無職「伝説にでもなるか」【安価・コンマ】

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95 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 00:29:26.17 ID:hFwyjYiKo
本日21:00より再開予定。
霧崎の行動からスタート。選択肢は>>92-94
構想上、それぞれの選択はこんな感じに影響していきます。ご期待ください。

@神頼みというのも馬鹿らしいが、発光している存在を自力でどうにかする方法も予想つかないし、境内に背負っていく 【危険度:中】
A自分の血を飲ませてみる 【危険度:低】
B神主なら何か知っているかもしれないので神主に見てもらう 【危険度:高】
96 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 21:03:39.96 ID:yvFjtoPxo
霧崎(どうする……?)

安価を3等分。余りはクリティカル扱いで。

01〜33 神頼みというのも馬鹿らしいが、発光している存在を自力でどうにかする方法も予想つかないし、境内に背負っていく 【危険度:中】
34〜67 自分の血を飲ませてみる 【危険度:低】
68〜99 神主なら何か知っているかもしれないので神主に見てもらう 【危険度:高】
   00 神『そこの男……聞こえているか?』

↓1【コンマ】
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 21:05:25.11 ID:Qr3gpzln0
98 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 21:15:42.50 ID:yvFjtoPxo
霧崎「仕方あるまい……」

結局どちらも捨てきれずに私は少女を背負って巡回を続けることにした。

少し時間を置けば、やはり先ほどの見立ては正しかったようで疲れ果てて眠っていただけのようだ。

背負うのには難儀したが少女が無意識に手をまわしてくれたおかげで何とか背負えることができた。

あぁ、体の節々が痛い。

さすがに2時間背負うことはできないだろうが、休み休みいこう。

誰に見られるわけでもない仕事だ。何周かすれば問題もあるまい。

↓1【コンマ】
何か良くないことが起き……

01〜70 る
71〜00 ない
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 21:16:09.42 ID:YFskhYYwO
ru
100 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 21:28:38.38 ID:yvFjtoPxo
霧崎「はぁ……ひぃ……」

実に情けないことだ。嘆かわしい。己の老いがこれほど憎いことはない。

肉体労働をしてこなかったわけではないが、人一人背負って歩き続けるのがこれほど辛いものだったとは。

使う筋肉が違うのだろうか? 肉体への疲労度が全く違う。

体力など最初の30分で尽き果てた。

あとは全て気力――執筆の参考になる良い経験だと半ば慰めのような鼓舞しかできなかったが。

そもそも少女を背負った時点で、この後交代の人員と引き継がなければいけないのを失念していた。

仮に少女の意識が戻ったとして、この状況をどう説明すればいいのだろうか?

交代の人間に救急車でも呼んでもらおうか?

どうなるにせよ、面倒なことになるのは間違いない。

本来ならため息の1つでも出るところだが、そんな余裕はない。

ひどく荒い呼吸に紛れ、夜の闇に消えていった。
101 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 21:36:17.03 ID:yvFjtoPxo
ガサッ……

霧崎「!」

霧崎(おい……なんだ……?)

霧崎(これ以上の面倒は勘弁してくれ……)

何とか少女を地面に横たわらせ、ライトを構えなおす。

息が整うまでにはまだしばらくかかりそうだ。

――そしてそれは茂みを掻きわけるようにやってきた。


それ ↓2【コンマ】

01〜25 様子のおかしい野良犬
26〜50 様子のおかしい人間
51〜75 様子のおかしい神主
76〜95 異形のモノ
96〜00 「やっと……見つけた」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 21:38:39.79 ID:Qr3gpzln0
てや
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 21:50:58.49 ID:MAxBWqVDO
はい
104 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 22:01:08.61 ID:yvFjtoPxo
女「ウゥ……」

ライトを当て、茂みから出てきたのは女だった。

ただ明らかに様子がおかしい。ライトに照らされているにもかかわらず、その目の焦点は虚空を見つめていた。

霧崎「また女か……」

思わず独りごつ。

疲れて余計な思考ができなかったからか。

それとも少女との邂逅ですでに現実感を喪失していたのか。

――女の手に握られた大きな杭とカナヅチに対して私は大して動揺もしなかった。
105 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 22:12:09.71 ID:yvFjtoPxo
推測しなくても丑の刻参りにやってきたお客さんだろう。

精神を患っているのか、それとも儀式に失敗した代償か。

ゾンビのようにふらふらと。手には凶器を携えてこちらに向かってくる。

この時、私に多少の油断があったことは否めない。

向かってくる女の線は細いし、疲労困憊とはいえ場合によっては逃げることも

いや、襲われるということさえわかっていれば戦っても負けはしないという算段だった
106 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 22:31:49.29 ID:yvFjtoPxo
――だから隙を突かれた。

私が女と相対し、何があってもいいように早く息を整えようと深く息を吸おうとした瞬間

女「……シッ!」

女はそれまでの動きは演技だったといわんばかりの素早さでカナヅチを投擲してきた!

霧崎「うおッ!?」

私の頭をめがけて正確に飛来するカナヅチ。とっさに右手でカナヅチを払う。

持っていた懐中電灯に当たったのは幸運でもあり不幸でもあった。

直撃していれば右手はしばらく使い物にならなかったかもしれない。

しかし引き換えに光を失った。当然ながら懐中電灯が割れてしまったのだ。
107 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 22:46:49.43 ID:yvFjtoPxo
女はその一瞬で私との間合いを詰めると、全体重を乗せて私に飛びかかってきた!

霧崎「うっ!?」

避けること叶わず、私は地面に押し倒された。

女は間髪入れずに両手へと持ち直したバカでかい杭を私の喉元めがけて振り降ろす!

私も必死に女の腕をつかんで抵抗する!

火事場の馬鹿力という言葉があるが、老いの前には嘘っぱちのようだ。

というよりもこの女の力が尋常ではないのか……!
108 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 22:53:37.26 ID:yvFjtoPxo
ジリジリと喉元に杭が迫ってくる。

霧崎(どうにもならないのかっ……!?)


女と霧崎の対抗コンマ
計算後、数字の大きい方が勝利

↓1【コンマ】      女の数値
↓2【コンマ】−20   霧崎の数値
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:54:41.62 ID:zLLMtXvc0
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:55:14.83 ID:MAxBWqVDO
はい
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 22:55:52.02 ID:5htvXa7q0
めちゃ惜しい
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 23:01:49.76 ID:Qr3gpzln0
すげえ勝った
113 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 23:06:00.95 ID:yvFjtoPxo
女  62
霧崎 83-20→63
霧崎の勝利
――――――――――

それは紙一重の攻防だった。

少女「ぅ……」

女「!」

偶然にも少女の喉からでた声に女が一瞬だけ反応したのだ。

そちらに意識がとられた、そのわずかな一瞬を今度はこちらが見逃さなかった。

先ほどはないと思っていた火事場の馬鹿力を今こそ使うとき!

霧崎「うおおおおおおおっ!」

咆哮を上げ女を力任せにひっくり返す!
114 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 23:16:47.98 ID:yvFjtoPxo
――ここで私が書く小説の主人公であれば華麗に反撃もできただろうが、もはやそこまでの体力は私に残されていない。

女をひっくり返したのはいいものの、とにかくそこから距離をとって呼吸を整えなおすので精一杯だった。

女はさきほどのゆっくりとした動きに戻り、私の方を睨んでいる。

境内はもはや光の届かぬ空間だが気配でわかる。死の淵に経つと夜目も聞くようになるらしい。

女は私の弱り具合を観察するようにジッと動かない。

私は何もないよりはマシかとさらに息を整えながら足元にある砂を握りこんだ。
115 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 23:26:42.10 ID:yvFjtoPxo
――しかし突然女は踵を返した。

霧崎(……?)

突然の出来事に戸惑うが、女の向かう先には少女がいる。

そして女は再び杭を力強く握りしめた。

女の意図はわからないが、この後どうなるかはわかる……!

霧崎「待て!」

私は女に砂を投げつけるが女は意にも介さない。

霧崎「クソッ!」
116 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 23:41:44.80 ID:yvFjtoPxo
「うおおおおおおおおおおおおおああああああぁぁぁ!!!!!」

……
…………
………………

――その後の記憶は曖昧だ。

女ともみ合った気もするし、案外あっさりと決着がついた気もする。

無我夢中で自分でもどんなことをしたのか……。

確かなことはあの一瞬。私の学生時代から今に至るまでの時間に比べれば一瞬だろう。

あの女との闘いの最中、私は初めて自分の小説について考えるのを忘れていたのだ。

そして自分の小説を完成させるよりも、少女をかばうことを選んだのだ。

『守る』ではなく『かばう』だ。

残念ながらかばうことで精一杯だった。

最後はせめて少女が傷つけられないように、その可能性をわずかでも減らすために私は少女に覆いかぶさった。

それだけははっきりしている。

そして背中に経験したことのない熱さを感じながら、私の意識は途絶えていった……。

………………
…………
……
117 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 23:46:16.16 ID:yvFjtoPxo
―――――――――――――――――――――――
履歴書追加項目

霧崎壮一

△△年 ●月×日

神社の警備中、身元不明の女性に襲われ【死亡】。
―――――――――――――――――――――――
118 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 23:51:09.14 ID:yvFjtoPxo
……
…………
………………

チュンチュン

霧崎「……朝か」

また意識をなくしてしまっていたらしい。

最近では徹夜をすることもままならない。

調子の良い体ではないのだから養生しなければとは思いつつ起き上がる。

妙なことだがいつもなら体の軋みがあるのにそれがない。

もっとも、老いが進みすぎてそれすら感じないのかもしれないが。

軽く自嘲してしまう。
119 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/06(水) 23:57:39.78 ID:yvFjtoPxo
体が正常なことに異常を感じてしまうとはなんとも皮肉な話だ。

しかしそれだけにはとどまらない。次に異常を感じたのは視覚、次いで嗅覚だった。

はて、私の部屋はこんなにこざっぱりしていただろうか?

この畳の感じや寝具の心地は間違いなく自分の部屋のものだ。

ただ散らかしっぱなしにしていた資料などが見当たらない。ごみどころか塵1つ見つかりそうにない。

それに鼻は懐かしくも芳しい、美味そうな匂いが漂っている。
120 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/07(木) 00:31:23.17 ID:Ra+ffycYo
匂いのする方へ目を向けると台所に人が立っていた。どうやら飯の支度をしているらしい。

支度をしているのは少女だった。さらにいうなればそれは私がかばった少女だった。

――そこまでいくとようやく記憶が次々と蘇ってくる。

助かったのか? なぜここにいる? 給料はどうなった?

私は混乱の極地だった。

すると少女はこちらに気づいたようだ。そして笑顔で世迷言をのたまった。

少女「あっ! おはようお父さん! 今、朝ごはんができますからねっ」

霧崎「……なんだと?」

少女「朝ごはんができますぅ〜……できましたっ! 用意しちゃいますから待ってて下さい」

霧崎「そうではなく。誰が父親だと?」

少女「お父さんはお父さんです! ほら、お話しは食べながらしましょう?」

テキパキと準備を進める少女。

机に並べられたるはパックの白飯にパックのサバの味噌煮。

そして――わかめと豆腐が入った手作りの味噌汁。

疑問は尽きないが、とりあえず目の前の飯を平らげてからでも遅くはないのかもしれない。

霧崎「いや……待て待て!」

最後の理性で正気に戻る。

霧崎「一体、何者なんだお前は!」

ただ口から出る言葉は正義のヒーローに初めて遭遇した小悪党のようで。

こんなか弱い文字の羅列がもちろん目の前の狂人に通じるはずもなく。


少女「だから何度もお父さんっていっているじゃあないですか! 私は……あなたの娘です!」


そう高らかに少女は言い放ち、そして宣言するのであった。


少女「これからお父さんの面倒は全部私がみます。だから助けてください! 私はそのために1人でここまで来たんです!」


――孤独は群れでやってくる。しかし孤独を終わらせるにはたった1人いればいい。

――この日、私に娘ができた。
121 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/07(木) 00:34:37.48 ID:Ra+ffycYo
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
履歴書追加項目

霧崎壮一

△△年 ●月×日

神社の警備中、身元不明の女性に襲われ【死亡】。

備考:その後、観測不明の力により【復活】。娘を名乗る少女と共同生活が始まる。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
122 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/07(木) 00:44:38.34 ID:Ra+ffycYo
お疲れ様です。プロローグ終了といったところでしょうか。
本当であれば少女との関係性は安価やコンマで決めるつもりでしたが、
好感度があれだけ高くて意味深な台詞が出てきたら、もう私の頭ではこうするのが限界でした。

>>109-110のコンマはすごかったですね。
あそこでいったん話を区切る予定もありましたが、しっかり少女を守れたので霧崎にボーナスを追加します。

少女→霧崎の好感度 【92】+↓1【コンマ】/10 端数切捨て

次の再開までに少女の名前と霧崎の小説の主人公の名前を決めようと思います。
【少女】●● 【主人公】●● のように書いていただければそれをコンマの選択肢にさせていただきます。
本日はお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新をお待ちください。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 00:45:12.99 ID:BZW/BiEZO
どや
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 00:46:19.53 ID:hNfTIX8BO

そして早速草
125 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/07(木) 00:51:35.92 ID:Ra+ffycYo
100超えちゃった……。

少女→霧崎の好感度【101】

ちなみに少女の名前は霧崎姓である必要はありません。
また今後の展開がどうなるのかを書き込んでいただくのも大歓迎です。
保証はできませんが、展開に詰まったらコンマで決定するなどもあるかもしれません。
ここからどう伝説になっていくんだ……?

では改めてありがとうございました。皆様おやすみなさい。
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/10/07(木) 01:00:47.92 ID:BFzY4+dj0
【少女】炎羅(えんら) 【主人公】紫雲 鏡一(しうん きょういち)


最初からコンマ神が荒ぶっとるな
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/10/07(木) 01:59:55.18 ID:BFzY4+dj0
やべえ、この名前では霧崎さんが主人公に自分を投影するイタイ人になってしまう
【主人公】紫雲 鏡史郎(しうん きょうしろう)
に訂正って有り?
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 02:00:52.96 ID:8dPtq1Cq0
【少女の名前】美華咲(みかさ)
【主人公の名前】豪龍寺 神門(ごうりゅうじ みかど)
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 02:58:33.72 ID:oPpy8rvvO
少女 亡空(なきあ)
主人公 十干十色(じっかん といろ)
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Sage]:2021/10/07(木) 22:31:41.15 ID:Y1plKTL30
少女  陣内 露縁(じんない ろえん)
主人公 宵中 朝日(よいなか あさひ)
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/07(木) 22:49:09.40 ID:XPPrIRLK0
少女 蛍(ほたる)
主人公 狭間 大地(はざま だいち)
132 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/08(金) 01:50:25.65 ID:GKRMVetno
本日更新なし。
【少女の名前と主人公の名前】

>>127-131でコンマ判定です。

01〜20 【少女】炎羅(えんら)  【主人公】紫雲 鏡史郎(しうん きょうしろう)
21〜40 【少女】美華咲(みかさ) 【主人公】豪龍寺 神門(ごうりゅうじ みかど)
41〜60 【少女】亡空(なきあ)   【主人公】十干十色(じっかん といろ)
61〜80 【少女】陣内 露縁(じんない ろえん) 【主人公】宵中 朝日(よいなか あさひ)
81〜00 【少女】蛍(ほたる)   【主人公】狭間 大地(はざま だいち)

↓1【コンマ】 少女の名前
↓2【コンマ】 主人公の名前
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 02:08:09.35 ID:fBlsRr9c0
えんや
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/08(金) 02:11:06.16 ID:Rq6h6Xcd0
こらさ
135 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/09(土) 08:42:14.68 ID:i77sTkJ+o
【少女】美華咲
【主人公】紫雲鏡史郎
136 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/09(土) 21:51:22.55 ID:i77sTkJ+o
ストーリーを進める前に色々決めたい安価とコンマのお時間です。
――――――――――――――――――――――――――――――
……
…………
………………

……フゥン? 『一度死んで蘇った』かぁ。そして謎の少女ねぇ……。

ここまでならボーイミーツガールにぴったりの導入じゃないかぁ!

うん。ボクぁそういうの好きだよ? まぁ、壮一クンはボーイじゃなくてオールドマンだけどねぇ。

……それで? まさか報告がこれだけってのはないよねぇ?

――ついてるんだろ? この女の子の正体。その目星は。

さっさと教えておくれよ。ボクはミステリーでも古畑任三郎やコロンボが好きなんだ。


01〜20 記憶を操作された霧崎(忘れられた本当の娘)
21〜40 霧崎には存在しない記憶(とある夢魔との間に生まれた半妖)
41〜60 霧崎には存在しない記憶(娘を名乗る不審者)
61〜80 霧崎には存在しない記憶(未来からやってきた娘)
80〜99 安価に託す
00    霧崎(あの人に……似ている……) 【いきなりの過去編】

↓1【コンマ】少女の正体
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 21:54:17.68 ID:StrlyyI/o
えい
138 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/09(土) 22:04:53.67 ID:i77sTkJ+o
え……?

あの男結婚するのかい?

で、あの美華咲って子が未来の娘で、『お父さんのお世話をします?』……。

いやそんな、ドラえもんじゃないんだから……。

というより誰だい……!? あの男の妻になる女というのはっ……。


00〜25 人間の科学者(タイムマシン要素)
26〜50 妖怪や妖精の類(受け継いだ能力要素)
51〜75 『組織』の人間(陰謀に巻き込まれ要素)
76〜99 一般人(安価の余地あり)
00    神主『この神社には言い伝えがありましてね』

↓1【コンマ】霧崎の妻
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 22:05:06.83 ID:65MCpacW0
140 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/09(土) 22:15:24.18 ID:i77sTkJ+o
へぇ……妻はごく普通の人間。

つまりあの娘は突然能力に目覚めたとか?

それとも彼女も一般市民だったけど何かの陰謀に巻き込まれた。

あるいは未来の社会では一般人の定義が変わってしまうほどの何かがあったか……。

……おい! 何をしている! 早く次の資料をよこさないか!

まったく……君たちはどうして資料を細切れに持ってくるんだ。


22:45まで
↓【安価】少女はどのようにして過去へ飛んだか。安価の後、『突然能力に目覚めた』を選択肢に加えてコンマ判定。
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 22:25:44.12 ID:tr6cOSm+O
片道切符のタイムマシン
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 22:26:15.05 ID:2yCpKHLU0
両親が亡くなってしまい社会的に孤立した時に(両親に会いたい)と神頼みしてたらいつの間にか
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 22:40:02.03 ID:SkOCROFdO
戦争に巻き込まれて死んだらタイムスリップした
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 22:44:07.75 ID:65MCpacW0
古びた神社に死んだ父と母に会いたいと願ったら
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 22:44:22.69 ID:qPUHhG0TO
なんかノリで
146 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/09(土) 22:55:56.74 ID:i77sTkJ+o
>>141-145に『突然能力に目覚めた』を追加して判定

01〜19 片道切符のタイムマシン
20〜38 両親が亡くなってしまい社会的に孤立した時に(両親に会いたい)と神頼みしてたらいつの間にか
39〜57 戦争に巻き込まれて死んだらタイムスリップした
58〜76 古びた神社に死んだ父と母に会いたいと願ったら
77〜95 なんかノリで
96〜00 突然能力に目覚めた

↓1【コンマ】
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 22:56:03.95 ID:G325flon0
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:01:12.65 ID:4bscxmoTO
ノリってすごい
149 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/09(土) 23:12:07.92 ID:i77sTkJ+o
HAHAHA! おい、ある意味伝説的におバカだよ! この美華咲という少女は!

ノリで時間跳躍など過去に例がない!

そしてどういうわけか知らんが、そこでたまたま自分の父親に邂逅だと!?

偶然にしてはできすぎているねぇ……!

こちらの娘の方がよっぽど鑑賞に値すると思うが、いやしかし……。

…………。

……君たち。君たちに重要な質問だ。君たちはこう報告したな? 『霧崎壮一は死亡した後、観測不明の力によって復活した』と。

これも美華咲チャンの力だというのかい……?

1〜49  はい
50    答えかねる
51〜99 いいえ
00    答えられない

↓1【コンマ】
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:13:19.86 ID:2yCpKHLU0
151 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/09(土) 23:32:22.41 ID:i77sTkJ+o
…………。

……そうか、なるほどねぇ。やっぱりそうか。

壮一クンがあそこで自分の娘と出会ったせいで、あの女に殺されたのならパラドックスに陥る。

親殺しのパラドックスの変化形だね。

しかし現に美華咲チャンは消えたりしていないのだから、パラドックスには陥っていないと考えるべきだ。

つまりこの世界においてはあの日あの場所で、壮一クンが殺されることこそ収束された運命だったってことか。

そして、どうあれその後に彼は生き返り、結婚し、子供を授かる。

その根本にあるのは霧崎壮一を復活せしめた『観測不能の力』。

……ん? 『不能』ではなく『不明』だと? 観測はできるが何なのかはよくわからない?

へぇ……じゃあそれは後回しだ。大きな謎は最後までとっておくものだからねぇ。ボクは好きなものを最後までとっておくタイプなんだ。
152 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/09(土) 23:52:02.43 ID:i77sTkJ+o
……ボクたちは万能だが全能ではない。わかるね?

そしてボクたちにもわからないこと。その『死角領域』を司るのはいつだってカレらだ。

もちろん向こうもボクらと敵対するつもりはないに違いない。

ボクたちは――わかるけど知らない。

向こうからすれば――知っているけどわからない。

カレらも悶々としているんじゃないかなぁ?

――我々にできることとは、究極的には観測することだけなのだから。

さて、壮一クンと美華咲チャンはこれからどうなるかなぁ。また資料が集まったら報告頼むよぉ。

あ、最後に――


01〜25 呪いの反動を受けた一般通過狂人だった(コメディ寄り)
26〜50 妖によって操られた犠牲者だった(伝奇寄り)
51〜75 未来からきた演技の上手い工作員だった(SF寄り)
76〜00 『死角領域』からの刺客(上手い)


↓1【コンマ】あの女の正体は?
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:53:26.45 ID:65MCpacW0
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 23:54:50.62 ID:5t0LHOV50
なにが上手いって?wwww
155 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/10(日) 00:11:04.41 ID:aFXK9DE9o
……妖怪のしわざだったのかー。

妖怪も数が多いからね。細かく分類すれば、それこそ動物と変わらないくらいの種類になるはずさ。

ただ、そこに姿がなくとも君たちなら『観測』はできる。

その妖怪の正体と女がどうなったのかなんかも備考に書いておいてくれよ?

殺し、殺されるほどの縁だ。またどこかでめぐり合うかもしれないからねぇ。

あぁ、後は名前もしっかり記すこと。

ただ……最近は登場人物が増えると名前を覚えきれなくって……やんなるねぇ。

いや、なんでもないんだ。それじゃまた業務に戻ってくれたまえ。

ボクはひと眠りするよ。

おやすみ〜。

………………
…………
……
156 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/10(日) 00:20:54.28 ID:aFXK9DE9o
本日はここまで。紆余曲折ありましたが小説とシンクロした伝奇物に落ち着きそうです……!(しばらくは)
本日もありがとうございました。
ただ謎は深まるばかり。ノリで時間跳躍して何がしたいんでしょうねこの娘は……?
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 20:31:39.25 ID:9y0dQWYu0
なんか過去に行けるおまじないあるらしいからやってみるか!!→出来ちゃった…ぐらいの軽さを感じる
158 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 11:53:14.05 ID:KOS3LLato
――――――――――――――――――――――――――――――――
やれやれ……とんだことになっちまった。

簡単な仕事だったハズだが、結果は御覧の有様だ。

どうしてこの俺がこんな奇妙な女と生活しなければいけないのか。

この世界で何者にも依らないのが――紫雲鏡史郎の唯一の善ではなかったのか?

妖怪も人間も腐るほど見てきた。しかし神はどこにもいなかった。

それを俺はこう考える。

――『決別せよ』。これが俺がかつて信じた神の最後の教えだ。

愛は与えるものでも受け取るものでもなく、篝火のようにただそばにあるものだ。

この女が自ら篝火の薪になりたいというなら止めはしまい。

火の勢いが強ければ強いほど、俺は離れるだけなのだから。
――――――――――――――――――――――――――――――――


『妖怪と人妖』 →【コンマ】章 →【コンマ】−50節 (0より小さいなら1)
159 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 11:54:35.50 ID:KOS3LLato
――『妖怪と人妖』 5章 1節より
160 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 12:10:56.50 ID:KOS3LLato
………………
…………
……

状況を整理しよう。

……としたがあまりにも荒唐無稽すぎる。この美華咲とかいう少女の話はメチャクチャである。

未来の話、過去へ来た経緯、これからの目的、そして血縁関係――。

ひと通りは聞いた(というよりも朝食が終わると機関銃のごとくしゃべり始めた)。

その全てを聞いた。小説を書く身分から言わせてもらえれば、少女の話す内容には確かにリアリティがあった。

設定の方向性は全く見えないが、まとめれば面白い小説が書けるだろうと思わせるほどに。

小説を売ることに興味はないが、売れる小説というのは案外こういうものだったりするのかもしれない。
161 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 12:27:31.03 ID:KOS3LLato
そして考える時間はそれこそ腐るほどあった。

あの神社の出来事、私にある死の実感、そしてあの日の給料――。

予兆のない病気のように突然、世界が変わる感覚を諸兄姉ならば多少なりともわかるだろう。

そして私はそれら全てを総合して考えた――。


――『これは小説に使えるぞ』と。
162 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 12:33:18.40 ID:KOS3LLato
私は早速、執筆に取り掛かった。

美華咲は最初こそ構ってほしそうに私の周りをうろついていたが、しばらくすると退屈したように外へ出ていった。

自分の話をしている時はあれほどうるさかったのに、私が執筆を始めるとウロチョロこそすれ話しかけてはこない。

未来の私も今と変わらずそうだったのかもしれないな。

そう思うと少しの安堵と少なからぬ落胆が私の胸にぶら下がる。

このまま何も変わらないのか、私は
163 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 12:43:31.40 ID:KOS3LLato
だが私は変わらなくとも私を取り巻く環境はずいぶんと変わるらしい。

私にとって伴侶の存在とは、娘を名乗る不審者よりもはるかに荒唐無稽なものだった。

聞きたくなかったわけではないがその話をされたとき、私はその話題をすぐ切り替えさせた。

つまるとこ想像できなさすぎて恐ろしかったのだ。

それも含めて、どうにも飲み込むにはまだ時間のかかりそうな情報ばかりだ。

だから全て小説の糧になる資料として、あくまで客観的に、私はこの情報を私と切り離した。

そうすれば全てを忘れて執筆に没頭できる。何かあればこれだ。何もなくともこれなのだ。

少なくともこうしている間は全てを忘れられる。
164 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 12:58:15.13 ID:KOS3LLato
……それでも、美華咲が何気なく言った一言が安堵と落胆に混ざって私の胸をさらに重くする。

あれは過去に飛んできた目的を聞いていた時だ。

美華咲は『いやぁ、ノリで』とふざけたことを抜かしていたがその後にこう言った。

『あ! でもでも! こうしてお父さんに会えたということは小説の続き! 過去なのに続き? まぁいいや。……が読めるということですよね!』


『私、お父さんの小説が最後まで読みたいんです!』


……文字通りに受け取ればただ小説を読みたい娘のわがままということになる。

だが人様に見せるものではないというのが、学生時代からの一貫した私の考えだ。

それは私が執筆をしている時に見せた美華咲の態度を見ても――つまり未来でも私は大して変わっていないように思う。
165 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 13:09:12.12 ID:KOS3LLato
私が仮に結婚したとして、妻や娘にそれを読ませるだろうか?

そしてこんなことは考えたくないが……美華咲があの年頃になる頃、私はすでに死んでいる可能性もある。

それはいい。死ぬことは摂理だ。仕方がないとも思える。

最も恐ろしいのは私が途中で筆を折ったか、あるいは道半ばで小説を完成させずに逝ってしまったかもしれないということだ。

それだけは認められない。今の私が、これまでの私が認めない。
166 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 13:11:45.73 ID:KOS3LLato
――私ははやる気持ちを抑えるように筆を進めた。

………………
…………
……
167 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 13:16:20.10 ID:KOS3LLato
――――――――――――――――――――
――ワタシ達、どちらを観測しましょう?

1.霧崎壮一(夜、執筆が一段落ついたところから)
2.美華咲 (昼、外出しているところから)
――――――――――――――――――――

↓【多数決】20:00ごろまで
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 13:26:11.18 ID:GZL1nXzDO
2
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 14:36:53.83 ID:NNJsY/gs0
2
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 17:25:01.30 ID:f3ZJAaZ30
2
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 17:45:49.39 ID:T3o0ucHxO
2
172 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 19:50:20.73 ID:KOS3LLato
――――――――――――――――――――
――対象は霧崎美華咲。観測、継続。
――――――――――――――――――――


お父さん――霧崎壮一は執筆活動に励みだしてしまいました!

ゆえに私は外で時間を潰すのがいいだろうという結論に思い至りました! 賢い!

若い(家族比)お父さんでもお父さんはお父さんのままでした。ずっと変わっていない、私の大好きなお父さん。

会えた時はあんなシチュエーションだったので、びっくら仰天の心臓バクバクで思わず気を失ってしまったのが不覚です。

あの時のことは――

01〜50 おぼろげに覚えている
51〜00 覚えていない

↓1【コンマ】
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 19:54:39.94 ID:Q+pT8V/R0
174 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 20:06:06.28 ID:KOS3LLato
まっっっっっっったく覚えていません!

気がついたらお父さんと一緒にあの部屋で寝ていました!

朝食の後のお話だとどうやら気を失った私を背負ってくれていたらしいです。

子供のころ、いくらねだっても腰が痛いとおぶってくれなかったお父さんが!

あぁ……どうしてあのとき気を失ってしまったのでしょう。

美華咲、一生の不覚です。

それにしても――

01〜24 温かくなってきましたね(春)
25〜48 暑くなってきましたね(夏)
49〜72 涼しくなってきましたね(秋)
73〜96 寒くなってきましたね(冬)
97〜00 異常気象

↓1【コンマ】
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 20:06:37.63 ID:f3ZJAaZ30
176 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 20:18:19.97 ID:KOS3LLato
涼しいですね。風が気持ちいいです。

意識はしてませんでしたが、なるほど。散歩にちょうど良い日だったのかもしれません!

…………。

……心穏やかに外を歩くのはいつ以来でしょう。

この時代に来てから――

00〜20 3日
21〜40 1週間
41〜60 2週間
61〜80 3週間
81〜99 1か月
00    1年

↓1【コンマ】
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 20:21:06.36 ID:GZL1nXzDO
はい
178 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 20:37:45.18 ID:KOS3LLato
1週間……短いようで長い7日でした!

そもそもこの時代へ来るのになんの準備もなしにきてしまったので……。

お金も持たず、裸一貫。あ、比喩です。比喩。ただこの一張羅で1週間。

女子的にはなかなかに辛いものがありました……。

そもそも私がやってきたのは↓1【コンマ】で今は↓2【コンマ】です! 我ながらよく頑張りました!

01〜94 都道府県コード参照 (01が北海道 47が沖縄 48からまた北海道)
95〜99 安価
00    諸外国(↓1【コンマ】のみ、↓2【コンマ】の場合は安価)
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 20:41:20.54 ID:Q+pT8V/R0
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:07:00.69 ID:NNJsY/gs0
181 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 21:16:30.08 ID:KOS3LLato
――――――――――――
54→福島 69→静岡
――――――――――――
182 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/13(水) 21:26:17.21 ID:KOS3LLato
かなり中途半端ですが眠気が限界なので今日はここまでです。
静岡とか福島の妖怪を調べてきます。何か情報がありましたらぜひ書き込んでください。
ありがとうございました。
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:21:57.25 ID:vHV3O4eX0
福島の南の端から静岡の東の端まで道路沿いなら約300km、1日50kmくらい歩くという現実的な苦労の足跡が出てまいりました
184 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/15(金) 09:05:31.23 ID:7D2CGGpNo
この後、美華咲に起こるイベント

↓5まで 【安価】の後【コンマ】判定
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 09:19:33.82 ID:ZHD2D8IDO
ナンパされる
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 09:52:37.07 ID:pElJ9LHO0
母らしき人物を見かけて追いかける
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 10:01:46.45 ID:jO6eby+8O
交通事故に遭う
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 10:08:46.67 ID:Ox0e1ujQO
近所のおばあちゃんが畑で採れた野菜を分けてくれる
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/15(金) 10:14:22.52 ID:o0JlTPCyO
カラスに懐かれる
190 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/16(土) 01:08:15.51 ID:de1S+Ffvo
この後、美華咲に起こるイベント

01〜20 ナンパされる
21〜40 母らしき人物を見かけて追いかける
41〜60 交通事故に遭う
61〜80 近所のおばあちゃんが畑で採れた野菜を分けてくれる
81〜00 カラスに懐かれる

↓2【コンマ】
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/16(土) 01:17:49.92 ID:CjvWXRFt0
加速
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/16(土) 01:29:28.28 ID:T+VQxs3h0
へいや
193 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/16(土) 01:53:57.91 ID:de1S+Ffvo
福島から静岡まで、なんと長い道のりだったことか……。

無一文ながらよくここまでたどり着いたものです。

心地よい風に身を任せながら1週間の旅を振り返ります。

うーん。我ながら笑いあり、涙ありの珍道中です。

そんなことを思い出しながら、私も旅のエッセイでも書いてみようかなと思ったところでした。

美華咲(おや……?)

ふと目に留まった道の角を曲がる女の人。その顔に見覚えがありました。

美華咲「お母さん……!?」

思わず口に出ます。

他人の空似かもしれませんが、色々な偶然が重なってお父さんに出会えたことを考えるとこれもまた必然に思えてくるのです。

つまりあれが本当にお母さんだった場合――私がお父さんとお母さんを引き合わせる運命(さだめ)にあると!

バックトゥーザフューチャーのごときシチュに私、高鳴る気持ちを抑えきれません!

待っててください、お母さん! そしてお父さん!

朝食を食べた私は元気満タン。曲がり角に向かって勢いよく走り出しました。

ぜひ、夕食までに家族団らんの場を整えなければ!
194 : ◆dUKmCC1WQo [saga]:2021/10/16(土) 02:07:24.68 ID:de1S+Ffvo
超短いですが今日はもう更新ありません。
あとは関係してくるかもしれないし、関係せずに終わるかもしれないコンマでお茶を濁します。
次回更新までに埋まらなければ勝手に埋めちゃいます。それでは。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
霧崎美華咲  学生(仮)
テストの点数

国語     ↓1【コンマ】+20 (霧崎壮一補正)
数学     ↓2【コンマ】
英語     ↓3【コンマ】
社会     ↓4【コンマ】+10 (霧崎壮一補正)
理科     ↓5【コンマ】
美術     ↓6【コンマ】
音楽     ↓7【コンマ】
体育(実技) ↓8【コンマ】
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