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八幡「続はまち劇場」【俺ガイル】

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296 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 04:33:49.00 ID:K1fA9LDvO
陽乃「絶対わたしとは思うんだけどさ、極々僅かに雪乃ちゃんにも可能性があるから聞いてあげようかなーと思って」

雪乃「その自信はどこから来るのよ」

大二郎「ていうか、俺が他の人を選ぶ可能性は――」

陽乃・雪乃「「ゼロ」」

大二郎「えぇ……」
297 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 04:45:32.20 ID:K1fA9LDvO
大二郎「エロい事だったら陽乃さんとしたいけど、雑談は雪乃とする方が楽しいとか言っちゃうような俺に聞くか?」

雪乃「聞きたいわ。だって私はあなたの事を憎からず思っているもの」

陽乃「わたしは安田君面白いし気に入ってるから気持ちに応えてあげてもいいんだよ? それこそエロい事だってしてあげる」
298 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 04:47:14.18 ID:K1fA9LDvO
陽乃「で? 安田君はどっちがいいの? 勿体ぶらなくてもわかるけどさ」

雪乃「ええ、姉さんの言う通り結果は分かりきってはいるのだけれど早く答えなさい」

大二郎「いや、だから……」
299 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 05:01:11.12 ID:K1fA9LDvO
陽乃「何? ムラムラしてて選べないの? 抜いてあげようか?」

大二郎「『陽乃さんとエロい事したい』なんて言いましたけど、別に今欲情している訳じゃないっすよ」

雪乃「そうよね。安田くんの下半身はもう少し賢明よね」
300 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 05:06:40.66 ID:K1fA9LDvO
大二郎「上半身が『二人とも大好きだ』って言おうとしている事に気付いたか」

雪乃「気付きたくなかったのだけれど……」

陽乃「残念だけど、これは両取りナシの二択問題なんだなー」
301 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 05:18:01.80 ID:K1fA9LDvO
陽乃「別にどっちか片方を選んだからってもう片方とは絶交する訳じゃないんだからさ」

大二郎「そうは言われても……」
302 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 05:30:11.46 ID:K1fA9LDvO
陽乃「煮え切らないねぇ」

大二郎「多情な男なので選べません」

雪乃「下半身は姉さんを選んでいるのに?」

大二郎「上半身が雪乃を選んだから一本化できないんだよ」

陽乃「ぶー」
303 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 05:34:03.56 ID:K1fA9LDvO
>>287
【第六十五話】じゃなくて【第六十六話】だったわ……orz
304 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 05:38:14.42 ID:K1fA9LDvO
【第六十七話】


結衣「映画面白かったねー」

柚玲「ええ。そうね」

美礼「皆で観るならああいうのが一番よね」
305 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 18:03:16.41 ID:K1fA9LDvO
結衣「『Aカップちゃん』シリーズはハズレがないもんね」

柚玲「ええ。美礼と結衣が身を乗り出しかけた時の乳揺れが凄かったわ」

美礼「あんたはどこを見ていたのよ」

柚玲「両脇で巨乳が揺れていたら反応してしまうのは当然の事よ」

結衣「あはは。柚玲はいつでもどこでも柚玲だね」
306 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 19:00:05.61 ID:K1fA9LDvO
美礼「この子、生まれた時からムッツリだから」

柚玲「えっちなおかげで楽しく生きているんだもの。改めるつもりはないわ」

美礼「今更口出しするつもりなんてないわ」
307 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/23(火) 19:21:14.27 ID:K1fA9LDvO
【第六十八話】


戸塚「忠司が忠司じゃなかったら学校生活はどう違ったんだろうね?」

塩谷「俺が俺じゃなかったら?」
308 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/24(水) 00:16:55.47 ID:MtluAsnB0
塩谷「地味なのは変わらないだろうが・・・万年帰宅部員だろうな」

塩谷「ベストプレイスでぼっち飯なんてことはないだろうから、戸塚と今みたいな仲にもならないわけだ。普通の同級生だな」

戸塚「・・・なんだかんだ八幡とは友達になるだろうけど、ちょっと寂しいね」

塩谷(結婚して欲しい)

塩谷「ぼっちじゃないからお前とも縁が出来ないしな。万々歳だ」

八幡「ひでぇ!!」
309 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/24(水) 00:17:22.56 ID:MtluAsnB0
塩谷「...」

戸塚「...」

八幡「...」
310 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/24(水) 00:17:48.66 ID:MtluAsnB0
塩谷「はぁぁぁぁぁぁ・・・」

戸塚「忠司が忠司でよかったね」

八幡「全く、一歩間違えばどうなっていたことやら」
311 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/24(水) 00:18:17.96 ID:MtluAsnB0
☆。.:*・゜


雪乃「・・・」ペラッ

結衣「・・・」カチカチ


八幡「・・・この2人と知り合えたのなら昔の黒歴史にも意味があったのかもな」ボソッ

結衣「何か言ったヒッキー?」

八幡「いや、独り言だ」

雪乃「目の前に2人も美少女がいるのに独り言なんて流石ね、一人々谷くん」

八幡「今日だけは何を言われてもなんとも思わねえな」

結衣「・・・へんなヒッキー」

雪乃「由比ヶ浜さん、いつものことよ」



八幡「〜♪」
312 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/24(水) 00:18:46.43 ID:MtluAsnB0
戸塚「これ・・・八幡が主人公のただの俺ガイルSSじゃない」
313 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/27(土) 00:41:39.81 ID:6X9dpHJEO
【第六十九話】


千歳「…………」チラッ

由良『雪乃は今日も可愛いなー』ギューッ

雪乃『由良さん暑いわ。あと胸が邪魔で読書が出来ないから早く離れなさい』ペシッ

由良『えー? そうかー?』
314 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/11/29(月) 00:20:39.48 ID:7+Y3zSQAO
千歳「…………」チラッ

雪乃『重いわよ。3、4キロくらいあるんじゃないの?』

由良『このサイズでそんなにある訳ないだろ』

雪乃『どうかしら』

由良『その乳じゃ重いなんて思ったことがないからわかんないだろうけどさ』タユン

雪乃『別に本当にまったく気にしていないけれど、そうした外見的特徴によって人の勝敗など決まるものではないし、もし仮にそれによって勝敗を争うというのであれば相対的評価をするべきであって全体のバランスこそが対象となるのが普通なのよね。だから私は全然気にならないし、むしろ本当の勝者は果たしてどちらなのかしらという話になるのだけれど』

由良『長い』

雪乃『長くないわよ』
315 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 12:53:54.15 ID:7odhHr7lO
千歳「…………」チラッ

由良「千歳.チラチラ見なくても、べつに減るもんじゃないし折角なら揉んでみる?」

そう言って腕を組んで胸を強調するかのように持ち上げる陽乃さん

千歳「見てません」


八幡(こういう時は毅然と対応することが大切だ。そして歴戦の勇士(童貞)たる俺はそんな甘言には惑わされない。誘いにホイホイ乗って胸に触れてみろ。それをネタに一生奴隷のように扱き使われる未来が容易に想像できる)


雪乃「……比企谷くん?」ジロッ

千歳「ごめんなさいガン見してました」ドゲザ
316 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 12:57:16.84 ID:7odhHr7lO
>>315修正

千歳「…………」チラッ

由良「千歳。チラ見するくらいなら触りに来いよ」

千歳「見てません」

由良「ホントかー? 熱い視線を感じたぜー?」

雪乃「……烏丸さん?」ジロッ

千歳「ごめんなさいガン見してました」ドゲザ
317 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 13:20:36.25 ID:7odhHr7lO
【第七十話】


大二郎「創作じゃあるまいし、現実に鈍感な男なんている訳ないだろ」

材木座「ほほう」
318 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 13:29:07.33 ID:7odhHr7lO
回想・一

結衣『ヤスー! またクッキー作ってきたの! 食べてみて!』

大二郎『前より見栄え良くなったな』

材木座『…………』
319 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 13:33:27.98 ID:7odhHr7lO
回想・二

雪乃『安田君、新しい茶葉で淹れてみたのだけれどどうかしら? その紅茶にはこれが合うわ。ちなみに市販では売ってないから仕方なく私の手作りよ』

大二郎『……うまい。この菓子がまた良いアクセントになってる』

材木座『…………』
320 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 18:06:13.19 ID:7odhHr7lO
回想・三

いろは『先輩! 明日暇ですよね! えっ、新宿までお買い物に付き合ってくれるんですか!? ありがとうございますー! 明日はお礼にチュープリの一枚でも撮ってあげますから楽しみにしててくださいね!』

大二郎『待って。俺、一言も発してないから。勝手に話を進めないでくれる? 明日は「ドラゴンキーパー対信濃仮面」を観るから無理』

材木座『…………』
321 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 18:18:38.23 ID:7odhHr7lO
回想・四

小町『大二郎さん! これからラーメン食べに行きませんか! 先日オープンした店ですけど』

大二郎『あそこか。ちょうど行ってみたかった』

材木座『…………』
322 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 18:31:19.64 ID:7odhHr7lO
回想・五

陽乃『やっすだくーん。ほっぺにちゅーしてあげよっかー』

大二郎『性欲に身体を乗っ取られるんで勘弁してください』

材木座『…………』
323 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 18:43:32.39 ID:7odhHr7lO
現在

材木座「」プルプル

材木座「だいじろぉぉぉぉぉぉぉう! 貴様! きさまああああああ!!」

材木座「行けよぉぉおおお! 飛べよぉぉおおお! 大事に決めろよぉぉおおお!!」
324 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/05(日) 18:51:22.95 ID:7odhHr7lO
【第七十一話】


内山「いろはちゃん、ちょっといいかい?」

いろは「なんですかそうやって上から目線で馴れ馴れしくファーストネームで呼んで『お前は俺のモノ』アピールですか? わたしとしても先輩の所有物みたいに扱われるのはそれはそれで悪くないですけど、わたしとしてはやっぱりパートナーとは互いを支え合う上下のない対等な関係を希望したいのでまずは普通の先輩後輩の関係からがいいですごめんなさい」

内山「え、なんだって?」

いろは「…………」
325 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 00:09:13.92 ID:n0aCC7PZ0
現在

いろは「という訳なんですけど、どう思いますー」

結衣「どうと言われても……」

雪乃「相変わらず男を手玉に取っているのね」

八幡「『え、なんだって?』元は小鷹さんのネタなのに……噛合っていない感じしかない」

雪乃「まあ『比企谷八幡「長い、3行で」一色いろは「お断りします」』のパクリだから、違和感があっても仕方ないわ」
326 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 00:09:39.51 ID:n0aCC7PZ0
八幡「一色もあんまりやり過ぎるなよ、逆恨みされるかもしれないからな」

いろは「なんですか心配しているんですか口説いているんですかいや心配されたり守られたりするのもやぶさかではないですけどわたしとしてはやっぱりパートナーとは互いを支え合う上下のない対等な関係を希望したいのでまずは普通の先輩後輩の関係からがいいですごめんなさい」

八幡「よく分からないがまた振られたってことでいいいのかね」

雪乃「はぁ、二人とも飽きないわね」

結衣「ヒッキー、いろはちゃんに甘過ぎ」

結衣(あたしも頑張らないと)
327 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 00:35:51.59 ID:4Uiag2umO
【第七十二話】


紫苑「見つけましたよ雪ノ下さん! 天才であるわたしから逃れられると思っていましたか!」

雪乃「甘いわよ。大良儀さん! ここは既に私の領域! 前進した時点であなたは終わりよ!」

紫苑「くっ……! 例えどんな罠が仕掛けられていようとわたしは――あぁぁぁぁぁ!?」
328 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 00:41:14.83 ID:4Uiag2umO
雪乃「どうかしら? 私の穴は」

紫苑「うぅ……上がれないです……」

雪乃「今引き上げるわ」
329 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 00:47:38.28 ID:4Uiag2umO
紫苑「ふふっ、引っかかりましたね! えいっ!!」

雪乃「きゃあっ!?」
330 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 00:59:04.53 ID:4Uiag2umO
紫苑「雪ノ下さんが啖呵を切った瞬間に決着は着いていたのです! なぜならわたしは――」

雪乃「これ二人とも落ちたらどうやって上がるのよ!?」

紫苑「……勝つ事にこだわり過ぎました」

雪乃「…………」
331 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 01:00:55.33 ID:4Uiag2umO


雪乃・紫苑「「誰か助けてくださいぃぃぃ!!」」

332 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 01:05:30.12 ID:4Uiag2umO
※この後、群青同盟が救出しました
333 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 01:21:36.60 ID:4Uiag2umO
【第七十三話】


千歳「うわぁ……凄い雪……」

結衣「明日の電車大丈夫かなあ?」

千歳「遅れるかもしれないね。合法的に学校を休めるとか何それウルトラハッピー」

結衣「あはは……ちーさまはブレないねー」

千歳「当然だよ……ん? なんかこっちに来る」
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/12/06(月) 01:24:10.83 ID:4APqk3PH0
【第七十三話】

大二郎「また垢BANされた……」

大二郎「俺もジントゥランみたいに……」
335 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 01:25:25.89 ID:4APqk3PH0
【第七十三話】

大二郎「また垢BANされた……」

大二郎「俺もジントゥランみたいに……」

スマン。酉入力ミスった
336 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 01:31:51.75 ID:4Uiag2umO
>>333の続き

インタビュアー「すいませーん。○○テレビの『23ステーション』の者ですが、ちょっと質問いいですか?」

結衣「え、はい」

千歳「はぁ」
337 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 01:41:38.27 ID:4Uiag2umO
インタビュアー「この雪についてどう思います?」

千歳(テレビ受けする答えなんて思い付かない……)

結衣「うーん……」

千歳「ま、まあ……普通に寒いですね」

結衣「そうだけど、君といる時の雪って特別な気分に浸れてあたしは好きだよ」

千歳「!?」

インタビュアー「ほう」

千歳(えっ……えっ)

結衣「ちょっと恥ずかしいですね。あはは……」

千歳(ちょっとどころじゃないよ!)

インタビュアー「素敵なコメントですね」

千歳(えっ何これメッチャ顔熱いやばい顔真っ赤だ)

インタビュアー「ご協力ありがとうございました。この映像は今夜の『23ステーション』で放送する予定です」

千歳(この赤面を県中に晒されるとか恥ずかしくて泣く!)

結衣「じゃあ行こっか……寒いなら、あたしが暖めてあげるし」ギュッ

千歳「は、はい」
338 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 01:54:25.20 ID:4Uiag2umO
【第七十四話】


内山『俺の青春ラブコメはまちがっている』

雪乃『何馬鹿みたいな気持ち悪い独り言を言っているのよ』

内山『キモいとか言うな。この内山敦史でも傷付くんだぞ』

小町『それはわかりますけど……』
339 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 19:01:50.46 ID:4Uiag2umO
八幡「…………」ジー

内山『マジでメンタル強くないから』

結衣『そんなの信じられないけどな。ウッチーって我が道を行くタイプじゃん』

内山『いや、そういうキャラがモテるんだと思ってやってるだけだって。平塚先生に心配されただけで終わったが』

雪乃『高校デビューという奴かしら。あなたらしい無計画な行動ね』

結衣『あはは……高校デビューは人のこと言えないや……』

いろは『わたしもですー』
340 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 23:14:36.20 ID:4Uiag2umO
内山『そうだな。でもお前らの場合は高校生活の中で徐々にギャルっぽくなったから高校デビューと言うより高校入ってからデビューと言った方が正しくないか?』

結衣・いろは『『意味分かんないしっ!』』

雪乃『ふふ』

八幡「…………」ジー
341 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 23:29:43.01 ID:4Uiag2umO
内山『今の笑うとこあったか?』

雪乃『いえ、三人のやり取りが微笑ましいだけ』

結衣『そう?』

雪乃『少し妬けるわ』

小町『わかります。たまに会話に入れない時がありますよね』

いろは『お米ちゃんがぁ?』

小町『親密な空気を出されると流石の小町も首を突っ込めないのですよ』
342 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 23:39:06.58 ID:4Uiag2umO
内山『俺としては雪乃や小町とも親密な空気を出していきたいのだがな』

結衣『あたしからすればもう十分出てると思うんだけどな』

いろは『そうですよー。逆に結衣先輩とわたしが会話に入れない時がありますし』
343 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/06(月) 23:43:35.80 ID:4Uiag2umO
内山『だと良いんだけどな。できれば女の子には良くしていきたいので』

四人『『あはは』』

八幡「…………」ジー
344 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:04:12.37 ID:IvLM0AMr0
敦史「……('・_・’)」ペラッ

内山「それにしても暇だなー、今日は依頼ないのかなー」

結衣「急に話題ズラしてっ、もう!……まあ、いいけど」

雪乃「(そこで許してしまうのもあなたの魅力よ由比ヶ浜さん)そうね、今月は一件も来ていないわね」

内山「あの文化祭が終わった後だから増えるかと思ってたんだがなー、雪ノ下が実行委員長で俺が副委員長で頑張ったんだけどな」

結衣「私も頑張ったよ!」

内山「はいはい、分かってるって」

敦史「……」
345 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:04:47.42 ID:IvLM0AMr0
雪ノ下「そうは言ってもずっと裏方なのよね、私達の評価を上げられたとは思えないわ。大したトラブルもなかったし」

内山「いや、あったじゃん、トラブル。集計表を持って逃げた平委員の相楽ちゃん」

結衣「ああ……あれ……」

内山「アイツ八幡が探してくれたんだよ、なあ、敦史」

敦史「ビクゥッ うぁ、あ、はい……そ、そうですね……」
346 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:05:39.25 ID:IvLM0AMr0
内山「おい、そういう態度取るのやめないか、こっちが悪いことしてる気になる」

敦史「うぇ、あ、あぅ、スミマセン」

内山「だから、その人を馬鹿にしたような声出すのやめろって言ってるだろ!!」

内山「ウィッ、ヒィィ!!」

内山「く、このっ!!」
347 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:06:24.15 ID:IvLM0AMr0
結衣「ちょ、ウッチー。もうやめなって」

雪乃「そうよ、内山君。弱い者いじめはいけないわ」

敦史「スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、」ボソボソ

内山「ん、ハァ、しょうがねえな。ホント、ムカつく奴だぜ。何で平塚先生もこんな奴奉仕部に入れたかな、まともに会話もできねえんだぜ、気分悪い」

結衣「あ、あははー。しょうがないよ、ウッチーはコミュ障なんだから。かわいそうだし、そっとしといてあげようよ。ね?」

雪乃「そんな事では進歩なんてないわよ内山君。少しは会話に入ろうと努力すべきだわ。でないと後々苦労するのはあなたなのよ。姉さんのように会話で人を楽しくするようにと言うつもりはないけど、喋るくらいなら出来ないといけないわ」
348 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:06:44.68 ID:bQfCRUNbO
内山『いやマジだから。俺だっていつまでもスケベなオスガキのままでいる訳にはいかないし』

雪乃『昨日私達にストリップさせていた人とは思えない発言ね』

八幡「!?」ガタッ
349 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:07:39.48 ID:IvLM0AMr0
敦史「………ソウハイッテモ」ボソホ

内山「おい、雪乃はお前の為を思って言ってるんだぞ!ちゃんと聞けよ!」

敦史「びゅひぇっ、はいぃ!!」

結衣「…………気持ち悪い」
350 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:08:07.53 ID:IvLM0AMr0
内山「しょうがねえさ、ここまで来たら、ちゃんとした病院とかで見てもらった方がいい。もしかしたら、頭の病気かもしれねえぞ」

雪乃「失礼な言い方だけれども、心の病気というのも立派な病気として認められているわ。家族の人に連れて行ってもらうのがいいわね」

内山「なら家族に連絡するか?迎えに来てくれると思うぜ」

雪乃「ご家族に迷惑をかけるのは忍びないわね」

内山「可哀想だけど、家族だからしゃあねえよ。ちゃんと面倒見なきゃ。今度家族には俺からちゃんとお礼しとくからさ」

雪乃「内山君がそうするなら家族も嬉しいでしょうね」
351 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:08:35.71 ID:IvLM0AMr0
ーキーンコーンカーンコーンー

内山「ああ、もう下校時間か、クソ、この内山敦史のせいで暇とはいえ無駄な時間つぶしたぜ」

結衣「…………うん」

雪乃「………今日はもう帰りましょう。内山君の事はまた今度にしましょう。やはり、平塚先生にも意見を聞いたほうがいいわ」

内山「コミュ障を治すってのも難しいもんなんかねー」
352 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:09:22.96 ID:IvLM0AMr0
>>348

偽物さん乙
353 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:09:54.56 ID:IvLM0AMr0
結衣「……ねえ、ヒッキー。今日は一緒に帰らない?」

内山「ん、おう、いいぞ」

雪乃「なら私もご一緒してよろしいかしら」

内山「俺はいいぜ」

結衣「私も、もちろんいいよ!」

内山「なら決定だ、由比ヶ浜はバス停まで、雪ノ下は駅まで送って行くわ」

結衣「ありがとうウッチー!」

雪乃「私もお礼を言っておくわ」

内山「おや、今日は素直可愛い雪乃ちゃんかー」
354 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:10:23.44 ID:IvLM0AMr0
雪乃「んもう、ちゃかさないでよ」///

結衣「ムムー雪のんばっかりずるいー私は、私は?!」

内山「結衣ももちろん可愛いよ」

結衣「可愛いとか言うなし」///

内山「はは、テレ顔もかわいい」

結衣「///」プシュウ

雪乃「あまりからかうのもやめなさい、もう教室も締めるわよ」

内山「おう、頼むぜ」
355 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:10:54.10 ID:IvLM0AMr0
内山「じゃあなー内山敦史、スレ民によろしくなー」

雪乃「………さようなら」

結衣「………行こっ、ウッチー」

内山「オイオイ、背中を押すなよー」

雪乃「気持ちはわかるけれども、挨拶くらいはした方がいいわよ、由比ヶ浜さん」

結衣「…………そうだね、雪のん。また明日、ね、内山君」

敦史「……………ウス」ボソ

内山「……じゃあ帰るかー。なあ、どっか寄って行かねえか?」
356 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:11:26.86 ID:IvLM0AMr0
結衣「おお、イイねー!」

雪乃「登下校中の買い食いは禁止だけれども、今日は特別に許可します」

内山「ははは、雪乃もノリいいじゃねえか。じゃあ、陽乃さんとか小町とか呼ばねえか?それに今の時間なら彩加もテニス部の練習終わってるだろうし、沙希も今日は予備校ねえ日だし。あと、材木座も」

結衣「最後のはともかく、いいんじゃないかなー」

雪乃「姉さんも呼ぶのね、まあいいけど」

内山「仲良くしないといけないぜ。それにああ見えて優しいんだぜ、陽乃さん。それに、からかった時に顔を赤らめるのとか雪乃そっくりだしな」

雪乃「そんなに似てるかしら」

内山「仕草とかはよく似てるなー、可愛いとこも似てるし」

雪乃「///」

結衣「あー!また二人の世界に入ってる!私も混ぜてっー」
357 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:12:33.99 ID:IvLM0AMr0
内山「結衣はアレだな、おっぱいの大きさは陽乃さんにも勝ってる。誇っていいぜ」

結衣「何言ってるし」///

雪乃「ええ、そこに関しては尊敬すら感じているわ、あの姉に勝てる部分がある女性なんて、あまりいないのよ」

内山「そこまで言うと凄まじいな、陽乃さん。結構普通の女の子なんだけどな」

雪乃「あなたにとってはそうかもしれないわね。そういう意味では一輝が一番すごいわ」

内山「アッハッハッ、あんまり褒めるなよ。惚れちまうぞ」

雪乃「それなら褒めまくらないとね私に惚れてもらう為にも」

結衣「カッコイイよ!!大好きっ!!」

内山「ふははっ、モテる男はツライぜ」
358 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:14:14.08 ID:IvLM0AMr0
ワイワイキャアキャア

アッ、カズキー!ワタシモヨバレタカラキタヨ。カズキサーンキチャイマシター。オネエサンモキタヨー

オーミンナキタカー。バショハキメテナイケドアソブゾー。ワイカワラズミキリハッシャナンダカラ

ワイワイキャアキャア


敦史「……………………フヒッ」



ー終わりー
359 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:15:15.13 ID:bQfCRUNbO
補足
>>343の次が>>348
360 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:19:11.94 ID:IvLM0AMr0
現在

八幡「……」

結衣「……」

雪乃「……」

小町「……」

いろは「……何ですかこれ」

八幡「佐○一輝ネタなんていつの頃の話だよ」

雪乃「ストリップだなんて私たちを辱めることしか頭にないのかしら内山敦史は」

結衣「もー、ヒッキーあたし達誓ってストリップなんてしてないからね」
361 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:20:21.43 ID:IvLM0AMr0
小町「その佐○一輝って何なのお兄ちゃん」

雪乃「かつて俺ガイルのスレによく湧いていた低脳な荒らしよ。以前他スレを荒らしている最中に酉を着け忘れて名前を曝してしまったのよ。偽名だと思うのだけれど、低脳なだけあって愚かとしか言いようがないわね。どこぞの内山敦史と良い勝負だわ。」

八幡「おい、最後は余計だぞ。」

いろは「そんなことがあったんですねー」

雪乃「そういえば彼も他の人が書いたSSをコピペしてたわね」
362 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:21:14.28 ID:IvLM0AMr0
結衣「うわぁ……」

いろは「ドン引きですねー」

八幡「HACHIMANに対する逆HACHIMANとはいえよりにもよってこんなSSのコピペはないわー」

小町「ここまでポイント低いのはないよ」
363 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:25:04.17 ID:IvLM0AMr0
信吾「いくら何でも内山のやり方はないわー」

健太「夢小説をおススメした俺らからしてもHACHIMANに申し訳なくなるレベル」

美礼「比企谷八幡や信者にちくしょーと思わせたいのがあからさますぎ」

柚玲「手口も過去の焼き直しだしね」
364 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:25:38.01 ID:IvLM0AMr0
内山「(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..」

雪乃「消えてしまったわね……」

いろは「そうですねー」

小町「あそこまで兄を恨めしく思わないと自分の心を保てなかったんですね」

八幡「いくらHACHIMANが恨めしくてもそれ以下になってしまっては意味がない」

八幡「そんなこと何度も言われているのにな」
365 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:27:37.73 ID:IvLM0AMr0
【第七十五話】



内山「あ〜いま~いなことムォッ~らったっトゥア〜」

内山「CM見て覚えました、キリッ」
366 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:31:25.36 ID:IvLM0AMr0
内山「というわけで、夢の中で適当な俺ガイルSSを乗っ取りますかかぁ〜」

内山「〜の前に糞スレさがすお、ないなら釣りスレ建てるお」

内山「ンンンン?なになに【佐○一輝「現実では誰にも相手にされないから、釣りスレでも立てて構ってもらうか」】?」

内山「へーへーワロタよワロタ、 ワ ロ タ 」

内山「クソすぎてストリップさせてやる」

内山「気分転換に俺ガイルSSをコピペするおー」

内山「フォルダ開いてー、今日はこれで〜」

内山「八幡の名前を〜、適当な名前に」

内山「スヤァ」(此の間0.3秒)

ー終わりー


内山さん一輝さんこれで満足でしょもう就職してください
367 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:33:37.86 ID:IvLM0AMr0
スレが荒れたことID:bQfCRUNbOに代わってお詫びいたします。
368 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:35:43.88 ID:IvLM0AMr0
bQfCRUNbOももう荒らさないでね

おやすみなさい、良い夢を
369 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:48:44.02 ID:IvLM0AMr0
【第七十六話】


「八幡もHACHIMANも信者ももう耐えられない、凸るんだ!」

「いや、君のやっていることはただの荒らしだよ」
370 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 00:51:09.34 ID:bQfCRUNbO
IvLM0AMr0は最近HACHIMAN信者の顔色を伺ってばかりで困る
「俺ガイルキャラが他作品に顔出す話はあってもその逆はないよね」って事ではまち劇場を始めたのに
371 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 01:30:14.76 ID:bQfCRUNbO
>>369修正
【第七十六話】


怜王「HACHIMANを書く奴も読む奴も潰してしまおうぜ」

IvLM0AMr0「待て、竜崎。いくらHACHIMANが恨めしくてもそれ以下になってしまっては意味がない」

怜王「はぁ? 意味ならあるだろ。HACHIMAN信者がいなくなるんだしさ」
372 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 01:42:37.93 ID:bQfCRUNbO
IvLM0AMr0「それはそうなんだが……」

怜王「アンタさぁ、『HACHIMANを恨めしく思わないと自分の心を保てなかった』だの『HACHIMANに申し訳なくなる』だの言ってるらしいじゃん。おかしくね?」

IvLM0AMr0「俺はやり方を選んでるだけだ!」

怜王「罪を犯せば罰されるのは当然の事だろ? 何で罰する奴が悪者になってる訳?」

IvLM0AMr0「そ、それは……」
373 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/07(火) 01:51:03.38 ID:bQfCRUNbO
怜王「もういい。HACHIMANに臆したアンタに戦えなんて言わない」

IvLM0AMr0「…………」

怜王「俺は殺る。それが竜崎家を守れなかった俺にできる償いだから」

IvLM0AMr0「りゅ、竜崎!」

怜王「あばよ」
374 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/08(水) 23:38:52.29 ID:tTA3CKbv0
怜王『そりゃ、渋や笛にいる俺の仲間が黙ってないぞ。200は下らないな』

読み手『(『俺ガイル」って、累計発行部数1000万部なんだけどな…)』

怜王『なんせこれは、読者の多数派の考えだ。HACHIMANアンチは、必ずブクマ600はいくぞ』

書き手『(いや、だから『俺ガイル」って、累計発行部数1000万部なんだけど)』

怜王『Twitterでもこの考えが多数派だ。まあ、50人以上はアンチを確認している』

読み手・書き手『(だからさ、『俺ガイル」って…まあいいか、なんか関わるのヤバそうだし、めんどくせえ)』


怜王「うおおー」
375 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/08(水) 23:45:46.36 ID:tTA3CKbv0
怜王「タイピングのしすぎで腱鞘炎になろうとも、俺は戦う!」

HACHIMAN信者「ぐぬぬ」
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/09(木) 11:32:09.11 ID:3tZQzHmiO
レオが電池みたいになっとるwww
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/09(木) 12:54:06.94 ID:3tZQzHmiO
次はレオ救済回ですねわかります
378 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 17:21:28.99 ID:XQl5GIKGO
>>371
はえーよw
379 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 17:24:33.35 ID:XQl5GIKGO
【第七十七話】


雪乃「宇賀さん。朝よ。起きなさい」

麗奈「…………」

雪乃「本当は起きているんでしょう? 私にはお見通しよ。あなたの狸寝入りなんて毎朝のことだものね」

麗奈「……さらっと毎朝起こしにきている健気なカノジョアピールしないで」

雪乃「違うわよ。毎日毎日寝坊しているカノジョさんへのネガティヴキャンペーンよ。ほら起きなさい」

麗奈「…………」

雪乃「ふーん。そう。私の言葉を無視するのね?」
380 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 17:33:01.68 ID:XQl5GIKGO
雪乃「もう一度言うわよ。宇賀さん。もう一度だけ言うわよ?」

麗奈「…………」

雪乃「起きなさい」

麗奈「…………」
381 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 17:39:37.62 ID:XQl5GIKGO


雪乃「……ぶちころすぞわれ」

382 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 17:49:44.71 ID:XQl5GIKGO
麗奈「!?」

雪乃「起きたわね」

麗奈「雪ノ下さん。空四段のモノマネはやめてよ……」

雪乃「朝ご飯作ってあるから早く食べなさい。遅刻するわよ」
383 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:08:45.85 ID:XQl5GIKGO
【第七十八話】


めぐり「はい反対側ー」

結衣「はーい」

めぐり「ふふっ。今度は君がしっかり勉強する番だね」

結衣「まだ0学期ですよー」

めぐり「もう0学期、でしょ? 耳綺麗にして授業よく聞けるようにしないとね」

結衣「授業中はちゃんと起きるようにするんで、今寝ていいですか」

めぐり「気に入ってくれたかな?」

結衣「ずっとこうしていたいです」

めぐり「ずっとこうしていられるよ。君が望む限りはずっと」

結衣「……さいです、か」

めぐり「だからうちの大学に来てね。私、待ってるから」
384 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:13:23.59 ID:W5kDY6Tn0
>>375の続き

怜王(その後も俺は……戦い続けた……)

怜王(もう付き合いきれないと……いい加減にしろと……何人もの同志が去っていくなか……)

怜王(ついにHACHIMANとの決着を付ける戦いの場に赴いたのだ……)
385 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:13:51.10 ID:W5kDY6Tn0
怜王「ハア、ハア……」

HACHIMAN「おのれぇ……ここまでのダメージを受けるとは……」

怜王(しかし俺のダメージも浅くない……後どれだけ持つのか……)

HACHIMAN「だが負けるわけにはいかん、いくぞ超必殺技」

怜王「この土壇場で超必殺技だと、ならば俺も……」

HACHIMAN「人気アニメの何か凄そうな必殺技ー」

怜王「三次創作にあったそれを破れそうな技ー」

ズドーン
386 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:14:20.36 ID:W5kDY6Tn0
HACHIMAN「くっ、無念……」バタン

怜王「やった……勝った……」バタン

怜王「ははっ、足に力が入らねえや」

HACHIMAN「おのれぇ……ただでは……やられんぞぉ……」ポチッ

ドカーン
387 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:14:46.08 ID:W5kDY6Tn0
怜王「爆発音……まさか、ここ事爆破する気か……」

怜王「マズい、脱出しなければ……」フラッ

怜王(ダメだ……走るどころか歩くことすらままならない……)

怜王(それどころか意識も朦朧としてきた……)

怜王(こんなところで……俺は……)
388 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:15:17.80 ID:W5kDY6Tn0
??「起きろ、起きろってば」

怜王「ひゃあ」

??「やっと起きたか、ほら水でも飲んでシャキッとしな」

怜王「ああ、済まない……って比企谷八幡?」

八幡?「比企谷八幡?何言ってんの?」
389 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:15:44.38 ID:W5kDY6Tn0
怜王「いやどう見たって……その胸のふくらみ、スカート……って女なのか」

八幡?「今更何言ってんの、あたしは比企谷はつま、何故か八幡なんて通称がついちゃってるけど」

八幡?「ってか何ボケてんの、あんたの彼女でしょーが」

怜王「か……彼女?レンタルとかじゃなくて?」

八幡?「レンタル……本気で言ってんの?」
390 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:16:12.21 ID:W5kDY6Tn0
怜王(比企谷八幡が女体化していて俺の彼女だと、何がどうなっているんだ)

八幡?「ん?『俺ガイル』こんなの観てたの」

八幡?「寝ぼけて頭がごちゃごちゃになってんじゃない」

怜王(寝ぼけてなんか……いや、違う今のでこの世界線のことが分かってきた……)

怜王(そうだ、この世界での八幡との出会い、恋に堕ちてから……愛の記憶……)

怜王(竜崎家やHACHIMANとの戦いとは比べ物にならない……これが俺の『本物』……)
391 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:16:49.20 ID:W5kDY6Tn0
キーンコーンカーンコーン

八幡「やばっ、チャイム鳴ってる、ほらさっさと行くよ」

怜王「ああ」

怜王(そして俺は比企谷はつま、八幡の手を取る……)

怜王(HACHIMANに完全勝利をすることはできなかったけど……この愛の中で共に生きていくんだ)
392 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:17:15.66 ID:W5kDY6Tn0
以上です

>>377のレオ救済回のリクエストに答えたハッピーエンドですたい
393 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:20:14.13 ID:XQl5GIKGO
結衣「…………」

めぐり「……寝ちゃったかな?」

結衣「…………」

めぐり「さっさと済ませちゃおう」
394 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:22:53.22 ID:W5kDY6Tn0
【めぐり27】

めぐり「はい反対側ー」

八幡「あーい」

めぐり「ふふっ、今度は君がしっかり勉強する番だね」

八幡「まだ0学期ですよー」

めぐり「もう0学期、でしょ?耳綺麗にして授業よく聞けるようにしないとね」

八幡「授業中はちゃんと起きるようにするんで、今寝ていいですか」

めぐり「気に入ってくれたかな?」

八幡「ずっとこうしていたいです」

めぐり「ずっとこうしていられるよ、君が望む限りはずっと」

八幡「……さいです、か」

めぐり「ちゃんと待ってるからね、君が言葉に出して……寝ちゃったかな?」

八幡「……」

めぐり「……私は、ひたすら現状維持を求めるのも、悪くないと思うよ。だって私は今、君と一緒にいられてとっても嬉しいから」

八幡「……」

めぐり「あはは……恥ずかしいなこれ……起きてない、よね?」

八幡「寝てます」

めぐり「…………!!」

八幡「俺も今、楽しいですよ」

めぐり「うぅ……ばかぁ」

【第七十八話】は「八幡「天然ゆるほわと養殖ゆるほわが合わさり最強に見える」」がパクリ元です
395 : ◆9pp7qon/u2 [saga]:2021/12/09(木) 18:23:09.30 ID:XQl5GIKGO
>>393から>>383の続きです
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