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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その10【安価】
	- 567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 01:18:50.43 ID:bOQIQjmNo
 -  おつおつ 
 コンテナハウスの隠れ家感いいよね 
 ろ、ロリコンは世界を救うから……多分おそらくきっと  
	- 568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 18:43:43.44 ID:dGU7AISk0
 -  ーー 
  
  
 神通「あの…話って…?」 
  
  
 由良「貴女を鍛える」 
  
  
 川内「私と師匠はここを離れるかもしれないの。だから神通が強くなっておいて損は無いでしょ?」 
  
  
 神通「私は…そこまでの強さは…欲してしません…」 
  
  
 由良「黙りなさい」 
  
  
 神通「由良さん…」 
  
  
 由良「サキュバスに拒否権は無い」 
  
  
 シュバッ 
  
  
 神通「由良さんまでそんなこと…!!」ギギッ 
  
  
 由良「見た」 
  
  
 川内「はい……やっぱり凄いです」 
  
  
 神通「川内さんまで!誰が性欲の塊なんですか!」 
  
  
 由良「違う」 
  
  
 川内「神通…今さ、師匠と互角だったの自覚してる?」 
  
  
 神通「……え?」  
	- 569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 18:48:23.42 ID:dGU7AISk0
 -  由良「サキュバスと煽った瞬間の初速」 
  
  
 由良「それだけで言えば私より上」 
  
  
 川内「注射が嫌だって暴れ回った時もそうだけど、神通は才能があるんだよ」 
  
  
 神通「私が…」 
  
  
 由良「戦闘狂が生きて帰ってくる」 
  
  
 由良「一度じゃなくて何度も」 
  
  
 由良「そんなことはあり得ない」 
  
  
 川内「足りないもの鎮守府が崩壊してたとき、何度も出撃して黒潮が止めても出撃を止めなかった」 
  
  
 川内「それでも神通は戻ってこれてた。思い出したくないかもしれないけど、異常なことだって思うでしょ?」 
  
  
 由良「鍛えて損は無い」 
  
  
 由良「力を開花させることも損は無い」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 19:09:24.90 ID:ymXp9AMDO
 -  聞き流しそうになったが慌てて神通 
 二人がここを離れるってどういう事ですか 
 新しい施設に移るという話ですか? 
 いくら私を鍛えても二人分の穴を埋めるのはさすがに無理です!  
	- 571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 19:22:35.04 ID:FHxmHdK4o
 -  >>570 
 横須賀には菊月提督と一緒に菊月達が来る 
 足りない物鎮守府にできる穴は代わりに誰かが埋めないといけない  
	- 572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 19:27:16.66 ID:dGU7AISk0
 -  神通「ちょっと待って下さい、二人がここを離れるってどういう事ですか?」 
  
  
 川内「それはね」 
  
  
 神通「新しい施設に移るんですか?いくら私を鍛えても二人分の穴を埋めるのはさすがに無理です…!」 
  
  
 由良「話を聞きなさい」 
  
  
 神通「……わかりました」 
  
  
 川内「横須賀には菊月提督と一緒に菊月達が来るでしょ?戦力的には神通がいれば充分なの」 
  
  
 由良「足りない物鎮守府」 
  
  
 川内「あそこにはガングートがいるけど子育てに忙しい。菊月達が抜けてできる穴は埋めないといけない」 
  
  
 由良「私たちが行く」 
  
  
 神通「でも……」  
	- 573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 19:31:26.30 ID:dGU7AISk0
 -  由良「なにが嫌なの?」 
  
  
 神通「嫌というか…いきなり強くなれと言われても…」 
  
  
 川内「師匠、混乱するのは仕方ないですよ」 
  
  
 由良「だって」 
  
  
 由良「神通の能力に気付いたのは最近」 
  
  
 川内「…神通は感情でスイッチが入るタイプだから気付くきっかけが」 
  
  
 由良「サキュバス」 
  
  
 神通「またそれを言う!!」 
  
  
 由良「この瞬間の握力」 
  
  
 由良「勝てない」 
  
  
 川内「素直に勝てないって言う師匠がどれだけ凄いか…神通には伝わってないかな」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 19:37:06.23 ID:bDagsSZRo
 -  乱入してまたも勝負(意味深)を仕掛けてくる春雨を神通がピンクのボロ雑巾にしたあとに 
 春雨元特務艦だった事を告げる由良 
 つまり特務艦レベルすら圧倒できるのよと  
	- 575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 19:40:30.35 ID:bOQIQjmNo
 -  いくら春雨でも何回もボコられるのはかわいそうなのでこの前春雨圧倒したじゃない?との流れで>>574後半 
 
	- 576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 20:01:48.00 ID:dGU7AISk0
 -  春雨「サキュバス!?」ダダダッ 
  
  
 神通「この……!」シュバッ 
  
  
 由良「待ちなさい」 
  
  
 春雨「あっはぁ!!またボロ雑巾になるまで痛めつけてくれるんですか!!」 
  
  
 川内「前にそんなことあったの?」 
  
  
 春雨「それはもう凄かったんです!神通さんに夜戦を仕掛けたら…ああん!思い出すだけで気持ちよくなっちゃうう!」 
  
  
 神通「問答無用で襲う貴女が悪いんです!」 
  
  
 由良「神通」 
  
  
 由良「春雨は元特務艦なのは知ってる」 
  
  
 神通「知ってますけど…元じゃないですか」 
  
  
 由良「元でも特務艦を圧倒してる」  
	- 577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 20:05:05.54 ID:dGU7AISk0
 -  神通「春雨さんはそこまでの強さは無いと…白露さんが言っていました…」 
  
  
 川内「いやでも倒したのが事実なら…」 
  
  
 神通「すいません…この話は無かったことに…」 
  
  
 由良「ダメよ」 
  
  
 神通「由良さん…」 
  
  
 由良「断るなら」 
  
  
 由良「貴女が提督を襲った映像を」 
  
  
 由良「ばら撒く」 
  
  
 由良「大音量で」 
  
  
 由良「中庭で流す」 
  
  
 シュバッ 
  
  
 川内「……師匠は強い人と戦えるからあんなに乗り気なんだよね…」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 20:27:12.32 ID:rKV5j1iVO
 -  日々由良が神通の力を引き出す為に伝える事が更に際どくなっていく 
 もう顔から火どころかマグマが吹き出して炎が立ち上るほど恥ずかしいやつが来たところで神通が限界を超える(皐月みたいな感じ) 
  
 これで神通の力は瞬間的なものじゃない、分かる? 
 はい…自分でも分かります  
	- 579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 20:37:02.07 ID:FHxmHdK4o
 -  >>578 
 真っ赤な顔を冷やすために川内が冷え冷えタオル持ってきてくれる  
	- 580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 20:50:40.33 ID:dGU7AISk0
 -  ーー 
  
  
 由良「サキュバス」 
  
  
 神通「……!」 
  
  
 … 
  
  
 由良「性欲の塊」 
  
  
 神通「この…!」 
  
  
 … 
  
  
 由良「絶倫女」 
  
  
 神通「もう…!!」 
  
  
 … 
  
  
 由良「発情期」 
  
  
 神通「おぉぉっ!」 
  
  
 … 
  
  
 神通「もう……こんなこと何回続けるんですか…!」 
  
  
 由良「何度でも」  
	- 581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 20:58:30.88 ID:dGU7AISk0
 -  由良「感情がスイッチ」 
  
  
 由良「だから仕方ない」 
  
  
 神通「いくら由良さんでも…もう我慢の…!」 
  
  
 由良「貴女」 
  
  
 由良「龍驤さんにも知らせてないこと」 
  
  
 由良「あるのを知ってる」 
  
  
 神通「……」 
  
  
 由良「提督に飲ませたわね」 
  
  
 由良「キメセク用の薬」 
  
  
 由良「あれを使えば提督も耐えられる」 
  
  
 由良「それを分かって飲ませた」 
  
  
 由良「そして貴女は」 
  
  
 由良「避妊薬を飲むからと」 
  
  
 神通「それ以上はやめて下さい…!!」  
	- 582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 21:33:34.97 ID:dGU7AISk0
 -  由良「だから避妊具無しで迫った」 
  
  
 由良「でも実際は違った」 
  
  
 由良「むしろその日は危険日」 
  
  
 由良「それでも良かった」 
  
  
 由良「もし出来てしまっても堕ろせばいいと思ってた」 
  
  
 由良「なんでそんなことをしたか」 
  
  
 由良「それは」 
  
  
 由良「孕まなくても自分の卵子が」 
  
  
 由良「提督の精子で塗れることを期待した」 
  
  
 由良「そうすることで極限の絶頂を得ようとした」 
  
  
 由良「妊娠しても構わないという考え」 
  
  
 由良「頭の中は卵子が詰まってるの?」 
  
  
 神通「…うあぁぁっ!!」  
	- 583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 21:57:33.98 ID:dGU7AISk0
 -  安価の出し忘れ 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 22:01:10.09 ID:ymXp9AMDO
 -  加減など無い神通の一撃 
 しかし冷静さを欠いた攻撃に当たる由良ではない 
 由良の背後に小さいクレーター 
  
 今の話は私の胸に仕舞っておく 
 少し自分を見詰め直す事も必要と由良  
	- 585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 22:06:56.13 ID:bOQIQjmNo
 -  >>584 
 
	- 586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 22:44:58.35 ID:oKojpjiv0
 -  ドゴォッ 
  
  
 由良「…これが貴女の力」 
  
  
 神通「……」 
  
  
 由良「怒りに任せた一撃なんて当たらない」 
  
  
 由良「けど万が一当たればこうなる」 
  
  
 神通「このクレーターは…今ので…」 
  
  
 由良「鍛えたくないのならそれでいい」 
  
  
 由良「だけど」 
  
  
 由良「力のコントロールは覚えて」 
  
  
 神通「……はい」 
  
  
 由良「今の話は私の胸に仕舞っておく」 
  
  
 由良「でと自分を見詰め直す事も必要」 
  
  
 神通「その通り……です」  
	- 587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 22:46:49.36 ID:oKojpjiv0
 -  由良「性欲もそう」 
  
  
 由良「私にだってある」 
  
  
 由良「けどコントロールできる」 
  
  
 由良「欲に溺れず」 
  
  
 由良「力をコントロールする」 
  
  
 由良「根っこは同じこと」 
  
  
 神通「分かりました……どうか…お願いします…」 
  
  
 由良「貴女なら難しいことじゃない」 
  
  
 由良「問題は心だから」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:04:23.38 ID:FHxmHdK4o
 -  自分を直視させられながらの組み手を続けていくと、恥ずかしいって主観から段々と客観的に自分はどうだったのかと冷静に受け止められるようになっていく神通さん 
 そうすると頭はクリアなのに体は良く動く 
 感情の高ぶりに体を任せないコツを掴む  
	- 589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:17:54.24 ID:0bvO2PuHO
 -  >>588 
 
	- 590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 23:27:56.03 ID:oKojpjiv0
 -  ーー 
  
  
 由良「…」 
  
  
 ドガッ 
  
  
 神通(提督が受け入れてくれたことが嬉しくて…調子に乗ってしまったんです) 
  
  
 神通(今まで抑えていたものが爆発するように…全てを提督にぶつけてしまいました) 
  
  
 神通(抑えるようになってしまったのは自分が悪かったからです。弱かった自分が皆さんに迷惑をかけていたから、これじゃいけないと抑えるようになりました) 
  
  
 神通(全ては自分からなんです。私が強くなれば迷惑をかけることも無くなっていくんです) 
  
  
 ドガガッ 
  
  
 由良「…」 
  
  
 神通「続き…いきますよ」 
  
  
 由良「来なさい」  
	- 591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/29(木) 23:37:04.34 ID:oKojpjiv0
 -  神通(提督とのあの夜のこと…由良さんはどうやって知ったのでしょうか) 
  
  
 神通(あれだけハッキリ言われると逆にスッキリしました。今では恥ずかしいより先に諦めがきます) 
  
  
 神通(あの夜の出来事を思い出すと今でも興奮してしまいます。でもそれじゃいけないんです) 
  
  
 由良「……」 
  
  
 神通(体が動く…由良さんが押されていることが分かります。私と組手をしてるのにそれがわかるなんて) 
  
  
 神通(客観的?俯瞰で見てる?なんだか不思議な感覚です) 
  
  
 神通(ひょっとしてこれが由良さんの言っていた…) 
  
  
 由良「ぐっ」ガクッ 
  
  
 神通「ゆ、由良さん…!」 
  
  
 由良「何か…掴んだようね」 
  
  
 神通「あの、私……」 
  
  
 由良「組手で負けたのは初めて」 
  
  
 由良「本気じゃなかったけど」 
  
  
 由良「それくらいの実力がある」 
  
  
 神通「…はい。この感覚を忘れずに…頑張ります」 
  
  
 下1 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:58:09.05 ID:ymXp9AMDO
 -  川内 
 すごいですね神通さんは…ねぇ師匠…師匠? 
  
 やっぱり悔しい 
 ちょっと走り込みしてくる 
 音速を超えそうな勢いで走っていく由良  
	- 593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:59:35.18 ID:FHxmHdK4o
 -  師匠ったら負けず嫌いなんだから〜このこの〜…ぎえええええ!ギブギブギブ! 
 次は川内が相手をする 
 はい、よろしくお願いします 
 えっ…ぎえええええ!  
	- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/30(金) 00:04:39.81 ID:x4sUe+DB0
 -  川内「すごいですね神通は、ねぇ師匠…」 
  
  
 由良「…」 
  
  
 川内「師匠?」 
  
  
 由良「やっぱり悔しい」 
  
  
 由良「走り込み」シュバッ 
  
  
 川内「流石は師匠だなぁ…」 
  
  
 神通「あの…川内さん…」 
  
  
 川内「…やる?」 
  
  
 神通「お願いします…」 
  
  
 川内「絶対勝てないけど…やるしかない!」  
	- 595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/30(金) 00:12:21.51 ID:x4sUe+DB0
 -  ーー 
  
  
 川内「もうこの時点で負けてるとか…あの修行はなんだったの…」 
  
  
 神通「元気を出して下さい…」 
  
  
 川内「うん出すよ…後で出すから今は落ち込まさせて…」 
  
  
 神通「……由良さんの情報網は凄いですね」 
  
  
 川内「なんの話ぃ〜…」 
  
  
 神通「提督と二人だけの秘密を…由良さんは知っていました…」 
  
  
 川内「ああそれね…あれは全部知ってるわけじゃないよ」 
  
  
 神通「え…でも…」 
  
  
 川内「事実を神通の趣向に合わせて繋ぎ合わせただけ。霞からかすみが出来た時の話を聞いたのは本当。最高に気持ち良かったらしいね」 
  
  
 川内「提督に薬を飲ませて一晩中ヤりまくったのも本当。でもそれ以外は全部師匠が推理したんだよ」 
  
  
 神通「そんな…」  
	- 596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/30(金) 00:15:35.07 ID:x4sUe+DB0
 -  川内「数年前とかの話じゃないから神通の周期を逆算すれば危険日かどうかくらいわかる」 
  
  
 川内「心を読むとかってあるじゃん?あれの種明かしってこうなってるんだよ」 
  
  
 神通「それを堂々と…言える由良さんが凄いです…」 
  
  
 川内「師匠は凄いからね!」 
  
  
 神通「そんな人から学べる…貴重な機会なんですね…」 
  
  
 川内「盗めるものは全部盗んでいって!師匠のはどれも一級品だから!」 
  
  
 下1 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 00:39:06.68 ID:bCE67PuiO
 -  目覚めて由良からどんどん学んで心技体が揃った神通はもうバトルジャンキーでもサキュバスでもなくなる 
 
	- 598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/30(金) 01:04:45.13 ID:x4sUe+DB0
 -  ーー 
  
  
 由良「神通」 
  
  
 由良「良くなった」 
  
  
 川内「そうですね、もうサキュバスでも無いですしバトルジャンキーなんかにもなりません!」 
  
  
 由良「掴んだ」 
  
  
 川内「皐月が言ってたオッパイ…ヘブン?みたいな感覚なんですかね」 
  
  
 由良「残念ながらそう」 
  
  
 川内「私も聞きましたけど皐月のアレは意味わかりませんよね?」 
  
  
 由良「無の境地の類い」 
  
  
 由良「けど意味不明」 
  
  
 川内「普通そんな簡単に無の境地にたどり着けませんよ…」 
  
  
 由良「神通はやった」 
  
  
 由良「提督への気持ちが大きかった」 
  
  
 川内「私が追いかける方になるなんて…でも負けてられない!」 
  
  
 ーー  
	- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/30(金) 01:05:19.47 ID:x4sUe+DB0
 -  今日はここまでです 
 
	- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 01:10:16.27 ID:8zySQNjDO
 -  お疲れ様でした 
 まともになってむしろ個性が消えたかと思ったら…? 
 残念ながらな境地っていったい  
	- 601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 01:46:20.21 ID:bCE67PuiO
 -  神通さんも限界を超えたんだねよかった 
 
	- 602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 18:23:38.95 ID:lsBKiNqF0
 -  ーー 
  
  
 秋雲「はい横須賀組集合〜」 
  
  
 山城「何の話をしたいのかは分かるわよ」 
  
  
 名取「新しい横須賀鎮守府に着任した艦娘の半分は消えちゃいましたね…」 
  
  
 秋雲「異動が二人に異動先でサイコって再起不能が一人。これをどう見るか」 
  
  
 山城「青葉と蒼龍は相性が悪かったと言えばそれまでね」 
  
  
 名取「でも半分は多過ぎるって考え方が一般的だと思う」 
  
  
 秋雲「秋雲さんもそう考えるよ。この鎮守府の事情を考えればそんなこと無いんだけど、物事は客観的に見ないとね」 
   
	- 603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 18:55:58.97 ID:lsBKiNqF0
 -  山城「ここに残る以外の選択肢は無いわよ」 
  
  
 秋雲「あるって言ったら?」 
  
  
 名取「変なことを考えてるの」 
  
  
 秋雲「はいその忍びオーラはしまって下さ〜い」 
  
  
 山城「普段の行いが悪いのよ」 
  
  
 秋雲「秋雲さんのアイデンティティを否定しないでー」 
  
  
 名取「…じゃあなにを考えているんですか」 
  
  
 秋雲「大本営に栄転とかどうよ」 
  
  
 山城「無理に決まってるじゃない。私たちだけ大本営にだなんて」 
  
  
 秋雲「それができるんだって。幹部さんが元帥になろうって話は知ってるでしょ?」 
  
  
 名取「そんなセコイことを考えてたなんて…」 
  
  
 秋雲「セコくっても作戦には変わりない!手伝ってくれるならちゃちゃっと済ませちゃうよ!」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 19:03:00.06 ID:pTB3P5vDO
 -  私はやっぱり残るわと山城 
 横須賀自体に愛着もあるし 
 名取も別に栄転とか興味無いようだった  
	- 605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 19:15:07.51 ID:bQkOTf5sO
 -  >>604 
 が〜ん…さみしいよ〜って秋雲に提督からオファーが 
 秋雲の才能、広報担当として生かしてみないかって  
	- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 19:31:26.56 ID:qGiTelGZ0
 -  山城「私はやっぱり残るわ」 
  
  
 秋雲「どうして?」 
  
  
 山城「なんだかんだ言ってもここに愛着もあるのよ。天提督の顔を立てるつもりの異動だったけど、今はそうじゃないの」 
  
  
 名取「私も別に…これ以上の栄転には興味も無いかな」 
  
  
 秋雲「が〜ん…秋雲さん寂しいよ〜」 
  
  
 山城「やるなら一人でやってなさい」 
  
  
 名取「ごめんね…」  
	- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 19:47:06.05 ID:qGiTelGZ0
 -  提督「秋雲、ここに居たのか」 
  
  
 秋雲「なんなの〜〜」 
  
  
 提督「秋雲にある話を持ってきたんだ。クオリティの高い同人誌を作る才能を活かすために、広報の仕事をやらないか?」 
  
  
 秋雲「いくらで?」 
  
  
 提督「そこは要相談だ。予算が下りるなら同人誌の売り上げまで保証する」 
  
  
 秋雲「広報か……ちなみに白鶴さんはどうなるの?」 
  
  
 提督「翔鶴は横須賀の広報のままだ。それに今は入院中だから無理もさせられない」 
  
  
 秋雲「ん〜〜白鶴さんに話を持っていきたかったけど、無理させられないから秋雲さんにやれって?」 
  
  
 提督「そうじゃない。もし翔鶴が万全の体調なら秋雲と翔鶴に新しい組織の広報をやってもらおうとしていた」 
  
  
 秋雲「ならとりあえず拒否はしないかな。誰かの代わりになんて死んでも嫌だからね!」 
  
  
 提督「前向きに考えてくれると嬉しい」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 20:03:05.57 ID:UvCrqaxKo
 -  秋雲さん仕事内容の詳細とかも聞くうちにクリエイティブな心がyesを選ぶ 
 自分の才能をこうやって公的に頼られたのも実はすごく嬉しい  
	- 609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 20:06:10.89 ID:/5t7krsto
 -  >>608 
 と思いつつここですぐ引き受けるのも悔しいと思っちゃう秋雲先生、年俸交渉へ…  
	- 610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 20:29:58.36 ID:qGiTelGZ0
 -  ーー 
  
  
 秋雲「話を何回か聞かせてもらったけど、悪くは無さそうだね」 
  
  
 提督「なら引き受けてくれるのか?」 
  
  
 秋雲「それはギャラ次第って話!さあさあ大人の話をしようよ!」 
  
  
 提督「…そうか」 
  
  
 秋雲(本音を言えば公的に頼られたのが嬉しいから返事はイエスしか考えてない。だからって簡単に引き受けちゃうのは悔しいんだよね) 
  
  
 秋雲(この条件なら引き受けてあげよう!っていうスタンスの方が気持ちいいし、秋雲さんにとってもプラスになる) 
  
  
 秋雲(いや〜秋雲さんもくるとこまで来ちゃったね!)  
	- 611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 20:37:56.54 ID:qGiTelGZ0
 -  ーー 
  
  
 提督「……秋雲の同人誌はかなり売れるからな」 
  
  
 秋雲「壁サーで毎回完売してるからね!しかも新刊三冊描くときもあるし!」 
  
  
 提督「……」 
  
  
 秋雲(秋雲さんの本は紙質とか表装に拘ったりするから売り上げの割に利益はぼちぼちなんだよね) 
  
  
 秋雲(流石に売り上げ金を保証しろっていうのは言い過ぎだから、利益の何パーセントかを保証してもらって…) 
  
  
 提督「……すまない」 
  
  
 秋雲「へ、なに謝ってるの?」 
  
  
 提督「そんなに売り上げがあるとは…正直想像していなかったんだ」 
  
  
 秋雲「ちょっとちょっと、秋雲さんの本のクオリティを舐め過ぎじゃない?」 
  
  
 提督「本当に申し訳ない、その金額を保証するのは無理だ」 
  
  
 秋雲「仕方ないなぁ、だったら…」 
  
  
 提督「この話は無かったことにさせてくれ」 
  
  
 秋雲「…はい?」  
	- 612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 20:42:11.62 ID:qGiTelGZ0
 -  提督「国から補助金が出るとはいえそんな大金は賄えない」 
  
  
 秋雲「ちょ、ちょっと待ってよ」 
  
  
 提督「俺のポケットマネーを出すつもりでもいたんたが、黒潮達の備品を買ったのを知られてしまった」 
  
  
 秋雲「給料をポケットマネーって…」 
  
  
 提督「本当に……すまない」 
  
  
 秋雲「いやいやいや!頭下げないでって!」 
  
  
 提督「そもそも秋雲の創作活動を邪魔するような事を依頼すべきじゃ無かった。反省すべき点はそこだ…申し訳ない」 
  
  
 秋雲「あの……え…マシで……そんな…」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 20:56:51.54 ID:/5t7krsto
 -  後悔しきりの秋雲、はしご酒 
 何件目かにたどり着いたのはでっちのお店  
	- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 21:01:26.57 ID:bQkOTf5sO
 -  あー仕方ないなぁ…秋雲さんに任せなさい!元々売上全部なんてつもりはなかったけど放っておけないよ 
 こういう交渉もできないと困っちゃうよ? 
 …ん?ある意味では交渉成功なのかな?  
	- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 21:14:16.85 ID:qGiTelGZ0
 -  秋雲「広報の話は秋雲さんにお任せしてよ!」 
  
  
 提督「だが…」 
  
  
 秋雲「元々売上全部なんてつもりはなかったし!なにより放っておけないって」 
  
  
 提督「秋雲が納得する給料は出せないんだぞ?」 
  
  
 秋雲「そこは気にしなくていいって!」 
  
  
 提督「引き受けてくれるならそれに越したことは無いが…」 
  
  
 秋雲「あのさ、馬鹿正直なのもどうかと思うよ?こういう交渉もできないと困るでしょ?」 
  
  
 提督「……」 
  
  
 秋雲「ん?ある意味では交渉成功なのかな?」 
  
  
 提督「…肝に銘じておこう。それより早速仕事に取り掛かって欲しいんだ」 
  
  
 秋雲「やることは聞いたからバリバリやっちゃうよ!」  
	- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 21:17:33.09 ID:qGiTelGZ0
 -  ーー 
  
  
 駆逐棲姫「なにしに来た」 
  
  
 秋雲「保護された深海棲艦へのインタビューってやつ」 
  
  
 駆逐棲姫「なぜ私なんだ」 
  
  
 秋雲「絵になりそうだから。駆逐棲姫の体験談を漫画にしたいんだよね」 
  
  
 駆逐棲姫「お姉ちゃんから許可は取ったのか」 
  
  
 秋雲「R18な内容を書かないならオッケーだって!」 
  
  
 駆逐棲姫「それならいい。全て話してやる」 
  
  
 秋雲「いいねいいね〜どんどんやってちゃうからね」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 21:38:12.33 ID:Lfql9dozo
 -  聞く人が聞けば百合ん百合んな内容なので変えるところは変えないといけない必要 
 
	- 618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 21:40:48.56 ID:pTB3P5vDO
 -  ところで漫画ってそれでいいのか?とクキ 
 公的な広報であって同人活動の延長ではないぞ?と  
	- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 22:00:48.50 ID:wMm5UicwO
 -  駆逐棲姫「ところで漫画の内容はそれでいいのか?公的な広報であって同人活動の延長では無いんだろう」 
  
  
 秋雲「なんかね、提督さんの考えがあるらしいよ」 
  
  
 駆逐棲姫「聞かせてくれ」 
  
  
 秋雲「提督さんが伝えたいのは二つ。自我の無い深海棲艦が存在することと、戦いを望まない深海棲艦がいること」 
  
  
 秋雲「駆逐棲姫って人間を襲ったりはしてないんだよね?」 
  
  
 駆逐棲姫「しなかった」 
  
  
 秋雲「それなら大丈夫だね。その二つ漫画にしてわかりやすく伝えたいってことなんだって」 
  
  
 駆逐棲姫「私の過去が見世物にされるのか?」 
  
  
 秋雲「そこは要相談。脚のことを描かなければ駆逐棲姫だって特定されないでしょ?」 
  
  
 駆逐棲姫「ノンフィクションじゃなくなるぞ」 
  
  
 秋雲「この世にはノンフィクションを元にしましたって便利な表現があるんだよね」  
	- 620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 22:03:57.24 ID:wMm5UicwO
 -  駆逐棲姫「なら断る」 
  
  
 秋雲「ん〜〜…」 
  
  
 駆逐棲姫「私の経験したことは私が伝える。他人に誇張されたくない」 
  
  
 秋雲「了解…無理強いはしないから大人しく引き下がっとく」 
  
  
 駆逐棲姫「お前はそれでいいかもしれないが、一度他人を交えてお前の使い方を会議した方がいいぞ」 
  
  
 秋雲「マジ?」 
  
  
 駆逐棲姫「私はそう思う」 
  
  
 秋雲「幹部さんの隣で色々見てる駆逐棲姫がそう言うなら…ちょっと会議しないとかな」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 22:26:56.14 ID:/5t7krsto
 -  早速招集 
 
	- 622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 22:32:39.10 ID:UvCrqaxKo
 -  >>621 
 漫画だけじゃなく宣伝の仕方とか情報の発信の仕方を考えてマルチに活躍してもらうべきではって話に 
 秋雲はできるかな〜と考えてるうちにふつふつとインスピレーションが湧いてくる  
	- 623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 22:41:26.33 ID:wMm5UicwO
 -  ーー 
  
  
 山城「どうして私達が呼ばれたの?」 
  
  
 提督「第三者の意見が欲しかったんだ」 
  
  
 名取「幹部さんの方が良いと思いますけど…」 
  
  
 提督「それは経営者や上司から見た意見になる」 
  
  
 秋雲「秋雲さんを助けると思ってさ〜お願い」 
  
  
 山城「やれと言われたらやるわよ…」 
  
  
 名取「秋雲さんの使い方の話ですよね」 
  
  
 提督「さっき言った通りあれがベストだと思っていた。だが他に意見があるなら聞かせて欲しい」  
	- 624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 22:44:27.48 ID:wMm5UicwO
 -  山城「漫画だけを描く必要は無いと思うわよ」 
  
  
 名取「宣伝の仕方とか…情報の発信の仕方を考えた方がいいと思います」 
  
  
 秋雲「マルチに活躍しろってこと?」 
  
  
 山城「その方がいいでしょうね」 
  
  
 秋雲「秋雲さんにできるかな〜」 
  
  
 提督「いい意見だと思う。やれなくともチャレンジはして欲しい」 
  
  
 秋雲「ん〜〜ちょっと思い浮かんだのがあるから、試しにそれをやってみよっかな」 
  
  
 山城「とにかくやるだけやりなさい」 
  
  
 名取「応援してますからね」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 23:07:17.29 ID:/5t7krsto
 -  まず漫画だけど、大々的に広告を打たなくていい寧ろ会場限定とかに絞る 
 悲しいかな、流通が少ければ注目度上がるのよね昨今 
 私がいい作品を描けば、私の持つファン数ならそれができる、と(自分に発破かけ)  
	- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 23:20:27.73 ID:bQkOTf5sO
 -  >>625 
 その漫画に動画配信チャンネルの情報を載せる 
 注目が集まればあとは広がるだけ 
 情報発信の本命はそっち  
	- 627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 23:30:19.93 ID:bxhyveHn0
 -  ーー 
  
  
 飛鷹「この本を配ればいいのね?」 
  
  
 秋雲「そーそー、我がサークルを訪れるのは本物の猛者達だからね」 
  
  
 清霜「でも新刊既刊を買った人にだけ配るのは効率悪いよ?」 
  
  
 秋雲「それでいいっていうかそれが目的だし。流通が少ければ注目度は上がるからね」 
  
  
 飛鷹「それをやるにはいい作品が必要になってくるけど…貴女なら問題無いわね」 
  
  
 秋雲「秋雲さんの描く本は誰よりも面白い!」 
  
  
 清霜「自分で言えるのが本当に凄いよね」 
  
  
 秋雲「自分に発破かけるものあるけど、面白くないものは世に出さない主義だからね!」  
	- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/07/31(土) 23:34:04.13 ID:bxhyveHn0
 -  飛鷹「あら?このQRコードはなに?」 
  
  
 秋雲「それこそがメインなんだよね!それは動画配信チャンネルの情報!」 
  
  
 清霜「動画もやるの?」 
  
  
 秋雲「本命はそっちだから!駆逐棲姫が自分で語りたいって言ってたし、深海棲艦には自分の言葉で言ってもらう!」 
  
  
 飛鷹「注目が集まればあとは広がるだけね」 
  
  
 秋雲「秋雲さんだから思い付いたこの作戦!あ、そっちの成功も祈ってるね〜」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 23:45:08.99 ID:pTB3P5vDO
 -  漫画の方は確かに面白いと評価もされているが広報としてはあまり本気に取られていないようだった 
 しかし動画の方はクキが真剣に話す姿は老若男女問わず引き込まれるものがあったようだ  
	- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 23:56:51.48 ID:UvCrqaxKo
 -  >>629 
 
	- 631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 00:07:30.35 ID:LmLQxQwE0
 -  ーー 
  
  
 駆逐棲姫『私は駆逐棲姫。深海棲艦と呼ばれる存在だ』 
  
  
 駆逐棲姫『まず初めに言っておくが私は人間を襲ったことは無い。信じられないのならそれでいい』 
  
  
 駆逐棲姫『人間に危害を加えられたことは無いが、私の不注意で怪我をした』 
  
  
 駆逐棲姫『この両脚は人間の船のスクリューに巻き込まれた結果こうなった』 
  
  
 駆逐棲姫『皮一枚のところで繋がっていたが治す手段も持っていなかったから自分で引きちぎった』 
  
  
 駆逐棲姫『その日から私は自分一人で生きていくことが困難になった。仲間に助けてもらっていたがそれも限界がきて、人間に保護されることになった』 
  
  
 駆逐棲姫『私は幸福だった。もし悪意を持った人間に捕まっていれば私は生きていなかった』 
  
  
 駆逐棲姫『人間を攻撃する深海棲艦は存在するが私のような深海棲艦もいる事は知っておいて欲しい』  
	- 632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 00:12:32.25 ID:LmLQxQwE0
 -  ーー 
  
  
 提督「駆逐棲姫の動画が話題になっているようだ。真剣に話す姿が老若男女問わず引き込まれるものがあった」 
  
  
 秋雲「よしよし、作戦成功だね」 
  
  
 提督「だが漫画の方は…」 
  
  
 秋雲「いーの、あんまり本気に取られてないので正解だから」 
  
  
 提督「そうなのか?」 
  
  
 秋雲「だって漫画だよ?読む層が限られてるし話題になればそれでいいから!」 
  
  
 提督「秋雲がそう言うのならいいんだが…」 
  
  
 秋雲「自分の価値はよく知ってるつもりだからね。これからも広報として張り切っちゃうから!」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 00:20:32.19 ID:FtRcFH7DO
 -  一方 
 そういえば青葉と蒼龍が異動する詳しい経緯がよく思い出せない山城 
 提督と仲違いしたのはもちろん知っているが気付いた時にはもう異動した後だった 
 名取は何か知ってる?と  
	- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 00:46:02.87 ID:TYvH662ao
 -  >>633 
 
	- 635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 00:59:19.32 ID:LmLQxQwE0
 -  ーー 
  
  
 山城「貴女は青葉と蒼龍が異動する詳しい経緯を覚えているの?」 
  
  
 名取「提督と仲違いしたのは覚えてますけど…気付いた時にはもう異動した後でした」 
  
  
 山城「Y朝潮は精神病棟で拘束されている。その経緯も全て覚えているのにあの二人の詳細は覚えていないのよ」 
  
  
 名取「何かがあったん…ですよね?」 
  
  
 山城「間違いなくそうでしょう、それを知る方法があればいいのだけれど」 
  
  
 名取「提督が関係していないとすれば天提督ですよね」 
  
  
 山城「天提督……秘書艦の深雪が…深雪……?違うわ、確かあま 
  
  
 ピシッ  
	- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 01:03:22.58 ID:LmLQxQwE0
 -  山城「…特に思いつかないわね。何かがあったことは覚えておきましょう」 
  
  
 名取「何の話ですか?」 
  
  
 山城「…そもそもなんだったかしら」 
  
  
 名取「山城さん…もう年なんじゃ」 
  
  
 山城「…見かけによらず毒を吐くのね」 
  
  
 名取「これでも忍びですから」 
  
  
 山城「不幸だわ…」 
  
  
 名取「……」 
  
  
 ーー  
	- 637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 01:03:48.45 ID:LmLQxQwE0
 -  今日はここまでです 
 
	- 638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 01:09:05.97 ID:FtRcFH7DO
 -  お疲れ様でした 
 そこまで出かかって止められるという事は…  
	- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 01:18:22.14 ID:TYvH662ao
 -  割れる音……? 
 おつ 
 秋雲さんはしたたか  
	- 640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 10:15:21.41 ID:13q6OEqno
 -  天城さんは自分で他人を生贄に捧げるって行動したから救済は相当ムズいと思われる 
 
	- 641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 19:17:06.46 ID:LmLQxQwE0
 -  ーー大本営 
  
  
 多摩「終わった……」 
  
  
 幹部「ご苦労様だったね」 
  
  
 多摩「試験はこれで全部終わりだにゃ…?」 
  
  
 幹部「そうだね、後はこちらが提督業の資格を出すだけになる」 
  
  
 多摩「これで本当に多摩が提督に…」 
  
  
 幹部「色々な手続きがあるからすぐにというわけにはいかない。だが多摩君が提督になることは間違いないよ」 
  
  
 多摩「……」 
  
  
 幹部「艦娘としての活躍と難しい試験に合格した多摩君にはその資格がある。なにも不安に思うことはないよ」  
	- 642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 19:23:46.91 ID:LmLQxQwE0
 -  幹部「足りないもの鎮守府に建てている病院も順調らしいね。多摩君が提督になる頃には、先生君の病院も開業できるだろう」 
  
  
 多摩「多摩にとって全部良いことが起こってる…起こりすぎてるにゃ」 
  
  
 幹部「それは多摩君が頑張ったからだよ」 
  
  
 多摩「そんなことはにゃい!多摩なんかより龍驤さんの方が…」 
  
  
 幹部「君達には嘘を言っても仕方ない。だから私が正直に思うことを君に伝えるよ」 
  
  
 幹部「多摩君は本当に頑張ったんだ。崩壊した鎮守府をなんとか留めておいて、艦娘の精神的な柱になった」 
  
  
 幹部「それに引き換え龍驤君は……」 
  
  
 多摩「龍驤さんの悪口を言うな!!」 
  
  
 幹部「因果応報という言葉がある、多摩君の日頃の行いの良さが返ってきているんだ」 
  
  
 多摩「……」 
  
  
 幹部「多摩君、これから君は他人を使い評価する立場になる。物事を客観的に見る必要もあるんだよ」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:58:34.71 ID:TYvH662ao
 -  増える所属艦は増えるのか?と 
 
	- 644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 21:14:40.98 ID:w7FUo4iWo
 -  提督も大変だったんだにゃ……と改めて思う多摩 
 報告かねて会いに行く  
	- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 21:28:40.80 ID:LmLQxQwE0
 -  ーー横須賀鎮守府 
  
  
 多摩「試験が全部終わって、もうすぐ多摩は正式に提督になるにゃ」 
  
  
 提督「おめでとう、素直に凄いと思う。多摩の提督であれたことを誇りに思う」 
  
  
 多摩「…提督も大変だったんだにゃ」 
  
  
 提督「急にどうしたんだ?」 
  
  
 多摩「幹部さんからこれからは他人を使う立場になると言われたにゃ」 
  
  
 提督「提督とはそういう立場なんだ。艦娘を使い、評価することが求められる」 
  
  
 多摩「サラッと出てくるあたり…流石だにゃ」  
	- 646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 21:32:55.68 ID:LmLQxQwE0
 -  提督「勘違いすることが多いんだが提督は必ずしも作戦を建てる必要は無い」 
  
  
 多摩「提督みたいに細かい修正は旗艦に任せるやり方は珍しいって知ったにゃ」 
  
  
 提督「細かい指示を出す提督もいる。しかしそれだと臨機応変にできない」 
  
  
 多摩「提督が評価されてたのはそういう所もあったんだにゃあ…」 
  
  
 提督「作戦に正解は無いと思っている。全員生きて帰ってくることが最優先で無ければならない」 
  
  
 多摩「指揮官として……提督に勝てる自信が無いにゃ…」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 21:55:38.29 ID:13q6OEqno
 -  だが俺は現場(戦場)が実際どうなっているかまでは分かっていないからな 
 そういった意味でも多摩は必ず俺を超えていくと提督  
	- 648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 22:05:40.94 ID:TYvH662ao
 -  >>647 
 
	- 649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 22:14:33.44 ID:LmLQxQwE0
 -  提督「俺は現場が実際どうなっているかまでは分かっていないんだ。駒の配置を知っているにすぎない」 
  
  
 提督「多摩は現場を、戦場を知っている。多摩は必ず俺を超えていくだろう」 
  
  
 多摩「プレッシャーをかけるなぁ…」 
  
  
 提督「そんなつもりじゃない、事実を言っているだけだ」 
  
  
 多摩「うぐぐっお、うう」 
  
  
 提督「な、な、なんだ?」 
  
  
 多摩「今までに感じたことの無い重圧に潰されそう…」 
  
  
 提督「多摩に限って…いやその様子を見ている限り冗談じゃ無さそうだな」  
	- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/01(日) 22:20:27.32 ID:LmLQxQwE0
 -  多摩「覚悟はしてたのに…いざなるとなったら…」 
  
  
 提督「気にしすぎじゃないのか?」 
  
  
 多摩「怖いにゃ…」 
  
  
 提督「提督をやるだけでそんなに怖がることは無いだろう…他に何かあるんだな?」 
  
  
 多摩「多摩にとって良いことが続いて…いつか絶対大きなミスをする前兆だにゃ…」 
  
  
 多摩「その時死ぬのが自分なら納得できるにゃ、でも他人を殺してしまうとなると…」 
  
  
 多摩「お腹が痛くなってくるにゃ…正気度がガリガリ減っていくにゃ…」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 22:24:50.28 ID:FtRcFH7DO
 -  提督ごめんにゃ… 
 今まで色々キツい事言ったけど結局当事者じゃなかったから言えたんだ… 
 見た事の無い多摩の様子  
	- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 00:31:34.45 ID:oEvj/tY8o
 -  >>651 
 
	- 653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/02(月) 00:47:59.39 ID:xjr00X340
 -  多摩「提督ごめんにゃ…今まで色々とキツい事を言ったけど…結局当事者じゃなかったから言えたんだにゃ…」 
  
  
 提督「本当にどうしたんだ多摩?」 
  
  
 多摩「多摩はそういう役目だと思ってやってたけど…そんなことはなかったんだにゃ…」 
  
  
 提督「…俺は多摩に厳しく言われることは嬉しかったぞ」 
  
  
 多摩「やめてにゃ…うにゃあぁぁ…」 
  
  
 提督「プレッシャーで一時的におかしくなっているだけなのか?改二になって猫成分が増したせいなのだろうか…」 
  
  
 多摩「にゃぉぉぉぉ…」 
  
  
 提督「多摩が提督になることはほぼ決定していて止められない。俺にできることは話を聞いてやることくらいだな」 
  
  
 ーー  
	- 654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/02(月) 00:48:34.94 ID:xjr00X340
 -  今日はここまでです 
 
	- 655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 01:45:29.53 ID:oEvj/tY8o
 -  おつでした 
 プレーヤーとマネージャーは違うんですよね……  
	- 656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/02(月) 19:09:49.38 ID:xjr00X340
 -  ーー 
  
  
 富士「お母さん達は引っ越すの?」 
  
  
 深海海月姫「ええ、貴女の居る横須賀に行くのよぉ」 
  
  
 富士「やったぁ!またお父さんとも暮らせるんだ!」 
  
  
 深海海月姫「富士、貴女は横須賀に居続けるべきでは無いわよ」 
  
  
 富士「え…お母さん?」 
  
  
 深海海月姫「さみだれのように貴女も世界を知る必要があるわ」 
  
  
 富士「でも……」 
  
  
 深海海月姫「貴女の力は世界を滅ぼし兼ねないの。貴女が善と悪を間違えれば世界の均衡は簡単に狂ってしまうのよ」 
  
  
 富士「難しい話は分かんないよ…」  
	- 657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/02(月) 19:15:49.86 ID:xjr00X340
 -  深海海月姫「寂しくなったら横須賀に帰ってきなさい。その時は貴女が見たり体験したことを教えて」 
  
  
 富士「うん……」 
  
  
 深海海月姫「お母さんも富士と別れるのは悲しいわ。けど道を見極めることは貴女にとって必要なこと」 
  
  
 深海海月姫「富士が本気で世界を滅ぼしたいと思ったら私は止めないわ」 
  
  
 富士「お母さん……」 
  
  
 深海海月姫「悪に染まらない生物は存在しないの。この世界が貴女にとって耐えられないものだと判断すれば好きに暴れてもいいのよ」 
  
  
 富士「そんなことしないよ…」 
  
  
 深海海月姫「そうなることを祈っているわ。さあ富士…世界を見てきなさい」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 19:30:46.65 ID:a8aYvNBDO
 -  と言われても行くあても特に思い付かない富士 
 カードを渡されて生活の心配は無い 
 さみだれも同じなら一緒にと考え会いに行く  
	- 659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 19:45:03.84 ID:TzLH32u5o
 -  >>658+実は海月姫も内心は気が気ではなかった。溜め息をついているところを慰める菊月提督とその様子にヤキモチをやく菊月 
 
	- 660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/02(月) 20:01:49.62 ID:xjr00X340
 -  ーー 
  
  
 深海海月姫「あんなことは言いたくなかったけど……」 
  
  
 菊月提督「富士の為を思えば正しい選択だ」 
  
  
 深海海月姫「せっかく生活も安定してきて、楽しく生活しようと思えばできるのよぉ」 
  
  
 菊月提督「その通りだがそれは富士の未来を狭めることになる」 
  
  
 深海海月姫「富士とあなたとの生活……楽しかった毎日…」 
  
  
 菊月「嘘泣きか」 
  
  
 深海海月姫「菊月には分からないでしょうねぇ…」 
  
  
 菊月「分からない。だが私の司令官を独占していることは確かだ」 
  
  
 菊月提督「菊月…」 
  
  
 菊月「司令官、悪いがとことん邪魔をさせてもらうからな。私に子どもができるまで負けたままなんだ」 
  
  
 菊月提督「勝ち負けはない…」 
  
  
 菊月「私が負けだと言えば負けだ。これからも覚悟をしておけ」  
	- 661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/02(月) 20:05:09.88 ID:xjr00X340
 -  ーー 
  
  
 富士「どこに行こう…行く当てなんか思い付かないし」 
  
  
 富士「さみだれちゃんに会いに行ってもいいけど…ちょっとお腹空いてきたなぁ」 
  
  
 富士「……」 
  
  
 富士「早い安い旨い牛丼屋さんがある…」 
  
  
 富士「カードがあるからお金は心配無いし…とりあえずご飯を食べようかな」 
  
  
 富士「牛丼を食べながら考えよう……」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:15:34.51 ID:oEvj/tY8o
 -  広報の一環で牛丼食べる撮影が終わった所の艦娘・深海棲艦のグループと遭遇 
 
	- 663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:19:59.57 ID:8j15Bo/DO
 -  >>662 
 ほっぺたにお弁当つけるくらい美味しかったらしい  
	- 664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/02(月) 20:26:19.08 ID:xjr00X340
 -  ーー 
  
  
 富士「牛丼は美味しいから……とりあえず食べれば元気が出るし…」 
  
  
 はいオッケーで〜す 
  
  
 富士「…何かやってたのかな?」 
  
  
 「コレデイイノカ」 
  
  
 「このお店の宣伝になるだけじゃないの?」 
  
  
 「広報の一環ですので」 
  
  
 「意図があるならそれでいいけど」 
  
  
 富士「艦娘と深海棲艦…!」 
  
  
 「あれ?まだお客さん入れませんよね?」 
  
  
 「あ!ごめんねお嬢ちゃん、今撮影してて…」 
  
  
 「オマエニンゲンジャナイナ」 
  
  
 「え…?」  
	- 665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/08/02(月) 20:30:52.44 ID:xjr00X340
 -  富士「その通りだよ、私は現代艦娘の富士」 
  
  
 「現代艦娘…?」 
  
  
 「貴方達は知らないでしょうね。艦娘と深海棲艦よりも強い存在だって言えば伝わるかしら?」 
  
  
 「コドモデモワタシヨリツヨイ」 
  
  
 「こんな子どもなのに……?」 
  
  
 富士「二人は何をしてたの?」 
  
  
 「広報って言っても伝わらないわよね…」 
  
  
 「シーエムダ」 
  
  
 「それね。この店の宣伝をしてたのよ。美味しそうに食べればお客さんがいっぱいくるでしょ?」 
  
  
 富士「それを艦娘と深海棲艦でしてたんだね」 
  
  
 「リクデシゴトシタイ」 
  
  
 「艦娘だからって出撃だけしてる時代は終わりよ」 
  
  
 下2 この後の展開やその他起こったことなど  
	- 666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:55:27.42 ID:5t9p0ZC1o
 -  撮影終わって牛丼つまみにお互いの身の上話 
 
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