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【モバマス安価】P「プロデューサーレンタル(社内向け)始めました」

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150 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:15:14.58 ID:hTVIlRvy0
P「....まゆ」

P「俺の方こそ謝っておく、本当にすまない」

まゆ「え....?」

まゆ「ど、どうしてプロデューサーさんが謝るんですか....?」

まゆ「悪いのはまゆなのに....」

P「....このスタンドを発動させた瞬間、近くにいるアイドルの全てが頭の中に流れ込んでくるんだ」

P「だから俺は、まゆの全てを知ってしまった」

まゆ「....」
151 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:15:57.84 ID:hTVIlRvy0
まゆ「謝る必要なんてありません....」

まゆ「プロデューサーさんがまゆのことを分かってくれるなんて....嬉しい....////」

まゆ「想い、伝わりましたか....?」ニコニコ

P「あぁ」

P「お前の気持ち、苦しいくらいに伝わったよ」

まゆ「////」

P「....そして」

P「ご両親への想いも」

まゆ「!!!」
152 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:23:10.56 ID:hTVIlRvy0
P「....」ギュッ

まゆ「プロデューサーさん!?」

P「行こう」スタスタ

まゆ「行くってどこへですか!?」

P「ご両親のところだ」

まゆ「....」ピタ

まゆ「....行きません」

P「....」
153 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:23:40.69 ID:hTVIlRvy0
P「....まゆ、お前の心を俺に隠し通すことはできない」

まゆ「....」

P「お前がわざわざ俺を、実家まで連れてきたのは」

まゆ「....やめてください」

P「幸せに暮らしていたあの頃を」

P「失った家族の穴を」

P「埋めたかったからなんだろ」

まゆ「....違います」

P「違わない」
154 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:24:26.93 ID:hTVIlRvy0
P「口では成長に必要なことだとか言っていたが」

P「お前はご両親に忘れられてから」

P「一切前に進めてはいない」

まゆ「進んでいます!」

まゆ「まゆは、プロデューサーさんと」

まゆ「一緒に....」

まゆ「一歩ずつ....っ....」ポロッ

P「....」
155 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:25:04.44 ID:hTVIlRvy0
P「早く行こう、日が暮れちまう」

まゆ「ダメです!」

まゆ「確かに、まゆはまだパパやママのことを忘れることはできません」

まゆ「でも、2人は違います」

まゆ「新しい時間を生きているのに」

まゆ「身に覚えのない子供が現れても」

まゆ「戸惑わせるだけじゃないですか....!」ポロポロ

P「....」
156 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:25:51.14 ID:hTVIlRvy0
P「俺に任せろ、まゆ」

まゆ「えっ....?」

P「....行こう」スタスタ

まゆ「ちょ、ちょっとプロデューサーさん....!」
157 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:29:28.24 ID:hTVIlRvy0
〜両親の家〜

P「ここか....」

まゆ「どうしてここを....」

P「言っただろ、お前の全てを知ったんだ」

P「ご両親の住んでいる場所くらいわかるさ」

まゆ「....」

まゆ「それで、何をするんですか....?」

P「まずは」ポチ

ピンポーン

まゆ「!?」
158 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:29:59.88 ID:hTVIlRvy0
まゆ「どうしていきなりチャイムを鳴らすんですか!?」

P「必要なことだ」

まゆ「???????」

ガチャリ

まゆママ「どなた?」

まゆ「....」

まゆ「....あの、お久し

P「まゆ、まゆママをリボンインザスカイで操ってくれ」

まゆ「!!?!?!??!」

まゆ「プ、プロデューサーさん、一体何を....」

P「いいからいいから」

まゆパパ「どうしたんだ?」

P「まゆパパも操ってくれ」

まゆ「!!?!?!?!?!!??!」
159 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:40:30.06 ID:hTVIlRvy0
まゆママ「....」ボー

まゆパパ「....」ボー

P「.....」ガサゴソ

まゆ「....あの」

P「お、あったあった」

P「じゃあ2人を操って」

P「この書類に、印鑑を押させてくれ」

まゆ「!?!!??!?!?!?!?!?!?!?!」
160 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:40:55.61 ID:hTVIlRvy0
まゆ「プロデューサーさん!」

まゆ「そろそろ何をするつもりなのか教えてください!」

P「....」

P「これは契約書だ」

まゆ「契約書?」

P「うちの事務所のな」

まゆ「....?」

まゆ「勝手に持ち出して大丈夫なんですか....?」

P「使うつもりはなかったが、緊急事態だししょうがない」

まゆ「....」
161 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:41:25.58 ID:hTVIlRvy0
まゆママ「....」ペタ

まゆパパ「....」ペタ

まゆ「....押させました」

P「ありがとう」

P「....よし」

P「これでまゆのご両親はうちの事務所所属のアイドルになり」

P「それと同時に俺の担当アイドルとなった」

まゆ「!?」
162 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:41:54.86 ID:hTVIlRvy0
P「ザ・セブン・オーシャン!」

P「ふむ....」

P「なるほど、ここか」

P「まゆ、頭のこの部分にリボンインザスカイを使って攻撃してくれ」

まゆ「えぇっ!?」
163 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:43:33.69 ID:hTVIlRvy0
まゆ「そんなところを攻撃しても....」

P「記憶を失うといっても、何も完全に消えてしまうわけじゃない」

まゆ「どういうことですか....?」

P「記憶の入った引き出しが開かなくなっているようなものなんだ」

まゆ「....」

P「だからこのまゆの記憶が入っている場所を、記憶喪失の原因であるまゆの力で刺激すれば」

P「開かなくなった引き出しは再び開き」

P「ご両親の記憶は元に戻る!」

まゆ「!!!」
164 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:44:46.92 ID:hTVIlRvy0
まゆ「で、でもそんなことをどうして....」

P「担当アイドルのことを全て知り、理解できるのがこのザ・セブン・オーシャンの能力」

P「記憶している場所を探し出すことくらい簡単だ!」ニヤリ

まゆ「だからさっき契約を....!」

P「さぁまゆ、後はお前の番だ」

まゆ「プ、プロデューサーさん....!」

P「行け!」

まゆ「....ママ、パパ」

まゆ「リボンインザスカイッ!!!」シュルリ
165 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:51:45.00 ID:hTVIlRvy0
〜翌日〜

P「いやあまさかまゆのご両親がうちの事務所に所属することになるとはなあ」

P「俺としてはあの時だけの仮契約のつもりだったんだが」

まゆ「なぜか社長のお眼鏡にかなってしまいましたから....」

P「まあでも言われてみれば....」チラ

まゆママ「?」

まゆママ「どうかしましたか?プロデューサーさん♪」ウフ

P「....」

P「いける」

まゆ「むぅ....」プクー
166 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:52:22.76 ID:hTVIlRvy0
P「やっぱまゆのご両親だけあって美男美女だなぁ」

まゆ「ママ、あっちいって!」シッシッ

まゆママ「あらあら、これは失礼しました〜」サッ

P「?」
167 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:52:49.49 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....プロデューサーさん」

P「どうした?」

まゆ「本当にありがとうございました」

まゆ「あんなことをしてしまったのに、ママとパパの記憶まで....」

P「いいんだよ、俺もまゆの中を勝手に覗き見ちゃったし」

P「それでお互いさまってことにしよう」ニコ

まゆ「....」
168 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:53:26.78 ID:hTVIlRvy0
まゆ「....プロデューサーさんは」

まゆ「まゆの想いも全部、知ってしまったんですよね?」

P「....」

P「....なんのことかな」シラー

まゆ「大丈夫です、返事を聞くつもりはありませんから♪」ウフフ

P「ホッ....」

まゆ「これからまゆはもっと頑張って」

まゆ「いつか、プロデューサーさんの方から言わせて見せます」ニッコリ

P「....」

P「フッ、せいぜい頑張ってくれ」クスリ

まゆ「はい」ニコニコ

本日の依頼完了!
169 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:55:11.85 ID:hTVIlRvy0
本日はここまでになります
書いていて楽しかったです
明日の夜に再開します
170 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/28(火) 23:55:49.53 ID:hTVIlRvy0
まゆのスタンド能力の元ネタ『Ribbon In The Sky』です
いい曲なのでぜひ聴いてみてください
https://www.youtube.com/watch?v=lWd1NZckbBs
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/28(火) 23:57:38.17 ID:3v9k3385o
おつおつ
イイハナシダナー
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 06:53:15.81 ID:NftqnLrHo

食われるかと思ったらいい話だった
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 09:59:03.21 ID:WPBLfRYmo

なんで幸子みたいなスタンド名なんだと思ったら元ネタがあったのか
174 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/29(水) 21:24:08.67 ID:7MtTIV++0
申し訳ありません、本日は時間が取れないためお休みさせていただきます
明日は必ず更新しますのでよろしくお願いします。
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/29(水) 22:09:19.14 ID:iHSqZ1Ino
あいよ
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 23:05:15.54 ID:MBEa6QRZo
今日も忙しそうかな
177 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:14:31.23 ID:46YfKgx90
本日は時間があまりないので、少しだけ再開します
178 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:14:58.87 ID:46YfKgx90
〜翌日〜

P「昨日はなんとか日帰りで帰って来られたな....」

P「まゆには色々と驚かされたが」

P「結果的には役に立てたんじゃないだろうか」フリフリ

ドサドサッ

P「うわっ、何枚か入ってるなぁ」

P「さてどうなるか....」

本日1人目の依頼 >>179
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 23:15:09.51 ID:wkNKIVyr0
あやめ
180 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:20:11.02 ID:46YfKgx90
P「依頼者はあやめか....」

P「あやめならまあ大体内容は想像できるから大丈夫そうだな....」

依頼内容 >>181
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 23:23:05.58 ID:+GMfBDFKo
変装の特訓したい
182 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:37:53.71 ID:46YfKgx90
P「1時間、軽そうな依頼だな」パンパン

あやめ「ニンッ!」

P「おうあやめ、おはよう」

あやめ「おはようございます!」

P「それで?」

あやめ「はい!」

あやめ「わたくしはご存知の通りくノ一です!」

P「知ってる、いやくノ一なのか?」

あやめ「くノ一です!」

P「まあ本人が言ってるならそれでいいか」
183 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:38:23.78 ID:46YfKgx90
あやめ「くノ一、というか忍者全般のイメージって何を思い浮かべますか?」

P「うーん....」

P「全身真っ黒」

あやめ「ですが?」

P「?」

P「音殺して歩くのが癖になってる」

あやめ「惜しい!それは暗殺者です!」
184 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:39:21.75 ID:46YfKgx90
P「忍者もそういうものじゃないのか?」

あやめ「まあそういうイメージもありますが」

あやめ「忍者の主は諜報集団であったようですよ」

P「はぇ〜」

あやめ「というわけで私の依頼はズバリ!」

あやめ「変装の特訓をしたい!」

あやめ「です!」

P「話の流れを無視するな」
185 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:39:58.64 ID:46YfKgx90
あやめ「一流のくノ一になるために私に足りないのは」

あやめ「変装の腕だけなんです!」

P「おいおいずいぶん大きく出たな」

あやめ「なのでプロデューサー殿、お願いします!」

あやめ「あやめに変装のやり方を教えてください!」

P「....」

P「(当然俺も、変装のやり方なんて知るはずがない)」

P「(だがここで教えられずして何がプロデューサーだ!)」

P「(考えろ俺!)」

P「(変装のやり方を考えるんだ!)」

変装に必要なこと >>186
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/30(木) 23:41:11.27 ID:guva4fRZ0
心、つまり仁奈のきぐるみ
187 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:45:34.48 ID:46YfKgx90
P「あやめ」

あやめ「はい....!」

P「変装に必要なものは何かわかるか」

あやめ「....」

あやめ「....目的の人物になりきるテクニック....ですか?」

P「確かにそれも大切だ」

P「しかし、もっと大切なことがある!」

あやめ「!!!」

あやめ「それはなんですか!?」

P「それはな....」

P「....」
188 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:46:10.93 ID:46YfKgx90
P「                心だ                」

あやめ「....」

あやめ「                心ですか                」

P「ああ」
189 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:51:42.07 ID:46YfKgx90
P「つまり仁奈のきぐるみだ」

あやめ「なるほど!」

あやめ「....?」

あやめ「....あの」

P「どうした」

あやめ「つい先ほど、大切なのは心と言いましたが」

あやめ「なぜ仁奈殿が出てくるのですか?」

P「....」
190 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:52:12.68 ID:46YfKgx90
あやめ「それにきぐるみ....?」

あやめ「心ではなく物ではないですか!」

あやめ「言っていることが矛盾しています!」

P「....」

P「....やれやれ」

P「お前はまだわかっていないようだな」

あやめ「!?」

P「あやめよ、目をつぶってよく考えてみろ」

あやめ「は、はい....」パチリ
191 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:54:23.53 ID:46YfKgx90
P「仁奈がいるよな」

あやめ「はい....」

P「それを見てどう思う」

あやめ「かわいいです....」

P「そうだ、仁奈はすごくかわいい」

P「担当アイドルじゃなかったら誘拐してると思う」
192 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:55:31.15 ID:46YfKgx90
P「仁奈は喋るよな」

あやめ「はい....」

P「仁奈の声はどうだ」

あやめ「かわいいです....」

P「そうだ、仁奈の声もすごくかわいい」

P「毎日聴いているから免疫が付いたが」

P「出会い頭に聴いてしまったら脳が蕩けて体中の穴という穴からあふれ出すと思う」
193 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:56:12.32 ID:46YfKgx90
P「そんな仁奈がクマのきぐるみを着て」

仁奈『仁奈はクマでごぜーますよね?』

P「こう言ったとしたら」

P「....」

P「どうする?」

あやめ「....ます」ボソッ

P「ハッキリ言ってみろ!」

あやめ「クマですと答えます!!!!!」ババーン

P「それが変装だ!!!!!!」

あやめ「ありがとうございます!!!!!!!」
194 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/30(木) 23:57:05.97 ID:46YfKgx90
中途半端になりますが、本日はここまでになります
すみません、遅くなったせいで最後までいけませんでした
明日は書けそうにないので、明後日の土曜日夜に再開します
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/31(金) 00:07:13.76 ID:Bybo6n+Eo
おつ
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/07/31(金) 01:40:22.00 ID:PZwdFxrwo
乙です
なんかせっついたみたいになって申し訳ないです…
197 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/07/31(金) 08:18:28.46 ID:Yxg/tw6d0
時間的にせっつかれて書いたように見えるかもしれませんが
私としては、前日に必ず書くと言ったから絶対に書こうと考えていただけですので大丈夫です!
198 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:10:19.67 ID:5BkohoIy0
あやめ「つまり、変装の達人への近道は....」

P「あぁ、可愛くあれ、だ」

あやめ「!!!」

P「....だが」

P「あやめは既に可愛いからな」

P「その面での上積みはなかなか難しい」

あやめ「そ、そんなことは....////」
199 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:10:46.36 ID:5BkohoIy0
P「だから変装技術を磨こう」

あやめ「ふりだしに戻りましたね」

P「とりあえず....」ズラズラ

あやめ「これは!?」

P「仁奈のきぐるみをいくつか借りてきた」

P「安心しろ、許可はちゃんと取ってる」

あやめ「しかし、仁奈殿とわたくしでは体格が違います」

あやめ「これは入るんでしょうか....」
200 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:11:17.09 ID:5BkohoIy0
P「さっきも言っただろ」

P「心さえあればなんとかなる」

あやめ「むむ....昭和の精神論のようですが....」

あやめ「ええい物は試し!挑戦してみます!」

あやめの選んだ着ぐるみ >>201
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 22:11:46.72 ID:UvXc73T80
202 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:22:20.12 ID:5BkohoIy0
あやめ「ど、どうでしょうか....////」テレッ

P「....」

あやめ「へ、変ですか?」アワ

P「変だ」

あやめ「」ガーン

あやめ「確かにこのようなきぐるみを着る機会はあまりありませんが

P「牛は二足歩行はしない」

あやめ「!!!」ハッ
203 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:22:48.99 ID:5BkohoIy0
P「変装を極めるんじゃなかったのか?」

あやめ「すみません、甘かったです....」

P「わかったら早く牛になるんだ」

あやめ「はいっ!」

あやめ「四つん這いになりました!」

P「....」

あやめ「あの....?」
204 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:23:28.67 ID:5BkohoIy0
P「あやめが今着ているのはきぐるみ」

P「牛の変装という観点で考えるなら」

P「牛の皮の同じ役割になる」

あやめ「そう、なんでしょうか?」

P「その様子を見るに、皮の下は普通に服を着ているのか?」

あやめ「ええ、そうなりますが」

P「....」

あやめ「?」
205 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:23:56.08 ID:5BkohoIy0
P「きぐるみの下は全裸でないと変装の特訓にはならない!!!」ババーン

あやめ「!!?!?!?!?!???」

あやめ「何を言っているのですかプロデューサー殿!?」

P「お前は自分の皮膚の下に服を着ているのか!」

あやめ「へ!?」

P「皮膚の下は体組織しかないだろ!」

あやめ「え?え?」

P「そのきぐるみの下も同じ状況にしないと、牛にはなれないっていってるんだ!」
206 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:26:52.41 ID:5BkohoIy0
あやめ「....」

P「どうした」

あやめ「....それではその、恥ず

P「自分以外の何者かになりきる行為はそもそも恥ずかしいものだ」

P「自らのアイデンティティを捨て去るんだからな」

P「その程度の羞恥心を乗り越えられないなら」

P「変装は上達しないぞ」

あやめ「....」

あやめ「分かりました....!」

あやめ「脱ぎます!」

P「その意気だ!!!」
207 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:27:21.30 ID:5BkohoIy0
あやめ「....」ヌギヌギ

P「....風の噂では」

P「某有名マスコットキャラクター達も」

P「全国にいるご当地ゆるキャラ達も」

P「きぐるみの下は全員全裸らしい」

あやめ「そ、そうなんですか....!」モゾモゾ

P「だからあやめよ」

P「恥じることはない」ニコ

あやめ「はい....」ヌギヌギ

P「きぐるみを着てると人前でも服を脱げるから楽だな」アハハ

あやめ「....////」カァッ
208 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:35:54.88 ID:5BkohoIy0
〜脱衣後〜

あやめ「....////」

P「なぜ二本足で立ち、胸と股の辺りを両腕で覆い隠しているんだ」

あやめ「その、このきぐるみ、少々生地が薄いようでして....」

あやめ「こうして隠さないと、人前には立てないのです....////」

P「....」
209 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:36:26.59 ID:5BkohoIy0
P「....これを見ろ」ポチポチ

あやめ「これは....?」

P「雌牛の乳房の画像だ」

P「この雄大な乳房を見ろ」

P「ここから出るお乳は自らの子を育て、さらには人も育てている」

P「命を育んでいるんだ」

P「だから彼女たちは誇りを持って乳房をさらけ出している」

P「否、隠すという概念すらない」

あやめ「なるほど....?」

P「こっちは雌牛の生殖器の画像だ」

P「隠そうにも雌牛の手足はここに届かないから隠しようがない」

あやめ「はい....?」
210 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:53:37.58 ID:5BkohoIy0
P「今のお前の姿を鏡で見てみろ」

P「二足歩行、人の言葉を話す、胸と股を両手で隠す」

P「そんなのただのコスプレじゃないか」

あやめ「言われてみるとそうですね、こんな牛はいません....」

P「お前はコスプレをしに来たわけじゃないだろ?」

あやめ「....」

P「....牛に」

P「牛になりに来たんだろ!!!」ババーン

あやめ「はいっ!!!」キリッ

P「じゃあもうわかるな」ニコ

あやめ「プロデューサー殿には教えてもらってばかりです....」
211 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:56:34.73 ID:5BkohoIy0
P「....」

あやめ「....」

P「あやめ....」

あやめ「....ンモォ」

P「....いや」

P「これはもうあやめではない」

P「かつてあやめだった牛だ!」
212 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 22:57:04.61 ID:5BkohoIy0
かつてあやめだった牛「....モゥ」

かつてあやめだった牛「....ムチャムチャ」

P「これは....反芻!」

P「牛は1度胃の中に入ったエサを口の中に戻し、ゆっくりとすりつぶす」

P「このムチャムチャした口の動きはまさしく反芻だ!」

かつてあやめだった牛「....」ゴクン

かつてあやめだった牛「....」

かつてあやめだった牛「....ムチャムチャ」

P「いい牛っぷりだ....」ホロリ
213 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:01:30.53 ID:5BkohoIy0
P「....」

P「さて、じゃあ最後に」

P「絞るか」

かつてあやめだった牛だったあやめ「!?」

P「これだけ牛になりきっているんだ、きっと出る」

P「それでは失礼して」サワ

かつてあやめだった牛だったあやめ「っ....!」ビクン
214 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:01:58.74 ID:5BkohoIy0
P「....」モミ

かつてあやめだった牛だったあやめ「....んっ////」

P「ふむ」モミモミ

P「乳牛にしてはかなり小ぶりな乳房だな」ギュッ

かつてあやめだった牛だったあやめ「あっ、あのっ」ビクン

P「....」ギュッ

かつてあやめだった牛だったあやめ「んんぅ....////」ビクビク
215 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:02:51.70 ID:5BkohoIy0
ジワ

P「!?」

P「皮の上からでもわかる....」

P「乳頭の部分が濡れてきていることがっ!!!」

P「もう一息だ!もう一息で!」ギュギュギュッ

かつてあやめだった牛だったあやめ「あぁっ........」ジュワ

P「あやめは」

P「やがて牛になる!!!!」モミュミムニッ!

かつてあやめだった牛だったあやめ「やっ....!!!」
216 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:03:51.77 ID:5BkohoIy0

ピュー
217 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:07:33.85 ID:5BkohoIy0
あやめ「ほ、本当にこれがわたくしから....?」

P「ああ....」

P「人は時に、科学では解明できないことを起こすというが」

P「お前はまさにそれを起こしたんだ」

P「変装の力で!」

あやめ「プロデューサー殿....!」
218 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:11:12.29 ID:5BkohoIy0
P「それを祝って」

P「早速乾杯といこう、この」

P「かつてあやめだった牛だったあやめだった牛ミルクで!」

あやめ「そうですね!」

あやめ「プロデューサー殿、ありがとうございました!」

P「いいってことよ!」

あやめ「それでは」

P「おう!」

P・あやめ「「かんぱーい!!!」」コツン

本日の依頼完了!
219 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:11:38.68 ID:5BkohoIy0
あやめ「....あの」

P「どうした?」

あやめ「今回の変装の特訓、とてもよかったので」

あやめ「また付き合ってもらっても良いでしょうか....?」

P「おう、いいぞ!」

P「次は何に変装するんだ?」

あやめ「....」

あやめ「....次も牛がいいです」

P「?」
220 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:12:37.18 ID:5BkohoIy0
P「そうか、まだ牛を極めたいってことか!」

P「向上心の塊だな全くぅ!」

あやめ「....」

あやめ「それと、次はわたくしの部屋で行いましょう」

P「???」

P「なんで?」

あやめ「えーっと....」

あやめ「そ、その方が集中できますから!」

P「そうなのか、だったらそうすっかぁ」

あやめ「....」

あやめ「お待ちしています」ニッコリ
221 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/01(土) 23:13:32.28 ID:5BkohoIy0
短いですが、本日はここまでになります
明日の夜に再開します
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:25:58.14 ID:6sNhw+zJo
おつ
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/01(土) 23:28:09.83 ID:hpsNxJnpo
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 02:35:50.57 ID:REBq6RqDO
にげてー、種牛にされるぞー
225 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 21:46:58.76 ID:MSDWu7X70
P「あやめの牛っぷりは見事だった....」

P「人間とは限界を超えた時に真の力を....」

P「....いや」

P「それを超えたことができるのかもしれない....」

P「俺もあんな力を発揮してみたいもんだ....」

本日2人目の依頼者 >>226
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 21:47:10.60 ID:ZVfyN8UK0
227 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 21:51:08.43 ID:MSDWu7X70
P「颯か....」

P「連戦だからあまり重い依頼でなきゃいいんだが....」

依頼内容 >>228
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/02(日) 21:51:48.23 ID:mk3Iwj1so
凪に性的な意味で襲われたから匿って
229 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:13:10.35 ID:MSDWu7X70
P「時間は....」

P「『問題解決まで』?」

P「とりあえず颯に連絡を取るか」
230 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:13:48.87 ID:MSDWu7X70
〜数分後〜

ガチャリ

颯「....」

P「おお颯、早かったな」

P「あやめの乳でも飲むか?」

P「報酬代わりに貰ったんだが、俺はさっき飲んだからさ」アハハ

颯「....Pちゃん」

P「どうした?」
231 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:14:33.52 ID:MSDWu7X70
颯「....はー、襲われちゃった」ウルウル

P「なんだとっ!?」

颯「それがすごくショックで....」

颯「....」

颯「少しの間だけでいいから、匿って欲しいの....」ブルブル

P「....」
232 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:15:03.02 ID:MSDWu7X70
P「....」スタスタ

ガチャン

P「内側から鍵を閉めた」

P「この部屋に外から入ることは誰もできないから安心してくれ」

P「いつまででもいい、颯が落ち着くまで好きなだけここにいればいいんだ」ニコ

颯「Pちゃん....ありがと....」

P「いいんだ」
233 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:15:32.72 ID:MSDWu7X70
颯「....」

P「....」

P「....」チラ

颯「....やっぱり気になる?」

P「....すまない」

颯「ううん、いきなり来てこんな話したら誰でもそうなるよ」
234 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:16:05.48 ID:MSDWu7X70
P「....」

P「....性犯罪被害者へ話を聞くことは」

P「その行為自体が、被害者の心の傷の1つになりかねないんだ」

P「だから、話したくないなら話さなくてもいい」

颯「....Pちゃんなら大丈夫だと思うから、聞いてほしい」

P「....わかった」
235 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:16:32.01 ID:MSDWu7X70
颯「....昨日の夜」

颯「家でお風呂に入っててね」

颯「そしたらいきなり、お風呂に入ってきて....」

P「!?」

P「家の中に入って来たのか!?」

P「不法侵入した上でそんな行為に及ぶなんて....」

P「なんて凶悪なんだ....」

颯「なーが」

P「なんだ、凪の話か....」ホッ
236 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:18:21.97 ID:MSDWu7X70
颯「2人でお風呂に入ることはよくあるし」

颯「昨日もしばらくはいつも通りだったんだけど」

颯「2人で湯船に浸かった辺りだったかな」

颯「....なーがね」

颯「いきなり唇を....」

P「唇を?」

颯「....重ねてきたの」

P「!!?!?!??!?!?!??」
237 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:19:33.79 ID:MSDWu7X70
颯「そのまま壁に押さえつけられて」

颯「後ろから、手で激しくいじられて....」

颯「抵抗しようとしたんだけど、すごく強い力で押さえつけられたし」

颯「首も絞められてて....」

颯「まるでなーじゃないみたいだった」

颯「でも、耳元で聞こえる荒い息は」

颯「なーの声で....」
238 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:20:25.84 ID:MSDWu7X70
颯「それから先はもうなーにされるまま....」

颯「怖かったから、自分が何をされているかは考えないようにして」

颯「でも、水面に写る姿ははーだったから」

颯「途中からは目も閉じるようにして」

P「ちょ、ちょっといいか?」

颯「?」
239 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:28:21.91 ID:MSDWu7X70
P「もしかして襲ってきたのって」

P「凪?」

颯「そうだよ?」

P「えぇ....」

颯「それでね」

颯「事が済んだあとなーは」

颯「『双子というのは便利ですね、家の中でも簡単に発散できる』」

颯「って....」

P「ひでぇ....」
240 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:28:48.37 ID:MSDWu7X70
颯「昨日はもうわけがわからなかったからそのまま寝ちゃった」

颯「でも朝起きてなーの顔を見たら」

颯「急に怖くなってきちゃって」

颯「それで、なーにバレないように家を出たんだ....」

P「....」

P「ちょっと予想してたより深刻な問題だな....」

颯「うん....」
241 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 22:30:17.51 ID:MSDWu7X70
P「家庭内での性暴力というのは、昔からかなりの件数が発生していると言われている」

P「しかも、被害を外には明かしづらいという性質上」

P「表面化している数より大幅に多いとも言われているんだ」

P「実際、強姦で検挙されたもののうち」

P「約40%は家庭内によるものだった」

P「その中には当然、兄妹間でのものも含まれているようだが」

P「まさか同性間、しかも凪がそんなことをするとは....」

颯「うん、はーも全然知らなかった」

颯「なーのあんな顔....」

P「....」
242 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 23:01:36.13 ID:MSDWu7X70
P「話はわかった」

P「とりあえず、俺は凪と話をして見ようと思うんだが」

P「それでいいか?」

颯「....うん」

P「....警察への相談は」

颯「....」フリフリ

P「....だよな」

P「ひとまず颯は家に帰らない方がいいだろうな」

P「泊まるあてはあるか?もしないならちひろさんの部屋にでも

ガチャガチャ
243 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 23:03:34.17 ID:MSDWu7X70
P「?」

P「すみません、今ここは使用中なので別の部屋を

凪『おや、Pも一緒でしたか』

P「!?」

凪『どうも、久川姉妹の姉の方です』

颯「っ....!」

P「....」
244 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 23:04:20.84 ID:MSDWu7X70
凪『朝起きると、隣にいるはずのはーちゃんが綺麗さっぱり消失していたので』

凪『凪の14年間の経験に照らし合わせた結果』

凪『ここにいると判明しましたので迎えにきました』

凪『はーちゃん帰りましょう』

P「....」
245 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 23:06:55.21 ID:MSDWu7X70
P「....凪、颯から話は全て聞いた」

凪『なんと、はーちゃんがそういう趣味も持っていたなんて』

凪『双子も年を重ねると徐々に同じではなくなるということですね』

P「だから、今はここを開けることはできない」

凪『そうですか、閉まった扉を開ける方法といえば』

凪『解錠の呪文が必要というわけですか』

凪『それとも斧で破壊すればいいですか?』

P「....」
246 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 23:07:48.85 ID:MSDWu7X70
P「....凪」

P「お前は自分が何をしたかわかっているのか」

凪『....ふむ』

凪『Pの行動言動から察するに、はーちゃんは機嫌を損ねている?』

P「損ねているとかそんなレベルじゃない」

凪『?』

P「信頼している双子の姉からあんなことをされたら誰だって傷つくに決まってる」

凪『....』
247 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 23:22:46.77 ID:MSDWu7X70
凪『....はーちゃん』

凪『聞こえますか、姉です』

颯「....」

凪『昨日は突然あんなことをしてしまってごめんなさい』

凪『驚かせてしまいましたか』

颯「....うん」

凪『そのつもりはなかったんです』
248 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 23:23:35.14 ID:MSDWu7X70
凪『事の発端は一昨日のお風呂の時』

凪『いつものようにはーちゃんの手によって、凪が獣のようなよがり声を上げてたくさん感じたあとのこと』

P「ん?」

凪『はーちゃんはこう言いました』

凪『はーも1回そんな風になってみたいな〜、あはは』

凪『と』

颯「そんなこと言ったっけ?」

凪『言いました』
249 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2020/08/02(日) 23:24:05.65 ID:MSDWu7X70
凪『姉である凪は考えました』

凪『妹の、はーちゃんの希望をかなえてあげるにはどうしたらいいかと』

凪『そこで思いついたのが』

凪『いつも凪がはーちゃんに襲われているお風呂で』

凪『逆にはーちゃんに凪が襲いかかり』

凪『強姦プレイをすることだったのです』

颯「!!!」
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