【安価コンマ】転生させてみたらこうなった

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198 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 02:28:09.59 ID:yAfE+vPA0
早く治さなきゃ…。

マリア「焦らなくていい。ゆっくりでいいわ」
タリア「うん…」

母さんの腕を治す。それだけを考える。
この腕で僕を優しく抱きしめてくれた。

マリア「……すごい。あっという間に治った。こっちの才能もすごい」
タリア「マリア母さんのバカ! 自分を傷つけすぎ!!」
マリア「ご、ごめんなさい。タリアの素質をみるためとはいえ、やりすぎたわね」

グスタフ「大量の魔木を狩ってきたぞ〜。ってタリア! なんで泣いてるんだ!!」
マリア「遅い! ずっと待ってたのよ!!」
199 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 02:41:02.40 ID:yAfE+vPA0
マリア「今からまた地下室に戻って作ってくるわ」

グスタフ「まだ足りないと困るからまた行ってくる」

一人になってしまった。

タリア「暇になっちゃった。…特殊属性か。また使える魔法が増えちゃったよ」

なんだか疲れちゃったな。勝手が違うって言ってたし、そのせいかも。

……。


―― 入学式は明日 ――
200 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 02:42:00.27 ID:yAfE+vPA0
タリア・ハイレン
使用魔法:水、雷
得意魔法:火、土、聖、闇
大得意魔法:風

装備魔道具予定:吸収装置、抑制装置

武力値:92
武器:斧


最後に
安価下2まで 合計コンマ
65以上:装備一つ完成
90以上:装備二つ完成
19以下:イベント
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 02:44:34.53 ID:YUETbU2q0
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 03:47:05.44 ID:Drlmm4hM0
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 09:39:51.57 ID:aJ/1CN/2O
やったねー
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 09:45:04.88 ID:zjKnb2MDO
装備2つきた
乙です
205 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 16:47:04.95 ID:yAfE+vPA0
―― 入学式当日 ――

マリア「で、できたわ……」

地下から出てきた母さんは魔道具らしきものを手に持っている。

魔木製の…イヤリング?
赤と緑の宝石らしき物がそれぞれについてる。

タリア「こんなに小さいのにたくさんの魔木が必要だったの?」
マリア「見た目はコンパクトだけど、百本以上の魔木で作られてるのよ。両方ね」
グスタフ「……タリア、これが魔道具なんて誰にも言っちゃいけないよ」
タリア「え? うん。分かった」

マリア「玉の色は私とパパの属性に合わせて作っただけだから特に意味はないわ」
タリア「そうなんだ」

マリア「赤は吸収、高めすぎた魔力を吸い取ってくれる魔道具」
マリア「緑は抑制。必要以上に魔力を高めさせない魔道具」
マリア「この二つの魔道具で貴女の魔法をサポートするわ」
206 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 16:49:14.26 ID:yAfE+vPA0
右耳に赤、左耳に緑をつけてくれた。

タリア「ありがとう、マリア母さん」
グスタフ「魔木は無限に魔力を吸い取れるわけじゃないから気をつけるんだぞ」
マリア「大丈夫。そのための玉よ。これは魔木に溜められた魔力を分解するように作った一級品よ」
グスタフ「マリア、お前というやつは……」
マリア「タリアを想えば『禁忌』のひとつやふたつ、みっつ以上だって惜しくないわ」

話からするに、このイヤリングは相当な代物らしい。

マリア「最後にもうひとつだけ使っていい?」
グスタフ「はぁ。結界はどうするんだ? それに行先は? 誰にも見られないか?」
マリア「維持装置と魔力繋いであるから大丈夫。宿を取っておいたからそこなら問題なし。タリア、おいで」

言われるまま二人のそばによる。

マリア「しゅっぱ〜つ!」

いきなり足元が光った!
丸い形…円だ。いつの間に術式を用意してたんだ…。
207 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 17:03:12.25 ID:yAfE+vPA0
―― 宿の部屋 ――

マリア「はい到着。やっぱりこれ便利ね」
タリア「え? え? テレポート?」
グスタフ「知ってるのか? マリア、禁忌魔法は早いと言っただろう」
マリア「無属性と禁忌魔法は教えてないわよ。その違いもね」

おっと、僕の一言で喧嘩になってしまう。

タリア「前に何かの拍子で聞いてたのを覚えてただけだから気にしないで」

……。

部屋を出ると受付の人が驚いた表情で出迎えてくれた。

「あれ!? お客さんいつの間にお帰りに!?」
マリア「うふふ。はい、宿の代金。いいお部屋だったわ」
「あ、ありがとうございます。…またのお越しを」
208 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 17:09:35.94 ID:yAfE+vPA0
―― 王都 ――

おぉ〜、石の街道、たくさんの家に看板!
森で見られない景色が広がってる!

「ハイレンさん! 今日は娘さんのデビュー日だって!? めでたいね〜!」
「その子がタリアちゃん? 将来が楽しみな可愛い子だな! ウチの息子とどうだい!?」
「グっちゃん! 魔木の仕入れまた頼むから腕落とすなよ!!」

歩いていくといろんな人から声をかけられる。
父さんに声をかけてくる人が多いとはいえ、知らない人から声をかけられるのは少し怖い。

マリア「パパ人気者ね。魔木狩りとして有名な証拠だわ」
タリア「うん。パパすごい」
グスタフ「やめてくれ二人とも。恥ずかしいぞ」

街道を歩くこと数分。やがて大きな門が見えてきた。

マリア「タリア、これ持っておきなさい」

一枚の紙が手渡された。
『タリア・ハイレン様 魔法学園招待状』

グスタフ「なんだか緊張してきた」
マリア「なんで貴方がするのよ。シャキッとしなさい」
209 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 17:11:43.82 ID:yAfE+vPA0
……。
…………。

門番「ようこそいらっしゃいました。招待状を拝見」
タリア「こ、これですか?」
門番「はい。確かに。真っすぐお進みください」

中に入ると既にたくさん人がいる。
わいわいがやがやとお祭り騒ぎだ。

しばらく歩くと大きな建物が見えた。

「皆さん列になってお待ちください! 入場された方は案内員の指示に従ってください!」

繰り返しそう叫び続ける人があちこちにいる。
建物に入ると別の指示が聞こえてきた。

「お子さんは左へ、御両親は右へ進んでくださーい!!」

え、ここから先は僕一人なの?
家で一人待ってた時とは違う。本当に一人だ。

マリア「しっかりね。ちゃんと見てるからね」
グスタフ「タリアが大人に見えるぞ。なんでだろうな」

心寂しいけど、少しの間だけの辛抱。
210 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 17:13:27.29 ID:yAfE+vPA0
一人になって歩いているとまた案内員の指示が。

「奥から座ってくださーい。席の間隔は空けないように!」

指示通りに子供たちが座っていく。
僕もその流れにのって座る。……友達同士で来たのが多いのかお喋りが多い。
なんだかこの感じ、懐かしい。

待つこと十数分。
明かりが消え、壇上に先生らしき人がくる。

「えー、みなさんこんにちは。今日は忙しい中お集まりいただき感謝します」

長ったらしい挨拶はどこも一緒だ。

「早速ですが、お集まりいただいた子供達の魔力測定をしたいと思います」

と思ったら流れが変わった。

「結果次第では残念ながら魔法学園から退去していただきますことを御了承ください」

壇上の後ろにモニターみたいな画面が映し出され、測定結果表がそこに出た。
211 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 17:14:29.55 ID:yAfE+vPA0
00〜19:不合格
20〜49:Cランク
50〜69:Bランク
70〜84:Aランク
85〜99:Sランク

現在の測定値:00


「結果はこのようになっており、測定値はこの場にいる皆さまに開示していきます。御了承ください」

「では、前の席から順に壇上へとお上がりください」

いよいよこの時がきた。
前の人たちがどんどん立って上に行く。
ギリギリで合格した子供、全く適性のない子供、もうちょっとでAランクにいけた子供など様々な結果が表示されていく。
Aランク、Sランクの子供が出ると会場内が沸き上がり、中には子供が両手をあげて歓声に応える姿もあった。

…もうすぐ僕の番だ。
212 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 17:17:44.24 ID:yAfE+vPA0
タリアの魔力予想潜在能力値:92(>>20

安価下1コンマ 幸運発動&ボーナス!
コンマ値/2 + 92 が魔力値
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 17:18:16.15 ID:Mp+6Vx6S0
214 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 17:25:55.11 ID:yAfE+vPA0
「では、次」

タリア「は、はい!!」

緊張で目を閉じてしまうも測定器にはしっかりと手をかざす。


15/2 + 92 = 99(余り切り捨て)

現在の測定値:99
結果:Sランク


「これは…学園記録更新かもしれん」

タリア「……え?」

会場がとても盛り上がってるのが分かる。
目を開けるのが怖いけど、見ないとダメだよね…。

……あぁ、悪目立ちはあれほどしたくなかったのに……。
遠くで父さんの雄叫びが聞こえた気がした。
215 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 17:37:08.28 ID:yAfE+vPA0
あれからというもの放心状態で他の人の結果は知らない。

気が付くと何故か外にいた。

周りを見ると泣いて学園から出ていく家族や、学園の奥に進む家族がいる。

マリア「やっぱりタリアは天才なのよ。私の目に狂いはなかった」
グスタフ「俺も鼻が高いぞ!! 自慢の娘だ!!」

いつの間にか二人がそばにいた。

マリア「Sランクの校舎はこっちよ。ついておいで」
216 :名前は適当です ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 18:17:59.06 ID:yAfE+vPA0
―― Sランク校舎 ――

あんなにいた人がどこにいったと思うほど少なくなった。

マリア「入学初期でSランクはそうそういないからね。今この場にいるのは将来有望な魔法使いたちよ」


「キミたちは素晴らしい結果を出した未来の英雄だ!!」


いきなり大声をあげて登場したおじさんが現れた。


「吾輩、この魔法学園理事長のオーガス!! キミたちの入学を心より待っている!!」

マリア「まだこのおっさんが理事長だったか」

理事長「おぉ!! ハイレン君!! キミの子は素晴らしい!! 我が学園の新たな誇りとなるだろう!!!」
マリア「理事長、それは嬉しく思います。が、うるさいです。音量下げてください」
理事長「はっはっは!! すっかり丸くなりおって!! おぉ、こちらはクリスタス君にフルヌス君!!」
マリア「やっとどっかいった」

理事長と名乗ったおじさんはいろんなところに挨拶している。
とても騒がしいけどみんなをよく見ている人だと思う。

理事長「さて、これでみんなに挨拶できたかな? 吾輩は次の場所に行ってくる。案内を頼んだぞ」
「お任せを」
217 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 18:21:26.30 ID:yAfE+vPA0
「ではSランクのみなさんは私についてきてください。御両親はあちらの者が案内します」

また別行動だ。ちょっと寂しい。

「こちら、ロビーになっています。休憩時間等にご利用ください」

「大講堂で魔力測定をした魔道具とは別に属性測定の魔道具を用意してますが、自分の属性を御存知ない方いますか?」

基本全部に特殊二つ。知ってるから大丈夫かな。

「……さすがSランクのみなさん。自分の属性は熟知しているようですね。では二属性以上をお持ちの方?」

手がそれなりにあがる。もちろん僕もあげた。

「分かりました。では用紙を配るので紙をもらったら手をさげてください」
218 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 18:22:44.72 ID:yAfE+vPA0
『属性調査』

記入してください。

名前:

属性魔法:


「書き終わったら持ってきてください」

安価多数決 先に2票
1:嘘はよくない。正直に書く
2:悪目立ち避けたい。火と風だけにする。
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 18:26:32.11 ID:YUETbU2q0
1
99出してしまったからしゃーない
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 18:27:26.83 ID:zjKnb2MDO
1
221 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 19:00:54.12 ID:yAfE+vPA0
嘘は、ダメだよね。


名前:タリア・ハイレン

属性魔法:(得意順です)風、火、土、聖、闇、水、雷


提出。

「……これ、本当ですか?」
タリア「は、はい」

「さすが素質99。……あ、すみません。案内を続けます」
222 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 19:06:20.67 ID:yAfE+vPA0
「二階と三階は属性別の教室になっています。二階が基本属性、三階が特殊属性の教室です」

「二属性以上の方は入学までにどのクラスに入るかよく考えてください」

……どの属性にするか悩んじゃうな。
でも闇は使うなって言われた。それでも候補は多いなぁ。

「次は学生寮の説明です」

「二人部屋、四人部屋はもちろんのこと、SランクとAランクのみなさんには一人部屋の権利が与えられます」

「その中でもSランクのみなさんは優先的に部屋を確保するという特権があります」

「これが学生寮の用紙です。入学したら先生に書いたものを提出してください」

「なにかご質問はありますか?」


質問あればどうぞ。
ちょい忙しいので多めに見て【20:00】まで
それより前に戻れるかは運。
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 19:14:52.36 ID:/njusJRIO
禁忌魔法を習得する機会はありますか?
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 19:16:55.33 ID:YUETbU2q0
呪いを解く機会
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 19:18:51.38 ID:/njusJRIO
あっこれタリアが質問する奴か
他の生徒も質問する形式かと勘違いしてしまった、もしまだレス見てなかったら無効にしといて下さい
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 19:19:48.63 ID:G6WH7cTe0
風の魔法も使わぬほうがいいですか?
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 19:20:37.37 ID:YUETbU2q0
俺も間違えました。無効で
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 19:45:51.60 ID:bWhnsgtmo
部屋はランク別ですか?(別ランクの子とも相部屋になれますか)
229 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 20:19:06.48 ID:yAfE+vPA0
――――――――
とりあえずの回答

>>223
機会があるとしてもずっと先でしょう。

>>224
質問の意図が理解できなくて申し訳ない。
タリアは呪われてなく、呪術を扱う闇属性が使用可能です。

>>226
闇属性を禁止したのは『人を呪う才能』というマイナス面が予想よりあったため。
風属性は魔道具により調整されているはずなので問題ありません。多分。

――――――――
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 20:21:39.81 ID:YUETbU2q0
幸運とかなくなった訳じゃないんだっけ?
それ復活させられないか
231 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 20:29:43.71 ID:yAfE+vPA0
>>230
幸運はなくなったわけではありません。
闇属性は『アンラッキー要素が強い属性』なので幸運が発動すると逆に不幸になるので発動しませんでした。
必ずしも成功が幸運というわけではありません。
――――――――

タリア「別ランクと相部屋になったりするんですか?」

一人部屋はAとSしかいないけど、二人や四人部屋は同ランクでしか無理なのだろうか。

「Sランクのみなさんの希望は優先的に受理されます。お友達とランクが違っても問題ありません」

お友達、いないんだけどなぁ。

「仮に希望がなく複数人部屋を希望された場合は、ランダムに決まります」

「別ランクの見知らぬ方との出会いにオススメですよ」

「もちろん男子寮、女子寮と別々にあるので安心してください」

僕はタリアで女性なんだけど中身は立派な男性。……気にしたら負けだ。
今までそんなに気にしてなかったし。
232 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 20:43:05.65 ID:yAfE+vPA0
「学生寮の詳しい案内は入寮時にまたされます。今から自由時間とし、自由解散とします」

「親御さんは大講堂におりますので必ず立ち寄ってください」

「お疲れさまでした」

おおー! と騒がしくなる。

僕は学生寮の用紙を眺めることにする。
233 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 20:46:16.72 ID:yAfE+vPA0
『学生寮の案内』

名前:

1:学生寮に入寮されますか?
はい
いいえ

1で はい を選んだ方のみ2を記入してください

2:何人部屋を希望されますか?
一人部屋
二人部屋
四人部屋

2で複数人部屋を選んだ方のみ3を記入してください

3:同室になりたい方はいますか?
はい
いいえ

3で はい を選んだ方のみ4を記入してください

4:その方の名前を記入してください
名前:
名前:
名前:
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 20:47:53.14 ID:Avdk3gT7o
これ安価下=数字か?
それともただ書いてあるだけか?
まぁ多分後者なんだろうけど
235 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 20:53:04.43 ID:yAfE+vPA0
これを入学時に出せばいいんだっけ。

今日が入学式なんだけど、実際は説明会みたいな感じだったな。

う〜ん。どうしよう。
誰かに話しかけるようにも怖い…。
それにみんなの僕を見る目がなんか違う気がする…。

…どうしよう。

安価下2
1:この空気に耐えられない。もう帰る。
2:友達が欲しい。話しかけにいく。
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 20:54:29.03 ID:G6WH7cTe0
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 20:55:13.95 ID:zjKnb2MDO
2
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 20:55:28.93 ID:Mp+6Vx6S0
2
239 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 21:01:20.08 ID:yAfE+vPA0
ここで勇気ださないと寂しい学園生活になっちゃう!
それはイヤだ!

よし、頑張って話しかけに行くぞ!!


安価多数決 先に2票を獲得した【二人】
1:フードを被ってる女の子
2:大人しそうな女の子
3:綺麗な女の子
4:派手な男の子
5:はしゃいでる男の子
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:02:20.87 ID:fJ9K5jqo0
5
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:02:33.57 ID:OggMPH1B0
2
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:02:40.50 ID:Avdk3gT7o
5
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:02:49.40 ID:zjKnb2MDO
2
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:03:53.95 ID:vR5CFGXqO
1
245 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 21:24:41.26 ID:yAfE+vPA0
よし、最初は大人しそうな女の子から。

タリア「こ、こんにちわ…」

??「……え?」

あ〜〜無理無理無理無理。
初めてだよ。女の子に自分から話しかけにいくなんて!!

タリア「ボクはタリア。タリア・ハイレン。よ、よろしく!」

頭を下げて手を思い切り差し出す。
多分めちゃくちゃカッコ悪い姿を晒してると思う。けど身体が勝手に……。

??「よろしく、お願いします…? リオはリオ・アルセウス。だよ」

手が握られた!!
やった!! もう友達と言っていいよね!!? まだ!?
246 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 21:29:09.76 ID:yAfE+vPA0
リオ「リオに、何か、用?」

タリア「あのその、友達になりたいな、なんて」

リオ「……とも、だち…。り、リオでよければ…」

!!!
これでボッチじゃない!! 楽しい学園生活の幕開け!!!

タリア「ありがとう! 本当にありがとう!!」

リオ「? ? ? どう、いたしまして?」

自信がついた!
次は男の子だ!! 今ならあのはしゃいでる男の子にチャレンジ出来る!!
247 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 21:40:44.16 ID:yAfE+vPA0
タリア「たのもー!!」
??「ん? なんだお前」

タリア「ボクはタリア・ハイレンだ! キミと友達になりにきたぞ!」
??「はぁ? …ハイレン? 聞いたことあるな」
タリア「同じSランク同士、仲良くやろう!!」
??「待って待って。会話しようぜ、会話」

タリア「え? あ、あぁ……ごめん。張り切りすぎた」
??「俺はレグルス・フルヌス。思い出した。お前理事長にべた褒めされてた奴だ!」

タリア「そ、そうだったっけ?」
レグルス「間違えるはずがない! 俺より強いのか気になってたんだ!!」

あ、話しかけちゃダメなタイプの人だ。
目を付けられるのはイヤだ。

リオ「が、がんばれ」

後ろから小さく応援してくれる友の声がする。
逃げられない…。
248 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 21:56:46.52 ID:yAfE+vPA0
「なになにー? 勝負? 決闘?」
「おもしろそー」

レグルス「観客も集まってきたし、やる気が出てきた!!」
タリア「ボクの負けでいいです。ごめんなさい」

我が友リオに悪いけどやらない方が身のためだ。

レグルス「なんだなんだ? ビビってんの? 大したことないんだな」

挑発にはのらない。入学もしてないのに不祥事を起こすのはダメダメ。

レグルス「ハイレンって弱っちいんだ!」

タリア「あ」

僕のことはどうでもいい。
でも……。


安価下2
1:それでも我慢。
2:案内員に闘える場がないか聞く
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:57:42.21 ID:cfuyvFVRo
2
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:58:15.48 ID:OUbIr+Fu0
2かな
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:03:13.20 ID:cfuyvFVRo
まぁこれで負けても戦闘に関して把握出来るし健闘はしてくれるだろうから負けても一定は認めてくれるだろう
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:07:59.75 ID:fJ9K5jqo0
逆にレグルスの方が瀕死しそうなのですがそれは
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:09:48.08 ID:bWhnsgtmo
おっ大丈夫か大丈夫か(レグくん)
254 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 22:34:48.25 ID:yAfE+vPA0
タリア「あの、すいません」

「事情は分かってます。今、闘魔場が使えるよう手配しています」

闘魔場? 闘技場のようなものかな。

タリア「……手早いですね」

「Sランクのみなさんの要望には迅速に対応しますよ」

レグルス「へぇ、俺たちすげえ特別扱いじゃん」
タリア「さっきの言葉、ボクが勝ったら撤回させてもらうから」

「準備が整いました。お二方、こちらへ」
255 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 22:47:39.07 ID:yAfE+vPA0
どこかからか話が漏れたのか、大勢集まっている。

理事長「はっはっは!! さすがハイレン君とフルヌス君の子だ!! まさか初日が始まる前に決闘騒ぎとは!」
マリア「それはどういう意味ですかねぇ」
グスタフ「だ、大丈夫だよな? 怪我とかしないよな?」

母さんに父さんはもちろんいるし、理事長のおじさんまで見にきた。

「みなさん、期待のSランク同士の対決は今しばらくお待ちください!!」

いつの間にか大々的なイベントになってる…。

マリア「タリアみっけ。何してんの貴女」
タリア「だって…」
マリア「まあ何でもいいわ。やるからには勝ちなさい」

耳を触ってくる。『これ』はそのために渡したんだし。と言いたそうな表情だ。

グスタフ「いいか、無茶だけはするなよ」
タリア「うん。頑張る」
マリア「必要なら許可も出すわ。誰にも気付かれず治してあげる」
タリア「……今までで一番怖いよ、マリア母さん」

闘魔場の試合場へと歩を進める……。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:48:38.43 ID:cfuyvFVRo
あぁ
これ勝てる奴だww
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:50:31.05 ID:bWhnsgtmo
(フォロー文言かんがえとこ)
258 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 23:11:24.46 ID:yAfE+vPA0
―― 闘魔場 ――

うわ、ひろ。
観客もわんさかいるし、もう悪目立ちどころじゃないや。

レグルス「すげ〜! すげ〜!」

はしゃぎまくってる対戦相手。
今のうちによく観察しとこ。
足場は土、天井は開閉式で、今は開いてると。

レグルス「ここなら思い切り魔法使っていいんだろ? やったぜ!」
タリア「どんな魔法使うか教えてくれないの?」
レグルス「これから見せるから必要ねーよ」

女性に対するマナーがなってないなぁ。
まだ子供だし大目に見よう。

「用意が整いました! これより、タリア・ハイレン対レグルス・フルヌスの試合を行います!」
「初等部、中等部、高等部の先生方の判断により決着をつけたいと思います!!」

「試合、開始!!」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 23:12:52.60 ID:cfuyvFVRo
わくわくしてきた
260 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 23:35:50.49 ID:yAfE+vPA0
レグルスはいきなり両手を空にかざす。
なにしてるんだ?

……おや、短剣が彼の手にそれぞれ現れた。
何魔法だろう。

レグルス「いくぜ〜!!」

突進してくる。
何も考えてないできたな。

タリア「相手を捉えて。【視覚強化】。そして、軽く素早く。【脚強化】」

これで簡単にかわす。当たらない当たらない。

レグルス「この、ちょこまかと! それっ!」

短剣を投げた!? 危ないなぁ!!

タリア「鉄の塊を溶かせ! 【業火】!!」

飛んでくる短剣に照準を合わせて撃つ。
事前に習ったのが術式魔法だけだったら怪我どころじゃすまないよ!!
261 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/18(金) 23:41:49.85 ID:yAfE+vPA0
レグルス「なるほど、お前の属性は風と火だな。ならこれだ! ウォーターランス!」

次にレグルスの手から現れたのは…水の槍!?
ポタポタと水が滴っているものの槍の形状は崩れない。

レグルス「これならどんなに火が強くたって怖くないぜ!」

…水属性? でも限界値を超えるのは発動しないはず。
常に水が出ているあの槍はどうなってる?

レグルス「ほらほら!! お得意の火でやってみろよ!!」

タリア「……【業火】!」

レグルス「おらよっと!!」

無駄だった。槍を振り回されて簡単に消火されてしまう。

レグルス「どうだ!!」
262 :魔法の読み方は好きなように ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 00:00:06.42 ID:xj43N0zc0
レグルス「もう俺の勝ちは決まったかな?」

タリア「まだまだ」

あの槍の正体は分からない。
なら無視するに限る。あれはただの水の塊。

だいぶ魔法を使ったけど、家にいた時より上手に扱えてる気がする。
これが魔道具のおかげなのかな。
今なら……。

タリア「風よ、全てにまといて力を貸して。【全強化】」

タリア「そして、水を貫く拳となれ。【雷拳】」

両手に雷を宿す。このまま一気に!!

レグルス「三属性!?」

今だ!!

レグルス「……っ、消え」


安価下2まで 合計コンマ
70以下:勢いとまらずぶん殴る
71以上:当たる直前で解除
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 00:01:35.68 ID:n17aFMAlo
はい
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 00:02:03.42 ID:moHeHNCy0
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 00:02:24.49 ID:ORcmZzeR0
ほぼ確定だけどこれぶん殴ってたらヤバかったのかね?
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 00:04:21.06 ID:kTEt1a6zo
寸止めできる方が技量が高い、とか?
267 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 00:13:00.39 ID:xj43N0zc0
タリア「……まだ続けますか?」

レグルス「え、あれ、俺、なんともない」

タリア「まだ『ハイレンは弱い』ですか?」

レグルス「あ、っと、その…強い、です」

タリア「……友達になってくれますか?」

レグルス「よ、よろこんで」


「そこまでっ!! 勝者、タリア・ハイレン!!」

大歓声の中、僕は二人目の友が出来たことに喜んでいた。
268 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 00:37:00.55 ID:xj43N0zc0
レグルス「い、一度勝ったくらいで調子のるなよ! 次は俺が勝つ!」

タリア「レグルス、友達は仲良くするもんだよ」

レグルス「うるさいうるさい! 友達でライバルだ! いいな!?」

タリア「友達って認めてくれるなら何でもいいよぉ〜。えへへ」

レグルス「ぐぐぐぐ。次は絶対勝つ!!」

そう言って試合場から去っていった。
ニヤニヤが止まらない。友達が二人。楽しい学園生活になりそうだ。

僕もここから早く戻ってリオや母さんのところに行こうっと。
269 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 00:47:04.91 ID:xj43N0zc0
闘魔場から出た僕は真っ先に向かった先は、

リオ「すごかった、ね。魔法」
タリア「えへへへ」

母さんや父さんに褒められるより数倍嬉しい。これが友の力か。

リオ「ほんとうに、すごいよ。リオと、ちがうね」
タリア「そんなことないよ。リオだってSランク。ボクと同じだよ」

心が軽い。幸せを実感できている。

リオ「あり、がとう。リオ、もう行くね。お母さま、待ってる」
タリア「分かった。また学園で」


朝早いので最後
安価下1コンマ
偶数:母さんたちのとこへ
奇数:誰かに呼び止められた
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 00:47:59.61 ID:yXxaP1sR0
おつ
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 01:18:08.73 ID:kTEt1a6zo
おつ
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 03:11:39.56 ID:5gTB6VcsO
つーお
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 07:31:16.64 ID:moHeHNCy0
274 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 21:39:54.96 ID:xj43N0zc0
「タリア・ハイレン君!!」

後ろから呼び止められた。
この大声、憶えがある。

タリア「り、理事長?」

振り返る。

理事長「先の試合、素晴らしかったよ!!」
タリア「あ、ありがとうございます」
275 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 21:40:34.86 ID:xj43N0zc0
理事長「だが慢心はいけない! レグルス・フルヌス君はさらに伸びる! それを超えてみせたまえ!!」

レグルスに伸びしろがあるのは僕も分かってるつもりだ。
少なくとも僕より武器の扱いは上手い。ただ危なっかしい使い方をしてる。

理事長「それと、キミ本来の力を楽しみにしている。オシャレは女性の特権だが精進してくれたまえ」

……引っかかる言い方をしてくる。

理事長「素敵な耳飾りだ。お母さんの手作りかな?」


安価下2
1:な、なんのことですか?
2:はい。綺麗でしょ?
3:ズルしてごめんなさい
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 21:42:22.68 ID:kTEt1a6zo
3
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 21:46:28.94 ID:B47k4VF00
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:05:17.12 ID:D4YjLTF7O
言うのか
まぁ理事長だから良いんだろうけど
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:08:39.36 ID:V5zj7gg10
別スレでうんちうんち言ってる奴は黙ってろ
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:13:26.94 ID:D4YjLTF7O
ひどい
281 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 22:19:21.96 ID:xj43N0zc0
理事長は学生時代の母さんを知ってる。
しらばっくれても通用しないだろう。

タリア「ズルしてごめんなさい」

理事長「はっはっは!! ハイレン君の娘とは思えない素直な子だ!!」
タリア「どんな罰でも…」
理事長「よいよい! 励んでくれたまえ!!」

マリア「理事長、娘の前で私を貶さないでください。恥ずかしいです」

大声に誘われ母さんが来た。

理事長「これはすまない。後は親子の時間を楽しんでくれたまえ」

笑っていきながらどこかへ行く理事長。

マリア「黙認するクセは変わってないわね。食えない性格してるわ」
グスタフ「マリア〜! 急に走ってどうしたんだ」
282 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 22:24:24.30 ID:xj43N0zc0
……。
…………。

時間が経ち、夜になる。
人目のつかないところで、禁忌魔法(テレポート)を使って家に帰ってきた。


タリア「今日は疲れた…」
グスタフ「すごかったぞタリア。どんどん自慢の娘になっていく!」
マリア「決めることさっさと決めて寝ましょ。理事長の相手でクタクタよ」

魔法学園に入学はするとして、学生寮に入るかどうかだな。

タリア「ボクが決めていいんだよね?」
マリア「もちろん」
グスタフ「タリアの学園生活だ。好きにしていいんだぞ」


学生寮に関して
安価多数決 先に2票
1:入らない
2:一人部屋
3:二人部屋(同室にリオを希望するかしないか)
4:四人部屋(同室にリオを希望するかしないか)
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:30:51.82 ID:mZfVJ3WJ0
せっかく募集キャラに3人女性キャラがいたし
4 リオを希望
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:37:30.60 ID:QXy0omVw0
キャラ数の問題等々考慮して
3
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:37:40.93 ID:/si5ggFDO
3 同室にリオを希望する
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:37:50.44 ID:D4YjLTF7O
3
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:38:03.15 ID:IUpKs7oG0
3希望
288 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 23:14:17.64 ID:xj43N0zc0
『学生寮の案内』に名前を書いて項目を埋める。

二人部屋で、我が友リオ・アルセウスとの同室を希望。と。

グスタフ「…今からでも遅くないぞ。家から通うのもいいんだぞ」
タリア「ボクの好きにしていいんでしょ」

タリア「あとはクラス教室だけど…」
マリア「教室は闇がオススメよ」
タリア「え?」
マリア「誰もいないし、なにより自由時間が多いわ」

……何をしていたのか大体察した。
289 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/19(土) 23:32:59.48 ID:xj43N0zc0
タリア「リオの属性聞くの忘れちゃった」
グスタフ「リオ? リオってまさか入学案内に載ってた期待の入学生のリオか?」

入学案内? 待てよ。確かレグルスの名前もどっかで聞いたと思ったんだよ。

パラパラとページをめくり確かめる。

タリア「ボクはどうして気付かなかったんだ…」

リオは治癒の魔法。聖属性。なら必然的に教室もそこだと思う。
レグルスは生成術。無属性。僕が唯一使えない魔法。

タリア「自分の扱えない属性でもいいの?」
マリア「私のころと変わってないならSランク優遇で平気だと思うわ」

なおさら迷っちゃうな。
友と同じにするか、新たな出会いを探すか。


属性をふたつ選択してください。
安価多数決 先に2票
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 23:35:50.60 ID:kTEt1a6zo

291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 23:38:35.10 ID:/si5ggFDO
聖 土
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 23:42:52.04 ID:D4YjLTF7O

293 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/20(日) 00:36:21.94 ID:n3T5Yqet0
やっぱり我が友のいるところがいいな。
そのために今日頑張ったし。

タリア「行くなら聖属性か無属性かなぁ」
マリア「貴女がそう決めたなら文句はないわ」

あとは他に決めること……。

タリア「多分これで大丈夫!」

よし、おやすみ!!
294 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/20(日) 00:37:05.19 ID:n3T5Yqet0
―― 翌日 ――

またしてもテレポートで通学。
便利だけど見つからないかヒヤヒヤものだ。

マリア「今日は入学する意志を見せる日。私たちとお別れの日よ」
グスタフ「身体には気をつけるんだぞ。いつでも帰ってきていいんだぞ」

帰りたいと思っても道のりが分からないよ。

タリア「いってきます!」

……。
…………。
295 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/20(日) 00:46:36.38 ID:n3T5Yqet0
―― 学園 Sランク校舎 ――

理事長「おはよう未来の英雄諸君!! 来てくれたことを感謝する!!」

リオとレグルスの姿を見つけた。
よかった。もし来なかったらって寝る前に思っちゃった。

理事長「キミたちの才能を無駄にはさせない! ぜひ開花させてほしい!!」

理事長「吾輩はまだまだ回らないといけない。あとは任せたよ」

一言二言の朝会が終わり、校舎の中へ案内される。

先生「いろいろと説明する前に学生寮の用紙を回収する。各自持ってきなさい」

前の案内員とは違って近寄りがたい雰囲気の人だ。
でも物怖じしてるわけにはいかない。

先生「全員出したな? これよりクラス教室の説明に入る。用紙の確認をする間、基本属性は二階、特殊属性は三階で待機」
296 : ◆vmfmKqFvN2 [saga]:2020/09/20(日) 00:51:17.36 ID:n3T5Yqet0
―― 三階 ――

とりあえず三階に到着。先生が来るのを待つ。

タリア「むむむ。どっちにするべきか」
リオ「タリア、ちゃん」
タリア「リオ! 癒しを求めるなら聖属性かなぁ」

レグルス「なんでタリアがここにいるんだよ。お前基本属性だろ」
タリア「レグルス! それともよきライバルのそばで勉強か。うむむ」


(先生などの名前はこちらで決めてもいいですか?)
安価下2まで合計コンマ
80以上:聖属性
79以下:無属性
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:53:45.58 ID:UIru4gs0o
どうぞ>先生名前
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名前: E-mail(省略可)

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