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【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part9

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 02:14:18.97 ID:xf03q1FDO
コードギアス安価スレ(※現在1期終了後、アキト編)


前スレ
【コードギアス】俺「安価でブリタニアと戦う」part8
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1627055558/



デスペナ有り(死亡した場合操縦技量が1段階下がる)



巻き戻し権利使用事のルール
・巻き戻し1回使用するとそこより前には戻れない、最低でもその地点より1つ先の場所から
・世界線を変えてしまうと二度と戻れなくなる
・ストーリーの一区切りより前には戻れなくなる(※物語が進んでここより前に戻れなくなる時は最後に一言添えます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1627492458
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 02:18:29.41 ID:xf03q1FDO
ナイトメア操縦技量強さ目安(※1の独断と偏見)


ギアス呪いスザク
最終決戦カレン、マリアンヌ
ビスマルク
超エース(2期カレン、2期スザク、星刻、ジノ)
エース(他ラウンズ、最終オレンジ)
ベテラン(1期スザク)
準ベテラン(1期最終カレン、コーネリア)
中堅(初期カレン、藤堂、ギルフォード)
準中堅(四聖剣、C.C.)
熟練兵(初期オレンジ、最終決戦玉城)
新兵強
新兵中(モブブリタニア軍人、ルルーシュ)
新兵弱(モブ日本人レジスタンス)
民間人(ニーナ他)



現在の俺
操縦技量:エース級
身体能力:R2スザク並み(最強)
戦略知能:ルルーシュ並み



現在所持アイテム
巻き戻し権利(2枚)
99権利(1枚)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 02:25:21.06 ID:8uCdbuP00
前スレ999が惜しかった
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 02:32:07.09 ID:v/JWrRPu0
たておつ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 02:39:14.34 ID:xf03q1FDO
1000までのボナ(巻き戻し2個、コンマ振り直し2個)
街の外れ

レイラ「これは皆んなで協力して作った初めての料理なんです。それを川へ流して捨てるなんてやめましょう俺中尉?」

俺「しかし…」

レイラ「大丈夫です。例え朝までかかったとしても完食し終えるまで私も付き合いますから!」

俺「はぁ…。仕方ないですね…分かりましたよ」ストッ

レイラ「あ…」

俺「でも言ったからには途中で逃しませんよ?」ニコッ

レイラ「のぞむところです」ニコッ

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 02:51:23.74 ID:xf03q1FDO
──数時間後
街の外

満月「」

大きな鍋「」

レイラ「ふぅ…。と言いましたが、流石に2人で10人前はキツいですね〜…」スッ

空のお皿「」

俺「…司令も、これが美味しかったら多分食べられるんでしょうけどね」

レイラ「そ、そんな事有りません!私はちゃんと美味しく頂いてますから!」モグモグ

俺「構いませんよ…。皆んながどう思ってるのか、あの婆さん達の反応を見てれば分かりますから」

レイラ「俺中尉…」

俺「俺は料理が壊滅的に下手だって…」

レイラ「…だけど私は、逆に安心していますよ」ニコッ

俺「え?…」

レイラ「俺中尉は、頭も良いし白兵の能力も高い…」

レイラ「戦闘だって基本的に1人で何でもできてしまうから…。でも、ちゃんとこうして出来ない事もあったんだって…」

俺「レイラ司令…」

レイラ「まぁ家事が一切できなかった私よりは何でもできるんですけどね…」ニコッ

俺「…人には、1人でできる事とできない事があると思ってます」

レイラ「できる事とできない事?…」

俺「アキトにはアキトにしかできない事、できない事…」

俺「リョウ、アヤノ、ユキヤの3人だってできる事とできない事が…」

レイラ「…。」

俺「レイラ司令にはレイラ司令の…」

レイラ「私は皆んなと比べると、何も…」

俺「いえ…。それでも俺よりマシな味覚を持ってる…」

レイラ「あ…」

俺「さっきは追い払ってしまった事、謝ります。ちゃんとレイラ司令に手伝って貰うべきでした」

レイラ「…。」

俺「そうすればきっと、今頃あんな大失敗の料理は…」

レイラ「フッ…慰めるのが上手ですね。俺中尉は…」

俺「い、いえ…そんな事は…」

レイラ「…。」

レイラ「でも、それでも私は…何もできてない気がするんです…」

俺「え?…」

レイラ「私の父も…」

俺「司令の父…」

レイラ「政治家でした…」

俺「政治家…?」

俺「確か、司令はブリタニアからの亡命でユーロピアに……もしかしてブライスガウ議員が司令の…?」

レイラ「やっぱり気付きましたか…そうです。私の父は…ブラドー・フォン・ブライスガウ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 03:08:10.78 ID:xf03q1FDO
街の外れ

俺(ブラドー・フォン・ブライスガウ…ブリタニアからE.U.へと亡命した政治家…)

俺(ブリタニアから亡命した議員だが、E.U.の中でブリタニアからの自由を説き、圧倒的な支持を得ていた議員…)

俺(俺もその頃は日本へ送られる前だったのでE.U.には当時のブリタニアに歯向かう、面白い事を説く者が居るんだと記憶にある…。だが…)

俺「ブライスガウ議員暗殺事件…」

レイラ「はい…。私が6つの時でした…」

俺「…では、母上もその時に?」

レイラ「はい…父が死んだ混乱の中で…」

俺「…。」

レイラ「私だけが生き残りました…」

レイラ「縁もゆかりも無い私を育ててくれたマルカル家に感謝はしていますが…」

レイラ「でも…」

俺「…。」

レイラ「私は、一人で生きていける力が欲しい」

俺「司令…」

レイラ「まぁ今はこの通り全然ですけどね」ニコッ

俺「…。」

レイラ「さぁ、夜が明けるまでに食べちゃいましょう?朝起きた皆んなに私達が美味しく頂いたって伝えるんです」

俺「…はい」コクッ

俺(レイラ・マルカル…)

俺(…彼女が何故17歳でこんな危険な部隊を率い、こうして前線へと自ら出てくる強さが…何となく分かった気がする)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 03:55:32.97 ID:xf03q1FDO
翌日
街の外れ

ババア「ほらもっと腰を入れて!」

レイラ「はい!」バシッバシッ

ババア「もっと力を込めて!」

レイラ「はい!ご指導、有難うございます!」バシッバシッ

洗濯物「」

俺(…昨日のレイラのあの宣言後…彼女は言っていた通り家事に精を入れ、ババアに家事を教えて貰っていた)

アヤノ「何だかな…」

ユキヤ「頑張りは伝わるんじゃ無い?」

リョウ「こっち終わったら手伝ってやるか」スタスタ

アヤノ「え?」

ババアB「アンタは料理には一切手を出すんじゃ無いよ!」

俺「はいはい」ヌギヌギ

ユキヤ「ん?どうしたの俺さん?急に服なんか脱ぎ出して…」

ババアB「ほぉ〜逞しい筋肉だのう〜///」

俺「はは…。どうも…」

リョウ「なんだ?川にでも入んのか?」

アヤノ「水汲みならリョウがやってるよ?」

俺「いや、俺も自分のできる事をやろうと思ってな」スタスタ

アヤノ「うん?俺さんのやれる事?」

俺「ちょっくら川の魚を捕まえてくる」

ユキヤ「フッ道具も無いのに?」

リョウ「できる訳ねえだろ?」

俺「まぁ見てろって」ザブザブ

俺(水の中にいる魚の捕まえ方は昔、スザクに教えて貰ったんだよな)バシャハシャ



レイラ「あ…」チラッ

レイラ(俺…。川へ入るんだ…)

ババア「こら!余所見しとる場合かい!未だ未だあるんだよ!?」

レイラ「は、はい!すみません!」バシッバシッ


コンマ下二桁
81以上魚を取っていたら何故かリョウが流されて来たので助けてやった(リョウ好感度9に上昇。アヤノ、ユキヤ好感度6に上昇)
21〜80大量だった(リョウ、アヤノ、ユキヤ好感度5に上昇)
11〜20全く取れなかったがアキトに感謝された(アキト好感度6に上昇)
10以下しかし、全く取れなかった…


安価下2
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 03:59:36.32 ID:tuMsGLS1o
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 04:00:03.77 ID:cCCJfK/Ko
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 04:21:33.33 ID:xf03q1FDO
コンマ77(ラッキー7。格上げ)
川の中

俺「おっと」バシャッ

魚「」ピチッピチッ

ユキヤ「へぇ、道具も使わずに凄いじゃん俺さん」

陸地「魚「」」ピチッピチッ

ババア「ほほぅ〜!こりゃ凄い!」

アヤノ「戦闘だけじゃなくサバイバルのセンスもあったのね」

俺「昔、友人に教わってな…それじゃ。また取ってくるよ」バシャッ

レイラ「ふっ…」ニコッ

リョウ「全く、水の中に入って魚を取ってくるだなんて俺達より野生児かってんだ」スタスタ

バケツ「」バシャッ

リョウ「よいしょっと」

ババア「今日も良い尻してるねえ」リョウ尻「」モミッ

リョウ「なっ…!?///」バシャッ

リョウ「テメェ!何しやがんだ!?」

ババア「何だよ。減る訳じゃ無いし」

リョウ「ババア!!」ズルッ

リョウ「うわぁ〜っ!?」バシャ-ン!!

アヤノ「やばいよ!リョウは泳げないじゃん!」タッタッ

レイラ「流されてる!」



水の中

魚「」

俺「うん?」チラッ

リョウ「もごもごもごご…」ブクブクブク...

俺(リョウ?…もしかして溺れてるのか?…)スイスイ

俺(仕方ないな…)

リョウ背中「」ガシッ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 04:34:33.94 ID:xf03q1FDO
川の側

リョウ「ゲホゲホ…」

アヤノ「大丈夫?リョウ…」

リョウ「クソッ…あのババア…」

レイラ「泳げないなんて意外ですね」

ユキヤ「俺さんに感謝するんだね。俺さんが居なかったら今頃リョウ、溺死してあっさり死んでたと思うよ」

俺「はは、そんな大袈裟な…」

リョウ「いや、アンタは紛れも無く俺の命の恩人だ…」

リョウ「アンタが居なけりゃ今頃俺は海のもずくになってた」

ユキヤ「それ使い方間違えてない?」

リョウ「有難うよ俺さん…いや、兄貴」

俺「…兄貴?」

リョウ「そうだ。今日からアンタの事は兄貴と呼ばせてくれ」スッ

俺「あ、ああ…別に構わないが…」スッ

ギュッ

リョウ「宜しくな兄貴」

俺(…お前の方が歳上じゃ無いか?)

レイラ「うふふっ、良かったですね俺中尉」ニコッ

俺「う、うーん?良かったのかな?…」



森の中

アキト「フッ…」

ババアC「アンタは行かないのかい?」

アキト「俺には関係無い」スタスタ

ババアC「ほぉ〜」


リョウの好感度が9に上昇した
ユキヤ、アヤノの好感度が6に上昇した
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 04:46:56.55 ID:xf03q1FDO
その晩
街の外れ

魚料理「」

リョウ「ベタベタ触んなー」モグモグ

ババア「アンタは食べっぷりもいいねえ」

ババアB「本当にねえ」

ババアC「どうだいレイラ?」

レイラ「本当、美味しいです」スッ

アヤノ「うまーい!ほらアキト!このムニエル食ってみなよ俺が取った新鮮な奴だよ!」スッ

アキト「…俺はいい」プイッ

アヤノ「えー!?」

俺「アキト、もしかしてお前…魚が食べられないのか?…」

アキト「こんな物を好き好んで食べる奴の気がしれない」

リョウ「おいアキト!兄貴の魚が食えないだと!?」ガシッ

アキト「うるさい…」

レイラ「お寿司も、お刺身も食べられ無いの?」

アキト「あんな生臭い物が食えるか」

俺「日本人の癖に珍しいな」モグモグ

アキト「人種は関係無いだろ」

アヤノ「アキト、ほらこれ美味しいよ?あーん?」スッ

アキト「要らない!」

リョウ「ほらアヤノ!魚を押し込めぇ!」ガシッ

アヤノ「美味しいよぉ!?」スッ

アキト「や、やめろ!?よせっ!?」

ババア達「「アハハハハ」」

俺「フッ…」

俺(アキトがあんな声をあげるとは…)

俺(もしスロニムで誰か一人でも死んでればこうはならなかった…)

俺(この平和はレイラが勝ち取った物なんだな…)チラッ

レイラ「うん?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 04:58:36.87 ID:xf03q1FDO
街の外れ

川「」

バケツ「」バシャッ

俺「よし…」スクッ

俺「うん?レイラ司令?」

レイラ「あ、俺中尉…。その…///」

俺「どうしたんですか?後片付けなら俺の方でやっときますけど?」

レイラ「あ、いえ…。大婆様が私の未来を占ってくれると言って来て…」

俺「大婆が司令の未来?…」

レイラ「あの…1人じゃ不安なので、俺中尉にも一緒に来て欲しいんですけど…///」

俺(大婆ってあの占い師みたいな格好した最初にアキトに呪いがうんたら言ってた婆さんか…)

俺(…確かに、他のババアと比べると妙な迫力はあったが占いなんかやれたのか)

レイラ「ダメですか?…///」

俺「…。」


1構いませんよ。それじゃあ大婆の所まで行きましょうか
2すみません。俺、占いは信じないタイプなので…


多数決下5まで
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 05:02:56.56 ID:aHHyBG070
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 05:10:41.58 ID:ymXp9AMDO
1
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/07/29(木) 05:20:44.59 ID:CuOVrEPRo
1
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 05:41:16.16 ID:8uCdbuP00
1
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 05:50:09.96 ID:xf03q1FDO
街の外れ

俺「構いませんよ」

レイラ「あ…///」

俺「それじゃあ大婆の所まで行きましょうか」

レイラ「はい。では着いて来て下さい///」スタスタ




大婆の屋敷

レイラ「大婆様。連れて来ました」

大婆「ほっほっ、やっぱりお主がレイラの恋人かぇ」

俺「え?…」

レイラ「ち、違います。大婆様!彼は…///」

俺「部下です」

レイラ「…。」

大婆「おや?…」

レイラ「……違いますよ?俺中尉」

俺「うん?」チラッ

レイラ「貴方は私の信頼できる仲間です」ニコッ

俺「仲間…?えぇ…」コクッ

俺(仲間…。もう、その言葉は過去に全て失った物だと思っていたが…)

大婆「ふぇっふぇっ、まぁいいじゃろ。それじゃ始めようかの」

占いで使用する紙「」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 05:58:20.96 ID:xf03q1FDO
大婆の部屋

俺「…。」

レイラ「…。」ゴクリッ...

大婆「クレーントゥ・プレィテリア・フトゥルゥム…クレーントゥ・プレィテリア・フトゥルゥム…」スッ

占いの石「」ジャラジャラ...

大婆「昔、森の魔女に会ったんだね…」

俺「森の魔女?…」

大婆「その魔女に、呪いをかけられた」

レイラ「呪い…?」

『レイラ』

レイラ「あ…」

俺「レイラ司令?…」チラッ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 06:05:19.15 ID:xf03q1FDO
──11年前 

車「」モクモク...
炎「」ゴオオオッ

レイラ母「レイラ…」

幼レイラ「ママ…」

レイラ母「早く…逃げて…。レイラ!」

幼レイラ「…!」

炎「」ゴオッ!!


森の中

幼レイラ「はぁっ…はあっ…」タッタッタッ

足元「氷「」」パリンッ

幼レイラ「あぁっ!?」バシャッ...

幼レイラ「氷漬け」

森の魔女「…。」

幼レイラ「…。」

森の魔女「…生きたいのか?」スッ



氷の上

森の魔女「力が有れば生きられるか?」

幼レイラ「??」

森の魔女「これは契約…契約すれば、お前は人の世に生きながら…」

森の魔女「人とは違う理で生きる事になる」

森の魔女「異なる摂理…異なる時間…」

森の魔女「フード」スッ

緑髪の女「王の力はお前を孤独にする。その覚悟があるのなら、その力を使うが良い…」

レイラ左手「赤色」キ-ン

緑髪の女「…しかしお前はまだ幼い。その選択は、お前が成長するまで猶予を与えよう」スッ

緑髪の女「一度使えば後戻りはできない。しかし、使わなければ存在しなくなる…」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 06:35:52.24 ID:xf03q1FDO
大婆の館

レイラ「…。」

レイラ「アレは夢じゃなかった…」

俺「……。」

俺「C.C.だ…」ボソッ

レイラ「え?…」チラッ

俺「それは、ギアスの力…」ブルッ

レイラ「ギアス?…」

俺「あ……」ブルブル...

レイラ「俺中尉?…」

俺「…。」




ルルーシュ『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる』

C.C.『私はお前達の共犯者だ』

ナナリー『私はお兄様達が居れば、それだけで…』

スザク『でも、俺さんが一緒で安心しました』

シャーリー『私も協力させて下さい!』

カレン『私の初めて奪ったんだから、責任取りなさいよ馬鹿!!///』

コーネリア『だからせめて、残されたお前達だけでも幸せになって貰おうと思っていた矢先、お前達三人は日本へと送られてしまった』

コーネリア『…正直、すまないと思っている』

ユフィ『この先、日本人の皆さんはわたくしの夫ゼロの言う事を聞いて下さい!///』?

ユフィ『どうか、これからもゼロを…わたくしの夫の作る日本を宜しくお願いします!///』


ランスロットクラブ『』

?俺『…さよなら、ユフィ』

騎士バッジ『』

ゼロ『その名は、合衆国日本!!』

日本人達『『『ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!ゼロ!』』』

ルルーシュ『兄上…申し訳有りません…』




俺「…ッ」グッ

俺「ゼロは……俺の…」

レイラ「ゼロ?…」

俺「うっ、うわああぁぁぁぁっ…」ダッ

レイラ「あっ…俺中尉!?」

大婆「どうしたんじゃ急に?」

レイラ「分かりません…でも大婆様すみません!」タッ

大婆(ふっ…。だけど、レイラの力は大事な人を助けると出ておる…)

占い用の石「」

大婆「上手く行くと良いねレイラ…」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 07:15:10.59 ID:xf03q1FDO
森の中

俺(俺はかつて、あの国で嘘を吐き続け……そして…)

俺「…。」

レイラ「あ…」スタスタ

俺「…。」

レイラ「はぁ、こんな所に居たんですか…。探しましたよ…」スタスタ

俺「司令…」チラッ

レイラ「寝台車まで戻りましょう?皆んなもう就寝してる頃ですよ?」ストッ

俺「…司令だけ戻れば良いじゃないですか」

レイラ「いいえ、戻りません。貴方も一緒に戻ってきてくれるまで私もここに居ます」

俺「…。」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 07:22:18.90 ID:xf03q1FDO
森の中

レイラ「それにしても大婆様、驚きましたね。本当に当たってそうな占いをされて…」

レイラ「私が森の魔女と出会って謎の力を貰った事まで言い当てられたんでてっきり…あ」

俺「…。」

レイラ「そ、その…ごめんなさい…。そう言う意味じゃ…」

俺「…司令は」

レイラ「うん?」

俺「司令は皆んなの事が大事ですか?…」

レイラ「勿論大事です。アキトもリョウもアヤノもユキヤも…そして俺…貴方の事も皆んな私の大事な仲間ですから」

俺「そう…ですか…」

レイラ「俺は違うの?…」

俺「…。」

レイラ「…。」

俺「いえ、俺も大事です…。こんな感覚を覚えるのは、久しぶりで…」

レイラ「…。」

俺「でも、だからこそ…」

レイラ「え?…」

俺「皆んなの事を、近くには置いておきたく無いんです…」

レイラ「…どう言う事?」

俺「俺はずっと嘘をついてるから…。今も、ずっと…」

レイラ「今も…??そんな風には、何も…」

俺「事実です…。俺は既に2度、名前も経歴も詐称し…そして今ここに居るんです…」

レイラ「名前も経歴も…?それじゃあ、貴方の本当の名前は…」

俺「…俺の本当の名前は…」

俺「俺・ヴィ・ブリタニア…」

レイラ「…えっ!?ブリタニア…?」

レイラ「そんな…じゃあ、まさか…」

俺「…そう、本当の俺は神聖ブリタニア帝国の…第11皇子」

レイラ「…!」

俺「この国が戦っている敵国の皇帝の子供なんです…」

レイラ「…待って下さい。そんな…どうしてブリタニアの皇子がここに?」

俺「…。」


1レイラに俺がエリア11で行って来た事、全てを打ち明ける
2……いえ、冗談です。今のは忘れて下さい。そろそろ戻りましょうか

多数決下5まで
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 07:23:26.74 ID:Cw+QiL4V0
1
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 07:27:01.34 ID:Y+Jyf2N/0
1
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 07:29:33.88 ID:D7qnYSkLO
1
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 07:33:23.06 ID:+HvI8mGvo
1
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 10:15:43.63 ID:jrctWBrk0
王道の展開になりそうだな
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 12:48:33.62 ID:xf03q1FDO
undefined
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 12:49:33.26 ID:xf03q1FDO
森の中

俺「…司令はゼロをご存知ですか?」

レイラ「ゼロ…。1年前、突如日本に現れ…ブリタニアと言う巨大な大国を相手に、黒の騎士団を率いて奇跡を起こしながら戦っていた人物…」

俺「…流石司令です。この離れた地にいても、彼の事はよく知っているみたいですね」

レイラ「知らない人間は居ません…」

レイラ「仮面を被り、素性すら謎に包まれた彼の動向はブリタニアと戦う世界中に注目されてましたから…」

俺「だけど、そのゼロの正体は…俺の弟なんです…」

レイラ「ゼロが…俺の!?…」

俺「ええ…」

レイラ「…。」ゴクリッ...

俺「今から8年前、俺達の母マリアンヌはテロリストを装った何者かの皇族の手引きにより、白昼堂々と暗殺される事件が起きた」

レイラ「8年前…確かに、ブリタニアの皇室でそんな事件が起きたと話題になったのを聞いた事があります…」

俺「…。」コクッ

俺「…その時の事故により、妹ナナリーは目と足が不自由になった」

俺「残された俺とルルーシュは母マリアンヌの暗殺に関して一才の興味を持たない皇帝、シャルル・ジ・ブリタニアに詰め寄った…」

俺「だけど…」

俺「あの男は、あろう事か俺達兄妹を政治の道具へと利用し…戦争が起きる直前の日本へと人質として送り込んだ…」グッ

レイラ「…。」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 12:51:08.47 ID:xf03q1FDO
森の中

俺「その後、日本が敗北した戦争で俺達3兄妹は表向きには死亡した事となっていたが…」

俺「でも俺達は生きていた…。母マリアンヌの背後盾だった権力に助けて貰い、政治の道具と暗殺に怯えながら毎日を細々と生き抜いていた…」

レイラ「…。」

俺「でも1年前…。俺と弟のルルーシュは父への復讐…」

俺「そして、目と脚が不自由な妹ナナリーの為に2人で今のブリタニアをぶっ壊し、世界を新たに創ろうとしたんです…」

レイラ「復讐…」

俺「…その為に俺はブリタニアに潜り込み内部から、弟のルルーシュはゼロとなり、外側からブリタニアを壊そうと手分けして動き出しました」

レイラ「たった2人だけで…?」

俺「…俺の弟にはギアスと言う必殺の武器があったんです」

レイラ「ギアス…?」

俺「相手の目を見て命令すれば、どんな命令も絶対に従わせる絶対遵守の力…」

レイラ「…。」

俺「俺達は嘘とギアスの力を使って奇跡を起こした風に演じ、ブリタニアを破壊して行ったんです…」

俺「だけど半年前…」

俺「ブリタニアのエリア11の中で日本と言う国を認め、行政特区日本を開こうとしたした1人の皇族の女の子が居た…」

俺「その子は、俺の恋人だった…」

レイラ「俺の……」

俺「俺達兄弟はその子の勇気と優しさに敗北し、この国でのブリタニアへの復讐を取りやめようと考え、その子にはギアスをかけないつもりだった…」

俺「…だけど、其れまで皆んなに吐き続けた嘘と…ギアスによる卑怯な力を使い続けていた罰が俺達に降りかかった」

俺「ギアスが暴走して、その子に…かける予定の無かった命令がかかり…」グッ

レイラ「…。」

俺「…俺達に残された選択は、東京租界にてブリタニアと決戦を行うしか無かった」

俺「内部からブリタニアを破壊しようと潜り込んでいた俺も、弟の居るゼロ側…黒の騎士団へと寝返りブリタニアの政庁へと攻め込んだが…」

俺「色んな要因が重なって俺達は東京決戦にて敗北した…」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 13:29:09.84 ID:MR+FsaDZ0
なんかあれだな、過去でドン底味わって現代で親しい友人やら仲間やら恋人やらを得ていくけどふとしたことでそれらも失ってしまってそこから再び這い上がろうとして新たな仲間と出会っていく
違う気もするけどなんかベルセルクのガッツを思い出すぞ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 13:37:23.75 ID:xf03q1FDO
森の中

俺「…決戦で敗北した俺は一人、命からがら日本から逃げ出す事に成功した」

俺「だけど、皇族だった俺と言う人間はその戦いにより死亡した事に…」

俺「俺は仲間も、地位も、名誉も、恋人も……俺は全てを失いました…」

レイラ「ご兄妹は…?」

俺「分かりません…。二人とも東京決戦の際に行方不明に…」フルフル...

俺「…色々と探ってはみましたが…その後の情報が何も入って来ない事から…恐らく既に殺されたんだと思います」

レイラ「…。」

俺「だけど俺は生き延びた……。生き延びてしまった…」

俺「だからまた、こうして名前も経歴も偽り…ブリタニアと戦う為に利用できる組織を探して…wZEROの部隊へと潜り込んだ…」

レイラ「…。」

俺「でも……復讐に利用するつもりだった…。また嘘を吐いて…だけど…」グッ

俺「今はアキトに、リョウに、アヤノに、ユキヤに…そして貴女に……死んで欲しくないと…」

俺「情を持ってしまった…。今の平和な生活に…充実を感じてしまって…」

レイラ「俺…」

俺「…俺のような人間は…あの戦いで、ちゃんと死ぬべきだったんです」ツ-...

レイラ「あ…」

俺「復讐に取り憑かれ、周りを不幸にしかできない俺のような人間は、あの時…ちゃんと──」ポロポロ…

ギュウッ

俺「あっ…」

レイラ「私は、貴方が生きていてくれて良かった…」ギュウッ

俺「レイ…ラ…?」ポロポロ

レイラ「だって、こうして…貴方と出会えたのだから…」ギュウッ

俺「だけど…。俺は…」

レイラ「皇族だった頃の貴方は…あの時、死んだんでしょう?…」

俺「え?…」

レイラ「今ここに居る貴方は、復讐に取り憑かれた俺・ヴィ・ブリタニアでも無ければ嘘を吐き続けた俺・ランペルージでも無い…別の人間…」

俺「…。」

レイラ「だって、私には嘘を吐かずに過去の事も考えていた事も、貴方の想いも…貴方は全て正直に話してくれた…」

レイラ「私には、それが嬉しい…///」

俺「レイラ…」

レイラ「だから、もし…このままヴァイスボルフ城へ戻れなければ…これからは私達と一緒に、ここで暮らして行きませんか?…」スッ

レイラ手「」

俺「…。」


1レイラの手を取る
2拒絶する

多数決下3まで
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 13:42:03.81 ID:tuMsGLS1o
2
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 13:42:25.69 ID:11XNdnL7o
1
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 13:44:16.08 ID:4/y5r3Yj0
1
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 13:45:03.43 ID:+HvI8mGvo
1
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 13:46:28.53 ID:aHHyBG070
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 13:55:44.31 ID:aQCiScQx0
このまま復讐を捨てるのか
それとも復讐以外の動機でブリタニアと対決するのか
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 14:03:36.31 ID:MR+FsaDZ0
このまま終わりとは思えないよなぁ
安息を得ようにもまずここでの戦いをどうにかせんと
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 14:03:58.27 ID:scpOKIPKO
2部でゼロが復活すれば戻るだろう
ここでルルーシュに遭遇する可能性もあるかもしれんけど
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 14:22:31.63 ID:xf03q1FDO
森の中

俺(本当に、俺がやった過去の行いを…彼女が赦してくれるのなら…)

俺(俺は…)スッ

レイラ手「」ギュッ

レイラ「あっ…///」

俺「…本当に…良い…のかな?」

レイラ「ええ。私は受け入れます」ニコッ

俺「…。」

俺「ありがとう…」

レイラ「ふふっ」ニコッ

俺(…もう俺には、ルルーシュもナナリーも居ない)

俺(それなら…俺はここで彼女と、仲間と共に……)

レイラ手「ギュッ」俺手


レイラの好感度が9に上がった
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 14:25:28.56 ID:VdY5mC1Co
ルルーシュとナナリー諦めたみたいな
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 14:26:22.72 ID:aHHyBG070
それもありかも
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 14:34:07.58 ID:xf03q1FDO
翌日
街の外れ

皿「」チャプッ

俺「流石にもう割らなくなって来たな」

レイラ「ええ。いつまでも皆んなに迷惑はかけてられませんから」ゴシゴシ

俺「フッ、そうか…」スクッ

レイラ「あれ?何処行くんですか?」

俺「いや、ちょっと俺とレイラ以外の仲間の姿が見えないから様子を見てくる」

レイラ「あ…」

俺「うん?」チラッ

レイラ「ううん。行ってらっしゃい…俺」

俺「ああ」スタスタ
 
レイラ(事務的な感じじゃなくなって、名前で呼んでくれるようになった)ニコッ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 14:41:48.47 ID:aHHyBG070
良いぞ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 15:09:55.74 ID:Cw+QiL4V0
色々、R2でヤキモキするぐらいならアキトでENDが一番綺麗かもな
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 15:11:39.14 ID:xf03q1FDO
森の中

アヤノ「あー!それ、アタシの小太刀」スタスタ

アキト「…ご先祖様は侍か?」

アキト手「小太刀「」」

アヤノ「うん、そうだよ。お爺ちゃんがそう言ってた」

アキト「お前、産まれはユーロピアなのか?」

アヤノ「うん。アキトは?」

アキト「俺も同じだ…」

アヤノ「リョウもユキヤも一緒だよ」

風「」サアァッ...

アヤノ「いつか、皆んなで行きたいね。日本に」

アキト「…。」

アキト「マルカル司令から預かっていた。今回の作戦が終了したら、これをお前へ」スッ「小太刀「」」

アヤノ「え?何でアキトに?」

アキト「司令より、俺の方が生き残る確率が高いからだと言っていた」

アヤノ「え…」

アキト「冷静な分析は流石だが、俺は自分の指揮官を死なせるようなヘマはしない」

アキト「それにマルカル司令には既に俺よりも強力な警護だってついてるしな」スッ「小太刀「」」

アヤノ「…。」

アヤノ「アキトが持っててよ」

アキト「うん?」

アヤノ「その小太刀は守り刀なんだ。持ってれば魔を払えるんだって」

アキト「ならお前が…」

アヤノ「アキトが持っていればいい」

アヤノ「私は死んじゃうような事しないから…さっさと逃げるから必要無いの!///」

アキト「フッ、そうか…。では預かっておこう…」

アヤノ「うん。そうしてよ…///」



木の影

俺「フッ…」

俺(何だ…心配する迄も無い。俺は2人にはお邪魔だったな)

俺(リョウとユキヤを探しに行くか)スタスタ
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 15:16:35.05 ID:aHHyBG070
アキトにも無事にフラグがたってよかった
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 15:23:58.96 ID:xf03q1FDO
テント内

俺「リョウ、ユキヤ」スタスタ

リョウ「おう兄貴、連れてきてくれたか」

レイラ「私達のIDデータの事で分かった事があると…?」スタスタ

ユキヤ「僕達のIDはね。軍のサーバーに侵入した奴に消されてたんだ」カタカタ

小型PC「」カタカタ

レイラ「ハッカーですか?」

ユキヤ「そんな頭の良い奴じゃ無いよ。痕跡を残しまくってるから、バカでクズだね」

リョウ「んで?俺達のIDデータは復活させたんだな?」

ユキヤ「勿論、不正に改竄されてたから元に戻したよ」

ユキヤ「次いでに、そのバカでクズにちょっとお仕置きをしておいたけど」

リョウ「うん?」

レイラ「??」

俺「それじゃあこれで俺達はようやく軍にも戻れて…」

レイラ「ヴァイスボルフ城へ戻れるんですね…」

ユキヤ「そうだろうね。どうせ僕達の迎えが来なかったのもこいつのせいだろうし、明日には迎えが来るんじゃ無い?」

レイラ「そうですか…」

リョウ「あれ?あんまり嬉しそうじゃない?」

レイラ「あぁっ!いえ、そんな事はありませんよ!」

俺「城にいるwZERO部隊の皆んなも心配してるだろうしな」

レイラ「ええ…」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 16:50:41.80 ID:Ru4UqLtTo
結局ブリタニアとシャルルを打倒しない限り世界に明日は来ないからな
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 17:41:55.47 ID:aHHyBG070
最終的には倒さないといけないよね
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 17:52:04.48 ID:xf03q1FDO
街の外れ


俺(IDが復活しレイラが軍に報告した所、翌日には直ぐに輸送機を手配してくれる事になった)

俺(その為、俺達は平和に暮らしていた名残り惜しいがここを去って行く…)

ババア達「「うわぁぁあん…」」シクシク

レイラ「お婆様達。本当に良くして貰い、ありがとうございました…」ウルッ

アヤノ「いやいや、違うだろ…」

ユキヤ「奴隷達が居なくなるって思ってんじゃ」

リョウ「婆さん達!ボケて俺達の事忘れんじゃねぇぞ!」ポロポロ

ババア達「忘れねかぁ〜」「こんなピチピチの男子を」「そうじゃそうじゃプリプリじゃ」サワサワ

リョウ「好きなだけ触ってけ!」ポロポロ..

俺「フッ…」

アキト「…。」

俺(…その日の晩、ババア達は俺達を送り出す為に宴を開いてくれた)
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 18:03:11.91 ID:xf03q1FDO
街の外れ
ババア達「楽器」♪♪

アヤノ「」フリフリ

ユキヤ&ババア「」フォ-クダンス

リョウ&ババア達「」フリフリ


レイラ「ふふっ…」

レイラ「私達も踊りましょう?俺」スッ

俺「ああ…。折角だからなレイラ」スッ



ババア達「「オオ-」」

リョウ「なんだぁあの2人?」

ユキヤ「なんか踊るのも手慣れてる感じだよね」

レイラ「」ユラッ

俺「」スッ

レイラ「うふふ。流石に皇族なだけはありますね、ダンスも上手」ギュッ

俺「レイラだって、ちゃんと貴族として生きてればかなり良い素材だったの思うぞ」ギュッ

レイラ「…ありがとう//」ニコッ

俺「…ああ///」ニコッ

レイラ「」クルッ
俺「」ギュッ

ババア「「こりゃ凄い」」

ユキヤ「何かあの2人、皇子様とお姫様って感じで絵になるよね」

リョウ「ハッ、こんな場所に皇子と姫なんて似合わねえよ」

アヤノ「私達だってアレくらい…ねえアキト!一緒に踊ろうよ」

アキト「くだらない…俺はごめんだ」タッタッタッ

アヤノ「あっ、アキト」タッタッタッ

レイラ「アキト?どうしたんですか?」スッ

俺「レイラ、首を突っ込まない方が良い」ギュッ

レイラ「え?…」

俺「ここはあの2人で話させた方が却って上手く行くよ」

レイラ「あぁ…そうなんですか…」

俺(俺の目論見は当たり、アキトとアヤノは帰って来て…)



アキト「」タンッ

アヤノ「」スッ



レイラ「ふふ、あのアキトが…本当に上手く行きましたね」

俺「ああ…」

ユキヤ「こっちの2人も負けてないんじゃ無い?」

リョウ「でも2人とは全く違うな。西洋と和洋みたいな違いか?」

レイラ「どっちも良いじゃないですか」

リョウ「違いねえ」

俺(日本か…)
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 18:16:14.21 ID:xf03q1FDO
翌日
飛行場

輸送機「」

レイラ「あ…」クルッ

俺「あの人達…」チラッ


ババアA「元気でね〜」フリフリ
ババアB「ちゃんと食べるんだよ〜」ポロポロ
ババアC「うぅっ…」ポロポロ


レイラ「フッ…」スッ

俺(家族…か…)

輸送機「」ドウッ



輸送艦内
前の席

リョウ「ババア達と別れて、せいせいするぜ」ポロポロ...

ユキヤ「また会えるよ」

アヤノ「アキト、いつか皆んなで日本に行ってみようね」

アキト「…ああ」



レイラ「帰るのが寂しい気がしますね…」

俺「ああ…。死の可能性が限り無く高いwZEROの隊にとっては夢のような時間だったよ…」

レイラ「ええ…」


レイラ『だから、もし…このままヴァイスボルフ城へ戻れなければ…これからは私達と一緒に、ここで暮らして行きませんか?…』スッ

俺『あ…』

レイラ手『ギュッ』俺手


レイラ「…。」

俺「…。」スッ

レイラ「あっ…///」

レイラ手「ピトッ」俺手

レイラ「俺…」

俺「レイラ…過去の俺はもう死んだんだ。だから、城へ戻ったとしても、別に俺はこれからも何も…」

レイラ「ええ…そうよね」ニコッ

レイラ手「俺手「」」ギュッ
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 18:21:32.91 ID:aHHyBG070
これがヒロイン力ってやつなのか凄まじい
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 18:21:47.10 ID:xf03q1FDO
カエサル大宮殿

キングスレイ「この私にユーロピア攻略など訳もない。作戦も既に完成している」

キングスレイ「だが、最近の戦闘記録に気になる物を見つけた」

キングスレイ「ハンニバルの亡霊のコードネームで呼ばれる、ユーロピアの遊撃部隊…」

シン「…。」

キングスレイ「シャイング卿、君はその詳細を知っているようだな」

シン「2ヶ月前、戦闘中に接触しましたが…残念ながら撃ち漏らしました」

キングスレイ「撃ち漏らした…か」

スザク「…。」

キングスレイ「フッ…私に協力して貰おう。シャイング卿…」

シン「…。」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 18:31:02.76 ID:lC7rPp4aO
ルルーシュに気が付くかな?
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 18:38:30.12 ID:xf03q1FDO
カエサル大宮殿
作戦司令室

ヴェランス「キングスレイ卿、始めて頂こうか」

キングスレイ「焦る事はありません。直ぐに結果は出ます」スクッ

キングスレイ「あなた方とは違う」

他の騎士団長達「「…。」」

キングスレイ「これより、惰弱故に決戦に引きこもるユーロピアを戦場と言う処刑場へ引き出してご覧に入れよう」バサッ

ヴェランス「…。」

ゴドフロア「下郎風情が…」

レーモンド「控えろよゴドフロア…」

シン「フン…」

キングスレイ「さぁ、舞台の開演だ」ニヤッ

幕「」

キングスレイ「諸君!楽しんで頂こう!」バッ
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 20:14:10.40 ID:xf03q1FDO
ヴァイスボルフ城
アレクサンダ調整室

俺(俺達はワルシャワからwZERO部隊の基地、ヴァイスボルフ城へと戻った)

俺(大破した俺達のアレクサンダは、それぞれの戦闘データを基に新たに改修される事となり…)

アンナ「その、俺さん。俺さんのBRSの事なんですが…この機会に俺さんも…」

俺「…すみませんアンナ大尉。今はどうしてもやらなければならない事があるのでまた今度でも宜しいでしょうか?」

アンナ「はい…それなら…」

アンナ「あ、それと…」

俺「はい?」

アンナ「レイラと、これからも仲良くしてあげてね」ニコッ

俺「あ…」

俺(そうだ。彼女はレイラの…)

俺「…ええ、彼女の事は命を懸けてでも必ず守り抜きます」コクッ

アンナ「うふふ、幸せ者だわレイラは」クスッ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 20:47:37.71 ID:xf03q1FDO
ヴァイスボルフ城
俺部屋

俺(ヴァイスボルフ城に戻ってから俺は、スロニムの戦闘にて疑問だった事を調査していた…)

ユキヤ「これでいいの俺さん?」カタカタ

俺「ああ、助かるよ」

監視カメラ「」

俺(ユキヤの力を借り、警備の為に城中に配置されている監視カメラに脚がつかないようアクセスし過去のデータに目を通して行く…)

俺(司令官のレイラに頼んでも良かったが、彼女の性格上味方にスパイが潜り込んでるとは考えたくも無いだろう…)

俺(だからここは俺が何とかするしか無いと想い、探ってみた…)

俺(その結果…)



コンマ下二桁
31以上wZERO部隊に潜り込んでいた内通者を発見した(俺、次の作戦時ワイバァン隊から外れる)
30以下発見する前にレイラから呼び出された(原作通りワイバァン隊のまま次の作戦へ)


安価下2
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 20:49:35.63 ID:HBAQrXVWO
踏み台
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 20:50:09.03 ID:S1g+lnbAO
どっちがいいんだろう
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 20:50:59.53 ID:aHHyBG070
どっちなんだろう
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 21:08:33.89 ID:xf03q1FDO
コンマ03(原作)
俺部屋

パソコン「」

電話「」トゥルルルッ

俺「…ん?はい、こちら俺です」

俺「司令…?あ…はい。分かりました。直ぐ上がります」

俺「仕方ない…。後にするか…」スタスタ

パソコン「」パタンッ



食事の間

パソコン「」

サラ「これ本当かなぁ?」

ケイト「ジュネーブやベルリンでもテロが起きてるって」

フェリッツ「ユーロピア中で起こっているのかなぁ?」

クロエ「大都市はパニックで暴動だって」

オリビア「嫌だね…」

ヒルダ「北海の発電所の爆破テロがきっかけだったって」

ユキヤ「SNSはデモが多いからね」

アヤノ「でも、こんなにいっぱい書き込みがあるんだよ?」

ユキヤ「人間は不幸な出来事に強く反応し、事実を確かめもせずその噂を広げる」

クロエ「嫌な噂ほど早く広がるものね」

リョウ「誰かがわざと悪い噂を広めてるって事?」

リョウ「誰だよそいつは?」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 21:36:27.87 ID:xf03q1FDO
ヴァイスボルフ城
レイラ部屋

俺「司令。入ります」スタスタ

扉「」ガチャッ

レイラ「来てくれましたか俺中尉」

俺「俺に何か?」

レイラ「俺中尉は現在のユーロピア共和国の情勢はご存知ですか?」

俺「はい。パリの大停電を起こしたテロリストの扇動により、ユーロピアの各地で市民による暴動が起きているとか…」

俺「別の事を調べて居たので、未だ詳しい情報は見ていませんが…」

レイラ「そうですか。では先ずは此方を見て下さい」スッ

俺「うん?」

レイラ「そのテロリストがネットにアップした声明です」

俺「テロリストの…」

パソコン「」ピッ



キングスレイ『ユーロピア共和国の市民へ告げる』

俺「…!」

俺「こ、これは…」ドクンッ

キングスレイ『我らは、世界解放戦線。方舟の船団だ』

キングスレイ『愚かしき為政者らの不正に苦しむ市民の解放を我らは目指す』

キングスレイ『我々は北海の洋上発電所を爆破した。これがその証拠だ』

北海発電所『』ドガ-ン

キングスレイ『愚かしき文明に浸り、堕落という平穏に暮らす人々に神々の審判が下される』

キングスレイ『もう直ぐ、滅びの星がパリを襲う…』

キングスレイ『悔い改めよ…それが、君達が生き延びる為のただ一つの手段だ!』プツッ



俺「あぁ……」

レイラ「しかし、この北海発電所の爆破は巧妙に作られた動画だと言う事が確認できました」

レイラ「その事で中尉にご意見を頂きたいと思ったのですが…」

俺「こ、このやり口…。それにこの声…ま、間違い無い…」ゴクリッ

レイラ「え?…」

俺「ゼロです…」

レイラ「ゼロ…?確かにこの巧妙なやり口は、彼の物と似ていますが……」

レイラ「あ…」ハッ!

俺「そんな…。生きて…いたのか…。ルルーシュ…」

レイラ「俺…」

俺「…。」ゴクリッ...
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 21:46:28.69 ID:lXmtjO3k0
ルルーシュは1人でドアロック解除したりカメラ乗っ取ったりパソコンカチャカチャやってたのに
同レベルの知能で1歳年上のはずの俺は1人でできないんかい!
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 21:50:19.34 ID:R+vVKYGU0
戦略的な知識とそのへんの知識は別なんだろ
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 21:51:20.62 ID:aHHyBG070
戦略と知能は別物じゃない
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 22:02:00.36 ID:WoZgjAySo
色々情けなかったりミスるけどちゃんと頭良いキャラって思えるんだよなルルーシュ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 22:10:32.44 ID:aHHyBG070
ルルーシュ頭がいいだけに自分の予測していたことと違うイレギュラーに弱いよね
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 22:53:05.95 ID:xf03q1FDO
ヴァイスボルフ城
作戦室

レイラ「パリの大停電の原因は、テロリストによる洋上発電所の爆破ではありませんでした」

レイラ「北海の発電所は今も無傷で存在します」

クラウス「じゃあネットやテレビで流れたあの映像は?…」

レイラ「巧妙に作られた動画です」

クラウス「しかし、ネットではユーロピア中ではテロが…?」

レイラ「デマや噂で、ユーロピア市民を恐怖に駆り立て…騒乱を引き起こしているのです」

クラウス「じゃあ、あの方舟もまやかしだって言うんですか?…」

レイラ「…いいえ、方舟は存在します。巨大な飛行兵器が齎す心理的効果は絶大です」

モニター「方舟の飛行中の画像「」」ピピピッ

レイラ「しかし、あれは…ブラフです」

クラウス「ブラフ?ハッタリだと?…」

レイラ「はい。アレには高性能爆弾など搭載されては居ないし、攻撃用兵器では無いと思われます」

レイラ「人間の不安心理を巧妙に突いた作戦です」

レイラ「騒乱を鎮めるには、方舟の正体を明らかにする事が必要だと思われます」

クラウス「その為にワイバァン隊を?…」

レイラ「はい。しかし、このような作戦を考えた者が方舟への強襲作戦を予測しない訳がありません…。ですから──」

リョウ「俺は行くぜ。行くに決まってんだろ、なぁ?」

ユキヤ「勿論」

アヤノ「良いよ」

アキト「…俺1人で十分だ」

俺「…。」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:05:06.77 ID:4ZbtKiWeO
まだ新兵に毛が生えた程度のレイラを守る事になりそうなら
こっちの原作ルートもハズレではないのかな?
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:07:50.74 ID:ecCI7nVpo
ユフィ生かした時点で後は何も関わらなかったらルルーシュが死ぬだけでハッピーエンドだろうな
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 23:08:52.18 ID:xf03q1FDO
リョウ「…何だと?」

アキト「お前達が一緒だと足手纏いだ」

リョウ「ぬうっ!」ブウンッ

アキト顔「」ドガッ

アキト「くっ!」ギラッ

リョウ「格好つけてんじゃねえっ!」

アキト「ッ…!」ブウンッ

リョウ顔「」ドガッ

アキト「お前達は…!」グッ

リョウ「テメェの考えなんて、お見通しなんだよ!」ブウンッブウンッ

アキト「うっ!うぅっ」ドガッドガッ

ドゴッドガッ

レイラ「や…やめて下さい!」

ユキヤ「ほっとけば?リョウは、アキトの事が好きなんだよ」

レイラ「…。」

アヤノ「ふふっ」

アキト「ぬぅっ!」ブウンッ

リョウ顔「」ドガッ

リョウ「ぐぅっ!」ブウンッ

アキト顔「」ドガッ

俺「…。」スタスタ

アキト「あ…」

リョウ「兄貴…」

俺「フンッ!」

アキト腹「」ドゴッ

アキト「ぐおっ…!」ドサッ

蹴り「[ブウンッ

リョウ胸「」ドゴッ

リョウ「うおっ!?」ドサッ

俺「…何を勝手に争っているのか知らないが、既に編成は全員連れて行くと決まっている。これは司令の決定事項だ」

アキト「うっ…」

リョウ「はぁ…はぁ…なんだよそりゃ兄貴…」

アヤノ「あれ?そうだったの?」

レイラ「え、ええ…」

俺「レイラ司令…」ジッ...

レイラ「…。」

レイラ「…強襲作戦はワイバァン隊全員で出撃して貰い、現地での隊の指揮は俺中尉…宜しくお願いします」

俺「はっ」ビシッ

アキト「はぁ…。はぁ…。好きにしろ…」

リョウ「何だよ兄貴…そう言う事は最初から頼むぜ?兄貴の蹴りは次元が違うんだ…いてて…」

ユキヤ「フッ、まぁ俺さんなら背中を預けても大丈夫かな?」

アヤノ「確かに、この中で私達を束ねられるのは俺くらいだもんね」

レイラ「…。」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/07/29(木) 23:32:39.87 ID:xf03q1FDO
前日夜
レイラ部屋

レイラ「どうするつもりですか…?これが本当にゼロ…貴方の弟なら…」

俺「…。」

レイラ「弟に会いに行くつもりですか?…」

俺「はい…。行きます…」コクッ

レイラ「…!」ズキッ

レイラ「どうして…。貴方はもう、過去の自分の事は死んだと…」

俺「…ああ、俺もそのつもりだったんだ」

俺「ここで皆んなと居るのは本当に家族と過ごしてるような…過去の俺には無かった、温かい物に包まれているような気がした…」

レイラ「だったら──」

俺「…でも、こうしてルルーシュの事を、生きてる姿を…見つけてしまった」

レイラ「あ…」

俺「何の理由でブリタニア側に居るのか知らないが、ルルーシュが生きてるならば妹のナナリーもきっと生きている…」

俺「ごめんレイラ…。俺はやっぱり、ブリタニアの皇子としての自分を…過去の自分を捨てる事はできない…」

レイラ「…。」

俺「俺は2人を、迎えに行きたい…」

レイラ「どうして貴方はそんなに…自分の幸せよりも…」

俺「フッ、そんなの簡単な答えだよ…」

レイラ「…え?」

俺「俺は…ルルーシュとナナリの事を愛しているから」ツ-...

レイラ「あっ…!」

俺「母が暗殺され、父に政治の道具にされ…」

俺「毎日毎日、暗殺や陰謀の餌食になる日々に怯えながら…それでも、兄妹3人でずっと協力し合って生きてきたんだ…」

俺「……だから、見つけてしまった以上…こんな所で見て見ぬフリはできないから」

レイラ「ッ…!」グッ


コンマ下二桁
96以上レイラは俺にキスをして来た(選択肢へ)
51〜95レイラ、一つだけ約束をして欲しいと言ってきた(好感度現状維持)
50以下レイラ、去って行きそうな俺に何も言えず(レイラ好感度8に低下)


安価下2(※コンマ判定の次の描写後巻き戻せなくなります)
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 23:34:14.45 ID:i97hWl2D0
踏み台
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