツネ「げっ、バレたわ!」

キタキツネ「だから早く帰ろうって言ったのに」

助手「コソコソと野次馬してるヒマがあるなら手伝うのです」

ギンギツネ「い、いきなりそんなこと言われても…」

キタキツネ「帰ってゲームしたい」

助手「協力するなら博士がしばらくお前のゲーム相手になってくれるそうです」

博士「!?」

キタキツネ「え!ほんと!?」

キタキツネ「ギンギツネ、しんさいん?やろうよ」

ギンギツネ「あなたって子は…」

博士「助手!勝手に変な約束しちゃダメなのです!」

助手「耐えるのです博士。これも我々の威厳を取り戻すためなのです」

博士「ぐぬぬ…」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/08(水) 23:46:20.01 ID:9KRFFa310
ギンギツネ「まぁ乗りかかった船だし、やってあげるわ」

キタキツネ「博士とゲーム…楽しみ…」

助手「そしてこの審査員どもにそれぞれが可愛さをアピールして、得点を競うのです」

ブラックジャガー「なるほどな…」

ジャガー「ね、姉さん…ほんとにやるの?」

ブラックジャガー「あぁ」


プリンセス『あなたがブラックジャガーね!』

コウテイ『いつも応援してくれてありがとう』

イワビー『博士たちに勝ったんだって?ロックだなぁ!』

フルル『ジャパリまんあげる〜』

ジェーン『今日は思う存分、私たちのしっぽを堪能してくださいね♪」


ブラックジャガー「負けるわけにはいかん!」

ジャガー(そんなにもPPPのしっぽを…)

マレーバク「私のお耳で良かったらまたハムハムしていいよ〜?」

ブラックジャガー「ッ!?」

ブラックジャガー「た、耐え難き誘惑…!!」

助手「こいつ、真面目な顔してマーゲイ並の変態なのです」

博士「こんな奴さっさとやっつけちゃうのです!」
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/08(水) 23:47:12.94 ID:9KRFFa310
助手「アピールの順番ですが…我々から先にやらせていただくのです」

ブラックジャガー「かまわんぞ」

博士「助手、アピールとは何をするのですか?」

助手「ごにょごにょごにょ」

博士「えぇ!?」

博士「そ、それはちょっと恥ずかしいのです…」

助手「博士、先ほども言いましたが耐えるしかないのです」

助手「このままブラックジャガーに泣かされっぱなしで良いのですか?」

博士「それはいやなのです!」

助手「じゃあ頑張りましょう」

助手「大丈夫、私もいますから」

博士「…わかりました」


ギンギツネ「それではっ」

キタキツネ「はじめ〜」

博士「………」トコトコ

助手「………」トコトコ

ギンギツネ「ん?」

ギュッ

助手「ギンギツネお姉ちゃんっ」

博士「コノハたちとあそぼ?」

ギンギツネ「!?」
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/08(水) 23:48:08.72 ID:9KRFFa310
ギンギツネ「お、お姉ちゃんって」

助手「ねぇ、いいでしょ?」

博士「優しいお姉ちゃんと遊びたいなぁ…」ジ-ッ

ギンギツネ「ぐっ!?」

ギンギツネ「ダメよ!私にはキタキツネが!」

キタキツネ「え?ボク関係なくない?」

博士「お姉ちゃん、嫌なの…?」

助手「私たちのこときらい…?」

ギンギツネ「嫌いとかじゃなくて…恥ずかしいっていうか…」

博士「嫌われちゃったんだ…」グスッ

助手「こんなにお姉ちゃんのこと好きなのに…」ジワッ

ギンギツネ「な、泣かないでよ…」

コツメカワウソ「あー!ギンギツネが泣かせたー!」

キタキツネ「ギンギツネひどい」

ギンギツネ「あーもう!わかったわよ!遊べばいいんでしょ!」

博士「やったー!」

助手「お姉ちゃん大好き!」
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/08(水) 23:48:52.57 ID:9KRFFa310
ギンギツネ「まちなさーい!食べちゃうわよー!」

博士「きゃー!」

助手「逃げろー!」

ギンギツネ「捕まえたわ!」ギュッ

ギンギツネ「あらぁ?よく見たら美味しそうじゃない…」ペロリ

助手「ひぇっ」ゾクッ

博士「はかせキーック!」

ギンギツネ「ぎゃん!」

博士「ミミちゃん!助けに来たのです!」

ギンギツネ「かかったわね」ガシッ

博士「!?」

ギンギツネ「おーっほっほっほ!ふたりとも食べてあげるわ〜!」

ギンギツネ「……はっ」

ジャガー「ギンギツネ、ノリノリだねぇ」

コツメカワウソ「私も混ざりたーい!」

マレーバク「ほほえま〜」

ブラックジャガー「なるほど、これがアピールか…」

ギンギツネ「うぅ…///」

キタキツネ「ギンギツネは頼られると弱いんだよ。難易度低めだから初心者にもおすすめだね」

ギンギツネ「なんの話よっ!」
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/08(水) 23:51:07.07 ID:9KRFFa310
博士「お姉ちゃんよしよし」ナデナデ

助手「楽しかったよお姉ちゃん、また遊ぼうね」ナデナデ

ギンギツネ「私の味方はあなた達だけよ…」

キタキツネ「じゃあ得点を」

博士「あ、それは後でいいのです」

助手「両チーム同時に発表するのです」

キタキツネ「そうなんだ」

ギンギツネ「いきなり素に戻らないでよ!」

マレーバク「じゃあ次はブラックジャガーさんのアピールだねぇ」

ブラックジャガー「よし!」

博士「ジャガーもやるのですよ」

ジャガー「……えっ?」

助手「博士と私に対してブラックジャガーだけでは不利なのです。妹のお前も戦ってやるのです」

ジャガー「き、聞いてないんだけどぉ!?」

ブラックジャガー「ジャガーもやるのか?それなら怖いもの無しだな!」

ブラックジャガー「背中は任せたぞ妹よ!」

ジャガー「そう言われると断れない…」

コツメカワウソ「ジャガーも頼られるの弱いよね〜!」

マレーバク「それでブラックジャガーさん、どんな作戦で行くのぉ?」

ブラックジャガー「うむ」

ブラックジャガー「ここは>>457
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/08(水) 23:56:35.28 ID:kXYpLbTwo
ツンデレだ
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/11(土) 22:34:15.84 ID:Wrz3H3qU0
ギンギツネ「それじゃ次はブラックジャガーとジャガーね」

キタキツネ「始めちゃって」

ブラックジャガー「行くぞっ」

ブラックジャガー「おい!キタキツネ!」

キタキツネ「なにかな?」

ブラックジャガー「お前のことなんて、好きでもなんでもないんだからなっ!」

キタキツネ「……?」

ギンギツネ「なによいきなり」

ブラックジャガー「だが…どうしてもと言うなら…」

ブラックジャガー「付き合ってあげなくもないぞ!」ド-ン

ギンギツネ「ジャガー、あなたのお姉さんどうしちゃったの?」

ジャガー「…そ、そんなことも知らないのか?」

ギンギツネ「え?」

ジャガー「少しは自分で考えるんだなっ」プイッ

キタキツネ「あー、なるほど」

キタキツネ「これはツンデレだね」

ギンギツネ「つんでれ?」

博士「おいしそうなのです」

助手「作り方を教えるのです」

キタキツネ「たべものじゃないよ」
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/11(土) 22:35:09.97 ID:Wrz3H3qU0
キタキツネ「ほんとはその子のことが好きなのに、ツンツンした態度を取っちゃう性格のことだよ」

ギンギツネ「へ〜」

博士「難儀な性格なのです」

助手「めんどくさすぎるのです」

ギンギツネ「あんた達が言う…?」

マレーバク「ギンギツネちゃんもツンデレかなぁ?」

ギンギツネ「わ、私?」

キタキツネ「んーどっちかというとヤンデレだと思う」

ギンギツネ「ヤ……?」

マレーバク「それわかるかも〜」

キタキツネ「包丁とか似合うよね」

ギンギツネ「???」

コツメカワウソ「私は私はー!?」

キタキツネ「カワウソはカワウソだよ」

マレーバク「うん」

ギンギツネ「そのままのあなたでいてね」

コツメカワウソ「わーい!」
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/11(土) 22:36:23.33 ID:Wrz3H3qU0
ブラックジャガー「ツンデレなんかじゃないんだからなっ!」

ジャガー「そ、そうだぞ!」

博士「アピールなのに否定してどうするのですか」

助手「これは我々の勝ちですねぇ博士」

キタキツネ「ふたりとも、ツンツンしてばっかりじゃダメだよ」

キタキツネ「デレデレするお手伝いしてあげるね」サッ

ジャガー「!?」

ブラックジャガー「そ、それは!」

キタキツネ「ねこじゃらし」フリフリ

ギンギツネ「なんでそんなの持ってるのよ」

キタキツネ「レアアイテムのストックは基本だよ」フリフリ

ギンギツネ「まだ訳のわからないことを…」

ブラックジャガー「う、うみゃ…」ウズウズ

ジャガー「姉さん!気を確かに!」

キタキツネ「ほらほら」フリフリ

ブラックジャガー「うみゃ!」テシッ

キタキツネ「そうそう」

ブラックジャガー「うみゃみゃっ!」テシテシ

キタキツネ「こっちこっち」

ブラックジャガー「みゃー!」ピョンッ

キタキツネ「よしよし、上手だね」
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/11(土) 22:37:12.70 ID:Wrz3H3qU0
ジャガー(姉さんズルイ…)

キタキツネ「ジャガーもやりたいんだね?」

ジャガー「!」

キタキツネ「ほら、おいで」フリフリ

ジャガー「うぅ……」ウズウズ


ブラックジャガー「うみゃみゃ〜!」ピョン

ジャガー「みゃうっ!」テシッ

ブラックジャガー「みゃっ」スリスリ

キタキツネ「ふたりともかわいいね」ヨシヨシ

ジャガー「みゃっ!」

ブラックジャガー「みゃみゃ!」

ギンギツネ「………」

キタキツネ「ギンギツネもやる?」

ギンギツネ「へっ!?や、やるわけないでしょ!」

キタキツネ「なーんだ」

助手「あのドラネコどもを手懐けたのです」

博士「キタキツネ、恐ろしい子なのです…」
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/11(土) 22:41:31.62 ID:Wrz3H3qU0
ブラックジャガー「満足だ…」ツヤツヤ

ジャガー「ちょっと恥ずかしかったけどね」

マレーバク「ブラックジャガーさん可愛かったぁ」

コツメカワウソ「ジャガーはああいうのが好きなんだねー!知らなかったよー!」

ジャガー「ネコ科の子ならみんな好きだと思うよ?」

コツメカワウソ「そーなんだ?今度サーバルにもやってみよーっと!」

キタキツネ「じゃあ得点発表だね」

博士「助手、この勝負ほんとに勝てるのでしょうか….」

助手「心配には及びません博士。ギンギツネはシスコンなので、我々の妹ムーブに心を揺さぶられたはずなのです」

ブラックジャガー「オレたちのツンデレも負けてないぞ!」

ジャガー(ツンの意味あったのかな…)

キタキツネ「ギンギツネ、同時にいくよ」

ギンギツネ「うん」

キタキツネ&ギンギツネ「せーのっ」

つづく…?
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/11(土) 22:42:06.88 ID:Wrz3H3qU0
アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サーバル
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
PPP
マーゲイ
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
キンシコウ
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
ドール
ミーアキャット
>>464にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>465に内容
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 22:55:48.68 ID:p8tl6ipzo
ホワイトライオンさん
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 23:57:12.18 ID:Luy6aFQVO
アライさんの弟子にしてみる
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:14:34.30 ID:0ym1SC9/0
ホワイトライオン「お腹空いたなぁ〜…」グゥ-

ホワイトライオン「でもジャパリまん切らしちゃってるし…」

ホワイトライオン「ボスが来るまで、とりあえず空気でも食べてようかな〜…」

ホワイトライオン「はむっ…もぐもぐ…」

ホワイトライオン「ん〜クリ〜ミ〜♪」

アライさん「なんか変なやつがいるのだ…」

フェネック「あれはホワイトライオンだねー」

アライさん「ライオンとはずいぶん雰囲気が違うのだ」

フェネック「ゆるふわ系の天然ちゃんなのさー」

ホワイトライオン「あ!こっちの空気もおいし〜!」

フェネック「お腹が空くと空気を食べ始めるんだとか」

アライさん「天然っていうかアブない奴なのだ…」

アライさん「まったく仕方ないのだ」ガサゴソ

フェネック「んー?どうするのー?」

アライさん「あいつにジャパリまんを分けてやるのだ」

フェネック「やさしいねーアライさーん」
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:15:07.68 ID:0ym1SC9/0
ホワイトライオン「うーん、そろそろ本気でお腹が…」

アライさん「そこのホワイトライオン!」

ホワイトライオン「ふぇ?私のことですかぁ?」

アライさん「他に誰がいるのだ!」

ホワイトライオン「はわわ!確かにそうですねぇ〜」

アライさん「お前、お腹を空かせているのか?」

ホワイトライオン「はいぃ、ペコペコで困ってるんです…」ションボリ

アライさん「じゃあこれをやるのだ」

ホワイトライオン「こ、これは!」

アライさん「アライさんのジャパリまんなのだ!」

ホワイトライオン「いいんですか〜!?」

アライさん「アライさんは優しいからな!」

ホワイトライオン「わ〜い!」バッ

アライさん「のだ!?」

ホワイトライオン「いただきま〜す!」ドサッ

ホワイトライオン「もぐ…もぐ…」

ホワイトライオン「ふわぁ〜!お〜いし〜!」キラキラ

アライさん「ぐえー!重いのだー!」

ホワイトライオン「アライさんは命の恩人ですぅ〜♪」スリスリ

アライさん「頬ずりしてないでどけー!」ジタバタ
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:15:43.32 ID:0ym1SC9/0
アライさん「えらい目に遭ったのだ…」

ホワイトライオン「えへへ、ごめんなさ〜い」

フェネック「アライさんは頑丈だから大丈夫だよー」

アライさん「大丈夫じゃないのだ!」

ホワイトライオン「仲が良くて楽しそう〜」

ホワイトライオン「ジャパリまんも美味しかったし、なにかお礼をしたいですねぇ〜」

アライさん「そう来ると思ったのだ!」

アライさん「実はもうジャパリまんのお礼は考えてあるのだ」

ホワイトライオン「ほぇ〜?なんですか〜?」

アライさん「お前にはアライさんの弟子になってもらうのだ!」

ホワイトライオン「でし…?」

フェネック「これまた唐突だねー」

アライさん「アライさん、前からずっと弟子が欲しかったのだ!師匠って呼ばれてみたいのだ!」

フェネック「そうだったんですねーアライししょー」

アライさん「フェネックはそういうのじゃないのだ!」

ホワイトライオン「いいですよぉ〜」ニコ

アライさん「ふぇ?」

フェネック「ほんとにいいのー?」

ホワイトライオン「とっても美味しいジャパリまんの恩返しですから〜」

ホワイトライオン「それに…なんだか楽しそうだし♪」

アライさん「よく言ったのだ!」

アライさん「よーし、アライさんについて来るのだー!」
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:16:10.67 ID:0ym1SC9/0
さばくちほー

ツチノコ「くぅおらぁあぁあああ!!またお前らかぁあああ!!」ドドド

アライさん「ふははは!隙を見せる方が悪いのだー!」

ツチノコ「ジャパリまんに唐辛子なんざ入れやがって!!お前らまとめて晩飯にしてやらぁああ!!」ドドド

フェネック「ツチノコはやーい、もう追いつかれちゃうよー」

ホワイトライオン「師匠、フェネックちゃん!背中に乗ってくださ〜い!」

アライさん「よし!」ピョン

フェネック「あーいよっと」ピョン

ホワイトライオン「行きますよ〜」ビュンッ

アライさん「のだーっ!?」

フェネック「はっやーい!」

ツチノコ「ま、待てチクショーっ!」

ツチノコ「ぜぇ…はぁ…」

ツチノコ「なんだったんだあの白いのは…」

スナネコ「あれはホワイトライオンですね」

ツチノコ「うぉっ!?」

ツチノコ「お前、いつからそこにいた!」

スナネコ「ツチノコが唇真っ赤にして怒り狂ってるところからいました」

ツチノコ「最初から見てんじゃねーかっ!」

スナネコ「まぁまぁそう怒らずに…ボクんちでジャパリまん食べますか?まだ余ってますよ」

ツチノコ「……おう」

スナネコ「じゃあ行きましょっか」ニコッ

ツチノコ「………ありがとよ」
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:17:08.59 ID:0ym1SC9/0
さばんなちほー

アライさんお化け「ぐぼぼぼぼぉ」ドロォ

フェネックお化け「ののののののののののののののののののののの」

アードウルフ「ひっ……ひぃ……!」

アードウルフ「いやぁあ!」ダッ

ホワイトライオン「どうしたんですか〜?」

アードウルフ「た、助けてください!お化けが!お化けが出たんですぅ!」

ホワイトライオン「お化け〜?」

アードウルフ「早く逃げないと!」

ホワイトライオン「それってぇ〜…」

ホワイトライオン「こんな顔ですかぁ〜?」グチャ…

アードウルフ「ぎゃああああああああ!!!」

アードウルフ「きゅう…」バタン

ホワイトライオン「あ、倒れちゃった」

ホワイトライオン「ふぁあ…なんだか私も眠くなってきちゃった…」

ホワイトライオン「寝ちゃお…」スヤ…

アライさん「こら!起きるのだホワイトライオン!」

フェネック「ガチ寝しちゃったねー」

カバ「さっきの悲鳴はあなた達のしわざかしら?」ニコッ

アライさん「あ」

フェネック「やべっ」
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:18:00.52 ID:0ym1SC9/0
アライさん「かばんさん大変なのだー!」

フェネック「サーバルが謎のフレンズに食べられちゃうよー」

かばん「えぇ!?」


ホワイトライオン「独特な味わいですねぇ〜」モグモグ

サーバル「もー!しっぽしゃぶらないでよー!」

かばん「サーバルちゃん!」

ホワイトライオン「あ、この子も美味しそ〜」

ホワイトライオン「いただきま〜す♪」ペロッ

かばん「ふわぁあ!?」

ホワイトライオン「なかなかクリ〜ミ〜」ペロペロ

かばん「た、食べないでぇ!」

サーバル「かばんちゃんを離せーっ!」ポコッ

ホワイトライオン「サーバルちゃんも食べてあげますね〜」ハムッ

サーバル「うみゃーっ!?」

ホワイトライオン「お耳がいい感じ〜」ハムハム

ハクトウワシ「そこまでよっ!」

アライさん「ゲッ!面倒なのがきたのだ!」

フェネック「そろそろ逃げよっかー」

ホワイトライオン「は〜い」

ハクトウワシ「待ちなさーい!」バサッ

かばん「ふえぇ…」ピクピク

サーバル「うみゃみゃ…ベタベタになっちゃったよー…」
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:18:58.14 ID:0ym1SC9/0
アライさん「ホワイトライオンはイタズラが上達してきたのだ!」

フェネック「逃げるとき助けてくれてありがとねー」

ホワイトライオン「私もふたりのおかげで退屈しませんよぉ〜」

アライさん「よし!そろそろお前だけでイタズラしてみるのだ!」

ホワイトライオン「私だけで、ですか〜?」

アライさん「弟子のお手並拝見なのだ!」

フェネック「ターゲットにしたい子はいるかなー?」

ホワイトライオン「うーん、そうですねぇ〜…」


へいげん

アラビアオリックス「オーロックス、そっちは誰かいたか?」

オーロックス「いや、いねぇな。アラビアオリックスの方は?」

アラビアオリックス「こっちも異常無しだよ」

オーロックス「そうか」

アラビアオリックス「平和だな…」

オーロックス「おう…」

ホワイトライオン「平和さいこ〜」

アラビアオリックス「そうだな」

オーロックス「ちょっと物足りないけどな」

アラ&オロ「…!?」
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:19:42.65 ID:0ym1SC9/0
アラビアオリックス「だ、誰だお前!?」

オーロックス「いつからそこにいた!」

ホワイトライオン「むふふ〜…いつからでしょうね〜?」

アラビアオリックス「気配をまったく感じなかった!っていうか、こいつ…」

オーロックス「大将そっくりだな…」

ホワイトライオン「その大将ちゃんに会いにきたんですよ〜」

オーロックス「何?」

アラビアオリックス「大将に何の用だ」

ホワイトライオン「それは言えませ〜ん」

アラビアオリックス「…怪しい奴め!」

オーロックス「大将に会いたきゃ、オレらを倒してからにするんだな」チャキ

ホワイトライオン「はわわ…こわいですねぇ〜…」

ホワイトライオン「ここは強行突破ですぅ〜」ビュンッ

アラビアオリックス「なっ!?」

オーロックス「は、速い!!」

ホワイトライオン「お城まで直行ですぅ〜♪」

アラビアオリックス「待てぇ!」

オーロックス「クソッ、追いつけねぇ!」

アライさん「な、なんかおおごとになってないか…?」

フェネック「まーまー、気楽に見守ろうよー」
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:20:10.15 ID:0ym1SC9/0
ツキノワグマ「お城の護衛って退屈なんだよね〜。どうせ誰も来ないのにさ〜」

カメレオン「そちらも大変でござるなぁ」

ツキノワグマ「そうそう……ん?」

カメレオン「なにか足音が…」

ホワイトライオン「ちょっと横通りま〜す」ビュオッ

ツキノワグマ「おわぁー!?」

カメレオン「なにごと!?」

オーロックス「おいツキノワぁ!」

アラビアオリックス「さっきのやつ追うぞ!」

ツキノワグマ「そ、そんなに急いでどうしたのさ…」

オーロックス「ぜぇ….ぜぇ…」

アラビアオリックス「あいつは…大将を狙ってるんだ…!」

ツキノワグマ「えーっ!?」

カメレオン「な、なんてことでござるか…」

オーロックス「…ヘラジカの刺客とかじゃないんだよな?」

カメレオン「ヘラジカ様はそんなことしないでござる!」

アラビアオリックス「だよなぁ…」

アラビアオリックス「って、喋ってる場合じゃない!止めに行くぞ!」
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:20:55.77 ID:0ym1SC9/0
ライオン「お昼寝さいこ〜」ゴロゴロ

ライオン「壁引っかいちゃお」カリカリ

ホワイトライオン「たのも〜」ガラッ

ライオン「ん?」

ホワイトライオン「こんにちは、ライオンちゃん」

ライオン「キミは……」

ツキノワグマ「はぁ、はぁ…や、やっと追いついた…!」

オーロックス「大将!そいつは危険です!」

アラビアオリックス「離れてください!」

ライオン「…お前らは下がってろ」

ライオン「私の相手だ」

ホワイトライオン「そう来なくっちゃですねぇ〜♪」

カメレオン「あわわわ」オロオロ

アライさん「どうなってしまうのだぁ…!」

フェネック「………」

ホワイトライオン「行きますよ〜!」ビュンッ

ライオン「はぁあっ!」ダンッ


ライオン「久しぶりだなぁホワイト〜!」ギュッ

ホワイトライオン「ライオンちゃんも元気そうでよかったですぅ〜」ギュ-ッ

ツキノワグマ「……ありゃ?」
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:22:05.69 ID:0ym1SC9/0
ツキノワグマ「もともとお友達だったんですね!」

ライオン「そだよ〜」

ホワイトライオン「昔は毎日のように遊んでましたぁ〜」

ライオン「ここのリーダーを任されてからは会えてなかったけどねぇ」

アラビアオリックス「…そうだったんですか」

オーロックス「無理させてすみません、大将…」

ライオン「謝んなくてもいーよー。お前らと暮らすの楽しいしさー」

ホワイトライオン「今日は久しぶりに会いたくなって、無理やりお邪魔しちゃいましたぁ〜♪」

ライオン「とんだサプライズだったなぁ。のんびり屋のホワイトにしては珍しいやり方だね?」

ホワイトライオン「師匠のおかげでこういうの得意になったんだよ〜!」

ライオン(師匠って誰だろ…)

ホワイトライオン「ところでライオンちゃん、今はヘラジカちゃんたちと仲良しなんだっけ?」

ライオン「仲良しっていうか、ライバルっていうか…定期的に勝負してるよ」

ホワイトライオン「わ〜!楽しそ〜!」

ライオン「ヘラジカったら困った奴でさぁ。強そうな子を見かけるたびにナンパしてて…」

ホワイトライオン「うふふ!変なの〜!」

アライさん「フェネック、そろそろ帰るのだ」

フェネック「もう帰るのー?」

アライさん「旧友水入らずなのだ。邪魔しちゃダメなのだ」

フェネック「アライさん、オトナになったねぇ」

アライさん「アライ師匠はクールに去るのだ…」

フェネック「お邪魔しましたー」
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/14(火) 18:23:21.37 ID:0ym1SC9/0
アラフェネが引っ掛けたフレンズ
かばん
サーバル
サバンナシマウマ
カバ
アードウルフ
ボス
マレーバク
ミナミコアリクイ
ジャガー
トキ
アルパカ
ショウジョウトキ
ツチノコ
ハシビロコウ
博士と助手
PPP
マーゲイ
ジャイアントペンギン
キタキツネとギンギツネ
カピバラ
アリツカゲラ
タイリクオオカミ
アミメキリン
キンシコウ
ヒグマ
リカオン
カタカケフウチョウとカンザシフウチョウ
ドール
ミーアキャット
ホワイトライオン
>>478にキャラ指名(今までアライさんとフェネックがターゲットにしたフレンズ以外で1〜2名)、>>479に内容
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 18:34:20.99 ID:C8KC9L0/o
ブラックバック
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 19:19:01.60 ID:Mg3NSFp4O
中二病語を周りのフレンズも話させる
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/19(日) 22:28:31.13 ID:9CtmhunF0
ブラックバック「ついに…ついにこの時が来たか…」

ブラックバック「我ら混沌より導かれし闇のフレンズ!ジャパン団の出番がッ!」

ブラックバック「クハハハハ!我が漆黒の波動が今にも溢れ出しそうだ!」

タスマニアデビル「どーいう意味なんだ?」

オーストラリアデビル「えっと、出番がとっても嬉しいんだって」

タスマニアデビル「良かったな〜ブラックバック!」

オーストラリアデビル「ずっとソワソワしてたもんね」

ブラックバック「わ、我は闇の使者ゆえ“ヤツら”に狙われているからな…警戒は怠らないさ…」

オーストラリアデビル「照れなくても大丈夫だよブラックバックちゃん」

タスマニアデビル「素直になれよなー!」

アライさん「フェネック、あいつがブラックバックか?」

フェネック「そうだよアライさーん」

アライさん「何言ってるか全然わかんないのだ…」

フェネック「独特な世界観をお持ちみたいだねー」

アライさん「アライさんもあんなかっちょいい言葉使いたいのだ!」

フェネック「アライさんは充分カッコいいと思うよー?」

アライさん「そ、そうか?ふへへ…」

フェネック「…でもイタズラには使えそうだねー」

アライさん「あいつらに何かするのか?」

フェネック「うん。根回しがちょっと大変だけど…暇だしやってみない?」

アライさん「さんせーなのだ!」
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/19(日) 22:30:09.72 ID:9CtmhunF0
翌日…

ブラックバック「さぁ我が両翼よ!今日もこの世界を終焉へと導こうではないか!」

オーストラリアデビル「お散歩したいみたい」

タスマニアデビル「おーし!行こうぜー!」

トキ「あなた達、待ちなさい」

ブラックバック「むっ?」

タスマニアデビル「なんだお前らー!」

ショウジョウトキ「“紅麗の蜃気楼”ショウジョウトキ!」

トキ「“白銀の黙示録”トキ」

ショウジョウトキ「ふたり合わせて!」

「「インフェルノ・ディーヴァ!!」」

ブラックバック「…!?」

タスマニアデビル「な、なんだぁ!?」

オーストラリアデビル「なんかブラックバックちゃんみたいなこと言ってる…!」

ブラックバック「素晴らしいセンスだ…!」ゾクゾク

トキ「ここを通りたいなら…」

ショウジョウトキ「私たちのレクイエムを聴きなさい!」

タスマニアデビル「れくいえむ?」

オーストラリアデビル「お歌を聴いてほしいのかな?」

ブラックバック「ふっ…いいだろう…」

ブラックバック「お前たちの叫び、悪と反逆の使徒ジャパリ団が受け止めてやる!」
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/19(日) 22:31:56.06 ID:9CtmhunF0
〜〜〜♪

トキ「…どうだったかしら」

ショウジョウトキ「感想が聞きたいんですけど」

オーストラリアデビル「個性的な歌詞だったねぇ」

タスマニアデビル「すっげーイカしてたぞ!」

ブラックバック「例えるならサタンの産声…ケルベロスの咆哮…地獄の釜から漏れ出した亡者の歯軋り…」

ブラックバック「ジャパリパークに混沌と破滅を齎す、最高のレクイエムだったぞ!」

トキ「うふふ…そんなに言われると照れるわ」

ショウジョウトキ「褒められてる気しないんですけど!?」

ブラックバック「また聴かせてくれ、インフェルノ・ディーヴァよ!」

ショウジョウトキ「しょうがないわね」

トキ「私たちはよくジャパリカフェにいるわ。気が向いたら来てみてね」


ブラックバック「ふふふ…さっそくお友達ができてしまった…」

タスマニアデビル「変なやつらだったなー!」

オーストラリアデビル「今度カフェにも行ってみたいね」

ブラックバック「さぁ、この調子で勢力を拡大するぞ!」

タスマニアデビル「おっ!また誰か来るぞー!」

オーストラリアデビル「見たことない子だね…?」

フレンズ安価>>483
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 22:38:27.45 ID:SsV7dn+ho
キタキツネ
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/19(日) 23:43:38.98 ID:9CtmhunF0
キタキツネ「あ、いた…なんか黒い子たち…」

ブラックバック「ほう、キツネのフレンズか」

タスマニアデビル「お前もオレたちになんか用かー?」

キタキツネ「うん。キミたちと勝負しにきたんだ」

タスマニアデビルデビル「勝負ぅ?」

オーストラリアデビル「どんなことするの?」

キタキツネ「それはねー…」

キタキツネ「闇のげぇむだよ!」

オーストラリアデビル「や、闇の…」

ブラックバック「ゲームだと…!?」

キタキツネ「ふふふ…だれもボクに勝てなくて退屈してたんだぁ…」

キタキツネ「このげぇむはとっても残酷だからね…怖がって逃げちゃう子もいるくらいだよ」


キタキツネ『えー?もっとやろうよー』

博士『うぅ…もうお前とはやりたくないのです!』

助手『ハメ技ばかり使うのをやめるのです』

キタキツネ『相手してくれるって言ったじゃん』

助手『誰か他のやつに頼むのです』

博士『ゲー廃には付いていけないのです!』

キタキツネ『つまんないの』

ギンギツネ『早くお風呂入りなさ〜い』

キタキツネ『はーい』


キタキツネ「さぁ…キミたちはボクに勝てるかな?」

ブラックバック「な、なんと邪悪な…!」
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/19(日) 23:44:22.84 ID:9CtmhunF0
ブラックバック「だが面白い!闇のゲーム、このジャパリ団が受けてたつぞ!」

キタキツネ「そうこなくっちゃ」

タスマニアデビル「まずはオレが行くぜ!」

オーストラリアデビル「がんばって!タスマニアデビルちゃん!」

キタキツネ「お手並拝見だね」


タスマニアデビル「ぎゃおー!!やられたぁー!!」

キタキツネ「昇龍余裕でした」

タスマニアデビル「くっそー!!」

ブラックバック「わ、我もやりたい…」

キタキツネ「うん、かかってきなよ」

タスマニアデビル「ブラックバックぅ!オレの仇を取ってくれー!」

ブラックバック「良いだろう…」

ブラックバック「宴の始まりだっ!」


ブラックバック「ま、参りました…」

キタキツネ「さっきの子のほうが上手かったかも」

ブラックバック「うわーん!」

タスマニアデビル「元気出せよブラックバック」ヨシヨシ

キタキツネ(これは次の子も余裕かな…)

オーストラリアデビル「タスマニアデビルちゃん、ブラックバックちゃん…」

オーストラリアデビル「私、頑張るよ!」

キタキツネ「!」
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/19(日) 23:45:51.07 ID:9CtmhunF0
K O !!

キタキツネ「んなっ…」

オーストラリアデビル「やったぁ!」

タスマニアデビル「うおー!オーストラリアデビルすげー!」

ブラックバック「さすが我が参謀だ!かっこいい!」

オーストラリアデビル「えへへ」

キタキツネ「も、もっかい!もっかいやろ!」

オーストラリアデビル「うん、いいよ」

キタキツネ「次は絶対負けない…!」

ギンギツネ「あ!こんなところにいた!」

キタキツネ「げっ、キタキツネ」

ギンギツネ「げってなによ。あなた、今日はお風呂の掃除する約束でしょ?」

キタキツネ「えー!掃除とかめんどくさい〜」

ギンギツネ「めんどくさいじゃないわ!他のフレンズも使うんだから、綺麗にしなきゃダメよ」

ギンギツネ「さ、帰るわよ」ズルズル

キタキツネ「やだー!もっかい遊んでからー!」

ギンギツネ「わがまま言わないの!」

オーストラリアデビル「ま、また今度あそぼ?」

タスマニアデビル「オレたちもリベンジしたいしな!」

ブラックバック「いつでも待ってるぞ」

キタキツネ「……約束だよ」

オーストラリアデビル「もちろん!」
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/19(日) 23:47:13.15 ID:9CtmhunF0
ブラックバック「しかし思わぬ才能だったな、オーストラリアデビルよ」

タスマニアデビル「ビックリしたぞー!」

オーストラリアデビル「ふたりのために頑張らなきゃって思ったら、すごく熱くなっちゃって…ちょっと恥ずかしいかも…」

ブラックバック「いや、頼もしい限りだ」

タスマニアデビル「新しい友だちもできたしなー!」

オーストラリアデビル「うん。今度ゆきやまにも遊びに行こうね」

タスマニアデビル「さむいの苦手だけど、あいつらがいるなら楽しみだなー!」

ブラックバック「地獄の業火に灼かれるのもまた悪くない、か…」

タスマニアデビル「え?なんて?」

オーストラリアデビル「温泉に入ってみたいんだって」

フレンズ安価>>488
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 00:29:13.71 ID:lea6sY+40
セーバル
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/23(木) 00:16:23.29 ID:HrtZ6BbK0
タスマニアデビル「なぁブラックバック」

ブラックバック「どうした」

タスマニアデビル「後ろにいるあいつ…」


セーバル「………」トコトコ


タスマニアデビル「オレたちに付いてきてないか?」

ブラックバック「ふむ…たしかに先ほども見かけたな」

オーストラリアデビル「あの子も私たちに用があるのかも」

タスマニアデビル「また勝負か?面白そーだな!」

オーストラリアデビル「まだわからないけどね」

ブラックバック「声をかけてみるか」

セーバル「誰に?」

タスマニアデビル「おわー!?」ビクッ

オーストラリアデビル「び、ビックリしたぁ」

ブラックバック「気配を感じなかった…だと…!」

セーバル「あなた達、ナニモノ?」
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/23(木) 00:17:38.68 ID:HrtZ6BbK0
ブラックバック「ふん、我々の正体が知りたいのか…命知らずなことだ…」

ブラックバック「ならば教えてやろう!我々は悪と反逆の使徒!」

タスマニアデビル「ジャパリ団っていうんだぜー!」

ブラックバック「………」

セーバル「じゃぱりだん…」

セーバル「ごめん、知らない」

オーストラリアデビル「しょうがないよね」

タスマニアデビル「PPPみたいな有名人じゃないからなー」

ブラックバック「さぁ、今度はそちらが名乗る番だ。名を教えてくれ」

セーバル「なまえ……」

セーバル「知らない」

ブラックバック「…なに?」

タスマニアデビル「自分がなんの動物かわかんないのか?」

オーストラリアデビル「この前の噴火で生まれた子なのかな」

ブラックバック「ならば、としょかんへ行かなくてはなるまい」
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/23(木) 00:19:14.84 ID:HrtZ6BbK0
セーバル「としょかん…」

タスマニアデビル「博士たちならなんでも知ってるぜー!」

オーストラリアデビル「ここからなら少し歩けばとしょかんに着くよ」

ブラックバック「乗りかかった船だ、我らもついて行こう」

セーバル「…わかった。ありがと」

ブラックバック「それでは」

タスマニアデビル「れっつごー!」


タスマニアデビル「それにしてもなんでオレたちに付いてきてたんだ?」

セーバル「…さっき、キツネの子と遊んでたでしょ?」

セーバル「とってもたのしそうだったから、私も遊びたいなーと思って」

オーストラリアデビル「それで付いてきてたの?」

セーバル「私、友だちいないの」

タスマニアデビル「生まれたばっかだもんなー…」

ブラックバック「だが、もう恐れることはない。これからは我らが君の盟友となるのだからな!」

セーバル「めいゆー?」

オーストラリアデビル「お友だちになろうってことだよ」

セーバル「お友だち…」

セーバル「わかった、よろしくね」
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/23(木) 00:21:05.83 ID:HrtZ6BbK0
アライさん「目標を見失ったのだ〜!」

フェネック「いつのまにか消えちゃったねー」

アライさん「せっかく厨二フレンズを用意していたのに!」

フェネック「台本は私が考えたのさー」

アライさん「フェネックの思わぬ才能なのだ」

カタカケ「だーれがチュウニフレンズだ!」

カンザシ「よびつけておいてホウチとはブレイモノだな」

アライさん「こいつらなんて台本要らないくらいなのだ。ありのままで厨二なのだ」

カンザシ「なんだと!」

カタカケ「こいつ、イわせておけば!」

フェネック「喧嘩しちゃダメだよー」

タイリクオオカミ「なかなか面白い台本だね。特にこの“邪気眼”っていう設定は原稿に使えそうだ」

アミメキリン「ジャンル変わっちゃいます先生!」

サバンナシマウマ「報酬のジャパリまんってちゃんと出ますよね?」

ジャガー「全然わからん」

フェネック(カオスになってきたねー)

フェネック(あの子たち、ほんとにどこ行っちゃったんだろ)
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/23(木) 00:23:36.03 ID:HrtZ6BbK0
タスマニアデビル「もうすぐとしょかんだぜ!」

オーストラリアデビル「なんの動物かわかるといいね」

ブラックバック「博士たちの知識なら心配あるまい」

「おーい!」

タスマニアデビル「ん?」

ブラックバック「何者だ」

オーストラリアデビル「私たちの知り合いじゃないみたい」

タスマニアデビル「こいつに用があるのか?」

セーバル「………」

フレンズ安価>>494
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 01:03:23.58 ID:odJGE1kjO
サーバル
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 00:30:17.02 ID:PVe2usV40
サーバル「私はサーバルキャットのサーバルだよ!」ピョン

ブラックバック「むっ?お前は…」

タスマニアデビル「こいつにそっくりだな!」

オーストラリアデビル「同じ動物のフレンズなのかな…?」

サーバル「うみゃ〜……」ジ-ッ

セーバル「な、なに?」

サーバル「…やっぱり!この子もサーバルキャットだよー!」

ブラックバック「ほう」

タスマニアデビル「としょかん行く前にわかっちゃったな!」

オーストラリアデビル「よかったねサーバルキャットちゃん」

セーバル「私、サーバルキャットなの?」

サーバル「絶対そうだよー!私にそっくりでとっても可愛いもん!」

セーバル「かわいい…」

タスマニアデビル「並んでるとどっちがどっちかわかんねーな!」

オーストラリアデビル「なんて呼び分ければいいんだろう?どっちもサーバルちゃんじゃ混乱しちゃうよね」

ブラックバック「ネーミングなら我に任せろ!」

オーストラリアデビル「ぶ、ブラックバックちゃんのは個性的すぎるから…やめとこ?」

ブラックバック「むぅ…そうか…」ショボン

サーバル「さーばる、さ、さ、さしすせそ…」

サーバル「…セーバルちゃんで!」

オーストラリアデビル「テキトーすぎない!?」
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 00:31:55.29 ID:PVe2usV40
セーバル「セーバル…」

セーバル「なんかしっくりくるかも…」

オーストラリアデビル「えっ」

サーバル「ほんと!?やったー!」

タスマニアデビル「本人が気に入ってるんならそれで良さそうだなー」

ブラックバック「違いない」

オーストラリアデビル「そ、そっか…」

サーバル「ねぇねぇセーバルちゃん!セーバルちゃんは生まれたばっかりだから、パークのことよく知らないよね?」

セーバル「うん…よくわかんない」

サーバル「今から私が案内してあげるよー!」

セーバル「いいの?私、ほんとになにも知らないよ?メーワクになるかも」

サーバル「へーきへーき!最初はみんな同じだからー!」

サーバル「それに、せっかく同じ動物のフレンズに会えたんだもん!お友だちになりたいんだー!」

セーバル「…わかった」

セーバル「サーバル、トモダチ。いっしょに遊ぶ」

サーバル「わーいわーい!ともだちー!」

サーバル「これはかばんちゃんにも教えてあげないとなー!」

セーバル「かばんちゃん?」

サーバル「私のサイコーの友だちだよー!」
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 00:33:18.85 ID:PVe2usV40
サーバル「さっそく案内してあげる!まずは私が住んでたさばんなちほーからだね!」

セーバル「さばんな、たのしみ」

サーバル「が〜いど!が〜いど!さ〜ばんなが〜いど〜!」

オーストラリアデビル「行っちゃった…」

タスマニアデビル「騒がしいヤツだったな!」

ブラックバック「生まれ故郷ヴァルハラのごとき静寂が訪れてしまった…」

オーストラリアデビル「ブラックバックちゃんも寂しいんだね」

タスマニアデビル「きっとまた会えるぜ!」

ブラックバック「…だといいな」

オーストラリアデビル「でも同じ動物のフレンズができることもあるんだねぇ。知らなかったよ」

ブラックバック「かなりのレアケースらしいがな」

タスマニアデビル「オレと同じフレンズもどこかにいるのかな?」

オーストラリアデビル「かもしれないね」

ブラックバック(しかしあのサーバルキャット…セーバルと言ったか)

ブラックバック(独特の匂いがしたな…セルリアンに似ているような、それでいて全く違うような…)

ブラックバック(我の見当違いか?それとも…)

タスマニアデビル「どーしたんだブラックバック?」

オーストラリアデビル「考えごと?」

ブラックバック「いや、なんでもないさ」

ブラックバック「さぁ進むぞ!腹心ベルゼブブが全てを闇に葬ってくれよう!」

タスマニアデビル「なんて言ったんだ?」

オーストラリアデビル「お腹が空いたみたい」
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 00:34:17.87 ID:PVe2usV40
フェネック「むにゃむにゃ…」

フェネック「んっ…?」パチッ

フェネック「…うたた寝しちゃったみたいだねー」

フェネック「おーい、そろそろ帰るよアライさーん」

フェネック「…アラーイさーん?」キョロキョロ

フェネック「またどこかに突っ走っちゃったのかな?」

「そこのかわいこちゃーん!」

フェネック「探しに行かないと…」

「おーい!」

フェネック「でももう夜だしなー…」

「お耳が大きいそこのキミー!」

フェネック「…?」クルッ

チャライさん「やっとこっちをみたのだー!」

フェネック「!?」
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 00:36:01.49 ID:PVe2usV40
フェネック「あ、アライさん?」

チャライさん「アライさん?フレンズ違いなのだ」

チャライさん「チャライさんはチャライさんなのだー!いぇーい!」

フェネック「チャライ…さん…?」

チャライさん「そんなことよりキミ!すっごくかわいいのだ!とってもチャライさん好みなのだ!」

フェネック「ど、どうしちゃったのさアライさーん」

チャライさん「ちょっとそこでジャパリまん食べるのだ!」グイッ

フェネック「わっ、ちょっと待ってよー」

チャライさん「…いやなのか?」ジ-ッ

フェネック「いやってわけじゃないけどー…私にはアライさんがー…」

チャライさん「そのアライさんってキミのツガイなのか?」

フェネック「つ、ツガイじゃないよ」

フェネック(たぶん…)

チャライさん「なーんか怪しいのだ」ジト-ッ

チャライさん「…まぁいっか。人妻のほうがオトしがいあるのだ♪」

フェネック「えぇー…?」

チャライさん「さぁチャライさんといっしょにお茶するのだ!そして夜の街に消えるのだー!」グイ-ッ

フェネック「た、タッケテー!」
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 00:37:45.00 ID:PVe2usV40
「おりゃー!」ゲシッ

チャライさん「ぐえっ!?」バタッ

フェネック「ん…?」

「怪我はないか、フェネック?」

フェネック「そ、その声は…アライさん…?」

「違うのだ」

フェネック「えっ?」

>>501イさんなのだ」
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 00:51:04.42 ID:A0iqnx1o0
太田イさん
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/25(土) 07:53:49.79 ID:Ih1L8ceUO
「良い薬です」じゃねーよ
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 14:03:49.34 ID:PVe2usV40
「オオタイさんなのだ!」ド-ン

フェネック(誰だよ…)

オオタイさん「フェネック、お腹痛くないか?なんだか顔色悪いのだ」

フェネック「そりゃそうだよ…急展開すぎるよ…」

オオタイさん「そんなときはオオタイさんにお任せなのだ!」

オオタイさん「」パラパラ…

フェネック「うわー!?」

オオタイさん「オオタイさんは粉末で出来てるのだ!食後または食間に服用するのだ!」

フェネック「粉が喋ってる…」

オオタイさん「さぁ早く飲むのだ!」

フェネック「やだよ…」

チャライさん「ドロボー!」グシャッ

オオタイさん「ぐっ!?」

チャライさん「そいつはチャライさんの女なのだ!」ザリザリ

オオタイさん「や、やめるのだ!粉が散ってしまうのだ!」

チャライさん「オラオラ〜!」

オオタイさん「くっ…こうなったら…」

オオタイさん「錠剤モード!」ピシッ

チャライさん「か、固まっただと!」

フェネック「今のうちに逃げなきゃ」コソコソ
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 14:07:03.55 ID:PVe2usV40
「フェネック!」

フェネック「ん?」

「こっちにくるのだ!」ガシッ

フェネック「わっ」

「早く!」

フェネック「ちょっと待ってよー」


「ここまで来れば安心なのだ…」

フェネック「……キミは何イさんなの」

「ツライさんなのだ」

フェネック「つらいさん…」

フェネック(パッと見ほとんどアライさんと変わりないねー)

ツライさん「ふへへ…フェネックが無事でよかったのだ…」

フェネック(目つきが弱々しいけど…)

ツライさん「フェネックはアライさんに会いたいのか?」

フェネック「うん…どこにいるか知ってるかなー?」

ツライさん「きっとアライさんはフェネックがいた元の世界にいるのだ」

フェネック「元の世界…」

ツライさん「ツライさんが会わせてあげるのだ!ついて来るのだ!」

ツライさん「いてっ」ズコッ

フェネック「大丈夫ー?」

ツライさん「うぅ…」

ツライさん「やっぱりツライさんはダメなフレンズなのだ…」

フェネック「えぇ…」
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/07/25(土) 14:09:31.43 ID:PVe2usV40
ツライさん「こんなんじゃフェネックを助けられないのだ…」グスッ

フェネック「泣かないでよー」

ツライさん「ふえぇん」ポロポロ

フェネック(…ちょっとかわいいかも)

フェネック「よしよし、大丈夫だよツライさん」ナデナデ

ツライさん「ツ、ツライさんのこと見捨てないでくれるのか…?」

ツライさん「フェネックは優しいのだー!」ギュッ

フェネック「わぁ」

ツライさん「ツライさん、フェネックのことがんばってお助けするのだ!」

フェネック「うん、よろしくねツライさん」

ツライさん「よーし!アライさんのとこまでレッツゴーなのだー!」ダッ

フェネック「あっ、急に走るとまた…」

ツライさん「いでっ」ドテッ

ツライさん「うぅ〜…またなのだ〜…」ジワッ

フェネック「ツライさんまたやってしまったねー」


ツライさん「えへへ…フェネックがまたナデナデしてくれたのだ…」

フェネック「ところでツライさん、私がいた元の世界へはどうやって帰るのかなー?」

ツライさん「フェネックがいた世界に帰るには…」

ツライさん「>>506(方法)なのだ!」

フェネック「えぇー!?」
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