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【安価】上条「とある禁書目録で」手塩「仮面ライダー」【禁書】

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688 :1 [saga]:2021/06/19(土) 16:36:38.97 ID:SZrPJpBh0
 看取「・・・ふふ・・・アッハハハハ!あー・・・もうココで働いたら」


 看取「しっかりアンタと同じ色に染め上げられそうかも」


 看取「ま、私だって覚悟はしてるしね」


 看取「フツーのコトで何かあったら麦野さんに相談する。それでいい?」


 麦野「ええ。そのDAアラウズって奴らに何かされた時でも相談しに来ていいから」


 麦野「それか前に手伝ってやってた組織の顔見知りに話しかけられたら」


 麦野「捕まえてもらえる?こっちとしても事情があるから」


 看取「うん。わかった」コクリ


 麦野「じゃ、後は頑張ってね」


 看取「大繁盛させてあげちゃうよ」クスッ






 看取「響子ちゃーん。見事に合格出来たよ♪」


 五和「それはよかったですね。おめでとうございます」ニコリ


 看取「アリガト。響子ちゃんの手助けもあってのおかげだよ」


 五和「>>689
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 16:43:39.49 ID:j0vrFYNVO
それでは本格的にメニューのことを考えないとですね、それに看取さんに着てもらう衣装も作らないとですし…
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 16:45:53.71 ID:XegKMKklO
いえいえ看取さんの実力ですよ
面接はどうでした?結構思いっきり話せたように見えますけど
691 :1 [saga]:2021/06/19(土) 17:50:37.97 ID:SZrPJpBh0
 五和「いえいえ、看取さんの実力ですよ」ニコリ


 五和「面接はどうでした?思いっきり話せたように見えますけど・・・」


 看取「うん。話す内容は申し分なかったよ」


 麦野「あと麦野さんの人柄に惚れたってとこかな」クスッ
 

 五和「そうですか。それは何よりですね」ニコリ


 五和「それでは本格的にメニューを考えないといけませんね」


 五和「それに看取さんに着てもらう衣装もお作りしませんと・・・」


 看取「うん。・・・うん?」
 

 看取「衣装って?」


 五和「こちらでお仕事されるのですから、華やかさがあった方がいいでしょう?」


 看取「まぁ、遊園地だしそっか・・・」


 五和「どのような衣装をお作りいたしましょうか?」


 看取「ん〜・・・特にコレっていうのはないからお任せしていい?」


 五和「>>692
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 17:53:33.50 ID:XegKMKklO
麦野「あと麦野さんの人柄に惚れたってとこかな」クスッ
おいむぎのん

それでしたらピッチリしたセクシーなのとかそれともゴスロリ系の可愛いのとか…
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 17:58:11.20 ID:k7cDhTI3O
任せてください!
私にかかればものすごく似合うコス…いえ衣装を作ります!
694 :1 [saga]:2021/06/19(土) 18:29:17.62 ID:SZrPJpBh0
 五和「お任せてください。ピッチリしたセクシーなお召し物でも」


 五和「ゴスロリ系の可愛いお召し物でも、私にかかればとても似合うコス・・・」


 五和「いえ、衣装をお作ります」ニコリ


 看取「そ、そう・・・(コスってコスプレって意味?)」


 看取「(変なのはやめてほしいケド・・・大丈夫カナ・・・)」


 五和「看取さんはこれから早速お仕事を?」


 看取「あ、うん。とりあえずこの格好のままはマズイから、スタッフ用の服に着替えるね」


 看取「ある場所は麦野さんから聞いてるし、自分で行けるからダイジョブだよ」


 五和「そうですか。では、初のお仕事頑張ってくださいね」ニコリ


 看取「>>695




 >>692 間違えますた
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 18:30:23.95 ID:j0vrFYNVO
もちろん!
他の人たちが気になるしネ、ちゃんと挨拶回りしてくるヨ
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 18:31:37.56 ID:k7cDhTI3O
OK!これくらいこの看取サマなら何でも来いってかんじ!
ちなみに知ってる人とかいたら教えてほしいカナー
697 :1 [saga]:2021/06/19(土) 19:30:59.30 ID:SZrPJpBh0
 看取「もちろん!今の看取サマなら、何でも来いって感じカナ!」


 他の人達が気になるし、ちゃんと挨拶回りしてくるよ」


 五和「はい、皆さんもきっと歓迎してくださいます」ニコリ


 看取「そかそか。ちなみにどんな人達なのかとか、教えてほしいカナ」


 五和「そうですね・・・少々お待ちください」


 看取「ホイホイ」コクリ


 五和「制理さんは・・・で、サンドリヨンさんは・・・」サラサラ


 五和「・・・はい、どうぞ。これでおわかりいただけるかと」スッ


 看取「アリガト。とっても助かるよ」


 看取「これで失礼のないよう、アイサツ出来るね。よしっ!」


 看取「じゃあ、行ってくるね〜」


 五和「行ってらっしゃいませ」ペコリ




 ―ワイワイ ワイワイ

 看取@スタッフ用服「ココら辺でいいカナ?」


 看取「さーて・・・(んー・・・こう、見てらっしゃいとか言うのは恥ずかしいし)」


 看取「(やって勝手に見せてればいいかな。ただ、お金渡されたらどうしよ・・・)」タラー


 看取「(まぁ、路上ミュージシャンみたくギターケースは置いてないから・・・)」


 看取「(・・・とりあえずやってみよ)」




 オーディエンス

 大注目  50以上orゾロ目
 そこそこ 30以上
 ダメ   ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 19:35:32.92 ID:omC8KFsp0
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 19:37:55.70 ID:j0vrFYNVO
ほい
700 :1 [saga]:2021/06/19(土) 21:13:34.09 ID:SZrPJpBh0
 看取「ふ♪ふ♪ふん♪ふ♪ふ♪ふん♪」


 ―ピョンッ チャプンッ 


 <<<<<おおぉおお〜〜!

 ―パチパチパチッ! パチパチパチッ!
 

 看取「アリガトねー♪」


 看取「(よしよし!スッゴイ注目の的になってる)」


 看取「(もっとイルカがやるパフォーマンスをやってみよ)」


 ―チャプチャプッ チャプチャプッ

 看取「(ここで、沈んでいってからの捻り跳び!)」


 ―クルンクルンッ パチャンッ・・・

 
 ―パチパチパチッ! パチパチパチッ!

 看取「ふふーん♪どうよ♪」


 看取「(>>701)」
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 21:14:56.77 ID:j0vrFYNVO
こういう細かい芸なんてここじゃちょっと珍しいだろうし張り切っちゃおっカナーフフン
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 21:22:15.09 ID:k7cDhTI3O
こういう拍手って結構胸が高鳴るものなんだナー
703 :1 [saga]:2021/06/19(土) 21:46:05.03 ID:SZrPJpBh0
 <すごいな。あれって水流操作系か?
 <いや、見た感じあれ水銀っぽだろ。なら別系じゃないか?
 <すごいねおねえちゃん!
 <ねー。イルカさんがピョンピョン飛んだりして


 看取「(こういう細かい芸なんてここじゃちょっと珍しいだろうし)」


 看取「(もうちょい張り切っちゃおっカナー)」フフン


 看取「(でも、新しいのをやるとその次に見せてあげるパフォーマンスが無くなるし・・・)」


 看取「(とりあえず、このままイルカで続けてとこっと)」


 ―チャプンッ

 看取「(輪っかを創ってから・・・ほいっ、飛んでっ!)」


 ―ピョンッ チャプンッ


 看取「(もういっちょ!もっかい!)」


 ―ピョンッ チャプンッ


 ―パチパチパチッ! パチパチパチッ!

 看取「(うん。少し難しいけど何とかなるね)」


 看取「(>>703)」
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 05:00:49.03 ID:fGt2RlfCO
ンー他にどんなことやろうかなとか見せてあげようかなーって考えるとちょっとワクワクしてくるネ
705 :1 [saga]:2021/06/20(日) 09:42:46.59 ID:FVkmS1vn0
 看取「(うんうん。他にもどんなこと見せてあげよっかなって考えると)」


 看取「(ちょっとワクワクして楽しいかも)」クスッ


 看取「(やり甲斐のあるってことは天職見つけたもんだなぁ、私も)」


 看取「(誰かを楽しませる対象って、そもそもドリーだけしか居なかったし・・・)」


 看取「(クソ研究員共に見せても強度の向上だけにしか喜んでいなかったもんね)」


 看取「(けど・・・今、ここに観に来てくれてる人達は違う)」


 看取「(純粋にドリーと同じように楽しんで見てくれてる)」


 看取「(だから・・・私も嬉しく感じるんだ)」


 看取「(・・・そっか。麦野さんが言ってたことってこういうことにも繋がるんだね)」


 看取「(やっぱ根っこから暗部だった人はその分、表で生きる正しさを知ってるって訳か)」


 看取「(それなら私も、もうちょっと頑張ってみよっと)」クスッ
 



 視点変更

 土御門元春
 アルファル

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 10:08:41.00 ID:fGt2RlfCO
ツッチー
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 10:08:47.60 ID:v43A1smMO
アルファル
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 10:08:57.83 ID:k1KkbO9oO
アルファル
709 :1 [saga]:2021/06/20(日) 10:52:58.64 ID:FVkmS1vn0
 -学園都市 第七学区 とある高校の学生寮 土御門宅-

 土御門「そういや、丁度1年経ったんだな。お前との付き合いも」


 ガタックゼクター「」ブーンッ


 土御門「何でかカミやんから渡されてお前に気に入られて・・・」


 土御門「ガタックの資格者になるなんて、全く予想外だったぜよ」


 ガタックゼクター「」ブーンッ


 土御門「(もしかすると舞夏は知ってたんだと思うが・・・)」


 土御門「(それなら前もって知らせてほしかったですたい)」


 土御門「(>>710)」
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 11:17:40.88 ID:fGt2RlfCO
舞夏もどこで何をしてるんだか…
姫神も心配してるぜよ
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 11:21:47.35 ID:zKCCFmHgO
愛沙もライダーとしてたかっているしなんにせよ実りが多すぎる一年だったぜい
712 :1 [saga]:2021/06/20(日) 11:39:07.83 ID:FVkmS1vn0
 土御門「(舞夏も一体どこで何をやってるんだか・・・)」


 土御門「(秋沙もインデックスも心配してるぜい・・・)」


 土御門「(悪魔くらい舞夏なら一瞬で片付けるはずだと思うんだけどにゃー)」


 土御門「(・・・そもそもどんな悪魔なのか、聴いてないな)」ムクリ


 土御門「(悪魔と言えば・・・アイツも召喚した記録があるが・・・)」


 土御門「(まさか、それと関係が・・・?)」


 土御門「(・・・そういえば随分と音沙汰無しなのも変だ)」


 土御門「(なら、やっぱりアイツが・・・?)」


 ―ピンポーン

 土御門「っ・・・はいはーい!どちらさんにゃー?」


 土御門「(秋沙か?・・・いや、それならメールくらいしてくるか)」


 土御門「(他の奴でも連絡くらいはしてくるはずだ。・・・誰が来たんだ?)」


 土御門「(覗き穴で確認してから・・・)」スッ




 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 11:51:43.24 ID:fGt2RlfCO
ウラ
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 11:51:49.10 ID:zKCCFmHgO
715 :1 [saga]:2021/06/20(日) 12:08:59.82 ID:FVkmS1vn0
 土御門「・・・(こいつは・・・)」


 ―ガチャッ

 土御門「・・・」


 風斬「あ・・・。・・・」ペコリ


 土御門「ヒューズカザキリ・・・いや、風斬氷華の方がいいか」


 風斬「はい。あの、お話しよろしいでしょうか?」


 風斬「重大なお話しがありますので・・・」


 土御門「・・・ああ、いいぜい。こっちも聴きたい事があるにゃー」


 風斬「わかりました。失礼します」




 土御門「で・・・話ってのはアレイスター=クロウリーの事か?」


 風斬「それも踏まえて話します。・・・現状がそういったものか」


 風斬「土御門さんはどのくらいまでご理解していますか?」


 土御門「去年の大覇星祭の最中、舞夏が悪魔とどっかに行っちまったってくらいだ」


 土御門「それとこれは勘だが・・・アレイスターもそうなんじゃないか?」


 土御門「>>716
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 12:11:08.72 ID:fGt2RlfCO
あまりにも無秩序というかアイテムや警備員が頑張ってるのもあるが音沙汰がなにもないからな…
怪しいのも未だに跳梁跋扈しているし
717 :1 [saga]:2021/06/20(日) 12:59:05.98 ID:FVkmS1vn0
 土御門「無秩序というか、怪しいのも未だに跳梁跋扈しているしな」


 土御門「「アイテム」や警備員が頑張ってるのもあるが・・・」


 土御門「何より音沙汰がないのはどう考えてもな」


 風斬「・・・ええ。お察しの通りです」


 土御門「舞夏と一緒にどこへ行ったかわかるか?」


 風斬「それが・・・それだけは教えてくださりませんでした」


 風斬「恐らく、貴方の妹さんから言わない約束をしていたのではないかと・・・」


 土御門「アイツにそんな事させられるなんて、舞夏は規格外過ぎるぜよ」


 風斬「はい。あの人が妹さんの事を話している時は・・・」


 風斬「いつも苦虫を噛み潰したような顔をしていました」


 風斬「それだけ同等、或いは認めたくはないけど力の差が上という事なんじゃ・・・」


 土御門「・・・ま、それならそれで扱き使ってくれてザマァないぜよ」


 風斬「あはは・・・」


 土御門「>>718
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 13:13:49.59 ID:MbeOokbQo
会いに来たってことはなにか伝えたいこととかあったんじゃないかにゃー
なんでも協力するぜ
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 13:15:49.90 ID:zKCCFmHgO
とりあえず無事に連れてこなかったら俺はどうするか分からないな
720 :1 [saga]:2021/06/20(日) 13:40:29.48 ID:FVkmS1vn0
 土御門「・・・で?俺に会いに来たってのは何か伝えたい事があったんじゃないかにゃー」


 風斬「あ、はい。そうなんです」


 風斬「こちらを・・・」スッ


 土御門「?。・・・手紙・・・舞夏のか?」


 風斬「お名前が書かれているので、封を開けてみない限りは・・・」


 土御門「・・・いや、この字は舞夏で間違いないぜい」


 土御門「今までずっと見てきたんだからな」


 風斬「そうですか・・・開けて中を見ますか?」


 土御門「ああっ。・・・ん?」


 風斬「どうかしましたか?」


 土御門「・・・開かないなこりゃ。蝋燭を剥がそうにも力任せじゃ無理で」


 土御門「封筒本体も破れない仕様だから・・・何か仕掛けがあるみたいぜい」


 風斬「>>721
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 13:43:30.00 ID:MbeOokbQo
魔術的な何か仕掛けでしょうか…
ピンチやチャンスのときに開くとか…
722 :1 [saga]:2021/06/20(日) 14:10:05.13 ID:FVkmS1vn0
 風斬「魔術的な何か仕掛けでしょうか?ピンチやチャンスのときに開くとか・・・」


 土御門「・・・わからないな。蝋封からそう感じるものはないし」


 土御門「学園都市の技術なのかどうか・・・」


 土御門「何をどうやって開けられるのかさ〜っぱりだぜい・・・」


 風斬「そうですか・・・」


 土御門「・・・まぁ、届けてくれてありがとな」


 風斬「いえ、たまたま見つけただけですし・・・」


 風斬「貴方にお渡ししなければいけないと思っただけですよ」


 土御門「そりゃどうもだぜい。・・・ふー・・・」


 風斬「・・・やっぱり不安ですか?居なくなってしまって・・・」


 土御門「兄貴としては当然ですたい。まぁ、アイツの強さは身を持って知ってる」


 土御門「心配する事はないと思いたいにゃー」


 風斬「>>723
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 14:11:35.63 ID:zKCCFmHgO
兄妹の絆ですね
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 14:12:10.62 ID:5+OVaSRuO
私もそれくらい言ってもらえる信頼できる方を探さないとですね
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 14:13:45.93 ID:MbeOokbQo
信頼してますけどなんとかしたいです、私は
726 :1 [saga]:2021/06/20(日) 14:38:37.36 ID:FVkmS1vn0
 風斬「兄妹の絆ですね・・・素敵だと思います」クスッ


 風斬「私もクロウリーさんの事は信頼してますけど・・・」


 風斬「なんとかしてあげたいです、私も」


 土御門「だろうな。というか、今、統括理事長が居ないってヤバいだろ」


 土御門「ただでさえ学園都市を動かす統括理事会が面倒な事しそうだってのに」


 風斬「・・・ご心配なく。既にクロウリーさんから候補者の指名を受けていますから」


 土御門「何?」


 風斬「悪魔を倒しに行く前に告げられたんです。私が居なくなった後釜を頼むって」


 土御門「そうなのか・・・まぁ、それならよかったんだが・・・」


 土御門「で、誰になったんだ?アイツの目が節穴じゃなければ、俺の予想は2名」


 土御門「若い方で貝積継敏か年寄りの親船最中だと思うが・・・」


 風斬「いえ、残念ながら・・・」


 土御門「・・・じゃあ、まだマシとしてヴァルアート=シグナル」


 風斬「」フルフル


 土御門「それ以外の統括理事会の誰かだったらアイツ殺すぜよ」


 風斬「お、落ち着いてください。・・・新しく選ばれた統括理事長は」


 風斬「私です」


 土御門「・・・。・・・お前?」


 風斬「はい」コクリ


 土御門「>>727
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 14:56:16.35 ID:MbeOokbQo
じ、冗談ではないよな?
俺としてはそれが本当なら色々ありがたいが…
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 14:59:43.88 ID:6nkzXgt2O
インデックスが聞いたら喜びそうだにゃー
729 :1 [saga]:2021/06/20(日) 16:13:57.84 ID:FVkmS1vn0
 土御門「じ・・・冗談ではないよな?」


 風斬「在任証明書と書庫のデータを記録を持っています」


 風斬「なので本当に私が新しく統括理事長としてこれから学園都市を」


 風斬「皆さんをお守りしていく事になるでしょう・・・」


 土御門「俺としては、色々ありがたいが・・・」


 土御門「いきなり新参者がトップだなんて、古参が許すとは思えないにゃー」


 風斬「はい、なので話の分かる人からご挨拶をしてきました」


 風斬「先程、土御門が仰っていた3人方には挨拶を済ませてあります」


 土御門「そうですかい・・・」


 土御門「・・・俺としては、一方通行を後釜に座らせるとも思ってたにゃー」


 風斬「はい。私もそれについて質問してみました」


 土御門「何て返してきたんだ?元統括理事長は」


 風斬「>>730
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 16:22:25.86 ID:kOWlD72yO
やり方は君に任せようとは言っていましたがこの街の色々なことを統べられるかな?とも言ってきて私に挑戦をしてるようにも感じましたね
731 :1 [saga]:2021/06/20(日) 16:39:22.99 ID:FVkmS1vn0
 風斬「確かに彼も統括理事長としての器量は申し分ない」


 風斬「しかし、既に別の仕事に就いているのなら断れるのは明白なのでね、と」


 土御門「・・・それだけか?アイツなら無理矢理にでもって感じなんだが・・・」


 風斬「あと、やり方は君に任せようとは言っていましたが・・・」


 土御門「何だ?」


 風斬「この街の様々な司法、行政、軍事、貿易統べられるかな?とも言ってきて」


 風斬「私に挑戦をさせるようにも感じましたね」


 土御門「・・・なるほどな。嘗め腐った物言いがアイツらしいぜよ」


 風斬「ま、まぁ、どこか達観しているような雰囲気がありますからね・・・」


 土御門「・・・で、いつ発表するんだ?統括理事長に就任する事を」


 風斬「一先ず統括理事会の皆さんにご挨拶を済ませてからにします」


 風斬「>>732
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 16:44:02.28 ID:6nkzXgt2O
それから警備員やアイテムの方々、そして学生の皆さんにご挨拶をできればなと思っています
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 16:44:33.72 ID:kOWlD72yO
統括理事会の人も色々派閥があると思うのでそれを把握して掌握しないと困ったことになりますからねきっと
734 :1 [saga]:2021/06/20(日) 17:05:52.71 ID:FVkmS1vn0
 風斬「それから警備員や「アイテム」の方々」


 風斬「そして、上条さん達にもご挨拶をできればなと思っています」

 
 風斬「統括理事会の人も色々派閥があると思うので、それを把握したいです」


 風斬「掌握しないと困った事になりますからね、きっと」


 土御門「言えてるぜい。この街を治めるなんて、俺には到底無理ですたい」


 土御門「ま、ともかくだ。怪しい動きをしてる奴らが居るってのは知ってるか?」


 風斬「はい。DAアラウズ、でしたね」


 風斬「その人達は皆さん、亡本裏蔵さんがスポンサーをしてる組織なんです」


 土御門「・・・統括理事会の1人が関係してるとなれば、面倒だにゃー」


 土御門「証拠を掴んだとしても、その証拠そのものを抹消する奴だと睨んでるぜよ」


 風斬「はい。他にも、亡本さん自身にも不審な情報が入っていまして・・・」


 土御門「>>735
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 17:08:57.23 ID:kOWlD72yO
ほう…きな臭いとは思っていたが
736 :1 [saga]:2021/06/20(日) 17:41:32.03 ID:FVkmS1vn0
 土御門「ほお〜?・・・きな臭い奴とは思ってたが」


 土御門「どんな情報が入ってきたんだ?」


 風斬「亡本さんは農業ビルなど学園都市の食糧事情を管理しているのはご存知ですか?」


 土御門「ああっ。ニュースでも時折出てきたりするからな」

 
 風斬「はい。ですが、直接的にテレビで出演したりはしておらず」


 風斬「テレビ局へ通話でやり取りをして、全く姿を見せたりはしません」


 土御門「顔ぐらいは出してるが、確かに本人を見た事はないな」


 風斬「そうでしょう。そして・・・信じられませんが、これが事実かどうか・・・」


 風斬「亡本さんはパフォーマンスと料理を学園都市のVIPに振る舞っているんです」


 風斬「それも法外な価格で招待状を販売し、莫大な収入を得ています」


 土御門「それくらいならまだ可愛い方だと思うにゃー」


 風斬「・・・その振る舞っている料理に使う食材にも問題がありまして」


 風斬「ワシントン条約に違反するような希少動物の他に・・・」


 風斬「・・・怪人まで食材にしている疑惑もあるんです」


 土御門「・・・>>737
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 17:42:31.95 ID:kOWlD72yO
それはたしかに由々しき問題だな、元は人なら尚更
出荷するために怪人にしているとしたら…
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 17:42:59.08 ID:QfZ63TSxO
…まさかとは思うが、その情報はどこが出どころだ?
739 :1 [saga]:2021/06/20(日) 18:25:51.69 ID:FVkmS1vn0
 土御門「・・・それはたしかに由々しき問題だな、元が人なら尚更・・・」


 風斬「いえ、人後怪人ではないそうです」


 土御門「って事は生粋の怪人か・・・」


 風斬「はい。どの怪人かは不明ですが・・・」


 土御門「出荷するために怪人にしているとしたら、流石に俺でも堪忍袋の緒が切れてたぜい」


 風斬「・・・多分、切れちゃうと思います


 土御門「・・・まだ余罪があるのか?」


 風斬「・・・怪人だけでなく・・・人も食材にしているようです」


 風斬「それも危険な薬品を使用して・・・」


 土御門「どんな物だ、それは」


 風斬「それもまだ不明でして・・・ですが、これらは事実であると私は思います」


 土御門「・・・まさかとは思うが、その情報の出どころは?」


 風斬「クロウリーさん自身が独自に手に入れていた情報のようです」


 風斬「>>740
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 18:33:24.82 ID:kOWlD72yO
これを私に伝えてきたということは恐らく真偽のレベルで言えばかなり本当なのではと思います
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 18:33:58.19 ID:QfZ63TSxO
きっと自分でどうにかするつもりだったのでしょうが…
742 :1 [saga]:2021/06/20(日) 19:02:45.39 ID:FVkmS1vn0
 風斬「これを私に伝えてきたということは恐らく真偽のレベルで言えば・・・」


 風斬「かなり確実なのではと思います」


 土御門「ああ。アイツが嘘の情報を渡す訳がないにゃー」


 風斬「はい。もしかすると自分でどうにかするつもりだったのでしょうか・・・?」


 土御門「いや、それならとっくに亡本は統括理事会から追っ払われてるはずだぜい」


 土御門「何か目的があったのか、悪魔が来る前に処理したかったが間に合わなかった」

 
 土御門「いずれにしろ、風斬にそいつをどうするか判断は頼むぜい」


 風斬「わかりました。一刻も早く止めるべきでしょうね」


 土御門「ああっ。まずはその情報を確かなものにして、突きつけるんだにゃー」


 風斬「はい。絶対にこの人がしている事は、許せません」


 土御門「>>743
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 19:21:35.29 ID:kOWlD72yO
俺もそれは同意だ、何でも手伝うぜ
舞夏の意志を継いだ新しい理事長なんだからな
744 :1 [saga]:2021/06/20(日) 19:54:19.07 ID:FVkmS1vn0
 土御門「俺もそれは同意だ。何でも手伝うぜ」


 風斬「いいんですか?学校の方がそろそろ始るんじゃ・・・」


 土御門「舞夏の意志を継いだ新しい統括理事長なんだからな」


 土御門「これくらいの手伝いお安いご用だぜい」


 風斬「ありがとうございます。是非お力をお貸しください」


 土御門「任せてくれ。とりあえず・・・連絡先交換するか」


 風斬「あ、はい」





 風斬「それでは、失礼します。何かわかればご連絡しますので」


 土御門「にゃー。こっちも有力な情報を手に入れたらそうするぜよ」


 風斬「>>745
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 20:20:35.29 ID:kOWlD72yO
本当にありがとうございました、なんと言ったらいいのか…
土御門さんを頼って正解でした
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 20:20:58.64 ID:QfZ63TSxO
上条さんたちにもよろしくお伝え下さいね
747 :1 [saga]:2021/06/20(日) 20:44:17.38 ID:FVkmS1vn0
 風斬「本当にありがとうございます。なんと言ったらいいのか・・・」


 風斬「土御門さんを頼って正解でした」

 
 土御門「俺以外にも話せる奴がお隣にいるんじゃないか?」


 風斬「あ・・・いえ、上条さんには・・・もっと重要な役目がありますので」


 土御門「役目、か・・・ま、確かにそうですたい」


 土御門「カミやんは、もっと大きな事を任せてなんぼだしにゃー」


 風斬「あまり無茶はしてほしくないんですけどね・・・」


 土御門「仕方ないぜい。カミやんはそういう人生を生きる事になっちまってるんだ」


 土御門「アレイスター=クロウリーもその事を知ってる上で」


 土御門「カミやんをこの街で活躍させてるんだからにゃー」


 風斬「上条さんも本当に大変ですね・・・」


 土御門「にゃははっ。同情する他ないぜよ」


 風斬「そうですか・・・では」


 土御門「おう。じゃあな」ヒラヒラ


 ―ガチャッ バタンッ・・・

 土御門「・・・」


 土御門「>>748
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 20:50:39.16 ID:kOWlD72yO
なーんかきな臭いことになってやがったんだにゃー
俺は新しい統括理事長を支えるために動くことにしますたい
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 20:52:28.24 ID:2x0GEaiAo
さて、これから忙しくなるな……
特大のゴミ掃除……腕がなるってもんだ…
750 :1 [saga]:2021/06/20(日) 21:09:12.46 ID:FVkmS1vn0
 土御門「なーんとも、きな臭い事になってやがったんだにゃー」
 

 土御門「もし野放しにでもしてたら亡本の野郎、食品に人肉を使いかねないって訳だ」

 
 土御門「・・・いや、もしかしたら既にそうしてる可能性も・・・」


 土御門「うえぇ・・・」


 土御門「・・・いや、それならもうとっくにアレイスターが見抜いて」
 

 土御門「さっき話してた内容にもあったはずだ」

 
 土御門「はぁ〜・・・ならよかったぜよ」


 土御門「ったく、碌な事しか考えないイカれ野郎だにゃー」
 

 土御門「・・・ま、遅かれ早かれそうなるまえに止めないといけないな」

 
 土御門「新しい統括理事長を支えるためにも、動くことにしますたい」


 土御門「恐らく、舞夏もそれを読んでただろうしな・・・」
 

 土御門「やれやれ・・・舞夏には叶わないにゃー」

 


 視点変更

 みーちゃん
 上条♥蜜蟻

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 21:15:29.69 ID:2x0GEaiAo
みーちゃん
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 21:25:32.83 ID:kOWlD72yO
みつあり
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 21:25:38.82 ID:QfZ63TSxO
みーちゃん
754 :1 [saga]:2021/06/20(日) 21:51:32.24 ID:FVkmS1vn0
 -学園都市 第一五学区 モノレール-

 上条「・・・愛愉?何でこっち方向のに乗ったんだ?」


 上条「このまま行ったら第七学区とは正反対になるんでせうが・・・」


 蜜蟻「まあ、着いたらわかるわよお」


 上条「さいでせうか・・・(・・・反対方向か)」


 上条「(確か、こっち方向の学区は・・・)」



 
 -学園都市 第二一学区 第二一学区新造山-

 上条「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」


 蜜蟻「ほらほらあ、当麻クン早く〜」ヒラヒラ


 上条「おま、え、な・・・この、坂、登るの結構、キッツイんだぞ・・・」ヘロヘロ


 蜜蟻「んもう。男の子ならもっと早くシャキシャキしてよお!」


 上条「お前が、元気過ぎんだろ・・・」ゼェゼェ


 蜜蟻「>>755
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 21:52:24.05 ID:QfZ63TSxO
私はぁこう見ても普段から動かすようにしてるからぁ
それよりも行きたい場所に早く連れていきたいのもあるからかもだけどぉ
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 21:52:40.52 ID:kOWlD72yO
ベットの上以外じゃ負けられないわぁ
757 :1 [saga]:2021/06/20(日) 22:01:29.61 ID:FVkmS1vn0
 蜜蟻「私はあ、どこぞの椎茸とは違うのよお☆」


 蜜蟻「普段から体を動かせるしい、ベッドの上以外で負けられないしねえ」クスッ


 上条「なん、だよ、それ・・・」


 蜜蟻「それよりもお、早く行きたい場所に当麻クンを連れて行きたいのよお」


 上条「それって・・・あそこか?」


 蜜蟻「・・・ええ。あそこよお」クスッ


 蜜蟻「・・・あ、そうねえ。じゃあ、先に行ってるからあ」


 蜜蟻「早く来てねえ。それじゃ☆」


 ―トットットッ・・・

 上条「ちょ、お、おいぃ〜!置いてくなよ〜!」


 

 -第二一学区新造山所属 実験用地殻熱発電所 グラウンド・ジオ 円形人造湖-

 上条「だはぁ〜〜〜〜!つ、着いた〜・・・」ヘトヘト


 上条「はぁ・・・はぁ・・・ふー・・・」


 上条「・・・久しぶりに来たな・・・ここに来たのも」


 上条「>>758
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/20(日) 22:04:30.45 ID:QfZ63TSxO
ここはそうだな俺達にとって大事なところか、大事って言い方をしていいかわからないけど避けられない場所か…
759 :1 [saga]:2021/06/20(日) 22:12:46.89 ID:FVkmS1vn0
 上条「(ここは、そうだな・・・)」


 上条「(愛愉と俺・・・それに操祈にとって、大事な場所・・・)」


 上条「(まぁ、大事って言い方をしていいかわかんねぇけど・・・)」


 上条「(過去から避けられない場所ってとこか)」


 上条「けど、アイツ何でここに来たがってたんだ・・・?」


 上条「ってか・・・どこ行ったんだよ?」キョロキョロ


 上条「おーい!愛愉ーー!どこに居んだよー!」


 上条「かくれんぼならまた今度にしてくれよー!」


 蜜蟻<ここよー!当麻ク〜〜ン!


 上条「んあ?・・・あっちか」


 上条「円形の人造湖がある方だな。・・・」


 上条「(あの時・・・どうしてたら、間に合ってたんだろうな・・・)」


 上条「(>>760)」
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 06:09:00.24 ID:OJhzKvnNo
今の二人はとても大事だがどちらかを選べと考えると…
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 06:22:01.63 ID:6x8e5HNlO
あそこまで追い込んだ俺も責任があると思う
762 :1 [saga]:2021/06/21(月) 20:27:11.26 ID:AEcKvwhB0
 上条「(あんなにまで追い込まれてたってのに、気づけなかった・・・)」


 上条「(俺にはその責任がある)」


 上条「(だから、今だけは愛愉がしたいと思ってる事を叶えてやらないとな)」


 上条「(操祈も、あの頃は寂しい思いをさせたんだから)」


 上条「(同じようにしてやらないといけないよな)」


 上条「(2人は俺にとって、掛け替えのない大切な人だ)」


 上条「(もし、あの時どちらかを選べなんて言われたら・・・)」


 上条「・・・いやいや!今更そう考える必要なんてないんだ」


 上条「早く行かないと・・・」





 ―ザザッ・・・

 上条「っとと・・・ここの斜面で操祈が寝転んでたんだよな」


 蜜蟻<当麻クーン!


 上条「愛愉・・・っ。いつの間に鉄塔の天辺に登ってたんだよ・・・」


 蜜蟻<最初はグー!


 上条「へ?」


 蜜蟻<ジャンケン!・・・ポン!


 上条「・・・」グー


 

 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 20:43:25.42 ID:Q8Fz1xYfo
たまには勝てよ主人公よ
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 20:53:58.33 ID:IWjjC3YwO
低く
765 :1 [saga]:2021/06/21(月) 21:24:23.31 ID:AEcKvwhB0
 蜜蟻<私はチョキだけどお、当麻クンはあー?


 上条「上条さんはグーでせうよー」


 蜜蟻<・・・じゃあ、もう少しあっちに向かってみてえ?


 上条「ん?あっちか・・・?」


 ―スタスタ・・・

 蜜蟻<足元に、私のスマホがあるでしょおー?


 上条「ああっ、これか。・・・何でこんなとこに置いてんだよ」ヒョイッ


 蜜蟻<画面を開いてえ、タイマーをスタートさせてえー


 上条「タイマーをか?・・・何するつもりなんだよ」タプ


 上条「(9分から始ったな)押したぞー、愛・・・愉?」


 

 上条が見上げた先で、熱ロッドの先端の踊り場に設置されている腰くらいの高さがある
 柵を蜜蟻は徐ろに乗り越えている。
 まだまだ冷たい風にミニスカートが揺れて、中身が見えているが上条はそんな事を
 気にするはずもなく叫んだ。

 上条「お、い、おいおいおいおいっ!?愛愉何してんだよっ!?」



 蜜蟻「運試しよお!あの時、間に合わなかったからあ・・・」


 蜜蟻「今度は間に合うか、やってみましょお!」



 上条「は、はぁ!?何言ってんだよ!?危ないから戻れって!」



 蜜蟻「そこから走って丁度8分で着くわあ」


 蜜蟻「1分余分にしておいたからあ、丁度8分だと思うけどお」



 上条「・・・!!」


 上条「(アイツッ・・・!)」



 蜜蟻「>>766
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 21:25:45.80 ID:IWjjC3YwO
ほら!私は本気よぉ早く早く!
767 :1 [saga]:2021/06/21(月) 21:50:38.04 ID:AEcKvwhB0
 蜜蟻「ほらあ!早く早くう〜!」


 蜜蟻「もう少ししたらあ、私記憶が一時的に戻ってしまってえ」


 蜜蟻「8分10秒後には本当に飛び降りるからあ〜!」



 上条「(まさかアイツ、自分に能力をかけやがったのか!?)」


 上条「ふざっ、けんな!絶対飛ぶんじゃねえぞっ!」


 上条「愛愉ッ!!」



 走り出した上条を上から傍観していた蜜蟻は、目を反らし空を見上げる。
 夕暮れに染まったオレンジ色の空を群青色に漂う雲が浮かんでいた。
 小さくため息をつくが、間もなく迫るタイムリミットに恐れを成している様子はなく
 どこか期待を寄せている顔色を浮かべていた。


 蜜蟻「あの時もお、こうだったのよねえ・・・」


 蜜蟻「当麻クンがきっと来てくれる。きっと助けてくれるって・・・」


 蜜蟻「でも間に合わなかった・・・」


 蜜蟻「>>768




 ナイトドクターで瞬平役の戸塚さん出てましたね 
 9年経って貫禄ついてるようで何よりでした
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 21:53:02.47 ID:IWjjC3YwO
…この2回目のチャンスどうするかしらねぇ
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 21:53:45.91 ID:HYhwB6RrO
戸塚さんの風格がなかなか

試すようだけどやっぱり間に合ってほしかったわぁ、あの時は
770 :1 [saga]:2021/06/21(月) 22:18:35.90 ID:AEcKvwhB0
 蜜蟻「この2回目のチャンスどうなるかしらねえ・・・」


 蜜蟻「試すようだけどお・・・やっぱり間に合ってほしかったわあ」


 蜜蟻「あの時は・・・本当に・・・」


 蜜蟻「・・・あと、5分・・・頑張ってねえ、当麻クン☆」





 ―タンッ タンッ タンッ タンッ!

 上条「ハァッ!ハァッ!くっ、ケフッ・・・!」


 上条「くそっ!くっそぉ・・・!」


 上条「(来る途中登ってきた分の疲れがっ・・・!)」


 上条「(・・・んだよっ・・・んだよそんくらいなんだよっ!)」


 上条「(また間に合わなくなっちまうだろ!?そんでいいのかよ!?)」


 上条「(もっと早く登らないとっ!・・・もっと、早く・・・?)」


 ―タンッ・・・

 上条「・・・」ゴソッ


 ―・・・パチッ バチッ ジジッ・・・



 上条「・・・」


 上条「・・・もう時間がねえんだっ。迷う必要もないだろ」


 
 
771 :1 [saga]:2021/06/21(月) 22:32:53.07 ID:AEcKvwhB0
 


 蜜蟻「・・・当麻クーン。あと30秒よお〜?」


 蜜蟻「まだ来ないのお〜?来ないとお・・・」


 蜜蟻「また間に合わなくなるのにい・・・いいのお?」


 蜜蟻「・・・今更あ、やっぱやめうなんて事はあ、したくないわあ」


 蜜蟻「・・・あと、15秒」


 蜜蟻「・・・本当に遅いわねえ・・・10秒前よお」


 蜜蟻「もしかしてえ・・・階段で転んじゃったとかあ?ふふっ・・・」クスッ


 蜜蟻「・・・5、4、3、2・・・」


 蜜蟻「・・・皆・・・ごめんね・・・」ポロポロ


 蜜蟻「あんなに皆頑張ってたのに・・・私達、騙されてただけだったなんて・・・」


 蜜蟻「っ、ぅ・・・ひぐっ・・・」ポロポロ


 蜜蟻「・・・上条クン。いっぱい、お話ししたり遊びに連れて行ってくれて・・・」


 蜜蟻「とおっても、楽しかったわあ。・・・ありがとお」


 ―パッ



 ◎ 80以上orゾロ目
 ◎ 32以上
 × ↑以下

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)
772 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/06/22(火) 02:55:38.16 ID:BgKaeewY0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 06:00:47.87 ID:09CThtFuO
いきなりのシリアス…
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 06:01:04.56 ID:vWtKdD/KO
たすけてふっきー
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 06:07:47.72 ID:09CThtFuO
俺くらいになれば80以上も余裕だった
うれしい
776 :1 [saga]:2021/06/22(火) 21:20:31.91 ID:YsFpAl7I0
 上条「愛愉ッ!!」


 
 蜜蟻「・・・!」



 ―ダキッ ギュッ・・・!

 上条「っはぁ、はぁ・・・!」


 蜜蟻「上条、クン・・・?どうして・・・」


 上条「ガハッ!ケフッ・・・」


 上条「・・・ゆっくり、こっちに戻れよ・・・」


 蜜蟻「・・・っ!」


 蜜蟻「離してえっ!私、もう嫌なのよおっ!死なせてよお!」


 上条「おいっ!愛愉っ!止せよっ!お前っ・・・!」


 上条「(何でこいつ、こんなっ・・・!)」


 蜜蟻「全部無駄だったのよおっ!皆、皆死んじゃったのも・・・」


 蜜蟻「私が気づけなかったせいでえ・・・!」ポロポロ


 上条「!・・・愛愉!皆生きてんだよっ!遠峰先生も!施設に居た皆も!」


 蜜蟻「・・・ぇ・・・?」


 上条「>>777
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 21:27:43.80 ID:XFKYIpgcO
知らなかったのか?
てっきり愛愉のことだから知ってると思ったけど…
778 :1 [saga]:2021/06/22(火) 21:45:21.42 ID:YsFpAl7I0
 上条「芹・・・雲川先輩から教えてもらったんだよ!」


 上条「皆が死んじまった過去そのものは全部・・・お前が見間違えた幻想なんだ!」


 蜜蟻「・・・嘘よ。だって・・・だって、私の記憶にちゃんとあるんだもん」


 蜜蟻「そんなの、当麻クンが出鱈目言ってるだけでしょお・・・」ポロポロ


 上条「なら何で俺が遠峰先生や、お前が死んだと思ってる皆の事を知ってるのか」


 上条「検討がつくのかよ」


 蜜蟻「・・・それなら、どうしてえ・・・私は皆が死んだと」


 蜜蟻「ずっと思ってたの・・・?」


 上条「知らなかったのか?てっきり雲川先輩から、聴かされてると思ってたんだけどな」


 上条「とにかく、お前が死ぬ事なんてないんだよ!」


 上条「お前が死ぬなんて、俺は絶対ぇ許さねえからなっ!」


 蜜蟻「上条、クン・・・」ポロポロ


 上条「>>779
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 21:59:14.00 ID:b6fVf69qO
まだ俺は夢を見たいんだ、高く高く翔ける愛愉を!
だからここで旅立つにはまだ早い、早いんだ
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 21:59:28.00 ID:XFKYIpgcO
俺にもっと素直に甘えてくれ
781 :1 [saga]:2021/06/22(火) 22:13:14.50 ID:YsFpAl7I0
 上条「まだ俺はお前と一緒に楽しく生きてたいんだよ!」


 上条「もっと笑顔になってる愛愉だって見たいしな!」

 
 上条「だから!・・・ここで死に別れなんて、まだ早いだろ!早過ぎんだろっ!」

 
 上条「俺をもっと頼ってくれよ・・・甘えてくれよ・・・」


 ―ギュッ

 蜜蟻「・・・上条クン・・・そんなに抱きしめられてたら、そっちに戻れないわあ」


 上条「っ・・・!・・・絶対こっちに戻るか?」


 蜜蟻「・・・ええ。私の負けよお・・・」


 蜜蟻「やっぱり、間に合ってたらあ・・・こうなってたのねえ」クスッ


 上条「・・・戻ってたのか」


 蜜蟻「絶対こっちに戻るか、って聴いた時点でねえ」


 上条「・・・お前・・・こんな事するために来たかったのか?」


 蜜蟻「>>782
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 22:19:18.73 ID:ZTs+aW9so
…ううん、最初はすこし悪戯しようって思ってただけよ
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 22:20:06.16 ID:b6fVf69qO
過去と訣別出来るか、賭けてみたかったのぉ
吹っ切れたわねえこれで
784 :1 [saga]:2021/06/22(火) 22:22:19.35 ID:YsFpAl7I0
今日はここまで
おやすみなさいませー

32の◎だったら変身してました。その後永久に使えなくなるかのルートは安価次第でした

コツコツ貯めてハロウィンオルソラさんキターーーーーー!!
http://i.imgur.com/XyFnqxX.png

ナイスバディもさることながら真っ白い御御足が眩しいぜ・・・!
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 22:23:57.50 ID:b6fVf69qO
おつおつー
結構大人っぽい服似合うよねオルソラさん
786 :1 [saga]:2021/06/23(水) 19:17:45.78 ID:bYbZzxj60
 蜜蟻「・・・ううん、最初こそは本当にただ来てみたかっただけなのよお」

 
 蜜蟻「あの時、どうして自殺しようと思ってたのか理由を話したくてえ・・・」


 上条「・・・じゃあ、何でこんな事しようとしてたんだよ」


 蜜蟻「・・・当麻クンが階段を登ってる最中に、私は先に着いてたでしょお?」


 蜜蟻「久しぶりにここの景色を見てたらあ、何だかモヤモヤし始めたのお」


 蜜蟻「ここに来たのはあくまでも、理由を話すためだったのに・・・」


 蜜蟻「モヤモヤがどんどん、どんどん胸の内側で膨らんでってえ・・・」


 蜜蟻「それでえ、少し悪戯してみようって思ったのよお・・・」


 蜜蟻「・・・過去と訣別出来るか、賭けてみたかったからあ・・・」


 上条「・・・で、どうなんだ?今は」


 蜜蟻「・・・ええ。とっても吹っ切れたわねえ。これで・・・」


 蜜蟻「>>787




 再度の確認でせうが、画像見れますでしょうか?
 >>1のPCだとページに到達出来ないんでせう
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 19:57:04.88 ID:r9ovpZ4zO
画像見れてるよー
スマホの2chmateは問題ない

やっとわだかまりとかモヤモヤが全部吹っ切れたわぁ、もう今と未来しか見ないって気持ちねぇ
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