ゲンドウ「冬月、レイを起こしてくれ」

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17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 15:06:17.84 ID:s6N2Mg+60
シンジ「あの、アムロさん...さっき言ってた歓迎会なんですけど...」
シンジ「僕、何か作りましょうか?」

アムロ「シンジ君、君料理ができるのか....しかしいいのかい?」

シンジ「はい、何か恩返ししたいですし...」

アムロ(せっかくの申し出だ、断りたくないし...)
アムロ「だったら幾つか頼もうかな、俺も手伝っていいかい?」

シンジ「はい、ありがとうございます!!」




アムロ「....すまない」上手く作れない男の図

シンジ「あ、あはははは....でも全然できてないわけじゃないですから、大丈夫ですよ!」

アムロ「そう言ってくれると俺も立つ瀬がある...まさかスープ類

ですらここまで難しいとは思わなかったな」

シンジ「そこはもう、慣れですよ」

アムロ「ははは、ここまで料理がうまいと女の子も放っておかないんじゃないか?」

シンジ「うぇっ!?そ、そんなことないですよ!僕、こんな風に頼りないですし...」

アムロ「使徒との戦いでは誰に言われるでもなく敵に飛び込んだ

じゃないか、君は土壇場では頼りになる男だよ」

シンジ「...えへへへ」

アムロ(褒められるのに耐性がないんだな...だが中々打ち解けてきたじゃないか)フッ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 15:07:03.60 ID:s6N2Mg+60
ピンポーン

アムロ「呼んでた奴らが来たようだな...俺が出て来るよ、シンジ君は今のうちにシャワーでも浴びてくるといい」

シンジ「はい!」


スタスタ

シンジ(やっぱりちょっと広いな....少し迷っちゃう....ここかな)ガチャ

シャア「」タイイクスワリ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 15:09:13.19 ID:s6N2Mg+60
シンジ「うわぁあああーっ!!!!あああああアムロさん!」ダダダダダッ

アムロ「どうしたんだシンジくん!?」

カミーユ「なんで全裸なんだ!!?」ガタッ

ジュドー「カミーユさん!!すぐに殴りかかろうとしない!!」ガシッ

カミーユ「離せよこの人殺しドモン!!」ギャーッ

シンジ「おっ、お風呂場に....!」

シャア「...」スタスタ

アムロ「あぁ、それは新種のロリコンだ、名前はシャア・アズナブル」

カミーユ「お風呂場で一体何やってたんです!!」バシィッ

シャア「これが若さか...」ズシャア

アムロ「家に入れた記憶はないんだがな....シャア!!貴様シンジ君までびびらせるんじゃない!!」ガシィッ!

シャア「えぇい!貴様がいつまでたっても歓迎会に私を呼ばぬから!!」ゴロゴロ

アムロ「エゴだよそれは!!」トモエナゲー

シンジ(ゆ、愉快な人なんだな...シャアさんって...)

ジュドー「俺、ジュドー・アーシタってんだ、よろしくな!」

シンジ「あ、はい!」

ジュドー「とりあえず待ってるからさ、とっとと用事済ませてきなよ、そのままじゃ風邪ひいちゃうって」

シンジ「――――あっ!あわわわわっ///」

ジュドー「ははは!ごゆっくりー!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 15:09:46.18 ID:s6N2Mg+60
カコーン

シンジ(アムロ・レイさん....か.....)

シンジ(悪い人じゃない...落ち着いてるけど、かっこいい大人の人...)

シンジ(....お風呂って嫌な事思い出すのが多いよな....)

シンジ(....父さんと...)

シンジ「綾波レイ....か....」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 15:13:03.64 ID:s6N2Mg+60
ゲンドウ「....」

リツコ「レイの様子は如何でしたか?」

ゲンドウ「....」

リツコ「午後、行かれたのでしょう?」

ゲンドウ「....すんごい怒られた....」

リツコ「え?」

ゲンドウ「病室行く途中に鉢合わせたしスゴイ剣幕で怒られた...」

アムロ『あんないい子の父親の癖になんでそうやって突き放すんだ!!あれだぞ!!
俺のニュータイプ能力全てフル活用して初号機の中のユイさんに報告するzカミーユ殴るんじゃない!!
本気ではないは言い訳にはならないぞカミーユ!というかなんかひしひしと初号機の中から貴様に対する怒りが感じ取れているんだよ!!
このままだと初号機に鉄骨とか投げつけられかねないぞ貴様カミーユ!!殴るんじゃない!!鉄骨よりはいいってお前のこぶしは重たいんだから自重するんだ!
いいのか!?貴様とユイさんの最後の愛の証をあんなふうにないがしろにして!!嫌われるぞ!!
貴様の事愛してくれたユイさんにすら嫌われるzカミーユ!!殴るんじゃない!
手か足かの問題じゃない!!足はもっといけない!!
父親がみっともない!!こんのバkカミーユ!!殴るんじゃない!!ホントに殴るんじゃない!!あの年のおじさんをそれ以上殴ると立てなくなる!!』

ゲンドウ「なんならカミーユの攻撃のダメージの方が強い、私が入院したい」ボロッ

リツコ「....」

ゲンドウ「...あ、レイもあと8日もすれば動ける、とにかくこれからシンジと仲良くなる方法を考えなければ...」

リツコ「えっ?」

ゲンドウ「ユイに嫌われたくない」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 15:19:23.39 ID:RzHQ4HzR0
とりあえずシンジ君とグエン卿を会わせてはいけない
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 15:24:27.54 ID:s6N2Mg+60
ガヤガヤ

シンジ(こんなにたくさん人が来てる...)

アムロ「皆にシンジ君の話をしたらこぞってあってみたい、見て

みたい、と言っててな」

シンジ「...そう、なんですか...」

アムロ「あぁ、皆君のために集まったってところだ」

シンジ「それにしては多い気がするんですけど...」

カミーユ「俺も友人に君の話をしたんだ、そしたらこうなったよ」

シンジ「えっと...カミーユ、さん?」

カミーユ「カミーユ・ビダン、ネルフのメンタルケアと医療を務めてるんだ、辛いことがあったら言いに来るといい」
カミーユ「君の愚痴くらいならいくらでも聞くさ」

シンジ「えっと、はい...ありがとうございます」
シンジ(さっきみたいな凶暴さが嘘のようだ...理知的で近づきづらい感じだけど...怖くはない、かも)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 15:25:21.77 ID:s6N2Mg+60
ジュドー「あ、カミーユさんそこにいたんだ?シンジもいるじゃんか!」

シンジ「あ、ジュドーさん!」

ジュドー「ちなみに、俺は整備とか担当してるから!初号機の頭

にバルカン詰んだのも俺なんだよね」ニヒヒ

シンジ「そ、そうなんですね...バルカンのおかげで助かりました」

ジュドー「そう言ってくれると装備のし甲斐があるなぁ!シンジ、他にもいろんな人が君と話したがってたから回ってみるといいぜ!」

シンジ「...はい!」

カミーユ(本当にいい子だな、彼は...良くも悪くも良識の有る一般人だ...しっかりと支えてあげなければ)

ジュドー(生き生きとした感じがしてないけど、もっとパーッと遊んだほうがいいんじゃないかなシンジも!ちょくちょく連れだそーっと)
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 15:26:47.13 ID:s6N2Mg+60
こっからちょっと安価で会場に来てた人募集
ガンダムパイロットで頼む

一人目>>26

二人目>>28

三人目>>30

もしかしたら追加で安価するかも
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 15:34:12.07 ID:RzHQ4HzR0
ドモン
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 16:01:37.92 ID:Nu5u66Aio
刹那
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 16:03:26.03 ID:z6BmGMOB0
キラ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 16:08:48.53 ID:54pbSVGs0
ガロード
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 16:17:38.74 ID:mvfefzAyO
ロラン
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 16:30:31.72 ID:s6N2Mg+60
一人目:ドモン


ワイワイガヤガヤ

シンジ「....」(皆楽しそうだな...)

???「混ざらないのか?」

シンジ「えっ...?」

???「...」

シンジ「えっと....あなたは...?」

ドモン「ドモン・カッシュだ、碇シンジ...で合ってるな?」

シンジ「はい...」

ドモン「それで...混ざらないのか?今日は君が主役のパーティだろう」

シンジ「なんかこういう人の集まりって...少し気疲れしちゃうことがあって、今休憩中ってところです」

ドモン「そうか」

シンジ「ドモンさんは皆のところに混ざらないんですか?」

ドモン「フッ、こう見えて俺も昔は気弱な少年でな....やはり、何年たっても人だかりというのには慣れん」

シンジ(なんだろう....どこか、安心するような...そんな雰囲気がする...)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 16:40:20.54 ID:s6N2Mg+60
シンジ「ドモンさんも人込みって苦手なんですね...」

ドモン「あぁ、かつて仇を追って修行の旅に出ていた時も人だかりに入ることはあまりなかったからな」

シンジ「仇...ですか?」

ドモン「あぁ、父と母と...兄を奪った仇を探していた」

シンジ「....」

ドモン「そんな顔するな、仇はこの手で取ったさ...その中で多くのモノを得た」

ドモン「仲間や、教え...託された思いや....大事な人を」

シンジ「....スゴイや、僕が同じことやっても、どっかで失敗して、そのままになりそうだ」

ドモン「シンジくん、明鏡止水だ」

シンジ「....え?」

ドモン「焦りや怒り、抗いがたい激情の中にこそ見える一滴....それが君の芯を力に変えてくれる」

シンジ「僕の....芯...」

ドモン「無理に変わったり、変わろうとする必要はない、君は君のままで誰かのために戦えるんだからな」

シンジ「.....(僕は....僕のままでも....いいのか....)」

ドモン「それでも力が必要になったなら俺のところに来るといい、流派東方不敗が力、見せてくれよう」ニッ

シンジ「...!はい、ドモンさん!....いえ、師匠!!!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 16:47:00.69 ID:s6N2Mg+60
二人目:キラ

シンジ「(師匠いい人だったな....ちょっと僕も勇気を出して声をかけてみようかな...)」

シンジ「(....あ、優しそうな人だ、あの人からやってみよう...)あ、あの....こ、こんにちは...?」

キラ「あ....君は碇シンジくん...だよね?」

シンジ「はい、あなたは?」

キラ「キラ・ヤマト、君のことはアムロさんから聞いたよ、乗ったばかりのエヴァで使途を撃退したんだよね」

シンジ「皆さんの....アムロさんの協力もあってこそ、ですけどね...」

キラ「ふふふ、謙遜しなくてもいいよ....誰かのために戦うこと、それってとても勇気のいることだから」

シンジ「キラさん....」

キラ「僕もね、戦いに巻き込まれて、どうしようもなくて戦い続けたことがあったんだ」

シンジ「キラさんも....ですか?」

キラ「うん、だから一歩を踏み出した勇気も、コックピットの中での恐怖もわかるよ」

シンジ(なんだか...とても話しやすい....)

キラ「僕でよければいつでも頼ってほしいな、君の力になりたいんだ」

シンジ「あ、ありがとうございます...キラさん!」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 16:52:01.86 ID:s6N2Mg+60
キラ「やっぱりアムロさんの言ってた通りだ」

シンジ「?」

キラ「君はとても優しい子だって、僕も話しててそう思ったよ」

シンジ「...みんなからそう言われるんですけど...そうなんですか?」

キラ「君の話し方は相手を気遣って距離感を図りながら話してくれる、そんな感じだからね」

シンジ「そ、そんなことないです!ただ...嫌われるのが怖いだけで...」

キラ「だからこそ、さ....君は優しいんだ、他人にも自分にも」
キラ「だからこそ君には怖がらないでほしいんだ、本音で話すことを」

シンジ「本音で...話す...」

キラ「うん、心をさらけ出して誰かに言葉を伝えること、それは例え嫌われたとしても大事なことなんだ」

シンジ「...」

キラ「それで自分も傷ついたなら周りにいる僕たちに話してほしい、寄り添うことならできるから」

シンジ「....ありがとうございます、キラさん」

キラ「....」ニコ

シンジ「また、一緒にお話ししてください」

キラ「僕でよければ、また」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 17:11:07.91 ID:s6N2Mg+60
三人目:ロラン

シンジ「....あ」

ロラン「君は...!碇シンジくん!ですよね?」

シンジ「あなたもアムロさんに呼ばれた人...ですか?」

ロラン「ううん、僕はカミーユに呼ばれたんだ、ロラン・セアック」

シンジ「ロランさん...(うわぁ...ぱっと見女の人みたいだ...)」

ロラン「カミーユも君の事褒めてたから会いたかったよ!(きゃしゃな体だ...顔だちもあって女の子みたいだな...)」

シンジ「カミーユさんが?」

ロラン「"あの土壇場でスゴイ子だ"とか、"とても素直な子だ"とか...彼が素直に褒めるなんて珍しいからね、いつも毒づく」

シンジ「そ、そうなんですね...」

ロラン「突然のことでまだ戸惑ってるかもしれないけど、僕たちは君を全力でサポートするから遠慮せずに頼ってほしいな」

シンジ「はい!その時は頼りにしてます!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 17:17:21.63 ID:s6N2Mg+60
ロラン「あ、そういえば君はあの碇ゲンドウさんのご子息...なんだよね?」

シンジ「えっと、はい....そこまで仲がいい訳でもないですけど...」

ロラン「そっか....じゃあお父さんから何か月に関する話は伺ってない...よね?」

シンジ「はい....月に何かあるんですか?」

ロラン「うん、なんか輪を描くように黒色の棺が置かれていてね...ネルフかゼーレのものらしいからこっちも手出しができないんだ」
ロラン「でもみんなが『気味が悪い』とか『邪魔だ』とか言ってるからどうにかできないかなって思ってね」

シンジ「そうですか....えっと、僕からも父さんに何か言ってみます、どうせ聞かないだろうけど...」

ロラン「うん、そうしてくれると嬉しいな...ごめんね、頼み事なんてしちゃって」

シンジ「じゃ、じゃあ...代わりに僕も頼み事したいな....なんて...」

ロラン「なんだい?僕にできることならなんだってするよ?」

シンジ「じゃあ、今度カミーユさんやアムロさんの話、聞かせてください!」

ロラン「その程度ならよろこんで!」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 17:18:36.54 ID:s6N2Mg+60
あと二人程安価する
ガンダム作品のパイロットだったら誰でもOK

四人目>>38

五人目>>39
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 17:25:45.08 ID:Nu5u66Aio
刹那
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 17:32:27.43 ID:Dd15vRyko
ヒイロ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 17:42:54.40 ID:mAl3e7yvo
三日月・オーガス
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 18:17:32.54 ID:F/jNN5jDO
このカミーユメンタルケア受ける立場だよね…
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 18:29:33.44 ID:s6N2Mg+60
>>41 メンタルケア受けてる奴がメンタルケアできないと裏死海文書に描いてないのでセーフ

四人目:刹那
五人目:ヒイロ

刹那「碇シンジ」
ヒイロ「...」

シンジ「?えっと...」

刹那「お前もガンダムだ」

シンジ「えっ?」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 18:40:47.34 ID:s6N2Mg+60
ヒイロ「...混乱しているぞ」

刹那「...お前が思ったままを口にしろと言ったからだ」

ヒイロ「コミュニケーションに難があると思っていなかったからな」

シンジ「? ? ?(何なの...この人たち)」

ヒイロ「ヒイロ・ユイだ、こっちは刹那・F・セイエイ」

シンジ「あ、はい...どうも...」

ヒイロ「....まさかあんなものに乗っているのが14歳の少年とはな...運命は争えないか」

シンジ「へ?」

ヒイロ「少年兵の話だ、お前の立場もその実少年兵とまったく変わらない」

シンジ「....」

ヒイロ「訴え出れば誰かに保護してくれる、世界はネルフやゼーレだけが世界を支配しているわけではない」
ヒイロ「だというのにエヴァに乗って戦う理由はなんだ?」

刹那「その力は使い方を間違えれば大切なモノすら傷つける、それほどに強力で責任のある力だ」
刹那「その力を振るう理由はなんだ?」

シンジ「.....それは....」

シンジ「......」

シンジ「....まだ、わからないです....でも」

シンジ「間違ったことはしなかった、偶然でも誰かのためにあの時戦うことができた、僕はそれを誇りたいです」

刹那「....やはりお前もガンダムだ」

ヒイロ「そういうことだ」

シンジ「....僕が...ガンダム....」

ヒイロ「心に入ったか?」

シンジ「なんとなく、ですけど」

ヒイロ「ならいい」

ヒイロ「何かあったら頼れ」

シンジ「....はい(なんだろう、綾波に厄介になるジュースを飲ませた人たちと話してるようなキャラの濃さを感じる)」
シンジ(でも....雰囲気が好きかもしれない、なんとなく)
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 18:41:19.50 ID:s6N2Mg+60
他にもなんか出したいキャラ居たらレスくれたら出すかもしれん
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 18:42:04.57 ID:s6N2Mg+60
シンジ「他に誰か...」

綾波「....あ」

シンジ「あっ...え、っと...綾波、さん、だよね?」

綾波「....」コクリ

綾波「....碇司令からは話、聞いてるわ」

シンジ「怪我、大丈夫?」

綾波「平気、8日もあれば動けるようになるわ」

シンジ「....そっか」

綾波「.....えぇ」

キィイイン....

シンジ(なんだろ...頭が、変な感じする....)

綾波(...何かしら、変な感じ....彼から?)

シンジ「......」

綾波(...でも、嫌じゃ...ない...)

シンジ「じゃ、じゃあもう行くから...楽しんで!」

綾波「あなたは」

シンジ「」ビクッ

綾波「....あなたは、なんでエヴァに乗るの?」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 18:44:32.61 ID:I3qqhn7Ro
可哀想に
変な人達と変な話したから頭にダメージを…
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 18:50:50.69 ID:s6N2Mg+60
シンジ「....えっと....」

アムロ『だが君が乗らなければ皆死ぬ...頼む、今だけでもいい、乗ってくれないか?エヴァに』
アムロ『胸を張っていい、それは俺が保証する』

カミーユ『君の愚痴くらいならいくらでも聞くさ』

ドモン『無理に変わったり、変わろうとする必要はない、君は君のままで誰かのために戦えるんだからな』

キラ『心をさらけ出して誰かに言葉を伝えること、それは例え嫌われたとしても大事なことなんだ』

ロラン『僕たちは君を全力でサポートするから遠慮せずに頼ってほしいな』

ヒイロ『エヴァに乗って戦う理由はなんだ?』

刹那『その力を振るう理由はなんだ?』

綾波「....理由がないなら、いいわ」クルッ

シンジ「―――――――....絆だから」

綾波「....絆?」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 18:52:42.37 ID:s6N2Mg+60
シンジ「最初は訳わかんないまま乗れって言われたけど...あの時アムロさんが僕の事褒めてくれて....」
シンジ「僕が、この町の皆を守ったんだって、胸を張っていいって言われて....」
シンジ「大人の人にまっすぐ褒められるのって初めてだった」

綾波「...」

シンジ「だから、僕も皆を守りたい...胸を張っていいって言われたことを、やりとおしたい」
シンジ「始めてそう思えた、それくらい大事な繋がりになったん

だ....だから...」

綾波「....そう」

シンジ「...あ、ごめんね!こんな急に...」

綾波「いいの、私が聞いたことだから」

シンジ「綾波さんは...綾波さんはなんでエヴァにのるの?」

綾波「......あなたと、一緒」

シンジ「えっ?」

綾波「エヴァは絆だから」
綾波「私は...エヴァでしか繋がれないから」

シンジ「...」

綾波「.....それじゃあね、楽しんで」クルッ

シンジ「あ、綾波さん!」

綾波「綾波」

シンジ「へっ?」

綾波「綾波、でいいわ」

シンジ「綾波も.....その、ありがとう、楽しんで」

49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 18:53:54.90 ID:s6N2Mg+60
シンジ(綾波....綾波レイ....か...)

シンジ(綾波....)


綾波(碇司令の息子.....碇シンジ....)

綾波(....碇くん...)


シンジ・綾波((......))
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:02:08.91 ID:s6N2Mg+60
――――――
――
―――
―――――
ゲンドウ「レイ!大丈夫か!?レイ!!」

レイ「...」コクン

ゲンドウ「....そうか....」

――――
―――
――
ゲンドウ(シンジと...仲良くなる、か....)

ゲンドウ(だが今さら何をすれば....)

ゲンドウ(レイに注いだ愛情の一割すら注いだこともないというのに...私は...)

ゲンドウ(レイ....ユイ....私はどうすれば...)

アムロ「....悩んでいるのか、ゲンドウ司令」

ゲンドウ「....ノックしてほしいものだな、アムロ大尉」

ゲンドウ「今日はシンジの歓迎会と祝勝会を兼ねたパーティだったのだろう?出なくていいのか」

アムロ「抜け出してきただけさ、お前もいなきゃあのパーティの意味も薄れる」

ゲンドウ「....どんな面を下げて会いに行けばいい、私はシンジを長い間いない者として扱ってきたんだぞ」

アムロ「だがまだお前もシンジ君も生きてる、まだ遅くはない筈だ」

ゲンドウ「遅すぎる、遅すぎるくらいだ...」

アムロ「そんなこと....」

カミーユ「アムロ大尉」

アムロ「カミーユか、すまない、聞こえてたか」

カミーユ「概ね」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:08:08.96 ID:s6N2Mg+60
ゲンドウ「....情けない私でも殴りに来たのか?修正する気で」

カミーユ「....会うたびにそれやってたら僕の仕事がどんどん増えるでしょう」

ゲンドウ「....そうか」

カミーユ「子供はね、親に無視されちゃ...たまんないんですよ」

ゲンドウ「....」

カミーユ「あの子は待ってる、心の奥底で、あなたを待っています」

ゲンドウ「....ニュータイプというものはこういう時に便利だな」

カミーユ「ニュータイプだからじゃない、親に構われなかった子供だったからわかるんだ」

カミーユ「あの子は運命と立ち向かい始めている、子供が背負うには過酷すぎる運命と」

カミーユ「だったらアンタも向き合うのが親でしょう!!いい加減に暖かい思い出を枕にうたた寝するのをやめなさいよ!!」

ゲンドウ「....私に、できるだろうか」

ゲンドウ「他者と己の隔たりに恐怖した、情けない父親の私に....できるだろうか」

カミーユ「....ユイさんは...あんたにできないことを託す人間でしたか...?」

ゲンドウ「.......」

ゲンドウ「会場はどこだ」

カミーユ「もう解散しました」

アムロ・ゲンドウ「「えっ」」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:09:47.56 ID:s6N2Mg+60
――――――次の日

アムロ「シンジくん、エヴァの訓練だが...マニュアルには目を通

してくれたか?」

シンジ「はい...一応、大丈夫だと思います」

アムロ「エントリープラグのシートにマニュアルなどを入れて置

けるスペースがあるからそこも活用してくれ」

シンジ「はい」

アムロ「それじゃあ一通り武装を試していこう」

シンジ「アムロさん、このシミュレーターって...」

アムロ「あぁ、この前の使徒や既存兵器などを相手にできるシミ

ュレーターだ」
アムロ「武装データが色々あるから君に向いた武器をシミュレー

トできるはずだ」

シンジ「わかりました...とにかく一通り武器を触ってみます」

アムロ「それじゃあ敵を出現させる」

ブゥンッ

シンジ「これって....エヴァに似てる...?」

アムロ「量産を前提に作られたエヴァ弐号機だ、ドイツで組み立てられた」
アムロ「パイロットは何人かのデータが入ってるから、そのスピードに対応できる武器を基準に探していこう」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:11:44.45 ID:s6N2Mg+60
どのパイロットのデータが入ってるか安価
>>54>>55>>56の中で一番数が多かった奴、ばらけた場合は>>57に決めてもらう
それでも決まらなかったらアムロのデータがシンジを襲う
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 19:14:41.85 ID:F/jNN5jDO
シャア
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 19:15:30.21 ID:I3qqhn7Ro
シュバルツ・ブルーダー
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 19:16:09.53 ID:mIlJJOOS0
シュバルツ
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:21:40.99 ID:s6N2Mg+60
弐号機「」ギュルルルルンッ

初号機「」ガガガガガッ

シンジ「う、うわぁああ!?まるで忍者!?」



アムロ「シンジ君!後ろにも目をつけるんだ!!」

シンジ『むっ、無茶言わないでください!!』

ドモン「無茶はやってみてから言うもの!やってみるんだシンジ君!!」

シンジ『はい師匠ぉおおおおっ!!!』ヤケクソ

リツコ「弐号機の動きがもはや合理の外に行ってるわね....」コーヒーズズズ
リツコ「これ、武器のデータ取れるの?」

アムロ「あぁ、シンジ君は着実にシュバルツの動きに対応し始めている」

アムロ「シンジくん、背後にも目をつけろ!」

シンジ「はい!!」ドギュゥーンッ!!

リツコ「....驚異的ね、彼」

アムロ「成長速度か?」

リツコ「それだけじゃないわ、多数の武器に対して適性がある」
リツコ「まるでエヴァを自分の手足...いえ、それ以上のように扱っているわ」

アムロ「確かにそれは凄まじいが...それだけなら才能の一言で片づけられるんじゃないのか?」

リツコ「それだけじゃないから言ってるのよ、見てみなさい、これ」

アムロ「....シンクロ率に変化がない...?」

リツコ「えぇ、またエヴァにジュドー達が細工でもしたのかと思ったのだけれどそれもない、これは異常よ」
リツコ「まるでニュータイプのような、ね」

アムロ「....」

リツコ「....今は彼が使える武装を相性ごとにリストアップしてまとめてるわ、後で意見を頂戴」

アムロ「...あ、あぁ」

アムロ(ニュータイプ、か...)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:22:41.54 ID:s6N2Mg+60
学校にて

女子生徒「...」カタカタカタ

碇くんがあのロボットのパイロットなの?
ホントなんでしょ?
Y/N

シンジ(....エヴァパイロットって機密情報だったっけ....言わない方がいいのかな...)ウーン
シンジ(....特に言われてないし、別にいいか)カタカタ

YES

クラス一同「「「えぇーっ!?」」」

シンジ「うわぁびっくりした!」ビクッ

ヒカリ「ちょっと皆授業中でしょ!?席についてください!!」

女子生徒A「ねぇねぇ!どうやって選ばれたの!?」

女子生徒B「ねぇテストとかあったの!?」

女子生徒C「怖くなかった!?」

女子生徒D「操縦席ってどんなの!?」

シンジ「えーっと...そういうのは機密らしいから...」
シンジ(思いっきりミスっちゃったかも...)アセアセ

ケンスケ「......」カタカタカタ

トウジ「....」ムッスーッ

きーんこーんかーんこーん
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:24:25.44 ID:s6N2Mg+60
バキィッ!!

シンジ「っ....くぅ....」ズシャァァッ

トウジ「すまんな転校生、ワシはお前を殴らなイカン、殴っとかな気がすまへんのや」

シンジ「っ...」グシグシ

ケンスケ「悪いね、この間の騒ぎでアイツの妹さん、怪我しちゃってさ」
ケンスケ「ま、そういうことだから!」

シンジ「......」

シンジ「待ってよ」

トウジ「....あん?」

シンジ「...なんで今...僕はその...殴られなきゃいけなかったの」

トウジ「....なんやと?」

シンジ「...僕はあの時正しいことをしたと思ってる、それでその...君に殴られる謂れは――――」

トウジ「!!」ツカツカツカバキィッ!!

シンジ「あぐっ」ズシャァアッ

トウジ・ケンスケ「....」スタスタスタ

シンジ「....待てって....待てって言ってるだろ...!?」グググッ

トウジ「...なんや、黙って寝とりゃええやろ...!」ビクッ
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:29:14.66 ID:s6N2Mg+60
シンジ「僕がやったことに胸を張れって言ってくれた人がいたんだ...」
シンジ「僕がそれ曲げてハイ僕のせいですって寝てるわけ行かないだろ!?」ギロッ

トウジ「っ」

シンジ「君の妹の怪我を僕のせいにしたいのは勝手だ...だけどね...」
シンジ「僕は謝らない!!絶対に間違ってるとは思わない!!僕のせいだとも思わないね!!」
シンジ「殴りたきゃ何度でも殴ればいいよ!!それでも絶対に君のいいなりになる気はない!!」

トウジ「こんのヤロォ!!」バキッゲシッ

ケンスケ「トウジ!!もうやめろよ!!これ以上やったらやばいって!!」

トウジ「黙って聞いてりゃコイツふざけおってからに...!」
トウジ「お前が腑抜けた操縦したからうちの妹が怪我したんや!!それを言うに事欠いてコイツ...ッ!!」バキッ、メシィッ!

シンジ「それでも間違ってないッ!げふっ僕はやれることをやったんだ!!」ゲホッゲホッ

トウジ「コイツ――――」ピキピキッ

シンジ「僕がガンダムだ!!文句あるか関西弁野郎!!!」

トウジ「誰が関西弁野郎やガンダム野郎!!!」グワッ

綾波「....」ジッ

トウジ「.......ちっ」スタスタ
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:30:26.36 ID:s6N2Mg+60
ケンスケ「あっ.....悪い碇、さすがにここまでとは....」

シンジ「.....げほっげほっ....いいよ.....僕の腕が足りなかったのは...悔しいけど事実だし....」
シンジ「でも僕はあの時間違ったことはしなかった...もしこのことを吹聴するんだったら僕は何度でも反論するから」ギロ

ケンスケ「わ、わかってるよ....トウジにも俺から言っておくから....ホントごめんな碇」タッタッタッタ

シンジ「.....」

綾波「....非常招集」

シンジ「....うん、すぐ行くよ」

綾波「.....」ハンカチでシンジの顔を拭き始める

シンジ「わぷ...あ、綾波...?」

綾波「じっとしてて、鼻血も出てるから」

シンジ「いいよ別にこれくらい....なんでもない」

綾波「皆が心配するわ」

シンジ「.....適当に言い訳でもするよ」

綾波「....私が心配だから...」

シンジ「......」

綾波「......これでいいわ」

シンジ「あ、そのハンカチ...洗って返すよ」

綾波「いい、それより非常招集」

シンジ「あ、うん...いつつ」

綾波「立てる?」

シンジ「立てるよ....大丈夫...」

綾波「....肩貸すわ」

シンジ「いいって....綾波も怪我、してるし....」

綾波「.....」

シンジ「.....お揃いって、ことで」

綾波「.....お揃い....」

シンジ「....行こ、綾波」

綾波「....えぇ」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:34:20.71 ID:s6N2Mg+60
トウジ「俺がガンダムだ...ってなんやガンダムって...どこのダムや...」

ケンスケ「トウジ...流石にやりすぎだよあれ...」

トウジ「何がや!煽ってくるアイツが悪いんやろうが!!」

ケンスケ「でも綾波にもみられてたんだから俺達言い訳できないよ...それに今出てる化け物と戦うのも碇なんだぜ?」
ケンスケ「怪我で万全に戦えませんでしたってなったら...」

トウジ「そ、れは...」

ケンスケ「それにあそこまで怪我を負わせたんだもん、俺達危険分子ってことで何かされるかも...」

トウジ「そっ、そんなことあったらワシが返り討ちに...!」

ケンスケ「俺たちに行くんだったらまだしもトウジは妹さんとか、家族に迷惑がかかるかもしれないぜ?」

トウジ「....」

ケンスケ「今回のはやりすぎだったってことだよ....」

トウジ「........」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:36:38.81 ID:s6N2Mg+60
シンジ「遅れてすいません!」

ジュドー「大丈夫!すぐ登場準備を―――あり?どうしたのよその傷、喧嘩でもしてきたの?」

シンジ「...まぁ、そんなところです...」

綾波「喧嘩じゃないわ、碇くんは殴り返してないもの」

ジュドー「へー...へへ、男を上げたってところじゃないの?シンジ」

シンジ「か、からかわないでくださいよジュドーさん!」

ジュドー「へいへい、あ。今回は初号機の右腕に『反動軽減アタッチメント』をつけてあるから!」
ジュドー「前みたいにビームマグナムの反動で腕が痺れるってことはないと思うぜ!」

シンジ「ありがとうございます!」

ジュドー「その他の細かい装備についてはこいつにまとめておいたからカタパルトにつく前までの眼を通しておいてちょ」

シンジ「はい!」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:39:28.56 ID:s6N2Mg+60
綾波「碇くん」

シンジ「何?綾波」

綾波「...行ってらっしゃい」

シンジ「....行ってきます!」タタッ

綾波(行ってらっしゃい...あの人にも言ったことない言葉...)
綾波(勝手に言ってた....何?この感じ....)

ジュドー「ひゃー、おあついこと....初号機いつでも出れるよ!!」




ミサト『わかったわ、シンジ君、作戦、大丈夫ね?』

リツコ『ビームマグナムでコアを撃ち抜くことに集中して頂戴、

現状ローリスクで使える手はそれしかないわ』

シンジ「わかってます、とりあえず装備の確認だけ急ぎますね」

セイラ『煮えたぎっているわね、シンジ君』

シンジ「そういうわけじゃないですけど...」

セイラ『ふふ、初号機発進良くってよ!』

ミサト『発進!』

ガゴンッギュウウウウウウンッ!!

シンジ「くぅっ...!」(確か装備内容は....!)


ビームマグナム 6発、リロード無し、6発撃ちっきり、高威力なのでATフィールドを無視して打ち込める

反動軽減アタッチメント 6発分しっかり耐えてくれる強固なアタッチメント、壊れたらパージする

60mmカートレス3砲身短バルカン 所謂頭部バルカン、ATフィールドは抜けないが牽制に大きく使える、噴煙が凄い

プログレッシブ・ダガー×2 ナイフを少し大型化し殺傷力を高めた武器、ATフィールドを抜くには工夫が必要

マゴロク・ビーム・ソード ビームを刃に展開可能にした大型の刀、ビームなのでATフィールド貫通に3秒かかる
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:40:22.44 ID:s6N2Mg+60
ガゴンッ!!

シンジ(ちょうど後ろのあたり...ちょうど後ろのあたり....)

アムロ「!シンジくん!」

シンジ「」ハッ

アムロ(後ろにも目をつけろ―――――)

シンジ「!!」ピキィインッ

初号機「」バッ

ズバババッ

シャムシエル「ヤァ」ズズゥン....
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:41:21.77 ID:s6N2Mg+60
日向「コンテナ、破壊されました!!」

ミサト「勘付かれてた!?初号機の被害状況は!?」

日向「直前で回避していたので無傷です!!」

リツコ(あの子...完全に見ないで避けたわ...まさか本当に...)




シンジ「くっ!!」

初号機「!」ガションッ

シャムシエル「!」バシュッ

カチッ

バシュゥウウウッ!!!


アムロ『触手でずれたか!?』

マヤ『ビームマグナム両断されました!!同時に使徒に命中!!』

シンジ「うぉおおおおおおおお!!!!」ババババババババババッ


ミサト『バカ!バルカンの爆炎で敵が見えない!!』

アムロ『!....いや!!目くらましか!!』

初号機「」ババッ

シンジ「体勢を立て直します!!ビームライフルをこっちに射出できませんか!?」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:42:13.38 ID:s6N2Mg+60
アムロ『開いてるライフルは!?』

ジュドー『ないよ!!マグナムの充電に電力割いたからどれも撃てないのばかり!!』


シンジ「くっ....なら近接戦闘に切り替えて...!」

シャムシエル「ワー」ズバババッ


アムロ『触手が早すぎる!近づけない!!』

ミサト『とにかく下がって!』


シンジ「くうぅっ!!」

初号機「」ババッ

ガキィイイインッ!!!!


ミサト『マゴロクで触手を止めたわ!!』

リツコ『このまま行ける!!』

アムロ『いや!!もう一方が来る!!』


シャムシエル「エイヤッ」ヒュパッ

シンジ「やぁああああ!!!!!」

初号機「」バシュッガキィイインッ!!


アムロ『上手い!ダガーで払った!!』

ミサト『でもダガーも弾かれて落ちたわよ!?』


ダガー「」グルグルグル
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:43:02.05 ID:s6N2Mg+60
シンジ「ここだぁああああ!!!!!」

初号機「」ガキンッ!!ダガーをコアに蹴り飛ばす

カツンッ!!!



ミサト『!!やった!!』

アムロ『いや、刺さりが浅い!!』


シャムシエル「ウワヤベェ」シュババババッ

シンジ「うわぁああっ!!」

ギャリリリッ!ズバンッ!

アタッチメントを滑ってギリギリ初号機を掠める触手
しかしアンビリカルケーブルを切断する


シンジ「しまった!?」

アムロ『いい!そのまま交代しろ!!後方の山に施設がある、そ

こでケーブルを再度繋ぐんだ!』

マヤ『活動時間残り4分58秒!シンジ君、落ち着いて!!』

カミーユ『ジュドーと俺で向かっておく!シンジくん、気を付け

るんだ!』


シンジ「わ、わかりました!!」ガシュッ

初号機「!」ダダダッ
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:44:13.83 ID:s6N2Mg+60
シャア『シンジくん』

シンジ「あっ!変態!!」

シャア『ゴホン、ビルを足場に使うんだ、壁飛びの要領でな』

シンジ「ビルを足場に―――――はっ、そうか!」ダンッ


アムロ『あの動き....シャア!?』

シャア『シンジ君は中々に素直だ、故に様々な模倣に適している...』

アムロ『シンジ君が変態に染まられても困るんだが?』

シャア『若さとは大体そういうことさ、彼だってもしかしたら』
シャア『病室にいる瀕死の仲間をオカズにその場でシコったりする変態かもしれないだろう?』

アムロ『見てきたかのように言う!シンジ君はピュアだ!!』


シンジ「やめてくださいバカ!!」

ギュルルンッ

シンジ「しまっ――――」


山に叩き付けられる初号機


アムロ『あれは―――――』

ミサト『シンジ君のクラスメイト!?』


ケンスケ・トウジ「」プルプルプル


アムロ『なんでこんなところに!?』
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:46:00.37 ID:s6N2Mg+60
シャムシエル「!」ヒュパッ

シンジ「ッ!!させない!!」バッガシィッ

ジュウゥウウウウウウウウウウウウウウ

シンジ「ぁぐっ....!!」ギリギリ


トウジ「なんで戦わんのや!?」

ケンスケ「僕らがここにいるから...自由に動けないんだ!?」






マヤ「初号機、活動限界まであと3分28秒!!」

ミサト「――――シンジくん!二人を操縦席へ!!」
ミサト「2人を乗せた後に一時退却、ケーブルを繋ぎ直すわよ!」

リツコ「!?許可のない民間人をエントリープラグに乗せられると思っているの!?」

ミサト「私が許可します」

リツコ「越権行為よ!!葛城一尉!」

レイ「.....だったら、私が零号機で出ます」

ジュドー「ちょっ、何言ってんの!?零号機はベークライトで固めてあるし、そもそもその怪我でエヴァになんて―――」

レイ「あなたの腕なら零号機の解除もすぐ行えるでしょう?そのあとは心配しなくていいわ」

レイ「私が死んでも変わりはいるもの」

ジュドー「何言って――――」

カミーユ「...!」ツカツカツカパシィーンッ!
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:47:14.47 ID:s6N2Mg+60
綾波「っ」

カミーユ「命を助けようって時に命を粗末にするんじゃないよ!!」

綾波「....でも」

カミーユ「誰かのために死んだって、それで死なれた側がはいそうですかって満足できると思うか!」
カミーユ「姿形が似たお人形で遊んでられる程彼は命をはき違えちゃいない!!」
カミーユ「それをはき違えたうえで命を背負わせるのは...人が人にやっちゃいけないことなんだよ!!」

綾波「....」

ジュドー「カミーユさん」

カミーユ「....すまない、熱くなってしまった」

アムロ「...そういうことだ、綾波レイ、今は静かにしてるんだ」

綾波「....わかりました」

綾波(お人形....?変わりがいることって、お人形と一緒なの...?)
綾波(それは....嫌)
綾波(――――嫌?これが、嫌って感情...?私は、変わりたくないの...?わからない...)
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:48:49.26 ID:s6N2Mg+60
マヤ「残り活動時間、3分!」

ミサト「初号機は現行命令でホールド!その間にエントリープラグ排出、急いで!」



シンジ「!」ギュゥウウウン...

初号機「」ガシュッ

ミサト『そこの二人!乗って!!早く!!』

バシャッバシャッ

トウジ「なんや!?水やないか!?」

ケンスケ「カメラ!カメラがっ!ゲホゲホッ」

『エントリー、リスタート』

マヤ『神経系統に異常発生!』
リツコ『異物を二つもプラグに乗せたから...!神経パルスにノイズが混じってるわ!』

シンジ「ぐぅうう....うわぁああっ!!」バッ

初号機「!!」ガキィイッ

シャムシエル「!?」コアに刺さってるダガーを蹴りつけられる、同時に触手が暴れる

シンジ「っ...つぁああっ!!!!」

初号機「」ダンッグルンッ

ミサト『回収ルートは34番!その方向にそのまま後退して!!』

シンジ「っう...はい!!」ガシュッ

初号機「」ババッ

シャムシエル「!」グンッ

シンジ「これで!!」カチッ

初号機「」バババババババババババババババッ

シャムシエル「」ガガガガガガガガガガッ

アムロ『バルカン噴煙の目くらまし...!』

シンジ「回収お願いします!!」バッ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:50:22.51 ID:s6N2Mg+60
がちんっ、ぶぅううんっ

マヤ『活動時間回復!』

ミサト『いい?このまま奴をハッチ内におびき寄せて、閉所での不意打ちで仕留めるわ』

アムロ『ダメージのあるコアにマゴロクを刺せれば一撃で倒せる、抜かるんじゃないぞ』

シンジ「了解です」ググッ

ミサト『....来るわ、3、2、1....』

ミサト『今!!』

シャムシエル「!」グゥンッ!!
初号機「!」ガキィイイインッ!!

ミサト『ATフィールド!!』

シンジ「うわぁあああああああああ!!!!!」ギギギギギギ

シャムシエル「!」シュバッ!!

シンジ「やあああああっ!!!」マゴロクから手を放して壁面に触手を両手で押さえつけるようにして封[ピーーー]る

ミサト『両手が塞がった!!』

シンジ「ここだぁあああああ!!!!」

初号機「」グゥンッ!!

蹴りでマゴロクを押し込む初号機

バキィインッ!!

シャムシエル「」ドズゥッ

シンジ「はぁっ....はぁっ....はぁっ....はぁっ...」

シャムシエル「」ガクゥッ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:51:12.67 ID:s6N2Mg+60
日向『....目標は完全に沈黙しました』

綾波『......神経接続を切ってあげてください』

ミサト『えっ...』

綾波『手が....』

ミサト『あっ、神経接続を切ってあげて!』

マヤ『はい、神経接続、切断します....』


シンジ「はぁっ....はぁっ....ふぅ......」

トウジ・ケンスケ「.....」絶句
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 19:53:09.98 ID:s6N2Mg+60
とりあえず描き貯め分投下終了、現在でちょうどTVアニメ版の三話あたりまで終了したところかな
シンジ君のメンタルは安定してるので4話はまるっきりカット or 綾波とデートになる予定なんでどっちがいいか
希望があったら言ってくれれば多少は沿うと思う
次は多分22時頃再開、もしかしたら前後するかも
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 19:54:34.00 ID:Nu5u66Aio

マナとかみたいなゲーム産のキャラ出る?
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 20:26:29.18 ID:s6N2Mg+60
>>76 にわか仕込みで良ければ希望の出たエヴァキャラは頑張って出すよ、名前出たんでマナも頑張って出すよ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:02:41.92 ID:s6N2Mg+60
投下始めるぜ
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:04:35.81 ID:s6N2Mg+60

イ        第四話







JUST WILD BEAT COMUNICATION
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/14(月) 22:05:34.83 ID:Nu5u66Aio
おー
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:06:49.78 ID:s6N2Mg+60
ざぁあああああああ.......

シンジ「.....(雨、憂鬱だなぁ...)」

トウジ「.....なぁ、転校生」

シンジ「....何?また言いがかりでもつけに来たの?」ジト

レイ「....」ジッ

トウジ「ちゃうわ...その....この前は...すまんかった」

シンジ「....いいよ、腕が足りなかったのは事実なんだもの」

トウジ「そうは問屋が卸さへん!ワシを殴ってくれ!あの時殴った

回数だけ殴ってくれ!!」

シンジ「やだ」キッパリ

トウジ「それやとワシの気が収まらんのや!どうにか頼むわ!!



シンジ「....だったら、すまんかった、じゃなくてしっかり謝っ

てよ」

トウジ「しっかり...?」

シンジ「あの時殴ってごめんなさいって、しっかり謝ってくれた

らそれでいいよ」

トウジ「ぅ......あの時は...殴ってごめんなさい...」

シンジ「ん、許す」

ケンスケ「良かったよ二人が仲直りしてくれてさ」

シンジ「えっと...ケンスケ、だっけ」

ケンスケ「うん」
ケンスケ「今日転校生が来るらしいから、二人の雰囲気がクラス

に伝播しちゃうと転校生が萎縮しちゃうかもしれないだろ?」

シンジ「....うん、そっか...そうだね」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:07:43.48 ID:s6N2Mg+60
キーンコーンカーンコーン

霧島「霧島...マナです、よろしくお願いします」

トウジ「よろしゅう!!」

先生「えぇっと....霧島さんの席は、碇くんの隣へ座ってください」

霧島「...」テテテッ
霧島「よろしくね、シンジくん」ストッ

シンジ「あ、うん...」

レイ「.....」



シンジ「....(雨、まだ止まないなぁ...)」

霧島「どこみてるの?」ジッ

シンジ「あ、霧島さん...」

霧島「マナでいいよ、シンジくん♡」ニコ

シンジ「ま、マナさん....?」

霧島「照れてる...ふふ、かわいいー」ニヨニヨ

シンジ「からかわないでよ...」

霧島「...ね、シンジくんは知ってる?」

シンジ「えっと...何がかな」

霧島「新しいエヴァ」ニコ

シンジ「!?」ガタッ

霧島「後でネルフで教えてあげるね」クスクス、タッタッタッタ

シンジ「......えぇ.....」

レイ「.....」ジー
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:09:21.70 ID:s6N2Mg+60
ミサト「改めて紹介するわ、霧島マナ、エヴァ四号機担当よ」

霧島「よろしくね♡」キャピ

レイ「......」

シンジ「.....」

アムロ「絶句してるな」

ミサト「やっぱり発表前に転入したのが聞いてるのかしら」

アムロ「だろうな」

シンジ「いや、知ってたんですかアムロさん!?」

アムロ「あぁ、彼女は俺の教え子みたいなものだからな...配属も俺から願い出たんだ」

アムロ「(後から控えてる問題児たちのこともあるしな...シンジ君の心労を減らす意味でも...うん...)」

シンジ「...そっか、じゃあ仲間が増える...僕の負担も少しは減るのかな...」

ミサト「そうね...これから何機もエヴァとチルドレンも増えるわ、その分一人にかかる負担も減るはずよ」
ミサト「これから零号機の凍結も解除されます、シンジ君には二人との連携を考えたシミュレーションもやってもらうことになるわ」

シンジ「頑張ります!」

アムロ「いい返事だ、とりあえず零号機の起動試験が終わった後にシミュレーション開始といこう」

三人「「「はい!」」」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:10:24.49 ID:s6N2Mg+60
アムロ『霧島、もう調子はいいのか?』

霧島「はい、もうバッチリですよ!ソレスタルビーイングには感謝ですねー!」ググッ

アムロ『ならいいんだが...無理はするな』
アムロ『トライデントの欠陥、内蔵へのダメージ...それらのもみ消し』
アムロ『子供に苦しみを与えておいて自分たちは責任逃れだなんて、嫌になるよ』

霧島「確かにあの時程大人を恨んだことはないですけど...アムロさんみたいな大人もいたってわかったから恨んでないですよ」
霧島「それにー....碇くんにも会えましたし!」ニヘ

アムロ『ははは...ほら、シミュレーションに集中したほうがいいぞ』

霧島「あっ、はい...!?」チラッ

弐号機×3「「「シュトゥルゥム・ウント・ドラングゥウウウウ!!!」」」グルグルグルグル

レイ「.....!」ダダダダッ

霧島「何アレ何アレ何アレ!?!?」ビクッ

シンジ「爆熱ゥウウウウ!!ATフィンガぁあああああああああ!!!!」ゴォオオオッ

霧島「こっちもなにぃい!?」ピャンッ
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:12:04.93 ID:s6N2Mg+60
シンジ「ダメだった....」チーン

霧島「エヴァパイロットって...思ったより重労働....」ゼェゼェ

レイ「....」

霧島「シンジ君、今まで一人で使徒を裁いてたんでしょ...?ホント大丈夫?どっか壊れたりとかしてない...?」ジッ

シンジ「あはは...大変だったけど大丈夫だよ、来たのは二体だけだったし皆のサポートのおかげもあって痛みも残ってないかな...」

霧島「...たくましくなったね、シンジ君」

シンジ「たくましくなったって....」

霧島『よろしくね、シンジくん』ストッ

シンジ「――――そういえばなんであの時僕の下の名前を知ってたの?」

霧島「もー、忘れちゃった?小学校の時、休みがちだった君にプリントを何度も届けてたのだれでしょーか!」フンス

シンジ「....もしかして――――!?」

霧島「そっ、シンジくんが大好きな優しい優しい幼馴染だよ!」ニパッ

シンジ「あのマナちゃんだったんだ....」

霧島「うん....ずっと会いたかった」

シンジ「....僕も会いたかったよ、あの時はありがとう(....あ、綾波と父さんが話してる...)」

霧島「えへへ....そ、それでねシンジ君、その――――」

シンジ「(....綾波も父さんもあんなに笑顔だ...何...話してるんだろ...)」トス

霧島「―――――....」ムッスーッ

シンジ「...あ、あれ、どうしたのマナちゃん」

霧島「話しても聞いてくれないシンジ君のことなんか知らなーい」プイッ

シンジ「わ、わわわごめんって、ちゃんと聞くから...!」アセアセ

霧島「ふーんだ、つーんだ」プイプイッ

シンジ「あわわ...」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:15:39.37 ID:s6N2Mg+60
レイ(司令と話していると自然に笑うことができる)

レイ(でも....碇くんと話している時の方が...心がふわふわして気持ちがいい)

レイ(...碇くん...と...もっと仲良くなりたい...)

レイ(.....四号機パイロットが羨ましい)ションモリ

ゲンドウ「だからシンジを食事会に招こうと思うんだが...レイもどうだ?」

レイ「是非」ガタタッ

ゲンドウ「うおぉ」ビクッ

レイ「....すいません、取り乱しました」

ゲンドウ「そ...そうか...」

初号機(ユイ)(あなた....ガンバ...!)
初号機(ユイ)(これ以上シンちゃんのことイジメたらただじゃおかないわ...!)ゴゴゴゴゴ

アムロ(邪気が来た...!?)ピキィンッ

カミーユ(殺気!?)ピキィンッ

ジュドー(プレッシャー!?)ピキィンッ

シャア(幼な妻本か...!)ピキィンッ
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2021/06/14(月) 22:39:23.17 ID:A2bYqmdvO
『RUST(ラスト)』
シーズン7/ファイナル(第6話)

『RUST#26(視聴者参加)血戦。vs.dcN』

https://youtu.be/9FB_tadjEKs

#加藤純一 #うんこちゃん
#RUST #ラスト #Season7
#DCN #Youtubelive
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 22:55:41.33 ID:s6N2Mg+60
―――――――
―――――
―――

ゲンドウ「....シンジ」

シンジ「あぁ、もうちょっと待って」カチャカチャ

ゲンドウ「む....」

シンジ「...」カチャカチャ

ゲンドウ「....」ウズウズ

ゲンドウ「シンj」

シンジ「もうちょっと待ってて」カチャカチャ

ゲンドウ「ハイ...」

アムロ(見てて面白いなこの組み合わせ...少年に中年が怒られてる)

シンジ「これでよし....と」

ゲンドウ「....これがケーキ作りなのだな...」

シンジ「...僕も驚いたよ、家に来ていきなり」

ゲンドウ『ケーキ作りを教えろ、出なければ帰る』

シンジ「とか言い始めてアムロさんにシバかれるなんて、僕も思わなかった」

ゲンドウ「...レイに美味しいケーキを食べてほしくてな,,,」

シンジ(....僕の為...じゃ...ないんだね....)シュン

ゲンドウ「.......」
ゲンドウ「あっ」
ゲンドウ「勿論シンジの為でもある」アセアセ

シンジ「...そっか...」

アムロ(よかったなシンジくん...)

ゲンドウ「....そうだ、シンジ、良ければこれをレイと霧島マナに届けてくれないか」

アムロ「新しいIDか」

ゲンドウ「リツコ博士に頼んでいたのだが彼女も渡し忘れたようでな...ネルフに出入りできなくなる、手渡してやってくれ」

シンジ「...わかった、ちょっと行ってくるね」

ゲンドウ「...あぁ」
ゲンドウ「シンジ、待ってるぞ」

シンジ「...うん、行ってきます」タッタッタッタ

アムロ「....できるじゃないか」

ゲンドウ「....他者とのつながりが無ければできなかったことだ」

アムロ「それが人さ、関係は時に人を狂わせる...」

ゲンドウ「....すまないな」

アムロ「カミーユに言ってやるんだなそれは」

ゲンドウ「それはちょっと」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 23:02:14.29 ID:s6N2Mg+60
シンジ「マナちゃんの家...ここなんだ...」
シンジ「ちょっとネルフから遠いけど見晴らしのいい場所だな...」ピンポーン

マナ「はーい」トテトテガチャ
マナ「やっぱりシンジ君だぁ♡」

シンジ「やっぱり...?」

マナ「シンジ君のことは匂いでわかる」真顔

シンジ「えっ...あぁうん....これ、IDカード...」ヒキ

マナ「わー、わざわざありがとー!」ガチャリ

シンジ「って、ちょっとマナちゃん!?ば、バスタオル一枚って...!」顔かくし

マナ「ゆでたてほやほやだよ♡」

シンジ「せめてなんか着て来てよ!!刺激が強いから!!」

マナ「んふふ....えいっ」ギューッ

シンジ「はわわわ!?」

マナ「....ね、上がってってよ」
マナ「久々にさ、ゆっくり...話さない?」

シンジ「はぅぁ....(み、耳元でささやかれるとゾクゾクって...)」ゾクzクッ
シンジ「ご、ごめん!!綾波にもID渡さないといけないから!!」ダッ

マナ「あっ、もー!」プンスカ

マナ「逃げられちゃったなー!たははー」タハハ―

マナ「はは....」

マナ「.....///」顔真っ赤
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 23:13:05.42 ID:s6N2Mg+60
シンジ「....まったく、僕をからかって....綾波の家はここでいい..んだよ...ね?」

シンジ(廃墟...?)スタスタ、カチッカチカチッ

シンジ「インターホン鳴らない....」コンコンッ

シーン

シンジ「....ごめん下さい...?」ガチャッ

シンジ「ごめん下さい!碇だけど...」

シンジ「綾波?入るよー?」クツヌギヌギ

シンジ(....床汚い...土足で踏み入られた跡がついてる...)

シンジ(....部屋も...質素だし...ベッドの上に服脱ぎ散らかされてて...)

シンジ(まさか――――――――)ゾワッ

シンジ「綾波っ!?いるの!?いるなら返事を――――」

綾波「....いるわ」

シンジ「―――して...く、れ.....ると...その...ごめんなさい...」顔逸らし

綾波「.....何の用?」

シンジ「IDカード...新しくなったから....その...外で待ってます!!」バビュンッ

綾波「あっ...」

綾波「......」イソイソ

綾波「着替えたわ、碇くん」

シンジ「....うん、IDカードはこれだから....」テワタシ

綾波「えぇ」

シンジ「....綾波、ここに一人で住んでるの...?」

綾波「そう」

シンジ「....部屋...何もなかったけど....」

綾波「必要ないもの」

シンジ「........ちょっと時間あるかな」

綾波「.....あるわ」

シンジ「じゃあ少し一緒に来て!!」グイッ

綾波「あっ」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 23:21:31.11 ID:s6N2Mg+60
ゲンドウ「...遅かったな、シンj」

シンジ「父さん!!綾波の住んでいる場所をちょっと見て来て!!」

ゲンドウ「....だがケーキが...」

シンジ「早く!!」

ゲンドウ「....あ、あぁ...」スタスタ


―――――
――――
―――

ゲンドウ「レイ、引っ越そう、あんなとこにいては病気になってしまう」

綾波「問題ないです司令、あそこでも十分生活できます」

ゲンドウ「ダメだ!!あれでは可哀想すぎる!!」

シンジ「...」コクコク

綾波「...そう...」アセアセ

アムロ(無表情なのに焦りが見て取れるな...)
アムロ「なら綾波レイもうちで引き取るか?部屋なら余ってるが」

ゲンドウ「それは....だがしかし....うぅむ....」

レイ「私は構いません司令」

ゲンドウ「何!?」

レイ「碇くんが住んでるんだもの、悪い場所ではないと思います」

ゲンドウ「だがシンジも年頃の男の子な訳で...」ウゥム

シンジ「父さん、あそこで済むよりはここの方が色々と都合がいいと思うんだけど...」

ゲンドウ「むむむ.....」


―――――
――――
―――

ゲンドウ「わかった、レイの事はアムロ大尉に任せる」

アムロ(三十分葛藤し続けたなこの男)

ゲンドウ「ただし手を出したら...」ゴゴゴゴ

アムロ「こじらせるなゲンドウ!俺もそこまで見境ないわけじゃないぞ」

ゲンドウ「....信じるぞ、信じるからな!」

アムロ「わかった、わかったから」

シンジ「父さん」

ゲンドウ「なんだシンジ、父さんは今だな...」

シンジ「今度の食事会、楽しみにしてるから」

ゲンドウ「....あぁ、そうだな....」

レイ「....」ポカポカ

ゲンドウ「それじゃあまた様子を見に来る、元気にしてるんだぞ、レイ、シンジ」

シンジ「うん、父さんも体壊さないでね」

レイ「無茶はしないでください碇司令」

ゲンドウ(息子と娘に労られる....ユイ...人類の楽園はここにあったんだな...)
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/14(月) 23:22:37.06 ID:s6N2Mg+60
とりあえず今日はここまで、明日は....いつになるかわからんが時間になったら投下するぞーとか言うと思う
マナのキャラを色々合わせたうえで頑張って描いたが可愛くなってくれてたら幸いだ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:28:32.55 ID:bO8XpoVu0
投下始めるぞぅ
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:30:21.39 ID:bO8XpoVu0
ゲンドウ「レイ、聞こえるか?」

レイ「――――はい」

ゲンドウ「これより、零号機の再起動実験を行う」

ゲンドウ「第一次接続開始」

キュイィイイイイイイン....

シンジ「ミサトさん、今回は零号機の起動実験ですけど...四号機の起動実験はいつになるんですか?」

ミサト「まだ当分先ね、機体が届いてないんですもの」

シンジ「そうなんですか....え、機体がまだここにないんですか!?シミュレーションもしてたのに...」

ミサト「えぇ、ヴァチカン条約で各国のエヴァの保有数は決まっているのよ、司令が今それを改訂させようとしてるところ」
ミサト「ゼーレも利用して圧力をかけているから改訂も時間の問題なのよ」
ミサト「四号機は改訂とほぼ同時期に運び込まれる予定だわ」

シンジ「....」

アムロ「四号機と同時に二号機と三号機が運び込まれる、君への負担もそこまで来ればだいぶ減ると思う」
アムロ「それまで耐えてくれ」

シンジ「大丈夫です...ただ...」

アムロ「ただ?」

シンジ「....エヴァが増えたら僕ももうお役御免なのかな...なんて」
シンジ「も、もちろん皆さんがそこまで薄情な人じゃないってわかってるつもりなんです!」
シンジ「でも...やっぱり初めて褒められて認められたのもエヴァだから...自分の居場所がなくなっちゃうのかなって少し不安で...」

アムロ「....大丈夫だ、シンジ君」
アムロ「君はもう自分の力で居場所を作り出せる、それくらい強く成長してくれた」
アムロ「それに俺にとっても君は弟分みたいなものだからな」

シンジ「アムロさん...」

アムロ「...」フッ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:33:26.68 ID:bO8XpoVu0
冬月「碇、未確認飛行物体が海上を飛行中だ、おそらく第五の使徒だな」

ゲンドウ「テスト中断、総員第一種警戒態勢」

冬月「零号機はこのまま使わないのか?起動実験そのものは成功しているが」

アムロ「起動実験だけだ、まだ実践に出せる段階じゃない」

ゲンドウ「初号機は?」

アムロ「380秒で出せる、シンジくん、行けるな?」

シンジ「行けます!」

ゲンドウ「...頼んだぞ、シンジ、出撃だ」

シンジ「はい!」

ゲンドウ「レイ、再起動は成功した、戻ってきてくれ」

レイ「はい」




ラミエル「ラー♪」

セイラ『エヴァ初号機、発進よろしくてよ!』

ミサト『発進!!』

ズギャアァアアアアアッ!!!

ラミエル「」ブゥウウウウウウウン

青葉『目標内部に高エネルギー反応!!』

ミサト『なんですって!?』

ギュィイイイインッガシャンッ!!

ミサト『ダメ!!避けて!!!』

シンジ「えっ...!?」ピキィインッ

ラミエル「」キュィイイン

建物「」ドギャァアアアッ

初号機「」バッ

ドギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!

シンジ「ぐぁあああああああああああああああああああ!?」

ミサト『シンジ君!?』

アムロ『戻せ!!早く!!』

ゲンドウ『シンジ!!』

レイ『碇くん!?』
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:35:11.48 ID:bO8XpoVu0
青葉「目標、緘黙!!!」

ミサト「シンジくんは!?」

日向「生きています!!とっさに右手のアタッチメントで防御したおかげです!」

マヤ「初号機回収!第7ケイジへ!!」

ミサト「ケイジに行くわ!後よろしく!!」

日向「パイロット、脳波乱れています!心音微弱!」

綾波「碇くん...!」

カミーユ「生命維持システム最大!心臓マッサージ早く!!」タタタッ

ジュドー『LCL強制排出とプラグの強制排出完了してるよ!!』

カミーユ「ハッチ開け!!」

バシュゥウウウンッ

マヤ『パイロット、生存確認!』

セイラ『救護班、急ぎなさい!!』

カミーユ「とっくに来てるよ!!シンジ!!しっかりするんだぞ!!」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:36:08.41 ID:bO8XpoVu0
ミサト「第四使徒...攻守ともに完璧な空中要塞...」

霧島「....あの、シンジ君の様子は...?」

ミサト「カミーユさんのところよ、お見舞いに行く?」

霧島「少ししたら、それで今回の作戦はどうするつもりなんですか?葛城一尉」

ミサト「使徒が本部に直接侵攻するまで残り9時間...それまでに実現可能な攻撃はただ一つよ」

ミサト「こちらが保有している試作バスターライフルとビームマグナムをドッキングして、ロングレンジから撃ち抜くわ」

霧島「....できるんですか?それ」

ミサト「通常じゃ無理よ、でもこれから来る人は規格外だから」

霧島「規格外....まさか」

ミサト「えぇ、本来は三機のエヴァと一緒に来てもらう予定だったんだけれどね」

霧島「規格外の適格者...!」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:36:41.27 ID:bO8XpoVu0
シンジ「――――....」パチ

綾波「.....」

シンジ「....綾波」

綾波「明日、午前0時より発動されるヤシマ作戦のスケジュールを伝えるわ」

綾波「――――――」

シンジ(淡々と伝えるな.....バスターライフルを使ったロングレンジでの攻撃か...)

綾波「これ、新しいプラグスーツ」バサッ

シンジ「...ありがとう」

綾波「寝ぼけてその格好で来ちゃダメよ」

シンジ「え...?あっ...!」
シンジ「........」

綾波「.....怯えてないのね」

シンジ「.......できることをするって決めたから」

綾波「そう」

シンジ「....零号機はもう大丈夫なの?」

綾波「動かせるわ、今回の作戦にも参加できる」

シンジ「....わかった、よろしく」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:37:45.48 ID:bO8XpoVu0
ミサト「シンジ君、作戦はレイから聞いてるわね?」

シンジ「はい」

ミサト「あなたは今までにビームマグナムの反動を抑えて命中させた記録がある、だから砲手を担当してもらうわ」
ミサト「レイはシールドを使った防御担当、いけるわね?」

シンジ「行けます」

綾波「はい」

ミサト「バスターマグナムの仕様書に目を通してくれたかしら」

シンジ「はい、ビームマグナムと試作バスターライフルの複合品」
シンジ「マガジンにはビームマグナムの威力をそのまま長距離まで飛ばせるエネルギー量がある」
シンジ「ただし一回の射撃でマガジンを三つ消費する、リロードに手間がかかることに留意されたし」
シンジ「電力の関係でマガジンは3発分までしか用意できていないことを念頭に置くこと、以上」

ミサト「よくできました」

アムロ「流石に長距離となると地球の磁場、重力の影響を受けてまっすぐは進まない、機械の補正もあるが――――」
アムロ「最終的には君の腕にかかっている、忘れるなよシンジ君」

シンジ「....」コクッ
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:38:17.36 ID:bO8XpoVu0
シンジ「―――――....これで、死ぬかもしれないね」

綾波「どうしてそういうこというの」

シンジ「...ごめん、やっぱり不安なんだと思う、ついぼろっと出てきちゃったんだ」
シンジ「....」

綾波「....」

綾波「あなたは死なないわ、私が守るから」

シンジ「―――――....」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:39:10.01 ID:bO8XpoVu0
綾波「私にはエヴァでの繋がりしかないわ」

綾波「他に、何もない」

綾波「――――いえ、なかった」

綾波「今は何かがあるのかもしれない、私はそれを守りたい」

シンジ「...」

綾波「あなたが居たから、気付けたのかもね」

綾波「じゃあ、さよなら」

シンジ「綾波!」

綾波「?」

シンジ「――――....君は、君は死なないよ」

シンジ「僕も君を守るから」

綾波「――――...えぇ」

シンジ「......」

綾波「こんな時、どんな顔で応えればいいか、わからないの」

綾波「でも、嬉しいって、そう思うわ、心がポカポカした」

シンジ「....だったら、笑えばいいんじゃないかな」

綾波「....こう?」ニコ

シンジ「....」ニコ

綾波「.....また、会いましょう」

シンジ「うん、また」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:47:39.23 ID:bO8XpoVu0
ヤシマ作戦 概要

ビームマグナムとバスターライフルの複合兵器「バスターマグナム」を用いた使徒の射程距離外からの狙撃作戦
バスターマグナムの特性上「高威力のエネルギーでATフィールドを貫通」できるためこのような作戦形態になった

碇シンジの初号機が砲手担当、ビームマグナムを含めた射撃武器を使い慣れていることから選出
綾波レイの零号機は防御担当、実戦経験はこれが初なので初号機パイロットと能力を比べた結果選出

砲身に接続する形で三つのマグナムカートリッジを装填、2秒のエネルギーチャージ後発射する。
マグナムカートリッジは計9つ、合計3発分まで使用可能、一度使用した場合再使用は不可能となっている。
ロックは銃身のカメラ、エヴァのロックオンシステムの二重ロックとなっている。

その仕様上原作と違い「全日本の電力を集めて撃ち放つ」といった大掛かりな作戦ではないが
バスターマグナムの充電に本部の電力を大量に持っていかれているため機能維持のため日本の一部で停電が発生している
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:48:22.31 ID:bO8XpoVu0
日向『作戦、スタートです!』

ミサト『シンジくん、皆の命運をあなたにかけるわ』

シンジ「――――...行きます!」

ミサト『エネルギーチャージ、開始』

シンジ「......」ピピピピピピピピピピ

ラミエル「」キュイイイイイイイイン

マヤ『!!目標に高エネルギー反応!?』

リツコ『なんですって!?』

アムロ『邪気を悟られたか!?』

ミサト『ターゲットロックはまだなの!?』

シンジ「くっ...!」ピピピピピピピピ

ミサト『レイ!!』

綾波「行きま」シンジ「待って!!!」ピピピピピピーンッ

[TARGET ROCK]ピピッ

シンジ「落ちろッ!!」ドギュゥウウウウウンッ!!!!!

ラミエル「」ピカッ

ズドォオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!

シンジ「ぐぅうううううううう!!!!!」ビリビリビリッ

綾波「――――やった...!?」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:49:47.61 ID:bO8XpoVu0
シンジ「!邪気が来る!?」ピキィンッ

ラミエル「」キュイィイイイイン

ミサト『バスターマグナムのリロード急いで!!』

セイラ『マグナムに異常確認!!さっきの攻撃で砲身とエネルギー系統に問題発生してるわ!!』

ミサト『そんな!?』

綾波「!」バッ

ドギャァアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!

零号機「」ガキィイイイッ
綾波「―――――っ!!」ギギギギギ

日向『マガジン交換完了!マグナムリロード開始!...!』
日向『マガジンからの供給率が30%ダウンしています!!』

ミサト『発射まであと何秒!?』

日向『十分な威力充填されるまで10秒かかります!!!』

ミサト『――――レイ、お願い、後10秒耐えて...!』

レイ「く、ぅううううううう....!!」

日向『シールド、溶解!!』

マヤ『零号機、ダメージ36%突破!!』

セイラ『チャージ完了まで残り5秒よ!!』

ミサト(お願い...あと少し.....!?)

ラミエル「」カッ

日向『使徒のエネルギー上昇!?』

ミサト『これじゃあ!?』

バシュゥウウウウウンッ!!

レイ「きゃあああっ!!?」ブワッ

シンジ「ぐ、ぅうううう!!!!!」ズドォオオオッ

日向『零号機、吹き飛ばされました!!?』

マヤ『初号機損傷率、38、40、43%突破!!』

リツコ『これじゃあリロードできても砲身が先に焼ける...!』

ミサト(ここまでなの....!)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:51:31.05 ID:bO8XpoVu0
アムロ『―――――いや、まだだ!』

ミサト『え!?』

零号機「」ガシィッ

初号機「!」ガシャコンッ

マヤ『零号機、初号機の発射体制を補助しています!!』

青葉『ATフィールドによる砲身へのダメージ軽減確認、リロード完了まで残り3...2...1...』
青葉『リロード完了!!』

リツコ『後はコアをロックするだけ...シンジ君!!』

ミサト『あのエネルギーの奔流の中でまともにロックなんて...!』

アムロ『信じろ!!あの子の力は....エヴァの力は伊達じゃない!』

シンジ「綾波...!!」ピピピピピピピピ

綾波「碇くん...!!」

綾波「私は死なない....あなたも、死なないわ...!」グググッ

シンジ「そうだ...僕は...君は....!」ピピピピピピ

シンジ「君は....死なない!!」ピピッ

初号機「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!」カッバシュゥウウウウウウウウウンッ


ズギャァアアアアアッ!!!!!

ラミエル「」ピシッ

ラミエル「ギャアアアアアアアアアアアアアッ!!!」パキパキパキィイイッ!!

ラミエル「」ドザァァァァァァァ

初号機「」ズズゥウンッ

零号機「」ズシャアッ
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:52:03.64 ID:bO8XpoVu0
シンジ「綾波!!」ガシッ

ジュウウウウウウウウウウウッ

シンジ「ぐ、ぅうううううう....!!」ギギギギギ

ガコンッ

シンジ「綾波っ!!大丈夫!?綾波!!!」

綾波「.....ぅ.....」ググ

シンジ「....」バシャッ

綾波「.....声、聞こえたわ、私は死なないって」

シンジ「.....君を...死なせたくなかったから」グスッ

綾波「泣いてるの...?」

シンジ「.....」グスッ、グスッ

綾波「....私のために、泣いてくれてるの?」

シンジ「....わからないけど....安心して....」

綾波「.....ありがとう」
綾波「嬉しい時は、笑えばいいのね」

綾波「また会えて、嬉しい」ニコッ

シンジ「....僕も、嬉しいよ」ニコッグスッ
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 10:54:14.55 ID:bO8XpoVu0
とりあえず描き貯めておいたのはここまで、次からは第六話なんだけど
少しネタ考えるから15時くらいに投稿になると思う、一応次回タイトル(予定)



格         第六話




物という男を、知っているか?
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 12:57:52.91 ID:oqL7nFwP0
新劇じゃなくてTV版準拠か
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 15:11:07.41 ID:bO8XpoVu0
とりあえず投下始める
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 15:11:46.00 ID:bO8XpoVu0
学校にて

綾波「...」

霧島「ねぇねぇシンジ君」

シンジ「....な、何かなマナちゃん...」

霧島「マナって呼んでよ」

シンジ「ぅえっ!?そんないきなり...?」

霧島「そんなにいきなりでもないと思うけどなぁ、私たち幼馴染だよ?」

シンジ「うん、そうだね...?」

霧島「だったら呼び捨てでもいいじゃない!」

綾波「....」ガタッツカツカツカガシッ

シンジ「うわっ綾波?」

綾波「呼ぶの?名前で」

シンジ「えっ?」

綾波「呼ぶなら私も名前で呼んで」

シンジ「なっ、何を言って....」

綾波「.....」ジー

霧島「.....」ドキドキ

シンジ「ぅ....(期待した目だ....ど、どうすれば...)」キュインキュイン
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 15:12:38.50 ID:bO8XpoVu0
よくあるニュータイプの精神空間みたいなやつ

ドモン(据え膳食わぬは男の恥だ...呼べ!!シンジ!!!)

シンジ(師匠...!無茶言わないでよ、できるわけないよ!!)

アムロ(それは逆だろ、名前を呼びたかったんじゃないのか?)

シンジ(アムロさんまで...!どうして無責任に背中を押すんだよ...!)

カミーユ(感じるんだ、君の心を...やりたいと思ったことを心のままにやるんだ!)

シンジ(カミーユさん...!)

シャア(さぁ、二人にママになってもらうんだ...そして私は、父の元に召されるであろう!)

アムロ(それは貴様のエゴだろう!14の男女に己の性癖を押し付けて満足するんじゃない!!)

シャア(ならば全人類にママを授けてみせろ!!)ガシッ

アムロ(貴様をやってからそうさせてもらう!!)ゴロゴロゴロ

シンジ(頭の中で喧嘩しないでください!!)
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 15:13:15.26 ID:bO8XpoVu0
シンジ「マナ!レイ!」ガタッ

霧島「ぴゃっ」

綾波「はいっ」

シンジ「ちょっと頭の中でアムロさんと変態が喧嘩してるから少し待ってて落ち着けてくる!」ダッ

霧島「あ、うん....え、頭の中で変態...?」

霧島「.....名前、呼ばれちゃった///」

綾波「.....(名前、呼ばれるとポカポカする)」ポカポカ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 15:14:15.61 ID:bO8XpoVu0
シンジ「ふぅ...ようやく収まった....あれ?ミサトさんからメールだ」

ミサト『ごめんね!今日急用が入っちゃって進路相談、代役の人がいくから!』

シンジ「代役の人....誰が来るんだろ...」ホワンホワン

シャア『シンジ君!私が来たぞ!!先生はどこかな?』真っ赤ー

シンジ「....あの人だけは嫌だな....」

安価、今まで出てきたパイロットたちの中から一人
>>110>>111>>112で一番多かった人、ばらけたら>>113に決めてもらう、決まらなかったらシャア
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/15(火) 15:15:29.82 ID:bO8XpoVu0
安価間違えたね....>>116>>117>>118の中で一番多かった人
ばらけたら>>119、決まらなかったらシャア
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 15:18:09.10 ID:P4XULJoWo
刹那
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/15(火) 15:19:49.33 ID:RSceD3fM0
セイラさん
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名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
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