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【安価】オルランドゥ大武術会14【コンマ】
	- 587 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/19(火) 23:50:21.78 ID:fx8MU6UfO
 -  ※クリティカル、ネンヤ所持確定 
 (マルコのクリティカル範囲は90以上) 
 ※クリティカルのため、ファンブル回避権利消費なしで再判定、コンマ下  
	- 588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 23:50:51.94 ID:zeJGvE7K0
 -  ん 
 
	- 589 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/19(火) 23:56:47.72 ID:fx8MU6UfO
 -  ※Ω、反エネルギーコーティングの有無 
 50以上でなし 
 (ある場合ダメージが半減します)  
	- 590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 23:58:16.08 ID:URhpR3gR0
 -  あ 
 
	- 591 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 00:03:33.70 ID:qpRrrESfO
 -  ダメージ  3971 
 (本作ではクリティカルは倍率+2扱いです) 
  
 Ω残りHP  5063 
  
 ※連射発動(最大3回) 
  
 ダメージ 
 (コンマ下1×28(マルコ技術)÷3)×4.5 
 (75以上で連射発動)  
	- 592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 00:03:57.80 ID:YQPt4VXJO
 -  はい 
 
	- 593 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 00:05:45.42 ID:qpRrrESfO
 -  ※連射発動(2回目) 
  
 ダメージ 
 (コンマ下1×28(マルコ技術)÷3)×4.5 
 (75以上で連射発動)  
	- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 00:06:13.89 ID:EHvcNV1F0
 -  あ 
 
	- 595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 00:06:14.86 ID:QnbML3ac0
 -  あ 
 
	- 596 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 00:07:53.02 ID:qpRrrESfO
 -  ※連射発動(3回目) 
  
 ダメージ 
 (コンマ下1×28(マルコ技術)÷3)×4.5  
	- 597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 00:10:28.87 ID:YQPt4VXJO
 -  ん 
 
	- 598 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 00:13:47.79 ID:qpRrrESfO
 -  ※連射による総ダメージ 5376 
 ※戦闘終了 
  
 ※3Fでの経験点  100p 
 ※帰還後にナディアの基礎ステータスが上昇します 
  
 今日はここまで。  
	- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 00:15:14.77 ID:EHvcNV1F0
 -  乙です 
 前作でもそうだったけど、ハマるとエグいな連射  
	- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 00:17:53.49 ID:DaT2WYm1O
 -  乙 
 ダメージ半減? 
 ならば壊れるまで倍以上撃ち込めばよかろうなのだ  
	- 601 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 10:00:18.53 ID:BBu8Hp+jO
 -   
  
 キィィィン!!! 
  
  
 ラーナさんの放った光の槍は、Ωの身体に当たったと思った刹那弾かれた。 
  
 「やっぱりっ!?」 
  
 やはりあれには何かある。魔法攻撃は有効じゃない……いや、全ての攻撃がそうだとしたら? 
  
 「弾くようなら撃ち続けるまで!!」 
  
 マルコさんの銃が火を噴く。赤い光の束が、Ωの丸い頭に直撃した! 
  
 「まだっ!!!」 
  
  
 ピー!!バシュ、バシュ、バシュッ!!! 
  
  
 立て続けに3本の光の追撃が放たれる。 
  
  
 パリ……パリッ……パリィィィン!! 
  
  
 何かが砕け散る音。それと同時に、Ωの頭部は跡形もなく消えていた。 
  
  
 ズゥン…………!! 
  
  
 重い地響きと共に、Ωの巨体が崩れ落ちる。 
  
 「……上手く行ったね」 
  
 「すごい……これが本気のマルコさんの力なの……」 
  
 ラーナさんが呆れたように呟く。マルコさんは照れくさそうに笑った。 
  
 「僕はずっと本気さ。それに、これは『クリムゾン』の力に過ぎない。僕自身は大したことないよ。 
 あ、敬語はいいよ。君の方が歳上だろうし」 
  
 「あ、うん……それにしても」 
  
 シデさんもそうだけど、異世界の人たちの力は凄まじい。あの機械兵を、1人で……それもほとんど一撃で倒せてしまうのだから。 
 あるいは、それを可能としているのが「神器」の力なのかもしれないけど。 
  
 シデさんが足を止め、私たちに向けて微笑んだ。 
  
 「ありがとう、助かった」 
  
 「いえいえ。多少はやらないと、こっちに来た意味がないですからね」 
  
 ミラさんは扉の前に向かっている。何か操作すると、それはひとりでに開いた。 
  
 「鍵は開けたぞ。ここが地下のコントロールルームだ」 
  
 ミラさんに続いて部屋に入る。よく分からない機械でいっぱいだ。 
  
 「……これ、どうするの?」 
  
 「とりあえず、私が操作する。まず地下9階のトラップを解除しなければな」 
  
 ミラさんの髪から2筋の光る触手が現れた。それは機械の中に挿し入れられる。 
  
 「……トラップ解除はこれでいいはずだ。あとはexΩの動作だが……」 
  
 ※90以上で止まる  
	- 602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 10:04:42.29 ID:vw+gzajpO
 -  はい 
 
	- 603 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 10:31:35.40 ID:BBu8Hp+jO
 -  「……まあ止まらないな。にしてもこいつは、今までのとは全くモノが違う」 
  
 「どういうことだ?」 
  
 「さっきラーナやマルコが攻撃したのをΩが跳ね返しただろう?あれに近いものを持っている。 
 『マイティガード』とかいうらしいな。急所に入らない限り、全ての魔法攻撃はほぼ通らない。物理攻撃もあまり効かない」 
  
 シデさんの顔が険しくなる。 
  
 「『終末兵士』を思い起こさせるな」 
  
 「どうも人体ベースではなく機械ベースでそれを実現できないかと作られた代物らしいな。 
 どこかにあったのをケインとやらが引っ張り出して改造したようだ。ただ、弱点もある。動きが鈍い」 
  
 「というと?」 
  
 「色々ゴテゴテと装備を付けたからだ。だから、これを以って地上制圧とはいかなかった。拠点防衛用にしかできなかった、というわけだな」 
  
 「つまり、攻撃は当たる。しかし通らないと」 
  
 「そういうことだ。しかもカウンター攻撃が厳しい。当てさせておいて……というコンセプトだな」 
  
 マルコさんが唸った。 
  
 「となると、遠距離の方が良くない?」 
  
 「どうだろうな。それにも反撃機能がある。……となると」 
  
 パン、とラーナさんが手を叩いた。目線は私を向いている。 
  
 「反撃を封じる方法……ナディアの木の根で行動を阻害すればいいんじゃない?」 
  
 「えっ、私ですか??」 
  
 「さっきもあれがあったから大分やりやすくなったわけだし。あれが通れば、反撃はある程度止められるかも」 
  
 「でもっ、私なんかが……」 
  
 「いや、やっぱり現実的にはそれが一番かな。その上で、攻撃をどう通すか……」 
  
 マルコさんが考え込んだ。 
  
 ※70以上で?95以上で別ルート  
	- 604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 10:38:27.66 ID:EHvcNV1F0
 -  あ 
 
	- 605 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 13:09:54.71 ID:/K6592wHO
 -  ※クリティカル、再判定 
  
 01〜80  昇格 
 81〜94  2段階昇格 
 95〜00  上+α  
	- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 13:11:53.85 ID:YQPt4VXJO
 -  はい 
 
	- 607 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 13:16:51.34 ID:/K6592wHO
 -  「……いや、悲観することもなさそうだ。こちらで設定を多少は弄れる」 
  
 「え?」 
  
 ※設定変更箇所 
  
 1  マイティガード 
 2  カウンターシステム 
  
 ※選んだ方の影響が消えます 
 (本来であれば戦闘中に特定箇所破壊でマイティガードのみ消失可能でした) 
 ※カウンターシステムを消した場合でも通常2回行動です(全体攻撃やデバフ含む) 
  
 ※3票先取  
	- 608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 13:29:27.88 ID:YQPt4VXJO
 -  2 
 ダメージ半減を解除するよりexΩのカウンター行動を消す方が有利になりそう  
	- 609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 13:33:55.35 ID:DaT2WYm1O
 -  2 
 
	- 610 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/20(水) 15:26:53.84 ID:aX2qoRdnO
 -  上げます。 
 
	- 611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/20(水) 15:28:59.27 ID:OGTWwmlDO
 -  2 
 
	- 612 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 00:05:52.58 ID:CCe5Ze82O
 -  「カウンターシステムについてはこちらで設定を切ることができそうだ。 
 正直、武装がどんなものか分からないが、攻撃する度に反撃が来るのは正直厳しいからな」 
  
 「とすると……」 
  
 ミラさんがニヤッと笑った。 
  
 「動きを封じてタコ殴りにする。さっきのマルコのように、な」 
  
 「にしても、そんなのを用意しないとシュブニグラスを封じられないと思ったわけか」 
  
 「私に近い性質らしいからな。多分、火炎放射器ぐらいは用意してるだろうさ。 
 絶対に外には出さないという、強い意思を感じるな」 
  
 マルコさんがふむ、と呟く。 
  
 「……まあいいか。地下9階から地下10階に繋がる道も、ここでロックを解除できるの?」 
  
 「一応。シュブニグラスが来るかもしれないが、exΩを倒すだけなら多少は楽になるだろうな」 
  
 1  今ロックを解除 
 2  exΩを倒した後にロック解除 
  
 ※2票先取  
	- 613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 00:07:31.91 ID:UGvWMU6iO
 -  2 
 
	- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 00:07:55.36 ID:jNKlh0SaO
 -  1 
 
	- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 00:24:31.70 ID:0+JtMuMDO
 -  2 
 
	- 616 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 00:50:57.05 ID:CCe5Ze82O
 -  「それはエクスΩってのを倒してからでいいんじゃないですか?収拾つかなくなりそうですし」 
  
 「そうだな。ナディアの言う通りだろう」 
  
 ミラさんが頷いた。 
  
 「……さて、一気にシュブニグラスを倒しに行くか?ある程度御膳立ては整った印象があるが」 
  
 シデさんはそう言うけど…… 
  
 1  はい、そうしましょう 
 2  一度引き上げましょう 
  
 ※3票先取 
 ※2の場合はパーティー組み替えが可能です(ただし低確率で?)  
	- 617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 01:07:51.75 ID:UGvWMU6iO
 -  4Fだけ未だに詳細不明なのがどうにも気になるが…地上部分でここだけ残すのも中途半端だし探索するのはあり? 
 罠があるならこのコントロールルームで解除も可能だろうし支障はないと見る  
	- 618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 01:16:55.01 ID:xik5JzX90
 -  2 
 メタ視点だがせっかくタイムロス0でクランが待機しているし、クラン加えて行こう 
 待機している間に練習したってことでサイコバインド習得とか経験点消費そろそろ出来ないかな 
 2回行動のexΩで使えたらかなり有用だし 
  
 4F探索はやるだけやるのもアリかもしれんが果たして  
	- 619 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 01:23:37.04 ID:CCe5Ze82O
 -  >>617 
 4階探索は可能です。選択肢に追加します。  
	- 620 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 01:24:46.28 ID:CCe5Ze82O
 -  >>618 
 練習・修行は一度時間を使います。 
 とはいえ、それをしてもこの日のうちにシュブニグラス討伐に向かうだけの余裕はあります。  
	- 621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 01:38:14.36 ID:xik5JzX90
 -  じゃあまず4F探索するのに1票 
 それが終わる頃にはクランも色々技を練習しただろうし合流して、ハブの特殊能力によってはハブも加えたりしてシュブまで行けたら行こう  
	- 622 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 08:30:01.31 ID:OmpIfsFFO
 -  上げます。有効票は621のみです。 
 
	- 623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 11:00:31.11 ID:UGvWMU6iO
 -  4F探索行こう 
 
	- 624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 12:20:01.35 ID:Z2gxFEY5O
 -  まず四階へ 
 
	- 625 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 12:34:21.41 ID:OmpIfsFFO
 -  「まだ見てない4階に行きません?何かあるかもしれませんし」 
  
 「んー、ぱっと見何もなさそうだったけどねえ。機械兵の気配もなかったし」 
  
 ラーナさんが時計を見る。 
  
 「ま、時間はまだあるしそっちにしようか。焦ってもしょうがないもんね」 
  
 ※現在タイムロス2 
 (普通に探索すると3以上にはなります) 
  
 【「社」4階】 
  
 ※20以下で異変  
	- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 12:37:24.55 ID:81PylTzj0
 -  あ 
 
	- 627 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 14:16:27.99 ID:AC1deIiiO
 -  ※クリティカル、襲撃なし確定(コンマやや優遇) 
  
 # 
  
 「……やっぱり何もない感じね」 
  
 ラーナさんが呟く。確かに、「邪」の気配も何もない。 
  
 「ただ、この階にはこの階なりの役割があったはずだ。少し調べてみよう」 
  
 シデさんを先頭に歩き出す。部屋は幾つかあるけど、どれも鍵がかかっている。 
  
 「まあ、これぐらいなら解除は楽だな」 
  
 ミラさんがドアを開けた。 
  
 ※探索1回目 
  
 01〜70  空室 
 71〜85  書庫 
 86〜94  寝室  
 95〜00  再判定  
	- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 14:17:13.91 ID:UGvWMU6iO
 -  あ 
 
	- 629 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 14:21:00.48 ID:AC1deIiiO
 -  「……ベッド?誰かの寝室か」 
  
 部屋は随分埃っぽいけど、確かに誰かの部屋のようだった。ここに誰か住んでたのかな。 
  
 「500年前、ケインに使われていた研究員が何人もいた。彼らの部屋だな」 
  
 ベッドの近くには机がある。そこには…… 
  
 01〜15  何もない(何かが置かれていた痕跡) 
 16〜94  日記 
 95〜00  ???????  
	- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 14:22:18.03 ID:GWKPaZwX0
 -  x 
 
	- 631 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 17:35:52.90 ID:R1zaum/yO
 -  「……何もないね」 
  
 机の上には何か置かれていた痕跡がある。といっても、随分昔のものっぽいけど。 
  
 「誰かが取っていった、ということかな。まあ、気にしてもしょうがないけど」 
  
 少し部屋を漁ったけど、何もないようだった。ここには何もなさそうだ。 
  
 ※探索2回目 
  
 01〜50  空室 
 51〜85  寝室 
 86〜94  機械のある部屋 
 95〜00  再判定  
	- 632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 17:43:45.77 ID:ul+opUEc0
 -  あ 
 
	- 633 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 22:04:12.16 ID:TN3Nv0DCO
 -  ※クリティカル、再判定 
  
 01〜70  昇格 
 71〜94  2段階昇格 
 95〜00  寝室(???)  
	- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 22:07:23.52 ID:0+JtMuMDO
 -  はい 
 
	- 635 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 22:14:36.23 ID:TN3Nv0DCO
 -  「……機械だね」 
  
 「ここも何かのコントロールルーム、ということかな。 
 考えてみれば、500年も人が入ってこなかった割には空気は清浄だった」 
  
 マルコさんが辺りを見渡した。 
  
 「環境維持のためのシステムがここにあったというわけか。 
 シュブニグラスやナイア、2階の子をいつか使おうという意図があったのかもな」 
  
 ミラさんが髪の「触手」を伸ばす。 
  
 「他にも何かあるかもしれないから、少し探ってみよう」 
  
 01〜20  ……何もないな 
 21〜80  ……最後の部屋に金庫があるな 
 81〜94  ……これは 
 95〜00  上+α(金庫あり、中身が上級アイテム確定)  
	- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 22:15:09.87 ID:UGvWMU6iO
 -  ん 
 
	- 637 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/21(木) 22:27:36.06 ID:TN3Nv0DCO
 -  「……これは」 
  
 「どうしたんですか?」 
  
 「5階の結界のジェネレーターもある。止めれば、ナイアは外に出れるだろう」 
  
 「本当ですか!?」 
  
 無言でミラさんが頷く。ただ、その表情はあまり冴えない。 
  
 「どうしたの、ミラ」 
  
 「……いや、奴を解放するのがいいのか判断がつかなくてな。結界があったから友好的だっただけに過ぎないかもしれない。 
 そもそも、外に出ることを奴が望むのかすら自信がない」 
  
 「うーん、それは本人に訊けばいいんじゃないの?」 
  
 「それもそうなんだが」 
  
 ミラさんはあまり自信がなさそうだ。 
  
 「まあ、訊くだけはただじゃないかな?とりあえず、5階に一度戻ろう」 
  
 マルコさんの言う通り、私たちは5階に登った。ナイアさんが私たちを見て少し驚いた様子になる。 
  
 「どうしました?」 
  
 ラーナさんが事情を説明する。ナイアさんは…… 
  
 01〜50  せっかくの申し出ですが 
 51〜75  ここ、気に入ってるんですよ 
 71〜94  そうですか、なら 
 95〜00  上+α  
	- 638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 22:28:34.07 ID:xik5JzX90
 -  あ 
 
	- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 22:29:10.17 ID:Z2gxFEY5O
 -  あ 
 
	- 640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/21(木) 22:30:43.67 ID:xik5JzX90
 -  すまん・・・ 
 
	- 641 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 10:38:31.58 ID:1l36GKO6O
 -  ナイアさんが微笑んだ。 
  
 「せっかくの申し出ですが、お断りします」 
  
 「何でですかっ!?」 
  
 シデさんがナイアさんをじっと見た。 
  
 「君が、『新人類』だからだな」 
  
 「その通りです。私たちは本来、『旧人類』に取って代わる者として造り出された。 
 私には『旧人類』を抹殺しようという意図はない。ただ、魔素が濃い環境でないと、私は生きられないのですよ。『新人類』に適した、ね」 
  
 私はハッとした。そう言えばここにいる人たちは……ほとんどが普通の人間じゃない。 
 ラーナさんも、もちろんミラさんもクランさんの影響を受けている。私だってそうだ。 
 魔素に対する耐性がある程度あるから、ここが魔素の濃い環境であることに気付かなかっただけだ。 
 それに、第二世界は私たちの世界より魔素が濃いと聞いたことがある。シデさんはもちろん、マルコさんもこの程度の環境には慣れているのだ。 
  
 「結界を解除した所で、『社』からは出られないわけだね」 
  
 「ええ。それに、シュブニグラスと戦う気もない。勝てませんし、何だかんだで妹と戦うのは気が引けます」 
  
 「そうか……」 
  
 マルコさんが溜め息をついた。 
  
 ※80以上で?  
	- 642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 10:50:35.78 ID:f3aV/sUZO
 -  あい 
 
	- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 11:08:10.59 ID:BvMG/s3B0
 -  となると、ミラの次元間プレーンウォークか 
 妹達と戦うのは嫌ってだけでここを出たくないってわけではなさそうだし、過去の世界に連れて行って2階の子の治療薬開発を手伝ってもらうと良さそう 
 それはナイアが魔素の薄い場所に適応出来るための薬になり得るかもしれないし  
	- 644 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 12:09:44.79 ID:oST4PxA0O
 -  「まあ、ここの生活も気に入っていますしね。好きなだけ絵を描ける生活が、私には合っている」 
  
 シデさんが頷いた。 
  
 「それを止める権利もないな。すまなかった」 
  
 「いえいえ。お気持ちだけ頂いておきますよ」 
  
 ※これからの行動(タイムロス3) 
 1  一度引き上げる 
 2  地下9階へ 
  
 ※2票先取  
	- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 12:15:47.27 ID:BvMG/s3B0
 -  1 
 
	- 646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 12:17:19.76 ID:8TwaFLfjO
 -  1 
 
	- 647 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 15:22:31.78 ID:nDoDHcwSO
 -  ※ウィルサイドに視点変更します。時間が多少前後しています。 
  
 # 
  
 「……ここが『第二世界』か」 
  
 ミラの開いた「ゲート」を通って着いた先は、同じイーリスの王宮前だった。見た目は同じだけに、妙な気分だ。 
 首のチョーカーを着けないと行動できないというのが信じがたい。実は、どこにも移動していなかったのではという錯覚すら覚える。 
  
 「見た目は同じなんですよね。本当に不思議」 
  
 ミーシャ様が呟く。向こうから、見覚えのある人物が手を振りながらやってきた。 
  
 「よう。話は聞いてるぜ、とりあえず中に入んな」 
  
 ランダムさんが僕らを促した。僕が知る彼より随分と若いので、非常に変な気がする。性格もまるで違う。 
  
 「『第二世界』って、僕らのとほとんど変わらないのですね」 
  
 「まあな。『位相』が近いらしい。まあ、俺らからしてみりゃお前さんたちの世界が『第二世界』なんだがな。 
 ジュリアンの工房への道は俺が開く。ちょっと待ってくれ」 
  
 空間の歪みが開いた。どうも別の場所にあるらしい。 
  
 # 
  
 「ようこそ、僕の工房へ」 
  
 通された先は、よくある鍛冶場だった。とはいっても、見たことがない機械もいくつもある。 
  
 「よろしくお願いします」 
  
 「ああ。話は聞いてる。神器のことだね。君が着けているフィンゴルの手甲と、ミーシャが持っているワーウィンドル。この最適化を頼みたいということでいいだろうか」 
  
 「はい。どれぐらいの時間が?」 
  
 01〜50  1週間は必要だ 
 51〜75  5日は必要だ 
 76〜89  3日は必要だ 
 90〜00  明日にはできる  
	- 648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 15:24:36.77 ID:8TwaFLfjO
 -  あ 
 
	- 649 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 21:45:18.23 ID:qOV3Hkm9O
 -  ※クリティカル、昇格 
  
 「明日にはできるな。それほど手間取ることはないだろう」 
  
 「ありがとうございます。ところで、他の神器の在りかは?この世界のものは使えるんでしょうか」 
  
 ジュリアンさんが難しい顔をした。 
  
 「2つめの質問だが、物によるな。というか、持っていかないとどれほどのスペックまで落ちるか分からない、というのが本当の所だ」 
  
 「そうなんですか」 
  
 「ああ。マルコが今そっちに行っているが、彼のクリムゾンは例外的だと思う。大体は能力が落ちるな」 
  
 ※90以上で使えそうなものあり  
	- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:47:20.63 ID:PP1TG/zt0
 -  あ 
 
	- 651 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 21:52:34.69 ID:qOV3Hkm9O
 -  「能力が落ちるんですか」 
  
 「結局、世界が違うからなのだろうな。君たちのは向こうの世界産だから、然程問題がない。だから最適化もそんなに難しくない。 
 だが、こちらのを向こうに持っていっても厳しいんだ。人の能力も、多少落ちてる。 
 マルコがそのままの能力なのは、よく分からないが」 
  
 「……なるほど」 
  
 そう甘くはない、ということらしい。 
  
 「じゃあ、最初の質問はどうですか」 
  
 ミーシャ様が訊いた。 
  
 ※90以上で目星あり  
	- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:53:05.84 ID:8TwaFLfjO
 -  ん 
 
	- 653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 22:00:07.73 ID:BvMG/s3B0
 -  そういえばクリムゾンって魔法が効きにくいと判明したら実弾に切り替わる機能有ったと思うけど、実に脳筋的解決法だったよね 
 そういう気分だったのかな  
	- 654 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 22:03:07.49 ID:qOV3Hkm9O
 -  >>653 
 これについては設定を失念していました。申し訳ありません。結果は同じですのでご容赦を。  
	- 655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 22:13:03.63 ID:BvMG/s3B0
 -  設定膨大だししゃーない 
 弾の通り具合で直感で押し切れると判断できたのだろう 
 連射最大の性能確認にもなったし  
	- 656 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 22:23:12.04 ID:qOV3Hkm9O
 -  「さすがにそこまでは分からんさ。それこそ、向こうのランダムに訊くのが早い」 
  
 確かに彼の言う通りだ。クランたちは、無事彼に会えただろうか。 
  
 「まあ、それはそれとしてだ。君らの世界から来た客人も、戻る時が来たようだし」 
  
 「……ダリオさんですか」 
  
 ジュリアンさんが頷いた。 
  
 「彼は王宮にいる。僕は状況を知らないけど」 
  
 ※ダリオの状況 
 01〜40  変化なし 
 41〜75  少し記憶が戻った 
 76〜89  かなり記憶が戻った 
 90〜00  イベント(ナガト絡み)  
	- 657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 22:23:27.66 ID:PP1TG/zt0
 -  あ 
 
	- 658 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 22:29:15.27 ID:qOV3Hkm9O
 -  ※クリティカル、再判定 
  
 01〜70  昇格 
 71〜89  2段階昇格 
 90〜00  ?????  
	- 659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 22:34:08.61 ID:v3seO+UDO
 -  はい 
 
	- 660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 22:34:32.04 ID:BvMG/s3B0
 -  あ 
 
	- 661 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/22(金) 22:36:48.22 ID:qOV3Hkm9O
 -  今日はここまで。 
 
	- 662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/05/23(土) 00:30:51.76 ID:/Lf8Q6aPO
 -  新宿 
 
	- 663 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/23(土) 10:56:39.14 ID:9nkBNw7mO
 -  # 
  
 王宮に戻ると、応接間のような部屋に通された。ダリオさんとコーウィンさんが、何か話している。 
  
 「失礼します」 
  
 「……君は確か、ウィル君だったかな」 
  
 「恐縮です。記憶の方は」 
  
 「かなり戻った。当時のことも含め。……しかし、違う世界の人物とは言え、こうしてまたお会いできるとは思いませんでしたよ。父さん」 
  
 ……この人は、コーウィンさんの息子だったのか。クラン君とも、縁浅からぬ人物だったということになる。 
  
 「こちらの世界のダリオは、あれからすぐに逝ったからな。ただ、娘が幸せになるのを見届けてからだから、そこは救いだった」 
  
 髑髏の仮面の隙間から、小さく息が漏れた。 
  
 「……あの子は、私に生きてもらいたいと思ったのでしょうな。どんな形であれ。 
 そして、悲しみを覚えさせないように、ブレイズさんに頼んで記憶を消してもらった……娘に生きてもらいたいと思わぬ親など、いないというのに」 
  
 「しかし、お前が『大封印』に参加することは不可能だった。既にお前は『一族』の血族ではなくなっていたのだから」 
  
 「……どういうことですか」 
  
 コーウィンさんが僕を見た。 
  
 「『終末兵士』になるということは、人間であるということを止めることだ。言ってみれば、その時点で別の生命体になる。 
 そうなったならば、『大封印』には参加できない。あれは『一族』の血が色濃い者しか参加できないはずだからだ」 
  
 「別の生命体?人間に戻すことは」 
  
 「可能だ。ただ、その場合の寿命は短い。この世界のダリオがそうであったように」 
  
 ダリオさんは身動ぎ一つしない。 
  
 「あなたは、これからどうするのですか」 
  
 「君らの助けを続けることはやぶさかではない。ただ、全てが終わった後どうするかは……決めかねている」 
  
 ※65以上でコーウィンからダリオに依頼  
	- 664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 11:04:29.99 ID:f89nZNCDO
 -  はい 
 
	- 665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/23(土) 11:48:25.65 ID:JkLZXH6j0
 -  ここでクリティカルか 
 
	- 666 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/23(土) 13:16:22.15 ID:9nkBNw7mO
 -  ※99クリティカル(ナガトイベント、色々あります) 
  
 更新は多分夜です。  
	- 667 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/24(日) 00:16:10.74 ID:7WCmLMoAO
 -  「とりあえず、ダナ……お前の娘が別の世界にいる。お前と同じ『終末兵士』となって」 
  
 「……何ですって?」 
  
 コーウィンさんが頷く。 
  
 「彼女を救えるとしたら、お前だろう。シデだけでは無理だった。『壊れた世界』の状況は絶望的だが……お前の存在は大きい」 
  
 「……そういうことですか」 
  
 その時、部屋に誰か入ってきた。金髪と黒髪が入り交じった男だ。金髪8割、という感じか。 
 温和そうな印象を与える男だが、ただ者ではないのは疑い無い。 
  
 「ちょっと失礼。少し横から話は聞かせてもらってたよ」 
  
 「……この男は?」 
  
 「ああ失礼。君とは初対面だね。僕はナガト。最初の『終末兵士』であった男さ」 
  
 「……え??」 
  
 ナガトと名乗る男は、僕とミーシャ様に会釈すると別の椅子を持ってきてそこに座った。 
  
 「最初の?」 
  
 「ああ。こー見えてコーウィンよりは長く生きてる。というか、世界最長寿だね。 
 一つ、僕からコーウィンの言葉を補足させてもらうよ。正気にさえ戻れば、僕ら『終末兵士』はさほど普通の人間と変わらない。寿命は全く違うけどね」 
  
 「どういうことだ」 
  
 「元々僕らは兵士だ。ただ殺戮し、破壊するようデザインされてる。まあオルディニウムの影響なんだけどね。 
 ただ、極々稀に、そこから抜け出せる存在がいる。それは僕であり、そして君だ」 
  
 「話が見えないが」 
  
 「君はどうして正気に戻れたか、覚えてないかい?」 
  
 ※30以上で覚えている  
	- 668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 00:17:40.15 ID:ytkKzm660
 -  あ 
 
	- 669 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/24(日) 00:26:48.32 ID:7WCmLMoAO
 -  「……いや」 
  
 「まあブレイズが一枚噛んでる気はするが、それは多分きっかけだな。そこが分かるともう少し具体的にアドバイスできたんだが……まあいい。 
 ともあれ、僕らのエネルギーは体内に取り込んだオルディニウムだ。 
 『普通の人間』にする、ということはこれを何らかの手段……例えばコアの破壊で断ち切るということになる。 
 正気に戻す、というのはまたちょっと違う。それは普通にやったんじゃ無理だ」 
  
 「……話が見えないが」 
  
 「つまり、『力』を使うのさ。僕の金髪はその源泉でもある。多分、君も同じはずだ。そこに何かを上乗せすることで、正気に戻すことが可能だ」 
  
 ダリオさんが骸骨のような兜を脱いだ。 
  
 ※金髪比率→コンマ下% 
 (ただし、20以下は再判定) 
 (ゾロ目はボーナス付き再判定、90以上だと??)  
	- 670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 00:27:24.82 ID:b8uKZP9BO
 -  はい 
 
	- 671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 00:27:28.28 ID:hv39goBDO
 -  はい 
 
	- 672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 00:27:40.96 ID:rmoY6dPm0
 -  あ 
 
	- 673 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/24(日) 00:28:17.14 ID:7WCmLMoAO
 -  短いですが、今日はここまで。 
 
	- 674 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/24(日) 11:10:38.69 ID:RCdjf3rjO
 -  現れたのは、50前後の中年男性だ。ナガトと名乗る男と同じように、金髪と黒髪が入り交じっている。 
  
 「比率は僕と同じぐらいか。これなら心配ないだろう」 
  
 「これを使えば、何ができると?」 
  
 「色々だね。世の理を曲げたり、断ち切ったり。さっき言ったように、『ダナが正気である』という『事実を作る』ことも可能だ。 
 ただ、普通にやったのでは多分抵抗される。それを何かしらで抑え込むことが必要だ」 
  
 「あなたの場合はどうだったのですか?」 
  
 「それが覚えてない。もう数万年も生きていると、忘れっぽくてね」 
  
 ナガトさんは苦笑すると、僕の方を見た。 
  
 「ところで、君。なかなか面白いね」 
  
 「面白い?」 
  
 「才能、というのかな。いきなり言われても困るだろうが、『終末兵士』はある程度の能力がないとなれない。 
 ああ、君を『終末兵士』にするとかそういうことじゃないから心配しないでくれ。ただ、その力を使えるというだけで」 
  
 「……?」 
  
 首をひねる僕に、ナガトさんは髪の毛を一本渡した。 
  
 「試しに、やってみようか」 
  
 ※習得特殊能力を選べます。3票先取 
 1  弱点貫通(戦闘中1回のみ強制クリティカル) 
 2  一撃必殺(クリティカルダメージが1回のみ00偶数扱い) 
 3  因果律転換(戦闘中にファンブル発生時や不利な状況が発生した場合、1回のみ有利条件で振り直し可能)  
	- 675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 12:54:27.94 ID:Cbq+M4ufO
 -  3 
 ドワーキン戦や壊れた世界まで行くと考えたらこの能力で安定を取る方が強そう  
	- 676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 16:58:47.12 ID:+WdIoi+/0
 -  3 
 
	- 677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 17:15:53.58 ID:ytkKzm660
 -  3 
 
	- 678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 20:08:53.00 ID:b3i8zhzgo
 -  以前出てきたナガトとは別のナガト? 
 
	- 679 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/24(日) 20:28:02.65 ID:RCdjf3rjO
 -  >>678 
 一回死にかけて(00偶数により)復活しているため、外見が変わっています。 
 一応前作のと同一人物ですが、設定忘れがあればご容赦を。  
	- 680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 20:54:25.01 ID:b3i8zhzgo
 -  11スレの388で出てきたナガトのことです 
 
	- 681 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/24(日) 21:48:40.88 ID:RCdjf3rjO
 -  >>680 
 同一人物ですね。  
	- 682 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/24(日) 23:34:38.46 ID:RCdjf3rjO
 -  「これをどう……」 
  
 「意識を集中するだけでいい。それで、君に適した力が身に付くはずだ」 
  
 ……力?まあ、物は試しだ。やってみるか。 
  
  
 ズズ…… 
  
  
 何だこれは??髪の毛1本だけなのに、凄まじい力が指から入り込んでくるのが分かる。 
  
 「最初のが一番強く反応するはずだ。驚いているのは分かるが、まあちょっと耐えてみてくれ」 
  
 「ウィルさん!!?」 
  
 ミーシャ様の声が響く。 
  
  
 ズズズズ…… 
  
  
 髪の毛の色は金から黒へと変わっていった。そして…… 
  
 「……何だこれは」 
  
 ……力がついた、というのとは違う。ただ、自分の中の何かが変わった。それも間違いない。 
  
 ナガトさんが微笑んだ。 
  
 「やはり才能があるな。ベネディクトなら、『終末兵士』に改造したがっただろうね」 
  
 「……!!!あれは、そういう」 
  
 僕は「ブレイズ」に追われた時のことを思い出した。あれは、そういう狙いがあったのか。 
 そう考えると、背筋に寒気を感じた。……危ないところだったわけだな。 
  
 「とにかく、ダナって子を救うのは不可能じゃない。コーウィン、違うかな」 
  
 「ですね。……問題は、ベネディクト」 
  
 「それと……越後だ。この世界のコピーも、過去の世界のオリジナルも、越後は倒れてる。 
 だが、『壊れた世界』のは……完全な形で健在だ。おまけに、あれは自我が残っているらしい。まあ、決戦を挑むならそこは注意すべきだろうな」 
  
 ※90以上でミーシャにもイベント  
	- 683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:35:29.81 ID:Cbq+M4ufO
 -  あ 
 
	- 684 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/24(日) 23:50:37.62 ID:RCdjf3rjO
 -  ※特になし 
 ※ウィルらはダリオと共に戻ります 
 (ウィルに????フラグが立ちました) 
 この後、一度クラン視点になります(ウィルは帰還、ナディアたちはまだ)。 
  
 今日はここまで。なお、ウィルの家族についてはそのうち会う機会があるでしょう(多分)。  
	- 685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/24(日) 23:56:44.94 ID:rmoY6dPm0
 -  乙 
 13スレ目の>>476で、20階層がウィルの家族の居る場所だったけど、ウィルも連れた状態で会う機会ということでしょうか?  
	- 686 : ◆Try7rHwMFw [saga]:2020/05/25(月) 00:09:15.51 ID:3NJ7304kO
 -  >>685 
 そういうことですね。  
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