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【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 12巡目

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84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 01:43:54.63 ID:ZWkzriJbo
1ベルフェ
85 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/06/20(日) 02:03:16.49 ID:cv99XSdb0
結果 >>83

ワイズ君誰かに取られちゃった……

1〜5 ベルフェ様が……
6〜9 ドロシーさんが!?
0 攫われ……え!?

コンマ直下 反転
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 02:17:41.84 ID:ZWkzriJbo
87 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/06/20(日) 02:45:08.40 ID:cv99XSdb0
結果 ドロシーさん

――――

――



それじゃあぼくちょっとトイレ行ってくるね! と言ってユウナが出て行ってしまった。

……ユウナがトイレに行ってる間、僕も何か軽食でも頼もうかとメニュー表を眺めていると……。

ドロシー「ちょっとワイズさん、ワイズさん」

ワイズ「ん? どしたのドロシーさん?」

ちょいちょい、とドロシーさんがマイクを握りながら肩を突いてきた。

ドロシー「その……ワイズさんって歌を聴くのが趣味なんですよね?」

ワイズ「趣味、というかまあそうだね。歌聴くのは好きだね」

ドロシー「ならちょっとお願いなんですけど、わたくしの歌の指南をしてもらませんか? ユウナのアドバイスは凄い嬉しいんですけど、抽象的すぎて分かりにくいというか……」

あー、確かにユウナの説明なんか擬音とか多かったしなぁ。

ワイズ「だったらベルフェは――あー。うん、でも僕ぶっちゃけそんなに歌上手くないよ? アドバイスとか意味があるかどうか」

ドロシー「それでもかまいませんから!」

よーし! と張り切ってドロシーさんは拙い操作で機械を――。

ドロシー「……すみません、何かこの曲が良いとかってあります?」

ワイズ「え」


ドロシーさんの特訓だ! ベルフェは何も言わずニヤニヤしてるぞ!

コンマ二桁が高いほど滅茶苦茶成長! 低いほどうーん……

コンマ直下 反転

ワイズの実力+5
ドロシーさんの実力-10
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 03:03:46.93 ID:ZWkzriJbo
おお!
89 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/06/20(日) 03:14:28.75 ID:cv99XSdb0
結果34 カラオケの点数が3くらい上がったかな?

それじゃあ今日はこれで終わりたいと思います。いきなりだったけどありがとうございました!
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 10:58:39.83 ID:CMKGWzbLO
おつ
91 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/07/23(金) 23:01:40.27 ID:TtgbtcFu0
課題やってワクワクチンチンでひーこら言ってたらもうこんなに空いてました。震える。

お久しぶりです。そろそろ頑張ります……。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:04:21.19 ID:zj7R7RTno
せいぞんよかったほうこくおつー
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:09:34.57 ID:Ev5O3TohO
ワイズきゅんのわくわくちん○んがなんだって?
94 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/07/24(土) 01:27:46.52 ID:8uP4m32l0
>>93 ワイズきゅんのわくちんはいずれ難病に効くようになるので皆接種するべきだと思います。

本編の内容どんなんだったか結構抜けててヤバイわ、見直さないと。
95 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/07/28(水) 03:56:15.86 ID:gr/2zHKY0
眠れないから一つだけ更新です。ぐだぐだでもちょっとでもやんないとね。


確かに僕は歌が好きだ、けどだからといって歌の種類を他の人より沢山知っているというわけではない。むしろ勉強中の段階で他の人より知らない状態だ。

なので僕は「……自分が一番好きな歌を歌ったほうが良いよ! 好きなののほうが心もウキウキになるしね!」とドロシーさんに答えておいた。彼女の求める感じの答えではなかった気もするが、彼女は満足してくれたようなので良しとしよう。

そして曲が始まる前に軽くアドバイス。音程だとか口の開き方を意識しようとかそれ以外にも色々と、生憎僕はただ歌が好きなだけのハーピーなので歌い方を教えるだなんて烏滸がましいにもほどがあるけど――けど、彼女が求めるなら足りない脳みそをフルで使って具体的なアドバイスをしよう。沢山沢山、アドバイスをした。

ドロシー「――――」

結果、上がった点数は三点ほどだった。

この短時間のあってもなくても変わらないようなアドバイスでそれだけ上がったのだから十分……と考えられればいいのだが、僕としてはまだまだドロシーさんは出来ると感じた。というか、三点上がってもまだ点数低い。

僕の力じゃドロシーさんをこれ以上上手くさせてあげることは出来なさそうだし、なんかボイストレーニングみたいな――――

ドロシー「わ、ワイズさん!?」

ワイズ「へっ!?」

ドロシー「さ、三点も! 三点も上がりましたよ! これかなり凄いんじゃないですか!?」

目をキラキラと輝かせて嬉しそうに楽しそうに僕の両手をぶんぶんと振るドロシーさん、彼女のキャラからは想像できない喜び方に僕は目をパチパチさせることしか出来ない。

ワイズ「……う、うん凄いよドロシーさん。短時間で点は上がってるわけだし……えっと、それにドロシーさんならまだ点数伸びると思うよ――」

ドロシー「本当ですか!? わ、わたくし今凄い、凄い嬉しいです! ありがとうございますっ!」

ワイズ「うひゃぁあ!?」

感動の勢いでそのまま抱きしめられた! ギュウギュウと抱きしめられてムギュムギュとされてしまった。あのドロシーさんがこんなことしてくるなんてと色んな意味で驚いちゃうんだけどこれヤバ……っ!

ワイズ「ど、ドロシーさ――」

ユウナ「お待たせー! いやぁトイレの場所分かんなくて迷っちゃってたよー……ぉ?」

そのタイミングでユウナが帰ってきてしまった。
96 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/07/28(水) 03:57:12.19 ID:gr/2zHKY0
――――

――



ワイズ「……」

ユウナ「……」

ドロシー「…………」

ベルフェ「お前らもしかして漫才でもしてんのか?」

ひとしきり笑ったのかベルフェは満足しながら喋る。こ、コイツ……。

ユウナ「……ドロシー、ワイズ……」

ドロシー「ち、違うんですよユウナ! あれはですねそういうあれじゃなくて……ああ、えーっと」

ユウナ「……」

ドロシー「あ、あぅ……」

お腹が、すごいキリキリしてきた。
97 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/07/28(水) 03:58:12.41 ID:gr/2zHKY0
――――

――




カラオケの電話からそろそろ退室時間という連絡が来て取り合えず退室することにした。

それでその後の予定を決めてたわけじゃないからその場で解散って感じになったんだけど……。

ワイズ「……僕って実は学習しないのでは?」

なんかこの前もこんな展開になった気がする……ただ運が悪いだけ? いや本当にそうなのか……?

1 仲間とお話
2 誰かとお話
3 幕間じゃーい
4 その他(自由安価)

安価直下
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 04:36:55.46 ID:iOLuNe7BO
2 女装ハルク
99 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/07/29(木) 02:48:51.07 ID:eg50k7QC0
更新じゃーい



ワイズ「お面付けてー、僕の名前はエクスー……っと」

なんとなく忘れてしまいそうなので呟いておく、口出し確認は大事だしね!

全く全く、なんでこんな面倒なことをやっているんだ。顔を隠して偽名を名乗って……誰の仕業だ懲らしめてやる!

ワイズ「って、全部僕が悪いんだけどねー……はぁ、僕はもっと平和な神の身体集めをしたかったのに――うわっ、ごめんなさい!」

考え事をしながら歩いていたら向こうから歩く人影に気づかずぶつかってしまった!

「チッ……! おいこらテメェ何処見て歩いてやがんだ…………ッ!?」

その人物は滅茶苦茶口の悪いメイドさんだった。ゴスロリマシマシのメイド服をこの砂国で着こなすとは中々の猛者だと思う――ぅ?

ワイズ「あれ……えっと、もしかして……ハルク?」

「…………あ、あぁー? 知ら、ねぇなぁ……勘違いじゃねぇか?」

ワイズ「いや思いっきりハルクだよね? 声とかよく聞いたら思いっきりハルクだしやっぱりハルクだよね?」

ハルク「だぁあああああああああああああああああ!!!! テメェふざけんじゃねぇぞぶっ殺すぞごらぁ!!!!!」

ワイズ「ピィ!?」
100 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/07/29(木) 02:49:21.05 ID:eg50k7QC0
――――

――



ハルク「…………」

なんやかんやあって酒場の片隅小さなテーブル、向かい合って僕と彼は座っている。

触れるだけで人を殺しそうなほどのオーラを放ちながら、メイド服をまとった彼はオレンジジュースをストローでぶくぶくさせている。

ワイズ「……えーっと」

ハルク「あ? なんだよ、文句あっか?」

ワイズ「いや別に何も文句とかないけど……えっと」

ハルク「ったく、おいここの代金お前持ちだからな」

ワイズ「えー…………そんなぁ」

メイドさんなのに理不尽だ。いや、メイドさんだからこそ理不尽なのかもしれない。

……このままだとずっと無言だ。何かこっちから話しかけたほうが良いんだろうか?

ワイズ「そういえばなんでメイド服着てるの? 趣味?」

ハルク「あ!?」

バーッドコミュニケーショーン!


なんかお話しちゃいましょう。仲良くなろう!!!

下3まででコンマが大きいものを二つ採用。反転。
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 07:19:55.72 ID:/kT3G3+S0
趣味じゃないけど僕もメイド服持ってるんだ
それで無理やり出場させられたミスコンで優勝しちゃったんだよね…僕男の子なのに
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 07:26:29.93 ID:SvmfZJiOO
君も誰かに強制されたクチ?
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 08:56:39.68 ID:cxRrx5JHO
ベルフェと知り合いなの?
104 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/16(月) 01:01:32.21 ID:WpkB7y7+o
明日やります
やんべやんべ
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/16(月) 01:13:49.39 ID:MIxuCN0xo
はいよ
106 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/16(月) 23:41:59.11 ID:WpkB7y7+0
少しだけでもやるからもうちょっとだけ待ってください……
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 00:01:05.09 ID:VJU2TB68o
あいあい
108 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/17(火) 00:58:45.70 ID:DxtbLkyL0
君も誰かに強制されたクチ?

ワイズ「じょ、冗談冗談! ジョークだよジョーク! す、好き好んで女装なんてね! するわけないもんね!」

ハルク「ったりめーだろうがよ!」

ダン! とテーブルを力強く叩いて威嚇される。おおよそメイド服を着た人物が放つ殺気ではないがそれに圧倒される。

とても怖い。

ワイズ「…………じゃああれ? もしかして君も誰かに強制された感じ? そのメイド服」

ハルク「誰が自分からこんな服着るかよ! おれさまは男だぞ!」

ワイズ「ひぃ! 怒んないでよぉ! いや……えーっとさ。その、ハルクの気持ちは僕も分かるっていうか、僕もメイド服着たことあるし……」

ハルク「……え、お前そういう趣味なのかよ」

ワイズ「僕も君と同じ強制だよぉ!」

僕がそういうと彼はけらけらと笑い始めた。ほんの少しだけ、殺気が収まったような気がする。

ハルク「ふーん、男に女装をさせようとする奴ってのはどこにでもいるもんなんだな……」

ワイズ「ほんとねー、まあでもメイド服も結構すぐ慣れるよ。スカートとか変な感じするけど動きやすいし」

ハルク「……世界で一番いらねぇアドバイスだな」

ワイズ「そんな!?」
109 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/17(火) 01:01:22.41 ID:DxtbLkyL0
ベルフェと知り合いなの?

ワイズ「そういやハルクってさ、ベルフェと知り合いなの?」

ハルク「……んだよ、何であいつの名前が出てくんだよ」

ワイズ「いや、なんかクエストの時とか二人の空気が変な感じだったし……」

ハルク「まあ昔色々あったんだよ。てかおれさまとしてはお前みたいなやつらがどうしてあいつと絡んでるのかのほうが気になるけどな」

ワイズ「あーそりゃそうだよねセブンスアビスだもんねー……まあこっちも色々あったっていうか」

ハルク「ほーん……ま、お互い自分のことはあまり話したくないみたいだな、お前に至っては顔すら見せてくれねーしな」

ワイズ「ご、ごめんね。そういう宗教なんだ」

ハルク「……仮面付けなきゃいけねぇ宗教何てさっさとやめちまえ」
110 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/17(火) 01:02:31.08 ID:DxtbLkyL0
ハルク「メイド服着て、あんな奴と絡んで、お前結構運がねぇんだな。自業自得かそれとも?」

ワイズ「そ、そうだね」

運がない……いや自業自得寄りかなぁ。

ワイズ「じゃあハルクのそれはどっちなの?」

ハルク「あ…………?」

ワイズ「え?」

ハルク「……んなもん不運に決まってんだろ! だぁああああクソ! なんかまたイラついてきた! あのマッチ棒女ぁ! 絶対後でぶっ殺す!」

空になったコップをテーブルにダン! と置き。立ち上がる。

ハルク「それじゃあな! もう二度と会いたくねぇよ!」

そして、そう言い残し彼は走っていってしまった……。

ワイズ「……怖い」

結局、彼の分のお金も払って酒場を後にした。

ハルクの好感度が5も上がった! (11)
111 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/17(火) 01:08:00.54 ID:DxtbLkyL0
ビックリするくらい書けなかった……すまぬ、すまぬ……。

幕間だけ募集して終わります。ありがとうございましたー。



まくあい

キャラ二人安価

自由安価下3までコンマが大きいものを採用。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 01:13:11.53 ID:F/bC8UWNo
ベルフェアイナ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 01:17:10.38 ID:VJU2TB68o
ハルエルドロシー
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/17(火) 02:10:59.54 ID:0znkDbSiO
スカーレットワイズくん
115 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/19(木) 00:26:50.01 ID:76FlU3Hp0
幕間はワイズ君なしなので>>113を採用します! というか反転言ってなかったねごめん!

あと幕間のイベント募集させてもらいます。それで明日やります。明日やります!

シチュとかイベント下3まで募集。そっから自分がやりやすそうなやつ採用します。
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/19(木) 01:07:32.01 ID:ItSYp/i7O
砂国に神の身体がないか探しに来ていた変装ハルエルさんを魔法オタクセンサーで見破って
空間魔法教えて下さい何でもしますからって詰め寄るドロシーさん
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/19(木) 01:45:55.03 ID:RzCylFRbo
実はハルエルはドロシーの元師匠だったんだよ!!!ババーン!
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/19(木) 03:05:06.99 ID:2aLPUK4wO
図書館っぽい場所で魔法の資料を漁るドロシーさん
偶然にもハルエルと出会し相手がセブンスアビスと気付かないまま魔法談義で意気投合
119 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/20(金) 04:19:34.17 ID:w5WtyvVn0
まだ寝てないのでセーフ! ごめんねこれだけ!



ドロシー「はぁ……」

図書館の本棚と向き合い魔法の資料を探しているというのにわたくしの頭には魔法以外のことがぐるぐると巡っていた。

……当然それはカラオケでユウナに睨まれてしまったあの出来事で……ユウナに謝ろうと思ったけど全然口をきいてくれなくて……。

ドロシー「いや逆、ですね。その悩みを忘れるためにこの図書館に来たんですよねわたくし」

魔法研究でもすれば夢中になって忘れてしまうと思ってたんですけど……どうにも上手くいかない。

ドロシー「仲直りの魔法……なんて殆ど洗脳ですよね、はぁ」

全ての魔法を習得するのが夢ですけど、そんな理由の為に覚える魔法何て不純ですね、不純。よくありません!

ドロシー「これと、あれと……あと、そこの――キャッ! す、すみません! 大丈夫ですか!?」

考え事をしながら本棚だけを見て歩いていたらうっかり人とブツかってしまった! や、やってしまった!

ハルエル「うわーもうビックリしたぁ……ううんだいじょぶだいじょぶ! 気にしないで!」

あははと笑いながら立ち上がるその女性は、わたくしとぶつかってしまったにもかかわらず本当に気にしていないようにそう言った。

ハルエル「こういうのあるよねー、私も夢中になっちゃうと周り見えなくなっちゃってついつい……おっ、君こういう本読むんだねー」

ぶつかってしまった際に落としてしまったわたくしの本を手に取りペラペラと捲り始める。一ページ一ページ捲るたびにうんうんと頷いて、その眼が輝いていく。

……どこか、少しわたくしに似ているようにも、感じた。

ドロシー「あ、あの。本を――」

ハルエル「ねえねえちょっと暇だし私と話さない!? あなた魔法について詳しそうだし、オタクって感じするし! どう!?」

ドロシー「えっ……え、あ、え?」

ハルエル「私の友達魔法について話せる人あんまりいなくてさー、ちょっとだけ! ほんのちょっとだけ、どう!?」

図書館ではお静かにというお決まりを全く気にせず、結構な大きな声で、彼女は捲し立てる。

な、なんかすごい人……。
120 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/20(金) 04:20:15.14 ID:w5WtyvVn0
――――

――



ハルエル「だからさ私思うんだよねー、馬鹿みたいにデカい魔力をどーんとぶつけるのもそりゃぁ浪漫ってのを感じなくはないけど魔力とマナをどう組み合わせてどう弄り回すのか! っていうのが魔法の面白いところじゃなーいって」

ドロシー「分かる!!!!!」

この人凄い! 魔法凄い話せる! ヤバイ、落ち着いてわたくし!!!

ドロシー「火のマナを使うにしてもそれを単純に玉の形にするか、波にするか、それとも刃にするかでかなり変わりますし……どう変形させるかを考えるのもまた楽しみですよね!」

ハルエル「あーね! あんまり魔法に詳しくない人って形くらい簡単に変えられないの? っていうけど結構難しいんだよね! 私も小さい頃は苦労したもん」

ドロシー「はい、はい! これはあるあるですよね!」

ハルエル「まあ私は一つの系統の魔法特化にしちゃったから最近はそういうの無いけど……」

ドロシー「特化何ですか!? どんな魔法の!? 水ですか風ですか!?」

ハルエル「ふふふ……何だろうね?」

な、何だろう……! 彼女の耳からして恐らくエルフ……エルフといえば風ですからやはり風系の……。

ハルエル「じゃあ君はどんな魔法を使うの? そっちから教えてよー」

ドロシー「わ、わたくしですか? えっと炎に水に雷、風……あと補助魔法に反射魔法なんかも……」

ハルエル「へー、君って色んな魔法使うんだ! 攻撃魔法も補助魔法もって人はいるけどそんな色んな系統の魔法覚えてる人は初めて! 凄いね!」

ドロシー「そ、そうですか? 全ての魔法を覚えたいわたくしとしてはまだまだ――あっ」

ハルエル「……全ての魔法?」

つ、つい勢いで言ってしまった……!

ハルエル「ふーん全ての魔法かぁ」

コンマ6以上で……?

コンマ直下
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/20(金) 04:25:50.55 ID:PDOH2+wVO
ちょろしー
122 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/20(金) 04:32:18.68 ID:w5WtyvVno
ぞろ目はどうしてたっけな!判定!
取り合えず今日はこれだけ!明日確認します!
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/20(金) 06:27:31.24 ID:KgApI7fwo
おつおつ
いいぞー
124 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/22(日) 03:13:18.09 ID:wZnmSJgi0
ぞろ目でも特になんも変わらんかった! しゃーない!

こんな時間にしか出来てないけど、そろそろ前くらいの時間に普通にやりたいね!



結果 なんもなし

ハルエル「良いよねそういうの! 夢があって!」

ドロシー「えっ……?」

ハルエル「あーでも、全ての魔法となると里の巻物とかも読むよねー。そうなったら私たちお揃いだね!」

ドロシー「は……えっ? お揃い?」

ハルエル「んじゃ! 私はそろそろ違うところ行くね! 次は雪国か海国か……久しぶりに闇国も面白いかも! あ、それと私がここにいる事はお口チャックでお願いね!」

笑顔が素敵なその人は手をバイバーイと振ると――スッ、と椅子ごと下に落ちてしまった。

ドロシー「…………へっ!?」

急いで彼女が座っていた場所を確認するが何度見てもその場所はただの床だった。

ドロシー「…………」

夢か、幻か、それともそう思わせてしまうような素敵な魔法か――驚きと同時に、わたくしは何かに期待せずにはいられない

また、どこかで会えたら――

ドロシー「あぁ、本当にどうしよう……」

魔法談議で夢中になって少しの間だけ忘れることが出来たけど、ユウナにはどう謝ろう……
125 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/22(日) 03:14:32.75 ID:wZnmSJgi0
――――――――――――――――

――――――――

――――

――



周りの期待に応えられるような人になりたいと願っていたのは何時までだったかもう思い出すことも出来ない。

途中まで。そう、途中まではあきらめずやっていたような気もするけど――それもまあ、儚い決意だった。何をどうやってもどう努力しても届くことが出来ないレベルがあるのだと理解して、それを素直に受け止める……簡単なことだった。

私が妹に勝っているの何て精々年齢くらいなもので、それ以外の何もかも私は負けていた。

私より愛想があって、私より社交性があって、私よりポジティブで、私より頭が良くて、私より才能があって――才能があって。

才能、才能、才能……ああ、まただ。

「妹の方にはあんなに明るいのに姉の方は……」「姉妹でどうしてあんなに違うのか……」「妹にはこれだけ才能があるのに……」どいつもこいつもみんな後ろ指を指してヒソヒソ陰で言って……!

――だから私は旅に出た。全てを忘れて一から頑張ろう、最初から始めよう。そう思ったけど現実はそう甘くなかった。悔しさと劣等感がごちゃ混ぜになったコンプレックスがそう簡単に無くなるはずなかった。馬鹿だった。

そして何より――忘れたくても忘れたくても、何か月も会っていないってのに妹の顔が毎晩毎晩夢に出て――――!
126 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/22(日) 03:15:50.47 ID:wZnmSJgi0
アイナ「うっ……おぇえええぇええええ…………っ!」

眠りから覚め暴れるように洗面所に向かって口から溜まったものをびちゃりびちゃりと吐き出す。こんなに酷いのは久しぶりだ。

……それも、今日妹に――ユウナに会ってしまったからだろうか。

アイナ「…………」

蛇口から水を出して口をすすぐ。酸っぱさはもう無くなったが眠気も一緒に無くなってしまった。

仕方がないので窓のほうまで向かいぼんやりと夜空を見上げる、いつもので目覚めてしまった為かどうもユウナのことしか考えることが出来ない――自分を苦しめることにしかならないというのに。

アイナ「……くそっ」

ユウナ……と、言えば。いやユウナとあんな屑を結び付けるなんてしてはいけないことだけど――あの、クソガキ。

仮面と偽名で自分を隠していた指名手配犯。あんなやつと彼氏……? 冗談じゃない!

アイナ「あいつの皮を?いで拘束してダンジョンに晒してモンスターの餌にしてやる……それでユウナの目を覚まさせてあげないと……」

いや、でもユウナの周りにいたあのセブンスアビスに魔法使いも危険だ……いっその事まとめて私の能力で消して、ユウナの記憶も――――。

アイナ「…………っ」

そこまで考えて私は布団に戻った。眠れるはずもなかったけれど、布団を頭まで被って眠った気になろうとした。

……今考えようとしたことを忘れるために。
127 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/22(日) 03:17:17.53 ID:wZnmSJgi0
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:23 魔力:18 筋力:31 俊敏性:95 知能:39 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:37 乗り物酔い耐性:34 歌:51 マッサージ:75 恐怖:57 お酒耐性:30
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:ムキムキとした暑苦しい男

【戦闘スキル】
『アタックスキル』
生命光翼(ライフ・ウイング) [LvMAX][消費 HPMP全/命][魔法/炎/風]己の全てを圧縮し、熱と風を持って大爆発を引き起こす命の光。※
羽ビンタ [Lv3][物理/格闘]相手に6のダメージ。
疾風迅雷キック [Lv1][物理/格闘/風/雷]1ターン準備をし、次のターンに相手に俊敏性のダメージを与える。また準備中に攻撃を受けるとスキルはキャンセルされる。
影分身 [Lv2][消費 MP8][魔法/補助]ワイズファントムを1体作成する。
風魔法・真空の刃 [Lv2][消費 MP7][魔法/風]相手に(最大魔力-5)+(コンマ一桁直下+2)のダメージを与える。
風魔法・春疾風 [Lv1][消費 MP5][魔法/補助]2ターンの間、敵全体の俊敏性が-15される。
『パッシブスキル』
装備・魔法鉱石の鎖かたびら [LvMAX]自身が受けるスキルダメージを常に-1する。
装備・光沢輝く鉤爪 [LvMAX]物理スキルダメージを常に+2する。
装備・シルフの忍者靴 [LvMAX]自分の敏捷性を+10する。
それは残像! [Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
嘘みたいな痩せ我慢 [Lv1]戦闘不能になるダメージを受けたとき、そのダメージをリセットする。一戦闘一回。
■■■■■ [Lv■]無限の可能性を意図的に引き出すことが出来る。■■■■■■■■■■■■■■■…………。※

【通常スキル】
フェニックス [LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実 [LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質 [LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
完全完璧パーフェクトなメイド [LvMAX]メイド服を着用中に限り、メイドとしての技能が完全完璧パーフェクトになる。所謂自己暗示。
鉄の胃袋 [Lv3]軽い劇物くらいなら食べても大丈夫。
歌好き [Lv2]歌を聴くと、かなりテンションが上がる。
採取 [Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳 [Lv2]ルーン文字の簡単な文章くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-10。
融合 [Lv2]一つのアイテムに他のアイテムの要素を付け加えることが出来る。融合時にコンマ-15。
調合 [Lv2]薬草などを使って薬を作ることが出来る。調合時にコンマ-15。
箒飛行 [Lv1]箒に乗って飛ぶことが出来る。が、まだまだ遅い…………あれ、これ意味ある?

【所持金】
金貨1枚 銀貨16枚

【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。四肢が欠損している女性の身体の木乃伊。
神の頭:神の身体の一つ。首から下が綺麗に無くなっている女性の頭蓋骨の木乃伊。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。 
ポリジュース薬:黒い水飴。なりたい人物の身体の一部を包んで飲み込むことでその人物になれる。効果は一時間くらい。
メイド服:ええっ!? 男の子がメイド服を着るんですか!?
魔力増強剤:戦闘中に使用することで、5ターンの間最大魔力を+50する。
暴食龍の片角:セブンスアビスが一人、セリューの角の片一方。ゴツゴツしていてカッコいい……何かに使えるかもしれない。
戦闘用くノ一衣装:戦闘時に装着するくノ一衣装。桜色でミニスカでスパッツで露出が多い。凄い。
香薬:リラックス効果やストレス解消などの効果をもたらすお薬。贈り物に最適かもしれない。
変装セット:着流しに狐のお面を被り、そして腰には模造刀。とてもカッコいい。男らしい。
お宝に反応して光るペンダント:結構値打ちがありそうなアイテムに対して光るペンダント。光ったり光らなかったりなのであまり期待してはいけない。
不思議な力がありそうな宝石のペンダント:不思議な力がありそうな宝石がはめられたペンダント。ありそうなだけで、実際にあるかは分からない。
閃光弾:爆発と閃光を同時に発生させて難聴と耳鳴りを発生させる。対策をしないと相手だけじゃなくて自分も喰らう。別名スタングレネード。
冒険者ライセンス:砂国のギルドにおいて冒険者であることを示すカード。

【好感度一覧】
『仲間』
ベルフェ111「あいつ見てるだけで退屈しねぇなぁ、くくっ……」
ユウナ177「もうこういうことはしないで欲しいなぁ」
ドロシー104「絶対に時間を超えて会いに行きますよ、約束ですよ」
『砂国』
ミーシャ45「はっきりと言ってくれて嬉しいわぁ、何時かきっと慣れる日が来るわね♥」
カトレア25「へ、変態っ! スケベェ!」
ガイドー86「大人しそうな子ですねぇ」
アーレイ100「素直なひよこは私好きよ?」
ロティヌス65「生意気なクソガキがよ」
スカーレット73「男の子はだれしも考える夢じゃないのか……世界征服……!」
アルバート1「ふ、ふは、ふはははは!!!」
コレット(エクス)59「少し変わった人でしたね」
ロディナ25「情報は渡さないよ!」
アイナ10「…………」
ハルク11「メイド服なんて誰が好き好んで着るか!」
128 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/22(日) 03:17:53.46 ID:wZnmSJgi0
〜酒場〜

昨日寝るときにすっごいベルフェに笑われた。寝るのが辛かった。

あんにゃろなーにが「浮気がバレてどんな気持ちどんな気持ち?」だ! 浮気なんてしてないもん!

ワイズ「てかベルフェ何処行ったんだろ……朝起きたらもう居なかったけど――」

ユウナ「あ! おっはよーワイズ!」

ワイズ「えっ!?」

ユウナ「……あ、ごめん今の?! エクスおはよう!」

昨日のことなんてなかったかのように元気よく明るくユウナの方から挨拶をしてきた。

ワイズ「お、おはようユウナ……え、えっと」

ユウナ「そうそう昨日はごめん! ちょっと早とちりしちゃって浮気だーっ! って思いこんじゃって……よくよく考えたらドロシーがそんな事するわけないしね、話聞いたら喜びを表現してただけって言ってたしね!」

ワイズ「お、お、お……? う、うん。そうなんだよね……」

どうやら昨日の晩同室のドロシーさんとお話して誤解は解かれたみたいだ……ありがとうドロシーさん、それとごめんユウナ――。

ユウナ「でも」

え。

ユウナ「……ほんと、浮気は駄目だからね? ぼく、ワイズを取られないように頑張るからさ……昨日も言ったけどさ」

ワイズ「――うん、分かってるよユウナ」

何する?
1 仲間とお話しよう(仲間三人と会話)
2 誰かとお話しに行こう(それ以外のキャラと会話)

下3までで一番コンマが高いものを採用。反転。
129 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/22(日) 03:41:24.24 ID:wZnmSJgi0
今日はこれだけです! 安価は下でお願いします!
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/22(日) 03:52:25.62 ID:0Y9CYrcyo
2
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/22(日) 06:48:49.53 ID:xWTfim0Uo
1
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/22(日) 10:29:57.20 ID:97XqqsB1o
めんどくさいお姉ちゃんすき
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/22(日) 10:41:43.38 ID:5SWT32RUO
1
134 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/22(日) 23:07:52.40 ID:wZnmSJgi0
>>132 分かる。お姉ちゃん可愛い。

今日は比較的早い! でも多分滅茶苦茶投下遅いと思います。

そんなわけでやってきます。ゆっくり頑張んべ。




ベルフェ「うめぇうめぇ……ふぁあ」

目をしぱしぱとさせながらベルフェはスクランブルエッグを食パンで挟んだ簡単なサンドを口に含む。というか、いつの間にテーブルに座ってるんだ。

ワイズ「ベルフェあんまり寝てないの? てか朝居なかったけど何処行ってたのさ」

ベルフェ「あ? あー……大人のおねーさんには少年には言えないアダルトな秘密が沢山あるんだよ。察しろ」

ドロシー「んなっ……!?」

ユウナ「ふーん」

顔を真っ赤に染めているドロシーさんとは対照的にユウナは興味無さそうにおにぎりを手に取る。

ユウナ「そういう言い方するときってお前なんか嘘ついてそうじゃん。どーせあれだよ、あれ……なんだろう。くだらないことしてたんだろ夜遅くまで」

ベルフェ「ふぁぁあ……ねっむ」

華麗にユウナの発言をスルーしてタマゴサンドを咀嚼する。その対応にユウナは頬を膨らませて、ドロシーさんはまだほんのり顔が赤かった。

うーん……平和だ。平和って感じがする。

何かみんなで朝会話

自由安価下2までで一番コンマが高い物を採用。反転
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/22(日) 23:17:19.45 ID:lgKB/2HEo
平和だなぁってつい口に出ちゃう
136 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/22(日) 23:58:58.75 ID:wZnmSJgi0
平和だなぁってつい口に出ちゃう

ワイズ「平和だなぁ……」

ベルフェ「は?」

ワイズ「あ、いやさ。なんかこうやって朝ご飯食べながら喋ってるのって平和ーって感じしない?」

ドロシー「んんっ、確かにこういう時間良いですよね。わたくしも好きですよこういう平和な時間」

ユウナ「……まあぼくもこういうのは嫌いじゃないけどさぁ」

ベルフェ「ただ退屈なだけだろ。あーあ、何かいきなり爆発とか起こんねーかな」

ワイズ「退屈しのぎが物騒過ぎない!?」

ユウナ「……別に退屈しのぎをするのは良いけどぼく達に迷惑掛けないでよね。お前のせいで変な奴らに追いかけ回されたりとかしたら溜まったもんじゃない!」

ベルフェ「てか今まさに変な奴らに追いかけ回されてるみたいなもんだろ。指名手配犯ぞ?」

ドロシー「し、指名手配……うぅ、忘れようとしていた事実を思い出してしまいました……」

ワイズ「…………ご、ごめん」

平和を再確認したら危険も再確認することになってしまった……。

……早く神の身体を手に入れてこの国から出発しないと……。


全員の好感度が1ずつ上昇した!
137 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/23(月) 00:14:49.63 ID:BKMbDogP0
――――

――



さて。

もう結構砂国には滞在してるような気もするけど……いや、まだ一週間も滞在してないかな?

まあ兎に角、そろそろ神の身体の情報を集めに行かないと。でも今のところ影も形も見えてこないんだよなぁ……。

ワイズ「というか偽名も仮面も止めたいんだよなぁ、ちょっと窮屈だし」

……というか、もしかして他の国でも僕のことが指名手配されてて偽名仮面付けないきゃいけなくなってたりするかな? うわ……。

ワイズ「それ以上考えないようにしよう」

他の国のことより今は神の身体だ、色々動いてみて情報を漁ろう……でも情報の為に交流するのも良いと思うけどね僕としては!

それじゃあ何しようかな

1 実はクエストがメインコンテンツの予定だったんですよ一応。
2 うるせぇ! キャラ会話自由安価で好感度上げじゃあ!
3 幕間して深堀りしないと……
4 その他(自由安価)

下3までで一番コンマが高いものを採用します。反転
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 00:20:04.45 ID:QHeR+wAxo
1
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 00:20:27.74 ID:y+dfhtAqo
現状メインコンテンツのメリットが薄いのよなキャラとの交流なら2で済むしの

2
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 00:25:33.50 ID:Mr+8KqVi0
1
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 00:43:28.41 ID:4u8p8hCH0
魔国の授業は上手くシステムに組み込まれてたんだが、砂国のクエストはどうもなぁ
142 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/23(月) 00:45:04.15 ID:BKMbDogP0
結果 クエストぉ!

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―

【No1】クエスト名:忘れ物の捜索
ダンジョン名:ひと匙の楽園(スプーンオアシス)
依頼者名:ナルメア・アンスリウム

内容:お姉さんの忘れ物を探してほしい
報酬:銀貨15枚

内容:スプーンオアシスで泳いで楽しんだあと、帰ってきたら大変なことに気がついたの。お姉さんが日頃から身に着けてる大事なものを忘れてきちゃったみたい。
自分で取りに行けたらいいんだけど、どうしても外せない用事があるから、誰でもいいから代わりに取りに行ってほしいな。
スプーンオアシスの周りにはパンチフィッシュが生息してるから注意してね。


【No3】クエスト名:一緒に古代遺跡の調査探索をしましょう!
ダンジョン名:忘れられた古代遺跡
依頼者名:スカーレット・ロギアス

内容:調査という名の観光という名の古代兵器漁り
報酬:金貨1枚又は新王国の大臣のポスト

内容:砂国の民ですら覚えていない謎の古代遺跡を見つけましたので共に探索を行いましょう!ギルドすら把握していないダンジョンのため難易度も敵もトラップも何も分かっていませんが、それはそれで楽しい冒険となると思います!
P.S. 古代兵器を見つけた場合は私のものとします。それ以外は差し上げます。


【No4】クエスト名:お尋ね者を一網打尽!
ダンジョン名:盗賊団の隠しアジト
依頼者名:アーレイ・フェアチャイルド
概要:盗賊団X人の始末(要調整)
報酬:盗賊に掛けられた報奨金の半分+生け捕りボーナス+遺跡に落ちてる物

内容:デゼルトリアの西に盗賊団が根城にしてる遺跡があるの
私一人でも楽勝なんだけど、今は集中したい賞金首がいるから代わりにやらせてあげるわ
奴らを生け捕りにしたらご褒美も考えてあげる
いい結果を期待してるわよ?

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
143 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/23(月) 00:49:50.50 ID:BKMbDogP0
ほんとクエスト周りのあれこれが微妙になってて申し訳ない……今からでもどうにかするべきかもしれないけど辛いぜ。



さて、どれを受けてみようかな……

1 忘れ物の捜索
2 一緒に古代遺跡の調査探索をしましょう!
3 お尋ね者を一網打尽!

安価下2までで一番コンマが高いものを採用。反転
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 00:59:56.67 ID:97kb8n7Lo
2
145 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/23(月) 01:18:01.48 ID:BKMbDogP0
それじゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れさまでした!

また明日やれたらやりたいと思うのでよろしくお願いします……。

では、おやすみなさい。次は古代遺跡や!
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 01:27:19.45 ID:97kb8n7Lo
おつー
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 01:36:40.50 ID:y+dfhtAqo
乙乙
クエスト増やしてもいいんかな
148 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/23(月) 01:45:23.57 ID:BKMbDogPo
>>147
全然大丈夫です。けど今の状況で採用出来るからどうかは分からないのでその辺りよろしくお願いします。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 06:24:36.70 ID:bEJtcLp7O
2
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/23(月) 19:19:24.24 ID:RkpqojOi0
クエストはあれよ、砂国のキャラを大量募集した結構後になってからクエストの形式が判明したから、依頼者できるキャラが少ないんよ
先に形式が分かってればもっと依頼人をやりやすいキャラを投げたんだが
151 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/24(火) 03:21:58.47 ID:fliJiiNi0
>>150 あー確かにもっと早めにクエストのシステム発表しときゃ良かったですね……今になって分かる沢山のやらかし。



スカーレット「ほほう、この私の依頼を受けてくれたのは君たちか……およ? そこの仮面の君、何処かで会った事無い? テロリストアンテナがビビビと反応してるんだが」

ワイズ「さ、さぁ……僕は初対面だと思いますけどね」

久しぶりのクエストと意気込んでガイドーさんにこのクエストを受注したけど……やらかした、この人ヤバい人だ。

なんか見たことある名前だけど何だっけなー、いやぁ思い出せないならそんなヤバい人じゃないでしょ! みたいな単純な判断基準でレッツゴーしてしまった……てか何だテロリストアンテナって、用途が限られ過ぎてるでしょ。

ユウナ「えーっと貴女がスカーレット・ロギアスさんですか?」

スカーレット「如何にもこの私がスカーレット・ロギアスだ。気軽にスカーレットさんと呼びなさい赤い髪の君。赤い、というところが実に私好みだ……どうだ? 私と共にダブルスカーレットコンビとして世界を征服しないか?」

ユウナ「……へ?」

ドロシー「こ、これまた随分と変――じゃない個性的な人が依頼人ね……というか、ロギアスって確か王国の――」

スカーレット「おおーっと! そこから先はお口チャーック!」

うーん、なんか前に会った時よりもテンションが上がっているような気がする……ぐるぐるのお目目がキラキラと輝いているような……。

ベルフェ「おい少年」

ワイズ「どしたのベルフェ?」

ベルフェ「いや、確かに好きなクエスト取って来いって言ったけどさ。お前こいつ馬鹿やってるけど一応七聖剣だけどその辺知ってやってる?」

ワイズ「は!? 七聖剣!?」
152 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/24(火) 03:22:52.04 ID:fliJiiNi0
ドロシー「へ!? 七聖剣!?」

スカーレット「あー! どっかで見たことあると思ったらベルフェじゃーん! やっほーおひさ! 元気してるー?」

ベルフェ「んー、あーそうだな。元気元気。久しぶりだなースカーレットー」

ぴょんぴょんと飛び跳ねているスカーレットさんに対して死んだ目でひらひらと手を振る……す、すげぇ。あのベルフェが心底めんどくさそうにしてる……。

ユウナ「ねえ、七聖剣ってあの?」

スカーレット「おおっと、過去の話は聞きたくない……私はただの流浪人。世界征服を企む何処にでもいる女の子」

というかクエストのお話をしよう! と、話を変えるように声を上げる。

スカーレット「君に今日集まって貰ったのは私のドキドキ古代遺跡ピクニックに付き合って貰う為なんだけど大丈夫かな?」

ワイズ「ぴ、ピクニック?」

ドロシー「こほん。スカーレットさん? 古代遺跡の探索というクエストなのは知っているんですけど、探索というのは具体的には?」

スカーレット「んー、散歩? とりあえずどんなのがあるかなーって探す的な? あとロボットだね! 古代兵器!」

ユウナ「おお古代兵器! あるんですかそんなのが!?」

スカーレット「ふふ、分かんない」

ドロシー「……それじゃあ敵の情報とか、トラップの情報とかは?」

スカーレット「ふふ、知らない」

ドロシー「…………」

な、なぜかドロシーさんに睨まれてる……何で僕悪くないもん……。

スカーレット「よーしそれじゃあ行くぞ古代遺跡ー!」

ユウナ「おー!」
153 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/24(火) 03:23:38.57 ID:fliJiiNi0
――――

――



〜忘れられた古代遺跡〜

スカーレット「着いたー!」

石柱が円を描くように置かれ、その中心には砂漠の地下へ向かう階段状の入り口が覗く遺跡だった。

もっとこう石で出来た遺跡がこれでもかと主張してくるタイプかと思っていたがそういうのではないみたいだ。

……砂で埋もれちゃったのかな?

ワイズ「それじゃあさっそく中に入ってくの?」

スカーレット「うむうむ、楽しい冒険になるといいね! 実は私滅茶苦茶楽しみ!」

ドロシー「はぁ、わたくしは滅茶苦茶怖いんですけど……」

ベルフェ「おいおいドロシーそんなビクビクすんなって。いざとなったらワイズを身代わりに逃げればいいんだよ」

ユウナ「は?」

――さて古代遺跡探索だ!


・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
【忘れられた古代遺跡】【1/?F】

ワイズ HP23/23 MP18/18 
ユウナ HP35/35 MP38/38
ドロシー HP20/20 MP53/53
ベルフェ HP350/350 MP200/200

ダンジョンコンマ

【1】大きな石板を見つけたぞ!
【2】トラーップ!
【3】トラーップ!
【4】モンスター!
【5】トラーップ!
【6】トラーップ!
【7】モンスター!
【8】こ、古代兵器……!
【9】こ、古代兵器……!
【10】何かイベントだ!(自由安価)

コンマ直下
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/24(火) 03:40:05.07 ID:IrQuQ5fjO
金の針
155 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/24(火) 03:50:53.86 ID:fliJiiNio
一つやって今日もおしまいです。
モンスター戦闘はカットだカット!
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/24(火) 07:07:05.71 ID:qGcVkkx7o
おつー
157 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/25(水) 01:54:20.64 ID:w/y4+pYv0
ちょっとだけやります!!!!!



ワイズ「……ふぅ」

かなり歩いている気がするがあまり進んでいるような気がしない。何処を見ても石の壁石の壁……もっと変化が分かりやすいと進んでいるようにも感じるんだけど。

ちょっと疲れた……壁に手をついてちょっと休憩しよう。

ワイズ「あー疲れたー……んっ?」

なんか今ぐらぐらって壁が揺れたような、てかここだけ壁の色が違う――。

――――うわぁああああああ!?

ユウナ「えっ!? な、なにあれ!? ワイズ!?」

ワイズ「痛い痛い痛い!? に、握られてる!?」

ベルフェ「あーゴーレムだなー。少年に触られて怒ってんだろうなー、おっ。もう一体いるわ」

ゴーレムの巨大な石の手に身体を握りしめられ身動きが全く取れない! このままだと……握り潰されてぐちゃぐちゃになっちゃう!?

ドロシー「わ、笑ってる場合じゃないでしょう!? と、兎に角早く助けないと――」

スカーレット「はいはーい! みんなちょっとどいてー!」

ユウナ「スカーレットさん……!?」

スカーレット「それじゃあスカーレット! いっきまーす!」

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
【SYSTEM】

スカーレットの「先手必勝」! 誰よりも先に攻撃を仕掛ける!

スカーレットの「一太刀」! 魔剣が敵の身体を切り裂く! 「流れ切り」「剣技の達人」「二回攻撃」

ストーンゴーレムAに――159のダメージ! 150のダメージ! ストーンゴーレムAは倒れた!

ストーンゴーレムBに――161のダメージ! 154のダメージ! ストーンゴーレムBは倒れた!

158 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/25(水) 01:55:00.77 ID:w/y4+pYv0
ドロシー「……!?」

スカーレット「あれ、そんな強くない!?」

ワイズ「ぶべっ!?」

ゴーレムの手から落ちてそのまま地面に身体をぶつける。

ゆっくりと立ち上がり後ろを向くと、そこには先ほどまでゴーレムだったモノが山のように積みあがっていた……。

ベルフェ「おーすげー、ゴーレムがサイコロステーキみたいになってやがる。全然鈍ってねーじゃん」

スカーレット「はぁあああ……私はショックだよ。結構期待してたのに……モンスターがこのレベルじゃ古代兵器もあんまり期待できないかなぁ……辺り一面を更地にするビームが出るロボットとか……」

ベルフェ「多分さっきのゴーレム後になってから住みついたやつだと思うから古代兵器の強さとは別なんじゃね?」

スカーレット「マジ!?!?!? よっしゃー! よーし皆次に進むぞー! えっさほっさ!」

刀を腰にぶら下げて、スカーレットさんは先に進んでしまった……。

ユウナ「……つ、つよぉ……」

ワイズ「スカーレットさんあんなに強かったんだ……」

伊達にテロリスト名乗ってないな……てか七聖剣ってアベルのイメージ強かったけど皆あのレベルなの? 僕、ヤバくね?

ユウナ「…………」
159 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/25(水) 01:56:20.66 ID:w/y4+pYv0
スカーレット「ロボットってロマンだと思うの」

ドロシー「は、はぁ」

スカーレット「だから私の世界征服を邪魔する人がいたらロボットに乗ってボコボコにするのが夢なんだ……! どう思う!?」

ドロシー「あ、あんまりそういうのは良くないと思います」

スカーレット「うーん、女の子に私の思いは伝わらないか……って私も女の子なんだけどね!」

ベルフェ「うーん、あいつやっぱ五月蠅いな。口をガムテで塞いでやりてぇ」

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
【忘れられた古代遺跡】【2/?F】

ワイズ HP23/23 MP18/18 
ユウナ HP35/35 MP38/38
ドロシー HP20/20 MP53/53
ベルフェ HP350/350 MP200/200

ダンジョンコンマ

【1】大きな石板を見つけたぞ!
【2】トラーップ!
【3】トラーップ!
【4】トラーップ!
【5】トラーップ!
【6】トラーップ!
【7】トラーップ!
【8】こ、古代兵器……!
【9】こ、古代兵器……!
【10】何かイベントだ!(自由安価)

コンマ直下
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 02:46:13.12 ID:/+jdPRFkO
深夜は人がおらんのう
161 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/25(水) 03:04:24.36 ID:w/y4+pYv0
結果 トラーップ!

やっぱりちゃんとした時間にやらないと人はいませんね……まあ自分がサボりすぎてたせいもあると思うんですけど。

それじゃあ今日はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました! やったりやらなかったりしてる更新予告やって無理くり始めたほうが良いかもわからん。

スカーレットさんの一太刀は所謂通常攻撃なのでちゃんとしたスキル使ったらもっと凄いことなると思う。おねーさんは強くあるべきだ。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 03:28:55.06 ID:TwyM9PoZ0
復活してたのか。まぁ間が空いてると仕方ない
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 08:28:20.19 ID:JoEaZnago
スカーレットさんはこれに更に卍解できるんだよな…つよつよだな
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 21:01:33.87 ID:MFrfrS61O
ベルフェが後手になるスカーレットの破天荒っぷり好き
165 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/26(木) 02:45:11.08 ID:9TL3cWYq0
>>162 やっぱ時間空いてたせいですよね。しゃーない。

>>163 スカーレットさんは最強つよつよなんだ……! なんか校長先生のときみたいな流れを一瞬感じた。

>>164 ベルフェがドン引きしてるのって結構同族嫌悪な感じある――おっと、誰か来たみたいですね。

それじゃあちょっとやりまーす。



ドロシー「あ、あのなんか変な音しませんか……?」

ユウナ「ほんと? ぼく特になんも聞こえないけど」

スカーレット「魔法使いちゃんは心配性だねー、そんなにびくびくしてたら楽しい古代遺跡ピクニックも楽しくなくなっちゃうよ?」

ドロシー「わたくし楽しむために依頼を受けたんじゃないんですけど!?」

スカーレット「えー……? 私はうっきうきで楽しむ予定だったんだけど……何か私が馬鹿みたいじゃん……萎える……」

ドロシー「えっ? え、え。なんでそんなにテンションが上下するんですか……? わ、わたくしが悪いんですか? これ?」

ワイズ「……いや、これドロシーさんが言った通りやっぱり何か音が――」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……と鈍い音が響き渡る。これって何か罠が作動したときみたいな――。

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
【忘れられた古代遺跡】【2/?F】

1〜4 前方から転がってくる巨大な大岩が!
5〜9 天井から瓦礫が降ってくるぞ!
0 お、落とし穴だー!

コンマ直下!
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 06:16:14.43 ID:wwHUeRjxo
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 18:29:05.31 ID:JjhwZAtC0
この時間帯は参加できんわー、もうしわけない
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 18:56:04.64 ID:SqPQKsKaO
ここのゴールデンタイムは21時〜25時くらいだと思う
169 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/26(木) 22:58:48.38 ID:9TL3cWYq0
>>167 まあこんな時間に参加出来るわけないのでしょうがないです。自分が悪いんだ;;

>>168 大体変わってないですよね。知ってるけど中々その時間に出来なかったんだ!!!!!! つれぇ!


そういうわけでちょっと早めにやっていきます。やんべやんべ。




ワイズ「――――岩だぁあああああああ!!!」

前方から道をすべて防ぐほど大きな球体の大岩が転がってくる――このままだと潰される!?

ドロシー「きゃぁあああああああああああああああああ!?!?!?」

ユウナ「逃げろ逃げろ逃げろぉおおおおおおおおおおお!!!」

ベルフェ「すっげー、こんな古典的なトラップ教科書に載るレベルだぜ?」

スカーレット「あーっはっはっはっはっは!!!!! さいっこー! きゃー!」

何人か全く焦っていないしなんなら楽しんでいるような感じもするけど今そんなこと考えてる場合じゃない! ど、どうすりゃいいんだこれ!?

ワイズ「す、スカーレットさん!? あの岩斬れない!? ゴーレムみたいにすぱすぱーっと!」

スカーレット「え? こんな面白いのに斬っちゃうの? 私やだなそういうの」

ワイズ「うっそでしょ!?」

何で僕の周りの強い人はいい性格してるんだ!? もしかしてこの状況を楽しむことが出来ない僕がおかしいのか!?

ドロシー「ひ、ひぃ……! あ、足と脇腹が……!」

ユウナ「ああもうドロシー運動不足すぎない!? うおりゃあ!」

もうすでに限界を迎えたドロシーをユウナがお姫様抱っこした! さ、流石にそろそろヤバい――!


どうするよ
1 沢山逃げれば脇道がある! 逃げろ!
2 クソ強おねーさん組を説得だ!
3 自分でどうにか出来るんすか!?
4 その他(自由安価)

安価直下
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 23:00:05.22 ID:R7RdSikT0
2
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 23:01:43.51 ID:UAVLrLaQO
3加速つけてUターンして疾風迅雷キックだ
172 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/26(木) 23:03:03.47 ID:9TL3cWYq0
結果 説得!

それじゃあどっち説得だ! そんで何て言おう!

説得するキャラ(ベルフェ・スカーレット)を一人と、説得内容を自由安価


下3までで一番コンマが高いものを採用。反転
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 23:13:18.17 ID:yoeED5BIo
スカーレットに
世界を統治にする君主になるためには
部下のことを大切にすること大事と諭す
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 23:16:40.67 ID:ghN1iBOqO
スカーレットの格好いいところ見てみたい!と真摯に頼む
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 23:22:10.55 ID:IeXVnEgDO
>>173>>174両方向で説得
176 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/26(木) 23:41:38.59 ID:9TL3cWYq0
ワイズ「す、スカーレットさん! スカーレットさんのカッコいいところ見て見たい僕!」

スカーレット「ん?」

ワイズ「さっきゴーレムから僕を助けてくれたときのスカーレットさん凄いカッコ良かった! だからあのときみたいな剣技! もっかい見たいな!」

スカーレット「マジ? もっと見たい?」

ワイズ「うん! うん見たい! だからお願いしますあの岩どうにかしてください! スカーレットさん!」

コンマ2以上で成功!

コンマ直下! 反転
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 23:42:26.93 ID:O3dV2Ajso
勝ったな
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 23:42:30.38 ID:yoeED5BIo
よゆう
179 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/26(木) 23:58:42.82 ID:9TL3cWYq0
結果 成功!

スカーレット「よぉしじゃあ私のカッコいいところ見せちゃおっかなー!」

とても楽しそうにしながらスカーレットさんはくるりと後ろを向き、その腰に付けた刀に手を添えて――。

スカーレット「――どっせい!」

その瞬間、転がる球体はスパスパとみじん切りされてしまった。

ワイズ「……おぉ」

あの巨大な岩がいとも簡単にみじん切り……なんだみじん切りって。包丁じゃないんだぞ……いや包丁でもこんな岩をみじん切りできるわけないんだけど。

スカーレット「どう? どう!? どうよワイズくん! カッコ良かった!?」

ワイズ「へっ? え、う、うん! 凄い! 凄いカッコ良かったよスカーレットさん!」

スカーレット「でしょぉ? むふふー」

ワイズ「…………あれ」

今なんかおかしかったような気がする。あれ、なんか今おかしかったような……。


好感度アップ!

スカーレットの好感度が沢山上がった! (80)

180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 00:00:14.90 ID:ma7HXbQxo
チョロイン
181 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/27(金) 00:10:16.77 ID:cI82El540
>>180 沢山って書いたけど7しか上がってないのでそんなチョロインっていうの止めてあげてください! スカーレットさんがちょっと褒められたら嬉しくなっちゃう人みたいじゃないですか!



ベルフェ「あーよかった、死ななくてよかったわー」

スカーレット「お? お? 嬉しくて私の部下になりたくなっちゃった? 私は別にセブンスアビスでも気にしないぞ?」

ベルフェ「うるせぇ無表情女」

ドロシー「あ、あのユウナ……そ、そろそろ下ろして下さい……」

ユウナ「……え? あ! ごめんごめん、ちょっとボーっとしちゃって」


・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
【忘れられた古代遺跡】【3/?F】

ワイズ HP23/23 MP18/18 
ユウナ HP35/35 MP38/38
ドロシー HP20/20 MP53/53
ベルフェ HP350/350 MP200/200

ダンジョンコンマ

【1】大きな石板を見つけたぞ!
【2】大きな石板を見つけたぞ!
【3】トラーップ!
【4】トラーップ!
【5】トラーップ!
【6】トラーップ!
【7】おおっと?
【8】こ、古代兵器……!
【9】こ、古代兵器……!
【10】何かイベントだ!(自由安価)

コンマ直下
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 00:10:57.81 ID:vixnZFyWo
183 : ◆Nq0wl2Ysns [saga]:2021/08/27(金) 00:37:17.20 ID:cI82El540
――――

――



ドロシー「これは……?」

遺跡に造られた大きな部屋、そこの中央に置かれた巨大な石板。

その表面には何やら文字のようなものが刻まれていて……なんだろうこれ。所々崩れちゃってるけど。

スカーレット「んー、これ動く? それとも変形する?」

ワイズ「しないんじゃないかな……」

ベルフェ「動いてたまるか、なんでもかんでもそういう方向に持ってくのやめろよな」

スカーレット「えー!?」

ユウナ「んー、なんかこの文字見たことあるような気がするんだけどなぁ……」

ドロシー「……ちょっとユウナ、それにワイズさん。この文字、一応学校で習ったと思うんですけど……まあ文法やらなんやらがどうにも……」

ワイズ「えっ!?」

ユウナ「……えっ!?」

ドロシー「授業ちゃんと受けたんですか貴方たち!?」

・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―
【忘れられた古代遺跡】【3/?F】

石板の文字を解読だ!

ワイズ コンマ29以下で成功! コンマ直下 -10

ユウナ コンマ17以下で成功! コンマ下2

ドロシーコンマ54以下で成功! コンマ下3 -15
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