このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください

【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「私はこの絆を諦めません」【安価進行】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 21:30:36.39 ID:0Kj8PHS30
めぐるのしいん
562 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:32:38.71 ID:bCNSqp6T0

【めぐるの死因】

灯織「そうか、わかりましたよ!」

【解!】

灯織「めぐるの生死を議論の中核に据えてここまでやってきたばかりに蔑ろにしていた点がありました……」

摩美々「推理の欠落点ってことだよねー?」

灯織「はい、それは当たり前すぎて……他の部分が印象的過ぎたがゆえに盲点になってしまっていた要素……」

灯織「めぐるの死因、だったんですよ……!」

愛依「めぐるちゃんの、死因……?」

智代子「あれ?でもめぐるちゃんに刺さってたナイフが死因なんじゃなかったっけ?」

雛菜「ううん〜?モノクマファイルを見ても、死体発見時にナイフが刺さっていたとしか書いてないよ〜?」

愛依「確かにそれしか書いてないけど……でも、それ以外に死因とか無くない?」

愛依「だってうちらが見付けた時にはもう死んでたんだしさ?死体発見アナウンスも、覆面をしていてニンソーが分からんかったら死体を発見していないって判定だっただけだし……」
563 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:33:43.75 ID:bCNSqp6T0

灯織「……そもそもあれってナイフは本当に刺さっていたんでしょうか」

雛菜「え〜?」

智代子「で、でもわたしたちが死体を発見した時には実際にナイフが刺さってたよね?!」

灯織「確かにナイフは刺さっているように見えましたが……死体は爆発の影響で損傷が激しく、傷跡はわかりませんでしたし……」

摩美々「……死体に刺してるように見せかけてただけって言いたいのー?」

灯織「……その可能性はあるかと」

智代子「そ、そんなのどうやって?」

(死体にナイフを刺したように見せかける……)

(他の何かに刺していたとしたらどうだろう……)

-------------------------------------------------

【正しいコトダマを選べ!】

>>377>>379

↓1
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 21:35:02.63 ID:0Kj8PHS30
【植物庭園のニワトリ】
565 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:41:41.13 ID:bCNSqp6T0

灯織「植物庭園のニワトリに刺していたのではないでしょうか?」

智代子「うーん、ニワトリの数は減ってたけど……ナイフをニワトリに刺してたんだとしたら、爆発した時にニワトリの死骸も散らばらないかな……?」

灯織「それもそうだね……」

(うーん、違ったか……)

(ニワトリの頭数が減ってはいたけどあれは血液を誤魔化すため……めぐるの死体に工作するより先に前もって仕込んでたのかもね……)

(死体にナイフを刺したように見せかける……)

(他の何かに刺していたとしたらどうだろう……)

-------------------------------------------------

【正しいコトダマを選べ!】

>>377>>379

↓1
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 21:42:35.31 ID:6SC5lnKwO
タオル
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 21:43:04.38 ID:fR/Zq7sF0
【タオル】
568 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:44:14.39 ID:bCNSqp6T0

灯織「これです!」

【解!】

灯織「愛依さん、死体発見直後……現場で変なものを拾いましたよね?」

愛依「え?あー……もしかして、タオルのこと?」

灯織「はい、死体に刺す代わりに、白衣の下に仕込んでいたタオルに刺していたとしたらどうでしょう」

愛依「いやいや!タオルなんて薄すぎるし誤魔化せないっしょ!?」

雛菜「折れば解決だよ〜!」

雛菜「それに一枚に限らなくても、何枚か重ねるように折っちゃえばナイフを刺してもある程度安定すると思うんだよね〜」

愛依「た、たしかに……?」

摩美々「それに、あの死体がめぐるだって結論に至った今……にわとりの血の偽装工作が完全に浮いちゃってるんだよねー」

摩美々「あれって死体が霧子の可能性があった、冷凍された直後の死体では出血するはずないからこその偽装工作のはずなのに体温の変わってないめぐるの死体でやるのはおかしいでしょー」

灯織「そうか、それも狙いだったのかもしれない……!あれをみれば誰もが刺殺体だと思い込むから……!」
569 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:45:36.03 ID:bCNSqp6T0

智代子「ま、待って、二人とも!!そうなると、めぐるちゃんってどうやって死んじゃったことになるの?!」

摩美々「……正直なところ、死体は爆破で損壊が激しいからめぐるが円香に何をされたのかはわからない」

智代子「そんな……!!」

摩美々「……」






摩美々「一つ、考えられうる限り最悪のシナリオがある……ケド……」






570 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:47:00.96 ID:bCNSqp6T0

(……摩美々さん)

(……やっぱり、そういうことなんですね)

(正直なところ、ずっとその可能性はあるんじゃないかと思っていました)

雛菜「いや、でもやっぱりめぐるちゃんは刺殺されたんじゃないの〜?だって、他に凶器は現場に……」

愛依「タオルが本当に白衣の下にあったのかどうかなんてわかんないしさ?!可能性はもっとシンチョーに検討した方が良くない?!」

(おそらく、この場にいる全員がうっすらと勘づいている)

(でもそれを口にしないのは……みなさんの優しさであり、弱さだ)

(……私が言うしかない)

(摩美々さんの言う最悪のシナリオは、きっとそういうことだから)

灯織「……みなさん、一つ聞いてもらえますか」

摩美々「……っ!」

灯織「私、わかってしまったんです。この事件の犯人が」
571 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:47:51.89 ID:bCNSqp6T0

智代子「は、犯人……?」

雛菜「そ、そんなの円香先輩って結論だったよね〜?」

愛依「そ、そーだよ!この裁判に結論はもう出てるじゃん!」

灯織「この事件でめぐるの命を奪った犯人は……」

摩美々「灯織……っ!」

灯織「摩美々さん……」

摩美々「……っ!」

灯織「お願いします、この事件の幕を私に引かせてもらえませんか」

摩美々「……」

灯織「それがめぐると樋口さんに対する、これまでに犠牲になったみなさんに対する私なりの誠意なんです」

摩美々「灯織……本当に強くなったよねー。ホント、この学園に来たときは大違いー」

摩美々「……なんで、強くなっちゃったの」

灯織「……すみません、摩美々さん」

灯織「でも、アイドルは日々成長……ですから」

摩美々「……ホント、最悪―」

(……さあ、覚悟を決めよう)

(この事件の犯人を、私の手で指摘するんだ……!)

灯織「この事件の犯人は……!」


-------------------------------------------------

【クロを指摘しろ!】

↓1
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 21:48:24.47 ID:0Kj8PHS30
雛菜
573 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:51:19.06 ID:bCNSqp6T0

(……ううん、雛菜は犯人じゃない)

(あの樋口さんなんだもん、幼馴染の手を汚させるような真似はしないよ)

(彼女なら、手を汚させるなら……憎しみを向け続けた相手を選ぶはず……)

(そして、その憎しみをぶつけた相手は……)

(……さあ、今度こそ覚悟を決めよう)

(この事件の犯人を、私の手で指摘するんだ……!)

灯織「この事件の犯人は……!」


-------------------------------------------------

【クロを指摘しろ!】

↓1
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 21:51:52.96 ID:fR/Zq7sF0
灯織
575 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:54:11.18 ID:bCNSqp6T0

灯織「これが私の覚悟……!」

【解!】

『5日目 透が殺された。このコロシアイはただ殺せばいいってものじゃないらしい、学級裁判とやらで犯人当てをして、犯人との間で命を懸けた推理ゲームに挑まないといけない。灯織の活躍もあって犯人の真乃を特定することはできた。でも、私は透の仇を取ることはできなかった。私の目の前で真乃は処刑されて、私の行動は小糸に諫められてしまった。私は、間違ってはいない。人を恨むこと、憎しむことは人間として当然の心情。そこから逃避することは果たして正しいの?』

『それに、灯織は必死に取り繕っていたけど……真乃の犯行を見てよくあんなことが言える。真乃は自分自身が生き残るために、他の誰かを罠にはめようとした。その事実は覆るものじゃない。私は灯織の言う絆に、仲間の想いというものに、疑問を感じざるを得ない』





『もし灯織は……自分自身が同じ目に遭っても、同じことが言えるの?』





576 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:55:41.78 ID:bCNSqp6T0

灯織「私たちが植物庭園で見つけた時……めぐるは、死んでなんかいなかった。まだ生きていたんです」

灯織「でも、私は一人で焦ってしまって覆面の下がめぐるでないことを確かめたくなってしまった」

灯織「だから、みなさんの制止を聞く間もなく、覆面を取ってしまったんです」

灯織「あの覆面の下には、爆弾が仕掛けられていたにもかかわらず」

愛依「もうやめて!!」

灯織「……愛依さん」

智代子「灯織ちゃん、ちがう、ちがうよ……!灯織ちゃんの推理は全部全部……的外れだよ!」

灯織「チョコ……」

雛菜「円香先輩がめぐるちゃんを殺したに決まってるじゃん!灯織ちゃんは、なにもしてない、何も悪くないよ〜〜〜!!」

灯織「雛菜……」

摩美々「灯織、それ以上見当違いな推理を続けるようなら摩美々も許さないから」

灯織「摩美々さん……」
577 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 21:57:41.22 ID:bCNSqp6T0

灯織「皆さんの気持ちはありがたいです、ありがたいですが……それを受け取るわけにはいきません。受け取ってしまえば、それこそ皆さんに対する裏切りですから」

摩美々「生意気だね、灯織―」

灯織「やっぱり、摩美々さんはそう簡単に引いてはくれませんよね」

摩美々「当たり前じゃん、灯織が言ったんじゃーん。学級裁判はチームプレイだって」

摩美々「そんなくだらない作り話で裁判を操作しようとするなんて、灯織はめちゃくちゃ悪い子じゃーん」

灯織「……悪い子、そうかもしれませんね」

摩美々「はぁ?」

灯織「なら、摩美々さんの胸を借りてもいいですか」

灯織「どっちが本当に悪い子なのか、今ここで決めませんか?」

摩美々「……っ!ホントに、生意気―……!!」

摩美々「認めない、絶対に認めない……灯織のそんな論外な推理、認めるわけない……!」

灯織「私と勝負してくれますよね、摩美々さん」

摩美々「……いいよ、それなら摩美々も全力出しちゃいますからぁ」

摩美々「灯織を正面から捻りつぶしちゃいますねー」

-------------------------------------------------
【パニックトークアクション開始!】


摩美々「私悪い子ですからー」【防御力50】
摩美々「そんなの生意気だよねー」【防御力55】
摩美々「認めない、認めない、認めないからぁ」【防御力60】
摩美々「いい加減怒りますよー?」【防御力65】
摩美々「灯織も悪い子だよねー」【防御力70】
摩美々「推理の撤回を要求しますー」【防御力75】


【盾の防御力をコンマで削り取れ!】

【スキル:意地っ張りサンセットと摩的・アンチテーゼの効果が発動します】

【コンマの数値が+25されます】

↓直下より六回連続判定
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 21:58:10.58 ID:6SC5lnKwO
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 21:58:22.91 ID:0Kj8PHS30
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 21:58:29.54 ID:6SC5lnKwO
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 21:58:39.93 ID:fR/Zq7sF0
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 21:58:46.91 ID:6SC5lnKwO
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 21:59:03.15 ID:0Kj8PHS30
584 :今更ながらコンマ判定は連取可です ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:02:30.73 ID:bCNSqp6T0
【コンマ判定 58 91 54 93 91 15】

【スキル効果を合算します】

【最終判定 83 116 79 118 116 40】

-------------------------------------------------
【パニックトークアクション開始!】


摩美々「私悪い子ですからー」【BREAK!】
摩美々「そんなの生意気だよねー」【BREAK!】
摩美々「認めない、認めない、認めないからぁ」【BREAK!】
摩美々「いい加減怒りますよー?」【BREAK!】
摩美々「灯織も悪い子だよねー」【BREAK!】
摩美々「推理の撤回を要求しますー」【防御力35】

(あと少し……)

(ここで引くわけにはいかない、これが皆さんを守ることにもなるんだから……!!)

【盾の防御力をコンマで削り取れ!】

【スキル:意地っ張りサンセットと摩的・アンチテーゼの効果が発動します】

【コンマの数値が+25されます】

↓直下
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:03:04.81 ID:6SC5lnKwO
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:03:07.75 ID:0Kj8PHS30
587 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:05:30.54 ID:bCNSqp6T0
【コンマ判定 81】

【スキル効果を合算します】

【最終判定 106】

-------------------------------------------------

【ALL BREAK!】

灯織「正々堂々、勝負してもらいますよ!」


【摩美々「死体発見当時既にめぐるは死んでいた、そうじゃないと覆面を取るときに反応がないとおかしいでしょー」】


や/ん/A/ひ/く


【正しい順番に並び替えて、コンマ値80以上でとどめをさせ!】

【スキル:意地っ張りサンセットと摩的・アンチテーゼの効果が発動します】

【コンマの数値が+25されます】

↓1
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:06:18.15 ID:0Kj8PHS30
Aやくひん
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:07:48.43 ID:6SC5lnKwO
やくひんA
590 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:08:36.96 ID:bCNSqp6T0

(いや、正しい並びはそうじゃない……)

(ラベリングは前回の咲耶さんの事件の時に確認した通り……意味としては同じだけど)

(それに、摩美々さんを打ち破るには力が足りない……)

(もっともっと……相手の論理を打ち破る、その力を……!!)



【摩美々「死体発見当時既にめぐるは死んでいた、そうじゃないと覆面を取るときに反応がないとおかしいでしょー」】


や/ん/A/ひ/く


【正しい順番に並び替えて、コンマ値80以上でとどめをさせ!】

【スキル:意地っ張りサンセットと摩的・アンチテーゼの効果が発動します】

【コンマの数値が+25されます】

↓1
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:09:24.84 ID:0Kj8PHS30
やくひんA
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:10:29.81 ID:v4DRdTi6O
やくひんA
593 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:10:55.46 ID:bCNSqp6T0

灯織「真実から目を背けないでください!」

【BREAK!】

灯織「たとえ生きていたとしても行動を封じる方法なら摩美々さんもご存じなはず」

摩美々「……っ!」

灯織「化学室には山ほど薬品があります。前回の事件でも薬品Aを用いて気絶させるトリックは使われましたよね?」

摩美々「ち、ちがう……」

灯織「薬品Aは空気よりも重たい気体、それを吸引すれば意識を失ってしまう。覆面を私が剥がそうとしたところで反応はできないですよ」

摩美々「ちがうちがう……!!」

灯織「そしてそれは、植物庭園のニワトリたちも意識不明になってたところからも明らかです」

摩美々「ちがうってばぁ……!!」

灯織「断言します、めぐるを殺した犯人は、覆面の下の爆弾を起動した……」




雛菜「わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」




594 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:12:19.25 ID:bCNSqp6T0

灯織「ひ、雛菜?!」

雛菜「ちがう!ちがう!絶対に円香先輩が殺したんだもん!」

雛菜「ぜ〜〜〜〜〜〜〜〜ったいに灯織ちゃんなんかじゃない!」

愛依「うちも絶対に認めない」

愛依「灯織ちゃんが犯人なわけない……めぐるちゃんを殺しちゃったなんて……あるわけないんだかんね!」

智代子「それ以上は灯織ちゃんでも許さないよ!」

智代子「こんな推理……これ以上聞きたくない!」

(…………)

(……みなさん、本当に優しいなぁ。私にはもったいないくらい)

(でも)

(優しい皆さんだからこそ、今はここで戦わないといけない、打ち負かさないといけない)

(正しい方向に導けるのは__________今は私だけなんだ)

灯織「……モノクマ!」


【モノクマ「今こそ雌雄を決するとき!」】意見対立!


-------------------------------------------------

モノクマ「あいよ、お待ちしておりましたぁ!」

モノクマ「風野さん、思う存分論破しちゃってちょーだいな!」

モノクマ「命を懸けた究極の全論破、見せてちょーだいな!」

モノクマ「最期の大花火、打ち上げてちょーだいな!」

(わざわざモノクマに言われなくても、だ)

灯織「……行きます!」
595 :これが本裁判最後の安価ですね ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:14:00.46 ID:bCNSqp6T0
-------------------------------------------------
【意見対立】

【議論スクラム開始!】

「風野灯織は無実だ!」vs【風野灯織は犯人だ!】


雛菜「そもそもあの死体がめぐるちゃんだって証拠はないよね〜〜〜?他のところにめぐるちゃんはいるはずだよ〜!」

愛依「めぐるちゃんは発見した時にはもう死んでたんじゃん?!だから覆面を取るときにも抵抗しなかったし……」

智代子「めぐるちゃんの死因は刺殺だよ!あの爆発は証拠隠滅のためだけ!」

摩美々「犯人は円香だって結論は出てたじゃーん」

雛菜「灯織ちゃんがいたから、雛菜は変われたんだよ……?雛菜を一人にしないでよ〜!」

摩美々「灯織はこれまで私たちを引っ張ってきたのに……こんなところで終わらせる気なのー……?」

-------------------------------------------------
【意見スロット】

【薬品A】
【犯人】
【絆】
【ナイフ】
【仲間】
【隠れ場所】

【意見スロットを正しい順番に並び替え、敵スクラムを向かい討て!】

↓1
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:16:03.70 ID:0Kj8PHS30
【薬品A】





【犯人】
【絆】
【ナイフ】
【仲間】
【隠れ場所】
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:18:10.81 ID:0Kj8PHS30
【隠れ場所】
【薬品A】
【ナイフ】
【犯人】
【仲間】
【絆】

598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:18:46.71 ID:0Kj8PHS30
すいません、最初の間違えて書き込みを押してしまいました
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:20:14.00 ID:v4DRdTi6O
薬品A
ナイフ

隠れ場所
仲間
犯人
600 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:22:45.08 ID:bCNSqp6T0
>>597
-------------------------------------------------
【隠れ場所】
【薬品A】
【ナイフ】
【犯人】
【仲間】
【絆】
-------------------------------------------------
【灯織「私の手で……導いてみせる!」】


雛菜「そもそもあの死体がめぐるちゃんだって証拠はないよね〜〜〜?他のところにめぐるちゃんはいるはずだよ〜!」

【灯織「他の隠れ場所はすべて検討した……めぐるに隠れる場所はもう残ってないんだよ」】


愛依「めぐるちゃんは発見した時にはもう死んでたんじゃん?!だから覆面を取るときにも抵抗しなかったし……」

【灯織「薬品A、あれを使えば意識を奪うことは容易なはずです!気体は空気より重たいので、寝転がっためぐるはずっと吸い続けていたはずですよ!」】


智代子「めぐるちゃんの死因は刺殺だよ!あの爆発は証拠隠滅のためだけ!」

【灯織「あのナイフは死体には本当は刺さっていなかった……タオルを挟み込んでいたんです!」】


摩美々「犯人は円香だって結論は出てたじゃーん」

【灯織「樋口さんが行ったのは偽装工作まで、本当の犯人はあの罠にかかった私なんです!」】


雛菜「灯織ちゃんがいたから、雛菜は変われたんだよ……?雛菜を一人にしないでよ〜!」

【灯織「一人になんかしない……雛菜には、仲間がいる。そのことに雛菜も気づいてくれたよね?」】


摩美々「灯織はこれまで私たちを引っ張ってきたのに……こんなところで終わらせる気なのー……?」

【灯織「終わりになんかしません。私の想いを、絆を……みなさんに引き継いでもらいますから!」】


-------------------------------------------------
【CROUCH BIND】

【SET!】

【コンマの合計値300以上で相手のスクラムを打ち破れ!】

【スキル:意地っ張りサンセットと摩的・アンチテーゼの効果によりコンマ値が+25されます】

↓直下より六回連続でコンマ判定
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:23:23.70 ID:CP+3e6yT0
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:24:15.53 ID:0Kj8PHS30
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:24:40.62 ID:HP0eRMWs0
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:24:58.76 ID:0Kj8PHS30
ひぃん
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:25:22.29 ID:v4DRdTi6O
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/08/10(火) 22:26:13.76 ID:0Kj8PHS30
ひおひお……
607 :お疲れ様でした。 ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:29:55.16 ID:bCNSqp6T0

【コンマ判定 70+53+62+76+29+76】

【スキル効果でさらに+25されます】

【コンマ合計値 315】

【全論破】

灯織「真実から目を背けないで!」

【BREAK!】

灯織「……もう、結論は出てるんです」

灯織「めぐるの居場所も、死因も、樋口さんの策略も……これが議論の行き着く先、たった一つの真実なんです。だからこそ、その真実から目を背けないでほしいんです」

灯織「たとえ辛い、残酷な真実であっても……それが真実である限りは、私たちにはそれを選ぶほかないはずです」

灯織「……そして、みなさんならそれができるって私は知ってますから」
608 :お疲れ様でした。 ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:31:04.01 ID:bCNSqp6T0

摩美々「そんなのって反則だよ、灯織―……」

雛菜「灯織ちゃんにそんな風に言われたら……」

愛依「うぅ……なんで、なんで灯織ちゃんが……」

智代子「……やだ、いやだよ、やっぱり」

灯織「……最後までご一緒できず、すみません」

灯織「みなさんなら、きっと生きて還れると信じてますから。めぐると、真乃と、みなさんと一緒に見守ってます」

灯織「モノクマ、始めてくれますか」

モノクマ「ラジャ―!それでは議論の結果も出た様子なので、投票タイムと参りましょう!」

摩美々「……」

モノクマ「オマエラはお手元のスイッチで犯人と思う生徒に投票してください!」

灯織「みなさん、投票をお願いします。もちろん、投票先は私で」

愛依「……押せないよ、うちには」

智代子「わたしも、押したくないよ……」

雛菜「雛菜も、こんなのやだ……」




摩美々「………………」
609 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:32:33.11 ID:bCNSqp6T0



摩美々「灯織、化けて出ないでよー?」



灯織「……!!摩美々さん……!!」

摩美々「灯織ってば寂しがりだから、死んじゃっても枕元に出てきそうで心配って言うかぁ……幽霊になってもねちっこいかもしれないですよねー」

灯織「わ、私ってそんなに粘着質ですか?!」

摩美々「ふふー、冗談ですよー」

灯織「もぅ……摩美々さんったら……」

摩美々「灯織はホント、からかいがいがありますねー」

愛依「摩美々ちゃん……?これって……」

摩美々「そんなんだから円香にもいいように騙されちゃうんだよー?」

灯織「うっ……それは言わないお約束でしょう……」

智代子「いつもの二人の、からかい合い……」

摩美々「それに灯織ってば鈍感だからぁ、現場にあったダイイングメッセージにも気づいて無かったよねー?」

灯織「そ、そんなのあったんですか?!それなら早く言ってくださいよ!」

雛菜「雛菜たちの、日常……」

摩美々「ほら、すぐ騙される―」

灯織「なっ……!!また嵌めましたね、摩美々さん……!?」


それは、摩美々さんの決意の表れ。
私に別れを告げるために、私に私の意志を継いだことを伝えるために、
絆がそこにあることを証明するために、別れを決してつらいものにしようとする摩美々さんの気位だった。

これまで積み重ねて来たいつも通りの日常をこの場所に持ってくることで、その場に居合わせた全員に伝播させたメッセージ。
610 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:33:48.64 ID:bCNSqp6T0

雛菜「……」

雛菜「あは〜♡灯織ちゃんってば、いっつも面白いよね〜!」

灯織「ひ、雛菜まで……!?」

愛依「……」

愛依「アハハ、ちょいちょい!灯織ちゃんも困ってるって!」

灯織「め、愛依さんの言う通りですよ!少しは控えてください!」

智代子「……」

智代子「まあまあ、議論のし過ぎで疲れちゃったよね!お菓子持ってきてるんだけど、ちょっとここで休憩にしない?」

摩美々「お、気が利くじゃーん」

愛依「うちももらっていい?」

雛菜「も〜らい!」

灯織「あ、それ私の分だよ雛菜!」

智代子「あはは、しっかり灯織ちゃんの分もあるから大丈夫だよ!」


そして私たちは同時に口の中に一口大のチョコを放り込んだ。
クラスの中の良い同級生と昼休みを過ごすときのように顔を見合わせ、笑みを浮かべてちょっとばかしの涙も滲ませて。

頬からはじんわりとほぐれていく。
別れの味がほろ苦いなんて、そんなの嘘っぱちだ。
私にとってお別れは、こんなにも優しく、温かい……





______甘い味だ。
611 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:34:46.85 ID:bCNSqp6T0

摩美々「それじゃあ、そろそろ観念しますー?」

雛菜「だね〜、名残惜しいけど、それが灯織ちゃんの望んだことだもんね〜」

愛依「ごめんね、灯織ちゃん……何度も逃げちゃって。でも、うちももう逃げないよ!」

智代子「うん!わたしも覚悟を決めたよ!灯織ちゃんのために……わたし自身のために!」

灯織「……ありがとうございます、それが一番うれしい言葉です」

モノクマ「……えーっと、もう流石にいいんだよね?いいよね?」

モノクマ「投票の間近になってこんな遅延行為をされると思わなくて正直びっくり仰天だったんだけど……ボクは空気が読めるクマなので!」

モノクマ「それでは気を取り直して、改めてお手元のスイッチで投票しちゃってくださーい!」

モノクマ「裁判の結果導き出したクロは正解なのか、不正解なのかー!さあ、どっちなんでしょうかね?」

612 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:35:35.07 ID:bCNSqp6T0
-------------------------------------------------


    【VOTE】
〔灯織〕〔灯織〕〔灯織〕

 CONGRATULATIONS!!!!

   パッパラー!!!


-------------------------------------------------
613 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:36:08.35 ID:bCNSqp6T0






【学級裁判 閉廷!】





614 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/10(火) 22:39:51.42 ID:bCNSqp6T0

というわけで本日の更新はここまで。
5章の学級裁判は灯織がクロで幕を下ろします。
事件発生時からなんとなく分かっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このまま一気に5章を明日で終わらせてしまうつもりです。
灯織のおしおき〜5章完結まで、明日8/11(水) 21:00〜で予定しています。

それではお疲れ様でした。
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:45:46.32 ID:fR/Zq7sF0
お疲れ様でした
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:47:25.35 ID:v4DRdTi6O
お疲れさまでした!
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/10(火) 22:52:48.05 ID:CP+3e6yT0
お疲れ様でした
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/11(水) 01:16:03.22 ID:5Cdotqta0
乙でした!
死体発見アナウンスから薄々感じてはいましたがやはり……
619 :それでは5章ラストまで参ります ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:05:32.47 ID:H8GPE6RA0

……もし、透と小糸が今でも生きていたなら。

私がこれからすることをどう評しただろう。
自分の命を懸けてまで、怨恨と憎悪の計画を実行する私を馬鹿にするだろうか。叱りつけるだろうか。

小糸はきっと必死に止めようとする。
私の袖を引いて、必死の表情で額に汗を滲ませながら説得を試みるはず。

透は多分何も言わない。
切なそうな表情で、手を伸ばすこともせず。名前を呼ぶくらいはするかもしれないけど、きっと踏み込んではこない。


……わかってる。
私のこの感情はいつしか二人の想いからも逸れかけていたことは重々承知。
灯織に同調するわけじゃないけど、二人が心から復讐を望むことは考え難い。でも、それは私が辞める理由にはならない。

私はただ仇討ちのために動いているんじゃない、大義名分なんか関係ない。
幼馴染を奪った甘言を許せないから、幼馴染を守ることのできなかった自分を許せないから、このくだらないゲームを許せないから……

全部全部、エゴイズムだ。
人間なんて行き着く先はそんなもの。
思いやりや滅私奉公なんて言ったところでそこにはエゴイズムが透けている。
聖人君主なんか存在しないし、存在するべきじゃない。

もしそんな人間が存在するなら、私のように復讐の獣のその身を堕とした人間はどこまでも惨めで軽蔑されるべき存在になってしまう。

だから私は、もう戻れない。

_____戻ることなんて、許されないから。





「……私は」


620 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:07:33.94 ID:H8GPE6RA0
-------------------------------------------------

モノクマ「ひゅー!今回の見事に大正解だぜブラザー!」

モノクマ「樋口さんの計画に嵌って犯人に仕立て上げられちまった哀れな英雄、風野灯織さんに餞の拍手をお送りください!いよーっ!」


投票を涙ながらの笑顔で終えた私たちだったけど、流石に拍手は誰も行わなかった。
何も黒幕の非道な考え方に染まったわけじゃない、皆さんは私に純粋な優しさを向けてくれただけだったから。

私のクロが確定した今も、必死に涙を見せまいとしてくれている皆さんの顔を見ると、自然と言葉が口を継いで出た。


灯織「投票してくれて、ありがとうございました」

摩美々「ホント、結構覚悟要ったんだからぁ」

愛依「灯織ちゃんを信じてたからだかんね!」

智代子「うん!最後に迷いはなかったよ!」

雛菜「いつかスイーツでも食べに行こ〜!灯織ちゃんの奢りね〜!」

灯織「雛菜……うん、それぐらいなら」


いつもと変わらない日常をずっと演じ続けてくれる皆さん。

621 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:09:20.31 ID:H8GPE6RA0

灯織「皆さん、本当にありがとうございました。…………でも、そろそろ本当の別れに向けて、私からの言葉を素の、この学園で生きていく皆さんで聞いてもらえませんか」

摩美々「……はぁ、灯織はやっぱ真面目だよねー」

灯織「すみません、がこれは通しておきたい義理ですので」


でも、いつまでも今のままというわけにはいかない。
別れを辛いものにしないための演技で、最後の想いまで覆いつくしてしまうのはそれまた辛いものになる。

……最期くらいは、本音で語り合いたい。


智代子「……」

愛依「……」

雛菜「……」

摩美々「……」


_____皆さんに、自分自身の言葉で伝えるんだ……!

622 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:10:06.34 ID:H8GPE6RA0

灯織「チョコ、樹里と凛世……二人とおしおきという形で別れることになったチョコにこれを言うのは心苦しい部分もあるんだけど、できれば私のおしおきからも目を背けないでほしいかな」

智代子「そんなの、無理だよ……!灯織ちゃんが死ぬ瞬間を見ちゃったら……それを認めないといけなくなっちゃうよ……!」

灯織「樹里も凛世も、チョコに辛い現実でも向き合ってもらうことを望んでいた。どんな苦境でもへこたれず前を向ける、私なんかよりよっぽど強くてエネルギッシュな……唯一無二のアイドルが園田智代子だよ」

智代子「……わたしは灯織ちゃんが言うほどすごいアイドルじゃ、ないよ」

智代子「でも……それを目指すことは、わたしにも出来ることだもんね……!」

灯織「うん、期待してる」

智代子「任せて!頑張る、頑張るよ……!」

623 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:10:51.03 ID:H8GPE6RA0

灯織「愛依さん……いつも私が挫けかけた時でも明るく励ましてくれてありがとうございました。愛依さんがいなければ、私は凛世の裁判と樋口さんの計画で完全に折れていたかもしれません」

愛依「うちは何もしてない、灯織ちゃんについていこうと必死なだけだったし……」

灯織「自分がどう思っていても、他人からの評価では全く違う側面が見つかることがある。私も人のことは言えないんですが、愛依さんももっと自分自身を評価すべきだと思います。愛依さんも他の誰にも負けず劣らず魅力的で……私にとってあこがれのお姉さんですから」

愛依「アハハ、お姉さんってば照れんね……うち、そんなにホスピタリティ?があるのかはわからないけど……灯織ちゃんがいなくても、みんなが折れないように、がんばって励まし続ける……!それが灯織ちゃんの願いなんじゃん?!」

灯織「はい、身勝手なお願いだとは思いますが……お願いできますか?」

愛依「もちろん!うち、頑張るから!」
624 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:11:39.05 ID:H8GPE6RA0

灯織「雛菜、この合宿生活で大きく変わった雛菜ならもう心配はないと思ってるよ。心の中に無意識に作っていた線引きを踏み越える勇気を手にして、私たちも本当の意味で仲間になれた」

雛菜「でも、その仲間から灯織ちゃんがいなくなるなんて……雛菜は嫌だよ〜〜〜〜!」

灯織「最後まで一緒にいられなくて、ごめんね。雛菜を無理やり引っ張り出したのは私なのに、無責任だよね……でも、私たちはずっと一緒、でしょ?」

雛菜「その言葉、ずるいよ〜……雛菜、諦めるしかなくなっちゃうじゃん」

雛菜「も〜〜〜〜!灯織ちゃんのバカ〜〜〜〜〜!……そういうところが雛菜は嫌いで、大好きだったよ」

灯織「私も、雛菜のことが好きだったよ」

雛菜「雛菜の方が灯織ちゃんのこと、好きだもん〜〜〜!灯織ちゃんが死んじゃっても、これは譲らないから〜〜〜!」
625 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:13:02.44 ID:H8GPE6RA0

灯織「……摩美々さん」

摩美々「……」

灯織「私がここまで皆さんと来れたのは、生き延びてこれたのは間違いなく摩美々さんのおかげです。裁判で行き詰ったときに動かしてくれたのはいつも摩美々さんですし、摩美々さんがいらっしゃらなければたどり着けなかった真相ばかりです」

摩美々「……」

灯織「不穏な流れになったときでも、私と一緒に対策を考えてくれた。聡明で、機転が利いて、そして誰よりも仲間想い。そんなあなただからこそ、私も安心して背中を任せられた……摩美々さん、私亡き後も皆さんを引っ張って行ってくれますか?」

摩美々「……はぁ」

摩美々「咲耶と同じで自分勝手。自分は先に死ぬからって後に色々託し過ぎじゃないー?摩美々の体は一つなんですケド」

摩美々「……ま、やるだけやってはみるよー」

灯織「ふふ、そう言ってくれると信じていました」
626 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:14:58.78 ID:H8GPE6RA0

……言えた。死の間際になって、やっと思いが伝えられるなんて、我ながら情けない。
でも、悔いはない。皆さんに私のすべてを託す準備は、委ねる覚悟ができた。


摩美々「……」


摩美々さんと自然と目が合い、お互い示し合わせたわけでもなく頷きあった。
私はいつの間にか図々しくも皆さんを率いるような立場に就かせていただいていた。
私なんて推理も一人じゃできないし、誰かを鼓舞するにも仲間の力を借りてようやくといった頼りないリーダーだったはず。
だから、そんなリーダーがいなくてもきっとやっていける、私なんかよりも立派なリーダーが、私の意志を受け継いでくれるだろうから。

真乃、めぐる……私、やりきったよね?


モノクマ「ま、今回はうっかりクロになっちゃったってだけだしそう長話することもないでしょ?もうおしおきしちゃっていいっすか?」

灯織「……モノクマ、その前に一つ聞いてもいいですか?」

モノクマ「ん?どうしたよ、風野さん。なぜなに期?」

灯織「めぐるが最期に、樋口さんとどんな会話を交わしていたのか教えてもらってもいいですか?めぐるのことです、きっと最期まで樋口さんの説得を試みたんじゃないかと思って」

モノクマ「あー、まあそれくらいならいっか。ちょっと待っててね、すぐに監視カメラの映像を映してあげるから!」


私の申請を存外すんなりと受け入れたモノクマはすぐにコードを繋ぎ、モニターに映像を映し出す。
映像は植物庭園の倉庫の中だろうか、ぼんやりとした暗い空間に見なれた金髪の少女が両手足を拘束された状態で言葉を投げかけている。

627 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:16:54.64 ID:H8GPE6RA0

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
めぐる『円香……本当に、やるの……?わたしを殺して、灯織たちに絶望させるつもりなの……?』

円香『……そうだけど』

めぐる『これ以外の方法はなかったの?……どうしても、みんなはわかり合えなかったの?』

円香『……しつこい、言ったでしょ。分かり合うとか分かり合えないとかの次元じゃない。国籍が変われば言葉は通じないのと同じ、そもそも別の種類の人間だったってだけ』

めぐる『ちがうよ』

円香『……は?』

めぐる『言葉が通じなくても、気持ちは通じ合える……円香が別の種類の人間だって思っても、心を通わせることはできるはず……!灯織たちは、円香が思うような悪い子たちなんかじゃ……!』

円香『やっぱりわかってない。灯織たちの掲げる絆とやらの崇高さ、美徳は十分に理解してる。……そのうえで、それを掴む権利が私には無いってだけ』

めぐる『そんなことないよ!』

円香『……もういい?めぐると雑談している間に邪魔が入っても困るから』

めぐる『……わかった、でも最後に一つだけ円香に聞いてもらってもいいかな』

円香『……何?』

めぐる『わたしも、灯織も、摩美々も愛依もチョコも雛菜も……これまでに犠牲になったみんなも……全員が、円香のことを大好きだから!』

円香『……今からその相手に仲間を殺す道具として使われても?』

めぐる『円香のすることは許せないよ。確証のない計画で仲間の命を巻き込んで……でもね、円香という一人の女の子が元々すごく優しい子だってことは知ってるから』

円香『……罪を憎んで人を憎まずってわけ?お涙頂戴でも狙ってるの?』

めぐる『円香、助けてあげられなくてごめんね』

円香『……うるさい』


ブツンッ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
628 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:18:24.03 ID:H8GPE6RA0

モノクマ「うぅ……泣けますね、涙の説得に全く耳を貸そうともしない樋口さん。いったいいつから道をたがえてしまったのか……」


……やっぱり、めぐるはめぐるのままに死んでいったんだな。
私だってめぐると気持ちは同じだ。あれほど敵意を向けられようとも、樋口さんのことを憎んだり恨んだりはできなかった。
他の誰とも変わらない仲間の一人、事務所で一緒に過ごしただけの時間があったから。

私もやっぱり、樋口さんのことが好きだったから。


灯織「ありがとうモノクマ、最後にめぐるの気持ちに触れることができてよかったです」

モノクマ「……やめてよ感謝の言葉なんか!耳が腐っちゃうじゃないか!ボクはそういう感動ポルノが世界で1番嫌いなんだよ!」

摩美々「そうですかぁ?摩美々は結構好きだったりしますケド」

愛依「……うん、うちも刺さった。めぐるちゃんの気持ち、絶対大事にする!」

モノクマ「はぁ〜、流すんじゃなかったよこんな映像。後でさっさとこんなの消しとこ、ハードディスクの容量の無駄。深夜帯のエッチな番組が撮れなくなっちゃう」


……さて、そろそろ潮時かな。
もうこれ以上は死から逃れる猶予もない。

私は改めて皆さんの方へ向き直る。これで見納めとなると、流石に寂しさは感じるけど贅沢も言ってられない。
629 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:19:27.04 ID:H8GPE6RA0

モノクマ「ま、これで用件も済んだでしょ!今度こそお待ちかねの時間と行きましょうかね!」

智代子「……そん、な」

雛菜「……おしおきタイム、なんだよね」

灯織「大丈夫、私は覚悟はもうできています」

摩美々「……はぁ、見送る側もしんどいんだよー?」

愛依「……泣かない、泣かないから、うち……!」

モノクマ「うぷぷぷ……これまでみんなを引っ張ってきた風野さんのおしおき、思わず興奮してきちゃいますね!」


……残り最期のわずかな時間。
その終わりのコンマ一秒まで、私は命を賭して言葉を紡ぐ。

630 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:20:58.99 ID:H8GPE6RA0

灯織「……樋口さんの仕掛けた計略、それに私はかかってしまいました」

灯織「樋口さんはきっとあの状況ならば私が真っ先に覆面を外しに行くことも見越していたんでしょうね。めぐるが目の前からいなくなって、実際冷静を欠いていましたし」

灯織「そこで覆面の下に爆弾を仕掛けておけば、起爆するのは十中八九私。犯行にはもともと無関係だった人間が、罠に引っかかって最終的なトリガーを引いてしまう」

灯織「その結果、犯人になってしまうのは……私」


モノクマ「惨たらしく、みじめな死にざまを風野さんにお届けできると思うとオラワクワクしてくっぞ!」


灯織「でも、これってもともとは真乃が浅倉さんの事件で、最初の事件で愛依さんに仕掛けた罠と同じなんです」

灯織「絆を、仲間を、想いを……訴え続けて来た私にそれと同じことをすることで、仲間自身が足を引っ張り死へと引きずり込むことで、意趣返しの目的があったのでしょうね」

灯織「きっとそうして、絆というものの脆弱性を示そうとしたんだと思います。幼馴染という繋がりを失ってしまった樋口さんだからこそ、その繋がりの希薄さを証明することで……自分自身を宥めようとしていたのかも」

灯織「樋口さんの目論見は、その意味では途中まで成功していましたね」

灯織「事実罠にかかったのは私、めぐるを手にかけることになったのは私。見事狙い通りに私にクロを押し付けることに成功したんです」


モノクマ「じゃあそろそろ始めちゃいましょうか!」


631 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:23:21.71 ID:H8GPE6RA0

灯織「……でも、樋口さんにとってきっと今の私たちは完全に目論見通りではないはず」

灯織「だって私は、折れてなんかいませんから」

灯織「自分自身がクロとなって、死を目前に控えた今、私はかえって皆さんとのつながりを、絆を強く実感しているんです」


モノクマ「今回も、超高校級の占い師である風野灯織さんのためにスペシャルなおしおきを用意させていただきましたぞ〜〜〜〜!!」


灯織「私のことを思って涙を流してくださる……私との間の絆を、大切に思ってくださっている」

灯織「それはある意味では悲嘆、絶望になるのかもしれません。永遠の別れを前にその感情を抱かない人間はいませんから」

灯織「でも、その絶望は希望を奪い去る深い闇のような絶望なんかではなく……むしろ前に進むための力になる、バネにすることのできる前向きな絶望なんです」

灯織「ふふっ、樋口さんもまさか『絶望計画』で与えた絶望の先に希望があるとは思っていなかったでしょうね」

灯織「だから……みなさん、諦めないでください。負けないでください」


モノクマ「それでは張り切っていきましょう!おしおきタイム〜〜〜!」


632 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:25:09.70 ID:H8GPE6RA0

灯織「挫けそうになったら、辛くなったら……よろしければ私のことを思い出してください」

灯織「絆を掲げて、絶望に抗おうとした直情的なアイドルのことを、忘れないでいてくれると幸いです」

灯織「さようなら……!」





________私が最期に見た景色は、みなさんの涙交じりの笑顔だった。





633 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:26:52.02 ID:H8GPE6RA0
-------------------------------------------------



GAMEOVER

カザノさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。



-------------------------------------------------
634 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:29:03.93 ID:H8GPE6RA0

風野さんが教室でポツンと独りぼっち。
黒板に向き合うように教室の椅子にお行儀よく座っています。
でも、体が強張ってしまっているのか机椅子から離れようにも離れられません。
え?どうして体が強張るのかって?無粋だねぇ、彼女は今から『卒業』を迎えるんですよ?

卒業、それは誰しもに訪れる別れと成長の時。
教育者としては、教え子が一つの区切りを迎えることほど感慨深いこともありませんね。
卒業生はほんの少し寂しさと希望と夢を胸に、新天地へと旅立つのです。

ま、風野さんが胸に抱いているのは絶望ですけどね!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  卒業
〜graduate〜

超高校級の占い師 風野灯織 処刑執行

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さあ、この学園を旅立つ風野さんのために私たちもできることをしてあげましょう。
この学園で過ごしたという、楽しい楽しい思い出、忘れたくとも忘れられない思い出を、
その体に刻み付けちゃいましょう!
635 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:30:03.21 ID:H8GPE6RA0

思い出強制マシンが作動!
教室の中央の床が一気に抜けたかと思うと、大きなカメラが姿を現します。
カメラは旧式のシャッターカメラ。眩いばかりのフラッシュと共にシャッターが下りて、思い出の一瞬を写真に焼き付けます。

床の中央が抜けたことで、教室の床全体があり地獄のように傾く形に。風野さんの座っていなかった机椅子は次々に落下。
落ちてきたのと同時にシャッターが下りる!

バキッバキバキッ

カメラのシャッターが無慈悲に机をかみ砕きます。
うんうん、これもまた思い出だね。

教室のみんなで書いた書初めも。

バキッバキバキッ

ロッカーに押し込められた学生カバンの数々も。

バキッバキバキッ

全部全部思い出として刻み込みましょう!

636 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:30:56.97 ID:H8GPE6RA0

教室の傾斜はどんどん増していくばかり。
風野さんも座ったままではいられなくなり、
立つことも危うくなり、
柱にしがみつかないといけなくなり、
その柱も折れてしまうので窓枠にしがみつき、
最終的には、そのフレームまで剥がれてしまい、

シャッターチャーンス!

おおなんということでしょう、卒業生の風野さんが素敵な素敵な卒業写真になってしま……あれ?



ガシュゥゥゥゥッゥ プスプス

巨大カメラが謎の緊急停止。シャッターは降りることなく、風野さんはそのまま窓枠と一緒にカメラを通過。
カメラは地下のゴミ捨て場と直通になっています。そりゃそうでしょ、思い出なんかくっだらない写真も所詮はただの紙だしゴミと変わらないもの。

そ、そんなことより風野さんは……思い出を刻み付けられることもなく……



___おしおき、失敗?

637 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:33:46.92 ID:H8GPE6RA0
-------------------------------------------------

モノクマ「……は?」

智代子「ひ、灯織ちゃん……!?」

愛依「おしおきが、失敗した……?」

モノクマ「……いやいやいやいや!何が起きてるのさ、な、なんで……!?」

摩美々「……な、なにが起きてるんですかぁ?」

モノクマ「こっちが聞きたいよ!なんでこんな大事な局面でおしおき装置が停止するの!?オマエラが何かした……わけはないし、まさか……!!」

雛菜「心当たりでもあるの〜?」

モノクマ「……畜生、あいつらめ……とうとう邪魔してきやがったか……!もう怒ったぞ、もう怒ったからなァーーーーーッ!!!」

摩美々「や、怒ってるのは分かったケド、これって扱いとしてはどうなるわけー?摩美々たちはこれからどうすればいいの?」

モノクマ「風野さんのおしおきは不完全燃焼だけど、しょうがない。それは諦めることにするよ。あのままゴミ捨て場に真っ逆さま、出てくることなんかできるわけないしどうせそのまま死んじゃうからほっとけばいいや」

モノクマ「だから学級裁判はここでお開き!閉廷だよ閉廷!」

雛菜「あは〜、滅茶苦茶ですね〜」

モノクマ「滅茶苦茶だよ!滅茶苦茶を超えてドチャクチャだよ!あ〜、もう!ボクは今からやることができたから、オマエラはさっさと自分の部屋に戻ってくださーい!」
638 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:35:08.77 ID:H8GPE6RA0

愛依「……行っちゃった」

智代子「ど、どうしよう……灯織ちゃん、どうなっちゃったのかな」

雛菜「モノクマが言ってたことを信じるとゴミ捨て場に行っちゃったみたいだよね〜?ゴミ捨て場ってことはトラッシュルームの地下かな〜?」

摩美々「……もしかして、灯織はまだ生きてるかもしれない」

愛依「えっ……!?」

摩美々「ゴミ捨て場にあるごみの種類によってはクッションみたいになってる可能性もあるから……無事を信じて助けに行くことができる、かも……?」

愛依「ま、マジ……!?」

雛菜「モノクマも今回のことは想定外だったみたいだし、助けに行くなら今の内かもしれないよね〜」

智代子「そ、それなら早く行こうよ!灯織ちゃんを助けてあげないと!」

摩美々「ちょっと落ち着いて―……可能性があるってだけだし、準備をしてから助けに行かないと困るのはこっち……共倒れになってもダメでしょー」

愛依「そ、そっか……」

摩美々「ひとまず学校に戻って対策会議と行こっかぁ」

智代子「うん!絶対灯織ちゃんを助け出そうね!」

摩美々(……灯織、少しの辛抱だから待ってて……!絶対、助けるから……!)






摩美々(この希望を、摩美々も絶対に絶やさないから……!)

639 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:37:16.79 ID:H8GPE6RA0
-------------------------------------------------
【???】

モノクマ「あ〜もうクソ!ここまで邪魔してきやがって!いい加減にしろ!がっつきすぎる男子は嫌われるんだぞ!」

モノクマ「……これか、学園内の施設設備を管理するシステムにハッキングを受けた後がある。これでボクのおしおきを邪魔したんだなぁ〜!?」

モノクマ「……そうか、そう来るんだな。だとしたらボクが僕自身の手で見せてやるよ!ボクは間違ってない、ボクが何よりも正しい!」

モノクマ「ボクの生み出す絶望、そして希望がこれまでのどれよりも正しく、深く、輝いている、真理だって証明してやる!」

モノクマ「見てろよ……ボクをコケにしたことは、絶対に許さないからな!」

▶activating the file 【希望ヶ峰歌姫計画】
▶now loading…

モノクマ「クックックッ……これで全部整うんだ」

モノクマ「ボクの追い続けた理想が叶い、ボクの夢が成就して、ボクの復讐がやり遂げられて、ボクの計画が完遂されて……」
モノクマ「全部全部きっちりがっちりしっかりねっとり……整うんだ」

モノクマ「そして新しい時代がやってくる……すべてのアイドルが過去になる、エンタメとしても、人類としても新しい時代」





モノクマ「人類としての次のステージがね!」




-------------------------------------------------
640 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:38:37.77 ID:H8GPE6RA0


……ザザ………ザ……

ザザ……ザザザ………



「……絶対に、止めてみせる」




641 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:39:21.85 ID:H8GPE6RA0
【???】


「……絶対に、止めてみせる」

「こんなの、間違ってる……これが正しい筈がないだろ……!」

「もう、遅いのかもしれない。それでも、だからといって逃げる理由にはならない」

「守らないと……絶対に……救わないといけないんだ」

「彼女たちを誰よりも近くで見て来た、誰よりも彼女たちのことをよく知る俺だからこそ」






「このイかれたコロシアイを、俺が止めなくちゃいけないんだ……!」






642 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:40:06.42 ID:H8GPE6RA0
-------------------------------------------------


【CHAPTER 05 Die the sky】

    END

残り生存者数 4人…?

To be continued...


-------------------------------------------------
643 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:41:30.41 ID:H8GPE6RA0
-------------------------------------------------


【CHAPTER05をクリアしました!】

【学級裁判クリア報酬としてモノクマメダル41枚を入手しました!】

【CHAPTER05クリア報酬としてアイテム『星のヘアゴム』を手に入れました!】
〔CHAPTER05を生き抜いた証。めぐるが生前着用していたヘアゴム。かつて夜空に輝いた星は墜ち、やがて燃え尽きる〕

【CHAPTER05クリア報酬としてスキル『アップ・トゥ・ユー』を習得しました!】
〔学級裁判中任意のタイミングで発動可能。モノクマメダルを消費することで回答を導く。要求枚数は回数ごとに増加〕


-------------------------------------------------
644 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/08/11(水) 21:49:02.66 ID:H8GPE6RA0

というわけで5章もこれにて終了です。
事件自体はそう難しくはないものでしたが、物語のキーとなる灯織めぐる円香を絡めた事件の構図を考えるのに結構時間がかかりました……

さて、物語は佳境も佳境、次の章が文字通りの最終章となります。
第六章では前にもお伝えした通り自由行動も発生せず、最初っから非日常編の捜査パートになりますね。
灯織たちがどんな謎と向き合うことになるのか、楽しみにしていただければ幸いです。
ここまでお付き合いいただいてる方の中には流石にいないとは思いますが、
最終章はこれまで以上にダンガンロンパシリーズ原作のネタバレが含まれて参りますので、未プレイな方は先にプレイすることを強く推奨いたします。


また暫くは書き溜めのためにお時間をいただきます。
流石に最終章ともなると規模感が違うので5章の時と同じかそれ以上にお待たせする可能性もあると思います。
物語の終結まではやり遂げるつもりですので、どうか温かい目で見守っていただければと思います。

更新が再開した際には、どうか最後まで見届けてやってください。

それでは5章もお疲れ様でした!
またよろしくお願いします!
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/11(水) 21:50:18.34 ID:vWG9lT9Q0
お疲れ様でした!更新楽しみにしてます!
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/11(水) 21:52:44.73 ID:NGmJFNPl0
お疲れ様でした
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/11(水) 22:04:39.39 ID:NFzaJV3c0
お疲れ様でした
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/11(水) 22:08:15.71 ID:kEqt6DbPO
お疲れさまでした!
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/09/05(日) 12:29:22.47 ID:SAijimp1O
お疲れ様でした!めっちゃ面白いです!!
650 : ◆zbOQ645F4s :2021/09/29(水) 20:11:04.91 ID:w1WP8DMN0
-------------------------------------------------



GAMEOVER

ハチミヤさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。



-------------------------------------------------
651 : ◆zbOQ645F4s :2021/09/29(水) 20:11:47.97 ID:w1WP8DMN0

運動神経抜群の八宮さん、本当に人気者ですね!
彼女はスタイルも抜群、愛嬌も満点、嫌いになる人なんかいるはずもありませんとも!
今日もあっちこっちで運動部の助っ人。
お友達のためならなんのその!

か〜っ!スポーツで描く汗は一際爽やかですよね!
さあ、今日も青春に汗を流しましょう!

-------------------------------------------------



HANAREBANARE‼️

超高校級の助っ人 八宮めぐる処刑執行



-------------------------------------------------
652 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/09/29(水) 20:12:53.94 ID:w1WP8DMN0

次から次へと運動部連中が押し寄せて参ります。
バスケ部、バレー部、サッカー部、野球部、水泳部……さらにはカバディ部なんてマイナー部活まで。
八宮さんはその全てに嫌な顔一つせず力を貸していきます。


流れるようなレイアップシュートを決めたかと思うと、
冴えわたるようなマイナステンポスパイクで一撃。
かと思うと今度は華麗なエラシコでごぼう抜き!
快音響かせホームランを打った後には、バタフライで新記録を塗り替える!
最後のおまけにドゥッキで相手の死角を突く!


いやはや……八宮さんの卓越したスポーツセンスには舌を巻くばかりです。
そんな八宮さんの活躍を見ていた観客たちもどんどんヒートアップ!
「もっと彼女の活躍を見たい!」「別のスポーツではどうなんだ?!」
そんな声が聞こえてくるようです。

そして八宮さんはそんな声にもどんどん答えていきます。
卓球部、テニス部、バトミントン部、柔道部、レスリング部……さらには相撲部にも力を貸してくれるそうじゃないですか!
ああ、なんと心優しき八宮さん!


チキータで高速の返球を行い、
スライスでたたきつけるように得点を奪うと、
ヘアピンでテクニカルなポイントもゲット。
大外刈りも堂に入ってますね!
アンクルホールドで自分の体も顧みない激しい戦いっぷりを見せた後は、
威風堂々の一本背負い。


すごい!すごすぎるぞ!八宮めぐるーーーーーッッッッッ!
お前にできないスポーツはないのかーーーッッッ?!
653 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/09/29(水) 20:13:51.25 ID:w1WP8DMN0

そんな彼女の素晴らしいパフォーマンスに次々とスポーツのオファーが舞い込みます。
八宮さんの力を借りるために水球部にセパタクロー部、アルティメット部にペサパッロ部。ヤールギュレシ部もやってきました。
文字通りの引く手数多、引っ張りだこ!
彼女の運動センスを前に黙っていられる部活などあるはずもありません!


八宮、お前の力を貸してくれ!
めぐるちゃん、私たちの部活を手伝ってよ!


___あっ、ちょっとちょっと! 八宮さんってば体は一つしかないんですよ!?
___そんなに一気にお願いされても無理なものは無理でしょう?!


めぐる、お前ならうちでもやっていけるぞ!
ミス・ハチミヤ、ともに世界を目指しましょう!


___引っ張らないで! 引っ張らないで!
___順番に、順番に、ね?!


でもでも、運動部の底なしの体力とちっぽけな脳みそは暴走を止めません。
人気者の八宮さんはその手足をそこら中の運動部全員から四方八方に引っ張られ、引っ張られ……


____ブチィッ!!


運動部といえばしゃらくさいミサンガをつけて、
千切れたら願いが叶うだなんてほざいていやがりますけど体そのものが千切れた場合はどうなんですかね。

ま、願いどころじゃないか! ガハハ!
654 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/09/29(水) 20:14:38.26 ID:w1WP8DMN0
-------------------------------------------------



GAMEOVER

ヒグチさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。



-------------------------------------------------
655 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/09/29(水) 20:15:07.22 ID:w1WP8DMN0

本当に樋口さんは軽やかにステップを刻みますね。
複雑なステップだって目立って手こずる様子はありません。
指先まで伸びやかで、一挙手一投足のそのすべてが洗練されています。
見ているこちらが思わず目を奪われてしまう、
彼女のパフォーマンスは天性のアイドルの才能というやつでしょう。


きっと彼女は今日、ここに至るまで____


大した苦労もしてこなかったんでしょうね。


-------------------------------------------------



心臓を握る

超高校級のディベート部 樋口円香処刑執行



-------------------------------------------------
656 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/09/29(水) 20:16:50.66 ID:w1WP8DMN0

薄明りのステージの中央で、彼女は歌い、踊り続けます。
それはもう軽やかに、音もたてることなく、悠然と。


ただ、その自分自身の軽やかさが樋口さんにとっては痛みであり憎しみでもありました。
樋口さんが見てきたアイドルたちはみんなその足取りが鈍重で、
彼女たち自身の存在を、努力、その歩みをステップの音に響かせていたのです。
その音を聞くうちに、樋口さんは自分自身の靴が奏でる音の空虚さに胸を押さえて悶えるようになりました。


ステージの音で響き渡る、ほかのアイドルたちの……靴の音。
ステップが刻まれるたびに、その何もかもが自分とは違っていて。


___私たちはこんなにも苦労してきた

聞こえない幻聴がうるさい。


___私たちはすべてを詰め込んでパフォーマンスをしている

靴の音は木槌の音。私の心臓に杭を打ち付ける、拷問の音。


___それなのに、私たちはあなたのようにはなれない

それは深く深く突き刺さって、私の心臓を蝕んでいく。


___あなたは恵まれている

私という人間を、蝕んでいく。




___あなたは私たちのことを憐れんでいるの?



657 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/09/29(水) 20:17:31.83 ID:w1WP8DMN0

樋口さんはその場に倒れこんでしまいました。
動悸が収まらず、呼吸も浅くなるばかり。
苦しみ悶える中でその視点も定まらなくなっていき、ほかのアイドルたちの姿が蜃気楼のように歪んでいき、そして消えていきます。

ステージに残されたのは、吹けば飛ぶような空虚なアイドルただ一人。
彼女には何もありません。
はじめからほかの人よりも多くのものが揃っていた彼女には、後から詰め込むようなものなど、何も。
彼女の軽やかさはその身軽さからくるものだったのです。


……でも、彼女にもかつて“重みのあるもの”がありました。
それは遠い昔、いつからかクローゼットの隅に押し込んで、忘れてしまっていたもの。
彼女自身の心をえぐるもの。
丁寧に宝石箱の中に押し込んで、鍵をかけてしまいこんでいたもの。


……いや、そうじゃない。

658 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/09/29(水) 20:18:15.23 ID:w1WP8DMN0

ステージの向こうに、きれいな宝石箱が見えます。
それに向かって手を伸ばす。
かつて自分からかなぐり捨てたそれを取り戻すために、元あるべき場所に戻すために。

その、【オルゴール】に手を伸ばす。



___ズシーン! グチャ…グチャ…



でも、遅かった。
オルゴールに指先が届くこともなく、もっと大きくて、重たいものに彼女の体は押しつぶされてしまいました。
ステージを揺るがすほどの大きな衝撃と音を伴って落下したそのプレス機。


樋口さんは死の間際にゾウの足みたいだと感じたんですって。
うーん、ポエミーな感性でございますわね!
659 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/09/29(水) 20:25:30.99 ID:w1WP8DMN0

というわけでお久しぶりです。
なんとか九月中に帰ってまいりました。
最終章である6章更新の準備が整いましたことのご報告になります。

完成間際にPCが水没してデータが一部吹き飛ぶアクシデントに見舞われ、
一時心が折れかけましたがなんとか意地で最後まで書き溜めを作って参りました。

はっきり言ってボリュームは過去最大になります、おそらくこのスレだけでは完結できず次スレに少しだけかかってしまうと思います。
色々書いてたら収まらなくなってしまいましたが、それだけ読み応えのあるものに仕上がったと思いますのでどうかご容赦を!

どうか完結までお付き合いいただけたらなと思います。
更新はすぐにでも、今週来週で一気に駆け抜けるつもりでいます。
直近は明日9/30の21:00〜より、非日常編から更新予定です。
捜査パートが長く続きますので安価のご参加お待ちしております。

それではまた暫くの間よろしくお願いします!
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/09/29(水) 20:56:05.48 ID:9ysVGaNi0
"待"ってたぜェ??
この"瞬間"をよォ??
749.86 KB Speed:0.8   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)