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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その3【安価】

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443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 19:34:59.36 ID:qSOLu9e+O
じゃあちょっくらあたいも休憩だって龍田の反対側に潜り込む朝霜
奪ったりしない、今はみんなのパパだぜってニカッと笑って龍田もふふって笑う
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 19:40:16.59 ID:S7Jawimko
445 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 19:44:35.00 ID:cHNwAxZ80
朝霜「じゃ……ちょっくらあたいも休憩だ」ポスッ


龍田「え…」


朝霜「今は皆んなのパパだろ?」


龍田「…ふふっ、そうねぇ」


潜水新棲姫「二人の仲が良いのか悪いのかワタシには分からないな」


朝霜「大事なのはパパを奪おうとしたり独占したりしないことだ」


龍田「私はそんなことしないわぁ」


朝霜「だからいいんだよ。あたいも龍驤さんにパパを分けてもらってるんだし」


潜水新棲姫「独特の線引きがあるということか」
446 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 19:49:05.29 ID:cHNwAxZ80
朝霜「最初朝潮はパパを奪おうとしてただろ?あれは許せねぇ」


潜水新棲姫「今の朝潮達なら大丈夫ということか」


朝霜「そういうことだ」


潜水新棲姫「…ちなみにワタシはどうなんだ?」


朝霜「パパの遊び相手だろ?それくらい気にしねぇよ」


潜水新棲姫「……」


朝霜「なんだよその顔は」


潜水新棲姫「実はな…漣からこれを渡されていたんだ」スッ


朝霜「アイツ…!」


潜水新棲姫「避妊具だ。提督を体を使って癒せということだったんだろう」


朝霜「チッ……否定できないのが腹立つな。パパはガチのロリコンだ」


潜水新棲姫「ワタシは提督を奪うつもりは無い。一応許されるということなんだな…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 19:55:10.30 ID:rloKd1bKo
一方食堂で甘い物食べてる漣霞ペア
避妊具の話に
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 19:58:40.62 ID:YbCcaO19O
渡されたはいいけど前は漣だけのものと言いきる新棲姫
449 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 20:04:22.61 ID:cHNwAxZ80
朝霜「…パパとヤるのか?」


潜水新棲姫「いや、前は漣だけのものだ。ワタシにだって譲れないものがある」


朝霜「……」


潜水新棲姫「わざわざ用意してもらった漣には悪いが、これは破棄しておくか」


龍田「ねぇ……捨てるならそれ…くれない?」


朝霜「龍田、お前…」


潜水新棲姫「ワタシは良いがお前は平気なのか?」


龍田「平気じゃない…それを見るだけで手が震えるわ…」


潜水新棲姫「無理するな、これは高いものじゃない。捨てても問題は無い」


龍田「違う…そうじゃないの…」
450 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 20:08:25.58 ID:cHNwAxZ80
龍田「提督と体を重ねられるようになれば…私は大丈夫な証…」


龍田「過去を克服する為には…提督と…」


朝霜「いつかの時の為に持っておくってことか」


龍田「避妊具無しなんか…想像しただけで…」ガタガタ


潜水新棲姫「そうか龍田は玩具にされていたからな」


朝霜「玩具になんか避妊具は使わねぇもんな」


龍田「だから…お願い…」


潜水新棲姫「分かった。ならこれは龍田に渡しておこう」スッ


龍田「ありがとう……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 20:11:44.92 ID:gSK5tin0o
kskst
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 20:14:58.78 ID:22Ykgenio
そういえば執務は進んでるのかって聞かれて
これでも泣く子も黙る特務艦サマだぜ、終わらせてきたと答える朝霜
453 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 20:21:02.87 ID:cHNwAxZ80
潜水新棲姫「そういえば仕事は進んでるのか」


朝霜「これでも特務艦サマだぜ?速攻で終わらせてきたに決まってんだろ」


潜水新棲姫「頼もしい限りだ」


龍田「特務艦は強さだけじゃないものね…」


朝霜「どっちかって言うとあたいは強さで特務艦になったんだけどな」


潜水新棲姫「そもそも特務艦は、強過ぎたり優秀過ぎる艦娘を管理するためのシステムなんだろう?」


朝霜「ある程度好きにやっていいから裏切るな。っていう保険だろうな」


潜水新棲姫「旧大本営が考えそうなことだな」
454 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 20:25:43.27 ID:cHNwAxZ80
朝霜「旧大本営の時は特務艦はかなり上の役職だったはずだけど、今もそうなのか?」


潜水新棲姫「特務艦というシステムが残っている以上、地位も変わっていないようだ」


朝霜「なるほどな…」


潜水新棲姫「朝霜、提督より立場が上だからと言って無茶はするんじゃないぞ」


朝霜「……」


潜水新棲姫「おい」


朝霜「否定するわけねぇだろ。あたいとパパなら絶対パパを優先する」


潜水新棲姫「そんなことをしても提督は喜ばないぞ」


朝霜「お前バカか?パパの代わりにあたいが死ねばその先は見なくて済むし、パパも死なない。いいこと尽くめじゃねぇか」


潜水新棲姫「…なぜ提督の周りの女はこんなのばっかりなんだ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 20:42:50.73 ID:qSOLu9e+O
そんなことを言ってる朝霜を寝てる提督が片腕でぎゅっと抱き寄せる
潜水新棲姫がそういうことだから自分がどれだけ提督にとって大切な存在かよく考えろと

で龍田が少し羨ましそうにしてると龍田もぎゅっと抱き寄せられてほっこり
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 20:43:11.87 ID:dvqkUE/mo
話を変えようと龍田、初めて朝霜が来た時の印象を語る
457 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 20:50:24.96 ID:cHNwAxZ80
龍田「そもそも朝霜が来た理由って…」


朝霜「あぁ、司令にイジめてもらおうと思ったんだよ」


潜水新棲姫「提督がカニバだとか噂されてた頃だな」


朝霜「あの頃からあたいは変わってねぇよ。当時は早霜から逃れる為に性的なことに逃げた」


龍田「今は幻肢痛から逃れる為よねぇ」


朝霜「そうだな。そういう意味じゃパパに才能あるんだよ」


潜水新棲姫「何のだ?」


朝霜「セックスの才能。一晩で五回とか普通の人間には無理だからな」


龍田「龍驤さんもそれに惹かれて、助けられたようなものよねぇ」


朝霜「男と女っていうのは愛よりもやっぱりソレなんだな」


潜水新棲姫「ワタシも身に覚えがあるから否定はできないな」
458 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 20:53:03.83 ID:cHNwAxZ80
Y朝潮「今卑猥な話をしてませんでしたか!?」ガチャッ


朝霜「うるせぇ静かにしろ、パパが寝てる」


S朝潮「司令官の隣で寝てる朝霜さんが言いますか」


朝霜「あぁ言うぜ。今パパはあたいと龍田のものだ」ギュッ


龍田「……」ギュッ


S朝潮「司令官は物じゃないでしょうに」


Y朝潮「チャンスがあれば…司令官と…!」


潜水新棲姫「ふぅ…また騒がしくなるな」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 21:02:11.63 ID:qSOLu9e+O
ギュッと抱きついた二人が寝たままの提督にギュッと抱き寄せられて
龍田が最初の理由はどうあれ今も愛よりソッチかしらって聞くと朝霜がそんなわけねえだろって返す
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 21:09:29.21 ID:22Ykgenio
>>459
キッカケは重要じゃない、実際今ここにいる全員が相手に好意を抱いたきっかけは様々だから
今この相手を思うキモチが重要なんだと潜水新棲姫
461 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 21:15:16.27 ID:cHNwAxZ80
提督「……」ギュッ


龍田「きゃっ…」


朝霜「あ…はぁん……」ピクッ


S朝潮「…司令官は寝てます。無意識にお二人を抱き寄せたみたいですね」


Y朝潮「私は今見ましたよ!朝霜は抱き寄せられて感じ出ました!」


龍田「あらぁ…最初の理由はどうあれ、やっぱり愛よりソッチが大事なのかしら?」


朝霜「そんなわけねぇだろ」


S朝潮「そうです、そんなのはそこの朝潮だけですよ」


Y朝潮「なにを!」


S朝潮「司令官の顔と体しか見てないくせに」


Y朝潮「それは…その……」
462 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 21:20:40.79 ID:cHNwAxZ80
潜水新棲姫「ワタシはそれでもいいと思うぞ」


Y朝潮「ほら!私は悪くないんですよ!」


潜水新棲姫「きっかけは重要じゃない、実際今ここにいる全員が提督を好きになった動機は違うんだ」


潜水新棲姫「ワタシだってきっかけは漣とシたことだ。だが今ではそれだけじゃない、漣を大切に思っている」


潜水新棲姫「この相手を思う気持ちが重要なんだとワタシは思う」


Y朝潮「そうです、私は理由はどうあれ司令官が好きなんです!だからエッチもしたいんです!」


朝霜「お前がコイツの味方をするとはな」


潜水新棲姫「気持ちの問題は大切なんだ。特に提督は心が弱い、自分が好かれていると知ることはプラスのはずだ」


龍田「言いたいことは分かるわよ、でも…」


S朝潮「……」


Y朝潮「ちゃんとルールを守って司令官には抱いてもらいますからね!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 21:27:44.70 ID:kvi8RKKko
ところ変わって休憩中の霞と漣が食堂でお菓子食べて雑談してる
子作りの調子はどうなんですかこのこの〜なんて漣がいじったら
どうしてもってみんなに変わってもらった週末が一番当たりそうなのと漣
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 21:34:35.27 ID:qSOLu9e+O
↑で最後は漣じゃなくて霞だよね
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 21:34:48.98 ID:ughColpDO
独房にて漣のやつ容赦ねぇなくそ…と毒づきながらピッキング中の伊400
やっぱりボスの所に戻るかと
見付かったら殺されるわよと怯える夕雲
466 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 21:42:32.14 ID:cHNwAxZ80
ーー横須賀鎮守府地下、独房


伊400「漣の奴よくもやってくれたな…!」


夕雲「……」


伊400「今に見てろ…あいつは絶対…」カチャカチャ


夕雲「何をしてるのよ」


伊400「見て分かるだろ。ここから出て行くんだよ」


夕雲「バレたら殺されるわよ」


伊400「殺される前に殺してやるよ」カチャカチャ


夕雲「……」


伊400「ここに居てもどうにもならねぇ。それはお前も同じだぞ」


夕雲「……」
467 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 21:47:37.99 ID:cHNwAxZ80
夕雲「ここを出てどうするのよ」


伊400「あのイカれてる野郎の所にでも戻るさ」


夕雲「島風提督のこと…?」


伊400「それが無理ならお前みたいなのを探す。旧大本営派なんていくらでも湧いてくるからな」


夕雲「どうして貴女は…」


伊400「何回も言ってるだろ?刺激が欲しいんだよ。脳がゾクゾクするような極上のな」


伊400「…待てよ、ここで自爆テロもいいな」


夕雲「やめなさい!」


伊400「うるせぇ黙れ、このままじゃ二人とも殺されて終わるんだぜ?」


夕雲「そんなの…」


伊400「無いって言い切れるか?漣は俺の指を潰したんだぜ?」


夕雲「……」


伊400「決めた、テロをやる。自爆かどうかは置いといてやるのは確定だ。漣に一泡吹かせてやる」


伊400「見てろよ漣…あの時の痛みは倍にして返してやる!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 21:52:37.04 ID:kvi8RKKko
>>463
最後は霞に変えてください
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 21:55:04.81 ID:22Ykgenio
横須賀の牢屋がそんなピッキングで開くような鍵ではないので当然開かない
むしろ伊400の事はよく知ってるからバッチリモニタリングされてる
変なこと考えてるとこちらとしても不本意な悪い予感が本当になっちゃいますよ〜とアナウンスが入る
470 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 22:01:51.84 ID:TUyfDq4dO
『残念ですがそんな素人のピッキングなんかで開きませんよ〜』


伊400「あぁ!?」


漣『こっちはねぇ、あんたらのことはよーく知ってんですよ。だから24時間監視してんすよ』


夕雲「……」


漣『変なこと考えてると、不本意な悪い予感が本当になっちゃいますよ〜』


伊400「はっ、できるもんならやってみろ。ここはあの時と違って鎮守府の中だ。そんな簡単に殺せるわけないんだよ!」


漣『ほう…』


夕雲「ちょっと…」


伊400「お前も引っかかるなよ、あいつらは手出しできない。だってここから出た時に拷問されたって言えばアイツらは終わる!」
471 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 22:04:50.71 ID:TUyfDq4dO
漣「中々鋭い推理ですね」ガチャッ


伊400「あ…?」


漣「残念ながらその通りなんです。身柄を確保してしまった今、変に手を出せないんですよ」


伊400「ほら見てみろ!」


夕雲「……」


漣「でもそれは…生きて出られたらの話ですよね?」ギィィ…


伊400「……は?」


漣「調子乗ってんじゃねぇですよ」ガシッ


伊400「かは……!く、首が…!」


漣「どうしたんですか?抵抗しないと死にますよ」ギリギリ


伊400「お前……どうなるか…」


漣「まだ分かりませんか?貴女達はここで死ぬんです」


伊400「な…ぁ……!」
472 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 22:08:37.09 ID:TUyfDq4dO
漣「死体は喋らないんで便利ですよ。だから早く死んで下さい」ギリギリ


伊400「……!!」


漣「そうそう、漣は貴女『達』と言いましたよ」


夕雲「や、やめて…!!私は…!!」


伊400「」ゴトッ


漣「甘ったれんじゃねぇですよ、こっちは旧大本営と命張って戦ったんです。自分だけ助かろうだなんて許されると思いますか?」


夕雲「ごめんなさい、ごめんなさい…」


漣「貴女からは散々お話しは聞きました。もうあれ以上情報は無いとも考えられます」ガシッ


夕雲「い、嫌……!!」


漣「でも体に聞けば何か分かるかもしれませんよね?」ニコッ


夕雲「いやぁぁぁぁぁーーーー!!」


下2. この後の展開やその他起こったことなど
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 22:23:11.64 ID:ughColpDO
本当に何も知らないようですねと漣
そうみたいだなと起き上がる伊400
呆気に取られる夕雲
仮にもお世話になった整備士さんのお仲間を[ピーーー]わけ無いんですよねぇ…と
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 22:23:13.75 ID:qSOLu9e+O
んーなんか変だなぁ…漣が独断でそんないきなり[ピーーー]わけないし…

バッと目が覚めて漣がいないこととピッキングしようとしてる伊400に気づいて止める夕雲
ここの一部はやる時はやると思いとどまらせる
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 22:23:59.36 ID:kvi8RKKko
>>473
476 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 22:47:54.51 ID:Kl4XQswU0
ーー


夕雲「はっ………!?」


伊400「……」ブツブツ


夕雲「今のは夢……?それにしてはリアル過ぎて…」


伊400「……」カチャカチャ


夕雲「や…やめなさい伊400!!」


伊400「なんだようるせぇな」


夕雲「この独房は監視されてるのよ!あそこにカメラがあるでしょ!?」


伊400「……チッ」


夕雲「大人しくしていれば殺されることは無いのよ、じっとしてなさい」


伊400「あ?誰に向かって…」


夕雲「いいから大人しくしてなさい!!」


伊400「なんなんだよもぅ……」
477 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 22:50:58.64 ID:Kl4XQswU0
夕雲(漣は居ないし、これでさっきみたいなことにはならないはずよね…)


伊400「……」ブツブツ


夕雲(あれはただの夢だったかもしれない。けど下手なことはしない方がいい)


夕雲(…私はもうあれ以上情報を持っていない。それを分かってもらえるようにしないと)


夕雲(そうじゃないと私は…殺される……)ゾゾゾッ


伊400「……」


夕雲(あいつはどうなってもいいから…私だけは殺されたくない…!)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 22:52:32.68 ID:ughColpDO
そういえば…指を潰されているのに普通にピッキングしてたけど大丈夫なの?と夕雲
あ、ああ!すごく痛い!痛い畜生と隠すように手を抱えて蹲る伊400
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 22:54:55.66 ID:kvi8RKKko
>>478
480 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 23:05:52.06 ID:Kl4XQswU0
夕雲「……ねぇ貴女、そういえば指は…」


伊400「痛ぇに決まってんだろ!思い出させるな!!」


夕雲「……」


伊400「痛ぇ……痛ぇんだよ畜生が!!」


夕雲「指……元に戻らないらしいわね」


伊400「完全に潰しやがってあのクソアマ……!」


夕雲「でも文句は言えないわ…本来なら私達は即拘束、最悪解体…」


伊400「あいつらも…それを分かってやがる……クソがぁぁぁ!!」
481 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 23:10:13.88 ID:Kl4XQswU0
漣「随分と盛り上がってますねぇ」ガチャッ


夕雲「漣……」ビクッ


伊400「なんだよ今更よぉ…!」


漣「楽しい楽しい尋問タイムってやつですよ」


伊400「テメェ…」


漣「旧大本営はまだ脅威なんですよ。ほんの僅かな情報でもこっちは欲しいんです」


伊400「はっ、そいつはいいな」


漣「……」


夕雲「知らない!私は何も知らないのよぉ!!」


伊400「うるせぇって言ってんだろうがよ!」


夕雲「あれ以上の情報は持ってないの!信じて!!」


漣「それを決めるのはこっちですな」


夕雲「お願い!!お願い!!殺さないで!!殺さないでーーーーーー!!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 23:20:46.12 ID:dvqkUE/mo
その時、幹部さんから漣に連絡が
整備士が伊400と夕雲も使えるかもしれないから引き取りたいって

(やべぇ、ループはいってる?)
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 23:21:07.97 ID:22Ykgenio
尋問と言いつつ
伊400は自分の利益の為に動くとわかってるので話せば整備士に頼んで指を直すことができると伝える。目が笑ってない笑顔で個人的にお話したいと言ってたとも
夕雲は何を話そうにも怯えてしまって話にならないので早霜に一時的な暗示を頼んで隠してる情報がないか確認する
484 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 23:29:09.10 ID:Kl4XQswU0
漣「なにもタダとは言いません。話せばある人物に頼んで指を治してもらいますよ」


伊400「あぁぁ…?」


漣「まぁ個人的にお話したいと言ってたので、どっちみちあの人とは会うでしょうけど」


伊400「なんだよそれは…」


夕雲「ひ…ひぃぃ……」


漣「それより問題はこっちですな…」


夕雲「殺さないで殺さないで……」ガタガタ


漣「仕方ありませんね…」
485 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/23(木) 23:36:25.63 ID:Kl4XQswU0
ーー


早霜「何を聞き出したいの?」


漣「旧大本営についての情報全て」


早霜「分かったわ、この子の脳が覚えていることを全て吐き出させる」


夕雲「……」


漣「早霜さんを使って暗示をかけてもらう…最初からこうすればよかったですな」


早霜「こんなのマインドコントロールに比べれば楽よ」


漣「お願いしますね早霜さん」


漣「……」


漣「この手を使えば殺す必要は無かったのか…」ボソッ


下2 この後の展開やその他起こったことなど
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 23:52:55.88 ID:kvi8RKKko
夕雲自身も思い出せないほど奥の記憶から旧大本営派の避難拠点を引き出せすことに成功
ついでに夕雲自身はもう全く抗う気がないこと、世界征服を企んでたのは脅かされない安住の地が欲しいことの裏返しだったこともわかる
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/23(木) 23:56:25.77 ID:qSOLu9e+O
>>486
拠点でできるのは整備くらいで生産はできない最低限の設備しかないからこそ見つけにくい様になっている
488 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:05:48.63 ID:V2dqcRRB0
ーー


早霜「旧大本営派の避難拠点を聞き出せて良かったわね」


漣「……」


早霜「避難拠点だから武器や何かの生産はできないみたいね。だからその拠点はあくまで避難用」


漣「コイツは…やっぱり情報を知ってた」


早霜「知ってても覚えていないのよ。この記憶は脳の奥底にあった、本人も覚えていない」


漣「その証拠は?」


早霜「私の腕を信じられないの?」


漣「……」


早霜「いくら痛めつけてもあの情報は聞き出せなかったわよ。それくらい僅かな痕跡しか残ってなかったのよ」
489 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:10:12.37 ID:V2dqcRRB0
早霜「それとこの子はもう全く抗う気がないわ」


早霜「世界征服を企んでたのは、脅かされない安住の地が欲しいことの裏返し。この子はずっと何かに怯えていたのよ」


漣「そんなの関係ありません」


早霜「…どうしたの漣?いつもの調子はどうしたのよ」


漣「貴女には関係ありません」


早霜「……貴女が手を汚すと悲しむ人が大勢居るわよ」


漣「そんなことくらい分かってんですよ。それを天秤にかけてでも、やらなければいけないと思っただけです」


早霜「一体どうしたのよ漣…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:11:29.55 ID:B8mRYi6DO
ひとまず自室に戻った漣に重巡が声を掛けるがうるさい、黙れと一喝
記憶が戻りかけている
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:18:53.22 ID:0uvhFycco
確かに龍驤のこともあったけど一旦無事が確認できた今はあの兵器が量産化されたらと気が気ではなかった漣
得た情報をすぐに報告
492 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:25:56.89 ID:V2dqcRRB0
ーー


幹部『報告感謝するよ。これはずっと探していた情報なんだ』


漣「なら早く旧大本営派を殲滅して下さい」


幹部『漣君、そう焦る必要は無い。あの兵器はこちらが保管しているんだ』


漣「何を言ってるんですか、奴らはアレを作り上げたんですよ。複数個持っててもおかしくはありません」


幹部『それは無い、少なくともそう言い切れるよ』


漣「なぜですか」


幹部『もし複数機完成していたなら、あの時援護に来ていたはずだ。それをしなかった…できなかったということは、あれはあの一機しか存在しない』
493 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:29:38.61 ID:V2dqcRRB0
幹部『…だが設計図や細かいデータは回収できなかった。つまりまたアレを作れる可能性はある』


漣「分かってんでしょうね、アレが量産されればもう終わりですよ」


幹部『分かっているさ…』


漣「アレは艦娘を兵器として完成させる悪魔です。そうなれば漣達は戦争の道具にされるでしょう」


幹部『艦娘が陸でも使えるとなれば、各国は喜んで開発に取り組む』


漣「ここが瀬戸際ですよ。なんとしても旧大本営及び大和を消して下さい」


幹部『最善は尽くす。それは約束するよ』


下2 この後の展開やその他起こったことなど
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:35:52.47 ID:1IwXBspKO
夕雲達を殺める決意をするほどの緊張の糸が切れて漣がふらっとしたところを潜水新棲姫が支える
提督に負けず劣らず頑張りすぎるのはいいところだが悪いところでもある、だから今はゆっくり休め
あと一人で勝手に突っ走るなと
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:37:53.76 ID:zE7sGp9Io
>>494
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:38:37.52 ID:B8mRYi6DO
それとそちらの二人の処遇だがこちらで預かろう
君達が割りを食う可能性は排除しておきたい
整備士君も会いたがっているしねと幹部
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:38:50.36 ID:LVzOaOVco
最悪の未来を想像してしまっている漣、重巡に促され提督の様子を見に行く
新姫、提督、そして皆を見て幾分落ち着きを取り戻す
498 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:43:31.95 ID:V2dqcRRB0
漣「……ぅ…」フラッ


潜水新棲姫「ここで倒れるよりベッドで寝た方がいいぞ」スッ


漣「……」


潜水新棲姫「緊張の糸が切れるというやつか。本気で夕雲達を殺すつもりだったんだな」


漣「……」


潜水新棲姫「提督に負けず劣らず頑張りすぎるのは良い所だが悪い所でもある」


潜水新棲姫「提督も休んでいる、だから漣もゆっくり休め」


漣「……」ガクッ


潜水新棲姫「……一人で勝手に突っ走るな、ばか」


ーー
499 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 00:44:11.69 ID:V2dqcRRB0
続く


コメントなどあればお願いします
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:50:32.99 ID:B8mRYi6DO
お疲れ様でした
戻ると言って島風提督の名前が出るのは夕雲が知らないだけなのか
整備士パートで言及が無かったのが気になる
急に漣が残虐行動し始めたのが一体どうしたのかと思ったけど焦ってただけか…
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 00:55:14.77 ID:LVzOaOVco
おつ
横須賀鎮守府の面々はその傾向強いけど漣は特に最善と決めたら突っ走りがちだなあ(龍驤が帰って来ない時などなど)
夕雲は隠遁生活に疲れ切ってしまっているご様子
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 02:37:57.09 ID:NvXLD4iuO
>漣「この手を使えば[ピーーー]必要は無かったのか…」ボソッ

えっ…
もしかして整備士に頼んで…
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 08:53:36.82 ID:URckvInTO
まあそれはないでしょ…
一日でできることじゃないし整備士が請け負うとも思わない
504 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2020/07/24(金) 19:56:58.01 ID:GJH0mitjO
ーー


朝霜「漣もアウトか」


潜水新棲姫「心労でダウンだ。提督よりは軽いらしい」


朝霜「マズイな…これじゃ仕事が回らねぇぞ」


潜水新棲姫「前と同じようにワタシが書類仕事をできれば良いんだがな」


朝霜「横須賀じゃそうはいかねぇよ。どんな書類でも誰がどうしたとか記録が残るんだよ」


潜水新棲姫「ワタシのような深海棲艦が横須賀鎮守府で、書類仕事をするのはまだ難しいか」


朝霜「難癖付ける連中がうるせぇんだよ。司令の為にも波風を立てたくねぇ」


潜水新棲姫「その気持ちは分かる。だが実際大丈夫なのか?」


朝霜「大丈夫じゃねえって言ってんだろうがよ」
505 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:00:28.55 ID:GJH0mitjO
潜水新棲姫「朝潮はどうなんだ?足りないものの方の朝潮は秘書艦の経験があるんだろう?」


朝霜「あいつの所属はややこしいんだとよ」


潜水新棲姫「そうか…記録の上では朝潮は自殺のままか」


朝霜「あたいがやるしかねぇ…それしか方法がない」


潜水新棲姫「お前まで倒れたら終わりだぞ」


朝霜「あたいが終わるか仕事が終わるかのどっちかだ」


潜水新棲姫「おい」


朝霜「死ぬ気でやってやる。パパの鎮守府はあたいが守るんだ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:04:55.08 ID:6I8u/4DsO
変態三銃士(白露型)が私達のこと忘れてない?って参上
頭の中身はピンクでも流石は特務艦といったところ

(今日は金曜だけど休みだからやるのかな?)
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:08:09.66 ID:r9NWVxPVo
>>506
名目上の秘書艦だけで何もしないのも嫌だよねと皐月もやってくる
508 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:14:28.41 ID:GJH0mitjO
白露「いっちばーーん!」バターン


村雨「私達のことを忘れてない?」


春雨「ふふふふ…」


潜水新棲姫「出たな変態白露型」


皐月「僕もいるよ!名前だけの秘書艦じゃない所を見せてあげる!」


朝霜「……そうか、村雨はそういうのが得意だったか」


村雨「何度か秘書艦もしてたじゃない。忘れてたの?」


朝霜「……」


白露「忘れるくらい追い込まれてたってことだよね」


春雨「私達に任せてゆっくり休んで下さい」
509 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:17:43.38 ID:GJH0mitjO
潜水新棲姫「医務室へはワタシが連れて行く。あとは頼むぞ」


朝霜「待てよ…」


皐月「朝霜、幻肢痛で辛いんだよね?脂汗かいてるもん」


朝霜「……」


春雨「……じゅるっ」


白露「春雨、ステイ」


村雨「貞操帯を付けてても安心できないのが凄いわよね…」


潜水新棲姫「皐月がいるなら書類上でも安心だな」


皐月「司令官も漣も朝霜ももっと休むべきなんだよ。全部こっちに任せてね!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:21:45.90 ID:0uvhFycco
霞に無理しちゃだめよって諭される朝霜
だから司令官のところで一緒に休んでらっしゃいって
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:35:11.09 ID:OhEioAnko
↑霞のヘルプとして来てもらった千歳に主な対応は任せて霞はアドバイザーとしてラフにくつろぎモードで応対してる
512 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:41:47.91 ID:GJH0mitjO
ーー医務室


霞「無理しちゃダメって言ったでしょ。司令官のところで一緒に休んでなさい」


朝霜「……」


霞「なによその目」


朝霜「随分と…くつろいでやがるな…」


霞「私だって休む必要があるのよ」


千歳「そうよ、霞は相変わらずここの大黒柱なんだから。一番無理させちゃいけないの」


朝霜「千歳を…わざわざ呼んでか…」


千歳「どっちかと言うと私が手伝うって言い出したのよ?」


朝霜「……」
513 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 20:45:18.63 ID:GJH0mitjO
霞「ふぅ…少し寝させてもらうわね」


千歳「ええ、後は任せておいて」


朝霜「あたいは…」


千歳「仕事なんかさせないわよ?薬を飲んで寝てなさい」


朝霜「チッ…」


千歳「病気もそうだけど、休もうとしないのもこの鎮守府の悪い習慣よね…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:51:34.83 ID:0uvhFycco
提督のところへ行くとソファでくつろいでるところだった
パパのために何かしたいのにと言う朝霜に対して提督がじゃあここに来てくれと膝の上を指す
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 20:55:38.96 ID:LVzOaOVco
>>514
提督は朝霜が自分も提督の役にたちたいと焦燥感持ってると察する感じ
516 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:00:11.34 ID:GJH0mitjO
ーー


朝霜「んぁ……司令…」


提督「朝霜…?」


朝霜「起きてて…大丈夫なのかよ…」


提督「寝てばかりだと体が痛むからな」


朝霜「でも…座ったままなのも…体に悪い…」


提督「心配してくれるのは嬉しいが、これくらいなんともない」


朝霜「んぅ……あたいは…パパの為に何か…したい…」
517 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:04:50.15 ID:GJH0mitjO
提督「なら俺の膝の上に座ってくれ」


朝霜「パパの…」


提督「さぁ早く」ポンポン


朝霜「……」スッ


提督「よしよし…」ナデナデ


朝霜「パパぁぁ……」


提督「俺を手伝おうとしてくれるのは有り難い。だがまずは自分を大切にしてくれ」


朝霜「ん…」


提督「いつも有難うな…」ナデナデ


下2 この後の展開やその他起こったことなど
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:17:55.90 ID:6I8u/4DsO
一緒にお茶を飲んだりお菓子を食べたりしてこうやって一緒にいてくれるだけで凄く安心できると提督が話す
朝霜も幻肢痛が和らいでゆっくりできる
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:28:59.82 ID:OhEioAnko
↑朝霜が俺を心配するように俺も朝霜が心配なんだ
朝霜が体調を崩したら気が休まらなくなってしまう
だから程々でいいんだみんながいるんだから
520 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:34:04.26 ID:GJH0mitjO
ーー


提督「ほらあーん」


朝霜「あー…」


提督「うん、市販品のクッキーも中々美味いな」


朝霜「ん…パパのが美味しいぜ」


提督「それはそうだ、俺のは大量生産じゃないから味がきめ細かいんだ」


朝霜「なるほどなぁ…」


提督「ん……もうこんな時間になってたのか」


朝霜「ほんとだ…パパの膝の上にいると時間を忘れちまうな」


提督「居心地がいいなら何よりだ」
521 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:40:32.73 ID:GJH0mitjO
提督「幻肢痛も辛く無かったようだな」


朝霜「パパ…やっぱりあたいの幻肢痛って気のせいなのかな?ママとは症状が違うし…」


提督「そんな事は無い、幻肢痛は人それぞれなんだ」


朝霜「でも…」


提督「朝霜が俺を心配するように、俺も朝霜が心配なんだ。幻肢痛の苦しみは本人にしか分からない」


提督「それだけじゃない、体調を崩したりしたら気が休まらなくなってしまうんだ」


朝霜「それは…パパもそうだろ」


提督「あぁそうだ、程々でいいんだ。遅過ぎるがやっとそれに気付けたよ。ここには皆んながいるんだから、頼ればいい」


提督「適度に休んで家族との時間を大切にする…俺が最も欲しかったものだ」


提督「龍驤も朝霜も俺の大切な家族だ。だからもう無理はやめてくれよ?」ギュッ


朝霜「…仕方ねぇな、司令の為だもんな!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:46:09.00 ID:LVzOaOVco
ヘルプに読んだ白露型の様子も見に行こう
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 21:51:05.48 ID:0uvhFycco
>>522
独特のペースだけど確実に仕事が進んでいく
なんであれで進むんだろう?って思いながら皐月はハンコ押してる
524 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 21:55:58.80 ID:GJH0mitjO
ーー執務室


白露「一番やばいのってどれ?」


村雨「この書類じゃないかしら」


春雨「この資料からはエッチな香りが…」


白露「するわけ無いからね〜」


春雨「……ぁはっ」ピクッ


村雨「貴女…もう何でもいいの?」


春雨「色々想像しただけですから…」


皐月(……なんであれで仕事が進むんだろう)
525 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 22:01:24.76 ID:GJH0mitjO
白露「…よし終わりっ!」


皐月「えっ!?」


村雨「今日の分はこれで終わりよ」


皐月「……」


春雨「これでも特務艦ですからね」


村雨「春雨は元、でしょ」


春雨「さて、仕事も終わりましたし、ご褒美に軽くつまみ食いでも…」じゅるっ


皐月「…司令官だけは絶対にやめてね」


春雨「え?皐月さんを食べてもいいんですか?」


皐月「僕には……潮がいるから」


春雨「残念ね…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:13:00.75 ID:r9NWVxPVo
すっかりいい関係になってる皐月と潮の一幕
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:17:12.15 ID:6I8u/4DsO
>>526
潮とも「黒」潮ともいい感じ
当初は身体だけの関係みたいだったけどそれ以上に仲は深まってる
528 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 22:26:46.88 ID:GJH0mitjO
ーー


皐月「あ、潮!」


B潮「なんだ、もう終わりか?」


皐月「白露達が手伝ってくれたからね!」


B潮「げ、あのピンク共と…」


皐月「大丈夫何もされてないから」


B潮「…そうみたいだな」クンクン


皐月「匂いを嗅ぐのはやめてよ!」


B潮「これが一番早いだろ」


皐月「もう……」


B潮「ちょうど昼時だ、一緒に飯でも食べようぜ」
529 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 22:31:04.82 ID:GJH0mitjO
ーー食堂


潮「今日の日替わりも美味しい…!」


皐月「……何がきっかけで深海潮から変わるの?」


潮「それは私の気分というか…」


皐月「漣みたいに他の人が居るんじゃないんだよね?」


潮「一応は…」


皐月「気分…気分かぁ……」


潮「怒った時とか悲しい時とか…感情によって変わる時が多いかも……?」


皐月「ふーん…コントロールは難しいんだね」


潮「ちょっと難しいです…」


皐月「ま、どれも潮だから僕は気にしてないよ!」


潮「皐月さん…!」


皐月「潮は僕にとって大切な友達だからね!」


潮「はい!私も皐月さんは親友だと思ってます!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:50:51.10 ID:0uvhFycco
食事が終わって二人でのんびりと過ごす午後
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 22:55:41.75 ID:LVzOaOVco
>>530
横須賀の秘書艦となって何かと忙しい皐月を今だけは独り占めとくっつく潮
532 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 23:03:01.45 ID:GJH0mitjO
ーー皐月の部屋


皐月「ふぅ、こんなに早く仕事が終わると思ってなかったから午後はゆっくりできるね」


潮「……」ダキッ


皐月「潮?」


潮「今だけは皐月さんを独り占めできますね」


皐月「…ごめんね最近忙しくて」


潮「皐月さんは横須賀鎮守府の秘書艦なんです。色々と忙しいのは理解してます」


潮「けど…やっぱりちょっと寂しいです」


皐月「…午後の予定は無いから、二人でゆっくりしようよ」


潮「…はい!」
533 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 23:07:41.52 ID:GJH0mitjO
潮「…皐月さん、こういう関係も有りですよね?」


皐月「正解って無いと思うよ。司令官だって色んな子とエッチしてるでしょ?」


潮「……はい」


皐月「潮と僕は友達で、エッチなこともする。それで良いんだよ」


潮「皐月さんの負担にはなってませんか…?」


皐月「正直…最初はちょっと嫌だったかな。乱暴で僕のこと考えてくれて無かったし」


潮「うううぅ…ごめんなさい…」


皐月「でも今は大丈夫。僕のことをちゃんと考えてくれるってよく分かるし!」


潮「皐月さんのことはずっと大切でした!でもお、おちん…ちん…が生えてエッチなことしか考えられない時があったから…!」


皐月「分かってるよ、もう平気だから」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:24:34.09 ID:OhEioAnko
じゃ、じゃあ久しぶりに…って切り出す潮さん
かなーり我慢してた模様
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:26:56.09 ID:Qbk9cgfi0
↑を快諾し二人でしっぽり
536 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 23:33:34.65 ID:V2dqcRRB0
潮「じゃ、じゃあ久しぶりに…」ススッ


皐月「…スカートが盛り上がるくらい溜まってたんだね」


潮「はい!我慢して我慢して我慢してたんです!」


皐月「…いいよ、僕の体貸してあげる」


潮「皐月さん…!そんな台詞、あそこに悪いです!」


皐月「その変わり…僕も楽しませてね?」


潮「……っ!!」ガバッ


皐月「ん、もぅ……がっつきすぎだよぉ…」
537 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/24(金) 23:37:30.85 ID:V2dqcRRB0
ーー


Z1「はぁはぁはぁ…!」ダダダッ


春雨「ふふふふふふふ…」ダダダッ


Z1「まずい…逃げ切れない…!」


春雨「なんで逃げるんですかぁ…?」


Z1「春雨さんだけは絶対に捕まっちゃいけない!皆んなにそう言われてるもん!」


春雨「大丈夫ですよぉ…鍵はかかったままなので…全身舐め回すだけですからぁ…」


Z1「ひぃーーーー!」


春雨「心は男の子だなんてなんてレアもの…ヨダレが止まりません…」ジュルッ


下2 この後の展開やその他起こったことなど
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:46:03.99 ID:6I8u/4DsO
レーベくん、大(変態)魔王からは逃げられない
ペロペロされちゃた後で保護される
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:53:37.44 ID:Kgi3oL65O
↑春雨が襲ってるうちに恋心が芽生えてしまって、襲うはずのつもりが途中で優しい行為になる
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/24(金) 23:54:08.01 ID:0uvhFycco
>>538
なんとか脱走して逃げてたらおっぱいクッションにぶつかる
おっぱいに埋まってたら私じゃなかったら危なかったわと声がして保護される
541 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 00:00:27.44 ID:fXPuRIRY0
ーー


Z1「お"っ!!」ビクビク


春雨(随分と可愛らしい反応…ずっと一人でシてたんですね」ジュルジュルジュルジュル


Z1「〜〜っ!!」ビクンッ


春雨(気持ちよくなるまでこの早さ。ダメですよぉ…私、こういうの一番弱いんです)ポッ


春雨(これは定期的に…楽しむ必要がありますね…)ジュルジュル


Z1「ぉっ!!も、もぅ……やめ…!!」


春雨(レーベくんの液体を全部飲み干したら止めますよ〜)
542 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/07/25(土) 00:06:10.71 ID:fXPuRIRY0
富士「いい加減にしなさい」


春雨「あはぁ…!!」ガバッ


富士「ふんっ」ベシッ


春雨「あいたたた…」


富士「気安く私に触れるとは思わないで」


春雨「でも以前は富士の清水を…」


富士「……」スッ


春雨「え、えええ!?わ、私の体が浮いて……!」フワッ


富士「頭でも冷やしてきなさい、この年中発情艦娘!」ブンッ


春雨「きゃあぁぁぁぁぁぁーーー」ガシャーンッ


…………バッシャーン


Z1「え、えへぇ……」ビクンッ


富士「…可哀想に。せめて部屋に戻してあげるわね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
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