【艦隊これくしょん】提督「皐月と喧嘩してしまった」【安価】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/13(水) 00:58:49.49 ID:82YvZW/c0
すぐ終わると思います

提督「……まさかあんな些細なことであれほど怒るなんて。ただ>>3をしただけじゃないか……」

明石「それは怒りますよ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1589299129
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 01:06:56.77 ID:lx4hhARPo
漏らすまで電気あんま
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 01:07:02.10 ID:arBapC3yO
皐月への好感度だけ01(ファンブル)としか表示されないよう細工したゼロ式好感度測定機で皆と好感度測定をさせた
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/13(水) 01:42:46.04 ID:82YvZW/c0
提督「そうは言うけど、アレを作ったのはお前じゃないか! ノリノリだっただろ!」

明石「さ、皐月ちゃんの進水日ドッキリに使うなんて思ってなかったんです! 私はてっきり……」

提督「てっきり?」

明石「い、いえ、何でもありません! とにかくどうするんですか! 私まで嫌われちゃいましたよ!」

提督「さすがの皐月も、パーティーに集まってくれた全員が今すぐ殺したいレベルの好感度しか表示されないのは、堪えてたからな……」

明石「顔が蒼白になってましたよ」

提督「2、3人をチェックしたところで止めるつもりだったんだが、皐月が完全に止まらなくなってしまってな……」

明石「ネタばらしが遅すぎですよ……。たまたま私が席を外した時にそんなことをしてくれちゃって」

提督「いや、明石はすぐ表情に出るから狙ってやったんだ」

明石「情状酌量の余地なしです」

提督「……済んだことをぐちぐち言っても仕方ない。明石、こうなったらお前だけが頼りだ」

明石「え……わ、私に謝らせるつもりですか!? 二人で謝ったほうが関係修復の効率化を図れると思いますけど!?」

提督「違う。皐月の機嫌を回復させる装備を開発してくれ」

明石「は、はあ……? めちゃくちゃ言うな、この人」

提督「おそらく普通に謝るだけでは関係修復は難しい。あの皐月の目を見ただろう。どんな深海棲艦もあんな冷たいまなざしはしていなかった」

明石「……確かに、そうかもですけど……でも……」

提督「何でもいい! 予算は私が出す! 装備でもプレゼントでもいいから、とにかく二人の誠意を見せるのが大切なんだ!」

明石「うう……わ、わかりました。何とかしてみます……」

提督「すまん!」


三日後


提督「あ、皐月、その……どうだ、食事でも」

皐月「……」

提督「この前のことは本当に申し訳ないと思っている! このとおりだ!」

皐月「……」

提督「ごめんなさい! 本当にすみませんでした! ですからどうか、どうかお許しを!」

提督「…………」

提督「…………」

提督「…………あ、いない……」



提督(皐月は遠征の際も、明石が開発した装備は一切身につけないようになった)

提督(艦娘たちも、最初は私と明石を責めていたが、今は皐月を何とかなだめようとしてくれている者もいる)

提督(しかし、皐月はこの話題を出すと完全に無視をして、とりつく島もないらしい)

提督(そんな皐月に対して逆に怒りを覚えるものも、同情的な者もいる。このままでは、私と明石と、皐月との関係悪化が鎮守府を二つに割りかねない……!)

提督(こうなったらもはや、頼れるのは明石だけだ! 頼む、明石!)


明石「……てい、とく……」

提督「あ、明石! 完成したのか!」

明石「フ、フフ……。私の生涯、最高傑作です。この>>5さえあれば、皐月ちゃんの好感度はMAXを通り越してオーバーマインド、高次元領域、新なるアガペーに到達します……」

提督「何を言っているのかさっぱりわからんがすごそうだな!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 02:06:08.83 ID:16WE4S1y0
感無量おしゃぶり
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 02:12:33.18 ID:l3m9Sw2Eo
司令官スイッチ
「し」「れ」「い」「かん」の4つのボタンからなる所謂某"お◯さんスイッチ"
スイッチを用いた命令には決して逆らえない
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/13(水) 02:48:41.85 ID:82YvZW/c0
明石「私が三日徹夜して作ったこの装備こそ! 感無量おしゃぶり〜!」 ぱーっぱぱーっぱ ぱぱぱぱー てってん(SE)

提督「感無量おしゃぶり? いったいなんだそれは」

明石「ふふふ、このおしゃぶりをくわえたまま、少しでも感情を動かされると、なんと! その感情が無量大数倍の想いとなって心を満たすのです!」

提督「な、なにー!? つまりどういうことだ!?」

明石「つまり! このおしゃぶりを皐月ちゃんにくわえさせた後、私たちが精神誠意謝罪をすれば!」

提督「そ、そういうことか! その謝罪の効果が無量大数倍となって顕れるわけだな!」

明石「そのとおり! これで私たちと皐月ちゃんの関係は万事ばっちり大修理・完了です!」

提督「すごいじゃないか! さすがは明石だな……これで皐月と仲直りできて、鎮守府にも平和が戻ってくる!」

明石「あははは、もっと褒めてください! ほめてほめて!」

提督「いよっ天才! 鬼才! 奇天烈才! 神にもっとも近い工作艦、明石ばんざーい!」

明石「そうでしょうそうでしょう! ばんざーい! ばんざーい!」

提督「ばんざーい!」

明石「ばんざーい!」

提督「ばんざーい!」

明石「ばんざーい!」

提督「で、どうやって皐月にこのおしゃぶりをくわえさせて、そのまま謝罪をさせるんだ!?」

明石「えっ……」

提督「え」

明石「…………」

提督「…………」

明石「…………」

提督「…………」

明石「ど、どうしよう〜! 何も考えてなかったぁ〜!」

提督「な、なにい! どうするんだ、これ……」

明石「こ、こうなったら提督がなんとかしてください! 現場はできる限りのことをしました。装備の配備・運用は提督の仕事……ってことで!」

提督「め、めちゃくちゃ言うな……。しかし、怒りに凍てつく皐月におしゃぶりをくわえさせるなんて、さすがの私でも……ん、まてよ、これがこうで、ああなって、それが……」

明石「提督?」

提督「これだ、この作戦だ! >>8ならばきっと皐月におしゃぶりをくわえさせられるぞ!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 03:13:21.77 ID:2nUXUKGXO
皐月の目の前で筋トレをする
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