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【安価】上条「とある禁書目録で」木原「仮面ライダーだ」【禁書】
- 898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 19:05:37.93 ID:gapUWkCuO
- ずるっ…モテるでしょそんな人のいい笑顔して
- 899 :1 [saga]:2021/05/23(日) 20:09:07.01 ID:H/4e7lbB0
- 白絹「ありがと、木場さん」クスッ
白絹「同類の人ってだけでも嬉しいのに、こんなに頼りになる人と知り合えてよかった」
木場「大変だっただろうね。10年間、よく頑張ったよ」
木場「・・・明日、いきなり友達と再会するって事にはしておかない方がいいよね」
白絹「まぁ・・・そうだな。うん・・・」
白絹「もう少し時間をかけて、会いたいな」
木場「わかった。それじゃあ、まず園長さんだけに話しておくよ」
白絹「お願いします。木場さん」ペコリ
木場「うん。・・・1人で帰れるかい?よかったら付いていくよ」
白絹「ううん、へーきへーき。1人でも帰られるからさ」
白絹「またな。連絡は急がなくていいからな」ヒラヒラ
木場「気をつけて帰るんだよ」
視点変更
シャットアウラ事件簿
神華皇子
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
>>897 多分、匿ってくれたらそのまま知らずの内に同居しちゃったりしてそう
- 900 :1 [saga]:2021/05/23(日) 20:09:53.52 ID:H/4e7lbB0
- ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 20:15:36.34 ID:gapUWkCuO
- 事件簿
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 20:15:42.05 ID:ezxd15Q9O
- 皇子
- 903 :1 [saga]:2021/05/23(日) 20:32:01.72 ID:H/4e7lbB0
- -学園都市 第七学区 セクウェンツィア探偵事務所-
<完全下校時間となりました。生徒の皆さんは・・・
黒夜「ん?もうこんな時間になっちゃったね」ノビーッ
シャットアウラ「そうだな。夕食を作るとするか」
黒夜「今日は何作るのー?」
シャットアウラ「ふむ・・・ミネストローネとフェットチーネのカルボナーラにするか」
黒夜「いいよ〜。じゃあ、お皿の用意して」
―ドンドンドンッ! ドンドンドンッ!
黒夜「うわ、何?うるさいなぁ」
シャットアウラ「・・・私が出る」
黒夜「んー」
―ガチャッ
「お願いです!弟を捜してください!」
シャットアウラ「・・・すまないが、そういった依頼をするのは」
シャットアウラ「警備員へ捜索願いを出してからという決まりになってるんだ」
「違うんです!そうじゃなくて・・・」
黒夜「>>904」
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 20:45:42.03 ID:gapUWkCuO
- なんか切羽詰まってるし話だけでも聞いてあげたら?
- 905 :1 [saga]:2021/05/23(日) 21:13:31.52 ID:H/4e7lbB0
- 黒夜「何か切羽詰まってるし、話だけでも聴いてあげたら?」
シャットアウラ「・・・そうするか」
シャットアウラ「入ってくれ。そこに座って、少し落ち着くんだ」
「は、はい・・・」
シャットアウラ「では、最初からしっかり説明をしてもらえるか?」
「はい。中学生の弟が居まして、10歳くらい歳が離れてるんです」
黒夜「じゃあ、お姉さん今25歳ちょっと過ぎくらい?」
「そうです。その弟は今から丁度10年前くらいにここへ預けられたんです」
「超能力者になってみたい、という理由で・・・」
シャットアウラ「ということは、お前はこの街に住んではいないのか?」
「はい。弟と同じ年くらいの時には興味がなかったので・・・あぁ、それでですね」
「ここへは、昨日初めて来たんです。弟の様子を見に・・・」
「ですが・・・その弟が・・・。・・・2ヶ月前に死亡した、となっていたんです」
黒夜「ん〜?」
シャットアウラ「・・・遺体は見たのか?」
「死体安置所で確認しました。・・・でも、違ったんです」
黒夜「え?何が?」
シャットアウラ「その遺体の人物が弟ではなかった、ということか?」
「はい!10年以来で会っていなかったので、少し変わったといえば」
「あり得なくはありませんけど・・・でも、絶対に弟ではないんです!」
黒夜「>>906」
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 21:32:34.69 ID:gapUWkCuO
- 違和感があったって感じなんだ、流石に整形とかしたらわからなくないけどここでする人なんてあまりいないしね
- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 21:32:55.42 ID:ezxd15Q9O
- 姉と弟の絆ってやつかな…
- 908 :1 [saga]:2021/05/23(日) 21:51:34.90 ID:H/4e7lbB0
- 黒夜「違和感があったって感じなんだ。流石に整形とかしてたら、わからなくないけど」
黒夜「15歳の中坊がそんな大金持ってる訳ないから、無理だよね」
シャットアウラ「弟の能力の強度は知っているか?」
「確か0って言ってて、すごく落ち込んでるみたいでした・・・」
シャットアウラ「そうか。その遺体の人物に見覚えは?」
「全くありません。弟より明らかに年上で、弟からの話でも聞いた事のない男性でした」
黒夜「んー。でも、まず人違いなのがおかしいよね?」
黒夜「何で弟君とその遺体の兄ちゃんが間違われてるの?」
「安置所の人に話してみても、わからないの一点張りで・・・」
「警備員にも相談をして、書庫でしたよね?それで調べたんですが・・・」
「登録されている弟の顔写真がその遺体の男性になっていたんです」
黒夜「ってー、事は・・・その遺体の兄ちゃんが弟君と成り替わってるって事?」
「え?ど、どうしてそうなるんですか・・・?」
シャットアウラ「簡単だ。書庫の顔写真を役所で遺体の人物の顔写真を弟に」
シャットアウラ「弟のにはそいつの顔写真へ変更してもらったという事になる」
「そ、そんな、何でですか!?何で、そんな事を・・・」
黒夜「>>909」
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 21:53:44.07 ID:ezxd15Q9O
- んーレベル0だとしたらそんなことするとは考えられないし、なんかあるねこれは…
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/23(日) 21:58:34.66 ID:gapUWkCuO
- 何か知ってはならないことを知ったとか、かな…
- 911 :1 [saga]:2021/05/23(日) 22:20:33.05 ID:H/4e7lbB0
- 黒夜「ん〜・・・その遺体の兄ちゃんの死因って?」
「え?死因は、転落死となっていました」
シャットアウラ「どういった転落死だ?事故か?」
「自殺、だったみたいです。弟が住んでるマンションの屋上から・・・」
黒夜「んじゃあ、私の考えは除外されるね。よかった」
「ど、どんな考えがあったんですか?」
黒夜「んー?別にー。無能力者なら出来っこないからね」
黒夜「まぁ、とにかく。何かあるね、これは・・・」
「あ、あの、お願いします!弟を見つけ出してください!」
シャットアウラ「・・・」
―ピッピッピッ ピッピッ
シャットアウラ「・・・弟の名前は?」
「名前は・・・」
シャットアウラ「・・・こいつか。・・・よし」
―ピッピッピッ
黒夜「シャットアウラちゃん、何してるの?いつもみたく足で捜さないの?」
シャットアウラ「今回は安楽椅子探偵で解決する」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 05:42:03.60 ID:DXrpI8ceO
- ほい
- 913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 06:27:53.47 ID:VzZmaeNMO
- 低く
- 914 :1 [saga]:2021/05/24(月) 17:41:37.70 ID:Tjymdzdo0
- シャットアウラ「(書かれている事は、それでいいんだな?)」
アリサ「(うん。間違いないよ、シャットアウラちゃん)」
シャットアウラ「(・・・そうか。わかった)」
シャットアウラ「・・・」フーッ
―ガチャッ
シャットアウラ「わかったぞ。弟の居場所が」
「!!。ど、どこですか!?」
シャットアウラ「遺体の男性が住んでいた自宅で暮らしている」
シャットアウラ「どうやら、学校を退学して引き籠もってるみたいだ」
「た、退学・・・?」
黒夜「んー?退学して引き篭もってるからって、なんで隣人とか管理人は」
黒夜「遺体の兄ちゃんじゃないって気づいてないの?」
黒夜「流石に一度や二度くらい部屋から出てきたりはしてるんじゃない?」
黒夜「飯どうしてるんだって話になるし」
シャットアウラ「所持金の問題になるが、デリバリーサービスでいくらでも頼めるだろう」
シャットアウラ「この街では生活用品から衣類までネット購入すれば手に入るからな」
黒夜「あー、なるほどー。じゃあ家から一歩も出なくて言い訳か」ポンッ
黒夜「>>915」
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 18:30:39.69 ID:NmuBT9lWO
- ただ引きこもってるだけならお姉さんが行けば平気なんじゃない?
- 916 :1 [saga]:2021/05/24(月) 19:02:55.77 ID:bA9cTgNr0
- 黒夜「ただ引き篭もってるだけなら、お姉さんが行っても平気なんじゃない?」
シャットアウラ「・・・そうだな。住所を書いておいた」ピラッ
シャットアウラ「ここに行けば弟が居る」
「は、はい!ありがとうございます!」
黒夜「よかったね〜。弟さんが無事で」
「はい。本当に・・・よかったです」グシッ
シャットアウラ「・・・」
「あ、依頼料はいくらになりますか?」
シャットアウラ「いや、今回のケースでは受け取らない事にしている」
黒夜「え?そ、むぐっ」
「?」
シャットアウラ「早く行ってこい。・・・会えるといいな」
シャットアウラ「>>917」
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 19:46:36.45 ID:NmuBT9lWO
- 不登校になったということは相談できる相手がいなかったりして寂しかったんだろう、あなたの顔を見れば色々思うこともあるはずだ
- 918 :1 [saga]:2021/05/24(月) 21:07:35.55 ID:bA9cTgNr0
- シャットアウラ「不登校になったという事は相談できる相手がいなかったりして」
シャットアウラ「とても寂しかったんだろう」
シャットアウラ「お前の顔を見れば、色々思うこともあるはずだ」
シャットアウラ「何を言われても、決して憤慨するなよ」
「は、はい・・・そうします」コクリ
「それでは、失礼します」ペコリ
―コツコツコツッ
―ガチャッ パタンッ・・・
シャットアウラ「・・・」パッ
黒夜「っぷはぁ!ちょ、ちょっと、シャットアウラちゃん!?何すんの!」
シャットアウラ「・・・」スクッ
黒夜「・・・ちょ、無視はなくない?」
―ピッピッピッ
シャットアウラ「・・・セクウェンツィア探偵事務所の者だ」
シャットアウラ「至急向かってほしいんだが・・・」
シャットアウラ「・・・ごちそうさま」
黒夜「ごちそうさま〜。はぁー、美味しかった」
シャットアウラ「・・・(そろそろか)」スクッ、スタスタ
―カチッ グリッ
『本日未明、第七学区に住んでいる男子中学生の少年が殺人容疑で逮捕されました』
『少年は殺害前、事前に書庫の掲載している自身の顔写真を殺害した男性のものと変更し』
『殺害後、男性が使用していたマンションの一室を自宅として住んでいたようです』
黒夜「・・・嘘」
シャットアウラ「・・・」
- 919 :1 [saga]:2021/05/24(月) 21:15:52.45 ID:bA9cTgNr0
- 『少年は容疑を認め、証言によりますと男性とは交友関係にあり』
『男性も殺人を犯していたと言い、それを知った際に男性から脅され』
『自身の顔を整形したものとして変更を行い、それぞれの顔を交換したと告げました』
『変更した手段はハッキングによるもので、ハッキングを行なった犯人が現在調査中です』
『少年は睡眠薬を服用させて眠らせた男性を溺死させた後、人工呼吸を用いて』
『肺から水を抜き取ると、横隔膜を上げさせる事で溺死したという証拠を隠滅し』
『自宅の屋上から突き落とした、と告げました』
『取り調べが終了後、少年は追いかけてきていた姉に対して』
『ごめん、と一言謝罪し警備員へ連行されていきました』
―カチッ
シャットアウラ「・・・」
黒夜「・・・」
シャットアウラ「・・・」ストン
―パチパチパチッ パチパチッ パチンッ
黒夜「・・・シャットアウラちゃん、知ってたの?」
シャットアウラ「ああっ。アリサに調べてもらった」
黒夜「>>920」
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 21:27:25.19 ID:NmuBT9lWO
- やりきれないというか、うん…
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 21:27:55.43 ID:eHIQhrwZO
- 知ってたなら言ってあげればよかったのに…
ちょっと冷たくない?
- 922 :1 [saga]:2021/05/24(月) 21:45:08.31 ID:bA9cTgNr0
- 黒夜「知ってならお姉さんに言ってあげればよかったのに・・・」
黒夜「ちょっと冷たくない?」
シャットアウラ「逆上されたら困るからな。向かわせてから」
シャットアウラ「真実を知ってもらう方がこちらとしても安全と思ったんだ」
黒夜「・・・やりきれない、というか・・・うん・・・」
シャットアウラ「私達が手を出せるのは、あれくらいしか出来なかったろうさ」
黒夜「そっか・・・お姉さん、落ち込んでるよね・・・」
シャットアウラ「そうかもしれないが、これ以上に私達が力を貸してやることは出来ない」
シャットアウラ「これは家族の問題だ。依頼を終えた以上、部外者となった私達が」
シャットアウラ「口出しする事は許されない」
黒夜「>>923」
- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/24(月) 21:46:44.05 ID:XPgbRDavo
- そうかもしれないけど……なんといったらいいのかわからないけど…うー!!
- 924 :1 [saga]:2021/05/24(月) 22:25:52.27 ID:bA9cTgNr0
- 黒夜「そうかもしれないけど・・・」
黒夜「なんて言ったらいいのかわからないけど・・・う〜〜〜!」
黒夜「ホントに何か出来ないかな!?」
シャットアウラ「出来ない、ではなくしてはいけないんだ」ハァー
シャットアウラ「罪を犯してしまった以上、弟も償わなければな」
黒夜「むぅ・・・でも、弟君も怖くて殺っちゃったなら」
黒夜「少しは同情してあげても」
シャットアウラ「同情はしてやる。だが、罪の重さを変えるのは弁護士の仕事だ」
シャットアウラ「探偵とその助手が口を出したところでもな」
黒夜「・・・世の中マジでクソだね」
シャットアウラ「>>925」
- 925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 06:10:48.91 ID:H8GMKiO/O
- 罪を憎んで人を憎まずだ
弟のした罪は憎むべきだが、弟のそのものを憎むなんてことはしないだろう?
私達は罪を暴く事に努めなくてはな
- 926 :1 [saga]:2021/05/25(火) 12:39:21.15 ID:NfEX/2eJ0
- シャットアウラ「罪を憎んで人を憎まず、だ」
シャットアウラ「弟が犯した罪は許されないものだが、弟自信を憎む事なんて事はしないだろう?」
黒夜「まぁ、そうだけど・・・」
シャットアウラ「私達の仕事は、あくまでも罪を暴く事なんだ」
シャットアウラ「罪までを庇う事をして何になる?」
黒夜「・・・デメリットしかないって事?」
シャットアウラ「早い段階で助ける事が出来たら、庇ってやれた」
シャットアウラ「誰かに相談して、自身に助けが必要だという事を伝えていたらよかったんだがな」
黒夜「そうだよね。何で脅されたら人って誰にも言えなくなるんだろ?」
シャットアウラ「思い込みによる恐怖感が増してしまうからだろうな」
シャットアウラ「脅迫者が捕まったとしても、出所後に復讐してくる可能性はあるんだからな」
黒夜「>>927」
- 927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 18:08:26.70 ID:H8GMKiO/O
- 確かにねぇ…
人手を考えたら警備員や風紀委員が動けるのも被害が出てからだろうし…
んーそもそもそういうのを未然に暴くのが胎児だね、私達は
- 928 :1 [saga]:2021/05/25(火) 18:38:14.48 ID:NfEX/2eJ0
- 黒夜「確かにねぇ・・・」
黒夜「警備員や風紀委員が動けるのも被害が出てからだろうし・・・」
シャットアウラ「そうだ。そこが私にとっても歯痒いところだな・・・」
黒夜「んー、そもそもそういうのを未然に防ぎたいね。また同じ被害者にさせないように」
シャットアウラ「難しいところだが、そうしたいものだな」
黒夜「うん。・・・あのお姉さん、ここに来るかの?」
シャットアウラ「今すぐには来ないだろうな。状況の整理や判決の言い渡しが終わるまでは」
黒夜「そっか・・・まぁ、そうだよね。あんなに弟の心配をしてたのに・・・」
黒夜「こんな再会になっちゃったんだから・・・」
シャットアウラ「>>929」
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 19:07:07.12 ID:H8GMKiO/O
- 命はあったんだ、姉のためにいかにやり直すか…
それが試されるな
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 19:09:45.45 ID:GBdpMLRfO
- これからどうするか、あの姉弟には試練だろうが見守ってやらないとな
- 931 :1 [saga]:2021/05/25(火) 20:47:49.83 ID:Fd+6/uJD0
- シャットアウラ「命はあったんだ、姉のために如何にやり直すか・・・」
シャットアウラ「それが試されるな」
シャットアウラ「これからどうなってしまうのか、誰にもわからない」
シャットアウラ「あの姉弟には試練だろうが、見守ってやるくらいはしてやろう」
黒夜「うん。刑が軽くなるよう願っていようよ」
シャットアウラ「そうだな・・・」
―ガチャッ
アリサ「ただいまー」
黒夜「おっかえり〜!アリサちゃん!」
シャットアウラ「お帰り。仕事ご苦労だったな」
アリサ「うん、ありがとう。シャットアウラちゃんはまだお仕事してたの?」
シャットアウラ「>>932」
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:02:08.69 ID:sE2iGOIvO
- まあな、普段のお仕事より身体は疲れなかったがな
色々気持ちの整理というのが難しくてな
- 933 :1 [saga]:2021/05/25(火) 21:15:37.05 ID:Fd+6/uJD0
- シャットアウラ「そんなところだ。普段のお仕事よりは疲れなかったがな」
シャットアウラ「だから、先に夕食は済ませた」
アリサ「そっか。シャットアウラちゃんもお疲れ様なんだね」
黒夜「アリサちゃんも急なお仕事で今朝は大慌てだったね」
アリサ「うん。大変だったよぉ・・・」ハァー
―ぐううぅぅ〜・・・
アリサ「あ、あはは・・・//お腹空いちゃった//」
シャットアウラ「黒夜。用意しておいてやれ」
黒夜「はいよー」
シャットアウラ「その間に、風呂を済ませておけ。アリサ」
アリサ「うん」コクリ
アリサ「・・・シャットアウラちゃん?」
シャットアウラ「ん?どうした?」
アリサ「>>934」
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:20:49.36 ID:GBdpMLRfO
- なんか元気ないなって
- 935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:21:23.08 ID:sE2iGOIvO
- 少し心がざわついてるのかなって、なんとなくそんな風にみえちゃったよ
- 936 :1 [saga]:2021/05/25(火) 21:38:40.38 ID:Fd+6/uJD0
- アリサ「少し心がざわついてるのかなって・・・」
アリサ「なんとなく元気がないような、そんな風に見えたの」
シャットアウラ「・・・そうか?別段、普通だと思うが」
アリサ「そ、っか。それならいいんだけど・・・」
シャットアウラ「・・・」
アリサ「あ、じゃあお風呂入ってくるね」
シャットアウラ「・・・ああっ」
シャットアウラ「・・・」
―パチパチッ パチンッ
―ビリッ
シャットアウラ「・・・」フーッ
―ギシッ・・・
シャットアウラ「・・・ん・・・?」
―カチコチ・・・
シャットアウラ「(椅子に座ったまま寝てしまってたか・・・)」
シャットアウラ「(・・・変な時間に目が覚めたな)」
どうする?orどうなる?
↓2まで
- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:51:55.46 ID:sE2iGOIvO
- あたりを見回してアリサ達に声をかけてみる
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 21:52:47.44 ID:GBdpMLRfO
- 頭を冷ますために冷蔵庫から水を出して見るもキンキンに冷えて吹き出すシャットアウラ
ただ頭はさえたのでどうしようか考える
- 939 :1 [saga]:2021/05/25(火) 22:01:30.49 ID:Fd+6/uJD0
- シャットアウラ「・・・喉が渇いたな」
―ガチャッ
―コポポポ・・・
シャットアウラ「」ゴクゴクッ
アリサ「シャットアウラちゃん?」
シャットアウラ「」ブフゥーーッ!
アリサ「うわぁ!?」
シャットアウラ「ケホッ!ケホッ!ア゙、アリサ?」
シャットアウラ「こんな時間にどうした?」
アリサ「え、えっと、ちょっと目が冴えちゃって・・・」
シャットアウラ「そうか・・・お茶、飲むか?」
アリサ「あ、うん」コクリ
アリサ「>>940」
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:04:10.86 ID:ei3yCJG1o
- シャットアウラちゃんがこんな時間に起きてるなんて珍しいね
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:07:25.48 ID:sE2iGOIvO
- お腹空いてない?
黒夜ちゃんは先に食べて寝ちゃったけど
- 942 :1 [saga]:2021/05/25(火) 22:11:18.40 ID:Fd+6/uJD0
- アリサ「シャットアウラちゃんも、こんな時間に起きてるなんて珍しいね」
シャットアウラ「お前と同じで、目が冴えたんだ」
シャットアウラ「変な格好で寝ていたからかもしれないがな・・・」クスッ
アリサ「そっか。海鳥ちゃんがそっとしておいてって言ってたから」
アリサ「そのままにしちゃってたの。ごめんね?起こしてあげた方がよかったね」
シャットアウラ「いや、気にしなくていい」
シャットアウラ「・・・少し、風に当たってくる」
アリサ「あっ・・・私も一緒にいい?」
シャットアウラ「ん?・・・ああっ。ただ、それだと寒いだろう」ゴソッ
シャットアウラ「これを、羽織っておけ」バサッ
アリサ「ありがとう」ニコリ
アリサ「ほわぁ〜〜。寒いね・・・」
シャットアウラ「だから羽織ってもらったんだ」
シャットアウラ「>>942」
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:13:32.82 ID:1s2CxFOaO
- …だが、空気澄んでるなこの街でも星が見える…
- 944 :1 [saga]:2021/05/25(火) 22:42:45.87 ID:Fd+6/uJD0
- シャットアウラ「・・・ほら。空気澄んでて星が見えているぞ」
アリサ「うん。綺麗だね・・・」
シャットアウラ「環境に気を遣っている点がこの街の良い所でもあるな」
シャットアウラ「ダムでの処理した水の再利用、グラウンド・ジオによる地殻熱発電」
シャットアウラ「排気ガスを浄化している道路のアスファルト」
アリサ「それから、風車による風力発電だよね」ニコリ
シャットアウラ「ああっ。これだけクリーンな事をしている街もそれほどないだろうな」
アリサ「うん。お掃除をしてるロボットに風紀委員の人達が一生懸命に頑張ってるから」
アリサ「街はいつも綺麗になってるんだよね」ニコリ
シャットアウラ「>>945」
- 945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 22:55:55.47 ID:ei3yCJG1o
- ああ…都会の中でこれだけ星空が見える街はなかなかないだろうな
冬の方が天の川が綺麗にみえるんですよね
- 946 :1 [saga]:2021/05/25(火) 22:57:01.21 ID:Fd+6/uJD0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
>>945 らしいでせうね。
- 947 :1 [saga]:2021/05/26(水) 08:30:32.22 ID:IfGe9h4U0
- シャットアウラ「ああっ。・・・都会の中でこれだけ星空が奇麗に見えるのは」
シャットアウラ「この学園都市だけだろうな。都会でもまったく見えない訳ではないが」
アリサ「街の明かりがほとんど消えてて、真っ暗だから見えるのかな?」
シャットアウラ「そうだな、外の都会だと明るすぎて肉眼では見えなくなっているんだ」
シャットアウラ「この街は完全下校時間以降から灯りが制限されて、暗くなるが」
シャットアウラ「外だと夜から営業する店が多くて、明るくなるんだ」
アリサ「そうなの?夜から始めるなんて、どんなお店なんだろ・・・」
シャットアウラ「まぁ・・・会社勤めの頑張る大人達が集うようなお店だな」
アリサ「んー、居酒屋とか?」
シャットアウラ「そうだ。他にも色々あるが・・・別にアリサは知らなくてもいい」
アリサ「え?」
知らなくてシャットアウラ「>>948」
- 948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 12:23:06.31 ID:5plaKW3wO
- 好きな異性や同性とお喋りしたりお酒を飲んで楽しくなるお店っていうのもあるんだ
あまり私としてはどうかとは思うが
- 949 :1 [saga]:2021/05/26(水) 13:22:18.79 ID:IfGe9h4U0
- シャットアウラ「私としては、どうかとは思うが・・・所謂、風俗店と言われる」
シャットアウラ「好きな異性や同性と喋ったり、お酒を飲んだりして楽しむお店があるんだ」
シャットアウラ「大体はソープランドやヘルスと呼ばれているな」
アリサ「ソープ、って泡のこと?」
シャットアウラ「そうだ。それに例えて女性が男性に性的なサービスを行う店の事だ」
アリサ「せ、性的って・・・//そ、それって法律違反にならないの?//」
シャットアウラ「もちろん許可を貰わなければ違法になる」
シャットアウラ「学校、病院、図書館などの施設が半径200m圏内にあればまず新設は無理だ」
アリサ「そうなんだ。よく知ってるね」
シャットアウラ「その手の依頼はいくつか引き受けた事があるからな」
アリサ「え?学園都市にもそんなお店があるの?ほとんど学校ばっかりなのに・・・?」
シャットアウラ「>>950」
よく見かけてたキャバクラが潰れちゃってて時代の名残も消えていってるんだなぁと思いました
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 18:07:30.70 ID:z1L41tCKO
- 教員やら研究者やら、な
外じゃできない研究を求めて学生以外の輩が跳梁跋扈してるぞ
近所に昔はキャバやソープがあったところがあるけどそんなお店も減ったなあ…
デリバリータイプが多くなったのかな
- 951 :1 [saga]:2021/05/26(水) 18:53:55.76 ID:Gytru2ae0
- シャットアウラ「第一〇学区や学校の少ない第八学区などに点在しているぞ」
アリサ「あ、そっか・・・そういうところにお店を建てちゃうんだね」
アリサ「でも、未成年の人はお酒飲んじゃいけないよね?」
シャットアウラ「当然な。行くのは教員やら研究者やらが、な」
シャットアウラ「外じゃできない研究を求めて学生以外の輩が跳梁跋扈してるんだ」
アリサ「せ、先生がそんな所に行っていいの・・・?」
シャットアウラ「無論、懲戒処分になるのは逃れられないな」
シャットアウラ「だから身分を隠して、研究員と偽り入店するみたいだな」
アリサ「そうなんだ・・・」
シャットアウラ「学生で行ってるとなれば武装無能力者集団だ」
シャットアウラ「>>952」
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 19:23:38.04 ID:yZZoiWH5O
- どこから金が出てるのか考えたら怖いものだな…
- 953 :1 [saga]:2021/05/26(水) 21:07:23.20 ID:Gytru2ae0
- シャットアウラ「どこから金を集めてるのか、考えたら怖いものだ・・・」
アリサ「やっぱり、無理矢理にでも奪ったり盗んだりしてるのかな・・・」
シャットアウラ「割り当てられている奨学金とアルバイト代を合わせたとしても」
シャットアウラ「絶対に足りないだろうからな」
アリサ「どうして・・・そこまで行きたがるの?」
シャットアウラ「気に入った女に触れられたいがためだろう」
シャットアウラ「そこで働く女性にとっては、それなりの収入になるだろうからな」
アリサ「そうなの?」
シャットアウラ「ああっ。自身の奨学金よりも上回る収入に成り得る事もあるんだ」
シャットアウラ「まぁ、その収入はほとんど手元から消えてしまうんだが・・・」
アリサ「え?い、一気に使うなんて、いくらなんでも・・・」
シャットアウラ「一概には言えないが、そういった商売をしている店で働く連中は」
シャットアウラ「不幸上で成り立ってる事が多いんだ」
アリサ「それって・・・借金とか、そういうの?」
シャットアウラ「ああっ。だから、無理してでもそこで働いている女性も多いんだ」
アリサ「>>954」
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 21:24:36.67 ID:z1L41tCKO
- 身体を売ったりとかそういう水商売をしたりとかってことだね…
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 21:24:52.67 ID:yZZoiWH5O
- そんな借金までして見る笑顔なんて…
- 956 :1 [saga]:2021/05/26(水) 21:34:31.48 ID:Gytru2ae0
- アリサ「・・・でも、自分の大切な身体を簡単に手放すなんていけない事だよ」
アリサ「無理してまで浮かべる笑顔なんて・・・」
シャットアウラ「アリサ。・・・世の中には、知っているはずの笑顔にも」
シャットアウラ「その笑顔に含まれるのは、明るいものだけじゃない」
シャットアウラ「暗いものはあるんだ。それをわかってほしい」
アリサ「・・・」
シャットアウラ「・・・そろそろ戻るか」
シャットアウラ「風呂に入っていないから、先に寝てていいぞ」
アリサ「あ、そ、そうだったね。うん・・・」コクリ
―ガチャッ パタン
シャットアウラ@パジャマ「はぁ・・・」
シャットアウラ「(・・・>>957)」
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 21:47:38.55 ID:z1L41tCKO
- 少し私としたことがアリサに相応しくない暗いことを話してしまったか…
しかしアリサも大人になって知るときが来るだろうし、その時知るよりかは今のほうが…
- 958 :1 [saga]:2021/05/26(水) 22:00:02.02 ID:Gytru2ae0
- シャットアウラ「(少し私としたことが、アリサに相応しくない)」
シャットアウラ「(暗い世間話してしまったか・・・)」
シャットアウラ「(しかし、アリサも大人になってテレビを見て知る時が来るだろうし)」
シャットアウラ「(少しくらいは早い段階で知っていてもらった方が反って良かったか)」
シャットアウラ「(・・・寝るか。まだ11時半だしな・・・)」
シャットアウラ「・・・」
―モゾモゾ
シャットアウラ「・・・」ペラッ
アリサ「あっ。も、もう出たの?//」アセアセ
シャットアウラ「ああっ。・・・何をしてるんだ?アリサ・・・」
アリサ「そ、その、すぐに寝ちゃうと思って、温めておこうかなって・・・//」
シャットアウラ「>>959」
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 22:10:03.93 ID:yZZoiWH5O
- あ、ありがたいが…
まあいい今日は一緒に寝るか?
- 960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 22:10:33.98 ID:z1L41tCKO
- そんなこと言って添い寝がしたかったんじゃないのか?
…まあ私もちょうどそんなところだったから渡りに船だ
- 961 :1 [saga]:2021/05/26(水) 22:13:35.94 ID:Gytru2ae0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
ちょっと頭に?浮かべるような行動するのがアリサちゃんらしくない?
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 22:15:15.54 ID:z1L41tCKO
- かわいい
小首かしげる感じ
おつおつ
- 963 :1 [saga]:2021/05/27(木) 17:19:29.88 ID:55dM2AKq0
- シャットアウラ「そうか・・・それはありがたいが・・・」
シャットアウラ「・・・本当は一緒に寝たかったんじゃないのか?」クスッ
アリサ「あぅ//」ギクッ
シャットアウラ「(図星か。木下藤吉郎みたいな事をしていると思ったら・・・)」クスッ
シャットアウラ「まぁ、丁度そんなところだったから渡りに船だ」
シャットアウラ「添い寝くらいしてやる」
アリサ「!。あ、ありがとう、シャットアウラちゃん!」
シャットアウラ「しーっ。・・・声がデカいと黒夜が起きる」ヒソヒソ
アリサ「あっ、ご、ごめんね・・・」ヒソヒソ
シャットアウラ「気をつけてくれたらそれでいい」コクリ
アリサ「うん、わかった」
シャットアウラ「しかし、一緒に寝たいなんて急にどうしたんだ?」
シャットアウラ「(大方、あの時の話のせいだろうが・・・)」
アリサ「>>964」
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 18:22:16.83 ID:8SOFfaPQO
- ちょっとさみしいっていうかなんか切なくなっちゃって…エヘヘ
- 965 :1 [saga]:2021/05/27(木) 21:04:49.72 ID:3D0KTKMD0
- アリサ「ちょっと寂しくなったっていうか・・・」
アリサ「切なくなっちゃって・・・」エヘヘ
シャットアウラ「・・・そうか。そんな時は誰にでもある事だ」
―パサッ ノシッ・・・
シャットアウラ「ほら」スッ、ポンポンッ
アリサ「あ、うん・・・//」ポスン
シャットアウラ「・・・こうして添い寝してもらうのは久しぶりだな」
アリサ「あ、そうだね。初めてこうしたの、一昨年だったよね」
アリサ「狙われてるから、当麻君のお家と交互に泊まらせてもらってたっけ」クスッ
シャットアウラ「ああっ。最初こそは恥ずかしくて断っていたが・・・」
シャットアウラ「今も少しは恥ずかしいんだぞ?」
アリサ「ふふっ。でも、姉妹っぽくていいんじゃない?」クスッ
シャットアウラ「>>966」
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 21:11:42.17 ID:VqBnfK14o
- フフッ、そうだな…アリサがいてくれて私は嬉しいよ
ぽあぽあしますなぁ
- 967 :1 [saga]:2021/05/27(木) 21:41:21.52 ID:3D0KTKMD0
- シャットアウラ「・・・ぷふっ・・・確かに、そうだな」クスッ
シャットアウラ「お前は私の大切な妹だ・・・」ギュッ
アリサ「ん・・・//・・・シャットアウラちゃんも私の大切な、お姉ちゃんだよ?//」
シャットアウラ「・・・ありがとう。アリサ」クスッ
アリサ「うん//」ニコリ
シャットアウラ「・・・なぁ、アリサ?」
アリサ「なに?」
シャットアウラ「初めてこうして寝た時・・・泣いて、いたか?」
アリサ「え・・・?」
シャットアウラ「いや、ふと思い出したんだ。・・・私の気のせいか?」
アリサ「・・・ううん、あってるよ。本当に泣いちゃってたから・・・」
シャットアウラ「・・・そうか。まぁ、あの時は自分の命を狙われていたんだ」
シャットアウラ「怖くて当然で、泣いてもおかしくなんかないさ」
アリサ「ううん。怖くてないてたんじゃなくて・・・」
シャットアウラ「ん?」
シャットアウラ「>>968」
- 968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 21:47:49.04 ID:6q1Ckk3BO
- どうしたらいいかなって気持ちとか悲しかったり寂しかったり…
- 969 :1 [saga]:2021/05/27(木) 22:02:09.29 ID:3D0KTKMD0
- シャットアウラ「なら、何で泣いていたんだ?」
アリサ「その日、襲われてライブを観に来てくれてた皆が危ない目に遭ったよね?」
シャットアウラ「ああっ。初ステージの時か」
アリサ「うん。それで、あの時は皆を助ける事が出来たんだって」
アリサ「自分に言い聞かせてたんだけど・・・」
アリサ「それが知られたら、どうしたらいいのかなって気持ちがいっぱいになって・・・」
アリサ「寂しくなって、悲しくなったりもしたから・・・」
シャットアウラ「・・・泣いたのか」
アリサ「うん・・・」
シャットアウラ「・・・その心配は、もうしていないのか?」
アリサ「>>970」
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 22:13:44.02 ID:8SOFfaPQO
- うん…とは言い切れないけど、みんながいるから今は
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 22:14:09.99 ID:6q1Ckk3BO
- 今の私なら色んなこともしたし、ひとりじゃないからね
- 972 :1 [saga]:2021/05/27(木) 22:33:47.04 ID:3D0KTKMD0
- アリサ「今の私なら色んなこともしたし、1人じゃないからね」ニコリ
アリサ「してない、って言い切れないけど皆が居るから、大丈夫」ニコリ
シャットアウラ「そうだな・・・上条や他の恋人達になら任せておけると思うよ」
アリサ「もちろん、シャットアウラと海鳥ちゃんもだよ?」
シャットアウラ「ああっ。そう言ってくれると思っていた」
シャットアウラ「姉妹であると同時にお前は最高のパートナーでもあるからな」
アリサ「ふふっ//照れちゃうよ・・・//」テレ
シャットアウラ「本当の事なんだから照れる事はないだろ」クスッ
アリサ「・・・じゃあ、こうしてもいいの?//」ギュウッ
シャットアウラ「ん・・・ああっ」クスッ、ナデナデ
アリサ「>>973」
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 22:35:18.58 ID:8SOFfaPQO
- こうして甘えることって最近なかったかも、どっちかというとみんなに甘えられたり頼られたりが多かったから
…やっぱりいいね
- 974 :1 [saga]:2021/05/27(木) 22:45:55.58 ID:3D0KTKMD0
- アリサ「こうして甘える事って最近なかったかも・・・」
シャットアウラ「上条に十分してもらってるんじゃないか?」
アリサ「そ、それとこれは別だから・・・//」
アリサ「シャットアウラちゃんもマークさんとでは別って思うでしょ?//」
シャットアウラ「あぁ、そうか・・・」
アリサ「どっちかというと、皆に甘えられたり頼られたりが多かったから」
アリサ「やっぱり・・・いいね。こうして抱きしめるのって//」
シャットアウラ「ああっ。・・・そろそろ寝るか」
アリサ「あ。うん、そうだね」
アリサ「おやすみ、シャットアウラちゃん」
シャットアウラ「おやすみ。アリサ」
- 975 :1 [saga]:2021/05/27(木) 23:14:24.57 ID:3D0KTKMD0
-
-学園都市 第七学区 路地裏-
「やめろっ!やめろってんだ!くそぉおおお!」
鏡像佐天「残さず食えよ」
ドラグブラッカー「ギャォオオオオオオッ!!」
「うわぁあああああああ!!」
鏡像佐天「・・・」
鏡像佐天「(一頻り喰わせてやってるが・・・そこそこ程度にしか強化できないな)」
鏡像佐天「(やはりそこらの屑を喰わせてもこの程度が限界か・・・)」
鏡像佐天「(・・・サバイブが手に入れば文句は言わないんだがな・・・)」
鏡像佐天「・・・おい。何の用だ」
―・・・コツ コツ・・・
「気付いていましたか」
鏡像佐天「・・・財団Xの差し金か」
加頭「そんなところです。私は加頭順、財団Xの会長を務めている者です」
鏡像佐天「・・・」
加頭「お時間があればお話しをしたいのですが、よろしいでしょうか?」
鏡像佐天「>>976」
- 976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 23:17:00.61 ID:8SOFfaPQO
- 気は長いほうじゃないからな、要件にもよるぞ
- 977 :1 [saga]:2021/05/27(木) 23:41:40.92 ID:3D0KTKMD0
- 鏡像佐天「気は長い方じゃないからな。要件にもよるが・・・」
鏡像佐天「さっさと言え」
加頭「・・・先程の様子を見ていましたが、貴女は何故あの怪物に」
加頭「人を捕食させていたのですか?」
鏡像佐天「それを知ってどうするつもりだ?」
加頭「興味本位でお聴きしたまでの事です。あの怪物を手懐けているようでしたが」
加頭「どこで捕獲したのかも、お聴きしたい」
鏡像佐天「・・・あの怪物はミラーモンスター」
―ピキィィーーーンッ・・・
▽《wa鏡taのsi中のga世u界にmi居るda生きsi物teだiru》
―ピキィィーーーンッ・・・
鏡像佐天「喰わせていたのは、アイツを強化させるため他はない」
加頭「なるほど。・・・実に素晴らしいですね」
加頭「どうでしょうか?そちらの言い値で我々に協力を」
―ボオォオオオッ!!
―プスプス・・・
加頭「・・・」
鏡像佐天「>>978」
- 978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 23:43:14.21 ID:8SOFfaPQO
- 金なぞ要らない、その気になればいくらでも銀行を襲えばいいからな
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 23:43:33.31 ID:6q1Ckk3BO
- 金ごときで協力するとでも思っていたのか?
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 23:43:42.26 ID:VqBnfK14o
- ……金なぞ興味はない
ドラグにお前を喰わせて強くなるかの方が興味があるな
- 981 :1 [saga]:2021/05/27(木) 23:49:33.76 ID:3D0KTKMD0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
敵勢力と敵勢力の邂逅ってワクワクすんね
- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/27(木) 23:52:50.41 ID:6q1Ckk3BO
- おつおつ
- 983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 00:29:33.18 ID:YQr8GHAuo
- おつ
- 984 :1 [saga]:2021/05/28(金) 07:30:23.80 ID:Ti90MmjC0
- 鏡像佐天「・・・金なぞ興味もない。その気になればいくらでも銀行を襲えばいいからな」
鏡像佐天「金ごときで協力するとでも思っていたのか?」
加頭「・・・同類の方なら、大抵はそうだと思っていたものですからね」
加頭「何にしても金銭が無ければ行動する事は出来ませんよ」
鏡像佐天「それは人間のお前達にとっての話だろ」
鏡像佐天「私には要らない紙と薄っぺらい金属だ」
加頭「そうですか。・・・では、それ以外のもので提供すれば協力していただけますか?」
鏡像佐天「・・・私が求めているのは力だ。ガイアメモリもスイッチも要らない」
鏡像佐天「強いて言うなら・・・ドラグブラッカーにお前を喰わせて」
鏡像佐天「強くなるかの方が興味があるな?」クスッ
加頭「・・・それは、ご遠慮させていただきます」
鏡像佐天「なら、さっさと消え失せろ。話は終わりだ」
加頭「さいごにひとつ最後に1つ。・・・貴女はライダーの敵ですか?」
鏡像佐天「>>985」
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 07:40:27.49 ID:NhIKKjClO
- 私は敵か味方かなんて枠にとらわれる必要がない、ただただより強くなりたいだけだ
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 07:41:35.31 ID:Tfy+bzGkO
- 倒したい奴がいるのは確かだな
だがき様と同じ目標には向かわないだろう
- 987 :1 [saga]:2021/05/28(金) 10:43:39.97 ID:Ti90MmjC0
- 鏡像佐天「敵か味方かなんて枠に囚われる必要はない」
鏡像佐天「ただ、より強くなりたいだけだ」
加頭「その理由は?」
鏡像佐天「・・・倒したい奴が居る、ただそれだけだ」
鏡像佐天「お前と同じ目標には向かわないだろうな」
加頭「・・・何故わかるのですか?」
鏡像佐天「言わなくてもわかるからだ。言ってたよな?同類、だとか」
鏡像佐天「確かに私も他人からの目で見れば悪役だ」
鏡像佐天「だがな、決定的に違うのは・・・目的を果たした後だ」
鏡像佐天「お前は選んだ人間だけを生かして、他は消すつもりなんだろ?」
鏡像佐天「私は違う。・・・そう、違うんだ」
鏡像佐天「私は奴と1つになり、存在する事が出来ないけこの世界に完全な状態で」
鏡像佐天「最強のライダーとして君臨するのが目的だ」
鏡像佐天「>>988」
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 10:52:16.35 ID:ovtFMyW9O
- 全てのライダーを下したあとは全ての生命を差別なく護る
- 989 :1 [saga]:2021/05/28(金) 11:16:25.49 ID:Ti90MmjC0
- 鏡像佐天「全てのライダーを殺した後は、この街そのものを消し去るだけだ」
加頭「街を消してしまうとなれば、住民も消えて無くなりますよ」
鏡像佐天「知ったことではないな。死んだなら、それだけの事だろ」
加頭「・・・確かに、そうですね」
鏡像佐天「別に心配はしなくてもいいだろ?お前が選ぶ前にこの街が消えたとしても」
鏡像佐天「この地球には腐るほど人間が生きてるんだからな」
鏡像佐天「学園都市だけにお前が求める人間が居る訳でもないんじゃないか?」
加頭「・・・ええっ。ですが、やはりこの街に生きている能力者が消えてしまうのは」
加頭「やはり痛手になりそうで、私、ショックです」
鏡像佐天「知るか。そうなる前に目を付けた奴は外に逃がすなり、捕まえておけば済むだろ」
加頭「簡単に言いますが・・・規模を考えると予算が重んでしまいますよ」
鏡像佐天「なら、その分の金を作ればいい」
鏡像佐天「>>990」
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 11:29:19.78 ID:Tfy+bzGkO
- 金を生み出す方法なんていくらでもある
そういうことには貴様は頭が切れそうだしな
- 991 :1 [saga]:2021/05/28(金) 14:07:34.98 ID:SW1gFJgE0
- 鏡像佐天「金を作る方法なんていくらでもある」
鏡像佐天「それを考えるのには、お前は頭が切れそうだな」
加頭「それは褒め言葉として受け取っておきましょう」
加頭「・・・わかりました。ですが、1つ忠告をさせてください」
鏡像佐天「面倒な事なら無視するが、言ってみろ」
加頭「先程は武装無能力者集団を捕食させていましたね」
加頭「武装無能力者集団ではない、学生や教師など捕食させているのですか?」
鏡像佐天「時折だがな。まぁ、手頃に見つけられる屑の方を喰わせる事が多いぞ」
加頭「そうですか。では、今後は武装無能力者集団だけを捕食対象としてください」
加頭「教師はともかくとして能力者である学生を捕食されてしまうと、困りますから」
鏡像佐天「・・・武装無能力者集団もお前らの買い手にはなるんだぞ?」
鏡像佐天「減っていけば、買い手が少なくなり矛盾してる事にならないか?」
加頭「いいえ、十分メリットはありますよ。仲間が消えていけばいくほど彼らは焦り」
加頭「より力を求める。なので買い手ではなかった者も購入しにくる訳です」
鏡像佐天「>>992」
- 992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 14:52:32.93 ID:1eje2CCwO
- なるほどな、強くなりたいという野心だけでなく防衛策として買うようになるということか
そして使う者の中で蠱毒になるのかもしれないと思うとなかなか面白い
- 993 :1 [saga]:2021/05/28(金) 15:04:54.63 ID:SW1gFJgE0
- 鏡像佐天「・・・くふっ・・・ははは!なるほどな」
鏡像佐天「強くなりたいという野心だけでなく防衛策として買うようになるという訳か」
加頭「ええ。それに、武装無能力者集団ではない無能力者の学生でも」
加頭「我々が現在販売している試作品を購入していくようになると思います」
鏡像佐天「真面目な性格をしてる奴でもか?」
加頭「ええっ。無能力者だけを狙う事になれば、必然とそうなっていくのですからね」
鏡像佐天「そして使う者の中で蠱毒になるのかもしれないと・・・面白い考えだな」
加頭「いえ・・・これもビジネスですから」
鏡像佐天「・・・なら、今後は言う通り武装無能力者集団だけを喰わせていく」
鏡像佐天「それでいいな?他の注文は受け付けないぞ」
加頭「はい。結構です」
鏡像佐天「>>994」
- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 16:03:37.18 ID:liGfs86pO
- ただ私がこの条件を呑んだんだそれ相応の便宜や対価を求めるのは承知しろよ
まあ今はないだろうが
- 995 :1 [saga]:2021/05/28(金) 16:39:56.45 ID:SW1gFJgE0
- 鏡像佐天「ただ、私がこの条件を呑んだんだ」
鏡像佐天「それ相応の便宜や対価を求めるのは承知しておくんだぞ?」
加頭「もちろんです。私にとって貴女は有益な方です」
加頭「協力していただけるなら、こちらも手を貸しましょう」
鏡像佐天「そりゃどうもな。・・・そっちから質問してきたんだ」
鏡像佐天「私からも質問していいか?」
加頭「構いません。どうぞ」
鏡像佐天「その試作品っていうのは、どんな代物なんだ?」
加頭「こちらです」スッ
鏡像佐天「・・・カプセルか?」
加頭「いいえ、こちらはボトルです。正式名はスマッシュボトルと言いまして」
加頭「様々な生物、物体、熱い冷たいという概念などの固有する能力を」
加頭「ネビュラガスにより成分化させる事でスマッシュに変身します」
鏡像佐天「ネビュラガス・・・?」
加頭「我々が保有する、2色のパンドラパネルと呼ばれるパネルから抽出されるガスです」
加頭「地球上のものではないので、地球外から飛来してきたものだと思われていますね」
鏡像佐天「>>996」
102
【安価】上条「とある禁書目録で」手塩「仮面ライダー」【禁書】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1622185520/
- 996 :1 [saga]:2021/05/28(金) 16:41:44.21 ID:SW1gFJgE0
- 台詞
>>997
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 16:48:23.70 ID:1eje2CCwO
- こういう敵のボス同士のやり取りはいい…
まずこれだけでは数が足りんと思うがな、なんせライダーも多い
これを使わせてどうするか、それはキチンとデータに取るといいだろうな
さらなる改良も可能だろう
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