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安価とコンマで異世界転生

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375 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 00:15:15.83 ID:1AhuCg3yo
!?!?
本日はここまでです
ありがとうございました
376 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 19:10:05.16 ID:1AhuCg3yo
本日はレベルアップ処理から始めていきます


>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

〜男の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『治療魔法』
61〜80で習得『平凡人』
81〜90で以上の全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『器用』
61〜80で習得『戦飯』
81〜90で以上の全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 19:11:40.64 ID:xLLt99CIO
伸びろ
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 19:15:33.26 ID:Ltka0Rm80
はあっ
379 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 19:28:14.18 ID:1AhuCg3yo
中華料理人は全能力+6!
【筋力】35【素早さ】??+9(その他の能力も判定時に+6補正)

男は『平凡人』を習得!
これにより、【筋力】【HP】【MP】【素早さ】以外の能力が50で最低保証されます
よって、【顔面】50になります
(50以上の能力に変化はなく、これから決定する能力も50以下の場合のみ50になる)
380 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 19:30:22.78 ID:1AhuCg3yo
氷魔とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 19:32:26.75 ID:e0gKfmIc0
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 19:32:50.55 ID:vkM5vOZDO
はい
383 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 19:40:38.00 ID:1AhuCg3yo
氷魔の【素早さ】??+1

ぶりっ子はゾロ目なので成長続行です
>>下1コンマ……ぶりっ子の成長

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『誘惑』
61〜80で習得『やりくり術』
81〜90で以上の全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 19:48:20.85 ID:e0gKfmIc0
385 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 20:01:25.02 ID:1AhuCg3yo
ずいぶん……鍛え直したな…………

ぶりっ子の全能力が+6
【筋力】50(それ以外の能力も決定時に+6補正)
『誘惑』を習得 これにより、彼女の【顔面】の値以下のMPを持つ生物はまれに行動できなくなります。また、交渉などで有利になるかもしれません
『やりくり術』を習得
アイテムの値段が全て二割引されます
386 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 20:28:02.02 ID:1AhuCg3yo
・男
【筋力】34【顔面】50【素早さ】103【料理】91
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
(経験値3/13……レベル4)
・中華
【中華料理】99【筋力】35【素早さ】??+9
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値5/12……レベル3)
・氷魔【MP】95【料理】37【素早さ】??+1
『消費MP1/2』
(経験値3/13……レベル4)
・やる気
【筋力】102 (不明な能力値決定の際に+16)
(経験値7/12……レベル3)
・ぶりっ子
【筋力】50
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
(経験値1/12……レベル3)

【ギルドの資金】260000
387 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 20:29:52.30 ID:1AhuCg3yo
>>下1コンマ……ぶりっ子の【顔面】
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 20:30:20.18 ID:ZXIE7+va0
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 20:33:25.49 ID:ZXIE7+va0
あら…お似合いやんけ
390 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 20:38:57.30 ID:1AhuCg3yo
ぶっコミュw


男「よし、倒したな」

中華「……おや?」

男「?」

中華「なんか、ちょっと雰囲気が変わったね。無難な雰囲気になったし、顔も凛々しくなったんじゃないかい?」

氷魔「……本当ですね……」

やる気「戦いは人を変えるっすねぇ」
391 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 20:45:17.97 ID:1AhuCg3yo
ぶりっ子「えっ!?わぁ、本当だ!」

ぶりっ子(お、おのれ……私と同等以下の顔だと安心してギルドに所属したのに……!)

男「そういうこともあるかもしれないな……何とも不思議だ」

ぶりっ子(まずい、これはまずい。私の容貌は間違いなくギルド内でも浮く……!しかし……このギルドのメンバーを捨てるのは惜しい!ならば私が捨てられないようにしなければ!)


誰にも代えがたいギルドの歯車になってやろうと彼女は心に決心した
その決心、覚悟が彼女に力をもたらした
それだけでなく、自らの魅力を利用する術も、金銭に対して貪欲になることも覚えたのだ
392 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 20:56:42.92 ID:1AhuCg3yo
それはさておき、ギルドの一行は拷問を加えられていた人間と魔物を解放した
ペンチで指を潰されていたり、全身痣だらけだったり、目潰しされている者もいたが、
死人はおらず全員に脱出への意欲が認められた


やる気「よし、脱出するっすよ!」

???「おっと待ちたまえ、不届き者ども」


部屋のドアを開けようとすると、その前に武装した男が入ってきた
どうやら、クレリックの仲間のようだ
393 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 21:02:25.12 ID:1AhuCg3yo
儀式室長「貴様ら不届き者はこの『儀式室長』が成敗してくれる」


そう言うと、彼は武器を構えた
彼に続き、二人のクレリックが入ってきて、彼を守るように立ち塞がった


儀式室長「これより『儀式』を始める!降臨せよ、神の御霊!」


彼が剣を高く掲げると、彼の隣に黒い球体が出現した

まさか、あれが神の御霊というやつなのだろうか?
394 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 21:07:06.46 ID:1AhuCg3yo
戦闘開始です
男の【素早さ】103 儀式室長の【素早さ】75

〜エネミーデータ〜
・御霊
生贄が捧げられると戦闘能力を得る。撃破不可能で、儀式室長が倒されると消滅する
・儀式室長
毎ターン、戦闘に参加していないモブを魔法で殺害し、生贄とする【HP】20(装甲1)
・クレリック×2
彼らを撃破しなければ儀式室長に攻撃が当たらない【HP】6
395 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 21:11:47.81 ID:1AhuCg3yo
氷魔「まずは確実に一人……」

男「待て。ここはあのリーダーを確実に倒すために待機してもらう」

氷魔「……分かりました」

男「さぁ行くぞ!」


男と中華料理人はクレリックの元に突撃し、拘束して槍で肉体を貫いた


>>下1コンマ下一桁×3.5……攻撃のダメージ
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 21:12:22.16 ID:Ltka0Rm80
やあっ
397 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 21:38:18.43 ID:1AhuCg3yo
21ダメージ!


クレリックA「ぐはぁ……」

中華「よし、順調だね」

男「次はやる気とぶりっ子でもう一人を!」

やる気「おう!」

ぶりっ子「了解!」


二人はクレリックへ飛び込み、純粋な暴力でクレリックを攻撃した


>>下1コンマ下一桁×3……攻撃のダメージ
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 21:41:18.10 ID:RXp/NQuE0
はい
399 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 21:52:45.83 ID:1AhuCg3yo
30ダメージ!やる気に満ちた青年がレベルアップ!


クレリックB「うぐ……」

やる気「これでお前への道は空いたぞ、外道野郎!」

ぶりっ子「さぁ、とどめをさしちゃって下さい!」

氷魔「……わかった。任せて……はぁぁぁ……極大氷魔法!!」


>>下1コンマ÷2……魔法のダメージ
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 21:55:40.45 ID:vkM5vOZDO
はい
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 21:56:07.72 ID:xLLt99CIO
相手は死ぬ
402 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 22:28:56.22 ID:1AhuCg3yo
23ダメージ!レベルアップ!


その圧倒的な出力で、敵は一瞬にして白い氷の塊になり、砕けてしまった
部屋中のレンガの細かい隙間にまで、氷が走っている

おぞましい謎の物体も、消失してしまった


氷魔「はぁ……はぁ……」

男「や、やったぞ!なんか強そうな奴を倒した!」
403 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 22:31:38.85 ID:1AhuCg3yo
氷魔とやる気青年がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……やる気青年の成長

〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 22:31:58.02 ID:R++m1qrVO
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 22:32:19.89 ID:zEExH9fZ0
406 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 23:04:55.54 ID:1AhuCg3yo
氷魔の【筋力】??+1
やる気青年の全能力+3【筋力】105
(不明な戦闘能力決定の際に+19の補正)


一行はクレリックの親玉を倒し、村の平和を守った


男「……いやぁ……疲れたな」

中華「そうですね。今日は休暇のはずだったんですがねぇ……」


二人は村の広場で開かれた宴会の隅でしっぽりと語っていた


氷魔「……二人とも……ここにいたんだ……」

男「宴会って気分でもないんだよな」

中華「そうですね。どっと疲れが出ていますから」
407 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/25(木) 23:29:36.64 ID:1AhuCg3yo
太陽が真上に来たので、そろそろ帰りたいと一行は依頼人に伝えた


雪女「あ、あなた方が私たちを助けてくれたギルドですか?」

ぶりっ子「そうですよぉ、雪女さんですね?いやぁお綺麗ですねぇ」

雪女「ありがとうございます」

客「おや、もう帰ってしまうのか。じゃあこれがお代だ」

やる気「ありがとうございます!」

客「それと、これも。ほんの気持ちだがね」


>>下1……報酬金(円換算最低1万)
>>下2……追加報酬の内容
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 23:53:43.74 ID:ZXIE7+va0
4万
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/25(木) 23:53:47.22 ID:U20pGq9JO
一定時間気温が下がる(冷却能力が増す)懐中時計
410 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 00:00:21.49 ID:LNsqBhXOo
本日はここまでです
ありがとうございました
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 00:02:33.31 ID:GeyEZctiO
おつ
412 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 21:03:24.21 ID:LNsqBhXOo
遅刻

・男
【筋力】34【顔面】50【素早さ】103【料理】91
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
(経験値9/13……レベル4)
・中華
【中華料理】99【筋力】35【素早さ】??+9
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値11/12……レベル3)
・氷魔【筋力】??+1【MP】95【料理】37【素早さ】??+1
『消費MP1/2』
(経験値10/14……レベル5)
・やる気
【筋力】105 (不明な能力値決定の際に+19)
(経験値1/13……レベル4)
・ぶりっ子
【筋力】50
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
(経験値7/12……レベル3)

【ギルドの資金】260000
413 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 21:07:00.37 ID:LNsqBhXOo
午後の昼下がり
ギルドメンバーたちは馬車で帰路についていた


ぶりっ子「やりましたね!」

男「あぁ……そうだな。なんかテンション高いな」

中華「僕たちが低いだけじゃないかい?」

やる気「そうっすよ!」

氷魔「……やる気とぶりっ子は……さっきまで酒飲んでたからね……」
414 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 21:10:10.72 ID:LNsqBhXOo
【ギルドの資金】300000


ぶりっ子「それにしても暑いですねぇ〜……」

やる気「あはは、完全に酔っぱらってるじゃないすか!」

氷魔「……えい」


氷魔は先ほど貰った懐中時計の蓋を外し、スイッチを押した


ぶりっ子「あ、ちょうどよくなりましたねぇ」

中華「寒っ!結構冷えるね、それ」
415 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 21:15:11.04 ID:LNsqBhXOo
やる気「なんすかその時計」

男「さっき貰ったマジックアイテムさ」

氷魔「これを使うと……周りの気温が下がるんですよ……」

ぶりっ子「なるほどねぇ……だから氷魔ちゃんが持ってるんだ」


遠出をしたが、そろそろ城下町だ。
俺の心の故郷は、既にそこにあった。
416 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 21:47:18.23 ID:LNsqBhXOo
城下町に帰ってきた
時刻はもう夕方である


男「結局、いつもの営業終了時刻と一時間くらいしか変わらないじゃないか……」

やる気「何でも屋っすからね。一時の契約に応じて仕事しなきゃならないのが利点であり欠点なんすよ」

中華「急にIQ上がるね君」

やる気「俺はバカっすけど、何も知らないバカじゃないっす」


>>下1……短い休暇。どこにいこう?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城

>>下2……何人で行く?(その内訳も)

417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 21:48:19.19 ID:rcaUcW78O

418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 21:57:29.60 ID:vRYuVra40
3人 氷魔 中華
419 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 22:16:07.93 ID:LNsqBhXOo
男、氷魔、中華の三人は城下町の武器屋にやってきた


店主「らっしゃい!」

男「どうも」

氷魔「…………」

店主「お、そこの兄ちゃん!変わった槍持ってるね!」

中華「ああ、これですか?」

店主「骨槍は強度も鋭さもまちまちだが、柄まで骨のやつは総じて高価だ。なんせ、デカイ魔物は珍しいか強いかだからな」
420 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 22:23:42.68 ID:LNsqBhXOo
中華「へぇ、そうなんですね。それはとうとして、今日はこの二人に武器を買ってもらおうと思って来たんですよ」

店主「じゃあまさか、そこの嬢ちゃんは魔法使いだろうけどもう一人の方は格闘で戦ってきたのかい?」

男「そうですね」

店主「格闘家っぽい体つきでもないし、俺からも武器を買うことをおすすめするぜ」

男「じゃあ武器を選ぶとしますか」
421 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 22:32:33.36 ID:LNsqBhXOo
武器には剣、槍、杖、ハンマー、クロスボウ、ガンがあります

剣は攻撃の威力が上昇し、唯一盾も同時に装備できます

槍は攻撃の威力が大きく上昇します

杖は魔法の威力や消費MPなどに関わります

ハンマーは槍以上に攻撃の威力が大きく上昇しますが、自分の【素早さ】が相手の【素早さ】を下回っている場合回避されることがあります

クロスボウは少し攻撃の威力が上がり、相手から狙われにくくなります

ガンはクロスボウ以上に攻撃の威力が上がり、狙われにくくなりますが、故障のリスクと一度に込められる弾薬に制限があり、戦闘力に込め直すのには1行動を消費します
422 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 22:43:54.39 ID:LNsqBhXOo
〜剣〜
ショートソード(5000円)
ブロードソード(20000円)
ドラコンキラー(50000円)

〜槍〜
ビギナーランス(5000円)
ボーンランス(20000円)
スパイラルランス(50000円)

〜杖〜
ひのきのぼう(5000円)
スフィアロッド(20000円)
ホークワンド(50000円)

〜ハンマー〜
トンカチ(5000円)
鉄塊(20000円)
ノッキングハンマー(50000円)

〜クロスボウ〜
ライトボウ(5000円)
狩猟クロスボウ(10000円)
ストレングス・ストリングス(50000円)

〜ガン〜
フリントロッカー(5000円)
ピストル(10000円)
シードライフル(50000円)


>>下1……男の購入する装備
>>下2……氷魔の購入する装備
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 22:44:29.90 ID:9Vp3Jq970
タンク役が居ないしドラゴンキラーにしておけ
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 23:35:14.41 ID:FrPgjL9gO
ホークワンド
425 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 23:43:31.69 ID:LNsqBhXOo
【ギルドの資金】200000

ドラゴンキラーは追加効果でドラゴン系へのダメージが増えます
ホークワンドは魔法ダメージ+5です


男「この剣かっこいいな」


男は先端が鋭利で返しのついた剣を手に取った


店主「お目が高いね、そいつぁドラゴンキラーだ!鋭い刃がドラゴンの鱗を貫き、返しが肉をえぐり取る!」

男「なるほど!買おう!」
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 23:45:27.91 ID:nN+/OZlPo
元々低すぎなければ確殺だったから威力底上げはいいな
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/26(金) 23:46:02.78 ID:t6CQjJZX0
素早さ高いし、盾役増えたらハンマーにしたいな
428 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/26(金) 23:51:15.86 ID:LNsqBhXOo
氷魔「……じゃあ……私はこれ……」


彼女は、鷹の頭の飾りのついた杖を手に取った

かっこつけてるご老人が好きそうなやつだ。


店主「それはホークワンド。魔法の威力を上げてくれるすぐれものさ!」

氷魔「……では、これを……」

店主「あいよぉ!お会計は合計100000円だぁ!」

中華「いっ」

男「これが100000円だぁ!」
429 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 00:03:27.42 ID:3G8eLbhUo
彼は楽しげに100000円を現ナマで叩きつけて店を出た


中華「随分豪快に金を使うんだね」

男「豪快に稼げるからね」

氷魔「……投資は……大事……」


こうして、彼らは武器屋での買い物を終えた

まだ少し夕飯までは時間がある。どこへ行こうか?

>>下1……どこに行く?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城

>>下2……何人で行く?(その内訳も)
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 00:04:45.54 ID:J6u30O5/0
5
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 00:09:07.37 ID:K1BbHjqDO
やる気とぶりっ子
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 00:10:24.14 ID:K1BbHjqDO
失礼
やる気とぶりっ子の3人で
433 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 00:27:25.39 ID:3G8eLbhUo
男は王立図書館へと向かった

先日も訪れたが、やはり大きい。門の前に立つだけで圧倒されるサイズ感だ。


ぶりっ子「ああっ、男さん!」

やる気「何してるんすか?」

男「……ん?いやぁ、本でも読もうかなと思ったんだ。君たちも来る?」

ぶりっ子「いいですねぇ!酔いも冷めてきたことですし」

やる気「いやー……俺っちはちょっと……」
434 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 00:30:17.25 ID:3G8eLbhUo
ぶりっ子「まぁまぁまぁ」


やる気に満ちた青年も彼女に引きずられて図書館へと入っていった


男「……さて、どんな本を読もうか?」

ぶりっ子「決まってないんですか?」

男「なんとなく来たからな」

やる気「漫画とかないんすかね」

ぶりっ子「それじゃあ魔導書コーナーに行きませんか?」
435 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 00:42:39.09 ID:3G8eLbhUo
魔導書コーナーは地下1階
本と呼称するのが適切かどうか疑わしいほど薄いものや、そこらの辞典をゆうに超す大ボリュームの本が陳列されている


男「どれにしようか……」

ぶりっ子「色んな魔導書がありますからねぇ。難易度にもよりますけど、中身を覚えられれば強力ですよぉ」

やる気「へぇー……役に立つもんなんすね。それなら読んでみるのもありかもしれないっすね」


こうして各々、適当な魔導書を取って読み始めた


どんな魔導書なのかはコンマ下一桁で抽選され、低級魔法は50、上級は100、超上級は150以上のMPがないと魔法の習得に失敗する恐れがあります
1.火属性
2.水属性
3.氷属性
4.風属性
5.土属性
6.回復魔法
7.光属性
8.闇属性
9.日用魔法
0.上級魔法(再度抽選)

>>下1コンマ……男の【MP】(下一桁で魔導書も抽選)
>>下2コンマ+19……やる気の【MP】(下一桁で魔導書も抽選)
>>下3コンマ+6……ぶりっ子の【MP】(下一桁で魔導書も抽選)
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 00:44:48.38 ID:9zhGfG3Mo
これはコンマだけかな
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 00:51:37.76 ID:IrQuMfFEO
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 00:54:30.93 ID:J6u30O5/0
439 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 01:01:10.44 ID:3G8eLbhUo
男の【MP】38やる気の【MP】95
ぶりっ子の【MP】99

やる気に満ちた青年は回復魔法を覚えた!
消費MP:10 HPを5回復する

ぶりっ子は氷魔法を覚えた!
消費MP:10 コンマ下一桁のダメージ


男の頭がパンクしそうだ!
>>下1コンマ……76以下で習得成功
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 01:04:01.04 ID:CNrNNvGd0
441 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 01:10:11.74 ID:3G8eLbhUo
……と思ったらあっさり閃いて理解したようです

男は闇魔法を覚えた!
消費MP:20 コンマ下一桁のダメージとMPで勝っている相手を稀に怯ませる


男「く……けっこう難しいな」

ぶりっ子「そうですかね?」

やる気「確かに、仕組みは実にシンプルっすね」

男「お前ら才能あるな……くそ……」
442 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 01:13:49.11 ID:3G8eLbhUo
こうして彼らは読書でほどよく脳の糖分を消費し、夕飯へと向かうのであった


中華「おまたせー。夕飯できたよ」


中華料理人がいつものように料理を並べ、食事が始まる


男「………………変なこと聞くけどさ」

氷魔「……?」

男「曜日っていくつあるっけ?」
443 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 01:18:05.39 ID:3G8eLbhUo
中華「曜日?それなら日・月・火・水・金だよ」

男「あぁそうだった」

男(土曜と木曜がないのか……)


ギルドメンバー達は怪訝な顔をしていたが、やる気青年が閃いたような顔をした


やる気「もしかして今週の陰陽を忘れたんすか?」

男「お、陰陽?」
444 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 01:22:09.72 ID:3G8eLbhUo
やる気「あれ、違うっすか?まぁ陰陽はない地域もあるかもしれないっすね」

男「陰陽ってなんだ?」

ぶりっ子「陰週と陽週ってのが交互にやってくるんです。今週は陽週で、来週は陰週ですぅ」

男「へー……何か違うのか?」

ぶりっ子「陽週の方が良いことが起こりやすいって迷信は昔からありますね……あと、陰週に2日、陽週に1日のペースで休む仕事場が多いですよぉ」

男「なるほどね!ためになった!」
445 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 01:28:22.04 ID:3G8eLbhUo
今日の食事中の会話は、週と五曜についての話と、なぜ男がそれを知らなかったかが全てだった
彼はどうにかそれを誤魔化そうと色々言ったが、結局彼は記憶喪失の疑いをかけられてしまった


男「……ごちそうさま」


どうやら、今日は陽週の水曜日らしい。
なんか色々聞かれたが、まぁ明日にでも忘れているだろう。忘れてるといいなぁ。
ふと時計を見たが、就寝までまだ時間がある。何をしようか?


>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価
446 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 03:09:28.94 ID:3G8eLbhUo
本日はここまでです
ありがとうございました
このレスは安価をとりませんので下にずらしてください
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 03:25:47.32 ID:rEurcN/50
1
おつおつ
やる気ホンマ強いなこいつ
448 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 20:13:53.60 ID:wOUIqFmAO
・男
【筋力】34【顔面】50【素早さ】103【料理】91
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値9/13……レベル4)

・中華
【中華料理】99【筋力】35【素早さ】??+9
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値11/12……レベル3)

・氷魔【筋力】??+1【MP】95【料理】37【素早さ】??+1
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値10/14……レベル5)

・やる気
【筋力】105 (不明な能力値決定の際に+19)
習得魔法:回復魔法
(経験値1/13……レベル4)

・ぶりっ子
【筋力】50 【顔面】18
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
習得魔法:氷魔法
(経験値7/12……レベル3)

【ギルドの資金】200000
449 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 20:48:44.61 ID:wOUIqFmAO
男は屋敷の厨房を訪ねていた


男「ちーっす」

中華「ん?なんか用かい?」

男「いやなに、後片付けの手伝いでもと思ってさ」

中華「それはありがたいね。じゃあそこの皿を頼むよ」


彼は一つのシンクを指差した
水の入った桶に皿が漬けてあるが、その隣に桶に入りきらない皿が積まれている
450 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 21:05:07.77 ID:3G8eLbhUo
男「俺も料理がうまくなりたいなぁ」


積まれた皿を洗いながら、なんとなく彼は呟いた


中華「僕は男さんは既に結構なお手前であると思っていますよ」

男「そうか?なら嬉しい」

中華「ええ。救世主を志すくらいですからね。料理は心です」

男「……そうだ、何か悩みとかないか?」

中華「悩み?」

男「一応ギルドマスターだしな。そういう相談には乗りたい」

中華「そうですね……>>下2」
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 21:09:30.46 ID:nDBneeNaO
中華以外も極めたい
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 21:09:37.23 ID:outNTUG+O
伝説の金の烏骨鶏を調理してみたいな
453 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 21:51:39.32 ID:3G8eLbhUo
中華「伝説の金の烏骨鶏を調理してみたいな


男「そんなものがあるのか?」

中華「あくまで伝説だけどね。でも、実際に調理された記録は残ってるよ」

男「夢があるな。もし手に入ったらさ、この国一の美食家に食わせてやろう。そしたら、君の夢も叶うかもしれない」

中華「そりゃいいね。じゃあ僕も頑張って、金の烏骨鶏を探しにいけるような名声あるギルドにしなきゃね。……よし、洗い物終わり」

男「こっちも終わったよ」

中華「それじゃあ終わりだね。じゃあまた明日」
454 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 21:56:39.96 ID:3G8eLbhUo
こうして、俺は床についた

〜翌朝・陽週金曜日〜


男「さぁ、今日も開店だ」

中華「昨日は10万も使っちゃったからね。気合い入れて稼ごう」

ぶりっ子「え"っ」

氷魔「……ごめん……武器が欲しくて……」

ぶりっ子「いや、別に責めるつもりはないよぉ」


>>下1コンマ下一桁÷3(端数切り上げ)……本日の客人数
>>下2……一人目の依頼内容
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 21:57:32.10 ID:CNrNNvGd0
はい
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 21:57:34.31 ID:8rP1J69j0
"恐らく"平穏な牛乳配達
457 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 22:05:52.36 ID:3G8eLbhUo
客は4人です


客「何でも屋ですか?」

やる気「何でも屋っすよ!」

客「おお、よかった。それじゃあこいつを配達して貰えるかな?」


客は瓶に入った牛乳を提示した

どうやら仕事は牛乳配達らしい。そこまで量も多くなさそうだが、どうして最低1万円も出して牛乳配達を頼むのだろうか?
だが、詮索は野暮だろう。


男「承りました。どこまで運べばよろしいですか?」

客「となり村の村長の家まで頼むよ」
458 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 22:10:01.40 ID:3G8eLbhUo
一行は準備をして、城下町を出た
牛乳は腐るとまずいので、ぶりっ子が氷魔法で冷却した


氷魔「……おや、氷魔法ですね……」

ぶりっ子「昨日覚えたんだー。結構便利だね」

氷魔「……ふふ、分かってますね……」

やる気「……何か、引っ掛かるっすね」

中華「同感です。嫌な予感がしますよ」


>>下1……ハプニング!
1.特に何もない
2.なぜか魔物が集まってきた!
3.盗賊が待ち伏せしていた!
4.げっ!あの時のギルド!
5.自由安価
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 22:10:36.94 ID:J6u30O5/0
2
460 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 22:23:53.43 ID:3G8eLbhUo
男「みんな気を付けろ!魔物だ!」

ぶりっ子「ひぇっ!怖いです……」

ぶりっ子(野良のやつと遭遇したにしては数が多いし、囲まれている……何かあるな……)

中華「これはなかなか……厳しいね」

やる気「数こそ多いっすけど、そこまで強力なやつじゃなさそうっすね!」

氷魔「……面倒……」


一行の周りを魔物化した狼が取り囲んでいる
数は5匹だが、狼の性質上、仲間を呼ばれる恐れがある
461 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 22:31:26.14 ID:3G8eLbhUo
戦闘開始!
男の【素早さ】103 魔狼の【素早さ】70


男「ここは一人一匹、確実に仕留めよう」

やる気「了解!」


流石に全部判定すると長引くので、攻撃の倍率が同じキャラは同時に判定します


>>下1コンマ下一桁×2.5……男と中華の攻撃ダメージ
>>下2コンマ下一桁×2……やる気の攻撃ダメージ
>>下3コンマ÷2……氷魔の魔法ダメージ
>>下4コンマ下一桁……ぶりっ子の攻撃ダメージ
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 22:32:28.90 ID:9zhGfG3Mo
うぇ
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 22:32:39.13 ID:J6u30O5/0
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 22:32:59.27 ID:K1BbHjqDO
はい
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 22:33:51.35 ID:+GybfBpgO
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 22:33:56.76 ID:nDBneeNaO
467 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 22:47:51.16 ID:3G8eLbhUo
ちなみに魔狼のHPは6です

やる気以外全員レベルアップです


男「でりゃあ!」

中華「せいっ!」


二人は最も的確に魔狼の急所を攻撃し、死に至らしめた
男は首を一撃で切り落とし、
中華料理人は槍を敵に貫通させ、焼き鳥のように刺したままにした


やる気「やっ!!」


やる気に満ちた青年は、うまく攻撃できなかったが、持ち前の筋力で狙いの甘さをカバーし、一撃で気絶させた
468 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 22:59:42.02 ID:3G8eLbhUo
氷魔「極大氷魔法……!」


氷魔はその圧倒的出力で一瞬にして狼を氷像にしてしまった


ぶりっ子「ぜやぁ!」

魔狼「ガルルルルッ!」

ぶりっ子「ひぃ!」


可哀想なことに、彼女だけはギリギリで狼を倒せなかった
しかし、これほどまで力を見せつけたので、いくら狂暴な魔狼といえど身の危険を感じて帰っていった
469 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 23:03:54.47 ID:3G8eLbhUo
男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長


〜男の成長テーブル〜
01〜20で筋力+3
21〜40でHP+2
41〜60でMP+2
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 23:05:12.13 ID:9zhGfG3Mo
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 23:07:36.06 ID:J6u30O5/0
472 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 23:11:19.01 ID:3G8eLbhUo
男の【筋力】37 中華の【筋力】37

氷魔とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 23:11:55.83 ID:K1BbHjqDO
はい
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 23:12:00.96 ID:J6u30O5/0
475 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 23:31:08.27 ID:3G8eLbhUo
氷魔【筋力】??+4【MP】98【素早さ】??+4(HP決定の際に+3)

ぶりっ子は96なので成長続行です
>>下1コンマ……ぶりっ子の成長

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『毒手』
61〜80で習得『ドジっ子』
81〜90で以上の全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 23:46:37.70 ID:nDBneeNaO
はいさ
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/27(土) 23:46:46.04 ID:XJ3kuQFMO
478 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/27(土) 23:57:16.60 ID:3G8eLbhUo
ぶりっ子は『ドジっ子』を習得した(攻撃の威力が期待値を下回った場合、攻撃の対象にならず、【顔面】に+10)
ぶりっ子の【顔面】28


ぶりっ子「ギリギリ倒せないなんて、ドジ踏んじゃいましたぁ」

男「だが、奴らは退散したから問題はないだろう」

ぶりっ子「そ、そうですねぇ。それじゃあ急ぎましょう」


一行は再び襲撃を受けることのないよう、急いで村へと向かった
479 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 00:06:55.56 ID:r8D805e2o
村に到着し、村長の家を訪ねた
玄関のドアをノックすると、村長が現れた


村長「客人かの?」

やる気「いえ、配達っすよ!」

村長「おお、そうかそうか。牛乳か……」

氷魔「……その牛乳……何か特別な材料でも混ぜてあるんですか……?」

村長「材料?」

男「これを運搬する際に、やたら魔物が出ましてね。何か訳があるんじゃないかと」

村長「>>下2」
480 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 01:06:08.70 ID:r8D805e2o
本日はここまでです
ありがとうございました
人の少ない時間に下2で安価を取るのは控えようと思います
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 01:06:17.55 ID:nstOKp8pO
めいっこにハレンチ行為をしたちゃったせいで、
姪っ子の親からに魔獣を手名付ける魔法で逆襲されてる
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 01:07:26.29 ID:JiU7CwP3O
おつー
483 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 19:41:25.12 ID:r8D805e2o
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値2/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値5/13……レベル4)

・氷魔【筋力】??+4【MP】95【料理】37【素早さ】??+1
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値2/15……レベル6)

・やる気
【筋力】105【MP】95 (不明な能力値決定の際に+19)
習得魔法:回復魔法
(経験値7/13……レベル4)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値1/13……レベル4)

【ギルドの資金】200000
484 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 19:45:51.04 ID:r8D805e2o
村長「めいっこにハレンチ行為をしたちゃったせいで、姪っ子の親からに魔獣を手名付ける魔法で逆襲されてるんじゃ」

男「じゃあ、あの依頼人は……」

中華「それよりも。この牛乳の方がまずいんじゃないかい?」

村長「ああ、気にせんでええよ。わしが解呪してから飲むのでな」

ぶりっ子(最低ですねこのジジイ!)


なんだか第三者の争いに巻き込まれて疲れてしまったが、とにかく依頼は達成した。城下町へと帰るとしよう。
485 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 19:58:47.51 ID:r8D805e2o
一行は城下町に帰り、屋台へと戻った
そこにはさっきと同じように客が座っていた


やる気「配達終わったっすよ!」

客「おお!何かトラブルとかあったかい?」

氷魔「……魔狼が出た……」

客「そうか……それは手間だったね」


口では残念そうにしているが、表情はどこか喜んでいるような気がする


ぶりっ子「それじゃあ代金お願いしまーす!」


>>下1……代金(円換算1万以上)
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 20:34:10.63 ID:EcKm7+iN0
1万
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 20:34:54.46 ID:DD/dwiXEO
3万
488 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 20:53:01.64 ID:r8D805e2o
客は1万円を置いて帰っていった

【ギルドの資金】210000


ぶりっ子「ちょっとぉ!こっちは狼6匹に襲われたんですよぉ!?それで1万円って……!」

男「まぁそういうこともあるよ」

中華「そうだね。これでも十分食費にはなるさ」


すると、いつの間にか消えていたやる気に満ちた青年が別の客を連れてきた


やる気「やー、トイレ行ってたら声かけられましてね!」

氷魔「……依頼の……内容は?」

客「>>下1」
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 20:54:10.53 ID:aGLhEwkvO
オッス、オラ食堂を開きたいから看板と斬新なメニューを作ってくれ!

490 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 21:08:38.19 ID:r8D805e2o
客「オッス、オラ食堂を開きたいから看板と斬新なメニューを作ってくれ!」

中華「なるほど……なるほど……」

ぶりっ子「それじゃ、まずは斬新なメニューについて考えましょー!」

やる気「どうしてっすか?」

ぶりっ子「その料理を全面に出した看板を作ればインパクト大ですからね!」

男「いいアイデアだと思うよ。それじゃあメニューだね……」
491 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 21:13:07.92 ID:r8D805e2o
一行は、メニューを考えるために食品市場に来ていた
そこには、カラフルな果物、豪快にカットされた肉、陽光で瑞々しく光る野菜などが所狭しと売られていた


氷魔「……初めてきた……」

中華「え?この城下町でまともに食材を漁れるのはここぐらいだと思うけど……」

氷魔「……魔法で作られた……インスタント食品ばかりだったから……」

やる気「このリンゴとかいいんじゃないすか?」

ぶりっ子「いやいや、この大根がいいと思いますよぉ」
492 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 21:21:29.72 ID:r8D805e2o
コンマと安価でパーツを組み合わせて料理を作ります

>>下1コンマ下一桁……何風?
1.和風 2.洋風 3.中華風 4.異世界風
5.ワイルド 6.フレンチ風 7.インド風
8.海鮮風 9.ジャンクフード風 10.!?

>>下2……メインの食材

>>下3コンマ下一桁……完成形
1.焼き 2.フライ 3.サンド 4.おひたし
5.干し 6.ソース和え 7.カレー 
8.食材まるごと 9.サラダ 0.!?
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 21:23:45.88 ID:dIAt0txDO
はい
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 21:25:27.71 ID:DOgiVorxO
コンマ
下2ならキノコ
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 21:26:15.67 ID:KG7LK2Ie0
496 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 21:37:53.13 ID:r8D805e2o
海鮮風キノコカレー!
それがみんなで下した決断だった

まずはカレーのルーを用意する
そこに、魚介のエキスを投入する
そしてお好みのキノコをカットして入れる

実にシンプルなメニューだが、この組み合わせはあまりないのではなかろうか。


中華「じゃああとは看板を作ろう」

男「みんなが買い物してる間に木の板は買っておいた。自由に色を塗るなり店名を刻印するなりしていこう」

やる気「よぉし!やるっすよ!」
497 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 21:44:11.66 ID:r8D805e2o
そしてギルドは完成した看板を客の元へと持っていった
緑を背景に、『満を持して海鮮風キノコカレーの開拓者現る!』『カレー料理店!』
と書かれた看板だ


客「おお!いい看板じゃねぇかぁ!そんでよ、海鮮風キノコカレーってどんな感じなんだ?」

中華「おおまかなレシピは作りましたので、それもお渡しします。また、そのカレーの試作品も作りました」

客「おめぇ気が利くなぁ!それじゃあいただきまーす!」


>>下1コンマ……カレーの旨さ(数字が大きいほどうまい)
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 22:02:15.94 ID:DOgiVorxO
口からビーム
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 22:08:02.03 ID:kChqSCpQO
これはビームでますわ
500 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 22:23:59.80 ID:r8D805e2o
客「!!」


一口カレーを口に運ぶと、客の様子が一変した
ものすごい速度でそのカレーを全て平らげてしまったのだ


中華「いかがでしたか?」

客「う……うめぇ!オラこんなうめぇもん食ったことねぇぞ!!口からビーム出るかと思ったらぞ!」

中華「そうですか。良かったです」
501 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 22:26:18.63 ID:r8D805e2o
客「これはお代だ。これがあればオラはここでいくらでもやっていけっぞ!じゃあな!」


客はお代を置いて意気揚々とどこかへと駆け出していった


ぶりっ子「……ちょっと、食べたかったですねぇ」

やる気「そうっすね」


>>下1……客の置いていったお代(円換算1万以上)
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 22:31:54.52 ID:KG7LK2Ie0
10万円
503 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 22:49:50.79 ID:r8D805e2o
なんと10万円も置いていってくれたようだ
ギルドの面々にとってこれはとてもありがたかった

【ギルドの資金】310000


氷魔「……じゅ、十万も……!」

男「すごいな……」

中華「自分の店を出そうってタイミングだろうし、これくらいなら出せるのかもね」

やる気「へぇ……金かかるんすね。そういうの」

ぶりっ子「そうだよぉ。特に城下町は土地も高いからねぇ」
504 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 22:52:42.03 ID:r8D805e2o
昼の休憩を挟んで午後の営業
うたたね日和だが、寝付くより先に客がきた


ぶりっ子「いらっしゃいませー!」

客「あ……どうも……」

男「お客様だ。寝てないで起きてくれ」

やる気「……ん、分かったっす」

中華「それで、ご用件はなんでございましょうか?」

客「>>下1」
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 23:02:21.23 ID:ZOnPN30SO
ムーディな酒場の踊り子(意味深)が足りてないので助っ人いただけませんか?
506 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 23:35:18.10 ID:r8D805e2o
客「ムーディな酒場の踊り子(意味深)が足りてないので助っ人いただけませんか?」

男「………………いいですよ」

ぶりっ子「えっ!おい!?ちょっと!?」

氷魔「……困る……私……困る……」

やる気「じゃあちょっと裏で会議してくるっすよ!」
507 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 23:41:38.25 ID:r8D805e2o
一行は場所を移し、会議を始めた


男「……どうする?」

ぶりっ子「どうするもこうするも男さんが言い出したことでしょぉ!?」

ぶりっ子(まぁ、私になることはなさそうだけど……)

中華「一番ルックスのいい人がいけばいいんじゃないかな?」

やる気「そりゃいいっすね!」

氷魔「……いいけど……別に女じゃないといけないとは……言われてないですし……」

男「……しまった。そうか」


>>下1コンマ……中華料理人の【顔面】
>>下2コンマ……やる気青年の【顔面】
>>下3コンマ……氷魔の【顔面】

508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 23:42:20.56 ID:KG7LK2Ie0
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 23:42:39.16 ID:dIAt0txDO
はい
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 23:44:27.06 ID:zwnVMS+8o
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/28(日) 23:45:57.42 ID:EcKm7+iN0
類は友を呼ぶってこういう事か
512 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 23:49:29.68 ID:r8D805e2o
このギルドの平均顔面偏差値の低さはなんなんだ!?

男の【顔面】50 中華の【顔面】56
やる気の【顔面】16 氷魔の【顔面】6
ぶりっ子の【顔面】28


厳正な会議の結果、中華料理人が生贄に捧げられた


中華「嘘だ……こんなことって……」

男「言い出しっぺの法則ってやつか、これは」
513 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 23:54:10.70 ID:r8D805e2o
こうして、『ムーディな酒場』に連れてこられた中華料理人は、依頼人から説明を受けていた


客「それじゃあ、君にはステージで踊ってもらうよ」

中華「すみません、僕は男なんですが」

客「そっち向けのステージがあるから安心してくださいね」

中華「……くっ……」

客「結構精悍な顔立ちしてますし、人気出るはずですよ」
514 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/02/28(日) 23:59:58.66 ID:r8D805e2o
依頼人は、衣装箪笥から彼の着る衣装を引っ張り出し、渡した


客「じゃあこれを着て踊ってね」

中華「えっこれ……」


彼が渡されたのはサイズのきつい下着と、腕や脚に装着するヒラヒラの物体、そして紫のフェイスベールだった


客「じゃ、頑張ってね。結果次第では報酬金に色付けてあげるからさ」

中華「そ、そんな……」


しかし彼は何でも屋、やるしかなかったのだ
その格好でステージに立ち、熱を帯びた視線を一身に集めながら踊ったのだ


>>下1……基本報酬額(円換算最低1万)
>>下2コンマ……客の盛り上がり度(60以上で報酬1.5倍、80以上で2倍)
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 00:14:47.85 ID:LtBsJG54O
5万+おひねり5万
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 00:20:33.91 ID:DFzfWilR0
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 00:20:51.30 ID:nyoYZR1NO
大☆喝☆采
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 00:37:27.99 ID:6KJ//7+W0
草ァ!!
519 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 00:41:01.69 ID:3xzRi88Jo
すごい盛り上がってる
本日はここまでです
ありがとうございました
520 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 19:22:44.55 ID:3xzRi88Jo
彼は激しく、妖艶に舞った
ダンスの才能もあったのか、客のボルテージは急上昇
老若男女を問わず彼のダンスに魅了され、おひねりの雨を受けた

そして彼の持ち時間が終わり、彼は大量のおひねり、総額なんと10万を持って舞台裏へと帰っていった


中華「いやぁ……すごい熱気でしたね。精神的にもそうですが、肉体的にもかなり疲労が出ましたよ」

依頼人「ご苦労ご苦労。君はすごいダンサーだ!あんなに盛り上がったのは私の知る限りこれが初めてだ!」

中華「そ、そうですか?」
521 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 19:23:28.56 ID:3xzRi88Jo
すみません貼り忘れてました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値2/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値5/13……レベル4)

・氷魔【筋力】??+4【MP】95【料理】37【素早さ】??+1【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値2/15……レベル6)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16(不明な能力値決定の際に+19)
習得魔法:回復魔法
(経験値7/13……レベル4)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値1/13……レベル4)

【ギルドの資金】310000
522 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 19:26:36.03 ID:3xzRi88Jo
依頼人「ああそうだとも!これは私からの報酬金だ」


なんと、依頼人からも10万を受け取った


中華「こ、こんなに……いいんですか?」

依頼人「全然構わん。話題性などを考えれば安いくらいだよ」

中華「じゃあありがたくもらっていきます。それでは」

依頼人「もし気が向いたら、ぜひここを訪ねてくれたまえ。君をダンサーとして歓迎しよう」


こうして彼は仕事を終え、大量の金を持ち帰ることができたのだ
523 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 19:30:45.09 ID:3xzRi88Jo
【ギルドの資金】510000


一方そのころ、残りの面々は新たな客の来訪に備えていた


男「あいつ、大丈夫かなぁ」

ぶりっ子「結構自信なさげですからねぇ……何か騙されてないといいんですけど」

客「すみません!何でも屋に頼みたいことがあるのですが!」

やる気「わ、分かりましたっす。落ち着いて用件を話して欲しいっす」

客「>>下2」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 20:03:37.58 ID:ehLo6v9hO
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 20:03:42.84 ID:OCIajAgsO
いわくつきの古家を取り壊してほしい
526 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 20:26:11.12 ID:3xzRi88Jo
客「いわくつきの古家を取り壊してほしいんです!」

男「いわくつき……ですか」

ぶりっ子「幽霊とかでるんですかぁ!?怖いですぅ!」

やる気「大丈夫っすよ!我々に恐れをなして幽霊も逃げ出すっす!」

氷魔「……幽霊……もしいるなら……会ってみたいです……」
527 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 20:30:59.76 ID:3xzRi88Jo
一行は城下町の隅の方、比較的自然が豊かでのどかなエリアまで連れてこられた


客「これがその家です!さあ!やっちゃって下さい!」


その家は木造で、縁側こそないものの、軒下のような和風建築の特徴が見られる
いかにもボロ家といった感じで、柱のほとんどがささくれて中身が見えている


氷魔「……なかなか……雰囲気ありますね……」

やる気「曰く付きって、具体的にどういう言い伝えがあるんすか?」

客「>>下1」
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 20:44:49.12 ID:4wGJtrKdo
騎士の亡霊が侵入した者を襲う
529 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 21:18:06.11 ID:3xzRi88Jo
客「騎士の亡霊が侵入した者を襲うんです」

やる気「そんな奴がいるんすか!?それは注意が必要っすね……」

客「家の大広間にとても太いメインの柱があるから、多分それを破壊すれば家は壊れるよ!」

男「なるほど!潰れるわ!」

客「いや、多分他の柱が少し耐えてくれるから!お願い!」

男「いや、やりますけどね」
530 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 21:24:36.71 ID:3xzRi88Jo
早速一行は玄関に入り、廊下を抜けた
すると大広間に出た
大広間の中央に直径4m程の大きな柱がある

恐らく、この巨大な柱が家の大黒柱だろう。


破壊しようとすると、何かが破壊されたような轟音が家に響く

音のした方向を見ると、一つの個室のドアが破壊され、中から動く甲冑が迫って来た!


ぶりっ子「ぴぃ!お化けですよぉ!?」

氷魔「……すごい。でも……危険だし……見てる訳にもいかない」

やる気「こうなったら、先にあの柱を破壊するしかないっすね!」
531 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 21:29:46.69 ID:3xzRi88Jo
戦闘開始
男の【素早さ】103
騎士の亡霊の【素早さ】25

騎士の亡霊には実体がないため、撃破することは不可能です
この戦闘の勝利条件は『大黒柱の破壊』です
この戦闘では経験値は入手できません


男「そうと決まれば……!」

やる気「さっさとこいつを壊して帰るっすよ!」

ぶりっ子「そ、そうです!」

ぶりっ子(まじありえないんですけど!お化けとかマジで!)


>>下1コンマ下一桁×5.5……三人の連携攻撃のダメージ
(大黒柱のHPは50)
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 21:32:00.99 ID:DFzfWilR0
533 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 22:04:12.20 ID:3xzRi88Jo
切り上げ50ダメージ!ジャストキル!


男が最初に全身全霊をかけて柱を真一文字に斬った
すると、そこが深く抉れて一気に柱のバランスが崩れた


男「今だ!」

ぶりっ子「ここだね!?えいっ!」

やる気「せやあぁぁぁぁぁっ!!」


ぶりっ子とやる気青年はそこに向かって渾身の打撃を撃ち込んだ
すると柱はミシミシと音を立てて軋み、斜めに達磨落としされたかのような切り込みが出来た
あとはその柱が重力に従って崩壊するだけであった
534 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 22:06:26.35 ID:3xzRi88Jo
それに伴って家中が軋み出した


男「逃げるぞ!」

氷魔「……はい……」

やる気「作成大成功っすね!」

ぶりっ子「いやだぁ!!潰されたくないいぃぃ!」


全員、特にぶりっ子が必死に走って家を脱出することに成功した


客「早くないですか!?すごいですね!」
535 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 22:10:00.05 ID:3xzRi88Jo
物凄い音を立てて崩壊する家を、一同はのんびりと眺めた


男「仕事完了です」

客「まさかここまで手際がいいとは……」

ぶりっ子「えへへ」

氷魔「……出番……なかったです……」

やる気「そう落ち込まないで欲しいっすよ。リカバリーできる人がいるだけで心強いっすからね」

男「それで、報酬の件なのですが……」

客「はい、こちらです」


>>下1……報酬金
536 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 22:11:39.51 ID:3xzRi88Jo
すみません途中で送信しました
>>下1……報酬金(円換算最低1万)です
すでに上の安価にレスが付いていた場合このレスは無視して下さい
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/01(月) 22:34:33.07 ID:BqAYex1XO
5万円
538 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/01(月) 22:37:32.43 ID:3xzRi88Jo
すみません明日が早いので本日はここまでです
ありがとうございました
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 00:14:37.07 ID:8MUY2K5p0
おつおつ
ほぼ自由安価なのにここまでまともに進行するとは…
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 18:45:25.08 ID:a9Z27UcLO
もっぱらギャグ風進行なら書き手はやりやすい説
       
541 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 19:25:32.58 ID:RVQIRZMDo
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値2/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値5/13……レベル4)

・氷魔【筋力】??+4【MP】95【料理】37【素早さ】??+1【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値2/15……レベル6)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16(不明な能力値決定の際に+19)
習得魔法:回復魔法
(経験値7/13……レベル4)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28
『誘惑』
(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』
(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値1/13……レベル4)

【ギルドの資金】510000
542 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 19:29:13.50 ID:RVQIRZMDo
【ギルドの資金】560000


依頼を終えた一行は店のある場所へと帰った
すると、丁度帰ってきた中華料理人と出くわした


中華「お、君たちも仕事を終えた所かな?」

男「え、あ、ああ。そうだが……やけに機嫌が良さげだな……いや、いつも通りなんだが……」

氷魔「……まさか、そういう趣味に目覚めた……?」

中華「ち、違うよ!ほら見てくれ!この大金!」


彼はバッグから20万を取り出した
543 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 19:32:37.58 ID:RVQIRZMDo
やる気「なんすかこの額!?」

ぶりっ子「……まさか、こんなにお金を貰えるなんて……R-18なことでもしたんですか!?」


彼女は恐ろしいことが起こったかのような口調で喋ってこそいるものの、口元が緩んでいる


中華「なんでちょっと嬉しそうなんだい!?あと違うからね!僕のダンスが好評だっただけさ!」

やる気「なんか怪しいっすね……」

中華「怪しくない!余計なことを考えないでくれ!」
544 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 19:37:46.92 ID:RVQIRZMDo
妙な疑惑が残ったが、ひとまず本日の営業を終了した


男「いやー……災難だったね」

中華「ほんとですよ……」


さて、夕食まで少し時間がある。
どこかに寄っていこう。


>>下1……どこへ行こう?

1.魔法道具店
2.武器屋
3.防具屋
4.王立図書館
5.闇市
6.本部ギルド

>>下2……何人で行こう?(その内訳も)
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 19:38:01.19 ID:Mr67HLkk0
4
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 19:38:42.83 ID:dWK8ddFDO
氷魔と二人で
547 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 19:54:24.35 ID:RVQIRZMDo
男「氷魔ー」

氷魔「……なんですか?」

男「王立図書館に行かないか?」

氷魔「……いいですよ。でもどうして私と?」

男「現役の魔法使いが一緒なら、魔法も覚えやすいかと思ってさ」

氷魔「……そういうことですか……」


二人は王立図書館にやってきた
既に何度も通った道なので、土地勘の薄い彼でもお目当てのエリアに辿り着いた
548 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 20:01:48.79 ID:RVQIRZMDo
氷魔「……今さら……なんですが」

男「何だ?」

氷魔「私じゃあ氷魔法についてしか教えられませんよ?」

男「……え、そうなの?まぁいいや。氷魔法の魔導書を当てればいいだけだし」


どんな魔導書なのかはコンマ下一桁で抽選され、低級魔法は50、上級は100、超上級は150以上のMPがないと魔法の習得に失敗する恐れがあります

>>下1コンマ下一桁……男の魔導書
>>下2コンマ下一桁……氷魔の魔導書

〜男の魔導書抽選テーブル〜
1.火属性2.水属性3.氷属性
4.風属性5.土属性6.回復魔法
7.光属性8.日用魔法
9または0で上級魔法(再度抽選)

〜氷魔の魔導書抽選テーブル〜
1.火属性2.水属性3.風属性
4.土属性5.回復魔法6.光属性
7.闇属性8.光属性
9または0で上級魔法(再度抽選)
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 20:02:07.58 ID:0Z+Fx+vgO

550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 20:02:29.65 ID:gRZYYt6x0
うりゃ
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 20:25:10.32 ID:Mr67HLkk0
552 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 20:55:10.84 ID:RVQIRZMDo
氷魔は回復魔法を習得した

一方男は、日用魔法の煩雑さに苦しんでいた


男「ぐおおお……」

氷魔「……それは……日用魔法ですか……戦闘には役立ちませんよ……?」

男「だろうな……だがとりあえず覚えるぞ」


>>下1コンマ……76以下で日用魔法を習得
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 20:57:13.88 ID:Mr67HLkk0
554 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:12:01.99 ID:RVQIRZMDo
男「……さっぱりわからん!」

氷魔「………………」

男「どうした?」

氷魔「……いえ、なんでもありません……」

男「そうか。……よし、帰るか」


こうして二人は図書館を出て、ギルドハウスへと帰った
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 21:15:34.08 ID:4JUv958KO
好感度が見えるマジックアイテムとかありそう(こなみ
556 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:17:19.49 ID:RVQIRZMDo
帰ると早速、食事の時間のようでいつも通り食事が並べられている
しかし、まだ中華料理人が厨房にいるらしい
なぜだろうかと思案していると、
厨房から、スパイシーな香りが漂ってきた


中華「海鮮風キノコカレーだよー」

ぶりっ子「おぉ!作ってくれてたんですね!」

中華「試作の為の食材が余ったからね。だからこの鍋に入ってるので全部さ。おかわりはないってことだね」

やる気「む……じゃあ加減して食うっす」

男「やる気が全力で食うと俺が食えないからな」

氷魔「……楽しみ……」
557 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:22:06.50 ID:RVQIRZMDo
この食事ではいつもの中華に加え、カレーにも皆が舌鼓を打った

実は俺はそこまでキノコが好きではないのだが……このカレーはなかなかイケる。

そして、楽しい食事の時間が終わった


男「……ふー……食った食った」


まだ就寝までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 21:22:45.91 ID:AN//QWJnO

559 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:32:04.30 ID:RVQIRZMDo
俺はやる気に満ちた青年の自室を訪ねることにした。

男はドアの前に立ち、ノックをした


やる気「ん?開いてるっすよー!」

男「なんだ開いてるのか」


部屋に入ると、やはりと言うべきか、
趣味や娯楽の品は一切置かれておらず、
殺風景そのものな部屋であった


やる気「なんか用っすか?」

男「別に、用って訳じゃないさ」
560 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:36:18.93 ID:RVQIRZMDo
やる気「そうっすか。まぁ何もない部屋っすけどゆっくりしていって下さい」

男「おう。……なぁ、やる気よ」

やる気「なんすか?」

男「どうして、このギルドに入ろうと思ったんだ?」

やる気「うーん……金になりそうだと思ったからっすね!」


普通ならがめついと思われるようなことを堂々と彼は口にした

彼がポジティブな人間なのはわかっているので、別に悪感情は抱かないが。
561 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:39:33.95 ID:RVQIRZMDo
男「ここ以外はどうだったんだ?得体の知れない新生ギルドより良いとこがあったんじゃないのか?」

やる気「ハッキリ言ってそれはそうっすね!でも、俺っちはガキの頃から流浪の身っすからね……対して金もないし、あまり信頼されちゃいなかったんすよ。だから断られてたんっすよ」

男「……なんか、悪いことを聞いたか?」

やる気「気にすることはないっす!」

男「そうか。なんか悩みとかあるか?」

やる気「悩みっすか?>>下1」
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 21:40:13.52 ID:mVz0NB9u0
この歳でまだ 童貞なんです
563 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:59:20.44 ID:RVQIRZMDo
やる気「この歳でまだ 童貞なんです」

男「ははは。やる気はあってもヤる気はないってか」

やる気「ちょっと!笑わないで欲しいっすよ!」

男「や、悪い悪い。俺も童貞だからさ」

やる気「仲間っすね!」

男「そうだな。今度一緒に夜の街にでも繰り出してみるか?」

やる気「それもいいっすね!」
564 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:03:28.38 ID:RVQIRZMDo
という所で俺は彼の部屋を去り、本日はもう就寝することにした

〜翌日・陰週日曜日〜


男「よし!それじゃあ本日も営業開始!」

ぶりっ子「はいはーい。提案がありますぅ」

男「なんだ?」

ぶりっ子「陰週の月曜日と水曜日は定休日にしませんか!?」

男「いいよ」

氷魔「……明日は、休み……」
565 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:05:45.57 ID:RVQIRZMDo
中華「おっけー。じゃあそういうことにしよう」


彼は手際よくカレンダーと店の看板に休業予定を書き込んだ


やる気「じゃ、今日は気合い入れていくっすよ!」

男「そうだな!」


>>下1コンマ下一桁÷3……本日の客の数
>>下2……一人目の客の依頼内容
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:06:34.56 ID:QBTAvuY20
はい
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:08:36.18 ID:JuxYk5Ol0
湖に現れた魔物をどうにかして欲しい
568 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:26:04.37 ID:RVQIRZMDo
本日の客は二人です


早速、一人目の客がやってきた


客「湖に現れた魔物をどうにかして欲しいんです」

男「湖ですか」

客「はい、城下町から歩いて15分程の湖なんですが……」

氷魔「……戦闘なら……任せて……」

客「おお……!頼もしいですね!」
569 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:30:21.30 ID:RVQIRZMDo
早速ギルド一行は城下町を出てその湖へと向かった

湖はなかなかの大きさで、マラソンの練習にも使えそうな外周の広さだ


男「ここに魔物がいるんだな」

ぶりっ子「うーん、見当たりませんね?」

中華「いないならいないで楽だけど……」

やる気「我々に恐れを為して逃げてる可能性もあるっすよ」

氷魔「……いや……見てください……水面から何かが……」


突如水面が波打ち、>>下1が湖から姿を現した
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:30:40.31 ID:mVz0NB9u0
眠りから覚めた伝説級巨大アホイグアナ
571 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:54:11.21 ID:RVQIRZMDo
なんと、湖面から浮かび上がったそれは……


イグアナ「ゲェェェー!」


巨大なイグアナであった


男「なんじゃこりゃあ!!」

イグアナ「なんじゃこりゃあとはなんじゃ!!」

中華「イグアナ料理ってどうなんでしょうか?」

イグアナ「わしを調理するつもりかぁ!?やれるもんならやってみやがれ!!わしはもう500年は生きとるからな!!」
572 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:07:40.24 ID:RVQIRZMDo
イグアナはこちらへと向かってくる
近づくとより鮮明にそのサイズ感が伝わってくる
全長50mはあるだろう

戦闘開始!
男の【素早さ】103
巨大アホイグアナの【素早さ】80

巨大アホイグアナはアホなので【MP】は0です


氷魔「……水に浸かっているということは……私の領分です」

ぶりっ子「あ!私も氷魔法でお手伝いしますよぉ!」

氷魔「……初めての合体技ですね……極大氷魔法!」

ぶりっ子「えーい!氷魔法!」


>>下1コンマ×1.25……合体攻撃の威力
巨大アホイグアナの【HP】は80です
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:08:52.40 ID:5ALgx0YvO
574 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:22:53.02 ID:RVQIRZMDo
50ダメージ!


イグアナ「ぐぉっ!なんてことじゃ!まさか氷河期か!?」

男「じゃあ氷河期ってことで!」

中華「もう一回冬眠してくれると!」

やる気「助かるっすね!!」


男は、先ほどの氷魔法で出来た湖上の氷道を剣で歩けるように切り開きながら突撃する
そこで男に気を取られたイグアナを攻撃するために、やる気青年が中華料理人を掴み、全力で放り投げる
彼は槍をまっすぐに構え、空気抵抗を減らしながら矢のように飛んでいく


>>下1コンマ下一桁×6.5……連携攻撃のダメージ
巨大アホイグアナには強靭な鱗があるため、物理ダメージは-5されます
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:29:27.44 ID:Mr67HLkk0
576 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:45:51.80 ID:RVQIRZMDo
26-5=21!


イグアナは三人の連携攻撃によってその肉体を貫かれた


イグアナ「が、がが、馬鹿な!!」

男「悪いな。お前に罪はないが、小市民の平和な活動の為だ」

イグアナ「くそ……ブクブクブク……」


イグアナは力なく湖の底へと沈んでいった
ギルドの勝利だ!
577 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:49:10.93 ID:RVQIRZMDo
中華「……おかしい」

やる気「なにがおかしいんすか?」

中華「あの巨大イグアナ、まだ余力を残していたはずだ」

ぶりっ子「ええっ!?そうなんですかぁ!?」


不可解な現象に一行が悩んでいると、声をかける者がいた


老婆「ほっほっほ……どうやらあのアホイグアナと戦ったようじゃな。そして……お主らは奴を逃がしてしまった」
578 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:55:20.40 ID:RVQIRZMDo
そこに居たのは、謎の老婆だった
先ほどまでの戦いの際には気配すら感じなかったが、今ここに老婆がいるのだ


氷魔「……逃げられた、とは……?」

老婆「あのイグアナは元々図体に伴って、なかなか頭の切れる奴じゃった」

男「つまり、我々を騙したのか?」

老婆「いいや、今のあいつにそんな知性はない。奴はかつて、この池に投棄されたマジックアイテムを飲み込んでしまったのじゃが……」

中華「ふむ……」

老婆「それによって知性を失い、その代わりに圧倒的な自然治癒能力を手に入れたのじゃ。奴は、自分の限界を勘違いしておる。そのお陰で、アホなのに生き長らえていられるんじゃがの……」

やる気「やけに詳しいっすね?」
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:57:51.40 ID:vhX3KxnUO
進化するタイプのヤツだな
580 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:58:56.14 ID:RVQIRZMDo
ひとまずここでレベルアップ処理を挟みます

中華とやる気がレベルアップしました

>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……やる気青年の成長

〜中華の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:08:36.11 ID:IHy5rRCc0
いいのこい!
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:09:35.68 ID:hqIfUG56o
583 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 00:20:21.24 ID:DCu3eeReo
やる気青年の【素早さ】??+22

中華料理人はゾロ目なので続行です
氷魔がレベルアップしました

>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長

〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『器用』
61〜80で習得『戦飯』
81〜90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:23:14.93 ID:cKg2Hm8O0
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:24:05.77 ID:SvqIzbmFO
すくすく
586 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 00:41:31.68 ID:DCu3eeReo
!?

>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長

〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜30で全能力+10
41〜60で習得『器用』『戦飯』全能力+6
61〜90で『救世主の資格』
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜氷魔の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『ポリシーブレイク』
61〜80で習得『究極氷魔法』
81〜90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
587 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 01:10:59.44 ID:DCu3eeReo
すみません本日はここまでです
ありがとうございました
このレスはコンマ判定に含めません
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 01:29:45.79 ID:2YMGgxJZO
飯屋(メシヤ)
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 02:11:56.34 ID:Uiz/7aCxO
おつ
590 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 19:35:54.43 ID:DCu3eeReo
氷魔の【MP】101【筋力】??+10【素早さ】??+7

中華料理人が『救世主の資格』を習得しました
(初回のみ特殊イベント発生、ステータス【運命力】【求心力】が解放)

ぶりっ子がレベルアップしました


>>下1コンマ……ぶりっ子の成長
>>下2コンマ÷2……中華料理人の【運命力】


〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 19:43:00.74 ID:r3TRUSiV0
はあっ
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 19:51:01.58 ID:cKg2Hm8O0
593 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 20:22:45.68 ID:DCu3eeReo
中華料理人の【運命力】29
ぶりっ子の【素早さ】??+7


・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】101【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/16……レベル7)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値13/14……レベル5)

【ギルドの資金】560000
594 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 20:29:35.00 ID:DCu3eeReo
老婆「それはの……」


老婆が語り始めようとしたとき、中華料理人が唐突に気絶した


男「!?どうした!」


みんなが彼の身を案じて駆け寄ると、
空から一条の光が彼に向かって放たれた
その光はその場で炸裂し、一同の目が眩んだ


ぶりっ子「うひゃぁぁぁぁっ!?眩しいですぅ!」

やる気「うおおっっ!?」
595 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 20:43:10.64 ID:DCu3eeReo
その光が晴れると、彼も目をさました


中華「……あれ?なぜ僕はここで寝ているんだい?」

氷魔「……私たちが……知りたい……」

中華「まぁ、いいや」


彼が無事なのを確認すると、
老婆は再び話し始めた


老婆「わしは昔からこの湖を見てきたからの。そういう言い伝えも聞いてきたんじゃ」

中華「なるほど」

老婆「お主らのとる行動は二つに一つ。奴にとどめを刺すために行動するか……あと十年は目覚めんであろう奴を放置するかじゃ」

男「そうだなぁ……」


>>下1……どうする?
1.民の安全のため、ここでアホイグアナを殺す
2.もう依頼は達成したししばらくは安泰なので帰る
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 20:48:07.23 ID:i6V6rdKDO
1
597 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:06:23.04 ID:DCu3eeReo
男「ここで、奴を殺そう」

老婆「ほほう、思いきったな。なら、これを使うがよかろう」


老婆はどこからか釣竿を取り出した

これで奴を釣ればよいのだろうか?


氷魔「……釣り?」

老婆「そうとも。餌には青梗菜を使うとよいじゃろう」
598 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:08:34.92 ID:DCu3eeReo
ぶりっ子「なるほど、じゃあ青梗菜はどこですかぁ?」

老婆「……持っておらん」

ぶりっ子「ずこーっ!」

ぶりっ子(このババア使えねぇな……)

中華「ははは、青梗菜なら持ってるよ」

男「そうか、お前なら持ってるか」

やる気「流石っすね……それじゃあ釣りの時間っすね!」
599 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:14:09.29 ID:DCu3eeReo
ちょうど池には、貸しボート屋から伸びる桟橋があった
一同はそこから湖へと糸を垂らし、イグアナがかかるのを待った


やる気「………………!」

男「来たか?」

やる気「来たっす!みんなで引くっすよ!」


約20分ほど待ったところで、ついに奴のお出まし
全員で釣竿を引き、水面へと顔を引きずり出していく
600 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:19:54.62 ID:DCu3eeReo
イグアナ「我が眠りを覚ますのは誰じゃ……」

ぶりっ子「私たちです!」

イグアナ「……え!まずい!逃げるぞ!」


イグアナは再び逃走の姿勢に入る

また逃げられてはまずい。ここで仕留めなければ。


やる気「まずいっす!」

氷魔「任せて下さい……!」

ぶりっ子「私もいきます!」


水上の敵を攻撃できる二人がここで動いた


>>下1コンマ×1.25……合体攻撃のダメージ
(巨大アホイグアナのHPは20)
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 21:20:50.29 ID:cKg2Hm8O0
602 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:24:27.89 ID:DCu3eeReo
すみません
本日は眠気がすごいのでここまでです
ありがとうございました
603 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 19:10:17.20 ID:FIJZ8S1/o
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】101【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/16……レベル7)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値13/14……レベル5)

【ギルドの資金】560000
604 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 19:15:15.86 ID:FIJZ8S1/o
36ダメージ!
氷魔とぶりっ子がレベルアップ!


二人の合体魔法は大きな氷の槍と化し、
逃走を図るイグアナの背面部を貫いた
イグアナは短く喘ぐと、そのまま絶命した
極低温により水面に張った氷に絡められながら、一切身動きしなくなったのだ


ぶりっ子「よーっしゃー!やってやりました!」

氷魔「……水場では、我々から逃れることはできません……残念でしたね……」
605 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 19:20:15.66 ID:FIJZ8S1/o
氷魔とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 19:32:56.59 ID:C1h4Font0
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 19:34:29.24 ID:oqt4QtIN0
いよっ
608 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 19:48:45.05 ID:FIJZ8S1/o
氷魔の【MP】106 ぶりっ子の【HP】??+1


一行は依頼を終えたので、城下町へと帰った
もう結構時間が経っているというのに、
客はそわそわした様子で待っていた


やる気「魔物は退治したっすよー」

客「ありがとうございます!」

男「なかなか手強かったな」

客「いやぁほんと助かりました!これがお代です。それでは!」


客はまたそわそわした様子で帰っていった


>>下1……報酬金(円換算最低1万)
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 19:53:16.64 ID:b0UMO9Jv0
三万+イグアナの肉
610 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:02:33.01 ID:FIJZ8S1/o
イグアナの肉はギルドハウスに送られるので、これに気づくのは少し後になります

【ギルドの資金】590000


ぶりっ子「いやぁ疲れましたねぇ!」

男「そうだな……ん?」


氷魔が小籠包を食べている

小籠包なので、まず中華料理人の作ったものだと分かる。恐らく、魔力を回復させる料理だろう


氷魔「……こんな食べてたら……太りそうですね……」
611 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:17:23.53 ID:FIJZ8S1/o
男「トレーニングでもするか?」

氷魔「……いえ、お断りします……」

客「すみませーん……」

やる気「お!お客さんっすね!」

客「え、あ、はい」

やる気「一体なんの依頼っすか?」

客「>>下1」
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 20:20:39.87 ID:b0UMO9Jv0
絵を完成させずに失踪した父を探しています!
613 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:28:14.92 ID:FIJZ8S1/o
客「絵を完成させずに失踪した父を探しています!」

男「画家さんなんですね」

客「はい。今でも絵を取り扱う店には置いてあると思います」

ぶりっ子「へぇーっ!すごいんですねぇ!」

中華「その、最後に描いていた絵……どんな絵なんでしょうか?」

客「うーん……ぶっちゃけよく覚えてないですね」
614 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:32:15.50 ID:FIJZ8S1/o
中華「早くも迷宮入りか……」

氷魔「……諦めるのが早いです……探偵のまねしてるくせに……」

客「あ!そうだ!」

やる気「どうしたんすか?」

客「ラフ画ならあります!後でこれ売って儲けようと思ってたんですけど……」

男「見せてくれ。きっと重要だ」

客「わかりました。これで大丈夫ですか?」


>>下1……ラフ画の内容
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 20:36:37.62 ID:br0VImXnO
裸婦画。
ただし、子どもが見ても大丈夫なように重要な部分はうまく隠している
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 20:37:40.16 ID:b0UMO9Jv0
十人の女性が描かれていた。 それぞれ持ってる物が違う様に見える
617 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:48:54.12 ID:FIJZ8S1/o
それは裸婦画だった。
裸婦画のラフ画だった。
写すとR-18になるところはうまいこと隠してはいるが、裸婦画だった。


ぶりっ子「ひぃ!」

男「はーなるほど……」

やる気「つまり、この女性のモデルが鍵のはずっすよ!」

氷魔「……だけど……探すのは難しい……」

中華「そうだね……」
618 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 21:18:38.04 ID:FIJZ8S1/o
やる気「こういうときは、とりあえず酒場に持ち込んでみるっすよ!」

男「なるほど……情報が集まる場所だしな」


一行は早速酒場へと向かった
酒場は昼間でも賑わっている
城下町は夜も働く人がいるので、そういった人は特に昼間の飲酒を好む

とりあえず、この裸婦画をマスターに見せよう


男「すみません。このラフ画の女性に見覚えはありませんか?」

マスター「>>下1」
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 21:19:51.41 ID:b0UMO9Jv0
無いなー
620 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 21:42:48.43 ID:FIJZ8S1/o
マスター「無いなー」

男「無いかー」

ぶりっ子「完全に迷宮入りですね」

氷魔「……困りましたね……」


途方に暮れる一同に、声をかけたものがいた


???「そこのご一行。お困りのご様子だね」

中華「……あなたは?」
621 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 21:45:28.17 ID:FIJZ8S1/o
占い師「私は占い師だ。何か占ってやろうかい?」

やる気「初めて見たっすよ、占い師」

占い師「あんまし儲からんからのー……」

中華「一回いくらだい?」


占い師は気を良くして答えた


占い師「おお、その気になったかの?私の占いは一回>>下1ぽっきりぞよ!」
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:15:55.14 ID:b0UMO9Jv0
とある画家を探しているが、占ってくれるか
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:20:11.70 ID:br0VImXnO
値段ですがな
下にずれるならこのレスのコンマ一桁万円
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:27:43.14 ID:b0UMO9Jv0
皆んなと相談
625 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 22:30:32.57 ID:FIJZ8S1/o
>>623を採用させていただきます


占い師「10万ポッキリぞよ!」

男「たけーな!」

ぶりっ子「は?」

占い師「……え?」

ぶりっ子「どうかしましたかぁ?」


占い師は狐につままれたような顔をして、
その後、気を取り直して話しはじめた
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:31:16.47 ID:Ro2TnOjQo
ID:b0UMO9Jv0平気で連取りするし文章もまともに読めないなら参加するの止めた方がいいと思うよ?
627 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 22:36:47.80 ID:FIJZ8S1/o
占い師「じゃ、じゃあ8万でどうぞよ!」

男「……どうする?」

中華「ぶっちゃけ怪しいかな……」

やる気「じゃあ前金で4万渡して、それで見つかったらもう4万渡すのはどうすか?」

氷魔「……それでも……ちょっと、高い……ですね……」

ぶりっ子「そうだねぇ」


一同はしばし沈黙し、悩んだ
結局、その決定権はギルドマスターが担うことになった
628 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 22:42:56.03 ID:FIJZ8S1/o
男「じゃあ、とりあえず4万。成功報酬でもう4万……受けてくれますか?」

占い師「むぅ……まぁいいであろう」


占い師は4万を現金で受けとると、
いかにも、といった雰囲気の水晶玉を出した


やる気「おおー……やっぱ持ってるんすね」

占い師「これが一番やりやすいんじゃ……それでは、行くぞ!」


占い師は水晶玉に向けてなにやら念じ、
格闘するように唸り声をあげた
数十秒これを続けた後に、ぴたりとそれを止め、
豪快に机を叩いた

さながら、アーケードゲームで負けが込んだときのような仕草である。


占い師「出たぞ!その裸婦画のねーちゃんの居場所は>>下1ぞよ!」
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:53:22.58 ID:VDC04SlJO
湖のほとり
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:53:58.90 ID:b0UMO9Jv0
ぶりっ子の家
631 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 23:00:26.77 ID:FIJZ8S1/o
占い師「湖のほとりぞよ!」

氷魔「……まさか……」

占い師「城下町の近くにある湖をご存知か?」

男「ええ。存じております。なんせさっきまで居たので」

占い師「ほほーっ!数奇な運命だ。なんだか知らぬが、応援しておるぞ」

ぶりっ子「不思議なこともあるもんですねぇ」


一行は、なんだかとても不思議な気分になりながら、
先ほど向かった湖へと再び向かったのであった
632 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 23:00:53.65 ID:FIJZ8S1/o
本日はここまでです
ありがとうございました
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:04:57.26 ID:br0VImXnO
おつ
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:13:49.39 ID:b0UMO9Jv0
乙!
635 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:01:09.30 ID:Rf5JcpxVo
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】550000
636 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:16:37.23 ID:Rf5JcpxVo
再び池までやってきた
ランニングをしている人が多く見受けられる


男「これだけ人が居れば……分かるかもな」

ぶりっ子「と言っても、たくさんいますしねぇ」

やる気「ま、気長に待つしかないっすね」

女性「あのー……」

中華「はい?」


話しかけてきたのは、どうやら先ほど湖のイグアナ討伐依頼をしてきた女性であった


氷魔「……む……」


>>下1コンマ……女性のラフ画との類以度(高いほど似てる)
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 19:17:53.46 ID:sPcVuJwm0
638 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:26:53.33 ID:Rf5JcpxVo
女性「またここに来られたんですか?」

氷魔「……ちょっとした、用事がありまして……」

氷魔(あまり、似ていない……)

男「ええ、ある女性を探しているんです」


全員それとなく彼女を見たが、ラフ画のそれとはまた違った顔立ちであった


女性「まるで探偵ですね」
639 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:31:34.40 ID:Rf5JcpxVo
ぶりっ子「探偵じゃなくて、名探偵ですよ!」

女性「ふふ、そうかもしれませんね」

中華「……失礼。あなたはこの一帯に住んでおられるのですか?」

女性「え……まぁ、そうですね」


急にうやうやしい態度で話に混ざってきた彼に対して、女性は恐る恐る肯定する


中華「では、こちらの女性に見覚えはありますか?」

女性「!?……ちょ、ちょっと!なんてもの見せるんですか!?」


彼はすっかり失念していたようだが、そのラフ画は裸婦画だ
よって、彼女が恥じらうのは当然であった


中華「あっ!すみません!でもそれはそれとして見覚えありませんか!?」

女性「む、むぅ……>>下1」
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 19:33:22.91 ID:BC4kA4saO
そこまでしゃくれてる人知りません
641 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:45:05.89 ID:Rf5JcpxVo
女性「そこまでしゃくれてる人知りません」

中華「まぁ、そうですよね」

男「……ん?しゃくれてる?」

中華「どうかしたのかい?」


俺には、そのラフ画がしゃくれている女性の絵には見えなかった。
どういうことなのだろうか?


やる気「別にしゃくれてなくないっすか?普通の黒髪の女性っすよ?」

男「ん、んんん?俺には緑髪の女性に見えるが……」
642 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 20:19:34.22 ID:Rf5JcpxVo
我々はパニックに陥った
この絵はなんと、見る者によって違う女性が写る、マジックアイテムだったのだ


氷魔「……困りましたね。これでは……ヒントになりません……」

男「そうだな……だが、あの占い師はここにその女がいると言っていた」

やる気「やはり、ここで張り込みするしかないっすよ……」


>>下1コンマ……張り込みの結果

01〜20……全然分からない
21〜60……もしかしてあの人は!?
61〜80……本人
それ以上で何かが起こる
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 20:20:53.40 ID:afqJ8u8C0
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 20:21:12.10 ID:vKB/37idO
645 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 20:43:41.31 ID:Rf5JcpxVo
現在は昼過ぎである

太陽は傾き始め、アフタヌーンティーを啜る時間だ。いや、啜るのは行儀が悪い


氷魔「……あ……あの人……」

やる気「むっ!話を聞いてくるっす!」


やる気に満ちた青年はそこにいる女性に話しかけた
彼女はどうやら散歩にきたようだ
646 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 20:52:59.64 ID:Rf5JcpxVo
女A「えっ、なんですか?」

やる気「あの、俺っちたちは人を探してるんすよ!」

女A「はぁ、そうなんですか」

やる気「という訳でちょっと顔をよく見せて下さいっす!」


>>下1コンマ……ラフ画と顔面の類以度
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 20:53:25.47 ID:anAiHTM40
おりゃ
648 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 21:13:53.03 ID:Rf5JcpxVo
やる気「うーん、あんまし似てないっすね」

女A「……なんか屈辱なんですけど!」

やる気「いやぁ、申し訳ないっす」


残念ながら、不発に終わったようだ
人は角度で全く印象が変わるものなので、難しい


中華「……張り込み続行だね」


>>下1コンマ……張り込みの結果

01〜20……全然分からない
21〜60……もしかしてあの人は!?
61〜80……本人
それ以上で何かが起こる
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 21:17:58.60 ID:Opw9zvno0
650 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 22:13:48.22 ID:Rf5JcpxVo
時間は夕方

そろそろ夜だ……営業時間の終わりが近づく。


ぶりっ子「……む!あの人は!」

女B「え?私?」

男「ええそうですとも。少し顔をよく見せてほしいのです」

女B「えっ、ああ……はい」


>>下1コンマ……ラフ画と顔面の類以度
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 22:22:49.67 ID:DovAESgDO
はい
652 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 22:54:50.77 ID:Rf5JcpxVo
中華「うーん……なかなか似てるね?」

氷魔「……どこか、面影があるような……」


中華料理人と氷魔がそういうということは、
彼女の顎はなかなかしゃくれているということだ


男「……あなた……お母さんはご存命ですか?」

女B「え、そうですけど……」

男「ぜひ、会わせてほしい。もしかしたら我々の探し人はあなたの母親かもしれないんだ」
653 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 23:46:08.41 ID:Rf5JcpxVo
ギルドの一行はその女性の家を尋ねた


男「すみませーん……」

女性B「お母さーん。いるー?」

B母「はい。なんでしょう?」

やる気「あなたの顔をよく見せてほしいっす!」

B母「えっ、あらやだ……」


>>下1コンマ+50……ラフ画との類以度
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 00:13:18.06 ID:QlgAJhTZ0
へい
655 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/06(土) 00:31:03.70 ID:duFr01o5o
すみません本日はあまり浮上できなかったのですがここまでです
ありがとうございました
656 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/06(土) 19:05:42.28 ID:duFr01o5o
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】540000
657 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/06(土) 19:08:23.08 ID:duFr01o5o
やる気「うーん……」


あまり似ていない。
娘と同様、エッセンスのようなものは感じるが、それ止まり。


中華「……ひとまず、帰りますか」

ぶりっ子「そ、そうだね。お騒がせしてすいませんでしたぁー!」


我々は微妙な雰囲気のまま家を出て、
そのまま一旦城下町まで帰った
658 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/06(土) 19:12:04.58 ID:duFr01o5o
城下町の店まで帰ると、依頼人はまだ居た


客「……あ!解決、できましたか?」

男「……残念ながら……」

客「そうですか……まぁ難しいですよね……」

中華「こういう場合、どうするの?」

男「本日の営業時間はこれで終了となります。また、明日は定休日となっております。ここで依頼を撤回していただいても構いませんが……どういたしますか?」

客「>>下1」
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 19:17:05.10 ID:rlZSoPHUO
いや、せっかくだから最後までお願いしたいのだが…よろしいかね?
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 19:17:45.20 ID:BvhbKVyy0
それじゃあ、あさってまた来ます
661 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/06(土) 19:26:51.02 ID:duFr01o5o
客「いや、せっかくだから最後までお願いしたいのだが…よろしいかね?」

男「承知致しました」


これにて、本日の営業は終了となった

夕飯まではまだ時間がある。どうしようか?


>>下1……どこへ行こう?

1.魔法道具店
2.武器屋
3.防具屋
4.王立図書館
5.闇市
6.本部ギルド

>>下2……何人で行こう?(その内訳も)
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 19:29:53.76 ID:BvhbKVyy0
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 20:05:19.47 ID:rlZSoPHUO
全員
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 20:06:44.31 ID:N6OP1d/wO
ぶりっ子 氷魔
665 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/06(土) 20:40:07.24 ID:duFr01o5o
ギルドの一行は、防具屋へと向かった


店主「らっしゃい!ここは鉄壁の防具店!」

男「どうも!俺たちは誰も防具を装備してないからな。防備の拡充は大きな課題だ」

ぶりっ子「うーん……でも防具ってなんかゴテゴテしててむさ苦しいイメージがありますよぉ」

店主「確かにそうだな!息子に若者向けの冒険譚を読ませてもらったことがあるが……伝説の剣とかは決まって話に出てくる」

中華「そうですね。言い伝えの数もなかなかですからね」

店主「しかし、防具は描写もされないことが多い。挿絵を見ても、ただ外を出歩くような格好でドラゴンを討伐していたりする」
666 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/06(土) 20:47:50.94 ID:duFr01o5o
やる気「分かるっすよ……重要っすよね、防具」

店主「ああ。だから、俺は防具のイメージを良くしていきたい!その為に、色んな防具を試作したんだ!」


確かに、店内を見渡すと奇抜だったりおしゃれな防具が見受けられる
だが、どれもあまり防具として優れたものには見えない


氷魔「……とりあえず、防具を選びましょう」


盾と鎧、またはローブは同時に装備することが可能です
しかし、現在盾を装備できるのは武器を持たないやる気とぶりっ子、剣を装備している男のみです
鎧は物理タイプ、ローブは魔法タイプのキャラに向いています

>>下1……男の買った防具
>>下2……中華料理人の買った防具
>>下3……氷魔の買った防具
>>下4……やる気青年の買った防具
>>下5……ぶりっ子の買った防具


〜鎧〜
レザーアーマー(5000円)
アイアンアーマー(20000円)
オブシディアンアーマー(50000円)

〜盾〜
バックラー(5000円)
ラウンドシールド(20000円)
タワーシールド(50000円)

〜ローブ〜
ノーマルローブ(5000円)
マナアーマー(20000円)
ミッドナイトローブ(50000円)
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 20:49:11.00 ID:LZR0zMgsO
タワーシールド
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 21:12:08.14 ID:sjg2DQv/O
オブシディアンアーマー
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/06(土) 21:12:38.08 ID:FbAPfjpS0
ミッドナイトローブ
670 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/06(土) 23:40:44.00 ID:duFr01o5o
すみませんいくらなんでも5安価はやりすぎました
本日はここまでです
ありがとうございました
このレスは安価に含めません
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 01:41:57.46 ID:TFj3zdE80
オブシディアンアーマー
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 08:42:45.57 ID:cfxOnE780
タワーシールド
673 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 19:06:51.39 ID:Qph5n4gOO
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】290000
674 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 19:12:32.77 ID:Qph5n4gOO
ギルドの一行は防具を購入した


店主「ふむ……似合ってるね!」

中華「ありがとうございます」

氷魔「きっとこれが一番いいローブ……」

店主「おっ!それはミッドナイトローブ。そこそこダメージをカットしてくれるし、闇属性の攻撃を吸収するスグレモノさ!」

男「……じゃあ、このシールドは?」

店主「おっ!それはタワーシールド。高いダメージカット効果と、上空からの攻撃でも防御できるスグレモノさ!」
675 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 19:16:03.34 ID:Qph5n4gOO
中華「……この店主、もしやロボットなのではないでしょうか?」

店主「おっ!それはオブシディアンアーマー______

ぶりっ子「何も聞いてないですよね!?」

店主「……………………」

中華「……………………?」

店主「高いダメージカット性能を持つ、高品質なスグレモノさ!」

やる気「な、なんなんすかこの人……」
676 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 19:20:57.45 ID:Qph5n4gOO
店主に困惑しつつも、装備の安心感に満たされてギルドの一行はギルドハウスへと帰った

今日は誰も食事の用意をしていないはずなので、どうするのかと中華料理人に聞いた。


中華「え?それなら昨日の夜に作っておいた奴があるよ!出来立てに比べれば味は落ちるけど、再加熱して食べるよ」


この人はいつ寝ているんだろうか?
ともかく、さして待たずとも食事の時間がやって来た

意外といつも通りの味に一同は驚いた
677 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 19:24:38.46 ID:Qph5n4gOO
食事が終わったので、男はなぜ味があまり変わらないのか聞いてみることにした


男「今日の夕飯、あんまし味が落ちてるようには思わなかったけどどうしてだ?」

中華「うーん。カレーとかは1日寝かせた方が旨いっていう人もいるからね。そこら辺の好みだと思うよ」

男「なるほど……そこまで考慮してるのか」

中華「手は最大限抜きたくないからね」


まだ就寝までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 19:25:11.38 ID:cfxOnE780
3
679 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 20:01:16.11 ID:Qph5n4gOO
今日は氷魔の部屋を訪ねることにした。
一応異性なのでそれなりに緊張するが、
意を決して軽やかにドアをノックした。


男「………………」


返事がない。
もしや寝ているのだろうか?
しかし、魔法ライトの光がドアの隙間から漏れている。
マナバッテリーの無駄遣いはよくないので、照明だけ消して帰ろうとドアを開けた。
680 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 20:08:38.74 ID:Qph5n4gOO
氷魔「……ちょっと待って……!」

男「え?」


彼がドアを開けると、部屋の中から本の山が倒れてきた
なぜか自室のドアに寄り掛かる形で本の山が放置されていたのだ
ちなみに彼は素早いので咄嗟に避けられた


氷魔「……もしかして……ノックしましたか……?」

男「したねぇ!」

氷魔「それは申し訳ないです……てっきり本の山がガタガタと震える音かと思って……」
681 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 20:11:38.82 ID:Qph5n4gOO
あまりに彼女の部屋が汚かったので、彼は就寝前の時間のほとんどをその部屋の掃除に費やした


男「よし。これで一段落だな」

氷魔「……あ、ありがとうございます……」

男「じゃあ俺はもう寝るけど……あ!そうだ、なんか悩みとかある?」

氷魔「……悩み……」

男「そう、あと要望とかさ。俺は仮にもギルドマスターだし」

氷魔「>>下1」
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 20:14:26.69 ID:zI/o84lFO
ゴールドウィザードとして名高い知名度が欲しい
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 20:16:03.45 ID:WMPqENoIO
訂正してコールドだったな
684 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 20:40:53.33 ID:Qph5n4gOO
氷魔「コールドウィザードとして名高い知名度が欲しい」

男「なるほど……アイデアを考えておこう」

氷魔「……絶対ですよ……」

男「わ、分かったよ……」


硬い決意を秘めた眼差しに若干恐れを抱きながらも自室に帰り、その日を終えた
685 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 20:56:47.70 ID:UO2r38N9o
〜翌日・陰週月曜日〜


朝起きて、軽く朝食をとる
今日は休日なのだから、みんなの気持ちが逸るのである
朝食ののち、ギルドハウスを訪ねる者がいた


やる気「はい。誰っすか?」

本部長「私は本部ギルドのギルドマスターだ。君たちに伝えたいことがあってやってきた」

ぶりっ子「ほ、本部長!?」


玄関でのやり取りを聞いた一行は殆どが取り乱している
そうこうしている内に、本部長がある女性を引き連れてギルドハウス内に入ってきた
686 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 21:00:13.67 ID:UO2r38N9o
唯一、男だけはその女性に見覚えがあった


男「あっ、あのときの巫女さんだ!」

巫女「おや?あなたは……なんか顔立ちがすっきりしてますが、あのとき助けてくれた方ですね?」

男「そうだ。今はここでギルドマスターをやっている」

本部長「へぇ。面識があるとは、実に不思議な巡り合わせだ」

氷魔「……本日は、一体なんの用で……いらしたのですか……?」
687 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 21:28:04.70 ID:UO2r38N9o
本部長「おっと、話が脱線したね。それじゃあ説明頼むよ」

巫女「はい。私は神より賜った託宣……神託を伝えに参りました」

男「そりゃまたどうして」

巫女「それは、そこにいる料理人の方に【救世主の資格】が認められたからです」

中華「へー……え!?僕!?」

巫女「はい。心して聞くように。今回賜ったのは世界を揺るがす魔の長、魔王を倒す為の鍵となる情報です」

やる気「おお!一体どんな情報っすか!?」

巫女「他言無用でお願いしますよ。>>下1です」
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 21:30:03.80 ID:LGvPo//v0
フェニックスの骨で作られた武器だから
689 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 22:00:14.92 ID:UO2r38N9o
巫女「フェニックスの骨で作られた武器だからです」

氷魔「……フェニックス……実在するんですか……?」

本部長「実在する。まだ私が前線で活動していたときに出会ったことがあるからな」

男「なるほど……フェニックスはどこにいるんですか?」

本部長「んー……教えない。君たちの実力じゃあまだまだフェニックスには勝てないだろうからね。無茶されちゃ困るんだ」

ぶりっ子「つまり、私たちが強くなるのがひとまずの目標ですか?」
690 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 22:06:41.25 ID:UO2r38N9o
本部長「そうだな。じゃあ我々は帰らせてもらうよ」

巫女「……人は、鍛練の最中に救世主に目覚めることがあります。あなた方は『救世主』を目指すギルドですから、その可能性を大いに秘めています。……それでは」


二人組はどこかへと帰っていった


男「まぁ、鍛練なら仕事で積めるだろう」

やる気「そっすね!どんどん鍛えて魔王を倒すっすよ!」

中華「責任が重いなぁ……」


>>下1……休暇だ。どこにいこう?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城
9.本部ギルド
10.城下町の外

>>下2……何人で行く?(その内訳も)
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 22:30:22.59 ID:TFj3zdE80
7
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 22:32:44.49 ID:S7Cev3/DO
氷魔ぶりっ子の3人
693 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 22:39:47.50 ID:UO2r38N9o
男、氷魔、ぶりっ子の三人はきらびやかな城下町の裏の顔、闇市へと来ていた
物乞いのような風貌の人も、やたら豪奢でうさんくらい人も、並んで商売をしている


男「なんだここ……」

ぶりっ子「ここは闇市です。やたら高いものが売ってますし、粗悪品をつかまされるリスクがあるんですよぉ」

男「だめじゃん」

氷魔「……でも、認可がとれないほど……強力なアイテムや……貴重な素材が……売ってることもある……」
694 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 23:17:24.78 ID:UO2r38N9o
男「……確かに、なかなかロマンがある物が売ってるな」

ぶりっ子「そうですよぉ。こういうところは値切りもしやすいですしねぇ」

氷魔「………………」


氷魔は黙々とめぼしいもののリストをつけている

どうやら、リストの中から買うのが利口なようだ。


>>下1……何を買う?

1.[破損リスク有]小型電磁キャノン(16000円)
2.[当たり外れ有]惚れ薬(8000円)
3.[ペット用?]スライム(24000円)
4.[当たり外れ有]顔面ヨクナール(8000円)
5.[要注意]麻薬(24000円)
6.[分かり辛い]古典魔導書(40000円)
7.[曰く付き]闇の宝石(40000円)
8.[ただの石ころかも]隕石(16000円)
9.[MP効率最悪]思考盗聴器(24000円)
10.[信憑性無し及び邪悪]邪教典(32000円)

>>下2……いくつ買う?
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 23:18:04.57 ID:kcEAnrScO
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 23:21:09.67 ID:cfxOnE780
3つ
697 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 23:43:10.47 ID:UO2r38N9o
【ギルドの資金】266000


三人が買ったのは、マーブルな色の錠剤

どうやら、これを飲めば顔がよくなるらしい。


男「よし、飲むか」

ぶりっ子「ちょ、ちょっと待った」

氷魔「……待ちなさい……」

男「何だ。一人一個では不満か?」

ぶりっ子「それはその、ほら、あれじゃないですかぁ!?」

男「いや、いいよ。全員で相談してこれ買ったんだからな。もうお互いに以心伝心だ。くれてやる。……ただし、氷魔にだ」

氷魔「……ありがとう……」
698 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/07(日) 23:48:09.97 ID:UO2r38N9o
ぶりっ子「くっ……」

ぶりっ子(まぁ渡さないってことは私のほうがかわいいってことですしー?悔しくないですしー?)

氷魔「……ふふ、これで私も……」


二人は、水も使わずに一気に錠剤を飲み込んだ

>>下1コンマ……ぶりっ子の薬
>>下2コンマ……氷魔の薬
>>下3コンマ……氷魔の薬2

〜顔面薬テーブル〜
01〜20……【顔面】-4
21〜40……【顔面】+-0
41〜60……【顔面】+2
61〜80……【顔面】+4
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

また、本日はここまでです
ありがとうございました
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 23:48:30.96 ID:LGvPo//v0
たらたら〜ん
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 23:50:12.85 ID:cfxOnE780
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 23:50:48.21 ID:S7Cev3/DO
乙です
702 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 19:03:44.36 ID:cXGAAvKio
先日は能力変化の最中で終了したので、ステータスは後ほど貼ります


>>下1コンマ……ぶりっ子の薬
>>下2コンマ……氷魔の薬

〜顔面薬テーブル2〜
01〜20……【顔面】+-0
21〜40……【顔面】+-2
41〜60……【顔面】+4
61〜80……【顔面】+6
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 19:04:26.99 ID:OOhsX+ac0
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 19:05:31.84 ID:3gNcWsOR0
705 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 19:46:39.26 ID:cXGAAvKio
これが二人の執念か

>>下1コンマ……ぶりっ子の薬
>>下2コンマ……氷魔の薬

〜顔面薬テーブル3〜
01〜20……【顔面】+2
21〜40……【顔面】+4
41〜60……【顔面】+6
61〜80……【顔面】+8
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 19:47:05.93 ID:c5pzgWc2O
まだだ!
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 19:53:06.45 ID:yBXfE5YDO
はい
708 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 20:03:41.91 ID:cXGAAvKio
氷魔の【顔面】12

>>下1コンマ……ぶりっ子の薬

〜顔面薬テーブル4〜
01〜20……【顔面】+4
21〜40……【顔面】+6
41〜60……【顔面】+8
61〜80……【顔面】+10
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 20:06:49.78 ID:wcXd7HIX0
やあっ
710 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 20:36:25.76 ID:cXGAAvKio
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】266000
711 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 20:41:08.09 ID:cXGAAvKio
氷魔「……ふふ、ちょっと良くなった気がします」

ぶりっ子「私も、かなり変わった気がしますよぉ」

男「ああ。綺麗になったと思うぞ」


見たところ、氷魔もぶりっ子もかなり顔が良くなっている。
特に、ぶりっ子はかなり良くなったと言えるだろう。


ぶりっ子「ありがとうございますぅ!」

氷魔「……なんか……照れる……」
712 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 20:51:38.94 ID:cXGAAvKio
こうして三人は闇市での買い物を終えた


男「まさか、あんな薬があるとは……流石異世界だな」


現在の時刻は昼時。
そこら辺の店でパンを買って食べた。
最初は菓子パンでも買おうかと思ったが、高級なプレーンのパンが今日は魅力的に映った


>>下1……休暇だ。どこにいこう?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城
9.本部ギルド
10.城下町の外

>>下2……何人で行く?(その内訳も)
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 21:51:04.05 ID:PYxR6yTqO
飲み放題に誘いな 酒場
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 22:03:14.57 ID:3gNcWsOR0
全員で
715 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 22:20:06.42 ID:cXGAAvKio
男は、街中にいるギルドの面々を呼び集め、酒場へと向かった


やる気「酒場でなんかあるんすか?」

男「飲み放題をやってるらしい」

中華「へぇ……そういえば、酒なんて長いこと飲んでないな」

氷魔「……酒……」

ぶりっ子「氷魔ちゃん、お酒は飲める年齢なんですかぁ?」

氷魔「……一応……飲める年齢……」
716 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 22:28:46.76 ID:cXGAAvKio
酒場に着くと、既に飲んでいる者たちの騒ぎ声が耳に飛び込んでくる


男「飲み放題まだやってますか?」

マスター「あいよ!一人……1600円!」


【ギルドの資金】259600


こうして一行はテーブル席に通され、宴会が始まった
出されるおつまみを貪る者、おつまみもほどほどに酒を飲む者、酒を浴びるように飲む者もいる
宴会の前半、特に酒を飲んだ(または飲まされた)のは>>下1である
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 22:29:47.73 ID:BaZ10+rv0
やる気
718 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 22:55:30.66 ID:cXGAAvKio
やる気「かーっ!酒はうまいっすねぇ!」


彼はまるで神話の竜のように酒を飲み、
その顔は烈火の如く赤に染まっていた


ぶりっ子「飲み過ぎじゃないですかぁ?」

やる気「んー……大丈夫っすよ!酒には強いんで!」

中華「食いっぷりもいいけど、飲みっぷりも中々だね」

やる気「俺っちはこれまで色んな飲み会や打ち上げに参加してきたっすからね!」
719 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 23:00:18.22 ID:cXGAAvKio
男「確かに、ビールが似合うな、やる気は」

やる気「そっすか!?まぁ冷えたビールは最高っすよ!」


そう言って彼はビールのようなものを飲んでいる

いや、あれはビールなのだろうか?
一部がシャーベット状になっていて、
小銭入れを揺すったときのような音をたてながら食べるように呑んでいる。


氷魔「……でしょう?」

男「お前がやったのか?」

氷魔「……ええ。私もこれくらいのビールが好きですし……彼も冷えている方が良いと……おっしゃったので」
720 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 23:05:25.36 ID:cXGAAvKio
男「なるほど……そういうのもあるのか」


彼が不思議なビールに気を取られているうちに、飲み会は後半戦を迎えた
酔いが回って呂律が回らなくなる者、ちびちびつまみと酒を飲む者、まるで変わらないザルもいる

後半戦で特に酒を飲んだ(飲まされた)のは>>下1だ
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:07:14.03 ID:ItY3C+uQO
飲まされたのもやる気
722 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 23:18:07.34 ID:cXGAAvKio
中華「……ふむ……なるほど?」


何やら中華料理人がメモを取っている

なにやら、計算式が書いてある様子だが……


男「なんだそれ?料理の研究……じゃなさそうだな」

中華「どのくらい食べれば元が取れるか計算していたんだよ」

男「へぇー……」

中華「おつまみは特別安価な原料を使ってるみたいだね。一方、城下町は酒飲みが多いから、ビールは常に不足気味。元が取りやすいね」
723 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 23:21:43.00 ID:cXGAAvKio
男「なるほど!やる気!」

やる気「なんすか?」

男「もっとビール飲め!」

やる気「……え?まぁいいっすけど。そんな飲み過ぎもあれっすよ?さっきは結構呑んでたっすけど……」


ここに来て控えめな対応だが、彼はもう何がなんでも元に近付けたいため、呑ませる決心は揺らがなかった


男「まぁまぁ。一番元取れるのがビールだからさ」

やる気「は、はぁ……」

ぶりっ子「ええっ!?元取れるんれすかぁ!?……よし飲めやる気!おらおらー!」

やる気「なんすか!?いつもより怖いっすよ!?」
724 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/08(月) 23:22:25.05 ID:cXGAAvKio
本日はここまでです
ありがとうございました
725 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 19:02:11.58 ID:Qq4xOeYDo
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】259600
726 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 19:08:07.53 ID:Qq4xOeYDo
そんなこんなでやる気に満ちた青年はめちゃくちゃ呑まされた
しかし、あまり酔っている様子ではない
相当なザルであることは間違いないだろう


マスター「飲み放題終了でーす!」

男「……お、もう終わりか、店出るぞ。立てるか?」

中華「うん。まぁ問題ないだろう」

氷魔「……うぅ……立てますけど……けっこう酔いましたね……」
727 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 19:13:14.21 ID:Qq4xOeYDo
やる気「いやー呑んだ呑んだ!こんな呑んだのは久しぶりっすよ!」

男「マジでなんでそんな呑んで平気なんだ……蟒蛇の肝臓を持っているのか」

やる気「これは分からんっす!飲み放題でもないと酔えないんでこれはこれで難儀してるんすよ」

中華「それで酔ってるんだ……」

ぶりっ子「………………」

やる気「ありゃ、ぶりっ子さん?大丈夫っすか?」

ぶりっ子「アァ?」


彼女は普段からは想像もできないような唸るような声、猛禽類の如き眼光で自らを立たせようとしたやる気青年を睨み付けた
728 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 19:17:37.77 ID:Qq4xOeYDo
やる気「ひぃ!怖いっすねー!」

ぶりっ子「……はっ!私、どうかしてました?」

中華「どうかしてたっていうか……」

ぶりっ子「わ、忘れて下さい!」


一行はドタバタ騒ぎながらも、
無事全員が最低限歩ける状態で店を出た

時刻はもう夜だ。
だがもう夕食は酒場で済ませたので、もう少しだけ出歩けるだろう。


>>下1……夜の城下町だ。どこにいこう?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城
9.本部ギルド
10.城下町の外

>>下2……何人で行く?(その内訳も)
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 19:20:50.60 ID:0701VsRh0
6
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 19:25:22.73 ID:HBHsgA9i0
全員で行く
731 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 19:34:30.46 ID:Qq4xOeYDo
ギルド一行は酒場を出たその足でカジノを目指した


やる気「あれがカジノっすよ!」

男「きらびやかでいいな。しかし……こういう所は怖いイメージもある」

中華「それに関しては気にしなくていい。ここは城下町だから、公的機関が強い。悪いことはできないはずさ」

ぶりっ子「カジノは久しぶりですぅ……」

氷魔「……本当?」

ぶりっ子「え?えぇ、そうです!」

ぶりっ子(まぁ、ギルド所属前は週2以上のペースで居ましたけど……)
732 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 19:45:16.80 ID:Qq4xOeYDo
カジノの中は機械の発する音がそこかしこから聞こえてとてもうるさい

見たところスロットマシン、ポーカー、ルーレットが置いてあり、この中から選ぶことにした。


男「うーん、色々あるね」

ぶりっ子「そうですねぇ。初心者はスロットなんかおすすめですよ。掛ける金額が少ないですからねぇ」

男「……へぇー……じゃ、じゃあ他のは?」

ぶりっ子「ポーカーはバランスが良いですね。ルーレットは掛け金こそかなりかかりますが、リターンもなかなかですよぉ!」

中華「……詳しいんだね?」

ぶりっ子「はっ!いやこれはアレですよ!噂です噂!」


>>下1……どのギャンブルをしようか?
1.スロット(低リスク低リターン)
2.ポーカー
3.ルーレット(高リスク高リターン)
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 19:45:49.43 ID:9ZhuoTZRO
734 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 20:22:30.80 ID:Qq4xOeYDo
一行はポーカーの台までやってきた
そこでは黒スーツの不敵な笑みを浮かべるゲームマスターが客を相手に真剣勝負をしている


男「ポーカーか。よし、やってみよう」

氷魔「……いや……ここは私が……」

中華「自信があるのかい?」

ぶりっ子「いえ……ポーカーは精神力の勝負。魔法使いが出るのが一番ですよぉ」

やる気「なるほど……よく考えてるっすね」


氷魔はゲームの開始を見計らって席に座り、
一万をベットしてポーカーを始めた


>>下1コンマ……結果
01〜40……敗北。一万失う
41〜60……引き分け
61〜90……勝利。三万ゲット
それ以上で何かが起こる
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 20:34:55.90 ID:0701VsRh0
736 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 21:18:16.35 ID:Qq4xOeYDo
【ギルドの資金】289600


氷魔「……私の勝ちです……」

GM「やるねぇ嬢ちゃん」

氷魔「……運がついてただけですよ……」


氷魔は席から立って、観戦していた我々の方へと帰ってきた


やる気「いやぁすごいポーカーフェイスだったっすね!」

氷魔「……いつも……こんな顔です……」

男「なるほどなぁ。向いてる訳だ」


>>下1……もう帰る?それともまだ遊ぶ?(遊ぶならゲームも指定)
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 21:19:38.28 ID:yTrgaXUzO
ぶりっ子が騒ぎそうなルーレット
738 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 21:31:33.47 ID:Qq4xOeYDo
ぶりっ子「……今日はキテますね」

やる気「キテる?」

ぶりっ子「運ですよ!運が!ルーレットやりませんか?」


そう言うが早いか、彼女は男の腕を引いてルーレットまで行った
まるで、おもちゃを見つけた子供のようだった
739 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 21:34:11.49 ID:Qq4xOeYDo
氷魔「……でも、ルーレットは完全に運ですよ……」

ぶりっ子「だから今日やるんです」

中華「なら、僕に任せてくれ。上手くいく予感がするんだ」


中華は二万を表すチップを出してルーレットに臨んだ
小さな鉄球が放たれ、回転を始めた______


>>下1コンマ……ゾロ目のみ勝利。9万獲得
(中華の【運命力】は29あるので、29以下でも勝利)
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 21:34:42.53 ID:GtwO4H1u0
741 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 21:51:21.33 ID:Qq4xOeYDo
【ギルドの資金】269600


残念ながらルーレットの玉は、彼らの望む結果を示さなかった


中華「んんんんんん……」

ぶりっ子「いや!もう一回よぉ!もう一回やればいける!」

やる気「まずいっすよ!そりゃ自棄ってもんっすよ!」


一行はどうにかごねるぶりっ子をカジノから連れ出し、ギルドハウスへと帰った
742 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 22:14:26.52 ID:Qq4xOeYDo
初めてのまともな休日も、そろそろ終わりを迎えようとしている
心温まるギルドハウスの空気も、明日の影を示すように心を締め付ける


まだ就寝までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華の部屋を訪ねる
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 22:17:54.01 ID:hV8v3F1DO
1
744 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 22:42:57.06 ID:Qq4xOeYDo
男は中華料理人の部屋を訪ねることにした
ノックをすると、彼はドアを開けて出迎えた


中華「おっ、よく来たね。立ち話もなんだし、入りなよ」

男「おう、失礼する」


男が部屋に入ると、彼は部屋にある小さな冷蔵庫から酒を取り出してきた


中華「ほい、中国酒」

男「そんなのあるのか?」

中華「うん。素材も様々で特色豊かだし。二回戦どう?」

男「いいね」
745 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 23:13:13.29 ID:Qq4xOeYDo
しばらく酒を呑みながら他愛もない話をしていると、彼は一枚のメモを取り出した


男「なんだそれ」

中華「これは中華料理のコツを記したメモ、その1だ」

男「そんなのあるんだ」

中華「ああ。折角だし君に進呈するよ」


男は中華の極意@を獲得した!


>>下1コンマ+10……男の【中華料理】
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 23:14:10.67 ID:hgYiClG2o
ウェ
747 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 23:29:28.82 ID:Qq4xOeYDo
男の【中華料理】77


男「……ん……なるほど」

中華「なんか酔いがまた回ってきたね」

男「そうだな……ここで寝る訳にはいかないし、俺はもう部屋に帰るよ」

中華「うん。おやすみ」


こうして、異世界の休日は幕を閉じた
748 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/09(火) 23:36:12.24 ID:Qq4xOeYDo
本日はここまでです
ありがとうございました
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 00:40:33.17 ID:jWUH1ULDO
乙です
750 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 19:12:39.75 ID:YHOXuAKMo
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】269600
751 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 19:18:21.90 ID:YHOXuAKMo
〜翌日・陰週火曜日〜


一行はとりあえず屋台まで行き、店を開けた
そして、例の画家を探すための方策を考えていた


やる気「難しいっすねぇ……」

客「どうですか?」

男「……すみません。まだ分からないのです」

客「そうですか。やはりあなたの協力が要りますね?」


どうやら客は何者かを連れてきたらしい
あまり頼りにならなそうな男性だ
752 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 19:23:20.33 ID:YHOXuAKMo
氷魔「……あなたは……?」

画家見習い「僕は画家見習いです。今捜索されている方は僕の師匠なのです」

ぶりっ子「おお!これは良い助っ人ですねぇ!」

中華「……では、質問いいかな?」

画家見習い「はい」

中華「この絵は見るものによって見えるものが変わる。顎がしゃくれた女性、黒髪の女性、緑髪の女性だ。そういった身体的特徴があり、あなたの師匠と関係のある方に心当たりは?」

画家見習い「>>下1」
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 19:33:47.47 ID:3mI49+CH0
画家の世界では「幻の
モデル」として評判です
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/03/10(水) 19:34:10.42 ID:7gYfLZr/0
あの人は、基本人付き合いが出来ない人なので亡くなった女性をモチーフに描いていました
755 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 19:45:54.90 ID:YHOXuAKMo
画家見習い「画家の世界では「幻のモデル」として評判です」

男「幻のモデル?」

画家見習い「はい。遥か昔から、その時代を代表するような画家の前に現れ、その姿を描かせたと言われています」

やる気「そんなモデルがいるんすか!?」

画家見習い「はい……明らかに自然の摂理に逆らっているので魔物や悪魔の類ではないか、とそのモデルの描かれた絵がいくつも燃やされたこともあります」

男「だとすると……まずいな。魔物だか悪魔だかに客の親父さんは誘拐されたことになる」
756 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 20:19:36.95 ID:YHOXuAKMo
氷魔「……その絵の主題はその女性たちだとしたら……その居所を示す……背景……きっと、最低限です……」

男「そうだな。だが先日……その女性は湖にいると占ってもらったな」

ぶりっ子「ということは!おおまかな色味からでもおおよその位置は特定できますねぇ!」

やる気「なるほど!やるっすね!じゃあ向かうっすよ!」


一行は三度目の湖へと向かった
757 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 20:32:34.30 ID:YHOXuAKMo
背景の色彩は最低限のグラデーションで表されていた
しかし、そこからでもほのかな水の色と木々の緑を見てとることができた


中華「いくつかのそれっぽいポイントがあるから、そこに張り込もう」

やる気「了解っす!」


>>下1コンマ……発見判定

01〜40……全然分からない
41〜80……本人
それ以上で何かが起こる
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 20:36:22.97 ID:drqA357U0
759 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 20:52:01.87 ID:YHOXuAKMo
しばらく張り込んでいるが、それらしい人影はどこにも見当たらない


中華「いない……」


すると、見知らぬ男性がぶりっ子に話しかけてきた


???「おや、それは……!」

ぶりっ子「え?なんでしょうか?」

画家「君が持っているのは私の描いたラフ画じゃないか!」

ぶりっ子「ええぇぇぇっ!?」
760 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 21:00:30.34 ID:YHOXuAKMo
あまりの出来事だったが、とりあえず城下町まで同行を頼んだ
意外にもあっさり同意してくれたため、客のもとへと彼を連れ帰ることができた


客「おっ……親父!!」

画家「ん?どうしたそんな大声出して」

客「どうしたもクソもないですよ!急にいなくなって!」

画家「はは、悪い悪い。『幻のモデル』に呼ばれてな。ちょっとデッサンをしてた」
761 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 21:10:06.32 ID:YHOXuAKMo
そう言うと、彼は小さな額縁に入った女性の絵を見せる


客「はぁ……まぁ無事ならなんでもいいや」

男「いやぁ、良かったですね」

画家「君たちが私を探していたということかい?」

男「はい。そうですね」

画家「いやぁ、世話をかけたね。お代は代わりに私が出そう」


>>下1……報酬金(円換算1万以上)
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 21:11:46.16 ID:h0rvMWyOO
80000
763 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 21:26:31.28 ID:YHOXuAKMo
【ギルドの資金】349600

気前よく金銭を支払って、親子は帰っていった


やる気「やー……かつてない長期戦でしたね」

中華「うん。結局謎だらけだしね。依頼の達成条件を満たしただけに過ぎない」

ぶりっ子「まぁまぁ、いいじゃないですか!やるべきことはやったんです!」

氷魔「……ふふ……そうですね……」
764 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 21:33:50.57 ID:YHOXuAKMo
時刻は既に昼、日差しが眩しい時間帯だ


係員「すみません。私は本部ギルドの係員なのですが」

男「え、はい。なんですか?」

係員「実はあなた達ギルドを対象に合宿の話が挙がっているんです」

中華「合宿?スポーツギルドじゃないですよここ」

係員「いえ、あなた達の目下の目標は強くなることです。ですから、本部長さんが強化合宿に参加しないか、と」

ぶりっ子「費用はどんなもんですかぁ?」

係員「本部長の計らいにより、無償となっております」

やる気「それならいいんじゃないすか?」

氷魔「……ここは……ギルドマスター……どうしますか……?」

男「うーん……>>下1」
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 21:35:44.15 ID:NpQ+VX4To
やろう
766 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 21:43:51.73 ID:YHOXuAKMo
男「やろう」

係員「分かりました!では明日、本部ギルド前まで来て下さい。それでは」


係員は帰っていった
大きな選択の余韻が、未だに彼を包んでいた


やる気「明日から合宿っすねぇ」

中華「そうだね。先日みたいに解決できない依頼を抱えると困るし、一旦店を休業させようか」

氷魔「……修行……苦手です……」
767 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 21:47:57.70 ID:YHOXuAKMo
ぶりっ子「そうですねぇ。私も汗臭いのは好みません。……ま、ギルドマスターが言うのですから異議はないですけどねぇ」

男「あはは……ごめんな」


店を閉めたが、まだ夕飯までは全然時間がある


>>下1……どこにいこう?

1.魔法道具店
2.武器屋
3.防具屋
4.王立図書館
5.闇市
6.教会
7.本部ギルド

>>下2……何人で行く?(その内訳も)
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 21:50:58.94 ID:drqA357U0
6
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 21:53:07.73 ID:jWUH1ULDO
やる気 氷魔の3人
770 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 22:10:43.62 ID:YHOXuAKMo
男、やる気、氷魔の三人は城下町にある教会を訪れていた


男「ここが教会か」


教会は、よくイメージするような分かりやすい教会だった

三角の屋根、置かれたパイプオルガン、控えめな庭園、並べられた長椅子と神の像。間違いなく教会だろう


氷魔「……清廉な……空気ですね……」

やる気「やっぱ神ってのはいるんだって、こういう所に来ると思うっすね」
771 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 22:22:48.68 ID:YHOXuAKMo
シスター「おや、よく参られましたね。祈っていかれますか?」

男「そうだな。祈らせてもらおう」


よく見ると、奉られている神像は転生の際に自分の前に現れた神だった
指パッチンもろくに出来ないクセに奉られているのか。そう思いながら祈り始めた。

……声が聞こえる。


女神「今、あなたの脳内に語りかけています」

男(………………そ)

女神「もっと興味を持ちなさい!……何か、質問があれば答えてあげてもいいですよ?」

男(>>下1)
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 22:29:18.68 ID:mhUOGTnOO
>>8

俺を救世主へと鼓舞させたのはお前の仕業か
773 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 22:36:41.48 ID:YHOXuAKMo
俺はまず、あるときのことを思い出した。
それはあの丘の上から世界を眺め、救世主になろうと誓ったときのことだ


男(俺を救世主へと鼓舞させたのはお前の仕業か)

女神「……ふふ。まさかそんなことはしません。確かに、あなたが魔王になるとか言い出したら困りますけど」

男(そうか……)

女神「それではもう時間です。ごきげんよう」


三人は祈りを済ませた
774 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 22:40:02.65 ID:YHOXuAKMo
男・やる気・氷魔の【加護】10


やる気「ふー……随分熱心に祈ってたっすね?」

男「え、あ、俺?まぁな。神の声が聞こえた気がしてな」

氷魔「……へぇ……私も聞いてみたいですね……神の声……」


教会を出ると、もう夕方だった
しかし、まだ夕食まで時間はある


>>下1……どこにいこう?

1.魔法道具店
2.武器屋
3.防具屋
4.王立図書館
5.闇市
6.教会
7.本部ギルド

>>下2……何人で行く?(その内訳も)
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 22:49:27.74 ID:E3l5VHCz0
2
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 22:55:49.36 ID:drqA357U0
3人
やる気とぶりっ子
777 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/10(水) 23:05:24.66 ID:YHOXuAKMo
本日はここまでです
ありがとうございました
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 23:11:33.34 ID:vszLuVTD0
乙!
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 23:12:06.45 ID:drqA357U0
乙乙
780 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 19:08:09.62 ID:4tRGF9nXo
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】10
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】10
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22【加護】10
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】349600
781 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 19:11:10.27 ID:4tRGF9nXo
男は、未だに武器を持っていないやる気とぶりっ子を武器屋へと連れてきた


店主「らっしゃい」

男「うす。今日はこの二人の武器を見繕ってやりに来たんだ」

やる気「どうもっす」

ぶりっ子「最近色々物騒ですし、武器は必要ですよね」
782 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 19:14:37.47 ID:4tRGF9nXo
武器には剣、槍、杖、ハンマー、クロスボウ、ガンがあります

剣は攻撃の威力が上昇し、唯一盾も同時に装備できます

槍は攻撃の威力が大きく上昇します

杖は魔法の威力や消費MPなどに関わります

ハンマーは槍以上に攻撃の威力が大きく上昇しますが、自分の【素早さ】が相手の【素早さ】を下回っている場合回避されることがあります

クロスボウは少し攻撃の威力が上がり、相手から狙われにくくなります

ガンはクロスボウ以上に攻撃の威力が上がり、狙われにくくなりますが、故障のリスクと一度に込められる弾薬に制限があり、戦闘力に込め直すのには1行動を消費します

>>下1……ぶりっ子の購入する武器
>>下2……やる気青年の購入する武器
(ぶりっ子は現在盾を装備しているため、剣以外を購入すると盾が外れます)

〜剣〜
ショートソード(5000円)
ブロードソード(20000円)
ドラコンキラー(50000円)

〜槍〜
ビギナーランス(5000円)
ボーンランス(20000円)
スパイラルランス(50000円)

〜杖〜
ひのきのぼう(5000円)
スフィアロッド(20000円)
ホークワンド(50000円)

〜ハンマー〜
トンカチ(5000円)
鉄塊(20000円)
ノッキングハンマー(50000円)

〜クロスボウ〜
ライトボウ(5000円)
狩猟クロスボウ(10000円)
ストレングス・ストリングス(50000円)

〜ガン〜
フリントロッカー(5000円)
ピストル(10000円)
シードライフル(50000円)
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/11(木) 19:34:28.75 ID:V0o3jaOP0
ドラゴンキラー
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/11(木) 19:37:32.62 ID:wPYs8CLe0
スパイラルランス
785 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 19:47:15.23 ID:4tRGF9nXo
ぶりっ子のスキルで50000→40000
【ギルドの資金】269600

ぶりっ子はドラゴンキラーを、やる気はスパイラルランスを購入した


店主「まいど!いやーおたくら、いい武器を買っていくね!」

男「高い武器は大体強いですからね」

ぶりっ子「私はそれよりも、この刀身の綺麗さに惹かれましたよぉ」


ドラゴンキラーは竜の鱗による守りを貫通するための特殊な形の刀身になっており、
その形に合わせた装飾がなされている
786 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 19:51:17.54 ID:4tRGF9nXo
やる気「なるほど。確かにそっすね!俺っちもこの槍の形状が好みなんすよ!」


スパイラルランスは先端が渦を巻くような形になっている
ネジのように、深く刺すための工夫だ


店主「確かに、中々面白い形をしているよなぁ」

やる気「ドリルは漢のロマンっすからね!」


そんなやり取りの後、一行は武器屋を後にした
そろそろ夕飯なので、素早くギルドハウスへと帰った
787 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 19:55:08.91 ID:4tRGF9nXo
帰ってすぐに夕飯が始まった
男はいつものように食事を摂りながら聞いた


男「合宿、って言うけどさ。どこ行くのかね?」

ぶりっ子「はいはい!私南国のリゾートがいいですぅ!」

やる気「いやいや、合宿といえば山!悠久の自然の中で己を鍛えるんすよ」

氷魔「……私は……寒冷地帯がいい……ですね……」

中華「どこでもいいけど、厨房があると嬉しいね」
788 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 19:58:50.01 ID:4tRGF9nXo
若干脱線した夢物語に花を咲かせ、
その日の食事は終わった


男「なんか、遠足の前日みたいな気分だ」

中華「遠足?」

男「ああいや、なんでもない」


この世界に遠足というものはないらしい。
それもそうか、外に出れば魔物に襲われるリスクも半端ないだろう。

まだ就寝までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/11(木) 20:01:48.44 ID:0wtZy1RDO
3
790 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 20:43:26.26 ID:4tRGF9nXo
男は、一日ぶりに氷魔の部屋を訪ねていた
ドアをノックすると、今日は声が返ってきた


氷魔「……入って……いいですよ……」


許可が取れたので、部屋に入ることにした


男「お邪魔しまーす……俺のこと入れてもいいのか?」

氷魔「……この前、部屋の掃除をしてくれましたからね……」
791 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 21:19:07.92 ID:4tRGF9nXo
男「そうか……今日はあまり散らかってないな」

氷魔「……迷惑……かけちゃいましたから……」

男「別に気にしなくてもいいんだけどな」

氷魔「……これ、あげます」


氷魔は謎の本を渡してきた
何やら沢山の付箋が挟まっている


男「これは?」

氷魔「氷魔法……基礎の魔導書です」
792 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 22:00:33.85 ID:4tRGF9nXo
男「へぇ。じゃあ読ませてもらおうかな」

氷魔「……うん……なにか分からないことがあったら……質問して下さいね……」


魔導書を読む。
付箋に色々と解説がなされており、読みやすい
魔力は足りていないが、これなら簡単に覚えられそうだ


男は氷魔法を習得した
793 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 23:01:27.60 ID:4tRGF9nXo
氷魔法を習得した男は礼を述べ、部屋に帰って寝た

〜翌日・陰週水曜日〜


一行は朝起きて朝食を摂り、そのままギルド本部へと向かった


係員「お!来ましたね!さぁさぁどうぞ、ここに馬車があります」

男「そういえば、合宿ってどこでやるんですか?」

係員「>>下1」
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/11(木) 23:05:52.65 ID:z6Tq55ES0
拠点にしやすい廃村地でやるよ
795 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 23:34:58.28 ID:4tRGF9nXo
係員「拠点にしやすい廃村地でやるよ」

男「なるほど……」

係員「まぁインフラが完全に死んでる訳じゃないから水は出るし清潔な居住スペースもあるよ」

ぶりっ子「それなら問題ないですね」

やる気「じゃ、馬車に乗るっすよ!」


一行は馬車に乗り、廃村地へと向かった
796 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/11(木) 23:39:07.62 ID:4tRGF9nXo
低浮上でしたが本日はここまでです
ありがとうございました
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 03:59:39.10 ID:BHrLEQiK0
おつおつ
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 06:07:57.78 ID:JtlvZufa0
799 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 19:06:54.04 ID:iDM8S1JLo
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】10
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】10
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22【加護】10
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】269600
800 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 19:12:17.95 ID:iDM8S1JLo
暫く馬車に揺られ、一行は廃村地までやってきた

馬車から降りると、そこは当然廃村だった。
全体的にちょっと不潔な感じが漂う、木材の演出する不安感が充満する空間だった。
じめっとした建物の間からは、水の腐った臭いがする。


係員「ついてきて下さい」


係員は廃村の中央部へと向かった


男「……気分が悪い所だなぁ」

中華「確かにね」
801 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 19:18:32.95 ID:iDM8S1JLo
ぶりっ子「まったくですよ。こんなところにデートで連れてこられたら即破局ですぅ」

やる気「……ん?なんか見えてきたっすよ?」


村の中央には、それなりの大きさの洋風の家がある
村の寂れた出で立ちに対し、この家は整備されている感じがあった


係員「ここが、今回合宿で君たちが宿泊する家だ。メイドさーん!?」

メイド「はーい!」

氷魔「……わ……本物のメイドです……」


家からは快活な表情のメイドが走って出てきた
802 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 19:26:14.27 ID:iDM8S1JLo
係員「それじゃあ紹介しよう。彼女がこの家の管理や清掃をしてくださるメイドさんだ」

メイド「ど、どうも!皆さんなかなか骨のありそうな顔してますね!よろしくお願いします!」

やる気「ども!よろしくっすー」

中華「……周り、本当に誰もいないようだけど……もしかしてメイドさんはこの為だけに来てくれたんですか?」

メイド「へ、そうですけど……」

男「俺が『やろう』と言わなかったらすごい徒労を味わってたってことか……」

メイド「べべ、別に気にしないで下さい!私、プロですから!」
803 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 19:32:58.97 ID:iDM8S1JLo
その後、一同は食堂に集められた
食堂には全員が囲める長テーブルがあり、
一同はそこに座っている


ぶりっ子「で、合宿ってどんなことやるんですかぁ?」

係員「えー、それは……「ああ。私が説明しよう」

氷魔「……あなたは……確か……」

本部長「どうも、本部長だ」


彼はどうやらちょうど今ここに到着したらしい
804 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 19:38:15.52 ID:iDM8S1JLo
係員「そうですか……では私はここら辺で失礼します」

本部長「うむ。気をつけて帰りたまえ」


係員と入れ替わり、本部長が席についた


男「それで、合宿の内容は……」

本部長「それだが、荒れた村の整備をしたり、ギルドから回ってくる仕事……クエストという奴だ。それを私が選別したものをやって貰ったりするだろう」

やる気「基礎鍛練とかはやるんすか?」

本部長「もちろん。毎日ちょっと時間を取ってやってもらうよ。だが、今日やってもらうのはそのどれでもない」
805 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 19:42:05.78 ID:iDM8S1JLo
そして、なんやかんやあって、今俺たちは山道に居ます。


ぶりっ子「ほんとありえない……何のために山登りをしなきゃいけなんですかぁ……」

中華「山頂の社にお参りをしてこいと言われたけれどね……結構ハードな山道だ」

氷魔「……!……なんかいますよ……」


山道の脇、茂みに何かの気配を感じる。
そしてそれは今、こちらに向かって飛び出してきた!

>>下1……飛び出してきたもの
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 19:43:06.99 ID:EM6rPeQUO
熊みたいなサイズのイノシン
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 19:44:22.24 ID:UHFS871yO
すまんイノシシやったわ
808 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 20:22:06.43 ID:iDM8S1JLo
猪「キュオオオオッ!!」

男「いっ、猪!?」

中華「でかい……!」

やる気「来るっすよ!」


戦闘開始!
男の【素早さ】103 猪の【素早さ】90(戦闘開始後は45)


男「よし!それじゃあかますぞ!」

氷魔「……はい……!」

ぶりっ子「え!?男さんも使えるんですか!?」
809 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 20:46:23.96 ID:iDM8S1JLo
男「ああ!昨日習得した!」

猪「ギュイイイイ!」


猪は魔法の詠唱中に突撃してくる


氷魔「……受け止めて差し上げます……合体、氷結魔法!!」


>>下1コンマ×0.75……魔法のダメージ
(巨大な猪の【HP】は20)
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 20:47:45.09 ID:JtlvZufa0
811 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 21:08:29.72 ID:iDM8S1JLo
猪の残り【HP】14 男とぶりっ子がレベルアップ!


男「だ、駄目だ!」


猪を怯ませることはできたが、やはり初めての三人連携魔法なので、うまく合わせられなかった
結果として、威力は平常時よりも落ちてしまったのだ


中華「たたみかけるよ!ここで仕留める!」

やる気「うっす!」


二人組が猪の両脇から接近し、体を横に貫通するように槍を突き刺した


>>下1コンマ下一桁×5.5……連携攻撃のダメージ
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 21:10:04.56 ID:TR79W+REO
813 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 21:38:05.79 ID:iDM8S1JLo
33ダメージ! やる気と中華がレベルアップ!


猪「ギュウ……」

ぶりっ子「近くで見るともっと大きいですねぇ、この猪……」

氷魔「……熊ぐらいの……大きさがありますね……」

男「これは……夜までに帰れないとヤバそうだな」


大自然の恐怖を身近に感じつつ、一行は山を登っていく
814 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 21:39:09.37 ID:iDM8S1JLo
男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

〜男の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+2
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 21:39:31.21 ID:JtlvZufa0
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 21:39:56.62 ID:sZZfxfsDO
はい
817 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 22:04:44.16 ID:iDM8S1JLo
男の【HP】??+2 中華の【素早さ】??+11

やる気とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……やる気青年の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 22:08:31.85 ID:sZZfxfsDO
はい
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 22:10:35.70 ID:l4eAdjnvO
なにか
820 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 22:26:24.39 ID:iDM8S1JLo
やる気青年の
【筋力】108【MP】98 【素早さ】??+25
ぶりっ子の素早さ??+10


一行は延々と山道を登り続け、ようやく頂上へと到達した
頂上には一つだけ社があり、そこからはギルドの面々を労うかのような冷風が吹いている


中華「よ、よし……あと少しだ!」

やる気「そっすね!」

氷魔「……全然……元気そうですね……」

ぶりっ子「あ、あぁ……風が心地よい……」
821 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 22:29:25.36 ID:iDM8S1JLo
社に着くと、そこには見慣れた箱があった

賽銭箱である。


男「お、賽銭箱だ。それっ」

ぶりっ子「ちょ、なに金投げてるんですかぁ!?」

男「ん?これはほら、賽銭箱だよ。お参りの前に金入れるやつ」

中華「あー……ああ!聞いたことあるよ!へぇ、これがそうなんだね」

やる気「じゃ、入れとくっすかね」

氷魔「私も……」
822 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 22:32:49.58 ID:iDM8S1JLo
【ギルドの資金】269575


この前教会でやったように祈っていると、またもや声が聞こえてくる


女神「……私です」

男(またか)

女神「またかとは何ですか!この……おおっと!?」

???「こら!ここは儂の社じゃ!念話に入ってくるでない!」


どうやら、喧嘩しているらしいが……


男(ええっと、あなたは誰ですか?)

???「>>下1」
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/12(金) 22:35:06.92 ID:pnTM+Kjg0
私は別世界で人間モルモットの研究をしてた西郷博士だ!
824 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 23:06:33.80 ID:iDM8S1JLo
西郷「私は別世界で人間モルモットの研究をしてた西郷博士だ!」

男(は、はぁ……)

女神「人間モルモット!?なんて非人道的な!」

西郷「お前も別世界の人間を解き放って楽しんでおるではないか!」

女神「はぁ!?私は彼の為を思って______」


聞くだけ疲れるのみな気がしたので、
さっさと祈りを切り上げた


男の【加護】20 中華料理人の【加護】10
氷魔の【加護】20 やる気青年の【加護】20
ぶりっ子の【加護】10
825 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/12(金) 23:07:01.94 ID:iDM8S1JLo
本日はここまでです
ありがとうございました
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 23:12:43.05 ID:wULbGXRdO
言ってること筋が通ってて草


おつ
827 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 20:07:55.69 ID:oAlQzo7Ao
・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】10
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+11【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】10
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】??+25【加護】10
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
828 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 20:18:57.02 ID:oAlQzo7Ao
あっ加護書き忘れましたすみません


一行はお参りを終えて、下山を始めた


男「登りよりはマシか……」

中華「そうだね……そこまでの山じゃないから気を抜いても問題ないでしょうし」

やる気「そろそろ日も落ちてくるし、それでも多少は急いだ方がいいっすよ」
829 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 20:22:13.08 ID:oAlQzo7Ao
そして夜、一行は合宿所へと帰ってきた


ぶりっ子「んー疲れましたぁ」

氷魔「……汗かいちゃいました……」

本部長「ご苦労様。そろそろご飯だから、食堂に行くといいぞ」

男「分かりました」

ぶりっ子「私たち、なんであんな山を登らされたんですかぁ?」

本部長「>>下1」
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/13(土) 20:28:23.47 ID:rX6hgoVhO
まさか!(しょしんしゃのダンジョン)寄ってないのかよ!
831 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 20:52:16.88 ID:oAlQzo7Ao
本部長「まさか!(しょしんしゃのダンジョン)寄ってないのかよ!」

中華「え?なんかあったんですか?」

本部長「いや、猪いなかったかい?」

やる気「いたっすね。なかなかタフだったっすよ」

本部長「なるほど……大体の冒険者はあいつに追い回されてダンジョンの入口にたどり着くのだが、見事討ち取ってきたという訳だ」

832 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 21:00:11.35 ID:oAlQzo7Ao
男「そうですね」

本部長「ふふ。そうか……ははは!それくらいでないと面白くない!」

氷魔「……えっと……褒めてるんですか……?」

本部長「当然だとも!もっとハードな訓練でも平気そうだな!」

ぶりっ子「ちょ、ちょっと!?楽なのがいいんですけどぉ!?」


といった風にわちゃわちゃしながら食堂へ向かった
833 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 21:22:36.51 ID:oAlQzo7Ao
メイド「はい!お食事です!」


食堂には食欲をそそる臭気が充満していた
メイドは巨大な鍋からカレーをよそって全員分の皿に盛り付け、配膳している


中華「カレーかぁ!おいしそうだね!」

メイド「ありがとうございます」

中華「最近中華料理しか食ってなかったからね」

男「お前がそれを言うか」


空腹に苛まれるギルドの面々はすぐさま食事を開始した
834 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 21:37:12.05 ID:oAlQzo7Ao
凄い勢いで全員はカレーを平らげ、満足がいくまでおかわりをした


男「いやー食った食った」

本部長「旨そうに食うね君たちは」

やる気「旨いっすからね!」

本部長「ははは。彼女に伝えておくよ」


就寝まではまだ時間がある
どこかへ行こうか?

>>下1……どこへ行こう?
1.中華料理人の部屋
2.氷魔の部屋
3.やる気青年の部屋
4.ぶりっ子の部屋
5.本部長の部屋
6.メイドの部屋
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/13(土) 21:39:31.63 ID:KzCxdyoDO
4
836 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 22:51:36.99 ID:oAlQzo7Ao
いつもの流れでぶりっ子の部屋のドアをノックした


ぶりっ子「はわわ……誰ですかぁ?」

男「俺だ。……入ってもいいか?」

ぶりっ子「え……ちょっと待って下さい!」

男「今日来たばかりなのに散らかしたのか?」

ぶりっ子「ちーがーいーまーすー!心の準備です!」
837 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 23:00:37.69 ID:oAlQzo7Ao
しばらくすると、ちょっとだけドアが開いた


ぶりっ子「……いいですよ」

男「うん。失礼する」


男は部屋に入り、その辺に座った


ぶりっ子「………………」

男「………………」

ぶりっ子(こいつ乙女の部屋に入ってきて無言!?ノーアクション!?ふざけてるの!?)
838 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 23:06:44.39 ID:oAlQzo7Ao
男「……あ、そうだ」

ぶりっ子「なっ、なんですかぁ!?」

男「どうしてそんな焦ってるんだ……まぁいいや。なんか悩みとか要望とかある?」

ぶりっ子「……あったら、どうするんですか?」

男「そんな怯えないでくれよ。話してくれ」

ぶりっ子「>>下1」
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/13(土) 23:09:05.93 ID:uc2tDagLO
正直、このパーティー疲れたしんどい
840 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/13(土) 23:54:02.08 ID:oAlQzo7Ao
低浮上でしたが本日はここまでです
ありがとうございました
841 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 19:14:52.71 ID:rRNRYS84o
・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+11【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】??+25【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+10【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
842 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 19:22:35.07 ID:rRNRYS84o
ぶりっ子「正直、このパーティー疲れたしんどい」

男「えっ……どうして?」

ぶりっ子「もっと私を持て囃して下さい」

男「うーん……気を遣ってたつもりではあるけれど……」

ぶりっ子「そういうことじゃなくて!もっとこう、なんですかね……!」


うまく言語にできないのか、言葉に詰まっている。それほど深刻かつ精神的な問題なのだろう。
843 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 19:26:36.52 ID:rRNRYS84o
男「う……ううむ……」

ぶりっ子「もっと特別扱いしてほしい!」

男「特別扱いか」

ぶりっ子「そうです。花を愛でるように!」


なるほど。
かなり難しいが、やってみよう。


>>下1……どうする?
1.抱きしめる
2.小遣いをプレゼントする
3.自由安価
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 19:28:43.87 ID:LfxKmmLZ0
3あなた参ってるのよ。この辺の近くのお花畑でも休んでなさい
845 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 19:38:05.02 ID:rRNRYS84o
男「あなた参ってるのよ。この辺の近くのお花畑でも休んでなさい」

ぶりっ子「は、花畑ぇ?」

男「そうだ。花畑だ」


男は就寝前の時間を使って彼女を花畑へと案内した
花畑は蒼い月光に照らされて静かに微笑んでいる


ぶりっ子「………………」

男「どうだ?」

ぶりっ子(……はぁ……こういうのとは違うんですけどね……)
846 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 19:43:03.85 ID:rRNRYS84o
ぶりっ子「………………はぁ…………」

男「……これじゃ、ダメか?」

ぶりっ子「ダメです。全っ然ダメですよ」

男「ごめんな……」

ぶりっ子「でもまぁ、許してあげますよぉ。ここも、悪くはないですからね」

男「……!そうか!ありがとう!」

ぶりっ子「うわーやだ、そういう暑苦しいのが良くないんですよ!?」

男「えっ!そうなのか!?」
847 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 20:07:42.27 ID:rRNRYS84o
〜翌日・合宿二日目・陰週金曜日〜


翌朝、我々はいつもの起床と同じくらいの時間に起こされた。
そして、合宿所の前に集められた


本部長「よし!まずは基礎練だ!」

男「基礎練では何をするのですか?」

本部長「いい質問だ!>>下1」
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 21:01:12.92 ID:7eYFOVm20
準備体操→ランニング→肉体トレーニング→休憩→学術→自由訓練の順に行う
849 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 21:56:20.87 ID:rRNRYS84o
本部長「準備体操→ランニング→肉体トレーニング→休憩→学術→自由訓練の順に行う」

中華「なるほど」

やる気「よーし、準備体操するっすよ!」

氷魔「……うぅ……」

ぶりっ子「………………」

ぶりっ子(めんどくせぇ〜〜!)
850 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 21:59:29.31 ID:rRNRYS84o
一行はそれなりの負荷がかかった準備体操を行った


氷魔「……はぁ……はぁ……」

ぶりっ子「だ、大丈夫?バテすぎてない?」

男「氷魔法!」


男はそれなりの大きさの氷を出して氷魔に与えた


氷魔「……冷たいです……」

男「悪いな。とりあえずそいつで冷やしといてくれ」
851 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 22:31:54.41 ID:rRNRYS84o
その後、ランニングが始まった


本部長「よーし!いいか!全員ノルマは同じ週数だ!」


ハッキリ言って、無茶もいいところだった。
山の外周を何周も走らされるのだが、俺もかなりキツかった。
なので、氷魔やぶりっ子は早々に限界を迎えてしまった


氷魔「ヒュー……ヒュー……」

ぶりっ子「う……く……」
852 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 22:36:20.67 ID:rRNRYS84o
中華「これは……見ているだけでもつらいね」

やる気「そうっすね……本部長!」

本部長「……ふふ。構わないさ。君の言いたいことはよく分かる。手を引くなり、おぶるなり好きにしたまえ」


許可が下りたので、特に体力に自信のあるやる気青年が氷魔を、男と中華料理人が途中からぶりっ子をおぶって走りきった


男「はぁ……はぁ……」

本部長「トレーニングも重要だが、何より助け合いの精神が重要だよ」
853 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 22:50:41.98 ID:rRNRYS84o
中華「次は肉体トレーニングだね」

本部長「ああ。折角の合宿だから、自重トレーニングではなく、器具を用意した。これを持ちたまえ」


本部長は仰々しく石を取り出し、投げ捨てた
そして、それをやる気青年が拾う


やる気「!!」

本部長「それは>>下1だ」
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 22:52:49.41 ID:Ak1AEEYeO
投げるごとにカウントされる爆弾(実際、中国軍の訓練にある)
855 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/14(日) 23:27:55.87 ID:rRNRYS84o
本日はここまでです
ありがとうございました
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 23:41:00.49 ID:fGNIY7YCO
おつ

人肉傳炸薬包という訓練やな
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/15(月) 11:12:52.76 ID:YK391NnDO
乙です
858 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 19:02:31.66 ID:InM1ugp3O
・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+11【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】??+25【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+10【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
859 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 19:12:54.63 ID:InM1ugp3O
本部長「投げるごとにカウントされる爆弾だ。私含め全員で一回ずつ投げ渡して、最後の奴はその辺に叩きつけろ。そしたら逃げる。これで『1』だ」

やる気「なるほど!ずいぶん長く説明してたっすけど、これ後どのぐらいで爆発するんすかね!?」

本部長「2秒だ」

やる気「無理っすよ!『2』!」

本部長「うんまぁ、流石にこれはナシとしよう」


やる気青年が放り投げ、宙に浮いた爆弾
それが地面に着くでも、誰かがキャッチするでもなく、その前に本部長は爆弾の元へと移動した


氷魔「……!?」

本部長「でぇい!」
860 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 19:19:50.84 ID:InM1ugp3O
本部長は宙に浮いた爆弾を素早く上空へと蹴り飛ばした
爆弾は真上に打ち上げられたのち、炸裂した
しかし、煙などは一切上がらず破裂したのみである

……そのはずなのに、鳥が落ちてきた。


鳥「ギャーッ!」

中華「これは一体……」

ぶりっ子「何かが爆発したようには見えませんでした……鳥も死んではいないようですし……」

本部長「これは『重力爆弾』だ。爆発した所に強烈な重力をかける。今回は下だったが、真横に吹き飛ばされることもあるだろう」

男「どうやってるんですかそれ」

本部長「魔法を応用して合体させればできるぞ」
861 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 20:03:29.47 ID:9B5qvkl0o
本部長「このトレーニングでは巧緻性、判断力、そして瞬発力。『1』」

男「おわっと!これ重っ!『2』!」

本部長「あと筋力も鍛えられるぞ」

中華「『3』っ!」

やる気「『4』っすよ」

氷魔「……うぉわっとっと……ご、『5』……」

ぶりっ子「『6』!666!!」


彼女は勢いよく爆弾を地面に叩きつけた
それと同時に、全員が四方八方に逃げ出す

>>下1コンマ+11……中華料理人の【素早さ】
>>下2コンマ+7……氷魔の【素早さ】
>>下3コンマ+25……やる気青年の【素早さ】
>>下4コンマ+10……ぶりっ子の【素早さ】

50以上あれば無事逃げられます
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/15(月) 20:12:11.77 ID:ACt8w7b60
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/15(月) 20:12:41.54 ID:YK391NnDO
はい
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/15(月) 20:24:05.89 ID:/rseQx1sO
逃げ
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/15(月) 20:44:39.35 ID:Lu9lIo81o
ウェ
866 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 21:05:56.00 ID:9B5qvkl0o
中華の【素早さ】88 氷魔の【素早さ】61
やる気の【素早さ】114 
ぶりっ子の【素早さ】45


やる気「でりゃあああっ!」

中華「……あ、逃げるんだった」

氷魔「………………」

ぶりっ子「ひぃ〜!」

男「やばい!ぶりっ子が巻き込まれるぞ!」

やる気「ここは俺っちに任せるっすよ!」
867 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 21:12:35.96 ID:9B5qvkl0o
重力波がぶりっ子を襲う直前
やる気青年は彼女を思い切り引っ張り、助け出した


中華「ナイスやる気!」

やる気「あっっっぶねぇ……っす!」

ぶりっ子「あ、ありがとう……」

本部長「ほほほ。じゃああと5セット行くぞ!」
868 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 21:43:59.33 ID:9B5qvkl0o
その後、我々はどうにか5セットをこなして休憩の時間になった


メイド「昼食ですよ!」

男「あぁ、ありがたい」

氷魔「……久しぶりに……とてもお腹が空きました……」

ぶりっ子「こんだけ運動しましたし、今ならいくら食っても太らなさそうですねぇ!」
869 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 23:32:59.53 ID:9B5qvkl0o
そして食事を終え、学術の時間になった

我々は食堂のホワイトボードの前に集められた


本部長「それでは学術の時間だ」

男「うーむ……勉強は得意ではないのだけど」

本部長「じゃ、教科書を配るぞ。そして今からここのボードに問題を書いていくから、解けた人から、答えを伝えにきなさい」
870 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/15(月) 23:34:05.28 ID:9B5qvkl0o
本日はここまでです
明日か明後日にはいつものペースに戻れると思います
ありがとうございました
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/16(火) 00:01:55.02 ID:CYSK42Q70
毎日更新乙です
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/16(火) 10:56:29.62 ID:116jnzPDO
873 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/16(火) 19:02:30.75 ID:cwFsX4u7o
・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】88【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】61【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】114【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】45【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
874 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/16(火) 19:08:58.08 ID:cwFsX4u7o
ホワイトボードにいくつかの問題が書かれていく。
言語や数学に関してはある程度の心得があるので、それなりに解けたが……


本部長「……君はどうやら、突出して地理・歴史・公民……これらが基礎からできていないな。むしろその惨状でなぜ経済がある程度できているのか不思議でならないが……」

男「くっ……」

氷魔「……やっぱり、記憶喪失ですか……?」

男「断じてそんなことはないぞ!うん!」

本部長「それじゃあそこまで。順位を発表するぞ。一番成績の悪い者には宿題を課すからな」


成績は【MP】の順番に付きます
>>下1コンマ+6……中華料理人の【MP】
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/16(火) 19:14:03.06 ID:0IT/vBfGo
876 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/16(火) 19:23:44.72 ID:cwFsX4u7o
1.氷魔
2.ぶりっ子
3.やる気
4.男
5.中華(【MP】12)


本部長「以上が今回の成績だ」

ぶりっ子「ええっ!?」

本部長「どうした」

ぶりっ子「中華そんな成績悪いんですかぁ!?」

中華「はは……子供の頃から料理の修行だけしてきたからね。勉強なんてしたことないんだ」

やる気「なるほど……っすねぇ」
877 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/16(火) 19:29:56.72 ID:cwFsX4u7o
男「なるほど……科学なら教えてやれるが」


知らない世界の社会科ができる訳がなかったが、一方のところ科学はあまり発達しておらず、俺にとってはぬるいモノだった


中華「うーむ……」

本部長「よし!次は自由訓練だ!さぼっても咎めないが、なるべく真面目にやってくれよ!」

男「自由訓練……」


>>下1……何をしよう?
1.走り込みだ!
2.勉強だ!
3.クライミングだ!
4.加重トレーニングだ!
5.自由安価
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/16(火) 19:30:37.79 ID:Vo5ZRlx00
2
879 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/16(火) 20:38:54.71 ID:cwFsX4u7o
男は引き続き勉強をした


男「……まじで歴史やんないと話にならん……」

中華「男も勉強するのかい?」

男「ああ。苦手な科目があるからな」


男はじっくりと教科書を読み、
この世界の人類の成り立ちや創世神話について学んだ


>>下1コンマ下一桁……男の【MP】の上昇量
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/16(火) 20:44:19.48 ID:/etDCYYy0
はい
881 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/16(火) 20:52:57.94 ID:cwFsX4u7o
男の【MP】46


男「んー、やったやった」

本部長「おお君たち、ここにいたのか」


彼は食堂に入ってきて、話しかけてきた


中華「ええ、勉強したいので」

男「俺もそんな感じですね」

本部長「なるほどな。今から食事の準備を始めるから、ひとまず部屋に帰ってくれ」
882 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/16(火) 21:15:15.11 ID:cwFsX4u7o
男「あぁ……疲れた……」


疲労がどっと出た。
部屋のベッドに横たわり、疲れを癒す


男「……よし!どこか行こう!」


気分転換に、どこかへ行くことにした

>>下1……どこへ行こう?
1.中華料理人の部屋
2.氷魔の部屋
3.やる気青年の部屋
4.ぶりっ子の部屋
5.本部長の部屋
6.メイドの部屋
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/16(火) 21:18:23.96 ID:zXXnhWoOO
2
884 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/16(火) 23:03:47.90 ID:cwFsX4u7o
男は、氷魔の部屋の前にやってきていた

そして、もはや三回目。若干落ち着きを持った心でドアをノックした。


氷魔「はーい……男さんですね?」

男「え?どうして分かるんだ?」

氷魔「ノックの感じとか……そもそも、私の部屋なんか訪ねてくれるのは……あなたくらいのものですからね……」

男「ふーん、なんか嬉しいな」
885 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 00:00:13.94 ID:YpjdPB63o
男「こっちにはあんまり物はないな」

氷魔「……でも……ここの教科書とかは……ここにある図書館のものらしいですよ……」

男「へぇ。良いことを聞いた」

氷魔「……本に……興味があるんですか?」


本に興味があるかといえば、必ずしもそうではなかった。だが、彼女の好きな本を知りたいと思った。


男「……ある。あるね」

氷魔「おぉ!」

男「どういう本が好きなんだ?」

氷魔「>>下1」
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/17(水) 00:02:02.25 ID:OY0WRr9v0
やっぱりハッピーエンドで終わる物語ですね
887 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 00:07:55.60 ID:YpjdPB63o
本日はここまでです
ありがとうございました
888 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/03/17(水) 03:04:12.45 ID:e1C6GO6e0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/17(水) 07:48:22.97 ID:MU13G9v6O
890 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 19:12:43.13 ID:YpjdPB63o
・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】46
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】88【MP】12【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】61【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】114【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】45【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
891 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 19:20:41.07 ID:YpjdPB63o
氷魔「やっぱりハッピーエンドで終わる物語ですね」

男「へぇ」

氷魔「人生、つらいことも多いですからね……やはり……お話の中ぐらいハッピーエンドに浸らせて欲しいんです……」

男「……なんか、辛いことでもあるのか?いや、今日の訓練とかは勿論そうだろうけど」

氷魔「……あっ、ああ……いえ……そういう訳ではありません……すみません、愚痴っぽくなっちゃって……」

男「いや、謝らなくてもいいよ」
892 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 19:28:42.19 ID:YpjdPB63o
そうこうしている内に、食事の時間になった

氷魔と一緒に食堂へ来たので、なんだか疑うような好奇の目で見られた。
もっとも、本人は気にしていないようなので安心だ。

今日の夕食メニューはシチューのようだ
優しい芋の味が染み渡る、オーソドックスなホワイトシチューである


中華「男」

男「ん、どうした?」

中華「僕は今日メイドさんに会いに行くことにしたんだ」

男「ほう。そりゃまたどうして」
893 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 19:32:38.33 ID:YpjdPB63o
口についたシチューを拭きながら聞くと、彼は答えた


中華「このシチュー、めちゃくちゃうまいじゃん」

男「うん」

中華「僕は料理人だからさ、どうやったらこれができるのか教えて欲しいんだ」

男「そうだな。毎日中華料理だと胃腸にダメージ入りそうだし」


主に中華料理人と話して食事を終えた。
さて、寝るまでは少し時間がある。どうしようか?

>>下1……どこへ行こう?
1.中華料理人の部屋
2.氷魔の部屋
3.やる気青年の部屋
4.ぶりっ子の部屋
5.本部長の部屋
6.メイドの部屋
7.厨房
8.図書室
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/17(水) 19:33:41.98 ID:uM6MG+yM0
895 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 19:48:11.17 ID:YpjdPB63o
俺は今日もぶりっ子の部屋を尋ねた。
なにしろ、先日あまりにもショッキングなカミングアウトをされたため、放ってはおけないのだ。


男「ぶりっ子。いるか?」

ぶりっ子「……いません」

男「入るぞ」

ぶりっ子「しょうがないですねぇ」
896 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 19:50:48.61 ID:YpjdPB63o
男はぶりっ子の部屋に入った

昨日は部屋に入る前に準備をされたが、今日はそんなことはなかった。


男「失礼しまーす」

ぶりっ子「はぁい。こちらお茶です」

男「ありがとう……ふぅ。でさ、今日はメンタルとか大丈夫か?不安とか不満とかないか?」

ぶりっ子「>>下1」
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/17(水) 19:51:31.53 ID:qeOFgWjh0
正直、訓練にはついてこれないと思うけどタオル配りならやれそうだと思うの!!(※サッカー部のマネージャーみたいなやつ)
898 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 20:23:49.56 ID:YpjdPB63o
ぶりっ子「正直、訓練にはついてこれないと思うけどタオル配りならやれそうだと思うの!!」

男「そ、そうか」

ぶりっ子「スポーツとか部活動のマネージャーみたいなことができると思うの!」

男「う、うーん……>>下1」

1.甘えるなッッッ!
2.いいよ
3.自由安価
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/17(水) 20:25:27.20 ID:+DozBNitO
2&オリジナルブレンドしたお茶やドリンクも込みなら
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/17(水) 20:25:53.28 ID:uM6MG+yM0
3 料理の手伝いもやってね
901 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 20:51:02.45 ID:YpjdPB63o
男「オリジナルブレンドしたお茶やドリンクも込みならいいよ」

ぶりっ子「むむ……いいでしょう」

男「料理とかできるの?」

ぶりっ子「……さ、さぁ?」

男「不安だ……」


一抹の不安を抱えながら、俺は部屋を去り、寝た。
902 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 21:57:30.21 ID:YpjdPB63o
〜翌日・合宿三日目・陽週日曜日〜


先日に引き続き本日も朝早く外に集められた


やる気「あれ、ぶりっ子がいないっすね?」

本部長「うむ。彼女は訓練をしないことになった」

氷魔「……ど、どういうこと……?」

本部長「まぁ、その代わりと言ってはなんだが……」
903 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/17(水) 23:49:26.81 ID:YpjdPB63o
所変わって、ここは合宿所の厨房


ぶりっ子「……………………」

メイド「……………………」


ぶりっ子は小さな鍋で液体をかき混ぜている
そしてメイドはそれを見ている
しばらくしてぶりっ子はそこからすくって小皿に液体を乗せ、メイドに渡した


メイド「いただきます」


メイドはそれを上品に飲み干した

>>下1コンマ……ぶりっ子の【料理】
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/17(水) 23:53:10.41 ID:OY0WRr9v0
905 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/18(木) 00:14:36.73 ID:cVpnfwR3o
本日はここまでです
ありがとうございました
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/18(木) 00:34:08.70 ID:kMok7JXl0
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/18(木) 00:43:04.47 ID:aUrLRAsD0
乙乙
908 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/18(木) 19:14:11.57 ID:cVpnfwR3o
・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】46
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】88【MP】12【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】61【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】114【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】45【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
909 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/18(木) 19:17:28.89 ID:cVpnfwR3o
ぶりっ子「どうですか?」

メイド「……まだまだですね。続けますよ」

ぶりっ子「は、はい!」


彼女は今日いつもより早い時間に起こされ、
それからずっと厨房で料理やドリンクを作らされていた
これは代替プログラムである


メイド「私もただのメイドではございません。ここでは私も教官でございます」
910 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/18(木) 19:21:41.88 ID:cVpnfwR3o
全員の本日の訓練が始まる前に、前日の訓練による成長を行います
成長量は能力値ごとに決められ、全員に同じ値が適用されます
なお、本日からぶりっ子が別のトレーニングに移ったので、翌日から成長ステータスが変更されます


>>下1コンマ下一桁……【筋力】の成長

>>下2コンマ下一桁……【素早さ】の成長

>>下3コンマ下一桁……【HP】の成長

>>下4コンマ下一桁……【MP】の成長
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/18(木) 19:24:38.05 ID:aUrLRAsD0
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/18(木) 19:25:17.81 ID:lSyATXRDO
はい
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/18(木) 19:41:15.74 ID:M9CFCaBvo
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/18(木) 20:03:35.32 ID:aUrLRAsD0
もう一回
915 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/18(木) 20:25:54.93 ID:cVpnfwR3o
・男
【筋力】42【HP】??+6【素早さ】104【MP】48
・中華
【筋力】42【素早さ】89【HP】??+4【MP】14
・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】108【素早さ】62
・やる気
【筋力】113【HP】??+4【MP】100 【素早さ】115
・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46
916 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/18(木) 20:48:04.66 ID:cVpnfwR3o
本部長「……ま、いいだろう。今日は準備体操とランニング、肉体トレーニングをやっていくぞ」

やる気「うっす!」

氷魔「……今日は……それで終わりですか?」

本部長「いや、その後に別メニューがある」

男「スパルタだなぁ……」


話もそこそこに、さっさと準備運動を始めた
917 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/18(木) 22:58:34.13 ID:cVpnfwR3o
本部長「それではランニングだ!」

氷魔「………………」

中華「氷魔。大丈夫か?」

氷魔「……ええ……ご心配には及びません」


先日のようにスタートラインに立ち、走り出した


本部長「はじめ!」
918 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/18(木) 23:03:31.72 ID:cVpnfwR3o
氷魔「……氷魔法!」


みんなが普通に走り出したところ、
氷魔だけは魔法を唱えた


男「どうした!?」

氷魔「……いきます……!」


彼女は氷魔法で路面を凍結させ、スケートのように走り出した


男「なるほど。その手があったか」

本部長「ふむ。面白い」
919 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 00:18:46.00 ID:YUI4KM4Wo
男「ならば!俺も氷魔法だ!」

中華「ずるいぞ男!」

男「なんとでも言え」

やる気「うおおおっ!負けてらんないっす!」


彼は一気に加速し、氷魔を追い抜いた
そして、元からスピードが高い上、さらに加速した男の後ろに付いた
920 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 00:26:19.86 ID:YUI4KM4Wo
結局、途中でMPが切れてやる気青年がぎりぎりで勝利した


男「はぁー……はぁ……くそっ!」

中華「みんな早いね……」

氷魔「……これでも十分疲れますね……」

やる気「久しぶりにここまで疲れたっすよ」

本部長「いやぁまさかあそこから勝つとはね。それじゃあやる気くんにご褒美をあげよう」

やる気「おお!何くれるんすか?」

本部長「>>下1」
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/19(金) 00:31:55.46 ID:0C7jLYeh0
氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
922 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 00:37:34.13 ID:YUI4KM4Wo
本日はここまでです
ありがとうございました
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 07:09:47.34 ID:Sk33Qb0x0
924 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 19:11:46.66 ID:YUI4KM4Wo
・男
【筋力】42【HP】??+6【素早さ】104【MP】48【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【筋力】42【素早さ】89【HP】??+4【MP】14【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】108【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】113【HP】??+4【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
925 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 19:16:25.60 ID:YUI4KM4Wo
本部長「氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾だ」

氷魔「……げ……」

やる気「ははっ、これで訓練で有利になったっすね」

中華「……いや、それはどうかな?」

男「ああ。確かに訓練にも使えるが……」

中華「初対面で氷魔がやった、そこら中がスケートリンクのようになる極大氷魔法……あれと組み合わせれば強力だろうね」

男「問題はわざわざ爆弾を使わなくても大体極大氷魔法で敵は倒せるってとこだな」
926 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 19:21:09.22 ID:YUI4KM4Wo
そして、肉体トレーニングに関しては特に先日と変わらずにこなした
ただ、慣れはしても肉体に溜まる疲労は先日と同じだった


本部長「……よし休憩だ!カモン!二人とも!」

メイド「失礼いたします」

ぶりっ子「し、失礼いたします……」

やる気「あ!どこ行ってたんすか?」

ぶりっ子「厨房でドリンクを作ってましたぁ」
927 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 19:23:36.35 ID:YUI4KM4Wo
メイド「彼女が望んだことです。残念かもしれませんが、適材適所という言葉もございます」

氷魔「……なるほど……」

ぶりっ子「……こちらドリンクです」


彼女は妙に緊張した面持ちだ。
このドリンク……何かあるだろう。


中華「どうもありがとう」

男「これはどういうドリンクなんだ?」

ぶりっ子「>>下1」
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 19:25:38.97 ID:KV3/G7IE0
ハーブエキス入りマムシドリンク
929 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 19:45:42.25 ID:YUI4KM4Wo
ぶりっ子「ハーブエキス入りマムシドリンクです」

中華「あー……確かにそうだね」

メイド「おや、分かっていらっしゃるのですね」

中華「一応どっちも僕の料理で使えるからね。これは効くよ」


彼は楽しそうに飲んでいる

どうしてドリンクだけであそこまで楽しそうなのだろうか、とぶりっ子は思った
930 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 19:48:31.73 ID:YUI4KM4Wo
そして同時に、ちょっと料理ができるからって余裕ぶってドリンクを飲む彼を少し妬ましく思った


メイド「……ぶりっ子さん」

ぶりっ子「え、あはい」

メイド「よくないことを考えていましたね?」

ぶりっ子「……はい」

メイド「褒められた行いではありません。止めるべきですが……ふふ、頑張る理由はできたんじゃないですか?」
931 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 19:51:50.12 ID:YUI4KM4Wo
その後食堂で昼食を摂り、一行はふたたび外に集められた
これはぶりっ子も例外でなかった


本部長「よし!心して聞きたまえ!」

男「はい」

本部長「ギルドの本部からいくつかの依頼が回されてきた!そしてその中から君たちに丁度よさそうな物を見繕ったので、是非達成してもらいたい!」

中華「して、その内容とはなんですか?」

本部長「>>下1」
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/19(金) 19:53:59.66 ID:0C7jLYeh0
まず最初に性欲盛んなゴブリンの洞窟ではぐれた可愛い妹を探してください。というもの
933 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 21:03:13.05 ID:YUI4KM4Wo
本部長「まず最初に性欲盛んなゴブリンの洞窟ではぐれた可愛い妹を探してください。というものだ」

やる気「重い!重いっすよ!」

本部長「そうだな。だから選んだ」

ぶりっ子「趣味悪いですね!でもとにかく急がなきゃ!」

氷魔「……そうですね……」

メイド「馬車は手配しておきました。本来なら徒歩で移動してもらいたいですが、今回は我々だけの問題ではありませんので」


ギルドの一行はバタバタしながらも急いで馬車に乗り込んだ
934 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 22:32:30.89 ID:YUI4KM4Wo
およそ20分後、洞窟の入口にやってきた
洞窟は岩にくり貫かれた横穴のようなタイプで、中は暗い


男「よし!急ぐぞ!」

中華「焦りすぎないでね」

氷魔「……怖いですね……」


一行は周りに注意を払いつつ、洞窟を進んでいった


>>下1コンマ……発生イベント

1〜40……何もなし
41〜80……オークが現れた!
81〜90……オークのボスだ!
91〜100……依頼のターゲット発見!
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 22:34:41.49 ID:Sk33Qb0x0
936 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 23:10:06.04 ID:YUI4KM4Wo
オーク「ぐふふ……」


洞窟を進んでいくと、オークの群れに遭遇した


ぶりっ子「豚野郎ども……」

男「なんか言ったか?」

ぶりっ子「なんでもないですぅ」

オークB「なんだお前ら?さっさと帰れ!」

中華「それは無理な相談だね。ここに人間の女性が訪ねてきただろう。どこへやった」
937 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/19(金) 23:54:14.76 ID:YUI4KM4Wo
オークC「んー?知らんなぁ〜!」

氷魔「……うわ……絶対嘘ついてますよ……」

オークD「でもお前らは見逃してやってもいいぞ。別に興奮しないし……」

ぶりっ子「ちょっとどういう意味ですかそれ!?」

やる気「ひどいこと言うっすね!?」

氷魔「……ぶっ潰します……!」
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/03/19(金) 23:59:06.18 ID:0C7jLYeh0
顔面偏差値40以下だしな
939 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/20(土) 00:16:59.21 ID:aYzYz2iSo
戦闘開始
オークの【素早さ】65 やる気の【素早さ】115


中華「相手の頭数が多い。ここは各個撃破でいこう!」

氷魔「……ならば、私が一匹仕留めます……極大氷結魔法!」


氷魔はオークの一人を目掛けて魔法を発動した


>>下1コンマ÷2+10……魔法のダメージ
(オークのHPは20)
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 00:17:20.48 ID:Jh+KPpOz0
941 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/20(土) 00:25:05.08 ID:aYzYz2iSo
本日はここまでです
ありがとうございました
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 00:29:53.70 ID:Jh+KPpOz0
乙乙
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 01:15:23.88 ID:5JI1qBJDO
乙です
944 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/20(土) 19:07:11.89 ID:yintt2lWO
・男
【筋力】42【HP】??+6【素早さ】104【MP】48【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【筋力】42【素早さ】89【HP】??+4【MP】14【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】108【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】113【HP】??+4【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
945 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/20(土) 19:51:11.73 ID:aYzYz2iSo
34ダメージ!氷魔がレベルアップ!


彼女が放った魔法は、巨大な氷の槍となってオークを貫いた


オークA「……っ!?」

オークB「なんだありゃ……!」

男「おっと!ビビってる場合か!?俺たちもあいつ程じゃないが氷魔法が撃てるんだぜ!」

ぶりっ子「その通り!文字通り死ぬほど後悔させてあげますよぉ!」


>>下1コンマ下一桁×2……合体魔法のダメージ
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 19:59:26.35 ID:5JI1qBJDO
はい
947 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/20(土) 20:24:04.18 ID:aYzYz2iSo
10ダメージ!


氷の礫がオークの肉体を傷付ける


オークB「く……あまり効かないな」

男「うーん!大人しく武器で殴った方が強いな!」

ぶりっ子「傷付けるのも傷付けられるのも怖いんですけど」

中華「じゃあ僕がとどめを刺すよ」

やる気「俺っちはまだ健在のオークをやるっすよ!」


>>下1コンマ下一桁×2……中華の攻撃ダメージ
>>下2コンマ下一桁×3……やる気の攻撃ダメージ
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 20:26:34.17 ID:LOEyjhjJo
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 20:37:40.67 ID:xbYsCafJO
950 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/20(土) 22:26:32.19 ID:aYzYz2iSo
中華は14ダメージ!
やる気は21ダメージ!レベルアップ!


二人の槍がそれぞれオークの心臓を貫く
オークの腹に付いた分厚い脂肪と筋肉の層を突き破ったのだ


中華「よし!」

やる気「あと2体っすね!」

オークD「こいつら……ここで殺さねばまずい!」

オークE「行くぞ!」


>>下1コンマ下一桁×3……オークの攻撃のダメージ
>>下2コンマ……攻撃の対象
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 22:27:19.45 ID:Jh+KPpOz0
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 22:27:46.74 ID:5JI1qBJDO
はい
953 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/20(土) 23:04:53.87 ID:aYzYz2iSo
対象のコンマテーブル忘れてました
1〜20……男
21〜40……中華
41〜60……氷魔
61〜80……やる気
81〜100……ぶりっ子
です


やる気「げ!こっち来た!」

オークD「死ね!筋肉!」

オークE「ここがお前の墓場だ!」


>>下1コンマ……42以下で男が突き飛ばして回避させる
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/20(土) 23:09:22.71 ID:LOEyjhjJo
955 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 01:03:43.29 ID:eyG9KyoOo
オーク二体がやる気青年の肉体をその豪腕で拘束し、壁に叩きつけた


やる気「ぐあぁっ!!」

男「おい!大丈夫か!?」

やる気「へっ……こんなんかすり傷っすよ」

オークD「おらぁ!」

やる気「ぐっ……!」


>>下1コンマ下一桁+10……やる気の【HP】
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 01:06:40.42 ID:gyQUDEx8O
957 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 01:20:49.56 ID:eyG9KyoOo
本日はここまでです
ありがとうございました
958 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 19:32:18.06 ID:eyG9KyoOo
・男
【筋力】42【HP】??+6【素早さ】104【MP】48【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【筋力】42【素早さ】89【HP】??+4【MP】14【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】108【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】113【HP】12【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
959 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 19:39:53.31 ID:eyG9KyoOo
オブシディアンアーマーがダメージをカット!
やる気は9ダメージを受けた


彼は相当なダメージを受け、ボロボロの状態だ
しかし、まだ死んではいない


中華「おのれ……絶対に許さない!」

男「待て!勝手に先行するな!……くそっ!」


中華料理人は仲間が傷つけられたことにひどく怒り、槍を構えて突撃した
彼の一撃で確実にオークを倒しきれるか不安な男はその健脚で彼に追い付き、連携攻撃に入った


>>下1コンマ下一桁×4……連携攻撃のダメージ
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 19:40:43.98 ID:PDP/bCZv0
961 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 19:59:43.54 ID:eyG9KyoOo
36ダメージ!男がレベルアップ!中華は2レベルアップ!


男「でりゃあ!」

オークD「うっ……」

中華「これで二つめの心臓だ」

やる気「……それじゃ……あのオークも倒して……やるっす!」

ぶりっ子「無理しちゃいけません!回復に徹して下さい!」

やる気「それよりもあいつを今ここで確実に倒した方が安全っすよ……!」

ぶりっ子「なら私もいきます!」


>>下1コンマ下一桁×6……二人の連携のダメージ
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 20:04:40.12 ID:pBCzsZkVo
963 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 20:20:24.68 ID:eyG9KyoOo
12ダメージ!


オークE「っ……だが!パワーが足りてなさすぎるぜ!」

やる気「……くそっ……」

ぶりっ子「や、やっぱり……ダメージを受けてパワーが落ちているんですよぉ!」

やる気「……なんちゃって!」


彼は持っていたカーリング爆弾を取り出し、オークに向かって滑らせた
964 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 20:26:53.95 ID:eyG9KyoOo
オークE「ぐお!?」


オークは爆発のダメージを受けて爆発四散した


やる気「残念だったっすね……」

氷魔「……逆に怖いです……」

中華「戦闘に関することだと何でも強いね」

ぶりっ子「あ!あれ見てください!」


爆発したはずの爆弾は、まだそこにあった

傷ついているものの、まだ使えそうだ。
965 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 21:20:46.41 ID:eyG9KyoOo
男「めちゃくちゃだな……なんでオークは死んだのに爆弾は無事なんだ」

氷魔「……あの人が作ったとしたら……どんなことがあっても不思議ではありません」

やる気「回復魔法!」


やる気青年の傷がほとんど塞がった


やる気「回復魔法!」


やる気青年は完全に回復した!
966 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 21:25:56.40 ID:eyG9KyoOo
中華「もう万全かい?」

やる気「うす!行くっすよ!」


あれほどのダメージを受けたというのに、まるで気にしていない様子で彼は歩き出した


>>下1コンマ……発生イベント

1〜20……罠だ!
21〜30……オークが現れた!
31〜70……オークのボスだ!
81〜90……依頼のターゲット発見!
91〜100……トレジャー!
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 21:27:08.28 ID:r11XvLAFO
えいっ!
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 21:29:54.47 ID:3VHcBlDNO
オークが多くいるんすね…

すみませんでした
969 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 22:07:02.02 ID:eyG9KyoOo
戦闘の前に前回の戦闘でのレベルアップを処理します


男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

〜男の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+2
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 22:07:54.87 ID:PDP/bCZv0
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 22:08:34.41 ID:wNDIA1Vx0
はい
972 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/21(日) 22:38:43.34 ID:eyG9KyoOo
男の【筋力】45【素早さ】107【MP】51
中華料理人の【MP】15

氷魔がレベルアップしました

>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長

〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 22:40:20.71 ID:pBCzsZkVo
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 22:57:59.54 ID:PDP/bCZv0
975 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/22(月) 00:11:37.57 ID:ZYjvP1mxo
本日はここまでです
ありがとうございました
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/22(月) 00:16:30.92 ID:guZEsoIu0
おつー
977 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/22(月) 19:06:15.66 ID:ZYjvP1mxo
・男
【筋力】45【HP】??+6【素早さ】107【MP】51【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値10/16……レベル7)

・中華
【筋力】42【素早さ】92【HP】??+4【MP】15【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値1/17……レベル8)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】113【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値15/18……レベル9)

・やる気
【筋力】113【HP】12【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値13/16……レベル7)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値11/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575
978 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/22(月) 19:11:21.20 ID:ZYjvP1mxo
オーク3体との戦闘です

先ほどと同様、男たちの先攻です


男「ここは……氷魔のMPを温存する作戦でいこう」

オークG「温存?油断なんてしてるとそのまま死ぬぜ」

男「どうせお前らにはボスがいるんだろ?」

オークH「……さぁな!」

男「まぁいい、食らえ!」


>>下1コンマ下一桁×2.5……男の攻撃のダメージ
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/22(月) 19:18:13.29 ID:ZoO4QoAb0
980 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/22(月) 19:29:16.97 ID:ZYjvP1mxo
23ダメージ!男はレベルアップ!


男の剣はオークの首元を正確に捉え、
ドラゴンキラーの返しで掻き斬った


オークF「か……ぁ……!」

男「言っておくが、もう油断なんてしない」

中華「……ふ、そうだね。ノーダメージを狙おう」

やる気「じゃ、次は俺っちすよ!」


>>下1コンマ下一桁×4……やる気の与えたダメージ
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/22(月) 19:32:21.25 ID:UFrwOjjDO
はい
982 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/22(月) 19:56:42.24 ID:ZYjvP1mxo
20ダメージジャストキル!やる気青年は2レベルアップ!


オークG「ぐ……」

やる気「スパイラルランスはその名の通り回転するっす……お前の内臓それぞれはもはやあるべき所にないっすよ」


オークGは槍の一撃で即死した


中華「さて……それじゃあラストにしようか!」

ぶりっ子「はい!これで終わらせます!」


>>下1コンマ下一桁×5……連携攻撃のダメージ
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/22(月) 20:33:36.84 ID:IohTSJPL0
984 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/22(月) 20:53:33.19 ID:ZYjvP1mxo
20ダメージジャストキル!ぶりっ子がレベルアップ!


ぶりっ子「そりゃそりゃ!」


ぶりっ子は恐れを全面に出した守りの剣術でオークを攻撃する


オークH「む……ここは!」


その剣術を崩そうと強烈な一撃を放とうとするオークに向かい、溜めの隙をついた中華料理人の正確無比な一撃がオークの心臓を貫く


中華「……僕を忘れないことだ」

氷魔「……見事です……私が……何もせずに終わってしまいましたね」

男「そのための戦法だからな」
985 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/22(月) 20:55:03.83 ID:ZYjvP1mxo
男とやる気がレベルアップしました

>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……やる気青年の成長

〜男の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+2
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/22(月) 20:59:36.25 ID:ZoO4QoAb0
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/22(月) 20:59:58.31 ID:UFrwOjjDO
はい
988 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/23(火) 00:50:20.05 ID:yuSe/Egzo
本日はここまでです
ありがとうございました
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 06:26:54.42 ID:BOmhP5H30
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 08:48:55.74 ID:tevF5laDO
乙です
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 09:17:47.20 ID:TvWhwQOXO
乙!
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 16:46:22.49 ID:VzBwqjuD0
そろそろ次スレに移行するべきかな
993 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/23(火) 19:41:15.70 ID:yuSe/Egzo
・男
【筋力】45【HP】??+8【素早さ】107【MP】51【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値14/17……レベル8)

・中華
【筋力】42【素早さ】92【HP】??+4【MP】15【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値11/17……レベル8)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】113【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値15/18……レベル9)

・やる気
【筋力】113【HP】14【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値0/18……レベル9)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値5/17……レベル8)

【ギルドの資金】269575
994 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/23(火) 19:42:35.82 ID:yuSe/Egzo
やる気とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……やる気青年の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 19:44:58.60 ID:rLfTw8QBo
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 19:47:07.09 ID:BOmhP5H30
997 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/23(火) 19:56:35.09 ID:yuSe/Egzo
やる気の【MP】101
ぶりっ子の【筋力】57


やる気「じゃ、オークどもも倒しましたし、突き進むっすよ!」

ぶりっ子「流石に疲れてきましたぁ……」

中華「しかし、親玉がいる可能性もある。まだ疲れに負けるべきじゃないだろうね」

氷魔「そうですね……」
998 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/23(火) 20:01:04.48 ID:yuSe/Egzo
洞窟は進めば進むほどじめじめしてくる
オークの製作したと思われる原始的構造物が散見され、人のほとんど踏み入らない領域であることが伺える


男「結構進んだな」

氷魔「……風の流れからして……もうあまり奥はないでしょう……」

やる気「へぇ……そんなの分かるんすね」

氷魔「……まぁ……こういう経験もありますからね……」


>>下1コンマ……発生イベント

1〜20……罠だ!
21〜60……オークのボスだ!
61〜80……依頼のターゲット発見!
81〜100……トレジャー!
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 20:01:57.39 ID:6sbOO5nJO
トレ
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 20:05:13.64 ID:VzBwqjuD0
次スレが建った埋め
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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安価とコンマで異世界転生!その2 @ 2021/03/23(火) 19:39:46.18 ID:yuSe/Egzo
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蘭子「混沌電波第208幕!(ちゃおラジ第208回)」 @ 2021/03/23(火) 08:10:38.94 ID:PQi+3ja9O
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(安価&コンマ)トロンベ神の・・・ @ 2021/03/23(火) 07:49:26.24 ID:lu49lZ+L0
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中野一花「勉強終わったらお姉さんの部屋に来て」上杉風太郎「は?」 @ 2021/03/21(日) 22:04:54.96 ID:+ODGDo1QO
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