おいしいせっくす 〜僕のために料理(つく)る妹〜

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/30(月) 19:36:26.15 ID:2W/Q1J5DO
同人サークル「アクアドロップ」の作品「おやすみせっくす」の二次創作的の何かです(18禁要素ナシ)



作者さんの許可を得て作った作品ではありませんので、内容は公式ではありませんがよろしくお願いいたします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1630319786
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/30(月) 19:45:17.89 ID:2W/Q1J5DO
「ただいまー……ふぅ、暑い暑い」

蒸し暑い外から帰ってきたこの家の住民である少女

もう高校生になるというのに、頭の下で髪を結ぶというスタイルのせいで、その豊満な胸部から想像させる以上に幼く見える

帰って来て着替えもせずに冷蔵庫を開け、中のオレンジジュースを取り出しそのままコップに移す

「んくんく……」

「ふぅ……はぁ、生き返るよ」

「ごちそうさま」

そのまま流しに置こうとして、ふと何かに気がつく

「あ……」

「今日、お兄ちゃんもお母さんも遅いんだ」

彼女、月岡唯の母は女で一つで兄妹を育ててきた。そのため、日によっては午前を跨ぐような遅くにしか帰ってこない

また、唯の兄である章は大学生であり、最近はバイトにサークルにと母ほどではないが帰りが遅い日が続いていた

「うーん。ご飯、どうしよう」

ここ最近であれば、母か兄の作り起きがあったはずではあるが、今日は急な用事があったらしくテーブルの上に紙幣が数枚とメモ書きが置いてあるだけだった
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/30(月) 19:50:13.97 ID:2W/Q1J5DO
とりあえず……とお金を手にし数えてみる

「わぁ、三千円も?」

「お兄ちゃんの分もあるんだ……よね」

(でも今日はバイトで遅くなるって言ってたし、どうしよう)

(唯一人だけでファミレスってのはナシだよね。じゃあ、そうすると……)

元より兄離れができない唯としては、そのような選択は実際には選ばないに違いない

……ちらっと時計を見る

「えっと……」

針はちょうど6時を示していた

「とりあえず着替えないと……」

ふと、今だ学校の制服のままだと気がつき一人呟く

財布にお金をしまうと部屋に戻り着替え始める



(でも、どうしよう……)

ベッドに腰掛け制服のスカートのホックを外し脱ぎながら考える

(お兄ちゃんの帰りを待っていたら、お弁当を買ってきても冷めちゃうし)

(ピザやハンバーガーとかも……だよね)

その時、ふと親友二人との会話を思い出した
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