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【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」2ndSeason
	- 28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 21:48:35.78 ID:gWhiCUJs0
-  杏のなまけクッションをこっそり使ったか? 
- 29 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 21:52:40.77 ID:1yq03CYd0
-  幸子「ではボクから....」ペラ 
 
 幸子「....」ペラ
 
 幸子「フフーン....」ニッコリ
 
 P「なん、だと....」
 
 幸子「トップアイドルの運を舐めないでください!」
 
 幸子「クエスチョンカード発動!」
 
 『小学校の頃の武勇伝は?』
 
 P「ぐぬぬ....」
 
 幸子「さぁ!早く答えてください!」
 
 幸子「Pさんが常に膝小僧を出していたあの頃の武勇伝を!」
 
 P「そうだなぁ....」
 
 Pの小学校の頃の武勇伝 >>30
- 30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 21:54:25.26 ID:c6HxUW3Co
-  ヒステリー教師を辞めさせた 
- 31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:05:03.73 ID:EmMYfE/2o
-  怖い 
- 32 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:12:59.24 ID:1yq03CYd0
-  P「小3の頃だったか」 
 
 P「俺はその時、級長やっててな」
 
 幸子「へぇ〜」
 
 P「んで、当時の担任が結構酷かったんだよ」
 
 幸子「まあ学校の先生は当たりはずれが激しいですからねぇ」
 
 P「40代半ばのおばさん先生だったんだが」
 
 P「気に入らないことがあるとすぐに絶叫、体罰、最後は教室を出ていって職員室に籠る」
 
 幸子「そういうタイプですか....」
- 33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:13:35.21 ID:YXHbf6QG0
-  よくいるよくいる 
- 34 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:13:39.59 ID:1yq03CYd0
-  P「小3の子供なんてさ、大人が完璧に御せるわけないだろ?」 
 
 P「それも含めて小学校の先生のはずなんだが」
 
 P「少なくとも、その先生はそうじゃなかったな」
 
 幸子「困った先生です」
 
 P「俺も、そして他のクラスメートもうんざりしていた」
 
 P「だから2学期が始まったころ、みんなで話し合って決めたんだ」
 
 P「あいつを辞めさせようって」
 
 幸子「え」
- 35 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:14:06.93 ID:1yq03CYd0
-  幸子「や、辞めさせるって....」 
 
 幸子「それはあんまりじゃ....」
 
 P「....」
 
 P「どうしたと思う?」
 
 幸子「....」
 
 幸子「先生の酷いところを他の先生たちに相談した、とか?」
 
 P「そんなことじゃまずやめないだろうな」
 
 P「ああいうやつじゃ自分が絶対に正しいと思いこんでる」
 
 P「そして学校側から辞めさせられるほどでもない」
 
 幸子「....」
- 36 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:14:50.20 ID:1yq03CYd0
-  P「わからないか?」 
 
 幸子「はい....」
 
 P「まあ難しいか」
 
 P「正解はな」
 
 P「毎日クラスメートの誰かが、その先生の家の近くで張り込んで」
 
 P「奴の息子の写真を撮るんだ」
 
 幸子「?」
 
 幸子「なぜそんなことを....?」
- 37 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:15:43.58 ID:1yq03CYd0
-  P「毎日、毎日、欠かさず子供の写真を撮って」 
 
 P「次の日の朝、教卓の上に置いておく」
 
 P「ポラロイドカメラだったからすぐに写真が出来るんだ」
 
 幸子「....」
 
 P「クラスメートは30人以上いたからな」
 
 P「それぞれに何かしらの予定があっても」
 
 P「持ち回りなら、誰か1人くらい先生の家に行く余裕はあった」
 
 P「先生の家は学区外ではあったけど、同じ市内だったしな」
 
 幸子「....」
- 38 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:17:00.93 ID:1yq03CYd0
-  幸子「それで、どうなったんですか....?」 
 
 P「当然最初の方はブチギレてたよ、いつものように」
 
 P「俺たちはそれまでと全く変わらず、黙って奴に従ってた」
 
 P「でも毎日子供の写真を撮って、教卓の上に置くのは」
 
 P「絶対にやめなかった」
 
 P「先生もキレ散らかしながらクラス全員を問い詰めてたが」
 
 P「クラス全員がもれなく協力者だから」
 
 P「口裏なんて簡単に合わせられる」
- 39 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:18:21.94 ID:1yq03CYd0
-  P「徐々に先生も、事の重大さに気付いてきたんだろう」 
 
 P「しばらくすると、以前のようにヒステリックに叫びながら怒ることはなくなった」
 
 P「でも俺たちは絶対にやめなかった」
 
 P「その後奴は、学校の上の方にこのことを訴えたらしい」
 
 P「でも」
 
 P「子供のすることだと、まったく取り合わなかったみたいだ」
 
 P「あの先生自体が他の教師から疎まれていたってのもあったかもしれないな」
- 40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:18:45.31 ID:0OrqZj300
-  ヤクザの手口じゃねえかw 
- 41 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:20:28.89 ID:1yq03CYd0
-  P「最後は警察に駆け込んだらしい」 
 
 P「でもそんなことで、当時の警察が本格的な捜査をするはずもない」
 
 P「ストーカー規制法のない時代じゃ尚更だ」
 
 幸子「....」
 
 幸子「....どうなったんですか、その先生は」
 
 P「何度も謝りながら辞めていったよ」
 
 P「2学期が終わる少し前に」
 
 幸子「....」
- 42 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:21:24.20 ID:1yq03CYd0
-  P「あの先生に限らず、ああいうタイプの先生ってのは」 
 
 P「自分よりも小さく弱い子供相手なら、多少の理不尽はまかり通るって」
 
 P「理解した上でやってるんだ」
 
 P「その子供達に追い詰められて」
 
 P「最後は『子供だから』と取り合ってもらえず」
 
 P「辞めていった」
 
 P「当時はこんな言葉知らなかったが、今考えると」
 
 P「皮肉だな」
 
 幸子「....す、すごいですね」
 
 P「....まあ、あんまりいい思い出じゃないな」
 
 幸子「....」
 
 第二の質問 >>43
- 43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:21:46.21 ID:gWhiCUJs0
-  異性と風呂に入った経験は? 
- 44 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:30:14.31 ID:1yq03CYd0
-  〜数巡後〜 
 
 P「なかなか揃わないな」
 
 幸子「神経衰弱の序盤戦なんてこんなものですよ」
 
 P「いきなり揃えてたくせに」
 
 幸子「あれはボクだけの成せる」ペラ
 
 幸子「技ですよ!」ペラ
 
 P「あ゛っ!?」
 
 幸子「おっと、連続ですみません」
 
 P「くっそ〜」
 
 幸子「クエスチョンカード発動!」
 
 『異性と風呂に入った経験は?』
 
 P「ぐっ....」
 
 幸子「先に行っておきますが、母親や親戚はNGですよ」
 
 P「....」
 
 Pは異性と風呂に入った経験がある?ない? >>45
- 45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:30:54.09 ID:g50pFT6Mo
-  ある 
- 46 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:38:20.44 ID:1yq03CYd0
-  P「....」 
 
 P「....ある」
 
 幸子「」
 
 まゆ「」
 
 ゆかり「」
 
 美嘉「」
 
 智絵理「」
 
 雫「」
 
 美優「」
 
 夕美「」
 
 留美「」
 
 菜々「」
 
 アナスタシア「」
 
 心「」
 
 美穂「」
 
 文香「」
 
 茄子「」
 
 響子「」
 
 美波「」
 
 友紀「」
 
 
- 47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:38:59.59 ID:YXHbf6QG0
-  どこから涌いてきた 
- 48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:40:05.54 ID:SC/W+gaM0
-  沸いて出すぎで草 
- 49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:40:27.50 ID:VdPt1R2Oo
-  アイドルワラワラで草 
- 50 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:12.32 ID:1yq03CYd0
-  P「なんだか一瞬、やたらとたくさんの視線を感じたような....」 
 
 幸子「そそそそそそそそそそ」
 
 P「傷ついたCDみたいになってるぞ」
 
 幸子「そっ、それはお母さまの話ですよね!?」
 
 P「自分でそれは抜けって言っただろ....」
 
 幸子「じゃあ何歳の頃ですか!」
 
 P「ええっと....」
 
 何歳の頃? >>49
- 51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:41:32.56 ID:OafEG4HDo
-  中学校のとき 
- 52 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:34.04 ID:1yq03CYd0
-  訂正します 
 何歳の頃? >>52
- 53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:41:42.85 ID:0OrqZj300
-  半年前 
- 54 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:41:58.32 ID:1yq03CYd0
-  ずれましたが>>51を採用します 
- 55 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:43:23.67 ID:1yq03CYd0
-  幸子「どうせ!幼稚園とか小学生の時の話でしょう!」 
 
 幸子「低学年の時に近所の女の子と遊んでいて汚れたからとかでしょう!」
 
 P「....中学3年、卒業式の後だった」
 
 幸子「」ブクブク
 
 一同「」ブクブク
- 56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:43:33.61 ID:VdPt1R2Oo
-  すまん 
- 57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:51:14.25 ID:EmMYfE/2o
-  Pの何気ない一言がいろんなアイドルを傷付けた 
- 58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:52:56.48 ID:TstSh+lXo
-  これは初体験だな 
- 59 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:55:39.01 ID:1yq03CYd0
-  P「その頃、彼女がいたんだ」 
 
 P「小中って一緒で、家も割と近くて」
 
 P「特別美人、ってわけじゃなかったかもしれないけど」
 
 P「いい子だった」
 
 P「卒業式の後、2人で歩きながら」
 
 P「もう一緒に帰るのも最後かもね、とか言って」
 
 P「違う高校って言っても、隣の市だし」
 
 P「お互い自宅からの通学だったから」
 
 P「別に今生の別れってわけでもなかったんだ」
 
 P「でもなんだか無性に寂しくなっちゃってさ」
- 60 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:56:05.96 ID:1yq03CYd0
-  P「家が近づいてくるにつれて、お互いの歩みは遅くなっていって」 
 
 P「そしたら彼女が、家に誘ってきた」
 
 P「寂しいのは俺だけじゃなかったみたいでな」
 
 P「着いて行ったら、たまたま家の人は今日遅いって言うから」
 
 P「そのまま2人で
 
 幸子「ストップ!!!!やめ!終わり!このスレは完結!」
 
 【完】
- 61 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 22:56:33.84 ID:1yq03CYd0
-  P「懐かしいなぁ」 
 
 P「今でもたまに思いだすんだ」
 
 P「あいつの名前は
 
 幸子「本当にストーーーーーーーップ!!!!!」
 
 幸子「これ以上は危険です!生命の危機です!」
 
 P「はぁ?」
 
 P「なんで俺の過去を話したら生命の危機に瀕するんだよ」
 
 幸子「Pさんじゃなくて元カノさんです!!!!」
 
 P「?????」
 
 幸子「次行きますよ次!!!」
 
 第三の質問 >>62
- 62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:56:39.50 ID:EmMYfE/2o
-  乙! 
- 63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:56:55.70 ID:gWhiCUJs0
-  運動会で活躍したこと 
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:57:06.13 ID:EmMYfE/2o
-  すまん! 
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 22:59:06.20 ID:5skrAFgho
-  完からの乙はズルい 
- 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:00:31.83 ID:0OrqZj300
-  おつじゃなくてきのとだったりして 
- 67 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:02:11.71 ID:1yq03CYd0
-  〜数巡後〜 
 
 P「....」ペラ
 
 P「....」ペラ
 
 P「やっと当たった!」
 
 幸子「さあどうぞ!」
 
 P「クエスチョンカード発動!」
 
 『運動会で活躍したことは?』
 
 幸子「....」
 
 幸子「そんなのでいいんですか?」
 
 P「俺が選んだんじゃねーよ!」
 
 幸子が運動会で活躍した競技は? >>68
- 68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:02:53.72 ID:DsG0LsA3o
-  借り物競走 
- 69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:02:56.60 ID:0OrqZj300
-  応援合戦 
- 70 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:05:25.83 ID:1yq03CYd0
-  幸子「運動会....」 
 
 幸子「ボクレベルになると、当日不参加でも大活躍ですが」
 
 P「どうなってんだよお前の学校は」
 
 幸子「一番の活躍といえば、借り物競争ですかねぇ」
 
 P「借り物競争か、今時まだやってるんだな」
 
 借り物競争で幸子の引いたお題 >>71
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:06:14.52 ID:0OrqZj300
-  100kgのバーベル 
- 72 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:11:29.35 ID:1yq03CYd0
-  幸子「ボクが引いたお題は100kgのバーベルだったんです」 
 
 P「どうなってんだよお前の学校は(リターンズ)」
 
 幸子「さすがのボクも困りましたよ」
 
 幸子「小学校に100kgのバーベルなんてありませんから」
 
 P「だろうなぁ」
 
 幸子「仮にあったところで、ボクじゃどうやっても持てませんし」
 
 P「借りる以前の問題だし、借り物競争の趣旨がぶっ壊れるよな」
 
 幸子「困ったボクは、呆然と立ち尽くしていました」
- 73 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:11:59.55 ID:1yq03CYd0
-  幸子「すると、突然地面が揺れ出したんです」 
 
 P「!?」
 
 幸子「始めは地震かと思いました」
 
 幸子「しかし、それにしては揺れが長く、そして不規則でした」
 
 幸子「しばらくして揺れは治まりました」
 
 幸子「そしてボクの目の前には」
 
 幸子「100kgのバーベルを抱えた筋骨隆々の男たちが大挙していたんです」
 
 P「!!?!??!?!?!????」
- 74 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:19:28.26 ID:1yq03CYd0
-  幸子「筋骨隆々の男たち曰く」 
 
 幸子「『ジムでトレーニングをしていたところ、』」
 
 幸子「『突然100kgのバーベルをここに持ってこなければならない気がした』と....」
 
 P「いや怖っ!」
 
 P「お前人知を超えた力持ってるだろ!?」
 
 幸子「ええ、ボクは無意識のうちに」
 
 幸子「持ち前のカワイイパワーを全開にしていたみたいです....」
 
 幸子「それが遥か先にいる筋骨隆々の男たちの無意識に作用してしまったようで....」
 
 P「えぇ....」
- 75 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:20:30.84 ID:1yq03CYd0
-  幸子「ともかく、彼らは100kgのバーベルとボクを抱え、ゴールしました」 
 
 幸子「筋肉の壁に阻まれた他の参加者は、ゴールすることができず」
 
 幸子「ボクが1位、その他は失格となり」
 
 幸子「ボクの母校史上、最も一競技で獲得ポイントに差がつけた者として」
 
 幸子「記録にも記憶にも刻まれました」
 
 P「どんな記録だよ」
 
 幸子「ちなみに、100kgのバーベルを全力ダッシュで運んできた筋骨隆々の男たちはもれなく」
 
 幸子「どこかしらの筋肉や骨が千切れたり折れたりしていて」
 
 幸子「筋骨隆々から筋骨ブチボキになっていたそうです」
 
 P「そりゃそうだ....」
- 76 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:21:11.21 ID:1yq03CYd0
-  〜過去エピトランプ終了後〜 
 
 P「結局、幸子の圧倒的勝利で終わったなぁ」
 
 幸子「ボクの、Pさんのことをもっと知りたいという願いが天に届いたんですね!」
 
 P「まあこんなことでお前との絆が深まるなら全然いいけどさ」
 
 幸子「充実した時間を過ごせました!」
 
 幸子「ありがとうございました!」
 
 P「こちらこそ、楽しかったよ」
 
 P「しかしこのゲーム、絆を深めるには確かに良さそうだ」
 
 P「他のアイドルも交えてまたやってみたいな」
 
 幸子「そうですね!盛り上がること間違いなしですよ!」
 
 P「機会があったらまたやろう」
 
 幸子「はい!」
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:27:05.59 ID:0OrqZj300
-  LiPPSが考えたにしては大人しい内容だな 
 もっとヤバいのが残ってそう
- 78 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:27:52.55 ID:1yq03CYd0
-  ガチャリ 
 
 幸子「いやー!大成功でしたね!」
 
 幸子「Pさんの過去の話も色々聞けましたし!」
 
 幸子「Pさんの言ったように、次は他の皆さんも交えて
 
 まゆ「いいですねぇ」ニッコリ
 
 美嘉「次は★」
 
 智絵理「私たちも」
 
 雫「混ぜてもらいましょう〜」
 
 美優「名案です....」
 
 アナスタシア「сука!」
 
 ゆかり「ピーヒョロロ」
 
 夕美「でも」
 
 留美「この人数じゃ」
 
 文香「一巡する前に」
 
 響子「終わっちゃいそうですね♪」
 
 美穂「だから」
 
 美波「まずは」
 
 友紀「予選会を開いて」
 
 菜々「その勝者数人が」
 
 心「Pとの最終決戦だな☆」
 
 茄子「私が全て取ることになるのでそれは無意味です」
 
 幸子「もう勝手にしてください....」
 
 18日目に続く
- 79 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/11(木) 23:29:18.45 ID:1yq03CYd0
-  本日はここまでとさせていただきます 
 スレを跨いだので不安でしたが、まだ人が残っていてくださったので安心しました
 ありがとうございます
 明日の夜に再開します
- 80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:29:58.95 ID:EmMYfE/2o
-  改めて乙! 
- 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:30:09.07 ID:VdPt1R2Oo
-  おつおつ 
- 82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/11(木) 23:31:35.68 ID:0OrqZj300
-  おつでした 
 質問の内容次第では絆バッキバキになりそう
- 83 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:12:22.63 ID:t931MqxS0
-  幸子「....」  
 
 幸子「....」チラ
 
 P「....」カタカタ
 
 P「....」カタカタ
 
 幸子「....」
 
 幸子「(さあ今日も構っていきましょう!)」
 
 幸子「(Pさんもボクの構いを待っています!)」
 
 P「....」カタカタ
 
 幸子「....」
 
 幸子「(....待っています!)」
 
 何をする? >>84
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:13:36.96 ID:zCgKOYE/0
-  あえて逆に放置 
- 85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:13:47.43 ID:3GwiqKB30
-  自作アクセサリーをプレゼントする 
- 86 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:20:36.15 ID:t931MqxS0
-  幸子「(ここまでずっと構ってきたわけですし)」 
 
 幸子「(今回はあえて....)」
 
 幸子「....」
 
 幸子「(放置してみます!)」
 
 幸子「(ボクは仕事をしているPさんの目の前に座っているのに)」
 
 幸子「(いつものように構うことはありません!)」
 
 幸子「(さて、既にPさんの身体にはボクの構いが染みついているはず....)」
 
 幸子「(きっと耐えられないはずです....!)」ニヤリ
 
 幸子「(それをボクは高みの見物と行きましょうか!)」
- 87 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:21:01.07 ID:t931MqxS0
-  〜数時間後〜 
 
 P「....」カタカタ
 
 P「....」カタカタ
 
 幸子「」
 
 幸子「(お、おかしいです....)」
 
 幸子「(Pさんに限らず、ボクが目の前で座っていたら)」
 
 幸子「(世の中の男性は放っておかないはず....)」
 
 幸子「(なのにPさんはなぜ!)」
 
 幸子「(わき目もふらずに働いていられるんですか!?)」
 
 P「....」カタカタ
- 88 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:21:28.40 ID:t931MqxS0
-  幸子「(困りました....)」 
 
 幸子「(放置という構いとは対極に位置する行為は)」
 
 幸子「(本来、ボクの目的とは相反するもの....)」
 
 幸子「(なのでこれは、Pさんが放置に耐えかねて構ってくることで)」
 
 幸子「(ようやく完成するんです!)」
 
 幸子「(でもこれではただの放置じゃないですか....!)」
 
 幸子「(Pさんに構えていません!)」
 
 幸子「....」
- 89 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:22:20.51 ID:t931MqxS0
-  幸子「(どうしましょう....)」 
 
 幸子「(一度決めたことを覆すわけにはいかないので)」
 
 幸子「(ボクから構うことはできません....)」
 
 幸子「(でもこのままじゃPさんに構えませんよ....)」
 
 幸子「(何か膠着状態を打破する策を考えないと....)」
 
 どうする? >>90
- 90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:22:41.03 ID:pr+Kt77co
-  こっそり助けを呼ぶ 
- 91 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:27:28.65 ID:t931MqxS0
-  幸子「(これはもう....)」 
 
 幸子「(こっそり助けを呼ぶしかありません!)」
 
 幸子「(誰を呼びましょうか....)」
 
 幸子「(この状況をすぐに理解してくれて、気の利いた助け方をしてくれる人がいいんですが....)」
 
 幸子「(そんな人がこの事務所にいますかね....)」
 
 誰を呼ぶ? >>92
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:27:40.64 ID:3GwiqKB30
-  関 
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:27:41.51 ID:3f1s5dyZ0
-  フレデリカ 
- 94 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:36:31.61 ID:t931MqxS0
-  ガチャリ 
 
 裕美「....」スタスタ
 
 裕美「....」ポスッ
 
 幸子「よくぞ来てくれました」コソコソ
 
 裕美「別にいいけど....」
 
 裕美「なんで小声?」
 
 幸子「事情がありまして....」
 
 裕美「ふーん」
 
 裕美「それで、お願いって?」
 
 幸子「実はですね....」
- 95 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:43:20.82 ID:t931MqxS0
-  幸子「というわけでして」 
 
 裕美「....」
 
 裕美「ちょっと、よくわからないから整理させて?」
 
 裕美「幸子ちゃんはプロデューサーさんに構いたい?でいいんだよね?」
 
 幸子「その通りです!」
 
 裕美「それじゃあどうして、あえて放置してるの?」
 
 幸子「ぐっ....」
- 96 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:44:12.06 ID:t931MqxS0
-  裕美「一度決めたことは〜って言ってたけど」 
 
 裕美「そんなにプロデューサーさんに構いたいなら」
 
 裕美「普通に構えばいいのに」
 
 裕美「これまでもそうやって来たんでしょ?」
 
 幸子「ちょ、ちょっと!」
 
 幸子「ド正論藤川球児ばりの火の玉ストレートはやめてください!」
 
 幸子「普通に考えたらおかしなことを言っているなんてわかってますよ!」
 
 裕美「わかってるんだ」
- 97 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:45:20.25 ID:t931MqxS0
-  裕美「だったら 
 
 幸子「しかし!」
 
 裕美「!」
 
 幸子「....」
 
 幸子「....アイドルには、引いちゃいけない時もあるんです」
 
 裕美「今はその時じゃないと思うけど....」
- 98 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:45:46.41 ID:t931MqxS0
-  幸子「とにかく!」 
 
 幸子「裕美さんには!」
 
 幸子「ボクの作戦を実行しつつ!」
 
 幸子「現状を打開する策を考えてもらいたいんです!」
 
 裕美「そんなの私にもわからないよ」
 
 幸子「お願いします!」
 
 裕美「うーん....」
 
 裕美の策 >>100
- 99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:45:53.86 ID:rfnCqpO2o
-  最近作った「付けたら(生物無生物問わず)いろんなものが構わずにいられなくなるようなオーラーを放つ(呪いの)ブレスレット」がある。定価¥4,980のところ友達価格で半額 
 学校でもクラスメイトに売って効果実証済み
- 100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:46:05.28 ID:DjnB32fFo
-  ↑ 
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 22:46:43.55 ID:IzwajDBLo
-  そこにあの子がいるから協力してもらう 
- 102 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:57:28.13 ID:t931MqxS0
-  裕美「....1つだけ、あるよ」 
 
 幸子「!!!」
 
 幸子「そうですかそうですか!」
 
 幸子「どんな策ですか!」
 
 裕美「....これ」スッ
 
 幸子「これは....」
 
 幸子「ブレスレットですか」
 
 裕美「私が作ったんだけど....」
 
 幸子「さすが裕美さんですねぇ、売り物と見分けがつきませんよ!」
 
 裕美「ありがとう....でもね」
 
 幸子「?」
- 103 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:57:59.82 ID:t931MqxS0
-  裕美「そのブレスレット、呪われているみたいなの」 
 
 幸子「の、呪い!?」
 
 裕美「....うん」
 
 裕美「元々は、友達が材料費は出すから作ってほしいって言ってくれたから作ったの」
 
 裕美「原価だけで4980円で」
 
 幸子「おお....結構しますね」
 
 裕美「でもそんなに払ってもらうのも悪いし、半額だけ受け取って」
 
 裕美「ブレスレットを渡したら」
 
 裕美「その子、すごく喜んでくれて」
- 104 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:58:39.50 ID:t931MqxS0
-  裕美「私の目の前で着けてくれたんだ」 
 
 幸子「いいお友達じゃないですか」
 
 裕美「その後のことは全く覚えてなくて....」
 
 幸子「え?」
 
 裕美「気が付いた時には、虚ろな目をして壁に向かってブツブツと何かをつぶやき続けてるその子と」
 
 裕美「いつのまにか腕から外されたブレスレット」
 
 裕美「そして、私たち2人だけしかいなかったはずの教室に」
 
 裕美「100人以上の生徒、先生、それに学校中の備品が集まってた....」
 
 幸子「えぇ....」
- 105 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 22:59:53.70 ID:t931MqxS0
-  幸子「一体何があったんですか!?」 
 
 裕美「わからない....」
 
 裕美「でも、その子はそれ以来」
 
 裕美「『やめて』『来ないで』『助けて』」
 
 裕美「しか言わなくなって」
 
 裕美「学校にも来なくなっちゃった....」
 
 幸子「こ、怖すぎますよ....」
- 106 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:04:58.76 ID:t931MqxS0
-  裕美「このブレスレットについて私なりに考えてみたり」 
 
 裕美「実験してみて分かったことがあるの」
 
 幸子「なんですか?」
 
 裕美「このブレスレットをつけた人は」
 
 裕美「周りの全てから、構われる」
 
 幸子「???」
 
 幸子「言っている意味がよくわかりませんが」
- 107 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:05:46.06 ID:t931MqxS0
-  裕美「正確には、周りの全ては」 
 
 裕美「このブレスレットをつけた人に対して」
 
 裕美「構いたくて構いたくて仕方なくなっちゃうの」
 
 幸子「?????」
 
 裕美「しかもそれは」
 
 裕美「人間だけじゃなく他の生物、そして無生物も含まれる」
 
 幸子「???????」
- 108 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:06:16.93 ID:t931MqxS0
-  裕美「確かにこれは、特性上」 
 
 裕美「幸子ちゃんの望みを叶えるかもしれない」
 
 裕美「でもそれは一瞬だけ」
 
 裕美「すぐに大変なことになるよ」
 
 裕美「最悪、私の友達みたいに....」
 
 幸子「....」
 
 幸子「とりあえずつけてもいいですか?」
 
 裕美「話聞いてた!?」
- 109 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:07:54.17 ID:t931MqxS0
-  幸子「大丈夫ですよ」 
 
 幸子「ボク、トップアイドルなうえにカワイイので」
 
 幸子「構われることには慣れてます!」フフーン
 
 裕美「いや、そういう次元じゃないんだってば!」
 
 裕美「私も実験のためにちょっとだけつけてみたけど」
 
 裕美「恐ろしすぎてすぐに外しちゃったんだよ!」
 
 幸子「なるほど....」
 
 幸子「じゃあ10分だけつけます」
 
 裕美「死にたいの!?」
- 110 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:14:14.55 ID:t931MqxS0
-  裕美「どうしてもつけたいなら4980円払って!」 
 
 幸子「どうぞ」スッ
 
 裕美「....」
 
 幸子「とりあえず装着っと」
 
 裕美「ちょっ」
 
 幸子「....」
 
 幸子「....何も変わりませんけど?」
 
 裕美「....」ジー
 
 幸子「....」ジー
 
 幸子「....?」
- 111 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:14:44.12 ID:t931MqxS0
-  幸子「なんですか?ボクの顔に何かついてます?」 
 
 裕美「....見てただけ」ニコ
 
 幸子「?」
 
 幸子「どうしたんですか突然」
 
 裕美「....」グッ
 
 裕美「....」チョコン
 
 幸子「え、そんなに寄らないでくださいよ」
 
 幸子「ちょっと狭すぎますよ」
 
 裕美「....」ギュッ
 
 幸子「....」
 
 幸子「....もしや」
- 112 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:15:16.02 ID:t931MqxS0
-  裕美「....手、あったかいね」 
 
 幸子「ああ、まあそうかもしれませんね」
 
 裕美「....」ニギニギ
 
 裕美「....」チョンチョン
 
 幸子「....」
 
 裕美「....」
 
 裕美「....ふふっ」ニコッ
 
 幸子「カワイイ」
 
 幸子「じゃなくて!!!」
- 113 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:25:33.71 ID:t931MqxS0
-  幸子「この甘々な感じ!」 
 
 幸子「もしかしてブレスレットの効果なんですか!?」
 
 幸子「....」
 
 幸子「いいじゃないですかぁ!」
 
 幸子「これならPさんもイチコロ」バッ
 
 幸子「!?」
 
 P「だーれだ」
 
 幸子「?」
- 114 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:26:10.57 ID:t931MqxS0
-  幸子「も〜」 
 
 幸子「何度この声を聞いたと思っているんですか?」
 
 幸子「そもそもこの部屋には裕美さんとPさんしかいませんでしたし」
 
 幸子「誰がやっているかなんてわかりきっているので」
 
 幸子「早く手を目から外してくだ
 
 P「本当に?」
 
 幸子「へ?」
 
 P「....」
- 115 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:26:45.60 ID:t931MqxS0
-  P「....」ギュ 
 
 幸子「!?!?!?!?!?!?!???」
 
 幸子「ちょっとっ!?」
 
 幸子「なに後ろから抱きしめてるんですか!?」
 
 幸子「ボクはアイドル、あなたはPさんでしょう!?」
 
 幸子「そんなことしたら
 
 P「後ろの俺がプロデューサーとは限らないだろ」
 
 幸子「はぁ?」
- 116 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:27:28.63 ID:t931MqxS0
-  P「....」 
 
 P「....プロデューサーじゃなかったら、こうやっててもいいだろ?」
 
 幸子「何を言ってるんですか....?」
 
 P「....お前が目を瞑れば、このままでいられるんだよ」ボソッ
 
 幸子「っ....////」ビクン
 
 幸子「そんなみ、耳元で、囁かないでくださいっ....」キュゥ
 
 P「....」
 
 P「幸子も、まだこうしてたいんじゃないか....?」フーッ
 
 幸子「ボ、ボクは....」
- 117 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:34:06.15 ID:t931MqxS0
-  P「俺が誰かわからないままなら、いいだろ....?」 
 
 幸子「....」
 
 P「後ろからならさ、顔も見えないし....」ギューッ
 
 幸子「あ、当たってますからっ....////」
 
 P「....当ててんだよ」
 
 幸子「....////」
 
 
- 118 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:34:32.79 ID:t931MqxS0
-  P「....最後のチャンスだ」 
 
 P「だーれだ」ギュッ
 
 幸子「....」
 
 P「ん?」
 
 P「わかってるんじゃないのか?」
 
 幸子「....わ」
 
 P「なんだって?」
 
 幸子「....わか
- 119 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:34:59.18 ID:t931MqxS0
-  ギュギュギュギュッ 
 
 幸子「ちょ、抱きしめる力が強すぎません?」
 
 P「え?俺は何も変えていないが」
 
 幸子「!?」
 
 ソファ「ギュルン!」
 
 幸子「あぁっ!?」
 
 幸子「よく見たらソファの形が変わって、ボクのことを飲みこもうとしています!?」
 
 鳩時計「ポッポ!」ベシッ
 
 幸子「うわぁ鳩時計の鳩がありえないくらい伸びてきてボクの頭を突いています!?」
 
 床「ピカッ!」
 
 幸子「ぎゃあ床が突然ピカピカになってボクのパンツを完璧に反射させています!?」
 
 裕美「幸子ちゃん////」サワサワ
 
 幸子「今となってはこのピュアな構い方があまりにも愛おしいです!?」
 
 ギリギリギリギリギリッッッ
 
 幸子「く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛く゛る゛し゛い゛!!!!!!!!」ジタバタ
 
 プチッ
- 120 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:37:14.91 ID:t931MqxS0
-  ちひろ「もう!」 
 
 ちひろ「事務所内での呪われたブレスレットの着用は禁止します!」
 
 幸子「すみません....」ショボン
 
 裕美「だから言ったのに....」
 
 ちひろ「幸子ちゃん!この流れは久々だからといって容赦はしませんよ!」
 
 幸子「ひぇぇ....」
 
 P「まあまあちひろさん、そのくらいで」
 
 
- 121 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:40:16.64 ID:t931MqxS0
-  ちひろ「Pさん!」 
 
 ちひろ「今回は過酷な体験に慣れている幸子ちゃんだから大事には至りませんでしたが」
 
 ちひろ「他のアイドルの子たちがつけていたらどうなっていたか....」
 
 P「その辺は2人ともわかっているでしょうから....」
 
 ちひろ「もう....」
 
 ちひろ「幸子ちゃん、今後は人の注意はちゃんと聞くんですよ!」
 
 幸子「はい....」
 
 ちひろ「裕美ちゃんも」
 
 ちひろ「気軽に呪いのブレスレットなんて作ってばら撒いちゃダメです!」
 
 裕美「私も作りたくて作ったわけじゃ
 
 ちひろ「返事」
 
 裕美「はい!」
- 122 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:43:56.23 ID:t931MqxS0
-  幸子「すみませんでした....」 
 
 P「謝ることはないさ」
 
 P「むしろ俺は、お前が無事だったことを喜びたい」
 
 幸子「Pさん....!」
 
 P「ただな幸子」
 
 幸子「....はい」
- 123 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:44:36.27 ID:t931MqxS0
-  P「どういう事情があったのかは知らないが」 
 
 P「危険だと分かっているのに、こんなのをつけちゃダメだ」
 
 幸子「....」
 
 P「どうしてもつけなきゃいけないことになっても」
 
 P「まずは俺に相談してくれ」
 
 P「俺のできることなら、協力するから」
 
 幸子「....」
 
 幸子「....じゃあ」
 
 P「....うん」
- 124 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:45:37.10 ID:t931MqxS0
-  幸子「明日もPさんに....」 
 
 幸子「....」
 
 P「どうした?」
 
 幸子「な、なんでもありませんっ!」ダッ
 
 P「....」
 
 P「....ったく」ニコ
 
 19日目に続く
- 125 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/06/12(金) 23:46:04.24 ID:t931MqxS0
-  本日はここまでとさせていただきます 
 明日の夜に再開します
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/12(金) 23:58:49.90 ID:vB340aODo
-  おつー 
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/13(土) 00:05:34.13 ID:oYWFHxjs0
-  おつでした 
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