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【艦これ】提督「捨てられた艦娘とケーキ屋をやりつつ生活する」【寝落ち】

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365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 00:11:43.13 ID:Y115kvOlO
トラウマやめーや
366 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/09(月) 00:14:14.52 ID:fO8hknfb0
天龍「なんだこりゃ。でっけー鎮守府だなぁおい」

赤城「うちは100隻以上いる大所帯ですから」

雷「ねぇ、早くお風呂を貸してもらえないかしら!」

白露「あれ?お客さん?って、ああー!五月雨!大丈夫!?他のみんなも怪我!!待ってて!お姉ちゃんが1番にお風呂入れてあげるからね!」

五月雨「すみません……」

白露「みんなも早く入りなよー!6人くらいなら余裕で入れるから!」

満潮「ならお言葉に甘えましょ。身体も海くさいし」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 01:11:48.76 ID:S/93hl1Mo
>>364
>仕事を3倍くらい引き受けよう。そうすれば内なる力が解放されるに違いない
 
あれ?
以前もそんな感じの事を言って
新しい仕事も追加で請けてのたうち廻ってなかったっけ?
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 01:15:31.03 ID:uI01xdClO
6隻同時入渠欲しい
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 01:29:38.43 ID:t3qB/Htc0
まあワンルームの内風呂の普通のお湯で治癒ができる設定だしな
370 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/09(月) 09:48:53.43 ID:fO8hknfb0
風呂上り

五月雨「完全回復しました!ありがとうございます!ありがとうございます!」

村雨「もう、そんなに気にしないでいいから」

五月雨「でも高速修復材まで使ってもらっちゃって……」

白露「私のいっちば〜ん可愛い妹だからいいの!」ギュ-ッ

高雄「はいはい、確かに姉妹艦だけど同じ鎮守府在籍じゃないんだから離れなさい」

時雨「ボク達の提督は優しいから怪我をしている子がいたら連れて帰ってお風呂に入れてあげなさいって言ってるんだ。だから気にしなくて大丈夫だよ」

雷「そうだ!先に挨拶しとかなきゃいけなかったのにうっかりしてたわ!この鎮守府の提督さんは今どこにいるの?」

時雨「あー……実はうちの提督って恥ずかしがり屋で初対面の人の前にはあまり顔を出したがらないんだ」

雷「そうなの?じゃあありがとうございましたって伝えておいてくれるかしら?」
371 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/09(月) 09:54:00.52 ID:fO8hknfb0
天龍「そんじゃあそろそろ帰るか。世話んなったな」

間宮「あら、もう帰られるんですか?」

雷「ええ、長居するのも悪いし」

間宮「困ったわねぇ……皆さんの分もお夕飯作っちゃったわ」

吹雪「間宮さんの手料理……スイーツ付きですか!?」

満潮「こら」

吹雪「あいたっ。えへへ……つい」

グギュゥゥゥ……

五月雨「わああっ!あ、あの、ごめんなさい!いい匂いがしたから……」

雷「はぁ……じゃあお言葉に甘えてお夕飯ご馳走になりましょ。腹が減ってはなんとやらって言うし」

響「やぱー」
372 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/09(月) 10:02:02.16 ID:fO8hknfb0
吹雪「おいしぃ〜!間宮さんの料理さいこ〜!」

満潮「黙って食べなさいよ」モクモク

天龍「こんなのいくらでも食えるな!うちにも間宮がいりゃーあなぁ」

伊良子「みなさんの鎮守府には間宮さんいらっしゃらないんですか?」

響「うん。だからうちの料理は天龍がやってる。刑務所飯」

天龍「ん?」

伊良子「炊事専用の艦娘がいないと大変そうですね」

吹雪「スイーツだ!ケーキ!ケーキ!!綺麗ー!ルビーみたいなイチゴがのってるよ!」

満潮「はしゃぎ過ぎよみっともない」チラチラ

吹雪「そんなこと言って満潮ちゃんもケーキをチラチラみてるくせに♪」

五月雨「ほんとに綺麗………宝石みたい」

伊良子「イチゴをシロップに漬けたんです。見た目も綺麗だけど味にだって自信はあるんですよ?」
373 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/09(月) 10:08:05.13 ID:fO8hknfb0
吹雪「ケーキおいしー!伊良子ちゃんだけでもつれてかえりたーい!」

五月雨「いちごも甘くて美味しいね!生きててよかった〜♪」

雷「…………」

五月雨「雷ちゃん大丈夫?食べないの?」

雷「……これ。いちごは五月雨にあげるわ」

五月雨「どうしたの急に!?あっ、もしかして私物欲しそうにしてた!?」

雷「違うわよ。ただその……今日はいっぱい危険な目に合わせちゃったからそのお詫びよ」

五月雨「ええー!?そんなの気にしてないよ!」

雷「いいから食べなさい!じゃないとこっちの気が収まらないの!」グイッ

五月雨「わわっ!はむっ……うん、美味しい。ありがとう雷ちゃん」
374 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/09(月) 10:19:51.75 ID:fO8hknfb0
食後

雷「さあみんな、暗くなってきちゃったし帰るわよ」

天龍「ふぁ〜……もうちょっとゆっくりしてこーぜ。なんか眠くてよお」

雷「何言って──」

五月雨「むにゃむにゃ……」

雷「ちょっと五月雨、起きなさい」

赤城「みなさん安心して疲れがドッと出てしまったのでしょうか」

加賀「客室があるからそこで休んで行くといいわ」

満潮「じゃあそうさせてもらいましょ。私も何だか眠くて眠くて……ふぁーあ」

雷「ええー……」

鳳翔「一応6部屋用意しておきましたから適当に使ってくださいね」

雷「1人1部屋!?みんなまとめてざこ寝でいいのに……さすが鳳翔さん手早い」
375 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/09(月) 10:20:38.32 ID:fO8hknfb0
ポックル……
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 10:42:21.82 ID:mstq1MF4O
あっあっあっ
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 13:21:42.14 ID:ycnxyndDO
計画通りって顔してる娘が見受けられるんですが
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 13:39:38.43 ID:KFCwq6h8O
ナニカサレタヨウダ
379 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/11(水) 01:09:58.10 ID:zNGj1Sqi0
今月末にイベントとか嘘でしょ……最近忙しくてやってなかったから資源ないよ……
380 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/11(水) 01:14:44.77 ID:zNGj1Sqi0
雷「はぁーあ。用意された部屋に来たけど暇ね」

雷「みんなは疲れて寝てるみたいだけど全然眠くないし…………」

雷「そうだわ。ちょっと散歩でもして鎮守府を見せてもらおっと!」

ガチャッ

電「ふにゃあ!」

雷「あっ、ごめんなさい……って、電じゃない。部屋の前で何してたのよ?」

電「いたた……せっかくだから遊びに誘いにきたのです」

雷「遊びに?それなら鎮守府を案内してほしいわ!」

電「お安い御用なのです!」
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 01:51:05.79 ID:+zBG84DJo
>>1「ふにゃあ…また寝落ちしそう」

電「お安い御用なのです!」ドンッ
                   グシャッ
おやすみぃ
382 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2020/11/11(水) 14:15:59.42 ID:56XvyhM60
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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383 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/12(木) 01:19:53.79 ID:ekduiLBf0
クソ忙しい時期に包丁の峰で人差し指を縦に切ると言う痛恨のミス
384 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 01:31:02.18 ID:ekduiLBf0
電「どこから案内しますか?」

雷「そうねぇ、お風呂と食堂はもう見せてもらったからそれ以外が良いかしら」

電「じゃあお外にでるのです!」

雷「もう暗いけど大丈夫なの?」

電「平気なのです。今は夜戦の訓練もしていますよ」

雷「陸上で夜戦の訓練?そんなのがあるなら見てみたいわ!」

運動場

利根「よーし!それじゃあ一斉に探照灯へ向かって一斉車じゃ!打てー」

利根「暁は水風船を実弾だと思ってしっかり避けるんじゃぞー」

暁「よってたかってこんなのただの的当てじゃない!もう当たっても良いわよ!」

利根「ばかものー!水風船の中身は体をドロドロに溶かす硫酸が入っておるのだぞー!死ぬ気で避けよー!」

暁「キャーー!!」

利根「まぁ硫酸が水風船に入るわけないんじゃが」
385 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 01:37:59.90 ID:ekduiLBf0
雷「なんか遊んでるようにしか見えないわね」

電「はわわ、そんなことないのです!」

雷「もっと真面目な訓練してる人はいないの?」

電「それなら弓道場がおすすめなのです」

雷「弓道場まであるの?うちとはえらい違いね」

電「弓道場は空母の皆さんが訓練しているのです」

雷「じゃあみに行ってみましょ!」
386 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 01:43:05.91 ID:ekduiLBf0
弓道場

雷「おじゃましまーす!」

加賀「あら、あなたはさっきの」

雷「その節はお世話になりました」ペコ-

加賀「気にする事ないわ。それで何か用かしら?」

雷「弓の練習を見てみたくて!」

加賀「そう。じゃあこのリンゴを弓で射抜いて見せようかしら」

雷「すごい!テレビでよく見るやつだ!頭の上に乗せたりするのよね!」

加賀「らしいわ。五航戦、お願いね」

瑞鶴「はあ!?そんな事誰がするもんですか!!」

加賀「子供が見たいと言っているんだから早くしなさい」

瑞鶴「いーやーよ!赤城さんにでも手伝ってもらうたば!?」

加賀「こんな事あなたにしか頼めないのよ」

瑞鶴「えっ……」
387 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 01:50:39.26 ID:ekduiLBf0
加賀「万が一にでも赤城さんを傷付けたりしたら生きていけないもの」

瑞鶴「私なら良いって事!?」

加賀「それだけあなたを信じていると言うことよ」

瑞鶴「意味わかんない!!」

加賀「あなたは死なないわ。私が射抜くもの」

瑞鶴「やだカッコいい……好き」ジュン…

雷「何を射抜くのかは言ってない気がするけど」


瑞鶴「この辺りでいいー?」

加賀「ではそのリンゴを胸ポケットと顔の前に」

瑞鶴「それじゃあ射抜かれたら死ぬんだけど」

加賀「なんなら今すぐ食べてもらっても構いませんよ」

瑞鶴「いいの?」

加賀「はい。ちゃんと体内を通過するリンゴを射抜きますから」

瑞鶴「」
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 05:07:55.15 ID:of3Tcy+DO
なんだこの加賀さん…いい…
すごくいい…
389 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 06:00:15.42 ID:ekduiLBf0
瑞鶴「加賀〜!!」ズイズイ

加賀「瑞鶴」

瑞鶴「なによ!!」

加賀「私にはこの世に三つ許せないことがあるのだけれど」

瑞鶴「な、なによ」

加賀「一つは赤城さんを愚弄すること」

加賀「そしてもう一つは後輩が先輩を呼び捨てにすることよ」

瑞鶴「そ、それはその……アニメではそうしろって監督が……」

加賀「私はもし誰かに赤城さんを呼び捨てにするよう強要されたらその相手を殺します」

瑞鶴「…………加賀さん」

加賀「ハァ……まぁ良いでしょう。ではそのリンゴを食べて早く的の前へ」

瑞鶴「待ってよ!まだ三つ目を聞いてないんだけど!」

加賀「三つ目は五航戦よ」

瑞鶴「ぬああああ!!加賀!加賀!!加賀!!ってかリンゴ食べて的になれって殺る気満々じゃない!!」

加賀「鎧袖一触、心配いらないわ」


雷「もう行こっか。ルール無用の残虐ファイトが始まりそうだし」

電「いつもの事なのです」
390 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 06:11:00.31 ID:ekduiLBf0
雷「なんかみんな賑やかで楽しそうな鎮守府ね」

電「とっても楽しいですよ♪」

金剛「ワオ!雷電コンビじゃないデスカ!ついにお揃いになったデスネ!おめでとございマース!」

雷「?」

電「金剛さん、雷ちゃんはまだお客さんなのです」

金剛「そうデスカ。これは早とちりでしたネ!ハッハッハーッ!歳はとりたくないものデース!」スタスタ


雷「金剛さんってどこにいても元気が溢れてるわよね」

電「金剛さんは戦場に行ってもあの調子だけど……旗艦として周りをよく見ていてリーダーシップのある人なのです」

雷「そっか……あとで私も旗艦がどう言う存在なのか教えてもらおうかしら!」

電「雷ちゃん旗艦だったんですか?すごいのです!」

雷「まぁそのせいでドジして今お世話になっちゃってるんだけどね」
391 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 06:19:22.62 ID:ekduiLBf0
電の部屋

電「ここが私と暁ちゃんの部屋なのです!」

雷「大きな部屋ねー。ベッドも4つあるし。4姉妹揃えるつもりなのかしら?お金持ちねー」

電「雷ちゃんはどのベッドがいいですか?電は隣のベッドがいいなって……」

雷「何言ってるのよ。私はもう帰るんだから新しく来る雷と相談しなさい」

電「帰る?雷ちゃんは帰るのですか?」

雷「?? そりゃ帰るわよ?」

電「はわわ……てっきりうちの鎮守府の艦娘になるのかと思ってたのです……」シュン…

雷「あのね、さすがに仲の良い友達が遊びに来たってその家の子にはならないでしょ?ましてや私達なんて姉妹艦だけど初対面なんだし」

電「なりますよ?」

雷「?」

電「今までうちに寄った艦娘はみんなうちの子になってますよ?」

雷「……は?」
392 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 06:31:50.18 ID:ekduiLBf0
雷「な、何おかしなこと言ってるのよ」

電「雷ちゃんたちみたいに怪我をして鎮守府に来た艦娘はみんなお風呂に入ってご飯を食べて少し休んだらうちの子になっているのです」

雷「意味わかんないんだけど……」

電「休んでる間は部屋に入っちゃダメって言われてて……だから雷ちゃんの部屋の前で入ろうかずっと迷ってたのです」

雷「え?えっ?ちょ……」

ガチャッ

響「うらー」

雷「響!良かった無事だったのね!」

響「疲れた」バフッ

雷「こら、勝手にベッドに飛び込まないの!鎮守府に帰ってから自分のベッド使いなさい!」

響「でも今日からこのベッドを使うように言われたから」

雷「はあ?」

響「そもそも鎮守府に帰るってどう言う意味なんだい?ここが響達の鎮守府なのに」

雷「え?」

電「響ちゃんもうちに来たんですね!よろしくお願いしますなのです!」

響「うちに来た?最初からこの鎮守府にいたのにおかしな2人」
393 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/12(木) 06:42:41.44 ID:ekduiLBf0
雷「えっと……もしかしてうちの響じゃない?」

電「うちには響ちゃんはいなかったから雷ちゃんと来た響ちゃんなのです」

雷「そうよね……同じ顔でも見間違える訳ないもの……」

五月雨「ただいまー……ってあれ?また部屋間違えた!?うわーん、私ってばほんとドジだー」

雷「五月雨!」

五月雨「自分の家なのに自分の部屋を間違えるなんてドジ過ぎて嫌になるよ……はあぁぁ」

電「白露型のお部屋はあっちなのです」

五月雨「ありがとねー」

雷「なにこれ……」

電「最初はみんな怪我の後遺症で記憶がおかしくなるって司令官さんが言ってたけど、すぐもとに戻るからへっちゃらなのです!」

雷「他のみんなは!?」
394 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/12(木) 06:47:25.74 ID:ekduiLBf0
15時から18時まで昼寝しても寝落ちしてるしもう病気かもしれんね
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 07:06:50.84 ID:OnueyJSgO
ヒエッ
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 07:56:54.93 ID:p5SlSoGDo
イチゴが睡眠剤だった…?
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 12:22:43.69 ID:of3Tcy+DO
お前もうちの子にしてやろうか!
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 13:54:32.13 ID:z+9/RbxSO
ファミリー!
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 21:17:24.57 ID:05ZzxPEa0
やったね!皆!家族が増えるよ!
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/14(土) 07:05:43.30 ID:2sZgxcm0o
お前も家族だ
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 07:18:47.24 ID:+LeQqwTEO
自分ところの艦娘が知らぬ間に他所の鎮守府に着任するとか怖すぎない?
402 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 10:41:52.68 ID:iznivSNi0
電「雷ちゃんもうちの子になればいいのです!」

雷「怖いこと言わないでよ。って言うか、ここの鎮守府はみんな他の鎮守府から来た子達なの?」

電「多分そうなのです」

雷「多分?」

電「お客さんが来たらいつの間にかうちの子になって……でも少し時間が経つと最初からいた気がしてきて……誰が最初に来て誰が後から来たのかわからないのです」

雷「こわいこわい!」

電「響ちゃんも五月雨ちゃんも今は新しく入った家族だって認識できてるけど、もう少ししたら最初からいた家族になるのです」

雷「ちょっと他のみんなを探してくる!」
403 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 10:49:17.46 ID:iznivSNi0
吹雪「それでねー」

初雪「吹雪うるさい」

雷「吹雪!」

吹雪「あっ、雷ちゃん。そんなに慌ててどうしたの?いま初雪ちゃんと話してたんだけど」

初雪「吹雪あさり臭い」

雷「どうもこうもないわ!ちょっと耳かしなさい!!」

吹雪「いたたたた!」

雷「なんかこの鎮守府変なのよ。一刻も早く鎮守府に帰るわよ」ヒソヒソ

吹雪「うちの鎮守府が変?」

雷「うちじゃなくてココの鎮守府よ!」

吹雪「だからうちでしょ?」

雷「はぁ?」

吹雪「へ?」

雷「あんたまさか……どこから来たか忘れたの?」

吹雪「どこから来たかって言われても。ここの工廠で建造されたから……ここから?」

雷「…………」
404 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 10:53:26.34 ID:iznivSNi0
雷「間抜けな3人はダメだったけど満潮なら!」タッタッ

満潮「それでセミがねー」

大潮「おお〜!セミですか!」

雷「満潮!」

満潮「びっくりした。いきなり何よ」

雷「先に聞くけどあんたは正気よね?」

満潮「そんな質問するそっちが正気か心配になるけどね」

雷「よかった……いつもの満潮だ」

大潮「はい!満潮はいつも通りの満潮です!」

満潮「雷、あんた今日はうちでご飯食べてくの?」

雷「は?」

405 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/17(火) 11:00:15.36 ID:iznivSNi0
雷「えっ?ご飯はもうご馳走になったじゃない」

満潮「あれ?そうだっけ?」

大潮「セミの話をしていたのでお腹が空いたんですね!」

雷「それより……2人は初対面なのに仲良いのね。やっぱり姉妹艦だから?」

満潮「姉妹艦の中でも私と大潮は同じ日に建造されたから」

大潮「2人は大の仲良しです!はい!」

雷「ま、待ってよ。建造ってどこで?」

満潮「どこって……ここに決まってるじゃない。あんたの鎮守府で建造されてこの鎮守府に着任したとでも言うの?」

大潮「隣で建造されていたので大潮もはっきり覚えてます!」

雷「待って待って。今日ここに私や満潮は助けてもらって、お客として来たんだよね?」

大潮「はい?」

満潮「私はずっとここの鎮守府にいたわよ?」
406 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 11:11:10.67 ID:iznivSNi0
雷「おかしいおかしい……だって少なくとも電は私達が仲間になるって言ってただけで、今はお客さん扱いしてたのに……」

電「雷ちゃん、やっと見つけたのです。廊下は走っちゃダメですよ?」

雷「電!私達ってたまたま助けられてここに来ただけよね!?」

電「?」

雷「だから、電が言ってた「将来的に鎮守府の仲間になるかもしれないけど今は記憶が曖昧なお客さん」ってやつよ!」

電「なんだかよく分からないですけど……確かに雷ちゃん達はたまたま助けられてうちにきたお客さんなのです」

雷「じゃあなんで満潮はこの鎮守府で作られたみたいに言ってんのよ!」

満潮「そっちが何言ってんのよ?」

雷「あたまがおかしくなるんだけど!」

満潮「今日初めて会ったのにそんな反応されて、こっちがおかしくなるわよ」

大潮「きっと海で大変な目にあって混乱しているんですね!」

雷「ちょっとセミは黙ってて!」
407 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 11:25:43.75 ID:iznivSNi0
雷「はぁ……いったん整理しましょ」

満潮「こっちは別に整理することないけど」

雷「まず私達は今日、オリョール海で助けられてここに来た。これはまちがいないわよね?」

満潮「そうよ。赤城さん達に感謝しなさい」

雷「感謝はしてるわよ!で、助けられた私達は」

大潮「雷ちゃんと天龍さんの2人ですね!」

雷「……え?」

満潮「だから、あんたと天龍さんの2人が助けられてうちに来たんじゃない」

雷「あんたも五月雨も吹雪も響もでしょ!?」

満潮「?」

大潮「?」

電「その3人も満潮ちゃんも元からうちの後ですよ?お客さんは雷ちゃんと天龍さんだけなのです」

雷「なによそれ、さっきと言ってる事が……ちょっ、満潮!あんたその腕見せなさい!」
408 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 11:35:19.57 ID:iznivSNi0
満潮「こわっ!またいきなり」

雷「……これ、どうしたの?」

満潮「これ?……ん?なにこの小さい絆創膏みたいなの?注射痕?私注射なんてしたっけ?」

雷「これもう完全にあれでしょ!食事に睡眠薬でも盛られて寝てる間に麻酔されて改造されてるやつ!あの苺よ!やたらキラキラしてたもん!」

満潮「雷……頭大丈夫?」

雷「こっちのセリフよ!私は食べなかったから!代わりに2個食べた五月雨はぐっすり寝てたし!」

満潮「何言ってるのかよく分からないけど……とりあえず一緒にきた天龍さんと話して頭冷やして来なさい。同じ鎮守府の仲間なんでしょ?」

雷「そうよ、天龍さんはまだ……あんた達にとって天龍さんはお客さんなのよね!?」

満潮「まぁ今のところはね。でもうちに来るんじゃないの?今までうちに来たお客さんはみんなうちの艦娘になってるし」

雷「満潮……とにかく天龍さんの部屋に行かなきゃ」
409 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/17(火) 11:43:14.01 ID:iznivSNi0
雷「天龍さんの部屋は確かここ──」

ギュイィィィィ!!ゴリゴリゴリ!!

雷「…………」

ズズッ……ゴリッ、ゴリッ……ブチッ

「後はチップを埋め込んで処理すれば完了ですね」

「はい!」


雷(明らかに手遅れだった!どうしよう、今ならまだ間に合う!?でも中には少なくとも2人……それに……)

電「どうかしたのです?」

雷(冷静に考えれば最初に私の部屋の前に立ってた時点で怪しかったじゃない。電は私の見張りに違いないわ)

雷(とりあえず走って逃げなきゃ!それで司令官に報告すればみんな助けられるはず!)

雷「どいて!」ダッ

電「あっ、雷ちゃん。廊下は走っちゃダメなのですー」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 11:47:44.13 ID:8LHHxnarO
ホラー色マシマシが
411 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 11:52:55.98 ID:iznivSNi0
雷「はぁ、はぁ……あれ?追ってこない?まぁ良いわ。早く鎮守府を出なきゃ」

加賀「そんなに急いで何処へ行くのかしら?」

雷「うっ……加賀さん…………それに」

瑞鶴「あーあ、誰かさんがお客さんいじめてるー」

翔鶴「もう。瑞鶴」

加賀「私は何処へ行くのか尋ねただけなのだけれど」

瑞鶴「痛い痛い痛い痛い!曲がってる!変な方に曲がってるから!この戦艦空母!」

赤城「それでどちらへ向かわれていたのですか?外は暗いですよ?」

雷「あー…………鎮守府に帰ろうかなって……」

赤城「あら、今日は泊まって行くのかとばかり……途中まで送りましょうか?」

雷「え?あ、いえ、1人で大丈夫です」

加賀「もう2度とあんな無茶はさせるなとしっかりあなたの提督に言っておきなさい」

雷「あんな無茶……?」

瑞鶴「確かに練度の低い駆逐艦を1人でオリョール海に行かせるなんて無茶苦茶よね。幸運艦でも死ぬわよ」

雷(天龍さんまで……)
412 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 12:14:22.22 ID:iznivSNi0
現在 鎮守府 お風呂

雷「そんなこんなで私は鎮守府に帰ってことの顛末を司令官に報告。大量の艦娘が行方不明になってた事もあって憲兵もすぐに動いてくれたわ」

龍驤「へー、ニュースでやっとった事件を解決したんは自分やったんか」

雷「……解決はしてないけどね」

龍驤「せやけどその艦娘さらっとった奴は捕まったんやろ?」

雷「いろいろ証拠が出て来たからね。でもどうやって艦娘の記憶を弄ったのか結局分からなかったのよ」

雷「助けに来た司令官は自分の大切にしていた艦娘達に言われてたわ」

「私達は間違いなくこの鎮守府で建造されれた艦娘です。あの人は私達を助けると言って攫うつもりです。犯罪者は提督ではなくあの人です。私たちはあの人と全く面識がありません」

龍驤「ひえー……」

雷「それから司令官は引きこもって全く出撃命令を出さなくなったわ。うちの鎮守府には私以外にもまだ何隻も在籍してたんだけど」

雷「大本営から通達が来ても無視。その結果艦娘は解体か他の鎮守府への移籍を迫られてみんないなくなっちゃった」

龍驤「ん?せやけど自分はおったんやろ?」

雷「五月雨がいなくなって私は鎮守府で1番の古株だったし…………」

雷「私まで居なくなったら司令官は多分自殺しますよ?クビにしても元司令官がすぐ自殺したら軍にとって何かしら悪いニュースになるんじゃないですか?マスコミが黙ってませんよ?って言ったらなんとかなったわ!」

雷「もちろん最低限の任務は私がこなす約束でね!」

413 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 12:37:37.96 ID:iznivSNi0
雷「その後は引きこもって何もしない司令官の面倒をみて……私が居なくちゃ何も出来ない人の面倒を見る事に悦びを覚えたの……ふひひ」

龍驤「ああ、ダメ男製造機に……」

雷「司令官ったら可愛いのよ!依存度が高くなると台所や隣の部屋に行くだけでも手を握ってついて来てたの!」

雷「それで引きこもりだったのに買い物に行く時も付いてくるようになって……パチンコ屋さんと出会ったの」

雷「好だったアニメの音楽が聞こえたみたいで興味を示してたから……私はうるさいのが苦手だし10000円だけ渡して遊んでおいでって言ったら中に入って行って」

雷「1時間ほどでお金を使い切って申し訳なさそうな顔をした司令官が出て来たの」

雷「その表情を見て私は心底震えたわ。もっとこの表情を見たい!もっとダメになって欲しいって!」

龍驤「なんやそれこわっ」

雷「パチンコに行きたくてもなかなかお金を貸してって言い出せない様を見てるのが幸せだった。負けて帰って来た時の申し訳なさそうな顔を見るのが何よりの幸せだった。ダメになればなるほど司令官が愛おしく思えて来たの!」

雷「負けた日の夜にたくさん慰めてあげるのも大好き。司令官ったら赤ちゃんみたいに甘えて来て可愛いの♪」

龍驤「ウチは司令官がそんな生活しとったらどつき回しとるで……」
414 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/17(火) 12:49:00.08 ID:iznivSNi0
雷「えー、可愛いじゃない。依存して1人じゃギャンブル以外何も出来ない司令官」

龍驤「あほ。男は働いてナンボや。別に大金稼げとは言わんけど真面目に働いてくれんと」

曙「仲良いわね。なんの話?」

雷「曙はダメな司令官とバリバリ働く司令官どっちが良いと思う?」

曙「はあ?どっちでも良いわよそんなの」

龍驤「曙はどっちでも司令官が大好きやからなぁ〜」

曙「そ、そんなこと言ってない!」

朝潮「朝潮は働く司令官が好きです!」

霞「私は……まぁダメなのも嫌いじゃないけど」

雷「はい、同志はこっちこっち!」

キャッキャッ


提督「なんだか風呂場が賑やかだな」

大和「提督も入って来ますか?」

提督「いや、俺は後でいいよ。そろそろ明石達も来る頃だし」

ぴんぽーん

提督「噂をすればなんとやらか。いらっしゃい」

明石「どーも!脳を弄るのが大好きな明石です!」

五月雨「過去の古い記憶がない助手の五月雨です!」

提督「なにその挨拶怖い」
415 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/17(火) 12:50:15.04 ID:iznivSNi0
おしっこを我慢している龍驤を捕まえて膀胱をグイグイ押す提督の物語まであとすこし
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 13:01:32.25 ID:d+npGzkf0
ガタッ
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 13:03:59.61 ID:bt8UGBwDO
大潮(本体)が朝潮と出会ったら…
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 14:00:34.45 ID:9EJ/W21Y0
Q.この雷がおかしくなったのは一体いつの事でしょうか?
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/17(火) 14:52:42.74 ID:aHKobhlFo
五月雨ちゃんが助手だと「ん?間違えたかな…」されそう
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/18(水) 19:33:43.39 ID:L1jEZK3AO
>>415
なにその魅力しか感じないシナリオ
あ、雷と電もお願いします
421 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 00:03:51.56 ID:etDjRqJO0
提督「五月雨はそっちでも上手くやれてるか?」

五月雨「うまく出来ているかは分からないけど……一生懸命頑張ってます!」

明石「昨日なんてがんばりすぎて5cmメス入れるところを20cmもやっちゃったもんねー♪」

五月雨「もう、お母さん!それは内緒って言ったのにぃ……」

明石「こらこら、さみちゃん。みんなの前では先生でしょ?」

五月雨「あっ……ごめんなさい、先生」

明石「ほんとにもう、うちの子が可愛くてすみません♪」

提督「母子プレイですか。捗りますね」

明石「私も驚いたんですけどね。母性って言うんですか?一回胎内に入れて産みたいくらいですよ」

提督「なんかもうサイコパスだなぁ」

カランッ

五月雨「わわっ、机の下に……」

明石「また落とし物?つい最近も患者さんの体内にメスとオスを落としたばかりなのに」

提督「オス?」
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/22(日) 00:08:47.38 ID:NnxCiHUuO
このさみちゃん怖すぎぃ!
423 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 00:09:05.06 ID:etDjRqJO0
暁「司令官!ご飯できたー?」

明石「暁ちゃん、お久しぶりです」

曙「明石さんだ。久しぶりね」

雷「え?ここの鎮守府って明石さんがいたの?」

明石「いえ、私達はお呼ばれしただけで。あなたが今日の主役ですね!」

雷「そんな大げさな……」

明石「さみちゃん、先に挨拶しなさい」

五月雨「はーい」

雷「さみちゃん……?」

五月雨「んしょ……どうも初めまして、五月雨です。雷ちゃん以外の人はお久しぶりです」

霞「そっちは元気そうね」

雷「五月……五月雨…………」
424 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 00:18:56.88 ID:etDjRqJO0
明石「どうかしましたか?」

五月雨「?」

雷「な、なんでもないわ!気にしないで!」

雷(落ち着くのよ私。五月雨なんてこの世に山ほどいるじゃない……それに)

五月雨「おいしそうなお料理ー♪」

雷(この子は私の知ってる五月雨じゃない。全くの別艦……)

カチャ

雷「ん?なんか今蹴ったような…………え?これってまさか」

五月雨「あっ!それ私の髪留めです!」

雷「この髪留めは……」
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/22(日) 01:00:14.33 ID:eeYKgFi4o
雷「この髪留めは……」

雷「ま、そんな事よりまた>>1が寝落ちしちゃってるわよ」

一同「あー、」
426 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/22(日) 05:28:00.49 ID:etDjRqJO0
だめだ。ねおちまえにあなあ

寝る直前にいったい何を言い残そうとしていたのか

時の流れのはるかな底からその答えをひろいあげるのは、今となっては不可能に近い……
427 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 05:36:28.41 ID:etDjRqJO0
五月雨「その髪留め私のです!」

雷「そ、そう……」

五月雨「ありがとうございます!」

雷「…………」

五月雨「?……あのー」

雷「あっ、ごめんなさい。はい、もう落としちゃダメよ。大切なものなんでしょ?」

五月雨「はい!よく分からないけど……多分大切なものなんです」

明石「もっと可愛いの買ってあげるって言ってるんだけど、それがお気に入りなのよねー」

雷「…………」

龍驤「なぁ、まさかとは思うけどあの五月雨って」

雷「違うわ!だってずっと一緒に暮らしてきたんだもの……同じ艦だって見間違える訳がないわ!あの五月雨は別の艦娘よ!」

明石「どうしたんですか急に?」
428 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 05:47:18.87 ID:etDjRqJO0
かくかくしかじか……

明石「なるほど。そんな事が……」

雷「でもほんとに違うから。私とその五月雨は初対面よ」

明石「まぁさみちゃんの身体は私が作ったから初対面と言えば初対面よね」

雷「作った?」

五月雨「実は私一度うっかり轟沈しちゃって、でも天国にも深海にも行けず彷徨ってたところをお母さん……先生に助けられたんだよ」

雷「じゃあその髪飾りは!?たまたま同じものを買ったのよね!?」

曙「それは五月雨の遺品よ。この子私を守って轟沈しちゃったんだけど、その時に髪飾りとかだけ水面に遺品が残る艦これ謎システムで私が持って帰ってきてたの」

雷「じゃあ……やっぱりこの五月雨は……」

五月雨「どうなのかな?私、昔の記憶がなくて」

明石「時の流れのはるかな底からその答えをひろいあげるのは、今となっては不可能に近いですね」
429 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 05:55:11.71 ID:etDjRqJO0
五月雨「でも本当にそうなら私と雷ちゃんは家族だったんだね!なんだかうれしい!」

雷「五月雨…………うちにじゃあ戻ってくる?」

五月雨「ううん!戻らないよ!」

龍驤「秒で断りよったなぁ」

五月雨「その頃の私はもう轟沈して、今は先生に作って貰った私だから。先生がどうしても戻りなさいって言うなら戻るけど……」

明石「この子を手放すくらいなら世界を滅ぼしますよ」

五月雨「そんな訳で世界を守るためにも帰れないよ」

雷「そう……」

長波「なんか見るからに複雑な表情って感じだな」

雷「五月雨が帰って来なくて司令官が可哀想って気持ちと、私がまだ司令官の1番でいられるって気持ちとあって……悲しいような嬉しいような……」
430 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 06:08:38.15 ID:etDjRqJO0
五月雨「あのね、雷ちゃん。私いまお医者さんしてるの」

雷「お医者さん?」

五月雨「そう!まだドジが多くて取っちゃいけない内臓を取ったり、切っちゃいけない血管を切ったりしちゃう事もあるけど……みんなの命を助ける仕事なんだ!」

龍驤「えっ……それほんまに助けてるんか……?」

明石「私が適当にフォローしてるので大丈夫です!腎臓の一つや二つ」

五月雨「だから雷ちゃんの提督には……私は轟沈したけど元気にやってたって伝えてください!」

龍驤「ツッコミどころ満載やな」

雷「でも司令官にとって五月雨は特別で、1番大切でからその髪留めも特別に貰ったのよ!?」

五月雨「そうだったんですか……覚えてないけど、なんだか特別な物のような気はしてたんですよね。……うん、じゃあこれは雷ちゃんにあげます!」

雷「へ?」

五月雨「だって今は雷ちゃんが提督にとって1番大切な艦娘でしょ?」

秋雲「んでもさぁ……なんか猛烈にややこしい事になりそうじゃない?」

明石「私が脳をいじくり回してさみちゃんの記憶だけ抜き取りましょうか?」
431 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 06:26:01.04 ID:etDjRqJO0
龍驤「そういや五月雨とかの記憶を弄ってたのって自分なんか?」

明石「私ですか?」

龍驤「せや。ウチの知る限り艦娘の脳みそ弄って記憶改変出来そうな凄いやつなんて自分しかおらへんねん」

明石「いやー、凄いとか言われると照れちゃいますね!でも残念ながら私ではありません」

龍驤「そうなん?」

明石「私ならもっとスマートにやりますから。さっき聞いた話だとゴリゴリ機械音がなったりしてたんですよね?」

雷「うん……」

明石「私ならメスと指だけで十分です。あとさみちゃんが来るまでは1人だったので部屋から話し声がする事もあり得ません」

明石「そもそも私がやるならもっと強制力の強い弄り方をして、雷ちゃんを鎮守府から逃していませんよ」

明石「まあそれ以前に1人ずつ部屋を別になんてせず全員まとめて終わらせますけど。もちろん注射の後を残すなんてもってのほかです!」

龍驤「せやったら誰が犯人やったんやろか」

明石「いちごに睡眠薬が含まれていたなら料理を作った人が怪しいですね」

雷「間宮さんと伊良子さんが?でもそこの提督が捕まった時、自分が1人で全部やったって……」

明石「そう言えば脳をいじくり回すのが好きな料理人の話を聞いた事がありますね。その提督も脳みそいじくり回されてたんじゃないですか?あっはっはっ」

龍驤「それ笑うとこなんか?」
432 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 06:36:51.00 ID:etDjRqJO0
朝潮「そんな事より早くご飯にしましょう!」

龍驤「かなりやばそうな話を「そんな事」で片付けよった……」

霞「まぁ本人が帰らないって言ってるんだし。そもそも今は明石さんの作った体の五月雨って事は別人みたいなもんでしょ?」

秋雲「無理矢理連れて帰ったら同じ様な事件っていうか、もっとヤバい完全犯罪がおきそうだしねぇ」
433 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/22(日) 06:37:17.76 ID:etDjRqJO0
ひとねむりしてまたかきます
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/22(日) 07:12:35.46 ID:D5GLUO5f0
待つ
435 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 09:41:10.69 ID:etDjRqJO0
雷 鎮守府

雷「今日はいろんな意味で疲れたわね……」

雷「あれ?電気がついてる?」

ガチャッ

雷「ただいまー」

司令官「おかえり。遅かったな」

雷「あれ?司令官、もう帰ってたの?」

司令官「いやー、奇跡の大逆転ってあるもんなんだな」

司令官「電話した後に急降下して夜9時前には一文なしになってたよ…………ごめん」

雷「司令官……」ジュン…
436 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 09:51:49.87 ID:etDjRqJO0
司令官「なんであんな酷い……両隣はずっと当たってるのに俺だけ…………」

雷「もう、元気出して!どうせ何も食べずにパチンコしてお腹ぺこぺこなんでしょ?」

司令官「そうなんだよ。何か食べ物あるかな?」

雷「今日は職場のみんなが歓迎会をしてくれてね、ご馳走がたくさんでたの!」

司令官「それで遅かったのか」

雷「たくさんあったから司令官にもお土産。タッパーに詰めてもらってきたわ」

司令官「なんだこれ!タッパーにフルコースが詰まってる!?」

雷「朝潮が食べ切る前に詰めるの大変だったんだから」

司令官「そう言えば職場は艦娘ばかりが働いてるんだったっけ。他にはどんな子がいるの?」

雷「朝潮と、曙、霞、暁、秋雲、長波、龍驤さんと大和さん……かな」

司令官「そのみんながお祝いしてくれたのか。良かったな」

雷「うん…………あのね、今日は後2人来てくれてたの」

司令官「へー」

雷「明石さんと、五月雨……」
437 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 10:14:42.66 ID:etDjRqJO0
司令官「五月雨か……元気にしてるかな」

雷「……うん、元気にしてたわ」

司令官「いや、五月雨ってうちにいた五月雨の事な」

雷「だから……元気にしてたわ」

司令官「ん?」

雷「これ……」コトッ

司令官「これは俺が五月雨にあげた髪留め……?」

雷「五月雨は昔の記憶を無くしてたけど髪留めだけは大事に持ってたんだって」

雷「明石さんが言うには悪い事してた人が提督を正式に剥奪された時点で、洗脳されてた艦娘からその人の記憶がすっぽり消えてるんじゃないかって」

司令官「じゃあ五月雨はうちにいた時の記憶も、あっちにいた時の記憶も無かったのか。それなら大本営がなんとかしてまたうちに戻してくれれば良かったのに」

雷「それがね……明石さんに調べてもらったらタチの悪い事に、その提督が捕まった時の怨みの気持ちだけは忘れてなくて、みんな自分自身も理由は分からないんだけど、元いた鎮守府の提督の事だけは嫌って誰も戻らなかったらしいわ」

司令官「なんてこった……」
438 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 10:22:16.10 ID:etDjRqJO0
司令官「五月雨に理由もなく嫌われてるのは辛いな」

雷「五月雨は一回轟沈してるからその辺はリセットされてるみたいよ」

司令官「轟沈?」

雷「五月雨からの伝言。私は轟沈したけど元気にやってたって伝えてくださいって」

司令官「ちょっと意味がわからないんだけど……まぁ元気にやってるならいいか……」

雷「あと、もう自分は提督にとって1番大切な艦娘じゃなくなったから髪留めは返すって……」

司令官「プレゼント返されるとかなんか派手にフラれた感じになっててショックなんだけど!」

司令官「確かに今の1番は雷だけどプレゼントは返さなくて良かったのに……」

雷「うん…………うん?」

司令官「ん?」
439 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 10:29:40.16 ID:etDjRqJO0
雷「司令官にとって今の1番は私なの……?」

司令官「えっ、結構前からそのつもりだったけど」

雷「五月雨が無事だったのに?」

司令官「?」

雷「じゃあもし五月雨が帰ってきたら!?」

司令官「雷……もうお前無しじゃ生きて行けない様にしといて何を言ってるんだ。俺ほどのダメ人間を相手してくれるのはお前だけだぞ」

雷「そ、そうよ!司令官はダメダメで私がいなきゃ生きて行けないんだから!ムフーッ」

司令官(まぁみんながいなくなった時点でダメになってて雷は助けてくれただけなんだけど)

雷「じゃあこの髪留めは私が貰っても良いわよね!」

司令官「ああ、ちょっと待って。それよりも」ゴソゴソ

雷「?」

司令官「はい、指輪。こっちを貰ってくれないかな」
440 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 10:38:36.40 ID:etDjRqJO0
雷「司令官、これ……ケッコン指輪?」

司令官「なんか最初の1個は全鎮守府に配られるらしくてな。実質無料なんだ」

雷「実質無料でもこれを売ってお金にすればパチンコをいっぱい打てたじゃない!」

司令官「確かに指輪は500万くらいで買取されているらしいけど」

雷「じゃあ」

司令官「でも短期的に500万手に入れるより、雷とケッコンして死ぬまで養ってもらう方が効果的かなって」

雷「司令官……っ!まかせて!私が司令官を一生養ってあげるから!だから……この指輪は大切に……一生大切にする!」

司令官「よろしく頼むよ。とりあえずオカズをレンチンしてくるか」

雷「私に任せて!なんたって1番の妻なんだから!」タッ


司令官「やれやれ……一生養ってくれとか最低最悪のプロポーズだったな」

司令官「本当は世帯を持って真面目に働きたいけど……でもまぁ今はこう言うのが1番喜んでくれるし、雷が飽きるまではダメ司令官として生きて行くかな」


この後60年、雷は飽きる事なく司令官を養い続け、司令官はダメ司令官のままこの世を去る事になる。
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/22(日) 10:44:57.16 ID:920b8OszO
イイハナシダナー
442 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 10:49:33.46 ID:etDjRqJO0
少し前 ケーキ屋鎮守府

雷「じゃあみんな本当の司令官を怨む気持ちだけ残して記憶を失っちゃってたわけ!?」

明石「雑な手術をするからですよ。私ならもっと上手くやれるのに」

五月雨「でも私は別にそんな気持ちはないよ?雷ちゃんの提督さんの事嫌いじゃないもん」

明石「さみちゃんは私が手術したときにその辺も修復しておいたから。さみちゃんは純白でいるべきなの!人を怨むような子じゃないわ!」

龍驤「せやけどホンマもんの司令官の事は忘れたまんまやったよな?」

明石「確かにその辺りの修復も簡単だったんですけど余計な記憶は封印したままにしておきました。私の元から去るとか言ったら困るので!むしろ私がガッチリ封印しておきました!」

龍驤「えぇ……」

曙「でもさ、その事件の子達は記憶が無くなってるから別として、その後移籍していった艦娘は好きで出ていった訳じゃないわよね?」

雷「みんな解体か移籍の2択だったから……」

曙「そういう艦娘って移籍したら元の提督の事はすっぱり忘れるもんなの?」

大和「そういえばどうなんですかね?」
443 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 10:58:40.65 ID:etDjRqJO0
大和「私は提督から酷い扱いを受けて元々好意自体が無かったですし」

曙「私達は提督どうこうの前に奴隷商出身だし」

秋雲「私も逃げてきた時点でねー」

雷「えっ……ケーキ屋とかファンシーなお店やってるけどそんなに過去が重かったの……?」

提督「暁くらいかな。まともに建造してうちに来たのは。まぁ別の鎮守府で建造したんだけど」

雷「みんないろいろ大変だったのね……全然気付かなかったわ」

霞「まぁ過去の事がどうでも良くなるくらい今が幸せだからねー。あーむっ。んー、おいしー」

龍驤(これが無意識デレってやつか)

曙「あ、でも龍驤さんはどうなの?」

龍驤「どうって?」

曙「だってほら、龍驤さんは奴隷商でもないし、大和さんみたいに幽閉されてた訳じゃないでしょ?」

龍驤「司令官が飛んでもうたんやから似た様なもんやろ?」
444 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 11:06:35.84 ID:etDjRqJO0
曙「でも今まで龍驤さんが頑張ってたからまだ鎮守府は残ってるのよね?」

龍驤「まぁ……一応な。誰もおらんけど」

曙「龍驤さんってクソ提督の事好きなんでしょ?」

龍驤「な、なんやねん!急に!」

曙「でももし前の鎮守府の提督がポッと帰って来たらどっちを好きになるのかなーって」

龍驤「そんなん……ウチかてこっちに移籍したんやからこっちの司令官に決まっとるやん!」

霞「でも確か龍驤さんって一途に最後の最後まで待ち続けてたのよね。離れていた時間が愛を育んでとか?」

龍驤「あー!!あほー!そないな事言うてウチを残り2席のケッコン戦線から離脱させる作戦やな!」

大和「あ、そう言えば私……先程提督から正式にケッコン指輪をいただきました♪」

曙「はあ!?ちょっ、クソ提督!何勝手にケッコンしてんのよ!!」

秋雲「おめでとー大和さん。これからよろしくねー。主に夜の方の分担を……」

提督「…………」

曙「ちょっと聞いてんの!?クソ提督!!どこ見てんのよ!!」
445 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/22(日) 11:15:23.33 ID:etDjRqJO0
歓迎会後 龍驤の部屋

龍驤「やれやれ……ほんまにやれやれやで」

提督「龍驤、ちょっといいか」

龍驤「びっくりした!!なんやねん急に。夜這いにでも来たんか?」

提督「今日の歓迎会での話なんだけどな」

龍驤「歓迎会で?なんや真面目な顔して」

提督「ほら、龍驤が前の提督と俺のどっちを選ぶかみたいな話」

龍驤「あー、なんか言っとったなぁ。ほんまアホらし」

提督「俺はお前を返す気は無いから」

龍驤「はえ?」

提督「じゃあおやすみ」

ガチャッ

龍驤「…………いやそこは指輪わたす流れちゃうんかい!!」
446 : ◆HhGf8jwqok [sage]:2020/11/22(日) 11:16:47.33 ID:etDjRqJO0
翌日から提督の龍驤へ対するスキンシップが過剰になる
龍驤天国へのカウントダウン
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/22(日) 11:39:16.05 ID:eeYKgFi4o
あぁ、
ついに龍驤のバルブが緩むのか…

龍驤の激しい尿もれが始まる
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/25(水) 00:37:52.15 ID:RCRpcnmX0
RJT
はっきりわかんだね
449 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 01:38:27.73 ID:sZ3t4arm0
提督「異世界転生したい」
450 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 01:47:59.89 ID:sZ3t4arm0
秋雲「あ〜、分かるわ〜。良いよねぇ〜異世界転生」

秋雲「不慮の事故とかに巻き込まれて前世の記憶持ったまま次の人生始めるやつでしょー?」

提督「しかもなんかチートみたいな能力持って女の子にモテモテなんだよな」

秋雲「人生イージーモードだよねー」

提督「イケメンに生まれ変わっておねショタとかやってみたいんだけど」

秋雲「いやいや、むしろ提督は美少女に生まれ変わってみるのはどう?」

提督「挿れる人生じゃなく挿れられる人生か……」

秋雲「…………あ、そっかぁ!」

提督「なんだ?」

秋雲「異世界から来た主人公が提督になって艦娘とヤリまくるネタで行こう!うひょー!」

秋雲「っと、でも待てよ。あえて艦娘に転生した男が提督♂にヤられるのも……うひひ……」

秋雲「よーし!やる気出て来たー!!」

提督「異世界転生したい」
451 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 01:57:38.14 ID:sZ3t4arm0
提督「異世界転生したい」

長波「異世界……なに?」

提督「違う世界に転生してイケメンで才能に溢れた勝ち組になりたい」

長波「あ、そう」

提督「女騎士とかがいる世界が良いな」

長波「なに?艦娘に飽きたって言いたいのか?」

提督「……2日だけ異世界転生したい」

長波「どうどうと浮気宣言されてる気分なんだけどさ」

提督「なんでこの世界にエロい女騎士はいないんだ!」

長波「…………いや、ここ日本だし」

提督「女騎士……」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/25(水) 02:26:04.21 ID:9bUDhDH30
何に忠誠誓ってるかって点で違うが大別すれば軍人じゃね
453 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 08:01:40.56 ID:sZ3t4arm0
提督「異世界転生したい」

龍驤「…………」

提督「異世界転生したい」

龍驤「…………」

提督「異世界」

龍驤「聞こえとるわボケ!またアホな事言い出した思うて黙っとるだけや」

提督「異世界転生すれば龍驤の胸もボインボインに……なる…………かもしれないぞ?」

龍驤「あのなぁ……転生っちゅう事はいっぺん死ななあかんのやろ?それでカエルにでも転生したらどないすんねんな?」

提督「それはまぁ……多分イケメンに転生するはずだから」

龍驤「それは死ぬ前にええ事してたり神様の手違いで〜みたいな話やろ。そんな転生したいから死んだろみたいな考えしとったら良くてカエルに決まっとるわ」

提督「……でもカエル界のイケメンになれるなら」

龍驤「ちなみにカエルのオスは卵に精子をかけるだけでエッチとかせんらしいで」

龍驤「あとオスメスの見分けがつきにくいから、いきなりオスに後ろから抱きつかれたりするらしいわ」

提督「異世界転生したくないな」
454 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 08:14:31.21 ID:sZ3t4arm0
提督「異世界転生したい」

暁「いせえびてんせいしたい?」

提督「ああ、異世界転生って言うのは──」

暁「し、知ってるわよ!お子さま扱いしないでよね!」

提督「そうか」

暁「まあ司令官も大人なんだし?一度くらいは経験しておいた方がいいんじゃ無いかしら?」

提督「えっ?大人はみんな経験してるのか?」

暁「と、当然よ!暁みたいに一人前のレディーにもなると3回はいせえびてんせいしてるんだから!」

提督「3回も!?その時どんな気持ちだった!?」

暁「気持ち!?あ、あー……えーっと…………けっこう疲れたなーって……あとお金もかかるから続けて何度もするのは無理ね」

提督「お金もかかるのか……」

暁「どうしても1人でするのが寂しいなら暁が付き合ってあげるわ!」

提督「無理心中みたいな感じになってきたな」

暁「いいわね!メリッシューズ!暁はもう何度も経験あるから教えてあげる!」

提督「じゃあその時は頼むよ」
455 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 08:27:58.87 ID:sZ3t4arm0
提督「異世界転生したい」

大和「異世界転生……と言うのは、違う世界で生まれ変わりたいと言う事でしょうか?」

提督「ファンタジー溢れる世界で冒険してみたいんだよな」

大和「艦娘が沢山いるこの世界も充分ファンタジーな気もしますけど……提督がお望みならこの大和、一肌脱がせていただきます♪」

提督「えっ?」

大和「転生という事は一度死ぬ必要があるんですよね?」

提督「転移じゃなくて転生だからそうなるな」

大和「その死因は何でもかまわないんですよね?例えば腹上死とかでも♪」

提督「あっ」

大和「なんなら今すぐ提督を襲って、昼……いえ、提督の精力的に夜くらいには異世界転生の準備をして差し上げます♪」

提督「俺の前に大和が異世界転生する事になるんじゃないか?」

大和「あら、この前は提督が70回目くらいで泣き言を言ったからやめて差し上げたんですよ?」

提督「面白い。あの日は大和のペースに合わせたからああなっただけだ。今日は俺のやり方で泣き言を口にするがいい」

大和「それは楽しみですね♪」


受け身の大和は弱く、10回目で泣きながらギブアップ

決まり手は正常位
456 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 08:37:58.23 ID:sZ3t4arm0
提督「異世界転生したい」

曙「あっそ」

提督「異世界転生したい」

曙「うっさいわねぇ……じゃあ私が殺してあげるからそこに背中向けて正座しなさいよ」

提督「暴力的に異世界転生!?」

曙「一思いにサクッとあの世に送ってあげるわ」

提督「…………」

提督「えっ?なに?目隠し!?何も見えないんだけど!」

曙「せめてもの慈悲よ」

シュルシュル…

提督「何の音!?怖くなって来たんだけど!」

曙「目隠しとったら殺すわよ。死にたかったらジッとしてなさい」

提督「どっちみち死ぬのでは……」

曙「フ-……フ-……」

提督「ど、どうした?」

曙「手も動かさない!次動いたら殺すから!」

提督「……………………」

曙「…………」

提督「曙?いるか?」

曙「い、今殺し方を考えてるところよ……」

ガチャッ

朝潮「司令官、今日の…………曙?なぜ司令官の前で裸になっ」

曙「わああああああ!!ち、ちがうのよ!これはお風呂上がりで、だから……と、とにかく続きはまた今度だから!このクソ提督!」
457 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 08:50:32.93 ID:sZ3t4arm0
提督「異世界転生したい」

霞「あっそ」

提督「異世界転生したい」

霞「うるさいわねぇ……じゃあ私が殺してあげるからそこに背中向けて正座しなさいよ」

提督「暴力的に異世界転生!?」

霞「一思いにサクッとあの世に送ってあげるわ」

提督「…………」

提督「えっ?なに?目隠し!?何も見えないんだけど!」

霞「せめてもの慈悲よ」

シュルシュル…

提督「なに!?なんで脱がされてるの!?」

霞「はあ?日本人なら腹切りに決まってるじゃない。介錯してあげるから覚悟決めなさい」

提督「自分で腹切りはちょっと……」

霞「そう言うと思ったわ。仕方ないから私が手伝ってあげる」

霞「切るのはココからこの辺りまでかしら……」ツツ-…

提督「霞……指でなぞられると腹がくすぐったいんだけど」

霞「これから死ぬんでしょ。我慢しなさい。……でもそうね、背中から切ってみるのも面白いかも」ペタペタ

霞「それよりも散々悪さしてきたこの手か……いっそ1番大事なコレを切り落としてあげようかしら」ギュッ

提督「いだだだだだ!!そんなに強く握ったら!!」

霞「ナニ硬くしてんのよ?あー、でもこれなら切り落としやすそうね……フフッ」

提督「まって!そこを切ってもすぐには絶命しないから!失血死まで結構かかりそうだから!」

霞「噛み切るのもいいかもね。でもその前に全身──」

ガチャッ

朝潮「司令官、お昼からの…………霞?おしっこなら我慢せずに早く行ってください。そんなに股を押さえてナニを」

霞「わあああああ!お姉ちゃん、これは……そ、そう!おしっこ!おしっこしたくて抑えてただけだから!このクズ司令官!!」
458 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 09:05:44.81 ID:sZ3t4arm0
提督「異世界転生したい」

朝潮「いせかいてんせい?とは何でしょう?」

提督「異世界転生っていうのは基本的に一度死んで違う世界に前世の記憶をもったままイケメンチート野郎に生まれ変わる事だよ」

朝潮「そんなの朝潮は反対です!」

提督「反対?」

朝潮「それではこの世界の司令官が死んでしまうじゃないですか!」

提督「まあそうなるな」

朝潮「朝潮は司令官に死んでもらいたくありません!だからいせかいてんせいは反対です!」

提督(100点満点の答えが返ってきた)

朝潮「もしどうしてもすると言うのならこの朝潮を殺してからにしてください」

提督「いや、冗談。冗談だから。落ち着いて」

朝潮「司令官は冗談でそのような事を言う方ではありません!やると言ったら必ずやり遂げる人です!」

朝潮「私は司令官のいなくなった世界でなんて生きていけません。司令官はハンバーグと同じくらい大切な存在なんです!」

提督「分かった!もう異世界転生したいとか絶対言わないから!」

朝潮「…………ずっと朝潮と……一緒にいてくれますか?」

提督「もちろん!」

朝潮「……司令官がいけない事を言ったからいっぱい不安になりました。責任をとってください」

提督「責任を!?」

朝潮「ケッコンしてくれたら安心できると思います」

提督「よし、じゃあ今すぐケッコンするから!」
459 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 09:12:11.65 ID:sZ3t4arm0
霞「ああもう……いや、お姉ちゃんなら気付いてないかもだけど……」

朝潮「霞、夕飯の時間ですよ。布団から出てください」

霞「お姉ちゃん!あの、さっきの話なんだけど!本当におしっこが…………」

朝潮「?」

霞「お、お姉ちゃん……その指についてるのってまさか……」

朝潮「これは司令官がいせかいてんせいをすると言い出してしまって……ケッコンしました」

霞「どういう流れでそうなったのか詳しく聞かせてよ!」


霞「そんな模範解答が……」

朝潮「今日はケッコン記念にハンバーグを作ってくれるらしいですよ!楽しみですね!」
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/25(水) 09:12:40.35 ID:S46N7Zxw0
自然な導入
461 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 09:29:58.20 ID:sZ3t4arm0
食堂

朝潮「ハンバーグは神様が作った料理に違いありません」モグモグ

提督「どんどん焼くから好きなだけ食べてくれよ」

朝潮「はい!」


秋雲「にしても3人目があさちんなのは驚きだわー」

大和「好きだとは言ってましたけど、セミ採りばかりでそういうのにはあまり興味なさそうでしたもんね」

龍驤「迂闊やった……朝潮は完全にノーマークやったで……」

曙「なんで私はあんな変態行為を思いついて……」

長波「変態行為?……まぁ提督に似てきたんじゃ無いか?悪い意味で」

霞「とにかくこれでケッコン(仮)争奪戦はおしまいね……」

長波「まぁ書類があればケッコン出来るけど……700万はなかなか貯まらないだろうな。うちは食費が凄いし。それこそ雷の鎮守府じゃないけどギャンブルでどかんと当てなきゃ」

曙「無理無理。私たち運良く無いし。大和さんくらいでしょ?」

ガラッ

女提督「ノンケ募集中!!!!」
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/25(水) 09:32:01.35 ID:rkMTfUx+O
自然薯挿入
463 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 09:41:19.12 ID:sZ3t4arm0
提督「久しぶりに出てきたと思ったらなんだいきなり。不法侵入で通報するぞ」

女提督「ノンケ募集中!!」

曙「クソ提督、今忙しいからとりあえず帰ってもらうわよ」

女提督「報酬は700万円……相当のケッコン(仮)書類一式を出すわ!」

龍驤「話聞かせてもらおか。曙、はよお客様にお茶用意して」


女提督「実は色々あって、いまうちの鎮守府は百合畑になってしまっているの」

暁「ゆりばたけ??」

女提督「艦娘同士……特に姉妹艦内で百合百合しちゃってるのよ」

秋雲「あー、つまり艦娘同士でラブラブイチャイチャしてるってことね」

霞「つまり私とお姉ちゃんが好き同士って事?仲が良いなら別にいいじゃ無い。私だってお姉ちゃんの事大好きだし」

長波「霞って無意識に恥ずかしい事言う時あるよな。あたしは夕雲姉とかに絶対そんな事言えないわ」

女提督「仲良いくらいなら問題ないんだけどね。最近度を越していると言うか……早い話女の子同士でオセッセしてるのよ」

龍驤「オセッセ?……ああ、オセッセか。え?あー……」
464 : ◆HhGf8jwqok [saga]:2020/11/25(水) 09:53:46.12 ID:sZ3t4arm0
秋雲「つまり間に入ってそれを止めれば良いのー?」

女提督「いや、それはそれで全然かまわないの。私そういうの大好物だし」

長波「さすがうちの提督の知り合いなだけあるな」

女提督「ただね、みんなイチャイチャしてるのを見て思ったのよ……」

女提督「たまにはノンケ×百合勢の絡みが見たいって!」

女提督「片方はヤル気満々なんだけど、相手は好きだけどそういう好きじゃないから……みたいな」

曙「…………」

女提督「今奇跡的にうちの鎮守府にはあなた達がいないの!だから助けて!」

霞「つまり私達に生贄になれと?ハッキリ言って私たち同性愛者じゃないわよ?」

女提督「それが良いのよ!突っぱねてしまうのもよし!堕ちていくのもよし!私はその過程が見たいの!」

龍驤「で、具体的に何をすればええんや?」

女提督「みんなには姉妹艦の誰かと数日一緒に過ごしてもらいたいの」

龍驤「……ん?でもウチは姉妹艦おらんよ?」

女提督「じゃあ龍驤ちゃん以外のみんなで!」
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