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【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」

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379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 22:28:18.44 ID:2OKgJQIDO
地中に潜れる
380 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 22:56:50.54 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「私はヒロミというものです」

P「なんかDQNのなれ果て芸能人みたいな名前ですね」

ドラゴン「殺しますよ」

P「!?」

ドラゴン「私は人間とは仲良く共存していきたいのです」

ドラゴン「命が惜しくばあの人間と私を」

ドラゴン「名前だけで結びつけるのはやめなさい」

千夜「初対面の方に対して最大限の侮辱ですよ」

P「すみません....」

P「....」

P「....もしかしてよく言われるんですか」

ドラゴン「殺し

P「すみませんでした!!!」ドゲザ
381 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 22:57:32.66 ID:m49LdaCw0
P「ドラゴンってファンタジーでしか知らなかったんですけど」

P「めちゃくちゃ大きいってわけじゃないんですねぇ」

P「3メートルくらいですか?」

ドラゴン「今はそうですね」

P「今は?」

P「昔はもう少し小さかったとか?」

ドラゴン「いえいえ、そうではなく」
382 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 22:58:26.95 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「いいえ、私は数字を順番に言っていき」

ドラゴン「3の付く数字と3の倍数で止めれば」

ドラゴン「自分の体長をその大きさにできるんです」

ドラゴン「999mまでですがね」アハハ

P「....」

P「あのもう1度説明してもらっても?」

ドラゴン「実演してみましょうか」
383 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 22:59:10.92 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「今は3メートルです」7

ドラゴン「....」スゥ

ドラゴン「1,2,3,4,5」

ドラゴン「6」ググーン

ドラゴン「数字を言うのを止めたところの体長になります」

ドラゴン「これで倍の6mになりました」

P「すげー」

ドラゴン「これが私の能力『NABEATSU OF THE WORLD』です」

P「(日本のテレビ番組好きなのかな)」
384 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:01:26.47 ID:m49LdaCw0
P「わートゲトゲ!」

P「ドラゴンっぽくてかっこいいですね〜」

P「触っていいですか?」

ドラゴン「ええ、どうぞ」

P「ありがとうございます〜」サワサワ

P「おお〜、ドラゴンの鼓動を感じる〜」

ドラゴン「彼らも喜んでいるでしょう」ニコニコ

P「彼ら?」
385 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:02:43.74 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「このトゲの1本1本は、首が退化したものなんですよ」

P「首が退化?」

ドラゴン「ええ、ドラゴンというのは生まれた時」

ドラゴン「1つの身体に8つの首があるんです」

ドラゴン「当然脳もそれぞれにありますから、最初の頃は大変なんですよ」

ドラゴン「兄弟と言えばいいんでしょうか」

ドラゴン「すぐ隣にも、そのまた隣にも常に兄弟がいる環境」

ドラゴン「本当に騒がしいんですよねぇ、懐かしいなぁ」

P「へー」
386 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:03:32.89 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「そして、誕生日を迎えるごとに」

ドラゴン「最も生存能力がないと親に判断された首が引きちぎられます」

P「」

ドラゴン「人間界で言うところの『間引き』でしょうか」

ドラゴン「これを毎年行っていき」

ドラゴン「最後に残ったのが私です」ニッコリ

P「えぇ....」ドンビキ
387 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:04:34.09 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「時が経つと、引きちぎられた首の根元の部分が」

ドラゴン「最後に残った1本の首の後ろでトゲトゲになるんです」

ドラゴン「ほら、数えてみると7本ありますよ」

P「(ドラゴンやばい、志希くらいの倫理観しかない)」

ドラゴン「彼らの墓標みたいなものですから、もっと触ってあげてください」ニコニコ

P「(アカン)」ガクガク
388 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:05:18.15 ID:m49LdaCw0
修正

ドラゴン「時が経つと、引きちぎられた首の根元の部分が」

ドラゴン「最後に残った1本のそばで寄り添うようにトゲトゲになるんです」

ドラゴン「ほら、数えてみると7本ありますよ」

P「(ドラゴンやばい、志希くらいの倫理観しかない)」

ドラゴン「彼らの墓標みたいなものですから、もっと触ってあげてください」ニコニコ

P「(アカン)」ガクガク
389 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:05:47.24 ID:m49LdaCw0
P「俺ずっと疑問だったんですけど」

P「ドラゴンってどうやって飛んでいるんですか?」

P「立派な羽はお持ちですけど、身体の大きさを見るに」

P「その羽だけではとても飛ぶことなんてできないような....」

ドラゴン「さあ....」
390 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:07:19.45 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「ファンタジーに出てくるドラゴンは羽以外を使っているんじゃないでしょうか?」

ドラゴン「彼らは魔法を使えますしそれとか」

千夜「もしかすると、身体の密度が非常に小さいのかもしれません」

千夜「それならばあの羽でも十分飛ぶことができます」

P「いやいやドラゴンさん、俺はあなたに聞いてるんですよ〜」

P「飛べる理由は企業秘密ってやつですか?」

ドラゴン「私は飛べないのでわかりません」

P「飛べないならなんで空を飛ぶ前提の移動方法を提案したんだよ!!!」

ドラゴン「ドラゴンファンの期待を裏切ってはならないと思いまして」

P「存在してるだけでも十分期待に応えてるわ!!!」
391 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:07:52.82 ID:m49LdaCw0
ドラゴン「代わりに地中に潜れます」

P「土に潜れるドラゴンはもう字面がモグラなんですよ....」

ドラゴン「『土』『竜』....」

ドラゴン「『土竜』....」

ドラゴン「なるほど、言葉遊びですか」

千夜「呑気ですねお前は」

P「俺悪いか?」
392 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/27(水) 23:08:51.38 ID:m49LdaCw0
短いのですが本日はここまでになります
モバマスとは一切関係のないオリキャラの話になってしまい申し訳ありません
再開時はこちらで連絡します
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/28(木) 17:27:30.20 ID:xvM8bnAOO
オリジナルは毎度の事だからセーフ
394 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 00:31:53.00 ID:5XdNLX5N0
早めのお知らせになります。本日20時以降から再開予定です。
ぜひお越しください。よろしくお願いします。
395 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 00:33:48.22 ID:5XdNLX5N0
また宣伝になりますが、気分転換に新しいスレも書き始めました。
(あくまでこちらの安価スレ優先なので、ペースはそこまで落ちないと思います)
こちらも暇つぶし程度に読んでいただけると幸いです。

【モバマスSS】まゆ「大切な日を、大切な人と」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1611933149/
396 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 21:39:35.93 ID:5XdNLX5N0
P「ドラゴンさんってずっとこの辺にいるんですか?」

ドラゴン「はい、もう何年も青森を見てきました」

P「....」

P「失礼ですが、なぜ青森に留まっているんですか?」

ドラゴン「....」

P「気を悪くされたならすみません」

P「ただ、あえて誰もいない青森の町に留まる理由があるのかなと」

ドラゴン「....」

ドラゴンが青森にいる理由 >>397
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 21:40:14.22 ID:mN8Xqcl70
村上組青森支部の人に捕まったから
398 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 21:57:27.51 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「....青森の裏社会を牛耳る存在をご存知ですか」

P「え?いやぁそういうことには疎くて」

ドラゴン「村上組青森支部、というようです」

P「(知ってる名前だった)」

ドラゴン「元は広島のようですが、近年は青森でも力をつけているようで」

ドラゴン「実は私も、彼らに捕まっているのです....」

P「捕まっている....?」
399 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 21:57:59.50 ID:5XdNLX5N0
千夜「しかし、あなたのような力があるならすぐにでも倒すことが出来るのではありませんか?」

ドラゴン「ええ、私単体ならそうでしょう」

P「....人質ですか」

ドラゴン「....妻と子です」

P「....惨い」

千夜「....許せません」
400 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 21:58:34.09 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「ですが彼らもいつからか、思考を放棄させられているようでして」

ドラゴン「他の人々と同じように生業を捨て、国の指示に従って日々動いています」

P「!」

P「やっぱり青森の人間は全員ナノマシンの手に落ちているんですね」

ドラゴン「はい、村上組という悪も」

ドラゴン「さらなる巨悪の前にはなすすべもありませんでした」

ドラゴン「今日も招集がかかったのか、町の皆さんと揃ってフラフラと移動して行ったようです」

P「移動....?」
401 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 21:59:38.21 ID:5XdNLX5N0
千夜「この町の異常な静けさは過疎が理由だと思っていましたが」

千夜「通常の姿ではなかったのですね」

P「このレベルで人がいない町は過疎を超えてるだろ」

P「滅亡だよ滅亡」

千夜「どのみち近い未来にはそうなるのでは」

P「それは青森だけじゃなく日本の地方全体の問題だから....」
402 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:00:19.86 ID:5XdNLX5N0
P「それならドラゴンさんは逃げればいいんじゃ....」

P「あっ、奥さんと子供さんか....」

ドラゴン「はい、妻と子供も一緒に連れていかれてしまいました」

ドラゴン「私はりんごを食べていないのでナノマシンに操られてはいませんが」

ドラゴン「妻と子供は既に、意識が....うぅっ....」ウルッ

P「....」

P「町の人たちが今どこにいるかはご存知ですか?」

青森国の中枢都市 >>403
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:02:03.81 ID:4A/I87BCo
大鰐町
404 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:36:11.49 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「おそらく、今回もまた青森の住人達は」

ドラゴン「青森国の中枢、大鰐町に集められているはずです」

P「青森国の中枢....」

千夜「大鰐町....」

P「....」
405 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:36:40.91 ID:5XdNLX5N0
P「....ってどこですか?」

千夜「お前....」アキレ

P「いやだってさ!」

P「青森県の市町村なんて青森市と弘前市と八戸市くらいしか知らないだろ!?」

ドラゴン「八甲田雪中行軍遭難事件で有名な八甲田山のある十和田市もありますよ」

P「もうちょっとマシな紹介の仕方あるでしょ!?」
406 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:37:10.58 ID:5XdNLX5N0
千夜「まったく、青森に来るというのに呆れた人です」

P「不勉強ですまん....」

千夜「私の脳は半分ほどが機械に置き換わっているので」

千夜「こちらへ来る前に青森大百科をダウンロードし、オフラインでも閲覧できるようにしてきたというのに」

P「それはお前しかできないだろ」

P「ほぼカンニングのくせによく俺のこと罵倒できたな」
407 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:37:54.57 ID:5XdNLX5N0
千夜「いいですか、感謝を忘れず心して聞きなさい、大鰐町とは」

千夜「前回の国勢調査からの人口増減は11.86%減の9,676人であり、増減率は青森県下40市町村中33位」

千夜「という町です」

P「過疎化が進んでいるだけという情報!?」

ドラゴン「バブル景気時代に建設された温泉レジャー施設を運営する第三セクターが」

ドラゴン「バブル崩壊とともに多額の債務を生み出したことで」

ドラゴン「一時は財政破綻寸前まで陥りました」

P「ろくなニュースがない」
408 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:38:25.31 ID:5XdNLX5N0
P「なんで青森国はそんな辺鄙なところに中枢を置いたんだ....?」

千夜「連中からして見れば、既存の都市規模など関係ないのでしょう」

P「まあ住民はみんな洗脳してるわけだし」

P「必要な時は今日みたいに無理やり集めればいいだけだしな」

ドラゴン「大鰐町は青森の南端かつほぼ中心ですから」

ドラゴン「立地面で惹かれるものがあったのかもしれませんね」

P「なるほど....」
409 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:38:54.76 ID:5XdNLX5N0
P「とにかく、これで行き先が決まったな」

千夜「ええ」

ドラゴン「行き先?」

P「はい」

P「俺達は今、青森国に囚われている女の子を探しているんです」

ドラゴン「ほう、そういうことでしたか」
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:39:00.36 ID:x5OiNlNDO
三沢基地「ぐすっぐすっ」大湊基地「えーんえーん」
411 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:39:26.22 ID:5XdNLX5N0
P「青森国の中枢があって、そこに住民も集められている」

P「七海の居場所はそこしか考えられない」

千夜「....突入ですか」

P「ゆくゆくはな」

P「だがもう少し情報が欲しい」

P「せめて今の大鰐町がどうなってるのかは知っておきたいところだな」
412 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:40:26.28 ID:5XdNLX5N0
P「ということでドラゴンさん」

ドラゴン「はい?」

P「どうか、大鰐町まで地中を通って連れていってはくれませんか」

P「さすがに奴らも地中までは見張っていないでしょうし」

P「これが最良なんです....!」

ドラゴン「....」

P「どうか、七海のためにお願いします!!!」ドゲザ

ドラゴン「....」
413 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:41:00.83 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「....もちろん、ご協力しましょう」

ドラゴン「きっと妻と子供もそこにいるはずですからね」ニコッ

P「ドラゴンさん....!」

ドラゴン「その代わり、突入の際は別行動とさせてもらいます」

ドラゴン「私は家族を探さなければなりませんので」

P「ありがとうございます!それで何の問題もありません!」
414 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:41:56.10 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「....しかし」

ドラゴン「あなたの身体は、地中を高速で進む衝撃に耐えられるでしょうか?」

P「あっ....」

P「....」
415 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:42:35.76 ID:5XdNLX5N0
P「千夜どうにかできない?」

P「例えば千夜をパワードスーツみたいにして身に纏うとか....」

P「って無理だよなそんなこと」アハハ

千夜「....そんなこと」

千夜「私が義体化されていなければ実現不可能でしたよ」ウィーン

P「へぇっ!?」

ガシャ ガシャ ガシャ

カシュン

カシャシャシャシャシャシャシャ

チュイーン
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:43:24.89 ID:N0txZsfgO
エッッッッッ
417 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:43:35.98 ID:5XdNLX5N0
P(千夜を纏った姿)「す、すげえ....」

P(千夜を纏った姿)「トニー・スタークになった気分だ....」

千夜『これなら大抵の衝撃には耐えられるでしょう』

P(千夜を纏った姿)「あっやば、千夜の声が耳元で聞こえる」

P(千夜を纏った姿)「違うわ、俺が千夜の中に入ってるんだ....」

P(千夜を纏った姿)「....なんか」
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:45:16.84 ID:4A/I87BCo
胎内回帰かな?
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:45:57.03 ID:x5OiNlNDO
アイアンマソより、モスピーダを想像したがな
420 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:47:02.12 ID:5XdNLX5N0
P(千夜を纏った姿)「興奮してきたな」ムラムラ

P(千夜を纏った姿)「皮モノも意外と....」

千夜『地中で放り出すぞお前』

P(千夜を纏った姿)「ごめんね」

千夜『....ただ、電力はお前の胸のアーク・リアクターから(勝手に)貰っていますから』

千夜『節電にはなります』

P(千夜を纏った姿)「千夜と俺が繋がってる....?」

千夜『このまま収縮して肉体を粉々にしましょうか』

P「てへ」
421 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:47:44.86 ID:5XdNLX5N0
P(千夜を纏った姿)「ドラゴンさん、これから俺のことは」

千夜イアンマン「千夜イアンマンと呼んでください」ニッ

ドラゴン「はぁ」

千夜『やめてください』

P(千夜を纏った姿)「はい....」
422 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:48:57.64 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「では私のトゲトゲに捕まってください」

P(千夜を纏った姿)「はーい」

ドラゴン「お、そこは3番目に間引かれた『センチメンタルジャーニー』の首の根元が退化したトゲですね」

P(千夜を纏った姿)「紹介しないでいいですから....」ドンビキ

千夜『珍妙な名前ですね』

ドラゴン「それでは、行きますよ!」ガッ

ドラゴン「掘削開始!!!」ガガガガガガガッ

P(千夜を纏った姿)「っ....!!!」
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:50:19.19 ID:x5OiNlNDO
ジェットモグラをイメージすべきか、ジオグーンをイメージすべきか……
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:50:36.86 ID:rXaQnpij0
千夜イヤ〜ンマン?(難聴)
425 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:56:11.95 ID:5XdNLX5N0
〜地中〜

ガガガガガガガガガガガガガガッ

P(千夜を纏った姿)「ドラゴンさーん」

ドラゴン「なんでしょう?」

P(千夜を纏った姿)「大鰐町に入ってもいきなり突入するのは危険ですし」

P(千夜を纏った姿)「とりあえず町の郊外や山の中なんかの目立たないところに出てもらってもいいですか?」

P(千夜を纏った姿)「そこから敵をやり過ごしつつ情報収集をするつもりなので」

ドラゴン「ああ、無理です」

P(千夜を纏った姿)「....?」
426 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 22:57:48.43 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「地中にいると地上のことはわかりませんから」

ドラゴン「方角と距離感からわかる大体の位置関係で大鰐町辺りを目指しています」

ドラゴン「そこから特定の場所を選んで出るのは無理です」

P(千夜を纏った姿)「え〜....」

千夜『ということはつまり』

ドラゴン「もうすぐ大鰐町のどこかに出ます!」

P(千夜を纏った姿)「どこかってどこですか〜!!!」

出た場所 >>427
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:58:54.13 ID:BvyYSsXKO
洗脳されたニュージェネの眼前
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:59:01.38 ID:x5OiNlNDO
松島基地
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 22:59:12.86 ID:jHeCvAUbO
あじゃらの森キャンプ場
430 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:14:11.48 ID:5XdNLX5N0
パカッ

ドラゴン「到着しました」

P(千夜を纏った姿)「こ、ここは....?」

千夜『随分開けた場所ですね』

P(千夜を纏った姿)「周りには....戦闘機?」

千夜『あれはブルーインパルスです』

P(千夜を纏った姿)「ブルーインパルス....?」
431 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:15:47.99 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「ああ、失礼しました」

ドラゴン「少し方向がずれてしまったようです」

P(千夜を纏った姿)「というと?」

ドラゴン「間違って宮城県の航空自衛隊松島基地に出てしまいました」

P(千夜を纏った姿)「」

千夜「おや、大勢の人がこちらへ来ています」

ドラゴン「どうしたんでしょうか?」

P(千夜を纏った姿)「自衛隊の滑走路に大穴開けたからだろうが!!!」

ドラゴン「なるほど、撤退しましょう」
432 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:17:36.36 ID:5XdNLX5N0
ガガガガガガガガガガガガッ

ドラゴン「いやー失礼しました」アハハ

P(千夜を纏った姿)「あははじゃないっすよ....」

P(千夜を纏った姿)「やってることただのテロリストじゃないですか....」

千夜『青森国だけでなく、日本国からも追われる身になった可能性がありますね』

P(千夜を纏った姿)「四面楚歌だよ....」
433 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:32:55.28 ID:5XdNLX5N0
〜あじゃらの森キャンプ場〜

スポンッ

P(千夜を纏った姿)「今度はどこだ....?」

千夜『静かな芝生の広場....』

ドラゴン「ここはあじゃらの森キャンプ場ですね」

P(千夜を纏った姿)「あじゃらの森キャンプ場?」

ドラゴン「大鰐町にあるキャンプ場です」

P(千夜を纏った姿)「今度は無事大鰐町に到着したんですね....」
434 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:33:23.93 ID:5XdNLX5N0
チュイーン

カシャシャシャシャシャシャシャ

カシュン

ガシャ ガシャ ガシャ

Pありがとうございました....」

P「(テロリストにはなったけど)」

ドラゴン「いえいえ、ここでお別れになりますがお互い頑張りましょう」

P「え?一緒に探索しないんですか?」
435 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:34:14.85 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「私は最小でも3mですから目立ってしまいます」

ドラゴン「しばらくはこのキャンプ場で待機をして」

ドラゴン「あなた達の突入の喧騒が聞こえたら、私も突撃します」

ドラゴン「それならばお互いがお互いの陽動にもなりますし、作戦も遂行しやすいのではないですか?」

P「な、なるほど....」

千夜「確かに、そちらの方が理にかなっています」
436 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:34:43.63 ID:5XdNLX5N0
P「でも、ここから突入の喧騒なんて聞こえますか?」

ドラゴン「私は耳が良いので問題ないかと」

ドラゴン「....それに」

P「?」

ドラゴン「青森国の中枢もここからよく見えますから」スッ

P「!?」

千夜「なるほど....」ジー
437 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:35:46.23 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「あの山、阿闍羅山の山頂に建てられている宮殿が」

ドラゴン「アオモリン」

ドラゴン「青森国の中枢が置かれています」

P「名前がダサすぎる」

千夜「寂れた地方自治体がブームにあやかろうとして作ったゆるキャラ失敗作のような名前ですね」

ドラゴン「宮殿の前にはふじの広場があります」

千夜「青森りんごの品種別生産数No.1がふじだからでしょうか」

P「ロシアに謝れロシアに」
438 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:47:58.75 ID:5XdNLX5N0
P「しかし」

P「キャンプ場といっても人は皆無だなあ」

ドラゴン「青森の人間は皆、あの阿闍羅山に集められているのでしょう」

ドラゴン「キャンプ場の利用者などいるはずもありません」

ガサッ ガサッ ガサッ

千夜「....」チラ

P「....」コクリ
439 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:48:32.71 ID:5XdNLX5N0
千夜「敵....?」

P「....それにしては数が少なすぎる」

ドラゴン「動物という可能性も....」

P「あっちの方から聞こえたな....」

P「千夜、万が一に備えていつでも手をつなげるようにしててくれ」

千夜「はい」

ドラゴン「おやおや....」ニコニコ

P「そそそそういうんじゃねえから!」
440 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:49:03.02 ID:5XdNLX5N0
P「....」コソ

P「....」コソ

チラッ

卯月「....」ガッガッガッ

凛「....」ガッガッガッ

未央「....」ガッガッガッ

P「!?」

千夜「これは....」
441 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:49:30.16 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「お知合いですか」

P「知り合いもなにも、うちの事務所のアイドル達ですよ....」

P「おい卯月!凛!未央!」

卯月「....」ガッガッガッ

凛「....」ガッガッガッ

未央「....」ガッガッガッ

P「反応はなしか....」

千夜「おそらく、この3人も既に....」

P「そうだろうな....」
442 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:49:58.99 ID:5XdNLX5N0
千夜「しかし、なぜこんなところで壁に頭突きをし続けているのでしょうか....」

P「さぁ....」

ドラゴン「....もしや」

ドラゴン「この方々も洗脳されているということは、青森の住人と同じように招集がかかって移動していたはず」

ドラゴン「....しかし」

ドラゴン「見てください、ここの壁は袋小路になっています」

P「それが何か?」
443 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:51:32.28 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「おそらく、中枢からの指示による移動中」

ドラゴン「この角に引っかかってしまったのでは」

P「出来の悪いゲームのNPCかよ....」

P「てかそれじゃあ、青森中に人が引っかかってることになりません?」

ドラゴン「その可能性もあります」

千夜「....早く青森の皆さんを解放しなければ」

P「....ああ、被害は広がる一方だ」
444 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:52:25.89 ID:5XdNLX5N0
千夜「仮にドラゴンさんの説を採用するならば」

千夜「洗脳といっても大したものではなさそうですね」

P「だな、事務所でクーデターを起こさせたナノマシンとは違うのかもしれない」

千夜「青森の住人全員を洗脳するために量産されたものは」

千夜「ただ自意識を奪い空の操り人形にするだけの粗悪品....」

P「壁に向かって歩き続けてる3人を見る限り、そうかもしれないな....」
445 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:53:21.08 ID:5XdNLX5N0
ドラゴン「それで、どうしますか?」

P「....予定変更だ」

千夜「....」

P「探索の前にこの3人を使って」

P「ナノマシンの攻略法を探そう」

千夜「....」コクリ

ドラゴン「面白くなってきました」ニコ
446 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:54:54.40 ID:5XdNLX5N0
本日はここまでになります
敵の本拠地に辿り着いたのにまた長くなりそうです、もうしばらくお付き合いください
明日の20時以降に再開します
447 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/30(土) 23:55:20.47 ID:5XdNLX5N0
P.S.
アオモリンのモデルはロシアの宮殿クレムリン、ふじの広場のモデルは赤の広場となっています
ご了承ください
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 00:13:21.47 ID:n1revpZfo
ロシアの読者に配慮ありがとう
おつおつ
449 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 21:29:51.58 ID:3wsvolyB0
P「ちひろさんからの手紙によると」

P「ナノマシンは極小、経口摂取で脳までたどり着き」

P「そこに留まって影響を及ぼすらしい....」

千夜「つまりそれを破壊するか取り出すか」

ドラゴン「機能を停止させる、ですか」

P「ただナノマシン自体の研究は今行い始めたところで」

P「対処法は確立していないらしい」

千夜「脳に影響を及ぼしている以上」

千夜「我々が軽率に触れるのは危険のような気もしますが....」

P「....」

P「....確かに」
450 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 21:30:19.70 ID:3wsvolyB0
P「....じゃあ外からちょちょっとちょっかい出すだけにしよう」

ドラゴン「ちょっかいとは....」

P「いやもしかしたらですよ」

P「一見普通のことでもナノマシンには効果があったりするかもしれないじゃないですか」

ドラゴン「このような一大勢力がそんな穴を作るでしょうか....」

P「やってみなくちゃわからない!」

P「わからなかったらやってみよう!」
451 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 21:30:47.68 ID:3wsvolyB0
P「じゃあ3人それぞれがちょっかいプランを持ち寄って」

P「卯月・凛・未央のナノマシンを無効化し、洗脳から解放したら勝ちで」

P「それから、こいつらを傷つけたり痛めつけるようなことはなし」

ドラゴン「勝負なんですか!?」

千夜「望むところです」

ドラゴン「そして乗るんですか....」

P「シンキングタイムは5分〜」

P「よーい、スタート!」

Pのちょっかいプラン >>452
千夜のちょっかいプラン >>453
ドラゴンのちょっかいプラン >>454
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:31:12.82 ID:RJGDxEBV0
時子直伝の調教を行う
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:36:21.57 ID:2lOG9NzCo
ちくびドリルすなー!せんのかーい!
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 21:41:55.85 ID:SlAJysKiO
(^ω^)ペロペロ
455 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:02:19.66 ID:3wsvolyB0
P「言い出しっぺの俺から」

P「俺のプランは」

P「『時子直伝の調教を行う』」

千夜・ドラゴン「「?」」

P「ドラゴンさんに説明しておくと、時子というのはうちの事務所にいるブタ大好きアイドルです」

P「ここでのブタは動物のブタではなく、女王様に調教された人間のことを指します」

ドラゴン「そのような方がアイドルをされているのですか....?」

P「えぇ....案外需要があるみたいで....」

ドラゴン「なんとも業が深いですね」
456 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:02:46.28 ID:3wsvolyB0
P「俺は思うんです」

P「性善説、人の本性は善である」

P「性悪説、人の本性は悪である」

P「だったら性ブタ説があってもよいのではないかと」

千夜「よくありません」

ドラゴン「話につながりが見えませんが」
457 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:03:14.89 ID:3wsvolyB0
P「人は皆、心の奥の底に1匹のブタを飼っています」

P「ならば洗脳された3人に、ブタのプロである時子直伝の調教を施せば」

P「人間性を取り戻すのではないか!」

千夜「もう手遅れのようです」

ドラゴン「早く済ませて先に進みましょう」

P「2人とも冷たい....」

時子直伝の調教内容 >>458
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:09:11.19 ID:SlAJysKiO
相手の鼻をくいっと持ち上げてブーブーって羞恥心を煽る
459 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:15:34.84 ID:3wsvolyB0
卯月「....」ガッガッガッ

P「....」

P「....」クイッ

卯月(ブタ鼻)「....」ガッガッガッ

P「ぶーぶー」

千夜・ドラゴン「「!?」」

千夜「お、お前は何を考えているのですか」

P「....」
460 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:16:11.89 ID:3wsvolyB0
P「....調教とは」

P「羞恥心を抱かせることから始まる」

ドラゴン「なんと....」

P「俺も卯月も、人類皆平等」

P「だからこそ、相手に一方的な羞恥心を持たせれば」

P「そこで既に上下関係が生まれる....!」

千夜「そんな効果があるのですか....?」

P「いや、時子がこれをやってたから勝手に理屈付けしてみた」

千夜「....」
461 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:16:42.68 ID:3wsvolyB0
卯月(ブタ鼻)「....」ガッガッガッ

P「ぶーぶー」

卯月(ブタ鼻)「....」ガッガッガッ

P「ぶーぶー」

卯月(ブタ鼻)「....」ガッガッガッ

P「卯月、戻ってこい....!」

卯月の反応 >>462
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:17:49.72 ID:2lOG9NzCo
ぶーぶー❤
463 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:24:58.20 ID:3wsvolyB0
卯月「....」ピタ

千夜「!!!」

ドラゴン「....まさか」

P「卯月っ!」

卯月「....」

卯月「....」ヌギヌギ

3人「「「!!?!?!?!?!?!?!???」」」

卯月「....」ヌギヌギ

卯月「....」

卯月「ぶーぶー❤」ブーブー

3人「「「!!?!?!!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!???」」」
464 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:26:27.84 ID:3wsvolyB0
ドラゴン「突然歩みを止めた後服を脱ぎ出して全裸になり....」

ドラゴン「四つん這いになって『ぶーぶー❤』....?」

千夜「お前、これは....」

P「....ああ」

P「成功だ」ブイッ

千夜「失敗です」

P「だよな」
465 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:34:02.68 ID:3wsvolyB0
P「おそらく低レベルな洗脳の影響で、脳が一時的に暗示にかかりやすくなっていたのかもしれない」

P「だから俺の調教によって卯月の心は」

P「ブタ、即ち調教された人間ではなく」

P「本物の豚になってしまったんだ!」

卯月「ぶーぶー❤ぶーぶー❤」トテトテ

卯月「ぶーぶー❤」スリスリ

千夜「....どうするのですか、この状況を」

ドラゴン「真冬の青森で全裸では凍死してしまいます」

P「....とりあえずそこのケビンを借りよう」

P「暖房をガンガン効かせておけば大丈夫だろう」
466 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:35:22.37 ID:3wsvolyB0
〜ケビン〜

卯月「ぶーぶー❤」トテトテ

卯月「ぶーぶー❤」トテトテ

【ごはん】

卯月「ぶーぶー❤」ムシャムシャ

卯月「ぶーぶー❤」ムシャムシャ

卯月「ぶーぶー❤」ケプ

卯月「ぶー....ぶー....」ウト

卯月「zzz....」スヤァ
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:39:02.55 ID:UDprnQjUO
かわいいね
468 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:39:33.65 ID:3wsvolyB0
P「卯月の解放は失敗に終わったが」

P「ナノマシンに対する有益な情報も得られた」

ドラゴン「住民の低度な洗脳は上書きが可能」

ドラゴン「今後の役に立つかもしれません」

千夜「そのようなことは必要ありませんよ」

P「なんで?」

千夜「私のプランで皆さんを解放するからです」

P「ほう....」

ドラゴン「見せていただきましょうか、そのプランとやらを」
469 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 22:41:32.52 ID:3wsvolyB0
千夜「私が行うのは」

千夜「『乳首ドリルすんのかいせんのかい』です」

P「....なんて?」

千夜「『ドリルすんのかいせんのかい』です」

P「....」
470 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 23:04:11.40 ID:3wsvolyB0
ドラゴン「すみません、私は人間の文化に疎いのですが」

P「(日本のテレビ番組好きそうなのに)」

ドラゴン「おっしゃっている『乳首ドリルすんのかいせんのかい』とはどのようなものなのですか?」

千夜「説明しましょう」

千夜「『乳首ドリルすんのかいせんのかい』とは」

千夜「吉本新喜劇という喜劇で披露される一連のやり取りです」

ドラゴン「喜劇....?」

千夜「言葉で説明するのは難しいので、実際見てもらった方が早いでしょう」

ドラゴン「はぁ」

千夜「お前、いきますよ」

P「俺!?」
471 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 23:05:12.29 ID:3wsvolyB0
千夜「お前、生まれてきたことを謝りなさい」

P「謝らへんって言うとるやろ!小娘は引っ込んどけ!」

千夜「謝りなさい」

P「謝らへん!」

千夜「謝りなさい」

P「謝らへん!」

千夜「そうですか、これだけいってもわかりませんか....」

P「わからへんのう」

千夜「言っても分からない人には、痛い目にあってもらいます」

P「なんで俺が謝らなあかんねんな!」

千夜「謝れと」スッ

千夜「言っているでしょう!」パシーン

P「ワーオイ!」

千夜「....」ヌガセヌガセ

P「待て待て待て待て!」

千夜「....」ヌガセヌガセ

千夜「....」ヌガアセヌガセ

P「下はいいやろ!」

千夜「....」
472 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 23:06:04.19 ID:3wsvolyB0
千夜「....」パシーンパシーンパシーン

P「ワーオイ!ワーオイ!ワーオイ!」

千夜「....」ピタ

P「オイ!」

P「来うへんかい!」

P「来んのか思ったらこっち来うへんのかい!

P「来んのか思たらこっち来うへんのかい!」

P「来んのか思たらこっち、来うへんのかいっ!」

千夜「....」

P「何か喋れやお前も!」

千夜「謝れ!」パシッパシッ

P「つま先やめろ、マジで!つま先やめろ言うとんねん!」

千夜「....」パシッパシッ

P「アゴやめろ、お前!アゴやめろコラ、お前は!」

千夜「....」パシッパシッパシッ

P「ワキやめろ!ワキやめろ!ワキやめろ!」

P「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー!」

千夜「....?」

P「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー!!」

千夜「....??」モウイッカイ

P「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワーキー!!!」

千夜「....???」モウイッカイ

P「毛細血管が

P「何で聞こえへんねん! この距離やぞ!?」

千夜「『毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、ワキ』という部分がちょっと聞き取りにくいんですよ」

P「そう言うたんや、お前!!最初から最後まで全部聞こえとるやないかい!!おかしいんちゃうか!?」
473 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 23:06:30.95 ID:3wsvolyB0
千夜「....」ギュン

P「乳首ドリルすな!」

千夜「....」ギュン

P「乳首ドリルすな!」

千夜「....」ギュンギュンギュンギュン

P「乳首ドリルすな!ドリルすな!すな!すな!」

千夜「....」パシッパシッパシッ

P「つま先、アゴ、ワキやめろ!」

千夜「....」ピタ

P「ドリルせんのか〜い!」

P「すんのかいと思たらせんのかい!」

P「すんのかいと思たらせんのかい!」

P「すんのかいと思たらせんのかい!」

千夜「....」ギュン

P「すんのか〜い!!!」

千夜「....」ギュウン

P「す〜んのかい」

千夜「....」ギュウン

P「す〜んのかい」

千夜「....」ギュウン

P「す〜んのかい」

千夜「....」ギュウウウウウウウウン

P「す〜ん〜の〜か〜い」

千夜「....」パシッパシッパシッスッ

P「つま先、アゴ、ワキやめろ!ドリル、ドリル、ドリルせんのかい!」

千夜「....」スッスッスッ

千夜「....」ギュン

P「ドリル、ドリル、ドリルせんのすんのかい!オイ!すんのか〜い!」
474 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 23:06:59.33 ID:3wsvolyB0
千夜「これが」

千夜「『乳首ドリルすんのかいせんのかい』です」

ドラゴン「なんとも言い表しようのない光景ですね」

P「ドラゴンさん困惑してるじゃんか」

千夜「これで、凛さんを解放します」

P「できるかぁ!」
475 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 23:14:44.82 ID:3wsvolyB0
P「というか、これって掛け合いがないと成立しないだろ」

P「無言の凛相手じゃどうしようもないんじゃないか?」

千夜「....」

千夜「....やむをえません」

千夜「今回は掛け合いはなしで」

千夜「凛さんの乳頭を薪でドリルするだけにします」

P「それはただのセクハラじゃないか....?」

千夜「私は凛さんを救いたい、その一心です」

P「その一心でそれやってるならお前は既に壊れてるよ」

ドラゴン「まあまあ、先ほどもまったく効果のなさそうな行動で興味深い知見を得られましたし」

ドラゴン「少しだけ試してみるのもよいのではないですか?」

P「それを言われると....」
476 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2021/01/31(日) 23:15:10.78 ID:3wsvolyB0
千夜「それではドリルします」

P「どんなワードだよ」

千夜「....」

千夜「....」ギュン

凛「....」

千夜「....」ギュン

凛「....」

千夜「....」ギュンギュンギュン

凛の反応 >>477
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:16:21.52 ID:RJGDxEBV0
正気に戻ってツッコむ
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:16:50.01 ID:xGhqD4UOO
チ…スナ…
ドリル…スナ…
乳首ドリルすな!
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