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【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」

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715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:33:42.54 ID:7RkGMO9vo
つまんね
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:34:36.21 ID:pO603Tvm0
(お空は既に打ちあがった後だから新たな力じゃないんだよなぁ)
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:36:56.00 ID:p2cfhAFq0
お空は行ってるから新鮮味なさすぎるって気持ちはわかる
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:39:07.30 ID:V+9fLXndo
お隣りさんかな?
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:39:32.46 ID:eT5BQQ6dO
不思議な国の橘とか
720 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 22:39:50.31 ID:9UBRGi8W0
幸子「zzz....」

幸子「....ハッ!?」パチクリ

幸子「ここはっ!」

〜お空(おから)〜

幸子「どこですか!?」
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:40:29.81 ID:pO603Tvm0
基本直下だから脳死安価が採用されやすい
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:43:27.88 ID:zrD0LFQT0
豆腐の世界かよ
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:44:20.80 ID:p5YySHOY0
音読みの発想はなかった
やはりこの>>1天才では
724 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 22:45:05.00 ID:9UBRGi8W0
幸子「一面真っ白なんですけど....」チラ

幸子「いえ、真っ白なのかも定かではありません」

幸子「この空間、とにかく空っぽです!」

幸子「壁も床も、空も大地も、海も山も」

幸子「そして果ても....」

幸子「ただただ何もない空間が、延々と広がっているように見えます」

幸子「果たしてこれを空間と呼んでいいんでしょうか」

幸子「....」

幸子「まあ来てしまったものは仕方ありませんし」

幸子「とりあえず、当てもなく歩いてみましょう」
725 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 22:46:21.56 ID:9UBRGi8W0
〜数時間後〜

幸子「....」トボ

幸子「....」トボ

幸子「....まさかここまで何もないとは」

幸子「さすがのボクも、少しだけ焦ってきた気がしないでもないですね....」

幸子「出口もわかりませんし、食料も水もない....」

幸子「新たな力を手に入れる前に、ボクの身体が持ちませんよ....」

幸子「そもそもボクは、本当に歩いているんでしょうか....」

幸子「周りの景色が一切変わらないので、それすらも不安になります....」
726 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 22:47:21.99 ID:9UBRGi8W0
幸子「はぁ....」トボ

幸子「....」トボ

幸子「....ん?」

幸子「あれは?」

幸子の見た物は? >>727
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:47:55.99 ID:NP7mRMxF0
巨大ヒョウ君
728 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 22:58:19.70 ID:9UBRGi8W0
幸子「....」ジー

幸子「....これは一体?」

幸子「なんだかとてつもなく大きいものということはわかるんですが」

幸子「あまりにも大きすぎて、先の方がよく見えません」

幸子「しかし、この世界に来て初めて見つけたものです!」

幸子「手がかりを見つけなければ....!」

幸子「全体が緑色ですねぇ」

幸子「表面は固くてザラザラしています」

幸子「高さはボク4〜5人分、7〜8メートルといったところでしょうか」
729 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 22:58:46.88 ID:9UBRGi8W0
幸子「これだけでも十分大きいのに」

幸子「長さはとても測れないくらいですねぇ」

幸子「先が見えませんよ」

巨大ヒョウ君「こんにちは」

幸子「!!?!?!????」

幸子「えっ、喋るんですか!?」

幸子「というか生物なんですか!?」

巨大ヒョウ君「うん」

巨大ヒョウ君「ところで君」

巨大ヒョウ君「虫?」

幸子「え゛っ!?」

幸子「ボ、ボクは....」

幸子の返答 >>730
コンマが偶数なら虫,奇数なら虫ではない
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 22:59:36.94 ID:xMmQ37g3O
かわいい
731 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:03:42.03 ID:9UBRGi8W0
幸子「ボクはヒトなので、生物学上の虫ではありませんが」

幸子「あなたくらいの大きさの生物から見れば、虫のように見えるのかもしれませんね!」

巨大ヒョウ君「いただきます」パクリ

幸子「」

巨大ヒョウ君の胃の中の世界観 >>732
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:04:56.52 ID:p2oAmI6Io
体のパーツを分解してカワイイ虫に変化させられる。食べられたらパーツを補充する必要がある
733 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:11:13.42 ID:9UBRGi8W0
幸子「zzz....」

幸子「....ハッ!?」

幸子「ここは!?」

カワイイ虫's「「「「「「「カワイイ!」」」」」」」

幸子「!!!??!?!?!??!?!?!??!?!??」

幸子「人間の背丈くらいの虫たちが行進しています!?」

幸子「人間の背丈くらいのハエ、人間の背丈くらいのアブ、人間の背丈くらいのカ、人間の背丈くらいのムカデ....」

幸子「よく見たらどの虫も害虫じゃないですか!?」
734 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:12:39.24 ID:9UBRGi8W0
カワイイバエ「カワイイ!」

カワイイアブ「カワイイ!」

カワイイカ「カワイイ!」

カワイイムカデ「カワイイ!」

幸子「....」

幸子「....カワイイ」ボソッ

幸子「!?」
735 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:13:06.29 ID:9UBRGi8W0
幸子「か、カワイくなんかないですよ!」

幸子「巨大な害虫にカワイイ要素なんて一切ありません!」

幸子「....」

幸子「それなのに....」

幸子「なぜこんなにも!」

幸子「カワイく見えてしまうんでしょうか!?」

幸子「....!?」

幸子「これが....ボク....!?」

幸子は何の昆虫になった? >>736
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:13:43.77 ID:PyB629xdo
トゲアリトゲナシトゲトゲ
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:15:01.60 ID:NP7mRMxF0
738 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:21:33.24 ID:9UBRGi8W0
幸子「トゲアリトゲナシトゲトゲになってます!?」

幸子「あ、皆さん今、トゲアリトゲナシトゲトゲって変わった名前だなあと思いました?」

幸子「これはですね、色々と流れがありまして」

幸子「トゲハムシ亜科というのがありまして」

幸子「それの和名がトゲトゲなんです」

幸子「そんなトゲハムシ亜科に属している、ハムシという種に」

幸子「トゲの無いハムシがいたんですね」

幸子「トゲのない=トゲナシ」

幸子「ハムシ=トゲトゲ」

幸子「これがトゲナシトゲトゲです」
739 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:22:01.95 ID:9UBRGi8W0
幸子「そしてなんと!」

幸子「トゲナシトゲトゲの仲間に」

幸子「トゲのある種がいたんです!」

幸子「トゲのあるトゲナシトゲトゲ」

幸子「これがどう呼ばれるのか」

幸子「賢い皆さんなら、もうお分かりですね?」

幸子「そう!」

幸子「トゲアリトゲナシトゲトゲです!」
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:24:15.06 ID:zrD0LFQT0
幸子の中にカワイクないのがいて
だけどカワイクナイ幸子の中にやっぱりカワイイのがいて
カワイイカワイクナイサチコ
741 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:32:28.42 ID:9UBRGi8W0
幸子「由来はさておき....」ジー

幸子「....」

幸子「....ボク、すっごくカワイイですね!」ウットリ

幸子「もしや、アイドルとしての極致に辿り着いてしまったのでは!?」

??「嬢ちゃん」

幸子「?」

幸子「喋れる虫さんもいたんですね!」

幸子「でもボクはもう言葉なんていらないんです」

幸子「だって虫は喋りませんから!」

??「....」
742 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:32:57.71 ID:9UBRGi8W0
幸子「純粋な虫になって、もっと」

幸子「もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと」

幸子「カワイくなりたいので」

幸子「あなたも黙ってくれませんか?」

??「.....ハァ」

??「あんたも、もうそこまで進行してるんだな」

幸子「進行?」
743 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:33:26.93 ID:9UBRGi8W0
??「ここにいるやつら、みんな前は人間だった」

??「でもな、虫になっちまうとそうはいかねえ」

??「虫ってのは人間と比べて、極端に脳が小さいんだ」

??「それに加えて、ここに来た時に」

??「誰もが身体のパーツを一つ失っている」

??「小さい脳を補うために、虫は身体の至る所にある神経節を使って情報を処理しているんだが」

??「それの一部も失ってるってことだ」

幸子「つまりどういうことなんですか?」
744 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:34:54.67 ID:9UBRGi8W0
??「人間性を喪失していくんだよ」

幸子「人間性?そんなもの枷でしかありません」

幸子「カワイくなれるなら人間なんて捨ててあげますよ!」

??「虫に近づいていってるから気づけねえんだろうが」

幸子「何を言ってるんですかねぇこの人、いや虫は」

幸子「ボクのカワイさに世界中が気付いているというのに」

??「....冥土の土産に教えてやるよ」

??「今のアンタ」

??「全くカワイくねえぜ」

幸子「カワイくない!?」
745 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:35:22.65 ID:9UBRGi8W0
幸子「じゃあこんなの要りませんよ!早く人間に戻してください!」

??「!?」

幸子「どうしたんですか?」

??「驚いた、あの状態から一瞬で人間性を取り戻すとは....」

幸子「何を言ってるんですか?えーっと....」

??「ああすまん、まだ名乗ってなかったな」

??「俺の名はバグズライフ」

幸子「いや虫じゃないですか」

バグズライフ「親が映画に影響されたらしくてな」

幸子「えぇ....」
746 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:37:50.74 ID:9UBRGi8W0
バグズライフ「せっかく人間性を取り戻したところ悪いが」

バグズライフ「昆虫の処理能力じゃ、それも長くはもたんぞ」

幸子「えー?」

バグズライフ「さっさとかけたパーツの代わりを見つけな」

バグズライフ「そうすりゃ帰れるぜ」

幸子「はぁ....」

幸子「ボクのパーツ、どこが欠けてます?」

バグズライフ「ん、ちょっと待っててくれ....」ジロジロ

どこのパーツが欠けている? >>747
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:38:37.80 ID:NP7mRMxF0
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:39:02.94 ID:azXzy3z7o
欠けるほどあったっけ?
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:42:53.31 ID:V+9fLXndo
殆ど欠けてないじゃんやったな!
750 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:44:24.62 ID:9UBRGi8W0
バグズライフ「胸部の辺りが少し削れてる気がするな」

幸子「うわ本当だ!?」

幸子「頭の真下の辺りなので気づきませんでした!」

バグズライフ「まあもうほぼ昆虫になってるしな、そりゃ気づかんだろう」

幸子「これをどうすればいいんですか?」

バグズライフ「自分の胸部を見つけられればそれが一番だが、もう時間がねえ」

バグズライフ「その辺に落ちてるのを適当にくっつけてみな」

バグズライフ「そうすりゃなんとかいけるだろ」

幸子「そんな適当でいいんですか?」

バグズライフ「疑問ぶつけてる暇はねえぞ」

幸子「はぁい」

何の虫の胸部で補う? >>751
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:45:29.70 ID:p5YySHOY0
目の前のおっさん
752 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:49:26.48 ID:9UBRGi8W0
幸子「あ、バグズライフさんの胸部、ピッタリはまりそうなので貰ってもいいですか?」

バグズライフ「お前、俺をアンパンマンか何かと勘違いしてねえか?」

バグズライフ「俺はあくまで助言を与えるだけの存

幸子「....」ベリベリベリベリ

バグズライフ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛っっっっっっ!!!!!!!!」

幸子「すみません、先を急ぐので失礼します!」ペコ

バグズライフ「....」

バグズライフ「....カワイイ」

バグズライフ「虫最高!害虫最高!じゃーなねーちゃん!」モゾモゾ

幸子「ボクもああなってたんですねぇ....」

幸子「早く帰りましょう!」
753 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/02(火) 23:52:21.55 ID:9UBRGi8W0
幸子「という過酷な旅をしてきました」

P「....」

P「悪夢でもみたのか?」

幸子「ええ、ボクも最初はただの悪夢だと思ったんです」

幸子「目が覚めたら事務所にいて、体も元に戻っていました」

P「やっぱり悪夢じゃねえか」

幸子「しかし!」

幸子「ボクの胸が」

幸子「新しい力を得たんです!」

P「胸ぇ?」

P「パッと見何も変わってないが?」

幸子「ちょっと!ジロジロ見ないでください!」

P「理不尽だなぁ」

幸子「フッフッフ」

幸子「ボクの胸が手に入れた新たな力....」

幸子「それは....!」

幸子の胸が手に入れた新たな力 >>754
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/02(火) 23:53:26.15 ID:V+9fLXndo
可変サイズ
755 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 00:00:08.38 ID:GgOSm/700
幸子「なんと!」

幸子「むむむ....!」

幸子「ハイッ!」

パァン

幸子「このように、胸のサイズを自由自在に操れるようになりました!」

P「幸子、出てるぞ」

幸子「!」ガバッ

幸子「....」

幸子「....ど、どうですか?」チラ

P「....」

P「俺は普段通りの幸子が好きだな」

幸子「じゃああまり使わないようにします////」シュルシュル

14日目に続く
756 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 00:00:45.28 ID:GgOSm/700
本日はここまでとさせていただきます
開始してから2週間、あと250レスいきます
明日の夜に再開します
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 00:17:34.43 ID:ToM/upDgo
おつー
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 02:25:37.58 ID:q5+fSkbDO
幸子って、藍子と胸のサイズが(ここからメモ書きは引きちぎれてます)
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 04:28:21.20 ID:yZ5qv1W80

氣の力(佐久間流)かな?
760 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:13:23.05 ID:GgOSm/700
幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」チラ

幸子「(....胸の可変)」

幸子「(女性として、そしてアイドルとしては非常に有用な能力です)」

幸子「(....しかし、Pさんにはあまり響かなかったようですね)」

幸子「(まだまだ構い道を邁進しなければ....)」

何をする? >>761
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:14:06.84 ID:yZ5qv1W80
料理を作る
762 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:20:56.16 ID:GgOSm/700
幸子「(料理を作りましょう!)」

幸子「(お弁当の時はPさんの評価も最高でした!)」

幸子「(ボクの手料理でPさんの胃を破裂させちゃいますよ!)」

幸子「....」

幸子「(しかし、あの時もかなり行き当たりばったりで大変でしたし....)」

幸子「(ボク単独で、確実に美味しい料理を作れる自信もまだありません....)」

幸子「(人手も多い方が良いですから)」

幸子「(今回も助っ人を呼びましょう!)」

助っ人 >>763
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:21:56.33 ID:aGw8VVkbo
ありす
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:22:21.69 ID:mToYuRjn0
関ちゃん
765 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:32:00.38 ID:GgOSm/700
幸子「再登場ですねよろしくお願いします!」

幸子「ありすさん!」

ありす「....」

幸子「どうしましたか?」

ありす「い、いえ、今回はあまりにもまともな頼みだったので」

幸子「失礼ですねぇ!」

幸子「ボクはいつでもまともですよ!」フフーン

ありす「初回からPを撲殺しかけた人の言うことですか?」

幸子「あれは不幸な事故でしたね....」

ありす「故意ではない方が心配になりますよ....」
766 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:32:28.89 ID:GgOSm/700
幸子「それはそうと」

幸子「ありすさんって料理が得意なんですよね?」

ありす「!!!」

ありす「ま、まあそれほどでもないですよ!」

ありす「ですが、そこまで言うならお手伝いしましょう」

幸子「ありがとうございます!」

ありす「それで、何を作るんですか?」

幸子「決まっていません!」

ありす「材料は何を使うんですか?」

幸子「決まっていません!」

ありす「....」
767 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:33:06.88 ID:GgOSm/700
ありす「あの、帰っていいですか?」

幸子「どうしてですか!?」

ありす「当然の感想だと思います」

幸子「お金を借りたりブラックジャックを作るよりマシでしょう!?」

ありす「自分でそれを言いますか」

幸子「ありすさん!」

幸子「この冷蔵庫の中の物で作れる料理を考えてください!」

ありす「せめてそのくらいは用意してから私を呼んでください!」

幸子「善処します」

ありす「全く響いていませんね」

冷蔵庫の中身@ >>768
冷蔵庫の中身A >>769
冷蔵庫の中身B >>770
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:33:28.72 ID:G1KLULcrO
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:33:51.27 ID:mToYuRjn0
輝子のキノコ
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 21:34:17.76 ID:hwb51voCo
人肉味のいちご
771 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:49:34.19 ID:GgOSm/700
ありす「....」ジー

ありす「....」スッ

幸子「それは?」

ありす「花です」

幸子「....ありすさん」

幸子「花はカワイイですけど食べられませんよ?」

ありす「これはエディブルフラワーです」

幸子「エディブルフラワー?」
772 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:50:01.06 ID:GgOSm/700
ありす「食用の花のことを英語でそういいます」

幸子「花って見るものじゃないんですか?」

幸子「今ありすさんが出したのだって、普通に花屋さんで売っている種類に見えますけど」

ありす「はい、これはバラ、カーネーション、デージー、ペチュニア」

ありす「どれも花屋さんで売っていたり、園芸で育てられたりしています」

ありす「でも花は毒がない種類なら食べられますよ」

幸子「確かに植物ですもんねぇ」

ありす「パッケージにエディブルフラワーとしっかり書かれているので」

ありす「これは体に害のある農薬を使わず、元々食べる用に作られた花でしょう」

ありす「問題なく食べられると思います」

幸子「なるほど〜」
773 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:50:41.46 ID:GgOSm/700
幸子「花ってどんな味がするんですか?」

ありす「私も実際に食べたことはないのでわかりません」

ありす「でも、ただ食べられるというだけで味自体は売りではないかもしれません」

幸子「見栄え重視ってことですか?」

ありす「おそらく」

ありす「でも料理に見た目は重要ですよ」

幸子「その通りです!」
774 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:51:09.13 ID:GgOSm/700
ありす「....他に使えそうな食材は」チラチラ

ありす「?」

ありす「これはなんでしょう?」スッ

幸子「あぁ、それですか」

ありす「知っているんですか?」

幸子「はい」

幸子「輝子さんのキノコです」

ありす「これキノコなんですか?」

ありす「変わった形だったので、何かわかりませんでした」

幸子「始めて見るなら仕方ないですよ」
775 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 21:51:55.29 ID:GgOSm/700
ありす「輝子さんが大切に育てたキノコなら、私たちが食べるわけにはいきません」

ありす「これは冷蔵庫に戻しておきましょう」

幸子「食べて大丈夫ですよ?」

ありす「え?」

ありす「でも、人の物を許可も取らず勝手に食べるなんて、ダメですよ!」

幸子「そのキノコはもう輝子さんの物ではないです」

ありす「???」

ありす「....あの、もう少しわかりやすく言ってもらえますか」

幸子「そのキノコは輝子さんのちんちんです」

ありす「!!?!?!??!?!??!?!?!?!?!???!?!?」
776 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:07:06.86 ID:GgOSm/700
ありす「あなたは何を言っているんですか!?」

幸子「....」

幸子「そのキノコは輝子さんのちんちんです」

ありす「わかりました!わかりましたから!」

ありす「....」

ありす「....輝子さんって、男の子なんですか?」

幸子「いえ、れっきとした女の子ですよ」

ありす「だったらなんで!その、ぉ...,ん....んがあるんですか!」

幸子「おちんちんですか?」

ありす「....はい」
777 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:07:37.36 ID:GgOSm/700
幸子「輝子さんはですね、キノコを愛しすぎるあまり」

幸子「自身のお股にキノコが生えてくるようになったんです」

ありす「行間飛ばしてませんか!?」

ありす「どうやってもキノコを愛することと、それが股間に生えてくることが結びつきません!?」

幸子「確かに、いつも冷静沈着、クールオブクールのありすさんが動揺するのも無理はありません」

幸子「でも」

幸子「愛は、時に常識を、理屈を超え」

幸子「奇跡を起こしてしまうんです....」

ありす「何の説明にもなっていないんですけど....」
778 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:08:40.59 ID:GgOSm/700
幸子「ある時から、輝子さんのお股にはキノコ」

幸子「もといちんちんが生えるようになりました」

幸子「そしてそれは」

幸子「3か月ごとに生え変わるんです!」

ありす「もうわけがわかりません....」

幸子「この前生え変わったと聞いていましたが、こんなところで保管していたんですねぇ」

ありす「股間に生えた物を冷蔵庫に入れないでほしいです」
779 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:09:13.84 ID:GgOSm/700
ありす「しかし、そんなものならとても食べられません」

ありす「これは冷蔵庫に戻して....」

幸子「そう決めつけるのはまだ早いですよ」

ありす「え?」

幸子「とあるバラエティー番組で食べたんですが」

幸子「世界には、ウシのペニスを使った料理があります」

ありす「....」
780 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:10:05.69 ID:GgOSm/700
ありす「そ、そうかもしれませんけど、ウシは食材としてポピュラーじゃないですか!」

ありす「ペニスだとしても、ギリギリ食材として見られなくはありません!」

ありす「同じペニスでも、輝子さんのものは嫌ですよ!」

輝子「私のちんちん、食べてくれないのか....?」

ありす「」
781 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:10:35.43 ID:GgOSm/700
輝子「一生懸命育てたんだ....」

輝子「毎日撫でて、撫でて、撫でて....」

輝子「たくさん亜鉛を摂って....」

輝子「それなのに、ありすちゃんは食べてくれないのか....?」

輝子「ありすちゃんは、牛と私のちんちんを差別するのか....?」

ありす「ぅぅ....」

幸子「ありすさん、生産者さんがこう言っているんですし」

幸子「美味しく料理して、食べてあげましょう....?」

ありす「そんな言い方、ズルいですよ....」
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 22:14:17.61 ID:wU3DeI6+o
(なんかジサツPっぽい雰囲気がしてきた)
783 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:14:55.16 ID:GgOSm/700
幸子「まあまあありすさん、これでも見て元気出してください」コトッ

ありす「....」チラ

ありす「!!!」

ありす「いちご!」

幸子「これも料理に使いましょう!」

幸子「でもその前に....」

幸子「味見をどうぞ」

ありす「いいんですかっ!」

幸子「ええ、お手伝いしてくれてるんですからこのくらいは当然ですよ」

ありす「そういうことなら、ここはお言葉に甘えておきます」

ありす「いただきます!」パクッ

ありす「オロロロロロロロロロロロロロロロロロッ!!!!!」ゲロゲロ

幸子「ありすさん!?」
784 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:21:11.90 ID:GgOSm/700
ありす「なんですかこれっ!?」

ありす「見た目はいちご!いちご以上にいちご!」

ありす「それなのに味は血生臭くて、食感は変にグニュグニュしていて....」

ありす「なんですかこれ!私に何を食べさせたんですか!」

幸子「えぇ....?」

幸子「ボクもこれただのいちごだと思ったんですけど....」パクッ

幸子「うぇっ!?」ペー

幸子「これは酷いですね....」

ありす「でしょう!」
785 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:21:38.53 ID:GgOSm/700
ありす「目をつぶって食べれば、こういう味の食材なんだと認識できる可能性もありますが」

ありす「いちごにしか見えないフォルムを見てから食べると、脳が混乱して」

ありす「より酷い味に感じます!」

ありす「これはいちごへの冒涜です!」

ありす「絶対に許せません!」

幸子「いちごと思わず、癖の強いお肉だと思って調理しましょう!」

ありす「使うんですか!?」

幸子「そういうルールなので」

ありす「Pさん、どうかご無事で....」

作る料理 >>786
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 22:22:14.37 ID:HJStz86H0
スーパーいちごパスタ
787 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:45:00.04 ID:GgOSm/700
幸子「さてありすさん」

ありす「はい」

幸子「何を作りますか?」

ありす「....今回は」

ありす「スーパーいちごパスタを作ります!」

幸子「!!!」

ありす「正直に言って、これをいちごと呼ぶのは気が進みませんが」

ありす「味以外は完璧ないちご、いちごの極致、到達点なので」

ありす「便宜上いちごと呼ぶことにしますっ....」グググッ

幸子「そんな苦しそうな顔で言わなくても」
788 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:45:43.02 ID:GgOSm/700
ありす「まず、この生臭いお肉のような味のするいちごをなるべく細かく刻んで」

ありす「りんご、パイナップルと一緒にワインに漬け込みます」

幸子「いちごの味じゃないのに、フルーツと合わせるんですか?」

ありす「いえ、これは臭み取りです」

ありす「こんなもの、臭みを取らないとまともな味にはなりませんよ」

幸子「へぇ〜」

ありす「その間に、輝子さんのキノコと玉ねぎ、にんにくをみじん切りにしてください」

幸子「またみじん切りですか....」モタモタ
789 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:46:12.50 ID:GgOSm/700
ありす「終わりましたか?」

幸子「なんとか....」

ありす「そしたら、このお鍋にオリーブオイルを引いて熱します」

ありす「油が全体に回ったら、先ほどみじん切りにしたものを全て入れて」

ありす「水気がなくなるまで炒めてください」

幸子「....」ジャッジャッ

幸子「もういい匂いがしてきましたね〜」

ありす「使っている食材を考えると複雑です....」
790 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:46:54.35 ID:GgOSm/700
ありす「臭み取りをしていたいちごを取り出して」

ありす「フードプロセッサーで細かくします」ヴィーン

ありす「....」ヴィーン

ありす「できました!」

幸子「味を考えると、ほぼひき肉ですね」

ありす「そのように使うつもりです」

ありす「いちごの見た目を残すことだけは絶対にしたくないので」

幸子「さすがです、いちごに賭ける思いが違います」

ありす「それほどでもあります」
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 22:47:28.54 ID:yZ5qv1W80
いちごソース(ミートソース味)になりそうだな
792 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:47:28.98 ID:GgOSm/700
幸子「もう良さそうですよ〜」

ありす「わかりました」

ありす「このひき肉を投入して、さらに炒めます」

幸子「ひき肉って言っちゃいました」

ありす「フォルムのことはもう忘れます」
793 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:47:54.47 ID:GgOSm/700
ありす「色が変わってきましたね」

幸子「ここに、ワイン、トマト缶、ケチャップ、コンソメスープですか」

ありす「はい、入れ終わったら弱火にして、15〜20分ほど煮込みます」

ありす「同時にパスタも茹でておきましょう」

幸子「はーい」
794 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:48:56.50 ID:GgOSm/700
ありす「完成です!」

ありす「これがスーパーいちごパスタ!」

幸子「これもうほとんどミートスパゲティじゃないですか!?」

ありす「いちごパスタの新境地です!」

幸子「食べる人は誰も、いちご要素に気付きませんよ」

ありす「そうでしょうね」

ありす「....しかしその人は、確かにいちごパスタを食べているんです」

ありす「非常に愉快です」

幸子「???」
795 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:49:39.12 ID:GgOSm/700
P「....」カタカタ

幸子「Pさんっ!」

P「幸子、どうした?」

幸子「またお料理を作ってきました!」

P「マジか!」

P「この前の奴も美味かったからな〜」

P「今回は何を作ったんだ?」

幸子「こちらになります」
796 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:50:11.01 ID:GgOSm/700
幸子「オープン!」パカッ

P「ミートスパゲティじゃないか!」

幸子「ちっちっち」

幸子「Pさん、これはミートスパゲティなんてものじゃありませんよ」

P「?」

幸子「....これは」

幸子「スーパーいちごパスタです!」

P「あっ....」
797 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:50:43.87 ID:GgOSm/700
P「....ありすか」

幸子「よくわかりましたね」

P「ありすが絡んでるのか〜....」

P「見た目は美味そうなんだけどな」

幸子「安心してください、今回は味も保証できます」

P「本当か?」

幸子「ええ」

幸子「なんてったって、このボクが作ったんですから!」

P「はぁ....」
798 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:51:55.10 ID:GgOSm/700
P「まあせっかく作ってくれたし、食ってみるかぁ」

幸子「どうぞ!」

P「いただきます....」

P「....」パクッ

P「....」モグモグ

幸子「どうですか?」

P「....なかなか美味いな」

幸子「そうでしょうそうでしょう!」
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 22:57:41.82 ID:A477FIdlO
本当に食べてしまったのか?
800 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:58:54.67 ID:GgOSm/700
P「なんだか懐かしい味がするな....」

幸子「そうなんですか?」

P「子供の頃、お袋がよく作ってくれたんだ」

幸子「いい話ですねぇ」

P「しかしこのミートソース、独特な風味だな」

幸子「生臭いいちごと輝子ちゃんのキノコをたっぷり使っています!」

P「生臭いいちご???」

幸子「ボクたちもあれが何なのかはよくわかっていません!」

P「お前、そんなもの食わせるなよ....」
801 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 22:59:40.96 ID:GgOSm/700
P「でも、これを食ってると昔を思い出すよ」

幸子「お母さんのことですか?」

P「それもだが」

P「昔金に困ってた頃、よく食ってた肉の味にちょっとだけ似てるんだよ」

幸子「へぇ〜」

P「その辺で自分で捕まえてな、捌いて食べてたんだ」

幸子「狩猟免許を持っているんですか!?」

幸子「凄いじゃないですか」

P「狩猟....まあそんな感じだ」
802 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 23:00:22.94 ID:GgOSm/700
幸子「何のお肉なんですか?」

幸子「鹿?猪?まさか熊ですか?」

P「....」

P「....懐かしいなぁ」

P「久しぶりにまた、食いたくなってきた」ニコニコ

幸子「Pさんに喜んでもらえてよかったです!」フフーン

P「ああ、次があるのかはわからんが楽しみにしてる」

幸子「任せてください!」

15日目に続く
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:00:33.33 ID:q5+fSkbDO
相葉ちゃんが生産したのかな?


ほら、花に敵なす虫(意味深)は容赦しないって
804 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 23:01:22.20 ID:GgOSm/700
本日はここまでとさせていただきます
明日の夜に再開します
805 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/03(水) 23:03:19.21 ID:GgOSm/700
すみません、花を入れるのを忘れていました
明日はP、花束を食べるとP構いの2本立てでお送りします
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:03:29.30 ID:yZ5qv1W80
乙でした
そういやこのパスタ、花は使ったの?
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:09:12.22 ID:q5+fSkbDO
人肉は昔はよく食べたってね

死んだまま放置すると甲虫の山ができたとか
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/03(水) 23:14:07.52 ID:3KvcwcNjo
その花悪党の血で咲いてそう
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/04(木) 20:20:07.52 ID:OVB6WKupo
この作者が天才だと思ったらいますぐ過去作を漁ってくるんだ
一週間は退屈しないぞ
810 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/04(木) 21:21:58.80 ID:Pe+COG9r0
幸子「Pさん....」

P「ん?」

幸子「昨日の忘れ物を届けにきました....」

P「昨日?」

P「料理は美味かったけど、まだ何かあったのか?」

幸子「はい、これです」ブワサ

P「花束?」

幸子「食べてください」

P「....」
811 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/04(木) 21:22:29.20 ID:Pe+COG9r0
P「貰ってください!じゃなくて?」

幸子「食べてください」

P「....」

P「いただきます」

P「....」パクリ

P「....」モッシャモッシャ

P「....」ポソポソ

P「....」ゴックン

P「花束を食べるってのはレアな経験だな」

幸子「味はどうですか?」

P「うーん....」
812 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/04(木) 21:22:59.37 ID:Pe+COG9r0
P「人が食べる用に品種改良され続けて、今の姿になった野菜や果物とは違って」

P「花は見た目重視でここまできてるからな」

P「味らしい味はそんなにないかもしれん」

P「やや苦みや辛みを感じるくらいか」

幸子「そうですよね....」

幸子「本当は、昨日のパスタの彩り用に使う予定だったんです」

幸子「でも載せるのを忘れてしまって....」

幸子「すみません、花束ごと食べさせてしまって....」

P「....」
813 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/04(木) 21:23:31.54 ID:Pe+COG9r0
P「幸子」

P「元気出してくれ」

P「お前の料理は十分美味しかったよ」

幸子「でもボクはプロです」

P「プロではないぞ」

幸子「やっぱりベストの状態で食べて欲しかった....!」

P「....」

P「....幸子」
814 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/04(木) 21:23:59.33 ID:Pe+COG9r0
P「....俺の顔をよく見ていてくれ」

幸子「?」

P「ふんっ....!」

ニュルニュル

幸子「Pさんの眼球が飛び出しています!?」

幸子「だ、大丈夫なんですか!?」

P「まだまだぁ....」
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