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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その10【安価】

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21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 22:48:37.07 ID:Z/d8W7YUO
>>20
提督も向かってる途中で合流
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/10(土) 22:57:38.28 ID:iIA5jaKmO
ーー


龍驤「これほんまに凄いわ……いつもの振動が殆ど無い…」


北上「北上様に感謝しなよ〜」


提督「…龍驤?」


龍驤「司令官、あのな…」


北上「あたしの作った義足を試してたとこなんだよ〜」


提督「…そのようだな。こんな義足は初めて見た」


北上「脚の形に近いのが本来の義足だけど、これは振動を少なくして身体への負担を減らすようにできるよ〜」


提督「だからこんな…そうだな、板バネのような形になっているのか」


北上「その通り。このまま食堂に行っちゃお〜」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/10(土) 23:02:23.64 ID:iIA5jaKmO
ーー食堂


龍驤「ここまで全然負担になれへんかったわ…」


北上「平地とかちょっとした坂道なら問題無いよ〜」


提督「階段の登り下りは素直に鎮守府の誰かを頼ってくれ」


北上「誰も居ないなら提督が飛んでいくし!」


提督「そうだな」


龍驤「ありがとう…ほんまに嬉しい。下手したら子ども産まれるまで歩けれへんと思ってたから…」


提督「そんなことはない。誰かを頼ればよかったんだ」


北上「車椅子だけじゃなくて抱っこして移動もできるしね。龍驤さんは他の人より軽いし」


龍驤「確かにな…ウチは片腕と片脚の分、他より軽いで」


提督「持って移動するには最適な重さかもしれないな」


北上「ね?こんな提督なんだからどんどん甘えちゃっていいんだって」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 23:42:18.45 ID:Gjhl730yo
甘えるといえば〜で北上の(少々過激な)惚気プレイ話
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/10(土) 23:45:15.58 ID:Pt6bGj/3O
>>24
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/10(土) 23:57:39.14 ID:juKsx4nX0
北上「甘えるといえばさ〜最近また憲兵と楽しみ始めたんだよね」


提督「何の話だ?」


北上「憲兵とのプレイの話」


提督「……」


龍驤「どんなんやっての?」


提督「龍驤?」


北上「首輪して散歩されるのは慣れちゃったから違う角度で行こうかなって」


龍驤「ほんで?」


北上「クリピ開けた」


龍驤「な…!」


北上「流石に今日は外してきてるけど…凄いよ?」


龍驤「過激過ぎへんか?」


北上「これでもまだもうちょい足りないんだよね」


提督「……」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 00:01:18.40 ID:flrCbHYn0
ーー


北上「そうだガングートさんが提督に話があるって言ってたわ〜」


提督「今更…?」


龍驤「ウチはまだ北上と話しとくから、司令官は先に行っといて」


北上「執務室で待ってると思うから急いで急いで〜」


提督「北上の話を聞く前に言ってくれれば…」ブツブツ


龍驤「…で?それだけ違うやろ?」


北上「当たり前じゃん。今度は縛られたままさ…」


下1  この後の展開やその他起こったことなど
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 00:08:14.03 ID:BrPcC9IqO
龍驤が見せた自然な出産へのこだわりについてゆっくり解きほぐしてやってほしいと話すガンちゃん
私達の言葉で意識はしていてくれるからあとは旦那の役目だって
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 00:21:42.59 ID:flrCbHYn0
ーー執務室


ガングート「龍驤が自然な出産に異常な拘りを示している理由は知っているか?」


提督「予想は付く。腹を痛めて産んだ子で無ければ認められないと思っているんだろう」


ガングート「分かっているならなんとかしろ。これは旦那の役目であり仕事だ」


提督「もちろんだ、近日中にゆっくりと話をしようとしていた」


ガングート「していた、か。確定しない限り貴様の話は信用できん」


提督「…正直先に話してくれて助かった。一人だと強く言えた自信がない」


ガングート「そんな弱気でどうする」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 00:27:35.15 ID:flrCbHYn0
提督「龍驤の行動力を知っているからだ。何度苦しい思いをしてきたか…」


ガングート「その思いを龍驤に話せ」


提督「……そうだな」


ガングート「電話でなくわざわざ出向いてきたんだ、その意味を知ってもらおう」


提督「直接言ってもらって良かった。言葉の重みが違う」


ガングート「私は双子の母だからな、龍驤は可愛い後輩だ」


提督「母親の後輩か…」


ガングート「鎮守府は違うが二人への恩は忘れたことは無い。いくらでも協力はしてやろう」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 01:02:09.07 ID:10wwMVZ1o
夜、龍驤とゆったりと話す提督
北上が進みすぎ的な笑い話や無理ない秘書艦の仕事を考えたり
その中で提督は自分の思いをしっかりと伝えて龍驤もしっかり受け止める
本当に子供の為になること、本当に龍驤の為になること
信頼してる人達の嘘偽りない言葉の積み重ねだから心に響く
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 01:18:05.28 ID:flrCbHYn0
ーー


提督「北上の性癖はどこに行こうとしてしているんだ…」


龍驤「更なる高みに行こうとしてるのは間違いないね」


提督「だがそんな北上のお陰で秘書艦の仕事ができるようになったな」


龍驤「書類仕事は勿論できるけど、他にやれることはなんやろ?」


提督「執務室で出来ることはいくらでもある。無理のない範囲で手伝ってくれ」


龍驤「了解やで」


提督「…なあ龍驤」


龍驤「ん?」


提督「俺の話を聞いて欲しい」


龍驤「うん、聞かせてな」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 01:25:05.23 ID:flrCbHYn0
提督「俺はまだ龍驤を心から信用できていない」


龍驤「当然やと思うで」


提督「勝手に退院して姿を消したり、誰にも相談せずに出て行ったりもした」


龍驤「見捨てられててもおかしくないわなぁ」


提督「だから言葉で言っても伝わらないかもしれない。だが俺の気持ちを伝えたい」


龍驤「ちゃんと聞くから聞かせて」


提督「龍驤の身体では出産の負担が大きい。帝王切開でいいのならその選択肢を選んで欲しい」


提督「…俺がこれを言ったとして龍驤はどうしていた?」


龍驤「黙って帝王切開は断ってた」


提督「……」


龍驤「お腹を痛めて産んだ子じゃないと意味が無い。霞にも負けたくなかった」


提督「勝ち負けも無いだろう」


龍驤「その通りやね。こうやって話をしやんかったらそんな事にも気付かんかった」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 01:32:00.52 ID:flrCbHYn0
龍驤「司令官がちゃんと言うてくれたから伝わったよ。ウチはアホやから言うてくれな分かれへんのよ」


提督「それもいけないことだ」


龍驤「……」


提督「これから龍驤は母親になる。本当に子どもの為になることを選んでいく必要がある」


龍驤「司令官と相談して……」


提督「龍驤、その子にとって母親は龍驤だけなんだ」


龍驤「……」


提督「もちろん父親も俺だけだ、だからこそなんだ」


提督「子どもの成長は早い、二人で話している時間より育つ時間の方が早いんだ。親というものは子どものことを考える存在なんだ」


提督「俺には親が居ない。だから…」


龍驤「ちょっと焦り過ぎと違う?」


提督「……」


龍驤「かすみを育てて思うことがあったんかもしれんけど、必死過ぎても空回りするだけや。ちゃんと話し合っていこな?」


提督「…そうだな」


ーー
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 01:32:41.56 ID:flrCbHYn0
今日はここまでです
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 01:46:22.29 ID:10wwMVZ1o
乙です
話し合ってみんな前に進んでいきたいね
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 01:57:27.07 ID:TjUYDvySo
お疲れ様です
ママ会ついにきたぁ!やったやったー!
前に進む、そう皆で前に進もう
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 18:46:27.05 ID:flrCbHYn0
ーー


白露「一番教えて欲しいことがあるんだけど」


提督「どうしたんだ?」


白露「電とはどこまで進んでるの?」


提督「……本番は一度もしていない」


白露「嘘だ、そんなはずない!」


提督「本人がそう言っていたのか?」


白露「言ってなかったけどそれ以外にあり得ない!」


提督「電は何と言っていたんだ」


白露「あたしとしてるより…提督との方が気持ちいいって」


提督「……」


白露「やっぱり電としてるんじゃん!」


提督「絶対にそれは無い、神に誓って断言できる」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 18:50:31.98 ID:flrCbHYn0
提督「それ以外のことは色々としている。お互いに…舐めたりだとか、指で……はある」


白露「あたしとしてることは同じだって言うの!?」


提督「俺と白露なら電にされていることの方が多い。だが電にしていることは殆ど同じだ」


白露「このあたしが……負けてるって?」


提督「勝ち負けなんか無い。電もそんなつもりで言ったんじゃないだろう」


白露「そうだよ電はすぐにあたしとは関係ないって言ってた。けど認められるはずない!」


白露「こんな気持ちになったのは初めて…いっちばん怒ってるかも」


提督「おい……」


白露「自分は悪くないなんて言ったらどうなるか分かってる?」


提督「……」


白露「この屈辱は絶対に晴らす…!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 19:04:13.85 ID:KQ6gesWNO
白露さん、白露型の皆さんと特訓開始
これは白露型の誇りがかかってるから!

白露さん以外の皆さんは初めてのマジ恋だからわからなくもないけど空回りしすぎでしょ…って感じ
でも最近彗星のごとく現れたサキュバスには負けてられないから付き合う
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 19:16:55.57 ID:fIulJhG0o
>>40+こっちのドギツイプレイ基準で気持ちいいより先に辛いが来てるんじゃないのと時雨さん達
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 19:26:09.03 ID:flrCbHYn0
ーー


村雨「急な話ってこれだったの?」


時雨「やれやれ」


白露「これは白露型の誇りがかかってるから!」


春雨「その通りです」


村雨「白露は電の為なのは分かるけど春雨は何なの?」


春雨「サキュバスには負けてられないんです!」


時雨「神通か…」


村雨「確かに彼女はノーマークだったわね」


春雨「私も提督を襲ったことはありますけど、二日もダウンさせるなんて!」


時雨「神通さんはまさにサキュバスだね」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 19:32:07.86 ID:flrCbHYn0
村雨「特訓には付き合うけどそれ以前の問題じゃないの?」


白露「どういう意味?」


村雨「私達の基準でプレイをしてるのなら、気持ちいいより先に辛いが来てるんじゃない?」


白露「そんなこと…」


時雨「無いとは言えないんじゃないかな?」


春雨「サキュバス…負けられない!」


村雨「提督は相手を傷付けるようなプレイは一切しないはずよ。それに比べて……」


白露「そんな……あたしが…」


時雨「普段なら気にすることなんか無いのに。よっぽど電のことを好きになったみたいだね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 19:46:03.24 ID:NGmltrE+O
これでも強くなっていると春雨
綾波に負けた時は本能だけのプレイだったから、テクニックを身に着けたと
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 20:02:40.75 ID:10wwMVZ1o
>>44
気持ちよくなるためじゃなく気持ちよくするための技術…教えて下さい春雨師匠!
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 20:15:30.41 ID:flrCbHYn0
春雨 「私は変わりました。綾波に負けた時は本能だけでしたが、テクニックを身に付けた私なら勝てるんです!」


村雨「なら勝負してくれば良いじゃない」


春雨「分かりました!憎きサキュバスを倒してきます!」ダダダッ


白露「あ、ちょっと……そのテクニックを教えて欲しかったのに…」


時雨「行ってしまったから仕方ないね」


白露「そんな…」


村雨「そういえば聞いた話なんだけど……」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 20:23:51.37 ID:flrCbHYn0
ーー


白露「悩めるレズに助言が降ってくる……都市伝説みたいなものだって村雨は言ってたけど…」


白露「ここがその場所だって言ってたけど…ただのローソンにしか見えない」


白露「こんなに悩んだこと今まで無かったのに。一番辛いかもしれない」


白露「……」


白露「村雨は気分転換をしろって意味であんなこと言ったのかな。あのまま鎮守府に居ても良くなかったかも」


白露「あたしは苦労して特務艦にまでなった。こんなことでくよくよしてられない!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 20:30:30.38 ID:KQ6gesWNO
春風「貴女、恋してますね?」
春風「貴女、恋に悩んでますね?」

二人の嫁持ち春風が現れた!(ローソンってあれだよね?)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 20:39:03.17 ID:TjUYDvySo
>>48

(古姫ちゃん達よね)
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 20:46:26.40 ID:flrCbHYn0
「貴女、恋してますね」


白露「え、誰?」


「貴女は恋に悩んでいますね」


白露「同じ艦娘が二人……?」


「恋の相手は同性ですね」


白露「もしかして…」


「貴女と同じ艦娘なんですね」


白露「助言が降ってくるって…本当だったんだ」


「本気で悩んでいる相手の前に私達は現れます」


「貴女を応援します」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 20:50:34.34 ID:flrCbHYn0
白露「あたしは……本気で悩んでる。今までこんなこと無かったのに」


「貴女には遊びの相手が居たんですか?」


白露「遊びどころかその日だけの子なんか数え切れない」


「姫ちゃんみたいに遊ぶ人は嫌いです」


白露「嫌われて当然だと思う。こんなあたしに愛する資格なんて無いのかな」


「それとは違います」


「同性愛はより強く心で繋がる必要があるんです」


白露「心で…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 21:04:21.18 ID:TjUYDvySo
普通のお出かけを相手とした事はありますか?
ただ穏やかに隣で眠るだけの夜を過ごした事はありますか?
相手との付き合いを振り返らせると共にアドバイスを授ける二人
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 21:09:11.32 ID:KQ6gesWNO
>>52
そして自分の思いを真っ直ぐ伝えてあげてください
愛する人を信じてあげてください
強く結びついた心は解けたりしません
目からウロコの白露

あ、でも春風さんはお互い妊娠して物理的にも〜
そういう春風ちゃんこそとんでもないお○ん○んでぐっちゃぐちゃに〜
なんて言い出してる二人にお礼をして戻ってくる
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 21:28:17.40 ID:flrCbHYn0
「普通のデートを相手とした事はありますか?」


白露「無い……デートをしたことすら…」


「穏やかにただ隣で眠るだけの夜を過ごした事はありますか?」


白露「そんなの無い……」


「それが答えになっていますね」


「相手との付き合い方をよく考えて下さい」


白露「なんでこんなこと気付かなかったんだろう……」


「大事なことには気付けないものなんです」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 21:34:16.41 ID:flrCbHYn0
「相手には自分の思いを真っ直ぐ伝えてあげてください」


「愛する人を信じてあげてください」


白露「うん、帰ったらすぐに伝えるし相手を信じる」


「強く結びついた心は解けたりしません」


白露「そうなんだ……そうなんだね…」


「あ、でもこちらの彼女は相手とお互い妊娠して、物理的にも結びついています」


「ちょっと…!貴女こそとんでもないモノでぐっちゃぐちゃにされてるでしょ?」


白露「ここに来て良かった…言われて初めて気付くこともあるんだ……」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 21:40:35.47 ID:flrCbHYn0
「……あれ、あの子はどこに行ったの?」


「もう帰ったぞ」


「姫ちゃん!!」


「変な言い争いをしてるからだ」


「あの人の助けになったのなら良かったですけど…」


「満足そうな顔をしてたから大丈夫だ。考え事の相談は二人に任せるに限る」


「……そうよね。姫ちゃんまた浮気したものね」


「なんだと?」


「ここに相談に来た子に…後ろから襲いかかったでしょ?『私はレズだ、動くな』って言って」


「それだけじゃないわよね、姫ちゃん?どこか深海棲艦に助っ人として頼まれて…その街で遊んでたわね?」


「……からあげさんを揚げてくる」タタタッ


「待ちなさいこの浮気者!!」


「悩める駆逐艦さん…頑張って下さいね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 21:54:43.20 ID:KQ6gesWNO
電の元へ急いで向かう白露
途中で真っ白に燃え尽きてピクピクしてた春雨を見かけるけど目もくれず
食堂にいるところを見かけて気持ちを伝える
周りから見るとほぼプロポーズというか完全にプロポーズ

(極悪なのがついてたのは春風の方だったような…)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 21:57:35.29 ID:fIulJhG0o
>>57+後々、神通にそう言う勝負を仕掛けたが普通にタダの変態として撃退されたらしいとか
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 21:58:07.66 ID:fIulJhG0o
後々分かった事は、でした
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 22:03:45.47 ID:flrCbHYn0
ーー食堂


電「……」


春雨「ひひ、ひ……」ピクピク


電「これはなんなのですか…?ピンク色のカーペット…?」


白露「電!」


電「白露ちゃん?そんなに急いでどうしたのです?」


白露「電、あたしは大事なことに気付いた…それを聞いて欲しくて!」


電「分かったですから落ち着くのです!まずはお水でも飲んでゆっくりするのです!」


白露「そんな時間がもったいない!あたしの気持ちを全部ぶつけるから!」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 22:07:48.38 ID:flrCbHYn0
白露「あたしは電を信じ切れてなかった。だから電からあたしを求めてもらえるように何回も激しいことを続けてた」


白露「でもそうじゃない。電があたしを求めるようになってもそれは心では繋がれてない」


白露「あたしには電が必要。どんな時でも一緒に居てくれる大事な人なんだ」


電「それって…」


白露「普通にデートもしたいし、何もせずに一緒に寝たい。体だけとか、そういうのありきなのはもう止めたい」


白露「電…あたしと一緒に居てくれる?」


電「安価」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 22:53:19.54 ID:KQ6gesWNO
はわわ…と真っ赤になってからよろしくおねがいします
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 22:58:50.36 ID:10wwMVZ1o
>>62
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 23:05:26.17 ID:flrCbHYn0
電「はわわ…!」


白露「……」


電「よ…よろしくおねがいします、なのです!」


白露「電……ありがとう」


漣「いやぁめでたいですなぁ」


白露「…盗み見?」


漣「ここがどこだか分かってます?」


白露「あ……」


電「周りが見えなくなるくらい必死だったのですね」


白露「電のことしか考えられなくなって…」


電「そんなに電のことを考えてくれて嬉しいのです!」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 23:11:14.41 ID:flrCbHYn0
漣「ちょっとアレな白露型の皆さんに春が来たということですな」


白露「そんなことも無くない?時雨には最上だし村雨は興味が無いし」


漣「そこで床と同化してる春雨さんは論外ですな」


電「コレ春雨ちゃんだったのです!?」


漣「何を思ったか神通さんにサキュバス対決を持ちかけて普通に撃退されてました」


電「頭がおかしいのです……」


漣「あ、白露さん。電は別に連れて行っても構いませんよ」


白露「漣は提督じゃないでしょ」


漣「ご主人様が断ると思ってんですか?ずっとここに居てくれるなら有難いですけど、幹部さん絡みで何かあったら遠慮なく持って行って下さいね〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 23:34:25.02 ID:TjUYDvySo
早速デートのための外出許可くーださい
to提督
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 23:37:33.54 ID:fIulJhG0o
>>66
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 23:48:30.97 ID:flrCbHYn0
ーー執務室


『デートのための外出許可くーださい』


提督「……許可は出すが返事くらい待てなかったのか」


龍驤「特務艦やから関係ない…そうか電の外出許可か」


提督「漣によるとウキウキで連れて行ったらしい」


龍驤「あの二人がうまいこといってるのはええことや」


提督「はしゃぎ過ぎないで欲しいが大丈夫だろうか」


龍驤「なんやかんや言うても白露は特務艦やし大丈夫やろ」


提督「そうだといいんだがな」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/11(日) 23:52:54.79 ID:flrCbHYn0
ーー


白露「電、もしかして楽しくない?」


電「そんなこと…ないのですよ?」


白露「ごめん……普通にデート…したこと無くて…」


電「はわわ!気にしないで下さい!」


白露「気にしないでってことは…やっぱりつまらないんだ」


電「うう…白露ちゃんが悲しむのが辛いのです…」


白露「どうすればいいんだろ……」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 23:59:50.84 ID:KQ6gesWNO
逆に電ちゃんがリードして楽しいこと教える
一緒にいるってそういうもの
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 00:05:48.17 ID:htxI3Oej0
電「あの…白露ちゃんと一緒に行きたい所があるのです」


白露「一緒に……」


電「ここまでは白露ちゃんに連れて来てもらったので、これからはこっちの番なのです!」


白露「……お願いしてみようかな」


電「電にお任せなのです!」


白露「お任せ……うん…」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 00:10:43.45 ID:htxI3Oej0
ーー


電「カードショップめぐりは面白いのです!」


白露「……」


電「投資的な価値もあるのでどんどん値上がりが続いているのです」


白露「電…楽しそうだね」


電「はいなのです!一人でも楽しいのですけど白露ちゃんと一緒だからもっと楽しいのです!」


白露「…ありがとう」


電「この調子で次に行くのです!」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 00:42:36.29 ID:eS0GJaI2o
色々巡っていくうちにだんだん波長があってくる二人
でもやっぱり一番だったのはカフェでゆっくりとしてる時間
頬汚しちゃった電を拭いたり、電からあーんしたりでイチャコラ

デートが終わって二人で出した結論は急がば回れ
まずは今日お互いを楽しませたいって思いが伝わった
これからの二人にたっぷり時間はあるんだから無計画に急がなくていい
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 00:56:18.27 ID:htxI3Oej0
ーーカフェ


電「あーんなのです」


白露「あーーん……」


電「あ、頬についちゃったのです…」


白露「拭いてくれる?」


電「は〜い拭き拭き、なのです」


白露「…今日デートしてみてわかったけど、焦っちゃいけないんだね」


電「お互いを楽しませたいって思いが強過ぎたのかもしれないのです」


白露「これから二人の時間はたっぷりあるんだから、急がなくていいよね」


電「司令官さんと同じでゆっくり進んでいけばいいのです」


白露「……司令官と言えばさ、どんなプレイをしてたの?」


電「司令官さんと……えっと、電のおっぱいを吸いながら司令官さんのをしこしこ…とか……他には…」


ーー
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 00:56:56.10 ID:htxI3Oej0
今日はここまでです
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 00:59:39.52 ID:fdEaduZeO
おつでした
初々しいのにソッチの話は濃い
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 01:21:44.03 ID:ifzbj8Bjo
おつ
春雨……いやピンク絨毯さん……
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 01:33:56.04 ID:+vQjNr0DO
お疲れ様でした
前作のキャラかな
まだ読めるんだろうか
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 19:10:30.99 ID:htxI3Oej0
ーー執務室


ガチャッ


漣「おろ?ご主人様はどうしたんですか?」


龍驤「かすみを病院に連れて行ったんよ」


漣「何かあったんすか?」


龍驤「なにも無いのを確認しに行ってる感じやね」


漣「定期検診みたいなもんすか」


龍驤「霞の検査もするらしいから時間はかかるみたいやで」


霞「急ぎの用事じゃないんで大丈夫です。では空いた時間で黒潮をいびってやりますか!」


龍驤「教えるのもちゃんとやるんやで?」


漣「わかってますよぉ〜」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 19:16:26.69 ID:htxI3Oej0
漣「龍驤さんも仕事はほどほどにしといて下さいよ」


龍驤「もちろんや、身体に負担かけたらあかんしね」


漣「黒潮をいじめ飽きたら戻ってくるんで、その時に交代しましょう」


龍驤「ありがとうな、お言葉に甘えさせてもらうわ」


漣「ご主人様の為ですからね。間違っても龍驤さんじゃないですから…ってね」


龍驤「それでええよ、ウチはここでおれるだけで奇跡なんやからね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 19:19:32.74 ID:ifzbj8Bjo
黒潮部屋にノーノックで突撃したら下着姿を姿見で確認している黒潮が
しかもなんかいつもとイメージ違うやつ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 19:23:26.63 ID:+vQjNr0DO
>>81
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 19:42:04.86 ID:htxI3Oej0
ーー黒潮の部屋


漣「おらぁーー!仕事を教えてやる時間だってんですよ!」ガチャッ


黒潮「ぁ……」


漣「はぁん?」


黒潮「な…なんやねん!ノックもせずに開けんなや!」


漣「あのですねぇ、漣も一応女なんで分かっちゃうんですよ」


黒潮「何がや!」


漣「下着姿で姿見の前に立って確認してんでしょ?しかもその下着は勝負下着ってヤツですな」


黒潮「なにを……」


漣「今夜はご主人様とお楽しみですか。良かったですねぇ〜〜」


黒潮「……」


漣「その下着ならご主人様も気に入ってくれるんで、大丈夫だと思いますよ〜」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 19:46:37.84 ID:htxI3Oej0
漣「ご主人様の新しい仕事について行くのはいいと思いますよ。応援してるからこそ仕事をわざわざ教えてやってんですよ」


黒潮「…なんやねん」


漣「二番目以下の女でもいいなんてねぇ…へぇぇ〜」


黒潮「うちのことを馬鹿にすんのか」


漣「してますよ」


黒潮「…ほっとけ」


漣「下着姿でエロいこと考えてるアンタが悪いんですよ」


黒潮「……ノックせぇへん奴が悪い」


漣「へぇへぇ、そうでございますね〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 20:00:32.80 ID:mzgjJJlbO
お勉強は大真面目
色ボケして手を抜いたりはしない
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 20:16:07.20 ID:eS0GJaI2o
>>85
私心なく純粋に提督の助けになりたいから
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 20:20:12.37 ID:htxI3Oej0
ーー


漣「ふーん」


黒潮「なんなんよ」


漣「頭の中はピンク色のくせして、勉強は真面目にやるんですね」


黒潮「司令はんの助けになりたいのはほんまやねん。体の関係だけ考えてるアホやない」


漣「子持ちに体の関係ねだるのも十分アホですけどね」


黒潮「…今日はもうこれでええ。あとはうち一人でやるか」


漣「そうですねご主人様が帰ってきますしね。わっかりやすぅ!」


黒潮「…もうええから出て行け」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 20:24:38.14 ID:htxI3Oej0
黒潮「アイツに言われんでも分かっとる。けど好きなもん仕方ない」


黒潮「この思いは成就しやんでもええねん。うちは司令はんの側でおれたらそれでいいんや」


黒潮「龍驤さんや霞から奪うつもりも全く無い。むしろこの関係が心地ええんや」


黒潮「うちに特定の男っていらんのよね。もしできるとしたら最低でも司令はんは超えてもらわな困るね」


黒潮「……もう一回確認しとこかな。それとお風呂も入っとかなあかんね」


黒潮「司令はん……喜んでくれるかな…」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 20:54:09.00 ID:DvDGYuMpo
風呂で陽炎型会議
黒潮を少し茶化しつつも夜のアドバイスを授ける陽炎不知火
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 21:07:09.82 ID:mzgjJJlbO
>>89とかしてる間に提督達が帰ってきて霞もかすみも問題はなし
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 21:12:48.90 ID:htxI3Oej0
ーー風呂場


陽炎「陽炎型会議を始めるわよ!」


不知火「議題は黒潮についてですね」


黒潮「なんでやねん!」


雪風「今日も…しれぇとするんですよね?」


黒潮「……するけど」


陽炎「ひゅ〜アツいわね」


不知火「羨ましい限りです」


黒潮「二人もやっとるやろ」


陽炎「黒潮とは頻度が違うわよ」


不知火「内容も違うでしょうからね」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 21:19:03.34 ID:htxI3Oej0
陽炎「夜のアドバイス、欲しいんじゃない?」


黒潮「そんなに経験無いやろ」


陽炎「ふふふふ…ねぇ不知火?」


不知火「そうですね」


黒潮「その意味深なのは何よ?」


陽炎「黒潮はそこそこ経験があるからリードできるし、動き方も分かるわよね?」


不知火「不知火達は分かりませんでした。動くにしてもぎこちないので試しに全てを司令に預けてみたんです」


陽炎「そしたら……凄かったの」


不知火「回数が増していくごとに激しさが増すんです。恐らく龍驤さんとの経験が元になっていると思います」


陽炎「あんなに気持ちいいことがこの世にあるなんて思わなかったわ」


黒潮「……」


雪風「しれぇは種馬か何かなんですか?」


不知火「似たようなものですね」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 21:24:08.82 ID:htxI3Oej0
漣「おらーーー風呂ですよ〜!」


潜水新棲姫「漣との風呂だ」


黒潮「前を隠せって言うとるやろ!」


漣「ブラブラさせるの気持ちいいんすよ」


雪風「ひ…」


陽炎「雪風に悪影響だからやめて!」


漣「おおっとこれは失礼しました」


潜水新棲姫「危ないところだった」


漣「あ〜目が合ったんで業務連絡しまきます。ご主人様は霞と帰ってきてますよ。異常は無かったそうです」


黒潮「ほなうちはもう出るわな」ザバッ


漣「……分かりやすいなぁ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 21:55:43.92 ID:ifzbj8Bjo
黒潮の変わりようが面白くないので湯船ブクブクする漣
なお思考を読まれる(バレバレ)
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 22:01:31.12 ID:eS0GJaI2o
>>94
黒潮も成長してるのよって陽炎と不知火
今までは頭痛に悩まされたり改二が安定しなかったり…悩みから解放されて冷静に考えられるようになってる
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 22:15:23.59 ID:htxI3Oej0
ーー


漣「……」ぶくぶく


潜水新棲姫「黒潮の変わり方が面白くないのか」


漣「なぜそれを…?」


不知火「見ればわかりますね」


陽炎「黒潮も成長してるのよ。今までは頭痛に悩まされたり改二が安定しなかったりで大変だったけど、悩みから解放されたのが大きいわね」


雪風「そのきっかけがしれぇなんですよね?」


潜水新棲姫「そうだな、だからあんな状態になっているんだ」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 22:18:37.34 ID:htxI3Oej0
不知火「短期なのもかなり改善しましたね。だから漣さんに教えて欲しいと言えたんです」


漣「そうなんですよ…それがつまんないったらありゃしない!」


潜水新棲姫「いいことじゃないか」


漣「悪口を言い合う相手は居てもいいんですよ。むしろ調子が良いんです」


陽炎「黒潮はその役目から卒業ね」


漣「仕方ないですなぁ、あのアバズレにしておきますか」


雪風「アバズレ……」


潜水新棲姫「龍驤のことだな」


陽炎「…この鎮守府って本当にピュアな子に良くないわね」


不知火「今に始まったことではありません」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 22:55:09.98 ID:ifzbj8Bjo
ヤリ部屋での騒動もあったねと(振り返り懐かしみ)
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 23:33:15.95 ID:YTkUToFEo
>>98
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 23:43:46.21 ID:htxI3Oej0
陽炎「有名なので言えばヤリ部屋での騒動もあったわね」


雪風「な…んですか……?」


漣「横須賀の前は昼間から好き放題盛ってたんですよ。それはどうなんだってなってヤリ部屋を建てたんです」


不知火「結局ヤリ部屋では無くなりましたけど、客観的に見ると凄かったです」


雪風「頭おかしいんですか…?」


潜水新棲姫「お前の感想は正しい」


漣「でも漣達にとっては大事なことだったんですよ」


陽炎「頭ごなしに否定しちゃうと、あの日々の全てを否定することになっちゃうわね」


不知火「理解できなくてもいいですが、嫌悪することだけはやめて下さい」


雪風「…はい」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/12(月) 23:46:28.71 ID:htxI3Oej0
ーー


漣「さーてお風呂も上がって…うちの嫁はなにをしてんですかね」


潜水新棲姫「提督の部屋を覗こうとしてる」


漣「なぜ?」


潜水新棲姫「黒潮とどうなってるか気になるだろう?」


漣「勝手にやってりゃいいんですよ」


潜水新棲姫「今日はカーテンが閉まってないから楽に覗ける。一緒に見るか?」


漣「……」


潜水新棲姫「ワタシの読唇術でなにを言っているか解説もしてやろう」


漣「ほんとは…興味無いんすけど、嫁がそう言うから覗いてみましょうかね」


下1 この後の展開やその他起こったことなど
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 00:16:21.59 ID:a9W5l0oIo
黒潮の勝負下着に対してしっかりと反応する事で期待に答えてる提督
感謝の思いを受け止めて燻らせず消化する
一定の線引の中で難しいそれを実現できてる
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/13(火) 00:27:51.93 ID:T9rgr5dz0
ーー


潜水新棲姫「提督はちゃんと黒潮の下着を褒めたようだ」


漣「ご主人様はそういうとこ気付く人なんすよ」


潜水新棲姫「欲に溺れることなく黒潮の感謝の気持ちを受け止めているな」


漣「依存症が治ったのがデカイですよ」


潜水新棲姫「普通なら提督は日替わりで女を楽しめる状況だ。しかしそんなことはしない」


漣「遊びとも取れますけど、感謝を受け止めるって線引きは守ってますね」


潜水新棲姫「黒潮達が提督と夜を過ごすようになって変わったな」


漣「全員がいい方向に変わってんですよねぇ」


潜水新棲姫「不満なのか?」


漣「黒潮とはもっと遊んでたかったんですけど…ご主人様から引き剥がすわけにはいきませんからね」


潜水新棲姫「その分ワタシと遊べばいいじゃないか」


漣「…そうですね、漣にはこんな出来た嫁が居るんでした」


ーー
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/13(火) 00:28:21.46 ID:T9rgr5dz0
今日はここまでです
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 00:43:44.02 ID:qKkXrpklO
おつでした
このあたり動かし方をどうするか考え込んじゃいますね
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 00:46:33.80 ID:iaWQYfGDO
お疲れ様でした
まだ懸案事項はあるんだけど出来たらちゃんと消化したいな…
というか救済
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 01:11:28.41 ID:yFd/xJ7ro
おつです
こいつを理解してたのは自分だったのに〜感をね、漣から受けたのです
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 01:45:04.93 ID:a9W5l0oIo
乙です
救済を動かしたいなら回りくどい感じじゃなくてこうして助ける!ってズバッと本題に行かないと残りのレス数的に厳しいんじゃないのかなと思う今日このごろ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/13(火) 19:22:02.20 ID:T9rgr5dz0
ーー


龍驤「川内が戻ってくるんやって」


提督「忍者提督のところで修行をやり直していたあの川内が…」


龍驤「ウチといざこざもあったけど、仲間なのには違いないからね」


提督「そうなると名取と由良は帰るのか?」


龍驤「どうなんやろ…忍びが横須賀に集中してるのはええんかな?」


提督「忍びは依頼があれば何処にでも出向く。拠点がどこであっても関係ないのかもしれないな」


龍驤「川内が忍者提督から言付けられてるかもしれんから、ちょっち待ってみよか」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/13(火) 19:25:30.86 ID:T9rgr5dz0
龍驤「由良達は川内とは会ってたんやでな?」


提督「そのはずだ。何度か忍者提督の所に戻っているから、その時に話はしているだろう」


龍驤「由良から川内の話はなんも聞いてなかったんよな…」


提督「そもそも由良はそんなことを言わないだろう」


龍驤「そうかなぁ…弟子のことは言いたくなるもんと違うんかな?」


提督「相手は由良だからな。できて当然のことは褒める必要がないと思っているのかもしれない」


龍驤「そう言われたら納得してまうわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 19:32:22.29 ID:iaWQYfGDO
鎮守府前で川内を待つ由良
実は修行が完了するまでは川内とだけは会っていなかった
そうしてやってきた川内は強者の風格
もう自分と互角だろうと
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 19:38:24.56 ID:UlP/2htdO
(その後最初のメシア騒動で会ってるから…)
あれからまた久しぶりの再会
由良と挨拶代わりの拳を交わして、…強くなった、お師匠様もお変わらず!
拳を交わした後は抱擁を交わす
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/13(火) 19:50:21.80 ID:T9rgr5dz0
スドォン…


龍驤「何の音や!?」


提督「中庭の方から聞こえてきたな」


龍驤「誰かの訓練弾の誤射か?」


提督「警報は鳴っていないが…」


龍驤「騒いでる様子も無いな……何も無かったことはないと思うんやけど」


提督「少し様子を見てくる。すぐに戻らなければ何かあったと思っていてくれ」


龍驤「スクランブルもかける用意しとくわな」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/13(火) 19:53:23.40 ID:T9rgr5dz0
ーー中庭


川内「やぁぁぁ!!」


由良「…」


提督「二人が出していた音だったのか」


由良「少しはマシになった」


川内「師匠も変わらずです!」


提督「久しぶりだな川内」


川内「提督!!」ダキッ


提督「うぉ…っとと」


川内「響を助けに行った時は会えなかったし、いっぱい話したいことがあってさ!」


提督「分かった、分かったから…」


川内「龍驤さんにも挨拶したいし!早く執務室に行こう!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 20:12:10.14 ID:a9W5l0oIo
龍驤さんもついにママになるのかぁ〜!ってめでたいモードの川内さん
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 20:22:16.22 ID:2kiitPAFO
板バネみたいな義肢見てあれっ?て思って>>115
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/13(火) 20:37:20.07 ID:T9rgr5dz0
ーー執務室


川内「龍驤さん久しぶり!!」


龍驤「久しぶりやね、会いたかったで」


川内「…その義足はお洒落なヤツ?」


龍驤「これはな、体への負担を最小限にしてくれるやつなんや。北上が作ってくれたんやで」


提督「龍驤は妊娠しているんだ、義足も実用性より負担が少ないものの方がいい」


川内「妊娠!龍驤さんもついにママになるのかぁー!」


龍驤「ええタイミングで戻ってきてくれたんよ」


提督「助けてもらうことが多そうだ。これからも頼む」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/13(火) 20:41:12.35 ID:T9rgr5dz0
龍驤「川内の所属はこっちに戻るでええんやでな?」


川内「そう!またお世話になりに来たよ!」


提督「そうなると由良と名取がどうなるかだ」


龍驤「名取は横須賀へ栄転ってことになっとるけど、本業は忍びやし」


提督「その辺がどうなるかは聞いていないか?」


川内「忍者提督から話は聞いてきてる」


龍驤「ほな教えてもらおか。忍者提督はどう思ってるんかって話やね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 20:58:29.62 ID:iaWQYfGDO
由良はもう横須賀にはなくてはならない存在だ
無理に帰還させるような事はしないが最終的には本人に任せる
名取もそのサポートには付いてほしいがそれも自由だと
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 21:03:02.08 ID:yFd/xJ7ro
>>119
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