【仮面ライダー555】その4 スパイダーマン「オルフェノクって、それはないでしょ!」

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182 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:16:13.49 ID:L7H1XOkD0
913…キュイイイイン
<スタンディンバイ
キュイイイイン キュイイイイン キュイイイイン

草加「変身!」

<コンプリート
キュルルルキュイイイイン パラパラパラ



巧「変身!」カチャ
<スタンディンバイ
<コンプリート
キュルルルキュイイイイン パラパラパラ

カイザ「」クィ

デルタ「」スチャ
183 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:17:18.75 ID:L7H1XOkD0
沙耶「乾くん・・・」

カイザ「」バッ!

デルタ「沙耶。お前一つ勘違いしてるぜ」

沙耶「・・・」

デルタ「俺はお前に弱味なんて握られてない。そう思ってんならお前は俺を見くびってる」

カイザ「ハァァ!」ドガ

デルタ「」ガシッ

デルタ「俺は、好きでここにいるんだ。お前を泣かせないために」

カイザ「黙れ!」ケリー

デルタ「」パシッ グルッ

カイザ「のわっ」ドサッ

デルタ「それが友達≠チてもんだろ!」
184 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:17:47.05 ID:L7H1XOkD0
――同時刻 新・天ノ川学園高校 2年B組

キーンコーンカーンコーン

カマラ「はぁぁぁぁ」

ケイコ「カマラちゃん、何かあったの?」

カマラ「いやぁーカレシがぁー朝から激おこでさ、ケンカしちゃってー」

ケイコ「え?カマラちゃん彼氏と一緒に住んでるの?」

カマラ「まぁねぇ〜超愛さてるからワタシ」

ケイコ「大人な恋愛してんだね」

ルミ「何何?何の話??」
185 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:18:19.99 ID:L7H1XOkD0
ケイコ「カマラちゃん、彼氏と同棲してるんだって」

ルミ「マジで?彼氏何やってんの?」

カマラ「仮面・・・大学生だよ」

ルミ「仮面大学生?」

カマラ「まぁ忙しくていつもカリカリしてんだよねぇー」

ルミ「どんな人なの?」

カマラ「これが俺様黒王子って感じで、悪い奴に絡まれた時にさ俺のモノに手を出したんだ、覚悟は出来てるな≠ニか言っちゃうのよ!」

ケイコ「キザーーーwww」

ルミ「超かっこいいじゃん!」
186 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:18:51.59 ID:L7H1XOkD0
カマラ「俺様キャラなんだけど、いつも泣きそうな目してんの」ハハ

カマラ「特に好きな人の事を見てる時とか、切なそうでさ」

ルミ「?」

カマラ「でも心にたくさんのトゲがあるんだよねぇ、いま一本一本抜いてるところ。多分気付かれてるんだけどね」

カマラ「だから、いつもあたしにピリピリしてんの」ハハ

ケイコ「カマラちゃん?」

カマラ「この感じ、青春っていうんだろうねー」

ガラガラガラ

先生「おーい!授業はじめっぞ!」

男子「まずはあいさつだろーゲンちゃん!」

ワハハハハハ
187 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:19:18.92 ID:L7H1XOkD0
――流星塾跡

カイザ「はぁ、はぁ」ヴォン ヴォン

デルタ「・・・」チャキ

デルタ「諦めたらどうだ」

カイザ「・・・」

デルタ「俺たちは好きにやる」

カイザ「何が、好きにだ!!俺たち家族の問題に口を出すな!」
188 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:25:44.43 ID:L7H1XOkD0
沙耶「雅人、私はお父さんの真意を知りたいだけなの」

カイザ「真意だと?同窓会の日から!俺たちは殺されたんだぞ!!」

沙耶「ちがう。お父さんがやった事じゃないわ。」

カイザ「何を言い出すかと思えば」

沙耶「お父さんは、ある目的の為にに流星塾を開いた」

カイザ「目的?」

沙耶「永遠の命を手に入れる為に」

カイザ「何の関係が!・・・」ハッ

カイザ「まさか・・・花形はオルフェノクなのか」

沙耶「・・・」
189 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:26:28.73 ID:L7H1XOkD0
沙耶「オルフェノクの王は、永遠の命をもたらす。そしてオルフェノク達は完全な生命体へと進化する」

カイザ「・・・」

沙耶「九死に一生を得た子供たち、その中からオルフェノクの王を探していたの」

カイザ「・・・オルフェノクの王だと?ふざけるな」

沙耶「大真面目よ。全てのオルフェノクの最終目標だもの」

沙耶「例えそれが人類の滅亡を意味しても」
190 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:27:59.94 ID:L7H1XOkD0
――タワーマンション 勇治の部屋

海堂「うふふふふ、いひひひひ」

木場「変なものでも食べた?」

海堂「いんや〜いひひひひ」

結花「私が買い物から帰ってきた時からこの調子なんです」

木場「割と時間経ってるね。海堂、拾い食いとかした?」

海堂「ちゃうよー、うひひ」

結花「例えば、変な色のキノコとか」

海堂「ちゃうちゃうー」

木場「あ、道に落ちてた団子とか」

海堂「いい加減に、拾い食いの路線から頭を離しなさい」
191 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:29:18.77 ID:L7H1XOkD0
海堂「俺様はね、人間として生きることにしたの」

海堂「この恋に生きることにしたのさ!!」

木場「それは・・・うん・・・いい事だね」

結花「海堂さん、ごめんなさい。気持ちは嬉しいのですが」

海堂「おいまてまて、ん?ん?」
結花「ん?ん?」

海堂「どうしてお前なんだよ。そして光の速さで俺様をフるんじゃない」

結花「ん?ん?」

海堂「いきなり知能が落ちたのか?お前は」

結花「じゃあ、誰に恋をしているんですか?」
192 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:30:01.16 ID:L7H1XOkD0
海堂「これだ!」バシッ

木場「それ、クリーニングに出したボクの洗濯ものだね」

結花「海堂さん・・・」

木場「海堂、気持ちは嬉しいんだけど、ボクは・・・あっ偏見はないよ?」

海堂「ちがうちがう!!気持ち悪い勘違いすんな!あと光の速度でフるな!」

海堂「これを持ってきてくれた園田真理ちゃんにあいらびゅーなの!」

結花「え、園田さんに!?」

木場「どうして園田さんがボクの洗濯物を!?」
193 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:30:29.10 ID:L7H1XOkD0
・・・・・
・・・
・・

木場「そうか、彼女もお兄さんと同じところで働いていたのか」

結花「はい。それでたまたまお会いして」

海堂「これって運命だと思うんだよね」

結花「いや、海堂さんが運命感じるのは、いささか乱暴かと」

木場「園田さんは偉いね。それに比べてお兄さんは行方不明とは」

木場「つくづく・・・」ハァ

結花「そんな悪い人でもないですよ。乾さんは」

木場「乾、たしかにそんな名前だった」

海堂「乾??」
194 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:31:01.29 ID:L7H1XOkD0
結花「乾巧さんはネコ舌地獄で園田さんのお兄さんです」

木場「ネコ舌地獄・・・」

結花「ずっとコーヒーフーフーしてましたよ」

海堂「なぁ、そもそもなんだけどよ」

海堂「なんで兄弟なのに名字違うんだ?」

木場「それは多分、複雑な事情があるんだろう」

結花「いや、普通に嘘ついてるからです」

木場「・・・」
195 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:31:35.63 ID:L7H1XOkD0
木場「そ、そんな・・・orz」ワナワナ

海堂「お前、本当に人を疑わないよな」

結花「その場凌ぎの嘘だったんでしょうね」

木場「」ガクッ

木場「でも、逆に考えれば、クズな兄貴に騙されてる献身的な妹は、いないと言う事だよね?」

結花「はい!その通りです!」

海堂「おまえら前向きなんだな」
196 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:32:33.15 ID:L7H1XOkD0
木場「よかった、本当によかった」ジワッ

結花「さぁ、スッキリしたところで夕飯に」

海堂「俺様の話はどうなった?」

結花「海堂さん、諦めなければいつか園田さんも話くらいは聞いてくれます」

海堂「なんで話もしてくれない前提なんだ」

結花「応援しますよ。恋は人を変えてくれますから」

海堂「いや、お前を変えたのはシャンプーとトリートメントだろ」
197 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:33:13.84 ID:L7H1XOkD0
――スマートブレイン本社 社長室

カチカチ カチカチ

村上「引き続き調査を」

社員「はい。しかしインヒューマンの資料を何に使うですか?」

村上「キミにそれを知る必要はないと思うのですが?」

社員「しっ失礼いたしました・・・」

村上「下がりなさい」

社員「は、はい」

バタン
198 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:33:57.29 ID:L7H1XOkD0
村上「インヒューマンとオルフェノク。さて花形さんはどこまで知っていたのでしょうか」

カツカツカツカツ

レディ「シャチョー、お見えになりました」

大野木「初めまして、村上社長」

村上「大野木さん、こうして合うのは初めてですね」

大野木「青バラの貴公子にお会い出来るとは、光栄です」

村上「そんな大層なものでもありませんよ。さて大野木さん、すでにお聞きかとは思いますがあなたにはライダーズギアの奪還をお願いしたいと思っています」

大野木「はい。しかしどこにあるかわからないとなると」

村上「ええ、確かにこちら側がつけた追跡装置は機能を停止しています。ただあてはあります」

大野木「あてというのは?」

村上「とある協力者がいましてね。すぐに全てのベルトの位置がわかるはずです」
199 : ◆Z9EUSuuwiU :2022/03/31(木) 21:34:48.59 ID:L7H1XOkD0
――流星塾跡

沙耶「だから、お父さんがみんなを[ピーーー]ようなことはしない・・・はず」

カイザ「・・・」

ピロローン

草加「・・・」

デルタ「どうした?もうやらないのか?」

草加「興が削がれたさ。探偵ごっこは趣味じゃないんでね」

ピロローン

巧「・・・」

沙耶「雅人、私たちに協力して」

草加「何を馬鹿な事を」

沙耶「私達はオルフェノクの王を殲滅する」
200 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/03/31(木) 21:36:03.22 ID:L7H1XOkD0
草加「ほう。人間の為に自らの命を捧げるのか?そこにいる君の彼氏を助けるためにかい?」

巧「はぁ?」

草加「そんな与太話・・・信じられると思うのかい?」

沙耶「・・・」

草加「オルフェノク風情がっ」

巧「おい、どういう意味だ」

草加「乾巧っ」チッ

草加「わからないなぁ、なぜキミはそこのオルフェノクの味方をするんだ」

巧「お前に関係ねぇだろ」

草加「友達≠ニかなんだが言っていたが、その王とやらを見つけたら人類は滅亡するんだろ?」

巧「・・・」
201 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/03/31(木) 21:36:36.02 ID:L7H1XOkD0
草加「理解不能だ。互いに滅亡の道を歩む同士が何をするっていうんだ」

沙耶「雅人、それを言うならあなたも十分理解不能よ」

草加「俺が?」

沙耶「同窓会のあと、あなたは隠れるようにアメリカに渡った」

沙耶「でもあなたは戻ってきた。カイザギアを持って」

草加「色々と事情があってね」

沙耶「流星塾のみんなはどうしたの?」

草加「死んだよ。このベルトのせいでね」
202 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/03/31(木) 21:37:41.80 ID:L7H1XOkD0
沙耶「本当は、邪魔になったみんなを手に」

草加「それ以上、俺を侮辱するならお前殺す」ギロッ

巧「ならもう話し合う必要はないんじゃないか?」

草加「珍しく意見が合うな乾巧」

デイジー「その話、私も混ぜてくれない?」シュタッ

草加「!?」

巧「お前!振動の!」

沙耶「・・・」
203 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/03/31(木) 21:38:24.36 ID:L7H1XOkD0
デイジー「子供だけで話し合うことじゃないでしょ」

草加「何しにきた」

デイジー「S.H.I.E.L.D.を舐めないでもらえる?監視くらいはつけられる」スッ

ライト バッ バッ

巧「眩っ」

ヘリコプター バラバラバラバラバラ

バタバタバタ カチャカチャカチャ

装甲兵たち「・・・」カチャカチャカチャ

巧「いつの間に」

草加「舐めていたよデイジー・ジョンソン。ただのお飾りじゃなかったというわけか」

デイジー「・・・」フッ

沙耶「初めましてデイジー・ジョンソン捜査官」

沙耶「いえ、S.H.I.E.L.D.長官とお呼びしましょうか?」ニッ
204 : ◆Z9EUSuuwiU [!red_res]:2022/03/31(木) 21:46:44.53 ID:L7H1XOkD0
≪オープンユアアイズ フォザ ネクスト 555≫
デッデ テレレ テッテーテレー デッデ テレレ テッテーテレー♪

カマラ「あ、でもマリがモテるのは本当みたいだね」

《海堂「」ビター バラノタバ ブンブン》

真理「うわ」

啓太郎「2人とも好きじゃダメなのかな」

結花「ほら!そういう人最近多いじゃないですか!」

沙耶「長官自らいらっしゃるなんて光栄だわ」

デイジー「ラッキークローバー」

B508発令、各ブロック閉鎖開始

スコーピオンオルフェノク「」カシャカシャ
ワームオルフェノク「」ウニョニョ

ピーター「イクシードチャージ!ショット!」

フィッツ「オルフェノクの鎧」

デッテンテンッテテン♪
205 : ◆Z9EUSuuwiU [!red_res]:2022/04/04(月) 22:53:54.82 ID:ZDX/iL7S0
――東京 西洋洗濯舗 菊池 店舗

真理「・・・はい、わかりました。はい、失礼します」ピッ

真理「はぁ、急に休みになるとは思わなかった・・・」

チリンチリーン

カマラ「たっだいまー」

真理「入るなら家の入り口から入ってよ」

カマラ「えーだってこっちの方が広いじゃんー」

真理「あのねぇ」

カマラ「なんか機嫌悪いね?どうかした?」

真理「・・・別にぃ」
206 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:54:33.91 ID:ZDX/iL7S0
カマラ「マリってわかりやすいよねぇ〜思春期王道一直線って感じ」ニタニタ

真理「なに?イヤミ?」ハァ

カマラ「まぁまぁこう見えてもお姉さんだからさ!なんでも話してみなさいよ!」ストン

真理「・・・仕事が休みになった」

カマラ「あらま」

真理「私さ、早く美容師になりたいのに今のまんまだったら永遠になれない気がする」

カマラ「あぁ・・・夢を追うのに不安になった系かぁ」ウンウン

真理「そのために進学だって諦めて働いてるのに・・・意味ないじゃん」
207 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:55:04.51 ID:ZDX/iL7S0
カマラ「うーん。てかなんで早く美容師になりたいの?確か美容師になるには高校卒業の資格とか必要なんでしょ?」

真理「早く一人前になって自立したいの。1人で生きてるから」

カマラ「へぇ。1人でねぇ」

真理「なに?」

カマラ「ううん。あたしが言えた義理じゃないし」

真理「言いたいことあるならハッキリいいなよ」

カマラ「怖いって〜そんなんじゃモテないぞ!」

真理「いや、あんたにだけは言われたくない」マガオ

カマラ「ひどっ!!」
208 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:55:39.42 ID:ZDX/iL7S0
真理「大体ね!私はモテるからね!今まで言わなかったけど!」

真理「流星塾では年上の男子からいつも遊びに誘われてたし!啓太郎なんて一目で私の虜だからね!」

カマラ「マサトも虜だもんね」

真理「はぁ?雅人は兄弟みたいなもんだからそれはないっしょ」

カマラ「残酷」ハハ

真理「それに巧だって、あれは私に惚れてるね。バレバレだからあえて指摘しなかったけど、ゾッコンよ?あれ」

カマラ「昔の女と出て行ったのに?」

真理「それは・・・」
209 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:56:06.30 ID:ZDX/iL7S0
カマラ「あ、でもマリがモテるのは本当みたいだね」

真理「え?」

カマラ「ほら、あれ」ヒョイ

《海堂「」ニタニタ ブンブン》

真理「うわ」

カマラ「ガラス越しにアピってるよ」

《海堂「」ビター バラノタバ ブンブン》

カマラ「バラ持ってるし」プッ

真理「勘弁してよ・・・」
210 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:56:46.64 ID:ZDX/iL7S0
チリンチリーン

海堂「やぁ、真理さん。奇遇ですね」

真理「クリーニングのご依頼っすかぁ?」ハァ

海堂「丁度いいバラが入りましてね。こちらどうぞ」

真理「あ、結構です」

カマラ「」プークスクス

海堂「では、お茶なんていかがでしょうか?」

真理「あー用事ないならお帰りください」
211 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:57:14.38 ID:ZDX/iL7S0
カマラ「いいじゃんお茶くらいー」

海堂「お!よく言った!褐色少女!」

真理「・・・」ポクポクポク

真理「」チーン

真理「カマラ・・・ひどい」ジワッ

カマラ「え?」

海堂「ま、真理さん!?」

真理「私の気持ち、知ってるくせに」ギュ

カマラ「なに!!?なにしてんの!?」

海堂「・・・」
212 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:57:49.29 ID:ZDX/iL7S0
真理「昨日は、やさしく抱いてくれたじゃない!性別なんて関係ないって!」

カマラ「待って!なんの話してんの!?」

真理「というわけで、えーと藤堂さん」

海堂「海堂です」

真理「私、カマラと付き合ってるので諦めてください」ギュ

カマラ「ひぃ!!」

海堂「続けて」

真理「はい?」イラッ

海堂「いえ!あのすみません!また来ます!!」スタコラ
213 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:58:25.75 ID:ZDX/iL7S0
チリンチリーン

カマラ「・・・」

真理「ふぅ。撃退完了」

カマラ「あの、マリ」

真理「ありがとうね!助かったよ!」

カマラ「初めては、その、やさしくして・・・ね?」ポッ

真理「はぁ?ぶち殺すぞ?」
214 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:58:56.12 ID:ZDX/iL7S0
ドタドタドタドタ

啓太郎「キタァァァァァァ!」

カマラ「うわ!どうしたの!?」

真理「とうとうお人好しが脳を侵食してバカになったの!?」

啓太郎「yukaさんから返信がキタァァァァァ」

真理「あ、そう」

カマラ「良かったじゃん。仕事しな」
215 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:59:25.60 ID:ZDX/iL7S0
啓太郎「でもyukaさん、ごめんなさい。僕、長田さんの事が好きで。でもyukaさんの心の綺麗さは好きだ!」

カマラ「思ったことが声に出てるよ」

啓太郎「2人とも好きじゃダメなのかな」

カマラ「お、クズだね!まぁ一夫多妻って考え方もあるしね。真理はどう思

真理「さいっ・・・てい」ギリ

啓太郎「あぅ」

カマラ「・・・」ソロー
216 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 22:59:56.38 ID:ZDX/iL7S0
――街中

海堂「そんな・・・」ハアハア タッタッタッタ

海堂「嘘だぁぁぁぁ」

タッタッタッタ


――勇治の部屋

海堂「真理さんがぁぁぁ女を愛する系の人だったなんてぇぇぇぇ」ビェーン

木場&結花「マジか」
217 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:00:29.64 ID:ZDX/iL7S0
海堂「」オイオイオイ シクシクシク

結花「海堂さん、それは仕方ないですよ」

木場「逆に言えばフラれた訳じゃなくて、最初から対象外だったって事だし」

木場「もしかしたらどっちもイケる人かもしれないよ」

海堂「そうなの?そんな人友達にいた?」

木場「いや、身近には居なかったけど」

海堂「じゃあ、どうすればいいかわからないよね?」グスングスン

結花「ほら!そういう人最近多いじゃないですか!」

海堂「おおいの?友達にいる?」

結花「ふふ、私に友達がいるわけないじゃないですか」ニッコリ

海堂「じゃあ、多いかどうかわからないよね?」ウルウル
218 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:01:04.51 ID:ZDX/iL7S0
結花「海堂さんは何に悩んでるんでしょうか」

木場「どうしていいかわからないんだろうね」

海堂「こうなったら俺自身が女に」

結花「それはやめといた方が」

木場「オルフェノク以上におぞましいモンスターが生まれることになる」

海堂「じゃあどうすればいいんだよぉ!!」

結花「諦めればいいのでは??」
219 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:01:40.98 ID:ZDX/iL7S0
海堂「一目惚れだったんだよ!!諦められるかよ!!」

木場「でも対象外じゃ何しても・・・」

結花「そうですよ、海堂さん。時には諦めることも必要です」ポチポチ

海堂「お前は、俺がこんな時にケータイ片手に何しとるの?」

結花「あ、メッセージ送ってます」

木場「彼氏にね」ニコ

結花「かっ彼氏じゃないです!」カァァァァ

結花「尊敬するメル友みたいな感じです!」

海堂「なに?お前、俺の心エグろうとしてんの?」
220 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:02:23.35 ID:ZDX/iL7S0
結花「海堂さん・・・ごめんなさい。私海堂さんの事は好きですけど、家族愛的な感じで」

海堂「そういう意味じゃなくて、失恋したばかりの奴の前でよく彼氏的な話題出来るなって話」

海堂「ちゅうか、なんで今、俺様はやさしくフラれたの?」

木場「海堂、今日は暖かいスープでも飲んでゆっくり眠ろう」

結花「ホットミルクとホットチョコも用意しますね」

海堂「全部水分かよ!お腹タプタプになるだろ!ちゅうか寝かしつけようとするな」

海堂「漢、海堂直也、愛に生きると決めた以上はあきらめない!」

木場「復活した」

結花「私達の努力が身を結びました」

海堂「いや、自力だよ。ちゅうかお前ら諦めろしか言ってないじゃん」
221 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:03:03.74 ID:ZDX/iL7S0
――ニューゼファーワン 取り調べ室

沙耶「・・・」

パシュ

沙耶「長官自らいらっしゃるなんて光栄だわ」

デイジー「長官代理≠諱B正確には」カタッ

デイジー「木村沙耶 18歳。美容師。イメージDVDも出してるのね。アイドル美容師ってやつ?」

沙耶「あら、わざわざ調べてくれたの?」

デイジー「ラッキークローバーのメンバー」

沙耶「本当によく調べてるわね」

デイジー「だから舐めないでって言ったでしょ?」
222 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:03:29.46 ID:ZDX/iL7S0
沙耶「雅人をあそこに誘導したのもあなたたち?」

デイジー「それは全くの偶然。でも監視をつけてて正解だったわ。本丸に会えたから」

沙耶「買い被りすぎよ」

デイジー「教えてくれない?色々と」

沙耶「ラッキークローバーはスマートブレイン社長の私設組織よ」

デイジー「それは知ってる。データベースにハッキングしたからね」

デイジー「単刀直入に聞くわ。あなたの目的はなんなの?」
223 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:04:01.54 ID:ZDX/iL7S0
沙耶「雅人に話した通りよ。オルフェノクの王の捜索と殲滅」

デイジー「でもオルフェノクの王を殲滅したらあなた達も死ぬ。デメリットしかないじゃない」

沙耶「あなたでも同じことをするんじゃない?」

デイジー「私は命を粗末にしない」

沙耶「そうかしら?S.H.I.E.L.D.とは思えない言葉ね」

デイジー「本心よ」
224 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:04:35.63 ID:ZDX/iL7S0
沙耶「その手で何人の命を奪ってきた?」ニコ

デイジー「・・・」

沙耶「正義の為?悪を滅ぼすため?ふふ・・・ただの戦争に正義とかヒーローとか」

沙耶「耳心地のいい理由を並べて、人を殺めてきたじゃない?」

デイジー「そうかもね」

沙耶「そんなあなたが命を粗末にしないって?」ニコ
225 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:05:39.72 ID:ZDX/iL7S0
デイジー「私はあなたの力になりたいの」

沙耶「誰が・・・S.H.I.E.L.D.なんかに」

デイジー「私も最初はそうだった。でもここにいるチームは今までのS.H.I.E.L.D.とは違う」

沙耶「内ゲバで壊滅した組織なんて信じるはずないでしょ」

デイジー「なんであなたS.H.I.E.L.D.に詳しいの?私の事も長官だと言っ」

ビー ビー

B508発令、各ブロック閉鎖開始

沙耶「B508?」

デイジー「未確認生命体の強襲!」
226 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:06:26.83 ID:ZDX/iL7S0
――少し前 ニューゼファーワン 隔離室

無様だな。乾巧

巧「・・・随分と暇なんだなお前」ハァ

なんとでも言え、今あの女から情報を聞き出してるところだ

巧「ああそう。よかったな」

人間のくせにオルフェノクに加担したんだ。覚悟はできてるんだろ?

巧「どうせすぐ釈放される」

大層な自信だな
227 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:06:54.80 ID:ZDX/iL7S0
巧「それよりお前、随分と悪役みたいな口調で話すようになったな」

巧「それが素のお前か」

ふっよく吠えるなキミは

巧「あーそうだな!昼寝の邪魔だ。黙っててくれ」

ビー ビー

B508発令、各ブロック閉鎖開始

巧「・・・」キッ
228 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:07:30.84 ID:ZDX/iL7S0
――ゼファーワン 内部

パン! パン!

捜査官「なんだあいつら・・・」


スコーピオンオルフェノク「」カシャカシャ

ワームオルフェノク「」ウニョニョ


捜査官「くそっ」パン! パン!

スコーピオン「」フォン

捜査官「ぐあぁぁぁぁぁ」

レントゲン シンゾー ブスッ シュワァァァァ
ボワッ

捜査官「サラサラサラサラ
229 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:08:07.45 ID:ZDX/iL7S0
スコーピオン「」カシャカシャ
大野木 影「浩一、ベルトを探せ」

ワーム「」ウニョニョ
浩一 影「了解ー!なんなら皆殺しにする?」

スコーピオン「」カシャカシャ
大野木 影「情報だとインヒューマンもいるそうだ、目的だけ遂行しよう」

ブォォォォォン

デイジー「」ブォォォォォン

スコーピオン「」キシャァァァァァ
大野木 影「インヒューマンか!」
230 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:08:49.03 ID:ZDX/iL7S0
ワーム「」ウニョニョ ウニョニョ

デイジー「遅い!」サッ ブワァァン‼︎

ワーム「」バーン!!

パラパラ

スコーピオン「」シュッ

デイジー「しっぽ!?」サッ サッ

ガキィン

シュゥゥゥ

デイジー「壁が溶けた!?」ハッ

デイジー「ダメ!その先は!!」
231 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:09:19.22 ID:ZDX/iL7S0

シュゥゥゥ

沙耶「あら、この壁脆いのね」スッ

スコーピオン「」カシャカシャ

ワーム「」ウニョ バッ

デイジー「同時に三体はキツいわね」

シュタッ

草加「・・・」

デイジー「マサト!」
232 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:10:06.04 ID:ZDX/iL7S0
カチャ

9…1…3…キュイイイイン
<スタンディンバイ
キュイイイイン キュイイイイン キュイイイイン

草加「変身!」

<コンプリート
キュルルルキュイイイイン パラパラパラ

カイザ「」シュッ ヴォォォォォン

スコーピオン「」キシャァァァァァ
大野木 影「カイザのベルトだ!」

ワーム「」ウニョニョ
浩一 影「情報通りだ!」
233 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:10:51.46 ID:ZDX/iL7S0
カイザ「・・・」ヴォン

デイジー「マサト、気をつけて。サヤ・キムラもいる」

カイザ「そうか・・・」クルッ

デイジー(オルフェノクに背を向けた?)

ワーム「」ウニョニョ ドガッ

カイザ「うぉ!?」バチーン

カイザ「くっ、なにを!」

デイジー「マサト!」
234 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:11:34.72 ID:ZDX/iL7S0
スコーピオン「」キシャァァ! ブォン

カイザ「くっ」ガキィン ガチガチ

カイザ「デイジー!ここはいいからベルトを!」ガチガチ

デイジー「わ、わかった!」スタタタタ

沙耶「」タッタッ

カイザ「沙耶!貴様!」

ワーム「」ウニョニョ ブン!

カイザ「ぐわぁ!」バチン

沙耶「退きなさい」
235 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:12:05.92 ID:ZDX/iL7S0
スコーピオン「」キシャァァァァァ
大野木 影「お前こそどけ!!」

沙耶「はぁ・・・」スッ

沙耶「忠告はしたわよ」バリバリバリバリ

スコーピオン「」キシャァァァァァ
大野木 影「ぐわぁぁぁぁ」

スコーピオン「」シュゥゥゥ プスプス ドサッ

ワーム「」ウニョニョ! ビュン ビュン

沙耶「」スッ シャッ

ボトボトッ

ワーム「」グニャグニャ
浩一 影「ぐぁぁぁぁ!俺の触手がぁ!」
236 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:13:22.28 ID:ZDX/iL7S0
カイザ「なんのつもりだ」

沙耶「気まぐれかな?それじゃ頑張って」クル

タッタッ

カイザ「・・・舐めるなよ」カイザショット カチャ

ガチャ
<レディ

カチャ ピピッ
<イクシードチャージ
キュュュュュュ

カイザ「うぉりゃぁぁぁぁぁ」ドガン

スコーピオン「!?」

バァァァァァン

スコーピオン「 ボワッ
大野木 影「な、そんな・・・

スコーピオン「 ズシャァァァァァ
237 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:13:48.61 ID:ZDX/iL7S0
ワーム「」グニャグニャ‼︎
浩一 影「この野郎!!!」

カイザ「次は・・・」

スパイダーマン「イクシードチャージ!ショット!」

プワァァァァァ
238 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:14:16.34 ID:ZDX/iL7S0
カイザ「!?」

ワーム「!?」
浩一 影「な!なんだ!」

ギュルン バシュッ バシュッ

ワーム「」ギチギチギチ
浩一 影「う、動けない!」

スパイダーマン「はぁぁぁぁぁ!」クルクル シュッ

スパイダーマン「うりゃぁぁぁぁ」ドロップキーック

ビシャァァァァァン

ワーム「α」ボワッ
ズシャァァァァァ
239 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:14:45.50 ID:ZDX/iL7S0
カイザ「これは・・・」

ピーター「上手くいったよ!みんな!」

カイザ「どういうことかな」

ピーター「スパイダーαスーツ!対オルフェノクの特別仕様!」

カイザ「・・・嘘だろ」
240 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:15:56.75 ID:ZDX/iL7S0
――ラボ

デイジー「ジェマ!ベルトは!?」

フィッツ「やった!すごいよ!ピーター!」

デイジー「どうしたの?」

ジェマ「スパイダーマンがオルフェノク用の武器で一体倒したのよ!」

ガシャン カラーン

沙耶「オルフェノク用の武器?」ワナワナ

デイジー「フィッツシモンズ下がって!」サッ

沙耶「オルフェノクに有効な武器を作ったとでもいうの!?」
241 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:17:13.81 ID:ZDX/iL7S0
ジェマ「・・・」ゴクッ

フィッツ「ああ、フォトンブラッドを流動させた特製スーツだ。これで僕たちもキミらに対抗する手段が出来た」

沙耶「・・・そのスーツの使用はやめた方がいい」

デイジー「下がりなさい!」チャキッ

沙耶「フォトンブラッドは一朝一夕で扱える代物じゃない」

デイジー「下がって!」

沙耶「早く脱がせなさい!!」
242 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:17:58.49 ID:ZDX/iL7S0
ドガガン

ハルク「ウガァァァァァァァァ」グワシッ

沙耶「きゃっ!!」ギチギチ

ハルク「大人しくしておいて貰えるかな?」

フィッツ「ハルク!!」

ジェマ「すごいタイミング!」

沙耶「かはっ」ギチギチ

沙耶「っ・・・早く・・・スーツを脱がせて!」
243 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:18:26.10 ID:ZDX/iL7S0
ハルク「何をそんなに焦っているんだ」

沙耶「だから一朝一夕で扱えるものじゃないのよ!いくら天才でも!」

フィッツ「なにを・・・えっ!?ピーターが!?」

デイジー「どうしたの?」

フィッツ「マサトから、ピーターがいきなり倒れたって」

デイジー「ジェマ!!」

ジェマ「行ってくる!」スタタタタ
244 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:19:16.20 ID:ZDX/iL7S0
ハルク「何を知っている!」ギチ

沙耶「がぁっ」ギチギチ

フィッツ「ブルース!落ち着いて!」

ハルク「す、すまない」ユルッ

沙耶「」ドサッ

フィッツ「・・・」

沙耶「あなた達が、ハァハァ、天才なのは認める、ハァハァ」

沙耶「でも、ライダーズギアにあってあなた達が作ったスーツに無い物がある」ハァハァ

沙耶「確実に」ハァハァ
245 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:20:01.36 ID:ZDX/iL7S0
フィッツ「数値は安定していたし、光子流体だって正常だったんだ!」

沙耶「そうでしょうね、でも人が身につけるには足りない」ハァハァ

沙耶「あれはね、記号持ちかオルフェノクにしか付けられないの」

デイジー「オルフェノクを倒す兵器がオルフェノクしか付けられない!?」

沙耶「元々、ライダーズギアはオルフェノク殲滅用の物じゃない」

沙耶「オルフェノクの王を守るためのもの。オルフェノクの鎧よ」

フィッツ「オルフェノクの鎧」
246 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:20:48.89 ID:ZDX/iL7S0
デイジー!大変!

デイジー「ジェマ、どうしたの!?」

ピーターから!灰が!

デイジー「なんですって!?」

キュィィィン

ドガガガガ ドガァァァァン

ビィュュュュュュ

デイジー「きゃっ!!」
フィッツ「うわぁぁぁぁぁ!」

ハルク「2人とも!つかまって!」ガシッ
247 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:21:31.03 ID:ZDX/iL7S0
バタバタバタバタ

デイジー「なんで穴が!」バタバタバタバタ


オートバジン「キュイイイン」


フィッツ「ロボット!?」バタバタバタバタ

ハルク「フィッツ!今はこっちに集中して!」ギチギチ
248 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:22:18.85 ID:ZDX/iL7S0
沙耶「」シュタッ

デイジー「なんでこの風の中で普通に立ってられるのよ!!」バタバタバタバタ

バタバタバタバタ

沙耶「フォトンブラッドの安定に必要なもの・・・それは生贄よ」バタバタバタバタ

沙耶「身代わりって言ったほうがいいかな」バタバタバタバタ

オートバジン「ピロロロ」
249 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:24:02.61 ID:ZDX/iL7S0
ハルク「今、引っ張る!!」グィ

フィッツ「防護壁展開!!」

デイジー「サヤぁぁぁぁぁ!」バタバタバタバタ

プシュゥ

ガッシャン

沙耶「・・・」バタバタバタバタ

沙耶「バジンちゃん。いきましょう。乾くんもつれて」

オートバジン「キュイイイン!」

ズバァァァァァァン
250 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:24:31.88 ID:ZDX/iL7S0
――2日後 ニューゼファーワン 司令室

随分と派手にやってくれたみたいだな。デイジー・ジョンソン

デイジー「申し訳ありません。ロス長官」

お陰で、ホワイトハウスは政治的カードまで切る羽目になった

デイジー「・・・」

まったく。S.H.I.E.L.D.と言っても今や烏合の衆と変わらんな

デイジー「うっ・・・」

彼らがしゃしゃり出てくる前に事態を収集したまえ

カチッ ブォン
251 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:25:00.02 ID:ZDX/iL7S0
デイジー「はぁぁぁぁぁ」

シュッ

ジェマ「大きな溜息ね・・・」

デイジー「今になって、コールソンやマックの気持ちがわかったわ・・・」

ジェマ「じゃあ今後は少し落ち着いた行動をして貰える?」

デイジー「もうイヤミはたくさん!」
252 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:25:28.66 ID:ZDX/iL7S0
――ニューゼファーワン 医療スペース


ブルース「すまなかった・・・ピーター」

フィッツ「ブルースのせいじゃないよ。僕が・・・僕が危険性をもっと調べていれば、ピーターは」

ブルース「ピーター・・・」

ピーター「いや、生きてるからさ」
253 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:26:02.97 ID:ZDX/iL7S0
フィッツ「でも腕が・・・」

ピーター「いや、薄皮一枚が灰になった程度だし、垢が取れたみたいな感じ」

ピーター「体毛がゴッソリ持っていかれたけど」

ブルース「それでも未来ある少年にこんな」

ピーター「髪の毛と眉毛は残ってるから大丈夫」

ブルース「・・・」
フィッツ「・・・」
254 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:26:33.35 ID:ZDX/iL7S0
ピーター「いやぁでも僕でよかったよねぇ。スパイダーの力も捨てたもんじゃないね」

フィッツ「・・・すまない」

ピーター「ほら!辛気臭い顔はやめてさ!ベータスーツの改良をしようよ」

ブルース「その事なんだけど、ベータスーツは破棄しようと思ってるんだ」

ピーター「どうして!?上手くいってたのに!」

ブルース「理論と設計は完璧だった。でも僕たちはあれを完成させることはできない」

ピーター「どうしてさ!」

フィッツ「フォトンブラッドを安定させる素材がない事がわかったんだよ」
255 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:27:25.00 ID:ZDX/iL7S0
ピーター「それなら素材を作れば?」

ブルース「それは不可能だよピーター」

フィッツ「その素材っていうのが、おそらく生贄のオルフェノクなんだ」

ピーター「そんなインディージョーズに出てきそう展開なの?」

フィッツ「呪いのベルトってのはあながち間違いじゃなかったみたい」

ピーター「でも試作機作る時だって何度も調べたのに・・・」
256 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:27:54.23 ID:ZDX/iL7S0
ブルース「これさ」メモリーカード

ピーター「なにこれ?硬いトランプ?」

フィッツ「メモリーカードだよ。スマートブレイン製の」

ピーター「え!?日本はまだ石器時代なの?」

フィッツ「スマートブレイン製のタブレットでしか読み込めないようになってる」

ブルース「変換器もスマートブレイン製」

ピーター「殿さま商売が過ぎる・・・よく電子製品の大手になれたね」
257 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/04(月) 23:28:24.74 ID:ZDX/iL7S0
ブルース「これは、サヤ・キムラが置いていったものなんだけど」

フィッツ「ライダーズギアの開発資料だった」

ピーター「でもこれがあればスマートブレインを破滅させることができるんじゃない?違法な人体実験とかもしてたんだろうし」

ブルース「これが証拠と言えるのならね」

フィッツ「これの開発には、スマートブレインは直接関与していないみたいなんだ」

フィッツ「それに技術提供が・・・」グッ

ピーター「?」

ブルース「スタークインダストリーズだった」
258 : ◆Z9EUSuuwiU [!red_res]:2022/04/04(月) 23:35:33.08 ID:ZDX/iL7S0
≪オープンユアアイズ フォザ ネクスト 555≫
デッデ テレレ テッテーテレー デッデ テレレ テッテーテレー♪

啓太郎「今日はね、とうとうyukaさんに会うんだよ!ヒャッホー」

木場「デートの服を、買いに行こう」キリッ

結花「デデデデデデデートぉぉぉ?」アセアセ

木場「ボクたち以外にも人間を襲わないオルフェノクがいたんだ!」

バケモノ

真理「たくみぃぃぃぃ!!」

??「信じちゃダメだよ。人も、オルフェノクも」<◯> <◯>

ホース激情「」フシュー フシュー

デッテンテンッテテン♪
259 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:07:30.14 ID:PsLi7XtJ0
――東京 西洋洗濯舗 菊池 リビング

啓太郎「ふふふ♪」モグモグ

カマラ「ご機嫌な顔でご飯食べる・・・」

真理「・・・」ドヨーン カツカツ

カマラ「こっちは不機嫌な顔でご飯つついてる」

カマラ「」キョロキョロ
260 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:08:13.35 ID:PsLi7XtJ0
カマラ「えーと、マリどうしたの?」

真理「全然進展ないじゃん・・・」

カマラ「ああ、イヌイタクミのこと?」

啓太郎「イヌイタクミ?」ハテ?

真理「なんで忘れる事ができるんだ。この二股太郎」

啓太郎「ああ!たっくん!元気かなぁ」

真理「啓太郎は巧のこと心配じゃないの?」

啓太郎「たっくんの事だし、用事が終わったら帰ってくるよー」ウキウキ
261 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:08:49.66 ID:PsLi7XtJ0
カマラ「なんでそんなウキウキしてんの?」

啓太郎「今日はね、とうとうyukaさんに会うんだよ!ヒャッホー」

真理「あ、カマラ、しょうゆ取って」

カマラ「はい、どうぞ」
262 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:09:27.44 ID:PsLi7XtJ0
啓太郎「もうちょっと興味持ってくれてもいいんじゃない?」

真理「会ってくればいいじゃん」

カマラ「正直、私たちには関係ないからね」

真理「むしろ、不快?」

カマラ「堂々と二股宣言してるからね」

真理「どうかと思うよね」

カマラ「まぁ普通に考えてクズだからね」

啓太郎「待って!ごめん!僕が悪かったから言葉で殴らないで!」
263 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:10:22.76 ID:PsLi7XtJ0
――東京 タワーマンション 勇治の部屋

結花「これはどうですか!?」

海堂「いいんじゃない」

結花「やはり地味ですかね?あ、こっちは?」

海堂「いいんじゃない」

結花「もう!真面目にアドバイスしてくださいよ」

海堂「どの服も、白いセーター!チェックのスカート!!ダサいスニーカー!」

海堂「全部おんなじものだろうがぁぁぁぁ」

結花「確かに、似てますね」

海堂「同じもの!似てるとかじゃなくて同じものなの!」
264 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:11:11.52 ID:PsLi7XtJ0
結花「じゃあ、どうすれば」

木場「よし!!」クワッ

海堂「なんだ木場、喋らねえからいないと思ったわ」

木場「服を買いに行こう」

木場「デートの服を、買いに行こう」キリッ

結花「デデデデデデデートぉぉぉ?」アセアセ

結花「ちが!これはただ、ケータロさんってお友達にあ、会うだけなんだから!」カァァァァ

海堂「なんで口調がツンデレなんだよ」
265 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:12:10.72 ID:PsLi7XtJ0
結花「え、どうしましょう!どうしましょう!」

海堂「木場の言う通り、服を買いに行け。ついでに選んでもらえよ」

木場「海堂も行こう」キリッ

海堂「やだ。俺様はやる事があるから」

結花「あまりしつこいと通報されますよ?」

海堂「なんで真理さんに会いに行くとわかった」

結花「花束用意してたので」

木場「海堂、でも園田さんは・・・」

海堂「まだ両刀の可能性もある」
266 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:12:36.80 ID:PsLi7XtJ0
木場「うーん。身内からストーカーを出すのは・・・」

木場「一度、ボクに任せてくれないか?」

海堂「はぁ?」

木場「結花。買い物に園田さんも呼ぼう」

結花「え?」

木場「女性からの意見もあった方がいい」
267 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:13:10.27 ID:PsLi7XtJ0
結花「でも私、園田さんの連絡先知りませんよ?」

海堂「任せろ!この配達伝票あるだろ?ここに書いてある番号なんだと思う?」

木場「お店の番号じゃないかな?」

海堂「ところがどっこい!これは携帯の番号だ!ちゅうことはこれは真理さんの番号に違いないちゅうわけだ!」

結花「通報しましょう」ニコ

木場「いや、まだ大丈夫。大丈夫だから」
268 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:13:52.61 ID:PsLi7XtJ0
――1時間後ショッピングモール

結花「ここで待ち合わせしたのでもうすぐ来てくれるかと」

ズダダダダダダダダダ

真理「長田さぁぁぁぁん!!」

木場「あの子、足早いね」

真理「どうも!園田真理です!奇遇ですね!木場さん!」ハァハァ

結花「いえ、呼び出したのはこちらなので、奇遇では・・・」

真理「あ!そうでした!」
269 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:14:19.37 ID:PsLi7XtJ0
木場「園田さん、すみません。結花の為に来ていただいて」

真理「いやぁ全然!今日暇だったので!!あ、デートの服でしたっけ?」

結花「デデデデデデデートと言うのはちょっと
木場「今日の夜に待ち合わせをしてるんですよ。なので夕方くらいまでに切り上げればいいかと」

真理「任せてください!長田さんに似合う大人っぽい服選びましょう!!」

結花「はい!」パァァァァァ
270 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:14:58.35 ID:PsLi7XtJ0
――2時間後 レストランテラス席

結花「」ニコニコ

真理「長田さんモデルさんみたい」ニコニコ

木場「本当に似合うよ結花」

結花「ありがとうございます♪」

真理「やっぱ長田さんにはレースワンピにライダースジャケットみたいな甘辛コーデが似合うと思ってました!」

木場「スタイリングまでしてもらって」

木場「園田さん、本当にありがとうございます」

真理「いえ!そんな!私も途中から楽しくなっちゃって」

結花「私もすごい楽しかったです!」
271 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:15:36.30 ID:PsLi7XtJ0
真理「久しぶりに友達とショッピングしたって感じで」

結花「と、ともだちぃ!」

真理「あ、すみません。まだそんなに親しくないのに」

結花「違います!あ、あの、わた、わた」

真理「?」

結花「友達って・・・初めてで」カァァァァ

木場「結花・・・」

真理「じゃあ私が初めての友達ですね!」ニコッ

結花「はい!」パァァァァァ

木場「良かったね。結花」ナデナデ
272 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:16:13.84 ID:PsLi7XtJ0
真理「」ポーッ

結花「園田さん?顔赤いですよ?」

真理「え?そうですか?」

木場「もしかして、具合でも悪
真理「いえ!違います!大丈夫です!」

結花「園田さんって面白いですね」フフ

真理「いやぁーまぁー」アセアセ

木場「・・・あの、園田さん」

真理「は、はい!」

木場「今日は、その・・・園田さんにお話がありまして」

真理「はい!よろこんで!」
273 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:16:56.29 ID:PsLi7XtJ0
・・・・・・
・・・
・・

木場「という訳で、うちの海堂がご迷惑をお掛けしました」

結花「すみません」

真理「いえ、木場さんと長田さんが謝る事じゃないですし」アセアセ

真理「私もハッキリと気持ちはないと伝えれば良かったんですが」ズキッ

木場「しかも彼女≠ウんといた時に余計な話を・・・」

真理「・・・・」

真理「え?」
274 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:17:40.14 ID:PsLi7XtJ0
結花「彼女がいるから迷惑と聞いて」

真理「あーーーー、それはーーー」アセ
真理(まさかあの嘘が自分に返ってこようとは)

木場「園田さん、わかってます」

真理(さすが!お兄様!嘘を見抜いておいでなのですね!)

木場「時代は変わったといえど、まだ偏見もありますからね」

木場「隠したかったと思います」グッ

真理(ちげえ!ちげえんだ!)

真理「はぁ・・・ハハ」ニコ ピクピク
275 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:18:25.83 ID:PsLi7XtJ0
結花「」ハッ

真理「あの、でも本当は彼女じゃ・・・」

結花「あ、咄嗟についてしまった嘘なんですか?」

真理「さすが!長田さん!」

木場「嘘??」

結花「園田さんは海堂さんのアプローチに困っていて咄嗟に嘘をついたんですよ。海堂さんを諦めさせるために」

真理(名探偵 長田!ナイス!)

木場「それじゃあ園田さんは」

結花「どっちもイケる人です!」

木場「そうだったのか!」

真理(ややこしくしやがった!!)ピクピク
276 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:19:03.35 ID:PsLi7XtJ0
木場「それなら海堂にもチャンスが?」

真理「それはないです」

木場「どうして?」

真理「いや、海堂って人のことよく知らないし、そもそもタイプじゃないので」

結花「でも海堂さんいい人ですよ?」

真理「タイプじゃないんです!!」

結花「」ビクッ

真理「あ、ごめんなさい・・・」
277 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:20:51.84 ID:PsLi7XtJ0
木場「こちらこそすみません。園田さんの気持ちを考えずに」

真理「あの、私、いま美容師になるための修行中で恋愛とか考えられなくて」

真理「嘘をついたのは、やり過ぎだったと思っています。でもあの人、夢の話しても引いてくれなさそうだし」

結花「そんなことない!海堂さんは夢のためだったら!」

真理「」ポカーン

結花「あ、すみません。つい」シュン

木場「あの」シュン

全員・・・気まずい

\キャァァァァァァ/
278 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:21:50.91 ID:PsLi7XtJ0
木場「」ガタン

結花「え!?」

真理「な、なに!?」



――道

スネイルオルフェノク「」ウニョニョ
279 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:22:23.56 ID:PsLi7XtJ0
――レストランテラス席

木場「オルフェノク!?」

真理「え!?」

木場「結花!園田さんを!」

結花「はい!」

真理「え?木場さんは?」

木場「ボクは様子を見てきます!」スタタタタ

結花「園田さん、大丈夫です。私がいます」

真理「は、はい」

結花「一度、ここを離れましょう」
280 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:22:59.20 ID:PsLi7XtJ0
――公園

スネイルオルフェノク「」ウニョニョ

<キャァァァァァァ
<バケモノ

木場「何をしてるんだ!」

スネイル「!?」ウニョウニョウニョ

木場「様子がおかしい・・・焦ってる?」

スネイル「」スタコラ

木場「お、おい!」スタタタタ
281 : ◆Z9EUSuuwiU [saga]:2022/04/07(木) 21:24:26.87 ID:PsLi7XtJ0
――林の中

スネイル「」

シュゥゥゥゥゥ

覆面男「ここまでくれば」

木場「キミ?大丈夫?」

覆面男「ひぃぃぃ!殺さないで!」

木場「いや、ボクは何もしないよ」

覆面男「あ、さっきの男じゃない」

木場「さっきの男?」
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