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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その7【安価】

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68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/18(月) 23:21:05.79 ID:eoA8BKvTO
>>67
まだ迷ってる朝霜にじゃあ!とけん玉を取り出して世界一周を披露する先生
その後次の診察までにできるようになってきてください!とけん玉を渡される
それとこれできると子供のヒーローになれるんですよって耳打ち
診察が終わって提督にけん玉渡されちゃったって言う朝霜と俺の分も買って帰ろうかと提督

69 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/18(月) 23:33:55.46 ID:wdcwZMLY0
「どうしても難しいと言うなら入院等の選択肢はあります、その時は是非力に…」


朝霜「嫌だ…パ…司令と…離れたくない…」


「わかりました、それではまたお話しを聞かせて下さいね」


朝霜「……」


「約束ですよ?」


朝霜「……」


「そうですね…じゃあこれを見てくれますか?」スッ


朝霜「けん玉……?」


「……はい!」


朝霜「あ……一周…して…」


「これは世界一周という技です、次の診察までにできるようになってきてくださいね?」


朝霜「……」


「いやぁこれができると子どもが喜ぶんですよ〜」


朝霜「子ども…赤ちゃんでも……」


「…我々はいつでもお待ちしてますから」


朝霜「……」
70 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/18(月) 23:39:07.17 ID:wdcwZMLY0
ーー


朝霜「……」


提督「そうか朝霜もアドバイスをもらったんだな」


朝霜「あと…これ」スッ


提督「けん玉か?」


朝霜「次に来る時…技…見せてくれって……子ども…赤ちゃんも喜ぶから…」


提督「…俺も買って帰ろう」


朝霜「え…」


提督「一緒に練習して先生に見せよう、なあ朝霜」


朝霜「パパ…」


提督(手段はなんでもいい、朝霜の心が救えるのなら俺はなんだってやるんだ)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/18(月) 23:44:00.12 ID:wjjQ2+MDO
そうして帰ってきた提督の話を聞きそれぞれ考え込む艦娘一同
提督が危惧したように新しい趣味や楽しみと聞いても何も思い付かない艦娘はやはり居た
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/18(月) 23:45:31.07 ID:VjzGd5Iho
なかなか難しくてしばらくやってだーっ!ってなるけどまたしばらくしたら手を付けてを繰り返したり、提督のほうが上手くなってなんでだよ〜って今までにあんまりない形のコミュニケーションも
触発されてさみだれや富士もけん玉を初めて横須賀剣玉部発足
73 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/18(月) 23:54:45.52 ID:wdcwZMLY0
ーー横須賀鎮守府


朝霜「……だぁーー!無理だってこんなの!」ブンッ


提督「……よし」


朝霜「なんで司令が上手くなってんだよぉ…」


提督「単純な作業であって…そうじゃない…」


朝霜「……チッ、次は成功させてやる…」スッ


提督「……」


朝霜「……」
74 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 00:02:26.31 ID:BpvbQpuL0
富士「あれってなにしてるの?」


さみだれ「けん玉っていう遊びだって、やってみる?」スッ


富士「この玉を穴に入れるの?」


さみだれ「それだけじゃなくて色々技もあるんだって」


富士「えっと……えい!」ブンッ


さみだれ「力任せじゃダメだよ、もっとこう優しく…」


富士「むぅ〜〜難しい!」


さみだれ「そうだよね、提督さんって以外と器用なんだね」


提督「……よし」


富士「…はっ!触手を使えばいけるかも!」


朝霜「だぁーやっぱり無理だ!」


さみだれ「朝霜さんがあんな顔してるの初めて見たかも。調子が良さそうでよかった」


富士「……うん、触手なら細かい動きができる!」ウネウネウネウネ


さみだれ「…それはけん玉って言えるのかな」


ーー
75 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 00:03:07.35 ID:BpvbQpuL0
短いとあまり展開が進まないのかもしれません

色々試してみます
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 00:06:47.99 ID:exeR588DO
お疲れ様でした
今回くらいが丁度いい気もしますけどね…
しつこいようですがキリが良い悪い関係無く体調を優先してくださいね
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 00:11:47.66 ID:hicD168MO
お疲れさまでした
短い更新でも漸進していけばいい気がしますよ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 00:22:08.16 ID:bbJjsrWvo
おつです
着実に進んでいってる、大丈夫です
朝霜の姉力が上がっている〜いい……!
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 19:11:45.69 ID:BpvbQpuL0
今日も昨日と同じくらいの時間からやってみます
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 19:46:07.02 ID:bbJjsrWvo
はいー
81 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 21:11:10.90 ID:BpvbQpuL0
ーー執務室


漣「セックスしか娯楽がねぇって笑えますね」


提督「…笑い事じゃないんだ」


漣「タバコはともかく酒は飲めるようになっとかないと、こういうとこになっちゃいますよ」


潜水新棲姫「提督に趣味が無いのは当たり前だ、金を渡されてないんだろう」


漣「だってこの男に自由に使えるお金渡したら借金するんですもん」


提督「……」


潜水新棲姫「言い返せないのはカッコ悪いな」


漣「事実ですからしょうがないですもんね〜」


提督「……」
82 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 21:14:05.69 ID:BpvbQpuL0
潜水新棲姫「そういえば提督は個人用のスマホは持っていないんだな」


漣「仕事用のだけですねぇ」


潜水新棲姫「それならプライベート用で使える端末を用意したらどうだ?」


漣「できると思いますか?」


潜水新棲姫「…そうか」


漣「ロリ画像調べるわエロ本通販しまくるわの未来しか見えないっすよ」


潜水新棲姫「同感だ」


提督「……」


漣「ご主人様ぁ〜これを機にエロは卒業しましょうぜ」


潜水新棲姫「龍驤と霞が居れば十分なはずだからな」


提督「……」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 21:17:01.86 ID:bbJjsrWvo
客観的に提督の異常性を指摘してくれる娘にも話を聞きに行く
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 21:19:23.43 ID:exeR588DO
…そういう漣はどうなんだ
俺の知る限り漣だって大差無いだろうとかろうじて反撃を試みる提督
しかしヴェールの件から縫製に目覚めた漣にドヤ顔される
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 21:20:06.81 ID:QKWrKLT7O
他の鎮守府の娘たちはどうなのかと様子を確認するとやたらめったらやってたより機会が絞られたほうが仲が深まった様子
86 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 21:30:40.95 ID:BpvbQpuL0
提督「……そういう漣はどうなんだ」


漣「おおん?」


提督「俺の知る限り…漣だって大差は無いはずだ」


漣「ほほぉ〜」


潜水新棲姫「残念だったな提督」


提督「なにがだ?」


漣「いま嫁が着てる服は漣お手製ですよ」


提督「なに…!?」


漣「嫁の為に作ったヴェールの件から裁縫ができるようになっちまったんですよねぇ」


提督「……」


漣「はっ!!残念でしたぁ〜〜」


潜水新棲姫「かつて無いくらいのドヤ顔だな」
87 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 21:37:42.10 ID:BpvbQpuL0
潜水新棲姫「漣は龍驤から習ったそうだ、つまり龍驤は裁縫ができる」


漣「つまりセックス以外にやることはあるんですよね〜」


提督「…龍驤の趣味は読書だ」


潜水新棲姫「趣味は一つだけじゃなくてもいいだろう」


漣「けん玉もいいですけど息抜きは覚えて損無いですぜ」


提督「分かっている、分かっているんだ……」


潜水新棲姫「あまり責めるのはやめておいた方がいいぞ」


漣「いーえ責めるに決まってるじゃないですか、この男は漣を振った男なんですからねぇ!!」


潜水新棲姫「まだ根に持っているのか…」


漣「ご主人様のことは好きであり恨んでもいますからねぇ〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 21:39:30.75 ID:rvL3wOyoo
ところで性交に依存といえば白露型の面々だが大丈夫かと話題に
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 21:40:24.69 ID:Guf/s4vBo
>>85
それぞれ趣味とかも探してやってみたりしてるみたい
90 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 21:52:49.43 ID:BpvbQpuL0
ーー


多摩『こっちは順調そのものにゃ』


提督「……そうか」


多摩『離れ過ぎは悪影響だにゃ、でも年中イチャつくより適度な距離で仲良くするのは良いと思うにゃよ』


提督「……」


多摩『多摩と先生みたいな距離は最適だと思うにゃ、それはもうラブラブにゃよ〜』


提督「そうだったんだな…」


多摩『それくらい気付けと言いたいところにゃ、でも提督の家庭環境を考えるとあまり強くは言えないにゃね』


提督「……」


多摩『本来仕事とプライベートは分けて当然なんだにゃ』


提督「そうだ…基本的なことなんだよな……」


多摩『その通りにゃよ〜』
91 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 21:58:07.13 ID:BpvbQpuL0
多摩『明石も遠距離だけどちゃんと恋愛してるにゃ、大事なことがちゃんと分かってるにゃ』


提督「…ありがとう」


多摩『何に対してだにゃ?』


提督「あんな俺を受け入れて…なにも言わずに…」


多摩『悪いけど何回も文句は言ったにゃよ…昼間から盛るな』


提督「……」


多摩『ただ見逃してたわけじゃない、提督や龍驤さんの精神が安定するならそれが一番だと思ってた』


多摩『地獄を見てきた多摩達だからこそ……だ』


提督「俺は…素晴らしい仲間に恵まれていたんだな」


多摩『……今更気付くとは提督もまだまだだにゃぁ〜』


下2 この後の展開やその他起こったことなど
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:00:18.69 ID:bbJjsrWvo
>>88
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:03:21.19 ID:Hh+b9tSXO
割と性的な事に依存してそうな娘のリストアップ化を進めて、自力でなんとかやれそうか話を聞こうと
94 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 22:14:58.25 ID:BpvbQpuL0
ーー執務室


潮「あの…私に話って…?」


提督「先日決めた罰則についてだ」


漣「レクリエーション室は昼間使えなくなりましたよねぇ」


潮「はい…」


提督「トイレで隠れての性行為も禁止にした」


潮「それが…?」


漣「潮さん、ぶっちゃけ我慢できてますか?」


潮「あ…の……」


提督「誰かが見たという話じゃない、俺のように依存していないか心配して話を聞いているんだ」


潮「う、うう…私……」


漣「正直に話してくれれば罰は与えませんよ」


潮「はい……」
95 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 22:21:35.39 ID:BpvbQpuL0
潮「実は…我慢できなくて皐月ちゃんに襲い掛かったんです…」


漣「もう事後でしたか」


潮「でも…皐月ちゃんはそれは違うって…」


提督「皐月が宥めてくれたのか」


漣「最近の皐月さんは強さもパないです、一皮も二皮も剥けたのかもしれません」


潮「……ごめんなさい!!」


提督「大丈夫だ、未遂なら謝ることは…」


潮「どうしても我慢できなくて下着を盗んでひ、一人でトイレで…!」


漣「窃盗と一人遊びのダブルアウトでしたか」


提督「…謝らなくていい、俺だって同じ悩みを抱えているんだ」


潮「私…興奮してきたら抑え切れないんです!!」


漣「潮っぱいは事情が特殊なんで一筋縄ではいかないかもしれませんねぇ〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:34:56.09 ID:Guf/s4vBo
まずはけん責から
それと潮は出自が特殊すぎるのでどういう対策が取れるのかはあの人にも聞いてみよう
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:36:43.28 ID:Y1iGwiaTO
>>96
整備士に聞いてみるのと同時に女性に男性の性欲を持ってるといえば漣や綾波とかにも話を聞いてみる
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:37:08.20 ID:exeR588DO
漣ちゃんは平気なの?と潮
一時期すごく辛そうだったのを思い出し
まあ私はその段階はようやく越えたんでコントロール出来ますからと漣
99 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 22:41:13.24 ID:BpvbQpuL0
漣「罰は無しと言いましたが下着ドロはアウトです、それについては罰はありますよ」


潮「……はい」


提督「洗って返せばいいということじゃないんだな」


潮「私のでドロドロで…洗っても匂いが取れないと思います…」


漣「ならその人への償いとして新しい下着を買ってきて下さい、それで手打ちにしておきましょう」


提督「潮も反省しているようだしな」


潮「ごめんなさい…!!」
100 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 22:44:56.34 ID:BpvbQpuL0
提督「潮は普通に病院に連れて行っても効果は薄いだろう、俺が整備士に聞いてみよう」


漣「お願いします、その間こっちはこっちで話し合いをしておきますよ」


潮「漣ちゃん…」


漣「女なのに男の性欲を持ってるといえば漣、そして例の綾波にも聞いてみますよ」


提督「頼んだぞ漣」


潮「私…我慢できるようになるのかな…」


潮「そんな弱気じゃいけませんぜ、性欲くらいコントロールできて当たり前だと思っておきましょうよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:48:45.51 ID:bbJjsrWvo
下地選んで謝りに
(相手は皐月?)
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:50:02.54 ID:c5PRRRzp0
調べた結果雲龍さんが未だにエロ動画を投稿していることが発覚
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:50:43.90 ID:Guf/s4vBo
>>101
漣と話をしながら代品を買いに
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 22:52:07.70 ID:Hh+b9tSXO
生殖器が2つもつけばそりゃ性欲のアウトプットも2倍になるよねと整備士
脳を弄ろうかと言ってきたのでもっと負担のかからない手段はないかと提督
105 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 22:59:10.83 ID:BpvbQpuL0
ーー街


深海綾波「なんで付き合わなきゃいけないんだよ」


漣「そっちもサボれる良い言い訳じゃないですか」


深海綾波「ったく、これでも忙しいんだっての」


漣「こうやって仕事をサボるのも、良い気分転換になるのは覚えておいて損じゃないですぜ」


潮「うん…」


漣「サボり過ぎると怒られますが、ご主人様は大丈夫でしょう」


深海綾波「で、どこに向かってんだよ」


漣「お洒落な下着屋さんです、その後カフェにでも言って話し合いましょう」


深海綾波「はいはい…」


漣「一応罰なんですからそこそこいい値段のを買っといて下さいよ〜」


潮「うん…分かってる」
106 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 23:06:53.44 ID:BpvbQpuL0
ーーカフェ


深海綾波「……で、ここまで来て話す内容が性欲を抑える方法とはな」


漣「ここに居る三人はフタナリ仲間じゃないですか、遠慮せずに話し合いましょうよ」


深海綾波「悪いけど力になれないな、私はそれどころじゃねぇから」


漣「と、いうと?」


深海綾波「性欲に逃げる暇なんか無ぇんだよ、特務艦の奴らを抱いてんのはそれを手段にしてるだけだ」


漣「つまり性欲に負けてしまうことが無いと」


深海綾波「そんな暇あるなら大本営から逃げる手段を考えるっての」


漣「なるほど……」


潮「漣ちゃん…」


漣「うーーん…漣もそうなんですよね、性欲に負けることが無いんです。ご主人様を寝取られたり嫁が殺さ……うぇっ」


潮「漣ちゃん!」


漣「……大丈夫です堪えました。とにかくその時のこととかを考えちゃうので性欲が優先されることって無いんですよ」


深海綾波「なにかコツがあるのかもしんねぇな」


漣「なにかあるんでしょうかねぇ…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 23:10:48.73 ID:Hh+b9tSXO
中の深海とはうまく対話できてるかと綾波
ひょっとしたらそっち経由の問題かもしれないと
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 23:12:14.07 ID:Y1iGwiaTO
名実ともにパートナーになる…とかですかね?
体だけの関係が逆に背徳的で興奮してたりとかあったりしませんかね?
109 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 23:24:32.20 ID:BpvbQpuL0
漣「そもそも皐月さんとの関係が曖昧なのがダメなんですよ」


深海綾波「付き合ってるんじゃないんだよな」


漣「体だけの関係ってやつですよ」


深海綾波「ならちゃんと責任取っとけ」


漣「セフレっていうのが背徳的で興奮してたりとかあったりするかもしれませんよ」


潮「……」


漣「どうしました?」


潮「私…皐月ちゃんに告白したの」


深海綾波「なんだよ解決済みか」


潮「ううん……断られたの」


漣「ん?それじゃあもうセフレでもなんでも無いんですか?」


潮「違う……この関係のままでいようって」


漣「ほぉぉぉ…」


深海綾波「なんだそりゃ」
110 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 23:31:36.15 ID:BpvbQpuL0
潮「潮が僕に抱いているのは愛じゃない。だからそれは違うよ…って」


漣「それでも体は貸してあげると。皐月さんがえらく大人ですな」


深海綾波「どっちも子どもだと思うぞ」


漣「潮ちゃんをここで突き放せば最悪出て行ってしまいます。そうなれば潮ちゃんは酷い目に遭うでしょうな」


深海綾波「…そうかコイツは」


漣「深海棲艦の完全なチューナーです、我々が守らなければいけないんです」


深海綾波「皐月って奴はそこまで考えてんのか?」


漣「最近の皐月さんを見てるとそうとしか思えません。ちなみに貴女を呼んだ本当の理由は分かりましたか?」


深海綾波「…護衛か」


漣「その通りです、話が早くて助かりますよ」


潮「私……皐月ちゃんに気を使わせて……最低なこと…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 23:43:14.57 ID:Y1iGwiaTO
でもまだ愛じゃなくても恋かもしれないだろ?
身体から始まる関係だってあるぜ。うちのあいつらもマジだし…(身を持って体験してる遠い目)
と綾波
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 23:44:57.08 ID:bbJjsrWvo
>>111
そのへんは本人と話し合え、最低になりたくないならな
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 23:45:11.85 ID:Guf/s4vBo
>>111
漣も確かに皐月自身もおっぱいばかりで恋愛経験あると言う話は今のとこ聞いたことがありませんねと
114 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 23:52:18.63 ID:BpvbQpuL0
深海綾波「…でもまぁ、体から始まる関係だってあるからな」


潮「体から…」


漣「愛ではなくとも恋の可能性はあります」


深海綾波「うちのあいつらもマジだし……はぁぁ帰るのが本当に嫌だ」


潮「あの!私はどうしたら…」


深海綾波「細かいとこは本人と話し合え、このまま最低になりたくないならな」


潮「…わかりました」


漣「じゃ、一応答えが出たところで帰りますか」
115 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/19(火) 23:55:25.07 ID:BpvbQpuL0
ーー横須賀鎮守府


皐月「…どうしたの?」


潮「あの…これ!」スッ


皐月「……そっか、無くなったと思った下着は潮のせいだったんだね」


潮「ごめんなさい!新しいのを買ってきたから…」


皐月「うん、ありがとう」


潮「皐月ちゃん!それで……」


皐月「どうしたの?」


潮「いきなり付き合うとかじゃなくて…ちゃんと皐月ちゃんと仲良くなりたいから!その…なんて言えばいいのかな…」


皐月「安価」


下2 皐月の台詞や行動など
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 00:11:59.04 ID:+ZXnxX4ZO
自分も複雑な距離感を測りかねてたことを話す皐月
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 00:12:20.51 ID:7ccLdLXzo
僕もおっぱいしか知らなかったからお付き合いの経験はなくて…あの時はああ言っちゃって
ゆっくり一緒に知っていけるなら…よろしく
118 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/20(水) 00:21:21.56 ID:3ZQe1PgE0
皐月「僕はおっぱいしか知らなかったから、誰かと付き合ったりした経験はなくて…」


潮「そうなの…?」


皐月「あの時はああ言っちゃったけど、ゆっくり…一緒に知っていけるなら…」


潮「…皐月ちゃん!」ダキッ


皐月「うん…いいよ、潮」


潮「んふ、んふふふ…」スリスリ


皐月(これでいいんだ、下手なことを言っちゃうと潮はなにをするから分からないから。前までの僕ならどうだったかな…やっぱり答えは同じだったかな)


皐月(この世界はおっぱいなんだ)


皐月(それが分かって…なんていうのかな悟ったって言うのかな。そうしてから僕の考え方は凄く変わった気がする)


皐月(考え方だけじゃなくて強さも、まるで自分を俯瞰で見ているような感覚だよ)


皐月(今の僕なら深海棲艦の成虫がきても倒せる、倒せない敵なんか居ない)


潮「皐月ちゃぁん……」


皐月(……これから楽しみだよ)


ーー
119 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/20(水) 00:21:50.57 ID:3ZQe1PgE0
これくらいならなんとかいけそうです

多分
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 00:29:22.68 ID:+ZXnxX4ZO
おつ
皐月は中枢の胸で真理の扉を開いてしまったのだろうか?
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 00:29:49.83 ID:sN3iBs5DO
お疲れ様でした
ご無理だけはしないよう
皐月ってあくまでおっぱいで特定の誰かと付き合うというのは考えにくいイメージ
付き合っても気になるおっぱいがあったら触りに行くんだろうな
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 01:03:22.99 ID:Ax3KN1/do

悟りとロリは似ている……?
123 : ◆X87gBrHVzk [saga]:2021/01/23(土) 19:18:57.45 ID:VDwl70M/0
ーー


皐月「司令官が整備士さんに連絡を取ったら、潮を観てみたいって言われたんだよね」


提督「そうだな…」


皐月「でも一人で潮を行かせるのは抵抗があるよね、だから僕が連れて行こうかなって思ってるんだ」


龍驤「こっちとしては皐月と一緒に行ってくれたら助かるわ」


提督「それも気になる、しかし問題は潮が受け入れてくれるかどうかなんだが…」


皐月「それなら大丈夫、僕の言うことなら潮は聞いてくれるから」


龍驤「ほんまに?それやったらお願いしようかな…」


皐月「僕に任せておいてよ!」
124 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 19:21:55.01 ID:VDwl70M/0
龍驤「…なぁ司令官、最近皐月の様子なんかおかしくない?」


提督「違和感は感じているが、いい方向に変わっていると思っていた」


龍驤「そう言われたらそうやねんけど、なんか引っかかるんよな」


提督「整備士の居る大本営には幹部さんや特務艦達が何人も居る、下手なことはおこらないはずだ」


龍驤「うん…そうやんな、ウチの気にし過ぎやんな」


提督「皐月と潮…か」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 19:32:19.67 ID:FY7k85ovo
安価下
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 19:33:56.87 ID:ho9JCEO6o
皐月とお出かけでるんるんの潮ちゃん
127 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 19:44:42.50 ID:VDwl70M/0
ーー街


潮「皐月ちゃんとデートできるだなんて、とっても嬉しいです!」


皐月「潮の気分転換になればいいって司令官も言ってたから」


潮「私、迷惑かけてばっかりなのに…」


皐月「そんなこと気にしなくていいよ、司令官もいつも言ってるでしょ?」


潮「…うん」


皐月「今日は二人で楽しもうよ、ね?」


潮「皐月ちゃん…!」ダキッ


皐月「もう、デートはまだこれならなのに」


皐月(うん、連れ出すのに成功できたし後は問題ないかな)
128 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 19:47:46.30 ID:VDwl70M/0
皐月「そうだ潮と行きたい所があるんだ」


潮「どこ!?皐月ちゃんとなら一緒に行く!」


皐月「服屋さんだよ、潮には可愛くてお洒落な服を着て欲しいからね」


潮「か可愛い…」


皐月「潮は誰よりも可愛いよ、僕だけの潮だもん」


潮「ん…んふぅ〜」


皐月(あの服屋さんから大本営は近いからね、これで自然に大本営に連れて行けそうでよかった)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 19:55:14.10 ID:ho9JCEO6o
お互いにお互いの似合いそうな服を選んで試着したりして服を選ぶ
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 19:57:40.76 ID:25XpxXA/O
>>129
あえて潮用をかわいい系でせめてた皐月だけど潮が一着だけ自分用にって胸を強調する服を選んだのを自分の為だと察してキュンと来ちゃう
131 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 20:03:08.83 ID:VDwl70M/0
ーー服屋


潮「どうかな…?」


皐月「うん、やっぱり凄く似合ってるよ」


潮「え、えへへ…嬉しいな」


皐月「気に入ったならそれを買って、次は…」


潮「待って!私も皐月ちゃんに服を選んでみたい!」


皐月「うーん僕はいいよ…」


潮「試着するだけでもいいから、ね?」


皐月「…分かった、せっかくだから着てみようかな」


潮「すぐに持ってくるから少し待っててね!」ダダダッ


皐月「…ここで拒否するのは可哀想だし、まだ時間もあるから大丈夫だよね」
132 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 20:09:03.69 ID:VDwl70M/0
ーー


皐月「ただでさえ可愛い潮がもっと可愛くなって、僕も満足だよ」


潮「皐月ちゃんも!可愛いなって嬉しい!」


皐月(よし買い物も終わったしあとは…)


潮「……」ゴソッ


皐月「…ねぇ潮、そういえば試着してない服を買ってなかった?」


潮「あ、あの…あれも試着した…よ?」


皐月「そうなの?僕は見てないけど…」


潮「これはね……胸が…強調されるみたいな服で…」


皐月「それって……」


潮「は、恥ずかしいけど……皐月ちゃんの為なら…」


皐月(上目遣いの潮って……)


皐月(ううん違う違う、早く大本営の整備士さんの所にいかなと…)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 20:17:27.00 ID:ho9JCEO6o
大本営の近くに行くために更に近くのカフェで軽くお茶
カップルらしい事した事無いのでらしい事するときめきポイントが溜まってく皐月
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 20:20:15.49 ID:9omfzsiHo
>>133
意識しちゃダメと思うとどんどん意識しちゃう
普段なら気にならないようなあーんでの間接キスとか
135 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 20:30:44.19 ID:VDwl70M/0
ーーカフェ


潮「服屋さんの近くにカフェがあるなんて…」


皐月「足りないもの鎮守府じゃこうはいかないもんね」


潮「都会って凄いんだなぁ…」


皐月(なんでカフェなんかに入っちゃったんだろう。早く整備士さんの所に行かないといけないのに…)


潮「あのすいません、注文を…」


皐月(…でも大本営に近づいてはいるから問題はないはず。そこまで急ぐ必要もないから…)


潮「……これでいい?」


皐月「あ、え…うん、それでいいよ」


潮「良かった…!じゃあそれでお願いします!」


皐月(こんな楽しそうな潮…初めて見たかも……可愛いな…)
136 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 20:34:44.82 ID:VDwl70M/0
ーー


皐月「……これって」


潮「カップルで食べるパフェだって!」


皐月「こんなの頼んでたんだ…」


潮「あれ、これ……スプーンが一つ…」


皐月(整備士さんの所に行って……そして…潮が…)


潮「あ……あ…!そういうこと…うう…!」


皐月「……」


潮「皐月ちゃん…」


皐月「…どうしたの?」


潮「あ、あーん……」


皐月「……ん」


潮「あのね!カップル用だからスプーンが一つしかなくて!」


皐月「……甘い」


潮「もう一つスプーン貰おっか…?」


皐月「…ううん、このままでいいよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 20:42:31.58 ID:25XpxXA/O
ゆったりとした時間を楽しんでから退店
それでも潮自身の為だからと整備士の元へ行く
ただ、手を繋ごうと皐月から手を差し出して
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 20:48:54.09 ID:P5ohH5CCo
>>137
139 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 20:52:22.75 ID:VDwl70M/0
潮「……こんなに時間が流れるのが遅く感じたことのなんて無かった…」


皐月「喜んでくれたら嬉しいな」


潮「皐月ちゃん次はどこに行くの?」


皐月「……」


潮「皐月ちゃん…?」


皐月(潮の為であり……僕たちの為にも…)


皐月「その前にちょっと…寄り道していいかな…?」
140 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 20:57:56.35 ID:VDwl70M/0
ーー大本営、研究室


整備士「確かに潮は僕の負の遺産だね。でも深海棲艦のチューナーきまでした覚えはないよ」


皐月「やっぱり潮は整備士さんの手を離れてから完成したんだね」


整備士「僕は傀儡や核になる部分を作った、それを作りさえすれば色々とできたんだろうね」


皐月「整備士さん、今の潮…欲しいよね?」


整備士「是非とも協力して欲しいな」


皐月「いいよ、そのつもりで潮は連れて来たし。今は幹部さんと話してるみたい」


整備士「こっちとしては有り難いけど、本当にいいのかい?」


皐月「うん……」


整備士「じゃあ彼女は一度解体してデータを取って……」


皐月(これでいいんだ、整備士さんに潮のデータが渡れば僕の考えてることが現実になる……)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 21:05:40.13 ID:ho9JCEO6o
と言いたいところだけど君のその顔を見るとできないね。タシュケントにも怒られそうだ。
メンテナンスついでに取れるデータは貰うことにするよ。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 21:09:26.54 ID:25XpxXA/O
>>141
言われて頬を触って気づく事
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 21:12:32.91 ID:KUC9HaIDO
一応確認するけれど潮の解体はそちらの提督は知っているのかな?まさか君の独断じゃあないよね?と整備士
あの提督が了承するはずがないと解っていて意地の悪い質問
144 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 21:15:22.67 ID:VDwl70M/0
整備士「…と言いたいところだけど、君のその顔を見るとできないね」


皐月「え……」


整備士「また女の子を泣かせたってタシュケント君にも怒られちゃうからね」


皐月「僕……泣いて…」ツー


整備士「提督さんから聞いていた話と随分違ったからビックリしたよ、彼女のメンテナンスはちゃんとしておくから安心して」


皐月「……」


整備士「さて、ここからは大人の話し合いをしようか」
145 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 21:18:33.56 ID:VDwl70M/0
整備士「君は僕に何をやらせたかったのかな?」


皐月「……潮のデータがあれば深海棲艦も作れるよね」


整備士「もちろん」


皐月「イ級なんかじゃなく姫や鬼も…」


整備士「完璧な傀儡を作れるよ」


皐月「……」


整備士「そうか…君はかつての大本営みたいなことをしようとしてたんだね」


皐月「違う!僕はあんなことをしたいんじゃない!」


整備士「そうじゃないの?深海棲艦の傀儡を使って…」


皐月「僕は……深海棲艦との戦いを終わらせたかったんだ」
146 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 21:23:13.32 ID:VDwl70M/0
皐月「傀儡を作るときに色々混ぜたりできるんだよね?」


整備士「…できるけど?」


皐月「やっぱり…なら深海棲艦の傀儡に爆弾とかを混ぜれるんだね」


整備士「……」


皐月「傀儡でできた深海棲艦は自分が傀儡だとは知らない、だから本能的に海に帰ろうとする」


皐月「帰った先は深海棲艦の巣や拠点がある。爆弾を抱えた傀儡を大量に作れば…深海棲艦は滅ぼせる」


皐月「これに気付いた時…本当に終わらせられるって思ったんだ。深海棲艦との戦いが終われば僕達…司令官も…」


整備士「…そんなことを考えてたんだね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 21:26:10.74 ID:+iuVG4rdo
僕もそうだったから解るよ。それはとても合理的な考えだよ、でもそれだけだ
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 21:29:57.30 ID:ho9JCEO6o
>>147
効率がいい方法だけどその方法は戦うつもりのない深海棲艦も巻き添えになるね。
爆弾を抱えたまま人間社会に溶け込もうとする深海棲艦も出てくるかもしれない。
君はとてもある意味でとても純粋なんだと思う。
だからこそ一人で突き進まず誰かと一緒にいたほうがいいと思うよ。

そんでタシュは貴方もですけどねって思ってる。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 21:31:17.10 ID:KUC9HaIDO
>>147
そしてそれは取り返しのつかない憎しみの種を蒔く事になるよ
それに発生のメカニズムすら判っていない深海棲艦を本当に根絶やしになんて出来ると思うかい?と整備士
150 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 21:37:22.90 ID:VDwl70M/0
整備士「効率が良い方法だけど、その方法は戦うつもりのない深海棲艦も巻き添えになるかもしれないね」


皐月「戦いたくない深海棲艦は別行動を…」


整備士「全員が全員そうじゃないよ、それに人間社会に溶け込もうとする深海棲艦も出てくるかもしれないね」


皐月「あ……」


整備士「僕がその深海棲艦の爆弾を回収することはできる。けどなにかの拍子で爆発してしまう可能性はあるよ」


皐月「……」


整備士「君は純粋で合理的なんだね、僕もそうだったからなんとなく分かるよ」


皐月「整備士さんも…?」


整備士「僕は人間が最も恐れる『死』という概念を克服してしまった。そして純粋であるが故に過ちを犯したんだ」
151 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 21:43:53.00 ID:VDwl70M/0
整備士「失ってしまったものは二度も戻らない、提督さんにも言われたけど意味が分からなかったんだ」


整備士「でも吹雪を失って初めて分かったよ」


整備士「タシュケント君が死んでしまったらまた作ろうとしか思わない、もちろん僕が死んでもスペアを作れば良いだけ」


整備士「でも吹雪君は…違う。作ろうと思えば作れるけどその気になれない」


整備士「どうしてだかわかるかな?」


皐月「吹雪のことが…好きだった……」


整備士「安っぽい言葉で言えば愛、なんだろうね。僕はその気持ちに気付けずに彼女を狂わせてしまった」


整備士「吹雪君が僕を妄信していることにも気付けなかった、今になって気付けたんだよ」


整備士「君にはそうなって欲しくはないかな」


皐月「……」
152 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 21:45:53.06 ID:VDwl70M/0
整備士「なにかキッカケがあってそう考えるようになったのかもしれないね、そういう時は一人で考え込んじゃいけないよ」


皐月「僕…」


整備士「誰かと話した方がいいんじゃないかな」


皐月「……」


タシュケント「同志、連れて来たよ」


皐月「……潮」


潮「皐月ちゃん…」


整備士「…僕は少し席を外しておくよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 21:50:01.09 ID:KUC9HaIDO
僕…潮を解体させようと…最低だよね…と皐月
それには答えずねぇ皐月ちゃん
皐月ちゃんの抱えてるものや考えてる事私に話してくれないかな?
私じゃ駄目かな…?と潮
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 21:53:40.64 ID:25XpxXA/O
>>153
手をぎゅっと握ってくれるのを握り返す皐月
皐月は一つの到達点にたどり着いたけど辿り着いたからこそキャパが広がってそこを埋めるものがなかった…とか
155 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 22:00:24.80 ID:fjqPyvTBO
ーー


皐月「……」


皐月「僕…潮を解体させようと…」


潮「……」


皐月「……最低だよね」


潮「皐月ちゃんの抱えてるものとか考えてる事、私に話してくれないかな?」


皐月「……」


潮「私じゃ駄目かな……?」


皐月「……どうして潮は怒らないの」


潮「怒る理由がないもん」


皐月「……」
156 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 22:05:35.30 ID:fjqPyvTBO
潮「私の為に泣いてくれた皐月ちゃんに怒るわけないでしょ」


皐月「見て…たんだ」


潮「川内さんもそうだけど私って助けられてばっかりだから、皐月ちゃんがそう言うなら…いいかなって思ったんだ」


皐月「……」


潮「私が死んで深海棲艦との戦いが終わるならそれで…」


皐月「…嫌だ」


潮「……うん」


皐月「潮に…死んで欲しくないよ……」


潮「……皐月ちゃんの手が凄く冷たいよ。せめて…こうやって握って…」ギュッ


皐月「……」ギュッ


潮「…うん」


皐月「……」
157 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 22:10:04.21 ID:fjqPyvTBO
タシュケント「皐月はある意味で到達、覚醒に近い状態なんだよ」


整備士「覚醒…」


タシュケント「悟ったとでも言うのかな、頭が高速回転して全てが視えるようになるんだ」


整備士「それは全ての艦娘にも起こりうるのかな?」


タシュケント「どうかな、人間だって数十年かかって悟りの域に入れるかどうかって話じゃないか」


整備士「これはまた興味深いね…」


タシュケント「彼女はまだ悟るには早過ぎたんだよ、コントロールできるようになれば本物なんだけどね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 22:19:55.24 ID:P5ohH5CCo
kskst
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 22:23:31.46 ID:KUC9HaIDO
潮と手を繋いだまま皐月が整備士に聞く
潮はまだ狙われる可能性はあるのか
潮がチューナーと知っている者は他に居るのかどうか
160 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 22:30:18.79 ID:fjqPyvTBO
皐月「整備士さん」


整備士「もう話し合いは…」


潮「……」ギュッ


整備士「うん、いいみたいだね」


皐月「聞きたいことがあるんだ」


整備士「彼女についてかな?」


皐月「潮はまだ狙われる可能性はあるの?」


整備士「十分あるよ」


皐月「潮が完璧なチューナーと知っている人は他に存在するの?」


整備士「チューナーとしては知っていても、彼女が完成品であるとこは知らない可能性が高いかな」


皐月「…そっか」
161 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 22:34:00.52 ID:fjqPyvTBO
整備士「どこから情報が漏れるか分からないから、彼女は横須賀に置いておかない方がいい思うよ」


皐月「……」


潮「私が居るだけで迷惑をかけてしまうかもしれないんですよね…」


皐月「大丈夫、僕が守るから…」


タシュケント「よくそんなことが言えたものだと思うよ。今の君なら確かに潮だけは守れるかもね」


皐月「……」


整備士「僕が彼女を預かるのに問題は無いよ、あとは二人と提督さんとで話し合った方がいいんじゃないかな」


皐月「…うん」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 22:43:24.92 ID:P5ohH5CCo
提督と話し合い現状を共有する
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 22:50:37.18 ID:25XpxXA/O
>>162
個人としての考えは二人の意思を尊重したいと
横須賀の提督としての考えでは横須賀の安全、潮自身の安全どちらを考えても大本営にいることが安全だろうと
164 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 22:56:50.27 ID:fjqPyvTBO
ーー横須賀鎮守府


提督「俺としての考えは二人の意思を尊重したいと思っているが、横須賀鎮守府の提督としてはまた別だ」


潮「はい…」


皐月「……」


提督「横須賀の提督としては街の安全、そして潮自身の安全どちらを考えても大本営にいることが安全だ」


潮「そう…ですよね……」


提督「旧大本営派もどこかで見張っている可能性だってある、最悪戦闘になれば被害も出る」


提督「なにをどう考えても大本営に預ける以外に選択肢はないだろう」


皐月「司令官…」


提督「だがそれは横須賀の提督としてだ、決定権は俺自身が持っている」
165 : ◆X87gBrHVzk [sage saga]:2021/01/23(土) 23:00:39.13 ID:fjqPyvTBO
提督「今まで大丈夫だった、だからこれからも横須賀で潮の面倒は見たい」


潮「でも…」


提督「……整備士にハッキリと言われたのも大きいな。潮はまだ狙われる立場なんだ」


皐月「ここは足りないもの鎮守府じゃなくて横須賀…司令官個人の考えは優先されない……」


提督「……すまない、潮」


潮「いいんです……今までが…幸せ過ぎただけですから…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 23:04:59.62 ID:KUC9HaIDO
だがやはり今更仲間に…家族に犠牲を強いるような事は俺はしたくはないと提督
潮…それにはお前自身にも強くなってもらう必要がある
守られる立場から守る立場になれば話は変わる
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/01/23(土) 23:10:23.68 ID:6boGW2pbO
>>166
まだ潮は秘められたポテンシャルを出しきれてないとも整備士は言っていた
突き詰めればレーダー艦の様にも振る舞えるだろうと
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