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魔剣転生

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253 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 15:08:16.92 ID:vrHig4IFo
ベリオル「………よく分からぬが。2人がかりで挑むと?そういう事で良いのか?」

ガーディス「……ソーニアン」

ソーニアン「何だ」

ベリオル(自然に無視しおったな)

ガーディス「止めは、儂にくれ」

ソーニアン「良いだろう」

ガーディス「……感謝する」ニッ

ベリオル「……あー、では始め「はいはいストップー、君達だけズルイよ〜」

ベリオル「…………」

ソーニアン「……! お前たち……」

ガーディス「………来たのか」

「あったりまえじゃん、久々の叛逆者でしょ?オレらだって最近暴れ足りないんだからさぁ、餌取んないでよね!」

「私はずっと書類仕事だけしてたいんですけどねー……」


四天王2人安価。
名前、年齢、性別、種族、性格や特徴を書いてってください。

下3〜5くらいまで。
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 15:12:35.98 ID:ZrQ9sXZQ0
イリス
23
女性
人間
マイケルの後釜、史上2人目の裏切り者。
マイケルに劣らない魔法技術を持つ。
しかし身体能力は低い。
邪神を信仰しているわけではない。
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 15:19:48.61 ID:ry+VZxAR0
名前:ゴールドマン
年齢:50
性別:男
種族:人間
性格:金が全て、魔王に歯向かう奴をぶっ[ピーーー]ために金で雇われたが金を払えば許してくれる
特徴:ネクロマンサー、殺されると殺した相手に取り憑き、肉体を自分の体に再構築する
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/25(金) 15:38:10.10 ID:rOzOl9eSo
名前:ウロスタ
年齢:600
性別:男
種族:三眼入道
性格:ルーチンワーク好きなザ・中間管理職。こんなんでも魔王に恩があるらしい
痩せ型で自身の戦闘力は高くないが早く正確で強力なバフ/デバフ魔法を得意とする
3つの目用のレンズが付いてるメガネを着用
257 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 15:57:39.55 ID:vrHig4IFo
スピード重視。
ゴールドマン、ウロスタで進めます。



ゴールドマン「ヒヒヒ……多分コイツをブチ殺せば何百何千万って金を貰えんだろ? じゃあオレが出ねえ理由はねえよなあ?」

ウロスタ「早く仕事に戻りたいんですがねぇ……相手がこんな化け物なら、流石に出ない訳にも行かないですよねえ」ハァ

ガーディス「………」

ソーニアン「……ふ。面白くなってきたな」

ベリオル「おお? まさか貴様ら、全員……」

ガーディス「……四天王。総員、集結じゃ」

ゴールドマン「ヒヒ、しかしよぉ。このメンツで戦うのって地味に初じゃねえか?」

ソーニアン「そうだな。……しかし、逆に言えばそれ程の脅威が相手という事だ」

ウロスタ「はぁ………嫌ですねぇ…………」

ガーディス「……ウロスタ殿。辛いのなら、休んで貰っても」

ウロスタ「いえいえ、やりはしますとも。これも仕事には間違いありませんからね…」

ゴールドマン「じゃあウロスタの爺さんの為にもよ、ちょっち本気でやっちまうか!」

ソーニアン「ああ。……前衛は私とガーディスが務める。お前たちは魔法で援護を頼む」

ゴールドマン「ああ? ……まァいいか、俺も手を貸したって事実が残れば良いしな」スッ

ウロスタ「では遠慮なくお言葉に甘えさせて頂きます」スッ

ベリオル「クク、雑魚が集まって何をやろうと意味は無いというに」

ベリオル「ま、良い。全員、一斉に掛かってこい」


ペースも考慮し一部省略。
ガーディス物理戦闘値コンマ

結果+100

下1

ゴールドマン魔法戦闘値コンマ

結果+100

下2

ウロスタデバフ種類

91以上 物理・魔法戦闘値両半減
90〜50 魔法戦闘値半減
49以下 物理戦闘値半減

下3
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 16:01:27.59 ID:hwwyhihDO
はい
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 16:07:55.53 ID:8jxMCYEWO
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/25(金) 16:15:08.45 ID:Tf0OuQ6C0
はい
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 16:25:50.39 ID:vrHig4IFo
ソーニアンは物理戦闘値+225、魔法戦闘値+150
ガーディスは物理戦闘値+159
ゴールドマンは魔法戦闘値+153
ウロスタのデバフは物理戦闘値に対して

の様ですね。
さて、流石にここまで揃えばかなりベリオルもヤバいです。
特にソーニアンが危険です。
【神威瀟来】を使えるくらいにまで現在地を破壊し尽くすか(5ターン経過程度)、まともに戦うか。
考えどころですね。



ウロスタ「まずは、私からいきましょうか」ヴゥンッ


ベリオル「ん……?」

ガクッ


ベリオル「………なに?」

ソーニアン「今のは……」

ウロスタ「身体能力を大きく下げる呪いです。これで少なくとも、肉弾戦は出来なくなったかと」

ゴールドマン「おー、やるじゃねえか」

ガーディス「感謝する。これで……殺し易くなる」ニヤ


ベリオル「………ふーむ」

ベリオル(……流石に、近接戦闘は危険か?)


物理戦闘(+141)を行うか、魔法戦闘(+297)を行うか、選んで下さい。
また、【雷翼】を発動するかも記載をお願いします。

下1
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 16:41:33.63 ID:7JcOU5Rt0
問うまでもないんだよなあ
後者、発動
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 16:48:15.15 ID:vrHig4IFo
ベリオル(流石に近接は分が悪いな)

ベリオル(吾輩は自殺志願者ではない。ここは────)


ヴゥンッ

ヴゥンッ


ベリオル「────魔法で、攻める」


ソーニアン「……剣は抜かないのか?」

ベリオル「む?」

ソーニアン「剣を抜く時間くらいはやろう。四天王全員が相手だ、何も出来ぬだろうからな」

ベリオル「剣………ふむ」ス

ベリオル(そういえば、切れ味を確認した程度でスキル自体は確認していなかったな。丁度良い機会か)

ベリオル「そうだな、抜くとしよう」シャキンッ

ゴールドマン「………あ?その剣……」

ウロスタ「……! まさか、天帝剣ハルシオンッ!?」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 16:59:12.69 ID:vrHig4IFo
ガーディス「ハルシオン、だと……!?」

ソーニアン「……魔剣程度で負ける我々ではないが。天帝剣ハルシオンは………」

ゴールドマン「……人間の中じゃあ有名だぜ。天帝剣ハルシオン、その名の通り『天帝』が扱っていた魔剣。そして……」

ガーディス「マイケルを殺した、邪剣………!!」ギリッ

ウロスタ「……あれが、マイケル君を討った………」

ベリオル「ああ、そういえば貴様らに縁のある剣だな。 どうだ、ハルシオンは? 吾輩が持つに相応しい剣だろう?」

ガーディス「………貴様ァ!!」

ソーニアン「抑えろ、ガーディス。 ……憎いのは分かるがな」

ベリオル「先程まで貴様もいきり立っていた癖に良く言うわ、クックック」

ソーニアン「………」

ゴールドマン「うわぁ……ガチクズかよ、コイツ」

ベリオル「クズではない、伯爵だ」

ベリオル(……さて。使用運転と行くか)フォンッ


....バチッ

バチバチバチッ

バチチチチチチチチチチチチッ!!!

ソーニアン「………な」

ウロスタ「………」

ゴールドマン「うお」

ガーディス「………!」
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 17:04:24.23 ID:vrHig4IFo
バチッ バチバチバチッ!!


ベリオル「ほう……これが雷翼か」

ヒュウッ

ゴールドマン「あ?消え……」

ソーニアン「上だ!」


ベリオル「ふむふむ、それなりに速いな」

ベリオル(やろうと思えば、雷に並ぶだろうな。速さは予想以上)

ベリオル(そして)チラッ


ソーニアン「マズいな……あれでは、肉弾戦が………」

ウロスタ「………皆さん、すみません。あれでは……」

ゴールドマン「……いや、その分オレが必死こいて魔法撃ちまくれば行けるだろ。そんな悲観的になるなよ、爺さん」

ガーディス「…………」

ニィッ

ソーニアン「……ガーディス?」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 17:12:15.93 ID:vrHig4IFo
ガーディス「……儂は、奴を[ピーーー]為に、あらゆる手段を模索した」

ガーディス「どういう手を用いてでも、どんな状況に陥ろうと、奴を殺せる様に」

ゴールドマン「……何か策でもあんのか?」

ガーディス「ああ────」

チャキッ

ソーニアン「……それは?」

ウロスタ「………これは」

黒い銃「」

ガーディス「銃。それも、当たれば『必ず一定の痛みを与える』代物じゃ」

ゴールドマン「何だこれ?」

ソーニアン「ガーディス、こんなモノ何処で……?」

ガーディス「………」

ガーディス「儂にも、色々ある」

ソーニアン「……まぁ、良い。ともかく」

ガーディス「ああ」

ガーディス「奴を、殺さねば」チャキッ


ベリオル「……? 何だ、アレは」

ベリオル(小さいな。何かしらの魔法補助具か?)

ベリオル「まあ、どうでも良いが」

ベリオル(吾輩を殺せる存在など────存在しないのだからな)ククククク




切ります。
夜やるかもってくらいですね。
で、次本格戦闘です。
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 17:13:29.20 ID:QZ+8bQf5O
たんおつ
魔族サイドから見ると(マイケルの件)そうなるよねー
268 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 18:47:22.60 ID:PP1QWDYbO
再開です。
もしかしたら途中で止まるかもしれません。
なるべく無いように気を付けますが。



ベリオルの【雷翼】発動中。
物理戦闘値無効化。
ただしガーディスのみ除外。
【黒い銃】により固定ダメージ+25。


ベリオル「さて、まずは誰から狙うか」

ベリオル(敵は4人。強さは未知数だが────あのダークエルフ、存外強いのやも知れぬな。ある程度冷静になった途端、明らかにオーラが変わった)

ベリオル(次点であの人間、そしてガーディスと三つ目が同程度)

ベリオル(……奴らを殺していくか。城を破壊しハルシオンに宿るとされる大規模破壊魔法を発動するか)

ベリオル(先に優先事項を決めておくべきだな)


どちらを優先しますか?
四天王と戦う場合、倒したい相手を書いて下さい。
ただ、相手によって攻撃が変わります。
城の破壊を選ぶ場合、5ターンの間攻撃を回避するだけになります。
また5回被弾すれば致命傷を負います。

それらを踏まえた上で、書いて下さい。

下1
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 19:11:56.93 ID:A3Uo9T24O
城の破壊
神威招来使えんでしょ?3ターンで3人殺せるべ
270 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 19:23:04.90 ID:PP1QWDYbO
ベリオル「うむ、やはり魔法の方が気になるな」

ベリオル(どれ程の威力なのかも知りたい。破壊に徹するか)フォンッ


ヒュウウウウウウウウウウッ


ソーニアン「……? 何をするつもりだ?」

ゴールドマン「あ………?」


ベリオル「これで良いか」コンコンッ

魔王城の柱「」

ベリオル「よし。ふんッ」ドゴォッ

ピキィッ!

ベリオル「ん? ああ、今は筋力が下がっているのだったな。だが」ヒュッ

ドゴォッ

ピキッ ピキピキッ


ウロスタ「な、城が……!」

ガーディス「……城を壊すつもりか! そうはさせんぞ、総員攻撃!!」ドンッ!

ソーニアン・ゴールドマン『応ッ!』ヴゥンッ ヴゥンッ

ヒュンッ

ゴウッ!!


150+153+25(328)-292=36
よってコンマ36以下で被弾。
避けましょう。

下1
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 19:33:00.80 ID:tU73u5kk0
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/25(金) 19:38:21.87 ID:a96EWbOk0
これ5ターンなら5回やればいいんでない?
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 19:50:10.02 ID:A3Uo9T24O
確かに
描写少なくはなりそうだけど
274 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 20:46:50.38 ID:wtGf9fk1o
さっき言ってた奴です。
再開します。



ゴウッ!

ベリオル「お?よッ、と」ヒョイッ

ズガァンッ!!

ヒュンヒュンッ

ベリオル「よっ、ほっ」ヒョイヒョイッ

ピシュンッ

ベリオル「ふむ」パシッ

ベリオル「……これで終わりか?」ニヤ

フォンッ


ドガァンッ!

ッゴォン!

ドゴォッ!


ゴールドマン「…………嘘だろ?」

ガーディス「……化け物め、強さは健在か。忌々しい奴じゃ」

ソーニアン「……くっ、諦めるな! 今度は命中させるぞ!」


ベリオル「クックック……ま、精々足掻くが良い」


次も避けましょう。
コンマ36以下で被弾。

下1
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 20:47:11.96 ID:1dHa265r0
276 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 20:47:53.87 ID:wtGf9fk1o
>>272
そうですね、時短になりますもんね。
じゃあパパッとやっちゃいますか。
上の奴も含めてやりましょう。


2〜5ターンの被弾判定

下1〜5
277 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 20:49:34.31 ID:wtGf9fk1o
うお速いですね。
じゃあここから3〜5ターン計上で。
当然下1〜3です。
上の1〜5じゃ一個増えてしまいますね……。
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 20:50:56.97 ID:e+WRH5yM0
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 20:51:24.62 ID:6q9xrxn40
えいやぁ!
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 20:51:33.92 ID:Zodp5AGEo
余裕余裕
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 21:00:17.85 ID:a96EWbOk0
5回被弾無しとはサスガダァ…
282 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:03:21.07 ID:wtGf9fk1o
………。
急にあの奈落の谷から拾われて。
およそ100年が経ってた事が分かって。
なんかヤバい奴に拾われたらしいことも分かって。

………実際、あの魔族の女の子を殺したり。
こうして魔王の居城に突っ込んでいったり。
俺は、何て奴に拾われたんだ。


ベリオル「クハハハハハハハハハハ!!!遅い遅い遅い遅い遅いッ!!!!」ヒュウウウウウウウウウウッ


………魔法の弾幕を、余裕で避けていく。
しかも、その合間合間に城の柱を壊している。
最初は、シェルの魔法だけでも驚いたモンだが……。

コイツは、シェルの比ではない。
恐らく、前世の俺だって、コイツ程ヤバい奴を見た事がないだろう。
明らかにおかしい。


ゴールドマン「ぐっ、おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ゴウウウウウウウウウウッ!!!!

ソーニアン「はぁああああああああああああああああああ!!!!!」ギュオオオオオオオオオオッッ!!!!

ガーディス「く……何故当たらないッ!!?」ドォンッ!!


……奴らは、あのマイケル並みの連中だ。
マイケルの神炎は、ヤバかった。
あの人数相手に多少ながら優位に戦えたくらいだ。
本領を発揮していたらと思うと、背筋が凍る。

後方で控えてるあの老けたおっさんだって、恐らくは何か凄い力を持ってるんだろう。
………けれど。
それでも。


ベリオル「遅いと言っておろうがッ!!」ヒュオオオオオオオッ!!!


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


……………。

ヒュンッ

フォンッ


ベリオル「」ニィッ


…………奴は、何の傷も受けず。
そこで、飛翔していた。
283 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:10:53.93 ID:wtGf9fk1o
ベリオル「ククク………」


ソーニアン「………な」

ゴールドマン「………反則だろ、おい」

ウロスタ「………なんと」

ガーディス「ベリオォル………!!!」


ベリオル(クク、奴等も多少は消耗している様だな)

ベリオル(ま、消耗しているしていないはどうでもよかったのだがな)

ベリオル「……肝要なのは」

フォンッ

トッ

スタスタ

ベリオル「さて、諸君。吾輩が今、この柱を数発殴れば────恐らく、城の重心は完全に偏り。この城は、倒壊する」

ソーニアン「ぐ………!」

ガーディス「貴様は………!!」

ベリオル「おぉおぉ、そう睨むな。まだ話は終わっておらぬだろうに」
284 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:17:19.95 ID:wtGf9fk1o
ゴールドマン「……何?」

ウロスタ「………これ以上、何を話すのでしょう」

ベリオル「ククク……決まっている。貴様ら、死にたくはないだろう?」

ベリオル「ならば退け。吾輩が滅すは魔王ただ一人。別に貴様らは殺さずとも良いと思っておる」ニィ

ゴールドマン「なん、だとォ?」

ガーディス「………!」

ベリオル「今言った通りだ。死にたければここに居てもよいがな、そうでなければ見逃してやると言っている」

ウロスタ「………」

ガーディス「………」プルプル

ソーニアン「………」

ベリオル「ん?どうした?吾輩の慈悲の心に打ち震えたか?」
285 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:21:44.42 ID:wtGf9fk1o
ソーニアン「………貴様は、魔王様を殺しに来た。それで良いのだな?」

ベリオル「ん?ああ」

ベリオル(そういえば自然に滅すと言ってしまったな。まぁよいか)

ソーニアン「そうか。ならばもう良い」チャキッ

ベリオル「む?」

ソーニアン「」ドォッ!

ベリオル「む」サッ

ドゴォン!

ベリオル「………」

ソーニアン「これが私の答えだ。魔王様を殺そうとする輩、生かしてはおけぬ」スッ

ベリオル「………クク。莫迦めが」

チラ

ベリオル「貴様はどうだ?退かぬか?」

ゴールドマン「………んー」
286 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:27:50.49 ID:wtGf9fk1o
ゴールドマン「お前さぁ。金、幾ら持ってる?」

ベリオル「……金?」

ゴールドマン「そう。金。幾らだ?」

ベリオル「ふむ」ガサゴソ

カチャ

スッ

ベリオル「この程度はあるが。なんだ、金でも欲しいのか?」

ゴールドマン「ひーふーみー……んだよ、大してねえな」

ベリオル「まぁ、吾輩は伯爵位ではあるが、金には頓着せぬからな」

ゴールドマン「おー、そうかそうか」

ゴールドマン「じゃあ死ね」ヴゥンッ ゴウッ!!

ベリオル「!」ヴゥンッ パシッ!

ベリオル「……貴様も莫迦だったか?」

ゴールドマン「バカ?ちげぇな、オレは金の亡者なだけだ。金さえあれば何でも言う事を聞く。金さえあればテメェの言う事だって聞いてやっただろうな」

ゴールドマン「けどよォ、お前には金がねェ訳だ。で、金のねェ奴の言う事なんざ聞いたって意味がねェよな?」

ゴールドマン「じゃ、話は終わりだ。とっとと死んどけ、ザコ」

ベリオル「」ハァ

ベリオル「……で、大体察しはついておるが。貴様は?」
287 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:30:40.58 ID:wtGf9fk1o
ウロスタ「はぁ……いえ、お気付きになられませんか?」

ベリオル「何をだ」

ウロスタ「呪いは継続中ですよ」

ベリオル「そうであるな。即刻解け」

ウロスタ「嫌ですね」

ベリオル「貴様に訊いた吾輩がバカだった」ハァ

ベリオル「じゃ、一応訊いておくか。ガーディス、貴様は────」

ベリオル「────この茶番、どう思った?」ニヤァッ

ガーディス「…………」

ソーニアン「……茶番?」

ゴールドマン「……何言ってんだ、コイツ?」
288 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:39:18.17 ID:wtGf9fk1o
ベリオル「貴様の居る前で『これ』をするのは実に愉しいなあ。いやいや、本当に愉しいぞ」

ガーディス「………」

ベリオル「それに貴様も懐かしいだろう?吾輩と貴様の唯一の思い出だもんなあ?」

ガーディス「………」

ベリオル「なぁ、ガーディス………今の茶番、どう思ったのだ?」

ガーディス「………」

ベリオル「あの日、貴様の領民たちは……同じ提案をされて、まんまと乗っかったよなあ?」

ガーディス「………」

ベリオル「実に、実に滑稽だったぞォ? 莫迦正直に騙されて? 吾輩があの程度で去ると本気思っていて? 安心感に支配されて」

ガーディス「………言うな」

ベリオル「────直後、吾輩に皆殺しにされた貴様の領民どもはなぁああああああああああああ!!!!!」

ガーディス「言うなと言っておろうがぁああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ドォッ!!!

ベリオル「」ニィッ

ドゴォッ!


グ、グ....

グラッ....グラグラグラッ......!!


ソーニアン「!!」

ゴールドマン「…チッ、城が……!!」
289 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:44:35.15 ID:wtGf9fk1o
ベリオル「クハハハハハハハハ!!! ではな四天王ども、精々生き延びる事だな!!!」フォンッ

ヒュウウウウウウッ!!


ソーニアン「! 待て、ベリオルッ!!」

ゴールドマン「チィッ……逃げるぞ!!このままじゃオレはともかく、テメェらは危ねえ!!」

ウロスタ「……行きましょう、ガーディス君。今は……生きる事が先決です」

ガーディス「ベリオル……ベリオルゥ………」


ガーディス「ベェリオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオルッッッ!!!!!!!!」


四天王負傷判定コンマ
ソーニアン、ガーディス、ゴールドマン、ウロスタの順でコンマ◯◯%負傷

下1〜4
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 21:47:23.48 ID:E5mLodSS0
なんか色々すげーな
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 21:48:04.50 ID:roHwOYXX0
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 21:48:07.70 ID:ERyMY0CqO
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 21:48:20.43 ID:hwwyhihDO
はい
294 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:51:39.83 ID:wtGf9fk1o
数分後 魔王城上空


フォンッ

ベリオル「クックック……派手に壊れているではないか」


半壊した魔王城「」


ベリオル「さァて……奴等は無事、」

ヒュンッ

ベリオル「か………」

ベリオル「………?」


スッ

ツーッ....


ベリオル「………ほうほう」

ベリオル「少なくとも貴様は無事の様だな?ダークエルフ」



ソーニアン「………ぅ、ぐっ……」ボロッ

ソーニアン(何とか一発は、当てたか……!)
295 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 21:56:48.89 ID:wtGf9fk1o
ガラッ


ウロスタ「だ、大丈夫ですか!? ゴールドマン君っ!」ズリッ

ゴールドマン「……な、なんとか、な。へへ、悪ィな……当たりどころが、少し、悪かったみたいだぜ……」

ゴールドマン「……が、別に戦えねえってレベルじゃねえ。何とか、援護くらいは……」

ウロスタ「……無理はしないで下さいよ」

ゴールドマン「わァッてる」


ガラッ


ユラッ

ガーディス「………」

ギロッ



ベリオル「クックック……存外皆、無事の様だな」

ベリオル「しかし……」チラ


魔族兵の死骸『』

魔獣の死骸『』

瓦礫の山『』


ベリオル「クク、屍山血河その物よな。死屍累々よ」
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 21:58:20.07 ID:Zodp5AGEo
魔王様タッケテー!
297 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 22:01:11.23 ID:wtGf9fk1o
ベリオル「さて」

フォンッ

ベリオル「貴様らに問おう。これは先程の様な茶番ではない、本当の確認だ」

ベリオル「貴様ら、継戦意思はあるのだな?」

ソーニアン「当たり、前だ!」

ガーディス「………殺す。貴様だけは………殺すッ」

ゴールドマン「ッたりめェだろ、ボケが。ブチ殺してやんよ」

ウロスタ「……戦闘能力は、ろくに無くとも。呪いだけは、何があっても切らしません」

ベリオル「クク、そうか」

フォンッ

ベリオル「ならば」

ベリオル(望み通り、『戦って』やろう)ニィィ


この戦闘で【神威瀟来】を使いますか?

下1
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 22:02:26.65 ID:a96EWbOk0
制限がないならつかっちゃおう
299 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 22:08:02.86 ID:wtGf9fk1o
ベリオル「」ニィィ

スッ

ベリオル「────天帝剣よ」

ベリオル「その真価、見せてみよ」


キュイイイイイイインッッ


ソーニアン「………は?」

ガーディス「………!!!」

ゴールドマン「………ああ、そう言えばそれが有ったなクソが……!!」

ウロスタ「………な」




………!
これ、は。
シェルの時と、同じ?

俺の根源を引っ張られる様な、引力の様な何か。
それを、コイツからも感じる。
………。

まさか、コイツは………。
『アレ』を、使うつもりなのか?
あの、全てを屠り去った、破壊の力を……。

………ダメだ。
コイツにだけは、ダメだ。
コイツがあんな力を使えたら、絶対に世界に悪影響が出る。
コイツに関しては、俺の全身全霊を以て止めなければならない。
300 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 22:11:54.51 ID:wtGf9fk1o
ベリオル「クク………ク?」

ベリオル「………………」

ベリオル「……………?」

ベリオル「………………」

ベリオル「ああ、あの時の『違和感』か」

ベリオル「邪魔だ、失せろ」キィィィンッ



………!!!
あ、あたまが!?
あたまが、くるう……!!?

いたい、いたい……。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!

やめろ、ヤメロ、やめろっ!!!
あたまが、われ、る、ぐ、ぎ、ぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!???
ぐ、ぅ、ご、が………ぁ……………あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 22:12:59.11 ID:Zodp5AGEo
剣くん頑張れよおらぁ!
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 22:15:11.01 ID:95bvkVCpo
主人公死なれるくらいなら是非とも発動して頂いて…
303 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 22:15:23.52 ID:wtGf9fk1o
ベリオル「ふん……」

ベリオル(これで大人しくなるだろう。この様な矮小な存在が吾輩に楯突くなど、1000年は早いわ)

ベリオル「……まあ、良い」


....ゴロ........

ゴロゴロゴロ....

....ザァーーーーーーーーーー


ベリオル「……おお?」

ベリオル(なんだ、これは……? 雨、か?)

ベリオル(……ああ、大規模破壊魔法の影響か。クク、気象を変えるとはそれなりではないか)

ベリオル(さて、どんな代物が降臨するのやら)スッ
304 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 22:22:05.88 ID:wtGf9fk1o
………その日、世界中の空が黒雲に覆われた。

科学的には有り得ない事象だ。

しかし、極限に高められた魔力とその魔剣が、それを無理やり可能にした。

ある国は、それを天災の予兆と記録した。

ある国は、それを恵みの雨としか思わなかった。

ある国は、世界の終わりを幻視した。

その事象は、大河を大きく荒ぶらせた。

その事象は、荒地を即座に濡れさせた。

その事象は、多くの場所で津波を引き起こした。

……総括すると。

その日、ベリオルが放った魔法は。

全世界に、影響を及ぼしてしまった。
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 22:25:34.96 ID:a96EWbOk0
あ、これ本当にやばそうな流れだ(GOサイン出した本人)
306 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/25(金) 22:25:43.27 ID:wtGf9fk1o
バチッ

バチバチバチッ

バチバチバチバチバチバチッ

バチィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ!!!!



ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!



ベリオル「………」

ベリオル「素晴らしい」

ベリオル「これぞ。これぞ、吾輩が求めた、破壊の権化」


黒い雷神『──────』


ベリオル「────『力』だ」



切ります。
次回、四天王戦終えて魔王戦入ります。
あと魔王様は今魔王城にはいません。
もう跡地ですが。
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 22:26:44.54 ID:Zodp5AGEo
ヒエッ

おつ
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 22:36:39.93 ID:e+WRH5yM0
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/25(金) 23:46:42.49 ID:iTCyVKaDO
おつ
魔王様帰ってきたら家が無いのかわいそう
310 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 04:50:03.94 ID:o8ftoqmYO
ぼちぼちやってきます。
あと前回の判定地味に292にしちゃってたの、今気づきました。
ただあんまり関係ないんで当然再判定なんて面倒な事はしません。
まぁでもこういうミス見つけたらズバズバ言っちゃって下さいね。



バチバチバチッッ....


黒い雷神『──────』


ベリオル「ククク……ハッハッハッハッハ!!!良い、実に良いぞ!!吾輩にも劣らぬ存在だ!!!」

ベリオル「吾輩も運が良い! 苦労してハルシオンを手に入れた甲斐があったものよ!!」

ベリオル「貴様とならば────世界の全てを、破壊し尽くせる気もするぞ」ニィ


黒い雷神『──────』



ソーニアン「く……発動してしまったか……!」

ゴールドマン「……噂には、聞いていたがよ。あんな化け物……どうやって、倒すんだよ………?」

ウロスタ「……倒す、というよりも、逃げた方が賢明かもしれません。アレばかりは、どうにも………」

ガーディス「………」

ユラッ

ズリッ ズリッ
311 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 05:00:17.78 ID:o8ftoqmYO
ベリオル「ん?なんだ貴様ら、まだおったのか」


ソーニアン「……くっ」

ゴールドマン「……どうする?爺さんの言う通り退くか?」

ウロスタ「死んでは元も子もありません。悔しいでしょうが、ここはどうにか生き延びて、復讐の機会を図るべきかと」

ソーニアン「……仕方ない、退くぞ!」


ベリオル「んん?逃げるのか、四天王ともあろうものが?」


ソーニアン「逃亡ではない!いずれ我々は貴様を討ちに再び現れるッ!これは、その為の戦略的撤退だッ!!」


ベリオル「ほう、そうか」

ベリオル「では、その『いずれ』が一生来ないとしたら……どうなる?」


ゴールドマン「……あァ?」

ウロスタ「……うッ!?」ガクッ

ドサッ

ソーニアン「!! ウロスタッ!!?」
312 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 05:07:21.12 ID:o8ftoqmYO
ウロスタ「ぐ、ぅ………!??」グググ

ゴールドマン「……テメェ、何しやがった!」


ベリオル「クク、じきに貴様も分かるだろうよ」


ゴールドマン「何言って……!」ガクッ

ゴールドマン「……あ?」

ドチャッ

ゴールドマン「……ぐ、ぐぐぐ……!? なんで、体……!!」グググ

ソーニアン「……ベリオルッ、貴様! これはどう言う事だッ!!?」


ベリオル「聞かれて素直に答える莫迦など居らぬわ。とはいえ……ほれ、貴様も『成ってくる』ぞ?」


ソーニアン「………くッ!」

ソーニアン(何が、起こっている……!? ウロスタやゴールドマンが、負傷しているとはいえこうもあっさり倒れ伏すなど………!!)

ググッ

ソーニアン「………は?」
313 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 10:19:50.69 ID:o8ftoqmYO
謎の間(5時間)ですが深く考えない様にしましょう。



ドチャッ!!

ソーニアン「ぁ………がッ」

グググ

ソーニアン(こ、これは……何が、起きている……!?)


ベリオル「クハハハハハハハハハハ!!!!素晴らしい、素晴らしいなこれは!!!」

ベリオル「分かるか?貴様らは今な、吾輩の力で倒れているのではない!!」


ゴールドマン「んだと……!?」

ウロスタ「どういう、事です……!?」


ベリオル「ククク……見えぬか?あの絶対なる力が」


黒い雷神『──────』


ソーニアン「……どういう、事だ!?」
314 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 10:30:25.74 ID:o8ftoqmYO
ベリオル「ククク、莫迦の様に同じ事を吐くでない。……ま、良い。種明かしをしてやろう」

ベリオル「貴様ら、体が重いのだろう? ろくに動かせないのだろう?」

ベリオル「なぜ動かせないと思う? 先程まである程度負傷していようが、動かせてはいたのに」

ベリオル「……クク、理由は単純だ」

クルッ


黒い雷神『──────』


ベリオル「どうやらこの天帝剣、世にも珍しい『重力属性』の様だからな。恐らく本来の魔法に加え、長い時を経て新たなる性質を獲得してしまったのだろう」

ベリオル「つまり以前は……風雷属性か何かだったのではないか、と言えるな。ククク」


ソーニアン「………! だから……」

ゴールドマン「ぐ……どうすれば………」


ベリオル「さて、講義も済んだところで」フォンッ


ウロスタ「………な、まさか」


ベリオル「そのまさかだ。現在、我々はどういう関係にある?」


ソーニアン「………き、貴様……騎士道の、カケラすら……ないのか………!!」


ベリオル「無いな。という事で」


黒い雷神『──────』


ベリオル「────戦闘を、再開しようではないか」ニヤァ


戦闘を再開します。
315 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 10:37:16.31 ID:o8ftoqmYO
ベリオル「さて……」

ベリオル(……この魔法存在、存外長くは保っておられんな。ある程度時間を置けばまた使えるのだろうが)

ベリオル(精々が……一使用毎に3〜5分と言ったところか。ま、十分ではあるのだがな)

ベリオル(で)


ソーニアン「ぐ……っ………」

ゴールドマン「ち、畜生………」

ウロスタ「………く………」


ベリオル(満身創痍の四天王が3人。恐らく大した反撃もなく潰せ……)

ベリオル「…………」

ベリオル「……ガーディスが、消えた?」

ベリオル「…………」

ベリオル「……まぁ、良い。後で引き摺り出して殺せば良かろう。ともかく今は……」

ベリオル「奴らを潰す事が先決よ」スッ


誰を攻撃しますか?
反撃、回避判定無し。
『確実に殺せます』。

下1
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 10:41:34.03 ID:s3kugPlx0
ソーニアン
317 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 10:48:56.36 ID:o8ftoqmYO
ソーニアン「………」

ヒュウッ

ストッ

ベリオル「ククク……」

ソーニアン「………」

ベリオル「満足に動けず、地に這うその姿。実に滑稽よな、ダークエルフよ」

ソーニアン「………ベリオル」

ベリオル「んん?何だ、ダークエルフ」

ソーニアン「………」

ソーニアン「私は、魔王様の強さをよく知っている」

ベリオル「で?」

ソーニアン「あの方は、本物の魔王だ。この世界を統治するに値する、絶対の覇者」

ソーニアン「何人たりとも侵せない。誰が何をしようと倒せない」

ソーニアン「あの方は、それだけの生物なんだよ」

ベリオル「……だから?」

ソーニアン「………ベリオル」



ソーニアン「貴様、負けるぞ?」ニヤッ



ベリオル「うむ、死ね」スッ


黒い雷神『──────』スッ


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
318 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 10:51:45.36 ID:o8ftoqmYO
プスプスプスプス....


何かの影『』


ベリオル「死んだか」

ベリオル「ダークエルフ程度が粋がるからああなるのだ」

ベリオル「……次は」クルッ


誰を攻撃しますか?

下1
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 10:58:28.27 ID:oiV6rYR40
三つ目
320 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 11:06:39.05 ID:o8ftoqmYO
スタスタスタ


ウロスタ「………」

ピタ

ベリオル「どうだ、重力領域の心地は?」

ウロスタ「最低ですね。二度と味わいたくない」

ベリオル「クク、それは良かったな。本当に二度と味わえなくなるのだからな」

ウロスタ「………ソーニアンの様に、殺すのですか?」

ベリオル「当然だ。吾輩の行動原理は殺戮と破壊に集約される。今貴様らを殺さぬ訳があるまいて」

ウロスタ「………」

ウロスタ「貴方は」

ベリオル「んん?」

ウロスタ「何故、そうなってしまったのですか?」

ベリオル「………」

ウロスタ「少なくとも100年前、貴方の悪名を聞く事など全くありませんでした」

ウロスタ「そして、貴方が『虐殺卿』、『殺戮王』などと言われ始めたのは、6、70年前の事」

ウロスタ「つまり、貴方は先天的にこうだった訳ではないのでしょう。恐らく、『何か』があ────」

ベリオル「黙れ」スッ


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
321 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 11:10:43.25 ID:o8ftoqmYO
ソーニアン『貴様、負けるぞ?』ニヤァ

ウロスタ『つまり、貴方は先天的にこうだった訳ではないのでしょう。恐らく、『何か』があ────』


ベリオル「………」

ベリオル「不愉快だ」

ベリオル「実に不愉快だ」

ベリオル「死に体の癖に、最後の最後で吾輩の機嫌を損なわせるか」

ベリオル「………」

ベリオル「貴様はどうなのだろうな、人間」

ベリオル「少しでも有益な話が出来れば良いがな」クルッ


ゴールドマン「………ヘっ」
322 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 11:16:26.62 ID:o8ftoqmYO
ゴールドマン「言っとくが、オレは寿命か自殺以外じゃ死なねえよ?ネクロマンサーだからな」

ベリオル「ほう?」

ゴールドマン「要するに無駄、ってこッた。あの雷の槌を喰らわせようが、まァ〜〜〜ったく意味がねェ」

ベリオル「そうか」

スッ

ベリオル「ま、一応はやるがな」

ゴールドマン「……だから、意味ねェって。無駄なんだよ」

ベリオル「やらねば分からぬはないか」ニヤニヤ

ゴールドマン「………」

ベリオル「………」

ゴールドマン「………」

ベリオル「………」

ゴールドマン「………あー」

ゴールドマン「すまん、見逃してくんね?」

ベリオル「クク、出来ん相談だ」スッ


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
323 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 11:21:14.59 ID:o8ftoqmYO
ベリオル「……ま、最後はマシであったな」

ベリオル(良くもまああんな人間が魔王軍の四天王になれたものだと思うが)

ベリオル「ま、良い」

ベリオル(吾輩は、魔王城の瓦礫の山の上で座っていれば良い)

ベリオル(そうすれば、いずれ魔王が────)


ゾクッ


ベリオル「────?」

ベリオル(……なんだ、この気配は?)

ベリオル(……いや、吾輩も一度感じた事があった筈だ。これは、確か………)

ベリオル「────魔剣の遣い手の、オーラ」


「その通りじゃ。良くも奴らを殺してくれたな、ベリオル」


ベリオル「………」
324 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 11:29:35.13 ID:o8ftoqmYO
ベリオル「……数十年前、吾輩は魔剣の遣い手に出逢ったが」

ベリオル「正直、実力自体は大した事がなかった」

ベリオル「故に一撃で終わらせ、剣も破壊した」

ベリオル「………が、それでも。魔剣を持つ者は、多くの凡夫が超えられない領域に至っている」

ベリオル「────魔王城の宝物庫跡辺りで見つけたのか? ソレは」

ガーディス「………」

ベリオル「……クク、まぁどちらでも良いがな。生半可な魔剣であれば、吾輩に傷つける事すら不可能ぞ」

ベリオル「さァガーディス、その魔剣………上等な物なのだろうな」

ガーディス「………」


ガーディスの持つ魔剣の属性は……

91以上 冥天(闇+火+水)
90〜50 氷獄(闇+水)
49以下 炎獄(闇+火)

下1

質は……

99以上 ハルシオン並み
98〜60 ベリオルに傷は付けられる
59以下 技量によっては……

下2
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 11:31:29.81 ID:vQd2zqvp0
99位上で笑った
ミスだろうけど
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 11:33:50.68 ID:8ERkLz+oO
高い方がいいのかな
327 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 11:35:31.88 ID:o8ftoqmYO
>>326
これ自分が読者だった場合も思うんで書いときますね。
あらゆるコンマ表は基本的にその当人に都合がいい物に対応します。
この場合ガーディスに都合が良いです。
328 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 12:26:18.36 ID:h1GRLNRWo
ガーディス「………安心しろ。確り良質な剣を持ってきた」


チャキッ

....ヒョオオオオオオオオオオオッ


ベリオル「ほう……氷獄か。複合属性ならば及第点やもしれんな」

ガーディス「……儂は、貴様を殺す為ならあらゆる手段を厭わん。それこそ、この身を滅してでも────貴様を、殺す」

ベリオル「……クク。クックック。そうか」チャキッ

ガーディス「」チャキッ



ベリオル「────来い。引導を渡してやろう」

ガーディス「それはこちらの台詞だ……ベリオルッ!!!」シュドォオオオオオオオオオッ!!!!


ガーディスのスキル発動。
【ミラー・ダイヤモンド・ダスト】。
戦闘中、命中率が半減。

ベリオルの狂獄魔法弾!
魔法戦闘力+297→149(命中率分、威力は変わらず)の為確定命中判定無し
コンマ49以下で命中。

下1

ガーディスの決死の特攻!
物理戦闘力+159
コンマ59以下で命中。

下2
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 12:43:58.65 ID:6EGJwsjY0
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 12:44:23.68 ID:CmJZgRzDO
はい
331 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 12:50:03.71 ID:h1GRLNRWo
ベリオル「おお?」


スーーーーーーーーー....


ベリオル(霧……?否、氷霧………)

ベリオル(……視界がだいぶ悪くなったな)

キョロキョロ

ベリオル「………ま」


ガギィンッ!!


ガーディス「………!」

ベリオル「位置探知程度は、余裕なのだがな」ニィ

ガーディス「……く!」

シュッ

ベリオル「んん?退くのか」

ベリオル(……悪い作戦ではないな。吾輩も、こう視界が悪いとこちらから攻撃に転じる事は簡単ではない)

ベリオル(とはいえ、当たりさえすれば一、二撃で致命傷まで持っていけるだろうがな)ニィ


互いにノーダメージ。

ベリオルの狂獄魔法弾!
コンマ49以下で命中。

下1

ガーディスの決死の特攻!
コンマ59以下で命中。

下2
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 12:53:56.37 ID:8ERkLz+oO
低く
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 13:00:58.86 ID:YKrmxu07o
んにゃぴ
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 13:01:25.03 ID:WExodVJro
当たったわ
335 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 13:07:16.98 ID:h1GRLNRWo
…………………。


ベリオル(………見極めろ)

ベリオル(見極めるのだ、機を)

ベリオル(奴は吾輩の隙を狙っている)

ベリオル(であれば必然、視界の外から攻撃をしてくるであろう)

ベリオル(ならば………)


…………………。

…………………。

…………………。

………………ヒュッ


ベリオル「そこォッッ!!!!!!」ドォオッ!!!

ガーディス「ッ!!?」


ガーディスダメージ判定。

71以上 致命傷、戦闘継続不能
70以下 致命傷、戦闘継続可能

下1
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 13:08:12.32 ID:6EGJwsjY0
337 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 13:15:49.18 ID:h1GRLNRWo
ッドォン!!

ガーディス「ぐ、ごぉっ!!?」

ドサァッ!

ベリオル「ククク……哀れよなァ? 魔剣を用いてでも吾輩を倒すには至らぬのだからなァ」

ガーディス「ぐ……ウ、ぅッ…………」

ベリオル「で、どうする?まだやるか?結果は分かりきっているが」

ガーディス「…………」


ヴゥンッ


ベリオル「……ん?」

ガーディス「……自爆、魔法を……発動した………」

ベリオル「………は?」

ガーディス「もう逃げられはせん……儂の、全魔力を賭けたからな……!!」

ベリオル「………」

ニィッ

ガーディス「………?」

ベリオル「莫迦め。吾輩にはな……」....バチッ

バチバチバチッ

ベリオル「この雷翼があるのだよッ!! 故に雷速で飛翔すれば、貴様の自爆魔法等無意────」


「拘束魔法、発動」


キュインッ!

ベリオル「………」

ベリオル「……貴様」
338 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 13:25:43.89 ID:h1GRLNRWo
ゴールドマン「……へへ。言ったろ?オレは死なねえ、ってな」

ベリオル「………嘘ではなかったのか」

ガーディス「……ゴールドマン………!」

ゴールドマン「ヒッヒ、おっさん。アンタだけ死なせる訳にゃあいかねェだろうよ」

ゴールドマン「ここまでやったんだ、コイツだけは絶対に殺さねえと……アイツらが死んだ、意味がねェ」

ベリオル「………面倒な。だが、この程度の拘束……」グイッ

ベリオル「………?」グイッ グイッ

ゴールドマン「バーカ。そいつにゃァオレの全魔力が籠もってる。それこそ、今後蘇生が出来るか分かんねーくれェにな」

ベリオル「……金の亡者ではなかったのか?」

ゴールドマン「テメェは個人的にムカついてんだよ。テメェを殺せるなら、オレは別に構わねえぜ」

ベリオル「…………莫迦が」

ガーディス「……全ては決した。貴様はここで死ぬのだ、ベリオルッ!」

ベリオル「………ハッ。ふざけるな、吾輩は死なぬ」

ベリオル(………この様な場所で、死んで溜まるか!)キィイイイイインッ!!!!

障壁『』キィィィンッ


ベリオルダメージ判定。

81以上 無傷(被弾判定0相当)
80〜20 多少傷付く(被弾判定2相当)
19以下 戦闘は継続出来るが、致命傷(被弾判定4相当)

下1
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 13:27:24.83 ID:3atab3gVO
340 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 13:31:01.16 ID:h1GRLNRWo
ここの主人公ってなんでこんな運良いんでしょうね。



ベリオル「はぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

障壁『』

障壁『』

障壁『』

障壁『』

障壁『』


ガーディス「な……!?」

ゴールドマン「うっそだろ、おい……!?」


ベリオル「……っぐ、ク、ククク………流石に、疲れはしたが」

ベリオル「────全ては、決したな」ニヤァ


ガーディス「ベリオル……き、きッ………」

ガーディス「貴様ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


....シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ


…………………。
341 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 13:38:40.41 ID:h1GRLNRWo
....ヴゥンッ

ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ


ベリオル「────吾輩の、勝利だ」

ベリオル(これで吾輩は、魔族最強格たる四天王を全員打倒した事になる)

ベリオル「………ククク」

ベリオル「ククククク」

ベリオル「クハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

ベリオル「素晴らしい、素晴らしいッ!! 世界崩壊の序曲が、吾輩を中心に鳴り響いているッ!!!」

ベリオル「これ程愉快な事が他にあるかッ!?えッ!?クハッ、およそ無いだろうなァ!!」

ベリオル「クク、ククククク! あァ爽快だ! 久し振りに心の底からここまで笑った!」

ベリオル「────後は」

クルッ

ベリオル(魔王と戦うのみ)ニィィ




魔王安価です。
名前、年齢、性別、種族、性格や特徴を書いてって下さい。
今回は属性もお願いします。

下3〜5くらいまで
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 13:52:21.01 ID:s3kugPlx0
名前:レオン・ファン・シュヴァルツヴァルト
年齢:210
性別:男
種族:有角人種
性格:[混沌・善]
常に冷静沈着で何がともにも動じない『王』
聡明で為政者としても十分有能で仲間思い
人族とはあまり争いたくないが種族の繁栄のために仕方なく戦争を行なっている
「弱肉強食」が魔族の信条故に滅多なことでは罰を下さないが、もちろん限度がある
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 13:53:53.53 ID:uue0dLi10
【名前】アーカード
【年齢】500
【性別】女
【種族】吸血鬼
【性格】白く長い髪に赤い目を持つ。圧倒的な強者の為非常に高圧的、敬う者には優しい
【特徴】史上最強の吸血鬼の為単純に能力が高い
【属性】闇、火、風
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 13:59:58.61 ID:s3kugPlx0
書き漏らしあったので再投稿いたします

名前:レオン・ファン・シュヴァルツヴァルト
年齢:210
性別:男
種族:有角人種
特徴:銀髪紅眼、長身で筋肉質な偉丈夫
性格:[混沌・善]
常に冷静沈着で何がともにも動じない『王』
聡明で為政者としても十分有能で仲間思い
人族とはあまり争いたくないが種族の繁栄のために仕方なく戦争を行なっている
「弱肉強食」が魔族の信条故に滅多なことでは罰を下さないが、もちろん限度がある
属性:闇・光・炎
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 14:13:38.84 ID:O+nIw3LQO
【名前】ルシア
【年齢】665
【性別】女
【種族】堕天使
【性格】慈悲深く寛容だが、敵対する者には容赦のない【罰】を与える
【特徴】銀髪蒼眼、背中に黒い羽が二対生えている、巨乳で可愛らしい容姿
【属性】光・闇
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 14:20:10.44 ID:K/L9i8Ck0
名前:ゴンザレス
年齢:1000
性別:男
種族:ゴブリン
性格:秩序・悪 自分が敷いた法に従わない者は許さない、自分は気分次第で法をころころ変える
特徴:下級魔族の出身でありながら地獄のような特訓を経て世界最強ゴブリンとなった男
属性:時間・空間
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 14:22:50.10 ID:+lxcAp/m0
名前 グラージ
年齢 10
性別 性転換可能
種族 悪意の集合体
性格 自身へのプライドどころか自我すら存在せずただただ周囲が苦しむことを楽しんでいる。
特徴 今は魔王という形で人間のみを苦しめているが、人間が終われば悪意の矛先は配下にも向くだろう
属性 風 火 土
348 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 15:09:23.97 ID:Dpv89mgKO
レオンに致します。
ただ、他のキャラも作中設定に取り入れます。



どこかの国 砦


ワーワー

ギャーギャー


兵士A「うおおおおおおおおおおお!!!」

魔獣「ギャオオオオオオオオオオッッ!!!!」

兵士B「でりゃああああああああああ!!!!」

魔族兵「どらぁあああああああああああ!!!!」



本陣

近衛魔族兵「……拮抗状態ですね」

レオン「ああ」

近衛魔族兵「兵を退かせましょうか?」

レオン「それが望ましいな。消耗はさせたくないからな」

近衛魔族兵「了解しました。それでは……」ポツッ

近衛魔族兵「……? 雨?」


ポツッ ポツッ ポツポツッ

....ザーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
349 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 15:16:28.61 ID:Dpv89mgKO
ゴロッ....ゴロゴロゴロ......


レオン「……雷雨か。相手国も退いてくれれば良いが」

魔族近衛兵「退くでしょうね、流石に……というか」


黒雲『』


魔族近衛兵「………何だか、不気味な空ですね」

レオン「……ああ。いつもの雷雲より、どす黒いな」

レオン「…………」

レオン(ソーニアン達は、無事だろうか)

レオン(数ヶ月程とはいえ、離れると心配にもなる)

レオン(…………)

レオン「近衛兵」

魔族近衛兵「は、なんでしょう」

レオン「ここは私が引き継ぐ。戦いは今日で終わりだ」

魔族近衛兵「……! 真ですか?」

レオン「ああ。早急に退却命令を出してくれ」

魔族近衛兵「了解です!」
350 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 15:23:11.38 ID:Dpv89mgKO
兵士C「あ、あれ……?」

兵士D「ま、魔王軍が……」

兵士E「ひ、退いていく……?」

兵士F「ま、まさか………」

兵士G「俺たち……勝ったのか………?」

兵士H「お、おおお、おおおおおお」

兵士たち『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!』



丘の上


レオン「………」

レオン「すまない、人間」

レオン(魔族国家の繁栄の為────犠牲になってくれ)キュイイイイインッ

スッ


レオンの使う大規模破壊魔法は、兵士をコンマ◯◯%殺します。
(最低保証30%)

下1
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 15:23:36.78 ID:s3kugPlx0
352 : ◆.Wc5EvOFRBvV [saga]:2020/09/26(土) 15:28:21.21 ID:Dpv89mgKO
兵士A「ハ、ハハハッ、ハハハハハハハハハハハッッ!!!」

兵士G「っしゃあ今日はたらふく飯食うぞォ!!」

兵士H「酒代はお前持ちな!」

兵士C「おま、クズ野郎か………よ………………?」

兵士C「…………」

兵士D「おっ?どうした?」

兵士E「今日の夜どの女選ぶか決めてんじゃね?」

兵士B「つかどこ見てんだよお…………ま………………」

兵士B「…………えっ?」



レオン「散れ」スッ


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


…………………………。

…………………。

…………。
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